【今回レビューする内容】2022年 Microsoft Surface Book Laptop Go全モデルの性能とおすすめ : 人気機種の違いと性能ランキング:Surface Book 3, Surface Go 3, Surface Laptop 4, Surface Studio 2, Surface pro 8 Surface pro X マイクロソフト サーフェイス サーフィス
【比較する主な製品型番】 Surface Laptop Studio THR-00018 9WI-00018 A1Y-00018 ABY-00018 Surface Laptop 4 13.5インチ 7IP-00093 5BT-00087 5BT-00079 5BT-00083 5BT-00091 5AI-00086 5EB-00086 5GB-00022 15インチ 5UI-00046 5W6-00072 5W6-00097 TFF-00080 5IM-00054 5IV-00022 Surface Laptop Go 1ZO-00020 THH-00020 THH-00045 THH-00034 THJ-00020 THJ-00045 THJ-00034
今回のお題
マイクロソフト・サーフェス全製品のうちおすすめ機種はどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2022年5月現在、最新のマイクロソフトのSurfaceの比較です。
1・Microsoft Surfaceの比較記事 (1)
1-1・Surface Laptop Studio
種類:ノートPC
画面:14.4インチ
予算:20万円〜
1-2・Surface Laptop 4
種類:ノートPC
画面:13.5 &15インチ
予算:10万円〜
1-3・Surface Laptop Go
種類:ノートPC
画面:12.4インチ
予算:7万円〜
2・Microsoft Surfaceの比較記事 (2)
2-1・Surface Go 3
種類:タブレットPC
画面:10.5インチ
予算:7万円〜
2-2・Surface Pro 8(Pro X & Pro 7+)
種類:タブレットPC
画面:13インチ
予算:10万円〜
2-3・Surface Studio 2
種類:デスクトップPC
画面:28インチ
予算:50万円〜
3・Microsoft Surfaceの比較記事 (3)
3-1:Surface Book 3(旧型)
種類:ノートPC
画面:13.5 &15インチ
予算:17万円〜
3-2:最終的なおすすめ機種の提案【結論】
全3回の記事で、ノートPCタイプ、タブレットタイプ、デスクトップタイプを含めて、現在発売されている「最新機」を「全機種」比較します。
マシンパワー ★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★★
画面の見やすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、上表のようなポイントから、各機を順番に比較していきます。
そして、最後の「結論編」(こちら)では、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
長い記事ですが、よろしくお願いします。
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1・VAIOの比較
2・SurfaceBookの比較
3・Macbookの比較
4・激安ノートPCの比較
5・iPadの比較
6・Android系タブレットの比較
なお、今回の記事は、このブログのノートPC・タブレットPC比較シリーズの2回目記事として書きました。
1-1・Surface Laptop Studioの比較
では、紹介をはじめます。
はじめに、Surface Laptop Studioからです。
同社のノートPCでは、現行では最上位機グレードにあたり、後ほどみる2021年までのSurface Book 3の後継機になります。
なお、「Studio」は、伝統的にマイクロソフトにおけるデザイン系のフラッグシップを示す名詞の1つです。実際、かなりの高級機です。
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なお、以下の本文では、高評価できるポイントについては赤字で、イマイチな部分は青字で書いていきます。
【2022年2月発売】
1・Surface Laptop Studio THR-00018
¥181,000 Amazon.co.jp (5/26執筆時)
CPU:第11世代 Intel Core i5-11300H
GPU:Intel Iris Xe
SSD:256GB(増設不可)
メモリ:16GB(増設不可)
2・Surface Laptop Studio 9WI-00018
¥206,017 Amazon.co.jp (5/26執筆時)
CPU:第11世代 Intel Core i5-11300H
GPU:Intel Iris Xe
SSD:512GB(増設不可))
メモリ:16GB(増設不可)
3・Surface Laptop Studio A1Y-00018
¥241,919 Amazon.co.jp (5/26執筆時)
CPU:第11世代 Intel Core i7-11370H
GPU:GeForce GTX 3050Ti
SSD:512GB(増設不可)
メモリ:16GB(増設不可)
4・Surface Laptop Studio ABY-00018
¥341,880 楽天市場 (5/26執筆時)
CPU:第11世代 Intel Core i7-11370H
GPU:GeForce GTX 3050Ti
SSD:1TB(増設不可)
メモリ:32GB(増設不可)
全機種共通の特徴
OS: Windows 11 Home
光学ドライブ:
モニター:14.4インチ(200PPI)
重さ: 約1743g〜
接続:USB-C (4.0)×2
通信機能:Wi-Fi 6 Bluetooth 5.1
カメラ:HDカメラ(前面)
バッテリー: 最大19時間
Office:Home & Business 2021
Surface Laptop Studioは、2022年に展開がはじまった新しいマイクロソフトのノートPCです。
本機は、普通のノートPCとしても高度に使えますが、折り曲げてタブレットのようも使える2in1式です。
回転方法は、キーボードを中に折り込む形式です(Dynamic Woven Hinge )。
この形式の他社機は、キーのストロークに影響を与えることがありますが、織り込み部分の工夫で、タイピングの快適さに支障が出ないようにデザインされます。
なお、ノートPC形式(ラップトップモード)とタブレット形式(スタジオモード)のほか、写真のような形状(ステージモード)に固定して使うことも提案されます。
その点で、3in1と言えないこともないです。
重さは、ただし、約1.7kgです。
ふだんのモバイル用と考えると、少し重いです。
旧機種のSurface Book 3は、写真のようなドッキング式で、タブレット形態の利用の際に軽量化できましたが、本機はできない部分は、買い換えユーザー向けの注意点になります。
画面サイズは、14.4インチです。
珍しい数値刻みですが、モバイルと据置のちょうど中間的なサイズです。
解像度は、他社機からの移行の方は、注意点です。
本機は、解像度が2400x1800で、「3:2」の画面比率だからです。
他社のWindows PCの場合は、一般的に16:9の比率が多いため、同社の製品はすこし特殊です。
比べると、やや縦長で、エクセル・ブラウザなど縦スクロール系の表示の部分で利点があります。
動画視聴などについては、TVの規格が「16:9ワイド」なので、フル画面表示する場合、左右に、やや幅が広い黒帯が生じると言えます。
ビジネスやデザインにはあまり問題ないですが、ゲーマーなどに向けた機種ではないです。
液晶ディスプレイは、ほとんど詳細が開示されません。
ただ、IPS系列の広視野角の液晶で、色域を強化した上位パネルです。
画面密度も200ppiですので、細かく、この部分で不満に感じることは少ないでしょう。
また、リフレッシュレートについて120Hz対応( PixelSense Flow)です。
タッチスクリーン(10点)ですので、液晶はグレア(光沢)です。
このあたりは、タブレット的な要素を持ちます。
Surface スリム ペン 2
¥10,393 Amazon.co.jp (5/26執筆時)
なお、タッチペン(Surface スリム ペン 2ほか)に対応し、収納にも配慮がありますが、ペン自体は別売です。
CPUは、2種類からの選択です。
いずれも、11世代の4コア・8スレッドのIntelCPUです。
スコアは、さほど差がない感じで、いずれも、現行水準で「かなり快適」といって良いです。
上表は、現行のPCをビジネス用として使う場合、どの程度快適に使えるのか、Atlasの考える目安を示したものです。
本機はいずれも10000を超えますし、「かなり快適」な水準と言えます。
GPU(グラフィックス)は、本機の場合も下位機種は共有型、上位機は単独のGPUです。
共有型も、最近のIntel Iris Xeではあるので、さほどスコアは悪くないです。
上位機は、ゲーミング用の中級機並で強力です。
もちろん、特異な画面比なので、デザイナー用などのために用意されるグレードです。
メモリは、32GB・16GBからの選択です。
ハードディスク(ストレージ)は、SSDドライブを採用します。
世代は不明ですが、おそらく第4世代のPCIe M.2形式のSSDでしょう。
記憶容量は、最下位機種でも256GBです。最上位モデルは1TBですが、価格としては30万円を軽く超えるのがネックです。
Officeソフトは、Office Home & Business 2021が付属します。
Word・Excel・Outlook・PowerPointがセットされます。
バッテリーは、公称で最大19時間です。
この点で不安に感じる方は少ないでしょう。
ネットワーク機能は、Wi-Fi6とBluetooth5.1に対応です。
2019年から本格化したWi-Fi6は、ルーターの対応が必要ですが、接続安定性が増します。
この部分については、【高速規格対応の無線LANルーターの比較記事】で紹介しました。
カメラは、前面のみ、顔認証や簡単なチャット用にHDカメラが付属です。
光学ドライブは、未付属です。
利用可能な外付けドライブのおすすめは、【Windows向け光学ドライブの比較記事】で書いています。
キーボードは、Fキー以外はフルサイズです。
アイソレーション式で、ストロークも確保されているので、(2in1の範疇では)ある程度打ちやすいと言えます。
(ギミック的な理由で)キーボードを前方に押し込めるような配置にした結果、大きめのタッチパット領域なので、愛用者には良いでしょう。
接続端子は、一般的な(四角い)USB-Aは省略です。
(丸い)USB-C端子が2つで、速度的にUSB4に対応します。
Anker USB-C & HDMI 変換ケーブル
¥2,495 Amazon.co.jp (5/26執筆時)
HDMI端子がないため、プレゼンなどで外部出力する場合は、上記のような変換ケーブルないし、アダプタを利用します。
このほか、本機は、環境光・加速度・ジャイロ・磁力計などのセンサーが付属します。
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以上、Surface Laptop Studioの紹介でした。
おもに、デザイナー向けの、モバイル据置兼用の高級ノートPCという印象です。
2in1仕様は他社にもありますが、利用モード変更はかなりシンプルで高速にできるので、違和感がないでしょう。
一方、完全にノートPC形式(ラップトップモード)だけで使うならば、値段や、重さ、キーボード利用時の打ちやすさを含めて、後ほどみるようなそれ専用のほうが良いかと思います。
そのほか、先述の画面比の部分にも注意が必要です。
【2022年2月発売】
1・Surface Laptop Studio THR-00018
¥181,000 Amazon.co.jp (5/26執筆時)
CPU:第11世代 Intel Core i5-11300H
GPU:Intel Iris Xe
SSD:256GB(増設不可)
メモリ:16GB(増設不可)
マシンパワー ★★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★★
軽量性 ★★☆☆☆
バッテリーの保ち ★★★★★★
画面の見やすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
4モデルからどれを選べば良いかは悩ましい限りです。
ただ、GPUを酷使しないならば、 THR-00018でも良いかと思います。
統合型GPUも最近はだいぶスコアが上がってきましたので、過度に心配しなくて良いかと思います。
1-2・Surface Laptop 4 の比較
続いて、Surface Laptop 4の紹介です。
Surfaceでは「中級モデル」となります。13.5インチと15インチの2サイズ展開なので、順番に見ていきます。
【2022年モデル】
5・Surface Laptop 4 13.5インチ 7IP-00093
¥150,480 楽天市場 (5/26執筆時)
CPU:AMD Ryzen 5 4680U 2.1GHz
SSD:256GB(増設不可)
メモリ:8GB(増設不可)
【プラチナ・ブラック・ブルー・サンドストーン各色】
6・Surface Laptop 4 13.5インチ 5BT-00087
6・Surface Laptop 4 13.5インチ 5BT-00079
6・Surface Laptop 4 13.5インチ 5BT-00083
6・Surface Laptop 4 13.5インチ 5BT-00091
¥133,875 楽天市場 (5/26執筆時)
CPU:第11世代 Core i5 1135G7 2.4GHz
SSD:512GB(増設不可)
メモリ:8GB(増設不可)
7・Surface Laptop 4 13.5インチ 5AI-00086
¥183,000 楽天市場 (5/26執筆時)
CPU:第11世代 Core i5 1135G7 2.4GHz
SSD:512GB(増設不可)
メモリ:16GB(増設不可)
8・Surface Laptop 4 13.5インチ 5EB-00086
¥216,480 楽天市場 (5/26執筆時)
CPU:第11世代 Core i7 1185G7 3GHz
SSD:512GB(増設不可)
メモリ:16GB(増設不可)
9・Surface Laptop 4 13.5インチ 5GB-00022
¥289,675 楽天市場 (5/26執筆時)
CPU:第11世代 Core i7 1185G7 3GHz
SSD:1TB(増設不可)
メモリ:32GB(増設不可)
全機種共通の特徴
OS: Windows 10 Home(64 ビット)
光学ドライブ:
モニター:13.5型タッチパネル(201ppi)
重さ: 約1265g
接続:USB-A (3.0)×1 USB-C (3.1)
通信機能:Wi-Fi 6 Bluetooth 5
カメラ:HDカメラ(前面)
バッテリー: 19時間 /17時間
Office:Home Business 2021
Surface Laptop 4 13.5インチは、Microsoftの中級ノートPCです。
2022年に型番が変更となっています。
新しく、Windows11とOffice2021の搭載になった関係です。
画面サイズは、13.5インチです。
位置づけとしては、ざっくりと言えば、Surface Laptop Studio の下位機種です。
先述のノートPC形式(ラップトップモード)だけあれば良いならば、価格他、重さやキー配置の部分で、こちらを選んだ方が良いと言えます。
なお、主に、教育市場をターゲットに同社が世界的に売り出しているモデルになります。
本体の重さは、どれも1265グラム前後です。
13インチ前後の最近のモバイルPCとしては平均的な重さですが、Surface Laptop Studioに比べると、だいぶ軽いです。
薄さが1.4cmである点からも、持ち運びやすいと言えます。
CPUは、インテル系とAMD系が併存しますので、順番に解説していきます。
第1に、インテル系です。
下位機は、第11世代 intel Core i5 1035G7 2.4GHz、上位機は、第11世代 intel Core i7 1085G7 3.0GHzを採用します。
いずれも4コア8スレッド機ですが、世代が新しいので、CPUだけで言えば、ベンチマークは「かなり快適」な10000を超えます。
ただ、 下位機と上位機のCPUの差は、価格差ほどはない印象で、あえて Core i7を選ぶ必要はないかと感じます。
第2に、AMD系です。
こちらについては、マイクロソフトの特注CPU(AMD Ryzen 5 4680U Microsoft Surface Edition)なので、明確なスコアは示せません。
ただ、6コア・12スレッドとコア数が上回ります。シンプルに、CPUパワーとコア数を積み上げて考える場合、インテルより優秀です。
報道のように、インテルはCPUの微細化に少し手間取っていて、なんとなくその部分がでている気がします。
結論的にいえば、AMD系の方が性能が高いでしょう。
GPU(グラフィックス)は、本機はメモリ共有型です。
したがって、先ほど見たSurface Book 3とはこの部分で差があります。
インテル系はIntel Iris Xe Graphics、AMD系はAMD Radeon Graphicです。
AMD系のほうが、GPU部分は強めではあるでしょう。
メモリは、下位機種でも8GBです。
ビジネス用ならばこれで十分でしょう。
下位機種からこの基準をクリアしているのは、やはり「教育市場」をターゲットにしているからでしょう。
ハードディスク(ストレージ)は、高速のSSDドライブ(PCIe M.2)を採用します。
記憶容量は、最大で1TBです。
個人用に買うならば、256GBもあれば十分です。
液晶ディスプレイは、13.5 インチPixelSenseディスプレイです。
画面密度は201ppiです。十分でしょう。
本機は、ノートPCタイプですが、タッチパネルを採用している点も見所です。
Windows系OSは、ジェスチャほか、タッチパネルへの対応力が高いからでしょう。
Surface Arc Mouse CZV-00007
¥7,788 Amazon.co.jp (5/26執筆時)
Surfaceペン EYU-00015
¥9,050 Amazon.co.jp (5/26執筆時)
タッチパネルですので、純正のタッチペンが別売で用意されます。
解像度は、2256x1504です。本機も「3:2」の画面比率です。
本機もエクセル・ブラウザなど縦スクロール系の表示の部分で利点があります。
ただし、TVの規格が「16:9ワイド」なので、フル画面で動画を見る場合、左右の黒帯は広めです。
Surface スリム ペン 2
¥11,300 Amazon.co.jp (5/26執筆時)
なお、タッチペンは、この機種も利用可能ですが、別売となります。
種類としては、Studioと同じ最新機が使えますが、画面に付けなくても使える、ゼロフォース手描き入力機能は使えません。
ただ、画面形状を考えても気にしなくて良い部分でしょう。
Officeソフトは、Office Home & Business 2021が付属します。
Excel・Word・Outlook・PowerPointが(本機に限り)永続的に利用可能なライセンスです。
なお、Officeソフトについては、このブログでは、【Office 2021の選び方と激安購入法】という記事があります。ソフト構成など、詳しくはそちらをご覧ください。
バッテリーは、インテル系CPUは17時間、AMD系CPUは、19時間です。
優秀と言えます。
ネットワーク機能は、Wi-Fi 6・Bluetooth5に対応します。
対応するルーターなどが必須ですが、接続安定性が高まります。
カメラは、前面(キーボード側)のみです。
ただし、解像度が高いため、顔認証によるWindows Hello サインインにも対応です。
光学ドライブは、未付属です。
なお、利用可能な外付けディスクについては、最後にまとめて書きます。
Anker USB-C & HDMI 変換ケーブル
¥2,495 Amazon.co.jp (5/26執筆時)
接続端子は、注意点です。USB-CとUSB-A(USB3.0)の2系統だけです。
HDMIがないので、プレゼンの際は、サードパーティ製の変換ケーブルか、変換アダプターが必要です。
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以上、Surface Laptop 4 13.5インチの紹介でした。
グラフィックス(GPU)はあまり期待できませんが、CPU性能が良いため、普通のノートPCとしてビジネスに利用する場合は、Surface Laptop Studio系より、費用対効果を含めて良いと言えます。
重さが1.25kgと軽いので「たまに持ち運んでモバイル兼用」としたい方にも向くと思います。ただし、本機も縦横比が3:2ですから、あくまで、仕事や勉強に特化した仕様ではあります。
5・Surface Laptop 4 13.5インチ 7IP-00093
¥150,480 楽天市場 (5/26執筆時)
CPU:AMD Ryzen 5 4680U 2.1GHz
SSD:256GB(増設不可)
メモリ:8GB(増設不可)
マシンパワー ★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★★
画面の見やすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
なお、「メインマシン」として選ぶならば、バッテリーの保ちや、コア数に由来するCPUパワーの部分で、AMD系の本機が良いかと思います。
価格も抑え気味ですから、抜群の費用対効果といえるかと思います。
【2022年モデル】
10・Surface Laptop 4 15インチ 5UI-00046
¥141,170 楽天市場 (5/26執筆時)
CPU:AMD Ryzen 7 4980U (MS)
SSD:256GB(増設不可)
メモリ:8GB(増設不可)
【プラチナ・ブラック各色】
11・Surface Laptop 4 15インチ 5W6-00072
12・Surface Laptop 4 15インチ 5W6-00097
¥172,480 楽天市場 (5/26執筆時)
CPU:AMD Ryzen 7 4980U (MS)
SSD:512GB(増設不可)
メモリ:8GB(増設不可)
13・Surface Laptop 4 15インチ TFF-00080
¥218,680 楽天市場 (5/26執筆時)
CPU:AMD Ryzen 7 4980U (MS)
SSD:512GB(増設不可)
メモリ:16GB(増設不可)
14・Surface Laptop 4 15インチ 5IM-00054
¥231,800 楽天市場 (5/26執筆時)
CPU:第11世代 Core i7 1185G7 3GHz
SSD:512GB(増設不可)
メモリ:16GB(増設不可)
15・Surface Laptop 4 15インチ 5IV-00022
¥302,280 楽天市場 (5/26執筆時)
CPU:第11世代 Core i7 1185G7 3GHz
SSD:1TB(増設不可)
メモリ:32GB(増設不可)
全機種共通の特徴
OS: Windows 10 Home(64 ビット)
光学ドライブ:
モニター:15 インチ(201ppi)
重さ: 1542g
接続:USB-A (3.0)×1 USB-C (3.1)
通信機能:Wi-Fi 6 Bluetooth 5
カメラ:HDカメラ(背面) +前面カメラ
バッテリー: 最大11.5時間
Office:Home Business 2021
Surface Laptop 4 15インチも、Surface Laptop 4シリーズの15インチノートです。
位置づけは、(光学ドライブはないものの)「オールインワン」として、主に自宅や職場に置きたい方向けと言えます。
本体色は、こちらは、基本がメタル調のプラチナで、一部のみブラックが選べます。
画面サイズは、15インチです。
本体の重さは、1542グラムです。
軽いとは言いませんが、15インチノのートPCと考えれば、まあまあ軽量です。
薄さもありますし、大きめだが「持ちはこびはできるモデル」と評価できそうです。
CPUは、インテル系とAMD系が選べます。
第1に、インテル系は、13.5インチの上位機と同じ第11世代 intel Core i7 1085G7 3.0GHzを採用します。
4コア8スレッド機で、スコアも10000を超えますので、15万円前後の「標準的なノートPCとしてかなり快適な水準」であり、問題ありません。
第2に、AMD系については、本機もマイクロソフトの特注CPU(AMD Ryzen 7 4980U Microsoft Surface Edition)なので、明確なスコアは示せません。
ただ、8コア・16スレッドとかなり優秀なCPUであす。
シンプルに、CPUパワーとコア数を積み上げて考える場合、Surface Laptop4の中では、最もスペックの期待値が高いです。
最上位機にしていないのは、(長年の実績で)インテルを信頼する方が、値段的に本機を選ぶような年代の方に多いからでしょう。
GPU(グラフィックス)は、こちらの場合も、CPUとのメモリ共有型です。
13インチ機の場合と同じで、AMD系の方がGPU性能は少し良いです。
液晶ディスプレイは、15 インチPixelSenseディスプレイを採用します。
画面密度は、13.5インチ同様です、
解像度は2496x1664で、縦横比は同じく3:2となります。
この部分の、甲乙は先ほど説明した通りです。
バッテリー持続時間は、インテル系CPUは16.5時間、AMD系CPUは、17.5時間です。
これら以外の部分については、1つ上で紹介した、13.5インチ版のSurface Laptopと仕様は同じです。
Office2019も付属で、端子配置も同じです。
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以上、Surface Laptop 4 15インチの紹介でした。
15インチにしては、それなりに軽量なので、普段は自宅や職場で利用するが「ごくたまに」持ち歩く方で、大画面での作業効率を重視したい方に良い機種です。
画面の縦横比的に、ゲームや動画目的で買う人は少なそうですが、AMD系については、CPU・GPUともに、それなりにパワーは期待できるでしょう。
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【プラチナ・ブラック各色】
11・Surface Laptop 4 15インチ 5W6-00072
12・Surface Laptop 4 15インチ 5W6-00097
¥172,480 楽天市場 (5/26執筆時)
CPU:AMD Ryzen 7 4980U (MS)
SSD:512GB(増設不可)
メモリ:8GB(増設不可)
マシンパワー ★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★★★
軽量性 ★★★★☆
バッテリーの保ち ★★★★★
画面の見やすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
なお、「メインマシン」として選ぶならば、この機種についても、CPUの費用対効果の部分でAMDが良いかなと思います。
その上で、SSDドライブのサイズの面で中位機が良いでしょう。
SSDサイズの小さな下位機種とは価格差があまりない部分を含めて、お買得感があります。
1-3・Surface Laptop GOの比較
続いて、Surface Laptop GOです。
2020年末に登場した12.5インチの軽量な新シリーズです。テレワーク向けにも人気です。
【2020年10月登場】
【Officeソフトなし】
16・Surface Laptop Go 1ZO-00020
¥71,998 Amazon.co.jp (5/26執筆時)
CPU:第10 世代 Intel Core i5 1035G1 1.2GHz
SSD:64GB(eMMC)(増設不可)
メモリ:4GB(増設不可)
【Officeソフト付属】
17・Surface Laptop Go THH-00020
17・Surface Laptop Go THH-00045
17・Surface Laptop Go THH-00034
¥97,700 Amazon.co.jp (5/26執筆時)
CPU:第10 世代 Intel Core i5 1035G1 1.2GHz
SSD:128GB(増設不可)
メモリ:8GB(増設不可)
【Officeソフト付属】
18・Surface Laptop Go THJ-00020
18・Surface Laptop Go THJ-00045
18・Surface Laptop Go THJ-00034
¥114,190 Amazon.co.jp (5/26執筆時)
CPU:第10 世代 Intel Core i5 1035G1 1.2GHz
SSD:256GB(増設不可)
メモリ:8GB(増設不可)
全機種共通の特徴
OS: Windows 10 Home(S)
光学ドライブ:
モニター:12.4インチ(148ppi)
重さ: 1110g
接続:USB-A (3.0)×1 USB-C (3.1)
通信機能:Wi-Fi6 Bluetooth 5
カメラ:前面カメラ
バッテリー: 最大12時間
Office:Home Business 2019
Surface Laptop Go 12.4インチは、Surface系のノートPCでは、最も安い製品です。
「テレワーク需要」のほか、日本では、初等教育機関でのPC導入が進む中で、そちらのニーズも狙っていると思われます。
画面サイズは、12.4インチです。
本体の重さは、1110グラムです。
小型画面ながら軽量な、モバイルノートPCと言えます。
この点で、子供やテレワークに限らず、持ちはこび用のサブノートとしても使えそうです。
CPUは、本機は、intel core i5を採用します。
省電力CPUですが4コアで、この部分はケチってないです。
8000に迫るスコアなので、メイン機としても快適水準です。
GPU(グラフィックス)は、こちらの場合も、CPUとのメモリ共有型のGPUで、特に強調できません。
メモリは、下位機種が4GB、上位機種が8GBという構成です。
4GBでもWindows10は十分ですが、8GBモデルのが安心感はあります。
ハードディスク(ストレージ)は、注意が必要です。
上位機は、SSDなのですが、高速な(PCIe M.2)規格という表記がないので、S-ATAかもしれません。
それでも、HDDに比べて5倍は高速ですし、問題ないでしょう。
下位機は、ただし、eMMC 64GBです。
HDDよりはだいぶ高速ですが、S-ATA SSDに比べてかなりパフォーマンスが落ちるほか、OSインストールに使う部分を除けば、ユーザーが自由に使える領域は限定的です。
こういった製品は、容量を節約する方法を知っている中級者以上向けでしょう。
液晶ディスプレイは、12.4インチPixelSenseディスプレイを採用します。
縦横比は他機と同じ3:2ですが、画面密度は149ppi(1536 x 1024 )粗めです。
仕事用には問題ないでしょうが、フルHD画質をそのまま出せないため、動画画質は落ちます。
タッチパネルはしっかり搭載ですが、本機については、パネルがIPSという表示がないです。
おそらく、応答速度が速い一方、視野角が狭めで格安なTNパネルでしょう。
ただ、12.4インチと小型PCなので、それでも実用上、問題ないとは思います。
MicroSoft Surfaceペン
¥8,920 Amazon.co.jp (5/26執筆時)
タッチペンは、マイクロソフトには、筆圧感知などの仕様でいくつか種類があります。
対応するのは、本機の場合はSurfaceペンです。
Officeソフトは、Office Home & Business 2019が付属するモデルが選べます。
Excel・Word・Outlook・PowerPointが(本機に限り)永続的に利用可能なライセンスです。
キーボードは、本機もアイソレーション式で、キーが大きいです。
また、変換・無変換キーが本機については、「A」「あ」のアイコンになりました。
最近IMEは、Macと同じ親指での日本語/英語切り替え(決め打ち)に対応するので、初心者向けに分かりやすさを強調したためです。
なお、ATOKについても、ATOKのプロパティで、キーマップを換えて、同じことが可能です。
バッテリーは、公称で最大12時間です。
ネットワーク機能は、本機も、Wi-Fi 6・ Bluetooth5搭載です。
カメラは、前面(キーボード側)のみです。
簡単なチャット用で、顔認証ができない解像度です。その代わりに、指紋認証機能があります。
光学ドライブは、未付属です。
接続端子は、一方、注意点で、USB-CとUSB-A(USB3.0)の2系統だけです。
HDMIがないので、プレゼンの際は、サードパーティ製の変換アダプターが必要です。
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以上、Surface Laptop Goの紹介でした。
仕事や性能面で大事な部分(CPU)を大切にしながら、削れるところは、大胆に削った製品です。
正直なところ、10万円以下のPCとしてかなり性能が良いので、他の格安PCメーカーは相当の危機意識を持ったことでしょう。
先述のように、最下位機種はイマイチだと思いますが、SSDを採用した中位機以上は、モバイル用としては、選択して間違いないでしょう。
次回に続く!
Microsoftのサーフェスのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、ここまで、マイクロソフトのSurfeceの比較の1回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。
1・Microsoft Surfaceの比較記事 (1)
1-1・Surface Laptop Studio
種類:ノートPC
画面:14.4インチ
予算:20万円〜
1-2・Surface Laptop 4
種類:ノートPC
画面:13.5 &15インチ
予算:10万円〜
1-3・Surface Laptop Go
種類:ノートPC
画面:12.4インチ
予算:7万円〜
2・Microsoft Surfaceの比較記事 (2)
2-1・Surface Go 3
種類:タブレットPC
画面:10.5インチ
予算:7万円〜
2-2・Surface Pro 8(Pro X & Pro 7+)
種類:タブレットPC
画面:13インチ
予算:10万円〜
2-3・Surface Studio 2
種類:デスクトップPC
画面:28インチ
予算:50万円〜
3・Microsoft Surfaceの比較記事 (3)
3-1:Surface Book 3(旧型)
種類:ノートPC
画面:13.5 &15インチ
予算:17万円〜
3-2:最終的なおすすめ機種の提案【結論】
次回の2回目記事【こちら】では、(キーボードの付属しない)タブレットタイプのSurfaceを順番にみていきます。
マシンパワー ★★★★★
読み書き速度 ★★★★★
ストレージの量 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
バッテリーの保ち ★★★★★
画面の見やすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、3回目記事【こちら】にて、ここまで紹介してきた全機種から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
また、Surface全機種に搭載されていないDVDドライブやブルーレイドライブの選び方についても書いていきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目時事は→こちら
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