2020年05月07日

比較2020' Wi-Fi対応ドキュメントスキャナ8機の性能とおすすめ:iPad / iPhone転送:DropboxやEvernoteへのクラウド転送も対応

【今回レビューする内容】2020年 スマホ対応の無線LAN対応ネットワークスキャナーの性能・価格とおすすめ:タブレットや職場での共用スキャナー・クラウドサービス対応スキャナの性能ランキング

【紹介する製品型番】BROTHER ADS-2800W ADS-3600W FUJITSU ScanSnap iX1500 EPSON ES-60WB ES-60WW Canon imageFORMULA DR-C225W II Epson DS-40 Brother MDS-940DW

今回のお題
WiFi対応のドキュメントスキャナのおすすめはどの製品?

 どもAtlasです。

 今日は、2020年5月現在、最新のWi-Fiに対応するスキャナーを比較します。

 代表的な機種の中から、特に家庭用や、職場での共用に向く機種を厳選して紹介します。

 201809130936.jpg

1・速度(仕事時) ★★★★★
2・速度(自炊時) ★★★★★
3・画質調整    ★★★★★
4・重送のしにくさ ★★★★★
5・色の自動判別  ★★★★★
6・クラウド対応  ★★★★★
7・総合評価    ★★★★★

 以下では、いつものように各製品を紹介します。

 その上で、最後に「結論」として、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。 

 よろしくお願いします。

ーー

1・フラットベッドスキャナー
2・高級フィルムスキャナー
3・ドキュメントスキャナー
4・ハンディスキャナー
5・ブックスキャナー
6・A3対応スキャナー
7・Wi-Fi対応スキャナー

 なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」のスキャナー関連記事の7回目記事として書きました。

1・Wi-Fi対応の据置型スキャナの比較

 はじめに、据え置いて使う大きめキャナを5機種紹介します。

 なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


  

 Windows XP〜10 Mac 10.11〜10.15

 1・BROTHER ADS-2800W
  ¥43,820 Amazon.co.jp
(5/7執筆時)

読速速度 (300dpi)  
 白黒=30枚/分(両面60面)  
 カラー=30枚/分(両面60面)

原稿枚数:50枚まで
収納時サイズ:299x220x179mm
重さ :3.6Kg  

 2・BROTHER ADS-3600W
  ¥53,627 Amazon.co.jp
(5/7執筆時)

読速速度 (300dpi)  
 白黒=50枚/分(両面100面)  
 カラー=50枚/分(両面100面)

原稿枚数:50枚まで
収納時サイズ:299x220x179mm
重さ :3.6Kg  

  ADS-2800WADS-3600Wは、いずれもブラザースキャナです。

 使用方法は、こちらの場合、電源をコンセントから取り、据え置き型で使うスキャナーになります。

 据え置き型は、本体が大きいほか大きなACアダプターがあるため、ハンディ型に較べると持ちはこびが容易でないです。

 ads2500w_fc_jyusou.jpeg

 しかし、ハンディ型より、紙の搬送性能は圧倒的に上位です。

 とくに、原稿がダブルフィード(重送)するのを未然に防ぐ超音波センサーが搭載されているのは、利便性の上で重要と言えます。

 大事な原稿をスキャンし忘れることは「ほぼ」なくなるでしょう。搬送部のローラーも、Wローラー仕様で、重送自体が起こりにくい構造です。

 読取速度も、据え置き型の最大の利点です。

 下位機種のADS-2800Wは、白黒・カラー共に30枚/分です。

 上位機種のADS-3600Wは、白黒・カラー共に50枚/分となります。いずれも、他社の据え置き型スキャナに比べても、「高速」と言えます。

 ads2500w_fc_pdf.jpeg

 Wi-Fi機能は、最初からWi-Fiユニットが内蔵されています。

 スキャン操作・転送は、ブラザーの場合、スキャナ本体の液晶パネルがあるため、スキャナ本体だけで、スキャン設定が可能です。

 201802031214.jpg

 読み取ったデータは、自動処理でPCファイルや、FTPサーバー、スマホ・タブレットなどに転送可能です。

 もちろん、Wi-Fiを経由させて、データをPCへの転送させることも可能です。

 PCで利用する場合は、スキャン to OCRスキャン to イメージ機能などで、テキスト化やデータの処理まで一体的な処理も可能です。

 201607071612.jpg

 クラウド連携は、Dropbox Facebook Evernote、flickerなどに対応します。

 そのため、あらかじめ設定しておけば、PCを介さずに直接オンラインサービスにアップロードできます。

 もちろん、指定したEメールに画像を直接発信することなどもできます。非常に多機能です。

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 スマホ・タブレットでの利用は、Brother iPrint&Scanという、自社製の無料アプリを利用します。AndroidとiOS双方ともに対応します。

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 以上、ブラザーADS-2800WADS-3600Wの紹介でした。

 以下で紹介する他社機と比較する場合、液晶モニタが付属する点が、この機種のチャームポイントです。

 スキャン操作をする際、パソコンや、スマホを必要としないという点で、「真のネットワークスキャナー」といえるでしょう。解像度などの変更も本体のパネルでできるので、パソコンなしで設定・転送ができます

 基本性能の面でも、重送検知機能が付いていること、取り込み速度的に圧倒していることなど、性能は優れます。

 結論的にいえば、職場や家庭に据え置いて使うWi-Fiスキャナーとしては、最もオススメできます。


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 【2018年10月発売】

 Windows 7〜10 Mac 10.12〜10.15

 3・富士通 ScanSnap iX1500
  ¥46,980 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

読速速度 (300dpi)  
 白黒・グレー=30枚(両面60面)  
 カラー=30枚(両面60面)

原稿枚数:50枚まで
収納時サイズ:292×161×152mm
重さ :3.4Kg  

  iX1500は、富士通のスキャンスナップの最上位機です。

 同シリーズの高スペックモデルとして、2018年に登場しました。

 使用方法は、こちらの場合も据え置き型です。電源をコンセントから取り、据え置き型で使うスキャナです。

 201805181223.jpg

 また、ブラザーと同様に、Wローラーと超音波による重送検知機能を搭載します。 

 この点で言えば、ブラザーと甲乙を付けがたい利便性を持ちます。

 読取速度は、白黒・グレー・カラー共に30枚/分です。

 ブラザーと比較すると、白黒を高解像度(600dpi)で取り込む場合も30枚/分という速度で利用できる点が魅力です。10万円以内のWi-Fi対応機としては、最も高速ですね。

 201810151127.jpg

 Wi-Fi機能は、こちらも、最初からWi-Fiユニットが内蔵されています。

 スキャン操作・転送は、本体に液晶窓があるので、ブラザーと同じく、完全にスタンドアロンな利用法が可能です。

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 クラウド連携は、かなり高機能です。

 ブラザー同様に、PC・スマホを介さずに、直接的にクラウドサービスに転送できる機種です。

 Evernote・ドロップボックス・Googleドライブ・One Driveなどの基本ソフトを網羅します。

 その上で、ブラザーと較べると、会計・個人資産管理など、アウトソーシング方面におり強い仕様です。

 名刺・レシート・写真など、取り込み原稿のサイズの違いで、自動的に対応のクラウドサービスに、仕分けして転送させることも可能です。

 201802031227.jpg

 スマホ・タブレットでの利用は、「ScanSnap Connect Application」という専用アプリを介します。こちらも、iOSとAndroid双方とも対応できます。

 ただし、スマホでの設定には限界があります。こちらにあるように、向き補整やOCR機能などPCで利用できるフル機能は利用できません

201810151125.jpg

 そのほか、レシート用、名刺用のガイドが付属する点や、高速で安定性のある11acの無線LAN規格に対応する点などが新しい部分ですね。

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 以上、富士通の iX1500の紹介でした。

 ブラザーのWi-Fi対応機の強烈なライバルです。比較した場合、レシートや名刺用のガイドと自動振り分け機能は相当便利でしょう。

 取り込み速度の点でも、業務用として最も多用するだろう、白黒の速度は、高画質の600dpi取り込みにしても速度が落ちませんし、Wi-Fi(11ac)やUSB(3.1 gen1)の規格も最新です。

 こうした点で、現在的に業務用のドキュメントスキャナとして最も完成度の高いのはこの機種だと思います。ただ、自炊などの目的に買われる場合は、他機に比べてのメリットはあまりないでしょう。


 

 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.15

 4・EPSON シートフィードスキャナー DS-570  
  ¥38,567 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

読速速度 (300dpi)  
 白黒・グレー=35枚(両面70面)  
 カラー=35枚(両面70面)

原稿枚数:50枚まで
収納時サイズ:296×169×176mm
重さ :3.7kg  

 DS-570 は、エプソンが発売するスキャナーです。

 使用方法は、こちらも、電源をコンセントから取り、据え置き型で使うスキャナになります。

 ブラザーや富士通と同じで、Wローラーと超音波による重送検知を搭載し、搬送部分では他社に勝るとも劣らない製品です。

 読取速度は、他社よりもかなり優れる部分です。

 なぜなら、白黒・カラーにかかわらず、1分間に35枚(両面70面)Wi-Fi対応モデルの中では、最も高速な機種だからです。

 Wi-Fi機能は、こちらも最初からWi-Fiユニットが内蔵されています。

 S_wifi_01_img02.jpg

 スキャン操作・転送は、ただし、富士通のScanSnapと同じで、液晶ディスプレイがないため、操作・設定は、PC/Macか、スマホを利用する必要があります。

 

  EPSON DSBXNW1
  ¥24,464 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

 正確に言えば、上記のネットワークインタフェースユニットを購入すれば可能ですが、費用対効果は悪いでしょう。

 S_wifi_02_img01.jpg

 クラウド連携は、多少注意が必要です。

 というのも、こちらは、クラウドサービスとの直接的な連携ができないからです。

 つまり、PCやスマホのソフトに1度取り込んだ後で、これらのサービスにつなげる方式です。

 ただし、この方法で、DropboxやEvernote Google Driveなどとの連携が可能です。

 パソコンを介した場合でも、EvernoteやGoogleドライブに対応できますが、会計・資産管理ソフトとの連携は、富士通のScanSnapのようには対応しません。 

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 スマホ・タブレットでの利用は、iOS、Android向けの無料アプリEpson DocumentScanを利用してスキャニングする形です。富士通とは異なり、検知機能などスマホだけの機能制限は受けないようです。

---

 以上、DS-570 の紹介でした。

 スキャナとしての基本性能は、主にスピード面でScanSnapを凌駕する機種です。

 一方、Wi-Fi機能面ではブラザーと異なって、スキャナ単独でのクラウドへの自動転送はできません

 さらに、富士通などと異なり、PC/スマホを介さずに単独でのクラウドサービスとの自動転送はできないため、クラウド的な利用法には向かないでしょう。

 ただ、社内や家庭内の複数のPC/スマホで共有するような使い方ならば、読み取り速度などの基本性能がよいこちらはオススメと言えます。


 

 【2018/10発売】

 Windows XP〜10 Mac 10.8〜10.15

 5・Canon imageFORMULA DR-C225W II
  ¥39,848 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

読速速度 (300dpi)  
 白黒・グレー=25枚(両面50面)  
 カラー=15枚(両面30面)

原稿枚数:30枚まで
収納時サイズ:300×156×200mm
重さ :2.8kg  

 DR-C225W IIは、キヤノンが発売するWi-Fi対応スキャナです。

 使用方法は、こちらも、電源をコンセントから取り、据え置き型で使うスキャナになります。

 こちらも、Wローラーと超音波による重送検知を搭載し、搬送部分では他社に勝るとも劣らない製品です。

 ただ、コンパクトサイズなので、一度にセットできる原稿は、30枚までと少なくなっています。

 読取速度も、据え置き型としては遅めの1分/25枚です。

img-imageprocess06-1.gif

 画像処理は、キヤノンは定評があります。

 とくに 用紙の裏写りを自動で取り除く読み取りが得意です。

 そのため、状態の悪い原稿の場合、キヤノンを選択するのはメリット性があります。この部分は、エプソンとキヤノンが強い部分です。

 img-wifi3sdtep.jpg

 Wi-Fi機能は、こちらも最初からWi-Fiユニットが内蔵されています。

 スキャン操作・転送は、富士通やエプソンとほぼ同じです。

 液晶モニタが内蔵されないため、PC/スマホでの操作が必須です。ブラザーに較べると簡易的な仕様ですね。

 クラウド連携は、スマホやPCを介す必要があるという点で、エプソンと同じです。

 対応するサービスも少なめで、、DropboxやEvernote・SugarSyncなどのみです。

 スマホでのスキャン操作・転送は、注意が必要であり、画像処理性能や重送検知についてiPadなどのスマートフォン転送の場合は利用できません

---

 以上、キヤノンDR-C225の紹介でした。

 多少本体設計が古い製品であり、後継機が待たれる状況です。

 コンパクトでデザイン性は良いのですが、今回注目しているWi-Fiやクラウド利用での利便性は他社製品に劣るでしょう。

2・スマホ転送対応の小型スキャナの比較

 201805181106.jpg

 続いて、Wi-Fi転送できるドキュメントスキャナーのうち、携帯用の小型モデルを紹介します。

 なお、ハンディタイプでWi-Fi対応する機種はキヤノン製品に限られている状況です。 


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 Windows 7〜10 Mac 10.11〜10.15

 6・EPSON モバイルスキャナー ES-60WB
 7・EPSON モバイルスキャナー ES-60WW

  ¥18,409
Amazon.co.jp (5/7執筆時)

読速速度 (300dpi)  
 5.5枚/分(片面のみ)
原稿枚数:1枚まで
収納時サイズ:272×338×47mm
重さ :300g

 EPSONDS-40は、Wi-Fiに対応する小型ハンディタイプのスキャナです。

 本体の重さは、270gです。

 主に持ち運んでの使用を想定して作られています。出張やプレゼンなどでハンディタイプのスキャナを使おうと思っている場合、必ずしもパソコンを持って行く必要がなくなります。

 iPadユーザーなど、タブレットユーザーにはとても便利でしょう。

 201901131707.jpg

 使用方法は、この製品は原稿抑えが付属しないため、1枚1枚手で差していくタイプのドキュメントスキャナになります。

 取り込みは、モバイル用の設計なので、片面ずつ読み取る方式で、両面同時読み取りは不可です。

 読取速度は、小型ですが、モノクロ・カラー共に約5.5枚/分と実用的です。

 Wi-Fi機能は、こちらも最初からWi-Fiユニットが内蔵されています。

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 画像処理は、EPSONは優秀です。自動傾き補正や、裏移りのある原稿や状態の悪い原稿は、キャノン同様にドライバーの補整機能で強力に対処できます。

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 スキャン操作・転送は、PCとスマホ対応します。

 スマホの場合に使用するアプリは、iOS・Andoroid用に用意されるCaptureOnTouch Mobileです。

 基本的にソフトを起動してスキャンボタンを押すだけでスキャンが始まります。もちろん解像度などの変更も可能です。

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 出先でWi-Fiがない場合も、スマホとアドホックに直接つなげて転送可能です。

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 電源供給方法はこの製品は、ACコンセント不要のバッテリー式です。

 Wi-Fi利用を前提に使っても、A4 300dpiの解像度で300枚スキャンできるため、電池切れの心配はほぼ不要でしょう。

 非常時も、USBバッテリーから充電ができるほか、PCとUSB接続すれば、バスパワーで動かせます。

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 Epson DocumentScan
  ¥0 iTunes Store
 Epson DocumentScan
  ¥0 google Play

 クラウド連携は、写真アルバムのほか、Evernote Dropbox、Microsoft OneDriveにデータを送ることが可能です。

---

 以上、ES-60WBの紹介でした。

 モバイル用でワイヤレスに対応する数少ない機種です。

 複数枚の原稿と両面対応できないのはやや不便ですが、出先で「パッ」と紙原稿の処理やクラウド転送をなしたい場合など、その携帯性は有利でしょう。

 ただ、最近、さらに高速なユニットを搭載し、両面も可能なブラザー機も現れたので、比較は重要です。


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 【2020年発売】

 Windows 7〜10 Mac 10.12〜10.15

 8・BROTHER スキャナー MDS-940DW
  ¥20,420 楽天市場 (5/7執筆時)

読速速度 (300dpi)  
 15枚/分(両面30枚/分)
原稿枚数:1枚まで
収納時サイズ:319×45.4×63.1mm
重さ :700g  

 MDS-940DWは、ブラザーの販売するWi-Fi対応の小型モデルです。

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 Epson DS-40のライバル機です。比較するとやや長めの機種です。

 重さも、700gあります。

 使用方法は、エプソンと同様で、1枚1枚手で差していくタイプになります。

 取り込みも、こちらも、両面同時読み取りは不可です。

 読取速度は、モノクロ・カラー共に約15枚/分とかなり高速です。

 Wi-Fi機能は、こちらも、最初からWi-Fiユニットが内蔵されています。

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 画像処理は、E機も優秀です。

 傾き補正や、自動サイズ検知など他社が装備する機能を網羅します。

 そのほか、地色除去や、裏移り防止など、ビジネスシーンで便利な機能も網羅です。

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 また、カラー自動判別機能は、本機は、OSによる制限なしに、しっかり3色の原稿を区別します。

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 スキャン操作・転送は、PCとスマホ対応します。

 同社の iPrint&Scanというアプリが、Android/ iOS双方に準備されています。

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 また、ブラザーは、SDカード(別売)にデータを保存する形式です。

 外出先でもスマホでいちいち確認せずに、処理するという場合は、効率が良いでしょう。

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 電源供給方法は、USB給電のほか、内蔵式のバッテリーでも対応します。

 Wi-Fiと内蔵バッテリーを利用する場合のバッテリーの保ちは情報非公開です。

 ただ、Wi-Fi未使用時は、320枚というスペックです。


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 クラウド連携は、PC版アプリを通じてですが、Dropbox/Google Drive/OneDriveへのアップロードに対応します。

---

 以上、ブラザーのMDS-940DWの紹介でした。

 企業内などのWi-Fi環境でPCで主に利用する場合、外出先でSDカードで保存する場合は、魅力ある軽量機です。

 一方、速度的の部部分も後発の利点でエプソン機により良いですが、手差し用であまりスピードがあってもしょうがないので、このあたりはオーバースペックでしょう。

 一方、同じくバッテリーを搭載するエプソン機と比較すると、重さが倍近くある点は、外出先まで、モバイルする場合は注意点です。

 その場合は、片面読取だけとなりますが、エプソン機が候補でしょう。

今回の結論
WiFi対応ドキュメントスキャナーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、Wi-Fi対応のドキュメントスキャナーを紹介してきました。

 最後に、いつものように、目的別のおすすめ機種をあげておきたいと思います。


 第1に、会社や自宅に設置し、常にWi-Fi経由で使おうと考えている方は、

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 【2018年10月発売】

 Windows 7〜10 Mac 10.12〜10.15

 3・富士通 ScanSnap iX1500
  ¥46,980 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

読速速度 (300dpi)  
 白黒・グレー=30枚(両面60面)  
 カラー=30枚(両面60面)

原稿枚数:50枚まで
収納時サイズ:292×161×152mm
重さ :3.4Kg   

1・速度(仕事時) ★★★★★★
2・速度(自炊時) ★★★★☆
3・画質調整    ★★★★☆
4・重送のしにくさ ★★★★★
5・色の自動判別  ★★★★★
6・クラウド対応  ★★★★★★
7・総合評価    ★★★★★★

 富士通のiX1500でしょう。

 201810151125.jpg

 液晶モニターを搭載する機種はブラザーにもあります。

 ただ、対応クラウドサービスの豊富さ白黒原稿の読み取り速度などの点で、富士通が一歩抜きんでています。

 Wi-Fiの規格も、5Ghz帯について11acに対応するため、安定性が高いでしょう。

 PCなどの近くに置かずともオフィスでも、家庭でも、どこでも置けて単独で利用できる点が便利です。

 とくに、職場において複数人で、スキャナとその読み取りデータを共有する場合は、この機種が最も向くでしょう。


 第2に、オフィス用として、速度が要求される仕事にオススメのモデルとしては、

  

 Windows XP〜10 Mac 10.11〜10.15

 2・BROTHER ADS-3600W
  ¥53,627 Amazon.co.jp
(5/7執筆時)

読速速度 (300dpi)  
 白黒=50枚/分(両面100面)  
 カラー=50枚/分(両面100面)

原稿枚数:50枚まで
収納時サイズ:299x220x179mm
重さ :3.6Kg  

1・速度(仕事時) ★★★★★
2・速度(自炊時) ★★★★☆
3・画質調整    ★★★☆☆
4・重送のしにくさ ★★★★★
5・色の自動判別  ★★★★★
6・クラウド対応  ★★★★★
7・総合評価    ★★★★★

 ブラザーのADS-3600Wでしょう。

 読み取り速度は、カラー原稿については、とくに、スキャンスナップよりだいぶ速いので、ビジネスカラー文書の取り込みに、こちらは向きます。

 201603071839.jpg

 液晶モニターを搭載するため、こちらもPCなどに依存せず、スキャニングが開始できます。 

 一方、富士通ほど、アウトソーシング系サービスへの対応はしないものの、有名どころのドキュメントクラウドサービスは全て対応するため、基本的に問題ありません。

 作業の「時短」目的で選ぶならば、この機種はとくにオススメです。


 第3に、PCの近くに設置するかたで、読み取り速度などを重視したい方は、

 

 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.15

 4・EPSON シートフィードスキャナー DS-570  
  ¥38,567 Amazon.co.jp (5/7執筆時)

読速速度 (300dpi)  
 白黒・グレー=35枚(両面70面)  
 カラー=35枚(両面70面)

原稿枚数:50枚まで
収納時サイズ:296×169×176mm
重さ :3.7kg

1・速度(仕事時) ★★★★☆
2・速度(自炊時) ★★★★☆
3・画質調整    ★★★★★
4・重送のしにくさ ★★★★★
5・色の自動判別  ★★★☆☆
6・クラウド対応  ★★★★☆
7・総合評価    ★★★★☆

 エプソンのDS-570 が良いでしょう。

 主に「配線をスッキリさせたい」という目的でWi-Fiを導入したい場合は、値段の部分からも、これで良いと思います。

 201608081403.jpg

 他機種に較べて、本体価格の割に読み取り速度が速く画像処理も、業界ではトップクラスに良いです。

 そのため、クラウドサービスへの自動転送や、オフィスなどでの複数の共有、というわけではなく選ぶなら、現状はこの機種が「おすすめ」です。

 また、スマホでの操作もできるため、普段は常設しているが、たまに(別の部屋に)持ち運んでスマホで操作して使うかも?というレベルの方ならば、こちらが良いでしょう。


 第4に、小型で持ちはこびができるスキャナで、利便性が高い製品といえるのは、

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 Windows 7〜10 Mac 10.11〜10.15

  6・EPSON モバイルスキャナー ES-60WB
 7・EPSON モバイルスキャナー ES-60WW

  ¥18,409
Amazon.co.jp (5/7執筆時)

読速速度 (300dpi)  
 5.5枚/分(片面のみ)
原稿枚数:1枚まで
収納時サイズ:272×338×47mm
重さ :300g

1・速度(仕事時) ★★★☆☆
2・速度(自炊時) ★★★☆☆
3・画質調整    ★★★★★
4・重送のしにくさ ★★★★☆
5・色の自動判別  ★★★☆☆
6・クラウド対応  ★★★★☆
7・総合評価    ★★★☆☆

  Epson ES-W60でしょう。

  手差しの片面読み取り機とはなりますが、小型・軽量です。

 バッテリー式ですが、バッテリー駆動で300枚分まで転送が可能と、十分にタフで良い機種です。

 スマホアプリも他社より作り込まれており、この部分でも評価できるでしょう。

 ---

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  【2020年発売】

 Windows 7〜10 Mac 10.12〜10.15

  8・BROTHER スキャナー MDS-940DW
  ¥20,420 楽天市場 (5/7執筆時)

読速速度 (300dpi)  
 15枚/分(両面30枚/分)
原稿枚数:1枚まで
収納時サイズ:319×45.4×63.1mm
重さ :700g  

1・速度(仕事時) ★★★★☆
2・速度(自炊時) ★★★☆☆
3・画質調整    ★★★★★
4・重送のしにくさ ★★★★☆
5・色の自動判別  ★★★★★
6・クラウド対応  ★★★★☆
7・総合評価    ★★★★☆

 一方、モバイル用で、両面読み取りを必須とするならば、バッテリー+Wi-Fi搭載式のブラザー機が良いでしょう。

 重いのが玉に瑕ですが、SDカードに保存することでスタンドアロンでも使える点もメリットです。

補足:スキャナー関連記事の紹介

 201809130950.jpg

 というわけで、今回はネットワーク対応のドキュメントスキャナーの話でした。

1・自炊用のドキュメントスキャナ
2・モバイル用のハンディスキャナ

 なお、今回はWi-Fiに注目しての比較でした。

 搬送性能などより多角的に製品を比較したいかたは、上記の記事も参考になさってください。

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 最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 20:18 | スキャナー

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