比較2017' 人気3社の最新ポータブルナビ9製品の性能とおすすめ:パナソニック ゴリラ・ ユピテル・パイオニア 楽ナビ

2017年06月23日

比較2017' 人気3社の最新ポータブルナビ9製品の性能とおすすめ:パナソニック ゴリラ・ ユピテル・パイオニア 楽ナビ

今回レビューする製品:2017年 最新ポータブルナビの性能とおすすめ・選び方:ポータブルカーナビ・小型カーナビ:パナソニック GORILLA CN-G500D CN-G700D CN-G1000VD CN-G1100VD CN-G710D CN-G510D ユピテル MOGGY YPL523 YPB553 YPB743 イエラ YPF7530 パイオニア 楽ナビ AVIC-MRP660 AVIC-MRP770  FM-VICS対応やフルセグ対応機種(5 - 7インチ)無料地図更新期間の違いやランキング

今回のお題
地図が正確な最新ポータブルナビのおすすめはどの機種?


 ども、Atlasです。今日は、2017年現在の現行モデルの「ポータブルナビ(=カーナビ)」の比較です。

 Atlas家でも今年度モデルを導入したので、その実験結果などもふまえて書いていきます。今回は、初心者でも設置ができることで人気のポータブルナビを扱います。

ポータブルナビの選び方

 現在の所、家庭で取付可能なポータブルナビを発売しているのは、3メーカーあります。

 「ゴリラ」シリーズを出しているパナソニック、「楽ナビ(カロッツェリア)」シリーズを出しているパイオニア、「イエラ」「モギー」シリーズを出しているユピテルです。

 総計で10機種以上ありますが、選ぶ際に注意するべきポイントは、主に以下の3点です。

1・搭載されているGPSや地図の性能
2・TVチューナーの種類や画面サイズ
3・ 無料で地図更新が得られる期間

 こうした点をふまえながら、今回は各社のカーナビを比較します。いつものように、各製品を紹介した後で、最後に目的別、予算別に、「Atlasのおすすめ機種」を提案していきたいと思います。

カーナビ「ゴリラ」の比較

 はじめに、ポータブルナビとしてはシェアが最も高いパナソニック社の「ゴリラ」シリーズを見ていきましょう。

 なお、以下の文章では、いつものように、オススメできるポイントについては「赤字」で、イマイチな点については「青字」にして、区別をしていきます


  
 1・パナソニック GORILLA CN-G510D 【2017】
  ¥29,324 Amazon.co.jp
(4/2執筆時)

【画面サイズ】5V型ワイドVGA(タッチパネル式)
【地図容量】16GB
【GPS】新GPS衛星みちびき・グロナス対応
【TV機能】ワンセグ対応
【地図】有償更新
【付属品】シガーライターケーブル1.8m

 CN-GP510Dは、パナソニック社のカーナビでは最も安いモデルです。最新モデルは、5月発売の2017年モデルです。入門機で、最も小型のこのモデルは、軽自動車にも合うような「丸みを帯びたデザイン」です。

 画面サイズは、5V(11.1× 6.2 cm)となります。スマホを横にしたほどの画面の大きさです。液晶は、高密度なVGA表示ができるタイプの液晶で、画面が明るく、解像感がある綺麗な画質です。

 搭載されるGPSは、標準的な「米国の測位衛星GPS」のほか、「天頂衛星みちびき」と「ロシア測位衛星グロナス」の測位情報に対応しています。

 201407021431.jpg

 「みちびき」とは、JAXAが打ち上げた日本の衛星です。従来の「GPS」はアメリカが打ち上げたものですが、「みちびき」は日本に特化したGPSですから、日本の山間部や、都市高層ビル群などの測位に強くなっています。通常のGPSの測位が10メートル単位であるのにたいして、1m単位のガイドが可能になっています。

 「グロナス」とは、ロシアの打ち上げた衛星です。これを補完的に用いることで、車載型のカーナビに匹敵する正確性を実現しています。パイオニア社のポータブルカーナビはこれらが未搭載であるため、今のところ、パナソニックの独壇場の性能です。

 クイックGPS機能も、同社の売りです。完全にGPSを受信できない状況でも、一部の受信データとそれまでの走行記録を元にして、現在地を素早く特定する機能です。他社のカーナビの場合は、自動車を運転させてからしばらくは、GPSデータが受信できない状況での走行になりますが、パナソニックはそうしたトラブルが少ないといえます。

 201706231726.jpg

  さらに、GPSが届かない場所について、こちらは3Dハイブリットセンサー(ジャイロセンサー)が搭載されます。そのため、立体交差点などでも確実に測位できます。

 とくに、2017年モデルからは、Gロケーションと呼ばれる新しいシステムを搭載しました。これは、3Dハイブリットセンサーと3つのGPS衛星のデータを複合的に演算処理し、自社位置の測位の向上を目指したものです。そのため、測位精度は去年モデルよりも向上しています。

 操作性も高いです。パナソニック社は、テレビなどでもプロセッサーの品質にこだわりを持っているメーカーです。カーナビも高品質の「ゴリラエンジン」を搭載しており、地図の検索スピードや、地図の動きはかなりスムーズであると言えます。

 地図容量は、最大16GBです。地図は、高詳細な住宅地図に定評があるゼンリンの地図を採用します。1300近い市街地図を搭載し、最大5mの縮尺まで表示できるため、地図の面で不満に感じる部分は少ないでしょう。

【登録電話番号】約2830万件
【施設名検索】約340万件

 搭載される、電話番号や施設数は、上記の通りです。電話番号は、個人宅にも対応しており、この点では、より高価な機種に引けを取りません。

 ナビ(地図機能)は、かなり品質が高いです。

 201403041652.jpg 

【立体交差点拡大図】約1850交差点、5980画像
【ハイウェイ入口拡大図】382カ所
【方面看板表示】約31400画像
【市街地図】1295市

  特に、実際の標識と同じ方面看板表示、複雑な交差点について立体地図で注意喚起をする立体交差点拡大図高速道路の入り口と複雑なジャンクションを表示する分岐図表示は、この機種の最も優れた点でしょう。

 一方、残念な部分と言えるのは、渋滞情報をふまえてルート回避する機能は付属しない点でしょう。

 201403041706.jpg

 地図更新は、有償で可能です。参考までに価格を示すと、現在では21,000円です。買い直した方が安いほどの値段なので基本的には「更新しない」方向けです。

 TV性能は、あまり重要視されていません。ワンセグのみの搭載で、フルセグに対応しません。これは、パナソニック社の全機種に共通する仕様です。

 以上、パナソニック社の格安機種、CN-GP510Dを紹介しました。2万円前後で手に入るカーナビとしては、かなり安価であり、オススメできる機種です。

 ただ、ネックは、画面サイズでしょう。5V(11.1× 6.2 cm)サイズがちょっと小さいかな?と感じる方は、以下で紹介する上位機種が良いでしょう。

ーーー

  
 1・パナソニック GORILLA CN-G500D 【2016】
  ¥22,800 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)

 なお、2016年モデルのCN-G500D【在庫限り】で売られています。

 多少安いですが、こちらは新CPUが不採用でGロケーションが使えない機種です。地図も1年古いため、ここは新機種が良いと思います。


 続いて、パナソニック社の中位機種を紹介します。一つ上で紹介した記事と重複する部分は、省略しつつ、パワーアップしている点についてのみ、簡潔に書いていきたいと思います。

  

 2・パナソニック GORILLA CN-G710D 【2017】
  ¥43,098 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)

【画面サイズ】7V型ワイドVGA(タッチパネル式)
【地図容量】16GB
【GPS】新GPS衛星みちびき・グロナス対応
【TV機能】ワンセグ対応
【地図】有償更新
【付属品】シガーライターケーブル1.8m

  CN-G710Dは、パナソニック「ゴリラ」の中位機種です。とはいえ、先ほど紹介した下位機種と性能が重なる部分が多いです。

 例えば、こちらの機種も、下位機種同様に、新GPS衛星みちびき・「グロナス」に対応し、3Dハイブリットセンサー(ジャイロセンサー)を複合的に用いた新測位システムGロケーションに対応します。また、クイックGPSを搭載し、発車時から、GPSの測位が可能です。ゴリラエンジンを搭載し、地図がサクサク検索できます。

 一方、TVがワンセグに止まる点なども同じです。

【登録電話番号】約2830万件
【施設名検索】約340万件
【立体交差点拡大図】約1850交差点、5980画像
【ハイウェイ入口拡大図】382カ所
【方面看板表示】約31400画像
【市街地図】1295市

 登録される、電話や施設のデータベース数も下位機種と同じです。

 では、どこが、下位機種と違うのか?なのですが、

 第1に、画面サイズです。7V型のワイドVGAが採用されている点です。下位機種が、5V(11.1× 6.2 cm)サイズですから、7Vサイズ(14.2×11.0cm)は一回り大きめな画面とです。もちろん、パナソニック社の品質ですから画面も綺麗です。

 第2に、ポータブルとして使うときのバッテリーの持続時間が違います。5インチだと2時間ですが、7インチの場合、若干短く1.5時間になります。画面が大きいのでしかたない部分です。 

 以上の点のうち、画面が大きい点は、視認性の点で魅力に思えます。ただ、その他の点は、ほとんど基本性能は変わっていないと言えます。

 地図更新も、こちらは、有料で21,000円です。そのため、あまりお買得な機種とは見なせない気がします。

 実際のところ、さほど価格差のない次に紹介する上位機種の場合、2020年夏まで地図データの回数無制限の無料更新権が付属します。その点で、Atlasとしては、7インチサイズから選ぶのであれば、次に紹介する機種をオススメします。  

ーーー

  

 2・パナソニック GORILLA CN-G700D 【2016】
  ¥36,643 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)

 なお、このモデルについても、2016年モデルが売られています。しかし、やはり、搭載される地図は1-2年前のもので、今年度の新機軸であるGロケーションが使えない機種ですので、選択肢からは外すべきですね。


 さて、続いて、パナソニック社のゴリラの最上位機種を紹介します。

 

 3・パナソニック GORILLA CN-G1100VD 【2017】
  ¥52,030 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)

【画面サイズ】7V型ワイドVGA(タッチパネル式)
【地図容量】16GB
【GPS】新GPS衛星みちびき・グロナス対応
【TV機能】ワンセグ対応
【地図】3.5年間無料
【付属品】シガーライターケーブル1.8m

 CN-G1100VD は、ゴリラの最上位機です。個人で付けられるポータブルタイプのカーナビでは最も高価なモデルですね。

 先ほど見た中位機種と同じく、画面サイズがこちらも7インチであり、新GPS衛星みちびき・グロナスを含む3衛星と、3Dハイブリットセンサーを複合的に利用するGロケーションも搭載されるため、正確なGPS測位ができます。クイックGPSを搭載し、発車時から、GPSの測位が可能です。

 最上位機種がパワーアップしている点は、次の3点です。

 第1に、無料で3.5年間地図更新ができることですつまり、2020年7月末まで無料でデータの更新が可能です。データは年間6回更新されるため、近くに作りかけの道路などがある場合、とくに有効です。

 新しいデータの更新はSDカードパソコン(Windows)を使って、インターネット(ゼンリンのサイト)からダウンロードする形式です。ホームページにアクセスするだけなので、初心者でも簡単です。

 

 Transcend SDHCカード 16GB Class10
  ¥1,812 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)

 SDカードは4GB以上のものが必要です。ただ、最新のSDXC規格のカードに対応していない点、Class4以上のスピードが必要な点が、選ぶ際の注意点です。上のカードならば対応します。16GBモデルですが、価格は4GBとさほど変わらず、安いです。


 Transcend Super Speed カードリーダー
  ¥990 Amazon.co.jp (6/23執筆時)

 なお、ご自宅のパソコンにSDカードスロットがない場合は、カードリーダーをUSBに差すことで、SDカードが利用可能です。

 201403041748.jpg

 第2に、ナビ性能が優れている点です。特に、VICS WIDEに対応している点です。 こちらは、最上位モデルだけ搭載となる「目玉機能」です。

 VICS WIDEは、FM電波で各地の渋滞情報を自動的に受信する機能です。この機種は、これを利用して、通行規制がかかっている場所や渋滞発生地を迂回して自動ルートする機能を持ちます。 下位機種の場合、「過去のデータ」を参照できるだけでしたが、こちらは、現在的なデータを参照できます。

 従来のFM-VICSに比べても、タクシーなどの車両から収集した渋滞情報や、災害など緊急情報もふまえられるため、かなり高機能です。

 以上の2点が、最上位機種だけが持つ機能です。WIDE-VICS対応も、地図の無料更新も非常にお得感があるため、7インチならば、こちらの機種がオススメです。 地図更新が無料であることを考えれば、長期的に考えれば、差額は十分回収できます。 

ーーー

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 3・パナソニック GORILLA CN-G1000VD 【2016】
  ¥44,228 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)

 なお、こちらのモデルも2015年モデルの旧機種があります。

 ただ、地図の更新期限が短い点と、Gロケーションに未対応な点をふまえると、パナソニックの場合は、こちらの場合も新機種を買うのが良いと思います。

ユピテルのカーナビ

 最後にユピテル社の人気カーナビを紹介します。


  

 【2017年】

 4・ユピテル MOGGY YPL523 【液晶5型・TVなし】
  ¥16,591 Amazon.co.jp  (6/23執筆時)
 5・ユピテル MOGGY YPB553   【液晶5型・ワンセグ】
  ¥18,119 Amazon.co.jp  (6/23執筆時)

【画面サイズ】5V型ワイドVGA(タッチパネル式)
【地図容量】4GB
【GPS】チャンネル数不明/新GPS衛星みちびき未対応
【TV機能】地上波対応(ワンセグ)
【地図】更新不可
【付属品】シガーライターケーブル1.8m、ACアダプター

 こちらは、ユピテル社MOGGY シリーズです。こちらは、ポータブルナビではかなりの売れ筋モデルです。2017年4月の発売で、春段階の最新地図を搭載しています。

 液晶画面は、小さめの5型で、軽自動車でも設置しやすいサイズになります。2機種ありますが、格安のYPL523については、TV機能が付属しないので注意してください。YPB553は、ワンセグ搭載で、地上波が受信可能です。

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 地図は、昭交社の「まっぷる」の最新版「まっぷるナビpro3」を搭載します。地図大手会社の製品なので信頼性は高いでしょう。

 渋滞予測機能は、パナソニックの下位機種同様にライブ情報は得れませんが、基本的な渋滞抜け道データも収録されており、知らない場所での対応力は上々です。

 201704021559.jpg 

 また、パナソニックに比べると、警報・警告データ6.7万件収録されます。オービス(スピード取締装置)の設置場所のほか、事故多発エリア取締エリア駐車禁止エリアなどの情報が得られます。こうしたデータの採録は、レーダー探知機も販売するメーカーである「強み」であり、ユピテルの「売り」といえます。

 一方、価格が安い∴、機能面で言えば、他モデルに及ばない面もあります。

【登録電話番号】約640万件
【施設名検索】約240万件
【立体交差点拡大図】なし
【ハイウェイ入口拡大図】都市高速のみ
【ハイウェイ分岐図】対応
【方面看板表示】なし
【市街地図】関東・愛知・関西のみ

 第1に、データの厚みです。施設や電話番号登録数が少なく、個人宅の電話には対応しないほか、一般道や高速道路の方面看板などを表示させる機能がつきません。

 第2に、市街地図です。こちらは、関東・愛知・関西の市街地図しか掲載がなく、それ以外は、広域表示になります。

 第3に、GPSの対応です。こちらは、みちびきなどの新しいGPS衛星に未対応です。

 第4に、内蔵されている地図が有償・無償を問わずに購入後更新できない点です。その意味で、ユピテルのカーナビは、「使い捨て」と割り切って購入する必要があります。ただし、オービスデータについては、972円で入れ替えが可能です。

 以上、ユピテル社MOGGY シリーズの紹介でした。格安ですが、GPSや地図更新の点で、パナソニックに比べると弱点もみられます。ただ、本体価格は格安ですし、地図も正確です。

 表示機能も、さしあたり、利便性の部分で絶対欲しい、ハイウェイの3D分岐表示には対応しますし、操作性も悪くありません。あまり画面を見ず、音声案内だけ使うならば、価格的メリットがあるこの機種を選んでも、良いかもしれません。

 オービス情報が確認できる点も、レーダーを持っていない方には「おまけ」として嬉しい部分でしょう。

ーーー

 【2016年】
 5'・ユピテル MOGGY YPB552  【液晶5型・ワンセグ】
  ¥14,864 Amazon.co.jp  (6/23執筆時)

 【2015年】
 5'・ユピテル MOGGY YPB551 【液晶5型・ワンセグ】
  ¥13,895 Amazon.co.jp  (6/23執筆時)

 なお、ユピテルについても、過年度モデルが格安で販売されています。ただ、地図データが古いため、積極的にはおすすめできません。


 

 6・ユピテル MOGGY YPB743   【液晶7型・ワンセグ】
  ¥22,204 Amazon.co.jp  (6/23執筆時)

【画面サイズ】7V型ワイドVGA(タッチパネル式)
【地図容量】8GB
【GPS】新GPS衛星みちびき未対応
【TV機能】ワンセグ/フルセグ
【地図】更新不可
【付属品】シガーライターケーブル1.8m、ACアダプター

 こちらは、ユピテル社MOGGY シリーズの上位機となります。下位機種同様に、2017年4月の発売で、春段階の最新地図を搭載しています。

 液晶画面は、7型と大きめで、視認性が高いタイプですが、こちらもワンセグ機となります。

 201704021618.jpg

 地図は、下位機種と昭交社の「まっぷる」の最新版「まっぷるナビpro3」を搭載します。また、こちらの場合、まっぷるのドライブガイド130冊分の情報が収録された「まっぷるおでかけBANK対応」で、観光地情報も調べられます。また、こちらには、道の駅・SA/PA情報ガイドも採録されており、それらのファンには嬉しい構成です。

【登録電話番号】約640万件
【施設名検索】約500万件
【立体交差点拡大図】なし
【ハイウェイ入口拡大図】都市高速のみ
【ハイウェイ分岐図】対応
【方面看板表示】なし
【市街地図】1200市  
【渋滞回避】なし
【その他】

 また、採録内容を下位機種と比べた場合、市街地図が京阪神地区だけなく、1200市とパナソニックと同等レベルです。こちらは、1200の市街地では50mスケールの詳細表示が可能ですので、情報としてより正確です。

 その他の点では、下位機種と同じです。オービスなどの警報・警告データも同様に利用できます。

 以上、ユピテルのMOGGY シリーズの上位機の紹介でした。下位機種に比べると、画面が大きいほか、旅行関係のデータが充実しているのが嬉しい部分でしょう。カーナビとして基本の案内機能だけでなく、旅行ガイド機能などにこだわりたい方には充実した一台と言えそうです。一方、新しいGPSや地図更新が利用できない点は、割り切って考える必要があります。

ーーー

 【2016年】
 6'・ユピテル MOGGY YPB742  【液晶7型・ワンセグ】
  ¥17,664 Amazon.co.jp  (6/23執筆時)
 
6'ユピテル MOGGY YPF782   【液晶7型・フルセグ】
  ¥23,800 Amazon.co.jp
  (6/23執筆時)

 【2015年】
 6'ユピテル MOGGY YPB741 【液晶7型・ワンセグ】
  ¥16,480 Amazon.co.jp  (6/23執筆時)
 
6'ユピテル MOGGY YPF781  【液晶7型・フルセグ】
  ¥28,000 Amazon.co.jp
  (6/23執筆時)

 なお、こちらも過年度モデルがあります。過年度モデルにはフルセグ対応機もあるのですが、ユピテルの場合、有償でも地図更新が不可能なので、最新機種が良いと思います。


 

 7・ユピテル イエラ YPF7530   【液晶7型・フルセグ】
  ¥33,473 Amazon.co.jp
  (6/23執筆時)

【画面サイズ】7V型ワイドVGA(タッチパネル式)
【地図容量】8GB
【GPS】チャンネル数不明/新GPS衛星みちびき対応
【TV機能】地上波対応(ワンセグ/フルセグ)
【地図】なし
【付属品】シガーライターケーブル1.8m、ACアダプター

 こちらは、ユピテルイエラシリーズです。

 ユピテル社のMOGGY シリーズに比べると厚みがなく、タブレットPCのような「フルフラット」の液晶を装備したモデルです。 

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 操作もスマホのようなスクロールやピンチの操作が行えます。おそらくタブレット端末の部材をそのまま利用したのでしょう。バッテリーも内蔵され、シガーライターケーブル無しでも、取り外して1時間利用できます

 TV受信機能については、ワンセグのほか、フルセグ対応です。ポータブルナビのフルセグ対応機はユピテル以外ないため、映像重視の方には貴重な機種です。

【登録電話番号】約640万件
【施設名検索】約500万件
【立体交差点拡大図】なし
【ハイウェイ入口拡大図】都市高速のみ
【ハイウェイ分岐図】対応
【方面看板表示】なし
【市街地図】1200市  
【渋滞回避】なし
【その他】
 地図は、先ほどの機種と同様に、市街地図が1200市とパナソニックと同等レベルで、旅行ガイドなども付属します。この部分では、性能差はないと言えます。

  搭載されるGPSは、GPSに加えて準天頂衛星「みちびき」に対応します。そのため、カーナビとしての正確性はMoggyシリーズよりも上です。

 一方、イエラシリーズについても、地図データの更新サービスがない仕様です。搭載されている地図をそのまま使い続けなければならない点が、多少残念と言えるでしょう。

 以上、YPF7530の紹介でした。現状の最新機種で唯一フルセグ対応機ですので、この側面を重視したい場合はこちらを選ぶ必要があるでしょう。地図更新ができないのが唯一の難点ですが、数年周期で買い換えていく使い方をするならば、選択しても良いでしょう。

ーーー

 【2016年】
 7'・ユピテル イエラ YPB7420  【7型/ワンセグ】
   ¥23,400 Amazon.co.jp  (6/23執筆時)
 7'・ユピテル イエラ YPF7520 【7型/フルセグ】
   ¥25,880Amazon.co.jp  (6/23執筆時)
 【2015年】
 7'・ユピテル イエラ YPF7510 【7型】
   ¥24,500 Amazon.co.jp  (6/23執筆時)

 なお、こちらも、過年度モデルが併売されています。ただ、地図は相応に古いものですので、できれば最新機種が良いでしょう。

パイオニアの楽ナビの比較

 続いて、パイオニアカロッツェリア「楽ナビ」を紹介します。


 201501041333.jpg
【2015年】

 8パイオニア 楽ナビ AVIC-MRP660  【液晶6.1型】
  ¥47,000 Amazon.co.jp  (6/23執筆時)
 9・パイオニア 楽ナビ AVIC-MRP770    【液晶7V型】
  ¥47,370 Amazon.co.jp
  (6/23執筆時)

【画面サイズ】5V型/7V型ワイドVGA
【地図容量】16GB
【GPS】新GPS衛星みちびき非対応
【TV機能】ワンセグ
【地図】無料更新(2017年10月まで)  
【付属品】シガーライターケーブル1.8m、ACアダプター

 AVIC-MRP660AVIC-MRP770は、パイオニアの最新モデルです。ただ、いずれも、2015年の秋に発売されたものであり、2017年10月に地図の無料更新期間が切れる製品です。結論から言えば、パイオニアは、今年度(2016-2017)新モデルを発売しておらず、ポータブルナビからは撤退するようです。現行では、ギリギリ手に入る製品です。

 画面サイズは、6.1型7V型の2種類です。さほどサイズが変わりませんが、軽自動車のダッシュボードに設置する場合などは、小型モデルが適当でしょう。

 201403041807.jpg

 搭載されるGPSは、パナソニック社と較べた場合、衛星みちびきと「測位衛星グロナス」には未対応です。そのため、GPSの精度においては、パナソニック社には及んでいない状況です。また、発信時から自社の位置を測位するクイックGPSは非搭載です。

 ただし、立体交差でもGPSが「ずれ」ない3Dハイブリットセンサー(ジャイロセンサー+速度センサー)はパイオニア社も搭載しているため、その精度はパナソニックに準じます。

 地図は、最大16GBの両用です。独自のものを採用しますが、詳細な市街地地図は、1333市とパナソニックやユピテルよりも多いです。

【登録電話番号】約3050万件
【施設名検索】約770万件

 一方、行き先施設の登録件数は、パナソニックとほぼ互角です。

【立体交差点拡大図】約1386交差点
【ハイウェイ入口拡大図】数不明
【ハイウェイ分岐図】数不明
【方面看板表示】121,000件
【市街地図】1333市  
【渋滞回避】Vics対応(規制考慮ルート非対応)
【その他】

 ナビゲーションは、立体交差点の拡大図が少なめですが、方面看板は、121,000件パナソニック社よりもかなり多めです

 渋滞予測機能は、優秀です。「「どの日に」「どの時間に」「どの道が」「どれくらい」混みそうなのかについて、楽ナビは、 過去の渋滞情報から分析した渋滞予測データ(約33万km)を収録」しているからです。

 一方、パナソニックの最上位機と異なり、VICSは、WIDE-VICSではなく、FMーVICSなので、多少情報量が劣ります。

201403041900.jpg
 データ通信専用通信モジュール ND-DC1
  ¥15,876 Amazon.co.jp
  (6/23執筆時)
 データ通信専用通信モジュールアダプタ AD-DC1
  ¥1134 Amazon.co.jp
  (6/23執筆時)

  ただ、パイオニアの場合、渋滞予測は、この2つのモジュールを追加購入することで高機能になります。これは、NTTdocomoの携帯回線を利用して、情報をカーナビに取り込むための通信端末です。3年分の通信料が本体価格に入っています。


 201403041826.jpg

 この端末を使うと、「スマートループ渋滞情報」というカロッツェリア独自の渋滞情報も捕まえられます。また、それを使っての、渋滞を判断してのルート設定にも対応します。

 加えて、通信により「ウェザーライブ」という天候情報も得られ、それを使って、天候に合わせたルート設計も自動で行います。なお、マップデータの更新もこちらで自動対応できますが、年2回の地図のメジャーアップデートについては、パソコンを介する必要があります。

 地図更新、楽ナビは全機種「3年間無料」です。最新機種は、2018年10月までの無料更新権が付いています。

 

 Transcend SDHCカード 16GB Class10
  ¥1,812 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)
 Transcend Super Speed カードリーダー
  ¥990 Amazon.co.jp (6/23執筆時)

 パナソニックと同じく、更新はホームページ経由です。16GB以上、Class2以上のSDカードWindows系のパソコンが必要です。ご自宅のパソコンにSDカードスロットがない場合は、カードリーダーをUSBポートに差すことでも利用可能です。

201403041831.jpg

 操作性は、この機種も高いです。とくに、手をかざして動かすだけでモニターが反応するエアジェスチャー機能がパイオニアの「売り」です。

 車を運転していて、画面にタッチできない時に便利です。エアジェスチャーの動作は、(例えば地図の拡大縮小などに)自分でも割り当てられます。

 以上、パイオニア社のポータブルタイプのカーナビ『楽ナビ』を紹介しました。パナソニック社のゴリラと較べると、新GPSみちびきに対応していない点や、クイックGPSに対応していない点道路標識の視認性がイマイチな点で、カーナビとしての実力は劣ります。

 一方、渋滞対応に関する潜在能力は、携帯回線の通信モジュールを購入した場合について、優位さが逆転する印象です。ただ、冒頭に書いたように、新製品が出ていない状況なので、現在的に選択肢にするべきではないと思います。

今回の結論
最新ポータブルカーナビで最もおすすめの機種はこれ!

 というわけで、今回は、ポータブルタイプのカーナビについて紹介してきました。最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種!について書いておきます。


 第1に、カーナビとしての性能や費用の点から総合してオススメできる機種は、

 

 3・パナソニック GORILLA CN-G1100VD 【2017】
  ¥52,030 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)

 パナソニック社のCN-GP1100VDが良いでしょう。7インチ液晶を採用し、また、道路標識などの視認性も配慮されており、総合家電メーカーとしてのパナソニック社のノウハウが活かされた機種だと思います。

 技術的にも、カーナビにおいて重要な要素である「自車の位置」を新しいGPS衛星「みちびき」「グロナス」で捉えられるのはパナソニック社だけですし、とくに、山間部や高層ビル群が多い土地では、実力を発揮すると思います。 またWide-Vicsに対応する点も好感が持てます。

 また、パナソニック社の下位機種と異なり、地図更新が3.5年間無料である点も見逃せません!費用対効果が極めて高い機種と言えるでしょう。

 もし、色々な機種で迷ったら、価格と性能のバランスが取れているこの機種が「買って後悔のないだろう」機種と言えます。買い換えユーザーの方も、今年はGロケーションの採用という大きな変化があったため、買い換える甲斐があるでしょう。

 価格面で旧機種を選ぶ場合、マップの更新が1年間短いですが、価格はお買得ですので、初期費用重視ならばそれを選ぶのも手ですね。


 第2に、軽自動車向けの小型モデルで、渋滞対応力を最も重要視したいと考えている方は、

  
 1・パナソニック GORILLA CN-G510D 【2017】
  ¥29,324 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)

 設置スペースを考えると、小型の軽自動車は5インチの方が適切です。

 その場合、 パナソニックの5インチのカーナビ、CN-GP500Dがオススメです。液晶は5インチではありますが、最新の衛星に対応しているほか、3Dハイブリットセンサー(ジャイロセンサー)が搭載されるので、測位精度も良いです。

  唯一の欠点は、地図の更新が有料(2万円)であることです。ただ、更新しない代わりに、例えば3年周期で入れ替えるなど、割り切って考えるならば、この機種はお買得です。

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 【2017年】

 5・ユピテル MOGGY YPB553   【液晶5型・ワンセグ】
   ¥18,119 Amazon.co.jp  (6/23執筆時) 

 ただし、測位精度というよりも、オービスデータなどの事故多発エリア情報を得たい場合は、ユピテルの5型でも良いでしょう。地図も、昭文社のまっぷるを採用しており、視認性はパナソニック同様に良いですから。


 第4に、カーナビというよりもTVとしての機能を重視したい場合は、

 

 7・ユピテル イエラ YPF7530   【液晶7型・フルセグ】
  ¥33,473 Amazon.co.jp
  (6/23執筆時)

 ユピテルのモギーの2017年モデルでしょう。ユピテルは地図更新に非対応なので、最新機種を買うのが「常道」です。そのなかでも「フルセグ」に対応しているこの機種は、TVとして利用するのに向いています。

 また、取り外した状態でもバッテリーでしばらく動くため、出先の宿泊施設で、翌日の行程を確認するなどの用途にも向くでしょう。

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 Transcend SDHCカード 16GB Class10
  ¥1,812 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)
 Transcend Super Speed カードリーダー
  ¥990 Amazon.co.jp (6/23執筆時)

 なお、更新できるモデルを買われる方は、2ヶ月毎にデータ更新があるため、最初に更新をすませることをオススメします。購入時に1回済ますことで、その後も更新するという動機付けができるでしょう。SDカードはAmazonではかなり安く、お買得です。より詳しくは、このブログのSDカードの比較記事をご覧ください。

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 というわけで、今回は、カーナビの話でした。

1・カーナビの比較→この記事
2・ドライブレコーダーの比較
3・自動車用消臭剤・消臭機の比較

4・ポータブルDVDプレーヤーの比較   

  このブログには、自動車関連の記事が他に2本あります。とくに、事故の記録や防犯のために、ドライブレコーダーも同時設置を考えている方などは、よろしければご覧ください。

 また、「小さなお子さん」のためにカーナビにTVが欲しいと考えている方は、バッテリー式のDVD再生機を買うという選択肢もあります。こちらについては、4番の記事で特集しました。

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posted by Atlas at 18:01 | Comment(0) | 自動車関係

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