Top プリンター 比較2021' ビジネスインクジェット73機の性能とおすすめ (1):A4ビジネスプリンター 前編

2021年05月11日

比較2021' ビジネスインクジェット73機の性能とおすすめ (1):A4ビジネスプリンター 前編

【今回レビューする内容】2021年 低コストなビジネスプリンター複合機の性能とおすすめ A4 A3 :FAX・電話付カラープリンター:エプソン ブラザー プリビオ キャノン リコー ジェルジェットプリンタビジネスインクジェット エコタンクギガタンク搭載プリンタの違いや人気機種の性能ランキング

【紹介する製品型番】EPSON PX-105 PX-S740 PX-M730F EW-M530F PX-M885F PX-S885 PX-M860F PX-K150 ブラザー プリビオ MFC-J998DN MFC-J998DWN MFC-J898N MFC-J738DN MFC-J738DWN MFC-J1605DN キヤノン MAXIFY iB4130 PIXUS TR703 MB2730 MB2130 MB5130 MB5430 リコー  RICOH SG 3200 RICOH SG 2200 RICOH SG 3120SF HP OfficeJet Pro 8730 D9L20A#ABJ 9020 1MR73D#ABJ

今回のお題
ビジネス向けのカラープリンター複合機のおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2021年5月現在、最新の「ビジネスプリンター」の比較をします。 

 エプソン・キヤノン・ブラザー・リコー・HPA3・A4モデルは(ほぼ)全機種比較するつもりです。

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1・A4ビジネスインクジェットの比較
 予算:1.5万円〜
 印刷コスト:3.7円/枚〜
 画質:高画質(文字/図表)
2・A3ビジネスインクジェットの比較
 予算:3万円〜
 印刷コスト:3.7円/枚〜
 画質:高画質(文字/図表)
3・エコタンク搭載プリンタの比較
 予算:3万円〜
 印刷コスト:0.9円/枚〜
 画質:普通(高級機除く)
4・ビジネスプリンターの選び方【結論】
 =結論としてのおすすめ機種の提案

 ただ、今回は、紹介したい機種が多いので記事を全4回に分けています。

 今回は、1回目記事です。

 小規模オフィス向けに「コストが安い」点で評判の、A4ビジネスインクジェットプリンターA4ビジネスインクジェット複合機の比較をします。

 そのため、A3サイズは、2回目記事、(10万円を超えるモデルは例外もありますが)「画質よりコスト最優先」のエコタンクプリンタは、3回目記事で、それぞれ紹介します。

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5・A4モノクロレーザープリンタ
 
予算:1万円〜
6・A4モノクロレーザー 複合機
 予算:2万円〜
7・A4カラーレーザープリンタ(複合機)
 予算:3万円〜
8・A3カラーレーザープリンタ(複合機)
 予算:4万円〜

 また、レーザープリンターでお探しの方は、以上の記事で別にフォローしています。

 ただ、ビジネス向けとして「インク」と「レーザー」のメリットデメリットなど「選び方の基本」は、、今回の記事の冒頭で書きました。

 そのため、お時間のある方は、今回の記事を最初にご覧ください。

 よろしくお願いします。

1・インクコスト ★★★★★
2・画質(普通紙)★★★★★
3・画質(写真) ★★★★★
4・印刷スピード ★★★★★
5・耐久性    ★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 というわけで、以下ではいつものように、各社の製品を順番に紹介します。

 そして、最後に、上表のような観点から、Atlasの「おすすめ機種」を選定していきたいと思います。

ーーー

1・A4インクジェット複合機(6色)
2・A4インクジェット複合機(4色)
3・A3インクジェット複合機   
4・ビジネスインクジェット  
5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー 複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ
9・プリンターの基本的な選び方

 なお、今回の記事は、このブログのプリンター比較シリーズの第4回目記事として書きました。

1・ビジネスプリンタの選び方の基本

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ビジネスインクジェットプリンタ」は、本来は家庭用だった「インクジェトプリンター」の仕組みをビジネス向けにアレンジした、新しいタイプのプリンタです。

 簡単に言えば、耐久性とインクコストを低減させ、印刷スピードを上げたプリンタです。

1・ビジネスインクジェットの利点

 「ビジネスインクジェット」は、他の方式のプリンターと比べると、次のような利点があります。

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 第1に、「カラーレーザープリンタ」と較べた場合です。

 「ビジネスインクジェット」は、省スペースで、音が静かで、カラー印刷の費用が安い、故障時のメンテナンス料がかなり安いという特長があります。

 さらに、加熱処理をするレーザープリンタ式に較べて、電気代が安く、環境にも優しい点もメリットです。

 これらの理由から、「ビジネスインクジェット」は、小規模オフィスや個人事業主向けに、レーザープリンタの代替品として売れています。

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 第2に、「家庭用のインクジェットプリンタ」と較べた場合です。

 「ビジネスインクジェット」は、耐水性や文字のにじみが少ないという特長があります。

 染料カラーインクを使う家庭用と違って、ビジネスインクジェットは、顔料インクを利用するからです。

 その点で、社内文書や企画書などの文字・写真・グラフなどの混在文書の印刷クオリティは総じてビジネスインクジェトの方が高いです。

 そのほか、印刷速度の速さ本体の耐久性の高さなど、「ビジネス」の名前にふさわしい特性があります。

2・ビジネスインクジェットの弱点

 ただし、「ビジネスインクジェット」は、特に「家庭用」と考えた場合弱点もあります。

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 第1に、画質です。

 年賀状や光沢紙などへの写真印刷については「家庭用のインクジェットプリンタ」ほどクオリティが高くありません

 写真印刷に向く染料カラーインクを使う家庭用機と異なり、ビジネスインクジェットは、顔料インクを利用するからです。

 年賀状向きの機能(ふちなし印刷など)も省略となります。

 第2に、本体サイズです。

 速度や用紙トレイなどの使用をビジネス向けに考えている機種が多いため、本体サイズが少し大きめです。

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 結論的にいえば、「ビジネスインクジェット」は、家庭用とビジネス用として「兼用」を考えている方や、年賀状や写真などを高画質に印刷したい方は、あまり「おすすめ」しません。

 その場合は、家庭用の高画質プリンターを「兼用機」選んだ方が満足度が高いでしょう。

 なお、このブログでは、【高画質なA4インクジェットプリンターの比較記事】で、画質面で良い機種を多く紹介しています。

ーーー

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1・A4ビジネスインクジェット
2・A3ビジネスインクジェット
3・エコタンク搭載プリンタ

 というわけで、具体的な比較をはじめます。

 先述のように、今回の記事は以上の3つに分けました。

 共通の話は、ここまでで「終わり」となるので、必要に応じて、以上のリンクをご利用ください。

2・EPSONのA4ビジネスプリンター

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 最初にエプソンのA4対応のビジネスインクジェットを紹介します。

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 なお、エプソンは春先に、一部製品について毎年安売りフェアをします。

 今年は「ワークスタイル応援フェア」という名前です。同社は、キャンペーン商品は別の型番を付けて売るので、同じ製品でも型番が2種類あります。

 以下の記事では、Amazonでみられる対象商品には【フェア対象:PX-M885FR2】のようにフェア用型番を書き入れています。

 値段を較べたい場合、当該製品のページの「お得なキャンペーンモデル」タブをクリックしてみてください。

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 なお、以下ではいつものように、高評価できる点は「赤色」、イマイチな点は「青色」の文字色で説明をしていきます。


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 【2012年発売】

 1・EPSON ビジネスインクジェット PX-105
  ¥6,900 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

耐久性能:5万ページ
インク代:カラー13.1円/モノクロ4.3円
印刷速度:カラー4.7枚/分、モノクロ9枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:不可
給紙容量:100枚
スキャナ:なし
FAX:なし
サイズ: 幅392×奥行264×高さ148mm

 PX-105は、エプソンビジネスインクジェットの入門機です。

 2012年発売ですが、10年にわたるロングセラー機です。テレワーク需要の際も人気でした。

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 本体のサイズは、収納時に、幅392×奥行264×高さ148mmです。

 コンパクトですが、「複合機」ではなく、スキャナ・コピー機能がない点は注意しましょう。

 プリント速度は、カラー4.7枚/分、モノクロ9枚/分です。

 スペック的に言えば、家庭用の普通のプリンタと比較しても貧弱です。速度面は期待できないでしょう。

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 印刷品質は、その一方で健闘しています。

  重要なのは、この機種のインク構成が、4色とも顔料インクであることです。

  エプソンの家庭用インクジェットプリンター(=カラリオ)は、染料インクを全色とも使います。

 顔料インクは、写真のクオリティを出しにくいのですが、文字印刷、文字/写真混在印刷に強く、ビジネス用に普通紙に印字するにはむしろ適したものです

 にじみが少なく、耐水性があるからです。

 この点で「ビジネスに最適化された専用設計のインク」と評価できます。

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  EPSON IC4CL69 4色パック
  ¥3,709 Amazon.co.jp
(5/11執筆時)

  EPSON ICBK69L 大容量ブラック
  ¥1,664 Amazon.co.jp
(5/11執筆時)

 印刷コストは、メーカの計算によると、A4のビジネス文書でカラー13.1円・モノクロ4.3円となります。

 ただし、アマゾンで純正インクが安いので、現実的なランニングコストは、この値よりも2割ほど安いと見込めます。

 インクは4色で、エプソンの69番シリーズを使っています。

 スキャナ・コピー機能は、先述のように「未搭載」である機種です。

 ファックスも、当然ながら「未搭載」となります。

 自動両面印刷は、非搭載です。

 「紙代の節約」という点で重要ですが、印刷コスト削減効果は中途半端です。

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 PCとの接続方法は、割とよく考えられています。

 USBや有線LANのほか、配線面でメリットのある無線LAN(Wi-Fi)に対応できます。

 ただ、家庭用のカラリオシリーズと異なり、スマホからのダイレクトプリント(AirPrintなど)は非対応です。あくまで、PCとの配線が無線化できるという話です。

 給紙トレイへの給紙は、注意が必要です。

 なぜなら、この機種はトレイがなく、背面から給紙する方式だからです。A4サイズまでの用紙を最大100枚まで給紙できる仕様で、少なめです。

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 本体の耐久性は、全機種ともに5万ページまでの印刷を保証しています。

 10万円以下のカラーレーザープリンターの耐久性は3万ページ〜8万ページが標準です。そのため、こちらは「耐久性が高いモデル」といえるでしょう。

 「5万枚も使わない」という方も、耐久性が高い機種は、作りがしっかりしており故障がしにくいというメリットがあるので、この部分は重要です。

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 以上、エプソンPX-105を紹介しました。

 価格が安く、また印刷コストも安いために、費用的に最も導入しやすいA4プリンターと評価できます。

 印字品質も、全量顔料インクで普通紙印刷のクオリティが期待できます。ただ、スキャナが付属せず印刷速度が遅く両面プリントもできないなど、欠点も同時に見られる機種です。

 いずれにしても、ビジネスに使う場合は、もう少し予算をかけるべきでしょう。

ーーー

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 【2012年発売】

 2・EPSON ビジネスインクジェット PX-K150
  ¥6,990 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

耐久性能:5万ページ
インク代:モノクロ 2.8円
印刷速度:モノクロ15枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:不可
給紙容量:100枚
スキャナ:なし
FAX:なし
サイズ: 幅392×奥行264×高さ148mm

 なお、ほぼ同一の筐体を利用した、「モノクロインクジェットプリンター」がPX-K150です。

 ただ、中身の搬送構造はモノクロに特化しているので、印刷速度高速(15枚/分)です。

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 【約800枚分】

  EPSON ICBK73 ブラック
  ¥2,427 Amazon.co.jp
(5/11執筆時)

 【約2400枚分】

  EPSON ICBK73L 大容量ブラック
  ¥1,664 Amazon.co.jp
(5/11執筆時)

 インクは、もちろん顔料インクです。

 インクコストは、2.8円と安いですが、これは大容量インク【約2400枚分】を利用した場合の数値です。

 普通サイズのカードリッジを利用する場合は、だいたい4.2円でしょう。

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 本機は、そもそもの耐久性が5万枚までの製品です。

 インクは使用期限がありますし、実際は、本体とインク量のバランスが悪い機種だと思います。


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 3・EPSON ビジネスインクジェット PX-S740
  ¥16,036 Amazon.co.jp
(5/11執筆時)

耐久性能:8万ページ
インク代:カラー8.9円/モノクロ3.0円
印刷速度:カラー10枚/分、モノクロ19枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
スキャナ:なし
FAX:なし
サイズ:幅449×奥行380×高さ171mm

 PX-S740は、エプソンでは、2番目に安いA4ビジネスプリンタです。

 本体のサイズは、収納時に幅449×奥行380×高さ171mmです。

 先ほどの機種に比べると横幅があります。

 ただし、対応する用紙は同じで、A4サイズまでとなります。

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 プリント速度は、カラー10枚/分、モノクロ19枚/分です。

 モノクロ印刷が、「快適な印字速度の基準」といえる1分20枚に近く、下位機種よりも改善しています。

 一方、カラー印刷の速度はさほど強調できません

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 印刷品質は、こちらも4色の顔料インクです。

 ただ、こちらの機種は、同社のPrecisionCoreプリントヘッドを採用しています。

 印字のクオリティの面で言えば、解像度ベースで600dpiと画質が良いです。下位機種は300dpiなので、単純に2倍です。

 これによって、普通紙のカラー印刷のクオリティが上昇するほか、細かい文字の鮮明度も上がるでしょう。

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 EPSON IC4CL75 大容量4色パック
  ¥7,750 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

 EPSON ICBK75 大容量ブラック
  ¥3,955 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

 印刷コストは、カラー8.9円/モノクロ3.0円と下位機種よりも大幅に安くなっています。

 これは、タンクサイズが下位機種よりも大きいからです。

 こちらについても、アマゾンでインクが2割程度安く売っています。

 そのため、実際のランニングコストはこの数値より2割安いでしょう。

 スキャナ・コピー・ファックスは、こちらも「未搭載」となります。

 自動両面印刷は、その一方で、この機種は「対応」します。

 両面印刷はビジネス用として不可欠ですので、嬉しい部分です。

 搭載メモリー量は、この機種の場合も非開示です。

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 PCとの接続方法は、下位機種と同じで、こちらも無線LANが搭載されている製品です。

 加えて、このグレードからは、Epson iPrint/AirPrintに対応し、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントも可能です。

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 給紙トレイへの給紙は、250枚まで対応です。

 下位機種と違って一般的な給紙トレイが装備されます。そのため、多少大型化しているわけです。

 耐久性は、先ほど紹介した下位モデルが5万枚でした。

 しかし、こちらは8万枚に上昇しています。大量のプリントアウトを予定している場合はメリット性が高いといえます。

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 以上、エプソンのPX-S740の紹介でした。

 下位機種に較べると、インクコストが低減され、印刷スピードが上がっている点が評価できます。

 また、自動両面印刷機能が搭載されているために、用紙コストの面もコスト削減できる点が魅力です。

 給紙量も250枚と多いです。下位機種に較べてやや本体が高価ですが、インク代の安さや印字品質の高さを考えればすぐ元が取れるでしょう。

 スキャナ系の機能が不要ならば、A4プリンタでは最もオススメできると言えます。


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 【2020年9月】

 4・EPSON インクジェット複合機 PX-M730F
  ¥20,316 Amazon.co.jp
(5/11執筆時)

耐久性能:8万ページ
インク代:カラー9.5円/モノクロ3.2円
印刷速度:カラー11枚/分、モノクロ21枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
スキャナ:600dpi ADF付き(片面・35枚)
FAX:搭載
サイズ: 幅425×奥行378×高さ249mm

  PX-M730Fは、エプソンの複合機タイプのビジネスインクジェットです。

 現行機で、スキャナー・コピー機能が搭載される複合機としては最も安い機種です。

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 本体のサイズは、幅425×奥行378×高さ249mmです。

 大型化しているのは、複合機化しているせいですね。対応する用紙は同じで、A4サイズまでです。

 プリント速度は、カラー11枚/分、モノクロ21枚/分です。

 下位機種よりわずかとは言え、速度は向上しています。

 カラーのプリント速度は遅いですが、普段はモノクロが中心ならばストレスに感じないでしょう。

 印刷品質は、こちらも4色の顔料インクです。

 こちらも解像度ベースで600dpiと性能が良い新型のPrecisionCoreプリントヘッドを採用しています。

 また、インク配色に多少の変更があり、シアン・マゼンタの鮮明度はよりアップしています。

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 EPSON IB09CL4A 4色パック
  ¥4,182 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

 EPSPM IB09CL4B 4色大容量パック
  ¥6,482 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

 EPSON IB09KB 大容量ブラック
  ¥3,708 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

 印刷コストは、カラー9.5円・モノクロ3.2円です。

 大容量タンクの売価を元にしたコストですが、カラーの印刷コストは、少し抑えられています。

 ただ、次に紹介する上位機に比べるとコスパは悪いです。

 スキャナ・コピー機能は、搭載です。

 スキャナは600dpiの解像度で、家庭用の複合機と同じ程度のクオリティです。ビジネス用ならこれでも問題ないでしょう。

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 また、スキャナには、上図のようなADF(原稿自動送り装置)も搭載されます。

 読取速度は最大300dpiとなります。

 速度は、A4でモノクロ12枚/分、カラー8枚/分ですので、実用水準はあります。ただし、こちらは、片面原稿の読取だけ対応します。

 ファックス機能は、搭載します。

 受話子機はないですが、固定電話用の出力があるため、電話と分配しなくても利用可能です。

 機能面では、高速送信規格の「スーパーG3ファックス」に対応します。

 それ以外にも、専用アプリで、PCでからファックスを送信・受信する機能もあります。また、簡易的ながら、プリンタの液晶画面で、送受信の確認も可能です。

 給紙トレイへの給紙は、250枚まで対応です。

 PCとの接続方法は、USB・LANのほか、無線LANも選択可能です。

 ただし、有線LANと無線LANは、選択的であり、同時には利用できません。

 Epson iPrint/AirPrintに対応し、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントも可能です

 耐久性は、こちらも8万枚と十分な強度です。 

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 以上、PX-M730F の紹介でした。

 個人事業主の方などで、できるだけ低価格でビジネス複合機を買う場合に選択肢になるモデルです。印刷速度も速く、画質も鮮明で、機能面でも「さすが最新機種」といえる充実度があります

 ただ、インクコストは「そこそこ」のレベルなので、大量に印刷する方は、次に紹介する上位機を選んだ方が総合的なコスト削減効果はありそうです。


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 【2020年9月】

 5・EPSON インクジェット複合機 EW-M530F
  ¥17,051 Amazon.co.jp
(5/11執筆時)

耐久性能:5万ページ
インク代:カラー9.5円/モノクロ3.2円
印刷速度:カラー8枚/分、モノクロ14.5枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:150枚
スキャナ:600dpi ADF付き(片面・30枚)
FAX:搭載
サイズ: 幅375×奥行347×高さ230mm

 EW-M530Fは、PX-M730Fとほぼ同時期に発表された製品です。

 コンセプトとしては、PX-M730F を小型化し、機能を抑えた「下位機種」となります。

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 本体サイズは、幅375×奥行347×高さ230mmです。

 PX-M730F と比較すると10%以上体積が小さいです。

 給紙量や耐久性は、上位機の水準に及びませんが、テレワーク用に自宅に仕事専用の「FAX付きの小型複合機」を探している方のニーズには叶います。

 ただし、比較する場合、注意するべき点が2つあります。

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  EPSON IB10CL4A 4色パック
  ¥5,645 Amazon.co.jp (5/11執筆時) 

 第1に、印刷コストです。

 本機は、大容量インクが使えない仕様であり、カラー13.3円・モノクロ4.6円です。

 単純な印刷単価で言えば、【家庭用カラープリンターの比較記事】で書いたような格安機と変わらない水準です。

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 第2に、印刷品質です。こちらは、黒のみ顔料インクで、カラーは染料インクです。

 家庭用で、写真印刷に対応するならば、この構成はメリットがあります。

 エプソンは、ビジネスプリンターは「顔料インク」が向く!とするメーカーです。あえて搭載しても、ユーザーの利益には寄与しないでしょう。

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 以上、EW-M530Fの紹介でした。

 結論的にいえば、本機はランニングコスト削減には、あまり寄与しません。

 さらに、印字品質についても割高であり、テレワーク用としても、ビジネスプリンターに臨まれる要素がざっくり削除された機種です。

 おすすめできる要素は、ほぼないです。


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 【2019年】

 【フェア対象:PX-M885FR2】

 6・EPSON インクジェット複合機 PX-M885F
  ¥34,576 Amazon.co.jp
(10/26執筆時)

耐久性能:15万ページ
インク代:カラー6.1円/モノクロ1.8円
印刷速度:カラー24枚/分、モノクロ24枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
スキャナ:600dpi ADF付き(両面対応・30枚)
FAX:搭載
サイズ:幅425×奥行535×高さ357mm

 PX-M885F は、エプソンのビジネスプリンターの中位機です。

 本機は、新コンセプトのビジネスプリンターです。

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 こちらの場合、「インクカートリッジ」ではなく、「インクパック」を利用します。

 これは、(同社のエコタンクと異なり)コストカットの側面よりも、インク交換の回数を減らすための工夫となります。

 画質への影響は、メーカーに問い合わせをしましたが、基本的にないとの回答でした。

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 本体のサイズは、幅425×奥行535×高さ357mmです。

 下位機種よりもとくに奥行が深くなっているとはいえ、普通の事務机に、さほど無理なく置けるコンパクト性を保っている点は優秀です。

 プリント速度は、カラー24枚/分、モノクロ24枚/分となります。

 速度面で言えば、エプソンでは本機以降が「レーザーと比する本格的な機種」と言えるでしょう。

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 印刷品質は、本機は、4色の顔料インクです。

 また、PrecisionCoreヘッドを採用するため、通常のカードリッジモデルと、スペック的に印字品質は変わらないと評価できます。

 実際、確認した印字見本もその傾向でした。

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 EPSON IP01KB ブラック 大容量
  ¥16,047 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

 EPSON IP01MB マゼンタ 大容量
  ¥6,500 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

 印刷コストは、カラー6.1円・モノクロ1.8円です。

 大容量インクを使用した場合のコストとはなりますが、エコタンク式を除くエプソン製品としては、ランニングコストは最高水準です。

 単価は高いですが、大容量は、黒10000枚・カラーで5000枚まで印刷可能なので、企業の印刷室や、病院などの処方箋レシート印刷用などには良いでしょう。

 ちなみに、レーザーに比べてもかなりのコスト削減効果が見込めるため、EPSONは、企業としてレーザー方式からほとんど手を引いてしまいました。

 202010261600.jpg

 スキャナ・コピー機能も、本格的です。

 とくに、ADF(現行自動送り装置)が、両面スキャン対応です。

 50枚までの原稿を、カラー・白黒ともに、毎分24枚の速度で読み取れます。

 解像度は、ADF利用時も600dpiですので、値段相応に性能は良いです。

 ファックス機能は、下位機種と同じです。

 こちらも、SUPER G3対応である上、PCでのFaxの送受信もサポートされますし、無線LANが搭載され、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントも可能です。

 印刷速度カラー・モノクロ24枚/分と高速です。

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 増設カセットユニット PXA4CU3
  ¥10,682 Amazon.co.jp
(5/11執筆時)

 給紙トレイへの給紙は、1段で550枚まで対応です。

 増設は1段までです。

 耐久性は、15万枚です。

 大量印刷には向くでしょう。

 PCとの接続方法は、USB・LANのほか、無線LANも選択可能です。

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 以上、 PX-M885Fの紹介でした。

 サイズ感から言えば、少し大きめな製品です。

 個人のテレワーク用というより、大量印刷をする個人事業主、企業の印刷室・医療機関のカウンター業務など、始終印刷される方に「優しい」機種でしょう。

 インクの交換頻度は少なくて済む上、(エコタンク式と異なり)画質も同水準で期待できる点で、こうした用途に向きます。常識的なサイズで、設置性も良いと言えます。 

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 【2019年】

 【フェア対象:PX-S885R2】

 7・EPSON インクジェットプリンタ PX-S885
  ¥26,824 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

耐久性能:15万ページ
インク代:カラー6.1円/モノクロ1.8円
印刷速度:カラー24枚/分、モノクロ24枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
サイズ:幅425×奥行535×高さ357mm

 なお、こちらには「姉妹機」として、コピー・スキャナ・FAX機能のないPX-S884も販売されます。

 価格は安いものの、本体サイズ(設置面積)は通常機と同じです。

 どうせならば、複合機を選びたいところでしょう。


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 【2015年】

 【フェア対象:PX-M860FR2】

 8・EPSON インクジェット複合機 PX-M860F
  ¥79,800 Amazon.co.jp
(5/11執筆時)

耐久性能:30万ページ
インク代:カラー6.1円/モノクロ1.8円
印刷速度:カラー24枚/分、モノクロ24枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:500枚
スキャナ:1200dpi ADF付き(両面対応・30枚)
FAX:搭載
サイズ:幅516×奥行522×高さ514mm

 PX-M840F は、エプソンのビジネスインクジェットでは最上位のラインに位置する機種です。

 レーザーの代替として大きなオフィスで利用することを想定してエプソンが売り出している機種です。

 そのため、価格は相応に高いです。

 本体のサイズは、幅516×奥行522×高さ514mmです。

 立方体に近い設置面積です。

 A4機ながらかなり大きく、この点でもオフィス用と言えます。液晶モニターは、3.5インチのカラー液晶が前面に搭載されます。視認性は良いですね。

 プリント速度は、カラー24枚/分、モノクロ24枚/分とわずかながらPX-M781より改善が見られます。

 印刷品質は、こちらは、4色の顔料インクです。また、従来的なカードリッジ式です。

 画質面では、PrecisionCoreを採用した新方式です。インクは、改良前のタンクを使用しますが、差はわずかでしょう。解像度の点でも2017年発売の中位機と変わりません。

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 EPSON ICBK92L ブラック 大容量
 EPSON ICM92L マゼンタ 大容量
  ¥3,798 Amazon.co.jp
(5/11執筆時)

 印刷コストは、カラー6.1円/モノクロ1.8円とさすがに、最上位機種として極めて安い水準です。

 スキャナ・コピー機能は、こちらも両面ADF搭載です。速度もカラー・モノクロ23枚/分と極めて高速と言えます。

 ファックス機能PCとの接続方法は、中位機種と性能面での差は見られません。

 PCでのFaxの送受信もサポートされますし、無線LANが搭載され、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントも可能です。

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 増設カセットユニット PXA4CU2
  ¥28,682 Amazon.co.jp
(5/11執筆時)

 給紙トレイへの給紙は、1段で500枚まで対応です。

 さらに、こちらはオプションで追加で2つまで用紙カセットの追加が可能です。複数の用紙を併用される方などは、追加購入されると良いでしょう。

 耐久性は、その上で、30万枚と伸びています。

---

 以上、PX-M860Fの紹介でした。

 オフィス用の製品ではありますが、事務用のレーザー複合機(コピー機)からコスト削減・省スペース効果を狙って購入を考えているならば、こちらはおすすめです。

 個人用としては、オーバースペックですが、耐久性を含めて、企業で利用するならば安心感がありますね。

3・ブラザーのA4ビジネスプリンター

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 つづいて、ブラザーのビジネスインクジェット複合機を比較します。

 ブラザーは、2019年にA4モデルを刷新しました。


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 【2019年】

 【子機電話1台付属】

 9・ブラザー プリビオ MFC-J998DN
  ¥48,580 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

 【子機電話2台付属】

 10・ブラザー プリビオ MFC-J998DWN
  ¥59,262 Amazon.co.jp
(5/11執筆時)

 【FAXのみ】

 11・ブラザー プリビオ MFC-J898N
   ¥40,000 Amazon.co.jp (5/11執筆時)  

耐久性能:公表なし
インク代:カラー8.4円/モノクロ2.7円
印刷速度:カラー10枚/分、モノクロ12枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:100枚
スキャナ:1200dpi ADF付き(片面・20枚)
FAX:搭載
サイズ:幅400×奥行402×高さ172mm

 MFC-J990シリーズは、ブラザーのA4「ビジネスインクジェット」です。

 2モデルありますが、「子機の台数」以外は同じです。

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 本体のサイズは、収納時に幅400×奥行402×高さ172mmです。

 ただし、電話機能がないMFC-J898N については、400×341×172mmです。

 いずれも、エプソンの中位機と比較しても、サイズに圧迫感がなく、設置性は良さそうです。

 プリント速度は、一方で、カラー10枚/分、モノクロ12枚/分です。

 エプソンの中位機と比べると遅いです。特に両面プリント時の速度は1分間で3枚とエプソンの3割程度のスピードとなります。

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 印刷品質は、全色に耐水性の高いビジネス向きの「顔料インク」を採用するEPSONとは異なり、ブラザーは、黒のみ顔料インクで、他の色は染料インクです。

 染料インクは、家庭用の写真(フォト)印刷の場合は優れた性能を持ちますが、耐水性やにじみの少なさの点で劣るので、ビジネス用としては一般的に不向きと言われます。

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 BROTHER お徳用4色パック LC3111-4PK
  ¥3,262 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

 印刷コストは、カラー8.4円・モノクロ2.7円です。

 これは、エプソンと比較しても安い水準です。ただ、家庭用と同じ顔料インクと染料インクの組み合わせなので、一概には比較できません。

 スキャナ・コピー機能は、下位機種に較べた場合、エプソンにも搭載されていたADF(現行自動送り装置)が付属します。

 ただし、片面のみ20枚まで対応・速度は1分間に6枚と、やはりさほど高性能ではありません。

 自動両面印刷は、エプソン同様に搭載されます。

 201902081548.jpg

 ファックス機能は、搭載です。PCファックスに対応するため、PCで送受信可能です。ただし、Windowsのみの対応です。

 また、オリジナルな仕様としては、EvernoteやDropboxなどにFAXを自動転送し、課内などで共有できる機能が目立ちます。

 一方、ブラザーも液晶で内容を確認できる機能がありますが、スーパーG3の高速通信には非対応です。

 給紙トレイへの給紙は、一方、こちらも1段で100枚までと少ないです。まめな給紙が必要でしょう。

 PCとの接続方法は、こちらも有線LAN・USBのほか、無線LANが搭載されています。

 耐久性は、やはり、ブラザーの場合は数値を出していません。若干不安が残ります。

---

 以上、ブラザーのMFC-J990シリーズの紹介でした。

 電話付きの「小型モデル」としては、他社を含めて高機能な製品の一つです。

 ただ、業務用に限っては、染料インクの採用がネックとなります。

 また、インクコストは、コンパクトなビジネスインクジェットとしては良いコスパだと思いますが、印刷速度など、ライバル機に水をあけられている部分をやや目立つ機種です。

 とはいえ、写真印刷はそれなりに得意ですから、家庭兼用のファックスの買換用としては、かなり魅力です。

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 【2019年】

 【子機1台】

 12・ブラザー プリビオ MFC-J738DN
  ¥37,433 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

 【子機2台】

 13・ブラザー プリビオ MFC-J738DWN
  ¥52,580 Amazon.co.jp
(5/11執筆時)

耐久性能:公表なし
インク代:カラー8.4円/モノクロ2.7円
印刷速度:カラー6枚/分、モノクロ12枚/分
接続方法:無線LAN・USB
両面印刷:
給紙容量:100枚
スキャナ:1200dpi
FAX:搭載
サイズ:400×341×151mm(収納時)

 なお、FC-J990シリーズの下位機として、 MFC-J738DNが登場しています。

 下位機種のため、値段は安くなりますが、自動両面印刷に非対応であるほか、カラーの印刷速度が6枚/分とかなり遅い機種です。また、有線LANも診付属です。

 利用するインクは同じですが、性能面で妥協が激しいため、この機種は選ばない方が良いでしょう。


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 【2019年】

 【子機電話1台付属】

 14・ブラザー プリビオ MFC-J1605DN
  ¥54,860 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

 15・増設用子機 BCL-D120K-WH
  ¥15,694 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

耐久性能:公表なし
インク代:カラー3.7円/モノクロ0.7円
印刷速度:カラー10枚/分、モノクロ12枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:100枚
スキャナ:1200dpi ADF付き(片面・20枚)
FAX:搭載
サイズ:幅435×奥行402×高さ195mm

 MFC-J1605DNシリーズは、ブラザーのA4「ビジネスインクジェット」の上位機です。

 こちらは、子機1台のモデルのみです。ただし、必要に応じて増設は可能です。

 201902081614.jpg

 本体のサイズは、収納時に幅435×奥行402×高さ195mmです。

 下位機種よりも、多少大きいですが、問題のないサイズでしょう。

 プリント速度は、カラー10枚/分、モノクロ12枚/分です。

 上位機ながら、この部分は弱い機種です。

 201902081616.jpg

 印刷品質は、基本的に下位機種と性能は同じです。

 やはり、カラーに染料インクですので、写真(フォト)印刷の場合は優れた性能を持ちますが、耐水性やにじみの少なさの点では、全量顔料インクであるエプソンに負けます。

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 インクカートリッジLC3135【各色】
  ¥3,708 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

 印刷コストは、しかしながら、カラー3.7円・モノクロ0.7円です。 

  注意点としては、この製品は、セット販売がなく単品販売のみだと言うことです。

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 ただし、今年度登場のこの機種は「ファーストタンクモデル」として、モノクロにして6000枚の印刷可能枚数を実現しています。

 これは、後述するエプソンの「エコタンク」を除けば、劇的に安い水準です。

 スキャナ・コピー機能は、下位機種と同じで、片面20枚ながら、ADF(現行自動送り装置)が付属します。

 自動両面印刷も搭載です。

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 ファックス機能も、下位機種と同等性能ですね。

 PCとの接続方法も、有線LAN・USBのほか、無線LANが搭載されています。

 耐久性は、やはり、ブラザーの場合は数値を出していません

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 以上、ブラザーのMFC-J1605DNシリーズの紹介でした。

 インクコストの削減を目指したモデルです。

 相変わらず、印刷速度は不利ですが、この部分では、カードリッジ式では最安と言えます。

 ただ、先ほど書いたように、エプソンのインクコスト削減機である「エコタンク」とコストや性能を比べる必要があるため、最終的な「オススメ」はこの記事の最後に改めて提案したいと思います。

5・キヤノンのA4ビジネスプリンター

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 続いて、キヤノンのA4ビジネスインクジェットを比較します。


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 【2016年】

 16・キヤノン MAXIFY iB4130
  ¥13,227 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

耐久性能:公表なし
インク代:カラー6.1円/モノクロ1.8円
印刷速度:カラー15.5枚/分、モノクロ24枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:500枚(250枚×2段)
スキャナ:
FAX:
サイズ:幅463×奥行394×高さ290mm

 MAXIFY iB4130 は、キヤノンのA4ビジネスインクジェトです。

 こちらは、プリンタ機能のみを持つ機種です。

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 本体のサイズは、幅463×奥行394×高さ290mmです。

 スキャナ・コピー機能が省略されている分、本体はミニマムですね。対応する用紙はA4サイズまでです。

 プリント速度は、カラー15.5枚/分、モノクロ24枚/分です。

 黒印刷の快適性は特に強調して良いでしょう。

 キヤノンは、印字速度に従来から定評があり、ファーストプリントの速度もカラー7秒と高速です。

 両面印刷時も、モノクロ13枚/分と速いです。

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 印刷品質は、エプソンと同じように、全色顔料インクである点は、この機種の大きな魅力です。

 ビジネス文書において重要な「文字のみやすさ」の点はエプソン同様に水準が高いでしょう。

 ただし、普通紙でも600dpiの解像度を出せる新型のプリントヘッドを搭載するエプソンに比べると、画質の点では多少劣るでしょう。

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 ブラック 大容量 PGI-2300XLBK
  ¥4,291 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

 マゼンダ 大容量 PGI-2300XL
  ¥2,182 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

 印刷コストは、カラー6.1円・モノクロ1.8円です。

 顔料インクを採用するエプソンと比べても、「安い」と言って良い水準でコスパはかなり良好です。

 スキャナ・コピー・ファックス機能非搭載です。自動両面印刷は搭載されます。

 201807182222.jpg

 給紙トレイへの給紙は、この機種は2段トレイを装備し、250枚ずつ計500枚まで対応します。

 業務用で用紙を使い分けるなどの場合便利でしょう。

 PCとの接続方法は、無線・有線LANなど、他社製品に備わる機能は網羅されます。

 スマホとの連携も可能です。

 耐久性は、ブラザー同様に非公開です。 このあたりは、エプソンが進んでいますね。

---

 以上、キヤノンのMB2330の紹介でした。

 比較的高速なヘッドで、全量顔料インクを採用した、低コストプリンタとして魅力です。

500枚の給紙が可能である点もビジネス向きです。単機能のプリンタしか必要ないが、大量に印刷する方には利便性が高い機種ですね。

ーーーー

 201905121509.jpg

 【2019年】

 17・キヤノン PIXUS TR703
  ¥17,307 Amazon.co.jp (5/11執筆時)

耐久性能:公表なし
インク代:カラー9.6円/モノクロ3.4円
印刷速度:カラー10枚/分、モノクロ15枚/分
接続方法:無線LAN・有線LAN・USB
両面印刷:搭載
給紙容量:250枚
スキャナ:
FAX:
サイズ:幅372×奥行365×高さ158mm

 なお、キヤノンは、同社の家庭用系統となるPIXUS TR703を2019年ビジネス用の入門機として新しくラインナップしています。

 201905121513.jpg

 この場合、インクは、黒インクについて、顔料と染料がWで利用できるため、写真印刷はより得意です。

 ただ、印刷コストは、その分高いですし、ビジネス用としては、本体の耐久力も明示されません

 実際、こうした「写真も得意」なタイプを選びたいならば、【家庭向けA4インクジェットプリンターの比較記事】で紹介した、同社の家庭向け5色インクジェットプリンタなどを選んだ方が、(コスト面を含めて)良いと思います。

---

 結論的にいえば、このモデルはあくまで「家庭用」をビジネスインクジェットという名前に換えただけの類のもので、ビジネスインクジェットとして専用設計されたモデルには、及ばない部分が多いです。

後編につづく!
ビジネスインクジェットのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回の「1回目記事」では、A4のビジネスインクジェットの比較をしました。

 しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。

  202105111335.jpg

キヤノン
 
MAXIFY MB2730
 MAXIFY MB2130
 MAXIFY MB5130
 MAXIFY MB5430
リコー
 RICOH SG 3200
 RICOH SG 2200
 RICOH SG 3120SF
HP
 
OfficeJet Pro 9020 1MR73D#ABJ
 OfficeJet Pro 9010 1KR53D#ABJ
 OfficeJet Pro 8730 D9L20A#ABJ

 続く、1回目の後編記事こちら)では、 キヤノンの上位機ほか、ビジネス用として一定のプレゼンスがある、リコージェルジェットプリンタHPの法人モデルを扱います。

1・インクコスト ★★★★☆
2・画質(普通紙)★★★★★
3・画質(写真) ★★★★☆ 
4・印刷スピード ★★★★☆
5・耐久性    ★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 その上で、結論編こちら)では、紹介した全製品から、Atlasのおすすめ機種!を最終提案していきます。

 そちらも、よろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

ーー

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posted by Atlas at 16:35 | プリンター

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