【今回レビューする内容】2021年 高圧洗浄機の性能とおすすめ・選び方:ケルヒャー アイリスオーヤマ リョービ ボッシュ マキタ:ベランダ 自動車洗車 水タンク式 バッテリー式コードレス高圧洗浄機:人気機種の違いと性能ランキング Pressure washing
【比較する製品型番】ケルヒャー K MINI 1.600-050.0 K2 クラシックプラスカーキット K2CPC 1.600-977.0 K2 クラシックカーキット1.600-977.0 1.600-970.0 K2CP 1.600-974.0 K2 1.602-218.0 K2 ホームキット 1.602-219.0 K2サイレント1.600-920.0 K2 バッテリーセット 1.117-223.0 K3 サイレント ベランダ K4 サイレントホームキット K5 サイレント カー&ホームキットアイリスオーヤマ FBN-301 FBN-401 SBT-412N SBT-512N SBT-512NS STD-L101N FBN-601HG-D リョービ AJP1210 PLW-150 667500A サンコー ACTD2WS8 ボッシュ Fontus マキタ MHW080DPG2 HIDAKA HK-1890 JHW-201
今回のお題
静音性が高く、強力な高圧洗浄機のおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今日は、2021年1月現在、最新の家庭用高圧洗浄機の比較です。
通販番組で有名な、「窓・ベランダ・自転車・自動車」などの掃除に大活躍する掃除用品です。
今回は、水道から水をとる通常タイプを多く紹介します。
しかし、水タンク付きの製品や、車のシガーソケットから電源が取れる製品、コードレス高圧洗浄機も網羅しました。
以下では、上表のようなスコアを示しながら、各製品を細かく比較します。
その後、「結論」として、目的別・価格別に「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。
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1・掃除機の比較
2・スティック掃除機の比較
3・高圧洗浄機の比較
4・スチームクリーナーの比較
1・高圧洗浄機の選び方の基本
高圧洗浄機は多数の種類があります。
メーカーで言えば、家庭用の高圧洗浄機のトップブランドは、ドイツのケルヒャーです。
このほか、ホームセンターでは、アイリスオーヤマ・リョービ・ボッシュのモデルも見られます。
どのメーカーも複数の製品を出しており、機能も価格も多様です。
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しかし、その「グレードの違い」が現れるのは以下の3点です。
1・パワー
・圧力や水量が強いこと
2・静音性
・動作音が静かなこと
3・付属品の充実度
・各種掃除用オプションパーツが充実すること
これらを兼ね備えた機種ほどグレードが高いと言えます。
ただ、それに応じて、価格も高くなるため、どの部分に「妥協」できるかが、選ぶにあたってのポイントです。
1・低価格な高圧洗浄機
=入門用に最適な製品
2・水タンク式高圧洗浄機
=蛇口がなくても利用できる
3・バッテリー式高圧洗浄機
=蛇口/コンセントなしで利用可能
4・高出力な高圧洗浄機
=10MPa以上の吐水圧力を持つプロ用品
2・低価格な高圧洗浄機の比較
では、具体的な機種の紹介をはじめます。
いつものように、高評価する部分は赤色、イマイチな点は水色で表記していきます。
【2020年10月発売】
1・ケルヒャー K MINI 1.600-050.0
¥17,274 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:9MPa
吐出水量:330 L/h
ホース長:Flex 高圧ホース5M
K MINIは、ドイツのケルヒャーの発売する小型の高圧洗浄機です。
本体サイズは、280 x 233 x 295mmです。
付属品を収納した状態でも「超小型」であり、部屋の棚にも収納できる設置性で評判です。
従来の「ゴツゴツした」形状を大幅に見直した点は、本機の一番の魅力です。
本体の重さも、3.9kgですので、割と軽いです。
高圧洗浄機のパワーは、吐出圧力が、最大9MPa、吐出水量が330 L/hとなります。
高圧洗浄機の場合、この2つの値が高いほど、パワーのある機種です。
よりパワフルな機種はありますが、小型機としては、結構「健闘している」といってよい水準です。
現実的に言えば、車や網戸など、水圧をさほど必要としない部分の掃除ではこのモデルで十分です。
また、ベランダや車の掃除も、これで十分まかなえるでしょう。
付属品は、ショートトリガーガン(根元部分)・ショート延長ランス(真ん中部分)・ショートバリオスプレーランス(先端部分)です。
短いトリガーガン部分だけでも散水などに利用可能ですが、水圧は2MPaほどです。そのため、タイル掃除・コンクリ掃除などは、上手のような「フル装備」状態にして利用します。
ショートバリオスプレーランスは、ノズルの先端を回すことで無段階で水圧が調整できる仕様です。
水圧を強くしたくない網戸も、逆に強くしたい石敷の掃除にも対応できますので、基本的にはこの形状で利用するのが便利です。
これらは、ケルヒャーの「最も基本」となる装備です。
フォームノズル 2643150
¥1,500 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
デッキクリーナー 2642871
¥5,048 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
一方、ケルヒャーの上位機は、車などの泡洗浄に対応するフォームノズルや、ベランダ掃除に便利な、デッキクリーナーなどのオプションが付属します。
本機についても、これらを利用可能ですが、別売になります。
未添付は、収納性を重視した部分が理由でしょうから、欲しければ、別に買っても良いかなと思います。
高圧ホースは、プレミアムフレックス高圧ホースが5Mです。
2020年発売の本機から採用になった新しいホースです。従来品より柔軟でねじれにくいほか、低温でもホースが堅くなりにくいという利点があります。
水量とホース径の関係で、今後上位機に搭載になるかは不明なので、とりあえずのところ「本機の独自性」といえそうです。
KARCHER 高圧洗浄機用 3m 水道ホース
¥1,980 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
給水ホース(水道ホース)は、付属しません。
特に純正である必要はないでしょうが、純正を買うとすればこれです。
静音性は、一方、言及がないタイプです。
高圧洗浄機は、小型だから静かという機械ではないため、それなりの稼働音がします。
近所に迷惑のかからないように使う必要はあるでしょう。
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以上、ケルヒャーの「K MINI」の紹介でした。
日本市場には、非常にマッチ度が高い製品で、実際発売時から「予約で品薄」でした。
写真のようにリビングに置く方は希でしょうが、設置性の悪さから高圧洗浄機を諦めていた方には、本機はおすすめできます。
【2015年登場】
【K2 クラシックプラスカーキット】
2・ケルヒャー K2CPC 1.600-977.0
¥13,120 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:8 MPa
吐出水量:330 L/h
ホース長:高圧ホース5M
K2 クラシックプラスカーキットは、ケルヒャーの入門機です。
2015年からのロングセラー機です。小型化していない分、「K MINI」ほど高くない製品です。
本体のサイズは、462 x 171 x 243mmです。
重さもほぼ同じですが、付属品を含めて考えると、収納時「ごちゃごちゃ」はします。
収納庫がある一軒家向けでしょう。
高圧洗浄機のパワーは、吐出圧力が、最大8MPa、吐出水量が330 L/hです。
パワーについては、「K MINI」とほとんど同じです。
付属品は、本機も散水用のトリガーガンに、水圧が調整できるバリオスプレーランスです。
「K MINI」より全長が長いので持ちやすいですが、その分収納性は悪いです。
加えて、本機は、フォームノズル、ウォッシュブラシ、3 in 1 カーシャンプーがセットされます。
「カーキット」という名前が付いているのはこのためで、初期装備だけで、洗剤を直接車に吹き付けて戦車できます。
高圧ホースは、5メーター付属します。
しかし、本機も、給水ホース(水道ホース)は付属しません。
最後に紹介しますが、車庫での洗車用ならば、それなりに長いホースが必要でしょう。
静音性は、本機も、特別な配慮はないです。
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以上、ケルヒャーの「K2クラシックプラスカーキット」の紹介でした。
装備内容から言えば、自宅に洗車ができるような車庫がある方向きの製品でしょう。
洗車に特化して考えると「K MINI」よりも安いですし、選択肢にして良い機種です。
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【K2 クラシックカーキット】
3・ケルヒャー K2CC 1.600-977.0
¥12,055 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:8 MPa
吐出水量:330 L/h
ホース長:高圧ホース5M
なお、本機については、「K2 クラシックカーキット」という似た名前の下位機種があります。
ただし、本機の場合、水圧が調整できるバリオスプレーランスが未装備です。下位グレードとなる、扇状に一定の水圧の水を吹き付けるワンジェットノズルの装備となります。
また、フォームノズルも、ケルヒャーのカーシャンプーを挟み込む簡易的なものとなります。
結論的にいえば、利便性の部分の差が大きいので、選ぶならば、上位機でしょう。
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4・K2 クラシック 1.600-970.0
¥9,770 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
5・K2 クラシックプラス K2CP 1.600-974.0
¥11,500 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:8 MPa
吐出水量:330 L/h
ホース長:高圧ホース5M

第1に、「K2クラシック」です。
こちらは、水圧が調整できるバリオスプレーランスがなく、扇状に高圧の水を吹き付けるワンジェットノズルだけ装備したモデルです。
水圧は一定でさほど強くないため、使途は限定されるでしょう。
第2に、「K2クラシックプラス」です。
これは、水圧が調整できるバリオスプレーランスを装備したモデルです。
ただし、フォームノズルは、別の用途(ベランダ掃除)は未装備です。
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結論的にいえば、本機は、主に(車の掃除が不要の)家庭用の廉価版といえる製品です。
ただ、コンパクトで収納性がよい「K MINI」が発売された現在、「ごつさ」の部分で、家庭用としてもそちらがおすすめです。
6・ケルヒャー K2 1.602-218.0
¥12,700 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:9MPa
吐出水量:360 L/h
ホース長:高圧ホース8M
K2は、ドイツのケルヒャーの中級機です。
先ほどまで見てきた「K2クラシック」の上位のラインです。
本体サイズは、242 x 280 x 783mmです。
外観通りの縦長形状なので、野外に物置や車庫などがある方に向きます。
本体の重さは、5.5kgです。
このグレードは、車輪で押し運べるので、この部分は問題ないです。
高圧洗浄機のパワーは、吐出圧力が最大9MPa、吐出水量が360 L/hです。
とくに、最大の吐出水量については、K2クラシックより上位の力を持っています。
付属ノズルは、可変式のバリオスプレーランスのほか、右図のような、サイクロンジェットノズルを装備します。
サイクロンジェットノズルは、水を回転させながら出す構造になっている特別なノズルです。
バリオスプレーランスより水流が「5割増しで」強く、石畳やシャベルなど、頑固な汚れに効果を発揮します。
フォームノズル 2643150
¥1,500 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
デッキクリーナー 2642871
¥5,330 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
その他の付属品は、本機は、洗車やデッキ掃除などの装備は、別売です。
高圧ホースは、8メートルと長めのものが付属します。
水道ホースは、付属しません。
静音性は、本機も、静音タイプではないため、大きめの稼働音がします。
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以上、ケルヒャーのK2の紹介でした。
エントリークラスとしては高価ですが、ケルヒャー社の上位クラスの機能が使われている点で、入門用としてはイチオシといえるモデルです。
【ケルヒャー】
7・K2 ホームキット 1.602-219.0
¥18,391 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:9MPa
吐出水量:360 L/h
ホース長:高圧ホース8M
ケルヒャーのK2 ホームキットは、1つ上で紹介したK2の「特別版」です。
能力は同じですが、付属品がプラスされます。
「K2ホームキット」は、バリオスプレーランスと、サイクロンジェットノズルとに加えて、デッキブラシのような、テラスクリーナーと専用洗浄剤も付属します。
ベランダや玄関先などを磨くように洗浄したい場合に便利な「大掃除用」のブラシと言えます。付属品が多い機種ですが、「売れ筋」ですので、価格は安いですね。
その他の部分は、K2と同じですが価格は変わらないので、ベランダなど自宅周りの掃除に特化して考える場合は、「オススメ」です。
【2018年】
8・ケルヒャー K 2 サイレント1.600-920.0
¥19,461 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:10MPa
吐出水量:360 L/h
ホース長:高圧ホース8M
K 2 サイレントは、ドイツのケルヒャーの中級機です。
名前の通り、本機はK2を「静音化」した機種となります。
本体サイズは、538 x 293 x 303mmです。
本体の重さは、5.8kgです。
おそらく、静音(制震)のためでしょうが、押し歩くローラーは未装備です。
ただ、あまり長細くないので、持ち運びやすい形状ではあります。
高圧洗浄機のパワーは、吐出圧力が最大10MPa、吐出水量が360 L/hです。
静音化しましあたが、K2と同等にはパワフルです。
付属ノズルは、可変式のバリオスプレーランスと、水流を強く出せるサイクロンジェットノズルです。
この部分は「K2」と同じです。
一方、洗浄液は別売ですが、フォームノズルは付属するため、車の掃除や、ベランダの洗浄など利用したい場合は便利です。
高圧ホースは、8メートルと長めのものが付属します。
水道ホースは、付属しません。
静音性は、先述のように、吸音材や空気の流路の見直しで、配慮がある設計です。
K2よりも約50%カットで、小型機では最も静かで使いやすいです。
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以上、ケルヒャーのK2サイレントの紹介でした。
ケルヒャーは、小型の下位機種ラインナップが複雑で、相当多いです。
ただ、(付属品を除いて)本体性能の部分で言えば、(収納性を重視して)冒頭の「K MINI」か、(静音性を重視して)「K2サイレント」かの2択で、基本考えて良いと思います。
特に、本機について言えば、静音性に優れるため、集合住宅などで利用する場合は、特に向くでしょう。
9・リョービ 高圧洗浄機 AJP1210
¥8,641 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:6.5 MPa
吐出水量:282 L/h
ホース長:高圧ホース5M
AJP1210は、リョービの販売する高圧洗浄機です。
本体サイズは、奥行180×幅374×高さ411mmです。
本体の重さは、5.2kgです。
車輪のないタイプとしては、少し重めでしょう。
高圧洗浄機のパワーは、吐出圧力が6.5 MPa、吐出水量が282 L/hです。
こちらは、ケルヒャーの入門機(K2クラシック)と比較しても弱いです。
付属品は、ダイヤルで水圧を調整できるバリアブルノズルランスが1本付属します。
このタイプは水圧を無段階で広範囲に広げることもできるため、水まき的に使うこともできます。
高圧ホースは、2.5メートルと短めです。
水道ホースは未付属です。
静音性は、本機もそれなりの稼働音がします。
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以上、リョービのAJP1210 の紹介でした。
ケルヒャーの入門機より少し安めです。ただ、パワーは明らかに劣るため、おすすめしにくいです。
10・アイリスオーヤマ 高圧洗浄機 FBN-301
¥8,196 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:5.3 MPa
吐出水量:230 L/h
ホース長:高圧ホース5M/給水ホース3M
FBN-301 は、アイリスオーヤマの入門用モデルです。抜群の安さです。
本体サイズは、幅約295×奥行155×高さ170mmです。
重さは、約3kgです。
重さと収納性の部分だけで言えば、K MINI以上です。
長方形なので物置などに収納しやすいことでも評判です。
高圧洗浄機のパワーは、吐出圧力が5.3 MPa、吐出水量が282 L/hです。
ケルヒャーの「K MINI」は、パワーを犠牲にせず小型化していました。
それと比べると、本機はそうではないです。
普段の洗車などに使うのがギリギリで、こびり付いた汚れを効果的に落とすような用途には向かないでしょう。
付属品も、広角ランスのみです。
広角ランスは水圧重視で広がりがないため、どちらかといえば、パワーが必要な、石畳やコンクリ外壁に向きます。逆に、網戸や散水などは、対応力が弱いです。
また、ランス自体では範囲調整できないのは、不便です。
高圧ホースは、5メートルです。
本機は、給水ホースも3メートル付属するので、買ってそのまま利用可能なのは嬉しい部分です。
静音性は、本機も、それなりの稼働音がします。
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以上、アイリスオーヤマのFBN-301の紹介でした。
収納性を重視したいが「K MINI」少し高いという場合に選択肢にできる良コスパ機です。
ただ、パワー面は期待値が低いので、この部分に期待して買うべき機種ではないです。
12・アイリスオーヤマ 高圧洗浄機 FBN-401
¥7,281 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:8MPa
吐出水量:330 L/h
ホース長:高圧ホース5M/給水ホース3M
FBN-401も、アイリスオーヤマの高圧洗浄機です。
こちらは、やや本体が大きい代わりに、パワーが強い機種です。
本体サイズは、幅250×奥行150×高さ380mmです。
重さは、約4kgです。
軽量ではないですが、重く感じる程でもないです。
高圧洗浄機のパワーは、吐水圧力は最大8MPa、吐出水量330L/hです。
比較するとケルヒャーの入門機(K2クラシック)と、ほぼ同等のパワーです。
より強い機種はあるものの、洗車やベランダ掃除には十分な威力でしょう。
付属ノズルは、可変拡散ランスが付属します。
ケルヒャーのバリオスプレーランスに似て、広範囲/狭範囲に噴射を調節できます。
ただし、バリオスプレーランスが無段階で調整できるのに対して、アイリスオーヤマは「高圧・低圧」の2段階となります。
とはいえ、泥を落とす際は広範囲に噴射できた方が便利ですから、車の掃除に向いているでしょう。ただし、洗剤を利用しての洗車には対応しません。
高圧ホースは、5メートルです。
本機も、3メートルの給水ホースが付属です。
静音性は、特段、配慮がない機種です。
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以上、アイリスオーヤマのFBN-401の紹介でした。
1万円を大幅に切る激安価格で、パワーも優秀な機種です。
むろん、オプション装備などの利便性の部分では差はありますが、洗剤などの利用を想定しない方で、水圧だけは欲しいという場合は、選択肢になるでしょう。
3・水道なしで利用できる高圧洗浄機
続いて、水タンクを装備し、水道がなくても利用できる高圧洗浄機を紹介します。
水缶 コック付 BUB 20L 水タンク
¥1,017 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
ケルヒャー 自吸用ホース 2643-101
¥3,580 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
ケルヒャー 自吸用フィルター 2642-794
¥1,119 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
なお、先ほど紹介したケルヒャーのK2・K2クラシック・K2サイレントについても、別売の自吸用ホースと、(水道水でないならば)フィルターあれば、ため水の利用が可能です。(同社の上位機K3も可能)
ただし、モーターを壊さないように、ペットボトルなどで右図のような「呼び水」が必要です。
以下で紹介する機種は、こうした所作が不要で、温水も利用できるという点で利便性が高いです。
13・アイリスオーヤマ SBT-412N
¥9,439 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:7MPa
吐出水量:290 L/h
ホース長:高圧ホース5M
SBT-412Nは、アイリスオーヤマの高圧洗浄機です。
本体サイズは、幅405×奥行310×高さ505mmです。
重さは、6.7kgです。
本機は、ここまで紹介したモデルとは、若干コンセプトの違うモデルです。
というのも、写真のように、取り外しできるバケツが用意されており、バケツに水を貯めて使うことができるタイプの高圧洗浄機だからです。
水タンクは、23Lの水が入ります。
約5分の運転時間に相当する水の量です。
高圧洗浄機のパワーは、吐水圧力7MPa、吐出水量290L/hです。
このタイプとしては健闘しており、自動車や自転車の掃除に問題のないパワーを持ちます。
また、水を一度張れば、5分程度は継続して運転できます。また、この機種はバケツに温水や洗剤を入れても良いので、ベランダ掃除などに薄めた洗剤を入れて利用することもできます。
その点で、この部分の洗浄力の高さは期待できます。
付属ノズルは、可変拡散ランスとターボランスが付属です。
可変拡散ランスは、無段階調整には非対応ながら、広範囲/狭範囲に噴射を2段階で調節できます。
ターボランスは、ケルヒャーのサイクロンジェットノズルと同じスパイラル水流で、タイヤの汚れなどピンポイントの部分の汚れに対応できるものです。
高圧ホースは、5メートルのものが付属します。
水道ホースは、「バケツタイプ」のため不要です。
静音性は、特段、配慮がない機種です。
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以上、アイリスオーヤマの高圧洗浄機 SBT-412 の紹介でした。
水道ホースに依存しないため、水道からの距離に縛られず使える点が、非常に便利な機種です。Atlasも水道から離れた場所での使うことが多く、これを導入しています。
【通常タイプ】
14・アイリスオーヤマ SBT-512N
¥11,503 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
【静音タイプ】
15・アイリスオーヤマ SBT-512NS
¥15,261 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
【Amazon限定】
16・アイリスオーヤマ SBT-512N ベランダセット
¥18,671 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:8.5 MPa
吐出水量:280 L/h
ホース長:高圧ホース10M
SBT-512Nは、アイリスオーヤマの水タンク式高圧洗浄機の上位機です。
本体サイズは、幅480×奥行280×高さ480mmです。
重さは、7.2kgです。
水タンクは、約26Lの水が一度に入ります。
1回の給水で、最大運転でも、5分30秒程度保つ量です。
高圧洗浄機のパワーは、吐水圧力8.5MPa、吐出水量280L/hです。
下位機種と比べて純粋に水圧が上げられています。
付属ノズルは、下位機種と同じ可変拡散ランスとターボランスが付属します。
高圧ホースは、この機種から10メートルのものが付属します。
水道ホースは、「バケツタイプ」のため不要です。
静音性は、SBT-512SNについては、「静音対応」が謳われます。
デシベル単位の騒音値は、71.5dBです。水タンク式としては最大限に静かです。
その他の部分は変わりませんが、高圧洗浄機は「割とうるさい」ので、集合住宅などで利用するならば導入する意義は感じます。
なお、Amazon限定で「ベランダセット」がありますが、こちらについては、静音モデルではないです。
オマケとして、デッキブラシと(収納用の)バックルボックスが付属します。
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以上、アイリスオーヤマの高圧洗浄機 SBT-512N の紹介でした。
下位機種に比べてパワーが強いのが「売り」です。
ベランダ掃除や自動車洗浄などにおける「時短効果」も期待できるでしょう。とくに、静音性が向上している上位機は、室内での利用に良いでしょう。
予算が許せばこちらのほうが良いでしょう。
4・コンセントも不要な高圧洗浄機
続いて、水道の蛇口だけではなく、コンセントも不要な高圧洗浄機を比較します。
17・サンコー どこでも高圧洗浄機 ACTD2WS8
¥13,400 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:6MPa
吐出水量:
ホース長:高圧ホース7M
タンク式充電どこでも高圧洗浄機 は、「レアもの」が得意なサンコーの高圧洗浄機です。
専門メーカーではないですが、ニッチな製品を多く出している会社です。
本体サイズは、幅360×奥行き240×高さ880mmです。
重さは、 3.9kgです。
水タンクは、約35L分のサイズで、最大15-20分の分量です。
本機は、ローラが付いて、押し歩けますので、持ち運びやすいと言えます。
お墓の掃除や、キャンプ、駐車場が離れている場合など、どこでも利用できるのは魅力ですね。温水や洗剤のの使用も可能です。
一方、本機は、水タンク式で水道不要であるだけでなく、バッテリー内蔵で、電源も不要という機種です。
バッテリーは、高圧洗浄機はパワーを使いますが、30分間の稼働時間を確保しています。
高圧洗浄機のパワーは、吐水圧力6MPaです。バッテリー式は数機種ありますが、強力な部類です。
付属ノズルは、ウォーターガンと、ウォッシュブラシです。
ウォーターガンは、可変方式です。
面白いのは、握りの強さで強弱ができる点です。ただし、ケルヒャーのような無段階ではありません。
ウォッシュブラシも、洗剤ポケットがあるなど、洗浄力が強化できます。
高圧ホースは、7メートルのものが付属します。
静音性は、さほど重視した設計ではないです。
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以上、サンコーの高圧洗浄機の紹介でした。
コードレス高圧洗浄機としては、相当安い製品ですがパワフルです。
離れた駐車場なので洗車ができる点にメリットがあります。また、キャンプの掃除などにも便利に使えそうです。
一方、こちらは、信頼性の部分で、タンクの水漏れや、バッテリー問題を指摘するレビューも目立ちます。
同社は、工具メーカー・バッテリーメーカーではないので、安い分、「自己責任」の要素はある点は注意してください。
とはいえ、12ヶ月保証があるため、その、1年間で、汚れのほか、個体差に由来する問題点「も」十分に洗い出せるでしょう。
18・リョービ PLW-150 667500A
¥14,319 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:0.6MPa
吐出水量:
ホース長:高圧ホース6M
リョービ のポータブルウォッシャーは、高圧洗浄機メーカーのRYOBIの製品です。
本体サイズは、幅299×長さ423.5×高さ345mmです。
重さは、5kgです。
内蔵タンクは、15Lの水タンクです。
やや容量が少なめですが、本機は、車輪はないタイプなので、あまり大きくても問題だからでしょう。
バッテリーは、非搭載です。
しかし、電源は、家庭用のコンセントのほか、車のシガーソケット(DC12V)にも対応する設計です。
そのため、実質的にコードレス機として利用できる側面があります。
高圧洗浄機のパワーは、ただし、0.6MPaです。
水道水の2倍程度の圧力に過ぎないので、頑固な汚れを落とすのではなく、自転車やキャンプ用品の「泥落とし」としてに使うものです。
付属ノズルは、シャワーノズルとガンノズルです。
高圧ホースは、6メートルのものが付属します。
静音性は、重視した設計ではないでしょうが、パワー的にさほどうるさくもないでしょう。
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以上、リョービ のポータブルウォッシャの紹介でした。
あまり強力ではないですが、タンクにふたをできるため、水源のない場所でのキャンプ時などの「簡易蛇口」として一定の魅力があります。
シガーソケットから電源を取れる機種は珍しいですし、ニーズはあるでしょう。
19・アイリスオーヤマ STD-L101N
¥22,320 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:3MPa
吐出水量:180 L/h
ホース長:高圧ホース5M
STD-L101N は、アイリスオーヤマの高圧洗浄機です。
こちらも、バッテリー搭載で、電源も不要という機種です。
本体サイズは、幅480×長さ289×高さ480mmです。
重さは、7.2kgです。
内蔵タンクは、26Lと大きいです。
一方、本体は重いし、車輪もないので、水を運ぶのは大変です。
ただ、空の状態では、コンパクトに収納して持ち運べるため、水を現地で調達できるなら問題ないでしょう
タンク式 専用バッテリー SHP-L3620
¥12,427 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
バッテリーは、10分間の稼働時間を確保しています。
バッテリーは1つ付属しますが、予備バッテリーも別売りされます。充電は、充電器にて5時間です。
高圧洗浄機のパワーは、吐水圧力3MPa、吐出水量180L/hです。
サンコーの高圧洗浄機に比べると弱めです。
ただ、洗車などについては、本機は、お湯と洗剤に対応できます。
そうしたものを併用するならば、洗車にも使えそうです。
付属ノズルは、2段階で水圧が調整可能な可変拡散ランスが付属します。
高圧ホースは、5メートルのものが付属します。
静音性は、この機種の場合は「静音対応」です。
騒音値としては68.5dbですから、掃除機よりは煩いですが、高圧洗浄機としてはまずまず静かです。
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以上、アイリスオーヤマの高圧洗浄機STD-L101N の紹介でした。パワーが弱めの部分は、温水や洗剤の利用で何とかなるでしょう。
ただ、構造的に水が運びにくい点がネックです。また、バッテリーの稼働時間もあまり長くないなど、利便性の部分でネックになる部分は多めです。
20・ボッシュ18Vコードレス洗浄機 Fontus
¥38,812 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:1.2MPa
吐出水量:162 L/h
ホース長:高圧ホース4M
フォンタス は、ドイツのBOSCHが販売する、コードレス高圧洗浄機です。
電動工具では、ケルヒャーのライバル的企業です。
本体の重さは、9.8kgです。
ただ、本機は、伸縮するハンドルと車輪がつくタイプなので、持ちはこび自体はしやすいです。
内蔵タンクは、15Lです。
最大の水圧で、約5分30秒分の水量となります。
リチウムイオンバッテリー A1825LIG
¥7,373 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
バッテリーは、交換式です。
水圧をMaxで運用する場合15分、最大で45分保ちます。
高圧洗浄機のパワーは、吐水圧力1.2MPa、吐出水量162L/hです。
バッテリー式としてみても、あまりパワフルではないです。
付属ノズルは、一般的なスプレーガンのほか、ブラシが付属します。
水圧があまり強くない製品なので、それをふまえているかと思います。
高圧ホースは、4メートルのものが付属します。
静音性は、とくに配慮はないです。
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以上、ボッシュのフォンタス の紹介でした。
水タンクを入れた状態でおし歩ける点で、サンコー機同様に、運搬時の利便性は高いでしょう。
一方、パワーの部分は期待値が低いので、使途としては、最大45分稼働するバッテリー量を活かして、キャンプなどの「おそうじ用」でしょう。
値段は高いですが、工具メーカー製のしっかりした製品が欲しい場合は、候補になるでしょう。
【2019年】
21・ケルヒャー K2 バッテリーセット 1.117-223.0
¥44,136 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:11MPa
吐出水量:340 L/h
ホース長:高圧ホース4M
K 2 バッテリーセットは、ドイツのケルヒャーが販売する、コードレス高圧洗浄機です。
ケルヒャー 自吸用ホース 2643-101
¥3,580 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
ケルヒャー 自吸用フィルター 2642-794
¥1,119 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
本機については、水タンクは未装備です。
ただ、先述のように、ケルヒャーは自吸用ホースでため水を利用できるため、それを前提に設計された製品です。
本体サイズは、幅245 x 奥行303 x高さ629mmです。
重さは、4.5kgです。
車輪はないので、保って運ぶタイプです。
バッテリーパワー 36V 2.445-061.0
¥27,439 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
バッテリーは、交換式です。
水圧をMaxで運用する場合14分、最大で45分保ちます。
残量メーターや充電完了までの時間が分かる仕様なので、交換用バッテリーの価格は「手加減がない」です。
高圧洗浄機のパワーは、しかし、本機は、吐水圧力が最大11MPaで、吐出水量は340L/hです。
本機は、バッテリー式にもかかわらず、同社の中位機の名称である「K2」を冠しているのは、このパワーのためです。
付属ノズルは、水圧インジゲーター付属のトリガーガンのほか、高圧の水が扇状に水が拡がる1ジェットノズルと、水流が強く出せるサイクロンジェットノズルという構成です。
可変式のバリオスプレーランスは未装備です。
ただ、本機は、必要に応じてトリガー部の操作でブーストモードが利用できますし、パワーの部分では問題ないでしょう。
フォームノズル 2643150
¥1,490 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
デッキクリーナー 2642871
¥5,048 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
その他の付属品は、本機は、洗車やデッキ掃除などの装備は、別売です。
そのため、洗車などの評価値は低くしましたが、別に買えば、便利に使えると思います。
高圧ホースは、4メートルのものが付属します。
静音性は、とくに配慮はないです。
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以上、K 2 バッテリーセットの紹介でした。
バケツや水源を別に用意するのが面倒ですが、パワー面ではバッテリー式では、最も期待値が高いです。
バッテリー式でも、コンセント式と同様にパワフルに使いたい場合は、本機が候補となります。
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【ケルヒャー】
22・マルチクリーナー OC 3 1.680-009.0
¥15,951 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:0.5MPa
吐出水量:
ホース長:高圧ホース6M
なお、ケルヒャーからは、似た製品としてモバイルマルチクリーナーの販売もあります。
こちらは、最大15分のバッテリーと、4L分の水タンクを装備します。
ただ、吐出圧力も0.5MPaと「水道水の2倍」の水準に止まる製品です。
基本的には、キャンプなどの「水道代わり」と考えてください。
【バッテリー・充電器付属】
23・マキタ 充電式高圧洗浄機 MHW080DPG2
¥74,038 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
【バッテリー・充電器別売】
24・マキタ 充電式高圧洗浄機 MHW080DZK
¥48,899 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
吐出圧力:8MPa
吐出水量:330 L/h
ホース長:高圧ホース5M
充電式高圧洗浄機は、マキタの販売するバッテリー式の高圧洗浄機です。
同社は、電動工具などモーター機器を販売する世界的メーカーで、このブログでも、掃除機などを以前紹介しました。
本体サイズは、幅438×奥行218×高さ269mmです。
重さは、6.7kgです。
アイリスオーヤマのように、水タンクを兼ねたケースですが、車輪があるわけでないので、結構な重さではあります。
内蔵タンクは、50Lの水タンクを装備します。
最大のパワーで8分以上稼働します。
大きいですが、満水時には50kgとなる部分は注意です。
純正バッテリー BL1860B 18V 6.0Ah A-60464
¥14,280 Amazon.co.jp (1/30執筆時)
バッテリーは、標準運転で、1つあたり15分保ちます。静音モードで30分です。
メーカーによれば「ミニバン1台洗車可能」な容量です。
この製品は、マキタの18Vの電動工具用のバッテリーを2基搭載して稼働します。
純正バッテリー単価は高いのですが【互換製品】は、5000円以下からあります。
高圧洗浄機のパワーは、吐水圧力8MPa、吐出水量330L/hです。
スペック的に言えば、ケルヒャーのK 2 バッテリーセットと並び、優秀な水準です。
付属ノズルは、可変式のバリオスプレーランス・強力なサイクロンジェットノズル・洗浄ブラシ・泡ブラシです。
高圧ホースは、5メートルのものが付属します。
なお、タンクから本体までの自吸ホースは1mとなります。
静音性は、デシベル単位のスペックは非公開ながら静音モードが付属します。
その場合でも、吐水圧力3MPa、吐出水量240L/hですから、実用性はあるでしょう。
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以上、マキタの充電式高圧洗浄機の紹介でした。
電源と水源が取れない場所での洗車用・水まき用としてわりと重宝しそうです。
ただし、タンクは50Lで、本体は6.7kgなので、運ぶのには台車などが必要でしょう。
後編につづく!
最新の高圧洗浄機のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、家庭用の高圧洗浄機を紹介しました。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
ケルヒャー
:K3 サイレント 50Hz 1.601-446.0
:K3 サイレント 60Hz 1.601-447.0
:K3 サイレントベランダ 50Hz 1.601-448.0
:K3 サイレントベランダ 60Hz 1.601-449.0
:K4 サイレントホームキット 50Hz 1.601-842.0
:K4 サイレントホームキット 60Hz 1.061-843.0
:K5 サイレント カー&ホームキット 50Hz1.601-942.0
:K5 サイレント カー&ホームキット 60Hz 1.601-943.0
・HIDAKA
:HK-1890 60Hz HK-1890 50Hz
・ボッシュ
:EA110 AQT33-11
・アイリスオーヤマ
:FBN-601HG-D JHW-201
:FIN-801EHG-D FIN-801WHG-D
:FIN-801PE-D FIN-801PW-D
:FIN-801PE FIN-801PW
次回の後編記事【こちら】では、前編で紹介できなかった上記の製品を追加で紹介します。
その上で、ここまで紹介してきた全機種から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案します。
引き続きよろしくお願いします。
後編記事は→こちら
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