【今回レビューする製品】2023年 4K対応アクションカメラの性能とおすすめ・選び方:アクションカム ウェアラブルカメラ 自転車・バイク・自動車・水中撮影・スキー用など 機種の違いと人気ランキング:ソニー・ゴープロ・DJI 中華アクションカメラなど
【比較する製品型番】GoPro HERO12 BLACK CHDHX-121-FW HERO12 Creator Edition CHDFB-121-JP HERO11 BLACK CHDHX-111-FW CHDFB-111-JP GoPro HERO11 BLACK mini CHDHF-111-RW DJI OSMO Action 4 スタンダードコンボ CA2039 アドベンチャーコンボ CA2040 DJI OSMO Action 3 Insta360 GO 3 SONY Cyber-shot DSC-RX0M2 FeiyuTech Feiyu Pocket 2 Feiyu Pocket 2S Feiyu Pocket 2 DJI Action 3 ムソン MUSON Ultra1 Ultra1-X AKASO EK7000 EK7000 Pro Apexcam M80 air M90 Pro
今回のお題
最新の4Kアクションカメラのおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今日は、2023年9月現在、最新のアクションカメラの比較です。
撮像素子やレンズの性能はもちろん、小型だと重要になる「手ぶれ補正」の精度や「純正マウンター」の展開を含めて、詳しく書きました。
1・アクションカメラの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:GoPro〈米国〉
1-3・DJI〈中国〉
2・アクションカメラの比較 (2)
2-1・ソニー〈日本〉
2-2・Thinkware〈韓国〉
2-3・INSTA360〈中国〉
2-4・FeiyuTech〈中国〉
2-5・SAC〈日本〉
2-6・中華系〈中国〉
〈Mison・AKASO・Apexcam〉
3・アクションカメラの比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
今回は、メーカー別に各社のアクションカメラをみていきます。
お馴染みのアメリカのGoProの製品ほか、DJI・INSTA360など、ユニークな製品を出す新興企業も多く取りあげます。
1万円以下と格安の「中華アクションカメラ」もフォローします。
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なお、1点だけ、あらかじめ注意です。
今回の記事では、GoProに代表されるような、乗り物への車載や、手持ちでのカジュアルな利用に向くアクションカメラの、多く比較します。
1・全天球カメラ
=VR動画撮影用の小型軽量カメラ
2・Vlog向けカメラ
=ビデオブログ向けの中軽量カメラ
しかし、アクションカメラの「仲間」ともいえる、上表の2系統の製品は、記事を「完全に分けて」書きました。
デンキヤでは、同じコーナーにあるのですが、「撮れる映像の種類」がアクションカメラとは少し異なります。
初めて買われる向けに、あらかじめ解説しておきます。
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第1に、360度のアクションカメラです。
これは、いわゆるVR動画を撮るためのカメラです。
スペックを比較する際の基準が普通のアクションカメラと違うので、記事を完全に分けました。
お探しの場合、このブログの【おすすめ全天球カメラの比較記事】をご覧ください。
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第2に、Vlog専用設計のカメラです。
アクションカメラは、「ビデオカメラ」の進化形で、それを小さくしたものです。
Vlogカメラは、一方、「写真用のデジカメ」の進化形といえます。
利用目的は似ているのですが、400g以上と大きめ・重めになるので、(手持ちはできますが)車載などには不向きです。
その代わり、ビデオ用より高画質な撮影が可能で、レンズ交換もできます。
価格が高めになるほか、比較基準がアクションカメラとは変わるので、記事を分けています。
お探しの場合、このブログの【Vlogカメラの比較記事】をご覧ください。
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というわけで、今回は各社のアクションカメラ(だけ)を比較していきます。
画質の良さ ★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★☆
防水性 ★★★★★
アクセサリー ★★★★★
バッテリー ★★★★☆
スマホ連携 ★★★★★
ライブ配信 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最後に「結論」として、上表の様な観点から、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。
1-1・アクションカメラの選び方の基本
具体的な製品紹介にはいる前に、はじめに、アクションカメラの「選び方の基本」を簡単に説明しておきます。
先述のように、アクションカメラは、小型ですがあくまで「ビデオカメラ」です。
そのため、(普通の)家庭向けのビデオカメラ(ハンディカメラ)と、スペック面での選び方は「共通」する部分が多くあります。
例えば、、撮像素子のサイズ、レンズの明るさなどです。
こうした部分のスペックの見方は、このブログの【家庭用ビデオカメラの比較記事】で、その基本を詳しく書いています。
1・手ぶれ補正の種類
2・4K動画の画質
3・マウンターの種類
一方、アクションカメラは、普通のビデオカメラにはない注意点がみられます。
上表の3点になりますが、以下で簡単に解説しておきます。
1・手ぶれ補正の性能
第1に、手ぶれ補正の性能についてです。
小型カメラは、普通のビデオカメラよりブレが発生しやすい撮影環境で撮ることが多いので、しっかりとした対策が重要です。
今回紹介するアクションカメラでみられるのは、以上の5方式です。
順番にみていきます。
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第1に、電子式です。
わりと多くの機種が装備する方式で、撮影画像をソフト的に処理するタイプの補正です。
写真と違って、動画の場合、この方式の補正はわりと有効です。
とくに、GoProは、電子式を独自強化(ハイパースムース)していて定評があります。
同社の手ぶれについては、下手な6軸ジャイロより実際補正が良い場合もあります。
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第2に、3軸式手ぶれ補正です。
この場合、撮影時に、ヨー(パン)・ピッチ(ティルト)方向の角度ブレや、縦横の回転ブレ(ロール)の制御ができます。
業務用のカメラも多かれ少なかれこうしたシステムがありますが、手持ちや自転車ほか、乗物撮影の場合有利です。
電子式のみ搭載の製品の場合、上図のような別売スタビライザ(ジンバル)を導入すると、この機能を追加できます。
ただ、後ほど見るように3軸補整に、メカ的な補整となる「3軸ジンバル補整」を組み合わせたカメラも出ています。
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第3に、6軸式手ぶれ補正です。
この場合、縦横方向のシフトブレと前後方向のブレも防げることになります。ドローンなどにも使われるセンサーです。
追加される3軸は、広角の固定焦点の動画撮影となる小型機では最重要ではないかもしれませんが、あるに越したことはないです。
なお、前後の手ぶれを除く、5軸手ぶれ補正(空間光学式)は、ソニーが撤退したので、現在は、小型機ではありません。
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【手持ち向け】
INKEE Falcon アクションカメラ用ジンバル
¥19,999 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
結論的にいえば、ブレを避けたい場合、「3軸補正」がかけられるものを使うと満足度が高いでしょう。
「3軸補正」ができるジンバルは(手持ち用なら)1万円前後でたくさんありますし、あとから考えてもOKです。
一方、車載(自転車ほか)で考える場合は、あまり安いものはないです。
そのため、電子式を独自強化したGoPro上位機か、3軸以上の補正力がある製品を選ぶと良いかと思います。
2・4K動画の画質
続いて、4K動画の画質です。
最近はどの機種も基本的に4K対応は常識です。
しかし、格安製品の一部は「60フレーム/秒」の記憶ができない製品があります。4K映像が滑らかではないので、画質で選びたい場合は、この部分を重視すると良いでしょう
一方、4K/60pの記録は、小型機としては結構なエンジンパワーを要する仕事なので、発熱問題があります。
普通のカメラと同じで、熱暴走するか、または、安全装置が働いて撮影が止まります。
GoProなどの高級機は(よほど悪条件出ない限り)20-30分ほどは持ちます。
しかし、格安機で4K/60p対応製品は、持続時間が短い場合、安全装置がない場合もあるため、高解像度・長時間を目当てに買われる方は、注意しましょう。
高解像度での長時間撮影が「マスト」ならば、【ビデオカメラの比較記事】で書いたような、大きめの製品が良いでしょう。
3・マウンターの種類の多さ
最後に、マウンターの種類です。
GoProの場合、自転車・バイク・自動車用、サーフボード・水中用、自撮り棒・ウェアラブル用など、用途に合った純正マウンターの販売があります。
SONYも多めですが、最近、アクションカムを終息させてきているため、現状ではGoProが勝ちます。
一方、格安の(いわゆる)「中華アクションカメラ」は、色々なマウンターを最初から付属させ、入門者がお手軽で楽しめるような工夫をしています。
先述の撮影時間の部分など色々限界はあるのですが、「本当に便利なのか」とりあえず、知りた方は、ためしにこう言った製品を買うのは「あり」です。
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というわけで、アクションカメラの「選び方の基本」を3点紹介しました。
これ以外にも、耐水や耐寒、衝撃対応性などの「タフネス性能」「バッテリーの保ち」なども重要ですが、こうした点は、個別の製品を比較する中で説明するつもりです。
1-2・GoProの4Kウェアラブルカメラ
はじめに、GoProの製品を紹介します。
最近は、アクションカメラの新製品を毎年1回ペースで販売するのは、Go Proだけです。名実共に、この分野の「トップ企業」と言えるでしょう
マウンターも豊富で、マニアファンも多いです。「高度な使いこなし術」的なウェブ・コンテンツは、同社の製品をベースにしたものが世界で最も多いといえます。
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なお、以下では、高評価できるポイントは赤系の文字色で、イマイチなところは青字で表記していきます。
【2022年10月発売】
【通常製品 】
1・GoPro HERO12 BLACK CHDHX-121-FW
¥62,800 楽天市場 (9/13執筆時)
【SDカード付】
2・GoPro HERO12 CHDHX-121-FW+SD
¥63,800 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
【SDカード/充電器付】
3・GoPro HERO12 CHDHX-121-FW+SDLDBC
¥71,800 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
【クリエーター向け】
4・GoPro HERO12 Creator Edition CHDFB-121-JP
¥94,800 楽天市場 (9/13執筆時)
撮像素子:1/1.9型 CMOS
画素数:2700万画素
F値:
手ぶれ補正:HyperSmooth 5.0
録画機能:5.3K /60フレーム/秒
防水防塵:最大10M
バッテリー:155分(最大)
ライブストリーミング:対応
重さ:153g(バッテリー含む)
GoPRO HERO 12 Blackは、米国のGo Proの最新上位機です。
(恒例の)直販限定の「おまけ付き」があります。
HERO エンデューロバッテリー1個 ADBAT-001-JV
¥4,980 楽天市場 (9/13執筆時)
デュアルチャージャー + バッテリー1個
¥4,500 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
上位構成だとSDカードと充電器が付きます。
SDカードはメーカー・サイズ不特定なので不要でしょう。充電器付は、デュアルチャージャーに、初期添付の1つを合わせて総計3個のバッテリーが付属します。
後ほど単品価格を説明しますが、別に買う場合は以上の値段ですので、それなりに「お買得」です。
4・GoPro HERO12 Creator Edition CHDFB-121-JP
¥94,800 楽天市場 (9/13執筆時)
このほか、流通ルートによっては、バッテリーグリップなどが付属する「豪華版」があります。
こちらは、通常保証でバッテリーも1個です。しかし、Volta(バッテリー内蔵型グリップ:1.65万円)と、メディアモジュラー(1万円)・ライトモジュラー(6000円)などが最初から付属です。
値段面で「セットでお買得」というわけではないですが、逆に「セットで損」な価格でもないと言えます。
この場合、手持ちのVlog撮影に便利な装備が一度に揃うので、「初心者にはいろいろ迷わず済んで便利」に思えます。
売るほうとしても「説明しやすい」ので、デンキヤの流通向きだと思いました。
防水性能は、ケースなしでも10メートル防水に対応します。
Protective Housing + Waterproof Case
¥8,000 GoPro (9/13執筆時)
防水ハウジング( Super Suit )はを購入すると水深60Mまで対応できます。
ただ、日本で純正品の展開はみられないです。
ただ、互換製品ならば、Amazonに多く見られますので、困ることはないでしょう。
本体重量は、バッテリー込みで154gです。
確認モニターは、後面がタッチパネル式で大きいです。
全面はタッチ式でなく小型ですが、用途的にあったほうば便利なシーンがあるのでつきます。
【ディスプレイモジュラー AJLCD-001-AS 】
Display Mod Front Facing Camera Screen
¥8,100 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
そのほか、別売スクリーンが販売されており、角度を付けたい場合、それを利用することはできます。
カメラのスペックは、GoProは伝統的にスペックが未公表です。
ただ、今回のモデル、1/1.9型の撮像素子であることが公開されています。
2700万画素、アスペクト比は8:7です。
従来機(HERO10)と較べて、撮像素子は(推定)20%ほど大きくなりました。画素数も15%ほど多くなり、解像感が高まりました。
5.7Kの動画ならば1800万画素で足りますが、静止画やタイムラプス撮影などで有利になるかと思います。
撮像素子自体が大きくなったので、画素数の増加に伴うノイズ増加の心配もないでしょう。
夜間撮影対応は、撮像素子やレンズの情報がないので、不明です。
ただ、撮像素子はおそらく「裏面照射型」でしょう。
ただ、レンズの明るさは引き続き、スペック非公開で不明です。
昔は、少しながら情報があったのですが、年々スペックが分からなくなります。
静止画は、同社独自の解析によるSuperPhoto +HDRなど、上限の悪い撮影状況の補正は、伝統的に充実します。
動画は、不明瞭な部分が多いので、基本は光量の多い晴れた日に向くとは言えます。
手ぶれ補正機能は、Go Proは基本的な仕組み「電子式」です。
ただ、大きなブレの補正は「二重マル」しても良いほど、他社よりこだわりがあります。
今バージョンは、HyperSmooth6 (ハイパースムーズ 6.0)というシステムを搭載です。
(スマホに依存せず)カメラ内だけでホライゾンレベリングに対応し、最大傾斜45度までの補正(水平維持)に対応します。
さらに、HyperSmooth4(Hero10世代)と較べると、水平ロックも対応です。飛行機の宙返りの映像がGo Pro本サイトにありますが、カメラ360℃を回しても水平が取れます。
強度はオフも含めて選択できます。効果の自動ブーストも可能です。
別売の「ジンバル(スタビライザー)」がほぼ不要というのが、世間の評価です。
ハイパースムースは、強力なCPUとメモリーで、フレーム単位でブレの行方を予測し補整するいうものです。
電子式画像安定化機能(EIS)を改良し、同社独自の技術となっています。
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結論的にいえば「手ぶれ補正が弱点」と言われた、数世代前のGoProから、強力に改善されています。
ただし、EISは「相当な力技」な技術です。
フレームレートには制限がかかりませんが、利用時にバッテリー消費が多いほか、温時に利用できないなど制限が付きます。また、あくまで電子式ですので、強いと4K以上の撮影で、クロップ(画角の縮小)もあります。
まあ、本機の魅力はここだけではないので、オフにしてジンバル(スタビライザー)を利用しても良いでしょう。
長時間撮影の場合は、バッテリーを交換しつつ利用する方法も有り得ます。
4K動画撮影は、「得意」といえます。
なぜなら、120フレーム/秒で4K画質の録画ができるからです。
最大で、5.3K解像度で60フレーム/秒での撮影に対応します。
前世代で画像エンジンが相当強化された結果です。
フレームレートは、最大2.47で、240フレーム/秒と高速撮影にも対応します。
動きのある被写体の撮影や、スローモーション撮影(8倍)にも強いと言えます。
静止画撮影は、最大2700万画素相当まで対応です。
動画で4K画質を得るためには800万画素以上、5.7Kでも1800万画素以上は、いくら数値が多くても無意味なのですが、静止画の場合は、画素が多いほど綺麗に撮れます。
複数の写真合成でコントラストを高めるHDR機能も付属です。
夜間の撮影や、逆光に強くなります。
GoProの場合「スーパーフォト」として、写真のノイズ除去やトーンマッピングも同時処理する機能を搭載します。
また、静止画の(切り出し)ショットボタンを押す前後の1.5秒の動画を保存し、適切なショットを選べる「ライブバースト」機能も付属です。iPhoneなどで先行していたものです。
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なお、Go Proは、動画や静止画について、同社は、暗い場所でのサンプル映像を強調しない傾向です。あくまで日中下で、綺麗に撮れるという話です。
ただ、今回のエンジンの改良で、低輝度時の画像処理の改善があったので、従来よりは対応幅は増したとは言えます。
撮影できる画角は、超広角(スーパービュー)・広角(ワイド)・標準(リニア)の4種類です。区分的に、今回ナローがなくなりましたが問題ないでしょう。
標準レンズだと、水平維持と水平ロックが可能です。
なお、Goproは、単なるデジタルズームではなく、周辺部を引き延ばす独自方式です。
臨場感の点で評判です。
Maxレンズモジュラー
¥13,891 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
なお、画角について言えば、155度の広角撮影用のモジュラーが近日登場します。
HERO 9までは互換します。
その点で言えば、タイムワープ(TimeWarp 3.0)も評判で、乗り物などでの撮影中に、タップで、スローモーション撮影にできるので、相当不思議な映像が撮れます。
TimeWarp 3.0からは、録画中に2階の速度調整(音声付きのリアルスピードと、ハーフスピード)に対応となりました。
そのほか、一定間隔で写真を撮る「タイムラプス」と、それを夜に特化した「ナイトラプス(Night Lapse Video)」など、楽しみ方の工夫の提案は、すさまじいものがあります。
音声録音は、ステレオ録音に対応します。
3マイク式の風切り音軽減機能も付属です(ただし、モノラル録音)。
別売の3.5mmステレオマイクを付けて、ステレオ録音することは可能です。
HERO9 メディアモジュラー
¥10,882 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
公式パーツの外部アクセサリーとしてメディアモジュラーも用意されます。
【GRH30後継品】
ハンドル シートポストマウント AGTSM-001
ヘッドストラップ&クリップ ACHOM-001
¥3,964〜 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
マウンターは、Goproの場合、その豊富さでは他社の追随を許しません。
GoProのファンは、基本的に、マウンターを楽しみたくて買う人も多いです。
Go Pro 3 in 1グリップ 3-WAY 2.0
¥12,580〜 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
例えば、【vlogセット】に付属する3WAY三脚は、グリップにもなります。
Go Pro トラベルキット
¥10,400〜 GoPro公式 (9/13執筆時)
【エクスプローラーセット】につく、三脚を兼ねたミニ延長ポールとクリップマウントのセットがこちらです。
そのほか、 4段階(最大200ルーメン)の明るさに調整可能なライトモジュールなど面白いものがあります。
HERO9 Black Max レンズモジュラー
¥13,725 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
今年については、Max レンズモジュラーが1つの注目点です。
2.7K60Pまでとなりますが、155 度の超広角動画を撮影できるようになります。
専用の手ぶれ補正(Max HyperSmooth)が利用できます。先述のHyperSmooth3 のブーストは、画角が狭くなりますが、本機は、もともと広角なので、影響が少ないです。
そのほか、水平ロックも可能です。
【HERO9/ 10/11専用】
HERO9 バッテリー1個 ADBAT-001
¥6,730 楽天市場 (9/13執筆時)
【HERO9/ 10専用】ADDBD-001-AS
デュアルチャージャー+バッテリー1個
¥4,390 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
予備バッテリーは、こちらです。
デュアル充電器の市販もあります。
2台同時充電できる充電器付きは、バッテリーが1個付属です。
稼働時間は、5.3K/30Pの場合70分、5.3K/30Pで95分が目安です。
フルHD/30P時に最大155分です。
「電源管理の効率化」の改良があり、この世代でだいぶ伸びました。
HyperSmooth(ハイパースムーズ)を利用した場合の数字になります。
ただし、CPUの良い機種は発熱による限界時間の方が速くくるので、あくまでバッテリー部分の話になります。
一般的に無対策の場合、だいたい4K/60pで20分、4K/120pだと10-15分にボトルネックがあります(外気などで偏差があります)。
ただ、先述の「電源管理の効率化」は発熱の抑制にもつながるでしょうから、実際はもう少し長いかもしれません。
スマホとの連携は、専用アプリが用意されます。動画の転送のほか、編集機能も充実します。
Go Proの場合、Wi-Fiの性能は特に良く、野鳥観察など、最長180m離れた場所に設置することが可能です。
また、GPSから位置情報の取得もできます。また、スマートフォンへの自動転送を実現するQuikStoriesにも対応です。
端子としてはHDMIを装備します。その上で、BluetoothとWi-Fiを搭載します。
ライブ配信は、スマホを媒介に、ライブストリーミングに対応します。
GoProは、YouTubeやFacebookに対して、デフォルト配信対応できるため、この用途を考える場合、かなり便利です。
最大1080pの解像度(480p 720pも可)です。
そのほか、「ビデオスタート」「電源オン」など14種の音声コントロールに対応する点も、リモート撮影には便利でしょう。
サンディスク microSD 64GB U3
¥1,798 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
記録は、市販のmicroSDカードを利用します。
512GBまでは、公式で稼働保証されるSANDISKのカードがあります。
なお、書込速度の部分で、4K動画対応のカードである必要があります。
この部分は【MicroSDカードの比較記事】で詳しく説明しましたが、今回の最後でも改めて示します。
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以上、HERO12 ブラックエディションの紹介でした。
カメラ性能としては、5.3K/60フレーム・4K/120フレープに対応する高級機です。
マウンターやバッテリーなどの種類も豊富ですので、特に固定撮影用につかうならば、かなり良い選択肢です。
数年前の機種に比べて、手ぶれ補正の部分が大幅に改良されましし、利用時の画角縮小の問題も、レンズモジュールで改善できるため使い勝手も向上しました。
結論的にいえば、(特殊な用途を除いて)1カメラ式のアクションカメラで、最も高性能で、使い勝手が良いと言えるのは、本機でしょう。
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【2022年10月発売】
【通常製品 】
5・GoPro HERO11 BLACK CHDHX-111-FW
¥49,622 楽天市場 (9/13執筆時)
【Creator Edition】
6・GoPro HERO11 BLACK CHDFB-111-JP
¥76,000 楽天市場 (9/13執筆時)
撮像素子:1/1.9型 CMOS
画素数:2700万画素
F値:
手ぶれ補正:HyperSmooth 5.0
録画機能:5.3K /60フレーム/秒
防水防塵:最大10M
バッテリー:156分(最大)
ライブストリーミング:対応
重さ:153g(本体のみ)
なお、昨年モデルが残ります。
HERO12とHERO11の違いは、今年については僅かです。
最も大きな違いは、特に高解像度を利用する場合のバッテリー消費効率です。5.3K/60Pでの撮影の場合、旧機の場合、半分の35分の電池の保ちとされます。
あとは、手ぶれ補正がHyperSmooth5 (ハイパースムーズ 5.0)と1世代落ちますが、この部分は、機能的に新機軸の表明はないので、マイナーな改良だと思います。
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結論的にいえば、買われる際の値段差にもよりますが、今年については、旧機種でもOKなように思います。バッテリーについても、先述のように、バッテリーより、本体の「熱に由来する問題」で、連続撮影に結局制限がかかるように思いますので。
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【2022年10月発売】 CHDHF-111-RW
7・GoPro HERO11 BLACK mini
¥54,800 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
撮像素子:1/1.9型 CMOS
画素数:2700万画素
F値:
手ぶれ補正:HyperSmooth 5.0
録画機能:5.3K /60フレーム/秒
防水防塵:最大10M
バッテリー:156分+(最大)
ライブストリーミング:対応
重さ:133g(本体のみ)
そのほか、1世代前の機種は、GoPro HERO11 BLACK miniというモデルも展開していました。
こちらは、前後にカメラを搭載しない分、多少軽くて小型になります。
バッテリーは同量ですが、モニターがない分、多少長持ちになると思います。
一方、撮像素子やレンズほかは、HERO11世代なので同じとなります。
マウンターは、基本的に共通です。ただ、例えば、モジュラー系はMaxレンズモジュラー以外は(用途的に意味がないので)付かないものがあります。
ただ、モニターがないと「できることは減る」ので、使い方が定まった方に向くでしょう。
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【2019年10月発売】
8・GoPro MAX Black CHDHZ-201-FW
¥65,100 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
なお、GoProの「最上位機」と言える、MAXについては、搭載レンズ数の関係でアクションカメラの範疇を超えています。
そのため、このブログでは【360度全天球カメラの比較記事】のほうで、後ほど紹介するつもりです。
1-3・DJIのジンバルカメラなどの比較
続いて、中国・深圳のDJIのカメラです。
日本市場では、カメラのほか、ドローンなども販売する最先端技術を持つ企業となります。
【2020年発売】
【通常製品】
9・DJI OSMO POCKET 2
¥50,005 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
【Creator コンボ 黒】
10・DJI OSMO POCKET 2
¥64,200 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
【限定コンボ 白】
11・DJI OSMO POCKET 2
¥56,100 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
【2018年モデル】
12・DJI OSMO POCKET
¥36,364 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
撮像素子:1/1.7型
画素数:1600万画素
F値: F1.8
手ぶれ補正:3軸ジンバル
録画機能:4K 60フレーム/秒
防水防塵:
バッテリー:140分(最大)
ライブストリーミング:
重さ: 116g
DJI OSMO POCKET2は、中国のDJIが売り出した、新しいタイプのカメラです。
なお、本機には旧機種が残ります。
こちらについては、画素数が1200万画素と劣るほか、画質を決める最も重要な部分と言える撮像素子が、1/2.3型と小さくなります。
値段差を勘案したとしても、現状では、新機種が良いでしょう。
・マイクロ三脚
・スマートフォンアダプター
・ワイヤレスマイクトランスミッター
・ワイヤレスマイクウィンドスクリーン
・Do-It-Allハンドル (延長ハンドル)
一方、新機種には「クリエーターコンボ」として、アクセサリーが添付された製品があります。
通常別売のマイクロ三脚ほか、ワイヤレスマイク・スマホアダプタ(クリップ式)まで付いた豪華版です。
なお、白モデルの方の「限定」は、ストラップなどカジュアルなアクセサリー類なので、黒の限定とは異なります。
SMO POCKETの特長は、ジンバル(スタビライザー)と小型カメラを「ニコイチ」にしている点です。
要するに、高性能な「自撮り棒」のような用途で売れています。大手では、カシオがこの方向性でいきそうでしたが撤退したので、市場のすき間を付いてブームになっています。
防水性能は、この機種は明示されません。
室内や晴天下でカジュアルに使う製品です。
撮像素子は、1/1.7型です。
この値は、GoProの最新型(1/1.9型)より少し大きめです。
撮像素子のサイズのスペックは、アクションカメラの「画質」を規定する最も重要な要素です。
本機は、(GoProの下位機ほか)多くが採用する1/2.5サイズより30%大きくとり込める水準です。ただ、解像度は1200万画素ですので、特に静止画の解像感は及ばないでしょう。
レンズの明るさは、F値1.8です。
数値が大きいほど、明るいレンズです。
夜間撮影対応は、したがって、撮像素子と・レンズ性能というカメラ部分だけで言えば、(少なくともスペックでは)GoProよりも良いと言えます。
撮像素子が、(光を多く取り込める)裏面照射型でないのですが、ISO感度も6400まではOKなので、後述するジンバル部分も含めると、それなりに暗い場所でも対応できると言えます。
手ぶれ補正機能は、カメラの仕組みとしてはありません。
しかし、棒の部分が、3軸ジンバル(3軸スタビライザー)なので、それにより補整されます。
カメラ内蔵型の手ぶれ補正は、既存のカメラメーカーの「門外不出」な技術の1つです。それを逆手に取って「じゃあアナログなジンバルで!」という方法は、本当によく考えたと思います。
4K動画撮影は、この製品は、60フレーム/秒で4K画質の録画ができます。
その上で、本機は、【4K液晶テレビの比較記事】でも紹介し、最近のTVに対応が多くなってきた「HDR動画」にも対応しています。
対応するテレビやモニターに出す場合、通常以上の輝度情報が再生できるため、ダイナミックレンジが拡大し「映像の奥行き感」が増します。
なお、ややこしいのですが、「写真用」のHDR合成技術と動画規格」のHDR動画は完全に「別物」です。
その点で、HDR動画に対応する本機は、対応しないGoProに比べれば多機能と言えます。
HDR動画の場合は、最大2.7Kで30フレーム/秒とはなりますが、「映像美」という本質的な部分での強化は見所です。
なお、本機についても、4K/60p撮影の場合は、(熱で)撮影時間の限界はあります。実数は示されません。ただ、本機の用途性(ショートクリップ)からすれば、あまりここは気にしなくても良いかなと思います。
フルHD動画撮影も、120フレーム/秒の高速撮影に対応します。
その上で、本機には顔認識機能(顔へのオートフォーカス)が可能ですので、それを利用した美顔効果も効果として加えられます。
なお、本機は、カメラ部分にモーターが仕込んであり、左右に稼働します。
これと、先述の顔認識機能を活かして、ユーザーの目線で動くFPVモード、被写体にピントが追随するアクティブトラック(Active Track 3.0)、カメラヘッドが自動で動くことによる3×3 パノラマ撮影など、撮影機能が多彩です。
静止画撮影は、最大1600万画素相当まで対応です。
撮像素子も平均より大きいので、画質も良いでしょう。
撮影できる画角は、35mmフィルム換算で20mmの単焦点となります。
ただ、先述のように、ジンバルの工夫で、パノラマ写真が撮りやすいなど、工夫は多いです。
音声録音は、対応します。
面白いのは、画像をズームインした際に、オーディオも連動してズームインする「オーディオズーム」です。
また、カメラの向きに合わせて、マイク感度が調整されるほか、前方のみ、前後方・全方位と、マイクの指向性が替えられます。
音楽動画のほか、インタビュー的な映像をとる場合、割とこれは活きるでしょう。
予備バッテリーは、内蔵式でバッテリーは用意されません。
稼働時間は、1080p/30 fpsで140分という数値なので、4K動画の場合は、実稼働時間として30分強でしょうか。
フル充電に要する時間は73分です。
スマホとの連携は、専用アプリが用意されます。動画の転送のほか、編集機能も充実します。
また、スマホ用のアプリは、画像フィルタと音楽を自動で組み合わせて投稿用動画を作る「ストーリーモード」も搭載します。動画文化の進んだ中国らしい機能です。
ネットワーク機能は、一方、Wi-Fiなどは搭載しません。
正確にはワイヤレスモジュールで、BluetoothとWi-Fiに対応できますが、外出先で使うような製品ではありません。
記録は、マイクロSDカードです。
最大で256GBまで対応との表記です。
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以上、DJI OSMO POCKET 2の紹介でした。
手持ちでの撮影に特化することで、他社製品と棲み分けができているといえる機種です。
GoProでもスティックを買えば同じようなことはできます。ただ、専ら手持ち撮影がメインの場合は、それに特化した機能やアプリの部分を含めて、本機には優位性があります。
「持って使うタイプ」のアクションカメラをお探しならば、本機は有効な選択肢でしょう。
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一方、本機のように、普通のデジカメをベースにしつつも「動画にも強い」機種が、最近ソニーとパナソニックから販売されています。
これらにの製品は【Vlog向けの自撮り用カメラの比較記事】で、DJI OSMO POCKETとも比較しました。
よろしければ、そちらもご覧ください。
【2019年発売】(後継機あり)
【電源モジュール】
13・DJI Action 2 Powerコンボ
¥30,800 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
【フロントタッチ画面モジュール】
14・DJI Action 2 Dual Screenコンボ
¥38,609 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
撮像素子:1/1.7型
画素数:1200万画素
F値: F2.8
手ぶれ補正:
録画機能:4K 120フレーム/秒
防水防塵:(10M)
バッテリー:180分(160分)
ライブストリーミング:対応
重さ:56g+56.6g (64g)
OSMO ACTION 2も、中国深圳のDJIが販売する、アクションカメラです。
本機は、モジュラー式です。
上図のレンズ部分が本体で、単独で使えます。
一方、2つのモジュール(フロント画面付きとバッテリーのみ)が用意され、それらを付けた差異には、バッテリー量が増量される仕組みです。
DJI Action 2 防水ケース
¥6,500
防水性能は、本体については、10M防水です。
ただ、恐らくコネクタ接続するギミックの影響で、付属モジュラー接続時に防水性能がないです。
とはいえ、追加投資は必要ですが、防水のハウジングがあり、水深60Mまで対応できます。
本体重量は、56gです。
これにだいたい同じ重さのモジュールがつける場合、重さはその2倍ですが、その状態でも 軽量と言って良いでしょう。
ヘルメットマウントする場合など、軽量性が欲しい場合は有利です。
確認モニターは、左図のように、カメラユニットの後ろに1.76インチのタッチパネル式ディスプレイが付属します。
また、フロントタッチ画面モジュール付きの場合、同サイズのモニターが前方にもつくことになり、セルフィ撮影に便利です。
逆に言えば、その目的が不要ならば、電源モジュールモデルのほうが安くて良いでしょう。
撮像素子は、スペックがしっかり公開され、1/1.7型のCMOSセンサーです。
画素数は1200万画素ですが、値段相応に良いものであり、画質の期待値は高いです。ただし、光を多く取り込める裏面照射型である記載はないです。
レンズの明るさは、F2.8です。
明るいともいえませんが、合格ラインにはあるでしょう。
ただ、レンズの指紋コーティングなど、「ユーザー体験」の部分は妥協しておらず、同社が、世界で受け入れられる理由となります。
手ぶれ補正機能は、EIS(電子式映像ブレ補正)です。
上位方式には及ばないものの、GoProのようにHorizonSteadyも対応します(2.7K撮影以下のみ)。
4K動画撮影は、対応です。
本機については、5Kは対応できないものの、4K/120fpsでの撮影に対応します。
撮影時にEIS、が効かない点、また、CPUの発熱的な問題で約3分(最大5分)の撮影になりますが、スローモーション撮影を含め、便利に使えそうです。
フルHD動画撮影も、240フレーム/秒と高速撮影にも対応します。
ただ、この場合も、EISは100fps以上では作動しません。
静止画撮影は、最大1200万画素相当まで対応です。
ただ、裏面照射型の撮像素子を採用しない点からか、ISO感度は、(動画同様に)3200までと低めです。
逆行や夜間の利用は「やや難」があります。
あかるい日中に向く機種です。
DJI Action 2 マクロレンズ
¥7,260
撮影できる画角は、155度です。
超広角で広範囲に撮れるタイプです。
なお、別売ですが、マクロレンズが用意されて、写真のような接写も可能です。
寄れる距離などの情報は現状でありませんので、分かれば加筆します。
音声録音は、対応します。
この部分は贅沢です。指向性マイクを4基搭載で、立体的な録音ができるます。録音する方向を限っての集音も可能です。
さらにDJI OSMO POCKETと同じで、画像をズームインした際に、オーディオも連動してズームインする「オーディオズーム」でにも対応します。
マウンターは、延長ロッドをはじめ充実します。
DJI Action 2 電源モジュール
¥7,260
予備バッテリーは、ようするに、先ほどの電源モジュールとしてですが、単品販売があります。
稼働時間は、本体のみだと、フルHD/30P撮影時で、最大70分です。
バッテリーモジュール装着時には180分、フロント画面付きの場合、160分まで伸びます。
スマホとの連携は、DJI Mimoというアプリが、iOS Android双方に用意されます。
日本語化もされています。スマホとの連携は、Wi-FiとBluetoothを利用する形式です。
ライブ配信は、対応です。
GoProと同じく1080p(30fps)で、ストリーム出力できます。
記録は、本機も、マイクロSDカードです。最大256GBまで認識します。
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以上、OSMO ACTION 2の紹介でした。
このシリーズでは数年ぶりの新機種登場でしたが、モジュール化によりさらに便利になった印象です。
撮影部分の性能も、撮像素子が強化された上、EISが搭載となりましたし、集音回りも充実度が増しました。
GoPRO HERO 9がライバルだと言えます。比較すると、カメラ部分単独で利用する場合の軽量性が本機の良い部分でしょう。
【2023年発売】
【標準コンボ】CA2039
15・DJI OSMO Action 4 スタンダードコンボ
¥58,213 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
【アドベンチャーコンボ】CA2040
16・DJI OSMO Action 4 アドベンチャーコンボ
¥75,900 Amazon.co.jp (9/13執筆時)
撮像素子:1/1.3型
画素数:1000万画素
【2022年発売】
【標準コンボ】
17・DJI OSMO Action 3 スタンダードコンボ
¥47,300 楽天市場 (9/13執筆時)
【アドベンチャーコンボ】6941565943750
18・DJI OSMO Action 3 アドベンチャーコンボ
¥66,000 楽天市場 (9/13執筆時)
撮像素子:1/1.7型
画素数:1200万画素
F値: F2.8
手ぶれ補正:
録画機能:4K 120フレーム/秒
防水防塵:16M
バッテリー:160分
ライブストリーミング:対応
重さ:145g
OSMO ACTION 4は、DJIのアクションカメラの上位機です。
同じ形状の旧機が残ります。
ただ、上表で示したように、撮像素子のサイズが大きくなりました。スペック的に調達先が変わった様子もないので、進化だと言えます。あとは、防水耐性がすこし上がった程度ですが、いずれにしても、選ぶならば、新機種です。
2機種ありますが、アドベンチャーコンボは、例によって、オマケが多い構成です。
スタンダードコンボに対して延長ロッドが増えるほか、バッテリーが1つではなく3つ付属になります。あとは、バッテリー用のケースが増えるほか、アダプタマウントが2つになる点が違いです。
Osmo Action 3 1.5m延長ロッド
¥5,940 楽天市場 (9/13執筆時)
Osmo Action 3 多機能バッテリーケース
¥8,910 楽天市場 (9/13執筆時)
Osmo Action 3 エクストリームバッテリー
¥4,400 楽天市場 (9/13執筆時)
1.5mの延長ロッドだけ欲しいならば、アドベンチャーコンボは不要でしょう。
ただ、バッテリーを複数使うような使い方をするならば、意外とケースが高い部分をふまえても、セットはお得です。なお、ケースにはSDカードも収納できます。
仕組みは、本機は、モジュラー式ではなく、普通の本体です。
モジュラー式(写真)だったSMO ACTION 2との大きな相違点です。
この部分の仕様変更もあってか、今回、ハウジングなしで、水深16mの防水と、耐水性がアップしています。
本体重量は、145gです。
Go Proの最新機とほぼ同じです。
確認モニターは、カメラ後部(2.25インチ)・前部(1.4インチ)ともタッチパネルです。
後部モニターは特に大きめの液晶(LCD)です。画面密度も高く、品質は良いです。
この部分は、使い勝手においてGoProとのはっきりした差でしょう。
撮像素子は、新機種は、1/1.3型のCMOSセンサーです。
従来の1/1.7型より、25%広くなりました。目安と言える1型により近くなりました。
画素数は、ただし約1000万画素ですので、写真(静止画)については、Go Proには負けます。
レンズの明るさは、F2.8です。
先述のように、Go Proはレンズスペックを出さないので、比較はできません。
ただ、この数字ならば、合格ラインです。
手ぶれ補正機能は、こちらも、EIS(電子式映像ブレ補正)です。
ここの部分の仕様は、RockSteady 3.0になっていますが、Action2(HorizonSteady2)との差は分かりません。
ただ、引き続き、45℃までの水平維持は可能です。Go Proのように水平ロックは不可ですが、まあ良いでしょう。
4K動画撮影は、対応です。
本機については、画素の関係もあり5K以上は非対応です。
ただ、ACTION 2と同じく、4K/120fpsでの撮影には対応します。
この場合、EISの利用に制限が付くのも同じです。
静止画撮影は、最大1200万画素相当まで対応です。
ここはあまり重視しないと言えます。
撮影できる画角は、155度です。
下位機と同じですが、十分でしょう。
音声録音は、対応します。
ステレオ対応で、3マイク式です。風切り音の低減も可能です。
外付マイクもDJI Mic互換なので、この部分で拡張性もあります。
ただ、画面に連動して集音もズームさせるオーディオズーム機能については記載がないので、この部分は確認を要するでしょう。
一方、少し主旨は違いますが、本機は、手放しできない状況での、マイクを通しての音声操作ができます。グローブをしていると、タッチパネルはもちろん、物理スイッチも操作しにくいので、良い仕様でしょう。
スピーカーも内蔵で、現在の撮影モードの音声確認も可能です。
稼働時間は、本体のみだと、フルHD/30P撮影時で、最大160分です。
スマホとの連携は、本機も、DJI Mimoというアプリです。
ここも下位機と変わりません。Wi-FiとBluetoothを利用する形式です。
ライブ配信は、対応です。
1080p(30fps)で、ストリーム出力できます。
記録は、本機も、マイクロSDカードです。最大256GBまで認識します。
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以上、OSMO ACTION 4の紹介でした。
Go Pro上位機の事実上のライバルでしょう。
画面の解像感を追う場合、5.3K以上に対応しない点で、Go Proには負ける部分もあります。
ただ、普通に、フルHDや4Kまでの解像度の映像を撮影する場合、実際的に明確な差はさほどないといえます。手ぶれ補正の部分も、水平維持は可能ですので、「画質もそうは変わらない」と言えます。
とくに、声でのコマンド設定と、音声での確認ができる部分で、バイクや自転車ほか、グローブをしながら使う人には「良い」ように見えました。
次回につづく!
アクションカメラのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、4Kに対応する各社のアクションカメラの比較の1回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。
2・アクションカメラの比較 (2)
2-1・ソニー〈日本〉
2-2・Thinkware〈韓国〉
2-3・INSTA360〈中国〉
2-4・FeiyuTech〈中国〉
2-5・SAC〈日本〉
2-6・中華系〈中国〉
〈Mison・AKASO・Apexcam〉
3・アクションカメラの比較 (3)
3-1:最終的なおすすめの提案【結論】
次回の2回目記事【こちら】では、DIJの上位機(DJI OSMO ACTION 3 DJI OSMO ACTION 4 )を見たあと、SONYほか、以上のメーカーの製品を追加でみていきます。
いわゆる「中華アクションカメラ」として安めのモデルも見るつもりです。
画質の良さ ★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★☆
防水性 ★★★★★
アクセサリー ★★★★★★
バッテリー ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
ライブ配信 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
その上で、 今回紹介した4K対応のアクションカメラ全機種から、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種を数機種提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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