【今回レビューする製品】2025年 シャープのAQUOSブルーレイレコーダー全機種の性能とおすすめ・選び方:機種の違いや性能ランキング
【比較する製品型番】 AQUOSブルーレイ 2B-C10GW1 2B-C20GW1 2B-C20GT1 2B-C05EW1 2B-C10EW1 2B-C10EW2 2B-C10DW12B-C10DW2 2B-C20DW1 2B-C30DW1 2B-C10ET1 2B-C20ET1 2B-C10DT1 AQUOS 4Kレコーダー 4B-C20GT3 4B-C40GT3 4B-C10EW3 4B-C20EW3 4B-C40EW3 4B-C20ET3 4B-C40ET3 4B-C60ET3 4B-C10DW3 4B-C20DW3 4B-C30DW3 4B-C20DT3 4B-C30DT3 4B-C40DT3
今回のお題
シャープの最新ブルーレイレコーダーのおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2025年4月現在、最新のシャープのアクオスブルーレイレコーダーの比較です。
画質補正や録画性能の違いなどに注目しながら、入門機から高級機まで、全機種を分析します。
画質の良さ ★★★★★
おまかせ録画 ★★★★★
スマホ視聴 ★★★★★
同時録画数 ★★★★★
4K対応度 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下の記事では「選び方の基本」を示したあと、いつものように、各機種を順番に比較します。
そして、最後の「結論」では、上表のポイントをふまえながら、目的別・価格別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
よろしくお願いします。
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1・SONYのブルーレイレコーダー
2・パナソニックのブルーレイディーガ
3・東芝のレグザブルーレイ
4・シャープのアクオスブルーレイ
5・おすすめブルーレイレコーダー 【結論】
今回の記事は、このブログ「モノマニア」のブルーレイ関連記事の4回目記事として書きました。
1・AQUOSの選び方の基本
1-1・画質補正
1-2・録画・再生機能
1-3・外出先での視聴機能
具体的な製品の紹介にはいる前に、シャープのレコーダーの「選び方の基本」を書いておきます。
他社のレコーダーと比較して、同社の「強み」はどこにあるのかを含めて、あらかじめ、以上の5点を順番に説明します。
1-1・画質補正の特長
1・入門モデル
= AQUOS ブルーレイ
2・高級モデル
= AQUOS 4Kレコーダー
アクオスの画質補正は、グレードで画質補正が大きく変わります。
高級機だと「こってり」高機能ですが、シャープは、入門機だと「あっさり」です。
入門機から充実すると言えるソニーやパナソニックの場合と異なりますので、分けて順番に解説していきます。
ーーー
第1に、入門モデル(AQUOSブルーレイ)です。
格安ですが、画質向上に関しては「最低限」の技術だけ装備します。
具体的には、ノイズリダクション機能など、特に長時間モードで有用なものを装備する程度に止まります。
ーーー
第2に、高級モデル(AQUOS 4Kレコーダー)です。
BS/CS新4K放送や、UHDブルーレイなど、4Kに完全対応できる上位製品です。
このグレードの場合、他社に引けを取らないレベルの、優れた画像エンジン(CPU)を積みます。「画質の部分」でもかなりの差があります。
詳しくは本編で説明します。
簡単に言えば、地上波などの4Kに満たない映像(SD画質)を、画質的向上技術が高度です。
単純に4K画面に合わせて「引き延ばす」だけでなく、色域・ビット深度・フレームレートなどの要素を見ながらアップコンバートするので、画質が良くなります。
なお、この部分は、1点だけ、注意点を書き添えておきます。
他社のレコーダーでもそうですが、TV内蔵の画像エンジンが「上質」ならば、こうした調整はレコーダー側には基本不要です。
しかし、買ったばかりの4Kテレビではない場合や、(調整力の弱い)プロジェクターにも出す場合など、レコーダー側の調整力は、意味があります。
本機の場合、HDR10変換機能は、特にそのように言えます。
4Kテレビは、輝度向上技術であるHDR(HDR10)に対応している場合がほとんどです。
一方、地デジ放送など標準画質(SDR)を再生する場合、HDRの恩恵を通常得られません。
しかし、本機は自主的に再計算して、それに近づける仕組みがあります。黒つぶれの抑制・立体感の向上などの効果が期待できます。
HDR10変換機能は、TVでも搭載する機種もあります。
しかし、高級テレビの一部に止まるので搭載は一定の意味があります。
レコーダーでも搭載は、明確にHDR10に変換処理すると言い切るのは同社だけでしょう。
加えて、HEVCコーデックに「完全対応」する部分も強調できます。
最新世代の動画の圧縮規格ですが、シャープは他社に先駆け、4Kだけでなく、2K(地デジ・BSなど)も、この規格で録画データを記録するようにしました。
従来の2倍という圧縮率です。
これによって、地デジなどの「長時間録画モードの画質」が相当進化しました。詳しくは、本編で説明するつもりです。
ーーー
以上、グレード別の画質面の性能について、あらかじめ解説しました。
結論的に言えば、新4K放送の録画に対応する必要がないならば、TVが比較的新しく、画質向上機能が十分ならば標準モデル(AQUOSブルーレイ)で十分です。
しかし、4K対応テレビでも、少古かったり、格安モデルである場合は、上位モデルを選ぶのには、十分なメリット性があります。
1-2・録画・再生機能の使い勝手
アクオスの録画機能・再生は、高級機・入門機ともに、さほど個性的ではないです。
項目に分けながら、順番に見ていきます。
第1に、番組表です。
同社の高級機は、近年まで4K解像度の番組表を採用していて、ここが「ワンポイント」でした(左図)。
情報量が多く見やすかったと言えます。ただ、直近では不採用とし、入門機と同じフルHDに戻しています(右図)。おそらく、速度的な問題からだと思います。
ただ、そうなると、この部分で他社とあまり差はないです。
黒基調のインターフェースで、OLEDを含む大画面機で見やすい配慮はありますが、まあ普通です。
第2に、おまかせ自動録画です。
こちらは、アクオスの入門機でも、搭載する機能です。
この部分は、ソニーが圧倒的に強いですが、同社も最近力をいれます。
シャープの場合、キーワード(タレント名・チーム名ほか)を入れておけば、自動でサーチして録画をしてくれるます。
他社機では古くからあるものですが、シャープは、2022年機から取り入れました。「取り逃がしを防げる」部分で、あって損はない機能です。
ただ、他社機と比べると細かいジャンル分けや、ネットデータの連動はなく、EPG(電子番組表)から言葉を拾うだけです。再放送の除外も、設定すれば可能です。
一方、24年からは、「ニュース録画/最新ニュース」機能として、チャンネルを指定しておけば、自動で最新のニュース(15分以上のもの)を録画してくれる機能が加わりました。
ネットで各社のニュース動画が見れる時代とは言え、生活スタイルによっては結構便利かと思います。
第3に、ドラ丸機能です。
「全自動録画」の一種ですが、シャープが昔から力を入れる部分です。
2024年に仕様変更があったので違いを含めて書いておきます。
従来機(23年モデルまで)の場合、地上波(BSも設定可)の新作連続ドラマを4週間分自動で撮りだめるというものでした。設定を変えることで、アニメに変更も可能です。
新型機(24年以降)は、録画対象のジャンル・時間設定ができるようになりました。
その上で、機能面が「新ドラ丸&アニ丸」に変更されました。
2つの時間帯・種類までで、例えば、ドラマを2つの時間帯、アニメとドラマで1つずつなど選べます。
パナソニックが先行採用していた方式に倣った形ですが、この方式だと従来4週間だった「お録り置き」が最大1クール(約90日)までに伸ばせます。逆に、全時間帯の4週間録画は不可になったので、愛用者には一長一短かもしれません。
なお、シャープの場合、最大90日(旧機は4週間)で「自動消去」なので、HDDが満杯になるなど通常録画に影響をおよぼさない仕様です。「お気に入り」に登録すれば、最終話までの録画も可能です。
このほか、24年からは連続録画、あるいは、この機能を利用した場合、同じタイトルの番組ならば、自動でまとめて表示できるようになっています(新まと丸)ここは、便利かと思います。
第4に、速見機能です。
レコーダーでは最近トレンド化している部分ですが、シャープの場合「見どころポップアップ」という機能がユニークです。結末部分を除いた録画番組の後半までを10箇所5秒間ほどを、「ざっくり眺める」機能です。
ただ、この部分については、音声付きの速見ほか、東芝がかなり力を入れています。その点で言えば、多少負ける部分はあります。
第5に、ストレージ機能です。
高級機に固有の機能です。
動画以外に、スマホの写真を含めて貯められる機能です。自宅内ならみれます。
ただ、この部分は、パナソニックが圧倒的に強く、動画・音楽・PCデータを含めて、外出先からでも使えるため、やや差はあります。
そのほか、「声でラクラク操作」は、少し面白く思います。
リモコンの「音声」スイッチを押しながら「誰々が出る番組を教えて」「スポーツを検索して」「何々ニュースを再生して」などと声をかけると、AIが自動的に再生する機能です。
【スマートスピーカーの比較記事】で紹介した、Googleアシスタント対応機と連携できるので、IOT上級者にも楽しめるでしょう。
ーー
以上、録画・再生機能についての説明でした。
ドラ丸機能など、見どころと言える機能はあるものの、この部分が他社機より突出して良いわけではないという感じです。
1-3・外出先での視聴機能
外出先での視聴は、アクオスも、他社並に充実します。
第1に、録画予約です。
最近はどのメーカーですが、入門機でも外出先からの予約に対応します。
第2に、外出先での再生(視聴)機能です。
この部分も他社同様です。LTEでもWi-Fiでも可能です。
放送中の番組を含めて、スマホで録画番組の視聴が可能です。
番組表(EPG)も配信されているので、簡単に予約が可能です。
AQUOS リモートプレーヤー2
¥0 Apple App Store
AQUOS リモートプレーヤー2
¥0 Google Play
利用するアプリケーションは、以上のものです。
2022年10月にアプリが変更され、従来と違い「アプリ内課金不要」で、リモート視聴に対応できるようになりました。
少し遅かったですが、他社と歩調を合わせた形です。
ただし、シャープの場合、PCからの予約・再生はできない仕様です。
ソニーとパナソニックは(一部有償ながら)対応なので、この部分は課題でしょう。
そのほか、リモートでの早見(音声付き加速再生)に非対応なのも、他社に比べると残念な部分です。
第3に、スマホへの録画データ転送です。
入門機の場合、Wi-Fi(無線LAN)搭載機に限りますが、シャープも、スマホへの録画データ自体の転送にも対応します(Wi-Fiダビング)。
録画した番組を、スマホ・タブレットの内部ストレージ(あるいはSDカード)に保存して外出先で見れます。
Wi-FiやLTE回線を使わないので、スマホの「ギガ(転送量)の節約」になります。
画質は、最大でフルHDです。。
1時間の録画で、約7.6GBの記憶容量が必要ですが、スマホで簡単にみるならばVGA (640×360)でも十分でしょうし、その場合は450MBで済みます。
録画番組の転送は、録画時に「転送用録画記録設定」を指定しておけば、自動でできているので、転送作業に時間はさほどかかりません。
帰宅時に勝手に自動転送されるパナソニック機を除けば、全社通してもここは「優秀」と言えます。
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以上、「選び方の基本」として、AQUOS全体の特長についての説明してきました。
各社とも良い部分があります。
シャープの場合は、高級機に限りますが、基本をしっかりおさえた上で、長時間録画モード時に「画質が良い」というのが、一番の特長に思います。
地上波などの2K(フルHD)にもHEVCを使うため、HDDの容量単位で比べると、「画質は最も良い水準」でしょう。
長時間モードに利用時に有効な画質補正もしっかりしているため、「もっぱら長時間録画ばかり」という一般のご家庭向けには良いように思います。
録画・再生機能は、他社機より目立って便利な部分はないので、そこは課題に思います。
ただ、シャープは、機能面で「同級」といえる機種同士で比べると、他社より「安め」なので、費用対効果をふまえると、決して「負けてはいない」ことは追記しておきます。
1・入門モデル
= AQUOS ブルーレイ
2・高級モデル
= AQUOS 4Kレコーダー
一方、アクオスだけで言えば、利便性に関わる部分の機能は、標準モデルでも、高級モデルとは、さほど差がないです。
高級機は、先述の長時間録画に関わる部分ほか、4Kコンテンツに対応したい場合のみ、選択肢になると思います。
一方、シャープの4Kテレビ(アクオス)ユーザーは、録画した番組のジャンル情報をテレビ側に送信する機能が、高級機だと備わります(AQUOS AIオート高画質連動)。
このブログの【シャープの4K液晶テレビの比較記事】あるいは【有機ELテレビの比較記事】で書いたような製品のうち、AIオート高画質に対応する上位機をお持ちならば、連携効果は期待できると思います。
それだけで決める必要はないですが、機種選定のポイントの1つにはなるでしょう。
2・アクオスの入門モデル
はじめに、4K未対応の入門モデル(AQUOSブルーレイ)からです。
最も安い価格帯で、人気があるラインです。
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なお、以下の本文では、高評価できる点は赤系の文字色で、イマイチな点は青字で記しています。
〈2024年モデル〉
【1TB】
1・AQUOSブルーレイ 2B-C10GW1 【黒】
¥42,680 楽天市場 (4/9執筆時)
【2TB】
2・AQUOSブルーレイ 2B-C20GW1【黒】
¥46,399 楽天市場 (4/9執筆時)
〈2022年モデル〉
【1TB】
3・AQUOSブルーレイ 2B-C10EW1 【黒】
4・AQUOSブルーレイ 2B-C10EW2 【白】
¥48,600 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
【2TB】
5・AQUOSブルーレイ 2B-C20EW1
¥58,800 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
〈2021年モデル〉
【1TB】
6・AQUOSブルーレイ 2B-C10DW1 【黒】
7・AQUOSブルーレイ 2B-C10DW2 【白】
¥50,800 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
【2TB】
8・AQUOSブルーレイ 2B-C20DW1
¥58,000 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
【3TB】
9・AQUOSブルーレイ 2B-C30DW1
¥55,900 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
チューナー数:2
4Kチューナー:
長時間録画:最大12倍
ネットワーク:有線LAN・Wi-Fi
ドライブ:ブルーレイ
画像処理:★★★☆☆
2B-EW1シリーズは、シャープの入門モデルです。
旧機種が残ります。
2024年モデルは、冒頭で書いたように、24年モデルからは「ドラ丸」機能が「新ドラ丸&アニ丸」に変更されました。
従来のは、4週間のドラマ(あるいはアニメ)を自動録画させる機能でしたが、新機種は、時間帯を区切ることで、2種まで最大1クール(約90日)録画できるように仕様変更がありました。一般的には改良といえます。ただ、旧機の仕様が便利に感じる場合、そちらが良いでしょう
あとは、先述の直近のニュース番組(15分以上)の自動録画が加わったのを除けば、UIの簡単な変更(新番組・特番マークなど)に止まります。
一方、2世代前の2021年モデルは、冒頭で書いた「おまかせ録画」機能が非搭載です。番組名を指定しての繰り返し予約もこの世代ではできません。
一方、気になる部分では、新機種になってホコリシールドBDドライブ採用の記載がなくなりました。独自構造で耐久性を自主強化したもので、シャープの他社に比べてのポイントでした。
その代わり、トレイのクイック起動(開閉)が加わりましたが、利用すると待機電力は増えるので一長一短です。
いずれにしても、ドライブ周りは、他社より劣らないにしても他社並みになったといえます。あとは、この部分の改良もあって、筐体は少し薄型化しました。
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結論的にいえば、現状の値段差からすると新機種が良いです。
ドライブの部分を優先する場合で、値段が安めのセール品がる場合、23年機でも良いですが、新しい「新ドラ丸&アニ丸」が使えない点
のほうが使いやすそうに思うならば、そちらを、そうでもない場合、あるいは、この部分に興味が薄い場合は、値段の安い2023年機が良いでしょう。
ハードディスク容量は、1TB・2TB・3TBから選択可能です。
3TBは、2021年モデルのみの展開です。
1TBの場合、12倍モードで1000時間以上と、下位機種の2倍の時間の録画ができます。
2TBの場合、12倍モードで2163時間、3倍モードでも540時間、最高画質でも180時間と、相当長く撮れます。
最高画質で残したい方も、89時間は録画できるため、これほどの容量があったほうが初心者でも安心です。
チューナー数は、2つです。
そのため、2番組同時録画に対応できる仕様です。
無線LAN(Wi-Fi)は、しっかり搭載です。
有線LANも付属しますが、ワイヤレスでつなげられる点で、配線が楽です。
ただし、NetflixなどのVODは非対応です。
【Amazon限定】
【2TB-8TB】
・IODATA EX-HDAZ-UTL2K
¥12,800〜 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
外付けHDDは、接続可能です。
背面端子は、USB3.0規格で、4TBまでのHDDを最大8台まで登録できます。
ただ、シャープの現行機種は上位機を含めてSeeQVaultに非対応です。
対応機はレコーダーが壊れた場合、データは次のレコーダーで使えるという便利な規格ですので残念です。
外付けを増設される場合は、上記のような(SeeQVault規格に対応しない)普通のHDDで良いかと思います。
画質補正は、冒頭詳しく書いたように、シャープの場合、入門機の場合、「テレビまかせ」です。
長時間録画時のノイズ対策が目立つ程度です。
ただ、テレビが高性能ならば、基本的にこの部分は問題ないです。
そのほか、冒頭で紹介した「ドラ丸」を含めた、録画・再生時の便利機能は、格安機ながら、一通り「搭載」です。
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以上、シャープの2B-EW1シリーズの紹介でした。
「選び方の基本」でも書いたように、「ドラ丸」を含めた録画・再生部分の使い勝手は、本機のような格安な入門機にもしっかり搭載です。
その部分で言えば、4Kコンテンツ録画・再生に対応する必要がないならば、本機は「選べる」でしょう。
一般向けならば、2チューナーで十分でしょう。HDD容量はあとから増設できることをふまえて、1TBで良いかと思います。
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〈2024年モデル〉
【2TB】
10・AQUOSブルーレイ 2B-C20GT1
¥57,589 楽天市場 (4/9執筆時)
〈2022年モデル〉
【1TB】
11・AQUOSブルーレイ 2B-C10ET1
¥55,500 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
【2TB】
12・AQUOSブルーレイ 2B-C20ET1
65,700 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
〈2021年モデル〉
【1TB】
13・AQUOSブルーレイ 2B-C10DT1
¥55,980 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
チューナー数:3
4Kチューナー:
長時間録画:最大12倍
ネットワーク:有線LAN・Wi-Fi
ドライブ:ブルーレイ
画像処理:★★★☆☆
なお、入門機の「3チューナー」搭載モデルとなるのが、2B-ET1シリーズです。
新旧機種の違いは1つ上の製品と同じです。
チューナー数以外は、新旧ともに先ほどの機種と変わらないので、買われる際の価格と、この部分の要不要で考えれば良いかと思います。
一般的には(テレビ側のチューナーもありますし)3チューナーは不要かなと思います。
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〈2022年モデル〉
【500GB】
14・AQUOSブルーレイ 2B-C05EW1
¥44,980 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
チューナー数:2
4Kチューナー:
長時間録画:最大12倍
ネットワーク:有線LAN
ドライブ:ブルーレイ
画像処理:★★★☆☆
一方、逆に、入門モデルの「廉価版」となるのが、2B-C05EW1です。
2チューナー機ですが、HDDが500GBになるほか、ネットワークが有線LANのみになるので、配線が面倒であるほか、冒頭書いたWi-Fiダビングは使えません。
あとは、同じです。
−
結論的にいえば、本機も「ドラ丸」を含めた録画・再生部分の仕様は同じなので、値段が十分に安いようならば、選択肢にしても良いかと思います。
ただ、Wi-Fiが未付属で配線が面倒な部分と、内蔵HDDが500GBとあまり使わないとしても余裕がない部分で、(安くても)かなりのライトユーザー以外は、避けた方が良いでしょう。
3・AQUOS 4Kの高級機の比較
続いて、高級モデル(AQUOS 4Kレコーダー)を紹介します。
冒頭で書いたように、4Kテレビをお使いの場合、特に有効な機能が多く搭載されるグレードです。
〈2022年10月モデル〉
【1TB】
15・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C10EW3
¥51,500 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
【2TB】
16・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C20EW3
¥53,300 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
【4TB】
17・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C40EW3
¥72,980 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
チューナー数:2
4Kチューナー:2 (専用)
【2TB】
18・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C20ET3
¥57,000 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
【4TB】
19・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C40ET3
¥86,500 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
【6TB】
20・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C60ET3
¥105,420 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
チューナー数:3
4Kチューナー:2 (専用)
長時間録画:最大12倍
ネットワーク:有線LAN・Wi-Fi
ドライブ:UHDブルーレイ
画像処理:★★★★☆
4B-EW3シリーズと4B-EW3シリーズは、AQUOS 4Kレコーダーの上位機です。
なお、上位機ですが、この世代は執筆時24年モデルが未発売で、22年モデルが現行です。
そのため冒頭で書いた「ドラ丸」の仕様ほかが旧仕様(全番組最大4週間)です。こだわる場合は注意してください。
なお、多く型番がありますが、HDDのサイズ(録画時間)と、チューナー数との違いのみになります。
見分けは簡単でしょう。
チューナー数は、地デジ・BS・CS用が2チューナーです(上位機は3)。
新4K放送用チューナーは、単独チューナーとして2つ別に搭載です。
ソニーなど、従来放送と共用の場合もありますが、シャープは単独なので、新4K放送をよく見る(録る)場合、割と良いかと思います。
録画時間は、4TBの場合、地デジならば、12倍モードで、約4262時間の録画が可能です。
最高のDR画質では、約506時間となります。
4K放送は、データ量が多いので、12倍で3054時間、DRモードで391時間です。
シャープは、4Kコンテンツも最大12倍までの録画に対応します。
一方、他社機(ソニー・パナソニック)は、3倍以上の長時間モード時に特別なノイズ処理の言及があるのですが、シャープは特段の説明がないです。
ただ、個人的には、4Kは、現状で映像美を楽しむコンテンツなので、DRモードで録画しても良い気はします。通常放送に普及する前に、レコーダーの方が「買換」になるでしょうし。
長時間録画モードの画質は、 一方、言及に値します。
他社は、4Kの長時間録画時には、圧縮効率の良い新しい録画コーデック(HEVC)を利用します(上図)。一方、地デジを含む2K(ハイビジョン)は、従来のコーデック(MPEG4 AVC)を使います。
しかし、シャープは、4Kに加え、2KもHEVCを使います(2K HEVC)。
そのため、同じ圧縮率(2.4倍・4倍など)で録画した場合、データ量が多い分、他社機よりも画質劣化が抑えられると言えます。
もちろん、圧縮規格だけで画質は決まるわけではなく、ノイズ処理など各社独自の「画質向上機能」が重要です。
ただ、最も根本的な部分(データ量)での優位性は無視できないほど大きなものです。
同社によると、2.4倍モード時は、DRと画質は(ほぼ)変わらないまま、ディスク容量を節約できるとします。
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結論的にいえば、地デジ・BSの長時間録画モード時の画質は、現状では、シャープは「かなり期待できる」と言えます。
ちなみに、この機能はDR画質(1倍)で録画したデータをディスクダビングする場合も使えます。
1倍と「同画質」とされる、2.4倍の2K HEVCで保存すれば、1枚あたりの容量アップに寄与します。
シャープ機ならば、今後も互換性は保証されるようです。他社機では(実例がまだ少ないので)「再生できない場合がある」との註ですが、これは仕方ないでしょう。
ブルーレイドライブは、4K対応のUHDブルーレイドライブです。
対応する市販のブルーレイソフトを購入する場合、ブルーレイでも4K映像を見れることになります。ちなみに、普通のブルーレイ作品は、フルHD画質で収録されています。
シャープ独自の「ホコリシールドBDドライブ」で、故障危険性も少ない点も良い部分です。
無線LANは、搭載です。
一方、Netflixを初めとするBODは、上位機ながら非対応です。
利用したい場合は【セットトップボックスの比較記事】で紹介したような他社製品の導入が必要です。
個人的には、内蔵してもどうせ録画はできませんし、単独で買った方が(単独のCPUなので)きびきび操作できますし、この仕様で良いと思います。
画質補整は、「Medalist BD」というエンジンの採用で、相当強くなりました。
高度な圧縮が可能になったのも、このエンジンの恩恵の1つです。
機能面では、「5upコンバーターPRO」という技術が見どころです。
5upとは解像度・色域・フレームレート・ビット深度・輝度の5点を示します。標準画質(SDR)の画質を高められるということです。
冒頭書いたように、「画質補整」は、テレビ側に充実した機能がある場合、レコーダに必ずしも持たせなくても良い部分です。
しかし、5upの1つとなるHDR10変換機能は、最新の4Kテレビでも高級機しか備わらないものdす。この部分で、OLED(有機EL)に最適化されるOLEDモードも搭載される部分を含めて「見どころ」です。
一方、他社の上位機と比べると、超解像処理やノイズ処理の言及はないエンジンです。同社の場合、テレビ側でもそのような仕様です。
いずれにしても、上位2社(パナソニック・ソニー)の補正とは、まだ差は感じます。
録画機能は、下位シリーズの持つ機能は搭載です。
したがって「おまかせ録画・ドラ丸」を含めて、すべて利用可能です。
外付けHDDは、接続可能です。
高級モデルでもシャープはSeeQVaultに非対応です。新しく買い直したレコーダーに外付けHDDをつなげれば「使える」わけではないです。
まめにBDに保存するか、あるいは、ダビングする、【TV向けNASの比較記事】で書いたようなものにムーブ(コピー)するなどの処理が必要でしょう。
SeeQVaultは完璧な互換性が保証される仕組みとも思いませんが、あるにこしたことはないとは、個人的に思います。
番組表は、一方、2019年機( 4B-C10BT3)まで、シャープは「4K解像度の番組表」(4Kビジュアル番組表)でした(上図)。
ここは、他社に比べての特長でしたが、本機は、4K解像度の番組表は不採用です。
HEVCの利用で、エンジン(CPU)をそちらに回すと、パワー不足でUIの操作性が悪くなるからではないかと思います。実際、フルHDに戻して、リモコンの操作性は上がっていますので。
そのほか、下位機種同様に、「声でラクラク操作」に対応し、【スマートスピーカーの比較記事】で紹介した、GoogleやAmazonの音声AIスピーカーと連携できます。
サーバー機能は、冒頭で少し書いたストレージ機能が使えます。
これは、4K対応の高級機のみの機能です。
レコーダーに、写真と動画を転送保存できる点が見どころです。
ただ、ハイレゾ音源を含む音楽転送もでき、外出先からのアクセスもできるパナソニックの「おうちクラウド」に較べると、この部分の充実度や使い勝手は及ばないでしょう。
実際、そこを「売り」にする機種ではないですし、問題点ではないですが。
そのほか、シャープのAQUOSの新型機と連携する場合、AIオートとして、録画番組のジャンル情報をAQUOSに送って、自動で映像補正をする機能も、上位機のみの機能です。
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以上、シャープの4B-CDW3ラインの紹介でした。
他社の同級機と比較する場合、地デジ・BSなど2K(ハイビジョン)コンテンツの長時間録画の際に、画質向上が期待できる部分が大きな見どころです。
画像エンジンの性能も、シャープは最近改善しており、2強(パナソ・ソニー)に追いついてきました。その部分を含めて、良い機種になってきたと感じます。
ただ、4Kビジュアル番組表の「省略」は、残念に思わないかと言えば、そうでもないです。
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なお、本機は、旧機、および、下位機がほかにあります。
順番にみておきます。
〈2021年6月モデル〉
【1TB】
21・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C10DW3
¥50,700 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
【2TB】
22・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C20DW3
¥59,800 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
【3TB】
23・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C30DW3
¥69,800 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
チューナー数:2
4Kチューナー:2 (専用)
【2TB】
24・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C20DT3
¥69,800 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
【3TB】
25・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C30DT3
¥73,400 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
【4TB】
26・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C40DT3
¥89,000 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
チューナー数:3
4Kチューナー:2 (専用)
長時間録画:最大12倍
ネットワーク:有線LAN・Wi-Fi
ドライブ:UHDブルーレイ
画像処理:★★★★☆
第1に、 4B-C10DW3などです。
2021年発売の旧モデルです。
画質向上機能は、新機種とエンジンが同じですから機能差はないです。
ただし、本機は、先述の2K HEVCでの録画に非対応です。
2K(地デジなど)は、ダビング時にHEVCが利用できるだけなので、能力的に差があります。
そのほか、2021年機ですの「おまかせ録画」機能搭載が非搭載です。
あとは、先述のAIオート非対応になる程度で。、目に付く機能差はないです。
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結論的にいえば、新機種が採用した2K HEVCでの録画対応は「結構大きな進化」なので、新機種と同じグレードの機種とは、捉えられません。
ただ、相当な価格差がある点で「新機種の下位機種」と考えるならば、「あり」だと思います。
例えば、ご自宅に同社のAQUOSのテレビを持っている方は、その連携機能となる「AIオート」は、2022年以降発売のテレビ(上位機)からの対応です。
使えない機能があっても仕方ないですし、録画圧縮の部分が問題ないならば、(割と前向きに)こちらを選べるかなと思います。
旧機でも、連携面では「AQUOS 純 モード」として、(ジャンル情報まで見ないものの)画質を向上させてくれる機能は付きます。
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〈2024年11月モデル〉
【2TB】
27・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C20GT3
¥70,230 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
チューナー数:2
4Kチューナー:2 (専用)
【4TB】
28・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C40GT3
¥115,852 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
チューナー数:3
4Kチューナー:2 (専用)
長時間録画:最大12倍
ネットワーク:有線LAN・Wi-Fi
ドライブ:UHDブルーレイ
画像処理:★★★☆☆
第2に、4B-GT3シリーズです。
2024年登場と新しいのですが、性能面では、ここまで見た4Kチューナー内蔵機より劣る部分がある製品です。
こちらの場合、2K(地デジほか)映像について、先述のHEVCが非対応である上で、同社の高性能エンジン(Medalist BD)が非搭載です。
その関係で、画質処理面で5upコンバーターPROが使えないという仕様です。
「輝度」「色」「輪郭補正」などは全てマニュアルで調整です。自動で調整されるのは、ノイズ低減ほどになります。
ただ、上位機のAIオート高画質連動が、AQUOS「AIオート高画質・高音質」連動に進化しています。音声も含めて同社のテレビ連動の記載があるのは、こちらだけになります。
発売時期の関係でしょう。
加えて、これも発売年に関係しますが、ドラ丸が(4Kチューナー内蔵機でない下位機で説明した)新ドラ丸・アニ丸の仕様に、更新しています。
録画・再生に関わるUIは上位機より良いと言えますが、エンジンパワー(CPU)に由来する部分(250倍なめらかサーチなど)は非搭載で、弱いという仕様です。
とはいえ、音付きの早見(1.3倍)や、ゆっくり再生(0.8倍)、あるいは、サムネイル方式の「見どころサーチ」はありますので、ヘビーユーザー以外では、実用性はそう悪くはないです。
そのほか、音質部分で、録画映像をハイレゾ音質に計算でアップコンバートする「ハイレゾリマスター再生」にも新対応です。
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結論的にいえば、主にシャープ製の新しいテレビを利用している方で、そちらの機能性で、画質が担保できる方向けの製品と言えます。先述のAQUOS「AIオート高画質・高音質」連動ほか、機能面は「新しい」ので、こちらのが良いでしょう。
先述の2K HEVCや画質補正が非対応になったのは、コスト面のほか、上で示した新機能との両立が、CPU部分の理由で難しかったからかもしれません。
今回の結論
シャープの最新ブルーレイのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、シャープのAQUOSブルーレイレコーダーを紹介してきました。
最後にいつものように、Atlasのおすすめ機種!をあげていきます。
第1に、比較的価格が安く、お買得と言えるブルーレイレコーダーは、
〈2024年モデル〉
【1TB】
1・AQUOSブルーレイ 2B-C10GW1 【黒】
¥42,680 楽天市場 (4/9執筆時)
【2TB】
2・AQUOSブルーレイ 2B-C20GW1【黒】
¥46,399 楽天市場 (4/9執筆時)
〈2022年モデル〉
【1TB】
3・AQUOSブルーレイ 2B-C10EW1 【黒】
4・AQUOSブルーレイ 2B-C10EW2 【白】
¥48,600 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
【2TB】
5・AQUOSブルーレイ 2B-C20EW1
¥58,800 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
画質の良さ ★★★☆☆
おまかせ録画 ★★★★☆
スマホ視聴 ★★★★★
同時録画数 ★★★★☆
4K対応度 ★★☆☆☆
総合評価 ★★★★☆
シャープ入門モデルでしょう。
2つの時間帯・ジャンルで1クール(最大90日)できる「新ドラ丸&アニ丸」が欲しい場合は新機種を、そうでない場合は、値段のやすい旧機が良いでしょう。
チューナー数は、2つです。
快適に使えるといえる最低限をクリアします。
HDD容量も、1TBあれば、良いかと思います。
3倍録画程度の通常の使い方でも約268時間の録画に対応しますから。
消さずに1年は持ちそうな容量が魅力です。
【Amazon限定】【2TB-8TB】
・IODATA EX-HDAZ-UTL2K
¥12,800〜 Amazon.co.jp (2/16執筆時)
ハードディスク容量は、足りないと思ったら外付けを増やせますし、この部分は心配無用でしょう。
価格的にも、「値ごろ感」があるため、新4K放送をふくめて高度に対応する必要をない、シャープのテレビユーザーはこちらで良いと思います。
とくに、それなりに高性能な「4Kテレビを買ったばかり」ならば、上位機にみられる画質向上機能は「テレビに任せて良い」と言えます。
レコーダーの部分では、予算を節約して良いと思います。
第2に、新4K放送をふくめて、現状で、4Kテレビと最も相性が良いと言えるモデルは、
〈2022年10月モデル〉
【1TB】
15・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C10EW3
¥51,500 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
【2TB】
16・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C20EW3
¥53,300 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
【4TB】
17・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C40EW3
¥72,980 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
チューナー数:2
4Kチューナー:2 (専用)
長時間録画:最大12倍
ネットワーク:有線LAN・Wi-Fi
ドライブ:UHDブルーレイ
画質の良さ ★★★★☆
おまかせ録画 ★★★★☆
スマホ視聴 ★★★★★
同時録画数 ★★★★☆
4K対応度 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
4B-EW3シリーズでしょう。
新4K放送用のチューナーを、2基搭載する上で、しっかり、長時間録画も対応する部分がまず評価できます。
現状で4Kコンテンツを楽しめる数少ない方法であるUltra HD ブルーレイドライブも搭載ですし、投資にみあうだけの「映像美」を楽しめるでしょう。
とくに、繰り返し強調してきたように、2Kコンテンツ(地デジ・BS・CS)の長時間録画モード利用時の画質について、コーデックの変更で、根本的に改善している点が高く評価できます。
一般ユーザーでも、この部分は性能差を実感しやすい部分ですし、他社テレビの場合も、本機を選ぶ意味があると思います。
旧機種とくらべても値段差はあり、高いです。しかし、大きなポイントなので、今選ぶならばこちらかと思います。
画質に関わる部分も、「Medalist BDエンジン」の効果で、解像度・色域・フレームレート・ビット深度・輝度の5点の向上が可能です。
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〈2024年11月モデル〉
【2TB】
27・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C20GT3
¥70,230 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
チューナー数:2
4Kチューナー:2 (専用)
【4TB】
28・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C40GT3
¥115,852 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
チューナー数:3
4Kチューナー:2 (専用)
長時間録画:最大12倍
ネットワーク:有線LAN・Wi-Fi
ドライブ:UHDブルーレイ
画像処理:★★★☆☆
ただし、本編で書いたように、シャープの4Kテレビのうち、画質補正部分が強い高性能機を最近買ったような方の場合は、4B-GT3シリーズの方が良いでしょう。
こちらは、先述のHEVC(2K)が非対応である上で、同社の高性能エンジン(Medalist BD)が非搭載です。
ただ、画質補正部分は、テレビが新しいならば、(そちらの機能性に任せれば)そこまで問題にならないでしょう。
その上で、「AIオート高画質・高音質」連動ほか、同社のTVを活かせる部分や、「ドラ丸」などの録画・再生仕様が(2年分)新しい点を含めて、合わせて考える場合は、こちらを推します。
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というわけで、今回はブルーレイレコーダーの話でした。
1・SONYのブルーレイレコーダー
2・パナソニックのブルーレイディーガ
3・東芝の全録レグザブルーレイ
4・シャープのアクオスブルーレイ
5・おすすめブルーレイレコーダー【結論】
なお、他メーカー機種と比較したい方は、引き続き、以上の関連記事をご覧ください。
とくに、全メーカーの新機種から、おすすめできる機種(予算別)について知りたい方は、5回目記事がお役に立つかもしれません。
補足:周辺機器や消耗品について
そして、最後に「おまけ」で、ブルーレイディスクの話などです。
三菱ケミカル Virbatim BD-R 25GB 50枚パック
¥2,480 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
第1に、ブルーレイディスクについてです。
最初に購入するのは、アマゾンでかなり安く売っている三菱化学の製品をおすすめします。
海外生産(台湾)ですが、三菱ケミカルのグループの製品で品質は長期間安定的ですので。値段も割と安めです。
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ELECOM 120枚収納 CCD-F120NBK
¥1,264 Amazon.co.jp (4/9執筆時)
また、どんどん溜まっていく、ブルーレイディスクの整理には、こうしたケースを利用するのが有効です。
ケースが透明なので視認性も高く、スペースを取りません。こちらも量販店よりもだいぶ安くなっています。
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そのほか、増設HDDも同時に買われる予定の方は、以上の記事をご覧ください。
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1・10v-15v型液晶TVの比較
2・19v型液晶TVの比較
3・24v型小型液晶TVの比較
4・32v型中型液晶TVの比較
5・40v型のFHD液晶TVの比較
6・4K液晶テレビの比較
7・有機ELテレビの比較
8・8Kテレビの比較
9・テレビの選び方まとめ 【結論】
また、テレビも同時に探している方は、サイズ別のこちらの記事もどうぞ!
最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。