比較2018’ 最新の衣類スチーマー全19機の性能とおすすめ・選び方:パナソニックやティファールなど

2018年04月01日

比較2018’ 最新の衣類スチーマー全19機の性能とおすすめ・選び方:パナソニックやティファールなど

【今回レビューする内容】2018年 人気衣類スチーマー19製品の価格・性能と選び方・おすすめ:パナソニック・T-Fal・ツインバード・日立・東芝・アイリスオーヤマ 男性用 女性用 ・小型ガーメントスチーマー・ハンディスチーマーの違いや口コミランキング

【評価する製品型番】 IRS-01-KN IRS-01-WS NI-FS330 NI-FS540 NI-FS530 CSI-RX1 イージープレシング GV5240J3 DV8610J1 SA-4084BL トゥイニー NI5010J0 アクセススチーム DR8085J0 インスタントスチーム 3360 IS3320J1SALAV G-39 改良型ガーメントスチーマー LG スチームウォッシュ&ドライ styler ブラウン S3RER 石崎電機 SSH-100BK 東芝TAS-X3

今回のお題
忙しい朝に便利な「衣類スチーマー」のおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2018年4月現在最新モデルとなる衣類スチーマーを比較します。

 

 19機種紹介する予定ですが、これで日本のデンキヤで手に入るほぼ全ての機種を網羅的に紹介していることになります。

 記事の最後では、「結論」として、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

1・衣類スチーマーとは?

 衣類スチーマーは、スーツなどの洋服のしわ伸ばしや、ニオイの除去に活躍する家電製品です。 

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 日本では、パナソニック・日立・ツインバード工業などから発売されています。ブームの火付け役となったパナソニック製品を中心に、2016年上半期以降TVでもしばしば紹介され、「プチブーム」にもなりました。

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 欧米では、しかしながら古くからみられるタイプの家電です。例えば、フランスT-falや米国のコンエアーなどの製品は歴史があります。

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 そのほか、LGから「クローゼットタイプの全自動スチーマ」も登場し、世界的な話題となっています。

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 一見して分かるように、衣類スチーマーとにも色々な種類があります。

 ただ、メーカーによって、プレス・スチームで対応できる布地などが異なるため、割と選ぶのが難しい家電でもあります。

 そこで、今回の記事では、各社の衣類スチーマについて、その機能の違いが分かるように、詳しく比較します。

2・小型の衣類スチーマーの比較

 というわけで、比較をはじめます。

 はじめに、各社の小型機種から見ていきましょう。

 なお、以下では、Atlasがおすすめできるポイントを赤字、イマイチと思う部分は、青字で書いていきます。


 

 【2018年発売】
 1・Panasonic NI-FS340-PK
  ¥9,788 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 【2017年発売】

 2・Panasonic NI-FS330-PK  
  ¥7,484 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 パナソニックNI-FS340は、日本で最も「売れている」といえる衣類スチーマーです。

 こちらの機種は、2017年モデルがあります。新機種は、従来的な、タバコ・汗・飲食臭・防虫剤のニオイの除去のほか、「加齢臭対応」が謳われます。ただ、基本的スペックに変化はないため、旧機種でも「実際には対応」します。

 つまり、新旧に能力差はないため、価格の安い方を選んで良いでしょう。


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 基本的な用途は、スチームを使ったしわ伸ばしです。30秒という短時間で立ち上がり、蒸気を服に優しくあてていくだけでさっとシワが伸ばせるので、日本の朝の家庭事情にマッチしている製品と言えます。

 水蒸気噴射量は、スチーマーとしてのパワーを測る上で重要です。こちらの場合、11g/分という水蒸気噴射量になります。この手の用途には十分すぎるスペックでしょう。実際、パナソニックの「初代」の衣類スチーマーは9g/分で、それでも十分でした。

 重さも、665gと軽量です。

 小型サイズで手にもなじみます。除臭力もあり、タバコや汗などの付着臭、防虫剤のニオイの除去にも効果的です。

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 この機種の特長と言えるのは、かけ面にあります。写真のように上下に向けて傾斜があるラウンド型のかけ面を採用しています。

 そのため、フリルの付いた服や、ブリーツスカートなどの立体縫製をしてあるものを「ふんわりと」プレスするのが大得意です。この点が、「家庭の2台目」として人気の秘密でしょう。したがって、かけ面の温度も、「服を傷めない」中温(150度)に限定されます。

 一方、ラウンド型のかけ面を採用するため、クリーニングに出したYシャツのように、洗濯後「パリッ」とかっちり仕上げるようなプレスは不可能です。

 その点で言えば、「家庭の1台目」は、別に必要と考えられます。

衣類の種類    プレス スチーム
皮・合皮 傷むので利用不可
非対応 対応
ベルベット 非対応 対応
ウール 非対応 低温で対応
シルク 非対応 低温で対応
麻(混紡) 部分対応 部分対応
綿 対応 対応
レーヨン 対応 対応
ポリエステル 対応 対応

 対応する衣類の種類は、上表の通りです。皮・合成皮革、100%麻の衣類は非対応です。

 一方、ベルベット・ウール・シルクなどの素材は、かけ面をあてずに、スチームを離してあてることで利用可能です。綿・レーヨン・ポリエステルなどはプレスでも、スチームでも対応可能です。

 以上、パナソニックの衣類スチーマーNI-FS340の紹介でした。

 朝の忙しい時間に洋服のシワを取ったり、立体縫製の服を「ふんわり」仕上げられたり、面白い特長を持った機種だと思います。価格もこなれていますし、朝の時間節約のため「2台目」として所有するのは、「あり」でしょう。


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 【2018年発売】

 3・Panasonic NI-FS540-DA
 3・Panasonic NI-FS530-PN
    ¥12,000 Amazon.co.jp  (4/1執筆時)

 【2017年発売】

 4・Panasonic NI-FS530-DA
 4・Panasonic NI-FS530-PN
   ¥8,092 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 NI-FS530も、パナソニックの製品の紹介です。形状は先ほどの機種と似ています。

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 こちらも、型落ちの2017年モデルが売られています。2018年モデルに比べると「3倍パワフルスチーム」が神道際された点が大きな違いです。

 ただ、この機能は、いわゆるブースト機能です。「10秒間程ほどの限定的な出力強化」で、利用するためには「待ち時間」が都度発生します。結局「使わない機能」になるでしょうから、こちらも、格安の2017年モデルで良いでしょう。

 また、パワーが欲しいならば、そもそもパワーが強めの他社機もありますので。

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 基本的な用途は、ハンガーが消して、スチームを使い洋服のシワを伸ばせるという点では先ほどの機種と機能は同じです。

 水蒸気噴射量も、11g/分と下位シリーズ同じです。サイズや重さはほぼ変わりません。タバコや汗の脱臭効果があるのも同じです。

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 相違点は、かけ面です。

 こちらは、従来的なフラット形状のかけ面を採用します。そのため、ハンガーに掛けてのスチームのほか、パンツのプレスなどにも対応できます。反面、「フラットな」形状なので、立体縫製の衣服の「ふんわり仕上げ」などは多少やりにくい仕様です。

衣類の種類    プレス スチーム
皮・合皮 傷むので利用不可
非対応 対応
ベルベット 非対応 対応
ウール 非対応 対応
シルク 非対応 対応
麻(混紡) 部分対応 部分対応
綿 対応 対応
レーヨン 対応 対応
ポリエステル 対応 対応

 対応する衣類の種類は、上表の通りです。先ほどの機種と同じです。こちらも、かけ面の表面温度は中温に固定ですね。

 以上、 NI-FS530の紹介でした。ふんわり仕上げよりも、プレスに力を入れた製品ですね。

 多少小型ではありますが、「家庭の1台目」としても利用できるため、一人暮らしの方に向いた機種と言えます。24秒で立ち上がるというスピードは、朝忙しい際に特に便利です。


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 【2017年発売】

 5・日立 衣類スチーマー CSI-RX1-W
  ¥7,890 Amazon.co.jp (4/1執筆時)
 6・日立 衣類スチーマー CSI-RX1-A
  ¥7,835 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 CSI-RX1は、日立から発売された衣類スチーマーです。2017年に新登場したばかりの機種です。

 基本的な用途は、コンセプト的には先行するパナソニックの上位機に近く、プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプの機種です。

 水タンクは、本体部分に内蔵さます。注水量は70mlと先行販売のパナソニックより多めで、稼働時間も1分ほど長めです。それでいて重さは同じ690gということで、後発の利点をフルに活かしたスペックです。


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 水蒸気噴射量も、11g/分とパナソニックと同じです。噴射口は、十字型に配列されており、上下・左右どちらの方向のハンガースチームでもムラがないよう工夫されます。

 かけ面は、ダイヤモンド型で、パナソニック同様に、ボタン付近などの細かい部分もプレスしやすくなっています。ただ、かけ面の表面コートはチタン含有コートで、セラミックコートを採用するパナソニックに比べると、滑りやすさのグレードは1ランク下でしょう。

衣類の種類    プレス スチーム
皮・合皮 傷むので利用不可
対応
対応
ベルベット 対応
対応
ウール 対応
対応
シルク 対応
対応
麻(混紡) 対応 対応
綿 対応 対応
レーヨン 対応
対応
ポリエステル 対応
対応

 対応する衣類の種類は、パナソニックと比較すると、スチームの対応状況はほぼ同じですが、プレスについては、温度に厳しい繊維にも対応している点がメリット性です。というのも、日立の衣類スチーマーは、パナソニックにはない温度切り替えボタンがあり「高」「中」「低」と3段階の温度設定ができるからです。

 以上、日立の衣類スチーマーの紹介でした。

 先行するパナソニックと比べると、スチームショットの面ではほぼ互角ですが、プレスの時に温度設定が可能なのがメリット性でしょう。ただ、かけ面の滑りやすさは、セラミックかけ面のパナソニックが有利です。

 それをふまえれば、アクリルやポリプロピレン系の熱に弱い記事のプレスを考えるならば日立、Yシャツのプレスなど、一般的な用途だけでの利用で、後は「もっぱらクリーニング」と考えるならば、パナソニックで良いでしょう。

 最終的なおすすめ機種は、最後に改めて書きたいと思います。


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 【2017年発売】

 7・東芝 衣類スチーマー TAS-X3【各色】
  ¥8,280 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 CSI-RX1は、東芝が発売する衣類スチーマーです。日立同様の時期にあたる2017年に新登場した機種です。

 基本的な用途は、日立やパナソニック同様で、こちらも、プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプの機種です。

 水タンクは、55mlで、持続時間は5分です。後発の日立は、このあたりのスペックで、先発のパナソニックに差を付けていますが、東芝は、パナソニックに合わせる形です。その点で言えば、日立のほうがが優れますね。

 水蒸気噴射量も、11g/分と他社と同じです。

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 かけ面は、楕円形で、先端にポイントプレスしやすい突起があるのが「売り」です。

 素材はセラミックという点では、パナソニックと同じですが、従来のアイロンの延長線上で、独自の工夫は乏しいです。

 対応する衣類の種類は、日立と同じく「高」「中」「低」と3段階の温度設定ができる仕様であり、対応布地も同じです。

 以上、東芝の衣類スチーマーの紹介でした。先発する諸メーカーとの明確な違いがあまり見られない機種です。プレス機では老舗なので、今後のバージョンアップに期待したいと言えます。


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 【2017年発売】

 8・アイリスオーヤマ IRS-01-KN
 9・アイリスオーヤマ IRS-01-WS
    ¥4,369 Amazon.co.jp  (4/1執筆時)

 IRS-01は、2017年からアイリスオーヤマが販売を開始した、比較的格安な衣類スチーマーです。

 基本的な用途は、こちらもパナソニックのNI-FS530や日立の衣類スチーマーと同じで、プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプです。

 水タンクは、こちらも内蔵式です。注水量は60ml・稼働時間も5.5分と、日立とパナソニックの中間的容量です。ただし、本体の重さは、790gと重めですね。

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 水蒸気噴射量は、情報非開示です。ただ、スチームの噴射口は直列に6つです。他社の半分程度で、パワーや広がりは、他社よりはっきりと劣るといえます。

 かけ面は、素材は非開示ですが、おそらく低ランクのフッ素コートです。すべりの面では「価格なり」でしょう。

衣類の種類    プレス スチーム
皮・合皮 傷むので利用不可
非対応
対応
ベルベット 非対応
対応
ウール 非対応
対応
シルク 非対応
対応
麻(混紡) 対応 対応
綿 対応 対応
レーヨン 対応
対応
ポリエステル 対応
対応

 対応する衣類の種類は、パナソニックとほぼ同じです。こちらも日立と異なり、プレス温度が中温固定なので、デリケートな繊維は、対応できません

 以上、アイリスオーヤマの衣類スチーマーの紹介でした。

 メリット性は、やはり価格面で、保証面で信頼できるブランドの製品が5000円ほどで手に入るのは、大きなメリットです。

 一方、スチームのパワーやかけ面の素材などの部分の品質は、価格的に仕方がないとは言え、他機種に劣ります。一度買えば長く使う製品なので、このあたりは考えどころです。


 

 10ティファール イージープレシング GV5240J3
    ¥15,462 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 イージープレシングは、ティファール製品の紹介です。こちらは2015年に投入された新製品です。

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 基本的な用途は、形状からも推察されますが、基本的には衣服のプレス用です。かけ面が広いので、プレスを主目的に購入される場合はパナソニックよりも使いやすいです。

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 衣類スチーマーとして利用する場合は、1.6mのスチームケーブルを伸ばして、本体だけを手持ちして利用します。本体重量は4Kgありますが、水の入った台座を置いて使う方式なので、さほど重さを感じずスチームが可能です。

 水タンクも、1000ML(=1L)と巨大で、パナソニックの20倍のタンクです。。

 水蒸気噴射量は、パナソニックや日立と比較すると圧倒的であり、60g/分と相当パワフルです。分厚い衣服でも奥までスチームが浸透するので、強力にシワ取りが可能です。

衣類の種類    プレス スチーム
皮・合皮 傷むので利用不可
対応
対応
ベルベット 対応
対応
ウール 対応
対応
シルク 対応
対応
麻(混紡) 対応 対応
綿 対応 対応
レーヨン 対応
非対応
ポリエステル 対応
非対応

 対応する衣類の種類は、こちらは、表面温度が高温・中温・低温と三段階に調整できるため、プレスについては、ほぼ「万能」な製品です。一方、スチームについては、合成繊維については、スチームショットが利用できない仕様です。

 ただ、こうした、合成繊維については、もともとシワがよらないので一般的に言えば、衣類スチーマーの用途として全く問題ないでしょう。なお、T-falはスチームが強力ですが、スチーム量の調整ダイヤルも別に付くため、目的に合わせて強弱が調整できます。

 スチームの温度も強力で、140度のスチームが出せます。一方、強力ゆえに、スチームが利用できるまでの時間は約8分とかなり長いです。朝の忙しい時間に利用したい場合などの便利さは、パナソニックが上でしょう。

 以上、ティファールイージープレシングの紹介でした。

 衣類スチーマーとしてだけでなく、プレスも強力な製品です。洗濯後のシャツなどのプレスも重視したい方の衣類スチーマーとしてオススメできます。

 一方、ネックは多少高めの値段設定と、立ち上がりの遅さでしょう。ただ、この点は、強力なスチーム力とバーターなので、致し方ないですね。


 

 【2017年10月発売】

 11ティファール トゥイニー NI5010J0
    ¥18,150 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 トゥイニーは、ティファールの最も新しい衣類スチーマーで、2017年冬に登場したものです。発売早々人気でやや品薄です。

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 基本的な用途は、2in1で、プレスとハンガーショットにWで対応するものです。一方、1つ上で見たイージープレシングと同じく、水タンクを置いたままハンガーショットができます。さらに、ヘッド部分が軽量なので、取り回しはこちらの方が楽でしょう。

 他方、プレスについては、特殊セラミックかけ面とすべりが良いですが、かけ面の面積は狭く、イージープレシングと比べると、「オマケ」的でしょう。

 衣類スチーマーとして利用する場合は、1.6mのスチームケーブルを伸ばして、本体だけを手持ちして利用します。

 水タンクは、本体を含めても1.8kgという軽量・コンパクト設計のため、400mlと少なめです。ただ、他社の水タンク内蔵タイプに比べれば10倍以上の容量であることは言及しておきます。16分間連続使用が可能です。

 水蒸気噴射量は、25g/分となります。ヘッドが大きなイージープレシングに比べると弱いとは言え、一般的には「パワフル」と言えます。

衣類の種類    プレス スチーム
皮・合皮 傷むので利用不可
非対応
対応
ベルベット 非対応
対応
ウール 非対応
対応
シルク 非対応
対応
麻(混紡) 対応 対応
綿 対応 対応
レーヨン 対応
対応
ポリエステル 対応
対応

 対応する衣類の種類は、こちらは、表面温度がプレスにおいては中温固定なので、デリケートな衣類は掛けられません。

 以上、ティファールトゥイニーの紹介でした。プレス・スチーム兼用の2in1商品で、どちらかと言えば「スチームが得意」という製品です。ただ、スチーマーにしては蒸気噴射量がイージープレシングに及ばす、プレス機としては、中温固定で柔軟性に欠けます

 ただ、総合力は確かにある製品で、軽量性と取り回しの良さを評価すれば「バランスがいい」と評価することもできるでしょう。実際「売れ筋ランキング」では上位です。


  

 12・T-fal 2in1 スチーム&プレス DV8610J1
    ¥4,397 Amazon.co.jp
(4/1執筆時)

 DV8610J1 も、T-Falが発売しているスチーマーです。独特の形状ですが、こちらも衣類スチーマーの一種です。

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 こちらも、ハンガーにかけても、台の上でも、どちらでも使える製品です。洋服ブラシのような形をしていますが、重さは多少あり、水なし状態で830gです。

 スチーム力は、他機種に較べると強くありません。スチームの孔の数も少なく部分的です。T-falはスチーム力の強い印象のあるメーカーですが、この機種は例外でしょう。

 プレスは、小型ながら、「高温・中温・低温」の選択ができるため、能力があると言えます。一方、立体縫製のふんわり仕上げは、さほどこだわりのない部分ですね。また、かけ面の金属材質についても、普通のフッ素加工でありとくにこだわりはありません。

衣類の種類    プレス スチーム
皮・合皮 傷むので利用不可
対応
対応
ベルベット 対応
対応
ウール 対応
部分対応
シルク 対応
部分対応
麻(混紡) 対応 部分対応
綿 対応 対応
レーヨン 対応
対応
ポリエステル 対応
対応

 対応する衣類の種類は、プレス面では万能です。スチーマーとしても、かけ面から話さえすれば、ウールやシルクなどのデリケートな素材でも対応できます。

 以上、T-falの2in1 スチームアンドプレスの紹介でした。

 衣類スチーマーとしては非常に安く、導入しやすい機種です。

 ただ、プレス面も、スチームショットの面も、上位機に比べると確実に能力が落ちるため、基本的には1人暮らしの男性などが、プレス用途とスチーム用途兼用で安い機種を探している場合に限り、おすすめですね。


  

 13・TWINBIRD SA-4084BL【青】
 13・TWINBIRD SA-4084P【ピンク】
    ¥2,900 Amazon.co.jp
(4/1執筆時)

 ツインバード工業からも衣類スチーマーが発売されています。日本では同社が先発で、30年近いロングセラー機となります。

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 こちらの機種も、他社製品と仕組みは同様です。ハンガーにかけてのスチームプレスも、台の上でのパンツの折り目付けも万能にできる機種です。

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 この製品の面白い部分は、付属品です。ほこりや小さなゴミを取り除くのに向いた衣類ブラシと、大きなゴミや糸くずが取れる毛ブラシアタッチメントとして取り付けられます。家庭には必要なものですし、兼用できるのは良い部分です。

 対応する衣類の種類は、一方、0.2g/分とスチームが格段に低いので限定的と言えます。例えば、綿など、他のどの機種も標準対応する製品についても、霧吹きでの事前処理が推奨されています。一方、プレスについて温度設定が3段階から選べるため、普通に利用可能です。

 以上、ツインバード工業衣類スチーマーの紹介でした。

 衣類スチーマーとしては、スチーム力の弱さがきになります。重さも930gとありますので、どちらかと言えば、メインはパンツなどのプレス、という方で、格安機をお探しの方にオススメですね。


 

 14・ SURE ポータブルスチーマー SSH-100BK
    ¥3,151 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 SSH-100BKは、どこでもスチーマーの愛称で石崎電機が販売しているハンディスチーマーです。

 この製品の面白い部分は、折りたたみできる形状です。重さ480gと軽量のため,、持ちはこびに優位性がある製品です。

 スチーム力は、非開示です。仕組み上、パワーは期待できないでしょう。ただ、立ち上がりは50秒と速い点は、この価格では優秀です。

 プレスは、できないモデルです。付属品は、衣類の糸くずを取り除けるブラシアタッチメントが付属します。

 以上、SSH-100BKの紹介でした。家庭用としてみると非力でメリット性の薄い製品です。ただ、コンパクトに折りたたみ、持ち運べる点は一定のニーズがあるでしょう。

 なお、この製品、出張用に向くとして雑誌で紹介されていました。ただ、3メートルの電源コードも付くわけで、この点でその用途にはやや「微妙」です。


  

 15・ティファール アクセススチーム DR8085J0
    ¥7,913 Amazon.co.jp
(4/1執筆時)

 アクセススチームは、T-Falから発売された新型の衣類スチーマーです。

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 こちらは、手持ちでの衣類スチームに特化した製品です。

 水タンクは本体部分に内蔵されるため、185mLと多少小さいです。一方、本体の重さは900gと重めですが、形状的に持ちやすいと思います。3メートルの電源ケーブルをつなげば使える仕様です。

 水蒸気噴射量は、23g/分と、パナソニックの2倍です。また、連続使用時も18分と、かなり長い時間利用できます。本体の立ち上がりも、この機種は45秒と朝の忙しい時間にも対応します。

 一方、スチーム量の微調整はできない仕様ですが、シワ伸ばしに特化して考えるならばあまり問題視しなくて良いと思います。

衣類の種類    プレス スチーム
皮・合皮
非対応
対応
ベルベット
部分対応
ウール
部分対応
シルク
部分対応
麻(混紡)
部分対応
綿
対応
レーヨン
対応
ポリエステル
対応

 対応する衣類の種類は、こちらはプレスができない製品なので、上記のようになります。スチームが中程度のパワーなので、合成繊維についても対応しますね。麻については、麻100%は対応不可ですが、混紡なら可能です。

 その他、シルク・ウールなどは、ヘッドを接触させず、十分、衣類から離してショットする場合に限り対応します。

 以上、T-Falのアクセススチームの紹介でした。プレスが不要な方には、この機種は最善な機種の1つでしょう。小型で収納性も良く、ドレッサーなどに引っかけて置いておける点も魅力です。

 立ち上がりも40秒と速いので、スーツやジャケットなどのお手入れに特化して購入するならば、とても良い選択肢ですね。

3・大型の衣類スチーマーの比較

    

 【2015年発売】

 16・T-fal インスタントスチーム 3320 IS3320J1
    ¥16,000 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 こちらは、ティファールインスタントスチームという製品です。欧州では以前からのラインナップでした日本展開は2015年からと新しいです。

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 スティック状のハンガーが付属せず、ご自宅のハンガーを利用するタイプです。また、図のようなドア用フックが付いているので、自宅のハンガーを取り付け、本体をぶら下げて常設する等もできます。

 スチームのパワーは、30g/分というハイパワーです。パナソニックの小型タイプは11g/分でしたので、比較するとこの機種の強力さが分かるでしょう。水タンクも1Lと大きめですので、ワードローブの近くに常設して使うのが良いでしょう。もちろん、タバコ臭などの脱臭効果も期待できます。

 スチームは、上位機種のみ2段階で量が調整できます。多少弱めにできるため、衣服を「ふんわり」仕上げる場合も便利です。また、衣服のほか、カーテンやカーペット、ソファなどの布製品の除菌・脱臭も可能です。

 かけ面は、ワイドサイズですので、ハンガー時のシワ伸ばしの効率も良いです。また、立ち上がりまで60秒と短く、朝の忙しい時間の節約につながと言えます。

 対応する衣類の種類は、こちらはプレスができない製品なので、スチームだけの対応となります。麻は混紡のみ可能で、ウール・シルク・ベルベットなどは、ヘッドを衣類に密着させずに利用すれば利用可能です。プレスは、形状から想像つきますが未対応です。

 付属品の部分では、毛の長い衣類に利用できるブラシも付属します。

 以上、T-falのインスタントスチームの紹介でした。パワーで言えば、シワ取りにおいて「最強」と言って良い製品です。大きいので設置場所は選びますが、「朝の時短効果」は極めて高く、その点ではおすすめできる機種です。 

ーーー

 17・T-fal インスタントスチーム 3360
   ¥31,900 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 なお、姉妹品としてインスタントスチーム 3360という、上位機種があります。

 こちらは、ハンガースティックが付属する一体型設計のタイプです。なお、この製品は「在庫限り」の状況で割高です。現在はT-fal直営店のみに在庫があるようです。 


  

 18SALAV G-39 ガーメントスチーマー
     ¥12,980 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 こちらは、SALAVの発売する改良型ガーメントスチーマーです。T-FALのインスタントスチームと同じ据え置き型で、ハンガーが付属するタイプです。このタイプは外国では各社から発売されており、こちらもいわゆる「ジェネリック家電」として格安で販売されているものです。SALAVのモデルも全世界で販売されています。

 スチームのパワーは、35g/分とメーカー公表値においてT-FALを凌ぐパワーです。水タンクも1.2Lと多く、45分持続するパワーを持ちます。

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 かけ面は、噴射孔が横に並ぶ形のワイドサイズです。照射範囲はT-FALに比べても広そうです。立ち上がりまで45秒とT-FALより短く、朝の忙しい時間の節約につながる製品です。

 対応する衣類の種類は、明示はされません。ただ、形状と仕組みはT-FALと同様のジェネリック家電ですので、対応はそれと同じと見て良いでしょう。プレスは、未対応です。

 付属品の部分では、毛の長い衣類に利用できるブラシなど充実していますね。

 以上、SALAVの製品の紹介でした。コンエアーの撤退と、T-FALの品薄状態で、ハンガー付属の据え置き型タイプで現在手に入りやすいのはこの機種だけです。水タンクが大きい据え置き型で考える場合、現状では有力な選択肢となるでしょう。



 19LG スチームウォッシュ&ドライ styler S3RER
    ¥176,951 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 S3RER は、LGは発売する新しいタイプの衣類スチーマーです。

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 高さ185cm・幅44.5cm・奥行き58.5のロッカーのような形状で、中に収納した衣類に自動でスチームし、シワや臭いを除去するという「ライフスタイルクローゼット」です。最下部に、大きな水タンクが付属する製品ですね。

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 もはや人間の手を介さず、時間予約して乾燥までしてくれるとても便利な家電です。Atlasも設置スペースさ許せば導入を検討したいと考えています。また、面白いのは、ハンガーに振動を加えることで、ホコリや花粉の除去に対応する点ですね。

衣類の種類    プレス スチーム
皮・合皮
対応
対応
ベルベット
対応
ウール
対応
シルク
対応
麻(混紡)
対応
綿
対応
レーヨン
対応
ポリエステル
対応

 対応する衣類の種類は、デリケートコースがあるため、皮革を含めて普遍的に対応できます。ハンガー3本とズボン1本までの容量を同時に処理できる能力を持っています。

 以上、LGS3RERの紹介でした。 設置スペースと予算が許せば選びたい機種です。時短効果は「最強」レベルで、個人的にも欲しいです。

 ただ、冷静に言えば、現状でライバルメーカーがないため、価格が現在では相当に高い点と、今後において改良が進んでいくことを考えると、こちらの導入は次回とし、価格的に求めやすい衣類スチーマーを発売までの「中継ぎ」とするのも一案でしょう。

今回のお題
各社の衣類スチーマーのおすすめはこの機種!

 というわけで、今回は、衣類スチーマーを計7機種比較しました。最後にいつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案しておきます。


 第1に、立体縫製の衣服などのシワ伸ばしにおすすめな小型機種としては、

 

 【2018年発売】
 1・Panasonic NI-FS340-PK
  ¥9,788 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 【2017年発売】

 2・Panasonic NI-FS330-PK  
  ¥7,484 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 パナソニック小型衣類スチーマーNI-FS340が良いでしょう。

 ラウンド形状のかけ面は、デザインが複雑な服でも「ふんわり」仕上げるのが得意ですから。30秒で立ち上がるのも嬉しい部分です。

 小型・軽量で設置性が良く、必要なときだけ取り出せる点も、日本の家屋向きでしょう。時間のないときに使う、「2台目」としては、設計を含めてもっとも良い製品だと感じます。

 なお、2機種ありますが、スチームのパワーを含めて先述のように性能は同等なので、新機種の登場で値段が下がっている2017年モデルが良いと思います。


 第2に、ジャケットなどの衣類スチームに特化した、強力・小型機種としておすすめなのは、

  

 15・ティファール アクセススチーム DR8085J0
    ¥7,913 Amazon.co.jp
(4/1執筆時)

 ティファールアクセススチームでしょう。プレスに対応しない分、小型で置きやすいです。フックが付いているので、どこかに引っかけて置いておけるため、常設して毎日使う際に便利です。T-Falの大型モデルであるインスタントスチーム3360を置くスペースがない場合は、選ぶのはこちらでしょうね。

 フランスの製品ですが、蒸気発生量も23g/分と多く、立ち上がりも45秒と速いので、忙しい日本の朝にも便利に対応してくれるでしょう。連続使用時間も18分ありますから、毎日の水補給は不要です。

ーーーー

  

 18SALAV G-39 ガーメントスチーマー
     ¥12,980 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 ただし、より大きな水タンクで、完全に据え置いて使う場合は、SALAV G-39が選択肢となります。


 第3に、一人暮らしのビジネスマンの「1台目」としておすすめできる機種は、

 201804011551.jpg

 【2018年発売】

 3・Panasonic NI-FS540-DA
 3・Panasonic NI-FS530-PN
    ¥12,000 Amazon.co.jp  (4/1執筆時)

 【2017年発売】

 4・Panasonic NI-FS530-DA
 4・Panasonic NI-FS530-PN
   ¥8,092 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 パナソニックNI-FS540-DAでしょう。小型で収納性も良くプレスもスチームもできる点は、2in1の「プレス兼用」と考えれば、ぴったりと言えます。

 Yシャツやスーツ以外はさほど利用頻度がないだろう方は、こちらが良いですね。デザインも従来みられない感じで、非常に良いと思います。

 なお、こちらも、4月半ばに2019年モデルが登場します。3倍パワフルスチームの搭載が新機軸ですが、先述のように、「利便性の向上が限定的」です。

 Atlasとしては、(在庫がある限り)新機種の登場で価格が相当下がっている旧機種をオススメします。

ーー

 【2017年10月発売】

 11ティファール トゥイニー NI5010J0
    ¥19,150 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 一方、同様の傾向にある製品と言えるのが、T-falのトゥイニー NI5010J0です。

 スチームショットのパワーと、コード式で軽量で使える点は、こちらが「上位」でしょう。

 忙しい朝の身だしなみの「時短効果」はかなり高そうです。ただ、こうした性能の分、価格は高いので、一般的にはパナソニックで十分だと思います。


 第4に、世帯用のプレス重視の製品としてオススメできる製品は、

 

 10ティファール イージープレシング GV5240J3
    ¥15,462 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 本格的なプレス機といえるイージープレシングが良いでしょう。

 広いかけ面と、業務用と言ってもよいスチーム力を持つため、本格的にプレスをしたい「家事の達人」には、こちらがオススメです。プレスにも、衣類スチームにも、強力な力を発揮するでしょう。

 一方、本体に重さがある機種です。ただ、その重さを利用しながら、しっかりプレスできるのがこのメーカーの良い部分でもあります。

ーーー

 というわけで、今回は、衣類スチーマーの紹介でした。

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posted by Atlas at 16:43 | 生活家電

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