比較2019’【最も強力!】全22機の脱臭機の特長とおすすめ/選び方:ペット/トイレ/タバコ臭対策 (1)

2019年09月14日

比較2019’【最も強力!】全22機の脱臭機の特長とおすすめ/選び方:ペット/トイレ/タバコ臭対策 (1)

【今回レビューする内容】2019年 脱臭機・消臭機の性能とおすすめ・選び方:ペット臭・タバコ・トイレ臭・犬猫用脱臭機・消臭剤・消臭機:家庭用消臭機 介護向け業務用脱臭機:機種の違いと人気ランキング

【紹介する製品型番】 富士通ゼネラル パナソニック 東芝 日立マクセル シャープ プラズマクラスター除菌脱臭機 次亜塩素酸脱臭機 ジアイーノ プラズィオン小型脱臭機 エアリオン オゾネオ三菱電機 低濃度オゾン除菌消臭器 ルミネオ DAS-15E DAS-303E MXAP-PCA100SLZ MXAP-AR200 MXAP-AR201MXAP-APL250 BESTEK BTAS807WH AY-8338 DC-230(W) DAC-2400(W) SG-240SP HDS-3000G HDS-302G F-MV1500-WZ F-MV3000-SZ F-JML30-W F-JDL50-W DA-8000A-W F-MV1000-W F-MV1100 F-MV2100 F-MV4100 DY-S01-W

今回のお題
ペット・トイレ・タバコ臭に強い脱臭機のおすすめはどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年9月現在、最新の家庭用の脱臭機を比較します。

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 今回は、信頼性の高い大手メーカーである、パナソニック・富士通・日立マクセル・東芝・三菱電機・シャープの製品に限って紹介します。

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 ペット・トイレ・タバコのニオイから、料理や生ゴミ、介護に伴うニオイまで対応する、高性能な脱臭機・消臭機を多く取りあげました。

 Atlasもこれまで4機を所有し、長期間利用してきました。その成果を取り入れた記事になります。

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1・適応畳数   12畳まで
2・脱臭パワー  
★★★★★
3・脱臭スピード ★★★★★
4・消耗品コスト 
★★★★★
5・花粉対策   
★★★★★
6・お手入れ   ★★★★★
7・コンパクトさ ★★★★★

8・総合評価   ★★★★★

 以下では、いつものように各機種を比較します。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を数機種提案する形式で書いていきます。

1・脱臭機の選び方の基本!

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 脱臭機は、日本の大手家電メーカーだけでも20機種近い販売数があります。

 しかし、脱臭方式の違いから分類すると、メーカーごと大きく5つの方式に分けられます。

1・各社の脱臭機の脱臭方式の違い

脱臭方式 メーカー 本体サイズ 消臭力
金属触媒加熱式 富士通 普通 強力
低濃度オゾン式
日立 小型 弱い
光触媒式 日立
小型 弱い
光触媒フィルタ式 シャープ
普通
普通
消臭剤式 東芝 小型 強力
次亜塩素酸式 パナソニック 大型 超強力

 それぞれの仕組みについては、各機の詳しい紹介をする際に、改めて説明します。

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 しかし、結論的にいえば、消臭・脱臭性能だけで言えば、富士通の「金属触媒加熱式」とパナソニックの「次亜塩素酸方式」、東芝の「消臭剤式」が優秀です。

ーー

脱臭方式 最大適用畳数 本体の価格 消耗品
金属触媒加熱式 20畳まで 高い
不要
低濃度オゾン式
16畳まで 安い 不要
光触媒式 密閉空間 安い
不要
光触媒フィルタ式
15畳まで
高い
必要
消臭剤式 16畳まで 安い
必要
次亜塩素酸式 15畳まで 超高い 必要

 ただ、優れた方式の機種は、本体価格が高いほか、定期的に消耗品の交換が必要な場合もあります。

 そのため、「脱臭機の選び方」は、家電の中でもかなり難しいジャンルです。


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 そこで、今回の記事では、Atlas自身の調査と経験をふまえて、「予算や目的にに応じて」タバコやペットの脱臭に強い機種を提案していきます。

 (安心して)読み進めて頂ければと思います。

2・空清機と脱臭機の違い

 脱臭機に似た家電として、空浄機があります。

 両者は、類似して捉えられますが、決定的に異なる部分があるので注意が必要です。

 あらかじめ解説しておきましょう。


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 第1に、空浄機です。

 高性能なモデルには、「ほこり吸着フィルター」のほか、活性炭を利用する「ニオイ除去フィルター」が搭載されています。

 そのため、ペットやトイレのニオイの除臭も可能です。

 しかし、ンモニア臭などの強烈なニオイについては専門機ほど除臭ができません。また、一部の例外的機種を除いて、脱臭触媒が再生しないため、ニオイ対策として使うと、フィルターが数年で「駄目」になります。

 結論的にいえば、ニオイ対策はできるが、徹底的にはできないと言えます。


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 第2に、脱臭機です。

 この場合、高性能な「ほこりフィルター」が搭載されないないので、花粉・ハウスダストには効果ありません

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 また、タバコもニオイは除去できますが(ほとんどの製品は)「ほこりフィルター」が搭載されないないので、煙の粒状物分を濾し取ることはできません

 ただし、脱臭機は、徹底した仕組みで、アンモニア臭などの強烈なニオイを高度に分解できます。もちろん、料理臭や生活臭全般も、空浄機より高い効果が期待できます。

 また、脱臭機は、経年劣化によるニオイの吸収性の劣化もほとんどありませんので、「ニオイ専用」としては、相当な効果を期待できます。

ーー

タバコ対策
 =高性能空浄機
トイレ臭・ペット臭・生活臭
 =脱臭機・消臭機

 結論的に言えば、タバコ対策の場合は、どちらかと言えば、(お持ちでないならば)空清機を選んだ方が総合的には良いと言えます。

 逆に、アンモニアなどの強い臭い・生活臭対策の場合、脱臭機は極めて向いていると言えます。

1・加湿空気清浄機の比較(1)
2・加湿空気清浄機の比較(2)
3・空気清浄機の比較(1)
4・空気清浄機の比較(2)
5・加湿・空気清浄機の選び方 【結論】

 なお、空浄機については、このブログでは、別に上のような別記事を書いています。

 タバコの場合など、皆さんの用途から「脱臭機では対応できなそう」という方は、上記の記事をご覧ください。その場合、さしあたって、5番の記事から読むと良いでしょう。

2・富士通の脱臭機の比較

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 では、具体的な製品紹介をはじめましょう。

 最初に紹介するのは富士通のプラズィオン脱臭機です。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記しています。


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 【2016年初登場】

 1・富士通 小型脱臭機 ブラック DAS-15E-B
 2・富士通 小型脱臭機 ホワイト DAS-15E-W
  ¥12,980 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

適応面積:10畳まで
脱臭方式:金属触媒加熱式+オゾン脱臭
電気代:2.0円/1時間
消耗品:不要
サイズ:幅174×高さ282×奥行178mm

 DAS-15Eは、富士通の脱臭機では最も小型の脱臭機になります。 

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 本体のサイズは、幅174mm × 高さ282mm × 奥行178mmかなり小型です。

 そのため、トイレのような狭いスペースでも無理なく導入できます。

 適応面積は、10畳までの脱臭が可能ですから、それ以上大きな部屋でも、このサイズで対応できます。

 tri_4way.png

 脱臭の仕組みは、かなり特殊です。

 金属に酸化触媒をコーティングしたフィルターにニオイを送り、臭いの元となる成分を吸着させる仕組みをとるからです。

 つまり、金属の酸化作用を利用し、悪臭の成分を無臭分子などに「科学的に」分解する仕組みをとっています。なります。活性炭などによらない点で、オリジナルで、仕組みとして面白いです。

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 脱臭の持続性も、この方式は期待できます。

 なぜなら、この酸化触媒は、ヒーターで加熱することで脱臭効果を容易に取り戻せるという効果があるからです。

 脱臭機は24時間に1回フィルターを加熱し、ニオイを加熱分解します。だから、フィルター交換不要で10年間以上効果が持続します。

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 オゾン脱臭機能も、富士通の脱臭機は「オマケ的に」備えます。

 オゾンは部屋の壁などの付着臭の脱臭効果もありますから、部屋自体に染みついたペットのニオイにも効果的だと言えるでしょう。

 なお、オゾン脱臭については、その濃度が健康問題になることがありますが、富士通の場合、ニオイ分子と結合したオゾンは、金属フィルタで酸化分解してしまうので、問題ありません。

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 脱臭力は、脱臭力は非常に強力です。強力なのでペットショップ・動物病院や動物園でも導入しているところがあると聞きました。

 搭載されるセンサーは、この機種の場合、ニオイセンサーが搭載されません

 そのため、臭いを感知して自動で風を出すのではなく、常に一定の風を出し続け機種です。とはいえ、消費電力は4Wのため、電気代は1日付けっぱなしでも2円ほどと経済的です。駆

 花粉やほこりの除去は、先ほど書いたように、紙フィルターを搭載しないため除去はできません

 静音性も、騒音的には弱運転で20デシベル(ささやきより小さな音)です。うるささは感じないと思います。

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 以上、DAS-15Eの紹介でした。

 小型で設置性が良く、10畳程度まで使えるパワーを兼ね備える機種です。そのため、1カ所の除臭ならば、この機種だけで十分でしょう。比較的価格は安いですが、効果は期待できます。

 脱臭方式は、独自性の強い仕組みであり、ニオイを除去する力は非常に効果的な製品です。ただ、繰り返しますが、花粉などの吸着は基本的には不可能です。ニオイに特化した家電ですので、その点だけは誤解なさらないようにしてください。

 なお、Atlasの場合、1週間ほど連続稼働させたら、ニオイが全く気にならなくなりました。それまで、活性炭などを置いていたのですが、それなしでほぼ無臭になり驚きました。


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 【2016年初登場】

 3・富士通 加湿脱臭機 DAS-303E-W【白】
 4・富士通 加湿脱臭機 DAS-303E-T【茶】
  ¥19,800 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

適応面積:20畳まで
脱臭方式:金属触媒加熱式+オゾン脱臭
電気代:2.0円/1時間
消耗品:不要
サイズ:幅300×奥行276×高さ446mm

 DAS-303Eは、富士通のプラズィオン脱臭機の中位機種です。

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 本体のサイズは、幅300mm × 奥行276mm × 高さ446mmです。

 先ほどの小型機に比べると倍ほどのサイズです。特に背の高さはそれなりです。

 適応面積は、そのかわり、20畳までの脱臭が可能です。

 10畳以上のリビングの場合や、ペットなどが動き回る場所を広範にカバーしたいのならば、導入のメリット性は高そうです。

 脱臭の仕組みは、基本的に下位機種と同じです。金属の酸化作用オゾン脱臭機能を使うダブル方式です。

 その上で、マイナスイオン発生器である、プラズマイオンが付属します。

 風が当たる範囲においての静電気や不着臭の除去効果は「オマケ的」ながら、期待できます。

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 脱臭力は、方式は同じでも、本体が大きい分脱臭力は高いです。

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 搭載されるセンサーは、こちらの機種は、ニオイセンサーが付属します。

 ニオイに合わせて、自動運転が可能なので、節電にもなりますし、静音性の点でも安心だと言えます。

 花粉やほこりの除去は、この機種は脱臭機としては「例外的に可能」です。

 なぜなら別に集塵フィルターが付属するからです。フィルターは、メンテナンスについては、1年に1度水洗いするだけで良い仕様です。

 ただし、水洗フィルターは基本的に目が粗いため、PM2.5・花粉・タバコの粉じんなどの粒子を完全に捕まえることはできないレベルです。

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 高機能集じんフィルターDAS-30HSFB
  ¥2,808 Amazon.co.jp
(9/14執筆時)

 一方、こちらの機種は、本格的な紙フィルターも搭載「可能」です

 このフィルタは別売品で、フィルターは1年ごとの交換が必要です。この場合、やや高いですが、PM2.5などの細かい汚染物質にも対応できます。

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 加湿運転も、この機種は対応します。

 電気を使わずに水車で水を蒸発させていくタイプの「気化式」なので、電気代が安いです。

 加湿機能のため、この機種は温湿度センサーを搭載しているため、結露するような状況を軽減することが可能です。水タンクは2.6リットルで、7〜10時間程度の運転が可能です。

 静音性は、騒音的には、こちらも弱運転で20デシベル(ささやきより小さな音)です。

 うるささは感じないと思います。また、安全性の面でも、電源ケーブルが二重皮膜で、かみ癖のあるペットにも安心です。

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 以上、DAS-30Eの紹介でした。

 脱臭機の域を超えた多機能な機種です。ただ、本質的には脱臭機能がメインで、その他は本格的な空清機にくらべて「オマケ」的と言えます。

 ただ、脱臭力は「太鼓判」が推せるレベルです。20畳まで対応できるペットやゴミなどの強力脱臭機として有用です。センサー運転ができるため、常に臭うわけではない、という場合にも適当な機種でしょう。


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 【2017年モデル】

 5・富士通 PLAZION 脱臭機 HDS-302G
  ¥17,800 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

適応面積:20畳まで
脱臭方式:金属触媒加熱式+オゾン脱臭
電気代:2.0円/1時間
消耗品:不要
サイズ:幅274 × 奥行262 × 高さ643mm

 HDS-302Gは、富士通のプラズィオン脱臭機の上位機種です。

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 本体のサイズは、幅274mm × 奥行262mm × 高さ643mmとなります。

 写真から分かるように、幅と奥行を狭めてスリムサイズにして、壁際設置しやすくしたモデルです。別売の壁掛け金具(DAS-T1) を使えば、壁設置も可能です。

 適応面積は、こちらも、20畳までの脱臭が可能です。10畳以上のリビングでも利用できます。

 脱臭の仕組みは、下位機種と同じで、金属の酸化作用オゾン脱臭機能を使うダブル方式です。

 脱臭力は、形状は違いますが、下位機種と同じパワーと考えて良いです。性能差はありません。

 搭載されるセンサーは、注意が必要です。

 こちらの機種はニオイセンサーが付属しません。常に回し続けるタイプの常用型です。ただ、電気代は、1日3.6円さほどかかりません。

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 花粉やほこりの除去は、交換不要の水洗い対応フィルターが付属します。ただ、別売品PM2.5などに対応するフィルターは、初期付属していません

 加湿運転も、この機種は非対応です。

 静音性は、騒音的には、こちらも弱運転で19デシベル(ささやきより小さな音)で、うるささは感じないと思います。強運転の際の静音性も45dbと静音性は全体的に高いですね。 

 安全性の面でも、電源ケーブルが二重皮膜なので、かみ癖のあるペットにも安心です。

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 以上、HDS-302Gの紹介でした。2017年発売の新型機とはなります。

 しかし、先ほど紹介したDAS-30Eに比べると、多少スリム化した点だけがメリットです。実際、ニオイセンサーなど重要な部分が省略されていることから考えても、この機種を選択するメリット性はさほどないでしょう。


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【2017年モデル】

 6・富士通 脱臭機 プラズィオン HDS-3000G
  ¥35,170 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

適応面積:20畳まで
脱臭方式:金属触媒加熱式+オゾン脱臭
電気代:2.0円/1時間
消耗品:不要
サイズ:幅274 × 奥行262 × 高さ643mm

 HDS-3000Gは、富士通のプラズィオン脱臭機の最上位機種です。

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 本体のサイズは、幅274mm × 奥行262mm × 高さ643mmと、形状としては先ほど紹介したHDS-302Gと全く同じサイズです。

 筐体のカタチも同じで、こちらも、別売の壁掛け金具(DAS-T1) を使えば、壁設置が可能です。

 適応面積は、こちらも、20畳までの脱臭が可能です。

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 脱臭の仕組みは、金属の酸化作用オゾン脱臭機能を使うダブル方式です。

 ただ、こちらの上位機は、これに加えて、プラズマイオン(マイナスイオン)発生装置を備えており、それを放出することができます。

 一般的に、マイナスイオンは、静電気の除去効果と付着臭の除去効果が期待できます。

 そのため、直接風が当たる範囲に限定されるものの、除臭力のアップが期待できます。

 ただ、この部分は、除臭においては「オマケ的」レベルを脱しないため、下位機種から格段の「進化」とは言えないでしょう。

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 加えて、消耗品となるうるおいカセット(HDS-UC1)を付けると、ビタミンC誘導体も放散できます。

 これには、抗酸化作用があり、肌に良い「可能性」があります。

 ただ、実証試験は極限られた密閉空間(1m3ボックス内)のものです。いうまでもなく、脱臭機能とは無関係なので、必要か?と言われると、個人的にはやや「疑問符」がつきます。

 脱臭力は、プラズマイオンが搭載されるものの、それがない下位機種と同じパワーと考えて良いでしょう。

 搭載されるセンサーは、こちらの機種は、中位機と同じニオイセンサーが付属します。

 ニオイに合わせて、運転が切り替わるため、節電にもなりますし、静音性の点でも安心だと言えます。なお、電気代はイオン発生装置が付属する分、1時間4.6円と多少アップしています。

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 花粉やほこりの除去は、交換不要の水洗い対応フィルターが付属します。

 こちらの場合、浮遊菌の除去効果を謳うカテキン抗菌フィルターを採用する点で、「上位」です。ただ、この機種の場合も、別売品PM2.5などに対応するフィルターは、準備されていません

 加湿運転も、この機種は非対応です。

 静音性は先ほどの機種と同じ騒音値で、静かです。安全性の面でも、電源ケーブルが二重皮膜です。

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 以上、HDS-3000Gの紹介でした。

 「イオン発生装置」と「うるおいカセット」が目玉機能ですが、両方とも脱臭機能には本質的に不要と言えるものです。

 一方、ニオイセンサーは魅力とは言え、DAS-303Eでも搭載です。この点をふまえれば、中位機種のDAS-303Eが売られている限りは、こちらを選ぶ必要はないでしょう。

 なお、この上位2機種は、家庭用として魅力がかける点をふまえると、恐らく、住設用や医療機関用として主に「壁掛け前提」で売られる製品なのかな?と思います。

3・日立マクセルのオゾン脱臭機の比較

 つづいて、日立マクセルから発売されている脱臭機を紹介します。


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 【2017】

 7・オゾネオ MXAP-AR201PS
 8・オゾネオ MXAP-AR201SL
 9・オゾネオ MXAP-AR201BK
  ¥9,946 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

適応面積:8畳まで
脱臭方式:低濃度オゾン脱臭
電気代:1.5円/1時間
消耗品:不要
サイズ:幅52.5×奥行き52.5×高さ130mm

 オゾネオは、日立マクセルから発売されている低濃度オゾン除菌消臭器です。

 本体色は、3色から選べます。

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 本体のサイズは、幅52.5mm×奥行き52.5mm×高さ130mmと、かなり小型です。

 適応畳数は、それゆえに、弱運転で2畳まで、強運転で8畳程度までとなります。

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 脱臭の仕組みは、脱臭機低濃度のオゾンを利用した酸化作用のみでニオイを分解する仕組みです。

 オゾンの発生量は、最大でも0.8mg/hと少ないため、低濃度で安全です。

 なお、オゾンにはウイルスの除菌効果(風邪予防)の効果も認められますが、実証試験は6畳の「密閉試験空間」内に行われる物なので、この点は「おまけ」と考えてください。

 また、富士通ゼネラルのように、オゾンと金属触媒を併用する方式は未採用です。

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 脱臭力は、この方式でも、アンモニア臭などの悪臭に対して効果があります。

 しかし、金属触媒を利用する富士通の脱臭機に比べると、脱臭速度は並で、時間もかかります。

 強力に脱臭する製品というよりも、部屋に常時置きニオイをある程度緩和することを目指すタイプの製品と言えます。 

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 静音性は、こちらはより徹底した静音です。一般的な脱臭機と異なり、「多重リング式コロナ放電」という形式を利用するため、ファンレスでもオゾンが部屋の中に拡散します。

 電気代は、1日1円強と安いですね。

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 以上、日立マクセルのオゾネオの紹介でした。

 比較的格安に導入できるメリット性があります。

 ただし、本格的な脱臭機とはそもそも構造や目的が異なるため、比較対象にはならないと思います。即効性はないので、部屋に置いて、日常の付着臭を緩和する目的で買うべき製品だと思います。


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 10・オゾネオプラス MXAP-APL250 【白】
 11・オゾネオプラス MXAP-APL250 【黒】

  ¥12,980 Amazon.co.jp
(9/14執筆時)

適応面積:16畳まで
脱臭方式:低濃度オゾン脱臭
電気代:1.5円/1時間
消耗品:不要
サイズ:幅125×奥行165×高さ195mm

 オゾネオプラスは、日立マクセルから発売されている低濃度オゾン除菌消臭器の上位機です。

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 本体のサイズは、幅約125mm×奥行き約165mm×高さ約195mmと、富士通の脱臭機の小型モデルと同じほどで、設置性は良いです。

 適応畳数は、大型化したゆえに最大で16畳までの対応となります。

 脱臭の仕組みは、こちらも、脱臭機低濃度のオゾンを利用した酸化作用のみでニオイを分解する仕組みです。

 オゾンの発生量は、最大でも1.5mg/hと下位機種に比べると3倍です。

 脱臭力は、アンモニア臭などの悪臭に対して効果があります。

 ただ、この方式の場合、大型化しても、「除臭」というよりも「低減」レベルです。本質的な面では、金属の酸化作用を利用する富士通の脱臭機に敵いません。

 静音性は、ファンレスでもオゾンが部屋の中に拡散しますので、徹底した静音です。

 以上、日立マクセルのオゾネオプラスの紹介でした。大型化して適応畳数はアップしましたが、オゾンを排気してニオイを分解するシステムは下位機種と同じです。そのため、消臭目的の場合時間はかかります

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 【USB方式】

 12・低濃度オゾン除菌消臭器 MXAP-AM30BK
 
 ¥1,881 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

  なお、日立マクセルからは、MXAP-AM30BKという脱臭機も売られています。

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 こちらは、USBから電源を取るタイプです。超小型で、車などUSBアダプターを備えられる密閉空間のみ有効です。

 発生量などを考えると、家庭での利用は意味をなさないでしょう。トイレでの利用も提案はされていますが、短時間での消臭が重要な場所ですから、あまりオススメできません。

4・日立マクセルの光触媒脱臭機の比較

 つづいても、日立マクセルの製品です。

 ただ、消臭方式が異なるため、別に紹介しています。


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 13・ 日立マクセル ルミネオ MXAP-PCA100SL
   ¥2,870 Amazon.co.jp (9/14執筆時)   

適応面積:密閉空間のみ
脱臭方式:光触媒式
電気代:1.6円/1時間
消耗品:不要
サイズ:幅90×奥行き90×高さ190mm

 ルミネオは、日立マクセルの販売する脱臭機です。

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 本体のサイズは、9×9×19cmと相当小型です。

 適応畳数は、こちらは非開示です。

 しかし、基本的には自動車の自動車のボトルホルダーに付けることを前提に作られた小型製品で、カーアダプタが同梱されます。

 ただ、USB給電式なので、スマホなどに使うような2.4A対応のUSBアダプターを使えば、家庭でも普通に使えます。

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 脱臭の仕組みは、光触媒除菌消臭器であり、オゾン式ではありません。

 この製品は、吸気したニオイを光触媒で酸化させてニオイを除去することを目的とする製品です。

 脱臭力は、光触媒で酸化させる方式を取るため、脱臭力については、オゾン単独機種よりある程度期待できます。

 静音性は、ファンを使う方式なので運転音はありますが、そう大きなものではありません

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 以上、ルミネオの紹介でした。

 トイレでの利用も提案されてはいますが、サイズ的に家庭で使う製品ではありません

 しかし、小型である上、さほどの電力を必要としない構造なので、自動車でペットなどのニオイで困っている方にはおすすめできると思います。

 また、富士通の脱臭機では置けないスペースの脱臭をしたい場合も候補としてよいでしょう。

5・シャープの除菌消臭機の比較

 つづいて、2019年にシャープが発売を開始する脱臭機についてです。


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 【2019年6月発売】

 14・シャープ プラズマクラスター除菌脱臭機 DY-S01-W
   ¥34,499 Amazon.co.jp (9/14執筆時)
   

適応面積:15畳まで
脱臭方式:光触媒式
電気代:1.6円/1時間
消耗品:不要
サイズ:径233mm × 高さ570mm

 プラズマクラスター除菌脱臭機は、シャープの販売する脱臭機です。

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 本体のサイズは、径233mm × 高さ570mmです。

 体積として、同クラスの適応畳数の富士通の小型脱臭機より大きく、存在感はあります。

 適応畳数は、15畳です。

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 脱臭の仕組みは、基本的には、(空清機のように)脱臭フィルターを利用します。

 詳しい説明はないですが、活性炭を利用する方式でしょう。

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 その上で、光触媒が、フィルターに付着した臭いを分解するという仕組みです。

 なお、光触媒をフィルター再生に利用する方式は、【空気清浄機の選び方】の記事でも紹介した、Cadoが空気清浄機に利用していました。

 一方、この方式は、フィルターが介在するため、経年変化による脱臭力の減衰はあります。ただ、光触媒の効果で、同社によれば「10年後でも94%持続」との数値が公開されます。

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 またフィルタを利用する方式の利点で、VOCなどのガスの吸塵力もあるため、大きな道路に近い場合は、有利に働きます。

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 一方、こちらは、シャープの「プラズマクラスター(マイナスイオン発生器)」の最上位であるプラズマクラスターNEXTを搭載します。

 従来より、イオンの放出量を強化したものですが、こちらも脱臭に効果があるとされます

 ただし、公開されている試験内容は、吹き出し口から50cmのスペックです。ゆえに、「直接風が当たる場所で使う」という前提での話となります。

 さらに「通常の風を当てた場合」との比較でなく、「自然減衰」との比較データなので、(風の力による減衰を除いて)プラズマクラスター自体が大きな効果を持つと言えるのかは、多少「謎」です。

 とはいえ、プラズマクラスターは、密閉空間での効果は高いため、例えば、トイレや、普段使っていない部屋の脱臭では効果的でしょう。

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 そのほか、付着ニオイ原因菌の7畳間・10日間での減衰効果が示されます。

 こちらについては、「試験空間」での話で、人が常に出入りする実空間での数値ではない点に注意が必要です。

 とはいえ、プラズマクラスター(マイナスイオン)は、(密閉性が高い限り)効果を発揮するでしょうし、静電気の除去などには効果が期待できます。無意味ではありません。

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 また、プラズマクラスターの電極は(基本)消耗品です。24時間使い続けると、2-3年程度で交換です。

 この製品の交換パーツ(IZ-C100S1)は、3500円ほどですね。

 脱臭力は、したがって、(プラズマクラスターではなく)脱臭フィルターの部分を評価するべきです。

 また、光触媒による再生成もあるため「強力」と言えます。

 センサーは、一方、搭載されないので、自動運転しません。

 ニオイの強度によらず、常に同じ風力で動く機種です。

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 静音性は、ファンを使う方式なので強運転で48dB・標準で30dB・静音で24dBです。

 この部分では、適応畳数が同レベルの富士通のDAS-15Eに負けますが、DAS-303Eよりは多少静かでしょう。

---

 以上、プラズマクラスター除菌脱臭機の紹介でした。

 まず、脱臭機としての「メイン」はイオンではなく、脱臭フィルター光触媒という点を理解するべきです。

 フィルターを利用する方式なので、本体が大きくなるのが欠点で、(空浄機に比して)コンパクト化できるという脱臭機の利点は削がれます。

 また、消耗品としてのフィルターは10年保つので良いですが、プラズマクラスター発生器(電極)は消耗品ですので、この点も注意が必要です。

 一方、こうした難点があるとは言え、フィルタがさほど減衰せずに10年保つ点と、富士通と違って、再生に熱を使わないため、(再生時間は1日1時間とはいえ)、加熱による部屋の温度上昇がない点は、評価できるでしょう。

6・東芝のエアリオン消臭機の比較

 続いて、東芝消臭機エアリオンを紹介します。

 他機とは違って、特殊な「消臭剤」を用いて脱臭する方式です。


  

 15・東芝エアリオン スリムデオドライザー DC-230(W)
  ¥2,041 Amazon.co.jp
(9/14執筆時)

適応面積:6畳
脱臭方式:消臭剤式
電気代:電池式
消耗品:必要
サイズ:幅76×奥行79×高さ151mm

 DC-230は、東芝のエアリオンシリーズの超小型モデルです。

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 本体のサイズは、 幅76×奥行79×高さ151mmと、トイレの芳香剤とさして変わらないコンパクトサイズです。

 適応畳数は、パワーが低いため、6畳程度以上は対応できません。トイレなどに向いています。

  

 東芝 消臭器交換用ジェル GEL 100SP
  ¥521 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

 脱臭の仕組みは、「消臭剤式」です。

 グラフト重合法を用いたジェルを気化させる方式です。

 この本体に、ジェル状の「エアリオン・ジェル」をセットして使います。このジェルをファンで気化させて消臭していく方式です。

 こちらは消耗品で、2ヶ月に1度交換です。最初に1回分(2ヶ月分)、本体に付属しています。なくなったら、基本的には、上記の消耗品を再度買います。

   201810051631.jpg

 ただし、同じくジェル式の家庭用芳香剤とは明確な違いがあります。

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 家庭用の消臭剤は、マスキング法という消臭方式で、「ニオイ分子を芳香剤でおおって隠す」方式です。そのため、無香料の製品を含めて「良い匂い」も一緒に消してしまうか、もしくはより強い香りをまき散らします

 グラフト重合方式は、しかし、悪臭や有害化学物資を吸着させて、化学反応で分解してしまう方法です。

 そのため、例えば、ご家庭のお香やポプリなどの「良い匂い」は残したまま、嫌なニオイだけ消臭されます。その点で、ペットのニオイや、風呂のカビ臭、トイレの脱臭には特に効果的で、ネット上の評判も高い商品になります。

 脱臭力は、即効力はないですが、トイレなどの密閉空間ならば、ニオイの低減効果は期待できます。

 静音性は、ファンを使う方式なので運転音はありますが、大きなものではありません。なお、電源は、単3アルカリ電池4本です。一回の交換で、3ヶ月くらい動きます。

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 エアリオン交換用ジェル【無香料】
 エアリオン交換用ジェル 【グレープフルーツ】
 エアリオン交換用ジェル
【フローラル】
  ¥844〜 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

 ランニングコストは、エアリオン消臭機の場合、「消臭ジェル」の代金が電気代とは別にかかってきます。

 これは、この小型機種の場合年間2,500円ほどです。そのため、長期間使う場合、富士通のプラズィオン脱臭機のほうが総費用が安い計算です。

 ただ、説明書にはありませんが、上述のお徳用を買って中身だけ補充することも可能です。5回分ほど充填できます。

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 以上、エアリオンDC-230の紹介でした。

 なお、エアリオンが採用するグラフト重合法は新しい技術ですが、安全性に関する公的機関による実験をクリアしています。

 ペット臭の除去にはパワー不足ですが、トイレの消臭については、従来の消臭剤を超える力を持ちます。ただ、トイレについても、常時の消臭は、富士通の脱臭機などに及ばない面もあります。


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 16・東芝 エアリオンワイド DAC-2400(W)
  ¥6,673 Amazon.co.jp
(9/14執筆時)

適応面積:16畳まで
脱臭方式:消臭剤式
電気代:2円/1時間
消耗品:必要
サイズ:幅300×奥行103×高さ255mm

 DAC-2400は、東芝の発売するエアリオンの大型モデルです。

 本体のサイズは、幅300×奥行103×高さ255mmと、一定程度のサイズがある製品です。

 適応畳数は、その分。こちらは、16畳までの部屋に対応できます。リビングのペット臭など、広い範囲で対策したい場合はこちらでしょう。

  201810051633.jpg

 エアリオン交換用ジェル【無香料】
 エアリオン交換用ジェル 【グレープフルーツ】
 エアリオン交換用ジェル 【フローラル】
  ¥844〜 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

 脱臭の仕組みは、同じくグラフト重合法を用いたジェルを気化させる方式です。大型の本体だけに、薬剤の持ちは悪く、約一ヶ月半で交換になります。

 脱臭力は、こちらは、コンセントから電源をとるタイプですので、薬剤の拡散力は高いです。生ゴミなどの生活臭にも効くため、キッチンにも良い製品です。

 搭載されるセンサーは、こちらの機種は、富士通ゼネラルと同じくニオイセンサーが付属します。

 ニオイに合わせて、運転が切り替わるため、節電になります。

 静音性は、ファンを使う方式なので運転音はあります。

 ただ、さほど大きな音ではないです。電気代は1時間2円程度ですね。

 ランニングコストは、ただし、「消臭ジェル」の代金がありますので、8番の大型機種の場合年間6,000円ほどとなります。

---

 以上、エアリオンDC-2400の紹介でした。

 16畳まで対応できるため、リビング用として利用するのに向いた製品です。方式は違いますが、富士通の脱臭機の「強力なライバル」と言えるでしょう。

 Atlasは、両者を実際使っています。

 その限りで言えば、トイレの消臭については、富士通脱臭機の方が威力は高いです。エアリオンも確かな力を持つのですが、薬剤がまだ残っているか見えないため、「知らない間に薬剤が尽きており、ニオイが発生してから気付く」こともよくありました。

6・パナソニックのジアイーノの比較

 つづいて、次亜塩素酸を利用するパナソニックの脱臭機の比較です。

 やや価格が高いですが、パナソニックの最新技術を使った製品なので、ご覧頂ければと思います。


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 【2019年】【9畳まで】

 17・パナソニック ジアイーノ F-MV1100-W
  ¥88,000 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

 【2017年】【8畳まで】

 17・パナソニック ジアイーノ F-MV1000-W
  ¥61,660 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

適応面積:9畳まで
脱臭方式:次亜塩素酸式
電気代:0.7円/1時間
消耗品:必要
サイズ:幅360×奥行230×高さ580mm

 ジアイーノは、2017年にパナソニックが新発売した新しいタイプの脱臭機です。

 同社は、創業100周年で新機軸の製品を多く発売する方針のようで、その先駆けとしてでた製品です。

 2019年に、新機種が登場しました。

 機能やサイズは同じですが、風路設計の変更で適応畳数が9畳に拡大しました。ただ、値段的には、新機種の登場で値下がりした製品がお買得です。

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 本体のサイズは、8畳用が高さ580×幅360×奥行230mmです。

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 ワンサイズ大きな製品も後ほど紹介しますが、そちらは脱臭機としては大きめです。

 こちらは、(割とコンパクトな)「勉強部屋用」として最適なサイズです。

 なお、8畳用の小型機種のみキャスターがありません。

 適応面積は、こちらは9畳までの脱臭が可能です。富士通の脱臭機に比べるとやや狭いです。

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 脱臭の仕組みは、これまで家庭用ではみられなかった仕組みです。

 タンクに入れたと投入した塩タブレットを電気分解し、次亜塩素酸をつくり、本体内部の除菌フィルターでニオイをこした後、次亜塩素酸を含む空気を大気に放出するというサイクルです。

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 ・ジアイーノ用 塩タブレット F-ZVC03
  ¥2516 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

 脱臭の持続性も、塩タブレットを利用する形式なので、基本的に消耗品を取り替えている限り、機械としての能力の減衰はないでしょう。

 塩タブレット消耗品です。1本300粒入っており、10畳用の場合、1粒で10時間分の容量となります。

 あくまで「塩」なのでコスパは良いです。内部フィルターは5年間保ち、交換品も1700円程度と安いので、ランニングコストは心配ない製品です。

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 使用時のお手入れは、基本的に水タンク式の製品となるため、加湿器と同様に、1ヶ月に1度の加湿フィルターの押し洗いと、フロートの水ゆすぎが必要です。

 ただ、防かびユニットが付属していること、また、そもそも除菌を目的にした機器であることから、掃除不足によるニオイ発生という問題は発生しにくいと思います。

 十分手軽ですので、お手入れ面で購入を躊躇する必要はないでしょう。

 脱臭力は、気になる部分ですが、富士通のようなフィルターを使うタイプにくらべてより本格的です。

 とくに、脱臭効果の即効性はより高く、脱臭効果も感じられやすい製品です。

 ただ、この製品は、タバコ臭には効かない類のものであり、喫煙環境での仕様も推奨されません。 

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 一方、次亜塩素酸は、プールの消毒のようなニオイをわずかに保ちます。苦手な人は注意してください。ただ、これは「空気が綺麗になっている証」として、実感性を高める効果があるでしょう。

 搭載されるセンサーは、ニオイセンサーが付属し、自動運転に対応です。

 加えて、温湿度センサーも付属します。

 これは、温度によって電界強度が変わるために装備されています。一方、照度センサーは、おやすみ時に本体照明を落とし、風量も控えるための省エネセンサーです。

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 花粉やほこりの除去は、この製品は未対応です。

 ただし、次亜塩素酸は、マイナスイオン発生装置などと違って、科学的に検証されたウイルス除菌機能があるため、繊維などに付着したウイルスに対しては、この手の機器では「最強」と言える効果があります。

 実際、この製品は「家庭用」ですが、「業務用」として医療機関や学習塾の自習室などで導入実績もあります。

 加湿運転も、水を使う構造上、「なされている」とは言えますが、明確な機能としては「非搭載」です。

 静音性は、強運転時約46dBと、富士通の脱臭機とあまり変わらないレベルです。

 電気代も、強運転で0.7円/時、弱で0.2円/時と、「安い」といえる部類ですね。

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 以上、ジアイーノの紹介でした。

 Atlasも仕事場に導入を考えている製品です。価格は正直「高い」製品です。しかし、とくに、脱臭に加えて、除菌・インフルエンザ対策も考えたい場合は、かなり有利でしょう。


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 【2019年】【12畳まで】

 18・パナソニック ジアイーノ F-MV2100-WZ
  ¥89,201 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

 【2018年】【10畳まで】

 18・パナソニック ジアイーノ F-MV1500-WZ
  ¥61,800 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

適応面積:12畳まで
脱臭方式:次亜塩素酸式
電気代:0.7円/1時間
消耗品:必要
サイズ:幅398×奥行240×高さ710mm

 【2019年】【18畳まで】

 19・パナソニック ジアイーノ F-MV4100-SZ
  ¥140,000 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

 【2018年】【15畳まで】

 19・パナソニック ジアイーノ F-MV3000-SZ
  ¥89,817 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

適応面積:18畳まで
脱臭方式:次亜塩素酸式
電気代:1.5円/1時間
消耗品:必要
サイズ:幅398×奥行240×高さ710mm

 ジアイーノ F-MV2100F-MV4100は、「家庭用」ジアイーノシリーズの最上位機です。

 いずれのサイズにも、新旧両機種あります。

 本体サイズが同じですが、風路設計の変更で適応畳数が新機種の方が広いです。

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 さらに、両サイズの「2019年新機種」の場合、「塩タブレット自動投入機能」が付属します。

 下位機種は、通常、水タンクの補充に合わせてタブレットも入れる必要がありました。

 しかし、こちらについては、約70粒まで詰められるため、1ヶ月以上はタブレット投入が不要です。

 ある意味、ジアイーノの「面倒な部分」が改善されているため、よい進化です。

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 本体のサイズは、どの製品も同じで、高さ710mm×幅398mm×奥行240mmです。

 下位機種より一回り大きいため、リビング向けと言えます。

 適応面積は、大きいモデルは、18畳までの脱臭が可能です。

 脱臭の仕組みは、下位機種と同じです。

 ただ、脱臭の持続性は、大型化したため、12畳用で8.7時間、18畳用で6.5時間短縮しています。

 これは、水タンクの容量が2.1Lという部分の限界からです。

 ただし、運転モードを中にする場合、11時間、14時間ですし、センサー運転するならば、さほど問題を感じません。

 電気代は、18畳用の強運転でも、1.5円/時となります。

 そのほかの点は、下位機種と能力は変わりません

---

 以上、ジアイーノの上位機の紹介でした。

 やや大きめのリビングだとこの製品が選択肢になります。本体価格の高さは、もう少し何とかして欲しいところですが、能力は期待できます。

ーーーー

  201810051639.jpg

 【24畳】

 20・パナソニック ジアイーノ F-JML30-W
  ¥139,000 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

 【50畳】

 21・パナソニック ジアイーノ F-JDL50-W
  ¥168,000 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

 なお、「業務用」としては、さらに上位のジアイーノが売られています。水タンクも倍増され、オフィスなどに導入する場合は、これらが選択肢ですが、家庭用としてはオーバースペックです。

次回に続く!
脱臭機・消臭機のおすすめは、結論的にこの機種!

 というわけで、今日は、各社の脱臭機について見てきました。

 記事はもう少し続きます。

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 次回の後半記事こちら)では、今回紹介できなかった、三菱電機のデオダッシュを紹介します。

1・適応畳数   12畳まで
2・脱臭パワー  
★★★★★
3・脱臭スピード ★★★★★
4・消耗品コスト 
★★★★★
5・花粉対策   
★★★★★
6・お手入れ   ★★★★★
7・コンパクトさ ★★★★★

8・総合評価   ★★★★★

 その後、ここまで紹介してきた全機種から、Atlasのおすすめ機種!を最終的に提案していきます。

 後編は→こちら

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posted by Atlas at 12:25 | 生活家電

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