比較2018'【高品質で安い】4K液晶モニター24機の性能とおすすめ【5K 8K対応】(前編)(5)【EIZO・イイヤマ・Dell・BenQ・Acer】

2018年04月11日

比較2018'【高品質で安い】4K液晶モニター24機の性能とおすすめ【5K 8K対応】(前編)(5)【EIZO・イイヤマ・Dell・BenQ・Acer】

【今回レビューする内容】 2018年 PC用4K 5K液晶ディスプレイの価格・性能とおすすめ・選び方: Windows Mac パソコン大画面5Kモニター・小型4Kモニター性能の違いと人気・口コミランキング:23.8インチ・27インチ・28インチ・31.5インチ]・43インチ対応

【比較する製品型番】Dell UP2415Q LG 24UD58-B U2718Q LG UltraFine 5K Display 27MD5KA-B 22MD4KA0B 27UK600-W 27UK650-W 27UD58-B 27UK850-W  Acer CB271HKAbmidprx IIYAMA ProLite B2875UHSU-B1 IODATA LCD-M4K271XDB Acer CB281HKbmjdprx ET322QKwmiipx ET322QKAbmiipx BenQ PD3200U EIZO FlexScan EV3237-BK Philips BDM4350UC/11 EX-LD4K431DB 43UD79-B ET430Kwmiiqppx UP3218K

今回のお題
最新4K/5K液晶ディスプレイのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日はパソコン用4K 5K対応モニターの比較です。

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 ビジネス向けの小型4Kモニターから、TVにも使える大画面42型4Kモニターまで幅広く紹介します。

 なお、このブログ「モノマニア」には、液晶ディスプレイについて、9つの比較記事があります。

第1回・27インチの液晶モニタ
第2回・
24インチの液晶モニタ
第3回・
23インチの液晶モニタ
第4回・
21インチの液晶モニタ
第5回・4K5K解像度の液晶モニタ
第6回・タッチパネル式モニタ
第7回・ゲーム向けの液晶モニタ
第8回・Mac向けの液晶モニタ
第9回・液晶モニターの選び方とおすすめ 【まとめ】

 今回は、5回目の記事です。

 ビジネス用・ゲーム用の小型モニターから、TV代わりに使えるモニターまで、4K 5K 8Kモニターまで20機種以上を広く紹介しました。

ーー

 以下では、いつものように、各機種を紹介したあと、最後に「結論」として、Atlasのおすすめ機種!を提案する形式で書いていきます。

1・4Kモニターを導入するメリット注意点

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 4K液晶モニターは、一般的なフルHD液晶モニターに比べて、面積比で4倍細かく表示できる詳細さを持つ製品です。

 高解像度ゆえに、他機種にはないメリットが多い一方、初心者にはとくに気をつけなければならない注意点もあります。

 そのため、具体的なモニターの比較・紹介に入る前に、4Kモニターのメリット性注意点について、簡単に確認しておきましょう。

@・4Kモニター導入のメリット性

 はじめに、4Kモニターを導入するメリット性です。


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 第1に、小さな文字でも綺麗に表示できる点です。

 4K解像度のモニターは、フルハイビジョン解像度のモニターに比べて、「通常の2倍の密度で、1文字を描写」できます。

 そのため、例えば、フルハイビジョン解像度だと「ボケて表示される」10pt以下の小さなフォントも、「鮮明に表示」できます。これは、iPhoneなどスマホで使われる高解像度表示(Retina)と同じ技術となります。

 その点で言えば、ワープロを含めたビジネス用としても、「目に優しい液晶パネル」を探している場合、4Kを選ぶ価値は大いにあります。


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 第2に、高解像度の4K写真・4K動画を閲覧・編集することができる点です。

 写真やビデオなど4Kが標準になっていますので、この点を重視して買われる人も多いでしょう。

 同様に、Excelなど広い作業スペースや、多数のソフトを同時展開できる環境が欲しい場合も、設定次第ではかなり有利に作業ができます。


 201804111413.jpg

 第2に、4K動画サービスの視聴に対応できる点です。

 Netflix・Amazonプライムビデオ・YouTubeなどでは、すでに4K動画サービスが始まっています。こうした映像をPCで最高画質で見れるのは、4Kモニターだけの特権です。

 また、ブルーレイレコーダーがあれば、普通のTVと同じように使えるので、PC用大画面4Kディスプレイを4K液晶テレビの代わりとして利用している方もいます。

A・4Kモニター導入の注意点

 つづいて、、4Kモニターを導入するにあたっての注意点についてです。

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 第1に、古いの動画やゲーム画像の劣化です。

 例えば720×480の解像度のDVD映像や、600×400の解像度で作られた昔のゲームなどを、3840x2160の4K解像度のモニターで「画面一杯に」全画面表示する場合、相当の拡大表示(アップスケーリング)が必要です。

 4Kの場合、拡大倍率が高すぎるので、画面などが「ぼやけて」しまう場合が多いです。

 ただし、TVの「超解像技術」「4Kアップコンバート」に類する技術で、この現象の解決を目指している高性能4Kモニターもあります。現状では、そういった機能を搭載する機種を優先して、4Kモニターを選ぶのも重要なポイントです。


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 第2に、OSメニューやブラウザなどの文字表示の劣化です。

 これは、4Kモニターが出はじめた際によく言われた問題点です。4Kモニターで、「細かすぎずに、普通に読める文字サイズ(200%=フルHD相当)」で表示する場合、これらの文字表示(ビットマップフォント)が「ぼやけて、にじんだ」からです。 

 ただし、この点は、最新のOSで、基本的には「解決」されています。

 Windows10の場合、最近のバージョンアップで、メニュー・アイコン関係の拡大表示時のぼやけの解消に関わる機能が追加されました(NCAアップスケーリング)。同時に、古いアプリで発生する「ブラウザなどの本文のぼけ」も解消しました。

 MacOSXの場合は、Retina解像度に対応させた時期にほぼ解決されており、だいぶ前からこの手の問題はありません。


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 第3に、ハード側(PC側)に4Kへの対応が必要な点です。 

 Windowsの場合、PCに上図のいずれかのポートがあれば、4Kモニターと接続可能です。また、HDMI端子でも「HDMI2.0規格」に対応していれば、つなげられます。ハードルは低いです。

 MacOSXの場合、MacBook Pro 15(Late 2013以降)Mac Pro(Late 2013)・Mac mini(Late 2014以降)で、正式に「4K/60p出力がサポート」がされています。それ以降の機種ならば、問題ありません。

 なお、詳しいMacへのつなげ方は、今回の記事の最後でまとめて説明します。


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 第4に、著作権保護された4Kコンテンツを表示できない場合がある点です。

 業界の統一規格として、HDCP2.2というものがあります。これに準拠しない4Kモニターは、著作権保護のかかった4K動画サービス、4Kゲーム、Ultra HD対応ブルーレイプレーヤーの映像が、表示できません

 そのため、4K液晶モニターを、「4K液晶テレビとして使いたい」方は、特に注意が必要です。今回の記事では、モニター側のHDCP2.2の対応の有無について、データに加えつつ説明するつもりです。

ーーー

 以上、4Kモニターを選ぶ場合の「利点」と「注意点」についていくつか書きました。

 ご覧のように「注意点」は、いずれも「気をつければ問題ない」レベルです。

 ここから詳しく見ていくように、4Kモニターは、5万円を切る安価なモデルでも高性能な機種が登場しています。

 そのため、4K液晶はここ数年のPCモニターの「標準」になる可能性が高いです。少々高くても、導入してしまえば、長期間、陳腐化する(=時代遅れになる)の危険が少ないと思います。

2・小型24型の4Kモニターの比較

 では、具体的な機種の紹介です。今回は、小さなサイズから順番に紹介していくつもりです。

 はじめに、24インチサイズの製品の紹介からです。

 なお、以下では、イマイチな部分は青字で、高評価できる部分は赤字で、本文を書いていきます。


 

 1・Dell UP2415Q [23.8インチ]
  ¥51,215 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)

 解像度:4K(3840×2160)
 輝度:300cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:6ms(GTG)
 接続端子:HDMI DisplayPort miniDP
 スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
 スピーカー: 非搭載
 保証期間:3年

 UP2415Qは、デルの販売する23.8インチの4Kディスプレイです。最も小型で4K画像に対応する製品です。

 解像度は、もちろん4K画質です。

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 液晶の品質は、視野角が広く目に優しいIPS液晶を採用している点で高いです。4K液晶モニターは、TN液晶という視野角の狭い格安液晶を使う場合も見られます。しかし、高級液晶テレビ同様のIPS液晶を使うこちらのモニターは、目の疲れの予防に高い性能を期待できます。

 液晶の輝度は、300cd/m2です。この価格帯のモニターとしては標準的な明るさであり、実用上問題ありません。ノングレア(非光沢)パネルなので、反射の心配もないでしょう。

 応答速度は、6ms(GTG)です。応答速度は、ゲームや動きのある動画の閲覧に関係してくるスペックですが、4Kモニターとしては、性能が高い部類です。問題ありません。

 画質調整機能は、ただし、DELLの場合最低限です。この部分は同社の伝統であり、基本的にはPC側で調整して欲しい、という設計です。

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 接続端子も、HDMI、 DisplayPort、miniDisplayPortを使います。

 これ以外に、USB端子やSDカードリーダーなどが付属します。一方、VGAやDVIといった昔の端子は省略されています。また、HDMIについては、2.0対応情報が確認できないので、基本的にはDPでつなげてください。

 HDCP2.2には、未対応です。そのため、TVではなく、あくまでPCモニターとして利用に向きます。

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 スタンドの品質も高いです。高さ調整、角度調整、左右/縦横への回転が可能なスタンドであり、ディスプレイと目線の高さを合わせることができます。そのため、目にとても優しいと言えます。VESA規格に対応しますので、別売のモニターアームに取り付けることも可能です。

 その他の特長としては、ドット抜けを3年間完全に補償してくれるプレミアムモニター保証もが付属する点も大きなポイントになります。また、デルのモニターは、モニター色差や色むらを出荷前に手動で修正して、色差が2未満に収まるようにしてくれてあります。保証期間も3年と安心ですね。

 以上、デル社23.8インチモデルの紹介でした。24インチ程度の画面ならば、あまり奥行きのない事務机でも十分使えるサイズのためかなり重宝するでしょう。大画面のRetinaで作業をしたいMacユーザーにもおすすめです。


 

 2・LGエレクトロニクス 24UD58-B
  ¥33,840 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:4K(3840×2160)
 輝度:250cd/m2
 液晶式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms(GTG)
 接続端子:HDMI2.0x2 DisplayPortx1
 スタンド:前後チルトのみ【VESA100mm】
 スピーカー: 非搭載
 保証期間:3年

 24UD58-B は、LG23.8インチ4Kモニターです。同社はいくつかシリーズがありますが、こちらは、最も価格の安いラインです。


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 解像度は、もちろん4K画質で、液晶の品質は、目に優しいIPS液晶を採用です。

 液晶の輝度は、しかしながら、250cd/m2で、DELLよりも劣っています。輝度は、動画の品質にも影響する部分ですので、この点はネックです。

 応答速度は、逆に、オーバードライブ時に5ms(GTG)と、DELLよりも高速です。高速なゲームや動画にはこちらのほうが対応力があるでしょう。

 接続端子は、格安モニターがながら、HDMIが2つと DisplayPortという構成です。両ケーブルも付属するのも嬉しい部分ですね。新しいMacBookの場合は、他社のUSB-C DisplayPort変換ケーブルでつなげられます。

 HDCP2.2にも、対応ですので、PC以外の4K接続にも汎用性がある製品です。

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 スタンドの品質は、その一方で、イマイチと言えます。というのも、高さ調整機能が未付属だからです。このサイズのモニターで高さ調整機能がないのは、目の疲れやすさの面では致命的です。

 以上、LG23.8インチモデルの紹介でした。DELLのライバル機で、パネルの能力もほぼ互角です。ただ、モニターアームの性能は期待できず、今回の比較の趣旨ではあまりオススメできるモニターではありません

4・中型27型の4Kモニターの比較

 続いて、27インチ前後の4K 5Kモニターを紹介します。

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 ここまで見たモニターよりも、ワンサイズ大きめなモニターです。

 このサイズまでなら「事務机サイズ」の机でも快適に利用できます。ただし、目と画面の距離を70センチ以上離せない小型の机ならば目の疲れを防ぐために、24センチ前後のモニターのほうがが良いでしょう。


 

 【2017年】

 3・Dell U2718Q [27インチ]
  ¥69,980 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:4K HDR10(3840×2160)
 輝度:350cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms(GTG)
 接続端子:HDMI2.0 DisplayPort miniDPt x1
 スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
 スピーカー: 非搭載
 保証期間:3年

 Dell P2718Q は、デルの発売する27インチの4K液晶モニターです。

 圧倒的な低価格ゆえに、予約待ちになっていたDell P2715Qの後継品として、2017年末に登場しました。

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 解像度は、4K画質です。また、こちらは、PC用のHDR10に対応します。HDR技術はTVの対応も進んでいる、「4Kより1つ新しい」技術です。対応する動画を再生する場合、明暗差がよりハッキリと見えます。

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 液晶の品質は、こちらも高品質・高詳細で「目に優しい」IPS液晶を採用します。

 低価格のTN液晶に較べて、視野角が広く、正面以外から見た場合でもクッキリ見えます。相場からすると、この品質の液晶をこの価格で買えるのは「破格」だと言えます。

 液晶の輝度は、今回のバージョンアップで改善が見られ、350cd/m2です。より明るく、映像コンテンツにも向くようになりました。ノングレア(非光沢)パネルなので、反射の心配もありません。

 応答速度は、オーバードライブ時、5ms(GTG)です。他機種と比べても見劣りしません。ゲームにも向く品質です。

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 画質調整機能は、チラツキを防止するフリッカーフリーと、ブルーライトカット機能は付属です。ただ、これらの機能は、どのモニターでも最近は付属するため、やはり最低限レベルでしょう。ただ、輝度は十分な範囲で調節できるため、眼の疲れの心配はあまりなさそうです。

 接続端子は、HDMI2.0x1 USBx1 DisplayPortx1 miniDisplayPortx1となります。

 miniDisplayPortがあるため、MacMiniとも相性が良いと言えるでしょう。DP-miniDPケーブルも付属しますので、そのまま使えるからです。HDMIも4K対応の2.0ですから、4K接続可能です。

 HDCP2.2にも、対応です。PC以外の4K接続にも汎用性がある製品です。

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 スタンドの品質も、評価できます。高さ調整、角度調整、左右/縦横への回転が可能なスタンドです。

 ディスプレイと目線の高さを合わせることができます。縦表示機能は、ワープロなどの仕事の際に便利です。こちらも。VESA規格に対応しますので、別売アームに取り付けることも可能です。

 以上、DELLの27インチモニターの紹介でした。27インチの4Kモニターは、他社モデルも含めていくつか選択肢があります。しかし、費用と性能のバランスから言えば、この機種はかなりの良モデルです。

 また、23.8インチと27インチは、実際の机の専有面積はさほど変わらないため、幅64cm×高さ42cmで圧迫感がないならば、視認性の点でも27インチの方が良いと思います。多少圧迫感を感じるならば、幅56センチの23.8インチを選択肢にすれば良いでしょう。


  

 【下位機種】

 4・LGエレクトロニクス 27UK600-W
  ¥64,800 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)

 【上位機種】

 5・LGエレクトロニクス 27UK650-W
  ¥64,956 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)

 解像度:4K HDR10(3840×2160)
 輝度:350cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms (GTG)
 接続端子:HDMI2.0x2 DisplayPortx1
 スタンド:前後チルト(上下高さ)【VESA100mm】
 スピーカー: 非搭載    
 保証期間:3年

  27UK600シリーズは、LGエレクトロニクスの製品です。

 解像度は、4K画質です。また、DELLと同じくPC用のHDR10に対応します。DELLよりも安めの価格ですが、これは同社が自前で液晶パネルを生産できるからでしょう。

 上位機種と下位機種がありますが、違いは、スタンド性能の部分だけですので、同時に紹介します。

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 液晶の品質は、「目に優しい」IPS液晶を使った高品質モデルです。

 というよりも、ここまで紹介してきた機種は、同社より供給を受けたパネルと思われるため、この点で他社と性能差はありません。もちろん、こちらもノングレア(非光沢)パネルです。

 応答速度も、フィリップスと同じく、5ms(GTG)です。さらに、こちらはDASモードを搭載しているため、ビデオカードが対応している場合、環境によってはゲームの応答速度のさらなる高速化が望めます。

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 画質調整機能も、高レベルです。

 フィリップス同様に暗部の視認性を高めるブラックスタビライザーを搭載するほか、TVに使われる超解像度技術が採用されます。画質の粗い動画などを補整できるため、画像全般が高画質化します。

 もちろん、フリッカーフリー機能も搭載されます。ただ、自動画質調整はおもに、画像・動画方面で強化が図られています。

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 スタンドの品質は、上位機種は高さ調整、角度調整、左右/縦横への回転が可能なスタンドです。

 一方、下位機種については、イマイチです。稼働するのが前後の角度調節のみ(チルト)のみであり、高さ調節や、回転ができません。

 長時間の利用で、目が疲れないようにするためには、角度調節ができる事が極めて重要です。その点でこの機種はやや残念です。

 接続端子は、DisplayPort 1.2、HDMI 2.0ポートが2つという構成です。

 ケーブルは付属しますが、Macとつなげる場合は変換ケーブルが必要ですが、これについては最後にまとめます。HDMIポートは、HDMI2.0規格対応ですので、HDMI端子経由でもPCに接続可能です。

 HDCP2.2には、対応です。PC以外の4K接続にも使える点で、汎用性がある製品です。

 以上、LGの27UK600シリーズの紹介でした。格安に購入でき、特に動画面に強い高画質な27インチモニターといえます。費用対効果はかなり高いでしょう。ただ、スタンドの品質は他機種に較べると良くないので、長時間のワープロ作業などにはやや不向きですね。


 

 6・LGエレクトロニクス 27UD58-B
  ¥46,700 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:4K(3840×2160)
 輝度:250cd/m2
 液晶方式:IPS液ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms(GTG)
 接続端子:HDMIx2 DisplayPortx1
 スタンド:前後チルトのみ【VESA100mm】
 スピーカー: 非搭載    
 保証期間:3年

 27UD58-B は、LG27インチモデルです。このシリーズは、LGでは、価格の安さを重視したラインです。

 そのため、輝度が250カランと低く、またモニターアームが上下移動ができない仕様です。

 この部分の性能が期待できないため、「目の疲れにくさ」や性能重視で考えるならば、選択肢にしない方が良いでしょう。


 

 【2018】

 7・LGエレクトロニクス 27UK850-W
  ¥79,920 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:4K HDR10(3840×2160)
 輝度:350cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms(GTG)
 接続端子:HDMI2.0x2 DisplayPortx1 USB-C
 スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
 スピーカー: 非搭載  
 保証期間:3年

 27UK850-Wも、LGエレクトロニクス4Kモニターです。同社のモニターでは1ランク上の「プレミアモデル」という扱いです。

 解像度は、4K画質です。その上でこちらもHDR10に対応します。

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 液晶の品質は、こちらも「目に優しい」IPS液晶を使った高品質モデルです。輝度も350cd/m2と下位機種水準で、この点は、変わりません。応答速度も、一方、5ms(GTG)と同じです。

 画質調整機能も、画質の粗い動画などを補整する超解像度技術など、下位機種と同じ機能を備えます。

 ただし、その上で、ハードウェアキャリブレーションに対応した点が、パワーアップポイントです。この点で言えば、色見本との照合が必要な、プロの写真家やデザイナー向けの機種です。

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 スタンドの品質は、こちらも、高さ調整、角度調整、左右/縦横への回転が可能な高性能スタンドです。この点では、下位機と同じですが、上向きに5度ほど柔軟性が高い仕様ですね。

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 接続端子は、DisplayPort、HDMI 2.0ポート×2、USB-TypeC×1という構成です。PCとUSB-C端子での接続に対応する点が新しいです。新しいMacbookにはそのままつなげられますね。また、マウスなどにつなげる用の入力端子もUSBが2つ後方に付属します。

 なお、こちらについては、各種ケーブルが全て同梱されます。

 HDCP2.2にも、対応です。PC以外の4K接続にも使える点で、汎用性がある製品です。

 以上、LGの27UK850-Wの紹介でした。下位の27UK600シリーズとの違いは、キャリブレーションの対応USB-Cへの対応です。前者は、デザイナーに、後者は新しいMacユーザーに特に便利かと思います。

 ただ、違いはそこに止まるため、一般的には27UK650-Wで良いでしょう。


  

 【2018】

 8・Acer プロシューマー CB271HKAbmidprx
  ¥54,799 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)

 解像度:4K(3840×2160)
 輝度:300cd/m2
 液晶方式:IPSノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:4ms(GTG)
 接続端子: HDMI2.0x1 DV DPIx1
 スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
 スピーカー:2W

 保証期間:3年

 CB271HKは、台湾のAcerが販売する4Kモニターです。ベゼルが薄いので、マルチモニターにも向く機種です。

 解像度は、4K画質です。

 液晶の品質は、「目に優しい」IPS液晶を使った高品質モデルです。

 輝度はLGに及ばない300cd/m2です。ただし、応答速度は、4ms(GTG)と、IPS液晶搭載機としては最高水準です。ゲーム・動画など動きのあるコンテンツには強い機種です。

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 画質調整機能は、Acerの技術力は高いです。パネル生産を他社に依存する企業なので、このあたりに力を注いでいるからです。

 例えば、スーパーシャープネステクノロジーは、TVで言うところの「4Kアップコンバート機能」のようなもので、低解像度宇ソースを4Kモニターに最適化して「ぼやけにくく」表示できます。発売時現在で、これに類する機能を搭載する4Kモニターはなく、この部分は、「売り」といえます。

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 また、色再現性についても、sRGB比で100%表示が可能です。LGは上位機の27UK850-Wでも99%ですから、こちらのほうが優秀です。

 チラツキ対策となるフリッカーフリー機能も搭載となります。

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 スタンドの品質も、業界水準では「最高ランク」の稼働性で、前後左右・上下の高さ・角度全ての方向に稼働します。VESA規格にも対応します。

 接続端子は、DisplayPort、HDMI 2.0、DVIが各1つという構成です。

 HDCP2.2には対応です。この部分でも汎用性が高いです。

 スピーカーは、この機種の場合、簡易的な物とは言え「付属」します。

 以上、AcerCB271HKの紹介でした。27インチは選択肢が多いですが、そのなかでも、画像補正の部分と応答速度の速さに大きな魅力があります。

 あきらかに、ゲーム・動画視聴などに向くモニターでしょう。一方、IPS液晶を採用し、稼働性の良いモニタースタンドも装備する点で言えば、ビジネス用にも使える機種です。

 LGが価格的なライバルです。家庭用として色々使いたい方は、この機種が良いでしょう。一方、HDR10への対応を重視するならば、LGと言うことになります。ただ、対応メディアは少ないですし、「画質重視の映画ファン」以外は、こちらで良いと思います。


 

 9・IODATA LCD-M4K271XDB
   ¥54,825 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:4K(3840×2160)
 輝度:250cd/m2
 液晶方式:ADS液晶 ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms(オーバードライブ時)
 接続端子: :HDMI2.0x1 HDMI×2 DPx2 D-subx1
 スタンド:前後チルトのみ【VESA100mm】
 スピーカー:
 保証期間:3年

  LCD-M4K282XBは、IODATAの4Kモニターです。三菱電機からディスプレイ技術を継承した日本の周辺機器メーカーです。

 解像度は、4K画質です。その上でこちらもHDR10に対応します。

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 液晶の品質は、こちらはADSパネルを採用します。

 ADSは、(電界の利用法が異なりますが)IPS液晶の「ジェネリック」と言えます。特許・商標の関係から中国の企業が「IPS方式」で生産したパネルをADSという名前で流通させています。

 表示品質はIPSに準じますが、液晶は生産環境が重要で、それがドット欠け・輝点の大小につながります。輝点(画面を暗くした際に、常に光る点)とドット欠け(画面表示した際、光を発せず黒いままの点)は、よほど数が多い場合を除き、「液晶の個体差」として交換して貰えません

 スペック的にも、応答速度はそれなりですが、輝度は250カランと低いです。

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 画質調整機能は、一方、割と充実します。

 低解像度ソースに強い超解像技術は、三菱時代の遺産ですが搭載です。それに加えて10段階で自動的に発色を調整するエンハンストカラー機能は、この機種の魅力の1つとなります。

 また、バックライトの輝度調整技術であるCREXも搭載されており、この部分は「TV並」のスペックと言えます。価格の割に充実していると言えるでしょう。フリッカーフリーにも対応です。

 スタンドの品質は、しかしながら、前後の角度調整ができるだけの仕様ですから、見所に欠けます。VESA規格には対応しますので、他社のモニターアームを利用することはできます。

 接続端子は、DVIx1 HDMIx3 DisplayPortx1 D-subx1と端子は多めです。HDMIについては、1ポートのみHDMI2.0に対応し、4K出力ができます。

 HDCP2.2には、対応です。PC以外の4K接続にも使える点で、汎用性がある製品です。

 付属ケーブルは、DisplayPortケーブル・HDMIケーブルが付属します。いずれも1.8mの長さです。

 スピーカーは、簡易的なステレオスピーカーが内蔵されます。

 以上、LCD-M4K282XBの紹介でした。画質調整面の性能が目立つ機種です。TVメーカーがTVに採用するような技術も多く使われており、この部分は期待できます。

 一方、ADSパネルである点と、最大輝度が低い点で、多少見劣りする部分があります。利点と難点が混在している点で、「おすすめ」できるか微妙なラインの製品です。

5・中型27型の5Kモニターの比較

 28インチモニターの紹介に入る前に、5K以上の表示に対応する27インチの5Kモニターを紹介します。


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 【27インチ】

 10・LG UltraFine 5K Display 27MD5KA-B
  ¥156,038 APPLE直販 (4/11執筆時

 解像度:5K(5,120 x 2,880)
 輝度:500cd/m2
 液晶方式:IPS グレア
 コントラスト比:1,200:1
 応答速度:14ms (GTG)
 接続端子:Thunderbolt3 x1
 スタンド:チルトのみ【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(5w×2)
 保証期間:3年

【21.5インチ】

 11・LG UltraFine 4K Display 22MD4KA0B
  ¥84,024 APPLE直販 (4/11執筆時

 解像度:4K(3840×2160)
 輝度:500cd/m2
 液晶方式:IPS グレア
 コントラスト比:1,200:1
 応答速度:14ms (GTG)
 接続端子:Thunderbolt3 x1
 スタンド:上下高さ【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(5w×2)
 保証期間:3年

 LG UltraFine Displayは、LGから発売されているモニターです。2タイプがラインナップされています。

 こちらは、Appleの直販のみ対応します。なお、Appleは、Amazonと異なり「税別表記」でしたので、税込みに書き直しました。

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 この製品は、あくまでLGの製品として売られます。ちなみに、旧機種のApple Thunderbolt Displayは、林檎マークのロゴで、Macが筐体を設計した製品でした。

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 液晶の品質は、いずれもIPS液晶採用です。

 なお、21.5インチは4K対応で、5K27インチだけとなります。

 しかし、いずれも、画面が500カランと輝度が高い点などが「魅力」です。ただ、グレア液晶(光沢)です。そして、iMacのような反射防止加工などは施されません。また、HDR10には未対応です。

 応答速度は、画面サイズを考慮しても14msとかなり遅いです。

 画質調整機能は、旧機種のApple Thunderbolt Displayの場合、Macに最適化された調整がなされていましたが、こちらについては、他社製ということでそのような表記はありません。

 画質に関わる調整機能は他モデルに較べると少ないと言えます。機能的には画面分割機能が目立つ程度です。

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 接続端子は、注意が必要です。

 というのも、こちらは、接続ポートに、Thunderbolt 3 (USB-C) を搭載した製品であるからです。また、Thunderbolt3のないMacMiniについては、動作が保証されないことになります。

 また、Windows系でもUSB-Cとして互換性がありますが、あくまでMac専用として開発されたものであり、Windows系での動作保証はありません

 実際、画面サイズや、前面カメラとスピーカーが内蔵される点も、Appleの一体型PCであるiMacに準じています。

 HDCP2.2にも、対応です。PC以外の4K接続にも使える点で、汎用性がある製品です。

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 スタンドの品質は、こちらの場合、上下の角度と高さ調節に対応します。iMacと比べると自由度は高いです。

 以上、LG UltraFine Displayの紹介でした。Macユーザーで、5Kを狙う場合はこの機種が選択肢になるでしょうが、画面サイズ比で考えると価格が値頃とは言えません

6・中型28型の4Kモニターの比較

 ここからは、28インチの4Kモニターを紹介します。

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 28インチモニターのサイズは、27インチとさほど変わりません。 

 例えばDELLの場合、27インチが「高さ: 37.9cm× 幅:64cm× 奥行: 5.1cm」、28インチが「高さ:38.2cmx 幅66.1cm×奥:56.2 mm」です。


   

 12・IIYAMA ProLite B2875UHSU-B1
  ¥53,338 Amazon.co.jp  
(4/11執筆時)

 解像度:4K(3840×2160)
 輝度:300cd/m2
 液晶方式:TN液晶 ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:1ms (オーバドライブ時)
 接続端子:HDMI2.0 DP DVI D-sub x1
 スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(2.5w×2)
 保証期間:3年

 B2875UHSU-B1は、日本のディスプレイメーカーのイイヤマが発売するモニターです。

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 解像度は、4K画質です。

 液晶の品質は、TN液晶を採用しています。

 TN液晶は、IPS液晶に較べると視野角がやや狭く、正面以外から見にくいという欠点があります。正確な色味も得にくく、「眼が疲れやすい」モニターである点は留意が必要です。

 液晶の輝度は、300cd/m2と標準的です。LEDバックライトの工夫もなされ、こちらは、フリッカーフリーLEDバックライトが搭載です。「ちらつき」防止性能としては高機能で、最近の最新モデルで採用されつつあるものです。頭痛、眼精疲労等の軽減が期待できます。


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 応答速度は、オーバードライブ(倍速液晶)を利用した場合、1ms(GTG)と速いです。倍速は5段階で調整可能です。

 そのため、動きのあるゲームや動画にとくに強いモニターといえます。先述のように、TN液晶は視野角が狭いのが欠点ですが、IPS液晶より応答速度があげやすい特性があるため、ゲーム用として利用される場合があります。

 その場合は、TN液晶は「単なる廉価版」ではなく、速度的な目的のため採用されている点は重要です。

 画質調整機能は、国産メーカーらしく、使い勝手の面で優位です。例えば、Picture in Picture機能という、画面の四隅のどこかに別の入力ソースを表示させることができる機能も付きます。  

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 i style colorという画像調整技術も搭載します。「テキストモード」「ゲームモード」など、作業時に、輝度・コントラストを控えめにしたモードを自動に選択でき、(画質の数値をマニュアルでいじらない)初級者向きの機種でもあります。色温度も設定できます。

 そのほか、AMD FreeSyncテクノロジーに対応し、フレームレートの高いゲームのチラツキが抑えられる仕様です。対応GPUが必須ですが、ゲーム向きですね。

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 スタンドの品質は、この機種の場合、高さの調節と上下左右の調節が可能です。縦表示は非対応ですが、画面のサイズを考えるとこれで十分です。

 接続端子は、DVIのほか、HDMI2.0端子ディスプレイポートD-sub端子が1つずつ付属します。

 付属ケーブルは、DisplayPortケーブル(1.8m)/Mini DisplayPort - DisplayPort(1.5m)/ DVIケーブル(1.5m)/VGAケーブル(1.5m)/ HDMIケーブル(1.5m)とフルセットで付属します。

 HDCP2.2にも、対応です。PC以外の4K接続にも使える点で、汎用性がある製品です。

 スピーカーは、2.5wの簡易的なステレオスピーカーが搭載です。

 以上、イイヤマのB2875UHSU-B1の紹介でした。 

 魅力は、4K液晶ながら、1ms(GTG)と速い応答速度が出せる点です。画質調整や画質モードなどソフトな調整力も優れていると思います。この点で言えば、動きの激しいゲームや動画の視聴をメインに考えるならば、有力な選択肢となるでしょう。

 一方、仕事メインで考えるならば、やはりIPS液晶を選びたいところです。


 

 13・Acer プロシューマー CB281HKbmjdprx
  ¥60,760 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:4K(3840×2160)
 輝度:300cd/m2
 液晶方式:IPSノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:1ms(オーバードライブ時)
 接続端子: :HDMI2.0x1 HDMI Dx1
 スタンド:上下左右高さ回転【VESA100mm】
 スピーカー:2W
 保証期間:3年

 CB281HKは、台湾のディスプレイメーカーASUSのゲーム向け4Kモニターの上位機です。

 解像度は、こちらも4K画質です。

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 液晶の品質は、イイヤマと同じで、視野角の狭いTN液晶です。

 応答速度は、やはり、TN液晶の利点で、最大1ms(GTG)と動画・ゲームに強いモニターです。

 画質調整機能は、Acerは充実します。

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 下位機種にも搭載されていたスーパーシャープネステクノロジーは、引き続き搭載です。4Kに満たない映像を拡大表示した場合も、「ぼやけにくく」表示できます。

 チラツキ対策となるフリッカーフリー機能も搭載となります。

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 スタンドの品質も、同社の下位機種同様高性能であり、上下左右に角度調節と高さ調節ができる仕様です。

 イイヤマが未対応の縦表示も可能です 加えてチルト(画面の角度を付ける)は、20度まで可能と性能も高いです。VESAマウントにも対応し、別売りのモニターアームも利用可能です。

 接続端子は、ディスプレイポート、HDMI、DVIがそれぞれ1ポートです。

 HDCP2.2には、対応ですので、汎用的な利用が可能です。

 以上、Acerの28インチの4Kモニターの紹介でした。ライバルはイイヤマのB2875UHSU-B1でしょう。

 画像補正の部分では、多芸ではないものの、スーパーシャープネステクノロジーは目をひきます。また、モニタースタンドについては、イイヤマを凌駕する水準の機種です。

 その点では、どちらかといえば、この機種は「オススメ」です。ただ、先ほど紹介したAcerの27インチモデル(CB271HK)とこちらを較べると、IPS液晶で、4msを達成できている下位機種のほうがバランスは良いと感じました。

7・大型31型の4Kモニターの比較

 つづいて、31.5インチの4Kモニターを紹介します。

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 サイズとしては、27インチに較べると、横に5cm程伸びたサイズです。もちろん、4Kなので、縦横比は10:9で他と同じです。パソコン用としては、ご家庭のデスクで作業をする場合の「最大サイズ」と言えるでしょう。

 ただ、通常の事務机程度の奥行で利用すると、近接視聴過ぎて眼が疲れると言えます。ただ、事務作業用というよりも、TVを兼ねて買うならば、このサイズはおすすめです。

 いずれにしても、個人的には、奥行き70cmほどの事務机ならば、27-28インチあたりがベストサイズだと考えます。


 

 【2017年】[31.5インチ]

 14・Acer ET322QKAbmiipx【背面黒】
 15・Acer ET322QKwmiipx 【背面白】
  ¥58,674 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:4K HDR10(3840×2160)
 輝度:300cd/m2
 液晶方式:VAノングレア
 コントラスト比:3,000 : 1
 応答速度:4ms (GTG)
 接続端子:HDMI2.0x2 DPx1
 スタンド:上下のみ【VESA100mm】
 スピーカー:
内蔵(2w×2)
 保証期間:3年

 T322QK、台湾のAcerが出している31.5インチの4Kモニターです。たいへん人気のあるモデルですね。 

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 解像度は、こちらも4K画質です。 また、LGなどと同じく、HDR10に対応します。

 HDR10は、映像コンテンツの輝度の幅を従来のテレビより高める技術です。対応するためには、コンテンツ側(ゲーム・ブルーレイ・ネットTV)の対応が必要です。

 しかし、最近の4KTVには搭載が普通になっており、普及することは確実な情勢です。とくに、このサイズを買われる方は、TVとして利用することも想定するでしょうし、これを搭載しているに越したことはないでしょう。

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 液晶の品質は、こちらはVA液晶です。

 VA液晶は、視野角はIPS液晶と同じです。しかし文字(静止画)の視認性が劣るため、仕事用PCモニターとしては「二流」です。

 しかし、VA液晶は、他の方式よりも、コントラスト比が高くできるため、映像コンテンツには向いています。そのため、家庭用TVの高級機には、あえてVA液晶を採用する場合もあります。

 こちらも、通常時で3000:1のコントラスト比ですから、1000:1の他機より性能が良く、映像の奥行き感を感じられる仕様です。映画などの暗部、には強いと言えるでしょう。

 応答速度は、オーバードライブ時に4msと速いです。

 液晶の輝度も、300カランと十分です。 

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 画質調整機能は、同社の27インチ・28インチ機種と比べると、超解像技術・アップコンバート系の技術は未搭載です。

 ただ、色再現性については、sRGB比100%の再現性ですので、美麗なモニターではあります。フリッカーフリーにも対応です。また、利便性の面では、2画面表示も対応します。

 スタンドの品質は、しかしながら「オマケ程度」です。上下に角度が変えられるだけなので、場合に寄っては市販のモニターアームに交換したほうが良いでしょう。これについては、最後に紹介します。

 接続端子は、HDMIx2 DisplayPortx1という構成です。HDMI2.0に対応する端子が2つですので、ゲーム機やレコーダーなどの接続にも便利です。

 HDCP2.2には、対応ですので、HDMIを通して、汎用的な4K対応機器の利用が可能です。

 付属ケーブルは、1.4mのDisplayPortケーブルのみ付属です。

 以上、AcerT322QKの紹介でした。

 大画面HDR10対応と言うことで、パソコンで動きのあるゲームをする場合、ゲーム機もつなげたい場合、TVとして利用したい場合などには優秀と言える機種です。

 応答速度も速く、VA液晶の特性として、コントラスト比も高いので、映像美を優先するならば良い機種です。

 ただし、VA液晶は、ワープロ作業などの事務作業にはあまり向かないので、エンターテイメント重視の方以外はIPS液晶採用モデルが良いでしょう。


  

 16・BenQ PD3200U [32インチ]
  ¥89,800 Amazon.co.jp
(4/11執筆時)

 解像度:4K(3840×2160)
 輝度:350cd/m2
 液晶方式:IPSノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:4ms (オーバードライブ時)
 接続端子:HDMIx2 DPx1 miniDPx1
 スタンド:上下左右高さ【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(5w×2)
 保証期間:3年

 台湾のBenQが出しているBL3200Uは、一回り大きなサイズの32インチのモニターです。 

 解像度は、こちらも4K画質です。 HDR10は対応しません。

 液晶の品質は、こちらはIPSパネルを採用しています。色精度についてもsRGB100%カバーと価格並みにスペックは高いと言って良い機種ですね。

 応答速度は、Over Drive時には4msと、速度の出しにくいIPS液晶ながらVAのAcerと同等水準です。

 液晶の輝度350カランとより明るく、スペック上ではかなり優秀です。

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 画質調整機能は、充実します。とくに、Adobe系のソフトとの相性を考慮した独自モードが多いです。

 例えば、暗室モード・CAD・CAMモード・アニメーションモードなど、用途に応じて、ディテールを最適化させるモードを搭載します。

 チラツキを軽減するフリッカーフリー機能を搭載しているため、目に優しいディスプレイとして、おすすめできる機種です。また、明るさセンサーが搭載されており、周囲の明るさを検知して、「目に優しい」明るさに自動調整してくれる機能も搭載します。

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 スタンドの品質は高性能です。上下左右に自由度高く動かせ、縦表示にも対応します。ワードやエクセルの作業にはとくに向いているでしょう。

 接続端子は、HDMIx2 DisplayPortx1 miniDisplayPortx1という標準的な構成です。基本的にはそれ以外の方法でつなげてください。なお、こちらの場合、4K/60P表示するためのHDMI2.0に非対応ですので、DisplayPort接続を選びます。

 HDCP2.2には、対応です。

 付属ケーブルは、DVI-DL/ HDMI /DisplayPort /全てのケーブルは付属します。

 以上、BenQが出しているPD3200Uの紹介でした。

 IPS液晶の採用、フリッカーフリー機能、高性能なモニターアームの採用など、「眼が疲れにくい」大型モニターとしておすすめできる機種です。書類仕事やウェブ閲覧、静止画の作業などに向くビジネス用と言えるでしょう。


 

 17・EIZO FlexScan EV3237-BK
 18・EIZO FlexScan EV3237-GY
  ¥152,000 Amazon.co.jp (4/11執筆時)

 解像度:4K(3840×2160)
 輝度:300cd/m2
 液晶方式:IPS ノングレア
 コントラスト比:1,000:1
 応答速度:5ms (オーバードライブ)
 接続端子: DisplayPortx2 HDMI DVI-Dx1
 スタンド:上下左右高さ【VESA100mm】
 スピーカー:内蔵(1w×2)
 保証期間:5年

 EV3237は、日本の高級ディスプレイメーカーの製品です。

 28インチに較べると、サイズ的に28インチより数インチ大きくなっただけですが、価格がこれほど違うのは、パネルがより高性能だからです。

 解像度は、こちらも4K画質です。 HDR10は未対応です。

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 液晶の品質は、高級なIPSパネルを採用しています。液晶はパネル自体は外部調達なので、他社より品質が良いわけではありません。

 ただ、検品体制がしっかりしており、色ムラなどのトラブルが少ないことで知られています。また5年の長期保証に加えて、6ヶ月の無輝点保証も付属するため、個体差による「残念感」がないのが「売り」です。

 応答速度は、オーバードライブ時に5msとそこそこです。

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 画質調整機能は、とくに「ビジネス業務」の面では、他社を圧倒して充実しています。

 視認性の良い、テキストモードなどが搭載されるだけではなく、アプリケーションごとに表示モードを自動で切替える機能も利用可能です。

 また、照度センサーが付いているために、画面の明るさを適切に調整し、目の負担を和らげることも可能です。

 そのほか、 画面を分割表示できるPicture by Picture機能やPicture in Picture機能、チラツキを抑えるフリッカーフリーLEDバックライト、ブルーライト軽減モードなどを網羅します。

 「映像美」を高める系の機能はないですが、仕事用としては優れるでしょう。


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 スタンドの品質も高いです。

 他社同様に上下左右に角度調節と高さ調節ができる仕様です。こちらは上向き35度までの角度調整、最大139 mmまでの高さ調整が可能です。ただ、回転させての縦表示はできません

 接続端子は、HDMIとDisplayPortが2つと、DVI-Dが1つという構成です。HDMIは、4K/60P表示にHDMIは非対応ですので、DisplayPort接続を選びます。ケーブルは、DisplayPortケーブルのみの付属です。

 HDCP2.2には非対応です。

 スピーカーは、1wの簡易的なものが付属です。

 以上、国産の高級ディスプレイメーカーのEIZOのEV3237の紹介でした。

 価格は高いですが、検品がしっかりなされた信頼性の高い高品質モニターです。

 また、IPS採用はもちろん、明るさ自動調整など目の負担に効くオリジナルな機能が搭載されるため、値段を出す価値は十分になるハイエンドモデルといえます。保証も安心の5年間保証ですので、長いこと使えるでしょう。

 ただし、TVとしての利用には、機能面はさほど充実せず、あまり向かないと思います。あくまでビジネス用のモニターですね。

後編に続く!
おすすめの4K/5K液晶モニターは、結論的にこれ!

 というわけで、今回の前編記事では、PC用の4K 5Kディスプレイについて書いてきました。

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 19・IODATA EX-LD4K431DB
 20・Philips 43型W BDM4350UC/11
 21・LGエレクトロニクス 43UD79-B
 22・LGエレクトロニクス 43UD79T-B
 23・Acer ET430Kwmiiqppx
 24・Dell 8K液晶モニターUP3218K  

 つづく後編記事【こちら】では、8Kモニターを含めて、今回紹介できなかった大画面の機種をいくつか紹介します。

 その後で、最後に、「まとめ」として、ここまで紹介した全てのモデルから、予算別・目的別のAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。また、モニターアームについての紹介もしたいと思います。

 後編記事は→こちら

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posted by Atlas at 21:27 | PC用液晶モニター

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