比較2017' A3対応カラープリンター7機種の性能とおすすめ【EPSON・CANON・ブラザー】:A3が印刷できるコンパクトなインクジェット複合機の性能の違いのレビューとランキング:EP-977A3 DCP-J4220N-B DCP-J4220N-W MFC-J6770CDW PIXUS iP8730 EPSON カラリオ EP-976A3 ブラザー プリビオ ネオ MFC-J6970CDW DCP-J4215N

2017年04月11日

比較2017' A3対応カラープリンター7機種の性能とおすすめ【EPSON・CANON・ブラザー】:A3が印刷できるコンパクトなインクジェット複合機の性能の違いのレビューとランキング:EP-977A3 DCP-J4220N-B DCP-J4220N-W MFC-J6770CDW PIXUS iP8730 EPSON カラリオ EP-976A3 ブラザー プリビオ ネオ MFC-J6970CDW DCP-J4215N

今回レビューした製品;2017年 A3カラーインクジェット複合機の価格・性能とおすすめ;A3カラープリンター: エプソン カラリオ EP-977A3 DCP-J4220N-B DCP-J4220N-W MFC-J6770CDW EPSON カラリオ EP-976A3 EP-979A3 ブラザー プリビオ ワークス MFC-J6970CDW ブラザー プリビオ ネオ DCP-J4215N Canon インクジェットプリンター PIXUS iP8730 EP-978A3 iP6830 DCP-J562N DCP-J4225N-W PRIVIO NEO MFC-J4725N EP-10VA

今回のお題
インク代が安く、A3が印刷できるコンパクトタイプのプリンタ複合機を探す!

 ども、Atlasです。

 今回は、A3の印刷ができるインクジェットプリンタ複合機についてレビューをします。

 このブログ「モノマニア」では、2017年モデル(2016年発売)のプリンターに関する、価格と性能の比較記事を8つ書いています。

1・A4インクジェット複合機(4色)
2・A4インクジェット複合機(6色)

3・A3インクジェット複合機 →この記事!  
4・ビジネスインクジェット
5・A4モノクロレーザー

6・A4モノクロレーザー 複合機

7・A4カラーレーザープリンタ

8・A3カラーレーザープリンタ

 今回の記事は、上記3番の記事になります。

 A3印刷に対応するインクジェットプリンターと複合機について比較します。もし、A3に対応するカラーレーザープリンターをお探しだった方は、お手数ですが、8番のリンク記事をご覧ください。

EPSONのA3プリンターの比較


 

 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 1・EPSON Colorio EP-979A3 【2016】
  ¥30,800 Amazon.co.jp  (4/11執筆時)  
 1・EPSON Colorio EP-978A3【2015】
  ¥24,800 Amazon.co.jp (4/11執筆時)  

 縁なし印刷:○
 大きさ:479x148x356mm (収納時)

 EP-977A3 は「ふだんはA4、ときどきA3」のCMで話題な、EPSONのA3印刷対応プリンターのです。なお、2016年9月にこの製品の後継商品の発売されています。利用されるインクは旧機種と同じです。

 また、印刷品質・速度はもちろん、印刷に関わる機能もほぼ同じです。基本的に、新機種の発売により価格が下落している、価格の安いほうのモデルを選べば良いでしょう。

 さて、これまで、A3対応のプリンターいえば、本体が大きく家庭用向きではありませんでした。しかしこちらの機種は、A3インクジェットプリンターとしては格段の小型化が図られました。一昨年、デンキヤでも爆発的に売れて品薄になったモデルでもあります。

 z_watanabe_140902_ph_visual_cont_234_01_02.png

 1世代前のA4プリンタと較べても遜色のないコンパクトサイズです。特に奥行については、A4プリンター並の省スペース設計であり、家庭でも邪魔にならないサイズです。

 con1.jpg

 有線LANUSB接続の他、無線LANにも対応しています。電源コードを含めて壁際に設置しても、壁にぴったり付けられる仕様です。廃熱も問題ありません。


ph_vds01_01.jpg

 また、電源がONになると自動で排紙トレイ・用紙カバー・操作パネルが開き、印刷が終わると自動で収納される自動オープン機能が搭載されます。また電源についても、パソコンから印刷が指令されると、連動して自動的にスリープ状態から起動して印刷を開始する自動電源オン・オフ機能も搭載されます。

 ph_visual_cont_235_01_01.jpg

 なお、A3については、「手差し対応」になります。1枚づつ差していくことになるので、複数枚印刷するビジネス用途には向きません。ただ、例えば、ショップのチラシやメニュー印刷や、図面印刷に活躍するでしょう。A4については、100枚まで対応します。

 搭載されるスキャナーは、4800dpiです。なかなか高性能で、単品で購入した場合8000円代の単品スキャナーと同等程度の性能になります。

 なお、写真から分かりますが、コピーやスキャニングの際に原稿を自動で送る両面対応ADFは付属しません。また、スキャナーやコピーの原稿は、A4までの対応になります。


 img_top_715_257.jpg

 印刷のクオリティは、ここで紹介する全機種中2番目に高いです。というのも、6色インクの製品だからです。他社のインクは、全て4色インクとなっています。クオリティ重視でカラー印刷をしたければ、4色インクは性能的に限界があるので、EPSONの6色インクはクオリティ上、優位性があります。なお、エプソンも1万円以下の機種は4色インクです。しかし、6色から8色のインクを搭載する自社の高品位印刷機種と位置づけており、それらの機種は「エプソンカラー」として、4色インクの機種とは一線を画すものとエプソンは表明しています。 

 印刷速度は、メーカー公表スペックによるとA3の光沢印刷で1分55秒で、L版写真で13秒になります。この機種がEPSONのカラリオ6色シリーズでは最も高速です。A4のカラーで原稿1枚あたり65秒程度で印刷できると思います。  また、実測値ですが、普通紙で文字中心のビジネス文書を印刷する場合は5.5枚/分になります。EPSONの6色インクではもっとも高速なプリンタとなります。

 つづいて印刷コストについてです。

メーカー公表印刷コスト(大容量インク使用時・用紙代含)
   L判光沢紙 約19.9円(うち用紙代4.3円)
実際の印刷コスト(インク売価より計算:用紙代含除く)
   L判光沢紙 約15.5円
   A4Photoカラー 約81.1円
インク売価を元にした大容量インクタンク印刷可能枚数
   L判光沢紙 約426枚
   A4Photoカラー 約77枚
 インクの実売価格から、Atlasがスペックデータから印刷コストを試算した結果が上の表です。EPSONのインク代は
他社よりも高めと言われます。実際に、こちらの機種も、印刷コストは少し高めになります。

 ただし、上の数字は、フルカラーの原稿をA4一杯にフォト印刷した場合のコストになります。密度の低いカラー普通紙へのカラー印刷や、モノクロの文字原稿の場合は、おそらく1枚10円程度のコストですむと思います。

 

 EPSON インクカートリッジ ICBK80L ブラック 増量
  ¥1,126 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  
 EPSON インクカートリッジ IC6CL80 6色セット
  ¥3,748 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  
 EPSON 大容量インクカートリッジ IC6CL80L 6色セット  
  ¥6,490 Amazon.co.j (4/11執筆時)  

 インクはこちらのシリーズを使います。

 以上、EPSONのA3プリンターのEP-977A3EP-977A3の紹介でした、

 手差し給紙ながらA3用紙が印刷できる点が最大のメリットでしょう。ショップ用のチラシなどを作る用途や、図面などを印刷する用途に向いているといえます。デンキヤでも売れ筋の機種です。 


  

 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 2・EPSON インクジェット複合機 Colorio EP-10VA  
  ¥54,198 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  

 縁なし印刷:○
 大きさ:479x148x395mm (収納時)

 EP-10VA は、エプソンの「ときどきA3」シリーズの新モデルで、最上位機です。

 201509301014.jpg

 サイズ的には、下位機種より奥行きが4センチほど大きくなっただけで、ほとんど同型です。また、無線LANなどのほか、自動開閉機など下位機種に装備されていた便利機能は全て搭載されます。

 201509301018.jpg

 こちらも、手差しからのA3対応機です。ただ、こちらの場合、手差しトレイから10枚までの連続印刷に対応します。なお、この機種は自動両面印刷機能を搭載しますが、A3用紙については未対応です。「ときどきA3」モデルなので仕方ないですね。

 搭載されるスキャナーは、下位機種と同じように4800dpiです。なかなか高性能で、単品で購入した場合8000円代の単品スキャナーと同等程度の性能になります。また、スキャナーやコピーの原稿は、A4までの対応になります。


 201509301025.jpg

 印刷のクオリティは、ここで紹介する全機種中最も高いです。下位機種とおなじ6色ながら、基本となる3色以外のインクを、赤とグレーに変更した新6色インクを採用するからです。


 201509301028.jpg

 結果、カラー写真印刷の場合、再現できる色域が向上し、特に赤色系統についてはあざやかな印刷ができます。モノクロ印刷についても、グレーインクの採用で、階調表現がより精緻にできるように改変されました。

 印刷速度は、メーカー公表スペックによるとA3の光沢印刷で2分23秒になります。A4のカラーで原稿1枚あたり80秒程度で印刷できると思います。また、推測値ですが、普通紙で文字中心のビジネス文書を印刷する場合は5枚/分程度になります。高画質化した分、印刷速度は下位機種よりもやや遅いです。

 つづいて印刷コストについてです。

メーカー公表印刷コスト(大容量インク使用時・用紙代含)
   L判光沢紙 約12.7円(うち用紙代4.6円)
実際の印刷コスト(インク売価より計算:用紙代含除く)
   L判光沢紙 約6.7円
   A4Photoカラー 約36.9円
インク売価を元にした大容量インクタンク印刷可能枚数
   L判光沢紙 約585枚
   A4Photoカラー 約106枚
 コストは以上のようになります。この機種については、2016年にインクの売価の改定がありました。そのため、1枚約46.3円と写真印刷については、下位機種に較べても相当安い価格になっています。下位機種の半額程度で済むため、相当写真を印刷する方には、かなりおすすめできます。
 
 

 EPSON インクカートリッジ YTH-BK ブラック
  ¥721 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)
 EPSON インクカートリッジ YTH-6CL 6色セット
  ¥4,532 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)

 交換インクは、ヨットの絵柄のこちらになります。

 以上、EPSONのA3プリンターのEP-10VAの紹介でした。本体価格は高いですが、今年度から新採用された新しいインクを使っているため、画質の面ではA4プリンターを含めて最上位です。さらに、インクコストは、下位機種の半額程度と4色モデルを含めて最安クラスで、その点でもとても魅力的な機種です。

キャノンのA3対応機

 

  Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 3・Canon インクジェットプリンター PIXUS iP8730
  ¥24,571 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  

 縁なし印刷:○
 大きさ:590x159x331 mm (収納時)

 こちらは、キヤノンから発売されているA3プリンターです。EpsonのカラリオA3と違って、スキャナやコピー機能が付かない単機能のプリンターです。

 ただ、EPSONのカラリオと異なり、「手差し以外でもA3印刷を標準でサポートする」機種です。もちろんその分本体の大きさもやや大きめで、幅59cmx高さ15.9cmx奥行き33.1cm と、幅47.9cmx高さ14.8cmx奥行き35.6cmのカラリオよりも、幅が広めです。


 label-copy.jpg

 本体はかなりストイックな作りで、EPSONと異なり、液晶窓やタッチパネルは装備されません。色気としては、CDのレーベル印刷ができる程度です。また、スマホやパソコンからダイレクトに印刷できる無線LANは搭載されますが、両面印刷の機能は付属しませ

 こういった機能からも分かりますが、広告などのために、純粋にA3カラーを印刷することに特化されたモデルです。

 201402141702.jpg

 6色マルチパック(大容量) BCI-351XL+350XL/6MP
  ¥6,055 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  
 インクタンク BCI-350XLPGBK (大容量顔料黒インク)
  ¥1,278 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  

 さて、これらの機種のインクですが上の写真からも分かるように、5種類のインクタンクから構成されます。ただし、実質的には、カラーインクは3種類で、黒インクが2種類(染料インク・顔料インク)、それにグラデーションに使うグレーが1種類搭載される構成です。


 201402141705.jpg

 こちらは、エプソンのカラリオのインク構成です。フォトカラー(写真印刷)の発色については、カラーの中間色が豊富なエプソンに技術的な優位性があります。一方、キヤノンは、ブラックに顔料インクが配備されるため、文字印刷/文字・写真混在印刷に、力を発揮します。したがって、例えば、喫茶店のメニューなど、文字混在で印刷する場合は、キヤノンに優位性があります。

 一方、印刷速度ですが、L判の光沢紙で30秒A3写真用紙で約2分というスペックです。これは、エプソンに比べると多少遅いといえます。ただ、普通紙で文字中心のビジネス文書をA4印刷する場合、カラーは1分に10枚、モノクロだと1分に14.5枚印刷できます。したがって、写真を印刷しない場合については、キャノンのプリンタは優秀です。

 つづいて印刷コストについてです。

メーカー公表印刷コスト(大容量インク使用時・用紙代含)
   L判光沢紙 約15.5円(うち用紙代2円)
実際の印刷コスト(インク売価より計算:用紙代含除く)
   L判光沢紙 約11.5円 
   A4Photoカラー 約63.7円
インク売価を元にした大容量インクタンク印刷可能枚数
   L判光沢紙 約426枚
   A4Photoカラー 約77枚
  Amanzonのインクの実売価格から、Atlasがスペックデータから印刷コストを試算した結果が上の表です。エプソンに較べると、単純計算で、A4で全面写真印刷した場合のコストは1枚あたり約63.7円と10円ほど安価です。もちろん、モノクロの文章印刷は1/10ほどのコストで済むでしょう。
 
 このように、コスト面では、キヤノンにやや優位性があります。

 以上、キヤノンのPIXUS iP8730の紹介でした。EPSONのA3複合機と違って、手差しではなくて用紙トレイ(120枚)から直接A3が印刷できるのが大きな魅力です。

 ただ、片面のプリントに特化した機種で、スキャナなども付属しない機種です。筐体もやや大きめです。したがって、「ときどきA3」ではなく、「A3をよく印刷する」人向きの機種と言えます。


 

 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 4・Canon インクジェットプリンター PIXUS iP6830
  ¥22,295 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  

 縁なし印刷:○
 大きさ:590x159x331 mm (収納時)
 
印字速度:約30秒(L版・光沢紙)

  iP6830も、キャノンのA3対応プリンタです。PIXUS iP8730の廉価版という扱いです。

 機能的に見た場合、CDのレーベル印刷ができないほか、印刷速度が、L判の印刷に30秒、

  5gus-82.jpg

 Canon インクタンク BCI-351XL 5色マルチパック(大容量)
  ¥5,221 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  
 Canon インクタンク BCI-351 5色マルチパック
  ¥3,680 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  
 Canon インクタンク BCI-350XLPGBK 顔料ブラック (大容量)
  ¥1,278 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  

 これらの機種のインクは、上位機種より1本少ない4色+顔料黒インクという構成です。グレイのインクがないため、文字の鮮明さや、写真の階調表現については、上位機種にくらべて劣ります。

メーカー公表印刷コスト(大容量インク使用時・用紙代含)
   L判光沢紙 約14.7円(うち用紙代4.5円)
実際の印刷コスト(インク売価より計算:用紙代含除く)
   L判光沢紙 約12.3円 
    A4Photoカラー 約67.8円
インク売価を元にした大容量インクタンク印刷可能枚数
   L判光沢紙 約454枚
   A4Photoカラー 約82枚

 印刷コストについては、インクタンクが一本少ないわけですが、こちらの方が多少割高です。これはインクの量や、インクの値引率が上位機種の方が良いからです。

 こうした点を考えても、キャノンから選ぶ場合は、この機種ではなく、上位機種を選ぶのが正解だと思います。

ブラザーのA3プリンター

 続いて、ブラザーのA3プリンターを紹介していきましょう。

  201509251316.jpg

 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 5・BROTHER PRIVIO DCP-J4225N
  ¥22,980 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  

 大きさ:480×345×188mm
 スキャナ機能:○
 縁なし印刷:○  

 こちらは、ブラザー社のA3対応プリンタDCP-J4220Nです。EPSONのカラリオと同じように、スキャナやコピー機能が付いた複合機です。

  201509251321.jpg

 今年度モデルのこちらは、従来機と比べると、幅48x高さ18.8x奥行き29 cm収納時の奥行が大幅に設置性が向上しています。さて、このモデルですが、A3印刷については「手差しでのA3印刷」のみに対応したエプソンと同じ仕様です。

 poinft_04-1.jpg

 タッチパネル式の液晶自動両面プリントや、無線LAN接続にも、EPSON同様対応します。スマホ(iPhone/Android)からアプリを利用してダイレクトに印刷する機能も、もちろん搭載です。また、スキャナ機能・コピー機能が付いた複合機です。スキャナの解像度は、エプソンとほぼ同品質です。

 エプソンとの大きな違いは、インクの種類・印字品質・印刷スピードです。

  

 大容量タイプ お徳用4色パック LC217/215-4PK
  ¥7,809 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  
 インクカートリッジ大容量タイプ (黒) LC217BK
  ¥2,216 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)    

  ブラザーは、4色インクを採用しています。

 201409281834.jpg

 このモデルは「技ありインク」というインクを使っており、色の再現領域が13%ほど高くなっています。コントラストが高いメリハリのある印刷が可能です。ただ、エプソンのカラリオは、6色インク採用のため、カラーの発色は較べればやはりエプソンにかなわないといえます。

 その一方で、ブラックインクは、文字印刷に強い顔料インクを採用しています、文字印刷については、染料インク採用のエプソンよりも強いと言えます。ビジネス向けには良い機種ですね。

 poinfast_1.jpg

 また、大きなヘッドを採用し、印刷スピードが劇的に速いのも、ブラザーの特徴です。A4カラーで1分間に18枚、A4白黒で20枚と、エプソンの2倍以上の高スピードを実現しています。仕事で大量に印刷する場合には向いているといえるでしょう。

 印刷コストですが、

メーカー公表印刷コスト(大容量インク使用時・用紙代含)
   L判光沢紙 約18.8円(うち用紙代6円)
   A4カラー 約7.1円
実際の印刷コスト(インク売価より計算:用紙代含除く)
   L判光沢紙 約13円
   A4Photoカラー 約71.0円
インク売価を元にした大容量インクタンク印刷可能枚数
   L判光沢紙 約531枚
   A4Photoカラー 約96枚

 Amanzonのインクの実売価格から、Atlasがスペックデータから印刷コストを試算した結果が上の表です。インクコスト的に見ると、エプソン(の最新機種)より安いことが分かります。ブラザーはAmazonでのインクの値引率と発売後の下落率が高いため、実際の印刷コストは、時間が経つにつれてエプソン以上に安くなると思います。

 ブラザーについては、A4普通紙にカラーでビジネス文書を出した場合のコストも講評されており、1枚7.1円です。これは他社に較べてもかなり安い数値になります。

 以上、ブラザーのDCP-J4215Nの紹介でした。EPSONのA3カラリオに較べて、インク代や本体価格が安いため、比較的容易にA3プリンターが導入できるのが最大のメリットです。4色インクですが、専用紙に写真印刷をするような用途を考えていないならば、この機種で良いでしょう。無線LANや両面印刷など、必須機能は網羅していますし、デザインも良い筐体です。


 

 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 6・BROTHER PRIVIO NEO MFC-J4725N【黒】
   ¥22,464 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  

 縁なし印刷:○
 大きさ:
480×345×188mm

 MFC-J4725Nは、ブラザー社のA3対応プリンターの上位機種です。

 201509251412.jpg

 下位機種よりも優れている部分は、A4原稿まで対応するADF(現行自動送り装置)が付属する点と、液晶が操作性の良いタッチパネルになっている点ファックスが搭載される点です。

 FAXは、パソコンからの送信も、スキャナを使っての送信も対応できます。

 

 大容量タイプ お徳用4色パック LC217/215-4PK
  ¥7,809 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  
 インクカートリッジ大容量タイプ (黒) LC217BK
  ¥2,216 Amazon.co.jp (4/11執筆時)     

 その他の部分は、利用するインクやインクコスト、印字速度を含めて下位機種と同じです。ファックスとADFを搭載する分、奥行きがある機種なので、ビジネス用にファックスが欲しい方以外は、下位機種を選んだ方が良いでしょう。

今回の結論
インク代が安く、A3が印刷できるコンパクトタイプのプリンタ複合機はこの機種!

 というわけで、今回は、A3のインクジェットプリンターについて書いてきました。最後に、いつものように、目的別のオススメ機種!を上げておきたいと思います。


 第1に、たまにA3は使いたいが、普段はA4、使うのは白黒かカラー文書であり、写真印刷のクオリティが必要ない方は、

  201509251316.jpg

 5・BROTHER PRIVIO DCP-J4225N
  ¥22,980 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  

  4色インク 両面印刷 無線LAN  

 縁なし印刷:○

 大きさ:480x163x483 mm (収納時)

 ブラザーの4色インクモデルのDCP-J4220がオススメです。

 手差し対応ながらA3に対応しますし、本体の値段も印刷スピードも最も優れている機種だと思います。筐体も十分小型ですから、置き場所も困らないですし、デザイン性も高いです。

  

 大容量タイプ お徳用4色パック LC217/215-4PK
  ¥7,809 Amazon.co.jp
  (4/11執筆時)  
 インクカートリッジ大容量タイプ (黒) LC217BK

  ¥2,216 Amazon.co.jp  (4/11執筆時)     また、アマゾンでインクが安く売っていることもあり、ランニングコストも低いです。インクの価格の高さに悩むことは少ないと思います。また旧機種に較べて「技ありインク」の採用で、印刷クオリティの向上も見られます。



第2に、たまにA3は使いたいが、普段はA4、年賀状などのクオリティーにもこだわりたい方は、

 

 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 1・EPSON Colorio EP-979A3 【2016】
  ¥30,800 Amazon.co.jp  (4/11執筆時)  
 1・EPSON Colorio EP-978A3【2015】
  ¥24,800 Amazon.co.jp  (4/11執筆時)  

  6色インク スキャナ4800dpi 両面印刷 無線/ 有線LAN

 縁なし印刷:○
 大きさ:479x148x356mm (収納時)

 6色インクモデルである、エプソンのEP-979A3か、それの2015年モデルで、同一性能のEP-978A3がオススメです。

 エプソンは6色インクを採用しているため、カラー印刷のクオリティについては他社に圧倒します。この点、年賀状やカラーチラシなどの印刷などには重宝するでしょう。

 本体のサイズも小さいですし、白を基調としたデザインもオシャレです。また、利用時に自動に本体がオープンする機能は、便利ですし、「高級品を買った」という満足感を得られるでしょう。

 

 EPSON インクカートリッジ ICBK80L ブラック 増量
  ¥1,126 Amazon.co.jp
  (4/11執筆時)  
 EPSON インクカートリッジ IC6CL80 6色セット
  ¥3,748 Amazon.co.jp
  (4/11執筆時)  
 EPSON 大容量インクカートリッジ IC6CL80L 6色セット  
  ¥6,490 Amazon.co.j (4/11執筆時)  

 対応するインクはこちらです。


 第3に、デジカメなどの写真の印刷用としてクオリティーが最も高い機種としては、

  

 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 2・EPSON インクジェット複合機 Colorio EP-10VA  
  ¥54,198 Amazon.co.jp
  (4/11執筆時)  

  6色インク スキャナ4800dpi 両面印刷 無線/ 有線LAN

 縁なし印刷:○
 大きさ:479x148x395mm (収納時)

 新6色インクを採用したEP-10VAでしょう。年賀状などならば下位機種でも十分対応しますが、デジカメで撮った写真をA3に引き延ばしてみたい!という用途には、こちらが最適でしょう。

 

 EPSON インクカートリッジ YTH-BK ブラック
  ¥721 Amazon.co.jp
  (4/11執筆時)
 EPSON インクカートリッジ YTH-6CL 6色セット
  ¥4,532 Amazon.co.jp
  (4/11執筆時)

 使用するインクはこちらです。先ほど書いたように、カラー印刷のコスト面では4色インクプリンターを含めても最安クラスのため、インク代を気にせず、写真を引き伸ばして印刷したいと考えている方にも向く機種です。

 

 EPSON 写真用紙[光沢] A3 20枚 KA320PSKR
  ¥2,372 Amazon.co.jp (4/11執筆時)  
 EPSON 写真用紙[光沢] A4 20枚 KA420PSKR
  ¥1,200 Amazon.co.jp (4/11執筆時)  

 エプソンの純正の写真用紙はこちらです。下位機種や他のメーカーのプリンタでも使えます。


第4に、日常的にA3プリンターを使う予定で、とくにA3カラーでのチラシなどの作成を考えている方は、

 

  Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 3・Canon インクジェットプリンター PIXUS iP8730
  ¥24,571 Amazon.co.jp
  (4/11執筆時)  

 キヤノンのA3対応のピクサス iP8730が良いでしょう。

 手差しではなく、トレイでA3に対応していますから。A3トレイタイプでは小型なので、とくに、小規模な飲食店さんなどで、大きめのカラーチラシを複数枚作りたいなどの需要をかなえると思います。

 201402141702.jpg

 6色マルチパック(大容量) BCI-351XL+350XL/6MP
  ¥6,055 Amazon.co.jp
  (4/11執筆時)  
 インクタンク BCI-350XLPGBK (大容量顔料黒インク)
  ¥1,278 Amazon.co.jp
  (4/11執筆時)  

 対応するインクはこちらです。

ーーー
 というわけで、今回は、A3対応のインクジェットプリンターについて書いてみました。
 
 今回は、「家庭用」のコンパクトサイズのA3インクジェットプリンタ(複合機)を紹介してきました。しかし、大きさにこだわらなければ、A3対応機はここで紹介した機種ほかにもあります。

 201509251427.jpg

 6・EPSON A3 PX-M5040F
 
 ¥28,701 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)  
 7・
ブラザー プリビオ ワークス MFC-J6573CDW
  ¥32,800 Amazon.co.jp   (4/11執筆時)  

 ビジネスインクジェットプリンターと呼ばれる機種で、エプソンとブラザーからそれぞれ数機種発売されています。これらは、A3に対応し、耐久性も高いのですが、かなり大型で家庭向きではありません

 ただ、インクコストは安いです。小規模オフィスなど向けにビジネスインクジェットプリンター をお探しの方は別に記事を書いています。ご興味にある方は、【こちら】をごらんください。ただし、筐体が大きくなり、家庭で使うのにはさほど向いていない機種です。

 というわけで、今回の記事は以上です。

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posted by Atlas at 20:25 | Comment(0) | プリンター

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