比較2018'【ヘルシー】高速/低速ジューサー27機の性能とおすすめと選び方(前編)シャープ・パナソニック・ヒューロム・テスコム・デロンギ・バイタミックス・クイジナート・T-Fal・日立

2018年11月16日

比較2018'【ヘルシー】高速/低速ジューサー27機の性能とおすすめと選び方(前編)シャープ・パナソニック・ヒューロム・テスコム・デロンギ・バイタミックス・クイジナート・T-Fal・日立

【今回レビューする内容】2018年 健康志向!スロージューサー・高速ジューサー・ミキサーの性能とおすすめ・選び方・使い方:ヘルシオ ジュースプレッソビタミンサーバー 真空ジュースミキサー パワーブレンダー・オートクッキングブレンダー口コミ人気ランキング フルーツ野菜ジュース・スープ対応 ジュース用ミキサーとジューサーの違いなど

【紹介する製品型番】 EJ-GP1 EJ-CP1 MJ-L500 MJ-H200 MJ-L600-H  H-AA-WWA17 H-AA-RBA17 T-fal ZC500HJP BL1431JP HZ-SBA17 H15-WH12 H2Hスーペリア アドバンスド100 siroca SSJ-201WH MX-X301 MX-X501-N MX-X701-T Vitamix TNC5200 Cuisinart CPB-300JBSW TMV1100-S WSM-1MCGJ DBLP615-WHTIGER SKR-T250-PB VEGEE HX-C2000

今回のお題
健康ジュースを作れるジューサー・ミキサーのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2018年現在最新となる、ジューサー・ミキサー比較をします。

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 家庭でのジュース作りは、最近の健康志向で「数度目のブーム」を向かえています。

 ただ、ラインナップが増えてきたため、「どれを買って良いのか?」分かりにくくなっています。また、「ジューサーとミキサーの違い」を理解しないで、選んでしまう方も多いと言えます。

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 そこで、今回は、デンキヤで見かける「ほぼ全機種」にあたる製品を、1機種ずつ丁寧に比較しました。

 記事では、高速ジューサー低速ジューサー双方ともフォローします。

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 もちろん料理兼用のパワーブレンダータイプも紹介します。

 以下では、いつものように各機種を比較した後で、最後に、「結論」として、Atlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

1・ジューサーの選び方の基本

 あらかじめ、基本的なジューサー選び方を説明しておきます。


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 ジューサーは、「スロージューサー」・「パワージューサー」・「ジュース用ミキサー」に3分割できます。

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 また、製品ごと、「ジュースの味」・「栄養素の残存性」・「片付けの容易さ」などの点で、性能が大きく変わります。

 ここでは、選ぶにあたっては「これだけは知っておいた方がよい」ポイントを、順番に解説しておきます。

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 なお、以下では、Atlasが高評価するポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

1・スロージューサーの特長と欠点

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 第1に、スロージューサー(低速ジューサー)です。

 比較的新しいジューサーのジャンルですが、シャープやパナソニックが牽引する形で、ここ数年健康志向の人たちにじわじわ浸透してきました。

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 基本的な仕組みは、食材を投入し、「臼でゆっくりすりつぶす」というものです。また、搾汁したあとの「絞りかす」は、別の出口から分離して出る仕様です。

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 ジュースの味の面では、今までのジューサーと違って、水や氷で薄めずに100%のジュースが搾れる点で魅力です。

 また、絞りかすを分離するため、市販のジュースのように「飲みやすい」タイプのジュースができます。

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 栄養価の面では、回転数を落として臼でゆっくり潰すため、ジュースの栄養素が壊れない点が評判です。

 パワージューサーと比較すると、葉酸・ペクチン・ポリフェノール・ビタミンCなどの残存率の点で、とくに優秀です。

 加熱していないため天然のビタミンが採れる点が人気で、この製法の飲料を「コールドプレスジュース」と呼んで区別しています。

 一方で、「こし取る」方式なので、食物繊維はジューズと分離されます。(搾りカスを食べない限り)採れない点は注意です。

 搾汁に必要な時間は、1杯分(180ml)あたり、1分ほどです。一度の操作で大量は作れない仕様です。ただ、コップを入れ替えて、10杯以上の連続使用は可能です。

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 また、ヒューロムのスロージューサーを除けば、バナナジュース・アボガドジュースなど粘性があって水分が少ない食材は、対応できません

2・パワージューサーの特長と欠点

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 第1に、パワージューサー(高速ジューサー)です。

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 基本的な仕組みは、低速ジューサーと同じで切った食材を投入する方式です。

 ただし、カッターで「ざく切り」にして、遠心分離で搾りカスを飛ばすという「アクロバティック」な分離法を取ります。

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 ジュースの味の面では、低速ジューサーで作るものと変わりません。

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 栄養素の点では、シャープの調査によれば、低速ジューサーのほうが残存率では有利です。

 搾汁に必要な時間は、スロージューサーの半分ほどです。投下した食材はすぐ砕かれるため、1L以上を手早く搾汁したい場合には、相当有利です。低速ジューサーは、180mlで1分かかりますから。

 一方、低速ジューサー同様に、バナナアボカドなど粘性が強いものに対応できないほか、遠心分離方式なので、桃やキウイなど、果肉が多くて飛び散りやすいものもNGです。

3・ミキサーの特長と欠点

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 第3に、ミキサーです。

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 基本的な仕組みは、プロペラカッターでガシガシ切断してジュースとしていく方法です。つまり、ジューサーとことなり、繊維質を「こしとらない方式」をとります。

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 ジュースの味の面では、繊維質を液体に残るので、トロッとした食感で「濃厚な味」のジュースができます。いわゆる「スムージー」であり、「スッキリ味のジュース」ではありません。

 ただ、バナナなど、スロージューサーでは難しい食材にも対応できる汎用性はあります。

 便利なようですが、欠点もあります。

 第1に、ミキサーの場合、100%ジュースができません

 ミキサーには、ジューサーより多くの「水気」が必要で、氷・水・豆乳・牛乳などを加えないと本体が壊れてしまいます。

 第2に、繊維が飲料に残存するため、割と早く変色する点です。

 変色すると味も栄養価も悪くなるので、作り置きには向きません。

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 栄養価の面では、「繊維をこしとらない」方式ですから、「食物繊維をジュースで採りたい」という方に向きます。

 ただし、カットする際に相当の熱が入るため、ビタミン・ポリフェノールなどが壊れてしまいます。そのため残存率は、スロージューサーに遠く及びません

 ただし、テスコムの「真空ミキサー」は、ボトル内を0.3気圧にすることで、スロージューサーのように「栄養価を壊さず」、また「変色しにくくする」などの工夫がなされます。

 搾汁に必要な時間は、高速ジューサーよりも短いです。ミキサーの容量が大きいほど大量の処理ができるでしょう。

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 本体の大きさについて言えば、ミキサーには1Lを超えるような大型商品もあります。

 主に米国圏が主力になる製品で、「パワーブレンダー」とも呼ばれます。スープ作りに兼用する「料理用」となります。こうした製品も、今回紹介していきます。

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 なお、ミキサーは、「ジューサーミキサー」などの名称で、ジューサーを「名乗る」製品があります。しかし、JISによる定義(JISC 9609)では、明確に違うものとして定義されています。

4・今回の記事の構成について

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 というわけで、低速ジューサー・高速ジューサー・ミキサーの違いを紹介しました。

1・ジューサーの比較
2・ミキサーの比較

 以下の記事では、これらを順番に紹介していくつもりです。

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 ただ、バイタミックス・デロンギ・クイジナートなど、業務用としても通用するパワーブレンダー(パワーミキサー)を含めてミキサー限定で探している方もいると思います。

 その場合、、今回の記事の「後編」にあたる【ミキサー・パワーブレンダーの比較記事】からお読みください。

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3・ハンドミキサー・ブレンダーの比較
4・フードプロセッサーの比較

 そのほか、ジュース用と言うより料理兼用のハンディタイプなど探している方などは、これらとは別の記事があります。上記のリンク記事をご覧ください。

2・各社のスロージューサーの比較

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 はじめに、野菜や果物の栄養素を残した100%ジュースができるスロージューサーを紹介していきましょう。

 ライフスタイル系の雑誌などで特集される「ジューサー」は全てこのタイプです。

 ここでも、Atlasが高評価するポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2016年】

 1・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-CP1-W
 1・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-CP1-D
  ¥ 15,818 Amazon.co.jp
(11/16執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:32回転
連続運転時間 30分
定格容量:なし(グラスを使う方式)

 ヘルシオ ジュースプレッソは、シャープのジューサーです。2016年の発売以来、ロングセラーを続ける「名機」です。

 なお、同社が、調理家電で「ヘルシオ」と付ける場合は、健康の部分でシャープが気合を入れてい証拠です。また、近年のスロージューサーブームの日本における「火付け役」とも言える製品です。

 本体の大きさは、150×177×425 mmです。テーブルに置いても邪魔にならないサイズです。

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 基本的な使い方は、簡単です。

 食材をだいたい2-3cm角の棒状に切ってから、上部の投入口に5秒間隔で少しずつ入れるだけです。必要に応じて、付属のプッシャー(押し込み棒)を使います。

 定格運転時間は、30分までなので、基本的に「好きな量」を作れます。2人分ほどの搾汁ならば、ほんの数分で可能です。

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 ジューサーの回転数は、毎分32回転です。

 パワージューサーは毎分10000回転に及ぶものもありますが、スロージューサーは、(栄養素を残すため)できるだけゆっくり搾汁することに力点が置かれます。

 低速なほど摩擦熱が生じないため、栄養素が壊れにくいです。そして、32回転というのは「業界最高レベルの低速」です。

 スクリューは、左図のような樹脂製のスクリューを採用します。

 また、右図のように、ジュースの絞りかすが分離できる構造のために、パワージューサーと異なり、水分を入れずに100%ジュースを作ることもできます。

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 栄養素の点では、低速で、金属を使わない樹脂製スクリューで搾汁するため、ビタミンなどの栄養素を破壊せず、生野菜にほぼ近い栄養をジュースで摂ることができる健康重視の製品です。

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 の部分では、低速ジューサーで作るものは分離しにくく、「濃厚でなめらかな」味のジュースになります。

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 レシピの豊富さは、ヘルシオブランドらしく、他社に較べても豊富です。こちらにも紹介されていますが、 例えば、ヘルシーにソイ(大豆)を使ったレシピなども多数あります。

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 例えば、にがりと大豆の水煮から「豆腐」「ゴマ豆腐」「豆乳」も作成可能ですね。

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 特に「飲みにくい」ケールを使った青汁については、飲みやすい組み合わせの提案が多く助かります。

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 お手入れの手軽さは、こちらの機種の、最大の「売り」です。

 スクリューをを含めて、全て分解洗い可能だからです。また、複雑な構造をした本体のタンクの部分も、水で洗い流すだけですので、かなり手軽です。なお耐熱性があるので食洗機に対応です。

 以上、シャープヘルシオ・ジューサーの紹介でした。価格は高いですが、健康面や使い勝手を考えるとかなりレベルの高い製品ですね。健康重視の方にはおすすめできます。

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 【2015年】

 2・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-ST1-Y
 2・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-ST1-A

  ¥ 8,900 Amazon.co.jp (11/16執筆時)

 なお、こちらは、多少安い価格で2015年旧モデルが売られています。

 相違点は、掃除のしやすさです。旧機種は、片付けの際、刃を専用のケースを使ってゴミをそぎ落とす必要があったのが、新機種では不要になりました。ただ、格別の違いはなですし、作れるレシピは同様なので、価格を重視して旧機種でも良いでしょう。


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 【2016年】

 3・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-GP1-G
 3・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-GP1-R
  ¥ 24,300 Amazon.co.jp
(11/16執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:32回転
連続運転時間 30分
定格容量:なし(グラスを使う方式)

 EJ-GP1は、シャープのヘルシオ・ジュースプレッソの上位機種です。

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 先ほどの機種との機能差は、主に3点です。

 第1に、フローズン用アタッチメントが付属する点です。

 凍った食材を砕いてジュースにできるのは、料理のレパートリーが増える点で重要な部分です。スムージーだけでなく、フローズンも最近流行りですから。

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 第2に、「青物野菜の直接投入」ができる点です。

 下位機種の場合、葉物については出口が詰まるため、1cm角に切る必要がありました。

 しかし、この機種は、絞りかすの出口のパッキンの圧力をダイヤルで調整できます。圧が弱いと、葉物野菜の詰まりが効果的に防げるため、食材をそのまま投入できるようになります。

 ただ、圧を弱めると繊維カスが残りやすくなるので、ジュース用に従来の圧力を出せるよう、ダイヤル調整式してあります。下位機種でも細かく刻めば、青汁系飲料ができますが、こちらはより手軽と言えます。

 付属のレシピ集には、青汁系のほか、野菜を使った前菜風のフローズンなど多様なアイデアが載っています。

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 以上、シャープヘルシオ・ジューサーの紹介でした。

 特に、健康のために、ケールなどの葉物野菜をジュースにしたい方は、こちらの上位機種が良いでしょう。また、フローズンができる点で、レシピのレパートリーも増えそうです。

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 【2015年】

 4・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-CF10A-R
 4・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-CF10A-D
 4'・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-CF10A-G
  ¥ 15,202 Amazon.co.jp (11/16執筆時)

 なお、こちらも2015年旧モデルがあります。

 こちらは、フローズンは作れますが、切替ダイヤルが未装備で、葉物野菜類への対応力が落ちる機種です。

 また、下位機種の場合と同じで、掃除が一手間余分にかかる点が相違点です。ただ、価格に大きな差があるので、フローズンに対応できれば良い、と言う方はおすすめです。


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 【上位機種】【2018年】

 5・パナソニック ビタミンサーバー MJ-L600-H
  
¥ 26,660 Amazon.co.jp (11/16執筆時)

 【下位機種】【2018年】

 6・パナソニック ビタミンサーバー MJ-L400
  
¥ 23,341 Amazon.co.jp (11/16執筆時)

 【下位機と同一性能】【2016年】

 6・パナソニック ビタミンサーバー MJ-L500
  
¥ 14,500 Amazon.co.jp (11/16執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:45回転
連続運転時間 15分
定格容量:400 mL(ジュースカップ)

 ビタミンサーバーは、パナソニックの発売するスロージューサーです。ヘルシオのジュースプレッソのライバルとなる商品です。

 本体の大きさは、幅185×奥行176×高さ432mmです。シャープに比べると多少幅広ですが、ほぼ同じです。

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 基本的な使い方は、シャープのヘルシオの場合と同じです。

 ただし、シャープの上位機と違って、葉物野菜をそのままでは投入できない構造です。

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 ジューサーの回転数は、毎分45回転す。シャープに較べると多少回転スピードが高速です。スロージューサーは「低速なほど良い」という製品なので、この点では負けています。

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 栄養素の点では、ただし注目点があります。

 パナソニックは、固いものでもすりつぶせる点を重視し、ステンレスパーツ一体型スクリューにしています。そのため、ニンジンなど固い食材を絞りきる力は、シャープより上です。

 栄養素を絞りきる力という点では、期待感がより高いです。

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 の部分でも、「絞りきる力」が活かされ、ジュースに絞りかすが混在しないスッキリ味のジュースが搾汁可能です。

 また、上位機種については、あらごしフィルターも付属します。そのため、繊維質の残存した「あらごしジュース」が可能です。

 パワージューサーの場合と違って100%搾汁となるので、味の面で独特で面白いです。

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 レシピの豊富さは、ヘルシオに準ずる多さです。また、ヘルシオのジュースプレッソ上位機種と同様に、付属アタッチメントを使うことでフローズンが作れます

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 そのほか、シャープ同様に、豆腐レシピや、絞りかすを利用した提案系レシピなどが充実します。

 お手入れの手軽さは、ヘルシオに較べると、洗うパーツがやや多いです。パッキンなどの清掃後の組み立ての点順も、ヘルシオより一手間余計にかかります。ただ、慣れれば全く問題なく使えます。食洗機にも対応します。

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 以上、パナソニックの低速ジューサー「ビタミンサーバー 」の紹介でした。

 ヘルシオとどちらを買うべきか迷う製品です。搾汁の強さ・速さ・絞りきる力はこちらの方が上です。したがって、「味」・「栄養素」の面では「わずかに上です。

 ただ、「使い勝手」の部分で言えば、葉物野菜をそのまま投入できる点で、シャープの上位機が優秀です。「面倒くさいと使わなくなる」方は、シャープが良さそうです。


 

 7・T-fal スロージューサー ZC500HJP
   ¥ 13,380 Amazon.co.jp
(11/16執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:80回転
連続運転時間 14分

 「インフィニープレスレボリューションZC500HJPは、フランスのT-Fal社のスロージューサーです。

 形状はさすがのユーロデザインで、オシャレです。台所において見映えのするジューサーですね。

 本体のサイズは、225x210×444 mmとなります。

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 本体の使い方は、ユニークです。投入口が3つあり、3種類のフルーツ・野菜が同時に搾汁できるです。ミックスジュースを作る場合は、この機種が最も手早くできるでしょう。

 こちらも、食材の押し込みにはプッシャーを利用します。

 ジューサーの回転数は、80回転ほどほどの低速で動作するジューサーです。

 栄養素のとの点では、回転数を考えると、徹底度は日本メーカーのが上でしょう。構造的に絞りきる力は弱いため、繊維の残存率は高めです。

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 レシピ集は、こちらも充実します。ミックス・キャロットジュースなど、複数の食材を混ぜる方式のものは、構造的に得意でしょう。

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 また、通常のフィルターのほか、目の粗いフィルター(スープフィルター)を装備します。主に野菜などを粗越ししてとろみのあるスープを作ることが想定されています。

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 例えば、南瓜のスープなどが作れます。レシピ集は40種類のレシピがありますね。ただし、この機種は、フローズンを作ることはできません

 お手入れの手軽さは、イマイチです。

 洗うべき部品点数がやや多く、組み立てが面倒な部類です。お手入れの面でメリット性はあまりありません。また、他機種に較べて、連続運転時間が14分と短めである点も注意が必要です。食洗機には対応です。

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 以上、T-Fal社のインフィニープレスレボリューションの紹介でした。粗越しのスープが作れる点など、面白い低速ジューサーです。一方、大量に手早く作るならこちらでしょう。

 一方、繊維の残存や詰まりについては、トラブルが多めです。ただ、これは、他機より回転数が速い点のほか、構造的に「大量に投げ込めてしまう」がゆえの「反作用」です。

 これらの点で、葉物野菜類には向きません。果実類中心なら、気をつけて使えば問題ないでしょう。


  

 8・siroca スロージューサー SSJ-201WH
 8・siroca スロージューサー SSJ-201BK
  ¥ 12,800 Amazon.co.jp
(11/16執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:65回転
連続運転時間 15分

 こちらは、日本の調理家電メーカーのオークセールのシロカ・スロージューサーです。

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 本体の大きさは、 幅182 ×奥行173 ×高さ431mmです。他社とほぼ変わりません。ただ、外観はさほどモダンではなく、他社に比べるとイマイチでしょう。実用性重視です。

 本体の使い方は、基本的にシャープの下位機と同様です。食材を2-3cmに切って投入します。必要に応じてプッシャーを利用して押し込みます。

 ジューサーの回転数は、65回転です。

 こちらもほどほどの低速で動作するジューサーです。スクリューは、シャープなどと同じく樹脂製の安全性の高いタイプですね。

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 の面では、通常フィルターのほか、目の粗く、食材のとろみが残せるスムージー用のフィルターが付属する機種です。

 栄養素の点では、基本的にシャープ・パナソニックと同じ搾汁方式なので、ほぼ同じでしょう。ただ、スクリューの形状・回転数などの違いから、絞りきる力はパナソニックなどが上位です。

 レシピ集は、1冊付属します。一方、フローズンには非対応の製品です。

 お手入れの手軽さは、一方、この機種は、部品点数が多く面倒です。また、重要な違いとして耐熱性がないので、食洗機や45度以上の熱湯に対応できません

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 以上、シロカのスロージューサーの紹介でした。

 本体の剛性・堅牢性・デザイン性などの部分で「コストカット」の影響が見えるものの、スロージューサーとして価格が安いのが魅力です。

 「とりあえず試したい」という入門用には、良いと思います。果実などなら問題なくいけます。ただ、詰まりやすい葉物野菜類を中心とするならば、詰まりやすいとは言えるので、上位機をおすすめします。


   

 9・ヒューロム H15-WH12【ホワイト】
   ¥ 32,878 Amazon.co.jp (11/16執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:17回転
連続運転時間 30分

 H-AAシリーズは、ヒューロム社スロージューサーでは、「入門機」になります。

 同社は、低速ジューサーを主力に、ドイツや米国でシェアを広げ、世界的に有名なブランドとなった製品です。

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 本体の大きさは、幅176×奥行192×高さ399mmです。

 本体の使い方は、他社機と同じで、食材を小さく切り、プッシャーで押し込んで行く方式です。ただ、搾汁がおわったら、逆回転ボタンを一度押してから停止させる動作がプラスで必要です。

 一方、ケールなどの葉物野菜は3cmほどに切ってから投入が必要です。

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 ジューサーの回転数は、毎分40回転です。シャープに次ぐ速度です。

 スクリューは、シャープのような樹脂スクリューで丁寧に行います。一方、ヘルシオに較べると、こちらは、スクリューの形状に工夫(Wスクリュー形状)がありますビタミンを残さず、壊さず強力に搾汁できます。

 栄養素の点では、こうした強力な搾汁機構が功を奏して、力強い動作が可能でしょう。

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 の面で面白いのは、ジュースパッキンの利用法です。

 この製品は、300mlまでの搾汁を内蔵ドラムに貯めておけるので、ミックスジュースなどをしっかり混ぜてからガラスに出すこともできます。

 他社機もパッキン付きがありますが、これは、フローズンなどを利用する場合に使うもので、「混ぜる」という所作は考えていません。この方式だと、バナナ・豆などの低水分の食材でもミックスジュースが可能です。

 レシピは、充実します。ただし、フローズン系は未対応である点に注意が必要です。

 お手入れの手軽さは、ストレーナーの形状など、やや洗いにくい部分はあります。一方、80度以上の温度で洗えず宇、食洗機には対応できない点は注意でしょう。

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 以上、HUROM社のH-AAシリーズの紹介でした。

 国産品と比べるとやや価格が高めです。ただ、堅牢な本体と優れた搾汁機構は評価に値するでしょう。一方、葉物野菜への対応力はシャープが上回るため、ライバルは、同じく搾汁機構を重視するパナソニックとなるでしょう。

 ほぼ互角ながら、手入れの手軽さではパナソニック、水分の少ない食材と多い食材を合わせてのミックスジュースの作れる点では、ヒューロムでしょう。


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 10・ヒューロム H-AA-WWA17【ホワイト】
 10・ヒューロム H-AA-RBA17 【レッド】

   ¥ 29,500 Amazon.co.jp (11/16執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:40回転
連続運転時間 30分

 H-AAシリーズは、ヒューロム社スロージューサーでは、「中級機」になります。

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 本体の大きさは、幅180×奥行223×高さ407mmです。多少ずんぐりとした形状ですが、十分小型です。

 こちらも、搾汁する前にドラムに貯めて、ミックスジュースを簡単にできる仕様です。下位機種と違い、ドラムに450mlまで入り、混ぜることが可能なので2人分が一度にできるでしょう。

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 ジューサーの回転数は、毎分40回転です。低速化は、搾汁時の「つまり」を防ぐとともに、静音化にも貢献します。

 スクリューは、シャープのような樹脂スクリューで丁寧に行います。一方、ヘルシオに較べると、こちらは、スクリューの形状に工夫(Wスクリュー形状)がありますビタミンを残さず、壊さず強力に搾汁できます。

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 の面では、下位機種同様にドラム式であるのに加えて、コントロールレバーが注目ポイントです。

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 この機種は搾汁する際に、パッキンの開閉量を調整する機能が付きます。これにより、食材を好みに合わせて絞りきることができます。

 また、この機能を利用して「半開」状態にすることで、従来難しかったバナナなどの食材もジュースにできる点が、ヒューロムの「売り」です。下位機種は、水分量の多い食材となら「バナナミックスジュース」はできましたが、こちらの方が本格的です。

 栄養素の点では、基本的に下位機種と同様でしょう。絞りきる力は強いため、期待値は高いです。 

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 レシピは、この機種も多様です。

 こちらは、ストレーナーが2種類付属します。右側の粗い目のストレーナーは、スムージー・フローズン用のストレーナーです。スムージーは、わざと繊維質を残して、トロリとした飲み心地の飲料です。パナソニックの「あらごしフィルター」よりは、目が細かいですね。

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 また、豆腐用のケースが付属しており、大豆の水煮とにがりで、普通の豆腐や、野菜入り豆腐などに対応できます。

 お手入れの手軽さは、従来ヒューロムは洗いにくいと言われていましたが、ストレーナーなどの形状変更で、その弱点は軽減されました。食洗機は、引き続き、非対応です。

 以上、HUROMのスロージューサーの紹介でした。下位機種と比較する場合、レバーの採用で、バナナや、茹でたサツマイモ、ナッツ類など低水分の食材で「オリジナルミックスジュース」を開発したい人には向くでしょう。また、スムージー風のとろみのあるジュースが作れる点なども面白いです。

 なかなか楽しめそうです。

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 11・HUROM H2Hスーペリア
   ¥ 37,800 Amazon.co.jp (11/16執筆時)

 12・HUROM HZ-SBA17
   ¥ 64,584 Amazon.co.jp (11/16執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:40回転
連続運転時間 30分

 なお、この機種は上位機としてH2HスーペリアHZ-SBA17 という機種も併売中です。

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 本体の大きさや、ドラムのサイズは同じです。

 ただし、HZ-SBA17 については、写真のように、ステンレス製となり、価格相応の高級感が出ています。そのほか、LEDランプの採用など、細かい部分の「高級化」がポイントです。基本的には「割高水準」のプレミアモデルです。

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 機能面では、一方で、H2Hスーペリアを含めて、果実類がそのまま搾れるスクイーザーの搭載が魅力です。

 スクイーザーが欲しい場合は、H2Hスーペリアについては、選んでもよさそうです。


  

 13・ヒューロム アドバンスド100 (グレー)
 13・ヒューロム アドバンスド100 (ワイン)
   ¥ 49,464 Amazon.co.jp (11/16執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:40回転
連続運転時間 30分

 アドバンスド100は、ヒューロム社が、2018年に新発売したスロージューサーです。

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 本体の大きさは、幅293×奥行212×高さ462mmです。従来機よりも大型化しています。

 ジューサーの回転数は、毎分40回転です。

 スクリューも、Wスクリュー形状です

 こうした点では、下位機種と同じです。

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 相違点は、「お手入れのしやすさ」の部分です。メッシュタイプのストレーナーを止めて、樹脂製フィルターを2重にした「分離搾汁方式」を採用するため、フィルター部分のお手入れが、相当楽になっています。

 その他の部分は新機種と同様ですが、「手入れ」とい部分は各社共通の課題ですので、方向性として良いと感じました。

5・各社のパワージューサーの比較

 続いて、遠心分離方式を利用する「ジューサー」の比較です。


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 14・Panasonic 高速ジューサー MJ-H200-R
 14・Panasonic 高速ジューサー MJ-H200-W
  ¥ 11,530 Amazon.co.jp (11/16執筆時)

タイプ:高速ジューサー
回転数:11900回転
連続運転時間 :連続
定格容量:500ml

 MJ-H200-R は、パナソニックの高速ジューサーです。

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 本体の大きさは、幅21.0×奥行29.4×高さ29.3cmです。かなり小型です。

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 基本的な使い方は、低速ジューサーと同じです。2-3cmに切った野菜や果実を投入口にいれて、押し込み棒(プッシャー)で、ゆっくり押し込んでいく方式です。

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 ただし、スクリューミルで挽いていくのではなく、カッター切っていく方式です。

 低速ジューサーは1杯の搾汁に1分ほどですが、遠心分離方式のこちらは高速に処理できます。連続運転もできるため、一度に1L作るなど、大量処理したい場合、特に向きます。

 回転数は、11900回転となります。

 栄養素の点では、低速ジューサーのほうが、ポリフェノールやビタミンの残存率の点などで有利です。とはいえ、熱処理される市販のジュースと比べれば、自家製ジュースの「栄養価は高い」です。

 大人数家族などの「スローフード」している場合ではない!場合は、こちらも良い選択肢でしょう。

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 の点では、先進分離で絞りかすが分離されるため、低速ジューサー同様にスッキリ味のジュースです。味の部分では、低速ジューサーに負けていません。

 また、付属のタンク容量は500mlですが、外付けタンクなので、繰り返し難度も搾汁可能です。カス受け部分も1.7Lの大容量です。

 一方、高速ジューサーの場合も「粘り気のある食材に対応できない」ためバナナ非対応です。また、遠心分離方式という「荒技」を使うため、もも・いちご・キウイ・パイナップル・かきなど果肉が多く、容器から流れ出にくいものものもNGです。

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 対応するのは、リンゴ・オレンジ・ニンジン・トマト・セロリ・キャベツなどの葉野菜です。対応の幅は低速ジューサーより狭いです。

 お手入れは、4つのパーツを水道で洗うのが基本です。点数はそれ程多くなく、苦ではないでしょう。ただし、食洗機は非対応です。

 以上、パナソニックのMJ-H200-Rの紹介でした。大量処理できる点でニーズはあると思います。他社があまり積極的に新製品を出さない分野なので、非常に貴重です。

後編の予告!
最新モデルのジューサー・ミキサーのおすすめ機種は結論的にこれ!

 以上、今回は、ダイエットや健康管理に最適な低速ジューサーを紹介してきました。

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 日立 VEGEE HX-C2000(W)
 クイジナート WSM-1MCGJ
 デロンギ パワーブレンダー DBLP615-WH
  テスコム 真空ジュースミキサー TMV1100-S
 Vitamix TNC5200

 続く後編【こちら】では、各社から発売されているパワー(高速)ジューサーの紹介をします。最近はパワージューサーでも栄養素が多く残せる機種などが発売されており、要注目です!

 そして、後編の最後では、低速ジューサーと高速ジューサー全機種から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 後編は→こちら

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posted by Atlas at 10:15 | 調理家電

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