2017年09月05日

比較2017' MacでWindowsが動く仮想化ソフト4製品のおすすめと選び方:Parallels for Mac 13 Boot Camp VMware Fusion 8 CrossOver Mac 15

今回レビューする製品:2017年 Mac OSX用の仮想化ソフトのおすすめと選び方:Parallels Desktop 12 13 for Mac Parallels Desktop Mac Pro Edition・VMware Fusion 8・ BootCamp CrossOver Mac 15 の違いやメリット・選び方:Mac 32bitアプリも対応 OSX 10.12 HighSierra対応:アクティベーション・ライセンス・バージョン・アップグレード・OSX10.11 10.10対応(パラレルズデスクトップ)

今回のお題
MacでWindows版のソフトを快適に動かすために必要な仮想化ソフトのおすすめはどれ?


 ども、Atlasです。

 今日は、Parallels Desktop 12など、Mac上でWindows 10やWindows用のソフトを動かすための仮想化ソフトの比較します。

費用かかからないBoot Camp

 さて、みなさんご存じだとは思いますが、Mac OSXでWindowsを動かしたい「だけ」ならば、仮想化ソフトを買う必要はありません

  201609041325.jpg

 なぜなら、OSに標準搭載されているBootCampを利用すれば、WindowsソフトをMac本体にインストールできるからです。

 Boot Campを使いたい場合、Macのフォルダから、「アプリケーション」→「アクセサリー」と辿った先にある「Boot Campアシスタント」というアプリケーションを起動し、インストール手続きをはじめます。

 201510070020.jpg

 ただ、Boot Campには無料で使える点にメリットがある反面で、「Windowsを起動するか、Macを起動するかをパソコンの電源を入れる前に決める必要」があります。

 また、WindowsとMacで時計が合わないという問題や、その仕組み上、WindowsOSのライセンス認証をたびたび求められるなど、幾つかの固有の難点を抱えます。

 そこで、Boot Campを使う方法以外に、MacでWindowsを動かす使う3つの方法について、今回は紹介していきます。

仮想化ソフトの比較

 現行製品の「仮想化ソフト」は、3種類あります。


   

 【2017年】

 1・Parallels Desktop 13 for Mac 【ダウンロードコード】
  ¥8,285 Amazon.co.jp
(9/5執筆時)
 1・Parallels Desktop 13 for Mac   【アップグレード版】
  ¥6,730 Amazon.co.jp
(9/5執筆時)

 第1に、市販の仮想化ソフトであるParallels Desktop 13 for Macです。

 201510070016.jpg

 Parallelsは写真のように、Windowsのアプリケーションを、Macのソフトと同じように使うことができるソフトです。

 例えば、ファイルやフォルダはマウスを動かすだけで移動できますし、プリンタや周辺機器の共有も簡単です。インターネット接続も設定が不要です。

 「Mac上でWindows10を動かせるソフト」なので、BootCampのようにいちいち起動し直す手間もなく快適です。ただし、このソフトは、MacOSX10.10〜10.13までのOSXでないと起動しません。

 インストールできるWindowsは多様です。WindowsXP〜Windows10までメジャーなものは全て対応です。その上、Windows 3.11〜Windows 95,98 NT MS-DOS 6.22といった過去のOSも起動します。またWindows以外にも、Chrome OSLinux Android OSにも対応します。

 その他、OS X Lion 10.7以降の旧バージョンのMacも仮想環境で動かせます。Macの場合、購入時にインストールされているOSより古いバージョンはインストールできない仕組みです。そのため、現行のOSXで動かないソフトがある場合にも、Parallelsは利用可能です。とくに、2018年秋のOSX 10.14からは32bitアプリが未対応になるため、こちらに非難せざるを得ない「アプリ難民」は多いでしょう。Atlasもエディタが32bitで困っています。


201709051201.jpg

 なお、Parallels Desktop 13の 昨年バージョンのParallels 12と比較した場合、最も大きな違いはMacbook Proのtouch Barに対応したことでしょう。


 201709051203.jpg

 また、Parallels上の解像度が動的に変更できるようになります。従来、ゲームなどにおけるスクリーン切替は「挙動不審」な部分があったので、この機能は魅力的に映ります。その他、Windowsファイル・ドキュメントに対する47%のアクセス速度向が大きな変更点です。

 一方、2バージョン前のParallels 11と比較した場合、これらに加えてサスペンドの速度の60%の向上と、Retinaへ完全対応が魅力です。

 また、例年のことですが、次期、macOS High Sierra(10.13)Windows 10 Fall Creators Update のサポートは、Parallels Desktop 13のみとなります。これは古いバージョンでは全く動かないという意味ではなく、「不具合が生じた場合は保証外」ということです。

 以上、説明してきたように、Parallelsは、かなり快適にWindowsを動かせるソフトです。。ただ、OSそれぞれに別にメモリーを別に使うため、インストールには、4GB以上のメモリーを搭載している必要があります。CPUの性能よりもこの点がボトルネックになっています。

 なお、製品は2種類ありますが【アップグレード版】は、過去バージョンのParallelsならば、どのバージョン・どの買い方でも対応できます。ただし、現状でインストールされていない方は、ライセンスキーでの確認がなされます。


  

 【2017年】

 2・Parallels Desktop Mac Pro Edition
  ¥10,800 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 Parallels Desktop Mac Pro Editionは、Parallelsの上位機です。

 通常版との違いは【こちら】で説明があります。用途的には、仮想マシン領域の圧縮に対応するほか、128 GBまでの仮想メモリと32コアまでのCPUに対応できる製品です。なお通常品は、8GB・4コアです。

 ただ、いずれにしても、iMacやMacbook proの水準ではオーバースペックであり、開発者・プログラマー以外はこちらを選ぶメリットはないでしょう。ただ一点、このエディションのみ、電話・メールでの24時間無休のサポートが1年間受けられる(通常版は30日間)ので、その面でのサポートを期待するならば、こちらでも良いでしょう。


 201612011309.jpg

 3・VMware Fusion 8.5
  ¥9,925 VMware直販
(9/5執筆時)

 つづいて、VMware Fusion 8 を利用する方法を紹介します。

 VMwareは、現行バージョンが「8」ですが、元々はParallelsよりも老舗の仮想化ソフトです。ただ、パッケージ版として市販するのをやめてしまい、日本ではやや知名度が劣ってしまったソフトです。

 こちらも、現バージョンの「VMware Fusion 8.5」だけがMacOS 10.12に対応になります。動作条件もParallelsと同じで、MacOSX10.9〜1でないと起動しません。

 インストールできるOSはWindowsXP〜Windows10までメジャーなものは全て対応です。

 201510070027.jpg

 できる機能はほとんどParallelsと同様で実用上の差はほぼ感じません

 Parallelsは、【こちら】で同社のParallels Desktop 12 (前年度のバージョン)と、VMware Fusion 8.6に対する優秀性を比較し、こちらにに対する優秀性を強調しています。

 個人的には、Windows部分のハードディスクの圧縮や効果的な利用については、Parallelsのほうが上回ると思います。

 特に、VMware Fusion 8.5は、パッケージ版を売らなくなったこともあり、マニュアルの部分で、初心者向けの配慮にやや難があります。そういった部分も含めての「使い勝手」はやや劣りそうです。


 201603221928.jpg

 4・CrossOver Mac 15
  $ 59.95 コードウィーバー(9/5執筆時)

 こちらは、CrossOver Macという仮想化ソフトです。

 ParallelsやVMwareなど他の仮想化ソフトの場合、Windowsのソフトを動かすためには、WindowsのOSを別途購入する必要があります。一方、CrossOver Macは、WindowsOSなしにWindowsソフトをMacで動かすためのソフトです。

 201510070153.jpg

 挑戦的なソフトだと思いますが、利用できるソフトに限界があります。例えば、ライセンス認証が求められるソフトは未対応なので、Office2013は利用できず、Office2010までしか使えません。

 それでも、一太郎2015が使えますし、VOCALOIDや、日本ファルコムのゲームは稼働するようです(動作確認リストは【こちら 】)

 こうした点で、「安定して」使うのはやや難しいので、とくに初心者は注意が必要です。なお、こちらはOS X 10.7〜10.11までのMacにインストール可能です。

仮想化ソフトを利用する場合の注意点

   

 【2017年】

 1・Parallels Desktop 13 for Mac  【ダウンロードコード】
  ¥8,285 Amazon.co.jp
(9/5執筆時)
 1・Parallels Desktop 13 for Mac   【アップグレード版】
  ¥6,730 Amazon.co.jp
(9/5執筆時)

 さて、Parallelsなどの仮想化ソフトを使う場合ですが、CrossOver Mac 14を除き、Windows10などのOSは、別に購入する必要があります。

 その際に購入するWindowsのバージョンについてですが、幾つか注意点があります。

 第1に「アップグレード版」のWindowsですが、仮想化ソフトの場合、「XP・VISTA・WIN7」があらかじめインストールされていれば、原理的にはできるはずです。しかし、Parallelsはそれを推奨していません

 fringe43.png

 アップグレードはやめた方が無難だと思います。マイクロソフト側も仮想環境へのアップグレード版の使用を認めていないようです。

 

 5・Microsoft Windows10 Home 32bit 【DSPバンドル版】
  ¥18,144 Amazon.co.jp (9/5執筆時)
 6・Microsoft Windows10 Home 64bit   【DSPバンドル版】
  ¥9.000 Amazon.co.jp
(9/5執筆時)

 仮想環境にインストールする場合は、クリーンインストールできる上記のような正規版のフルパッケージである必要があります。

 なお、Windows10については「64ビット」と「32ビット」が別ですが、どちらを選んでもParallels9もVMwareも対応します。

 「64ビット」は、処理速度的に勝るが、古い周辺機器やソフトが起動しない場合、または不安定な場合があります。

 「32ビット」は、安定性が抜群ですが、扱えるメモリーが4GBまでになっています。

 近年のMacは64ビットの作りなので、64ビットが良いと思います。Parallelsの公式でも、基本的には64bitで!と指示がありました。


 201510070122.jpg

 なお、Windows10の場合、今年度から【USBドライブ版】【オンラインコード版】【DSPバンドル版(DVD版)】の3種類あります。基本的にはバンドル版で問題ありません。なお、Windows10についての詳しい情報は【Windouw10のライセンス数と購入法に関する記事】で別に執筆しましたので、よろしければご覧ください。

 Windows10 HomeProfessionalについては、家庭で使う場合は安いHomeを選んで良いです。なぜなら、企業ネットワークを前提にした機能しか追加されていないからです。ただし、購入後にWindows7やWindows8.1にダウングレードして使える権利がProfessional版だけに付属します。必要な方はProfessional版を選びましょう。

ライセンス認証とライセンス数について

  

 つづいて、ライセンス認証(アクティベーション)とライセンス数についてです。仮想化ソフト側については、「1 ライセンスあたり 1 台の Mac のみで有効」という規約です。ただ、Parallelsはユーザーとパスワードだけの認証なので、ユーザーがインストールした台数をParallels側は実際管理していないようです。

 一方、Windows8.1Windows10のインストールパソコンの台数は、「パソコンないし仮想環境1台まで」です。とくに仮想環境の取り扱いが以前と違っています。

 つまり、Macで言えば、BootCampとParallelsを一台のMacで両方利用したい場合は2つのライセンスが必要となります。Parallelsの場合は、BootCampドライブを起動ドライブにもできますが、この場合も同じです。2つ別のライセンスキーがないと、BootCampとParallelsを起動するたびに、アクティベーションが求められます。結果、マイクロソフトのオペレーターに電話することになるでしょう。

 こうした点で、Atlasは、BootCamp環境に依存せず、ParallelsやVMwareだけで利用することをおすすめします。その方が便利ですし、ハードディスクの容量も圧縮できます(ParallelsはWindowsパーテションの量の圧縮が得意です!)

 なお、OSX 10.10 yosemite以降は、Boot Campで動かしたい場合、Windows8, 8.1以上の64bit版のみインストール可能である点を注意してください。

今回の結論!
MacでWindows版のソフトを快適に動かすために必要な仮想化ソフトのおすすめはこの機種!


 というわけで、Mac用の仮想化ソフトを3種類比較しました。

 最後にいつものようにAtlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。


 第1に、MacにWindows10の導入を考えている方は、

   

 【2017年】

 1・Parallels Desktop 13 for Mac  【ダウンロードコード】
  ¥8,285 Amazon.co.jp
(9/5執筆時)
 1・Parallels Desktop 13 for Mac   【アップグレード版】
  ¥6,730 Amazon.co.jp
(9/5執筆時)

 最新版のParallelsと、Windows10のHomeエディションの組み合わせが良いでしょう。安定性を重視すればParallelsがイチオシです。

 

 5・Microsoft Windows10 Home 32bit 【DSPバンドル版】
  ¥18,144 Amazon.co.jp (9/5執筆時)
 6・Microsoft Windows10 Home 64bit   【DSPバンドル版】
  ¥9.000 Amazon.co.jp
(9/5執筆時)

 選ぶべきWindowsのバージョンについては難しい部分もあります。ただ、(実際はできますが)アップグレードインストールやダウングレード権の行使をParallelsが推奨していないことを考えると、Windows 10 Homeを購入して64bitでインストールするのが現状最も良いでしょう。


 第2に、MacにWindows8.1やそれ以前のOSの導入を考えている方は、 

   

 【2017年】

 1・Parallels Desktop 13 for Mac  【ダウンロードコード】
  ¥8,285 Amazon.co.jp
(9/5執筆時)
 1・Parallels Desktop 13 for Mac   【アップグレード版】
  ¥6,730 Amazon.co.jp
(9/5執筆時)

 最新版のParallelsと、手持ちのOSとの組み合わせが良いでしょう。


 第3に、果たしてインストールできるか相当不安がある初心者の方や、本格的に使いこなしたい上級者の方には、

 

 Parallels Desktop 12 for Macスタートアップガイド
 ¥1,500 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 2017年に、現行版の詳しいガイドが発売されました。パラレルスは1年ごとバージョンが代わりますが、都度ガイドが更新されるとは限りません。そのため、こちらは1バージョン前のものですが、基本操作の参考になるでしょう。


 なお、Widowsの導入に合わせて、Windows版のOffice2016の導入も考えている方、

 201507041547.jpg

 Officeソフトのラインアップや、仮装ソフトを使う場合のライセンス数の状況を紹介した、このブログ「モノマニア」の【Office2016に関する記事 】をご参照ください。

ーー

 また、仮想空間でもWindowsを使う場合は、ウイルス対策ソフトが必須です。購入も考えている方は、【MacでもWindowsでも使えるウイルス対策ソフト】を選ぶと良いと思います。

 

 ESET ファミリー セキュリティ

 オススメは、キヤノンの対策ソフトです。なお、Mac用のセキュリティソフトについては、信頼性や年間経費などの観点から「比較記事」を書きました。よろしければ参考にしてください。→【Mac用ウイルス対策ソフトの比較記事

ーー

 というわけで、今回は仮想化ソフトについての話でした。

 今回の記事がお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークボタンなどから記事を共有していただければ幸いです!!(↓)

比較2017' 現行の日本語OCRソフト8製品の性能とおすすめ:縦書き文章の論文、英語日本語混在論文における性能や価格:Panasonic:読取革命 ver.15、エプソン・メディアドライブ:e.Typist v.15.0 Adobe Acrobat DC ソースネクスト 本格読取5 フリー(無料)版との違い

今回レビューする製品群:2017年 日本語OCRソフトの評判やレビュー:Panasonic:読取革命 ver.15、エプソン・エー・アイ・ソフト :読んDE!!ココ ver13、メディアドライブ:e.Typist v.14.0 Adobe Acrobat DC2017 透明PDF ソースネクスト 本格読取 4 機種の違いやおすすめランキング

今回のお題
変換精度が信頼できる日本語OCRソフトのおすすめはどれ?

 ども、Atlasです。今日は日本語OCRソフトを比較します。

 OCRソフトというのは、簡単に言えば、スキャナで取り込んだ画像ファイルをテキスト化してパソコンで検索できるようにするためのソフトです。検索可能なPDFファイル(透明PDF)を作るのに使用するソフトウェアです。

 なお、本ブログ「モノマニア」ではOCR・PDF関連ソフトについて、以下のような記事があります。

1・日本語OCRソフトの比較 →この記事!
2・英語OCRソフトの比較
3・
PDF作成ソフトの比較
4・iPhone用のOCRアプリの比較

 今回は、1番の記事です。

 主に縦書き・横書きの日本語変換に強いOCRソフトについて比較していきます。

 いつものように、製品を比較した後で「おすすめのOCRソフト」を選ぶ形式で書いていきます。

 なお、富士通のスキャンスナップCanonのドキュメントスキャナEpsonやCanonのフラットベッドスキャナにOCRソフトお試し版・ライト版がついているのをご存じの方も多いと思います。

 ただし、そのような付属のソフトは、製品版ソフトより大幅に能力が劣ります。全く高性能とは言えません。「おまけソフト」のレベルを現段階の日本語OCRの水準とみるのは大きな間違いです正確な変換精度が欲しければ、今回紹介するような、単体の製品版ソフトを購入する必要があります

OCRソフトのラインナップの紹介

 現在、日本語の高性能OCRソフトの「売れ筋」は、いくつかあります。

 有名どころでは、Panasonicの読取革命メディアドライブのe.Typist ソースネクストの本格読取が、和製のOCR専門ソフトとしては「御三家」になります。

 他社にもOCRソフトや、OCR機能を持つ統合オフィス系ソフトはありますが、中身のエンジンは、外国製、ないし、これらのエンジンのOEMとなります。

 代表的なものを挙げれば、日本語OCR機能が付与されているAdobe Acrobat DCシリーズ(無料版のAcrobat Readerとは別物)や、富士ゼロックスのDocuWorksシリーズです。

 なお、スキャナーなどに無料でついている、評価版、パーソナル版などの無料OCRソフトと、ここで紹介するような製品は根本的に認識力が異なります。仕事としてOCRを使うならば、製品版を利用することをおすすめします。

 以下、実験に基づく詳しい精度の話に入る前に、これらの製品の特長を簡単に紹介してみたいと思います。


 

 1・Panasonic・読取革命 Ver.15 製品版
  ¥9,510 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  
 1・Panasonic・読取革命 Ver.15 バージョンアップ版
  ¥4,368 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  

 →メーカーサイト

 読取革命は、パナソニックが発売するOCRソフトです。どちらかといえば後発でしたが、エプソンがこの分野から撤退した現在、大手では唯一OCRを展開します。

 現在のバージョンは、15です。下で書くように、今回のバージョンでJIS第2水準の漢字に辞書対応した上で、基本辞書が拡充されました。また、状態の悪い文字への対応も強化されました。基本変換性能に関わるメジャーアップデートですから、旧バージョンユーザーには新バージョンへのアップグレードをおすすめできます

 etypistfafs-1.png

 対応する言語は、日本語と英語、一部のギリシャ文字です。ただし、英語については、専門辞書が未搭載であるため英語OCRソフトの比較】で紹介したような英語専門のソフトに比べると精度は劣ります。なお、日英混在文書の精度は、この記事で後ほど比較実験しています。

 認識できる文字数は、日本語の認識対象文字数はJISの第2水準の全てを含めた約6800字です。1つ前のバージョンでは第2水準の漢字の半分が非対応でした。そのため、今回のバージョンアップで大幅な改善が見られたと言えます。姓名などの旧字体のデータを取り込もうと考えている場合にかなりの改善があると言えます。

 用語辞書は、変換を補助するためのものですが、単語辞書(文字パターン辞書)は18万ワード、日本語の専門用語辞書の単語登録(多いほど、単語としての認識精度が上がる)は、上のような専門領域の61万ワード収録されます。

 なお、用語辞書は、OCRの精度を上げるための絶対条件ですが、無料版や製品同梱番のOCRソフトの場合、導入されていない場合が多く、有料版と大きな差が付く部分と言えます。


 

 2・e.Typist (アジア言語対応)v.15.0
  ¥11,613 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  

 →メーカーサイト

 e.Typistは、メディアドライブが発売するOCRソフトです。OCRソフトとしては「老舗」で信頼性の高い製品です。

 現在のバージョンは、こちらも15です。14と比べると、OCR精度に関わる性能がアップグレードした点が見所です。具体的には日本語の斜体文字(イタリック)体の認識と、良く論文などでみかける縦書きの日本語の文章中に横書きの英語文字が混在する文章の認識に対応しました。

 ただし、これらは過去バージョンにおける読取革命ではすでに対応していたものです。後で実際に検証しますが、実際の精度は?でした

 fgrgkgudu-5.png

 対応する言語は、英語の欧州言語とアジア言語(韓国語・中国語)なども対応です。とくに、アジア言語には定評があります。

 認識できる文字数は、日本語の認識対象文字数はJISの第二水準のすべてを含んだ6700字ということになります。こちらは読取革命と同レベルです。

 用語辞書は、OCRの文字種のバリエーションの変化に対応する単語辞書(文字パターン辞書)は6万語、日本語の専門用語の単語登録(多いほど、単語としての認識精度が上がる)は、上のような専門領域の150万ワードです。住所録など旧字体の姓名の読み取りなどには向いていると言えます。

 なお、スペックだけみると、読取革命は単語辞書(文字パターン辞書)が多いためコピーした論文のような状態の悪い原稿に強く、e.Typistは、専門用語の単語登録が多いため、状態の良い原稿の認識精度が高いとまとめることができます。


 

 3・e.Typist NEO(日・英のみ) v.15.0
  ¥7,736 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  

 e.Typist NEOは、メディアドライブのe.Typistの廉価版です。

 対応する言語は、本語と英語のみに省略された製品です。機能面では、e.Typistに準じますが、対応言語が限定された廉価版という扱いです。

 認識できる文字数は、したがって、同様で、日本語の認識対象文字数はJISの第二水準のすべてを含んだ6700字ということになります。

 用語辞書も、単語辞書(文字パターン辞書)は6万語、日本語の専門用語の単語登録150万ワードと上位製品と同様です。

 いずれにしても、こちらの製品は、アジア言語や、英語以外のヨーロッパ言語が不要ならば、価格的にこちらはお買得です。


 

 4・ソースネクスト本格読取 5
 ¥3,902 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  

 本格読取は、ソースネクストが販売する、価格の安さが見所の製品です。

 対応する言語は、日本語と英語です。

 認識できる文字数は、情報が非開示です。エンジンは「読取革命」を出すパナソニック製を搭載していますが、最新のフルバージョンの提供ではありません

 用語辞書も、したがって、パナソニック製ですが、専門辞書は75万ワードと機能が限定されます。

 また、使い勝手の部分でも注意が必要で、こちらは、出力もワード・エクセル・テキストファイルのみで、PDF出力/透明テキスト化ができない仕様です。


 

 【Windows用スタンダード】 

 5・Acrobat Standard DC 2017 通常版
  ¥39,981 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  
 5・Acrobat Standard DC 2017 アップグレード版
  ¥21,384 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  

   

 【Windows用プロ版

 6・Acrobat Pro DC 2017 通常版
  ¥52,522 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  
 6・Acrobat Pro DC 2017 アップグレード版
  ¥30,240 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  
 6・Acrobat Pro DC 2017 学生・教職員個人版
  ¥20,989 Amazon.co.jp (6/23執筆時)  

 【Mac用プロ版】

 7・Acrobat Pro DC 2017 通常版  
  ¥61,641 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  
 7・Acrobat Pro DC 2017 アップグレード版  
  ¥30,240 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  
 7・Acrobat Pro DC 2017 学生・教職員個人版
  ¥20,989 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  

 Adobe Acrobat DCは、アドビ社のPDF作成ソフトの製品版です。このソフトはPDF作成ソフトですが、付属する便利機能の1つとして、OCR機能が付属します。後ほど実験するように、縦書きの対応能力などに限界がありますが、PDFファイルのOCR化に使う分にはかなり高性能です。

 とくに、「検索できるPDF」を作る場合、PDF作成ソフトの比較記事】で紹介したように、書類の文字の「画像」を、ベクターデータ化できるため、テキスト検索できるようになるだけでなく、画面での文字の見かけも綺麗にできます。

 対応する言語は、この製品の場合、日本語・英語のほか、ヨーロッパ言語・アジア系言語を含む多言語のOCRに対応します。

 認識できる文字は、情報が非開示です。ただ、おそらく、Epson(AiSoft)の読んDE!!ココ から提供された性能の良いエンジンを発展させたものだと思います。精度については、後ほど実験してみたいと思います。

 用語辞書は、こちらも情報非開示です。しかし、Atlasのユーザーとしての経験上、単語辞書、専門用語辞書ともにかなり貧弱であると結論できます。この点は専門のOCRソフトではないために割り引いて評価しないといけません。

 なお、 Windows用には、スタンダード版とプロ版がありますが、OCRの部分の性能は両者とも同じです。その他の性能の詳しい違いについては、このブログの【PDF作成ソフトの比較記事】をご覧ください。


  

 8・DocuWorks8 日本語版/1ライセンス基本パッケージ
  ¥11,790 Amazon.co.jp (6/23執筆時)

 DocuWorks8は、富士ゼロックスが販売する、オフィス用パブリケーションソフトです。「Adobeのライバル」的なソフトで、複数のファイルを1つの規格のファイルにパッケージングすることがメインの製品です。同社の販売するコピー機と一緒に利用すると便利ですね。こちらも、Adobe社と同じで、「おまけ機能」として、OCR機能が付属します。

 対応する言語は、日本語・英語です。

 認識できる文字数は、日本語の認識対象文字数はJISの第二水準のすべてを含んだ6700字です。こちらは、e.Typistを販売するメディアドライブの旧式のエンジン(活字文書OCRライブラリ v.6.0 ) の提供を受けているため、専門版と水準は同等です。

 用語辞書は、しかしながら情報が非開示です。おそらく、辞書は未搭載だと思います。

 こうした点から言えば、オフィス用パブリケーションソフトとしてはたいへん優秀なソフトですが、本格的なOCRソフトとしては、機能は貧弱です。

ーーー

 以上、日本語に対応するOCRソフトを8製品紹介しました。

 結論的に言えば、制度の注目する場合、「読取革命」と「e.typist」が、搭載される用語辞書などの点で群を抜いていると言えます。一方、統合ソフトとしては、PDF書類の見かけも綺麗にできるAdobe DCの使い勝手も捨てがたいと言えます。

 そこで、以下では、これら3つのソフトについて、より詳しい実験をおこなっていくことにしたいと思います。

レイアウト認識についての実験

 では、実際に文章を取り込みながら認識精度を比較していきましょう。状態の良い文章、悪い文章などいろいろな素材を使って試してみました。なお、以下の文章の素材は、特に断りのない場合、A4サイズ、グレースケール(ないしカラー)、400dpiの精度で取り込んだものです。


  資料や本を取り込む場合、複雑なレイアウトなもの、写真と文章が混在しているものがあります。これを写真は写真、文章は文章と各OCRソフトはきちんと切り分けられるのかを実験します。

 元のデータはこれです。

 etypist-8.png

 わりと複雑なレイアウトですが、各OCRソフトはどのように認識するでしょうか?


A・読取革命
 etypist-9.png

 まずは読取革命です。文字の精度はここでは観点とせず、あくまでレイアウト認識の話なります。複雑なレイアウトをきちんと認識できているように見えますが、問題が1カ所。右上の「朝食に」から始まる文章、実は「画像」と認識されており、OCR処理がかかっていません。元データを見て欲しいのですが、この部分だけ緑がかった文字色です。コントラストの違いから画像と認識されてしまったようです。

 なお、画像に枠線がついていますが、これはソフト上の表示で、アウトプットの段階では表示されないので安心してください。


B・e.Typist

 etypist-10.png

 こちらは右上の部分を含めて、綺麗にレイアウトを認識できています。つけたせば、文字の間隔もスクリーン上、見やすく配置されていますね。


C・Acrobat

 etypist-32.png   

 つづいて、Acrobatです。Acrobatについては、編集機能が無いのでOCR化したあとで、認識結果をWordファイルにしたものを表示しています。

 レイアウトについてはほぼ問題なく、専門のOCRソフト並みの健闘を見せています。後でも書きますが、日本語横書きの認識がメインならば、アクロバット11でも実は十分なのです。また、アクロバット11でPDFを作った場合、表示の文字をベクター化してスクリーン上で見やすくしてくれる(ClearScan)機能を搭載しているので、閲覧用のPDF作成にもアクロバット11は向いています。(なおアクロバット最新版では、「Clearscan」は、日本語訳されて「編集可能なテキストや画像」と名称変更されています)

横書き文章の変換精度の検証実験

 続いて横書きの文章の考察。元のデータはこれです。

 etypist-13.png

わりと複雑なレイアウトですが、各OCRソフトはどのように認識するでしょうか?


A・読取革命


 etypist-14.png

 まずは読取革命です。問題なくきちんと認識されていると言えるでしょう。100%認識できているといえます。


B・e.Typist

 etypist-15.png

 e.typistについても健闘していますが、「1」の数字だけ「且」に文字化けが見られます。まあ、これは誤差レベルで読取とほぼ互角の性能といえます。


C・Acrobat

 etypist-33.png

 Acrobatも横書きの文章は問題なく認識できます。優秀と言えるでしょう。

縦書き文章の変換精度の検証実験

 続いて縦書き文章について、2段組の縦書き文章にOCRをかけてみました。


     etypist-16.png

 ポイントは、段組をきちんと把握しているか、と認識精度です。


A・読取革命

     etypist-17.png

 まずは読取革命です。段組をきちんと把握できています。2段目の最後の「時ノ容姿」が「吟ノ容姿」になってしまっている以外ほぼ完全に認識できています。


B・e.Typist

     etypist-18.png

 e.typistはほぼ完璧に認識できていますね。状態の良い文章についてはe.typistの健闘が光ります。


C・Acrobat

   ECAA19D2-EA9C-4BD9-884B-7FF284C99A5C.png

 Acrobatですが、このフィールドを文字であると認識できず、画像として認識しました。実はAcrobatは日本語の縦書きについては壊滅的な状況にあります。

「横書き」文字の変換精度の検証実験

 続いても縦書き文章について。混在する横書きの英語文字を認識するかです。元原稿はこれ。


     etypist-19.png

 ポイントは、collégeをきちんと把握しているかと、認識精度です。ちなみに原文のeはフランス語綴りでéです。少し意地悪をしてみました。


A・読取革命
 

    etypist-20.png     

 読取革命ですが、「é」は認識できていませんが、きちんと文字を認識しています。なお、縦書きになってしまっていますが、これは、透明テキストとしてOCR処理する分には通常のどうさで、むしろこのようになっていないと困る類のものです。


B・e.Typist

    201311062111.jpg

 e.typistは、全く英語の部分を単語として認識していません。今回のバージョンから対応とメーカーは表明していましたが、実際の所は「からっきし」でした。一応他の部分もためしたけれど、うまく変換されませんでした・・・。学術論文の脚注の英語論文表記は基本このような形式なので、研究者には致命的かな。


C・Acrobat

    14B561E5-9FC9-4A7E-8439-B8C13928940B.png

 Acrobatですが、先ほど書いたように、日本語の縦書きについては、ほぼ認識は不可能です。

英語・日本語混在文書の検証実験

 では横書きで英語と日本語が混在する場合はどうでしょうか?

etypist-23.png

 ポイントは、英語の部分の認識と日本語部分との境界の把握です。


A・読取革命

etypist-25.png

 読取革命ですが、英語の単と単語の間の字間はきちんと認識できており、日本語との区分もついています。しかし、主にイタリック体の部分を中心に英語認識が壊滅的です。

 なお、手動でこの部分を「英語」と指定してから処理すれば少しは「まし」ですが、日本語と混在している場合は「英語」としていすると、日本語部分が文字化けしてしまいます。読取革命は英語の部分はFine Readerという英語圏では最も信頼性が高いOCRを採用していますが、エンジンを上手く生かし切れていません。


B・e.Typist

etypistfafs.png

 e.typistも、イタリックの部分がほぼ壊滅です。さらに英単語と英単語の間の半角スペースの認識がほぼ欠如している様子。単語が単語と認識できていない点で、読取革命より劣ると言わざるを得ないかな。


C・ Acrobat

40B0B23C-2BD9-4392-8E97-90F9E4F8B6C2.png

 Acrobatですが、日本語モードで認識した場合は、英語の部分が横書きでも認識ができないようです。画像として認識され、OCRがかかりませんでした。英語としてOCRにかければ、英語の部分はかかります。

状態の悪い文章の検証実験

 最後に、かなり状態の悪い文章の認識について検証します。

etypist-27.png

 元々、電話帳サイズの本から、コピー機でコピーした原稿をスキャニングしたデータです。なおこれは、元データは白黒2値。見た感じ分かるようにかなり状態が悪い原稿です。

    etypist-26.png

 この論文の上記の部分の認識精度をみてみます。


A・読取革命 

 yomitori-3.png

 読取革命ですが、英語の部分はご愛敬として、日本語の部分はかなり健闘していると言えます。英語の部分は基本的に諦めるしかない状況ですね。


B・e.Typist

 etypist-29.png

 e.typistは、レイアウト認識を含めてかなり壊滅的です。e.Typistは状態の悪い原稿は昔から苦手で、このようになることが多いです。そのため、コピー論文などのOCR化については全く期待できない状況なんですね。日本語だけの文章でも、状態の悪い物は読取革命のほうが性能がかなり良いと言えます。


C・Acrobat


 DC4F28F3-DA18-4A40-B579-F7052BBB9E11.png

 Acrobatは、やはり状態の悪い原稿は無理でした。横書きで状態の悪いものについても壊滅的な状況でした。

作成されるファイルサイズとクオリティ

 最後に、作成されるファイルサイズとクオリティについて書き加えておきます。

 今回の実験では縦書きの日本語のハードカバーのPDF(グレースケール600dpi)を30ページを透明PDFにしました。なお、元の画像PDFファイルは1.8MBでした。

・読取革命:通常圧縮=15.7MB、高圧縮=3.9MB
・e.typist :通常圧縮= 2.4MB、高圧縮=1.7MB
・Acrobat :通常圧縮= 7.4MB、Clearscan=2.2MB

 ファイル圧縮率は、上表の通りです。

 第1に、透明PDFを高圧縮で作成した場合、ファイルサイズの点で優秀なのは、1.7MBまで圧縮できるe.typistでした。
 作成されたファイルのクオリティもなかなかです。

 201604231259.jpg
 こちらは、e.typistの認識結果を400%に拡大表示したものです。圧縮後の表示画質の点でも、及第点だと思います。

 201604231302.jpg

 こちらは、読取革命の認識結果を400%に拡大表示したものです。ファイルは3.9MBと2倍ほどのサイズですが、クオリティは変わらず高レベルと言えます。


 201604231306.jpg
 画像の階調も、両機種ともさほど変わりませんでした。



 第2に、高圧縮を選択せず、通常圧縮にした場合の結果は以下の通りです。


  201604231308.jpg

 e.typistは、通常圧縮でも2.4MBと高圧縮でした。しかし、視認性はさほど高くないです。e.typistの場合、中間域の色を排除した高圧縮率ファイルのほうが文字については視認性が良いです。これは、驚きの結果でした。

 201604231307.jpg

 読取革命は、通常圧縮の方が「文字のカクカク」が少なく解像度が高いです。ただファイルサイズは15.7MBと大きめです。



 201604231317.jpg

 AcrobatClearscanをかけた場合、画像としての文字についてもベクター化(=疑似フォント化)されます。そのため、視認性は、拡大した場合もかなり整っており、見やすさでは群を抜きます。ファイルサイズも2.2MBと小さくなります。

ーーーーーー
 以上をまとめれば、読取革命とe,typistを使って、高圧縮PDFを作る場合は、視認性はほぼ互角です。ファイルサイズの点では、e.typistが多少有利でしょう。ただ、その代わり、e.typistは、圧縮率の少ないPDFを作るのは不得意ですね。

 AcrobatClearscanは、視認性やファイルサイズの点では群を抜いて良いです。この点でも、状態の良い原稿を透明PDFにするならば、このソフトが最高と言えます。バックグラウンドのテキストを編集しないならば、こちらが良いでしょう。

 なお、読取革命e.typistも、ソフトへのPDF入力時に400dpiまでダウンスケーリングされます。なお、読取革命は標準では300dpiですが、今回は400dpiに設定変更して比較しました。

今回の結論
信頼できる日本語OCRソフトは結論的にこれ!

 というわけでOCRソフトをいくつかの観点から比較してみました。

 最後に、いつものように、目的別におすすめのOCRソフトを提案していきたいと思います。


第1に、ワープロ打ちした会議資料など、状態が良い原稿からの日本語の横書きと縦書き文章のOCR化を考えている方ですが、

 

 e.Typist NEO(日・英のみ) v.15.0
  ¥7,667 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  

 

 e.Typist (アジア言語対応)v.15.0
  ¥11,613 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  

 会議資料など、比較的新しく状態の良いものの認識させる場合、e.Typistが良いでしょう。文章認識の性能は、読取革命と較べた場合、僅かな差ですがこちらに認識性能の軍配が上がると思います。e.typistが150万の専門用語辞書、読取革命が60万の用語辞書ですからそのあたりの差が出たのかもしれません。


 ただし、上で紹介したように、縦書きの日本語に英語文字が入る場合や、小説や雑誌などの2段組の文章などは、読取革命に軍配があがります。その点で、英語が混在する研究論文を扱う方には読取革命の方が良いかもしれません。

 アジア言語が必要でない方は、英・日変換のみのe.Typist NEO(日・英のみ) v.14.0が最も安いです。


第2に、雑誌や本などレイアウトが複雑なものや、新聞や古い原稿など状態が良くない日本語文章のOCR化も考えている方ですが、

 

 Panasonic・読取革命 Ver.15 製品版
  ¥9,510 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  
 Panasonic・読取革命 Ver.15 バージョンアップ版
  ¥4,368 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  

 読取革命がおすすめです。レイアウト認識機能は、e.Typistより優れているため、雑誌や本など、レイアウトが複雑なものへの対応力があります。また、英語/日本語の混在文書などにも完全ではないですが、対応しています。これに加えて、横書きの英語混在文書の場合も読取革命の方がいいですから、おそらく研究者には読取革命の方が利便性が高いです。

 また、状態の悪い古い原稿への対応力も高いです。文字パターン辞書がe.Typistにくらべて12万字多く、潰れ文字の認識性能が高いためです。新聞など若干色味が付いた紙もこちらが良いでしょう。縦書き対応力も高いため、新聞の取り込みには良いです。。

 e.Typist NEOより価格が高いですが、通常の会議資料などに限定せず、色々な取り込みに使うのならば読取革命が良いでしょう。

 なお、格安のバージョンアップ版については、過去のあらゆるバージョンの読取革命、および無償版の読取革命Liteを持っていれば導入できます。それらが現在PCにインストールされていない場合は、シリアル番号が必要になります。

 なお、CANONのフラットベッドスキャナや複合機をお持ちの方、、もしくは、その購入を考えている場合は、読取革命Liteというアプリケーションがついています。

 

 Canon A4スキャナー CanoScan LiDE220
  ¥9,107 Amazon.co.jp (6/23執筆時)    

 CANONのフラットベッドスキャナの新製品であるLIDE220にも読取革命LITEがついています。→このスキャナについてはこちらでも紹介しました。

 読取革命の正規版とバージョンアップ版の差額は約3,000円です。そして、読取革命Lite(正規品のお試し版)が付属しているこのフラットベッドスキャナは約9,000円です。

 資料の取り込みなどのために、もしスキャナーが欲しいと思われているなら、このスキャナと読取革命バージョンアップ版を一緒に買えば、実質5,000円あまりで最新スキャナも手に入る計算になります。ちなみにこのフラットベッドスキャナ、電源ケーブルなしでUSB給電で動くので一台あると便利です。


第3に、テキストが検索できる画像PDF(透明PDF)を作る方で、ディスプレイ表示の「みやすさ」を重視したい方に最適なのは、

 

 【Windows用スタンダード】 

 5・Acrobat Standard DC 2017 通常版
  ¥39,981 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  
 5・Acrobat Standard DC 2017 アップグレード版
  ¥21,384 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  

   

 【Mac用プロ版】

 7・Acrobat Pro DC 2017 通常版  
  ¥61,641 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  
 7・Acrobat Pro DC 2017 アップグレード版  
  ¥30,240 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  
 7・Acrobat Pro DC 2017 学生・教職員個人版
  ¥20,989 Amazon.co.jp
(6/23執筆時)  

 元原稿の状態が良く、かつ横書きの英語か日本語限定、という制約は付きますが、Acrobat DCが良いです。

 というのも、AcrobatのClear Scan機能を使うと、ディスプレイ上に表示される「画像としての文字」が(見かけがかわらないまま)「疑似フォント化(ベクター化)」され、文字のギザギザが取れ格段に読みやすくなるからです。また、「疑似フォント化」されることでPDFファイルのサイズも格段に小さくなります。

 なお、この機能については【こちら】で別に詳しく紹介しています。興味のある方はご覧ください。

 ただ、Acrobatで作成した透明PDFは、後から認識ミスを変更できません。認識後に手動で直すなどしたい方は、読取革命などを選ばれた方が良いと思います。また、OCR専用ソフトではないため、詳しい説明書などもないため、OCR初心者の方は、最初は読取革命などを選ばれることをおすすめします。(Atlasは、場合によって両者を使い分けています。)

ーーーー

 というわけで、今回は日本語OCRの話でした。記事がもしお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークボタンなどから記事を共有していただければうれしいです!!(↓)

2017年09月01日

比較2017' Office365はお得?Office2016との違いやライセンス数【Win Mac対応】Office Premium対応・インストール可能台数やアクティベーション

レビューする製品:2017年 Microsoft Office 365 Soloの価格・性能と選び方:windows 10 Mac OSX 10.11 iPad iOS 対応情報: Microsoft Office 365 Solo(1年版) Microsoft Office 365サービス Office Premium搭載パソコン専用1年延長版 OneDriveについて

今回のお題
定額制のOffice365は、パッケージ版Office 2016に較べてお得なのか?機能の違いは?


 ども、Atlasです。今日は、Windows&Mac&iPad対応の年間ライセンスのOffice 365についての話です。

 なお、本ブログでは、Officeソフトに関して以下のような記事があります。

1・Office2016の格安購入
2・Mac Office2016の格安購入
3・Office 365の格安購入

 今回は、定額制のOffice365は、これまで紹介してきたようなパッケージ版のWindows最新版のOffice2016や、Mac最新版のOffice2016と較べてお得なのか?について、ライセンス数などをふまえながら考えてみたいと思います。

Office 365とは何か?


  

 1・Microsoft Office 365 Solo(1年版)
   ¥11,581 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)  
 1・Microsoft Office 365 Solo(1年版)
   ¥12,744 マイクロソフト直販
(9/1執筆時)  

 2・Microsoft Office 365サービス Office Premium PC 1年延長
   ¥5,800 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)  
 2・Microsoft Office 365サービス Office Premium PC1年延長
   ¥6,264 マイクロソフト直販  
(9/1執筆時)  

 オフィス365で一般向けに売られているのは、Microsoft Office 365 Soloというバージョンと、Office Premium搭載パソコン専用1年間延長カードの2種類です。

 法人向けには、このほかMicrosoft Office 365 business /premiumというバージョンもあります。しかし、法人営業経由でしか入手できないので、今回、説明は割愛します。


 さて、Office 365を契約した場合、利用可能なソフトについてですが、これは、お使いになられるOSがWindowsとMacの場合で異なります。

 201410302103.jpg

  Microsoft Office Professional 2016【永久ライセンス】
  ¥58,703 Amazon.co.jp 在庫あり (9/1執筆時)  

 第1に、Windowsの場合は、Office 2016 Professional(永久ライセンス版)で利用可能な全てのソフトが1年間限定で利用可能です。つまり、Word, Excel Outlook OneNote PowerPoint Access Publisherの2016バージョンが全て利用可能です。

 201410302107.jpg

 Mac Microsoft Office Mac Home Business 2016【永久ライセンス】
  
¥34,160  Amazon.co.jp (9/1執筆時)  

 第2に、Macの場合、Mac Home Business 2016 (永久ライセンス版)で利用可能なWord, Excel Outlook PowerPoint1年間限定で利用可能です。

 Office 365インストール可能台数は、1ライセンスで2台までです。なお、Windows1台とMac1台という組み合わせでも可能です。

 ユーザー認証はオンラインで行います。ライセンスを受けると、利用されているパソコンのシステムが登録されます。そのため、3台以上の不正インストールはできない仕様です。

 なお、2台までのライセンスとは別に、iPad版のOffice(ワード・エクセル・パワーポイント)の無料インストール権が、Microsoft Office 365 Soloに付属します。これは、パッケージ版(永久ライセンス版)のオフィスには付属しない権利です。

パッケージ版と較べた場合の費用

 続いて、パッケージ版(永久ライセンス版)と較べた場合、Office 365がお買得なのか?について考えてみましょう。

 

 Microsoft Office Home and Business 2016 ダウンロード版
  ¥34,160 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)  

ワード+エクセル+アウトルック+パワーポイント+OneNote

 
  Microsoft Office Professional 2016 ダウンロード版
  ¥58,703 Amazon.co.jp (9/1執筆時)  

ワード+エクセル+アウトルック+パワーポイントOneNote+パブリッシャ+アクセス

  Windowsの場合、パッケージ版(永久ライセンス版)は、2つの種類があり、いずれも1度購入すれば永久に使えます。ライセンス数は2台までです。パッケージ版にもオンライン認証があるので、3台以上はインストールできません。

  これらの永久ライセンス版と、1年間ライセンス版のMicrosoft Office 365 Soloと較べた場合、永久ライセンス版のほうが3倍から4倍価格が高いと言えます。

 それをふまえると、3年〜4年以上Office2016を使う場合は、パッケージ版【永久ライセンス版】の方がお得と言えるでしょう。

 ただし、1年間ライセンスのOffice 365の場合、今後新しいOfficeが出た際に、追加費用でなし新しいOfficeがすぐに使えるというメリットがあります。これまでのところ、だいたい3年間隔で更新されています。

 したがって、次期モデルはOffice 2019(2018年末発売)である可能性が高いと思います。そのため、常に最新版に更新したい場合は、1年間ごとのライセンス契約であるMicrosoft Office 365 Soloを選ぶことは意味があると言えます。 

  なお、パッケージ版(永久ライセンス版)の方が適当だと感じた方、パッケージ版は、これ以外にも複数のバージョンがあります。お買得に買うために、どれを選ぶべきか?については別の記事があります【こちら 】。ご参考になさってください。


 続いてMac版についてです。

 

 Mac Home and Student 2016 ファミリーパック [2パックDL版]
  ¥23,361 Amazon.co.jp   (9/1執筆時)  

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント

 

 Mac Microsoft Office Mac Home Business 2016 Multi Pack【PC2台】
  ¥34,160  Amazon.co.jp  
(9/1執筆時)  

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント+Outlook

 Macの場合、パッケージ版(永久ライセンス版)のラインナップは2種類あります。やはり1度購入すれば、一生使えます。

 Outlook(メールソフト)が必要ない方は、Mac Home and Student 2016を選ばれるのが普通です。一方、こちらはビジネス(法人)では利用できない機種なので、法人で購入の場合は、Mac Home and Businessを購入します。

 ライセンス数はいずれも1ライセンス2台までになります。

 Windowsと比較すると、Mac版のパッケージ版(永久ライセンス版)の価格は安いです。2年以上使えば、Office365を契約するよりもパッケージ版の方が安い計算です。
 
 また、Macの場合について言えば、Office for mac 2011から Office for Mac2016まで5年近く更新が無かった事情を考えると、次の更新周期が「Office 2019」「Office 2020」である保証はありません。これらの点からマックユーザーのがOffice 365を選ぶメリット性はさほどないと言えます。

 ただし、例外もあります。それは、こちらの別記事で紹介したParallels for Macなどで、Mac本体でWindowsも併用しているなど、両バージョンのOffice(クロスライセンス)が欲しい方です。

  Macのパッケージ版(永久ライセンス版)も、上記で紹介した他にもラインナップがあります。どのパッケージ版(永久ライセンス版)を選ぶべきか?については、別に記事を書いています。【Mac版オフィスの選び方】の記事をご参考になさってください。

Office 365のクラウドサービス

 さて、1年間ライセンスのMicrosoft Office 365 Soloですが、上述のソフトの他に、クラウド関係の「おまけ」が付きます。

 uradal.png
 第1に、Skypeの60分間の無料通話サービスが付属します。こちらは、携帯のSkypeは未対応です。

 201410302146.jpg

 第2に、マイクロソフトのオンラインストレージ・サービスであるワンドライブ【こちら】の1TB分のアクセス権が付属します。
 ワンドライブは、インターネット上にある「自分用のハードディスク」と考えてください。インターネットがあれば、どこからでも、どんなデバイスからもアクセスできる「オンラインのデータ倉庫」です。
 
 インターネットブラウザでも操作できますが、専用アプリケーションも用意されています。Windowsのほか、Mac用のアプリも用意されています。

 44c3857b-14b3-4578-8941-4334db592b4e_26.png

 これを使うと、ウェブブラウザを使わずとも、データ閲覧や移動が可能です。つまり、写真のように、PCにあるファイルと同じ場所から、同じようなやり方で、データを閲覧したり、保存したり、書き込んだりできるようになります。詳しくは、【こちら】。

 このワンドライブの無料利用権が得られるメリットは大きいです。

 というのも、同様の機能を持つ著名なサービスであるDropboxは、1TB運用で年間利用料が1万円以上の利用料が必要だからです。ワンドライブ1万円の価値があるとすれば、Microsoft Office 365 Soloは、Officeソフトが無料で手に入るようなものと考えることもできますね。

 そのため、オンラインストレージを利用されたい方は、Microsoft Office 365 Soloが良いかもしれません。

 201410302145.jpg  

 ワンドライブは、パソコンのほか、スマホやタブレットからもアクセス可能で、それぞれに専用アプリも用意されます。もちろん、Office書類に限定されず、写真でも、音楽でもなんでも好きなデータを保存可能です。

今回の結論
新しく発売された定額制のOffice365は、このような場合におすすめ!


 ども、というわけで、今回はMicrosoft Office 365 Soloの紹介でした。

  

 1・Microsoft Office 365 Solo(1年版)
   ¥11,581 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)  
 1・Microsoft Office 365 Solo(1年版)
   ¥12,744 マイクロソフト直販
(9/1執筆時)  

 2・Microsoft Office 365サービス Office Premium PC 1年延長
   ¥5,800 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)  
 2・Microsoft Office 365サービス Office Premium PC1年延長
   ¥6,264 マイクロソフト直販  
(9/1執筆時)  

 結論的に言えば、WindowsユーザーMacユーザーで、1TBの大容量のOneDriveを利用したい!と考えている方には、年間利用料が、他社のストレージの年間契約料と同様なので、相当お得です。

 OneDriveを使う予定のない方も、MacとWindowsを併用しており、両方のライセンスが欲しい方は、こちらを選ぶのがお買得です。

 また、最新のOfficeソフトを更新なしで利用できる点もメリットです。しかし、こちらについては、今後の更新間隔が今後も3年ないし5年と考えると、選ぶ動機としてはさほど決定的ではないかもしれません。

 これらの点を勘案すれば、やはり、Microsoft Office 365 Soloの購入をおすすめできるのは、ワンドライブの1TB分のアクセス権が欲しい方に限定されるでしょう。

1・Win版 Office2016の格安購入
2・Mac版 Office2016の格安購入

 それ以外の方は、以上で紹介しているパッケージ版(永久ライセンス版)のほうがメリット性があると思います。

 というわけで、今日は、Microsoft Office 365 Soloの紹介でした!


 最後に注意!

 上で紹介した以外のバージョンのMicrosoft Office 365 【日本語対応】と書かれた商品が売られている場合があります。これらは格安です。

 しかし、こちらは中国版のOffice 365を輸入したものとなり、ライセンス的に完全に「ブラック」です。正規の手段では認証ができず、国内保証が得られず、ストレージやマックの対応など日本と仕様も異なります。正規版を購入することを強くおすすめします。

 最後になりましたが、この記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークボタンなどから記事を共有していただければ幸いです!!(↓)

比較2017' 主要3社のPDF作成ソフト全10製品の性能とおすすめ:格安・純正 Adobe Acrobat DC 2017・無料版Acrobat Reader・いきなりPDF・Just PDF 機能の違いや選び方

今回レビューする製品:2017年 PDF作成・編集ソフトの比較:Adcobe Acrobat DC 2017の新機能の比較と違い、選び方や使い方について【PDF・OCR・クラウド】・Windows Mac Acrobat Pro DC 2015 通常版 アップグレード版 学生・教職員個人版 Acrobat Standard DC 2015 Adobe Acrobat XI, Ⅺ Standard Windows版, Adobe Acrobat X Pro Macintosh版 ジャストシステム JUST PDF 3 [作成] [作成・編集・データ変換] [作成・高度編集・データ変換] 通常版 無料版 Adobe Acrobat DC Reader ソースネクスト いきなりPDF BASIC Edition Ver.4 いきなりPDF STANDARD Edition Ver.4 いきなりPDF COMPLETE Edition Ver.4 Ver.3とAcrobat DC 2015とDC 2017の違いやランキング

今回のお題
2017年最新のPDF作成ソフトのおすすめはどれ?


 ども、Atlasです。

 今日は、アドビアクロバットDC 2017ソースネクストいきなりPDFジャストシステムJust PDF 3などのPDF作成ソフト10種類を比較します。

 なお、本ブログ「モノマニア」ではPDF関連ソフトについて、以下のような記事があります。

1・日本語OCRソフトの比較
2・英語OCRソフトの比較
3・
PDF作成ソフトの比較  →この記事!
4・iPhone用のOCRアプリの比較

 今回は、3番の記事です。Windowsや一部Macにも対応するPDF作成ソフトを紹介します。

 それぞれのPDF作成ソフトを紹介した後で、最後にAtlasのおすすめ機種!を提案する形式で書いていきます。

無料版のAcrobat Readerと製品版の違い

 さて、最初に、無料版のAcrobat Readerの話から始めましょう。

 201601221015.jpg
 Windows 7〜10対応  Mac 10.6〜10.12対応

 1・無料版 Adobe Acrobat DC Reader
  ¥無料 Adobe Store
(9/1執筆時)

 よく知られているように、Adobe Acrobatには無償版Adobe Acrobat DC Readerがあります。WindowsでもMacでも使えます。

 ただし、この無償版は、基本的にPDFの閲覧をするためソフトです。PDFファイルへの変換や、PDFファイルの編集には未対応です。

 201607040924.jpg

 Adobe PDF Pack (1年間)
  ¥5,350 Adobe Store (9/1執筆時)

 一方、月額575円の「拡張パック」に加入した場合、PDFに変換するサービスを得られます。

 これは、100MBまでのWordやExcelといったファイルをオンライン経由でPDFに変換するサービスです。ただし、作成したPDFを再編集することはできません

PDFの作成・変換・編集ができるソフト

 PDF(PDF/A)は国際規格です。しかし、最初にそれを定義し、製品化したAdobe社が事実上、規格の更新を主導しています。そのため「純正PDFソフト」といえるのは同社の製品です。

 しかし、それと「互換」するPDFソフトは、他社からも売られています。日本市場の場合、ソースネクスト社ジャストシステム社の製品が多くのシェアを占めています。以下、そのラインナップを紹介していきます。


 
 Windows 7〜10対応 

 2・いきなりPDF BASIC Edition Ver.4
  ¥2,003 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)

 こちらは、ソースネクスト社が出しているいきなりPDF BASIC Edition Ver.4です。同社の製品では最も安価なPDFソフトです。

 こちらの場合、WordやExcelなどの各ファイルからPDFを作成することが可能です。仕事によく使うだろう、パスワードロックをかけたセキュリティPDFも作成できます。

 201601221058.jpg

 加えて、作成したPDFを回転したり、ページを入れ替えたり、削除したりする編集機能も付属します。

 201601221059.jpg

 チームで仕事をする際などのためのハイライトノートの挿入も可能です。 

  201612061946.jpg  

 なお、 前バージョンのいきなりPDF BASIC Edition Ver.3と比較した場合の大きな違いは、現バージョンからは、PDFからテキストや画像を部分的に抽出する機能が付属した点です。このほか、クリップボードがらPDFを作成する機能がめあたらしいですが、全体とするとマイナーチェンジですね。

ーーー

  

 Windows 7〜10対応 

 3・JUST PDF 3 [作成]
  ¥1,482 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)    

 一方、ジャストシステムのJUST PDF 3いきなりPDF・ベーシック」のライバルと言えます。

 ただし、こちらは、上記のうち、PDFファイルを作成する機能だけを持ちます。こちらの場合も、パスワードロックは可能です。


 
 Windows 7〜10対応 

 4・いきなりPDF STANDARD Edition Ver.4
  ¥3,356 Amazon.co.jp (9/1執筆時)

 こちらは、いきなりPDFの上位版である「いきなりPDF STANDARD Edition」です。下位機種に比べると、こちらのソフトは多機能です。

 201601221102.jpg

 具体的には、一度変換したPDFファイルを、Excel・Word・PowerPointなどの形式に再変換できます。

 201601221108.jpg

 さらにOCR機能が搭載されます。OCRとは、PDFファイル上の文字が「画像」だけで、テキストとして選択や検索できないファイルを文字化して検索できるようにするためのソフトです。

 こちらは「読取革命」など専門のOCRソフトを発売するパナソニックの文字認識エンジンを使っており、変換精度が高い製品です。

ーーー


 201601221128.jpg
 Windows 7〜10対応 

 5・JUST PDF 3 [作成・編集・データ変換]
   ¥3,534 Amazon.co.jp (9/1執筆時)

 一方、JUST PDF 3 [作成・編集・データ変換] は、いきなりPDF STANDARD Editionのライバル機種です。そして、抽出機能を除けば、ほぼ同等の機能を有します。

 201601221134.jpg  

 また、変換時に画像ファイルを圧縮することでPDFのサイズを押さえる機能も付属します。

 JUST PDF 3の下位機種には実装されなかった、PDFを回転したり、ページを入れ替えたり、削除したりする編集機能も付属します。


 201601221135.jpg

 PDFをExcel・Word・PowerPointなどの形式に再変換する機能も、いきなりPDF STANDARD Editionと同様に実装されます。それに加えて、ジャストシステム社の「一太郎形式」に変換することも可能です。

 201601221139.jpg

 OCR機能も搭載されます。使用されるエンジンの明記はありませんが、パナソニックのエンジンと思われます。したがって、変換精度はいきなりPDFと同等です。

 201601221141.jpg

 ただ、こちらの場合、明テキスト(PDFの画像としてのテキストの、裏に隠された文字データ)を編集する機能が付く点と、複数のファイルを一括して変換できる機能を持つ点が魅力です。


 
 Windows 7〜10対応 

 6・いきなりPDF COMPLETE Edition Ver.4
    ¥6,832 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)

 いきなりPDF COMPLETE Editionは、ソースネクスト社の最上位版です。


 201601221111.jpg

 こちらの場合、上記の機能に加えて、より多様なPDFの編集が可能です。例えば、PDF上のテキストの修正・編集ができます


 201601221117.jpg

 また、細かい部分では、書類を受け取ったユーザーが、PDF書類のフィールドに文字入力できるフォーム作成機能や、電子署名機能なども搭載されます。

 なお、 旧バージョンのいきなりPDF COMPLETE Edition Ver.3と比較した場合、PDFからテキストや画像を部分的に抽出する機能のほか、テキストの墨消し機能PDFのリッチテキスト・CSVへの変換機能が増えた程度です。そのため、旧バージョンからの、買い換えニーズについてはほぼないと思います。

ーーー

  
 Windows 7〜10対応 

 7・JUST PDF 3 [作成・高度編集・データ変換] 通常版
  ¥8,157 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)

 一方、JUST PDF 3 [作成・高度編集・データ変換]は、いきなりPDF COMPLETE Editionのライバル機種です。テキストの編集やフォームの作成を含めて、ほぼ同等の機能を持ちます。


 201601221149.jpg

 Mac 10.6〜10.12対応

 Mac Finder
  ¥無料

 一方、Macユーザーの場合、OSに標準搭載されているFinderというソフトがあります。

 それで、PDFの作成・編集・回転・結合・フォームの作成などが可能です。ただ、PDFのOCR化には未対応です。対応させるためには、以下で紹介する、Adobe Acrobatの製品版が必要です。

Adobe Acrobat DC 2017の機能

 

 Windows 7〜10対応 
 8 Acrobat Standard DC 2017 通常版
  ¥39,981 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 9・Acrobat Pro DC 2017 通常版
  ¥69,801 Amazon.co.jp (9/1執筆時)

 Mac 10.6〜10.12対応

 10・Acrobat Pro DC 2017 通常版  
  ¥63,612 Amazon.co.jp (9/1執筆時)

 さて、続いてAdobe Acrobat DC 2017についてです。Windows版については、スタンダード版プロ版が、Macについてはプロ版が市販されています。(スタンダード版とプロ版の違いは後ほど書きます)

 さて、PDF規格を定義している同社ですから、上で紹介した他社ソフトが持つ、およそPDFとして必要な閲覧・作成・編集機能は全て網羅されます。さらに安定性なども高レベルで、PDFファイルが開けないという事態はありえません。

 他社製ソフトに比べて優れている点は、以下の通りです。

 201601221209.jpg

 第1に、PDFの圧縮率の高さです。JUST PDF 3も画像ファイルなどの圧縮機能がありますが、Adobe Acrobat DCは、不可逆的圧縮を含め高度な圧縮が可能です。細かい設定もできますが、しなくても他ソフトに比べて、ファイルサイズがかなり小さくなる傾向です。
 
 第2に、互換性の高さです。PDFは、同じ拡張子でもいくつかの10のバージョンがあります。上位ほど圧縮率が高いですが、下位互換性がないため、他ソフトだと不都合が生じる場合もあります。「完全互換」の互換ソフトはないということです。

 第3に、高度なPDF編集機能です。とくに、文字をPDFに直接入力する場合、画像から自動的に見かけと同じフォントを作成することで、自然な文字挿入を可能にしています。

 第4に、OCR変換の性能です。独自の変換エンジン(日本語についてはエプソン系)とレイアウト認識で、作成される透明PDFの品質は高いです。また、国際商品なので、英語・日本語だけでなく、多言語対応しているという特長もあります。

 第5に、クラウド対応です。iPadをはじめとするタブレットやスマホからの変換に対応するようになりました。

 3点目・4点目・5点目は、今回のバージョンアップの「キモ」ですので、後ほど詳しく説明します。

 201504281653.jpg

 このほかにも、独自機能は多いのですが、主に企業環境向けの機能であり、一般ユーザーが使って便利な機能は少ないかもしれません。例えば、e-signなど、ネットを介した先進のセキュリティ文書機能の対応なでどす。

高度なPDF編集機能について

 

 高度なPDF編集機能は、Atlas的には今回のAcrobat一番の目玉です。


 201504281011.jpg

 他社製ソフト(JUST PDF 3)や、前バージョンのAdobe11 Proでも、PDFファイル上の文字や、透明テキストの編集はこれまでも可能でした。

 しかし、Acrobat Pro DC 2017は、図のように、文字枠・画像枠単位で高度な編集ができます。

 201504281020.jpg

 とくに文字の編集機能が秀逸です。本文中で使われているフォントの字体を元に、アクロバットが「カスタムフォント(オリジナルフォント)」を作ります

 そのために、パソコンに同一のフォントがインストールされていなくても、スクリーン上、同じような見映えのフォントが挿入可能です。

 例えば、上の画像では、New Yorkという元々の画像にあったフォントに、AtlasがPDF編集機能で、「York New」と新しく文字を加えていますが、これらのフォントは同じ見かけのフォントであることがわかります。

 同じように「アメリカ」のあとに「アメリカ」と同じ文字を新しく入力していますが、こちらも同じ文字であることが分かります。

 201504281024.jpg

 ただし、元々の画像ファイルに使われていない文字の場合は、既存のフォントセットから、できるだけ近いフォントが当てられます。上の画像では「人の」の部分がそれにあたります。この場合、フォントの字形が似ている「小塚明朝」があてられました。

  201504281040.jpg

 OCR(画像のテキスト化)は、例えば、本1冊など複数ページを自動でかけることが可能です。そのため、長ければ長いほど、カスタムフォント(オリジナルフォント)は多数生成され、全体の精度は上がっていきます。

201504281028.jpg

 加えて、今回のバージョンからPDF内の画像についても、ボックス単位で、画像の置換や編集が可能になりました。これらは、従来的にはAdobe InDesignなどで行わざるを得なかったものですが、今回、簡単にできるようになりました。

 ただし、これらの機能はプロ版のみ対応です。スタンダード版のアクロバットは未搭載ですので注意が必要です。

Acrobat DCのOCR機能について

 つづいて、OCR機能についてです。

 OCRというのは、スキャナなどで画像(=絵)として取り込んだ文字を、テキスト(文字フォント)に変換して、文字列が検索できたり、文字を編集したり、ワードなどにコピー&ペーストできるようにするための機能です。

 etypist-42.png

 図のように、スクリーン上の見かけは、元々の画像ファイルですが、実は(見えない形で)文字認識結果が埋め込まれおり、上図のように文字列を選択してコピーできたり、PCで検索できるようになったりするという仕掛けです。専門的には、透明PDFといわれる仕組みですが、アドビでは、Clear Scanと名前が付けられる機能です(補注:Acrobat DCよりClear Scan機能は、「編集可能なテキストと画像」という名前に変わっています)

 この方式だと、もしOCR認識で読み取られた文字が間違っていたとしても、スクリーン上は、元々の画像ファイルが表示されるので、人間による文字の誤読がありません

 Acrobat DCの場合、同じくOCR機能を持ついきなりPDFやJust PDFに比較して、次の2つの利点があります。

 第1に、PDFサイズの軽量化です。Acrobatの場合、OCR認識の過程で、認識した文字の画像を「ベクター化」し「カスタムフォント」とします。そのため、OCRをかけると、画質の劣化なし、最大10倍以上ファイルサイズが縮みます

 第2に、画像としての文字の美麗化です。画像としての文字がベクターデータ化されるため、文字の拡大での画像劣化がなくなります。そのため、スクリーンで文字を見たとき(拡大したとき)に変換前よりもなめらかに見えるという利点があります。

 これは、日本語でも英語でも同じです。AtlasもPDF化した本を読む際、Adobe AcrobatでOCR(ClearScan)をかけたファイルで見ていますが、視認性が高いです。

 続いて、Clear Scanの認識精度についてです。

 201504281541.jpg

 上図のような、レイアウトが複雑ではない、横書きの日本語画像を認識させる場合です。

 201504281608.jpg

 こちらが、認識させた結果としてのテキスト(PDFの裏側に埋め込まれており、ディスプレイではみえない透明テキスト)です。

 無用なスペースが何カ所か入っています。しかし、横書きの日本語についてはほとんど問題なく実用レベルでの認識が可能です。したがって、横書きの会議資料等の日本語OCR化には問題なく使えます

  201601221239.jpg

 こちらは縦書きの場合です。縦書きはさほど精度よく取り込みができていません

  201504281556.jpg

 こちらは同じファイルをOCR専用ソフトの「読取革命」でOCRにかけたものです。

 認識結果としてかなりの精度の差があることがわかります。つまり、日本語でも縦書きを扱いたかったら「読取革命」などの専用ソフトにメリット性があります。

 「読取革命」については、別の場所に書いた【こちらの記事】も参考になさってください。

  rararapodasimu-11.jpg

 なお、英語・ドイツ語・フランス語・ロシア語・イタリア語・スペイン語・韓国語・中国語などの言語のOCR化をできます。特に、英語変換の精度については、特殊ですので別に記事にしてあります。

 Adobe Acrobat DCの外国語認識の精度や、Fine Readerをはじめとする専門英語OCRソフトについて書いた【こちら】の記事をご参照ください!

ーーーー

 以上、ここでは、OCRの認識精度についてまとめました。

 Adobe Acrobatは、横書きやビジネス文書ならば、かなり高機能であることが分かりました。また、ここでは紹介しませんでしたが、英語文書についても、ほぼ実用レベルの精度が得られました。

 高度なPDF変換機能は、他社製ソフトにはない、Adobe Acrobat独自の魅力だと思います。なお、OCR機能はAdobe Acrobatのスタンダード版でも利用が可能です。

クラウドへの対応

 クラウドへの対応も、Adobe DCのパワーアップポイントです。報道でもこの点を最も強調していました。

 201504281706.jpg

 Acrobat Pro DC iPad版
  ¥無料 itunes Store 
 Acrobat Pro DC iPhone版
  ¥無料 itunes Store 
 Acrobat Pro Android版
  ¥無料 itunes Store 
 Acrobat Pro DC Windows Phone版
  ¥無料 itunes Store 在庫あり

 具体的に言えば、上記のようなiOSやAndroid端末用の無償アプリケーションが用意されました。 

 単に閲覧できるだけではなく、ワード・エクセル・パワポのファイルをPDFに変換する機能も利用可能です。

 201504281720.jpg

 PDFの編集に関わる機能も強化されています。例えば、iPad版ではPDFの表示ページの削除PDFの並び替えコメントの編集ができます。また、現在の所iPadのみの対応ですが、iPadの場合、PDFの文字列の編集も可能です。また

 なお、これらのソフトは「アプリ内課金」商品です。しかし、Adobe Acrobat DCパッケージ版(永続ライセンス)購入者は登録すれば、これらの機能を無料で使えるようになります。。

Officeソフトとの連携


オフィスソフトとの連携も、Adobe AcrobatDCの大きな特長です。

201412011623.jpg

 これは、Windows版については他社製品にも搭載される機能ですが、PDFファイルを、Office系ソフト(ワード/エクセル/パワーポイント)への変換して出力できる機能が付属します。

 受け取ったPDF上のテキストを編集したい場合や、一度、ワードなどに変換してから編集したい場合、これらの機能は便利です。


 201412011629.jpg


 加えて、バインダー機能もAdobe Acrobatの大きな魅力です。


 これは、PDF以外の形式のファイルをPDFに突っ込むだけで、複数のファイルを1つのPDFとしてまとめる、「PDF結合」技術です。会議資料をまとめてPDFにしておいて、出先で印刷する場合などに便利です。これにより、動画などのマルチメディアファイルもPDF化することができるようになりました。

Acrobat Pro DCとStandard DCの違い

 さて、Acrobatですが、Windows版・Mac版を合わせて、実に多くのラインナップがあります。

 

 【Windows用プロ版】

 Acrobat Pro DC 2015 通常版
  ¥49,713 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2015 アップグレード版
  ¥22,761 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2015 学生・教職員個人版
  ¥16,680 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)  

 【Mac用プロ版】

 Acrobat Pro DC 2015 通常版  
  ¥53,313 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2015 アップグレード版  
  ¥23,158 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2015 学生・教職員個人版
  ¥17,052 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)

 

 【Windows用】

 Acrobat Standard DC 2015 通常版
  ¥27,734 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Standard DC 2015 アップグレード版
  ¥16,098 Amazon.co.jp (9/1執筆時)

 Windows版については、機能が限定される「スタンダード」版もあります。


 スタンダード版は、「プロ版」に比べると、いくつか機能制限があります。とくに、「カスタムフォント」を利用できないので、元の文書と同じ体裁のフォントを挿入することはできません。この点は、今回のパワーアップでは重要な点ですのでやや残念な部分でしょう。
 
 その他、タブレッド利用時に限ってですが、ページを並べ替えたり、削除できない点PDFファイルに動画やオーディオなどが挿入できない点どが不便です。また、高度なセキュリティ文書の作成に関わる機能も使えませんが、このあたりは個人ユーザーには関係ない部分でしょう。

 なお、PCに何台インストール可能なのか?学生・教職員割引の資格はどのようになってイルか?分からない場合は、別に記事を書きますので、後ほどそちらを見てください→こちら

Acrobat DC 2015と2017の違い

 

 Acrobat Pro DC 2015 通常版

 なお、Acrobat DC 2017は、旧バージョン(としてAcrobat DC 2015)の後継機です。

 新機能は、「Adobe社の説明」に詳しいですが、有用と思われるのは、次の4点です。

1・PDF比較ツールの新搭載
2・ブラウザのようなタブ表示機能の搭載
3・スキャナとの連携強化

4・タッチパネルに対応する操作系の改良

 これらは、主に操作の快適性をあげるもので、前回に比べるとかなりマイナーなアップデートという印象です。

 実際、ここまで書いてきた機能は、旧バージョンでも網羅されていた機能です。どうも、PDFフォーマットについては、「コモディティ化」が進みつつある印象です。

今回の結論
最新のPDF作成ソフトのおすすめはこの機種!


 というわけで、今回は、Adobe Acrobat DC 2015を中心に、PDF作成ソフトを10機種紹介してきました。

 最後に結論として、どのソフトを購入するべきか?書いておきます。


 第1に、リーズナブルにPDFの作成・編集・再変換を行いたいと考えている方におすすめなのは、

  201601221128.jpg
 Windows 7〜10対応 

 5・JUST PDF 3 [作成・編集・データ変換]
   ¥3,534 Amazon.co.jp (9/1執筆時)

 JUST PDF 3 [作成・編集・データ変換]がよいと思います。PDFの作成や、回転やページ削除などの編集から、ノートの挿入まで、一通りのことができますから。また、変換時のレイアウトの乱れも少ないです。

 OCRの精度も高いですし、ファイルの圧縮率も純正には負けるものの、多機能でありオススメできます。


 第2に、作成・編集・再変換に加えて、PDFへの直接の文字入力も行いたい方は、

 
 Windows 7〜10対応 

 6・いきなりPDF COMPLETE Edition Ver.4
    ¥6,832 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)

 いきなりPDF COMPLETE Editionがよいでしょう。JUST PDF 3とほぼ同等の機能を持ちますが、価格が多少安い点を評価しました。

 ただ、一太郎形式に対応したい場合は、JUST PDF 3がよいと思います。


 第3に、書籍や会議資料などの日本語OCR化を考えているビジネスパーソンにおすすめなのは、

 

 【Windows用】

 Acrobat Pro DC 2017 通常版
  ¥69,801 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2017 アップグレード版
  ¥31,891 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2017 学生・教職員個人版
  ¥22,901 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)

 【Mac用】

 Acrobat Pro DC 2017 通常版  
  ¥63,612 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2017 アップグレード版  
  ¥30,240 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2017 学生・教職員個人版
  ¥22,901 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)

  「プロ版」Acrobat Pro DCが良いと思います。「スタンダード版」は、PDF編集機能上の、今回の大きな改善点と言える「カスタムフォント」を利用できないので、PDFを仕上げた後の品質で差がでると思います。OCRについても、横書きのビジネス文書ならば精度が高く安心です。

 やや高いですが、アップグレード版や、学生・教職員版をうまく使えば、2万前後で購入できます。今回は、スマホやタブレットにも対応していますので、この値段を出しても費用対効果は高いでしょう。

 別のベージで、インストール台数や、アップグレードや学生版の購入条件格安購入方法などについて書いていますので、貰っていますので、そちらのページもご覧ください。→こちら


第4に、検索できるPDF(透明PDF=OCR化)を目的で、アクロバットの導入を考えている方ですが、

  

 Windows 7〜10対応 

 Panasonic・読取革命 Ver.15 製品版
  ¥9,510
Amazon.co.jp (9/1執筆時)
 Panasonic・読取革命 Ver.15 バージョンアップ版
  ¥4,368
Amazon.co.jp (9/1執筆時)

 上で検証したように、日本語の縦書きのテキスト画像や、横書きでもレイアウトが複雑なテキスト画像の認識精度は、Acrobat Pro DCはイマイチ信頼性が高くないです。

 そのため、Acrobat Pro DCは、あくまでPDF編集用と考えて、OCRについては、専用ソフトを購入するべきでしょう。読取革命ほか、いくつかのOCRソフトが購入できます。詳しくは、【こちら】で紹介したので、興味がある方はご覧ください。


第5に、英語やヨーロッパ言語の文章のOCR化を考えているかたですが、

  201702281443.jpg

 2・Fine Reader 14プロフェッショナル版
  ¥21,600 VECTORシェアレジ (2/28執筆時)

 英語専用のOCRソフトであるFinerReaderがおすすめです。別の場所で紹介していますので、そちらを参考になさってください。→こちら 

 ちなみにAtlas日本語については読取革命英語論文(状態の良いもの)についてはAcrobatのClearScan英語の歴史資料やマイクロ資料など状態が悪い物をFine Readerとそれぞれ使い分けています。


 というわけで、今日はPDF作成ソフトについて紹介しました。

 記事が皆さんのお役に立ったようならば幸いです。

posted by Atlas at 16:02 | 研究上の道具(ソフトウェア)

比較2017' Acrobat Pro DCのライセンス認証数・購入条件とお得な購入法【アクティベーション】 Adobe Document Cloud Pro Standard windows & Mac

今回レビューする製品:2017年 アドビ アクロバットDC 2017 2015のインストール可能台数や激安購入法アップグレード版の条件・学生・教職員版の条件・アクティベーション(オンライン認証方法の比較とおすすめ:アドビ社 アクロバット11

今回のお題
アドビのアクロバットDCはライセンス数の上でどのように買えば良いか?


 ども、Atlasです。

 今日は、Adobe社より発売されているAcrobat DC 2017の購入に関する話です。WindowsとMacとに共通する話として書きます。今回は、ライセンス認証数や格安購入法についての話題だけになります。
 
 そのため、PDF閲覧ソフトとしてのAdobe Acrobat DCの特長や他のPDF作成ソフトとの機能差 について知りたい方は、【こちら 】に書いた別の記事をご参照ください。

1・アクロバットの格安での購入方法

 Atlasは10年来のAdobe製品ユーザーです。そして、昔は、基本的にアドビ社の製品はデンキ屋や大学生協などでも定額販売の製品でした。

 しかし、ここ最近は、大型量販店において定価販売の上で1%〜5%前後まで「ポイント還元」する店も現れました。また、Amazonをはじめとするネットショップでも、ディスカウントでの販売が行われてきました。

 詳しいライセンスなどの話をする前に、同製品のラインナップを確認しておきます。


1・Windows向けアクロバットの単品製品(スタンダード版)

 

 【Windows用】 

 Acrobat Standard DC 2017 通常版
  ¥39,981 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Standard DC 2017 アップグレード版
  ¥21,384 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)


2・アクロバットの単品製品(プロ版)

 

 【Windows用】

 Acrobat Pro DC 2017 通常版
  ¥69,801 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2017 アップグレード版
  ¥31,891 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2017 学生・教職員個人版
  ¥22,901 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)


3・Macintosh版のアクロバット(プロ版)

 

 【Mac用】

 Acrobat Pro DC 2017 通常版  
  ¥63,612 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2017 アップグレード版  
  ¥30,240 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2017 学生・教職員個人版
  ¥22,901 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)


…ごらんのように、1つの製品についても多数の種類(多いものでは8個も!)あり、どれを購入したらお得なのか?または、どれを購入できるのかが、必ずしも明確ではありません。

 そして、通常版は「激しく高額」でもあります。以下で、どれを購入したらよいのか、事例別に検討してみましょう。

2・ライセンス数とアクティベーション

 まず、どのパッケージも共通しますが、ライセンス数は、「個人利用に限り2台までOK」が原則です。アドビサイトの本文を引用しておきます。


201504281841.jpg

 アクティベーション(オンライン認証)は、かなり厳しいです。ソフトを立ち上げてオンライン認証させる方式です。

 2台目までは自動でオンライン認証されますが、3台目を自動認証させようとすると例外なくNGになります。3台目のPCにインストールする場合は、1台目のオンライン認証をソフトウェアから「解除」しないと、インストールできません。

 ただ、「2台同時使用不可」の規約については、オンラインでは監視していません。そのため「基本的に2台」という点をおさえつつ、購入を考えれば良いでしょう。

3・教職員・学生個人版の購入対象者について

 さて、 上にあげたパッケージを見ると分かりますが、最も安く購入したい場合、 学生・教職員版が最も安く手に入ります。これは、言い方を変えれば「アカデミック版」です。

 しかし、Adobe社の場合は、Microsoftの条件やAppleの条件が異なるので、細心の注意が必要です。

screen-captufagre-65.png 

 たとえば、この図は、Microsoftの場合ですが、Officeなど幼稚園生からアカデミック版が購入できます。また、教育機関の定義も非常にあいまいで、何らかの書類があれば通ります。

 また、マイクロソフトのアカデミック版の場合、デンキヤなどの店員への証明書の提示ですみます。しかし、アドビ社製品の場合は、学生証や職員証コピーをアドビ社まで送らないと、アクティベーション(起動)可能なシリアルが発行されません

 かなり厳格だと考えて良いです。


 screen-captufagre-68.png

 では、どのような条件で認められるかですが、大学院・大学・高校・中学校・小学校・幼稚園の教員・研究員なら無条件にOKです。教員証か、在籍機関入った保険証があれば大丈夫。

 大学の場合は、非常勤講師も対応します。また、ポスドクなどの常勤研究員もOKです。職員証などの証明書が発行されていない場合は、大学から紙の在籍証明書の発行を受けましょう。なお、30日間はライセンス認証をせずに使えるので、先に購入しておいて、後から書類を準備するのでOKです。

 一方、学生の場合は、大学院・大学・専門学校・高校・中学校・小学校・幼稚園に在籍していればOK です。ただし、3ヶ月以上の在籍が必要です。放送大学などの通信教育や、夜間学校でも大丈夫です。

 学生の場合、証明は、高校生以上は、学生証や紙の在学証明書が必要です。一方で、幼稚園・保育園・小・中学生は(義務教育のため)、学生証がなくても年齢を証明できる保険証でもOKです。

 オーバードクター・研究生・研修生・聴講生は規約上NGです。

 大学などの職員(教職にない方)は、常勤職員のみ購入可能とのことです。契約や派遣で働いていても無理とのこと。この辺は現在の大学の実情に合ってないと思いました。

4・アップグレード版の購入対象者

 アップグレード版の購入対象者についてですは、最近規約が変更になり、2バージョン前のものだけが対応になります。

 そのために、今回のアクロバットDCならば、Acrobat10と11が対象です。なお、Windows版については、過去のスタンダード版からDCプロ版へのアップグレード、過去のプロ版からDCスタンダード版へのアップグレードは、セールスに確かめたところ、それぞれ可能とのことです。

 一方、Mac版の過去製品を持っていても、Windows版にクロスアップグレードすることはできません。その逆も不可能です。

 さらに、スキャナバンドル版(過去のスキャンスナップなどに添付されていたもの)については、Acrobat 10以降でもアップグレード非対応とのことでした。

 お持ちの過去製品が学生・教職員版でも、アップグレード版を購入することは可能です。大学の4回生は今のうちに購入して置いた方がお得です。

 以上の点を注意して製品を選ぶ必要があります。

今回の結論
アクロバットDCの購入方法のおすすめは結論的にこれ!


 というわけで、今日はアドビ社製品について書いてきました。最後にいつものようにオススメですが…、とりあえず、上に書いたように、安い順番は、

 学生・教職員版>アップグレード版通常版

 の順番なので、自分の該当するもので最も安いものを選んでください。

 また販売価格ですが、アドビ社のソフトの場合、アマゾンが安い場合が多いです。基本的にデンキヤだと定価販売+ポイント還元ですが、アドビ社のソフトの場合店頭で10%ポイントの対象にならない場合が多くあります。ポイントを考慮に入れても、(値切るなどをしないならば)ネットで購入した方が安いと思います。

 また、このような多数のパッケージのうち、どのソフトを購入したらいいか?ですが、


 第1に、Windowsのユーザーの方ですが、

 

 【Windows用】 

 Acrobat Standard DC 2017 通常版
  ¥39,981 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Standard DC 2017 アップグレード版
  ¥21,384 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)

 フォーム作成などPDFを使った高度な編集に使うのではなく、基本的にPDFの編集や、メモの書き込みなどの基本・応用的な作業だけならば、スタンダード版で十分です

 

 【Windows用】

 Acrobat Pro DC 2017 通常版
  ¥69,801 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2017 アップグレード版
  ¥31,891 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2017 学生・教職員個人版
  ¥22,901 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)

 ただし、PDFの編集や修正を行おうと考えている方、セキュアな文書管理が必要な方は、これらの点で高機能な上位機種を買われた方が良いと思います。

 なお、学生版は、Proしかないので、またこちらの方が安いので、それを購入したら良いでしょう。


 第2に、Macユーザーの方ですが、

 

 【Mac用】

 Acrobat Pro DC 2017 通常版  
  ¥63,612 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2017 アップグレード版  
  ¥30,240 Amazon.co.jp
(9/1執筆時)
 Acrobat Pro DC 2017 学生・教職員個人版
  ¥22,901 Amazon.co.jp (9/1執筆時)

 Macについては、スタンダード版が用意されていないため、プロ版を購入しましょう。ちなみにiOSユーザーは、iPadでも無償でPDFが編集できるようになっているので、使い勝手が良いです。

ーーー

 というわけで、今回は、Acrobatライセンスと価格についてでした。

 なお、本ブログ「モノマニア」ではOCR・PDF関連ソフトについて、以下のような記事があります。

1・日本語OCRソフトの比較
2・英語OCRソフトの比較
3・
PDF作成ソフトの比較  
4・iPhone用のOCRアプリの比較

 もし、 Acrobat Pro DCを格安な他のPDF作成ソフトと比較して購入を検討されている方は、上記3番の記事をご覧ください。

 また、Acrobat Pro DCのOCR機能(テキスト認識)の性能についても知りたいと考えている方は、上記1番と2番で比較記事があります。こちらもよろしくお願いいたします。

 最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークボタンから記事を共有していただければ嬉しいです!!(↓)

2017年08月23日

比較2017' 必要ソフト別Office 2016の選び方と激安購入法:Personal,Home and Business, Professiona版・アカデミック・ダウンロード版とパッケージ版の違い、互換ソフトKINGSOFT Office 2016との違いなど(Windows )

今回レビューする内容:2017年 Office 2016の価格・選び方とおすすめ購入法:アカデミック版・互換ソフト・アップグレード版対応】Microsoft Office 2016 Home and Business 2016 , Personal 2016, Microsoft Office Professional 2016 Open Office 2016 Microsoft Office 365 Solo キングソフト WPS Office Gold Edition Standard Edition ・イーフロンティア・EIOffice2013 USBパーソナル版とホーム・ビジネス版の違い、パワーポイント付属の有無など・口コミ情報

今回のお題
Microsoft Office2016は必要?また、最も安く手に入れるためにおすすめの方法は?


 ども、Atlasです。

 今日は、2017年現在において、最新のパッケージ版となる「Microsoft Office 2016」を紹介します。

 とくに、使用可能なライセンス台数や、アカデミック版(学生・教職員版)、ダウンロード版、パッケージ版、他社製の互換Officeなどの違いもふまえて、どのように買えばお買得か?を考えてみます。

 なお、本ブログには、ソフト関連記事として、以下のものがあります。
 今回は、1番の記事で、Windows版に特化した記事です。Macユーザーの方は、お手数ですが2番のリンク記事をご覧ください。

 また、これらの記事のほか、【旧版のOffice2013の記事 】もあります。何らかの理由で旧バージョンを探している方は、そちらをご覧ください。

Officeソフトの選び方の基本

  はじめにソフト構成の紹介です。以下の4種類が基本となります。


 

 Microsoft Office Personal 2016 ダウンロード版
  ¥29,252 Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

ワード+エクセル+アウトルック

 第1に、最も基本的なソフト構成のものがが、パーソナル版です。ワード(ワープロ)+エクセル(表計算)+アウトルック(メールソフト)が全て付属した「総合オフィスソフト」としては最も安いです。ただし、プレゼンテーション作成ソフトとして企業や大学でほぼ必須と言える、パワーポイントが付属しません。PC2台までインストール可能です。

 なお、以前のオフィス2013とオフィス2016の相違点は、インターフェースの配色が変更になったほかは、クラウド機能の強化・Mac版とのインターフェースの共通化・テンプレートの強化・初心者アシスト機能の強化などです。機能は増えましたが、起動速度や安定性は、2013と同様であり、問題ありません。


 
 Microsoft Office Home and Business 2016 ダウンロード版
  ¥34,160 Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

ワード+エクセル+アウトルック+パワーポイント+OneNote

 第2に、上位機種となるのが、ホームアンドビジネス版です。

 こちらは、ワード+エクセル+アウトルックのほか、プレゼンソフトのパワーポイントと、高性能メモ書きソフトのワンノートが付属します。大学生やビジネスマンの方が選びたいモデルです。PC2台までインストール可能です。


 
  Microsoft Office Professional 2016 ダウンロード版
  ¥58,703 Amazon.co.jp (8/22執筆時)

ワード+エクセル+アウトルック+パワーポイントOneNote+パブリッシャ+アクセス

 第3に、最も高額なのは、プロフェッショナル版です。こちらは、簡易的なDTPソフトであるパブリッシャーと、高度なデータベースソフトのアクセスも付属するフルパッケージです。こちらもPC2台までインストール可能です。

 なお、こちらについては、アカデミック版があります。それついては、後ほど別に項目を立てて解説します。


  

 Microsoft Office 365 Solo(1年版)
   ¥11,581 Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

ワード+エクセル+アウトルック+パワーポイントOneNote+パブリッシャ+アクセス

 第4に、Microsoft Office 365 Soloは、年間ライセンス版です。ここまで紹介してきた機種は、1度買えばいつまでも使える永続ライセンス版ですが、こちらは1年ごとの契約更新が必要です。

 搭載されるソフトはProfessional版と同じ構成です。相違点は4つです。

 第1に、PC2台分のライセンスの1つを、Macにも割り当てられる点、

 第2に、OneDriveという1TB分のオンラインストレージが無料で使える点、

 第3に、PCライセンスとは別にiOSとAndroidのスマホ・タブレット用に2台ライセンスが付く点、

 第4に、新しいオフィスソフトが出た場合、無料でアップグレードできる点、

 です。

 ワンドライブの無料利用権は、かなりのメリット性です。というのも、同様のDropboxの場合、1TB運用で年間利用料が1万円以上の利用料が必要だからです。

 それを考えれば、Microsoft Office 365 Soloはオンラインストレージに「おまけ」でOfficeソフトが付いているとも考えられるので、オンラインストレージの契約、または乗り換えを考えている方は、Microsoft Office 365 Soloが良いかもしれません。

 44c3857b-14b3-4578-8941-4334db592b4e_26.png

 Dropboxと同じような仕組みで、ウェブブラウザに依存せずにフォルダ単位で同期可能です。フォルダーに保存したいファイルをドラックアンドドロップするだけです。また、フォルダ上のファイルを上書き保存(つまりファイルを保存する場所をワンドライブのフォルダに設定)すれば、自動更新もできます。

 なお、これまでの所オフィスは3年周期ほどで新バージョンがになります。そのため、常に最新版にするなら「Microsoft Office 365 Soloの価格×3年分」で、パッケージ版と比較するのが賢明でしょう。

ソフトの賢い選び方

 このほかに、オフィスは、必要なソフトだけ単品で買うこともできます。ただ、単品を3本買うよりも、パッケージを買った方が安いです。

 201603230800.jpg

 Microsoft Word 2016 ダウンロード版
 Microsoft Excel 2016 ダウンロード版
 Microsoft PowerPoint 2016 ダウンロード版
 Microsoft Publisher 2016 ダウンロード版
 Microsoft Access 2016 ダウンロード版
  ¥14,526〜 Amazon.co.jp (8/22執筆時)

 オフィスソフトを「お買得」に購入しようとする場合、ワード・エクセル・アウトルック・パワーポイント・OneNote・パブリッシャ・アクセスのうち、自分が真に必要なソフトをまず考えてください。

 基本的な「選び方」を解説しておきます

 初めてパソコンを買われる初心者の方は、少なくともワープロソフトであるところのワードは必要でしょう。パソコンを仕事に使わないのならば、Wordだけでも良いと思います。

 ただ、大学生の場合と、仕事に使う場合は別です。表計算ソフトのExcelは、仕事では絶対に必要なソフトです。また、大学生なら文系でも、理系でもリテラシーの授業などでは必要です。

 プレゼンテーション作成ソフトのパワーポイントも、企業では営業職には必要でしょう。また、大学の授業のプレゼンでも使う場合があります。。

 

 Microsoft Office Home and Business 2016 ダウンロード版
  ¥34,160 Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

ワード+エクセル+アウトルック+パワーポイント+OneNote

 そう考えると、大学生や社会人向けには、ワード・Excel・パワーポイントの付いたホーム&ビジネス以上を買っておけば間違いないと言えます。

 なお、現行バージョンのオフィスは、「ダウンロード版」はもちろん、デンキヤなどにある「パッケージ版」も、インストールDVDを添付することを全面的に廃止しています。

 「パッケージ版」を買った場合も、パッケージの中身はダウンロードコードの書いた紙だけです。いずれにしても、インターネット経由でソフトをダウンロードする必要があります。また、パッケージ版でも説明書や保証書の類はつきません

オフィスのOEM・アップグレード版

 topcom_70002').jpeg

 オフィス2016では、以前のバージョンにあった、フロッピーディスクなどと抱き合わせで販売されていたOEM版が全面的に廃止されました。また、アップグレード版も原則廃止されました。そのため、以前の製品からアップグレードしたい方も、通常版を購入することが基本になります。

オフィスのインストール可能なPCの数

 オフィスのインストール可能台数については、パーソナル版、プロフェッショナル版、単体製品の区別にかかわらず、どれも2台のパソコンまでOKになります。  

 インターネットチェック方式のアクティベーション(ライセンス認証)については、従来通りの厳格なものです。パソコン2台以上へのインストールは、オンラインライセンス認証プログラム(アクティベーション)によりエラーになります。

 3台目はインストールできません。また、別のパソコンに再インストールの場合も電話認証が必要になります。

 なお、インストールに必要なパソコンの性能については、「SSE2 対応の 1GHz プロセッサ」という要件になります。最新5年間のパソコンはもちろん対応。Celeron/Pentium4/Core 2 DuoなどもSSE2対応ですから問題ないでしょう。

   

 Windows 10 Home (32bit/64bit )【認証コード】
  ¥14.999 Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

 ただし、Office2013以降のインストールには、WIndos7以上のOSが必須です。Windows VistaやWindows XPユーザーは、インストールにあたっては、まずOSをアップグレードする必要があります。

 なお、最新のWindows10のOSは、Windows7までとは異なり、PC1台までのインストールしかできません

 また、Windows10には32bit版と64bit版があります。両者ともにオフィスは問題なく稼働しますが、32bit版は4GB以上のメモリを認識しないので、基本的には64bit版が良いでしょう。

オフィスのアカデミック版について

 

 Microsof Office Academic 2016
   ¥27,508  Amazon.co.jp (8/22執筆時)※Amazon Student加入割引時
 Microsof Office Academic 2016
  ¥30,024 大学生協 (8/22執筆時)

 ワード+エクセル+アウトルック+パワーポイントOneNote+パブリッシャ+アクセス

 つづいて、アカデミック版についてです。Office2016でも最高価格の「プロフェッショナル」については、アカデミック版はあります

 ただ、2016年から販売条件が相当厳しくなり、Office for Mac Academic 2016が入手方法はかなり限定的です。


 201705221615.jpg

 第1に、大学生・大学院生の場合、Amazonで購入できます。リンク先の表示は通常版と同じ価格が出ていますが、Amazon Student会員になると、表記価格の54%引きになります。そのため、学生ならば、Mac Home and Student 2016より割安に購入可能です(執筆時現在)。

 なお、Amazon Student会員 とは、「アマゾンプライム会員 」の「学生版」です。「お急ぎ便送料無料」や「本の10%ポイント還元」「アマゾンビデオ・ミュージック使い放題」などの特典が付属する有料サービスです。年会費1,900円ですが、6ヶ月無料で退会自由ですので、大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生ならば、この買い方が最もお得です【Amazon Studentの特典について詳しくは→こちら

 第2に、教職員の場合、Amazonでは割引が適用になりません。そのため、大学生協・アップルストア・大手電気店で手に入れる必要があります。ただし、価格はAmazonの「学割」よりもやや高めの水準です。もちろん、学生証・職員証などが必須です。

 なお、実店舗でのアカデミック版の購入対象は「学校教育法で定められた幼稚園、小学校、中学校、高等学校、盲学校、聾学校、養護学校、または各種学校申請を出している外国人学校」の教職員と学生・生徒です。アドビと異なりPTAにはライセンスされない点が特に重要です。  

 ライセンス数はも通常と同じ2台までになり、パソコン2台までにインストールできます。また、学生は卒業後も使い続けることができ、通常版へのアップグレードも可能です。

オフィスの互換ソフト


  

 キングソフト WPS Office Gold Edition
  ¥7,333 Amazon.co.jp   (8/22執筆時)

ワード+エクセル+パワーポイント【いずれも互換】

 キングソフト WPS Office Standard Edition
  ¥5,379 Amazon.co.jp (8/22執筆時)

ワード+エクセル【いずれも互換】

 なお、よく知られているように、Office2016には中国製の互換ソフトがあります。以前は、KINGSOFT Office 2016という名前でしたが、2017年からキングソフト WPS Officeとブランド名称が変わりました。

 インターフェースは似通っており、使い勝手は同じという評判です。

 ただ、社会人と大学生のかたで、初心者の方はオススメできません。慣れていないと、メールの添付資料などとして、正規のマイクロソフトオフィス2016ユーザーにファイルを送った場合、レイアウト(例えば段組など)が崩れたり、フォントが置き換わってしまう場合が多々あるからです。また、Excelなどのマクロの互換性もありません

 送られてきた書類が「ひどく見にくい(醜い)」ものだったら、社会人は評判が落ち、学生は単位が落ちるかもしれません。個人的にも、互換ソフトユーザーからのファイルは困っています。



 イーフロンティア EIOffice Windows10対応版
  ¥2,145 Amazon.co.jp (8/22執筆時)

ワード+エクセル+パワーポイント【いずれも互換】

 イーフロンティアから販売されているEIOffice 2013も中国製の互換ソフトです。

 やはり、互換性についてはキングソフト同様の問題を抱えます。


 201507041514.jpg

  Apache Open Office
  ¥0無料 (8/22執筆時)

ワード+エクセル+パワーポイント【いずれも互換】

 なお、低所得者や途上国向けの国際プロジェクトとしてOpen Officeというオフィスの互換ソフトをダウンロードで無償提供するプロジェクトがあります。

 こちらも(無料ソフトとしてはなかなか優秀ですが)Word・Excel・PowerPointの互換ソフトです。

 ただ、やはり、キングソフトと同様に、レイアウトやフォントの互換性は低いです。実は、たまに学生がこのソフトでレポートを作成してもってくることがあります。(使い方が分かっていないこともあり)概して書式がグチャグチャです。

 いずれにしても、無料ソフト互換ソフトの類は、初心者が下手に手を出さないほうが無難です。表計算ソフトなどは、Open Officeを使うとしても、(社会的評判にも影響するリスクがあるので)せめてWord 2016だけは正規品を買いましょう。

今回の結論
Office2016を最も安く(激安に)手に入れる方法は?

 というわけで、今日は、Office2013のライセンスについて書いてみました。  どの製品を選ぶべきか?ですが、必要ソフト別に以下のようにまとめてみました。


 第1に、ワード・エクセル・などの単品ソフトが欲しい方は、

 201603230800.jpg

 Microsoft Word 2016 ダウンロード版
 Microsoft Excel 2016 ダウンロード版
 Microsoft PowerPoint 2016 ダウンロード版
 Microsoft Publisher 2016 ダウンロード版
 Microsoft Access 2016 ダウンロード版
  ¥14,526〜 Amazon.co.jp (8/22執筆時)

 これらの単品を買われるのが良いでしょう。先ほど説明したように、ご自宅で使われる場合で、これまでWordしか使ってなかったような方は、基本的には、単品購入が最もお買得です。

 なお、新バージョンが出た以上、やはり2016年バージョンをオススメします。通常版については価格差がありませんし。ただ、アカデミック版については、格安なので2013年バージョンでも良いでしょう。授業に使う場合も、大抵の大学は(予算の関係で)新バージョンをすぐに導入するとは思えませんし。


 第2に、Wordに加えて仕事でExcelが必要だろうという方は、

 

 Microsoft Office Personal 2016 ダウンロード版
  ¥29,252 Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

ワード+エクセル+アウトルック

 単品のWordとExcelを単品でそれぞれ購入するよりも安く購入できるOfficePersonal版が良いでしょう。バージョンについては価格差がややありますが、今後のアップデートを考え、できれば最新版をオススメします。


 第3にワード・エクセルに加えてパワーポイントも使う方は、

 
 Microsoft Office Home and Business 2016 ダウンロード版
  ¥34,160 Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

ワード+エクセル+アウトルック+パワーポイント+OneNote

 パワーポイントが付属するMicrosoft Office Home and Business がオススメです。こちらの場合もやや価格差がありますが、最新の2016の方が良いでしょう。

 特に大学生や新社会人のかたは、仕事でパワーポイントを使う機会もあるでしょうし、こちらを購入した方が良いでしょう。

 第4に、学生や教職員の場合ですが、

 

 Microsof Office Academic 2016
  ¥27,508  Amazon.co.jp (8/22執筆時)※Amazon Student加入割引時
 Microsof Office Academic 2016
  ¥30,024 大学生協 (8/22執筆時)

ワード+エクセル+アウトルック+パワーポイントOneNote+パブリッシャ+アクセス

 フルセット必要ならば、先ほど書いたように、オフィス2016のアカデミック版を買ってください。大学生ならば、Amazon Student会員に登録して、購入すると良いでしょう。

ーー

 ただし、単品のみ必要ならば、通常版で購入した方が割安です。単品のアカデミック版はありません。


 第5に、オフィスのフルセットが必要な場合ですが、

 
  Microsoft Office Professional 2016 ダウンロード版
  ¥58,703 Amazon.co.jp (8/22執筆時)

ワード+エクセル+アウトルック+パワーポイントOneNote+パブリッシャ+アクセス

 永続ライセンス版ならば、こちらを買うしかありません。

  

 Microsoft Office 365 Solo(1年版)
   ¥11,581 Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

ワード+エクセル+アウトルック+パワーポイントOneNote+パブリッシャ+アクセス

 そのため、年間ライセンス版を買った方が最終的にはお買得だと思います。永続ライセンスは、こちらの約5年間分の値段になりますから。

-----

 というわけで、今日は、Officeのライセンス数の話でした。

 最後におまけ!同時にウイルス対策ソフトの購入も考えている方、

  

 5・ESET パーソナル セキュリティ 1年版  
  ¥2,719 Amazon.co.jp
  (8/22執筆時)

 その場合、オススメのソフトとしては、1年ごとの契約で考えると非常に安いキヤノン社の対策ソフトをオススメします。また、その他の【セキュリティソフト】については、信頼性や年間維持費などの観点から、【Windows向けウイルス対策ソフトの比較記事】を別に書きました。よろしければ、そちらを参考にしてください。

 では、最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークボタンなどから記事を共有していただければ幸いです!!(↓)

比較2017' Macで動くOfficeソフト7製品の性能とおすすめ・選び方:Mac用ワープロ・表計算・プレゼンソフトの比較:Microsoft Office for Mac 2016 など

今回レビューする内容:2017年:Macで使えるオフィスソフトの比較:ワープロ・表計算・プレゼンソフト:互換ソフトApple Keynote Pages Numbers・ Mac Home and Student 2016 ファミリーパック Mac Home and Business 2016 Office for Mac Academic 2011 Nisus Writer 2.0 Pro Nisus Writer 3.0 EXPRESS :Microsoft Office for Mac 2016 2011 のアクティベーション・インストール台数などについて:Windows版との互換性など:オンライン認証に関する情報・互換性・アップグレード・購入法・ライセンス数など

今回のお題
Mac用のオフィスソフトをお得に購入する場合におすすめなモデルはどれ?


 

 どもAtlasです。今日は、Mac用のOffice 2016について書きます。Office2011から5年ぶりにでた新機種です。

 なお、本ブログには、ソフト関連記事として、以下のものがあります。

 今回は2判の記事です。

 マイクロソフト社のOffice 2016と、Mac用として販売されている、他社製互換ソフトの比較をします。インストール可能台数などアクティベーション情報も含めて解説します。

 その上で、Office2016については、ビジネス版アカデミックファミリー版などを含めて、どれを買えば最もお得なのか?について、詳しく考察していきたいと思います。

Mac用オフィスソフトの種類

  

 Mac Home and Student 2016 ファミリーパック [2パックDL版]
  ¥23,361 Amazon.co.jp (8/22執筆時)

 Officeソフトは、Mac用の場合も、マイクロソフトのOffice 2016が標準となります。現状の世界のビジネス標準がOfficeフォーマットであるため、これは仕方ないことです。

 Windows版Office2016との互換性は、Office 2011時代に劇的な進化があり、マクロを含めて、ファイルのやり取りで書式が崩れることはほぼなくなりました。

 なお、Macの場合は、AccessPublisherなどの業務用ソフトはオフィスに入りません。

 ソフトの軽快さは、画像などが過度に挿入されていない軽量なファイルならば、Windowsに較べても「もたつく」ことは減りました。ただし、「キーに対する反応が素晴らしく良い」とは言えない標準レベルではあり、こと、ワープロについては、より軽快に打てるMAC用ソフトが他社から販売されている状況です。

 なお、前バージョンのOffice2011との違いは、インターフェースの上でのWindows版との互換性の向上で、リボンなどの配置の統一化が計られた点ですm。また、レティナディスプレイへの完全対応も大きなポイントになります。


 201410052349.jpg

 2・Apple Mac用プレゼンテーションソフト Keynote
  ¥2,400 App Store (8/22執筆時)
 3・Apple Mac用日本語ワープロソフト Pages
  ¥2,400 App Store (8/22執筆時)
 4・Apple Mac用表計算ソフト Numbers
  ¥2,400 App Store (8/22執筆時)

 2番目に紹介するのは、Appleの純正オフィスソフトです。ワープロ表計算プレゼンソフトについては、Appleからも純正のアプリが発売されています。

 以前は、iWorkという統合Officeソフトとして売られていました。現在は、オンライン直販限定でそれぞれ2400円でバラで売られています。

 201410052353.jpg

 ソフトの軽快さは、これらのソフトの「売り」です。マック用に最初から開発されているので、機能に無駄がなく、Macに完全に最適化された設計です。マイクロソフトOffice 2016も近年安定感・軽快性を増しましたが、こちらに較べるとそこまでは機敏とは言えない状況です。

 ファイルの互換性も確保されており、Office形式で出力できます。Office2016のユーザーとのファイルのやり取りは、基本問題ありません。そのため、ビジネスに使うわけではない方は、こちらのソフトで済ませるのも「あり」です。互換性はかなり良く、よほど難しいレイアウトにしていない限り、書式が崩れることも、さほどありません。

 ただし、エクセルなどのマクロに対応しない点一部の関数が異なる点プレゼンソフトのアクション・アニメーションが異なる点ワード専用のフォントが付属しない点、などは、マイクロソフトのオフィスと「全く同じ」ではありません。

 自宅で個人的に使う分には、これらのソフトで問題ありません。ただ、完全に互換しているわけではないので、会社の書類を編集する場合は、マイクロソフトの純正ソフトを利用する方が良いでしょう。

 一方、プレゼンソフトのKeynoteだけは例外で、故スティーブジョブズのようなApple社の「格好いいプレゼン」を作りたい方は、このソフトだけは買われることをおすすめします。とても優秀なソフトなので。


 201504121849.jpg

 5・Nisus Writer 3.0 EXPRESS
  ¥2,400 App Store (8/22執筆時)
 6・Nisus Writer 2.0 Pro
  ¥9,800 App Store (8/22執筆時)

 Nisus Writerは、老舗のMac向けのワープロソフトです。表計算・プレゼンソフトはラインナップされず、ワープロだけです。

 ナイサスは、アップル純正のワープロソフトであるPages同様に、軽快にソフトが動きます。

 201504121859.jpg

 スタイルシートを指定できたり、日本語/英語で別フォントを指定できたりする点で、純正のPagesよりも使い勝手の良いワープロソフトです。

 cocoaで完全に作成したソフトなので、軽快さはテキストエディタ並で、全くストレスというものを感じません。Atlasも、他人とやり取りしないレジメの作成などにおいては、Nisus Writer 2.0 Pro を愛用しています。

 201609041241.jpg

 ナイサスPro2.0とExpress3.0の違いですが、Pro版のみ、コメントの挿入機能目次作成機能(章の目次)変更履歴保存機能ブックマーク(脚注機能)インデックス作成機能(語彙の目次)マクロ図形描画ウォーターマークの挿入、ラインナンバー(1,2,3などの自動挿入)メールのエディットが可能です。

 論文などを書く場合は、プロ版が良いでしょうね。一方、通常版(Express版)でも、テーブル(表)の作成、画像の挿入などは可能なので、凝ったことをしないならば、下位版で問題ありません。

 Office2016との互換性も、NisusからWordに変換する分には問題ありません。doc方式のファイルも扱えますが、通常は、rtf方式(リッチテキスト)方式で書きますので、他ソフトとの互換性は高いです。

 こういった点で、現状で、Office2016(ないしその過去バージョン)の入力速度に不満がある方は、ワープロソフトだけでもこちらを使うことは意味があります。


 

 7・Polaris Office for Mac
  ¥2,915 Amazon.co.jp (8/22執筆時)

 Polaris Office は、数年前から互換Officeソフトを売っている韓国のメーカーです。ワープロ、表計算、プレゼンテーションと3つのソフトを網羅する格安のオフィススイートですね。その他、スマホ用のアプリも展開しています。

 ソフトの軽快さは、基本的に問題ないレベルです。ただ、駆動はナイサスほど軽くはありません。

 ファイルの互換性も確保されており、Office形式で出力できます。ただし、完全互換ではなく、例えばエクセルの関数の一部やマクロなどは非対応です。一方、ワープロについては、縦書きは対応するものの、複雑な書式は不可能です。

 「レイアウト崩れ」の問題があるため、信用が大事であるビジネスや学校のレポートでの利用には向きませんが、プライベートでの単純な利用ならば難なくこなすでしょう。

  Macで利用可能な統合オフィスソフトをできるだけ安く探している場合、Appleの純正を揃えるよりも「安上がり」ですので、このソフトのニーズはあると思います。クラウドを利用したスマホなどとのファイルのやり取りも用意なので、便利に使えるでしょう。

ーーー

 以上、代表的な互換ソフトを紹介してきました。ワープロ(ナイサス)や、プレゼン(キーノート)は、快適性を追求するために、単体で購入されるのも良いでしょう。

 ただ、互換ソフトを利用する場合も、マイクロソフト社のOffice for mac 2016を購入すべきといえる人もいます。

 第1に、ビジネスマンや大学生です。こういった方は、職場や大学でのファイルのやり取りが想定されますので、互換性が高度に保証される純正品を購入した方が良いです。

 とくに、ワードやエクセルで記入するタイプの申請書などは、複雑な書式の場合があるので、純正をおすすめします。また、大学生などでリテラシーの授業などでワードやエクセルを習う可能性のある方も、互換性の高いOffice 2016の方がいいでしょう。

 第2に、編集者や文章を書く仕事をしている人です。特にワープロソフトですが、縦書きでの執筆や、行間マージンの設定など、Appleのソフトはあまり細かくできません。マイクロソフト純正を買った方が良いでしょう。

 第3に、表計算を仕事にしている人です。Appleの表計算ソフトのNumbersは、関数の数や式は、Officeと同じです。しかし、グラフの種類などがやや異なるため、WindowsのOfficeで仕事馴れしている人には向きません

 まとめれば、ビジネスではなく、家庭で簡単に使う程度ならば、Apple社のPagesやNumbersで十分です。軽快で安定しているので、ストレスなく利用できます。ビジネスで使う人、ないし、Officeをかなり使い慣れている人は、以下で紹介するOffice 2016を買われれば良いでしょう。

Mac用オフィス2011との違い

 さて、ここからは、Mac用のOffice2016について紹介します。

 以下では、Office2011と、新しいMac用Office2016とについて、いくつかの点を比較したいと思います。


 1・ソフトの互換性

 第1に、Windowsとの互換性です。最も気になる部分ですが、これは、Office2016も、Office2011と同様のレベルで「安定している」といえます。

 Office2011は、出始めの頃例えば、段組などのレイアウトがWindowsと正確に互換しないなどの問題がありました。今回は、そういったユーザーに不便をかけるようなことは(今のところ)ありません。

 2・インターフェースの統一

 201507111015.jpg

 第2に、インターフェースです。リボン表示をふくめて、Office2011に比べると、Mac版のOffice2016は、Windows版のOffice2016との統一化が進みました。搭載機能面での差も無く、シームレスにWindowsとMacで作業ができそうです。

 3・ソフトの起動速度や快適性

 第3に、ソフトの起動速度です。Atlas宅のiMacの環境では、例えば、1万字ほどの Word 2011ファイルを開く場合、約4秒ですが、新しいWord 2016もほぼ同様の速度で開けました。劇的な進化は見られないものの、この点の不安はありません。

 4・Retinaディスプレイへの完全対応

 201507111047.jpg

 第4に、レティナ解像度への対応状況です。

 Office2011は、2012年のマイナーバージョンアップでRetina解像度(4K 5K)に対応しました。ただ、完全対応ではなく、フォントリストなどのインターフェース部分は、フォントリストや、ファイル保存画面の文字がぼやけたり、起動が遅かったりしました。また、文書に挿入した画像部分はRetina解像度が有効ではなく、低解像度のままで「ぼやけて」しまいました。

 しかし、Office2016については、この点が完全に修正されており、ぼやけませんし、起動も速いです。Retina解像度でもストレス無く開けるように一から設計してある印象です。「名前を付けて保存」を押しても、「スタイルシート」を押しても、待たされずすぐ保存画面がでるのは、Retinaユーザーには嬉しい部分です。

Mac用Office2016の「お買得」な選び方

 さて、ここからは、Mac用Office2016のラインナップを紹介しておきます。なお、今モデルからDVD版のラインナップは原則廃止され、すべてダウンロード版となりました。

 デンキヤで売られるパッケージ版についても、シリアルコードのみ添付で、DVDメディアは付かない仕様です。最近は、光学ドライブが付属しないMacばかりなので、当然の流れでしょう。


 Mac Home and Student 2016 ファミリーパック [2パックDL版]
  ¥23,361 Amazon.co.jp (8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント

 第1のラインナップとして学生とファミリー向けの、Office for Mac Home and Student 2016いうシリーズがあります。

 学生用ですが、べつに学生証などの提示は求められません(家族版と共用だからです)。 WordとExcelとPowerPointがパッケージされています

 このパックは、2ライセンスですから、2台までインストールする権利があります。オンラインでのアクティベーション(認証)により台数を管理するので、ライセンスキー1つで2台までインストールできるという仕組みです。

 なお、現在パッケージ版は未発売であり、ダウンロード版のみです。ただ、今後発売されるだろうパッケージ版についても、認証コードのみ付属で、インストール用のメディアは添付されない見込みです。

 ご存じのように、最新のMacbookやiMacは、CD/DVDドライブが搭載されないようになっていますので、このような方式は時代の流れなのでしょう。


 

 Mac Microsoft Office Mac Home Business 2016 Multi Pack【PC2台】
  ¥34,160  Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント+Outlook

 第2のラインナップとしてOffice for Mac Home and Business 2016というシリーズがあります。

 これはビジネス用で、 WordとExcelとPowerPointのほか、企業で使っていることも多いメールソフトのOutlookがパッケージされています。こちらも、2台までインストールできる2ライセンスになります。

 学生・ファミリー用は、規約的にビジネスに使ってはいけないライセンスなので、法人の方は、こちらのモデルを選ぶ必要があります。それ以外の方は、この機種を選ぶ必然性はほぼないでしょう。


 Microsof Office Academic 2016 for Mac
   ¥16,704  Amazon.co.jp (8/22執筆時)※Amazon Student加入割引時
 Microsof Office Academic 2016 for Mac
  ¥18,144 大学生協 (8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント+Outlook

 第3のラインナップとして、 Microsof Office Academic 2016 for Mac があります。構成は基本的に、Mac Microsoft Office Mac Home Business と同じで、こちらも2台までのインストールが可能です。

 ただ、2016年から販売条件が相当厳しくなり、Office for Mac Academic 2016が入手方法はかなり限定的です。

 201705221528.jpg

 第1に、大学生・大学院生の場合、Amazonで購入できます。リンク先の表示はビジネス版と同じ価格が出ていますが、Amazon Student会員になると、表記価格の52%引きになります。そのため、学生ならば、Mac Home and Student 2016より割安に購入可能です(執筆時現在)。

 なお、Amazon Student会員 とは、「アマゾンプライム会員 」の「学生版」です。「お急ぎ便送料無料」や「本の10%ポイント還元」「アマゾンビデオ・ミュージック使い放題」などの特典が付属する有料サービスです。年会費1,900円ですが、6ヶ月無料で退会自由ですので、大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生ならば、この買い方が最もお得です【Amazon Studentの特典について詳しくは→こちら

 第2に、教職員の場合、Amazonでは割引が適用になりません。そのため、大学生協・アップルストア・大手電気店で手に入れる必要があります。ただし、価格はAmazonの「学割」よりもやや高めの水準です。もちろん、学生証・職員証などが必須です。

 まあ、一般的には、Office for Mac Home and Student 2016でまかなえるため、さして問題ないでしょう。


 

 Microsoft Office 365 Solo(1年版)
   ¥11,581 Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント+Outlook

 第4のラインナップとして、Microsoft Office 365 Sologというシリーズがあります。ここまで紹介してきたソフトと異なり、これは、永続ライセンスではなく、1年間の時限ライセンスで更新が必要です。

 価格面で損なようですが、メリット性もあります。

 第1に、PC2台分のライセンスの1つをWindowsにも割り当てられる点です。特にWindows用としては、Professional版と同等なので、アクセスやパブリッシャーを含めて利用できます。Parallelsユーザーなどにはオススメです。

 第2に、OneDriveという1TB分のオンラインストレージが無料で使える点です。

 ワンドライブの無料利用権は大きいです。というのも、同様の機能を持つDropboxの場合、1TB運用で年間利用料が1万円以上の利用料が必要だからです。それを考えれば、Microsoft Office 365 Soloはオンラインストレージに「おまけ」でOfficeソフトが付いているとも考えられるので、オンラインストレージの契約や乗り換えを考えている方は、Microsoft Office 365 Soloが良いかもしれません。

 44c3857b-14b3-4578-8941-4334db592b4e_26.png

 Dropboxと同じような仕組みで、ウェブブラウザに依存せずにフォルダ単位で同期可能です。フォルダーに保存したいファイルをドラックアンドドロップするだけです。また、フォルダ上のファイルを上書き保存(つまりファイルを保存する場所をワンドライブのフォルダに設定)すれば、自動更新もできます。

 第3に、PCライセンスとは別にiOSとAndroidのスマホ・タブレット用に2台ライセンスが付く点です。

 皆さんご存じかと思いますが、iPhoneiPadには、無料版のWord・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNoteなどのアプリがそれぞれ用意されています。ただ、Microsoft Office 365のライセンスを持っていると、上位版のビジネス向けプランに搭載される追加機能が使えます。

 第4に、新しいオフィスソフトが出た場合、無料でアップグレードできる点です。

 こうした点に魅力を感じるならば、時限ライセンス版を選ぶのは大いに「あり」でしょう。

アクティベーションとインストール可能台数

 Mac用のOffice2016は、Windowsの最新ソフトOffice2016と同じように、不正インストール防止のためのアクティベーション(オンライン認証)があります。

 以前は、Windows系のOfficeの場合、過去、1ライセンスで2台(同時使用しない限りノートパソコン+デスクトップにインストールしてよい)というルールがありました。

 しかし、現在は、1ライセンスで同時使用にかかわらず2台mでインストール可能と規約が単純化しました。たしかに、わかりやすいですが、職場+自宅(家族ごと数台)+モバイルなど3台以上のマックを使用しているご家族の場合、若干、家計の負担増になりますね。

 なお、パッケージ版ユーザー向けのアップグレード割引はありません。もちろん、既存のMicrosoft Office 365ユーザーに限っては無料で最新版にアップグレード可能です。

 ライセンス認証(アクティベーション)については、2016からは新方式で、インストール後に、指定の方法でアカウントにログインし、マイクロソフトアカウントを入力することで規定台数認証される仕組みです。機種やOSのバージョンが送信されるので、制限台数は厳格に管理されています。

今回の結論
Mac用のOfficeはこのように買えばお買得!!

 
 というわけで、今回は、Apple社のOffice for mac 2016などについて紹介しました。
 
 最後に、いつものように、目的別・用途別に、Atlasのオススメ購入方法を書いておきます。

第1に、一般の方に最もオススメの購買方法といえるのは、

  

 Mac Home and Student 2016 ファミリーパック [2パックDL版]
  ¥23,361 Amazon.co.jp (8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント

 Office for Mac Home and Student 2016のダウンロード版で良いでしょう。メールソフトのOutlookは付属しませんが、Mac純正のメールソフトがありますしね。

 3台までインストール可能な点もメリット性が高いです。


第2に、大学生・教育関係者の場合にオススメなのは、

 

 Microsof Office Academic 2016 for Mac
   ¥16,704  Amazon.co.jp (8/22執筆時)※Amazon Student加入割引時
 Microsof Office Academic 2016 for Mac
  ¥18,144 大学生協 (8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント+(Outlook)

 同じく2台までインストール可能な、Office for Mac Home and Student 2011-3 パックのダウンロード版が良いでしょう。

 大学生の場合は、Amazon Studentに体験入会し、割引で買っても良いでしょう。

 教育関係者は、さほど急ぎでなく、かつ、証明書類が用意できる場合は、こちらでよいでしょう。ライセンス的にビジネスに使ってはならない点は、気をつけましょう。

 

 Mac Home and Student 2016 ファミリーパック [2パックDL版]
  ¥23,361 Amazon.co.jp (8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント+(Outlook)

 証明書などでの確認が無理な場合は、同じく2台までインストール可能な、Office for Mac Home and Student 2016-2パックのダウンロード版が良いでしょう。


第3に、法人でソフトを利用する必要のある方は、

 

 Mac Microsoft Office Mac Home Business 2016 Multi Pack【PC2台】
  ¥34,160  Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント+Outlook

 ライセンス規約上、Office for Mac Home and Business 2016のを購入する必要があります。

  

 Microsoft Office 365 Solo(1年版)
   ¥11,581 Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント+Outlook

  ただし、大容量のオンラインストレージが欲しい場合や、ParallelsなどでWindows用のOffice2016も併用したい場合は、時限ライセンス版のMicrosoft Office 365 Soloを購入するのは良い選択肢です。

 とくに、Office for Mac Home and Business 2016については、約3倍の価格の開きがあります。Windows用のOfficeは少なくとも3年周期で新しいバージョンが出ています。時限ライセンス版の場合、更新時に新しいソフトに無料でアップグレードできますので、最終的にはお買得でしょう。


 第4に、「一芸」に秀でたオフィス互換ソフトとして、追加投資する場合におすすめなのは、

 201504121849.jpg

 Nisus Writer 2.0 Pro
  ¥9,800 App Store (8/22執筆時)

 201410052349.jpg

 Apple Mac用プレゼンテーションソフト Keynote
  ¥2,400 App Store
(8/22執筆時)

 ワープロソフトは軽快なナイサス、プレゼンソフトとは、「格好いい」プレゼンができるKeynoteです。

 もちろん、互換性を考えた場合、Office2016を1本手元に置くのが前提ですが、この2つのソフトがあれば、さらに快適に作業を進められるでしょう。

ーーーーー

 さいごにおまけ

 

 Parallels Desktop 12 for Mac  
  ¥6,312 Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

 Windowsからの乗り換えユーザーで、たとえばAccessなども使っているために、どうしてもWindows版Officeが使えないと困るというかた、操作が慣れているWindows版がどうしても使いたいという方、MacでもWindowsソフトを手軽に動かす方法があります。

 とくに上のParallels Desktop 12 for Macは、MacのOS上で、Macのアプリケーションを操作しているかのように、Windows版のOffice2013を操作することができます。もちろん、周辺機器を使って、印刷やデータの保存も普通に可能です。もちろん、Officeソフト以外にも、ゲームでも何でもWindowsソフトを動かせます。

 必要なのは、Officeソフトのほか、このエミュレーターソフトと、Windows系のOSです。もし興味のある方は【パラレルズデスクトップなどの紹介記事】で紹介しました。よろしければご覧ください。

 Atlasも年に1回、どうしてもMacだと罫線がずれる官公庁のワード書式の申請書があるため、仕方なしにこちらを年に1度だけ使っています・・・。

ーーー

 最後になりましたが、本ブログモノマニアには、アップル社のパソコンやタブレットについて以下のような記事もあります。

1・Macbook Air Macbook Proの紹介
2・iMacの紹介
3・Mac miniの紹介

4・Mac向きのディスプレイの紹介
5・Mac向きのキーボードの紹介
6・Mac向きのプリンターの紹介
7・Mac向きのDVD・BLドライブの紹介
8・Mac用のテレビチューナー

 興味のある方は、これらの記事もご覧ください!

 また、 最後になりますが、今回の記事がお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークボタンなどから記事を共有していただければ幸いです!!(↓)

比較2017' 最新Mac用Office 2016の性能と賢い選び方:マイクロソフト Mac用オフィス2016

今回レビューする内容:2017年最新Microsoft Office for Mac 2016のアクティベーション・インストール台数などについて:Microsoft Office 2013互換するソフト:オンライン認証に関する情報 アップル社の互換ソフトMicrosoft Office Mac Home Business 2016 Multi Pack Microsoft Office 365 Solo Microsof Office Academic 2016 for Mac: ファミリーパック 2016 2パック ・ダウンロード版・パッケージ版についての口コミ情報・アカデミック版の入手法

今回のお題
2017年最新のMac用のオフィスソフトをお得に購入する場合におすすめなモデルはどれ?


 どもAtlasです。

 

 今日は、現在最も新しいパッケージ版Mac用のOfficeである、Microsoft Office for Mac 2016について書きます。

 なお、最新版のOffice2016は、Mac OS X 10.10 yosemite以上が必須なので、旧OSを使っている方は、【こちら】のOffice2011の記事を参考にお願いします。

 今回は最初に、新機能について簡単に解説し、その後に複数のバージョンがあるMac用のオフィスソフトの賢い選び方について紹介します。とくに、ライセンス数(アクティベーション)の関係でどれを買えば最もお得なのか?についても説明していきたいと思います。

Office 2016の新機能や互換性

 さて、はじめに、Office2011と比較した場合のOffice2016の良い部分について、書いておきたいと思います。


 1・ソフトの互換性

 まず、気になる過去バージョンとの互換性ですが、これは、今回については「ほぼ問題ない」と言えます。というのも、今回は、1・使いやすいようにユーザーインターフェイスを改良したこと2・クラウドやタブレットなどとの互換性を高めたところ、が主な改善点だからです。

 Office2011は、新しい.docxなどのファイル形式の採用や、Cocoaアプリ化エクセルマクロの再採用などのシステム面での変更が大きかったため、バージョン・アップテートされるまでは、例えば、段組などのレイアウトがWindowsと正確に互換しないなどの問題がありました。試用した限り、今回は、そういったユーザーに不便をかけるようなことは(今のところ)なさそうです。


 2・インターフェースの統一

 201507111015.jpg

 インターフェースは、リボンをふくめて、Office2011よりもましてWindows版のOffice2013との統一化が進みました。搭載機能面での差も無く、シームレスにWindowsとMacで作業ができそうです。


 3・ソフトの起動速度や快適性

 201507111025.jpg

 ソフトの起動速度は、Atlas宅のiMacの環境では、例えば、1万字ほどの Word 2011ファイルを開く場合、約4秒ですが、新しいWord 2016もほぼ同様の速度で開けました。

 また、比較的文字や画像容量の多いワードファイルの場合、 Word 2011の場合、動作が「もっさり」してしまい、エディタのような快適な入力ができないという問題がありました。しかし、Word 2016は、「きびきび」入力ができました。「物書き」にとってこの点は重要で、Atlasも普段はエディタなどで文字を打っていますが、もう直接Wordで打ってもよいかな?と思いはじめました。


 4・Retinaディスプレイへの完全対応

 201507111047.jpg

 レティナ解像度対応のMacbookiMacユーザー向けの重要な新機能といえるのは、 Retina ディスプレイへの完全対応です。

 Office2011についても、2012年のバージョンアップでRetina解像度に対応しました。ただ、完全対応ではなく、フォントリストなどのインターフェース部分は、フォントリストや、ファイル保存画面の文字がぼやけたり、起動が遅かったりしました。また、文書に挿入した画像部分はRetina解像度が有効ではなく、低解像度のままで「ぼやけて」しまいました。

 一方、Office2016は、この点が完全に修正されており、ぼやけませんし、起動も速いです。Retina解像度でもストレス無く開けるように一から設計してある印象です。「名前を付けて保存」を押しても、「スタイルシート」を押しても、待たされずすぐ保存画面がでるのは、Retinaユーザーには嬉しい部分です。

 とにかく、Retina対応の部分では、出来が良くてややびっくりしています。

Mac用オフィスのラインナップ

 さて、ここからは、デンキヤさんで売られているOffice2016のラインナップについて紹介します。

  

 Mac Home and Student 2016 ファミリーパック [2パックDL版]
  ¥23,361 Amazon.co.jp (8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント

 第1のラインナップとして学生とファミリー向けの、Office for Mac Home and Student 2016いうシリーズがあります。

 学生用ですが、べつに学生証などの提示は求められません(家族版と共用だからです)。 WordとExcelとPowerPointがパッケージされています

 このパックは、2ライセンスですから、2台までインストールする権利があります。オンラインでのアクティベーション(認証)により台数を管理するので、ライセンスキー1つで2台までインストールできるという仕組みです。

 なお、現在パッケージ版は未発売であり、ダウンロード版のみです。ただ、今後発売されるだろうパッケージ版についても、認証コードのみ付属で、インストール用のメディアは添付されない見込みです。

 ご存じのように、最新のMacbookやiMacは、CD/DVDドライブが搭載されないようになっていますので、このような方式は時代の流れなのでしょう。


 

 Mac Microsoft Office Mac Home Business 2016 Multi Pack【PC2台】
  ¥34,160  Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント+Outlook

 第2のラインナップとしてOffice for Mac Home and Business 2016というシリーズがあります。

 これはビジネス用で、 WordとExcelとPowerPointのほか、企業で使っていることも多いメールソフトのOutlookがパッケージされています。こちらも、2台までインストールできる2ライセンスになります。

 学生・ファミリー用は、規約的にビジネスに使ってはいけないライセンスなので、法人の方は、こちらのモデルを選ぶ必要があります。それ以外の方は、この機種を選ぶ必然性はほぼないでしょう。



 

 Microsof Office Academic 2016 for Mac
   ¥16,704  Amazon.co.jp (8/22執筆時)※Amazon Student加入割引時
 Microsof Office Academic 2016 for Mac
  ¥18,144 大学生協 (8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント+Outlook

 第3のラインナップとして、 Microsof Office Academic 2016 for Mac があります。構成は基本的に、Mac Microsoft Office Mac Home Business と同じで、こちらも2台までのインストールが可能です。

 ただ、2016年から販売条件が相当厳しくなり、Office for Mac Academic 2016が入手方法はかなり限定的です。

 201705221528.jpg

 第1に、大学生・大学院生の場合、Amazonで購入できます。リンク先の表示はビジネス版と同じ価格が出ていますが、Amazon Student会員になると、表記価格の52%引きになります。そのため、学生ならば、Mac Home and Student 2016より割安に購入可能です(執筆時現在)。

 なお、Amazon Student会員 とは、「アマゾンプライム会員 」の「学生版」です。「お急ぎ便送料無料」や「本の10%ポイント還元」「アマゾンビデオ・ミュージック使い放題」などの特典が付属する有料サービスです。年会費1,900円ですが、6ヶ月無料で退会自由ですので、大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生ならば、この買い方が最もお得です【Amazon Studentの特典について詳しくは→こちら

 第2に、教職員の場合、Amazonでは割引が適用になりません。そのため、大学生協・アップルストア・大手電気店で手に入れる必要があります。ただし、価格はAmazonの「学割」よりもやや高めの水準です。もちろん、学生証・職員証などが必須です。

 まあ、一般的には、Office for Mac Home and Student 2016でまかなえるため、さして問題ないでしょう。


  

 Microsoft Office 365 Solo(1年版)
   ¥11,581 Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント+Outlook

 第4のラインナップとして、Microsoft Office 365 Soloというシリーズがあります。ここまで紹介してきたソフトと異なり、これは、永続ライセンスではなく、1年間の時限ライセンスで更新が必要です。

 価格面で損なようですが、メリット性もあります。

 第1に、PC2台分のライセンスの1つをWindowsにも割り当てられる点です。特にWindows用としては、Professional版と同等なので、アクセスやパブリッシャーを含めて利用できます。Parallelsユーザーなどにはオススメです。

 第2に、OneDriveという1TB分のオンラインストレージが無料で使える点です。

 ワンドライブの無料利用権は大きいです。というのも、同様の機能を持つDropboxの場合、1TB運用で年間利用料が1万円以上の利用料が必要だからです。それを考えれば、Microsoft Office 365 Soloはオンラインストレージに「おまけ」でOfficeソフトが付いているとも考えられるので、オンラインストレージの契約や乗り換えを考えている方は、Microsoft Office 365 Soloが良いかもしれません。

 44c3857b-14b3-4578-8941-4334db592b4e_26.png

 Dropboxと同じような仕組みで、ウェブブラウザに依存せずにフォルダ単位で同期可能です。フォルダーに保存したいファイルをドラックアンドドロップするだけです。また、フォルダ上のファイルを上書き保存(つまりファイルを保存する場所をワンドライブのフォルダに設定)すれば、自動更新もできます。

 201507110959.jpg

 第3に、PCライセンスとは別にiOSとAndroidのスマホ・タブレット用に2台ライセンスが付く点です。

 皆さんご存じかと思いますが、iPhoneiPadには、無料版のWord・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNoteなどのアプリがそれぞれ用意されています。ただ、Microsoft Office 365のライセンスを持っていると、上位版のビジネス向けプランに搭載される追加機能が使えます。

 第4に、新しいオフィスソフトが出た場合、無料でアップグレードできる点です。

 こうした点に魅力を感じるならば、時限ライセンス版を選ぶのは大いに「あり」でしょう。

アクティベーションとインストール可能台数

 Office2016は、Windowsの最新ソフトOffice2013と同じように、不正インストール防止のためのアクティベーション(オンライン認証)があります。

  以前は、Windows系のOfficeの場合、過去、1ライセンスで2台(同時使用しない限りノートパソコン+デスクトップにインストールしてよい)というルールがありました。

 しかし、現在は、1ライセンスで同時使用にかかわらず2台mでインストール可能と規約が単純化しました。たしかに、わかりやすいですが、職場+自宅(家族ごと数台)+モバイルなど3台以上のマックを使用しているご家族の場合、若干、家計の負担増になりますね。

 なお、パッケージ版ユーザー向けのアップグレード割引はありません。もちろん、既存のMicrosoft Office 365ユーザーに限っては無料で最新版にアップグレード可能です。

 201410060052.jpg

 ライセンス認証(アクティベーション)については、インストール後に、マイクロソフトアカウントを入力することで規定台数認証される仕組みです。機種やOSのバージョンが送信されるので、制限台数は厳格に管理されています。

今回の結論
Office for Mac 2016はこのように買えばお得!

 
 というわけで、今回は、マイクロソフトのOffice for mac 2016について紹介しました。
 
 最後に、いつものように、目的別・用途別に、Atlasのオススメ購入方法を書いておきます。

第1に、一般の方に最もオススメの購買方法といえるのは、

  

 Mac Home and Student 2016 ファミリーパック [2パックDL版]
  ¥23,361 Amazon.co.jp (8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント

 Office for Mac Home and Student 2016 のダウンロード版で良いでしょう。メールソフトのOutlookは付属しませんが、Mac純正のメールソフトがありますしね。

 2台までインストール可能な点もメリット性が高いです。


第2に、学生・教育関係者にオススメなのは、

 

 Microsof Office Academic 2016 for Mac
   ¥16,704  Amazon.co.jp (8/22執筆時)※Amazon Student加入割引時
 Microsof Office Academic 2016 for Mac
  ¥18,144 大学生協 (8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント+Outlook

 Office for Mac Academic 2016が最も安いです。大学生などの場合は、Amazon Studentに体験入会し、割引で買っても良いでしょう。

 教育関係者は、さほど急ぎでなく、かつ、証明書類が用意できる場合は、こちらでよいでしょう。ライセンス的にビジネスに使ってはならない点は、気をつけましょう。

  

 Mac Home and Student 2016 ファミリーパック [2パックDL版]
  ¥23,361 Amazon.co.jp (8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント+(Outlook)

 証明書などでの確認が無理な場合は、同じく2台までインストール可能な、Office for Mac Home and Student 2016-2パックのダウンロード版が良いでしょう。


第3に、法人でソフトを利用する必要のある方は、

 

 Mac Microsoft Office Mac Home Business 2016 Multi Pack【PC2台】
  ¥34,160  Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント+Outlook
 ライセンス規約上、Office for Mac Home and Business 2016のを購入する必要があります。インストールは2台まで可能です。


第4に、Windowsと併用したい方、大容量のクラウドストレージが欲しい方には、

  

 Microsoft Office 365 Solo(1年版)
   ¥11,581 Amazon.co.jp
(8/22執筆時)

 付属するソフト:ワード+エクセル+パワーポイント+Outlook

  大容量のオンラインストレージが欲しい場合や、ParallelsなどでWindows用のOffice2016も併用したい場合は、時限ライセンス版のMicrosoft Office 365 Soloを購入するのが最も良い選択肢です。

 とくに、Office for Mac Home and Business 2016については、約3倍の価格の開きがあります。Windows用のOfficeは少なくとも3年周期で新しいバージョンが出ています。時限ライセンス版の場合、更新時に新しいソフトに無料でアップグレードできますので、数年後に買い直すよりは、最終的にはお買得でしょう。

 というわけで今回は、Office2016の話でした!!

ーーーーー
 さいごにおまけ

  

 1・Parallels Desktop 12 for Mac 【ダウンロードコード】
  ¥6,813 Amazon.co.jp
  (8/22執筆時)
 1・Parallels Desktop 12 for Mac   【乗換・アップグレード版】
  ¥7,125 Amazon.co.jp
  (8/22執筆時)

 Windowsからの乗り換えユーザーで、たとえばAccessなども使っているために、どうしてもOffice2013が使えないと困るというかた、操作が慣れているOffice2013がどうしても使いたいという方、MacでもWindowsソフトを手軽に動かす方法があります。

 とくに上のParallels Desktop 12 for Macは、MacのOS上で、Macのアプリケーションを操作しているかのように、Windows版のOffice2013を操作することができます。もちろん、周辺機器を使って、印刷やデータの保存も普通に可能です。もちろん、Officeソフト以外にも、ゲームでも何でもWindowsソフトを動かせます。

 必要なのは、Officeソフトのほか、このエミュレーターソフトと、Windows系のOSです。もし興味のある方は【こちら】で紹介しましたのでよろしければご覧ください。

 Atlasも年に1回、どうしてもMacだと罫線がずれる官公庁のワード書式の申請書があるため、仕方なしにこちらを年に1度だけ使っています・・・。

ーーー

 最後になりましたが、本ブログモノマニアには、アップル社のパソコンやタブレットについて以下のような記事もあります。

1・Macbook Air Macbook Proの紹介
2・iMacの紹介
3・Mac miniの紹介

4・Mac向きのディスプレイの紹介
5・Mac向きのキーボードの紹介
6・Mac向きのプリンターの紹介
7・Mac向きのDVD・BLドライブの紹介
8・Mac用のテレビチューナー

 興味のある方は、これらの記事もご覧ください。

 また、 最後になりますが、今回の記事がお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークボタンなどから記事を共有していただければ幸いです!!(↓)

2017年08月10日

比較2017' Windows10のライセンス数と購入法の解説:Home Professiona,l 64bitと32bit DSP版

今回紹介する内容:2017年 Windows10の選び方とお得な激安購入法:Home Professiona,l 64bitと32bitライセンスインストール可能台数・アクティベーション・オンライン認証の仕組み・通常版とDSP版の違い・インストール可能な台数 Microsoft Windows 10 Home 日本語版 Microsoft Windows 10 Professional DSP版 DVD LCP オンラインコードダウンロード版・パッケージ版 USBフラッシュドライブ版の違い・ダウングレード権などの情報

今回のお題
Windows10はライセンス認証を考えた場合、どのバージョンを買えば良いのだろうか?


 ども、Atlasです。今日はWindows10のライセンス数やアクティベーション(オンライン認証)の解説記事です。

 なお、2016年までは、Windows7Windows8から無料でWindows10にアップグレードできました。ただ、残念ながら、既に無料期間は終わっていますので、ソフトを購入する必要があります。

 なお、本ブログには、ソフト関連記事として、以下のものがあります。

 今回の記事は、上記3番の記事です。なお、Windows8.1については別の記事があります。【こちら】をよろしくお願いします。また、Macユーザーで仮想環境でWindowsをインストールする方には、【仮想化ソフトの比較】記事もあります。

 というわけで、以下では、各製品を紹介し、最後に目的別のオススメの買い方を提案していきたいと思います。

Windows10のラインナップ

 さて、Windows 10ですが、色々なバージョンがあって、ライセンス形態がかなり異なります

 過去のWindowsにおける「お約束」と少し異なるために、買う際には若干の注意が必要です。そこで、今回は、できるだけ分かりやすく説明していきたいと思います。


  

 【Anniversary Update適用版

 1・Windows 10 Home (32bit/64bit ) 【USBドライブ】
  ¥12.000 Amazon.co.jp
(8/10執筆時)
 2・Windows 10 Home (32bit/64bit ) 【認証コード】
  ¥14.999 Amazon.co.jp
(8/10執筆時)

 3・ Windows 10 Professional (32bit/64bit) 【USBドライブ】
  ¥20,998 Amazon.co.jp
(8/10執筆時)
 4・ Windows 10 Professional (32bit/64bit)  【認証コード】
  ¥25,800 Amazon.co.jp
(8/10執筆時)

 第1に、最も標準的と言えるのが「通常版」です。ライセンス数は、「同時使用しない限り2台まで」とされた以前のWindowsとは異なります。今回は、ライセンス数は「1台まで」です。つまり、「PCか仮想環境PCの1台のみ」という規約であり、それ以上はオンライン認証で弾かれてしまいます。

 製品の種類として、今回は、【USBドライブ版】【認証コード版】とがあります。

 【USBドライブ版】は、いわゆる「パッケージ版」で、DVDの代わりにUSBフラッシュドライブがインストールメディアとして添付されているものです。

 【認証コード版】は、いわゆる「ダウンロード版」でライセンスコードだけ添付されて、OSはインターネットからダウンロードするタイプです。データでの販売なので、「偽物」の心配がないという利点があります。

 なお、プロフェッショナル版とホーム版との違いについては、後ほどまとめて解説します。


 

 5・Microsoft Windows10 Home 32bit 【DSPバンドル版】
  ¥12,7598 Amazon.co.jp (8/10執筆時)
 6・Microsoft Windows10 Home 64bit   【DSPバンドル版】
  ¥9.000 Amazon.co.jp
(8/10執筆時)

 7・Windows 10 Professional 32bit    【DSPバンドル版】
  ¥------- Amazon.co.jp (8/10執筆時)
 8・Windows 10 Professional 64bit   【DSPバンドル版】
  ¥23,980 Amazon.co.jp
(8/10執筆時)

 続いて、【DSPバンドル版】です。

 【DSPバンドル版】は、パソコンやパーツとの「抱き合わせ購入」を条件として売られている特殊なWindows10と言えます。ライセンス数は、先ほどと同じで、「PCか仮想環境の1台のみ」という規約で、それ以上はオンライン認証で弾かれてしまいます。

 【DSPバンドル版】は、DVDでの提供になります。【USBドライブ版】で新規インストール場合、BIOS上で起動ドライブをUSBフラッシュを指定しないといけないため、「敷居が高い」と考える人も多いようです。従来通りのやり方を望むならば、DSP版は(高いけど)選択肢になります。

 【DSPバンドル版】は、32bit版か、64bit版かを購入時に選ぶ必要があります。どちらにすべきか?については、後でまとめて解説します。

 その他の点では同じのため、実際的にはDVDでの提供を受けたい場合以外は、選択するメリットはないです。

Windows10 HomeとProの違い 

 Windows10は、Widows 10 homeと、Windows 10 pro、そして、ネットブック用のWindows RTがラインナップされています。このうち、ソフトとして単品で購入可能なのはWidows 10 homeと、Windows 10 proです。 

 家庭ユーザーは、基本的にプロフェッショナル版を買うメリットは乏しいです。省略される機能が企業内ネットワークを前提としたグループワークやセキュリティに限定されるからです。

 職場で使うユーザーも、会社自体が対応していない場合は意味が無いため、基本的にpro版を購入する必要はないでしょう。

 201507011045.jpg

 ただし、「以前のWidows OSへのダウングレード権」については、Windows 10 プロフェッショナルだけが付属しています。

 例えば、Windows10で動かないソフトがあり、過去のバージョンに戻らざるを得ない場合、Windows 10 pro を購入していれば、無償で(=古いOSを購入することなしに)過去のOSに戻ることもできます。

 ダウングレードできる過去バージョンは、Windows 8.1 ProWindows 7 Professionalの2種類になります。

32ビット版と64ビット版の違い

 DSP版の場合は、32ビット・64ビットを購入時に選択して、OSを購入する必要があります。(通常版やバージョンアップ版は両方とも付属) 

 両者の違いですが、簡単に言えば、64ビット版は処理速度的に勝るが、10年以上古い周辺機器やソフトが起動しない場合、または不安定な場合があります。一方で、32ビット版は、安定性が抜群ですが、扱えるメモリーが4GBまでに制限されることになっています。 

 Atlasとしては、メモリー使用量が格段に増えてきた昨今の事情をふまえて、64bitをおすすめします。2011年以降に発売された(ATOMのネットブックを除く)Windows用の国産パソコンなやMacの仮想環境での利用ならば、64bitで問題ありません  

今回の結論
Windows10 は、このバージョンを買えば良い!


 というわけで、今回は、Windows10の選び方や、お得な購入方法について解説しました。

 最後にいつものように、事例別にAtlasのおすすめ機種を提案しておきます。


 第1に、既存のWindows 8や7のOSの正規ライセンスを持っている方は、

  

 【Anniversary Update適用版

 1・Windows 10 Home (32bit/64bit ) 【USBドライブ】
  ¥12.000 Amazon.co.jp
(8/10執筆時)
 2・Windows 10 Home (32bit/64bit ) 【認証コード】
  ¥14.999 Amazon.co.jp
(8/10執筆時)

  無料でアップグレード期間は終了しています。そのため、OSの新規購入が必要です。DSP版は新規インストールが前提のライセンスなので、引き継ぐ方は正規版のこちらを選ぶとよいでしょう。


 第2に、自作PCや仮想化ソフトに新しくWindows10をインストールする場合は、

  

 【Anniversary Update適用版

 1・Windows 10 Home (32bit/64bit ) 【USBドライブ】
  ¥12.000 Amazon.co.jp
(8/10執筆時)
 2・Windows 10 Home (32bit/64bit ) 【認証コード】
  ¥14.499 Amazon.co.jp
(8/10執筆時)

 DSP版は価格が高いので、Windows 10 Home【USBドライブ版】【認証コード版】が良いと思います。価格的に認証コード版のほうが安いです。USBドライブ版は、そのまま使うにはBIOS設定で起動ディスクをいじる必要があるので、認証コード版のほうが手軽でしょうか。「偽物」リスクも少ないと思います。

 なお、Pro版は個人ユーザーが買う意味は乏しいのでHOME版を選びましょう。


 第3に、従来的なDVDを使ったインストールを取りたい人は、

 

 5・Microsoft Windows10 Home 32bit 【DSPバンドル版】
  ¥12,758 Amazon.co.jp (8/10執筆時)
 6・Microsoft Windows10 Home 64bit   【DSPバンドル版】
  ¥9.000 Amazon.co.jp
(8/10執筆時)

 DVDが添付されるのはDSP版だけなので、こちらを選ぶ必要があります。バージョンは相当古いPCで無い限りは、64bit版を選びましょう。


 第4に、Windows8やWindows7にダウングレードする可能性がある場合は、

 

 【Anniversary Update適用版

 3・ Windows 10 Professional (32bit/64bit) 【USBドライブ】
  ¥20,998 Amazon.co.jp
(8/10執筆時)
 4・ Windows 10 Professional (32bit/64bit)  【認証コード】
  ¥25,888 Amazon.co.jp
(8/10執筆時)

 ダウングレード権が付属するのは、プロ版だけのため、プロフェッショナル版を選ぶ必要があります。 


 なお、Widows8.1の導入に合わせて、Office2016の導入も少し考えている方、

 201507041547.jpg

 Microsoft Office Personal 2016 ダウンロード版
  ¥29,252 Amazon.co.jp
(8/10執筆時)

ワード+エクセル+アウトルック

 最新版はOffice2016になります。

 Officeソフトの購入も考えている方、より詳しくは、本ブログ「モノマニア」の【Office2016の比較記事 】をご参照ください。

ーー

 また、同時にウイルス対策ソフトの購入も考えている方、

  

 5・ESET パーソナル セキュリティ 1年版  
  ¥2,727 Amazon.co.jp
(8/10執筆時

 その場合、個人利用ならば非常に格安なキヤノン社の対策ソフトをおすすめします。

 また、の他のセキュリティソフトについては、信頼性や年間維持費などの観点から別の場所に【Windows向けのウイルス対策ソフトの比較記事】を書きましたので、そちらも参考にしてください。→こちら

 さて、最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマーク ボタンなどから記事を共有していただければ幸いです!!(↓)

2017年08月07日

比較2017' 頑強なMac用ウイルス対策ソフト18種の性能とおすすめ;軽量で動くMac用インターネットセキュリティソフト

今回レビューする製品:2017年 軽量で頑強なMac OSX向けのセキュリティソフトの価格・性能とおすすめ:更新料の安さ・値段・台数:カスペルスキー2017 シマンテック ノートン セキュリティ デラックス プレミアムマカフィー アンチウイルス プラス インターネットセキュリティー・トータル プロテクションESET パーソナル セキュリティ 2015 3年版 ウイルスバスター クラウド マカフィー オール アクセス Intego VirusBarrier X8 Intego Mac Internet Security X8 スーパーセキュリティZERO Webroot SecureAnywhere コンプリート プラス F-Secure ソースネクストインターネット セキュリティ 2014 2015動作の軽さの違いやランキング

今回のお題
Macで使えるウイルス対策ソフトのおすすめ製品はどれ?

 ども、Atlasです。今日はMac向けのウィルス対策ソフトの比較です。

 このブログでは、以下の2つの、セキュリティ対策ソフトに関する記事があります。

1・Mac向けウイルス対策ソフト →この記事!
2・Windows向けウイルス対策ソフト

 このうち今回は1番の記事で、Mac向けの記事となります。


 なお、現在、Mac向けウィルス対策ソフトを販売しているのは、老舗のノートンを初めとして、ウィルスバスター、マカフィー、カスペルスキー、キヤノンがメジャーの「5本指」です。

 「安全神話」があるため、Mac単体でウイルス対策をする人は余りいないかもしれません。しかし、Macに感染するウイルスも増えていますし、フィッシングなどの問題もあります。また、Parallelsなどを使い、MacOS上で、仮想的にWindowsOSを動かしている方も、少なからずいるでしょう。

 最近、はウイルス対策ソフトは、WindowsとMacにどちらでもOKのライセンスの場合がほとんどです。だから、Windowsマシンも併用していて、そちらにソフトを導入するついでに、Macにも万全を期そうという考えで選ぶのも「あり」だと思います。

 ただ、Macについては「オマケ程度」として、Windows版と機能差を設けている場合もあるので、ユーザーはしっかりと「チェック」してから購入するべきでしょう。

 そこで、以下では、値段・軽量性・動作の安定性をふまえて各商品を紹介します。そして、最後に「結論」として、目的別・価格別にAtlasのおすすめソフト!を提案していきたいと思います。

各社の製品

 というわけで、具体的な製品の比較をはじめます。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


  

 1・カスペルスキー2017 マルチプラットフォームセキュリティ 1年1台版
  ¥4,368 Amazon.co.jp (8/7執筆時)

 年数:1年契約
 台数:5台まで
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 =4,700円

 2・カスペルスキー2017 マルチプラットフォームセキュリティ 1年5台版
  ¥4,573 Amazon.co.jp   (8/7執筆時)

 年数:1年契約
 台数:5台まで
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 =4,700円

 3・カスペルスキー2017 マルチプラットフォームセキュリティ 3年1台版
  ¥7,863 Amazon.co.jp
(8/7執筆時)

 年数:3年契約
 台数:1台まで
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新=11,000円/3年

 4・カスペルスキー2017 マルチプラットフォームセキュリティ 3年5台版
  ¥10,480 Amazon.co.jp
(8/7執筆時)

 年数:3年契約
 台数:5台まで
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新=11,000円/3年

 こちらは、ロシアカスペルスキー社の総合インターネットセキュリティソフトです。

 ライセンス年数は、3年契約1年契約があります。

 ライセンス台数は、契約1台のみの契約と、5台の契約が選べます。いずれも、登録台数が管理されているため、不正は許されない仕様です。

 ライセンス料は、ヘビーユーザーに向く、3年5台版については割安な傾向で、長期契約なほど有利という仕組みですね。

 契約更新料は、新規契約に比べて「割高」です。これは他社でもそうですが、割引キャンペーン」がなかったら、契約が切れたら、新しく買い直すのが「お得」です。

 利用できるPCは、Macのほか、WindowsやAndroid系スマホが選べます。ご家族が多ければ、フルライセンスも活かせるでょう。

 Macのセキュリティに関わる能力は、ウイルスの検索率は高い定評があるのですが、、Macについては「後発」であり、新OS移行時のトラブルは多めの印象です。実際、Macユーザーの間では、カスペルスキー社のこの製品は評判がさほど高くはないです。動作が不安定でアクティベーションが上手くいかない、重いという情報がかなりネット上で出ています。メーカーの方もそれに対して対策を打っているようなので、あながちブラフという訳でもなさそうです。ただし、年年、その手の話は減っています。

 一方、カスペルスキーは、フィッシングに関わるブロック機能(多重防護)が評判ですが、Mac版でこの機能はフルに利用できない点はネックです。その他、ソフトの脆弱性を狙った攻撃や、外出先での公衆Wi-Fのセキュリティ対策、ペアレンタルコントロールも、Mac版は利用できません

 動作の軽快さは、Windowsソフトについては問題ありません。ただ、Macについては、デフォルトでインストールしたままの設定で使う場合、スペックの低いパソコンの場合は駆動が多少遅いです。

 ユーザーサポートは、あまり、比較対象とはされないですが、よく考えると、緊急時に初心者には最も重要な部分でしょう。調査時現在、技術的な問題については、WEBフォーム電話に対応です。「テンパっ」た時、最も即効性のある電話サポートは、昼間のみですが、土日も18時まで対応してくれるのは良い部分です。電話料金は、「ナビダイヤル」か「東京の市外局番」で、いずれもユーザー負担です。

 以上、ロシアカスペルスキー社のソフトの紹介でした。Windowsユーザーには、相当評判でコアファンの多いソフトです。ただ、Macについて考える今回の「お題」にそくして言えば、もう少し進化が欲しい部分もあります。


 5・シマンテック ノートン セキュリティ プレミアム 1年3台版
  ¥5,616 Amazon.co.jp
(8/7執筆時)

 年数:1年契約
 台数:3台/10台まで
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 非公開/1年

 6・シマンテック ノートン セキュリティ プレミアム 1年10台版
  ¥13,026 Amazon.co.jp  
(8/7執筆時)

 年数:1年契約
 台数:3台/10台まで
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 非公開/1年

 7シマンテック ノートン セキュリティ プレミアム 3年3台版
  ¥10,950 Amazon.co.jp
(8/7執筆時)

 年数:3年契約
 台数:3台まで
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 非公開/1年

 ノートンは、1990年代からPC関係に携わっていた方なら「誰でも知っている」米国の老舗メーカーの製品です。。2016年から「ノートンインターネットセキュリティ」から「ノートンセキュリティ」に改名しました。昔は超高級ソフトでしたが、年々ライセンス料が安くなり、とうとうカスペルスキーと同じほどになりました。

 ライセンス年数は、1年契約3年契約があります。なお、契約年数は、他社の動向を見ながら毎年替えています。

 ライセンス台数3台契約と、10台の契約です。10台は、多くの個人ユーザーにとっては、事実上の「無制限契約」と言えるでしょう。

 ライセンス料は、やはり複数台の長期契約がお得です。3台・3年とカスペルスキーより登録可能台数は少ないのが、ヘビーユーザーには多少ネックです。「ブランド力」と「伝統」は「5本指」では屈指ですから、安売りはしない、ということでしょう。ただ、昔に比べたら、だいぶ安いです。このあたりも「コモディティ化」が進んでいるとAtlasが思う理由です。

 1年間のライセンス更新料は非公開で、ユーザーごとに通知されます。以前はかなり高かったのですが、現在は5000円弱です。ただ、更新月に割り引きキャンペーンなどがなければ、新しくパッケージを買い直すというやり方が良いでしょう。

 利用できるPCは、Windowsのほか、MacやAndroid系スマホが選べます。

 Macのセキュリティに関わる能力は、ウイルス検出やファイアウォールに関わる部分で、Windows版からの省略はありません。

 ただ、お子さんのためのペアレンタルコントロール機能のうち、SNS監視や個人情報保護の機能がないほか、Windows版でつかえる25GBのオンラインストレージに非対応となります【こちら】。

 ただ、カスペルスキーなど他社に比べると、一般的なセキュリティに関する機能差は少ない状況です。

 動作の軽快さは、他社のクラウドに依拠する部分の多いソフトに比べて、Macでの動作はスペックの低い旧型だと多少重たい印象です。ただ、年年発売の最新の製品、とくにiMacやMBPなら問題なく動くでしょう。

 ユーザーサポートは、ノートンの場合、24時間対応のチャットでのサポートが年中無休で受けれます。ネットに親しんだ初心者には嬉しいでしょう。一方電話の場合は、平日の19時までとなります。また、電話サポートの前に、ネットフォームによる事前情報の提出が必要なので、あまり詳しくないお年寄りなどのサポートには向きません

 以上、米国のノートンの紹介でした。Mac・WindowsだけでなくAndroidにもライセンスが有効であるマルチプラットフォーム仕様ですので、Mac以外のメイン機がある方におすすめできます。

 一方、Mac用として考えた場合、セキュリティの強固さは「折り紙付き」で、ペアレンタルコントロール機能の部分以外の機能面でのWindowsに比べての省略が少ないのも嬉しいですね。


  

 8・ESET パーソナル セキュリティ 1年1台版  
  ¥2,727 Amazon.co.jp
(8/7執筆時)

 年数:1年契約
 台数:1台まで

 効能:
ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 3900円

 9・ESET パーソナル セキュリティ 1年3台版  
  ¥7,600 Amazon.co.jp
(8/7執筆時)

 年数:1年契約
 台数:3台まで

 効能:
ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 3900円

 10・ESET ファミリー セキュリティ 5年1台版
 ¥9,800 Amazon.co.jp
(8/7執筆時)

 年数:1年契約
 台数:5台まで
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 8300円

 11・ESET ファミリー セキュリティ 3年5台版
 ¥9,800 Amazon.co.jp
(8/7執筆時)

 年数:3年契約
 台数:5台まで
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 8300円

 ESET は、キヤノンの販売するセキュリティソフトです。キャノンは国内総代理店で、開発元は東欧のスロヴァキアのESET社です。日本では、主に企業用として展開していましたが、安さと性能の両立から、むしろ個人ユーザーに人気となり「5本指」に入っています。

 ライセンス年数は、1年契約3年契約があります。1年契約は「3種類」と充実します。

 ライセンス台数は、1台契約と、3台・5台の契約です。やはり、契約台数は、ライセンス登録時に「監視」されます。

 ライセンス料は、、とくに「1年1台」は相当割安で、コスパを重視するライトユーザーに人気です。逆に、長期契約になると、あまり割安感がないのがネックですね。なお、調査時、1年間のライセンス更新料は3900円でした。新規契約した方が安いです。

 利用できるPCは、Windowsのほか、MacやAndroid系スマホが選べます。

 Macのセキュリティに関わる能力は、ウイルス検出については、Windows版と同じで、ウイルス検索率が高いことで評判があります。とりわけ未知のウイルスの検索率はノートンを上回るという評価もあります。もちろん、ウイルス駆除・ファイヤーウォール・フィッシング対策機能というセキュリティ対策に必須な機能は網羅されていますし、定義の更新も頻繁にあります。

 ただ、Windows版に比べると、インターネットバンキング保護、ランサムウェアの保護、Webカメラアクセス制御、Javaスクリプト攻撃の保護など、未対応のセキュリティ機能もあります【こちら】。MacOSで標準的にカバーしている部分もあるので一概に「手抜き」とは言えないものの、他社と同じく、省略点があるのは認識しておくべきですね。

 動作の軽快さは、Mac版についてもこのソフトは軽快です。その重さを意識することはまずないでしょう。

 ユーザーサポートは、キヤノンが窓口となっていますが、電話とウェブフォームで対応します。電話は、土日祝ふくめて日中17時まで対応です。ただし、まれに「定休日」があります。電話料金も、050電話で割安にかけれるので、「五本指」メーカーでもかなり良心的な部類でしょう。

 以上、キャノンのESET ファミリー セキュリティの紹介でした。Macについても、ソフトの出来が良いと言って良いソフトです。重さで不満に感じる方は少ないでしょう。

 電話サポート時間が比較的長く、チャット馴れしてない初心者にはノートン以上に「慌てているときに役立つ」と言えそうです。実際、1年1台契約は最安の部類で、ソフトも軽快なので、初心者にもおすすめできるソフトです。こちらは、キヤノンのセキュリティソフトのESETです。契約の形態は、3年契約5台までと、1年契約1台までなどです。とくに1台限定で保守したい場合は、かなり格安です。一方、ライセンス更新料は高めですので、更新年には買い直すのが良いです。


 

【コード版】

 12・ウイルスバスター クラウド 1年3台版 【サポートなし】
  ¥4,981 Amazon.co.jp (8/7執筆時)
 12・ウイルスバスター クラウド 1年3台版 【サポート付き】
  ¥7,389 Amazon.co.jp (8/7執筆時)

 年数:1年契約
 台数:3台まで
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策
 ライセンス更新 =11880円

 12・ウイルスバスター クラウド 1年3台版 【サポートなし】
  ¥8,963 Amazon.co.jp (8/7執筆時)
 12・ウイルスバスター クラウド 1年3台版 【サポート付き】
  ¥12,278 Amazon.co.jp (8/7執筆時)

 年数:1年契約
 台数:3台まで
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策
 ライセンス更新 =11880円

 13・ウイルスバスター クラウド 3年3台版 【サポートなし】
  ¥9,500 Amazon.co.jp
(8/7執筆時)
 13・ウイルスバスター クラウド 3年3台版 【サポート付き】
  ¥17,204 Amazon.co.jp (8/7執筆時)

 年数:3年契約
 台数:3台まで
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策
 ライセンス更新 =5080円

 ウイルスバスタークラウドは、日本に本社を置くトレンドマイクロの発売するウイルス対策ソフトです。

 ライセンス年数は、1年契約3年契約があります

 ライセンス台数は、いずれの契約年数の場合も「3台」です。多くの個人が、デスクトップ+ラップトップ+タブレットを所有することを想定しているでしょう。

 ライセンス料は、3年の長期契約まで1年ごとあります。なお、掲示したのは「オンラインコード版」の価格です。パッケージ版はかなり割高ですが、これはデンキヤなどで買う方の、サポート電話率が高いからコストに転嫁したためでしょう。

 利用できるPCは、Windowsのほか、MacやAndroid系スマホが選べます。

 Macのセキュリティに関わる能力は、ウイルスなどの脅威の検出数をふくめて優秀です。時に、誤った検出をしてしまう場合も多少あります。ただ、このあたりは「石橋を叩いて渡る」堅実性を表しており、一概に悪いとは言えないです。。 

 一方で、ランサムウェア対策やフィッシングメール対策など、Windowsに搭載され、Macに搭載されない機能はこの製品もあります【こちら】。これはMac自体のシェア率の低さと、OS自体がある程度「堅牢」であるからと言えます。ただ、セキュリティ対策の「コア」と言える部分は、こちらも「保護」されます。

 動作の軽快さは、以前は動作が軽いことで有名でした。他社も軒並み追いついて吐きましたが、それでも現在も軽快さはこの機種の「売り」です

 ユーザーサポートは、契約時に「電話サポート付きプラン」がある点がおもしろいです。これは、ウイルス対策ソフトに関わらない部分(OSのアップデート通知)などもサポートしてもらえるものです。システム的に、オペレーターと画面を共有しつつ、問題解決にあたるものです。ただ、他社でもそうですが、オペレーター側のスキルの限界はあるので、例えば「実家の超初心者の両親のサポート用」などと割り切ってください。

 なお、サポートプランに入っていない場合でも、ウイルスやセキュリティ上の質問は応答可能です。電話は、年中無休の17時30分までと割と長めです。チャットの場合は21時まで対応してもらえます。その他、LINEやメールでも可能です。また、サポート「加入・未加入」をとわず、電話相談の場合は、シリアル番号とパスワードをネットで入力しないとと「そもそも連絡できない」ので、「慌てたときには不利」です。

 以上、「ウイルスバスタークラウド」の紹介でした。Macユーザーで軽快さのほか、フィッシングや個人情報の流出対策を考えたい場合良い選択肢です。

 201708072103.jpg

 また、ユーザーサポートはMacでも得られるため、「初心者」や、「初心者の両親」のための契約には良いでしょう。Wordを初めとするOfficeソフトやSafari、その他、ハードウェアについても一定の相談に乗っていくれますので、やや高い価格の「安心料」と考えれば、納得できますね。


 201512211510.jpg

 14・マカフィー アンチウイルス プラス1年版
   ¥4,212 マカフィーダイレクト
(8/7執筆時)
 14・マカフィー インターネット セキュリティ1年版
   ¥5,744 マカフィーダイレクト
(8/7執筆時)
 14・マカフィー トータル プロテクション1年版
   ¥5,897 マカフィーダイレクト
(8/7執筆時)

 年数:1年契約
 台数:無制限(Windowsも可能)
 効能:
ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 =5397円~

 15・マカフィー インターネット セキュリティ3年版
   ¥9,103 マカフィーダイレクト
(8/7執筆時)
 15・マカフィー トータル プロテクション3年版
   ¥10,191 マカフィーダイレクト
(8/7執筆時)

 年数:3年契約
 台数:無制限(Windowsも可能)
 効能:
ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 =5397円~

 マカフィー は、米国に本社を置く企業のセキュリティ対策ソフトです。。ノートンと並ぶ老舗メーカーで総合力には定評があります。ウイルス検索力などは、競合メーカーに優るとも劣りません。マイクロソフトが正式採用したのがこのメーカーですので。

 マカフィーは、昔からラインナップが複雑で分かりにくい製品ですが、「アンチウイルス プラス」インターネット セキュリティ」「 トータル プロテクション」が「三本柱」と考えると分かりやすいです。

ーーー

 第1に、「アンチウイルス プラス」は、ウイルス対策とファイアーウォールだけを持った基本t系なソフト。

 第2に、「インターネット セキュリティ」は、これに加えて、迷惑メール対策機能と、子供の有害サイト対策であるペアレンタルコントロール機能が付いた上位版です。

 第3に、「 トータル プロテクション」は、これらに加えて、企業向けにファイル・フォルダの暗号化に対応するソフト、となります。

ーーー

 結論から言えば、「インターネット セキュリティ」が他社の、一般的なソフトと「互角の品質」を持つと言えます。

 ライセンス年数は、1年契約3年契約があります。

 ライセンス台数は、個人利用ならば、この機種の特徴でインストール台数が無制限です。煩わしい台数認証がないのが、「売り」です。

 ライセンス料は、長期契約はお得で、なかでも「インターネット セキュリティ」は、台数無制限で1万円を切るため、たいへんお買得です。

 利用できるPCは、Windowsのほか、Macの他、iOS, WIndows, Android台数無制限で利用できます。

 Macのセキュリティに関わる能力は、Windowsに比べても問題のない水準です。また、他社と較べた場合、flashやjavaなどのソフトのセキュリティホールを警告してくれる点です。セキュリティ・アップデート忘れをチェックできるため、不正侵入のリスクを軽減できます。

 一方、Mac版のみ省略される機能は、迷惑メール対策機能・ペアレンタルコントロール機能など、Macなら他の機能でも代替できる部分が多いです【こちら】。機能面での省略の少なさは、ノートンと同レベルで高いでしょう。

 動作の軽快さは、マシンスペックさえ問題なければ、Macの場合も十分快適です。

 ユーザーサポートは、テクニカルサポートについては年中無休で、夜の21時まで電話で受け付けてくれます。電話相談の水準としては、相当良いと言えます。チャットも、同じ時間対応してくれます。ただ、電話は、ナビダイヤルですので、料金はユーザー側負担です。いずれにしても「慌てているときに、IDなどを要求しない」のは良心的です。

 以上、マカフィーの紹介でした。「インターネット セキュリティ」の3年の長期契約が割安です。台数無制限ですので、PC買い換えや、OSのアップグレード際に、ライセンスの移行時の登録制限数のトラブルで煩わされないのが良い部分です。また、ユーザーサポートも、受付時間が長く、その仕組みも「単純明快」なので、初心者の方でも安心できるでしょう。

 また、「インストール台数無制限」は、WindowsなどのOSにも有効で、このソフトはそちらの評価も高いため、BootCampやParallelsなどを運用している方にもおすすめできます。Parallels環境の運用も試しましたが不具合はありませんでした。


 

 16・Intego VirusBarrier X9 [ダウンロード]
  ¥4,890 Amazon.co.jp (8/7執筆時)

 16・Intego Mac Internet Security X9 [ダウンロード]
  ¥7,480 Amazon.co.jp (8/7執筆時)

 年数:1年契約
 台数:1台まで
 効能:
ウイルス隔離/スパイウェア対策
 ライセンス更新 =5500円~

 こちらは、IntegoウイルスバリアーX8です。1997年からMac専用のセキュリティ対策ソフトを出してきたMacソフト専業メーカーです。

 ライセンス年数は、1年契約のみです。

 ライセンス台数も、1台までとなります。

 ライセンス料は、1年契約としては多少割高でしょう。なお、Mac Internet Security X8は、ウイルスバリアーX8のほか、ネットバリアX8というソフトが同梱される上位版です。こちらには、ファイアウォール機能が搭載され、外出先の公衆無線LANなどを使う際のセキュリティレベルの向上が見込めます。

 利用できるPCは、先ほど書いたようにMacのみです。一方、スマホ用のサービスは提供していませんが、本体に接続したiPhoneについてもウイルススキャンする機能が付属します。

 Macのセキュリティに関わる能力は、Mac用としては老舗であり、信頼感の裏打ちは十分にあります。また、Macの場合、添付ファイルよりも、マルウェアやアドウェアに対するセキュリティが最も重要になりますが、この点を重要視してるソフトです。

 動作の軽快さは、Windowsで使えない代わりに、Macに不要な機能を根こそぎ削っているので、軽量性・安定性では定評があります。

 ユーザーサポートは、サイト記載の方法は、メールのみです。即効性がないため、この部分は大きな欠点でしょう。

 以上、IntegoウイルスバリアーX8の紹介でした。価格は高いですが、老舗の安心感があるソフトです。大手のソフトもMac用の改良を進めた結果機能面で差はないですが、それでも十分渡り合える実力と軽量性があります。ただ、販売代理店ページに、電話でのサポートの記載のないのは大きなマイナスです。


 

 17・F-Secure インターネット セキュリティ 2014(3PC1年版)
  ¥4,325 Amazon.co.jp (8/7執筆時)

 年数:1年契約
 台数:3台
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 =3639円~


 17・F-Secure インターネット セキュリティ 2014(3PC3年版)
  ¥9,709 Amazon.co.jp (8/7執筆時)

 年数:3年契約
 台数:3台
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 =3639円~

 F-Secureは、北欧フィンランドの会社です。10年ほど前から日本でもセキュリティソフトを販売しています。プロバイダ向けの一括セキュリティサービスなどの展開しています。欧米では、よく見かける対策ソフトの1つですね。

 ライセンス年数は、1年契約3年契約があります。

 ライセンス台数は、1台と3台から選べます

 ライセンス料は、シェアのあまり高くないメーカーにしては、長期契約もやや割高でしょうか。

 利用できるPCは、Windowsのほか、MacやiOSに対応する製品になります。なお、名前に2014とありますが、定期的にアップデートがあるため、こちらも最新機種です。

 Macのセキュリティに関わる能力は、さほど悪評はありません。ただ、近年、情報漏洩にかかわる事件があり、そのためネットでのこの商品の評価が全般的に下がっています。ただ、ソフト自体の安定性や、セキュリティ強度の面の問題ではないようです。

 動作の軽快さは、も同様に問題ありません

 ユーザーサポートは、電話対応かチャットです。電話の場合、平日の17時30分までと短いながら対応します。一方、チャットは、英語ページに飛ばされるなど、調査時の品質はイマイチでした。ただ、ウェブページの日本語表記は、翻訳ソフトを使ったような感じですし、微妙な部分も多いです。


 

 18・スーパーセキュリティZERO 1台用(最新版)
  ¥3,900 Amazon.co.jp
(8/7執筆時)
 18・スーパーセキュリティZERO 5台用(最新版)
  ¥6,816 Amazon.co.jp
(8/7執筆時)

 年数:無期限
 台数:1台/3台
 OS: Mac OS X 10.6以降
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール

 スーパーセキュリティZEROは、ソースネクスト社のセキュリティソフトです。

 ライセンス年数は、無期限であり、「ウイルス定義ファイルの更新が無期限で受けられる」という点です。ただし、注意するべきは、「Macが壊れるまで」「メーカーのOSの公式サポート終了時まで」「AppleによるOSのサポートが切れる場で」という条件付きです。

 ライセンス台数は、1台契約のほか5台契約も選べます。

 利用できるPCは、WindowsとMacとAndroid用のセキュリティが用意されており、どの端末でも制限台数までインストールできます。

 Macのセキュリティに関わる能力は、性能面では、ウイルス定義については、東欧のルーマニアのビットディフェンダー社のものを使っています。ヨーロッパではシェアが高いソフトで、定義ファイルの更新の点では不安はありません。ファイアウォール機能やペアレンタルコントロール機能も付属します。ただ、パスワード保護や、ファイル暗号化など一部の機能はMacでは使えません

 動作の軽快さは、マシン性能に依存する部分がありますが、軽量性はさほど強調できません。

 ユーザーサポートは、注意が必要です。電話対応はできますが、事前のユーザー登録が必須です。また、メーカー製PC以外は非対応という条件も見逃せないでしょう。

 以上、スーパーセキュリティZEROの紹介でした。3年以上1台のPCを使用し続ける場合に、年数無制限で使える点は、価格面で嬉しいと思います。ただ、インストール端末が厳格に管理される点で、それにまつわる認証トラブルのリスクはあります。

今回のお題
Macで使えるウイルス対策ソフトのおすすめはこれ!

 というわけで、今回はウイルス対策ソフトを紹介してみました。最後にいつも通り、おすすめソフトを書いておきます。


 第1に、安全性・信頼性と価格を重要視した場合に、最もおすすめできるのは、

 7シマンテック ノートン セキュリティ プレミアム 3年3台版
  ¥10,950 Amazon.co.jp
(8/7執筆時)

 年数:3年契約
 台数:3台まで
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 非公開/1年

 信頼性    ★★★★★★★
 軽快性    ★★★★★
 年間維持費  ★★★★★ 

 ノートンの3年版をおすすめします。子供の有害サイト対策の部分以外のセキュリティ面で、Windows版からの大幅な機能削除がない点を評価しました。

 価格面でより安い機種や、動作が軽い機種は他にもありますが、「Macを軽視しない企業性」というのは、経験則から言えば、重要視すべきポイントです。Macは1年ごとにOSを更新するため、新しいOSへの対応の速さもこの部分に影響するので、そういった点からはノートンを推したいと思います。

 よりクラウドに依存する軽快な機種もありますが、信頼性を重視する場合は、こちらが良いでしょう。


 第2に、OS付属のセキュリティの「保険」として、動作の軽量性を重視して考えるならば、

  

 11・ESET ファミリー セキュリティ 3年5台版
 ¥9,800 Amazon.co.jp
(8/7執筆時)

 年数:3年契約
 台数:5台まで
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 8300円

 信頼性    ★★★★★★
 軽快性    ★★★★★
 年間維持費  ★★★★★★★ 

 ESET ファミリー セキュリティが良いでしょう。動作が軽快で、かつウイルスの検索率に定評があり、ノートンほど重くないのもメリット性があります。特に3台5年版は、価格も安いしオススメです。

 MacはOS自体のセキュリティ能力もある程度高いため、Windowsの場合ほど高いセキュリティレベルは不要とも言えます。そういった点では、この機種でも十分です。とくに、あまりスペックが高くないノートPCなどにインストールするならば、不要なトラブルを抱えにくいという点で、こちらが良いと思います。

 なお、こちらのソフトはWindows環境でも評判が良いソフトなので、マルチプラットフォームである方も、こちらをおすすめします!


 第3に、セキュリティの心配その他について、相談できる相手が欲しい場合には、

 

 13・ウイルスバスター クラウド 3年3台版 【サポート付き】
  ¥17,204 Amazon.co.jp (8/7執筆時)

 年数:3年契約
 台数:3台まで
 効能:ウイルス隔離/スパイウェア対策
 ライセンス更新 =5080円

 信頼性    ★★★★★
 軽快性    ★★★★★
 年間維持費  ★★★★★  

 ウイルスバスターがおすすめです。「サポート付き」プランの場合、ウイルス関係はもちろん、Mac全般について何らかの相談に載ってくれます。とくに、Apple Careに入っていない方、または、期限が切れた初心者には、心強いサービスでしょう。

 さほど専門的なことまで相談に乗ってくれるわけではないので、初心者の域を既に脱した方は不要でしょう。しかし、「家族と共用」の場合などは、考えても良いプランです。



 第3に、MacのほかにスマホやWindowsなど多数のパソコンで利用する方は、

 201501041541.jpg

 15・マカフィー インターネット セキュリティ3年版

   ¥9,103 マカフィーダイレクト (8/7執筆時)

 年数:3年契約
 台数:無制限(Windowsも可能)
 効能:
ウイルス隔離/スパイウェア対策/ファイアウォール
 ライセンス更新 =5397円~

 信頼性    ★★★★★
 軽快性    ★★★★★★
 年間維持費  ★★★★★  

 インストール台数無制限のマカフィーが良いでしょう。ウイルス検索性能も老舗だけに信頼できます。直販限定商品ですが、クレジットカードで買えます。

 性能面ではいずれのデバイスでも安定していますし、ヘビーユーザー向けの細かい設定もかなりできます。

ーーー

 というわけで、今回は、Mac向けのウィルス対策ソフトについて紹介しました。もし今回の記事がお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークボタンなどから記事を共有していただければ幸いです!!(↓)

          

Googleなどの検索エンジンでは

「モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!



<PR>

約200記事の完全なリンク集は、【トップページ】の下部にあります。

今後の
記事は【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!
monomani31.png