2019年03月14日

比較2019’【ダニ対策用】強力な布団乾燥機25機の性能とおすすめ・選び方

【今回レビューする内容】2019年 新製品のふとん乾燥機の性能とおすすめ・選び方:ダニ対策や靴乾燥機能:シングル ダブル 電気代 ダニアレルギー PM2.5対策 衣類乾燥の違いと人気ランキング:シャープ 日立 象印 三菱 パナソニック アイリスオーヤマ ツインバード 山善

【紹介する製品型番】スマートドライ RF-AC20-WA HFK-VH770 HFK-VH880 ふとん暖め乾燥機 FD-F06S2 プラズマクラスター乾燥機 DI-FD1S-W UD-AF1-W フトンクリニック AD-X80-T カラリエ FK-C2 FK-C1 AD-X70LS-A AD-X50-W FD-F06A7-A FD-F06J7-T HFK-D100G FD-4149W ZFD-Y500(H )HFK-VH1000 HFK-VL2-G UD-BF1-W FK-C3 FK-W1 KFK-W1-WP

今回のお題
ダニ対策に効果的な最ふとん乾燥機のおすすめはどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年3月現在、最新のふとん乾燥機を比較します。

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 この記事を7年間更新してきた「研究蓄積」と、Atlas自身の実機の利用経験に基づきながら、良い機種を探します。

 以下では、いつものように、各機種を個別に比較し、最後にAtlasのおすすめ機種!を提案する形式で書きていきます。

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1・ふとん乾燥機の比較
2・ふとん掃除機の比較
3・ランク別の羽毛ふとんの比較

 なお、今回の記事は、このブログのふとん関係記事の2回目記事として書きました。

1・ふとん乾燥機の選び方の基本

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 ふとん乾燥機は、最新、新メーカーの参入が進み、現在手に入るものだけで20機種以上に及びます。

 そのなかで、「間違いのない機種」を選びたい場合、重要な注意点」となるのは、次の3点です。

1・ダニ対策に必要なパワー
 →ふとんの隅まで熱が行きわたるか?
2・標準的な可動時間
 →短時間で処理が終えられるか?
3・対応可能なふとんサイズ
 
→シングルサイズ以上でも利用可能か?

 とくに1番については、重要です。

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 なぜなら、利便性を重視して「ふとん乾燥ふくろを利用しない製品」が増えたため、「ダニ対策として意味がない」製品もあるからです。

 今回は、この点についてとくに重視して、しっかり説明・比較していきます。

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 一方、最新のふとん乾燥機は、ふとんの「ダニ対策」「湿気対策」に止まらない、多様な使い方を提案してきました。便利なものもあるため、いくつか紹介しておきましょう。

1・衣類やの乾燥機能

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 第1に、衣類や靴の乾燥機能です。

 これらの機能は、割と昔から搭載されてきたものです。

 ただ、最近は、ふとん袋などを利用せずともそれらが簡単にできることを売りにした機種が増えています。とくに、「濡れてしまった靴の乾燥」は、ニーズが多いようです。

 一方、靴は対応できても、温度の関係で革靴に対応できない製品などもありますので、今回は詳しく説明したいと思います。

2・ふとんあたため機能

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 第2に、「布団あたため機能」です。

 袋を使わず、「時短」でセットしてふとんが暖められる、冬向きの機能について、各社が新機能を競っています。

3・ふとんの脱臭機能

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 第3に、「ふとんの脱臭機能」です。

 これについては、各社とも、比較的最近取り組みがはじまった機能です。

 消臭効果があるマイナスイオンを吹き付けることで、寝具の脱臭ができる機種が出ています。

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 今回は、この3つの新機能を含めて、各機種の使い勝手を、Atlasの検証結果なども含めて詳しく説明していきます。

 なお、気になる電気代ですが、構造上消費電力量は機種によって変わらないと言えます。1時間の運転で10円程度です。

2・袋不要のふとん乾燥機の比較

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 最初に紹介するのは、象印の製品を皮切りに、最近他社からも発売されてきた「布団用袋(ふとん乾燥マット)が不要なタイプ」です

 風力を高めてあるので、従来的な「ふとん乾燥袋」なしで、ホースだけで使える点が魅力という機種です。袋の出し入れは、特に片付ける際に、従来的に面倒でしたが、その手間が要らないという点で人気があります。

 なお、以下の記事では、Atlasがおすすめしたいポイントを赤字で、イマイチと感じる部分を青字で書いていきます。


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 【2018年】

  1・象印 スマートドライ RF-AC20-WA
  ¥12,121 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:60分
ダニ対策時間:360分
布団対応サイズ:ダブルまで

 RF-AB20-CA は、象印の「スマートドライ」シリーズの製品です。

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 乾燥方式は、マット不要の新タイプです。風力の工夫でマットなしでふとんが膨らみます。 

 象印は、「袋が不要なタイプ」のふとん乾燥機を最初に発売したメーカーです。この機種は、第2世代の後継機になります。

 対応する布団のサイズは、基本的には「シングルロングサイズまで」となります。

 背の大きな人のふとんでも使える点で、利用頻度は高そうです。また、120分設定でマニュアル運転をするとダブルサイズも対応可能です。

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 標準乾燥時間は、60分です。サーモグラフィーを見ても熱の回り方は十分です。

 ダニ対策時間は、しかしながら、360分かかります。加えて、90分ごとにホースを上・下・左・右に入れ替える必要もあります。

 時間がかかるのはマイナスです。

 しかし、象印に限らず、袋(乾燥マット)を使わないタイプは、そもそもこの方面の機能は弱いです。

 実際、ダニは「賢く」、熱い場所から素早く逃げる性質もあるため、4隅に回している間に逃げてしまい、「完全に対策ができないかもしれない」と象印は誠実に説明しています。

 ふとんあたため機能は、30分かけて温める「しっかり」コースのほか、中心部だけ短時間で温める「しっかり」コースを搭載しています。

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 付属するオプションは、とくにありません。

 ただし、本体にノズルが直づけされているので、それを利用して、衣類乾燥や、押し入れ乾燥、靴乾燥に対応します。また、象印の場合、低温乾燥モードが付属するので、革製品など熱に弱いものにも安心です。

 多機能性の部分では、象印はとてもできがよいです。

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 清潔性の面では、象印は、アレル物質抑制フィルターを採用するなど、排気に気を使っている点も魅力です。安全面も、本体がふとん内部に籠もっていないかを監視するセンサーを使っており、能力が高いです。

 消臭性能は、他社の場合、マイナスイオン発生機能などがありますが、象印は未付属です。

 ただ、一般的に言えば、ふとん乾燥機は熱の力だけでも高い消臭効果があります。

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 以上、象印の「スマートドライ」の紹介でした。

 袋なしに利用できる機種としては、ダブルまで対応しており、ベッドでも使えそうです。また、低温モードや、抗菌フィルターなど、利用者配慮が行き届いた良い機種です。

 一方、ダニ対策の利便性は、多少劣ります。ただ、これは、「袋無しタイプ」には少なからず共通する点なので、仕方ないでしょう。

 なお、この機種は、70度と他社より比較的温度の高い風がでます。羊毛・綿などは問題ないですが、耐熱温度の低い一部高級生地の場合は、「低温コース」を選択するようにしましょう。


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 【2018年型番】

 2日立 アッとドライ HFK-VH1000-V  【青色
 3・日立 アッとドライ HFK-VH1000-S  【銀色】
   ¥14,374 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:30分
ダニ対策時間:100分
布団対応サイズ:ダブル

 HFK-VHシリーズは、日立の発売するふとん乾燥機です。

 同社は、「袋付き」では長い歴史を持つ企業ですが、「ふとん乾燥袋がないタイプ」も数年前から展開をはじめました。

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 対応する布団のサイズは、「ダブル」までとなります。

 標準乾燥時間は、シングルの場合30分(綿のみ40分)と高速です。

 ダブルの場合も90分ですので、速度的な面では、象印を上回る性能です。

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 比較的短時間で作業が済むのは、ふとん乾燥用のアタッチメントが付属するからです。

 また、90センチのロングホースでふとんの真ん中に置く構造です。

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 ダニ対策は、ホースを伸ばせる構造なので、「シングル」サイズの場合、乾燥機を動かさずに100分で完了できます。4隅に動かさずに使えるため、「ダニが涼しいところに逃げ出す」危険は多少低いでしょう。

 一方、「ダブル」の場合、まくら側・足もと側と位置を変えて2回となります。十分手軽ですが、ダニが逃げるリスクはあるので、大きいベッドの場合、ふとん袋を利用するタイプのほうが良いかもしれません。

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 なお、乾燥用アタッチメントについては、通常の使い方以外に、凹部分に布団を挟み込んで、敷き布団の表面と裏面同時に「も」乾燥できるようになっています。

 ただ、こちらについては、「おまけ」的で、構造的に完全なダニ対策にはならないでしょう。

 ふとんあたため機能は、この機種に搭載され、「足下を10分でほかほか」にできる機能があります。

 布団乾燥機といえば、たまに出して使うものですが、こちらを多用するならば、「あんか」代わりに日常的に使うことも可能です。

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 付属するオプションは、とくにありません。

 ただし、象印と同じで、アタッチメントを外せば、靴乾燥もできますし、上図のようにつかえば、ハンガーの洗濯物も対応できます。また、革靴など高温での乾燥ができないものも送風モードで対応可能です。

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 衣類乾燥カバー HFK-V3用 HFK-CD200
   ¥2,998 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

 衣類乾燥袋は、別売とはなりますが用意されます。容量は、Yシャツ2枚、半袖肌着3枚、トランクス3枚、靴下3足、ハンカチ3枚、フェイスタオル3枚が同時に入るサイズです。

 清潔性の面では、排気について、空気清浄機と同じグレードの「HEPAフィルター」を採用します。

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 HITACHI 専用ハーブデオドラント剤 DHF-02 (6包)
   ¥1,080 楽天市場 (3/14執筆時)

 消臭性能は、日立の場合も、マイナスイオンを利用するような、消臭機能は未付属です。

 しかし、ダニ対策と同時に上記の専用デオドラント剤を1包利用することで(マスキング方式の)消臭もできます。

 初期に「お試し版」が6回分付属し、追加で購入する場合、6包で1000円程度です。

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 ただ、各社の製品ともにそうですが、香りを利用してニオイを覆うマスキング方式の消臭法ですから、必ずしも必須ではないでしょう。実際、上図の様に、温風を利用する乾燥だけでも高い消臭効果があります。

 したがって、あとからの消耗品費は考えずとも良いでしょう。。

 使い勝手の部分では、割と面白い特長がいくつかあります。

 第1に、室温センサーの搭載です。

 おまかせ運転でも、室温をふまえて夏なら布団を冷まし、冬なら温めたままにしてくれます。

 第2に、静音モードの搭載です。

 こちらは騒音が減じるという点よりも、温度が約50℃以下で、温度がデリケートな高性能寝具に対応できるという点において魅力です。

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 以上、日立の布団乾燥機「アっとドライ」の紹介でした。

 布団乾燥袋がない機種ですが、ロングホースとアタッチメントで、ふとんの真ん中から温風を行き渡る構造を取る点でパワフルで、良い機種です。この構造の利点で、乾燥も早いため、忙しい現代人には向いた機種ですね。

 一方、吹き出し口が構造的に70度の熱風がでます。羊毛・綿などではない特殊な生地をカバーに使っている場合は、低騒音モードで使うなど注意してください。

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 【2017年型番】

 4・日立 アッとドライ HFK-VH880-N 【金色】
 5・日立 アッとドライ HFK-VH880-S  【銀色】
   ¥9,698 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:30分
ダニ対策時間:120分
布団対応サイズ:ダブル

 なお、この機種は、旧機種が多少安く売っています。

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 専用デオドラント剤(12包入り) DHF-01
   ¥1,084 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

 新機種に較べると、ダニ対策時間が20分長い120分である点と、付属のデオドラント剤が旧製品である点が相違点です

 また、静音モードが非搭載ですが、同様に50度以下の温度を出せる「低騒音モード」は搭載されるため、運転音以外の部分は同等です。

 それ以外に仕様の変更はなく、標準乾燥時間も30分と同じです。ネットではまだ在庫があり、価格も3000円以上安いので、(ダニ対策時間の面で妥協できる形は)こちらを選んでも良いでしょう。


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 【2018年型番】

 6・日立 アッとドライ HFK-VL2-G
   ¥9,292 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

 【2017年型番】

 7・日立 アッとドライ HFK-VL1-A
 7・日立 アッとドライ HFK-VL1-V
   ¥9,980 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:45分
ダニ対策時間:
布団対応サイズ: ダブル

 こちらは、日立の「アっとドライ」HFK-VLシリーズです。2018年モデルの「下位機種」となります。

 新旧両機種ありますが、色以外は同じなので同時に紹介します。

 いずれも、基本的には本体を小型化したコンパクトモデルです。

 ダブルサイズまでのふとん乾燥に対応する点や、靴乾燥や衣類乾燥などは同等です。しかし、電力的なパワーは半減しているため、標準乾燥時間が45分と劣化しています。

 こうした点で、本格的な対策をするためには、日立で選ぶなら、通常サイズの製品をおすすめします。


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  【2016年型番】

 9・Panasonic ふとん暖め乾燥機 FD-F06X2-N
   ¥19,963 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:60分
ダニ対策時間: 180分
布団対応サイズ: シングル

 FD-F06X2は、パナソニックの「袋不要タイプ」のふとん乾燥機です。2016年モデルが最新機です。

 なお、現在、2015年型番2016年新型番が併売中ですが、型番のみの変更で性能は同等です。

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 対応する布団のサイズは、「シングルまで」です。

 標準乾燥時間は、シングルで60分となります。

 構造的には、ホースとアタッチメントを使う日立同様の仕組みですが、パワーは多少劣ります。

 ダニ対策についても、ふとんの半分ずつ2回(90分×2回運転)しないとならない点で、「象印以上、日立未満」の利便性です。

 ふとんあたため機能は、通常モードの他、「足もと5分あたため」モードが搭載されるのが面白い部分です。

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 付属するオプションは、とくにありません。

 ルーパー制御で、衣類・靴の乾燥には対応できますが、ファンのサイズと構造の面で、他社に比べれば「オマケ感が強い」です。

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 消臭性能は、パナソニックの場合、ナノイーというマイナスイオン発生装置が内蔵されます。

 マイナスイオンは、密閉した場所でならば脱臭効果(付着臭除去効果)があるため、布団乾燥とふとんやマクラの脱臭が同時にできるという、他機種にはないメリットがあります。

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 以上、パナソニックのふとん乾燥機の紹介でした。

 シングルサイズやふとんサイズのみの対応である点ダニ対策に一手間かかる点は、「弱点」と言えそうです。

 魅力は上位モデルのナノイー対応でしょう。ふとんの乾燥だけでなく、除臭も考えたい場合は魅力的です。この点では、日立のようにデオドラント剤でマスキングする方法よりも、根本的な解決でしょう。


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 【2016年型番】【ナノイーなし】

 9・Panasonic ふとん暖め乾燥機 FD-F06S2-T
   ¥12,750 Amazon.co.jp (3/14執筆時)
 

標準乾燥時間:60分
ダニ対策時間: 180分
布団対応サイズ:シングル

 FD-F06S2は、FD-F06X2-N とほぼ同型ですが、下位機種です。

 基本性能の上で差は無いのですが、ナノイー発生機能が付属しません。パナソニックの最大の「チャームポイント」が失われていますので、あまりおすすめできない機種です。


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  【2018年型番】

 10・シャープ 布団乾燥機 UD-BF1-W
   ¥11,315 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

  【2017年型番】

 11・シャープ 布団乾燥機 UD-AF1-W
   ¥10,778 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:60分
ダニ対策時間:360分
布団対応サイズ:ダブル

 FD-F06X2は、シャープの「袋不要タイプ」のふとん乾燥機です。

 同社は、2017年度から「袋不要」の新型ふとん乾燥機に参入しました。2018年新型モデルがでましたが、ダブルサイズの運転時間が多少(17%)短くなった程度の違いです。

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 対応する布団のサイズは、日立と同じくダブルまでです。

 形状的には、日立と同様で、従来的なホースの先のアタッチメントを工夫した作りです。キノコ型のユニークな形は、八方に風を分散的に送ること、空力的に風力が落ちにくいということで採用されました。

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 ダニ対策は、90分を4回繰り返す仕様です。

 ふとんを裏返して両面を処理する必要があるので、根本的なダニ対策については、象印同様に面倒です。

 標準乾燥時間は、冬でもシングルで60分となります。

 日立に比べると、風力が負けるため、時間はある程度かかる製品です。その上で、デリケートな高性能寝具に対応する低温モードは非搭載です。

 ふとんあたため機能は、こちらも、通常モードのほか、「足もと10分あたため」モードが搭載されます。

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 付属するオプションは、靴乾燥用のアタッチメントのみです。

 専用のモードが付くため、革靴にも対応します。一方で、衣類乾燥は非対応ですね。

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 清潔性の面では、パナソニックの「ナノイー」に相当するプラズマクラスター発生機能が付属します。

 マイナスイオンの消臭効果は第三者の研究機関も認めるところで、ふとんのダニ退治と同時に脱臭もできる仕様です。日立にはない機能で、シャープの「売り」と言えるでしょう。

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 以上、シャープのマットレス布団乾燥機の紹介でした。

 日立ほどパワーがないため、ダニ対策が面倒なのが弱点です。一方で、「ダブルに対応」し、マイナスイオン発生機能で「高度な消臭対策」ができる点で優れます。

 マイナスイオン発生機能は、靴乾燥における消臭効果という点でも効果を発揮しそうです。

 そのため、(乾燥運転ではない)ダニ対策運転は、年に1−2回というかたは、この機種も選択肢となると思います。

3・袋付きのふとん乾燥機の比較

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 つづいて、ふとん乾燥袋(乾燥マット)が付属する従来タイプのふとん乾燥機を紹介します。

 このタイプのふとん乾燥機は、袋の片付けが一手間かかるデメリットはありますが、50度以上の温風がふとん全体に行き渡るため、ダニ対策の上では、「ふくろ無し」に比べて、いっそう効果的です。


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 【2016年】

 12・三菱 フトンクリニック AD-X80-T
  ¥13,998 Amazon.co.jp (3/14執筆時) 

標準乾燥時間:60分
ダニ対策時間: 300分
布団対応サイズ:ダブル

 こちらは、三菱の「ふとんクリニック」シリーズです。この製品は、ふとん乾燥機を使うタイプの乾燥機です。

 対応する布団のサイズは、「ダブルまで」です。

 標準乾燥時間は、ダブルで60分となります。

 このあたりのスペックは、マット式を採用する他社と同じです。マクラも同時に乾燥できます。

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 ダニ対策については、同社独自のヒートパンチマットが功を奏します。

 この機種の乾燥袋は、ふとんを包み込むような構造になっています。中綿も55度になるため、中綿の中に逃げるダニにも効きます

 60度と比較的高めの温風を150分吹きつけ、また、ふとんを裏返して、そちらも150分吹き付けることで、特にふとんについては、他社より完璧な対策が期待できます。

 マクラ用の乾燥マットも付属し、一緒に対策可能です。

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 付属するアタッチメントは、靴乾燥アタッチメントです。構造的に出来が良く、ブーツなど足の長いものでも乾燥できるアタッチメントです。

 衣類乾燥袋は、付属しません。

 しかし、写真のように乾燥マットに挟んで利用する形式で、「Tシャツ2枚 ・ハンドタオル2枚・トランクス4枚、くつ下4足 」ほどに対応します。

 消臭性能は、シャープと比較するとマイナスイオンを利用した消臭には非対応です。ただし、銀ナノアレルパンチフィルターで、排気の清潔性についての配慮があります。

 その他、日立のように、温度センサーが搭載されている部分も面白い部分です。気温に応じて、仕上がり温度が調整できます。

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 以上、三菱のAD-X80の紹介でした。

 ダニ対策を最重要視して、熱による「根本的な」ダニ対策を考えている場合は最も良いと思います。排気もアレルギー対策フィルター装備ですし、この点でも安心でしょう。


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 【2016年型番】

 13・シャープ ふとん乾燥機 DI-FD1S-W
  ¥13,268 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:60分
ダニ対策時間:120分
布団対応サイズ:ダブル

 こちらは、シャープのプラズマクラスター乾燥機です。

 この機種は、ふとん乾燥袋も付属しますが、「ふとん乾燥袋なし」でも使えます。

 対応する布団のサイズは、ふとん乾燥袋を利用して「ダブルまで」です。

 標準乾燥時間は、60分となります。

 ダブルまで対応できる点ではパワフルな機種です。

 消臭性能は、同社のマイナスイオン発生装置である「プラズマクラスターイオン発生器」を搭載します。

 そのため、この機種も、脱臭効果が高いです。

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 ダニ対策は、この機種の場合、付属するWサイズのふとん乾燥袋を使えます。

 対策には120分かかりますが、ダニが死滅する50度の温度でふとん全体を暖められるので、乾燥袋が付属しない機種よりもかなり効果的です。

 また、ふとん内を循環するプラズマクラスターイオンで、同時に脱臭もできるため、乾燥袋をかたづける手間はありますが、強力な対策が可能です。

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 付属するアタッチメントは、靴乾燥アタッチメントのみです。

 また、低温モードなどがなく、革靴などには対応しません。衣類乾燥機能は、上図のように、吹き付ける方式の簡易的なものですね。

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 以上、シャープのブラズマクラスター乾燥機の紹介でした。

 普段は簡単な「乾燥袋なし」方式で、ダニ対策をしたいときは「袋方式」で使える点が魅力です。

 付属するアタッチメントは弱い部分がありますが、ふとんに関わる部分だけで言えばかなり強力です。プラズマクラスターで除臭対応もできますし、「隙の無いモデル」の1つと言えます。

4・激安なふとん乾燥機の比較

 続いて、予算的に1万円以内で買える、「安くて高品質な」ふとん乾燥機を紹介します。


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 【2016年型番】

 14・アイリスオーヤマ カラリエ FK-C2 【桃】
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アイリスオーヤマ カラリエ FK-C2 【白】
  
 ¥8,694 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

 【2018年型番】

 15・アイリスオーヤマ カラリエ FK-C3  【桃】
 15
アイリスオーヤマ カラリエ FK-C3  【白】
  
 ¥11,494 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:60分
ダニ対策時間:100分
布団対応サイズ:ダブル 

 最初に紹介するのは、アイリスオーヤマの「カラリエ」です。

 布団マット無しのモデルである上、幅16cm×高さ36cmという「超コンパクトサイズ」である点が受けて、売れている製品です。旧機種は1万円を切る価格です。

 新旧両機種ありますが、性能差は見られません。

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 対応する布団のサイズは、ワイド送風できる立体ノズルを採用したことによりダブルサイズまで公式に対応します。

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 標準乾燥時間は、60分です。

 ダニ対策は、100分と長めです。

 しかし、袋無しでも熱が四方まで行き渡る構造ですので1回で済みます。また、夏用に、ふとんを送風で冷ます機能もあります。

 ただし、温風の温度は最大65度ですから、高性能寝具の場合は注意が必要です。一般的にいえば、ウレタンを含む熱に弱い寝具は、乾燥袋方式のほうが無難です。

 同社も、耐熱温度70度以下のふとんでの利用を推奨していません。

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 付属するオプションは、靴乾燥アタッチメントのみです。ただ、ホースのみで使えるという形状ゆえに、押し入れやクローゼットの乾燥にも対応できます。


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 衣類乾燥機能は、温風を吹き付ける形式です。低温モードで75分ほど吹き付ければ、風と熱の力で、洗濯ハンガー程度の衣類なら乾燥できるでしょう。

 ふとんあたため機能は、付属です。ホースレスで使えるので、冬に便利ですね。

 温風を吹き付ける形式です。低温モードで75分ほど吹き付ければ、風と熱の力で、洗濯ハンガー程度の衣類なら乾燥できるでしょう。

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 以上、アイリスオーヤマの「カラリエ」の紹介でした。

シングル用・ふとん用とは言え、ダニ対策にも対応する人気機種です。このタイプで1万円を切る「お買得度」もあり、かなり売れている人気機種です。

 ただ、日立などに比べると、消費電力(パワー)がやや低めなので、価格差分の性能差はあると思います。


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 【2018年】

 【アロマケースなし】

 16・アイリスオーヤマ カラリエ FK-W1  
  
 ¥10,130 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

 【アロマケースあり】

 17・アイリスオーヤマ カラリエ KFK-W1-WP  
  
 ¥11,061 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:60分
ダニ対策時間:100分
布団対応サイズ:ダブル 

 FK-W1KFK-W1 は、アイリスオーヤマの発売するふとん乾燥機の上位機です。

 価格は1万円を超えてきますが、売り出し時価格なので、低価格機に分類しました。

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 下位機種との違いは、ホースが2系統ある点です。

 これは他社にない面白いアイデアで、2つのふとんが同時に処理できます。パワーが上がっているため、2のふとんを同時処理でも、乾燥時間は同様です。

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 また、2系統のホースは、1つのふとんでの利用も想定しています。

 これは、ダニ対策の面で有利でしょう。同社の下位機種でもふとんを動かさず対策できますが、熱源が2カ所という点で、効果はこちらの方が高そうです。

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 なお、KFK-W1 については、アロマケースと脱脂綿が付属し、お持ちのアロマオイルを利用できる機種となります。

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 以上、アイリスオーヤマのFK-W1KFK-W1の紹介でした。2ホースという発想はユニークで、同社らしい面白い発想だと思います。

 一方、電力でパワーは補われていますが、風量を2系統に分けるため、稼働音が大きめです。また、風温についても、構造的に1ホースの機種より安定しにくい点は、とくにダニ対策においては注意点でしょう。


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【2016年型番】

 18・ツインバード アロマドライ FD-4149W
    ¥5,540 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:90分
ダニ対策時間:8時間
布団対応サイズ:シングル

  FD-4149W は、日本の中堅家電メーカーツインバード工業の発売する格安の布団乾燥機です。

 アイリスオーヤマと同じで、布団マットを搭載しない方式の乾燥機です。

 対応する布団のサイズは、シングルサイズまでです。

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 標準乾燥時間は、90分と時間がかかります

 ダニ対策は、特に注意が必要です。

 なぜなら、工夫された送風アタッチメントが未装備のため、120分ずつ4箇所に分けて送風をしないとならないからです。ダニが逃げる可能性も考慮に入れれば、この側面に向いた製品ではありません。

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 付属するオプションは、靴乾燥アタッチメントのみです。また、温度調節機能はないので、革靴などには未対応ですね。

 清潔性の面では、「アロマドライ」の名の通り、アロマオイルを入れての運転ができます。ただ、専用のデオドラントシートがあるのではなく、市販の化粧品用コットンにアロマオイルを浸したものを入れるという「アロマケース」が付属するだけなので注意してください。

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 以上、ツインバード工業のアロマドライの紹介でした。

 価格は安いですが、マットレスタイプとしてもかなり非力です。とくにダニ対策はかなり困難です。


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 19・三菱 AD-X70LS-A
  ¥9,412
Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:45分
ダニ対策時間:180
布団対応サイズ :ダブル

 こちらは、三菱の中級クラスです。

 対応する布団のサイズは、その場合「ダブルまで」、標準乾燥時間は、45分となります。ふとん乾燥は早めの機種です。

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 ダニ対策は、ふとん乾燥袋を使うタイプなので、可能です。ただ、ふとん乾燥袋が下位グレードのため、三菱の上位機種のように、中綿まで55度の保証はありません。また、マクラの同時対策もできません。

 201808161726.jpg

 付属するアタッチメントは、ブーツ対応の靴乾燥アタッチメントです。

 熱で皮を痛めないブーツ(革靴)モードがついています。また、この機種は、ふとん乾燥袋が衣類乾燥袋にもなる仕様で、服の乾燥もしっかり可能です。

  清潔性の面では、排気について銀ナノアレルパンチフィルター」が搭載されます。ただし、マイナスイオン発生機能などはありません。

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 以上、三菱の中位機の紹介でした。

 アタッチメントに関するアイデアが「売り」ですね。靴や衣服の乾燥を重視したい方で、1万円以下のモデルを狙っている方におすすめできます。


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 20・三菱 AD-X50-W【各色】
  ¥5,246 Amazon.co.jp
(3/14執筆時)

標準乾燥時間:50分
ダニ対策時間:180
布団対応サイズ:シングル

 こちらは、三菱の入門用です。

 対応する布団のサイズは、シングル用です。

 ダニ対策は可能ですが、中綿まで可能な上位機には及びません。

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 付属するアタッチメントは、中位機に較べてブーツ乾燥対応アタッチメントが未装備です。背の低い靴ならば、ホースで乾燥できます。衣類については、カバーに挟み込む形での乾燥です。どちらかと言えば「非常用」ですね。

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 以上、三菱AD-S50の紹介でした。

 比較的価格が安い機種ですが、シングル用である点は注意が必要です。また、中位機同様、ふとん乾燥袋モデルですが、完璧なダニ対策は、性能のよい袋を採用する上位機に及ばないでしょう。


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【2016年型番】

 21・Panasonic モカ FD-F06J7-T
  ¥10,635 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:60分
ダニ対策時間:300
布団対応サイズ: ダブル

 FD-F06J7-T は、パナソニックの製品です。 

 乾燥方式は、こちらもふとん乾燥袋(ふとんマット)を利用する方式です。

 対応する布団のサイズは、「ダブルまで」です。

 標準乾燥時間は、60分となります。

 ダニ対策は、ふとん乾燥袋の構造的に裏表で4回必要です。そのため、総計で300分かかります。

 ただし、包むようにして熱するため、下位機種のなかでは効果的な対策ができます。とはいえ、やはり中綿まで完璧にしたい場合は、上位機を狙うべきです。

 201808161734.jpg

 付属するアタッチメントは、靴乾燥アタッチメントです。ただ、温度調節機能機能はありません。ブーツなどの足の長い靴も、多少乾燥が困難でしょう。

   201710021213.jpg

 衣類乾燥袋は、上位機のみ付属します。「Yシャツ2枚、半袖肌着2枚、トランクス2枚、靴下2足、ハンカチ2枚」の乾燥ができる普通サイズのものです。

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 以上、パナソニックの布団乾燥機の紹介でした。

 衣類乾燥袋が付属しないモデルは、他社機よりも価格が安いです。ダニ対策も、説明書通り、裏表包むような方法で行えば、時間と手間はかかりますが、可能です。もちろん、上位機でより性能の良い機種はありますが、予算的に考えるならば、この機種も良いと思います。


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【2016年型番】

 23・Panasonic ブルー FD-F06A7-A
  ¥5,590 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:60分
ダニ対策時間:300
布団対応サイズ:ダブル

  FD-F06A7-A は、パナソニックの下位グレードの製品です。

 1つ上で紹介したFD-F06J7-T と基本的に同じ形状・同じ性能の機種です。ただし、衣類乾燥袋が未付属となります。

 それ以外の部分の性能は同じですね。


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 24・ヤマゼン 布団乾燥機 ZFD-Y500(H)
   ¥5,082 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:90
ダニ対策時間:180分?
布団対応サイズ:シングル

 ZFD-Y500は、山善の販売するふとん乾燥機です。

 対応する布団のサイズは、シングルまでですが、標準乾燥時間は、38分と短いです。日立は、他社よりも乾燥が多少早いようです。

 ダニ対策は、ふとん乾燥袋を利用する方式です。

 裏表それぞれ行うことで180分ほどで可能です。ただし、巻き付けるように4回行うパナソニックの下位機種の方式に比べると、完璧度は低いです。

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 付属品は、靴乾燥アタッチメントのみ付属です。衣類乾燥は、一応「対応」ですが、ホースを衣類の方向に向けるだけの簡易的な仕様です。

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 以上、山善のZFD-Y500の紹介でした。

 コンパクトで持ちはこびすい機種です。ただ、こちらは他機に較べると電力のパワーが弱めです。ダニ対策についての詳しい情報もないですし、あまりおすすめできません。

今回の結論
ふとん乾燥機のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、布団乾燥機を比較しました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を数点あげておきます。


 第1に、使い勝手や汎用性に優れ、総合能力が最も高い点でおすすめな機種は、

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 【2018年型番】

 2・日立 アッとドライ HFK-VH1000-V【青】
 3・日立 アッとドライ HFK-VH1000-S【銀】
   ¥10,950 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

 【2017年型番】

 4・日立 アッとドライ HFK-VH880-N 【金】
 5・日立 アッとドライ HFK-VH880-S 【銀】
   ¥10,800 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:30分
ダニ対策時間:100分
布団対応サイズ:ダブル

 日立の「アっとドライ」がHFK-VH1000が良いでしょう。

 ダニ対策時間が20分余計にかかりますが、標準乾燥時間は同じという、旧機種HFK-VH880でも良いと思います。ネットにはまだ在庫がありますから。

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 ふとん乾燥袋(ふとんマット)不要で、片付けが楽な機種です。

 その上で、乾燥にロングホースとアタッチメントを併用する方式なので、ふとん乾燥・ダニ対策の点でも評価ができます。

 衣類乾燥も靴乾燥も無難にこなせるため、「買ったけど使い途がない(使わない)」といったことにならない家電だと思います。どれにするか迷ったら、この機種がオススメですね。

 また、いずれの機種も「50度の低温」に対応です。

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 そのため、このブログの【高性能マットレスの比較記事】で紹介したような、ラテックスやウレタン素材のマットや、【おすすめ羽毛ふとんの比較記事】で紹介したような、高価な上掛けなどデリケートな高性能寝具をお持ちの方は、日立が良いでしょう。


 第2に、主な目的がダニ対策で、その面で徹底的に対策したいと考えている方には

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 【2016年】

 12・三菱 フトンクリニック AD-X80-T
  ¥13,998 Amazon.co.jp (3/14執筆時) 

標準乾燥時間:60分
ダニ対策時間: 300分
布団対応サイズ:ダブル

 三菱フトンクリニックがオススメです。

 まず、「基本原則」として、ダニ対策については、袋不要の乾燥機より、(ダニが逃げにくい)袋方式の方が確実に高い効果が期待できます。

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 ふとん乾燥袋を利用するタイプは他社にもあります。

 しかし、中綿も含めた徹底的なダニ対策ができるのは、特殊なマットを採用するこの機種だけです。

 対策には、300分と時間はかかりますが、その時間、拘束されるわけではないので、さほど問題ではないでしょう。

 アレルギー持ちの方などが、徹底的に対策したいならば、こちらが最善ですね。


 第3に、ふとん乾燥・ダニ対策だけではなく、脱臭効果も狙いたい場合は、

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 【2016年型番】

 13・シャープ ふとん乾燥機 DI-FD1S-W
  ¥13,380 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:60分
ダニ対策時間:120分
布団対応サイズ:ダブル

 シャープのプラズマクラスター乾燥機でしょう。

 ふとん乾燥時には「ふとん乾燥袋(マット)無し」で、ダニ対策時には「乾燥袋あり」で対策ができるため、効率が良いです。

 さらに、いずれの場合も、プラズマクラスターによる、付着臭除去効果が期待できる点でレベルが高い機種です。付属するアタッチメントの部分で弱いところもありますが、価格も安く、たいへんお買得だと思います。

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  【2018年型番】

 10・シャープ 布団乾燥機 UD-BF1-W
   ¥11,315 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

  【2017年型番】

 11・シャープ 布団乾燥機 UD-AF1-W
   ¥10,778 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:60分
ダニ対策時間:360分
布団対応サイズ:ダブル

 一方、(短時間での)「ダニ対策」を考えない場合は、同様にプラズマクラスターを採用する「ホースなし」タイプでも良いでしょう。

 こちらも消臭効果は高い機種です。


 第4に、比較的価格が安い機種で、ふとん乾燥機としての性能が期待できるのは、

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【2016年型番】

 23・Panasonic ブルー FD-F06A7-A
  ¥5,590 Amazon.co.jp (3/14執筆時)

標準乾燥時間:60分
ダニ対策時間:300
布団対応サイズ:ダブル

 パナソニックFD-F06A6でしょう。

 大きめのマットで、包み込むように使えるため、ダニ対策も時間をかければできる点を評価しました。

 靴乾燥アタッチメントも付属しますし、なによりこの値段で、ダブルまで対応できるマット付きタイプが買えるのは、非常にお買得でしょう。

補足:ふとん関係の家電の紹介

 というわけで、今回は、ふとん乾燥機の比較でした。

  201712191934.jpg

1・ふとん乾燥機の比較
2・ふとん掃除機の比較
3・ランク別の羽毛ふとんの比較

 ダニやホコリを掃除機のように吸収するタイプの製品を探している方は、上記2番の記事も是非ご覧ください。

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 最後になりましたが、この記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

 ではでは。

posted by Atlas at 16:37 | 生活家電

2019年03月12日

比較2019’【プレミアム!】高性能3ドア冷蔵庫28機のおすすめと:400L 500L 600L 450Lサイズの選び方

【今回レビューする内容】2019年 最新の3ドア冷蔵庫の性能とおすすめ・選び方:中型・大型の高級・高品質冷蔵庫の性能の違い・ランキング

【紹介する製品型番】パナソニック NR-F454HPX NR-F504HPX NR-F554HPX NR-F604HPX NR-F654HPX NR-F555WPX NR-F605WPX NR-F655WPX 三菱電機 MR-MX46E MR-MX50E MR-MX57E 日立 R-XG43J R-XG48J R-XG51J R-XG56J R-HW52K R-HW60K R-KW57K R-KX57Kシャープ SJ-WA50E SJ-WA55E SJ-GA50E SJ-GA55E 東芝 GR-R460FZ GR-R510FZ GR-R550FZ GR-R600FZ

今回のお題
各社の最新の3ドア冷蔵庫のおすすめはどれ?

 ども、Atlaです。

 今回は、2019年3月現在、最新の冷蔵庫の比較です。

 201903121411.jpg

1・2ドアの小型冷蔵庫の比較記事
2・3ドアの大型冷蔵庫の比較記事

 前回の1回目記事では、2ドア冷蔵庫小さめの3ドア冷蔵庫を比較しました(こちら)。

 それらは、どちらかと言えば、1人暮らしからカップルにおすすめの機種でした。

  201903121413.jpg

 今回の2回目記事では、完全に「ファミリー向け」と言える、450Lクラス〜600Lクラスの冷蔵庫を比較します。

 各社の高性能モデルを中心に、約30機種ほどを網羅します。

--

 以下では、いつものように、それぞれの機種を個別に紹介した、最後に「結論」として、前機種の中からAtlasのオススメ機種を提案していきます。

1・大型の冷蔵庫の選び方の基本!

  201903121416.jpg

 家庭用の大きめ3ドア冷蔵庫は、日本では「パナソニック」「三菱電機」「日立」「シャープ」「東芝」が「5強」です。

 小型・中型の2ドアは、海外勢の勢いも強いですが、大型については、性能重視で選ぶ場合、(ほぼほぼ)これらのメーカーの機種を見通せば、「こと足りる」と言えます。

 その上で、各メーカーから「良い製品」を選ぶにあたっては、以下の点がポイントとなってきます。

1・電気代

1・冷蔵庫の電気代
 =冷蔵庫のサイズに比例

 第1に、電気代です。 

 おそらく皆さんが最も気にする部分の1つでしょう。

 しかしながら、「5強」が販売する、3ドア冷蔵庫のプレミア高級機の場合、「同じ定格内容量」の製品ならば、どのメーカーのどの製品も、「ほとんど年間電気代は同じ」です。

 201903121458.jpg

 これは、政府が求める「省エネ基準達成率」に合わせる必要があるため、最近は、各社も「この枠内の消費電力で、できる限り工夫して高性能化」させているからです。

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 ただし、パナソニックの「エコナビ」のように、省エネ基準の算定式で認められた方法を超えて、電気代の節約を目指した機種もありますので、今回の記事では、詳しく言及します。

2・庫内容量の大きさ

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 第2に、庫内容量の大きさです。

 後ほど具体的な機種を見ていきますが、ファミリー向けの3ドア冷蔵庫は、各社とも450Lクラスから600Lクラスまで、数段階のラインナップがあります。

 皆さんが冷蔵庫を選ぶ際に「はじめに決めるべき」は、必要な冷蔵庫の定格内容量です。

 デンキヤでは「大きめ」を薦められることがありますが、経験上、下表のような目安で良いでしょう。

1・3ドア冷蔵庫(450L)
 =標準的な家族むけ(〜4人)
2・3ドア冷蔵庫(500L)
 =買いだめ、作り置きをよくする家族
3・3ドア冷蔵庫(600L)
 =相当料理好きの大家族(〜6人)

 Atlas的には、450Lクラスの製品が、製品価格と実用性を兼ね備える標準的な水準だと考えます。

 201903121434.jpg

 設置面積についても、500Lを超える「大きめ冷蔵庫」は、横の設置幅が各社とも65cmから、68.5cm、75cmと段々伸びていき、キッチンを圧迫していくことになります。

 見映えのバランスも悪くなるため、「2週間以上買いだめする」「作り置きを大量に保存する」などの事情がない限り、500Lまでのサイズで収めるのが良いでしょう。

3・冷蔵室や冷凍室のサイズ

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定格内容量:650L
冷蔵室:335L〈257L〉
野菜室:135L〈97L〉
冷凍室:123L〈86L〉
特別室:33L〈18L〉
 ※〈 〉は、各社が自主的に表明する「実収納スペース」

 第3に、冷蔵庫・冷凍室などのサイズです。

 各社の冷蔵庫のスペック表には、「定格内容量」のほか、冷蔵室・野菜室・冷凍室などの「広さ」の数値も開示されます。

 ただ、これついて言えば、、各社とも、それぞれの収納スペースの形状や割合は「ほぼ同じ」です。

 つまり、3ドアの高性能機の場合、メーカーによって「冷蔵庫の面積が相当広い」などはありません

--

 結論的にいえば、やはり、最も大事なのは、冷蔵庫の定格内容量です。それに応じて、各室の容量が増えるだけなので、これらの部分は見過ごしても、大きな問題とはならないと言えます。

4・温度管理や清潔性

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1・チルド室にかかわる技術
2・野菜室にかかわる技術
3・清潔性にかかわる技術

 第4に、温度管理や清潔性にかかわる部分の技術です。

 この部分は、各社に違いがあり、選ぶ際の基準としてある程度重要です。

 例えば、日立の「真空チルド」や、パナソニックの「微凍結パーシャル」など、チルド室にかかわる技術は、各社とも競っています。

 また、野菜室の鮮度や、清潔性を保つためのマイナスイオン機能なども、各社とも競っている部分といえます。

 今回は、この部分については、重要視しながら、各製品を紹介するつもりです。

2・各社の3ドア冷蔵庫の比較

 では、具体的な紹介をはじめます。

 以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントを赤字で、イマイチな部分を青字で記していきます。

 なお、各製品の容量部分のスペックは、全機種のうち、最も小型なモデルのスペックを参考例として示しています。


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 【2018年7月発売】

 【450L】〈幅60cmサイズ〉

 1・パナソニック NR-F454HPX
  ¥218,040 Amazon.co.jp (3/12執筆時)

 【500L】〈幅65cmサイズ〉

 2・パナソニック NR-F504HPX
  ¥228,648 Amazon.co.jp (3/12執筆時)

 【550L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 3・パナソニック NR-F554HPX
  ¥239,800 Amazon.co.jp (3/12執筆時)

 【600L】〈幅68.5cmサイズ〉

 4・パナソニック NR-F604HPX
  ¥252,800 Amazon.co.jp (3/12執筆時)

 【650L】〈幅75cmサイズ〉

 5・パナソニック NR-F654HPX   
  ¥312,800 Amazon.co.jp (3/12執筆時)

定格内容量:450L
冷蔵室:208L〈151L〉
冷凍室:92L〈64L〉
野菜室:105L〈73L〉
製氷室:17L〈4L〉  
特別室:28L〈15L〉
年間消費電力:249Wh

 HPXシリーズは、パナソニックでは、2番目に高級な冷蔵庫のラインです。

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 デザイン性は、高いです。

 色目は3種類から選べますが、ガラストップ採用で、どれも綺麗です。

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 定格内容量は、450Lサイズから、650Lサイズまで選択可能です。

 パナソニックの場合、500Lサイズまでが、幅65cmで収まるスリムサイズです。

 ただし、450Lサイズより背が10cmほど高く182cmあるため、その場合背の高さには注意してください。

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 冷蔵室は 、フレンチドア(観音開き)です。

 この方式の場合、片開きで済む場合に省エネになるほか、ドアを開ける力が半分で済むなどのメリット性があります。また、引っ越した際に、右開き、左開きを気にせず設置できる自由さもあります。

 冷凍室は、パナソニックの場合、中段にあります。

 屈まず取り出せるので便利です。もちろん、製氷機能を持ちます。

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 野菜室は、下段です。

 「Wシャキシャキ野菜室」と名付けられていますが、これは、庫内の再生セルロースを2倍にすることで、湿度管理を徹底させる工夫です。

 スーパーの冷蔵棚でも、単に冷やすだけでなく、霧状の水を振りかけるようにして鮮度を確保しますが、原理としては同じでしょう。

 パナソニックによれば、「約1週間」野菜をシャキシャキ長持ちさせる効果があります。

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 チルドルームは、微凍結パーシャル機能が「売り」です。

 各社ともこの部分は競うところですが、パナソニックの場合は、(完全には凍らない)マイナス3度に固定し、主に、お肉や生魚類を、約1週間長持ちさせることを目指します。

 挽肉なども「凍らない」ので解凍の手間も要らないという利便性があります。

 201903121530.jpg

 一方、チーズやバターないし、つくねなどは、3度では保存が難しい(味が代わる)ので、チルド室を温度設定が高い「通常のチルドモード」に直して使います。

 つまり、「お肉」と「チーズ」は、チルド室では共存できない点が、弱点と言えます。

れちゃう瞬冷凍」という、凍ったまま肉が切れる便利機能もありますが、この機種は不採用です。

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 特別室は、各社とも工夫を凝らす部分です。

 パナソニックの場合、製氷室の横の「新鮮凍結ルーム」がそれにあたります。

 ここは、基本的に冷凍室で、アルミプレートが2枚置かれ、アルミの放熱効果で、下段の冷凍室よりも急速に冷凍できるという仕組みです。

 ただ、アルミを利用するこの方式は、割と古くから安い2ドア冷蔵庫でも取り入られていた仕組みで、革新性はイマイチです。

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 電気代は、先述のように、各メーカーとも差の付く部分とは言えません。 

 ただ、パナソニックは、エコナビ機能があります。

 センサーが得意な同社らしく「収納量・湿度・開閉・室温・照度の各センサー」を駆使して、運転温度を管理して、光熱費の節約を目指しています。

 これを、うまく使えば、国の統一基準で示される各機の年間消費電力上回る水準の省エネ効果をえられます。

 恐らく、エコナビ機能を有効にした場合の実際の電気代は、パナソニックが最も安いでしょう。

 清潔性の面では、ナノイーイオン発生機能があります。

 マイナスイオンは、室内での効果は過信は禁物ですが、密閉空間での効果は実証性があります。ある程度の脱臭効果が期待できます。

--

 以上、パナソニックの HPXシリーズの紹介でした。

 他社に比べて強調できるのは、多様なセンサーを使っての「省エネ性」です。大きめ冷蔵庫は、小型に比べると、省エネ効率が良いとは言え、モノを詰めすぎると、実際の電気代は、余計にかかってきます。

 その部分を、センサーで最適化するパナソニックの製品は、実空間での仕様における光熱費の面で、他社より優れると言えます。

ーーー

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 【2019年2月発売】

 【550L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 6・パナソニック NR-F555WPX
  ¥367,484 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【600L】〈幅68.5cmサイズ〉

 7・パナソニック NR-F605WPX
  ¥422,605 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【650L】〈幅75cmサイズ〉

 8・パナソニック NR-F655WPX   
  ¥497,545 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 なお、パナソニックの場合、これよりもうワングレード高い、WPXシリーズがあります。

 違いは2点です。

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 第1に、「特別室」の進化です。

 さきほど「多少工夫に欠ける」と評した「新鮮凍結ルーム」の部分を改良し、「クーリングアシスト」に進化させた点が大きな違いです。

 お肉で45分、ご飯で60分、野菜で45分と「業務用水準」で急速冷凍できるため、冷凍食品の鮮度が落ちにくいという工夫です。

 作り置きでも、味を落としたくない場合は良いでしょう。

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 第2に、外観デザインです。

 黒系のモデルは、ミラー加工が施されたエレガントな仕様で、最も高級眼があります。ただ、かなり、「ラグジュアリー」なので、合うご家庭は限られるでしょう。

 それ以外は、ミラー加工なしのフロスト加工です。下位機種に比べて、指紋の付きにくい加工がなされており、スタンダードな高級感があるため、どのご家庭にもマッチしやすいでしょう。

 ただ、いずれも、価格は高めですね。


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 【455L】〈幅65cmサイズ〉

 9・三菱電機 MR-MX46E
  ¥280,000 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【503L】〈幅65cmサイズ〉

 10・三菱電機 MR-MX50E
  ¥294,70 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【572L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 11・三菱電機 MR-MX57E
  ¥320,000 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

定格内容量:455L
冷蔵室:247L〈188L〉
冷凍室:80L〈53L〉
野菜室:88L〈61L〉
製氷室:16L〈4L〉  
特別室:24L〈13L〉
年間消費電力:250Wh

 MXシリーズは、三菱電機の発売する、高性能な冷蔵庫です。

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 デザイン性は、三菱電機も良好で、ガラスドア採用です。

 ひきだしの部分の湾曲が結構主張していますが、柔らかい感じであり、「女性受け」を狙ったものでしょう。

 定格内容量は、455Lサイズから、572Lサイズまで選択可能です。

 横幅は、503Lモデルまでが、標準的な幅65cmで収まるスリムサイズです。

 一方、パナソニックと比べると、一般的な455Lのモデルについても、高さ182.6cmとやや背が高めなフォルムを持ちます

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 冷蔵室は 、フレンチドア(観音開き)です。

 パナソニックの機種と大きな違いはありません。

 ただ、ペットボトルだけサッと取り出せる「横取りポケット」は、昔からの三菱電機の特長です。

 なお、、20度以下になると自動的に締まる「オートクローザー」が冷蔵室については「搭載」です。

 冷凍室は、三菱電機の場合、下段にあります。

 パナソニックは中段だったので、この点は異なります。

 201903121609.jpg

 野菜室は、中段です。

 パナソニックは下段でしたので、野菜室をよく利用する方は三菱電機は便利でしょう。

 一方、真空断熱材を利用することで庫内温度を安定化させる仕組みは、三菱電機もありますがが、湿度センサーなどを使って、綿密に保湿していくパナソニックに比べると、鮮度保存の部分は多少弱いでしょう。

 一方、3色LEDを照射することで葉緑素を持つ葉物野菜のビタミンと棟梁を高めるという機能は、三菱電機の「売り」で、科学的もある程度の効果が期待できそうです。

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 チルドルームは、氷点下ストッカーDが、機能面での「売り」です。

 これは、パナソニックの機能と似ていて、-3℃〜0℃に保つことで、生肉や生魚を1週間程度保たせるようにする技術です。

 ただ、やはり、チーズなど凍らせると味が変質するものとの共存は無理であり、パナソニック同様の限界はあります。

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 特別室は、三菱電機の製品を選ぶ場合の大きな「売り」です。

 こちらは、「切れちゃう瞬冷凍AI」が搭載されるからです。

 冷凍室に食材を入れる際、AI(人工知能)が食材の使い方を推測して、挽き肉などの場合、「マイナス7度で芯から凍らせる」ことで、冷凍した食材が「凍ったまま切れる」のが売りです。

 一般家庭で便利に感じるのは「挽き肉の小分け」くらいでしょうが、個人的には「それだけでもかなり便利」に感じます。

 電気代は、節電アシスト機能を持ちます。

 ただ、多数のセンサーを利用して分析するパナソニックに比べると、省エネの水準はさほど高くないでしょう。とはいえ、大きめの冷蔵庫はもともと省エネ効率がよいので、最小サイズの冷蔵庫でも、年間電気代は7000円未満ではあります。

 清潔性の面では、マイナスイオン系の技術は不採用です。

 フィルターでの換気のフィルタリングは行います。

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 以上、三菱電機のMXシリーズの紹介でした。

 パナソニックと比較すると、「真ん中に野菜室がある構造」が、構造上の注目点です。逆に冷凍食品は取り出しにくいので、このあたりは、生活スタイルに応じて、良い悪いは分かれるでしょう。

 機能面では、似通っていますが、節電アシスト機能はやや分が悪い一方、特別室での切れちゃう瞬冷凍AI」は、かなり訴求力のある技術だと思います。

 Atlasもこの一点のみで、この機種を自宅用に選びそうになりました!


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 【430L】〈幅65cmサイズ〉

 12・日立 R-XG43J
  ¥210,880 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【475L】〈幅68.5cmサイズ〉

 13・日立 R-XG48J
  ¥210,798 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【505L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 14・日立 R-XG51J
  ¥212,313 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【650L】〈幅75cmサイズ〉

 15・日立 R-XG56J
  ¥229,600 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

定格内容量:475L
冷蔵室:254L〈198〉
冷凍室:88L〈56L〉
野菜室:90L〈57L〉
製氷室:18L〈5L〉  
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

 XGシリーズは、日立のプレミアムグレードの冷蔵庫では、最もお手軽価格な製品です。

 デザイン性は、他社の上級機と同じで、ガラストップ(クリスタルドア)を採用しており、綺麗です。

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 定格内容量は、430Lサイズから、650Lサイズまで選択可能です。

 日立の場合、次に紹介する上位機もありますが、Atlasが「標準的なファミリー」にオススメする、450L前後のモデルがあるのは、こちらのXGシリーズのみです。

 背の高さは、430Lサイズでも、高さ181cmとやや背が高めです。一方、475Lサイズから幅が68.5cmですから、この部分での設置性はイマイチです。

 ただ、日立は、500Lサイズ未満の本体の奥行が他社より5cm程度短いので、住宅の事情によっては、日立の方が設置性の良い場合もあります。

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 冷蔵室は 、フレンチドア(観音開き)です。

 他社と比較して、とりたてた特長はありません。

 冷凍室は、パナソニックと同じで、中段にあります。

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 野菜室は、したがって下段です。

 特別な技術としては、新鮮スリープ保存を搭載します。

 プラチナ触媒(ルテニウム配合)で、ニオイのほか、野菜からのエチレンガスの発生を抑えて、野菜を「眠らせる」方式です。

 ちなみに、バナナなどの果物が熟すのは「エチレンガス」によります。そのため、バナナは日本に輸出するまで「船」の中でエチレンガスを抜いて「冬眠」させています。そして、日本の工場で「エチレンガス」が吹き付けて、急速に熟させて、スーパーに出荷されています。

 同じ原理を再現した方式で、個人的には非常に興味深いです。その上で、水分を逃がさないように、密閉性の高いうるおいカバーでふたをしています。

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 チルドルームは、日立の最大の「売り」である「真空チルド」を採用します。

 ストッカーの空気をポンプで抜き、0.8気圧にしつつ、1度前後ででチルドするという方式です。

 この方法の場合、生肉・生魚と、ハム・チーズが共存できるため、実際の実用度は、他社より高い場合が多いです。

 一方、三菱やパナソニックのように、氷温の保存(マイナス1度での「真空氷温」)を利用し、より生肉・生魚に特化させることも可能です。

 真空状態を併用するため、他所のように(最大)マイナス3度になる必要がない分、不意に凍ってしまいにくいという大きな利点があります。

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 また、密閉し、風に当てないのでラップが必ずしも必要ない展や、先述のプラチナ触媒で消臭効果も期待できるなど、「真空チルド」はかなりレベルが高い技術です。

 特別室は、日立の場合も、製氷室の横にあります。

 ただ、この部分は、普通の冷凍室で、冷凍速度が下段やや速いという以上の機能は強調されません

 電気代は、日立の場合、霜から生じた冷気を冷却につかう「フロストリサイクル冷却」が自慢です。

 ただ、これは、省エネ達成率の部分に組み込まれている数値であり、省エネ性の部分での「プラスアルファ効果」は、他社に及ばないと言えます。

 清潔性の面では、マイナスイオン系の技術は不採用です。

 フィルターでの換気のフィルタリングは行います。

--

 以上、日立のXGシリーズの紹介でした。

 野菜室の「新鮮スリープ保存」も独創的な面白い技術ですが、やはり「真空チルド」でしょう。

 ラップ不要で、多数の食品が混在できる点、不意に凍ってしまいにくい点で、チルドの使い勝手は相当高いです。

 一方、省エネの徹底度の部分と、「特別室」にあまり工夫がない点がネックですが、食材全般の鮮度の保持力では、総合力が最も高いでしょう。

ーーー


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 【2019年2月】

 【通常タイプ】

 【520L】〈幅65cmサイズ〉

 17・日立 R-HW52K
  ¥314,420 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【602L】〈幅68.5cmサイズ〉

 18・日立 R-HW60K
  ¥378,240 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【ぴったりセレクト】

 【567L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 19・日立 R-KW57K
  ¥388,640 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【ぴったりセレクト】【スマホ連携】

 【567L】〈幅68.5cmサイズ〉

 20・日立 R-KX57K
  ¥408,240 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 なお、日立は、これより上位のKX・KWシリーズがラインナップされます。

 Atlasが一般向けに「おすすめ」する400L台の製品はないのですが、これらの機種は面白いです。

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 これら機種の場合、「まるごとチルド」機能を搭載します。冷蔵庫部分を単独冷却にすることで、上図の枠内の部分全てを「2度のチルド温度」にすることに成功しています。

 もちろん、真空ではないですが、「うるおい冷気」で、湿度を補填しつつ冷却するので、ラップなしで乾燥が避けられる利便性は、保っています。

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 その上で、従来的に「真空チルドルーム」であった場所を、特鮮氷温ルームとして、マイナス1度で氷温冷凍する部屋にしています真空にはしていませんが、日立を選ぶ場合の決め手である、チルドルームを、極限まで広く使えるのは便利です。

 価格的に相当高いですが、冷蔵庫の位置づけを買える点で画期的なので、今後の数年間は、「チルド」を巡る開発競争が激化するかもしれません。

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 一方 【ぴったりセレクト】とある機種は、冷凍室と野菜室の部分を任意の組み合わせに換えられます。

 野菜室を使わない場合は、野菜をメイン室に入れて使うようなイメージです。便利なようですが、野菜を眠らせて保存する、新鮮スリープ保存が機能としてないので、この部分は、イマイチでしょうか。


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 【通常タイプ】

 【502L】〈幅68.5cmサイズ〉

 21・シャープ SJ-WA50E
  ¥313,396 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【551L】〈幅68.5cmサイズ〉

 22・シャープ SJ-WA55E
  ¥374,000 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【上級タイプ】

 【502L】〈幅68.5cmサイズ〉

 23・シャープ SJ-GA50E
  ¥313,000 Amazon.co.jp (3/12執筆時)
  

 【551L】〈幅68.5cmサイズ〉

 24・シャープ SJ-GA55E
  ¥340,000 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

定格内容量:502L
冷蔵室:259L〈202L〉
冷凍室:129L〈86L〉
野菜室:73L〈49L〉
製氷室:21L〈6L〉  
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

 WAシリーズは、シャープでは、上から二番目に高級な冷蔵庫です。

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 デザイン性は、こちらも、ガラストップを採用しており、綺麗です。

 とくに、同社のコーポレートカラーである赤色のモデルは目を引きます。

 定格内容量は、一方、シャープは高級グレードで400L台の製品がないです。

 最小でも502Lであり、幅も68.5cmからで、背丈も183cm、奥行も68cmからですから、設置性はイマイチです。

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 冷蔵室は 、【上級タイプ】と2機種は、フレンチドア(観音開き)です。

 通常モデルは、シャープ伝統の「どっともドア」で、左右両方どちらからでも開けられる不思議な構造です。

 さらに、いずれの製品についても、モーターの力で、軽くふれると開く「電動アシストドア」です。他社は、この方式を辞めたので、残っているのはこれだけでしょう。

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 冷凍室は、下段にあります。

 シャープはフリーザーが大きめな部分が有名です。最近は他社も大きいですが、3段式のメガフリーザーの使いやすさと収納性は、以前レベルが高く、収納力では目を引く部分があります。

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 野菜室は、配置が変則的で、図のように右側にあります。

 狭いように見えますが、二段ぶち抜きなので、収納力は他社と変わらない水準です。

 ふたをして湿度を保つ方法は、日立に似ています。ただ、シャープの場合、5面輻射冷却で、ふたの下を雪下の環境に近い状態にすることで、鮮度を保つ仕組みです。

 低温下に野菜を置くと、野菜のデンプンが糖に分解されるため、ニンジン・ジャガイモ・白菜などについて、野菜の甘みがアップします。

 雪国の人が、雪の中に野菜を保存する雪室とおなじ発想です。

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 チルドルームは、「プラズマクラスターうるおいチルド」を搭載です。

 マイナスイオンを吹き付けることで、雑菌を抑える仕組みです。ただ、鮮度を保つような工夫が他社より決定的に欠けており、生肉・生魚を1週間持たせるようなことは、不可能です。

 特別室は、冷凍室として利用できるほか、「タイマー冷凍」として、30分間食材を冷却する機能があります。

 急な来客の際、ビールなどを冷やすなどの使い方でしょう。

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 ただ、むしろ面白いのは、製氷機能で、この機種は、他社よりも大きめの(疑似的な)ロック製氷ができます。

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 電気代は、一方、パナソニックと同様に、かなり多くのセンサーをAIが判断しての節電に対応します。

 ただ、センサー数としての徹底度は、引き続きパナソニックがやや上でしょう。

 清潔性の面では、先述のプラズマクラスターイオンが利用されます。

--

 以上、シャープのWAシリーズの紹介でした。

 チルドは決定的に弱いですが、メガフリーザーや、大きい氷の製氷機能、特別室の「タイマー冷凍」など、独創的な面白い機能があります。

 講師他店から言えば、お酒を飲み、お酒のつまみなどはよく作るが、普段は冷凍食品中心というご家庭のニーズに合いやすいでしょう。

 節電アシスト機能もしっかりしているため、そう頻繁には冷蔵庫を開けないご家庭には特に向きます。


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 【461L】〈幅68.5cmサイズ〉

 25・東芝 GR-R460FZ
  ¥285,905 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【508L】〈幅65cmサイズ〉

 26・東芝 GR-R510FZ
  ¥295,000 Amazon.co.jp (3/12執筆時)   

 【551L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 27・東芝 GR-R550FZ
  ¥310,462 Amazon.co.jp (3/12執筆時)   

 【601L】〈幅68.5cmサイズ〉

 28・東芝 GR-R600FZ
  ¥330,000 Amazon.co.jp (3/12執筆時)   

定格内容量:475L
冷蔵室:254L〈198〉
冷凍室:88L〈56L〉
野菜室:90L〈57L〉
製氷室:18L〈5L〉  
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

 FZシリーズは、東芝から販売されている、プレミアムな冷蔵庫です。

 デザイン性は、東芝の場合も、トップグレードのこちらは、ガラストップを採用しており、綺麗です。

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 定格内容量は、461Lから、601Lまで4段階で用意されます。

 ポイントは、508Lでも幅が65cmで済む点で、この幅での収納力はおそらく最高でしょう。ただし、奥行は508Lの場合でも69cmあるため、一長一短ではあります。

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 冷蔵室は 、フレンチドア(観音開き)です。

 一方、日立の高級機のように「全面チルド」ではないですが、他社と違い、上下に冷却器を持つ東芝冷蔵庫のパワーを活かして、水分を含む冷気を冷蔵室を送り込めるため、冷蔵室が乾燥しにくいというメリット性があります。

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 冷凍室は、下段にあります。

 東芝の場合、冷凍庫の出力が強力で、マイナス18度をキープさせます。

 そのため、冷凍ご飯などへの「霜付き」が他機よりも少なく、解凍時に美味しいというメリットがあります。

 東芝は、冷却器が上下に2つあるため、下段のパワフルに冷却できています。

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 野菜室は、伝統的に東芝の「強い部分」とされており、レビュー紙でもかなり評価されます。

 ただ、ここまで見てきたように他者の追い上げも凄まじいですが、実際ひきつづき優秀です。

 ポイントは、「ミストチャージユニット」で、実際に冷気から取り出した水分を野菜室に集中的に送る仕組みで、保湿しており、密閉するに止まるような他社方式よりも、効果が高いです。

 加えて、今年から日立同様に、エチレンガスを分解するための「プラチナ触媒」も加わっており、この部分では「絶対他社に先を行かせない」という意地を感じます。

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 チルドルームは、使い勝手を重視します。

 二段構造として、1段目のみ「マイナス一度」のでの氷温チルドを洗濯できるようにし、普通のチルドの2段目と使い分けられる工夫があります。

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 加えて、チルド室は、上下に冷却器と大風量を吹き付ける「スピード冷却」が利用できます。

 一気に、マイナス4度まで下がるため、今すぐ冷やして食べたい、(買ってきたばかりの)お刺身や、温いビールなどの冷却に便利です。

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 その上、大風量を活かした、急速解凍にも利用できます。これらは、チルド室の機能を超えますが、新しい提案として面白いです。

 一方、チルド室の本来的な用途としては、氷温でのチルドがマイナス一度で、かつ、真空を伴わない状況なので、シャープを除けば他社に劣るでしょう。

 ラップも必要ですし、特に生魚の鮮度保持は、多少ですが負けます。

 特別室は、製氷機の横で、「切り替え冷凍室」となります。

 野菜などをゆっくり凍らせることと、ご飯などを一気に凍らせることを選択できます。

 ただ、三菱電機のようにAIを利用して、自動に判断してくれるような機能は不採用です。 急な来客の際、ビールなどを冷やすなどの使い方でしょう。

 電気代は、一方、開閉センサーを使うエコ運転ができますが他社比べて、徹底しているとも言えません。

 清潔性の面では、マイナスイオン系は使われませんが、光触媒による脱臭に対応します。

--

 以上、東芝FZシリーズの紹介でした。

 引き続き「野菜の鮮度保持」については、他社よりわりと優秀です。

 一方、チルド室は、二段で使える上、チルド以外の用途に使うという面白い提案もありますが、食材の長期保持という本来的な用途においては、イマイチな部分もあります。

 ただ、冷蔵室の「うるおい」の保存は、日立の高級機を除けば性能はおそらく最も良いですし、相当程度に実力は高いため、買って後悔することはないでしょう。

今回の結論
各社の最新の3ドア冷蔵庫のおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今日は、各社の最新の3ドア冷蔵庫を紹介してきました。

 主に高級機の紹介で、10万円台のミドルレンジの製品は比較していません。

 ただ、5社とも「上位機のいずれかの機能を省くか、グレード下げる」点で、差を付けているため、メーカーごとの大まかな傾向を知ることは意味はあるでしょう。

 最後に、いつものように、目的別に「Atlasのオススメ機種」を提案しておきます。


 第1に、料理好きなご家庭で、特に、お肉、お魚類を新鮮な状態でキープしたい方には、

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 【430L】〈幅65cmサイズ〉

 12・日立 R-XG43J
  ¥210,880 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【475L】〈幅68.5cmサイズ〉

 13・日立 R-XG48J
  ¥210,798 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

定格内容量:475L
冷蔵室:254L〈198〉
冷凍室:88L〈56L〉
野菜室:90L〈57L〉
製氷室:18L〈5L〉  
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

 冷蔵室 ★★★★★
 チルド ★★★★★★
 野菜室 ★★★★★
 冷凍室 ★★★★☆
 省エネ ★★★★☆  

 日立のXGシリーズでしょう。

 サイズとしては、430Lでも良いですが、価格がさほど変わらないです。

 そのため、68.5cmの幅が問題ないならば、475Lが良いでしょう。

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 オススメの理由は、もちろん「真空チルド」の部分です。

 より低い温度で保存する「氷温チルド」は、食材によっては凍る場合もありますが、空気をポンプで抜き、0.8気圧にしつつ保存する日立の方法は、確実性と信頼性が高いです。

 ラップなしでもある程度保存できますし、ラップをした場合も、(スーパーで貼られたラップをそのまま再利用するなど)の場合の良い保険となります。

 その他の部分も、野菜室新鮮スリープ保存など面白い個性もありますし、全体的な性能からもオススメできます。

 弱いのは、節電性能ですが、基本的に、このクラスの年間電気代は7000円未満なので、(詰め込まないならば)過度に気にする必要はないと思います。


 第2に、光熱費の節約を第1に考えた上で、総合力もある機種としては、

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 【2018年7月発売】

 【450L】〈幅60cmサイズ〉

 1・パナソニック NR-F454HPX
  ¥218,040 Amazon.co.jp (3/12執筆時)

 【500L】〈幅65cmサイズ〉

 2・パナソニック NR-F504HPX
  ¥228,648 Amazon.co.jp (3/12執筆時)

定格内容量:450L
冷蔵室:208L〈151L〉
冷凍室:92L〈64L〉
野菜室:105L〈73L〉
製氷室:17L〈4L〉  
特別室:28L〈15L〉
年間消費電力:249Wh

 冷蔵室 ★★★★★
 チルド ★★★★☆
 野菜室 ★★★★★
 冷凍室 ★★★★☆
 省エネ ★★★★★★

 パナソニックでのHPXシリーズでしょう。

 発売開始時期の関係で、値段も値頃です。

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 電気代は部分でも、定評のあるエコナビ機能が有利です。

 整理せず適当にストッカーに詰めこむ場合、メーカーが示す年間消費電力量の指標は「意味が無い」ことが多いです。

 それを補うシステムが重要ですが、パナソニックは、「収納量・湿度・開閉・室温・照度の各センサー」を駆使して、光熱費の節約を目指している点が、他社より高度です。

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 機能面でも、野菜室での、「Wシャキシャキ野菜室」機能、チルドルームでの、マイナス3度での微凍結パーシャル機能と、最近の機能的なトレンドも押さえられています。

 正確に言えば、良質とも、「最も使える機能」を持つのは他社ですが、総合力では、パナソニックも負けていません

 問題は、微凍結パーシャル機能を利用する場合、通常のチルド室としてチーズなどを置けない部分です。ここがネックにならない方は、この機種が最も良いと思います。


 第3に、挽き肉など食材を冷凍し、料理に使うことが多い方にオススメなのは、

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 【455L】〈幅65cmサイズ〉

 9・三菱電機 MR-MX46E
  ¥280,000 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【503L】〈幅65cmサイズ〉

 10・三菱電機 MR-MX50E
  ¥294,70 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

定格内容量:455L
冷蔵室:247L〈188L〉
冷凍室:80L〈53L〉
野菜室:88L〈61L〉
製氷室:16L〈4L〉  
特別室:24L〈13L〉
年間消費電力:250Wh

 冷蔵室 ★★★★★
 チルド ★★★★☆
 野菜室 ★★★★★
 冷凍室 ★★★★★★
 省エネ ★★★★☆

 三菱電機のMXシリーズでしょう。

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 特別室を、各社ともあまり有効に使えていないなか、三菱電機の製品の「切れちゃう瞬冷凍AI」は、冷凍したまま、ひき肉を切れる冷凍法を取れるという点で、明らかな個性があります。

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 こういった調理をする方は、「料理好き」でしょうし、その場合、中段に野菜室というのは便利です。

 野菜を保存する際に、3色LEDを照射することで葉緑素を持つ葉物野菜のビタミンと棟梁を高めるという機能も、独自で面白みがあるでしょう。

 一方、チルドルームは、-3℃〜0℃に保つ氷点下ストッカーDですので、チーズなど凍らせると味が変質するものとの共存は無理です。

 パナソニック同様ですが、三菱電機の場合もこの部分が問題ない方にはとても良いと思います。


 第4に、野菜の鮮度を中心に考えた場合に、最もオススメできる製品は、

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 【461L】〈幅68.5cmサイズ〉

 25・東芝 GR-R460FZ
  ¥285,905 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【508L】〈幅65cmサイズ〉

 26・東芝 GR-R510FZ
  ¥295,000 Amazon.co.jp (3/12執筆時)

定格内容量:475L
冷蔵室:254L〈198〉
冷凍室:88L〈56L〉
野菜室:90L〈57L〉
製氷室:18L〈5L〉  
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

 冷蔵室 ★★★★★
 チルド ★★★★☆
 野菜室 ★★★★★★
 冷凍室 ★★★★★
 省エネ ★★★★☆

 東芝FZシリーズでしょう。

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 「ミストチャージユニット」で、水分を集中的に送る仕組みは、実際、野菜の鮮度の保持に恐らく最も効果的です。

 その上で、日立同様に、エチレンガスを分解するための「プラチナ触媒」で「野菜を眠らせる」こともするため、この部分では最強です。

 前後に冷却ユニットを持つ東芝の独自のパワーで、冷凍室について、マイナス18度をキープできる点も、面白い個性です。

 一方、チルド室が「個性的すぎる」点、とくに、チルド室の氷温チルドの冷却温度がやや高めな点をどう評価するかが難しいです。ただ、この機能面に問題を感じない場合は、この機種が良いと思います。


 第5に、冷凍食品の調理や、お酒やそのおつまみの作成をメインに考える場合は、

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 【通常タイプ】

 【502L】〈幅68.5cmサイズ〉

 21・シャープ SJ-WA50E
  ¥313,396 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

 【551L】〈幅68.5cmサイズ〉

 22・シャープ SJ-WA55E
  ¥374,000 Amazon.co.jp (3/12執筆時)  

定格内容量:502L
冷蔵室:259L〈202L〉
冷凍室:129L〈86L〉
野菜室:73L〈49L〉
製氷室:21L〈6L〉  
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

 冷蔵室 ★★★★★
 チルド ★★★☆☆
 野菜室 ★★★★★
 冷凍室 ★★★★★★
 省エネ ★★★★★

 シャープWAシリーズでしょう。

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 冷凍室は、サイズ的には他社と同等ですが、実際の収納性は高く、最も重視されています。特別室も、冷凍に利用すれば、クラス的に足りないと言うことは無いでしょう。

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 その上で、大きめのロック製氷ができる点や、特別室の「タイマー冷凍」を利用して、冷やし忘れた飲みものを、急速に冷やせるのも良い部分です。 

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 ドアは、左右どちらからも開く仕様で、さらに、モーターの力で、軽くふれると開く「電動アシストドア」ですから、ギミック的な面白さもあります。

 節電性も、パナソニックを除けば最も配慮があるため、毎日は料理をしないご家庭にも向くでしょう。

補足・関連記事の紹介など

 というわけで、今回は、冷蔵庫の紹介でした。

1・小型・中型冷蔵庫の比較記事
2・大型冷蔵庫の比較記事

 価格としては、やや高めなラインを紹介しました。 

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 予算的に10万円程度で抑えたいと考えている方は、「2ドアの大きめ」や「3ドアの小さめ」を選ぶのも手です。 

 前回の1回目記事で特集していますのでこちら)、よろしければご確認ください。

 ーー

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 なお、ネットで高級冷蔵庫を選ぶ方は限られるでしょうが、Amazonの場合、「Amazonギフト券チャージタイプ 」の販売があります。

 銀行経由でプリペイドしておけば、年間ライセンスならば、実質で最大2%引で購入可能です。クレジットカードのポイント割を除けば、この方法での購入が一番安い価格だと思います。

 ギフトカードは、Amazonの別の買い物でも利用でき、有効期限は10年です。検討しても良いでしょう。詳しくは【こちら】に解説があります。

--

 また、最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。

 ではでは。

posted by Atlas at 19:36 | Comment(0) | 生活家電

2019年03月11日

比較2019’ 洗浄力が強い!縦型の最新洗濯機24機の性能とおすすめ・選び方

【今回レビューする内容】2019年 家庭用の縦型全自動洗濯機の性能とおすすめ・選び方:世帯用の中型・大型の洗濯機の紹介・ランキング :日立・白い約束・ビートウォッシュ・東芝・ザブーン・シャープ・パナソニックアイリスオーヤマ アクア 7kg 8kg 9kg 10kg 11kg 12kg

【紹介する製品型番】 NW-70C-W NW-80C-W AW-7G6-W ES-GV8C-S ES-GV9C-N ES-GV10C-T NA-FA70H6 NA-FA80H6 NA-FA90H6 NA-FA100H6 BW-V70C BW-V80C BW-V90C BW-V100C ZABOON AW-7D7-W AW-8D7-W  IAW-T701 IAW-T801 AQUA SLASH AQW-LV80G-R

今回のお題
洗浄力が強い!タテ型洗濯機のおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年3月現在、最新のタテ型全自動洗濯機の比較です。

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 ドラム式洗濯機に比べて、洗浄力については、現在でも「それに勝る」といわれる方式の洗濯機です。

  タテ型全自動洗濯機は、「完成された家電」として性能に差がないように思えます。しかし、近年、洗浄力に関する新技術の投入が進んでいます。

 慎重に選べば、従来以上に快適に使える家電となりました。

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1・タテ型の小型洗濯機 (4.2kg-6kg)
2・タテ型の中型洗濯機 (7kg-10kg)
3・タテ型の洗濯乾燥機 (7kg-12kg)  
4・ドラム式洗濯乾燥機 (7kg-11g)

 洗濯機は、新機種だけで50機を超えるため、記事は4つに分けました。

 今回は、上表の2回目記事で、7キロ以上の中型のタテ型洗濯機を比較します。お子さんの多いご家庭や、1人暮らしでも1週間のまとめ洗いをしたい方に向いています。

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 なお、タテ型でも、熱を使う洗濯乾燥機タイプをお探しならば、上記2番の記事をご覧ください。

 また、1人〜2人暮らしの方で、さほどまとめ洗いをしない方ならば、より格安/小型である、小型洗濯機で十分です。その場合、お手数ですが、2番の【おすすめ小型洗濯機の比較記事】をご覧頂ければと思います。

1・タテ型洗濯機の選び方の基本

 タテ型洗濯機は、各社から多くの機種が発売されています。

 そのため、「ポイント」を抑えないと、性能に比べて割高な洗濯機を買うはめになってしまいます。

 長年洗濯機の比較記事を書いてきたAtlasが考えるに、選ぶ際のポイントは次の4点です。

1・本体のサイズ

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 第1に、洗濯機のサイズです。

 洗濯容量は、7kg・8kg・9kg・10kg 11kg 12kgのモデルがあります。

 設置寸法は、どれもほぼ共通です。容量によって変わるのは洗濯機の背丈です。

 これは、賃貸住宅などに設置される洗濯台の規格に対応させるためです。基本的には、どれも洗濯台に置けます。

 オススメのサイズは、育ち盛りの子供が多くいるご家庭を除けば、まとめ洗いをする場合でも、7kgと8kgが「売れ筋」です。Atlasも、部屋の圧迫感をふまえて、8kgか7kgを推薦する場合が多いです。

2・光熱費の安さ

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 第2に、光熱費です。

 洗濯機の場合、電気代は大差ないです。

 問題は水道代です。

 高機能な機種は、節水に役立つセンサーが付属しており、水道代の大幅な節約が可能です。

 ただし、明確な機能なしに、節水している洗濯機の場合、糸くずが十分に取れないなど洗浄力が犠牲となっています。今回の記事では、そういった点を考慮しつつ比較します。

3・清潔性の高さ

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 第3に、清潔性です。

 洗濯槽の裏は、水に常に使っているわけで容易にカビが生え、不潔です

 中型洗濯機は、あまり安い製品がないことが幸いし、ほぼ全機種が清潔なステンレス槽を採用します。

 ただ、さらに高度な清潔性に関わる配慮がある機種もあるため、清潔性にも注意して比較するつもりです。

4・洗浄力の高さと静音性

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 第3に、洗浄力の高さと静音性です。

 洗浄力については、メーカー独自の水流の工夫に注目するべきです。

 最近は「水流」へのこだわりのほか、泡をいかに効率的に発生させるかという点に技術革新が見られます。

 一方、最近は高性能で静かなモーターを採用し、「静音性を高めつつ、いかに洗浄力を高めるか」という点も、注目が集まっています。

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 以上、最近の洗濯機を選ぶ場合のポイントを4点紹介しました。

 こうした要素をふまえて、以下では、具体的な製品を紹介していくつもりです。

2・各社の洗濯機の比較

 では具体的な機種の紹介をはじめます。

 なお、以下では、いつものように、高評価できるポイントについては「赤字」で、イマイチな点は「青字」で紹介していきます。


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 【2018/11】

 1・日立 白い約束 NW-70C-W 【7kg】
  ¥57,607 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 108L
標準電力量:120Wh
センサー:なし
ステンレス槽:あり


 2・日立 白い約束 NW-80C-W 【8kg】
  ¥57,800 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 120L
標準電力量:125Wh
センサー:なし
ステンレス槽:あり

 「白い約束」シリーズは、日立の洗濯機の入門機となります。

 なお、後ほど紹介する日立の上位機種の「ビートウォッシュシリーズ」とは洗浄方法が異なるので注意が必要です。

 サイズは、7kg用8kg用が発売されています。8kgは水の使用量も多いため、3-4人程度の世帯ならば7kgが良いです。一方、その人数で1週間まとめ洗いするならば、8kgが良いでしょう。

 使用する水量は、7kg108L8kgが120Lです。

 決して、節水タイプの洗濯機ではないですが、昔に比べれば「さほど無駄遣い」もしておらず、標準的な水量と言えます。

 消費電力量は、7kg120Whです。

 標準的な電気使用量です。

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 洗浄力の点では、シャワー浸透洗浄という機能が搭載されるのが魅力です。

 これは、「少ない水で溶かした高濃度洗剤液を衣類にしみ込ませたあと、シャワーをかけながらしっかり洗う」という機能です。

 こうした機能は10年以上前の洗濯機から導入されていているものなので、お馴染みでしょう。そのほかはとくに見るべき点はありません。

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 清潔性の点では、この機種はステンレス槽を採用です。

 最近は各社とも下位機種から採用されており、日立も搭載しています。カビが発生しにくいので、この部分は重要でアス。

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 以上、 日立の洗濯機の紹介でした。

 価格面ではかなり安くお買得なので、とりあえず、洗えれば良い格安の洗濯機を探している方にはオススメできます。ただ、センサーは未搭載ですし、洗浄面でも独自機能は少なく、機能的にはイマイチです。


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 【2017/11】

 3・東芝 AW-7G6-W【7kg】
   ¥48,100 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 113L
標準電力量:125Wh(60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり

 AW-7G5-は、東芝の洗濯機です。こちらも格安な機種として割と売れているモデルです。

 サイズは、7kg用が発売されています。4人世帯ほどまで対応できるでしょう。

 使用する水量は、7kg111Lです。日立に比べると使用水量がすこし多い機種です。

 ただ、タテ型洗濯機は、たいした工夫がなく節水が過ぎるタイプだと綿ほこりが取り切れないため、この程度が良いのかもしれません。消費電力量と静音性は、一方、東芝の方が僅かに優秀です。いずれにせよ僅差で甲乙付けがたい性能です。

 消費電力量は、7kg125Whです。同じ要領で較べた場合、やはり東芝の方が消費電力量は高めと言えます。

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 洗浄力の点では、多彩なセンサーが採用されている点が注目です。

 センサーは、からみまセンサー(布量センサー)と 温度センサーが搭載されており、効果的に洗浄を制御しています。

 前者は、脱水後に洗濯物が絡んでしまう状況を、時間制御でコントロールする機能です。後者は、とくに、暖かい時期の実際の消費電力量の低減に効果を発揮します。

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 加えて、洗濯開始時に少量の水で洗剤を溶かして濃く洗い出せる、パワフル浸透洗浄機能が、日立同様に搭載されていますね。

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 清潔性の点では、この価格帯でステンレス槽採用されている のが大きな魅力と言えるでしょう。基本的な槽洗浄機能も標準装備されています。

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 以上、東芝の洗濯機の紹介でした。

 比較的価格の安いもののうち、世帯向けの大きめな洗濯機では、多彩なセンサーとステンレス槽の採用で魅力が高い機種です。

 消費電力と水量は加塚に高いですが、このあたりは、「綿ぼこりの取れる量(=パワー)」とバーターになるため、一概にデメリットとは言いにくい部分があります。パワフルさで選ぶならばよい選択肢でしょう。


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 【2018/7】

 4・アイリスオーヤマ IAW-T701 【7kg】
  ¥34,800 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 144L
標準電力量:
センサー:
ステンレス槽:

 5・アイリスオーヤマ IAW-T801 【8kg】
  ¥43,481 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 158L
標準電力量:
センサー:
ステンレス槽:

 AW-7G5-は、アイリスオーヤマの洗濯機です。同社は、最近白物家電に力を入れており、洗濯機にも参入しました。

 新製品登場価格で4万円を切っていますので、洗濯機では「激安路線」で攻めるようです。風呂水用のホース付きでこの値段というのは、確かに「価格破壊」です。

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 サイズは、7kg用8kg用が発売されます。標準世帯に向いたサイズです。

 使用する水量は、一方、7kg144L、8kgで158Lです。東芝に比べると20%ほど水量が余計にかかります。他社と比べても、良いとは言えません。

 冒頭にも書きましたが、洗濯機の場合、電気代より水道代がかかります。100L東芝の場合、1回の洗濯で約30円ですが、アイリスオーヤマの場合、40円近く必要です。すぐ買い換えるものではないので、この差は大きいでしょう。

 ただ、発想を変えれば、糸くず残りの問題は、おそらくないでしょう。

 消費電力量は、非公開です。

 全メーカーで唯一、消費電力量を公開しておらず、この点は不安です。

 洗浄力の点では、特に独自技術の説明はありません。パルセーターは、6枚羽根です。

 センサーは、未搭載です。

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 清潔性の点では、ステンレス槽が未採用で、この点は残念です。ただし、桶洗浄は可能ですが、他社が入門機でも採用しているのと比べると、「今どき」ではなく、イマイチです。

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 以上、アイリスオーヤマの洗濯機の紹介でした。

 本体価格の安さは評価できます。一方、同社の他分野の白物家電に比べると、ステンレス槽の未採用と、独自機能がないのが欠点です。この部分は今後に期待ですね。


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 【2018/6】

 6・シャープ ES-GV8C-S 【8kg】
  ¥60,359 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 83L
標準電力量:67Wh (60Hz)
センサー:重量・水位センサー
ステンレス槽:あり

 7・シャープ ES-GV9C-N 【9kg】
  ¥75,380 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:9.0kg
使用水量: 95L
標準電力量:90Wh (60Hz)
センサー:重量・水位センサー
ステンレス槽:あり

 8・シャープ ES-GV10C-T 【10kg】
  ¥78,423 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 102L
標準電力量:98Wh (60Hz)
センサー:重量・水位センサー
ステンレス槽:あり

 こちらは、シャープのES-GV8AES-GV8 です。シャープの新型の洗濯機ですね。

 サイズは、8kg用9kg用10kg用が発売されています。

 使用する水量は、8kgは水の使用量が83L9kg95L10kg102Lといずれもかなり節水性が高いと言えます。

 消費電力量は、8kgは水の使用量が67whLとほぼ平均値ながら、9kg90Whと、10kg98Whと、他社平均よりやや悪いです。

 したがって、優秀なのは8kgのモデルで、これについては他社に比べてかなり光熱費が安いと言えます。

 センサーは、この機種の場合、重量センサーと水位センサーを搭載しています。上述のように経済性が良いのは、こうしたセンサーを活かしているからです。

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 加えて、シャープが独自の「穴なし槽」構造を採用しているからでもあります。穴がない構造はシャープの独自技術でとくに水道代の抑制に貢献します。

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 洗浄力の点では、「ドルフィンパル」という独自構造が魅力です。

 これは、上下方向にも水流を起こすことでもみ洗い効果を上げる仕組みです。ただ、後ほど紹介する日立のビートウォッシュのように、叩き洗いは再現されていません。一方、センサーは、重量・水位センサーが採用されます。東芝と同等と言えるでしょう。

 清潔性の点では、この機種もステンレス槽が採用となっています。

 その上で、シャープの場合、カビが生えにくい「穴なし」構造となっています。加えて銀イオンによるカビ抑制機構で、洗濯槽の裏の汚れを抑制する仕組みが採用されています。

 この製品は、清潔面でのレベルは高そうです。

 静音性の面では、インバーターモーターを採用しており、静かさもある程度期待できます。

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 以上、シャープの洗濯機の紹介でした。

 「光熱費の安さが取り柄」の同社を代表する「穴なしステンレス槽採用の洗濯機」です。

 節水性が強いタイプは、「綿ぼこり」が取りきれない点が心配です。

 しかし、この機種は、「穴なし」という構造的な利点から、そのような心配は少ない機種です。多少価格が高い面は残念ですが、とくに8kgモデルは、光熱費の面でバランスが取れた家庭向きの機種です。


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 【2018/5】

 9・パナソニック NA-FA70H6-W  【7kg】
  ¥75,771 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 92L
標準電力量:52Wh (60Hz)
センサー:水温センサー
ステンレス槽:あり

 10・パナソニック NA-FA80H6-W  【8kg】
  ¥84,423 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 97L
標準電力量:55Wh(60Hz)
センサー:水温センサー
ステンレス槽:あり

 11・パナソニック NA-FA90H6-W  【9kg】
  ¥89,000 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:9.0kg
使用水量: 102L
標準電力量:57Wh(60Hz)
センサー:水温センサー
ステンレス槽:あり

 12・パナソニック NA-FA100H6-W 【10kg】
  ¥100,649 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 110L
標準電力量:60Wh(60Hz)
センサー:水温センサー
ステンレス槽:あり

 つづいて、パナソニックのエコナビ搭載全自動洗濯機の紹介です。

 サイズは、こちらの場合、8kg用から10kg用が発売されています。

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 使用する水量は、7kgは水の使用量が92L8kg97Lと、シャープより多少水量を使いますが、一定の節水性はあります。

 消費電力量は、7kg52whL、8kg55Whと、こちらについては、シャープの水準より一回り省エネで、かなり電気代は安いと言えます。9L以上のサイズも、やはり同じように省エネです。

 センサーは、パナソニックの場合は、水温センサーを搭載し、それを利用した節電・節水機能で省エネを実現しています。こうした省エネ性能を同社ではエコナビと呼んでいます。

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 洗浄については、上位機種でも人気の「あわ洗浄機能」が搭載されます。

 Panasonicの場合、泡立て用の特別な水路設計があり、水を高圧で吹き付けることで泡を発生させています。さらに、洗濯中にも、左右の吐出口から水を拭きだし、泡をムラ無く浸透させる構造となっています。

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 内桶のそこのパルセーターが二重構造で、衣類の絡まりを防ぎつつ、衣類をより動かして、洗浄力をアップさせる仕組みが取られます。

 全体としては、「泡立て器」のような構造といえ、泡を大量に作成し、槽上部から泡を注いで衣類全体を包むような仕組みのため「あわ洗浄機能」とパナソニックは名付けています。

 これは洗浄液が下部に集中してしまうパワフル浸透洗浄機能の弱点を克服しており、洗浄能力の点ではより優れている言えるでしょう。毛布洗いも対応します。

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 なお、10kgモデルに限っては、泡を発生させる循環ポンプを持つため、泡の発生量は多いです。そのため、泡洗浄Wという別の機能名が付いています。

 また、面白い部分では、「柔軟剤の投入前にすすぎ行程を入れ、柔軟剤の効果を高める」という「フレグランスコース」も加わりました。

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 清潔性の点では、ステンレス槽が採用されています。

 また、カビが生えにくいように、洗濯ごとに自動で洗浄する機能と、カビに強いカビクリーンタンクも搭載され、総合的にシャープの穴あき層に勝るとも劣らない性能と言えます。

 静音性の面では、このグレードの機種の場合インバーターモーターを採用しており、静かさも期待できるでしょう。

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 以上、パナソニックのエコナビ搭載全自動洗濯機の紹介でした。

 ステンレス槽・エコナビ(省電力・節水)・特長のある洗浄機能という、タテ型洗濯機として備わって欲しい部分は網羅しています。

 前述のシャープの洗濯機とどちらを選ぶのかは難しい選択肢ですが、ここは、省エネ性とステンレス槽の安心感を重視すれば、こちらだと思います。もちろん、専用の機構を施した「あわ洗浄機能」も技術的に面白いですし、カビに強いカビクリーンタンクも魅力です。

 また、水量が少ないモデルですが、水流を工夫することで節水、節電を行う仕組みのため、糸くずの取り残しの問題は起こりません。能的にも充実しており、買って間違いないモデルの一つと言えます。


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 【2018/5】

 13・日立 ビートウォッシュ BW-V70C
   ¥69,580 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 86L
標準電力量:45Wh (60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり

 14・日立 ビートウォッシュ BW-V80C-N
   ¥73,650 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 92L
標準電力量:59Wh (60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり

 15・日立 ビートウォッシュ BW-V90C-N
   ¥81,800 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:9.0kg
使用水量: 99L
標準電力量:60Wh(60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり

 16・日立 ビートウォッシュ BW-V100C
   ¥86,994 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 103L
標準電力量:61Wh(60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり

 こちらは日立の上位機種「ビートウォッシュ」です。最初に紹介した同社の「白い約束」シリーズとは違い、かなり高機能になります。

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 なお、10Lモデルの上位機だけは、外観デザインも違います。こちらについてだけは「ガラストップ」が採用されて、高級感があります。

 サイズは、パナソニックと同じで、8kg用から10kg用が発売されています。

 消費電力量は、7kg45whL8kg59Whです。9kg以上も十分に省電力であり、パナソニックと同じく、高性能といえます。

 使用する水量は、7kgは水の使用量が86L8kg92Lです。シャープにこそ及びませんが、十分に節水モデルといってよい優秀なモデルです。

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 なお、洗濯というのは、1回にかかる光熱費は、電気代よりも水道代のが高いです。そのため、どちらを重視すればよいかといえば、水量の節水性です。

 ただ、タテ型洗濯機の場合、構造上の問題で、節水性が「綿ぼこりの残量」に比例するところがあります。

 その点で言えば、節電性・節水性は、上位機の中では中間的ですが、後ほど書くような、強力な洗浄機器を持つため、綿ぼこりが残りにくさについては、この機種は、最も優れます。

 センサーは、特段の記載がありません。それでも節水性・省エネ性を維持している点が日立らしいでしょう。

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 洗浄については、何をさておき、「ビートウォッシュ」がこの機種の最大の魅力です。

 従来の縦型洗濯機は、ため洗いしかしませんでした。しかし回転盤の形を工夫することで、こちらは、「叩き洗い」「もみ洗い」をドラム式のように再現することに成功しています。また、この構造は、先ほど書いた節水性の向上にもつながる技術です。

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    もう一つの魅力は、「ナイヤガラシャワーです。

 これは、大量の水量を循環させることで、すすぎ残しを防ぐ効果が期待できます。節水性の高い機種の、もう一つの問題点はこの部分ですが、このような手法で日立は解決を目指しました。

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 清潔性の点では、カビに強いステンレス槽採用されています。

 それに加えて、洗濯中に、洗濯槽の裏側などの見えない部分に付着した汚れ(皮脂汚れ、洗剤カス、菌、黒カビの胞子など)をきれいな水で洗い流すという「自動お掃除機能」が採用されています。

 パナソニックにも付属する清潔機能で、「穴あり槽」の場合は、高級機で必須ともいえる機能ですね。

 静音性の面では、こちらも、インバーターモーターを採用しており、静かさも期待できます。

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 以上、日立ビートウォッシュの紹介でした。

 洗浄力の点では、独自技術の採用で他社に比べて、汚れ落ちがの部分で一段と期待できる機種です。節水性・節電性もそこそこ優秀な機種です。

 ただ、他社に比べると、節電に関するセンサー類が未搭載ですので、中身の量や質に応じたファジーな運転は多少苦手と言えるかもしれません。でも、力強く汚れを落としきる力は一番です。


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 【2018/5】

 17・東芝 ZABOON AW-7D7-W
   ¥64,800 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 98L
標準電力量:79Wh (60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり

 18・東芝 ZABOON AW-8D7-W
   ¥70,800 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 99L
標準電力量:82Wh (60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり

 こちらは、東芝の高性能機である「ザブーン」シリーズです。懐かしいブランド名ですが、2017年から「復活」しました。

 サイズは、7kg用8kg用が発売されています。

 消費電力量は、7kg79whL8kg82Whです。多少動かすのにパワーを使う仕様ですが、気にするほどではないですが。

 使用する水量は、7kgは水の使用量が90L8kg92Lです。こちらについても、他社の上位機より、わずかですが多めの水準です。

 センサーは、布量・ 温度センサーを搭載です。東芝の下位機種と同じ構成です。

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 洗浄については、他社の「いいとこ取り」をした作りに思えます。左右非対称の羽根「ザブーンパル」の工夫で強烈な水流を作り出しつつ、シャワーで上から洗剤を吹き付ける構造です。

 ただし、それらを駆動する、DD(ダイレクトドライブ)モーターは、20年ほど前から東芝が培ってきた技術で、それを活かした構成です。

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 清潔性の点では、カビに強いステンレス槽採用されています。

 ちなみに、クリスタル状の突起が目立ちますが、これは、「スタークリスタルドラム」と呼ばれる仕組みで、「もみ洗い」効果を期待してのものです。

 また、東芝は、「自動お掃除モード」を備えています。これはすすぎに利用した水を高速回転させて、外槽まで掃除する仕組みです。余分な水を使わない点で良い仕組みでしょう。

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 静音性の面では、DDモーターが功を奏して静音性が期待できます。

 日立のインバーターモーターも同水準に静かですが、洗いの際の騒音は、東芝がかなり上回ります。脱水音は同水準です。

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 以上、東芝の「ザブーン」シリーズの紹介でした。

 「ビートウォッシュ」の強力なライバルでしょう。洗浄力、清潔性、静音性など多くの点で互角です。

 外観はガラストップ仕様である分東芝が綺麗ですが、光熱費の水準は、やや不利な部分もあり、一長一短です。最終的な「オススメ」がどちらか?については、最後にまとめようと思います。


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 【2018/5】

 19・東芝 ZABOON 9kg AW-9SD7-W
   ¥86,184 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:9.0kg
使用水量: 112L
標準電力量:87Wh (60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり

 20・東芝 ZABOON 10kg AW-10SD7-T
   ¥90,800 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 119L
標準電力量:87Wh (60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり

 こちらは、東芝の高性能機である「ザブーン」シリーズの上位機です。

 サイズは、9kg用10kg用が発売されています。

 消費電力量は、いずれのモデルも87whです。やはり、日立に比べると、多少動かすのにパワーを使う仕様です。

 使用する水量は、9kgは水の使用量が112L8kg119Lです。他社にくらべて、やはり、光熱費は多めの水準と言えます。

 センサーは、こちらも、布量・ 温度センサーを搭載です。

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 洗浄については、左右非対称の羽根「ザブーンパル」が採用される点は同じです。

 ただ、1マイクロメートルの極小のウルトラファインバブルを発生させ、洗剤の洗浄成分を強化するウルトラファインバブル発生にこの機種から対応となっています。

 パナソニックの「泡洗浄W」と似ていますが、こちらは、「泡を増やす」という言い回しではないですね。洗剤を吹き付けて浸透させることを重視しているようです。

 また、上から洗剤を吹き付けるシャワーの流量も下位機種の2倍です。

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 清潔性の点では、カビに強いステンレス槽採用されています。自動お掃除モードも搭載です。

 静音性の面では、洗濯時の稼働音が下位機種より3デシベルほど悪化していますが、それでも静かな水準です。

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 以上、東芝の「ザブーン」シリーズの上位機の紹介でした。

 「ビートウォッシュ」のような強力なもみ洗い機構に、パナソニック的な「洗剤浸透技術」を合わせてきた機種です。

 ランニングコストはやや不利な部分がありますが、そういった意味では、総合力は期待できる機種です。


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 【2018/6】

 21・AQUA SLASH AQW-LV80G-R【8kg】
 22・AQUA SLASH AQW-LV80G-W【8kg】
   ¥73,420 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 84L
標準電力量:46Wh (60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり

 こちらは、アクア(旧三洋電機の洗濯機部門)が発売する、新型の洗濯機です。

 201808092322.jpg

 面白いデザインですが、タテ型洗濯機では(恐らく)初めて、ななめドラムを採用しています。

 サイズは、8kg用が発売されています。

 消費電力量は、いずれのモデルも46whです。日立と同水準に省エネ性が高いです。

 使用する水量は、8kg84Lです。穴なし槽を採用するシャープと同等水準の水量です。

 201808092329.jpg

 ただ、アクアの場合、標準運転が「標準節水」で、すすぎ1回のため、他社と単純に比較できなそうです。この部分については、正確なところを、もう少し調査します。

 センサーは、未搭載です。 

 201808092330.jpg

 洗浄については、ななめドラムと、それに合わせて開発されたスラッシュウィングが、独自です。縦水流で衣類のかくはんを促す構造です。

 201808092335.jpg

 なお、糸くずについては、標準節水なのでやや心配ですが、その部分は、スイングキャッチフィルターという可動式フィルターを装備するという工夫があります。

 清潔性の点では、パルセーターを含めて庫内に抗菌素材を使うなど、配慮があります。

 静音性の面では、最大40dBと、東芝を除けば最も優秀です。衣類の偏りによる振動を抑える構造を採用しているためです。

---

 以上、アクアの洗濯機の紹介でした。

 日本に従来なかった面白いデザインで、インテリア性が高いです。ななめドラムによる洗浄力の向上など技術的にも面白いです。

 ただ、すすぎ1回を前提とする標準モードを使用せず、おまかせコースを利用した場合の水量については、注意が必要です。「おすすめ」になり得る機種ですし、Atlasももう少し調査します。


  201808091624.jpg

 【2018年型番】

 23・パナソニック NA-FA120V1-S 【12kg】
 24・パナソニック NA-FA120V1-W 【12kg】

   
¥135,687 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 150L
標準電力量:98Wh (60Hz)
センサー:水温
ステンレス槽:あり

 FAシリーズは、パナソニックの洗濯機の最上位ラインです。タテ型では、2018年に登場した久しぶりの「完全な」新機種です。サイズ的には12kgのみの展開です。

 201804070928.jpg

 デザイン的には、上部にビッグクリアウィンドウを採用しており、中身が確認できます。フラットデザインは、タテ型の高級機で最近流行しています。

 201804070921.jpg

 使用する水量は、12kgで150Lです。消費電力量は、98Whです。いずれも、最上位機として見た場合優れませんが、これは、コインランドリーのように、温水で洗う機能が付属するためです。

 毛布も6kgまで選択可能ですので、使い勝手は良いでしょう。

 センサーは、こちらも水温センサーが搭載です。

 201804070922.jpg

 洗浄については、「泡洗浄W」機能に加え、下位機種に準じますが、温水洗浄機能に対応するため「温水泡洗浄W」という名前に変更されています。

 注意点としては、40度以上のコインランドリークラスの温水にする場合に、光熱費が高い点と、洗濯容量が6kgに制限される点、運転時間が長めの点です。ただ、温水の洗浄効果は、正直期待値が高いため、それでも導入したい方は多いでしょう。

 清潔性静音性の面では、下位機種と同じ水準です。ただし、シャープのプラズマクラスターに相当するナノイーがこちらには付属です。

---

 以上、パナソニックのFAシリーズの紹介でした。

 「温水」という新機軸が魅力です。同社のドラム式洗濯機では先行的に採用されていた技術をタテ型にも持ってきた形ですが、洗浄力は期待できるでしょう。

 ただし、弱点が見受けられるのも確かなので、評価は大きく分かれそうな機種です。

今回の結論
タテ型の中型洗濯機のおすすめ機種は結論的にこれ!
 

 というわけで、今回は、タテ型の洗濯機を紹介してきました。

 最後に、おすすめ機種をあげておきたいと思います。  


 第1に、強い洗浄力に期待して洗濯機を選ぶ場合、最もオススメな中型洗濯機は、

 201808091553.jpg

 【2018/5】

 13・日立 ビートウォッシュ BW-V70C
   ¥69,580 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 86L
標準電力量:45Wh (60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり

 14・日立 ビートウォッシュ BW-V80C-N
   ¥73,650 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 92L
標準電力量:59Wh (60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり

 洗浄力   :★★★★★★  
 カビ対策:★★★★★
 静音性 :★★★★★
 エコ性能:★★★★☆

 日立の上位機種「ビートウォッシュ」の7キロ・8キロモデル が良いでしょう。

 東芝やパナソニックの機種と較べると、静音性エコ性能では他機種と同等ですが、洗浄力では一つ上のランクとと思います。節水タイプですが、毛玉などの残りもなく、綺麗に洗うことができます。

 サイズは、まとめ洗いの場合でも7kgで十分だと思いますが、光熱費はさほど変わらないので、お子さんの多い場合は8kgでも良いと思います。


 第2に、比較的大きめな機種で、洗濯の利便性を考えた場合、お買得感がある機種としては、


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 【2017/11】

 3・東芝 AW-7G6-W【7kg】
   ¥48,100 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:7.0kg
使用水量: 113L
標準電力量:125Wh(60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり


 洗浄力   :★★★★★
 カビ対策:★★★★★
 静音性 :★★★★★
 エコ性能:★★★★☆

 東芝のAW-7G5-W でしょう。

 高い洗浄力を持つ一方、充実したセンサーが付属し、省エネ効果は期待できます。とくに、洗濯物の「からみつき」を防止できるため、利用時の利便性が高いです。

 また、使用水量は、日立に較べると多いのですが、その分、ゴミの取り残しは少ない機種です。

 なお、東芝は2017年11月にモデルチェンジだったので、(ネットでは)価格的にもかなりお買得です。


 第3に、最高の洗浄力を期待できる新鋭機としてオススメできるのは、

 201808091624.jpg

 【2018年型番】

 23・パナソニック NA-FA120V1-S 【12kg】
 24・パナソニック NA-FA120V1-W 【12kg】

   
¥135,687 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 150L
標準電力量:98Wh (60Hz)
センサー:水温
ステンレス槽:あり

 洗浄力   :★★★★★★★  
 カビ対策:★★★★★
 静音性 :★★★★★
 エコ性能:★★★★☆

 パナソニックFAシリーズ・FWシリーズでしょう。

 201804070921.jpg

 電気代・運転時間の長さなどの問題はありますが、洗浄力の面では、冷水で洗う他機よりも確実に期待値は高いです。

 コインランドリーやホテルにあるガス式の洗濯機のような効果が期待できます。加えて、ステンレス槽の採用や、高度な泡洗浄Wなど、他の部分の機能も充実しています。

 日干しができるお天気な地域にお住まいだが、洗浄力には「こだわりたい!」という方はこの機種が良いでしょう。

おまけ!ネットで買う場合の注意点

 洗濯機ですが、マンション内の専用スペース(置き台)がある場合や、ベランダで、排水を雨水と一緒に流すよう設置する場合は、特に技術がなくても自力で設置できます。

 201704081819.jpg

 室内設置の対応状況については、しかしながら業者で状況が異なります。各製品のリンク先で「新品の出品」をクリックすると、各業者の対応状況が一覧できますので、そちらをご参照ください。

 なお、最近は、Amazon直送のものについては、(一部ですが)注文の過程で、組立・設置工事・家電リサイクル品の引き取りを依頼をすることも可能です。

ーーー

 201808091423.jpg

 というわけで、今回はタテ型洗濯機についてでした。

1・タテ型の小型洗濯機 (4.2kg-6kg)
2・タテ型の中型洗濯機 (7kg-10kg)
3・タテ型の洗濯乾燥機 (7kg-12kg)  
4・ドラム式洗濯乾燥機 (7kg-11g)

 他のタイプとも比較したい方は、関連記事もご覧ください。

 このブログには、ほかにも白物家電の比較記事がありますので、下部のリンク集をご覧頂ければ幸いです。

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 また、最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 19:29 | 生活家電

比較2019'【光熱費が安い!】小型洗濯機18機の特長とおすすめ【1人暮らし向け】

【今回レビューする内容】2019年 1人暮らし向け小型洗濯機の性能とおすすめ・選び方:東芝・パナソニック・ハイアール・日立・シャープ・アクア・アイリスオーヤマ:4.5kg 5kg 5.5kg 6kg 1人暮らし向け2万円激安モデルなど 違いや口コミランキング:4.5kg 5kg 6kgクラスの激安洗濯機

【紹介する製品型番】NA-F50C11-N NA-F60B12-S NA-F60PB12-T ES-TX5B-N ES-GE6C-W ES-GE5C-W ES-GE4C-T AW-5G6-W AW-6G6-W AW-45M7 JW-C45A-K JW-C55A-K JW-C55A-W NW-50C-W ZABOON AW-6D6 T AQW-GS50G-W AQW-S45G-W IAW-T501 IAW-T502EN

今回のお題
1人暮らしなどに向く小型洗濯機のおすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年3月現在、最新の洗濯機の比較です。  

 201808091719.jpg

 今回は、4.2kgから6kgまでの小型洗濯機を紹介します。

 サイズとしては、1人暮らしから2人暮らし程度まで対応できるサイズです。

 いつものように、各機種を丁寧に紹介し、最後に、「結論」として、Atlasのおすすめ機種を提案していく形式で書いていきます。

ーーー

1・タテ型の小型洗濯機 (4.2kg-6kg)
2・タテ型の中型洗濯機 (7kg-10kg)
3・タテ型の洗濯乾燥機 (7kg-12kg)  
4・ドラム式洗濯乾燥機 (7kg-11g)

  201808092043.jpg

 なお、小型洗濯機でも、小型ドラム式洗濯機や、縦型の洗濯乾燥機 を探しておられる方は、上記3番・4番の記事をご覧ください。よろしくお願いします。

1・小型洗濯機の選び方の基本!

 デンキヤには、小型洗濯機だけでも多くの機種が並んでいます。

 各社が競っている「洗浄力の高さ」は、今回の記事でもしっかり比較します。

 一方、それ以外の部分で「考慮しないと後悔する」と言えるのは、以下の4つの指標です。

1・洗濯機のサイズ

 201804070638.jpg

 第1に、洗濯機のサイズです。

 1人暮らし用として人気なのは、4.5キロ・5キロ・6キロの洗濯機です。

 過度のまとめ洗いをしないならば、男性は4.5kg、女性は5kgクラスが一般的です。2人暮らしの場合や、「週末限定」で、洗濯をするようなかたについては、男女とも6kg程度の製品を買うと良いでしょう。

 なお、賃貸マンションの洗濯台は規格化されているので、6.0kgまでならば問題なく新居の洗濯台に設置できるでしょう。

2・電気代と水道代

 201804071040.jpg

 第2に、光熱費です。

 小型洗濯機の場合、電気代は大差ない(1回2円程度)ので、問題は水道代です。

 水道代は、洗濯機によって、1回20円〜40円ほどと大きく変わってきます。高機能な機種は、節水に役立つセンサーが付属しており、水道代の節約が可能です。

 ただし、とくに高機能でもなく、水を節水している洗濯機の場合、洗濯時に糸くずが十分に取れないなど、洗浄力の点で問題があります。

 今回の記事では、そういった点を考慮しつつ比較するつもりです。

3・洗濯機の清潔性

 201804070645.jpg 

 第3に、清潔性です。

 洗濯槽の裏は、水に常に使っているわけで容易にカビが生え、不潔です

 そのため、高性能機は、槽をステンレスにしたり、水穴をなくしたりして工夫を凝らしています。

 この点は、洗濯機を選ぶ場合に重要なので、今回は、詳しく説明していくつもりです。

4・洗濯機の静音性

 201804071444.jpg

 第4に、静音性です。

 洗濯機は「モーター」で回すので、騒音があります。

 小型洗濯機は「1人暮らし」の方も多いでしょうし、気を使う必要のある、夜間に回さざるを得ない場合もあるでしょう。

 そこで、今回は、インバーターモーターDDモーターなど、高性能で静かなモーターを利用している機種についても紹介していくつもりです。 

ーー

 というわけで、以下では、これら4点の要素を重視しながら、各メーカーの小型洗濯機を紹介していきたいと思います。

2・小型洗濯機の比較

 では、具体的な機種の比較に入ります。 

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめ機種ポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


  201808092121.jpg

 【2017/11】

 東芝 全自動洗濯機 5kg AW-5G6-W
  ¥34,070 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:5.0kg
使用水量: 99L
ステンレス槽:あり
センサー:温度・布量センサー
騒音値:35/43db

 【風呂水ポンプ付き】

 2・東芝 全自動洗濯機 6kg AW-6G6-W  
  ¥40,000 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:6.0kg
使用水量: 107L
ステンレス槽:あり
センサー:温度・布量センサー
騒音値:35/43db

 AW-Gシリーズは、東芝から発売されている格安の小型洗濯機です。

 洗濯容量は、5kgと6kgモデルがあります。6kgについては、お風呂の水をくみ上げるための「風呂水ポンプ」が付属します。

 201804071059.jpg

 使用水量は、5kgの場合99L、6kgについては107Lとなります。他社と比べても平均値以上であり、光熱費的には問題なさそうです。

 こうした入門機の場合は特に、過度に使用水量が少ないと、糸くずが取りきれない場合があるため、過度の節水がない分、ある程度信頼性がおける側面があります。

 201804071055.jpg

 洗浄力の点では、東芝の「伝統」である浸透パワフル洗浄機能を搭載します。

 これは、最初に水を少なくすることで、高濃度の洗浄液を作って、汚れを落としやすくするという機能です。ただ、他社も基本装備する機能であり、あまり高度な技術でありません

 なお、こちらは、ネットに入れれば、毛布洗浄も可能です。

 201804071058.jpg

 センサーは、温度によって洗濯時間の短縮をはかる温度センサーが搭載されます。格安機の場合、センサーが使われない機種もありますが、東芝は充実します。

 さらに、布の絡み具合をチェックするからみまセンサー(布量センサー)も装備されます。からみまセンサーは、洗濯物を干す際に楽になる機能で、東芝の「売り」と言える部分です。

 201804070645.jpg 

 ステンレス槽は、どの製品は、カビに強いステンレス槽が搭載です。清潔性の点では、メリット性が高いです。

 以上、東芝の小型洗濯機の紹介でした。センサーが充実しており、低価格機としては性能に期待できるモデルです。ステンレス槽が搭載となる5.0kg以上は特にお買得だと思います。

ーーー

 201808092124.jpg

 【2017年】

 3東芝 全自動洗濯機 AW-45M7-W
  ¥30,534 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:4.5kg
使用水量: 110L
ステンレス槽:あり
騒音値:38/45db

 なお、東芝からは、4.5kgモデルも販売されています。

 ただし、上で紹介した浸透パワフル洗浄機能や、温度センサー・からみまセンサーが不採用です。

 使用水量も、小型にもかかわらず、110Lと増加していることもありますし、選ばない方が良いでしょう。


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 4・ハイアール 4.5kg JW-C45A-K 【黒】
  ¥17,830 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:4.5kg
使用水量: 76L
騒音値:
ステンレス槽:あり
センサー:

 5・ハイアール 5.5kg JW-C55A-K 【黒】
 6・ハイアール 5.5kg JW-C55A-W 【青】

   ¥18,850 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:5.5kg
使用水量:90L
騒音値:
ステンレス槽:あり
センサー:

 JW-Cシリーズは、ハイアールの販売する小型洗濯機です。国内他社の製品と比較して、非常に格安です。

 洗濯容量は、4.5lgと5kgの2種類です。

 同社の洗濯機の特長は省スペース性です。特に4.5kgのモデルは、高さが88.8センチと最小で、幅も50センチを切るサイズです。家庭で邪魔にならず置けるという点でも優れるモデルです。

 201804071119.jpg

 使用水量は、4.5kgタイプは、76リットルを実現しています。東芝の4.5Lは、110Lですから、節水性は高いです。5kgの場合も90リットルと節水性能は上々です。

 ただ、節水性の多いモデルは、糸くず残りの問題が多く発生しがちなので、すすぎは通常通り2回したほうが良いでしょう。

 201804071122.jpg

 洗浄力の点では、東芝の「パワフル浸透洗浄」に相当する、高濃度洗剤によるプレウォッシュ機能や、毛布洗浄コースが付きます。

 その上で、4.5kgについては4枚羽の、5.5kgについては、5枚羽の新型3Dウィングパルセータを装備します。これにより、洗濯槽内に効果的な対流を作り出します。各社ともパルセーターは工夫を凝らす部分ですが、ハイアールも独自の工夫を指定明日。

 センサーは、特段採用されません。この点は、価格が安いだけに、妥協しなければならない点です。

 201804070645.jpg  

 ステンレス槽は、こちらの機種は、4.5kg・5.5kgともに採用されています。洗濯機はカビやすいので、この点は清潔性の面ではかなり重要です。

---

 以上、ハイアールの小型洗濯機の紹介でした。

 使用水量が少なめな点、ステンレス槽が採用される点は、低価格機としてはかなり魅力です。1人暮らしはたいへんにお金がかかるものですから、予算を重視するならば、このモデルは良い選択肢でしょう。


  201808092128.jpg

 【2018/11】

 7・日立 全自動洗濯機 NW-50C-W
  ¥36,817 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:5.0kg
使用水量:122L
ステンレス槽:あり
センサー:
騒音値:34/54db

 NW-50Bは、日立の販売する小型洗濯機です。

 洗濯容量は、5.0kgのみの展開です。

 201804071119.jpg

 使用水量は、5kgで122Lです。節水性は全く重視されておらず、標準より大きく劣ります。

 洗浄力の点では、東芝の浸透パワフル洗浄機能と似た、高濃度洗浄液でプレウォッシュする「2ステップウォッシュ」が付属します。その他、毛布洗浄コースやおしゃれ着コースなど、一通り付属します。

 201804071131.jpg

 一方、日立は、大型で高機能な「ビートウォッシュ」では、新型の「ビートウイング」パルセーターを利用しますが、このクラスは、特段の工夫が見られません

 センサーも、この機種の弱点であり、採用されません

 ステンレス槽は、このモデルは採用です。従来はプラスチック系素材でしたので、、進化したと言えます。

---

 以上、日立のNW-50Bはの紹介でした。

 水道代の点、センサーの点など目立ったメリット性がみられない機種です。

 あまり魅力的ではないので、選択肢にせずとも良いでしょう。


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 【2018/10】

 8・パナソニック NA-F50B12-N
  ¥35,340 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:5.0kg
使用水量:114L
ステンレス槽:あり
センサー:
騒音値:39/49db

 【バスポンプなし】

 9・パナソニック NA-F60B12-S
  ¥40,551 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 【バスポンプ付属】

 10・パナソニック NA-F60PB12-T   
  ¥50,797 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:6.0kg
使用水量: 116L
ステンレス槽:あり
センサー:
騒音値:37/46db

 NA-Fシリーズは、パナソニックの小型洗濯機です。

 洗濯容量は、5kg6kgから選択可能です。家庭用の小型機種となります。

 201804071119.jpg

 使用水量は、5kgで114L、6kgで116Lです。日立ほどではありませんが、ハイアールや東芝に比べるとやや節水力が落ちる仕様です。

 ただ、そのぶん、糸くず残りは少ないでしょうし、後述するように、洗浄力については高く期待できます。

 201509011325.jpg

 洗浄力の点では、ビックウイングパルセーターの採用が魅力です。

 ハイアールと方向性は逆ですが、大きめの3枚の羽根が水流のかくはんを促し、洗浄力を高めます。

 パナソニックは使用水量が10Lほど多めですが、水力とパワーを活かして、洗浄力は他社よりも高いです。洗い残しを極力避けたいと考えている方は、オススメです。

 201301221543.jpg

 ステンレス槽は、パナソニックも採用されます。

 また、東芝に採用されている、ステンレス槽、 槽洗浄機能のほかに、脱水時に自動的に洗濯槽の裏の洗剤くずを振り落とす「カビクリーンタンク (上図)」を採用しています。これは、パナソニックの6万円以上の大型高級機にも採用されている高価な技術です。これは他機種に較べて大きなメリットでしょう。

 センサーは、この機種は実装されません

 同社は、センサーの利用が得意なメーカーですが、このクラスだと不採用ですね。節水効果よりも、洗浄力の信頼性を重視した設計なのかもしれません。

 201804071143.jpg

 このほか、柔軟剤の香りを残す「香りしっかりコース」の搭載が面白いポイントですね。

---

 以上、パナソニックの小型洗濯機の紹介でした。

 洗浄力については、小型洗濯機としては最高クラスでしょう。きちんと、糸くずなどを落としたいと考えている方は、このモデルを選ぶメリットは高いと思います。


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【2017/11】

 11・SHARP 全自動洗濯機 ES-GE4B-C
  ¥31,800 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

【2018/11】

 11・SHARP 全自動洗濯機 ES-GE4C-T
  ¥33,162 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:4.5kg
使用水量: 95L
ステンレス槽: あり
センサー:
騒音値:40/48db

【2017/11】

 12・SHARP 全自動洗濯機 ES-GE5B-T
  ¥39,800 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

【2018/11】

 12・SHARP 全自動洗濯機 ES-GE5C-W
  ¥37,578 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:5.5kg
使用水量: 98L
ステンレス槽:あり
センサー:
騒音値:40/48db

 ES-GEシリーズは、シャープの小型洗濯機です。

 新旧両機種ありますが、型番のみの変更で、基本性能に変化はありません。安い方を選んで良いでしょう。

 洗濯容量は、4.5kg5.5kgから選択可能です。

 201804071119.jpg

 使用水量は、4.5kgで95L、5.5kgで98Lです。東芝並みの水準であり、この部分で不満はありません。過度に節水しているとも言えない水準ですし、問題ないでしょう。

 洗浄力の点では、しかし、独自の工夫に乏しいです。高濃度洗剤で洗い始める機能こそ付属しますが、これは、他社でも標準ですし、見所に欠けますね。

 センサーは、この機種は実装されません

 201804071159.jpg

 ステンレス槽は、この機種については、パナソニック同様に採用となっています。

 ただ、シャープの上位機種と異なり、同社の基幹技術である「穴なし槽」が不採用です。その点は、残念です。

---

 以上、シャープES-GEシリーズの紹介でした。

 下位機種であるので仕方ないですが、機能面は、ステンレス槽の採用以外、あまり充実した作りではありません。同社から選ぶにしても、次に紹介するような上位機が良いでしょう。


  201808092135.jpg

 【2017/11】

 13・SHARP 全自動洗濯機 ES-GE6B-W
  ¥41,800 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 【2018/11】

 13・SHARP 全自動洗濯機 ES-GE6C-W
  ¥39,039 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:6.0kg
使用水量: 80L
ステンレス槽:穴なし槽
センサー:
騒音値:42/47db

 ES-GE6Bは、シャープの小型洗濯機の上位機です。

 この機種も、新旧両機種ありますが、性能は同じです。

 洗濯容量は、6.0kgと少し大きめで、まとめ洗いにも対応できるサイズです。

 201804071208.jpg

 使用水量は、6kgで80Lです。

 この部分は、シャープが最も「売り」にしている部分です。シャープの場合、昔から、穴がない独自方式の槽を使っており、これにより高い節水効果を得ています。

 機能的な裏付けがある節水性ですので、ポイントは高いです。節水タイプですが浸される水の量は100Lクラスと同等なので、糸くず問題は発生しにくいでしょう。

 洗浄力の点では、引き続き、独自の工夫に乏しいです。大きめモデルだと、この部分にも、さらなる工夫がありますが、このサイズは展開されていないです。

 センサーは、この機種も実装されません

  201804071212.jpg

 ステンレス槽は、下位機種と異なり、ステンレス槽の「穴なし槽」が採用です。この仕組みの場合、水が外側にでないため、カビが発生しにくい仕様です。この点では、パナソニックのカビクリーンタンクを上回るでしょう。

---

 以上、シャープES-GE6Bの紹介でした。

 穴なしステンレス槽が最大の魅力です。節水方面と、防かび方面両面に貢献する技術で魅力度は高いです。

 一方、洗浄力をアップさせる独自の仕組みは不採用ですが、「通常程度」の洗浄力をもち、その上で、水道代の節約とメンテの手間が軽減できるため、特に単身者などは選ぶ価値があります。


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 【2018/11】

 14・AQUA 全自動洗濯機 AQW-GS50G-W
  ¥35,000 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:5kg
使用水量: 95L
騒音値:47db
ステンレス槽:あり
センサー:

 AQW-GS50シリーズ は、アクアの販売する全自動洗濯機です。アクアは、旧三洋電機の洗濯機部門で、現在はハイアールが扱う日本ブランドです。


 201808092224.jpg

 「売り」はそのデザイン性で、ふたがガラストップで、非常にお洒落です。綺麗なブルーの本体です。

 洗濯容量は、5kgです。

 使用水量は、5kgで95リットルです。

 穴なし槽を採用するシャープとほぼ同じであり、光熱費の面では他社に勝るとも劣りません。

 ただ、水流が少なくて済む工夫(穴なし槽やセンサー)がイマイチわかりずらく糸くず残りの問題については、多少ですが懸念があります。

 実際、この機種の別注モデルである、デンキヤの「Joshinオリジナルモデル」は、しっかりすすぎコースをオマケ搭載します。ただ、その場合、すすぎ2回で水量が増えるため、一長一短です。

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 洗浄力の点では、3Dパワフル洗浄が目立ちます。これは、下部のトールウイングパルセーターを採用し、縦横の水流で「もみ洗い」する技術です。

 センサーは、特段採用されません

 ステンレス槽は、不採用です。ただ、内部パーツについては、抗菌加工がなされます。

---

 以上、アクア小型洗濯機の紹介でした。

 比較的低価格な5kg機です。洗浄の点の工夫もあり、使用水量も低い機種です。ただ、水量の少なさに関する点(少なくて済む工夫)について「もう一言」欲しい機種です。糸くず残りは、日本市場の最も嫌うところなので。

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 201812211136.jpg

 16・AQUA 全自動洗濯機 AQW-S45G-W
  ¥20,050 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:4.5kg
使用水量: 90L
騒音値:47db
ステンレス槽:あり
センサー:

 なお、アクアからは、4.5kgの下位機も出ています。

 上位機と比較する場合、ガラストップが採用されていない点は、注意するべきでしょう。格好良さから言えば、上位機だと思います。


 201812211141.jpg

 【2018/3】

 【5kg】【エリそでクリップあり】

 17・アイリスオーヤマ 全自動洗濯機 IAW-T501
  ¥24,980 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

 【5kg】【エリそでクリップなし】

 18・アイリスオーヤマ 全自動洗濯機 IAW-T502EN
  ¥22,800 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:5kg
使用水量: 120L
騒音値:51db
ステンレス槽:
センサー:

  IAW-T501は、日本のアイリスオーヤマが販売する全自動洗濯機です。2018年からの参入です。

 201808092248.jpg

 洗濯容量は、アクアと同じ、大きめの5kgです。

 使用水量は、一方で、120Lです。サイトには「標準水量」として46Lとありましたが、これは「水位」ですね。

 201812211138.jpg

 洗浄力の点では、取り立てての目立つ機能はありませんが、上位機については、エリに洗剤を塗りやすいエリそでクリップ仕様です。パルセーターの形状も普通です。

 センサーは、特段採用されません

 ステンレス槽は、不採用です。

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 以上、アイリスオーヤマの洗濯機の紹介でした。

 価格が下がってくれば別の評価もあるでしょう。ただ、やや独自性に欠けるため、もう一工夫欲しいところです。ただ、水はたっぷり使い、2度すすぐため、糸くず残りはないと思います。


  201808092137.jpg

 【2017/6】

 19・東芝 ZABOON 6kg AW-6D6 T
  ¥61,800 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:6.0kg
使用水量: 88L
ステンレス槽:穴なし槽
センサー:
騒音値:29/38db

 AW-6D6 T は、東芝の小型洗濯機の上位機です。「ザブーンシリーズ」に属します。

 洗濯容量は、6.0kgと少し大きめですが、まとめ洗いするならば、これくらい欲しいところです。

 使用水量は、6kgで88Lです。シャープの穴あき槽ほど徹底はしませんが、十分「節水モデル」と言って良い水準です。後ほど紹介するように、水流の部分で強い機種なので、糸くず残りの問題もないでしょう。

 201804071452.jpg

 洗浄力の点では、「浸透ザブーン洗浄」と呼ぶ仕組みが取られます。

 東芝は、下部のパルセーターに直結する自社のDDモーターのパワーを活かして、下部からかき回すように洗い水流を作り出します。

 パナソニックと同等クラスの工夫があると言えますが、効率よく洗えるため、使用水量はより少なめです。

 201804071058.jpg

 センサーは、温度によって洗濯時間の短縮をはかる温度センサーと布の絡み具合をチェックするからみまセンサー(布量センサー)も装備されます。

 東芝の下位機種同様に、この部分は充実します。また、東芝のパルセーターは、からみにくい水流も作るため、洗濯物を干す際の手間は、下位機種以上に軽減されます。

 ステンレス槽も、採用されます。

 201804071458.jpg

 なお、この機種は、DDモーターを採用しています。そのため、洗濯の際に29db、脱水時に38dbと小型洗濯機では、他社より圧倒的に静音性が確保されます。ワンルームマンションなどには最適でしょう。

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 以上、東芝AW-6D6 Tの紹介でした。

 最も強調したいのは、「静音性」です。今回の記事では、それぞれの製品のスペック表に騒音値を書き出しましたが、比較すると、圧倒的に静かなのがわかります。

 洗浄力も「浸透ザブーン洗浄」を採用で期待できますし、節水性も良いです。欠点がほとんどないので、予算があればこれが良いでしょう。

今回の結論
小型洗濯機のおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、小型洗濯機について書いてきました。

 いつものように最後におすすめ機種をあげておきたいと思います。


 第1に、水道代が安い、1人暮らし向けの小型洗濯機としておすすめできる機種は、

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 4・ハイアール 4.5kg JW-C45A-K 【黒】
  ¥17,830 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:4.5kg
使用水量: 76L
騒音値:
ステンレス槽:あり
センサー:

 5・ハイアール 5.5kg JW-C55A-K 【黒】
 6・ハイアール 5.5kg JW-C55A-W 【青】

   ¥18,850 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:5.5kg
使用水量:90L
騒音値:
ステンレス槽:あり
センサー:

 カビ対策:★★★★★
 静音性 :★★★★★
 サイズ :★★★★☆
 
エコ性能:★★★★☆

 ハイアールの4.5kgの小型全自動洗濯機でしょう。

 201804070645.jpg 

 この価格で、ステンレス槽を採用しているのは優秀ですから。使用水量も76Lとダントツ低いため、光熱費の面でのメリット性もあります。

 節水モデルは、それが過ぎると、糸くずが取りにくい部分もありますが、男性の1人暮らしのように、少量のシャツ・下着・パンツなどを洗うには十分な性能です。

 また、大事な服はクリーニングという人も多いでしょう。指定された量以上に押し込まず、一度に大量に洗わないように気をつければ大丈夫です。

 ただし、糸くずの点で心配がある方、女性や2人暮らしの方については、水量の点で余裕がある5.5kgを選んでも良いでしょう。


 第2に、ワンルームマンションなどで、洗濯機の騒音に配慮したいと考えている方は、

 201808092137.jpg

 【2017/6】

 19・東芝 ZABOON 6kg AW-6D6 T
  ¥61,800 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:6.0kg
使用水量: 88L
ステンレス槽:穴なし槽
センサー:
騒音値:29/38db

 カビ対策:★★★★★
 静音性 :★★★★★★★
 サイズ :★★★★★
 エコ性能:★★★★★

 東芝のザブーンシリーズのAW-6D6 T でしょう。

  201804071452.jpg

 DDモーターの採用で圧倒的に「静か」ですから。使用水量も少なめで経済性も良いですし、洗浄力も「浸透ザブーン洗浄」を採用する点で期待できます。

 また、布の絡み具合をチェックするからみまセンサー(布量センサー)と、からみにくい水流を出せる構造で、洗濯物を取り出すときの利便性も高まります。

 こういった点から、1人暮らしや共働きの方の「時短効果」は最も期待できる機種です。多少高いですが、本体は小さめながら、洗える容量は6kgと大きめですし、買って後悔のない機種の一つでしょう。

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  201808092121.jpg

 【2017/11】

 東芝 全自動洗濯機 5kg AW-5G6-W
  ¥34,070 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:5.0kg
使用水量: 99L
ステンレス槽:あり
センサー:温度・布量センサー
騒音値:35/43db

 【風呂水ポンプ付き】

 2・東芝 全自動洗濯機 6kg AW-6G6-W  
  ¥40,000 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:6.0kg
使用水量: 107L
ステンレス槽:あり
センサー:温度・布量センサー
騒音値:35/43db

 ただし、予算的に厳しい場合は、東芝の下位機種でも良いでしょう。

 静音性は、上位機種には及びませんが他社よりも配慮があります。機能面でも、ステンレス槽が採用されている上で、この価格の製品としては、センサー類がかなり充実しています。

  201804071058.jpg

 とくに、衣類の絡みつきを防ぐ「からみまセンサー」は、洗濯の仕上がりの面でも期待できます。


 第3に、糸くず残りが少なく、洗浄力が最も期待できる小型洗濯機としておすすめできるのは、

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 【2018/10】

 8・パナソニック NA-F50B12-N
  ¥35,340 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:5.0kg
使用水量:114L
ステンレス槽:あり
センサー:
騒音値:39/49db

 【バスポンプなし】

 9・パナソニック NA-F60B12-S
  ¥45,551 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 【バスポンプ付属】

 10・パナソニック NA-F60PB12-T   
  ¥50,797 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:6.0kg
使用水量: 116L
ステンレス槽:あり
センサー:
騒音値:37/46db

 カビ対策:★★★★★★
 静音性 :★★★★★
 サイズ :★★★★☆
 エコ性能:★★★★★

 パナソニックのNA-Fシリーズが良いでしょう。

 201509011325.jpg

 工夫のあるパルセーターを採用するなど、洗濯機で最も重要な「洗浄力」が高い機種だと思います。使用する水量は多めですが、冒頭に書いたように、節水性が高すぎる場合の弊害もあります。

 一度に多めに洗濯する方で、「絶対」糸くずを残したくないならば、こちらでしょうか。

  201301221543.jpg

 また、ステンレス槽、 槽洗浄機能のほかに、脱水時に自動的に洗濯槽の裏の洗剤くずを振り落とす「カビクリーンタンク が付いており、メンテ性が高い点も評価できます。

 容量も5kgあるため、1人暮らしでもこの大きさがあれば、1回で終わるでしょう。

 サイズ的には、5kgで良いと思います。ただ、6kgならば、一週間のまとめ洗いもできるため、必要に応じてそちらを選びましょう。

補足:洗濯機の購入設置について

 最後に、通販で買う場合の、洗濯機の配送と設置法について解説します。

 最近は、Amazon直送のものについては、注文の過程で、組立・設置工事・家電リサイクル品の引き取りを依頼をすることが可能です(一部の商品)。

 201704081858.jpg

 一方、Amazonのマーケットプレイスで購入される場合、それぞれの洗濯機のリンク先の「新品の出品」をクリックした先にある「コンディション欄」をみればセッティング対応業者を見つけることができます。

 (スマホから見る場合は、新品の出品クリック後に、右側の「>」マークをクリックします)

 201608012032.jpg

 設置は、給水部については、どの機種も給水ホースが付属します。ホース類は一般的な横水栓の蛇口や、上記のような自在水栓がマンションにあれば、素人でも簡単に取付可能です。

201608012036.jpg

 排水も、ベランダ取り付けならば、付属の排水ホースを付けるだけです。詳しい説明書があるため、まず、間違わずに付けられます。

補足:洗濯機などの関連記事について

 なお、洗濯機のサイズについては、マンション用に規格化されている洗濯台に合うサイズになっていますので、小型の場合、基本的には「縦横の寸法」はどれも同一です。

 洗濯容量が多いモデルは、縦方向に高さを伸ばすことで容量をアップしています。

補足:関連記事について

 というわけで、今回の前編記事では、小型洗濯機を比較し、オススメ記事を書きました。

 201808091719.jpg

1・タテ型の小型洗濯機 (4.2kg-6kg)
2・タテ型の中型洗濯機 (7kg-10kg)
3・タテ型の洗濯乾燥機 (7kg-12kg)  
4・ドラム式洗濯乾燥機 (7kg-11g)

 なお、もう少し大きな機種と比較したいなどの方は、上記の記事もご覧ください。

5・小型冷蔵庫の比較
6・小型洗濯機の比較
7・小型テレビの比較
8・小型電子レンジの比較
9・小型炊飯器の比較

 また、1人暮らしむけの家電については、以上のような記事もあります。

  201803121416.jpg

10・1人暮らしに必要な家電【まとめ】

 とくに6番の記事は、「1人暮らしに必要なもの」をリスト的にまとめた記事ですので、新生活を送る予定の方は、ぜひご覧ください。

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 最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter ・Facebook・ はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 19:18 | 生活家電

比較2019’ 光熱費が安い!縦型の洗濯乾燥機22機の性能とおすすめ・選び方

【今回レビューする内容】2019年 家庭用の縦型洗濯乾燥機の性能とおすすめ・選び方・ランキング :日立・ビートウォッシュ・東芝・ザブーン・シャープ・パナソニック 7kg 8kg 9kg 10kg 11kg 12kg

【紹介する製品型番】ES-TX5C-N ES-TX8C ES-PX8C-P ES-PT10C ES-PU10C ES-PU11CNA-FD80H6-N NA-FW80S6-N NA-FW90S6-N NA-FW100S6-T NA-FA120V1-S NA-FW120V1-S BW-DV80C BW-DV90C BW-DV100C BW-DX120BES-TX8B AW-8V7-S AW-9V7-T AW-9SV7-W AW-10SV7-T AW-10SV7-W AW-9SD7-W AW-10SD7-T

今回のお題
家庭用のタテ型洗濯乾燥機のおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 201808091648.jpg

 今日は、2019年3月現在、最新のタテ型洗濯乾燥機の比較です。

 光熱費や洗浄力の点から、20機種以上を比較しました。

 以下では、いつものように各製品を比較した後、最後に、Atlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます

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1・タテ型の小型洗濯機 (4.2kg-6kg)
2・タテ型の中型洗濯機 (7kg-10kg)
3・タテ型の洗濯乾燥機 (5.5kg-12kg)  
4・ドラム式洗濯乾燥機 (7kg-11g)

 なお、洗濯機は、新機種だけで50機を超えるため、記事は4つに分けました。

 今回は、上表の3回目記事で、乾燥機能の付属する、7キロ以上の中型のタテ型洗濯機を比較します。

 ドラム式をお探しの方や、乾燥機能が不要な方は、お手数ですが、上記のリンク記事をご覧ください。

1・タテ型洗濯乾燥機の選び方の基本

 はじめに縦型の洗濯乾燥機を選ぶ場合のポイントを確認しておきます。

 長年洗濯機の比較記事を書いてきたAtlasが考えるに、選ぶ際のポイントは次の2点です。

1・洗濯容量と乾燥容量の違い

 201804070638.jpg

 第1に、洗濯乾燥機のサイズです。

 洗濯容量は、日本市場で売られる縦型洗濯乾燥機の場合、最小で5.5kg最大で12kgです。

 10kgを超えてくると、4人以上の世帯の1週間分の量を「まとめ洗い」することも可能です。

 201808091758.jpg

 乾燥容量は、一方で、どの洗濯機も洗濯容量よりも少なめです。ドラム式の場合もそうですが、この点をふまえずに買うと「たいへんなこと」になります。

 8kg程度の洗濯容量のもので、4.5kg、11kg以上の洗濯容量で6kgというのが、平均値です。

 代替の目安としては、週2回利用する場合、4.5kgだと1-2人用、6kgで世帯用と考えてください。

ーー

 201808091719.jpg

 なお、洗濯乾燥機の場合、設置寸法は、10kgモデルまではどれもほぼ共通です。容量によって変わるのは洗濯機の背丈です。

 ただし、11kg以上の大型モデルは、必ずしもこの原則に当てはまらないため、ご家庭の洗濯台のサイズは、事前にチェックしましょう。

2・光熱費の安さ

 201804071040.jpg

 第2に、光熱費です。

 電気代は、基本的にどの機種も「割高」です。

 ドラム式と違って、低消費電力のヒートポンプ式がないため、1回の洗濯乾燥で40円ほどの電気代がかかります。ただ、特定のメーカーは「省エネ性がより良い」ので、今回しっかり比較します。

 水道代は、メーカーによってかなり変わってきます。

 8kgの洗濯で約20円の水道代がかかります。

 ただし、水道代は、節水に役立つセンサー穴なし槽などの槽の技術で、電気代以上にメーカーごと異なります。

 今回の記事では、この部分もしっかり比較します 

ーーー

 以上、最近の洗濯機を選ぶ場合のポイントを2点紹介しました。

 その他、洗浄力の高さや、洗濯乾燥機の静音性清潔性などを比較基準として、各社の製品を比較してみたいと思います。

 こうした要素をふまえて、以下では、具体的な製品を紹介していくつもりです。

2・シャープの洗濯乾燥機の比較

 では具体的な機種の紹介をはじめます。

 はじめにシャープの洗濯乾燥機からです。

 なお、以下では、いつものように、高評価できるポイントについては「赤字」で、イマイチな点は「青字」で紹介していきます。


 

 【2018年型番】

 1・SHARP 洗濯乾燥機 ES-TX5C-N
  ¥57,134 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 【2017年型番】

 1・SHARP 洗濯乾燥機 ES-TX5B-N
  ¥55,400 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:5.5kg
使用水量:75L/65L
標準電力量:2100Wh(60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり
乾燥容量: 3.5kg

 ES-TX5B-Nは、シャープの発売する洗濯乾燥機です。8kg以下の小型機では、唯一乾燥機能を持つ機種で、その点で売れてもいます。

 新旧両機種ありますが、今年度は性能差はないので、安い方を選べば良いでしょう。

 洗濯容量は、5.5kgです。

 洗濯だけならば2人暮らしでも対応できそうです。

 乾燥容量は、3.5kgです。

 容量的には小型のドラム式と同等です。Atlasはそのサイズを利用したことがありますが、毎回乾燥機能を利用するならば、1人暮らし以上でないならば、あまり快適ではないでしょう。

 201611021908.jpg

 使用する水量は、洗濯時(5.5kg)には75L、洗濯乾燥時(3.5kg)の場合65Lです。

 洗濯槽に穴がない「穴なしステンレス槽」を採用するため、5.5kgの機種としては使用水量76Lとかなり少なくて済みます。

 消費電力量は、洗濯〜乾燥利用時に、2100Whです。1回の利用で60円強の電気代が必要です。

 水準としてはあまり良くないですが、小型サイズでは他社の競合機がないため、仕方ないでしょう。

 とはいえ、コインランドリーよりだいぶ割安です。

 洗浄力の点では、上位機のような特別な工夫はありません。

 清潔性の点では、どのメーカーもこのグレードは、「ステンレス槽」ですが、シャープはそれに加えて、「穴なし槽」はので、カビに強いと言えます。この点では問題ないでしょう。

 センサーは、この機種は実装されません。 

---

 以上、シャープの小型洗濯機の紹介でした。

 乾燥機能が付属する唯一の小型洗濯機です。1人暮らしでも、乾燥機能が欲しい方は一定数いると思います。そういった方に、おすすめできる機種ですね。


  201808091628.jpg

 【2018/6】

 2・シャープ ES-TX8C-W 【8kg】
   ¥84,600 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量:83L/75L
標準電力量:1600Wh(60Hz)
センサー:重量・水位・温湿度
ステンレス槽:あり
乾燥容量:4.5kg

 ES-TX8シリーズは、シャープの洗濯機乾燥機です。乾燥機能が付く中型タイプとしては割と安いので人気があります。

 洗濯容量は、8kgです。世帯用として利用できるサイズです。

 乾燥容量は、4.5kgです。

 週に2回利用する場合1-2人家族に便利なサイズです。もちろん、タテ型洗濯乾燥機を選ぶ方は「普段は日干し、たまに乾燥機」という方も多いでしょう。その場合は、洗濯容量を基準に選んで構いません。

 使用する水量は、洗濯時(8kg)には83L、洗濯乾燥時(4.5kg)の場合75Lです。

 これは、他社よりもかなり節水力が高いといえ、1回の洗濯で20円前後で済みます。

 201808091910.jpg

 こちらの場合も、「穴なしステンレス槽」構造を採用していることが大きな要員です。穴がない構造はシャープの独自技術でとくに水道代の抑制に貢献します。

 消費電力量は、洗濯〜乾燥利用時に、1600Whです。1回の利用で40円強の電気代が必要です。

 高いと思われるかしれませんが、タテ型洗濯乾燥機では「突出して安い水準」です。シャープの場合、穴なし洗濯槽を使いますので、ヒーターの効率が良いからだと思います。多用する方は、魅力でしょう。 

 なお、洗濯のみに利用する場合の電気代は、67Wh(約2円)です。比較しても意味の無い数字なので、以下の記事での言及は控えます。

 センサーは、この機種の場合、重量センサーと水位センサーを搭載しています。上述のように経済性が良いのは、こうしたセンサーを活かしているためでもあります。

 201311111403.jpg

 洗浄力の点では、「ドルフィンパル」という独自構造が魅力です。

 これは、上下方向にも水流を起こすことでもみ洗い効果を上げる仕組みです。ただ、後ほど紹介する日立のビートウォッシュのように、叩き洗いは再現されていません

 清潔性の点では、引き続き、「穴なし槽」「ステンレス槽」ですから、カビに強い!と言えます。

 また、カビの繁殖を抑えるためのプラズマクラスターイオン放出機能が付属するのが、目新しいです。一般的に、こうしたマイナスイオン発生装置は、密閉空間に限定すればそれなりに効果があるため、洗濯機との親和性は高いでしょう。

 静音性の面では、インバーターモーターを採用しており、静かさもある程度期待できます。

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 以上、シャープのES-TX8シリーズの紹介でした。

 乾燥機能が付属する機種としては比較的格安な機種です。シャープは、穴なし槽を採用する唯一のメーカーですが、この仕組みは、「熱を逃さない」という側面でもタテ型洗濯乾燥機と親和性の高い技術でしょう。

 頻繁に乾燥機能を使われる方で、光熱費を節約したい方に魅力な機種です。


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 【2018/6】

 3・シャープ ES-PX8C-P 【8kg】
 3・シャープ ES-PX8C-S 【8kg】  
   ¥106,054 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量:75L
標準電力量:1600Wh(60Hz)
センサー:重量・水位・温湿度・光
ステンレス槽:あり
乾燥容量:4.5kg

 ES-PXシリーズは、シャープの洗濯機乾燥機の中位機種です。ラインナップは8kg9kgの2種類です。

 外観については、日立のようなガラストップを採用しています。

 201902181849.jpg

 その上で、言及に値するのは、シャープのこのグレード以上の製品には、内ふたがない点です。

 縦型の洗濯乾燥機の場合、他社を含めて右図のように、内部に内ふたがあります。そのため、洗濯物の出し入れ操作の際に、「2回ふたを開ける操作が必要」です。

 しかし、シャープの中位機以上は、水なし槽が奏功し、内ふたなしで開け閉め可能です。

 使用する水量消費電力量は、先ほど紹介した下位機種ES-TX8シリーズと同じです。とくに、水量の節約度は高いと言えます。

 201804070747.jpg

 センサーは、重量・水位・湿度センサーに加えて、光センサーを搭載します。

 こちらは、洗剤の透明度を監視する物で、とくに、液体洗剤を利用する場合に効果を発揮し、自動的に「すすぎ1回」とします。

 201704081753.jpg

 洗浄については、こちらの場合、「ドルフィンパル」に加えて、パワフルシャワー機能を搭載しています。

 こちらは、水量が少ない段階で、洗濯物を濃い洗剤のなかに押し込み、洗浄力を強化する仕組みです。単に濃い洗剤で洗うのではなく、シャワー水流を使うぶん、通常よりも強力と言えます。

 201804070736.jpg

 また、温風で衣類と温度を温めて洗剤を活性化する「温風プラス洗浄」で付属します。ただ、ガンコ汚れコースのみの対応で、洗濯容量も2kgまでという制限があります。

 同様に、「シャツのシワをおさえるシワ抑えコース」もこの機種からの搭載です。使えそうな機能ですが、1kgまでの洗濯時に有効で、温風以上に利便性は高くないです。

 なお、清潔性の点と静音性の面は、下位機種と同じです。その他の点では、ココロエンジン採用で、洗濯機が「喋る」点も相違点です。

---

 以上、シャープの洗濯乾燥機ES-PX8シリーズの紹介でした。

 下位機種に比べると、パワフルシャワー機能と搭載とガラストップの外観が大きな相違点です。

 そのため、洗濯能力とデザイン性はこちらが上位です。そこに「プラスアルファ」の価値を見いだせる方は、こちらを選ぶのも良いと思います。


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 【2018/6】

  4・シャープ ES-PT10C-T 【10kg】
   ¥133,428 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 【ジェットウォッシャー付属】

  5・シャープ ES-PU10C-T 【10kg】
   ¥124,966 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 82L
標準電力量:1850Wh (60Hz)
センサー:重量・水位・温湿度・光
ステンレス槽:あり
乾燥容量:5kg

 【ジェットウォッシャー付属】

  6・シャープ ES-PU11C-S 【11kg】
   ¥137,611 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 88L
標準電力量:2200Wh (60Hz)
センサー:重量・水位・温湿度・光
ステンレス槽:あり
乾燥容量: 6kg

 こちらは、、シャープの洗濯機乾燥機の最上位機種です。

 201808091648.jpg

 外観については、こちらは、ガラストップを採用します。

 一方、この機種は、庫内LED灯が装備され、洗濯状況を視認できるような工夫があります。なお、最上位機はより高級感のある、ハーフミラーガラストップです。もちろん、この機種も内ふたなしで開閉ができます。

 洗濯容量は、10kg と11kgです。

 大家族でも利用できるでしょう。

 乾燥容量は、5kgと6kgです。

 中型のドラム式でも最大6kgが平均値なので、多用する場合はこのサイズでしょ

 使用する水量は、10kgモデルの場合、洗濯時(10kg)には82L、洗濯乾燥時(4.5kg)の場合102Lです。

 やはり、大型機でも節水力が高いです。1回の洗濯で25円前後で済みます。

 消費電力量は、10kgモデルで、1850Wです。

 消費電力が上がっているのは、もちろん乾燥容量が増加しているためです。この場合電気代は、1回の洗濯・乾燥で50円ほどです。

 センサーは、重量・水位・湿度・光センサーと、下位機種と同等の水準です。

 201804070801.jpg

 洗浄については、こちらの場合も、「ドルフィンパルパワフルシャワー機能」が搭載です。

 もちろん、温風プラス洗浄が付属します。ただ、下位機種の場合と同じく、ガンコ汚れコース(最大2kg)のみの対応です。

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 SHARP 超音波ウォッシャー UW-A2-S
  ¥9,335 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 なお、上位機は超音波ウォッシャーが付属し、襟汚れなどの下処理ができるようになった点が新しいです。便利ですが、別に買えるという点は留意しても良いでしょう。

---

 以上、シャープの洗濯乾燥機の上位機種の紹介でした。

 下位機種に比べると、ガラストップの採用という美観の部分5kgまでの乾燥に対応する点がパワーアップした点です。この2点に魅力を感じないならば、下位機種で良いですね。

3・パナソニックの洗濯乾燥機の比較

 続いて、パナソニックの洗濯乾燥機を紹介していきます。


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 【2018/5】

  7・パナソニック NA-FD80H6-N 【8kg】
   ¥117,980 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 97L/117L
標準電力量:1960Wh(60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり
乾燥容量:4.5kg

 NA-FD80H5は、パナソニックの洗濯機乾燥機です。同社では最も安価な洗濯乾燥機となります。

 洗濯容量は、8kgです。各社とも乾燥機付きの場合はこのサイズが最小です。

 乾燥容量は、4.5kgですね。

 使用する水量は、洗濯時(8kg)には97L洗濯乾燥時(4.5kg)の場合117Lです。

 洗濯容量が4.5kgと少ないにもかかわらず、使用水量が多いのは、乾燥時の傷み防止のためだと思います。シャープの場合と異なり「穴あり槽」であることもあります。

 消費電力量も、洗濯〜乾燥までの場合、1960Whです。シャープの8kgモデルと比べると、2割ほどスペックが悪いと言えます。1回の洗濯で、50円ほどでしょう。

 センサーは、このモデルの場合、同社のエコナビに未対応で、節電・節水効果はありません。

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 洗浄については、上位機種でも人気の「あわ洗浄機能」が搭載されます。

 Panasonicの場合、泡立て用の特別な水路設計があり、水を高圧で吹き付けることで泡を発生させています。さらに、洗濯中にも、左右の吐出口から水を拭きだし、泡をムラ無く浸透させる構造となっています。

 ひきつづき、高い洗浄力は期待できます。

 清潔性の点では、こちらも、ステンレス槽が採用されています。もちろん、カビに強いカビクリーンタンクも搭載されており、安心感があります。

 静音性の面でも、インバーターモーターを採用しており、期待できます。

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 以上、パナソニックのNA-FD80H5の紹介でした。

 洗浄力は期待できる機種ですが、乾燥機能の部分での節電性があまり良くないのがネックです。乾燥性能の部分で独自の工夫もありませんので、魅力度は低いです。


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 【2018/5】

 8・パナソニック NA-FW80S6-N 【8kg】
 9・パナソニック NA-FW80S6-W 【8kg】
   ¥138,000 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 97/117L
標準電力量:1960Wh (60Hz)
センサー:水温・衣類の質
ステンレス槽:あり
乾燥容量: 4.5kg

 10・パナソニック NA-FW90S6-N 【9kg】
   ¥130,000 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:9.0kg
使用水量: 102/122L
標準電力量:1960Wh (60Hz)
センサー:水温・衣類の質
ステンレス槽:あり
乾燥容量: 4.5kg

 11・パナソニック NA-FW100S6-T  【10kg】
   ¥165,117 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 104/125L
標準電力量:2290Wh(60Hz)
センサー:水温・衣類の質
ステンレス槽:あり
乾燥容量: 5kg

 NWシリーズは、パナソニックの洗濯機乾燥機の上位ラインです。

 洗濯容量は、8kg 9kg 10kgです。

 乾燥容量は、4.5kgですが、最上位機の10kgモデルは、5kgの乾燥に対応します。

 使用する水量は、8kgモデルの場合、洗濯時(8kg)には97L、洗濯乾燥時(4.5kg)の場合117Lです。

 こちらの場合も、シャープに較べると節水力は弱いです。

 消費電力量は、8kgモデルで、1960Wです。

 数字としてあまり良くなく、1回の洗濯で、50円ほどでしょう。

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 センサーは、ただし、このグレードからエコナビ対応になります。

 水温センサーのほか、乾燥機用に衣類の質を感知するセンサー(温度差検知センサー)を搭載します。シャープの上位機とほぼ同等でしょう。

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 洗浄については、引き続き、「あわ洗浄機能」が搭載されます。ただし、10kg対応の最上位機は、泡を発生させる循環ポンプを持つ泡洗浄W対応機です。

 清潔性静音性の面では、下位機種と同じ水準です。

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 以上、パナソニックのNA-FD80H5の紹介でした。

 エコナビに対応する機種ですが、引き続き、節電性・節水性があまり良くないのがネックです。乾燥部分に新機軸がないため、やはり選びがたいです。


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 【2018年型番】【12kg】

  12・パナソニックNA-FW120V1-S
   
¥185,600 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 150L/175L
標準電力量:2290Wh (60Hz)
センサー:水温・衣類の質
ステンレス槽:あり
乾燥容量:6kg

 FWシリーズは、パナソニックの洗濯乾燥機の最上位ラインです。

 タテ型では、2018年に登場した久しぶりの「完全な」新機種です。

 洗濯容量は、12kgです。

 大家族でも利用できるサイズです

 乾燥容量は、6kgです。

 中型のドラム式と同水準ですので、これ以上は望めないでしょう。

 使用する水量は、12kgモデルの場合、洗濯時(12kg)には150L、洗濯乾燥時(6kg)の場合175Lです。

 消費電力量は、2290Wです。

 洗濯槽の大きさを考えてもかなり光熱費の水準は悪いです。洗濯乾燥で水道代70円強、電気代60円強は見込む必要があります。

 201804070921.jpg

 最上位機として見た場合優れませんが、これは、コインランドリーのように、温水で洗う機能が付属するためです。

 毛布も6kgまで選択可能ですので、使い勝手は良いでしょう。

 センサーは、下位機種と同等です。

 201804070922.jpg

 洗浄については、温水洗浄機能に対応する「温水泡洗浄W」方式です。

 注意点としては、40度以上のコインランドリークラスの温水にする場合に、光熱費が高い点と、洗濯容量が6kgに制限される点、運転時間が長めの点です。ただ、温水の洗浄効果は、正直期待値が高いため、それでも導入したい方は多いでしょう。

 清潔性静音性の面では、下位機種と同じ水準です。ただし、シャープのプラズマクラスターに相当するナノイーがこちらには付属です。

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 以上、パナソニックのFWシリーズの紹介でした。

 本体価格が非常に高い機種です。「温水」という新機軸は魅力です。

 ただ、本体サイズが、幅643×高さ1073×奥行672mmと変則的です。60×65cmの既設の洗濯台に置けるかどうかは、確認してください。

4・日立の洗濯乾燥機の比較

 続いて、日立の洗濯乾燥機です。


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 【2018/6】

 13・ビートウォッシュ BW-DV80C-N 【8kg】
 14・ビートウォッシュ BW-DV80C-W【8kg】
   ¥116,149 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 92/103L
標準電力量:1670Wh (60Hz)
センサー:水硬度/水温/布質/布量/すすぎ/脱水
ステンレス槽:あり
乾燥容量:4.5kg

 15・ビートウォッシュ BW-DV90C-N【9kg】
   ¥125,100 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:9.0kg
使用水量: 99/106L
標準電力量:1730Wh (60Hz)
センサー:水硬度/水温/布質/布量/すすぎ/脱水
ステンレス槽:あり
乾燥容量:5.0kg

 16・ビートウォッシュ BW-DV100C 【10kg】
   ¥140,030 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 103/125L
標準電力量:1980Wh (60Hz)
センサー:水硬度/水温/布質/布量/すすぎ/脱水
ステンレス槽:あり
乾燥容量: 5.5kg

 17・ビートウォッシュ BW-DV120C【12kg】
   ¥171,100 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:12.0kg
使用水量: 125/140L
標準電力量:1890Wh (60Hz)
センサー:水硬度/水温/布質/布量/すすぎ/脱水
ステンレス槽:あり
乾燥容量:6kg

 こちらは、日立ビートウォッシュ洗濯乾燥機です。

 洗濯容量は、8kgから12kgの幅で選択可能です。

 乾燥容量は、4.5kgkから6kgの幅で選択可能です。

 選択肢が多いので選び難いですが、売れ筋は8kgで、価格的にもこなれています。

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 使用する水量は、8kgモデルの場合、洗濯時(8kg)には99L、洗濯乾燥時(6kg)の場合106Lです。

 シャープの小型機は例外的ですが、業界水準から言えば、十分節水です。

 消費電力量は、洗濯〜乾燥までの場合、8kg1670Whとなります。

 日立はこの点で優秀で、シャープの8kg機を除けば、最も良いですね。1回の洗濯で、40円強の電気代で済みます。

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 センサーは、日立の場合、洗濯乾燥機については、かなり充実したセンサーを公開しています。

 水硬度・水温・布量・布質・光(洗剤)・すすぎ具合・脱水具合をそれぞれ把握することで、洗濯時間や水量を節約できます。

 こちらは、6つのセンシング(水硬度・水温・布質・布量・すすぎ具合・脱水具合)で、洗剤量表示、使用水量、洗濯時間を調整します。つまり、乾燥機能だけではなく、洗濯機能についてもより高機能と言えます。ここまでの数のセンサーが搭載される機種は、他にありません。

 穴なし槽でない日立の光熱費がの水準が良いのは、こうしたセンシング技術による部分も大きいでしょう。

 ただし、日立のビートウォッシュは、その洗浄力(パワー)に期待して買う人も多いようです。そのため、「洗浄力を重視したい場合はセンサーボタンをオフ」にすることが推奨されています。

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 洗浄については、何をさておき、「ビートウォッシュ」がこの機種の最大の魅力です。

 従来の縦型洗濯機は、ため洗いしかしませんでした。

 しかし回転盤の形を工夫することで、こちらは、「叩き洗い」「もみ洗い」をドラム式のように再現することに成功しています。また、この構造は、先ほど書いた節水性の向上にもつながる技術です。

 201804070815.jpg

 また、温水をミスト状にして洗濯物に吹き付けながら洗浄する「温水ナイヤガラビート洗浄」を採用します。

 乾燥機に使うヒーターを応用した機能です。とくに黄ばみの除去に効果があるでしょう。

 201804070720.jpg

 清潔性の点では、カビに強いステンレス槽採用されています。

 それに加えて、洗濯中に、洗濯槽の裏側などの見えない部分に付着した汚れ(皮脂汚れ、洗剤カス、菌、黒カビの胞子など)をきれいな水で洗い流すという「自動お掃除機能」が採用されています。

 パナソニックにも付属する清潔機能で、「穴あり槽」の場合は、高級機で必須ともいえる機能ですね

 静音性の面では、こちらも、インバーターモーターを採用するなど性能は同じですね。

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 以上、日立のビートウォッシュの洗濯乾燥機タイプの紹介でした。

 やや高いですが、高性能の洗濯乾燥機が欲しい場合は、 これらの機種を選ばれると良いと思います。シャープに比べると、光熱費の面では分が悪いですが、洗浄力の面では、それを凌駕する性能を期待できます。総合力ならばこちらでしょうね。

 なお、洗濯機のサイズですが、12kgを除けば、どれも610mm×635mmのサイズで、(規格化されている)マンションの洗濯台に対応できます。

 ただ、12kgについては、610mm×650mmのサイズで多少奥行があります。恐らく問題ないとは思うのですが、寸法面は注意してください。

5・東芝の縦型洗濯乾燥機の比較

 最後に、東芝の縦型洗濯乾燥機を紹介します。


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 【2018/6】

 18・東芝 ZABOON AW-8V7-S【8kg】
   ¥85,910 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 93/89L
標準電力量:2250Wh (60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり
乾燥容量: 4.5kg

  19・東芝 ZABOON AW-9V7-T 【9kg】
   ¥97,600 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:9.0kg
使用水量: 107/89L
標準電力量:2250Wh (60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり
乾燥容量: 4.5kg

 こちらは、東芝の高性能機である「ザブーン」シリーズの洗濯乾燥機です。

 サイズは、8kg用9kg用が発売されています。風呂水ポンプは標準装備です。

 乾燥容量は、いずれも4.5kgです。

 9kgモデルについては、5kgに対応する日立に負けています。

 201804071040.jpg

 使用する水量は、8kgモデルの場合、洗濯時(8kg)には97L、洗濯乾燥時(4.5kg)の場合89Lです。

 以外と優秀で、日立を抜きます。シャープに準ずる水量だと言えます。業界水準から言えば、十分節水です。

 消費電力量は、洗濯〜乾燥までの場合、いずれのサイズも2250Whとなります。

 洗濯機の場合とちがって、乾燥時に使う電力は多いため、他社と比べても相当『高い」といえるこの水準は多少問題があります。

 センサーは、こちらも、布量・ 温度センサーを搭載です。東芝の下位機種と同じ構成です。

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 洗浄については、左右非対称の羽根「ザブーンパル」の工夫で強烈な水流を作り出しつつ、メガシャワーで、洗剤を浸透させる仕組みです。

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 一方、「温か洗いコース」という、上から温風を吹き付けての洗浄にも対応します。

 似た仕組みとして、パナソニックの「温水泡洗浄W」がありますが、それと比較すると、こちらは専用ヒーターを利用しないため、効果は低いでしょう。温度も、水温プラス10度ほどが最高のようです。なお、この場合、5kgまでの衣類に限定されます。

イレクトドライブ)モーターは、20年ほど前から東芝が培ってきた技術で、それを活かした構成です。

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 清潔性の点では、カビに強いステンレス槽採用されています。

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 静音性の面では、東芝のDDモーターの売りです。ただし、乾燥時の騒音については、日立のビートウォッシュのほうが静かです。乾燥が最も長時間に渡るため、この部分は「イマイチ」です。

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 以上、東芝の「ザブーン」シリーズの紹介でした。

 乾燥機においても「ビートウォッシュ」の強力なライバルでしょう。 ただ、乾燥に要する消費電力の多さは圧倒的に不利で、改良の余地があるでしょう。


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 【2018/6】

 20・東芝 ZABOON 9kg AW-9SV7-W
   ¥119,483 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:9.0kg
使用水量: 104L/92L
標準電力量:1750Wh (60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり
乾燥容量: 5.0kg

 21・東芝 ZABOON 10kg AW-10SV7-T   
 22・東芝 ZABOON 10kg AW-10SV7-W
   ¥125,769 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 114L/92L
標準電力量:1750Wh (60Hz)
センサー:布量・ 温度センサー
ステンレス槽:あり
乾燥容量:5.0kg

 こちらは、東芝の高性能機である「ザブーン」シリーズの洗濯乾燥機の上位機です。

 サイズは、こちらも、9kg用10kg用が発売されています。先ほどの機種と比べると、フラットなガラストップ仕様で、格好良いです。

 乾燥容量は、いずれも5kgです。下位機種と比べると増加していますが、10kgモデルについては、5.5kgに対応する日立に負けています。

 201804071040.jpg

 使用する水量は、9kgモデルの場合、洗濯時(9kg)には104L、洗濯乾燥時(5kg)の場合92Lです。下位機種より改善しますが、決して節水タイプとは言えないでしょう。

 消費電力量は、洗濯〜乾燥までの場合、いずれのサイズも1750Whとなります。

 下位機種に比べるとだいぶ改善しています。特に、10kgモデルについては、効率の良い日立のビートウォッシュの5kg対応機と渡り合える水準です。

 センサーは、こちらも、布量・ 温度センサーを搭載です。

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 洗浄については、洗濯機の最上位機の場合と同じで、極小のウルトラファインバブルを発生させる機構が目玉です。左右非対称の羽根「ザブーンパル」が下からかくはんする構造も同じです。

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 一方、下位機種と同じく、温風発生機構もあります。こちらの場合、ウルトラファインバブルの洗浄液も温風で温めますが、やはり、パナソニックに比べると機能は限定的であり、10度ほどの温度向上が望めるのみです。

 清潔性の点では、こちらも、カビに強いステンレス槽採用されています。自動お掃除モードも搭載です。

 静音性の面では、DDモーターの採用で一般的に静かですが、乾燥時は、インバーターモーターを採用する日立が上をいきます。

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 以上、東芝の「ザブーン」シリーズの上位機の紹介でした。

 光熱費的な側面が下位機種と違って他社平均です。洗浄機能面では、もともと多くの工夫があるため、「ビートウォッシュ」とどちらにするか迷う機種です。

 洗浄力は恐らく互角水準ですが、乾燥できる衣類の量から言えば、日立の「ビートウォッシュ」がやや有利でしょう。

今回の結論
タテ型の洗濯乾燥機のおすすめ機種は結論的にこれ!
 

 というわけで、今回は、タテ型の洗濯機を紹介してきました。

 最後に、Atlasのおすすめ機種をあげておきたいと思います。  


 第1に、低価格でランニングコストにも秀でた洗濯乾燥機としておすすめなのは、

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 【2018/6】

 3・シャープ ES-PX8C-P 【8kg】
 3・シャープ ES-PX8C-S 【8kg】  
   ¥96,202 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量:75L
標準電力量:1600Wh(60Hz)
センサー:重量・水位・温湿度・光
ステンレス槽:あり
乾燥容量:4.5kg

 洗浄力   :★★★★★
 カビ対策:★★★★★
 静音性 :★★★★★
 エコ性能:★★★★★

 シャープのES-PX8Cでしょう。穴なし槽の採用で、水道代・電気代の水準が最も安い点を評価しました。

 パナソニックの最上位機を除けば、縦型の場合、各社とも「普通の洗濯機」に乾燥機を搭載したものです。元々乾燥機能を前提とした設計ではないため、光熱費が悪いです。 

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 そういった中で、シャープの場合、(別の目的で)伝統的に培ってきた「穴なし槽技術」が乾燥機能に非常にマッチしました。

 内ふたなしで開閉可能なのはシャープだけですし、その上で、抜群の光熱費で、(仕上がりの点を除けば)ヒート式ドラムと比べても遜色ないと言えます。どうしても縦型を選びたいが、乾燥機能が欲しい方は、こちらでしょう。

 洗浄力の点でも、「ドルフィンパル」と、パワフルシャワー機能を搭載します。十分実力があるとは言え、正直この部分でより優秀なメーカーもあります。

 ただ、光熱費を優先する場合はやはりシャープです。デザイン的にもガラストップの外観で見映えが良いため、この部分でも「おすすめ」できます。


 第2に、普段は「天日干し」で、たまに「乾燥機」という方におすすめなのは、

  201808091726.jpg

 【2018/6】

 13・ビートウォッシュ BW-DV80C-N  【8kg】
 14・ビートウォッシュ BW-DV80C-W  【8kg】
   ¥116,149 Amazon.co.jp (3/11執筆時

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 92/103L
標準電力量:1670Wh (60Hz)
センサー:水硬度/水温/布質/布量/すすぎ/脱水
ステンレス槽:あり
乾燥容量:4.5kg

 洗浄力   :★★★★★★
 カビ対策:★★★★★
 静音性 :★★★★★
 エコ性能:★★★★★★

 その場合、洗浄力の高さを重視するべきです。日立の「ビートウォッシュ」の8キロモデルがオススメです。

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 洗浄力の高さは、もみ洗いができるビートウォッシュは定評があり、この部分では他社の追随を許さない部分があります。

 また、乾燥機が付属する特性を活かして、温水をミスト状にして洗濯物に吹き付けながら洗浄する「温水ナイヤガラビート洗浄」も魅力です。

 乾燥機能も、高度なセンシングで、光熱費が40円強と優秀です。一方、センサーをONにすると強烈な洗浄力が弱くなりますが、「普段は天日干し」という使い方ならば、問題ないでしょう。

 容量も、4.5キロまで乾燥できれば、「たまに」なら十分だと思います。


 第3に、コインランドリーのように、温水で洗濯できる点で魅力的なのは、

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 【2018年型番】

  12・パナソニックNA-FW120V1-S【12kg】
   
¥185,600 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 150L/175L
標準電力量:2290Wh (60Hz)
センサー:水温・衣類の質
ステンレス槽:あり
乾燥容量:6kg

 パナソニックFWシリーズでしょう。

 電気代・運転時間の長さなどの課題はあります。

 しかし、洗浄力の面では、冷水で洗う他機よりも確実に期待値は高いです。ステンレス槽の採用や、高度な泡洗浄Wなど、他の部分の機能も充実しています。

 現状では割高ですが、10万円代半ばにに入ってくると、評価はより高まるでしょう。


 第4に、1人暮らしの方で、格安で乾燥機能が欲しい方は、

 

 【2017年型番】

 1・SHARP 洗濯乾燥機 ES-TX5B-N
  ¥55,400 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 【2018年型番】

 1・SHARP 洗濯乾燥機 ES-TX5C-N
  ¥57,134 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:5.5kg
使用水量:75L/65L
標準電力量:2100Wh(60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり
乾燥容量: 3.5kg

 シャープのES-TX5B-Nでしょう。

 やや光熱費がかかる機種ですが、本体価格は「爆発的に安い」です。ヒート乾燥を優先して考えるならば、普通の洗濯機を含めて、この機種が良いでしょう。

 コインランドリーで洗濯するコストを考えると、1回60円の電気代も決して高くはないでしょう。

 洗濯だけならば2人暮らしでも対応できそうですし、日常的に乾燥機を使わないならばそれでも良いと思います。

 201808131902.jpg

 なお、洗濯機は高いですが、Amazonの場合、「Amazonギフト券チャージタイプ 」の販売があります。

 銀行経由でプリペイドしておけば、年間ライセンスならば、実質で最大2%引で購入可能です。クレジットカードのポイント割を除けば、この方法での購入が一番安い価格だと思います。

 ギフトカードは、Amazonの別の買い物でも利用でき、有効期限は10年です。検討しても良いでしょう。詳しくは【こちら】に解説があります。

補足1・このブログの洗濯機関連記事

1・タテ型の小型洗濯機 (4.2kg-6kg)
2・タテ型の中型洗濯機 (7kg-10kg)
3・タテ型の洗濯乾燥機 (5.5kg-12kg)  
4・ドラム式洗濯乾燥機 (7kg-11g)

 というわけで、今回は、洗濯乾燥機の比較でした。

 201808091423.jpg

 なお、乾燥機能を多用する場合ですが、ドラム式洗濯機の方が、省エネで、シワが寄りにくいと言えます。比較したい場合は、続けて上の記事をご覧ください。

補足2:ネットで買う場合の注意点

 洗濯機ですが、マンション内の専用スペース(置き台)がある場合や、ベランダで、排水を雨水と一緒に流すよう設置する場合は、特に技術がなくても自力で設置できます。

 201704081819.jpg

 室内設置の対応状況については、しかしながら業者で状況が異なります。各製品のリンク先で「新品の出品」をクリックすると、各業者の対応状況が一覧できますので、そちらをご参照ください。

 201812211058.jpg

 なお、最近は、Amazon直送のものについては、(一部の商品について)注文の過程で、組立・設置工事・家電リサイクル品の引き取りを依頼をすることも可能です。

ーーー

 というわけで、今回はタテ型洗濯機についてでした。

 このブログには、ほかにも白物家電の比較記事がありますので、下部のリンク集をご覧頂ければ幸いです。

 また、最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 19:06 | 生活家電

比較2019'【電気代が安い】ドラム式洗濯機19機の性能とおすすめ・選び方【小型・中型】:シャープ・パナソニック・日立・東芝 (1)

【今回レビューする内容】 2019年 人気のドラム式洗濯機15製品の性能とおすすめ・選び方:小型ドラム式洗濯機・中型ドラム式洗濯機:シャープ・パナソニック・日立・東芝:ヒートリサイクル風アイロンビックドラム・ななめドラム Cubleなど・機種の違いと人気ランキング 左開き・右開き対応

【紹介する製品型番】ES-S7C-WL WR NA-VG730L R NA-VG1300L NA-VG2300L ES-H10C-WL ES-H10C-WR ES-U111-TL ES-G111-TL NA-VX7900L-W NA-VX3900L NA-VX8900L NA-VX9900 BD-SG100CL BD-SV110CL BD-SX110CL-N BD-NV120CL BD-NX120CL TW-117A7L-W TW-95G7L TW-127V7L TW-127X7L

今回のお題
光熱費などの面から、最新のドラム式洗濯機のおすすめはどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年3月現在最新のドラム式洗濯機の比較です。

 201808091423.jpg

 なお、ドラム式は毎年9月ごろに「新型」がでますが、旧型も一部残ります。

 そのため、一部の機種については、値下がりした昨年度モデルも紹介しました。

 201808091425.jpg

 今回は、賃貸物件の洗濯機置き場における小型サイズのほか、世帯用の中型機を含め、日本で手に入るドラム式洗濯機ほぼ全てを網羅しました。

 いつものように各製品を比較した後、最後に、Atlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます

ーー---

1・タテ型の小型洗濯機 (4.2kg-6kg)
2・タテ型の中型洗濯機 (7kg-10kg)
3・タテ型の洗濯乾燥機 (5.5kg-12kg)  
4・ドラム式洗濯乾燥機 (7kg-11g)

 なお、今回の記事は、このブログの洗濯機比較記事の4回目記事として書きました。

1・ドラム式洗濯機の選び方の基本

1・本体サイズ
2・乾燥容量
3・電気代と水道代

 ドラム式洗濯機を選ぶ場合、上表の以下の3点が重要です。

 大事なポイントとなるため、それぞれ簡単に解説しておきます。


 201903111637.jpg

 第1に、本体サイズです。

 ドラム式洗濯機の場合、小型ドラム式洗濯機と、多少大きな中型ドラム式洗濯機とに分けられます。

 賃貸の洗濯機の設置スペースにそのまま置くことのできるのは基本的に小型サイズです。 

 多少大きな中型ドラムの場合、既設の洗濯台を交換しないと横幅と奥行がオーバしてしまう可能性や、洗濯水栓の蛇口の高さがドラム式洗濯機の背より低い可能性があり、設置困難な場合があるからです。

 いずれにしても、7kgクラスのタテ型洗濯機の買い換えの場合は、小型サイズが適当でしょう。 


 201903111638.jpg  

 第2に、乾燥容量です。

 なお、ドラム式洗濯機の場合、洗濯可能容量よりも乾燥可能容量の方が少ないのが一般的です。

 乾燥可能容量は、小型ドラムの場合3-3.5kg中型ドラムの場合6kg-7kgほどです。いずれも選択可能容量の半分ほどなので、乾燥まで全自動で行おうとする場合、洗濯自体も少なめにする必要があります。

 例えば、小型ドラムの場合、2-3人家族が、1週間分の「まとめ洗い」をする場合、小型ドラムだと2回ほどの運転が必要になるでしょう。

 今回は、乾燥容量についても記載しています。



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 第3に、電気代と水道代です。

 ドラム式洗濯機の場合、乾燥に多くの費用がかかります。そのため、乾燥方式を熟慮する必要があります。

 大ざっぱに言って、ドラム式洗濯機の乾燥方式は、暖房器具のファンヒーターのように「」を放出するヒーターセンサー乾燥式と、エアコンや冷蔵庫のように「熱交換」していくヒートポンプ式にわかれます。

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 そして、ヒートポンプ式にの方が光熱費が安く済みます。ただし、その分、本体価格が高額で割高です。

 さらに、ヒートポンプ式は低温乾燥になるため、ニオイの問題が発生しやすいなどの欠点もあります。

 ただし、こうした欠点を解消した機種もありますが、、スペックを慎重に見比べることが重要です。

 なお、水道代についても重要な要素ですが、これについては、機種によって節水方式が異なるため、個別の機種紹介で言及していくこととします。

ーー

 以下では、この3つの基準をふまえて、小型と中型のドラム式洗濯機を比較していきます。

2・小型のドラム式洗濯機の比較

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 はじめに紹介するのは、洗濯容量が7Kg程度、乾燥容量が乾燥容量が3-3.5kg程度まで小型のドラム式洗濯機です。1人暮らし〜2人家族ほどに売れているサイズです。

 小型のドラム式洗濯機は、賃貸物件に設置してあるタテ型洗濯機用の洗濯台に確実に設置できるモデルとして売られています。

 というわけで、早速比較をはじめます。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチと思う部分を青字系で記していきます。 


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 【2018/2】

 1・シャープ ES-S7C-WL【左開き】
 1・シャープ ES-S7C-WR
【右開き】
  ¥129,800 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:7kg
乾燥容量:3.5kg
消費電力量:1600Wh
使用水量:80L
サイズ:640×600×1039mm

 はじめに紹介するのは、シャープ小型ドラム式洗濯機です。

 Atlasも、この系統を一時期使っていたことがあり、なじみのある機種です。

 乾燥容量は3.5kgまでと、小型機種としては多少容量に余裕があります。

 週2回ほど洗濯を行うならば、このサイズでも十分です。

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 光熱費は、消費電力量1600Wh使用水量80Lです。 

 1回の洗濯あたり約70円ほどのコストとなります。

 乾燥機の方式は、乾燥をヒーターで行うヒーターセンサー乾燥式です。

 そのため、光熱費はいくぶん高い部類です。また、高熱で乾燥させるために衣服が傷みやすいと言われます。

 ただ、ヒーターセンサー式は、乾燥方式として長い歴史があり、比較的故障が起こりにくいメリットがあります。

 さらに、(エアコンのような熱交換式ではなく)ヒーターの熱で乾燥させるため、乾燥後の衣服が「干したようにふんわり暖かく」、気持ちよいです。

 乾燥時にも水を使うので、衣類シワの心配をする必要もありません

 また、カビ臭・ニオイの残存の心配がないので、光熱費が多少多い点を除けば、導入をためらう必要はないでしょう。

  201701201522.jpg  

 洗濯機能は、シャープの場合、フタの部分にゴツゴツと凹凸のある「ひまわりガラス」を採用しています。

 それにゴツゴツ洗濯物をたたきつけながら洗う形式です。汚れ落ちはドラム式洗濯機として良い方だと思います。

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 使用されているセンサーは、温度・水位・振動・重量の各センサーです。シャープはセンサーを重要視しており、性能も良いので、量に応じて、適切な運転時間で仕上げてくれます。

 このほか、清潔性の点で、使用後のプラズマクラスター消臭が「売り」です。また、運転音が他社に比べても小さいため、夜間の利用にも差し支えない部分も嬉しい部分です。

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 以上、シャープのES-S7Cの紹介でした。

 小型機ですが機能面で問題と感じる点はあまりない良機種だと思います。とくに、乾燥容量が3.5kgまでというのは、洗濯回数の面でメリットが大きいでしょう。


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 【2018/9】

 2・パナソニック Cuble NA-VG730L 【左開き】
 2・パナソニック Cuble NA-VG730R
【右開き】
  ¥215,000 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:7kg
乾燥容量:3.5kg
消費電力量:1750Wh
使用水量:57L
サイズ:600×600×998mm

 Cuble NA-VG730は、パナソニック小型ドラム式洗濯機になります。

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 小型サイズは、シャープとパナソニックだけの製造なので、実質的に両社からの選択となります。こちらは「ななめドラム」で、洗濯物が取り出しやすい仕様です。

 乾燥容量は、3.5kgまでとなります。

 パナソニックの旧型機は3.0kgまでで、他社に比べてネックと言える部分でした。

 しかし、今回は新型モータを採用したうえで、設置に必要な面積を600×600mmという他社よりコンパクトな水準をそのままキープさせています。相当小型の洗濯台でも設置できる点は素晴らしいです。

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 光熱費は、消費電力量1750Wh使用水量55Lです。

 さきほどの、シャープ機に比べて消費電力量は多少劣ります。

 一方、使用水量の水準は良いです。そのため、総合的なコストは、シャープよりわずかに劣る程度でしょう。

 なお、パナソニックは、乾燥機の方式が、ほどほど低温のヒーター加熱と風乾燥を併用するヒーター換気式です。

 ヒーター換気式は、衣類に熱が入らない点で優しいほか、風の力でシワが寄りにくく、衣類の縮みも少ないというメリットもあります。

 他方、「室温に近い温度で乾燥」させる方式なので、経年変化でカビ臭の問題は発生しやすいですが、後ほど紹介する温水泡洗浄の力で、その弱点は相殺できています。

  201710081254.jpg

 洗濯機能は、パナソニックの場合、泡洗浄Wという機能が魅力です。

 パナソニックの場合、洗剤を効率よく泡立てる泡生成器(ジェトバブルシステム)が付属します。そうして生成された泡と、水ジェット噴射を利用、洗浄力を強化しています。

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 加えて、より高機能と言える、水を温めて、酵素を活性化させてから洗濯する温水泡洗浄Wも魅力です。

 コインランドリーなどでは温水を使って洗浄する機種がありますが、家庭でも同様に清浄力を高める効果があります。

 この方式だと、ニオイの原因菌が落ちるため、低温乾燥方式と相性が良いと言えます。ただし、洗濯量が3kgまでの場合に有効ですから、実用性はイマイチです。

 使用されているセンサーは、一方で、パナソニックの上位機種と異なり、温度センサー(エコナビ)未搭載です。

 洗濯時間などの調整が不可能なため、少量洗い時の光熱費や運転時間の点では能力が低いです。

 このほか、毎回洗濯槽を自動洗浄する機能など清潔性をキープする機能も魅力です。

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 以上、パナソニックのCuble NA-VG730の紹介でした。

 最も小型で設置性が良い機種で、光熱費も優れる良い機種だと思います。今年の改良で、乾燥容量の少なさという問題点も改善されたため、選びやすい機種になりました。

 一方、難点は、シャープに比べて高めの本体価格でしょう。発売時期の問題もありますが、現状では費用対効果は低めです。


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【2018/9】【中位機】

 3・パナソニック Cuble NA-VG1300L 【左開き】
 3・パナソニック Cuble NA-VG1300R
【右開き】
  ¥245,028 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

【2018/9】【上位機】

 4・パナソニック Cuble NA-VG2300L   【左開き】
 4・パナソニック Cuble NA-VG2300R  
【右開き】
  ¥266,194 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:10kg
乾燥容量:5kg
消費電力量:1980Wh
使用水量:65L
サイズ:600×665×998mm

 NA-VG1300は、パナソニックの小型のドラムの上位機種です。

 設置面積が狭くて済む機種なかでは、例外的に高性能と言える製品です。

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 なお、小型の最上位機として、NA-VG2300Lも併売されています。

 こちらは、プレミアムステンレスを利用した高級感ある外観に、静電タッチパネルを利用する「外観に高級感のある仕様」です。ただ、中身は同じなので同時に紹介します。

  201710081133.jpg

 目玉となるのは、「洗剤の自動投入機能」です。

 専用のケースに液体洗剤・柔軟剤を入れておくと、重量センサー等が検知した洗濯量に合わせて、適切な量の洗剤を自動投入してくれます。「多め」「少なめ」などの設定も可能です。

 そのほか、スマホでの洗濯機の遠隔操作もできるため、ある意味、真の意味での「全自動」に近づいた洗濯機です。

 乾燥容量は、5kgまでです。

 600×665mmの設置幅で、5kgの乾燥容量を持つ機種はこれまでなく優秀です。ヒーター換気式を採用して「低温風パワフル乾燥」ができる同社ならではでしょう。

 光熱費は、消費電力量1980Wh使用水量55Lとなります。

 乾燥容量が増えた分消費電力量は下位機種よりあがり、1回の電気代が48円から、54円の水準に上がっています。ただし、乾燥容量を考えれば、大健闘であり、優秀と言えます。

 洗濯機能は、下位機種同様に、泡洗浄Wとを搭載します。一方、汚れにより強い温水泡洗浄Wは、この機種の場合、7kgの洗濯物まで利用可能ですので、実用性はそれなりにあるでしょう。

 その他の点では、槽のお手入れにナノイー(マイナスイオン)を使い、カビの発生を抑える機能が付属するのが、下位機種よりもパワーアップしている点です。あとは、乾燥時の低騒音モードの搭載が、下位機種との差となります。

---

  以上、NA-VG1300などの紹介でした。

 2-3人家族の方で、(設置スペースの関係で9これから紹介していくような中型のドラム式洗濯機の導入が難しい方にオススメできる機種です。

 ただし、このサイズは、乾燥にヒートポンプが用いられないため、光熱費の水準は悪いです。価格も安くはないので、導入できるならば中型機が良いでしょう。

3・中型のドラム式洗濯機の比較

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 つづいて、洗濯容量が10kg程度で、乾燥容量が6kg程度の中型のドラム式洗濯機の比較をしていきます。

 ファミリー向けとしては、(毎回乾燥機能を利用するならば)この程度のサイズがあると便利です。

 なお、中型は各社とも機種が多いので、メーカー別に解説していきます。

1・シャープの中型機

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 【2018/7】

 5・シャープ ES-H10C-WL【左開き】
 5・シャープ ES-H10C-WR【右開き】
  ¥157,280 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:10kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:1880Wh
使用水量:96L
サイズ:640×729×1114mm

 はじめに紹介するのは、シャープの中型のドラム式洗濯機です。

 中型としては、比較的価格が安いモデルです。

 乾燥容量は6kgまでです。

 小型機種に比べて約2倍の容量の乾燥に対応します。

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 光熱費は、一方で、消費電力量1880Wh使用水量96Lとなります。

 1回の洗濯で80円強とコストは上がります。

 しかし、小型のドラムを2回運転するより、光熱費は安いです。

 乾燥機の方式は、シャープの小型機種と同じく、「」を使う安定性の高い、ヒーターセンサー乾燥式です。

 電気代は高いですが、仕上がりについてはふっくらしており、またシワも少なく良好です。

 また、小型機種に比べて、温風が循環するダクトが広いです。そのため、ドラム式洗濯機の故障でありがちな、ダクト詰まりによる乾燥能力低下(=要修理)が置きにくいというメリット性もあります。

 先ほど書いたように、ヒーターセンサー式は、相当の歴史がある方式で、メンテナンスの部分でメリット性があります。

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 洗濯機能は、こちらも「ひまわりガラス」を採用する方式です。

 さらに、マイクロ高圧シャワーを採用し、上部からの高圧水流を噴射し、泥汚れなどを押し出す仕組みも採用します。こちらは、「すすぎ」の際にも利用され、洗剤残りの防止にも効果があります。

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 その他の部分は、センサーを含めて下位機種と同じです。使用後のプラズマクラスター消臭も付属し、運転音も静かです。

---

 以上、シャープのES-ZH1の紹介でした。

 ヒーターセンサー式を採用する大型機種は最近珍しいです。光熱費的なメリット性は低いですが、高温乾燥でニオイの問題や故障が起こりにくく、信頼性は高いので、今後も残って欲しい方式ですね。


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 【2018/9】

 6・シャープ ES-U111-TL【左開き】
 6・シャープ ES-U111-TR【右開き】
  ¥292,800 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:590Wh
使用水量:52L
サイズ:640×729×1114mm

  ES-P110は、シャープドラム式洗濯機の上位機種です。

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 ガラストップな外観を採用し、「お値段並み」の高級感を感じる機種です。

 乾燥容量は、6kgまでと先ほどと同じです。

 他社には7kg対応の上位機種もあるため、この部分では平均的です。

 ただし、洗濯のみの容量は11kgと若干強化されました。

 201903111707.jpg

 光熱費は、消費電力量590Wh使用水量52Lと、かなり安い水準です。

 1回の洗濯乾燥に要する経費(水道・洗剤・電気)は、38.3円と相当安いです。

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 乾燥機の方式は、この機種から、ヒートポンプ式となります。

 ヒートポンプ式は、エアコンの除湿機能と同じ方式で、熱を使わず、湿気のみを排出する乾燥方法です。電気代が安いほか、熱を使わず衣服に優しいという特長があります。

 一方、シワが寄りやすい面と、衣類がふっくらしない乾燥ムラが生じやすいユニットにゴミが溜まり経年変化で機能低下が起こりやすい、というデメリットもあります。

 ただ、シャープの場合、サポートヒーターが付属するため、衣類の乾燥ムラと、ふんわりしない点については、解決が目指されています。

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 洗濯機能の面では、下位機種と同じです。「ひまわりガラス」と、マイクロ高圧シャワーをこちらも採用します。

 このほか、温水洗浄機能も搭載です。35度の温水を使い、洗浄力を増した温水極め洗いコースが加わります。

 こちらは洗濯物が4kgまでの場合有効と、やや容量が少なめです。。また、低温でのシワ抑え乾燥コースが付属しますが、洗濯量として0.5kgまでと実用的にはイマイチです。

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 使用されているセンサーは、下位機種にも搭載されている温度・水位・振動・重量の各センサーは網羅します。

 それらに加え、光・泡・湿度センサーが搭載されます。

 洗濯水の透明度や泡の状況からすすぎの回数を自動調整したり、衣類乾き具合から適切な乾燥運転時間を調整してくれます。省エネ面で優れた機能と言えます。

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 SHARP 超音波ウォッシャー UW-A2-S
  ¥9,335 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

 また、最近話題のシャープの超音波ウォッシャーが内蔵され、襟汚れなどの下処理ができるようになった点が新しいです。便利ですが、別に買えるという点は、留意しても良いでしょう。

---

 以上、シャープの ES-P110の紹介でした。

 デザイン的にはアジア市場で受けそうな、クリア系の高級感が魅力です。

 ただ、下位機種と本体価格には差があります。ドラム式洗濯機の耐用年数や、ヒーターセンサー式の頑丈度をふまえると、総コストではやや不利でしょうか。

 また、洗濯機は、センサーの数が多い場合、センサー不良でのトラブルを抱える可能性も増えるため、Atlasとしては、基本的には下位機種を推します。

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【2018/9】

 7・シャープ ES-G111-TL【左開き】
 7・シャープ ES-G111-TR【右開き】
  ¥218,000 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

 なお、この機種には2018年9月に「下位機種」が同時販売になりました。

 同じようなデザインですが、サポートヒーター未搭載で、泡センサーと光センサーも未装備です。また、風呂水ポンプも別売となるほか、音声ガイドも未搭載です。

 新デザインを踏襲して、できるだけ安く販売しようという目的の製品です。しかし、肝心の洗浄力の部分では、下位機種にも負けている印象です。

2・パナソニックの中型機

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 【2018/9】

 8・パナソニック NA-VX7900L-W 【左開き】
 8・パナソニック NA-VX7900R-W 【右開き】
  ¥213,000 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:10kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:960Wh/680W
使用水量:55L
サイズ:600×722×1000mm

 NA-VX3800L は、パナソニックの中型ドラムです。

 同社のドラム式では最安の製品です。こちらも「ななめドラム」です。

 乾燥容量は6kgまでです。シャープと同じです。

 光熱費は、通常モードの場合、消費電力量960Wh使用水量55Lとなります。

 省エネ乾燥の場合680Whに低減できますが、この場合はシワ防止乾燥ができないため、意味は無いでしょう。これらの点で光熱費の部分でシャープに及びません

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 乾燥機の方式は、「熱」が入らないヒートポンプ式となります。

 ヒーターセンサー式と比べると、「衣類が傷み(縮み)にくい」・「電気代が安め」などのメリットがあります。

 一方、パナソニックの場合は、空気を乾燥させる「加熱器」のみで「サポートヒーター」ないので、シャープに比べると、乾燥ムラ衣類がふんわりしないという問題への対処については、徹底度が欠けます。

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 一方、パナソニックの場合、洗剤かすなどのゴミ残りの問題は、内槽だけになく、ドラムの外側も自動で洗浄する工夫で解決を図っており、この問題での故障修理の可能性が軽減しています。

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 洗濯機能の面では、洗剤を効率よく泡立てる泡生成器(ジェトバブルシステム)が付属し、W泡洗浄機能が利用できます。高効率の洗剤の活性化は、パナソニックの洗濯機の基幹技術であり、この点は優れます。

 一方、小型上位機に搭載される温水泡洗浄機能は未搭載です。中型の廉価機種という点で、このあたりは仕方ないでしょう。

---

 以上、パナソニックのNA-VX7900L の紹介でした。

 20万円前後のヒートポンプ式という点で、シャープのES-P110のライバルです。W泡洗浄機能など独自性もありますし、洗浄力の部分ではシャープに決して劣らないでしょう。

 一方、光熱費の安いヒートポンプ式の弱点の緩和という部分では、総合的には、ややシャープに劣るのがネックです。

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 【2018/9】

 7・パナソニック NA-VX3900L 【左開き】
  ¥192,062 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

 なお、パナソニックからは、下位機種としてNA-VX3900Lも発売されました。

 ただ、こちらは、同社の基幹技術たるW泡洗浄機能が未搭載であり、さらに左開きのみの展開です。明らかに「特売用」なので、選ばない方が良いでしょう。


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 【2018/9】

 9・パナソニック NA-VX8900L 【左開き】
 9・パナソニック NA-VX8900R
【右開き】
  ¥241,442 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:930Wh/620W
使用水量:55L
サイズ:600×722×1009mm

 NA-VX8700  は、パナソニックの中型ドラムの上位機です。

 形は先ほどと同じですが、機能面で多少異なります。

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 目玉となるのは、(小型機の上位機にみられた)「洗剤の自動投入機能」です。

 専用のケースに液体洗剤・柔軟剤を入れておくと、重量センサー等が検知した洗濯量に合わせて、適切な量の洗剤を自動投入してくれます。洗剤量の「多め・少なめ」の希望も聞いてくれます。

 ただし、スマホによる遠隔操作(予約変更など)は、未対応です。

 乾燥容量は6kgまでです。

 この点では下位機種と同じですが、洗濯容量が11kgまでと、こちらのほうが多少多めです。

 光熱費は、通常モードの場合、消費電力量930Wh使用水量55Lとなります。

 下位機種よりも多少改善されているのは、重量センサーと光センサーを利用したエコナビが搭載されるからです。ただ、シャープのヒートポンプ式に較べると、この機種も省エネ性では劣ります。

 乾燥機の方式は、同じくヒートポンプ式となります。

 繰り返しになりますが、ヒートポンプ式は、電気代が安い反面、シワがよりやすい、ふっくらしにくいなどの難点があります。この部分の対策は、このクラスでもイマイチです。

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 洗濯機能の面では、この機種から、W泡洗浄機能に加えて、温水洗浄機能が復活します。

 温水泡洗浄は、2kgなら最大60度ですが、11kgの洗濯容量でも15度の温水にすることが可能です。他社と異なり、容量的な制限がないので、割と使いやすいでしょう。

 また、シャープの上位機のマイクロ高圧シャワーに温水がプラスアルファされると考えれば、この機種から、洗浄面ではシャープを凌駕すると言えるかもしれません。

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 以上、パナソニックのNA-VX8800 の紹介でした。

 魅力は、温水洗浄機能・W泡洗浄機能など洗浄力の高さは文句がありません。加えて、洗剤の自動投入機能は利便性の面の目玉として、かなり魅力です。

 一方、ヒートポンプ式の難点の克服については、下位機種でみられた以上の特の段対策がないとも言えます。完璧を期す場合で、パナソニックから選びたいならば、次に紹介する同社のハイエンド機をオススメします。


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【2018/9】

 10・パナソニック NA-VX9900 【各色】
  ¥282,868 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:890Wh/590W
使用水量:55L
サイズ:600×722×1009mm

  NA-VX9800L は、パナソニックの最上位機種です。価格面では相当高額な機種です。 

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 最上位機については、ホワイト色とゴールド色2色の選択肢があります。

 一方、下位機種と較べた場合の相違点はいくつかあります。

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 第1に、本体にタッチパネルを採用し、視認性と高級感がアップしています。

 第2に、iOS及びAndroid用のアプリが用意され、外出先での運転予約や、洗濯状況についてのステータス通知を受けられる点です。

 洗剤の自動投入機能を装備する機種だけに、これらの機能は、利便性が高いです。

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 第3に、下位機種にも装備される「ジェット乾燥」をパワーアップさせた「ふんわりジェット乾燥」を装備する点です

 乾燥運転時に約4.6 m3/分の風を送り込む機能で、ヒーターポンプ式「シワがよりやすい」という欠点の解決が目指される部分では、下位機種を上回るでしょう。

 また、強風で衣服を舞いあげることで、(サポートヒーターを利用するシャープにはかなわないものの)ある程度「ふんわり」させる効果も期待できます。

 ただし、を重く用いるシステムの場合、一度に入れる洗濯物の容量で、その効果は異なるという限界はあります。

 第4に、エコナビ機能のパワーアップです。

 具体的には、衣類の量や質だけでなく、汚れとすすぎ具合を調べるためのセンサーが追加装備されているため、節電・節水効果が増しています。

 そのほか、桶洗浄時にナノイー(マイナスイオン)を吹き付けて、黒カビの発生確率を下げる機能も付属します。

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 以上、パナソニックの NA-VX9800Lの紹介でした。

 相当高い機種ですが、IOT家電として相当優秀なほか、ヒートポンプ式特有の乾燥時のしわの問題の解決が目指されている機種です。

 先述のように、利便性と洗浄力はパナソニックの場合(下位機種から)期待できますので、同社の中位機から選ぶならばこちらでしょう。

 ただ、乾燥の仕上がりの「ふっくら度」については、下位機種と同じ限界を抱えます。また、価格の高さは、いうまでもなく、ネックです。

3・日立の中型機

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【2018/9】【左開き】

 11・日立 ビッグドラム BD-SG100CL
  ¥159,800 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:10kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:980Wh
使用水量:60L
サイズ:630×715×1050mm

 続いて紹介するのは、日立の「ビックドラム」シリーズのドラム式洗濯機です。

 日立は、小型タイプは出していないので、設置面積的に630×715mmのこちらの機種が同社の「最も小型な機種」です。特に、幅が狭くて、圧迫感が少ない機種ですね。

 乾燥容量は6kgまでと、他社の中型と同等の水準です。

 光熱費は、消費電力量980Wh使用水量60Lとなります。

 省エネ性では、パナソニックの中型とほぼ同じ水準であり、シャープには及ばないレベルです。

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 乾燥機の方式は、日立の場合、ヒートリサイクル乾燥という独自方式を採用します。

 こちらは、運転時のモーターなどの熱を温風に再利用するシステムです。もちろん、それでは乾燥の熱量が足りないため、ヒーターで補う形式ですから、「ヒーターセンサー式の改良版」ですが、省電力です。

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 また、熱風はヒーターセンサー式ほど高温にしないため、衣類が傷みやすいという欠点を緩和しています。

 一方、温風温度は控えめですが、時速300kmの高速風をかなり強力にあてることで乾燥を促す風アイロンをうまく利用することで、乾燥を促す仕組みです。

 風アイロンは、強力なシワ伸ばし機能を兼ねており、乾燥後の仕上がりの良さについては、ヒーターセンサーに引けを取らず、日立は定評があります。また、衣類を「舞いあげる」ことで、ある程度の「ふんわり感」も期待できます。

 なお、「省エネかつ、シワがよく伸びる」という点で、日立を指名する人も多いです。

 パナソニックの「ふんわりジェット乾燥」がライバルでしょうが、比較的安い機種からこの側面が期待できるのが、日立の良い部分です。

 一方、この方式は高温にしないので、経年変化による洗濯カスや、低温乾燥によるニオイの問題については、特定の解決策を持ちません。また、衣類の「ふんわり感」についても、サポートヒーターを利用するシャープなどに比べると、イマイチでしょう。

 洗濯機能も、日立の上位機種に搭載される特別な洗浄機能がなく、この部分ではかなり見劣りすると言わざるを得ない機種です。

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 以上、日立のBD-SG100CLの紹介でした。

 ヒートリサイクル乾燥という、独自な乾燥法が特徴的な機種です。

 シワ伸ばしは得意ですが、先述のように「特有の欠点」もあるため、日立の機種を選ぶ場合は、これよりも上位機種をおすすめします。


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【2018/9】

 12・日立 BD-SV110CL-N 【左開き】
 12・日立 BD-SV110CR-N 【右開き】
  ¥208,396 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:6kg
消費電力量】780Wh
使用水量:53L
サイズ:630×715×1050mm

 BD-SV110シリーズ は、日立の中型の日立の「ビッグドラム」シリーズの洗濯機です。形は下位機種と同じです。

 乾燥容量は、6kgまでと同様です。

 ただ、洗濯容量は11kgとわずかにアップしています。

 光熱費は、消費電力量780Wh使用水量53Lとなります。

 光熱費の水準では、シャープのヒートポンプ式に次ぐ、優秀さです。

 下位機種よりも経済性が上昇しているのは、ヒートリサイクル乾燥の高度化のほか、パナソニックのエコナビに相当する、ECO水センサーを搭載するからです。

 201811191915.jpg

 これにより、水硬度、水温、洗剤量、布質、布量、すすぎ具合、脱水具合をそれぞれセンシングすることで、無駄な電力や水量をカットします。

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 なお、エコセンサーは、電気代・時短効果は高い一方、センシング不良で洗浄力が落ちる場合があります。そのため、メーカーによっては、「センサーをオフにした方が実は綺麗に洗える」という場合もあります。

 しかし、日立の場合、汚れの量センサーを搭載することで、(場合によっては)洗濯時間の延長も視野に入れる点で、これまでのセンサーのイメージを変えています。優秀と言えるでしょう。

 乾燥機の方式は、下位機種と同じく、ヒートリサイクル乾燥です。

 大きなドラムのなかで、強風をあてた乾燥させていく風アイロン機能も下位機種と同じですね。

 201811191959.jpg

 洗濯機能は、この機種からは、ナイアガラ洗浄に対応します。

 他社にも見られる、高圧水流をうえから吹き付ける仕組みで、洗浄力がアップします。このような仕組みは、ドラム式の標準仕様となりつつあるので、あるに越したことはないでしょう。

 なお、温水を用いるのはパナソニックなどと同じです。

 201811191958.jpg

 さらに、温水ナイアガラ洗浄を、コースとして選ぶことも可能です。

 パナソニックの温水W泡洗浄と似ていますが、パナソニックの場合、ドラム自体にヒーターを内蔵し、水温を高める仕組みで、日立は、温風で温めた洗剤を服に吹き付ける方式です。

 通常の洗濯よりも光熱費が余計にかかるのは同じですが、季節・室温にかかわらず、一定音の温水が期待できるという意味で、パナソニックのほうが徹底しています。日立は、仕組み上、洗剤(2倍)と水量(18L)も多く使う必要があります。この部分は、パナソニックに負けるでしょう。

 そのほか、パナソニックと同様に、槽の内外まで毎回しっかりクリーニングしてくれる機能が付属するため、清潔性が高い仕様です。

---

 以上、日立のBD-SV110シリーズ の紹介でした。

 低温乾燥と風を利用するヒートリサイクル乾燥に対応する機種で、かつ、選択機能の面でも他社標準の機能を搭載する良い機種だと思います。

 とくに、シワ伸ばし機能は定評があるため、アイロン掛け嫌いな方には特に向くモデルです。


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【2018/9】

 13・日立 BD-SX110CL-N  【左開き】
 13・日立 BD-SX110CR-N 【右開き】
  ¥264,612 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:12kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:850wh
使用水量:53L
サイズ:630×715×1065mm

 BD-SX110シリーズは、日立の「ビッグドラム」シリーズの洗濯機です。

 201903111805.jpg

 形状は、下位機種同様に、本体幅が狭く奥行が長めの設置幅で、630×715mmです(本体幅は600mm)。

 日立ではスリムな機種で、D-SV110CLとほぼ同型の上位機でといえます。

 下位機種との違いは、2点です。

 第1に、AIお洗濯に対応する点です。

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 2018年の日立は「AIお洗濯」をキャッチフレーズにしていますが、それに対応する機種です。

 具体的には、下位機種にもあった水硬度、水温、洗剤量、布質、布量、すすぎ具合、脱水具合・洗剤種類・汚れ量という6つのセンシングに、布動きセンサーを加えて、9つのセンサーにすることで、電気代や洗濯時間の短縮を図る機能です。

 「AI(エーアイ)」は、最近の家電の「流行用語」ですが、技術自体は過去からあるものです。実際、新機軸と思われるのは、布動きセンサーだけなので、実際の新味はあまりないです。

 201811191929.jpg

 第2に、洗剤の自動投入機能です。

 この機種は、パナソニック同様に、洗剤・柔軟剤の自動投入機能を付属させています。

 「多め」「少なめ」の選択も可能です。先行したのはパナソニックの昨年も出るですが、日立は、他社の良い技術を割と早く導入してくるメーカーですね。

 その他の部分は、下位機種と同じです。

---

  以上、BD-SX110シリーズの紹介でした。

 下位機種との価格差はだいぶ開くため、お買得感は(正直)ありません。ただ、「洗剤・柔軟剤の自動投入機能」は意味のある機能です。ただ、下位機種と価格差がひどくあるのがネックです。


 201811191935.jpg

 【2018/9】

 14・日立 BD-NV120CL 【左開き】
 14・日立 BD-NV120CR
【右開き】
  ¥225,800 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:970Wh
使用水量:54L
サイズ:735×620×1060mm

 BD-NV120AL  も、日立の中型の「ビッグドラムシリーズ」のドラム式洗濯機です。

 201903111807.jpg

 形状は、ここまでの機種と多少異なり、本体は735mmと幅広で、そのかわり奥行が620mmと短い仕様です。

 なお、大きさ以外の面では、一つ上のBD-SV110リリーズ とほぼ同様の仕様です。

 乾燥容量は、6kgまでです。

 ただ、洗濯容量は12kgとアップしています。ただ、乾燥機付き洗濯機の場合、洗濯機の部分だけの利用は少ないと言えます。

 実際、あまり意味が無いでしょう。

 201811191947.jpg

 ただ、こちらのほうが幅広ドラムなので、ふとんの乾燥ができる点は、それなりに便利かもしれません。

 いずれにしても、幅広ドラムのほうが出し入れしやすいメリット性はありますので、毛布などの大物を頻繁に洗う方で、設置スペースに余裕があるならば、こちらを選ぶのも手でしょう。

 光熱費は、消費電力量970Wh使用水量54Lとなります。

 12kgと庫内が広いためか、消費電力量は、同社の下位モデルに比べて悪いです。

 洗濯機能は、温水ナイヤガラ洗浄など、日立の基本技術は押さえています。ただし、洗剤の自動投入機能とAIお洗濯機能は付属しません。

---

 以上、日立のBD-NV120ALの紹介でした。

 先述のように、乾燥容量を伴わない洗濯容量の増加は、光熱費の面からも、個人的にあまり意味を見いだしにくいです。日立から選ぶ場合は、スリムタイプが良いかと思います。


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【2018/9】

 15・日立 BD-NX120CL 【左開き】
 15・日立 BD-NX120CR
【右開き】
  ¥280,000 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:12kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:970Wh
使用水量:54L
サイズ:735×620×1060mm

 BD-NV110AL は、日立の中型の「ビッグドラムシリーズ」のドラム式洗濯機の最上位機種です。


201811192019.jpg

 下位機種との違いは、先述の「AIお洗濯」への対応です。この部分については、下位機種も十分優秀なので、こちらの選ぶポイントとはなりにくいでしょう。

 一方、スリムタイプの高級機に見られた洗剤の自動投入機能は未付属です。

 スマホで操作・確認ができるのは、パナソニック同様に新しい部分ですが、利便性の面では、11kgタイプの高級機のほうが高そうです。基本的には下位機種で良いでしょう。

4・東芝の中型機

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 【2018/9】

 16・東芝 TW-117A7L-W 【左開き】
  ¥156,408 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:7kg
消費電力量:690Wh/1150Wh
使用水量:61L
サイズ:645×750×1060mm

 TW-117A7Lは、東芝ドラム式洗濯機です。

 東芝も日立と同じで小型のドラム式洗濯機を販売していないので、これが同社では最小サイズです。

 201903111816.jpg

 乾燥容量は、7kgまでとなります。

 この部分は、同社はこだわりが有り、他社の中型タイプより容量が1kg多めです。

 光熱費は、消費電力量690Wh使用水量61Lとなります。

 省エネ性は、そこそこ優秀ですが使用水量はやや多めです。

 センサーは、他社並みの「水温・布質・乾燥・布量・室温センサー」は付属します。

 しかし、洗濯槽のサイズを勘案しても、水量の面でその効果はスペック表には現れていません。

 乾燥機の方式は、パナソニックと同じ、エアコンとの除湿運転と同じで、熱を加えずに湿気を取っていくヒートポンプ式になります。

 先述のように、ヒートポンプ式は、節電性が高い一方で、シワが寄りやすい、ふんわりしない、洗濯カスで故障しやすい、乾燥ムラが生じやすいなどの欠点があります。

 201811192025.jpg

 一方、強風を使った「ふんわリッチ乾燥」対応し、「ふんわり乾かす」と強調されます。

 ただし、シャープのようなサポートヒーターを利用したハイブリッド乾燥ではないです。

 パナソニックの「ふんわりジェット乾燥」や日立の「風アイロン」とおなじで、特別な熱源はなく、強風力を活かして、衣服を舞いあげて「ふわっと」させる方式です。

 したがって、これらの2社同様に、シワ伸ばしの効果もあるでしょうが、洗濯物の量が多いと、効果があまり期待できない点も同じです。

 また、ヒーターは利用しないので、乾燥ムラの可能性は多少残ります。ただ、全部解決しているメーカーはないので、対策としては、業界最高レベルの水準でしょう。

 201701201844.jpg 

 洗濯機能は、その一方で、この機種から、高圧水流を使ったシャワーが付きます。

 さらに、仕組みは違いますが、シャープの「ひまわりガラス」のように、もみ洗い系の動作を付け加えるもみ洗いボードを付け、洗浄力の強化を図っています。

 加えて、槽の外側まで水で洗う自動お掃除機能と、ゴミ詰まりがしやすいダクト部分にも水を流す乾燥ダクト自動お手入れ機能が付属します。

 この点で、ヒートポンプ式としては、最も洗濯カスや糸くずのゴミ詰まりに関するトラブル対策が綿密に取られている機種と言えるでしょう。

 そのほか、清潔性の点で、黒カビが付きにくい防汚コート(マジックドラム)がなされている点が、特長でしょう。

---

 以上、東芝のTW-117A6L の紹介でした。

 洗浄力の点では、温水洗浄機能がない点が、価格比して残念な部分でしょう。この点で言えば、東芝から選ぶならば、より上位の機種が良いと思います。

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 【2018/12】

 17・東芝 TW-95G7L【左開き】
  ¥158,386 Amazon.co.jp  (3/11執筆時)

洗濯容量:9kg
乾燥容量:5kg
消費電力量:1980Wh
使用水量:90L
サイズ:655×714×1040mm

 なお、東芝は、下位機種となるTW-95G7Lも発売されています。

 乾燥容量5kgのタイプですが、設置寸法は、655×714とコンパクト機ではない機種で、ジャンルとしては中型機です。

 その部類としては、(電気代のかかる)ヒーター式である点でシャープの中位機がライバルですが、使用水量・消費電力量の点で負けています。

 搭載センサーなどの点でも劣るので、東芝から選ぶならば、別機種のほうが良いでしょう。


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【2018/9】

 18・東芝 TW-127V7L 【左開き】
 18・東芝 TW-127V7R   【左開き】
  ¥230,000 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:7kg
消費電力量:710Wh/1150Wh
使用水量:61L
サイズ:645×750×1060mm

 TW-117V6L は、東芝ドラム式洗濯機の中位機種です。

 201903111816.jpg

 乾燥容量は、下位機種同様に、業界最高の7kgまで対応です。

 光熱費は、消費電力量710Wh使用水量61Lとなります。

 やはり特に水量の点では、他社に比べて多少多めです。

 201701201859.jpg

 乾燥機の方式は、こちらも、ヒートポンプ式です。

 強風を使ったふんわリッチ乾燥にも対応します。

 201811192111.jpg

 洗濯機能は、このグレードから、高圧水流を使ったシャワーに加えて、温水を使った温水ウルトラファインバルル洗浄Wを搭載し、汚れに強くなっています。

 温水を用いる点は、現行の洗濯機の上位機種の「基準」とも言えますので、東芝ではこのグレードから「高級機」と言えそうです。

 東芝の場合も、11kgの洗濯物で15度の温度に対応します。

 この点ではパナソニックと並びますが、さらに3kgまで60度、5kgまで50度と実用性はパナソニックより高めです。

 201710081228.jpg

 さらに洗剤については、パナソニックの洗剤泡立て機構と似ていますが、1マイクロメートルの極小のウルトラファインバブルを発生させ、洗剤の洗浄成分を強化する独自技術が加えられます。

 技術として新しいもので、業務用分野で応用されている信頼性のある技術であることから、洗濯機に置ける効果も期待できます。おそらく、東芝は、今後、この技術を研ぎ澄ませていくことになるでしょう。

 実際、今年度は「ウルトラファインバブル洗浄W」として、発生器を2つ搭載させてきました。

 東芝は、温水機能ももちますが、「温水利用せずとも綺麗に落ちて経済的!」という基本発想です。

 騒音についても、シャープ同様に対策に力を入れています。ヒートポンプ式で最もうるさい乾燥時でも42dbと優秀です。

---

 以上、東芝のTW-127V7L の紹介でした。

 ヒートポンプ式の欠点を同社としては最大限克服した上で、温水洗浄、高圧水流というトレンドもしっかり押さえている点で高評価できます。

 とくに、7kgで正規の乾燥運転が可能な点は、他機種にない魅力です。東芝の機種では最もおすすめできますね。


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【2018/9】【各色】

 19・東芝 TW-127X7L 【左開き】
 19・東芝 TW-127X7R 【右開き】
  ¥338,256 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:7kg
消費電力量:690Wh/1150Wh
使用水量:61L
サイズ:645×750×1060mm

 TW-117X5L は、東芝ドラム式洗濯機の上位機種です。

 201811192040.jpg

 ただし、下位機種との相違点はデザイン面で、本体に7インチのタッチパネルが付属する点です。

 スマホとは連動しませんが、現状ではこうした方式の法が使いやすさでは上だと思います。

 ただ、液晶はバックライトの関係で決して頑丈で長持ちするわけではないので、本体の機械部分より先に「へたる」可能性はあるかもしれません。

 その他は、庫内にLEDライトが付いたことが主な相違点です。デザインを重視するのでなければ、基本的には下位機種で良いでしょう。

今回の結論
ドラム式洗濯機のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、小型と中型のドラム式洗濯機を紹介しました。

 記事は、もう少しだけ続きます。

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 次回の後編記事こちら)は、ここまで紹介してきたドラム式洗濯機「全機種」から、最終的な結論として「Atlasのオススメ機種」を提案します。

 引き続きよろしくお願いします。 

 後半記事は→こちら

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 最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは!

posted by Atlas at 18:52 | 生活家電

比較2019'【電気代が安い】ドラム式洗濯機19機の性能とおすすめ・選び方【小型・中型】:シャープ・パナソニック・日立・東芝 (2)

前半からの続きです。前半記事は→こちら

今回の結論
ドラム式洗濯機のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、前半記事(こちら)は、小型と中型のドラム式洗濯機を紹介しました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種を紹介します。


第1に、小型の洗濯台にも置ける洗濯機として最もおすすめできるのは、

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 【2018/2】

 1・シャープ ES-S7C-WL【左開き】
 1・シャープ ES-S7C-WR
【右開き】
  ¥129,800 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:7kg
乾燥容量:3.5kg
消費電力量:1600Wh
使用水量:80L
サイズ:640×600×1039mm

 シャープ小型ドラム式洗濯機でしょう。

 このサイズでは唯一3.5kgの乾燥に対応しますので、洗濯乾燥の回数の点で有利だろうと思います。省エネ性はよりよい機種が他にありますが、回数を考慮に入れれば槽変わらないでしょう。

 乾燥は、伝統的なヒーターセンサー式で、比較的故障が起こりにくく、乾燥後の仕上がりも上々です。選択機能も、ひまわりガラスの採用など、価格面からすれば十分だと思います。

 とくに、シャープの場合、運転音が他社に比べて小さいため、夜間の利用にも差し支えなく、1人暮らしの人などに特に向きそうです。


第2に、中型のドラム式洗濯機で、費用対効果の点でおすすめできるのは、

  201811192049.jpg

 【2018/7】

 5・シャープ ES-H10C-WL【左開き】
 5・シャープ ES-H10C-WR【右開き】
  ¥157,280 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:10kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:1880Wh
使用水量:96L
サイズ:640×729×1114mm

 シャープES-H10Bです。

 中型としては、最近では唯一安定性の高いヒーターセンサー乾燥式を利用しており、乾燥の仕上がりや、故障のしにくさの点で、メリット性が高いと感じます。

 もちろん、ヒートポンプ式の方が省エネではありますが、固有の弱点が完全には解決されていないですし、価格や耐用年数を考えても、総合的にはこちらが経済的だと判断しました。

 洗浄力の点でも、マイクロ高圧シャワーを採用しており、トレンドを押さえているのもポイントです。


第3に、光熱費の安いヒートポンプ式として現状完成度が高いと言えるのは、

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【2018/9】

 18・東芝 TW-127V7L 【左開き】
 18・東芝 TW-127V7R   【左開き】
  ¥230,000 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:7kg
消費電力量:710Wh/1150Wh
使用水量:61L
サイズ:645×750×1060mm

 東芝TW-117V6L でしょう。

 ヒートポンプ式としては、シワ、ふんわり感、ゴミ詰まり問題を高レベルで解決しており、最も機能面でまとまった機種です。

 洗濯機能面でも、高圧水流による洗浄と、温水洗浄という最近のトレンドをしっかり押さえた上、騒音対策と清潔性の問題にも踏み込んでおり、とても優秀です。とくに、温水洗浄機能については、洗濯容量の柔軟性が最も高い機種なので、実用的に使えると思います。

 さらにいえば、乾燥容量が7kgと他社よりも大きめなので、世帯向けとしてかなりおすすめできます。

ーーー

  201811191909.jpg

【2018/9】

 12・日立 BD-SV110CL-N 【左開き】
 12・日立 BD-SV110CR-N 【右開き】
  ¥208,396 Amazon.co.jp (3/11執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:6kg
消費電力量】780Wh
使用水量:53L
サイズ:630×715×1050mm

 一方、東芝は奥行が深いので、設置性を考えると、日立のBD-SV110AL も良いでしょう。

 定評ある風アイロンは、衣類シワの点では、業界最高の対応度ですし買って後悔しない機種と言えます。


第4に、一軒家などの広いご自宅での洗濯に強力な効果を発揮するだろう機種は、

 201811191855.jpg

【2018/9】

 10・パナソニック NA-VX9900 【各色】
  ¥282,868 Amazon.co.jp
(3/11執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:890Wh/590W
使用水量:55L
サイズ:600×722×1009mm

 パナソニックのNA-VX8700 でしょう。

 相当高価な製品ですが、洗剤の自動投入機能と、温水W泡洗浄の搭載が評価できます。

 日立も同様の機能を2018年から搭載してきましたが、先行していたのはパナソニックであり、モデルチェンジがあった分、問題点の見直しもなされているだろう点を評価しました。

 利便性の面でも、洗濯の進捗状況がスマホで確認できるため、離れた場所で洗濯機を回している場合に有用でしょう。

 そのほか、洗剤の自動投入機能は、「洗剤の使いすぎ」という部分の不経済の是正にもなるでしょう。

 201808131902.jpg

 なお、ドラム式洗濯機は高いですが、Amazonの場合、「Amazonギフト券チャージタイプ 」の販売があります。

 銀行経由でプリペイドしておけば、年間ライセンスならば、実質で最大2%引で購入可能です。クレジットカードのポイント割を除けば、この方法での購入が一番安い価格だと思います。

 ギフトカードは、Amazonの別の買い物でも利用でき、有効期限は10年です。検討しても良いでしょう。詳しくは【こちら】に解説があります。

補足:このブログの洗濯機関連記事

 というわけで、今回は、ドラム式洗濯機の話でした。

  201808091719.jpg---

1・タテ型の小型洗濯機 (4.2kg-6kg)
2・タテ型の中型洗濯機 (7kg-10kg)
3・タテ型の洗濯乾燥機 (5.5kg-12kg)  
4・ドラム式洗濯乾燥機 (7kg-11g)

 なお、ドラム式洗濯機は普及が進んでいるとは言え、まだ10万円以上と高いです。

 タテ型洗濯機も検討対象に加えたいという方は、上記の記事もご覧ください!

 最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。

 (前半からの続きですので、前半記事をご紹介いただけるといっそう嬉しいです!)

 ではでは!

posted by Atlas at 18:40 | Comment(0) | 生活家電

2019年03月08日

比較2019’ 最新の衣類スチーマー全24機の性能とおすすめ・選び方:パナソニックやティファールなど (1)

【今回レビューする内容】2019年 人気の衣類スチーマーの価格・性能と選び方・おすすめ:パナソニック・T-Fal・ツインバード・日立・東芝・アイリスオーヤマ 男性用 女性用 ・小型ガーメントスチーマー・ハンディスチーマーの違いや口コミランキング

【評価する製品型番】 IRS-01-KN IRS-01-WS NI-FS330 NI-FS540 NI-FS530 CSI-RX2 イージープレシング GV5240J3 DV8610J1 SA-4084BL トゥイニー NI5010J0 アクセススチームプラス DV9000J0 ライト DT7002J0 DR8085J0 T-FAL トゥイニー ジェットスチーム DV9000 SALAV G-39 改良型ガーメントスチーマー LG スチームウォッシュ&ドライ styler ブラウン S3RER 石崎電機 SSH-100BK 東芝TAS-X3

今回のお題
忙しい朝に便利な「衣類スチーマー」のおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年3月現在最新モデルとなる衣類スチーマーを比較します。

201807251727.jpg

 パナソニック・日立・ティファールなど、日本の家電量販店で手に入る機種は「ほぼ全て網羅」しました。

 いつものように、商品ごとに丁寧に比較したあと、最後に「結論」として、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案しています

ーー

  201809101115.jpg

1・コードレスアイロンの比較記事
2・衣類スチーマーの比較記事
3・ズボンプレッサーの比較記事

 なお、今回の記事は、家庭用プレッサー比較記事の2回目記事として書きました。

1・衣類スチーマーの選び方の基本!

 201807251352.jpg

 衣類スチーマーは、日本で爆発的に売れまくっていている家電です。

 そのため、多くの機種が登場していますが、大きく3ジャンルに分けられます。

1・プレス兼の衣類スチーマー
2・プレス中心の衣類スチーマー
3・スチーム専用の衣類スチーマー

 それぞれ「得意なこと不得意なこと」がある点は注意が必要です。

 選ぶ際の「重要なポイント!」ですから、その部分を最初に確認しておきましょう。

1・プレス「兼用」の衣類スチーマー

 201807251454.jpg

 プレス兼用のスチーマーは、各社からだされ、最も選択肢が多い商品です。

 201807251810.jpg

 メリット性は、2点あります。

 第1に、衣類への「ハンガーショット」のほか、衣類のプレスに対応できることです。

 一部機種は、プレス時の温度設定(強・中・弱)が付属するため、麻などのデリケートな繊維にも対応できます。

 第2に、比較的小型で、使いたいときにすぐ使える点です。

---

 201807251349.jpg

 デメリット性も2点あります。

 第1に、「スチーム力」が専用機などに比べて弱い点です。

 どの機種も、本当に頑固なシワについては、対応力は「イマイチ」です。

 第2に、プレスの際に「かけ面」が狭いため、仕上がるまで時間ができる点です。

---

 結論的にいえば、こうした機種は、「出かける前の身だしなみ用」として手軽に利用したい方、「1人暮らしで、Yシャツなどのプレスはたまにだけ」という方に、おすすめです。

2・プレス中心の衣類スチーマー

 201807251450.jpg

 スチームもできるプレス機は、フランスのティファールが得意とするジャンルです。

 1.6mのスチームケーブルがつくため、プレス機でありながら、持ち上げて「ハンガーショット」もできる製品です。

---

 201807251451.jpg

 メリット性は、2点です。

 第1に、ハイパワースチームに対応する点です。小型の兼用機より「最大5倍」の強力スチームが得られます。欧米で「衣類スチーマー」というと、これくらいが普通です。

 第2に、プレス時にかけ面が広い点です。Yシャツなど、プレスとスチームを併用して本格的に利用したい場合に向きます。

 201807251452.jpg

 デメリット性も、 2点です。

 第1に、本体の大きさと重さです。

 本体が1.5kg以上あるため、取り回しやすさは「イマイチ」です。また、スチームコードが、電源コード以上に太いので、取り回しやすさは、コードレス機などに比べて「イマイチ」です。

 第2に、利用までにかかる時間です。

 140度の温度を実現するため、3.5気圧という高圧をかけるので、立ち上がるまで8分かかります。他機の8倍以上なので、「朝の身だしなみ」には向きません。

---

 結論的にいえば、どちらかといえば、しっかりとした台の上で、高圧・高音スチームでプレスをしたい方に向く、「衣類スチーマー」です。

3・スチーム専用の衣類スチーマー

 201804011534.jpg

 スチーム専用の衣類スチーマーは、「ハンガーショット」専用設計の衣類スチーマーです。

 メリット性は、「ハンガーショット」のほか、衣類のプレスにも対応できることです。

 201807251655.jpg

 メリット性は、2点です。

 第1に、スチーム力が強い点です。小型のプレス兼用機に比べて、2倍のパワーです。

 第3に、タンク水量が多く、水の補給の面で有利な点です。

 201807251803.jpg

 デメリット性は、「プレス」に対応できない点ですね。

 朝に「ちょっと気になる」部分を手軽に直せない点は、「イマイチ」でしょう。

---

 結論的にいえば、身だしなみに「高レベル」に気を使いたい方向けでしょう。

 また、スチームを「ニオイ取り」として利用したい場合も、こうした製品が有用です。

ーーー

 以上、3つのジャンルの衣類スチーマーの「得意なこと不得意なこと」を説明しました。

 以下の記事では、こうした区分をふまえながら、各社の衣類スチーマについて、その機能の違いが分かるように、詳しく比較します。

2・プレス兼用衣類スチーマーの比較

 はじめに、各社の「プレスも、ハンガーショットもできる」2in1タイプの衣類スチーマーの比較です。

 なお、以下では、Atlasがおすすめできるポイントを赤字、イマイチと思う部分は、青字で書いていきます。


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 【2018年発売】
 1・Panasonic NI-FS340-PK
  ¥6,530 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

 【2017年発売】

 2・Panasonic NI-FS330-PK  
  ¥5,230 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:セラミックコート
コード:コード付
注水量:50ミリリットル
ハイパワースチーム:11g/分
かけ面サイズ:幅70×長さ150mm
重さ :665g

 パナソニックNI-FS340は、日本で最も「売れている」といえる衣類スチーマーです。

 こちらの機種は、2017年モデルがあります。新機種は、従来的な、タバコ・汗・飲食臭・防虫剤のニオイの除去のほか、「加齢臭対応」が謳われます。価格差もないので新機種で良いでしょう。

 つまり、新旧に能力差はないため、価格の安い方を選んで良いでしょう。


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 基本的な用途は、スチームを使ったしわ伸ばしです。

 蒸気を服に優しくあてていくだけでさっとシワが伸ばせるので、日本の朝の家庭事情にマッチしている製品と言えます。

 水蒸気噴射量は、11g/分という水蒸気噴射量になります。

 この通知は、スチーマーとしての「パワー」を知る上で重要です。大型のスチーム専用機には負けますが、気軽に使えるプレス兼用機としては十分以上です。

 水タンクは、50ミリリットルです。約4分のスチーム量となります。

 立ち上がり時間は、30秒です。朝の忙しい時間に向きます。

 重さも、665gと軽量です。

 小型サイズで手にもなじみます。除臭力もあり、タバコや汗などの付着臭、防虫剤のニオイの除去にも効果的です。

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 かけ面は、上下に向けて傾斜があるラウンド型のかけ面を採用しています。

 そのため、フリルの付いた服や、ブリーツスカートなどの立体縫製をしてあるものを「ふんわりと」プレスするのが大得意です。この点が、「家庭の2台目」として人気の秘密でしょう。したがって、かけ面の温度も、「服を傷めない」中温(150度)に限定されます。

 一方、ラウンド型のかけ面を採用するため、クリーニングに出したYシャツのように、洗濯後「パリッ」とかっちり仕上げるようなプレスは不可能です。

 その点で言えば、「家庭の1台目」は、別に必要と考えられます。

衣類の種類    プレス スチーム
皮・合皮 傷むので利用不可
非対応 対応
ベルベット 非対応 対応
ウール 非対応 低温で対応
シルク 非対応 低温で対応
麻(混紡) 部分対応 部分対応
綿 対応 対応
レーヨン 対応 対応
ポリエステル 対応 対応

 対応する衣類の種類は、上表の通りです。皮・合成皮革、100%麻の衣類は非対応です。

 一方、ベルベット・ウール・シルクなどの素材は、かけ面をあてずに、スチームを離してあてることで利用可能です。綿・レーヨン・ポリエステルなどはプレスでも、スチームでも対応可能です。

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 以上、パナソニックの衣類スチーマーNI-FS340の紹介でした。

 朝の忙しい時間に洋服のシワを取ったり、立体縫製の服を「ふんわり」仕上げられたり、面白い特長を持った機種だと思います。価格もこなれていますし、朝の時間節約のため「2台目」として所有するのは、「あり」でしょう。


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 【2018年発売】

 3・Panasonic NI-FS540-DA
 4・Panasonic NI-FS540-PN
   ¥8,280 Amazon.co.jp  (3/8執筆時)

 【2017年発売】

 5・Panasonic NI-FS530-DA
 6・Panasonic NI-FS530-PN
  ¥7,392 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:セラミックコート
コード:コード付
注水量:50ミリリットル
ハイパワースチーム:11g/分
かけ面サイズ:幅70×長さ150mm
重さ :690g

 NI-FS530も、パナソニックの製品の紹介です。形状は先ほどの機種と似ています。

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 こちらも、型落ちの2017年モデルが売られています。2018年モデルに比べると「3倍パワフルスチーム」が搭載された点が違いです。

 「10秒間程ほどの限定的な出力強化」とはいえ、もう価格差がないので、新機種を選ぶべきですね。

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 基本的な用途は、ハンガーが消して、スチームを使い洋服のシワを伸ばせるという点では先ほどの機種と機能は同じです。

 水蒸気噴射量も11g/分と下位シリーズ同じです。サイズや重さはほぼ変わりません。

 タバコや汗の脱臭効果があるのも同じです。

 水タンクは、50ミリリットルで、約4分のスチーム量となります。

 立ち上がり時間は、30秒です。朝の忙しい時間に向きます。

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 かけ面は、先ほどの機種と大きく異なる部分です。

 こちらは、従来的なフラット形状のかけ面を採用します。

 そのため、ハンガーに掛けてのスチームのほか、パンツのプレスなどにも対応できます。反面、「フラットな」形状なので、立体縫製の衣服の「ふんわり仕上げ」などは多少やりにくい仕様です。

衣類の種類    プレス スチーム
皮・合皮 傷むので利用不可
非対応 対応
ベルベット 非対応 対応
ウール 非対応 対応
シルク 非対応 対応
麻(混紡) 部分対応 部分対応
綿 対応 対応
レーヨン 対応 対応
ポリエステル 対応 対応

 対応する衣類の種類は、上表の通りです。

 先ほどの機種と同じです。こちらも、かけ面の表面温度は中温に固定ですね。デリケートな繊維には使えない点は留意しましょう。

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 以上、 NI-FS530の紹介でした。ふんわり仕上げよりも、プレスに力を入れた製品です。

 多少小型ではありますが、「家庭の1台目」としても利用できるため、一人暮らしの方に向いた機種と言えます。24秒で立ち上がるというスピードは、朝忙しい際に特に便利です。


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 【2018年発売】

 7・日立 衣類スチーマー CSI-RX2-W
 8・日立 衣類スチーマー CSI-RX2-R
  ¥7,700 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:70ミリリットル
ハイパワースチーム:14g/分
かけ面サイズ:
重さ :690g

 CSI-RX2は、日立衣類スチーマーです。同社は、2017年に新規参入した後発メーカーで、こちらは「2代目」となります。

 基本的な用途は、先行したパナソニックの上位機にコンセプトが近いです。プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプの機種です。

 水タンクは、本体部分に内蔵さます。


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 水蒸気噴射量も、14g/分です。

 パナソニックと比較してややスチーム量が多めです。

 噴射口は、十字型に配列されており、上下・左右どちらの方向のハンガースチームでもムラがないよう工夫されます。

 水タンクは、70ミリリットルです。約5分のスチーム量となります。先行販売のパナソニックより1分多めです。

 それでいて重さは同じ690gということで、後発の利点をフルに活かしたスペックです。

 立ち上がり時間は、この機種も30秒です。朝の忙しい時間に向きます。

 かけ面は、ダイヤモンド型です。

 パナソニック同様に、ボタン付近などの細かい部分もプレスしやすくなっています。ただ、かけ面の表面コートはチタン含有コートです。

 素材のグレードという点でも、セラミックコートを採用するパナソニックに次いで、「滑りやすさ」は期待できるでしょう。

衣類の種類    プレス スチーム
皮・合皮 傷むので利用不可
対応
対応
ベルベット 対応
対応
ウール 対応
対応
シルク 対応
対応
麻(混紡) 対応 対応
綿 対応 対応
レーヨン 対応
対応
ポリエステル 対応
対応

 対応する衣類の種類は、パナソニックと比較すると、スチームの対応状況はほぼ同じです。

 ただし、プレスについては、温度に厳しい繊維にも対応している点がメリット性です。日立は、「高」「中」「低」と3段階の温度設定ができるため、対応の幅が広いと言えます。

 また、スチーム自体も135度の中温スチームに対応するため、ウールやポリエステルも安心して利用できます。

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 以上、日立の衣類スチーマーの紹介でした。

 先行するパナソニックと比べると、スチームショットの面ではほぼ互角です。しかし、プレスの時に温度設定が可能なのがメリット性でしょう。ただ、かけ面の滑りやすさは、セラミックかけ面のパナソニックが多少有利です。

 それをふまえれば、アクリルやポリプロピレン系の熱に弱い記事のプレスを考えるならば日立、Yシャツのプレスなど、一般的な用途だけでの利用で、後は「もっぱらクリーニング」と考えるならば、パナソニックで良いでしょう。

 最終的なおすすめ機種は、最後に改めて書きたいと思います。

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 【2017年発売】

 7'・日立 衣類スチーマー CSI-RX1-W
 8’・日立 衣類スチーマー CSI-RX1-A
  ¥5,500 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

 なお、日立については、旧製品が割と安く残っています。

 ただ、スチーム量が11gと少ないほか、中温スチームに未対応なので、基本的に新機種が良いでしょう。


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 【2017年発売】

 9・東芝 衣類スチーマー TAS-X3【各色】
  ¥6,713 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:55ミリリットル
ハイパワースチーム:11g/分
かけ面サイズ:約170×70mm
重さ :690g

 CSI-RX1は、東芝衣類スチーマーです。日立同様の時期にあたる2017年に新登場した機種です。

 基本的な用途は、こちらも、プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプの機種です。

 水蒸気噴射量も、11g/分とパナソニックと同じです。

 水タンクは、55mlで、持続時間は「最長」5分です。ただし、ハイパワー利用時は3.5分なので、パナソニックと同じで、日立以下ですね。

 立ち上がり時間は、この機種も30秒です。他社と同じです。

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 かけ面は、楕円形で、先端にポイントプレスしやすい突起があるのが「売り」です。

 素材はセラミックという点では、パナソニックと同じですが、独創的な工夫は乏しいです。

 対応する衣類の種類は、日立と同じく「高」「中」「低」と3段階の温度設定ができる仕様であり、対応布地も同じです。

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 以上、東芝の衣類スチーマーの紹介でした。

 先発する諸メーカーとの明確な違いがあまり見られない機種です。プレス機では老舗なので、今後のバージョンアップに期待したいと言えます。


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 【2017年発売】

 10・アイリスオーヤマ IRS-01-KN
 11・アイリスオーヤマ IRS-01-WS
    ¥4,846 Amazon.co.jp  (3/8執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:60ミリリットル
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:幅70×長さ160mm
重さ :790g

 IRS-01は、2017年からアイリスオーヤマが販売を開始した、比較的格安な衣類スチーマーです。

 基本的な用途は、プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプとなります。

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 水蒸気噴射量は、情報非開示です。ただ、スチームの噴射口は直列に6つです。他社の半分程度で、パワーや広がりは、他社よりはっきりと劣るといえます。

 水タンクは、注水量は60ml・稼働時間も5.5分と、日立とパナソニックの中間的容量です。

 ただし、本体の重さは、790gと重めです。

 立ち上がり時間は、35秒です。ほんの少しですが、他社より遅いです。ただ問題ないでしょう。

 かけ面は、素材は非開示ですが、おそらく低ランクのフッ素コートです。すべりの面では「価格なり」でしょう。

 対応する衣類の種類は、パナソニックと同じです。日立と違い、プレス温度が中温固定なので、デリケートな繊維は、対応できません

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 以上、アイリスオーヤマの衣類スチーマーの紹介でした。

 メリット性は、やはり価格面で、保証面で信頼できるブランドの製品が5000円ほどで手に入るのは、大きなメリットです。

 一方、スチームのパワーやかけ面の素材などの部分の品質は、他機種に劣ります。一度買えば長く使う製品なので、このあたりは考えどころです。


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 12・T-FAL ジェットスチーム DV9000J0
    ¥4,240 Amazon.co.jp
(3/8執筆時)

かけ面:アルミニウム
コード:コード付
注水量:50ミリリットル
ハイパワースチーム:----
かけ面サイズ:調査中
重さ :0.83kg

  DV9000 は、T-Falが発売しているスチーマーです。

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 基本的な用途は、プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプとなります。洋服ブラシのような形をしていますが、重さはあり水なし状態で830gです。

 水蒸気噴射量は、数値としては非公開です。スチームの孔の数も少なく部分的ですから、高い期待はできないでしょう。

 水タンクは、注水量は50ml・稼働時間は最大15分となります。ただし、逆に言えば、さほど強力スチームではないという「証拠」です。

 かけ面は、アルミニウムです。普通のフッ素加工でありとくにこだわりはありません。

衣類の種類    プレス スチーム
皮・合皮 傷むので利用不可
対応
対応
ベルベット 対応
対応
ウール 対応
部分対応
シルク 対応
部分対応
麻(混紡) 対応 部分対応
綿 対応 対応
レーヨン 対応
対応
ポリエステル 対応
対応

 対応する衣類の種類は、プレス面では万能です。スチーマーとしても、かけ面から話さえすれば、ウールやシルクなどのデリケートな素材でも対応できます。

 これは、日立と同じで、「高温・中温・低温」の選択ができるからです。

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 以上、T-falのトゥイニージェットスチーム DV9000 の紹介でした。衣類スチーマーとしては安く、導入しやすい機種です。

 ただ、プレスもスチームショットも、上位機に比べると確実に能力が落ちるため、基本的には1人暮らしの男性などが、プレス用途とスチーム用途兼用で安い機種を探している場合に限り、おすすめです。

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 13・T-fal 2in1 スチーム&プレス DV8610J1
    ¥3,944 Amazon.co.jp
(3/8執筆時)

 なお、DV9000の旧型としてDV8610J1が併売中です。ただ、スタンド金具などがないなど、利便性の面で新機種の方が上位です。選ばずともよいでしょう。


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 14・TWINBIRD SA-4084BL【青】
 15・TWINBIRD SA-4084P【ピンク】
    ¥2,505 Amazon.co.jp
(3/8執筆時)

かけ面:フッ素樹脂
コード:コード付
注水量:100ミリリットル
ハイパワースチーム:0.2g/分
かけ面サイズ:W 56 × D 124 mm
重さ :930g

 ツインバード工業からも衣類スチーマーが発売されています。日本では同社が先発で、30年近いロングセラー機となります。

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 基本的な用途は、この機種も、プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプとなります。

 水蒸気噴射量は、0.2g/分です。

 かなり弱いです。そのため、霧吹きでの事前処理が推奨されています。

 水タンクは、注水量は100mlとやや大きめです。

 立ち上がり時間は、40秒です。

 かけ面は、普通のフッ素加工でありとくにこだわりはありません。

 対応する衣類の種類は、日立などと同じで、デリケートな繊維にも対応するタイプです。プレスについて、温度設定が3段階から選べるためです。

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 付属品は、この機種の興味深い部分です。

 ほこりや小さなゴミを取り除くのに向いた衣類ブラシと、大きなゴミや糸くずが取れる毛ブラシアタッチメントとして取り付けられます。家庭には必要なものですし、兼用できるのは良い部分です。

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 以上、ツインバード工業衣類スチーマーの紹介でした。

 衣類スチーマーとしては、スチーム力の弱さが致命的でしょう。重さも930gとありますので、どちらかと言えば、メインはパンツなどのプレス、という方で、格安機をお探しの方にオススメですね。

3・プレス中心の衣類スチーマーの比較

 続いて、ハンガーショットも対応するが、どちらかといえばプレス時のスチームが得意な機種を紹介します。


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 16ティファール イージープレシング GV5240J3
    ¥14,997 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:特殊セラミック
コード:コード付
注水量:1000ミリリットル
ハイパワースチーム:60g/分
かけ面サイズ:
重さ :4kg

 イージープレシングは、ティファール製品です。こちらは2015年に投入された製品です。

 基本的な用途は、形状からも推察されますが、基本的には衣服のプレス用です。

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 水蒸気噴射量は、60g/分と相当パワフルです。兼用機の最大6倍です。通常モードでも25g/分ですから、スチーム力だけで言えば、「最強」です。分厚い衣服でも奥までスチームが浸透するので、強力にシワ取りが可能です。

 なお、ハンガーショットをする場合は、内蔵されている1.6mのスチームケーブルを伸ばして、手持ちして利用します。

 本体重量は4Kgありますが、水の入った台座を置いて使う方式なので、重さを感じずスチームが可能です。

 水タンクも、1000ML(=1L)と巨大で、パナソニックの20倍のタンクです。60分の連続使用時間を誇ります。

 立ち上がり時間は、ただし、3.5気圧をかけて140度のスチームをだすという強力さゆえに、約8分と相当長いです。

 朝の忙しい時間の利用に向く機種ではないです。

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 かけ面は、滑りやすい特殊セラミックかけ面です。

 また、かけ面が広いため、プレスを主目的に購入される場合にはイチオシです。

衣類の種類    プレス スチーム
皮・合皮 傷むので利用不可
対応
対応
ベルベット 対応
対応
ウール 対応
対応
シルク 対応
対応
麻(混紡) 対応 対応
綿 対応 対応
レーヨン 対応
非対応
ポリエステル 対応
非対応

 対応する衣類の種類は、上表の通りです。

 こ表面温度が高温・中温・低温と三段階に調整できるため、プレスについては、ほぼ「万能」な製品です。

 なお、T-falはスチームが強力ですが、スチーム量の調整ダイヤルも別に付くため、目的に合わせて強弱が調整できます。

---

 以上、ティファールイージープレシングの紹介でした。立ち上がるまでに時間がかかるので、「忙しい朝」には向かない機種です。

 一方、強力なハンガーショットとプレスを搭載するので、「時間のあるときにキッチリ仕上げたい」場合には、かなり良い選択肢だと思います。


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 【2017/10】

 17・ティファール トゥイニー NI5010J0
  
¥17,366 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:特殊セラミック
コード:コード付
注水量:400ミリリットル
ハイパワースチーム:25g/分
かけ面サイズ:
重さ :1.8kg

 トゥイニーは、ティファールの最も新しい衣類スチーマーです。

 2017年冬に登場したものです。発売早々人気でやや品薄です。

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 基本的な用途は、こちらもしっかりとした衣服のプレスができる機種です。一方、イージープレシングと同じく1.6mのスチームケーブルを伸ばして、水タンクを置いたままハンガーショットもできます

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 一方、こちらはヘッド部分が軽量なので、取り回しはこちらの方が圧倒的に楽でしょう。その点で言えば、ジャンルは「プレス兼用機」とも言えます。

 水蒸気噴射量は、25g/分となります。イージープレシングに比べると弱いとは言え、一般的には「パワフル」と言え、厚手の服でも強力に利用できます。

 水タンクは、400mlです。

 他社のプレス兼用機に比べれば10倍以上の容量で、16分間連続使用が可能です。

 立ち上がり時間は、40秒ですから、8分だった先ほどの機種の「欠点」は克服しています。

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 かけ面は、こちらも特殊セラミックかけ面とすべりが良いです。

 一方、かけ面が狭いため、この部分では「プレス兼用機」に比べてもさほど有利ではありません。とはいえ、強力なスチーム力を活かしてプレスできます。

 対応する衣類の種類は、こちらは、表面温度がプレスにおいては中温固定なので、デリケートな衣類は掛けられません。

 この点で、この機種は「プレス」には限界があり、「プレス兼用機」とも「プレス専用機」とも言えない境界線上をさまよう製品と言えます。

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 以上、ティファールトゥイニーの紹介でした。

 今回は3ジャンルに分けての紹介ですが、うまくそれに当てはまらない機種です。

 実際「朝忙しいときに使う」にはスチームケーブル式は「大げさ」で、時間のあるときにじっくり使うには「プレス能力が中温固定」です。なまじバランスが良すぎるために、「どっちつかず」の印象もある機種です。

4・スチーム専用の衣類スチーマーの比較

 最後に、「ハンガーショット」に特化した製品を紹介します。


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 【2018年】

 18・T-Fal アクセススチームプラス DT8100J0
    ¥8,817 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:185ミリリットル
ハイパワースチーム:23g/分
かけ面サイズ:
重さ :1200g

 アクセススチームプラスは、T-Falの発売する衣類スチーマーです。

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 基本的な用途は、手持ちでの衣類スチームです。

 重さは、1200gです。ただ、形状的に持ちやすいと思います。3メートルの電源ケーブルをつなげば使える仕様です。

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 水蒸気噴射量は、20g/分です。

 パナソニックなどの「プレス兼用機」と比較すると「2倍のスチーム量」です。また、スチーム量の調整は2段階で対応しますので、「強力」なのは欠点にはなりませんね。

 水タンクは、本体に内蔵される方式です。185mLと「プレス兼用機」の3-4倍程度で、連続使用時間も18分と十分です。

 立ち上がり時間は、40秒です。スチーム力の強さを考えればもんだいなく、実用的です。

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 かけ面は、プレス非対応ながら、セラミックのヒーティングプレートを装備します。

 これは、スチームでほぐしたシワを伸ばす用途で利用します。簡易的な「プレス」とも言えます。

衣類の種類    プレス スチーム
皮・合皮
非対応
対応
ベルベット
部分対応
ウール
部分対応
シルク
部分対応
麻(混紡)
部分対応
綿
対応
レーヨン
対応
ポリエステル
対応

 対応する衣類の種類は、上記のようになります。

 スチームが中程度のパワーなので、合成繊維についても対応します。

 麻については、麻100%は対応不可ですが、混紡なら可能です。その他、シルク・ウールなどは、ヘッドを接触させず、十分、衣類から離してショットする場合に限り対応します。

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 なお、この機種は、ドアフックが付属するため、クローゼットなどの近くに「引っかけておいて利用する」という使い方も可能です。

---

 以上、T-Falアクセススチームプラスの紹介でした。

 プレスが不要な方には、この機種は最善な機種の1つでしょう。小型で収納性も良く、ドレッサーなどに引っかけて置いておける点も魅力です。

 立ち上がりも40秒と速いので、スーツやジャケットなどのお手入れに特化して購入するならば、とても良い選択肢ですね。

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 【2018年】

 19・ティファール アクセススチームライト DT7002J0
    ¥7,599 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

 なお、この機種の「下位機種」として、アクセススチームライトが登場しました。

 水蒸気噴射量は、15g/分と弱く、 水タンク140mlと小さくなっています。持続時間も16分です。

 また、スチーム量の調整ができないほか、セラミックのヒーティングプレート未装備です。

 一方、「ライト」とありますが、セラミックプレートを使わない分200gほど軽量です。ただ、利便性が大きく削がれる割に、値段は変わりないため、買うならば「上位機」ですね。

ーーー

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 【2016年】

 20・ティファール アクセススチーム DR8085J0
    ¥7,576 Amazon.co.jp
(3/8執筆時)

 一方、2016年発売の旧機種も併売中です。

 こちらは、水蒸気噴射量は、18g/分と弱く、セラミックのヒーティングプレート未装備です。

 また、蒸気量の調整にも対応しないため、やはり選ぶならば「新機種の上位機」です。


  

 21SALAV G-39 ガーメントスチーマー
     ¥11,980 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:1200ミリリットル
ハイパワースチーム:35g/分
水漏防止:
かけ面サイズ:
重さ :3.8kg
備考 持続時間45分

 こちらは、SALAVの発売する改良型ガーメントスチーマーです。

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 この製品は、据置タンクにスチームホースが付属するという欧米では伝統的な形状の衣類スチーマーです。

 この形状の製品は、以前は、米国のコンエアーのほか、T-Falがインスタントスチーム 3360 3320として販売していましたが、完全に日本市場から「撤退」しました。

 ただ、いわゆる「ジェネリック家電」としてSALAVが安く販売しています。

 基本的な用途は、この機種も手持ちでの衣類スチームです。

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 本体のサイズは、幅352×奥255×高290mmです。決してコンパクトではないです。

 重さは、3.8kgです。ただ、持ち手の部分は軽量で、タンクも車輪付きですから、問題ないです。

 水蒸気噴射量は、35g/分です。専用機としては、現状で最もパワフルです。

 水タンクは、本体に1.2Lの大タンクが内蔵です。45分持続する容量を持ちますので、給水後は数週間使えるでしょう。

 立ち上がり時間は、45秒です。速度に不満はないでしょう。

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 かけ面は、噴射孔が横に並ぶ形のワイドサイズです。ただし、T-Falのように、「シワを伸ばす」用途には利用できません。

 対応する衣類の種類は、明示はされません。ただ、形状と仕組みはT-FALと同様とみて問題ないでしょう。ただし、強弱の調整はできない仕様です。

 付属品の部分では、毛の長い衣類に利用できるブラシなど充実していますね。

--

 以上、SALAVの製品の紹介でした。

 コンエアーの撤退と、T-FALの品薄状態で、ハンガー付属の据え置き型タイプで現在手に入りやすいのはこの機種だけです。水タンクが大きい据え置き型で考える場合、現状では有力な選択肢となるでしょう。


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 22・ SURE ポータブルスチーマー SSH-100BK
    ¥2,882 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:40ミリリットル
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:W 56 × D 124 mm
重さ :480g

 SSH-100BKは、どこでもスチーマーの愛称で石崎電機が販売しているハンディスチーマーです。

 基本的な用途は、この機種もスチーム専用です。

 ただし、この機種は、折りたたみできる形状で、重さ480gと軽量のため,、持ちはこびに優位性がある製品です。

 水蒸気噴射量は、非開示です。仕組み上、パワーは期待できないでしょう。

 立ち上がり時間は、50秒とそこそこ速い点は、評価できます。

 対応する衣類の種類は、強力なスチームができる機種ではないため、基本的には綿やレーヨンなどの一般的な素材に用いるものです。

 付属品は、衣類の糸くずを取り除けるブラシアタッチメントが付属します。

---

 以上、SSH-100BKの紹介でした。

 家庭用としてみると非力でメリット性の薄い製品です。ただ、コンパクトに折りたたみ、持ち運べる点は一定のニーズがあるでしょう。

 なお、この製品、出張用に向くとして雑誌で紹介されていました。ただ、3メートルの電源コードも付くわけで、この点でその用途にはやや「微妙」です。


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 23LG スチームウォッシュ&ドライ styler S3RER
 24LG スチームウォッシュ&ドライ styler S3RBF
    ¥144,780 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

 S3RER は、LGは発売する新しいタイプの衣類スチーマーです。

 基本的な用途は、この機種は、中に収納した衣類に自動でスチームし、シワや臭いを除去するという「ライフスタイルクローゼット」というジャンルです。

 高さ185cm・幅44.5cm・奥行き58.5のロッカーのような形状で、最下部に、大きな水タンクが付属する製品です。

 201709031255.jpg

 もはや人間の手を介さず、時間予約して乾燥までしてくれるとても便利な家電です。

 Atlasも設置スペースさ許せば導入を検討したいと考えています。また、面白いのは、ハンガーに振動を加えることで、ホコリや花粉の除去に対応する点です。

 対応する衣類の種類は、デリケートコースがあるため、皮革を含めて普遍的に対応できます。ハンガー3本とズボン1本までの容量を同時に処理できる能力を持っています。

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 以上、LGS3RERの紹介でした。

 設置スペースと予算が許せば選びたい機種です。時短効果は「最強」レベルで、個人的にも欲しいです。

 ただ、冷静に言えば、現状でライバルメーカーがないため、価格が現在では相当に高い点と、今後において改良が進んでいくことを考えると、こちらの導入は次回とし、価格的に求めやすい衣類スチーマーを発売までの「中継ぎ」とするのも一案でしょう。

後編につづく!
衣類スチーマーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、衣類スチーマーを比較しました。

 201807251727.jpg

 記事はもう少し続きます。

 続く後編記事(こちら)では、ここまで紹介してきた全ての衣類スチーマーから、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

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 今回の前半記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 12:08 | 生活家電

比較2019’ 最新の衣類スチーマー全24機の性能とおすすめ・選び方:パナソニックやティファールなど (2)

前編からの続きです。前編は→こちら

後編につづく!
衣類スチーマーのおすすめは結論的にこの機種!

 ども!Atlasです。

 前編記事(こちら)では、各社の衣類スチーマーを比較しました。

 201807251727.jpg

 今回の後編記事では、ここまで紹介してきた全ての衣類スチーマーから、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。


 第1に、立体縫製の衣服にも使える「忙しい朝」に最適な小型機種としては、

 201807251455.jpg

 【2018年発売】
 1・Panasonic NI-FS340-PK
  ¥6,530 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

 【2017年発売】

 2・Panasonic NI-FS330-PK  
  ¥5,280 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:セラミックコート
コード:コード付
注水量:50ミリリットル
ハイパワースチーム:11g/分
かけ面サイズ:幅70×長さ150mm
重さ :665g

 パナソニック小型衣類スチーマーNI-FS340が良いでしょう。

 201807251735.jpg

 ラウンド形状のかけ面は、デザインが複雑な服でも「ふんわり」仕上げるのが得意ですから、とくに女性の服には「抜群に」使いやすいでしょう。

 朝の忙しい時間には、30秒で立ち上がるのも嬉しい部分です。

 よりパワーの期待できる機種は、他ににあります。しかし、小型・軽量で設置性が良く、必要なときだけ取り出せる点は、この機種が「最も優れ」ます。

 この形状を最初に開発したのはパナソニックであり、すでに数回のモデルチェンジがありました。そのため、ユーザー視点からの相当の改良がある点でも、この機種の「レベルは高い」です。

 なお、2機種ありますが、スチームのパワーを含めて先述のように性能は同等なので、新機種の登場で値段が下がっている2017年モデルが良いと思います。


 第2に、ジャケットなどの衣類スチームに特化した、強力・小型機種としておすすめなのは、

  201807251651.jpg

 【2018年】

 18・T-Fal アクセススチームプラス DT8100J0
    ¥8,817 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:185ミリリットル
ハイパワースチーム:23g/分
かけ面サイズ:
重さ :1200g

 ティファールアクセススチームプラスでしょう。

 201807251655.jpg

 ジャケットなど厚手の服にも対応させる場合、他機の「2倍」となる23g/分の蒸気発生量が有利に働きます。

 201607111112.jpg  

 設置性も、電源ケーブルだけで利用できる形式である上、ドアなどに引っかけておける仕組みで、好きなときに使える気風もあります。

 もちろん、立ち上がりも45秒と速いので、忙しい日本の朝にも便利に対応してくれるでしょう。また、セラミックプレートで、簡易的なシワ伸ばしができる点、強力スチームで、スーツなどの消臭も期待できる点などが見所です。

 価格もさほど高くないですし、冬などにとくにジャケットを多用する方が専用機として買う場合は、良い機種です。

 連続使用時間18分ありますから、毎日の水補給は不要です。

ーーーー

  

 21SALAV G-39 ガーメントスチーマー
     ¥11,980 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:1200ミリリットル
ハイパワースチーム:35g/分
水漏防止:
かけ面サイズ:
重さ :3.8kg
備考 持続時間45分

 ただし、より大きな水タンクで、完全に据え置いて使う場合は、SALAV G-39が選択肢となります。


 第3に、一人暮らしのビジネスパーソンの「1台目」としておすすめできる機種は、

  201812221415.jpg

 【2018年発売】

 7・日立 衣類スチーマー CSI-RX2-W
 8・日立 衣類スチーマー CSI-RX2-R
  ¥7,700 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:70ミリリットル
ハイパワースチーム:14g/分
かけ面サイズ:
重さ :690g

 パナソニックNI-FS540-DAと迷いました。

201807251748.jpg

 しかし、「ハンガーショット」に加えて「プレス」と言うことになると、プレス温度が3段階で設定できる必要が、どうしてもあります。それをふまえると、日立の衣類スチーマーが「おすすめ」です。

 スチームショットも、プレス兼用機としては、他社と同じくらい強力です。その上で、水タンクがわずかに大きいので、持続性も5分を超えるというメリットがあります。

 201804011551.jpg

 【2018年発売】

 3・Panasonic NI-FS540-DA
 4・Panasonic NI-FS540-PN
   ¥8,280 Amazon.co.jp  (3/8執筆時)

 【2017年発売】

 5・Panasonic NI-FS530-DA
 6・Panasonic NI-FS530-PN
  ¥7,392 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:セラミックコート
コード:コード付
注水量:50ミリリットル
ハイパワースチーム:11g/分
かけ面サイズ:幅70×長さ150mm
重さ :690g

 ただし、プレスはしても、Yシャツのプレスなど、一般的な用途だけでの利用で、後は「もっぱらクリーニング」と考えるならば、パナソニックで良いでしょう。

 性能は日立とほぼ同じですが、かけ面の滑りやすさの点で、セラミックを採用するパナソニックはやや有利ですから。

 男性向きの色柄の展開ですが「面倒な機能は省く」という意味では、潔くて良い機種です。


 第4に、プレス重視の製品としてオススメできる製品は、

 201807251450.jpg

 16ティファール イージープレシング GV5240J3
    ¥14,997 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:特殊セラミック
コード:コード付
注水量:1000ミリリットル
ハイパワースチーム:60g/分
かけ面サイズ:
重さ :4kg

 基本的に、プレスと同時に衣類に強力にスチームしたい!という方は、 本格的なプレス機といえるイージープレシングが良いでしょう。

 広いかけ面と、業務用と言ってもよいスチーム力を持つため、本格的にプレスをしたい「家事の達人」には、こちらがオススメです。

 なお、本体に重さがある機種です。ただ、その重さを利用しながら、しっかりプレスできるのがこのメーカーの良い部分でもあります。

補足:このブログの関連記事の紹介

 というわけで、今回は、衣類スチーマーの紹介でした。

 201809101115.jpg

1・コードレスアイロンの比較記事
2・衣類スチーマーの比較記事
3・ズボンプレッサーの比較記事

 なお、クリーニング屋さんのように「かける」をメインにする製品も比較して考えたい方は、一番の記事をご覧ください。

ーーー

 最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

 (前半からの続きとなりますので、前半記事をご紹介いただけると、いっそう嬉しいです!)

 ではでは。

posted by Atlas at 12:07 | Comment(0) | 生活家電

2019年02月20日

比較2019’【電気代も安い!】31機の最新加湿器の性能とおすすめ・選び方 (humidifier-1)

【今回レビューする内容】2019年 電気代で比較!人気の加湿器31機の性能とおすすめ: パナソニック・ダイニチ・象印・シャープ・三菱重工・バルミューダデザイン・ドウシシャ:スチーム式・気化式・超音波式・ハイブリッド加湿器の違い・性能別ランキング

【紹介する製品型番】 HV-H30-W HV-H55-W HV-H75-A FE-KFR03-W FE-KFR05-W FE-KXR05-T FE-KFR07-W FE-KXR07-W HD-RX318 HD-RX518 HD-RX718 HD-3018-W HD-5018-W EE-RM35-WA EE-RM50-WA SHE35RD-K SHE60RD-WSHK50RR-W SHK70RR-W Rain ERN-1100UA-WK DUSK-118CL

今回のお題
静かで・電気代が安く・掃除のしやすい加湿器のおすすめはどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年2月現在、最新の加湿器(加湿機)を比較します。

 201809241852.jpg

 とくに「電気代の安さ」と「本体価格」に注目しながら、各社の製品を比較します。

 以下では、いつものように、各機種を個別に紹介した後、最後に「結論」としてAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

--

1・加湿空気清浄機の比較
2・空気清浄機の比較
3・加湿器の比較
4・脱臭機の比較

 今回の記事は、このブログの空調家電の比較記事3回目記事として、書いています。

2・加湿器の選び方の基本!

 201803011509.jpg

 加湿器は、冬シーズンになるとデンキヤに多くの製品が並びます。

 しかし、デザイン性だけ見て決めると、「電気代の高さ」や「加湿力の弱さ」にあとから「ビックリ」してしまうことも多い家電です。

1・スチーム式加湿器
2・気化式加湿器
3・超音波式加湿器
4・ハイブリッド式

 加湿器は、その方式により「4つのタイプ」が存在します。

 そして、「選ぶ際の基本」は、まずこれらの方式の長所と短所をしっかり理解することです。

 以下、順番にメリットデメリットについて紹介しておきましょう。

1・スチーム式加湿器

 201809241754.jpg

 第1に、スチーム式です。

 メリットは、その加湿力です。電気ヒーターで「水をブクブク加熱」し、熱でスチームを発生させるため、短時間で加湿できます。

 デメリットは、その電気代です。加湿するまでに要する電気代は他方式の数十倍であり、1日50〜100円の電気代となります。また、水ケースに付着するカルシウムを定期的にこそぎ落とす必要もあります。

2・気化式加湿器

 201809241800.jpg

 第2に、気化式です。

 メリットは、その光熱費です。ファンを使い水を自然に蒸発させる仕組みなので、1日2円-3年の電気代で済みます。加湿力もスチーム式とさほど変わりません。

 デメリットは、気温低下です。水を揮発させるときに部屋の温度が1-2度下がってしまいます。シーズン中の2-3回ほど、水回りの洗浄が必要です。

3・超音波式加湿器

 201809241758.jpg

 第3に、超音波式です。

 メリットは、その光熱費と設置性です。気化式に次いで光熱費が安く、また小型で、設置スペースもさほど必要ありません。

 デメリットは、パワーです。

 他の方式に比べると相対的に低く、リビング全体の加湿には不向きです。なお、沸騰水を蒸発させる方式でないため、雑菌が発生しやすいという問題があります。

4・ハイブリッド式加湿器

 201809241753.jpg

 第4に、ハイブリッド式です。

 メリットは、加湿力です。基本は気化式ですが、ヒーターで温風とすることで加湿力を高める仕組みです。

 そのため、立ち上がりから湿度が安定するまではスチーム式なみの電力がかかります。一方、安定したあとは、気化式並なので、(二重サッシなど)気密性の高い住宅には、省エネ効果が高いです。

 デメリットは、気密性の悪い住宅の対応力です。安定湿度を維持できない空間の場合、気化式運転ができず電気代が余計にかかります。

 また、気化式運転の場合は、部屋の室温が下がります。

ーーー

 以上、加湿器について4点をまとめました。


8畳用 14畳用
気化式 2円 2円
ハイブリッド 28円/2円 33円/4円
スチーム 44円 74円
超音波式 5円 ----

 参考までに、上表は、1日8時間「強運転」した場合の電気代の最高値です。Atlasが試算したものです。

 気化式は電気代の面で「かなり有利」、ハイブリッド式も気密性の高い住宅で適湿ならば「有利」と言えます。

1・素早く適湿にしたい場合
 =スチーム式・ハイブリッド式
2・電気代の節約を重視する場合
 =気化式・超音波式

 結論的にいえば、加湿器は、上表の様に選ぶのが基本です。

 これを「頭にいれた」上で、部屋の畳数に応じた適切なサイズの加湿器を選ぶとよいでしょう。

1・シャープの加湿器の比較

 では、ここからメーカーごとに加湿器の紹介をしていきます。

 はじめに、シャープです。同社は、気化式ハイブリッド式の加湿器を出しています。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチな部分を青字で書いていきます。


 201809241610.jpg

 【木造和室 〜5畳 プレハブ洋室 〜8畳】

 【2018年】

 1・SHARP 加湿器 HV-H30-W ホワイト
 2・SHARP 加湿器 HV-H30-A ブルー
  ¥10,183 Amazon.co.jp
(2/20執筆時)

 【2017年】

 1・SHARP 加湿器 HV-G30-W ホワイト
 2・SHARP 加湿器 HV-G30-C クリーム
  ¥10,980 Amazon.co.jp
(2/20執筆時)

加湿方式:気化式
消費電力:9W
加湿量: 290mL/h
タンク量:約2.4L
連続運転:約8.2h
静音性:38dB〜22dB
サイズ:幅32.2×奥行15.9×高さ31.6cm
センサー:温度湿度センサー

 HV-H30-Wは、シャープの小型加湿器です。

 なお、2017年旧モデルが残っていますが、色以外の性能は同一です。安い方を選んで問題ありません。

 適応畳数は、木造で5畳・洋室8畳までです。

 ビングルームの加湿には使えない点は注意しましょう。

 201809241606.jpg

 加湿方式は、気化式です。

 水を沸騰させず、写真のような「ジャバラ」を使い、水を蒸発させていく仕組みです。

 消費電力は、8Wと、かなり省エネです。

 電気代は、1時間運転で2.5円ほどで済みます。

 加湿量は、290mL/hと弱めです。

 タンクのサイズは、2.4Lで、約8時間の連続運転が可能です。

 搭載されるセンサーは、温度センサーと湿度センサーです。これらのセンサーを使って、室温に合わせて湿度を適湿に調整します。

 201409282339.jpg

 機能的に面白い部分は、プラズマクラスターイオン(7000)の発生機能が付いている点です。

 プラズマクラスター(マイナスイオン)は、ウイルス除去機能などは期待できません。しかし、衣服などの付着臭脱臭機能と、静電気の除去機能については、第三者機関により効果が実証されています。なお、シャープの除湿器は、どの機種もプラズマクラスターイオン発生器が付いています。 

 また、加湿フィルターは、抗菌剤が入る仕様ですので、清潔性も高いです。

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 以上、HV-G30-W の紹介でした。

 サイズ的に言って、供部屋程のサイズで利用するものですね。リビング用にはもう少し大きめの加湿器が良いでしょう。


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 【加湿:木造和室 〜9畳/プレハブ洋室 〜15畳

 【2018年】

 3・SHARP 加湿器 HV-H55-W
 4
SHARP 加湿器 HV-H55-A
  ¥14,033 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

加湿方式:ハイブリッド式
消費電力:190W
加湿量: 550mL/h
タンク量:約4.0L
連続運転:約7.2h
静音性:37dB 〜23dB
サイズ:幅27.2×奥行22.0×高さ45.5cm
センサー:温度湿度センサー

  HV-H55は、シャープ中型の加湿器です。

 201809241621.jpg

 2018年に外観を完全にモデルチェンジして、スマートになりました。

 適応畳数は、木造和室9畳プレハブ洋室 15畳と、下位機種より広いです。

 加湿方式も、気化式とスチーム式を取り入れたハイブリッド式に変わっています。

 加湿量は、550mL/hと増加しています。

201809241627.jpg

 消費電力は、一方、190Wと多いです。

 こちらは、電気的な加熱を利用するハイブリッド式だからです。強運転時に、1時間に5.2円ほどという計算です。

 ただし、電気を使いたくない場合は、「エコモード」を選べます。気化式として稼働するので消費電力は24Wです。それでも加湿量は390mL/hですから、そこそこの出力です。

 搭載されるセンサーは、温度センサー・湿度センサーです。

 一度度適湿になれば、気化式として運転にとどまり、電気代が大幅に節約されます。ただし、エアコンなどと併用する場合は、常に加湿が必要なので、さほどの節電効果は望めないでしょう。


201809241645.jpg

 タンクのサイズは、こちらも4.0Lと大型化しているので、加湿量が多いですが約7.2時間の連続運転が可能です。タンクは大きく、中まで手を入れて洗浄できるので、清潔です。

 一方、この製品は、タンク(トレイ)での給水のほか、ヤカンなどを使って直接本体に給水することも可能です。

 発送としては、バルミューダデザインが先行していたので「二番煎じ」ですが、両対応するのは便利です。

 201809241625.jpg

 このほか、下位機種と同じく、プラズマクラスター放出機能を持つほか、水位センサーで、残量を音でお知らせする機能があります。

---

 以上、HV-H55の紹介でした。

 リビング用として使えるサイズの製品です。ただ、このサイズは、他社から電気代の安い気化式のバージョンも出ています。それらと慎重に比較する必要があります。


 201809241635.jpg

 【2018年】

 【木造和室 〜12.5畳/プレハブ洋室 〜21畳】

 5・SHARP 加湿器 HV-H75-W
 6・SHARP 加湿器 HV-H75-A
  ¥23,300 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

加湿方式:ハイブリッド式
消費電力:330W
加湿量: 750mL/h
タンク量:約4.0L
連続運転:約6.0h
静音性:41〜23dB
サイズ:幅27.2×奥行22.0×高さ45.5cm
センサー:温度湿度センサー

 HV-G70-W は、シャープの加湿器では最も加湿量が多いモデルです。

 201809241637.jpg

 本体サイズは、上位機ですが、HV-H55と同じサイズとなります。

 適応面積は、一方で、木造和室12.5畳・プレハブ洋室21畳までとなります。

 広いマンションに1台おくならば、こちらでしょう。

 加湿方式も、同じくハイブリッド式です。

 加湿量は、670mL/hとより増加しています。

201809241641.jpg

 電気代は、最大で335Wと下位機種に較べるとさらに悪化しており、1時間に9.1円ほどの電気代となります。

 ただし、下位機種の場合と同じく、エコモードにして「気化式」として使えば、1時間1円です。その場合は、34Wと低消費電力で、最大480mL/hと「そこそこ高い」加湿量も得られます。

 搭載されるセンサーは、下位機種と同じで、温度センサーと湿度センサーです。

 タンクのサイズは、一方、下位機種と同じ4.0Lです。そのため、本体のサイズは、先ほどの機種と同じですが、連続運転時間は5.3時間までと短めです。。

 このほか、Wの給水システムや、プラズマクラスターなどの追加機能は下位機種と同じ構成です。

---

 以上、HV-H75の紹介でした。

 加湿量が増えて、リビングでもパワフルに加湿できそうな機種です。

 一方、エコ運転機能で「気化式」としても利用できる点で、電気代の欠点は改善していますが、次に紹介するパナソニックのように、気化式だけで700mlの加湿量を持つ機種もあるので、比較検討が必要です。

3・パナソニックの加湿器

 続いて、パナソニックの加湿器を紹介していきます。

 パナソニックは、電気代の安い気化式を一貫して生産しています。


 201809241654.jpg

 【木造和室 〜5畳 プレハブ洋室〜 8畳

 【2018年】

 7・パナソニック FE-KFR03-P 【ピンク】
 8・パナソニック FE-KFR03-W 【ホワイト】
  ¥16,230 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

加湿方式:気化式
消費電力:10W
加湿量:300mL/h
タンク量:約2.1L
連続運転:約7h
静音性:34dB〜21dB
サイズ:高さ2945×幅305×奥行190mm
センサー:温度湿度センサー

 FE-KFR03は、パナソニックの最も小型の加湿器です。

 適応畳数は、こちらも「木造で5畳・洋室8畳まで」の製品です。

 加湿方式は、気化式です。

 消費電力は、10Wです。

 201809241703.jpg

 電気代は、強運転でも1時間0.3円と気にする必要性がないレベルです。1ヶ月でやっと72円です。

 加湿量は、一方、300mL/hとなります。シャープの小型機とほとんど同じです。

 タンクのサイズは、2.1Lとやや小型です。

 そのため、シャープの小型機より1時間短い、約7時間の連続運転までとなります。その分、本体は小型・スリムで、デザイン性が良いです。

 201702042141.jpg

 搭載されるセンサーは、温度センサーと湿度センサーです。

 ただ、パナソニックの場合、通常の自動運転のほか、湿度を高めに保つ「のど肌モード」を搭載している特長があります。インフルエンザの季節には嬉しいでしょう。

 201809241705.jpg

 機能的に面白い部分は、加湿フィルターにFusion繊維を使っている点です。

 吸水性と・耐久性が高い素材なので、加湿フィルターが10年交換不要です。シャープの場合、48ヶ月で交換なので、経済性が高いです。

 たまのお手入れも、ジャバラ式のシャープより楽で、押し洗いができるため、とても手軽です。

 そのほか、240時間の運転ごとに、手入れの時期を知らせるランプなど、細かい所に気を配っている製品です。

 一方、シャープと較べると、このグレードの製品には、マイナスイオン噴射機能がありません

-----

 以上、FE-KFR03 の紹介でした。

 小部屋用向けの小型機として需要がありそうです。ライバルは、シャープの小型機でしょう。

 とどちらを選ぶのかは難しいですね。両方とも気化式で、電気代もさほど変わらないので。ただ、フィルターの耐久性や、お手入れのしやすさ、のど肌モードは、パナソニックの強みだと思います。


  201803011454.jpg

【木造和室 〜8.5畳・ プレハブ洋室 〜14畳】

  【ナノイー無】

 9・パナソニック FE-KFR05-W
  ¥18,500 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

【ナノイー有】

 10・パナソニック FE-KXR05-T
 11・パナソニック FE-KXR05-W
  ¥23,986 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

加湿方式:気化式
消費電力:8W
加湿量:600mL/h
タンク量:約4.2L
連続運転:約8.4h
静音性:36dB〜15dB
サイズ:高さ375×幅375×奥行180mm
センサー:温度湿度センサー

 FE-KFR05FE-KXR05は、パナソニックの中型加湿機です。

 適応畳数は、いずれの製品も木造和室 8.5畳プレハブ洋室 14畳までの中型加湿器です。

 加湿方式は、気化式です。

 中型でハイブリッド式を採用するシャープと較べるとパナソニックは「光熱費の削減重視」と言えます。

 消費電力は、8Wですから、電気代は、1時間0.27円という低コストです。

 201809241723.jpg

 加湿量は、600mL/hです。

 電気を利用しないにもかかわらず、1時間あたりの加湿可能量は、シャープを上回ります。

 これは、高効率のDCモーターを採用するためです。

 201809241727.jpg

 静音性は、この機種のもうひとつの自慢です。

 DCモーターは静音性も高いため、この機種は「静音性の高い加湿器」でもあります。気化式はプロペラを回す構造なのでどうしても稼働音があります。

 その点で言えば、この機種は寝室にも向く省エネ機です。

 201702042152.jpg

 さらに、「お急ぎ加湿モード」を搭載しており、20%ほど加湿量を一時的にあげることも可能です。

 従来、気化式は、ヒーターを使わない分、適湿になるまでの時間はハイブリッド式より少し余計にかかりました。これはその欠点を解決する技術と言えます。

 タンクのサイズは、4.2Lと大きめで、シャープに較べても長い8.4時間の加湿が可能です。

 搭載されるセンサーは、下位機種と同じ構成で、湿度を高めに保つ「のど肌モード」も搭載します。

 201702042155.jpg

 機能的に面白い部分は、イオン除菌ユニットの搭載です。

 気化式加湿器は、水のヌメリが発生しやすいですが、こちらは、交換不要の除菌ユニットが搭載され、その心配を軽減しています。シャープの場合も、同様のユニットは売られていますが、別売りになります。また、こちらも、加湿フィルターは10年交換不要です。

  201702042157.jpg

 さらに、FE-KXM05 については、水イオン「nanoe」発生装置が搭載されます。

 これは、シャープのプラズマクラスターの「ライバル」とされるマイナスイオンです。パナソニックの場合、イオンを外に放出するのではなく、内部に放出し、フィルターの除菌に利用します。これは、効果的なヌメリ対策になると思います。

---

 以上、パナソニックの除湿器FE-KFR05FE-KXR05を紹介しました。

 シャープの製品と比べると、気化式ハイブリッド式という明確な違いがある製品です。

 比較すれば、「お急ぎ加湿モード」があるにしても、立ち上がりのパワーはシャープに負けます。ただ、電気代と静音性は圧倒的にこちらが有利でしょう。

 水のヌメリ対策の部分でも優位性がありそうです。


 201803011454.jpg

 【木造和室 〜12畳、プレハブ洋室 〜19畳

  【ナノイー無】

 12・パナソニック FE-KFR07-W
  ¥25,158 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

 【ナノイー有】

 13・パナソニック FE-KXR07-T  
 14・パナソニック FE-KXR07-W  
  ¥28,000 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

加湿方式:気化式
消費電力:13W
加湿量:700mL/h
タンク量:約4.2L
連続運転:約6.0h
静音性:39dB〜22dB
サイズ:高さ375×幅375×奥行180mm
センサー:温度湿度センサー

  こちらは、1つ上で紹介した機種の出力を強化した気化式の加湿器です。

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 適応畳数は、木造和室 12畳・ プレハブ洋室 19畳まで対応です。

 パナソニックは40畳を超える業務用加湿機も出しますが、家庭用としては、こちらが「最大」です。

 本体サイズは、高さ375×幅375×奥行180mmですから、下位機種を踏襲します。

 加湿方式は、こちらも気化式です。

 消費電力は、13Wですから、光熱費の上ではシャープとは圧倒的な開きがあります。

 加湿量は、700mL/hで、できるというスペックです。

 タンクのサイズは、4.2Lと中型機種と同じです。

 そのため、本体サイズは同じですが、連続運転時間は6時間と多少短くなっています。コンパクト性と連続運転時間は両立できないため、これは仕方ない部分ですね。

 その他の機能面では、上で紹介した中型機と同じです。

 以上、 FE-KFR07などの紹介でした。

 家庭用で強力な加湿器を探しているが、電気代には気を使いたい!という方はこちらでしょう。

 DCモーター採用で静音性も高いですし、加湿器のお手入れ部分も工夫があります。気化式でイマイチだと感じるこの2点が改善されているこの機種は、高い総合力を持つと言えるでしょう。

4・ダイニチの加湿器の比較

 続いて、日本の季節家電メーカーのダイニチの加湿器を紹介します。

 ダイニチは、ハイブリッド式に力を入れます。


  201809241837.jpg

 【木造和室 〜5畳、プレハブ洋室 〜8畳

 【2018年】

 15・ダイニチ 加湿器 HD-RX318
  ¥13,617 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

加湿方式:ハイブリッド式
消費電力:161W
加湿量:300mL/h
タンク量:約3.2L
連続運転:約10.7h
静音性:17〜23dB
サイズ:高さ325×幅322×奥行150mm
センサー:温度湿度センサー

  HD-RX318は、ダイニチの小型の加湿器です。

  同社は石油ストーブを出している国内メーカーです。最近は加湿器にも力を入れており、デンキヤ屋にもいくつも製品が並んでいます。

 適応畳数は、木造和室5畳・ プレハブ洋室8畳までの小型機です。

 201809241802.jpg

 加湿方式は、小型機ですが、ハイブリッド式です。

 ダイキンは、ストーブもそうですが「パワフルさ」を社是としている企業です。そのため、加湿器でも、気化式より「立ち上がりの速い」この方式を使います。

 適湿まで高速に加湿し、その後は気化式だから「エコ」という発想です。

 消費電力は、161Wです。

 ただし、シャープと同じで、その後、エコ運転する場合は、11Wの気化式となります。

 加湿量は、300mL/hで、だいたい他社と脚を揃えています。

 ただし、気化式のエコ運転機能を利用した場合160mL/hと半減します。

 201809241814.jpg

 静音性は、配慮のあったパナソニックの機種以上に徹底します。

 ダイニチは、換気扇のようなシロッコファンを用いて風を送ります。そのため、最大運転時の運転音が27dBと他社の気化式・ハイブリッド式よりも「圧倒的な静音性」を持ちます。

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 これを利用した夜間の「おやすみ加湿」は、この機種の売りの1つです。

 ただし、次に紹介する上位機の方がより徹底して静かではあります。

 タンクのサイズは、3.2Lで10.7時間の連続運転が可能です。

 他社に比べても大きめで、水の補給頻度は低くて済む機種です。

  201809250856.jpg

 搭載されるセンサーは、温度センサーと湿度センサーです。

 ダイニチの場合、1%刻みで表示されるデジタル湿度計が搭載されるため、適湿かどうかがの視認性が高いです。意外にも、他社はこの機能がありません。

 パナソニックと同じように、強めの自動運転をする「のど肌加湿」が付属します。なお、加湿は50・60・70%という段階のみ設定可能です。さほど細かい設定は不要でしょうし、問題ないでしょう。

 201809250851.jpg

 清潔性の面では、内部に抗菌素材を使うほか、銀イオンを使うAg+抗菌アタッチメントで、水のヌメリ対策がなされます。ただし、この部分は消耗品で、1シーズンでの交換となります。


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 抗菌気化フィルター H060518
  ¥1,315 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

 お手入れについては、気化フィルターが押し洗いできない仕様です。パナソニックに較べると面倒で、シャープと同水準です。ただ、抗菌対応していますので、ある程度安心です。

 なお、フィルター自体は、5シーズン保ちます。ただし、1ヶ月ごとのお手入れ(クエン酸洗浄)しないと寿命はより短いです。ハイブリッド式はヒータを使うため、ミネラル分が固着しやすいからでしょう。

---

 以上、 HD-RX318の紹介でした。

 小型のハイブリッド式で、立ち上がりの速さが売りです。また、デジタル湿度計の搭載も、他社にはない大きな魅力と言えますね。静音性も高いので、寝室用として良いかもしれません。

 ただし、エアコンは常に乾燥した空気が送ってきます。立ち上げ後、気化式運用時の160mL/hというスペックは、小部屋用としても微妙であり、気化式ではない通常運転に戻ってしまう懸念があります。

 その点で言えば、ダイニチの静音機が欲しい場合は、「部屋のサイズに対して1サイズ上」を選ぶべきだと思います。

 静音性についても、次に紹介する上位機の方が上です。


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 【2018年】

木造和室 〜8.5畳、プレハブ洋室 〜14畳

 16・ダイニチ 加湿器 HD-RX518
  ¥16,384 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

加湿方式:ハイブリッド式
消費電力:161W
加湿量:570mL/h
タンク量:約5.0L
連続運転:約12.5h
静音性:13〜30db
サイズ:高さ375×幅375×奥行175mm
センサー:温度湿度センサー

 HD-RX518 は、ダイニチ中型加湿器です。

 適応畳数は、木造和室8.5畳・ プレハブ洋室14畳まで使えるモデルです。

 加湿方式は、こちらもハイブリッド式です。

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 消費電力は、161Wです。

 下位機種より適応畳数が広いにもかかわらず消費電力が低めなのは、このグレードからエコモーターを採用するからです。

 シロッコファンを利用する仕組みと合わせて、光熱費の面では、シャープより水準は高いです。

 加湿量は、570mL/hです。

 この機種も、適湿になって以後、気化式として運転しますが、その場合も、370mL/hの加湿量です。シャープの加湿器と同じ程度ですが、小部屋ならば実用的な水準で、消費電力12Wと押さえられます。

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 静音性は、引き続き良い機種です。強院展では30デシベルとさすがに大きいd酢が、標準23デシベル、最低13デシベルというスペックは、引き続き「業界一」です。

 シロッコファン採用の利点でしょう。

 タンクのサイズは、5.0Lで約12.5時間の連続運転が可能です。

 その他の部分は、下位機種と同じで、こちらも、デジタル湿度計が装備されています。

---

 201809250918.jpg

 以上、HD-5016の紹介でした。

 中型機のハイブリッド式としては、省エネ性能がシャープより高いです。サイズは、高さ375×幅375×奥行175mmと、奥行も狭く設置性も良い製品です。

 もちろん、気化式を採用する、パナソニックの気化とは光熱費の面で差があります。しかし、立ち上がりのパワフルさはこちらが上でしょう。

 また、8畳程度の小部屋ならば、立ち上げ後は12Wの消費電力の気化式で自動運転できるでしょうし、この点でも優秀だと思います。


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木造和室 〜12畳、プレハブ洋室 〜19畳

 17・ダイニチ 加湿器 HD-RX718
  ¥18,371 Amazon.co.jp
(2/20執筆時)

加湿方式:ハイブリッド式
消費電力290W
加湿量:700mL/h
タンク量:約6.3L
連続運転:約9h
静音性:13〜32db
サイズ:375×375×310mm
センサー:温度湿度センサー

 HD-RX718は、ダイニチ大型加湿器です。

 適応畳数は、木造和室12畳・ プレハブ洋室19畳まで使える、リビング向けの大型機です。

 加湿方式は、こちらもハイブリッド式です。

 消費電力は、同じサイズのシャープのハイブリッド式に較べると285Wと、このサイズでもダイニチのほうが省エネです。

 加湿量は、700mL/hです。やはり、加湿量ではシャープより多少上回ります。消費電力20Wの気化式でも460ml/hですから、立ち上がったあとの省エネ性も確保されています。

 タンクのサイズは、6.3Lで約9時間の連続運転が可能です。

 そのほかの部分は、下位機種と同じです。

 以上、ダイニチHD-RX718の紹介でした。

 やや大きめのリビング用としては候補になり得る製品です。引き続き、静音性が高い機種ですが、(寝室でない)リビングで利用する分では、このあたりはさほど大きな要素にはならないかもしれません。

 立ち上がりの速さは美点ですが、1シーズンしか持たない交換部品(銀イオンカードリッジ)の費用も勘案すると、リビングについてはパナソニックの気化式が良い気がします。

ーーー

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 【2018年】

 【加湿量:300ml】

 18・ダイニチ 加湿器 HD-3018-W
  ¥11,853 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

 【加湿量:500ml】

 19・ダイニチ 加湿器 HD-5018-W
  ¥14,348 Amazon.co.jp
(2/20執筆時)

 【加湿量:700ml】

 20・ダイニチ 加湿器 HD-7018-W
  ¥17,996 Amazon.co.jp
(2/20執筆時)

 なお、ダイニチからは、下位シリーズとしてHDシリーズが販売されます。

 同じくハイブリッド式で、さほど価格差はないですが、水のヌメリ対策がされないほか、ターボ運転ができません。

 この方式は、立ち上がりの速さが魅力ですから、購入するならば、上位のRXシリーズでしょう。

5・象印の加湿器の比較

 続いて象印の加湿器の紹介です。

 同社は、素早い加湿が自慢のスチーム式の加湿器を出します。


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木造和室 〜6畳、プレハブ洋室 〜10畳

 【2017年】  

 21・象印 スチーム式加湿器 EE-RM35-WA
  ¥12,900 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

加湿方式:スチーム式
消費電力:305W
加湿量:350mL/h
タンク量:約2.2L
連続運転:約6.0h
静音性:24db前後
サイズ:24×26×27.5cm
センサー:温度湿度センサー

  EE-RM35は、象印の小型加湿器です。

 適応畳数は、木造和室6畳・ プレハブ洋室10畳までの小型機です。

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 加湿方式は、象印の場合、スチーム式となります。

 「電気の湯沸かし」は調理家電分野で象印の強い部分ですので、それを応用した製品ですね。

 消費電力は、305Wです。

 スチーム式は、先ほど書いたように、常に電気を使うので光熱費には優しくないです。ただ、立ち上がりが速い点と、冬場の加湿で室温が低下しない点がメリットで、コアなファンがいるのも確かです。

 搭載されるセンサーは、温度センサーと湿度センサーです。

 したがって、自動運転できますが、ハイブリッド式と異なり、適湿になって以後も305Wを使い続けます。湯沸かし時には985W使っている点も注意でしょう。

 加湿量は、350mL/hです。

 小型機種としてはパワフルです。

 タンクのサイズは、2.2Lと多少小さく、連続運転時間は、約6時間となります。

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 清潔性については、スチーム式は一旦水を沸騰させるため、水の汚れは生じにくいです。

 ただ、実際の所、クエン酸などで掃除をマメにしないと「臭い」は生じます。フッ素加工された水ケースは掃除しやすいですが、掃除の頻度は気化式に比べて多めです。

 静音性は、お湯を沸騰させるので、煮沸音がします。軽減できる「湯沸かし音セーブモード」が搭載されますが、その場合、スチーム式の「売り」の立ち上がりの速さが減じます。

 また、掃除不足だと、音が大きくなる特徴もあります。

 安全面については、沸騰する方式なので注意が必要です。 

 ただ、チャイルドロックが装備されており安心ですが。スチームは65度で放出しています。

---

 以上、象印のスチーム式加湿器の紹介でした。

 スチーム式は、(電気代が家賃に込みだった)海外で利用した経験があります。加湿スピードも早いというメリット性はありますが、光熱費の面ではやや不利です。

 ニオイの部分も手入れしないとだめなので、Atlasは最終的には除菌剤を入れて使っていました。


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木造和室 〜8畳、プレハブ洋室 〜13畳

 22・象印 スチーム式加湿器 EE-RM50-WA
  ¥16,600 Amazon.co.jp
(2/20執筆時)

加湿方式:スチーム式
消費電力:410W
加湿量:480mL/h
タンク量:3.0L
連続運転:約6.0h
静音性:(27db前後)
サイズ:24×26×31.5cm
センサー:温度湿度センサー

 EE-RM50 は、象印のスチーム式加湿器の中型機です。

 適応畳数は、木造和室8畳・ プレハブ洋室13畳までの対応ですね。

 加湿量は、410mL/hと下位機種よりは増加しています。しかし、さほどパワフルという訳でもありません。

 タンクのサイズは、3.0Lと先ほどの機種よりも多少大きいです。しかし、加湿量が増えているので、こちらも連続加湿時間は6時間までと同じです。

 消費電力は、410Wと相当増えています。自動運転機能があるとは言え、光熱費の面では多少不利ですね。

 その他の部分は、下位機種と同じです。

---

 以上、EE-RM50の紹介でした。

 適応畳数が広いリビング用です。冬場に室温が低下しない美点はあるので、昔ながらのスチーム式のファンならばこれを選ぶのもよいでしょう。ただ、電気代を考えるとやや微妙な方式とはなります。

6・三菱重工の加湿器の比較

 続いて三菱重工の加湿器です。

 同社はスチーム式ですが、やや変わった方式を取ります。


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 【2018年】  

木造和室 〜6畳、プレハブ洋室 〜10畳

 23・三菱重工 加湿器 SHE35RD-K 【漆黒】  
 24・三菱重工 加湿器 SHE35RD-R
【純白】  
  ¥9,970 Amazon.co.jp
(2/20執筆時)

加湿方式:スチーム(ファン蒸発式)
消費電力:250W
加湿量:350mL/h
タンク量:約2.8L
連続運転:約8h
静音性:27db
サイズ:高さ245×幅220×奥行267mm
センサー:温度湿度センサー

 つづいて、三菱の加湿器SHE35シリーズの紹介です。本体色は、ホワイトとブラックの2色です。

 適応畳数は、木造和室6畳・ プレハブ洋室10畳までの小型機となります。

 加湿方式は、象印と同じでスチーム式となります。

 加湿量は、350mL/hです。小型機として象印と同じです。

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 消費電力は、一方、同じ加湿量の象印に比べて250Wですから、スチーム式としては優秀です。

 なお、三菱の場合、水を直接加熱するのではなく、吸い上げた一部の水だけを加熱する方式(スチームファン蒸発式)を採用しますす。

 この方式の場合、蒸気の温度も55度と低く、安全性も高くなります。また、蒸発布の部分にカルキなどが吸収されるので、気化式としてはお手入れが非常に容易です。

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 三菱重工 蒸発布 SHES351【2枚】
  ¥704 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

 蒸発布は消耗品で、600時間(2-3ヶ月)ごとに交換の必要があります。最初に2枚(1シーズン分)付属します。

 2枚入りですが、この部分のコストを考えると、象印の加湿器よりコスパが良いとも言えない部分はあります。

 タンクのサイズは、2.7Lとかなり小型です。ただ、8時間の連続運転が可能です。

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 搭載されるセンサーは、温度センサーと湿度センサーです。

 この機種はデジタル湿度計が搭載され、現在の湿度が分かりやすくなっています。自動運転の他、湿度を指定しての運転もできるので、他社の「のど肌モード」的な使い方も可能でしょう。

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 加湿器用イオンフィルター(2個入り)
  ¥1,899 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

 清潔性の面では、ダイニチと同じ方式で、ヌメリ対策として、1年交換式のイオンフィルターを利用します。効果的ですが、消耗品費は発生します。ただし、1シーズン分は付属します。

 一方、イオン発生装置として「プラズマ除菌」機能が付属します。これは、ナノイーのようにヌメリ対策には使われず、放出型のイオンです。

 ウイルス対策になるとの記述ですが、他社と同じく、実空間での試験結果ではありません。「オマケ」と考えましょう。

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 お手入れについては、この機種の良い部分です。

 蒸発布はもみ洗いできますが、スケール(水に含まれる鉱物)が布に付くため、メンテの手間がないです。出てくる空気もそのぶん綺麗でしょう。

---

 以上、三菱のスチーム式加湿器SHE35シリーズの紹介でした。

 スチーム式の小型機種としては、比較的消費電力が抑えられており、湿度表示機能なども魅力がある機種です。

 蒸発布の消耗品費はネックに感じる方もいるでしょう。ただ、同じ象印との消費電力差を考えると、1シーズンで1500円ほどの電気代の差があるため、蒸発布の価格を加味しても、700円ほどはこちらがお得です。

 一方、気化式やハイブリッド式に較べると、電気代自体は高いです。(1日44円ほど)

 ただ、温度低下する点と立ち上がりの悪さで気化式加湿器が苦手な人は結構いるため、そのような方には、とくにおすすめできます。


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木造和室 〜10畳、プレハブ洋室 〜17畳

 25・三菱重工 加湿器 SHE60RD-K 【漆黒】
 26・三菱重工 加湿器 SHE60RD-W【純白】
   ¥15,400 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

加湿方式:スチーム(ファン蒸発式)
消費電力:440W
加湿量:600mL/h
タンク量:約4.0L
連続運転:約7h
静音性:27db
サイズ:高さ308×幅221×奥行297mm
センサー:温度湿度センサー

 SHE60PDAは、プレハブ洋室で17畳まで対応する、三菱の中型の加湿器です。

 加湿方式は、こちらもスチーム式となります。

 加湿量は、600mL/hとかなり多くなりますが、消費電力最大440Wとそれに応じて高くなります。同サイズのハイブリッド式と較べても1.5倍ほどかかる計算なので、経済性はあまりないと言えます。

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 ただ、スチームファン蒸発式の加湿の速さは「折り紙付き」です。この部分を重要視するならば、これらの機種は魅力です。ただ、スチーム式のため、消費電力がと、気化式の30倍近くかかる点はやはりネックでしょう。

 その他の機能面は、1つ上で紹介した下位機種に準じます。


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 【木造和室 〜8.5畳/プレハブ洋室 〜14畳

 27・三菱重工 加熱気化式加湿器 SHK50RR-W
  ¥13,646 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

加湿方式:ハイブリッド式
消費電力:160W
加湿量:500mL/h
タンク量:約4.5L
連続運転:約9h
静音性:32〜24db
サイズ:高さ370×幅385×奥行198mm
センサー:温度湿度センサー

 【木造和室 〜12畳/プレハブ洋室 〜19畳

 28・三菱重工 加熱気化式加湿器 SHK70RR-W
  ¥17,233 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

加湿方式:ハイブリッド式
消費電力:280W
加湿量:700mL/h
タンク量:約4.5L
連続運転:約6h
静音性:37〜24db
サイズ:高さ370×幅385×奥行198mm
センサー:温度湿度センサー

 【木造和室 〜14畳/プレハブ洋室 〜23.5畳

 29・三菱重工 加熱気化式加湿器 SHK90RR-W
  ¥17,553 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

加湿方式:ハイブリッド式
消費電力:460W
加湿量:900mL/h
タンク量:約4.5L
連続運転:約5h
静音性:37〜24db
サイズ:高さ370×幅385×奥行198mm
センサー:温度湿度センサー

 SHKシリーズは、三菱重工のもう一つの加湿器のシリーズです。

 201809251054.jpg

 加湿方式は、こちらは、ハイブリット式(加熱気化式)です。

 したがって、この製品は、シャープ・ダイニチがのハイブリッド式が「ライバル」です。

 消費電力は、小型機から大型機まで、ダイニチと同じ水準でハイブリッド式としては「安め」です。

 ヒーターを利用せず、気化式としてエコ運転する場合は、いずれのサイズの機種は19Wですし、ダイニチと差はない状況です。


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 加湿量も、やはりどの機種も、ダイニチ・シャープと大きな差はないです。

 ただ、三菱重工の場合、気化式運転(エコ運転)時の加湿量が420ml/hとさほど落ちていないので、適湿での省エネ運転が長く続けられそうです。

 ハイブリッド式としては、節電性が最も期待できると言えます。もちろん気化式となるので、部屋の室温が下がるというデメリットは生じるわけですけれども。

 静音性は、小型機でも32〜24dbですから、ダイニチに及ばないです。

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 搭載されるセンサーは、温度センサーと湿度センサーです。

 表示パネルに液晶ディスプレイが付属し視認性が高いのはこの機種の良い部分です。

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 清潔性の面では、Agイオン抗菌剤が付属します。これは、交換不要部品ですが、ヌメリ対策になります。

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 加湿器用イオンフィルター(2個入り)
  ¥1,950 Amazon.co.jp (2/20執筆時)

 一方、万全を期したい場合はイオンフィルターも利用できます。ただし、ハイブリッド式については「別売」です。2個入りですから2シーズン分です。

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 お手入れについては、気化式の加湿部分がシャープ同様に「ジャバラ」となるため、完全には押し洗いできません。ただし、しっかり洗えば、8シーズン交換不要で、抗菌加工もなされています。

 このほか、同社のスチーム式と同じく、「プラズマ除菌」機能が付属します。

----

 以上、三菱のSHKシリーズの紹介でした。

 ハイブリッド式は、シャープ・パナソニック・三菱と3メーカーから出されており、おすすめの機種を提案するのが難しいです。具体的におすすめしたい機種については、最後にまとめて書こうと思います。

後半につづく
最新加湿器のおすすめは結論的にこの機種!

 と言うわけで、今回は、加湿器を紹介してきました。

 201809251223.jpg

 続く後半記事こちら】では、バルミューダデザインの「壺型」加湿器(ERN-1100UA-WK)と、ドウシシャのクレペリンを使った超音波式加湿器(DUSK-118CL)を取りあげます。

 そのあと、ここまで紹介してきた製品から、いつものように、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 後半記事は→こちら

 最後になりましたが、もしこの前編記事がもしお役に立ったようならば、以下のはてなブックマーク・Twitter Facebookボタンなどから話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 12:26 | 生活家電

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