【今回レビューする内容】2021年 スマホ対応人気リストバンド型活動量計の性能とおすすめ・選び方:iOS ヘルスケア Google Fit対応:Fitbit Garmin 男性 女性対応 スマートバンド型ウェアラブルワイヤレス活動量計 歩数計 睡眠量計 心拍数計機能の違いと性能ランキング Fitness Trackers
【比較する製品型番】 Fitbit Charge 4 FB417BKBK-FRCJK FB417BYBY-FRCJK Fitbit Inspire 2 FB418BKBK-FRCJK FB418BKCR-FRCJK FB418BKWT-FRCJKFitbit Inspire HR GARMIN vivofit4 vivosmart4 vivosport ポラール A370 HUAWEI Band 4 Pro HUAWEI Band 4 シャオミ Xiaomi Mi Smart Band 4 サムスンGalaxy Fit2 SONY wena 3 WNW-A21A WNW-C21A WNW-B21A セイコー ワイアード wiredwena AGAB AGAB419 AGAB417
今回のお題
スマホ対応リストバンド型活動量計のおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今日は、2021年1月現在、最新のリストバンド型の活動量計(ウエアラブル健康量計)を比較します。
スマホ(iPhone/Android)に対応するモデルで、スポーツにも、日常の活動量の記録にも対応できる機種を多く選びました。
もちろん、腕時計として違和感が少ない製品や、女性でも違和感なく使える明るい色目の製品も取りあげるつもりです。
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1・日常の健康管理 ★★★★★
2・ダイエット支援 ★★★★★
3・自転車・水泳 ★★★★★
4・スマホアプリ ★★★★★
5・バッテリー量 ★★★★★
6・総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように各製品を比較します。
そして、記事の最後の「結論」では、上表のようなポイントから、、予算別、目的別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。
1・活動量計の選び方の基本
活動量計を選ぶ場合、はじめに「絶対に!」考えるべきことがあります。
1・日常生活の記録・健康管理用
=リストバンド型活動量計
2・時計代わりにスマホと連携利用
=スマートウォッチ
3・ジョギングなどのスポーツ利用
=GPSランニングウォッチ
それは、「何を目的に購入するのか?」という部分です。
なぜなら、何を重視したいか?で、選ぶべき「家電ジャンル」が変わってくるからです。
基本となる部分ですので、もう少し詳しく説明しておきます。
第1に、「日常生活用の記録・健康管理」を目的に導入を考えている方です。
この場合、「リストバンド型活動量計 」が最適です。
ウォーキング・サイクリングの記録、歩行や階段昇りなどのカロリー消費記録、睡眠の量や質の把握、心拍数の変動に関する記録など、一般的な生活を高度に測定し、記録することが可能です。
また、簡易的ですが、スマホの通知機能を持つ機種であるのが普通です。
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第2に、「時計機能」と「スマホとの高度な連動性」を目的に導入を考えている方です。
この場合、「スマートウォッチ 」が最適です。
リストバンド型と比較すると価格は高めで、バッテリーの保ちも悪いです。
しかし、活動量計としての機能は遜色ありません。実際、計測能力がより高水準な機種もあります。
その上で、スマホから充実したテキスト通知が受けられたり、Google PayやApplePayに対応するなど、スマホとの連携面も充実します。
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第3に、「走るトレーニング」を目的に導入を考えている方です。
この場合、「ランニングウォッチ 」が最適です。
一部の例外機種を除いて、活動量計は、GPSが搭載されず、走行に関するデータの記録が取れません。
また、心拍数も、運動を前提としては設計されていません。
そのため、 ジョギングなどのスポーツ・運動の「正確な計測」を目的としている方は、一般的な活動量計では対応できないと言えます。
ただし、運動でも自転車(サイクリング)と水泳については、普通の「リストバンド型活動量計 」でも(ある程度は)対応可能ではあります。
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以上、活動量計の基本的な区分を紹介しました。1・リストバンド型活動量計の比較記事
2・スマートウォッチの比較記事
3・ランニングウォッチの比較記事
このブログでは、これらの区分にしたがって、各製品を比較していきます。
ただ、比較したい製品の点数が多いため、記事を分けています。
そのため、「日常生活の管理」を越えた部分の性能を期待する方は、2番、3番のリンク記事をご覧ください。
2・フィットビットの比較
はじめに、フィットビットの活動量計の紹介からです。
フィットビットは、米国製品ですがリストバンド型活動量計の「草分け的存在」です。
ジョーボーン・アップがJAWBONE UP3をもって日本市場を撤退したので、日本市場に残る唯一の「老舗ブランド」と言えます。
一方、2021年初頭に、Googleが同社の買収を発表しましたが、引き続きiPhone(iOS)ユーザーにもサービスを提供するとのことです。
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なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。
【2020年】(GPS内蔵)
1・Fitbit Charge 4 FB417BKBK-FRCJK
2・Fitbit Charge 4 FB417BKNV
3・Fitbit Charge 4 FB417BYBY-FRCJK
¥16,800 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離・階段段数
健康計測:カロリー・睡眠量 ・ストレスLV
心拍数計:搭載
位置情報:GPS
スマホ連携:着信・通知など
音楽再生:
防水性:50M防水
同期できる端末:Mac, IOS, Android
電池の保ち: 7日
体重計:連動可
重さ: 30g
スマホと連動するリストバンド型活動量計の火付け役になった元祖といえる製品で、本機は、その「第4世代」となります。
「健康オタク」が多いアメリカで流行し、Atlasもそちらで利用していました。
リストバンドのサイズは、 ホックでサイズを変える方式です。
SサイズとLサイズのバンドが両方同梱されています。
この2本で【腕回り140mm--220m】かまで対応できます。
計測できるデータは、多彩です。
よく使うものを、5点あげてみます。
第1に、歩数です。
この機種は、移動距離を含めてかなり正確に測れます。
なお、正確に計測できるのは、加速度センサーが搭載されているからです。
第2に、睡眠量です。
また、寝返りの動きを計測することで、睡眠量を量ることも可能です。
第3に、消費カロリーです。
本機は、スマホが歩数として認識しているデータを、事後に、自転車など他の活動に修正もできます。
第4に、心拍数です。
最近は、1万円以下の格安機にも搭載されてきたので、余り珍しくもなくなってきました。
しかし、心拍数計が搭載される活動量計は、心拍数をふまえた正確な消費カロリーが測定できますし、重要な部分です。
第5に、階段階数です。
上下に移動した段数を、ジャイロセンサーにより記録する機能です。
最近は、格安機と高性能機を分けているのは、むしろこのセンサー部分です。
階段段数(上下移動)ができる機種は、限られますから。
スポーツに関する計測は、先述のように、活動量計は「不得意分野」です。
しかし、本機は、その垣根を(多少)乗り越えようとしている部分があります。
例えば、心拍数を使い、ジョギングやウェイトトレーニングの記録が可能です。
GPSは、搭載です。
本機は単独でGPS(衛星測位システム)を内蔵するため、GPS衛星から位置情報を得られます。
先述のように、GPSなしでも、加速度センサーやジャイロだけで、歩数から移動距離は測定できます。
しかし、GPSを利用する場合、それらのデータがより正確です。
また、ペース(速度)も正確に計測できるので、ジョギング・サイクリングなどの運動では有利で、モチベーションアップにつながると言えます。
ただし、GPS搭載の他社機と比較する場合、弱点もあります。
第1に、GPSを有効にした場合の、バッテリー稼働時間が5時間と短い点です。
第2に、日本の「みちびき衛星」に対応できない点です。
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結論的にいえば、リストバンド型活動量計に限っても、この部分はさほど高性能ではないです。
まあ、そもそも、本格的な走行トレーニングの記録にリストバンド型動量計は不向きなので、GPS対応は「オマケ」に考えれば良いとも言えます。
睡眠量の計測は、高度です。
なぜなら、心拍数計と連動させつつ、睡眠について、浅い眠り・レム睡眠・ノンレム睡眠と3段階で正確に睡眠の質が測れるからです。
アメリカ国立衛生研究所によれば、レム睡眠を安定して摂ることが心の平静には重要のようです。睡眠の質を測る場合、レム睡眠が正確に測れるこの機種は、その点でもメリットがあります。
活動量のほか、睡眠の質の改善を目指している方は、この機種はオススメです。
加えて、SPO2(血中の酸素濃度)センサーを搭載します。
これにより、睡眠時の無呼吸などの観測に対応できますが、日本では法律の関係で(現在)利用できません。
時計としての機能も、搭載です。
タッチパネル採用で操作性が良いです。
Fitbit inc, Fitbit
¥0 iTunes Store
Fitbit inc, Fitbit
¥0 Google Play
スマホとの連携は、iPhoneやAndroidスマホ双方に対応します。
さほど高機能でもないですが、電話の着信表示とテキストの受信表示が可能です。
また、Android限定ですが、あらかじめ設定したテキストを返信する「クイック返信機能」も利用可能です。
Health Sync for Fitbit
¥0 iTunes Store
iOSのヘルスケアアプリとは、公式的には、連携「非対応」です。
ただし、有志がそれを可能にするアプリを用意しています。
Google Fitは、現状で非対応です。
ただ、フィットビットの場合は、できがよいFitBit自体のアプリを利用してこそ!の製品ですから、一般的にここは重視しなくて良いでしょう。
パソコンでの利用は、Macについては公式的に対応します。
Windowsについては、近年は対応から外れています。
オリジナル機能としては、体重のほか、食べたメニューを登録できる機能が人気です。
食べ物については、食品を検索して登録できる仕組みです。かなり正確に日々の消費カロリーを把握できます。
なお、FitBitは無料でも相当多機能です。しかし、月10ドル(約1000円)で、Fitbit Premiumという上位サービスがあります。
利用すれば、より細かいアドバイザー機能が利用できます。
電池の保ちは、最長7日間です。
ただし、GPSを利用する場合は、最大5時間です。
充電は、ワイヤレス充電ではないですが、クリップ式で確実です。
防水性能も、50M防水に対応するため、スイミングなどに利用することが可能です。
【2019/5】
【日本正規品】
・fitbit Aria2 スマート体重計 FB202BK-JP
・fitbit Aria2 スマート体重計 FB202WT-JP
¥17,831 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
体重計は、アプリと自動的に連動する専用のWi-Fi体重計が販売されています。
日々のウォーキングを通じてダイエットを目指している方は、専用の体重計が利用できる点で、Fitbitは有利です。
詳しくは【おすすめのスマホ対応体重計の比較記事】をご覧ください。
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以上、Fitbit Charge 4の紹介でした。
競合機も多いですが、日常的な活動量を記録できる端末として、本シリーズは、今もなお、最も良い選択肢と言えます。
活動量計として、必要な機能は網羅されているので、この機種を基準に考えれば「どれを選べば分かりやすい」と言って良い「スタンダード機」とも言えます。
一方、他社機と比較する場合、3Dジャイロセンサーによる「階段段数の記録」に対応できる点が、優れた部分です。
細かい部分ですが、通勤時に(数カ所でも)「エスカレーター」を使わないことが、カロリー消費に結構重要であることを意識化してくれるでしょう。
その上で、同社のアプリは、「運動提案型」アプリとして、極めて出来が良く、ダイエットや日常の運動のモチベーション維持に最もつなげやすいとも言えます。
【2020年】
【腕回り140mm-209mm】
4・Fitbit Inspire 2 FB418BKBK-FRCJK
5・Fitbit Inspire 2 FB418BKCR-FRCJK
6・Fitbit Inspire 2 FB418BKWT-FRCJK
¥18,909 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
【2019年】
【腕回り140mm-209mm】
7・Fitbit Inspire HR FB413BKBK-FRCJK
8・Fitbit Inspire HR FB413LVLV-FRCJK
9・Fitbit Inspire HR FB413BKWT-FRCJK
¥10,909 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離・階段段数
健康計測:カロリー・睡眠量 ・ストレスLV
心拍数計:搭載
位置情報:A-GPS
スマホ連携:着信・通知など
音楽再生:
防水性:50M防水
同期できる端末:Mac, IOS, Android
電池の保ち: 7日
体重計:連動可
重さ: 約20g
また、本機の旧機種として、Fitbit Inspire HRという製品がありますが、違いは先述のFitbit Premiumの6ヶ月の無料使用権の有無のみです。
あとは、アプリレベルの改良なので、基本的に旧機種で良いでしょう。
1・階段の段数
2・クイック返信機能
3・SP02センサー
4・Fitbit pay
5・GPS
一方、上位機のFitbit Chargeと比較した場合、以上の4点の機能が省略されます。
このうち、酸素飽和度をはかるSPO2センサーと、Fitbit Payは、(現状で)日本非対応ですから無視できるでしょう。
しかし、本機は、3Dジャイロセンサーも未搭載で、「階段の段数」が計測できない機種です。
この部分は、通勤時の運動モチベーションとしては、かなり「残念」でしょう。
その上で、GPSも未搭載です。
ただ、かわりに、スマホの基地局情報(A-GPS)を取得できる仕様にしているので、(スマホを持ち歩いている限りですが)位置情報は取得できます。
また、GPSと異なり電池の保ちが極端に短くならないので、メリット性もあります。
Fitbitは、「ジョギングする際は、スマホは持たない」ことを想定して、上位機のFitbit Chargeについては、GPS式にしたようです。
デザイン性は、本機は、文字盤がスリムなので、この形状が好きな方もいそうです。
ただ、ガラスは、上位機と違って、堅牢なゴリラグラスではないです。
また、電池の保ちが5日間に落ちていることもありますし、AtlasとしてはChargeをオススメします。
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【2019年】
10・Fitbit Inspire FB412BKBK-FRCJK
11・Fitbit Inspire FB412BYBY-FRCJK
¥8,164 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
なお、旧機種については、下位機とし Inspireという製品の展開がありました。ただ、この機種は、心拍数計が非搭載です。
そのため、正確な睡眠量・カロリー・スポーツデータが計測できません。
現状のリストバンド型活動量計で、心拍数計がないモデルは陳腐化の度合いが激しいため、選ばない方が良いと思います。
3・ガーミンのVivoFitの比較
つづいて、ガーミンの活動量計を紹介します。
「自転車乗り」を初めとした、スポーツギア好きを中心に好評を博している製品です。
【2018年】
12・GARMIN vivofit4 【Lサイズ】
13・GARMIN vivofit4 【Rサイズ】
¥9,518 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離
健康計測:カロリー・睡眠量
心拍数計:非対応
位置情報:GPSなし
スマホ連携:着信・通知不可
音楽再生:
防水性:完全防水
同期できる端末:Win, Mac, IOS, Android
電池の保ち: 1年
体重計:対応可
重さ: 25g
リストバンドのサイズは、2サイズで、購入時に選ぶ製品です。
Lサイズは148-215mmで、Rサイズは122-188mmです。
計測できるデータは、歩数・距離・カロリーです。
ただし、本機も、階段段数の記録には非対応です。
心拍数計測も、非対応です。
睡眠量の計測は、対応します。
寝返りなどの判断から睡眠の質の改善に役立てることも可能です。
ただし、心拍数計のデータを用いないため、睡眠深度の計測などは、不可能です。
スポーツに関する計測は、一定程度対応します。
こちらは、トレーニングの種別を自動判定するMOVE IQが搭載されており、どのような運動をしているのかについても推測して、数値表示してくれます。
GPSは、しかしながら、スマホからの取得も含めて未対応です。
時計としての機能は、大きめのモノクロ液晶を搭載するため、日付・時刻の表示が可能です。
防水性能は、「スポーツギア」として販売されているだけあり、この機種は、完全防水の端末です。
雨天走行などにも対応できます。
Garmin Connect Mobile
¥0 iTunes Store
Garmin Connect Mobile
¥0 Google Play
スマホとの連動は、上記のアプリで可能です。Android・iPhone双方とも対応します。
アプリのサンプル画像は英語表記ですが、実際は日本語化されています。
iOSのヘルスケアアプリは、最近公式に対応しました。
Google Fitは、現状で非対応です。
ただ、Garminの場合も、メーカー純正アプリの使い勝手は良いため、あえて連携できなくても良いでしょう。
パソコンでの利用は、この機種の「売り」の1つです。
ガーミンのインターネットサーバに用意された「Garmin Connect」にアクセスして、データを無料で蓄積・確認できません。
スマホの買い換えと共にデータが消失してしまう危険が無いのがメリットです。
データは、付属のUSBスティックをパソコンに差すか、Bluetoothでスマホ(android/iPhone)にデータを送る方式です。
データの分析内容も優れており、多方面からデータを分析できます。
電池の保ちは、こちらは1年間となります。
通信に電池消耗の少ないBluetooth Smartを利用するからでしょう。なお、コンビニにも売っている SR43というボタン電池を利用する方式です。
【2021年3月発売予定】 【日本正規品】
41・ガーミン Index S2 010-02294-30
41・ガーミン Index S2 010-02294-31
(¥18,000) Amazon.co.jp (2/26執筆時)
体重計は、2021年から、純正の正規販売が始まります。
この機種は、iOS純正の「ヘルスケア」アプリにデータを共有できるため、それを介して、連動した管理が可能です。
なお、詳しくは【おすすめのスマホ対応体重計の比較記事】をご覧ください。
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以上、GARMIN vivofit4の紹介でした。
ロングセラー機ではありますが、現状で心拍数計がないのは古くさいです。
陳腐化していると言えるため、同社から選ぶとすると上位機のほうが良いでしょう。
【2017年】
11・GARMIN vivosmart4 【レギュラー】
12・GARMIN vivosmart4 【ラージ】
¥16,482 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離・階段段数
健康計測:カロリー・睡眠量 ・ストレスLV
心拍数計:搭載 (VO2MAX対応)
位置情報:GPSなし
スマホ連携:着信・通知など
音楽再生:
防水性:50M防水
同期できる端末:Win, Mac, IOS, Android
電池の保ち: 7日
体重計:連動可
重さ: 15.9g
この機種から、液晶ではなく、有機ELが採用されます。
リストバンドのサイズは、Lサイズが148-215mm、Sサイズが122-188mmの構成です。
もちろん防水設計の機種です。
計測できるデータは、下位機種に搭載される歩数・距離・カロリーを網羅します。
また、それに加えて、このグレードから、階段回数も対応します。
心拍数計測も、このグレードから対応です。
時計の裏面に心拍数計が搭載される形式です。面白いのは、ANT+対応なので、自転車の計器とも連動できる点です。
睡眠量は、心拍数計のデータの活用で、睡眠深度を含めて、より細かい測定が可能です。
スポーツに関する計測は、FitBitに比べても割と高度です。
この機種は、VO2Max(最大酸素摂取量)に対応します。
科学的なトレーニングには必須の機能です。ただ、心拍数と連動して「フィットネス年齢」などを出してくれるなど、一般向きに使いやすいように、改良されています。
GPSは、引き続き未対応です。
その上で、心拍変動からストレスレベルを表示する機能も加わりました。
こちらは、活動量計の機能の延長で、一般向けには良いと思います
また、心拍数・ストレス・アクティビティの状況から、残された活動エネルギーを推定する、ボディバッテリーエネルギーモニター機能も搭載です。
ゲーム的に言えば「HP(ヒットポイント)」を確認できるようなもので、アイデアとしては面白いと思います。
時計としての機能は、この機種も搭載します。
スマホ連携については、Android/iPhoneともに対応です。
こちらは、スマホの通知・着信などの表示に対応できます。そのほか、音楽の再生・停止などの操作も可能です。また、これらの操作のため、文字版はタッチパネル式です。
電池の保ちは、最大7日間となります。
充電はFitbitと同じで、充電ケーブルを利用する方式です。なお、心拍数をONにした場合、利用時間がより短くなる点は注意が必要です。
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以上、ガーミンのvivosmart 4の紹介でした。
ガーミンを「指名買い」する場合は、心拍数計搭載となるこのグレード以上が良いでしょう。
一方、Fitbitと比べると、同社機は、アプリや計測できるデータは、少し「トレーニング志向」です。日常的に軽くでも運動している方には、割と合いやすいです。
ただ、とくに屋外で運動する方は、次に紹介する、同社の上位機のほうがよりマッチするので、比較したら良いでしょう。
【2017年】
【Lサイズ】
13・ガーミン vivosport Slate 【黒】
14・ガーミン vivosport Limelight 【緑】
15・ガーミン vivosport Fuchsia 【赤】
¥17,700 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
【S/Mサイズ】
16・ガーミン vivosport 【各色】
¥19,936 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離・階段段数
健康計測:カロリー・睡眠量 ・ストレスLV
心拍数計:搭載 (VO2Max対応)
位置情報:GPS
スマホ連携:着信・通知など
音楽再生:
防水性:50M防水
同期できる端末:Win, Mac, IOS, Android
電池の保ち: 7日
体重計:連動可
重さ: 24.1g/ 27.0g
リストバンドのサイズは、本機も購入前に選択する形式です。
Lサイズは、手首周り148mm–215mmまでの対応となります。S/Mサイズは、122mm–188mmまでです。
計測できるデータは、歩数・距離・カロリー・階段回数などです。
下位機種が対応するものは対応します。
ただ、発売時期の関係でボディバッテリー機能は非対応です。
心拍数計測は、下位機種と同じ精度のものを搭載します。
こちらも、ANT+対応です。
睡眠量の計測も、対応します。
スポーツに関する計測は、この製品もVO2Max(最大酸素摂取量)が計測できます。
GPSは、ガーミンの場合、このグレードから、内蔵です。
衛星から位置情報が記録できるので、後に、走行・歩行ルートがアプリで表示可能です。
Fitbitの上位機と同じで、距離・ペース・ルートが把握できます。
一方、GPSは、米国のGPS衛星のほか、日本のみちびき衛星もフォローします。
利用時の持続時間も最大8時間とわりと長めなので、この部分については、Fitbit chargeより性能が良いです。
もちろん、屋内では、3Dモーションセンサーが利用できるため、どこでも計測はできます。
電池の保ちは、最大7日間となります。
また、GPS利用時は電池を多く消費するため、最大8時間となります。
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以上、vivosport の紹介でした。
GPSと心拍数計は、Fitbitの最上位機も装備します。しかし、GPS・心拍数も、精度面をふまえると、本機のほうが性能は上です。
リストバンド型活動量計では「最もスポーツより」な機種ですから、ジョギングやサイクリングなどを趣味とする方が、カジュアルに持ち歩くには良い製品です。
純正アプリもそちらの方向なので、日常的に(屋外での)運動が習慣になっている方には合いやすいでしょう。
心拍数計はANT+対応なので、自転車とも相性が良さそうです。なお、連携できる製品は、【サイクルコンピュータの比較記事】で詳しく紹介しています。
5・ソニーの活動量計の比較
続いて、ソニーの活動量計の比較です。
【2020年11月発売】
【ラバーバンド部分のみ】
17・ SONY wena 3 rubber WNW-A21A/B
(¥26,400) Amazon.co.jp (1/19執筆時)
【皮製バンド部分のみ】
18・ SONY wena 3 leather WNW-C21A/T
19・ SONY wena 3 leather WNW-C21A/B
(¥35,200) Amazon.co.jp (1/19執筆時)
【2020年】【金属バンド部分のみ】
20・ SONY wena 3 metal WNW-B21A/S
21・ SONY wena 3 metal WNW-B21A/B
(¥38,500) Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離・階段段数
健康計測:カロリー・睡眠量 ・ストレスLV
心拍数計:搭載 (VO2Max対応)
位置情報:GPSなし
スマホ連携:着信・通知・電子マネー
音楽再生:
防水性:50M防水
同期できる端末:Mac, IOS, Android
電池の保ち: 14日
体重計:連動可
重さ: 32g/ 38g/ 80g
wena 3(ウェナスリー) は、ソニーの活動量計です。
ただ、執筆時に在庫が一時的に切れていました。デンキヤにもなく、人気で品薄です。
ただ、これらの製品は、リストバンド型活動量計としては「相当特殊」です。
なぜなら本機は、時計のバックル(バンド)だからです。要するに、裏側に「自分の好きなアナログ時計を付けてつかってね、後ろ側にデジタル文字盤付けるので」という製品になります。
お気に入りの時計を「リストバンド型活動量計」にできるためのアイテムです。
これは、アナログ時計愛好家だけでなく、時計会社も評価する製品らしく、セイコーとコラボした製品もでています。
リストバンドは、ゴム製のほか、レザーと、メタルバンドが用意されます。
なお、ディスプレイは、有機ELですが、モノクロ表示です。
計測できるデータは、歩数・距離・カロリーなどです。
ジャイロがないので、階段段数は無理ですが、それ以外は網羅します。
心拍数計測は、本機も対応します。
睡眠量の計測も、対応します。
スポーツに関する計測は、本機もVO2Max(最大酸素摂取量)が計測できます。
加えて、ストレスレベルの計測なども対応できるので、ガーミンやFitBitに比べても遜色ないでしょう。
GPSは、一方、未搭載です。
スマホ連携については、Android/iPhoneともに対応です。
両OSの純正健康アプリとのリンク可能です。
こちらは、スマホの通知・着信などの表示に対応できます。
その上で、最大の「売り」といえるのは、NFC対応で、Suicaが利用できる点です。iOS/Android双方とも利用できるため、この部分で、ビジネス向けで相当人気です。
楽天Edy・iD・QUIC Payなどにも対応可能です。ただし、Suica以外のカードにする場合に限っては、初期設定時だけはiOSが必要です。
一方、本機は、単独で、Amazon系のAIであるAmazon Alexaを搭載します。
ボタンを押すと、Bluetooth経由でAlexaに質問をできます。
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以上、ソニーのwena 3の紹介でした。
ニッチな製品ですが、確実に需要がある製品です。お気に入りの時計を引き続き利用したいが「デジタル化」もしたい、という方は、候補となります。
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【セイコー】
22・ワイアード wiredwena AGAB419
23・ワイアード wiredwena AGAB417
¥66,000 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
【セイコー】
24・wiredwena×攻殻機動隊SAC_2045 AGAB704
25・wiredwena×攻殻機動隊SAC_2045 AGAB703
¥92,000 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
なお、ソニーとの協業で、WANA3を搭載した「製品版」をセイコー(セイコーウオッチ)が出しています。
同社の中級グレードとなる「ワイアード」ブランドを利用しているの「ワイアードウェナ」という名称です。時計自体は、2-3万円グレードなので、価格としては妥当です。
また、ユーザーが勝手にニコイチにするのではなく「一体設計」なので、プロダクトデザインとしてやはり洗練されていて、正直「格好良い」です。実際、グッドデザイン賞を取っています。
過年度で身内のエプソンがこの分野から撤退しましたし、セイコーとしても(心理的)障害がなかったのかと思います。
「ワイアード」ベースなので限定版を出しやすいかと思ったら、同時に出ました。売りたい年代的なターゲット層が分かりますね。
限定版は、文字盤に「それっぽさがなく」裏刻印だけでオシャレです。同社は企画物がうまいので、姉妹品が定期的に出るのではないかと思います。
6・他のリストバンド型活動量計の紹介
続いて、ここまで紹介できなかったリストバンド型活動量計のうち、人気のあるモデルをいくつか紹介します。
【2017年】【各色】
26・ポラール A370 Sサイズ
27・ポラール A370 M/Lサイズ
¥19,602 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離
健康計測:カロリー・睡眠量
心拍数計:搭載
位置情報:A-GPS
スマホ連携:着信・通知など
音楽再生:
防水性:30M防水
同期できる端末: Win, Mac, IOS, Android
電池の保ち: 4日
体重計:連動可
重さ: 31.7g(S) 37.3g(ML)
A370は、ポラールの販売する活動量計です。
ポラールは、北欧フィンランドの健康家電メーカーです。
ガーミン同様に自転車用のサイクルコンピュータや心拍計でも有名です。
リストバンドのサイズは、2サイズから選ぶ方式です。
Sサイズは、125-170mmに対応し、M/Lサイズは140-200 mmの対応です。
計測できるデータは、歩数・移動距離・カロリーです。
その他、低活動アラート機能があり、座ってばかりいた場合に、55分後に警告してくれます。
ただ、階段段数などの記録はできないですし、他社に比べると簡易的です。
心拍数計は、搭載です。
ポラールはもともと心拍数計を出していた会社で、この部分の実績は高いです。
睡眠量の計測は、可能です。
ただ、睡眠深度の評価については、他社ほど細かいことはできない印象です。
スポーツに関する計測も、心拍数計のデータを利用することである程度対応します。
手首を大きく振るようなスポーツ以外ならば、他社同様に「そこそこ」利用可能です。
GPSは、未搭載です。
ただ、本機は、スマホと連携させる場合、スマホの基地局からA-GPSデータの取得は可能です。
この方式は、バッテリーも減りにくいため、スマホを持ち歩いてのトレーニングならば、むしろA-GPSのほうが良いでしょう。
時計としての機能は、搭載されます。
独特の長い液晶で、アナログ表示の場合、時計の半分を表示刺せるなど仕様がユニークです。
防水性能は、WR30で、日常防水に対応します。
スイミングなどは想定していません。
電池の保ちは、4日間です。
Polarは、加速度センサーと連動させ、動きがあった場合と、心拍数が上昇した場合、記録を開始するシステムを取ります。
これはバッテリーの節約につながるアイデアですが、他社の心拍数計搭載機と比較するとやや短めです。
Polar Flow
¥0 iTunes Store
Polar Flow
¥0 Google Play
スマホとの連動は、上記のアプリを使います。
ポラールの「売り」はこの部分で、トレーニングアプリの出来はかなり良いです。
ポラールは、スマホ全盛期以前から、サイクルコンピュータなど自転車やその他の競技用のトレーニングシステムを作っていました。
そのため、上記アプリで、個々の活動情報に併せた最適なトレーニングを計画してくれます。
iOSのヘルスケアアプリとは、上記のアプリを介して、データの連係に対応します。
Google Fitとも、公式にデータ連係に対応します。
また、スマホの電話の着信・メッセージ・カレンダーのアラートをバイブでお知らせしてくれる機能もあります。
パソコンでの利用は、ポラールは対応です。そしてレベルが高いです。
データをパソコン上でも同期できるため、トレーニングデータの蓄積やより細かい計画の策定も可能です。データを同社のクラウドで無料で長期保存してくれる点も良い部分です。
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以上、ポラールのA370の紹介でした。
まず、北欧っぽい「活動量っぽくない」ファッション性は評価できるでしょう。加えて、特にWEBベースのトレーニングソフトの出来が良いのが良い部分です。
一方、多少カジュアルな、Fitbitやガーミンに比べて、純正アプリでの分析は「本格的」です。科学的なトレーニングの提案などは、おそらく3社の中では、最も細かくできます。
ただ、初心者が、日常のライフログをカジュアルに記録するのに向くかと言えば、説明書や仕様の「日本化」の部分をふくめて、多少難点もあります。
【2020年】
28・HUAWEI Band 4 Pro ブラック
29・HUAWEI Band 4 Pro レッド
30・HUAWEI Band 4 Pro ピンク
¥7,091 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離
健康計測:カロリー・睡眠量 ・ストレスLV
心拍数計:搭載 (VO2Max対応)
位置情報:GPS
スマホ連携:着信・通知など
音楽再生:
防水性:50M
同期できる端末:IOS, Android
電池の保ち: 12日
体重計:連動可
重さ: 25g
リストバンドのサイズは、1サイズです。
正確な長さは非開示です。
ただ、バンドのホールは他社より余裕を持って開けていそうで、問題はないでしょう。
計測できるデータは、歩数・移動距離・カロリーです。
本機も、低活動アラート機能(活動促進通知)もあり、立ち上がり回数の記憶もできます。
ただ、本機は6軸ジャイロながら、階段段数は記録できない点で、ガーミンや、Fitbit上位機とは差があります。
心拍数計は、搭載です。
自社のAIを利用したシステムを利用します。
睡眠量の計測は、可能です。
ただ、睡眠深度の評価については、割と高度で、心拍数計のデータと連動しながら分析します。
この点では、格安機ですが、しっかりしたシステムです。
スポーツに関する計測は、この機種の「売り」の1つです。
ガーミン同様にVO2maxも取得できほか、GPSを内蔵するからです。
GPSは、日本のみちびき衛星はフォローできませんが、7時間とそこそこ保ちます。
値段を考えても、優秀と言えます。
防水性能は、5気圧で、水泳に対応します。
この部分もこの機種の「強み」で、プールでのカロリー消費、ターン数などのデータを取得可能です。
時計としての機能は、搭載されます。
ファーウェイも、液晶ではなく有機ELを採用します。視認性と鮮明度が高く、この点も評価できるでしょう。
ただ、表示フォントを含めたUIのデザインは、今一歩洗練されない部分はあります。
電池の保ちは、12日間です。
長いですが、GPSを利用する場合は、7時間となります。
スマホとの連動については、健康管理についてはHuawei Healthいう専用アプリが用意されます。
睡眠量や歩数の可視化など、ある程度まで、詳しく見ることができます。
iOSのヘルスケアアプリとは、HealthKit対応のため、上記のアプリを介して、データの連係に対応します。
Google Fitとも、データ連係に対応します。
そのほか、スマホの電話の着信・LINEなどの通知・メッセージ・カレンダーのアラートをお知らせしてくれる機能もあります。
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以上、HUAWEI Band 4 Proの紹介でした。
ハード・メカ的な部分では、他社の1万円台後半の機種と遜色がない、ファーウェイらしい「高コスパ機」です。
一方、シリコン製のバンドを含めたデザイン・装着感の部分と、UI(ユーザーインターフェイス)の操作感については、先行するスポーツ系メーカーに追いついていない部分もあります。
日々の活動へのモチベーションを高める工夫も、今一歩でしょう。
とはいえ、1万円の予算で考えると、ここまで機能が充実した製品はないため、価格重視で選ぶならば、こちらがオススメと言えます。
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【2019年】【各色】
31・HUAWEI Band 4 BAND 4/BLACK/A
32・HUAWEI Band 4 BAND 4/SUNRISE/A
33・HUAWEI Band 4 BAND 4/PINK/A
¥3,673 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離
健康計測:カロリー・睡眠量 ・ストレスLV
心拍数計:搭載
位置情報:GPSなし
スマホ連携:着信・通知など
音楽再生:
防水性:50M防水
同期できる端末:IOS, Android
電池の保ち: 7日
体重計:対応可
重さ: 12g
なお、2019年に、激安入門機の位置づけで、HUAWEI Band 4が登場しました。
ただ、上位機と比較すると、パネルに有機ELが不採用で解像度がやや劣ります。
また、GPSも非搭載です。ジャイロセンサーも3軸(上位機は6軸)であるほか、心拍数計のグレードも1ランク下です。
心拍数計と、スマホ通知機能を搭載し、この価格を実現できることは「さすが」とはいえ、性能面で同社の製品を選ぶならば、上位機が良いでしょう。
【2020年10月】
34・サムスンGalaxy Fit2 SM-R220NZKAXJP
35・サムスンGalaxy Fit2 SM-R220NZRAXJP
¥4,973 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離
健康計測:カロリー・睡眠量 ・ストレスLV
心拍数計:搭載
位置情報:GPSなし
スマホ連携:着信・通知など
音楽再生:
防水性:50M防水
同期できる端末:IOS, Android
電池の保ち: 15日
体重計:連動可
重さ: 21g
サムスンGalaxy Fit2は、韓国のサムスンが販売するリストバンド型活動量計です。
ファーウェイ機の事実上の「ライバル」です。
本体部分を比較すると、液晶のサイズも、有機ELである点もほぼ同じです。
計測できるデータは、歩数・移動距離・カロリーです。
一方、ジャイロは搭載ですが、本機も階段段数の記録には未対応です。
心拍数計は、搭載です。
また、それを利用したストレスレベル計測にも対応します。
FitBitやガーミンもですが、最近はこの機能が標準化されてきました。
睡眠量の計測は、可能です。
ファーウェイと同じで、睡眠深度の分析もできます。
ただ、睡眠深度の評価については、割と高度で、心拍数計のデータと連動しながら分析します。
スポーツに関する計測は、本機も対応です。
走行・水泳・歩行など5種類の動作をセンサーで自動で検知し、適切なデータとして記録してくれます。
GPSは、一方、未搭載です。
値段差のないライバルのファーウェイ上位機に、少し負けるでしょう。
防水性能は、5気圧で、水泳に対応します。
電池の保ちは、15日間です。
スマホとの連動については、健康管理については、S. Healthいう専用アプリが用意されます。
iOS系・Android系共に用意があります。
iOSのヘルスケアアプリとは、連携に対応しません。
Google Fitとも、サードパーティ製アプリがア必要ですが、データ連係に対応します。
そのほか、スマホの電話の着信・LINEなどの通知・メッセージ・カレンダーのアラートをお知らせしてくれる機能もあります。
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以上、サムスンGalaxy Fit2の紹介でした。
そつのない構成で、格安機としてバランスが取れていると思います。
一方、同じほどの価格のファーウェイ機と比べると、GPS非搭載で同じほどの価格なので、お得感は薄いです。そうなると、次に紹介するシャオミの下位機とも比べる必要が出てくるでしょう。
【2020年】
36・Xiaomi Miスマートバンド4【黒】
¥3,168 Amazon.co.jp (1/19執筆時)
活動量記録:歩数・距離
健康計測:カロリー・睡眠量
心拍数計:搭載
位置情報:GPSなし
スマホ連携:着信・通知など
音楽再生:
防水性:50M防水
同期できる端末:IOS, Android
電池の保ち: 20日
体重計:連動可
重さ: 22.1g
Xiaomi Mi Smart Band 4は、中国のシャオミが発売するリストバンド型活動量計です。
2019年から日本正規品が売られるようになり、(英語だけでなく)アップデートで日本語に対応する旨が発表されました。
リストバンドのサイズは、1サイズです。
155-216mmの調整幅ですので、他社のM/Lサイズほどです。
計測できるデータは、歩数・移動距離・カロリーです。
ジャイロ・加速度は3軸で、階段段数は非対応です。
心拍数計は、光学式が搭載です。
睡眠量の計測も、可能です。
本機も、心拍数を利用して深度測定も可能です。
スポーツに関する計測は、水泳など6つのワークアウトモードを持ちます。
GPSは、利用できない形式です。
防水性能は、5気圧で、水泳に対応します。
時計としての機能は、搭載されます。
ファーウェイの下位機種は液晶でしたが、本機は有機ELです。
同じ、0.95型で、解像度もHUAWEIの上位機と同じすので、視認性は本機のが良いでしょう。
電池の保ちは、20日間です。
スマホとの連動については、健康管理についてはMi Fitいう専用アプリが用意されます。
アプリは日本語化されました。
iOSのヘルスケアアプ・Google Fitとも、データ連係に対応します。
そのほか、本機も、スマホの電話・LINEなどのアプリ通知の着信など、一通り対応です。
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以上、Xiaomi Miスマートバンド4 の紹介でした。
高性能ではないですが、この価格で有機ELを搭載し、活動量計として一通りのことができる機種です。
スマホ通知など、欲しい部分は押さえていますし、予算が限られているなかで選ぶには良い機種だと感じます。
次回に続く!
リストバンド型活動量計のおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、リストバンド型の活動量計を18機種ほど比較してきました。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。
1・日常の健康管理 ★★★★★
2・ダイエット支援 ★★★★★
3・自転車・水泳 ★★★★★
4・スマホアプリ ★★★★★
5・バッテリー量 ★★★★★
6・総合評価 ★★★★★
続く後編記事(こちら)では、今回の記事の「結論」として、いつものように、目的別・予算別におすすめ機種を書いておきます。
引き続きよろしくお願いします。
後編記事は→こちら