比較2018’【高画質で安い】ミラーレス一眼19機の性能とおすすめ Mirrorless Digital Camera-2)

2018年04月28日

比較2018’【高画質で安い】ミラーレス一眼19機の性能とおすすめ Mirrorless Digital Camera-2)

今回のお題
ミラーレス一眼のおすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。今回は、ミラーレス一眼のおすすめ機種の比較の2回目です。なお、この記事は、【第1回目】の記事からの続きとなります。

 サーチエンジンから来られた方は、お手数ですが、前半の記事よりお読みください→こちら

5・キヤノンのミラーレス一眼の比較

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 つづいて、キヤノンのミラーレス一眼の紹介をします。

 キヤノンも老舗の光学メーカーで、昔からカメラを作っている老舗です。


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 【2017】

 【レンズキット】
 12・CANON EOS M100
  ¥57,200 Amazon.co.jp (4/28執筆時)

 【ダブルレンズキット】
 12・CANON EOS M100   

  ¥67,040 Amazon.co.jp
(4/28執筆時)

 【ダブルズームキット】
 12・CANON EOS M100

  ¥72,354 Amazon.co.jp
(4/28執筆時)

 撮像素子:APS-C
 画素数:2420万画素
 手ぶれ補正:レンズ+ボディ内3軸
 フォーカス:デュアルピクセルCMOSAF(49点)
 液晶パネル:3インチタッチパネル(104万)
 ファインダー:なし
 シャッター:6.1コマ/秒
 大きさ:108.0×67.1×35.1mm
 重さ:302グラム
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 CANON EOS M100は、2017年に発売された比較的新しいミラーレス入門機です。

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 本体色は、ブラックのほか、ホワイトグレーが選択可能です。各社とも比較的格安な製品には「かわいい」感じの色の機種をそろえています。また、別売のフェイスジャケットも豊富です。

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 撮像素子は、ソニーと同じで、APS-Cサイズという大型の撮像素子を採用しています。パナソニックやオリンパスが採用するフォーサーズよりも大きいため、取り込める光量が多く画質は良いです。

 画素数は、2420万画素です。ソニーのα6000と同様のミラーレス最高水準まで高まってます。これにより写真の自然な階調性や、ボケ味が増しています。

 画素数が増えると、ノイズが増加するというデメリットがありますが、それは、画像エンジンDIGIC 7の力で解決されています。したがって得られる画像のクオリティは上がっています。

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 オートフォーカスは、この機種の最大の見所です。

 例えば、ソニーはコントラストAFと位相差AFを併用しますが、キヤノンは、位相差AFをデュアルピクセルCMOSAFに進化させて、位相差AFだけで高速に合焦できるようにしています。

 これにより、合焦するまで「行ったり来たり」がほぼなくなっており、他社のハイブリッドAFよりも合焦が速くなりました。結果、画面の80%の領域で位相差AFが働くようになりました。この技術で、合焦速度と正確性の点で、キヤノンは他社よりも優位性があります。

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 連写は、その一方で、ワンショットAFでも6.1コマ/秒と遅いので、動く被写体を連写するのは得意ではないです。

 フラッシュは、内蔵式です。

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 液晶パネルは、キヤノンの場合、104万画素のパネルが採用されている点で高画質です。タッチパネル式でタッチシャッター機能も付属します。しかし、「自分撮影」に使うチルト機構も搭載になります。

 ファインダーは、この機種は未搭載ですね。

 動画撮影は、あまり重視しておらず、4K動画に未対応です。フルHDで60フレーム秒までの対応ですね。

 キヤノンはビデオカメラの開発も縮小傾向で、この部分は余り力を入れていません。動画専用のボディー手ブレ補正は付属しますが、3軸補整に止まるため、やはり動画については高機能とは言えません。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fi機能が付属します。

 加えて、オリンパスと同じく、Bluetoothを搭載します。Bluetoothの場合、外出先においてスマホでWi-Fi接続設定をすることなしに、1度リンクするだけで画像を転送できます。

 また、Bluetoothは常時接続させて、自動的に画像を転送させられます。消費電力が低いBluetooth smart方式ですので、スマホのバッテリーの心配も不要です。この点はオリンパスのPEN LiTEを凌駕します。

 他社に比べてもネットワーク連携は高度と言えます。


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  A・EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
  ¥20,237 Amazon.co.jp
(4/28執筆時)
 B・EF-M22mm F2 STM
  ¥22,857 Amazon.co.jp
(4/28執筆時)
 C・EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
  ¥28,545 Amazon.co.jp
(4/28執筆時)

 レンズキットは、標準のレンズキットはAのみ、ダブレンズキットはAとB、ダブルズームキットは、AとCです。

 Aの標準レンズは、広角側が15mmとより広く撮れます。風景や建物の撮影に強いレンズと言えます。また、Bのは単焦点レンズです。光学ズームはできませんが、F値が2.0ととても明るいレンズであり、スナップ撮影などにおいて背景の芸術的な「ボケ味」を楽しめます。Cの望遠レンズは、200mmまで撮影できるので、スポーツ観戦にも向きます。

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 手ぶれ補正は、キヤノンの場合、型番に「IS」とあるレンズならば、2軸(水平・縦回転)の手ぶれ補正機能が内蔵されます。例えば、付属のEF-M15-45mmレンズは、レンズだけでも3.5段分の補整があるため、手ぶれ補整は強力でしょう。

 ただし、セットレンズ以外の場合「IS仕様」でも、「最大3軸」の補整です。

 以上、EOS M100の紹介でした。

 大きな撮像素子を装備した上で、オートフォーカス面で、デュアルピクセルCMOSAFという他社にない独自技術を搭載している点で、相当魅力的な製品です。特に初心者については、オートフォーカス(ピント合わせ)は優れた写真を撮影する上で重要ですし、相当の魅力です。機能面でも、Bluetoothを搭載するなど、充実します。

 一方、連写機能と動画撮影機能は、やや「弱い」です。この2つに期待する場合は、やや選びがたい製品でしょう。とはいえ、それ以外は、明確な弱点と言える部分はないため、値段相応の性能を期待できます。


 

 【2017】

 【STMレンズキット15-45mm】

 13・CANON EOS M6
  ¥84,200 Amazon.co.jp  (4/28執筆時)

 【レンズキット 18-150mm】

 13・CANON EOS M6
  ¥96,250 Amazon.co.jp  (4/28執筆時)

 【ダブルズームキット】

 13・CANON EOS M6
  ¥88,780 Amazon.co.jp  (4/28執筆時)

 撮像素子:APS-C
 画素数:2420万画素
 手ぶれ補正:レンズ2軸+ボディ内5軸
 フォーカス:デュアルピクセルCMOSAF(49点)
 液晶パネル:3インチタッチパネル(104万)
 
ファインダー:なし
 シャッター:9コマ/秒
 大きさ:112.0×68.0×44.5mm
 重さ:390グラム
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 EOS M6は、キヤノンのEOS M100の上位機種になります。

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 本体色は、ブラックのほか、シルバーを選べます。M100に比べると本格的なグリップや複数のダイヤルが付くなど、使い勝手の部分が進化した製品です。

 また、マウントアダプターこちら】を使えば、一眼用のEF-Sレンズも搭載可能で、この点でキヤノンの既存ユーザーに人気がある製品です。

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 撮像素子は、こちらもAPS-Cです。画素数も2420万画素とこの点では、下位機種のM100と同じです。

 オートフォーカスは、デュアルピクセルCMOS AFを採用します。下位機種と同じスペックですが、他社に比べるとやはり優れます。

 連写は、一方で下位機種より伸びて9コマ/秒です。ただ、SONYの同価格帯の中級機と比べるとキヤノンはこの部分は劣ります。

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  液晶パネルは、チルト回転対応です。上方向に180度、下方向に45度回転しますので「自分撮影」も可能です。

  

 Canon 電子ビューファインダー EVF-DC2
  ¥21,762 Amazon.co.jp (4/28執筆時)

 ファインダーは、この機種の場合別売です。ただ、あまり安くないので、ファインダーが欲しい場合は、付属する上位機を買った方が良いと思います。フラッシュは、本体に内蔵されます。

 動画撮影は、この機種は4K動画には未対応です。ただ、動画専用のボディー内5軸手ブレ補正が付属するため、60フレーム秒のフルHD画質ならば、画質はある程度期待できます。

 ネットワーク機能は、こちらの機種もWi-Fi機能とBluetoothが搭載されます。

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 A・EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
  ¥22,636 Amazon.co.jp (4/28執筆時)

 B・EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM
  ¥48,980 Amazon.co.jp (4/28執筆時)

 CEF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM  
  ¥28,993
Amazon.co.jp
(4/28執筆時)  

 レンズキットは、3機種で異なります。

 STMレンズキット15-45mmは「A」の標準レンズの付属です。レンズキット 18-150mは、「B」の広角から望遠まで広範囲にカバーするレンズが付属するモデルです。ただし、レンズは大きめで、重さも300gですので、コンパクトに持ち運ぶのには不向きでしょう。

 ダブルズームキットは、上記「A」「C」の2つのレンズのセットです。2つのレンズを交換することで、広角から望遠まで楽しめるため、初めての方にはおすすめな構成です。

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 手ぶれ補正は、下位機種より進化して、レンズ内2軸とボディ内5軸に対応します。

 セットレンズ利用時は「7軸」補整となるため、他社を見ても、水準的には「最高クラス」の補整と言えます。一方、セットレンズ以外のカメラの場合は、レンズ2軸、本体3軸の5軸補整です。キヤノンの場合は、どれもレンズ内蔵式になります。そして、これらのレンズはどれも手ぶれ補正対応です。

 以上、キヤノンのEOS M6の紹介でした

 。M100と比較すると、グリップなど本体の使い勝手の部分手ぶれ補正・連写機能の改善が目立ちます。ただ、どちらかといえば、「カメラ上級者向け」の改変とも言えます。

 手ぶれ補正の強化は見所ですが、その分重さも増していますし、M100もそれなりに強いです。そのため、「ミラーレス入門者」については、M100の方がよさそうです。


 

 【2016】

 【STMレンズキット15-45mm】

 14・CANON EOS M5
  ¥99,800 Amazon.co.jp  (4/28執筆時)

 【STMレンズキット18-150mm】
 14・CANON EOS M5
  ¥110,000 Amazon.co.jp  (4/28執筆時)

 撮像素子:APS-C
 画素数:2420万画素
 手ぶれ補正:レンズ2軸+ボディ内5軸
 フォーカス:デュアルピクセルCMOSAF(49点)
 液晶パネル:3インチタッチパネル(162万)
 
ファインダー:LVF 約236万ドット相当
 シャッター:9コマ/秒
 大きさ:115.6×89.2×60.6mm
 重さ:427グラム
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 EOS M5は、キヤノンのEOS M6の上位機種になります。

 同社では最も高級なミラーレス一眼です。この機種はEOSの現行シリーズでは、唯一2016年に先行発売されていたため、価格は安めです。なお、 この機種もマウントアダプターを使えば、キヤノンの一眼用のEFレンズも搭載可能です。

 撮像素子は、APS-Cです。画素数が、2420万画素とこのあたりのスペックは、下位機種と同じです。

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 オートフォーカスも、下位機種と同じデュアルピクセルCMOSAFを搭載しており、やはり機能差はありません。

 連写も、約9.0コマ/秒と同じです。

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 ファインダーは、しかし、キヤノンはこのグレードから電子ビューファインダーが「内蔵」します。

 236万ドットで他社の高級機に比べても十分高詳細です。また、他社の上位機と同じく、タッチパネル操作で、ファインダーのフォーカスなどを変更できます。

 液晶パネルは、チルト回転対応です。ただし、180度の可動はしませんので「自分撮影」は不可能です。あくまで、ハイアングル、ローアングルでの撮影に使うものです。この点の融通はM6のが優れますね。

 ネットワーク機能は、こちらの機種もWi-Fi機能とBluetoothが搭載されます。

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 A・EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
  ¥22,636 Amazon.co.jp
(4/28執筆時)
 B・EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM
  ¥48,980 Amazon.co.jp
(4/28執筆時)  

 レンズキットは、以上のような組み合わせです。EF-M18-150mmは、広角から望遠までカバーできるレンズですが、300gの重さで、多少「大ぶり」なレンズです。

 手ぶれ補正は、こちらも、セットレンズの場合は、レンズ2軸+ボディ内5軸になります。

 動画撮影は、一方、やはり4K動画には未対応です。動画専用のボディー内5軸手ブレ補正は、下位機種同様に付属です。

 以上、キヤノンのEOS M5の紹介でした。M6との大きな相違点は、電子ビューファインダの搭載でしょう。それ以外の部分はさほど変わりませんが、先行発売していたこちらは価格が割安のため、M5を選ぶ予算があるならば、むしろこちらを選んでも良いと思います。


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 【2018】

 【EF-M15-45 IS STM レンズキット】

 15・CANON EOS Kiss M【本体白】
 15・CANON EOS Kiss M【本体黒】
  ¥86,022 Amazon.co.jp (4/28執筆時)

 【EF-M18-150 IS STM レンズキット】

 15・CANON EOS Kiss M本体白】
 15・CANON EOS Kiss M本体黒】
  ¥119,070 Amazon.co.jp
(4/28執筆時)

 【ダブルレンズキット】

 15・CANON EOS Kiss M本体白】
 15・CANON EOS Kiss M本体黒】
  ¥101,050 Amazon.co.jp
(4/28執筆時)

 【ダブルズームキット】

 15・CANON EOS Kiss M【本体白】
 15・CANON EOS Kiss M【本体黒】
  ¥107,780 Amazon.co.jp (4/28執筆時)

 撮像素子:APS-C
 画素数:2410万画素
 手ぶれ補正:レンズ2軸+ボディ内5軸
 フォーカス:デュアルピクセルCMOSAF(143点)
 液晶パネル:3インチタッチパネル(104万)
 ファインダー:LVF 約236万ドット相当
 シャッター:7.4コマ/秒
 大きさ:116.3×88.1×58.7mm
 重さ:387グラム
 動画性能: 4K動画対応(25F)

 CANON EOS KISS Mは、キヤノンのミラーレスの最上位機です。

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 この機種は、(ミラーレスではない)一眼レフカメラで展開しているEOS Kissシリーズの「新型」で、「初のミラーレス」です。Kissシリーズは、「ファミリーフレンドリー」なカメラなので、ミラーレスで言えばM100の「上位機」と言えます。

 なお、「家族用」とはいえ、キヤノンのミラーレスでは性能が最も期待できる製品ですね。

2017年に発売された比較的新しいミラーレス入門機です。

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 撮像素子は、こちらもAPS-Cサイズで、画素数も2410万画素です。センサー部分は旧来の上位機と同じ水準です。

 一方、画像エンジンがDigic8と1世代アップしているので、ノイズ処理など総合的な画質は、下位機種より期待できます。

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 オートフォーカスは、こちらも、デュアルピクセルCMOSAFを搭載し、位相差AFだけで高速に合焦できます。

 また、後ほど紹介するセットレンズと組み合わせて利用する場合、測距点が143点と増えます(他のレンズの場合は99点)。新しい画像エンジンの効能ですね。

 なお、オートフォーカスは、初心者には特に重要なので、Kissシリーズとしては、相性が良いと思います。

 連写も、ワンショットAF時で10コマ/妙、サーボAD時でも7.4コマ/秒かなり高速です。

 フラッシュは、内蔵式です。

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 液晶パネルは、下位機種と同じ、104万画素のパネルが採用です。タッチパネルは未採用ですが、バリアングル式で、撮影の自由度が高い仕様です。 

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 ファインダーは、下位機種同様に、236万ドットのEVFです。十分詳細ですし、撮影情報などの表示をカスタマイズできるなど、使い方によっては、おもしろい製品です。

 動画撮影は、4Kに対応です。ただし、フレームレートは、25フレーム/秒ですので、速い被写体の動画は非対応です。例えば、良い風景を見つけて、流し撮りのような用途ですね。

 もちろん、フルHD画質ならば、十分に高速な被写体に対応するでしょう。手ぶれ補正も5軸です。

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 ネットワーク機能は、Wi-FiとBluetooth Smartに両対応です。現在的には「最高クラス」の使い勝手です。

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 A・EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
  ¥22,636 Amazon.co.jp (4/28執筆時)

 B・EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM
  ¥48,980 Amazon.co.jp (4/28執筆時)

 CEF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM  
  ¥28,993
Amazon.co.jp
(4/28執筆時)

 D EF–M22mm F2 STM 
  ¥21,870 Amazon.co.jp (4/28執筆時)  

 レンズキットは、キヤノンが力を注ぐ機種のようで、組み合わせは複雑です。

 ABについては、それぞれ単品で付属するセット構成があります。このほか、ダブルレンズキットは、AとDのレンズのセット、ダブルズームキットは、AとCのレンズのキットです。

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 予算に糸目を付けないならば、レンズ交換不要で望遠までカバーできるBのレンズが付属する「EF-M18-150 IS STM レンズキット」がオススメです。

 また、Dのレンズは、単焦点レンズなので、ズームできない代わりに、スナップなどで背景のボケ味を楽しむことができるでしょう。

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 手ぶれ補正は、この機種も、レンズ2軸+ボディ内5軸です。セットレンズの場合は、7軸補整となる点は、先ほどと同じです。

 加えて、単焦点を除くセットレンズならば、センサーの画像情報からブレを検出するデュアルセンシングISに対応するため、相当精度の高い補整が期待できます。高級デジカメに先行的に搭載していたものが採用されました。

 以上、EOS Kiss Mの紹介でした。

 Kissシリーズの製品ですが、ミラーレスでは「最強の性能」と言えます。高性能ながら、強い手ぶれ補正、強いオートフォーカス、高速な連写など、初心者の方に心強い仕様ですので、予算がある場合は、こちらを選ぶと良いと思います。

6・ニコンのミラーレス一眼の比較

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 つづいて、ニコンのミラーレス一眼の紹介です。キヤノンと並ぶ老舗の光学メーカーですが、ミラーレスについては、積極的な展開をしていません

 とはいえ、唯一の展開のNikon1シリーズは特徴的な製品です。


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 【2015】

 【標準パワーズームキット】

 16・ニコン Nikon 1 J5
  ¥44,000 Amazon.co.jp (4/28執筆時)

 【ダブルズームキット】

 16・ニコン Nikon 1 J5
  ¥53,980 Amazon.co.jp (4/28執筆時)

 撮像素子:1インチCMOSセンサ(裏面照射型)
 画素数:2081万画素
 手ぶれ補正:光学式、内蔵
 フォーカス:位相差+コントラスト(171点)
 液晶パネル:タッチパネル(104万)
 
ファインダー:なし
 シャッター:約20コマ/秒(AF追従)
 大きさ:約99.5×60×28.5mm
 重さ:265グラム
 動画性能: 4K動画対応(15P)

 Nikon 1 J5は、ニコンの発売する超小型ミラーレス一眼です。

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 本体色は、シルバー・ブラックがあります。

 10センチを切るコンパクトな機種で、重さも265gと、ここまで紹介してきた機種の中で最も軽量な機種です。持ち運びの利点という部分では(レンズ交換に対応しない)高級デジカメと変わらない大きさで、ミラーレスでは最高でしょう。

 こちらもマウントアダプターFT1(こちらが用意されており、ニコンの一眼用のレンズの多くが利用できる機種です。

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 撮像素子は、しかしながら、1インチCMOSセンサーの採用です。パナソニックなどが採用するフォーサーズよりもさらに小型な撮像素子です。

 ニコンは、本体サイズを小型化するために、センサーサイズを削っています。裏面照射型CMOSセンサーなので暗いところに強い仕様ですが、総合的な画質は、他社の(一回り大きな)小型機に負けます。

 画素数は、一方で、2081万画素と高いです。心配されるノイズについては、画像エンジンEXPEED 5Aの力でほぼ心配ない状況です。

 また、こちらも、パナソニック同様に、ローパスフィルターレス仕様なので、輪郭がはっきりした解像感の高い写真が撮影できます。

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 フォーカス性能は、位相差AFとコントラストAFを合わせた高性能タイプです。

 測距点は171点で、同様の方式をとるSONYの入門機とほぼ同等の性能と言えます。光学メーカーらしい、堅実な作りです。


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 連写は、追尾AF時で約20コマ/秒世界最高速です。

 他社のように、AF固定ではなく、このスペックが出せるのはニコンだけです。撮像素子が正直「イマイチ」な機種ですが、連写速度は見所があり、比較的高性能なオートフォーカスと相まって、5万円以下のクラスでは、動く被写体に強いカメラですね。

 このほか、高速連写機能を利用した興味深い機能といえるのは、「スマートフォトセレクター」です。これは、1枚の写真を撮るときに前後20コマの写真を自動で撮影し、「目つぶり」「ブレ」「フレームアウト」などをカメラが自動検証しベストショットのみを保存してくれる機能です。

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 液晶モニターは。チルト構造を採用し「自分撮影」に対応します。チルト式搭載機種としても最軽量であり、手軽に使える小型機種として便利です。シャッターもタッチパネルで切れるので撮影に便利です。

 ファインダーは、ただし未搭載です。

 動画撮影は、4K動画に対応です。

 ただし、15フレームまでですので、どちらかと言えば、風景などをゆっくり撮るような用途に限定されます。フルHD画質ならば、60フレーム対応ですので、動きのある場合も大丈夫です。また、さほど高度なものではないですが、動画用の電子手ブレ補正が付属しますので、この点も安心です。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiが搭載です。

 

 A・NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
 
 ¥19,800 Amazon.co.jp (4/28執筆時)
 B・NIKKOR VR 30-110mm f/4-5.6
  ¥25,780 Amazon.co.jp
(4/28執筆時)

 付属するレンズは、標準ズームキットがAのレンズWレンズキットはA・Bのレンズです。

 手ぶれ補正は、こちらもレンズ内蔵式になり、これらのレンズも対応です。

 以上、ニコンのNIKKOR 1 J5の紹介でした。

 用途的には、すでに一眼を持っている方の「小型サブ機」として有用です。撮像素子は小さいですが、連写速度の速さや、チルト液晶の採用、ローパスフィルターレスなど、特色のある機種です。

 マウンターを介してニコンの一眼レンズが使えるので、既存のニコンの一眼ユーザーには特に向きます。

7・富士フイルムのミラーレス一眼の比較

 続いて、富士フイルムのミラーレスを見ていきましょう。


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 【2018】

 【レンズキット】

 17・FUJIFILM ミラーレス一眼 X-A5 【各色】
  ¥64,305 Amazon.co.jp (4/28執筆時)

 撮像素子:APS-C
 画素数:2420万画素
 手ぶれ補正:光学式(レンズ)
 フォーカス:91点(位相差+コントラスト)
 液晶パネル:タッチパネル(92万)
 
ファインダー:なし
 シャッター:6コマ/秒
 大きさ:116.9×66.7×40.4mm
 重さ:361グラム
 動画性能:4K動画対応(15P)

 X-A5は、富士フイルムのミラーレス一眼の入門機です。

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 本体色は、一般的なブラックのほか、ブラウンピンクがあります。ピンクは各社とも、ミラーレスではない配色ですが、意外と「ケバく」なく、純粋に「かわいい」です。 

 重さは、徹底的に軽量というわけではないですが、361gと比較的小型軽量といえる機種です。

 撮像素子は、ソニーやキヤノンと同じで、10万円前後のミラーレスでは最大のAPS-Cです。画素数は、2420万画素で、スペック的には、現状の最高クラスです。

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 画質的に面白い部分は、フイルムメーカーのノウハウを生かして、同社の銀塩フィルム構成に近い形で、画質を変更できる機能です。とくに肌色表現には定評があります。


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 フォーカス性能は、インテリジェントハイブリッドAFを搭載します。ソニーのように、「位相差+コントラスト」という仕組みですが、測距点は91点と少なめです。ただ、人間の瞳を検出して自動的にフォーカスする瞳AFなど便利な機能も搭載されます。

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 連写は、6コマ/秒小型機としては平均的です。ただし、Jpeg画像の場合は10コマ/秒です。

 一方、富士フイルムのカメラの優れる点は起動速度です。快適にカメラを使うには重要視したい部分ですが、富士フイルムの場合は、他社よりも高速起動が可能です。

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 液晶モニターは、この機種もチルト構造を採用し「自分撮影」に対応します。

 シャッターは、この機種の場合、「自分撮影」のために裏返して使う場合、左手で切る仕様です。ただ、そのような状態でも安定して切れるようなグリップ形状を採用します。

 ファインダーは、未付属です。

 動画撮影は、4Kに対応できます。ただし、ニコンと同じで、15フレーム/秒となるので、高速な被写体には対応できません。手ぶれ補正は、レンズ式の機種ですが、2軸ながら動画にも効きます。

 

 A・XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II
  ¥33,534 Amazon.co.jp
(4/28執筆時)

 レンズキットは、こちらの標準レンズなります。

 手ブレ補正は、富士フイルムの場合も、レンズ内蔵式で、ボディ内の補整は未搭載の2軸方式です。

 ネットワーク機能は、Wi-FiBluetooth Smartに両対応です。最新機らしく、現在的には「最高クラス」の使い勝手です。

 以上、富士フイルムのX-A5の紹介でした。撮像素子は大型のAPS-Cを採用し、チルト式で「自分撮影」に対応する点では、ソニーのα5100のライバルです。

 比較した場合、フォーカス速度がやや弱いほか、重さの面では不利です。一方の魅力は、起動の速さ、4K動画の対応、Bluetoothの搭載です。ただ、初心者の方がオートで撮影する場合はソニーの方が向くでしょう。


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 【2017】

 【レンズキット】

 18・FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T20
  ¥132,434 Amazon.co.jp
(4/28執筆時)

 撮像素子:APS-C
 画素数:2430万画素
 手ぶれ補正:光学式(レンズ)
 フォーカス:コントラスト+位相差AF(325点)
 液晶パネル:タッチパネル(104万)
 
ファインダー:0.39型有機ELファインダ(236万)
 シャッター:8コマ/秒
 大きさ:118×82.8×41.4mm
 重さ:383グラム
 動画性能: 4K対応

  X-T20は、富士フイルムのミラーレス一眼の高級機です。

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 本体色は、シルバー・ブラックのほか、全体がブラックのモデルもあります。シルバー・ブラックは、個人的に「落ち着いた年代」の人に合い、ブラックは「(気持ちを含めて)若々しい人」に合う気がしますね。

 重さは、383gです。サブダイヤルが充実する、このグレードの機種にしては、軽量であるといえるモデルです。

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 撮像素子は、こちらも、APS-Cサイズとなります。画素数も、2420万画素で、先ほどと同じになります。

 フォーカス性能は、下位機種と同じ位相差AFとコントラストAFのハイブリッド式を採用します。しかし、測距点は最大で325点と下位機種よりも伸びていますね。

 連写は、8コマ/秒と下位機種より伸びています。ただ、10万円以上の機種としてみれば、やや物足りないでしょう。


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 液晶モニターは、この機種もチルト構造を採用します。ただし、可動範囲はアングルを変える程度なので、裏返しての「自分撮影」には対応しません

 ファインダーは、約236万ドットの有機ELファインダーを装備します。10万円以上のファインダー付き機種として遜色のないグレードでしょう。

 動画撮影は、一方で、4K動画/30フレームに対応し、パナソニックやソニーの上位機と同様の水準を確保します。

 ただ、高度な手ブレ補正や、撮影時の快適化機能などは余り重視しておらず、少なくとも、この側面に期待して選ぶ機種ではありません。

 

 A・FUJINONXF18-55mm F2.8-4 R OIS
  ¥53,793 Amazon.co.jp
(4/28執筆時)

 レンズキットは、こちらの標準レンズなります。高級機だけにレンズも高性能で、広角側がF値2.8と明るい望遠レンズです。新しくレンズを買い足さずとも楽しめそうです。

 手ブレ補正は、レンズ内蔵式であり、こちらのレンズも対応です。

 ネットワーク機能は、この機種もWi-Fiを搭載し、スマホなどに転送することができます。

 以上、富士フイルムのXT-20の紹介でした。

 大きな撮像素子や、ハイブリッドAF明るいセットレンズなど10万円以上の上級機としては、性能のバランスの良い機種です。「秀でた一芸」はないのですが、バランスの良い高級機を探している方は、買って後悔しないと思います。もう少し、価格が下がると、なお良いですね。


   

 【2017】

 【レンズキット】

 19・FUJIFILM ミラーレス一眼 X-E3
  ¥132,169 Amazon.co.jp
(4/28執筆時)

 撮像素子:APS-C
 画素数:2430万画素
 手ぶれ補正:光学式(レンズ)
 フォーカス:コントラスト+位相差AF(325点)
 液晶パネル:タッチパネル(104万)
 
ファインダー:0.39型有機ELファインダ(236万)
 シャッター:8コマ/秒
 大きさ:121.3×73.9×42.7mm
 重さ:337グラム
 動画性能: 4K対応

  X-E3も、富士フイルムのミラーレス一眼の高級機です。

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 XT-20より半年遅れで発売されましたが、機能面では同クラスです。ただし、ファインダーの位置がXT20が中央なのに対して、こちらは、左に配置されます。また、

 重さは、こちらの方が軽い句、337gです。サブダイヤルも充実した上で軽量であるので優秀でしょう。

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 その他のスペックは、フラッシュが外付け式になっている点と、Bluetoothに対応する点以外は、XT-20とあまり変わりません。

  

 A・FUJINONXF18-55mm F2.8-4 R OIS
  ¥53,793 Amazon.co.jp
(4/28執筆時)

 レンズキットも、XT-20と同じです。

 以上、富士フイルムの X-E3の紹介でした。

 おそらく、初心者のかたには、使い勝手としては、内蔵フラッシュとセンター配置ファインダーのXT-20のほうが使いやすいと思います。

 この機種は、どちらかといえば、フォーカスレバーがあるなど、ハイアマチュア志向のかたの利便性をより重視したモデルと言えそうです。

次回の予告!
ミラーレス一眼のおすすめのは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、ミラーレス一眼についての記事の【中編】でした。

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 とりあえず、ここまで、ソニー・パナソニック・オリンパス・ニコン・キヤノンのミラーレス一眼で、10万円前後までのモデルをほぼ全て網羅できたと思います。

 続く、最後の【後編】では、価格別・目的別に、Atlasのおすすめミラーレス一眼!について書きたいと思います。もう少しだけお付き合いください!

 後編は→こちら

posted by Atlas at 12:40 | カメラ

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