比較2017' 料理好き用!ハイスペック圧力鍋34点の性能とおすすめ:初心者〜上級者:ティファール・ワンダーシェフ・フィスラー・ビタクラフト・パール金属:人気圧力なべ・IH対応・安全性

2017年10月22日

比較2017' 料理好き用!ハイスペック圧力鍋34点の性能とおすすめ:初心者〜上級者:ティファール・ワンダーシェフ・フィスラー・ビタクラフト・パール金属:人気圧力なべ・IH対応・安全性

今回レビューする製品【2017年10月】 新製品の圧力なべ26製品の性能・安全性とおすすめ・選び方:圧力IH鍋・T-fal アクティクック プラスU 6L P4290735 P4290435 クリプソアーチタイマー P4400632 4.5L P4400632 P4360732 P4360731 P4360432 P4360431 クリプソ ミニット イージー パーフェクトP4620669 P4620635 P4620769 P4620735 エクスペリエンス 圧力なべ セキュア ネオ P2534045 P2530744 パール金属 クイックエコ H-5039H-5040 H-5041 H-5042 ワンダーシェフ 魔法のクイック料理 AQSA30 AQDB37AQDA55 Fissler ビタクイック 600-300-03-073 600-300-04-093コンフォート 622-102-02-073 612-302-04-073 プレミアム 622-302-03-073 622-302-04-073 Vita Craft スーパー圧力鍋アルファ 0622 0623 0624 違いとランキング

今回のお題
性能や安全面で最新の圧力鍋のおすすめはどの製品?

 どもAtlasです。

 今回は、2017年最新の高品質な圧力鍋を比較します。

 なお、本モノマニアでは、調理器具について以下の7つの記事があります。

1・取ってのとれる鍋の比較
2・フライパンの比較
3・圧力鍋の比較
4・電気圧力鍋の比較
5・ジューサーの比較
6・スロークッカーの比較
7・肉の筋切り器の比較

 今回は3番の記事です。

 ティファール・ワンダーシェフ・フィスラー・ビタクラフト・パール金属などから出ていガスで使う圧力なべについて比較します。初心者向けから上級者向けまで全部で30機種以上、比較・解説しました。

 なお、最近人気のある「電気を使って圧力をかける電気圧力鍋」については、別に記事があります。お手数ですが、上記「4番のリンク記事」をご覧ください。

 では、いつものように、メーカーごとに最新機種を比較した後で、最後に、全機種のうちから様々な観点で、「Atlasのおすすめ機種」を提案していきます

圧力なべの選び方の基本


 

 圧力鍋は、各社から様々な形状のものが売られています。

 価格も5000円以下から3万円以上までバラツキがあります。そのため、「どのグレードの製品を選んで良いか?」は、調理器具のなかでも相当分かりにくいジャンルです。

1・かけられる圧力の強さ
2・圧力鍋としての安全性
3・調理タイマーの有無
4・レシピ集の豊富さ

 このブログでは、メーカーごとに機能差が見られる上記4つの部分を軸に、各社の製品を比較しています。

 第1に、かけられる圧力の強さです。

 100kpaを超える高圧を出せる本格的な機種50kpaの低圧に対応し、野菜の栄養素を残せるヘルシーな機種、また、圧力を数段階切り替えられる多機能な機種、などが見られます。今回は、この部分を特に重要視して比較しています。

 第2に、圧力鍋としての安全性です。

 今回は、全てJIS規格で求められる圧力鍋の安全基準を満たしている製品ですが、それに加えて「独自の安全技術」が追加されている機種を高評価しています。とくに、「初心者向け」に「おすすめ」とする機種はこの部分を重視します。

 第3に、調理タイマーの有無です。

 初心者・中級者にとって最も難しいのが「火加減と加熱時間」です。しかし、一部の機種は、これらをタイマー管理できます。入門者用として非常に重要な機能なので、今回はこの部分も重要視します。

 第4に、レシピ集の豊富さです。

 メーカー・機種ごとに掛けられる圧力の値が異なるため、コツをつかむまでは、充実したレシピ集に頼るのが楽です。そのため、この部分もできる限り比較してみようと思います。 

 というわけで、以下では、これらの基準を重要視しながら、各機種を比較していきます。

T-Falの圧力なべの比較

 最初にフランスの調理器具メーカーであるティファールの圧力鍋を紹介します。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


 

 【2017年発売】

 【6Lサイズ】

 1・アクティクック プラスU 6L P4290735
  ¥25,337 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 【4Lサイズ】
 2・アクティクック プラスU 4L P4290435
  ¥23,846 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 アクティクック・プラス2 は、ティファールの主に初心者をターゲットにした高級圧力なべです。

 サイズは、2-3人前の調理に最適な4Lモデルと、4-5人分は対応する6Lモデルの2種類です。

 かけられる圧力は、最高圧力は85kpa程度です。これは他社に較べると高圧力とは言えません。こちらの機種は、主に、この点で、「入門機」という位置づけになります。

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 ただし、アクティクック・プラス2は、超低圧の50kpa80kpaを、火加減を気にせずにスイッチだけで切替が可能です。

 高圧は、お肉の調理などに、低圧は、野菜の栄養素を残しつつ、時短調理したい場合などに重宝します。加圧後、水道で水にかけて急冷することも可能で、かぼちゃなど野菜の煮崩れ防止にも役立ちます。

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 また、圧力鍋を利用する場合、火加減が重要になってきます。この機種は、圧力鍋本体に加圧タイマーが付いており、火加減調節が容易な初心者仕様になっています。

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 本体の開けしめ構造は、圧力鍋を選ぶ場合、「使い勝手の部分」で重要な要素ですが、やや複雑な構造を持つ他社製品と異なり、簡単なレバー設計です。他社に較べて、圧力鍋の開け閉めが容易なのがこの機種の特長です。

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 安全性の面も、ガス式の圧力なべとしては高レベルである点もこちらの「売り」です。圧力調整の為の弁が作動しなかった場合、安全弁から排気され、またそれも作動しなかった場合は、パッキンから蒸気が排出されるように設計されています。多重防護策があるのが、この機種の「売り」で、これは他社には、ない魅力です。中身が爆発して、キッチン中掃除するハメになった・・・という話を良く聞きますが、この機種は大丈夫でしょう。

 レシピ集も、付属します。50レシピとかなり多めの記載なので、この点も初心者には助かるでしょう。

 以上、アクティクック・プラス2 の紹介でした。使用時の利便性の他、安全機能が充実している点で初心者向けの機種です。保証も10年付きますので、価格が高いですが、初心者向けには良い機種だと思います。


 

 【2015年発売】

 【4.5Lサイズ】

 3・クリプソアーチタイマー P4400632
  ¥17,089 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 【6Lサイズ】
 4・クリプソアーチタイマー P4400632  
  ¥16,591 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 クリプソアーチタイマーは、T-falの初心者向けの「もう一つの」製品です。

 サイズは、この機種も、2-3人前の調理に最適な4Lモデルと、4-5人分は対応する6Lモデルの2種類です。

 かけられる圧力は、最高圧力は85kpa程度です。先ほど書いたアクティクックプラス2と同じ能力です。こちらの機種も、超低圧の50kpa80kpaを切り替えることができますし、便利な加圧タイマーも付属します。

 ただし、クリプソアーチの場合、自動空気排出システムが省略されます。アクティクックプラス2は、フタの上部にこのシステムがあり、加圧される前に、空気を追い出して、なべ内部を真空にしていく構造があります。これは、食材への熱の伝導性を高める働きがありますが、この機能がクリプソアーチの場合省略されます

 本体の開けしめ構造は、アクティクックプラス2とは異なります。

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 アクティクックプラス2の場合は、蓋ロックを開ける場合は片手で操作できるレバーハンドル方式でした。しかし、クリプソアーチタイマーは、ハンドルをつまんで、鍋ぶた全体を引き上げる方式を採用します。利便性は僅かに、クリプソアーチが高そうです。

 安全性の面は、この機種も同様に、高レベルです。

 レシピ集は、発売が古い影響か、33種類と少し少なめですね。ただ、圧力鍋のレシピはクックパッドなどに多いですし、慣れればさほど問題ないでしょう。

 以上、クリプソアーチタイマーの紹介でした。アクティクックプラス2と機能差は、おもに蓋の使い勝手の部分です。ただ、食材の美味しさをふまえれば、自動空気排出システムが付属するアクティクックプラス2が個人的におすすめです。

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 5・クリプソアーチ 6L P4360732【6L】
 6・クリプソアーチ 6L P4360731
【6L】
  ¥13,790 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 7・クリプソアーチ 4L P4360432 【4L】
 8・クリプソアーチ 4L P436043  
【4L】
  ¥12,291 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 9・クリプソアーチ 4L P4364031 【3L】
  ¥11,163 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 なお、クリプソアーチタイマーには、「機能限定版」といえる下位機種「クリプソアーチ」があります。ただし、こちらは、タイマー機能が未付属で、また、ガラスフタがない点が相違点です。

 タイマーがない点では、中級者以上向きな機種ですが、その場合、他社製品ほど高圧がかけられない点がネックです。


 

 【2017年発売】

 【4.5Lサイズ】

 10・クリプソ ミニット イージー P4620669
  ¥15,462 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 11・クリプソ ミニット パーフェクト P4620635
  ¥20,410 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 【6Lサイズ】

 12・クリプソ ミニット イージー P4620769
  ¥20,410 Amazon.co.jp (10/22執筆時)
 13・クリプソ ミニット パーフェクト P4620735
  ¥20,990 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 クリプソ ミニットは、クリプソアーチの「後継機」として、2017年発売されたモデルです。なお、クリプソアーチに比べると30%程本体か軽量化されています。

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 こちらは、「イージー」と「パーフェクト」がありますが、「パーフェクト」のみガラスフタと加圧タイマーが付属します。

 サイズは、この機種も、2-3人前の調理に最適な4Lモデルと、4-5人分は対応する6Lモデルの2種類です。

 かけられる圧力は、新機種ながら、こちらは65kpaのみです。この部分でクリプソアーチよりさらに「グレードは低い」です。ただし、初心者用なので、便利な加圧タイマーは付属します。

 本体の開けしめ構造は、クリプソアーチタイマーはに準じる方式ですね。

 安全性の面は、複数の安全弁の採用や、フタが閉まっていないと圧力がかからないロックピンの採用など、T-falは高レベルです。

 レシピ集は、一方、今回更新されました。ネットに掲載のものを含めると250種類と、料理好きには嬉しい数です。

 以上、クリプソミニットの紹介でした。同社の入門機の新機種としてはお手軽価格です。

 ただ、圧力調整ができない上、低めの圧力設定です。この点で、使い慣れてくると、不満が大きくなるでしょう。その点で、同社の、安全性を最重要視したモデルを選ぶとしても、アクティクックプラス2のほうがやはり良さそうです。

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 14・エクスペリエンス 圧力なべ Experience
  ¥35,000 直営店・百貨店限定 (10/22執筆時)

 なお、このシリーズの上位機として、エクスペリエンスというモデルが、百貨店限定で併売中です。

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 ただし、かけられる圧力は、76kpaのみですが、タイマーにより、加圧の後に、「ソフトスチーム」という新行程を加えた点が目新しい機種です。ただ、これは要するに、冷却・放置時間を教えてくれる「タイマーの追加機能」に過ぎないため、さほど魅力的には感じません。


  

 【3Lサイズ】

 15・セキュアネオ片手鍋 P2534045
  ¥7,498 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 【6Lサイズ】

 16・セキュアネオ片手鍋 P2530744
  ¥7,600 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 セキュア ネオは、2016年から日本でも展開となった、同社の片手鍋タイプの圧力鍋です。価格面で格安のラインとなります。

 サイズは、小容量の調理に最適な3Lモデルと、4-5人分対応する6Lモデルの2展開ですね。また、いずれのモデルも中カゴが付属します。

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 かけられる圧力は、クリプソアーチタイマーなどと同じで、最高圧力が85kpa程度です。超低圧の50kpa80kpaを切り替えることができます。ただ、価格的に仕方ないですが、加圧タイマーは未付属です。

 本体の開けしめ構造は、レバー式で、片手で開けられる開閉ロックで利便性は高いです。

 安全性の面は、しかしながら、この機種については、クリプソアーチなどに採用される安全ロックなどの仕組みはないため、この面で定評のあるティファールとしては「そこそこ」のレベルに止まる製品と言えそうです。

 レシピ集は、付属しますが、20種類と簡易的な量ですね。

 以上、セキュアネオの紹介でした。T-falの圧力鍋としては格段に安く、片手鍋の形態が選べるのがメリットです。ただ、安全面などは上位機種に及ばない面もあるので、ある程度使いこなした方に向く製品でしょう。

パール金属の圧力鍋の比較

 続いて、パール金属の圧力鍋を紹介します。ホームセンターなどでもよく見かけますが、お買得価格の製品が多いです。


 

 【2.5リットル】

 17・パール金属 クイックエコ H-5039
  ¥3,377 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 【3.5リットル】
 18・パール金属 クイックエコ H-5040
  ¥3,740 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 【4.5リットル】
 19・パール金属 クイックエコ H-5041  
  ¥4,436 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 【5.5リットル】
 20・パール金属 クイックエコ H-5042
  ¥4,800 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 つづいて、パール金属の圧力鍋・クイックエコです。今回紹介するなかではかなり格安といえる圧力鍋です。

 サイズは、多展開です。少量向きの2.5Lから、2-3人世帯に向く4.5L、大人数世帯に対応できる5.5Lなど4種類から選択可能です。

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 かけられる圧力は、こちらも加圧調整が可能です。T-Falの場合は超低圧の50kpa80kpaの切替でした。一方、パール金属の場合は、低圧(60hpa)と高圧(100hpa)との切替です。比較すれば高圧側が優秀ですので、調理の時短効果はT-falより高いでしょう。圧力の切替は、ハンドル部のダイヤルで調整する仕組みです。

 本体の開けしめ構造は、レバー式で、スライドさせればあく構造なので、利便性は高いです。

 安全性の面は、しかしながら、ふたの開け閉めについて、明確にロック状態であることが分かるようなロックボタンなどの安全装置が装備されません。また、圧による鍋の爆発に関する多重防衛策もないため、どちらかと言えば、使い慣れている「中級者向き」でしょう。

 レシピ集は、同社の地元である新潟調理師専門学校監修のレシピ集が付属します。ただ、掲載点数は14点と最低限ですね。

 以上、クイックエコの紹介でした。国産の鍋メーカーが出す製品で金属部分の信頼性は高いと言えます。また、この価格で切替式の圧力鍋を買えるというのも魅力ですし、高圧対応で時短効果も見込めるでしょう。ただし、安全面には、注意して利用することが必須ですので、どちらかと言えば、使い慣れた方向けの製品です。

ワンダーシェフ圧力鍋の比較

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 【2016年発売】

 【3Lサイズ】

 21・あなたと私の圧力魔法鍋 ZASA30
  ¥8,706 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 【5.5Lサイズ】
 22・あなたと私の圧力魔法鍋 ZADA55
  ¥9,390 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 【2012年発売】

 【3Lサイズ】

 23・魔法のクイック料理 AQSA30  
  ¥8,360 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

  【3.7Lサイズ】

 24・魔法のクイック料理 AQDB37
  ¥7,656 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 つづいて、ワンダーシェフの圧力鍋を紹介します。ワンダーシェフは社名です。平成14年から圧力鍋の製造をしている大阪伊藤アルミニウム工業が、改名しこの名前になりました。

 こちらは、【2016年発売】の製品は「あなたと私の圧力魔法鍋」というブランド名、【2012年発売】の製品は「魔法のクイック料理」というブランド名です。本体性能は同じで、後述のように、付属するレシピ集のみ異なります。

 サイズは、3種類です。また、片手鍋タイプ両手鍋タイプにサイズによって分かれています。

 かけられる圧力140kpa(2.38気圧)で最上位クラスです。80kpa程度に止まるティファール社に較べると、非常に高圧であることが分かります。

 高圧がかけられると、お肉や魚が骨まで短時間でホロホロに煮ることも可能になっていきます。こういった機能に期待する場合は高圧が必要ですが、そういった意味で、この機種は最適です。圧力を高度に使いこなしての時短調理をするなら、この機種が良いでしょう。

 ただし、ティファール社のモデルと違って圧力の切替ができないために、野菜の栄養素を残しつつ時短調理ような使い方は不可能です。 

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 本体の開けしめ構造は、多少面倒です。高圧対応の本格的な圧力鍋なので、ふたの開け閉めが面倒です。ハンドルを回転させた後で、圧力調整のおもりを取り付けないといけません。また、調理後鍋を空ける際には、またこのおもりを回して開ける必要があります。

 また、「おもり(分銅)」を使って圧力をかけるタイプは、調理中に蒸気が良く出ます。ティファール社やその他のメーカーは、蒸気の出が少ない「密閉式」という最近の方式になります。おもり式はコツが必要で、気をつけないと、「蒸気抜け」で中身が焦げてしまうことがあります。

 安全性の面は、多重の防護柵を施し、安全機構はかなりしっかりした機種ですので、正しく使う限りにおいては安全です。なお、ガスの他、IH式にも対応します。

 お手入れについては、ティファール社と同じレベルで、それほど手間はかかりません。ノズルフィルター(ティファール社ではコントロールパネル)を掃除するが多少面倒と言った程度です。

 レシピ集は、「魔法のクイック料理」については、料理研究家の浜田陽子さんが作ったレシピ集が付属します。80種類のメニューが記載されるかなりしっかりとしたレシピ集ですね。「あなたと私の圧力魔法鍋」はレシピ集の監修者が変わり、レシピが100に増えました。ただし、繰り返しますが、本体部分の性能は同じです。

 以上、ワンダーシェフの圧力鍋の紹介でした。高圧がかけられる点が魅力の機種です。お肉などを「ほろほろ」にしたい方には向くと思います。価格も高圧モデルの中では安価のため、導入もしやすいでしょう。ただし、「おもり」がなく、片手でも簡単に開けられるティファール社と較べると、利用の難易度は高めです。反面、上級者には、使い勝手の幅が広い良い製品ですね。

フィスラー・ビタクイックの比較

 ここからは、ドイツのフィスラー社の圧力鍋を紹介します。

 刃物や金属加工では定評のある同国の製品らしく、かなり本格的かつ使い勝手が良い製品が多いです。


 

 【3.5Lサイズ】

 25・Fissler ビタクイック 600-300-03-073
   ¥16,000 Amazon.co.jp  (10/22執筆時)

 【4.5Lサイズ】

 26・Fissler ビタクイック 600-300-04-093
   ¥17,680
Amazon.co.jp  (10/22執筆時)

 ビタクイックでは、フィスラー社の製品のなかでは、比較的価格が安いモデルです。ただ、同社の優れたデザイン性は十分感じられ、調理器具としての高級感は十分ある製品です。

 サイズは、2種類です。2-3人世帯向けとして一般的なのは4.5Lでしょう。

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 かけられる圧力は、こちらはティファール同様に切替ができます。圧力は低圧(70kpa)での調理と、高圧(115kpa)での調理に対応します。

 ただ、T-Falの場合と異なり、圧力調整はスイッチではなく、火加減式です。図の青色の丸の部分は、圧がかかった場合、背が伸びてきます。その目盛りの高さで判断し、圧を調整する方式です。 若干面倒ですが、圧力メーターも見やすく、どの段階で、火を弱めれば良いかが一目で分かります

 本体の開けしめ構造は、ハンドルのロックボタンを解除するだけで片手でも開けることができる仕様です。おもりも使わない密閉式の機種ですので、ティファール社の製品と同じように扱いは楽です。

 安全性の面は、こちらも強固です。ふたが完全に閉まらないと、安全レバーが「緑」にならず加熱されない仕様だからです。安全性は高いと言えます。また、同じく高圧が出せる、ワンダーシェフに比べると、こちらはおもり(分銅)を使うタイプではないので、調理中にスチーム(蒸気)が外にあまり出ません。こちらも、他メーカー同様にIH調理器具にも対応できます。  

 お手入れについては、コントロールパネル(メインバルブ)が分解掃除ができる仕様です。毎回分解して掃除することは求められていませんが、汚れたときは分解して掃除した方が早いため、メリット性が高いです。ふたの取っての部分も道具なしで外せるので、掃除が楽です。清潔性は最も高いと言えます。

 レシピ集は、外国ブランドながら付属します。また、インターネット上でもいくつか公開されています→こちら

 以上、フィスラー社のビタクイックの紹介でした。片手で簡単に開けられる開けられる構造や、圧力が調整できる構造は、ティファール社の圧力鍋と同じです。とくに、ティファール社のモデルより高い圧力がかけられる点ポイントですね 。

 低圧(70kpa)での調理にも対応するので、カボチャなどの崩れやすい野菜料理にも適する機種です。また、高い圧力がかけられる割に、ワンダーシェフに較べると、ふたの開け閉めなどの使い勝手が上位です。本体のデザインと高級感は圧倒的なので、予算が許せば、この機種はオススメです。


 

 【2.5Lサイズ】

 27・Fissler コンフォート 622-102-02-073
   ¥23,400 Amazon.co.jp  (10/22執筆時)

 【4.5Lサイズ】

 28・Fissler コンフォート 612-302-04-073
   ¥28,136 Amazon.co.jp
  (10/22執筆時)

 続いて、紹介するのはフィスラーの定番モデルの「コンフォート」です。

 サイズは、2種類です。世帯向けとして一般的なのは4.5Lでしょう。

 かけられる圧力は、下位機種のビタクイックと同じく、低圧(70kpa)と高圧(115kpa)での調理ができる圧力鍋です。

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 一方、圧力の調整はこちらは火加減式ではなく、T-Falと同じダイヤル式で行えます。その点で、フィスラー社のモデルの中では、初心者にも向いた機種です。また、加圧せず、蒸し器として100度でのスチーム調理もできます(蒸し台が付きます)。

 本体の開けしめ構造も、下位機種同様であり、ハンドルのロックボタンを解除するだけで片手でも開けることができる仕様です。おもりも使わない密閉式の機種で、扱いは楽です。

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 安全性の面では、下位機種同様の堅牢な防護システムを持ちます。また、圧力のかかり具合を、色分けされた圧力表示で視認できるため、温度調整の失敗による「爆発」の危険が少ないです。

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 お手入れについては、鍋の内部はエンボス加工がなされ、焦げ付きにくい仕様です。掃除の手間は、ビタクイック同様にパーツが簡単に外せるため、容易と言えます。

 レシピ集は、こちらも付属します。

 以上、フィスラー社の上位シリーズの「コンフォート」の紹介でした。価格は相当しますが、鍋の部分の品質はフィスラー社のこちらのモデルが最も高いです。圧力がダイヤル調整式で、手入れもしやすいので、高品質な圧力鍋を求める方にオススメです。予算が許せば、初心者でも扱いやすいでしょう。


  

 【3.5Lサイズ】

 29・Fissler プレミアム 622-302-03-073
   ¥36,000 Amazon.co.jp  (10/22執筆時)

 【4.5Lサイズ】

 30・Fissler プレミアム 622-302-04-073
   ¥32,800 Amazon.co.jp  (10/22執筆時)

 続いて、紹介するのはフィスラー社の最上位定番モデルとなる「プレミアム」です。

 サイズは、こちらも2種類です。世帯向けとして一般的なのは4.5Lでしょう。3.5Lは、大量に調理しない方におすすめできるサイズです。

 かけられる圧力は、「プレミアム」シリーズの場合、低圧(70kpa)と高圧(115kpa)での調理に加えて超高圧(140hpa)での調理に対応します。超高圧は、料理のレパートリーを増やすと言うよりも、調理の時短化に効果を発揮しそうですね。 一方、圧力の調整はこちらもダイヤル式で行えます。また、こちらも蒸し器として100度でのスチーム調理もできます。

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 その他、 本体の開けしめ構造や、安全性の面でなどは下位機種の「コンフォート」に準じる性能です。ただし、プレミアムモデルは、底面についてはステンレスとアルミの三層構造になっており、調理後の余熱・保温性は「コンフォート」よりも良いです。

 以上、フィスラーの「プレミアム」の紹介でした。下位機種との違いは、超高圧に対応する点です。時短調理を狙っている方で、高級感や高い安全性を得たい人におすすめできる高級モデルですね。

ビタクラフト・アルファの比較

 最後に、アメリカのビタクラフト圧力鍋を紹介します。



  

 【2.5Lサイズ】

 31・ スーパー圧力鍋アルファ2.5L 0622
   ¥23,185 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 【3.5Lサイズ】
 32・スーパー圧力鍋アルファ3.5L 0623
   ¥21,118 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 【4.5Lサイズ】
 33・
スーパー圧力鍋アルファ4.5L 0624
   ¥28,100 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 【6.0Lサイズ】
 34・スーパー圧力鍋アルファ4.5L 0624
   ¥31,398 Amazon.co.jp
  (10/22執筆時)

 ビタクラフトは、米国の老舗の鍋メーカーです。「ビタ」は「ビタミン」を表します。調理において栄養素を逃がさないと言うことを大事にしているメーカーです。鍋が有名ですが、「αシリーズ」という圧力鍋も出しています。

 サイズは、5種類の展開で、2-3人用として最適な4.5Lのほか、多数がラインナップされます。

 かけられる圧力は、ビタミンを逃さない超低圧(50kpa)に対応します。また、高圧(85kpa)での調理にも対応します。

 先ほど見たように、低圧・高圧の調整はティファール社のモデルも対応しています。ただ、ビタクラフトの場合、圧力は火加減による圧の調整と加圧ピンでの確認を要するため、T-Falのほうが初心者向きです。

 本体の開けしめ構造は、一方、T-falなどと同じで、初心者向きで開けやすい仕様です。

 安全性の面でも、蒸気がほぼ出ない密閉式の圧力鍋です。また、5つの多重防護策があり、価格相応に充実します。

 お手入れについてはこ、ちらもセンターバルブは分解して掃除することができる清潔タイプです。ただ、フィスラー社の圧力鍋(ビタクイック)と異なり、こちらは、分解にドライバーが必要です。掃除できないよりもできた方が良いですが、その点は面倒です。

 一方、鍋部分の品質は、こちらの機種の「売り」の部分です。表面はステンレス、内部は合金の全面五層構造で、熱伝導性が速い仕様です。そのため、熱の通りが速く、実際の調理に入るまでの時間が短い点が人気です。多層構造なので、焦げ付きの心配ないため手入れは最も楽です。例えば、油を使わずにお肉を焼くこともできます。、

 こうした自信からか、同社の鍋は10年保証が謳われています。密閉状態にないとふたが開かない仕様など、安全性能も高いと言えます。

 以上、ビタクラフトの紹介でした。超低圧で野菜などの時短料理もしたいが、お肉なども時短調理もしたいたいという方はこちらの機種ですね。ただ、圧の調整が火加減式という点で言えば、上級者向けの製品と言えると思います。

今回の結論
最新モデルの圧力鍋のおすすめ製品は結論的にこれ!

さて、今回は、各メーカーの圧力鍋について書いてきました。最後に、売れ筋機種のうちから、Atlasのおすすめ機種をいつものように選定しておきます。


第1に、初心者・中級者の方が1台目に持つ圧力鍋としておすすめなのは、

 

 【2017年発売】

 【6Lサイズ】

 1・アクティクック プラスU 6L P4290735
  ¥25,337 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 【4Lサイズ】
 2・アクティクック プラスU 4L P4290435
  ¥23,846 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 肉魚の高圧料理 ★★★★★
 野菜の低圧料理 ★★★★★
 開閉のてがるさ ★★★★★
 掃除のしやすさ ★★★★★

 T-falアクティクックプラス2が良いでしょう。この機種は、圧力の切替ができるため、野菜の時短料理から、お肉の調理まで汎用的に使えます多少高級ですが、付属のレシピ集も充実していますし、「買ってみたが使わない」という事態はないと思います。

 サイズは、基本的には、4リットルモデルで良いでしょう。これでも十分なサイズがあるので、煮込み系の料理、まとめての調理などに全て対応できます。これ以下のサイズだと、できる料理とできない料理ができてしまうと思います。ただ、大人数家族や、まとめて作りたい場合は、6リットルモデルがオススメです。 なお、いずれの製品も、IHでもガス火でも利用できます。

 安全面でも、配慮がなされており初心者の方が安心して利用できる製品といえます。鍋の品質もふくめて高水準な製品ですから、「迷ったらとりあえずこの機種を買えば後悔しないだろう」と思います。

ーーーー

   

 5・クリプソアーチ 6L P4360732【6L】
 6・クリプソアーチ 6L P4360731
【6L】
  ¥13,790 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 7・クリプソアーチ 4L P4360432 【4L】
 8・クリプソアーチ 4L P436043  
【4L】
  ¥12,291 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 9・クリプソアーチ 4L P4364031 【3L】
  ¥11,163 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 肉魚の高圧料理 ★★★★★
 野菜の低圧料理 ★★★★★
 開閉のてがるさ ★★★★
 掃除のしやすさ ★★★★★

 ただし、アクティクックプラス2高額です。予算を1万円ほどで考えるならば、初心者向けに最もおすすめできるのはクリプソアーチでしょう。

 加圧タイマーこそありませんが、多重の安全構造と、便利なふた構造は、この価格帯ではではもっとも品質が高いと思います。価格の割に、機能が充実している点で、お買得です。


 第2に、超高圧で肉などを軟らかく煮る用途に向いている中・上級モデルとしては、

  201603111213.jpg

 【2016年発売】

 【3Lサイズ】

 21・あなたと私の圧力魔法鍋 ZASA30
  ¥8,706 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 【5.5Lサイズ】
 22・あなたと私の圧力魔法鍋 ZADA55
  ¥9,390 Amazon.co.jp (10/22執筆時)

 【2012年発売】

 【3Lサイズ】

 23・魔法のクイック料理 AQSA30  
  ¥8,360 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

  【3.7Lサイズ】

 24・魔法のクイック料理 AQDB37
  ¥7,656 Amazon.co.jp
(10/22執筆時)

 肉魚の高圧料理 ★★★★★★
 野菜の低圧料理 ★★★★☆
 開閉のてがるさ ★★★★☆
 掃除のしやすさ ★★★★☆

 超高圧(140hjpa)の圧力がかけられる点から、ワンダーシェフをオススメします。ガスの他IHにも対応です。   

 ただし、ティファール社の圧力鍋に較べて機構が複雑なため、慣れるまで時間がかかるでしょう。ふたの開け閉めもティファールに較べるとやや複雑です。とくに高圧力が必要でないならば、ティファール社のモデルで良いでしょう。

 サイズは、基本的には、3.7Lリットルモデルが良い大きさでしょう。


 第3に、野菜から肉まで柔軟に対応できる高品質な圧力鍋としてオススメできるのは、

  

 【3.5Lサイズ】

 29・Fissler プレミアム 622-302-03-073
   ¥36,000 Amazon.co.jp  (10/22執筆時)

 【4.5Lサイズ】

 30・Fissler プレミアム 622-302-04-073
   ¥32,800 Amazon.co.jp  (10/22執筆時)

 肉魚の高圧料理 ★★★★★★
 野菜の低圧料理 ★★★★★★
 開閉のてがるさ ★★★★★
 掃除のしやすさ ★★★★★

 ドイツのフィスラー社の上位モデルの「プレミアム」をオススメします。

 使い勝手の面では、T-Falと同じくダイヤル式の圧力調整を採用する点、ワンタッチでフタが取り外せる点、安全への配慮が行き届いている点で、初心者でも中級者でも使える高級機と言えます。

 ティファール社のモデル同様に、野菜などをビタミンを残したまま調理できる低圧に調理に加えて、ティファールよりも高圧(110hpa)が出せるため、「肉を骨まで柔らかくする」用途にも対応しています。ふたの開け閉めなども特段の面倒くささはないです。

 また、「プレミアム」は、低圧(70kpa)、高圧(115kpa)、超高圧(140hpa)での調理に対応します。超高圧は、調理の時短化に効果を発揮するため、あって損はないと思います。

 お手入れについても、道具なしで「取って」まで分解できるため容易です。鍋自体の品質も高く、焦げ付きにくいのもメリット性です。

 ただ難点は、値段の高さです。初心者にはハードルが高いですね。ただ、性能面では、高圧対応するため、初心者を卒業し、中級者になるまで愛用できる製品だと思います。フィスラー社は調理器具として有名な「高級ブランド」ですし、品質的にも上位のために買って後悔することはないでしょう。

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 というわけで、今回は、圧力鍋の紹介でした。最後になりましたが、もし今回の記事がお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークボタンなどから話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 17:45 | Comment(0) | キッチン用品

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