2018年07月11日

比較2018' 書きやすい!LAMYの高級ボールペン35点のおすすめと選び方(1)

【今回レビューする内容】2018年 LAMYのおすすめ高級ボールペン37本の性能とおすすめ【ラミー】・プレゼントにおすすめなドイツの高級ボールペン・油性ボールペン・水性ローラーボール対応

【比較する製品型番】LAMY 2000 L201 L301 L202S L302 L203TAX L203 scala スカラ 280 L380 L378 L401 aion アイオン L277BK L377BK OS studio ステュディオ L267 L265 L268 L367 L365 L368 noto ノト L283 tipo ティポ L339 L337 safari サファリ L217 L218 L219 L316 L317 L319 AL-star アルスター L229DP L226 L228 L284P L329 L326 L328 L384P pur ピュア L247 accent AL アクセントAL L296 KK KW L396 KK KW swift スウィフト L330 L331 L334 econ イコン L240 st エスティー L245 cp1 L256 L253 L353 pico ピコ L287 L278 L279 L288NP scribble スクリブル L285 dialog ダイアログ 1 2 twin ツイン L656 L645 L606 tri pen トライペン L746 L759 4 pen 4ペンL495(3+1) L497(3+1)

今回のお題
書きやすさでおすすめの高級ボールペンはどの製品?

 どもAtlasです。

 今日は、ボールペンの比較です。

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 Atlasが長年愛用しているドイツのLAMYのボールペンを紹介します。

 1000円前後で手に入る格安製品から、日本では入手困難な限定の高級ボールペンまで幅広く紹介するつもりです。

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 Atlasは、研究者という仕事柄もあり、ボールペンを集めるのが趣味です。とくにラミーは好きなブランドです。上の写真のように、仕事場の筆箱に(現在的に)8本を確認できました。

 このほか、noteシリーズsafariシリーズなど、仕事鞄に入っているモノも含めると、合わせれば軽く10本は超える本数を愛用しています。

 LAMYのボールペンについては、2012年頃一度記事にしましたが、その後は更新せずに「手つかず」でした。今回、改めて、「高級ボールペンとしてのLAMYの魅力」を見直して、紹介しようと思います。

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 なお、以下では、いつものように、各製品を丁寧に比較した後、最後に「結論」として、Atlasのおすすめ製品を提案する形式で書いていきます。

1・格安のボールペンの比較

 はじめに、1万円以下の「ボールペンを比較します。

 油性ボールペンは、数が多いため「A・太くて持ちやすいタイプ」「B・細身のビジネスタイプ」「C・携帯性重視のミニタイプ」の3つに分けて、それぞれの製品を紹介します。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントは赤字で、イマイチと思う部分は青字で記していきます。

A・太くて持ちやすいタイプ

 では、ペンの横幅が太めで、柿安タイプのラミーの油性ボールペンの紹介から入ります。


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 【油性ボールペン】【各色】

 1・LAMY noto ノト L283
  ¥1,106 Amazon.co.jp (7/11執筆時)
 

 登場年:2008年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 ノトは、ラミーの筆記具の中では、入門用に位置づけられるシリーズです。

 そのカジュアルなデザインは、フォーマルな場面には似合わないですが、学生などのシンプルでオシャレな筆記具として愛用者は多いと言えます。

 製品登場年は、2008年です。「初号機」は、黒一色のモデルでした。

 製品デザイナーは、無印良品でも有名な日本の深沢直人です。シンプルで実用性を重視する同氏らしいデザインです。機能面の不自然さを嫌うラミーの方向性とマッチしてのオファーでしょう。

 そして、そのオファーの正しさは、ロングセラーになっていることでも証明されます。

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 本体の替芯は、ラミーの油性替芯として最も一般的なLM16です。リフィルは、黒・の三色です。

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 太さは3段階から選べます。手持ちのリフィルで、MとBのサイズを撮影しました。ちなみに、使っているは、現在は「廃盤」となった色目になり、貴重な?「Atlasコレクション」です。

 書き味は、ラミー全体に言えますが、粘性が強いインクですから、特に太めの芯では「書いている満足感」が非常に強いです。太くて、滑りにくいので、アジア圏の複雑な漢字でもつがい勝手が良いと言えます。

 以上、ノトの紹介でした。格安な油性ボールペンですが、「個人用」として普段使いに便利に使えます。気軽な価格のボールペンながら、しっかりした「歴史・思想」があるため、1本持っていても良いと思います。


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 【水性ローラーボール】【各色】

 2・LAMY tipo ティポ L339
 ¥1,293 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

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 【水性ローラーボール】【各色】

 2・LAMY tipo ティポ L337
 ¥1,387 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:(2017年)
 本体替芯:LM66(水性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1種のみ

 ティポ は、水性インクを採用したローラーボールペンとしては、LAMYで最も安いモデルです。

 製品登場年は、2017年です。以前のモデルを、クリップを含めてフルモデルチェンジされました。

 製品デザイナーは、LAMYの「中の人」です。特定の名前などは公開されていない点で、LAMY製品としては「哲学にイマイチ欠ける」製品です。

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 本体の替芯は、ラミーの水性ローラーボール用の替芯のLM66です。新型の水性リフィルです。LAMYの水性ローラーボールは、キャップが必須でしたが、こちらはキャップレス仕様(ノック式)でも使えるインクです。

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 太さは、水性ローラーボールの場合、選べません。LAMYのローラーボールは「極細」ではないですが、12pt程度の細かい字まで書けます

 書き味は、LM66のインクの質について言えば、滲まずに思った通りの字が書けます。水性インクは、日本の各メーカーもかなり品質が高いと言えますが、そうしたユーザーでも、不満を感じることは少ないでしょう。

 一方、本体の持ちやすさの点では、樹脂製のグリップ部の横線のあたりがイマイチ良くなく、価格を感じさせます

 以上、ティポ の紹介でした。水性ローラーボールにかんしても、LAMYは良い製品がありますが、ティポについては、持ちやすさや設計思想の点で、ややオススメできない部分が多いです。


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 【油性ボールペン】【各色】

 3・LAMY safari サファリ L217 L218 L219
 ¥1,542 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:1980年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 サファリは、その特徴的な形状から、ラミーの筆記具として、日本で最も有名な製品と言えます。ロフトや東急ハンズなどの筆記具コーナーでも見かけることがありますね。

 製品登場年は、1980年で、万年筆からでした。「初号機」は、黄色のモデルです。

 製品デザイナーは、「LAMYの中の人」です。名前は公表されません。元々は、10−15歳くらいのドイツの子供用の筆記具として開発されたものです。

 その後、滑りにくさと、ジーンズでも着けられる大きなクリップの利便性が評価され、90年代以降、多色展開が始まり、ボールペンも登場しました。

 本体の替芯は、ノトと同じで、最も一般的なLM16です。リフィルは、黒・の三色で、太さは3段階から選べます。詳しくは、上のノトの紹介をご覧ください。

 書き味は、ABS樹脂の採用による軽量性と、指のあたる部分の角張った「滑りにくい」形状で、LAMYの格安ペンの中では、非常に良好です。ボールペンの字の練習などにも良いでしょう。

 以上、サファリの紹介でした。Atlasも所有している1本で、普段使いです。使い倒しているので、どの鞄に入れたのか「家庭内で行方不明」になっていますが、それくらい使っています。

 普段使いとしては良いのですが、元々子供用の製品なので、その利便性に比して、外観の安っぽさはあります。そのように感じる場合は、次に紹介するアルスターシリーズが最適です。

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 【水性ローラーボール】【各色】

 4・LAMY safari サファリ L316 L317 L319
  ¥1,859 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:1980年
 本体替芯:LM63(水性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1種のみ

 なお、サファリには、水性のローラーボール仕様の製品もあります。こちらは、ノック式ではなく、写真のように、使用時にキャップを外す万年筆ような使い方をする製品です。

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 本体の替芯は、LM63です。水性ローラーボールとしてLAMYの標準的なものです。リフィルは、黒・の三色で、太さは選択できません。

 なお、M32という細めのフェルトペンも過去に売っていましたが、現在は絶版ですね。

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 書き味は、油性ボールペンのような粘度はなく、摩擦を感じずに気持ちよくすらすら書けます。ヨーロッパの筆記具は、万年筆の書き味をベースに設計されているように感じます。ただし、滲まずにしっかり書けます。


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 【油性ボールペン】【各色】

 5・LAMY AL-star アルスター L229DP
 5・
LAMY AL-star アルスター L226
 5・
LAMY AL-star アルスター L228

  ¥2,190 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

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 【2017年限定色】

 5・LAMY AL-star アルスター L284P
  ¥2,810 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:1997年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 アルスターは、外観から分かるように、「サファリの改良型」です。

 製品登場年は、1997年です。子供用として設計されたサファリはABS樹脂素材でしたが、素材をアルミに変更し、デザイン性を高めています。人気モデルなので、毎年「限定色」が出ます。

 製品デザイナーは、「LAMYの中の人」です。名前は公表されません

 本体の替芯は、ノトなどと同じで、最も一般的なLM16です。リフィルは、黒・の三色で、太さは3段階から選べます。詳しくは、上のノトの紹介をご覧ください。

 書き味は、サファリの良い部分がそのまま引き継がれます。アルミニウムは、金属素材では軽量ですので、サファリの特長だった軽量性はそのまま引き継がれています。「クリップ」や「グリップ」も同じ設計思想ですね。

 以上、アルスターの紹介でした。「大人向けサファリ」と言えます。難点だったABS樹脂の安っぽさが改善していますので、どちらかといえば、サファリよりこちらがおすすめです。

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 【水性ローラーボール】

 6・LAMY AL-star アルスターL329 L326 L328
  ¥2,370 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 6・LAMY AL-star アルスター L384P【限定色2017】
  ¥3,190 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2009年
 本体替芯:LM63(水性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1種のみ

 なお、アルスターにも水性ローラーボールがあります。こちらも、万年筆のように、キャップを外してから使う製品です。

 インクについては、サファリの水性ローラーボールと同じですので、そちらの説明をご覧ください。



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 【油性ボールペン】【各色】

 7・LAMY pur ピュア L247
  ¥4,050〜 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2007年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 ピュアは、「横幅太め」のLAMYの製品としては珍しく、曲線や角がない「フラットなデザイン」です。

 製品登場年は、2007年で、比較的新しいシリーズです。

 製品デザイナーは、デンマークの産業デザイナーで、デンマーク王立美術院の教授でもあったKnud Holscher(クヌート・ホルシャー)です。後ほど紹介する「ダイアログ2」という高級ボールペンも手がけた外部デザイナーです。

 そちらは、割と凝ったデザインですが、ピュアについては、「シンプルイズベスト」「無駄を排除した機能美・職人芸」という、ドイツのバウハウス的哲学に沿った、ラミーらしい設計思想の製品です。

 本体の替芯は、こちらも、一般的なLM16です。リフィルは黒・の三色で、太さは3段階から選べます。詳しくは、ノトの紹介をご覧ください。

 書き味は、直線的なアルミボディの製品で、滑りやすそうに見えます。しかし、写真をよくよくご覧頂くと分かるように、横にラインがあるため、意外と滑りにくい仕様です。

 以上、ピュアの紹介でした。5000円前後と高いですが、欧州のモダンデザインの分野でも名が知られたナッド・ホルシャーの作品であり、設計上の哲学もしっかりしています。書きやすさの軽んじられていない製品ですし、1本所有しておいて損がないボールペンだと思います。


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 【油性ボールペン】

 8・LAMY 2000 L201
  ¥4,970 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:1966/2006年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 ラミー2000は、LAMYの最も有名なモデルで、同社を世界的な筆記具ブランドにした立役者と言える製品です。

 製品登場年は、1966年で、そのモダンな外観に似合わず、「クラシカル」な製品です。万年筆として登場しましたが、半世紀経っても人気が続き、ボールペンなど複数の改良型モデルが出ています。

 製品デザイナーは、Gerd A. Müller(ゲルト・アルフレッド・ミュラー)です。最も有名な作品がLAMY2000と言えますが、過去には、【ブラウンのシェーバーの比較記事】に登場した同社のブラウンのシェーバーの設計者でもありました。

 本体の替芯は、こちらも、一般的なLM16です。リフィルは黒・の三色で、太さは3段階から選べます。詳しくは、ノトの紹介をご覧ください。

 書き味は、良好です。本体の材質に、硬質でしっかりした質感のあるマクロロン(ポリカーボネート樹脂)を採用し、ヘアライン加工を施しているので、形状から想像できないレベルで滑りにくいです。

 以上、ラミー2000の紹介でした。特徴的な形状なので、所有していると「LAMY好きには絶対気付かれる!」という意味で「ブランド力のある製品」です。プレゼントにも良いでしょう。

 色目的にも、経年変化に強い製品です。銀色の部分もステンレスなので、「へたれ感」は出ず、長年愛用できるでしょう。

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 【水性ローラーボール】【各色】

 9・LAMY 2000 L301
  ¥6,433 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:1966/2009年
 本体替芯:LM63(水性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1種のみ

 なお、LAMY2000には、水性ローラーボールもあります。こちらも、万年筆のように、キャップを外してから使う製品です。

 本体の替芯は、LM63です。水性ローラーボールとしてLAMYの標準的なものです。リフィルは、黒・の三色で、太さは選択できません。サファリの水性ローラーボールと同じですので、インクについては、そちらの説明をご覧ください。

 書き味は、ローラーボールの場合も良好です。キャップを外すという設計上、本体のバランスは油性モデルと変わりますが、書きやすさ、持ちやすさともに、レベルの高さをキープしています。

 油性も水性も欲しい方は、このシリーズで筆箱を統一するのも良いと思います。両方そろえて1万円程度なので。Atlasも1本キープして、普段使いにしています。


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 10LAMY accent AL アクセントAL L296 KK KW
  ¥5,639〜 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:1998/2017年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 アクセントALは、LAMYでは、ちょっと「変わり種」と言えるボールペンです。

 製品登場年は、1998年です。もともとアクセントは、パラジウム素材でしたが、最近はアルミニウム素材に変更され「AL」という表記が加わりました。

 製品デザイナーは、LAMY同様のバウハウス系のデザイン事務所であるPhönix Designです。外部のデザイナーとなります。

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 特徴的なのは、グリップが交換できる点です。一点1500円ほどです。このあたりは、「シンプルイズベスト」のLAMYの哲学としては、多少「亜流」でしょうか。

 本体の替芯は、こちらもLM16です。リフィルは黒・の三色で、太さは3段階から選べます。詳しくは、ノトの紹介をご覧ください。

 書き味は、グリップの種類によるでしょう。ラバーグリップは最も滑りにくいでしょう。実際、もともとアクセントは、ラバーのみだった記憶があります。

 以上、アクセントALの紹介でした。アルミの採用は、軽量性の面で有利でしょう。ただ、丁寧に使わないと、素材的に変色する点は、「一生もの」として買う方には「注意」です。

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 【水性ローラーボール】【各色】

 11LAMY accent AL L396 KK KW
  ¥7,765〜 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:1998/2009年
 本体替芯:LM63(水性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1種のみ

 なお、アクセントには、水性ローラーボールのモデルがあります。こちらは、ノック式ではなく、フタを外してから利用する万年筆タイプです。

 本体の替芯は、LM63です。水性ローラーボールとしてLAMYの標準的なものです。リフィルは、黒・の三色で、太さは選択できません。

 LM63の書き味など、詳しくは、サファリ水性ローラーボールの紹介の部分をご覧ください。


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 【油性ボールペン】

 12・LAMY studio ステュディオ L267 L265 L268
  ¥5,167〜 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2005年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 ステュディオは、2005年に登場した新シリーズです。バリエーションが多く、毎年のように「限定色」がでるシリーズでもあります。Atlasも(限定の誘惑に負けて)2本ほど持っていますね。

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 製品登場年は、2005年です。LAMYでは比較的新しいですが、「プロペラ」と呼ばれるクリップデザイン的な珍しさからすぐに「同社の顔」の1つとなりました。

 製品デザイナーは、Hannes Wettstein(ハンネス・ヴェットシュタイン)で、スイスの著名産業デザイナーです。カールスルーエ造形芸術大学で教職も務めていました。氏の晩年の作品となります。

 本体の替芯は、こちらもLM16です。リフィルは黒・の三色で、太さは3段階から選べます。詳しくは、ノトの紹介をご覧ください。

 書き味は、材質にもよりますが、LAMY製品としては、あまりバランスが良くなく、重みもあり滑りやすいものが多いです。

 以上、ステュディオの紹介でした。

 プロペラクリップは、人を惹きつけるものがあります。ただ、筆記具として優れているかは、別問題でしょう。おそらく、アルファベットを綴るには良いのでしょうが、「漢字圏ではちょっと不利かな」と思うシーンがあります。個人的には、もっぱら、自宅の筆箱に入れっぱなしです。

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 【水性ローラーボール】

 13・LAMY studio ステュディオ L367 L365 L368
  ¥6,879〜 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2005年
 本体替芯:LM63(水性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1種のみ

 なお、ステュディオにも、水性ローラーボールがあります。ノック式ではなく、万年筆のようにキャップを外して利用するタイプです。

 本体の替芯は、LM63です。リフィルは黒・の三色で、太さは1段階から選べます。インクの使用感については、サファリ水性ローラーボールの紹介の部分をご覧ください。

  書き味は、こちらの場合も、やや本体のバランスが悪く、滑りやすいので、個人的にはあまりおすすめできません。


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 【油性ボールペン】

 14・LAMY aion アイオン L277BK OS
  ¥6,281 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2017年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 アイオンは、LAMYでは久しぶりのニューシリーズです。

 製品登場年は、2017年です。出たばかりの製品です。

 製品デザイナーは、Jasper Morrisonです。日本でも知られるプロダクトデザイナーです。深沢直人の場合と同じで、「無駄な要素をそぎ落とす」、シンプルな産業デザインを好む方で、LAMYとの共鳴度は高いと言えます。

 本体の替芯は、こちらもLM16です。リフィルは黒・の三色で、太さは3段階から選べます。詳しくは、ノトの紹介をご覧ください。

 書き味は、形状は全く異なりますが、「LAMY2000の現代版」といえ、デザインと持ちやすさが両立した設計です。グリップを含めて継ぎ目のない本体は、機能美も感じさせます。

 本体はアルミ製ですが、グリップの部分は、同心円状に研磨するサーキュラーブラッシュ加工がなされており、持ちやすさに配慮もあります。

 以上、アイオンの紹介でした。久しぶりの「中・高級路線の新作」です。デザイナーの思想とLAMYの思想も近く、その点でも所有欲がわく逸品です。

 Atlasもつい「衝動買い」してしまいましたが、やはり持ちやすさや、回転のギミックなどが気に入り、持ち歩いています。

 素材的には、長期間で傷みやすいアルミですので、変色などが気にならない黒いモデルが良いと思います。Atlasもそちらですね。

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 【水性ローラーボール】

 15・LAMY aion アイオン L377BK OS  
  ¥7,358 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2017年
 本体替芯:LM63(水性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1種のみ

 なお、アイオンにも、水性ローラーボールがあります。こちらも、他の水性ボールと同じで、ノック式ではないです。

 本体の替芯は、一般的なLM63です。リフィルは黒・の三色で、太さは1段階から選べます。詳しくは、サファリ水性ローラーボールの紹介の部分をご覧ください。

 書き味は、やや重みがあるものの、バランスはある程度配慮されています。とはいえ、ローラーボールだと、キャップという「継ぎ目」はあるため、どちらかといえば、油性ボールペンの方が「傑作」かなあという印象です。


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 【水性ローラーボール】【各色】

 16・LAMY swift スウィフト L330 L331 L334
  ¥6,872 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:1990年
 本体替芯:LM66(水性キャップレス)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1種のみ

 スウィフトは、LAMYでは珍しい、油性がなくローラーボールのみ展開される中・高級ボールペンです。

 製品登場年は、1990年で、こちらも息の長いシリーズです。

 製品デザイナーは、非公開で「LAMYの中の人」です。

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 本体の替芯は、ティポと同じ替芯のLM66です。ティポとスウィフトは、例外的に「新型の水性リフィル」を採用するため、水性インキでも、キャップレス仕様(ノック式)にできます。リフィルは、黒・の三色です。太さは選べません。

 書き味は、直線的な形状ですが、適度な太さがあるため、なかなか優れています。グリップの部分の滑り止めが功を奏しているのでしょう。

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 また、ノックしてボールペンを利用しているときには、クリップが引っ込んで凹凸がなくなるという独特のギミックがあります。これは、同社の高級ボールペン「ダイアログ2」でも採用されるギミックです。

 以上、スウィフトの紹介でした。ローラーボールで、使い勝手の良いキャップレス仕様の高級品を探しているのならば、まず選択肢にあがるでしょう。

 クリップ部分のギミックも「面白い」ので、だれでも普通の文具との違いが分かるでしょう。その点で言えば、文具に興味のない方へのプレゼントとしても「おすすめ」です。

B・細身のビジネスタイプ

 続いて、ビジネスシーンに向いた、細身のボールペンを数点紹介しましょう。


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 【油性ボールペン】【各色】

 17・LAMY econ イコン L240
  ¥2,005 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2011年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 イコンは、LAMYの製品としては最も安いペンシル型の油性ボールペンです。

 製品登場年は、2011年です。

 製品デザイナーは、EOOSです。Gernot Hohmannら、オーストリアのウィーン工芸美術大学の卒業生らが立ち上げたデザイン会社です。アルマーニなどの店舗デザインも手がけている若手実力集団という位置づけです。

 本体の替芯は、こちらも油性ボールペンではお馴染みの、LM16です。リフィルは黒・の三色で、太さは3段階から選べます。詳しくは、冒頭のノトの紹介をご覧ください。

 書き味は、グリップの部分に切り込みを入れるという「一工夫」があり、細身のボールペンとしては、握りやすいです。

 以上、イコンの紹介でした。ある程度安く、細身のボールペンというオーダーならば、こちらが有力な候補です。ただ、この製品は元々シャープペンシルとして設計された製品と思われます。LM16の粘性などの性質から言っても、可能ならば、太めを選んだ方が良いでしょう。


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 【油性ボールペン】

 18・LAMY st エスティー L245
  ¥2,627 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:1974年/2007年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 エスティーは、イコンより先発の細身のボールペンです。

 製品登場年は、1974年です。後ほど紹介しますが、こちらは、二色を切り替えて利用できるTwin Penとして始まりました。それを単色仕様にしたのがエスティです。

 製品デザイナーは、LAMY2000を設計したGerd A. Müller(ゲルト・アルフレッド・ミュラー)です。大ヒット作のLAMY2000にを「現代における筆記具の最高傑作」とせず、そのオルタナティブとして開発されたのがCP1(ツインペン)です。

 本体の替芯は、油性ボールペンの替芯であるLM16です。リフィルは黒・の三色で、太さは3段階から選べます。詳しくは、冒頭のノトの紹介をご覧ください。

 書き味は、ただ、同シリーズの「ツインペン」とことなり、持ち手の部分がやや滑りやすいです。

 以上、エスティーの紹介でした。LAMY2000と同様に、LAMYの歴史を語れる製品の1つと言えます。ただ、初号機のツインペンに比べると、後発のCP1はやや持ちにくい気がします。この形状の筆記具を選ぶならば、本家の「ツインペン」でしょうか。これについては、最後の方で改めて紹介します。


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 【油性ボールペン】

 19・LAMY cp1 L256
  ¥3,489 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:1970年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 cp1は、LAMYのペンシル型ボールペンでは、最も高級なラインです。

 製品登場年は、1970年です。上で紹介したエスティー(ツインペン)を開発する前で、おそらくそれのプロトタイプとして出された製品でしょう。

 製品デザイナーは、こちらも、Gerd A. Müller(ゲルト・アルフレッド・ミュラー)です。エスティーに比べると、素材はLAMY2000によっており、クリップデザインもそちらに近いニュアンスです。

 本体の替芯は、同じく油性ボールペンの替芯であるLM16です。リフィルは黒・の三色で、太さは3段階から選べます。詳しくは、冒頭のノトの紹介をご覧ください。

 書き味は、太めの製品と比較すると、「持ちにくい」という評価になります。あくまで、シャープペンシル向きに設計された製品でしょう。

 以上、cp1の紹介でした。太い筆記具が苦手な方にはおすすめの中級品です。細身のボールペンに限定すれば、素材的には、滑りにくいと言えます。その点で言えば、エスティーの弱点は克服されているため、2者から選ぶならば、こちらでしょう。

C・携帯性重視のミニタイプ

 続いて、携帯性に富んだ、ミニタイプの筆記具を紹介します。


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 【油性ボールペン】【各色】

 20・LAMY pico ピコ L287 L278 L279【各色】
  ¥4,039 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 20・LAMY pico ピコ L288NP【2017限定色】
  ¥7,280 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2001年
 本体替芯:LM22(油性)
 替芯の色:黒・青のみ
 替芯太さ:F・M・B(黒のみ)

 ピコは、LAMYの小型タイプとしては、人気のある定番商品です。

 製品登場年は、2001年です。「ビジネス用品のスリム化」が進んだ時代で、その先駆け的製品と言えるでしょう。

 製品デザイナーは、スイスのFranco Clivioです。高級ラインのダイアログ3のデザイナーでもあります。

 この製品を初めて見た時、ノックと同時に持ち手が伸びるギミックは衝撃的でした。けれども当時はお金がなかったので、似たような国内製品にLAMYの替え芯を(無理やり)入れて使っていました。

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 本体の替芯は、同じく油性ボールペンの替芯であるLM22です。小型の専用リフィルとなりますが、基本的に、LM16インクの粘度などの書き味は同じです。

 リフィルは黒・の三色です。太さは3段階ですが、黒以外は太字(B)がなく2段階です

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 書き味は、インクについては、LM16と変化ありません。太さは、中字(M)の場合は上記のような感じです。

 持ちやすさの面では、基本的に長時間のライティング用として設計されていないので「そこそこ」です。

 以上、ピコの紹介でした。携帯用に向く製品の1つです。クリップがない点は「要注意」ですが、筆箱用として一定のニーズはありそうです。



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 【油性ボールペン】【各色】

 21・ LAMY scribble スクリブル L285
  ¥3,243 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2000年
 本体替芯:LM22(油性)
 替芯の色:黒・青のみ
 替芯太さ:F・M・B(黒のみ)

 スクリブルは、クリップ付きの小型ボールペンとなります。

 製品登場年は、2000年です。やはり、こうした小型機が登場するのは、20世紀転換期ですね。

 製品デザイナーは、先ほど見た「プロペラクリップ」採用のステュディオを設計したスイスのHannes Wettstein(ハンネス・ヴェットシュタイン)です。

 本体の替芯は、こちらも、ピコと同じでLM22です。したがって、リフィルは黒・の三色です。太さは黒のみ3段階です。

 書き味は、LAMY2000にも似た本体ですが、短いせいでバランスが悪く、滑りやすく書きにくいです。

 以上、スクリブルの紹介でした。ステュディオと同じヴェットシュタインのデザインです。デザイナーの性質か、どうもそちらと同じく滑りやすさが難点です。角度的に、アルファベットなどについては、問題ないのかもしれませんが、率直に言って、漢字文化圏ではやや使いにくいと思います。

2・高級ボールペンの比較

 続いて、1万円以上の「高級ボールペン」を比較します。

 ボールペンは、万年筆に比べると、だいぶ低い価格、つまり、1万円(100ドル)を境に、高級品と既製品が分かれる印象です。

 他社モデルと見比べても、このグレードからが「高級ボールペン」と言えそうです。


 201803161751.jpg  

 【油性ボールペン】

 22・LAMY 2000 L202S
  ¥9,233 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2013年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 LAMY 2000 stainless steelは、同社伝統のLAMY2000の素材を見直した改良型モデルです。

 製品登場年は、2013年で、さすがに、かなり気合を入れた準備・設計をしたことが社史からも分かります。

 素材面では、マクロロン(ポリカーボネート樹脂)から、オールステンレスにすることで、外観の高級化とともに経年変化に強くしています。

 製品デザイナーは、Gerd A. Müller(ゲルト・アルフレッド・ミュラー)です。もちろん、氏は逝去していますので、「衣鉢を継ぐ」後継者たちが仕上げたことになります。

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 本体の替芯は、一般的なLM16です。リフィルは黒・の三色で、太さは3段階から選べます。

 書き味は、引き続き良好です。ステンレス素材にベルベットマット仕上げが施されるため、滑りにくさは「初代を超えた」と思います。

 以上、LAMY 2000 stainless steelの紹介でした。伝統の逸品の「正統的な後継品」として評価できます。素材の見直しで、書き味は増したと思います。一方、ステンレス素材だと、海外の他ブランドだと「テカテカで下品」という固定観念がありましたが、LAMYはマット仕上げで「下品さ」が微塵もない点も評価できます。

ーーー

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 【水性ボールペン】

 23・LAMY 2000 L302
  ¥11,849 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2009年
 本体替芯:LM63(水性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1種のみ

 なお、こちらについても、ローラーボール仕様があります。

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 本体の替芯は、サファリの水性ローラーボールと同じで、LM63です。リフィルは、黒・の三色で、太さは選択できません。M32という細めのフェルトペンも過去に売っていましたが、現在は絶版です。

 書き味は、やはり良好です。キャップを外して付ける形式は、バランスがとりにくいのですが、うまく調整しています。

 その点で言えば、こちらを選んでも良いでしょう。


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 【油性ボールペン】

 24・LAMY 2000 L203TAX
  ¥9,233 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 25・LAMY 2000 L203
  ¥11,849 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2006年ごろ
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 LAMY 2000 taxusLAMY 2000 blackwoodは、木材を利用した、LAMY2000系の製品です。

 デザイン面では、無機質なLAMY 2000 stainless steelとは、正反対の方向性の製品だと思います。なお、タクサスは、家具によく使われる西洋イチイ材、ブラックウッドは、楽器にも使われるグラナディラ材です。

 グレードとしては、blackwoodのほうがわずかに上で、価格差が少しあります。

 製品登場年は、2006年ごろで、当初はLAMY40周年企画の製品でした。しかし、、定番化し2012年には、「兄弟機」のタクサスも登場しています。

 製品デザイナーは、こちらの場合も、Gerd A. Müller(ゲルト・アルフレッド・ミュラー)の後継者たちです。

 本体の替芯は、こちらも、一般的なLM16です。リフィルは黒・の三色で、太さは3段階から選べます。

 書き味は、木材という素材は、意外に滑りにくい素材で、書き味は上々です。ステンレスよりも軟質なので、当たりが柔らかく、温かさもあり、気持ち疲れにくい気もします。ただ、プラシーボ的かもしれません。

 以上、LAMY 2000 taxusLAMY 2000 blackwoodの紹介でした。木製素材は、他メーカーでもありますが、LAMY 2000 をベースにしたこちらは、持ちやすさの点で圧倒的に優れます。

 Atlasも1本所有していますが、とても書きやすいので愛用しています。


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 【油性ボールペン】

 26・LAMY scala スカラ 280【黒】
  ¥9,300 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 26・LAMY scala スカラ 280【チタン】
  ¥14,208 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2012年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 スカラは、2012年に登場した割と新しめの高級ボールペンです。ただ、おそらく、万年筆を重視した設計のシリーズです。

 表面素材の違いで、マットブラックとチタンの2種類ありますが、持ち手の部分は共通して光沢のあるステンレスですので、使い勝手は同じでしょう。

 製品登場年は、2012年です。マットブラックは、楽器を思わせるような配色で、デザイン性も高いです。実際、シカゴデザインアワードで、グッドデザイン賞を受賞しました。

 製品デザイナーは、sieger design(ジーガーデザイン)です。ドイツの大きなデザイン会社で、ミュンスターラントの古城をアトリエとしている会社です。製品のクラシックな質感を思わせます。

 本体の替芯は、この製品もLM16です。リフィルは黒・の三色で、太さは3段階から選べます。

 書き味は、素材と大きさ的に言って、やや重量感があります。滑りにくさは問題ないですが、どちらかといえば、実用性よりも、デザイン優先設計だと思います。

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 以上、スカラの紹介でした。重みを気にされない方、もしくは、オフィス(役員室)なので、ある程度「権威 性」を筆記具で表したい場合は良いかもしれません。

 デザイン面で言えば、クリップの部分の落ち着きのある一体感は、美しいと感じます。

ーーー


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 【水性ボールペン】

 27・LAMY scala スカラ L380
  ¥12,248 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 27・LAMY scala スカラ L378
  ¥17,028 Amazon.co.jp (7/11執筆時)  

 登場年:2009年
 本体替芯:LM63(水性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1種のみ

 なお、スカラについても、ローラーボール仕様があります。

 本体の替芯は、LAMY 2000のローラーボールと同じLM63です。リフィルは、黒・の三色で、太さは選択できません。

 書き味は、やはり、キャップを後ろに付けて使う構造で、重みもあるため、長時間は疲れます


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 【油性ボールペン】

 28・LAMY cp1 L253
  ¥17,400 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2012年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 cp1 プラチナコートは、1万円以下クラスで見たcp1 の高級化モデルです。

 製品登場年は、2012年です。LAMY2000などのフルモデルチェンジは、これくらいの時期に集中しています。

 製品デザイナーは、cp1 と同じで、原案はGerd A. Müller(ゲルト・アルフレッド・ミュラー)です。

 本体の替芯は、こちらも、同じく油性ボールペンの替芯であるLM16です。リフィルは黒・の三色で、太さは3段階から選べます。

 書き味は、通常のCP1に比べると、模様を兼ねて入れている、リブ模様の滑り止めが効いているため、細身のペンシル型ボールペンとしては、割と良好です。

 以上、cp1 プラチナコートの紹介でした。白色のエレガントな逸品です。ミュラーというLAMYを代表する大デザイナーの系譜を継いだ歴史を感じる製品でもあるので、気の利いたプレゼントとして良いでしょう。

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 【水性ボールペン】

 29・LAMY cp1 L353
  ¥20,700 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2009年
 本体替芯:LM63(水性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1種のみ

 なお、cp1 プラチナコートについても、ローラーボール仕様があります。

 本体の替芯は、LAMY 2000のローラーボールなどと同じLM63です。リフィルは、黒・の三色で、太さは選択できません。

 LAMYでは、細身のローラーボールは珍しいので、欲しいのですが、エレガントすぎて、Atlasには似合わなそうです。


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 【油性ボールペン】

 30・LAMY dialog ダイアログ 1
  ¥14,461 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2003年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 ダイアログ 1は、LAMY30周年を記念して作られた特別な油性ボールペンです。

 製品登場年は、2003年です。限定品として登場しましたが、いつぞやからか、量産化されていました。Atlasも所有しています。。

 製品デザイナーは、Richard Sapper(リヒャルト・ザッパー)です。

 ドイツの工業デザイナーの草分けで、製品の1つはニューヨーク近代美術館にも展示される人物です。80-90年代の古き良きIBMのThinkPadも彼が手がけました。

 本体の替芯は、こちらも油性ボールペンの替芯であるLM16です。リフィルは黒・の三色で、太さは3段階から選べます。本体に継ぎ目はなく、リフィルの入れ替えは、下部のスイッチを押して入れる仕組みです。

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 書き味は、非常に良好です。 三角形のフォルムはかなり独創的ですが、いざ使ってみると、滑らず非常に書きやすいです。鉛筆を考えても、角張った本体の方が、漢字などは書きやすいのかもしれません。

 以上、ダイアログ 1の紹介でした。リヒャルト・ザッパーによるかなり独創的なデザインです。しかし、デザインが使い勝手に影響を与えず、むしろ、それを向上させている点は、さすがの一言です。

 高価ですが「自分への特別なプレゼント」として、筆記用具好きにおすすめしたい製品です。


 201803161843.jpg

 【水性ボールペン】

 31・LAMY dialog ダイアログ 2
  ¥16,995 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2006年
 本体替芯:LM66(水性キャップレス)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1種のみ

 ダイアログ 2は、LAMY30周年を記念して始まったダイアログシリーズの「第2弾」で、こちらは水性ローラーボールです。

 製品登場年は、2006年です。ちなみに、ダイアログはver3までありますが、そちらは万年筆ですね。

 製品デザイナーは、デンマーク王立美術院の教授だったKnud Holscher(クヌート・ホルシャー)です。先ほど紹介した「ピュア」も彼のデザインでした。

 本体は、真ん中に継ぎ目がありますが、これを回すと、ペンとクリップが飛び出てくると言うギミックです。

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 太さは、キャップレス仕様の水性ローラーボール用のLM66を利用します。LAMYの水性ローラーボールはLM63の場合が多いですが、太さはそれと同じですね。

 ただ、キャップレス仕様で乾燥に強くするためか、インクの水分は若干LM66は多めという印象はあります。

 リフィルは黒・の三色で、太さは選べません。

 書き味は、良好です。ただ、本体が相当重めであり、LM66は文字がややにじみ出る性質があるため、注意も必要です。

 以上、ダイアログ 2の紹介でした。

 Atlasも所有していますが、油性ボールペンのダイアログ1に比べると、実用性よりもデザイン性を重視した設計です。ただ、興味深い製品ではあるので、どちらかといえば、実用ではなく、趣味として面白い製品を探している方にオススメです。

3・多機能ペンの比較

 最後に、複数のインクやシャープペンシル機能が含まれる「マルチペン」を紹介します。

 「ボールペン」マニアは、(筆箱に入れるべきペンの数が減るためか)「多機能ペンは邪道」と考える向きも多いです。ただ、現実的な利便性を重視すると、こういったペンも選択肢に入るでしょう。


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 【油性ボールペン+シャープペンシル】

 32・LAMY twin ツイン L656 L645 L606
  ¥3,997 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:1974年
 本体替芯:LM21(油性)/HB 0.5mm
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1つのみ

 ツインは、LAMY初期の傑作作品の1つです。先ほど細身のボールペンとして紹介したエスティーは、もともとこのシリーズから派生したものとなります。

 製品登場年は、1974年です。

 製品デザイナーは、Gerd A. Müller(ゲルト・アルフレッド・ミュラー)です。LAMY2000の設計者で、LAMYを代表する、伝説的なデザイナーですね、

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 本体の替芯は、ボールペンの部分については、小型の油性リフィルであるLM21を採用します。リフィルは黒・青・4色です。シャープペンシルは、0.5mm芯のものが対応します。

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 ボールペンの太さの選択はできません。日本の油性ボールペンよりもやや太めでしょう。

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 なお、このリフィルは、オレンジ色の極細マーカー(LM55)とタブレット用のスタイラスペン(LM70)にも換装可能です。

 また、ラミーのほうが口がやや広いのですが、日本の既製品のボールペンリフィルも(自己責任ですが)うまく合う機種があるかもしれません。

 書き味は、素材によって大きく異なりますが、やや細身である点と、フラットな形状ですが、単色の細身のボールペンよりも少し太いので、それなりに快適に筆記できます。

 以上、ツインの紹介でした。LAMY2000ほどは、デザイン的な冒険はないですが、実用性は十分です。ペンシル型ボールペンでないと違和感があるという方で、業務上、即時的なペンとペンシルの切替が必要な方には向くでしょう。

後編につづく!
書きやすさでおすすめの高級ボールペンは、結論的にこれ!

 というわけで、今回は、LAMYの高級ボールペンの紹介でした。

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  35・LAMY 2000 4色油性ボールペン L401
  ¥5,695 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 次回の後編こちら】では、多色対応マルチペンをもう数機種紹介します。その御、最後に、ここまで紹介してきた機種から、Atlasのおすすめ機種を提案してみたいと思います!

 後編は→こちら

 これで、前半最後になりましたが、この記事がお役に立ったようならば、SNSなどで話題を共有して頂けると嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 15:16 | Comment(0) | 研究上の道具(文具)

比較2018' 書きやすい!LAMYの高級ボールペン35点のおすすめと選び方(2)

前半からの続きの記事です。前半は→こちら

3・多機能ペンの比較(続き)

では、前半記事こちら】に続いて、LAMYのボールペンの紹介を続けましょう。


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 【青赤/油性ボールペン+シャープペン】

 33・LAMY tri pen トライペン L746
  ¥5,228 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 【油性BP+シャープペン+マーカ】

 33・LAMY tri pen トライペン L759
  ¥4,668 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:1994/2010年
 本体替芯:LM21/LM55/HB 0.5mm
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1つのみ

 トライペンは、先ほど紹介したツイン(ペン)の改良タイプとして登場した「3ユニット搭載」の製品です。

 製品登場年は、1994年です。

 製品デザイナーは、この場合、Gerd A. Müller(ゲルト・アルフレッド・ミュラー)の後継者となります。基本的なフォルムはツインを踏襲します。

 本体の替芯は、ボールペンの部分については、この製品も、小型の油性リフィルであるLM21を採用します。リフィルは黒・青・4色です。シャープペンシルは、0.5mm芯のものが対応します。

 なお、黒モデルは、赤・青の油性ボールペンが、シルバーは、黒の油性ボールペンとマーカー(LM55)が初期添付されますが、リフィルは互換性があります。

 書き味は、基本的にはツインペンと同じです。ただ、こちらのほうが太めですので、その部分では安定的に書けると思います。ただ、多少なりとも軽量性を重視したいならば、ツインペンでしょう。

 以上、トライペンの紹介でした。ツインとどちらを選ぶかは難しい部分です。ただ、携帯性と利便性を兼ね備えたのはこちらでしょう。


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 【油性3色ボールペン+シャープペンシル】

 34・LAMY 4 pen 4ペンL495(3+1)
 34・LAMY 4 pen 4ペンL497(3+1)
 34・LAMY accent AL アクセントAL L496KK
  ¥6,252 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2006年
 本体替芯:LM21/HB 0.7mm
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1つのみ

 4ペンは、単色ボールペンの紹介で紹介したアクセントALを、マルチペンに改良した製品です。

 製品登場年は、2006年です。アクセントALと同じで、アルミニウム素材を利用します。

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 製品デザイナーは、アクセントを設計したのと同じ、ドイツのPhönix Designです。外部デザイナーとなります。そのため、別売のラバーグリップの部分への交換は4ペンも可能です。

 本体の替芯は、他のマルチペンと同じで、小型の油性リフィルであるLM21を採用します。リフィルは黒・青・4色です。一方、シャープペンシルは、太めの0.7mm芯のものが対応しますね。

 書き味は、交換可能ながら、基本的にはラバーグリップは最も滑りにくいでしょう。また、ここまで消化してきた他色ペンに比べると、しっかりした太さがあるため、LAMY特有の安定的な書き味が期待できます。

 以上、4ペンの紹介でした。多種のペンが1本で使い回せる利便性はあります。ただ、デザイン性は、LAMYとしてはやや垢抜けない感があります。また、次に紹介するLAMY2000の4色ペンという強力なライバルもいるため、選びがたい製品ですね。


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  35・LAMY 2000 4色油性ボールペン L401
  ¥5,675 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2010年
 本体替芯:LM21(油性)/HB 0.5mm
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1つのみ

 LAMY 2000 4色油性ボールペンは、LAMY2000を4色構成にした改良型モデルです。

 製品登場年は、2010年です。デザイン自体は60年代ですが、比較的新しい登場ですね。

 製品デザイナーは、Gerd A. Müller(ゲルト・アルフレッド・ミュラー)です。外観については、初代を完全に踏襲しているので、彼の作品と言って良いでしょう。

 本体の替芯は、他のマルチペンと同じで、小型の油性リフィルであるLM21です。したがって、リフィルは黒・青・4色です。一方、シャープペンシルは、こちらについては、日本でメジャーな0.5mm芯です。

 書き味は、こちらも良好です。本体の材質は、硬質でしっかりした質感のあるマクロロン(ポリカーボネート樹脂)を採用します。ヘアライン加工を施しているので滑りにくいです。

 以上、LAMY 2000 4色油性ボールペンの紹介でした。LAMYの多機能ペンとしては最も高級ですが、高性能な4色ペンがこの価格で手に入るのは魅力です。デザイン性も機能性も、LAMY2000をベースとする裏打ちがありますし、多機能ペンを選ぶならば、こちらがおすすめです。

今回の結論!
書きやすさでおすすめの高級ボールペンは、結論的にこれ!

 というわけで、今回は、LAMYの高級ボールペンを紹介しました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。


 第1に、1万円前後の予算で、油性ボールペンをそろえる場合におすすめの構成は、

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 【油性ボールペン】

 8・LAMY 2000 L201
  ¥4,970 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:1966/2006年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

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 【水性ローラーボール】【各色】

 9・LAMY 2000 L301
  ¥6,433 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:1966/2009年
 本体替芯:LM63(水性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1種のみ

 ラミー2000の、油性ボールペン水性ローラーボールでしょう。ラミーを代表するデザイナーであるGerd A. Müller(ゲルト・アルフレッド・ミュラー)の代表作です。

 1960年代の製品とは思わせないモダンなデザインです。また、歴史の重みとデザイン性だけでなく、マクロロン(ポリカーボネート樹脂)の剛性や滑りにくさも、この製品をロングセラーにさせている要因でしょう。

 自分への、そして友人などへのプレゼント用としても、「語れる思想・哲学」がある点で、かなり向くと思います。

 なお、水性か油性かを1本選ぶとすると、油性ボールペンをおすすめします。ローラーボールの書き味も良いですが、なめらかな書き味と形状の安定性は、油性ボールペンのほうが上だと思いますので。

ーーー

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  35・LAMY 2000 4色油性ボールペン L401
  ¥5,675 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2010年
 本体替芯:LM21(油性)/HB 0.5mm
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1つのみ

 ただし、5000円前後で考えている場合は、LAMY2000の4色ペンがオススメできます。


 第2に、お子さんへのプレゼントなどに、デザイン性の良いボールペンをお探しならば、

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 【油性ボールペン】【各色】

 5・LAMY AL-star アルスター L229DP
 5・
LAMY AL-star アルスター L226
 5・
LAMY AL-star アルスター L228

  ¥2,390 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

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 【2017年限定色】

 5・LAMY AL-star アルスター L284P
  ¥2,810 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:1997年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 アルスターでしょう。定番商品として「サファリ」があります。学習用文具として開発された経歴を持つ製品ですが、プレゼントと考えると、やや外観が安っぽいです。

 その点で、サファリの改良型のアルスターは、サファリの持つ「正確な字を持つ性能」を踏襲しつつ、プレゼントに足る外観があると言えます。

 また、社会人にはややポップなデザインでしょうか。大学生ほどまでの方がカジュアルに持つのはおすすめです。毎年出る限定色を買っておくと、プレミアがつくかもしれません。


 第3に、「自分へのプレゼント」として、ラミーの高級ボールペンを1本選ぶならば、

 201803161842.jpg

 【油性ボールペン】

 30・LAMY dialog ダイアログ 1
  ¥14,461 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2003年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 Richard Sapper(リヒャルト・ザッパー)がデザインした、ダイアログ 1でしょう。ひときわ特殊といえる三角形ですが、軽量で滑らず、ボールペンのして非常に書きやすいです。

 長年愛用していますが、Atlasが最も気に入っているのがこちらです。漢字を含めて、筆記具として高い実力を期待できるでしょう。


 第4に、文具好きや、それを公言する方へのプレゼントとして最適なのは、

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 【油性ボールペン】

 14・LAMY aion アイオン L277BK OS
  ¥6,281 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2017年
 本体替芯:LM16(油性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:F・M・B

 201803161811.jpg

 【水性ローラーボール】

 15・LAMY aion アイオン L377BK OS  
  ¥7,358 Amazon.co.jp (7/11執筆時)

 登場年:2017年
 本体替芯:LM63(水性)
 替芯の色:黒・
 替芯太さ:1種のみ

 ラミーの新機種である、アイオンをオススメします。

 ラミー製品は、「プロダクトデザイナー製」「企業製」があります。このうち、面白い製品は、ほぼ「プロダクトデザイナー製」です。

 外部のデザイナーの場合も、LAMYは、自身の哲学(バウハウス)と合致する作家を選んでおり、こちらをで斬下Jasper Morrisonもその系統です。

 継ぎ目のない一体感のある設計、というはっきりとしたデザインコンセプトを出しつつ、持ち手を同心円状に研磨するサーキュラーブラッシュ加工がなされるなど使い勝手への配慮も同時にあります。

 ロングセラーになる要素は多いですが、まだあまり目立った存在ではないため、「ほぼ被らない」という点で、文具好きへのプレゼントにオススメできますね。Atlasも「衝動買い」しており、普段使い用として気に入っています。

ーーー

 というわけで、今回は、LAMYのボールペンの紹介でした。

 最後になりましたが、この記事がお役に立ったようならば、SNSなどで話題を共有して頂けると嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 15:15 | 研究上の道具(文具)

2018年05月30日

比較2018' 最新シュレッダー20機の性能とおすすめ:家庭用/業務用(小型・中型・大型):コクヨ・アイリスオーヤマ・コクヨ・Amazon・フェローズ・アコブランズ・ナカバヤシ (shredder-1)

【今回レビューする製品】2018年 シュレッダー20機種の性能とおすすめ・家庭用小型シュレッダーと業務用オフィスシュレッダー)コクヨ アイリス オーヤマ フェローズ ナカバヤシ 明光商会 CBC アコ・ブランズ・ジャパン・オーロラジャパンパーソナルシュレッダー デスクサイドシュレッダー:マイクロシュレッド・細密シュレッダー 機種の違いと人気ランキング

【比較する製品型番】PLA11H OF13 Amazon ベーシック AS1236C AS1720MQ MSQ-73CM MSQ-77MCM 46MCs 99MCs-2 AFS150C-H AFS150HC-H AS1720CM GSHM07M GSH33SM GSH31SX GSH35SX GSH130AFX GSH130AFM GSH130AFX GSH200AFM GCS300AFM-B

今回のお題
高速に裁断でき、ゴミ箱の容量も多いシュレッダーのおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2018年最新モデルのシュレッダーの比較をします。

 紹介する点数が多いので、記事は2つに分割しています。

1・業務用の中型/大型シュレッダー
2・家庭用の小型シュレッダー

 今回は、上記1番の記事です。

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 一度に10枚以上、高速で切断でき、大きめのゴミ箱も付属した、業務用中型・大型シュレッダー(shredder)を紹介します。

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 家庭用個人用として、デスク上やデスクサイドに置く小型のシュレッダーをお探しならば、別に詳しい比較記事があります。

 お手数ですが、【こちら】をお読み頂ければと思います。

ーー

 というわけで、以下では、シュレッダーを機種別に紹介した後で、最後に「Atlasのおすすめ機種」を選定していきます。

1・中・大型のシュレッダーの選び方の基本

 さて、メーカー横断的に業務用シュレッダーを比較する場合、「何を基準に比較するのか?」が重要です。

 自身の利用歴をふまえると、Atlasとしては、以下の4つの基準が重要だと考えます。

1・1度に切断できる紙の枚数
2・切断時の安全対策
3・切断幅の細密さ
4・ゴミ箱の大きさ

 今回は、こうしたポイントを重要視しながら、各機種を詳しく紹介していくつもりです。

2・業務用シュレッダーの比較

 では、具体的なシュレッダーの比較に入りましょう。

 なお、以下ではいつものように、高評価できる点については赤字で、イマイチな点については青字で書いていきます。


 

 1・アイリスオーヤマ PLA11H
  ¥17,830 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】クロスカット
【裁断サイズ】A4まで(4x34mm)
【最大投入枚数】 11枚
【連続使用時間】 10分
【裁断速度】3.5m/分
【ゴミ箱容量】23リットル
【サイズ】幅36.5x高さ56.5x奥行26.0cm
【切断種類】CD/DVD/クレジットカード
【安全性能】オートリバース機能
【静音性】

 PLA11Hは、アイリスオーヤマの販売しているシュレッダーです。

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 本体サイズは、幅36.5x高さ56.5x奥行26.0cmです。業務用として横幅と高さはそれなりにある製品です。しかし、キャスター付で、動かしやすい製品ですね。

 裁断サイズは、A4までです。折りたたまずにA4用紙が挿入できるため、事務仕事全般に使えるでしょう。

 ゴミ箱のサイズは、23リットルで、業務用としてはやや「小ぶり」です。A4用紙230枚程度ほどの裁断だけで満杯です。

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 切断方法は、機密書類などに対応できるクロスカットです。ただ、裁断幅は、4x34mm「まずまず」というレベルです。機密書類の処分基準となる、「セキュリティレベル3」はクリアしています。

 ホチキス針は、この機種は、10号のホチキス針まで同時裁断対応しますので、10ページ程度までの綴じた書類をそのまま裁断できます。

 同時切断枚数は、A4までの書類を1度に11枚まで同時に処理できます。細断速度は3.5m/分とかなり速いので、処理速度の点で不満に感じることはまずないでしょう。

 使用時の安全対策は、ダストボックスの開閉を感知するダストボックススイッチのほか、紙詰まりによる事故を防ぐ、オートリバース機能が付属します。安全性は高いと言える機種です。

 静音性は、しかしながら、言及がありません

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 カード・メディア切断については、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応します。

 以上、アイリスオーヤマのPLA11Hの紹介でした。大容量のゴミ箱が搭載され、オフィスの個人用として便利に使えそうな機種です。とくに、ホチキス針ごと裁断できるパワーは(分別の点はさておき)、便利です。


 

 2・アイリスオーヤマ OF13
  ¥14,000 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】クロスカット
【裁断サイズ】A4まで(4x34mm)
【最大投入枚数】 13枚
【連続使用時間】 10分
【裁断速度】3.0m/分
【ゴミ箱容量】23リットル
【サイズ】幅365x高さ565x奥行260mm
【切断種類】CD/DVD/クレジットカード
【安全性能】オートリバース機能
【静音性】

 OF13アイリスオーヤマの機種です。

 上で紹介したPLA11Hと同じく23リットルのモデルで、本体の大きさは同じです。

 ただし、こちらの方が上位機種であり、最大投入枚数が13枚と僅かに多くなっています。それ以外の点は変わらないと言える上位機ですが、発売がこちらの方が6ヶ月早かったので、価格は差が無くお買得です。


  

 3・オーロラジャパン 業務用 AS1236C
   ¥15,354 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 3・Amazonベーシック 業務用 AS1236C
   ¥12,996 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】マイクロシュレッド
【裁断サイズ】A4まで(2x14mm
【最大投入枚数】 12枚
【連続使用時間】 8
【裁断速度】1.8m/分
【ゴミ箱容量】25.4リットル
【サイズ】幅29.2x 高さ55.0 x 奥行35.5cm
【切断種類】ホッチキス/CD/クレジット
【安全性能】オートリバース機能
【静音性】65db

 こちらは、オーロラジャパンが販売しているシュレッダーです。同じ型番・製品をAmazonベーシックでも売っていますが、価格的にかなりお買得です。

 本体サイズは、幅29.2x 高さ55.0 x 奥行35.5cm です。アイリスオーヤマとほぼ同様のサイズです。やはりキャスター付で、動かしやすい製品ですね。

 裁断サイズは、こちらもA4までです。

 ゴミ箱のサイズは、25.4リットルで、こちらも業務用としてはやや「小ぶり」です。A4用紙500枚弱まで、ゴミを捨てずに処理できます。マイクロシュレッドの場合、クロスカットよりもゴミの堆積を減らせるため、ゴミ箱サイズの割に、ゴミの収納量は多いです。

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 切断方法は、優秀です。4×12mmマイクロシュレッド(ミニクロスカット)に対応するからです。

 アイリスオーヤマで採用していた「クロスカット」も細断の細さでは「セキュリティレベル3」をクリアしていて優秀です。しかし、こちらは機密書類の再現性がより難しい「セキュリティレベル4」に対応ということになります。これ以上を望む場合は、溶解処理しかない、というレベルですね。

 ホチキス針は、こちらも対応で、小さなクリップの裁断も対応します。実際使わない場合も、「間違えて入れてしまったとき、刃が痛みにくい」という点で、安心感があります。

 同時切断枚数は、12枚となります。ただし、細断速度は1.8m/分と高速とは言えないので、大量の書類を同時に処理する用途ではアイリスオーヤマに負けます。

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 使用時の安全対策も、万全です。オートリバース機能・過熱警告・半ドア警告など、このクラスの製品としては充実した仕様です。

 カード・メディア切断は、クレジットカード/CD/DVDに対応です。家庭用としても便利に使えそうです。

 静音性も、重視しない機種では作動音が70デシベルを超える場合も珍しくないのですが、こちらは65デシベルと大型機としては優秀です。

 以上、Amazonのシュレッダーの紹介でした。1.5万円程度で買える、大きめのダストボックスを備えたシュレッダーとしては、唯一機密レベル4のマイクロシュレッドに対応する点が魅力です。まホッチキスなどに対応する強度を持つ点も、この機種の魅力と言えます。


  

 【2017】

 4・アコ・ブランズ・ジャパンGSHM07M
  ¥20,399 Amazon.co.jp  (5/30執筆時)

【切断方法】マイクロシュレッド
【裁断サイズ】A4まで(2x12mm
【最大投入枚数】 9枚
【連続使用時間】 10分
【裁断速度】2.0m/分
【ゴミ箱容量】20リットル
【サイズ】幅35.0x 高さ54.0 x 奥行25.6cm
【切断種類】ホッチキス/CD/クレジット
【安全性能】リバース機能など
【静音性】65db

 こちらは、GBCブランドで有名な、アメリカの世界的なシュレッダーメーカー、アコブランズのシュレッダーです。

 本体サイズは、幅35.0x 高さ54.0 x 奥行25.6cmです。他社に比べると横長で奥行きがスマートな機種です。やはりキャスター付で、動かしやすい製品ですね。

 裁断サイズは、こちらもA4までです。

 ゴミ箱のサイズは、20リットルで、こちらも業務用と「小ぶり」です。ただし、マイクロシュレッドタイプですので、A4用紙400枚弱まで、ゴミを捨てずに処理できます。

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 切断方法は、かなり優秀です。2×12mmマイクロシュレッド(ミニクロスカット)に対応です。ここまで見た中で最も細かい水準で、再現不可能性は一掃高いでしょう。10pt程度の文字なら、文字ごと細断されます。ちなみに、細かく裁断できるほど、ゴミの容積も圧縮できます。

 ホチキス針は、この機種も対応です。10号だけでなく、11号針にも対応です。

 同時切断枚数は、ただし、9枚となります。他社より少なめです。速度も2m/分と高速とは言えないので、この部分は「弱い」と言えます。

 使用時の安全対策は、リバース機能のほか、過熱警告・半ドア警告などを一通り装備します。

 カード・メディア切断は、クレジットカード/CD/DVDに対応です。22mmのストレート切断となります。もちろんゴミは区分けして保存されます。

 静音性も、こちらは、数値の公表はないですが静音仕様です。

 以上、GSHM07Mの紹介でした。

 過度に大きくないシュレッダーでは、裁断の細かさの点で最も機密書類に適した仕様です。切断枚数は9枚までとなりますが、大量処理ではなく、日常的に少しずつ使うような用途ならば、こちらがおすすめです。


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 5・アコ・ブランズ・ジャパン GSH33SM
  ¥22,334 Amazon.co.jp  (5/30執筆時)

【切断方法】マイクロシュレッド
【裁断サイズ】A4まで(2x10mm
【最大投入枚数】 10枚
【連続使用時間】 10分
【裁断速度】2.5m/分
【ゴミ箱容量】30リットル
【サイズ】幅37.2x 高さ60.0 x 奥行32.2cm
【切断種類】ホッチキス/CD/クレジット
【安全性能】オートリバース
【静音性】65db

 33SMは、アメリカのアコブランズのシュレッダーの上位機です。

 本体サイズは、幅37.2x 高さ60.0 x 奥行32.2cmです。先ほどよりも多少大きいですが、オフィス用としては普通サイズです。もちろん、キャスター付です。

 裁断サイズは、こちらもA4までです。

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 ゴミ箱のサイズは、30リットルと大幅に増量しています。A4用紙約550枚まで、ゴミを捨てずに処理できます。

 切断方法は、こちらは、かなり優秀です。2×10mmマイクロシュレッドに対応です。さきほどより、さらに細かい水準であり、機密書類の裁断に適しています。

 ホチキス針は、同じく10号・11号にも対応です。

 同時切断枚数は、やはり10枚となります。細かく切る場合はこの点はやはり仕方ないです。一方、速度は、60Hz下で、2.5m/分と大幅な改善が見られます。

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 使用時の安全対策は、この機種からリバース機能がオートリバースになるほか、過熱警告・半ドア警告などを一通り装備します。

 カード・メディア切断は、クレジットカード/CD/DVDに対応です。28mmのストレート切断となります。

 静音性も、こちらは、数値の公表はないですが、静音仕様です。

 以上、GSH33SMの紹介でした。大手製のシュレッダーとしては、格安ですが、2×10mmマイクロシュレッドに対応です。価格も値頃感があるので、設置スペースのあるオフィスではこれは良い選択肢です。

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 【30リットルサイズ】

 6・アコ・ブランズ・ジャパン GSH31SX
  ¥21,999 Amazon.co.jp  (5/30執筆時)

 【36リットルサイズ】

 7・アコ・ブランズ・ジャパン GSH35SX
  ¥26,692 Amazon.co.jp  (5/30執筆時)

 なお、同サイズの30Lのダストボックスを採用するGSH31SXという製品があります。また、ダストボックスを増量した GSH35SXもあります。

 しかし、これらは、4×25mmのクロスカットまでの対応です。その代わり、1度に17枚まで切断できますが、切断スピードは、先ほどの製品と同じです。

 クロスカットならば、もうすこし安い製品もありますし、選択肢としなくても良さそうです。


 

 8・明光商会 MSQ-73CM
  ¥37,290 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】クロスカット
【裁断サイズ】A4まで(4x40mm)
【最大投入枚数】 20枚
【連続使用時間】 30分
【裁断速度】3.8m/分
【ゴミ箱容量】34.1リットル
【サイズ】幅43.0 ×高さ64.0 × 奥行30.2cm
【切断種類】CD/DVD/クレジットカード
【安全性能】オートリバース機能
【静音性】

 MSQ-73CMは、明光商会のシュレッダー MSQ-73CMです。業務用としてオフィスでたまに見かけるタイプです。

 本体サイズは、幅43.0 ×高さ64.0 × 奥行30.2cm です。アマゾンの製品と比べても大きめです。こちらもキャスター付きで、どちらかと言えば、オフィスで「みんなで使う」機種です。

 裁断サイズは、こちらもA4までです。

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 ゴミ箱のサイズは、34.1リットルで、業務用としても「ビッグサイズ」です。A4用紙650枚程度まで裁断できることになります。

 切断方法は、しかしながら、「機密レベル3」のクロスカットです。また、裁断幅も4x40mmと同じ方式のアイリスオーヤマ製品に比べて、こちらの方が粗いです。情報保護の観点からは、最低源のレベルです。

 ホチキス針は、ただ、刃は強力なので、10号のホチキス針以外に、28mm以下ならクリップも裁断できます。

 同時切断枚数は、20枚/分と相当高機能な上、裁断速度も3.8m/分と早いです。本体サイズは大きいですが、1万円台の製品に比べると、大量処理に強い機種と言えます。なお、裁断機は、連続稼働時間が決まっており、使いすぎるとサーモスタットが働き、一定時間利用できなくなります。その点、この機種は30分まで稼働が保証され優秀ですね。

 使用時の安全対策は、ダストボックススイッチ(扉スイッチ)・オートリバース機能・オートストップ機能と、シュレッダーの安全対策としては、最高レベルのものが付属します。

 静音性は、しかしながら、言及がありません。一般的に、業務用の機種はさほど静かではないので、開示しないのでしょう。

 カード・メディア切断については、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応します。

 以上、明光商会のシュレッダー MSQ-73CMの紹介でした。価格は高いですが、オフィス用として、質実剛健な作りで、安心感があります。30分の連続使用も可能なので、小規模オフィスに「頑丈なのを1台」と考える場合は、おすすめです。 


   

 9・明光商会 MSQ-77MCM
  ¥40,800 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】マイクロシュレッド
【裁断サイズ】A4まで(2x10mm)
【最大投入枚数】 15枚
【連続使用時間】 30分
【裁断速度】3.8m/分
【ゴミ箱容量】34.1リットル
【サイズ】幅43.0 ×高さ64.0 × 奥行30.2cm
【切断種類】CD/DVD/クレジットカード
【安全性能】オートリバース機能
【静音性】

 MSQ-77MCM は、明光商会のシュレッダーの上位機です。大きさや本体は下位機種と同じです。

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 相違点は、切断方法で、こちらは、業界最高クラスの2x10mmのマイクロシュレッドに対応します。会社などで情報保護を最大限重視したい場合は、クロスカットよりもより優れますので、こちらの上位機種が良いでしょう。

 マイクロシュレッドを採用する関係で裁断枚数は15枚と多少落ちていますが、3.9m/ 分という裁断速度はキープされており、実用的には差は無いと思います。

 その他の点は、下位機種と性能が変わりませんので、詳しくは一つ上の記事をご覧ください。


  

 10・フェローズ マイクロカット 46MCs
  ¥38,498 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】マイクロシュレッド
【裁断サイズ】A4まで(2x14mm
【最大投入枚数】 12枚
【連続使用時間】 15分
【裁断速度】1.8m/分
【ゴミ箱容量】30リットル
【サイズ】幅37.5×高さ65.0×奥行29.0cm
【切断種類】CD/クレジットカード/ホッチキス
【安全性能】オートリバース機能
【静音性】55db

 こちらは、アメリカのメーカーであるフェローズ社のシュレッダーです。明光商会のシュレッダーと同じく、大きなサイズのシュレッダーで、業務用です。

 本体サイズは、幅37.5×高さ65.0×奥行29.0cmです。明光商会の製品とだいたい同じサイズです。業界規格があるわけではないですが、買換ニーズに適応するために、大きさは似通っているのでしょう。こちらもキャスター付きで、どちらかと言えば、オフィスで「みんなで使う」機種です。

 裁断サイズは、こちらもA4までです。

 ゴミ箱のサイズは、30リットルで、業務用としては標準的な量です。A4用紙で600枚弱まで裁断できるスペックです。

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 切断方法は、マイクロシュレッドに対応します。ただ、2×14mmと、明光商会に及ばないレベルですが、十分細密でしょう。

 ホチキス針は、10号のホチキス針は対応しますが、クリップの裁断はできないようです。

 同時切断枚数は、12枚/分で、細断速度は1.8m/分です。本体価格が高額な製品としては、このあたりは明らかに弱い機種です。

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 使用時の安全対策は、オートリバース機能・オートストップ機能など一通り完備します。

 シュレッダーの安全対策としては、最高レベルのものが付属します。特に注目するべきはセーフセンス機能であり、手が縁のクロムメッキにかかり、刃に触れそうになった状態になると、機械が自動的にストップする機能があります。

 静音性も、この機種の強調できる点です。数値を公開している大型シュレッダーとしては、最高レベルで、55デシベルです。この点を気にする方にはおすすめできます

 カード・メディア切断については、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応します。ただし4分割です。

 以上、フェローズ社のシュレッダーの紹介でした。明光商会と比較した場合、裁断に関わる性能や速度面で一歩及ばない状況です。ただ、安全性を高める、セーフセンス機能は、労災を防ぐ意味では価値のある機能と言えます。静音性も評価できます。


 

 11・フェローズ マイクロカット 99MCs-2
  ¥43,980 Amazon.co.jp (5/30執筆時) 

【切断方法】マイクロシュレッド
【裁断サイズ】A4まで(2x14mm
【最大投入枚数】 12枚
【連続使用時間】 15分
【裁断速度】1.8m/分
【ゴミ箱容量】30リットル
【サイズ】幅29.0 x 高さ64.0×奥行44.0 cm
【切断種類】ホッチキス/クレジットカード
【安全性能】オートリバース機能
【静音性】

 こちらは、フェローズ社シュレッダーの別バージョンです。機能面で結構な違いのある機種です。

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 本体サイズは、幅29.0 x 高さ64.0×奥行44.0 cmです。先ほどの機種と比べると、幅か狭く、奥行が深いタイプです。珍しい形ですが、前面からゴミが取り出せるので隙間に置けるという点では、ニーズがありそうです。

 裁断サイズは、こちらもA4までです。

 ゴミ箱のサイズは、30リットルで、A4用紙600枚前後まで裁断できるでしょう。

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 切断方法は、マイクロシュレッドに対応します。2×14mmのサイズの切断で、この点では、下位機種と同じです。

 ホチキス針は、10号のホチキス針は対応しますが、こちらもクリップの裁断はできないようです。

 同時切断枚数は、15枚/分で、細断速度は1.8m/分です。先ほどの機種より裁断枚数は多いですが、速度面では他社モデルに比べると不利です。

 使用時の安全対策も、同等で、オートリバース機能・オートストップ機能セーフセンス機能が網羅されます。。

 カード・メディア切断については、しかしながら、この機種は、専用口がないため、CD/DVDに未対応です。この点が、先ほどの機種との相違点です。クレジットカードの裁断には対応します。

 以上、フェローズ社のシュレッダーの紹介でした。、CD/DVDに未対応な機種ですが、その分、横にスリムで、設置性が良い機種です。マイクロシュレッド対応機で、省スペースなものを探している方にはおすすめできます。


 

 12・オーロラジャパン AS1720CM
   ¥33,888 Amazon.co.jp (5/30執筆時) 

 13・Amazonベーシック AS1720MQ
   ¥---------- Amazon.co.jp (5/30執筆時) 

【切断方法】マイクロシュレッド
【裁断サイズ】A4まで(4x12mm
【最大投入枚数】 17枚
【連続使用時間】 20
【裁断速度】1.8m/分
【ゴミ箱容量】26.5リットル
【サイズ】幅30.2 x 高さ65.0x 奥行41.4cm
【切断種類】ホッチキス/CD/クレジット
【安全性能】オートリバース機能
【静音性】65db

 こちらは、オーロラジャパンの直販シュレッダーです。先ほど見たモデルの上位機ですね。Amazonベーシックでも以前同じものが売られていましたが、こちらは在庫切れで「終売」の可能性が高いです。

 本体サイズは、幅30.2 x 高さ65.0x 奥行41.4cm です。体積的には多機種とそう変わらないですね。こちらもキャスター付きです。

 裁断サイズは、こちらもA4までです。

 ゴミ箱のサイズは、26.5リットルで、業務用としてはやや「小ぶり」です。ただ、それでもA4用紙換算で500枚程度まで裁断できるので、利用時の利便性は高いです。

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 切断方法は、こちらも、マイクロシュレッド(ミニクロスカット)に対応します。4×12mmのサイズの切断なので、十分な細かさです。

 ホチキス針は、フェローズの機種と較べると、ホッチキスのほか、小さなクリップの裁断も公式対応します。もちろん、完全な「分別収集」を考えると、ホチキスの裁断は必須ではないと思います。ただ、気付かずにホチキスをしたまま入れた場合傷みにくいというメリットはありそうです。

 同時切断枚数は、17枚/分と多いです。一方、細断速度は1.8m/分とフェローズ並みですね。ただ、本体価格が「割安」水準なので、一概に優劣は付けられません。

 使用時の安全対策も、万全です。オートリバース機能・オートストップ機能・過熱警告・半ドア警告など、専業メーカーに比する充実度です。

 静音性も、こちらは65デシベルと大型機としてはそれなりに優秀です。

 カード・メディア切断については、、クレジットカード/CD/DVDに対応です。利便性に抜かりはありませんね。

 以上、オーロラジャパンのシュレッダーの紹介でした。高速に裁断でき、ゴミ箱の容量も多い機種で、3万円を切るのは優秀だと思います。ホチキスの裁断などにも対応した剛性があり、業務用として十分力を発揮してくれるでしょう。Amazonカラーの「黒」も、シュレッダーには向いた色目です。

3・オートフィード式シュレッダーの比較

 つづいて、原稿台が付いた大型タイプのシュレッダーを紹介します。


 【ゴミ箱中型】

 14・ アイリスオーヤマ AFS150C-H
  ¥29,400 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 【ゴミ箱大型】

 15・ アイリスオーヤマ AFS150HC-H
  ¥43,493 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】クロスカット
【裁断サイズ】A4まで(4x10mm)
【最大投入枚数】 150枚
【連続使用時間】 15分
【裁断速度】1,6m/分
【ゴミ箱容量】23,5リットル/39リットル
【サイズ】幅435x奥行355x高さ520/ 710mm
【切断種類】CD/クレカ/ホッチキス(10号針)
【安全性能】オートリバース機能
【静音性】65db

 こちらは、アイリスオーヤマシュレッダーです。ゴミ箱のサイズの違いで、2モデルあります。

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 本体サイズは、「中型」は、幅435x奥行355x高さ520mm大型」は、 幅43.5×奥行35.5×高さ71cmです。オートフィーダーがある分、背丈は高いですが、それ以外は普通のシュレッダーと同じです。キャスターも付きます。

 裁断サイズは、こちらもA4までです。

 ゴミ箱のサイズは、「中型23.5リットルA4用紙約300枚ほど、「大型」は、39リットルで、A4用紙で560枚ほどで満タンです。

 切断方法は、AFS150HC-Hについては、マイクロシュレッドに近い水準で切断幅は4x10mmと優秀です。

 ホチキス針は、10号針まで対応しますが、25枚以上の厚綴じをしてあるような場合は、無理なようです。

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 同時切断枚数は、用紙を載せる台がつくため150枚まで同時に処理ができます。裁断するまでの労力が節約できる点がこのタイプのメリットです。

 使用時の安全対策は、オートリバース機能を搭載しており、紙詰まりによる危険なメンテが防止できます。

 カード・メディア切断は、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応します。

 静音性も、こちらは65デシベルと大型機としてはそれなりに優秀です。

 以上、アイリスオーヤマオートフィードシュレッダーの紹介でした。

 150枚投入可能であること、ホッチキスを付けっぱなしで処理できるなどメリット性が高いです。ただ、値段が高く、サイズが大きいため、家庭に置くのは(おそらく)無理でしょう。やはり完全なオフィス向けの機種と言えます。


  

 【2017】

 16・アコ・ブランズ・ジャパン GSH130AFX
  ¥24,000 Amazon.co.jp  (5/30執筆時)

【切断方法】クロスカット
【裁断サイズ】A4まで(4x50mm
【最大投入枚数】 130枚
【連続使用時間】 10分
【裁断速度】1,5m/分
【ゴミ箱容量】26リットル
【サイズ】幅310x奥行435x高さ445mm
【切断種類】CD/クレカ/ホッチキス(10号針)
【安全性能】ビンフルストップ 
【静音性】??

 こちらは、アメリカアコブランズ社のシュレッダーです。

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 本体サイズは、幅310x奥行435x高さ445mmです。 こちらのオートフィードタイプの原稿台がついたタイプですが、意外と省スペース設計で、背が低いので、家庭でも使えそうです。

 裁断サイズは、こちらもA4までです。

 ゴミ箱のサイズは、26リットルです。この機種も、ゴミ箱には500枚ほど入るサイズです。

 同時切断枚数は、用紙を載せる台がつくため130枚まで同時に処理ができます。アイリスオーヤマより少量ですが、小型機種なので仕方ないでしょう。

 切断方法は、マイクロシュレッド非対応で、一般的なクロスカットです。切断幅は4x50mmと「セキュリティレベル3」には合致します。ホッチキスは10号針まで対応します。

 使用時の安全対策は、こちらもオートリバース機能を搭載しており、紙詰まりによる危険なメンテが防止できます。

 カード・メディア切断は、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応します。

 以上、アコブランズ社のシュレッダーの紹介でした。売れている機種ですが、サイズ的に小型な所を見ると、個人用でオフィスで使う用途が多いのかなと思います。大量処理タイプでできるだけ、省スペースなものを探しているならば、この機種はおすすめです。


  

 【2016】

 17・アコ・ブランズ・ジャパン GSH130AFM
  ¥24,000 Amazon.co.jp  (5/30執筆時)

【切断方法】マイクロシュレッド
【裁断サイズ】A4まで(2x15mm
【最大投入枚数】 130枚
【連続使用時間】 10分
【裁断速度】1,5m/分
【ゴミ箱容量】26リットル
【サイズ】幅310x奥行435x高さ445mm
【切断種類】CD/クレカ/ホッチキス(10号針)
【安全性能】ビンフルストップ
【静音性】??

 GSH130AFMは、アメリカアコブランズ社のシュレッダーです。

 201603181254.jpg

 本体サイズは、幅310x奥行435x高さ445mmです。オートフィードタイプの原稿台がついたタイプですが、意外と省スペース設計で、背が低いので、家庭でも使えそうです。

 裁断サイズは、こちらもA4までです。

 ゴミ箱のサイズは、26リットルです。この機種も、ゴミ箱には500枚ほど入るサイズです。

 同時切断枚数は、用紙を載せる台がつくため130枚まで同時に処理ができます。アイリスオーヤマより少量ですが、小型機種なので仕方ないでしょう。

 切断方法は、こちらは、マイクロシュレッドに対応します。2×15mmのサイズの切断なので、手動機と比べても十分な細かさです

 使用時の安全対策は、こちらも、オートリバース機能を搭載します。

 カード・メディア切断は、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応します。CDは3カットとなります。

 以上、アコブランズ社GSH130AFMの紹介でした。売れている機種ですが、サイズ的に小型な所を見ると、個人用でオフィスで使う用途が多いのかなと思います。大量処理タイプでできるだけ、省スペースなものを探しているならば、この機種はおすすめです。

ーーー


 【2017】

 18・アコ・ブランズ・ジャパン GSH130AFX
  ¥24,000 Amazon.co.jp  (5/30執筆時)

 なお、こちらは同型の下位機種があります。ただし、切断幅は4x50mmのクロスカットと「セキュリティレベル3」のレベルです。

 とはいえ、さほどの精密さが不要ならば、その他の面で変わらないこちらは、価格面ではお買得です。



 【2016】

 19・アコ・ブランズ・ジャパン GSH200AFM
  ¥48,673 Amazon.co.jp  (5/30執筆時)

【切断方法】マイクロシュレッド
【裁断サイズ】A4まで(2x15mm
【最大投入枚数】 130枚
【連続使用時間】 10分
【裁断速度】1,5m/分
【ゴミ箱容量】32リットル
【サイズ】幅360x奥行490x高さ560mm
【切断種類】CD/クレカ/ホッチキス(10号針)
【安全性能】ビンフルストップ
【静音性】??

 GSH200AFM も、アメリカアコブランズ社のシュレッダーです。

 基本的には、

 本体サイズは、先ほど見たGSH130AFMを大型化した製品です。サイズは、幅360x奥行490x高さ560mmですので、多少存在感があります。

 裁断サイズは、こちらもA4までです。

 ゴミ箱のサイズは、32Lでよりおおきいです。、600枚以上入るサイズです。

 同時切断枚数は、200枚まで同時にセットできるため、アイリスオーヤマの製品に次いで、大量処理には向くでしょう。

 切断方法は、一方、この機種もマイクロシュレッドに対応します。2×15mmのサイズの切断です。

 使用時の安全対策は、こちらも、オートリバース機能を搭載します。

 カード・メディア切断も、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応します。CDは3カットとなります。

 以上、アコブランズ社GSH200AFM の紹介でした。価格は下位機種とさほど変わらないので、お買得のように思えます。ただ、本体サイズの大きさを考えると、オフィスでも基本的には下位機種で良い気もします。

ーーー


 【2016】

 20・アコ・ブランズ・ジャパン GCS300AFM-B
  ¥72,800 Amazon.co.jp  (5/30執筆時)

 なお、さらに大きなGCS300AFM-Bは、同じくマイクロカット対応ながら、300枚セットできるタイプです。さいずは、幅360x奥行490x高さ635mmですので、上方向にかなり大きいです。

 大容量のゴミ箱を搭載した機種をお探しの方は、通常の流通ルートにのらない法人向け製品以外はこれが最大でしょう。

今回の結論
業務用としておすすめできるシュレッダーはこの機種!

 というわけで、今回の前編記事では、現在最新機種のシュレッダーを紹介しました。 

 最後に、いつものように、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種をあげておきたいと思います。


 第1に、業務用シュレッダーとして、性能とコスパが両立した機種としておすすめできるのは、

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 5・アコ・ブランズ・ジャパン GSH33SM
  ¥22,334 Amazon.co.jp  (5/30執筆時)

【切断方法】マイクロシュレッド
【裁断サイズ】A4まで(2x10mm
【最大投入枚数】 10枚
【連続使用時間】 10分
【裁断速度】2.5m/分
【ゴミ箱容量】30リットル
【サイズ】幅37.2x 高さ60.0 x 奥行32.2cm
【切断種類】ホッチキス/CD/クレジット
【安全性能】オートリバース
【静音性】65db

 アメリカのアコブランズのCGCブランドGSH33SMでしょう。

 2万円前後で購入できるモデルとしては、業界最高水準の2×10mmのマイクロシュレッドに対応し、「セキュリティレベル4」に合致する機種である点を評価しました。、これ以上は、溶解処理しかないという点で、「最上位」です。

 ゴミ箱のサイズも、500枚以上の書類の切断に耐えるサイズですし、同時切断枚数も、10枚/分と、利便性を削がないレベルをキープします。

 耐久性の面でも、ホチキスやクリップの裁断に対応する点から高いと言えますし、安全性への配慮も問題ありません。

 カード・メディア切断についても対応しますので、業務用としてだけでなく、「大きめの家庭用」と考えても利便性は高そうです。


 第2に、業務用として処理速度の速いシュレッダーを探している方は、

   

 9・明光商会 MSQ-77MCM
  ¥40,800 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】マイクロシュレッド
【裁断サイズ】A4まで(2x10mm)
【最大投入枚数】 15枚
【連続使用時間】 30分
【裁断速度】3.8m/分
【ゴミ箱容量】34.1リットル
【サイズ】幅43.0 ×高さ64.0 × 奥行30.2cm
【切断種類】CD/DVD/クレジットカード
【安全性能】オートリバース機能

【静音性】

 会社などの備品として耐久度の高い製品を揃えるならば、明光商会のMSQ-77MCMでしょう。

 業界最高クラスの2x10mmのマイクロシュレッドに対応するのは当然として、裁断枚数が15枚、速度は3.8m/分とスピードが相当高まっています。さらに、クリップの裁断にも公式対応する頑丈さは、国内メーカーならではでしょう。

 シュレッダーの耐用年数は5年なので、法人の場合、この機種ほど堅牢なものを揃えても良いと思います。 

ーーー

 

 12・オーロラジャパン AS1720CM
   ¥33,888 Amazon.co.jp (5/30執筆時) 

 13・Amazonベーシック AS1720MQ
   ¥---------- Amazon.co.jp (5/30執筆時) 

【切断方法】マイクロシュレッド
【裁断サイズ】A4まで(4x12mm
【最大投入枚数】 17枚
【連続使用時間】 20
【裁断速度】1.8m/分
【ゴミ箱容量】26.5リットル
【サイズ】幅30.2 x 高さ65.0x 奥行41.4cm
【切断種類】ホッチキス/CD/クレジット
【安全性能】オートリバース機能
【静音性】65db

 次点は、オーロラジャパンの製品です。

 ただ、Amazonベーシックがある時代は3万円を切っていたのですが、現在は、価格面では優位性が低まっています。低価格で販売が再開されない場合は、明光商会のモデルを推します。


第3に、主に業務用で、大量に書類をシュレッダーに掛けることが予想される方ですが、

  

 【2016】

 17・アコ・ブランズ・ジャパン GSH130AFM
  ¥24,000 Amazon.co.jp  (5/30執筆時)

【切断方法】マイクロシュレッド
【裁断サイズ】A4まで(2x15mm
【最大投入枚数】 130枚
【連続使用時間】 10分
【裁断速度】1,5m/分
【ゴミ箱容量】26リットル
【サイズ】幅310x奥行435x高さ445mm
【切断種類】CD/クレカ/ホッチキス(10号針)
【安全性能】ビンフルストップ/インターロック 
【静音性】??

 オートフィード型アコブランズ社のこちらのシュレッダーが良いでしょう。マイクロシュレッドタイプで、機密書類の裁断も安心です。

 また、こちらの機種の場合は、CD/DVD/クレジットカードが切断できるだけではなく、ホッチキスの針も対応する点も便利です。サイズ的にも、家庭や、オフィスの個人用としても使えるほどで、利便性も高いでしょう。


 最後に「おまけ」で、メンテナンスの話です。

   

 GBC シュレッダメンテナンスシート OP12S
  ¥752 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 シュレッダーは、いわば「刃物」なので、メンテをしないと切れ味が鈍ります。

 細断精度にも影響を与えるため、メンテナンスシートを定期的に使うことをおすすめします。使い方は単純で、このシートをシュレッダーにかけるだけです。

 こちらは、アコ・ブランズ・ジャパンの純正品ですが、仕組み上、どれを使っても変わらないでしょう。

   

 シュレッダー用 ゴミ袋 S 静電気抑制(100枚)
  ¥1,473 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 また、シュレッダーにゴミ袋を利用する場合、静電気が帯電しないものを選ぶ方が良いです。

 100枚入りの製品が発売されています。今回紹介したシュレッダーの場合(業務用でも小さめなので)Sサイズが適合します。 

ーーー

というわけで、今回は家庭用のシュレッダーを紹介しました。

1・業務用の中型/大型シュレッダー
2・家庭用の小型シュレッダー

 なお、このブログには、もう少し小さめのシュレッダーを紹介した記事も別にあります。上記2番の記事になりますが、家庭用として、いくぶん小さなモデルも合わせて比較したい場合は、ご覧ください。

ーー

 また、最後になりましたが、もし今回の記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどから話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 17:09 | 研究上の道具(文具)

比較2018' 最新シュレッダー20機の性能とおすすめ:家庭用/業務用(小型・中型・大型):コクヨ・アイリスオーヤマ・コクヨ・Amazon・明光商会・フェローズ・アコブランズ・ナカバヤシ(shredder-2)

【今回レビューする製品】2018年 シュレッダー20機の性能とおすすめ・選び方(小型シュレッダーとオフィスシュレッダー) コクヨ・アイリスオーヤマ・コクヨ・Amazonベーシック・明光商会・フェローズ・アコブランズ・ナカバヤ 機種の違いと人気ランキング

【紹介する製品型番】 JB-11CDM Amazonベーシック AS810SD AS662Cアイリスオーヤマ 細密シュレッダーP3GM PS5HMSD P6HMCS PS8HMI P5GCX P5GC P2HT P5HCS コクヨ Silent-Duo KPS-MX100W AMKPS-MX100W RELISH KPS-X80W X80D X80S AMKPS-X80W S-tray KPS-X120W KPS-X151W ナカバヤシ NSE-T06W CBCGSHA19M

今回のお題
家庭用/業務用として性能の良いシュレッダーはどの機種だろうか?

 どもAtlasです。

 今日は、2018年最新モデルのシュレッダーの比較をします。

 家庭や小規模なオフィスで使うような小型〜大型の高性能のシュレッダーを、メーカー別・機種別に比較してみたいと思います。

ーーー

 なお、シュレッダーには種類が多いので、今回は以下の2つに記事を分けています。

1・業務用の中型・大型シュレッダー
2・家庭用の小型シュレッダー

 今回は2番の記事で、A4対応で、デスクサイドにおける家庭用/個人用の小型機種を特集します。


 オフィスに置く業務用をお探しの方、また、家庭用でも高速でダストボックスが大きい機種をお探しの方は、お手数ですが、1番のリンク記事【こちら】をご覧ください。

 一方、比較して考えたい方は、はじめにこの記事からご覧になると良いかと思います。

1・小型シュレッダーの選び方の基本

 今回は、比較にあたって、以下の5つの評価基準を設定し、該当する機種を高く評価していくことにします。

1・作業効率の高さ
 =同時に切断可能な枚数
2・静音性の高さ
 動作音の静かさ
3・省スペース設計
 =デスク脇に置ける小型サイズ
4・使用時の安全性
 =多重の安全対策の有無
5・切断幅の細かさ
 =再現不可能性のレベル

 このような基準に基づきながら、各メーカーのシュレッダーを比較します。

 その上で、記事の最後では、予算別・目的別に「Atlasのおすすめ機種」を提案していきます。

2・個人用の小型シュレッダーの比較

 最初に、卓上における家庭用の「超小型シュレッダー」を紹介します。

 小型ですが、10リットル以上のタンク容量があるモデル(A4/100枚以上のゴミ箱容量)もあり、家庭だけではなく、オフィスでも個人用シュレッダーとして使えます

 なお、以下ではいつものように、高評価できる点については赤字で、イマイチな点については青字で書いていきます。


  

 【2016年】

 1・アイリスオーヤマ P5GCX
  ¥2,572 Amazon.co.jp
(5/30執筆時)

【切断方法】クロスカット
【裁断サイズ】A4まで(4x40mm)
【最大投入枚数】 5枚
【連続使用時間】 2分
【裁断速度】2.2m/分
【ゴミ箱容量】8.7リットル
【サイズ】幅約31.0×奥行約19.0×高さ約30.0
【切断種類】紙
【静音性】

 P5GCXアイリスオーヤマのシュレッダーでは、最も小型といえるモデルです。価格も最も安いですね。

 なお、在庫限りで旧機種が販売されています。

 201708311230.jpg

 本体のサイズは、幅約31.0×奥行約19.0×高さ約30.0と、小型です。背丈も20cmないほどなので、机の上に置いても良いほどです。

 裁断サイズは、A4までです。折りたたまずにA4用紙が挿入できるため、家庭での事務仕事全般に使えるでしょう。

 ゴミ箱のサイズは、8.7リットルです。家庭用のA4サイズ対応の小型シュレッダーは8Lサイズが標準的で、この機種もそうなります。収容量は、A4コピー用紙換算でだいたい60-80枚ほどとなります。

 201708311235.jpg

 切断方法は、クロスカットです。後ほど紹介するように、より細かい切断方式(細密式)もありますが、クロスカットでも「機密レベル3」という基準をクリアしており、一般的には問題ありません。切断幅も4x40mmと平均値ですので、「安かろう・悪かろう」という商品ではありません。

 切断枚数は、A4までの書類を1度に5枚まで同時に処理できます。細断速度は2.2m/分と平均より速いので、処理速度の点で、ストレスを感じることは少ないと思います。

 使用時の安全対策は、標準的で、特段強調するべき機能は見られません。

 静音性は、アイリスオーヤマの場合、「静音モデル」とそうでないものに分けられますが、こちらは「静音非対応モデル」です。

 以上、アイリスオーヤマのP5GCXの紹介でした。

 とびきり格安な製品ですが、クロスカットに対応し、それなりの大きさのゴミ箱がある使い勝手の良さそうな機種です。ただ、静音性の面では期待できず、安全性に関する特段の機能もないため、小さいお子さんがいる場合や、騒音が問題となるご家庭の場合は避けた方が良いでしょう。

 とくに静音非対応のシュレッダーは、掃除機の音なみにけたたましい70デシベル前後の音を発します。

 

 【2014年】【在庫限り】

  2・アイリスオーヤマ P5GC
   ¥2,953 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 なお、このモデルには、在庫限りで旧機種もあります。ただし、カットサイズなどの性能が劣るため、基本的に新機種を選びましょう。  


 201805301546.jpg

【通常型番】

 3・コクヨ RELISH KPS-X80W【白】
 3・コクヨ RELISH KPS-X80D【黒】
 3・コクヨ RELISH KPS-X80S【茶】
  ¥6,500 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【アマゾン限定型番】

 4・コクヨ RELISH AMKPS-X80W【白】
 4・コクヨ RELISH AMKPS-X80D【黒】
 4・コクヨ RELISH AMKPS-X80S【茶】
  ¥6,300 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】クロスカット
【裁断サイズ】A4まで(4×40mm)
【最大投入枚数】 5枚
【連続使用時間】 10分
【裁断速度】2.3m/分
【ゴミ箱容量】8リットル
【サイズ】幅170x奥行306x高さ330mm
【切断種類】紙
【安全性能】ロック付き投入口
【静音性】53デシベル

 RRELISH は、文具大手のコクヨの販売するデスクサイドシュレッダーです。小型モデルの中では、デザイン性の高いモデルです。

 201504111122.jpg  

 本体色は、ホワイトの他、ブラックとブラウンから選択可能です。サイズは、幅170x奥行306x高さ330mmと、アイリスオーヤマの小型機と比べてもコンパクト設計です。

 

 コクヨ シュレッダー メンテナンスシート 13枚
  ¥878 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 なお、この製品には、【アマゾン限定型番】の製品があります。こちらについては、メンテナンスシートが1枚「おまけ」で付いてきます。刃のキレ味をキープするためにメーカーが利用を推奨しているものですね。

 裁断サイズは、この機種も、A4サイズまでです。

 ゴミ箱のサイズは、8リットルと小型機種としては標準的な大きさです。A4用紙ならば80枚程までゴミ捨てが不要です。

 切断枚数は、1度にA4書類を5枚まで挿入可能です。切断速度は2.3m/分と、アイリスオーヤマより多少高速ですので、総合的な処理能力は「極めてわずか」ながらこちらが上位です。

 切断方法は、こちらもクロスカットです。裁断幅は、4×40mmと標準的ですね。

 静音性は、コクヨの強調できる部分です。この機種は、稼働時に53デシベルと静音性相当高いからです。アイリスオーヤマも静音モデルはありますが、上述の格安モデルはそうではありません。こちらの方が相当静かでしょう。

 201603181026.jpg

 使用時の安全対策は、ロック付き投入口シャッターを採用するなど、家庭に子どもがいる場合の配慮もなされます。

 以上、RELISH KPS-X80の紹介でした。安全性・静音性が高く、切断も高速な点で、家庭で紙だけを着るならば、この機種はおすすめです。ゴミ箱も大きめですし、ゴミ捨ても楽でしょう。

 一方、DVDやカードなどを切れない点、完全に再生不能と言えるマイクロカットに対応しない点では、より上位の機種に及ばない部分もあります。


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【通常型番】

 5・コクヨ S-tray KPS-X120W【白】
 5・コクヨ S-tray KPS-X120D 【黒】
 5・コクヨ S-tray KPS-X120S 【茶】
  ¥9,660 Amazon.co.jp
(5/30執筆時)

【切断方法】クロスカット
【裁断サイズ】A4まで(4×40mm)
【最大投入枚数】 6枚
【連続使用時間】 12分
【裁断速度】2m/分
【ゴミ箱容量】12リットル
【サイズ】幅181x奥行380x高さ364mm
【切断種類】紙
【安全性能】緊急停止機能
【静音性】53デシベル

 KPS-X120W は、S-trayシリーズに属するコクヨの大きめのシュレッダーです。要するに、先ほど見た、KPS-X80を大型化した機種です。 

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 本体色は、ホワイトの他、ブラックとブラウンから選択可能です。本体サイズは、幅181x奥行380x高さ364mmであり、机の横や下に入れて納まるサイズです。先ほど紹介した KPS-X80と比べると、背がやや高いモデルですが、幅は変わらないため、設置性は良いです。

 ゴミ箱のサイズは、12リットルと、家庭向け機種としては大きく、A4コピー紙で120枚ほど入ります。

 切断方法は、クロスカットです。ただし、切断の裁断幅は4x40mm、下位機種と同様で、機密レベル3の基準をクリアします

 切断枚数は、A4までの書類を6枚までと僅かですが枚数が増しています。一方、切断速度は、2m/分と平均レベルになっていますので、総合的には下位機種とスピードはさほど変わらないです。

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 使用時の安全対策は、この機種の最大の魅力です。下位機種に比べても、安全ロック満杯センサーがつきます。またそれに加えて、緊急停止機能がつき万一の場合も安心です。

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 また、こちらはオートリバース機能が付いており、紙の入れすぎによる紙詰まりを未然に防ぎます。利便性の点でこれは大きなメリット性です。(ただ、他機種でも紙詰まりの時に「手動でのオートリバース」は可能です)

 静音性は、この機種も53デシベルと、このクラスの製品では静かなので、静音性重視で、10リットルサイズのシュレッダーを選ぶのならば、この機種は良い選択肢です。

 以上、コクヨのKPS-X120Wの紹介でした。家庭用と言える機種では、大きめのゴミ箱を搭載し、同時切断枚数も多い点が魅力です。とくに、安全性については、子どもの安全のほか、使用者の安全や利便性に配慮がなされている点で、ここまで見た機種の中では最も優れます。

 一方、クロスカットの際の裁断幅は多少粗めなので、ゴミ捨ての際は、紙をかき混ぜておくなどの、配慮が必要です。



 6・コクヨ S-tray KPS-X151W
  ¥10,581 Amazon.co.jp
(5/30執筆時)

【切断方法】クロスカット
【裁断サイズ】A4まで(4×40mm)
【最大投入枚数】 6枚
【連続使用時間】 12分
【裁断速度】2m/分
【ゴミ箱容量】15リットル
【サイズ】幅350x奥行250x高さ481mm
【切断種類】紙
【安全性能】緊急停止機能
【静音性】53デシベル

 KPS-X151W も、S-trayシリーズに属するシュレッダーです。先ほど見た、KPS-X120を大型化した機種です。 

 201708311311.jpg

 本体色は、ホワイトのみです。本体サイズは、幅350x奥行250x高さ481mmであり、ゴミ箱のような横長の大きさです。

 201708311314.jpg

 ゴミ箱のサイズは、15リットルと大きめで、A4コピー紙で150枚ほど入ります。一方、この商品は、15リットルのうち任意のサイズを普通のゴミ箱としても利用できます。上部のフラップを動かすことでゴミの投入口が出る仕組みです。

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 紙ゴミだけならゴミ袋20Lサイズでまかなえますが、付属の「しきい」で分別することもできます。その場合は10Lのゴミ袋が適応します。

 切断方法は、クロスカットで、切断の裁断幅は4x40mmと、下位機種と同様で、機密レベル3の基準をクリアします。

 切断枚数も、A4までの書類を6枚まで、切断速度は2m/分と下位機種と同じです。

 使用時の安全対策は、下位機種と同じで、安全ロック満杯センサーがつきます。またそれに加えて、緊急停止機能がつき万一の場合も安心です。 オートリバース機能が付いており、紙の入れすぎによる紙詰まりを未然に防ぎます。

 静音性は、この機種も53デシベルなので、この部分でも同じですね。

 以上、コクヨのKPS-X151Wの紹介でした。家庭用・個人用としては大きめサイズですが、ゴミ箱と兼用できる点はとても良いアイデアです。シュレッダーにかける必要の無い場合は、そのまま「ポイ捨て」できるのは魅力ですね。

3・CD/クレカ対応の小型シュレッダーの比較

 続いて、コピー用紙などの書類の他に、CD・DVD・クレジットカードなどが切断できるシュレッダーを紹介します。


  

 【2016年】

 7・アイリスオーヤマ P2HT
  ¥3,579 Amazon.co.jp
(5/30執筆時)

【切断方法】クロスカット
【裁断サイズ】A4まで(3×18mm
【最大投入枚数】 2枚
【連続使用時間】 5分
【裁断速度】1.3m/分
【ゴミ箱容量】3.55リットル
【サイズ】幅30×奥行14.3×高さ20.6cm
【切断種類】CD/DVD/クレカ
【安全性能】
【静音性】

 P2HT は、アイリスオーヤマから発売される「卓上用シュレッダー」です。コクヨは2017年にデスク上に置く製品から撤退したので、この機種は貴重です。

 本体色は、ホワイトのみです。本体サイズは、幅30×奥行14.3×高さ20.6cmであり、奥行きが短いので、デスク上でも置ける製品です。

 ゴミ箱のサイズは、3.55リットルです。A4コピー紙で30枚ほど入ります。さほど多用する人のための製品ではないですし、この程度あれば良いでしょう。ゴミ捨ても簡単な構造ですし。

 切断方法は、クロスカットで、切断の裁断幅は3x16mmです。クロスカットながら、デスクサイドにおく大きな製品よりも細かく裁断できるのは魅力です。

 切断枚数は、一方A4までの書類を2枚まで切断速度も1.3m/分と遅いです。コンパクト化を優先する設計なので仕方ないでしょう。

 使用時の安全対策は、ダストボックスの開閉を感知するダストボックススイッチ以外に見所はない機種です。

 静音性は、この機種は、アイリスオーヤマの「静音モデル」ではないため、期待できないでしょう。

 カード・メディア切断は、こちらの場合、CD/DVDなどのメディアのほか、クレカの切断にも対応します。

 以上、アイリスオーヤマの「卓上用シュレッダー」の紹介でした。現行製品で、小型でクレカの処理ができるのはこの機種だけです。家庭用で「ごくたまに使いたい」というニーズならば、この機種で良いでしょう。


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 8・ナカバヤシ NSE-T06W
   ¥3,554 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】クロスカット
【裁断サイズ】A4まで(3x18mm)
【最大投入枚数】 2枚
【連続使用時間】 5分
【裁断速度】1.45m/分
【ゴミ箱容量】3.6リットル
【サイズ】幅34.4×奥行19.6×高さ24.7
【切断種類】CD/DVD
【静音性】

 こちらは、事務用品メーカーのナカバヤシから発売されている、比較的価格の安いシュレッダーです。

 本体色は、ホワイトのみです。本体サイズは、幅34.4×奥行19.6×高さ24.7で、体積で見た場合、アイリスオーヤマの「卓上シュレッダー」と同じほどの専有面積です。

 ゴミ箱のサイズは、3.6リットルです。A4コピー紙で30枚ほど入ります。アイリスオーヤマと変わりません。

 切断方法は、クロスカットで、切断の裁断幅は3x18mmです。多少アイリスオーヤマよりも粗いとは言え、十分以上でしょう。

 切断枚数は、この機種も、A4までの書類を2枚まで切断速度も1.45m/分と遅いです。

 使用時の安全対策は、、ダストボックスの開閉を感知するダストボックススイッチ以外に見所はない機種です。

 静音性は、メーカー情報開示がなく、この部分は割り切った作りです。 

 カード・メディア切断は、こちらの場合、CD/DVDなどのメディアは対応しますが、クレカの切断には非対応です。

 以上、ナカバヤシのNSE-T06Wの紹介でした。アイリスオーヤマの「卓上シュレッダー」がライバルでしょう。性能面では大差は無いですが、細断の細さとカードの対応の面では、アイリスオーヤマの方がわずかに良いでしょう。


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 【通常型番】

 9・コクヨ Silent-Duo KPS-MX100W [白]
 9・コクヨ Silent-Duo KPS-MX100D [黒]
  ¥7,895 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 【アマゾン限定型番】

 10・コクヨ AMKPS-MX100W [白]
 10・コクヨ AMKPS-MX100D [黒]
  ¥7,387 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】クロスカット
【裁断サイズ】A4まで(4×40mm)
【最大投入枚数】 6枚
【連続使用時間】 12分
【裁断速度】2m/分
【ゴミ箱容量】10リットル
【サイズ】幅181x奥行355x高さ355mm
【切断種類】CD/DVD/クレカ
【安全性能】
【静音性】50デシベル

 こちらはコクヨサイレント・デュオKPS-MX100です。

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 本体色は、ホワイト・ブラック・ブラウンから選択可能です。サイズは、幅181x奥行355x高さ355mmと、デスクサイドに置いて邪魔にならないといえるサイズです。

 

 シュレッダー メンテナンスシート 13枚
  ¥878 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 なお、この製品にも、【アマゾン限定型番】の製品があります。下位機種でもありましたが、こちらもメンテナンスシートが1枚「おまけ」で付いてきます。刃のキレ味をキープするためにメーカーが利用を推奨しているものです。

 ゴミ箱のサイズは、10リットルです。割と大きめの作りで、A4用紙100枚程度で「ゴミ捨て作業」となります。家庭用や、オフィスの個人用としても「ゆったりサイズ」だと思います。

 切断方法は、クロスカットです。裁断幅は4x40mmと、クロスカットの機種として標準的な幅です。後ほど紹介するような、細密細断のできる機種に比べると弱いですが、1つの基準と言える「機密レベル3」は十分にクリアしています

 切断枚数も、A4までの書類を6枚まで同時に処理できます。切断速度も2m/分と標準レベルをクリアしており、快適性において多機種に遜色はないでしょう。

 使用時の安全対策は、この機種はコクヨの下位機種と異なり、さほど重要視されない機種です。家庭用というよりも業務用に近いコンセプトだからでしょう。ただ、もちろん、だからと言って危険なわけではなく、簡単かつ安全に裁断できます。

 静音性は、その一方で、かなり気を使った機種です。こちらは、50デシベルと小型裁断機では最低レベルの低騒音を実現しています。それを強調するため、この機種は「サイレントデュオ」というシリーズ名で売られています。

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 カード・メディア切断については、こちらは、CD/DVDのほか、クレジットカードの切断機能も対応します。また、これらの切断について、他社は3カットほどですが、コクヨは全体で5カットと細かいため、この点で言えば、セキュリティ性が高い機種です。

 以上、コクヨサイレント・デュオの紹介でした。静音性が重要視されている点、クレジットカードの裁断が可能なが魅力の機種です。クロスカットの裁断幅は多少大きめであり配慮が必要ですが、家庭用に大きめの機種の導入を考えている場合は、選択肢にして良いでしょう。


  

 【通常型番】

 11・アイリスオーヤマ P5HCS
  ¥7,199 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】クロスカット
【裁断サイズ】A4まで(4×27mm
【最大投入枚数】 5枚
【連続使用時間】 12分
【裁断速度】1.8m/分
【ゴミ箱容量】8.8リットル
【サイズ】幅16.8×奥行35.5×高さ34.9cm
【切断種類】CD/DVD/クレカ
【安全性能】
【静音性】静音モデル

 P5HCS は、アイリスオーヤマのメディアカット対応のシュレッダーです。

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 本体色は、ホワイトのみ選択可能です。サイズは、幅16.8×奥行35.5×高さ34.9cmと、ライバル機と言えるコクヨサイレント・デュオより多少コンパクトな設計ですね。

 ゴミ箱のサイズは、その分コクヨより多少小さく8.8リットルです。A4用紙90枚程度で「ゴミ捨て作業」となります。家庭用・個人用としては十分なサイズです。

 切断方法は、クロスカットです。裁断幅は4x27mmと、コクヨに比べても割と細かいです。細密式には及びませんが、十分でしょう。

 切断枚数も、A4までの書類を5枚まで同時に処理できます。ただ、切断速度も1.8m/分と標準よりやや遅いので、スピードは「そこそこ」です。

 使用時の安全対策は、この機種はコクヨの下位機種と異なり、さほど重要視されない機種です。ふたの閉め忘れによる事故を防ぐ、ダストボックススイッチの搭載が目立つ程度です。

 静音性は、この機種は、アイリスオーヤマの機種としては「静音性の高いモデル」です。ただ、コクヨのようにデシベル単位での騒音値を公開するほどは突き詰めていません。

 カード・メディア切断については、こちらも、CD/DVDのほか、クレジットカードの切断機能も対応します。ただ、カードのカット枚数は3カットで、コクヨより少ないです。

 以上、P5HCSの紹介でした。コクヨのコクヨのサイレント・デュオのライバル機で、どちらを選ぶか難しい機種です。性能面では、正直甲乙付けがたいですが、外観のデザイン性は、ややコクヨが優るでしょう。アイリスオーヤマのこの機種は、どちらかといえば、実用重視のオフィス向けのデザインですね。


 

 12・オーロラ AS810SD
  ¥8,836 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 13・Amazonベーシック AS810SD
  ¥ーーー Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】ストレートカット
【裁断サイズ】A4まで(6ミリ×長辺)
【最大投入枚数】 6枚
【連続使用時間】 3分
【裁断速度】2m/分
【ゴミ箱容量】12リットル
【サイズ】幅16.5x奥行33.0x高さ32.5cm
【切断種類】CD/DVD/クレジットカード
【安全性能】
【静音性】62デシベル

 こちらは、オーロラの小型シュレッダーです。なお、このブランドの製品は、Amazonベーシックでも色違いがありました。その場合、かなり安く、通常3980円で売られていた製品です。

 本体色は、ブラックのみ選択可能です。サイズは、幅16.5x奥行33.0x高さ32.5cmと、デスクサイドやデスクの下に問題なく置けるサイズですね。

 ゴミ箱のサイズ12リットルと大きめで、A4用紙120枚ほどまで対応できる機種です。

 切断方法は、しかしながら「ストレートカット」です。長辺に切れ目を入れずに長い紙片を作るだけのタイプなので、シュレッダーとしての機密保持能力は低いです。

 カード・メディア切断については、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応する点で、他社の低価格機と同等です。

 静音性と安全性対策は、他社に比べると、特段の言及はないです。

 以上、オーロラの小型シュレッダの紹介でした。カード・CD類を切断できる機種としては、比較的価格が安く、値頃感の高い機種です。その点で人気もありますが、やはり、ストレートカットしかできない点は、シュレッダーの用途から考えるとややマイナスでしょう。その点を承知して購入する必要があります。


  

 14・Amazonベーシック AS662C
  
¥4,480 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】クロスカット
【裁断サイズ】A4まで(5.6×47mm)
【最大投入枚数】 8枚
【連続使用時間】 3分
【裁断速度】2m/分
【ゴミ箱容量】14リットル
【サイズ】幅19.6x奥行30.7x高さ38.1cm
【切断種類】クレジットカード
【安全性能】
【静音性】70デシベル

 こちらは、Amazonが直販している小型シュレッダーです。ただし、執筆現在【在庫切れ】です。長期になるので【廃盤】の可能性があります。

 本体色は、ブラックのみ選択可能です。サイズは、幅19.6x奥行30.7x高さ38.1cmとやや背丈はありますが、デスクサイドやデスクの下に問題なく置けるサイズですね。

 ゴミ箱のサイズ14リットルと家庭用としては「大きめ」と言って良いサイズです。A4用紙140枚ほどまで対応できます。

 切断方法は、この機種は、コクヨやその他のメーカーのように、「クロスカット」を採用します。ただし、裁断幅は5.6x47mmとさほど細かくないです。ただ、「セキュリティレベルは3」ですので、規格上は、他社のクロスカットと同等品質です。

 切断枚数の点では、A4までの書類を8枚まで同時に処理できるので、作業効率が良いです。速度も、標準的な2m/分をクリアしています。

 静音性は、しかしながら、70デシベルと、スペックが公開されている小型シュレッダーとしては、騒音があります。

 カード・メディア切断については、クレジットカードの裁断のみ対応で、CDの裁断には対応しない点は注意した方が良いでしょう。

 以上、AmazonベーシックAS662Cの紹介でした。

 ゴミ箱のサイズが大きめで、8枚同時処理できるスペックですので、デスクサイドにおける機種をお探しで、価格的にも手軽に購入できる機種をお探しならばこちらでしょう。 一方、クロスカットの幅は多少大きめですが、家庭用としては十分だと思います。その分、価格が抑えめなので、たいへん人気がある機種ですね。


 

 15・アイリスオーヤマ PS8HMI
  ¥9,500 Amazon.co.jp
(5/30執筆時)

【切断方法】クロスカット
【裁断サイズ】A4まで(3.9x32mm)
【最大投入枚数】 8枚
【連続使用時間】 10分
【裁断速度】2m/分
【ゴミ箱容量】約17リットル
【サイズ】幅230x奥行490x高さ360mm
【切断種類】CD/DVD/クレジットカード
【安全性能】ダストボックススイッチ
【静音性】静音モデル

 こちらはアイリスオーヤマのPS8HMIです。やや大型のシュレッダーです。

  201504111147.jpg

 本体色は、ブラックのみ選択可能です。サイズは、幅230x奥行490x高さ360mmと小型のゴミ箱ほどのサイズがあります。ただ、キャスターがついており、動かすことができます。

 ゴミ箱のサイズは、相当大きめな17リットルで、A4用紙170枚程度までゴミ捨てが不要です。、

 切断方法は、クロスカットです。裁断幅は3.9x32mmとクロスカットとしては多少細かく、コクヨやAmazonより細かく裁断できるのが「売り」でしょう。

 切断枚数の点でも、A4までの書類を8枚とAmazonベーシックの製品と同等で、作業効率が良いです。

 使用時の安全対策は、ダストボックスの開閉を感知するダストボックススイッチ以外に見所はない機種ですが、カード切断機能を持つコクヨの機種も、さほど安全性は高くないため、その点では同じです。

 静音性は、デシベル単位での騒音値は非公表ながら、アイリスオーヤマの機種としては「静音モデル」で売られている機種です。

 カード・メディア切断については、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応する点で、こちらもコクヨと同機能です。裁断幅も5カットと同等です。

 以上、アイリスオーヤマのPS8HMIの紹介でした。カード類を裁断できる機種としては最も大型の機種です。オフィス用に考えれば、この機種はオススメです。ただし、家庭に置くことを考える場合、静音性がより重視されたコクヨを選ぶのも良いように思います。

4・マイクロシュレッド対応機の比較

 つづいて、マイクロシュレッド(細密切断)に対応するセキュリティ性の高い小型機種を紹介します。


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 16・アイリスオーヤマ P3GM【ホワイト】
 16・アイリスオーヤマ P3GM【イエロー】
 16・アイリスオーヤマ P3GM【グリーン】
  ¥4,980 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】細密カット
【裁断サイズ】A4まで(2x11mm)
【最大投入枚数】 3枚
【連続使用時間】 3分
【裁断速度】2.5m/分
【ゴミ箱容量】約8.9リットル
【サイズ】幅32.1×奥行16.9×高さ35cm
【切断種類】紙
【安全性能】
【静音性】

 PS5HMSDは、アイリスオーヤマの「 細密シュレッダー」です。

 本体色は、ホワイトのほか、グリーン・イエローから選択可能です。非常にカラフルで、家庭向けに作られたことが分かります。サイズは、幅18×奥行38×高さ40.8cmと、背は高いですが、幅は狭いので、隙間を上手く利用できそうなデザインです。

 ゴミ箱のサイズ10リットルで、A4用紙120枚程度まで裁断できるタイプです。ゴミ箱のサイズに比して細断枚数が多いのでは、細密カット式はゴミの「かさ」が減るからです。

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 切断方法は、この機種の特長です。細密カット(マイクロシュレッド)が可能です。2x11mmまで非常に細かく裁断できるため、個人情報・企業情報などのセキュリティを重要視したい場合に重宝するでしょう。

 切断枚数の点では、A4までの書類を1度に3枚と、かなり少ないです。ただ、裁断速度は2.5m/分と高速ですので、総合的な処理能力はキープします。

 使用時の安全対策は、やはり、ダストボックスの開閉を感知するダストボックススイッチ以外に見所はない機種です。もちろん安全に利用できますが、家庭用機種ほどの配慮はありません。

 静音性は、アイリスオーヤマの場合、「静音モデル」を明記しますが、こちらは言及がありません。この面では、期待できないでしょう。

 カード・メディア切断については、この製品は対応できません。

 以上、PS5HMSDの紹介でした。細密切断ができる機種としては、最も安価な機種です。カラフルで、家庭向きとしても良さそうな機種です。ただ、カード類の切断ができない点と、静音性が保証されない点は、家庭向けとしてはネックでしょう。


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 17・アイリスオーヤマ PS5HMSD【ホワイト】
 17・アイリスオーヤマ PS5HMSD【ブラウン】
  ¥9,798 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】細密カット
【裁断サイズ】A4まで(2x10mm)
【最大投入枚数】 5枚
【連続使用時間】 5分
【裁断速度】2.0m/分
【ゴミ箱容量】約10リットル
【サイズ】幅18×奥行38×高さ40.8cm
【切断種類】CD/DVD/クレカ
【安全性能】 ーー
【静音性】静音モデル

 PS5HMSDは、アイリスオーヤマの細密シュレッダーです。

  201708311423.jpg

 本体色は、ホワイトのほか、ブラウンも選べます。サイズは、幅18×奥行38×高さ40.8cmと、背は高いですが、幅は狭いので、隙間を上手く利用できそうなデザインです。

 ゴミ箱のサイズ10リットルで、A4用紙160枚程度まで裁断できるタイプです。

  201504111304.jpg

 切断方法は、こちらも、細密カット(マイクロシュレッド)が可能です。先ほどの機種より細かめの2x10mmまで裁断できるため、個人情報・企業情報などのセキュリティを重要視したい場合に重宝するでしょう。

 切断枚数の点では、A4までの書類を1度に5枚と多めです。また、裁断速度は2.0m/分をキープしますすので、総合的な処理速度は良いでしょう。

 使用時の安全対策は、やはり、ダストボックスの開閉を感知するダストボックススイッチ以外に見所はない機種です。もちろん安全に利用できますが、家庭用機種ほどの配慮はありません。

 静音性は、騒音値の公開はありませんが、「静音モデル」として売られています。割と静かに裁断できます。

 カード・メディア切断については、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応します。ただし、カット数は3枚までと少なめですね。

 以上、PS5HMSDの紹介でした。細密切断のほか、カード類の切断ができる点、静音性が高い点が「売り」です。アイリスオーヤマから選ぶ場合は、この機種が最もバランスがとれていそうですね。家庭用としても、デザイン面で優れます。


  

 18・アイリスオーヤマ P6HMCS
  ¥9,403 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

【切断方法】細密カット
【裁断サイズ】A4まで(2x10mm)
【最大投入枚数】 6枚
【連続使用時間】 5分
【裁断速度】1.7m/分
【ゴミ箱容量】約10,.8リットル
【サイズ】幅17.8×奥行38.3×高さ40.0cm
【切断種類】CD/DVD/クレカ
【安全性能】 ーー
【静音性】静音モデル

 P6HMCSも、アイリスオーヤマの細密シュレッダーです。

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 サイズは、幅17.8×奥行38.3×高さ40.0cmですので、先ほどの機種とだいたい同じです。デザイン的にはオフィス用として設計されたものですね。

 ゴミ箱のサイズ10リットルで、A4用紙200枚程度までゴミが収納できるサイズです。

 切断方法は、先ほどと同じ、細密カット(マイクロシュレッド)が可能で、2x10mmまで対応します。

 切断枚数は、A4までの書類を1度に5枚とこの点では先ほどと同じですが、裁断速度が1.7m/分と遅いので、処理速度としてはイマイチです。

 使用時の安全対策は、やはり、ダストボックスの開閉を感知するダストボックススイッチ以外に見所はない機種です。

 静音性は、「静音モデル」として売られていますが、騒音値の公開はないですね。

 カード・メディア切断については、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応します。

 以上、P6HMCSの紹介でした。先ほどの製品同じで細密カットができる機種です。ただ、裁断速度がやや遅いので、選ぶとすれば、先ほどのPS5HMSDのが良さそうです。ゴミ箱サイズも変わりませんので。


  

【新機種】【2x15mm】

19・フェローズ JB-11CDM
  ¥26,460 Amazon.co.jp
(5/30執筆時)

【旧機種】【3x10mm】

19・フェローズ JB-10CDM
  ¥19,602 Amazon.co.jp
(5/30執筆時)

【切断方法】マイクロシュレッド
【裁断サイズ】A4まで(3x10m)
【最大投入枚数】 8枚
【連続使用時間】 7分
【裁断速度】1.8m/分
【ゴミ箱容量】約17リットル
【サイズ】幅360×奥行250×高さ500mm
【切断種類】CD/DVD/クレジットカード
【安全性能】インターロック
【静音性】

 JB-11CDMは、米国のフェローズが発売しているシュレッダーです。結構古くから日本に進出していた企業で、創業は1917年、イリノイ州です。

 本体色は、シルバーのみです。サイズは、幅360×奥行250×高さ500mmですので、家庭用と考えると「やや大きめ」です。デザイン的にはオフィス用として設計されたものですが、「アメリカぽい」デザインです。

 ゴミ箱のサイズは、17リットルです。アイリスオーヤマの機種よりも余裕があります。A4用紙280-340枚程度まで裁断できることになります。同時切断枚数も8枚と刃も強力です。

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 切断方法は、この機種も細密カット(マイクロシュレッド)に対応です。新機種からは2x15mmに対応となりました。ただ、それでもアイリスオーヤマに比べるとわずかに粗いです。一方、この機種の場合は、ホチキス(11号針)までの細断に公式対応するため、頑丈度は高いでしょう。

 切断枚数は、A4までの書類を1度に8枚と処理能力が高いです。一方、裁断速度が1.8m/分と遅めなので、総合すると、「やや早い」といったところです。

 使用時の安全対策は、ダストボックスの開閉を感知するダストボックススイッチ(インターロックスイッチ)のほか、紙詰まりによる事故を防ぐ、オートリバース機能が付属します。安全性は高いと言える機種です。

 静音性は、しかしながら、こちらも言及がありません

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 カード・メディア切断については、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応します。ただし、5カットに対応するコクヨなどに比べて、4カットになります。

 以上、フェローズのJB-11CDMの紹介でした。デスクサイドにおける大きめのシュレッダーで、細密切断ができる点が魅力です。安全性も高レベルですので、アイリスオーヤマの細密切断ができる機種が多少小さく感じている場合は、こちらを選ぶと良いと思います。


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20・アコ・ブランズ・ジャパン GSHA19M
  ¥5,812 Amazon.co.jp
(5/30執筆時)

【切断方法】マイクロシュレッド
【裁断サイズ】A4まで(2x10m)
【最大投入枚数】 3枚
【連続使用時間】 2分
【裁断速度】2.4m/分
【ゴミ箱容量】約10リットル
【サイズ】幅292×奥行142×高さ392mm
【切断種類
【安全性能】インターロック
【静音性】

 GSHA19Mは、米国のアコ・ブランズ・ジャパンが発売しているシュレッダーです。CBCというブランド名ですね

 本体色は、赤と青があります。ハッキリした色目ですが、デザイン的に悪くありません。

 サイズは、幅292×奥行142×高さ392mmですので、デスクトップ・シュレッダーと言えます。

 ゴミ箱のサイズは、小さめの10リットルです。小さめですね。

 切断方法は、この機種も細密カットに対応です。2x10mmと業界でも最高水準です。「レベル4」の機密処理に対応できます。

 切断枚数は、しかしながら、A4までの書類を1度に3枚とさほどでもありません。一方、細断速度は、2.4m/分と速いので、家庭用としてはストレスは感じにくいでしょう。

 使用時の安全対策は、ダストボックスの開閉を感知するインターロックスイッチが付属ですね。

 静音性は、こちらは、非対応です。

 カード・メディア切断についても、非対応です。

 以上、アコ・ブランズ・ジャパンGSHA19Mの紹介でした。アメリカ的なデザインで、部屋のアクセントには良さそうです。マイクロシュレッドタイプで、切断可能枚数も多く、この点も評価できるでしょう。ただ、細断可能枚数と静音性の部分に欠点が見られるのも確かです。

今回の結論
家庭用としておすすめできる小型シュレッダーはこちら!

 というわけで、今回の前編記事では、現在最新機種のシュレッダーを紹介しました。 

 最後に、いつものように、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種をあげておきたいと思います。


第1に、卓上で使うコンパクトサイズのシュレッダーを探している方ですが、

  

 【2016年】

 7・アイリスオーヤマ P2HT
  ¥3,579 Amazon.co.jp
(5/30執筆時)

 卓上において、簡単な書類の処理や、クレジットカード明細や、葉書の類の個人情報の処理を考えているならば、小型で卓上にも置けるアイリスオーヤマP2HTが良いでしょう。

 細断の細さも、3ミリ×18ミリと細かく、個人情報の保護の点でレベルが高い製品です。また、カード以外に、CDメディアのカットもできるため、使い途は多いでしょう。個人用のシュレッダーとして、職場に備えておく用途にも、コンパクトに配置できるこの機種は向いています。

 ただし、配置スペースが確保できる場合は、処理速度・静音性、安全性などで卓上モデルよりメリット性がより高い「デスクサイドに置く」シュレッダーの方が良いでしょう。卓上モデルは、定期的な書類の処理には向きませんので。


第2に、デスクサイドに置いて、家庭な個人で利用する場合におすすめなシュレッダーは、

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 【通常型番】

 9・コクヨ Silent-Duo KPS-MX100W [白]
 9・コクヨ Silent-Duo KPS-MX100D [黒]
  ¥7,895 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 【アマゾン限定型番】

 10・コクヨ AMKPS-MX100W [白]
 10・コクヨ AMKPS-MX100D [黒]
  ¥7,387 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 コクヨSilent-Duo KPS-MX100がよいでしょう。

 紙のカットについては、クロスカット対応で「セキュリティレベル3」の裁断幅で、紙を切断する際の本体性能も申し分ないです。

 それに加えて、CD/DVD/クレジットカードなどのメディアの切断ができる点が魅力です。特に、この機種はカード類を5分割できるので、セキュリティ性が高いです。家庭におけるセキュリティ対策としては隙の無いモデルだと思います。静音性についても、切断時53デシベルと、ライバル機種よりも格段に静かです。

 いずれにしても、総合力に優れたシュレッダーなので、「どれにすれば迷ったらこの機種を選ぶとよい」と言える製品ですね。


第3に、小さなお子さんがいるなど、安全性に配慮してシュレッダーを選ぶ場合は、

 201805301550.jpg

【通常型番】

 5・コクヨ S-tray KPS-X120W【白】
 5・コクヨ S-tray KPS-X120D 【黒】
 5・コクヨ S-tray KPS-X120S 【茶】
  ¥9,660 Amazon.co.jp
(5/30執筆時)

 安全機能が充実するKPS-X120W が良いでしょう。

 カードやCDの切断はできませんが、ロック付き投入口をはじめ、安全に使うための仕組みは最も充実します。

 紙については、クロスカット対応である点も、セキュリティ面でも評価できるでしょう。。


 第3に、個人情報の保護を最重要視し、マイクロシュレッドに対応できる製品を選ぶならば、

 201802091101.jpg

 17・アイリスオーヤマ PS5HMSD【ホワイト】
 17・アイリスオーヤマ PS5HMSD【ブラウン】
  ¥9,798 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 家庭用・個人用として、小型のモデルを選ぶならば、アイリスオーヤマPS5HMSDでしょう。

 単純にマイクロシュレッドに対応するだけでなく、カード・メディアの切断に対応し、静音性・裁断速度も高い機種と言えます。デザイン面も、清潔感のあるホワイトモデルのほか、高級感のあるブラウンモデルも用意され、コクヨに次いでレベルが高いです。

ーーー

  

【新機種】【2x15mm】

19・フェローズ JB-11CDM
  ¥26,460 Amazon.co.jp
(5/30執筆時)

【旧機種】【3x10mm】

19・フェローズ JB-10CDM
  ¥19,602 Amazon.co.jp
(5/30執筆時)

 ただし、家庭用というより「個人オフィス」などで、毎週ある程度の容量を処理するならば、大きめのゴミ箱と、ホチキス対応の強靱さを併せ持っている、フェローズのシュレッダーを選ぶのがよい気がします。


 最後に「おまけ」で、メンテナンスシートの話です。

 

 コクヨ シュレッダー メンテナンスシート 13枚
  ¥878 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

   

 アイリスオーヤマ シュレッダー 簡単お手入れシート
  ¥769 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 シュレッダーの「命」である刃のキレ味を守るためには、定期的なメンテナンスシートの利用が重要です。メンテナンスシートを入れて裁断するだけの手軽さなので、できれば購入しておきましょう。

ーーー

 というわけで、今回は家庭用のシュレッダーを紹介しました。

1・家庭用の小型シュレッダー
2・業務用の中型・大型シュレッダー

 なお、このブログには、もう少し大きなシュレッダーを紹介した記事も別にあります。上記2番の記事になりますが、オフィス用としてお探しならば、2番の記事もご覧ください。

 最後になりましたが、この記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。
posted by Atlas at 16:14 | 研究上の道具(文具)

2018年04月22日

比較2018'【結論】PC対応ラベルプリンター15機の性能とおすすめ:テプラ・ネームランド・ピータッチ :パソコン対応モデルとキーボード付ラベルプリンタ

【今回レビューする内容】 2018年 パソコン対応ラベルライター・ラベルプリンターの性能とおすすめ・選び方:ラベル印刷機・メーカー別人気ラベルの種類:解像度の違いや性能ランキング Windows Mac対応

【評価する製品型番】キングジム テプラ Pro カシオ ネームランド ブラザー ピータッチ:テプラ PRO SR3500P SR5500P SR5900P SR530 SR330 SR670SR750 SR970 P-touch P700 PT-P700 P750W PT-P750W PT-P950NW PT-P900W KL-E20 ネームランド KL-G2 BiZ KL-V460

今回のお題
最新のラベルプリンター・ラベルライターのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、ラベルプリンターの比較です。

 201804221751.jpg

 キングジムの「テプラPRO」と、ブラザーの「ピータッチ」カシオの「ネームランド」について、ほぼ全機種を紹介しました。

 今回は、パソコン(WindowsとMac)やスマホ(iOS/Android)と連携面にも注目しました。Windows 10を含むWindowsシリーズのほか、Macintoshの対応状況についても、書いていきます。

 また、家庭用業務用双方とも網羅しました。

 201509051730.jpg

 そのほか、ラインナップされるテープの種類なども、詳しく紹介していくつもりです。

ーー

 以下では、いつものように、各製品を紹介した後、最後に「結論」として、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

1・キングジムのテプラの比較

 はじめに、キングジムのラベルプリンター「テプラPRO」の紹介から入ります。

 なお、ここから下の本文では、Atlasのおすすめポイントを「赤字」で、イマイチと思うポイントを「青字」で書いていきます。


 

 Windows 7〜10

 1・KING JIM テプラ PRO SR3500P
  ¥8,599 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 テプラ PRO SR3500P は、キングジムのラベルライターでは売れ筋商品です。

 パソコンの対応は、Windows系で、専用のラベル作成ソフトが付属します。一方、Macはラベルソフトが付属しないことで、公式には非対応です。接続は、USBの有線ケーブルで、パソコンに接続してプリントアウトする方式で、ワイヤレス接続には未対応です。

 201608051436.jpg

 印刷に使うヘッドは、180dpi・128dotのサーマルヘッドです。ラベルライターの場合、ヘッドの性能が印字品質に関わります。しかしこちらは、上位機種に較べると、印字のクオリティが多少劣ります

 印刷速度は、約20mm/秒とあまり速くない機種です。時間的な生産性を期待する場合は向きません。

 201804221838.jpg

 使用できるテープの幅は、4mm-24mmの幅のテープです。ラベルライターの場合、機種によって利用できるテープの幅が決められています。こちらは格安機種ですが、24mmの太めまで対応しているため十分です。なお、テープの種類については、「テプラ全体」の紹介をした後改めて紹介しますが。

 ラベルのオートカット機能は、搭載されます。この機能があると、指定した印字が終わると、内蔵カッターで切ってくれるため便利です。

 以上、テプラ PRO SR3500P の紹介でした。

 キングジムの製品としては、最も安価なラベルプリンターです。ただ、他機種と比較した場合、USB接続しかできない点、印字クオリティが最低限で、極細かい字の印字に向かない点などは注意点です。それでも、ファイルの背表紙作りには、十分すぎる性能ですが。

 なお、キングジムは、使えるラベルの種類も豊富で、パソコン用ソフトも使いやすいです。これらついては、全機種の紹介が終わった後、詳しく説明します。


 

 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.13

 2・KING JIM テプラ PRO SR5500P
  ¥12,580 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 PRO SR5500Pは、テプラの中級機です。

 パソコンの対応は、こちらの機種からはMacに対応し、WindowsとMacのラベルソフトがそれぞれ利用可能です。

 ラベルプリンタは、「単純なドットプリンタ」なので、未対応の製品にMacでも、マックの純正ドライバーで利用できますが、動作保証を得られないため、対応しているに越したことはないでしょう。

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 キングジム TEPRA LINK
 
  ¥無料  iTunes Store

 スマホの対応は、こちらの機種は、USB接続のほかに、Bluetoothに対応します。

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 そのため、上記のiOSのアプリで直接ラベルが作成できる工夫がされています。また、Android用のアプリも用意されます。また、ポータブルで利用しやすくするために、付属のACアダプター以外に、単3電池6本で駆動できるようにも改良されました。

 印刷に使うヘッドは、下位機種と同じで、180dpi・128dotのサーマルヘッドです。通常のラベル印刷には問題ない作りで、よくみかける事務用のラベルなどは綺麗に印刷できます。ただし、細い字やデザインをしたい方は注意するべき点でしょう。

 印刷速度は、下位機種と同じで、約20mm/秒とあまり速くない機種です。

 使用できるテープの幅は、こちらも4mm-24mmの幅のテープです。ラベルのオートカット機能は、この機種も搭載されます。このあたりは、下位機種と同じですね。

 以上、キングジムのPRO SR5500Pの紹介でした。

 スマホに対応できる点が「目玉」で、現代的な仕様だと思います。ただ、そうした機能が不要の場合は、印字クオリティが同等で、価格の安い下位機種でも良いでしょう。


 

 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.13

 3・KING JIM テプラ PRO SR5900P
  ¥17,966 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)

 テプラ PRO SR5900Pは、キングジムのパソコンで使うタイプのラベルプリンターとしては最高性能機です。

 パソコンの対応は、Windows系とMac系の両方で、専用ソフトも付属します。また、接続は、USB接続のほか、有線LAN/無線LANに対応しますので、ネットワーク経由で多人数で利用したり、工夫した利用方法が選べます。

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 スマホの対応は、こちらの機種も可能です。一方、下位機種と異なり無線LANを利用する方式です。ネットワーク設定が必要なので、Bluetoothに比べると一手間かかりますが、利便性の上では問題ないでしょう。

 印刷に使うヘッドは、360dpi・384dotのサーマルヘッドと1ランク高い解像度を持ちます。細かい字から大きな字の印刷までこなせる実力があります。

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 印刷速度は、約35mm/秒と、下位機種に比べると1.7倍の速度を誇ります。生産性は高いでしょう。また、印字において、下位機種より静音性が高まった点も改善点です。

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 使用できるテープの幅は、こちらも4mm-24mmの幅のテープに加えて、36mmの幅広テープに対応できます。そのため、単純なラベルだけでなく、業務用のカットラベルの印字にも対応します。

 ラベルのオートカット機能は、この機種も搭載され、さらに、テープ残量が切れた場合、その印字を次のテープルから開始できるテープエンド検出機能も装備しました。

 以上、テプラ PRO SR5900Pの紹介でした。

 印字クオリティや対応ラベルの点で、「業務用に本格的に使う」には最適の機種です。本体の大きさは、長さ12.3cm×奥行き153.cm×高さ13.9cmで、重さ1100グラムです。

 しっかりした作りなので、オフィスに据え置いて使うのに適しています。また、大きなテープに対応する点では、応用の幅も広いので、家庭用でワンランク上のラベルプリンターをお探しの方にもこちらは向きそうです。


 
 Windows 7〜10対応 

 4・KING JIM テプラ PRO SR530
  ¥10,555 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)

 テプラ PRO SR530は、液晶とキーボードが搭載されたラベルプリンターです。そのため、パソコンに依存しなくても印刷ができるタイプです。

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 本体での入力は、搭載されるキーボードを用います。入力にはジャストシステムATOKが使われており、日本語変換精度が高いです。搭載されているフォントは漢字5書体、かな9書体、英字11書体です。

 パソコンの対応は、Windows系のみ対応で、下位機種と同じ編集ソフトが使えます。もちろん、パソコンで使う場合は、パソコンにインストールされているフォントが使えます。

  Amazon USB2.0ケーブル 1.8m
  ¥475 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)

 なお、こちらのテプラは、USBケーブルが別売になります。別売りのUSBケーブルを介せばパソコン(Win/Mac)でも利用可能です。同じソフトを使って編集もできます。電源はACアダプターのほか電池でも動きます。

 スマホの対応は、ネットワーク機能がないため、スマホやタブレットには非対応です。

 印刷に使うヘッドは、こちらの場合、180dpi・128dotと標準レベルです。とはいえ、24ミリ程度の標準ラベルの印字ではさほどの差はないでしょう。応用的に使うのでないならば、あまり気にしなくて良い部分です。

 印刷速度は、この機種については非公開です。構造的にさほど速くないでしょう。

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 使用できるテープの幅は、この機種も4-24mm幅テープが利用可能です。ラベルのオートカット機能はもちろん搭載で、それに加えて、ラベルの角を丸く仕上げられるオートトリマー機能が搭載です。

 以上、テプラ PRO SR530の紹介でした。

 パソコンやスマホに依存して利用したくない方には、この機種が最適でしょう。ACアダプター意外に、電池6本で稼働するので、資料室のような場所で籠もりつつ作業するならば、キーボード付属はメリット性があります。ただ、上位機種とさほど価格差がないので、お買得度は低いですね。

ーーーー

  

 5・ KING JIM テプラ PRO SR330
  ¥ 7,353 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 なお、同じく液晶付きで、PC/Macに対応する下位機種としてSR330という機種があります。

 しかし、ATOK非搭載で、漢字が2フォントのみ、印字も、180dpi・96dotとさらに低性能であるため、オススメできません。


 

 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.13

 6・KING JIM テプラPRO SR670
  ¥15,147 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 テプラ PRO SR670 は、2016年に新発売された新しいテプラで、SR530の上位機です。

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 本体での入力は、この機種も対応します。こちらも入力にはジャストシステムATOKが使われます。一方、搭載されているフォントは漢字8書体、かな12書体、英字14書体下位機種よりも多いです。また、本体上部に、使いやすいショートカットが付属するのも、パワーアップした点ですね。

 パソコンの対応は、Windows系とMac系双方に公式対応します。Mac用にもラベルソフトが用意されているためです。パソコンとの接続は、USB方式を採用し、無線は非対応ですね。

 スマホの対応は、やはりネットワーク機能がないため非対応です。

 印刷に使うヘッドは、こちらの機種も180dpi・128dotと標準レベルです。用途的には問題のない水準です。

 印刷速度は、この機種については非公開です。ただ、従来機の2倍という情報は公開しており、実機を確認した限り、旧タイプよりもかなり高速でした。

 使用できるテープの幅は、この機種も4-24mm幅テープとおなじです。

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 ラベルのオートカット機能は、搭載されます。また、これに加えて、事務作業の際に便利なハーフカット機能も新搭載されました。「はがしやすさへの配慮」というのは気が利いていますね。

 以上、テプラ PRO SR670の紹介でした。印字品質は下位機種と同じですが、ハーフカット機能や印刷速度などの使い勝手は大幅に改善しています。書体も多いですし、価格差を考えても、キーボード入力必須の方は、こちらが良いと思います。


 

 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.13

 7・KING JIM テプラPRO SR750
  ¥17,649 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 テプラ PRO SR750には、キーボード入力付属の機種としては、2番目に高い機種です。

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 本体での入力は、この機種も対応します。ただし、搭載されているフォントは漢字5書体、かな9書体、英字13書体下位機種よりも少ないです。

 これは、下位機種よりも発売開始時が古いための逆転現象です。一方、ディスプレイは、下位機種の場合8文字×4行の表示でした。しかし、こちらの機種は、15文字×4行までの表示に対応します。

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 その他、使える絵文字や外枠の種類が増えています。パソコンに依存せずにデザイン性の高いラベルができるのが売りです。

 パソコンの対応は、こちらも、Windows系とMac系双方に公式対応します。こちらもパソコンとの接続は、USB方式を採用し、無線は非対応です。

 スマホの対応は、この機種も非対応です。

 印刷に使うヘッドは、その一方で、360dpi・384dot1ランク高い印刷精度を持ちます。細かい字から大きな字まで対応力は高い機種ですね。

 印刷速度は、一方で、この機種については下位機種より遅いです。この部分も、発売時期の関係です。

 使用できるテープの幅は、この機種は4-36mm幅テープと、大きい幅のテープも対応できます。その他、ラベルのオートカット機能は搭載され、また、剥がしやすいハーフカット機能も搭載されます

 以上、テプラ PRO SR750の紹介でした。印字品質やバラエティなどはさすがに「上位機」ですが、速度や書体数などでは負けるという「中途半端」な機種です。こうした点で、積極的には「おすすめしがたい」部分もありますね。


 

 8・KING JIM テプラPRO SR970
  ¥24,753 Amazon.co.jp  
(4/22執筆時)

 SR970は、キングジムのテプラPROの最上位機です。この機種も、液晶モニターとキーボードが付くタイプで、3万円ほどするモデルです。

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 本体での入力は、対応します。搭載されているフォントは漢字11書体、かな15書体、英字19書体と、最上位機らしい多さです。使える絵文字や外枠の種類も多いです。そのほか、液晶にバックライトがつき、暗い場所での視認性はより高いです。図書館業務などには向くでしょうね。15文字×5行と下位機種以上に多段表示できます。

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 また、豊富なイラストデータが内蔵され、定型文も821種類ほど搭載しているので、デザイン面でかなり凝ったテープが作成可能です。これは、上位機種を購入する大きな動機になるでしょう。

 パソコンの対応は、Windows系とMac系双方に公式対応します。接続は、USB方式を採用し、無線は非対応です。

 スマホの対応は、この機種も非対応です。キーボード入力タイプは、無線を搭載しない傾向がありますね。おそらく、このタイプは、乾電池で駆動させる必要もあるからでしょう。

 印刷に使うヘッドは、こちらも、360dpi・384dot高い印刷精度です。

 印刷速度は、こちらは公開されており、約35mm/秒と高速対応ですね。静音性も高いです。

 使用できるテープの幅は、この機種も4-36mm幅テープで、対応範囲も広いです。その他、ラベルのオートカット機能・ハーフカット機能・テープエンド検出機能などは網羅されます。

 以上、テプラ PRO SR970の紹介でした。最高級機だけあって機能面は最も充実して、隙の無い構成です。会社に常備する機種として予算が許せばこの機種が良いでしょう。ただ、一般向けとしてはやや高価ですね。

補足1:テプラProのPCソフトについて

 ここまでキングジムの「テプラPRO」を紹介してきました。

 ブラザーカシオなど他社製品の紹介に入る前に、テプラプロをパソコンで利用する場合の使い方を解説しておきます。


 テプラPROですが、パソコンでは「プリンター」として認識されています。そのため、Wordなどのワープロソフトや、Illustratorなどの画像編集ソフトなど、基本的にどのソフトからでも印刷できます

 一方、テプラには、無料ソフトが付属しており、一般的にはそれを利用してテープをデザインします。各OSの対応状況は、ここまで説明してきた通りです。

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 Windows系は、基本的な図柄以外も、ロゴマークの流し込みなどもできます。かなり自由にデザインすることができます。

 Mac系は、添付されるソフトが「ライト版」なので、「流し込み機能 ・バーコード ・定型外国語 ・表組み ・縦2桁数字 ・複数の文字ブロック作成 ・アートテキスト ・地文印刷 ・図形描画」などの一部のWindows 搭載機能が省略されています。ただ、一般的な事務用のラベルは無難に作成可能です。

補足2:テプラカードリッジの選び方

 テプラの魅力はなんといっても選べるカードリッジの種類です。

 機種ごとに使えるテープの最大幅は決まっていますが、使うテープは同じです。


 
 ベ−シックパック12ミリ幅 SC126T
  ¥3,622 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)

 標準サイズといえる、12ミリ幅のラミネートテープについては、各色のラベルが入ったお徳用もあります。

 全部で8メートルほどの長さになるので、基本的には最初にこのセットを買うと良いでしょう。

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 【各サイズ】

 テープカートリッジ 白ラベル
  ¥673〜 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 一方、もっとも売れているのは、オフィス用の白色に黒文字が出せるラミネートテープです。

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 【各色・各サイズ】

 テープカートリッジ 赤ラベル
  ¥973〜 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 ラミネートテープには、グレーのテープもあります。縦の幅は各種用意されています。テプラはカラープリンターではないので、印字したい色に合わせてラベルを買うのが基本です。


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【各色・各サイズ】

 テープカートリッジ・パステル色ラベル
  ¥964〜 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

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【各色・各サイズ】

  テープカートリッジ・ビビッド色ラベル
  ¥918〜 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 そのほか、ファイルの整理に便利な、カラー地に、黒文字、白文字などのラベルが、各色あります。

 

【各色・各サイズ】

 マグネットラベル
  ¥1,168〜 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
 アイロンラベル SF12K
  ¥664 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
 透明ラベル 12mm ST12K
  ¥696 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 また、紙以外のテープ素材としては、スチールラックの整理に便利なマグネットテープや、お子さんの服の名前入れ等に使えるお洗濯対応のアイロンテープ、下地が見える透明テープなど、多彩なラインナップがあります。

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 KテプラPRO リラックマラベル各色
  ¥511〜Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 変わり種としては、りらっくまラベルもあります。

 このように、用意されているテプラのカードリッジも多彩ですし、Windowsユーザの場合、テプラで良いと思います。

 ただ、Macユーザーの場合、ソフトのクオリティを考えると、上級者には少し物足りないかもしれません。後ほど紹介するブラザーのが良いかと思います。

2・ブラザーのピータッチの比較

 続いて、テプラのライバル機となるブラザー社のピータッチの紹介です。


  

 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.13

 9・ブラザー P-touch PT-P700
  ¥7,660 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 P700は、ブラザーラベルプリンターの入門機です。

 パソコンの対応は、ブラザーの場合は、入門機からWindowsとMacに対応します。接続は、こちらもUSB方式を採用し、無線は非対応です。スマホの対応は、この機種は、無線が非搭載なので非対応です。

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 ラベル作成ソフトは、キングジムと同じほどに高機能です。

 Windowsユーザーは、使い勝手を含めてさほど差を感じないでしょう。ただし、Mac版については、対応していない機能が多少あります。しかし、テプラに較べてMac版ソフトの「出来は良い」といえますMacユーザーならば、機能制限のあるテプラよりもこちらの方が良いでしょう。

 印刷に使うヘッドは、テプラの下位機種とほぼ同じ性能であり、180dpiさほど高くない解像度のサーマルヘッドです。この点では、こちらの比較優位はなさそうです。

 印刷速度は、一方で、約30mm/秒と1万円を切る製品としては、最も高速といえる性能です。プリンタメーカーのメリット性を出しているのでしょう。

 使用できるテープの幅は、3.5mm-24mmまでのテープです。ブラザーには3.5mmというかなり細めの製品も用意されるため、多少テプラよりも幅が広いですね。使えるラベルもテプラ同様に豊富です。ブラザーのラベルについては、後ほどまとめて紹介します。

 ラベルのオートカット機能は、ブラザーも搭載で、ACコンセント以外で、電池でも稼働する点も同じですね。

 以上、ブラザーのピータッチP700の紹介でした。

 キングジムのテプラの入門機の「ライバル」ですが、比較すると、印刷速度面で多少有利な点を除けば、甲乙付けがたいと言えます。ただ、キングジム同様、印字品質やネットワーク未対応など「古くさい」部分もあるため、ブラザーから選ぶ場合も、この機種は避けた方が良いでしょう。


  

 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.13

 10・ブラザー P-touch PT-P750W
  ¥12,007 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 PT-P750W はピータッチシリーズの上位機です。

 パソコンの対応は、こちらも、WindowsとMacに対応します。さらに、接続は、こちらもUSB方式のほか、無線LANを選べます。接続の手間を考えると、この方式が便利だと思います。

 Brother iPrint&Label
  ¥無料  iTunes Store  

 Brother iPrint&Label
  ¥無料  Google Play

 スマホの対応は、Wi-Fiを利用する方法で対応します。とくに、Android系の場合はNFCを利用すれば、複雑な設定なしでWi-Fiがリンクできる便利な仕様です。付属するラベル作成ソフトは、下位機種と同じです。

 印刷に使うヘッドは、180dpi×360dpiの高解像度印刷に対応し、テプラのPC用の高性能機とほぼ同じ水準の印字が可能です。

 印刷速度も、下位機種同様に約30mm/秒と高速と言える水準ですね。

 使用できるテープの幅は、3.5mm-24mmまでの標準的なテープです。36mmの大判のテープを利用したい方は注意が必要です。

 リチウムイオン電池 BA-E001
  ¥3,250 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 ラベルのオートカット機能は搭載で、さらに、剥がしやすいハーフカット機能もこちらには搭載します。また、この機種も、ACコンセント以外で、電池でも稼働する製品です。さらに、別売りのリチウムイオン電池を利用すれば、コンセントや乾電池無しでも自由に使えます。

 以上、ブラザーのPC専用の上位機種の紹介でした。

 1万円前後のPC専用の製品として見た場合、キングジムのテプラ PRO SR5500Pがライバルです。それに比べると、印字品質・印刷速度などの基本スペックはこちらのほうが高いと言って良いでしょう。Macにも対応しますし、予算的に1万円前後でPC専用機を探しているならば良い候補でしょう。無線LANを搭載するという利便性も、良い部分です。


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 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.13

 【有線・無線LAN】

 11・ブラザー ピータッチ PT-P950NW
  ¥43,173 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)

 【無線LAN】

 12ブラザー ピータッチ PT-P900W
  ¥26,189 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)

 これらは、ピータッチシリーズの上位機です。2機種ありますが、これらは接続方法と本体色の違いになります。

 パソコンの対応は、こちらも、WindowsとMacに対応します。接続は、PT-P950NWは、USBの他に有線/無線LAN、PT-P900Wは、USBと無線LANを装備します。見かけ以外は、この部分が2機種の唯一の相違点ですね。なお、業務用としてシリアルポートと内蔵フォントも装備します。

 スマホの対応は、こちらも、Wi-Fiを利用する方法で対応します。ただし、NFCは下位機種とことなり未搭載ですね。

 印刷に使うヘッドは、最大で360dpi×720dpiの高解像度印刷に対応し、この点では業界最高です。

 印刷速度も、最高約80mm/秒と、スペック的に優れます。

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 使用できるテープの幅は、3.5mmから36mmです。ブラザーで36mm対応させたい場合は、これら機種が最低限ですが、価格は多少高いですね。ただ、キングジムに比べると、印刷可能範囲が広いため、カットしなくても「ほぼ縁なし」のラベルの作成が可能です。

 ラベルのオートカット機能は搭載で、剥がしやすいハーフカット機能も搭載します。また、この機種は、ACコンセントと別売リチウムイオン電池による利用に対応しますが、乾電池には非対応になります。、

 以上、ブラザーのPC専用の上位機種の紹介でした。下位機種との価格差を考えると、かなり「高級」な製品です。キングジムのテプラ PRO SR5900Pがライバルでしょう。ただ、印字範囲や品質・印字速度は、水準が一回り高いため、業務用に利用する本格的な製品を探している場合は、候補の1つですね。

補足1・カードリッジの選び方

 続いてブラザーで用意されているラベル(TZeテープ)についてです。


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 【各色・各サイズ】

 TZeテープ ラミネートテープ(白地/黒字) TZe-241
  ¥1,899〜 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

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 【各色・各サイズ】

 テープカートリッジ 赤文字 TZe-242
  ¥1,200〜 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

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 【各色・各サイズ】

 テープカートリッジ 赤黒 TZe-441
 テープカートリッジ 緑黒 TZe-441  
  ¥1,200〜 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

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 TZeテープ 布テープ 各色
   ¥1,319〜 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)

 ブラザーピータッチの場合も、基本的なラミネートテープは、各サイズ・各色とも網羅されています。ただ、サイズや色の豊富さは、テプラプロに多少及ばない点もあります。

 例えば、布テープなどはありますが、マグネットテープや透明テープなどは見られません。とはいえ、事務仕事で使うラミネートテープは十分豊富ですので、問題ないでしょう。価格も安価な製品が多いです。

3・カシオのネームランドの比較

 最後に、カシオの「ネームランド」の紹介です。こちらも、パソコンに対応する製品を2種類出しています。


  Windows 7〜10対応 

 13・カシオ PCラベル&メモプリンタ KL-E20
  ¥4,689 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

  KL-E20は、カシオのPC専用のラベルプリンターです。同社ではPC専用機はこれが唯一の製品です。

 パソコンの対応は、Windows系のみです。ラベル印刷ソフトも付属しますが、他社に比べると簡易的です。価格的には仕方の内部分でしょう。

 印刷に使うヘッドは、約7.3mm/秒と相当低速です。生産性を考えると多少不利ですね。使用できるテープの幅も、3.5mm-18mmまでとかなり制限されます。

 ラベルのオートカット機能など、便利機能も非搭載ですね。電池での駆動も未対応です。

 以上、カシオの KL-E20の紹介でした。同社のラベルプリンターは「ネームランド」というブランド名が付いているのですが、最下位機種のこれには付きません。それをふまえても、「自信を持って投入した機種」というより「廉価版」という位置づけだと思います。その点では魅力に欠ける機種ですね。


 

 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.12

 14・カシオ ネームランド KL-G2
  ¥9,980 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 ネームランドKL-G2は、カシオのPC対応機種では最も安いモデルです。

 同社は、パソコン専用モデルは無く、あくまで、キーボード入力タイプの「おまけ」としてパソコン接続機能を搭載しています。また、PCの場合はTrue Typeフォントのみ対応です。

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 本体での入力は、キーボードを利用します。搭載されているフォントは、漢字3書体、かな5書体、英字12書体と、キングジムのテプラに比べると日本語フォントが少なめです。ディスプレイは、バックライト搭載で、行数も下位機種としては8×5行とキングジムより多いです。ATOKも搭載です。

 パソコンの対応は、こちらも、Windowsに対応します。Macにも対応しますが、きちんとしたラベル作成ソフトは用意されません。接続は、USB方式で、ケーブルは別売りです。スマホの対応は、ネットワーク未対応のため不可です。

 印刷に使うヘッドは、一方で、200×200dpiと他社の入門機よりも良いです。この点で、キーボード付きで、格安モデルを探している方は、良い選択しかもしれません。

 印刷速度は、速度としては未公開ですが、従来機の2倍の高速性をもち、実機を見た限りで問題ないスピードです。

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 使用できるテープの幅は、3.5mmから24mmです。ブラザーと同等ですね。一方、ラベルのデザインロゴは、カシオは結構ユニークなものが搭載されており、PCに依存しないでも、デザイン性の高いラベルを簡単に印字できます。

 ラベルのオートカット機能は搭載です。また、剥がしやすいハーフカット機能も搭載します。また、この機種は、ACコンセントと乾電池での駆動に対応します。

 以上、ネームランドKL-G2の紹介でした。

 1万円前後で考えている方で、キーボード付きの機種が良い方には良い製品です。PCも利用したいが、そちらはさほど重要視しなくて良いならば、単体での使い勝手に優れるこちらを選ぶのも良いでしょう。


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 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.12

 15・カシオ ネームランドBiZ KL-V460
  ¥18,648 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)

 ネームランドKL-V460は、カシオのPC対応の上位機です。こちらもキーボード付きの機種です。

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 本体での入力は、キーボード方式です。搭載されているフォントは、漢字8書体、かな8書体、英字20書体と、下位機種よりも増加しています。

 下位機種の場合は、明朝系とゴシック系くらいしか選べなかった点を考えると、キーボードだけでも好みに合わせた印字が可能です。ディスプレイは、バックライト搭載で、行数も下位機種としては15×5行とキングジムの上位機と同じスペックです。ATOKも搭載です。

 パソコンの対応は、WindowsとMacに対応します。ただ、他社に比べると、Macの新OSへの対応速度は遅いです。また、きちんとしたラベル作成ソフトも用意されないため、Macユーザーについては避けた方が良いでしょう。接続は、USB方式で、ケーブルは別売りです。スマホの対応は、ネットワーク未対応のため不可です。

 印刷に使うヘッドは、200dpiと下位機種と同じです。この点で、キングジムのテプラ上位機種に比べると多少弱いと言えます。

 印刷速度は、速度としては未公開ですが、下位機種同様のスペックで、問題ないスピードです。


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 使用できるテープの幅は、この機種の優れる部分で、3.5mmから46mmまで対応です。かなり大きいテープを作成したい方には、カシオの上位機は良い選択肢です。そもそもこのサイズのテープは他社は用意していませんし。

 ラベルのオートカット機能は搭載で、こちらも、剥がしやすいハーフカット機能も搭載します。

 以上、ネームランドKL-V460の紹介でした。PC用としては、他社ほど力を入れて折らず、ソフト面でもイマイチです。ただ、46mmの印刷が可能な点は、確実に需要があるでしょう。その点で専門特化して考えるならば良い製品ですね。

補足1:カシオのカードリッジの選び方

 つづいて、カシオ「ネームランド」で用意されているラベルについてです。

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 ネームランド テープ 46mm XR-46【各色】
  ¥1,944〜 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 3大メーカーのラベルは、テープカードリッジについてはどのメーカーも、基本的な色構成の点で差はありません。色ラベルも、単色ラベルも一通りあります。ただ、カシオの場合は、36mmだけではなく、46mmテープがラインナップされる点が大きな独自性ですね。

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 46mm XR-46JYW マグネット 【各色】
  ¥2,151〜 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 スタンダードテープ以外に、マグネットテープなどにも46mmがあるのは、同社が力を入れている証拠でしょう。

 ラベルの種類も、布テープや、粘着テープなど他社同様の豊富なラインナップがあります。「変わり種」ではサンリオのキャラクターテープなどもラインナップされています。

 いずれにしても、テープのラインナップの点では、各社ともさほど差は無い状況ですので、基本的には本体性能で選ぶのが良さそうです。

今回の結論
ラベルプリンターのおすすめは結論的にこの機種!

 以上、WindowsMacintoshで使えるラベルライター(テプラ)を比較・紹介しました。

 それををふまえて、いつものように、Atlasのおすすめ機種をあげておきます。


 第1に、豊富な種類のラベルをパソコンで印刷して利用する場合におすすめな機種は、

 

 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.13

 3・KING JIM テプラ PRO SR5900P
  ¥17,966 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)

 印字品質 ★★★★★

 テプラ PRO SR5500P がオススメです。360dpi・384dotと解像度が高いので、仕上がり品質を重視する場合にとくに推す酢でです。

 使い勝手の部分でも、USB接続のほか、有線LAN/無線LANを装備しているので、オフィスで皆で利用するのにも向いているでしょう。WindowsでもMacでも利用可能です。ラベルも、現状で最も大きな36ミリのラベルまで対応する点も安心です。

 
 ベ−シックパック12ミリ幅 SC126T
  ¥3,622 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
 ベ−シックパック18ミリ幅 SC186T
  ¥4,909 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 ラベルの種類も、3社のなかで最も豊富です。はじめにどれを買うか迷うところです。しかし、ラミネートテープの12mmか18mmの基本セット、もしくはその両方を買って試しに使ってみるのが良いと思います。

ーー

  

 テープカートリッジケース テプラPRO SR4TH
  ¥1,000 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 なお、キングジムは、「事務用品屋さん」らしく、テプラの整理グッズも充実します。こちらは、純正のカードリッジケースです。

   

 キングジム テプラPRO ラベルラミネーター RL18
  ¥2,918 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 また、9mm-18mmのテープに上張りできるラベルラミネーターもあります。ラミネートテープを買うよりも安上がりです。


 第2に、スマホやMac系パソコンでのラベル作成を考えている方におすすめの機種は、

  

 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.13

 10・ブラザー P-touch PT-P750W
  ¥12,007 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 印字品質 ★★★★★

 ブラザーPT-P750W が良いでしょう。Mac用のソフトの使い勝手はこちらの方が上ですから。なお、下位機種もありますが、180dpi×360dpiの高解像度印刷に対応するのはこの機種だけです。

 無線LANに対応しますし、スマホ(iPhone/Android)からも利用できるので、オフィスでも活躍するでしょう。印刷速度も、最高30mm/秒と高速な点もメリットです。

 

 TZeテープ ラミネートテープ(白地/黒字)
  ¥1,199〜 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 ラベルの種類は、テプラほどではありませんが充実しています。セット販売はありませんが、基本となる、白黒のラベルを最初に買われるのが良いでしょう。一般的には12mm-18mmが売れ筋ですね。

 なお、ラベルプリンターは、パソコン(Mac/Win)では、「プリンター」としてOSに認識されます。そのため、メーカーが用意したソフトを使わずとも、例えばExcelアドビ系ソフトでデザインし印刷することも可能です。

 その場合は、ブラザーのピータッチでも、キングジムのテプラPROでも、どちらを使っても大丈夫です。


 第3に、パソコンだけではなく、ラベルプリンター単体でも印刷をしたい方は、

 

 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.12

 7・KING JIM テプラPRO SR750
  ¥17,149 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 印字品質 ★★★★★

 ヘッドの性能が、360dpi・384dotと高い「テプラ」PRO SR750が良いと思います。より上位の SR950もありますが、価格が高いです。違いは、高速性と静音性だけなので、基本的にはこの機種で良いと思います。

 パソコンでも使えますし、単体で使う場合も、ATOK搭載で変換精度も良いですし、フォントも充実しています。

  Amazonベーシック USB2.0ケーブル 1.8m
  ¥475 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)

 テプラをPCに取り付けるには、こちらのケーブルが必要です。

 
 ベ−シックパック12ミリ幅 SC126T
  ¥3,622 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 ベ−シックパック18ミリ幅 SC186T
  ¥4,909 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 ラベルはこちらもとりあえず、ベーシックパックを揃えてみるのが良いでしょう。


 第4に、ホワイトボード用など46mmの大判テープに対応させたい場合は、

 201605071406.jpg

 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.12

 15・カシオ ネームランドBiZ KL-V460
  ¥18,468 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)

 ネームランドKL-G2が良いでしょう。このサイズのテープが存在するのは、カシオだけですから。

 201705041759.jpg

 46mm XR-46JYW マグネット 【各色】
  ¥1,901〜 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 マグネットボードを利用した出勤表作りなど、大サイズはアイデア次第でとても便利に使えると思います。

ーーーー

 というわけで、今日はラベルプリンターの話でした。

 最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークから話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 18:45 | 研究上の道具(文具)

2011年10月21日

【過去ログ】Parkerのingenuity penの格安購入法】2011年4月

ども、Atlasです。この記事は別の場所に書き直しました!!そちらをご覧ください。

posted by Atlas at 17:18 | Comment(0) | 研究上の道具(文具)

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