比較2017’ 高画質なアクションカメラ17製品の性能とおすすめ(4K対応-1):SONY アクションカム・GoPro Hero5 black・panasonic ウェアラブルカメラ リコー・オリンパス・ニコンなど

2017年04月06日

比較2017’ 高画質なアクションカメラ17製品の性能とおすすめ(4K対応-1):SONY アクションカム・GoPro Hero5 black・panasonic ウェアラブルカメラ リコー・オリンパス・ニコンなど

今回レビューする製品:2017年 高画質なアクションカメラ15機の性能とおすすめ(4K録画対応):ソニー アクションカム・GoPro HERO5 session・Panasonic・ニコン・ウェアラブルカメラ・リコー・ アクションカメラ・オリンパス STYLUS TG-Tracker:自転車・バイク・自動車・水中撮影・スキー用など:機種の違いとランキング

今回のお題
最新の4Kアクションカメラのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、小型動画撮影用カメラの「新ジャンル」といえるアクションカメラの比較をします。2016年10月に新発売のGoPro Hero5を含めて、2017年最新となる各社の製品をほぼ全機種比較するつもりです。

 160715-00011.png

 なお、アクションカメラ(アクションカム)は、現行品だけでもかなり種類が多いので、記事を2つに分けました。

1・アクションカメラ(4K対応) →今回の記事
2・アクションカメラ(フルHD)
3・全天球カメラ(360度カメラ)

 今日は1番の記事です。各社の「4K対応アクションカメラ」を紹介します。

 フルHD画質までの対応ながら、1万円台からと安価なモデルを探している方は、上記2番のリンク記事をご覧ください。なお、4K撮影しないならば、こちらでも十分です。また、360度方向全部が撮影できるタイプのカメラを、お探しならば3番の記事をご覧ください。

 なお、「アクションカメラ」という呼称ですが、小型動画用カメラを言い表す言葉は他にも色々あります。メーカーによって、アクションカム・ウェアラブルカメラ・スポーツカム・アクションカメラなどと呼ばれます。

 というわけで、早速比較に入ります。いつものように商品を紹介し、最後に、Atlasのおすすめ機種を提案していこうと思います。

ソニーの4Kアクションカムの比較

 さて、最初に紹介するのはソニーのアクションカムです。

 なお、以下では、高評価できるポイントは「赤字」で、イマイチなところは「青字」で表記していきます。


 

 1・SONY FDR-X3000
  ¥44,800 Amazon.co.jp (4/6執筆時)
 2・SONY FDR-X3000R  【ライブビューカメラ付】
  ¥55,760 Amazon.co.jp (4/6執筆時)

撮像素子:1/2.5型裏面照射型センサー
画素数:857万画素
F値: F2.8
手ぶれ補正:光学式(空間光学方式)
4K録画:最大30フレーム/秒
防水防塵:付属ウォータープルーフケース必須
バッテリー:4K時60分/通常時135分(最大)
外形寸法: 約 29.4mm x 47.0mm x 83.0mm

 FDR-X3000 は、SONYの最新型の4K対応製品です。2016年6月発売の新モデルです。

 201607100943.jpg

 2機種販売されています。このうち、FDR-X3000Rは、ライブビューカメラ付属モデルです。本体だけのモデルも背面にモノクロの極小モニターが付きますが、映像の確認はできません。しかし、ライブビューカメラがあれば、例えば自転車に搭載して、ハンドル部分で撮影状況を確認することができます。本体の設置場所の自由度も上がるでしょう。

 その他の点で、両機種の性能は同等です。

 画質は、カールツァイス製の新型レンス搭載で、レンズの明るさはF値2.8(値が小さいほど高性能)、撮像素子も、天気の悪い状況に強い裏面照射型センサーを搭載します。カメラメーカーらしい高スペック構成です。

 201607100954.jpg

 手ぶれ補正機能は、今回特にパワーアップした点です。大きめのホームカメラにしか搭載していなかった、空間光学式手ぶれ補正を業界で初搭載しました。アクションカムの場合、性能の劣る、電子式手ぶれ補正か、補正機能がない場合が多いです。SONYはこの点でこだわり、他社と差を付けています。

 なお、小刻な振動(自動車のモータ振動やオートバイなど)は、手ぶれ補正がうまく利かない場合があります。しかし、そのような場合、2016年秋発売のモーターバイブレーションアブソーバー(AKAMVA)を追加購入すると改善するでしょう。その他の付属品は最後に解説します。

 4K動画撮影は、1秒間に30コマ撮れます(30フレーム/秒)、4K動画としては標準的なコマ数です。

 フルHD撮影は、1秒間に最大120コマ撮れます。SONYはXAVC Sという独自の圧縮記録技術を持っており、高画質でのハイスピード撮影に強いです。

 静止画撮影は、最大1200万画素相当まで対応です。動画で4K画質を得るためには800万画素以上は、いくら数値が多くても無意味なのですが、静止画の場合は、画素が多いほど綺麗に撮れます。


 201607101007.jpg

 撮影できる画角は、35mmカメラ換算で17mm・23mm・32mmで、超広角のワイド写真に対応します。仕組みとしては、スマホと同じデジタルズームです。


 201607101009.jpg

 防水性能は、本体のみで利用する場合は、雨天でも使える防滴仕様だけです。しかし、写真のような付属のハウジング(ケース)を付けた場合、60m防水、防塵、耐衝撃、耐低温性能を得られます。ただ、録音される音が小さくなるなどの弊害もあります。

 音声録音は、ステレオマイク搭載で、かなりの臨場感が得られます。また、風切り音軽減機能も搭載されます。

 リチャージブルバッテリー NP-BX1
  ¥5,355 Amazon.co.jp (4/6執筆時)

 予備バッテリーは、こちらです。バッテリーは4K撮影の場合は最大1時間フルHD時だと最大130分保ちます。長時間撮影される場合は交換用を保っていても良いでしょう。

201607101021.jpg

 ヘルメット サイドマウント VCT-HSM1  
 
ユニバーサル ヘッドマウントキット BLT-UHM1
 ハンドルバーマウント VCT-HM2
 バックパックマウント VCT-BPM1  
 サクションカップマウント VCT-SCM1
  ¥2,799〜 Amazon.co.jp (4/6執筆時)

  マウンターの種類は、SONYの場合、Gproに次いで豊富だと思います。なお、ソニーのアクションカムアクセサリーサイトには、10種類以上のマウンターを確認できます。

 以上、FDR-X3000Vの紹介でした。他社の4Kモデルに比べると、空間光学式手ぶれ補正の搭載がやはり最も目を引きます。家庭用カメラの技術を持つ同社ならではの商品であり、画質水準は高レベルと言えます。買って損はない機種でしょう。

ーーーー

 【在庫限り】

 1・SONY FDR-X1000V
  ¥43,758 Amazon.co.jp
(4/6執筆時)
 2・SONY FDR-X1000VR  【ライブビューカメラ付】
  ¥40,980 Amazon.co.jp
(4/6執筆時)

 なお、「在庫限り」で2015年旧モデルが併売されています。ライブビューカメラ付属モデルなど安いのですが、空間光学式手ぶれ補正は未搭載です。目玉機能がない点で、やはり新型を推します。

GoPro社の4Kウェアラブルカメラ

 続いて、アメリカのGoPro社のを紹介します。同社は「ウェアラブルカメラ」という名前で売っています。

 同社はアメリカの会社で、この分野の先駆メーカーです。マウンターも豊富で、マニアファンも多いので、「高度な使いこなし術」的なウェブ・コンテンツは、世界で最も多いでしょう。こだわりたい方におすすめのメーカーです。

 一方、「カメラメーカー」ではないため、撮像素子などの部品が外部調達であること、あるいは円安の影響で、本体は性能比で多少高めです。とはいえ、スペックに出ない部分を含めて、4Kモデルは作りもしっかりしており、「買って損はない」製品が多いです。


  

 3・GoPro HERO5 Blackエディション CHDHX-501-JP
 
 ¥45,684 Amazon.co.jp  (4/6執筆時)

撮像素子:裏面照射型センサー
画素数:1200万画素
F値: F2.8?
手ぶれ補正:電子式の手ぶれ補正
4K録画:最大30フレーム/秒
防水防塵:最大10M
バッテリー:4K時120分/通常時90分)(推定)

 GoPRO HERO5 Blackは、2016年10月に発売される同社の新製品です。旧モデルとなるGoPRO HERO4の後継品です。

  201609261558.jpg

 確認モニターは、タッチパネル式のものがカメラ本体背面に標準搭載されます。モニターの角度が動かせないので、不便にも思います。しかし、Goproの場合、Wi-FiとBluetoothが搭載され、スマホ(iOS/Android)をライブビューファインダとしても利用できますので、この点では問題ありません。

 Wi-Fiの性能は特に良く、野鳥観察など、最長180m離れた場所に設置することも可能です。SONYは、撮影事後においてスマホで見れますが、このような使い方はできないため、この点は、Goproが優秀です。

 画質は、現状スペックが未公表です。ただ、この方面の革新が報道されていないので、前モデル同様のF値2.8の明るいレンズの採用と言うことでしょう。ただ、撮像素子のサイズは未公表です。ただ、天気の悪い状況に強い裏面照射型センサーは搭載し、自動低光量モードを搭載し、夜間撮影も得意です。

 手ぶれ補正機能は、今回のモデルから、電子式の手ぶれ補正が搭載されました。また、GoProの場合、HERO4まで頑なに手ぶれ補正の搭載を拒んでいましたが、やっと搭載になりました。ただ、ソニーなど他社は、より上位の「光学式手ぶれ補正」や「5軸手ぶれ補正」を搭載してきたことを考えると、引き続き、GoProの多少弱い点とは言えそうです。とはいえ、同社の豊富なマウンターを導入すれば、物理的にそれを補うでしょう。

 4K動画撮影は、30フレーム/秒4K画質の録画がでます。フルHD時も、120フレーム/秒と高速撮影にも対応します。

 静止画撮影は、最大1200万画素相当まで対応です。この点はSONYと同じです。明言はありませんが、撮像素子はSONYの部品を使っているのかもしれません。

 201607101107.jpg

 撮影できる画角は、超広角と通常の2種類です。一方、Goproの場合は、単なるデジタルズームではなく、周辺部を引き延ばす独自方式のようです。Super Viewという技術ですが、臨場感の点で評判です。

 防水性能は、今回パワーアップした部分で、ハウジング無しで10M防水になりました。

 音声録音は、この機種の場合、SONYの場合と異なり、基本的にモノラル録音です。ただし、別売の3.5mmステレオマイクを付けた場合、ステレオ録音が可能です。アマゾンで売られている商品では、SENNHEISERのMKE 400 などが対応します。


 マウンターは、Goproの場合、その豊富さでは他社の追随を許しませんGoProのアクセサリー紹介サイトで、詳しくはご覧頂きたいですが、どのメーカーよりもたくさんあり、選ぶのに迷うほどです。GoProのファンは、基本的に、マウンターを楽しみたくて買う人も多いそうです。

 

 GoPro 充電式バッテリー (HERO5 Black)
  ¥2,229 Amazon.co.jp (4/6執筆時)  
 
GoPro デュアル バッテリー チャージャー + バッテリ
  ¥2,229 Amazon.co.jp (4/6執筆時)  

 予備バッテリーは、こちらです。2台同時充電できる充電器付きもあります。標準バッテリーの稼働時間は、バッテリー量から判断して、4K撮影の場合は最大2時間フルHD時だと最大90分程度保ちます。4Kの方が長いのは、フレームレートが低いからです。

 その他、位置情報の記録が取れるなど、スマホの写真ソフトで利用する際に便利な機能もあります。

 以上、HERO5ブラックエディションを紹介しました。

 カメラ性能としては、4K30フレームに対応する高級機です。とくに、マウンターやバッテリーなどの種類も豊富ですので、特に固定撮影用につかうならば、かなり良い選択肢です。SONYのFDR-X3000Vのライバル機種になりますが、比較した場合、手ぶれ補正機能や音質ではSONYが優位で、アクセサリーの豊富さではGoproが圧倒的優位です。 

 固定撮影のほか、自動車搭載時の細かい揺れなど、あまり手ぶれ補正が意味の無いシーンでは、特にこちらの方が優位でしょう。


 

 6・GoPro ウェアラブルカメラ HERO5 Session CHDHS-501-JP
  ¥35,980 Amazon.co.jp (8/28執筆時)

撮像素子:裏面照射型センサー
画素数:不明
F値: 不明
手ぶれ補正:なし
フルHD録画:最大60フレーム/秒
防水防塵:10m
バッテリー:120分(最大)
外形寸法:縦38mm、横38mm、奥行36.4mm

  HERO 5 Sessionは、4K対応のGoProでは、最も小型のカメラです。


 201609261618.jpg

 この機種の「売り」は小型性です。シャッターボタンと確認モニターだけがある、シンプルな約4センチ四方の超小型サイズで、重さも50グラムと抜群の軽さです。また、この機種も10mまでの完全防水仕様なので、どこでも使える利便性という点では、かなり優れます。

 4K動画撮影は、30フレーム/秒で、大型機同様の密度で4K画質の録画がでます。フルHDは、しかしながら、90フレーム/秒と多少ながら、上位機種よりもスペックが落ちます。

 手ぶれ補正機能は、こちらも、電子式手ぶれ補正を搭載します。

 画質は、同社の方針でほぼ未開示になりますが、継続販売機種のHERO Sessionの画質を鑑みて、価格相応の高いクオリティを期待できるでしょう。

 画角は、ソニー同様にワイドとナローの切替ができます。一方、デジタルズームには非対応です。

 201607101525.jpg

 確認モニターは、この機種の場合、付属しません。ただ、スマホアプリで、画像のライブチェックが行えるため、その点では不便がない仕様です。

 マウンターは、先ほどの機種と同じく、GoProの場合は「紹介できないほど」沢山のマウンターがあります。GoProのアクセサリー紹介サイトを見れば、その構成がどれほど多様か分かるでしょう。

 バッテリーは、持続時間未公表ながら、推定で最大2時間まで撮影可能です。小型モデルにしては優秀でしょう。ただし、バッテリー交換はできない仕様です。出先で、USBモバイルバッテリーなどで充電は可能です。端子はUSB-C規格ですね。

 音声は、やはりモノラルのみです。ただ、モノラルマイクを2つ使うノイズキャンセルする機能は、音声の工場面では魅力でしょう。

 以上、HERO5 Sessionの紹介でした。4センチ四方のコンパクトなサイズにもかかわらず、4K画質に対応した面白い製品です。また、本体に防水性もあるため、単に身につけたり、設置したりする以外に、想像力を働かせて色々使えそうな魅力的な製品です。遊び心を刺激する新製品ですね。

パナソニックのウェアラブルカメラ

 つづいて、パナソニックのウェアラブルカメラを紹介します。同社は、身につけて使うタイプのカメラを得意としています。

  

 7・Panasonic ウェアラブルカメラ オレンジ HX-A500-D
 8・Panasonic ウェアラブルカメラ ブラック HX-A500-H  
  ¥22,118 Amazon.co.jp
(4/6執筆時)

撮像素子:1/2.3型裏面照射型センサー
画素数:1200万画素
F値: F2.8
手ぶれ補正:電子式手ぶれ補正
4K録画:最大30フレーム/秒
防水防塵:水深3m/30分
バッテリー:最大2時間10分撮影可能
外形寸法: カメラ部:26×26.5×66mm/本体:59.5×94×25mm

 HX-A500-Dは、パナソニックでは、唯一4Kに対応するウェアラブルカメラです。

 こちらは、本体とカメラが別で、有線で使うタイプの機種です。本体側は、1.5型のライブビューモニターが付属します。

 201607101211.jpg

 ヘッドマウンターと、腕に装着するためのアームバンドケース最初から付属しています。つまり、パナソニックの場合、体に身につけて利用することを基本的に想定しています。トレッキングや、自転車などのスポーツの記録に向いている機種です。カメラ部分が31gなので、重量感が全くないのが一番の「売り」でしょう。

 画質は、他社と同じでF値2.8の明るいレンズを採用します。一方撮像素子のサイズは、ソニーより多少大きな1/2.3型裏面照射型センサーで優秀です。もちろん、暗い場所に強い裏面照射型センサーです。

 201607101216.jpg

 手ぶれ補正機能は、光学式手ぶれ補正ではなく、電子式手ぶれ補正機能が搭載です。価格や大きさの限界もありますが、この点では、GoProより優れ、SONYには劣ります。ただし、パナソニックの場合、こちらは、ソニーのアクションカムにはない「傾き補正」が付属します。水平方向の傾きを見やすい形で補正してくれます。ヘッドマウントの場合など、傾きがちな撮影ではかなり有利だと思います。ただし、傾き補正は、フルHD画質まで対応です。

 4K動画撮影は、1秒間に30コマ撮れます(30フレーム/秒)比較的安価な本体で30フレームに対応しているのは驚きですね。

 フルHD撮影は、1秒間に最大60コマ撮れます。従って、スローモーション撮影は、他機種の方が得意でしょうが、ウォーキングやトレッキングなどの撮影には、あまり関係ないと思います。

 静止画撮影は、最大834万画素相当まで対応です。機種的にさほど多用する部分ではないので、さほど気にしなくても良いと思います。

 撮影できる画角は、広角ワイドと標準の2種類です。高級機の場合、人気のワイド撮影は必ず付属しますね。

 201607101227.jpg

 防水性能は、本体のままで水深3m/30分までです。防塵性能もあります。この点で、海水浴での利用、スキーでの利用などにも向く機種です。やはり機種的にハウジングは準備されません。

 音声録音は、この機種の多少弱い部分です。モノラル録音のみ対応ですので、コンサートなどでは、SONYその他の方が向きます。ただ、屋外でステレオ録音は難しいので、音楽の場合以外は、あまり重視しなくて良いでしょう。

 マウンターは、先ほど書いたように、ヘッドマウンターとアームマウンターが最初から付属します。たのマウンターについては、パナソニックのアクセサリー紹介ページに詳しく載っています。ショルダーマウントなど面白いものが多くありますが、点数では他社に負けます。

 予備バッテリーは、こちらは、バッテリーの取り外しができない仕様です。そのた、出先での予備バッテリーとの交換は無理です。

 例えばモバイルUSBバッテリーでの充電は可能ですが、撮影しながらの充電はできません4Kモードでの連続撮影時間が1時間20分フルハイビジョン画質で2時間10分です。長時間の撮影は、複数台用意するなどの必要がありますが、そこまで長時間撮影する人も珍しいでしょう。

 以上、パナソニックの4K対応モデルであるHX-A500の紹介でした。身につけて利用することに特化した製品であり、傾き補正など、その面の機能では「最強のウェアラブルカメラ」でしょう。「記録好き」の日本でのニーズは多そうですね。なお、この機種は、Panasonic Image Appを利用することでリモート撮影にも対応します。また、Ustreamも対応で、映像のライブ配信もできます。

リコーのアクションカメラの比較

 続いて、リコーの製品を比較します。リコーは「アクションカメラ」という商品名で売っています。
 

 9・RICOH 防水アクションカメラ オレンジ WG-M2
  ¥25,500 Amazon.co.jp
(4/6執筆時)

撮像素子:1/2.3型センサー
画素数:800万画素
F値: F2.0
手ぶれ補正:電子式手ぶれ補正
4K録画:最大30フレーム/秒
防水防塵:水深20m
バッテリー:最大80分撮影可能
外形寸法: 約57.4(幅)×34.1(高)×77.8(厚)mm

 WG-M2 は、リコーの「4K対応防水アクションカメラ」です。ごつそうな本体ですが、重さ約114gと普通なので、身につけて使う際も重さを気にする必要はないでしょう。

 この機種の「売り」は、タフネス仕様です。本体そのままで防水できます。水深20メートルならば、時間制限無しに利用可能です。ダイビングなどに向きますね。防塵性能・耐低温性能もあるため、色々な場所でハードに使う場合は、最も適した機種です。

 201607101251.jpg

 IS保護等級8級ですから、時間制限無しに水中にずっと入れておいても利用できるレベルで、ここまで見た中では最高の防水性能です。水中レンズプロテクターも付属し、ダイビングなどの水中撮影にはとくに向いている機種です。

 確認用のモニターは上部に付く仕様です。また、Image Syncというスマホアプリで、リモート撮影にも対応できます。

 画質は、F値2.0というかなり明るいレンズを採用します。撮像素子も1/2.3型センサーですので、光学系は今回紹介する機種の中でも最も良いです。ただ、高感度(裏面照射型)センサーは付属していないですが、レンズ自体が明るいのでさほど心配は無さそうです。特に水中については、水中撮影モードが搭載されますし、能力が高いです。

 手ぶれ補正機能は、パナソニックと同じで電子式手ぶれ補正です。ただし、パナソニックと異なって傾き補正は付属しません

 4K動画撮影は、1秒間に30コマ撮れます(30フレーム/秒)。最近はこの規格が標準化してきましたね。

 フルHD撮影は、1秒間に最大60コマ撮れます。高フレームレートには対応しないので、スピードの速いものは余り向かないでしょう。

 静止画撮影は、最大800万画素相当です。この機種については、静止画はあまり重視していないと言えます。

 撮影できる画角は、画角ワイドと画角ナローの2種類です。他メーカーと同じで、デジタルズームを利用するタイプです。


201607101301.jpg

 音声録音は、能力が高いです。SONYと同じくステレオマイク搭載です。風切り音対策もなされています。パナソニックはモノラル録音なので、歩きながら音も録音したい場合は、この機種が良いでしょう。


 

 WGヘルメットストラップマウント O-CM1536
 WGリストストラップマウント O-CM1533

  ¥1,571〜 Amazon.co.jp (4/6執筆時)

 マウンターは、さほど多いとは言えませんが、面白いものが多いです。一般的なヘルメットマウントや、シュノーケリングなどに使うリストストラップマウントのほか、ゴルフのスイングチェックなどの際、地面に刺して利用できるペグマウントなどがあります。リコーのアクセサリー紹介サイトに全機種載っていますが、スポーツなどに向いたものが多いです。

 PENTAX 充電式リチウムイオンバッテリー D-LI68
  ¥1,957 Amazon.co.jp (4/6執筆時)

 予備バッテリーは、上記の機種が対応製品です。リコーの場合、4Kでも最大80分保ちますが、価格が安いので、念のために揃えても良いでしょう。

 以上、リコーWG-M2の紹介でした。他機種に較べると、タフネス仕様が目立ちます。頑丈なので、悪天候でもガンガン使えそうです。また、とりわけ、「水」にまつわるアクション、シュノーケリングやダイビングなどの水中撮影に向いた機種ですね。

オリンパスのフィールドログカメラの比較

 続いて、リコーの製品を比較します。リコーは「フィールドログカメラ」という商品名で売っています。

 

 10・オリンパス STYLUS TG-Tracker【各色】
  ¥34,066 Amazon.co.jp
(4/6執筆時)

撮像素子:1/2.3型裏面照射型センサー
画素数:720万画素
F値: F2.0
手ぶれ補正:デジタル5軸手ぶれ補正機構
4K録画:最大30フレーム/秒
防水防塵:水深30m
バッテリー:最大80分撮影可能
外形寸法:35.0mm × 56.5mm × 93.2mm

 STYLUS TG-Tracker は、オリンパスの防水対応のアクションカメラです。リコーと似たコンセプトのタフネス仕様ですが、頑丈さはこちらの方が上です。ただし、その分、180gと重く、本体も多少大きめです。

 201609261438.jpg

 タフネスは、こちらの場合水深30mまで対応できるレベルです。水中撮影用のヘッドライトも装備され、この側面での能力は高いです。

 さらに、耐衝撃性は2.1m、耐荷重は100kgf・防塵・耐低温性能も完備されており、頑丈さでは、比類ない製品ですね。

 201609261440.jpg

 確認用のモニターは、背面に付属しますが、90度のチルトが可能なので、写真のような感じで撮影可能です。なお、取り外し可能なグリップが付属します。昔の8ミリのように撮影できそうで、この部分は面白そうです。

 201609261506.jpg

 フィールドセンサーシステムと名付けられた各種センサー表示もオリンパスの「売り」です。GPS(地図)、マップ、気圧センサー、温度センサー、方位センサー、加速度センサーが本体に内蔵されています。そのため、例えば、水中撮影時の水深、トレッキング時の位置・気圧・温度・方位などを画面に表示可能です。

 つまり、単に撮影するだけではなく、撮影時の状況やその変化を含めて記憶できるので、後から画像を見る楽しみがあります。

 画質は、リコーと同じく、F値2.0という明るいレンズを採用します。撮像素子は、1/2.3型裏面照射型センサーです。裏面照射型なので、リコーよりも、水中や夜間に強いでしょう。

 201609261446.jpg

 手ぶれ補正機能は、こちらは、デジタル5軸手ぶれ補正機構が付属します。通常の電子式手ぶれ補正よりも高度で、手持ちグリップでの撮影時など、タテ・ヨコ・回転軸のブレを全て強力に補整します。普通サイズのビデオカメラでは良く搭載されますが、アクションカメラでは珍しいですね。

 4K動画撮影は、リコーと同じで、1秒間に30コマ撮れます(30フレーム/秒)。フルHD撮影は、1秒間に最大60コマ撮れます。高フレームレートには対応しないので、スピードの速いものは余り向かないでしょう。

 静止画撮影は、最大720万画素相当です。静止画の画質はあまり期待できませんね。


 201609261450.jpg

 撮影できる画角は、画角ワイドと水中モードの2種類です。とくにこの機種は、対角204度の超広角レンズを採用しており、迫力のある画像が撮影できます。。

 音声録音は、その一方で、リニアPCM対応ながら、他社に比して機能は限定的です。


201609261453.jpg

 トラッキングホルダー CSCH-125
  ¥2,641 Amazon.co.jp (4/6執筆時)

 マウンターは、さきほど書いたようにグリップが付属するのみです。基本的に手持ちで撮影することが想定されている製品です。ただ、持ち歩く際に便利なトラッキングホルダーやストラップは別売されています。

 リチウムイオン充電池 LI-92B
  ¥3,642 Amazon.co.jp 在庫あり (4/6執筆時)

 予備バッテリーは、上記の機種が対応製品です。リコーと同じで、4Kでも最大80分保ちます。

 以上、オリンパスTG-Trackerの紹介でした。タフネスという部分ではリコーのライバルですが、こちらは、どちらかと言えば、手持ち撮影が意識された製品であり、「棲み分け」がなされています。また、パナソニックのウェアラブルカメラと比較しても、身につけて使いやすいパナソニック手に持ち歩きながら使いやすいオリンパスで、やはり「棲み分け」ができていると思います。

 個人的には、多方面にデータが記録・表示できる点がかなり面白く感じました。

ニコンのアクションカメラの比較

  続いて、ニコンの製品を比較します。同社は、「アクションカメラ」の呼称ですね。

 

 11・ニコン  KeyMission 170【各色】
  ¥46,475 Amazon.co.jp
  (4/6執筆時)

撮像素子:1/2.3型裏面照射型センサー
画素数:1271万画素
F値: F2.8
手ぶれ補正:電子式(動画)
4K録画:最大30フレーム/秒
防水防塵:水深10m
バッテリー:最大60分撮影可能
外形寸法:66.4mm × 46.8mm × 42.7mm

 ニコン KeyMission 170は、ニコンが、2016年10月に発売する製品です。老舗のカメラメーカーが満を持してこの分野に参入しました。

  201610161003.jpg

 確認モニターは、1.5型の小型モニターが背面に付属します。この機種の場合もモニターは、固定式なので設置場所には制約があるでしょう。また、リストバンドタイプのリモコンが付属しますが、SONYと異なり、そちらにはモニターが付属しません。

 ただ、SnapBridge 360/170アプリを利用すると、GoProのように、カメラをWi-Fi経由でリモート操作でき、スマホを確認画面としても利用できる仕様です。また、Wi-Fiについては、静止画に限ってですが、スマホへの写真の自動転送に対応します。

 画質は、F値2.8とソニーと同クラスのレンズを採用します。撮像素子1/2.3型であり、性能が良い裏面照射型(原色MOS)です。

 手ぶれ補正機能は、しかしながら、ソニーよりも弱く電子式の手ぶれ補正です。光学式手ぶれ補正が標準化しつつある中では多少「遅れ気味」のスペックでしょう。

 4K動画撮影は、この機種も30フレーム/秒4K画質の録画がでます。一方、フルHD時は、60フレーム/秒と高速撮影には非対応です。

 静止画撮影は、1271万画素相当まで対応です。面白い部分は、静止画と動画の同時撮影機能で、一定間隔で、静止画をキャプチャーし続けることを選択できます。

 撮影できる画角は、175度固定の1種類です。焦点距離は15mmの超広角ですが、オリンパスのTG-Trackeには、画角の面で及びません

 201610161016.jpg

 防水性能は、ハウジング無しで水中10Mとそこそこあります。ただし、こちらには、水中用のレンズプロテクターが付属し、水中ではそれを利用します。利用することで水中でぼやけない写真が可能です。また、後日、40Mの完全防水ウォータープルーフケース WP-AA1が発売予定です。

 音声録音は、風切り音対策こそ付きますが、スペック的には重視されない部分です。

 201610161023.jpg

 バックパックマウントクリップ AA-10
 ハンディースティック MP-AA1
  ¥2,641〜 Amazon.co.jp
  (4/6執筆時)   

 マウンターは、純正品としてかなりの数がラインナップされます。カメラメーカーのNikonらしい合成とデザイン性の高い製品が多いですね。Nikonのアクセサリー紹介サイトに、紹介されています。

 Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL12
  ¥3,535 Amazon.co.jp  (4/6執筆時)

 予備バッテリーは、こちらが対応です。ニコンの場合、動画撮影で60分ほどの電池寿命です。予備1つ購入しておくのも良いでしょう。

 以上、Nikonのアクションカメラの紹介でした。後発組の4K対応機種で、機能面では、先端の機能をそこそこ取り入れて、総合力では優秀な機種です。ただ、手ぶれや画角など「一芸に秀でた部分」がないのがネックですね。

次回につづく!
4K対応のアクションカメラのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、4Kに対応する各社のアクションカメラを比較しました。

 

 1・SONY FDR-X3000
  ¥43,400 Amazon.co.jp (4/6執筆時)

 画質性能  ★★★★★
 軽量性能  ★★★★★
 防水性能  ★★★★★
 バッテリ  ★★★★★
 総合評価  ★★★★★   

 次回の後編記事こちら】では、今回紹介した4K対応のアクションカメラ全機種から、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種を数機種提案していきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編記事は→こちら!

posted by Atlas at 08:53 | Comment(0) | 映像機器

<広告>

 この記事がお役に立てたようならば、右のリンクから「家電ブログランキング」にクリック投票お願いします。  201302192014.jpg

コメント(知人の方)



          
商品名から本ブログの記事検索ができます!

カスタム検索

<PR>

約200記事の完全なリンク集は、【トップページ】の下部にあります。

今後の
記事は【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!
monomani31.png