【今回レビューする内容】2023年 リストバンド型の活動量計の性能とおすすめ・選び方:iOS ヘルスケア Google Fit対応:フィットネストラッカー アクティブトラッカー 歩数計 睡眠量計 ウエアラブル健康量計 心拍数計機能の違いや精度
【比較する製品型番】Fitbit Charge 5 Fitbit Inspire 3 Fitbit Inspire 2 Fitbit Luxe GARMIN vivosmart5 vivosport SONY wena 3 HUAWEI Band 8 HUAWEI Band 7 2022 Zepp Health Amazfit Band 7 Xiaomi Miスマートバンド 7 Xiaomi Redmi Smart Band 2 OPPO Band 2 ほか
今回のお題
スマホ対応のリストバンド型活動量計のおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今日は、2023年5月現在、最新のリストバンド型の活動量計を比較します。
スポーツにも、日常の活動量の記録にも対応できる機種を多く選びました。
とくに、心拍数・睡眠量センサーをはじめとする、基本性能に注目して、色々な機種を見ていきます。
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日常の健康管理 ★★★★★
ダイエット支援 ★★★★★
自転車・水泳 ★★★★★
スマホアプリ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように各製品を比較します。
そして、記事の最後の「結論」では、上表のようなポイントから、、予算別、目的別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。
1-1・活動量計の選び方の基本

1・日常の健康管理
=リストバンド型活動量計
2・腕時計代わりの普段用
=スマートウォッチ
3・本格的なスポーツ利用
=GPSランニングウォッチ
はじめに、「活動量計の選び方の基本」を書いておきます。
活動量計は、何を重視したいか?で、選ぶべき「家電ジャンル」が変わります。
少し詳しく説明しておきます。
第1に、「日常生活用の記録・健康管理」が目的な方です。
この場合、値段の安さの部分を含めて、リストバンド型が最適です。
ウォーキング・サイクリングの記録、歩行や階段段数などのカロリー消費記録、睡眠の量や睡眠質の把握、ストレスレベルの把握など、高度なライフログ記録が可能です。
スマホ連携面は、単純な通知だけでなく、Suica対応の機も出はじめました。
その点で言えば、「スマートウォッチ」との境目は(少しずつ)なくなりつつあると言えます。
一方、リストバンド型は、1万円以下の安い製品もかなり多いです。
しかし、センサーの部分で結構「差」があるので、注意が必要です。
特に、心拍数センサーの質には、注意が必要です。
心拍数データは、睡眠分析にも使われるため、活動量計としては、わりと重要なセンサーです。このブログでは重視して比較しています。
また、格安機は高度計(高度気圧計)がない機種も多く、階段の昇降段数が見れないモデルも多いです。
今回は、これらのセンサーにも注意して比較するつもりです。
第2に、「時計代わりの普段使い」が主な目的な方です。
言いかえれば、スマホの外部端末としての利用を主に考えている方です。
この場合、リストバンド型ではなく、スマートウォッチを選んでください。
活動量計としての機能は、リストバンド型と同じか、より上位です。
その上で、iOS Android含めて「他社製の時計アプリ」をインストールできる、WearOS搭載機なども多いため、自分専用にカスタマイズしやすいです。
一方、基本、文字盤部分が大きいため、特に睡眠分析などを考えると、リストバンド型のが違和感がないとは言えます。
第3に、「トレーニング」が主な目的な方です。
この場合も、リストバンド型ではなく、ランニングウォッチを選んでください。
リストバンド型も、スポーツ機能はあります。
ただ、日常の「ライフログ」の延長程度の実力ですから、「科学的な運動分析」ができません。機能面でも、専用機は、GPSがかなり高度です。
専用機は、ランニングだけでなく、マルチスポーツ対応なモデルも多いです。
そのため、運動を中心に考える方は、はじめに、このカテゴリの製品をみておくのも良いかと思います。
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以上、活動量計の基本的な区分を紹介しました。1・リストバンド型活動量計の比較
2・スマートウォッチの比較記
3・ランニングウォッチの比較
このブログでは、これらの区分にしたがって、各製品を比較していきます。
ただ、比較したい製品の点数が多いため、記事を分けています。
今回は、リストバンド型活動量計を比較する1回目記事です。
そのため、「日常の健康管理」を越えた部分の性能を期待する方は、2番、3番のリンク記事をご覧ください。
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というわけで、比較をはじめます。
1・リストバンド型活動量計の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2: フィットビット〈米国〉
1-3:ガーミン〈米国〉
1-4:ファーウェイ〈中国〉
1-5:Amazfit〈中国〉
1-6:オッポ〈中国〉
2・リストバンド型活動量計の比較 (2)
2-1:サムスン〈韓国〉
2-2:シャオミ〈中国〉
2-3:SONY〈日本〉
2-4:最終的なおすすめの提案【結論】
今回は、以上のようにメーカー順に製品を紹介します。
1-2・フィットビットの活動量計
はじめに、フィットビットの活動量計の紹介からです。
フィットビットは、米国製品ですがリストバンド型活動量計の「草分け的存在」です。
一方、2021年初頭に、Googleが同社の買収を発表しましたが、引き続きiPhone(iOS)ユーザーにもサービスを提供するとのことです。
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なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。
【2021年発売】
1・Fitbit Charge 5
¥17,802 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ブラック:FB421BKBK-FRCJK
ルナホワイト:FB421GLWT-FRCJK
スチールブルー: FB421SRBU-FRCJK
パネル:フルカラー有機EL(1型)
ケース:プラスチック
心拍数計:搭載
血中酸素:対応(皮膚温/ EDA可)
階段段数:対応
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知 Suica
電池の保ち: 7日
重さ: 28g
Fitbit Charge 5は、フィットビットを代表的するといえる活動量計です。
スマホと連動するリストバンド型活動量計の火付け役になった元祖といえる製品で、本機は、その「第5世代」となります。
「ライフロガー」が多いアメリカで流行し、Atlasも初期に利用していました。
パネルは、カラー有機EL(AMOLED)です。
サイズは、縦長で21.93×14.75mmと、対角線ベースで言えば1型で、スリムながら大きめです。
有機ELはコントラストも明確なので、視認性は良いです。
リストバンドのサイズは、 ホックでサイズを変える方式です。
SサイズとLサイズのバンドが両方同梱されています(写真はCharge4)。
2本で【腕回り130mm--220m】まで対応できます。
計測できるデータは、各社とも「基本搭載」になるものは網羅します。
よく使うものを、5点あげてみます。
第1に、歩数です。
この機種は、移動距離を含めてかなり正確に測れます。
なお、正確に計測できるのは、加速度センサーが搭載されているからです。
第2に、睡眠量です。
また、寝返りの動きを計測することで、睡眠量を量ることも可能です。
第3に、消費カロリーです。
本機は、スマホが歩数として認識しているデータを、事後に、自転車など他の活動に修正もできます。
第5に、階段階数です。
上下に移動した段数を、ジャイロセンサーと高度計により記録する機能です。
最近は、格安機と高性能機を分けているのは、むしろこのセンサー部分です。
階段段数(上下移動)ができる機種は限られるため、貴重です。。
心拍数計は、搭載です。
心拍数計が搭載される活動量計は、心拍数をふまえた正確な消費カロリーが測定できますし、搭載は重要です。
なお格安機の心拍数センサーは、LED数が少ない場合もあります。
しかし、FitBitはさすがに複数搭載で充実し、精度の期待値も高いです。
また、睡眠時の血中の酸素濃度と皮膚温も測れます(血中酸素ウェルネス)。
心拍をはかる緑LEDセンサーほか、赤・赤外線という3種のLEDを搭載し、その光の反射光量から光の検出機(PD)を測定することで可能にしています。
ようするに「血液の色が分かるため」血中酸素量が分かるということです。健康全般の指標で、睡眠時の無呼吸などの観測に対応できます。
ただ、この機能は、最近はより格安な活動量計でも搭載される場合も出ており、(精度差はともかく)珍しさはないです。
心電図(EDC)については、センサー的には装備可能ですが、機器認証の関係もあり、日本での提供開始については、アナウンスはないです。
そのほか、Charge 5は、皮膚電気活動(EDA)センサーを搭載します。
同社のスマートウォッチ型では先行して採用されていましたが、トラッカーでは本機が初めてでした。
心拍数などのデータも利用しながら「ストレスマネジメントスコア」を、画面に表示できます。
皮膚の電気信号を読み取り、ストレスの度合いを計測します。手首ではなく、手のひらにデバイスを載せての測定です。
睡眠や他のセンサーを使ったスコアから総合的に出すので、計測を忘れていても、スコアは算出されます。
スポーツに関する計測は、先述のように、活動量計は「不得意分野」です。
しかし、本機は、その垣根を(多少)乗り越えようとしている部分があります。
例えば、心拍数を使い、ジョギング・ウェイトトレーニング・サイクリング・水泳など、20種類のエクササイズモードを搭載です。
VO2 MAX(運動中の最大酸素摂取量)も取れますし、わりと本格的です。
GPSは、搭載です。
ロシアのグロナスも捕捉します。
本機は単独でGPS(衛星測位システム)を内蔵するため、GPS衛星から位置情報を得られます。
GPSなしでも、加速度センサーやジャイロだけで、歩数から移動距離は測定できます。
しかし、GPSが利用できる精度が増します。
また、ペース(速度)も正確に計測できるので、ジョギング・サイクリングなどの運動では有利で、モチベーションアップにつながると言えます。
ただし、GPS搭載の他社機と比較する場合、弱点もあります。
第1に、GPSを有効にした場合の、バッテリー稼働時間が5時間と短い点です。
第2に、日本の「みちびき衛星」に対応できない点です。
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結論的にいえば、この部分はさほど高性能ではないです。
そもそも、本格的な走行トレーニングの記録にリストバンド型動量計は不向きなので、GPS対応は「オマケ」に考えれば十分でしょう。
睡眠量の計測は、高度です。
本機については、ジャイロほか、心拍数計と連動させつつ、睡眠について、浅い眠り・レム睡眠・ノンレム睡眠と3段階で正確に睡眠の質が測れるからです。
アメリカ国立衛生研究所によれば、レム睡眠を安定して摂ることが心の平静には重要のようです。睡眠の質を測る場合、レム睡眠が正確に測れるこの機種は、その点でもメリットがあります。
活動量のほか、睡眠の質の改善を目指している方は、この機種はオススメです。
時計としての機能も、搭載です。
タッチパネル採用で操作性が良いです。
Fitbit inc, Fitbit
¥0 Apple App Store
Fitbit inc, Fitbit
¥0 Google Play
スマホとの連携は、iPhoneやAndroidスマホ双方に対応します。
さほど高機能でもないですが、電話の着信表示とテキストの受信表示が可能です。
また、Android限定ですが、あらかじめ設定したテキストを返信する「クイック返信機能」も利用可能です。
また、Suica対応です。
入金はクレカ(Google Pay)のみですが、普通のSuicaと同じで、スマート EX・タッチで Go! 新幹線を含めて、利用できます。
普通列車のSuicaグリーン券は非対応です。
Health Sync for Fitbit Lite
¥0 Apple App Store
iOSのヘルスケアアプリとは、公式的には、連携「非対応」です。
ただし、有志がそれを可能にするアプリを用意しています(アプリ内課金あり)。以上のものほか、同じ機能を持つアプリはほかに複数あります。
【ベータ版】
ヘルスコネクト(ベータ版)
¥0 Google Play
Google(Google Fit)は、2022年から対応するようになりました。
以上の純正アプリで、セキュアに同期できます。
パソコンでの利用は、Macについては公式的に対応します。
Windowsについては、近年は対応から外れています。
オリジナル機能は、体重のほか、食べたメニューを登録できる機能が人気です。
食べ物については、食品を検索して登録できる仕組みです。かなり正確に日々の消費カロリーを把握できます。
なお、FitBitは無料でも相当多機能です。しかし、月10ドル(約1000円)で、Fitbit Premiumという上位サービスがあります。
利用すれば、より細かいアドバイザー機能が利用できます。
そのほか、スマホの音楽操作も可能です。
電池の保ちは、最長7日間です。
ただし、GPSを利用する場合は、最大5時間です。また、時計として利用する場合(輝度を減らした)常時表示に対応しますが、やはりバッテリーの寿命も短くなります。
充電は、ワイヤレス充電ではないですが、クリップ式で確実です。
防水性能も、50M防水に対応するため、スイミングなどに利用することが可能です。
体重計は、しばらく前まで、アプリと自動的に連動する専用のWi-Fi体重計が販売されています。ただ、終売のようです。
iOS・Androidとも連携対応になったので、あえて純正を出さなくてもよいという判断でしょう。
代替案は【おすすめのスマホ対応体重計の比較記事】をご覧ください。
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以上、Fitbit Charge 5の紹介でした。
競合機も多いですが、日常的な活動量を記録できる端末として、本シリーズは、今もなお、最も良い選択肢と言えます。
活動量計として、必要な機能は網羅されているので、この機種を基準に考えれば「どれを選べば分かりやすい」と言って良い「スタンダード機」とも言えます。
一方、他社機と比較する場合、Suica対応と高度な心拍数計・EDAセンサーの搭載のほか、「階段段数の記録」に対応できる点が、優れた部分です。
細かい部分ですが、通勤時に(数カ所でも)「エスカレーター」を使わないことが、カロリー消費に結構重要であることを意識化してくれるでしょう。
その上で、同社のアプリは、「運動提案型」アプリとして、極めて出来が良く、ダイエットや日常の運動のモチベーション維持に最もつなげやすいとも言えます。
【2022年発売】
【腕回り137mm-193・193-221mm】
2・Fitbit Inspire 3
¥11,520 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ブラック:FB424BKBK-FRCJK
ピンク: FB424BKLV-FRCJK
ホワイト: FB424BKYW-FRCJK
パネル:フルカラー有機EL(0.74型)
ケース:プラスチック
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:対応
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:A-GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 10日
重さ: 17.7g
Inspire3は、Fitbit Chargeの下位機種です。
パネルは、同じくカラーパネル(AMOLED)ですが、サイズは0.74型なので、少し小さいです。
細身のシルエットというデザイン性を重視している面はありますが、主にはコスト面の理由でしょう。
なお、バンドは、2種類付属なので、合わない方はまずいないでしょう。
1・Suica
2・GPS
3・EDAセンサー
4・皮膚温センサー
機能面では、Fitbit Chargeと比較した場合、以上の4つの機能が主に省略されます。
例えば、Suica(FeliCa)機能がないほか、GPSも、未搭載です。
GPS部分は、かわりに、スマホの基地局情報(A-GPS)を取得できる仕様にしているので、(スマホを持ち歩いている限りですが)位置情報は取得できます。
また、GPSと異なり電池の保ちが極端に短くならないので、メリット性もあります。
そのほか、血中酸素ウェルネスには対応しますが、皮膚温が測れない部分、皮膚電気活動(EDA)が搭載されない点が違いです。
デザイン性は、本機は、文字盤がスリムなので、この形状が好きな方もいそうです。
ただ、ガラスは、上位機と違って、堅牢なゴリラグラスではないです。
あとの部分は、電池の保ちがやや長い10日になるほかは、Fitbit Charge 5と変わりません。
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以上、FitBitのInspire3の紹介でした。
血中酸素ウェルネスに対応し、また、階段段数を測れる点で、高機能ではないですが、活動量計にあって欲しい機能は備わります。
ただ、やはり、GPSの部分と、EDA・皮膚温センサーがない点で、最先端ではないため、基本的には、普通の「入門機」です。
ただ、それとしては、同社の優れたサービス(アプリ)の部分を含めて、出来は良いでしょう。
スマホの通期機能だけ使えれば、あとは「普通で良い」という方がデザインに惹かれて選ぶ機種といえます。
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【2020年発売】
【腕回り140mm-209mm】
3・Fitbit Inspire 2
¥7,091 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ブラック:FB418BKBK-FRCJK
ピンク: FB418BKCR-FRCJK
ホワイト: FB418BKWT-FRCJK
パネル:モノクロ有機EL(1.4型)
ケース:プラスチック
心拍数計:搭載
血中酸素:
階段段数:
スポーツ:
位置情報:A-GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 10日
重さ: 20g
なお、本機の旧機種となる Inspire2がまだ残ります。
パネルは、1.4型のモノクロの有機EL(AMOLED)です。
機能面では、Inspire3と比較した場合、血中酸素ウェルネスの測定ができません。
また、本機は、高度計が未搭載で、「階段の段数」も計測できない機種です。
通勤時の運動モチベーションとしては、かなり「残念」でしょう。
結論的にいえば、値段は安く、Fitbitの入門機として選びやすい一方、特に、高度計が未搭載の部分で、普段の運動の動機付けの部分で、同社の製品としては弱みがあります。
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【2021年発売】
【腕回り140mm-220mm】
4・Fitbit Luxe
¥14,600 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ブラック: FB422BKBK-FRCJK
ピンク: FB422SRMG-FRCJK
ホワイト:FB422GLWT-FRCJK
リング:FB422GLPK-FRCJK
パネル:フルカラー有機EL(0.76型)
ケース:ステンレススチール
健康計測:カロリー 睡眠量
心拍数計:搭載
血中酸素:対応(皮膚温可)
階段段数:
スポーツ:
位置情報:
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 5日
重さ: 29g
なお、健康管理というより、「ファッション性」を重視する機種としてはFitbit Luxe もあります。
Inspire2以上に、デザインに凝っています。
新しいターゲット層を獲得することを狙ったものでしょう。なお、リングタイプのバンドは、ピンクのシリコンバンドも付属します。
パネルは、小さめながら0.76型のカラー有機EL(AMOLED:124 x 206)です。
1・階段の段数
2・クイック返信機能
3・Suica
4・GPS
5・EDAセンサー
機能面では、Fitbit Chargeと比較した場合、以上の機能が省略です。
本機については、血中酸素・皮膚温は測れるものの、やはり健康管理面、あるいは、スマホとの連携面で、少し弱めの仕様です。
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結論的にいえば、この製品は「ファッション性」を評価するべき製品で、そこに軸を置く場合に限って、「おすすめ」といえる製品です。
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【2021年発売】
【腕回り140mm-220mm】
5・Fitbit ace3
¥14,600 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ブラック: FB419BKRD-FRCJK
イエロー: FB419BKYW
ブルー:FB419BKBU-FRCJK
そのほか、FitBit ace3という、子ども向けのラインの展開もあります。
大人用から心拍数計が除かれていますが、活動量の測定ほか、睡眠トラック(睡眠時間)はします。
OSはアニメーション表示がなされるなど、子ども向けにしっかり開発されています。
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1・スマートウォッチの比較 (1)
1-1:Fitbit + Google〈米国〉
以上、FitBitのフィットネストラッカータイプの活動量計の紹介でした。
なお、同社の上位機は、腕時計タイプになるため以上の記事で見ています。
1-3・ガーミンの活動量計
つづいて、米国のガーミンの活動量計(アクティブトラッカー)を紹介します。
サイクリストを初めとした、スポーツギア好きを中心に好評を博している製品です。
【2017年発売】
【Lサイズ】
6・GARMIN vivosmart 5
¥18,000 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ブラック:010-02645-64
【S/Mサイズ】
7・GARMIN vivosmart 5
¥18,182 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ブラック:010-02645-60
ホワイト:010-02645-61
ミント:010-02645-62
パネル:モノクロ有機EL(0.73型)
ケース:
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:A-GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 7日
重さ: 24.5/ 26.5g
vivosmart5は、米国のGPSメーカーであるガーミンが販売する活動量計です。
スポーツに特化した製品や、スマートウォッチ型の製品を除けば、現状で最も性能の良いモデルです。Fitbit Charge 5のライバルと言えます。
パネルは、縦長の0.73型(0.41×0.73)です。
一方、白色OLED(有機EL)を採用したモデルですので、フルカラーではないです。
リストバンドのサイズは、Lサイズが148-228mm、Rサイズが122-188mmの構成です。
もちろん防水設計の機種です。
心拍数計測は、対応です。
ガーミンの場合は、Garmin Elevateという心拍数技術ですが、複数のLEDであり、FitBitと同じく、精度は重視されます。
時計の裏面に心拍数計が搭載される形式です。なお、ANT+対応なので、自転車の計器とも連動できるのは、同社らしいです。
血中の酸素濃度は、FitBit同様に計測できます。
ただし、皮膚温の計測ができない点と、皮膚電気活動(EDA)センサーが未搭載という部分では、FitBitに対しての差と言えます。
計測できるデータは、歩数・距離・カロリーなど日常的に必要な基本部分は網羅します。ただ、本機は高度が見れないので、階段段数は計測できません。
睡眠量は、心拍数計のデータの活用で、睡眠深度を含めて、より細かい測定が可能です。
そのほか、心拍変動からストレスレベルを表示する機能も付属です。
FitBitにもありましたが、心拍数計を搭載する機種だと、この指数を出せる機種が割とあります。
一方、ユニークなのは、「Body Battery」です。
心拍数・ストレス・アクティビティの状況から、残された活動エネルギーを推定する、ボディバッテリーエネルギーモニター機能も搭載です。
ゲーム的に言えば「HP(ヒットポイント)」を確認できるようなもので、アイデアとしては面白いと思います。
スポーツに関する計測は、FitBitに比べても割と高度です。
ランニング・水泳・バイク(自転車)・ヨガ含めた、一般的なワークアウトの計測機能がありますので。
また、トレーニング用にVO2 Max(最大酸素摂取量)を測れるのも、FitBitの上位機同様のポイントです。
そのほか、心拍数と連動して「フィットネス年齢」などを出してくれるなど、一般向きに使いやすいように、改良されています。
ただ、冒頭書いたように、トレーニングを主な目的として買うならば、同社の製品を含めた、GPSランニングウォッチのが適当であり、より高度です。
GPSは、未搭載です。
スマホから位置情報を取得するA-GPSのみ対応です。
日常生活には問題ないですが、トレーニングには必ずしも向かないと言えます。
時計としての機能は、この機種も搭載します。
Garmin Connect Mobile
¥0 Apple App Store
Garmin Connect Mobile
¥0 Google Play
スマホとの連携は、Android/iPhoneともに対応です。
こちらは、スマホの通知・着信などの表示に対応できます。
iOSのヘルスケアアプリとは、連携可能です。
Google Fitは、現状で非対応です。
ただ、Garminの場合も、メーカー純正アプリの使い勝手は良いため、あえて連携できなくても良いでしょう。
そのほか、音楽の再生・停止などの操作も可能です。これらの操作のため、文字版はタッチパネル式です。
一方、FitBitと較べる場合、FeliCa未対応であり、Suicaは利用できません。
パソコンでの利用は、この機種の「売り」の1つです。
ガーミンのインターネットサーバに用意された「Garmin Connect」にアクセスして、データを無料で蓄積・確認できません。
スマホの買い換えと共にデータが消失してしまう危険が無いのがメリットです。
データは、付属のUSBスティックをパソコンに差すか、Bluetoothでスマホ(android/iPhone)にデータを送る方式です。
データの分析内容も優れており、多方面からデータを分析できます。
電池の保ちは、最大7日間となります。
OLEDのモノクロなので、もっと保ちそうなものですが、心拍数計が影響している野でしょう。
充電はFitbitと同じで、充電ケーブルを利用する方式です。
【2021年発売】 【日本正規品】
・ガーミン Index S2 010-02294-30
・ガーミン Index S2 010-02294-31
¥18,906 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
体重計は、2021年から、純正の正規販売が始まりました。
この機種は、iOS純正の「ヘルスケア」アプリにデータを共有できるため、それを介して、連動した管理が可能です。
なお、詳しくは【おすすめのスマホ対応体重計の比較記事】をご覧ください。
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以上、ガーミンのvivosmart 5の紹介でした。
Fitbit Charge 5のライバルでどちらにするか迷う機種です。
比較する場合、日常生活の記録用としては、「Body Battery」など面白いところもあります。
しかし、センシングの部分で少し弱いです。高度センサーがなく階段段数に対応できない点ほか、(単独の)GPSを保たない点、EDAセンサーを装備しない点などが気になります。
【2017年発売】
【Lサイズ】
8・ガーミン vivosport
¥19,878 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ブラック:010-01850-74
ライム:010-01850-75
【S/Mサイズ】
9・ガーミン vivosport
¥17,000 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ブラック:010-01850-71
ライム:010-01789-74
レッド:010-01850-72
パネル:8色カラー液晶(0.8型)
ケース:繊維強化ポリマー
心拍数計:搭載
血中酸素:
階段段数:対応
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 7日
重さ: 24.1g/ 27.0g
vivosportも、ガーミンが販売するリストバンド型活動量計です。
ここまでみた製品に比べると、さらに「スポーツより」の製品です。
パネルは、本機は、フルカラーではない8色カラーながら、0.8型の長細いカラー液晶です。
リストバンドのサイズは、本機も購入前に選択する形式です。
Lサイズは、手首周り148mm–215mmまでの対応となります。S/Mサイズは、122mm–188mmまでです。
計測できるデータは、一方、気圧高度センサーを搭載しているので、階段段数を含めて、記録可能です。
ただ、2017年発売機と古いので、先ほどみた(ゲームのHP的な)ボディバッテリーは非対応です。
睡眠量やカロリーなども普通に撮れます。
心拍数計測は、本機も対応です。こちらも、ANT+対応です。
一方、やはり、発売時期の関係で、血中酸素の計測に非対応です。
2020年以後に普及した機能なので、すこし陳腐化がみられます。
スポーツに関する計測は、この製品もVO2Max(最大酸素摂取量)が計測できます。
GPSも、本機は、スマホに依存するA-GPS(=コネクテッドGPS)ではない、本物が内蔵です。
米国のGPS衛星のほか、日本のみちびき衛星もフォローしますので、精度は良いです。
(晴天下ならば)走行・歩行ルートがアプリで表示可能です。スマホに依存しないので、バッテリー問題も起こりにくい方式です。
屋外のトレーニングの場合は、3DモーションセンサーとGPSデータとを併用しつつ距離・ペース・ルートの正確な把握えがきるでしょう。
電池の保ちは、最大7日間となります。
また、GPS利用時は電池を多く消費するため、最大8時間となります。
その他の部分は、先ほど機種と、基本部分は同じです。
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以上、ガーミンのvivosport の紹介でした。
スポーツ向けの製品としてプレゼンスがあります。ただ、2017年発売機と少し設計が古い部分で、血中酸素計測や、ボディバッテリーなど、同社の新しい機能が搭載されないのも事実です。
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なお、同社の場合、これ以上のグレードは、スマートウォッチかランニングウォッチに分類されます。
以上の記事で紹介しています。
1-4・ファーウェイの活動量計
続いて、ファーウェイのスマートバンドです。
おもに、自社のスマホユーザー向けです。
【2023年発売】
10・HUAWEI Band 8 2023
¥7,800 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
【2022年発売】HUAWEI Band 6後継機
11・HUAWEI Band 7 2022
¥5,941 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
パネル:カラー有機EL(1.47型)
ケース:耐久性ポリマー
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:GPSなし
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 14日
重さ:14g
HUAWEI Band 8 は、ファーウェイの販売する最新のリストバンド型活動量計です。
昨年モデルが残ります、本体はより薄型になり、重さも2gながら軽量化されました。
機能面は、睡眠量の計測(HUAWEI TruSleep 3.0)と心拍数モニタリング(HUAWEI TruSeen 3.0)の改良が見られます。
双方ともUIの使い勝手やソフト的な部分の主な改良点でしょう。
ただ、センサーが、6軸慣性センサー(加速度センサー、ジャイロセンサー、コンパスセンサー)になりました。
旧機に比べて、(電子)コンパスが新しく加わりましたので、スポーツ計測などの種類・精度のほか、睡眠量判定の改善効果にも関係するるかもしれません。
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結論的にいえば、総合的には値段差分の差は感じるため、新機種が良いと思います。
本体色は、3色です。
ベルト部分の素材は色によって違います。バンドの場合、シリコンほかTPUもよく使われますし、とくに問題ないでしょう。
リストバンドのサイズは、1サイズです。
新機種の場合、サクラピンクだと120 - 190mm、他の色は130 - 210mmの手首サイズです。
パネルは、1.47型のカラー有機ELです。
フルカラーなので、値段からすると、結構「贅沢な仕様」です。
OLEDは低消費電力なので、文字盤も常時点灯対応です。
計測できるデータは、他社同様に、歩数・移動距離・カロリーに対応です。
面白いところでは、低活動アラート機能(活動促進通知)や、立ち上がり回数の記憶などができます
ただ、本機は6軸ジャイロながら、高度計がなく階段段数は記録できない点は、すこしネックです。
心拍数計は、搭載です。
その上で、「血中酸素の常時測定」にも対応します。 低下した場合、振動アラートを出す仕組みです。
FitBitと比較する場合、皮膚温の計測は非対応で、EDAセンサーも未搭載になります。
もちろん、値段差からすれば当然です。
睡眠量の計測は、可能です。
ただ、睡眠深度の評価については、割と高度で、心拍数計のデータと連動しながら分析します。
この点では、格安機ですが、しっかりしたシステムです。
スポーツに関する計測は、この機種の「売り」の1つです。
この部分で最も重要となるVO2maxも取得できるからです。
なお、2023年からは、上図のスポーツに加えてバスケットボール・サッカー・eスポーツ・パデルも加わりました。
GPSは、ただ未搭載です。
スマホのA-GPSにも対応しません。
防水性能は、5気圧で、水泳に対応します。
この部分もこの機種の「強み」で、プールでのカロリー消費、ターン数などのデータを取得可能です。
時計としての機能は、搭載されます。
UIのデザインは、広告だと割と「がっつり・こってり系」が多いですが、シンプルなものもあります。ただ、フォントを含めて、シンプル・スマートな感じではないです。
電池の保ちは、14日間です。
スマホとの連動は、Huawei Healthいう専用アプリが用意されます。
睡眠量や歩数の可視化など、ある程度まで、詳しく見ることができます。
iOSのヘルスケアアプリとは、HealthKit対応のため、上記のアプリを介して、データの連係に対応します。
Google Fitとも、データ連係に対応します。
そのほか、スマホの電話の着信・LINEなどの通知・メッセージ・カレンダーのアラートをお知らせしてくれる機能もあります。
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以上、HUAWEI Band 8の紹介でした。
常時点灯のフルカラー液晶搭載でこの価格というのは、お買得感が高いです。
ハード・メカ的な部分では、他社の1万円台後半の機種と遜色ありません。
センサーは、さすがに高度計とGPS未搭載ですが、心拍数計を搭載する上で、血中酸素とVO2 Maxの計測に対応しますし、格安機としては充実します。
一方、外観デザイン・UIも、年々洗練されてきています。もちろん、スポーツ系メーカーの製品に優るわけではないですが、値段からするとやはり優秀です。
1万円以内でここまで機能が充実した製品はないため、この価格帯の製品についていえば、本機はオススメと言えます。ちょっと、活動量計を試したいという場合はとても良いでしょう。
1-5・Amazfitの活動量計
続いて、Amazfitのスマートバンドです。
Zepp Healthという中国企業が展開するブランドで、AmazonのAI(アレクサ)を音声アシスタントに設定できるのを「売り」にします。
【2022年発売】
12・ Zepp Health Amazfit Band 7
¥7,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
パネル:カラー有機EL(1.47型)
ケース:ポリカーボネート
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:A-GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 18日
重さ:28g
Amazfit Band 7 は、中国の Zepp Healthの販売するリストバンド型活動量計です。
パネルは、1.46型のカラー有機ELです。
HUAWEIと同じ品質なので、何らかの調達関係があるかもしれません。
本機の文字盤の常時点灯に対応です。
リストバンドのサイズは、1サイズです。
正確な長さは非開示です。
計測できるデータは、他社同様に、歩数・移動距離・カロリーに対応です。
センサーは、3軸ジャイロですので、階段の段数は把握不可です。
低活動アラートや、立ち上がり回数の記録は、HUAWEIと比べると機能としてありません。
活動量の把握は「あっさりめ」といえます。
心拍数計は、搭載です。
血中酸素レベル・ストレスレベルの測定に対応する部分も、HUAWEIと同じです。
睡眠量の計測は、可能です。
ただ、睡眠深度は、しっかり、睡眠質(睡眠深度)を把握できる水準です。
また、睡眠を含め、日中の健康評価をしてくれるシステム(PAI)もあるため、健康管理のモチベーションの維持面では、工夫があります。
スポーツに関する計測は、本機も120種以上と充実します。
VO2maxも取得もできますし、値段からしても十分でしょう。
GPSは、未搭載です。
ただ、スマホのA-GPSに接続しての測位はできます。
なお、地磁気センサーも搭載ですが、電子コンパス的な用途ではなく、A-GPSを含めて先述のスポーツ分析用の搭載と言えます。当たり前ですが、(スマートウォッチと違い)地図はみれません。
防水性能は、5気圧で、水泳に対応します。
時計としての機能は、搭載されます。
常時表示も対応です。
電池の保ちは、18日間です。
スマホとの連動は、Zepp という専用アプリが用意されます。
睡眠量や歩数の可視化など、ある程度まで、詳しく見ることができます。
iOSのヘルスケアアプリ・Google Fitとも、公式アプリ経由での同期に対応します。
そのほか、電話の着信・LINEなどの通知・スマホの音楽制御・メッセージ・カレンダーのアラートをお知らせなど、一通り対応になります。
一方、冒頭書いたように、最大の特長はAmazonのAIであるAlexaを呼び出せる点です。
ネイティブ搭載(Alexa Build-in)になるので、アラーム設定・質問・翻訳・家電操作などを音声で行えます。もちろん、通信は、Bluetoothでスマホ、スマホからは回線経由になるため、「スマホ依存型」です。
なお、Alexaにできることは、このブログでは、【Amazon Echo音声AIスピーカーの比較記事】のなかで、詳しく書いています。
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以上、Amazfit Band 7 の紹介でした。ライバルは、HUAWEIでしょう。
比較する場合、やはりAmazonのサービスとの親和性を高くしている部分で、Alexa系サービスのコアユーザーに向くかと思います。
Apple Watchを含めて、他社機でも操作できないわけではないのですが、値段の違いのほか、サードパーティアプリが必要な部分などがあるため、その部分で本機は良いように思います。
健康管理部分では、階段段数(昇降・下降把握)はできた方がモチベは上がりそうですが、そこ以外は、問題を感じません。
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・スマートウォッチの比較 (3)
1・Amazfit Bip 3
2・Amazfit Bip 3 Pro
3・Amazfit GTR 4
4・Amazfit GTS 4
5・Amazfit GTS 4 mini
なお、同社の上位機は、活動量計(フィットネスウォッチ)ではなく、「スマートウォッチ」になります。
そのため、以上の機種は、そちらの記事のほうで、別に見ています。
1-6・オッポの活動量計
続いてに、中国のオッポのスマートバンドです。
【2023年発売】
13・OPPO Band 2
¥7,709 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
パネル:カラー有機EL(1.57型)
ケース:
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:(A-GPS)
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 14日
重さ: 20g(本体のみ)
OPPO Band 2は、OPPOが販売するリストバンド型活動量計です。
活動量計とスマートウォッチの「中間的」な製品で、どちらとして紹介するか迷った製品です。
価格と用途性(GPS非搭載、スマホ通話不可)などの点から、こちらの記事での紹介としました。
パネルは、1.57型のカラー有機ELです。
比較的大きく、文字盤の視認性も良いため、先述のように、格安スマートウォッチ的な要素もあります。
ガラスは、ただ普通の曲面ガラス(2.5D)であり、堅牢面での数字はなく、このあたりが(スマートウォッチとしては)「値段相応」です。
リストバンドのサイズは、1サイズです。
130〜210mmの調整幅ですので、S-Lサイズ相当です。
計測できるデータは、歩数・移動距離・カロリーなど基本は押さえます。
一方、高度計がなく、階段段数は非対応です。
心拍数計は搭載です。
本機も、血中酸素量も測定可能です。
精度は、LEDの配置的に、他社の1万円以上の機種を除けば、同程度でしょう。
睡眠量の計測も、可能です。
先述の血中酸素量などのデータを使いつつ「睡眠質」もみれます。
なお、「いびき測定」もAndroid系の場合可能です。iOS系はスマホセンサーの許可の問題か非対応です。
スポーツに関する計測は、水泳など13ののワークアウトモードを持ちます。
あたらしく「プロテニスモード」が今回から加わりました。
6軸モーションセンサー(ジャイロ)で動きを測定し、サーブなどを検出します。
GPSは、非搭載です。
一方、本機は移動経路が把握できますが、これはスマホ側のGPS(A-GPS)のデータを利用しています。スマホを持ち歩かないと利用できない点、ワークアウト時には中位です。
防水性能は、5気圧で、水泳に対応します。
時計としての機能は、搭載されます。
電池の保ちは、14日間です。
スマホとの連動は、 HeyTap Healthというサードパーティ開発アプリを利用しています。
こちらについては、Apple HealthやGoogleFitへの連携もできます。
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以上、OPPO Band Styleの紹介でした。
6軸モーションセンサー搭載で、ワークアウトの計測は割と充実しているので、格安の活動量計としては評価できる部分があります。睡眠量や、歩行計測も常にスマホを持ち歩く状態(電池を消費させる状態)ならば、同じことが言えます。
モニターサイズやその品質など「見える部分」の品質も良いため、格安で試して見たいならば、OKだと思います。
ただ、もちろん、上位機とは差があります。
例えば、時計自体にGPSが内蔵されない部分や、高度計算などの部分で、他社の活動量計の上位機には及びません。スマートウォッチとしてみても、NFCや音声会話機能がないなど差はありますので、あくまで「1万円以下としてとても優秀な製品の1つ」といえます。
次回に続く
スマホ対応リストバンド型活動量計のおすすめはどれ?
というわけで、今回は、リストバンド型の活動量計を比較してきました。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
2・リストバンド型活動量計の比較 (2)
2-1:サムスン〈韓国〉
2-2:シャオミ〈中国〉
2-3:SONY〈日本〉
2-4:最終的なおすすめの提案【結論】
日常の健康管理 ★★★★★
ダイエット支援 ★★★★★
自転車・水泳 ★★★★★
スマホアプリ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
続く、2回目記事(こちら)では、以上各社の製品を追加で紹介します。
その上で、今回の記事の「結論」として、いつものように、目的別・予算別におすすめ機種を書いておきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら