【今回レビューする内容】 2023年 安くて軽快!セキュリティソフト・アンチウィルスソフトの性能比較【Windows10 11対応】更新料の安さ・値段・使用台数などの点からのウィルス対策・セキュリティ対策ソフトの違いや性能ランキング
【評価する製品型番】カスペルスキー シマンテック ノートン 360 デラックス プレミアム スタンダードESET インターネット セキュリティ ウイルスバスター クラウド 3年版 マカフィー アンチウイルス トータルプロテクション リブセーフ・ZERO スーパーセキュリティ ZEROウイルスセキュリティ Webroot SecureAnywhere コンプリート プラス F-Secure ソースネクストインターネット セキュリティ G DATA インターネットセキュリティ 2016 ノートンIDアドバイザー
今回のお題
PC向けで強力・軽量なセキュリティソフトのおすすめはどの製品?
ども、Atlasです。
今日は、2023年6月現在、最新のウィルス対策ソフトの比較です。
1・ノートン〈米国〉
2・カスペルスキー〈ロシア〉
3・ウイルスバスター〈日本〉
4・マカフィー(米国)
5・ESET〈スロヴァキア〉
ウィルス対策ソフトについては、この分野の「先駆け」と言える米国の「古豪」ノートンをはじめ、以上5社の製品が、日本における「5本指」です。
今回の記事では、これらのメーカーの製品全てを比較します。
その上で、「更新料無料製品」として一定の人気のある「ソースネクストのZERO スーパーセロ」」 など注目するべきソフトも併せて紹介していきます。
とくに、エンジンのデータ部分の開発国(開発メーカ)には注目して書くつもりです。
信頼性 ★★★★★
軽快性 ★★★★★
サポート体制 ★★★★★
年間維持費 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・価格別にAtlasのおすすめソフト!を提案していきたいと思います。
比較的長い記事なので「おすすめソフト」だけ知りたい場合は、最後だけでもある程度分かるように書きました。
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1・Windows向けウイルス対策ソフト
2・Mac向けウイルス対策ソフト
なお、今回は、Windows向けの記事ですので、Macユーザーの方は上記2番のリンク記事をご覧ください。
1・ウイルス対策ソフトの賢い選び方
ウイルス対策ソフトは、最近は「総合セキュリティソフト」と呼ばれることのほうが多くなっています。
機能が「ブラックボックス化」しており、分かりにくい部分ですが、重要なのは以下の4つです。
1・ウイルス対策
=メール経由のウイルスの対策
2・マルウェア対策
=ネットをみるだけで感染するウイルスの対策
3・フィッシング対策
=フィッシング詐欺などを未然に防ぐ機能
4・ファイヤーウォール
=公衆無線LANでの情報漏洩への対処
大手のソフトは、この機能はすべて網羅されます。
その上で、未成年の有害サイト対策(ペアレンタルコントロール)、個人情報の保護機能などで、他社との「差」を付けていますが、やはり最も重視するべきは、基本となる以上の4点です。
ただ、現在的に言えば、冒頭にあげた「5本指」のメーカーについては、明確な性能差がほとんどない状況です。
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一昔前は「ノートンが検出率1位!」などの比較記事が雑誌でも頻繁に特集されていたものです。
しかし、軒並み性能が追いついたため、ユーザーレベルでは、昔ほど使用差を感じなくなっています。「コモディティ化が」進んでいると言えます。
たしかに、プログラミングの出来・不出来は残ります。
「ソフトが安定的に、軽くサクサク使えるか?」という部分では、まだ多少の優劣があります。ただ、この部分は、パソコン側のパフォーマンスである程度解決しうる問題です。
もちろん、各製品についてユーザーの不満もあるわけですが、主には「通知がいちいちされて邪魔」など、設定によってユーザーで対処できる部分がほとんどです。
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結論的に言えば、ことWindowsに限っていえば、(即時性や、細かい部分の相違はさておき)冒頭の「5本指」のメーカーならば、「ライセンス料の高低」が最も大きな相違と言わざるを得ません。
現代において、セキュリティ対策は重要な分野だけに、ある意味「コモディティ化(商品間の性能差の喪失)」の進行が速かったとも言えるでしょう。
一方、昔と変わらず重要だが軽視されている部分は、「電話などでのオンラインサポート」の対応の程度です。
こちらについては、調べたた感じでは、だいぶ差があるため、今回は特に重要視して比較しました。
というわけで、今回は、こうした状況をふまえながら、各社のソフトを個別に比較します。そして、た最後にAtlasのおすすめソフトを提案していきます。
2・「5本指」のウイルス対策ソフトの比較
というわけで、比較をはじめます。はじめに、大手5社の製品の比較です。
なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【パッケージ版(カード版)】
1・カスペルスキー セキュリティ 1年1台版
¥3,685 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:1年契約
台数:1台まで
ライセンス更新料 =3,850円
2・カスペルスキー セキュリティ 1年5台版
¥4,611 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:1年契約
台数:5台まで
ライセンス更新料 =4,787円
3・カスペルスキー セキュリティ3年1台版
¥8,315 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:3年契約
台数:1台まで
ライセンス更新料=8,148円/3年
4・カスペルスキー セキュリティ 3年5台版
¥8,949 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:3年契約
台数:5台まで
ライセンス更新料=11,204円/3年
こちらは、カスペルスキーの総合インターネットセキュリティソフトです。
日本においても老舗ブランドの1つで、法人向けにも強いです。
同社は世界的に知られるロシアの民間セキュリティ企業で、「25年」「4億人」「200以上の国の事業者」が採用していることが強調されます。
同社は持ち株会社制で現在は「英国」拠点とも言えます。
ただ、みなさんご存じの世界情勢のため、最近は、政治的に独立したグローバル企業としてセキュリティ面の透明性を強調する必要がでました。そのため、日本・米国を含めた世界7箇所に、(法人向け)トランスペアレンシーセンターを新設するなど、企業努力が見られます。
本体価格は、主要4社で比べても安めです。
なお、今回はAmazonのパッケージ版(カード版)で比べていますが、オンラインコード版も安いです。
基本的に、長期契約なほど有利という仕組みです。なお、同社は、2017年10月から、年号を付けず、単なる「カスペルスキー」という製品名にしました。
ライセンス年数は、3年契約と1年契約があります。
ライセンス台数は、契約1台のみの契約と、5台の契約が選べます。
いずれも、登録台数が管理されているため、不正は許されない仕様です。
契約更新料は、新規契約に比べて「割高」です。
これは他社でもそうですが、割引キャンペーン」がなかったら、契約が切れたら、新しく買い直すのが「お得」です。
利用できるPCは、Windowsのほか、MacやAndroid系スマホが選べます。iOSもソフトはありますが、このライセンスだと範囲外です。
ご家族が多ければ、フルライセンスも活かせるでしょう。
セキュリティに関わる能力は、「五本指」としては後発ながら、ウイルスの検索率やファイアウォールの強力性において業界でも高い定評があります。
ロシア製ということで、基礎になったシステムが違うためか、他社メーカーが検出できないウイルスを「発見」というニュースも何回か聞きました。信頼性は高いでしょう。
動作の軽快さは、Windowsソフトについては問題ありません。実際「軽い」です。
また、かなり細部までユーザー設定できるため、ある程度詳しい人には、使い勝手が良く評判が高いです。ただ、スペックの低いPCには、以前からさほど向かないと言われます。
ユーザーサポートは、あまり、比較対象とはされないですが、よく考えると、緊急時に初心者には最も重要な部分でしょう。
調査時現在、技術的な問題については、WEBフォームと電話に対応です。
「テンパっ」た時、最も即効性のある電話サポートは、昼間のみですが、土日も18時まで対応してくれるのは良い部分です。
ただし、電話料金は、「ナビダイヤル」か「東京の市外局番」で、いずれもユーザー負担です。
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以上、カスペルスキーのソフトの紹介でした。
「ヘビーユーザー」には特にオススメできるソフトです。「五本指」企業については、どこも自社でウイルスの監視と対処を自社で作成できていますので、検出力で不満を感じるシーンもないでしょう。
価格的に言えば、先ほど書いたように、長期・複数台契約がお買得です。細かく設定できる点は、とくに、ネット速度に敏感な、ヘビーユーザーに向くと言えます。
【オンラインコード板】
5・ノートン 360 デラックス 1年3台版
¥6,822 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:1年契約
台数:3台まで
ライセンス更新料 非公開
6・ノートン 360 デラックス 3年3台版
¥14,130 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:3年契約
台数:3台まで
ライセンス更新料 非公開
7・ノートン 360 プレミアム 1年10台版
¥16,803 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:1年契約
台数:10台まで
ライセンス更新料 非公開
ノートンは、1990年代からPC関係に携わっていた方なら「誰でも知っている」米国の老舗「シマンテック」の製品です。
東西冷戦後に、冷戦の「二強」がライバル関係にあるのが個人的には、興味深いですね。情報機関の発展とも不可分ではないでしょう。
なお、2019年から「ノートン360 スタンダードデラックス」に改名しました。
本体価格は、伝統的に、他社より多少高めです。
ただ、パッケージ版に比べ、オンラインコード版ならば、少し加減はあります。
複数年の契約は、3台・3年とカスペルスキーより登録可能台数は少ないのが、ヘビーユーザーには多少ネックです。
ただし、「ブランド力」と「伝統」は「5本指」では屈指な上、後述するように、本機は、VPN機能もあるので、水準としては納得感はあります。
ライセンス年数は、1年契約と3年契約があります。
なお、「1年10台」版のみは「ノートン 360 プレミアム」という名称ですが、基本仕様は同じです。
ただし、おまけで付く「クラウドストレージ利用権」がについて、プレミアムは50GBほど多い75GBという違いがあります。
ライセンス台数は3台契約と、10台の契約です。
10台は、多くの個人ユーザーにとっては、事実上の「無制限契約」と言えるでしょう。
契約更新料は、非公開で、ユーザーごとに通知されます。
以前はかなり高かったのですが、現在は5000円弱です。ただ、更新月に割り引きキャンペーンなどがなければ、新しくパッケージを買い直すというやり方が良いでしょう。
利用できるPCは、Windowsのほか、MacやAndroid系スマホが選べます。
セキュリティに関わる能力は、昔も今も同じで、かくべつの不評は聞きません。
動作の軽快さは、昔ながらのユーザーは「ノートンは重い」というステロタイプがあるものですが、現在的にそれは感じません。Windowsで利用する限りは、他社製品と比べても十分軽いです。
一方、他社製品と較べた場合、ノートンセキュアVPNは注目点で、独自色が強いです。
本ソフトは、自社のVPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)を通した通信が可能です。
大企業の自社ネットワークと同じで、VPNを通す場合、例えば、フリーWiFiスポットでの利用時でも、暗号化された情報通信が可能です。
家庭内でも、匿名性を高めたい場合に有効ですが、どちらかというと、スマホでWi-Fiスポットを利用する際の情報セキュリティ対策に最も有効かと思います。
ユーザーサポートは、24時間対応のチャットでのサポートが年中無休で受けれます。
また、60日間の返金保証も付属です。初心者には嬉しいでしょう。
ただし、電話の場合は、平日の10-19時までとなります。
また、電話サポートの前に、ネットフォームによる事前情報の提出が必要なので、あまり詳しくないお年寄りなどのサポートには向きません。
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以上、米国のノートンの紹介でした。
「老舗の安心感」を得たい場合は、おすすめして良いメーカーです。
とくに、ノートン セキュア VPNの部分は、他社との分かりやすい違いで、スマホ・ノートPCをふくめて、外出先での情報セキュリティ対策は、「ワンランク上」でしょう。
ただ、サポート体制は、「ある程度PCに親しんでいる人には分かりやすい」レベルですので、万人にすすめられる、という訳ではありません。
米国は「自助努力」を尊ぶ国である、という「国民性」を感じます。
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8・ノートン 360 スタンダード 3年1台版
¥11,980 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
9・ノートン アンチウィルスプラス 1年1台版
¥3,933 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:3年契約
台数:1台まで
ライセンス更新料 :非公開
なお、このモデルについては、2種類の下位機種があります。
「ノートン360スタンダード」については、VPN機能と保護者機能が省略されているほか、クラウドバックアップの容量が10GBと制限される廉価版です。
ただ、大きな違いはその部分だけなので、大人しか使わない「1台のPC/Mac」だけ保護できれば良い!という方には、多少ですが割安です。
「ノートンアンチウィルスプラス」は、1年1台版ですが、さらにWi-Fi通信の保護機能がない仕様です。クラウドも2GBとなるため、こちらについては、選択肢にしなくて良いと思います。
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【2021年発売】
・ノートン ID アドバイザー 1年版
¥3,735 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
・ノートン ID アドバイザー 3年版
¥8,980 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:1/3年契約
台数:1台まで
ライセンス更新料 非公開
また、「ノートンIDアドバイザー」(旧名ノートン ダークウェブモニタリング)という製品が2019年から展開されます。
このソフトは、ネット上の「ダークウェブ」に自分の個人情報が流出していないかモニタリングしてくれます。
最近「ぶっそう」なので、こう言った機能は「待ち望んだもの」があります。
実際この機能が、セキュリティソフト本体に実装されていたならば、冒頭に書いたような「4強には差がない」という表現は修正の余地があるでしょう。
気になる方は、こちらも選ぶと良いでしょう。
【パッケージ版(カード版)】
【サポートなし】
10・ウイルスバスター クラウド 1年3台版
¥5,200 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
【サポート付】
11・ウイルスバスター クラウド 1年3台版
¥7,700 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:1年契約
台数:3台まで
ライセンス更新料 =5280円/8,030円
【サポートなし】
12・ウイルスバスター クラウド 2年3台版
¥9,318 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
【サポート付】
13・ウイルスバスター クラウド 2年3台版
¥13,291 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:2年契約
台数:3台まで
ライセンス更新料 =9570円/13310円
【サポートなし】
14・ウイルスバスター クラウド 3年3台版
¥12,345 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
【サポート付】
15・ウイルスバスター クラウド 3年3台版
¥17,900 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:3年契約
台数:3台まで
ライセンス更新料 =12320円/16940円
ウイルスバスタークラウドは、日本に本社を置くトレンドマイクロの発売するウイルス対策ソフトです。
本体価格は、高くも安くもないという水準です。
長期契約をする場合も、カスペルスキー以上、ノートン未満ですし、平均値です。
ライセンス年数は、1年契約と3年契約があります。
ライセンス台数は、いずれの契約年数の場合も「3台」です。
多くの個人が、デスクトップ+ラップトップ+タブレットを所有することを想定しているでしょう。
契約更新料は、一方、割高なので、基本的に新しいライセンスをネットで買った方が良いでしょう。
利用できるPCは、Windowsのほか、MacやAndroid系スマホが選べます。
セキュリティに関わる能力は、前モデルまでこのソフトはファイアウォールをWindowsの基本機能に依存する方式を取っていました。
この点は「不評」でしたが、今モデルからは、脆弱性攻撃対策が強化され、不審な侵入が検知できるようになっています。
また、このソフトの良い部分は、ウイルスなどの脅威の検出数です。
ただ、誤った検出をしてしまう場合も多少あります。ただ、このあたりは「石橋を叩いて渡る」堅実性を表しており、一概に悪いとは言えないです。
動作の軽快さは、こちらも評判です。
価格の他にその点が評価されて売れている機種でもあります。
同社のソフトは、80%をクラウド処理するという「外注」方式ですので、通信環境が安定しているご家庭の場合は、とくに最適な製品です。
ユーザーサポートは、契約時に「電話サポート付きプラン」がある点がおもしろいです。
これは、ウイルス対策ソフトに関わらない部分(OSのアップデート通知)などもサポートしてもらえるものです。
システム的に、オペレーターと画面を共有しつつ、問題解決にあたるものです。
ただ、他社でもそうですが、オペレーター側のスキルの限界はあるので、例えば「実家の超初心者の両親のサポート用」などと割り切ってください。
なお、対応するソフトは【こちら】にリストがあります。 チャットの場合は21時まで対応してもらえます。その他、LINEやメールでも可能です。
ただし、電話の場合、サポート「加入・未加入」を問わず、電話相談の場合は、シリアル番号とパスワードをネットで入力しないと「そもそも連絡できない」ので、「慌てたときには不利」です。
なお、サポートプランに入っていない場合でも、ウイルスやセキュリティ上の質問は応答可能です。電話は、年中無休の17時30分までと割と長めです。
なお、サポートパック付きの場合、ウイルスバスターソフトに内蔵される機能となるAirサポートが面白く、速いです。
チャットと連動したシステムですが、実際の画面(スクリーンショット)をセンターに送信して、写真+文章での説明で、センターとやり取り(チャット)ができます。
実際に画面の操作権を渡してしまう遠隔サポート(リモートデスクトップ)ではないため、オペレータに(間違って)ファイルにアクセスされる危険もなく、「個人情報の防衛」の面で有利です。
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以上、「ウイルスバスタークラウド」の紹介でした。
おすすめは「サポートプラン」です。初心者で「ウイルスが原因なのか分からないが、とにかく誰かと相談したしたい」という場合が想定できるならば、この機種でしょう。
全体の動作は軽快なので、その方面を重要視したい中級者は、割安な【サポートなし】プランを選ぶのも良いかと思います。
【パッケージ版(カード版)】
【サポートなし】
16・ESET インターネットセキュリティ 1年1台版
¥4,950 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
【サポート付】
16・ESET インターネットセキュリティ 1年1台版
¥8,250 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:1年契約
台数:1台まで
ライセンス更新料 3300円/6600円
【サポートなし】
17・ESET インターネット セキュリティ 1年3台版
¥6,600 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
【サポート付】
17・ESET インターネットセキュリティ 1年3台版
¥13,200 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:1年契約
台数:3台まで
ライセンス更新料 5500円/11000円
【サポートなし】
18・ESET インターネットセキュリティ 1年5台版
¥4,773 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
【サポート付】
18・ESET インターネットセキュリティ 1年5台版
¥10,780 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:1年契約
台数:5台まで
ライセンス更新料 5940円/8580円
【サポートなし】
19・ESET インターネットセキュリティ 3年5台版
¥8,128 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
【サポート付】
19・ESET インターネットセキュリティ 3年5台版
¥16,500 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:3年契約
台数:5台まで
ライセンス更新料 7700円/13200円
ESET は、キヤノンの販売するセキュリティソフトです。
キャノンは国内総代理店で、開発元は東欧のスロヴァキアのESET社です。
日本では、主に企業用として展開していましたが、安さと性能の両立から、むしろ個人ユーザーに人気となり「5本指」に入っています。
本体価格は、カスペルスキーとならんで、最安水準です。
Amazonのリンク先にある「オンラインコード版」さらに安いため、大手では割安と言えます。
ライセンス年数は、1年契約と3年契約があります。1年契約は「3種類」と充実します。
ライセンス台数は、1台契約と、3台・5台の契約です。やはり、契約台数は、ライセンス登録時に「監視」されます。
契約更新料は、定価ベースでもかなり割安です。
Amazonなどのセール時には、パッケージ版がすこし安い時がありますが、いずれにしても、値段差は小さく、良心的です。
利用できるPCは、Windowsのほか、MacやAndroid系スマホが選べます。
セキュリティに関わる能力は、こちらのソフトは、ウイルス検索率が高いことで評判があります。
2000年代でこの方面で結構な「名をあげた」メーカーで、とりわけ未知のウイルスの検索率はノートンを上回るという評価もあります。
面白い部分は、モバイルPCの盗難対策機能です。
Macにはデフォルトで付く機能ですが、IPアドレスなどで特定するほか、端末へのメール送信や、個人情報の緊急ロックなどをオンラインでかけることが可能です。
動作の軽快さは、こちらも評判で、価格の他にその点が評価されて売れている機種でもあります。
ユーザーサポートは、キヤノンが責任窓口となっています。
一般的に家電系のサポートセンサーは(外部委託の場合でも経験上)充実度が高いです。
電話とウェブフォームで対応します。電話は、土日祝ふくめて日中17時まで対応です。
ただし、まれに「定休日」があります。電話料金も、050電話で割安にかけれるので、「五本指」メーカーでもかなり良心的な部類でしょう。
一方、ESETも、2019年から、ウイルスバスターと同様に「まるごと安心パック」という総合サポートサービスを開始しました。
先発のウイルスバスターと比較すると、【対応するソフト】は、純粋に点数として少ないです。例えば、Windowsでは、(年配の方に利用者が多い)一太郎系がなく、Macに至っては、Mailすらないです。
また、ウイルスバスタークラウドは、先述のように、Airサポートを用意して、「画面のスクリーンショット」のキャプチャという形で、サポートをする体制でした。
一方、ESETのリモートサポートは、電話・チャットでの「ユーザーの同意」後に、完全にオペレーターに(マウス・キーボードを含む)「遠隔操作権を解放する方法」です。
この点について言えば、利用約款にも、オペレータが個人情報を知ることのないようにするのは「ユーザーの責任」であり、操作に「異議を唱えない」という主旨の文が記されています。
案内は、外部委託でしょうし、「セキュリティソフト」だけに、そのセキュリティ性は「検討の余地」があります。
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以上、キャノンのESET ファミリー セキュリティの紹介でした。
通常モデルについては、電話サポート時間が比較的長く、チャット馴れしてない初心者にはノートン以上に「慌てているときに役立つ」と言えそうです。実際、1年1台契約は最安の部類で、ソフトも軽快なので、初心者にもおすすめできるソフトです。
一方、「まるごと安心パック」は、先行するウイルスバスターに比べて、難点があるのは確かです。ソフト自体は信頼性が高い良いものなので、今後のブラッシュアップに期待しています。
続いてマカフィーの製品の紹介です。
マカフィー は、米国に本社を置く企業のセキュリティ対策ソフトです。ノートンと並ぶ老舗メーカーで総合力には定評があります。ウイルス検索力などは、競合メーカーに優るとも劣りません。
実際、マイクロソフトが正式採用したのがこのメーカーです。
マカフィーは、昔からラインナップが複雑で分かりにくい製品ですので、以下で、整理しておきます。
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20・マカフィー アンチウイルス 1年版
¥2,558 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:1年契約(下位機種のみ5台)
台数:1台
ライセンス更新料 :非公開
第1に、「アンチウイルス」です。
機能面では、格安ですが、ウイルス対策・ファイアウォール機能・フィッシングなどWEB対策が網羅されます。
一方、価格は安いですが、1年契約に限定されており、使い勝手は悪いソフトです。
なお、Windows専用です。
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【パッケージ版】
21・マカフィー アンチウイルスプラス 3年版
¥6,930 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:3年契約(1年版もあり)
台数:10台
ライセンス更新料
第2に、「アンチウイルスプラス」です。
こちらについては、インストール可能台数が(個人利用で)10台までになります。
機能面では、ただ、アンチウイルスと変わりません。
ライセンスは、しかし、Macやスマホ(iOSとAndroid)とのクロスライセンスになります。
複数の端末をセキュアにしたい場合、下位機種より良いと言えます。
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【ダウンロード版】
22・マカフィー トータルプロテクション 3年版
¥9,400 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:3年(1年版もあり)
台数:3台(1台/5台もあり)
ライセンス更新料
【直販ダウンロード版】
23・マカフィー トータルプロテクション 3年版
¥14,000 マカフィーダイレクト (6/26執筆時)
年数:3年(1年版もあり)
台数:無制限
ライセンス更新料
第3に、「トータルプロテクション」です。
機能面では、パスワード保護機能がこのグレードから付属です。。
それに加えて、迷惑メール対策機能と、子供の有害サイト対策であるペアレンタルコントロール機能が付属します。
ただ、OSやブラウザでも、この部分は進化していますので、機能重複と言えばそうでしょう。
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【パッケージ版】
24・マカフィー リブセーフ 3年版
¥6,890 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
【直販ダウンロード版】
25・マカフィー リブセーフ 3年版
¥12,000 マカフィーダイレクト (6/26執筆時)
年数:3年(1年版もあり)
台数:無制限
ライセンス更新料
第4に、「リブセーフ」です。
これは、今年度については、トータルプロテクションと機能差はないです。
ただ、過年度においては、VPN対応の有無や、セキュアなクラウドストレージ(パーソナルロッカー)など、差が合った年もありました。今後も同じかは、Atlasには保証できません。
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結論的に言えば、マカフィの場合「リブセーフ」が良いと思います。
現在は同じ機能なので、トータルプロテクションでも問題ないですが、実際「上位」だった時期もあることをふまえると、値段差をふまえてこちらかと思います。
そこで、以下では、この機種について、他社製品と比較してみます。
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本体価格は、3年の長期契約前提ならば、他社と比べても、割引率は良い方です。
ライセンス年数は、1年契約と3年契約があります。
ライセンス台数は、外販の場合はトータルプロテクションのみ、制限台数の記載があります。それ以外は、個人利用ならば、この機種の特徴でインストール台数が無制限です。
煩わしい台数認証がないのが、「売り」です。
契約更新料は、同社の場合、非公開で、更新前の時期にユーザーに個別通知されます。
ただ、特別キャンペーンなどの提案がない場合、購入時より割高になる場合が多いです。
基本的に、自動更新はせず、3年で契約をし直すほうが良いでしょう。
利用できるPCは、Windowsのほか、Macの他、iOS, WIndows, Android台数無制限で利用できます。
セキュリティに関わる能力は、検出基準を含めて問題ありません。
たまに誤検索はありますが、セキュリティについては、「お節介なほど」注意をしてくれます。なお、「注意がうるさい」と感じる方は、設定をすれば修正も可能です。
動作の軽快さは、マシンスペックさえ問題なければ、十分快適です。
ユーザーサポートは、テクニカルサポートについては年中無休で、夜の21時まで電話で受け付けてくれます。
電話相談の水準としては、相当良いと言えます。
チャットも、同じ時間対応してくれます。ただ、電話は、ナビダイヤルですので、料金はユーザー側負担です。いずれにしても「慌てているときに、IDなどを要求しない」のは良心的です。
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以上、マカフィーの紹介でした。
「インターネット セキュリティ」か「リブセーフ」の3年の長期契約が割安です。
台数無制限ですので、PC買い換えや、OSのアップグレード際に、ライセンスの移行時の登録制限数のトラブルで煩わされないのが良い部分です。ユーザーサポートも、受付時間が長く、その仕組みも「単純明快」なので、初心者の方でも安心できるでしょう。
3・他メーカーのウイルス対策ソフトの比較
つづいて、「5本指」以外のメーカーの製品をいくつか紹介しましょう。
【パッケージ版 DVD】
【1年1台】
26・G DATA インターネットセキュリティ
¥2,151 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
【3年3台】
27・G DATA インターネットセキュリティ
¥3,375 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:1年・3年契約
台数:1台・3台
ライセンス更新料 =2728円/1年
こちらは、ドイツのGDATA社のセキュリティソフトです。ダウンロード販売ですが、ESETなどと比べて価格が安い点で、日本でも一定の支持があるソフトです。
本体価格は、とくに、3年契約は「最安水準」です。
ライセンス年数は、1年契約と3年契約があります。
ライセンス台数は、1台と3台から選べます。
契約更新料は、ただし、パッケージ版を購入するよりも割高です。
利用できるPCは、WindowsとAndroidで使えますが、MacやiPhoneでは使えません。
セキュリティに関わる能力は、とくにウイルス検索については、複数のメーカーのウイルス検索エンジンを並行して動作させることで、ウイルス検索率を高めるという方式です。
動作の軽快さは、この並行方式で走らせることが災いし、多少速度に影響を与えています。スペックの低いPCには、その点であまりおすすめできません。
ユーザーサポートは、注意が必要な部分で、ウェブフォームによるメールの問い合わせ以外に手段が公開されず、いざという場合の即効性は期待できません。
ただ、コールセンターの人件費を削減することで、価格を下げている部分もあるでしょうし、仕方ないでしょう。
【ダウンロード版】
(1PC1年版)
28・F-Secure TOTAL
¥8,799 F-Secureダイレクト (6/26執筆時)
年数:1年契約
台数:1台まで
ライセンス更新料
(5PC1年版)
29・F-Secure TOTAL
¥10,799 F-Secureダイレクト(6/26執筆時)
年数:1年契約
台数:5台まで
ライセンス更新料
(10PC1年版)
30・F-Secure TOTAL
¥11,799 F-Secureダイレクト(6/26執筆時)
年数:1年契約
台数:10台まで
ライセンス更新料
F-Secureは、北欧フィンランドの会社です。
10年ほど前から日本でもセキュリティソフトを販売しています。
プロバイダ向けの一括セキュリティサービスなどの展開しています。欧米では、よく見かける対策ソフトの1つですね。
本体価格は、基本的にあまり安くないです。
シェアのあまり高くないメーカーにしては、長期契約もやや割高でしょうか。
ライセンス年数は、1年契約・2年契約です。
2年契約の場合、多少割安です。
ライセンス台数は、1台・5台・10台から選べます
契約更新料は、基本的に新規に買うのと同じです。
利用できるPCは、Windowsのほか、MacやiOSに対応する製品になります。
セキュリティに関わる能力は、近年、情報漏洩にかかわる事件があり、そのためネットでのこの商品の評価が全般的に下がっていました。
ただ、ソフト自体の安定性や、セキュリティ強度の面の問題ではないようです。
動作の軽快さは、試した限り、問題ない水準です。
ユーザーサポートは、電話対応かチャットです。
電話の場合、平日の17時30分までと短いながら対応します。一方、チャットは、平日の日中アクセスしましたが、つながらないようでした。日本語対応なのか、確認を要します。
【ダウンロード版】〈Amazon限定〉
【1PC・5年】
31・Webroot SecureAnywhere コンプリート
¥7,091 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:1年契約
台数:5台まで
ライセンス更新料
【5PC・1年】
32・Webroot SecureAnywhere プラス
¥5,273 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:3年契約
台数:3台まで
ライセンス更新料
【5PC・3年】
33・Webroot SecureAnywhere プラス
¥6,182 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:1年契約
台数:5台まで
ライセンス更新料
ウェブルートは、アメリカのコロラド州に本社を置く、中堅のウイルス対策ソフト会社です。
ソフトは2種類あります。
「インターネットセキュリティコンプリート 」と「SecureAnywhere インターネットセキュリティプラス」です。
コンプリート版のほうが上位になり、25GB分のバックアップ用ストレージが付きます。その他「システム最適化」という名前ですが、ようするに、キャッシュ類をまとめて消して「オンラインの痕跡をなくす」という機能が付きます。
その他の機能はどちらも「同じ」です。
本体価格は、直販正規価格は【こちら】ですが、Amazonの割引販売だと結構安いです。
ライセンス年数は、1年・3年・5年です。
ライセンス台数は、1台契約ほか、5台もあります。
契約更新料は、以前は、1年で5000円程度でしたが、最近は非公開です。
利用できるPCは、Windowsのほか、Macやスマホなどのマルチプラットフォーム対応です。
セキュリティに関わる能力は、「石橋を叩いて渡る」系で、怪しいが、ブラックとも言えない状況のファイルは「グレー」として監視しする独自の仕組みをとっています。
動作の軽快さは、以前より定評があり動作は相当軽快です。
システムの大部分をクラウド化する方向性だからで、この点はこの製品の「売り」と言って良いでしょう。
ユーザーサポートは、電話対応で、年末年始を除く年中無休で19時までです。
フリーダイヤルであるのは良心的でしょう。ただ、規模的にはさほど大きくない会社で、どこまで対応してくれるかは未知数の部分もあります。
【ウイルス対策のみ】(無期限)
34・ZEROウイルスセキュリティ 1台用(最新版)
¥1,980 ソースネクスト (6/26執筆時)
35・ZEROウイルスセキュリティ 3台用(最新版)
¥3,780 ソースネクスト (6/26執筆時)
36・ZEROウイルスセキュリティ 5台用(最新版)
¥5,940 ソースネクスト (6/26執筆時)
【総合セキュリティ】(無期限)
37・ZERO スーパーセキュリティ 1台用(最新版)
¥3,900 ソースネクスト (6/26執筆時)
38・ZERO スーパーセキュリティ 3台用(最新版)
¥5,900 ソースネクスト (6/26執筆時)
39・ZERO スーパーセキュリティ 5台用(最新版)
¥8,900 ソースネクスト (6/26執筆時)
年数:無制限
台数:1台/3台まで
ライセンス更新料 =なし
ZERO スーパーセキュリティは、ソースネクスト社のセキュリティソフトです。
ウイルス対策ソフトのみの下位バージョンの「ウイルスセキュリティ」も同時に紹介します。
ライセンス年数は、無期限であり、「ウイルス定義ファイルの更新が無期限で受けられる」という点です。
ただし、注意するべきは、「同じPC/Macが壊れるまで」「メーカーのOSの公式サポート終了時まで」「MicrosoftによるOSのサポートが切れるまで」という条件付きです。
ライセンス台数は、1台契約のほか、5台契約も選べます。
利用できるPCは、WindowsとMacとAndroid用のセキュリティが用意されており、どの端末でも制限台数までインストールできます。
セキュリティに関わる能力は、2製品で微妙に異なります。
第1に、「ZERO スーパーセキュリティ」は、ルーマニアのビットディフェンダー社のエンジンを使っています。
ヨーロッパではシェアが高いソフトで、日本でも期限付きの単品の販売があります。
いずれにしても、定義ファイルの更新の点で不安はありません。
第2に、「ZEROウイルスセキュリティ」は、1990年創業のインドのK7Computingが開発しているエンジンを利用します。
新興のIT大国の製品ですが知名度がやや劣る部分が、値段の安い理由です。
その他の機能の違いは【こちら】の「他製品との比較」欄で紹介されます。
動作の軽快さは、マシン性能に依存する部分がありますが、軽量性はさほど強調できません。
ユーザーサポートは、注意が必要です。
電話対応はできますが、事前のユーザー登録が必須です。また、メーカー製PC以外は非対応という条件も見逃せないでしょう。
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以上、ZERO スーパーセキュリティの紹介でした。
3年以上1台のPCを使用し続ける場合に、年数無制限で使える点は、価格面で嬉しいと思います。上位機については、エンジン部分の信頼性もある程度担保もされます。
一方、インストール端末が厳格に管理される点で認証トラブルのリスクはありますし、サポート体制を含めて「無期限」の理由がないとは言えません。
今回の結論
Windows向けのウイルス対策ソフトのおすすめはこれ!
というわけで、今回はウイルス対策ソフトを紹介してみました。最後にいつも通り、おすすめソフトを書いておきます。
第1に、ウイルス対策ソフトをインストールした後、ほったらかしだろう初心者の方に最もおすすめできるのは、
6・ノートン 360 デラックス 3年3台版
¥14,130 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:3年契約
台数:3台まで
ライセンス更新料 非公開
信頼性 ★★★★★
軽快性 ★★★★★
サポート体制 ★★★★☆
年間維持費 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
総合セキュリティソフトとして万能な、米国のノートンの3年契約版が良いでしょう。
動作はウイルス対策ソフトとしては軽量です。初心者が安心・安全をお金で買えるソフトといえると思います。年間維持費が安めなのもメリットでしょう。
ウイルス駆除・ファイヤーウォール・フィッシング対策機能という基本機能は充実しますし、フィッシングなどの「ウェブ上の脅威」についても対応力で評判があります。
加えて、外出先で公衆無線LAN利用時に、パソコンほか、スマホの高度なセキュリティ対策となりうるノートンセキュアVPNが利用できる点で、他社より高機能です。
サポートについても、24時間対応のチャットでのサポートが受けられるので、「インターネット世代」である程度詳しい方には、心強いと言えます。なお、チャットは同社のサイトから簡単に開始できるので「困ったらノートンのサイトに!」だけ覚えておけば良いでしょう。
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【2021年発売】
・ノートン ID アドバイザー 1年版
¥3,735 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
・ノートン ID アドバイザー 3年版
¥8,980 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:1/3年契約
台数:1台まで
ライセンス更新料 非公開
もちろん、個人情報の流出を特定したい場合は、「ノートン ID アドバイザー」も導入すると良いでしょう。
第2に、ソフトの軽快性を重要視して考えたい人、コスパを重視したい方は、
19・ESET インターネットセキュリティ 3年5台版
¥8,128 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:3年契約
台数:5台まで
ライセンス更新料 7700円
信頼性 ★★★★★
軽快性 ★★★★★★
サポート体制 ★★★★★
年間維持費 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★☆
ESETが良いでしょう。
動作の軽快さは定評がありますし、ライセンス料は、短期契約・長期契約とも格安水準ですから。
「石橋を叩いて渡る」系ですが、ウイルス検索性能などの基本性能もかなり高いと言えます。
電話は、土日祝ふくめて日中17時まで対応ですし「まさか」の際にも安心感があります。盗難防止に関わる機能もユニークです。
第3に、パソコン初心者や、お年寄り向けにサポートが充実した製品としておすすめできるのは、
【サポート付】
15・ウイルスバスター クラウド 3年3台版
¥17,900 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
年数:3年契約
台数:3台まで
ライセンス更新料 =16940円
信頼性 ★★★★★
軽快性 ★★★★★★
サポート体制 ★★★★★★
年間維持費 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
ウイルスバスターです。「サポート付き」プランの場合、パソコン関係全般について何らかの相談に載ってくれます。
あまりパソコンに詳しくない方や、実家のご両親用のパソコンなどには手厚いサポートが得られる点は安心です。また、「家族と共用」の場合などは、考えても良いプランです。
第4に、3台を超えるPC/Macなどを持つヘビーユーザーの方におすすめできるのは、
【パッケージ版】
24・マカフィー リブセーフ 3年版
¥6,890 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
【直販ダウンロード版(キャンペーン価格)】
25・マカフィー リブセーフ 3年版
¥9,980 マカフィーダイレクト (6/26執筆時)
23・マカフィー トータルプロテクション 3年版
¥14,000 マカフィーダイレクト (6/26執筆時)
年数:3年契約
台数:無制限
ライセンス更新料 :非公開
信頼性 ★★★★★
軽快性 ★★★★★★
サポート体制 ★★★★★
年間維持費 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
今年度モデルで、インストール台数に制限がないモデルは、マカフィーのみです。
ウイルス検索性能も老舗だけに信頼できますし、こちらを選ぶと良いでしょう。マルチプラットフォーム対応なので、家族全員分のセキュリティ対策になります。
テクニカルサポートについては年中無休で、夜の21時まで電話で受け付けてくれますし、その点も安心です。
上述のように、「トータルプロテクション」の直販版も(調査時)性能とインストール可能台数は同じ(=無制限)です。
しかし、特売の関係で、時期によっては価格が逆転しています。これは、マカフィーの場合よくあることなので、素直に安い方を買えば良いでしょう。
性能面ではいずれのデバイスでも安定していますし、ヘビーユーザー向けの細かい設定もかなりできます。
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というわけで、今回は、Windows向けのウィルス対策ソフトについて紹介しました。
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