比較2019'【誰でもプロ級!】電動コーヒーミル26機のおすすめ・選び方:手挽と電動ミルの違いなど (1)

2019年08月29日

比較2019'【誰でもプロ級!】電動コーヒーミル26機のおすすめ・選び方:手挽と電動ミルの違いなど (1)

【今回レビューする内容】2019年 人気の電動コーヒーミルの性能とおすすめ・選び方: 手挽き・手回しコーヒーミル・コーヒーグラインダーの機能の違いやランキング:メリタ・デロンギ・カリタ・ラッセルホブズ・ボダム

【比較する製品型番】セレクトグラインド MJ-516 ECG62-3W ECG62-1B MJ-518 ラッセルホブス 7660JP パーフェクトタッチII CG-5B KG364J VCG-10-W VARIO-E CG-121 VARIO-V CG-122 C-90 ナイスカットミル NEXT G CM-50 bodum BISTRO フジローヤル みるっこDX R-220 KG40J KG79J デディカ KG521J-M デバイスタイル GA-1X-BR DRETEC CG-101BK 

今回のお題
美味しく挽ける!最新コーヒーミルのおすすめはどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年8月現在、最新のコーヒーミルの比較です。

 最新機種を、主にスペックから比較しました。

 201810191001.jpg

 なお、ミルには、手動ミルと電動ミルがあります。今回は、両者とも対応しています。

 価格的には、家庭用の「安くて高性能なミル」から、喫茶店の「プロ級」の味が再現できる「高性能電動ミル」まで網羅しました。

201806201858.jpg

 以下では、カット方式別に「味と得意の挽き方」を説明しつつ、各製品を紹介します。

 そして、最後の「結論」で、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

ーーー

1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・全自動コーヒーメーカー
3・ペーパーレスコーヒーメーカー
4・ネスレのカプセルコーヒーメーカー
5・デロンギのエスプレッソメーカー
6・コーヒーミルの比較
7・コーヒー豆の比較
8・コーヒーメーカーのまとめ 【結論】

 なお、今回の記事は、このブログの珈琲関連製品の比較記事の6回目記事として書きました。

1・コーヒーミルの選び方の基本

1・電動プロペラ式
2・電動グライディング式
3・電動カッティング式
4・手挽き式

 コーヒーミルは、大きく分けて以上の4つの種類があり、それぞれメリットデメリットがあります。

 「美味しく珈琲を淹れる」ためには重要な部分ですから、詳しく説明しておきます。

1・電動プロペラ式ミル

 201405241008.jpg

 第1に、電動プロペラ式ミル(ブレードグラインダー)です。

 5000円以下の格安の電動ミルはすべてこの形式です。

 切れ味の鈍いカッターが回転しながら、豆を粉砕していく製品です。短時間で大量の処理ができる点が手挽き式に較べてのメリットです。

 201806201858.jpg

 得意な挽き方は、フレンチプレスなどに利用する「粗挽き」で、割と「うまい」です。

 ただ、ペーパードリップ用の中細挽きや細挽きは粒状感が不揃いですし、仕組み上、熱が入りやすく味の鮮度劣化を招くのが難点です。また、一般的にエスプレッソ用の極細引きには未対応です。

2・グラインディング式ミル

 201405241045.jpg

 第2に、グライディング式ミル(フラット式電動ミル)です。別名「臼式ミル」です。

 この形式の場合、左と右の写真にみられるような臼を上下でかみ合わせて、すりつぶして、コーヒー粉を作るタイプです。

 201806201850.jpg

 得意な挽き方は、ペーパードリップ用の中細挽きや細挽きです。

 電動ながらじっくり挽くので、細かく火いい手も、粉の均一性が高い点で、味は格段に良くなります。プロペラ式より一段上の味が得られます。

 粗挽きもできますが、あまり得意とは言えないです。また、エスプレッソ用の極細引きには未対応です。

 また、仕組み上、こちらもコーヒー粉に熱が移りやすいという欠点があるので、「挽いたらその日のうちに飲みきる」ような使い方が良いでしょう。

3・電動カッティング式ミル

 201405241158.jpg

 第3に、電動カッティングミル(コニカル刃式電動ミル)です。

 挽き立てのコーヒーを出す、個人経営の喫茶店でよく見かける製品です。

 ニッケルモリブデン鋼の強力な刃で、1回で最大100gという豆を短時間で挽けます。

 201806201855.jpg

 得意な挽き方は、クセがなく、基本的に「全部万能」にこなせます。ただし、跡で説明するように、機種によって「得意」・「不得意」が結構あります。

 この方式は、粉の均一性や品質も高く、グラインダー式では不可能な、エスプレッソ用の極細挽きも対応します。さらに、味の面では熱も入りにくいという高品質な製品です。

 ただし、本体が大きく、値段も高いのがネックです。また、動作音も大きめです。

4・手挽き式のミル

  201810191109.jpg

 第4に、手挽き式ミル(手回し式ミル)です。

 コニカル刃を利用してじっくり挽く昔ながらの製品です。

 価格的には1000円台から存在します。格安に買える点、豆の味に悪影響する熱が生じない点で、メリットがあります。

 一方、ゆっくりと「ぐりぐり」させながら、最低百回は回さないと挽けないので、時間と労力が相当かかる点、回す際のスピードと回数にコツが要る点、1回で3倍ほどしか引けない点がデメリットです。

 ハンドドリップの喫茶店でも、手挽き式を使っているところが少ないのは、時間がかかりすぎて手に負えないからでしょう。

 201806201905.jpg

 得意な挽き方は、基本的には「万能」です。ただし、極細引きは、専用製品が必要です。

ーーー

 以上、コーヒーミルの基本的な仕組みを解説しました

 今回は、コーヒーミルをこの4つに区分して、比較していきます。

2・電動プロペラ式ミルの比較

 というわけで、ここからは具体的な商品を紹介していきたいと思います。はじめにプロペラ式ミルの比較です。

 なお、以下では、青字で書いている部分がイマイチな部分、赤字で書いている部分が、高評価できる部分となります。


 201803051216.jpg

 1・メリタ ECG62-3W
 2・メリタ ECG62-1B
  ¥2,980 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:プロペラ式
極細挽き:非対応
ポッパー容量:70g

 こちらは、ドイツのメリタ社のコーヒーミル、通称「セレクトグラインド」です。

 日本で最も売れているコーヒーミルであり、ホームセンターなどでもよく見かけます。

  201405241008.jpg

 ミルの方式は、プロペラ式です。

 容器に写真のようなカッター(プロペラ)が付属しており、中に入れた豆をカッターが砕いていくことになります。

 フードプロセッサーと同様の仕組みで、大小の差こそあれ、鈍い刃を搭載するのも同じです。

 一度に挽ける量70グラムです。数日分のコーヒを一度に挽けます。

 所要時間は、20秒ほどです。

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き細挽きまでなら対応できます。

 ただ、スイッチを押している時間で調整するマニュアル式です。慣れないうちは、挽きすぎてしまいます。また、気をつけないと、挽く際にムラが生じやすい商品です

 エスプレッソ用は、極細挽きができないため、未対応です。

 201806201726.jpg

 挽けるコーヒーの味は、他の方式に比べるとカットされる豆が不揃いであるため、イマイチです。

 また、プロペラ式に共通する難点ですが、砕く際に豆に熱が多少入りやすいという欠点があります。これらは多少残念と言える部分です。

 メンテナンスの部分では、内蔵するカップと刃は取り外せない(水洗いできない)タイプです。

 ふき掃除が基本となります。コーヒー豆は細かいために、結構面倒くさいです。  

---

 以上、メリタ社の「セレクトグラインド」の紹介でした。

 2000円台で購入できるために、コストパフォーマンスが良いですが、上に青字で書いたような欠点も目立つ商品といえますね。予算があれば上位機種を選択した方が良いでしょう。


 201806201725.jpg

 3・Kalita 電動コーヒーミル CM-50 【黒】
 4・Kalita 電動コーヒーミル CM-50 【白】
  ¥2,750 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:プロペラ式
極細挽き:非対応
ポッパー容量:50g

 カリタは、創業50年以上の日本の老舗のコーヒー機器メーカーです。

 ミルの方式は、こちらもプロペラ式です。

 一度に挽ける量は、50gまでです。

 容量から言えば、多少小さめなグラインダーです。

 所要時間は、15秒ほどです。

 コーヒー豆の挽き方は、やはり粗挽き中挽き細挽きまでなら対応できます。

 しかし、この製品も、コツの要るマニュアル方式です。

 エスプレッソ用未対応です。

 挽けるコーヒーの味は、メリタと同じで熱が入りやすい点と、粉が不揃いになる点で、高い期待はできません。

 201806201727.jpg

 メンテナンスの部分では、こちらも、コップが取り出せないシンプルなタイプで、掃除の面では多少面倒な製品です。

---

 以上、カリタCM-50の紹介でした。

 メリタの製品と比較すると、大きめの押しボタンなどデザイン的に優れた部分はありますが、味の面では、メリタのグラインダーと差は無いでしょう。


   201810191101.jpg

 5・ラッセルホブス グラインダー 7660JP
  ¥4,280 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:プロペラ式
極細挽き:非対応
ポッパー容量:60g

 ラッセルホブズは、イギリスの有名な調理家電メーカーです。

 このような、グラインダーも出しています。調理器具のデザインにこだわっているメーカーで、この家電も優れたデザイン性があります。

 201405241030.jpg

 ミルの方式は、こちらもプロペラ式です。

 ボタンを押している時間で豆の挽き方を調節するカリタ社と同様な簡易的な仕組みです。

 一度に挽ける量は、60gで、コーヒー8杯ほどです。

 所要時間10秒と短いのは、ハイパワーモーターを採用するためです。

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き細挽きまでなら対応できます。

 しかし、他社同様に、コツの要るマニュアル方式です。

 エスプレッソ用未対応です。

 挽けるコーヒーの味は、プロペラ式ながら、グラインダーボール(コップ)が独特の形状をしています。

 これは、挽きムラを軽減する仕組みとなります。ただし、熱が入るという点でも、所要時間の短さで多少ですが収まるはずです。  

 7660bowl.jpg

 メンテナンスの部分では、メリタ社のモデルと異なり、ミキサーの刃の部分が分離でき、コップが取り外せる仕様です。

 そのため、手入れが容易で、清潔性が保てます。 また内蔵するカップがステンレス製で、粉が飛散しにくいのも魅力ですね。

---

 以上、ラッセルホブズのグラインダーの紹介でした。

 メリタ社のモデルに較べて、デザイン性で勝っている他に、取り外して洗えるために清潔性が確保できる点が最大のメリットです。

 加えて、挽きムラが生じにくいメリット性もあります。比較的低予算で、できるだけ良い製品を買いたいと考えているならば、見所の多い機種ですね。


  201810191115.jpg

 6・デロンギ カッター式グラインダー KG40J
   ¥4,385 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:プロペラ式
極細挽き:非対応
ポッパー容量:80g

  KG40は、イタリアのデロンギのグラインダーです。目立つ同社のロゴを含めて、同社の製品とすぐ分かる独特のデザイン性の高さがあります。

 ミルの方式は、こちらもプロペラ式です。

 201905241424.jpg

 一度に挽ける量は、80gと多めで、コーヒー10杯ほどです。

 60gの粗挽きの場合、所要時間15秒ほどです。

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き細挽きまでなら対応できます。

 しかし、他社同様に、自分で時間調整するマニュアル方式です。

 エスプレッソ用未対応です。

 エスプレッソマシンを出しているメーカーですが、それでも「未対応」です。

 挽けるコーヒーの味は、熱が入りやすい点と、挽きムラが生じやすい点で、プロペラ式の欠点を共有しています。


 201603041448.jpg

 メンテナンスの部分では、こちらも、グラインダーが取り外せるタイプで手入れが楽です。

---

 以上、デロンギのグラインダーの紹介でした。

 機能面では、多少容量が大きいのが魅力といえます。ただ、挽きムラを生じさせない機構がある、ラッセルホブズのグラインダーのほうが、味の面では多少上かもしれません。

3・グラインディング式ミルの比較

 続いて、臼(うす)の構造を持った本格的なコーヒーミルを紹介していきます。


  201905241425.jpg

 7・メリタパーフェクトタッチII CG-5B
  ¥5,938 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:臼式
極細挽き:非対応
ポッパー容量:100g

 CG-5Bは、ドイツのメリタの上位機種です。「パーフェクトタッチ2」という名前で売られています。

 201405241045.jpg

 ミルの方式は、写真のような臼(うす)を持つグライディング式ミルです。

 左と右の写真にみられるような臼を上下でかみ合わせて、すりつぶして、コーヒー粉を作る仕組みです。

 一度に挽ける量は、100gと多めで、数日分はまとめて挽くことができます。

 構造的には、コーヒー豆を上のケースに入れておき、コーヒー粉が下からでる構造です。

  淹れたいコーヒーの杯数をダイヤルで調整して、必要な分だけ挽くことができます。

 便利ですが、豆を入れっぱなしだと豆自体の品質が劣化してしまうことは注意が必要でしょう。  

 201806201731.jpg

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き中細挽き細挽きに対応できます。

 またグラインド式は、豆の挽き方をダイヤルで設定可能です。全くコツが不要で、初心者向きだとも言われます。 

 エスプレッソ用は、臼式では挽けず、未対応です

 201901151739.jpg

 挽けるコーヒーの味は、挽いた豆の均一性はミキサー式よりも上ですので、基本的に味のスペックは高いです。

 ただし、グライディング式ミルは、プロペラ式以上にコーヒー粉に熱が移りやすいという難点があります。フレーバーを大事にする方は、あまり向かないと思います。

 メンテナンスの部分でも、刃が全て取り外せないために、掃除しにくい構造です。

 そのほか、動作音が大きめなのも欠点です。

---

 以上、メリタの上位機種「パーフェクトタッチ2」の紹介でした。

 本格的なグライディング式のコーヒーミルですが、熱が発生する点や、メンテナンスが面倒な点が大きな欠点です。

 価格的にはミキサー式のラッセルホブズの製品と同価格帯ですが、5000円以下で選ぶならば、どちらかといえば、カッター式が良いかなと思います。


  201901151740.jpg

 8・Kalita セラミックミル C-90【黒】
 9・Kalita セラミックミル C-90【白】
  ¥6,684 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:臼式
極細挽き:非対応
ポッパー容量:90g

 C-90は、国内メーカーのカリタのセラミックミルです。

 本体色は、2色展開です。ただ、白は生産終了で高いですね。

 201405241109.jpg

 ミルの方式は、メリタ社同様の臼式です。臼の部分に、硬質のセラミックを採用している点に大きな特長があります。

 一度に挽ける量は、90グラムです。

 こちらは、杯数に応じたボタンはなく、入れた量だけ挽く構造です。

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き中細挽き細挽きなど9段階と細かく対応できます。 

 エスプレッソ用は、臼式では挽けず、未対応です。

 挽けるコーヒーの味は、臼式ということで、やはり熱でフレーバーが飛んでしまう問題があります。

 ただし、挽かれた豆については、メリタ社のモデルよりも均一な傾向です。構造やセラミック刃のメリット性と言えるかもしれません。

 メンテナンスの部分でも、ミキサー式の上位機にくらべると、部品が取り外せない部分で面倒くさいとはいえます。

---

 以上、カリタC-90の紹介でした。

 方式的な限界で熱が入ります。多少費用はかかりますが、「美味しさ」の点でコーヒーミルを選ぶならば、別の方式が良いでしょう。


  201908291731.jpg

 【2019年】

 10・ドリテック DRETEC CG-101BK
  ¥5,980 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:臼式
極細挽き:非対応
ポッパー容量:150g

 CG-101BKは、ドリテックの販売する電動コーヒーミルです。

 201908291749.jpg

 格安のキッチン家電に強いブランドですが、電動コーヒーミルにも参入しました。

 201908291735.jpg

 ミルの方式は、臼式です。

 材質については、非開示です。

 201908291738.jpg

 一度に挽ける量は、「12杯分」までです。

 ホッパーの大きさとしては、150グラムです。

 2杯から12杯までダイヤルで調整する方式です。

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き中細挽き細挽きなど16段階です。

 かなり細かく対応できます。 

 エスプレッソ用は、臼式では挽けないので、未対応です。

 挽けるコーヒーの味は、臼式に共通済ますが、熱でフレーバーが飛んでしまう問題があります。

 これに対する対策は、このグレードではないです。

 メンテナンスの部分は、臼式の他機種と同様です。

---

 以上、ドリテックC-90の紹介でした。

 臼式だけで比較する場合、挽き方の細かさと、ホッパーの大きさは、他機種より優れます。

 同社はコーヒー器具メーカーではないですが、他のコーヒー「専業」メーカーも、このグレードの製品には、さほど力を入れていないため、変わらないでしょう。


 201908291814.jpg

 【2014年】

 11・デロンギ DeLonghi KG79J
  ¥5,586 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:臼式
極細挽き:非対応
ポッパー容量:120g

 KG79J は、イタリアのデロンギが販売する臼式のコーヒーミルです。

 同社の製品としては、割と人気があるのですが、機能的には、他社とさほど変わりません。

 201908291817.jpg

 ミルの方式は、臼式です。

 一度に挽ける量は、120グラムです。

 2杯-12杯までのダイヤル調整すれば、自動で引ける仕組みです。

 ただし、コンテナは100gですので、それに合わせて利用することになるでしょう。

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き中細挽き細挽きが選べます。

 挽き方は無段階でダイヤル調整できる点が特色と言えばそうですが、やはり、極細挽きはできません。

 デロンギは「細挽き」をエスプレッソ用と書いていますが、やはり粗めです。

 その他の部分は、他機種と同様です。

---

 以上、デロンギのKG79J の紹介でした。

 同社のプロペラ式の下位機と比較すれば、豆の均一性はこちらの方が上です。

 ただ、続いて紹介する、カッティングミル式と較べると、やはり、熱の問題とメンテ性の問題などから、やや選びにくい製品です。

4・カッティングミル式の比較

 続いて、カッティングミル方式を採用するコーヒーミルを紹介します。


   201810191056.jpg

 12・デロンギ コーン式グラインダー KG364J
  ¥9,241 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:カッティングミル式
極細挽き:対応
ポッパー容量:110g

 こちらは、高級エスプレッソメーカーなどで有名な、イタリアのデロンギ社のコーヒーグラインダーです。 

 サイズは、幅135×奥行195×高さ275cmです。キッチンに十分におけるサイズです。

 df01.jpg

 ミルの方式は、上位のカッティングミル方式を採用しています。

 カッティングミル式は、写真のような円錐形の刃(コニカル刃)を採用します。

 ここまで見た臼式は豆をすりつぶす方式でした。カッティングミル式は、同じく低速駆動ですが、刃を利用して豆を細かく切り刻むイメージです。

 一度に挽ける量は、多めの110グラムまで挽けるタイプです。入れた量だけ挽く構造です。

 de02.jpg 

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き中細挽き細挽きなど14段階と細かく対応できます。 エスプレッソ用に買うならば、この機種が必要です。

 エスプレッソ用は、この製品は対応できます。カッティングミル式の場合、極細挽きができるからです。

 一方、カッティングミル式は、粗挽きも「得意」ですので、フレンチプレスなどが好きな方にも割と向いています。

 201806201855.jpg

 挽けるコーヒーの味は、価格相応に良いです。

 カッティングミル式は、電動でも熱が押さえられるため、コーヒーのフレーバーが熱で飛んでしまうのを抑えられるからです。

 香りを楽しみたい人には、カッティングミル式は最適です。また、ミキサー式やグライディング式に比べても、挽いた粉の均一性が高く、高水準です。

 メンテナンスの部分でも、上部挽き刃は取り外しができます。

 ホッパーとコンテナも洗えるために、掃除も比較的簡単なミルです。 その他、静音性も高いです。

---

 以上、デロンギ社コーヒーグラインダーの紹介でした。

 1万円はコーヒーミルとしては効果かも知れませんが、コーヒーの味にこだわるならば、おすすめしたいミルです。


  201810191034.jpg

 13・デロンギ デディカ KG521J-M
  ¥18,002 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:カッティングミル式
極細挽き:対応
ポッパー容量:120g

 デディカ KG521J-Mは、イタリアのデロンギが最近発売した、コーン式グラインダーの上位機です。

 サイズは、幅15.5×奥行き25.5×高さ38.5cmとなります。

 下位機種よりも奥行があるため、設置性の面ではやや不利でしょう。

 201810191044.jpg

 ミルの方式は、下位機種同様のカッティングミル方式を採用しています。

 デロンギの場合、製品構成的にエスプレッソに対応する必要があるため、上位機もこの方式です。

 ただし、新型のリダクションモーターの採用で摩擦熱が入りにくいため香りが飛びにくく、刃の改良で、豆の均一性が高く、雑味も少ないです。

 一度に挽ける量は、120グラムです。また、上部の豆ホッパーには350g入ります。

 201810191048.jpg

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き中細挽き細挽きなど18段階と下位機種よりも細かく対応できます。

 その上、淹れるコーヒーの杯数と濃さが指定できるため、豆の無駄使いが少なくて済みます。

 エスプレッソは、この製品は対応できます。

 一方、カッティングミル式は、粗挽きについても「得意」ですので、フレンチプレスなどが好きな方にも割と向いています。

 挽けるコーヒーの味は、先述のように新型モーターの採用とミルの改良で、下位機種以上のクオリティを期待できます。

 メンテナンスも、先行する下位機と同じく考慮があります。静音性も高いです。

---

 以上、デロンギデディカ KG521J-Mの紹介でした。

 下位機種より価格が高いですが、特にモーターの改良で熱がさらに入りにくくなった点は評価できます。とにかく、味と香りにこだわりたい方には、有力な選択肢でしょう。

 ただ、やや大きめの本体なので、その部分は注意が必要でしょう。


 201908291711.jpg

 14・bodum 10903-01JP-3 ブラック
 15・bodum 10903-913JP-3 ホワイト
   ¥10,930 Amazon.co.jp  (8/29執筆時)

ミル方式:カッティングミル式
極細挽き:対応
ポッパー容量:220g

 ボダムは、デンマークのコーヒー機器メーカーです。

 北欧製品らしい、独特のデザインな機種です。

 IKEAのシステムキッチンなど、北欧風のキッチンには、良い意味でマッチします。日本での販売歴も長く、Atlasも同社の製品を所有しています。 

 201908291712.jpg

 サイズは、幅15.6×奥行き12×高さ27.5cmとなります。

 デロンギの下位機種と比べても設置面積は少なくて済みます。

 201901151838.jpg

 ミルの方式は、上位のカッティングミル方式を採用しています。円錐形の刃(コニカル刃)を採用する本格的なグラインダーです。

 一度に挽ける量は、大きめのコンテナを採用し、最大で220グラムまで挽けるタイプです。入れた量だけ挽く構造です。

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き〜極細挽き細かく対応できます。 エスプレッソ用に買うならば、この機種が必要です。

 エスプレッソ用は、この製品は対応できます。

 挽けるコーヒーの味は、カッティングミル式だけに、熱の問題はなく、挽いた粉の均一性が高く、高水準です。

 メンテナンスの部分は、デロンギ社のグラインダーに比べて、ガラス製の受け皿の採用される点がポイントです。

 コーヒーミルは、静電気対策をしないと粉が飛び散りやすいものですが、素材の部分で、デロンギより静電気で粉が飛び散るのを抑制する効果が期待できます。

---

 以上、ボダムの製品の紹介でした。

 デロンギに比べると、多少価格が高いのが難点です。ただ、デザイン性の高さと、粉の飛び散りにくさは、言及に値するでしょう。

 幅15.6cm×奥行12cm×高さ27.5cmと存在感はありますが、デザイン性が高いので、キッチンのデザイン上のアクセントとなるでしょう。


 201908291714.jpg

 16・デバイスタイル GA-1X-BR
 17・デバイスタイル GA-1X-R
   ¥8,780 Amazon.co.jp  (8/29執筆時)

ミル方式:カッティングミル式
極細挽き:対応
ポッパー容量:140g

 デバイスタイルは、調理家電を販売する日本企業です。

 ワインセラーのほうが有名ですが、このコーヒーミルもデンキヤでたまにみかけます。

 201901151845.jpg

 サイズは、幅11×奥行15×高さ23.3cmとなります。

 カッティングミル式は、デロンギなど、縦長で特殊な形状の製品が多いのですが、こちらは背が低く、普通の円筒形なので、設置性は良いです。

 ミルの方式は、こちらも、カッティングミル方式です。

 一度に挽ける量は、ボダムと同容量で、最大で140グラムまで挽けるタイプです。

 オートストップ機能があるので、手動でも止まりますが、2分間で自動停止します。

 201901151850.jpg

 コーヒー豆の挽き方は、5段階で、粗挽き〜極細挽き細かく対応できます。 

 エスプレッソ用は、この製品は対応できます。

 挽けるコーヒーの味は、他のカッティングミル式と同じです。

 面白い部分は、カット時のスピードを2段階(ノーマル・LOW)で調整できる点です。低速運転は、より手挽きに近い間隔で挽けるモードで、時間がかかりますが、香りはより楽しめます。

 メンテナンスの部分は、この機種の難点で、他社の様に刃の部分まで分解掃除ができない仕様です。叩けば粉は出てきますが、(挽き方や豆をよく換える方で)この部分を気にする方は、避けた方が良いでしょう。

---

 以上、デバイスタイルの製品の紹介でした。

 カッティングミル式としては、「例外的」といってよい「普通の形状」をした小さめの製品です。この点が最大のメリットでしょう。

 ただ、メンテナンス性はイマイチな製品です。


   201905241428.jpg

 18・Melitta バリオ VARIO-E CG-121
   ¥19,980 Amazon.co.jp  (8/29執筆時)

ミル方式:カッティングミル式
極細挽き:対応
ポッパー容量:220g

 VARIO-Eは、ドイツのメリタの上級者向けのミルです。どちらかといえば、エスプレッソ向けに売られている機種です。

 201806201751.jpg

 ミルの方式は、こちらもカッティングミル方式を採用しています。方式はボダムと同じで40mmサイズのコニカル刃を搭載します。

 一度に挽ける量は、ボダムと同等で、最大で220グラムまで挽けるタイプです。

 201806201757.jpg

 コーヒー豆の挽き方は、この機種の最も強調するべき部分で、40段階の挽き加減の調整が可能です。最小で、250ミクロンまでと極細引きに対応します。

 エスプレッソ用は、したがって、この製品は対応できます。

 挽けるコーヒーの味は、カッティングミル式なので、熱の問題はなく、挽いた粉の均一性が高く、高水準です。

 201806201756.jpg

 メンテナンスの部分は、受け皿の部分は、素材的にやや静電気を帯びやすいでしょう。

---

 以上、VARIO-Eの紹介でした。「挽き加減の調整」に極限までこだわりたい方にはオススメできます。

 ただ、ここまでくると、「味の違いが分かる」ひとは少ないでしょう。あまり多すぎるのも、かえって不便な気もします。

ーー

   201905241429.jpg

 19・Melitta バリオ VARIO-V CG-122
   ¥29,500 Amazon.co.jp  (8/29執筆時)

ミル方式:カッティングミル式
極細挽き:対応
ポッパー容量:220g

 なお、この製品には、上位機として、VARIO-Vが用意されます。

 201806201802.jpg

 下位機種とは本体素材が異なり、受け皿の粉が飛び散りにくい仕様です。

 また、40段階の挽き分けができる点では同じですが、コニカル刃の形状が異なるため、200ミクロンと相当の細挽きに対応します。

 ただ、形状や仕組みは、下位機種とほぼ同じです。挽いた豆を見比べても、Atlasでは分からないレベルでした。本当の趣味人向けですね。


  201803051211.jpg

 【クラシックアイアン】

 20・カリタ ナイスカットG #61101
  ¥23,476 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

 【アイボリー】

  21・カリタ ナイスカットG #61102
  ¥25,400 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:カッティングミル式
極細挽き:対応
ポッパー容量:100g

 ナイスカットGは、カリタの上位機種です。喫茶店でよく見かけるタイプのものを小型化し、家庭用モデルとしたものです。

 サイズは、幅12cm×奥行21.8cm×高さ33.7cmです。

 十分キッチンに置けます。なお、以前は「ナイスカットミル」として売られていたものの後継品です。

 201405241158.jpg

 ミルの方式は、こちらも上位のカッティングミル方式です。素材としては、ニッケルモリブデン鋼を利用しており、刃の耐久度も高い商品です。

 一度に挽ける量は、100gです。ただし、受缶のサイズは50グラムですので、途中で入れ替えが必要です。

201405241145.jpg

 コーヒー豆の挽き方は、ダイヤルで挽き方を調整できます。

 極細挽きから粗挽きまでの選択で可能です。

 エスプレッソ用は、カッティングミル式は細かい挽きが得意なので、エスプレッソ用にも向くでしょう。

 挽けるコーヒーの味は、挽けるコーヒー粉の均一性や、熱の入りにくさには、定評があります。

 他のミルに較べて、値段が高いこと、設置にやや場所を取るのが難点ですが、純粋に味だけを考えれば、この機種が最もおすすめです。

 201901151746.jpg

 カリタ クリーニングブラシ
  ¥1,441 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

 メンテナンスの部分は、コンテナとコップは取り外して洗うことが可能です。

 ただし、刃の部分の掃除はブラシを使う必要があります。専用ブラシがないと割とたいへんですので、最初から同時に購入すると良いでしょう。

 また、こちらは、粉受けがステンレスカップになっている仕様です。家庭用では、静電気が生じにくいこのタイプは使いやすいと思います。

---

 以上、カリタの上位機種のナイスカットGの紹介でした。

 家庭用では最も本格的なミルで、挽けるコーヒー粉の品質を考えるとこの機種はおすすめです。予算と設置スペースが許せば、この機種は良い選択肢です。


 201803051213.jpg

 22・ナイスカットミル NEXT G グリーン
 23・ナイスカットミル NEXT G ブルー
   ¥34,340 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:カッティングミル式
極細挽き:対応
ポッパー容量:100g

 こちらは、カリタの最上位機種のナイスカットミル NEXTGです。2016年に発売された高級グラインダーです。

  サイズは、12.3×21.5×40.1cmなので、多少ですが大型化しています。

 ミルの方式は、こちらも上位のカッティングミル方式です。素材としては、ニッケルモリブデン鋼を利用しており、刃の耐久度も高い商品です。

 一度に挽ける量は、100gです。

 ただし、ポッパーは200gと大きめですので、個人経営の喫茶店でも便利に使えそうです。

 ミルの方式は、カッティングミル方式です。

 一度に挽ける量は、その一方で、60g容量の点では下位機種より小さです。

 ただ、こちらは家庭用と考えれば問題ないでしょう。

 一方、その他の部分で、下位機種のナイスカットGと較べた場合に優れるのは次の3点です。

  201603041346.jpg

 第1に、静電気対策です。

 従来機も静電気対策はあります。

 しかし、こちらは、静電気除去効果のあるマイナスイオン発生機能を持ち、輩出時の粉の飛散がほぼなく直線的に粉が落ちてくる点で高度です。

 従来の大型機は、静電気のせいでコーヒー粉が飛び散る問題があり、家庭用とは言えませんでした。これを改良したのは、素晴らしい部分です。

 第2に、豆の粒度の安定化です。

 カッティングミル式は熱が入りにくい一方で、粉の粒状の均一性の部分では他方式にわずかに劣るとも言われてきました。

 しかし、この機種は、モーターの回転数の調整と、新しいセラミック刃の採用で、従来機よりも温度が入らず、粒の安定性も増しました。

 第3に、静音化です。

 メーカー公表値で、下位機種よりも65%の騒音低減を実現しました。

---

 以上、ナイスカットミル NEXTGの紹介でした。

 高速に大量に挽ける機種ではないので、小規模の喫茶店などの業務用には向きませんが、家庭用の高級機としては最も完成度が高いです。

 「予算度外視」で家庭に置く高性能な電動ミルを選ぶならこれでしょう。

 とくに、この手の大型ミルの最大の問題点である静電気対策が万全なのは家庭用として嬉しい部分です。


  201803051214.jpg

 24・フジローヤル みるっこDX レッド R-220
 25・フジローヤル みるっこDX ブラック R-220
   ¥46,500 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:カッティングミル/臼式
極細挽き:対応
ポッパー容量:110g

 こちらは、富士珈機の電動ミルです。

 同社は業務用焙煎機やミルで有名なメーカーですが、個人経営の喫茶店や「ハイアマチュア」向けに「みるっこDX」という商品を売っています。

 サイズは、16.5×24.5×36.0cmなので、ナイスカットミル NEXTGとさほど変わらないサイズです。

 201703171601.jpg

 ミルの方式は、こちらは、二種類の刃が同梱され、カッティングミル方式と、臼式(グライド式)を選択できます。

 基本的に、コーヒー粉を作る場合は、臼式(グライド式)の刃を利用します。

 臼式は、カッティングミル式に較べて、粒状の均一性が高いため、豆の挽きムラが少ないからです。

 先述のように、臼式はコーヒー豆の味を劣化させる摩擦熱が入りやすい難点があります。

 しかし、こちらについては、ニッケルモリブデン鋼の硬い刃を使って「さっと」高速に挽くため、この問題は解決されています。

 カッティングミル方式の回転刃は、エスプレッソ用の極細挽きをする場合に限って使います。ただ、交換には手間がかかるため、エスプレッソ用を考える場合は、基本的にはナイスカットGの方が利便性や能力が高いです。

 一度に挽ける量は、200gです。

 ホッパーが大きいので、個人経営の喫茶店でも便利に使えそうです。ナイスカットGと比べると、通常のポッパー(受容器)に入れる仕組みです。

 コーヒー豆の挽き方は、いずれの刃を選んでも、10段階の挽き分けが可能です。

 メンテナンス性は、この機種は静電気対策は多少弱い部分です。家庭用としては、静電気で粉が飛び散る問題が生じやすいといえます。その他、静音性はかなり高い製品です。

---

 以上、「みるっこDX」の紹介でした。ライバルはナイスカットGでしょう。

 比較すると、コーヒー用に豆を挽くならば、均一に挽きやすい臼式のこちらのほうが定評があります。味を重視するならば「みるっこDX」ですね。

 一方、エスプレッソの極細挽きをする可能性がある場合は、交換不要で挽けるナイスカットGが良いでしょう。

 また、「みるっこDX」は静電気対策が弱いので、「キッチンのお掃除」の点でも、ナイスカットGが有利でしょう。利便性を重視するならばナイスカットGですね。


  201901151752.jpg

 26・Melitta バリオ VARIO CG-111B
   ¥67,335 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:カッティングミル式
極細挽き:対応
ポッパー容量:220g

 こちらは、ドイツのメリタの「バリオシリーズ」の最上位機です。

 個人経営の喫茶店などでも見かける「プロ用」の機種ですが、割と「コツ要らず」にうまく挽ける高級機でもあります。

 サイズは、ただし、13.5×18×37cmですから、(高さはあるものの)割とコンパクトと言えます。

 201806201824.jpg

 コーヒーでも利用できますが、エスプレッソ用のフォルダ(ポルタ)が付いており、どちらかといえば、その用途を期待して購入する人が多そうです。

 201806201816.jpg

 ミルの方式は、こちらは、二種類の刃が同梱され、カッティングミル方式です。

 こちらの場合、素材がセラミックで、しかも54mmと大きめのディスクを利用します。

 ただ、フラット刃なのでコニカル刃を採用する同社の下位機に比べると、最大で230ミクロンと、細かさの数値はやや劣ります。

 一度に挽ける量は、220gです。

 サイズとしては、個人経営の喫茶店でも便利に使えそうです。

 201806201819.jpg

 コーヒー豆の挽き方は、挽き加減が230段階で選べる仕様です。

 また、このグレードだと、時間も指定できます。グラインド時間が0.1秒単位で調整できるため、毎回ノートに取って、コーヒーの別とセッティングを探しているような方には向くでしょう。

 メンテナンス性は、この機種は、素材的に静電気を帯びにくい受け皿を利用しており、配慮があります。

---

 以上、「バリオシリーズ」の紹介でした。

 ポイントは、「時間面についても自動化が可能」という部分でしょう。便利ですが、やはり価格の高さはネックですね。

5・手挽きコーヒーミルの比較

 最後に、手挽き式ミルの紹介です。

 手挽き式ミルは、日本だけでも数十種類あり、「マニアの世界」ですが、今回は、電動コーヒーミルがメインなので、人気機種をいくつか紹介するに止めます。


  201810191109.jpg

 A・カリタ 手挽きミル KH-3 #42077
   ¥1,980 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:手挽き
極細挽き:
ポッパー容量:30g

 カリタKH-3 は、日本のカリタが発売している手挽き式コーヒーミルです。手動式では最も売れている製品ですね。

 201901151802.jpg

 ミルの方式は、手挽き式です。

 電動コーヒーミルの区分で言えば、グライディング式(臼式)とほぼ同様の仕組みで、手回しで低速ですりつぶしていく製品です。ただし、臼の部分の素材は、一般的で、鋳鉄製です。

 一度に挽ける量は、約30g程です。

 ただ、定格運転時間もないですし、継ぎ足し可能で好きなだけすれるでしょう。ただし、グラインダーは低速で回転しますので、100回以上はゆっくりじっくり回します。

 コーヒー豆の挽き方は、このタイプは、マニュアル調節です。

 内部の粗さ調節用のナットを開け閉めで微調整するものなので、コツが必要です。この部分も楽しめない人だと、「買ったけど使わない」ことになるでしょう。

 挽けるコーヒーの味は、豆の均等性はグライディング式特有で優れる上で、熱も入らないので良いです。

 メンテナンス性は、構造はシンプルなので簡単です。ただ、脂分の多い豆を扱う製品で、洗えない木製というのは議論がある部分です。

----

 以上、カリタKH-3 の紹介でした。

 手間はかかりますが、淹れる部分も楽しみつつ、少量楽しむならば手動でも良いでしょう。

 電動と一緒に購入し、普段は電動だが、日曜日などはゆっくり淹れて、味の違いを楽しむという優雅な楽しみ方は「あり」でしょう。

ーーーー

  201810191114.jpg

 B・カリタ クラシックミル #42003
  ¥2,498 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:手挽き
極細挽き:
ポッパー容量:30g

 なお、カリタからは、木製タイプのミルが多数発売されています。

 基本的に同じメリット性デメリット性を抱えますが、本体のミル部分が大きいほど、同じ量あたりの所要時間は短くなります。

 手動式の場合は、この原則だけおさえておけば、問題ないでしょう。


  201810191112.jpg

 C・HARIO コーヒーミル MSCS-2B
   ¥2,103 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:手挽き
極細挽き:
ポッパー容量:100g

 MSCS-2B日本のコーヒー器具メーカーのハリオが発売している製品です。

 ミルの方式は、手挽き式で、カリタと同じです。

 ただ、こちらは鋳鉄ではなく、セラミックを採用します。最初の切れ味は鋳鉄を使うカリタと同じでしょうが、切れ味の持続性はこちららが高そうです。

 201901151803.jpg

 一度に挽ける量は、ホッパーの容量から100g程です。

 コーヒー豆の挽き方は、このタイプは、マニュアル調節で、内部の粗さ調節用のナットを開け閉めで微調整する方式です。

 挽けるコーヒーの味は、豆の均等性はグライディング式特有で優れる上で、熱も入らないので良いです。

 メンテナンス性は、シンプル構造で手軽です。また、受け容器は静電気を受けにくいガラス製ですので、より使いやすいでしょう。 

---

 以上、ハリオの MSCS-2B の紹介でした。

 木製の「渋さ」はありませんが、手挽き式ミルとしてはこっちの方が利便性は高いでしょう。実用重視ならば、こちらが良いと感じます。

ーーーー

 201810191111.jpg

  D・パール金属 キャプテンスタッグ UW-3501
   ¥4,180 Amazon.co.jp (8/29執筆時)

ミル方式:手挽き
極細挽き:対応
ポッパー容量:30g

 なお、ハリオと同じく、セラミックの臼を採用したモデルが、パール金属のキャプテンスタッグです。

201810190944.jpg

 こちらは、30gと容器は小さめですが、極細挽きへの対応を表明しています。

 旅行・キャンプにも向くサイズですので、マキネッタなどには良いかもしれません。

後編記事につづく!
コーヒー豆を挽くのに最適なミルは結論的にこの機種! 

 というわけで、今回は、コーヒーミル(グラインダー)について紹介しました。

 記事はもう少し続きます。

 201810191001.jpg 

 続く後編記事(こちら)では、今回紹介したコーヒーミル全機種から、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

---

 今回の前半記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 18:33 | 珈琲関連の家電

このブログ家電批評モノマニアには「家電やモノの比較記事」が約350本あります!

よろしければ、下部のリンク集もご覧ください。

<広告>

 この記事がお役に立てたようならば、右のリンクから「家電ブログランキング」にクリック投票お願いします。  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!

<PR>

約350記事の完全なリンク集は、【トップページ】の下部にあります。

今後の
記事は【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png