Top PC周辺機器 比較2022'【最新】ポータブルHDD 52機の性能とおすすめ・選び方 (2)

2022年11月16日

比較2022'【最新】ポータブルHDD 52機の性能とおすすめ・選び方 (2)

【今回レビューする内容】2022年 小型で高速なUSBポータブルハードディスクの性能とおすすめ・選び方

【紹介する主な製品】エレコム ELP-QEN2020UBK ELP-QEN2040UBK SGP-MZ010UBK SGP-MZ020UBK Seagate STKM5000400 STKM4000300 STKM2000300 STKM1000300 ELP-PTV040UBK ELP-PTV020UBK ELP-PTV010UBK ELP-SHU020UBK ロジテック LHD-PSA020U3BK 東芝 CANVIO HD-TPA4U3-B/N HD-TPA2U3-B/N HD-TPA1U3/N LaCie Rugged Portable Hard Drives STFS5000800 LaCie Mobile Drive STHG2000402 Seagate Backup Plus Slim

今回のお題
おすすめの最新ポータブルハードディスクはどの製品?

 どもAtlasです。

 今回は、2022年8月現在、最新のポータブルハードディスクの比較の2回目記事です。

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1・ポータブルハードディスクの比較 (1)
 1-1:バッファロー〈日本〉
 1-2:IODATA〈日本〉
 1-3:WD〈米国〉
2・ポータブルハードディスクの比較 (2)
 2-1:東芝〈日本〉
 2-2:エレコム〈日本〉
 2-3:LaCie〈フランス〉
 2-4:トランセンド〈台湾〉
3・ポータブルハードディスクの比較 (3)
 =最終的なおすすめ機種の提案

 前回紹介できなかった、東芝・エレコムなどのポータブルHDDを追加で紹介していきます。 

軽量性   ★★★★★
堅牢性   ★★★★★
PC利用  ★★★★★ 
TV利用  ★★★★★
保証    ★★★★★
総合評価  ★★★★★

 その上で、最後に「結論」として、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

2-1・東芝のハードディスクの比較

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 はじめに、東芝のハードディスクの紹介です。

 ポータブルハードディスクについては、日本では、基本的に「撤退」です。

 しかし、前半でみたBUFFALOがサポートを引き継ぎ、一部機種について継続販売しています。

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 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思える部分を青字で記します。


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 【4TB】

 28・東芝 CANVIO HD-TPA4U3-B
  ¥13,526 楽天市場 (8/2執筆時)

 28・東芝 CANVIO HD-TPA4U3-B/N
  ¥15,299 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:206 g
寸法:78×19.5×109mm

 【2TB】

 29・東芝 CANVIO HD-TPA2U3-B
  ¥8,460 楽天市場 (8/2執筆時)

 29・東芝 CANVIO HD-TPA2U3-B/N
  ¥9,330 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:140 g
寸法:78×14×109mm

 【1TB】

 30・東芝 CANVIO HD-TPA1U3-B
  ¥ 5,910 楽天市場 (8/2執筆時)

 30・東芝 CANVIO HD-TPA1U3-B/N
  ¥6,580 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:125 g
寸法:78×14×109mm
保証期間: 1年

 こちらは、CANVIO(キャンビオ) ブランドで売られる東芝のハードディスクです。

 実際の販売・サポートはBUFFALOが行っています。デンキヤでは、東芝のHDDは「ブランド的価値」があるため、同社から引き継いで売っているようです。

 東芝は、2.5インチのHDDを自社グループで生産できるため、WDと同様に信頼性は期待できます。「東芝製」という言及があるため、(さすがに)中身も同社製でしょう。

 ただし、保証期間は1年です。

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 筐体は、東芝のロゴが目立つほどで、ベーシックな作りです。

 サイズは、BUFFALOなどの通常モデルと同じで、WDほど重さや厚みがない仕様です。

 堅牢性は、特段の強調はなされません。

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 付属ソフトは、とくにめぼしいものはありません。

 ただ、BUFFALO製になってから、先ほど同社のHDDでもみた「故障みまもり合図」機能と、同社の「データ復旧サービス」に対応しました。

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 録画機器への対応は、ただし、あくまでPC/Mac用としての販売のため、公式的には対応しません。

 ユーザーサポートは、先述のように、BUFFALOは最近力を入れているため、問題はないでしょう。

しっかり、フリーダイヤルがありますが、土日については、休みです。

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 以上、東芝のCANVIOの紹介でした。

 同社が製造していた時代は、同社の録画機器に公式対応した点もあって人気でした。

 その部分の魅力はなくなりましたが、中身のHDDについて東芝系を希望する方には、引き続き、ある程度需要があるでしょう。

2-2・エレコムのハードディスクの比較

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 続いて、エレコムのポータブルハードディスクです。

 以前は、フランスのラシーなどのHDDを販売していましたが、最近は、傘下のロジテック(Logitec)に代わり、自社ブランドのHDDを出すようになってきました。


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 【2021年モデル】

 【4TB】

 31・エレコム ELP-PTV040UBK
  ¥15,791 楽天市場 (8/2執筆時)

 【2TB】

 31・エレコム ELP-PTV020UBK
  ¥10,527 楽天市場 (8/2執筆時)

 【1TB】

 31・エレコム ELP-PTV010UBK
  ¥8,055 楽天市場 (8/2執筆時)

重さ:270g/ 210g
寸法:92 x 20 x 130mm
保証期間: 1年

 ELP-PTVシリーズは、エレコムが販売するポータブルハードディスクです。

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 本機については、「TV向け」として売られているモデルです。

 普通のポータブルHDDと特段違いはないですが、思い切った小型化をしていないため、廃熱にはゆとりがあるので、TV向きではあります。

 重さは、210gです。

 ただし、4TBは、270gになります。

 いずれにしても、持ち歩く用途には適しません。

 堅牢性は、特に強調できません。 

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 録画機器への対応は、SeeQVault規格に非対応です。

 去年までは写真のような対応機がありましたが、廃止されています。 

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 ユーザーサポートは、最近、アイオーデータなど、国内周辺機器メーカーは力を入れています。

 ただ、エレコムはイマイチな部分があります。

 年中無休のサポート体制ではあるのですが、ナビダイヤルで、スマホの場合10円/20秒でダイヤルせざるを得ない点です。フリーダイヤルや、050番号を用意しないのは、人件費の部分もありそうです。

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 以上、ELP-PTVシリーズの紹介でした。

 PC用としては、全く評価できない機種です。一方、TV用としては、無用に小型化していないので、(電源不要なタイプだけで言えば)候補の1つにしても良い機種です。

 TV用に使う場合は、ハードに書込/読出をするので、熱によるトラブルが多いからです。

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 ただ、それでも据置型よりは小さいです。

 実際、廃熱に難があるため、バックアップ用途ではなく、常設しておく場合は、筐体が大きく、電源も安定する大型機をオススメします。

 その場合は、このブログの【外付けハードディスクの比較記事】をご確認ください。

 そちらには、SeeQVault規格対応機をもありますし、ごく一部ですが、USBバスパワーだけで動く機種(中身は2.5インチHDD)もあります。

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 【2020年モデル】

 【2TB】

 32・エレコム ELP-GTV020UBK
  ¥10,202 楽天市場 (8/2執筆時)

 【1TB】

 33・エレコムELP-GTV010UBK
  ¥7,251 楽天市場 (8/2執筆時)

重さ:140g
寸法:78 x 12 x 115mm
保証期間: 1年

 一方、エレコムは、TV用として上記の機種も出しています。

 より小型ですが、先述のように、廃熱問題があるので、ここまで小さいモデルについては、積極的にオススメはしません。


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【2016年】

【耐衝撃 1TB】

 34・エレコム ELP-ZS010UBK
 34・エレコム ELP-ZS010URD
 34・エレコム ELP-ZS010UWH
  ¥7,300 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:340 g
寸法:100×23×130mm
保証期間: 1年  

 ZEROSHOCKシリーズは、エレコムでは2番目に人気のあるモデルです。

 他社にも見られた堅牢性重視のモデルとなります。

 重さは、340 gです。

 この部分では、他社の堅牢モデルにも増して「重量級」です。

 サイズも、厚みが23cmで同様です。

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 堅牢性は、BUFFALOと似たような発想で、内部にラバー素材を使い、衝撃を伝えないようなフロー構造としてます。

 これにより「MIL-STD-810G 516.6 procedure IV」準拠の資格を得ています。他社のMIL-STD-810Fより試験内容が1世代新しいですが、1.2mの落下耐性と、基本的には同じスペックです。

 付属ソフトは、一方、こちらは、PC用ですが、特に付属はしません

 ユーザーサポートは、先述のように、電話サポートの部分がややネックです。

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 以上、エレコムのZEROSHOCKシリーズの紹介でした。

 過度に小さく軽くさせず、また、サポート面・ソフト面を絞ることで、安さを出している機種です。

 性能面その他で良い機種は他にありますが、価格面を重視して、耐衝撃モデルを選ぶならば、この機種も良いでしょう。

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【2021年発売】

【2TB】

 35・ロジテック LHD-DHU020PD
  ¥20,528 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

【1TB】

 35・ロジテック LHD-DHU010PD
  ¥14,826 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:225 g
寸法:130×130×29mm
保証期間: 1年

 なお、エレコムが(合併した)ロジテックのほうのブランド名で、「ドッキングステーション」という製品を出しました。

 13cmとかなり大きいのですが、本機は、ハブ機能がある製品だからです。

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 PC/Macとは、USB-Cケーブルで接続します。

 本機は、MacBookなどノートPC側がUSB-C PD充電に対応している場合、PCに給電できる(最大100W)仕様です。

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 そのほか、本機からはHDMIポート、USB 3.0(Type-A)2系統、が1つ装備されます。

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 iPadやiPhoneのバックアップ用として使いやすい設計といえます。 

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 中身のHDDも入れ替えやすく、アイデア商品だと思います。SSDについても、SATAタイプならば換装可能です。

 相当ニッチなので、一般流通にのせない直販限定となりますが、便利と感じる人は(ごく少数でしょうが)いるでしょう。

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 Atlasとしては、電源容量を気にしないといけない部分と、本体に電気を入れることで熱を持ちやすい点、(ハブを利用するのと比べても)結局さほどケーブルの整理につながらないだろう点が、イマイチに感じました。

 そもそも、このサイズと重さならば、【ポータブルSSDの比較記事】で書いたような薄いドライブをハブにさした方が、シンプルで、机もスッキリな気はします。


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 【2020年モデル】

 【2TB】

 36・エレコム SGP-MZ020UBK
  ¥12,118 楽天市場 (8/2執筆時)

 【1TB】

 36・エレコム SGP-MZ010UBK
  ¥9,185 楽天市場 (8/2執筆時)

重さ:160g
寸法:80 x 12.5 x 115mm
保証期間: 1年

 SGP-MZシリーズも、エレコムから発売される製品です。

 本機については、やや重め、ややサイズが大きめの普通のポータブルHDDです。

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 ただ、中身のHDDがSEAGATE製で確定します。

 現状でHDDを製造できるのは3グループ(WD・東芝・Seagate)で、その1つです。

 ただ、先述のWDを「指名買い」したい人はいますが、Seagateはそうでもないので、ここ自体はとくに「追加でお金を払う」意味性は薄いです。

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 ただ、Seagateは以前から法人向けにデータ復旧サービス(Seagate Rescue)をやっていましたが、最近、個人用にも展開しました。

 本機もそれに対応で、1年間復旧サービスが無料利用できます。バッファローの自社サービスを先ほどみました。

 そちらは「軽度の論理障害」のみでしたが、こちらは、法人向けと同じく(水濡れ・高温ほかに対応する点で)、論理障害・物理障害も対応してくれるようです。

 テレビ録画やゲームのデータ復旧は未対応です。

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 【2020年モデル】

 【5TB】

 37・Seagate STKM5000400
  ¥ 15,882 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【4TB】

 37・Seagate STKM4000300
  ¥ 13,980 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:257g
寸法:80 x 20.9 x 115.3mm
保証期間: 3年

 【2TB】

 38・Seagate STKM2000300
  ¥ 9,980 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【1TB】

 38・Seagate STKM1000300
  ¥ 6,980 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:159g
寸法:80 x 12.6 x 115.3mm
保証期間: 3年

 ただ、本機については、シーゲート本体もAmazonなどで販売しています。

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 直版なので、WDの場合と同じで3年まで保証期間とSeagate Rescueの利用期間が延長されます。

 保証内容は同じですが、直販なので、データ復旧サービスと保証交換が同時に進むので、事故の際の処理も楽です。

 先述のように、エレコムはサポートがフリーダイヤルではないのですが、シーゲートは、しっかりフリーダイヤルで、修理過程も含めて日本語での対応になります。

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 結論的にいえば、(本体自体に特長がないので)データ復旧サービスの利便性しか本製品のメリット性はないわなけなので、その部分で選ぶにしてもSeagateでしょう。


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 【2022年モデル

 【2TB】

 39・エレコム ELP-SHU020UBK
  ¥ 24,609 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 39・ロジテック LHD-PSA020U3BK
  ¥ 20,800 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:
寸法:幅115.7×奥行115.7×高さ11mm
保証期間: 1年

 ELP-SHUシリーズは、エレコムの少し特殊なハードディスクです。

 なお、エレコムと現在は同会社のロジテックの名前でも同じ製品を出します。

 性能は同じですが、ロジテックのほうは、PCと接続するためのUSB3.0ケーブル( Micro-B)が未付属となります。

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 こちらは、WindowsやMacでも使えますが、主には、スマホのバックアップのために用意された製品です。

 これは「バックアップファイル」という意味ではなく、動画・映像・住所録などのデータを保存して移せるという意味です。

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 付属のUSB端子で、スマホとつなげながら、バックアップを進めます。Android用iOS用にアプリ(EXtorage Link)が用意されていて、それ経由で、データを移します。

 個別にも移せますし、まるごと自動で移します。

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 一応、「ポータブル」ですが、電源は取る必要があります。ただ、そのまま、スマホに対して充電がなされるので、割と便利ではあります。

 一方、注意点は、各OSが正規に用意したバックアップ手段ではないので、特に、iOSの写真データについて、全て完全に移せるわけではない点です。

 例えば、通常デフォルト設定だとオンの高効率(HEIF)モードで撮った写真は不可です。

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 以上、ELP-SHUシリーズの紹介でした。

 OSが正規で用意するバックアップ手段は、PC(Mac)のHDDを圧迫したり、クラウドベースのシステムだと、何かと「お金がかかる」ので、ニーズはありそうな製品です。

 個人的に欲しいと思ったのですが、(独自フォーマットを使いまくる)iOSの写真バックアップは、完全にとは行かないのがネックです。

 ただ、これはApple側が対処すべき問題でしょう。Macとの同期も(有料クラウドサービスにするか、最新OSに更新しない限り)最近はとても面倒になっていますし、何とかして欲しいものです。

6・ラシーのHDDの比較

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 続いて、フランスのラシーを含めて、中身のHDDを製造できる米国のシーゲート系列の製品を紹介します。

 とくに人気なのは、ラシーで、Mac用に強い古豪ブランドです。最近、日本直販を再開したようです。


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 【シルバー&スペースグレイ】

 【5TB】

 40・LaCie Mobile Drive STHG5000402
 40・LaCie Mobile Drive STHG5000400
  ¥ 18,249 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【4TB】

 41・LaCie Mobile Drive STHG4000402
 41・LaCie Mobile Drive STHG4000400
  ¥ 22,264 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:400g
寸法:91.2 x 20 x 124mm

 【2TB】

 42・LaCie Mobile Drive STHG2000402
 42・LaCie Mobile Drive STHG2000400
  ¥ 12,460 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【1TB】

 43・LaCie Mobile Drive STHG1000400
  ¥ 11,060 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:200g
寸法:87.8 x 10 x 121.6mm
保証期間: 2年  

 LaCie Mobile Driveは、フランスのラシーの販売するハードディスクです。

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 このメーカーは、Macと親和性のある高品質なデザインも特徴で、本機も同社30周年記念のダイヤモンドカットデザインです。

 重さは、大容量モデルは400gと「超重量級」です。

 ただ、2TB以下は、軽くはないですが、少し重い程度です。

 堅牢性は、本体素材の面ですこし強調できますが、他社の「耐久重視モデル」とは異なります。 

 録画機器への対応は、海外製ということもあり、取り立てて強調はされません。

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 一方、本機は、機器側もUSB-C端子ですので、MacBookなどUSB-C端子のみのノートPCと(速度と言うよりも、変換ケーブル不要という意味でデザイン的に)親和性が高いです。

 ケーブルは、USB-CとUSB-Aと両方付くので、問題ありません。

 一方、第2世代のUSB-C(=USB 3.2 Gen2)ですが、HDD側のボトルネックから、速度面では従来のUSB3.0と同じほどです。

 あくまで、ケーブルがスマートになる美観的な利点です。

 付属ソフトは、バックアップソフトが利用可能です。

 ユーザーサポートは、電話とメールに対応します。

 サイトでシリアルを入力してからの対応で、この部分は、まだまだ上級者向きです。

 なお、中身のHDDメーカーは不確定です。ただ、ラシーは、米国のシーゲート傘下なので、シーゲートである蓋然性が高いです。

 ただ、保証は2年ですので、少し長めです。

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 以上、LaCie Mobile Driveの紹介でした。

 他社が、ポータブルHDDにUSB-C端子を載せてこないのは、速度的な利点がないからでしょう。

 ただ、ケーブル的に、Type-C to Type-Cのほうが見かけがスッキリして、美観・高級感があります。

 その点で、フランスの美学を感じる製品です。


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 【2018年発売】

 【4TB】

 44・LaCie Rugged RAID Pro STGW4000800
  ¥34,618 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:450g
寸法:幅91×奥行140×高さ30mm
保証期間: 3年  

 LaCie Rugged RAID Proは、ラシーを代表する堅牢性重視のRuggedシリーズのハードディスクです。

 20年近く前から日本でも見かけていた「伝統のデザイン」ですが、近年復活しました。

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 重さは、大容量モデルは450gと、おそらく日本市場では最も重いです。

 速度は、ポイントです。

 本機については、2.5インチのHDDを2個積んでいて、いわゆる「RAID 0」が組めます。

 2台に分けてデータを保存しているので、速度が1920Mbps(=240メガバイト/秒)と一般的なHDDより2倍高速です。

 加えて、「RAID 1」という、2台に同じデータを自動バックアップして故障に備える使い方もできます。

 「野外モデル」という点を考えると、こちらをメインに考えた設計だと思います。

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 なお、本機は、(丸い)USB-C端子を採用しますが、ケーブル自体は普通の(四角い)USB-Aとつなげるケーブルも付くので、誰でも使えるでしょう。

 (丸い)USB-C端子でも、(四角い)USB-Aでも、近年のPCは(速度規格的に)USB3.0は最低装備していますし、ケーブル由来の減速はないでしょう。

 堅牢性は、本機は国際規格のIEC規格でIP67準拠です。

 したがって、防塵・防滴性が保証されます。雨天対応となるため、屋外でも常識的な範囲でならば利用できます。

 他社にはMILスペックのモデルがありましたが、あちらは落下耐性ですので、本機とは意味合いが異なるでしょう。なお、本機は1.2mの落下耐性です。

 落下耐性も1.4Mというスペックなので、MILスペックより良いです。

 録画機器への対応は、とくに目的としていません。

 付属ソフトは、本機も、バックアップソフトが付属です。

 ユーザーサポートは、電話とメールに対応しますが、ウェブでの受付が前提です。

 中身のHDDメーカーは不確定(恐らくシーゲート)です。保証は3年です。

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 以上、LaCie Rugged RAID Proの紹介でした。

 速度面を重視したいならば今はSSDがあるので、本機の現実的な意味は、「RAID1」設定のバックアップにあると思います。

 屋外を含めて、かなりタフに使えます。重さを考えなければ、堅牢なノートPCの相棒として、良い選択肢です。

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 【8TB】

 45・LaCie Rugged RAID Shuttle STHT8000800
  ¥79,818 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:960g
寸法:幅152×奥行174×高さ28mm
保証期間: 3年  

 なお、同じくRAID対応の8TBモデルがあります。

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 4TBのHDDを2台搭載し、本体側の端子がUSB-Cで、ケーブルが付属する点など、大きさと容量以外は同じです。

 用途としてはかなり特殊でしょうが、SSDでも実現できない容量なので、何かしらの使途はあるかもしれません。 


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 【1TB】

 46・LaCie Rugged USB-C 2EUAP8
  ¥13,401 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【2TB】

 46・LaCie Rugged USB-C 2EUAP9
  ¥18,210 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:100g
寸法:幅86×奥行135.1×高さ26mm

 【4TB】

 47・LaCie Rugged USB-C 2EUPA
  ¥26,810 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【5TB】

 47・LaCie Rugged USB-C STFR5000800
  ¥28,755 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:400g
寸法:幅86×奥行135.1×高さ26mm
保証期間: 3年  

 Rugged USB3.1 Type-Cも、ラシーのRuggedシリーズのハードディスクです。

 重さは、2TB以下について100g表記です。

 かなり軽量ですが、中身のHDDの重さを考えると、(ざっくり)「四捨五入」しての数字としても軽すぎると思います。

 英語版の仕様書も確認しましたが、同様の数字でしたが、間違いだと思います。

 中身はHDD1台ですが、本体は本機も(丸い)USB-C端子で、2種類のケーブルが付属する形式です。

 堅牢性は、耐落下性1.2mと、耐水性(防雨性)についての表記があります。

 ただ、埃(砂塵など)については、無保証になります。

 その他の部分は、上位機と同じで、保証は3年です。

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 以上、Rugged USB3.1 Type-Cの紹介でした。

 「100gちょうど」というのが確かならば、防雨性がある製品としては軽量と言えます。

 ただ、【ポータブルSSDの比較記事】でも書いたように、そちらにも同じく防水スペックでより軽い製品はあるため、この部分だけ注目しても、存在意義がなくなっている機種に思えます。

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 【2020年】

 【5TB】

 48・LaCie Rugged Mini STJJ5000400
  ¥ 29,818 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【4TB】

 48・ LaCie Rugged Mini LAC9000633
  ¥ 16,500 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:500g
寸法:幅86×奥行135×高さ19mm

 【2TB】

 49・LaCie Rugged Mini LAC9000298
  ¥ 11,209 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

 【1TB】

 49・ LaCie Rugged Mini LAC301558
  ¥10,800 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:400g
寸法:幅86×奥行135×高さ19mm
保証期間: 2年  

 そのほか、カバー付きを小型化し・LaCie Rugged Miniシリーズも追加発売されました。

 こちらについては、普通のUSB3.0端子の製品ですが、それ以外の部分は、厚み以外、基本同じです。

7・トランセンドのポータブルHDD

 続いて、台湾のトランセンドのハードディスクを紹介します。


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 【2020年発売】

 【耐衝撃 4TB】

 50・トランセンドM3 TS4TSJ25M3S
  ¥16,980 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:294g
寸法::80.8x24.1x 129.5 mm(ケース込)

 【耐衝撃 2TB】

 51・トランセンドM3 TS2TSJ25M3S
  ¥9,680 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:185g
寸法:80.8x24.1x 129.5 mm(ケース込)

 【耐衝撃 1TB】

 52・トランセンド M3 TS1TSJ25M3S
  ¥7,680 Amazon.co.jp (8/2執筆時)

重さ:185g
寸法:80.8x16.1x 129.5 mm(ケース込)
保証期間: 3年  

 こちらは、台湾のトランセンドが発売するStoreJet 25M3Sシリーズのハードディスクです。

 日本国内正規品です。

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 本体は、本体部分にラバー製のアウターケースを巻き付けた独特の形状です。

 ポップな感じのデザインで、日本製にはなさそうな点は、独自のアピールポイントといえます。

 堅牢性は、この機種の「売り」です。

 外観のラバーのほか、内部に衝撃吸収のためのサスペンションを施してあり、「MIL-STD-810G 516.6 procedure IV」準拠の資格を得ています。

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 サイズは、本体の厚みが16.1mmと、耐衝撃性モデルとしては、最も薄いです。

 重さは、2TBまでは、185gです。

 スペック的には、アイオーデータのMIL規格対応製品と同等です。

 ただし、4TBモデルは、294gですので、この部分は注意点です。

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 付属ソフトは、海外製品ながら、バックアップ・リストア・暗号化ができるTranscend Eliteと、消去したファイルを復旧させるRecoveRxが付属します。

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 とくに、バックアップについては、本体のスイッチでバックアップをはじめられる機能もあります。

 ユーザーサポートは、電話サポートもありますが、フリーダイヤルではないです。

 ただ、この製品は、3年間の製品保証が付属するので、トラブルの際は安心感が高いです。

---

 以上、StoreJet 25M3Sシリーズの紹介でした。

 海外製ですが、MIL規格対応製品としては安い上、2TBまでなら軽量なので、選択肢としてはかなり良いと思います。

 しかも3年保証ですし、レベルは高いです。難点は、ややミリタリーっぽい外観でしょうか。

次回の予告!
おすすめのポータブルハードディスクは結論的にこれ!

 以上、今回は、ポータブルハードディスクの比較の2回目記事でした。

 しかし、記事はもうすこしだけ「続き」ます。

  202005071617.jpg

1・ポータブルハードディスクの比較 (1)
 1-1:バッファロー〈日本〉
 1-2:IODATA〈日本〉
 1-3:WD〈米国〉
2・ポータブルハードディスクの比較 (2)
 2-1:東芝〈日本〉
 2-2:エレコム〈日本〉
 2-3:LaCie〈フランス〉
 2-4:トランセンド〈台湾〉
3・ポータブルハードディスクの比較 (3)
 =最終的なおすすめ機種の提案

軽量性   ★★★★★
堅牢性   ★★★★★
PC利用  ★★★★★ 
TV利用  ★★★★★
保証    ★★★★★
総合評価  ★★★★★

 最終回となる3回目記事こちら)では、今回紹介した全機種から、価格別・用途別に、Atlasが最もおすすめできる機種を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 3回目記事は→【こちら

posted by Atlas at 19:39 | PC周辺機器

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