比較2018' 音が綺麗!ハイレゾヘッドホン全25機の性能とおすすめ【SONY・パナソニック・JVC・ゼンハイザー・DENON・AKG・audio-technica】

2018年06月06日

比較2018' 音が綺麗!ハイレゾヘッドホン全25機の性能とおすすめ【SONY・パナソニック・JVC・ゼンハイザー・DENON・AKG・audio-technica】

【今回レビューする内容】2018年 ハイレゾ対応ヘッドフォン22機の性能とおすすめ・選び方 :高音質・高級ヘッドホン:オンイヤー密閉型・オープンエア型 製品の違いと人気ランキング

【紹介する製品型番】パナソニック RP-HD5 RP-HD7 RP-HD10 SONY h.ear on 2 MDR-H600A MDR-100A MDR-1ABPMDR-Z7 MDR-1ADAC/B MDR-1AM2 B オーディオテクニカ ATH-WS1100 ATH-MSR7 BK ATH-A900Z ATH-ADX5000 JVC SIGNA 02 HA-SS02 HA-SS01 DENON AH-D1200 AH-D5200 ゼンハイザー HD 599 HD598SR AKG Q701 K712 PRO beyerdynamic DT 1990 PRO

今回のお題
ハイレゾ音源の再生に向くヘッドホンのおすすめ機種はどのモデル?

 どもAtlasです。

 今日は、最新モデルのハイレゾ対応ヘッドフォンの比較になります。

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 スピーカーなど、オーディオ機器として揃えるとハイレゾはまだまだ高価です。

 しかし、ヘッドホンの場合、現在では1万円程度の予算でも十分なものが揃うようになってきています。

 一部の機種は、CD音源以下で使う場合も高音質ですから、近い将来の「ハイレゾの一般化」を見こして購入するのもオススメです。

 というわけで、以下では、ハイレゾヘッドホンを全機種を比較・紹介してから、最後にAtlasのおすすめ機種!を提案してきます。

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1・ハイレゾヘッドホンの比較
2・Bluetoothヘッドホンの比較

 なお、今回の記事(1回目)では、ケーブルモデルしか扱いません。

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 もし、ハイレゾに対応するBluetoothヘッドホン を限定でお探しの方は、2回目記事こちら】でフォローしています。

 恐れ入りますが、そちらをご覧ください。無線の場合、価格的には3万円台からとなります。ただ、音質を重視するならば、ケーブルモデルが良いでしょう。

3・ハイレゾヘッドホンの選び方の基本

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 ハイレゾに対応するヘッドホン製品は、業界団体による認証マークが付与されています。

 認定基準としては、ヘッドホンの周波数帯域のうち数値の大きい方が、40kHZを超えていることが条件となっています。

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 再生周波数帯域とは、ヘッドフォンの仕様を表す数値の1つです。

 スペック表では、「4Hz〜40kHz」などと数値が出されます。

 この数値の読み方は簡単です。

 左値(4Hz)が、小さいほど「低音がしっかり聞こえるヘッドホン」であること、右値(40kHz)が大きいほど「高音が削られずに聞こえるヘッドホン」であることを意味します。

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 CD音源の時代は、メディアの容量の関係から、20kHz以上の高音域は削られていました。そのため、大抵のヘッドホンは、高音域は20kHzほどのスペックでした。

 したがって、ハイレゾ音源に対応させたい場合は、今回紹介するような「ハイレゾ対応ヘッドホン」が必要です。

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 今回の記事では、この業界基準に合致した、ハイレゾ対応ヘッドホン「だけ」を紹介します。

1・再生周波数帯域の広さ
2・ドライバーの大きさ(音質)
3・ヘッドホンの重さ・遮音性

 その際、「再生周波数帯域の広さ」のほか、音質に直結するドライバー(=音を出す振動板)のサイズも詳しく紹介します。

 また、使い勝手に直結する重さ遮音性などに注目して比較します。

 なお、以下の製品紹介では、試聴が「趣味」なAtlasの調査結果に基づきつつも、スペック数値も重視して、ある程度客観的に選んでいます。

2・ハイレゾヘッドホンの比較(密閉型)

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 はじめに、音漏れの少ない密閉型ヘッドホンを比較していきます。

 開放型に比べて遮音性があるので、外出先でも利用できる点、没入感が高い点が「売り」です。

 なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイント赤字系で、イマイチと思う部分青字系で記していきます。


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 【2017年】

 1・パナソニック ヘッドホン RP-HD5
  ¥7,971 Amazon.co.jp  (6/6執筆時)   

 インピーダンス:44Ω
 再生周波数帯域: 4Hz〜40kHz
 重さ: 240グラム

  RP-HD5は、パナソニックが発売するハイレゾヘッドホンの入門機です。1万円以下で購入可能な「超お買得」なハイレゾヘッドホンです。

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 重さは、240グラムです。

 平均的な密閉型ヘッドホンより軽量ですから、装着製を重視する方にも向くでしょう。こちらは、スイーベル機構があるため、収納性も良い製品です。

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 再生周波数帯域は、低音域4Hzで、高音域40kHzです。

 高音域は、「ハイレゾ認定」の最低水準の40kHzをギリギリ確保します。同じ価格帯で比較対象となるハイレゾ機器はないですが、音源の違いを感じるには十分で、高音域は綺麗に出ます。

 低音域は、4kHzと、スペック的には充実します。

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 ドライバーは、40mmHDドライバーユニットです。

 ドライバー(振動板)は基本的に大きな程音質は良いと言えます。こちらは、大きさとしては平均的ですが、振動板をハイレゾに対応させるために新形状としています。

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 音質は、ハイレゾ製品に共通しますが、高音域の繊細さと伸びはこちらでも感じられました。一方、開口部が大きめのためか、低音部もこのサイズの製品としては良く出ています。

 インピーダンスは、44Ωです。インピーダンスは高いので、スマホなどの小型再生機器ではやや不利(ボリュームを上げないと音量が小さい)です。どちらかと言えば、自宅のAV機器用でしょう。

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 デザイン性は、最近の流行に沿った、継ぎ目のない一体感のあるデザインで、明るい色目もラインナップされます。

 耳あたりは優しく、密閉型なので、音も漏れにくい仕様です。

 以上、RP-HD5の紹介でした。

 1万円台以上の製品に比べると、本体の作りや音質の作り込みの差はありますが、同価格帯の非ハイレゾ製品と比べると、高音域のグレードは明らかに高いです。ハイレゾ入門機として、良い製品だと思います。

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 【2015年】【在庫限り】

 2・パナソニック ヘッドホン RP-HD7
  ¥9,680 Amazon.co.jp  (6/6執筆時)   

 インピーダンス:44Ω
 再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz
 重さ: 216グラム

 なお、【在庫限り】で、旧機種の RP-HD7が併売中です。

 こちらは、216グラムとさらに軽量ですが、小型化の弊害で、低音域は5Hzまでとなります。

 その他の部分は、ほぼ同じですが、設計も2015年とやや古いため、現状では選ばない方が良いと思います。



 

 3・パナソニック ヘッドホン RP-HD10
  ¥14,561 Amazon.co.jp  (6/6執筆時)   

 インピーダンス:18Ω
 再生周波数帯域: 4Hz〜50kHz
 重さ: 340グラム

  RP-HD10は、パナソニックが発売するハイレゾヘッドホンの上位機です。

 重さは、下位機種よりも100g重い340グラムです。

 しっかりとした重さがある機種ですが、その分、サウンドのスケール感は高いです。また、バランスがよいので 、付け心地も悪くありません。

 再生周波数帯域は、低音域4Hzで、高音域が50kHzです。

 高音域は、50kHzと下位機種よりも向上しています。ただ、1万円台の他社製品に比べると、さほど高いわけではありません

 低音域は、4kHzと、下位機種同様にスペック的に充実します。

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 ドライバーは、下位機種より大きな50mmHDドライバーユニットです。本体重量の増加は、大きめのドライバーを採用したことが影響しています。

 音質は、試聴の限り、中・低音域について臨場感の向上が感じられました。もちろん、ドライバーの大型化が影響してのことでしょう。

 インピーダンスは、18Ωです。余裕があるので、AV機器でもスマホでも利用可能でしょう。

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 デザイン性は、渋い黒い色目で、下位機種に比べて、明らかにターゲット層が違うことを示しています。

 以上、RP-HD10の紹介でした。

 ハイレゾ音源対応の製品ですが、どちらかと言えば重低音がより感じられる仕様です。低音の奥行感を最も重視したい方で、「流行りの」ハイレゾ音源にも対応したい方にオススメできるでしょう。


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 【2017年】

 4・SONY h.ear on 2 MDR-H600A 【各色】
  ¥14,590 Amazon.co.jp
(6/6執筆時)    

 インピーダンス:24Ω
 再生周波数帯域: 5Hz〜60kHz
 重さ: 220グラム

 MDR-H600A 【は、ソニーの「h.ear on2」シリーズの「入門機」です。はっきりした明るい色合いのデザインですね。

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 ソニーは、特にハイレゾ音源の普及に力を入れているメーカーです。この機種も、低価格帯ながら本格的にハイレゾに対応する「戦略的」なモデルと言えます。

 重さは、220グラムです。

 密閉型ヘッドホンとしては、軽量です。音が漏れないので、外出先で使う用途にも向きます。

 再生周波数帯域は、低音域5Hzで、高音域60kHzです。

 高音域は、60kHzと「ハイレゾ認定」の最低水準の40kHzより余裕を持たせ、 60kHzと余裕があります。実際に試聴すると、クラシックなどの細かい音まで分解しています。

 低音域は、5Hzと平均的ですが、本体が軽いことを考えると、相応でしょう。

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 ドライバーは、40mmHDドライバーユニットです。

 パナソニックの下位機種と同じサイズです。一方、素材面では、チタンコートで、不必要な振動に強い仕様となっています。このあたりの工夫は一日の長がありそうです。

 音質は、良く調整されており、低音・高音域にバランスも良いです。ハイレゾ用なので、過度は味付けもないですが、低音と中高音もしっかり聞こえる傾向です。

 インピーダンスは、24Ωですので、AV機器でもスマホなどでも万能に使えますね。

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 デザインは、シンプルさのなかにも、曲線的な柔らかな主張があります。ソニーらしいデザインですし、ファッションとして選ばれるのにも良いと思います。

 エルゴノミック立体縫製イヤーパッドの付け心地も良く、長時間のリスニングも快適です。

 以上、MDR-H600Aの紹介でした。

 ポップな色合いですが、再生周波数帯域に余裕があるなど、音質面も期待できるヘッドホンですね。装着感も良く、価格相応のクオリティは期待できる良い製品です。

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 【2015年】

 5・SONY h.ear on MDR-100A【各色】
  ¥10,778 Amazon.co.jp
(6/6執筆時)    

 インピーダンス:24Ω
 再生周波数帯域: 5Hz〜60kHz
 重さ: 220グラム

 なお、この機種は、「在庫限り」ですが、1世代前のモデルが併売中です。

 相違点は、色のみで、ドライバーのサイズなどは同じです。新機種は、同社のウォークマンに合わせた配色の変更などのマイナーチェンジでした。


 

 【2015年】

 6・オーディオテクニカ ATH-A900Z
  ¥22,500 Amazon.co.jp
(6/6執筆時)

 インピーダンス:42Ω
 再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz

 重さ: 330g

 ATH-A900は、オーディオテクニカのヘッドフォンです。ハイレゾに対応するモデルとしては、同社では最も安いシリーズです。

 重さは、330グラムとやや重めである機種です。ヘッドバンド部分を見た感じ軽量に見えますが、そうでもありません。

 再生周波数帯域も、ソニーと較べた場合、 5Hz〜40kHzとハイレゾに必要なスペックをギリギリ満たす水準で、多少劣ります。

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 ドライバーは、しかしながら、口径が大きい53mmです。

 ソニーはチタンコーティングでしたが、こちら硬質カーボンによるコーティングですね。いずれにしても、口径の大きさが奏功して、ストレスのない広がりのある音が聴けます。

 音質は、オーディオテクニカらしい、無個性で味付けがない(邪魔にならない)感じです。この部分については好き嫌いがあるでしょう。

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 デザインは、若干本体デザインが古風ですが、フィット感はソニーと同様に良いです。

 インピーダンスは、42Ωです。スマホや携帯音楽プレーヤーというよりも、本格的なオーディオ製品用でしょう。

 以上、オーディオテクニカATH-A900の紹介でした。ソニーの入門機に較べると大口径のドライバを採用するのが魅力な機種です。とくに、低音域に余裕がありそうです。なお、密閉型ですが、オーディオテクニカの製品は遮音性がさほどなく、「セミオープン」ともいえます。自宅用でしょう。


 

 【2014年】

 7・オーディオテクニカ ATH-MSR7 BK
  ¥20,354 Amazon.co.jp
(6/6執筆時)

 【2017年】【並行輸入】

 8・オーディオテクニカ ATH-MSR7SE
  
¥42,800 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 インピーダンス:35Ω
 再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz

 重さ: 290g

 ATH-A900は、オーディオテクニカのヘッドフォンです。先ほどの製品と比べると、ヘッドバンド部分は一般的な製品と同じです。

 重さは、先ほどより軽いとは言え、290グラムとやや重めである機種です。

 再生周波数帯域も、 5Hz〜40kHzと先ほどの製品と同等です。

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 ドライバーは、この製品の場合、小さめの45mmです。

 構造は先ほどの製品とほぼ同じなので、この部分だけならば、単純にドライバーの大きさで「下位互換」です。ただ、音響構造は新機種と異なり、2つの音響スペースと3つの空気孔(ベント)を採用しており、小型化の弊害はある程度回避しています。

 音質は、引き続き、無個性で味付けがない感じでした。ただ、ATH-A900に比べるとやや重厚感は控えめです。

 インピーダンスは、35Ωです。こちらも、本格的なオーディオ製品用でしょう。

 以上、オーディオテクニカATH-MSR7 BKの紹介でした。同価格帯のATH-A900とどちらを選ぶかは悩ましいところです。ただ、オーディオテクニカらしい音色は、ATH-A900のほうでしょうか。

 なお、 ATH-MSR7SEという限定モデルが登場しています。振動板のコーティングを変えており、また、高純度銅線の着脱コードが付属しますが、基本的にマイナーチェンジです。


 

 【2015年】

 9・オーディオテクニカ ATH-WS1100
  ¥21,800 Amazon.co.jp
(6/6執筆時)

 インピーダンス:38Ω
 再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz

 重さ: 281g

 ATH-WS1100は、オーディオテクニカの別モデルです。 重低音が強調されたSolid Bassシリーズの上位機となります。

 再生周波数帯域は、 5Hz〜40kHzです。

 ハイレゾに必要なスペックをギリギリ満たす水準に止まっています。インピーダンスは、38Ωですので、どちらかというと本格的なオーディオ機器向けで、ポータブル用としては開発されて無さそうです。

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 ドライバは、口径は53mmと先ほどの機種と同じです。

 しかし、ディープモーション・ハイレゾオーディオドライバーという一連のパーツで、低域出力の能率が高い仕様です。大型の高磁束磁気回路と広い開口部が奏功しています。

 一方、中高音域についても、損なわない配慮がなされていますが、傾向としては低音重視の人が選ぶモデルでしょう。

 重さは、その一方で、281グラムと軽量化に成功でしています。ただ、他社の同価格帯の商品に比べるとやや重めです。

 以上、オーディオテクニカATH-WS1100の紹介でした。低音をしっかり聞かせる同社のSolid Bassシリーズの特長が良くでている機種です。一方、ハイレゾ用と考えた場合、高音域にあまり余裕がない、と言えるでしょう。ただ「ドンシャリ」系ヘッドホンとしては、良くできています。


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 【2018年】

 10・SONY MDR-1AM2 B 【各色】
  ¥25,228 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 インピーダンス:16Ω  
 再生周波数帯域: 3Hz〜100kHz

 重さ: 187グラム

 SONY MDR-1AM2は、ソニーの密閉型ヘッドフォンの中級機です。

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 こちらは、通常のステレオミニプラグのほか、φ4.4mmバランスケーブルも付属するモデルです。

 ソニーは、ウォークマンの上位機で、音質の良いバランス接続に対応するようになっており、それに対応するためです。

 重さは、187グラムです。

 ヘッドホンは大型化するほど重くなるものですが、ソニーは違います。ヘッドバンドを改良し、長時間装着時の快適性に配慮しました。音質に影響させずの改良ですので、その部分でも、問題ないでしょう。

 再生周波数帯域は、3Hz〜100kHzと、下位機種よりも、低音域・高音域共に性能がアップしています。

 高音域の100kHzは、人間の耳の可聴域とはいえませんが、設計に余裕があるに越したことはありません。

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 ドライバーは、40mmHDドライバーユニットです。

 他社と比較してサイズは平均的です。しかし、アルミニウムコートの振動板や、上部の通気孔による振動板の制御により、低音・高音域共に、口径以上の性能を実現しています。

 音質は、ハイレゾ音源に重要な高音域について100kHzと最も優れたスペックである点から想像できますが、解像感がとても良いです。「空気感まで再現される」というその音質は期待できます。

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 ヘッドフォンの装着感は、フィット感の方向性としては下位機種と同じです。ヘッドバンド部の改良で軽量化している点と、イヤーパットに吸湿性のある合皮を採用している点などで、快適度はより増しています。

 インピーダンスは、16Ωですので、ハイレゾ対応の携帯音楽聴き機器でも使えます。

 以上、SONY MDR-1AM2の紹介でした。3万円前後の予算で買える製品として考えると、スペックがかなり高い製品です。重さもさほどないので、携帯音楽機器に使う「ちょっと高級なヘッドホン」として需要が多そうですね。

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 【ステレオミニ端子用】【2014年】

 11・SONY MDR-1A/B ブラック【各色】
  ¥21,800 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 【バランスケーブル付属】【2017年】

 12・SONY MDR-1ABP ブラック
  ¥26,338 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 インピーダンス:24Ω  
 再生周波数帯域: 3Hz〜100kHz

 重さ: 225グラム

 なお、 MDR-1AM2は、出たばかりなので、2機種の旧機種が付属します。

 再生周波数帯域が同じことから推測できるように、ドライバーなどの音響部分は新機種とほとんど同じです。

 一方、軽量化処理がなされていないため、同等の音質ながら、重さがあります。

 できれば、新機種の方が良いと思います。


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 【2014年】

 13・SONY MDR-1ADAC/B ブラック
 13・SONY MDR-1ADAC/S シルバー
  ¥22,800 Amazon.co.jp
  (6/6執筆時)

 インピーダンス:24Ω
 再生周波数帯域: 4Hz〜100kHz
 重さ: 300グラム

 SONY MDR-1ADACは、ソニーのUSB-DAC内蔵タイプのヘッドホンとなり、やや特殊なラインナップです。

 重さは、こうした機能を搭載したため300グラムと増加しています。しかし、この辺は、DAC搭載ですし、仕方ない部分です。

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 DACを内蔵しているので、ハイレゾ対応のポータブルアンプなしで、再生機から利用できる利便性があります。PCやXperia系だと、192kHz/24bitまでの音源に対応できます。

 また、iPhone用にLightningケーブルも同梱されますが、この場合、Apple側の仕様もあり44.1kHz/48kHzが最高です。ただ、一般的にうっているflac音源などなら品質は変わらないでしょう。

 再生周波数帯域は、4Hz〜100kHzと十分です。

 ドライバーは、下位機種と同じ、40mmHDドライバーユニットです。

 音質は、DAC込みの評価となりますが、S-Master HXという、ハイレゾ専用のデジタルアンプを搭載しており、上々です。

 Android端末(Xperia)、iPhone・iPad・iPodは、アナログ出力の他、デジタル出力に対応しますので、ノイズのより少ない、また広がりを持った音質で音源を聞くことができます。

 以上、SONY MDR-1ADACの紹介でした。

 やや特殊な製品です。利便性を感じる方は、現在ポータブルアンプな経由で、スマホからつないでいる方でしょう。それ以外の方は、あまり選ぶメリット性はあまりないでしょう。

 なお、デジタルアンプを搭載するためにこちらの機種は、有線タイプですが充電式です。フル充電で7.5時間、充電時間は4時間です。


 

 【2014年】

 14・ソニー ステレオヘッドホン MDR-Z7
  ¥46,140 Amazon.co.jp
(6/6執筆時)

 インピーダンス:70Ω
 
再生周波数帯域: 4Hz〜100kHz
 重さ: 335グラム

 MDR-Z7は、ソニーのハイレゾ対応ヘッドフォンの最高峰のモデルです。

 重さは、335グラムです。その点では、「しっかり音楽を聴く」ための高級機ですね。

 再生周波数帯域は、4Hz〜100kHzと、下位機種と同じく広いですね。

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 ドライバーは、耳全体をすっぽり被うサイズと言える大口径70mmHDドライバーユニットを搭載します。

 アルミニウムコートLCP振動板の採用など、基本システムは同じですが、口径が大きな分、とくに低音域にパワーに功を奏しています。

 音質は、特に、低音方面に向かって余裕があり、あまり大音量にしなくても、迫力のある音が聞こえる機種です。

  

 SONY バランスケーブル MUC-S12SB1
  ¥21,644 Amazon.co.jp (6/6執筆時)  

 こちらも、多くの情報量を送れるバランスケーブルが付属しており、以前紹介したソニーのウォークマンにこのケーブルで接続することで高音質を得られます。また、上記のような高品質ケーブルに換装することで音質の向上を狙えます。

 もちろん、従来的なヘッドホン端子用のステレオミニプラグも付属するため、バランス接続に対応できない機器でもOKです。

 インピーダンスは、70Ωということで、こちらは本格的なオーディオにつなげて使う専用モデルと言えます。

 以上、MDR-Z7の紹介でした。大きめのドライバーを採用したモデルですね。バランスケーブル接続に対応しますし、呼応級音楽プレーヤーと接続して利用するとその能力を発揮できると思います。


 

 【2014年】【下位機種】

 15・JVC SIGNA 02 HA-SS02
  ¥11,480 Amazon.co.jp
(6/6執筆時)    

 【2014年】【上位機種】

 16・JVC SIGNA 01 HA-SS01
  ¥24,895 Amazon.co.jp
(6/6執筆時)
   

 インピーダンス:56Ω
 
再生周波数帯域: 8Hz〜52kHz
 重さ:220g (245g)

 SIGNA は、2015年秋発売のJVC(日本ビクター)ハイレゾ対応の密閉型ヘッドフォンです。JVCはグローバル展開を重視していますが、ハイレゾも「世界商品」として売れると判断したのだと思います。

 重さは、 HA-SS02 の場合220グラムであり、このクラスとしては軽量だと思います。

 再生周波数帯域も、8Hz〜52kHzと、とくに低音部のスペックが低めです。

 ドライバーは、その一方で、ソニーの下位機種と同等で口径は40mmと小さめです。

 再生周波数帯域の狭さは、小口径のドライバーを用いたことの弊害といえそうです。ただ、軽量化のためには仕方ない部分ですね。高音域は、比較的余裕があります。

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 音質は、ただ、試聴した限りでは、中・高音域のバランスが良く、味付けがなく素直な音という感想です。

 シーケンシャル・ツイン・エンクロージャーという、中・高音域専用のスペースを配置したこと、音抜けの良いクリアサウンドプラグを備えていることが、その要因でしょう。Atlasとしては、嫌いではない傾向です。

 低音域は伝統的にソニーが優りますが、落ち着いて静かに聴くには適したヘッドフォンです。インピーダンスが大きいので、携帯機器には向かない可能性があります。

 なお、【上位機種】は、マグネットが1つ増えたほどで、再生周波数帯域や音の特性は変わりません。しかし、長時間付けても疲れないソフトPUレザー製になります。予算的に余裕があるならば、選んでも良いでしょう。

 以上、JVCSIGNA の紹介でした。軽量で、ある程度性能が良いヘッドホンを探している方には、おすすめできそうな機種です。

 一方、低音は重視していないので、その方面でのスペックも求めたい方には不向きです。


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 【2018年】

 17・DENON AH-D1200-BK【各色】
  ¥17,052 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 インピーダンス:24Ω
 再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz
 重さ: 260g

 AH-D600EMは、DENONの密閉型ヘッドフォンです。

 重さは、260グラムです。それなりの重量感はありますが、ドライバーは大きめですし、優秀でしょう。

 再生周波数帯域は、5Hz〜40kHzです。

 高音域がハイレゾに対応するギリギリの水準ですし、ハイレゾ音源を主に狙って開発した製品ではないでしょう。

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 ドライバーは、50mmと大きいです。

 デノンはドライバーの質はよいと思うのですが、上位機とは振動板やハウジングのグレードに差を付けているため、この機種については「その傾向を引き継ぎつつも廉価仕様」と言えます。

 音質は、DENONらしいと言えます。

 つまり、音節的には低音にも高音にも冒険をしない、堅実な音作りです。SONYと聞き比べると、分かりやすいでしょう。

 ただ、低音は再生周波数帯域はともかく、傾向としてゼンハイザーやソニーよりもボリュームがあります。かといって高音域が阻害されてもいないので、バランスを意識しつつも、低音重視で使いたい人はおすすめできます。

 インピーダンスは、25Ωです。ポータブルな携帯機器でも使えます。

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 デザインは、日本の会社ですが、ユーロ圏でも「受けそう」なデザインです。従来は「ごつい」」アメリカっぽいデザインしたが、傾向が変わりました。イヤーパッドは柔らかめで疲れにくいですね。

 以上、AH-D600EMの紹介でした。

 ハイレゾ対応のスペックながら、どちらかと言えば、そこに関わらない中音・低音部分を評価したい機種です。密閉型でどこでも使える点も魅力です。


 

 【2018年】

 18・DENON AH-D5200
  ¥59,710 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 インピーダンス:24Ω
 再生周波数帯域: 5Hz〜40kHz
 重さ:
385g

 AH-D5200 は、DENONの密閉型ヘッドフォンの上位機です。この上には、AH-D7200という最上位機がありますが、価格的には「ハイアマチュア向け」となります。

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 重さは、385グラムです。

 ドライバーが大きいという理由もありますが、ハウジングにゼブラウッドを利用するなど、軽量感よりも高級感を重視した仕様でしょう。もちろん、木製ハウジングは、音質面にも特徴を与えるでしょうが。

 再生周波数帯域は、5Hz〜40kHzです。

 やはり、高音域がハイレゾに対応するギリギリの水準です。

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 ドライバーは、50mmです。

 サイズの部分では下位機種と同じですが、最上位機同様のフリーエッジ型ドライバーです。とくに低域の安定感に寄与すると思われますが、デノンのスピーカーと同様のシステムです。

 音質は、傾向としては下位機種と同じで、バランスの良い聴き疲れしにくい作りです。

 その上で、低音の重層感はさらに増しているため、「音楽を聴く」というより「音の良さを楽しむ」感じに使いたい場合に向くでしょう。

 インピーダンスは、24Ωです。ポータブルな携帯機器でも使えます。

 以上、AH-D600EMの紹介でした。ヘッドホンの音質がイマイチ「ピン」と来なかった、ステレオスピーカーユーザーに試して欲しいヘッドホンです。その評価基準だと、かなり得点が高いでしょう。ただし、重さや素材などを考えると、自宅で利用するものですね。

オープン型ハイレゾヘッドホンの比較

 つづいて、音漏れするので外出先では使えないものの、音の広がりの点で一定のメリットがあるオープン型ハイレゾ対応ヘッドホンを紹介します。


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 【2014年】

 19・ゼンハイザー オープン型 HD 599
  ¥23,561 Amazon.co.jp
(6/6執筆時)  

 【アマゾン限定】

 20・ゼンハイザー オープン型 HD598SR
  
¥23,561 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 インピーダンス:50Ω
 再生周波数帯域: 12Hz〜38.5kHz
 重さ: 250g

 HD 599は、ドイツの音響メーカーであるゼンハイザーのヘッドフォンです。

 オープン型の「代表格」とも言えるモデルであり、独特の「プリン型」は根強いファンがいます。

 重さは、250グラムと、オープン型としては平均的です。

 再生周波数帯域は、しかしながら、12Hz〜38.5kHzと、この部分でとらえると、低音・高音共に余裕が少ない状況です。

 ドライバーは、サイズ非公開ですが、およそ40mmです。

 音質は、味付けの少ない「まろやかな」サウンドです。解像感・メリハリよりも、聞きやすさが重視されているヘッドフォンで、固定ファンも多いですね。

 インピーダンスは、50Ωと高めです。オープンタイプのヘッドフォンでもあるので、自宅のオーディオ機器で聴くのに向いている機種と言えます。

 以上、ゼンハイザーのHD598の紹介でした。再生周波数帯域の点で、決して「ハイレゾ向き」とは言えない機種ですが、良い音が出せるのは変わりません。実力がある機種ですので、ヘッドフォンアンプなどのDACを通すとより真の性能が発揮されそうです。

 なお、この製品には、アマゾン限定の廉価版があります。形状に多少の差はありますが、スペック数値は同じで、リモコンが付属ですね。


   201806061206.jpg

 【2017年】

 21・ゼンハイザー オープン型 HD 660S
  ¥53,509 Amazon.co.jp
(6/6執筆時)  

 インピーダンス:150Ω
 再生周波数帯域: 10Hz〜41kHz
 重さ: 260g

 HD 660sも、ドイツの音響メーカーであるゼンハイザーのヘッドフォンです。

 重さは、260グラムと、下位機種とほぼ変わりません。

 再生周波数帯域は、しかしながら、10Hz〜41kHzと、下位機種より向上しています。

 ただし、高音域は「ハイレゾ」ギリギリの水準ではあります。

 201806061209.jpg

 ドライバーは、サイズ非公開ですが、こちらもおよそ40mmです。

 音質は、下位機種の傾向を引き継ぐ味付けの少ない「まろやかな」サウンドです。ただ、高音域と中音域については、音の安定性が増している印象です。

 インピーダンスは、しかし、150Ωですので、本格的なシステムにつなげるべき製品です。

 以上、ゼンハイザーのHD 660sの紹介でした。ちまたでは「5万円で買えるリファレンスグレード」のヘッドホンとして評判が高まっています。たしかに良い音がする製品です、インピーダンスの関係で入門者向きではないですが、中級者以上には、逆に費用対効果は高いでしょう。


  201806061219.jpg

 【2010年】

 22・AKG Q701WHITE Q701WHT(各色)
  ¥29,137 Amazon.co.jp
(6/6執筆時)

 インピーダンス:62Ω  
 再生周波数帯域: 10
Hz〜39.8kHz
 重さ: 235g

 Q701は、AKGのハイレゾ対応製品です。AKGはオーストラリアの音響メーカーです。日本に現地法人はないのですが、最近高級オーディオの分野でデンキヤでも製品を見かけるようになりました。

 国内正規代理店を経由しているモデルは2年間保証も付いて保証面でも安心です。イヤーパッドに低反発性素材を使って、長時間かけても疲れないと評判のあるヘッドフォンです。

 重さは、235グラムと軽量で、装着感も良いため、疲れにくいヘッドホンです。ただし、密閉型ではないため、自宅で使うオープンタイプのヘッドフォンです。

 再生周波数帯域は、しかしながら、10Hz〜39.8kHzと、さほど重要視した作りではありません

 インピーダンスも、62Ωと能率が悪いので、携帯音楽プレーヤーには向かないと言える機種です。自宅やスタジオで使うと真価が発揮できるタイプのヘッドフォンですね。

 音質は、低音が強調されず、中・高音域で勝負をかけるような感じです。耳疲れしにくい音質と言えます。ゼンハイザーと割と似た傾向でね。ドイツとオーストラリアはお隣同士ですし傾向は似るのでしょうか。

 以上、Q701の紹介でした。恐らく、統計を取れば最も評価を得るだろう「ハイレベルのオーソドックスさ」がある機種です。ハイレゾに向いている機種ではないですが、クラシックには、このメーカーが個人的にはおすすめです。


 

 【2013年】

 23・ AKG K712 PRO
  ¥32,842 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 インピーダンス:62Ω  
 再生周波数帯域: 10
Hz〜39.8kHz
 重さ: 235g

 K712PROは、AKGのハイエンドモデルで、唯一モニタリング用ヘッドフォンという高級オーディオの称号?を付けられています。デザインも下位機種よりもスタイリッシュで、価格相応の高級感があります。。

 再生周波数帯域は、10Hz〜39.8kHzというハイレゾを満たす最低水準です。数字に表れない部分の能力は高そうですが、スペック的には、先ほどの機種と同等です。

 インピーダンス62Ωで、こちらもオープンタイプの構造なので、携帯用ハイレゾプレーヤーではなく、自宅やスタジオ向きのヘッドフォンだといえます。


  

 【2016年】

 24beyerdynamic DT 1990 PRO
  ¥77,760 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 インピーダンス:250Ω  再生周波数帯域: 5Hz - 40kHz
 重さ: 370g

 DT 1990 PROは、ドイツの音響メーカーのbeyerdynamicの発売する高級モニタリング用ヘッドホンです。ドイツは、優秀なオープン型が多い印象ですが、日本のメーカーがあまり手を付けないから、輸入されるという部分もありそうです。

 重さは、370グラムと重量感があります。

 再生周波数帯域は、5Hz〜40kHzです。高音域はハイレゾを満たす最低水準ですが、低音は5Hzと豊かに出せるタイプですね。なかなか試聴できる機会が無かったのですが、先日試したところ、かなり好印象でした。

 ドライバーは、45mmとさほど大きくはないのですね。ただし、前シリーズを踏襲するテスラ2.0ドライバーは、その解像感で定評があります。

 インピーダンス250Ωです。かなり高いので、機器側が対応するか調べた方が良いでしょう。接続は、ステレオミニプラグでも可能です。

 音質は、定評通り、たしかに伸びやかな音が鳴ります。とくに低音がわりに力強かったので、その点ではハイレゾ向きかは微妙ですね。ただし、こちらについてはさほどききこんだ上の感想ではありません。

 以上、 DT 1990 PROの紹介でした。機会があれば試聴したいと考えていたものですが、やっと聴けました。個人的には、臨場感重視でとても好印象でした。ただ、今回の趣旨に沿ってハイレゾの再生に向くか?といわれると、多少自信がありません


 

 【2017年】

 25・オーディオテクニカ ATH-ADX5000
  ¥257,040 Amazon.co.jp
(6/6執筆時)

 インピーダンス:420Ω  再生周波数帯域: 5Hz - 50kHz
 重さ: 270g

 ATH-ADX5000は、オーディオテクニカの最高級機です。オープン型の超高級なレファレンスモデルですね。日本のメーカーとしては挑戦的な価格設定です。

 重さは、同じく高級機のDT 1990 PROと比べて270gと軽量です。実物を見ると、オープン型の利点を活かした軽量化が各所に見られますが、その部分をつきつめた「産業デザイン」としても美しい本体です。

 再生周波数帯域は、5Hz〜50kHzです。ハイレゾに重要な高音域について、従来モデルよりも柔軟に対応させてきました。

 201711251334.jpg

 ドライバーは、58mmです。

 ドライバーを一体成形して入る点が贅沢です。余分なパーツを含めないことで、純粋な音の振動をそのまま伝える工夫ですね。音のスピード感は最初の試聴時から感じられました。この部分は、ピュアオーディオには重要な部分です。

 インピーダンスは、ただし420Ωです。能率は良くない相当趣味性の強い製品と言えます。接続は、6.3mmのステレオプラグです。

 音質は、オーディオテクニカの「味付けのなさ」をつきつめた印象です。耳心地の良い「詩的な表現」は得意ではないので、音に関する説明はしませんが、「場の再現性」を強く感じられました。

 以上、 ATH-ADX5000の紹介でした。価格的には、1つ抜けた高級品ですが、優れた性質を持つ製品です。ただ、ニッチ市場の製品ですので、割高ではあります。基本的に10万円以上は「魔術の世界」ですので、上級者に限定しておすすめです。

今回の結論
ハイレゾ音源対応のおすすめヘッドホンはこの機種!

 というわけで、今回は、ハイレゾに対応する高音質のヘッドフォンを紹介しました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。


 第1に、スマホに向く入門用ヘッドホンとしておすすめなのは、

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 【2017年】

 4・SONY h.ear on 2 MDR-H600A 【各色】
  ¥14,590 Amazon.co.jp
(6/6執筆時)   

 【2015年】

 5・SONY h.ear on MDR-100A【各色】
  ¥10,778 Amazon.co.jp
(6/6執筆時)   

 インピーダンス:24Ω
 再生周波数帯域: 5Hz〜60kHz
 重さ: 220グラム

 低音再現性:★★★★★
 高音再現性:★★★★★
 原音再現性:★★★★★★
 疲れにくさ:★★★★★

 ソニーのMDR-H600A が最適でしょう。密閉型の軽量モデルのため、自宅でも外出先でも使えます。

 再生周波数帯域も、5Hz〜60kHzと十分な幅を確保してあるため、ハイレゾ音源の音質の良さが十分味わえるでしょう。

 こちらは、ハイレゾ対応機器をプッシュしたいソニーが「戦略的に」低価格で損益を覚悟しても推しているような気もします。そのため、お買得感は高いです。外出用ヘッドフォンとして「ファッション性」も高いです。 

 なお、先述のように、旧機種は色が違うだけですし、MDR-100Aを選んでもよいでしょう。


 第2に、自宅内外で楽しめる、高音質なハイレゾ対応機としておすすめなのは、

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 【2018年】

 10・SONY MDR-1AM2 B 【各色】
  ¥25,228 Amazon.co.jp (6/6執筆時)

 インピーダンス:16Ω  
 再生周波数帯域: 3Hz〜100kHz

 重さ: 187グラム

 低音再現性:★★★★★
 高音再現性:★★★★★★
 原音再現性:★★★★★★
 疲れにくさ:★★★★★

 SONYMDR-1AM2 が良いでしょう。

 201806061053.jpg

 ドライバーは、40mmHDドライバーユニットですが、アルミニウムコートの振動板など、独自の工夫があります。

 また、何と行っても187gという軽量性は、持ち運んで聴くのにかなり向くでしょう。

 音質的には、100kHzとかなり余裕を持ったハイレゾ専用設計ですので、ハイレゾ音源の特質を、ハッキリ感じることができます。特にバランス接続ができる、ソニーの高級ウォークマンとの相性が良いと思います。

 なお、ウォークマンなどで、バランス接続に対応する製品での再生の場合以外は、ステレオミニ端子も付属します。


 第3に、比較的低予算で導入できるハイレゾ音源対応ヘッドホンとしておすすめできるのは、

 201702281309.jpg

 【2017年】

 1・パナソニック ヘッドホン RP-HD5
  ¥7,971 Amazon.co.jp  (6/6執筆時)   

 インピーダンス:44Ω
 再生周波数帯域: 4Hz〜40kHz
 重さ: 240グラム

 低音再現性:★★★★★
 高音再現性:★★★★★
 原音再現性:★★★★★
 疲れにくさ:★★★★★

  パナソニックRP-HD5でしょう。1万円以下という価格のヘッドホンの中では、ドライバーのサイズや再生周波数帯域の点で、ハイレゾに最も向いている製品だと思います。

 持ち運びやすさの面でも、「スイーベル機構」があり、ポータブル機器での使用も可能です。ただ、インピーダンスの点では、やはり、自宅の音響機器やPCなどで利用するヘッドホンとして向いていると思います。


 第4に、パソコンやスマホなどで利用する方に向くDAC内蔵製品としておすすめな機種は、

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 【2014年】

 13・SONY MDR-1ADAC/B ブラック
 13・SONY MDR-1ADAC/S シルバー
  ¥22,800 Amazon.co.jp
  (6/6執筆時)

 インピーダンス:24Ω
 再生周波数帯域: 4Hz〜100kHz
 重さ: 300グラム

 低音再現性:★★★★★
 高音再現性:★★★★★★
 原音再現性:★★★★★★
 疲れにくさ:★★★★★

 デジタルアンプが搭載されたSONY MDR-1ADACでしょう。

 充電式である点、やや重さがある点がネックですが、アンプを持ち歩くことを考えればこちらでしょう。

 とくに、iPhoneユーザーは、別売のポータブルアンプを介さないととハイレゾ出力とならないため、両方購入するならば、こちらが良いと思います。


 第5に、自宅専用のオープン型ヘッドホンとして、おすすめできるのは、

  201806061157.jpg

 【2014年】

 19・ゼンハイザー オープン型 HD 599
  ¥23,561 Amazon.co.jp
(6/6執筆時)  

 インピーダンス:50Ω
 再生周波数帯域: 12Hz〜38.5kHz
 重さ: 250g

 低音再現性:★★★★★
 高音再現性:★★★★☆
 原音再現性:★★★★★
 疲れにくさ:★★★★★★

 独特の「プリン型フォルム」もオシャレなゼンハイザーHD 599でしょう。

 音の抜けの良さは、オープン型ヘッドホン共通の特長ですが、この機種もこの点で非常に良い性質を持っています。聴き疲れのしにくさでは定評があります。

 遮音性がないため自宅外では利用できませんが、自宅のAV機器で利用するならば、こうしたオープン型ヘッドホンを利用するのも選択肢として良いと思います。

補足:ヘッドホン関連機器の紹介

 というわけで、今回は、ハイレゾ音源に対応するヘッドフォンの紹介でした。 

 なお、このブログ「モノマニア」には、ヘッドホン関係の記事として、以下のものがあります。

1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較

7・Beatsのヘッドホンの比較
8・ライトニング端子イヤホンの比較
9・ウェアラブルネックスピーカーの比較
10・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 今回 とくに、ワイヤレスのハイレゾ対応機は今回紹介できませんでした。それを含めて比較したい方は、上記1番のリンク記事をご覧ください

 また、9番のリンク記事は、色々な種類を含めた「ヘッドホンの選び方」をAtlas流にまとめたものです。こちらもよろしくお願いします。

アップルの iPod touchの比較
2・ソニーのウォークマンの比較
3・ハイレゾ対応ポータブルアンプ

 また、このブログには、他にもオーディオ関係の記事がありますので、こちらもよろしくお願いします。

 最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 12:30 | オーディオ製品

今回の記事はいかがだったでしょうか?

モノマニアには「家電やモノの比較記事」が約350本あります!

よろしければ、下部のリンク集もご覧ください。

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