【今回レビューする内容】2024年 リストバンド型の活動量計の性能とおすすめ・選び方:iOS ヘルスケア Google Fit対応:フィットネストラッカー アクティブトラッカー 歩数計 睡眠量計 ウエアラブル健康量計 心拍数計機能の違いや精: 激安1万円以下のモデルから3万円まで
【比較する製品型番】Fitbit Charge 6 GA05183-AP GA05185-AP GA05184-AP Fitbit Charge 5 Fitbit Inspire 3 Fitbit Inspire 2 Fitbit Luxe GARMIN vivosmart5 SONY wena 3 ファーウェイ HUAWEI Band 9 Zepp Health Amazfit Band 7 シャオミ Xiaomi Mi Smart Band 9 Xiaomi Smart Band 9 Pro Xiaomi Smart Band 9 Active OPPO Band 2 ほか
今回のお題
安めでも使える!リストバンド型活動量計のおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今日は、2024年11月現在、最新のリストバンド型の活動量計を比較します。
スポーツにも、日常の活動量の記録にも対応できる機種を多く選びました。
とくに、心拍数・睡眠量センサーをはじめとする、基本性能に注目して、色々な機種を見ていきます。
1・リストバンド型活動量計の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:フィットビット〈米国〉
1-3:ガーミン〈米国〉
1-4:ファーウェイ〈中国〉
1-5:シャオミ〈中国〉
2・リストバンド型活動量計の比較 (2)
2-1:OPPO〈中国〉
2-2:Amazfit〈中国〉
2-4:最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、はじめに「選び方の基本」を説明したあと、上記のような企業順で、各社の製品をみていきます。
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日常の健康管理 ★★★★★
ダイエット支援 ★★★★★
自転車・水泳 ★★★★★
スマホアプリ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように各製品を比較します。
そして、記事の最後の「結論」では、上表のようなポイントから、、予算別、目的別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。
1-1・活動量計の選び方の基本
1・日常の健康管理
=リストバンド型活動量計
2・腕時計代わりの普段用
=スマートウォッチ
3・本格的なスポーツ利用
=GPSランニングウォッチ
はじめに、「活動量計の選び方の基本」を書いておきます。
活動量計は、何を重視したいか?で、選ぶべき「家電ジャンル」が変わります。
少し詳しく説明しておきます。
第1に、「日常生活用の記録・健康管理」が目的な方です。
この場合、値段の安さの部分を含めて、リストバンド型が最適です。
ウォーキング・サイクリングの記録、歩行や階段段数などのカロリー消費記録、睡眠の量や睡眠質の把握、ストレスレベルの把握など、高度なライフログ記録が可能です。
スマホ連携面は、単純な通知だけでなく、Suica対応の機も出はじめました。
その点で言えば、「スマートウォッチ」との境目は(少しずつ)なくなりつつあると言えます。
一方、リストバンド型は、1万円以下の安い製品もかなり多いです。
しかし、センサーの部分で結構「差」があるので、注意が必要です。
特に、心拍数センサーの質には、注意が必要です。
心拍数データは、睡眠分析にも使われるため、活動量計としては、わりと重要なセンサーです。このブログでは重視して比較しています。
また、格安機は高度計(高度気圧計)がない機種も多く、階段の昇降段数が見れないモデルも多いです。
今回は、これらのセンサーにも注意して比較するつもりです。
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第2に、「時計代わりの普段使い」が主な目的な方です。
言いかえれば、スマホの外部端末としての利用を主に考えている方です。
この場合、リストバンド型ではなく、スマートウォッチを選んでください。
活動量計としての機能は、リストバンド型と同じか、より上位です。
その上で、iOS Android含めて「他社製の時計アプリ」をインストールできる、WearOS搭載機なども多いため、自分専用にカスタマイズしやすいです。
一方、基本、文字盤部分が大きいため、特に睡眠分析などを考えると、リストバンド型のが違和感がないとは言えます。
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第3に、「トレーニング」が主な目的な方です。
この場合も、リストバンド型ではなく、スポーツウォッチ(ランニングウォッチ)を選んでください。
リストバンド型も、スポーツ機能はあります。
ただ、日常の「ライフログ」の延長程度の実力ですから、「科学的な運動分析」ができません。機能面でも、専用機は、GPSがかなり高度です。
最近は、ランニングだけでなく、マルチスポーツ対応なモデルも多いです。
そのため、運動を中心に考える方は、はじめに、このカテゴリの製品をみておくのも良いかと思います。
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以上、活動量計の基本的な区分を紹介しました。1・リストバンド型活動量計の比較
2・スマートウォッチの比較記
3・スポーツ用スマートウォッチの比較
このブログでは、これらの区分にしたがって、各製品を比較していきます。
ただ、比較したい製品の点数が多いため、記事を分けています。
今回は、リストバンド型活動量計を比較する1回目記事です。
そのため、「日常の健康管理」を越えた部分の性能を期待する方は、2番、3番のリンク記事をご覧ください。
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というわけで、比較をはじめます。
冒頭書いたように、メーカー順に製品を紹介します。
1-2・フィットビットの活動量計
はじめに、フィットビットの活動量計の紹介からです。
フィットビットは、米国製品ですがリストバンド型活動量計の「草分け的存在」です。
一方、2021年初頭に、Googleが同社の買収を発表しましたが、引き続きiPhone(iOS)ユーザーにもサービスを提供するとのことです。
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なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。
【2023年発売】
1・Fitbit Charge 6
¥19,499 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
ブラック:GA05183-AP
シルバー:GA05185-AP
シャンパンゴールド: GA05184-AP
【2021年発売】
2・Fitbit Charge 5
¥15,994 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
ブラック:FB421BKBK-FRCJK
ルナホワイト:FB421GLWT-FRCJK
スチールブルー: FB421SRBU-FRCJK
パネル:フルカラー有機EL(1型)
ケース:プラスチック
心拍数計:搭載
血中酸素:対応(皮膚温/ EDA可)
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知 Suica
電池の保ち: 7日
重さ: 28g
Fitbit Charge 6は、フィットビットを代表的するといえる活動量計です。
スマホと連動するリストバンド型活動量計の火付け役になった元祖といえる製品で、本機は、その「第6世代」となります。「ライフロガー」が多いアメリカで流行し、Atlasも初期に利用していました。
なお、旧機種としてFitbit Charge 5が残ります。
新機種は心拍数センサーの世代交代がありました。その上で、道案内機能の対応など、Google(Android)との連携面で改善が見られます。
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結論的にいえば、(合わせ技で考えれば)新機種を選ぶことには意味があると言えます。
パネルは、カラー有機EL(AMOLED)です。
対角線ベースで言えば1型で、スリムながら大きめです。
有機ELはコントラストも明確なので、視認性は良いです。
リストバンドのサイズは、 ホックでサイズを変える方式です。
Sサイズ(130-17mm)とLサイズ(170mm-211mm)のバンドが両方同梱されています。
計測できるデータは、歩数・睡眠量・消費カロリーに対応です。
センサーは、後ほど詳しく説明する、心拍数計ほか、3軸加速度センサーが装備されます。
加速度センサーは、歩数ほか、睡眠量の測定(寝返りなど)に使われます。
それらのデータと心拍数や皮膚温センサーなどのデータを統合して、消費カロリーほか、様々な健康データを出す仕組みです。
一方、本機は、気圧高度計とジャイロを装備しません。
そのため、 階段段数(上下移動)は把握できないといえます。この部分は、日常の運動へのモチベーションという意味では、すこし残念です。
ただ、現状で、リストバンド型(トラッカー型)で、これらのセンサーを搭載し、階段計測に対応できる機種は、フィットビットではなくなったと言えます。
ここを重要視したい場合は、後ほど書くガーミン機を選ぶか、【スマートウォッチの比較記事】で紹介しているFitBit Senseシリーズにするのが良いかなと思います。
心拍数計は、搭載です。
心拍数計が搭載される活動量計は、心拍数をふまえた正確な消費カロリーが測定できますし、搭載は重要です。
Fitbit Charge 6電子コンパスは、心拍数計の改良がありました。「Fitbit 史上最も正確な心拍数測定」とされます。
ただ、これはトラッカー型に限定しての話なので、LEDダイオードが、4個、あるいは8個あるような、第4世代、第5世代の新型の心拍数計というわけではないです。
とはいえ、自社のリストバンド型(トラッカー型)の中では最高精度とは言えますし、一般的には十分でしょう。
そのほ、睡眠時の血中の酸素濃度と皮膚温も測れます(血中酸素ウェルネス)。
心拍をはかる緑LEDセンサーほか、赤・赤外線という3種のLEDを搭載し、その光の反射光量から光の検出機(PD)を測定することで可能にしています。
ようするに「血液の色が分かるため」血中酸素量が分かるということです。健康全般の指標で、睡眠時の無呼吸などの観測に対応できます。
ただ、この機能は、最近はより格安な活動量計でも搭載される場合も出ており、(精度差はともかく)珍しさはないです。
心電図(EDC)は、センサー的には装備可能ですが、機器認証の関係もあり、日本での提供開始については、アナウンスはないです。
そのほか、旧機から引き続き皮膚電気活動(EDA)センサーも搭載します。
心拍数などのデータも利用しながら「ストレスマネジメントスコア」を、画面に表示できます。
皮膚の電気信号を読み取り、ストレスの度合いを計測します。手首ではなく、手のひらにデバイスを載せての測定です。
睡眠や他のセンサーを使ったスコアから総合的に出すので、計測を忘れていても、スコアは算出されます。
スポーツに関する計測は、先述のように、活動量計は「不得意分野」です。
しかし、本機は、その垣根を(多少)乗り越えようとしている部分があります。
例えば、心拍数を使い、ジョギング・ウェイトトレーニング・サイクリング・水泳など、40種類のエクササイズモードを搭載です。VO2 MAX(運動中の最大酸素摂取量)も取れますし、わりと本格的です。
ただ、先述のように、専門機に比べると、センサーの種類が限定されるので、あくまで「入門機」のレベルという話です。
GPSは、搭載です。
本機は、米国のGPSほか、ロシアのグロナスも捕捉できます。
単独でGPS(衛星測位システム)を内蔵する場合、スマホなどに依存せず、衛星から位置情報を得られます。
GPSなしでも、加速度センサーやジャイロだけで、歩数から移動距離は測定できます。
しかしGPSが利用できる場合、その精度が増します。
また、ペース(速度)も正確に計測できるので、ジョギング・サイクリングなどの運動では有利で、モチベーションアップにつながると言えます。
ただし、GPS搭載の他社機と比較する場合、弱点もあります。
第1に、GPSを有効にした場合の、バッテリー稼働時間が5時間と短い点です。
第2に、日本の「みちびき衛星」に対応できない点です。
日本の上空にあって、GPSを補足できる衛星なので、その部分は少し弱いと言えます。
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結論的にいえば、GPS部分は、本機はさほど高性能ではないです。
そもそも、本格的な走行トレーニングの記録にリストバンド型動量計は不向きなので、GPS対応は「オマケ」に考えれば十分でしょう。
道案内は、対応します。
ただし、地図が表示できるという意味ではないです。アイコン(矢印)と言葉(右へ)による、ターンバイターン式の「方角の案内」できるというと言う意味です。
とはいえ、スマホでGoogle Mapの案内モードとリンクしての案内なので、正確ですし、高度です。この機能は、You Tubeの操作機能とともに、最新機種からの搭載です。
睡眠量の計測は、高度です。
本機については、加速度計と心拍数計と連動させつつ、睡眠について、浅い眠り・レム睡眠・ノンレム睡眠と3段階で正確に睡眠の質が測れるからです。
アメリカ国立衛生研究所によれば、レム睡眠を安定して摂ることが心の平静には重要のようです。睡眠の質を測る場合、レム睡眠が正確に測れるこの機種は、その点でもメリットがあります。
上位機(スマートウォッチ)だと、呼吸なども見ているものがありますが、こちらは、底までは見ていないようです。
とはいえ、活動量のほか、睡眠の質の改善を目指している方は、この機種はオススメです。
時計としての機能も、搭載です。
タッチパネル採用で操作性が良いです。
Fitbit inc, Fitbit
¥0 Apple App Store
Fitbit inc, Fitbit
¥0 Google Play
スマホとの連携は、iPhoneやAndroidスマホ双方に対応します。
さほど高機能でもないですが、電話の着信表示とテキストの受信表示が可能です。
また、Android限定ですが、あらかじめ設定したテキストを返信する「クイック返信機能」も利用可能です。
また、Suica対応です。
入金はクレカ(Google Pay)のみですが、普通のSuicaと同じに使えます。
普通列車のSuicaグリーン券は非対応です。
Health Sync for Fitbit Lite
¥0 Apple App Store
iOSのヘルスケアアプリとは、公式的には、連携「非対応」です。
ただし、有志がそれを可能にするアプリを用意しています(アプリ内課金あり)。以上のものほか、同じ機能を持つアプリはほかに複数あります。
【ベータ版】
ヘルスコネクト
¥0 Google Play
Google(Google Fit)は、Google ヘルスコネクトアプリを介して、データリンクできます。
以上の純正アプリで、セキュアに同期できます。
パソコンでの利用は、Macについては公式的に対応します。
Windowsについては、近年は対応から外れています。
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なお、FitBitは無料でも相当多機能です。しかし、月10ドル(約1000円)で、Fitbit Premiumという上位サービスがあります。
利用すれば、より細かいアドバイザー機能が利用できます。
そのほか、スマホの音楽操作も可能です。
電池の保ちは、最長7日間です。
ただし、GPSを利用する場合は、最大5時間です。また、時計として利用する場合(輝度を減らした)常時表示に対応しますが、やはりバッテリーの寿命も短くなります。
充電は、ワイヤレス充電ではないですが、クリップ式で確実です。
防水性能も、50M防水に対応するため、スイミングなどに利用することが可能です。
体重計は、しばらく前まで、アプリと自動的に連動する専用のWi-Fi体重計が販売されています。ただ、終売のようです。iOS・Androidとも連携対応になったので、あえて純正を出さなくてもよいという判断でしょう。
代替案は【おすすめのスマホ対応体重計の比較記事】をご覧ください。
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以上、Fitbit Charge 6の紹介でした。
競合機も多いですが、日常的な活動量を記録できる端末として、本シリーズは、今もなお、最も良い選択肢と言えます。
活動量計として、必要な機能は網羅されているので、この機種を基準に考えれば「どれを選べば分かりやすい」と言って良い「スタンダード機」とも言えます。
一方、他社機と比較する場合、Suica対応と高度な心拍数計・EDAセンサーの搭載は、本機の優れた部分です。
同社のアプリは、「運動提案型」アプリとして、極めて出来が良く、ダイエットや日常の運動のモチベーション維持に最もつなげやすいとも言えます。
【2022年発売】
【腕回り137mm-193・193-221mm】
3・Fitbit Inspire 3
¥11,636 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
ブラック:FB424BKBK-FRCJK
ピンク: FB424BKLV-FRCJK
ホワイト: FB424BKYW-FRCJK
パネル:フルカラー有機EL(0.74型)
ケース:プラスチック
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:A-GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 10日
重さ: 17.7g
Inspire3は、Fitbit Chargeの下位機種です。
パネルは、同じくカラーパネル(AMOLED)ですが、サイズは0.74型なので、少し小さいです。
細身のシルエットというデザイン性を重視している面はありますが、主にはコスト面の理由でしょう。
なお、バンドは、2種類付属なので、合わない方はまずいないでしょう。
1・Suica
2・GPS
3・EDAセンサー
4・皮膚温センサー
機能面では、Fitbit Chargeと比較した場合、以上の4つの機能が主に省略されます。
Suica(FeliCa)機能がないほか、GPSも、未搭載です。
GPS部分は、かわりに、スマホの基地局情報(A-GPS)を取得できる仕様にしているので、(スマホを持ち歩いている限りですが)位置情報は取得できます。
また、GPSと異なり電池の保ちが極端に短くならないので、メリット性もあります。
そのほか、血中酸素ウェルネスには対応しますが、皮膚温が測れない部分、皮膚電気活動(EDA)が搭載されない点が違いです。
デザイン性は、本機は、文字盤がスリムなので、この形状が好きな方もいそうです。
ただ、ガラスは、上位機と違って、堅牢なゴリラグラスではないです。
あとの部分は、電池の保ちがやや長い10日になるほかは、Fitbit Charge 5と変わりません。
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以上、FitBitのInspire3の紹介でした。
血中酸素ウェルネスに対応し、また、階段段数を測れる点で、高機能ではないですが、活動量計にあって欲しい機能は備わります。
ただ、やはり、GPSの部分と、EDA・皮膚温センサーがない点で、最先端ではないため、基本的には、普通の「入門機」です。
ただ、それとしては、同社の優れたサービス(アプリ)の部分を含めて、出来は良いでしょう。
スマホの通期機能だけ使えれば、あとは「普通で良い」という方がデザインに惹かれて選ぶ機種といえます。
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【2020年発売】
【腕回り140mm-209mm】
4・Fitbit Inspire 2
¥7,800 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
ブラック:FB418BKBK-FRCJK
ピンク: FB418BKCR-FRCJK
ホワイト: FB418BKWT-FRCJK
パネル:モノクロ有機EL(1.4型)
ケース:プラスチック
心拍数計:搭載
血中酸素:
階段段数:
スポーツ:
位置情報:A-GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 10日
重さ: 20g
なお、本機の旧機種となる Inspire2がまだ残ります。
パネルは、1.4型のモノクロの有機EL(AMOLED)です。
機能面では、Inspire3と比較した場合、血中酸素ウェルネスの測定ができません。
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結論的にいえば、値段は安く、Fitbitの入門機として選びやすい一方、中身については、さほど現代的ではない、という製品です。
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【2021年発売】
【腕回り140mm-220mm】
5・Fitbit Luxe
¥16,631 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
ブラック: FB422BKBK-FRCJK
ピンク: FB422SRMG-FRCJK
ホワイト:FB422GLWT-FRCJK
リング:FB422GLPK-FRCJK
パネル:フルカラー有機EL(0.76型)
ケース:ステンレススチール
健康計測:カロリー 睡眠量
心拍数計:搭載
血中酸素:対応(皮膚温可)
階段段数:
スポーツ:
位置情報:
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 5日
重さ: 29g
なお、健康管理というより、「ファッション性」を重視する機種としてはFitbit Luxe もあります。
Inspire2以上に、デザインに凝っています。
新しいターゲット層を獲得することを狙ったものでしょう。なお、リングタイプのバンドは、ピンクのシリコンバンドも付属します。
パネルは、小さめながら0.76型のカラー有機EL(AMOLED:124 x 206)です。
1・階段の段数
2・クイック返信機能
3・Suica
4・GPS
5・EDAセンサー
機能面では、Fitbit Chargeと比較した場合、以上の機能が省略です。
本機については、血中酸素・皮膚温は測れるものの、やはり健康管理面、あるいは、スマホとの連携面で、少し弱めの仕様です。
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結論的にいえば、この製品は「ファッション性」を評価するべき製品で、そこに軸を置く場合に限って、「おすすめ」といえる製品です。
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【2021年発売】
【腕回り140mm-220mm】
6・Fitbit ace3
¥16,631 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
ブラック: FB419BKRD-FRCJK
イエロー: FB419BKYW
ブルー:FB419BKBU-FRCJK
そのほか、FitBit ace3という、子ども向けのラインの展開もあります。
大人用から心拍数計が除かれていますが、活動量の測定ほか、睡眠トラック(睡眠時間)はします。
OSはアニメーション表示がなされるなど、子ども向けにしっかり開発されています。
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1・スマートウォッチの比較 (1)
1-1:Fitbit + Google〈米国〉
以上、FitBitのフィットネストラッカータイプの活動量計の紹介でした。
なお、同社の上位機は、腕時計タイプになるため以上の記事で見ています。
1-3・ガーミンの活動量計
つづいて、米国のガーミンの活動量計(アクティブトラッカー)を紹介します。
サイクリストを初めとした、スポーツギア好きを中心に好評を博している製品です。
【2017年発売】
【Lサイズ】
7・GARMIN vivosmart 5
¥19,818 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
ブラック:010-02645-64
【S/Mサイズ】
8・GARMIN vivosmart 5
¥19,818 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
ブラック:010-02645-60
ホワイト:010-02645-61
ミント:010-02645-62
パネル:モノクロ有機EL(0.73型)
ケース:
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:A-GPS
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 7日
重さ: 24.5/ 26.5g
vivosmart5は、米国のGPSメーカーであるガーミンが販売する活動量計です。
同社の場合、スポーツに特化した製品や、スマートウォッチ型の製品は、リストバンド形状の展開は、現状ではこちらのみです。
Fitbit Charge 5のライバルと言えます。
パネルは、縦長の0.73型(0.41×0.73)です。
一方、白色OLED(有機EL)を採用したモデルですので、フルカラーではないです。
リストバンドのサイズは、Lサイズが148-228mm、Rサイズが122-188mmの構成です。
もちろん防水設計の機種です。
計測できるデータは、歩数・距離・カロリーなど日常的に必要な基本部分は網羅します。
ただ、気圧高度計とジャイロは、本機は非搭載なので、階段段数(昇降)は計測できません
心拍数計測は、対応です。
ガーミンの場合は、Garmin Elevateという心拍数技術です。
複数のLEDであり、FitBitと同じく精度は重視されます。
時計の裏面に心拍数計が搭載される形式です。なお、ANT+対応なので、自転車の計器とも連動できるのは、同社らしいです。
血中の酸素濃度は、FitBit同様に計測できます。
ただし、皮膚温の計測ができない点と、皮膚電気活動(EDA)センサーが未搭載という部分では、FitBitに対しての差と言えます。
睡眠量は、心拍数計のデータの活用で、睡眠深度を含めて、より細かい測定が可能です。
そのほか、心拍変動からストレスレベルを表示する機能も付属です。
FitBitにもありましたが、心拍数計を搭載する機種だと、この指数を出せる機種が割とあります。
一方、ユニークなのは、「Body Battery」です。
心拍数・ストレス・アクティビティの状況から、残された活動エネルギーを推定する、ボディバッテリーエネルギーモニター機能も搭載です。
ゲーム的に言えば「HP(ヒットポイント)」を確認できるようなもので、アイデアとしては面白いと思います。
スポーツに関する計測は、FitBitに比べても割と高度です。
ランニング・水泳・バイク(自転車)・ヨガ含めた、一般的なワークアウトの計測機能がありますので。
また、トレーニング用にVO2 Max(最大酸素摂取量)を測れるのも、FitBitの上位機同様のポイントです。
そのほか、心拍数と連動して「フィットネス年齢」などを出してくれるなど、一般向きに使いやすいように、改良されています。
ただ、冒頭書いたように、トレーニングを主な目的として買うならば、同社の製品を含めた、GPSランニングウォッチのが適当であり、より高度です。
GPSは、未搭載です。
スマホから位置情報を取得するA-GPSのみ対応です。
日常生活には問題ないですが、トレーニングには必ずしも向かないと言えます。
時計としての機能は、この機種も搭載します。
Garmin Connect Mobile
¥0 Apple App Store
Garmin Connect Mobile
¥0 Google Play
スマホとの連携は、Android/iPhoneともに対応です。
こちらは、スマホの通知・着信などの表示に対応できます。
iOSのヘルスケアアプリとは、連携可能です。
Google Fitは、現状で非対応です。
ただ、Garminの場合も、メーカー純正アプリの使い勝手は良いため、あえて連携できなくても良いでしょう。
そのほか、音楽の再生・停止などの操作も可能です。これらの操作のため、文字版はタッチパネル式です。
一方、FitBitと較べる場合、FeliCa未対応であり、Suicaは利用できません。
パソコンでの利用は、この機種の「売り」の1つです。
ガーミンのインターネットサーバに用意された「Garmin Connect」にアクセスして、データを無料で蓄積・確認できません。
スマホの買い換えと共にデータが消失してしまう危険が無いのがメリットです。
データは、付属のUSBスティックをパソコンに差すか、Bluetoothでスマホ(android/iPhone)にデータを送る方式です。
データの分析内容も優れており、多方面からデータを分析できます。
電池の保ちは、最大7日間となります。
OLEDのモノクロなので、もっと保ちそうなものですが、心拍数計が影響している野でしょう。
充電はFitbitと同じで、充電ケーブルを利用する方式です。
体重計は、2021年から、純正の正規販売が始まりました。
この機種は、iOS純正の「ヘルスケア」アプリにデータを共有できるため、それを介して、連動した管理が可能です。
なお、詳しくは【おすすめのスマホ対応体重計の比較記事】をご覧ください。
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以上、ガーミンのvivosmart 5の紹介でした。
Fitbit Charge 6のライバルでどちらにするか迷う機種です。
比較する場合、日常生活の記録用としては「Body Battery」など面白いところもあります。
一方、センサー部分で言えば、(単独の)GPSをもたない点と、EDAセンサーを装備しない点などで、若干負けるといえそうです。
とくに、GPSについては、大きな差に思えます。
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なお、同社の場合、これ以上のグレードは、スマートウォッチかランニングウォッチに分類されます。
以上の記事で紹介しています。
1-4・ファーウェイの活動量計
続いて、ファーウェイのスマートバンドです。
おもに、自社のスマホユーザー向けです。
【2024年発売】B0CXDK7GLQ
9・HUAWEI Band 9 2024
¥7,800 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
【2023年発売】
10・HUAWEI Band 8 2023
¥6,400 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
パネル:カラー有機EL(1.47型)
ケース:フルオロエストラマー
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:(一部のA-GPS)
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 14日
重さ:14g
HUAWEI Band 9 は、ファーウェイの販売する最新のリストバンド型活動量計です。
昨年モデル(HUAWEI Band 8) の後継機で、第9世代です。
毎年進化しますが、今回は、バンド素材の品質向上と、新センサーの搭載が目立ちます。
機能面は、睡眠量の計測(HUAWEI TruSleep 4.0)の改良もあるため、選ぶならば新機種でしょう。
本体色は、4色です。
ベルト部分の素材は、今年からフルオロエストラマーです。
TPUやシリコンポリマー系よりも質感が優れつけ心地が良いタイプです。
ブルー色のみナイロンですが、執筆時ありませんでした。
リストバンドのサイズは、2サイズです。
色で変わり、白とピンクが120-190 mm、それ以外が130-210 mmです。
パネルは、1.47型のカラー有機ELです。
フルカラーなので、値段からすると、結構「贅沢な仕様」です。
OLEDは低消費電力なので、文字盤も常時点灯対応です。
センサーは、9-axis IMU sensorです。
加速度・ジャイロ・地磁気センサー(電子コンパス)の複合センサーです。それぞれ3軸で測定できるので9軸センサーです。ドローンなどの姿勢制御にも使われるタイプです。
旧機は6軸慣性センサーだったので、性能向上と言って良いです。
いずれにしても、スポーツ計測などの種類・精度(スイミングのストロークの区別など)のほか、後述する睡眠量判定の改善効果にも関係すると言えます。
計測できるデータは、他社同様に、歩数・移動距離・カロリーなどに対応です。
面白いところでは、他社もある ストレスレベルほか、低活動アラート機能(活動促進通知)や、立ち上がり回数の記憶などができます。
階段計測は、3軸ジャイロですが、引き続き、非対応です。
心拍数計は、搭載です(HUAWEI TruSeen 5.5)。
本機の場合、24年登場の同社のTruSeenの第5世代です。2個のLEDと1つの受光部(PD)からなるものです。
このあたりの話は【スマートウォッチの比較記事】の「選び方の基本」で書きましたが、入門機としてはそれなりでしょう。同社の2万円台のスマートウォッチの入門機と同等です。
そのほか、「血中酸素の常時測定」にも対応します。 低下した場合、振動アラートを出す仕組みです。
FitBitと比較する場合、皮膚温の計測は非対応で、EDAセンサーも未搭載になります。
もちろん、値段差からすれば当然です。
睡眠量の計測は、高度です(HUAWEI TruSleep 4.0)。
睡眠深度の分析ほか、心拍数センサーほか、先述の9軸ジャイロを利用し、呼吸数・呼吸の乱れもモニターするようになりました。
格安機ですが、しっかりしたシステムです。
スポーツに関する計測は、この機種の「売り」の1つです。
この部分で最も重要となるVO2maxも取得できるからです。
水泳・ウォーキング・ランニング・ゴルフ・ウェイトリフティングといったものほか、バスケットボール・サッカー・eスポーツ・パデルなどを含めて100種のスポーツ計測ができます。
GPSは、未搭載です。
スマホのA-GPSは、ファーウェイとAppleのスマホ(EMUI 5.0/iOS 9.0以降)のみ、ワークアウトモードで利用できます。
防水性能は、5気圧で、水泳に対応します。
この部分もこの機種の「強み」で、プールでのカロリー消費、ターン数などのデータを取得可能です。
時計としての機能は、搭載されます。
UIのデザインは、広告だと割と「がっつり・こってり系」が多いですが、シンプルなものもあります。ただ、フォントを含めて、シンプル・スマートな感じではないです。
電池の保ちは、14日間です。
Huawei Health
¥0 Apple App Store
Huawei Health
¥0 Android APK
スマホとの連動は、Huawei Healthいう専用アプリが用意されます。
睡眠量や歩数の可視化など、ある程度まで、詳しく見ることができます。
iOSのヘルスケアアプリは、同期に「対応」です。
Google Fitは、非対応です。
ただ、サードパーティアプリ(Health Sync)経由ならば連携はできます。
なお、Androidについてはご存じだろう事情で、Huawei Healthは、Google Play経由ではなく、APKファイルでの提供です。そのため、ファーウェイの説明ページを上のリンクでは示しました。
そのほか、スマホの電話の着信・LINEなどの通知・メッセージ・カレンダーのアラートをお知らせしてくれる機能もあります。
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以上、HUAWEI Band 9の紹介でした。
常時点灯のフルカラー液晶搭載でこの価格というのは、お買得感が高いです。
ハード・メカ的な部分では、他社の1万円台後半の機種と遜色ありません。
センサーは、高度計やGPSは未搭載です。ただ、低価格機ですし、仕方ないです。
ただ、9軸ジャイロは、スポーツ・睡眠量計測において、1つポイントでしょう。
心拍数計は、しっかり、血中酸素とVO2 Maxの計測に対応しますし、格安機としては充実します。
外観デザイン・UI・装着感も、モデルチェンジで割と良くなってきたとおもいます。
トラッカー型(リストバンド型)で、1万円以内でここまで機能が充実した製品はないため、この価格帯の製品に限定して言えば、良さそうな製品です。
ちょっと、活動量計を試したいという場合はとても良いでしょう。
1-5・シャオミの活動量計
続いて、中国のシャオミのスマートバンドです。
格安のトラッカー型は、例年モデルチェンジをしていて、格安機の中では人気があります。
【2024年発売】M2345B1 BHR8346GL BHR8345GL
11・ Xiaomi Mi Smart Band 9
¥5,480 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
パネル:カラー有機EL(1.62型)
ケース:アルミ合金
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX(アプリ)
位置情報:GPSなし
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 21日
重さ:27g
Xiaomi Smart Band 9は、中国のシャオミが発売するリストバンド型活動量計です。
このシリーズも毎年新機種が出ていて、9世代目です。
今年は旧年モデル(Xiaomi Smart Band 8)に対して、ディスプレイ輝度が2倍明るくなりました。近年、各社とも強化が進む部分です。そのほか、後述すしますが、心拍数センサーも改良がありました。
パネルは、1.62型のカラー有機ELです。
輝度は、先述のように1200ニトです。
簡単に言えば、現行のApple Watch SE(1000ニト)より明るい水準です。
画面も大きめです。
リストバンドタイプは、デザイン面のバンドとの一体感も重要ですし、大きければ良いというわけではないですが、本機は違和感はなくうまく搭載した感じです。
リストバンドのサイズは、1サイズです。
155-210mmの調整幅ですので、他社のM/Lサイズほどです。
計測できるデータは、歩数・移動距離・カロリーなどです。
高度計がなく、階段段数は非対応です。
センサーは、加速度、ジャイロセンサーが搭載です。
ファーウェイ(9軸センサー)と比べると、地磁気センサー(コンパス)は未記載です。
その部分で精度・測定項目の差はあるでしょう。。
心拍数計は、搭載です。
LEDが増え、2LEDと光を受けるPD(フォトダイオード)という構成になりました。
同社によると16%ほどの性能アップです。実際この構成ならば、ファーウェイ機と
血中酸素濃度の常時監視も対応できます。
睡眠量の計測も、可能です。
睡眠ステージや、睡眠深度測定も可能です。
心拍数計の進化で、この部分の精度も上がったと言えます。
スポーツに関する計測は、水泳など150以上の計測機能を持ちます。
むろん、この部分は、搭載センサーと解析力によりできることには差があります。
とはいえ、VO2 Maxの計算もアプリでできますし、価格からすると性能は良いです。
Xiaomi Smart Band 8 専用 ランニングクリップ
¥1,355 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
一方、独特なのは、ランニングビーンモードです。
第8世代からの対応ですが、専用のクリップをシューズに付けることで、ストライド頻度、ストライド長・衝撃力・衝撃スタイルなどを確認できます。
これにより、ジョギングほか、自転車やウォーキングのランニングフォームの改善を目指します。
あまり運動をしない方も、ウォーキングの分析ができるのは(地味に)有用かなと思いました。
GPSは、非搭載です。
防水性能は、5気圧で、水泳に対応します。
時計としての機能は、搭載されます。
電池の保ちは、21日間です。
充電は、付属マグネットを装着しての充電です。
スマホとの連動は、健康管理についてはMi Fitいう専用アプリが用意されます。
アプリは日本語化されました。
iOSのヘルスケアアプ・Google Fitとも、データ連係に対応します。
そのほか、本機も、スマホの電話・LINEなどのアプリ通知の着信など、一通り対応です。
なお、マイクはないので、通話はできません。
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以上、Xiaomi Miスマートバンド9の紹介でした。
この価格で有機ELを搭載し、活動量計として一通りのことができる機種です。
HUAWEI同様、予算が限られているなかで選ぶには良い機種だと感じます。
比べる場合、ジャイロセンサーを含むセンサーは、ファーウェイのほうが(値段差分)少し手が込む(精度が良い)ように見えます。心拍数センサーはほぼ互角で、画面サイズと輝度を含むパネル部分は、本機が少し良い印象です。
スマホ通知など欲しい部分は押さえていますし、同社のスマホユーザーなどは素直にこちらでよいかと思います。そのほか、ランニングビーンモードに興味が湧いた方にも、良い選択肢です。
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このほか、シャオミは格安のトラッカーとして次の2製品の展開があります。
順番にみておきます。
【2024年11月発売】M2435B1 BHR9441GL M2435B1
13・Xiaomi Smart Band 9 Active
¥2,990 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
【2024年1月発売】
13・Xiaomi Smart Band 8 Active
¥3,490 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
パネル;8色カラー液晶(1.47型)
ケース:アルミ合金
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:
位置情報:GPSなし
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 18日
重さ:16.5g(本体のみ)
第1に、Xiaomi Smart Band 9 Activeです。
モニターは、1.47型です。
先ほどの機種より少し小さめである上で、有機ELではなく、8色カラー液晶です。
また、輝度も非開示です。在庫が残る旧機は450ニト表記で、今回はないので、若干落ちた可能性はあります。ただ、新チップの採用と、60Hzのリフレッシュレート対応は今期からで、表示品質は向上したと言えそうです。
結論的にいえば、価格差をみても、あえて今旧機を選ぶ意味はないでしょう。
機能面では、本機も、心拍数計を搭載します。
血中酸素の測定ができますし、仕様は「今どき」です。
センサーも、2LED・1PDで上位機と精度はかわらなそうです。
睡眠やストレス計測も可能です。
ただ、センサーが加速度計のみになる関係で、睡眠量などの判定精度は落ちます。
スポーツ計測も、先述のランニングフォームの計測ほか、VO2 MAXの測定が不可能です。
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結論的にいえば、上位機と値段差分の差は見られます。
ただ、シンプルに、心拍数を図りたい、メッセージや着信通知を受けたいような、ミニマムな用途だけで良く、格安機で探している場合は、実際「候補」にできるでしょう。
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【2024年11月発売】
15・ Xiaomi Smart Band 9 Pro
¥9,280 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
【2023年発売】M2333B1 M2333B1
15・ Xiaomi Smart Band 8 Pro
¥8,980 Amazon.co.jp (11/18執筆時)
パネル:カラー有機EL(1.74型)
ケース:高強度ファイバーポリマー+NCVM
心拍数計:搭載
血中酸素:対応
階段段数:
スポーツ:VO2 MAX
位置情報:5衛星
音楽再生:
防水性:50M
スマホ対応:IOS Android
スマホ連携:通知
電池の保ち: 21日
重さ:24.5g
第2に、Xiaomi Smart Band 9 Proです。
このシリーズの上位です。
旧機種がありますが、新機種は輝度が2倍(1200ニト)になるほか、電子コンパス(地磁気センサー)があります。アクティビティ計測に影響する部分なので、新機種をおすすめします。
外装は、アルミニウム合金製フレームと高強度繊維ポリマーを使うものです。
旧機より多少厚みが出ましたが、ディスプレイ品質を良くしたためですし、問題ないです。
パネルは、同じ有機ELですが、サイズが少し大きめの1.73型です。
こちらもストラップの着脱が容易な構造です。
枠から若干はみ出した感じで、リストバンド型トラッカというより(スマート)ウォッチにも見えますが、シリーズ的には「こちら側」かなと思いますし、活動量の日々の計測にむろん問題ないです。
GPSは、注目点です。
こちらは米国のGPSほか、5種の衛星システム全て対応です。
スマートウォッチでは「当たり前」のスペックですが、この価格帯の、リストバンド型トラッカーでは「贅沢」であり、ワンポイントです。
旧機に比べても、測位精度がアップし33%アップしたとの記載です。おそらく、制御CPUの強化かなと思います。
道案内は、非対応です。
ただ、スマホアプリであらかじめ設定しておいたコースルートを表示させることはできます。電子コンパスがないので、常に北ですが、価格からすればポイントです。
センサーは、加速度、ジャイロ、電子コンパスをしっかり装備します。
節電のため環境光センサーも装備されており、しっかり上位の仕様です
心拍数計は、同社としては上位のモジュールです。
2LEDの光を、2PDが受ける構造で、PDが下位機より1つ多いです。
あとは、バッテリーの保ちが21日と良い部分を除き、言及した違いはないです。
計測部分では、本機は、ランニングフォームの解析に対応です。
先述のセンサー精度が良いからでしょう。その上で、いくつか用意された、トレーニングメニューの提案もなされます。
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結論的にいえば、若干大きめですが、1万円以内で、GPSを含めて、ここまでのセンサー類が充実する機種は珍しいと言えます。
高級機と比べると、物理ボタンがなく、操作はタッチパネルに集約されるなどの部分はありますが、そこは妥協するべき部分に思います。
ケースも薄型で、見栄えが良いですし、格安機としてプレゼンスがあります。
次回に続く
スマホ対応リストバンド型活動量計のおすすめはどれ?
というわけで、今回は、リストバンド型の活動量計を比較の1回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
2・リストバンド型活動量計の比較 (2)
2-1:OPPO〈中国〉
2-2:Amazfit〈中国〉
2-3:最終的なおすすめの提案【結論】
日常の健康管理 ★★★★★
ダイエット支援 ★★★★★
自転車・水泳 ★★★★★
スマホアプリ ★★★★★
バッテリー量 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
続く、2回目記事(こちら)では、以上各社の製品を追加で紹介します。
その上で、今回の記事の「結論」として、いつものように、目的別・予算別におすすめ機種を書いておきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら