Top 暖房器具 比較2025'【暖かい】足もと暖房49点の選び方とおすすめ:机・台所・テーブル (1)

2025年01月09日

比較2025'【暖かい】足もと暖房49点の選び方とおすすめ:机・台所・テーブル (1)

【今回レビューする内容】2025年 足下・足元・膝下の脚全体の寒さ・冷え対策!暖房器具の性能とおすすめ・選び方:電気代が安い足もと暖房:オフィス・テレワーク・キッチン・ダイニングテーブルの下向けの防寒対策・下半身・腰下・足冷え対策 デスクヒーター ホットパネル ホットキッチンマット パネルヒーター 電気ひざ掛け 電気毛布 着る毛布 着るこたつ

【比較する製品型番】 パナソニック DF-SAC30-T DC-1V4-MT DC-1NKB1-C DC-15NKB1 DC-15NK DC-PK3 DC-PK4 DC-15NKCD2 アイリスオーヤマ APH-16B DC-H5 DEH-45-T HCM-40S-T HCM-60S-T HCM-1890-T CWM110K-BW CWM120H-BW 椙山紡織 SB-TM60 SB-TM110 B-KM90 SB-KM130 SB-KM180 B-KM240 広電 KODEN VWM401H-HK VWM501H-HK VWM801H-HK VWM452K-B VWM602K-B VWM902K-B 山善 着る毛布 着るこたつ YAPP-402AC くるみケット Over Air+ YKPD-15 YAPP-75US YTAPP-751US YMM-W60BTH VWT441HS-B YMM-W401 YMM-W501 YMM-W45BF YMM-W60BTH YMM-W45902TH YMM-US40(LG) DEH-45-T YPPS-1551 YPP-183HK YPP-182HK コイズミ KDH-50237 KDH-50227 KDH-40234 KDH-40224 KDH-L126 メトロ MFH-321ET MFH-321ET-DA ほか

今回のお題
デスク下やキッチンの足もと暖房器具のおすすめはどれ?

 どもAtlasです。

 今回は、2025年1月現在、最新の足下を暖めるのに最適なミニ暖房家電を比較します。

 主に、オフィスデスクの下、テーブルの下、キッチンにおける防寒対策になるモデルを中心にみるつもりです。

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 電気マットは、このジャンルだと定番と言えます。

 そのため、各社の製品をサイズごと、多くみていきます。

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 そのほか、着るタイプ・パネルタイプ・膝掛けタイプ・コタツユニットタイプも扱います。

 「ユニーク暖房」といえますが、Atlasが実用的と思えたものも、いくつか比較しました。 

1・暖かい足元暖房の比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:デスクワーク用(足もと)
 1-3:デスクワーク用(脚全体)
 1-4:デスクワーク用(着るタイプ)
2・暖かい足元暖房の比較 (2)
 2-1:テーブル用(足もと)
 2-2:キッチン用(足もと)
 2-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 記事では、はじめに、足元暖房の選び方の基本を説明します。 

 その後、用途別に「デスクワーク向け」テーブル向け」「キッチン向け」に分けて、順番でみていきます。

足もとの暖かさ ★★★★★
脚全体の暖かさ ★★★★★
暖房できる範囲 ★★★★★
電気代の安さ  ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 よろしくお願いします。

ーーー

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1・セラミックファンヒーターの比較
2・遠赤外線ヒーターの比較
3・オイルヒーター・オイルレスヒーターの比較
4・石油ファンヒーターの比較
5・ガスファンヒーターの比較
6・冬の足元暖房の比較記事
7・ホットカーペットの比較
8・冬の暖房記事全体のまとめ記事 【結論】

 今回の記事は、このブログの暖房家電の比較シリーズの6回目記事として書きました。

 なお、今回は、小さめの電気マットは扱います。

 しかし、1畳を超えるサイズは、7回目の【ホットカーペットの比較記事】で別にまとめています。

 ある程度「面での暖房」を考えている方は、そちらをご覧ください。

1-1・足元暖房の選び方の基本!

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 はじめに、足もと暖房の「選び方の基本」の紹介からです。

 足元暖房は、暖房器具としてはニッチ(隙間産業)な分野です。

 昔は電気マットくらいしか選択肢がなかったですが、最近はユニーク家電が増えて、なかなか活況を呈しています。

 仕組みは、複数ありますが、大きく分けて3種です。

1・足裏・靴下の暖房
 =ミニマット・足温器
2・腰下全体の暖房
 
=パネルヒーター・フットヒーター
3・身につける暖房
 =電気膝掛け・着るこたつ

 選ぶ際の「基本」とするべきなのは、「どこを暖めたいか」ということです。

 それによって選ぶ家電が変わってます。

 以下、少し簡単に紹介しておきます。


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 第1に、靴下部分の寒さを緩和したい場合です。

 伝統的な足元暖房である電気マットや、足入れが付いた足温器が選択肢です。

 サイズは、多用です。

 デスク向けほか、キッチン向け、テーブル向けもあります。

 電気代は、デスク用の60cmサイズなら、1時間で1円以内です。

 本体価格も、かなり安めです。

 欠点は、足裏しか温かくない点です。

 つまり、マットから足を離せば足が冷えるので、注意しなと机に座る姿勢が不自然になり、足腰のトラブルにつながります。


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 第2に、腰下全体の寒さを緩和したい場合です。

 この場合、パネルヒーターや、コタツの仕組みを使うフットヒーターが選択肢です。

 欠点は、設置性と電気代でしょう。

 サイズは、比較的大きめです。

 そのため、職場などでは目立つ部分があります。

 電気代は、デスク用なら、1時間で4-5円ほどです。

 電気マットより高くなりますが、室内暖房の温度をその分下げられるのと、フットヒーターの場合は、室温も(それなりに)上がるので、経済性は悪くないです。


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 第3に、下半身全体の寒さを緩和したい場合です。

 この場合、電気膝掛けや、コタツを纏うような着るコタツが選択肢です。

 電気代は、デスク用なら、1時間で1-2円ほどです。

 欠点は、足裏は暖かくできない点です。

 靴下生活で「寒い」という場合は、不適当な家電です。

 そのほか「着るタイプ」は、着脱が面倒なのが難点です。

 ただ、最近は、USBバッテリーを搭載できる「コードレス」も出ました。

 出力の関係で、必ずしも体全体でムラのない暖かさは得れませんが、それなりに実用的なモデルもでてきました。

ーーー

 以上、足元暖房の選び方の基本の説明でした。

 結論的に言えば、デスク用で、設置面・費用面で比較的余裕がある場合は、パネルヒーターフットヒーターが、最も良いように思います。

 部屋のメイン暖房の温度を下げて、健康に欠かせない「頭寒足熱」にできますので。

 ただ、いずれも、職場だと目立つので、理解のない職場の場合、あるいは、自宅用でも、価格を重視する場合は、電気マット足温器が良さそうです。

 電気膝掛けは、例えば、床ヒーターがあるご家庭などで、足裏以外が寒い場合候補に思います。

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2・遠赤外線ヒーターの比較

 なお、キッチン、あるいは、テーブル用だと、足下を暖かくする家電はあるので、今回の記事でもみます

 ただ、腰下あるいは、下半身全体が暖かいという家電は、このジャンルだとないです。

 風が出ないタイプでは、遠赤ヒーターが、速暖性・暖かさの質の部分で、この用途に向きます。

 以上のリンク記事をご覧ください。

ーーー

 というわけで、比較をはじめます。

1・暖かい足元暖房の比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:デスクワーク用(足もと)
 1-3:デスクワーク用(脚全体)
 1-4:デスクワーク用(着るタイプ)
2・暖かい足元暖房の比較 (2)
 2-1:テーブル用(足もと)
 2-2:キッチン用(足もと)
 2-3:最終的なおすすめの提案【結論】

 冒頭書いたように、以上のような順番で説明をしていきます。

1-2・デスクワーク向け暖房(足もと)

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 というわけで、ここからはデスクワーク向けの暖房の比較です。

 デスクワーク用は結構数があるので、はじめに「足もと」だけを暖めるタイプから見ていきます。

 比較的安く、値ごろ感がある製品が多いです。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記します。


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 【2017年発売】

 1・アイリスオーヤマ HCM-40S-T
  ¥3,800 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:40cm×40cm
消費電力量:19.1Wh
1時間の電気代: 0.6円

 2・アイリスオーヤマ HCM-60S-T
  ¥4,424 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:60cm×60cm
消費電力量:31.6Wh
1時間の電気代: 1.0円

 3・アイリスオーヤマ HCM-1890-T
  ¥(6,790) 楽天市場 (1/9執筆時)

サイズ:176cm×88cm
消費電力量:134.7Wh
1時間の電気代: 4.2円

  HCM-40Sなどはアイリスオーヤマが販売する「ホットマット」です。

 同社は、低価格帯製品に強さを発揮する日本の家電メーカーです。

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 大きさは、40cm・60cmの正方形の製品のほか、176×88cm長方形で、床に広く据え置ける製品も出しています。

 素材は、ポリエステルです。

 多少起毛していてなめらかな手触りです。

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 温度調節は、低価格品ながら、強弱の調整機能があります。

 最も大きなタイプは、無段階の温度調整も可能です。

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 電気代は、マットタイプはとても安いです。

 最近、業界の年間電気代の計算式が(電気代高騰で)変わりました。

 変わったあとの計算でも、とくに60cmモデルまでは1時間約1円で収まります。

 清潔性は、ただし、特段の配慮はなく、洗えない製品です。

 ただし、最も大きなタイプについては、熱によるダニ退治機能が付属します。

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 以上、アイリスオーヤマの電気ミニマットの紹介でした。

 価格も安く安定的に手に入るため「とりあえず」という場合はこちらが良いでしょう。

 とくに「ごろ寝用」の大判モデルは、他社に比べても安いです。ただ、あくまで「マット」なので、キッチンなど汚れやすいところのでの利用はおすすめできません

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  【マイヤー調】

 4・KODEN VWM401H-HK
  ¥2,645 楽天市場 (1/9執筆時)

サイズ:40cm×40cm
消費電力量:14wh
1時間の電気代: 0.4円

 5・KODEN VWM501H-HK
  ¥3,828 楽天市場 (1/9執筆時)

サイズ:50cm×50cm
消費電力量:20Wh
1時間の電気代: 0.6円

 6・KODEN VWM801H-HK
  ¥3,720 楽天市場 (1/9執筆時)

サイズ:80cm×40cm
消費電力量:30Wh
1時間の電気代: 0.9円

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  【マイヤー調】

  【2021年発売】

 7・山善 ミニマットYMM-W402
  ¥2,834 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:40×40cm
消費電力量:12wh
1時間の電気代: 0.4円

 8・山善 ミニマットYMM-W502
  ¥3,982 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:50×50cm
消費電力量:23wh
1時間の電気代: 0.7円

 なお、これに類する製品は、他社からも多くでます。

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 単純な構造で、電気代も、表面温度もほぼ変わらないため、基本的には「サイズ」「色」「値段」だけを見ておけば、OKです。

 本機を生産する広電がこの系統の暖房(糸偏暖房器具)の大メーカーなので、先述のアイリスオーヤマや山善などに、製品を提供している関係です。

 繊維の編み方も、上で見た機種はどれも、どれも、短めながら起毛していて、ふかふかな「マイヤー調」です。


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 9・KODEN VWM452K-B
  ¥3,580 楽天市場 (1/9執筆時)

サイズ:45cm×45cm
消費電力量:20Wh
1時間の電気代: 0.6円

 10・KODEN VWM602K-B
  ¥4,460 楽天市場 (1/9執筆時)

サイズ:60cm×60cm
消費電力量:30Wh
1時間の電気代: 0.9円

 11・KODEN VWM902K-B
  ¥4,490 楽天市場 (1/9執筆時)

サイズ:80cm×40cm
消費電力量:40Wh
1時間の電気代: 1.2円

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【2022年発売】

 12・山善 ふかふか電気マットYMM-W60BTH
  ¥4,139 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:60×60cm
消費電力量:41wh
1時間の電気代: 1.3円/1時間

  【2022年発売】

 13・山善 ふかふか電気マットYMM-W45BF
  ¥3,799 楽天市場 (1/9執筆時)

 14・山善 ふかふか電気マットYMM-W45BTH
  ¥3,090 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:45×45cm
消費電力量:20wh
1時間の電気代: 0.7円/1時間

 15・山善 背中まで使える電気マットYMM-W45902TH
  ¥(5,499) 楽天市場 (1/9執筆時)

サイズ:90×45cm
消費電力量:41Wh
1時間の電気代: 1.3円/1時間

 これらの製品は、各社のホットマットの「上位機」といえるものです。

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 機能面で、先ほどの機種との違いは、2段階の「温度切替」ができるという一点のみです。

 室温が分かるセンサーがあるわけでないので、コタツの強弱切替のようなものです。

 とはいえ、通常の室温の場合、表面温度として約52度・約42度にアバウトに調整されるため、熱すぎるのが苦手の場合は、こうした機能を持つ機種を選んでも良いでしょう。

 電気代は、下位機種を含めて、どの機種も気にする程の差はないです。

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 素材は、広電の製品は、「フランネル」生地です。

 マイヤー調が「毛布のようなふわふわ」な質感だとすると、こちらは「さらさらで、なめらか」な質感です。

 フランネルの製品は、もちろん足下暖房でも使えますが、どちらかというと「座布団」的な使い方に向いていると言えます。

 素材的に、デスクワークの足下だと、フランネルは(マイヤーも滑らないとは言いませんが)少し滑るからなとは思います。

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 以上、「温度切替」ができるタイプの製品でした。

 温度切替が結構なのは「お尻に敷いた場合」ですので、これらの製品については、そうした用途を主に想定しているのだと思います。

 生地素材的にもそうした部分がみられるため、兼用するとしても「座布団メイン」の場合に良いかと思います。


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 16・Panasonic マルチウォーマー DF-SAC30-T
  ¥8,189 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:29cm×39cm
消費電力量:11Wh
1時間の電気代: 0.3円

  DF-SAC30は、パナソニックのマルチウォーマーです。

 この製品の特長は、文字通り、マルチな利用ができる点です。

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 第1に、足を完全に入れ込んで、足温器として利用できます。

 この用途では、足の甲まで被うため、暖かさは、ホットマット以上です。

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 第2に、寝室で「あんか」として利用することが可能です。

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 第3に、デスクで、座布団や腰当てとしても利用できます。

 大きさは、29cm×39cmの長方形です。座布団代わりに利用できるため、厚みも5cmもたせてあります。

 品質も、暖かさに定評のあるマイクロファイバーです。生地部分はカバーなので洗濯も可能です。ただしマイクロファイバーなので、洗濯ネットに入れることが必要です。

 パワーは、30Wです。生地自体の暖かさもあるため、構造的にこの程度で足りるでしょう。

 温度調節も、手元のコントローラーで5段階で可能です。最大温度は41度で、36度までの調整が可能です。

 電気代は、1時間利用しても0.3円とかなり安いです。

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 以上パナソニックのDF-SAC30の紹介でした。

 足温器というジャンルは以前からありました。しかし、それを多機能化した部分が面白いです。

 座る際の姿勢が良い方限定とはなりますが、暖かさは相当感じられるでしょう。

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 なお、マルチではないですが、足温器は他社からも販売があります。

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 17・広電 VWT441HS-B
  ¥4,572 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:44cm×44cm
消費電力量:14wh
1時間の電気代: 0.4円

 第1に、広電のVWT441HSです。

 一般的な足温器の形状で、その部分に特段個性はないです。

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 ただ、表面の毛羽に、同社の機能性繊維のデオテックスプレミアを使います。

 消臭基が悪臭を分解する仕組みですが、汗臭・足裏臭に対応しますが、プレミアだと加齢臭に対応とのことです。

 本製品は、カバーが洗えますが、洗って、陰干しすれば消臭基の機能性が復活します。

 この部分は、ワンポイントです。

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 18・山善 YMM-US40(LG)
  ¥3,790 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:42cm×42cm
消費電力量:(4W)
1時間の電気代:(USB給電)

 第2に、山善のYMM-US40 です。

 こちらは、USB給電式の足温器です。

 4Wとなるので、しっかりすぐに暖かいのかは不明です。

 一応、強運転時に42度ではありますが、室温20度のもとでの1時間後の温度ということです。それでも暖かいとすれば「生地の力」が大きいかなと思います。


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 19・椙山紡織 ホットテーブルマット SB-TM60
  ¥7,544 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:60×60cm
消費電力量:55Wh
1時間の電気代:1.7円

  SB-TM60は、椙山紡織(なかぎし)が販売するソフトフローリング調の製品です。

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 大きさは、60×60cmです。

 右図の製品となりますが、60cmですから、オフィス机用でも使えるサイズです。

 なお、幅広で考える場合、あとでみる「ホットキッチンマット」というジャンルの家電になります。

 温度調節は、非対応です。

 床面は利用時は、45度に固定されていますが、これは他機と同じです。

 電気代は、1時間1.5円と割と安めです。

 タイマーは、この製品は付属しません。ただし、8時間後の切タイマーは付属します。

 清潔性の点は、ただし万全で、抗菌・防かび・防水加工をなします。

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 以上、椙山紡織(なかぎし)のSB-TM60の紹介でした。

 結論的にいえば、仕事用で、ホットマットタイプを選ぶならば、このタイプがおすすめです。

 マイヤー調にせよ、フランネルにせよですが、最近の製品は「座布団兼用」で考えているものが多く、靴下だと「やや滑りやすく」気が散る部分があるからです。

 また、机の下というのは意外に汚れやすいですが、このタイプだと、ふき掃除できて清潔という部分も評価できますので。

1-3・デスクワーク向け暖房(脚全体)

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 続いて、主にデスク利用時において、足元・足裏だけでなく、脚全体を暖めることのできる暖房家電を紹介します。


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 【2019年発売】 

 20・Panasonic デスクヒーター DC-PKD4-H
   ¥12,790 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:48×45×30cm
消費電力量:168Wh
1時間の電気代:5.2円

 デスクヒーターは、パナソニックから販売されているロングセラー製品です。

 従来は、「女子向け」のデザインでしたが、割と一般的な色柄に変更になっています。

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 大きさは、48×45×30cmで、机の下に立てて利用するのが通常です。

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 高さがさほどないため、袖のないオフィスデスクの中に目立たず設置できるの製品です。

 事務机(平机)用としては、良い選択肢の1つです。オフシーズンは、折り曲げて収納もできます。

 電気代は、発売時期から現在までに電気代が上がっていますが、

 今の水準で計算しても、1時間で5.2円ほどの光熱費と省エネです。

 温度調節は、2段階で切替ができ、強だと表面温度が55度、弱だと37度になります。

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 以上パナソニックのデスクヒーターの紹介でした。

 デスクヒーターの利点は、足だけではなく、膝より下の部分を満遍なく暖めることができることです。

 「じんわり」あたたまるものなので、エアコンなどの補助家電としては最適でしょう。エアコンなどをかけ過ぎると、眠くなりますので、「頭寒足熱型暖房」でお子さんの勉強用にも良いでしょう。

 極度に熱くならないため、 安全性ですから。一方、消し忘れタイマーは付属しません。この点は残念です。

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 なお、パネルヒーター型は、他社からもいくつか展開があります。

 代表的な製品をみておきます。

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 【2023年発売】KPH-TSA-H後継機

 21・アイリスオーヤマ APH-16B-P
 21・アイリスオーヤマ APH-16B-H
 21・アイリスオーヤマ APH-16B-T
   ¥7,120 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:45×48×30cm
消費電力量:(160W)
1時間の電気代:4.9円

 第1に、アイリスのAPH-16Bです。

 比較的安く手に入る製品です。

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 サイズは、45×48×30cmです。

 パナソニックと、ほぼ同サイズです。

 温度設定は、無段階調整です。

 そのほか、自動切タイマー(6時間)付属など、機能面では割と優秀です。

 実用性は十分です。

 ただ、コントローラー部分や、パネル表面の生地の質感はイマイチです。その上で、値段もパナソニックとあまり変わらないとは言えます。

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 【2024年発売】

 【4面ヒーター】YPS-155後継機

 22・山善 YPPS-1551
   ¥9,880 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:幅50×奥行35×高さ45cm
消費電力量:144Wh
1時間の電気代:4.5円

 【3面ヒーター】

 23・山善 YPP-183HK
   ¥(9,880) 楽天市場 (1/9執筆時)

 23・山善 YPP-182HK
   ¥7,601 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:幅50×奥行30×高さ50cm
消費電力量:130Wh
1時間の電気代:3.8円

 第2に、山善のYPPS-1551です。

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 こちらは、ボックス型の4面ヒーターです。

 サイズは、足置き部分として(幅47×奥行35cm)で、高さは45cmです。

 ボックス型に固定して利用するタイプなので、他機と違い、机によっては、足の可動範囲が限られる点と、コントローラーが前側で邪魔なのが、構造的に気になります。

 温度は、3段階で調整できます。

 そのほか、「おまけ」で(電気を使わない)膝掛け(80×130cm)が付属です。 

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 なお、3面ヒーターモデルは、足下のヒータがないです。

 そのかわり、ヒーターが側面で邪魔ではないのですが、靴下で使うならば、暖かさはイマイチでしょう。

− 

 結論的にいえば、欠点が目立ちます。

 4面ヒーターで、ヒーター配置が工夫された新機種がでれば、割と良いように思いました。


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 【2012年発売】

 24・アイリスオーヤマ DEH-45-T
   ¥6,800 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:46×93×cm
消費電力量:(90W)
1時間の電気代:2.9円

 DEH-45-T は、アイリスオーヤマが「デスクヒーター」として売っている製品です。。

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 大きさは、幅約46×奥行約35×高さ約3cmです。

 こちらは、フラットヒーター本体にフリースのカバーを取り付けたものを、マグネットでスチール机にくっつけるという仕組みです。

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 覆ってしまうのは合理的で、これはとても暖かいでしょう。

 電気代は、1時間で2.9円ほどの光熱費と省エネです。

 温度調節は、一方この機種は非対応です。

 この部分が難点で、バイメタル方式の過熱防止検知しかないため、適温になりにくいです。

 清潔性は、毛布部分が洗えるなど問題ありません。ただ、生地的に毛玉ができやすいので、デリケートに洗ってください。

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 以上、アイリスオーヤマのデスクヒーターの紹介でした。「寒がり」が自宅で利用するには良い製品でしょう。

 ただし、温度調節機能がない点と、マグネットが落ちやすい点、構造的に(パネルヒーター土地外)靴の部分は寒いだろう点は、注意です。

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最新の電気こたつの比較

 なお、この手の製品の「本格仕様」というか、こたつがそのまま机になった製品は山善も出しています。

 こうした製品は、以上の別記事で書いています。

 興味のある方は、そちらをご覧ください。


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 【2023年発売】MFH-181ET(DA)

 25・メトロ フットヒーター MFH-181ET-DA
  ¥11,391 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:幅49×奥行21.8×高さ10.7cmm
消費電力量:180Wh
1時間の電気代:5.6円

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 【2022年発売】MFH-321ET(DA)

 26・メトロ フットヒーター MFH-321ET-DA
  ¥14,172 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:幅82.9×奥行21.8×高さ10.7cm
消費電力量:320Wh
1時間の電気代:9.9円

 MFH-181ET-DAなどは、コタツメーカーのメトロの製品です。

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 本機は、簡単に言えば、これは、テーブルや机の下に置くコタツです。

 サイズは、幅の違いで、49cm、83cmの2種類があります。

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 利用方法は、両足を木製ユニットの上に載せて、下のこたつユニットからの熱で暖まる方式です。

 こたつと同じハロゲンヒーターなので、じんわり、しっかりと、暖かさを得ることができます。

 ハロゲンヒータが発する輻射熱は強いので、膝下全体を暖めることができます。

 Atlasもこの製品を事務机の下に入れて利用しています。

 こたつにような「こたつふとん」がなくても、十分暖かいです。木枠が、時間が経つと温くなっていくので、足をおいていると気持ちいいです。

 夏場で利用しない時期も、足おきとして重宝しています。

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 電気代は、小型機は、1時間で5.6円ほどです。

 大きめはさすがに1時間9.9円です。

 暖かさの水準からすれば許容範囲でしょうが、足もと暖房としては、そこそこ光熱費はかかるほうです。

 ただ、この出力だと、部屋の暖房にも寄与すると言えますし、出力も調整できます。

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 温度調節は、9段階のサーモスタット式です。

 コタツと同じような温度調節と言えば分かりやすいでしょう。コードの中間にコントローラーがあるため、机の上で調節可能です。

 タイマーも付属します。

 5時間切タイマーが付いているので、切り忘れの心配はありません。朝、出勤したら、半日後には自動で切れているわけですから。

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 安全面も、配慮があります。

 コタツなので、熱による脱臭機能もあります。

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 お手入れは、形状的に、上から落ちたゴミは、下部に落ちます。

 この部分を引き出して、定期的に清掃することは必要ですが、簡単です。

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 以上、メトロMFH-181ET-DAなどの紹介でした。

 個人的に長年自宅の机で使っていますが、便利で「廃版になったら困る」と思える良い足もと暖房です。足裏については、これ以上暖かい製品はないでしょう。足下から離れた部分も「じんわり」暖かいのが特長です。

 足もと暖房としては、仕組み上、他方式より電気代はかかります。ただ、先述のように、部屋自体の暖房にもある程度寄与していそうですし、消し忘れても5時間で消えます。

 難点は、発光するので、オフィスで使うには目立つ部分でしょうが、これは仕方ないです。自宅用ならば問題ないです。

1-4・デスクワーク向け暖房(着るタイプ)

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 続いて、膝掛けタイプ・ガウンタイプなど、身につけるタイプの製品をみていきます。

 デスクワークだけでなく、ソファなどでも使いやすい製品が多いです。


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 【2020年発売】

  27・Panasonic 電子ひざかけ くるけっと DC-H5-T
   ¥12,780 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:125×93cm
消費電力量:75Wh
1時間の電気代:2.3円

 電子ひざかけ「くるけっと」も、パナソニックから販売されているバラエティ暖房です。

 類似の製品でやすいものは他社からも出ていますが、生地の品質や、家電部分の性能はパナソニックの場合定評があります。

 生地は、「マイクロファイバー」で、肌触りが良く、暖かさもあります。

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 大きさは、125×93cmです。

 オフィスで利用する場合は、膝掛けのように利用する製品となります。

 靴で仕事をしており、足自体は寒くないが、足下全体が寒いというかたは、このタイプが適合するでしょう。

 電気代は、1時間で2.3円ほどの光熱費と省エネです。

 温度調節は、格安品と違いところで、ニッケルサーミスタを利用した8段階の調節ができます。

 最大44度ですから、暖かさは十分でしょう。

 清潔性の面では、抗菌防臭加工がなされ、アクリルとポリエステル混の化繊なので、洗濯機で洗うことも可能です。

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 以上パナソニックの電子ひざかけ「くるけっと」の紹介でした。

 色目もオシャレで、中身の性能も期待できる製品です。足裏の防寒対策にはなりませんが、寒い場所が底ではないならばこちらは良い選択肢です。


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 【2023年発売】

 28・コイズミ KDH-50237
   ¥8,280 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

 【2022年発売】

 28・コイズミ KDH-50227
   ¥7,182 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:190×170cm
消費電力量:50Wh
1時間の電気代:1.6円

 KDH-50227は、コイズミが販売する電気式のひざかけです。

 新旧両機種ありますが性能は同じです。

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 大きさは、160×70cmです。

 それなりのサイズで、使いやすそうです。

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 素材は、アクリル混です。

 機能性重視ではありますが、素材の特性として、生地自体の暖かさ肌触りも良いでしょう。写真のように、腕が出せるスリット、または、腰に巻けるボタンがあります。

 以前はウール混の製品もあったのですが、価格、あるいは、手入れ重視で素材が変わりました。この場合、洗濯ができるのでその部分も重視したかと思います。

 温度調節は、無段階階調整です。

 コントローラーが付属していて、それで調整します。

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 電気代は、1時間で1.6円ほどです。

 しっかり、適温と言える42度で調整した場合です。

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 以上、コイズミのKDH-M483の紹介でした。

 工夫次第でいろいろ使えるのが、ブランケットタイプの良い部分です。

 洗濯もできますし、便利に使える方は多そうです。ただし、コードがあることは忘れないようにしてください。1.7mの範囲を超えては持ち運べません。そのまま、コネクター部分を外せば(まあ)脱がずとも移動できますが、正規の使い方ではないので。

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 【2023年発売】

 29・コイズミ KDH-40234
   ¥6,600 Amazon.co.jp (1/6執

 【2022年発売】

 29・コイズミ KDH-40224
   ¥4,280 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:110×70cm
消費電力量:40Wh
1時間の電気代:1.2円

 30・コイズミ KDH-L126
   ¥12,999 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:130×70cm
消費電力量:50Wh
1時間の電気代:1.6円

 一方、こちらはコイズミの少し安い電気ひざ掛けです。

 こちらもアクリル混で、温度は最高42度の無段階調整とスペックは同じです。

 ただし、110×70cmとやや小さいので(ブランケットと言うより)膝掛けとしてしか使えない感じです。

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 マイキー柄の KDH-0501Uは少し大きいですが、やはり用途は膝掛けだけです。


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 【2023年発売】YAPP-401AC後継機

 【ACコンセントタイプ】

 31・山善 着る毛布 着るこたつ YAPP-402AC
   ¥9,970 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:115×60cm
消費電力量:40W
1時間の電気代:0.8円/1時間

 YAPP-402ACは、日本の暖房器具メーカーの山善が販売するユニークな製品です。

 2022年初登場の製品ですが発売後大ヒットしました。別名「くるみケット」です。

 継続的に人気なので毎年仕様が改良されていて、サイズ調整用のボタンや、ポケットの追加などがありました。

 本体色は、ラベンダーが基本色で、ブラウン:YAPP-402AC(BR)とピンク:YAPP-402AC(SP)もあります。

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 使い方は、写真の通り3WAYです。

 敷毛布やケットとして使うのは「想定内」です。しかし、肩紐つきのジャンパースカートのような「着る毛布」として使えるのは、ユニークです。

 重さは、旧機のデータですが1.3kgです。

 普通の服装だと、セーターとチノパンを合わせたくらいの重さです。

 防寒具としては「あり」な重さですが、荷重が肩にきやすい部分はありそうです。

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 大きさは、115×65cmです。

 服としては、ウエスト130cmまで対応できます。

 対応できる身長は、着用モデルを見る限り、155cm〜180cmほどといえます。

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 温度調節は、電気毛布と同じ、コントローラーを利用する仕組みで行います。

 コントローラーはポケットに入れることもできます。

 強運転で表面温度が53度、中で33度、弱で23度です。

 消費電力は40Wですし、熱源の強さは、コイズミのショールタイプとたいして変わりません。

 ただ、エアコンなどを利用している部屋では、形状的防風効果は高いと言えます。

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 ヒーターユニットは、電気毛布と同じで、全体にヒーター線が回されるので、均一的に暖かいです。

 電気代は、強運転1時間で0.8円ほどです。

 2時間のオフタイマー、8時間の自動電源オフ機能がそれぞれ搭載です。

 清潔性の面では、(電気毛布なので)洗えます

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 以上、山善のYAPP-402AC でした。

 暖かさは、風をしっかり防げる部分で、ショールタイプより優れるでしょう。

ただ、デスクワークで使う場合、構造的に肩に荷重がかかるため、肩こりしやすい方には向かない感じはあります。

 また、構造的に脱着は簡単ですが、移動する際、コントローラーを消した上で、ソケットを外す手間はあります。この部分で、頻繁に動く方、トイレに頻繁に行くような方は、あまり向かないでしょう。

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 【2024年発売】

 【USB-PDタイプ:袖付き】YAPP-75US

 32・山善 くるみケット Over Air+ YKPD-15
   ¥7,610 楽天市場 (1/9執筆時)

 【USBタイプ:袖なし】(旧機)

 33・山善 くるみケット YAPP-75US
   ¥5,978 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

 【USBタイプ・袖付き】YTAPP-75US後継機

 34・山善 くるみケット Over Air YTAPP-751US
   ¥9,300 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

サイズ:105×120cm
消費電力量:15W 7.5W)
1時間の電気代:

 一方、このタイプは、USB給電式もあります。

 実際的にはスマホ用USBバッテリーを別に買って、ケーブルフリーで使うという提案です。

 3種類ありますが、いずれも「3WAY」ではなく、着る専用です。

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  第1に、YKPD-15です。

 袖付きで、このタイプでは最も暖かいタイプです(強45度)。

 ただし、15Wなので、USB-PDに対応した18W(9V/2A)のモバイルバッテリーが必要です。

 このブログの【モバイルバッテリーの比較記事】で書いた製品のうち、上位機にあたる製品が良いでしょう。

 バッテリー容量は10000mAhあたりの製品が重さと

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 暖かさは、注意点です。

 ACコンセント式と違って、パワーに限界があるので、ヒータユニットは3カ所に限定されます。

 本機の場合、人体の前側に3カ所です。

 持続時間は、10000mAhのバッテリーを用いての、強運転で2時間です。

 ただ、上下それぞれについて、3段階(45℃ 40℃ 35℃)で調整できるので、実質的に、半日ほどは、暖かく使えそうです。

 重さは、820gです。

 バッテリー込みで1kgくらいです。 

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 第2に、YAPP-75USです。

 こちらは1世代前で、同じくUSBバッテリー式です。

 ただ、USB-PDではなく、給電力が弱いので最高温度が通常製品より弱め(胸元42度)です。

 生地も重めになりますし、袖がない状況でこのパワーだと、すこし物足りないでしょう。

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 第3に、YTAPP-751USです。

 こちらは、24年モデルで袖付きです。

 ただ、生地を軽量化しており820gです。

 バッテリーは、こちらは、10W給電で良いのですが、暖房力は7.5Wです。

 持続時間は、10000mAhのバッテリーを用いての、強運転で4時間です。 

 一方、ヒーターは、このモデルのみ背中の搭載になります。

 デスクワークだと、若干熱いかなと思います。この配置にする理由が謎ですが、生地と熱源の弱さに関係するかもしれません。背中の方が熱は感じるでしょうし。

 なお、いずれの製品もUSB部分は外せるので、洗濯可能です。

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 結論的にいえば、ハイパワーの最上位モデルに限っては、メイン暖房の補助のもとですが、それなりに暖かく、ある程度、実用的に使えるように思います。

 ACコンセント方式の製品と比べると、ヒーターが全面配置ではなく暖かさは限られると言えますが、ケーブルフリーで動き回りやすいので、ご自宅での「機動性」を重視する場合、選択肢にできるでしょう。

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 【2024年発売】

 ・ Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)
   ¥3,490 Amazon.co.jp (1/9執筆時)

 ただし、要求されるUSBバッテリーのスペックには注意してください。

 対応できるモデルは【モバイルバッテリーの比較記事】で色々見てますが、軽め安めの対応製品としては、以上の製品が選択肢になるでしょう。

次回に続く
足下暖房器具のおすすめは、結論的にこの機種!

 というわけで、自宅やオフィスで足下を暖めるための暖房器具の比較の1回目記事でした。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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2・暖かい足元暖房の比較 (2)
 2-1:テーブル用(足もと)
 2-2:キッチン用(足もと)
 2-3:最終的なおすすめの提案【結論】

足もとの暖かさ ★★★★★
脚全体の暖かさ ★★★★★
暖房できる範囲 ★★★★★
電気代の安さ  ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 続く、2回目記事こちら)では、テーブル剥けと、キッチン向けの広めの足元暖房を見たあと、結論編に入ります。

 いつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ商品を提案したいと思います。

 ひきつづき、よろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

ーー 

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posted by Atlas at 14:26 | 暖房器具

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