比較2018' コスト別!ビジネスプリンター全32機の性能とおすすめ・選び方(1):A4・A3ビジネスインクジェットプリンター:エプソン・ブラザー・キヤノン

2018年03月30日

比較2018' コスト別!ビジネスプリンター全32機の性能とおすすめ・選び方(1):A4・A3ビジネスインクジェットプリンター:エプソン・ブラザー・キヤノン

【今回レビューする内容】2018年 最新ビジネスインクジェットプリンター複合機の性能とおすすめ(A4 A3 ):FAX・電話付カラープリンター:エプソン・ブラザー・キャノン・レーザプリンタ・ビジネスインクジェット・エコタンク搭載プリンターの違いや人気機種の性能ランキング

【紹介する製品型番】EPSON PX-105 PX-S740 PX-M680F PX-M650F PX-M780FPX-M781F PX-M884F PX-S884
PX-M860F PX-M840F PX-1004 PX-S5080 PX-S7050 PX-M5080F PX-M5081F PX-M7050F ブラザー プリビオ MFC-J837DN MFC-J837DWN MFC-J737DN MFC-J737DWN MFC-J997DN MFC-J907DN MFC-J5620CDW MFC-J5820DN MFC-J5720CDW MFC-J6580CDW MFC-J6980CDW MFC-J6973CDW MFC-J6995CDW キヤノン MAXIFY iB4130 MB2730 MB2130 MB5130 MB5430 EW-M670FT EW-M970A3T EW
-M5071FT EW-M660FT PX-S160T

今回のお題
ビジネス向けのカラープリンター複合機のおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、「ビジネスプリンター」の比較をします。

 このブログ「モノマニア」では、プリンターに関する比較を以下の9つの記事で行っています。 

1・A4インクジェット複合機(4色)
2・A4インクジェット複合機(6色)
3・A3インクジェット複合機
4・ビジネスインクジェット  
5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー 複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ
9・プリンターの基本的な選び方 【まとめ】

 今回は4番の記事です。

  201803301046.jpg

 小規模オフィス向けとして人気の、ビジネスインクジェットプリンタービジネスインクジェット複合機(A4・A3)の比較をします。

 なお、「ビジネスプリンター」でも、レーザー方式の製品については、記事が異なります。お手数ですが、上のリンク記事を辿っていただけると幸いです。

 一方、ビジネス向けとして「インク」と「レーザー」のメリットデメリットを比較して考えたい方は、この記事を先にご覧ください。

ーーー

 以下では、いつものように、各機種を紹介した後で、最後に、Atlasの「おすすめ機種」を選定していきたいと思います。

1・ビジネスインクジェットとは?

 

 ビジネスインクジェトは、ここ10年ほどで、急速にシェアを拡げた新しいタイプのカラープリンターです。

 簡単に言えば、家庭用のインクジェットプリンタを改良し、耐久性とインクコストを低減させ、印刷スピードを上げたプリンタです。

ーー

 第1に、「カラーレーザープリンタ」と較べた場合、ビジネスインクジェットは、省スペースで、音が静かで、カラー印刷の費用が安い、故障時のメンテナンス料がかなり安いという特長があります。

 これらの理由から、小規模オフィスや個人事業主向けに、レーザープリンタの代替品として売れています。

 第2に、「家庭用のインクジェットプリンタ」と較べた場合、印刷が高速で、耐水性や文字のにじみが少ないという特長があります。

 その点で、社内文書や企画書などの文字・写真・グラフなどの混在文書の印刷クオリティは総じてビジネスインクジェトの方が高いです。

ーー

 ただし、ビジネスインクジェトには弱点もあります。

 第1に、画質です。

 年賀状や光沢紙などへの写真印刷については家庭用インクジェットほどクオリティが高くありません。例えば、年賀状向けの「縁なし印刷」は未対応です。

 第2に、本体サイズです。

 家庭用インクジェットに較べると本体サイズが少し大きめです。

 

 したがって、家庭用・ビジネス用として併用を考えている方や、年賀状や写真などを高画質に印刷したい方は、むしろ【高画質なA4イングジェットプリンターの比較記事】で紹介している6色染料インクの家庭用インクジェット複合機 を選んだ方が良いでしょう。

ーー

 201803301055.jpg

 現在、ビジネスインクジェットを販売しているのは、エプソンブラザー・キヤノンです。特にエプソンはこの分野の開拓者といえ、安定した品質のモデルを多く出しています。

 今回は、3社のビジネスインクジェトを「ほぼ全機種」紹介します。

2・今回のプリンター記事の構成

 今回全てのビジネスインクジェットを調べたら、何と30種類以上もありました。

1・A4ビジネスインクジェット
2・A3ビジネスインクジェット
3・エコタンク搭載プリンタ

 そのため、一回の記事では、分量として書ききれないため、今回は3回の記事に分けて書きます。

 続く、第1回目記事では、A4サイズのビジネスプリンタを特集します。その後、第2回目記事では、A3サイズのビジネスプリンタを特集します。その上で、第3回目記事は、やや画質の劣るがコスパの良いエコタンク搭載プリンタを特集します。

 よろしくお願いします。

3・EPSONのA4ビジネスプリンター

 最初にエプソンのA4対応のビジネスインクジェットを紹介します。

 本体の形の異なる3種類のプリンターを紹介します。なお、いつものように、高評価できる点は「赤色」、イマイチな点は「青色」の文字色で説明をしていきます。


  

 1・EPSON ビジネスインクジェット PX-105
  ¥5,996 Amazon.co.jp
(3/29執筆時)

【耐久性能】5万ページ
【インク代】カラー13.1円/モノクロ4.3円
【印刷速度】カラー4.7枚/分、モノクロ9枚/分

【接続方法】無線LAN・有線LAN・USB
【両面印刷】不可
【給紙容量】100枚(75g/m2普通紙使用時)
【スキャナ】なし
【FAX  】なし
【サイズ】 392×264×148(mm)

 PX-105は、エプソンから販売されるビジネスインクジェットの入門機です。

 本体のサイズは、392×264×148mm非常にコンパクトです。ただし、いわゆる「複合機」ではなく、スキャナ・コピー機能がない点は注意しましょう。

 プリント速度は、カラー4.7枚/分、モノクロ9枚/分となります。スペック的に言えば、家庭用の普通のプリンタと比較しても貧弱です。速度面は期待できないでしょう。

 B_business_018_img01.jpg  

 印刷品質は、その一方で健闘しています。 重要なのは、この機種のインクは4色とも顔料インクであることです。。 エプソンの家庭用インクジェットプリンター(=カラリオ)は、染料インクを全色とも使います。

 顔料インクは、写真のクオリティを出しにくいのですが、文字印刷、文字/写真混在印刷に強く、ビジネス用に普通紙に印字するにはむしろ適したものです。にじみが少なく、耐水性があるからです。

 この点で「ビジネスに最適化された専用設計のインク」と評価できます。

  

  EPSON IC4CL69 4色パック
  ¥3,492 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
  EPSON ICBK69L 大容量ブラック  
  ¥1,565 Amazon.co.jp (3/29執筆時)  

 印刷コストは、メーカの計算によると、A4のビジネス文書でカラー13.1円・モノクロ4.3円となります。ただし、アマゾンで純正インクが安いので、現実的なランニングコストは、この値よりも2割ほど安いと見込めます。インクは4色で、エプソンの69番シリーズを使っています。

 スキャナ・コピー機能は、先述のように「未搭載」である機種です。

 ファックスも、当然ながら「未搭載」となります。

 自動両面印刷は、紙代の節約という点で重要ですが、こちらは、両面自動機能がつかないために、印刷コスト削減効果は中途半端です。

 PCとの接続方法は、割とよく考えられており、USBや有線LANのほか、配線面でメリットのある無線LANに対応できます。ただ、家庭用のカラリオシリーズと異なり、スマホからのダイレクトプリント(AirPrintなど)は非対応です。あくまで、PCとの配線が無線化できるという話です。

 給紙トレイへの給紙は、注意が必要です。なぜなら、この機種はトレイがなく、背面から給紙する方式だからです。A4サイズまでの用紙を最大100枚まで給紙できる仕様で、少なめです。

 本体の耐久性は、全機種ともに5万ページまでの印刷を保証しています。10万円以下のカラーレーザープリンターの耐久性は3万ページ〜8万ページが標準です。そのため、こちらは「耐久性が高いモデル」といえるでしょう。「5万枚も使わない」という方も、耐久性が高い機種は、作りがしっかりしており故障がしにくいというメリットがあるので、この部分は重要です。

 以上、エプソンのA4ビジネスインクジェットを紹介しました。

 価格が安く、また印刷コストも安いために、費用的に最も導入しやすいA4プリンターと評価できます。印字品質も、全量顔料インクで普通紙印刷のクオリティが期待できます。

 ただ、スキャナが付属せず印刷速度が遅く両面プリントもできないなど、欠点も同時に見られる機種です。いずれにしても、ビジネスに使う場合は、もう少し予算をかけるべきでしょう。


  

 2・EPSON ビジネスインクジェット PX-S740
  ¥14,805 Amazon.co.jp
(3/29執筆時)  

【耐久性能】8万ページ
【インク代】カラー8.9円/モノクロ3.0円
【印刷速度】カラー10枚/分、モノクロ19枚/分

【接続方法】無線LAN・有線LAN・USB
【両面印刷】搭載
【給紙容量】250枚(75g/m2普通紙使用時)
【スキャナ】なし
【FAX  】なし
【サイズ】 収納時:449×380×171(mm)

 EPSONPX-S740は、同社では2番目に安いA4ビジネスプリンタです。

 本体のサイズは、449×380×171と先ほどの機種に比べると横幅があります。ただし、対応する用紙は同じで、A4サイズまでとなります。

 プリント速度は、カラー10枚/分、モノクロ19枚/分です。モノクロ印刷が、「快適な印字速度の基準」といえる1分20枚に近く、下位機種よりも改善しています。一方、カラー印刷の速度はさほど強調できません

 印刷品質は、こちらも4色の顔料インクです。ただ、こちらの機種は、新型のPrecisionCoreプリントヘッドを採用しています。そのため、印字のクオリティの面で言えば、解像度ベースで600dpiと画質が良いです。下位機種は300dpiなので、単純に2倍です。

 これによって、普通紙のカラー印刷のクオリティが上昇するほか、細かい文字の鮮明度も上がるでしょう。

 

 EPSON IC4CL75 大容量4色パック
  ¥7,730 Amazon.co.jp (3/29執筆時)   
 EPSON ICBK75 大容量ブラック
  ¥3,744 Amazon.co.jp (3/29執筆時)

 印刷コストは、使用するタンクサイズが下位機種よりも大きいため、カラー8.9円/モノクロ3.0円と下位機種よりも大幅に安くなっています。ただ、こちらについても、アマゾンでインクが2割程度安く売っていますので、実際のランニングコストはこの数値より2割安いでしょう。

 スキャナ・コピー・ファックスは、こちらも「未搭載」となります。

 自動両面印刷は、その一方で、この機種は「対応」します。 両面印刷はビジネス用として不可欠ですので、嬉しい部分です。

 搭載メモリー量は、この機種の場合も非開示です。

 201509251543.jpg

 PCとの接続方法は、下位機種と同じで、こちらも無線LANが搭載されている製品です。加えて、このグレードからは、Epson iPrint/AirPrintに対応し、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントも可能です。

 給紙トレイへの給紙は、250枚まで対応です。下位機種と違って普通の給紙トレイが装備されます。そのため、多少大型化しているわけです。

 耐久性は、先ほど紹介した下位モデルが5万枚でした。しかし、こちらは8万枚に上昇しています。大量のプリントアウトを予定している場合はメリット性が高いといえます。

 以上、エプソンのPX-S740の紹介でした。

 下位機種に較べると、インクコストが低減され、印刷スピードが上がっている点が評価できます。また、自動両面印刷機能が搭載されているために、用紙コストの面もコスト削減できる点が魅力です。

 また、給紙量も250枚と多いです。下位機種に較べてやや本体が高価ですが、インク代の安さや印字品質の高さを考えればすぐ元が取れるでしょう。スキャナ系の機能が不要ならば、A4プリンタでは最もオススメできると言えます。


   

 【2017年】

 3・EPSON インクジェット複合機 PX-M680F
  ¥18,512 Amazon.co.jp
(3/29執筆時)
      

【耐久性能】8万ページ
【インク代】
カラー11.4円/モノクロ3.2円
【印刷速度】
カラー10枚/分、モノクロ20枚/分
【接続方法】無線LAN・有線LAN・USB
【両面印刷】搭載
【給紙容量】250枚(75g/m2普通紙使用時)
【スキャナ】600dpi ADF付き(片面・35枚)
【FAX  】搭載
【サイズ】 収納時:425×378×249(mm)

 PX-M650F は、エプソンの複合機タイプのビジネスインクジェットです。スキャナが搭載されるモデルとしては最も安い機種です。

 本体のサイズは、425×378×249mmです。大型化しているのは、複合機化しているせいですね。対応する用紙は同じで、A4サイズまでです。

 プリント速度は、カラー10枚/分、モノクロ20枚/分です。複合機ながら速度は、PX-S740とほぼ同等です。カラーのプリント速度は遅いですが、普段はモノクロが中心ならばストレスに感じないでしょう。

 印刷品質は、こちらも4色の顔料インクです。こちらも解像度ベースで600dpiと性能が良い新型のPrecisionCoreプリントヘッドを採用しています。また、インク配色に多少の変更があり、シアン、マゼンタの鮮明度がアップしています。

 

 EPSON IC4CL86 4色パック
  ¥7,932 Amazon.co.jp (3/29執筆時)   
 EPSON ICBK86 大容量ブラック
  ¥3,618 Amazon.co.jp (3/29執筆時)

 印刷コストは、カラー11.4円/モノクロ3.2円です。こちらは、全色大容量インクタンクとなるため、カラーの印刷コストも多少ですが抑えられています。ただ、次に紹介する上位機に比べるとコスパは悪いです。

 スキャナ・コピー機能は、搭載です。スキャナは600dpiの解像度で、家庭用の複合機と同じ程度のクオリティです。ビジネス用ならこれでも問題ないでしょう。

 201707191511.jpg

 また、スキャナには、上図のようなADF(原稿自動送り装置)も搭載されます。読取速度は最大300dpiとなりまが、速度は1分間に7枚と実用性は高いです。ただし、こちらは、片面原稿の読取だけ対応します。

 ファックス機能は、搭載します。受話子機はないですが、固定電話用の出力があるため、分波しなくても利用可能です。機能面では、高速送信規格の「スーパーG3ファックス」に対応します。それ以外にも、専用アプリで、PCでからファックスを送信・受信する機能もあります。また、簡易的ながら、プリンタの液晶画面で、送受信の確認も可能です。

 給紙トレイへの給紙は、250枚まで対応です。

 PCとの接続方法は、こちらも無線LANが搭載され、、Epson iPrint/AirPrintに対応し、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントも可能です。

 耐久性は、こちらも8万枚と十分な強度です。 

 以上、PX-M680F の紹介でした。個人事業主の方などで、できるだけ低価格でビジネス複合機を買う場合に選択肢に入るモデルでしょう。印刷速度も速く、画質も鮮明で、機能面でも「さすが最新機種」といえる充実度があります。

 ただ、インクコストは「そこそこ」のレベルなので、大量に印刷する方は、次に紹介する上位機を選んだ方が総合的なコスト削減効果はありそうです。


   

 【2017年】

 4・EPSON インクジェット複合機 PX-M780F
  ¥24,712 Amazon.co.jp
(3/29執筆時)

【耐久性能】10万ページ
【インク代】カラー7.3円/モノクロ2.2円
【印刷速度】
カラー20枚/分、モノクロ20枚/分
【接続方法】無線LAN・有線LAN・USB
【両面印刷】搭載
【給紙容量】250枚(75g/m2普通紙使用時)
【スキャナ】600dpi ADF付き(片面・35枚)
【FAX  】搭載
【サイズ】 収納時:425×378×249(mm)

 PX-M780F は、PX-M680F の上位機になるビジネスインクジェット複合機です。

 本体のサイズ、先ほど紹介したPX-M680F と全く同じサイズで、筐体部分の作りは共通です。対応する用紙は同じで、A4サイズまでです。

 プリント速度は、その一方で、カラー20枚/分、モノクロ20枚/分と、カラー印刷の速度が2倍化しています。カラー印刷を多用する方は見逃せない部分です。ファーストプリントの速度もモノクロ・カラーともに7秒と向上しています。

 印刷品質は、こちらも4色の顔料インクであり、PX-M680F と同じく高いクオリティが期待できる仕様です。

 

 EPSON IC4CL84 4色パック (大容量)
  ¥13,464 Amazon.co.jp (3/29執筆時)
 EPSON ICBK84 大容量ブラック
  ¥4,790 Amazon.co.jp (3/29執筆時)

 印刷コストは、カラー7.3円/モノクロ2.2円です。カラーも大容量のインクなので、特にカラーについては、コスト削減効果が抜群です。一方、独立インクタンクであるとは言え、一回の消耗品の交換コストは高いので、さほど印刷しない方はもてあます可能性はあります。ただ、その場合は、標準容量のタンクもあるため、問題ないでしょう。

 スキャナ・コピー機能ファックス機能、ネットワーク機能は、1つ上で紹介した下位機種PX-M680Fとほぼ変わらないため説明は省略します。ただ、ADFの読み取り速度がカラー8枚/分、モノクロ12枚/分と向上しています。

 給紙トレイへの給紙は、250枚まで対応で、PCとの接続方法は、無線LANが搭載され、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントも可能です。この部分も下位機種と同じですね。

 耐久性は、PX-M680Fより堅牢な設計で、10万枚という表記です。 

 以上、PX-M780F の紹介でした。下位機種のPX-M680Fより、印刷コストがかなり節約できる機種です。また、カラーの印刷速度の向上も嬉しい部分でしょう。価格もさほど高くないので、顔料インク採用のビジネス複合機を格安で探している方に最も良い選択肢でしょう。おすすめです。

ーーー

   

 【2017年】

 5・EPSON インクジェット複合機 PX-M781F
  ¥26,992 Amazon.co.jp
(3/29執筆時)

【耐久性能】10万ページ
【インク代】カラー7.3円/モノクロ2.2円
【印刷速度】
カラー22枚/分、モノクロ24枚/分
【接続方法】無線LAN・有線LAN・USB
【両面印刷】搭載
【給紙容量】250枚(75g/m2普通紙使用時)
【スキャナ】600dpi ADF付き(両面・50枚)
【FAX  】搭載
【サイズ】 収納時:425×388×330(mm)

 PX-M780F の「兄弟モデル」言えるPX-M781も同時発売されました。相違点は2点です。

 第1に、印刷速度が、カラー22枚/分、モノクロ24枚/分とわずかに上昇し、ファーストプリントの速度も0.5秒高速化している点です。

 第2に、用紙トレイが2段となり、総計で500枚まで用紙が入る設計である点です。2つの用紙を使い分ける場合に便利ですが、本体のサイズは、425×388×330と背の高さは割とあります。

 第3に、ADF(現行自動送り装置)が、両面スキャン対応になっている点です。50枚までの原稿を毎分16枚の速度で読み取れます。

 その他の部分は、利用するインクやそのコストを含めて、PX-M780F と同じです。要するに、用紙トレイが2つ欲しい方がこの機種を選ぶべきと言え、それ以外の方には、多少大きさが邪魔になるだろうと言える機種ですね。その意味で、こちらは設置場所を選ぶ機種です。


  

 【2018年】

 6・EPSON インクジェット複合機 PX-M884F
  ¥44,904 Amazon.co.jp
(3/30執筆時)

【耐久性能】15万ページ
【インク代】
カラー6.1円/モノクロ1.8円
【印刷速度】
カラー24枚/分、モノクロ24枚/分
【接続方法】無線LAN・有線LAN・USB
【両面印刷】搭載
【給紙容量】250枚
【スキャナ】600dpi ADF付き(両面対応・30枚)
【FAX  】搭載
【サイズ】収納時:425×535×357(mm)

 PX-M884F は、2018年に(割とひっそり)登場したエプソンの新コンセプトのビジネスプリンターです。

 201803301152.jpg

 こちらの場合、「インクカートリッジ」ではなく、「インクパック」を利用します。これは、(同社のエコタンクと異なり)コストカットの側面よりも、インク交換の回数を減らすための工夫となります。画質への影響は、現在、問い合わせ中ですが、基本的になさそうです。

 201803301147.jpg

 本体のサイズは、425×535×357mmと、下位機種よりもとくに奥行が深くなっているとはいえ、普通の事務机に、さほど無理なく置けるコンパクト性を保っている点は優秀でしょう。

 プリント速度は、カラー24枚/分、モノクロ24枚/分となります。PX-M780Fの上位機種として、印字スピードも少し上昇しています。

 201803301154.jpg

 印刷品質は、こちらも4色の顔料インクです。また、PrecisionCoreを採用した新方式も採用するため、通常のカードリッジモデルと、スペック的に印字品質は変わらないと評価できます。実際、確認した印字見本もそうでした。

 

 EPSON IP01KB ブラック 大容量
  ¥15,807 Amazon.co.jp  (3/29執筆時)
 EPSON IP01MB マゼンタ 大容量  
 EPSON IP01YB イエロー 大容量
 EPSON IP01CB シアン 大容量
  ¥7,008 Amazon.co.jp
  (3/29執筆時)

 印刷コストは、カラー6.1円/モノクロ1.8円と、エコタンク式を除くエプソン製品としてはランニングコストは最高水準です。

 ちなみに、レーザーに比べてもかなりのコスト削減効果が見込めるため、EPSONは、企業としてレーザー方式からほとんど手を引いてしまいました。

 ただし、この試算は上記の大容量インクパックを利用した場合の数値です。単価は高いですが、大容量は、黒10000枚・カラーで5000枚まで印刷可能なので、企業の印刷室や、病院などの処方箋レシート印刷用などには良いでしょう。

 スキャナ・コピー機能は、こちらも両面ADF搭載です。速度もカラー・モノクロ24枚/分と高速です。

 ファックス機能は、下位機種と同じです。SUPER G3対応である上、PCでのFaxの送受信もサポートされますし、無線LANが搭載され、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントも可能です。

 増設カセットユニット PXA4CU3
  ¥14,401 Amazon.co.jp  (3/29執筆時)

 給紙トレイへの給紙は、1段で550枚まで対応です。増設は1段までです。

 耐久性は、15万枚と下位の機種より伸びています。大量印刷には向くでしょう。

 以上、PX-M860Fの紹介でした。家庭用・個人事業主用いうよりも、企業の印刷室・医療機関のカウンター業務など、始終印刷される方に「優しい」機種でしょう。

 インクの交換頻度は少なくて済む上、(エコタンク式と異なり)画質も同水準で期待できる点で、こうした用途に向きます。常識的なサイズで、設置性も良いと言えます。 

ーーー

  

 7・EPSON インクジェットプリンタ PX-S884
  ¥30,060 Amazon.co.jp
(3/30執筆時)

【耐久性能】15万ページ
【インク代】
カラー6.1円/モノクロ1.8円
【印刷速度】
カラー24枚/分、モノクロ24枚/分
【接続方法】無線LAN・有線LAN・USB
【両面印刷】搭載
【給紙容量】250枚
【サイズ】収納時:425×535×357(mm)

 なお、こちらには「姉妹機」として、コピー・スキャナ・FAX機能のないPX-S884も販売されます。

 価格は安いものの、本体サイズは通常機と同じものを採用しており、設置性は同じです。どうせならば、複合機を選びたいところでしょう。


 

【2015年】

 8・EPSON インクジェット複合機 PX-M860F
  ¥74,430 Amazon.co.jp
(3/29執筆時)

【耐久性能】30万ページ
【インク代】
カラー6.1円/モノクロ1.8円
【印刷速度】
カラー24枚/分、モノクロ24枚/分
【接続方法】無線LAN・有線LAN・USB
【両面印刷】搭載
【給紙容量】500枚
【スキャナ】1200dpi ADF付き(両面対応・30枚)
【FAX  】搭載
【サイズ】収納時:516×522×514(mm)

 PX-M840F は、エプソンのビジネスインクジェットでは最上位のラインに位置する機種です。

 レーザーの代替として大きなオフィスで利用することを想定してエプソンが売り出している機種ですね。そのため、価格は相応に高いです。

 本体のサイズは、516×522×514mmと、かなり大きく、この点でもオフィス用と言えます。液晶モニターは、3.5インチのカラー液晶が前面に搭載されます。視認性は良いですね。

 プリント速度は、カラー24枚/分、モノクロ24枚/分とわずかながらPX-M781より改善が見られます。

 印刷品質は、こちらは、4色の顔料インクです。また、従来的なカードリッジ式です。

 画質面では、PrecisionCoreを採用した新方式です。インクは、改良前のタンクを使用しますが、差はわずかでしょう。解像度の点でも2017年発売の中位機と変わりません。

 

 EPSON ICBK92L ブラック 大容量
 EPSON ICM92L マゼンタ 大容量  
 EPSON ICY92L イエロー 大容量
 EPSON ICC92L シアン 大容量
  ¥5,710 Amazon.co.jp
  (3/29執筆時)

 印刷コストは、カラー6.1円/モノクロ1.8円とさすがに、最上位機種として極めて安い水準です。

 スキャナ・コピー機能は、こちらも両面ADF搭載です。速度もカラー・モノクロ23枚/分と極めて高速と言えます。

 ファックス機能PCとの接続方法は、中位機種と性能面での差は見られません。PCでのFaxの送受信もサポートされますし、無線LANが搭載され、スマホ・タブレットからのダイレクトプリントも可能です。

 増設カセットユニット PXA4CU2
  ¥32,532 Amazon.co.jp  (3/29執筆時)

 給紙トレイへの給紙は、1段で500枚まで対応です。さらに、こちらはオプションで追加で2つまで用紙カセットの追加が可能です。複数の用紙を併用される方などは、追加購入されると良いでしょう。

 耐久性は、その上で、30万枚と伸びています。

 以上、PX-M860Fの紹介でした。

 オフィス用の製品ではありますが、事務用のレーザー複合機(コピー機)からコスト削減・省スペース効果を狙って購入を考えているならば、こちらはおすすめです。個人用としては、オーバースペックですが、耐久性を含めて、企業で利用するならば安心感がありますね。

4・ブラザーのA4ビジネスプリンター

 つづいて、ブラザーのビジネスインクジェット複合機を比較します。

 なお、ブラザーの機種にはいくつか、Amazon限定モデルがありますが、基本的にサンプル用紙がおまけでつくだけの違いです。


   

 【2017年】

 【子機1台+通信ボックス】

 9・ブラザー プリビオ MFC-J837DN
  ¥24,282 Amazon.co.jp  (3/29執筆時)  

 【子機2台+通信ボックス】

 9・ブラザー プリビオ MFC-J837DWN
  ¥32,404 Amazon.co.jp
  (3/29執筆時)

【耐久性能】公表なし
【インク代】
カラー8.5円/モノクロ2.7円
【印刷速度】カラー10枚/分、モノクロ12枚/分

【接続方法】無線LAN・有線LAN・USB
【両面印刷】搭載
【給紙容量】100枚(75g/m2普通紙使用時)
【スキャナ】1200dpi
【FAX  】搭載
【サイズ】収納時:400×341×151(mm)

 MFC-J737シリーズMFC-837シリーズは、ブラザーのA4サイズでは最も安価な「ビジネスインクジェット」です。   

  201710041157.jpg

 2モデルありますが、基本的な違いは、電話子機の台数通信ボックスの有無です。なお、通信ボックスは、FAX用の電話線をプリンターまでのばさず無線化するためのユニットです。

 本体のサイズは、400×341×151(mm)です。ファックス付モデルとしては、かなりの小型機種です。自営業などの方のFAXの買換ニーズに適したサイズでしょう。

 プリント速度は、カラー10枚/分、モノクロ12枚/分です。スピードは全く期待できない機種です。

 印刷品質は、全色に耐水性の高いビジネス向きの「顔料インク」を採用するEPSONとは異なり、ブラザーは、黒のみ顔料インクで、他の色は染料インクです。染料インクは、家庭用の写真(フォト)印刷の場合は優れた性能を持ちますが、耐水性やにじみの少なさの点で劣るので、ビジネス用としては一般的に不向きと言われます。


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 印刷コストは、カラー8.5円・モノクロ2.7円です。これは、エプソンと比較しても安い水準です。ただ、家庭用と同じ顔料インクと染料インクの組み合わせなので、一概には比較できません。

 スキャナ・コピー機能は、複合機のためこの機種も付属します。画質は、エプソン同様に「実用重視」で、写真を取り込むなど本格的なものではないですが、ビジネスでは問題ありません。ただし、ADF(現行自動送り装置)は未付属です。

 自動両面印刷は、エプソン同様に搭載されます。

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 ファックス機能は、こちらは、通信ボックスが付属するので、電話線からプリンターまで電話線をはわせる必要がありません。また、下位機種が非対応だったスーパーG3の高速通信対応となります。こうした点で、ファックス周りの機能は充実している製品です。

 また、オリジナルな仕様としては、EvernoteやDropboxなどにFAXを自動転送し、課内などで共有できる機能が目立ちます。ブラザーも液晶で内容を確認できる機能があります。

 給紙トレイへの給紙は、高さがない機種のため、1段で100枚までと少ないです。これは、コンパクト化を目指したデザイン面から仕方ない部分でしょう。

 PCとの接続方法は、こちらも有線LAN・USBのほか、無線LANが搭載され、スマホ・タブレット・SDカードからのダイレクトプリントも可能です。

 耐久性は、ブラザーの場合は、エプソンと違って数値を出していません。レーザープリンターの代用品として、ビジネスに用いられるほど頑丈に設計されているか分からない点、若干不安が残ります。

 以上、ブラザーのMFC-J737シリーズの紹介でした。家庭用のインクジェットとしてAtlasはブラザーをおすすめすることが多いのですが、業務用に限っては、染料インクの採用がネックとなります。また、インクコストは、コンパクトなビジネスインクジェットとしては良いコスパだと思いますが、印刷速度など、ライバル機に水をあけられている部分をやや目立つ機種ですね。

 ただ、逆に言えば、写真印刷はそれなりに得意ですから、家庭用のファックスの買換用としては、かなり魅力です。

ーーー

  

 【2017年】

 【子機電話1台付属】

 10・ブラザー プリビオ MFC-J737DN
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 【子機電話2台付属】

 10・ブラザー プリビオ MFC-J737DWN
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 なお、この機種には下位機種としてMFC-J737シリーズもラインナップされます。使用するインクタンクは同じで、本体のサイズも同じ機種です。

 ただし、ファックス用の「通信ボックスが未装備」であるほか、スーパーG3の高速通信に未対応です。また、印刷速度もカラー印刷が6枚/分とさらに低速化しています。


  

 【2017年】

 【子機電話1台付属】

 11・ブラザー プリビオ MFC-J997DN
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 【子機電話2台付属】

 11・ブラザー プリビオ MFC-J907DWN  
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 【子機1台+通信ボックス】

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 【子機2台+通信ボックス】

 12・ブラザー プリビオ MFC-J907DWN  
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【耐久性能】公表なし
【インク代】
カラー8.5円/モノクロ2.7円
【印刷速度】カラー10枚/分、モノクロ12枚/分

【接続方法】無線LAN・有線LAN・USB
【両面印刷】搭載
【給紙容量】100枚(75g/m2普通紙使用時)
【スキャナ】1200dpi ADF付き(片面・20枚)
【FAX  】搭載
【サイズ】収納時:559×418×365(mm)

 MFC-J900シリーズは、ブラザーの「ビジネスインクジェット」の中級機です。   

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 4モデルありますが、「子機の台数」と、一つ上で説明した「通信ボックスの有無」以外は同じです。

 本体のサイズは、559×418×365です。エプソンの中位機と比較すると横幅はあるが、高さはない機種と言えそうです。また、ブラザーの下位機種よりは、やや大型化しています。

 プリント速度は、カラー10枚/分、モノクロ12枚/分です。エプソンの中位機と比べるとやはり遅いです。特に両面プリント時の速度は1分間で3枚とエプソンの3割程度のスピードとなります。


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 印刷品質は、下位機種と同じインクタンクを使います。やはり、黒のみ顔料インクで、他の色は染料インクですので、ビジネス文書の印刷には向きません。逆に、フォト専用紙などへの写真印刷は割と得意でしょう。

 印刷コストは、こちらも、カラー8.5円・モノクロ2.7円です。

 スキャナ・コピー機能は、下位機種に較べた場合、エプソンにも搭載されていたADF(現行自動送り装置)が付属します。ただし、片面のみ20枚まで対応・速度は1分間に6枚と、やはりさほど高性能ではありません。

 自動両面印刷は、エプソン同様に搭載されます。

 ファックス機能は、スーパーG3の高速通信や、PCでのファックスの送受信に対応します。

 給紙トレイへの給紙は、一方、こちらも1段で100枚までと少ないです。まめな給紙が必要でしょう。

 PCとの接続方法は、こちらも有線LAN・USBのほか、無線LANが搭載されています。

 耐久性は、やはり、ブラザーの場合は数値を出していません。若干不安が残ります。

 以上、ブラザーのMFC-J880Nの紹介でした。電話付きの「小型モデル」としては、他者を含めて高機能な製品の一つです。ただ、やはり、インクの問題があるため、どちらかといえば「自営業」「個人事業主」の方が、家庭用のファックスないし電話として購入する場合に限り「おすすめ」といえそうです。

5・キヤノンのA4ビジネスプリンター

 続いて、キヤノンのA4ビジネスインクジェットを比較します。


 

 【2016年】

 13・キヤノン MAXIFY iB4130
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【耐久性能】公表なし
【インク代】
カラー6.1円/モノクロ1.8円
【印刷速度】カラー15.5枚/分、モノクロ24枚/分

【接続方法】無線LAN・有線LAN・USB
【両面印刷】搭載
【給紙容量】500枚(250枚×2段)
【スキャナ】
【FAX  】
【サイズ】収納時:約463×394×290mm

 MAXIFY iB4130 は、キヤノンのA4ビジネスインクジェトになります。こちらは、プリンタ機能のみを持つ機種です。

 本体のサイズは、約463×394×290mmです。スキャナ・コピー機能が省略されている分、本体はミニマムですね。対応する用紙はA4サイズまでです。

 プリント速度は、カラー15.5枚/分、モノクロ24枚/分です。黒印刷の快適性は特に強調して良いでしょう。キヤノンは、印字速度に従来から定評があり、ファーストプリントの速度もカラー7秒と高速です。両面印刷時も、モノクロ13枚/分と速いですね。

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 印刷品質は、エプソンと同じように、全色顔料インクである点は、この機種の大きな魅力です。ビジネス文書において重要な「文字のみやすさ」の点はエプソン同様に水準が高いでしょう。 ただし、普通紙でも600dpiの解像度を出せる新型のプリントヘッドを搭載するエプソンに比べると、画質の点では多少劣るでしょう。

  

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 印刷コストは、カラー6.1円・モノクロ1.8円です。顔料インクを採用するエプソンと比べても、「安い」と言って良い水準でコスパはかなり良好です。

 スキャナ・コピー・ファックス機能非搭載です。自動両面印刷は搭載されます。

 給紙トレイへの給紙は、この機種は2段トレイを装備し、250枚ずつ計500枚まで対応します。業務用で用紙を使い分けるなどの場合便利でしょう。

 PCとの接続方法は、無線・有線LANなど、他社製品に備わる機能は網羅されます。スマホとの連携も可能です。

 耐久性は、ブラザー同様に非公開です。 このあたりは、エプソンが進んでいますね。

 以上、MB2330の紹介でした。比較的高速なヘッドで、全量顔料インクを採用した、低コストプリンタとして魅力です。500枚の給紙が可能である点もビジネス向きです。単機能のプリンタしか必要ないが、大量に印刷する方には利便性が高い機種ですね。


 

 【2016】

 14・キヤノン MAXIFY MB2730
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【耐久性能】公表なし
【インク代】
カラー6.1円/モノクロ1.8円
【印刷速度】カラー15.5枚/分、モノクロ24枚/分

【接続方法】無線LAN・有線LAN・USB
【両面印刷】搭載
【給紙容量】500枚(250枚×2段)
【スキャナ】搭載
【FAX  】1200dpi ADF付き
【サイズ】収納時:約463×389×320mm

 MAXIFY MB2730 は、キヤノンのA4ビジネスインクジェトの中位機種なります。先ほどの機種と異なり、コピー・スキャン・ファクスの機能も付属する複合機です。

 プリント速度は、カラー15.5枚/分、モノクロ24枚/分です。この点は、MB2330と変わりません。印刷品質印刷コストも、使用するインクが同じであるためにMB2330と同じです。

 スキャナ・コピー機能は、エプソンに比べると1200dpiのスキャナを搭載しており、画質は期待して良いレベルです。ADFも片面ながら50枚まで給紙できるものが装備されます。

 ファックス機能は、こちらも搭載されており、高速通信規格のスーパーG3ファックスや、PCでの送受信などにも対応できます。ただ、カラー液晶パネルは付属しますが、Faxをプリンター自体の液晶で確認することには非対応です。

 自動両面印刷は、こちらも搭載されます。

 給紙トレイへの給紙は、下位機種と仕様は共通しており、2段トレイを装備し、250枚ずつ計500枚まで対応します。増設はできませんが、不便はないでしょう。

 PCとの接続方法は、下位機種と同様です。無線LANが搭載され、スマホ・タブレットからのプリントも可能です。

 耐久性は、やは明示されません

 以上、MAXIFY MB2730の紹介でした。全色顔料インク採用で高いコスパを誇るモデルとして、エプソンの2段トレイ装備の PX-M781Fの「ライバル」と言える機種です。

 印刷速度など互いに優位な部分があり、甲乙付けがたい部分はありますが、EPSONが両面ADFを採用して入る点、耐用枚数を明示している点でやや分があるかな?と思います。画質も多少エプソンが上回りそうです。

 ただ、インクのコスパは割引率をふまえてもキヤノンは優秀ですので、その部分を重視した場合、軍配はこちらでしょう。

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 14'・キヤノン MAXIFY MB2130
  ¥15,363 Amazon.co.jp
(3/29執筆時  

 なお、この機種には、MB2130という下位機種があります。

 こちらも複合機ですが、印刷スピードがカラー13枚/分、モノクロ19枚/分と遅いほか、大容量インクが利用できないため、印刷コストが割高です。トレイも1段のみです。

 こうした点から、こちらを選ぶ必要性はないでしょう。


 
 15・キヤノン MAXIFY MB5130 【1段】
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 16キヤノン MAXIFY MB5430 【2段】
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【耐久性能】公表なし
【インク代】
カラー6.1円/モノクロ1.8円
【印刷速度】カラー15枚/分、モノクロ24枚/分

【接続方法】無線LAN・有線LAN・USB
【両面印刷】搭載
【給紙容量】500枚(250枚)
【スキャナ】1200dpi ADF付き
【FAX  】搭載
【サイズ】収納時:約463×394×351mm

 MAXIFY MB5130MB5430は、キヤノンのビジネスインクジェトの上位機です。

 2機種ありますが、差はトレイの数だけであり、上位機種のみ2段トレイ(500枚)が付属します。A4とB5を使い分けるなどの場合は便利だと思います。

 一方、1つ上で紹介したMB2730 との差は1点だけです。

 それは、スキャナのADF(原稿自動送り装置)が両面対応になっている点です。そのため両面原稿の取り込みが不要ならば、下位機種を選んでも構わないでしょう。

  

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  ¥4,494 Amazon.co.jp  (3/29執筆時)  
 マゼンダ 大容量 PGI-2300XL
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 インクは、下位機種同様に、大容量タイプが使えます。同じインクなので、印刷コストは同じです。印刷スピードも同じです。

 以上、キャノンのA4ビジネスプリンターの紹介でした。この機種も、エプソンの2段トレイ装備の PX-M781Fの「ライバル」と言えそうです。印刷コスト面はこちらが優秀ですが、耐久力の明示と、画質はややエプソンが有利でしょう。また、凹凸部分を含んだ設置性や、デザイン性はエプソンも少し勝るでしょう。

次回の予告!
ビジネスインクジェットのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、ここまでの前編記事では、A4のビジネスインクジェットの比較をしました。

   

 続く、2回目記事こちら】では、各社のA3ビジネスインクジェットプリンターを紹介します。

 また、3回目記事こちら】では、エプソンから新しく発売された、コストパフォーマンスが圧倒的に高い「エコタンクプリンター」 EW-M660FT PX-M160T PX-S160Tを紹介したいと思います。

 その後、3回目記事の最後では、今回紹介したA4モデルも含めた全機種から、目的別・用途別に「Atlasのおすすめ機種!」を選定していきます。

 2回目記事は→こちら

 最後になりましたが、今回の前編記事がもしお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークなどで記事を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 13:32 | プリンター

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