比較2017' 新製品のウォークマン全14製品の音質とおすすめ【SONY WM1 ZX W S Aシリーズ】ハイレゾ対応

2017年02月28日

比較2017' 新製品のウォークマン全14製品の音質とおすすめ【SONY WM1 ZX W S Aシリーズ】ハイレゾ対応

今回紹介する製品:2016-2017年おすすめSONYウォークマン8機種の性能比較【ソニー】最強の小型MP3音楽プレーヤー:NW-A35HN NW-A36HN NW-A37HN NW-ZX1 [128GB] NW-ZX100 SM NW-ZX2-B NW-F886 [32GB] NW-S784 [8GB] NW-F887 [64GB] NW-S785 [16GB] NW-S786 [32GB] NW-F885 [16GB] NW-S784K [8GB] NW-E083 [4GB] NW-S785K [16GB] NW-E083K [4GB] NW-M505 [16GB] NW-S13 NW-S14 [8GB] NW-S15 [16GB] NW-S14K [8GB] NW-S15K [8GB] NW-WS413 NW-WS414 NW-WS615 NW-WH303 NW-WM1A NW-WM1ZiTunesやmacからの利用方法・機種の違いとランキング

今回のお題
ソニーの最新ウォークマンのZX・S・E・M・A・Wシリーズのおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今回は、2017年最新モデルとなるソニーのウォークマンの比較です。

 このブログ「モノマニア」では、携帯音楽プレーヤー関連機器について、以下のような比較記事があります。

アップルのiPod, iPod touchの比較
2・ソニーのウォークマンの比較 →この記事!
3・ハイレゾ対応ヘッドホンイアホン
4・ノイキャン対応ヘッドホン/イアホン
5・Bluetooth対応ヘッドホン
6・Bluetooth対応イアフォン

7・Beatsのヘッドホン/イアホン

8・ハイレゾ対応ポータブルアンプ

 今回は3番の記事です。

 ウォークマンは、現在のところ 液晶画面のある音楽プレーヤータイプとしてEシリーズ、Sシリーズ、Mシリーズ、A20シリーズ、ZXシリーズが、スポーツなど向けの液晶画面がないタイプとしてWシリーズがラインナップされます。

 今回の記事では、ウォークマンの現行機種全機種について、その特長や、MacやWindowsで、AppleのiTunesを利用しているユーザーのための利用法について書きたいと思います。

 以下では、いつものように、製品全てを紹介した後で、最後に「結論」として、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきたい思います。

液晶付属のウォークマンの紹介

 さて、はじめに音楽プレーヤータイプのウォークマンの紹介です。

 AppleのiPodと同じように、同じ「ウォークマン」という名前でも、シリーズによって機能が大きく異なりますので、順番に紹介します。


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 1・SONY NW-S13 [4GB] 【単体モデル】
   ¥12,798 Amazon.co.jp (2/28執筆時)
 1・SONY NW-S14 [8GB] 【単体モデル】
   ¥14,158 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 2・SONY NW-S14K [8GB] 【スピーカー付】
   ¥17,898 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 Sシリーズは、現状手に入るウォークマンのなかでは、最も安価なラインです。こちらは、「オンガクを、手軽に楽しむ」をコンセプトにして、主に10代〜20代前半をターゲットにして売られている商品です。

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 ラインナップは、2つです。本体とイアフォンのみ付属の単体モデルと、スピーカー付のモデルがあります。スピーカーは小型ですが、机やベッドサイドに置いて使うのには良いサイズです。セット開発品らしく、お買得な小型機としてはしっかりした音が出ます。

 記憶容量は、4ギガバイトと8GBがあります。8GBの場合MP3で約1800曲が、ロスレス音源でも約800曲ほど入る計算です。

 バッテリーは、62時間程度持ちます。使用状況にもよりますが、そう頻繁に充電する必要は無さそうです。

 本体の重さは50グラムと軽量なので、ポケットに入れて持ち運ぶことも可能でしょう。

 なお、Apple社のiPod系と比較する場合、ウォークマン独自の機能として注目すべきは、通勤時の電車などの音を軽減する「ノイズキャンセラー」の搭載でしょう。ソニーの場合、本体を買うだけで対応できます。


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 音質に関わる技術は、音の解像度を上げて、ボーカルと楽器などを識別できるように臨場感を上げる「クリアフェーズ」や「クリアオーディオプラス」機能の搭載が目立ちます。音色の自動制御であまり考えずに自動的に高音質を得やすい仕組みだと思います。

 音質については、よく言われますが、AppleのIPodは、音源をソフト的な処理により補正・補完する技術を基本的に搭載しない(あるいは搭載しても宣伝しない)ポリシーです。SONYは、音響部門を保有する家電メーカーとして、この機能の搭載ソフト的な補整に積極的です。

 例えば、Mシリーズを除くウォークマン全機種に搭載されるDSEE(高音域補完)です。これは、MP3などの質の劣る圧縮音源を再計算し補整することで、原音に近い音を回復させる技術です。

 Atlasが思うに「音の善し悪し」は個人個人の好みです。だから他人が客観的にレビューできるものではないです。ただし、音質の補完は、機械的な処理として、源ソースを耳が疲れない音質に改善する効果は期待できると思います。

 そのほかにも、重低音を強調する「クリアベース」左右ヘッドホンの混線を防止する「クリアステレオ」などが、入門機のレベルから搭載されます。


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 ヘッドフォンは、密閉型(カナル型)のものが採用されます。色は、本体の色と同色になります。視聴した限りでは音質は割と良く、安いヘッドホンならば買い直す必要が無いレベルです。

 また、この機種はBluetoothヘッドフォンやBluetoothスピーカーへに対応します。ただし、機器はもちろん別売です。また、Bluetooth通信を使う場合はバッテリーは最大21時間までしか保ちません。


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 音楽以外のメディアについては、動画の再生が可能です。音楽と同様にビデオファイルをあらかじめ入れておくことになります。

 また、動画について言えば、SONY製のブルーレイディスクレコーダーやPS3(トルネ・ナスネ)からも動画を持ち出すことができます。。SONY社のブルーレイは【こちら】で別に紹介してありますので、興味があればごらんください。その他、FMラジオ機能も付きます。

 その他、こちらは語学学習のサポート機能が充実します。再生する音のスピードを増減する「再生スピードコントロール」や、繰り返し練習に強い「A-Bリピート再生」などの語学学習に有用な機能が搭載されます。

 面白い所では、カラオケ練習用に、「カラオケモード」が搭載され、ボーカルキャンセルキーコントロールができます。加えて、有料サービスの「歌詞ピタ」を使えば、歌詞表示も可能です。

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 SONY スマートフォン充電ケーブル WMC-NWC10
  ¥1,300 Amazon.co.jp
(2/28執筆時) 

 なお、Sシリーズは、スマートフォンへの簡易的な充電機能も付属します。別売のケーブルが必要ですが、スマホのバッテリー切れの際に、非常用バッテリーとして使えます。ただし、マイクロUSB端子のため、基本的にはAndroid系のみの対応です。

 以上、Sシリーズの紹介でした。単なる音楽プレーヤーとして使えるだけではなく、、ビデオが持ち出せる点、Bluetooth対応である点などのメリット性があるといえます。

 ただ、一番重要と思われるのは、やはり1000曲以上持ち出せる容量が確保されていること、電池が長時間持つことだと思います。毎日頻繁に使うならば、Sシリーズが良いでしょう。


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 【下位機種】
 3・SONY NW-A35   [16GB]
  ¥23,230 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)

 【上位機種】
 4・SONY NW-A35HN    [16GB]
  ¥29,498 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)
 4・SONY NW-A36HN [32GB]
  ¥32,562 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)
 4・SONY NW-A37HN   [64GB]
  ¥43,378 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)

 A30シリーズは、ソニーが最も力を入れて宣伝しているシリーズで、ウォークマンシリーズの中位機です。

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 A30シリーズからは、高音質の音源であるハイレゾ音源の再生に対応しています。また、この技術を利用し、ハイレゾ音源だけでなく、CD音源の音質の向上もなされます。

 というのも、先ほど紹介したDSEE(高音域補完)をパワーアップさせ、MP3などの圧縮音源の音質だけではなく、CD音源もアップスケーリングし、高解像度にできるようにしているからです。ソニーは、この効果について「楽器やボーカルの生々しさ、演奏の場にいるような空気感、本来アーティストが伝えたかった世界観や想いまで再現し、心震える感動を体感できる」と情緒豊かに表現しています。

 ラインナップは、16GB・32GB・64GBのモデルの3種類です。

 記憶容量は、MP3のファイルで、16GBの場合、3700曲、32GBの場合7600曲、64GBの場合15000曲ほどです。ロスレス方式の場合、16GBの場合、370曲、32GBの場合760曲、64GBの場合1500曲ほどです。一方、ファイルサイズの大きなハイレゾ音源は、16GBで50曲、32GBで100曲、64GBでも200曲ほどになります。

 Samsung microSDXCカード 64GB
  ¥2,880 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)

 ただし、Aシリーズは、MicroSDメモリーカードを挿入できるスロットがあります。上述のように、ハイレゾ音源はサイズが大きいので、増設できるのは嬉しい部分です。こちらのカードは格安ですが、30mb/秒を越えるスピードを持つので、音切れなどの問題はないでしょう。

 対応するハイレゾ音源は、FLAC・リニアPCMと、2.8224MHzまでのDSDです。市販されているハイレゾ音源の多くに対応できており、十分です。
 

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 本体の重さは、98グラムです。Sシリーズなどより重いのは、この機種がタッチパネルを採用するからです。操作性は格段に良いですし、重さもスマホと較べれば軽量です。バッテリーも、39時間の長寿命になります。

 ラジオも搭載です。FMラジオの他、FM補完放送に対応するため、一部のAMも受信可能です。

  機能面では、下位機種と同じく、語学学習機能カラオケモード歌詞ピタ・ブルーレイレコーダーからの動画の持ち出しなどに対応しています。

 なお、【上位機種】と書いた3モデルについては、ハイレゾ対応デジタルノイズキャンセリング機能が搭載されます。従来機と異なりハイレゾでもノイズキャンセリングできるようにした点で新しいです。


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 SONY ウォークマン専用カナル型イヤホン MDR-NW750N/B
  ¥8,220 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 ただし、ウォークマンに同梱される上記の「 MDR-NW750N/B を使った場合に限り、ノイズキャンセリングは有効」です。その点で、イアフォンの選択肢は狭いと言えますが、このイアフォン自体はバランスも良く、値段なりの良い商品です。

 Bluetoothイアフォンにも、対応イアフォンを購入すれば、対応可能です。なお、Bluetooth無線は回線が細いため、音楽データを圧縮してイアフォンに送っています。そのため、「ケーブルに較べて音質が悪い」と「従来」言われてきました。

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 SONY h.ear in Wireless MDR-EX750BT【各色】
  ¥20,500 Amazon.co.jp (11/29執筆時)

 ただ、最近、ハイレゾ音源がロス無しで送信できるLDAC規格が登場したため、音質が飛躍的に高まっています。対応製品は、このブログでは、Bluetoothイアフォンの比較記事で、いくつかフォローしています。

 以上、Aシリーズの紹介でした。ハイレゾ音源を再生可能な小型プレーヤーを探している方には最適なシリーズです。

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 【下位機種】
 5・SONY NW-A25  [16GB]
   ¥21,117 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)

 【上位機種】
 6・SONY NW-A25HN   [16GB]
 
 24,800 Amazon.co.jp (2/28執筆時)
 6・SONY NW-A26HN [32GB]
   ¥28,690 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)
 6・SONY NW-A27HN  [64GB]
 
  ¥39,700 Amazon.co.jp (2/28執筆時) 

 なお、【在庫限り】ですが、昨年度モデルのA20シリーズが格安で売られています。

 構成は同じですが、こちらはタッチパネルが未採用です。その分30gほど軽量で、バッテリーの持続時間も43時間と長めですが、アンプが旧式で出力が新機種に較べて弱いなど、音質の違いもあるため、基本的には新機種を選ぶべきですね。

高性能なウォークマンの紹介

 続いて、5万円を超えるハイアマチュア向けのウォークマンを紹介します。

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 7・SONY NW-ZX100 SM[128GB]
  ¥63,800 Amazon.co.jp
在庫あり (2/28執筆時)

 ZX100は、高品質なZXシリーズの「入門機」という扱いです。ZXシリーズは、音質をとことんまで極めた「最強・最高峰のハイレゾ対応ウォークマン」として、2014年ごろに大ブームとなり、品切れが続出しました。

 ただ、10万円オーバーの高級機で、一般ユーザーが手が出しにくいため、2015年9月に比較的価格が安いこちらのモデルが登場しました。

 「売り」は音質です。

 高性能オーディオのように、大型コンデンサーを採用するなど電源周りをとくに強化することで、中低音域の音質を大幅に改善しています。高級オーディオと同じように、数値的にそれを証明する手段は少ないですが、音周りの部分は非常に丁寧に作られている製品です。

 試聴した限りでは、従来の上位機と同様の傾向の音質で、ハイレゾ音源の解像感を表現できるほど実力がありました。

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 本体はアルミの削りだしで、とても精巧かつ丁寧に作られており、デザイン性が極めて高いです。堅牢な本体は不要な振動などもカットできるため音質アップの効果もあります。リアは、メッキを施したステンレス銅板が採用されます。

 なお、こちらもAシリーズと同じく、ハイレゾ対応のノイズキャンセリングに対応します。ただし、対応イアフォンのMDR-NW750N/B は、この機種の場合は別売りです。

 記憶容量は、128GB搭載のため、MP3の場合20000曲です。ただし、ファイルサイズの大きなハイレゾは400曲ほどです。もちろん、microSDカードスロットが搭載されるので、対応するカードを購入すれば、より多くの音楽ファイルを持ち運べます。

 本体の重さは、145グラムです。スマホ並みの重量とサイズがありますので、携帯性を犠牲にしても音質を極めたいユーザー向きの製品と言えます。ただし、液晶は、タッチパネルこそ不採用ですが、3.0型と視認性は良いです。

 バッテリーは、60時間とかなりの高寿命ですね。

 対応するハイレゾ音源は、FLAC・リニアPCMと、5.6448MHzまでのDSDです。超高音質音源であるDSDの対応幅がAシリーズより上がっていますが、これに対応する市販の音源はほぼないので、一般的にはあまり関係ないでしょう。

 イアフォンは、Aシリーズの上位機と異なり付属しません。ただ、ノイズキャンセリングには対応し、Bluetoothの場合でも、LDAC規格でのハイレゾ音質の電送、AptX規格でのCD音質の電送に対応しています。

 以上、ソニーのZX100の紹介でした。優れた機種だと思いますが、価格的に購入層を選ぶ機種ですね。ただ、音質面では保証できるため予算があれば「贅沢」するのもありでしょう。

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 8・SONY NW-ZX1 [128GB]【2014年】
  ¥50,745 Amazon.co.jp
在庫あり (2/28執筆時)  

 なお【在庫限り】の販売ですが、旧モデルのNW-ZX1が販売されています。古い機種ですが、本体の作りは新機種と同等で、音質面では、ZX100と遜色のない出来です。

 ただ、この機種は、microSDカードスロットが非搭載なため、持ち運べる音楽の量は限定的になります。バッテリーも、32時間と新機種に較べると短いです。

 ただ、ZX1は、Android OS 4.1が搭載されており、スマホのようにWi-Fi経由でGoogle Playが利用できます。画面もスマホ並みに大きいので、音源管理も視覚的にできます。ただし、音質重視のため、FMラジオは搭載されません。FM電波は音質に干渉することがあるからでしょう。

 「初号機」として本体が丹念に作り込まれており、優れた機種ですが、使い勝手の上では新機種が上位でしょう。AndroidOSもバージョンが旧世代で、多少「陳腐化」しています。


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 9・SONY NW-WM1A B[128GB]【2016年】
  ¥116,000 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)

  NW-WM1Aは、WMシリーズに属する高級機です。このシリーズはSONYでは最も高品質なシリーズになります。

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 こちらは、ZX100と比較した場合、新型のアルミの削り出しであるハイブリッドシャーシが採用されます。とくに銅板の部分に金メッキを施し、不要なノイズを発生させないような仕組みがとられます。内部にも、無酸素銅プレート、リアにもルソン系銅合金を採用します。

 本体素材の高品質化は、高級オーディオでは「常道」の方法です。電源供給を安定化させ、低音再生における鮮明さ、高音域のクリアさが向上します。

 その他、新型の高分子コンデンサーを採用するなど、電源ライン・信号回路・内部クロックなどを高レベルで最適化しています。これが作用して、高音から低音まで解像感がより強調されます。

 主観的な話にはなりますが、音質の点で聞き比べた場合、ZX100に比べると全体的にクリアになった印象です。ハイレゾらしい解像感が高い音に加えて、ノイズが少なく、クセがない素直な音を聞きたい場合、ZX1よりも上位ということになるでしょう。

 ただ、この価格帯の商品は、明示的な音質の差が下位機種よりも付きにくい、ひいて言えば、その違いは評論家レベルでないと「音質の違い」を言葉として表現できない「魔術」のレベルです。そういった点では、新機種の登場で価格が下がったNW-ZX100 は、性能が高く、お買得でしょう。

 バッテリー持続時間は、NW-ZX100 と較べると33時間と多少短いです。これは、高音質化の「代償」という部分と、4.0インチの液晶をタッチパネル式にしたためだと思います。

 本体の重さも、267gと重量感があります。

 対応するハイレゾ音源は、FLAC・リニアPCMと、11.2896MHzまでのDSDです。超高音質音源であるDSDの対応幅がAシリーズより上がっていますが、これに対応する市販の音源はほぼないので、一般的にはあまり関係ないでしょう。

 イアフォンは、こちらも付属しません。Bluetoothの場合、この機種もLDAC規格でのハイレゾ音質の電送に対応できます。加えて、ヘッドフォンなどへのバランス出力にもこのグレードからは対応します。

 以上、NW-WM1Aの紹介でした。3年ぶりの「フルモデルチェンジ」で、新機能が網羅されている魅力的な製品です。価格の面で一般向けではないとはいえ、ハイアマチュア向け製品としては、価格もこなれており、導入しやすいでしょう。

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 10・SONY NW-ZX2-B [128GB]【2015年モデル】
  ¥95,515 Amazon.co.jp
在庫あり (2/28執筆時)

  なお、この機種には、 NW-ZX2-Bという前モデルが併売中です。新型に省略された、Wi-Fi経由でAndroid端末として使える「タブレット」的機能が付いている点で、現在でも一定のニーズがありそうです。

 ただし、タッチパネルが不採用である点、バランス出力に未対応の点、コンデンサなどの音質に関わる部品が旧型である点など、「ネック」といえる部分もあります。基本的にはやはり新機種で良いでしょう。


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 11・SONY NW-WM1Z N[256GB]【2016年】
   ¥287,480 Amazon.co.jp
在庫あり (2/28執筆時)

  NW-WM1Zは、2016年度登場のソニーのフラッグシップ機です。

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 驚くべき価格になっているのは、主に、本体全体に無酸素銅を作った贅沢な筐体を採用しているからです。ケーブルの線材も変わっていますが、価格はやはりこの本体部分が主な理由です。

 その他の部分は、内蔵メモリーが256GBに増えた程度の違いしかありません。また、銅は重いので、重さは455gと持ちはこびに難がある重さになっています。

 以上、NW-WM1Zの紹介でした。「美術品」とも言える技巧を使い、音質は間違いなく良いでしょうが、この価格だと導入できる人は限られるでしょう。そこが最大のネックですね。

スポーツタイプのウォークマン

 さて、ここからは、液晶画面が内蔵されないタイプのウォークマンについて紹介です。主にランニングやスイミングの際に使うことを想定したモデルです。


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 12・SONY NW-WS413 [4GB]   【下位機種】
   ¥10,757 Amazon.co.jp (2/28執筆時) 
 12・SONY NW-WS414 [8GB] 【上位機種】
   ¥13,488 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 こちらは、Wシリーズの入門モデルになります。上位機種下位機種がありますが、いずれも32グラムと軽量なモデルです。

 また、両者共に、2メートルまでの防水機能があり、スイミングの際にも利用できます。そのほか、対寒・耐熱性能もあるため、冬も含めスポーツシーンにはもってこいの耐久性です。

 Wシリーズは、液晶画面がありません。そのため、目でアルバム名や曲目を探すことはできません。パソコン上で、アルバムかプレイリストを作っておいて、順に再生していくのが基本的な使い方です。ただし、イヤフォンのボタン操作で、曲単位の他、アルバムやリスト単位のスキップには対応します。

 その他、4秒ほどずつザッピング再生し、聴きたい曲を耳で探す機能もあります。ただ、基本は聴きたい曲だけ入れておき、順番に聞いていくか、ランダム再生で聞くという使い方でしょう。

 記憶容量は、この機種の場合さほど要らないでしょうが、4GBの最下位モデルでも990曲が入るスペックがあります。

 バッテリーも、8時間あり通勤や運動時には十分な量です。また、充電が早いのも特徴で、90分で満充電できるほか、3分間の充電でも60分間利用できるようになっています。充電を忘れていた場合などに便利そうです。

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 イヤフォンはクビにかけるタイプになります。また、3段階の外音取り込みモードを選択した場合、周囲の音が聞きやすくなります。1人でのジョギングの際の安全性、チームジョギングでの話などに対応できます。



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 13・SONY NW-WS615 [16GB]  【上位機種】
  ¥19,254 Amazon.co.jp 在庫あり (2/28執筆時)

   NW-WS615Wシリーズの上位機種です。

 操作方法や防水機能は下位機種と同じですが、メモリー量が16GBに増量されました。ただ、こちらは防水性は2mあるものの、耐寒性・耐熱性の保証がなく外音取り込み機能がない点は、先ほどの機種より劣る部分です。これは、発売がこちらの方が早かった影響です。

 一方、下位機種にないブルトゥース無線が搭載されており、スマホ(iPhone/Android)とリンクが可能です。つまり、音楽プレーヤーとしてだけではなく、スマホ用のワイヤレスイアフォンとしても使えます。これは考えようによっては便利です。

 例えばジョギングの際に、ラップタイムなどを音声で教えてくれるスマホのランニングアプリを使ったり、ラディコなどのインターネットラジオを聞くにも便利です。そのほか、内蔵マイクがイアフォンに入っているためハンズフリー電話にも対応します。

 ただし、ブルトゥースの場合はバッテリー消費が早く、利用する場合は4時間までとなります。

 音質に関係する技術も優れます。Wシリーズの下位機種は、液晶付きのウォークマンが持つような音質向上技術が搭載されませんが、こちらは、音の解像度を上げ、ボーカルと楽器などを識別できるように臨場感を上げる「クリアフェーズ」機能が搭載されます。また、イヤーピースもハイブリッドシリコンを使った製品なので、この部分でも音質の向上が期待できます。

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 リモコンが付属するのもこの機種だけです。トレーニングなどの際に曲をスキップさせたいならば、こちらを選ぶのも良いでしょう。


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 14・SONY NW-WH303 [4GB] 【在庫限り】
  ¥18,800 Amazon.co.jp
在庫あり (2/28執筆時)

  WH303Wシリーズのウォークマンです。こちらは、音楽再生機能が内蔵されたヘッドフォン型のウォークマンです。4GBのメモリー容量で、960曲ほどが保存可能です。

 操作はイヤーマフの下部のスイッチで操作します。なお、音楽再生中は、Wマークが点灯するようです。また、両サイドにスピーカーが付属しているため、肩掛け状態などで外部スピーカーから音楽を聴くことも可能です。

 バッテリーは、通常で20時間、外部スピーカー利用時には5時間です。充電時間は2時間でフル充電ですが、3分の充電で60分使用できるクイック充電に対応です。曲数は4GBのメモリーなので990曲が入るスペックがあります。

 こちらは臨場感を上げる「クリアフェーズ」機能は搭載されますが、ブルトゥースが非搭載のため、スマホとの連動はできません。

iTunesからウォークマンへの曲データの移動について

 最後に、Macユーザーへの補足説明です。

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 特にZX2などのハイレゾ音源対応プレーヤーを使いたいAppleユーザーは多いと思います。そういった方は、iTunesを使ったままでもウォークマンを使うことができます

 最も手軽な方法は、ウォークマンをパソコンにつなげ、iTunesのライブラリーから移したい曲やアルバムをドラック&ドロップするだけです。アルバムなどのデータはiTunesが整理してくれているわけですから、曲の整理を改めてする必要ないでしょう。

 また、iTunesで購入した楽曲も転送可能です。iTunesは現在的にはDRMフリーだからです。ただ、昔ダウンロードした曲(ファイル拡張子が.M4p)については転送制限があり不可能です。ファイル名が(.M4a)で終わっていれば大丈夫です。これは、AACという形式の圧縮ファイルなので、ウォークマン系でもそのまま再生可能です。

 ただ、アルバムアートのインポートはできないので、アルバムアートを入れたい場合は、楽曲をMediaGo という、itunesに似たSONY純正の管理ソフトに一度転送してからの話になります。こちらもitunesから楽曲やアルバムを選択してドロップすれば、簡単に登録できます。ただしWindows専用アプリです。

 Macユーザーは、例えばZX2を導入しても、(Paralellsなどの仮想環境を使わないのならば)その後もitunesで管理し続ける必要がありますから、アルバムアートは基本諦めた方が良いかなと思います。

今回の結論
ソニーの最新ウォークマンのおすすめ機種はこの機種!

 というわけで、今回はソニーの最新のウォークマンについて書きました。基本どのシリーズも音質にこだわった作りで、購入しても後悔の少ない機種だと思います!

 最後にいつものように、おすすめ機種を提案したいと思います。  


 第1に、通勤などの際の手軽な音楽プレーヤーとしておすすめなのは、

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 1・SONY NW-S13 [4GB] 【単体モデル】
   ¥12,798 Amazon.co.jp (2/28執筆時)
 1・SONY NW-S14 [8GB] 【単体モデル】
   ¥14,158 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 ウォークマンのSシリーズだと思います。小型音楽プレーヤとして、バッテリーの持続時間も十分で、入れられる楽曲も多いです

 音質面では、Aシリーズのほうが良いですが、お聞きになる音源がMP3などの圧縮音源がメインならば、さほど差は感じないと思います。こちらで良いでしょう。費用対効果的には、8GBモデルがが容量の割に安めのためおすすめです。

 デフォルトでノイズの低減機能が付くので、通勤時の電車では特に便利です。


 第2に、音質を重要視して、1ランク上のウォークマンを選びたい方は、

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 【下位機種】
 3・SONY NW-A35   [16GB]
  ¥23,230 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)

 【上位機種】
 4・SONY NW-A35HN    [16GB]
  ¥29,498 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)
 4・SONY NW-A36HN [32GB]
  ¥32,562 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)
 4・SONY NW-A37HN   [64GB]
  ¥43,378 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)

 ハイレゾ音源に対応する、A30シリーズが良いでしょう。ハイレゾ音源は最近増えていますし、また、ハイレゾ音源でなくても、優れたアップコンバート技術で、CD音質の音源などをハイレゾに近づけることができるため、より「耳に優しく」聴けると思います。 液晶も大きめで見やすいですが、軽量・小型のため持ちはこびの苦にはなりません。

 なお、複数のモデルがあります。しかし、好きなイアフォンを選びたい方などで、ハイレゾ対応のノイズキャンセリング機能が不要ならば【下位機種】NW-A35で良いでしょう。

 

 Samsung microSDXCカード 64GB
  ¥2,880 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)

 その場合、付属メモリーが16GBと容量がやや不安ですが、マイクロSDカードに対応するため、さほど不便では無いと思います。microSDカードは、Amazonなどでかなり安く手に入ります。MicroSDカードの転送速度などについては、【MicroSDカードの比較記事】の記事で詳しく書きました。

 SONY 保護ケース ブラック
  ¥2,200 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 ウォークマン 液晶保護シート
  ¥810 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)

 なお、ソフトケース保護シートはこちらのものが対応します。


 第3に、音質に最大限こだわった性能の高いウォークマンが欲しい方は、

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 7・SONY NW-ZX100 SM[128GB]
  ¥63,800 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)

 ZX100が良いと思います。最も音質的なこだわりが随所に見られ、下位機種と明示的に音質の違いが分かるので、高級機種を買ったという満足感は高いでしょう。

 AndroidOSを搭載する上位機もありますが、実際問題、ノイズ対策ということを考えれば、音楽プレーヤーとして完結しているこちらのモデルの方が、良い気がします。マイクロSDカードの増設にも対応し、容量の点でも不安はありません。

 専用保護シートSONY PRF-NWH30 M
  ¥1,220 Amazon.co.jp
在庫あり (2/28執筆時)

 なお、純正の保護シートはこちらのものが対応します。

  201601241236.jpg

 ソニー 64GB 高音質モデル SR-64HXA
   ¥14,860 Amazon.co.jp
(2/28執筆時)

 なお、ソニーは、ノイズ対策をした音質重視のMicroSDカードを発売しました。詳しくは【MicroSDカードの記事】を別に書きましたので、興味のある方はご覧ください。


 第4に、スポーツやスイミングなどに使う小型ウォークマンが欲しい方は、

 201507040910.jpg

 13・SONY NW-WS615 [16GB]  【上位機種】
  ¥17,800 Amazon.co.jp 在庫あり (2/28執筆時)

  Wシリーズ上位機種が良いでしょう。同じ首掛けタイプの下位機種と比べて音質の向上が見られる他、スマホと連動が取れるのは便利だと思います。また、手元で操作できるリモコンが付けられるため、スキップが容易にできるのも魅力です。

 耐水性があるため、スイミングでも使えます。

 ーーーー

 というわけで、今回は、ソニーのウォークマンの紹介でした!

 最後におまけ!

 201401261135.jpg

 もし、ハイレゾ音源をより高音質で聞きたい場合ですが、ソニーなどから、ハイレゾ音源に対応するヘッドフォン/イアフォン がいくつか出ています。上記2番の記事【こちら】で紹介していますので、よろしければご覧ください。

1・Bluetoothスピーカー
2・ハイレゾ対応ヘッドホンイアホン
3・ノイキャン対応ヘッドホン/イアホン
4・Bluetooth対応ヘッドホン
5・Bluetooth対応イアフォン

6・Beatsのヘッドホン/イアホン

7・ハイレゾ対応ポータブルアンプ
8・PC用スピーカーの比較
9・
ハイレゾ対応ミニコンポの比較

 また、ウォークマンで使うスピーカーも探している方は、無線対応スピーカーの特集もあります(上記1番)。その他の音響機器の関連記事もあるので、よろしくお願いいたします。

 最後になりますが、今回の記事がお役に立ったようならば幸いです。Twitter Facebook はてなブックマークなどで記事を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 11:00 | Comment(0) | オーディオ製品

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