比較2019'【高音質】ハイレゾヘッドホン25機の音質とおすすめ・選び方:SONY・パナソニック・JVC・ゼンハイザー・DENON・AKG・audio-technica (1)

2019年07月28日

比較2019'【高音質】ハイレゾヘッドホン25機の音質とおすすめ・選び方:SONY・パナソニック・JVC・ゼンハイザー・DENON・AKG・audio-technica (1)

【今回レビューする内容】2019年 ハイレゾ対応ヘッドフォンの性能とおすすめ・選び方 :高音質・高級ヘッドホン:オンイヤー密閉型・オープンエア型製品の違いと人気ランキング

【紹介する製品型番】パナソニック RP-HD5 RP-HD7 RP-HD10 SONY h.ear on 2 MDR-H600A MDR-100A MDR-1ABPMDR-Z7M2 MDR-1ADAC/B MDR-1AM2 B オーディオテクニカ ATH-WS1100 ATH-MSR7b BK ATH-A900Z ATH-ADX5000 JVC WOOD 01 HA-SW01 HA-SW02 DENON AH-D1200 AH-D5200 ゼンハイザー HD 599 HD598SR AKG K702 K712 PRO beyerdynamic DT 1990 PRO

今回のお題
高音質なハイレゾヘッドホンのおすすめはどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年7月現在、最新のハイレゾ対応ヘッドフォンを比較します。

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 スピーカーなど、オーディオ機器として揃えるとハイレゾはまだまだ高価です。

 ヘッドホンの場合は、しかしながら、現在では1万円程度の予算でもハイレゾ再生が可能です。

 また、一部の機種は、CD音源のアップコンバートにも対応できますから、(iPhoneなど)近い将来の「ハイレゾの音源の一般化」を見こして購入するのもオススメです。

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1・音質の良さ ★★★★★
2・重低音   ★★★★★
3・原音再現性 ★★★★★
4・疲れにくさ 
★★★★★
5・総合評価  ★★★★★

 というわけで、以下では、いつものように、各製品を機種ごと比較します。

 そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を進めていきます。

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1・ハイレゾヘッドホンの比較
2・
Bluetoothヘッドホンの比較

 なお、今回の記事(1回目)では、ケーブルでつなげる有線モデルしか扱いません。

 もし、ハイレゾに対応するBluetoothヘッドホン をお探しの方は、2回目記事こちら】でフォローしています。

 恐れ入りますが、そちらをご覧ください。

 なお、無線の場合、価格的には3万円台からとなります。ただ、音質を重視するならば、ケーブルモデルが良いでしょう。

1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ノイキャンイヤホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ライトニング端子イヤホンの比較
10・ウェアラブルネックスピーカーの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 なお、今回の記事はこのブログのヘッドホン比較シリーズ4回目記事として書きました。

1・ハイレゾヘッドホンの選び方の基本

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 ハイレゾに対応するヘッドホン製品は、業界団体による認証マークが付与されています。

 認定基準としては、ヘッドホンの周波数帯域のうち数値の大きい方が、40kHZを超えていることが条件となっています。

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 再生周波数帯域とは、ヘッドフォンの仕様を表す数値の1つです。

 スペック表では、「4Hz〜40kHz」などと数値が出されます。

 この数値の読み方は簡単です。

 左値(4Hz)が、小さいほど「低音がしっかり聞こえるヘッドホン」であること、右値(40kHz)が大きいほど「高音が削られずに聞こえるヘッドホン」であることを意味します。

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 CD音源の時代は、メディアの容量の関係から、20kHz以上の高音域は削られていました。

 そのため、大抵のヘッドホンは、高音域は20kHzほどのスペックでした。

 したがって、ハイレゾ音源に対応させたい場合は、今回紹介するような「ハイレゾ対応ヘッドホン」が必要です。

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 今回の記事では、この業界基準に合致した、ハイレゾ対応ヘッドホン「だけ」を紹介します。

1・再生周波数帯域の広さ
2・ドライバーの大きさ(音質)
3・ヘッドホンの重さ・遮音性

 その際、「再生周波数帯域の広さ」のほか、音質に直結するドライバー(=音を出す振動板)のサイズも詳しく紹介します。

 また、使い勝手に直結する重さ遮音性などに注目して比較します。

 なお、以下の製品紹介では、試聴が「趣味」なAtlasの調査結果に基づきつつも、スペック数値も重視して、ある程度客観的に選んでいます。

2・ハイレゾヘッドホンの比較(密閉型)

 はじめに、音漏れの少ない密閉型ヘッドホンを比較していきます。

 開放型に比べて遮音性があるので、外出先でも利用できる点、没入感が高い点が「売り」です。

 なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイント赤字系で、イマイチと思う部分青字系で記していきます。


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 【2017年】

 1・パナソニック ヘッドホン RP-HD5
  ¥7,580 Amazon.co.jp
  (7/28執筆時)   

インピーダンス:44Ω
再生周波数帯域: 4Hz〜40kHz
重さ: 240グラム

  RP-HD5は、パナソニックが発売するハイレゾヘッドホンの入門機です。

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 1万円以下で購入可能な「超お買得」なハイレゾヘッドホンです。

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 重さは、240グラムです。

 平均的な密閉型ヘッドホンより軽量ですから、装着製を重視する方にも向くでしょう。

 こちらは、(折り返せる)スイーベル機構があるため、収納性も良い製品です。

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 再生周波数帯域は、低音域4Hzで、高音域40kHzです。

 高音域は、「ハイレゾ認定」の最低水準の40kHzをギリギリ確保します。

 とはいえ、低価格ながら、音源の違いを感じるには十分な水準であり、高音域は綺麗に出ます。

 低音域は、4kHzと、スペック的には充実します。

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 ドライバーは、40mmHDドライバーユニットです。

 ドライバー(振動板)は基本的に大きな程音質は良いと言えます。

 こちらは、大きさとしては平均的ですが、振動板をハイレゾに対応させるために新形状としています。

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 音質は、ハイレゾ製品に共通しますが、高音域の繊細さと伸びはこちらでも感じられました。

 一方、開口部が大きめのためか、低音部もこのサイズの製品としては良く出ています。

 インピーダンスは、44Ωです。

 インピーダンスは高いので、スマホなどの小型再生機器ではやや不利です。

 ボリュームを上げないと音量が小さいので、どちらかと言えば、自宅のAV機器用でしょう。

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 デザイン性は、最近の流行に沿った、継ぎ目のない一体感のあるデザインです。

 明るい色目もラインナップされます。

 耳あたりは優しく、密閉型なので、音も漏れにくい仕様です。

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 以上、RP-HD5の紹介でした。

 1万円台以上の製品に比べると、本体の作りや音質の作り込みの差はあります。

 しかし、同価格帯の非ハイレゾ製品と比べると、高音域のグレードは明らかに高いです。ハイレゾ入門機として、良い製品だと思います。

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 【2015年】【在庫限り】

 2・パナソニック ヘッドホン RP-HD7
  ¥5,999 Amazon.co.jp
  (7/28執筆時)

インピーダンス:44Ω
再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz
重さ: 216グラム

 なお、【在庫限り】で、旧機種の RP-HD7が併売中です。

 こちらは、216グラムとさらに軽量ですが、小型化の弊害で、低音域は5Hzまでとなります。

 その他の部分は、ほぼ同じですが、設計も2015年とやや古いため、現状では選ばない方が良いと思います。


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 3・パナソニック ヘッドホン RP-HD10
  ¥16,980 Amazon.co.jp
  (7/28執筆時)   

インピーダンス:18Ω
再生周波数帯域: 4Hz〜50kHz
重さ: 340グラム

  RP-HD10は、パナソニックが発売するハイレゾヘッドホンの上位機です。

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 重さは、下位機種よりも100g重い340グラムです。

 しっかりとした重さがある機種ですが、その分、サウンドのスケール感は高いです。

 また、水平方向にもスライドできる構造を含め、バランスがよいので 、付け心地も悪くありません。

 再生周波数帯域は、低音域4Hzで、高音域が50kHzです。

 高音域は、50kHzと下位機種よりも向上しています。ただ、1万円台の他社製品に比べると、さほど高いわけではありません

 低音域は、4kHzと、下位機種同様にスペック的に充実します。

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 ドライバーは、下位機種より大きな50mmHDドライバーユニットです。

 本体重量の増加は、大きめのドライバーを採用したことが影響しています。

 音質は、試聴の限り、中・低音域について臨場感の向上が感じられました。

 もちろん、ドライバーの大型化が影響してのことでしょう。

 インピーダンスは、18Ωです。

 余裕があるので、AV機器でもスマホでも利用可能でしょう。

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 デザイン性は、渋い黒い色目で、下位機種に比べて、明らかにターゲット層が違うことを示しています。

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 以上、RP-HD10の紹介でした。

 ハイレゾ音源対応の製品ですが、どちらかと言えば、重低音がより感じられるヘッドホンです。

 低音の奥行感を最も重視したい方で、「流行りの」ハイレゾ音源にも対応したい方にオススメできるでしょう。


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 【2017年】【各色】

 4・SONY h.ear on 2 MDR-H600A
  ¥12,917 Amazon.co.jp
(7/28執筆時)

インピーダンス:24Ω
再生周波数帯域: 5Hz〜60kHz
重さ: 220グラム

 MDR-H600A は、ソニーの「h.ear on2」シリーズの「入門機」です。

 ソニーは、特にハイレゾ音源の普及に力を入れているメーカーですが、この機種も、低価格帯ながら本格的にハイレゾに対応する「戦略的」なモデルと言えます。

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 重さは、220グラムです。

 密閉型ヘッドホンとしては、軽量です。音が漏れないので、外出先で使う用途にも向きます。

 本体は、はっきりした明るい色合いのデザインですね。

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 再生周波数帯域は、低音域5Hzで、高音域60kHzです。

 高音域は、60kHzと「ハイレゾ認定」の最低水準の40kHzより余裕を持たせ、 60kHzと余裕があります。

 実際に試聴すると、クラシックなどの細かい音まで分解しています。

 低音域は、5Hzと平均的ですが、本体が軽いことを考えると、相応でしょう。

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 ドライバーは、40mmHDドライバーユニットです。

 パナソニックの下位機種と同じサイズです。一方、素材面では、チタンコートで、不必要な振動に強い仕様となっています。このあたりの工夫は一日の長がありそうです。

 音質は、良く調整されており、低音・高音域にバランスも良いです。

 ハイレゾ用なので、過度は味付けもないですが、低音と中高音もしっかり聞こえる傾向です。

 インピーダンスは、24Ωですので、AV機器でもスマホなどでも万能に使えますね。

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 デザインは、シンプルさのなかにも、曲線的な柔らかな主張があります。

 ソニーらしいデザインですし、ファッションとして選ばれるのにも良いと思います。

 エルゴノミック立体縫製イヤーパッドの付け心地も良く、長時間のリスニングも快適です。

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 以上、MDR-H600Aの紹介でした。

 ポップな色合いですが、再生周波数帯域に余裕があるなど、音質面も期待できるヘッドホンです。

 装着感も良く、価格相応のクオリティは期待できる良い製品です。

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 【2015年】【各色】

 5・SONY h.ear on MDR-100A
  ¥16,370 Amazon.co.jp
(7/28執筆時)

インピーダンス:24Ω
再生周波数帯域: 5Hz〜60kHz
重さ: 220グラム

 なお、この機種は、「在庫限り」ですが、1世代前のモデルが併売中です。

 相違点は、色のみで、ドライバーのサイズなどは同じです。

 ちなみに、新機種は、【おすすめウォークマンの比較記事】で書いた、同社の音楽プレーヤーと合わせた配色の変更などのマイナーチェンジでした。


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 【2015年】

 6・オーディオテクニカ ATH-A900Z
  ¥20,250 Amazon.co.jp
(7/28執筆時)

インピーダンス:42Ω
再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz
重さ: 330グラム

 ATH-A900は、オーディオテクニカのヘッドフォンです。

 ハイレゾに対応するモデルとしては、同社では最も安いシリーズです。


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 重さは、330グラムとやや重めの機種です。ヘッドバンド部分を見た感じ軽量に見えますが、そうでもありません。

 再生周波数帯域も、ソニーと較べた場合、 5Hz〜40kHzとハイレゾに必要なスペックをギリギリ満たす水準で、多少劣ります。

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 ドライバーは、しかしながら、口径が大きい53mmです。

 ソニーはチタンコーティングでしたが、こちら硬質カーボンによるコーティングですね。いずれにしても、口径の大きさが奏功して、ストレスのない広がりのある音が聴けます。

 音質は、オーディオテクニカらしい、無個性で味付けがない(邪魔にならない)感じです。この部分については好き嫌いがあるでしょう。

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 デザインは、若干本体デザインが古風ですが、フィット感はソニーと同様に良いです。

 インピーダンスは、42Ωです。スマホや携帯音楽プレーヤーというよりも、本格的なオーディオ製品用でしょう。

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 以上、オーディオテクニカATH-A900の紹介でした。

 ソニーの入門機に較べると大口径のドライバを採用するのが魅力な機種です。

 とくに、低音域に余裕がありそうです。なお、密閉型ですが、オーディオテクニカの製品は遮音性がさほどなく、「セミオープン」ともいえます。自宅用でしょう。


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 【2018年】

 7・オーディオテクニカ ATH-MSR7b BK
 7・オーディオテクニカ ATH-MSR7b GM
  ¥18,640 Amazon.co.jp
(7/28執筆時)

インピーダンス:35Ω
再生周波数帯域: 5Hz〜50kHz
重さ: 237グラム

 ATH-MSR7bは、オーディオテクニカのヘッドフォンです。

 先ほどの製品と比べると、ヘッドバンド部分は一般的な製品と同じです。

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 重さは、237グラムと軽量と言って良い水準です。

 再生周波数帯域も、 5Hz〜50kHzですから、高音域のスペックが伸びています。

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 ドライバーは、この製品の場合、小さめの45mmです。

 一方、設計的には軽量化が優先されており、ユニット構成も同社の製品としては結構「単純」に思えます。

 2つの音響スペースと3つの空気孔(ベント)を採用するなど、音はあまりこもらず中低音の音質は良いですが、全体的な迫力は、やや控えめです。

 音質は、引き続き、無個性で味付けがない感じです。

 インピーダンスは、35Ωです。こちらも、本格的なオーディオ製品用でしょう。

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 以上、オーディオテクニカATH-MSR7bの紹介でした。

 軽量性を意識した機種です。ただ、ユニットサイズの問題もあるため、個人的には、やや音圧が物足りないです。いずれにしても、オーディオテクニカらしい音色は、ATH-A900のほうでしょう。


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 【2015年】

 8・オーディオテクニカ ATH-WS1100
  ¥24,000 Amazon.co.jp
(7/28執筆時)

インピーダンス:38Ω
再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz
重さ: 281グラム

 ATH-WS1100は、オーディオテクニカの別系統のモデルです。

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  重低音が強調されたSolid Bassシリーズの上位機となります。

 再生周波数帯域は、 5Hz〜40kHzです。

 ハイレゾに必要なスペックをギリギリ満たす水準に止まっています。

 インピーダンスは、38Ωですので、どちらかというと本格的なオーディオ機器向けです。

 ポータブル用としては開発されていさそうです。

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 ドライバは、口径は、一般的な53mmです。

 低音域は、しかし、ただ、ディープモーション・ハイレゾオーディオドライバーという一連のパーツで、低域出力の能率が高い仕様です。大型の高磁束磁気回路と広い開口部が奏功しています。

 中高音域も、損なわない配慮がなされていますが、傾向としては低音重視の人が選ぶモデルでしょう。

 重さは、その一方で、281グラムと軽量化に成功でしています。

 ただ、他社の同価格帯の商品に比べるとやや重めです。

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 以上、オーディオテクニカATH-WS1100の紹介でした。

 低音をしっかり聞かせる同社のSolid Bassシリーズの特長が良くでている機種です。

 一方、ハイレゾ用と考えた場合、高音域にあまり余裕がない、と言えるでしょう。ただ「ドンシャリ」系ヘッドホンとしては、良くできています。


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 【2018年】

 9・SONY MDR-1AM2 B
  ¥21,470 Amazon.co.jp (7/28執筆時)

インピーダンス:16Ω
再生周波数帯域: 3Hz〜100kHz
重さ: 187グラム

 SONY MDR-1AM2は、ソニーの密閉型ヘッドフォンの中級機です。

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 こちらは、通常のステレオミニプラグのほか、φ4.4mmバランスケーブルも付属するモデルです。

 ソニーは、ウォークマンの上位機で、音質の良いバランス接続に対応するようになっており、それに対応するためです。

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 重さは、187グラムです。

 ヘッドホンは大型化するほど重くなるものですが、ソニーは違います。

 ヘッドバンドを改良し、長時間装着時の快適性に配慮しました。音質に影響させずの改良ですので、その部分でも、問題ないでしょう。

 再生周波数帯域は、3Hz〜100kHzと、下位機種よりも、低音域・高音域共に性能がアップしています。

 高音域の100kHzは、人間の耳の可聴域とはいえませんが、設計に余裕があるに越したことはありません。

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 ドライバーは、40mmHDドライバーユニットです。

 他社と比較してサイズは平均的です。しかし、アルミニウムコートの振動板や、上部の通気孔による振動板の制御により、低音・高音域共に、口径以上の性能を実現しています。

 音質は、100kHzと優れた高音域のスペックである点から想像できますが、解像感がとても良いです。

 「空気感まで再現される」というその音質は期待できます。

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 ヘッドフォンの装着感は、フィット感の方向性としては下位機種と同じです。

 ヘッドバンド部の改良で軽量化している点と、イヤーパットに吸湿性のある合皮を採用している点などで、快適度はより増しています。

 インピーダンスは、16Ωです。

 ハイレゾ対応のスマホや、小型音楽プレーヤーでも使えます。

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 以上、SONY MDR-1AM2の紹介でした。

 3万円前後の予算で買える製品として考えると、スペックがかなり高い製品です。

 重さもさほどないので、携帯音楽機器に使う「ちょっと高級なヘッドホン」として需要が多そうです。

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 【ステレオミニ端子用】【2014年】

 10・SONY MDR-1A/B ブラック
  ¥24,000 Amazon.co.jp (7/28執筆時)

 【バランスケーブル付属】【2017年】

 11・SONY MDR-1ABP ブラック
  ¥29,770 Amazon.co.jp (7/28執筆時)

インピーダンス:24Ω
再生周波数帯域: 3Hz〜100kHz
重さ: 225グラム

 なお、 MDR-1AM2は、2機種の旧機種が付属します。

 再生周波数帯域が同じことから推測できるように、ドライバーなどの音響部分は新機種とほとんど同じです。

 一方、軽量化処理がなされていないため、同等の音質ながら、やや重さがあります。

 価格差のない状況ですし、新機種の方が良いと思います。


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 【2014年】

 12・SONY MDR-1ADAC/B ブラック
 13・SONY MDR-1ADAC/S シルバー
  ¥27,000 Amazon.co.jp
  (7/28執筆時)

インピーダンス:24Ω
再生周波数帯域: 4Hz〜100kHz
重さ: 300グラム

 SONY MDR-1ADACは、やや特殊なラインナップです。

 重さは、300グラムです。

 かなり重量があるのは、USB-DAC内蔵タイプのヘッドホンだからです。、

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 DACを内蔵しているので、ハイレゾ対応のポータブルアンプなしで、再生機から利用できる利便性があります。

 PCやXperiaは、192kHz/24bitまでの音源に対応できます。

 iOS系は、Apple側の仕様で44.1kHz/48kHzでの再生です。

 ただ、一般的に売っているflac音源などなら品質は変わらないでしょう。また、Lightningケーブルも同梱されます。

 再生周波数帯域は、4Hz〜100kHzです。

 十分なスペックです。


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 ドライバーは、下位機種と同じ、40mmHDドライバーユニットです。

 音質は、DAC込みの評価となりますが、S-Master HXという、ハイレゾ専用のデジタルアンプを搭載します。

 Android端末(Xperia)、iPhone・iPad・iPodは、アナログ出力のほか、デジタル出力に対応しますので、ノイズのより少ない、また広がりを持った音質で音源を聞くことができるでしょう。

 なお、デジタルアンプを搭載するため、こちらの機種は充電式です。

 フル充電で7.5時間、充電時間は4時間です。

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 以上、SONY MDR-1ADACの紹介でした。やや特殊な製品です。

 利便性を感じる方は、現在ポータブルアンプな経由で、スマホからつないでいる方でしょう。それ以外の方は、あまり選ぶメリット性はあまりないでしょう。


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 【2018年】

 14・ソニー ステレオヘッドホン MDR-Z7M2
  ¥66,821 Amazon.co.jp
(7/28執筆時)

インピーダンス:70Ω
再生周波数帯域: 4Hz〜100kHz
重さ: 340グラム

 MDR-Z7は、ソニーのハイレゾ対応ヘッドフォンの最高峰のモデルです。

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 重さは、335グラムです。その点では、「しっかり音楽を聴く」ための高級機です。

 再生周波数帯域は、4Hz〜100kHzと、下位機種と同じく広いです。

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 ドライバーは、耳全体をすっぽり被うサイズと言える大口径70mmHDドライバーユニットを搭載します。

 アルミニウムコートLCP振動板の採用など、基本システムは同じです。

 しかし、口径が大きな分、とくに低音域にパワーに功を奏しています。

 音質は、特に、低音域に向かって余裕があります。

 そのため、大音量にしなくても、迫力のある音が聞こえる傾向です。

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 こちらも、通常のヘッドホンケーブルと、多くの情報量を送れるバランスケーブルが付属しています。

 以前紹介したソニーのウォークマンにこのケーブルで接続することで高音質を得られます。

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 5極バランス標準プラグ MUC-M12SB1  
  ¥17,195 Amazon.co.jp (7/28執筆時)

 バランス標準プラグ MUC-M12NB1
  ¥8,942 Amazon.co.jp (7/28執筆時)

 また、上記のような高品質ケーブルに換装することで音質の向上を狙えます。

 もちろん、従来的なヘッドホン端子用のステレオミニプラグも付属するため、バランス接続に対応できない機器でもOKです。

 インピーダンスは、70Ωです。

 したがって、こちらは本格的なオーディオにつなげて使うよう設計されたモデルです。

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 以上、MDR-Z7の紹介でした。

 大きめのドライバーを採用したモデルですね。バランスケーブル接続に対応しますし、呼応級音楽プレーヤーと接続して利用するとその能力を発揮できると思います。


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 【上位機種】

 15・JVC WOOD 01 HA-SW01
  ¥46,961 Amazon.co.jp (7/28執筆時)    

 【下位機種】

 16・JVC WOOD 02 HA-SW02
  ¥31,780 Amazon.co.jp (7/28執筆時)   

インピーダンス:56Ω
再生周波数帯域: 8Hz〜45kHz
重さ:330g / 320g

 WOOD 01は、JVCケンウッドの高級ラインCLASS-Sシリーズに属するハイレゾ対応機です。

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 重さは、330gです。

 したがって、軽量化のために音質は犠牲にしないタイプの「音質重視」の機種です。

 再生周波数帯域も、8Hz〜45kHzです。

 ドライバーは、ソニーの下位機種と同等で口径は40mmと小さめです。

 再生周波数帯域の狭さは、小口径のドライバーを用いたことの弊害といえそうです。ただ、「聴き疲れしにくさ」と「中音域の良さ」で選ばれるメーカーですし、これでも良いでしょう。

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 音質は、独特です。

 JVCは、ヘッドホンに限らず、天然木を利用した振動板・ハウジングを利用することに「こだわり」があります。

 中・低音域に安定感のあるのは、材質的なこだわりがあるからでしょう。

 高音域については、一方で、さほどの工夫があるとも言えません。

 インピーダンスは、大きいので、携帯機器には向かない可能性があります。

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 なお、【上位機種】は、内部ユニットのいくつかに、木製パーツが増えるほか、音響用ハンダで接着した点が、下位機種と異なります。

 ただ、値段差分の音の差は、基本的には感じられないレベルでしょう

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 以上、JVCWOOD 01の紹介でした。

 「ハイレゾ向き」かは留保せざるを得ないですが、同社伝統のWOODシリーズらしく、「温もりのある自然な響き」は期待できます。

 あまり大きなボリュームにせず、自宅でゆったり聴きたい製品です。


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 【2018年】

 17・DENON AH-D1200-BK
  ¥13,182 Amazon.co.jp (7/28執筆時)

インピーダンス:24Ω
再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz
重さ:260g

 AH-D600EMは、DENONの発売する、密閉型ヘッドフォンです。

 同社は、日本の音響メーカーで、特に「中・低音域の充実度」に個性を発揮することが多いメーカーです。

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 重さは、260グラムです。

 それなりの重量感はありますが、ドライバーは大きめですし、優秀でしょう。

 再生周波数帯域は、5Hz〜40kHzです。

 高音域がハイレゾに対応するギリギリの水準です。

 実際、ハイレゾ音源を主に狙って開発した製品ではないでしょう。

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 ドライバーは、50mmと大きいです。

 デノンはドライバーの質はよいと思ういます。

 ただ、同社の上位機とは振動板やハウジングのグレードに差を付けているため、この機種については「傾向を引き継ぎつつも廉価仕様」と言えます。

 音質は、DENONらしいと言えます。

 つまり、音節的には高音域にも冒険をしない、堅実な音作りです。SONYと聞き比べると、分かりやすいでしょう。

 低音域は、バランスを崩さない程度に重視しており、バランスを意識しつつも、低音重視で使いたい人はおすすめできます。

 インピーダンスは、25Ωです。

 ポータブルな携帯機器でも使いやすいでしょう。

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 デザインは、日本の会社ですが、ユーロ圏でも「受けそう」なデザインです。

 従来は「ごつい」」アメリカっぽいデザインしたが、傾向が変わりました。イヤーパッドは柔らかめで疲れにくいです。

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 以上、AH-D600EMの紹介でした。

 ハイレゾ対応のスペックながら、どちらかと言えば、そこに関わらない中音・低音部分を評価したい機種です。

 密閉型でどこでも使える点も魅力です。


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 【2018年】

 18・DENON AH-D5200
  ¥50,909 Amazon.co.jp (7/28執筆時)

インピーダンス:24Ω
再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz
重さ:385g

 AH-D5200 は、DENONの密閉型ヘッドフォンの上位機です。

 この上には、AH-D7200という最上位機がありますが、価格的には「ハイアマチュア向け」となります。

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 重さは、385グラムです。

 ドライバーが大きいという理由もありますが、ハウジングにゼブラウッドを利用するなど、軽量感よりも高級感を重視した仕様ゆえでしょう。

  もちろん、木製ハウジングは、音質面にも特徴を与えるため、重さは無駄ではありません。

 再生周波数帯域は、5Hz〜40kHzです。

 やはり、高音域がハイレゾに対応するギリギリの水準です。

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 ドライバーは、50mmです。

 サイズの部分では下位機種と同じですが、最上位機同様のフリーエッジ型ドライバーです。

 とくに低域の安定感に寄与すると思われますが、デノンのスピーカーと同様のシステムです。

 音質は、傾向としては下位機種と同じで、バランスの良い聴き疲れしにくい作りです。

 その上で、低音の重層感はさらに増しているため、「音楽を聴く」というより「音の良さを楽しむ」感じに使いたい場合には、向くでしょう。

 インピーダンスは、24Ωです。ポータブルな携帯機器でも使えます。

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 以上、AH-D600EMの紹介でした。

 ヘッドホンの音質がイマイチ「ピン」と来なかった、ステレオスピーカーユーザーに試して欲しいヘッドホンです。

 その評価基準だと、かなり得点が高いでしょう。ただし、重さや素材などを考えると、自宅で利用するものですね。

3・ハイレゾヘッドホンの比較(開放型)

 つづいて、開放型のハイレゾ対応ヘッドホンの紹介です。

 このタイプは、音漏れするので外出先では使えない仕様です。

 ただ、音の広がりの点で一定のメリットがあるため、割とファンが多いジャンルでもあります。


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 【通常型番】

 19・ゼンハイザー オープン型 HD 599
  ¥21,917 Amazon.co.jp
(7/28執筆時)  

 【Amazon限定】

 20・ゼンハイザー オープン型 HD598SR
  ¥14,980 Amazon.co.jp (7/28執筆時)

インピーダンス:50Ω
再生周波数帯域: 12Hz〜38.5kHz
重さ:250g

 HD 599は、ドイツの音響メーカーであるゼンハイザーのヘッドフォンです。

 オープン型の「代表格」とも言えるモデルであり、独特の「プリン型」は根強いファンがいます。

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 重さは、250グラムと、オープン型としては平均的です。

 再生周波数帯域は、しかしながら、12Hz〜38.5kHzと、この部分の数値でとらえると、低音・高音共に余裕が少ない状況です。

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 ドライバーは、サイズ非公開ですが、およそ40mmです。

 音質は、味付けの少ない「まろやかな」サウンドです。

 解像感・メリハリよりも、聞きやすさが重視されているヘッドフォンで、固定ファンも多いですね。

 インピーダンスは、50Ωと高めです。

 実際、開放型なので、自宅のオーディオ機器で聴くのに向いている機種です。

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 以上、ゼンハイザーのHD598の紹介でした。

 再生周波数帯域の点で、決して「ハイレゾ向き」とは言えない機種ですが、良い音が出せるのは変わりません。

 実力がある機種ですので、ヘッドフォンアンプなどのDACを通すとより真の性能が発揮されそうです。

 なお、この製品には、アマゾン限定の廉価版があります。形状に多少の差はありますが、スペック数値は同じで、リモコンが付属ですね。


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 【2017年】

 21・ゼンハイザー オープン型 HD 660S
  ¥50,233 Amazon.co.jp
(7/28執筆時)  

インピーダンス:150Ω
再生周波数帯域: 10Hz〜41kHz
重さ:250g

 HD 660sも、ドイツの音響メーカーであるゼンハイザーのヘッドフォンです。

 重さは、260グラムと、下位機種とほぼ変わりません。

 再生周波数帯域は、しかしながら、10Hz〜41kHzと、下位機種より向上しています。

 ただし、高音域は「ハイレゾ」ギリギリの水準ではあります。

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 ドライバーは、サイズ非公開ですが、こちらもおよそ40mmです。

 音質は、下位機種の傾向を引き継ぐ味付けの少ない「まろやかな」サウンドです。ただ、高音域と中音域については、音の安定性が増している印象です。

 インピーダンスは、しかし、150Ωですので、本格的なシステムにつなげるべき製品です。

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 以上、ゼンハイザーのHD 660sの紹介でした。

 ちまたでは「5万円で買えるリファレンスグレード」のヘッドホンとして評判が高まっています。

 たしかに良い音がする製品です、インピーダンスの関係で入門者向きではないですが、中級者以上には、逆に費用対効果は高いでしょう。


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 【2011年】

 22・AKG K702 オープンエアー型ヘッドホン
  ¥16,650 Amazon.co.jp (7/28執筆時)

インピーダンス:62Ω
再生周波数帯域: 10Hz〜39.8kHz
重さ:235g

 K702は、AKGのハイレゾ対応製品です。

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 AKGは、オーストリアの音響メーカーです。

 JBLなどと同じくHarman傘下で、そのルートで日本にやってきているようです。

 イヤーパッドに低反発性素材を使って、長時間かけても疲れないと評判のあるヘッドフォンです。

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 重さは、235グラムと軽量です。

 装着感も良いため、疲れにくいヘッドホンです。

 ただし、密閉型ではないため、自宅で使うオープンタイプのヘッドフォンです。

 再生周波数帯域は、しかしながら、10Hz〜39.8kHzと、さほど重要視した作りではありません

 インピーダンスも、62Ωと能率が悪いので、携帯音楽プレーヤーには向かないと言える機種です。

 自宅やスタジオで使うと真価が発揮できるタイプのヘッドフォンですね。

 音質は、低音が強調されず、中・高音域で勝負をかけるような感じです。

 耳疲れしにくい音質と言えます。ゼンハイザーと割と似た傾向でね。ドイツとオーストリアはお隣同士ですし傾向は似るのでしょうか。

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 以上、K702の紹介でした。

 恐らく、統計を取れば最も評価を得るだろう「ハイレベルのオーソドックスさ」がある機種です。ハイレゾに向いている機種ではないですが、クラシックには、このメーカーが個人的にはおすすめです。


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 【2013年】

 23・ AKG K712 PRO
  ¥32,832 Amazon.co.jp (7/28執筆時)

インピーダンス:62Ω
再生周波数帯域: 10Hz〜39.8kHz
重さ:235g

 K712PROは、AKGのハイエンドモデルで、唯一モニタリング用ヘッドフォンという高級オーディオの称号?を付けられています。

 デザインも下位機種よりもスタイリッシュで、価格相応の高級感があります。。

 再生周波数帯域は、10Hz〜39.8kHzというハイレゾを満たす最低水準です。

 数字に表れない部分の能力は高そうですが、スペック的には、先ほどの機種と同等です。

 インピーダンス62Ωです。

 こちらもオープンタイプの構造なので、携帯用ハイレゾプレーヤーではなく、自宅やスタジオ向きのヘッドフォンだといえます。


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 【2016年】

 24・beyerdynamic DT 1990 PRO
  ¥66,400 Amazon.co.jp
(7/28執筆時)

インピーダンス:250Ω
再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz
重さ:370g

 DT 1990 PROは、ドイツの音響メーカーのbeyerdynamicの発売する高級モニタリング用ヘッドホンです。

 ドイツは、優秀なオープン型が多い印象ですが、日本のメーカーがあまり手を付けないから、輸入されるという部分もありそうです。

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 重さは、370グラムと重量感があります。

 再生周波数帯域は、5Hz〜40kHzです。

 高音域はハイレゾを満たす最低水準ですが、低音は5Hzと豊かに出せるタイプですね。なかなか試聴できる機会が無かったのですが、先日試したところ、かなり好印象でした。

 ドライバーは、45mmとさほど大きくはないです。

 ただし、前シリーズを踏襲するテスラ2.0ドライバーは、その解像感で定評があります。

 インピーダンス250Ωです。

 かなり高いので、機器側が対応するか調べた方が良いでしょう。接続は、ステレオミニプラグでも可能です。

 音質は、定評通り、たしかに伸びやかな音が鳴ります。

 とくに低音がわりに力強かったので、その点ではハイレゾ向きかは微妙です。

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 以上、 DT 1990 PROの紹介でした。

 機会があれば、しっかり試聴したいと考えていたのが、やっと聴けました。

 個人的には、臨場感重視でとても好印象でした。ただ、今回の趣旨に沿ってハイレゾの再生に向くか?といわれると、自信はありません


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 【2017年】

 25・オーディオテクニカ ATH-ADX5000
  ¥248,229 Amazon.co.jp
(7/28執筆時)

インピーダンス:420Ω
再生周波数帯域: 5Hz〜50kHz
重さ:270g

 ATH-ADX5000は、オーディオテクニカの最高級機です。

 オープン型の超高級なレファレンスモデルですね。日本のメーカーとしては挑戦的な価格設定です。

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 重さは、同じく高級機のDT 1990 PROと比べて270gと軽量です。

 実物を見ると、オープン型の利点を活かした軽量化が各所に見られますが、その部分をつきつめた「産業デザイン」としても美しい本体です。

 再生周波数帯域は、5Hz〜50kHzです。ハイレゾに重要な高音域について、従来モデルよりも柔軟に対応させてきました。

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 ドライバーは、58mmです。

 ドライバーを一体成形して入る点が贅沢です。

余分なパーツを含めないことで、純粋な音の振動をそのまま伝える工夫ですね。音のスピード感は最初の試聴時から感じられました。この部分は、ピュアオーディオには重要な部分です。

 インピーダンスは、ただし420Ωです。

 能率は良くないので、相当「趣味性」の強い製品と言えます。接続は、6.3mmのステレオプラグです。

 音質は、オーディオテクニカの「味付けのなさ」をつきつめた印象です。

 耳心地の良い「詩的な表現」は得意ではないので、音に関する説明はしませんが、「場の再現性」を強く感じられました。

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 以上、 ATH-ADX5000の紹介でした。

価格的には、1つ抜けた高級品ですが、優れた性質を持つ製品です。ただ、ニッチ市場の製品ですので、割高ではあります。

基本的に10万円以上の製品は「魔術と泥沼が支配する別世界」ですので、上級者に限定しておすすめです。

次回に続く!
ハイレゾ対応のおすすめヘッドホンは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、ハイレゾに対応する高音質のヘッドフォンを紹介しました。

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1・音質の良さ ★★★★★
2・重低音   ★★★★★
3・原音再現性 ★★★★★
4・疲れにくさ 
★★★★★
5・総合評価  ★★★★★

 次回の後編記事(こちら)では、ここまで紹介してきた製品全てから、価格別・目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

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posted by Atlas at 16:26 | オーディオ製品

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