【今回レビューする内容】2022年 PC用4K液晶ディスプレイの価格・性能とおすすめ・選び方: Windows Mac パソコン用4Kモニターの違いと人気・口コミランキング:4KHDR 5K 8K HDR400 600 1000 HDCP 2.2対応 27型 28型
【比較する製品型番】Dell U2723QX U2723QE S2722QC U2720Q S2721QS S2721Q UP2720Q LGエレクトロニクス 27UP650-W 27UP550N-W 27UL500-W 27UL850-W 27UN880-B 27GP950-B HKN62J/A
今回のお題
最新4K液晶モニターのおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今日は、2022年7月現在、最新の、4K液晶モニターを比較します。
「目に優しい(疲れにくい)」という観点を重視しながら、全5回の記事にわけつつ比較しました。
1・4Kモニターの比較 (1)
:サイズ:27型・28型
;解像度:4K 5K
:予算:3万円〜
2・4Kモニターの比較 (2)
:サイズ:31.5型・32型
;解像度:4K 6K 8K
:予算:5万円〜
3・4Kモニターの比較 (3)
:サイズ:40型以上
;解像度:4K
:予算:4万円〜
4・4Kモニターの比較 (4)
:サイズ:23.8型
;解像度:4K
:予算:3万円〜
5・4Kモニターまとめ
=最終的なおすすめ機種の提案
今回は、1回目記事です。
家庭用として「最も人気」な、27インチ・28インチの4K液晶モニターを比較します。
なお、今回は、他のサイズを含めた全体の導入編ともなります。
かなり特殊といえる、4Kモニターの「選び方の基本」も説明しています。
他のサイズをお探しの方も、1回目記事の冒頭だけでもお読みいただいておけば、ご自身のニーズ合ったモニターが(わりと)選びやすいかと思います。
6・4Kゲーミングモニターの比較
レート:144Hz
解像度:4K
予算:10万円〜
ただし、4Kモニターのうち、高リフレッシュレート対応の「ゲーム専用」については、記事を「完全に別のもの」にしています。
こういった製品をお探しの場合、以上のリンク先の記事をご利用ください。
よろしくお願いします。
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液晶パネルの画質 ★★★★★
目の疲れにくさ ★★★★★
動画・ゲーム対応 ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、各社のモニターを比較していきます。
そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから「Atlasのオススメ機種」を提案していきます。
長い記事ですが、どうかよろしくお願いします。
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1・31.5インチの液晶モニタ
2・27インチの液晶モニタ
3・24.1インチの液晶モニタ
4・23.8インチの液晶モニタ
5・21.5インチの液晶モニタ
6・4K解像度の液晶モニタ
7・2.5K解像度の液晶モニタ
8・タッチパネル式モニタ
9・ゲーム向けの液晶モニタ
10・Mac向けの液晶モニタ
11・液晶モニターの選び方【まとめ】
なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」の液晶ディスプレイ関連記事全体としては、「6回目記事」として書きました。
0・4Kモニターの選び方の基本
具体的な製品の紹介に入るまえに、「4Kモニターを初めて買おう!」と思い立った方々に向けて、「4Kモニターの選び方の基本」をはじめに確認しておきます。
色々話したいことはありますが、とりあえず、「4点」にポイントを絞ってみました。
0-1・4K解像度について
第1に、4K解像度についてです。
高額な「4K液晶モニターを選ぶメリットはなにか?」という部分について、はじめに確認しておきます。
4Kモニター(3840×2160)の「自慢」は、言うまでもなく、「解像度の高さ」です。
4一般的なモニター解像度といえるフルHD(1920×1080)の、実に4倍の密度で表示できるので、4K機は、対応する動画や写真を「最高品質」でみることができます。
一方、仕事用としても、4Kモニターは導入意義があります。
ただし、フルHDより細かく表示でき、書類をたくさん並べて「実作業面積を拡大できる」という意味ではありません。
無論、小さい文字でも見えるようになるのでその要素はありますが、小さく表示すると「目が疲れる」だけでしょう。
4Kモニター導入の利点は、むしろ「テキストの視認性」が向上するという部分です。
なぜなら、表示される文字の大きさは「フルHD」モニターと同じままで、その密度を、4倍の細かさにして、テキストなどを高詳細表示できるからです(右図)。
数値的に言えば、画面密度(ppi)は、4Kの場合、フルHDの2倍です。
言葉や図では分かりにくいかもしれません。
スマホ(iPhone)を例にしましょう。
皆さんが昔使っていたスマホは、画面が粗く、見づらかったと思います。しかし、今では、たいていの場合、細かい文字でも読みやすくなっています。
それと同じような進化を、PCでも遂げた、と考えてください。
なお、5年ほど前までは、4Kモニターだと、システムの文字が小さくなりすぎたり、各ソフトでも文字(ビットマップ)を拡大する際に、文字が「ぼやけて、にじむ」問題がありました。
しかし、今では、(だいたい2015年以前の)スケーリング未対応のレトロソフトを除けば、MacでもWindowsでもこうした「問題はない」です。
老眼世代の方も、綺麗に見える分「目に優しい」ので、4K導入は予算が許せば、良い選択肢として、おすすめできます。
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結論的にいえば、同じサイズのモニターで比べれば、4Kモニターは、フルHD機と「同じ作業面積」「同じ文字のサイズ」をキープしたまま、「画質が4倍キレイに」なります。
例えば、ワープロなどの8ptの小さな文字も、等倍で「高詳細に」表示できるので、作業効率があがるほか、「目にも優しい」といえます。
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ただし、4Kモニターは、注意点というべきものも、「2点」あります。
こちらも順番に解説していきます。
第1に、動画やレトロソフトの画像の再生です。
動画は、例えば、昔の粗いのネット動画や、DVDなどの低解像度映像を再生する場合、必ずしも、画質が向上するとは言いがたいです。
モニターに「テレビ的な補正技術」があると、うまく処理(アップコンバート)してくれる機種はもあります。
ビデオカードによる部分も大きいですが、気になる方は、補正機能を実装する製品選ぶと、満足度は高いでしょう。
古いビジネスソフトやゲームも、少し注意です。
Windowsの場合、2015年以前のものはたいていですが、4K表示(高DPI表示)にソフト側が対応できていません。
OSが代わりにアップスケーリング(仮想化DPI)をしますが、あくまで仮想的に引き延ばす仕組みなので、画像や文字が「ぼやける」という難点があります。
第2に、著作権保護コンテンツの視聴です。
HDCP2.2という業界規格があります。
この規格に非対応のモニターだと、4K動画サービス・4Kゲーム・Ultra HDブルーレイの映像が、外部モニターに表示できません。
HDCP2.2対応には、モニター側・PC側双方の接続端子がHDMI2.0かDisplayPort 1.4規格のフォローが最低必要です。
「未対応機」はわりとあるので、今回は、HDCP2.2の対応の有無も示すようにします。
0-2・PC側の必要スペック

1・Display Port
2・HDMI 2.0
3・USB 3.1 (=USB3.2 gen2)
第2に、4Kモニターを利用するのに必要なPC側のスペックです。
4Kモニターを買えば、どのPCでも使えるというわけではありません。
転送する映像データ量が多いので、通常画質(4K/60p)の表示をしようと思えば、上表の端子のいずれかをPC側が持つことが、導入の「最低条件」です。
実際、「激安」のデスクトップや、ノートPCは、これらの規格対応しないモデルは今でも多いです。
1・MacBook Pro 15(Late 2013)
2・Mac Pro(Late 2013)
3・Mac mini(Late 2014)
Macの場合は、Retinaでの統一が早かったので、だいぶ前から、正式に「4K/60p出力がサポート」がされています。
詳しくは【Mac向けのモニターの選び方】に書きました。
0-3・パネルとスタンドの品質

第4に、4Kモニターのパネルとスタンドの品質です。
このブログは「目の疲れにくい」モニターを探すのが(そもそもの)狙いで、当初の執筆目的でした。
原点に立ち返って言えば、重要なスペックは、間違いなく「パネルの品質」と「スタンドの性能」です。
こちらも、順番に解説していきます。
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液晶パネルは、種類ごと、TNパネル、VAパネル、IPSパネル、ADSパネルという、4種類の液晶パネルが、現在の4K機にはみられます。
それぞれの特徴を「ざっくり」表示すると、上表のようになります。
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結論的にいえば、視聴時の視認性(ギラつきのなさ)と、視野角の広さをふまえると、IPSパネルが、ベストです。
とても「目に優しい」です。
予算が限られる場合は、そのジェネリックとなる「ADSパネル」も選択肢にできます。
他の種類は、どれもイマイチです。
例えば、VAパネルは「黒が締まる」ので映像向き、TNパネルは、応答速度が良いのでゲーム向きとはいえます。
PC用モニターは、テレビより近接視聴になるため、いずれもかなり目が疲れやすいと言えます。その点で、Atlasとしてはこの2種については、積極的にはおすすめできません。
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スタンドも、重要な要素です。
基本原則を言えば、モニターと目線は水平にするのが、目が最も疲れないといえる配置です。
しかし、格安品だとこうした細かい調整ができません。
この点で言えば、「上下左右高さ回転」と調整幅が広い「高性能スタンド」を持つモニターを探す意義は多いにあります。
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もっと細かいパネルのランクやスタンドについては、このブログの【液晶モニターの選び方の基本の記事】で、もっと詳しく書いています。
0-4・画面サイズ
第4に、画面サイズの選び方です。
このブログの【PC用デスクの比較記事】でも書きましたが、「目が疲れない」ためには、「適切な視聴距離」というものがあります。
画面左右方向の視線の移動をふまえての数字です。
例えば、上表にあるように、目と画面の距離が80cm以上離せない小机ならば、27インチは大きすぎると言えます。
なお、4Kモニターは高詳細ですが、(テレビと違って、モニターは近接してみるものなので)必要な距離はフルHD機と変わりありません。
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以上、「4Kモニターの選び方の基本」を4点説明しました。
色々書きましたが、結論的にいえば、「4Kモニターの導入は、メリット性がはるかに大きい」というのがAtlasの考えです。
注意するべき点は多いですが、気をつければ、導入効果はとても高いです。
第1回・4Kモニター(27型 28型)
第2回・4Kモニター(31.5型 32型)
第3回・4Kモニター(40型以上)
第4回・4Kモニター(23.8型)
ここからは、具体的な商品の説明になります。冒頭に書いたように、モニターサイズ別の比較です。
すでに「購入したいサイズ」がお決まりの場合、以上のリンクをご利用ください。
今回は「1回目記事」なので、27型と28型のみの紹介となります。
2・27-28型の4Kモニターの比較
具体的な4K(5K)モニターを比較に入ります。
今回比較するのは「27インチ」と「28インチ」です。しかし、この二者は、サイズ差がほとんどないです。
分ける意味がほぼないので、同時に紹介します。1・27-28型4Kモニターの比較 (1)
1-1:DELL〈米国〉
1-2:LG〈韓国〉
2・27-28型4Kモニターの比較 (2)
2-1:EIZO〈日本〉
2-2:アイオーデータ〈日本〉
2-3:フィリップス〈欧州〉
2-4:BenQ〈台湾〉
2-5:ASUS〈台湾〉
2-6:HP〈米国〉
3・27-28型4Kモニターの比較 (3)
3-1:Apple〈日本〉
3-2:ACER〈台湾〉
3-3:イイヤマ〈日本 〉
3-4:JAPANNEXT〈日本〉
3-5:その他の企業
4・4Kモニターの比較 【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
以上のような、メーカー順に、各機を紹介していきます。
1-1・デルの4Kモニターの比較
はじめに、米国のデルの4Kモニターです。
4Kモニターには力を入れていて、黎明期からいくつもの人気モニターを輩出している会社です。
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なお、以下では、イマイチな部分は青字で、高評価できる部分は赤字で、本文を書いていきます。
【2022年5月発売予定】(予約可)
【27インチ】
【Amazon限定型番】
1・Dell U2723QX
¥75,800 Amazon.co.jp (7/17執筆時)
【通常型番】
2・Dell U2723QE
¥77,380 楽天市場 (7/17執筆時)
解像度:4K(3840×2160)
輝度:400cd/u
液晶方式:IPS Blackノングレア
コントラスト比:2000:1
応答速度:5ms (GTG)
HDR:HDR400
USB給電: 90W
接続端子:HDMI2.0 DP USB-C
スタンド:上下左右高さ回転
VESA:100mm
スピーカー:
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:3年
U2723QXは、デルの発売する27インチの4K液晶モニターです。
なお、U2723QXは、Amazon限定型番となり、同系機は通常U2723QEとして販売されますが、性能は同じです。
「デジタルハイエンドシリーズ(Uシリーズ)」という同社の一般向けの上位ラインの最新機となります。
書類仕事ほか、デザイン業務の入門機の役割も果たせるシリーズです。
液晶パネルは、IPSパネルを採用します。
視野角が広く、目にも優しいという点で、仕事に向くパネルです。
IPS液晶には、いくつかの種類(グレード)があります。
本機は、IPS Blackパネルで、2022年1月の見本市(CES)で発表されたLGの新型です。
IPSが従来弱かったコントラスト部分にメスをいれ、2000:1というIPS液晶としては従来の2倍の水準の数値です。
その点で、黒表現力を高めた映像(特に動画)向けたパネルです。
バックライトに工夫のある製品(miniLEDモニターほか)を例外とすると、(普通のモニターでは)もっともこの部分の性能が良いです。
「目の優しさ」の部分では、コントラストはあまり意味がないですが、映像美の部分の進化として意義深いです。
色空間は、ディスプレイの色域を知るために必要な数値です。
一般的にはあまり気にしなくて良い数値ですが、「鮮やかさ」をしる手がかりになります。また、デザイン用に探している方には、ここが重要になります。
本機については、動画コンテンツで重要なDCI-P3はカバー率98 %です。
一方、写真など静止画向けに重要なAdobe RGBカバー率は出していません(sRGBカバー率は100%)
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結論的にいえば、キャリブレーション機能もないので、本機専門的なデザイナー用ではないです。
ただ、一般的ユーザー向けにはかなり良いスペックです。
他方式との、ざっくりとした比較表を出しておきます。
IPS Blackパネルは、黒表現は(VAやに及ばないものの)従来のIPSより上です(現状でNano-IPSよりも少し下)。
ただ、コスパは良く、高レベルでバランスが良いと言えるで液晶です。
液晶の輝度は、400cd/uです。
映像コンテンツの進化で、家庭用機でも、要求される輝度は最近増しています。
この数字は、抜群に良くもないですが、逆にあまり高すぎると、(普通の)仕事用にうまく合わない場合もあるので、このくらいで十分です。
ノングレア(非光沢)パネルなので、反射の心配もありません。
応答速度は、オーバードライブ時、5ms (GTG)です。
通常時は8msですが、問題のないレベルです。
HDRは、HDR400に対応です。
ノングレア(非光沢)パネルなので、反射の心配もありません。
応答速度は、オーバードライブ時、5ms (GTG)です。
通常時は8msですが、問題のないレベルです。
画質調整機能は、わりと「あっさり」です。
「目の優しさ」の部分は、低輝度利用時のチラツキを防止するバックライトのフリッカー対策と、最近搭載が多いブルーライトカット機能は付属です。
これらは、どのモニターでも対応です。
「映像美」の部分では、一方、特段の機能は明言されません。
米国系の企業は基本、PCに任せる方向性で、最低限レベルの場合が多いです。
ただ、モニターのマニュアル調整については、後面ジョイスティックで操作できるなど、配慮はみられます。
接続端子は、HDMI2.0x2 DisplayPort USB-Cです。
USB-Cについては、アップストリームポートもあるので、デイジーチェーン(数珠つなぎ)も可能です。
また、USB-C端子は、90WクラスのUSB-給電対応です。
そこそこ大きなノートPCならば、速度低下なしに充電もできる水準です。
HDMI端子は、2.0規格なので、4KHDR信号も通ります。
HDCP2.2にも、対応です。
加えて、本機にはUSBハブ(ダウンストリームポート)も搭載です。
コネクタ形状は(丸い)USB-Cが1つ,(四角い)USB-Aです。
速度は、いずれもUSB3.1クラスですので、高速対応です。
ハブのUSB-Cを給電に使う場合は、USB-Cのみ15W給電が可能です。
スタンドの品質は、上下左右高さ回転と全てに対応する「フルスペック」です。
下(5度)・上(21度)・高さ(15cm)・左右(90度)なので、他社高級機と比べても可動範囲で引けをとりません。
「目の優しさ」の部分で、アームの性能は重要ですし、本機はこの部分でも優秀です。
保証は、3年です。
DELLのハイエンドラインのモニターは、普通の保証以外に、「3年間のプレミアムパネル交換保証(無輝点保証)」があります。
常時消灯(黒点)こそ保証されませんが、この部分も、同社の「売り」と言えます。
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以上、DELLのU2723QXの紹介でした。
良いパネルを使いますが、仕様的に「デザイナー用」ではなく、「デジタルハイエンド」の名前が示すように、一般ユーザーで画質の良いものを探している方に向く機種です。
「映像美」の部分に注目して選びたい場合、IPS Blackパネルは選択肢になります。
QLED(量子ドットLED)を採用する機種と違い、輝度表現や色域の部分で「味付け濃いめ」でもないので、(一般的な)仕事との兼用にも向くと思います。
他社に比べてアイケアの部分で強い仕様でもないですが、モニター用としては向くかと思います。
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【2020年】【27インチ】
【Amazon限定型番】
3・Dell U2720QM
¥51,800 Amazon.co.jp (7/17執筆時)
解像度:4K(3840×2160)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1300:1
応答速度:5ms (GTG)
HDR:HDR400
USB給電: 90W
接続端子:HDMI2.0 DP USB-C
スタンド:上下左右高さ回転
VESA:100mm
スピーカー:
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:3年
なお、本機については、事実上の旧機種となるU2720QMもあります。
後継機がでたので、こちらのAmazon限定型番の機種のみが継続です。
液晶パネルは、(ブラックではない)普通のIPS液晶を採用します。
そのため、先ほどの機種に比べると、コントラスト比は低いです。
色空間は、DCI-P3はカバー率95 %、sRGBカバー率99%です。
あとのスペックは、輝度がこと案るほどで、新機種とほぼ同じです。
ただ、後継機(のアマゾンモデル)が割と安めにでているので、現在的にはこちらは選びにくいとは言えます。
【2021年】【27インチ】
4・Dell S2722QC
¥48,000 Amazon.co.jp (7/17執筆時)
解像度:4K(3840×2160)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:4ms (GTG)
HDR:HDR400
USB給電: 65W
接続端子:HDMI2.0×2 USB-C
スタンド:上下左右高さ回転
VESA:100mm
スピーカー:
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:3年
S2722QCは、先ほどの機種の1グレード下位機種になります。
本機については、Sシリーズと言うことで、ベゼルを薄くしたことで、多少ですがスリムです。
液晶パネルは、こちらについては、従来のIPS液晶です。
スペック的には、コントラスト比が1000:1と(IPS液晶の平均値ながら)上位機に少し及びません。そのため、色空間の部分で、DCI-P3カバー率が非開示となります。
接続は、本機もUSB-Cに対応します。
ただ、65W給電となる部分と、USB-Cポートが1系統で、デイジーチェーンによる複数台の接続に非対応という部分が、目に付く違いです。
そのほかは、USBハブが、(四角い)USB-Aのみ2つとなる部分、DisplayPortも持たない部分が違いと言えます。
スタンドは、上位機より可動幅は少なくなります。
ただ、それでも「上下左右高さ回転」とフル可動です。
あとの部分のスペックは、保証を含めて、1通絵で見た上位機と変わりません。
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以上、S2722QCの紹介でした。
5万円以内でおさまる「格安機」として一定のプレゼンスがあります。
ただ、DELLの場合、画質向上機能がイマイチ充実しないので、同じ価格帯の他社機に負ける部分はあります。
その部分で、比較は必要です。
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【2020年】
【27インチ】
5・Dell S2721QS
¥39,800 Amazon.co.jp (7/17執筆時)
【27インチ】S2721Q同等品
5・Dell S2721Q-R
¥50,156 楽天市場 (7/17執筆時)
解像度:4K(3840×2160)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1300:1
応答速度:4ms (GTG)
HDR:HDR10
USB給電:
接続端子:HDMI2.0×2 DP
スタンド:チルト
VESA:100mm
スピーカー:3W
4K動画再生:
保証期間:3年
なお、DELLの場合、上でみたUシリーズの下位機として、Sシリーズもあります。
こちらについてもIPS液晶採用です。
しかし、本体の輝度が低く、HDR400に満たない水準です。
また、パネルの広色域化技術も不採用です。むろん、USB-C給電機能もないです。
スタンドの稼働性もわるいため、価格差をふまえても、選ぶならば上位機でしょう。
6・Dell UP2720Q
¥217,800 Amazon.co.jp (7/17執筆時)
解像度:4K(3840×2160)
輝度:250cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1,300:1
応答速度:6ms (GTG)
HDR:
USB給電:
接続端子:HDMI2.0×2 DP Thunderbolt3
スタンド:上下左右高さ回転
VESA:100mm
スピーカー:
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:3年
UP2720Qは、DELLの 27インチ4Kのハイエンド機です。
こちらについては、完全に「デザイナー向け」で、価格面を含めて多くの方には他山の石でしょう。
液晶パネルは、こちらについては、従来のIPS液晶です。
色空間は、sRGB100%・AdobeRGB80%・DCI-P3 98%カバーです。
上表で示したのはDELLの大画面機となる31.5インチ機を含めた各社のクリエーター用ハイエンド機のスペックです。
DCI-P3のカバー率の部分で見ると、一見すると(静止画より)「動的なコンテンツ」に向くように思えます。
HDRは、ただ、非対応です。
多少輝度が250cd/uクラスですし、基本的には、あくまで静的なコンテンツを扱う人向けの高級機と言えるかと思います。
画質調整機能は、本機も、他社のデザイン用のフラッグシップと比べると「あっさり」です。
測色計内蔵でしっかり色合わせや調整はできますが、基本的には「ソフト」でというポリシーです。
スタンドの品質も、高いです。
デザイン用ですし、この部分はしっかりフルスペックです。
保証は、3年です。
先述のように、Dellは無輝点保証も付きます。
---以上、UP2720Qの紹介でした。
他社機を含めて言えば、モニター部分の仕様がやや古くなってきている気がします。
相当価格差はありますが、こうした機種をDELLで選ぶならば【31.5インチ4Kモニターの比較記事】で紹介したフラッグシップでしょう。
1-2・LGの4Kモニターの比較
続いて、LGエレクトロニクスの4Kモニターです。
同社は、自社で(部品としての)IPSが生産できる世界的企業です。性能の良い機種が割安の場合が多いです。
【27インチ】 【2021年】
7・LGエレクトロニクス 27UP650-W
¥42,891 Amazon.co.jp (7/17執筆時)
解像度:4K(3840×2160)
輝度:400cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1200:1
応答速度:5ms (GTG)
HDR: HDR400
USB給電:
接続端子:HDMI2.0x2 DP
スタンド:上下・高さ・回転
VESA:100mm
スピーカー:
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:3年
27UP650は、LGエレクトロニクスの製品です。
液晶パネルは、非光沢のIPS液晶です。
先述のように、LGのIPS液晶は、いくつか種類がありますが、こちらは普通のものです。
色空間は、本機は、sRGB98%・DCI-P3カバー率95%です。
広色域ではない普通のIPSです。
ただ、それでも、他方式に比べて、視野角ほかの性能は良いです。
応答速度も、5ms (GTG)です。
動く映像の画質に影響しますが、問題ない数字です。
HDRは、HDR400に対応します。
そのため、対応するコンテンツ(ゲーム・動画)再生の際、明るい光表現のリアリティが高いです。
さらに、本機は、標準映像(SDR)のHDR映像へのアップコンバートにも対応するため、HDRに未対応のコンテンツの底上げも可能です。
画質調整機能は、高レベルです。
「映像美」に関する部分では、暗部補正技術(ブラックスタビライザー)ほか、テレビでお馴染みの超解像技術が採用されます。
画質の粗い動画などを補整できるため、画像全般が高画質化します。
「目の優しさ」の部分では、基本となるフリッカーフリー機能も搭載されます。
なお、ゲーム専用機ではないものの、AMD FreeSyncに対応します。
また、DASモードを搭載しているため、ビデオカードが対応している場合、環境によってはゲームの応答速度の強化も望めます。
スタンドの品質も、結構良いです。
上位機は角度(チルト)と縦表示(ピポット)のほか、上下に110mmの調整が可能です。
左右角度の調整はできないですが、台座を動かせば良いだけですし、それなりに性能は期待して良いでしょう。
ただし、下位機種は角度のチルトのみですので、イマイチです。
接続端子は、DisplayPort 1.2、HDMI 2.0ポートが2つという構成です。
ケーブルは、いずれも付属です。
HDMI2.0規格対応ですので、HDMI端子経由でもPCに接続可能です。
HDCP2.2には、対応です。
---
以上、LGの27UP650の紹介でした。
格安に購入でき、特に動画面に強い高画質な27インチモニターといえます。費用対効果はかなり高いでしょう。
HDR400に速くも対応しているほか、スタンドの品質も十分ですから、ビジネスに、ゲームに万能に使いやすい4K機と言えます。
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【2021年】27UP550-W後継品
8・LGエレクトロニクス 27UP550N-W
¥54,800 楽天市場 (7/17執筆時)
USB給電: 90W
接続端子:HDMI×2 DP
スタンド:上下・高さ・回転
【2019年】【27インチ】
【Amazon限定】
9・LGエレクトロニクス 27UL500-W
¥37,800 Amazon.co.jp (7/17執筆時)
USB給電:
接続端子:HDMI×2 DP
スタンド:チルト
解像度:4K(3840×2160)
輝度:300cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
HDR:HDR10
VESA:100mm
スピーカー:
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:3年
なお、本機は、廉価版と言える下位機種が2系統あります。
いずれもバックライト数の部分で差を付けており、輝度が少し低くなります。それに応じて、sRGBカバー率で98%と色空間(色域)の部分で差が出ます。
HDRもノーマル(HDR10)水準です。
27UP550Nは、ただし90WのUSB-Cに対応します。
これは、先ほどの機種に比べて「普通の仕事用」に売りたい機種だからでしょう。
27UL500-Wは、Amazon限定で発売している、格安機です。
「目の疲れにくさ」や性能重視で考えるならば、選択肢にしない方が良いでしょう。
【2018年】【27インチ】
10・LGエレクトロニクス 27UL850-W
¥53,838 Amazon.co.jp (7/17執筆時)
解像度:4K(3840×2160)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
HDR:HDR400
USB給電: 60W
接続端子:HDMI2.0x2 DisplayPort USB-C
スタンド:上下左右高さ回転
VESA:100mm
スピーカー:5W×2
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:3年
27UL850-Wは、LGのデザイナー向けの上位仕様です。
下位機と違い、別売のハードウェアキャリブレーションに対応する製品です。
エントリークラスながら、デザイナー向けディスプレイとも言えるでしょう。
液晶パネルは、非光沢のIPS液晶です。
色空間(色域)は、sRGBで99%です。
DCI-P3は、情報がないですが、広色域IPSではないです。
デザイナー向けではないので問題ないです。
輝度は、350cd/uと下位機種より低いです。
コントラスト比も1000:1と下位機種よりやや低めに調整されています。
ただ、無理にあげずに、HDR400には対応させる水準にした、という言い方が正確でしょう。
デザイン向けなので、輝度バランスを崩さないように調整されています。
実際、下位機種よりパネル部分は(わずかに)性能が良いと言えます。
スタンドの品質は、稼働性の良い「パーフェクトスタンド」です。
下位機種より、上向きに5度ほど柔軟性が高い仕様でもあります。
接続端子は、DisplayPort・HDMI 2.0ポート×2・USB-TypeCという構成です。
USB-C端子は、60W給電です。
13インチ程度のノートPCなら速度低下なしに充電できます。
ケーブルは、各種ケーブルが全て同梱されます。
スピーカーは、総合10Wで付属です。
音楽を聴けるレベルではないものの、そこそこ強めです。
HDCP2.2にも、対応です。
TVなど著作権保護された4K接続にも使える点で、汎用性がある製品です。
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以上、LGの27UK850-Wの紹介でした。
比較対象は、USB-C給電対応で、色域も同格のIPS液晶となるDELLのUシリーズでしょう。
価格はLGのが少し安めですので、この部分や、暗部補正など「映像美」にかかわる画像調整の部分と、HDMI端子の数を重視すればLGでしょう。
一方、無輝点保証やUSB給電力の部分ではDELLでしょう。
仕事以外に色々使う場合は、本機のほうが向くと思います。
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【2021年】【27インチ】
11・LGエレクトロニクス 27UN880-B
¥59,327 Amazon.co.jp (7/17執筆時)
解像度:4K(3840×2160)
輝度:350cd/u
液晶方式:IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:5ms (GTG)
HDR:HDR400
USB給電: 60W
接続端子:HDMI2.0x2 DisplayPort USB-C
スタンド:上下左右高さ回転
VESA:100mm
スピーカー:5W×2
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間:3年
なお、ほぼ同じ仕様で、アームスタンド式にしたモデルが新展開となっています。
液晶パネルは、本機も、IPS液晶です。
スタンドは、棒から先は2軸です。
そのため【モニターアームの比較記事】でみたような、別売の専門機のほうが稼働性が良い部分はあります。
ただ、レバーなしで上下動に対応する部分など、構造はしっかりしています。なにより、耐荷重的な意味で、純正の安心感はあります。
ニッチですが良い仕様に思えます
ただ、モニターアームと本体は別に届くので、設置は自分でやることになります。
【27インチ】
【2022年】
12・LG UltraGear 27GP95R-B
¥98,909 Amazon.co.jp (7/17執筆時)
解像度:4K(3840×2160)
輝度:400cd/u
液晶方式:nano-IPS ノングレア
コントラスト比:1000:1
応答速度:1ms (GtoG)
HDR:HDR600
USB給電:
接続端子:HDMI2.1x2 DPx1
スタンド:上下高さ回転
VESA:100mm
スピーカー:
4K動画再生:HDCP2.2
保証期間: 3年
27GP95R-Bは、LGの27型モニターでは、最高級機となります。
本機は、高リフレッシュレート対応機で、特定のビデオカードが必要なゲーム用です。
ただ、今回、仕事に使う場合どうなのかという観点で考えてみます。
液晶パネルは、目に優しい、IPS液晶を利用です。
しかも、「Nano IPS」なので同社の最上位で、IPSパネルの固有の弱点の一部が緩和できています。
バックライトにナノ粒子層(蛍光体)を追加し、黄色・オレンジ系の余分な色を排除し、色彩(特に赤)を整える技術です。
同社のテレビにも使われる上位技術です。
広色域化のための技術ですが、コントラスト部分の性能も強化されると言えます。
色空間は、したがって、DCI-P3カバー率98%と、「デザイナー向け」とも言えます。
輝度は、400cd/uです。
下手なテレビより輝度は高いです。ゲーム・動画などのエンターテインメント系には良いでしょう。
応答速度は、1msです。
この部分は、nano-IPSのもうひとつの美点です。
HDRは、ピーク輝度が600カランを超えるので、HDR600です。
本機は、リフレッシュレート(垂直走査周波数)が144Hzです。
通常のビジネス用モニターのリフレッシュレート(60Hz)より高く、1秒間に書換えられるコマ数が多いです。
(落書きの)ペラペラ満画を思い出せば、分かりやすいかと思いますが、この場合、動画は「ぬるぬる動き」ます。
この点で、高リフレッシュレート機は、高速な動きを伴うゲームには最適です。PS5も対応しています。
一方、ワープロを含むビジネス文書作成や、一般的な動画視聴などについて言えば、高リフレッシュレートは、不要です。
静止画(ワープロ)や普通の動画ならば、「あまり意味はない」というのが、通説です。
「目の疲れやすさ」より、「画質(ゲーム)」に主眼が置かれた技術革新です。
普通の書類仕事は、輝度が高く調整される分、目が疲れやすいかと感じます。
画質調整機能は、「映像美」の部分はやはり充実します。
ゲームの部分でも、AMDのFreeSync Premiam Premium PROに対応するため、HDR対応ゲームでもチラツキ・カクツキ対策が可能です。
スタンドの品質は、高いです。
高さ調整幅(110cm)チルト角度が少し少ない(15度)ですが、問題ないでしょう。
接続端子は、HDMI2.1x2 DisplayPor tx1という構成です。
新機種になって、HDMI2.1となりました。これにより、4K/120Hzのリフレッシュレートに、公式対応です。
PC用としてはあまり意味のないことでしょうが、DPがない、PS5(4K/120P)との接続には意義深いです。公式の対動作確認が待たれます。
なお、HDMIの場合はもちろんPC側も規格対応が必要です。また、DPでつなげる場合も、PC側もDP1.4規格への対応が必要です。
HDCP2.2には、対応です。
付属ケーブルは、HDMIケーブル・DisplayPortケーブル双方が付属です。
・NVIDIA GeForce RTX 16/20
・Radeon RX5500 XT以降
ビデオカードは、4K/144Hzに対応するための要求水準は以上です。
VESA DSC(Display Stream Compression)をフォローする必要があります。
2019年頃から搭載カードが増えました。
4Kの高リフレッシュレートは膨大な量の信号のやり取りをするので、太い回線でないと対応できない、というわけです。ただ、これは他社も同じです。
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以上、LGの27GP95R-Bの紹介でした。
FPSのような速度が要求されるゲーム用として、最高峰機です。
並びうる機種がないので、かなり売れています。その方面では、値段に相応する性能は期待できそうです。一方、通常65W・最大95Wと電気を食います。
翻せば、夏場は発熱も問題となるので、設置環境については購入前にしっかり考えた方が良いでしょう。
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4・4Kゲーミングモニターの比較
レート:144Hz
解像度:4K
予算:10万円〜
なお、リフレッシュレートが高いタイプは、基本ゲーム用です。
そのため、本機以外のゲーム用4Kについては、以上のリンク記事で別に紹介しています。
【2019年】
【27インチ】27MD5KL-B
13・LG UltraFine 5K Display HKN62J/A
¥167,999 楽天市場 (7/17執筆時)
解像度:5K(5120 x 2880)
輝度:500cd/u
液晶方式:IPS グレア
コントラスト比:1200:1
応答速度:14ms (GTG)
HDR:
USB給電:100W?
接続端子:Thunderbolt3 x1
スタンド:上下高さ
VESA:100mm
スピーカー:内蔵(5w×2)
4K動画再生:
保証期間:3年
LG UltraFine Displayは、LGの販売する5Kモニターです。
液晶パネルは、IPS液晶です。
他機と同じですが、先述のように、5Kモニターです。
【iMacの比較記事】で取りあげたAppleの一体型が5Kなので、それに合わせています。
いずれも、画面が500cd/u(=500ニト)と輝度が高い点が「魅力」です。
おそらく、LEDの工夫による広色域化がなされていると思われます。
ただし、グレア液晶(光沢)です。もちろん、低反射加工(Low reflective treatment)ですが、蒸着技術を駆使したiMac系とは異なります。
応答速度は、14msとかなり遅いです。
オーバードライブの説明はないです。
HDRは、機能として持ちません。
画質調整機能は、旧機種のApple Thunderbolt Displayの場合、Macに最適化された調整がなされていました。
しかし、こちらについては、他社製ということでそのような表記はありません。
画質に関わる調整機能は他モデルに較べると少ないと言えます。機能的には画面分割機能が目立つ程度です。
接続端子は、注意が必要です。
こちらは、接続ポートに、Thunderbolt 3 (USB-C) だけ搭載した製品であるからです。
また、Thunderbolt 3のない製品については、動作が保証されないことになります。
あくまでMac専用として開発されたものであり、Windows系での動作保証はありません。
実際、画面サイズや前面カメラとスピーカーが内蔵される点も、Appleの一体型PCであるiMacに準じています。
HDCP2.2は、対応を明記しません。
スタンドの品質は、こちらの場合、上下の角度と、高さ調節に対応します。
iMacと比べると自由度は高いです。
便利そうな部分は、USB-PDに対応する(出力専用)USB-C端子が3つ付属すること、チャット用カメラが付属することです。
このあたりは、Mac用を意識しています。
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以上、LG UltraFine Displayの紹介でした。
Macユーザーで、5Kを狙う場合はこの機種が選択肢になるでしょうが、画面サイズ比で考えると価格が値頃とは言えません。
次回に続く!
おすすめの4K液晶モニターは結論的にこれ!
というわけで、今回はは、PC用の27型28型の4Kモニターを比較しました。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。
1・27-28型4Kモニターの比較 (1)
1-1:DELL〈米国〉
1-2:LG〈韓国〉
2・27-28型4Kモニターの比較 (2)
2-1:EIZO〈日本〉
2-2:アイオーデータ〈日本〉
2-3:フィリップス〈欧州〉
2-4:BenQ〈台湾〉
2-5:ASUS〈台湾〉
2-6:HP〈米国〉
3・27-28型4Kモニターの比較 (3)
3-1:Apple〈日本〉
3-2:ACER〈台湾〉
3-3:イイヤマ〈日本 〉
3-4:JAPANNEXT〈日本〉
3-5:その他の企業
4・4Kモニターの比較 【結論】
=最終的なおすすめ機種の提案
続く、2回目記事(こちら)では、ここまで紹介できなかった各社の27インチ機と28インチ機を紹介します。
液晶パネルの画質 ★★★★★
目の疲れにくさ ★★★★★
動画・ゲーム対応 ★★★★★
品質保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、結論編(こちら)へと向かいます。
いつものように、紹介した全てのモデルから、予算別・目的別のAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
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