比較2019’【洗浄力重視!】縦型の洗濯機29機の性能とおすすめ・選び方 (1)

2019年09月11日

比較2019’【洗浄力重視!】縦型の洗濯機29機の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2019年 家庭用の縦型全自動洗濯機の性能とおすすめ・選び方:世帯用の中型・大型の洗濯機の紹介・ランキング :日立・白い約束・ビートウォッシュ・東芝・ザブーン・シャープ・パナソニックアイリスオーヤマ アクア 7kg 8kg 9kg 10kg 11kg 12kg

【紹介する製品型番】 NW-70C NW-80C AW-7G8 AW-10M7 IAW-T701 IAW-T801 ES-GV7D ES-GV8D-SES-GV9D ES-GV10D NA-FA70H7 NA-FA80H7 NA-FA90H7 NA-FA100H7 NA-JFA806 BW-V70E BW-V80E BW-V90E BW-V100E AW-7D8 AW-8D8 AW-9SD7 AW-10SD8-T NA-FA120V2 AQW-GV70H-W AQW-GV80H-W AQW-GV90H-W

今回のお題
洗浄力が強い!タテ型洗濯機のおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年9月現在、最新のタテ型全自動洗濯機の比較です。

 201808091719.jpg

 ドラム式洗濯機に比べて、洗浄力については、現在でも「それに勝る」といわれる方式の洗濯機です。

 一方、タテ型全自動洗濯機は、「完成された家電」として性能に差がないように思えます。しかし、近年、洗浄力に関する新技術の投入が進んでいます。

 慎重に選べば、従来以上に快適に使える家電となりました。

1・洗浄力の強さ ★★★★★
2・カビ対策   ★★★★★
3・光熱費の安さ ★★★★★
4・静音性    ★★★★★
5・使いやすさ  ★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 以下では、いつものように各製品を比較します。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

---

1・タテ型の小型洗濯機 (4.2kg-6kg)
2・タテ型の中型洗濯機 (7kg-10kg)
3・タテ型の洗濯乾燥機 (7kg-12kg)

4・ドラム式洗濯乾燥機 (7kg-11g)

 なお、洗濯機は、新機種だけで50機を超えるため、記事は4つに分けています。

 今回は、上表の2回目記事で、7キロ以上の中型のタテ型洗濯機を比較します。

 お子さんの多いご家庭や、1人暮らしでも1週間のまとめ洗いをしたい方に向いています。

 201808091758.jpg

 なお、タテ型でも、熱を使う洗濯乾燥機タイプをお探しならば、上記2番の記事をご覧ください。

 また、1人〜2人暮らしの方で、さほどまとめ洗いをしない方ならば、より格安/小型である、小型洗濯機で十分です。

 その場合、お手数ですが、2番の【おすすめ小型洗濯機の比較記事】をご覧頂ければと思います。

1・タテ型洗濯機の選び方の基本

 タテ型洗濯機は、各社から多くの機種が発売されています。

 そのため、「ポイント」を抑えないと、性能に比べて割高な洗濯機を買うはめになってしまいます。

 長年洗濯機の比較記事を書いてきたAtlasが考えるに、選ぶ際のポイントは次の4点です。

1・本体のサイズ

 201804070638.jpg

 第1に、洗濯機のサイズです。

 洗濯容量は、7kg・8kg・9kg・10kg 11kg 12kgのモデルがあります。

 設置寸法は、どれもほぼ共通です。容量によって変わるのは洗濯機の背丈です。

 これは、賃貸住宅などに設置される洗濯台の規格に対応させるためです。基本的には、どれも洗濯台に置けます。

 オススメのサイズは、育ち盛りの子供が多くいるご家庭を除けば、まとめ洗いをする場合でも、7kgと8kgが「売れ筋」です。Atlasも、部屋の圧迫感をふまえて、8kgか7kgを推薦する場合が多いです。

2・光熱費の安さ

 201804071040.jpg

 第2に、光熱費です。

 洗濯機の場合、電気代は大差はないです。

 問題は水道代です。

 高機能な機種は、節水に役立つセンサーが付属しており、水道代の大幅な節約が可能です。

 ただし、明確な機能なしに、節水している洗濯機の場合、糸くずが十分に取れないなど洗浄力が犠牲となっています。今回の記事では、そういった点を考慮しつつ比較します。

3・清潔性の高さ

 201804070645.jpg 

 第3に、清潔性です。

 洗濯槽の裏は、水に常に使っているわけで容易にカビが生え、不潔です

 中型洗濯機は、あまり安い製品がないことが幸いし、ほぼ全機種が清潔なステンレス槽を採用します。

 ただ、さらに高度な清潔性に関わる配慮がある機種もあるため、清潔性にも注意して比較するつもりです。

4・洗浄力の高さと静音性

 201804070658.jpg

 第3に、洗浄力の高さと静音性です。

 洗浄力については、メーカー独自の水流の工夫に注目するべきです。

 最近は「水流」へのこだわりのほか、泡をいかに効率的に発生させるかという点に技術革新が見られます。

 一方、最近は高性能で静かなモーターを採用し、「静音性を高めつつ、いかに洗浄力を高めるか」という点も、注目が集まっています。

 201901241327.jpg

 なお、騒音値は、「デシベル(dB)」という数値でメーカーが開示しています。

 洗濯・脱水それぞれの音量を出しています。

 平均値を示せば、縦型洗濯機の場合、脱水時の音が40デシベルを下回っていると、洗濯機として「静かな機種」と言えそうです。

ーーー

 以上、最近の洗濯機を選ぶ場合のポイントを4点紹介しました。

 こうした要素をふまえて、以下では、具体的な製品を紹介していくつもりです。

2・各社の洗濯機の比較

 では具体的な機種の紹介をはじめます。

 なお、以下では、いつものように、高評価できるポイントについては「赤字」で、イマイチな点は「青字」で紹介していきます。


 201812211156.jpg

 【2018年11月発売】【7kg】

 1・日立 白い約束 NW-70C-W
  ¥46,686 Amazon.co.jp
(9/11執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 108L
標準電力量:120Wh
センサー:なし
ステンレス槽:あり
騒音値:41/46db
風呂水ポンプ:

 【2018年11月発売】【8kg】

 2・日立 白い約束 NW-80C-W
  ¥59,800 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 120L
標準電力量:125Wh
センサー:なし
ステンレス槽:あり
騒音値:42/48db
風呂水ポンプ:

 「白い約束」シリーズは、日立の洗濯機の入門機となります。

 なお、後ほど紹介する日立の上位機種の「ビートウォッシュシリーズ」とは洗浄方法が異なるので注意が必要です。

 201906081643.jpg

 サイズは、7kg用8kg用が選べます。

 8kgは水の使用量も多いため、3-4人程度の世帯ならば、7kgが良いです。一方、その人数で、「1週間まとめ洗い」するならば、8kgが良いでしょう。

 使用する水量は、7kg108L8kgが120Lです。

 決して、節水タイプの洗濯機ではないですが、昔に比べれば「さほど無駄遣い」もしておらず、標準的な水量と言えます。

 消費電力量は、7kg120Whです。

 標準的な電気使用量です。

 201804070643.jpg

 洗浄力の点では、シャワー浸透洗浄という機能が搭載されるのが魅力です。

 これは、「少ない水で溶かした高濃度洗剤液を衣類にしみ込ませたあと、シャワーをかけながらしっかり洗う」という機能です。

 こうした機能は10年以上前の洗濯機から導入されていているものなので、お馴染みでしょう。そのほかはとくに見るべき点はありません。

 201804070645.jpg

 清潔性の点では、この機種はステンレス槽を採用です。

 最近は各社とも下位機種から採用されており、日立も搭載しています。カビが発生しにくいので、この部分は重要でアス。

---

 以上、 日立の洗濯機の紹介でした。

 価格面ではかなり安くお買得なので、とりあえず、洗えれば良い格安の洗濯機を探している方にはオススメできます。

 ただ、センサーは未搭載ですし、洗浄面でも独自機能は少なく、機能的にはイマイチです。


  201906081649.jpg

 【2019年6月発売】【7kg】

 3・東芝 AW-7G8-W
  ¥62,687 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

 【2017年11月発売】【7kg】

 3・東芝 AW-7G6-W
  ¥49,800 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 113L
標準電力量:125Wh (60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり
騒音値:35/43db
風呂水ポンプ:付属

 AW-7G8は、東芝の洗濯機です。こちらも格安な機種として割と売れているモデルです。

 新旧両機種ありますが、違いは、付属の「風呂水ポンプ」のホース先端が抗菌加工となった程度です。値段で決めて良いでしょう。

 サイズは、7kgが発売されています。

 人数としては、4人世帯ほどまで対応できるでしょう。

 201906081655.jpg

 使用する水量は、111Lです。

 日立に比べると使用水量がすこし多い機種です。

 ただ、タテ型洗濯機は、たいした工夫がなく節水が過ぎるタイプだと綿ほこりが取り切れないため、この程度が良いのかもしれません。

 消費電力量と静音性は、一方、東芝の方が僅かに優秀です。いずれにせよ僅差で甲乙付けがたい性能です。

 消費電力量は、7kg125Whです。

 同じ基準で較べた場合、やはり東芝の方が、消費電力量は高めと言えます。

 201611021744.jpg

 洗浄力の点では、多彩なセンサーが採用されている点が注目です。

 センサーは、からみまセンサー(布量センサー)と 温度センサーが搭載されており、効果的に洗浄を制御しています。

 前者は、脱水後に洗濯物が絡んでしまう状況を、時間制御でコントロールする機能です。

 後者は、とくに、暖かい時期の実際の消費電力量の低減に効果を発揮します。

 201804070648.jpg

 加えて、洗濯開始時に少量の水で洗剤を溶かして濃く洗い出せる、パワフル浸透洗浄機能が、日立同様に搭載されています。

 201804070645.jpg 

 清潔性の点では、この価格帯で、ステンレス槽採用されている のが大きな魅力と言えるでしょう。

 安い洗濯機は、プラスチック製の桶を使いますので。

 槽洗浄機能も、標準装備されています。

---

 以上、東芝の洗濯機の紹介でした。

 比較的価格の安いもののうち、世帯向けの大きめな洗濯機では、多彩なセンサーとステンレス槽の採用とで魅力が高い機種です。

 一方、使用水量については、他機種より良いとは言えない製品です。

 しかし、水量の部分は、「綿ぼこりの取れる量(=パワー)」と反比例する部分があります。そのため、格安機の場合、使用水量の多さは、一概には、「デメリット」とは言いにくい部分もあります。

 結論的にいえば、パワフルさと安さで選ぶならば、この機種は、選択肢の1つとなり得るでしょう。

ーーー

  201906081657.jpg

 【2019年6月発売】

 4・東芝 AW-10M7-W 【10kg】
  ¥62,687 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 138L
標準電力量:132Wh (60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり
騒音値:38/52db
風呂水ポンプ:付属

 なお、東芝からは、同じグレードながら、「10kg対応」の「まとめ洗い向き」製品が最近発売されました。

 201906081659.jpg

 ただし、大容量になるため、使用水量や消費電力量は、相当上がっています。

 とくに、この機種の場合、からみまセンサー(布量センサー)温度センサー省略されています。この部分は、大きなマイナスです。

---

 結論的にいえば、この機種は、「業務用」に「なるべく安い機種」という観点で探している方意外に「おすすめ」できません。

 家庭用として考えた場合、物足りない部分が多いです。


 201808092255.jpg

 【2018年7月発売】【7kg】

 5・アイリスオーヤマ IAW-T701
  ¥32,800 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 144L
標準電力量:
センサー:
ステンレス槽:
騒音値:42/56db
風呂水ポンプ:付属

 【2018年7月発売】【8kg】

 6・アイリスオーヤマ IAW-T801
  ¥54,800 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 158L
標準電力量:
センサー:
ステンレス槽:
騒音値:34/46db
風呂水ポンプ:付属

 AW-7G5-は、アイリスオーヤマの洗濯機です。

 同社は、最近白物家電に力を入れており、洗濯機にも参入しています。

 新製品登場価格で4万円を切っていますので、洗濯機では「激安路線」で攻めるようです。

 風呂水ポンプ付きでこの値段というのは、確かに「価格破壊」です。

 ただし、この機種は、「注意すべきポイント」も多いです。

 201808092308.jpg

 サイズは、7kg用8kg用が発売されます。

 いずれも、標準世帯に向いたサイズです。

 使用する水量は、7kg144L、8kgで158Lです。

 東芝に比べると20%ほど水量が余計にかかります。他社と比べても、良い水準とは言えません。

 冒頭にも書きましたが、洗濯機の場合、電気代より水道代がかかります。

 100L東芝の場合、1回の洗濯で約30円ですが、アイリスオーヤマの場合、40円近く必要です。すぐ買い換えるものではないので、この差は大きいでしょう。

 ただ、発想を変えれば、糸くず残りの問題は、ここまで水を使うならば、おそらくないでしょう。

 消費電力量は、非公開です。

 全メーカーで唯一、消費電力量を公開しておらず、この点は、かなり不安です。

 洗浄力の点では、特に独自技術の説明はありません。パルセーターは、6枚羽根です。

 センサーは、未搭載です。

 201812211203.jpg

 清潔性の点では、ステンレス槽が未採用で、この点は、残念です。

 他社が入門機でも採用しているのと比べると、「今どき」ではなく、イマイチです。

---

 以上、アイリスオーヤマの洗濯機の紹介でした。

 本体価格の安さは評価できます。

 一方、同社の他分野の白物家電に比べると、力の要れ具合は微妙です。とくに、ステンレス槽でないと、独自機能が乏しい点は、欠点です。

 また、特に7kgモデルは、脱水時に56dbと、騒音も他社平均よりかなり大きい点は、注意点です。

 スペックも未開示の部分が見られますし、現状では、値段の安さを考慮しても、選択肢としにくい機種です。


 201808091535.jpg

 【2019年6月発売】

 7・シャープ ES-GV7D-P 【7kg】
  ¥91,100 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 80L
標準電力量:54Wh (60Hz)
センサー:重量・水位センサー
ステンレス槽:あり
騒音値:35/38db
風呂水ポンプ:別売

 【2019年6月発売】

 8・シャープ ES-GV8D-S 【8kg】
  ¥91,400 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

 【2018年6月発売】

 8・シャープ ES-GV8C-S 【8kg】
  ¥76,100 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 83L
標準電力量:67Wh (60Hz)
センサー:重量・水位センサー
ステンレス槽:あり
騒音値:35/38db
風呂水ポンプ:付属

 【2019年6月発売】

 9・シャープ ES-GV9D-N【9kg】
  ¥101,700 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:9.0kg
使用水量: 95L
標準電力量:90Wh (60Hz)
センサー:重量・水位センサー
ステンレス槽:あり
騒音値:37/38db
風呂水ポンプ:付属

 【2019年6月発売】

 10・シャープ ES-GV10D-T 【10kg】
  ¥104,900 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 102L
標準電力量:98Wh (60Hz)
センサー:重量・水位センサー
ステンレス槽:あり
騒音値:38/38db
風呂水ポンプ:付属

 こちらは、シャープのES-GVラインの洗濯機です。

  201906081718.jpg

 一部の型番で旧機種が残っています。しかし、「標準コースの洗浄力」は同じです。

 実際、(毛の多い)ペット用衣類コースができた程度の違いです。値段の安い方で良いでしょう。

 サイズは、7kg-10kgのモデル発売されています。

 ただし、7kgは、風呂水ポンプが「別売」なので、この点は、注意しましょう。

 使用する水量は、売れ筋の8kgモデルで、83Lです。

 他のサイズも含めて、シャープは節水性が高いと言えます。

 消費電力量は、8kgのモデルで、67whと、ほぼ業界の「平均値」です。

 ただし、9kg以上のモデルは、他社平均よりやや悪いです。

 201906081358.jpg

 センサーは、重量センサーと水位センサーを搭載しています。

 同社の洗濯機の経済性が(そこそこ)良いのは、こうしたセンサーを活かしているからです。

 201311111401.jpg

 加えて、シャープが独自の「穴なし槽」構造を採用しているからでもあります。

 穴がない構造はシャープの独自技術です。これは、とくに、水道代の節約に貢献します。

 201311111403.jpg

 洗浄力の点では、「ドルフィンパル」という独自構造の採用が魅力です。

 これは、上下方向にも水流を起こすことでもみ洗い効果を上げる仕組みです。

 ただ、後ほど紹介する日立のビートウォッシュのように、叩き洗いは再現されていません

 センサーは、重量・水位センサーが採用されます。

 この点では、東芝と「同等レベル」と言えるでしょう。

 清潔性の点では、この機種も、ステンレス槽が採用となっています。

 その上で、シャープの場合、カビが生えにくい「穴なし」槽であることが、清潔性にも寄与します。

 そのほか、銀イオンによるカビ抑制機構もあり、仕組み的にこの部分は万全です。

 この製品は、清潔面でのレベルはかなり高いです。

 静音性の面では、インバーターモーターを採用しあます。静かさもある程度期待できます。

 実際、洗濯時も、(最もうるさい)脱水時も40デシベル以下であり、とても優秀です。

---

 以上、シャープの洗濯機の紹介でした。

 「光熱費の安さが取り柄」の、同社を代表する「穴なしステンレス槽採用の洗濯機」です。

 一般的に、節水性が強いタイプは、「綿ぼこり」が取りきれない点が心配です。

 しかし、この機種は、節水性は「穴なし槽」に由来するものであり、そのような心配は少ない機種です。

 多少価格が高い面は残念ですが、とくに88gモデルは、光熱費の面でバランスが取れた家庭向きの機種でしょう。


 201906081808.jpg

 【2019年5月発売】【7kg】

 【パワフル立体水流なし】

 11・パナソニック NA-FA70H7-W
  ¥79,300 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 92L
標準電力量:52Wh (60Hz)
センサー:水温センサー
ステンレス槽:あり
騒音値:32/39db
風呂水ポンプ:付属

 【2019年5月発売】【8kg】

 12・パナソニック NA-FA80H7-W
  ¥92,221 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 97L
標準電力量:55Wh (60Hz)
センサー:水温センサー
ステンレス槽:あり
騒音値:32/39db
風呂水ポンプ:付属

 【2019年5月発売】【9kg】

 13・パナソニック NA-FA90H7-W
 13・パナソニック NA-FA90H7-C
  ¥98,600 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:9.0kg
使用水量: 102L
標準電力量:57Wh (60Hz)
センサー:水温センサー
ステンレス槽:あり
騒音値:32/39db
風呂水ポンプ:付属

 【2019年5月発売】【10kg】

 【泡洗浄Wなし】

 14・パナソニック NA-FA100H7-W
 14・パナソニック NA-FA100H7-N
  ¥112,000 Amazon.co.jp
(9/11執筆時

 【2018年5月発売】【10kg】

 【泡洗浄Wあり】

 14・パナソニック NA-FA100H6-W
  ¥99,800 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 110L
標準電力量:60Wh (60Hz)
センサー:水温センサー
ステンレス槽:あり
騒音値:32/39db
風呂水ポンプ:付属

 つづいて、パナソニックのエコナビ搭載全自動洗濯機の紹介です。

 この機種は昨年モデルが、豊富に残っています。

 201906081442.jpg

 最も大きな新旧の違いは、「パワフル立体水流」が加わった点です(7kgモデルを除く)。

 新機種は、パルセーターが「新型の三枚はね」になりました。これにより、かくはん性能が向上し、「標準コースの洗浄力」が強化されました。

 そのほか、すすぎ3回の「パワフル滝すすぎコース」の追加と、(8kg以上の機種について)投入口が広くなった点も、改善点です。

 結論的にいえば、洗浄力の強化は嬉しい部分ですが、光熱費や使用水量に変化はないです。新機種の登場で値下がりしている、2018年モデルが(安く残っていれば)お買得でしょう。

 201906081821.jpg

 サイズは、7kg用から10kg用が発売されています。

 201812211217.jpg

 使用する水量は、8kgモデルの場合で、97Lです。

 シャープより多少水量を使いますが、それでも業界水準よりも良く、一定の節水性があります。

 消費電力量は、8kgモデルの場合、55Whです。

 こちらについては、シャープの水準より一回り省エネで、かなり電気代は安いと言えます。9kg以上も、同じように省エネ水準が高いです。

 センサーは、水温センサーを搭載します。

 それを利用して、節電・節水機能で省エネを実現しています。

 なお、こうした省エネ性能を同社ではエコナビと呼んでいます。

 201804070704.jpg

 洗浄力は、パナソニックの上位機種でも採用される、「あわ洗浄機能」が搭載されます。

 この機能は、泡立て用の特別な水路設計で、水を高圧で吹き付けることで、洗剤の泡を発生させるというものです。洗濯中にも、左右の吐出口から水を拭きだし、泡をムラ無く浸透させる構造となっています。

 これは、洗剤液が槽の下部に集中してしまうという、縦型洗濯機共通の弱点を克服しており、洗浄能力の点では、優れた工夫と言えます

 201906081824.jpg

 加えて、内桶のそこに大きな3枚羽根のパルセーターを採用し、大きな水のうねりを出す構造があります。

 2018年モデルまでは、二重構造のパルセーターでした。こちらもかくはん性が良かったのですが、さらに水準を向上させたと言えます。

 201906082056.jpg

 そのほか、タンク自体の工夫も評価できます。

 アナログですが、「こすり洗い」という別の動作を加えられるのはメリット性でしょう。

 201804070658.jpg

 一方、10kgモデルは、2018年モデルまでは、泡洗浄ダブルに対応でした。

 この場合、泡を発生させる循環ポンプを併用するので、泡の発生量は多いです。しかし、2019年モデルからは、このグレードでは「省略」となっています。

 201804070711.jpg

 清潔性の点では、ステンレス槽が採用されています。

 また、カビが生えにくいように、洗濯ごとに自動で洗浄する機能と、カビに強いカビクリーンタンクも搭載され、総合的にシャープの「穴なし槽」に勝るとも劣らない性能、と言えます。

 静音性の面では、このグレードの機種の場合インバーターモーターを採用しており、静かさも期待できるでしょう。

 シャープと同水準で、脱水時でも39デシベルと相当静かです。

---

 以上、パナソニックのエコナビ搭載の、全自動洗濯機の紹介でした。

 非常にバランスの取れた製品で、ステンレス槽・エコナビ(省電力・節水)・特長のある洗浄機能という、タテ型洗濯機として備わって欲しい機能を網羅しています。

 その上で、専用の機構を施した「あわ洗浄機能」も技術的に面白いですし、カビに強いカビクリーンタンクも魅力です。

 なお、この機種は、節水性も高いですが、水流を工夫することで節水、節電を行う仕組みのため、糸くずの取り残しの問題は、起こりません。

 機能的にもバランスがとれていますし、現状では「買って間違いないモデルの一つ」と言えます。

ーーー

 201906081837.jpg

【2019年6月発売】【8kg】

 15・JコンセプトNA-JFA806
  ¥143,176 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 109L
標準電力量:58Wh (60Hz)
センサー:水温センサー
ステンレス槽:あり
騒音値:32/41db
風呂水ポンプ:付属

 なお、パナソニックからは、「お年寄り向け」の「Jコンセプトシリーズ」として、このグレードの改良版が発売されました。

 201906081840.jpg

 ユニット形状の変更で、腰を曲げなくても、出し入れしやすい改良がなされています。

 201906081841.jpg  

 そのほか、見やすく分かりやすい液晶の採用などが見所です。

 一方、形状変更に伴って、このグレードならば各社とも標準装備されることがある「送風乾燥」が省略です。パルセーターも新型形状とは異なるものが採用されます。

 確実に「あった方が良い」洗濯機ジャンルですが、ニッチ製品で価格も高いのがネックでしょう。


 201906081850.jpg

 【2019年5月発売】【7kg】

 16・日立 ビートウォッシュ BW-V70E-W
   ¥83,669 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

 【2018年5月発売】【7kg】

 16・日立 ビートウォッシュ BW-V70C
   ¥78,400 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 86L
標準電力量:45Wh (60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり
騒音値:32/38db
風呂水ポンプ:付属

 【2019年5月発売】【8kg】

 17・日立 ビートウォッシュ BW-V80E-W
   ¥94,799 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

 【2018年5月発売】【8kg】

 17・日立 ビートウォッシュ BW-V80C-N
   ¥85,800 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 92L
標準電力量:59Wh (60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり
騒音値:32/38db
風呂水ポンプ:付属

 【2019年5月発売】【9kg】

 18・日立 ビートウォッシュ BW-V90E-S
   ¥106,800 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

 【2018年5月発売】【9kg】

 18・日立 ビートウォッシュ BW-V90C-N
   ¥79,800 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:9.0kg
使用水量: 99L
標準電力量:60Wh(60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり
騒音値:32/38db
風呂水ポンプ:付属

 【2019年5月発売】【10kg】

 19・日立 ビートウォッシュ BW-V100E-N
   ¥108,799 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

 【2018年5月発売】

 19・日立 ビートウォッシュ BW-V100C
   ¥99,500 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 103L
標準電力量:61Wh(60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり
騒音値:32/38db
風呂水ポンプ:付属

 こちらは、日立の上位機種「ビートウォッシュ」です。比較的価格の高い、縦型洗濯乾燥機では、ここ10年あまり「一番人気」であり続ける、実力の高い機種です。

 なお、新旧ありますが、基本性能が変わらないので、価格の下がった下位機種がおすすめです。

 201906081951.jpg

 サイズは、パナソニックと同じで、8kg用から10kg用が発売されています。

 いずれも本体幅は57cmで収まるスリムサイズです。

 トップコートは傷が付きにくいガラストップです。ただ、高級感のあるフラットデザインではないです。

 消費電力量は、8kgのモデルで、59Whです。

 9kg以上も十分に省電力であり、この部分では、高性能といえます。

 使用する水量は、8kgのモデルで、92Lです。

 日立の場合、洗濯機のサイズが大きいほど節水性が良い傾向です。実際に、10kgモデルになると、「穴なし槽」のシャープと並ぶ水準となります。

 それ以外のサイズも、十分に節水モデルといってよい優秀な洗濯機です。

 201808091609.jpg

 なお、洗濯というのは、1回にかかる光熱費は、電気代よりも水道代のが高いです。

 そのため、どちらを重視すればよいかといえば、水量の節水性です。

 しかし、「タテ型洗濯機」の場合、構造上の問題で、節水性が「綿ぼこりの残量」に比例するところがあります。

 この点で言えば、日立は、かなり強力な洗浄機器を持つため、綿ぼこりが残りにくさについては、全く問題になりません。

 センサーは、特段の記載がありません。

 それでも節水性・省エネ性を維持している点は、素晴らしいです。

 ただ、同社の上位機(乾燥機付き)では、そうした技術を加えているのも確かで、物足りない部分もあります。

 201311111251.jpg

 洗浄力については、何をさておき、「ビートウォッシュ」がこの機種の最大の「魅力」です。

 従来の縦型洗濯機は、「ため洗い」しかしませんでした。

 しかし、回転盤(パルセーター)の形を工夫することで、こちらは、「叩き洗い」「もみ洗い」をドラム式のように再現することに成功しています。

 また、この構造は、先ほど書いた節水性の向上にもつながる技術です。

 201509011237.jpg

 もう一つの魅力は、「ナイヤガラシャワー」です。

 これは、大量の水量を循環させることで、すすぎ残しを防ぐ効果が期待できます。

 節水性の高い機種の、もう一つの問題点は「すすぎ残し」です。しかし、このような手法で日立は解決を目指しました。

 201804070720.jpg

 清潔性の点では、カビに強いステンレス槽が採用されています。

 加えて、洗濯中に、洗濯槽の裏側などの見えない部分に付着した汚れ(皮脂汚れ、洗剤カス、菌、黒カビの胞子など)を、きれいな水で洗い流すという「自動お掃除機能」が採用されています。

 パナソニック機にも付属する清潔機能ですが、「穴あり槽」の場合は、高級機で必須ともいえる機能です。

 静音性の面では、こちらも、インバーターモーターを採用しており、期待できます。

---

 以上、日立ビートウォッシュの紹介でした。

 洗浄力の点では、洗浄力の点では最も定評がある機種です。Atlasも利用経験が長いですが、力強く汚れを落としきる力は一番です。

 その上で、節水性・節電性も「そこそこ優秀」な機種です。

 ただ、日立は、全自動洗濯機における「標準コースの洗浄力」のアップデートを、ここ数年間、疎かにしています

 とくに、(日立の乾燥機付き製品に見られるような)センサー技術を、このグレードの洗濯機には全く投入していません。そのため、洗濯物の量や質に応じたファジーな運転は、他社に比べても「苦手」になっています。

 その上で、ライバル各社が、近年「標準コース洗浄力の強化」をしていることをふまえると、かつての差は、確実に縮まっている印象もあります。

--

 こうした状況をふまえた最終的な「おすすめ」製品については、最後に結論で改めて考えます。


 201808091616.jpg

 【2019年7月発売】【7kg】

 20・東芝 ZABOON AW-7D8-W
   ¥79,800 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 98L
標準電力量:79Wh (60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり
騒音値:26/37db
風呂水ポンプ:付属

 【2019年5月発売】【8kg】

 21・東芝 ZABOON AW-8D8-W
   ¥75,884 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 99L
標準電力量:82Wh (60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり
騒音値:26/37db
風呂水ポンプ:付属

 こちらは、東芝の高性能機である「ザブーン」シリーズの洗濯機です。

 懐かしい「ブランド名」ですが、2017年から「復活」しました。

 201906081921.jpg

 サイズは、7kgモデルと8kgモデがル発売されています。

 東芝は、この価格帯の製品でも、高級感のあるフラット形状のガラストップデザインを採用しており、見栄えが良いです。

 消費電力量は、8kgモデルで、82Whです。

 他社に比べると、多少動かすのにパワーを使う仕様です。

 使用する水量は、8kgモデルで、92Lです。

 水量についても、他社の上位機より、わずかですが多めの水準です。

 センサーは、布量・ 温度センサーを搭載です。

 東芝の下位機種と同じ構成です。

 201804071257.jpg

 洗浄力については、他社の「いいとこ取り」をした作りです。

 左右非対称の羽根「ザブーンパル」の工夫で、強烈な水流を作り出しつつ、シャワーで上から洗剤を吹き付ける構造です。

 ただし、それらを駆動する、DD(ダイレクトドライブ)モーターは、20年ほど前から東芝が培ってきた技術です。それを活かした構成です。

 201804071307.jpg

 清潔性の点では、カビに強いステンレス槽採用されています。

 ちなみに、クリスタル状の突起が目立ちます。これは、「スタークリスタルドラム」と呼ばれる仕組みで、パナソニック同様に、「もみ洗い」効果を期待してのものです。

 また、東芝は、「自動お掃除モード」を備えています。

 これはすすぎに利用した水を高速回転させて、外槽まで掃除する仕組みです。余分な水を使わない点で良い仕組みでしょう。

 201804071312.jpg

 静音性の面では、DDモーターが功を奏して、静音性が期待できます。

 日立のインバーターモーターも同水準に静かですが、洗いの際の騒音は、東芝は業界最高で、かなり静かです。ただい、脱水時の騒音は、他社の上位機と同水準です。

---

 以上、東芝の「ザブーン」シリーズの紹介でした。

 日立の「ビートウォッシュ」の強力なライバルでしょう。清潔性、静音性など多くの点で互角ですから。

 ただ、洗浄力の部分について、この機種も、「押し洗い」「もみ洗い」という表現はなされますが「たたき洗い」という表現はされません。

 現在も「日立だけ」です。その点で言えば、育ち盛り世代の「がんこな汚れ」は、日立に強みがあるでしょう。

 一方、「標準コースの洗浄力」について、ある程度「丁寧かつ強力に」という方針ならば、パナソニックにせよ、東芝にせよ、あまり、差がなくなってきていると言えます。

 その部分で言えば、外観はガラストップ仕様であるデザイン性を持つ、この機種は、割と良い選択肢です。


  201808091620.jpg

 【2018年5月発売】【9kg】

 22・東芝 ZABOON AW-9SD7-W
   ¥75,800 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:9.0kg
使用水量: 112L
標準電力量:87Wh (60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり
騒音値:29/37db
風呂水ポンプ:付属

 【2019年5月発売】【10kg】

 23・東芝 ZABOON AW-10SD8-T
 23・東芝 ZABOON AW-10SD8-W
   ¥99,700 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 119L
標準電力量:87Wh (60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり
騒音値:29/37db
風呂水ポンプ:付属

 【2019年5月発売】【12kg】

 24・東芝 ZABOON AW-12XD8-T
 24・東芝 ZABOON AW-12XD8-W
   ¥134,900 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:12.0kg
使用水量: 139L
標準電力量:109Wh (60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり
騒音値:29/37db
風呂水ポンプ:付属

 こちらは、東芝の高性能機である「ザブーン」シリーズの上位機です。

 外観は、こちらもガラストップデザインであり、高級感のある仕様です。

 201906081941.jpg

 サイズは、9kg-10kg用のほか、12kgという大容量モデルがあります。

 相当量に対応できますが、設置寸法が637×609×1051mmとなります。

 ただ、防水パンは、10kgと同じで、550mmで足りるので、10kgモデルが設置できていれば、問題ないでしょう。

 消費電力量は、8kg 9kgいずれのモデルも87whです。

 日立などに比べると、多少動かすのにパワーを使う仕様です。

 使用する水量は、8kgモデルで119Lです。

 他社にくらべて、やはり、光熱費は多めの水準と言えます。

 センサーは、こちらも、布量・ 温度センサーを搭載です。

 201804071324.jpg

 洗浄については、左右非対称の羽根「ザブーンパル」がこの機種も採用されます。

 その上で、1マイクロメートルの極小のウルトラファインバブルを発生させ、洗剤の洗浄成分を強化するウルトラファインバブル発生が加わります。

 パナソニックの「泡洗浄ダブル」と似ていますが、こちらは、「泡を増やす」という言い回しではないです。

 洗剤を吹き付けて浸透させることを重視しているようです。また、上から洗剤を吹き付けるシャワーの流量も下位機種の2倍です。

 201804071307.jpg

 清潔性の点では、カビに強いステンレス槽採用されています。

 自動お掃除モードも搭載です。

 静音性は、洗濯時の稼働音が下位機種より3デシベルほど悪化しています。

 しかし、それでも、十分に静かな水準です。

---

 以上、東芝の「ザブーン」シリーズの上位機の紹介でした。

 「ビートウォッシュ」のような強力なもみ洗い機構に、パナソニック的な「洗剤浸透技術」を合わせてきた機種です。

 光熱費の水準については不利な部分がありますが、その部分を除けば、総合力が高い機種です。


  201808091624.jpg

 【2019年6月発売】【12kg】

 25・パナソニック NA-FA120V2-S
 25・パナソニック NA-FA120V2-W
   ¥167,000 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

 【2018年6月発売】【12kg】

 26・パナソニック NA-FA120V1-S
 26・パナソニック NA-FA120V1-W

   ¥153,401 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 150L
標準電力量:98Wh (60Hz)
センサー:水温
ステンレス槽:あり
騒音値:37/39db
風呂水ポンプ:付属

 FAシリーズは、パナソニックの洗濯機の最上位機種です。

 タテ型では、2018年に登場した久しぶりの「完全な」新機種です。サイズ的には12kgのみの展開です。

 なお、新機種が出ましたが、すすぎ3回の「パワフル滝すすぎコース」などのコースが増えたのみの違いです。標準コースの洗浄力は同等ですから、値段で決めて良いでしょう。

 201804070928.jpg

 デザイン的には、このグレードから、上部にビッグクリアウィンドウを採用します。

 したがって、洗濯槽の中身が確認できます。フラットデザインは、タテ型の高級機で最近流行しています。

 201804070921.jpg

 使用する水量は、150Lです。

 消費電力量は、98Whです。

 いずれも、最上位機として見た場合優れませんが、これは、コインランドリーのように、温水で洗う機能が付属するためです。

 毛布も6kgまで選択可能ですので、使い勝手は良いでしょう。

 センサーは、こちらも水温センサーが搭載です。

 201804070658.jpg

 洗浄については、「泡洗浄ダブル」機能をもちます。

 循環ポンプを用いて、より確実に泡を出すため、下位機種よりも優れた機能といえます。

 201804070922.jpg

 その上で、温水洗浄機能に対応するため「温水泡洗浄ダブル」という名前が付きます

 注意点としては、40度以上のコインランドリークラスの温水にする場合に、光熱費が高い点と、洗濯容量が6kgに制限される点、運転時間が長めの点です。

 ただ、温水の洗浄効果は、コンランドリーと同等で、相当程度が高いため、それでも導入したい方は、多いでしょう。

 清潔性静音性の面では、下位機種と同じ水準です。

 ただし、シャープのプラズマクラスターに相当するナノイーがこちらには付属です。

---

 以上、パナソニックのFAシリーズの紹介でした。

 「温水」という新機軸が魅力です。同社のドラム式洗濯機では先行的に採用されていた技術をタテ型にも持ってきた形ですが、洗浄力は期待できるでしょう。

 ただし、弱点が見受けられるのも確かなので、評価は大きく分かれそうな機種です。

今回の結論
タテ型の中型洗濯機のおすすめ機種は結論的にこれ! 

 というわけで、今回は、タテ型の洗濯機を紹介してきました。

 201808091719.jpg 

1・洗浄力の強さ ★★★★★
2・カビ対策   ★★★★★
3・光熱費の安さ ★★★★★
4・静音性    ★★★★★
5・使いやすさ  ★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 記事は、もう少しだけ続きます。

 次回の後編記事(こちら)では、今回紹介できなかったアクアのモデルを紹介します。

 その上で、全機種から、改めて、予算別・目的別に「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 後半記事は→こちら

 前半記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 19:35 | 生活家電

このブログ家電批評モノマニアには「家電やモノの比較記事」が約350本あります!

よろしければ、下部のリンク集もご覧ください。

<広告>

 この記事がお役に立てたようならば、右のリンクから「家電ブログランキング」にクリック投票お願いします。  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!

<PR>

約350記事の完全なリンク集は、【トップページ】の下部にあります。

今後の
記事は【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png