【今回レビューする製品】2025年 4K対応アクションカメラの性能とおすすめ・選び方:アクションカム ウェアラブルカメラ 小型ビデオカメラ 自転車・バイク・自動車・水中撮影・スキー用など 機種の違いと人気ランキング:ソニー・ゴープロ・DJIなど
【比較する製品型番】GoPro HERO13 BLACK CHDHX-131-FW HERO13 BLACK CREATOR EDITION CHDFB-131-JP GoPro HERO CHDHF-131-JP DJI OSMO POCKET 3 POCKET 3 クリエイターコンボ DJI OSMO Action 4 スタンダードコンボ CA2039 アドベンチャーコンボ CA2040 HDHX-132-FWGoPro LIT HERO CHDHF-132-JP DJI OSMO ACTION 5 PRO DJI OSMO NANO スタンダードコンボ ONWA03 ONWA03 Insta360 GO 3S CINSAATA-ST-64 CINSAATA-ST-128 CINSAATA-SC-64 CINSAATA-SC-128 0 Insta360 Ace Pro 2 CINSBBGA-SB ACEPRO214/CINSBBGA Insta360 Insta360 Ace Pro Insta360 Insta360 Ace SONY Cyber-shot DSC-RX0M2 DJI Action 3 SIGHTRON CUBE CAM DAC-201 ほか
今回のお題
最新の4Kアクションカメラのおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今日は、2025年10月現在、最新のアクションカメラを比較します。
撮像素子やレンズ性能に加えて、小型機で特に重要となる手ぶれ補正の精度や、純正マウンターの展開状況まで詳しく解説します。

1・アクションカメラの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:GoPro〈米国〉
1-3・DJI 1〈中国〉
2・アクションカメラの比較 (2)
2-1・DJI 2〈中国〉
2-2・INSTA360〈中国〉
2-3・ソニー〈日本〉
2-4・Thinkware〈韓国〉
3・アクションカメラの比較 (3)
3-1・トランセンド ほか
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、はじめに「選び方の基本」について解説します。
そのうえで、このジャンルで高性能モデルを展開する3社(アメリカのGoPro、中国のDJIとINSTA360)の製品から順番に紹介します。
画質の良さ ★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★☆
防水性 ★★★★★
アクセサリー ★★★★★
バッテリー ★★★★☆
スマホ連携 ★★★★★
ライブ配信 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最後に「結論」として上表の様な観点から、Atlasのおすすめを提案していきます。
よろしくお願いします。
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1・アクションカメラ(動画用)
=車載・手持ち向けの小型軽量カメラ
2・全天球カメラの比較記事
=360度VR動画撮影用の小型カメラ
3・Vlog向けカメラの比較記事
=ビデオブログ向けの中軽量カメラ
なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」のアウトドア系カメラの比較記事の1回目として書きました。
「360度カメラ」および、デジタルカメラをベースとした「Vlog動画向けカメラ」は、別記事で詳しく紹介しています。上記リンクから参照してください。
よろしくお願いします。
1-1・アクションカメラの選び方の基本
はじめに、アクションカメラの「選び方の基本」を説明します。
1・撮像素子とレンズ
2・解像度とフレームレート
3・手ぶれ補正の性能
4・マウンターの種類
アクションカメラには、一般的なビデオカメラとは異なる注意点があります。
上記の4項目について、以下で簡単に解説します。1・撮像素子とレンズ

第1に、撮像素子とレンズについて説明します。
アクションカメラは小型ながらも、基本的には「ビデオカメラ」に分類されます。
そのため、画質に影響を与える構成要素は、家庭用ハンディカムやデジタルカメラ、さらにはスマートフォンのカメラとも共通しています。 
撮像素子(センサー)は、これらの中でも最も重要な部品です。
センサーサイズが大きいほど取り込める光量が増え、ノイズが少なく、高画質になります。
かつてのアクションカメラでは、1/2.8型〜1/2.3型程度の小型センサーが主流で、性能はスマートフォン(例:iPhone 16eなど)と同程度でした。
しかし近年は技術革新が進み、1/1.7型クラスなど、高級スマートフォン(例:iPhone 17 Pro)に匹敵するサイズのセンサーを搭載するモデルが増えています。
さらに、手持ち撮影向けの一部機種では1型を採用するモデルも登場しています。

画素数は、現在的に5000万画素を超えるモデルも一般的になってきました。
以前は、画素数が高すぎると暗所でノイズが増えやすく、4K画質(約800万画素)に近い画素数のセンサーを採用するケースが多くみられました。
しかし現在は、画素統合(ピクセルビニング)や「全画素読み出し+オーバーサンプリング」などの技術によって、逆に夜間の撮影性能を高めることも可能になっています。
また、AIプロセッサを搭載して画像処理を強化することで、暗所のノイズ抑制や階調補正を行う機種も増えています。
一方で、各メーカーは採用技術の詳細を公表していません。
それでも、DJIの上位機種のようにISO感度がISO 12800まで対応するモデルは、高画素でありながら夜間性能にも優れている傾向があります。GoProなど他社製品がISO 6400水準にとどまるケースが多い点を考えると、暗い環境ではDJIがやや優位と言えるでしょう。
もちろん、先述のビニング技術などにより、実用的なISO感度(1600〜3200)で暗所の見え方を改善する手法が各社で用いられています。ただ、非常に暗い環境ではDJIの仕様が有利です。

レンズの画角は、映像の迫力や臨場感に大きく関わる要素です。
多くのアクションカメラでは、モード変更によって超広角の撮影が可能です。最近では、最大150°を超える画角を持つモデルも登場しています。
代表的なメーカーであるGoProでは、電子式手ぶれ補正の仕様上、最大でも約140°程度ですが、交換レンズを使用すれば177°まで拡張できます。
このあたりが、現行のアクションカメラで得られる最大クラスの画角といえます。なお、レンズ歪みについては、編集ソフトなどで後処理により補正できるため、ここでは特に問題として扱いません。

レンズは、F値(数値が小さいほど明るい)も重要な要素です。
ただし、アクションカメラの場合、たいていF2.0〜F2.8程度の単焦点レンズを採用しています。製品間での差が小さいため、比較の決定的な基準にはなりにくい要素です。
それよりも、画質を大きく左右する「撮像素子のサイズ」を重視することをおすすめします。
2・解像度とフレームレート

第2に、解像度とフレームレートについて説明します。
解像度は、現状のアクションカメラでは、Insta360の最上位モデルが8K/30pに対応しており、これは現時点での最高水準です。
とはいえ、一般的な用途では4K/60pで十分実用的な画質を得られます。

一方、アクションカメラでは「スローモーション」撮影が人気です。
4K解像度でスローモーション映像を楽しみたい場合は、4K/120p、あるいは4K/30pのの2倍スローモーション撮影に対応したモデルを選ぶとよいでしょう。
また、最近は編集ソフトで映像の一部だけをスローモーション化することも容易になっており、後処理による表現の自由度も高まっています。

HDR動画も、近年は対応機が登場し始めています。
HDRは、独自の輝度情報を持つことで、明るさや暗部の階調をより自然に表現できる技術です。映像美を重視した撮影では、非常に重要な要素といえます。
従来は、スマートフォンやデジタルカメラのように、複数の露出を合成して作る「露出合成型HDR」が主流でした。しかし現在では、GoPro HERO 13 や Insta360 GO Ultra など、編集作業を行わなくても撮影段階からHLG-HDR(Hybrid Log Gamma)形式で記録できる製品が登場しています。
4KテレビではHDR再生が標準的になっているため、撮影した映像をそのまま高画質で再生したい場合には、この機能を重視して選ぶとよいでしょう。
ただし、HDR撮影時にはフレームレートに制限がかかることがあります(例:4K/30pなど)。その点には注意が必要です。
熱停止(オーバーヒート)は、高解像度で撮影する場合には注意が必要です。
短時間のショート動画撮影では問題ありませんが、高解像度かつ高フレームレートで長時間撮影する際には、内部温度上昇により安全装置が作動し、録画が自動停止することがあります。
とはいえ、近年は電力効率や放熱構造の改良が進み、一般的な気温(約25℃)で4K/30p〜60p撮影を行う場合は、大きな心配はほとんどありません。
ただし、8K/30pや4K/120pでの連続撮影、あるいは風通しの悪い環境や高温下では、現在の機種でも熱停止が発生しやすくなります。そのような条件では、撮影時間を短く区切るか、放熱性を確保する工夫が必要です。
3・手ぶれ補正の性能

第3に、手ぶれ補正の性能について説明します。
完全に固定して撮影する場合を除けば、映像の安定性を左右する非常に重要な要素です。
以下主要な方式を順番にみていきます。
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電子式(EIS:Electronic Image Stabilization)は、最も一般的な手ぶれ補正方式です。
たとえば、GoProもこの方式です。
電子式補正はカメラ内部でリアルタイム処理する場合と、撮影後にアプリ上で後処理する場合があります。いずれも、撮影映像を解析してソフトウェア的に補正する仕組みです。
補正性能にはメーカーごとの差がありますが、特にGoProはこの分野への技術投資を積極的に行っており、高い評価を得ています。とくに「大きなブレ」を抑える補正は得意です。
一方で、電子的な処理であるため、補正動作に伴い画角のわずかな縮小や画質の低下が起こる場合もあります。
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3軸式手ぶれ補正は、中級のアクションカメラに多い方式です。
撮影時に、センサーで、ヨー(パン)・ピッチ(ティルト)方向の角度ブレや、縦・横の回転ブレ(ロール)を検知し、記録前に映像を補正します。
この方式は画質への影響が少なく、手持ち撮影や自転車などの乗り物撮影でも安定した映像を得やすいのが特徴です。
一方、メカ式のスタビライザ(3軸ジンバル)を本体に内蔵し、電子式と併用して補正を行う「3軸+3軸補正」とも呼べる構成を採用する機種も登場しています。
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6軸式手ぶれ補正は、一部の高級モデルに搭載される方式です。
本体に6軸ジャイロセンサーを備え、先ほどの3軸(ヨー・ピッチ・ロール)に加えて、縦横方向のシフトブレや前後方向の動きも検知・補正します。
ドローンにも使われる高精度なセンサーであり、動画の安定性をさらに高めることができます。
ただし、追加の3軸成分は、広角の固定焦点レンズを採用する小型アクションカメラでは効果が限定的で、補助的な改善にとどまる場合もあります。
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【手持ち向け】
INKEE Falcon アクションカメラ用ジンバル
¥19,999 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
なお、手ぶれ補正については、「手持ち撮影」であれば、あとからサードパーティ製のジンバルを追加購入して補うことも可能です。そのため、購入時点で過度に神経質になる必要はありません。
一方で、車載など固定設置で使用する場合は、電子式手ぶれ補正(EIS) や 6軸ジャイロ補正 の性能差が映像品質に大きく影響します。この点については、後ほど各メーカーの製品紹介の中で詳しく解説します。
4・マウンターの種類の多さ

第4に、マウンターの種類について説明します。
車載用のマウンターや手持ち用の自撮り棒など、主要3社(GoPro・DJI・Insta360)の間では、商品展開に大きな差はありません。
あえて挙げるなら、GoProはレンズやライトなど「拡張系アクセサリー」に強みがあります。
ただし、これら3社を含めて、旧機種との互換性がないアクセサリーも増えているため、シリーズをまたいで共用する際には注意が必要です。
なお、「スクエア型」の筐体を採用するモデルでは、一般的な撮影用途に対応したマウンターがほとんど揃っています。

しかし、「ウェアラブルタイプ」など、形状が特殊なモデルの場合は、その限りではありません。
特定の撮影目的がある場合には、使用予定のマウンターが対応しているかを事前に必ず確認しておくことをおすすめします。
ーーー
以上、アクションカメラの「選び方の基本」を4点紹介しました。
これ以外にも、バッテリーの仕様や連続撮影時間、ライブ配信機能の可否など、注目すべき要素は多くあります。それらについては、本編の各メーカー比較の中で順次取り上げていく予定です。
1・アクションカメラの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:GoPro〈米国〉
1-3・DJI 1〈中国〉
2・アクションカメラの比較 (2)
2-1・DJI 2〈中国〉
2-2・INSTA360〈中国〉
2-3・ソニー〈日本〉
2-4・Thinkware〈韓国〉
3・アクションカメラの比較 (3)
3-1・トランセンド ほか
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
ここからは冒頭で述べたとおり、GoPro から順に、各メーカーの特徴と主要モデルを詳しく見ていきます。
1-2・GoProの4Kウェアラブルカメラ

はじめに、GoProの製品を紹介します。
最近は、アクションカメラの新製品を毎年1回ペースで販売するのは、Go Proだけです。名実共に、この分野の「トップ企業」と言えるでしょう
マウンターも豊富で、マニアファンも多いです。「高度な使いこなし術」的なウェブ・コンテンツは、同社の製品をベースにしたものが世界で最も多いといえます。
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なお、以下では、高評価できるポイントは赤系の文字色で、イマイチなところは青字で表記していきます。

【2024年10月発売】
【通常製品】(黒・白)
1・GoPro HERO13 BLACK CHDHX-131-FW
1・GoPro HERO13 POLAR WHITE CHDHX-132-FW
¥51,049 楽天市場 (10/16執筆時)
【通常製品+2年無料保証】
2・GoPro HERO13 BLACK CHDHX-131-FW
¥68,800 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
【CREATOR EDITION 】
3・GoPro HERO13 BLACK CHDFB-131-JP
¥85,800 楽天市場 (10/16執筆時)
【CREATOR EDITION + マイクロSDカード】
4・GoPro HERO13 BLACK CHDFB-131-JP
¥104,800 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
【2023年10月発売】(旧製品)
5・GoPro HERO12 BLACK CHDHX-121-FW
¥53,820 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
撮像素子:1/1.9型 CMOS
画素数:2760万画素
F値:F2.5
手ぶれ補正:HyperSmooth 6.0
録画機能:5.3K 60p
防水防塵:最大10M
バッテリー:150分(最大)
ライブストリーミング:対応
重さ:159g(バッテリー含む)
GoPRO HERO 13 Blackは、米国のGo Proの上位機です。
旧機種が残ります。
1・充電 ・マウンターの磁石装着(別売)
2・Wi-Fi6対応
3・HBシリーズレンズ対応
4・バーストスローモーション対応(400FPS)
5・HLG HDRビデオ(広色域HDR)対応
6・バッテリー容量強化
7・ジオタグ対応
今回は、以上のような新要素があります。
Wi-Fiの通信規格が高速化(Wi-Fi6)したほか、後述するように、マウンターや、充電ケーブルの着脱がマグネット式になり、相当簡単になりました。
ほかにもありますが、目をひくのは以上の2点です。

・Contactoマグネット式ドア + 電源ケーブルキット
¥13,800 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
ただし、マグネット充電対応ドアとケーブルは別売です。
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結論的にいえば、旧機との値段差もあまりないですし、特に充電の着脱が簡単になったのは相当便利ですし、選ぶならば新機種でしょう。

一方(恒例の)直販限定の「セット商品」があります。
定番はクリエーターエディションです。
本体(+バッテリ)と、Volta(バッテリー内蔵型グリップ:1.65万円)と、メディアモジュラー(1万円)・ライトモジュラー(6000円)などが最初から付属です。
値段面で「セットでお買得」というわけではないですが、逆に「セットで損」な価格でもないと言えます。そのほか、Amazonの公式販売だと「アウトドア万能セット」などが選べますが、同じことが言えます。
ただ、はじめて買う場合(GoProはオプションが豊富すぎて)何を揃えれば良いか分からない部分があるので、こういうラインはあってよいでしょう。

・Samsung EVO Plus 128GB
¥2,179 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
このほか、Amazonだと、サムスンのマイクロSDカードがおまけに付きます。
価格差をみつつ、お買得ならば、選ぶと良いでしょう。
あとは、同じなので、通常版をベースに以下説明していきます。

【ADDIV-001-VT】
GoPro公式 ダイブハウジング
¥8,800 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
防水性能は、ケースなしでも10メートル防水に対応します。
保護ハウジング( Super Suit )はを購入すると水深60Mまで対応できます。
ただ、日本で純正品の展開はみられないです。
ただ、互換製品ならば、Amazonに多く見られますので、困ることはないでしょう。
本体重量は、バッテリー込みで159gです。
確認モニターは、後面がタッチパネル式で大きいです。
全面はタッチ式でなく小型ですが、用途的にあったほうば便利なシーンがあるのでつきます。

【ディスプレイモジュラー AJLCD-001-AS 】
Display Mod Front Facing Camera Screen
¥4,317 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
そのほか、別売スクリーンが販売されており、角度を付けたい場合、それを利用することはできます。

撮像素子は、1/1.9型の撮像素子であることが公開されています。
解像度は、2700万画素、アスペクト比は8:7です。
この部分のスペックは過去2世代アップデートはないです。
ただ、旧世代(HERO10)と較べれば、撮像素子は(推定)20%ほど大きくなりました。画素数も15%ほど多くなり、解像感が高まりました。
5.7Kの動画ならば1800万画素で足りますが、静止画やタイムラプス撮影などで有利になるかと思います。
詳しい仕組みは非公開ですが、おそらく、4K/30P撮影時などそこまでの画素数が要らない場合も、全画素読出をした上で画素加算をせず、4Kにオーバーサンプリングすることでノイズを押さえていると思われます。
夜間撮影対応は、撮像素子やレンズの情報がないので不明です。
撮像素子はおそらく「裏面照射型」でしょうが、ISO感度は、実測で、ISO 6400あたりに止まるとされ、そこまで暗所撮影は得意ではないです。
レンズの明るさも非公開ですが、F2.5のようです。

手ぶれ補正機能は、Go Proは基本的な仕組み「電子式」です。
ただ、大きなブレの補正は「二重マル」しても良いほど、他社よりこだわりがあります。

今バージョンは、HyperSmooth6 (ハイパースムーズ 6.0)というシステムを搭載です。
(スマホに依存せず)カメラ内だけでホライゾンレベリングに対応し、最大傾斜45度までの補正(水平維持)に対応します。

さらに、HyperSmooth4(Hero10世代)と較べると、水平ロックも対応です。カメラ360℃を回しても水平が取れます。
強度はオフも含めて選択できます。効果の自動ブーストも可能です。
別売の「ジンバル(スタビライザー)」がほぼ不要というのが、世間の評価です。

ハイパースムースは、強力なCPUとメモリーで、フレーム単位でブレの行方を予測し補整するいうものです。
電子式画像安定化機能(EIS)を改良し、同社独自の技術となっています。

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結論的にいえば「手ぶれ補正が弱点」と言われた、数世代前のGoProから、強力に改善されています。
ただし、EISは「相当な力技」な技術です。
フレームレートには制限がかかりませんが、利用時にバッテリー消費が多いほか、温時に利用できないなど制限が付きます。また、あくまで電子式ですので、強いと4K以上の撮影で、クロップ(画角の縮小)もあります。
まあ、本機の魅力はここだけではないので、オフにしてジンバル(スタビライザー)を利用しても良いでしょう。
長時間撮影の場合は、バッテリーを交換しつつ利用する方法も有り得ます。

4K動画撮影は、得意といえます。
なぜなら、120フレーム/秒で4K画質の録画ができるからです。
最大で、5.3K解像度で60フレーム/秒での撮影に対応します。
前世代で画像エンジンが相当強化された結果です。
フレームレートは、最大2.7Kで、240フレーム/秒と高速撮影にも対応します。
動きのある被写体の撮影や、スローモーション撮影(8倍)にも強いと言えます。
HDR動画も、対応です。
輝度表現豊かな「HDR動画」も撮影できます(HLG HDR)。
最近はTVなども表示対応できますが、4K/30p、5.3K/30pでHLG対応します。
HERO12までのHDR Video(露出合成型)ではなく、単一露出+10bitガンマで収録する方式です。動体には新方式のが強いですし、編集耐性を考えても、進化です。
なお、HDR Videoもモードとして残されています。
写真撮影は、最大2700万画素相当まで対応です。
動画で4K画質を得るためには800万画素以上、5.7Kでも1800万画素以上は、いくら数値が多くても無意味なのですが、静止画の場合は、画素が多いほど綺麗に撮れます。
複数の写真合成でコントラストを高めるHDR機能も付属です。
夜間の撮影や、逆光に強くなります。
GoProの場合「スーパーフォト」として、写真のノイズ除去やトーンマッピングも同時処理する機能を搭載します。
また、静止画の(切り出し)ショットボタンを押す前後の1.5秒の動画を保存し、適切なショットを選べる「ライブバースト」機能も付属です。iPhoneなどで先行していたものです。
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なお、Go Proは、動画や写真について、同社は、暗い場所でのサンプル映像を強調しない傾向です。あくまで日中下で、綺麗に撮れるという話です。
ただ、今回のエンジンの改良で、低輝度時の画像処理の改善があったので、従来よりは対応幅は増したとは言えます。

焦点距離は、19mmです(35mm換算)。
だいぶ広角ですが、4:3比でとった映像を左右を伸ばし、疑似的に16mm相当にしたスーパービューが選べます(上図)。

画角は、このモードだと(手ぶれ補正との兼ね合いもありますが)だいたい140度ほどであり超広角といえます。ただし、最近は、150度台の他社機もあるので、そこまで有利でもないです。
ただ、8:7から引き延ばしたハイパービュー(16mm相当)も選べるほか、後述する「交換レンズ」を利用することで、177°まで伸ばせます。

あとは、自撮りやスナップに向くスタンダードな広角(16mm-34mm)、風景などをとるため歪み(魚眼効果)を落とした、リニア(19mm-39mm)などが選べます。
画角に幅があるのは、普通のカメラやスマホでいうところの(画質の悪くなる)デジタルズームで、その焦点距離になるものだと考えてください。GoProが「デジタルレンズ」と表現しているのがそれにあたります。
ただ、2倍ほどの弱いズームですし、補正力が強いので、気になる画質劣化はないでしょう。
このほか、標準レンズだと、リニア+水平維持と水平ロックも可能です。先ほど説明したものです。いずれも、画角は100度前後になります。

画角部分で言えば、タイムワープ(TimeWarp 3.0)も評判で、乗り物などでの撮影中に、タップで、スローモーション撮影にできるので、相当不思議な映像が撮れます。
TimeWarp 3.0からは、録画中に2階の速度調整(音声付きのリアルスピードと、ハーフスピード)に対応となりました。
撮影機能は、そのほか、最大13倍の「バーストスローモーション」(HD/720P時に400フレーム/秒)ほか、一定間隔で写真を撮る「タイムラプス」と、それを夜に特化した「ナイトラプス(Night Lapse Video)」など、楽しみ方の工夫の提案は、すさまじいものがあります。
音声録音は、ステレオ録音に対応します。
3マイク式の風切り音軽減機能も付属です(ただし、モノラル録音)。
別売の3.5mmステレオマイクを付けて、ステレオ録音することは可能です。

【HERO9〜HERO13対応: ADFMD-001】
HERO メディアモジュラー
¥13,064 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
公式パーツの外部アクセサリーとしてメディアモジュラーも用意されます。

【GRH30後継品】
ハンドル シートポストマウント AGTSM-001
ヘッドストラップ&クリップ ACHOM-001
¥4,051〜 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
マウンターは、Goproの場合、その豊富さでは他社の追随を許しません。
GoProのファンは、基本的に、マウンターを楽しみたくて買う人も多いです。

Go Pro 3 in 1グリップ 3-WAY 2.0
¥9,800〜 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
例えば、る3WAY三脚は、グリップにもなります。

Go Pro トラベルキット AKTTR-002
¥9,931 楽天市場 (10/16執筆時)
三脚を兼ねたミニ延長ポールとクリップマウントのセットもあります。
そのほか、 4段階(最大200ルーメン)の明るさに調整可能なライトモジュールなど面白いものがあります。

【177度超広角撮影】
超広角レンズモッド AEWAL-00
¥15,982 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
【11cm〜75cmマクロ撮影】
マクロレンズモッドAEWAL-021
¥17,964 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
【光量調整フィルター】
ND フィルター4 枚パック
¥11,218 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
【21:9 ワイド撮影用レンズ】
アナモフィックレンズモッド
¥21,800 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
レンズ交換は、対応です。
HERO13からは、HBシリーズレンズが登場しました。装着されたモジュールが自動認識され、自動で最適化されるという仕組みです。
このほか、NDフィルターと、超広角映像を撮るためのアナモフィックレンズモッドが用意されます。

【HERO13用】
HERO13 Black用Enduroバッテリー AEBAT-001
¥4,963 楽天市場 (10/16執筆時)
HERO13 Black用Enduroバッテリー 2個 AEBAT-201
¥7,758 楽天市場 (10/16執筆時)
【HERO 13】AEDBD-201-AS
デュアルチャージャー + バッテリー1個
¥13,826 楽天市場 (10/16執筆時)
予備バッテリー類は、こちらです。
なお、HERO13からはバッテリーが変更で、旧機と変わりました。
デュアル充電器の市販もありますし、冒頭で書いたように、マグネット式充電も可能です。
2台同時充電できる充電器付きは、バッテリーが1個付属です。
稼働時間は、最長150分です(フルHD/30P)。
5.3K/30Pで90分が目安です。
新バッテリーは10%の容量アップですが、ごくわずか旧機より持続時間は短くなりました。先述のような新システムの導入に伴うものでしょう。
ただし、CPUの良い機種は発熱による限界時間の方が速くくるので、あくまでバッテリー部分の話になります。
一般的に無対策の場合、夏の屋外だと、だいたい4K/60pで20分、4K/120pだと10-15分にボトルネックがあります(外気などで偏差があります)。
ただ、前世代で「電源管理の効率化」があったので、実際はもう少し長い場合が多いです。

スマホとの連携は、専用アプリが用意されます。
動画の転送のほか、編集機能も充実します。
Go Proの場合、Wi-Fi(Wi-Fi6)の性能は特に良く、野鳥観察など、最長180m離れた場所に設置することが可能です。
また、GPSから位置情報の取得もできます。また、スマートフォンへの自動転送を実現するQuikStoriesにも対応です。
それを利用した速度、高度などを動画に表示させることもできます。
端子としてはHDMIを装備します。その上で、BluetoothとWi-Fiを搭載します。
ライブ配信は、スマホアプリ(GoPro Quik)経由で対応します。
GoProは、YouTube・Facebook・Twitchなどに公式対応で、ダイレクトで配信対応できます。この用途を考える場合、かなり便利です。解像度は、最大1080pで、480p 720pの配信も可能です。
そのほか、「ビデオスタート」「電源オン」など14種の音声コントロールに対応する点も、リモート撮影には便利でしょう。

サンディスク microSD 64GB U3
¥1,848 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
記録は、市販のmicroSDカードを利用します。
512GBまでは、公式で稼働保証されるSANDISKのカードがあります。
なお、書込速度の部分で、4K動画対応のカードである必要があります。
この部分は【MicroSDカードの比較記事】で詳しく説明しましたが、今回の最後でも改めて示します。
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以上、HERO13 ブラックエディションの紹介でした。
カメラ性能としては、5.3K/60フレーム・4K/120フレープに対応する高級機です。
マウンターやバッテリーなどの種類も豊富ですので、特に固定撮影用につかうならば、かなり良い選択肢です。
数年前の機種に比べて、手ぶれ補正の部分が大幅に改良されましし、利用時の画角縮小の問題も、レンズモジュールで改善できるため使い勝手も向上しました。
結論的にいえば、(特殊な用途を除いて)1カメラ式のアクションカメラで、最も高性能で、使い勝手が良いと言えるのは、本機でしょう。
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【2025年発売】
6・GoPro LIT HERO CHDHF-132-JP
¥39,798 楽天市場 (10/16執筆時)
録画機能:4K 60p
バッテリー:100分(4K/60p)
重さ:93g(本体のみ)
【2024年発売】
【通常製品】
7・GoPro HERO CHDHF-131-JP
¥21,590 楽天市場 (10/16執筆時)
【通常製品+128GB マイクロSDカード】
8・GoPro HERO CHDHF-131-JP
¥35,800 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
録画機能:4K 30p
バッテリー:60分(4K/30p)
重さ:93g(本体のみ)
撮像素子:1/2.8型
画素数:1200万画素
F値:F2.3
手ぶれ補正:HyperSmooth(アプリ)
防水防塵:最大10M
ライブストリーミング:
なお、GoPro LIT HEROは、2025年に登場した本機の下位機です。
その旧機となる「GoPro HERO」も残りますが、4K/30pであるほか、後述するライト(フラッシュ)がないです。そのほか、三脚用の取り付けネジがない仕様です。

重さは、93gです。
上位機より半分の重さで、サイズも幅56.6x高さ47x奥行き29.4 mmと歴代最小です。
防水性も、水深5MまでならハウジングなしでOKです。
マウンター類も多くの場合、互換します。
モジュールは、レンズを含めて交換非対応です。

手ぶれ補正は、HyperSmoothですが、EISが内蔵されないためバージョンは非明記です。
アプリ(Quik)でビデオの大ブレ補正は同じように自動にできますので、後処理で安定化させることはできます。逆に言えば、「撮って出し」には向きません。
また、先述の、ホライゾンレベリングや、水平ロックなどは非対応です。
撮像素子は、公式は非公開ですが、分解サイトの情報だと1/2.8型です。
レンズは、F2.3と明るく、悪くないです。
焦点距離は、ハイパービュー(15mm相当)で固定になります。
撮影面も、シンプルです。
4K動画撮影は、2025年機は、4K/60pまでの対応です。
4K/30Pでの2倍スローモーションにも対応できるようになりました。
HDR動画は対応しません。
音響部分は、マイクが2つ(上位機は3つ)になり、本体スピーカーがないです。
ノイズ低減ができない仕様で、外部マイク端子もないです。
機器操作は、ボイスコントロールは本機もできます。
ネットワークも、こちらは、Wi-Fi5です。
スマホアプリも共通です。ただし、ライブ配信は非対応です。

ライトは、一方、オプションである上位機と違ってLED内蔵です。
3段階調整が可能で、拡散板も備えます。エントリー機なので、手軽に暗い場所でも使いやすいようにするため、付けていると考えられます。
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結論的にいえば、上位機とは、ハード面、撮影面、編集面で差があります。
ただ、ここから見ていく他社機との比較は必要ですが、入門機としてあって良いラインナップに思います。
4K/60P以上の解像度の面で高品質な動画が不要で、また、手ぶれ補正も(水平ロックなどを使うほどは)高水準を要求しないような使い方ならば、選択肢になるでしょう。軽さも利点です。
1-3・DJIのジンバルカメラなどの比較

続いて、中国・深圳のDJIのカメラです。
日本市場では、カメラのほか、ドローンなども販売する最先端技術を持つ企業となります。

【2023年発売】
【通常製品】6941565969873
9・DJI OSMO POCKET 3
¥78,405 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
【Creator コンボ 】6941565969903
10・DJI OSMO POCKET 3 クリエイターコンボ
¥99,880 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
撮像素子:1型
画素数:940万画素
F値: F2.0
手ぶれ補正:3軸ジンバル
録画機能:4K 120p
防水防塵:
バッテリー:166分(最大)
ライブストリーミング:対応
重さ: 179g
DJI OSMO POCKET 3は、中国のDJIの、ジンバル型の最新機になります。
人気のあったDJI OSMO POCKET 2の後継となる上位機です。

1・Osmo Pocket 3 広角レンズ
6,556円
2・DJI Mic 2 トランスミッター
3・DJI Mic 2 ウインドスクリーン
4・DJI Mic 2 クリップマグネット
16,060円(3点セット)
5・Osmo ミニ三脚
1,650円
6・Osmo Pocket 3 キャリーバッグ
3,000円
こちらは「クリエーターコンボ」として、アクセサリーが添付された製品があります。

上記6点が通常モデルにプラスで付きます。
マイク用のトランスミッターセット(DJI Mic 2)は割と高価です。
どれも、実際使いそうなギアなので、素直にセット購入でも良さそうです。

なお、通常モデルだと、以上の付属品のみです。

撮影方法は、特徴的です。
本機は、ジンバル(スタビライザー)と小型カメラを「ニコイチ」にした構造です。つまり、高性能な「自撮り棒」のような用途で売れています。

一方、旧世代(DJI OSMO POCKET 2)と違うのは、今回、タッチパネル式確認モニターが大型化した上で、横回転できるようになった点でです。
リアルタイムでの映像の確認が容易になっています。
回転が電源と連動するなどの工夫もあります。先述のトランスミッター(マイク)は2つまでつながるため、2人まで遠隔で音声録音も可能です。
防水性能は、この機種は明示されません。
室内や晴天下でカジュアルに使う製品です。

撮像素子は、1型です。
今回紹介するアクションカメラの中でも「最大サイズ」と言えます。旧機(1/1.7型)に比べても大きいですし、歴代のGoProよりも大きいです。
ただ、本体が若干大型化し、重さも179gと少し増加しました。
ただ、現行水準の「高画質」を得たい方は多いでしょう。ニーズは多そうです。
レンズの明るさは、F値2.0です。
旧機は、F値1.8だったので、ここは若干落ちました。
ただ、画素数を4K動画に適正な水準に控えたことで、ISO感度の水準は落ちていないので、うまいこと調整した感じはあります。
用途的にも問題ないですし、撮像素子のサイズ変更に比べれば、影響は「ほぼない」ようなものです。
画素数は、940万画素です。
4K動画撮影にここまでの画素数は不要です。
適切な撮像素子を導入し抑えることで、先述のAFの部分や、感度の部分の向上を成し遂げたので、むしろ、機能性は向上したと言えます。
写真撮影で本機を使う方はあまりいなそうですし。

夜間撮影対応は、旧機と同一じほどの水準にはあるでしょう。
基本、屋外で遊びながら使う感じの製品ですし、室内でもパーティーなどでカジュアルに使う分には問題なさそうです。
「ナイトショット」を使えば、あまり考えずに室内でも使えます。

手ぶれ補正機能は、カメラの仕組みとしてはありません。
しかし、棒の部分が、3軸ジンバル(3軸スタビライザー)なので、それにより補整されます。
手持ち利用前提の製品ですし、カメラ内蔵型の電子式手ぶれ補正(EIS)に比べると、効果が期待できます。

4K動画撮影は、4K/60pほか、4K/120pも対応です。
ただ、4K/60pでの2倍スローモーション専用になりますが、良い機能性です。
GoProで書いた輝度表現を高められる「HDR動画」も4K/60p撮影mで対応できます。
一方、本機も、(熱で)撮影時間の限界はあります。実数は示されません。ただ、本機の用途性(ショートクリップ)からすれば、あまりここは気にしなくても良いかなと思います。

フォーカス速度も、強調できます。
Osmo Pocket2までは、ミラーレスカメラなどでも見られるハイブリッドAF(コントラスト+AF)でした。
しかし、本機は、全画素AF(全画素 高速フォーカス)にパワーアップしました。
簡単に言えば、ピントが合うまでの速度が、アクションカメラでは最速クラスになりました。後述するように、本機は、ライブ配信対応なので、ここは活きるでしょう。

顔認識機能(顔へのオートフォーカス)も、対応です。
カメラ部分にモーターを搭載していて、左右にカメラを動かしながら、ピントがあった被写体を自動で追尾できます。
顔認識機能を活かしてユーザーの目線で動くFPVモード、被写体にピントが追随するアクティブトラック(Active Track 3.0)、カメラヘッドが自動で動くことによる3×3 パノラマ撮影など、撮影機能が多彩です。
そのほか、新機種からは、単純な追尾ほか、自動的に黄金比を維持しつつ追尾するダイナミックフレーミングなども利用できます。通常モード利用時も、旧機に比べて、追尾部分の安定性も高まったようです。

画質補正は、顔へのオートフォーカス時に、自動で肌や顔を美しく見せる補正(美顔効果)が強調できます。
旧機(下位機も)この機能はありました。しかし、美顔効果 2.0として、精度がアップしました。AI学習やビックデータの利用で、最近進化が速い部分の1つなので、旧機からの2年間で進化を遂げた部分なのだと思います。
焦点距離は、35mmフィルム換算で20mmの単焦点です。
ただ、先述のように、ジンバルの工夫で、パノラマ写真が撮りやすいなど、工夫は多いです。

音声録音は、対応します。
面白いのは、画像をズームインした際に、オーディオも連動してズームインする「オーディオズーム」です。
また、カメラの向きに合わせて、マイク感度が調整されるほか、前方のみ、前後方・全方位と、手動でもマイクの指向性が替えられます。
音楽動画のほか、インタビュー的な映像をとる場合、割とこれは活きるでしょう。
予備バッテリーは、内蔵式でバッテリーは用意されません。
稼働時間は、1080p/30 fpsで166分という数値です。
4K/60P動画でも、最大116分という数字が出ますし、十分です。
フル充電まで32分、80%まで16分です。

スマホとの連携は、こちらも専用アプリが用意されます。
動画の転送のほか、編集機能も充実します。
また、スマホ用のアプリは、画像フィルタと音楽を自動で組み合わせて投稿用動画を作る「ストーリーモード」も搭載します。動画文化の進んだ中国らしい機能です。
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ネットワーク機能は、旧機と違い、Wi-FiとBluetoothを内蔵です。
本体がやや重くなった理由の1つでしょうが、便利になりました。無線で直接、先述のトランスミッタに接続し、外部マイクとして利用できますし。
ライブ配信も、アプリ経由で対応です。
公式配信は、YouTubeとFacebook双方に対応です。配信用URL(RTMP)を経由すれば、他のメディアも使えます。
また、GoProと同じで、USBウェブカムとして、PC配信はできますし、多くの場合問題ないかと思います。
なお、旧機(下位機)は基本的には屋外用でしたが、本機の場合、室内でのウェブカメラ的な運用や、室内でのライブ配信にも使える、マルチな端末になりました。
記録は、マイクロSDカードです。
最大で512GBまで対応との表記です。
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以上、DJI OSMO POCKET 3の紹介でした。
手持ちでの撮影に特化することで、他社製品と棲み分けができているといえる機種です。
旧機より高価格帯になりましたが、DIJらしくパーツが高品質です。
1型の撮像素子、全画素AFと、カメラとしての基本部分に相当磨きをかけた機種です。真っ暗とはいきませんが、ある程度、明るさ面で条件の悪い場所での撮影は(アクションカメラとしては)「得意」そうなスペックです。
その上で、旧機で課題だったといえる、ネットワーク部分も改善し、ジンバル型では発売時、最も完成度が高いと言える機種に仕上げた感じがあります。
GoProなどでもスティックを買えば同じようなことはできます。ただ、専ら手持ち撮影がメインの場合は、それに特化した機能やアプリの部分を含めて、本機には優位性があります
課題は、やはり重さの増加です。しかし、それでもスマホほどの重さですし、構造的にも重く感じることはなさそうです。正直、今欲しいカメラの1つです。

【2025年発売】
【スタンダードコンボ】(64GB)ONWA04
11・DJI OSMO NANO スタンダードコンボ
¥43,890 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
【スタンダードコンボ】(128GB)ONWA03
12・DJI OSMO NANO スタンダードコンボ
¥48,730 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
撮像素子:1/1.3型
画素数:3500万画素
F値: F2.8
手ぶれ補正:電子式
録画機能:4K 120p
防水防塵:10M
バッテリー:90分(200分)
ライブストリーミング:対応
重さ:52g+72g
DJI OSMO NANOも、DJIが販売する、アクションカメラです。
こちらは、2019年発売のOSMO ACTION 2の後継機と言えるアクションカメラです。
なお、内蔵メモリ量の違いで2種類あります。後述するように、マイクロSDカードは、カメラ側ユニットでは使えない仕様なので、容量の多さは一定の意味があります。

仕組みは、モジュラー式です。
カメラ本体(52g)と多機能ビジョンドック(72g)から構成され、つなげても、分離しても使える仕様です。
いずれにもバッテリーが搭載され、ドッキングさせると総稼働時間も増える仕組みです。
機器間は、Wi-Fi(映像)とBluetooth(操作)で通信制御する方式で、見通し距離で10m離しても運用できるようにしています。

いずれにしても、ウェアラブル運用するのには向くと言えます。

防水性能は、本体については、10M防水です。
ただし、ドック接続時は、IPX4の防水性です。コネクタ接続するギミックの影響で、付属モジュラー接続時に防水性能がないです。
ハウジングなどを利用する必要があります。
本体重量は、52gです。
ビジョンドック部分は72gですが、身につける部分は軽量と言って良いでしょう。
ヘルメットマウントする場合など、軽量性が欲しい場合も有利です。

モニターは、ビジョンドック側のみ搭載です。
1.96型OLEDです。
カメラとは磁気マウントでリバーシブルなので、(ドラレコ風に)レンズを逆側に向かえた状態でも使えます。

撮像素子は、スペックがしっかり公開され、1/1.3型のCMOSセンサーです。
値段相応に良いものであり、画質の期待値は高いです。このサイズのセンサーは、夜に強い裏面照射型(BSI)の場合が多いですが、本機はその記載はないです。
レンズの明るさは、F2.8です。
明るいともいえませんが合格ラインにはあるでしょう。

画素数も、3500万画素です。
4Kに必要な画素数に対してかなり画素数が多いです。以前だと、無駄に画素数が多いことは、暗い場所に弱くなりがちなので、動画において問題でした。
ただ、最近は、スマホのように「画素統合(ピクセルビニング)が一般化したので、逆に高感度撮影に有利な場合も多いです。ただし、この部分の仕様(実際その仕組みか)は公開されません。状況によって、先ほどGoProで書いた「全画素読み出しからのオーバーサンプリング」を併用するかもしれませんが、高画素特有のノイズ問題の対策はどちらにせよあるでしょう。
「スーパーナイトモード」として、アルゴ的に解決する仕組みの言及もありますし、ある程度暗い感じならば、撮影には問題ない仕様です。

手ぶれ補正機能は、EIS(電子式映像ブレ補正)です(RockSteady 3.0)。
水平補正(HorizonBalancing)は対応ですが、水平ロックは非対応です。
4K動画撮影は、4K/120fpsでの撮影まで対応します。
ただし、スローモーション時の話で、通常だと4K/60pまでですが問題ないです。
スローモーション撮影は、EISが使えず、水平補正も制限がかかります。
また、実際的に、CPUの発熱的な問題で短時間限定の撮影になるでしょうが、実際使えれば便利なのは間違いないです。
HDR動画は、非対応です。

焦点距離は、単焦点ですが、実際のレンズの焦点距離は不明です。
画角(FOV)は対角143°ですので広めです。
もっとも、レンズモッドを使えばGoProは177°ですが、オプションを使わない前提ならば、他社にだいたい並びます。

DJI Mic Mini Transmitter
¥5,280 Amazon.co.jp (10/16執筆時)
音声録音は、ステレオですが、そこまで凝った仕様ではないです。
「オーディオズーム」などにも対応しません。ただ、DIJの別売のトランスミッター(ワイヤレスマイク)を最大2台まで同時接続できます(OsmoAudio)。
ウェアラブル運用で、離して使う場合など、マイクの購入を考えても良いでしょう。
バッテリーは、交換仕様になっていません。
ユーザーによる交換はできません。
ドック部分を含めれば200分、カメラ単体なら90分という持続時間です。

ネットワークは、Wi-Fi6とBluetooth 5.1です。
スマホとの連携は、同社の他機と同じく、DJI Mimoというアプリが、iOS Android双方に用意されます。日本語化もされています。スマホとの連携は、Wi-FiとBluetoothを利用する形式です。
アプリ上では、美顔効果などの付与もできます。
ライブ配信は、そちらを通して対応です。
1080p(30fps)で、ストリーム出力でき、YouTubeならば公式対応です。
非対応のサービスは配信用URL(RTMP)を経由する仕組みで、他社と同じです。
記録は、本機は、カメラ側の内蔵メモリを使います。
ドック側にはマイクロSDカードスロット(最大1TB)がありますが、連結時でも直接そちらに撮影はできません。手動で移動操作が必要です。
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以上、DJI OSMO NANOの紹介でした。
ウェアラブルはINSTA360も強い機種がありますが、DIJらしく、大きな撮像素子を積んで、画質の良さに特徴を持たせた部分が特に評価できます。
モジュール運用できるので、工夫次第で多用途で使いやすいのも良い部分でしょう。ただ、仕組み上、最も便利なのはウェアラブル運用に思えます。
提案のある、「ペット目線」の撮影などは面白そうに思いました。
次回につづく!
アクションカメラのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、アクションカメラの比較の1回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。

2・アクションカメラの比較 (2)
2-1・DJI 2〈中国〉
2-2・ソニー〈日本〉
2-3・Thinkware〈韓国〉
2-4・INSTA360〈中国〉
2-5・FeiyuTech〈中国〉
3・アクションカメラの比較 (3)
3-1・トランセンド ほか
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
次回の2回目記事【こちら】では、DIJの上位機(DJI OSMO ACTION 3 DJI OSMO ACTION 4 )を見たあと、SONYほか、以上のメーカーの製品を追加でみていきます。
いわゆる「中華アクションカメラ」として安めのモデルも見るつもりです。
画質の良さ ★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★☆
防水性 ★★★★★
アクセサリー ★★★★★★
バッテリー ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
ライブ配信 ★★★★★
総合評価 ★★★★★★
その上で、 今回紹介した4K対応のアクションカメラ全機種から、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種を数機種提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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