【今回レビューする内容】 2024-2025年 インターネットセキュリティ対策ソフトの性能とおすすめ・選び方:Windows11対応:更新料の安さ ペアレンタルコントロール対応:機能の違いと性能ランキング
【比較する製品型番】カスペルスキー スタンダード プラス プレミアム ノートン 360 デラックス プレミアム スタンダード アンチウィルスプラス トレンドマイクロ ウイルスバスター クラウド CANON ESET HOME セキュリティ プレミアム エッセンシャル マカフィー リブセーフ トータルプロテクション プラス ウルティメイト マカフィー アンチウイルス ソースネクスト ZERO スーパーセキュリティZERO ウイルスセキュリティ G DATA F-Secure TOTAL Webroot SecureAnywhere コンプリート プラス ほか
今回のお題
PC向けで強力・軽量なセキュリティソフトのおすすめはどの製品?
ども、Atlasです。
今日は、2024年12月現在、最新のウィルス対策ソフトの比較です。
基本となる、ウイルスなどの検出精度のほか、「フィッシング・マルウェア・個人情報漏洩・保護者機能」などの諸機能の有無、あるいは、まさかの場合のサポート体制に注目しながら、各機をみていきます。
1・カスペルスキー〈英国〉
2・ノートン〈米国〉
3・ウイルスバスター〈日本〉
4・マカフィー(米国)
5・ESET〈スロヴァキア〉
6・ソースネクスト〈日本〉
ウィルス対策ソフトは、以上6社の製品が、日本におけるシェア率上位です。
今回は、古豪のノートン・マカフィー・ウイルスバスター(トレンドマイクロ)の製品をはじめとして、「更新料無料」として「ソースネクストのZERO スーパーセロ」」を含めて、各社の製品を比べます。
信頼性 ★★★★★
軽快性 ★★★★★
サポート体制 ★★★★★
年間維持費 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・価格別にAtlasのおすすめソフト!を提案していきたいと思います。
比較的長い記事なので「おすすめソフト」だけ知りたい場合は、最後だけでもある程度分かるように書きました。
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1・Windows向けウイルス対策ソフト
2・Mac向けウイルス対策ソフト
なお、今回は、Windows向けの記事ですので、Macユーザーの方は上記2番のリンク記事をご覧ください。
1・ウイルス対策ソフトの賢い選び方
ウイルス対策ソフトは、「総合セキュリティソフト」と呼ばれることのほうが多くなっています。
1・ウイルス対策
=メール経由のウイルスの対策
2・マルウェア対策
=ネットをみるだけで感染するウイルスの対策
3・フィッシング対策
=銀行口座などフィッシング詐欺などを未然に防ぐ機能
4・ファイアーウォール
=PCなどへのハッキング対策
主要機能は、上表の4点にまとめられます。
今回紹介する大手のソフトは、この機能はすべて網羅されます。
検出精度は、メーカーごと差はあります。
しかし、最近は、未知のウイルスを含めて、大手だと各社とも対応水準を上げたので、昔ほど使用差を感じず、「盛り上がらないネタ」になっている感じがあります。
一昔前は「ノートンが検出率1位!」などの比較記事が雑誌でも頻繁に特集されていたものですが、状況は変わった感じがあります。
ただ、全ての製品は同じというわけではないので、「選び方の基本」といえるものは、あります。
以下、その部分を順番にみておきます。
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1・未知ウイルス対策
=非登録の新しい脅威を即時解析で保護
2・パスワード保護機能
= ID・PWの管理しID忘れや漏洩や防止する機能
3・保護者機能
= 子供の視聴管理や、GPS位置情報を管理する機能
4・ダークウェブ対策
= 身分証などID/PWを超える情報漏洩対策と相談機能
5・ VPN機能
= 専用サーバーで安全・高速な接続を保証する機能
第1に、セキュリティ面の追加機能です。
上表の5つの機能を、一部企業の上級品の場合、搭載します。
とくに、未知のウイルス対策は、OS・ブラウザ単位の無料機能では、対応できないので、注意しても良いかと思います。
そのほかも、管理しやすさと精度の部分でむ意義があります。
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第2に、更新価格です。
各社とも、基本的に解約しないと「自動更新」であるのが普通です。
そして、メールなどのかなり割引提示がある場合を除けば、Amazonなどで新品を買いなおす場合に比べて割高です。
そのため、買い直した方が安い場合が多いのですが、更新せず、パッケージ版を購入する場合、既存契約が期間延長になるのではなく、「再契約」になるのが普通です。つまり、利用期限が切れたあと新たに登録処理が必要です。(数年で製品名も変えます)
付帯サービス(クラウドストレージなど)が付帯し、利用していると、自動更新をやめにくい場合もあるので、初回導入時、必要以上のサービスがある場合は、注意を要します。
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第4に、ライセンスの契約台数です。
各社とも、3台・5台といった「ファミリーライセンス」といえる製品があります。
そういった製品のが却って安い場合があります。
とくに、Officeソフトなどと違って、スマホのセキュリティアプリも「1台」と数える契約なので、そこも含めて考えると良いかと思います。
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第4に、ユーザーサポートです。
困った場合、すぐに電話などのサポートが受けられるかは重要です。調べた感じは、とくにマイナーな企業の製品はここに差があるため注意です。
また、先述の個人情報漏洩(ダークウェブ)対策など、付帯サービスがない製品は、その部分で問題起こった場合、相談対象外という可能性があることも注意点です。
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以上、現状のセキュリティ対策ソフトを選ぶ際の「選び方の基本」の説明でした。
以上の部分さえ気をつければ、皆さんの利用状況にあった製品は選べると思います。
特殊な例を除けば、PCの高性能化もあり駆動が過度に重い製品も減っていて、大手製なら、この部分の比較はあまり意味がない状況です。
、今回は、こうした状況をふまえながら、各社のソフトを個別に比較します。そして、た最後にAtlasのおすすめソフトを提案していきます。
2・「5本指」のウイルス対策ソフトの比較
というわけで、比較をはじめます。はじめに、大手5社の製品の比較です。
なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【カード版】(他契約もあり)
1・カスペルスキー スタンダード 1年 1台版
¥3,840 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
2・カスペルスキー スタンダード 3年 3台版
¥9,700 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:
VPN:
保護者機能:
ダークウェブ対策:
更新費用(1台/1年): 4,050円
スタンダードは、カスペルスキーの総合インターネットセキュリティソフトです。
従来、緑のパッケージで「カスペルスキー セキュリティ」として売られていたものの後継品です。
老舗ブランドの1つで、法人向けにも強いです。
同社は世界的に知られるロシアの民間セキュリティ企業で、「25年」「4億人」「200以上の国の事業者」が採用していることが強調されます。
同社は持ち株会社制で現在は「英国」拠点とも言えます。
最近は、政治的に独立したグローバル企業としてセキュリティ面の透明性を強調する必要がでました。そのため、日本・米国を含めた世界7箇所に、(法人向け)トランスペアレンシーセンターを新設するなど、企業努力が見られます。
本体価格は、主要4社で比べても安めです。
なお、今回はAmazonのパッケージ版(カード版)で比べていますが、オンラインコード版も安いです。
基本的に、長期契約なほど有利という仕組みです。なお、同社は、2017年10月から、年号を付けず、単なる「カスペルスキー」という製品名にしました。
ライセンス年数は、1年と3年契約があります。
ライセンス台数は、1台・3台の契約が選べます。
いずれも、登録台数が管理されているため、不正は許されない仕様です。
契約更新料は、1台/1年で4050円で、自動更新です。
ただ、期近になるとユーザーにメールが届き、割引がある場合があります。
その段階で、買い直すか、更新するかを比べれば良いでしょう。
セール時はAmazonだと安めですので、クーポン表示を注意してください。
利用できる端末は、Windows・Mac・スマホ(iOS Android)です。
ライセンス合計台数は、これら全てをカウントします。
スマホも「ウイルス・フィッシング」などの対策ができます。公衆Wi-Fiをよく使う方は考えても良いかと思います。
セキュリティ能力は、ウイルスの検索率やファイアウォールの強力性において業界でも高い定評があります。
ロシア製ということで、基礎になったシステムが違うためか、他社メーカーが検出できないウイルスを「発見」というニュースも何回か聞きました。信頼性は高いでしょう。
動作の軽快さは、Windows版は問題ありません。
実際「軽い」です。
以前はここが課題だったのですが、今だとシステムパフォーマンスを改善するための機能(メモリ最適化など)を搭載することで対策しています。
かなり細部までユーザー設定できるため、ある程度詳しい人には、使い勝手が良く評判が高いです。ただ、スペックの低いPCには、以前からさほど向かないと言われます。
未知ウイルス対策は、対応です。
既知のウイルスはアップデートファイルで対応ですが、未知のウイルスもリアルタイムに解析して返すので、ある程度防御できます。
一方、パスワード保護などその他の上位機能は、次に見る同社の上位機からの搭載です。
ユーザーサポートは、あまり、比較対象とはされないですが、よく考えると、緊急時に初心者には最も重要な部分でしょう。
調査時現在、技術的な問題は、WEBフォームと電話・チャットに対応です。
「テンパっ」た時最も即効性のある電話サポートは昼間のみですが、土日も18時まで対応してくれるのは良い部分です。
電話は「ナビダイヤル」か「東京の市外局番」でユーザー負担です。
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以上、カスペルスキーのスタンダードの紹介でした。
基本機能は全て網羅した上で、未知のウイルスへの対応を表明する大手のセキュリティソフトとしては、安いです。
追加の上位機能はあまりないですが、同社の場合、次に見る上位機との価格差があまりないので、どちらかといえば、そちらがおすすめです。
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【カード版】(他契約もあり)
3・カスペルスキー プラス 1年 1台版
¥5,210 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
4・カスペルスキー プラス 3年 5台版
¥11,980 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
未知ウイルス対策:対応
パスワード保護:対応
VPN:対応
保護者機能:
ダークウェブ対策:
更新費用(1台/1年): 6,100円
なお、同社の場合「プラス」という上位版があります。
主に、2つの機能搭載が価格が高い理由です。
第1に、パスワード保護です。
別売もされる「カスペルスキー パスワードマネージャー」の機能が使える感じです。
スマホのOSや、PC/Macでもブラウザ単位で最近は標準搭載されていますので、高度にセキュアにしたい、中級者以上向けでしょう。
第2に、VPN機能です。
こちらも、別売の「カスペルスキー VPN セキュアコネクション」の機能が使える感じです。
情報漏洩(スパイ対策)用ですが、同社が用意する安全なプライベートネットワークでネットにつなげるので、公衆無線LANなどの利用時に便利でしょう。
そのほか、ご自宅のIOT家電もセキュアにしたい場合、有利と言えます。
そのほか、ゲーミング用で海外サーバーに高速アクセスしたい場合に有利です。
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結論的にいえば、中級者向けにそれなりに便利です。価格差がさほど付いていない状況では、こちらでも良いかと思います。
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【カード版】(他契約もあり)
5・カスペルスキー プレミアム 1年 1台版
¥5,980 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
6・カスペルスキー プレミアム 3年 5台版
¥12,150 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:対応
VPN:対応
保護者機能:対応
ダークウェブ対策:対応
更新費用(1台/1年):7,000円
一方、同社の最上位は「プレミアム」です。
プラスで搭載の諸機能に加え、こちらのみの独自機能は、以下の2つが目立ちます。
第1に、ペアレンタルコントロールです。
単品販売もある「カスペルスキー セーフキッズ」が利用できる感じです。
ネット制限などお馴染みの機能だけでなく、GPSトラッキングで、現在地まで把握できます。
スマホのOSやアプリでできないこともないですが、利用時間を含めて総合的に管理できる部分が便利と言えます。
第2に、個人情報漏洩対策(ダークウェブ対策)です。
下位構成でも、銀行関係を含むID・PWなどの保護はなされますが、(オンラインバンクの証明用などとして)画像として保存しておく身分証を含むIDや、ドキュメントも保護対象になります。
要するに、なにか問題があった時、これらについてもリモートITサポートが受けられる部分が付加価値になります。同社によると、ウイルスについても、アドバイスだけでなく、「チェックおよび除去」対応になります。
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結論的にいえば、主には、子供のいるご家庭にお得感がある契約です。
ただ、専門家によるリモートでの、総合的なITサポートが得られる部分で、安心感を得たい方も良さそうです。
【オンラインコード板】
7・ノートン 360 デラックス 1年3台版
¥6,980 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
8・ノートン 360 デラックス 3年3台版
¥14,280 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
9・ノートン 360 プレミアム 1年10台版
¥16,980 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:対応
VPN:対応
保護者機能:対応
ダークウェブ対策:対応
更新費用(3台/1年):10,980円
ノートン 360 デラックスは、シマンテックが販売するセキュリティソフトです。
1990年代からPC関係に携わっていた方なら「誰でも知っている」米国老舗セキュリティ企業の製品です。「ブランド力」と「伝統」は屈指です。
カスペルスキーに対して、東西冷戦後に冷戦の「二強」だった国がそれぞれにセキュリティソフトを出した形は興味深いです。情報機関の発展とも不可分ではないでしょう。
なお、より安い製品もあり後ほどみますが。
そちらは1台版のみなので、実際として、家庭用の「スタンダード」はこちらです。
価格は、高めです。
ただ、機能面では、パスワード保護やVPN機能など、カスペルスキーの上位機(プレミアム)に相当する機能性がある上で、25GBのクラウドストレージ(プレミアムは75GB)が付属するので、値段には納得感はあります。
10年1台の製品は「プレミアム」という名前ですが、ストレージ量以外は同じです。
ライセンス台数は、3台契約と、10台の契約です。
10台は、多くの個人ユーザーにとっては、事実上の「無制限契約」と言えるでしょう。
契約更新料は、1年/3台で10,980円です。
少し高めですので、更新するか買い直すかは検討してください。
アカウントは同じですが、Adobeなどのライセンスと違って、パッケージ購入だと既存期間に延長できないので、期限切れ後に登録します。
先述のように、無料クラウドが魅力の製品でもあるので、結構、商売上手だなと思います。
利用できる端末は、Win・Macほかスマホ(iOS Android)です。
カスペルスキーで説明したように、スマホをセキュアにできるのは一定の意味があります。
セキュリティ能力は、昔も今も同じで、かくべつの不評は聞きません。
動作の軽快さも、問題ないです。
「ノートンは重い」というステロタイプがありましたが、最近だとあまり感じませんし、不評でもないです。
未知ウイルス対策も、カスペルスキー同様に対応です。
未知のウイルスにも対応できます。
VPN機能は、搭載です。
カスペルスキーの上位機相当です。
大企業の自社ネットワークと同じで、VPNを通す場合、例えば、フリーWiFiスポットでの利用時でも、暗号化された情報通信が可能です。
パスワード保護も、カスペルスキー上位機と同じく対応です。
保護者機能も、搭載です。
カスペルスキーの上位版と同じで「ノートン ファミリー」として単品でも売られます。
ネット制限や、利用状況の確認、A-GPS連動の位置情報の管理など、カスペルスキーと機能性はほぼ同じです。
個人情報漏洩対策(ダークウェブ対策)もあります。
単品では、ノートン ID アドバイザーとして売られているものです。
カスペルスキーと同じで、銀行のIDやPWの範疇を超える個人情報(ID)問題が起こった場合、相談に載って貰える部分で安心です。
ユーザーサポートは、電話だと平日の10-19時までです。
チャットは24時間(年中無休)ですが。海外対応ですが、通常、待ち時間はさほでもないです。
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以上、米国のノートンの紹介でした。
VPNや保護者機能を含めて、カスペルスキーの上位版に相当する高い機能性です。さらに、クラウドストレージ(ネット上の保存領域)が付く部分もあるので、値段としてはすこし高めです。
その上で、ストレージ利用をする場合、自動更新にしない場合、若干更新作業が面倒な部分もありそうです。
とはいえ、「老舗の安心感」はあるので、ずっと利用するならば、そこを含めておすすめして良いメーカーといえます。
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10・ノートン 360 スタンダード 3年1台版
¥11,980 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
11・ノートン アンチウィルスプラス 1年1台版
¥3,933 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:対応
VPN:対応
保護者機能:
ダークウェブ対策:
更新費用:7,480円
※ スタンダードのスペック
なお、先述のように、ノートンは、これより安めの製品が2種あります。
第1に、ノートン360スタンダードです。
こちらも、総合セキュリティソフトですが、保護者機能・ダークウェブ対策が省略です。クラウドも10GBまでです。
VPNとパスワード保護は、カスペルスキーの格安機とことなり対応です。
第2に、ノートンアンチウィルスプラスです。
こちらは、VPNがない仕様で、クラウドも2GBとなります。
先述のように、いずれも、1台版しかないので、家庭用としては不便です。
【パッケージ版(カード版)】
【サポートなし】
12・ウイルスバスター クラウド 1年3台版
¥5,800 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
13・ウイルスバスター クラウド 3年3台版
¥13,600 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
【サポート付】
14・ウイルスバスター クラウド 1年3台版
¥8,500 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
15・ウイルスバスター クラウド 3年3台版
¥19,700 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:
VPN:
保護者機能:対応(一部)
ダークウェブ対策:
更新費用(3台/1年):5,500円
ウイルスバスタークラウドは、日本に本社を置くトレンドマイクロの発売するセキュリティソフトです。
本体価格は、カスペルスキーとノートの真ん中ほどの平均値です。
ライセンス年数は、1年〜3年契約が選べます。
ライセンス台数は、同社は、どれも「3台」です。
多くの個人が、デスクトップ+ラップトップ+タブレットを所有することを想定している感じで、良いと思います。
契新料は、新品価格とさをつけていない感じです。
指定価格かもしれませんが、セールはあるかと思います。
利用できる端末は、本機もWin・Mac・iOS・Androidです。
むろん、クロスライセンスです。
セキュリティ能力は、本機も「選び方の基本」で書いた機能は網羅です。
最近は、日本に拠点を置く企業として「日本のトレンド」を活重視したセキュリティ対策をすることも強調します。
動作の軽快さは、昔から評判です。
他社も差を縮めましたが、その点が評価される機種です。
名前どおり、80%をクラウド処理するという外注方式ですので、通信環境が安定しているご家庭の場合は最適な製品です。
未知ウイルス対策も対応です。
怪しいファイルをサーバーに送り、AIを利用した機械学習型スキャンで処理します(スマートスキャン)。
なお、Macでも利用できますが、ファイルの特徴によるふるまい予測が不可なので、精度はあります。
VPN機能・パスワード保護は、非搭載です。
他社上位機との違いです
保護者機能は、搭載です。
ただし、GPSトラッキングのような機能はなく、閲覧制限などに限ります。
個人情報漏洩対策(ダークウェブ対策)は、非搭載です。
マイナンバーやクレカを送信しようとする場合チェックはしますが(winのみ)その点度です。
ユーザーサポートは、チャット・電話・LINEに対応します。
その上で、契約時に「電話サポート付きプラン」がある点がおもしろいです。
ウイルス対策ソフトに関わらない部分(OSのアップデート通知)もサポートしてもらえるものです。
システム的に、オペレーターと画面を共有しつつ、問題解決にあたります。
オペレーター側のスキルの限界はあるので、例えば「実家の超初心者の両親のサポート用」などと割り切ってください。
なお、対応するソフトは【こちら】にリストがあります。 チャットの場合は21時まで対応してもらえます。その他、LINEやメールでも可能です。
なお、サポートプランに入っていない場合でも、ウイルスやセキュリティ上の質問は応答可能です。電話は、年中無休の17時30分までと割と長めです。
サポートパック付きの場合、Airサポートが面白く、速いです。
チャットと連動したシステムですが、実際の画面(スクリーンショット)をセンターに送信して、写真+文章での説明で、センターとやり取り(チャット)ができます。
実際に画面の操作権を渡してしまう遠隔サポート(リモートデスクトップ)ではないため、オペレータに(間違って)ファイルにアクセスされる危険もなく、個人情報の防衛の面で有利です。
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以上、ウイルスバスタークラウドの紹介でした。
おすすめは「サポートプラン」付きです。初心者で「ウイルスが原因なのか分からないが、とにかく誰かと相談したしたい」という場合が想定できるならば、この機種でしょう。
全体の動作は軽快なので、その方面を重要視したい中級者は、割安な【サポートなし】プランを選ぶのも良いかと思います。
【オンラインコード版(カード版もあり)】
16・ESET HOME セキュリティ プレミアム 1年1台版
¥6,300 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
17・ESET HOME セキュリティ プレミアム 1年5台版
¥9,600 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
18・ESET HOME セキュリティ プレミアム 3年1台版
¥9,400 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
19・ESET HOME セキュリティ プレミアム 3年5台版
¥14,500 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:対応
VPN:
保護者機能:対応
ダークウェブ対策:
更新費用(3台/1年): 8,910円
ESET HOME セキュリティ プレミアム は、キヤノンの販売するセキュリティソフトです。
ESETインターネットセキュリティとして売られていた製品の後継版です。
同社の場合も、下位製品がありますが、後述するように、若干問題を感じるので、現行製品としてはこちらが「スタンダード」に思えます。
開発元は、東欧のスロヴァキアのESETです。
日本では企業用として展開していましたが、個人用のシェアも伸ばしています。
価格は、大手では、最安水準です。
ライセンス台数は、3台・5台の契約です。
契約更新料は、1年/3台版で6,820円です。
そのまま更新してもわりと安めです。期近になるメールによる割引勧誘もあります。
比較はしても良いでしょう。
利用できる端末は、本機も、Win・Macとスマホ(iOS Android)です。
セキュリティに関わる能力は、大手は一般的にどこも同じほどです。
機能も、冒頭書いた「基本機能」は網羅です。
未知ウイルス対策も、他社と同様に対応です。
同社は、未知のウイルスに対する対応の早さは、昔から定評があり、力を入れます。
怪しいファイルをクラウドに送信し、AIによる解析で即時的(数分)で分析結果を返す仕組みです(多層防御機能)。
動作の軽快さも、評判です。
先述のように、最近はPCの高性能化でここは目立たないです。
ただ、他社に比べて軽さを重視した開発と言えます。
VPN機能は、非搭載です。
同社の上位品(ESET HOME セキュリティ アルティメット)だと対応ですが、直販のみの展開で、他社対応製品よりすこし高めです。
カスペルスキーの上位機相当です。
大企業の自社ネットワークと同じで、VPNを通す場合、例えば、フリーWiFiスポットでの利用時でも、暗号化された情報通信が可能です。
パスワード保護は、対応です。
最近はブラウザやApple/Googleサービスで対応で対応しますし、マストではないです。
ただ、あって損はないでしょう。
保護者機能も、対応です。
閲覧制限ほか、GPSトラッキングで、位置情報の取得もできます。
個人情報漏洩対策(ダークウェブ対策)は、非対応です。
このほか、モバイルPCの盗難対策機能(Anti-Theft)が独自性として目立ちます。
Macにはデフォルトで付く機能ですが、IPアドレスなどで特定するほか、端末へのメール送信や、個人情報の緊急ロックなどをオンラインでかけることが可能です。
ユーザーサポートは、キヤノンが窓口となっています。
ナビダイヤル(0570)・ウェブフォームほか、チャットで対応します。
電話は、土日祝を含め日中9-17時まで対応です。まれに「定休日」があります。
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以上、キャノンのESET HOME セキュリティ プレミアムの紹介でした。
他社の上位機に相当する上位機能がある製品で、以前はAtlasもおすすめにしていました。
ただ、現行製品についてはVPN機能がない部分をふまえると、今だとあまり割安感を感じない部分があります。
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【オンラインコード版】
20・ESET HOME セキュリティ エッセンシャル 1年1台版
¥3,780 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
21・ESET HOME セキュリティ エッセンシャル 3年5台版
¥9,000 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
未知ウイルス対策::対応(一部)
パスワード保護:
VPN:
保護者機能:対応
ダークウェブ対策:
更新費用(3台/1年):6820円
なお、同社の下位機となるのが、ESET HOME セキュリティ エッセンシャルです。
大手製品としては安めですが、こちらは、即時的な未知のウイルスなどの脅威対策(Eset LiveGuard)の部分で差があります。
クラウドを利用したマルウェアの監視と、ローカルのふるまい予測はしますが、新種や亜種のウイルス検知まではしない仕様です。
近年大手はこの部分を重視していますしやはりあった方が良いので、今だと少しおすすめしにくさを感じます。上位機が良いでしょう。
【ダウンロード版】
22・マカフィー リブセーフ 1年 台数無線限
¥5,980 マカフィーダイレクト (12/12執筆時)
23・マカフィー リブセーフ 3年 台数無線限
¥6,980 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
24・マカフィー トータルプロテクション 3年 3台版
¥6,500 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
25・マカフィー +ウルティメイト 1年 台数無線限
¥15,000 マカフィーダイレクト (12/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:対応
VPN:対応
保護者機能:対応
ダークウェブ対策:対応
更新費用(3台/1年):
リブセーフは、マカフィーのセキュリティソフトのスタンダード機です。
ライセンス台数は、リブセーフは無制限です。
煩わしい台数認証がないのが「売り」です。
一方、販売形態の違いで名前が変わります。
第1に、トータルプロテクションです。
流通ルートの違いで実際は同じ製品です。
ただし、インストール台数に制限が付きます。
第2に、マカフィー +ウルティメイトです。
上位版で、 オンラインアカウント クリーンアップがオマケで付きます。
要するに、自分も忘れているようなお店のID・PWを検索し、削除の手順を提案してくれる機能です。面白いですが、お得な3年版はないです。
そのほか、個人情報ほか、(フィジカルな)CCや身分証が盗難された場合、オペレータによるアドバイスを受けられサービスも付帯です。
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結論的にいえば、色々ありますが、家族全員で利用するならば、契約台数無制限の「リブセーフ」がお買得でしょう。
契約更新料は、非公開です。
更新前の時期にユーザーに個別通知されます。
比べて高い場合は、新しく契約しても良いでしょう。
利用できる端末は、こちらも、Win・Mac・Android・iOSです。
セキュリティに関わる能力は、検出基準を含めて問題ありません。
先述のように、既存ウイルスの駆除においては、昔ほど大手では差がないです。
動作の軽快さは、マシンスペックさえ問題なければ、十分快適です。
未知ウイルス対策も、対応です。
やはり、機械学習・動作検出により未知の脅威(ゼロデイデジタル脅威)に対応できることが表明されます。
VPN機能は、搭載です。
同社も単品でVPNが提供されていますが、それがセットされる形です。
なお、リブセーフは台数無制限ですが、VPNは5ライセンスです。
パスワード保護も、対応です。
保護者機能も、対応です。
「マカフィー セーフファミリー」として単品でも販売されているものです。
他社同様に、時間やサイトやメディアの閲覧制限の設定ほか、GPS追跡もできます。
個人情報漏洩対策(ダークウェブ対策)も対応です。
カスペルスキー同様に、個人情報漏洩が検知された場合、(オペレータによる)アドバイスを受けられます。
ユーザーサポートは、テクニカルサポートについては、ナビダイヤルですが年中無休で、夜の21時まで電話で受け付けてくれます。
電話相談の水準としては、相当良いと言えます。
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以上、マカフィーのリブセーフとトータルプロテクションの紹介でした。
「インターネット セキュリティ」か「リブセーフ」の3年の長期契約が割安です。
台数無制限ですので、PC買い換えや、OSのアップグレード際に、ライセンスの移行時の登録制限数のトラブルで煩わされないのが良い部分です。ユーザーサポートも、受付時間が長く、その仕組みも「単純明快」なので、初心者の方でも安心できるでしょう。
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なお、マカフィーは、このほか契約のバリエーションがいくつかあります。
26・マカフィー アンチウイルス 1年 1台版
¥2,673 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
【パッケージ版】
27・マカフィー アンチウイルスプラス 3年 10台版
¥4,800 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
第1に、アンチウイルスです。
1ライセンスのWindows専用品です。
冒頭の「選び方の基本」で書いた基本となる4機能(ウイルス対策・フィッシング・マルウェア・ファイアウォール)だけという製品です。
未知ウイルス類の対策について、他機同様、機械学習をふまえて総合的な処理するかの記述がないので、その部分で同じサービスが受けられるかは、分かりません。
第2に、アンチウイルスプラスです。
こちらは、クロスライセンスで3年10台までです。
機能面では、やはり、基本となる4機能のみです。
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結論的にいえば、シンプルなサービスで良い場合、値段面で選択肢にはなるでしょう。
ただ、「未知のウイルス類」の処理の部分をふくめ、基本的な部分で、上位版と全く同じ処理をするかは、説明がないのがネックです。基本的には上位版が良いかと思います。
【総合セキュリティ】(無期限)
28・ZERO スーパーセキュリティ 1台用(最新版)
¥4,950 ソースネクスト (12/12執筆時)
29・ZERO スーパーセキュリティ 3台用(最新版)
¥9,900 ソースネクスト (12/12執筆時)
30・ZERO スーパーセキュリティ 5台用(最新版)
¥13,200 ソースネクスト (12/12執筆時)
未知ウイルス対策:対応
パスワード保護:
VPN:
保護者機能:対応(一部)
ダークウェブ対策:
更新費用(1年)::永久無料
ZERO スーパーセキュリティは、日本のソースネクストの販売するセキュリティソフトです。
ライセンス年数は、(製品が存在する限り)無期限です。
「同じPC・Macが壊れるまで」あるいは「OSのサポート期限まで」という条件付です。
HDD交換など、ハードの交換修理の場合は、問題ないとの記述です。
Macだと1年更新なので、現状だと3バージョン前までと言えます。
Windowsは10以降です。
ライセンス台数は、1〜5台契約で選べます。
利用できる端末は、Windows・Mac・Android・iOSに対応する製品になります。
セキュリティ機能は、エンジンは、ルーマニアのビットディフェンダーのものです。
先ほどみたドイツの、G-DATAも使っていたもので、欧州ではシェアがあります。
定義ファイルの更新の点で不安はありません。
動作の軽快さは、近年のスペックのPCだと、問題ないです。
未知ウイルス対策は、対応です。
ビットディフェンダーは、ふるまい予測による未知の脅威の検出に、先述のように対応しますから。
VPN機能は、非搭載です。
ただ、独自の決済用ブラウザを利用した場合に限り、VPN経由の通信にできます。便利かは微妙なところです。
そのほか、WEBカメラへのアクセスを遮断するWEBカメラ保護があるのは、ユニークです。
保護者機能は、搭載です。
ただ、閲覧サイト・キーワード制・アプリケーションの使用制限ができるかなり簡易的なものです。
個人情報漏洩対策は、非搭載です。
ユーザーサポートは、電話のフォローがあります。
年中無休で10時〜18時です。ただし、事前のユーザー登録が必要です。
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以上、ZERO スーパーセキュリティの紹介でした。
追加コストがかからない部分が嬉しい製品です。エンジンも、ビットディフェンダーならば問題ないと思います。
便利な上位機能はないですが、そこを割り引いて考えても、十分に安いように思えます。
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【ウイルス対策のみ】(無期限)
31・ZERO ウイルスセキュリティ 1台用(最新版)
¥2,970 ソースネクスト (12/12執筆時)
32・ZERO ウイルスセキュリティ 3台用(最新版)
¥5,480 ソースネクスト (12/12執筆時)
33・ZERO ウイルスセキュリティ 5台用(最新版)
¥7,980 ソースネクスト (12/12執筆時)
未知ウイルス対策:未対応
パスワード保護:
VPN:
保護者機能:対応(一部)
ダークウェブ対策:
更新費用(1年)::永久無料
なお、同社からはもう1ランク安い「ウイルスセキュリティ」という製品もあります。
ライセンス年数は、こちらも無線限です。
利用できる端末は、Windows・Mac・Android・iOSに対応する製品になります。
セキュリティ機能はただ、こちらのエンジンは、異なります。
1990年創業のインドのK7Computingが開発しているエンジンです。新興のIT大国の製品ですが知名度がやや劣る部分が、値段の安い理由です。
機能的にも、未知のウイルスの機械学習などによる検索に非対応です。
また、先述の決済用ブラウザや、WEBカメラ保護などもないです。
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結論的にいえば、安めですが、やはり検索エンジンの出所は重視するべきでしょうし、同社から選ぶとしても、先ほどの機種でしょう。
3・他メーカーのウイルス対策ソフトの比較
つづいて、ここまで見た以外のメーカーの製品をいくつか紹介します。
【パッケージ版 DVD】
【1年1台】(2027年5月まで)
34・G DATA インターネットセキュリティ
¥4,694 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
未知ウイルス対策:対応
パスワード保護:
VPN:
保護者機能:
ダークウェブ対策:
更新費用(1年):2,728円
G DATA インターネットセキュリティは、ドイツのGDATA社のセキュリティソフトです。
価格が安い部分が注目点ですが、注意は必要です。
日本のジャングルが代理店ですが、日本の展開終了だからです。
2027年までワクチンなどの継続サポートはありますが、選ぶ場合は、承知の上でお願いします。
利用できるPCは、WindowsとAndroidのみです。
セキュリティ能力は、以前は、ルーマニアのBitDefenderとチェコのAvast Antivirusを平衡動作させることで、検索率を高める方向でした。
ただ、近年は前者と自社の補間技術(CloseGap)での対策のようです。
動作の軽快さは、仕組みの変更で、指摘が少なくなりました。
上位機能は、未知ウイルスへの対応は表明があります。
ふるまい予測と機械学習によるものです。
そのほかの、上位機能はありません。
ユーザーサポートは、ウェブフォームによるメールの問い合わせ以外に手段が公開されず、いざという場合の即効性は期待できません。
コールセンターの人件費を削減することで、価格を下げている部分もあるでしょうし、仕方ないでしょう。
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以上、G DATA インターネットセキュリティの紹介でした。
問題点の重さは改善した一方、2エンジン併用の検出率部分の工夫は省略されたので、個性はなくなった感じです。とはいえ、未知のウイルスへの対応の記述はありますので、ウイルス対策だけできればよいという場合で、格安な選択肢にはなります。
ただし、先述のように更新期限の問題があるので、選ぶならば、そこは織り込んでください。
【ダウンロード版】
35・F-Secure TOTAL 1年1台版
¥8,999 F-Secureダイレクト (12/12執筆時)
36・F-Secure TOTAL 1年 5台版
¥11,699 F-Secureダイレクト(12/12執筆時)
37・F-Secure TOTAL 1年 5台版
¥12,999 F-Secureダイレクト(12/12執筆時)
未知ウイルス対策:対応
パスワード保護:対応
VPN:対応
保護者機能:対応(一部)
ダークウェブ対策:対応
更新費用(1年):2,728円
F-Secure TOTALは、北欧フィンランドのF-Secureが販売するセキュリティソフトです。
日本ではプロバイダ向けの一括セキュリティサービスなどの展開しています。欧米では、よく見かける対策ソフトの1つです。
本体価格は、あまり安くないです。
契約更新料は、新規に買うのと同じです。
利用できる端末は、Windows・Mac・Android・iOSに対応する製品になります。
セキュリティ能力は、情報漏洩にかかわる事件があり、そのためネットでのこの商品の評価が全般的に下がっていました。
ただ、その後は問題ないようです。
上位機能は、保護者機能・VPN・パスワード保護・情報漏洩対策は、装備です。
VPNは切断時の「キルスイッチ」機能もあるのは法人向きの企業らしいです。
一方、保護者機能は、GPS追跡はなく、コンテンツブロック系のみです。
ユーザーサポートは、電話対応かチャットです。
電話の場合、平日の17時30分までと短いながら対応します。一方、チャットは、平日の日中アクセスしましたが、つながらないようでした。日本語対応なのか、確認を要します。
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以上、F-Secure TOTALの紹介でした。
基本的には法人向けで、価格面の競争力がイマイチな製品です。
とはいえ、上位機能は網羅しており、その部分は評価できます。
【ダウンロード版】〈Amazon限定〉
【1台・5年版】
38・Webroot SecureAnywhere コンプリート
¥7,091 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
【5台・1年版】
39・Webroot SecureAnywhere プラス
¥5,273 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
【5台・3年版】
40・Webroot SecureAnywhere プラス
¥6,182 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
未知ウイルス対策:対応
パスワード保護:対応
VPN:
保護者機能:
ダークウェブ対策:
更新費用(1年):
ウェブルートは、米国のウイルス対策ソフト会社です。
結構、昔からある企業ですが、現在はカナダのソフト開発大手のOpenTextの傘下です。
コンプリート とプラスの2系統の製品があります。
コンプリートのみ25GBのクラウド付きます。また、キャッシュ類をまとめて消して「オンラインの痕跡をなくす」システム最適化という機能が付きます。
あとは「同じ」です。
契約更新料は、以前は、1年で5000円程度でしたが、最近は非公開です。
利用できる端末は、Windows・Mac・Android・iOSに対応する製品になります。
セキュリティ能力は、独自です。
「石橋を叩いて渡る」系で、怪しいが、ブラックとも言えない状況のファイルは「グレー」として監視しする独自の仕組みです。
上位機能は、一方、未知ウイルスとパスワード保護には対応です。
VPNやペアレンタルコントロールはないです。
軽快さは、以前より定評があり軽いです。
システムの大部分をクラウド化する方向性だからで、この点はこの製品の「売り」と言って良いでしょう。
ユーザーサポートは、電話対応で、年末年始を除く年中無休で19時までです。
フリーダイヤルであるのは良心的でしょう。
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以上、ウェブルートの製品の紹介でした。
フルクラウド稼動で、軽い部分が売りです。
25GBのクラウドストレージはないですが、3年モデルは、大手製品より安く導入できる部分が見どころでしょう。
今回の結論
Windows向けのウイルス対策ソフトのおすすめはこれ!
というわけで、今回はウイルス対策ソフトを紹介してみました。最後にいつも通り、おすすめソフトを書いておきます。
第1に、総合セキュリティソフトとして、機能面で最も充実する点で、おすすめなのは、
【オンラインコード板】
8・ノートン 360 デラックス 3年3台版
¥14,280 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:対応
VPN:対応
保護者機能:対応
ダークウェブ対策:対応
更新費用(3台/1年):10,980円
信頼性 ★★★★★
軽快性 ★★★★★
サポート体制 ★★★★☆
年間維持費 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
米国のノートンの3年契約版が良いでしょう。
冒頭の「選び方の基本」で書いた基本機能を網羅します。
その上で、「未知のウイルス類・パスワード保護・VPN・保護者機能・ダークウェブ対策」と、およそセキュリティソフトとして必要だろう機能も備えます。
価格も、長期契約にすれば、年間5000円前後ですし、安心料としては、納得できる水準です。
バックアップ用の25GBのクラウドストレージも「オマケ」としては豪華です。
先述のように、更新時期に(自動更新にしない場合)ストレージの処理が面倒といえばどうですが、まさかの時の「2つめのサブ」的に考えて使うならば、問題ないでしょう。
サポートは、電話は平日のみですが、チャットは24時間です。
このクラスの充実するセキュリティを欲する方は中級者でしょうし、問題ないかと思います。
他のOSやスマホでの利用についても、あまり機能の省略もないので、クロスプラットフォームでいろいろ使いたい方にも向きます。
第2に、コスパをある程度重視しつつ、性能も充実するモデルを選びたい場合は、
【ダウンロード版】
23・マカフィー リブセーフ 3年 台数無線限
¥6,980 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
23・マカフィー リブセーフ 1年 台数無線限
¥12,000 マカフィーダイレクト (12/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:対応
VPN:対応
保護者機能:対応
ダークウェブ対策:対応
更新費用(3台/1年):
信頼性 ★★★★★
軽快性 ★★★★★
サポート体制 ★★★★★
年間維持費 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
マカフィーのリブセーフでしょう。
3年契約・台数無線限で、価格が相当安いです。
性能面でも、基本機能が充実する上で、パスワード保護・ダークウェブ対策など、上位機能を網羅しまます。
直販価格と、販売業者を見る感じでは、いつまでこの価格で買えるかは分かりませんが、現状ではやはり本機です。
むろん、同社も老舗であり安定感もありますし、サポートの水準も良いです。
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【カード版】
4・カスペルスキー プラス 3年 5台版
¥11,980 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
未知ウイルス対策:対応
パスワード保護:対応
VPN:対応
保護者機能:
ダークウェブ対策:
更新費用(1台/1年): 6,100円
一方、見た感じ在庫は多そうでしたが、買われる際、マカフィの値段が高めだったら、カスペルスキーの中級の「プラス」が良いかと思います。
3年契約で台数が多いモデルの中では、性能も良く、価格もノートンより安めですので。
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【総合セキュリティ】(無期限)
27・ZERO スーパーセキュリティ 1台用(最新版)
¥4,950 ソースネクスト (12/12執筆時)
未知ウイルス対策:
パスワード保護:
VPN:
保護者機能:
ダークウェブ対策:
更新費用(1年)::永久無料
この水準より安いものとなると、1台ながら「更新料なし」のZERO スーパーセキュリティほどしかないです。
上位機能はないですが、エンジンの出所はビットディフェンダーですし、しっかりします。究極に経費を減らしたい場合は、こちらでも良いかと思います。
第3に、パソコン初心者や、お年寄り向けにサポートが充実した製品としておすすめできるのは、
【サポート付】
15・ウイルスバスター クラウド 3年3台版
¥19,700 Amazon.co.jp (12/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:対応
VPN:
保護者機能:対応(一部)
ダークウェブ対策:
更新費用(3台/1年):5,500円
信頼性 ★★★★★
軽快性 ★★★★★★
サポート体制 ★★★★★★
年間維持費 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★
トレンドマイクロのウイルスバスターでしょう。
現状で、サポート付きプランを出すのは同社だけなので。
パソコン関係全般について何らかの相談にのってくれます。
あまりパソコンに詳しくない方や、実家のご両親用のパソコンなどには手厚いサポートが得られる点は安心です。また、「家族と共用」の場合などは、考えても良いプランです。
機能面でも、基本機能が充実する上で、クラウドベースのシステムなので軽いです。
日本拠点の企業で、日本のサポート体制が充実する上、日本向けの対策を公言する安心感もあります。
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というわけで、今回は、Windows向けのウィルス対策ソフトについて紹介しました。
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