2018年07月06日

比較2018’【香り高い!】最新コーヒーメーカー全35機のおすすめ・選び方〈まとめ記事〉(6)

【今回レビューする内容】2018年 高性能で安い!人気コーヒーメーカーの性能とおすすめ・選び方:象印・タイガー・ハリオ・デロンギ・ネスレ・メリタ・サーモス・パナソニック・シロカ:各社の高級コーヒーメーカー・エスプレッソメーカー・カプチーノ:種類・機種の違いと口コミランキング

今回のお題
最新コーヒーメーカーの
おすすめ機種とその選び方は?

 どもAtlasです。

 今日は、コーヒーメーカーの比較です。

1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・全自動ミル付コーヒーメーカー
3・ペーパーレスコーヒーメーカー
4・
カプセル式コーヒーメーカー
5・
デロンギ・エスプレッソメーカー

 このブログでは、コーヒーメーカーについて、新製品だけで合計35機種を比較してきました。 

 今回は、これらの記事の「まとめ」です。

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 「美味しいコーヒーメーカーの選び方の基本」を順序立てて説明したあと、「具体的なオススメ機種」を「結論」として提案します。

 検索エンジンから来られた方も、この記事からご覧ければ、分かりやすいかと思います。

1・コーヒーメーカーの選び方の基本!

 コーヒーメーカーを選ぶ場合、最初に「決める」べきは、「どのような方式」のコーヒーメーカーを選ぶかです。

1・フィルター式
2・インスタント式
3・カフェポッド式
4・エスプレッソ式

 選択肢は4つありますので、その特長欠点について順番に紹介しておきます。

1・フィルター式

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 1・メリタ オルフィ SKT521B
  ¥7,280 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

 第1に、「フィルター式コーヒーメーカー」です。 

 フィルタ式は、人気のメリタの「オルフィシリーズ」をはじめ、各社が販売する最も一般的なコーヒーメーカーです。低予算でもわりと「美味しい」コーヒーが入るという点で「万能選手」な方式です。

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 コーヒーの抽出方法は、喫茶店の「ハンドドリップ」と同じで、フィルターでコーヒー粉を「濾す(こす)」方式です。

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 コーヒーの味は、したがって、フィルターの種類で大きく異なります。

 紙フィルタだと、比較的雑味が少ないクリアな味になります。金属製のフィルターだと、コーヒーの油分が多くコクのある濃い味になってります。ちなみに、メリタの「オルフィ」は「紙フィルター式」ですね。

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 その上で、抽出時の水の最大温度や、ドリップ部分の穴の形式(メリタ式・ハリオ式)で、味の傾向はさらに変わってきます。このあたりは複雑なので、記事の中盤で改めて「まとめ」ます。

 コーヒー1杯のコストは、豆のグレードによります。

 例えば100gで100〜200円程度の「お徳用」ならば、1杯10-15円程度で「お買得」です。

ーー 

 以上、「フィルター式コーヒーメーカー」の紹介でした。「喫茶店のハンドドリップの味」を理想とする場合、この方式以外の選択肢はないでしょう。

 一方、フィルタ式は、フィルターの種類ドリッパーの形状で「味がかなり変わる」ため、もう少し細かい説明が必要です。そのため、後ほど、改めて、「良い機種の見分け方」を解説します。

2・インスタント式

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 2・ネスレ ゴールドブレンド バリスタ 50
  ¥6,631 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

 第2に、「インスタントコーヒーメーカー」です。「ネスカフェバリスタ」の名前でネスレが発売しています。

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 ゴールドブレンド エコ&システムパック 105g
  ¥794 Amazon.co.jp (7/4執筆時)

 コーヒーの抽出方法は、専用のインスタントコーヒーのパックを使う方式です。粉を上からタンクに詰めて、自動でコーヒーを作る仕組みです。

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 コーヒーの味は、インスタント式ながら、缶コーヒー以上のグレードを確保します。

 一般的なインスタントコーヒーは、コーヒー抽出液を乾燥させたものです。しかし、こちらは、抽出液と生の焙煎豆を混ぜ合わした「レギュラーソリュブルコーヒー」という独特の製法で作れられます。

 そのため、ある程度まで、焙煎コーヒー準じるリッチな香りを得ることができます。

 できるコーヒーの種類は、コーヒーのほか、カフェラテカプチーノです。簡易的にながらスチーム噴射でのミルクの泡立てもできる仕組みを採用するためです。上位機は、本格的な圧はかからないものの、「エスプレッソタイプコーヒー」に対応します。

 コーヒー1杯のコストは1杯当たり15円ほどです。

ーー

 以上、「インスタントコーヒーメーカー」を紹介しました。「コーヒーの味を追求して楽しむ」という観点からは少し外れる機種でしょう。

 一方、例えば、職場などで不特定多数に「美味しいコーヒーを提供する」という観点では「あり」と言える機種です。

 ただ、「」を重視する、今回の記事からすると観点がやや異なります。そのため、こういった製品をお探しならば、【ネスレのコーヒーメーカーの比較記事】をご覧ください。

3・カフェポッド式


    
 3・T-fal コーヒーメーカー ポッド式 CW1008JP
   ¥4,571 Amazon.co.jp (7/4執筆時)  

 第4に、「カフェポッド式コーヒーメーカー」です。

 このタイプは、ホテルやゲストルームの備品として、海外のホテルでよく見かけます。

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 抽出方式は、ペーパーフィルターの中に粉が入った「カフェポッド」を利用する方式です。

 コーヒーの味は、コーヒー粉の鮮度と品質に依存します。ただ、この手の製品は「低価格」で、水流や水の抽出温度などに工夫のある機種はないと言えます。味の面でも、インスタント式を下回る水準です。

 コーヒー1杯のコストは1杯当たり50円ほどです。

 カフェポッド式が多い海外だともう少し安いですが、日本で「それなりのブランド」を買おうとすると、インスタント式より高めです。

ーー

 以上、「カフェポッド式コーヒーメーカー」での紹介でした。どちらかといえば「業務用」という位置づけで、ホテルなどの「備品」としてのみオススメできるジャンルです。

4・エスプレッソ式

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 4・イリー エスプレッソマシン カプセル式
  ¥24,984 Amazon.co.jp (7/4執筆時)

 第4に、エスプレッソメーカーです。 イタリアデロンギや、スイスネスレフランスイリーが有名です。

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 抽出方式は、コーヒー粉に圧力をかけて、濃縮して抽出するタイプのコーヒーメーカーです。最大で15気圧かけられる機種があります。

 なお、専用カプセルで抽出する「お手軽な製品」もネスレから出ています。しかし、本格的な機種は(極細挽きの)コーヒー粉を利用するのが一般的です。

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 コーヒーの味は、基本的にはエスプレッソです。ただし、一部機種は「薄いコーヒーのような飲みもの」は作れます。いずれにしても、「できるけど専門ではない」といったレベルです。

 できるコーヒーの種類は、エスプレッソのほか、一部機種はカプチーノも対応します。

 コーヒー1杯のコストは1杯当たり50円ほどです。

ーー

 以上、エスプレッソメーカーの紹介でした。意外に省スペースで格安な機種もあるジャンルです。

 エスプレッソやカプチーノを気軽に楽しめる機種が多いので、コーヒーメーカー利用者が「2台目に買う」場合にオススメです。

 一方、ブラックコーヒーも対応できますが、の面で言えば、フィルタ式とは「差」があるため、「兼用」には向かないと思います。


 というわけで、ここまでは、コーヒーメーカーの基本的となる「4分類」を紹介しました。

 続いて、フィルタ式コーヒーメーカーエスプレッソメーカーについて、もう少し詳しく分類をして、「オススメ機種の賢い選び方」を探っていきます。

2・コーヒーメーカーのフィルタと味の違い

 (圧力をかけない)普通の「フィルター式コーヒーメーカー」は、次の2種類に細かく分類できます。


 

 5・タイガー カフェブラック ACE-S080KQ
  ¥6,627 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

  第1に、紙フィルター式のコーヒーメーカーです。

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 これは、我々がよく知る消耗品であるペーパーフィルターを利用する方式です。

 この方式は、昔ながらのコーヒードリッパーの発展系ですから、ドリッパー部分の形状にメーカーごと味の個性が出ます。いくつか例を出しましょう。

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 第1に、メリタ式のドリッパーです。

 こちらは、コーヒーをお湯に浸漬しやすい構造で、コツ要らずにバランスの良い味が出ます。したがって、メリタの発売するコーヒーメーカーも同じ系統の味がします。

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 第2に、ハリオ式のドリッパーです。

 こちらは、独特のスパイラルリブ構造に加えて、「底なし」と言って良いほど大きな穴がドリッパー中央下部にあります。

 そのため、水が透過しやすく、雑味が少ない特性を持ちます。したがって、やはり、ハリオの発売するコーヒーメーカーも、ドリッパーの場合と同じ味がします。

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 ちなみに、例として出しているタイガーのコーヒーメーカーは、深いリブながら、穴は小さいので、これらの中間的な個性と言えるでしょう。



  

 6・デロンギ ケーミックス CMB6
  ¥14,312 Amazon.co.jp (7/4執筆時)

 第2に、金属フィルタ式コーヒーメーカーです。パーマネントフィルタ式とも呼ばれます。

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 こちらはペーパーフィルターは使わず、繰り返し使える金属製フィルタかメッシュフィルターが採用されているものです。日本ではあまりなじみのない方式で、イタリアのデロンギなどが力を入れています。

 形式との違いは、単なる消耗品コストだけでなく、にもあります。

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 第1に、ペーパーフィルター式は、我々がよく知る「雑味のないスッキリとした味」です。

 第2に、金属フィルター式は、コーヒーの油分が多く抽出され、「濃く、深みのある味」です。目が粗いため、「フレンチプレス」に味が近い味が出せます。

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 いずれにしても、この2種の区別は、味の好みで選ぶのが基本となります。

 結論的にいえば、 味の濃い珈琲がお好きの方は、属フィルタ式コーヒーメーカーが「おすすめ」です。「指名買い」でも良いと思います。

 なお、この形式のコーヒーメーカーについては、【フィルタレスタイプのコーヒーメーカの比較記事】で、代表的な機種を多く紹介しました。

3・コーヒーメーカーにミルは「必要」か?

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 「」を 「コーヒーメーカー」を選ぶ際の「悩みどころ」の1つは、「ミル付きのコーヒーメーカー」を選ぶかどうかです。

 以下では、ミル付きコーヒーメーカーを購入する場合の「メリット性」と「デメリット性」について考察してみましょう。

1・ミル付きコーヒーメーカー

   

 7・象印 珈琲通 ブラック EC-VL60-BA
  ¥5,094 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

 第1に、「ミル付きコーヒーメーカー」です。

 コーヒーの味は、5000円前後の予算ならば、水流・水温・ドリッパーの形状などについて「味の面で配慮」がある標準的な機種が購入可能です。

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 ミルの形式は、しかしながら、1万円以下のミル付きコーヒーメーカーは、豆を砕くミルに「プロペラカッター」を採用します。そのため、粉の粒状が不揃いになりがちです。

 また、この形式は豆に熱が入るので、鮮度劣化が早いです。したがって「毎回まめからマメに挽く」方以外は、この点でもオススメできません。

ーー

 

 8・siroca コーン式 SC-C121
  ¥24,710 Amazon.co.jp (7/4執筆時)

 一方、「ミル付きコーヒーメーカー」は、上位機になると、プロペラカッターではなく、本格的なコーン式ミルを採用します。

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 この場合、粒が均一になるため、より高度です。一方、熱の問題は残るのですが、挽いたものを貯めておかないならば、こちらの形式の方が「格段に味は上」です。

 こうした機種については、【ミル付きコーヒーメーカーの比較記事】で紹介しました。

2・全自動式コーヒーメーカー

   

 9・Panasonic NC-A56-K
   ¥19,290 Amazon.co.jp (7/4執筆時)

 第2に、「全自動式コーヒーメーカー」です。英語だと「Auto Programmable Coffeemaker」です。パナソニックや象印などが発売しています。

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 豆と水を入れ、紙フィルターをセットすれば、抽出まで全自動でやってくれます。

 コーヒーの味は、この手の製品は「上級者向け」のため、抽出温度や濃度の設定ができるため、味のバリエーションという点では期待できます。

 ミルの形式は、一方で、ほぼ全ての機種が「プロペラカッター式」ですので、専門店で挽いてもらったコーヒー粉に比べると、品質はイマイチです。

 とはいえ、「全自動式コーヒーメーカー」と言うジャンルは、「豆から気軽に挽ける点」「素人でもコーヒーの味の変化が付けられる点」で優れています。「最上級の味」ではなく、「優れた味を手早く楽しみたい」場合に、有効な選択肢です。

 こうした機種については、【全自動コーヒーメーカーの比較】で詳しくまとめました。

3・ミルなしのコーヒーメーカー


 10・HARIO V60 珈琲王 EVCM-5TB
  ¥8,600 Amazon.co.jp (7/4執筆時)

 第3に、ミルの付属しない「単機能のコーヒーメーカー」です。

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 結論的にいえば、最大限に「」にこだわってコーヒーメーカーを購入する場合、「そこそこの価格」の「ミルの付属しないコーヒーメーカー」と「単品のミル」を購入した方が、(総合的には)より「美味しいコーヒー」が飲めます。

 上で紹介した「ハリオ」の名機V60を含めて、信頼できる機種について、紙フィルタ式コーヒーメーカーの比較記事でまとめています。

 また、ミルについても電動コーヒーミルの比較記事を用意していますので、興味のある方はご覧ください。

ーーー

 以上、コーヒーメーカーに「ミル機能」は必要か?という観点についてまとめました。

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 改めて言えば、「最上級の味」ではなく「高レベルな味」を初心者が楽しむならば「全自動式コーヒーメーカー」が最もオススメです。

 一方、「コーヒー豆から挽くのはたまで、基本はコーヒー粉を買う」という方は、「単機能コーヒーメーカー+別売ミル」の構成をオススメします。全自動機は、本体が大きく、設置スペースが必要だからです。

 もちろん、そのほうが、味も良いでしょう。

4・コーヒーメーカーの保温機能

 コーヒーメーカーを選ぶ際には、もう1つだけ注意するべき部分があります。それは、保温機能です。

 こちらは、大きく2つに分けられます。


   

 11・TIGER コーヒーメーカー ACC-A060-K
  ¥1,936 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

 第1に、一般的なコーヒーメーカーです。

 ご存じのように、ガラス製の容器が付いており、ヒーターを使って電気で保温する方式です。

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 12・メリタ オルフィ SKT521B
  ¥7,280 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

 第2に、真空断熱式保温モデルです。

 こちらの場合、保温に電気を使わず、ポットだけで保温できます。

ーー

 長時間保温する場合、この2つの方式の味の違いは大きいです。   

 ヒーター式は、コーヒーが煮詰まり不味くなるからです。作ってすぐ飲みきるか、冷まして置いておくのでなければ、断熱モデルは「マスト」でしょう。

 真空断熱式は、ミルなしタイプ、ミル付きタイプ、全自動タイプ、いずれのコーヒーメーカーにも数種類あります。価格もさほど変わらず、5000円程から入手可能です。

ーーー

 以上、ここまでは、普通のコーヒーメーカー」の選び方について書きました。

 続いての話題は、「エスプレッソメーカー」の選び方です。そのため、「普通のコーヒーメーカー」だけお探しだった方は、次の項目は飛ばして、最後の「Atlasのおすすめ機種!」にお進み下さい。

5・エスプレッソメーカーの選び方

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 一般的に、エスプレッソメーカーは、マニアックで高価なイメージがあります。

 しかし、安い機種では、5000円以下からラインナップがあり、最近は気軽に家庭に置く人も増えています。

 この分野で、日本に本格的に進出しているメーカーは、イタリアの「デロンギ」と、スイスの「ネスレ」です。「イリー」も最近ちらほら見かけるようなりましたが、今回は、人気のこの2社を比較します。

1・カプセルか?コーヒー粉か?

 エスプレッソメーカーを選ぶ際は、指定されたカプセルを利用する「カプセル式マシン」を選ぶか、自由に豆を選べる「コーヒー粉対応マシン」を選ぶかを決める必要があります。

 こちらも、メリット性デメリット性があるので、順番に説明しておきます。


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 【ドルチェグルストシリーズ

 13・ピッコロプレミアム ワインレッド
  ¥3,480 Amazon.co.jp (7/4執筆時)

 第1に、カプセル式マシンです。

 本体価格は、安めです。

 ネスレは食品メーカーなので、「カプセルが売って収入を得る」ビジネスプランです。そのため、5000円強と比較的安い価格から、本体が売られています。

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 エスプレッソの抽出方式は、写真のようなカプセルを購入して、1杯ずつ抽出するタイプです。このタイプは、「ネスレ」や「イリー」が出しています。カフェポッド式と違って密封されているので、鮮度が高いです。

 エスプレッソの味は、圧をかけて濃縮するという構造上、コーヒー粉式とさほどの味の差はなく優秀です。この点では、フィルタ式コーヒーメーカーとインスタント式コーヒーメーカーの場合と異なります。

 また、 ただ、「史上最強」だろう、19気圧かけられる本格的な仕様のマシン(ネスプレッソ)もあり、カプセル式だからと言って侮れません。

  

  ネスカフェ ドルチェグスト セット 15種 × 2杯
   ¥3,300 Amazon.co.jp  (4/1執筆時) 
  

 カプセルのコストは、1杯50円ほどです。15種類以上のカプセルがあります。

 使用後の片付けは、カプセル式は構造が単純ですので、かなり楽です。

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 【ネスプレッソシリーズ】

 14・ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30RE
  ¥10,300 Amazon.co.jp (4/1執筆時)

 なお、ネスレは、ドルチェグルストシリーズとは異なる形式のカプセルを使う「ネスプレッソ」という上位シリーズがあります。

 この機種を含めて、同社のカプセル式コーヒーメーカー【ネスレのカプセル式コーヒーメーカーの比較記事】で、かなり詳しく紹介しています。


 

 15・デロンギ EC221B [ブラック]
  ¥17,182 Amazon.co.jp (7/4執筆時)

 第2に、コーヒー粉対応マシンです。

 こちらは、「デロンギ」が独壇場です。市販の細挽きから極細挽きのコーヒー粉を抽出に利用できます。その点では、経済性が高いです。

 本体価格は、デロンギは、カプセルを売るビジネスモデルでない分、やや高めです。

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 エスプレッソの抽出方式は、先述のように、市販のコーヒー粉(極細引き)が利用可能です。

 また、先ほど紹介したカフェポッドでも抽出可能です。デロンギはあくまで家電メーカーなので、食品部分のカフェポッドは、色々な他メーカーが作っています。

 コーヒー粉のコストは、豆の値段にもよりますが、1杯あたり25円ほどです。カプセルを利用するより基本的に安めです。

 使用後の片付けは、カプセルを式に較べると、洗う部品の点数などにおいて手数が必要です。ただ、面倒と言うほどでは、ありません。

 なお、この方式のコーヒーメーカーについては【デロンギのエスプレッソメーカーの比較記事】で書きました。

ーーー

 以上、2種類に分けて説明しました。

 結論的に言えば、コストの点で有利なのは、コーヒー粉が利用できるデロンギでしょう。

 一方、ネスレのカプセル式は、利用とメンテナンスの容易さが売りです。時間をかけてこだわりたい場合は前者を、気軽に手早く使いたいならば後者が良いでしょう。

2・生ミルクか?カプセルか?

 続いて、エスプレッソメーカーでカプチーノを作る場合です。

 カプチーノを作りたい場合は、ミルクの扱い方の違いで次の2種類に分類できます。


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 16・デロンギ ICONA ECO310B
   ¥24,130 Amazon.co.jp  (7/4執筆時)

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 【ネスプレッソシリーズ】

 17・ネスレ ラティシマタッチ F511WH
    ¥17,116 Amazon.co.j (4/1執筆時)

 第1に、生ミルク対応機です。

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 ミルクの泡立て方式は、牛乳を泡立てるフロスノズルを利用する方式です。デロンギネスレそれぞれに「専門機」が用意されます。

 デロンギは、コーヒー粉に生ミルクという組み合わせ、ネスレは、カプセルに生ミルクという組み合わせです。

 使用後の片付けは、専用のミルクケースとミルクノズルをもつネスレの方が容易でしょう。


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 【ドルチェグルストシリーズ

 18・ネスレ ジェニオ2 プレミアム
   ¥8,980 Amazon.co.jp (7/4執筆時)

 第2に、カプセル対応機です。具体的には、ネスレのドルチェグルストシリーズです。

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 ミルクの泡立て方式は、コーヒーのカプセルミルクのカプセル2つを合わせて、カプチーノにする方式です。

 カプチーノの味は、生ミルクを利用しない方式になるため、生ミルク式より落ちます

 カプセルのコストは、この方法の場合、カプセルが2つ必要なので1杯100円のコストです。なお、当然ですが、カプセルの中身は、「生乳」ではありません

 以上、カプチーノを作る上での2点の違いを書きました。

 当然、生ミルクを使った方が美味しいわけですが、脂肪分が入ったものを扱う点で、後片付けは多少手間が要ります。とはいえ、各社の上位機種については、「お手入れが容易なような配慮」がなされた機種もあります。

ーーー

 というわけで、ここまではエスプレッソメーカーを選ぶためのポイントについて書いてきました。

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 このほか、特に5万円を越える機種に限定されますが、途中でレバー操作不要で「全自動抽出ができるかどうか」などが、比較のポイントとになります。

今回の結論
美味しい珈琲が飲めるコーヒーメーカーの
おすすめはこの機種!

 
 というわけで、今回は、「まとめ記事」として、各社のコーヒーメーカー・エスプレッソメーカーの選び方について解説しました。

 最後に、ここまでの記事内容から、目的別・用途別のAtlasのおすすめ機種を提案したいと思います。

 一度買えば長く飲み続けるものですから、価格だけを基準に買わないことがポイントだと思います。


 第1に、ペーパフィルタ式で、断熱保温に対応するコーヒーメーカーとしておすすめなのは、

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 19・メリタ オルフィ SKT521B [各色]
  ¥7,270 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

 珈琲の味 ★★★★★(スッキリ系)
 保温性能 ★★★★★
 お手入れ ★★★★★

 ドイツの老舗コーヒーブランドである、メリタ「オルフィ」をおすすめします。

 タンク水量は、一度に5杯まで対応できる「家庭用」です。

 コーヒーの味は、ペーパーフィルター方式ですので、「スッキリした味」のコーヒーが飲めます。


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 ペーパーフィルター式の機種はかなり多いです。しかし、この機種は、ドイツにて100年の伝統がある「メリタ式1つ穴抽出」を採用する点で、機能面でも「面白み」を感じます。

 喫茶店用のペーパードリップでも利用される独自の抽出方式で、えぐみのないスッキリとした味が得られます。

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 コーヒーの保温も、「外見だけがステンレス」ではなく、しっかりと煮詰まらない断熱保温対応です。

 その点で、長時間利用時の経済性がよく、味の劣化も抑えてくれます。一度に5杯まで対応できるので家庭用として向くでしょう。また、口が広いため、夏は氷をそのまま入れて、アイスコーヒーにもできます。

 本体の掃除の点でも、水タンク部分も取り外して丸洗いできる仕様です。清潔好きの多い日本人に向いた機種だと思います。

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 20・HARIO V60 珈琲王 EVCM-5TB [ブラック]
  ¥10,670 Amazon.co.jp (7/4執筆時)

 珈琲の味 ★★★★★★★(スッキリ系)
 保温性能 ★★★☆☆
 お手入れ ★★★★★

 ただし、より味にこだわりたい場合は、ハリオ珈琲王が良いと思います。こちらは、ペーパードリップ式の日本の老舗メーカーがだした「超高級」コーヒーメーカーです。

 タンク水量は、こちらも、一度に5杯まで対応できる「家庭用」です。


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 コーヒーの味は、この機種もメリタに負けない独自性があります。

 同社のスパイラルリブ構造と底抜けの下部が特徴のハリオV60ハンドドリッパーと同じ構造を採用したコーヒーメーカーだからです。

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 「ハリオV60」は、「底抜け」なので、ハンドドリップでは、蒸らし時間にコツが必要で淹れ方に手を焼く機種です。しかし、この製品は、杯数ごとにボタンがあり、蒸らし時間を制御してくれる点が優れます。

 そういった意味で、「手で淹れた」喫茶店の味を再現してくれる高級機です。

 5杯まで杯数に応じたスイッチを押すだけで、自動的に美味しいコーヒーを入れてくれます。

 コーヒーの保温は、断熱保温機能がないので、作り置きには向きません。長時間置く場合は、レンジで温めて飲むのが基本ですね。

1・紙フィルタ式コーヒーメーカーの比較記事

 なお、これらの機種以外についても、「紙フィルタ式コーヒーメーカーの比較記事」のページで詳しい紹介をしています。

 より詳しく知りたい方は、上記のリンク記事をご覧ください。3000円ほどの機種も含めて多数紹介しています。


 第2に、ミル一体型の全自動タイプのコーヒーメーカーのおすすめ機種は

  

 【2017年型番】 

 21・Panasonic NC-A56-K
  ¥19,920 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

 【2018年型番】(9月登場) 

 22・Panasonic NC-A57-K
  ¥-------  Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

 珈琲の味 ★★★★★★(スッキリ系)
 保温性能 ★★★☆☆
 お手入れ ★★★★★

 パナソニックのNC-A56-Kがおすすめです。

 この分野では伝統ある機種で、前モデルを含めて、常に「デンキヤの売上ランキング上位」を独占してきた全自動機種です。水とコーヒーと紙フィルタをセットして、ボタン一つでコーヒーができます。

 タンク水量は、5杯分までのコーヒーに対応できる量です。

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 コーヒーの味は、全自動ながらペーパーフィルターを利用する方式ですので、「スッキリした味」のコーヒーです。

 その上で、パナソニックは、「沸騰温度のお湯」「シャワー水流」「マイコン制御の蒸らし構造」を採用します。

 ハンドドリップの場合、「湯温」と「水流の均一性」「蒸らし時間」は最も重要ですが、この機種はこれらを硬度に再現している点で優秀です。

 また、豆の挽き方と抽出時間が選択できるため、味の変化もある程度付けれる点で面白いです。

 浄水フィルターも付きます。

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 コーヒーの保温は、その一方で、ヒーター保温です。

 長時間保温でに詰まりを防止する機能はありますが、断熱保温機能はない機種です。そのため、「飲みきり」か、常温保存で「電子レンジでの沸かし直し」で飲むのが良いでしょう

 本体の掃除の点は、ミルの部分の掃除は一手間要りますが、水タンクも着脱して洗えますし、問題ないでしょう。

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 23・象印・珈琲通 EC-NA40
  ¥21,263 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

 珈琲の味 ★★★★★★(スッキリ系)
 保温性能 ★★★★★
 お手入れ ★★★★☆

 ただし、ステンレス保温機能付きの機種が良い方は、象印珈琲通 EC-NA40が良いでしょう。

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 タンク水量は、4杯分までとやや小さめです。

 コーヒーの保温は、一方で、この機種は、メリタと同じで真空断熱式ですから、電気を使わずに長時間、煮詰まらずに保温できるというパナソニックにはないメリット性ががあります。

 201511301655.jpg   

 コーヒーの味は、パナソニック同様に、2種類の挽き加減、2種類の濃度を選べます。

 一方、象印の場合、2回の加熱とステンレス製バスケットの断熱構造で、抽出間際での95度での高温抽出に対応するため、「豆本来のコクと香り」を引き出しやすい仕組みも採用します。

 パナソニックと較べた場合、水流と蒸らし構造はやや「説明不足」ながら、湯温の維持については優っています。

 本体の掃除の点は、一方、高温で蒸らす仕組みを取り入れるため、洗浄する点数がやや多めです。

 水タンクは取り外せますし、パーツ全体も水洗いできるのでさほどのマイナスではないですが、日常的に利用する場合のメンテのしやすさでは、パナソニックでしょうか。

2・ミル付き全自動コーヒーメーカーの比較記事

 なお、ミル付きのコーヒーメーカーは、(全自動ではありませんが)5000円以下からラインナップがあります。

 全自動コーヒーメーカーについて、より詳しく知りたい方は、リンク先の紹介記事をご覧ください。


 第3に、まったり濃厚な味が出る、ペーパーレスタイプのコーヒーメーカーのおすすめ機種は

 

 25・デロンギ・ケーミックス プレミアム CMB5T-BK
    ¥16,980 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

 珈琲の味 ★★★★★(マッタリ系)
 保温性能 ★★★☆☆
 お手入れ ★★★★★☆

 デロンギのケーミックス が良いでしょう。イタリアンデザインで、キッチン映えする点も「売り」です。

 タンク水量は、6杯分までのコーヒーに対応できる量です。

 コーヒーの保温は、ケーミックスプレミアムモデルは、ステンレス保温機能付で煮詰めずに断熱できます。

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 コーヒーの味は、金属フィルタの採用です。紙フィルタモデルに較べて脂分がでるため、「もっちり濃厚な味」です。また、ケーミックスも、コーヒーの味に重要な高温抽出ができるため、味の点でも期待できます。

 金属フィルタ式は、低音だと苦みが出すぎる傾向がありますが、その点も問題なさそうです。

 本体の掃除の点も、構造が単純なので問題ないと思います。ただし、水タンクは内蔵式ですので、拭き掃除です。

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 26・タイガー 蒸気プレス式 GranX ACQ-X020
     ¥16,380 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

 珈琲の味 ★★★★★★(マッタリ系)
 保温性能 ★★☆☆☆
 お手入れ ★★★★★

 なお、2017年9月に、タイガーから新しいタイプのペーパーレス機が登場しました。

 タンク水量は、3杯分までのコーヒーに対応できる量とやや小型です。

 201807041809.jpg

 抽出方式は、かなり「面白い」です。

 本体の筒に一定時間(30-90秒)お湯を貯め、コーヒー粉を指定した温度(85-95度)で浸した後に、蒸気圧をかけメッシュフィルターをくぐらせる新方式の製品です。

 同社は「蒸気プレス式」と呼んで、力を入れて宣伝しています。Atlasも飲みました。

 201807041812.jpg

 コーヒーの味は、水を浸す仕組みですから、専門店のフレンチプレスに近い「コクと脂分が濃厚な味」です。フィルターも金属フィルタ式に近い粗めのチタンコートメッシュフィルターなので、「スッキリ系」の味はやや苦手です。

 201807041810.jpg

 ただ、「過度に偏った味が苦手」なかた向けに、温度と抽出時間の設定で、15通りの味の変化を楽しめる制御機能が付属です。

 コーヒーの保温は、未対応です。この機種は、ご自分でお持ちの120cc-240ccサイズのカップ・サーバーを下部に置く仕組みです。水タンクはカップ3杯まで対応です。

 本体の掃除の点も、構造的に「難しい部分はない」です。

 201807041814.jpg

 いずれにしても、「色々な新機軸」が詰まった機種なので「味の面で違い」を求める方には最もオススメですね。これまでのコーヒーメーカーでは出せない味を出せています。

3・ペーパーレスコーヒーメーカーの比較記事

 なお、こうしたペーパーレス式の機種については、上記ページで詳しく紹介しています。よろしければご覧ください。


 第4に、初心者にも手軽な「カプセル方式」のエスプレッソメーカーとしておすすめできる機種は、

 201803061906.jpg

 【ドルチェグルストシリーズ】

 27・ネスレ ジェニオ2 プレミアム MD9771-WR
  ¥7,653 Amazon.co.jp (7/4執筆時)

 珈琲の味 ★★★★★(苦み・コク系)
 保温性能
 お手入れ ★★★★★

 ネスレドルチェグストが良いと思います。同シリーズは何機種かデザインがありますが、「大人向き」なものはこちらですね。

 タンク水量は、6杯分まで対応できる十分な量です。もちろん、同時に作れるのは1杯までです。

 201301311641.jpg

  ネスカフェ ドルチェグスト セット 15種 × 2杯
   ¥2,980 Amazon.co.jp
(7/4執筆時) 

 コーヒーの味は、カプセルに左右されますが、基本的には「エスプレッソ」です。

 ただし、15種類以上から選ぶことができ、価格も1杯50円余りと、缶コーヒーの半額以下です。15気圧の高圧抽出で、美味しいエスプレッソができるでしょう。

 201607081128.jpg

 一方、普通の濃度のブラックコーヒーは得意とは言えませんが、マイルドブレンド(ルンゴ)を利用すれば、それなりの味が楽しめるでしょう。とくに「クレマ(泡)」を楽しめるのは、この方式の美点です。

 本体の掃除の点では、カプセルを利用しているので、準備や後片付けが楽です。もうひとつの良い部分ですね。

ーーーーーー

  201803061907.jpg

 【ネスプレッソシリーズ】

  28・ネスレ ラティシマタッチF511WH
    ¥21,600 Amazon.co.jp (7/4執筆時)

 珈琲の味 ★★★★★★(苦み・コク系)
 保温性能
 お手入れ ★★★★★

 一方、ドルチェグストは、カプチーノを作る場合、ミルクカプセルを利用する形式です。

 そのため、カプチーノ系を重視したいならば、同じくカプセル式ですが、生ミルクが扱えるネスレの上位機がおすすめです。

4・ネスレのエスプレッソメーカーの比較

 なお、これらの機種については、上記記事の後半部分で、より多くの機種を詳しく紹介しています。


 第5に、お財布に優しい!エスプレッソメーカーとしておすすめできる機種は、

 

 29・DeLonghi エスプレッソメーカー EC152J
  ¥7,568 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

 珈琲の味 ★★★★★★★(苦み・コク系)
 保温性能
 お手入れ ★★★★☆

 デロンギのEC152Jが良いでしょう。

 デロンギは、かなり高額な機種まで多くのラインナップがありますが、エスプレッソの部分の性能(15気圧)は基本的に同じです。フロスミルクの作成も対応するので、カプチーノも作れます。

 201807041832.jpg

 タンク水量は、1Lと多めですが、構造的に同時にできるのは2杯までとなります。


  201807061634.jpg

 【極細挽き 125g(粉)】

 Musetti クレミッシモ カフェパウダー
  ¥810〜 Amazon.co.jp (7/4執筆時)

 コーヒーの味は、ネスレ同様に苦みに特徴があるエスプレッソが基本です。

 ただ、選ぶコーヒー粉の種類で味の変化は付けやすいので、より本格的と言えます。なお、「Musetti」がメーカー公式の推奨コーヒー粉ですね。

 本体の掃除の点では、カプセル式マシンに比べると、粉を使うため、片付けの行程が多少多いです。ただ、それでも手間に感じるほどではないので、この点を心配する必要はないでしょう。水タンクも着脱式です。

ーーー

 

 30・デロンギ マグニフィカ S ECAM23120BN
  ¥66,540 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

 珈琲の味 ★★★★★★★(苦み・コク系)
 保温性能
 お手入れ ★★★★★

 なお、全自動で抽出ができるエスプレッソマシンとしては、デロンギマグニフィカ Sも良いでしょう。多少高いですが、誰でもコツ要らずで簡単に抽出が可能で、売れているモデルです。

 タンク水量は、1,8Lと大きめです。同時にできるのは、やはり2杯までとなります。

 201807041834.jpg

 コーヒーの味は、この機種はデロンギの「日本仕様」製品であり「カフェ・ジャポネーゼ」という名前の、余り濃厚ではなく「コーヒーのようなエスプレッソ」も抽出可能です。

 そのため、エスプレッソメーカー、コーヒーメーカーを「兼ねる」高級機とも言えます。

5・デロンギのエスプレッソメーカーの比較記事

  なお、デロンギのエスプレッソメーカーについては、今回紹介した機種の「中間的」製品を含めて、第5回目の記事で詳しく紹介しました。よろしければ、ご覧ください。

補足:コーヒーメーカーの周辺機器など

 というわけで、今回の記事はこれまでです。全6回の記事を通して、35機種以上のコーヒーメーカーを紹介できたと思います。

ーー

  

 31・デロンギ コーヒーグラインダー KG364J
  ¥8,560 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

7・おすすめコーヒーミルの比較記事

  なお、最後になりましたが、味の部分で、「こだわり」たいならば、グラインダー(コーヒーミル)を別に購入するのもおすすめです。コーヒーメーカー一体型のミルは、豆に熱が多少入るのですが、それをクリアしている機種もあります。

 より本格的なモデルを含めて、【電動と手動コーヒーミルの比較記事】で紹介しています。よろしければご覧ください。

  201807041842.jpg

8・おすすめコーヒー豆の比較記事

 また、オススメできるコーヒー豆やコーヒー粉については、産地別に以上の記事でまとめています。こちらもよろしくお願いします。


 最後になりますが、この記事がもしお役に立ったようならば幸いです。Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 21:48 | Comment(0) | 珈琲関連の家電

比較2018'【激安/高級】価格別のコーヒーメーカー15機のおすすめ :ハリオ・メリタ・タイガー・象印・サーモスのペーパーフィルター式(1-Paper Filter)

【今回レビューする内容】2018年 ペーパードリップ式のコーヒーメーカーの価格・性能とおすすめランキング:ステンレス保温ポット付き・ペーパーフィルター式コーヒーメーカー:象印 タイガー サーモス 象印など:激安モデルとステンレス保温機能付きモデル:激安モデル・ステンレ保温ポッド付きモデル

【比較する製品型番】メリタ NOAR(ノア) SKT541B オルフィ SKT521B JCM-1031 HARIO V60 珈琲王 Smart7 EVCM-5TB 珈琲通 EC-AK60-TD ACC-A060-K EC-KT50-GD ACE-S080KQ ECH-1001 BK ECF-701 BKカフェバリエ ACT-B040-DV

今回のお題
コーヒーメーカーの予算別のおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今回は、コーヒーメーカーの比較です。 

  201807062127.jpg

 予算に応じて「できるだけ高品質」なコーヒーメーカーをどのように選んだらよいか?をまとめます。

 予算的には3000円代〜2万円の機種が中心です。

 いつものように、各製品を紹介し、最後に「結論」として、Atlasのおすすめ機種!を提案する形式で書いていきます。

1・紹介するコーヒーメーカーについて

 201807061754.jpg

 このブログ「モノマニア」では、最新機種だけで50機を超えるコーヒーメーカーを比較しています。

 メリタ・ハリオ・タイガー・象印・パナソニック・シロカ・デロンギ・ネスレをはじめ、たいていの大手ブランドの新製品はフォローしています。

1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・全自動コーヒーメーカー
3・ペーパーレスコーヒーメーカー
4・
カプセル式コーヒーメーカー
5・
デロンギのエスプレッソメーカー

 しかし、一度に紹介するのは「多すぎる」ため、上記5つの記事に分けています。

 201807061803.jpg

 そこで、第1回目の今回は「最もニーズが多い」シンプルな「ペーパーフィルタ式」のコーヒーメーカーを厳選して紹介します。

 そのため、全自動式」「ペーパーレス式」「カプセル式など、他形式でお考えの方は、上記のリンク記事をご覧ください。

6・コーヒーメーカーの選び方の基本

 一方、「形式による味の違いや、選び方のポイントが分からない」という初心者の方は、上記の「まとめ記事」を先にお読み頂く方が分かりやすいかもしれません。

2・安くて高性能なコーヒーメーカーの比較

 201807061352.jpg

 では、「ペーパーフィルタ式」のコーヒーメーカーを具体的に紹介していきます。

 はじめに、象印・タイガー・サーモスといった、家電量販店での販売に「強み」を持つ各社の製品を概観します。

 いずれも、コーヒーメーカーには欠かせない「魔法瓶の技術」を自社持つため、「安いが高品質」な製品が多いです。5000円以下の製品も多くあります。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


 

1・象印 珈琲通 EC-AK60-TD
 ¥4,070 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★★★★(6杯)
保温性能:★★★☆☆
抽出性能:★★★★☆
お手入れ:
★★★★★

 EC-AK60-TDは、象印の入門者向けのコーヒーメーカーです。かなりのロングセラーの定番モデルです。

 サイズは、幅23×奥行15.5×高さ28cmです。家庭用のコーヒーメーカーとしては、標準的なサイズで、キッチンでも邪魔にならないサイズです。

 201807061827.jpg

 コーヒーポットは、カップサイズで同時に6杯まで対応します。

 比較的「大きめ」ですから、朝まとめて淹れるのに適しています。

 201807061717.jpg

 コーヒーの抽出は、ペーパードリップ式です。

 対応するのは、1×2の「Sサイズ」フィルターです。コーヒーメーカーの場合、バスケットが小型なので、6杯抽出用でも基本的にSサイズが適応です。

 201511032033.jpg

 コーヒーの味は、この機種の場合「コーヒー本来のコクとアロマ(香)が引き出しやすい」機種です。

 コーヒーメーカーで美味しいコーヒーを淹れるためには、「抽出温度の高さ」「均一なシャワー水流」「十分な蒸らし時間」が重要です。

 なかでも難しいのが「抽出温度の高さ」ですが、象印は、ヒーターを2カ所に設置する「ダブル加熱」という特許があり、95度の抽出温度を実現しているからです。

 201807061833.jpg

 加えて、水道水用のフィルターが搭載されている点もポイントです。

 コーヒーメーカーは構造的に沸騰温度にはならないため、どうしてもカルキが残るからです。この弱点を克服している点で優れます。

201807061836.jpg

 保温性能は、一方であまり期待できません

 なぜなら、ガラス製サーバーで、電気を利用して保温するタイプだからです。長時間保温時に煮詰まっていく点はネックです。

 後ほど紹介するように、上位機の一部は、水筒のような真空構造で、電気なしで保温できるサーバーがあります。そうした製品に比べると、「イマイチ」です。

 201807061838.jpg

 使用後のお手入れは、この機種は水タンク部分も外して洗えるので、多機種と較べた場合も簡単と言える部類です。

 以上、EC-AK60-TDの紹介でした。5000円以下のコーヒーメーカーでは、高温での抽出にこだわっている点で独自性のあるコーヒーメーカーです。「格安モデル」でも、味にこだわって買いたい方には、良い選択肢となるでしょう。


 

2・TIGER コーヒーメーカー ACC-A060-K
 ¥1,943 Amazon.co.jp
(7/6執筆時)

基本容量:★★★★★(6杯)
保温性能:★★★☆☆
抽出性能:★★★★☆
お手入れ:
★★★★★

 ACC-A060-Kは、タイガーコーヒーメーカーです。象印と並び立つ、日本の調理家電メーカーです。

 201807061850.jpg

 サイズは、幅13.8×奥行27.3×高さ27.9cmです。スリムでスイッチも手前にあるため、設置性が良さそうです。

 コーヒーポットは、この機種も、1度の抽出で、6カップまでのコーヒーを入れることができます。

 201807061717.jpg

 コーヒーの抽出は、ペーパードリップ式です。

 対応するのは、こちらも、1×2の「Sサイズ」フィルターです。

 201807061846.jpg

 コーヒーの味は、象印とは別方向で健闘しています。

 先述のように、美味しいコーヒーを淹れるためには、「抽出温度の高さ」「均一なシャワー水流」「十分な蒸らし時間」が重要です。

 その点で言えば、この機種は、シャワードリップを採用し、蒸らし時間をキープするため、バスケットに深リブフィルターを採用しています。

 201807061848.jpg

 コーヒー粉を蒸らす際、お湯を全体にムラ無く注ぎ、しっかり蒸らして粉を膨らませるのが、コーヒーの味の深みを引き出す秘訣です。タイガーは、この点を重要視して、この方式を採用しています。

 一方で、抽出温度については工夫がなく、この部分では象印に負けます。

 保温性能は、こちらも、イマイチです。ガラスサーバーで、長時間保温時に煮詰まってしまう欠点があります。

 使用後のお手入れは、この機種も水タンク部分も外して洗えるので、お手入れは手簡単です。

 以上、タイガーACC-A060-Kの紹介でした。象印との最大の違いは、「」にかかわる部分です。

 201807061857.jpg

 象印に比べると抽出温度は低いです。そのため、象印に比べると、苦みが少なく、酸味が勝つコーヒーが作りやすいです。言いかえれば、「油分や雑味が少ない傾向」とも言えます。

 逆に、象印の方は、抽出温度の高さゆえに、コーヒー本来の味(苦み)が引き出せるため、コーヒー好きには好まれる傾向にあります。


 201807061903.jpg

 3・象印 EC-KT50-GD ダークグリーン
 4・象印 EC-KT50-RA レッド
  ¥7,207 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★★★☆(5杯)
保温性能:★★★★★
抽出性能:★★★★★
お手入れ:
★★★★★

  EC-KT50は、象印コーヒーメーカーの上位機です。

 大きさは、幅24×奥行16.5×高さ31.5pと標準的なサイズです。

 201807061827.jpg

 コーヒーポットは、カップサイズで、約5杯のコーヒーが一度にできます。もちろん1杯からの抽出も可能です。

 201807061717.jpg

 コーヒーの抽出は、ペーパードリップ式です。こちらも、1×2の「Sサイズ」フィルターです。

 201807061907.jpg

 コーヒーの味は、この製品は「味の差」を楽しめるような工夫が注目点です。

 仕組みとしては、熱湯の流水量を調節する単純な仕組みです。味が向上するわけではないですが、選択肢が増えるのは面白いです。

 一方で、象印の下位機種で採用されたWヒーターによる95度の抽出温度は不採用です。バスケットはリブが見られますが、特に蒸らしについての独特の工夫も見られません

 201807061833.jpg

 加えて、水道水用のフィルターが搭載されているのは、下位機種と同じです。象印はこの部分に気を使っています。

 201807061914.jpg

 保温は、一方で、象印らしく、断熱構造のステンレス製サーバーを持ちます。6.5cmと口が広いため、アイスコーヒーも対応します。煮詰まらないため、作り置きには特に向きます。なお、電気を使う保温機能は持ちません。

 201512011404.jpg

 使用後のお手入れは、水タンクを含めて全て取り外して丸洗いできます。その点で、日常的なお手入れは楽です。

 以上、象印EC-KT50の紹介でした。

 保温性能の高さ濃度調整の面白さがポイントです。ただ、味の面で言えば、高温抽出が省略されるなど、全体的な「こだわり」は低いです。外観のデザインはよいですが、このあたりは微妙です。


 

 5・タイガー カフェブラック ACE-S080KQ
  ¥6,627 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★★★★(8杯)
保温性能:★★★★★
抽出性能:★★★★★★
お手入れ:
★★★★★

  ACE-M080は、タイガーコーヒーメーカーです。

 サイズは、28.0cm×17.4cm×34.5cmです。象印の機種に比べると少しだけ大きめです。

 201807061827.jpg

 コーヒーポットは、カップで8杯のコーヒーができます。相当量の作り置きに対応するので、家族で利用できます。

 ただ、一般的に言えば、「コーヒーメーカーは味の面では大は小を兼ねない」ので、ほとんど「6杯以上淹れない」ならば、小型で良いでしょう。

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 コーヒーの抽出は、ペーパードリップ式です。こちらは大型なので1×4(103)のMサイズです。なお、少量でもSサイズは利用できません。

 201807061928.jpg

 コーヒーの味は、コーヒー抽出時の濃さを調整できます。

 これは象印も対応でした。しかし、こちらはマイコン制御で蒸らし時間を調節する方式で、より高度です。

 また、その上で、タイガーの特長である「シャワードリップ」と「蒸らし構造」は引き続き採用されます。象印のような活性炭を使った浄水フィルターは未付属ですが、技術的な意味での総合力では、象印を圧倒します。

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 保温性能は、こちらも、真空二層式のステンレスポッドが使われます。なお、タイガーの場合「内部鏡面加工」がなされており、汚れが付きにくい構造をです。ただし、タイマーは付属しません

 使用後のお手入れについては、水タンクを含めて全て取り外して丸洗いできます。この点では象印と同等です。

 以上、タイガーACE-M080-KQの紹介でした。

 魅力はマイコン制御のコーヒー濃度の調整機構でしょう。味の点では、この程度の価格の製品ならば最も期待できそうです。ただ、本体が大きな機種なので、4杯以下の抽出にはさほど向かない点がネックです。


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 6・タイガー カフェバリエ ACT-B040-DV
 7・タイガー カフェバリエ ACT-B040-TS
  ¥7,451 Amazon.co.jp
(7/6執筆時)

基本容量:★★★☆☆(4杯)
保温性能:★★★★★
抽出性能:★★★☆☆
お手入れ:
★★★★★

  ACT-B040-は、タイガーの「カフェバリエ」シリーズのコーヒーメーカーです。

 サイズは、幅18.1×奥行27.9×高さ34.2cmです。背は高い目ですが、基本的にはスリムです。

 201807061934.jpg

 コーヒーポットは、最大4杯まで対応とやや小さめです。一方面白いのは、トレイが底上げできて、マグや水筒への直接の抽出ができる点です。

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 60mm「スペシャルティブレンド3種 60個
  ¥3,348 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 コーヒーの抽出は、基本はペーパードリップ式です。その場合は、1×2の「Sサイズ」フィルターです。

 そのほか、国債汎用規格の60mmのカフェポッドが利用でき、マグカップ1杯単位での抽出もできます。

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 UCC ドリップポッド 8個
  ¥439〜 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 加えて、UCCのドリップポッドにも対応します。

 この場合は、カフェポッド式には無理な「蒸らし」ができる仕様です。毎回ポッドを使うのは不経済ですが、忙しい朝だけカフェポッドを使うなどは「あり」かと思います。

 201807061941.jpg

 コーヒーの味は、タイガーらしい工夫が見られます。

 この機種の場合、「蒸らし」についてスチームを利用し、ムラをなくしています。散水番でシャワー水流も再現しますし、コーヒーの味を引き出す工夫は、1万円以下の製品としてはレベルが高いです。

 濃度も、マイコン制御可能であり、マイルドとストロングから選べます。

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 保温性能は、こちらも、真空二層式のステンレスポッドを採用しており、期待できます。また、下位機種と同じく「内部鏡面加工」がなされており、汚れが付きにくい構造を採用します。

 使用後のお手入れは、こちらも水タンクを含めて全て取り外して丸洗いできます。ポッドを利用する場合も含めて、水洗いは楽です。

 以上、タイガーACT-B040-の紹介でした。

 カフェポッドが使えるのが大きな魅力の機種です。時間のない朝はカフェポッドで、ゆっくりとしたお茶の時間は粉からなどと使い分けができる点は良いと思います。


   

 8・サーモス 真空断熱ポット ECF-701 BK
  ¥7,660 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★★★☆(5杯)
保温性能:★★★★★
抽出性能:★★★★☆
お手入れ:
★★★★☆

 ECF-700 SBKは、アメリカ発祥のサーモスコーヒーメーカーです。

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 サイズ、幅15.5×奥行25×高さ35.5cmと、背が高いタイプのコーヒーメーカーとですが、デザイン性も良く売れ筋の機種です。

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 コーヒーポットは、4杯までです。背の高さの割にはやや小型です。

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 コーヒーの抽出は、ペーパードリップ式です。こちらも、1×2の「Sサイズ」フィルターです。

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 コーヒーの味は、サーモスについては、ほとんど技術的な説明がありません

 実物を見ると、6穴のシャワーとドリッパー部にあるリブで、ある程度「蒸らし」を考えているように思えます。ただ、国内他社と比べると、細かい制御はせず、「ざっくり」とした感じです。

201807062100.jpg

 保温性能は、真空二層式のステンレスが使われます。

 電気を使わずに数時間ならば冷めずに、また、煮詰まらずに美味しく飲むことが可能です。なお、サーモスは、象印・タイガーとともに、水筒などの断熱ポットは「大得意」の企業ですから、この部分の信用性は高いです。ポットの交換用部品も結構細かく売っています。

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 使用後のお手入れについては、たいていの部分が取り外せて、洗うことができるため衛生的です。ただし、構造的に水タンクの部分は洗えません

 以上、サーモス社ECF-700 SBKの紹介でした。

 4杯までの小型家庭用としてはデザイン性も良く、保温性能は特に期待できます。一方で、味の面での技術については、もう少し、(本体価格なりの)具体的な説明が欲しいですね。


 

 9・サーモス 真空断熱ポット ECH-1001 BK
  ¥12,800 Amazon.co.jp
(7/6執筆時)

基本容量:★★★★★(6杯)
保温性能:★★★★★
抽出性能:★★★★☆
お手入れ:
★★★★☆

 ECH-1000 CSも、アメリカのサーモスのコーヒーメーカーの上位機です。

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 サイズは、幅24×奥行24.5×高さ36.5cmと、先ほどの機種よりも大きめです。

 コーヒーポットは、サイズが大型化したため、タンクは1リットルになり、コーヒー6杯まで対応します。もちろん、2杯ほどの少量でも使えますし、口が広いのでアイスコーヒーなども作れます。

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 コーヒーの抽出は、ペーパードリップ式です。こちらも、1×2の「Sサイズ」フィルターです。

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 コーヒーの味は、こちらについても、ほとんど技術的な説明がありません。ただ、ドリップに関する構造は、下位機種と同じではあります。

 保温性能は、こちらも真空二層式のステンレスポッドが使われます。また、上位機種のこちらは、タイマー予約機能も付属し、夜にセットしておき、朝入れ立てのコーヒーを飲むなども可能です。

 使用後のお手入れは、この機種はタンクを取り外して洗える機種ですね。

 以上、サーモス社ECF-1000の紹介でした。デザイン面でも格好良く人気の機種です。

 コーヒー6杯分作れるサイズであり、タイマー予約機能も搭載なので、朝まとめて作り、半日かけて飲んでいくような方にはオススメできる機種です。一方、コーヒーの味に関わる部分については、若干「説明不足」ですね。

3・高級コーヒーメーカーの比較

 続いて、ハリオ・メリタなど、コーヒー器具を専業にしているメーカーが出している、比較的、高級・高品質な「本格派コーヒーメーカー」を紹介していきます。

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 押さえるメーカーは、いずれも、伝統的にハンドドリップ器具を展開してきた「コーヒー器具の専門ブランド」です。「本格的な喫茶店ではお馴染み」な老舗のコーヒードリッパーを「機械化」したものとなります。


 10・HARIO V60 珈琲王 EVCM-5TB
  ¥8,600 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★★★☆(5杯)
保温性能:★★★☆☆
抽出性能:★★★★★★★
お手入れ:
★★★★★

 V60 珈琲王 は、コーヒー器具メーカーのハリオが発売しているコーヒーメーカーです。

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 ハリオは、喫茶店向きのハンドドリッパーの老舗です。ハンドドリップで有名な喫茶店、「ブルーボトルコーヒー」も同社のドリッパーを採用していると聞きます。 

 同社は、2007年にHARIO V60という名作のハンドドリッパーを開発しました。バリスタ選手権などの多くの賞を取り人気を呼んだ中、2013年に「ハンドドリップ」に近い形で抽出ができるコーヒーメーカーを出しました。

 それがこの機種です。そのご、デンキヤで最も売れるコーヒーメーカーの1つとなりました。2回の型番変更を経て、こちらは、3代目のこちらが最新機です。なお、「初代」はAtlasも所有しています。

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 コーヒーポットは、円錐型の特徴ある形のものを採用します。こちらも、V60の名を冠したハンドドリップ用のコーヒーサーバーと同型です。5カップまでのコーヒーに対応します。

  

 HARIO (ハリオ) V60用 ペーパーフィルター
  ¥348 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 コーヒーの抽出は、基本はペーパードリップ式です。

 一方、後述するようにハリオのドリッパーは、底に大穴が開いた特殊構造なので、ペーパーフィルターも専用のものが推奨されます。スーパーでは売っていないこともありますが、ホームセンターならば確実にあります。

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 ハリオ V60 透過ドリッパー
  ¥1,169 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 コーヒーの味は、ハリオの定番であるV60ハンドドリッパーの味を「再現すること」に重きが置かれています。

 単純な構造ですが、円錐型構造底面の大きな穴空気の通り道(スパイラルリブ)の確保が、V60の味の秘密です。

 浸透式のドリッパーですが、粉を膨らます効果、蒸らし効果が高いため、豆本来の味を強く引き出せます。ちなみに、目指した味は「ネルドリップ」でした。

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 この写真は、Atlas自宅のV60ドリッパーを下から撮影したものです。ペーパーフィルターが貫通するほどの大きな穴です。

 なお、手でハンドドリップする場合のハリオ V60 透過ドリッパーは、特殊構造のため、美味しく入れるためには「一定程度のコツが必要」です。

  201511032050.jpg

 そのため、ハリオのコーヒーメーカーには、専用の「独自の工夫」があります。 

 それは、2杯〜5杯の抽出杯数に合わせたボタンが付く点です。

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 コーヒーの味の「決め手」は、蒸らしの湯量・蒸らし時間・蒸らし温度・注湯方法です。それらを、杯数に合わせて最適化させることで、コーヒーメーカーには「不向き」といえるV60の構造をフォローしているわけです。

 いずれにしても、コツ要らずにハリオのハンドドリップの味が再現できる点は非常に嬉しいです。

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 抽出温度は、最大95度です。象印と並んで最高です。これに加えて、杯数に合わせて蒸らし時間を変えるの技術もあるため、上述のタイガー社の良いところと、象印の良いところを組み合わせたような製品とも言えます。

 保温性能は、一方で、味が落ちるため、もともとコーヒーの保温はできない仕様です。「淹れ立てのコーヒーを飲む」ことに特化した機種と言えます。

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 使用後のお手入れは、簡単です。写真にあるように、ドリッパーの部分とガラスサーバーの部分が独立式なので、洗いやすいです。一方、水タンクは取り外せませんが、沸騰消毒できますし、気にしなくても良いでしょう。

 以上、ハリオの V60 珈琲王 の紹介でした。

 ボタン一つで美味しいコーヒーができるコーヒーメーカーとして、市場のシェアを確立している製品です。コーヒーの保温はできませんが、食後に家族で入れ立てのコーヒーを呑みきるような用途には最適でしょう。5杯用ですが、専用ボタンで2杯程度でも美味しくはいります。


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 11・メリタ NOAR(ノア) SKT541B【各色】
  ¥5,955 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★★★☆(5杯)
保温性能:★★★★★
抽出性能:★★★★★★
お手入れ:
★★★★☆

  ノアは、ドイツのメリタのコーヒーメーカーです。

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 メリタは、ドイツの老舗のコーヒー器具メーカで、やはり「名機」と呼びうるハンドリッパーを展開しています。

 そして、今回紹介する「メリタ式1つ穴抽出法」という方式を採用するドリッパーは、1908年に発明された相当歴史のある方式です。

 サイズは、幅269×奥行152×高さ311mmと、サイズ的に言えばやや小ぶりのコーヒーメーカーです。

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 コーヒーポットは、最大5杯のコーヒーができます。こちらも口が広いタイプなので、アイスコーヒーなども対応できます。

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 コーヒーの抽出は、ペーパードリップ式です。こちらも、1×2の「Sサイズ」フィルターです。

 なお、ハリオと違って汎用品でも利用できますが、スーパーで見かけるものの多くは「メリタのペーパーフィルター」でしょう。なおメリタのフィルターは、香りを引き出すための小さな「アロマホール」があるのが特長です。

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 Melitta 陶器フィルター 【2~4杯用】
  ¥884 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 コーヒーの味は、先述のように、メリタ式1つ穴抽出法という同社伝統の抽出法を再現しています。

 側面に付いた溝と、1つに限定される水滴が落ちる穴の作用で、一定時間湯だまりができる浸漬式ドリッパーです。

 ハリオに比べても「ゆっくりと抽出」されるため、しっかり蒸らした粉だと、コクが強く出ます。また穴が1つなので、透過する水量が明確で、常に安定した品質で抽出できるメリット性があります。

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 一方、高品質なドリッパーを支える技術ですが、抽出温度については「高温抽出」に対応です。ただ、他社と異なり、具体的な温度は非公開です。また、注水についても特段の言及はないのですが、実際淹れたコーヒーの品質が高いのは、メリタ式1つ穴抽出法が優秀だからでしょう。

 ハンドドリップでも、割とコツ要らずで、適当に注いでも品質の高いドリップが可能です。なお、濃度の調整は非対応です。

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 保温性能は、メリタは、真空二層式のステンレスポッドが使われます。口が大きく、アイスコーヒーも楽にできます。

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 使用後のお手入れについては、フィルター部分が取り外しやすいようにハンドルが付くなど便利な仕様です。ただ、構造的に水タンクは外せません

 欧米では、「使うのは水だし、水は全て使ってしまうのだから洗う必要はないだろう」というのが基本スタンスなのでしょう。それはそれで「合理的」です。

 以上、メリタノアの紹介でした。

 専門店のペーパードリップに準じた、メリタ式1つ穴抽出法が楽しめるのが大きな魅力でしょう。Atlasもハンドドリッパーを使う場合はメリタを使いますが、美味しく淹れられます。


 

 12・メリタ アロマサーモ 10カップ JCM-1031
  ¥9,545 Amazon.co.jp
(7/6執筆時)

基本容量:★★★★★★(10杯)
保温性能:★★★★★
抽出性能:★★★★★★
お手入れ:
★★★★☆

  メリタ アロマサーモも、メリタコーヒーメーカーです。

 サイズは、幅25.2×奥行19.9×高さ35.1cmと、やや大きめのコーヒーメーカーと言えます。

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 コーヒーポットは1.4Lのサイズです。最大10杯のコーヒーができます。

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 コーヒーの抽出は、ペーパードリップ式です。大型なので1×4(103)のMサイズです。なお、この機種の場合、少量でもSサイズは利用できません。

 その他の部分は基本的に、上で紹介したノアと同じです。

 以上、メリタ アロマサーモの紹介でした。コツ要らずで美味しく淹れやすいメリタ式1つ穴抽出法を使って、10杯入る機種というのが評価となります。

 サイズが大きいですし、職場で使うのに向いている機種かもしれません。味の点でも期待できます。


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 13・メリタ オルフィ SKT521B [ブラック]
 14・メリタ オルフィ SKT521W [ホワイト]
  ¥7,326 Amazon.co.jp
(7/6執筆時)

88基本容量:★★★★☆(5杯)
保温性能:★★★★★
抽出性能:★★★★★★
お手入れ:
★★★★★

 メリタ オルフィも、ドイツのメリタのコーヒーメーカーです。

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 サイズは、29.3×31×14.6cmと、小型スリムな機種です。

 コーヒーポットは0.7Lのサイズで、最大で5杯のコーヒーができます。

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 コーヒーの抽出は、ペーパードリップ式です。こちらは小型なので、1×2の「Sサイズ」フィルターです。

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 コーヒーの味は、こちらも、信頼性が高く、毎回安定的な抽出ができる、メリタ式1つ穴抽出法を使います。

 一方、下位機種と比べると、この機種は、浄水フィルターを搭載する点でパワーアップしています。

 保温性能は、繰り返しになりますが、こちらも真空二層式のステンレスポッドが使われます。

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  使用後のお手入れについては、こちらも手軽ですが、水タンクを取り外して洗える点が、メリタの他機種とは異なります。恐らくですが、同社が日本市場向けに搭載してきた機能だと思います。

 このほか、抽出が終わるとアラームで抽出終了を教えてくれる機能も付属します。

 以上、メリタのオルフィ SKT521Bの紹介でした。

 メリタ式1つ穴抽出法に加えて、浄水フィルターが装備されているため、味の点では期待できます。コーヒーの濃度調整などには対応しないものの、安定して美味しいコーヒーが飲める点は魅力ですね。


 

 15・HARIO V60 オートプアオーバー Smart7
  ¥36,000 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★★★☆(5杯)
保温性能:★★★☆☆
抽出性能:★★★★★★★
お手入れ:
★★★★★

 HARIO V60 オートプアオーバー Smart7 は、ハリオの「超高級」コーヒーメーカーです。

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 サイズは、24.5×12×29cmとかなりスマートです。ハリオ製品は体積的な圧迫感がないデザインで、好感が持てます。

 コーヒーポットは、おそらく特注だろう、耐熱ガラスフラスコのデザイン性の良いものが採用されます。5カップまでのコーヒーが抽出可能です。

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 一方、下位機種はボタンでしたが、こちらは液晶パネルが装備されており、これで2杯〜5杯の抽出杯数を選択する形式です。

 コーヒーの味は、基本となる部分は、下位機種の珈琲王と同じです。ただ、注ぎだし口が高く、ペーパードリッパーに対して、さらに高いところからシャワーで水を抽出する構造です。これは、ハンドドリップを忠実に再現するためのものです。

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 抽出温度はまた、こちらの場合、90度、93度、96度の3段階の温度設定が可能です。また、2種類の抽出時間設定も可能です。オート抽出ながら、「味にこだわりりたい方」に向いた製品と言えます。

 とくに、「マイレシピモード」では、抽出と抽出の間のインターバル時間まで細かく設定可能です。

 保温性能は、この機種は、保温機能が付属しない機種です。これだけ高級ならば、真空のステンレスサーバーを付属させる手もあったでしょうが、コーヒーメーカーとして「淹れ立てを飲んで欲しい」というメッセージ性を感じます。

 使用後のお手入れは、ドリッパーの部分とガラスサーバーの部分が独立式なので、洗いやすさに問題ありません。

 本体は水洗いできない構造ですが、クエン酸洗浄モードで、溜まった石灰分などを洗浄することができ、機能性を損なうことがありません。

 以上、HARIO V60 オートプアオーバー Smart7 の紹介でした。

 価格的に「趣味的な」人向けの製品と言えますが、味にこだわった作りは好感が持てます。予算が許せば試してみたい機種ですね。

今回の結論
紙フィルタ式コーヒーメーカーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、ステンレスポットが付属したコーヒーメーカーを紹介しました。

 最後に、いつものように目的別・予算別に「Atlasのオススメ機種」を提案しておきます。


 第1に、比較的低予算で美味しい珈琲が入れられるコーヒーメーカーとしておすすめなのは、

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 13・メリタ オルフィ SKT521B [ブラック]
 14・メリタ オルフィ SKT521W [ホワイト]
  ¥7,326 Amazon.co.jp
(7/6執筆時)

88基本容量:★★★★☆(5杯)
保温性能:★★★★★
抽出性能:★★★★★★
お手入れ:
★★★★★

  メリタの新機種「オルフィ」をおすすめします。

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 5杯用のコーヒーメーカーとしてデザイン性が高い上に、「メリタ式1つ穴抽出」と呼ばれる、ハンドドリップでも有名な独自抽出方式で、淹れられるからです。

 利便性の面では、ステンレス製のポッドが付属するのは大きな利点です。光熱費の節約という側面を考えても重視して良い部分です。

 また、「カルキ対策のフィルターと取り外して洗える給水タンクが付与されており、「掃除の手軽さ」というメリット性もあります。

 安全性の面でも、オートオフ機能が付きます。  

 価格は8000円前後で、必ずしも格安機種とは言えません。しかし、長期間使えるものですし、すぐ元が取れるでしょう。「飽きの来ない」という意味でのデザイン性の高さも、長年使う上ではメリットです。

 

 Melittaペーパーフィルター 【2~4杯用 40枚】
  ¥104 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 フィルターは、せっかくならば、アロマホール付きのメリタ純正品が良いでしょう。


 第2に、保温機能は必要なく、食後にひと味違う美味しいコーヒーが飲みたい人は、

 10・HARIO V60 珈琲王 EVCM-5TB
  ¥8,600 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★★★☆(5杯)
保温性能:★★★☆☆
抽出性能:★★★★★★★
お手入れ:
★★★★★

 ハリオ社の珈琲王が良いでしょう。主観的な表現ですが、ここで紹介した中で、最も美味しい珈琲が入れられるのはこの機種です。

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 専門店も使う「穴あき」ハンドドリッパーV60と同じ構造を採用し、また、マイコン管理で杯数に最適化された「美味しいコーヒー」を自動的に入れてくれます。そのため、特別な知識が無い初心者でも相当美味しいコーヒーが入ります。  

 保温機能が付かない点は注意するべきですが、朝食後や夕食後、家族でコーヒーを呑みきるご家庭には最適な機種です。

  

 HARIO (ハリオ) V60用 ペーパーフィルター
  ¥348 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 ペーパーフィルターは、V60専用のものをオススメします。


 第3に、コーヒー濃度にこだわって抽出をしたいと考えている方におすすめなのは、

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 6・タイガー カフェバリエ ACT-B040-DV
 7・タイガー カフェバリエ ACT-B040-TS
  ¥7,451 Amazon.co.jp
(7/6執筆時)

基本容量:★★★☆☆(4杯)
保温性能:★★★★★
抽出性能:★★★☆☆
お手入れ:
★★★★★

  タイガーのコーヒーメーカーであるカフェバリエ ACT-B040-DVでしょう。

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 コーヒーの味の面では、スチームによる蒸らしと、マイコン制御で蒸らし時間が制御できるため、国産の家電メーカーの製品としては、レベルが高いです。

 特定のコーヒー豆を大量に買われている方は、濃度を変えられるのは、「飽きが来ない」という意味でメリットがあるでしょう。

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 UCC ドリップポッド 8個
  ¥439〜 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 加えて、UCCのドリップポッドにも対応しますので、「1杯だけ」淹れたい場合に、手軽に美味しくはいります。1杯だけの抽出は、コーヒー粉ではうまくできないことが多いので、この方式が併用できる点も便利でしょう。

 もちろん、断熱性の高いステンレスポッドの利点を活かした「作り置き」をしておくのもいいでしょう。

 利便性の面ではも、ステンレスポットに「内部鏡面加工」がなされて、汚れや臭いが付きにくいなどの工夫が見られます。 


 第4に、比較的低予算で購入する場合におすすめできる機種は、

 

1・象印 珈琲通 EC-AK60-TD
 ¥4,070 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★★★★(6杯)
保温性能:★★★☆☆
抽出性能:★★★★☆
お手入れ:
★★★★★

 象印のRC-AK60でしょう。

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 伝統ある「ロングセラー」の機種ですが、コーヒー本来の旨みを抽出するための必須条件である、「沸騰温度に近い95度の温水」を出せる点は、今も昔も最も重要な要素です。

 この点を抑えているこの機種は、低価格の機種の中では、ポイントが高いでしょう。

ーー

 というわけで、今回は、コーヒーメーカーの話でした。

1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・全自動ミル付コーヒーメーカー
3・ペーパーレスコーヒーメーカー
4・
カプセル式コーヒーメーカー
5・
デロンギ・エスプレッソメーカー
6・おすすめのコーヒーメーカー 【結論】

 次の、第2回目の記事では、同じくペーパーフィルター式ですが、ミル付きの機種を紹介しようと思います。

  

おすすめコーヒー豆の比較記事

 そのほか、100g500円以上クラスの(挽いて貰える)「少し高級」なコーヒ豆については、産地別に以上の記事でまとめています。こちらもよろしくお願いします。

 最後になりましたが、記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題をシェアしていただければ嬉しいです。
posted by Atlas at 21:28 | 珈琲関連の家電

比較2018'【香り重視!】全自動コーヒーメーカー15点のおすすめ:ミル付きコーヒーマシン(2-Auto Programmable Coffeemaker)

【今回レビューする内容】2018年 高性能な全自動ミル付きコーヒーメーカーの性能とおすすめ:選び方:パナソニック・象印・シロカ・アイリスオーヤマなどの人気製品の紹介とランキング

【紹介する製品型番】NC-A56-K EC-NA40 EC-CB40-TD EC-VL60-BA NC-R400-R NC-R500 BZ-MC8 STC-501 STC-A111 IAC-A600 DGB-900PCJ2 コーン式全自動コーヒーメーカー SC-C111 SC-C121 SC-C122 ビタントニオ VCD-200

今回のお題
ミル付き全自動コーヒーメーカーで
おすすめといえる機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今回は、コーヒーメーカーの比較です。

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 今回は、「挽き立ての豆の香り!」を楽しむのに「最適」な全自動コーヒーメーカーを探します。

 以下では、いつものように、各機種を細かく比較してから、最後にAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

ーーー

1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・全自動ミル付コーヒーメーカー
3・ペーパーレスコーヒーメーカー
4・
カプセル式コーヒーメーカー
5・
デロンギ・エスプレッソメーカー
6・おすすめコーヒーメーカー 【結論】

 今回の記事は、このブログ「モノマニア」のコーヒー関連記事の第2回目記事として書きました。

 なお、全自動でもエスプレッソ対応製品については、上記4番・5番の記事でのフォローとなります。

1・自動式コーヒーメーカーの選び方の基本

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 ミルが一体型となっている自動式コーヒーメーカーは、5000円程度の入門機から、数万円程度の高級機まで、かなり多くの機種がラインナップされます。

 これらを選ぶ際に「注意するべきポイント」と言えるのは、「どこまでを自動化させたいか?」です。

1・「半自動式」コーヒーメーカー

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 第1に、「半自動式」コーヒーメーカーです。

 欠点は、豆をミルで砕いたあと、コーヒー粉を紙フィルターにセットし直す必要があることです。

 長所は、全自動式より小型大容量対応の場合が多い点。また、フィルター部分を「手で均せる」分、比較的低価格でも味が優れる点です。

 価格は、比較的価格が安く、5000円代で購入することも可能です。

2・「完全自動式」コーヒーメーカー

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 第2に、「完全自動式」コーヒーメーカーです。

 長所は、挽いたコーヒー粉が自動でフィルター上にセットされるため、抽出まで完全に自動化される点です。

 欠点は、格安製品の場合、挽きムラがある粉をフィルターに挿入するため、味が劣る点です。また、高級品でも一度に抽出杯数が少なめである点もそう言えます。

 価格は、5000円前後からありますが、半自動式に準じる「プロの喫茶店の味」を期待するならば、2万円前後が1つの「相場」です。

ーーー

 以上、全自動コーヒーメーカーの「選び方の基本」を紹介しました。

 ここからの記事では、この区分をふまえつつ、各製品を比較をしていきます。

2・「半自動式」コーヒーメーカーの比較

 では、具体的な機種のレビューに入ります。

 はじめに、ミルの部分とコーヒーメーカーの部分とが別構造の「ミル付きコーヒーメーカー」の紹介からです。

 以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。


 
 1・象印 珈琲通 EC-CB40-TD
  ¥4,550 Amazon.co.jp
(7/6執筆時)

基本容量:★★★☆☆(4杯)
豆挽き方:
★★★☆☆(手動式)
抽出性能:
★★★★☆
お手入れ:
★★★★★

 EC-CB40-TDは、象印が発売するミル付きコーヒーメーカーです。最安クラスの製品です。

 サイズは、30.5×15×24.5cmです。ミル付きコーヒーメーカーとしては「大ぶり」です。「ロングセラー」製品だけに設計がやや古く、小型化への配慮はやや欠けます。

 コーヒーポットは、4杯分の抽出に対応するサイズです。本体サイズからすると少ないですね。

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 豆の挽き方は、回転するプロペラカッターを使う手動式です。

 また、この製品については「挽く過程」が自動化されておらず、スイッチを押している間ミルが作動する構造です。ただし、挽き加減を調整できるため、格安の全自動式と比べれば、できるコーヒー粉の質は良いです。中細挽きも可能です。

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 コーヒーの抽出は、ペーパードリップ式です。対応するのは、1×2の「Sサイズ」フィルターです。

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 コーヒーの味は、ハンドドリップにおける「ペーパードリップ」同様、雑味がなく「クリア」でオーソドックスな味です。

 一方、バスケットの構造的に「蒸らし」に対する配慮は欠け、抽出温度についても、高温抽出に非対応です。その点で言えば、アロマ(香)を引き出すのはやや苦手で、苦みもやや強めに出るでしょう。

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 使用後のお手入れについては、この機種の場合、ルの部分も水タンクの部分も外して水洗いが可能です。ミル付きコーヒーメーカーとしてはお手入れは簡単と言って良い機種です。

 また、2年間保つ浄水フィルターが採用されています。コーヒーメーカーは、沸騰温度にはならないのでカルキ対策が必要です。そのため、メンテ面でメリット性があるでしょう。

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 保温は、ガラス製ポッド採用のため電気により煮詰まっていくタイプです。基本的に利用しない方が良いでしょう。

 以上、象印のEC-CB40-TDの紹介でした。

 今回紹介する機種の中では最も安い機種です。「安かろう悪かろう」ではなく、浄水機能の搭載や、丸ごと洗える構造など使い勝手の部分も評価できる機種です。

 味の面では、温度・水流・蒸らしに関する特段の工夫がないので、この点では、次に紹介する上位機と大きく性能が異なるでしょう。


  

 2・象印 珈琲通 ブラック EC-VL60-BA
  ¥6,233 Amazon.co.jp
  (7/6執筆時)

基本容量:★★★★★(6杯)
豆挽き方:
★★★☆☆(手動式)
抽出性能:
★★★★★
お手入れ:
★★★★★

 EC-VL60-BAは、象印のミル付きコーヒーメーカーの上位機種です。

 サイズは、28x16.5x31cmと下位機種と変わりません。

 コーヒーポットは、6杯までと下位機種より対応の幅が増えています。朝に1日分を作り置きしたい場合にも便利です。

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 豆の挽き方は、こちらも回転するプロペラカッターを使う手動式です。

 ミルの部分の性能は下位機種と同じです。挽き加減を調整できるだけ、格安の全自動式より味の面では期待できます。

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 コーヒーの抽出は、ペーパードリップ式です。6杯となりましたが、バスケットのサイズ的に1×2の「Sサイズ」フィルター(102)が対応です。

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 コーヒーの味は、下位機種より期待できます。

 なぜなら、この機種の場合、コーヒーの温度を95度で抽出できる「W加熱システム」を採用するからです。熱湯の場合、蒸気で粉を蒸らす時間が長く取れるため、コーヒー豆のアロマ(香り)が効果的に引き出せます

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 使用後のお手入れは、ミルの構造が下位機種と異なりますが、やはり丸洗い可能で、お手入れは「簡単」と言える機種です。また、こちらも、2年間保つ浄水フィルターが採用されています。

 保温は、こちらも電気により煮詰まっていくタイプなので、抽出したらボトルなどに移すのが良いでしょう。

 以上、EC-VL60-BAの紹介でした。

 6杯という分量の面だけではなく、95度で抽出できる「W加熱システム」を採用している点が「コーヒーの味」の面では魅力です。コーヒーの香りは引き出しやすいでしょう。

 挽き加減がしっかり確認できる「半自動式」コーヒーメーカーで、比較的安い製品を探している場合、良い選択肢です。


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 3・パナソニック NC-R400-C
 4・パナソニック NC-R400-R
  ¥13,446 Amazon.co.jp  (7/6執筆時)

基本容量:★★★★☆(5杯)
豆挽き方:
★★★☆☆(手動式)
抽出性能:
★★★★★
お手入れ:
★★★★☆

 NC-R400は、パナソニックのコーヒーメーカーです。半自動式のミル付きコーヒーメーカーとしては、「しっかりした価格」です。

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 サイズは、24.5×17.0×30.0cmと象印よりスリムです。設計の新しさが出ている部分でしょう。

 コーヒーポットは、5杯までの分量に対応します。家庭用としては「ちょうど良いサイズ」でしょう。

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 豆の挽き方は、こちらもプロペラカッターです。

 また、自動では挽けませんが、「ミルサイン」というLEDランプの点滅回数で、中細挽きと粗挽きを調整できる工夫が見られます。粉を見ても、挽き加減が自分では分からない方にはオススメです。

 なお、粗挽きだと「スッキリ系」中細挽きだと「濃厚系な味が出やすいです。

 コーヒーの抽出は、こちらもペーパードリップ式です。サイズは、こちらも、1×2の「Sサイズ」フィルター(102)が適当です。

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 コーヒーの味は、この機種は、レベルが高いです。

 パナソニックの場合、独特のバスケット構造を採用し、蒸らし時間にこだわっています。抽出口の構造をWドリップ構造にすることで、蒸らし時間を効果的に伸ばしています。コーヒーのコク・香りはよいでしょう。

 さらに、お湯を注ぐ際、ある程度の水を貯めてからシャワーで注ぐ方式のため、粉全体に湯が行き渡ります。ムラがない点で、ペーパードリップの「お手本」と言える淹れ方ができる機能です。

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 また、マイコン制御で蒸らし時間などの制御ができるため、コーヒーの味を「マイルド・リッチ・アイス」の3通りに制御可能です。「アイス」はアイスコーヒー用に、リッチより濃く抽出するモードです。

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 保温は、こちらも、電気により煮詰まっていくタイプです。

 抽出したらボトルなどに移すのが良いでしょう。ただし、改善の工夫として、保温にマイコン制御が使われているため、煮詰まりにくい仕様ではあります。

 使用後のお手入れは、ミル部分は、水洗い不可です。そのため、付属ブラシなどで掃除した後、ふきんを利用します。

 以上、パナソニックのNC-R400の紹介でした。1万円を超える高級機ですが、「蒸らし」と「ミルの挽き方」と味に関わる部分にこだわりがあるのが「売り」です。

 「全自動式」も良いですが、挽き加減を目視し、粉をフィルタに均一に淹れた方が「仕上がりがよい」のは確かです。手間を惜しまずこの点を重視するならば、選ぶべきは、「半自動式コーヒーメーカー」でしょう。


 

 5・パナソニック NC-R500
    ¥15,000 Amazon.co.jp  (7/6執筆時)

基本容量:★★★★☆(5杯)
豆挽き方:
★★★☆☆(手動式)
抽出性能:
★★★★★
お手入れ:
★★★★☆

 NC-R500は、上で紹介した、パナソニックのNC-R400の上位機です。

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 ただし、性能差の違いは付属品だけです。

 NC-R500は、ステンレスフィルターが付属しており、紙フィルターを使わずにコーヒーを淹れることができます。

 コーヒーの味は、その場合、紙に較べて、油分が多くコクのある味のコーヒーが抽出されます。

 その他の部分は、NC-R400と同じです。

 なお、このジャンルの製品については【ペーパーレスコーヒーメーカーの比較記事】で、別に数機種紹介しいます。多少雑味があっても、「トロッと」濃い野性的なコーヒーが好みならば、この方式のほうがマッチしやすいでしょう。

3・「全自動」コーヒーメーカーの比較

 つづいて、ミル部分とコーヒーメーカー部分が完全に一体化して動く、全自動コーヒーメーカーについて紹介します。


 

 6・CCP BONABONA BZ-MC8
  ¥6,842 Amazon.co.jp
  (7/6執筆時)

基本容量:★★★☆☆(4杯)
豆挽き方:
★★★★★(全自動)
抽出性能:
★★★★★
お手入れ:
★★★★★

 BZ-MC8 は、デザイン重視の家電を出しているCCP全自動コーヒーメーカーです。

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 サイズは、幅28.6×奥行き16.1×高さ24.5cmです。たいていの「半自動式コーヒーメーカー」と比べても、専有面積としてはあまり変わらず、「スリム」です。

 コーヒーポットは、最大で4杯と、やや少なめです。

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 豆の挽き方は、この機種も、回転するプロペラカッターを使う方式です。

 全自動式なので、一度スイッチを押せば、抽出まで自動で終わるタイプです。スイッチで1杯〜2杯3杯〜4杯と2種類のモードが選択できるため、量に応じた抽出ができます

 全自動式の場合この機能がないと挽きムラが生じやすいため、かなり「重要」です。

 なお、全自動タイプですが、スイッチで切り替えれば、コーヒー粉からの抽出にも対応します。

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 コーヒーの抽出は、ステンレス製のメッシュフィルターを使う方式です。

 紙フィルター不要で「経済的」ですが、「油分が多くコクのある味」です。逆に言えばペーパードリップのような「クリアで雑味のない味」は、出せないので、こうした個性が好きな方にオススメできる機種です。

 なお、フィルターは消耗品です。滅多にないとはいえ、破けたら交換です(部品番号:EX-3684-00)。こちらはAmazonなどのネット通販では売られていないので、メーカー取り寄せになると思います。

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 コーヒーの味は、かなり独特なバスケット構造を採用している点、蒸らし・水流・湯温に関する工夫の言及がない点で、イマイチです。コーヒー豆本来の味を引き出すという意味ではイマイチです。

 保温は、ガラス製サーバーなので、放っておくと煮詰まっていくタイプです。ただし、煮詰まらないように30分で電源が停止します。

 使用後のお手入れは、考えられており、ミル付きバスケットやフィルターを含めて、取り外して丸洗いが可能です。

 以上、CCPの BZ-MC8 の紹介でした。

 日本の家電にはない珍しいデザインで台所映えしそうなコーヒーメーカーです。メッシュフィルター採用なので、濃い目のコーヒーを全自動で淹れたい人に向くと思います。

 ただ、コーヒーの抽出部について、味を引き出す工夫があればなお良いでしょう。


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【ガラス製

 7・siroca crossline STC-A121
    ¥12,400 Amazon.co.jp  (7/6執筆時)

【ステンレス製

 8・siroca crossline STC-A130
    ¥15,800 Amazon.co.jp  (7/6執筆時)

基本容量:★★★☆☆(4杯)
豆挽き方:
★★★★★(全自動)
抽出性能:
★★★★★
お手入れ:
★★★☆☆

 これらは、オークセール「シロカ」ブランドのコーヒーメーカーです。

 調理家電において最近目立っているメーカーです。

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 サイズは、幅17.3×奥行22×高さ27cmです。やはり、専有面積は少なめで済む機種です。

 コーヒーポットは、4カップまでのコーヒーが一度に抽出可能です。全自動式はこのスペックが標準ですね。

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 豆の挽き方は、この機種も、回転するプロペラカッターを使う方式です。こちらの場合も、スイッチ制御が不要で、自動でコーヒー粉を作っていく方式です。

 一方、シロカは、「杯数に応じた4段階の中細挽き」が可能です。この点ではCCPより設定が細かいため、全自動式の「欠点」である挽きムラの緩和には良いと思います。

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 コーヒーの抽出は、メッシュフィルターを使う方式です。

 形状的には「オーソドックス」で、形状的な余裕もあるため、問題ないと思います。

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 コーヒーの味は、この機種は、香りを引き出すために重要な「蒸らし」をマイコン制御で再現している点に見所があります。メッシュ式は、お湯が滞留しにくいため、この仕組みがある方が「美味しく仕上がる」でしょう。

 ただし、メッシュフィルターなので、味は、「クリア系でスッキリ」でなく、「油分が多めでコクが強い」傾向になります。

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 保温は、STC-A101系 がガラス製ポットでSTC-A130系 がステンレス製ポットです。

 ただ、いずれも断熱構造は不採用です。その点で言えば、(割れないというメリット以外)ステンレス製をわざわざ買う意味は少ないでしょう。なお、煮詰まらないよう、30分後に電気が自動停止します。

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 使用後のお手入れは、全自動式としては標準的な手間です。

 ただ、主要機構を取り外して洗えるので、さほどの手間とは感じないでしょう。

 以上、オークセール(シロカ)のコーヒーメーカーの紹介でした。

 杯数ごとにミルを制御できる点、蒸らしを再現している点で、比較的価格の安い製品の中では「豆の味を引き出しやすい」製品です。

 一方で、メッシュフィルターしか利用できないため、「油分が多めでコクが強い」感じのコーヒーになります。このようなコーヒーの味が好きな方は「費用対効果が高い」良い製品です。


 

 9・アイリスオーヤマ IAC-A600
  ¥6,056 Amazon.co.jp  (7/6執筆時)

基本容量:★★★☆☆(4杯)
豆挽き方:
★★★★★(全自動)
抽出性能:
★★★★☆
お手入れ:
★★★★☆

  IAC-A600は、アイリスオーヤマの製品です。同社初の全自動コーヒーメーカーですね.

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 サイズは、幅17.7×奥行28.6×高さ29.1cmです。競合他機と比べても設置性は問題ないでしょう。

 コーヒーポットはカップ4杯までとなります。全自動式として平均的です。

 201807061503.jpg 

 豆の挽き方は、他社と同じで、回転するプロペラカッターを使う方式で、自動式です。

 一方、この機種は「粗挽き」「中細挽き」という選択はできるものの、豆の量によってミルの稼働時間を制御できないので、仕上がるコーヒー粉の品質については、やや注意が必要です。

  201701051732.jpg

 コーヒーの抽出は、この機種もメッシュフィルターを使う方式です。

 他社機と比較する場合、プラスチックの部分が多く、お手入れ時に破けにくいメリットがありそうです。メッシュフィルターは、保守部品であり、別売されないので、頑丈に作られているのでしょう。

 コーヒーの味は、水流・湯温・蒸らしに関する特段の工夫は見られません。豆の均一性の問題もありますので、高い期待はしにくいでしょう。

 保温は、この製品も煮詰まるので、作ったらオフにして、レンジを利用するべきでしょう。

 201807061507.jpg

 使用後のお手入れについては、この機種も水タンクまで分離して洗うことができます。部品点数は、全自動式としては平均的ですが、もう少し減ると、個人的には楽だと思います。

 以上、 IAC-A600の紹介でした。

 この値段で全自動式を変えるのは「素晴らしい」です。反面、味に関する工夫は「イマイチ」ですので、この点は注意しましょう。


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 10・ビタントニオ 全自動コーヒーメーカー VCD-200-I
 11・ビタントニオ 全自動コーヒーメーカー VCD-200-B   
  ¥10,370 Amazon.co.jp
(7/6執筆時)

基本容量:★★★☆☆(4杯)
豆挽き方:
★★★★★(全自動)
抽出性能:
★★★★☆
お手入れ:
★★★★☆

 VCD-200は、輸入商社の三栄のブランドとなるビンタトニオが販売する全自動式コーヒーメーカーです。

 201807061523.jpg

 サイズは、幅約17.8cm×奥行約30.5cm×高さ約28.7cmと、かなり背が低く、圧迫感がない製品です。

 コーヒーポットは、4杯まで対応と標準的です。

 201807061524.jpg

 豆の挽き方は、他社同様のプロペラカッターです。

 一方、アイリスオーヤマと同様に、挽き加減は「粗挽き」「中細挽き」で調節できますが、杯数に応じた挽き加減の調整がなされません

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 コーヒーの抽出は、メッシュフィルターを使う方式です。

 コーヒーの味は、「蒸らし」についての言及はありますが、詳しい説明に欠けます。おそらく、間欠的な稼働や、バスケット自体の工夫ではなく、恐らく、メッシュフィルターの目をプラスチック部分で制限する方法で、割と単純です。

 201807061533.jpg

 使用後のお手入れは、一方で、着脱式タンクを採用します。

 201807061534.jpg

 保温は、一方で、ステンレス製サーバーです。ただし、これは断熱構造ではないです。逆にステンレスの熱伝導性の良さで、少量でもヒーターからの熱を受け取りやすくする構造です。30分で消えますが、保温はしない方が良いでしょう。

 以上、 DGB-900PCJ2の紹介でした。ステンレス製サーバーの部分を除くと、アイリスオーヤマのIAC-A600と割と似通った製品です。デザイン性はさすがに良いですが、味に関わる部分の性能が伴うとなお良さそうな機種です。


  

 【2017年型番】 

 21・Panasonic NC-A56-K
  ¥19,204 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

 【2018年型番】(9月登場) 

 22・Panasonic NC-A57-K
  ¥-------  Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

基本容量:★★★★★(5杯)
豆挽き方:
★★★★★★(全自動)
抽出性能:
★★★★★★
お手入れ:
★★★★★

  NC-A56-Kは、「沸騰浄水コーヒーメーカー」という名前のパナソニックの全自動コーヒーメーカーです。

 毎年型番は頻繁にかわりますが、「ナショナル」時代からロングセラーの進化形です。

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 サイズは、22.0cm×24.5cm×34.5cmと割と小型です。

 コーヒーポットはコーヒーカップ5杯までとなります。

 全自動式としては多めで、日本市場には最も適当なサイズで、多すぎず、少なすぎずとバランスがとれています。

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 豆の挽き方は、こちらは、横型ではなく、縦型のプロペラカッターを利用する方式です。

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 この部分は定評があり、他社のプロペラ式よりも均一な豆が挽けます。また、落としていく方式なので、杯数設定が不要というメリットもあります。

 また、ミルの下のフィルターを入れ替えることで、粗挽きと中細挽きが選べる仕様です。

 201807061717.jpg

 コーヒーの抽出は、紙フィルターを使う方式です。サイズは、5杯対応ですが、1×2のSサイズ(102)が適当です。

 全自動コーヒーメーカーでは珍しいですが、澄んだ味のする「日本の喫茶店」風のコーヒーの味はメッシュフィルターでは出せないため貴重です。

 201511301641.jpg

 コーヒーの味は、この機種の場合、多方面の工夫が見られます。

 抽出温度については、この機種は、いったんタンク内で水を沸騰させてカルキを抜いてから、切替弁を替え、注入するため、可能な限りで、高温での抽出が可能です。

 水流についても、シャワードームに打ち付けてから満遍なく水をコーヒー粉にかける方式で、無駄がありません。

 蒸らしについても、温度センサーとマイコン制御での間欠的な運転で十分な時間を確保します。

 201807061553.jpg

 

 こちらの機種は、水を一度タンクにため沸騰させてからコーヒーを抽出する構造を取ります。また、その後活性炭フィルターを通すため、コーヒーの味を阻害するカルキをかなりのレベルで抜いてくれます。

 滴下は割と垂直に行うようで、ハリオ式のようにクリア雑味の少ない味が確保できそうです。

 なお、抽出濃度については、「マイルド」と「リッチ」の2種類が選べます。

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 保温は、ガラス製です。ただ、温度を過度に上げず、煮詰まりを防ぐような設計があるため、2時間ほどはさほど味が劣化せず、コーヒーが楽しめます。

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 使用後のお手入れも簡単です。水容器の部分は取り外して洗うことのできる構造です。さらに、ミル部分に水が通る構造なので、コーヒーメーカーで一番面倒なミルの部分の掃除が楽です。

 以上、 パナソニックのNC-A56-Kの紹介でした。

 ペーパーフィルターを使った「日本的な味」で、しかも「全自動」という点で、とても優れた機種です。

 その上で「蒸らし」「抽出温度」「水流の均一性」という味と香りの上でのポイントをおさえた上で、「タテ型プロペラミル」で豆の均一性も保証できるため、予算さえ都合がつけば、オススメと言えます。


 

 12・象印・珈琲通 EC-NA40
  ¥21,166 Amazon.co.jp
(7/6執筆時)

基本容量:★★★★☆(4杯)
豆挽き方:
★★★★★★(全自動)
抽出性能:
★★★★★★
お手入れ:
★★★★★

  珈琲通 EC-NA40は、象印の全自動コーヒーメーカーです。

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 サイズは、34.5×29×43cmとパナソニックの機種よりも若干大きめです。

 コーヒーポットは、一方でパナソニックより1杯少ない4杯分です。

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 豆の挽き方は、一般的な横型プロペラ式カッターです。

 パナソニックと同様にフィルター制御で粗挽きと中細挽きが選べる仕様です。また、杯数設定はないですが、構造的に、適切なサイズの粉のみケースから出て行く構造であり、問題ないでしょう。

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 コーヒーの抽出は、こちらも紙フィルターを使う方式です。サイズは、こちらもSサイズです。

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 コーヒーの味は、工夫があります。

 抽出温度については、ヒーター部を2回くぐらせ、マイコン制御で水をヒーター手前で前後させる構造で、95度の温度を確保します。さらに、ドリッパーをステンレス製にし、さらに断熱構造にすることで、ドリップ時の水温低下を防ぐ構造です。

 水路途中での温度低下がないので「タンク内で沸騰させるパナソニックより」実質的に高温でドリップできるという仕組みです。

 なかなかのアイデアだと思います。一方、滴下するお湯の均質性と、蒸らしについては詳しい説明がなく、「お湯の温度」のみの技術で「一点突破」をはかっている機種とは言えます。

 また、パナソニックと比べた場合、活性炭フィルターは不採用です。

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 一方、濃度については、パナソニック同様、「普通」と「濃い目」の2種類の選択ができます。

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 保温は、象印の「最も優れた部分」です。この分野に強い同社の技術力を活かし、真空二層式断熱構造で、長時間冷めない仕様です。この点は、パナソニックに優る点でしょう。

 使用後のお手入れは、分解して全体が丸洗いできる構造で、簡単だと言えます。ミルについても、この機種も、プロペラ部分にお湯が通る構造であり、お手入れが楽です。

 以上、 珈琲通 EC-NA40 の紹介でした。パナソニックとどちらにするか迷う機種です。

 象印は、ステンレス製のコーヒーサーバがが付くのが魅力です。

 一方、パナソニック、「抽出温度」「シャワー水流」「蒸らし」というペーパードリップの基本を丁寧におさえた上で、適格に説明できています。

 判断は難しいですが、総じて言えば、すぐ飲むならパナソニック、長時間かけて飲むなら象印が良いでしょう。


 

 【2017年12月発売】

 【ガラスサーバー】

 13・siroca コーン式 SC-C111
  ¥21,470 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 【真空二重ステンレスサーバー】

 14・siroca コーン式 SC-C121
  ¥24,710 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 【ステンレスサーバー+フィルター】

 15・siroca コーン式 SC-C122
  ¥26,784 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★★★☆(4杯)
豆挽き方:
★★★★★★★
抽出性能:
★★★★★★
お手入れ:
★★★★☆

 シロカコーン式全自動コーヒーメーカーは、同社の製品では最も高級なコーヒーメーカーです。

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 サイズは、幅16×奥行27×高さ39cmと、「設置性」は割と良好な機種です。

 コーヒーポットは、他社と同じで4杯分です。全自動式としては平均的です。

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 豆の挽き方は、こちらは、臼式のミル(コーン式)を使います。

 ここが最大の魅力です。プロペラ式に較べて、臼式は豆を挽くのには時間がかかるのですが、その分、挽きムラが決定的に少ないという美点があります。

 全自動でこの仕組みを搭載していたクイジナートが製品を撤退したので、この機種はより貴重になりました。豆の味に最大限「こだわる」場合は、この機種は「ダントツ」です。

プロペラ式に較べると豆に熱が入りにくいため、味の面で有利です。また、クイジナートと比べて小型で設置性が良く、家庭用として使える点はメリットです。

 なお、上部には、100g分の豆容器が付属します。豆の鮮度を考えると淹れっぱなしはあまり推奨しませんが、場合によっては便利でしょう。

 201807061646.jpg

 コーヒーの抽出は、こちらも紙フィルターを使う方式です。

 ただし、SC-C122については、ステンレスフィルターを利用することも可能です。先ほど書いたように、脂分が多めでコクのある味となります。

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 コーヒーの味は、先ほど書いたように、コーヒー粉の質は最も期待できます。

 一方、シロカは「理想的な抽出温度は90度」と宣言するもの、その抽出温度に対応するかは明示しません

 蒸らし時間については、水流制御をなしているようで、味の面で、「マイルド」と「リッチ」の2種類が選択も可能です。水流については、特段の言及はありません。

 保温は、下位機種はガラス製であり、30分限定の保温機能が付属します。上位2機種は、ステンレスサーバーが付属し、電気を使わない保温に対応できます。

 使用後のお手入れは、水タンクは外せる構造ですが、ミルがコーン式なので、この部分のメンテは一手間必要でしょう。その部分も含めて「楽しめる」方におすすめします。

 以上、 シロカコーン式全自動コーヒーメーカーの紹介でした。執筆時現在まだ販売されていないため、後日情報を加えようと思います。

 ただ、臼式のミル(コーン式)を家庭用サイズで使えるという点では、画期的で、明らかに優れた機種と言えます。

今回の結論
全自動コーヒーメーカーのおすすめ
結論的にこの機種!

 というわけで、今日は、ミル付きのコーヒーメーカーを紹介しました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。


 第1に、比較的価格が安く導入できる「半自動コーヒーメーカー」としてオススメできる機種は、

  

 2・象印 珈琲通 ブラック EC-VL60-BA
  ¥6,233 Amazon.co.jp
  (7/6執筆時)

基本容量:★★★★★(6杯)
豆挽き方:
★★★☆☆(手動式)
抽出性能:
★★★★★
お手入れ:
★★★★★

 象印のEC-VL60-BAでしょう。

 美味しいコーヒーを淹れるための必須条件の1つである「抽出温度」において95度を実現している点が評価できます。

 ミル部分コーヒーメーカー部分が別の「半自動式コーヒーメーカー」ですが、それゆえに、コーヒー豆の挽きムラは少ないでしょう。 

 一手間かける根気があれば、この機種は低価格でお買得です。

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 【2~4杯用 40枚】

 Melittaペーパーフィルター
  ¥104 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 コーヒーの味も、ペーパードリップですから「クリアで雑味のない喫茶店の味」が期待できます。


 第2に、全自動式コーヒーメーカーで「味と香り」を重視した場合におすすめできるのは、

  

 【2017年型番】 

 21・Panasonic NC-A56-K
  ¥19,204 Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

 【2018年型番】(9月登場) 

 22・Panasonic NC-A57-K
  ¥-------  Amazon.co.jp
(7/4執筆時)

基本容量:★★★★★(5杯)
豆挽き方:
★★★★★★(全自動)
抽出性能:
★★★★★★
お手入れ:
★★★★★

  パナソニックの全自動コーヒーメーカーNC-A56がオススメです。

 長年の名機として、数回マイナーチェンジしてきた機種で完成度も高まっています。次年度モデルが秋にでますが、マイナーチェンジですし、値下がりしている2017年モデルで良いでしょう。

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 コーヒーの味については、の抽出において重要な「抽出温度」「蒸らし構造」「均一な水流」高レベルで実現している点で、現状では「最も優れて」います。

 豆の挽き方も、臼式は採用しないものの、独自のタテ型プロペラミルで、挽きムラも少なめです。

 お手入れ部分でも、最も面倒なミルの部分の掃除が、熱湯で自動洗浄されるため、かなり楽だとお見ます。

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 【2~4杯用 40枚】

 Melittaペーパーフィルター
  ¥104 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 こちらも紙フィルターを使う方式ですので、日本的な喫茶店の味になじんでいるかたに向きます。


 第3に、保温して飲む方に、オススメな全自動コーヒーメーカーは、

  

 12・象印・珈琲通 EC-NA40
  ¥21,166 Amazon.co.jp
(7/6執筆時)

基本容量:★★★★☆(4杯)
豆挽き方:
★★★★★★(全自動)
抽出性能:
★★★★★★
お手入れ:
★★★★★

 保温利用を前提に考えるならば、象印の EC-NA40でしょう。

 ガラスサーバー式はこの用途だと「煮詰まる」ので不適当ですから。その点、断熱構造のステンレス製サーバーを採用する象印は、期待値が高いでしょう。

  201807061717.jpg

 【2~4杯用 40枚】

 Melittaペーパーフィルター
  ¥104 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 コーヒーの味の面では、パナソニックと同じ、ペーパーフィルタ式なので、日本的な喫茶店の味が堪能できます。

 また、抽出時温度の(実際の)高さはパナソニックを上回るため、香り高いコーヒーの味が、パナソニック同様に期待できるでしょう。

ーーー


 【真空二重ステンレスサーバー】

 14・siroca コーン式 SC-C121
  ¥24,710 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 同様に魅力なのが、シロカのSC-C121です。

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 象印と同じく、断熱構造のサーバーを持つ機種です。一方、沸騰温度の維持のための独自の工夫には乏しいですが、その代わりに、コーン式ミルの採用で、できあがるコーヒー粉の品質については、最も期待できます。

 この点で言えば、産地・農場明記の「質の良いコーヒー豆」を常飲している方については、おそらくこちらの方が「味と香りを楽しめ」ます。

 手入れのしやすさは、ミル式ゆえに、パナソニックや象印に劣りますが、それを含めて楽しめるならば、良い選択肢です。


 第4に、比較的低価格で手に入るな全自動コーヒーメーカーとしてオススメなのは、

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【ガラス製

 7・siroca crossline STC-A121
    ¥12,400 Amazon.co.jp  (7/6執筆時)

【ステンレス製

 8・siroca crossline STC-A130
    ¥15,800 Amazon.co.jp  (7/6執筆時)

基本容量:★★★☆☆(4杯)
豆挽き方:
★★★★★(全自動)
抽出性能:
★★★★★
お手入れ:
★★★☆☆

 シロカSTC-A100シリーズでしょう。

 

 専用メッシュフィルター STC-401MF2
    ¥1,240 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 より安い機種もありますが、杯数に応じたミルの設定ができる上で、一般的なバスケット構造を採用しているという点では、この機種が唯一です。

 味の個性の面では、メッシュ式なので「油分が多くコクがある」重厚な感じになりますが、そうした傾向が好きな方は、味の面でもこの機種は適当でしょう。

 なお、ステンレス製とガラス製があります。しかし、ステンレス製サーバーも断熱は対応しないため、ガラス製か、ステンレス製かは、デザインの好みで決めて良いです。

ーーー 

 というわけで、今回は、ミル付きのコーヒーメーカー・全自動コーヒーメーカーの紹介でした。

 なお、このブログ「モノマニア」では、以下のようなコーヒーメーカーの記事があります。

1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・全自動ミル付コーヒーメーカー
3・ペーパーレスコーヒーメーカー
4・
カプセル式コーヒーメーカー
5・
デロンギ・エスプレッソメーカー
6・おすすめのコーヒーメーカー 【結論】

 今回扱った全機種から、最終的な「オススメ商品」を紹介した6回目の記事などもありますので、よろしければ、ご覧ください。

  

8・おすすめコーヒー豆の比較記事

 また、オススメできるコーヒー豆については、産地別に以上の記事でまとめています。こちらもよろしくお願いします。

 また、最後になりましたが、記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題をシェアしていただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 17:20 | 珈琲関連の家電

比較2018’ コク重視!ペーパーレスコーヒーメーカ16機のおすすめ(3-Permanent Filter Coffeemaker)

【今回レビューする製品】2018年 紙フィルター不要のコーヒーメーカーの性能とおすすめ:フィルタレレスコーヒーメーカー:パーマネントフィルタ・メッシュフィルタ・金属フィルタ・ゴールドフィルタ・タイガー 蒸気プレス式コーヒーメーカー機種の違いと性能ランキング

【評価する製品型番】 タイガー GranX Tiger Press ACQ-X020 デロンギ ドリップコーヒーメーカー ICM14011J ケーミックス CMB6 AucSale siroca crossline STC-501 STC-401 象印 珈琲通 EC-AS60 ケーミックス プレミアム CMB5T-BK STC-A121 STC-A130 クイジナート SS-6BKJ COX750J-BK RD WH

今回のお題
ペーパー不要のコーヒーメーカーのおすすめはどの製品?

 どもAtlasです。

 今日は、コーヒーメーカーの比較です。

 201807060910.jpg

 とくに、メッシュフィルターゴールドフィルターを採用し、紙フィルター不要で利用できる製品を選りすぐって紹介します。

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 また、タイガーの「蒸気プレス式」という、フレンチプレスに近い方法を使う新しい「フィルタレス」なコーヒーメーカーも扱います。

 以下では、いつものように機種ごと比較したあと、最後に「結論」として、「Atlasのおすすめ機種!」を提案する形式で書いていきます。

ーーー

1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・全自動ミル付コーヒーメーカー
3・ペーパーレスコーヒーメーカー
4・
カプセル式コーヒーメーカー
5・
デロンギ・エスプレッソメーカー
6・おすすめのコーヒーメーカー 【結論】

 なお、今回の記事は、このブログのコーヒー関連記事の第3回目記事として書きました。

1・紙フィルタ式とメッシュ式の味の違い

 201807060919.jpg

 メッシュ式フィルターは、とかく「ペーパーフィルター不要」という経済性・節約性の面が注目されがちです。

 しかし、同じコーヒー粉を利用しても、コーヒーの味が劇的に変わる点は、あまり知られていません。

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 第1に、紙フィルター式です。

 この場合、紙で丁寧に濾過するため、えぐみのないスッキリとした味わいのコーヒーに仕上がります。クリアな味です。

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 第2に、メッシュフィルター式です。

 この場合、メッシュ式フィルターは、多かれ少なかれ「目が粗い」ので、コーヒーの油分がカップに多く入ります。 そのため、コクや「とろみ」がある「まったり濃厚なコーヒー」に仕上がります。

 このタイプは、デロンギなどイタリアのコーヒーメーカーでよく使われます。フレンチプレスなどのように、コクを楽しみたい人に向いています。

  

 ハリオ ドリッパー カフェオール CFOD-02B
  ¥1,050 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 なお、念には念を入れたい方は、あらかじめメッシュ式のハンドドリッパーを購入し、ハンドドリップで味の傾向を確かめても良いかもしれません。上記の「ハリオ」のカフェオールは、メッシュ式では「定番」です。

 また、あとで説明するように、ペーパーレスでも、ペーパーでも利用できる機種もあります。「どちらにするか迷っている方」にはオススメできる機種です。

2・各社のメッシュ式コーヒーメーカー

 それでは、ここから各社のコーヒーメーカーを紹介していきます。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントで、イマイチと思う部分青字で書いていきます。


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 1・デロンギ アクティブ ICM14011J
  ¥3,284 Amazon.co.jp
(7/6執筆時)

基本容量:★★★★☆(5杯)
保温性能:
★★★☆☆
抽出性能:
★★★☆☆
お手入れ:
★★★★☆

  ICM14011Jは、イタリアのデロンギが販売する「アクティブシリーズ」のコーヒーメーカーです。同社は、製品のデザイン性の高さで評判ですが、こちらも、日本の製品にはない独特のフォルムです。

 サイズは、幅180×奥行200×高さ270mmです。小型で設置性は良さそうです。

 コーヒーポットは、この機種の場合、5カップまでのコーヒーが入ります。家庭用として、標準的なサイズです。

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 フィルターは、デロンギの場合、金属製のコーティングのないメッシュ式フィルターです。耐久性はあり、万一、破れた場合も、消耗品として購入可能です。

 また、バスケットにペーパーフィルターを取り付けることで、普通のコーヒーメーカーとしても利用できます。

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 コーヒーの味は、基本的に、冒頭で示したメッシュ式フィルターの傾向に準じます。

 ただ、デロンギの場合は、水を間欠に淹れ、ゆっくり抽出する「アロマ機構」が選択できるため、味と香りを高めることもできます。

 一方、機構的に高温抽出ができないため、味の面では上位機に及びません。先ほど書いたように、メッシュフィルター式は油分が通りやすいです。その際、独特の「えぐみ」を除くには、ある程度の高温が必要であり、若干この機種は「不利」と言えます。

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 保温は、一般的なガラスサーバーです。

 この場合、長時間保温時に煮詰まってしまう点に注意です。長時間かけて一日で飲みきるような使い方には向きません。

 使用後のお手入れは、基本的には「簡単」です。一方、水タンク部分が外して洗えない点は、気にされる方は注意してください。欧米製品の場合、真水を使う製品についてh、このあたりまでの配慮はありません

 以上、デロンギICM14011の紹介でした。

 この機種は、ペーパー式・ペーパーレス式と両方に対応する点で汎用性がある機種です。その一方で、デロンギの上位機種に比べると、抽出温度などの点で差があります。

 本体は格好が良く、安いですが、この点では注意が必要でしょう。


  

 2・象印 珈琲通 EC-AS60
     ¥4,761
Amazon.co.jp  (7/6執筆時)

基本容量:★★★★★(6杯)
保温性能:
★★★☆☆
抽出性能:
★★★★☆
お手入れ:
★★★★★

  EC-AS60は、象印の珈琲通 シリーズ のコーヒーメーカーです。

 サイズは、幅230×奥行155×高さ290mmです。電源キーが横ですが、縦置きも可能なので、設置性はさほど悪くなさそうです。

 コーヒーポットは、6カップまでのコーヒーに対応できます。大きめですから、職場などでも便利そうです。

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 フィルターは、デロンギと同じメッシュフィルター式です。一方、フィルターは消耗品扱いではなく、破れたら「メーカー保守」となります。

 ただ、この機種も、構造的にペーパーフィルタも付けることができます。そのため、そのような場合でも使えるでしょう。

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 コーヒーの味は、象印の場合、その抽出温度に注目です。

 水路で複数回加熱する機構があるため、95度で抽出できるからです。高温での抽出ができることは、コーヒーの味に最も影響を与える要素です。その点、この機種は、美味しさのために重要な基準をクリアしています。

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 保温は、一方で、一般的なガラスサーバーによります。長時間保温時は味が落ちる点がネックな機種です。

 使用後のお手入れは、バスケットはもちろん、水タンクも外して丸洗いできるために、簡単です。日本のメーカーはこの部分を重視します。

 以上、珈琲通 EC-AS60の紹介でした。

 5000円以下ですが、紙フィルターの有無が選べる点高温での抽出が可能な点価格が値頃である点がアピールポイントです。デロンギの上位機種ケーミックス CMB6と比べると外観デザインは実用重視ですが、機能性は十分です。


 

 3・アイリスオーヤマ IAC-A600
  ¥6,056 Amazon.co.jp  (7/6執筆時)

基本容量:★★★★★(4杯)
保温性能:
★★★☆☆
抽出性能:
★★★★☆
お手入れ:
★★★☆☆

  IAC-A600は、アイリスオーヤマの製品です。

 201807061006.jpg

 こちらは、ミルが付属する全自動タイプとなります。全自動機は【全自動コーヒーメーカーの比較】でも扱いましたが、こちらはとびきり格安です。

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 サイズは、幅17.7×奥行28.6×高さ29.1cmと、キッチンへの設置は容易です。

 基本容量は、一方で4杯分までです。多く淹れられない分、小型で設置性の良いタイプです。

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 豆の挽き方は、回転するプロペラカッターを使う方式で、自動式です。

 プロペラカッターは、やや挽きが粗いという欠点があるのですが、メッシュ式の場合、あまり大きな問題ではないでしょう。

 ただ、挽き加減は調整できるものの、投入するコーヒー豆の杯数に応じてミルの稼働時間を変える機構がみあたらず、挽き加減は上位機に比べると「イマイチ」です。

 一方、専用の豆ホッパーはないため、必要な量の豆を都度入れる仕様です。

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 フィルターは、メッシュフィルターを使う方式です。プラスチックの部分が多く、お手入れ時に破けにくいメリットがありそうです。メッシュフィルターは、保守部品であり、別売されないので、頑丈に作られているのでしょう。

 コーヒーの味は、それを高める温度的な配慮は特別に言及はないです。コーヒー粉からの利用も可能ですが、それを前提に考える場合、高温抽出の象印の方が味が良さそうです。

 使用後のお手入れについては、水タンクまで分離して洗うことができます。ただ、ミルがある分を加味しても、洗う点数は多いので、その点は、次期製品に期待したい部分です。

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 コーヒーサーバーは、ガラス製です。煮詰まるので、保温にはあまり適しません。

 以上、 IAC-A600の紹介でした。

 比較的格安で全自動機を買える点がメリットです。ペーパードリップはできない形式ですが、フィルターが堅牢なので、多人数で共用する場合は、メリットがあるでしょう。

 一方、カッターの品質抽出温度は、価格並みです。1万円以上の機種とは差がありますね。


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【ガラス製

 4・siroca crossline STC-A121
    ¥12,400 Amazon.co.jp  (7/6執筆時)

【ステンレス製

 5・siroca crossline STC-A130
    ¥15,800 Amazon.co.jp  (7/6執筆時)

基本容量:★★★☆☆(4杯)
保温性能:
★★★☆☆
抽出性能:
★★★★★
お手入れ:
★★★☆☆

 これらは、オークセール「シロカ」ブランドのコーヒーメーカーです。調理家電において最近目立っているメーカーです。

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 こちらも、ミルが付属する全自動タイプです。

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 サイズは、幅17.3×奥行22×高さ27cmと、アイリスオーヤマに比べても一回り小型で設置性が良さそうです。

 コーヒーポットは、こちらもやや小さめで、4カップまでのコーヒーが一度に抽出可能です。

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 豆の挽き方は、回転するプロペラカッターを使う方式で、自動式です。

 一方、挽き加減については、「杯数に応じた4段階の中細挽き」です。アイリスオーヤマは、「粗挽き・中挽きの選択」でしたので、選択肢はシロカは少ない一方、シロカは「杯数に応じてミルの稼働時間を制御」する点で、コーヒー自体の出来は良いでしょう。

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 フィルターは、メッシュフィルターを使う方式です。

 ペーパードリップには対応できない仕様ですが、破れた場合はAmazonなどでフィルターのみ販売があります。

 コーヒーの味は、杯数に応じた豆の引き具合を調整する点で、アイリスオーヤマより期待できます。一方、抽出温度については引き続き言及がありません600Wの製品ですし、温度面はあまり期待できないでしょう。

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 保温は、STC-A101系 がガラス製ポットでSTC-A130系 がステンレス製ポットです。

 ただ、ステンレス製のモデルは断熱構造ではないため、すぐ冷めます。ガラスに比べて壊れないというメリット性があるため採用されました。

 基本的に淹れてすぐ飲むことを前提に作っている機種なので、30分後に電気が自動停止します。

 使用後のお手入れは、やや複雑です。

 というのも、メッシュフィルタとミルが一体であるため、ミル部分とフィルター部分を同時に掃除する必要があるからです。また、どれもパーツが小さく、デロンギに比べて洗いにくいのがネックです。

 以上、オークセール(シロカ)のコーヒーメーカーの紹介でした。

 価格的にアイリスオーヤマのライバルでしょう。味の面で言えば、豆の引き具合が杯数ごとに調整される点で、上位でしょう。一方、抽出温度・保温性能などは、「価格相応」なので、やはり、上位機種と開きはあります。


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 6・クイジナート SS-6BKJ
 7・クイジナート SS-6WJ
  ¥8,860 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★☆☆☆(1杯)
保温性能:なし

抽出性能:
★★★★★
お手入れ:
★★★★★★

  SS-6シリーズは、アメリカの高級調理家電メーカーである、クイジナートコーヒーメーカーです。

 201807061055.jpg

 正確には、コーヒー&ホットドリンクメーカーという名称で、「蒸らし機構」を加えることで、紅茶や緑茶の抽出にも対応させています。一方で、ミルはないため、コーヒー粉のみの対応です。

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 サイズは、幅185×奥行300x高さ310mmと、やや背丈があります。

 コーヒーポットは、未付属です。

 ただ、受け皿がなくコップをそのままおく形式なので、1回の抽出量は、120ml,150ml,180mlの「3段階のボタン選択式」です。水タンク自体は1.5Lと大きめです。

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 フィルターは、メッシュフィルターを使う方式です。アイリスオーヤマのように堅牢性重視の仕様です。実際、食洗機にも対応します。フィルターの単品販売もあります。

 コーヒーの味は、こちらは、抽出中の「自動蒸らし機構」が目立ちます。お茶を入れるための機能でしょうが、コーヒーでも使われ、コクのアップにつながります。

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 UCC ベーシックロースト 8g×12個
  ¥946 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 なお、この機種は、K-KUP規格のカプセルにも対応しています。先述のように、杯数に応じたボタンがあるため、「朝の忙しい時に1杯だけ」という場合は手軽です。

 保温は、先述のように機能として持たない機種です。

 使用後のお手入れは、ミルがない構造なので、楽ですね。ドリップ関係の部分は、食洗機にも対応します。

 コーヒーサーバは、ステンレス製です。真空二層式なので、こちらはコーヒーが冷めない仕様です。

 以上、SS-6シリーズの紹介でした。

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 マグに直接淹れる方式で、「一杯ごとコーヒー粉を替えて」利用する形式で考えているならば、この機種はよい選択肢となります。K-KUPにも対応し、その場合は、差し込むだけで抽出ができるので、忙しい時には便利でしょう。


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 【2018年】

 7・デロンギ ケーミックス COX750J-BK【黒】
 8・デロンギ ケーミックス  COX750J-WH【白】
 9・デロンギ ケーミックス  COX750J-RD【赤】
  ¥14,990 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★★★★(6杯)
保温性能:
★★★★☆
抽出性能:
★★★★★
お手入れ:
★★★★☆

 ケーミックスCOX750Jシリーズは、デロンギのフィルタレス式の上位機です。

 2018年に、6年ぶりにデザインを一新した、久しぶりの最新機です。

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 サイズは、幅190×奥行255×高さ305mmです。背丈がありますが、上部がカップラックになるため、お洒落に置けるでしょう。

 コーヒーポットは、6カップまでのコーヒーが入ります。

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 フィルターは、メッシュフィルターを使う方式です。素材は、丈夫なステンレスです。下位機種同様に、デロンギはフィルター単体での販売があるため、万一の場合も問題ないでしょう。

 また、バスケット受けがある構造なので、この機種はペーパードリップにも対応可能です。サイズは1×2が推奨されます。

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 コーヒーの味は、蒸らしながらドリップをする「アロマスイッチ」と、蒸らしの均一化をはかる「9孔シャワー」がポイントとなるでしょう。蒸らしは、アロマを引き出す「最も重要なポイント」ですから、能力が高いです。

 一方、抽出温度に関する言及は(旧機種は94度でしたが)今回なくなりました。

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 保温は、一般的なガラスサーバーで、電気を利用するタイプです。40分後にオートオフする仕様ですが、基本的には、飲みきるか、電子レンジを利用するべきです。

 使用後のお手入れは、基本的に洗いやすく清潔に利用可能です。水タンクは取り外せませんが、真水ですしあまり大きな問題ではないでしょう。ただし、食洗機には非対応です。

 以上、ケーミックス COX750Jシリーズの紹介でした。デザイン性の高さは、所有欲をくすぐります。その上で、抽出温度と水流という「味に欠かせない部分でのこだわり」もあるため、全自動式である必要がないならば、オススメできる機種ですね。

ーーー

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 【2012年】

 10・デロンギ ケーミックス CMB6【黒】
 11・デロンギ ケーミックス CMB6【桃】
 12・デロンギ ケーミックス CMB6【赤】
  ¥16,980 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★★★★(6杯)
保温性能:
★★★★☆
抽出性能:
★★★★★
お手入れ:
★★★★☆

 なお、ケーミックスの旧型機が在庫限りで売られています。

 新機種との相違点は、こちらについては「94度」と抽出温度の明示がある点です。一方、アロマスイッチ(蒸らし)はないため、一長一短です。

 その他、PTCヒーターを採用し煮詰まりを軽減してくれる部分が、新機種より良い部分ですが、価格差を考えても現状では新機種でしょう。

ーー

 

 【2012年】

 13・デロンギ ケーミックス プレミアム CMB5T-BK
     ¥16,980 Amazon.co.jp
(7/6執筆時)

基本容量:★★★★☆(6杯)
保温性能:
★★★★★
抽出性能:
★★★★★
お手入れ:
★★★★★

 一方、旧機種には、CMB5T-BKという上位機がありました。 

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 こちらは、単なるステンレス製のメッシュフィルターではなく、ゴールドフィルター(23.8K)を採用しています。

 また、コーヒーの豆の量に対して、水量を減らすことで味を深めるアロマモードも搭載です。

 さらに、コーヒーサーバーがステンレス製になっている点も注目点です。しっかりと真空構造になっており、保温が可能です。

 デザインは「クラシック路線」ですが、能力においては、新機種よりも水準が高いです。抽出温度も保証されているので、在庫のあるうちは、こちらを選んでも良いと思います。


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 14・デロンギ コンビ BCO410J-W
 15・デロンギ コンビ BCO410J-B  
  ¥23,300 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

基本容量:★★★★★(10杯)
保温性能:
★★★☆☆
抽出性能:
★★★☆☆
お手入れ:
★★★★☆

  コンビコーヒーメーカーは、デロンギが販売する多機能機です。

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 こちらは、コーヒーメーカーですが、エスプレッソを淹れられる構造を持ちます。

 サイズは、幅370×奥行295×高さ320mm です。エスプレッソ部分とコーヒー部分は機構が別なので、サイズとしては大きめです。

 コーヒーポットは、10カップまでのコーヒーが入ります。また、それとは別にエスプレッソが2杯まで同時抽出できます。

 3.png 

 フィルターは、メッシュフィルターを使う方式です。また、高級機の扱いですから、ゴールドフィルター(23.8K)を採用しています。金は味に変化を与えないと言う点で「上位」です。

 ペーパードリップも構造的に対応できます。

 コーヒーの味は、一方で、抽出温度・シャワー水流の工夫への言及は省略されています。一方、受け皿となるバスケットの形状に工夫があり、蒸らしには配慮がありますが、基本的には、同社のコーヒー専用機(ケーミックス)には及びません。

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 エスプレッソは、15気圧で抽出できる本格派です。ミルクを泡立てるフロストノズルも付くため、かなり本格的なカプチーノも楽しめます。なお、デロンギの場合、コーヒー粉のほか、市販の44mmのカフェポッドからも抽出ができる仕様でアス。

 保温は、一般的なガラスサーバーで、電気を利用するタイプです。

 使用後のお手入れは、コーヒーメーカー部分があるため、掃除点数は多いですが、それぞれの単体機種に比べてより掃除が面倒という部分はありません。

 以上、デロンギのBCO410Jの紹介でした。

 コーヒーメーカーとエスプレッソメーカーを「両方欲しい!」方にオススメできます。なお、エスプレッソ抽出の部分の詳しい説明は【デロンギのエスプレッソメーカーの比較記事】により詳しく書いたので、興味のある方はご覧ください。


  

 16・タイガー GranX Tiger Press ACQ-X020
     ¥14,819 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★★☆☆(約3杯)
保温性能:
★★☆☆☆
抽出性能:
★★★★★★★
お手入れ:
★★★★★

 ACQ-X020は、タイガーが発売する「蒸気プレス式」のコーヒーメーカーです。2017年9月に発売された新コンセプトに基づく、コーヒーメーカーです。

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 サイズは、22.6×19.9×29.8mmです。比較的小型で邪魔になりにくいと言えます。

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 コーヒーポットは、こちらは、やや少なめであり、3カップまでの対応です。

 ただし、下部にサーバーは付属せず、自分で用意したのカップやサーバーなどを置く形です。上部のタッチパネルで、120ml 180ml 240mlの「3ボタン」から抽出杯数を選ぶ形式です。

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 フィルターは、チタンコートメッシュフィルターです。後述するように抽出法は独自ですが、目の粗いメッシュ式フィルターですから、味の傾向は、他と似ているでしょう。

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 コーヒーの味は、独特の形状が影響し、独特です。

 仕組みとしては、上部シリンダー内にお湯をシャワーで充填させた後、タッチパネルで指定した浸し時間(30秒〜90秒)後に、蒸気圧をかけ、サーバーに抽出する仕組みが取られます。

 コーヒーにある程度水分を浸透させる時間があると言う点で、味は、ハンドドリップにおける「フレンチプレス式」に相当します。コーヒーの濃度は、お湯の浸し時間(30秒〜90秒)と、お湯の設定温度(85-95度)で、15通りに味が選べます。

 保温は、機能として持ちません。

 使用後のお手入れは、シンプルな構造が幸いし、非常に簡単です。水タンクも外せるため、ほぼ全ての場所を丸洗い可能ですね。

 以上、タイガーのACQ-X020の紹介でした。

 新発想のとても面白い製品です。「コーヒーの入れ方に関わる技術の発明」は、今世紀初めて、と言っても過言ではないでしょう。味の面では、通常のメッシュフィルター式より「雑味が少ないが濃い」系統です。

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 その上で、蒸らし時間と湯の温度で、味のバリエーションが付けられるため、飽きずに長いこと使えると思います。久しぶりに「面白い」技術を見ました。

今回の結論
ペーパーレスコーヒーメーカーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今日はペーパーレス方式のコーヒーメーカーの話でした。

 最後にいつものように、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。


 第1に、「まったり濃厚なコーヒー」が楽しめる点で最もオススメなコーヒーメーカーは、

  

 16・タイガー GranX Tiger Press ACQ-X020
     ¥14,819 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★★☆☆(約3杯)
保温性能:
★★☆☆☆
抽出性能:
★★★★★★★
お手入れ:
★★★★★

 タイガーACQ-X020でしょう。

 「蒸気プレス式」は、ノンフィルター式の欠点だった「多少の雑味」を緩和する良い手段でしょう。コク・アロマを残したままですから、従来「ペーパーレス式」の愛用者だった方も違和感なく飲めると思います。

 抽出温度も95度と高く、味の好みも細かく調整できます。欠点は「3杯まで」という杯数でしょうが、これで問題ならば、現在はこの機種で「決め打ち」で良いと思います。

 シンプル構造で掃除も楽です。


 第2に、朝大量に作り置きするご家庭にオススメなコーヒーメーカーは、

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 【2018年】

 7・デロンギ ケーミックス COX750J-BK【黒】
 8・デロンギ ケーミックス  COX750J-WH【白】
 9・デロンギ ケーミックス  COX750J-RD【赤】
  ¥14,990 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

基本容量:★★★★★(6杯)
保温性能:
★★★★☆
抽出性能:
★★★★★
お手入れ:
★★★★☆

 ケーミックスCOX750Jでしょう。6杯まで対応できますので。

 ペーパーレス・紙フィルターが同時に選べる選択性がある上で、水流・蒸らしという味に重要な部分で、工夫がある点が評価できます。

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 最新製品で、デザインも産業デザイナーのダレン・ミューレンによる、品の良いものですので、台所のアクセントとしても良いと思います。

 お手入れも手軽ですし、作り置きして、沸かして飲みたい方はこちらでしょう。

ーーー

 【2012年】

 13・デロンギ ケーミックス プレミアム CMB5T-BK
     ¥16,980 Amazon.co.jp
(7/6執筆時)

基本容量:★★★★☆(5杯)
保温性能:
★★★★★
抽出性能:
★★★★★
お手入れ:
★★★★★

 一方、先述のように、同じケーミックスの旧機種の上位機が【在庫限り】ながら残っています。

 味の面で言えば、コーヒーフィルタの質が高く、高温抽出機能があるこちらのほうがグレードは上と言えます。

 加えて、真空二重ステンレスサーバーを採用し、保温においても優秀なので、機能性を重視するならば、こちらも良い選択肢です。


 第3に、比較的低予算で「コクのある」コーヒーを試して見たい方にオススメな機種は、

  

 2・象印 珈琲通 EC-AS60
     ¥4,761
Amazon.co.jp  (7/6執筆時)

基本容量:★★★★★(6杯)
保温性能:
★★★☆☆
抽出性能:
★★★★☆
お手入れ:
★★★★★

 象印のコーヒーメーカー珈琲通 EC-AS60 です。

 格安機ですが、味の決め手となる温度の部分で95度と高温抽出できる点が評価できます。

 また、メッシュフィルターのほか、ペーパーフィルターも利用できますので、万一、味の好みが合わなかった場合にも対応できると思います。

 価格も値頃なので、予算が限られている場合にもオススメですね。


 第4に、コーヒー豆に対応できるペーパーレス式としておすすめできるのは、

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【ガラス製

 4・siroca crossline STC-A121
    ¥12,400 Amazon.co.jp  (7/6執筆時)

基本容量:★★★☆☆(4杯)
保温性能:
★★★☆☆
抽出性能:
★★★★★
お手入れ:
★★★☆☆

 オークセール「シロカ」ブランドのコーヒーメーカーでしょう。

 同社の上位機に「ステンレス製」もありますが、断熱機能がないので、安い「ガラス製」を推します。

 アイリスオーヤマの機種も格安で良いですが、杯数に応じた挽き加減が自動調整される点で、挽かれるコーヒー粉の質はシロカの方が上でしょう。

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 味の面でも蒸らしに工夫がありますし、豆から利用するならば、この機種は良い選択肢です。サイズもコンパクトで、設置性も良いです。

 なお、このブログには、【おすすめ全自動コーヒーメーカーの比較記事】もあります。フィルター式を含めて10機種以上紹介していますので、よろしければご覧ください。

補足:コーヒー粉/ミルについて

 最後におまけでコーヒー粉とミルの話です。



 

 ヒルス リッチブレンド AP 750g
 ヒルス マイルドブレンド AP 750g
  ¥990 Amazon.co.jp
  (7/6執筆時)

 こちらは、ヒルスコーヒーの豆です。

 ヒルスコーヒーは、アメリカ西海岸のコーヒーショップですが、要するに日本ではUCC(上島珈琲)が取り扱っているブランドの1つです。

 1グラムあたり1円台という、格安コーヒーの基準を満たしたお買い得なパッケージです。

 

 【AGF マキシム】

 豊かなコクのスペシャル・ブレンド 1kg
 爽やかなコクのキリマンジャロ・ブレンド 1kg
 女性が好きな酸味のあるモカ・ブレンド 1kg
  ¥1,498〜 Amazon.co.jp  (7/6執筆時)

 こちらは、AGFの1グラム1.5円ほどのブレンドコーヒーです。1キロ入りでお得なパッケージとなります。キリマンジャロ・ブレンドモカ・ブレンドも選べます。女性はとくに、モカの酸味を好む傾向があるので、モカ・ブレンドがあるのは嬉しいですね。

 

 【小川珈琲店

 小川プレミアムブレンド 豆 180g
  ¥592 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
 有機珈琲バードフレンドリーブレンド 豆 170g
  ¥643 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
 有機珈琲フェアトレードモカブレンド 豆 170g  
  ¥643 Amazon.co.jp (7/6執筆時)
 ブルーマウンテンブレンド 豆 180g
  ¥1,512 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 アマゾンで、京都の1952年創業の老舗コーヒー店の小川珈琲店の豆が手に入ります。京都在住のAtlasにはなじみが深いですね。同時に買って試してみるのもオススメです。Atlasは、ちなみに、ここのモカブレンドが好きです。

  

おすすめコーヒー豆の比較記事

 そのほか、100gで500円以上クラスの(挽いて貰える)コーヒ豆については、産地別に以上の記事でまとめています。こちらもよろしくお願いします。

ーーー

  

 Melitta セレクトグラインド ECG62-1B
  ¥2,807 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

 なお、味により「こだわり」たいならば、グラインダー(コーヒーミル)を別に購入するのもおすすめです。

 各社のグラインダーは【グラインダーの比較記事】で紹介しました。

ーーー

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 コーヒーに向いている市販のミネラルウォーターについては、【おすすめミネラルウォーターの比較記事】で、アマゾンで取り扱われている約20種類の天然水ペットボトルを比較する記事を書いています。

 なお日本の水道水はの大半中硬水(軟水よりの硬水)ですが、市販のペットボトルの国産天然水には軟水が、外国産天然水には硬水が多いです。

 軟水でいれるとコーヒーがよりまろやかで甘くなり、硬水で入れると苦みが強調されます。コーヒーメーカー同様にコーヒーの味に変化が付けられますので、よろしければ、【おすすめミネラルウォーターの比較記事】もご覧ください。 

 また、水があまり美味しくない地域では、より美味しいコーヒーを入れるために、上水道水フィルターを導入するのは有効です。詳しくは【家庭用浄水器の比較記事】で紹介しています。

ーーー

1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・全自動ミル付コーヒーメーカー
3・ペーパーレスコーヒーメーカー
4・
カプセル式コーヒーメーカー
5・
デロンギ・エスプレッソメーカー
6・おすすめのコーヒーメーカー 【結論】

 なお、このブログには、コーヒーメーカーの記事が他にもあります。

 とくに、6回目の記事では、全コーヒーメーカーから、最終的なAtlasのおすすめ機種を提案しています。こちらもよろしくお願いします。

 最後になりましたが、記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題をシェアしていただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 12:48 | 珈琲関連の家電

比較2018' ネスレ限定!カプセル式コーヒーマシン21機のおすすめ・選び方:(4-Nespresso)(前編)

【今回レビューする内容】2018年 ネスレのコーヒーマシン・エスプレッソマシンの性能・種類とおすすめ:ネスカフェ ネスプレッソ ドルチェグスト ゴールドブレンド バリスタの機能や味の違いや機能別人気ランキング

【紹介する製品型番】 ネスレ ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ アイ SPM9635 バリスタ 50 HPM9634PM9631ドルチェ グスト ルミオ MD9777-DR MD9777-WH ジェニオ2 プレミアム MD9771-WR MDG355-WH エクリプス MD9776エッセンサ ミニ C30WH D30RE ラティシマ・プロ シルバー F456PR ラティシマタッチ F511WH エキスパート C80BK D80GR プロディジオ C70TI-A3B Lattissima One F111WH

今回のお題
ネスレのエスプレッソ対応コーヒーマシンのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、プセル式コーヒーメーカーの比較です。

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 カプセル式では「世界シェアNO1」であるスイスのネスレの発売する製品を、基本的に「全機種」紹介する予定です。

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 ネスレのコーヒーメーカーは、大まかに区分して、ネスカフェバリスタドルチェグストネスプレッソ3シリーズがありますが、全てを網羅しました。

 以下では、機種ごとに性能を説明し、最後に「結論」として「目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!」を提案する形式で書いていきます。

ーー

1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・全自動ミル付コーヒーメーカー
3・ペーパーレスコーヒーメーカー
4・
カプセル式コーヒーメーカー
5・
デロンギ・エスプレッソメーカー
6・おすすめのコーヒーメーカー 【結論】

 なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」のコーヒー関連記事の第4回目記事として書きました。 

1・ネスレのコーヒーマシンの選び方の基本

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 先述のように、ネスレからは、ネスカフェバリスタドルチェグストネスプレッソと3種類のラインナップが販売されています。

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 それぞれの製品の違いについて、「良い部分」と「イマイチな部分」を図示すると以上のようになります。


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 第1に、バリスタです。

 本体価格は、5000円前後と安く導入できます。

 コーヒー1杯あたりの単価もコーヒー1杯あたりの単価も約15円と安い点で魅力です。

 選べる味の選択肢は、一方で5種類ほどと面白みは少ないでしょう。

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 コーヒーの味は、一方、専用ポットにコーヒー粉を詰め替える方式なので、味は「普通レベル」です。

 エスプレッソの味も、本格的な圧がかけられない点で、「劣り」ます。

 カプチーノの味も、脱脂ミルクしか利用できない点で「普通レベル」です。

ーー

 結論的にいえば、コスパを優先して「ちょっと美味しい」コーヒーを手軽に飲みたい場合に、バリスタはオススメです。

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 味についても、「アロマ(香)」と「クレマ(泡)」のレベルは、コンビニコーヒーなどに比しても高いです。ランニングコストは「最強」でしょう。


 201807051913.jpg  

 第2に、ドルチェグストです。

 本体価格は、7000円前後からです。

 コーヒー1杯あたりの単価は、約50円と、平均的です。

 選べるカプセルの選択肢も、20種類ほどと十分楽しめます。

 201607081128.jpg

 コーヒーの味は、鮮度が高いカプセル式であり「高レベル」です。カプセルを選べば、最大200mlのマグサイズのコーヒーも抽出可能です。

 エスプレッソの味も、15気圧までかけられるため「本格的」と言えます。

 カプチーノの味は、バリスタより上位ですが、生ミルクを利用できない点では「普通」です。

ーー

 結論的にいえば、エスプレッソ・コーヒー用としては「及第点以上」と言えます。本体価格も安めなので、一般的にはドルチェグストシリーズが良いでしょう。ネスレのコーヒーマシンで「専門店の味!」の再現を狙うならば、「ドルチェグスト」は良い選択肢です。

 ただし、カプチーノ系については(カプセル式で手軽である一方)、生ミルクに対応できないため、次に紹介するネスプレッソが選択肢です。


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 第3に、ネスプレッソです。

 本体価格は、10000円以上です。

 コーヒー1杯あたりの単価も、約60円以上と決して安くはありません。

 

 選べるカプセルの選択肢は、ネスプレッソについては「世界的に売れている」ため、純正以外に互換品も多数あり、かなり楽しめます。

 コーヒーの味は、こちらも鮮度が高いカプセル式であり、ドルチェグルストと同様に「高レベル」です。

 ただ、ドルチェグスト(200ml)に比べると、1カプセル120mlの水量のコーヒー(ルンゴ)です。単純な量で考えればコスパは悪いでしょう。

 エスプレッソの味も、19気圧まで対応でより「本格的」と言えます。

 気圧が高いとクレマ(泡)の質が向上するため、ドルチェグルストより質は良いです。

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 カプチーノの味は、エアロチーノフロストノズルで生ミルクを利用した、本格的な飲料が自作できます。

ーー

 結論的にいえば、主に、カプチーノなどのミルク系にこだわりたい場合、とくにネスプレッソを導入する意味があります。

 一方、エスプレッソやブラックコーヒーに限定して考えた場合、19気圧には一定の魅力があるものの、味やランニングコストを含めてドルチェグストとのさほどの差はみられないといえます。

 エスプレッソ用としては、選ぶ際の「決定打」には欠けるかもしれません。

-----

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 というわけで、ここでは「導入編」として、ネスカフェバリスタドルチェグストネスプレッソの基本的な相違点を解説しました。

 これをふまえつつ、以下では、それぞれの製品について、個別に詳しく説明していきます。 

2・ネスカフェバリスタの比較

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 はじめに紹介するのは、ネスカフェ・バリスタです。

 ネスレで、コーヒーメーカー本体や、消耗品(コーヒー豆)の価格が最も安いのは、このシリーズです。

 仕組みは、正確には「カプセル式」ではなく、ネスレが最近開発した廉価タイプの「エコパック式」です。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 1・ネスカフェ バリスタ PM9631
 1・ネスカフェ バリスタ PM9631
  ¥4,768 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

水容量:0.8リットル
オートストップ機能:なし
大きさ:幅17.6x高さ35.9x奥行き28.5cm

 ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタは、ネスレの販売する最も価格の安いコーヒーメーカーです。

 本体色は、ホワイトレッドの2色展開ですが、性能はいずれも同じです。

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 水タンクは、0.8Lの容量です。

 この場合、コーヒーだと、4杯分を一度の給水でまかなうことが可能です。やや「小さめの水タンク」と言えるでしょう。

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 使用方法は、ネスレの専用の詰め替えパックを本体に開けて、自動的にコーヒーを抽出という仕組みです。この点で言えば、ネスカフェ バリスタは、「半自動のインスタントコーヒーメーカー」です。

 コーヒータンクの容量は、110グラムです。そのため、一気に入れてしまうことができます。しかし、豆の鮮度の問題があるため、一ヶ月以内に使い切る必要があります。1袋(110グラム)で約55杯のコーヒーが淹れられます。

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 かけられる気圧は、この機種の場合圧力機構がないため、「1気圧」です。

 それでもクレマ(泡)が見られるのは、独特のノズル構造によります。

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 【通常】

 ゴールドブレンド エコ&システムパック 105g
  ¥794 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 コーヒーの味は、「詰め替えパック」の種類で異なります。

 バリスタは、微粉砕コーヒー粉レギュラーソリュブルコーヒー)です。「挽き豆包み製法」により、粉の酸化を防いでいるため、一般的なインスタントコーヒーとは味の面で相当差があり、コーヒーのアロマが感じられます。

 濃度の調整も、ボタンで可能です。

 ランニングコストは、最も標準的な「ネスカフェゴールド」ならば、1杯あたり15円以下ですみます。

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 ネスレ ブライト 400g×2袋
  ¥610 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 カフェラテカプチーノも、すこし「力業」ながら、対応できます。

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 その場合、牛乳や、ネスレブライトが別に必要です。あらかじめカップの中にこれらを入れておき、上から吹き出す気圧のかかった熱湯ジェットで泡立てるという仕組みです。

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 使用後のお手入れは、かなり簡単です。

 1日の終わりに、コーヒー抽出部の部品・ドリップトレイの洗浄と給水タンクのメンテを行うだけです。

 コーヒー豆タンクは、コーヒーを使い切ったところで、簡単な「掃除」をすることが推奨されます。使用するたびにコーヒーかすを捨てることは不要のため、メンテナンスは手軽です。ネスレバリスタの最大の利点は、こうしたメンテの容易さにあると言えます。

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 以上、ネスカフェ バリスタの紹介でした。

 エスプレッソには対応できないものの、十分なクレマ(泡)とアロマ(香り)を感じられるという不思議な機種です。

 1杯15円という低価格でクレマ(泡)の立った本格的なコーヒーが楽しめるのは、この機種だけです。デンキヤの試飲を経て導入する人が多いのも、「味に比したコスパの良さ」を反映しています。

 もちろん、公平を期して言えば、「高級コーヒーメーカー」の味には及びませんし、コーヒー粉を自由に選べないのは、楽しみにかけます。ただ、クオリティの高いコーヒーを、簡単かつ格安で楽しめるのは、この機種独自の利点です。


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 2・ネスカフェ バリスタ i SPM9635-R
 2・ネスカフェ バリスタ i SPM9635-W
  ¥4,616 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

水容量:1リットル
オートストップ機能:なし
大きさ:幅17.8x高さ32x奥行き28.9cm

 バリスタ アイは、「ネスカフェ バリスタ」の上位機種になります。

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 本体色は、ホワイトレッドの2色展開です。

 サイズは、上で見たネスカフェ バリスタと比較すると、高さが4センチほど低く、設置性が良くなりました。また、操作パネルがスイッチ式から、静電気式タッチパネル式に「進化」しています。

 また、Bluetooth搭載となり、スマホアプリ(iOS/Android)で、コーヒー量・水量・泡立ちを細かく制御できるという面白い機能も付きます。

 水タンクは、1Lです。下位機種より多く、5杯まで対応できます。

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 使用方法は、下位機種と同じです。ネスレの専用のエコ&システムパックを購入して、それを利用する形式です。使用する豆も同じで、仕上がりにかかる速度も同じです。

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 かけられる気圧は、この機種の場合「高圧ジェットノズル」が採用されます。

 仕組み上「高圧」ではないですが、疑似的な「エスプレッソタイプコーヒー」ができる点は、下位機種との明確な機能差です。

 カフェラテカプチーノなどに対応します。

 方式は、下位機種と同じです。

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 一方、下位機種との違いとしては、コーヒー豆の残量が窓から確認できるようになった点があげられます。

 その他の部分は、下位機種の「ネスカフェ バリスタ」と同じです。

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 以上、バリスタ アイシリーズの紹介でした。高圧ジェットノズルの採用で、(本格的ではないにせよ)「エスプレッソが淹れられるのは魅力でしょう。

 Bluetooth機能も面白いので、日々のコーヒー味の変化を付けたい方は、この機種が良いと思います。


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 3・ネスカフェ バリスタ 50 HPM9634-R
 3・ネスカフェ バリスタ 50 HPM9634-CG
 3・ネスカフェ バリスタ 50 HPM9634-WB
  ¥5,760 Amazon.co.jp (7/4執筆時)

水容量:0.8リットル
オートストップ機能:なし
大きさ:幅15.5x高さ32.3x奥行き30.7cm

 バリスタ 50は、「ネスカフェ バリスタ」の「記念モデル」という位置づけの製品です。

 本体色は、ホワイトレッドの2色展開です。

 サイズは、記念モデルということで、フォルムが異なりますが、体積からするとバリスタ アイと 同程度でしょう。

 こちらも、Bluetooth搭載となり、スマホアプリ(iOS/Android)で、味を制御可能です。

 水タンクは、一方で0.8Lです。専有する体積の割に、4杯までとなります。

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 使用方法は、下位機種と同じです。ネスレの専用のエコ&システムパックを購入して、それを利用する形式です。

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 かけられる気圧は、一方、この機種は、高圧ジェットノズルを採用しないため、「エスプレッソタイプコーヒー」は非対応です。

 カフェラテカプチーノなどに対応します。

 その他の部分は、ほぼ下位機種と同じです。細かな部分では、湯垢クリーニング専用のボタンが付属する位です。

 以上、バリスタ 50シリーズの紹介でした。Bluetoothには対応するものの、作れるメニューが1つ少ない点でやや魅力に欠けると言えそうです。選ぶならば、バリスタ アイシリーズでしょう。

3・ドルチェグルストの比較


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 続いて、ネスカフェ・ドルチェグストシリーズの紹介です。


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 このシリーズは、ネスレの定番製品の1つです。

 最新のドロップ・エクリプス・ルミオシリーズをはじめ、複数の機種があります。

 しかし、全機種とも「基本的な仕組みは同じ」です。

 そのため、はじめに「ドルチェグストシリーズ」に共通する特長を説明することからはじめます。

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 ドルチェグスト専用カプセル (16個)
  ¥924〜 Amazon.co.jp  (7/5執筆時)

 使用方法は、こちらの場合、1回ごとに専用のカプセルを使ってコーヒーを淹れる方式です。

 コーヒーの味は、カプセルごとに真空パックになっている分、鮮度が保証されるので、かなり美味しいコーヒーが楽しめます。使うことのできるカプセルは、「定番」と言えるものだけで18種類です。

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 コーヒーの種類は、200mlのカップに入れるレギュラーサイズだけで、3種類のカプセルがあります。これに、カフェオレ・とカフェインレスのカフェオレを加えて5種類の選択肢です。

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 かけられる気圧は、15気圧です。かなり本格的な気圧がかけられるので、50mlの抽出量となるエスプレッソ系のカプセルも用意されます。アイスコーヒー用のカプセルもあります。

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 一方、中間的な圧をかけて抽出する120ml用のカプセルもあります。いわゆる「エスプレッソ的なブラックコーヒー」である「ルンゴ」が作れます。

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 カフェラテカプチーノは、対応カプセルが多数あります。

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 この場合、「コーヒーカプセル」と「ミルクカプセル」が2つ付属する形式です。生ミルクを利用しない点は、注意点でしょう。そのような意味で、本格的な製品を狙う場合、次に紹介する「ネスプレッソ」が必須です。

  

  ネスカフェ ドルチェグスト セット 15種 × 2杯
   ¥2,980 Amazon.co.jp  (7/5執筆時) 
  

 なお、カプセルには、「お試しセット」があります。やや割高ですが、好みのカプセルを探すのには最適でしょう。

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 カプセルのランニングコストは、ブラック・エスプレッソ系で1杯50円、カプチーノ系で100円です。先述の「ネスカフェバリスタ」は15円前後でしたので、「割高」ではあります。

 ただし、カプセル式のコーヒーの味は「格段に良く」、本格的な喫茶店のコーヒーを除けば、「美味い」といえる水準です。コンビニで100円コーヒーを飲むより、ずいぶん良いでしょう。

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 使用後のお手入れは、使用毎に手入れする必要があるのはカプセルホルダーだけです。つまり、カプセルを取り出して、必要があればゆすぐだけで、ほぼメンテナンスの不要な構造です。この手軽さが、カプセル式が普及している大きな理由の1つです。

 以上、ネスカフェ・ドルチェグストシリーズの仕様の紹介でした。

 先ほどのネスカフェ・バリスタシリーズと較べると、コーヒー1杯当たりのコストは高いです。ただ、味は格段に美味しいですし、コンビニなどのコーヒーに較べると半額近いです。

 食後の「小さな楽しみ」として、導入するのは、決してお金の無駄ではないでしょう。


 続いて、ネスカフェ・ドルチェシリーズのラインナップを紹介します。

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 【MD9774-R】MD9774-WH

 4・ドルチェグスト DROP レッドメタル
 4・ドルチェグスト DROP ホワイト
  ¥8,132 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

水容量:0.8リットル
オートストップ機能:あり
大きさ:幅25.2 ×高さ31.9 ×奥行25.2cm

 DROP は、「しずく」をイメージしたデザインの、ドルチェグストシリーズの定番製品です。

 本体色は、レッドホワイトの2色展開です。デザインは好みが分かれる部分ですが、「近未来的」と言えるでしょう。

 水タンクは、0.8L入ります。コーヒーだと4杯分です。

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 使用方法は、オートストップ機能があるため簡単です。

 この機能は、抽出量を自動で機械が判断し、制御してくれるというものです。

 カプセルには、上表のような「目盛り」が書いてあります。目盛り表示通りに、タッチパネルの目盛りを合わせれば、自動的に注水量を判断してくれます。

 このほかの特徴は、冒頭に書いたように、他機種と同じです。


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 【MD9771-PB】【MD9771-WR

 5・ドルチェグルスト ジェニオ2 プレミアム 【各色】
  ¥8,050 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

水容量:1リットル
オートストップ機能:あり
大きさ:幅16.4×高さ29.9×奥行き23.1

 ジュニオプレミアム2は、ペンギンのような可愛らしい形をした製品です。

 水タンクは、1Lと大きめです。コーヒーだと、6杯分です。

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 使用方法は、ドロップと基本的に同じです。こちらも便利なオートストップ機能がある機種です。

 ドロップと同じようなタッチパネルを採用します。なお、付属のレバーは抽出に温水・常温水のいずれを利用するかを選択するものです。

 しかし、日本では「常温水」を利用するカプセル(ミロなど)は(ずっと)未発売です。すすぎに利用する位ですね。

 その他の部分は、Dropと同じです。したがって、できあがるコーヒーの味の差はないでしょう。


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 6・ドルチェグルスト ルミオ MD9777-WH
 6・ドルチェグルスト ルミオ MD9777-DR
  ¥4,968 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

水容量:1リットル
オートストップ機能:あり
大きさ:幅17.6×高さ36.8×奥行き22.2

 ルミオ MD9777-WHは、最近発売された「格安製品」です。

 水タンクは、こちらも、1Lと大きめです。コーヒーだと、6杯分です。

 その他の性能面は、ジュニオプレミアム2と同じです。オートストップ機能もあります。

 なお「安い」のは、写真で分かるように、剛性の必要な本体部分を「可能な限り」削ったからでしょう。デザイン的には、「格好良さ」が少し欠如しています。

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 7・ドルチェグルスト カラーズ MDG355-WH
  ¥4,968 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 なお、ほぼ同型の姉妹機として、バックパネルが替えられる「カラーズ」という製品があります。

 この場合も、性能は同様です。

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 8・ドルチェグルスト エクリプス MD9776-RM
  ¥14,910 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 さらに「日食」をイメージしたデザイン重視の「エクリプス」という限定製品もあります。

 こちらもタンク容量は1Lであり、抽出されるコーヒーの味も同じです。価格が高いのは「デザイン的な部分」ゆえといえます。


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 【MD9744-PR】【MD9744-PB

 9・ドルチェグルスト ピッコロプレミアム レッド
 9ドルチェグルスト ピッコロプレミアム ブラック
  ¥3,870 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

水容量: 0.6リットル
オートストップ機能:なし
大きさ:幅16×高さ29.3×奥行き22.8cm

 ピッコロプレミアムは、ドルチェグルストでは最も安い製品です。

 水タンクは、0.6Lと小さめです。コーヒー4杯分のサイズです。

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 使用方法は、一方、上位モデルと大きな違いがあります。

 なぜなら、この機種は、オートストップ機能が付いていないマニュアル式だからです。抽出にあたっては、自分でレバーを動かして制御する必要があります。

 そのため、カップの水量を自分で推測して、抽出ボタンを手で止めなければいけません。「濃さを自由に決められる」のがマニュアルモデルの利点とはいえ、自動化されていない点では、初心者には向かないでしょう。

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 以上、ネスカフェのドルチェグストシリーズを4機種紹介しました。

  

  ネスカフェ ドルチェグスト セット 15種 × 2杯
   ¥2,980 Amazon.co.jp  (7/5執筆時) 
  

 先ほど見た、ネスカフェバリスタシリーズに比べると、鮮度が保証されるカプセル式で、ブラックコーヒー・エスプレッソの味が格段によい点と、抽出と後片付けが極めて楽という点が「売り」です。

 こうした点で言えば、生ミルクを使ったカプチーノ系にあまり興味がないのならば、「ドルチェグルスト指名買い」で良いと思います。

 それ以外は、カプチーノ系以外は、ネスプレッソとあまり差異はありませんから。

4・ネスプレッソの比較

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 最後に、ネスレのなかでは、最も本格的なコーヒーメーカーといえるネスプレッソシリーズを紹介します。


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 10・ネスプレッソ エッセンサ ミニ C30WH
 10・ネスプレッソ エッセンサ ミニ C30GR
 10・ネスプレッソ エッセンサ ミニ C30BK
  ¥9,570 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 【エアロチーノ付属】

 11・ネスプレッソ エッセンサ ミニ C30WH-A3B
 11・ネスプレッソ エッセンサ ミニ C30GR-A3B  
 11・ネスプレッソ エッセンサ ミニ C30BK-A3B  

  ¥15,516 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

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 12・ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30RE
 12・ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30WH
 12・ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30GN
  ¥9,640 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 【エアロチーノ付属】

 13・ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30RE-A3B
 13・ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30WH-A3B  
 13・ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30GN-A3B  

  ¥14,220 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

水容量:0.6リットル
オートオフ機能:あり
大きさ1:幅8.4×奥行33×高さ20.4cm
大きさ2:幅11×奥行32.5×高さ20.5cm

  エッセンサ ミニは、2017年末に登場したネスプレッソの小型の入門機です。イニッシアの後継機となりますが、より小型でスタイリッシュになっています。

 本体サイズは、2種類あります。C30シリーズは、設置性が良い長方形D30シリーズは、ユーロデザインらしい丸角形です。性能は同じですので、気に入ったモデルを購入する方向性で問題ありません。

 水タンクは、この機種は、0.6リットルと小さめです。コーヒー(ルンゴ)だと、4杯分です。

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 【互換カプセル】

 Cafe Royal ネスプレッソ60カプセル入
  ¥4,198 Amazon.co.jp  (7/5執筆時)

 【並行輸入品】

 ネスプレッソ マイルドタイプ 50カプセル
  ¥4,869 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 使用方法は、ネスプレッソシリーズカプセル式です。

 しかし、利用するカプセルはドルチェグストシリーズとは別です。一方、ネスプレッソは「世界商品」であり、カプセルの流通量が多いため、並行輸入品や互換品を含めて格安のカプセルの種類がかなり多いです。

 純正カプセルについても、20種類以上あり、飲み飽きることはないのが最大のメリットです。

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 カプセルのランニングコストは、ネスレの直販(国内正規品)ならば、1杯90円ほどです。

 一方、互換カプセルならば、1杯60円ほどで美味しいコーヒーが楽しめます。なお、並行輸入品については、送料を考えると直販と同じか、多少安い程度です。

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 かけられる気圧は、ドルチェグストより優秀です。

 こちらは、19気圧がかけられます。気圧はクレマ(泡)の質に関係しますから、ドルチェグストよりも、質の良いクレマが期待できるでしょう。

 

 【互換カプセル】

 Cafe Roya ルンゴ ネスプレッソ 30カプセル
  ¥2,564 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 コーヒーの種類は、ネスプレッソの場合、水量として40mlのエスプレッソのほか、110mlと多めの水量で「ブラックコーヒー(ルンゴ)」も作れます。

 ただ、ドルチェグストシリーズが、200mlマグサイズのブラックコーヒーに対応する点をふまえると、ブラックコーヒーの対応の幅は「狭い」とも言えます。

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 なお、抽出時の水量については、それぞれにボタンがあるため、押すだけでOKです。ドルチェグルストと仕組みは違いますが「オートオフ」には対応と言えます。楽ですね。

 

  ネスプレッソ エアロチーノ 3594/JP/BK
  ¥7,360 Amazon.co.jp  (7/5執筆時)

 カフェラテカプチーノは、【エアロチーノ付属】と書いたモデルについては「対応」です。

 エアロチーノとは、ミルク加熱泡立て器です。130mlほどの生乳を電動で泡立てることができる家電であり、エスプレッソに加えることで、カプチーノ系飲料が作れます。

 ただ、エアロチーノは別に買うことも可能なので、セット品との価格差には注意しましょう。

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 使用後のお手入れは、カプセル式のため、ほとんどメンテフリーで利用可能です。洗うパーツの点数はドルチェグルストよりわずかに多いですが、面倒ではありません。

 以上、エッセンサ ミニの紹介でした。

 ドルチェグストと比較した場合、19気圧と高圧でクレマができやすい点で、エスプレッソの品質は高いでしょう。先述のように味の面で「大きな差」ではないですが、「とことんこだわりたい方」はこちらでしょう。

 一方、カプチーノ系にこだわりたい場合は、エアロチーノで生ミルク使えるネスプレッソの方が確実に味の面で有利と言えます。

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 14・ピクシークリップ D60WR
   ¥9,899 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

 【エアロチーノ付属】

 14・ピクシークリップ バンドルセット D60WR-A3B
   ¥16,571 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

 なお、ピクシークリップという、 エッセンサ ミニの姉妹機もあります。

 こちらは、タンク容量が0.7Lとほんのわずか多いだけで、抽出温度などの点でエッセンサ ミニと性能は同様です。

 デザイン面では、サイドパネルの色が交換でき、デコレーションできる仕様ですが、設計としてはこちらの方が「古い」ため、基本的には選ばなくて良い機種だと思います。


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 15・ネスプレッソ プロディジオ C70TI
   ¥21,742 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

 【エアロチーノ付属】

 16・ネスプレッソ プロディジオ C70TI-A3B
   ¥29,595 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

水容量:0.7リットル
オートオフ機能:あり
大きさ:12.5 x 38.0 x 25.5 cm

 プロディジオは、ネスプレッソの、多少「風変わり」な入門用モデルです。

 水タンクは、0.7Lです。コーヒー(ルンゴ)だと、5杯分です。

 使用方法は、エッセンサなど他機種と同じです。

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 ネスカフェ - アプリ
  ¥0 iTunes ストア (7/5執筆時)

 ネスカフェ - アプリ  
  ¥0 Google Play (7/5執筆時)

 ただ、プロディジオは、バリスタにもありましたが、iOS/Androidのアプリが用意されています。

 そして内蔵されるBluetooth無線で、抽出時間・水量・泡立ちなどが遠隔操作可能です。

 もちろん、本体にもボタンがあるので、従来的な操作も可能です。

 カフェラテカプチーノ【エアロチーノ付属】と書いたモデルについては「対応」です。

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 コーヒーの味については、エスプレッソルンゴのほか、より濃い(苦い)「リストレット」抽出に対応します。

 エスプレッソは40ml抽出ですが、リストレットは25ml抽出です。なお、カプセルはエスプレッソと同じものを使い、水量で変化をつけます。

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 使用後のお手入れは、カプセル式のため、この機種も、ほとんどメンテフリーで利用可能です。

 以上、プロディジオの紹介でした。「IOT家電」の先駆けとしてスマホとリンクして使えるのは面白い試みです。

  いくぶん「趣味的要素は」強い製品とはいえ、自宅で仕事をしている方など、短い休憩時間など、エスプレッソを「指定した時間にすぐ飲みたい」場合などには、多少重宝するでしょう。


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 17・ネスプレッソ エキスパート C80BK
 17・ネスプレッソ エキスパート D80GR
   ¥21,500 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 【エアロチーノ付属】

 18・ネスプレッソ エキスパート C80BK-A3B
 18・ネスプレッソ エキスパート D80GR-A3B
   ¥26,010 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

水容量:1.1リットル
オートオフ機能:あり
大きさ:22.5 x 38.0 x 29 cm

 エキスパートは、2017年末に登場した、中型の新型機です。

 水タンクは、1.1Lです。コーヒー(ルンゴ)だと、約8杯分です。

 使用方法は、エッセンサなど他機種と同じです。また最新の上位機ですので、プロディジオと同じくスマホアプリに対応です。

 

 カフェラテカプチーノは、こちらは、エアロチーノ付属モデルがあり、ミルク加熱泡立て器(エアロチーノ)が付属しないモデルのみ対応となります。

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 コーヒーの味については、エスプレッソルンゴリストレットに加えて、新登場のアメリカーノでの抽出に対応します。

 リストレットと同じく25mlで抽出した上で、125mlと多めの水量を淹れる新パターンです。エスプレッソ好きには割と微妙でしょうが、胃には優しいでしょう。

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 湯温については、このグレードから3段階の調整が可能です。この機種の新機能となりますが、基本的には「すぐ飲めるぬるめの温度でも作れる」という機能です。コーヒー粉の場合、湯温で味が変わってきますが、そういった目的ではないですね。

 使用後のお手入れは、こちらも、カプセル式のため、この機種も、ほとんどメンテフリーで利用可能です。湯垢洗浄が必要になった場合の通知機能などもあり、便利です。

 以上、エキスパートの紹介でした。諸機能がつきますが、基本的にはプロディジオよりも大きなタンクが必要な場合に選択肢になるでしょう。その他の機能は、どちらかといえば「オマケ」的です。

 ただ、本体の外観は素晴らしく、カフェ的な格好良さがあり、使い勝手も良さそうなので、この部分を評価して選ぶのは「あり」でしょう。


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 【各色】

 19・ネスプレッソ ラティシマタッチ F511WH
    ¥21,600 Amazon.co.j (7/5執筆時)

水容量:0.95リットル
オートオフ機能:あり
大きさ:幅17.5×奥行32.0×高さ26.0cm

 ラティシマ・タッチは、ネスプレッソの上位機種です。

 本体色は、人気のホワイトのほか、ブラックレッドから選べます。

 水タンクは、0.98Lです。コーヒー(ルンゴ)だと、6杯分です。ネスプレッソのなかでは、給水の心配が不要な機種の1つです。

 かけられる気圧は、19気圧です。つまり、気圧も抽出法も下位機種と同じです。その点で言えば、エスプレッソの味は、ネスプレッソの下位機種と、基本的に変わりません。

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 カフェラテカプチーノは、一方で、本格的です。写真のように、ミルク加熱泡立て器が本体に付属しています。 

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 ダイヤルでミルクの泡立量を選択しておけば、カプチーノ(50ml)・ラテ・マキャート(150ml)を押すだけで、必要分のミルクを抽出可能です。

 その意味、作る際のコツや熟練はほぼ無用と言えます。なお、ミルクタンク容量は0.4Lとなります。

 コーヒーの味については、アメリカーノには非対応ながら、ルンゴ・エスプレッソ・リストレットの抽出にも対応できます。ただし、温度調整機能はありません。

 使用後のお手入れは、タンクは、使用の都度水洗いすることになります。しかし、食器洗い乾燥機に対応します。このあたりは、「欧米仕様」であり、好感が持てます。

 清潔性の面でも、湯垢洗浄・ミルクタンク洗浄お知らせランプも付属しており、安心です。

 以上、ラティシマ・タッチの紹介でした。エスプレッソやカプチーノなど、バラエティを楽しみたい方におすすめな本格機です。

 サイズも、幅17.5×奥行32.0×高さ26.0cmとコーヒーメーカーと比べてもさほど邪魔にならないので、コーヒー好きのかた全般におすすめできるでしょう。


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 20・ラティシマ・プロ シルバー F456PR
    ¥38,217 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

水容量:1.4リットル
オートオフ機能:あり
大きさ:幅19.5×奥行30.5×高さ27.5cm

 ラティシマ・プロは、ネスプレッソの最上位機種です。ネスレの家庭用コーヒーメーカーでも最も高価な製品です。

 水タンクは、1.4Lとかなり大きめです。たいていの場合、数日は、給水の心配が不要です。

 かけられる気圧は、しかし、入門機同じであり、19気圧です。気圧も抽出法も下位機種と同じなので、エスプレッソの味は、やはり下位機種と同じでしょう。

 201807052215.jpg

 使用後のお手入れは、一手順簡単になっています。

 ミルクノズルの清掃時、下位機はクリーンボタンを清掃中ずっと押している必要がありました。しかし、こちらは、ダイヤルをCleanに合わせるだけで20秒間のミルクノズルの自動洗浄ができる仕様となっています。

201807052212.jpg

 その他、本体にタッチパネルと液晶モニターを採用している点抽出時間が25秒と5秒短い点などが、ラティシマタッチとの相違点です。

 以上、ラティシマ・プロの紹介でした。

 カプセル式としては相当高額な機種です。とはいえ、自動洗浄など利便性に関わる部分は評価して良いでしょう。

 ただ、味に関わる部分は基本変化がないので、「最高の利便性」を求めているわけでないならば、基本的には下位機種で良いでしょう。


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 21・ネスプレッソ Lattissima One F111WH
 21・ネスプレッソ Lattissima One F111BW
    ¥25,800 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

水容量:1リットル
オートオフ機能:あり
大きさ:幅15.4×奥行32.4×高さ26.5cm

 ラティシマ・ワンは、ネスプレッソが2018年に投入した新コンセプト機です。

 201807052322.jpg

 サイズは、幅15.4×奥行32.4×高さ26.5cmです。特に幅を狭くすることで、日本のマンションなどでの設置性に配慮した製品と位置づけられます。

 水タンクは、1Lです。コーヒー(ルンゴ)だと、6杯分です。

 かけられる気圧は、こちらも19気圧です。

 201807052337.jpg

 カフェラテカプチーノは、こちらも対応です。

 一方、ミルクの投入システムがこちらは「新方式」です。ラティシマタッチなど従来機は、泡立ち量を選択し、カプチーノ(50ml)・ラテ・マキャート(150ml)などの抽出量を選択するシステムでした。

 ラティシマ・ワンの場合、ミルクタンクに必要な分だけの牛乳を入れ、ミルクメニューボタンを押すと(停止ボタンを押さない限り)「全量が抽出される」仕組みです。

 これは一長一短で、同時に1杯だけ作るような場合はラティシマ・ワンの方が効率的でしょう。一方、泡立ち量を操作できなくなった点で、完全なる「進化」とも言えないかもしれません。Bluetoothに対応して制御できれば面白いと思いました。

 コーヒーの味については、ルンゴ・エスプレッソのみ対応で幅が減っています。温度調整機能もありません。

 使用後のお手入れは、下位機種と同じ水準です。

 以上、ラティシマ・ワンの紹介でした。2人程度の家族で、気軽にカプチーノ系飲料を楽しめる省スペース機という位置づけでしょう。他方、エスプレッソメインである場合や、ミルク系でも連続使用をする場合は、従来機より劣る部分がある機種ではあります。

後編に続く!
ネスレのコーヒーマシンのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、ネスカフェのコーヒーメーカーを紹介しました。

 201804011151.jpg

 次回の後編記事こちら)では、ネスカフェバリスタドルチェグストネスプレッソ全機種から、最終的に、Atlasがオススメしたい機種を、予算別・目的別に提案します。

 後編記事は→こちら

 また、前編最後になりましたが、この前編記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題をシェアしていただければ嬉しいです。

 では、引き続きよろしくお願いします。

posted by Atlas at 00:02 | 珈琲関連の家電

2018年07月05日

比較2018' ネスレ限定!カプセル式コーヒーマシン21機のおすすめ・選び方 (4-Nespresso)(後編)

前編からの続きです。前編は→こちら

今回の結論
ネスレのコーヒーマシンのおすすめは結論的にこの機種!

 ども!Atlasです。

 今回は、ネスカフェのコーヒーメーカーを比較しています。

 201804011151.jpg

 前編記事こちら)ではネスカフェバリスタドルチェグストネスプレッソを全21機種紹介しました。

 今回の後編では、いつものように、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種を提案しておきます。


 第1に、美味しいコーヒーを手ごろな価格で楽しみたい方におすすめできる製品は、

  201807051838.jpg

 2・ネスカフェ バリスタ i SPM9635-R
 2・ネスカフェ バリスタ i SPM9635-W
  ¥4,616 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

水容量:1リットル
オートストップ機能:なし
大きさ:幅17.8x高さ32x奥行き28.9cm

 ネスカフェ・ゴールドブレンド・バリスタ・アイが良いでしょう。

 下位機種もありますが、「高圧ジェットノズル」で「エスプレッソタイプコーヒー」ができるのはこの機種だけですから。

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 ゴールドブレンド エコ&システムパック 【通常】
 ゴールドブレンド エコ&システムパック 【コク深め】
  ¥795 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 香味焙煎 エコ&システムパック 深み 55g
 香味焙煎 エコ&システムパック 丸み 55g
  ¥693 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 プレジデント エコ&システムパック 60g
 ¥905 Amazon.co.jp  (7/5執筆時)

 一方、ドルチェグストシリーズなどと比較すると、使用可能な豆がネスレの詰め替えセットに制限されるのは、コーヒー好きには残念かもしれません。

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 しかし、1杯15円というコストは圧倒的に安いですし、異なる方式ながら、クレマ(泡)が立ちアロマ(香)も十分感じられる点で、優れたシステムだと思います。

 加えて、Bluetooth経由で、濃度などの細かい設定が可能な点も、面白いと思います。

 「低予算で美味しく」というキーワードで探しているならば、この機種が最も良さそうです。


 第2に、カプセル式を探しており、鮮度の高いコーヒーを手軽に飲みたい方ですが、

   201804011156.jpg

 【MD9774-R】MD9774-WH

 4・ドルチェグスト DROP レッドメタル
 4・ドルチェグスト DROP ホワイト
  ¥8,132 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

水容量:0.8リットル
オートストップ機能:あり
大きさ:幅25.2 ×高さ31.9 ×奥行25.2cm

 ドルチェグストシリーズの「ドロップ」が良いでしょう。

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 エスプレッソとコーヒーの味については、鮮度の保証されるカプセル式ですから、バリスタシリーズより「価格差相当の味の向上」が見込めます。

 1杯約50円ほどですが、コンビニの100円コーヒーを飲むのならば、味の面でも、コストの面で相当有利でしょう。 

 201301311717.jpg

 カプチーノ系については、1回100円のコストである点と、生ミルクを利用できない点がネックです。ただ、裏を返せば、その分「掃除も不要で手軽」なわけで、たまに飲む程度ならば、むしろこの方式で良いと思います。より初心者向けです。

 一方、ドルチェグストシリーズは、先述のように、基本的にどの機種も味が変わらないため、オートストップ機能が付いた機種ならこれ以外でも構いません。

 ただ、「デザインの新しさ・剛性・掃除のしやすさの点」で、Atlasは「ドロップ」が現状では最もオススメです。

  

  ネスカフェ ドルチェグスト セット 15種 × 2杯
   ¥2,980 Amazon.co.jp  (7/5執筆時)

 カプセルも、アマゾンで「15種類のお試しセット」があります。とりあえず、セットを試して好みの味を探ると良いでしょう。


 第3に、ミルク系の味や、豆のラインナップの豊富さを重視してカプセル式を選ぶならば、

   201804011131.jpg

 【エアロチーノ付属】

 11・ネスプレッソ エッセンサ ミニ C30WH-A3B
 11・ネスプレッソ エッセンサ ミニ C30GR-A3B  
 11・ネスプレッソ エッセンサ ミニ C30BK-A3B  

  ¥15,516 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

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 【エアロチーノ付属】

 13・ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30RE-A3B
 13・ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30WH-A3B  
 13・ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30GN-A3B  

  ¥14,220 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

水容量:0.6リットル
オートオフ機能:あり
大きさ1:幅8.4×奥行33×高さ20.4cm
大きさ2:幅11×奥行32.5×高さ20.5cm

 エスプレッソルンゴ(レギュラーコーヒー)だけならば、ネスプレッソエッセンサ・ミニがよいでしょう。

 コーヒーの種類の点では、40mlのエスプレッソ120mlのルンゴのみですが、複数の選択肢から「2つを欲しい濃度」を選べばこの2つです。あまり、多すぎても使わなくなるので、シンプル構成のこちらがむしろ良いかもしれません。

  

 【互換カプセル】

 Cafe Royal ネスプレッソ60カプセル入
  ¥3,771 Amazon.co.jp  (7/5執筆時)

 【並行輸入品】

 ネスプレッソ マイルドタイプ 50カプセル
  ¥4,750 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 コスト面では1杯60円前後と、あまり良いとも言えませんが、互換製品を含めて、カプセルの選択肢が相当多いので、本格的に楽しむならネスプレッソでしょう。

 エスプレッソの味も、ドルチェグストより4気圧高めですので、しっかりしたクレマを出しやすいでしょう。 

 

 カプチーノは、付属のエアロチーノを利用すれば生ミルクから作れるため、ミルク本来の甘さを期待できます。この点で、味にこだわるならば、ネスプレッソ必須です。

ーーー

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 【各色】

 19・ネスプレッソ ラティシマタッチ F511WH
    ¥21,600 Amazon.co.j (7/5執筆時)

水容量:0.95リットル
オートオフ機能:あり
大きさ:幅17.5×奥行32.0×高さ26.0cm

 なお、予算が許せば、ラティシマ・タッチも良いでしょう。

 かけられる気圧は19気圧で抽出法も同じなので、エスプレッソの味は変わりません。

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 しかし、ミルクタンクが付属し、フロストミルクが全自動でできる点などは、下位機種にはない魅力です。

 加えて、濃いめのエスプレッソである「リストレット」が作れる点も、面白いです。

 お手入れも、最も掃除が面倒なミルクタンクの部分が、食器洗い乾燥機に対応します。そういった点では、本格仕様のモデルの中では「手軽」だと思います。

 能力の面では確実に「買って後悔のない機種」です。幅17.5×奥行32.0×高さ26.0cmという設置スペースさえどうにかなるならば、のエッセンサ・ミニよりこちらを選びたいところです。

ーーー

 というわけで、今回は、Nestléのコーヒーメーカーを紹介しました。

 なお、このブログには、コーヒーメーカー関係の記事が全部で6つあります。

1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・全自動ミル付コーヒーメーカー
3・ペーパーレスコーヒーメーカー
4・
カプセル式コーヒーメーカー
5・
デロンギ・エスプレッソメーカー
6・おすすめのコーヒーメーカー 【結論】

 次回の5回目の記事では、ネスカフェの「ライバル」と言えるデロンギの製品をまとめています。

 また、第6回目の「まとめ記事」では、全記事通しての最終的なおすすめ機種などについて書いてありますよろしければ、ご覧ください。

 最後になりましたが、記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題をシェアしていただければ嬉しいです。

 (前編からの続き記事ですので、前編記事を共有して頂けるとなお嬉しいです!)

ではでは。

posted by Atlas at 23:44 | Comment(0) | 珈琲関連の家電

比較2018' デロンギ限定!エスプレッソメーカー全23機のおすすめと選び方: (5-De'Longhi):エスプレッソマシン

【今回レビューする内容】2018年 デロンギの家庭用エスプレッソメーカーの価格・性能とおすすめ・選び方:家庭用と業務用のエスプレッソマシン・・カプチーノメーカー機能の違いとランキング・ネスプレッソやドルチェグスト・イリーとの違いや、機能別人気ランキング

【比較する製品型番】ESAM1000SJ EC152J ECAM23210B EC200N BCO410J-W ECO310B ECO310W ECO310R EC221R EC221B EC221W EC221Y EC200N-W EC200N-R EC200N-W デディカ EC680M EC680R EC680BK ESAM03110Sマグニフィカ S ECAM23120B エレッタ カプチーノ ECAM44660BH ECAM22110SBHN スペリオレECAM23420SBN カプチーノ スマート ECAM23260SBN プリマドンナ XS ETAM36365MB

今回のお題
デロン社のエスプレッソマシンのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

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 今日は、イタリアのデロンギエスプレッソメーカーの比較をします。

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 家庭用のほか、喫茶店やホテルの備品向けとして業務用も紹介しました。

 いつものように、各機種を紹介した後、最後に「結論」としてAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

ーーー

1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・全自動ミル付コーヒーメーカー
3・ペーパーレスコーヒーメーカー
4・
カプセル式コーヒーメーカー
5・
デロンギ・エスプレッソメーカー
6・おすすめのコーヒーメーカー 【結論】

 なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」では、コーヒーメーカー関連記事の5回目として書きました。

1・エスプレッソメーカーの選び方の基本

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 エスプレッソメーカーは、デロンギのほか、前回紹介したスイスのネスプレッソや、フランスのilly (イリー)など、他社からも販売されています。

 他社にも優れた機種も多くありますが、デロンギは次のような良い部分イマイチな部分があります。

1・コーヒー粉で抽出できる!

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 第1に、コーヒー豆(粉)からエスプレッソなどが抽出できる点です。

 デロンギは、細挽きから極細挽きのコーヒー粉ならば、どのメーカーのものでも対応できます。炒りたての豆を手に入れられる環境ならば、良い美味しくはいるでしょう。 

 エスプレッソ1杯のコストも、(豆のグレードにもよりますが)、平均的には15-30円と安いです。1回の抽出に10gほどのコーヒー粉が必要です。

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 ネスレ・イリーの製品は、「専用カプセル」を利用します。この場合、1杯50円強のコストですから、1年間で10000円弱のコストダウンです。

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 Musetti ロッサ カフェポッド 150個
  ¥9,739 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 デロンギは、一部下位機種について、カフェポッドにも対応します。デロンギが推奨するイタリアのムセッティの場合、1杯60円前後のコストです。

 ただし、カフェポッド(44mm)は業界規格で、他社製品も利用できます。お徳用ならば、1杯30円ほどのコストからあります。エスプレッソは、苦みを出す理由からアラビカ種より安いロブスタ種を併用するので、安いポッドでもあまり問題ないです。

2・牛乳からフロスミルク作れる!

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 第2に、フロスミルクが牛乳から作れる点です。

 ネスレにも対応する機種はあります。しかし、デロンギは、「下位機種」からフロストノズルが付くため、比較的低価格の本体代で、「フロスミルク」を使ったカプチーノも楽しめます。

 また「コーヒー粉」と「ミルク」の組み合わせで、「手作り」できるのもデロンギだけです。 

3・抽出に「一手間」かかる!

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  第3に、抽出が完全にオートメーションではない点です。

 「中機機種」までの場合、デロンギは、コーヒー粉でもカフェポッドでも、抽出中にダイヤル操作かボタン操作が必要です。オートメーション的な「カプセル式」より一手間かかります。

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上位機種」の場合、デロンギは、エスプレッソ・カプチーノをワンタッチで抽出する機能を持つ高性能機があります。ただし、5万円以上です。


 以上、デロンギのエスプレッソマシン良い部分イマイチな部分の紹介でした。 

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 結論的に言えば、エスプレッソ・カプチーノを何杯も飲む人で、味とコストを重視したい方には、コーヒー粉が扱えるデロンギのエスプレッソマシンは向いています。

 「趣味性の強い」製品ですが、通常のコーヒーメーカーと同じほどの価格の製品もあります。

 インテリアとしても、イタリアンデザインで、キッチン映えするでしょう。

1・初心者向けエスプレッソメーカーの比較

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 ここからは、デロンギのエスプレッソメーカーを機種ごとに、紹介していきます。

 ある程度機種の数が多いので、はじめに「1万円以下でも買える」入門者向けの機種を紹介します。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


 

 1・ エスプレッソ・カプチーノメーカー EC152J
  ¥7,568 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

大きさ:幅195×奥行245×高さ290mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

 EC152Jは、デロンギで最も本体価格が安い、入門者向けのエスプレッソマシンです。

 サイズは、幅195×奥行245×高さ290mmです。

 下手なコーヒーメーカーよりも小型といえ、ワンルームや仕事場でも設置場所には困らないでしょう。

 本体価格は、他社の入門機に比べると「高め」です。しかし、コーヒー粉で作れるデロンギは、カプセルに本体価格を添加できないので、これは仕方ないでしょう。

 本体色は、ブラックのみです。

 一色にすることで、コスト削減をなし、「入門者が買いやすい価格」を実現しています。


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 水タンクの量は、1Lです。この機種は、2杯同時抽出にも対応しますが、水の補充の心配は少ないでしょう。

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 使用方法は、マニュアル式です。

 写真のようなホルダーに、コーヒー粉をセットして抽出します。手元ボタンで出し入れができる構造なので、初心者でも迷うことはないでしょう。簡単です。

 かけられる気圧は、15気圧です。

 15気圧は「上位機でも標準」です。上位機と機構が共通であるため「味の部分でも張り合え」ます。

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 カフェラテやカプチーノは、スチームノズルを搭載するため対応できます。

 ただ、この機種は小型であり、抽出口が低いです。そのため、エスプレッソ用のデミタスカップなら入りそうですが、大きめのカプチーノ用のカップ(ミルクジャグ)を扱うのは難しそうです。

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 使用後のお手入れは、構造が単純な機種なのでさほど面倒ではありません。

 一日の終わりに、給油口スチームノズルの掃除が必要な程度です。全自動式以外のデロンギのエスプレッソメーカーは全てこの程度です。

 そのほか、1ヶ月に1度は、スチームノズルのつけ置き洗い、トレイ・給水タンク・コーヒーの抽出ユニットの清掃が必要です。なお、給水タンクも着脱式でメンテがしやすいです。

 以上、EC152Jの紹介でした。

 下位機種ですが、高圧をかけれる製品で、実力は十分な機種です。とくに、ミルク関係は利用せず、あくまで「美味しいエスプレッソを飲みたいだけ」という方は、この製品で十分対応できます。


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 2・デロンギ EC221B [ブラック]
 3・デロンギ EC221R [レッド]
 4・デロンギ EC221Y [イエロー]
 5・デロンギ EC221W [ホワイト]
  ¥15,479〜 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

大きさ:幅240×奥行280×高さ320mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

 エスプレッソ&カプチーノマシン EC221は、デロンギの「入門機の上位版」です。

 デロンギのエスプレッソマシンとしては「定番中の定番」といえる製品ですね。

 本体色は、ご覧のように4色展開です。

 デロンギらしい赤色のモデルなどがあります。薄い色のモデルがありますが、汚れを気にされる方は、赤か黒が良いでしょう。

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 サイズは、幅240×奥行280×高さ320mmです。下位機種より一回り大きいですが、幅が取られないので、意外とキッチンでの置き場所に困らないです。

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 水タンクの量は、1Lです。

 また、こちらも2杯同時抽出に対応します。なお、二杯同時の場合は、カフェポッドは利用できません。デロンギは1杯用の44mmのみで、60mmのカフェポッドに対応しないからです。

 使用方法は、マニュアル式で、下位機種と同じです。コーヒー粉かカフェポッドをセットして抽出します。

 かけられる気圧は、こちらも15気圧の本格派です。

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 カフェラテやカプチーノも、同様に対応します。

 また、下位機種に比べると、抽出口までの高さに余裕があります。そのため、大きめのカプチーノ用のカップでも挿入可能でしょう。

 この点で、ミストミルクを日常的に使うだろう方は、とくに「このモデル以上」の製品が良いでしょう。

 使用後のお手入れは、下位機種とほぼ変わりません。毎日する必要のあるのは、給油口の掃除程度です。給水タンクも着脱式でメンテがしやすいです。

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 その他、こちらの機種は、30分でのオートオフ機能も搭載され、安全性により配慮された作りになっています。

 以上、EC221Bの紹介でした。

 下位機種との違いは、大きめのカプチーノカップに対応できる点と、タイマーが付属する点です。それなりの価格差はありますが、利便性・デザイン性とも高いので、特にミルク系を重視したい方は、選んで良い機種です。

3・中級のエスプレッソメーカーの比較

 つづいて、2万円台以上の「中級者以上」向けのエスプレッソメーカーを紹介します。

 入門用に比べて、機能面でも「プラスアルファ」のある機種が多いです。そのため、初めて買う方にも(予算が許せば)オススメできます。


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 6・デロンギ ICONA アズーロブルー ECO310B
 7・デロンギ ICONA レッド ECO310R
 8・デロンギ ICONA ホワイト ECO310W
 9・デロンギ ICONA ブラック ECO310BK
   ¥24,130〜 Amazon.co.jp  (7/5執筆時)

大きさ:幅265×奥行290×高さ325mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

  ECO310Bは、EC152Jを改良した上位機種です。

 性能面ではかなり開きがみられるとともに、デザインも1950年代のイタリアデザインを取り入れた、とてもお洒落なものになっています。

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 本体色は、4色展開です。代表色といえるレッドアズーリブルーのほか、日本での人気があるホワイトブラックからも選択可能です。

 サイズは、幅265×奥行290×高さ325mmです。下位機種よりわずかに大きいですが、デザイン性が良く存在感があるので、「キッチン映え」しそうです。

 水タンクの量は、1Lです。この機種も2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、マニュアル式で、下位機種と同じです。コーヒー粉をセットして抽出します。

 かけられる気圧は、やはり15気圧の本格派です。

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 カフェラテやカプチーノも、対応します。

 また、このグレードからは、ミルクミストをつくるスチームノズルの構造が変わります。

 こちらは、きめ細かい泡立てが可能な二重スチームノズルを採用しています。下位機種だと慣れるまで泡立てがうまくいかない場合があります。しかし、こちらは上手に泡立てることが可能です。

 ただし、二重スチームノズルは、ミルクがノズルに接触する構造ですが、掃除の手間はそれほどないです。

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 このほか、下位機種との違いは、カップウォーマーが搭載されることです。カップの温度が低いと、エスプレッソの表面のクレマ(泡立ち)が消えてしまい、美味しさが落ちてしまいます

 しかし、この機種の場合は、お湯でカップを温めるなどの動作をせずとも、カップを保温できます。

 使用後のお手入れは、下位機種とほぼ変わりません。

 以上、ECO310シリーズの紹介でした。

 カプチーノ派には、この機種から搭載される二重スチームノズルは魅力でしょう。また、エスプレッソのみの人も、カップウォーマーはメリットです。

 費用対効果を考えると、特に本体のデザインや、カプチーノ系の味を求めたい方には、「ベストバイ」といえる商品かもしれません。


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 10・DeLonghi デディカ メタルシルバー EC680M
 11・DeLonghi デディカ レッド EC680R
 12・DeLonghi デディカ ブラック EC680BK
  ¥28,470 Amazon.co.jp  (7/5執筆時)

大きさ:幅150×奥行330×高さ305
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

  EC680シリーズは、比較的新しいデザインのエスプレッソ・カプチーノメーカーです。

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 本体色は、3色展開です。

 サイズは、幅150×奥行330×高さ305です。

 デザイン的には、横にスリムな新設計で、キッチンの狭い日本市場に向いた仕様の製品です。

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 また、金属製の本体は、シンプルかつスタイリッシュで、イタリアンデザインの粋を感じました。デザイン的だけで手を出したくなります。 

 水タンクの量は、1Lです。小型ながら、2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、マニュアル式で、下位機種と同じです。コーヒー粉をセットして抽出します。

 またこの機種からは、抽出温度と水硬度の設定が可能です。デフォルトは「温度中」・「軟水」設定ですが、苦みなどを調整したい場合に便利な機能です。

 かけられる気圧15気圧と下位機種と同じです。

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 カフェラテやカプチーノも、対応します。また、ECO310シリーズと同じで、二重スチームノズルを採用する点で、こちらも上位機種といえます。一方、スタイリッシュなデザインなので、カップウォーマーは付きません。   

 その代わり、スリープモードが搭載されます。9分・30分・3時間と設定でき、指定時間経過後に、節電モードに移行します。

 使用後のお手入れは、下位機種とほぼ変わりません。

 以上、EC680シリーズの紹介でした。

 日本向けの「スリムサイズ」である点が魅力として光ります。機能面では、「温度設定」ができる一方、カップウォーマーが「未付属」で、ECO310シリーズと比較した場合、一長一短があります。

 エスプレッソの場合、カップが冷たいと「香りが弱く」「クレマ(泡)が薄く」なるからです。別にカップを温める手段がない場合は、ECO310シリーズが良いでしょうね。逆にある場合は、温度設定ができるこのEC680シリーズは「よりよい選択肢」となります。。


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 【ホワイト】

 13・ コンビコーヒーメーカー BCO410J-W
 14・コンビコーヒーメーカー BCO410J-B  
  ¥23,300 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

大きさ:幅370×奥行295×高さ320mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

  コンビコーヒーメーカーも、同社の中位機種です。ただ、すこし特殊なエスプレッソメーカーです。

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 なぜなら、こちらは、エスプレッソだけではなく、普通のコーヒーも淹れられる仕様だからです。

 本体色は、2色展開です。

 サイズは、幅370×奥行295×高さ320mm です。コーヒー用ポッドがある分、幅が37cmと広い点は、 設置の点で注意するべきです。

 水タンクの量は、1.2Lです。この機種も2杯同時抽出に対応します。

 その上でコーヒー用の給水タンクが別に1.35L分あり、約10杯までの抽出ができます。

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 使用方法は、エスプレッソについては、マニュアル式です。コーヒー粉とカフェポッド式に対応します。

 かけられる気圧15気圧と、この部分は下位機種と同じです。 

 カフェラテやカプチーノ対応します。

 スチームノズルも、二重スチームノズルを採用している「豪華版」です。ただし、こちらについては、構造上の理由からカップウォーマーが搭載されません。また、温度・硬度設定にも未対応です。

 3.png 

 コーヒーの抽出は、紙フィルター式ではなく、固定式の23.8金ゴールドフィルターを使用しています。

 こちらはスイスエルフォ社のゴールドフィルターです。デロンギによれば、ゴールドは「ナイロンや金属、ペーパーフィルター等と比べ、フィルター部独特の雑味がほとんど 混ざらない」という利点があるとのことです。

 コーヒーの味は、ペーパーフィルターに比べると、目が粗く、コーヒーの油分が良く残るためコクがある感じです。その意味では、エスプレッソ用のコーヒー粉とも相性が良いでしょう。

 使用後のお手入れは、コーヒーメーカー部分があるため、掃除点数は多いですが、それぞれの単体機種に比べてより掃除が面倒という部分はありません。

 以上、デロンギのBCO410Jの紹介でした。

 コーヒーメーカーとエスプレッソメーカーの同時の利用を考えている場合は、大きなメリット性のある機種と言えます。両方購入するよりは、設置スペースが狭くて済むというのが良い点でしょう

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 ただし、ステンレスの断熱保温ポッドは付属していません。【コーヒーメーカーのまとめ記事】で詳しく説明したように、デロンギのようなガラスポッドは「煮詰まり」ます。

 そのため、「10杯分」作ったら、作り置きを冷蔵庫にでもいれて、飲みたいときに「チン」する使い方が良いでしょう。


 

 15・デロンギ オートマティックカプチーノ EC860M
  ¥40,191 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

大きさ:幅280×奥行320×高さ310mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

  EC860Mは、「オートマティックカプチーノ」の名が示すように、カプチーノメーカーとしての機能が優れた上位機種です。

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 サイズは、幅280×奥行320×高さ310mmです。「30cmの正方形」と考えれば、分かりやすいでしょうが、キッチンに置いても大きな邪魔になるものではないです。

 水タンクの量は、1Lです。この機種も2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、エスプレッソ部分については、先ほどと同じでマニュアル式です。下位機種と同じです。コーヒー粉か、44mmカフェポッドをセットして抽出します。

 かけられる気圧15気圧です。

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 また、こちらの機種も、抽出温度(3段階)と水硬度(5段階)から選べます。

 とくに、硬度については、付属の水硬度チェッカーで自宅の水道水の硬度を想定し、それに合わせた抽出が可能です。一度抽出したベストな設定はプログラムモードで記録できるためその点も便利でしょう。

 味の違いが楽しめる機種ですね。オートオフも15分・75分・3時間で設定できます。

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 カフェラテやカプチーノ対応します。

 スチームノズルは、中位機と同じ性能の良い二重スチームノズルを採用しています。

 さらに、この機種は、二重スチームノズル(フロッサー)の部分を、写真のようなミルクコンテナに交換することができます。

 コンテナを使う場合、ミルクを泡立てる必要も無く、ボタン1つでカプチーノができます。カプチーノを作るシステムは、ミルクの泡の大きさの調整もでき高機能です。

 使用後のお手入れは、特にカプチーノにおいて、抽出が終わった後、クリーンボタンを押すことでノズルの掃除ができるため、そのあたりも手軽です。 

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 そのほか、上部は、カップウウォーマーになっています。

 以上、 EC860Mの紹介でした。

 下位機種でもフロッサーを使って美味しいカプチーノはできます。しかし、こちらはオートで作れるのがメリットですね。

 家庭用としても、だいたい30センチ四方の本体なので十分設置可能です。いくぶん「オーバースペック」かもしれませんが、見映えもしますし、オシャレなキッチン空間にはに最適な一台です。

4・全自動式エスプレッソメーカーの比較

 続いて、「上級の」全自動エスプレッソメーカーの比較をします。

 共通の特長としては「コーヒー豆」に対応すること、「切替なしで全自動で抽出までできること」です。

 サイズ面では、「キッチンに専用のスペースが必要」ではありますが、本格的に楽しみたい方には(それでも)オススメできます。

 なお、、喫茶店やホテルで見かける「業務用」は別ラインです。あくまで「家庭用」にしっかり調整されている製品群です。


   

 16・デロンギ 全自動マシン マグニフィカ ESAM03110S
  ¥46,248 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

大きさ:幅280×奥行425×高さ365 mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:コーヒー粉・
コーヒー豆

 ESAM03110Sは、デロンギの全自動エスプレッソメーカー「マグニフィカシリーズ」 では、最も安い機種です。

 サイズは、幅280×奥行425×高さ365mmです。さすがに「決して小型ではない」サイズです。専用のスペースが必要です。

 水タンクの量は、1.8Lです。やや大きめであり、「家庭用」とはいえ、小規模ホテルなどでの利用も可能そうな量です。とはいえ、180ccで「コーヒー」的な濃度で作れる機種でもあるため、便利でしょう。この機種も2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、この製品の場合、オートメーション式です。

 つまり、ボタン1つで、豆のミル挽きから、抽出まで全て手間いらずでやってくれる機種になります。また、それだけではなく、抽出もまでの過程を全て機械がやってくれます。

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 さらに、ミルは、均一に極細引きができる「コーン式ミル」で、「タンピング」を再現する機構もあるため、「全自動だけど、本格的な味」が再現できます。

 「全自動ではない」エスプレッソメーカーは、抽出時に手動での操作が必要です。それも「不要」ですから、素人でもコツが要らずに、美味しいエスプレッソが飲めるマシンです。

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 一方、この機種については、コーヒーポッドは未対応です。また、コーヒー粉の場合は、専用の投入口に都度入れることになります。ミルの性能が良いので、基本「豆での利用」前提ですね。

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 かけられる気圧15気圧と、下位機種と同じです。

 ただし、5段階の濃さから調整できる仕様です。

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 抽出量も、飲みたい量に合わせて調整可能です。

 抽出温度も、4段階で設定できる仕様です。イタリアンローストよりも浅煎りの豆などは少し温度が高い方が美味しく入るので、そういった場合に調整ができるメリット性がありますね。水硬度も調整可能です。

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 カフェラテやカプチーノ対応です。

 また、中位機に装備されていた「二重スチームノズル」よりもきめ細かい泡立てが可能な「 2重構造高性能ミルクフロスター」を採用しています。

 なお、この機種は、カップウォーマーが未搭載です。しかし、スチームノズルから温水を出すことで、カップを温める機能が搭載されます

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 使用後のお手入れは、毎日掃除を推奨されるのが以上のパーツです。とはいえ、カス受けからカスを出し、水タンクの水を捨て、抽出口を拭き、内部に粉が飛んでいたら拭く、というごくごく簡単なものです。

 以上、ESAM1000SJ の紹介でした。

 高価な機種ですが、ボタン一つで、ほぼコツ要らずでエスプレッソが抽出できる機種と言えます。そういった点で、値段は高いですが、おすすめしたい機種です。


 

 【2016年】

 17・デロンギ マグニフィカ S ECAM23120BN
   ¥66,540 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

大きさ:幅238×奥行430×高さ350mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:コーヒー粉・コーヒー豆

 マグニフィカ S ECAM23120Bは、エスプレッソマシンESAM1000SJ の上位機です。

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 サイズは、幅238×奥行430×高さ350mmです。ESAM1000SJと比べると、幅が特にスリム化している製品です。日本のキッチンの形状を考えると「これならば置けそう」という家庭も多そうです。

 水タンクの量は、1.8Lです。この部分では同じで、2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、この製品も、オートメーション式です。

 上で紹介したESAM03110Sと同じなので、詳しい説明は省略します。

 ただ、この機種は「カフェ・ジャポーネ機能」が追加で搭載されます。エスプレッソの苦みとブラックコーヒースッキリ感が両立された「日本人好みの」中間的コーヒーが「自動」で作れます。

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 カフェラテやカプチーノ対応です。

 ESAM03110Sと較べる場合、フロス調節つまみが搭載される点がパワーアップしています。

 そのため、ワンタッチで、カプチーノ向けのフロスミルクとカフェラテ向きのスチームミルクに切り替えることができます。

 業務用とも言える上位機種だけに搭載される機能でしたが、この新搭載で「喫茶店グレード」のものができると言えます。

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 使用後のお手入れは、下位機種同様に楽です。とくに、コーヒーかすへのアクセスはより楽になっています。

 このほか、給湯ノズルが別に付属する点、豆ホッパー容量が50グラム多い250グラムとなってることなどが下位機種との相違点です。

 以上、マグニフィカ S ECAM23120Bの紹介でした。

 2万円下位機種より「高い」です。ただ「スリム化」は魅力で、この機種でないとキッチンに入らない方も多いかと思います。

 その上で、フロス調節つまみに魅力を感じられる方は「価格以上の価値」を得られるでしょう。デザイン面でも、フロントパネルの操作性の向上や、ステンレス製のカップ受けなど、より高級感が増しています。

ーー

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 【業務用】

 18・デロンギ マグニフィカ S ECAM22110SBHN
   ¥90,800 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 なお、マグニフィカ S ECAM22110SBHNという、異なる型番の製品があります。これは、マグニフィカ Sを、個人経営喫茶店ホテルの無料朝食用など向けに改良を施した機種です。

 本体性能は基本的に同じですが、前面パネルのスイッチを頑丈なボタン式にして耐久力を出しているほか、使わないボタンを推せないようにするパネルカバーが別売で利用できます。ホテルの朝食用などですね。

 一方、できる味は変わらないので、家庭用としては、これを選ぶ意味は少なそうです。


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 【2017年】

 19・マグニフィカS スペリオレ ECAM23420SBN
   ¥129,600 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

大きさ:幅238×奥行430×高さ350mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:コーヒー粉・コーヒー豆

 マグニフィカ S スペリオレ ECAM23420SBNは、2017年に登場した「家庭用」全自動式コーヒーメーカーの高級機です。

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 サイズは、幅238×奥行430×高さ350mmです。 

 したがって、1つ上で紹介したマグニフィカ S ECAM23120Bと同型でのスリムタイプですね。

 水タンクの量も、同じで1.8Lです。また、2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、この製品も、オートメーション式です。

カフェ・ジャポーネ機能」対応など、細かい部分は、下位機種のECAM23120Bと同じです。相違点は、図のような液晶ディスプレイが搭載された点、それにより、予約した時間に抽出できる「オートスタート」が利用できる点です。

 ディスプレイは、英語・イタリア語・日本語表示に対応します。表示があると「自分好みの細かい設定」はしやすいです。

 一方、これ以外の点で、明示的な違いはありません。あえて言えば、抽出温度設定が4段階から3段階に「ダウングレード」されています。

 以上、マグニフィカ S スペリオレ ECAM23420SBNの紹介でした。

 要するに、「自分好みのエスプレッソ設定」を突き詰めたい方に向く製品です。それ以外の方については、恐らく下位機種との大きな価格差を正当化できないでしょう。


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 【2017年】

 20・マグニフィカ S カプチーノ スマート ECAM23260SBN
   ¥94,616 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

大きさ:幅240×奥行430×高さ350mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:コーヒー粉・コーヒー豆

 カプチーノ スマート ECAM23260SBN は、カプチーノ専門の「全自動式コーヒーメーカー」といった位置づけの製品です。

 サイズは、幅240×奥行430×高さ350mmです。 高さはほんの少し増していますが、やはり全自動としてはスリムタイプです。

 水タンクの量は、同じで1.8Lです。また、2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、この製品も、オートメーション式です。

 マグニフィカSの名前を冠するモデルは、この点は共通で、「カフェ・ジャポーネ機能」も持ちます。

 一方、カプチーノ専門機の位置づけのこちらは、抽出量と湯温の設定機能は省略されています。

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 カフェラテやカプチーノ対応です。

 カプチーノ専門機として、中級グレードの製品にも見られた「ミルクタンク」が付属します。

 その上で、中位機の専門機には付属しなかった「ラテクレマシステム」が搭載です。これは、ミルク抽出の際に、60-65度の範囲で抽出するものです。これは「最もミルクが甘くなる温度」であり、「ミルクと泡の最適な比率」を実現するためのものでもあります。

 一方、カフェラテに最適なスチームミルクは、逆に出せないので、繰り返しますがカプチーノ専門機と言えます。

 使用後のお手入れは、ミルクタンク部分が増えますが、基本は、下位機種同様です。

 以上、カプチーノ スマート ECAM23260SBNの紹介でした。

 全自動式コーヒーメーカーとしては「ニッチ」な製品です。エスプレッソなども淹れられますが、抽出量と湯温の設定機能などがない点を考慮すれば、「カプチーノメイン」で自動化したい方に限定してオススメと言えそうです。


  

 21・プリマドンナ XS ETAM36365MB
   ¥161,750 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

大きさ:幅195×奥行500×高さ325mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:コーヒー粉・コーヒー豆

 プリマドンナ XS ETAM36365MB は、デロンギの家庭用「ハイエンド」機で「最高峰」です。

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 サイズは、幅195×奥行500×高さ325mmです。奥行は「問題点」でしょうが、幅が狭いため、うまく置けるスペースがあるかもしれません。

 水タンクの量は、1.35Lです。スリム化でやや小さめです。ただし、2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、この製品も、オートメーション式です。

 その上で、「カフェ・ジャポーネ機能」や、抽出量と湯温の設定機能が搭載されています。この点は、(カプチーノ専用機でない)下位機種のマグニフィカ Sと同等です。

 液晶ディスプレイも搭載し、予約した時間のオートスタートにも対応します。

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 カフェラテやカプチーノは、カプチーノ専門機マグニフィカ Sと同じで「ミルクタンク」と「ラテクレマシステム」が搭載です。

 使用後のお手入れは、基本は下位機種同様です。

 以上、プリマドンナ XS ETAM36365MBの紹介でした。

 要するに、カプチーノ専門機マグニフィカ Sに省略されていた、コーヒーの抽出量・湯温の調整機能と、オートスタート機能を取り付けて、カプチーノ・エスプレッソ専門機に「パワーアップ」させた機種です。

 価格とサイズの面で導入できる方はあまり以内でしょうが、「全部入り」を望むならば、これでしょう。

ーーー

  

 【家庭用対応型】

 22・エレッタ カプチーノ トップ ECAM45760B
   ¥175,800 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 【業務用対応型】

 23・エレッタ カプチーノ ECAM44660BH
   ¥159,000 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 なお、プリマドンナ XSを大型化して、2Lのタンク・370gの豆ホッパーを備え付けた「エレッタ」というモデルもあります。この場合、サイズは、幅260×奥行460×高さ360となります。

 なお、業務用については、やや先行発売していたので、価格が安めです。

今回のお題
デロンギ社のエスプレッソメーカーのおすすめ機種はこれ!

 というわけで、今回は、デロンギ社のエスプレッソメーカーを紹介しました。最後にいつものように、予算や目的別におすすめできる機種を書いてみたいと思います。


 第1に、主な購入目的が、美味しいエスプレッソが飲みたいという理由の方は、

 

 1・ エスプレッソ・カプチーノメーカー EC152J
  ¥7,568 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

大きさ:幅195×奥行245×高さ290mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

 エスプレッソ:★★★★★
 カプチーノ :★★★★☆

 1番のEC152Jでよいでしょう。

 デロンギ社の場合、エスプレッソの味に関わる技術(気圧など)は、上位機種も下位機種も代わりありませんので。最も安いですが優れた性能です。


 第2に、エスプレッソに加えて、ミルクミストを使ったカプチーノなども作る方は、

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 6・デロンギ ICONA アズーロブルー ECO310B
 7・デロンギ ICONA レッド ECO310R
 8・デロンギ ICONA ホワイト ECO310W
 9・デロンギ ICONA ブラック ECO310BK
   ¥24,130〜 Amazon.co.jp  (7/5執筆時)

大きさ:幅265×奥行290×高さ325mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

 エスプレッソ:★★★★★
 カプチーノ :★★★★★

 3番のICONA ECO310が良いと思います。1番のEC152Jでは、上でも書きましたが、カプチーノサイズのカップは、若干大きさ的に苦しいのでNGです。

 また、2番のEC221は、大きさは十分です。しかし、3番に搭載されている、二重スチームノズルは、初心者でも簡単にミルクの泡立てが可能な二重スチームノズルが搭載されています。その点で、こちらを推しました。

 こちらの機種はデザインも、イタリア風でオシャレです。また、カップウォーマー機能も付いていることを考えると費用対効果が高いと言えます。


 第3に、エスプレッソだけではなく、コーヒーも淹れたい方は、

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 【ホワイト】

 13・ コンビコーヒーメーカー BCO410J-W
 14・コンビコーヒーメーカー BCO410J-B  
  ¥23,300 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

大きさ:幅370×奥行295×高さ320mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

 エスプレッソ:★★★★★
 カプチーノ :★★★★★
 コーヒー  :★★★★★

 4番のBCO410Jが良いでしょう。スチームについては、同価格帯のECO310と同じように、二重スチームノズルが搭載されていますし、機能的に不足はありません。

 コーヒーについても、固定式の23.8金ゴールドフィルターを使用しており、ペーパーフィルターに比してコク味に期待もできます。

 ただ、設置面積がある程度必要なので、もし、コーヒーメーカーを既に持っているという方は、別の機種のほうが良いと思います。


 第4に、デロンギ初級者だが、挽き立ての豆からできるだけ簡単に美味しいコーヒーを手軽に入れたい方は、

 

 【2016年】

 17・デロンギ マグニフィカ S ECAM23120BN
   ¥66,540 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

大きさ:幅238×奥行430×高さ350mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:コーヒー粉・コーヒー豆

 エスプレッソ:★★★★★★
 カプチーノ :★★★★★★

 ほぼコツなしでオート抽出できる、マグニフィカSが良いでしょう。値段がネックですが、お店で飲む、エスプレッソが家庭でも簡単に飲めるという点で、特にオススメです。

補足:エスプレッソメーカーの必需品について

 というわけで、今回は、デロンギのエスプレッソメーカーについてでした。最後におまけです。

ーーー

  

 DeLonghi ステンレス製 ミルクジャグ 350ml MJD350
  ¥2,395 Amazon.co.jp  (7/5執筆時)

 カプチーノなどを作る際に、スチームノズルから出したミルクミストを泡立てる際に、ミルクジャグは欠かせません。現行のデロンギのエスプレッソメーカーは、ミルクジャグがついていないので、別途購入する必要があるでしょう。

ーーー

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 DeLonghi Double Walled Thermo Espresso Glasses【2個組】
  ¥3,714 Amazon.co.jp  (7/5執筆時)

 なお、日本未発売ですが、専用のエスプレッソカップも販売されています。二重構造でお洒落です。

 なお、デロンギの場合、エスプレッソ用としては、60-80mlのカップ5cm以上の厚みのあるカップを推奨しています。ちなみに、カプチーノ専用機は、14cm以内のカップが推奨されます。



  

 デロンギ コーン式 コーヒーグラインダー KG364J
  ¥8,560 Amazon.co.jp 
(7/5執筆時)

 また、ミルを扱った記事【こちら】でも紹介したように、エスプレッソにつかう極細挽きは通常のミルではできません。

1・おすすめコーヒーミルの比較記事

 極細引きに対応できるミルについては、上記の比較記事で紹介しています。

 よろしければご覧ください。


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 【コーヒー粉 125g】

 Musetti クレミッシモ カフェパウダー
 Musetti エボリューションカフェパウダー
 
Musett ロッサ カフェパウダー
  ¥810〜 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 【カフェポッド】

 Musetti クレミッシモ カフェポッド 24ポッド
 Musetti エボリューション カフェポッド 24ポッド
  ¥2,268 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 【コーヒー豆 250g】

 Musetti クレミッシモ コーヒー
 Musetti ロッサ コーヒー
 Musetti パラディソコーヒー
  ¥1,512〜 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 なお、デロンギはイタリアのムセッティを公式には「推奨ブランド」としています。

 クレミッシモはエスプレッソに、ロッサはカプチーノなどのミルクミストを使うものに最適化されています。

 エボリューションパラディソは、品質の良い上位製品です。

  とくに、パラディソは、ムセッティーの看板ブレンドで、香りの立つ質の良いアラビカ種を利用しています。

ーー

 ちなみに、エスプレッソ用の豆は、アラビカ種のほか、ロブスター種が使われます。

 ロブスター種は、通常のコーヒーとして使うのは稀で、医療用のカフェイン最終などに使われる格安豆です。一般的には、アラビカ種に較べて格安で、質が落ちるといわれます。しかし、ロブスター種はカフェインの含有量が多いため、エスプレッソ用には向いていて、高級店でもよく使われます。

 ムセッティーのコーヒーにもロブスター種が2割入っていますが、これは味を引き出すためです。

 とりあえず、他社のコーヒー粉で主にやろうと思っている人も、自分の購入するマシンの「基本スペック」を知るために、最初はメーカー推奨のこれらを購入するのも手かもしれません。

ーーー

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おすすめコーヒー豆の比較記事

 そのほか、100gで500円以上クラスの(エスプレッソ用に挽いても貰える)コーヒ豆については、産地別に以上の記事でまとめています。こちらもよろしくお願いします。

ーーー

 そのほか、このブログ「モノマニア」には、コーヒーメーカー関連の記事が他にもあります。

 201803061909.jpg 

1・おすすめのコーヒーメーカー 【結論】

 とくに上記の記事では、コーヒーメーカーとエスプレッソメーカーと合わせて、紹介してきた機種全部からオススメの機種を改めて「まとめ」ました。よろしければご覧ください

 また、最後になりますが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 17:47 | 珈琲関連の家電

2018年06月20日

比較2018'【誰でもプロ級!】電動コーヒーミル21製品のおすすめ・選び方:手挽と電動ミルの違いなど

【今回レビューする内容】2018年 人気の電動コーヒーミル16機の性能とおすすめ・選び方: 手挽き・手回しコーヒーミル・コーヒーグラインダーの機能の違いやランキング:メリタ・デロンギ・カリタ・ラッセルホブズ・ボダム

【比較する製品型番】セレクトグラインド MJ-516 ECG62-3W ECG62-1B MJ-518 ラッセルホブス 7660JP パーフェクトタッチII CG-5B KG364J VCG-10-W VARIO-E CG-121 VARIO-V CG-122 C-90 ナイスカットミル NEXT G CM-50 bodum BISTRO フジローヤル みるっこDX R-220 KG40J

今回のお題
美味しく挽ける!最新コーヒーミルのおすすめはどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、コーヒーミルの比較です。

 2018年の最新機種を全部で「21機」を、主にスペックから比較しました。

 201803051221.jpg

 なお、ミルには、手動ミルと電動ミルがあります。今回は、両者とも対応しています。

 価格的には、家庭用の「安くて高性能なミル」から、喫茶店の「プロ級」の味が再現できる「高性能ミル」まで網羅しました。

ーー

 以下では、いつものように、各製品を紹介した後で、最後に、Atlasのおすすめ機種を定義していきます。

1・コーヒーミルの選び方の基本

1・電動プロペラ式
2・電動グライディング式
3・電動カッティング式
4・手挽き式

 コーヒーミルは、大きく分けて以上の4つの種類があり、それぞれメリットデメリットがあります。

 「美味しく珈琲を淹れる」ためには重要な部分ですから、詳しく説明しておきます。

1・電動プロペラ式ミル

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 第1に、電動プロペラ式ミル(ブレードグラインダー)です。

 5000円以下の格安の電動ミルはすべてこの形式です。

 切れ味の鈍いカッターが回転しながら、豆を粉砕していく製品です。短時間で大量の処理ができる点が手挽き式に較べてのメリットです。

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 得意な挽き方は、フレンチプレスなどに利用する「粗挽き」で、割と「うまい」です。

 ただ、ペーパードリップ用の中細挽きや細挽きは粒状感が不揃いですし、仕組み上、熱が入りやすく味の鮮度劣化を招くのが難点です。また、一般的にエスプレッソ用の極細引きには未対応です。

2・グラインディング式ミル

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 第2に、グライディング式ミル(フラット式電動ミル)です。別名「臼式ミル」です。

 この形式の場合、左と右の写真にみられるような臼を上下でかみ合わせて、すりつぶして、コーヒー粉を作るタイプです。

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 得意な挽き方は、ペーパードリップ用の中細挽きや細挽きです。電動ながらじっくり挽くので、細かく火いい手も、粉の均一性が高い点で、味は格段に良くなります。プロペラ式より一段上の味が得られます。

 粗挽きもできますが、あまり得意とは言えないです。また、エスプレッソ用の極細引きには未対応です。

 また、仕組み上、こちらもコーヒー粉に熱が移りやすいという欠点があるので、「挽いたらその日のうちに飲みきる」ような使い方が良いでしょう。

3・電動カッティング式ミル

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 第3に、電動カッティングミル(コニカル刃式電動ミル)です。

 挽き立てのコーヒーを出す、個人経営の喫茶店でよく見かける製品です。ニッケルモリブデン鋼の強力な刃で、1回で最大100gという豆を短時間で挽けます。

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 得意な挽き方は、クセがなく、基本的に「全部万能」にこなせます。ただし、跡で説明するように、機種によって「得意」・「不得意」が結構あります。

 この方式は、粉の均一性や品質も高く、グラインダー式では不可能な、エスプレッソ用の極細挽きも対応します。さらに、味の面では熱も入りにくいという高品質な製品です。

 ただし、本体が大きく、値段も高いのがネックです。また、動作音も大きめです。

4・手挽き式のミル

   

 第4に、手挽き式ミル(手回し式ミル)です。

 コニカル刃を利用してじっくり挽く昔ながらの製品です。価格的には1000円台から存在します。格安に買える点、豆の味に悪影響する熱が生じない点で、メリットがあります。

 一方、ゆっくりと「ぐりぐり」させながら、最低百回は回さないと挽けないので、時間と労力が相当かかる点、回す際のスピードと回数にコツが要る点、1回で3倍ほどしか引けない点がデメリットです。

 ハンドドリップの喫茶店でも、手挽き式を使っているところが少ないのは、時間がかかりすぎて手に負えないからでしょう。

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 得意な挽き方は、基本的には「万能」です。ただし、極細引きは、専用製品が必要です。

ーーー

 以上、コーヒーミルの基本的な仕組みを解説しました

 今回は、コーヒーミルをこの4つに区分して、比較していきます。

2・電動プロペラ式ミルの比較

 というわけで、ここからは具体的な商品を紹介していきたいと思います。はじめにプロペラ式ミルの比較です。

 なお、以下では、青字で書いている部分がイマイチな部分、赤字で書いている部分が、高評価できる部分となります。


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 1・メリタ ECG62-3W
  ¥2,807 Amazon.co.jp (3/5執筆時)

 2・メリタ ECG62-1B
  ¥2,807 Amazon.co.jp (3/5執筆時)

  こちらは、ドイツのメリタ社のコーヒーミル、通称「セレクトグラインド」です。日本で最も売れているコーヒーミルであり、ホームセンターなどでもよく見かけます。

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 ミルの方式は、プロペラ式です。容器に写真のようなカッター(プロペラ)が付属しており、中に入れた豆をカッターが砕いていくことになります。フードプロセッサーと同様の仕組みで、大小の差こそあれ、鈍い刃を搭載するのも同じです。

 一度に挽ける量70グラムですので、数日分のコーヒを一度に挽けます。

 所要時間は、20秒ほどです。

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き細挽きまでなら対応できます。ただ、スイッチを押している時間で調整するマニュアル式です。慣れないうちは、挽きすぎてしまいます。また、気をつけないと、挽く際にムラが生じやすい商品です

 エスプレッソ用は、極細挽きができないため、未対応です。

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 挽けるコーヒーの味は、他の方式に比べるとカットされる豆が不揃いであるため、イマイチです。また、プロペラ式に共通する難点ですが、砕く際に豆に熱が多少入りやすいという欠点があります。これらは多少残念と言える部分です。

 メンテナンスの部分では、内蔵するカップと刃は取り外せない(水洗いできない)タイプであり、ふき掃除が基本となります。コーヒー豆は細かいために、結構面倒くさいです。  

 以上、メリタ社のコーヒーミル、「セレクトグラインド」の紹介でした。2000円台で購入できるために、コストパフォーマンスが良いですが、上に青字で書いたような欠点も目立つ商品といえますね。予算があれば上位機種を選択した方が良いでしょう。


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 3・Kalita 電動コーヒーミル CM-50 【黒】
  ¥2,791 Amazon.co.jp (3/5執筆時)

 4・Kalita 電動コーヒーミル CM-50 【白】
  ¥2,788 Amazon.co.jp (3/5執筆時)

 カリタは、創業50年以上の日本の老舗のコーヒー機器メーカーです。

 ミルの方式は、こちらもプロペラ式です。

 一度に挽ける量は、50gまでであり、容量から言えば、多少小さめなグラインダーです。

 所要時間は、15秒ほどです。

 コーヒー豆の挽き方は、やはり粗挽き中挽き細挽きまでなら対応できますが、コツの要るマニュアル方式です。

 エスプレッソ用未対応です。

 挽けるコーヒーの味は、メリタと同じで熱が入りやすい点と、粉が不揃いであるため、高い期待はできません。

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 メンテナンスの部分では、こちらも、コップが取り出せないシンプルなタイプで、掃除の面では多少面倒な製品です。

 以上、カリタCM-50の紹介でした。メリタの製品と比較すると、大きめの押しボタンなどデザイン的に優れた部分はありますが、味の面では、メリタのグラインダーと差は無いでしょう。


   

 5・ラッセルホブス グラインダー 7660JP
 ¥3,620 Amazon.co.jp
(3/5執筆時)

 ラッセルホブズは、イギリスの有名な調理家電メーカーです。このような、グラインダーも出しています。調理器具のデザインにこだわっているメーカーで、この家電も優れたデザイン性があります。

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 ミルの方式は、こちらもプロペラ式です。ボタンを教えている時間で豆の挽き方を調節するカリタ社と同様な簡易的な仕組みです。

 一度に挽ける量は、60gで、コーヒー8杯ほどです。

 所要時間10秒と短いのは、ハイパワーモーターを採用するためです。

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き細挽きまでなら対応できます。しかし、他社同様に、コツの要るマニュアル方式です。

 エスプレッソ用未対応です。

 挽けるコーヒーの味は、プロペラ式ながら、グラインダーボール(コップ)が独特の形状をしており、それにより、挽きムラを軽減する仕組みが採用されています。ただし、熱が入るという点でも、所要時間の短さで多少ですが収まるはずです。  

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 メンテナンスの部分では、メリタ社のモデルと異なり、ミキサーの刃の部分が分離でき、コップが取り外せる仕様のため、手入れが容易で、清潔性が保てます。 また内蔵するカップがステンレス製で、粉が飛散しにくいのも魅力ですね。

 以上、ラッセルホブズ社のグラインダーの紹介でした。

 メリタ社のモデルに較べて、デザイン性で勝っている他に、取り外して洗えるために清潔性が確保できる点が最大のメリットです。加えて、挽きムラが生じにくいメリット性もあります。比較的低予算で、できるだけ良い製品を買いたいと考えているならば、見所の多い機種ですね。


   

 6・デロンギ カッター式グラインダー KG40J
   ¥3,965 Amazon.co.jp (3/5執筆時)

  KG40らは、イタリアのデロンギのグラインダーです。目立つ同社のロゴを含めて、同社の製品とすぐ分かる独特のデザイン性の高さがあります。

 ミルの方式は、こちらもプロペラ式です。。

 一度に挽ける量は、80gと多めで、コーヒー10杯ほどです。60gの粗挽きの場合、所要時間15秒ほどです。

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き細挽きまでなら対応できます。しかし、他社同様に、自分で時間調整するマニュアル方式です。

 エスプレッソ用未対応です。エスプレッソマシンを出しているメーカーですが、それでも「未対応」です。

 挽けるコーヒーの味は、熱が入りやすい点と、挽きムラが生じやすい点で、プロペラ式の欠点を共有しています。


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 メンテナンスの部分では、こちらも、グラインダーが取り外せるタイプで手入れが楽です。

 以上、デロンギのグラインダーの紹介でした。機能面では、多少容量が大きいのが魅力といえます。ただ、挽きムラを生じさせない機構がある、ラッセルホブズのグラインダーのほうが、味の面では多少上かもしれません。

3・グラインディング式ミルの比較

 続いて、臼(うす)の構造を持った本格的なコーヒーミルを紹介していきます。


 

 7・メリタパーフェクトタッチII CG-5B
  ¥4,261 Amazon.co.jp
(3/5執筆時)

 CG-5Bは、ドイツのメリタの上位機種です。「パーフェクトタッチ2」という名前で売られています。

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 ミルの方式は、写真のような臼(うす)を持つグライディング式ミルです。左と右の写真にみられるような臼を上下でかみ合わせて、すりつぶして、コーヒー粉を作る仕組みです。

 一度に挽ける量は、100gと多めで、数日分はまとめて挽くことができます。

 構造的には、コーヒー豆を上のケースに入れておき、コーヒー粉が下からでる構造です。 淹れたいコーヒーの杯数をダイヤルで調整して、必要な分だけ挽くことができます。便利ですが、豆を入れっぱなしだと豆自体の品質が劣化してしまうことは注意が必要でしょう。  

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 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き中細挽き細挽きに対応できます。またグラインド式は、豆の挽き方をダイヤルで設定可能です。全くコツが不要で、初心者向きだとも言われます。 

 エスプレッソ用は、臼式では挽けず、未対応です

 挽けるコーヒーの味は、挽いた豆の均一性はミキサー式よりも上ですので、基本的に味のスペックは高いです。

 ただし、グライディング式ミルは、プロペラ式以上にコーヒー粉に熱が移りやすいという難点があります。フレーバーを大事にする方は、あまり向かないと思います。

 メンテナンスの部分でも、刃が全て取り外せないために、掃除しにくい構造です。その他、動作音が大きめなのも欠点です。

 以上、メリタの上位機種「パーフェクトタッチ2」の紹介でした。

 本格的なグライディング式のコーヒーミルですが、熱が発生する点や、メンテナンスが面倒な点が大きな欠点です。価格的にはミキサー式のラッセルホブズの製品と同価格帯ですが、5000円以下で選ぶならば、どちらかといえば、カッター式が良いかなと思います。


    

 8・Kalita セラミックミル C-90【黒】
 ¥6,617 Amazon.co.jp
(3/5執筆時)

 9・Kalita セラミックミル C-90【白】
 ¥13,824 Amazon.co.jp
(3/5執筆時)

 C-90は、国内メーカーのカリタのセラミックミルです。

 本体色は、2色展開です。ただ、白は生産終了で高いですね。

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 ミルの方式は、メリタ社同様の臼式です。臼の部分に、硬質のセラミックを採用している点に大きな特長があります。

 一度に挽ける量は、90グラムまで挽けるタイプです。入れた量だけ挽く構造です。

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き中細挽き細挽きなど9段階と細かく対応できます。 

 エスプレッソ用は、臼式では挽けず、未対応です。

 挽けるコーヒーの味は、臼式ということで、やはり熱でフレーバーが飛んでしまう問題があります。ただし、挽かれた豆については、メリタ社のモデルよりも均一な傾向です。構造やセラミック刃のメリット性と言えるかもしれません。

 メンテナンスの部分でも、ミキサー式の上位機にくらべると、部品が取り外せない部分で面倒くさいとはいえます。

 以上、カリタC-90の紹介でした。価格がやや高い反面、方式的な限界で、熱が入ります。多少費用はかかりますが、「美味しさ」の点でコーヒーミルを選ぶならば、別の方式が良いでしょう。

4・カッティングミル式の比較

 続いて、カッティングミル方式を採用するコーヒーミルを紹介します。


 

 10・デロンギ コーン式グラインダー KG364J
  ¥8,560 Amazon.co.jp
(3/5執筆時)

 こちらは、高級エスプレッソメーカーなどで有名な、イタリアのデロンギ社のコーヒーグラインダーです。 

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 ミルの方式は、上位のカッティングミル方式を採用しています。

 カッティングミル式は、写真のような円錐形の刃(コニカル刃)を採用するモデルです。ここまで見た臼式は豆をすりつぶす方式でしたが、カッティングミル式は、同じく低速駆動ですが、刃を利用して豆を細かく切り刻むイメージです。

 一度に挽ける量は、多めの110グラムまで挽けるタイプです。入れた量だけ挽く構造です。

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 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き中挽き中細挽き細挽きなど14段階と細かく対応できます。 エスプレッソ用に買うならば、この機種が必要です。

 エスプレッソ用は、この製品は対応できます。カッティングミル式の場合、極細挽きができるからです。

 一方、カッティングミル式は、粗挽きについても「得意」ですので、フレンチプレスなどが好きな方にも割と向いています。

 挽けるコーヒーの味は、価格相応に良いです。

 カッティングミル式は、電動でも熱が押さえられるため、コーヒーのフレーバーが熱で飛んでしまうのを抑えられるからです。香りを楽しみたい人には、カッティングミル式は最適です。また、ミキサー式やグライディング式に比べても、挽いた粉の均一性が高く、高水準です。

 メンテナンスの部分でも、上部挽き刃は取り外しができます。ホッパーとコンテナも洗えるために、掃除も比較的簡単なミルです。 その他、静音性も高いです。

 以上、デロンギ社コーヒーグラインダーの紹介でした。1万円はコーヒーミルとしては効果かも知れませんが、コーヒーの味にこだわるならば、おすすめしたいミルです。


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 11・bodum 10903-01JP ブラック
 12・bodum 10903-913JP ホワイト
   ¥12,338 Amazon.co.jp  
(3/5執筆時

 ボダムは、デンマークのコーヒー機器メーカーです。

 北欧製品らしい、独特のデザインな機種です。IKEAのシステムキッチンなど、北放風のキッチンには、良い意味でマッチしますね。日本での販売歴も長く、Atlasも同社の製品を所有しています。

 ミルの方式は、上位のカッティングミル方式を採用しています。円錐形の刃(コニカル刃)を採用する本格的なグラインダーです。

 一度に挽ける量は、大きめのコンテナを採用し、最大で220グラムまで挽けるタイプです。入れた量だけ挽く構造です。

 コーヒー豆の挽き方は、粗挽き〜極細挽き細かく対応できます。 エスプレッソ用に買うならば、この機種が必要です。

 エスプレッソ用は、この製品は対応できます。

 挽けるコーヒーの味は、カッティングミル式だけに、熱の問題はなく、挽いた粉の均一性が高く、高水準です。

 メンテナンスの部分は、デロンギ社のグラインダーに比べて、ガラス製の受け皿の採用される点がポイントです。コーヒーミルは、静電気対策をしないと粉が飛び散りやすいものですが、素材の部分で、デロンギより静電気で粉が飛び散るのを抑制する効果が期待できます。

 以上、ボダムの製品の紹介でした。デロンギに比べると、多少価格が高いのが難点です。ただ、デザイン性の高さと、粉の飛び散りにくさは、言及に値するでしょう。幅15.6cm×奥行12cm×高さ27.5cmと存在感はありますが、デザイン性が高いので、キッチンのデザイン上のアクセントとなるでしょう。


   

 13・Melitta バリオ VARIO-E CG-121
   ¥19,800 Amazon.co.jp  (3/5執筆時)

 VARIO-Eは、ドイツのメリタの上級者向けのミルです。どちらかといえば、エスプレッソ向けに売られている機種です。

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 ミルの方式は、こちらもカッティングミル方式を採用しています。方式はボダムと同じで40mmサイズのコニカル刃を搭載します。

 一度に挽ける量は、ボダムと同等で、最大で220グラムまで挽けるタイプです。

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 コーヒー豆の挽き方は、この機種の最も強調するべき部分で、40段階の挽き加減の調整が可能です。最小で、250ミクロンまでと極細引きに対応します。

 エスプレッソ用は、したがって、この製品は対応できます。

 挽けるコーヒーの味は、カッティングミル式なので、熱の問題はなく、挽いた粉の均一性が高く、高水準です。

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 メンテナンスの部分は、受け皿の部分は、素材的にやや静電気を帯びやすいでしょう。

 以上、VARIO-Eの紹介でした。「挽き加減の調整」に極限までこだわりたい方にはオススメできます。ただ、ここまでくると、「味の違いが分かる」ひとは少ないでしょう。あまり多すぎるのも、かえって不便な気もします。

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 14・Melitta バリオ VARIO-V CG-122
   ¥31,800 Amazon.co.jp  (3/5執筆時)

 なお、この製品には、上位機として、VARIO-Vが用意されます。

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 下位機種とは本体素材が異なり、受け皿の粉が飛び散りにくい仕様です。また、40段階の挽き分けができる点では同じですが、コニカル刃の形状が異なるため、200ミクロンと相当の細挽きに対応します。

 ただ、形状や仕組みは、下位機種とほぼ同じです。挽いた豆を見比べても、Atlasでは分からないレベルでした。本当の趣味人向けですね。


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 【クラシックアイアン】

 15・カリタ ナイスカットG #61101
  ¥19,683 Amazon.co.jp (3/5執筆時

 【アイボリー】

  16・カリタ ナイスカットG #61102
  ¥19,683 Amazon.co.jp (3/5執筆時)

 ナイスカットGは、カリタの上位機種です。喫茶店でよく見かけるタイプのものを小型化し、家庭用モデルとしたものです。大きさは、幅12cm×奥行21.8cm×高さ33.7cmで、十分キッチンに置けます。なお、以前は「ナイスカットミル」として売られていたものの後継品です。

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 ミルの方式は、こちらも上位のカッティングミル方式です。素材としては、ニッケルモリブデン鋼を利用しており、刃の耐久度も高い商品です。

 一度に挽ける量は、100gです。ただし、受缶のサイズは50グラムですので、途中で入れ替えが必要です。

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 コーヒー豆の挽き方は、ダイヤルで挽き方を調整できます。極細挽きから粗挽きまでの選択で可能です。

 エスプレッソ用は、カッティングミル式は細かい挽きが得意なので、エスプレッソ用にも向くでしょう。

 挽けるコーヒーの味は、挽けるコーヒー粉の均一性や、熱の入りにくさには、定評があります。他のミルに較べて、値段が高いこと、設置にやや場所を取るのが難点ですが、純粋に味だけを考えれば、この機種が最もおすすめです。

  

 カリタ クリーニングブラシ
  ¥1,450 Amazon.co.jp (3/5執筆時)

 メンテナンスの部分は、コンテナとコップは取り外して洗うことが可能です。ただし、刃の部分の掃除はブラシを使う必要があります。専用ブラシがないと割とたいへんですので、最初から同時に購入すると良いでしょう。

 また、こちらは、粉受けがステンレスカップになっている仕様です。家庭用では、静電気が生じにくいこのタイプは使いやすいと思います。

 以上、カリタの上位機種のナイスカットGの紹介でした。家庭用では最も本格的なミルで、挽けるコーヒー粉の品質を考えるとこの機種はおすすめです。予算と設置スペースが許せば、この機種は良い選択肢です。


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 17・ナイスカットミル NEXT G グリーン
   ¥35,200 Amazon.co.jp (3/5執筆時)

 18・ナイスカットミル NEXT G ブルー
 
 ¥35,200 Amazon.co.jp (3/5執筆時)

 こちらは、カリタの最上位機種のナイスカットミル NEXTGです。2016年に発売された高級グラインダーです。 サイズは、12.3×21.5×40.1cmなので、多少ですが大型化しました。

 ミルの方式は、こちらも上位のカッティングミル方式です。素材としては、ニッケルモリブデン鋼を利用しており、刃の耐久度も高い商品です。

 一度に挽ける量は、100gです。ただし、ポッパーは200gと大きめですので、個人経営の喫茶店でも便利に使えそうです。

 ミルの方式は、カッティングミル方式です。一度に挽ける量は、その一方で、60g容量の点では下位機種より小さです。ただ、こちらは家庭用と考えれば問題ないでしょう。

 一方、その他の部分で、下位機種のナイスカットGと較べた場合に優れるのは次の3点です

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 第1に、静電気対策です。

 従来機も静電気対策はあります。しかし、こちらは、静電気除去効果のあるマイナスイオン発生機能を持ち、輩出時の粉の飛散がほぼなく直線的に粉が落ちてくる点で高度です。従来の大型機は、静電気のせいでコーヒー粉が飛び散る問題があり、家庭用とは言えませんでした。これを改良したのは、素晴らしい部分です。

 第2に、豆の粒度の安定化です。

 カッティングミル式は熱が入りにくい一方で、粉の粒状の均一性の部分では他方式にわずかに劣るとも言われてきました。しかし、この機種は、モーターの回転数の調整と、新しいセラミック刃の採用で、従来機よりも温度が入らず、粒の安定性も増しました。

 第3に、静音化です。

 メーカー公表値で、下位機種よりも65%の騒音低減を実現しました。

 以上、ナイスカットミル NEXTGの紹介でした。高速に大量に挽ける機種ではないので、小規模の喫茶店などの業務用には向きませんが、家庭用の高級機としては最も完成度が高いです。予算度外視で家庭に置く高性能な電動ミルを選ぶならこれでしょう。

 とくに、この手の大型ミルの最大の問題点である静電気対策が万全なのは家庭用として嬉しい部分です。


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 19・フジローヤル みるっこDX レッド R-220
   ¥44,800 Amazon.co.jp (3/5執筆時)

 20・フジローヤル みるっこDX ブラック R-220
 
 ¥55,000 Amazon.co.jp
(3/5執筆時)

 こちらは、富士珈機の電動ミルです。同社は業務用焙煎機やミルで有名なメーカーですが、個人経営の喫茶店や「ハイアマチュア」向けに「みるっこDX」という商品を売っています。サイズは、16.5×24.5×36.0cmなので、ナイスカットミル NEXTGとさほど変わらないサイズです。

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 ミルの方式は、こちらは、二種類の刃が同梱され、カッティングミル方式と、臼式(グライド式)を選択できます。

 基本的に、コーヒー粉を作る場合は、臼式(グライド式)の刃を利用します。

 臼式は、カッティングミル式に較べて、粒状の均一性が高いため、豆の挽きムラが少ないからです。先述のように、臼式はコーヒー豆の味を劣化させる摩擦熱が入りやすい難点がありますが、こちらについては、ニッケルモリブデン鋼の硬い刃を使って「さっと」高速に挽くため、この問題は解決されています。

 カッティングミル方式の回転刃は、エスプレッソ用の極細挽きをする場合に限って使います。ただ、交換には手間がかかるため、エスプレッソ用を考える場合は、基本的にはナイスカットGの方が利便性や能力が高いです。

 一度に挽ける量は、ポッパーは200gと大きめですので、個人経営の喫茶店でも便利に使えそうです。ナイスカットGと比べると、通常のポッパー(受容器)に入れる仕組みです。

 コーヒー豆の挽き方は、いずれの刃を選んでも、10段階の挽き分けが可能です。

 メンテナンス性は、この機種は静電気対策は多少弱い部分です。家庭用としては、静電気で粉が飛び散る問題が生じやすいといえます。その他、静音性はかなり高い製品です。

 以上、「みるっこDX」の紹介でした。ライバルはナイスカットGでしょう。比較すると、コーヒー用に豆を挽くならば、均一に挽きやすい臼式のこちらのほうが定評があります。味を重視するならば「みるっこDX」ですね。

 一方、エスプレッソの極細挽きをする可能性がある場合は、交換不要で挽けるナイスカットGが良いでしょう。また、「みるっこDX」は静電気対策が弱いので、「キッチンのお掃除」の点でも、ナイスカットGが有利でしょう。利便性を重視するならばナイスカットGですね。


  

 21・Melitta バリオ VARIO-E CG-121
 
 ¥63,700 Amazon.co.jp
(6/20執筆時)

 こちらは、ドイツのメリタの「バリオシリーズ」の最上位機です。個人経営の喫茶店などでも見かける「プロ用」の機種ですが、割と「コツ要らず」にうまく挽ける高級機でもあります。

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 コーヒーでも利用できますが、エスプレッソ用のフォルダ(ポルタ)が付いており、どちらかといえば、その用途を期待して購入する人が多そうです。

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 ミルの方式は、こちらは、二種類の刃が同梱され、カッティングミル方式です。

 こちらの場合、素材がセラミックで、しかも54mmと大きめのディスクを利用します。ただ、フラット刃なのでコニカル刃を採用する同社の下位機に比べると、最大で230ミクロンと、細かさの数値はやや劣ります。

 一度に挽ける量は、220gです。サイズとしては、個人経営の喫茶店でも便利に使えそうです。

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 コーヒー豆の挽き方は、挽き加減が230段階で選べる仕様です。また、このグレードだと、時間も指定できます。グラインド時間が0.1秒単位で調整できるため、毎回ノートに取って、コーヒーの別とセッティングを探しているような方には向くでしょう。

 メンテナンス性は、この機種は、素材的に静電気を帯びにくい受け皿を利用しており、配慮があります。

 以上、「バリオシリーズ」の紹介でした。ポイントは、「時間面についても自動化が可能」という部分でしょう。便利ですが、やはり価格の高さはネックですね。

5・手挽きコーヒーミルの比較

 最後に、手挽き式ミルの紹介です。

 手挽き式ミルは、日本だけでも数十種類あり、「マニアの世界」ですが、今回は、電動コーヒーミルがメインなので、人気機種をいくつか紹介するに止めます。


   

 1・カリタ 手挽きミル KH-3 #42077
   ¥1,600 Amazon.co.jp (6/20執筆時)

 カリタKH-3 は、日本のカリタが発売している手挽き式コーヒーミルです。手動式では最も売れている製品ですね。

 ミルの方式は、手挽き式です。電動コーヒーミルの区分で言えば、グライディング式(臼式)とほぼ同様の仕組みで、手回しで低速ですりつぶしていく製品です。ただし、臼の部分の素材は、一般的で、鋳鉄製です。

 一度に挽ける量は、約30g程です。ただ、定格運転時間もないですし、継ぎ足し可能で好きなだけすれるでしょう。ただし、グラインダーは低速で回転しますので、100回以上はゆっくりじっくり回します。

 コーヒー豆の挽き方は、このタイプは、マニュアル調節です。内部の粗さ調節用のナットを開け閉めで微調整するものなので、コツが必要です。この部分も楽しめない人だと、「買ったけど使わない」ことになるでしょう。

 挽けるコーヒーの味は、豆の均等性はグライディング式特有で優れる上で、熱も入らないので良いです。

 メンテナンス性は、構造はシンプルなので簡単です。ただ、脂分の多い豆を扱う製品で、洗えない木製というのは議論がある部分です。

 以上、カリタKH-3 の紹介でした。手間暇はかかりますが、淹れる部分も楽しみつつ、少量楽しむならば手動でも良いでしょう。電動と一緒に購入し、普段は電動だが、日曜日などはゆっくり淹れて、味の違いを楽しむという優雅な楽しみ方は「あり」でしょう。

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 2・カリタ クラシックミル #42003
  ¥3,318 Amazon.co.jp (6/20執筆時)

 なお、カリタからは、木製タイプのミルが多数発売されています。基本的に同じメリット性デメリット性を抱えますが、本体のミル部分が大きいほど、同じ量あたりの所要時間は短くなります。手動式の場合は、この原則だけおさえておけば、問題ないでしょう。


  

 3・HARIO コーヒーミル MSCS-2B
   ¥2,563 Amazon.co.jp (6/20執筆時)

 MSCS-2B日本のコーヒー器具メーカーのハリオが発売している製品です。

 ミルの方式は、手挽き式で、カリタと同じです。ただ、こちらは鋳鉄ではなく、セラミックを採用します。最初の切れ味は鋳鉄を使うカリタと同じでしょうが、切れ味の持続性はこちららが高そうです。

 一度に挽ける量は、ホッパーの容量から100g程です。

 コーヒー豆の挽き方は、このタイプは、マニュアル調節で、。内部の粗さ調節用のナットを開け閉めで微調整する方式ですね。

 挽けるコーヒーの味は、豆の均等性はグライディング式特有で優れる上で、熱も入らないので良いです。

 メンテナンス性は、シンプル構造で手軽です。また、受け容器は静電気を受けにくいガラス製ですので、より使いやすいでしょう。 

以上、ハリオの MSCS-2B の紹介でした。木製の「渋さ」はありませんが、手挽き式ミルとしてはこっちの方が利便性は高いでしょう。実用重視ならば、こちらが良いと感じます。

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  4・E-PRANCE 手挽きコーヒーミル
   ¥1,580 Amazon.co.jp (6/20執筆時)

 なお、ハリオと同じく、セラミックの臼を採用した人気モデルが、E-PRANCE手挽きコーヒーミルです。

 こちらは、30gと容器は小さめですが、同じく静電気を帯びない素材で、メンテナンス性は高いでしょう。縦長構造ながら、掃除用のブラシも付属し、清潔に使えます。持ち運びやすいので、アウトドアなど外出先で使うのにも良いですね。

今回の結論
コーヒー豆を挽くのに最適なミルは結論的にこの機種!
 

 というわけで、今回は、コーヒーミル(グラインダー)について紹介しました。最後にいつものように、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種について書いておきたいと思います。


 第1に、性能と価格をふまえて、もっともオススメといえるコーヒーミルは?

 

 10・デロンギ コーン式グラインダー KG364J
  ¥8,560 Amazon.co.jp
(6/20執筆時)

 デロンギのコーヒーグラインダーのKG364Jでしょう。

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 比較的格安ですが、熱でフレーバーが飛びにくいカッティングミル方式を採用している点が評価できます。また、この構造は、挽いた粉の均一性が高く高水準であるため、かなり美味しいコーヒーを期待できます。

 据え置き型にはなりますが、大きさも、幅135×奥行195×高さ275mmとコンパクトであり、動作音も抑えられているのでオススメです。粗挽きのフレンチプレスから、細挽きのエスプレッソ用の粉まで挽ける汎用性も「売り」ですね。


 第2に、5000円以下の予算で選ぶ場合にオススメできるのは、

   

 5・ラッセルホブス グラインダー 7660JP
 ¥3,620 Amazon.co.jp
(6/20執筆時)

 臼式のメリタの「パーフェクトタッチ2」と迷いましたが、ミキサー式のラッセルホブズ社のコーヒーグラインダーをオススメします。

 臼式にくらべて手入れが楽ですし、12.5×12.5×21.5cmと使わないときは収納できるサイズですから。

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 また、味の点でも臼式よりは熱が入りにくいですし、ケースの形状に工夫があり、挽いた豆の均一性の点でもこの機種が最も期待できると思います。

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 1・メリタ ECG62-3W
  ¥2,807 Amazon.co.jp (6/20執筆時)

 2・メリタ ECG62-1B
  ¥2,807 Amazon.co.jp (6/20執筆時)

 一方予算が限られている方は、メリタセレクトグラインドでも良いでしょう。

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 コップが取り外して洗えないという端点を抱えますが、必要十分のコーヒー粉は得られます。

 ただし、細かい挽きカスは毎回手入れしないと、コーヒーの味を落とす原因になるので、注意してください。豆の均一性の点では、動作を途中で止めて攪拌しながら回すと、意外と上手に挽けます。

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 3・HARIO コーヒーミル MSCS-2B
   ¥2,563 Amazon.co.jp (6/20執筆時)

 手動式では、掃除の手軽さと、臼の耐久性の点で、ハリオの製品が良いと思います。


 第3に、予算を考えず家庭用の最高性能の機種を選ぶとすると、

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 17・ナイスカットミル NEXT G グリーン
   ¥35,200 Amazon.co.jp (6/20執筆時)

 18・ナイスカットミル NEXT G ブルー
 
 ¥35,200 Amazon.co.jp (6/20執筆時)

 家庭用として、都度挽く使い方ならば、カリタのナイスカットNEXTGでしょう。大きめ機種としては、一度に挽ける量は少なめで、速度もゆっくりですが、万全な静電気対策は使い勝手の部分で非常に有利です。

 業務用機で培われたノウハウが十分活かされた商品で、こちらの商品自体もロングセラーでの人気商品です。そういった意味での安心感もあります。  

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 挽き加減も、粗挽きから極細挽きまで選択可能ですので、エスプレッソ用にも使え、この点で不満に感じる方はいないでしょう。

ーーー

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 19・フジローヤル みるっこDX レッド R-220
   ¥44,800 Amazon.co.jp (6/20執筆時)

 20・フジローヤル みるっこDX ブラック R-220
 
 ¥55,000 Amazon.co.jp
(6/20執筆時)

 ただし、喫茶店などで備えるならば、ナイスカットGよりも大量かつ高速に挽くことができるこちらでしょう。

 味の面でもコーヒー粉の均質性は、ここで紹介した機種のなかで最も良いと言えます。そのため、通常のコーヒーの味は、こちらのほうが上でしょう。耐久性の面でも刃を含めて頑強な本体ですので、小規模な喫茶店などの業務用に向きます。

 ただし、家庭用と考えた場合、結構静電気を帯びる点で、キッチンでの使い勝手はイマイチです。家庭に置くならば、家庭用「専用設計」であるナイスカットNEXTGのほうが、一般的には良いでしょう。

ーーー

 以上、今回は、コーヒーグラインダーを比較してみました。最後に「おまけ」です。

 

 小川珈琲店 小川プレミアムブレンド豆
  ¥592 Amazon.co.jp (6/20執筆時)

 小川珈琲店 有機珈琲モカブレンド豆  
  ¥643 Amazon.co.jp (6/20執筆時)

 小川珈琲店 ブルーマウンテンブレンド豆
  ¥1,512 Amazon.co.jp (6/20執筆時)

 アマゾンで、京都の1952年創業の老舗コーヒー店の小川珈琲店の豆が手に入ります。京都在住のAtlasにはなじみが深いですね。同時に買って試してみるのもオススメです。Atlasは、ちなみに、ここのモカブレンドを最近はよく飲んでいます。

  

おすすめコーヒー豆の比較記事

 そのほか、100g500円以上クラスの(挽いて貰える)コーヒ豆については、産地別に以上の記事でまとめています。こちらもよろしくお願いします。

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 加えて、このブログでは、以下のようなコーヒーメーカーの記事もあります。

1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・全自動コーヒーメーカー
3・ペーパーレスコーヒーメーカー
4・
ネスレのカプセルコーヒーメーカー
5・
デロンギのエスプレッソメーカー
6・コーヒーメーカーのまとめ 【結論】

 関連記事としては、以下のようなものもあります。

7・ペーパードリップ用の電気ケトル
8・断熱対応コーヒー用マグカップ

 これらの記事もよろしくお願いします。

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posted by Atlas at 19:09 | 珈琲関連の家電

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