2019年09月11日

比較2019’【光熱費重視】縦型洗濯乾燥機25機の性能とおすすめ・・選び方 (2)

前半からの続きです。前半記事は→こちら

今回の結論
タテ型の洗濯乾燥機のおすすめ機種は結論的にこれ! 

 というわけで、前半記事(こちら)では、各社の「タテ型の洗濯乾燥機」を紹介してきました。

 最後に、Atlasのおすすめ機種をあげておきたいと思います。  


 第1に、低価格でランニングコストにも秀でた洗濯乾燥機としておすすめなのは、

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 【2018年6月発売】

 3・シャープ ES-PX8C-P 【8kg】
 4・シャープ ES-PX8C-S 【8kg】  
   ¥84,777 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

 【2019年6月発売】

 3・シャープ ES-PX8D-P  【8kg】
 4・シャープ ES-PX8D-S  【8kg】  
   ¥138,091 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量:75L
標準電力量:1600Wh (60Hz)
センサー:重量・水位・温湿度・光
ステンレス槽:あり
騒音値:35/38/44dB
風呂水ポンプ:付属
乾燥容量:4.5kg

1・洗浄力の強さ ★★★★★
2・カビ対策   ★★★★★★
3・光熱費の安さ ★★★★★★
4・静音性    ★★★★★
5・使いやすさ  ★★★★
6・総合評価   ★★★★★★

 シャープのES-PX8ラインでしょう。

 新旧両機種ありますが、基本性能は同じです。ネットではまだ旧機種がありますので、セールに注意しつつ、値段で決めて良いでしょう。

 穴なし槽の採用で、水道代・電気代の水準が最も安い点を評価しました。

 洗濯乾燥機の場合、パナソニックの最上位機を除けば、縦型の場合、各社とも「普通の洗濯機」に乾燥機を搭載したものです。

 もともと、乾燥機能を前提とした設計ではないため、光熱費が悪いです。 

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 そういった中で、シャープの場合、(別の目的で)伝統的に培ってきた「穴なし槽技術」が、乾燥機能に非常にマッチしました。

 内ふたなしで開閉可能なのはシャープだけです。

 その上で、抜群の光熱費で、(仕上がりの点を除けば)ヒート式ドラムと比べても遜色ないと言えます。

 どうしても縦型を選びたいが、乾燥機能が欲しい方は、こちらでしょう。

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 洗浄力の点でも、「ドルフィンパル」と、パワフルシャワー機能を搭載します。

 十分実力があるとは言え、正直この部分でより優秀なメーカーもあります。

 ただ、光熱費を優先する場合はやはりシャープです。デザイン的にもガラストップの外観で見映えが良いため、この部分でも「おすすめ」できます。


 第2に、普段は「天日干し」で、たまに「乾燥機」という方におすすめなのは、

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 【2019年6月発売】

 17・ビートウォッシュ BW-DV80E-N 【8kg】
 18・ビートウォッシュ BW-DV80E-W 【8kg】
   ¥146,660 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

 【2018年6月発売】

 17・ビートウォッシュ BW-DV80C-N 【8kg】
 18・ビートウォッシュ BW-DV80C-W【8kg】
   ¥105,800 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 92/103L
標準電力量:1670Wh (60Hz)
センサー:水硬度/水温/布質/布量/すすぎ/脱水
ステンレス槽:あり
騒音値:32/37/43dB
風呂水ポンプ:付属
乾燥容量:4.5kg

1・洗浄力の強さ ★★★★★★
2・カビ対策   ★★★★★
3・光熱費の安さ ★★★★★
4・静音性    ★★★★★★
5・使いやすさ  ★★★★
6・総合評価   ★★★★★★

 この場合、洗濯機としての洗浄力の高さを重視するべきです。

 そうなると、日立の「ビートウォッシュ」の8キロモデルがオススメです。

 新旧両機種ありますが、センシングの「プチ改良」ですから、値段で決めて良いでしょう。

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 洗浄力の高さは、もみ洗い・たたき洗いができるビートウォッシュ機能は定評があり、この部分では他社の追随を許さない部分があります。

 また、乾燥機が付属する特性を活かして、温水をミスト状にして洗濯物に吹き付けながら洗浄する「温水ナイヤガラビート洗浄」も魅力です。

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 乾燥機能も、高度なセンシングで、光熱費が40円強と優秀です。

 一方、センサーをONにすると強烈な洗浄力が弱くなりますが、「普段は天日干し」という使い方ならば、問題ないでしょう。

 容量も、4.5キロまで乾燥できれば、「たまに」なら十分だと思います。


 第3に、コインランドリーのように、温水で洗濯できる点で魅力的なのは、

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 【2019年6月発売】【12kg】

  16・パナソニックNA-FW120V2-S
   ¥215,400 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

 【2018年6月発売】【12kg】

  16・パナソニックNA-FW120V1-S
   ¥162,800 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 150L/175L
標準電力量:2290Wh (60Hz)
センサー:水温・衣類の質
ステンレス槽:あり
騒音値:37/37/46dB
風呂水ポンプ:付属
乾燥容量:6kg

1・洗浄力の強さ ★★★★★★★
2・カビ対策   ★★★★★
3・光熱費の安さ ★★★☆☆
4・静音性    ★★★★☆
5・使いやすさ  ★★★★
6・総合評価   ★★★★★★

 パナソニックFWシリーズでしょう。

 新旧両機種ありますが、標準コースの洗浄力は同じなので、値段で決めて良いでしょう。

 電気代・運転時間の長さなどの課題はあります。

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 しかし、洗浄力の面では、冷水で洗う他機よりも確実に期待値は高いです。ステンレス槽の採用や、高度な泡洗浄Wなど、他の部分の機能も充実しています。

 現状では割高ですが、10万円代半ばにに入ってくると、評価はより高まるでしょう。


 第4に、1人暮らしの方で、格安で乾燥機能が欲しい方は、

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 【2018年11月発売】

 1・SHARP 洗濯乾燥機 ES-TX5C-N
  ¥51,309 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:5.5kg
使用水量:75L/65L
標準電力量:2100Wh(60Hz)
センサー:
ステンレス槽:あり
騒音値:40/46/47dB
風呂水ポンプ:なし
乾燥容量: 3.5kg

1・洗浄力の強さ ★★★★☆
2・カビ対策   ★★★★★★
3・光熱費の安さ ★★★☆☆
4・静音性    ★★★★☆
5・使いやすさ  ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★☆

 シャープのES-TX5B-Nでしょう。

 やや光熱費がかかる機種ですが、本体価格は「爆発的に安い」です。

 ヒート乾燥を優先して考えるならば、普通の洗濯機を含めて、この機種が良いでしょう。

 コインランドリーで洗濯するコストを考えると、1回60円の電気代も決して高くはないでしょう。

 洗濯だけならば2人暮らしでも対応できそうですし、日常的に乾燥機を使わないならばそれでも良いと思います。


 第5に、パートナーや、お子さんなどの「お手伝い」として、洗濯を任せる場合におすすめなのは、

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 【2019年6月発売】

 11・パナソニック NA-FW80K7-W【8kg】
   ¥167,600 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:8.0kg
使用水量: 97/117L
標準電力量:1960Wh (60Hz)
センサー:水温・衣類の質
ステンレス槽:あり
騒音値:32/37/45dB
風呂水ポンプ:付属
乾燥容量: 4.5kg

 【2019年6月発売】

 13・パナソニック NA-FW90K7-T 【9kg】
   ¥186,000 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:9.0kg
使用水量: 102/122L
標準電力量:1960Wh (60Hz)
センサー:水温・衣類の質
ステンレス槽:あり
騒音値:32/37/45dB
風呂水ポンプ:付属
乾燥容量: 4.5kg

 【2019年6月発売】

 14・パナソニック NA-FW100K7-N 【10kg】
 14・パナソニック NA-FW100K7-W 【10kg】
   ¥189,350 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:10.0kg
使用水量: 104/125L
標準電力量:2290Wh (60Hz)
センサー:水温・衣類の質
ステンレス槽:あり
騒音値:32/37/45dB
風呂水ポンプ:付属
乾燥容量: 5kg

1・洗浄力の強さ ★★★★★★
2・カビ対策   ★★★★★
3・光熱費の安さ ★★★★☆
4・静音性    ★★★★★
5・使いやすさ  ★★★★
6・総合評価   ★★★★★★

 パナソニックのFWシリーズでしょう。

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 いうまでもなく、液体洗剤・柔軟剤の自動投入がある点を評価しました。

 光熱費の水準は、他社機が優れますが、洗濯という家事労働の「時短効果」と「わかりやすさ」は、こうした機能があった方が良いでしょう。

 (もちろん、フィルターの掃除は、気をつける必要があります。)

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 洗浄力の面でも、「あわ洗浄機能」のほか、「パワフル立体水流」によるかくはん性能で「標準コースの洗浄力」も期待できます。

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 【2019年1月発売】

 21・ビートウォッシュ BW-DX120C 【12kg】
   ¥135,811 Amazon.co.jp (9/11執筆時)

洗濯容量:12.0kg
使用水量: 125/140L
標準電力量:1890Wh (60Hz)
センサー:水硬度/水温/布質/布量/すすぎ/脱水
ステンレス槽:あり
騒音値:37/36/43dB
風呂水ポンプ:付属
乾燥容量:6kg

1・洗浄力の強さ ★★★★★★
2・カビ対策   ★★★★★
3・光熱費の安さ ★★★★★
4・静音性    ★★★★★★
5・使いやすさ  ★★★★
6・総合評価   ★★★★★★

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 一方、週末のまとめ洗いなどで「自分が楽にしたい」という場合は、乾燥容量として6kgまで対応できる日立機が良いでしょう。

 液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能でも付属しますし、光熱費の水準もシャープに次いで有利です。

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 なお、洗濯機は高いですが、Amazonの場合、「Amazonギフト券チャージタイプ 」の販売があります。

 銀行経由でプリペイドしておけば、年間ライセンスならば、実質で最大2%引で購入可能です。クレジットカードのポイント割を除けば、この方法での購入が一番安い価格だと思います。

 ギフトカードは、Amazonの別の買い物でも利用でき、有効期限は10年です。検討しても良いでしょう。詳しくは【こちら】に解説があります。

補足1・このブログの洗濯機関連記事

1・タテ型の小型洗濯機 (4.2kg-6kg)
2・タテ型の中型洗濯機 (7kg-10kg)
3・タテ型の洗濯乾燥機 (5.5kg-12kg)
  
4・ドラム式洗濯乾燥機 (7kg-11g)

 というわけで、今回は、洗濯乾燥機の比較でした。

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 なお、乾燥機能を多用する場合ですが、ドラム式洗濯機の方が、省エネで、シワが寄りにくいと言えます。比較したい場合は、続けて上の記事をご覧ください。 

補足2:ネットで買う場合の注意点

 洗濯機ですが、マンション内の専用スペース(置き台)がある場合や、ベランダで、排水を雨水と一緒に流すよう設置する場合は、特に技術がなくても自力で設置できます。

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 室内設置の対応状況については、しかしながら業者で状況が異なります。

 各製品のリンク先で「新品の出品」をクリックすると、各業者の対応状況が一覧できますので、そちらをご参照ください。

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 なお、最近は、Amazon直送のものについては、(一部の商品について)注文の過程で、組立・設置工事・家電リサイクル品の引き取りを依頼をすることも可能です。

ーーー

 というわけで、今回はタテ型洗濯乾燥機についてでした。

 このブログには、ほかにも白物家電の比較記事がありますので、下部のリンク集をご覧頂ければ幸いです。

 また、最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。

 (前半からの続きですので、前半記事をご紹介頂けるといっそううれしいです!」

 ではでは。

posted by Atlas at 18:42 | 生活家電

比較2019’【省エネ重視】ドラム式洗濯機19機の性能とおすすめ・選び方【小型・中型】:シャープ・パナソニック・日立・東芝 (1)

【今回レビューする内容】 2019年 人気のドラム式洗濯機の性能とおすすめ・選び方:小型ドラム式洗濯機・中型ドラム式洗濯機:シャープ パナソニック 日立 東芝:ヒートリサイクル風アイロン ビックドラム ななめドラム Cubleなど 機種の違いと人気ランキング 左開き 右開き対応

【紹介する製品型番】ES-S7D-WL ES-S7D-WR NA-VG730 NA-VG1300 NA-VG2300 ES-H10D-WL ES-W112-SL ES-G112-TL NA-VX7900L-W NA-VX3900L NA-VX8900L NA-VX9900 BD-SG100EL BD-SG100CL BD-SV110EL-W BD-SV110CL-N BD-SX110CL-N BD-NV120EL BD-SX110CL BD-NV120CL BD-NX120CL TW-117A7L-W TW-117A8L-W TW-95G7L TW-95G8L TW-127X8L TW-127X7L

今回のお題
光熱費などの面から、最新のドラム式洗濯機のおすすめはどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年9月現在最新のドラム式洗濯機の比較です。

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 なお、ドラム式は毎年9月ごろに「新型」がでますが、旧型も一部残ります。

 そのため、一部の機種については、値下がりした昨年度モデルも紹介しました。

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 今回は、賃貸物件の洗濯機置き場における小型サイズのほか、世帯用の中型機を含め、日本で手に入るドラム式洗濯機ほぼ全てを網羅しました。

1・洗浄力の強さ ★★★★★
2・光熱費の安さ ★★★★★
3・しわの伸び  ★★★★★
4・静音性    ★★★★★
5・スマホ連携  ★★★★★
6・故障しにくさ ★★★★★
7・総合評価   ★★★★★

 以下では、いつものように各製品を比較します。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

ーー---

1・タテ型の小型洗濯機 (4.2kg-6kg)
2・タテ型の中型洗濯機 (7kg-10kg)
3・タテ型の洗濯乾燥機 (5.5kg-12kg)
4・ドラム式洗濯乾燥機 (7kg-11g)

 なお、今回の記事は、このブログの洗濯機比較記事の4回目記事として書きました。

1・ドラム式洗濯機の選び方の基本

1・本体サイズ
2・乾燥容量
3・電気代と水道代

 ドラム式洗濯機を選ぶ場合、上表の以下の3点が重要です。

 大事なポイントとなるため、それぞれ簡単に解説しておきます。

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 第1に、本体サイズです。

 ドラム式洗濯機の場合、小型ドラム式洗濯機と、多少大きな中型ドラム式洗濯機とに分けられます。

 賃貸の洗濯機の設置スペースにそのまま置くことのできるのは基本的に小型サイズです。 

 多少大きな中型ドラムの場合、既設の洗濯台を交換しないと横幅と奥行がオーバしてしまう可能性や、洗濯水栓の蛇口の高さがドラム式洗濯機の背より低い可能性があり、設置困難な場合があるからです。

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 いずれにしても、7kgクラスのタテ型洗濯機の買い換えの場合は、小型サイズが適当でしょう。 

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 第2に、乾燥容量です。

 なお、ドラム式洗濯機の場合、洗濯可能容量よりも乾燥可能容量の方が少ないのが一般的です。

 乾燥可能容量は、小型ドラムの場合3-3.5kg中型ドラムの場合6kg-7kgほどです。いずれも選択可能容量の半分ほどなので、乾燥まで全自動で行おうとする場合、洗濯自体も少なめにする必要があります。

 例えば、小型ドラムの場合、2-3人家族が、1週間分の「まとめ洗い」をする場合、小型ドラムだと2回ほどの運転が必要になるでしょう。

---

 今回は、乾燥容量についても記載しています。


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 第3に、電気代と水道代です。

 ドラム式洗濯機の場合、乾燥に多くの費用がかかります。そのため、乾燥方式を熟慮する必要があります。

 大ざっぱに言って、ドラム式洗濯機の乾燥方式は、暖房器具のファンヒーターのように「」を放出するヒーターセンサー乾燥式と、エアコンや冷蔵庫のように「熱交換」していくヒートポンプ式にわかれます。

 201903111642.jpg

 そして、ヒートポンプ式にの方が光熱費が安く済みます。ただし、その分、本体価格が高額で割高です。

 さらに、ヒートポンプ式は低温乾燥になるため、ニオイの問題が発生しやすいなどの欠点もあります。

 ただし、こうした欠点を解消した機種もありますが、、スペックを慎重に見比べることが重要です。

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 なお、水道代についても重要な要素ですが、これについては、機種によって節水方式が異なるため、個別の機種紹介で言及していくこととします。

ーー

 というわけで、ドラム式洗濯機を選ぶ場合に重視するべきポイントの紹介でした。

 以下では、この3つの基準をふまえて、小型と中型のドラム式洗濯機を比較していきます。

2・小型のドラム式洗濯機の比較

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 はじめに紹介するのは、洗濯容量が7Kg程度、乾燥容量が乾燥容量が3-3.5kg程度まで小型のドラム式洗濯機です。1人暮らし〜2人家族ほどに売れているサイズです。

 小型のドラム式洗濯機は、賃貸物件に設置してあるタテ型洗濯機用の洗濯台に確実に設置できるモデルとして売られています。

 というわけで、早速比較をはじめます。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチと思う部分を青字系で記していきます。 


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 【2019年2月発売】

 1・シャープ ES-S7D-WL【左開き】
 1・シャープ ES-S7D-WR 【右開き】
  ¥149,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:7kg
乾燥容量:3.5kg
消費電力量:1600Wh
使用水量:80L
サイズ:640×600×1039mm

 はじめに紹介するのは、シャープ小型ドラム式洗濯機です。

 Atlasも、この系統の旧型を一時期使っていたことがあり、なじみのある機種です。

 乾燥容量は3.5kgまでと、小型機種としては多少容量に余裕があります。

 週2回ほど洗濯を行うならば、このサイズでも十分です。

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 光熱費は、消費電力量1600Wh使用水量80Lです。 

 1回の洗濯あたり約70円ほどのコストとなります。

 乾燥機の方式は、乾燥をヒーターで行うヒーターセンサー乾燥式です。

 そのため、光熱費はいくぶん高い部類です。また、高熱で乾燥させるために衣服が傷みやすいと言われます。

 ただ、ヒーターセンサー式は、乾燥方式として長い歴史があり、比較的故障が起こりにくいメリットがあります。

 さらに、(エアコンのような熱交換式ではなく)ヒーターの熱で乾燥させるため、乾燥後の衣服が「干したようにふんわり暖かく」、気持ちよいです。

 乾燥時にも水を使うので、衣類シワの心配をする必要もありません

 また、カビ臭・ニオイの残存の心配がないので、光熱費が多少多い点を除けば、導入をためらう必要はないでしょう。

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 洗濯機能は、シャープの場合、フタの部分にゴツゴツと凹凸のある「ひまわりガラス」を採用しています。

 それにゴツゴツ洗濯物をたたきつけながら洗う形式です。汚れ落ちはドラム式洗濯機として良い方だと思います。

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 使用されているセンサーは、温度・水位・振動・重量の各センサーです。

 シャープはセンサーを重要視しており、性能も良いので、量に応じて、適切な運転時間で仕上げてくれます。

 このほか、清潔性の点で、使用後のプラズマクラスター消臭が「売り」です。また、運転音が他社に比べても小さいため、夜間の利用にも差し支えない部分も嬉しい部分です。

---

 以上、シャープのES-S7Cの紹介でした。

 小型機ですが機能面で問題と感じる点はあまりない良機種だと思います。とくに、乾燥容量が3.5kgまでというのは、洗濯回数の面でメリットが大きいでしょう。


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 【2018年9月発売】【在庫限り】

 2・パナソニック Cuble NA-VG730L 【左開き】
 2・パナソニック Cuble NA-VG730R 【右開き】
  ¥179,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:7kg
乾燥容量:3.5kg
消費電力量:1750Wh
使用水量:57L
サイズ:600×600×998mm

 Cuble NA-VG730は、パナソニック小型ドラム式洗濯機になります。

 なお、パナソニックは、2019年9月に、小型機の後継機を発表しませんでした。現品も在庫限りなので、小型からは撤退の可能性があります。

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 小型サイズは、シャープとパナソニックだけの製造なので、実質的に両社からの選択となります。こちらは「ななめドラム」で、洗濯物が取り出しやすい仕様です。

 乾燥容量は、3.5kgまでとなります。

 パナソニックの旧型機は3.0kgまでで、他社に比べてネックと言える部分でした。

 しかし、今回は新型モータを採用したうえで、設置に必要な面積を600×600mmという他社よりコンパクトな水準をそのままキープさせています。相当小型の洗濯台でも設置できる点は素晴らしいです。

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 光熱費は、消費電力量1750Wh使用水量55Lです。

 さきほどの、シャープ機に比べて消費電力量は多少劣ります。

 一方、使用水量の水準は良いです。そのため、総合的なコストは、シャープよりわずかに劣る程度でしょう。

 なお、パナソニックは、乾燥機の方式が、ほどほど低温のヒーター加熱と風乾燥を併用するヒーター換気式です。

 ヒーター換気式は、衣類に熱が入らない点で優しいほか、風の力でシワが寄りにくく、衣類の縮みも少ないというメリットもあります。

 他方、「室温に近い温度で乾燥」させる方式なので、経年変化でカビ臭の問題は発生しやすいですが、後ほど紹介する温水泡洗浄の力で、その弱点は相殺できています。

  201710081254.jpg

 洗濯機能は、パナソニックの場合、泡洗浄Wという機能が魅力です。

 パナソニックの場合、洗剤を効率よく泡立てる泡生成器(ジェトバブルシステム)が付属します。そうして生成された泡と、水ジェット噴射を利用、洗浄力を強化しています。

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 加えて、より高機能と言える、水を温めて、酵素を活性化させてから洗濯する温水泡洗浄Wも魅力です。

 コインランドリーなどでは温水を使って洗浄する機種がありますが、家庭でも同様に清浄力を高める効果があります。

 この方式だと、ニオイの原因菌が落ちるため、低温乾燥方式と相性が良いと言えます。ただし、洗濯量が3kgまでの場合に有効ですから、実用性はイマイチです。

 使用されているセンサーは、一方で、パナソニックの上位機種と異なり、温度センサー(エコナビ)未搭載です。

 洗濯時間などの調整が不可能なため、少量洗い時の光熱費や運転時間の点では能力が低いです。

 このほか、毎回洗濯槽を自動洗浄する機能など清潔性をキープする機能も魅力です。

---

 以上、パナソニックのCuble NA-VG730の紹介でした。

 最も小型で設置性が良い機種で、光熱費も優れる良い機種だと思います。今年の改良で、乾燥容量の少なさという問題点も改善されたため、選びやすい機種になりました。

 一方、難点は、シャープに比べて高めの本体価格でしょう。発売時期の問題もありますが、現状では費用対効果は低めです。


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【2018年9月】【在庫限り】

 【中位機】

 3・パナソニック Cuble NA-VG1300L 【左開き】
 3・パナソニック Cuble NA-VG1300R 【右開き】
  ¥227,895 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【上位機】【在庫限り】

 4・パナソニック Cuble NA-VG2300L 【左開き】
 4・パナソニック Cuble NA-VG2300R 【右開き】
  ¥218,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:10kg
乾燥容量:5kg
消費電力量:1980Wh
使用水量:65L
サイズ:600×665×998mm

 NA-VG1300は、パナソニックの小型のドラムの上位機種です。

 設置面積が狭くて済む機種なかでは、例外的に高性能と言える製品です。

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 なお、小型の最上位機として、NA-VG2300Lも併売されています。

 こちらは、プレミアムステンレスを利用した高級感ある外観に、静電タッチパネルを利用する「外観に高級感のある仕様」です。ただ、中身は同じなので同時に紹介します。

  201710081133.jpg

 目玉となるのは、「洗剤の自動投入機能」です。

 専用のケースに液体洗剤・柔軟剤を入れておくと、重量センサー等が検知した洗濯量に合わせて、適切な量の洗剤を自動投入してくれます。「多め」「少なめ」などの設定も可能です。

 そのほか、スマホでの洗濯機の遠隔操作もできるため、ある意味、真の意味での「全自動」に近づいた洗濯機です。

 乾燥容量は、5kgまでです。

 600×665mmの設置幅で、5kgの乾燥容量を持つ機種はこれまでなく優秀です。ヒーター換気式を採用して「低温風パワフル乾燥」ができる同社ならではでしょう。

 光熱費は、消費電力量1980Wh使用水量55Lとなります。

 乾燥容量が増えた分消費電力量は下位機種よりあがり、1回の電気代が48円から、54円の水準に上がっています。ただし、乾燥容量を考えれば、大健闘であり、優秀と言えます。

 洗濯機能は、下位機種同様に、泡洗浄Wとを搭載します。

 一方、汚れにより強い温水泡洗浄Wは、この機種の場合、7kgの洗濯物まで利用可能ですので、実用性はそれなりにあるでしょう。

 その他の点では、槽のお手入れにナノイー(マイナスイオン)を使い、カビの発生を抑える機能が付属するのが、下位機種よりもパワーアップしている点です。あとは、乾燥時の低騒音モードの搭載が、下位機種との差となります。

---

  以上、NA-VG1300などの紹介でした。

 2-3人家族の方で、(設置スペースの関係で9これから紹介していくような中型のドラム式洗濯機の導入が難しい方にオススメできる機種です。

 ただし、このサイズは、乾燥にヒートポンプが用いられないため、光熱費の水準は悪いです。価格も安くはないので、導入できるならば中型機が良いでしょう。

3・中型のドラム式洗濯機の比較

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 つづいて、洗濯容量が10kg程度で、乾燥容量が6kg程度の中型のドラム式洗濯機の比較をしていきます。

 ファミリー向けとしては、(毎回乾燥機能を利用するならば)この程度のサイズがあると便利です。

 なお、中型は各社とも機種が多いので、メーカー別に解説していきます。

1・シャープの中型機

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 【2019年7月発売】

 5・シャープ ES-H10D-WL 【左開き】
 5・シャープ ES-H10D-WR 【右開き】
  ¥170,796 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【2018年7月発売】

 5・シャープ ES-H10C-WL【左開き】
 5・シャープ ES-H10C-WR【右開き】
  ¥133,593 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:10kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:1880Wh
使用水量:96L
サイズ:640×729×1114mm

 はじめに紹介するのは、シャープの中型のドラム式洗濯機です。

 中型としては、比較的価格が安いモデルです。

 なお、2018年旧モデルが残っていますが、以下で説明するような基本性能に変化なく、型番のみの変更です。ネットでは在庫がまだあるので、安い方を選んで良いでしょう。

 乾燥容量は6kgまでです。

 小型機種に比べて約2倍の容量の乾燥に対応します。

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 光熱費は、一方で、消費電力量1880Wh使用水量96Lとなります。

 1回の洗濯で80円強とコストは上がります。

 しかし、小型のドラムを2回運転するより、光熱費は安いです。

 乾燥機の方式は、シャープの小型機種と同じく、「」を使う安定性の高い、ヒーターセンサー乾燥式です。

 電気代は高いですが、仕上がりについてはふっくらしており、またシワも少なく良好です。

 また、小型機種に比べて、温風が循環するダクトが広いです。そのため、ドラム式洗濯機の故障でありがちな、ダクト詰まりによる乾燥能力低下(=要修理)が置きにくいというメリット性もあります。

 先ほど書いたように、ヒーターセンサー式は、相当の歴史がある方式で、メンテナンスの部分でメリット性があります。

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 洗濯機能は、こちらも「ひまわりガラス」を採用する方式です。

 さらに、マイクロ高圧シャワーを採用し、上部からの高圧水流を噴射し、泥汚れなどを押し出す仕組みも採用します。こちらは、「すすぎ」の際にも利用され、洗剤残りの防止にも効果があります。

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 その他の部分は、センサーを含めて下位機種と同じです。使用後のプラズマクラスター消臭も付属します。

 静音性は、とくに、シャープはこだわる部分で、運転音も静かです。

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 以上、シャープのES-ZH1の紹介でした。

 ヒーターセンサー式を採用する大型機種は最近珍しいです。光熱費的なメリット性は低いですが、高温乾燥でニオイの問題や故障が起こりにくく、信頼性は高いので、今後も残って欲しい方式ですね。


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 【2019年9月発売】

 6・シャープ ES-W112-SL 【左開き】
 6・シャープ ES-W112-SR 【右開き】
  ¥280,228 楽天市場 (6/8執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:590Wh
使用水量:52L
サイズ:640×729×1114mm

  ES-W112は、シャープドラム式洗濯機の最上位機種です。

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 ガラストップな外観を採用し、「お値段並み」の高級感を感じる機種です。

 乾燥容量は、6kgまでと先ほどと同じです。

 他社には7kg対応の上位機種もあるため、この部分では平均的です。

 ただし、洗濯のみの容量は11kgと若干強化されました。

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 光熱費は、消費電力量600Wh使用水量52Lと、かなり安い水準です。

 1回の洗濯乾燥に要する経費(水道・洗剤・電気)は、32.6円と相当安いです。

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 乾燥機の方式は、この機種から、ヒートポンプ式となります。

 ヒートポンプ式は、エアコンの除湿機能と同じ方式で、熱を使わず、湿気のみを排出する乾燥方法です。電気代が安いほか、熱を使わず衣服に優しいという特長があります。

 一方、シワが寄りやすい面と、衣類がふっくらしない乾燥ムラが生じやすいユニットにゴミが溜まり経年変化で機能低下が起こりやすい、というデメリットもあります。

 ただ、シャープの場合、サポートヒーターが付属するため、衣類の乾燥ムラと、ふんわりしない点については、解決が目指されています。

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 洗濯機能の面では、下位機種と同じです。「ひまわりガラス」と、マイクロ高圧シャワーをこちらも採用します。

 このほか、温水洗浄機能も搭載です。35度の温水を使い、洗浄力を増した温水極め洗いコースが加わります。

 こちらは洗濯物が4kgまでの場合有効と、やや容量が少なめです。。また、低温でのシワ抑え乾燥コースが付属しますが、洗濯量として0.5kgまでと実用的にはイマイチです。

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 使用されているセンサーは、下位機種にも搭載されている温度・水位・振動・重量の各センサーは網羅します。

 それらに加え、光・泡・湿度センサーが搭載されます。

 洗濯水の透明度や泡の状況からすすぎの回数を自動調整したり、衣類乾き具合から適切な乾燥運転時間を調整してくれます。省エネ面で優れた機能と言えます。

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 利便性の部分でも、期待値は高いです。

 ドラム式洗濯機を利用していると面倒なのが、使用前の乾燥フィルターの掃除です。

 しかし、シャープの場合、乾燥フィルターの自動掃除機能があり、ホコリを固形に固めてくれます。あとは、ポイ捨てするだけなので、毎回の面倒の大幅な軽減になります。

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 加えて、乾燥ダクトの自動掃除機能も付属です。

 乾燥ダクトの風路に洗濯の際に水を通して自動掃除する機能です。

 これにより、ホコリの詰まりによる乾燥効率の低下を防ぎます。

 ダクト部分に水を通して掃除することが効果的なのは、以前シャープの現場メンテナンスの方に教えて頂いたことがあります。

 こうしたノウハウを機能として、洗濯機にフィードバックしたのかもしれません。

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 SHARP 超音波ウォッシャー UW-A2-S
  ¥9,752 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 そのうで、最近話題のシャープの超音波ウォッシャーが内蔵され、襟汚れなどの下処理ができるようになった点が新しいです。便利ですが、別に買えるという点は、留意しても良いでしょう。

 静音性は、シャープの他機同様に高いです。

 このクラスでは業界で最も静音性が高い、というのを「売り」にします。

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 そのほか、シャープのココロボを搭載し、AI音声アドバイスを受けれる点、Wi-Fiを搭載し、スマホで洗濯コースを設計できる点(COCORO WASH)、同社の冷蔵庫などの家電と連携し、そちらからも、洗濯完了通知を受けれる点、などが進化した点です。

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 以上、シャープの ES-P110の紹介でした。

 デザイン的にはアジア市場で受けそうな、クリア系の高級感が魅力です。

 下位機種と本体価格には差があります。

 ただ、日常使っていると不便に思う、乾燥フィルターの掃除、洗濯機の騒音、ダクトの詰まり、という部分に鋭く切り込んだ機種です。

 こうした点は、初めてドラム式を買う方は気づきにくい部分ですが、既存のドラム式ユーザーならば、意義の部分で「共感」して貰えると思います。

 スマホなどIOT対応の部分が強調されますが、目立たない基本性能の部分で革新があり、結構良い機種だと感じます。

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 【2018年9月発売】

 7・シャープ ES-G112-TL【左開き】
 7・シャープ ES-G112-TR【右開き】
  ¥233,800 楽天市場 (6/8執筆時)

 なお、この機種には、「下位機種」があります。

 同じようなデザインですが、サポートヒーター未搭載で、泡センサーと光センサーも未装備です。また、風呂水ポンプも別売となるほか、音声ガイドも未搭載です。

 新デザインを踏襲して、できるだけ安く販売しようという目的の製品です。しかし、肝心の洗浄力の部分では、下位機種にも負けている印象です。

2・パナソニックの中型機

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 【2018年9月発売】

 8・パナソニック NA-VX7900L-W 【左開き】
 8・パナソニック NA-VX7900R-W 【右開き】
  ¥199,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:10kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:960Wh/680W
使用水量:55L
サイズ:600×722×1000mm

 NA-VX3800L は、パナソニックの中型ドラムです。

 同社のドラム式では最安の製品です。こちらも「ななめドラム」です。

 なお、同社の2019年秋の後継機は、2019年11月発売なので、「増税前最新機」はこちらです。

 乾燥容量は6kgまでです。シャープと同じです。

 光熱費は、通常モードの場合、消費電力量960Wh使用水量55Lとなります。

 省エネ乾燥の場合680Whに低減できますが、この場合はシワ防止乾燥ができないため、意味は無いでしょう。これらの点で光熱費の部分でシャープに及びません

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 乾燥機の方式は、「熱」が入らないヒートポンプ式となります。

 ヒーターセンサー式と比べると、「衣類が傷み(縮み)にくい」・「電気代が安め」などのメリットがあります。

 一方、パナソニックの場合は、空気を乾燥させる「加熱器」のみで「サポートヒーター」ないので、シャープに比べると、乾燥ムラ衣類がふんわりしないという問題への対処については、徹底度が欠けます。

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 一方、パナソニックの場合、洗剤かすなどのゴミ残りの問題は、内槽だけになく、ドラムの外側も自動で洗浄する工夫で解決を図っています。

 そのため、この問題での故障修理の可能性が軽減しています。

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 洗濯機能の面では、洗剤を効率よく泡立てる泡生成器(ジェトバブルシステム)が付属し、W泡洗浄機能が利用できます。

 高効率の洗剤の活性化は、パナソニックの洗濯機の基幹技術であり、この点は優れます。

 一方、小型上位機に搭載される温水泡洗浄機能は未搭載です。中型の廉価機種という点で、このあたりは仕方ないでしょう。

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 以上、パナソニックのNA-VX7900L の紹介でした。

 20万円前後のヒートポンプ式という点で、シャープのES-P110のライバルです。W泡洗浄機能など独自性もありますし、洗浄力の部分ではシャープに決して劣らないでしょう。

 一方、光熱費の安いヒートポンプ式の弱点の緩和という部分では、総合的には、ややシャープに劣るのがネックです。

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 【2018年9月発売】

 7・パナソニック NA-VX3900L 【左開き】
  ¥172,850 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 なお、パナソニックからは、下位機種としてNA-VX3900Lも発売されました。

 ただ、こちらは、同社の基幹技術たるW泡洗浄機能が未搭載であり、さらに左開きのみの展開です。明らかに「特売用」なので、選ばない方が良いでしょう。


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 【2018年9月発売】

 9・パナソニック NA-VX8900L 【左開き】
 9・パナソニック NA-VX8900R 【右開き】
  ¥299,935 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:930Wh/620W
使用水量:55L
サイズ:600×722×1009mm

 NA-VX8700 は、パナソニックの中型ドラムの上位機です。

 形は先ほどと同じですが、機能面で多少異なります。

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 目玉となるのは、(小型機の上位機にみられた)「洗剤の自動投入機能」です。

 専用のケースに液体洗剤・柔軟剤を入れておくと、重量センサー等が検知した洗濯量に合わせて、適切な量の洗剤を自動投入してくれます。洗剤量の「多め・少なめ」の希望も聞いてくれます。

 ただし、スマホによる遠隔操作(予約変更など)は、未対応です。

 乾燥容量は6kgまでです。

 この点では下位機種と同じですが、洗濯容量が11kgまでと、こちらのほうが多少多めです。

 光熱費は、通常モードの場合、消費電力量930Wh使用水量55Lとなります。

 下位機種よりも多少改善されているのは、重量センサーと光センサーを利用したエコナビが搭載されるからです。ただ、シャープのヒートポンプ式に較べると、この機種も省エネ性では劣ります。

 乾燥機の方式は、同じくヒートポンプ式となります。

 繰り返しになりますが、ヒートポンプ式は、電気代が安い反面、シワがよりやすい、ふっくらしにくいなどの難点があります。この部分の対策は、このクラスでもイマイチです。

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 洗濯機能の面では、この機種から、W泡洗浄機能に加えて、温水洗浄機能が復活します。

 温水泡洗浄は、2kgなら最大60度ですが、11kgの洗濯容量でも15度の温水にすることが可能です。他社と異なり、容量的な制限がないので、割と使いやすいでしょう。

 また、シャープの上位機のマイクロ高圧シャワーに温水がプラスアルファされると考えれば、この機種から、洗浄面ではシャープを凌駕すると言えるかもしれません。

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 以上、パナソニックのNA-VX8800 の紹介でした。

 魅力は、温水洗浄機能・W泡洗浄機能など洗浄力の高さは文句がありません。加えて、洗剤の自動投入機能は利便性の面の目玉として、かなり魅力です。

 一方、ヒートポンプ式の難点の克服については、下位機種でみられた以上の特の段対策がないとも言えます。完璧を期す場合で、パナソニックから選びたいならば、次に紹介する同社のハイエンド機をオススメします。


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【2018年9月発売】

 10・パナソニック NA-VX9900 【各色】
  ¥267,396 Amazon.co.jp
(6/8執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:890Wh/590W
使用水量:55L
サイズ:600×722×1009mm

  NA-VX9800L は、パナソニックの最上位機種です。価格面では相当高額な機種です。 

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 最上位機については、ホワイト色とゴールド色2色の選択肢があります。

 一方、下位機種と較べた場合の相違点はいくつかあります。

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 第1に、本体にタッチパネルを採用し、視認性と高級感がアップしています。

 第2に、iOS及びAndroid用のアプリが用意され、外出先での運転予約や、洗濯状況についてのステータス通知を受けられる点です。

 洗剤の自動投入機能を装備する機種だけに、これらの機能は、利便性が高いです。

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 第3に、下位機種にも装備される「ジェット乾燥」をパワーアップさせた「ふんわりジェット乾燥」を装備する点です

 乾燥運転時に約4.6 m3/分の風を送り込む機能で、ヒーターポンプ式「シワがよりやすい」という欠点の解決が目指される部分では、下位機種を上回るでしょう。

 また、強風で衣服を舞いあげることで、(サポートヒーターを利用するシャープにはかなわないものの)ある程度「ふんわり」させる効果も期待できます。

 ただし、を重く用いるシステムの場合、一度に入れる洗濯物の容量で、その効果は異なるという限界はあります。

 第4に、エコナビ機能のパワーアップです。

 具体的には、衣類の量や質だけでなく、汚れとすすぎ具合を調べるためのセンサーが追加装備されているため、節電・節水効果が増しています。

 そのほか、桶洗浄時にナノイー(マイナスイオン)を吹き付けて、黒カビの発生確率を下げる機能も付属します。

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 以上、パナソニックの NA-VX9800Lの紹介でした。

 相当高い機種ですが、IOT家電として相当優秀なほか、ヒートポンプ式特有の乾燥時のしわの問題の解決が目指されている機種です。

 先述のように、利便性と洗浄力はパナソニックの場合(下位機種から)期待できますので、同社の中位機から選ぶならばこちらでしょう。

 ただ、乾燥の仕上がりの「ふっくら度」については、下位機種と同じ限界を抱えます。また、価格の高さは、いうまでもなく、ネックです。

3・日立の中型機

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 【2019年9月発売】【左開き】

 11・日立 ビッグドラム BD-SG100EL
  ¥190,800 楽天市場 (6/8執筆時)

 【2018年9月発売】【左開き】

 11・日立 ビッグドラム BD-SG100CL
  ¥156,830 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:10kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:980Wh
使用水量:60L
サイズ:630×715×1050mm

 続いて紹介するのは、日立の「ビックドラム」シリーズのドラム式洗濯機です。

 日立は、小型タイプは出していないので、設置面積的に630×715mmのこちらの機種が同社の「最も小型な機種」です。特に、幅が狭くて、圧迫感が少ない機種ですね。

 なお、新旧両機種ありますが、明示的な新機能はないため、値段で決めて良いです。

 乾燥容量は6kgまでと、他社の中型と同等の水準です。

 光熱費は、消費電力量980Wh使用水量60Lとなります。

 省エネ性では、パナソニックの中型とほぼ同じ水準であり、シャープには及ばないレベルです。

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 乾燥機の方式は、日立の場合、ヒートリサイクル乾燥という独自方式を採用します。

 こちらは、運転時のモーターなどの熱を温風に再利用するシステムです。もちろん、それでは乾燥の熱量が足りないため、ヒーターで補う形式ですから、「ヒーターセンサー式の改良版」ですが、省電力です。

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 また、熱風はヒーターセンサー式ほど高温にしないため、衣類が傷みやすいという欠点を緩和しています。

 一方、温風温度は控えめですが、時速300kmの高速風をかなり強力にあてることで乾燥を促す風アイロンをうまく利用することで、乾燥を促す仕組みです。

 風アイロンは、強力なシワ伸ばし機能を兼ねており、乾燥後の仕上がりの良さについては、ヒーターセンサーに引けを取らず、日立は定評があります。

 また、衣類を「舞いあげる」ことで、ある程度の「ふんわり感」も期待できます。

 なお、「省エネかつ、シワがよく伸びる」という点で、日立を指名する人も多いです。

 パナソニックの「ふんわりジェット乾燥」がライバルでしょうが、比較的安い機種からこの側面が期待できるのが、日立の良い部分です。

 一方、この方式は高温にしないので、経年変化による洗濯カスや、低温乾燥によるニオイの問題については、特定の解決策を持ちません。また、衣類の「ふんわり感」についても、サポートヒーターを利用するシャープなどに比べると、イマイチでしょう。

 洗濯機能も、日立の上位機種に搭載される特別な洗浄機能がなく、この部分ではかなり見劣りすると言わざるを得ない機種です。

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 以上、日立のBD-SG100ELの紹介でした。

 ヒートリサイクル乾燥という、独自な乾燥法が特徴的な機種です。

 シワ伸ばしは得意ですが、先述のように「特有の欠点」もあるため、日立の機種を選ぶ場合は、これよりも上位機種をおすすめします。


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 【2019年9月発売】

 12・日立 BD-SV110EL-W   【左開き】
 12・日立 BD-SV110ER-W  【右開き】
  ¥268,000 楽天市場 (6/8執筆時)

 【2018年9月発売】

 12・日立 BD-SV110CL-N 【左開き】
 12・日立 BD-SV110CR-N 【右開き】
  ¥172,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:850Wh
使用水量:53L
サイズ:630×715×1050mm

 BD-SV110シリーズ は、日立の中型の日立の「ビッグドラム」シリーズの洗濯機です。形は下位機種と同じです。

 こちらも、新旧両機種ありますが、後述するように、新機種は、センシングがやや高度化しました。

 乾燥容量は、6kgまでと同様です。

 ただ、洗濯容量は11kgとわずかにアップしています。

 光熱費は、消費電力量は、850Wh使用水量53Lとなります。

 光熱費の水準では、シャープのヒートポンプ式に次ぐ、優秀さです。

 下位機種よりも経済性が上昇しているのは、ヒートリサイクル乾燥の高度化のほか、パナソニックのエコナビに相当する、センサーを搭載するからです。

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 日立は、この機能を「AIお洗濯」と呼びます。

 水硬度、水温、洗剤量、布質、布量、すすぎ具合、脱水具合・洗剤種類・汚れ量・布動きという9つの指標をセンサーで計測し、状態をAIが判別し、洗濯に活かすという工夫です。

 これにより、無駄な電力や水量をカットします。

 なお、2018年機は、これらのセンサーのうち、布動きセンサーと汚れ量センサーがないので、「AIお洗濯」という「称号」は持ちません。

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 なお、こうした、エコセンサーは、電気代・時短効果は高い一方、センシング不良で洗浄力が落ちる場合があります。

 そのため、メーカーによっては、「センサーをオフにした方が実は綺麗に洗える」という場合もあります。

 しかし、日立の場合、汚れ量センサーを搭載することで、(場合によっては)洗濯時間の延長も視野に入れる点で、これまでのセンサーのイメージを変えています。優秀と言えるでしょう。

 乾燥機の方式は、下位機種と同じく、ヒートリサイクル乾燥です。

 大きなドラムのなかで、強風をあてた乾燥させていく風アイロン機能も下位機種と同じですね。

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 洗濯機能は、この機種からは、ナイアガラ洗浄に対応します。

 他社にも見られる、高圧水流をうえから吹き付ける仕組みで、洗浄力がアップします。このような仕組みは、ドラム式の標準仕様となりつつあるので、あるに越したことはないでしょう。

 なお、温水を用いるのはパナソニックなどと同じです。

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 さらに、温水ナイアガラ洗浄を、コースとして選ぶことも可能です。

 パナソニックの温水W泡洗浄と似ていますが、パナソニックの場合、ドラム自体にヒーターを内蔵し、水温を高める仕組みで、日立は、温風で温めた洗剤を服に吹き付ける方式です。

 通常の洗濯よりも光熱費が余計にかかるのは同じですが、季節・室温にかかわらず、一定音の温水が期待できるという意味で、パナソニックのほうが徹底しています。日立は、仕組み上、洗剤(2倍)と水量(18L)も多く使う必要があります。この部分は、パナソニックに負けるでしょう。

 そのほか、パナソニックと同様に、槽の内外まで毎回しっかりクリーニングしてくれる機能が付属するため、清潔性が高い仕様です。

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 以上、日立のBD-SV110シリーズ の紹介でした。

 低温乾燥と風を利用するヒートリサイクル乾燥に対応する機種で、かつ、選択機能の面でも他社標準の機能を搭載する良い機種だと思います。

 とくに、シワ伸ばし機能は定評があるため、アイロン掛け嫌いな方には特に向くモデルです。


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【2018年9月発売】

 13・日立 BD-SX110CL-N 【左開き】
 13・日立 BD-SX110CR-N 【右開き】
  ¥187,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:12kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:850wh
使用水量:53L
サイズ:630×715×1065mm

 BD-SX110シリーズは、日立の「ビッグドラム」シリーズの洗濯機です。

 このグレードについては、2019年秋の新機種がでておらず、こちらの型番で「続投」のようです。

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 形状は、下位機種同様に、本体幅が狭く奥行が長めの設置幅で、630×715mmです(本体幅は600mm)。

 日立ではスリムな機種で、D-SV110ELとほぼ同型の上位機でといえます。

 下位機種との違いは、2点です。

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 第1に、AIお洗濯に対応する点です。

 先述のように、2018年機は2つのセンサーが省略されて「AIお洗濯」の称号を得れていませんでした。

 こちらも、2018年旧モデルですが、昨年の上位機にあたるので、センサーは2019年新機種と同等です。

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 第2に、洗剤の自動投入機能です。

 この機種は、パナソニック同様に、洗剤・柔軟剤の自動投入機能を付属させています。

 「多め」「少なめ」の選択も可能です。先行したのはパナソニックの昨年も出るですが、日立は、他社の良い技術を割と早く導入してくるメーカーですね。

 その他の部分は、下位機種と同じです。

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  以上、BD-SX110シリーズの紹介でした。

 下位機種との価格差はだいぶ開くため、お買得感は(正直)ありません。ただ、「洗剤・柔軟剤の自動投入機能」は意味のある機能です。ただ、下位機種と価格差がひどくあるのがネックです。


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 【2019年9月発売】

 14・日立 BD-NV120EL  【左開き】
 14・日立 BD-NV120ER  【右開き】
  ¥297,980 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【2018年9月発売】

 14・日立 BD-NV120CL 【左開き】
 14・日立 BD-NV120CR 【右開き】
  ¥169,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:980Wh
使用水量:54L
サイズ:735×620×1060mm

 BD-NV120AL も、日立の中型の「ビッグドラムシリーズ」のドラム式洗濯機です。

 この機種も新旧両機種ありますが、下位機種の場合と同じで、新機種のみ「布動きセンサー」と「汚れ量センサー」が付属し、「AIお洗濯」対応です。

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 形状は、ここまでの機種と多少異なり、本体は735mmと幅広で、そのかわり奥行が620mmと短い仕様です。

 なお、大きさ以外の面では、一つ上のBD-SV110リリーズ とほぼ同様の仕様です。

 乾燥容量は、6kgまでです。

 ただ、洗濯容量は12kgとアップしています。ただ、乾燥機付き洗濯機の場合、洗濯機の部分だけの利用は少ないと言えます。

 実際、あまり意味が無いでしょう。

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 ただ、こちらのほうが幅広ドラムなので、ふとんの乾燥ができる点は、それなりに便利かもしれません。

 いずれにしても、幅広ドラムのほうが出し入れしやすいメリット性はありますので、毛布などの大物を頻繁に洗う方で、設置スペースに余裕があるならば、こちらを選ぶのも手でしょう。

 光熱費は、消費電力量980Wh使用水量54Lとなります。

 12kgと庫内が広いためか、消費電力量は、同社の下位モデルに比べて悪いです。

 洗濯機能は、温水ナイヤガラ洗浄など、日立の基本技術は押さえています。ただし、洗剤の自動投入機能とAIお洗濯機能は付属しません。

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 以上、日立のBD-NV120ALの紹介でした。

 先述のように、乾燥容量を伴わない洗濯容量の増加は、光熱費の面からも、個人的にあまり意味を見いだしにくいです。日立から選ぶ場合は、スリムタイプが良いかと思います。


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【2018年9月発売】

 15・日立 BD-NX120CL 【左開き】
 15・日立 BD-NX120CR 【右開き】
  ¥220,029 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:12kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:970Wh
使用水量:54L
サイズ:735×620×1060mm

 BD-NV110AL は、日立の中型の「ビッグドラムシリーズ」のドラム式洗濯機の最上位機種です。

 この機種も、最新モデルは2018年機であり、「続投」のようです。


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 下位機種との違いは、ほぼなく、Wi-Fiを搭載するコネクテット家電である部分のみです。

 アプリで、コース選択・追加などはできますが、実用上、さほど重要でもないです。

 (どのメーカーもですが)ファームウェアの更新に対応すれば、それなりに実用度が増すと思います。

4・東芝の中型機

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 【2018年9月発売】

 16・東芝 TW-117A7L-W 【左開き】
  ¥151,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【2019年8月発売】

 16・東芝 TW-117A8L-W 【左開き】
  ¥199,800 楽天市場 (6/8執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:7kg
消費電力量:710Wh/1150Wh
使用水量:61L
サイズ:645×750×1060mm

 TW-117A8Lは、東芝ドラム式洗濯機です。

 東芝も日立と同じで小型のドラム式洗濯機を販売していないので、これが同社では最小サイズです。

 なお、東芝は新機種を発表していますが、型番の変更のみで、基本性能は同じでした。安い方で良いでしょう。

 201903111816.jpg

 乾燥容量は、7kgまでとなります。

 この部分は、同社はこだわりが有り、他社の中型タイプより容量が1kg多めです。

 光熱費は、消費電力量710Wh使用水量61Lとなります。

 省エネ性は、そこそこ優秀ですが使用水量はやや多めです。

 センサーは、他社並みの「水温・布質・乾燥・布量・室温センサー」は付属します。

 しかし、洗濯槽のサイズを勘案しても、水量の面でその効果はスペック表には現れていません。

 乾燥機の方式は、パナソニックと同じ、エアコンとの除湿運転と同じで、熱を加えずに湿気を取っていくヒートポンプ式になります。

 先述のように、ヒートポンプ式は、節電性が高い一方で、シワが寄りやすい、ふんわりしない、洗濯カスで故障しやすい、乾燥ムラが生じやすいなどの欠点があります。

 201811192025.jpg

 一方、強風を使った「ふんわリッチ乾燥」対応し、「ふんわり乾かす」と強調されます。

 ただし、シャープのようなサポートヒーターを利用したハイブリッド乾燥ではないです。

 パナソニックの「ふんわりジェット乾燥」や日立の「風アイロン」とおなじで、特別な熱源はなく、強風力を活かして、衣服を舞いあげて「ふわっと」させる方式です。

 したがって、これらの2社同様に、シワ伸ばしの効果もあるでしょうが、洗濯物の量が多いと、効果があまり期待できない点も同じです。

 また、ヒーターは利用しないので、乾燥ムラの可能性は多少残ります。ただ、全部解決しているメーカーはないので、対策としては、業界最高レベルの水準でしょう。

 201701201844.jpg 

 洗濯機能は、その一方で、この機種から、高圧水流を使ったシャワーが付きます。

 さらに、仕組みは違いますが、シャープの「ひまわりガラス」のように、もみ洗い系の動作を付け加えるもみ洗いボードを付け、洗浄力の強化を図っています。

 利便性の部分では、シャープの上位機と同様に、乾燥ダクトの自動洗浄機能が付属します。

 加えて、槽の外側まで水で洗う自動お掃除機能も付属しますので、シャープ同様、メンテナンスの部分の配慮は細かいです。

 この点で、ヒートポンプ式としては、最も洗濯カスや糸くずのゴミ詰まりに関するトラブル対策が綿密に取られている機種と言えるでしょう。

 そのほか、清潔性の点で、黒カビが付きにくい防汚コート(マジックドラム)がなされている点が、特長でしょう。

---

 以上、東芝のTW-117A8L の紹介でした。

 洗浄力の点では、温水洗浄機能がない点が、価格比して残念な部分でしょう。この点で言えば、東芝から選ぶならば、より上位の機種が良いと思います。

 201811192053.jpg

 【2018年12月発売】

 17・東芝 TW-95G7L【左開き】
  ¥132,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【2019年8月発売】(同じ性能)

 17・東芝 TW-95G8L 【左開き】
  ¥162,000 楽天市場 (6/8執筆時)

洗濯容量:9kg
乾燥容量:5kg
消費電力量:1980Wh
使用水量:90L
サイズ:655×714×1040mm

 なお、東芝は、下位機種となるTW-95G8Lも発売されています。

 乾燥容量5kgのタイプですが、設置寸法は、655×714とコンパクト機ではない機種で、ジャンルとしては中型機です。

 その部類としては、(電気代のかかる)ヒーター式である点でシャープの中位機がライバルですが、使用水量・消費電力量の点で負けています。

 搭載センサーなどの点でも劣るので、東芝から選ぶならば、別機種のほうが良いでしょう。

今回の結論
ドラム式洗濯機のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、小型と中型のドラム式洗濯機を紹介しました。

 記事は、もう少しだけ続きます。

  201811192038.jpg

【2019年9月現在】【各色】

 19・東芝 TW-127X8L  【左開き】
 19・東芝 TW-127X8R  【右開き】
  ¥162,000 楽天市場 (6/8執筆時)

【2018年9月現在】【各色】

 19・東芝 TW-127X7L 【左開き】
 19・東芝 TW-127X7R 【右開き】
  ¥214,408 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:7kg
消費電力量:690Wh/1150Wh
使用水量:61L
サイズ:645×750×1060mm

 次回の後編記事こちら)は、では、今回紹介できなかった東芝の上位機を詳しく紹介します。

 201808091423.jpg

1・洗浄力の強さ ★★★★★
2・光熱費の安さ ★★★★★
3・しわの伸び  ★★★★★
4・静音性    ★★★★★
5・スマホ連携  ★★★★★
6・故障しにくさ ★★★★★
7・総合評価   ★★★★★

 その上で、ここまで紹介してきたドラム式洗濯機「全機種」から、最終的な結論として「Atlasのオススメ機種」を提案します。

 引き続きよろしくお願いします。 

 後半記事は→こちら

--

 最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは!

posted by Atlas at 17:15 | 生活家電

比較2019’【省エネ重視】ドラム式洗濯機19機の性能とおすすめ・選び方【小型・中型】:シャープ・パナソニック・日立・東芝 (2)

前半からの続きです。前半記事は→こちら


 201811192038.jpg

【2019年9月現在】【各色】

 19・東芝 TW-127X8L  【左開き】
 19・東芝 TW-127X8R  【右開き】
  ¥162,000 楽天市場 (6/8執筆時)

【2018年9月現在】【各色】

 19・東芝 TW-127X7L 【左開き】
 19・東芝 TW-127X7R 【右開き】
  ¥214,408 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:7kg
消費電力量:690Wh/1150Wh
使用水量:61L
サイズ:645×750×1060mm

 W-127X8L は、東芝ドラム式洗濯機の中位機種です。

 201909111614.jpg

 新旧両機種ありますが、新機種は、スマホ連携に対応するほか、洗剤の自動投入を、パナソニック・日立に続いて取り入れています。大きな進化ですので、注意が必要です。

 201909111615.jpg

 高級機の位置づけで、本体の7インチの液晶ディスプレイを持ちます。

 一般的な設定のほか、洗剤の自動投入量などの調整も、タッチ操作で感覚的に行えて便利です。

 201903111816.jpg

 乾燥容量は、下位機種同様に、業界最高の7kgまで対応です。

 光熱費は、消費電力量710Wh使用水量61Lとなります。

 やはり特に水量の点では、他社に比べて多少多めです。

 201701201859.jpg

 乾燥機の方式は、こちらも、ヒートポンプ式です。

 強風を使ったふんわリッチ乾燥にも対応します。

 201909111715.jpg

 洗濯機能は、このグレードから、高圧水流を使ったシャワーに加えて、温水を使った温水ウルトラファインバルル洗浄Wを搭載し、汚れに強くなっています。

 温水を用いる点は、現行の洗濯機の上位機種の「基準」とも言えますので、東芝ではこのグレードから「高級機」と言えそうです。

 東芝の場合も、11kgの洗濯物で15度の温度に対応します。

 この点ではパナソニックと並びますが、さらに3kgまで60度、5kgまで50度と実用性はパナソニックより高めです。

 201710081228.jpg

 さらに洗剤については、パナソニックの洗剤泡立て機構と似ていますが、1マイクロメートルの極小のウルトラファインバブルを発生させ、洗剤の洗浄成分を強化する独自技術が加えられます。

 技術として新しいもので、業務用分野で応用されている信頼性のある技術であることから、洗濯機に置ける効果も期待できます。おそらく、東芝は、今後、この技術を研ぎ澄ませていくことになるでしょう。

 実際、今年度は「ウルトラファインバブル洗浄W」として、発生器を2つ搭載させてきました。

 東芝は、温水機能ももちますが、「温水を利用せずとも綺麗に落ちて経済的!」という基本発想です。

 静音性についても、シャープ同様に対策に力を入れています。ヒートポンプ式で最もうるさい乾燥時でも42dbと優秀です。

 そのほか、庫内にLEDライトが付属するのが目新しいです。

 201909111617.jpg

 スマホ連携は、日立・シャープ同様に対応です。

 他社に比べて面白いのは、スマホで、洗剤銘柄を設定し、適切な分量を自動投入できるように調整される点です。

 ユニークですが、かなり考えていると思います。 

 201909111620.jpg

 利便性の部分では、下位機種同様に、乾燥ダクトの自動洗浄機能をもつほか、乾燥フィルターのゴミをまとめる機能が付属します。

 メンテナンス性に対する配慮は、シャープの最上位機並みに良い機種です。

---

 以上、東芝のW-127X8L の紹介でした。

 ヒートポンプ式の欠点を同社としては最大限克服した上で、温水洗浄、高圧水流というトレンドもしっかり押さえている点で高評価できます。

 特に新機種については、静音性と日々のメンテナンス性についても高い配慮があります。

 トレンドとなっている「自動洗剤投入機」も「洗剤に合わせたスマホでの調整」という新機軸をそなえて搭載してきており、ほぼ「穴がない」、まとまった機種です。その上で、7kgで正規の乾燥運転が可能な点は、他機種にない魅力です。

 ただ、Atlasは新しもの好きなので、今すぐ買うならば、相当魅力な機種です。

今回の結論
ドラム式洗濯機のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、前半記事(こちら)から今回に欠けて、小型と中型のドラム式洗濯機を紹介しました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種を紹介します。


第1に、小型の洗濯台にも置ける洗濯機として最もおすすめできるのは、

 201811192043.jpg

 【2019年2月発売】

 1・シャープ ES-S7D-WL【左開き】
 1・シャープ ES-S7D-WR 【右開き】
  ¥149,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:7kg
乾燥容量:3.5kg
消費電力量:1600Wh
使用水量:80L
サイズ:640×600×1039mm

1・洗浄力の強さ ★★★★★
2・光熱費の安さ ★★★★☆
3・しわの伸び  ★★★★☆
4・静音性    ★★★★★
5・スマホ連携  ☆☆☆☆☆
6・故障しにくさ ★★★★☆
7・総合評価   ★★★★★

 シャープ小型ドラム式洗濯機でしょう。

 201903111651.jpg

 このサイズでは唯一3.5kgの乾燥に対応しますので、洗濯乾燥の回数の点で有利だろうと思います。

 省エネ性はよりよい機種が他にありますが、回数を考慮に入れれば、あまり変わらないでしょう。

 201808091350.jpg

 乾燥は、伝統的なヒーターセンサー式で、比較的故障が起こりにくく、乾燥後の仕上がりも上々です。選択機能も、ひまわりガラスの採用など、価格面からすれば十分だと思います。

 とくに、シャープの場合、運転音が他社に比べて小さいため、夜間の利用にも差し支えなく、1人暮らしの人などに特に向きそうです。


第2に、中型のドラム式洗濯機で、費用対効果の点でおすすめできるのは、

  201811192049.jpg

 【2019年7月発売】

 5・シャープ ES-H10D-WL 【左開き】
 5・シャープ ES-H10D-WR 【右開き】
  ¥170,796 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【2018年7月発売】

 5・シャープ ES-H10C-WL【左開き】
 5・シャープ ES-H10C-WR【右開き】
  ¥133,593 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:10kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:1880Wh
使用水量:96L
サイズ:640×729×1114mm

1・洗浄力の強さ ★★★★★★
2・光熱費の安さ ★★★★☆
3・しわの伸び  ★★★★★★
4・静音性    ★★★★★
5・スマホ連携  ☆☆☆☆☆
6・故障しにくさ ★★★★★★
7・総合評価   ★★★★★

 シャープES-H10ラインでしょう。

 基本性能に変化なく、型番のみの変更です。ネットでは在庫がまだあるので、安い方を選んで良いでしょう。

 201903111703.jpg

 中型としては、最近では唯一安定性の高いヒーターセンサー乾燥式を利用しており、乾燥の仕上がりや、故障のしにくさの点で、メリット性が高いと感じます。

 もちろん、ヒートポンプ式の方が省エネではありますが、固有の弱点が完全には解決されていないですし、価格や耐用年数を考えても、総合的にはこちらが経済的だと判断しました。

  201701201618.jpg

 洗浄力の点でも、マイクロ高圧シャワーを採用しており、トレンドを押さえているのもポイントです。

 

 しわスッキリソフラン 柔軟剤 本体 650ml
  ¥304 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 個人的に、この機種の同系機の使用経験は長いです。 

 しわについて言えば、しわ対策系の柔軟剤とのコンビならば、(形状安定しなすい)ワイシャツ・ポロシャツなど、アイロンなしで着れています。

 あえて言えば、最近、近所で、「しわすっきりソフラン」が入手しにくいのは難点ですが。


第3に、光熱費の安いヒートポンプ式として現状完成度が高いと言えるのは、

 201811192038.jpg

【2019年9月現在】【各色】

 19・東芝 TW-127X8L  【左開き】
 19・東芝 TW-127X8R  【右開き】
  ¥162,000 楽天市場 (6/8執筆時)

【2018年9月現在】【各色】

 19・東芝 TW-127X7L 【左開き】
 19・東芝 TW-127X7R 【右開き】
  ¥214,408 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:7kg
消費電力量:690Wh/1150Wh
使用水量:61L
サイズ:645×750×1060mm

1・洗浄力の強さ ★★★★★★
2・光熱費の安さ ★★★★★
3・しわの伸び  ★★★★★
4・静音性    ★★★★★★
5・スマホ連携  ★★★★★★
6・故障しにくさ ★★★★★
7・総合評価   ★★★★★★

 東芝TW-127Xでしょう。

 ヒートポンプ式としては、シワ、ふんわり感、ゴミ詰まり問題を高レベルで解決しており、スペック的に言って、最も機能面でまとまった機種です。

 201909111614.jpg

 とくに、2018年機は、洗剤の自動投入と、スマホ連携による、「洗剤に合わせた設定」に対応するため、レベルが一段と高くなっており、おすすめです。

  201710081228.jpg

 洗濯機能面でも、「ウルトラファインバブル洗浄W」という売りの機能があります。

 高圧水流による洗浄と、温水洗浄という最近のトレンドをしっかり押さえた上、騒音対策と清潔性の問題にも踏み込んでおり、とても優秀です。

 201909111715.jpg

 温水洗浄機能については、パナソニック同様に、洗濯容量の柔軟性が最も高い機種なので、実用的に使えると思います。

 さらにいえば、乾燥容量が7kgと他社よりも大きめなので、世帯向けとしてかなりおすすめできます。

201909111620.jpg

 その上で、乾燥フィルターの掃除や、乾燥ダクトの自動洗浄機能など、「実際使うと便利」といえる部分にも配慮が行き届いており、親切な設計だと感じます。

ーーー

 201811191855.jpg

【2018年9月発売】

 10・パナソニック NA-VX9900 【各色】
  ¥267,396 Amazon.co.jp
(6/8執筆時)

洗濯容量:11kg
乾燥容量:6kg
消費電力量:890Wh/590W
使用水量:55L
サイズ:600×722×1009mm

1・洗浄力の強さ ★★★★★★
2・光熱費の安さ ★★★★★
3・しわの伸び  ★★★★★
4・静音性    ★★★★★
5・スマホ連携  ★★★★★★
6・故障しにくさ ★★★★★
7・総合評価   ★★★★★★

 一方、東芝は奥行が深いので、設置性を考えると、パナソニックの NA-VX9900 も良いでしょう。

  201710081133.jpg

 東芝同様に、洗剤の自動投入も可能ですし、洗濯容量に制限されないで利用できる、温水W泡洗浄の搭載がされます。

 なお、いずれの機能についても、先行していたのはパナソニックでした。

 モデルチェンジを経験している分、問題点の見直しもなされているでしょうし、(東芝同様)安定して利用できそうです。

 201701201805.jpg

 利便性の面でも、洗濯の進捗状況がスマホで確認できる部分を含めて、高級機として能力が高いです。


 201808131902.jpg

 なお、ドラム式洗濯機は高いですが、Amazonの場合、「Amazonギフト券チャージタイプ 」の販売があります。

 銀行経由でプリペイドしておけば、年間ライセンスならば、実質で最大2%引で購入可能です。クレジットカードのポイント割を除けば、この方法での購入が一番安い価格だと思います。

 ギフトカードは、Amazonの別の買い物でも利用でき、有効期限は10年です。検討しても良いでしょう。詳しくは【こちら】に解説があります。

補足:このブログの洗濯機関連記事

 というわけで、今回は、ドラム式洗濯機の話でした。

  201808091719.jpg---

1・タテ型の小型洗濯機 (4.2kg-6kg)
2・タテ型の中型洗濯機 (7kg-10kg)
3・タテ型の洗濯乾燥機 (5.5kg-12kg)  
4・ドラム式洗濯乾燥機 (7kg-11g)

 なお、ドラム式洗濯機は普及が進んでいるとは言え、まだ10万円以上と高いです。

 タテ型洗濯機も検討対象に加えたいという方は、上記の記事もご覧ください!

 最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。

 (前半からの続きですので、前半記事をご紹介いただけるといっそう嬉しいです!)

 ではでは!

posted by Atlas at 17:11 | 生活家電

比較2019’【プレミアム!】高性能3ドア冷蔵庫26機のおすすめ:400L 500L 600L 450Lサイズの選び方

【今回レビューする内容】2019年 最新の3ドア冷蔵庫の性能とおすすめ・選び方:中型・大型の高級・高品質冷蔵庫の性能の違い・ランキング

【紹介する製品型番】パナソニック NR-F505HPX NR-F555HPX NR-F605HPX NR-F655HPX NR-F555WPX NR-F605WPX NR-F655WPX 三菱電機 MR-MX46E MR-MX50E MR-MX57E 日立 R-XG43J R-XG48K R-XG51J R-XG56J R-HW52K R-HW60K R-KW57K R-KX57Kシャープ SJ-WA50E SJ-WA55E SJ-GA50E SJ-GA55E 東芝 GR-R460FZ GR-R510FZ GR-R550FZ GR-R600FZ

今回のお題
各社の最新の3ドア冷蔵庫のおすすめはどれ?

 ども、Atlaです。

 今回は、2019年9月現在、最新の冷蔵庫の比較です。

 201903121411.jpg

1・2ドアの小型冷蔵庫の比較記事
2・3ドアの大型冷蔵庫の比較記事

 前回の1回目記事では、2ドア冷蔵庫小さめの3ドア冷蔵庫を比較しました(こちら)。

 それらは、どちらかと言えば、1人暮らしからカップルにおすすめの機種でした。

  201903121413.jpg

 今回の2回目記事では、完全に「ファミリー向け」と言える、450Lクラス〜600Lクラスの冷蔵庫を比較します。

 各社の高性能モデルを中心に、約30機種ほどを網羅します。

--

1・電気代の安さ ★★★★☆
2・冷蔵室の工夫 ★★★★★
3・チルド機能  ★★★★☆
4・野菜室の工夫 ★★★★★★
5・冷凍の工夫  
★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 というわけで、以下では、各社の冷蔵庫を個別に比較します。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

1・大型の冷蔵庫の選び方の基本!

  201903121416.jpg

 家庭用の大きめ3ドア冷蔵庫は、日本では「パナソニック」「三菱電機」「日立」「シャープ」「東芝」が「5強」です。

 小型・中型の2ドアは、海外勢の勢いも強いですが、大型については、性能重視で選ぶ場合、(ほぼほぼ)これらのメーカーの機種を見通せば、「こと足りる」と言えます。

 その上で、各メーカーから「良い製品」を選ぶにあたっては、以下の点がポイントとなってきます。

1・電気代

1・冷蔵庫の電気代
 =冷蔵庫のサイズに比例

 第1に、電気代です。 

 おそらく皆さんが最も気にする部分の1つでしょう。

 しかしながら、「5強」が販売する、3ドア冷蔵庫のプレミア高級機の場合、「同じ定格内容量」の製品ならば、どのメーカーのどの製品も、「ほとんど年間電気代は同じ」です。

 201903121458.jpg

 これは、政府が求める「省エネ基準達成率」に合わせる必要があるため、最近は、各社も「この枠内の消費電力で、できる限り工夫して高性能化」させているからです。

 201903121948.jpg

 ただし、パナソニックの「エコナビ」のように、省エネ基準の算定式で認められた方法を超えて、電気代の節約を目指した機種もありますので、今回の記事では、詳しく言及します。

2・庫内容量の大きさ

 201903121431.jpg

 第2に、庫内容量の大きさです。

 後ほど具体的な機種を見ていきますが、ファミリー向けの3ドア冷蔵庫は、各社とも450Lクラスから600Lクラスまで、数段階のラインナップがあります。

 皆さんが冷蔵庫を選ぶ際に「はじめに決めるべき」は、必要な冷蔵庫の定格内容量です。

 デンキヤでは「大きめ」を薦められることがありますが、経験上、下表のような目安で良いでしょう。

1・3ドア冷蔵庫(450L)
 =標準的な家族むけ(〜4人)
2・3ドア冷蔵庫(500L)
 =買いだめ、作り置きをよくする家族
3・3ドア冷蔵庫(600L)
 =相当料理好きの大家族(〜6人)

 Atlas的には、450Lクラスの製品が、製品価格と実用性を兼ね備える標準的な水準だと考えます。

 201903121434.jpg

 設置面積についても、500Lを超える「大きめ冷蔵庫」は、横の設置幅が各社とも65cmから、68.5cm、75cmと段々伸びていき、キッチンを圧迫していくことになります。

 見映えのバランスも悪くなるため、「2週間以上買いだめする」「作り置きを大量に保存する」などの事情がない限り、500Lまでのサイズで収めるのが良いでしょう。

3・冷蔵室や冷凍室のサイズ

 201903121435.jpg

定格内容量:650L
冷蔵室:335L〈257L〉
野菜室:135L〈97L〉
冷凍室:123L〈86L〉
特別室:33L〈18L〉
 ※〈 〉は、各社が自主的に表明する「実収納スペース」

 第3に、冷蔵庫・冷凍室などのサイズです。

 各社の冷蔵庫のスペック表には、「定格内容量」のほか、冷蔵室・野菜室・冷凍室などの「広さ」の数値も開示されます。

 ただ、これついて言えば、、各社とも、それぞれの収納スペースの形状や割合は「ほぼ同じ」です。

 つまり、3ドアの高性能機の場合、メーカーによって「冷蔵庫の面積が相当広い」などはありません

--

 結論的にいえば、やはり、最も大事なのは、冷蔵庫の定格内容量です。それに応じて、各室の容量が増えるだけなので、これらの部分は見過ごしても、大きな問題とはならないと言えます。

4・温度管理や清潔性

 201903121451.jpg

1・チルド室にかかわる技術
2・野菜室にかかわる技術
3・清潔性にかかわる技術

 第4に、温度管理や清潔性にかかわる部分の技術です。

 この部分は、各社に違いがあり、選ぶ際の基準としてある程度重要です。

 例えば、日立の「真空チルド」や、パナソニックの「微凍結パーシャル」など、チルド室にかかわる技術は、各社とも競っています。

 また、野菜室の鮮度や、清潔性を保つためのマイナスイオン機能なども、各社とも競っている部分といえます。

 今回は、この部分については、重要視しながら、各製品を紹介するつもりです。

2・各社の3ドア冷蔵庫の比較

 では、具体的な紹介をはじめます。

 以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントを赤字で、イマイチな部分を青字で記していきます。

 なお、各製品の容量部分のスペックは、全機種のうち、最も小型なモデルのスペックを参考例として示しています。


 201903121332.jpg

 【2019年10月発売】

 【500L】〈幅65cmサイズ〉

 1・パナソニック NR-F505HPX
  ¥350,891 楽天市場 (6/8執筆時)

 【550L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 2・パナソニック NR-F555HPX
  ¥382,800 楽天市場 (6/8執筆時)

 【600L】〈幅68.5cmサイズ〉

 3・パナソニック NR-F605HPX
  ¥426,800 楽天市場 (6/8執筆時)

 【650L】〈幅75cmサイズ〉

 4・パナソニック NR-F655HPX
  ¥448,800 楽天市場 (6/8執筆時)

定格内容量:500L
冷蔵室:259L〈188L〉
冷凍室:92L〈64L〉
野菜室:105L〈73L〉
製氷室:17L〈4L〉
特別室:27L〈14L〉
年間消費電力:274Wh

 HPXシリーズは、パナソニックでは、2番目に高級な冷蔵庫のラインです。

 2019年10月発売の最新モデルとなります。

  201903121558.jpg

 デザイン性は、高いです。

 色目は3種類から選べますが、ガラストップ採用で、どれも綺麗です。

 201903121515.jpg

 定格内容量は、500Lサイズから、650Lサイズまで選択可能です。

 パナソニックの場合、500Lサイズまでが、幅65cmで収まるスリムサイズです。

  201903121517.jpg

 冷蔵室は 、フレンチドア(観音開き)です。

 この方式の場合、片開きで済む場合に省エネになるほか、ドアを開ける力が半分で済むなどのメリット性があります。また、引っ越した際に、右開き、左開きを気にせず設置できる自由さもあります。

 冷凍室は、パナソニックの場合、中段にあります。

 屈まず取り出せるので便利です。もちろん、製氷機能を持ちます。

 201903121523.jpg

 野菜室は、下段です。

 「Wシャキシャキ野菜室」と名付けられていますが、これは、庫内の再生セルロースを2倍にすることで、湿度管理を徹底させる工夫です。

 スーパーの冷蔵棚でも、単に冷やすだけでなく、霧状の水を振りかけるようにして鮮度を確保しますが、原理としては同じでしょう。

 パナソニックによれば、「約1週間」野菜をシャキシャキ長持ちさせる効果があります。

 201903121527.jpg

 チルドルームは、微凍結パーシャル機能が「売り」です。

 各社ともこの部分は競うところですが、パナソニックの場合は、(完全には凍らない)マイナス3度に固定し、主に、お肉や生魚類を、約1週間長持ちさせることを目指します。

 挽肉なども「凍らない」ので解凍の手間も要らないという利便性があります。

 201903121530.jpg

 一方、チーズやバターないし、つくねなどは、3度では保存が難しい(味が代わる)ので、チルド室を温度設定が高い「通常のチルドモード」に直して使います。

 つまり、「お肉」と「チーズ」は、チルド室では共存できない点が、弱点と言えます。

れちゃう瞬冷凍」という、凍ったまま肉が切れる便利機能もありますが、この機種は不採用です。

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 特別室は、各社とも工夫を凝らす部分です。

 パナソニックの場合、製氷室の横の「新鮮凍結ルーム(クーリングアシスト)」がそれにあたります。

 ここは、基本的に冷凍室で、アルミプレートが置かれ、アルミの放熱効果で、下段の冷凍室よりも急速に冷凍できるという仕組みです。

 ただ、アルミを利用するこの方式は、割と古くからありますが、大風量の集中シャワー冷却で「かなりの急冷」ができる点が目新しいです。

 業務用の冷凍機とまではいきませんが、通常の1/5の速度で冷凍できるので、生鮮品の鮮度維持に効果を期待できます。

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 このほか、モード変更で、お弁当などのあら熱をとる「冷ます」、凍らせたくない食品の「急冷」による調理時短なども可能です。

 さらに、スマホアプリから、これらの処理について時間単位での設定も可能です。

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 電気代は、先述のように、各メーカーとも差の付く部分とは言えません。 

 ただ、パナソニックは、エコナビ機能があります。

 センサーが得意な同社らしく「収納量・湿度・開閉・室温・照度の各センサー」を駆使して、運転温度を管理して、光熱費の節約を目指しています。

 これを、うまく使えば、国の統一基準で示される各機の年間消費電力上回る水準の省エネ効果をえられます。

 恐らく、エコナビ機能を有効にした場合の実際の電気代は、パナソニックが最も安いでしょう。

 清潔性の面では、ナノイーイオン発生機能があります。

 マイナスイオンは、室内での効果は過信は禁物ですが、密閉空間での効果は実証性があります。ある程度の脱臭効果が期待できます。

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 以上、パナソニックの HPXシリーズの紹介でした。

 他社に比べて強調できるのは、多様なセンサーを使っての「省エネ性」です。大きめ冷蔵庫は、小型に比べると、省エネ効率が良いとは言え、モノを詰めすぎると、実際の電気代は、余計にかかってきます。

 その部分を、センサーで最適化するパナソニックの製品は、実空間での仕様における光熱費の面で、他社より優れると言えます。

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 【2019年2月発売】

 【550L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 5・パナソニック NR-F555WPX
  ¥284,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【600L】〈幅68.5cmサイズ〉

 6・パナソニック NR-F605WPX
  ¥249,100 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【650L】〈幅75cmサイズ〉

 7・パナソニック NR-F655WPX
  ¥311,500 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 なお、パナソニックの場合、これよりもうワングレード高い、WPXシリーズがあります。

 こちらについては、2月発売なので、新機種より値段が安いです。

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 違いは、外観デザインです。

 黒系のモデルは、ミラー加工が施されたエレガントな仕様で、最も高級眼があります。ただ、かなり、「ラグジュアリー」なので、合うご家庭は限られるでしょう。

 それ以外は、ミラー加工なしのフロスト加工です。下位機種に比べて、指紋の付きにくい加工がなされており、スタンダードな高級感があるため、どのご家庭にもマッチしやすいでしょう。

 ただ、いずれも、価格は高めですね。


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 【2019年1月発売】

 【455L】〈幅65cmサイズ〉

 8・三菱電機 MR-MX46E
  ¥238,399 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【503L】〈幅65cmサイズ〉

 9・三菱電機 MR-MX50E
  ¥245,299 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【572L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 10・三菱電機 MR-MX57E
  ¥258,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:455L
冷蔵室:247L〈188L〉
冷凍室:80L〈53L〉
野菜室:88L〈61L〉
製氷室:16L〈4L〉
特別室:24L〈13L〉
年間消費電力:250Wh

 MXシリーズは、三菱電機の発売する、高性能な冷蔵庫です。

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 デザイン性は、三菱電機も良好で、ガラスドア採用です。

 ひきだしの部分の湾曲が結構主張していますが、柔らかい感じであり、「女性受け」を狙ったものでしょう。

 定格内容量は、455Lサイズから、572Lサイズまで選択可能です。

 横幅は、503Lモデルまでが、標準的な幅65cmで収まるスリムサイズです。

 一方、パナソニックと比べると、最小サイズが455Lと小型が用意されます。

 ただ、高さ182.6cmとやや背が高めなフォルムではあります。

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 冷蔵室は 、フレンチドア(観音開き)です。

 パナソニックの機種と大きな違いはありません。

 ただ、ペットボトルだけサッと取り出せる「横取りポケット」は、昔からの三菱電機の特長です。

 なお、20度以下になると自動的に閉じる「オートクローザー」が冷蔵室については「搭載」です。

 冷凍室は、三菱電機の場合、下段にあります。

 パナソニックは中段だったので、この点は異なります。

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 野菜室は、中段です。

 パナソニックは下段でしたので、野菜室をよく利用する方は三菱電機は便利でしょう。

 一方、真空断熱材を利用することで庫内温度を安定化させる仕組みは、三菱電機もあります。

 ただ、湿度センサーなどを使って、綿密に保湿していくパナソニックに比べると、鮮度保存の部分は多少弱いでしょう。

 一方、3色LEDを照射することで葉緑素を持つ葉物野菜のビタミンと棟梁を高めるという機能は、三菱電機の「売り」です。

 科学的にも、ある程度の効果は期待できそうです。

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 チルドルームは、氷点下ストッカーDが、機能面での「売り」です。

 これは、パナソニックの機能と似ていて、-3℃〜0℃に保つことで、生肉や生魚を1週間程度保たせるようにする技術です。

 ただ、やはり、チーズなど凍らせると味が変質するものとの共存は無理であり、パナソニック同様の限界はあります。

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 特別室は、三菱電機の製品を選ぶ場合の大きな「売り」です。

 こちらは、「切れちゃう瞬冷凍AI」が搭載されるからです。

 冷凍室に食材を入れる際、AI(人工知能)が食材の使い方を推測して、挽き肉などの場合、「マイナス7度で芯から凍らせる」ことで、冷凍した食材が「凍ったまま切れる」のが売りです。

 一般家庭で便利に感じるのは「挽き肉の小分け」くらいでしょうが、個人的には「それだけでもかなり便利」に感じます。

 電気代は、節電アシスト機能を持ちます。

 ただ、多数のセンサーを利用して分析するパナソニックに比べると、省エネの水準はさほど高くないでしょう。

 とはいえ、大きめの冷蔵庫はもともと省エネ効率がよいので、最小サイズの冷蔵庫でも、年間電気代は7000円未満ではあります。

 清潔性の面では、マイナスイオン系の技術は不採用です。

 フィルターでの換気のフィルタリングは行います。

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 以上、三菱電機のMXシリーズの紹介でした。

 パナソニックと比較すると、「真ん中に野菜室がある構造」が、構造上の注目点です。逆に冷凍食品は取り出しにくいので、このあたりは、生活スタイルに応じて、良い悪いは分かれるでしょう。

 機能面では、似通っていますが、節電アシスト機能はやや分が悪い一方、特別室での切れちゃう瞬冷凍AI」は、かなり訴求力のある技術だと思います。

 Atlasもこの一点のみで、この機種を自宅用に選びそうになりました!


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 【2018年9月発売】

 【430L】〈幅65cmサイズ〉

 11・日立 R-XG43J
  ¥177,200 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【505L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 12・日立 R-XG51J
  ¥208,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【650L】〈幅75cmサイズ〉

 13・日立 R-XG56J
  ¥203,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【2019年9月発売】

 【475L】〈幅68.5cmサイズ〉

 14・日立 R-XG48K
  ¥285,500 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:475L
冷蔵室:254L〈198〉
冷凍室:88L〈56L〉
野菜室:90L〈57L〉
製氷室:18L〈5L〉
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

 XGシリーズは、日立のプレミアムグレードの冷蔵庫では、最もお手軽価格な製品です。

 475Lサイズのみ、2019年に型番が変わっています。

 デザイン性は、他社の上級機と同じで、ガラストップ(クリスタルドア)を採用しており、綺麗です。

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 定格内容量は、430Lサイズから、650Lサイズまで選択可能です。

 日立の場合、次に紹介する上位機もありますが、Atlasが「標準的なファミリー」にオススメする、450L前後のモデルがあるのは、こちらのXGシリーズのみです。

 背の高さは、430Lサイズでも、高さ181cmとやや背が高めです。一方、475Lサイズから幅が68.5cmですから、この部分での設置性はイマイチです。

 ただ、日立は、500Lサイズ未満の本体の奥行が他社より5cm程度短いので、住宅の事情によっては、日立の方が設置性の良い場合もあります。

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 冷蔵室は 、フレンチドア(観音開き)です。

 他社と比較して、とりたてた特長はありません。

 冷凍室は、パナソニックと同じで、中段にあります。

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 野菜室は、したがって下段です。

 特別な技術としては、新鮮スリープ保存を搭載します。

 プラチナ触媒(ルテニウム配合)で、ニオイのほか、野菜からのエチレンガスの発生を抑えて、野菜を「眠らせる」方式です。

 ちなみに、バナナなどの果物が熟すのは「エチレンガス」によります。

 そのため、バナナは日本に輸出するまで「船」の中でエチレンガスを抜いて「冬眠」させています。そして、日本の工場で「エチレンガス」が吹き付けて、急速に熟させて、スーパーに出荷されています。

 同じ原理を再現した方式で、個人的には非常に興味深いです。その上で、水分を逃がさないように、密閉性の高いうるおいカバーでふたをしています。

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 チルドルームは、日立の最大の「売り」である「真空チルド」を採用します。

 ストッカーの空気をポンプで抜き、0.8気圧にしつつ、1度前後ででチルドするという方式です。

 この方法の場合、生肉・生魚と、ハム・チーズが共存できるため、実際の実用度は、他社より高い場合が多いです。

 一方、三菱やパナソニックのように、氷温の保存(マイナス1度での「真空氷温」)を利用し、より生肉・生魚に特化させることも可能です。

 真空状態を併用するため、他所のように(最大)マイナス3度になる必要がない分、不意に凍ってしまいにくいという大きな利点があります。

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 また、密閉し、風に当てないのでラップが必ずしも必要ない展や、先述のプラチナ触媒で消臭効果も期待できるなど、「真空チルド」はかなりレベルが高い技術です。

 特別室は、日立の場合も、製氷室の横にあります。

 ただ、この部分は、普通の冷凍室で、冷凍速度が下段やや速いという以上の機能は強調されません

 電気代は、日立の場合、霜から生じた冷気を冷却につかう「フロストリサイクル冷却」が自慢です。

 ただ、これは、省エネ達成率の部分に組み込まれている数値であり、省エネ性の部分での「プラスアルファ効果」は、他社に及ばないと言えます。

 清潔性の面では、マイナスイオン系の技術は不採用です。

 フィルターでの換気のフィルタリングは行います。

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 以上、日立のXGシリーズの紹介でした。

 野菜室の「新鮮スリープ保存」も独創的な面白い技術ですが、やはり「真空チルド」でしょう。

 ラップ不要で、多数の食品が混在できる点、不意に凍ってしまいにくい点で、チルドの使い勝手は相当高いです。

 一方、省エネの徹底度の部分と、「特別室」にあまり工夫がない点がネックですが、食材全般の鮮度の保持力では、総合力が最も高いでしょう。

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 【2019年2月発売】

 【通常タイプ】

 【520L】〈幅65cmサイズ〉

 15・日立 R-HW52K
  ¥235,754 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【602L】〈幅68.5cmサイズ〉

 16・日立 R-HW60K
  ¥264,100 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【ぴったりセレクト】

 【567L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 17・日立 R-KW57K
  ¥271,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【ぴったりセレクト】【スマホ連携】

 【567L】〈幅68.5cmサイズ〉

 18・日立 R-KX57K
  ¥292,500 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 なお、日立は、これより上位のKX・KWシリーズがラインナップされます。

 Atlasが一般向けに「おすすめ」する400L台の製品はないのですが、これらの機種は面白いです。

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 これら機種の場合、「まるごとチルド」機能を搭載します。冷蔵庫部分を単独冷却にすることで、上図の枠内の部分全てを「2度のチルド温度」にすることに成功しています。

 もちろん、真空ではないですが、「うるおい冷気」で、湿度を補填しつつ冷却するので、ラップなしで乾燥が避けられる利便性は、保っています。

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 その上で、従来的に「真空チルドルーム」であった場所を、特鮮氷温ルームとして、マイナス1度で氷温冷凍する部屋にしています。

 真空にはしていませんが、日立を選ぶ場合の決め手である、チルドルームを、極限まで広く使えるのは便利です。

 価格的に相当高いですが、冷蔵庫の位置づけを買える点で画期的なので、今後の数年間は、「チルド」を巡る開発競争が激化するかもしれません。

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 一方 【ぴったりセレクト】とある機種は、冷凍室と野菜室の部分を任意の組み合わせに換えられます。

 野菜室を使わない場合は、野菜をメイン室に入れて使うようなイメージです。便利なようですが、野菜を眠らせて保存する、新鮮スリープ保存が機能としてないので、この部分は、イマイチでしょうか。


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 【2019年2月発売】

 【通常タイプ】

 【502L】〈幅68.5cmサイズ〉

 19・シャープ SJ-WA50E
  ¥212,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【551L】〈幅68.5cmサイズ〉

 20・シャープ SJ-WA55E
  ¥218,527 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【上級タイプ】

 【502L】〈幅68.5cmサイズ〉

 21・シャープ SJ-GA50E
  ¥229,177 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【551L】〈幅68.5cmサイズ〉

 22・シャープ SJ-GA55E
  ¥234,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:502L
冷蔵室:259L〈202L〉
冷凍室:129L〈86L〉
野菜室:73L〈49L〉
製氷室:21L〈6L〉
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

 WAシリーズは、シャープでは、上から二番目に高級な冷蔵庫です。

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 デザイン性は、こちらも、ガラストップを採用しており、綺麗です。

 とくに、同社のコーポレートカラーである赤色のモデルは目を引きます。

 定格内容量は、一方、シャープは高級グレードで400L台の製品がないです。

 最小でも502Lであり、幅も68.5cmからで、背丈も183cm、奥行も68cmからですから、設置性はイマイチです。

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 冷蔵室は 、【上級タイプ】と2機種は、フレンチドア(観音開き)です。

 通常モデルは、シャープ伝統の「どっともドア」で、左右両方どちらからでも開けられる不思議な構造です。

 さらに、いずれの製品についても、モーターの力で、軽くふれると開く「電動アシストドア」です。他社は、この方式を辞めたので、残っているのはこれだけでしょう。

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 冷凍室は、下段にあります。

 シャープはフリーザーが大きめな部分が有名です。最近は他社も大きいですが、3段式のメガフリーザーの使いやすさと収納性は、以前レベルが高く、収納力では目を引く部分があります。

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 野菜室は、配置が変則的で、図のように右側にあります。

 狭いように見えますが、二段ぶち抜きなので、収納力は他社と変わらない水準です。

 ふたをして湿度を保つ方法は、日立に似ています。ただ、シャープの場合、5面輻射冷却で、ふたの下を雪下の環境に近い状態にすることで、鮮度を保つ仕組みです。

 低温下に野菜を置くと、野菜のデンプンが糖に分解されるため、ニンジン・ジャガイモ・白菜などについて、野菜の甘みがアップします。

 雪国の人が、雪の中に野菜を保存する雪室とおなじ発想です。

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 チルドルームは、「プラズマクラスターうるおいチルド」を搭載です。

 マイナスイオンを吹き付けることで、雑菌を抑える仕組みです。ただ、鮮度を保つような工夫が他社より決定的に欠けており、生肉・生魚を1週間持たせるようなことは、不可能です。

 特別室は、冷凍室として利用できるほか、「タイマー冷凍」として、30分間食材を冷却する機能があります。

 急な来客の際、ビールなどを冷やすなどの使い方でしょう。

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 ただ、むしろ面白いのは、製氷機能で、この機種は、他社よりも大きめの(疑似的な)ロック製氷ができます。

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 電気代は、一方、パナソニックと同様に、かなり多くのセンサーをAIが判断しての節電に対応します。

 ただ、センサー数としての徹底度は、引き続きパナソニックがやや上でしょう。

 清潔性の面では、先述のプラズマクラスターイオンが利用されます。

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 以上、シャープのWAシリーズの紹介でした。

 チルドは決定的に弱いですが、メガフリーザーや、大きい氷の製氷機能、特別室の「タイマー冷凍」など、独創的な面白い機能があります。

 講師他店から言えば、お酒を飲み、お酒のつまみなどはよく作るが、普段は冷凍食品中心というご家庭のニーズに合いやすいでしょう。

 節電アシスト機能もしっかりしているため、そう頻繁には冷蔵庫を開けないご家庭には特に向きます。


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 【2019年2月発売】

 【461L】〈幅68.5cmサイズ〉

 23・東芝 GR-R460FZ
  ¥176,980 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【508L】〈幅65cmサイズ〉

 24・東芝 GR-R510FZ
  ¥197,610 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【551L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 25・東芝 GR-R550FZ
  ¥202,597 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【601L】〈幅68.5cmサイズ〉

 26・東芝 GR-R600FZ
  ¥244,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:475L
冷蔵室:254L〈198〉
冷凍室:88L〈56L〉
野菜室:90L〈57L〉
製氷室:18L〈5L〉
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

 FZシリーズは、東芝から販売されている、プレミアムな冷蔵庫です。

 デザイン性は、東芝の場合も、トップグレードのこちらは、ガラストップを採用しており、綺麗です。

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 定格内容量は、461Lから、601Lまで4段階で用意されます。

 ポイントは、508Lでも幅が65cmで済む点で、この幅での収納力はおそらく最高でしょう。ただし、奥行は508Lの場合でも69cmあるため、一長一短ではあります。

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 冷蔵室は 、フレンチドア(観音開き)です。

 一方、日立の高級機のように「全面チルド」ではないですが、他社と違い、上下に冷却器を持つ東芝冷蔵庫のパワーを活かして、水分を含む冷気を冷蔵室を送り込めるため、冷蔵室が乾燥しにくいというメリット性があります。

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 冷凍室は、下段にあります。

 東芝の場合、冷凍庫の出力が強力で、マイナス18度をキープさせます。

 そのため、冷凍ご飯などへの「霜付き」が他機よりも少なく、解凍時に美味しいというメリットがあります。

 東芝は、冷却器が上下に2つあるため、下段のパワフルに冷却できています。

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 野菜室は、伝統的に東芝の「強い部分」とされており、レビュー紙でもかなり評価されます。

 ただ、ここまで見てきたように他者の追い上げも凄まじいですが、実際ひきつづき優秀です。

 ポイントは、「ミストチャージユニット」で、実際に冷気から取り出した水分を野菜室に集中的に送る仕組みで、保湿しており、密閉するに止まるような他社方式よりも、効果が高いです。

 加えて、今年から日立同様に、エチレンガスを分解するための「プラチナ触媒」も加わっており、この部分では「絶対他社に先を行かせない」という意地を感じます。

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 チルドルームは、使い勝手を重視します。

 二段構造として、1段目のみ「マイナス一度」のでの氷温チルドを洗濯できるようにし、普通のチルドの2段目と使い分けられる工夫があります。

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 加えて、チルド室は、上下に冷却器と大風量を吹き付ける「スピード冷却」が利用できます。

 一気に、マイナス4度まで下がるため、今すぐ冷やして食べたい、(買ってきたばかりの)お刺身や、温いビールなどの冷却に便利です。

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 その上、大風量を活かした、急速解凍にも利用できます。これらは、チルド室の機能を超えますが、新しい提案として面白いです。

 一方、チルド室の本来的な用途としては、氷温でのチルドがマイナス一度で、かつ、真空を伴わない状況なので、シャープを除けば他社に劣るでしょう。

 ラップも必要ですし、特に生魚の鮮度保持は、多少ですが負けます。

 特別室は、製氷機の横で、「切り替え冷凍室」となります。

 野菜などをゆっくり凍らせることと、ご飯などを一気に凍らせることを選択できます。

 ただ、三菱電機のようにAIを利用して、自動に判断してくれるような機能は不採用です。 急な来客の際、ビールなどを冷やすなどの使い方でしょう。

 電気代は、一方、開閉センサーを使うエコ運転ができますが他社比べて、徹底しているとも言えません。

 清潔性の面では、マイナスイオン系は使われませんが、光触媒による脱臭に対応します。

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 以上、東芝FZシリーズの紹介でした。

 引き続き「野菜の鮮度保持」については、他社よりわりと優秀です。

 一方、チルド室は、二段で使える上、チルド以外の用途に使うという面白い提案もありますが、食材の長期保持という本来的な用途においては、イマイチな部分もあります。

 ただ、冷蔵室の「うるおい」の保存は、日立の高級機を除けば性能はおそらく最も良いですし、相当程度に実力は高いため、買って後悔することはないでしょう。

今回の結論
各社の最新の3ドア冷蔵庫のおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今日は、各社の最新の3ドア冷蔵庫を紹介してきました。

 主に高級機の紹介で、10万円台のミドルレンジの製品は比較していません。

 ただ、5社とも「上位機のいずれかの機能を省くか、グレード下げる」点で、差を付けているため、メーカーごとの大まかな傾向を知ることは意味はあるでしょう。

 最後に、いつものように、目的別に「Atlasのオススメ機種」を提案しておきます。


 第1に、料理好きなご家庭で、特に、お肉、お魚類を新鮮な状態でキープしたい方には、

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 【2018年9月発売】

 【430L】〈幅65cmサイズ〉

 11・日立 R-XG43J
  ¥177,200 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【505L】 〈幅68.5cmサイズ〉

 12・日立 R-XG51J
  ¥208,000 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:475L
冷蔵室:254L〈198〉
冷凍室:88L〈56L〉
野菜室:90L〈57L〉
製氷室:18L〈5L〉
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

1・電気代の安さ ★★★★☆
2・冷蔵室の工夫 ★★★★★
3・チルド機能  ★★★★★★
4・野菜室の工夫 ★★★★★
5・冷凍の工夫  
★★★★☆
6・総合評価   ★★★★★

 日立のXGシリーズでしょう。

 サイズとしては、430Lでも良いですが、価格がさほど変わらないです。

 そのため、68.5cmの幅が問題ないならば、475Lが良いでしょう。

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 オススメの理由は、もちろん「真空チルド」の部分です。

 より低い温度で保存する「氷温チルド」は、食材によっては凍る場合もありますが、空気をポンプで抜き、0.8気圧にしつつ保存する日立の方法は、確実性と信頼性が高いです。

 ラップなしでもある程度保存できますし、ラップをした場合も、(スーパーで貼られたラップをそのまま再利用するなど)の場合の良い保険となります。

 その他の部分も、野菜室新鮮スリープ保存など面白い個性もありますし、全体的な性能からもオススメできます。

 弱いのは、節電性能ですが、基本的に、このクラスの年間電気代は7000円未満なので、(詰め込まないならば)過度に気にする必要はないと思います。


 第2に、光熱費の節約を第1に考えた上で、総合力もある機種としては、

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 【2019年10月発売】

 【500L】〈幅65cmサイズ〉

 1・パナソニック NR-F505HPX
  ¥350,891 楽天市場 (6/8執筆時)

定格内容量:500L
冷蔵室:259L〈188L〉
冷凍室:92L〈64L〉
野菜室:105L〈73L〉
製氷室:17L〈4L〉
特別室:27L〈14L〉
年間消費電力:274Wh

1・電気代の安さ ★★★★★★
2・冷蔵室の工夫 ★★★★★
3・チルド機能  ★★★★☆
4・野菜室の工夫 ★★★★★
5・冷凍の工夫  
★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 パナソニックでのHPXシリーズでしょう。

 ただ、発売時期の関係で割高なので、500L以上のサイズでも置けそうならば、上位シリーズの方が良いでしょう。最高級機は2月発売なので、値段が下がっています。

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 電気代は部分でも、定評のあるエコナビ機能が有利です。

 整理せず適当にストッカーに詰めこむ場合、メーカーが示す年間消費電力量の指標は「意味が無い」ことが多いです。

 それを補うシステムが重要ですが、パナソニックは、「収納量・湿度・開閉・室温・照度の各センサー」を駆使して、光熱費の節約を目指している点が、他社より高度です。

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 機能面でも、野菜室での、「Wシャキシャキ野菜室」機能、チルドルームでの、マイナス3度での微凍結パーシャル機能と、最近の機能的なトレンドも押さえられています。

 正確に言えば、良質とも、「最も使える機能」を持つのは他社ですが、総合力では、パナソニックも負けていません

 問題は、微凍結パーシャル機能を利用する場合、通常のチルド室としてチーズなどを置けない部分です。ここがネックにならない方は、この機種が最も良いと思います。


 第3に、挽き肉など食材を冷凍し、料理に使うことが多い方にオススメなのは、

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 【2019年1月発売】

 【455L】〈幅65cmサイズ〉

 8・三菱電機 MR-MX46E
  ¥238,399 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【503L】〈幅65cmサイズ〉

 9・三菱電機 MR-MX50E
  ¥245,299 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:455L
冷蔵室:247L〈188L〉
冷凍室:80L〈53L〉
野菜室:88L〈61L〉
製氷室:16L〈4L〉
特別室:24L〈13L〉
年間消費電力:250Wh

1・電気代の安さ ★★★★☆
2・冷蔵室の工夫 ★★★★★
3・チルド機能  ★★★★☆
4・野菜室の工夫 ★★★★★
5・冷凍の工夫  
★★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 三菱電機のMXシリーズでしょう。

 201903121622.jpg

 特別室を、各社ともあまり有効に使えていないなか、三菱電機の製品の「切れちゃう瞬冷凍AI」は、冷凍したまま、ひき肉を切れる冷凍法を取れるという点で、明らかな個性があります。

 201903121609.jpg

 こういった調理をする方は、「料理好き」でしょうし、その場合、中段に野菜室というのは便利です。

 野菜を保存する際に、3色LEDを照射することで葉緑素を持つ葉物野菜のビタミンと棟梁を高めるという機能も、独自で面白みがあるでしょう。

 一方、チルドルームは、-3℃〜0℃に保つ氷点下ストッカーDですので、チーズなど凍らせると味が変質するものとの共存は無理です。

 パナソニック同様ですが、三菱電機の場合もこの部分が問題ない方にはとても良いと思います。


 第4に、野菜の鮮度を中心に考えた場合に、最もオススメできる製品は、

 201903121358.jpg

 【2019年2月発売】

 【461L】〈幅68.5cmサイズ〉

 23・東芝 GR-R460FZ
  ¥176,980 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【508L】〈幅65cmサイズ〉

 24・東芝 GR-R510FZ
  ¥197,610 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:475L
冷蔵室:254L〈198〉
冷凍室:88L〈56L〉
野菜室:90L〈57L〉
製氷室:18L〈5L〉
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

1・電気代の安さ ★★★★☆
2・冷蔵室の工夫 ★★★★★
3・チルド機能  ★★★★☆
4・野菜室の工夫 ★★★★★★
5・冷凍の工夫  
★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 東芝FZシリーズでしょう。

 201903121815.jpg

 「ミストチャージユニット」で、水分を集中的に送る仕組みは、実際、野菜の鮮度の保持に恐らく最も効果的です。

 その上で、日立同様に、エチレンガスを分解するための「プラチナ触媒」で「野菜を眠らせる」こともするため、この部分では最強です。

 前後に冷却ユニットを持つ東芝の独自のパワーで、冷凍室について、マイナス18度をキープできる点も、面白い個性です。

 一方、チルド室が「個性的すぎる」点、とくに、チルド室の氷温チルドの冷却温度がやや高めな点をどう評価するかが難しいです。ただ、この機能面に問題を感じない場合は、この機種が良いと思います。


 第5に、冷凍食品の調理や、お酒やそのおつまみの作成をメインに考える場合は、

 201903121356.jpg

 【通常タイプ】

 【502L】〈幅68.5cmサイズ〉

 19・シャープ SJ-WA50E
  ¥212,800 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

 【551L】〈幅68.5cmサイズ〉

 20・シャープ SJ-WA55E
  ¥218,527 Amazon.co.jp (6/8執筆時)

定格内容量:502L
冷蔵室:259L〈202L〉
冷凍室:129L〈86L〉
野菜室:73L〈49L〉
製氷室:21L〈6L〉
特別室:25L〈13L〉
年間消費電力:258Wh

1・電気代の安さ ★★★★★
2・冷蔵室の工夫 ★★★★★
3・チルド機能  ★★★☆☆
4・野菜室の工夫 ★★★★★
5・冷凍の工夫  
★★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 シャープWAシリーズでしょう。

  201903121745.jpg

 冷凍室は、サイズ的には他社と同等ですが、実際の収納性は高く、最も重視されています。特別室も、冷凍に利用すれば、クラス的に足りないと言うことは無いでしょう。

201903121758.jpg

 その上で、大きめのロック製氷ができる点や、特別室の「タイマー冷凍」を利用して、冷やし忘れた飲みものを、急速に冷やせるのも良い部分です。 

 201903121736.jpg

 ドアは、左右どちらからも開く仕様で、さらに、モーターの力で、軽くふれると開く「電動アシストドア」ですから、ギミック的な面白さもあります。

 節電性も、パナソニックを除けば最も配慮があるため、毎日は料理をしないご家庭にも向くでしょう。

補足・関連記事の紹介など

 というわけで、今回は、冷蔵庫の紹介でした。

1・小型・中型冷蔵庫の比較記事
2・大型冷蔵庫の比較記事

 価格としては、やや高めなラインを紹介しました。 

  201807091814.jpg

 予算的に10万円程度で抑えたいと考えている方は、「2ドアの大きめ」や「3ドアの小さめ」を選ぶのも手です。 

 前回の1回目記事で特集していますので(こちら)、よろしければご確認ください。

 ーー

 201808131902.jpg

 なお、ネットで高級冷蔵庫を選ぶ方は限られるでしょうが、Amazonの場合、「Amazonギフト券チャージタイプ 」の販売があります。

 銀行経由でプリペイドしておけば、年間ライセンスならば、実質で最大2%引で購入可能です。クレジットカードのポイント割を除けば、この方法での購入が一番安い価格だと思います。

 ギフトカードは、Amazonの別の買い物でも利用でき、有効期限は10年です。検討しても良いでしょう。詳しくは【こちら】に解説があります。

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 また、最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。

 ではでは。

posted by Atlas at 13:59 | 生活家電

2019年09月04日

比較2019’ 最新の衣類スチーマー全33機の性能とおすすめ・選び方:パナソニックやティファールなど (1)

【今回レビューする内容】2019年 人気の衣類スチーマーの価格・性能と選び方・おすすめ:パナソニック T-Fal ツインバード 日立 東芝 アイリスオーヤマ 男性用 女性用 小型ガーメントスチーマー・ハンディスチーマーの違いや口コミランキング

【評価する製品型番】 NI-FS550-DA NI-FS550-PP NI-FS540-DA NI-FS540-PN NI-FS750-PN NI-FS550-S CSI-RX2(W) (R)TAS-X3(NW) TAS-M3(L) TAS-X4(S)TAS-X4(N) IRS-01-KN トゥイニー NI5010J0 オートスチーム DV9120J0 ジェットスチーム DV9000J0 SA-4084BL アクセススチームプラス DT8100J0 DT8110J0 DT7002J0 SALAV G-39 styler S3RER styler S3RBF

今回のお題
忙しい朝に便利な「衣類スチーマー」のおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年9月現在最新モデルとなる衣類スチーマーを比較します。

201807251727.jpg

 パナソニック・日立・ティファールなど、日本の家電量販店で手に入る機種は「ほぼ全て網羅」しました。

1・スチーム力(薄手)★★★★★
2・スチーム力(厚手)★★★★★
3・不着臭の除去   ★★★★★
4・プレス利用    
★★★★★
5・軽量性      ★★★★★
6・総合評価     ★★★★★  

 以下では、いつものように各製品を一機ずつ比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

ーー

1・コードレスアイロンの比較記事
2・コード付きアイロンの比較記事

3・衣類スチーマーの比較記事
4・ズボンプレッサーの比較記事
5・4000円以下のアイロンの比較記事

 なお、今回の記事は、家庭用プレッサー比較記事の3回目記事として書きました。

1・衣類スチーマーの選び方の基本!

 201807251352.jpg

 衣類スチーマーは、日本で爆発的に売れまくっていている家電です。

 そのため、多くの機種が登場していますが、大きく4ジャンルに分けられます。

1・プレス兼の衣類スチーマー
2・プレス中心の衣類スチーマー
3・スチーム専用の衣類スチーマー

 それぞれ「得意なこと不得意なこと」がある点は注意が必要です。

 選ぶ際の「重要なポイント!」ですから、その部分を最初に確認しておきましょう。

1・プレス「兼用」の衣類スチーマー

 201807251454.jpg

 はじめに、「プレス兼用のスチーマーです。

 このタイプは、各社からだされ、最も選択肢が多い商品です。

 201807251810.jpg

 メリット性は、2点あります。

 第1に、衣類への「ハンガーショット」のほか、衣類のプレスに対応できることです。

 一部機種は、プレス時の温度設定(強・中・弱)が付属するため、麻などのデリケートな繊維にも対応できます。

 第2に、比較的小型で、使いたいときにすぐ使える点です。

---

 201807251349.jpg

 デメリット性も2点あります。

 第1に、「スチーム力」が専用機などに比べて弱い点です。

 どの機種も、本当に頑固なシワについては、対応力は「イマイチ」です。

 第2に、プレスの際に「かけ面」が狭いため、仕上がるまで時間ができる点です。

---

 結論的にいえば、こうした機種は、「出かける前の身だしなみ用」として手軽に利用したい方、「1人暮らしで、Yシャツなどのプレスはたまにだけ」という方に、おすすめです。

2・スチーム専用の衣類スチーマー

 201804011534.jpg

 「スチーム専用の衣類スチーマー」は、「ハンガーショット」専用設計の衣類スチーマーです。

 201807251655.jpg

 メリット性は、2点です。

 第1に、スチーム力が強い点です。小型のプレス兼用機に比べて、2倍のパワーです。

 第3に、タンク水量が多く、水の補給の面で有利な点です。

 201807251803.jpg

 デメリット性は、「プレス」に対応できない点です。

 朝に「ちょっと気になる」部分を手軽に直せない点は、「イマイチ」でしょう。

---

 結論的にいえば、身だしなみに「高レベル」に気を使いたい方向けでしょう。

 また、スチームを「ニオイ取り」として利用したい場合も、こうした製品が有用です。

3・プレス中心の衣類スチーマー

 201809101115.jpg

 「プレス中心の衣類スチーマー」は、主な役割はプレスながら、スチーム力がパワフルで、「ハンガーショット能力」も高い製品となります。

 このタイプは、事実上、フランスのT-Falが日本市場を席巻しています。

 201906021021.jpg

 ただ、このジャンルの製品は、正確には、「スチームアイロン(=普通のアイロン) 」の部類です。

 上図の様に、メーカーも「衣類スチーマー」とは呼ばずに、「区別」して売っています。

 しかし、最近は、メディアによって、同じジャンルの製品として紹介される場合も増えています。

 したがって、同様に、メリット性デメリット性にふれておく必要があるでしょう。

 201807251451.jpg

 メリット性は、2点です。

 第1に、ハイパワースチームに対応する点です。

 「スチーム専用の衣類スチーマー」と比べても、「最大5倍」の強力スチームが得られます。

 欧米で「衣類スチーマー」というと、これくらいのパワーを持つのが普通です。

 第2に、プレス時にかけ面が広い点です。

 プレスをしながら、強力なスチームでシワ伸ばししたい場合に向きます。

 201906021458.jpg

 デメリット性は、 3点です。

 第1に、本体の大きさと重さです。

 とくに、強力なスチーム力を持つ機種は、本体が1.5kg以上あるため、取り回しやすさは「イマイチ」です

 第2に、利用までにかかる時間です。

 強力なスチーム力を持つ製品は、立ち上がるまで90秒ほどかかります。他機の3倍以上なので、「朝の身だしなみ」には向きません。

 第3に、長時間利用の面倒さです。

 ハンガーショット(バーティカルスチーム)を利用する場合、他方式の場合は、「トリガーを押し続ける」だけでOKです。

 しかし、この方式の場合は、霧吹ボタンを「4-5秒おきに、ボタンを押す動作」が必要です。この点で、あくまで、「補助的な」利用に向くと言えます。

---

 結論的にいえば、衣類スチーマーとしては、他方式よりも使い勝手が悪い製品です。

 201906021034.jpg

1・スチームアイロンの比較(コードレス)
2・スチームアイロンの比較(コード付き)

 とはいえ、「悪い製品ではない」点はフォローしておきます。

 つまり、「もっぱら」台を用いるプレス利用で、「ごくたまに」ハンガーショットを使うだけのかたなら、性能の良く、しかも値段も安い、「スチームアイロン 」は、良い選択肢になります。

 こうした商品をお探しの場合は、このブログでは、別記事となります。上記、2つの記事をご覧ください。リンク先では、とくに、T-Falの製品を中心にお読みいただけば、皆さんのニーズに合うでしょう。

ーーー

 以上、衣類スチーマーを3点に分類し、それぞれの衣類スチーマーの「得意なこと不得意なこと」を説明しました。

 以下の記事では、こうした区分をふまえながら、各社の衣類スチーマについて、その機能の違いが分かるように、詳しく比較します。

2・プレス兼用衣類スチーマーの比較

 はじめに、各社の「プレスも、ハンガーショットもできる」2in1タイプの衣類スチーマーの比較です。

 なお、以下では、Atlasがおすすめできるポイントを赤字、イマイチと思う部分は、青字で書いていきます。


 201906021115.jpg

 【2019年3月発売】

 1・Panasonic NI-FS550-DA
 2・Panasonic NI-FS550-PP
  ¥8,270 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

 【2018年3月発売】

 3・Panasonic NI-FS540-DA
 4・Panasonic NI-FS540-PN
   ¥7,980 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

かけ面:セラミックコート
コード:コード付
注水量:50ミリリットル
スチーム量:11g/分
ハイパワースチーム:33g/分
かけ面サイズ:幅70×長さ150mm
重さ :690g

 パナソニックNI-FS550は、日本で最も「売れている」といえる衣類スチーマーです。

 こちらの機種は、2017年旧モデルがあります。

 新機種は、従来的な、タバコ・汗・飲食臭・防虫剤・加齢臭のニオイの除去のほか、「「生乾き臭」と「ペット臭」の除臭効果を機能として加えました。ただ、新しい試験をしただけで、本体性能は同じです。

 ほかは、設計の見直しで、15gほど軽量化した程度の違いのため、販売価格が安い方を選ぶのが「正解」です。

 201607111008.jpg

 基本的な用途は、スチームを使ったしわ伸ばしです。

 蒸気を服に優しくあてていくだけでさっとシワが伸ばせるので、日本の朝の家庭事情にマッチしている製品と言えます。

 201906021121.jpg

 水蒸気噴射量は、11g/分という水蒸気噴射量になります。

 この数値は、スチーマーとしての「パワー」を知る上で重要です。大型のスチーム専用機には負けますが、気軽に使えるプレス兼用機としては十分以上です。

 パナソニックとしては、設計によっては「もう少しパワーは出せた」ものの、スチームショット後に「すぐに着られる」よう、水残りの少なさを重視したようです。

 201906021130.jpg

 とはいえ、(飲み会の後日など)ニオイが気になる場合は、10秒間に限って「瞬間3倍パワフルスチーム」が利用できるよう、配慮があります。

 水タンクは、50ミリリットルです。約4分のスチーム量となります。

 201906021120.jpg

 立ち上がり時間は、24秒です。

 朝の忙しい時間に向きます。

 重さも、665gと軽量です。

 小型サイズで手にもなじみます。

 除臭力もあり、タバコや汗などの付着臭、防虫剤のニオイの除去にも効果的です。

 201703171446.jpg

 かけ面は、従来的なフラット形状のかけ面を採用します。

 そのため、ハンガーに掛けてのスチームのほか、パンツのプレスなどにも兼用できます。

衣類の種類 プレス スチーム
皮・合皮 傷むので利用不可
非対応 対応
ベルベット 非対応 対応
ウール 非対応 対応
シルク 非対応 対応
麻(混紡) 対応 対応
綿 対応 対応
レーヨン 対応 対応
ポリエステル 対応 対応

 対応する衣類の種類は、上表の通りです。皮・合成皮革、100%麻の衣類は非対応です。

 対応幅が(他社機より)多少少ないのは、かけ面の温度は、「服を傷めない」中温(150度)に限定された構造だからです。

 とはいえ、ベルベット・ウール・シルクなどの素材は、かけ面をあてずに、スチームを離してあてることで利用可能です。綿・レーヨン・ポリエステルなどはプレスでも、スチームでも対応可能です。

---

 以上、パナソニックの衣類スチーマーNI-FS550の紹介でした。

 この分野の製品を日本ではじめに発売したメーカーだけに、機能的に熟成が進んでいる機種です。

 多少小型ではありますが、「家庭の1台目」としても利用できるため、一人暮らしの方に向いた機種と言えます。24秒で立ち上がるというスピードは、朝忙しい際に特に便利でしょう。

 最終的に、他製品を選ぶにしても、この機種を「基準」として考えると選びやすい!という総合力の高い機種です。

---

 201807251455.jpg

 【2018年発売】
 5・Panasonic NI-FS340-PK
  ¥6,970 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

かけ面:セラミックコート
コード:コード付
注水量:50ミリリットル
スチーム量:11g/分   
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:幅70×長さ150mm
重さ :665g

 なお、昨年までは、この機種の「姉妹機」として、 NI-FS340という、機種がありました。

  201607110943.jpg

 大きな違いは「かけ面」で、この機種は、上下に向けて傾斜があるラウンド型のかけ面を採用しています。

 そのため、フリルの付いた服や、ブリーツスカートなどの立体縫製をしてあるものを「ふんわりと」プレスするのに向く、主に女性に向けた製品でした。

 逆に、「3倍パワフルスチーム」がないほか、ラウンド形状でシャツのプレスはしにくいなどの欠点もありました。

 その他の部分は、重さ以外変わりません。

 現在的には在庫がまだあるため、「ポイントプレス」などを重視したい方は、この機種を選んでも良いでしょう。


 201906021145.jpg

 【2019年3月発売】

 6・Panasonic NI-FS750-PN  
 7・Panasonic NI-FS550-S  
  
¥10,891 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

かけ面:セラミックコート
コード:コード付
注水量:100ミリリットル
ハイパワースチーム:11g/分
かけ面サイズ:幅70×長さ160mm
重さ :740g

 NI-FS750は、パナソニックが2019年に追加した、「大容量タンク搭載型」の衣類スチーマーです。

 201906021154.jpg

 水タンクは、100ミリリットルと倍となるため、スチームの持続時間が、約8分と2倍です。

 201906021149.jpg

 重さは、一方で、50g重くなります。

 プレスの場合は、重みは有利となりますが、持ち上げて利用する衣類スチーマーとしては、不利でしょう。

 その他の部分は、上で紹介したNI-FS550と同じです。あえて言えば、かけ面が、1cm大きくなった程度の違いです。

 以上、NI-FS750の紹介でした。

 1人暮らし用としては、基本的に下位機種で良いと思います。一方、家族用などとして、何枚も同時に処理したい場合、8分という持続時間は魅力です。

 その代わり、重さは増えるため、「さほどの枚数の処理は不要!」という方は、下位機種で良いと思います。


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 【2018年11月発売】

 8・日立 衣類スチーマー CSI-RX2-W
 9・日立 衣類スチーマー CSI-RX2-R
  ¥6,788 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:70ミリリットル
スチーム量:14g/分  
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :690g

 CSI-RX2は、日立衣類スチーマーです。

 同社は、2017年に新規参入した後発メーカーで、こちらは「2代目」となります。

 201906021206.jpg

 基本的な用途は、先行したパナソニックと同じです。

 要するに、プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプの機種です。

 201906021208.jpg

 水蒸気噴射量は、一方で、14g/分です。

 パナソニックと比較してややスチーム量が多めです。

 噴射口は、十字型に配列されており、上下・左右どちらの方向のハンガースチームでもムラがないよう工夫されます。

 一方、瞬間的に「スチームを増量する機能」は、パナソニックと違って未装備です。

 日立は、2段階で調整できるパナソニックに及ばないので、利用後すぐの着用における「スチーム残り」と、(居酒屋帰りの朝などの)「不着臭の即効的な除去」については、パナソニックに多少及んでいません

 水タンクは、70mlの容量で、本体部分に内蔵されます。

 持続時間は、5分なので、パナソニックの上位機と下位機種の「真ん中」ということになります。

 本体の重さは、それでいて、690gとパナソニックの小型機と同じですから、設計は優秀と言えそうです。

 立ち上がり時間は、一方で、30秒です。

 わずかながら、この点で、パナソニックには及びません。

 201906021213.jpg

 かけ面は、ダイヤモンド型です。左右自在に動かせて、とくボタン付近などの細かい部分もプレスしやすくなっています。

 かけ面の表面コートは、パナソニックと同様の「セラミックコート」です。

 一方、この製品は、ハンドルがレバー式です。

 操作性は良いですが、台を利用したプレス利用時は、おそらく、重みを利用できる、パナソニックのほうが、(多少ですが)伸びは良さそうです。

衣類の種類 プレス スチーム
皮・合皮 傷むので利用不可
対応
対応
ベルベット 対応
対応
ウール 対応
対応
シルク 対応
対応
麻(混紡) 対応 対応
綿 対応 対応
レーヨン 対応
対応
ポリエステル 対応
対応

 対応する衣類の種類は、パナソニックと比較すると、スチームの対応状況はほぼ同じです。

 ただし、プレスについては、温度に厳しい繊維にも対応している点がメリット性です。日立は、「高」「中」「低」と3段階の温度設定ができるため、対応の幅が広いと言えます。

 また、スチーム自体も135度の中温スチームに対応するため、ウールやポリエステルも安心して利用できます。

 201906021211.jpg

 その上で、当て布なしで、低温表示の衣類にスチームショットが可能な、ブラシアタッチメントが付属します。

---

 以上、日立の衣類スチーマーの紹介でした。

 先行するパナソニックと比べると、スチームショットの面の利便性では、多少及ばない印象です。

 逆に、温度設定が可能な部分がメリット性でしょう。

 プレス時の利用に便利なのはもちろんのこと、スチームショット時も、ブラシアタッチメントの付属を含めて、熱に弱い素材には、強いです。

 それをふまえれば、アクリルやポリプロピレン系の熱に弱い記事のプレス・スチームショットを考えるならば、日立おすすめです。

 逆に、Yシャツなど、一般的な用途だけでの利用で、後は「もっぱらクリーニング」と考えるならば、パナソニックで良いでしょう。

 最終的なおすすめ機種は、最後に改めて書きたいと思います。

ーーー

 201804011601.jpg

 【2017年発売】

 10・日立 衣類スチーマー CSI-RX1-W
 11・日立 衣類スチーマー CSI-RX1-A
  ¥5,980 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

 なお、日立については、旧製品が割と安く残っています。

 ただ、スチーム量が11gとなるほか、中温スチームに未対応なので、基本的に新機種が良いでしょう。


 201804011625.jpg

 【2017年発売】

 12・東芝 衣類スチーマー TAS-X3-NW
 13・東芝 衣類スチーマー TAS-X3-PK
  ¥6,109 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:55ミリリットル
スチーム量:11g/分  
ハイパワースチーム:15g/分
かけ面サイズ:約170×70mm
重さ :690g

 CSI-RX1は、東芝衣類スチーマーです。

 日立同様の時期にあたる、2017年に新登場した機種です。

 基本的な用途は、こちらも、プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプの機種です。

 201906021237.jpg

 水蒸気噴射量は、東芝の場合、他社と異なる提案があります。

 というのも、11g/分というパナソニック同様の「ちょうど良い」噴射量のほか、15g/分での「シャワーモード」が選べる点です。

 パナソニックの「瞬間3倍パワフルスチーム」は最大10秒で、どちらかと言えば、ニオイ対策でした。こちらは、シワが深い場合に対応するためのモードであり、意味合いは異なるでしょう。

 Atlasもよく「やらかし」ますが、乾燥機に入れっぱなしでヨレヨレになった「形状安定シャツ」などには、割と良い かもしれません。

 水タンクは、55mlで、持続時間は「最長」5分です。

 もちろん、シャワーモードの場合は、3.5分ほどとなるでしょう。

 立ち上がり時間は、30秒です。日立と同じで、パナソニックに負ける水準です。

 201804011632.jpg

 かけ面は、楕円形で、先端にポイントプレスしやすい突起があるのが「売り」です。

 素材はセラミックという点では、パナソニックと同じですが、独創的な工夫は乏しいです。

 ハンドルは、日立のようなレバー型です。

 対応する衣類の種類は、日立と同じく「高」「中」「低」と3段階の温度設定ができる仕様です。

 そのため、対応布地も同じです。

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 以上、東芝の衣類スチーマーの紹介でした。

 15g/分での「シャワーモード」が選べる点が評価できます。主に1人暮らし用として考えている方で、厚手のジャケットや、乾燥機から出し忘れのYシャツの乾燥しわなどには、強力に対応できるでしょう。

 一方、プレスについては、同じく温度設定のできる日立よりさほどの工夫がなく、レバー式でもあるため、あくまで、スチームショット中心に考えた場合、良い選択肢でしょう。

ーーー

 201906021251.jpg

 【2018年発売】

 14・東芝 衣類スチーマー TAS-M3-L
 15・東芝 衣類スチーマー TAS-M3-P
  ¥4,909 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:55ミリリットル
スチーム量:0.5g/分
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:約160×70mm
重さ :600g

 なお、この製品の姉妹機として、TAS-M3シリーズがあります。

 価格は安いのですが、スチーム量が0.5g/分であり、実際的には「プレス専用」なので、注意してください。


 201906021258.jpg

 【2018年11月発売】

 16・東芝 衣類スチーマー TAS-X4-S
 17・東芝 衣類スチーマー TAS-X4-N
  ¥8,459 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

かけ面:セラミック
コード:コードレス
注水量:65ミリリットル
スチーム量:9g/分  
ハイパワースチーム:12g/分
かけ面サイズ:約175×70mm
重さ :710g

 TAS-X4 も、東芝衣類スチーマーです。

 201906021304.jpg

 基本的な用途は、こちらも、プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプの機種です。

 ただし、この機種は、バッテリーを搭載した、コードレス機となります。「業界初」となる製品です。

 水蒸気噴射量は、東芝のコード付きと同じで、選択可能です。

 9g/分と、12g/分という2通りの選択が可能です。

 ただ、多めでも、パワーはさほど強くないですので、実際的には、12g/分が「スタンダード」で、パワーショット機能は「未付属」と言えるかもしれません。

 201906021310.jpg

 水タンクは、65mlで、持続時間は「最長」7分10秒です。

 一方、コードレスなので、熱限を「充電」する必要があるわけですが、それをふまえると、持続時間は1.5分です。

 立ち上がり時間も、高音設定時に、80秒なので、「朝の忙しい時」に、コードレス式が向くかは、微妙な部分があります。

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 ただ、メーカーもこの部分は理解しているようで、コード付きでも利用できるように設計されます。

 かけ面対応する衣類の種類は、下位機種と同じです。

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 以上、東芝TAS-X4の紹介でした。

 アイデア的には面白いです。ただ、個人的には、一長一短があり、また、かなり「実験色の強い」製品に感じます。

 現在的に言えば、衣類スチーマーの愛用者で「コードが邪魔に感じていた」方が試すべき製品だと思います。


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 【2017年発売】

 18・アイリスオーヤマ IRS-01-KN
 19・アイリスオーヤマ IRS-01-WS
 20・アイリスオーヤマ IRS-01-WPG
   ¥4,939 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:60ミリリットル
スチーム量: 11g/分
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:幅70×長さ160mm
重さ :790g

 IRS-01は、2017年からアイリスオーヤマが販売を開始した、比較的格安な衣類スチーマーです。

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 本体色は、白と黒でしたが、2019年からピンクも加わりました。

 基本的な用途は、他社同様で、プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプとなります。

 201706091458.jpg

 水蒸気噴射量は、11g/分です。

 標準的なスペックですが、ハイパワーショットには非対応です。

 また、スチームの噴射口は直列に6つです。その点で、広がりは、他社よりは劣るといえます。

 水タンクは、注水量は60mlです。稼働時間は5.5分です。

 本体の重さは、790gと重めです。

 立ち上がり時間は、35秒です。

 他社の平均より遅いです

 かけ面は、素材は非開示です。

 おそらく低ランクのフッ素コートです。すべりの面では「価格なり」でしょう。

 対応する衣類の種類は、パナソニックと同じです。

 プレス温度が中温固定なので、デリケートな繊維は、対応できません

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 以上、アイリスオーヤマの衣類スチーマーの紹介でした。

 メリット性は、やはり価格面で、保証面で信頼できるブランドの製品が5000円ほどで手に入るのは、大きなメリットです。

 一方、スチームのパワーやかけ面の素材などの部分の品質は、他機種に劣ります。一度買えば長く使う製品なので、このあたりは考えどころです。


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 【2017/10】

 21・ティファール トゥイニー NI5010J0
  
¥15,960 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

かけ面:特殊セラミック
コード:コード付
注水量:400ミリリットル
スチーム量:
ハイパワースチーム:25g/分
かけ面サイズ:
重さ :1.8kg

 トゥイニーは、ティファールの販売する衣類スチーマーです。

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 基本的な用途は、他社同様で、プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプとなります。

 ただ、大きく違う部分は、1.6mのスチームケーブルを伸ばして、水タンクを床に置いたままハンガーショットができる構造である点です

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 構造的に、ヘッド部分は軽量なので、取り回しはこちらの方が圧倒的に楽でしょう。

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 水蒸気噴射量は、25g/分となります。持続時間も25分と長いです。

 最大発生量がとても多いので、プレス兼用機としては、例外的に、ジャケットなど厚手に生地にも「パワフル」に使えます。

 一方この機種は噴射量を設定できない設計です。Yシャツなどに向かないほか、「スチーム残り」の問題から、利用してすぐに着て出勤!という用途の製品ではないです。

 水タンクは、400mlです。

 他社のプレス兼用機に比べれば10倍以上の容量です。

 立ち上がり時間は、40秒です。

 ホース付きですので、やや長いとは言え、問題ないでしょう。

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 かけ面は、こちらも特殊セラミックかけ面とすべりが良いです。

 ただ、どちらかと言えば、プレスについても注目点はスチームで、強力なスチーム力を活かしてプレスできるでしょう。

 対応する衣類の種類は、しかし、こちらは、表面温度がプレスにおいては中温固定です。

 デリケートな衣類は掛けられません。

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 以上、ティファールトゥイニーの紹介でした。

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 おそらく、主要ターゲットは1人暮らしの男性です。ワイシャツなどは、台でしっかりプレスし、コート・ジャケットなどの不着臭対策を、しっかり確実に行いたい人に向くでしょう。

 ただ、不着臭対策だけで良いならば、この記事の後半に紹介する「スチーム専用機」があるため、ニーズとしては、かなりニッチな製品です。


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 22・T-FAL オートスチーム DV9120J0
   ¥6,156 Amazon.co.jp
(9/4執筆時)

かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:60ミリリットル
スチーム量:15g/分
ハイパワースチーム:45g分
かけ面サイズ:調査中
重さ :0.83kg

 トゥイニー オートスチームDV9120J0 は、T-Falが発売しているスチーマーです。

 なお、特定量販店用にDV9100J0という型番で売っている場合がありますが、同じ製品です。

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 基本的な用途は、プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプとなります。

 水タンクは本体一体型なので、重さはあり、水なし状態で830gです。

 水蒸気噴射量は、15g/分です。

 日本メーカーより多めですが、先述のように、どちらかと言えば、ニットなど厚手の生地での利用に向くように設計しているからです。

 ただ、「パワフル連続スチーム」モードでは、3秒間のみですが、45g/分となります。

 水タンクは、注水量は60ml・稼働時間は標準で4分となります。

 かけ面は、他社にも採用が多いセラミックかけ面です。

衣類の種類 プレス スチーム
皮・合皮 傷むので利用不可
伸びにくい 対応
ベルベット 非対応
対応
ウール 非対応
対応
シルク 非対応
対応
麻(混紡) 対応 対応
綿 対応 対応
レーヨン 対応
対応
ポリエステル 対応
対応

 対応する衣類の種類は、一方、温度が中温固定なので、プレスにおいて対応の幅が狭いです。

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 以上、T-falトゥイニー オートスチームDV9120J0の紹介でした。

 「パワフル連続スチーム」の出力はそれなりで、厚手の記事にも対応できるでしょう。一方、プレスが中温固定なので、使い勝手が悪い点と、830gと本体が重めの点がネックです。

 T-Falは便利な製品が多いものの、小型の兼用機については日本メーカーも強いので、突出した優位性はないでしょう。


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 23・T-FAL ジェットスチーム DV9000J0
   ¥4,480 Amazon.co.jp
(9/4執筆時)

かけ面:アルミニウム
コード:コード付
注水量:50ミリリットル
スチーム量:
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:調査中
重さ :0.83kg

 トゥイニージェットスチーム DV9000J0も、T-Falの製品です。

 この製品も、特定量販店用の型番としてDV9001J0という名称で売られている場合がありますが、同じ製品です。

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 基本的な用途は、プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプとなります。

 ただし、どちらかと言えば、プレス優先設計であり、スチームショットは、トリガーを押した際のみ発動します

 水蒸気噴射量も、公開されません。

 水タンクは、注水量は50ml・稼働時間は標準で4分となります。

 かけ面は、一方、アルミニウムへのフッ素加工(PTFE)で、ランクが劣ります。

 対応する衣類の種類は、一方、プレス面では万能です。

 こちらは、日立などと同じで、「高温・中温・低温」の選択ができるからです。

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 以上、T-falのトゥイニージェットスチーム DV9000 の紹介でした。

 トゥイニー オートスチームと名前が似ていますが、完全に「プレス機」寄りの兼用機です。

 衣類スチーマーとしての実力は低いので、今回の比較の趣旨だと、さほど選ぶメリット性はない機種です。


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 24・TWINBIRD SA-4084BL【青】
 25・TWINBIRD SA-4084P【ピンク】
   ¥2,683 Amazon.co.jp
(9/4執筆時)

かけ面:フッ素樹脂
コード:コード付
注水量:100ミリリットル
スチーム量: 0.2g/分
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:W 56 × D 124 mm
重さ :930g

 ツインバード工業からも衣類スチーマーが発売されています。日本では同社が先発で、30年近いロングセラー機となります。

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 基本的な用途は、この機種も、プレスも、スチームショットも可能な2in1タイプとなります。

 水蒸気噴射量は、0.2g/分です。

 かなり弱いです。そのため、霧吹きでの事前処理が推奨されています。

 水タンクは、注水量は100mlとやや大きめです。

 立ち上がり時間は、40秒です。

 かけ面は、普通のフッ素加工でありとくにこだわりはありません。

 対応する衣類の種類は、日立などと同じで、デリケートな繊維にも対応するタイプです。

 プレスについて、温度設定が3段階から選べるためです。

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 付属品は、この機種の興味深い部分です。

 ほこりや小さなゴミを取り除くのに向いた衣類ブラシと、大きなゴミや糸くずが取れる毛ブラシアタッチメントとして取り付けられます

 家庭には必要なものですし、兼用できるのは良い部分です。

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 以上、ツインバード工業衣類スチーマーの紹介でした。

 衣類スチーマーとしては、スチーム力の弱さが致命的でしょう。重さも930gとありますので、どちらかと言えば、メインはパンツなどのプレス、という方で、格安機をお探しの方にオススメですね。

3・スチーム専用の衣類スチーマーの比較

 つづいて、「ハンガーショット」に特化した「スチーム専用」の製品を紹介します。


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 【2018年】

 26・T-Fal アクセススチームプラス DT8100J0
   ¥8,980 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:185ミリリットル
スチーム量: 20g/分
ハイパワースチーム:20g/分
かけ面サイズ:
重さ :1200g

 アクセススチームプラスは、T-Falの発売する衣類スチーマーです。

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 基本的な用途は、手持ちでの衣類スチームです。

 重さは、1200gです。

 ただ、形状的に持ちやすいと思います。3メートルの電源ケーブルをつなげば使える仕様です。

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 水蒸気噴射量は、20g/分です。

 パナソニックなどの「プレス兼用機」と比較すると「2倍のスチーム量」です。また、スチーム量の調整は2段階で対応しますので、「強力」なのは欠点にはなりません

 水タンクは、本体に内蔵される方式です。185mLと「プレス兼用機」の3-4倍程度で、連続使用時間も18分と十分です。

 立ち上がり時間は、40秒です。スチーム力の強さを考えればもんだいなく、実用的です。

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 かけ面は、プレス非対応ながら、セラミックのヒーティングプレートを装備します。

 これは、スチームでほぐしたシワを伸ばす用途で利用します。簡易的な「プレス」とも言えます。

衣類の種類 プレス スチーム
皮・合皮
非対応
対応
ベルベット
部分対応
ウール
部分対応
シルク
部分対応
麻(混紡)
部分対応
綿
対応
レーヨン
対応
ポリエステル
対応

 対応する衣類の種類は、上記のようになります。

 スチームが中程度のパワーなので、合成繊維についても対応します。

 麻については、麻100%は対応不可ですが、混紡なら可能です。その他、シルク・ウールなどは、ヘッドを接触させず、十分、衣類から離してショットする場合に限り対応します。

  201607111112.jpg

 なお、この機種は、ドアフックが付属するため、クローゼットなどの近くに「引っかけておいて利用する」という使い方も可能です。

---

 以上、T-Falアクセススチームプラスの紹介でした。

 スチーム力の強さが自慢です。パナソニック・日立など国内他社は「ワイシャツ中心」で考えているのに対して、フランスのT-Falは、「厚手のジャケット」などを中心に考えていると言えるでしょう。

 もちろん、パワーを抑えるモードもあるため、万能に使えるわけですが、「使うのは主に厚手の生地!」という方は、このような製品が良いでしょう。

 小型で収納性も良く、ドレッサーなどに引っかけて置いておける点も魅力です。

 立ち上がりも40秒と速いので、スーツやジャケットなどのお手入れに特化して購入するならば、とても良い選択肢です。

ーーー

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 【中位機種】

 27・ティファール アクセススチーム DT8110J0
   ¥9,980 楽天市場  (9/4執筆時)

 【下位機種】

 28・ティファール アクセススチームライト DT7002J0
   ¥7,553 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

 【旧機種】

 29・ティファール アクセススチーム DR8085J0
   ¥7,780 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

 なお、アクセススチームは、複数の下位機種があります。

 第1に、【中位機種】DT8110J0は、水蒸気噴射量18g/分です。

 大きな違いはこれに止まりますが、2019年6月の発売だったため、価格的なメリット性は乏しいです。

 第2に、【下位機種】DT7002J0は、水蒸気噴射量14g/分です。

 また、タンク量が140mlと小さくなっていますので、持続時間も16分です。スチーム量の調整ができない仕様です。

 このほか、【旧機種】としてDR8085J0がありますが、こちらは、セラミックのヒーティングプレート未装備です。

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 結論的にいえば、やはり、買うならば「上位機」ですね。


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 30・SALAV G-39 ガーメントスチーマ
   ¥9,980 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:1200ミリリットル
スチーム量:
ハイパワースチーム:35g/分
水漏防止:
かけ面サイズ:
重さ :3.8kg
備考 持続時間45分

 こちらは、SALAVの発売する改良型ガーメントスチーマーです。

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 この製品は、据置タンクにスチームホースが付属するという欧米では伝統的な形状の衣類スチーマーです。

 この形状の製品は、以前は、米国のコンエアーのほか、T-Falがインスタントスチーム 3360 3320として販売していましたが、完全に日本市場から「撤退」しました。

 ただ、いわゆる「ジェネリック家電」としてSALAVが安く販売しています。

 基本的な用途は、この機種も手持ちでの衣類スチームです。

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 本体のサイズは、幅352×奥255×高290mmです。決してコンパクトではないです。

 重さは、3.8kgです。ただ、持ち手の部分は軽量で、タンクも車輪付きですから、問題ないです。

 水蒸気噴射量は、35g/分です。専用機としては、現状で最もパワフルです。

 水タンクは、本体に1.2Lの大タンクが内蔵です。45分持続する容量を持ちますので、給水後は数週間使えるでしょう。

 立ち上がり時間は、45秒です。速度に不満はないでしょう。

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 かけ面は、噴射孔が横に並ぶ形のワイドサイズです。ただし、T-Falのように、「シワを伸ばす」用途には利用できません。

 対応する衣類の種類は、明示はされません。ただ、形状と仕組みはT-FALと同様とみて問題ないでしょう。ただし、強弱の調整はできない仕様です。

 付属品の部分では、毛の長い衣類に利用できるブラシなど充実していますね。

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 以上、SALAVの製品の紹介でした。

 コンエアーの撤退と、T-FALの品薄状態で、ハンガー付属の据え置き型タイプで現在手に入りやすいのはこの機種だけです。水タンクが大きい据え置き型で考える場合、現状では有力な選択肢となるでしょう。


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 31・ SURE ポータブルスチーマー SSH-100BK
   ¥2,759 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:40ミリリットル
スチーム量:
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:W 56 × D 124 mm
重さ :480g

 SSH-100BKは、どこでもスチーマーの愛称で石崎電機が販売しているハンディスチーマーです。

 基本的な用途は、この機種もスチーム専用です。

 ただし、この機種は、折りたたみできる形状で、重さ480gと軽量のため,、持ちはこびに優位性がある製品です。

 水蒸気噴射量は、非開示です。仕組み上、パワーは期待できないでしょう。

 立ち上がり時間は、50秒とそこそこ速い点は、評価できます。

 対応する衣類の種類は、強力なスチームができる機種ではないため、基本的には綿やレーヨンなどの一般的な素材に用いるものです。

 付属品は、衣類の糸くずを取り除けるブラシアタッチメントが付属します。

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 以上、SSH-100BKの紹介でした。

 家庭用としてみると非力でメリット性の薄い製品です。ただ、コンパクトに折りたたみ、持ち運べる点は一定のニーズがあるでしょう。

 なお、この製品、出張用に向くとして雑誌で紹介されていました。ただ、3メートルの電源コードも付くわけで、この点でその用途にはやや「微妙」です。


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 32・LG スチームウォッシュ&ドライ styler S3RER
 33・LG スチームウォッシュ&ドライ styler S3RBF
  ¥114,800 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

 S3RER は、LGは発売する新しいタイプの衣類スチーマーです。

 基本的な用途は、この機種は、中に収納した衣類に自動でスチームし、シワや臭いを除去するという「ライフスタイルクローゼット」というジャンルです。

 高さ185cm・幅44.5cm・奥行き58.5のロッカーのような形状で、最下部に、大きな水タンクが付属する製品です。

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 もはや人間の手を介さず、時間予約して乾燥までしてくれるとても便利な家電です。

 Atlasも設置スペースさ許せば導入を検討したいと考えています。また、面白いのは、ハンガーに振動を加えることで、ホコリや花粉の除去に対応する点です。

 対応する衣類の種類は、デリケートコースがあるため、皮革を含めて普遍的に対応できます。ハンガー3本とズボン1本までの容量を同時に処理できる能力を持っています。

--

 以上、LGS3RERの紹介でした。

 設置スペースと予算が許せば選びたい機種です。時短効果は「最強」レベルで、個人的にも欲しいです。

 ただ、冷静に言えば、現状でライバルメーカーがないため、価格が現在では相当に高い点と、今後において改良が進んでいくことを考えると、こちらの導入は次回とし、価格的に求めやすい衣類スチーマーを発売までの「中継ぎ」とするのも一案でしょう。

後編につづく!
衣類スチーマーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、衣類スチーマーを比較しました。

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 記事はもう少し続きます。

1・スチーム力(薄手)★★★★★
2・スチーム力(厚手)★★★★★
3・不着臭の除去   ★★★★★
4・プレス利用    
★★★★★
5・軽量性      ★★★★★
6・総合評価     ★★★★★  

 続く後編記事(こちら)では、ここまで紹介してきた全ての衣類スチーマーから、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

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posted by Atlas at 17:18 | 生活家電

比較2019’ 最新の衣類スチーマー全33機の性能とおすすめ・選び方:パナソニックやティファールなど (2)

前編からの続きです。前編は→こちら

今回の結論!
衣類スチーマーのおすすめは結論的にこの機種!

 ども!Atlasです。

 前編記事(こちら)では、各社の衣類スチーマーを比較しました。

 201807251727.jpg

 今回の後編記事では、ここまで紹介してきた全ての衣類スチーマーから、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。


 第1に、主に、忙しい朝のために「時短効果」を期待して衣類スチーマーを選ぶ場合におすすめなのは、

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 【2019年3月発売】

 1・Panasonic NI-FS550-DA
 2・Panasonic NI-FS550-PP
  ¥8,270 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

 【2018年3月発売】

 3・Panasonic NI-FS540-DA
 4・Panasonic NI-FS540-PN
   ¥7,980 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

かけ面:セラミックコート
コード:コード付
注水量:50ミリリットル
スチーム量:11g/分
ハイパワースチーム:33g/分
かけ面サイズ:幅70×長さ150mm
重さ :690g

1・スチーム力(薄手)★★★★★★
2・スチーム力(厚手)★★★★☆
3・不着臭の除去   ★★★★★
4・プレス利用    
★★★★☆
5・軽量性      ★★★★★
6・総合評価     ★★★★★  

 パナソニックNI-FS550でしょう。

 もちろん、基本性能がおなじで、安くなっている昨年モデルで構いません。

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 小型の「プレス兼用機」はライバルが多いです。

 しかし、立ち上がりが26秒と最も高速な点、標準スチーム量が11g/秒と適度であり、「スチーム残り」が少なく、すぐ着て出れる点、ニオイ対策をしたい場合に、「瞬間3倍パワフルスチーム」が利用できる点など、便利な部分が多いです。

 先述のように、パナソニックは、この分野の「パイオニア」であり、毎年細かなモデルチェンジを重ねているので、進化の度合いが高いです。

 201906021542.jpg

 プレスは、中温固定ですが、1人暮らしならば、ワイシャツやチノパンなどは対応できるので、問題ないでしょう。むしろ、温度を気にしなくて良い点で、気楽です。

 また、先端が細みで、ボタン周りなどのポイントプレスもしやすいので「兼用機」としての完成度は高いです。

---

 結論的にいえば、忙しい朝のための「2台目」として選ぶ場合、「迷ったらこの機種を選べば、恐らく後悔しないだろう」といえる機種です。


 第2に、1人暮らしで、プレスも万能にできる「1台目」としておすすめできるのは、

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 【2018年発売】

 7・日立 衣類スチーマー CSI-RX2-W
 8・日立 衣類スチーマー CSI-RX2-R
  ¥6,788 Amazon.co.jp (3/8執筆時)

かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:70ミリリットル
スチーム量:14g/分  
ハイパワースチーム:
かけ面サイズ:
重さ :690g

1・スチーム力(薄手)★★★★★
2・スチーム力(厚手)★★★★☆
3・不着臭の除去   ★★★★☆
4・プレス利用    
★★★★★
5・軽量性      ★★★★★
6・総合評価     ★★★★★  

 日立の衣類スチーマーでしょう。

 「忙しい朝のための追加購入」ではなく、プレスもできる「メイン機」として選ぶ場合、パナソニックは、中温固定で、温度にセンシティブな繊維が扱えない難点があります。

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 その点で、プレス温度が3段階で設定できるこの機種は、「1台で完結させたい」場合に「おすすめ」です。

 スチームショット自体の使い勝手も、パナソニックには負けるものの実用上は問題ないでしょう。忙しい朝にも、さして不便なく使えそうです。

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1・スチームアイロンの比較(コードレス)
2・スチームアイロンの比較(コード付き)

 ただし、(家系の節約のため)ほとんどクリーニングを利用しないで、自分で毎日プレスをする!という方については、衣類スチーマは、かけ面の面積などの点で、プレス専門機には適いません

 そういった場合は、「1台目」として、上述のリンクで紹介しているような、専用機が望ましいでしょう。作業の時短効果も期待できますから。


 第3に、ジャケットなどの衣類スチームに特化した「超強力」な衣類スチーマーとしておすすめなのは、

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 【2018年】

 26・T-Fal アクセススチームプラス DT8100J0
   ¥8,980 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:185ミリリットル
スチーム量: 20g/分
ハイパワースチーム:20g/分
かけ面サイズ:
重さ :1200g

1・スチーム力(薄手)★★★★★★
2・スチーム力(厚手)★★★★★★
3・不着臭の除去   ★★★★★★
4・プレス利用    
☆☆☆☆☆
5・軽量性      ★★★★☆
6・総合評価     ★★★★★  

 ティファールアクセススチームプラスでしょう。

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 ニオイ取りや、お手入れのため、ジャケットなど厚手の服にも本格的に対応させる場合、10g/分程度の能力だと、不十分です。

 水蒸気噴射量が、他機の「2倍」となる20g/分であるこの機種は、その点でかなり有利と言えます。

 水蒸気量については、減らす方向にも調整がきくため、「スチーム残り」の問題も少ないでしょう。

 この点でワイシャツなどにも使える、万能機です。

 それなりに重さがありますが、形状的に持ちやすいです。

 201607111112.jpg  

 設置性も、3メートルの電源ケーブルだけで利用できる形式である上、ドアなどに引っかけておける仕組みで、好きなときに使えるメリット性もあります。

 立ち上がり時間も、45秒と速いので、忙しい日本の朝にも便利に対応してくれるでしょう。

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 そのほか、セラミックプレートで、簡易的なシワ伸ばしができる点、強力スチームで、スーツなどの消臭も期待できる点などが見所です。

 価格もさほど高くないですし、冬などにとくにジャケットを多用する方が専用機として買う場合は、良い機種です。

 連続使用時間18分ありますから、毎日の水補給は不要です。

ーーーー

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 【2017年発売】

 12・東芝 衣類スチーマー TAS-X3-NW
 13・東芝 衣類スチーマー TAS-X3-PK
  ¥6,109 Amazon.co.jp
(9/4執筆時)

かけ面:セラミック
コード:コード付
注水量:55ミリリットル
スチーム量:11g/分  
ハイパワースチーム:15g/分
かけ面サイズ:約170×70mm
重さ :690g

1・スチーム力(薄手)★★★★★
2・スチーム力(厚手)★★★★★
3・不着臭の除去   ★★★★★
4・プレス利用    
★★★★★
5・軽量性      ★★★★★
6・総合評価     ★★★★★  

 一方、(ジャケットほど厚くはないが)チノパンレベルのある程度厚手の製品に対応するだけで済む場合は、東芝のTAS-X3で良いでしょう。

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 水蒸気噴射量が、15g/分のシャワーモードが利用できるからです。

 パナソニックの「瞬間3倍パワフルスチーム」が時間限定ですが、こちらは、3.5分間目一杯使えるので、この用途に対応できます。

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 一方、T-Falと比べると、スチーム量は本格的ではないですが、その代わり、日立と同じく「高」「中」「低」と3段階の温度設定ができるプレス機能が付属します。

 したがって、プレス兼用機を探している1人暮らしの方で、厚手の記事中心に利用しようという方もコレで良いと思います。


 第4に、欧米で利用しているような、固定型の衣類スチーマーをお探しならば、

 201906021340.jpg

 30・SALAV G-39 ガーメントスチーマ
   ¥9,980 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

かけ面:
コード:コード付
注水量:1200ミリリットル
スチーム量:
ハイパワースチーム:35g/分
水漏防止:
かけ面サイズ:
重さ :3.8kg
備考 持続時間45分

1・スチーム力(薄手)★★★★☆
2・スチーム力(厚手)★★★★★★
3・不着臭の除去   ★★★★★
4・プレス利用    
☆☆☆☆☆
5・軽量性      ★★★☆☆
6・総合評価     ★★★★☆  

 日本ではT-Falもコンエアーも撤退したため、サードパーティ製を選ぶ必要があるでしょう。

  201807251714.jpg

 その中で、ある程度シェアがあるメーカーを選ぶとすると、SALAVということになります。

補足:このブログの関連記事の紹介

 というわけで、今回は、衣類スチーマーの紹介でした。

 201809101115.jpg

1・コードレスアイロンの比較記事
2・衣類スチーマーの比較記事
3・ズボンプレッサーの比較記事

 なお、クリーニング屋さんのように「かける」をメインにする製品も比較して考えたい方は、一番の記事をご覧ください。

ーーー

 最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

 (前半からの続きとなりますので、前半記事をご紹介いただけると、いっそう嬉しいです!)

 ではでは。

posted by Atlas at 17:10 | 生活家電

2019年08月15日

比較2019'【実機所有】ズボンプレッサー20機の性能とおすすめ・選び方

【今回レビューする内容】2019年 最新の家庭用ズボンプレッサーの性能・価格・選び方:コルビー・東芝・パナソニック LG styler スチームウォッシュ&ドライ:人気機種の 能力の違いや性能ランキング

【紹介する製品型番】S3WER S3RER 3300JC BK 3300JC MG 4400JTC 4400 beech 3300JASC 7800JAMR MG HIP-T56(K) HIP-T36(S) HIP-T100(K) HIP-F001 SA-4625BL HIP-L36(S) ツインバードパンツプレス ブラック SA-D719B 4400JTBMG 3300JABK 3300JAMG

今回のお題
シワが伸びる!ズボンプレッサーのおすすめはどの製品?

 どもAtlasです。 

 今日は、2019年8月現在、最新の家庭用のズボンプレッサーを比較します。

  201808101818.jpg

 Atlasは、2010年9月に、ズボンプレッサーの「名機」である、英国の「コルビー」を手に入れて以来、8年来のズボンプレッサー愛用者です。

 購入後、すぐ「ズボンプレッサーの比較記事」を書きはじめましたが、その間、高性能製品は、ほぼ全機種を利用・検証してきました。

 201811071311.jpg

 とくに、近年は(仕事で)年間の約2割は各地のビジネスホテルなどに宿泊するため、常備品として多い格安製品も多く実験できています。

 今回は、これまでの検証成果をふまえつつ、各製品を詳しく紹介します。また、最後に「結論」として、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

ーーー

1・高性能アイロン(T-Fal パナソニック)
2・高性能アイロン(東芝)
3・4000円以下の激安アイロン

4・衣類スチーマー

5・ズボンプレッサー

 なお、今回の記事は、このブログの「シワ伸ばし家電」シリーズ5回目記事として書きました。

1・ズボンプレッサーの選び方の基本!

 201808101553.jpg

 ズボンプレッサーは、身だしなみを整えるのには「便利な家電」です。1930年代にイギリスのジョン・コルビーの発明まで遡れる伝統ある家電です。

 一方、構造と仕組みは単純なので「何を基準に選べばよいか」分かりにくい家電です。

 ただ、8年来「研究」してきたAtlasとしては、次の3点が特に重要だと考えます。

1・設定できる温度と使用時間

 201808101616.jpg

 第1に、設定できる温度と連続使用時間です。

 上図は、各メーカーの代表的な機種の「温度」と「利用時間」を表示したものです。

 201808101620.jpg

 業界最大手の英国のコルビーは、低温・長時間で処理する仕組みです。

 同社は、時短より、衣類へのダメージを避けることを優先します。同社の製品はエグゼクティブ向けなので、高級紳士服での利用を想定するためです。

 201808101859.jpg

 東芝は、高温・長時間で処理する仕組みです。

 同社は、消臭・抗菌効果も期待を期待してこのような仕様にします。ただ、繊細な高級スーツの場合、衣類へのダメージの懸念があります。

 アイロン程の温度は出ないとは言え、長時間ですから。

 201808101621.jpg

 ツインバード工業は、高温・短時間で処理する仕組みです。

 同社は、ビジネスホテルでの販売を想定し、このような仕様にします。ただし、後述するように、同社の高級機は例外的に「高性能」です。

 201804081323.jpg

 なお、東芝・ツインバードなどの格安機の場合、定格時間(15分)終了後には、サーモスタットが働き、プレス不足でも連続利用ができません。そのため、厚手のズボンなどは「苦手」とします。

 ズボンプレッサーは、ジメジメした綿パン・ジーンの湿気をとり「さらさら」にするためにも利用できます。高温・短時間の機種は、連続使用ができない点で、こうした用途においては支障があります。

 結論的にいえば、家庭用としては、「衣類に優しい温度」で、「持続時間も長め」の機種が良いと、Atlasは考えます。

2・シワの伸ばしやすさ

 201607082115.jpg

 第2に、シワの伸ばしやすさです。

 この点で言えば、写真のように中間に塩ビのシートがあるタイプは、不器用なAtlasとしては「最悪」です。

 プレス時にズボンの片側を挟み込んで利用するのですが、慣れるまで綺麗に仕上げるのが相当難しいです。上部のリングチェーンも、下手に扱うと切れます。

 201808101601.jpg

 実際のところ、しっかりした温度管理とプレス構造ができる製品は「こうしたシートは不要」です。

 日常の使い勝手をふまえると、「シートがないタイプ」をチョイスすることを「強く」オススメします。

 201804081309.jpg

 形状的には、収納を前提とした横置きタイプと、据え置きを前提とし縦置きタイプがあります。

 ただ、横置きタイプは、基本的に「ホテルの据え付け用」に売られている廉価版です。自宅に、疲れてかえってきたが、取り出してセットするのはたいへん面倒なので、自宅用としてオススメできません。

 結論的にいえば、「縦置きタイプ」で「シートが不要」なズボンプレッサーが、「Atlasのおすすめ」です。

3・外観の高級感

 201707051731.jpg

 第3に、外観の高級感です。

 ズボンプレッサーは、その歴史的背景から「家電」としての側面と「家具」としての側面もあります。据え置いて利用するのが一般的なので、家庭用としても、ある程度の「見映え」は重視するべきです。

 ポイントとなるのは、ハンガー取ってです。格安の製品は、この部分の作りが甘いです。ハンガーを外して利用しない選択肢はあり得ます。

 しかし、いずれにしても、この2つは重要なポイントです。

ーー

 以上、ズボンプレッサーの選び方の基本を3点紹介してきました。

 以下では、こうした要素を重要視しながら、各社の製品をより細かく紹介していきます。「ちょっと風変わりな機種」もオマケで紹介するつもりです!

2・コルビーのズボンプレッサーの比較

 最初に、英国のコルビーの縦置きのズボンプレッサーを紹介します。

 なお、以下では、高評価できる点は「赤字」でイマイチな点は「青字」で説明していきます。


 201808101644.jpg

 【通常型番】

 1・Corby ズボンプレッサー 3300JC BK
 2・Corby ズボンプレッサー 3300JC MG
 3・Corby ズボンプレッサー 3300JC WB
  ¥25,700 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

 【Amazon限定型番】【同一性能】

 4・Corby ズボンプレッサー 3300JABK
 5・Corby ズボンプレッサー 3300JAMG
 6・Corby ズボンプレッサー 3300JAWB
  ¥29,399 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

プレス温度60度(優しい)
プレス時間:30分
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅46×奥行 36×高さ109cm

 3300JCは、イギリスコルビーのズボンプレッサーです。

 日本でよく売れるズボンプレッサーの1つで、Atlasも所有しています。

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 コルビーは、1930年創業の老舗メーカーです。

 1950年代に電気式ズボンプレッサーのトップメーカーとなって以来、今もその地位を保っています。

 技術の蓄積・安定感が抜群で、奇をてらわない商品構成が評価を受けているのでしょう。外国のホテルではこの製品がよく観られますし、日本でも数十年前から輸入がなされています。

 201808101651.jpg

 本体の外観は、「紳士の国」らしく、落ち着いた雰囲気のズボンプレッサーです。

 基本的には、部屋に置きっ放しにして使うのが前提の製品で、そのため、デザイン性を高めています。

 裏面は木製ではないのが残念ですが、見映えがする面はしっかりした作りで、インテリア性も高いです。上部のポケットに腕時計などの小物を置けるのも良い工夫です。

 サイズは、幅46cm×奥行 36cm×高さ109cmとなります。

  201804081334.jpg

 ジャケットハンガーは、後部に付属します。ジャケットハンガーは、邪魔なようならば着脱可能です。

 壁に沿って設置する場合は、外して利用したほうが良いでしょう。なお、脚もとってしまい壁に直付けすることも可能です。以前、そのように設置しているシティホテルに泊まったことがあります。

 201607082052.jpg

 プレスの方法は、ごく簡単です。

 折り目を合わせたスーツをそのまま入れ込むだけでプレスできます。国産メーカーの製品は、中間にプレスシートを入れる方式が多いですが、コルビーのモデルはこの操作が不要なので、利用がとても楽です。

  201607082055.jpg

 衣類の安全性は、コルビーの場合、最も強調して良い部分です。

 プレス温度を高級スーツの生地が傷むとされる60度以上にならないように、サーモスタットが内蔵されます。30分かけてゆっくりしわを伸ばします。

  180810-0073-22%.png

 内装部分も十分なクッション性の素材が使われており「衣類を大事にしている」点がつぶさに伝わってきます。もちろん、塩ビのシートはなど使われません。

---

 以上、コルビーの3300JCの紹介でした。

 価格は多少高いですが、機能性とインテリア性を兼ね備えた良い機種だと思います。家庭用としては滅多に壊れることのない家電ですし、ある程度の価格のものを揃えるのも良いでしょう。

ーーー

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 【サテンクローム】

 7・Corby ズボンプレッサー 3300JASC
  ¥27,000 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

プレス温度:60度(優しい)
プレス時間:30分
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅46×奥行 36×高さ109cm

 なお、コルビーの3300JCは数年に一度「限定数の限定色モデル」が出ることがあります。

 2018年も現在も、【サテンクローム】という色目が「限定」で登場です。

 性能面では、通常モデルと同等です。


  201808101703.jpg

 【通常型番】

 8・Corby ズボンプレッサー 4400JTC MG
  ¥28,400 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

 【Amazon限定型番】【同一性能】

 9・Corby ズボンプレッサー 4400JTBMG
  ¥32,727 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

プレス温度:60度(優しい)
プレス時間:15/30分
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅46×奥行 36×高さ109cm

  4400JTCも、コルビーのズボンプレッサーです。先ほどの機種の「上位機種」となります 

  201808101707.jpg 

 本体の外観は、こちらも木調です。

 ただ、下位機種と比べると、オシャレな「段落ち」加工がなされます。先ほど書いたように、この製品は、しまわず設置してこそ利便性を発揮する製品ですので、外観の高級感は重要です。

 サイズは、下位機種と同じです。

 201808101706.jpg

 ジャケットハンガーは、この機種も付属しており、着脱も可能です。

 構造的には下位機種と変わりません。

 プレスの方法も、下位機種と同じです。

 繰り返せば、スーツをそのまま入れ込むだけでプレスするだけで、手順が最も簡単といえる機種です。

 201808101709.jpg

 衣類の安全性は、下位機種よりも増しています。

 こちらは、デリケートな記事について、標準的な30分運転のほか、15分運転も可能です。ただ、違いはその程度で、下位機種との決定的な差ではないですね。

 以上、コルビーの 4400JTCの紹介でした。

 下位機種に比べて外観のデザイン面はおしゃれになっています。しかし、タイマー以外の機能差はないため、デザインが気に入ったのでないならば、基本的に下位機種を選んでも良いと思います。

ーーーー

 201808101719.jpg

 【並行輸入品】

 10・Corby ズボンプレッサー 7700
  ¥--------Amazon.co.jp (8/15執筆時)

プレス温度:60度(優しい)
プレス時間:15/30分
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅46×奥行 36×高さ109cm

 なお、イギリスでは、CORBY 7700という上位機が売られています。日本でも(時期によって)並行輸入品は入手可能です。

 201808101717.jpg

 機能面の相違点はわずかで、カウントダウンタイマーの搭載のみです。

 ただ、英国では、4400シリーズと2000円程しか変わらない機種です。使っている木材のグレードが高いなどではありません。


  201804081350.jpg

 【2018年】

 11・Corby ズボンプレッサー 7800JAMR
  ¥59,400 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

プレス温度:60度(優しい)
プレス時間:15/30分
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅46×奥行 36×高さ109cm

  CORBY Executive+ 7800JAMRは、コルビーのズボンプレッサーです。日本上陸25周年限定モデルとして売られます。

 201804081354.jpg

 本体の外観は、写真のように「ミラー」が付属する仕様です。

 角度的に、ズボンのシルエットは確認できますが、実用面からよりも「限定モデル」としての「遊び」に感じます。

 サイズは、幅が46.3cmで奥行 50cm、高さが106cmとなります。

 201804081453.jpg

 ジャケットハンガーは、この機種も付属しており、着脱も可能です。

 プレスの方法も、下位機種と同じです。

 衣類の安全性は、下位機種と同様です。

 ただ、15分と30分に加えて、45分のタイマースイッチが付属しました。厚めの生地なら有利な部分もあるかもしれませんが、「おまけ」的要素が強いです。

---

 以上、コルビーの 7800JAMRの紹介でした。

 ズボンプレッサーを「初めて」買うような方のための製品ではないでしょう。長いコルビーのファンや、デザイナーズホテルの備品などに向くものです。

2・東芝のズボンプレッサーの比較

 201808101859.jpg

 つづいて、東芝のズボンプレッサーの比較です。

 東芝は、実用性を重視したモデルを多くラインナップします。


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 12・TOSHIBA ズボンプレッサー HIP-T100(K)
  ¥16,470 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

プレス温度:75度(除菌)
プレス時間:15/30分
プレス方法:シートプレス式
外形寸法: 幅51×奥行48×高さ107cm

 HIP-T56は、東芝のズボンプレッサー最上位機です。

 東芝は日本の大手家電メーカーとして古くからズボンプレッサーを作っていた会社です。そのため、この機種は、シティホテルなどでよく見かけます。

 201808101734.jpg

 本体の外観は、コルビーに比べると、シルバーが入りモダンなデザインです。

 都会的なデザインですが、黒の部分が落ち着いているため、自宅に置いても違和感はありません。

 コルビーと比較した場合、コンセントがあるのが便利そうです。

 ただ、設計的に古いので、小物入れに「スマホ」を収納することは難しいでしょう。

 201808101737.jpg

 また、移動用のストッパー付きのローラーが付属する点も注目です。ズボンプレッサーは10キロほどあるため、移動させて使う場合は便利です。

 サイズは、高さ約107cm×幅約51cm×奥行約48cmです。コルビーに比べると、多少奥行きが必要ですが、問題ないレベルでしょう。

 ジャケットハンガーは、コルビーと同じく付いており使い勝手は良いです。

 ただし、多少小さめで、高級感に多少かけます。ハンガーの着脱は可能です。

 201607082115.jpg

 プレスの方法は、注意点です。

 この機種の場合、写真のように、ズボンの間に塩ビのプレスシートを挟み込んで使います。

 これは、スーツの二重線を効果的に防いでくれるのですが、コルビーに比べるとコツが要ります。難しいので、Atlasは好きではありません。


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 衣類の安全性は、コルビーに比べると、あまり繊細な生地には対応しません

 なぜなら、プレス温度が75度だからです。時間は15分/30分から選択可能ですが、高温には違いないでしょう。

 東芝の場合、むしろ「プレス熱による除菌」を全面に打ち出します。

 実際のところ、アイロンなら「低温」でも100度以上出ているので、過度に「神経質」になる必要はないですが、ズボンプレッサーは長時間なので、高級生地ならば、少し心配ではあります。

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 ズボンプレッサー用消臭フィルター HIP-F001
  ¥1,166 Amazon.co.jp
(8/15執筆時)

 清潔性は、東芝はかなり重視します。製品には、消臭繊維が使われており、着臭の除去効果が期待できます。

 さらに、ジャケットハンガーに消臭ファンが搭載され、消臭フィルターで上着の消臭ができます。汗やタバコ臭に効果が期待できます。ただし、6ヶ月でフィルターの交換が必要です。

---

 以上、東芝HIP-T56の紹介でした。

 コルビーは、「高級スーツに優しい」製品でした。一方、東芝は、消臭・除菌に力をいれることで「忙しいビジネスマンに優しい」製品と評価できます。

 201808101756.jpg

 実際のところ、格安スーツに限定して考えれば、東芝の製品は魅力です。

 冒頭で「ネック」と書いた、塩ビの中間シートも慣れれば、「スーツの二重線」を防ぐのに効果を発揮するでしょう。

 Atlasは不器用なのでだめですが、ホテルなどでこの方式に使い慣れている方には、逆にこの機種は「最良」だと思います。

ーーーー

  201808101727.jpg

 13・東芝 ズボンプレッサー HIP-T56(K) 
  ¥14,450 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

プレス温度:75度(除菌)
プレス時間:15分(短い)
プレス方法:シートプレス式
外形寸法: 幅51×奥行48×高さ107cm

 なお、下位機種にあたる「姉妹機」として、 HIP-T56があります。

 サイズは、高さ106cm×幅48.5cm×奥行51.5cmとやや小ぶりです。

 この機種も75度の高温が出せる機種ですが、プレス時間は15分までで、利用後の連続使用は、サーモスタットが働き(冷めるまで)不可です。

 上着の消臭機能も未付属なので、選ばない方が良いと思います。


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 14・東芝 ズボンプレッサー HIP-T36(S)
  ¥11,588 Amazon.co.jp
(8/15執筆時)

  【Amazon限定型番】【同一性能】

 15・東芝 ズボンプレッサー HIP-T35(S)
  ¥11,800 Amazon.co.jp
(8/15執筆時)

プレス温度:75度(除菌)
プレス時間:15分(短い)
プレス方法:シートプレス式
外形寸法: 幅48.5×奥行40.5×高さ105cm

 HIP-T36は、東芝の「格安」なズボンプレッサーです。

 本体の外観は、完全に実用性重視でインテリア性は皆無です。

 サイズは、高さ105cm×幅48.5cm×奥行40.5cmです。

 ジャケットハンガーは、上位機とほ同グレードのものが採用されています。ハンガーの着脱はこちらも可能ですね。

 201808101807.jpg

 プレスの方法も、上位機と同じで、塩ビのプレスシートを挟み込んで使う方式です。

 衣類の安全性は、かけ面温度が75度で「除菌対応」ですが、最大プレス時間が15分までで、連続使用はできません。

 清潔性も、消臭繊維を使っていない点で、上位機種に及びません。

---

 以上、東芝HIP-T36の紹介でした。各地のビジネスホテルで見かける機種です。

 ただ、家庭用としてはあまり魅力的ではありません。



 

 16・東芝 ズボンプレッサー HIP-L36(S)
  ¥9,791 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

プレス温度:75度(除菌)
プレス時間:15分(短い)
プレス方法:シートプレス式
外形寸法: 幅53.8×奥行85.3×高さ75cm

 HIP-L30は、東芝の横置きタイプのズボンプレッサーです。日本で販売される横置き型としては唯一の現行製品です。

 サイズは、高さ75×幅538×奥行853mmです。押し入れに収納することができます。

 201607082155.jpg

 プレスの方法は、真ん中に塩ビの「プレスシート」を入れる方式です。

 また、縦置きのように「重力」を利用できないため、セットにはかなりのコツが要ります。構造上、さほど厚みのあるズボンも対応しません。

 衣類の安全性は、タテ型と同等です。

 プレス温度は、75度の15分間です。比較的高温が出せるため、除菌効果が期待できます。一方、消臭繊維などは使われていません

---

 以上、HIP-L36(S)の紹介でした。

 収納スペースの限られるビジネスホテルなどで、各部屋に備え付けてある機種です。

 ただ、ユーザー視点で言えば、横型は、プレスが面倒ですので、家庭用としては、縦置きできるタイプをおすすめしたいところです。

4・ツインバードのズボンプレッサー

 つづいて、日本のツインバード工業のズボンプレッサーです。

 格安家電のイメージがありますが、ズボンプレッサーは見所のある高級機も出しています。


 

 17・TWINBIRD パンツプレス SA-4625BL
 ¥8,480 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

プレス温度:70度(除菌)
プレス時間:10分(短い)
プレス方法:シートプレス式
外形寸法: 幅43×奥行40×高さ90cm

SA-4625BL は、ツインバード工業では最も売れているズボンプレッサーです。

  201808101813.jpg

 本体の外観は、こちらも実用性重視で、インテリア性はあまりないです。

 サイズは、約43cm × 40cm × 90cmやや小ぶりです。そのため、キャスターは付属しません。

 ジャケットハンガーも、未搭載です。

 201808101814.jpg

 プレスの方法は、東芝と同じ方式で、中間にプレスシートを挿入して使う形式で、利用には「コツ」が必要な機種です。

 途中でよれていないか確認できる二段ロックは便利なのですが、(シワのない状態ならともかく)シワの寄ったパンツを上手く入れるのは、コツが必要です。

 衣類の安全性は、サーモスタットがあるため、安全性は高いです。プレス温度は、一方で70度で、プレス時間は、10分です。

 衣類へのダメージはある程度防止できるとしても、冷めるまで連続使用に制限がかかるため、厚手の生地はやはり面倒といえる製品です。

 清潔性は、特段の機能は見られません。

---

 以上、ツインバードの SA-4625BLの紹介でした。

 機能を絞り込んでシンプルな構成にして価格を抑えた製品です。ただ、価格差はさほどないため、低価格機として積極的に「おすすめ」するまではいかない、中途半端な機種です。


  201808101819.jpg

 【2017年】【通常型番】

 18・TWINBIRD パンツプレス SA-D719B
   ¥19,780 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

プレス温度:60度(優しい)
プレス時間:15分前後
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅45.5×奥行40.5×高さ90cm

SA-D719Bは、ツインバード工業から2017年に新発売した新しいズボンプレッサーです。

 Atlasは、ズボンプレッサーの記事を10年近く更新していますが、他社を含めて新製品を見たのはかなり久しぶりです。コモディティ化を打ち破る製品ですね。

 201707051731.jpg

 本体の外観は、この機種の特長で、美観に優れるガラスパネルを採用します。

 コルビーの木目も厳粛な雰囲気がありますが、モダンな部屋のインテリアとしてはやや合わない場合もありました。その点、シンプルなデザインなこちらは、光の入るような明るい部屋でもマッチしそうです。

 201707051735.jpg

 また、ガラスであるため、シワの状態が目視できるのも利点です。

 ツインバード工業は、家電にガラスを使うのが巧く、その特性をズボンプレッサーにも活かしています。


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 サイズは、約45cm × 40.5cm × 90cm です。

 日本製品ゆえか、やや丈が短いです。身長185cmを超える方は、やや注意ですね。

 上部に小物入れがあり、スマホなどを置くこともできます。

 コルビー・東芝にも小物入れはありますが、こちらは後発のメリット性を活かし、スマホなどに便利な深めの小物入れにしています。

 ジャケットハンガーは、この機種も未搭載です。

 ジャケットハンガーは、衣服を掛けていない状態だとインテリアとしての見映えが非常に悪いので、あえて付けなかったのだと思います。Atlasもコルビーでそれを感じており、外して使っていました。

 201808101828.jpg 

 プレスの方法は、価格の高い製品であるためか、十分なクッション材があるため、コルビーと同じく、中にプレスシートを入れずに利用できる仕様です。

 セットはこの方法が最も用意ですし、ガラスのためセット状況が確認できるのもあって、使い勝手はかなり優れます。

 衣類の安全性は、こちらもサーモスタットがあるため、安全性は高いです。

 プレス温度は、コルビーと同じ「衣類に優しい」60度です。

 また、標準所要時間は13分ですが、温度センサーによる判定で、プレス時間が4-5分前後します。

 ただし、連続使用に制限がかかるので、ジーンズなどの「汗の乾燥」には向きません。

 清潔性は、ズボン用の消臭シートが2枚同封されています。

 東芝ほどは根本的ではないですが、配慮があります。

---

 以上、ツインバードのSA-D719Bの紹介でした。

  201808101834.jpg

 コルビー製品を日本のメーカーがモダンに再設計したとも言える、優れたズボンプレッサーだと思います。

 ガラスを採用した部分が最大のポイントで、実用性とインテリア性を兼ねた産業デザインとしても高評価できます。

 小物入れ部分の使い勝手も含めて良い製品です。Atlasも買い換えを検討したいと考えています。

5・LGのスタイラー

 最後に、冒頭で予告した「ちょっと風変わりな機種」を紹介します。

 LGの発売する「次世代型ズボンプレッサー」です。


201709031251.jpg

 19・LG スチームウォッシュ&ドライ styler S3RER
 20・LG スチームウォッシュ&ドライ styler S3RBF
  ¥120,734 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

 LG stylerは、LGエレクトロニクスが発売する新しいタイプの「ズボンプレッサー」です。

 より正確には、ズボンだけでなく、スーツやシャツ全体を整えられるので、ホームクリーニング機と呼ぶ人もいます。

 いずれにしても、約100年近く進化のなかった家庭用プレッサーの「革新」とも言える製品です。

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 本体のサイズは、幅44.5cm×高さ185cm×奥行58.5cmです。

 家庭用のドレッサーの横などに据置くような大型製品です。ズボンは、上図のドアの部分に掛けられる構造です。

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 プレスの方法は、下部の水タンクに補充した水が気化して、衣服やズボン全体にスチームをし、シワを取っていく構造です。

 実演を見ましたが、確かに「プレスグレード」のシワ取りが可能でした。なお、余った水分は、別の水タンクに改宗されるシステムです。

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 ズボンについては、ズボンハンガーにフタがあり、これをズボンプレッサーの被せることで、折り目のケアもできる仕様です。

 使用できる衣類は、熱に弱いストレッチ性の素材やビニール製品です。また、革・毛皮・シルクは、スチームを用いないエアリフレッシュのみ可能です。つまり、ズボンプレッサーで使えるような素材なら大抵OKです。

 電気代は、さほど電力は使わず、1回の運転で13円ほどの電気代です。

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 細かい部分では、ハンガーの部分が振動する構造で、花粉などのほこりをあらかじめ払う機能が面白いです。

 スーツも対応します。また、スチームを吹き替える仕様ですので、綿やウール・化繊などについては脱臭効果も期待できます。

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 以上、LG styleの紹介でした。

 アクリル・ナイロン・レーヨンなどの化繊や綿との合繊ならば、ズボン・シャツを問わず、ほぼ完全にシワが取れます。綿100%などは残る場合がありますが、これはズボンプレッサーでもやや難易度が高いわけえ素材的に仕方ないでしょう。

  201808101839.jpg

 問題は、その価格と設置面積です。Atlasもどうしても導入したいのですが、設置スペースがなく、「自宅整理」を検討中です。

 予算があれば、検討しても良いと思いますが、実際のところ、日本の住宅事情にマッチしたもう少し小型機種がほしいですね。

今回の結論
ズボンプレッサーのおすすめは結論的にこの機種!

というわけで、今回は、ズボンプレッサーを紹介しました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案しておきます。


 第1に、インテリアとしても優れる高機能ズボンプレッサーとしておすすめしたいのは

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 【2017年】【通常型番】

 18・TWINBIRD パンツプレス SA-D719B
   ¥19,780 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

プレス温度:60度(優しい)
プレス時間:15分前後
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅45.5×奥行40.5×高さ90cm

1・使いやすさ ★★★★★
2・熱の優しさ ★★★★★
3・除菌消臭  ★★★★★
4・高級感   ★★★★★
5・総合評価  
★★★★★

 ツインバード工業がの最新機、SA-D719Bでしょう。

 201707051731.jpg

 表面にガラスを採用したことで、プレス状態の確認を容易にし、また、インテリア性も高めるという着想は、マンネリ化したズボンプレッサー市場に、一石を投じる「大発明」だと思います。

 使い勝手の部分でも、コルビーと同じ、、内部に「プレスシート」を不要にするクッション構造にし、衣類の安全性の部分でも、センサーとサーモでプレス時間を調整する構造を取っています。

 細かい部分でも、スマホ対応の小物入れの採用などかなりレベルの高い家電ですので、買い換えユーザーにもオススメです。

 新規ユーザーには結構な額の投資となります。しかし、ズボンプレッサーは滅多に壊れず、長年使えるものですから、無駄遣いとは一概に言えないと思います。  

ーーー

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 【通常型番】

 1・Corby ズボンプレッサー 3300JC BK
 2・Corby ズボンプレッサー 3300JC MG
 3・Corby ズボンプレッサー 3300JC WB
  ¥25,800 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

 【Amazon限定型番】【同一性能】

 4・Corby ズボンプレッサー 3300JABK
 5・Corby ズボンプレッサー 3300JAMG
 6・Corby ズボンプレッサー 3300JAWB
  ¥28,911 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

プレス温度60度(優しい)
プレス時間:30分
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅46×奥行 36×高さ109cm

1・使いやすさ ★★★★★★
2・熱の優しさ ★★★★★
3・除菌消臭  ★★★★☆
4・高級感   ★★★★★
5・総合評価  
★★★★★

 イギリスのコルビー社の3300JCシリーズも同じくらいにオススメです。

 プレスの機能や使い勝手、衣類への配慮はSA-D719B同等以上で、さすがに伝統を見せつける機種です。長年のユーザーとしても、服に優しく、安定して、しっかり伸ばせることは身をもって感じています。

 とくに、上着ハンガーが必要と考える方や、ガラス製がモダンすぎると感じる方背が185cm以上の方は、こちらを選んだほうが満足すると思います。


 第2に、プレスだけではなく、スーツ上下の消臭もしたい場合は、

  201808101732.jpg

 12・TOSHIBA ズボンプレッサー HIP-T100(K)  
  ¥16,470 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

プレス温度:75度(除菌)
プレス時間:15/30分
プレス方法:シートプレス式
外形寸法: 幅51×奥行48×高さ107cm

1・使いやすさ ★★★★☆
2・熱の優しさ ★★★★☆
3・除菌消臭  ★★★★★★
4・高級感   ★★★★★
5・総合評価  
★★★★★

 東芝の最上位機 HIP-T100(K)が良いでしょう。

 清潔性の面では、これ以上の機種はありません。プレス時にパンツを消臭繊維の働きで消臭できるだけでなく、ハンガーに掛けた上着も消臭できるため、このような目的に最も適ったモデルと言えます。

 帰宅したら、上下スーツをセットして、身だしなみを整える習慣を付けたい方にはこの機種が良いでしょう。


 第3に、役員室や高級ホテルのインテリアとして通用する「大人の高級感」がある製品は、 

 201808101703.jpg  

 【通常型番】

 8・Corby ズボンプレッサー 4400JTC MG
  ¥28,400 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

 【Amazon限定型番】【同一性能】

 9・Corby ズボンプレッサー 4400JTBMG
  ¥32,727 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

プレス温度:60度(優しい)
プレス時間:15/30分
プレス方法:クッション式
外形寸法: 幅46×奥行 36×高さ109cm

1・使いやすさ ★★★★★★
2・熱の優しさ ★★★★★
3・除菌消臭  ★★★★☆
4・高級感   ★★★★★★
5・総合評価  
★★★★★★

 コルビー社4400JTC MGでしょう。

 木目があるデザインは、寝室などの洋室に置くと、高級感があり、「インテリア」としての美しさもありますから。

 機能面では15分タイマーが付く点しか、下位機種との差はありませんが、中落ちが入るデザインはたいへん高級感があるため、こうした用途ならばこちらの機種をおすすめします。

 先ほど書いたように、コルビーは60度以上の高温にならず、生地に優しいため、高級スーツに適しています。また、インテリアにこだわったご家庭ならマッチしやすいデザインです。また、構造的に、ある程度厚みのある生地でも、対応できる点も良い部分です。

 一方、タイマーは30分だけで、上位機種に装備される15分タイマーが搭載されませんが、基本30分はプレス時間が必要であるため、大きな問題ではありません。


第4に、普段使いのスーツのシワを伸ばしを比較的安価でしたい方は、

  201808101800.jpg

 14・東芝 ズボンプレッサー HIP-T36(S)
  ¥11,588 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

  【Amazon限定型番】【同一性能】

 15・東芝 ズボンプレッサー HIP-T35(S)
  ¥11,800 Amazon.co.jp (8/15執筆時)

プレス温度:75度(除菌)
プレス時間:15分(短い)
プレス方法:シートプレス式
外形寸法: 幅48.5×奥行40.5×高さ105cm

1・使いやすさ ★★★★☆
2・熱の優しさ ★★★★☆
3・除菌消臭  ★★★★☆
4・高級感   ★★★★☆
5・総合評価  
★★★★☆

 HIP-T35でしょう。実用性重視の入門機としては、ツインバード工業のパンツプレス SA-4625BL が安いですが、堅牢性を考慮に入れると、こちらが良いと思います。

 1万円前後の価格で比較的導入しやすい製品ですが、厚みのある生地などでなければ、その効果は高級機とは劇的には変わらず、お買得です。

 結構頑丈なので、ビジネスホテルなどの備品にも向くでしょう。

補足:ズボンプレッサーの関連記事

 以上、今回はズボンプレッサーの話でした。

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1・高性能アイロン(T-Fal パナソニック)
2・高性能アイロン(東芝)
3・4000円以下の激安アイロン

4・衣類スチーマー

5・ズボンプレッサー

 なお、このブログの「シワ伸ばし家電」シリーズとして、以上の記事もあります。

 これらの関連記事もよろしくお願いします!

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 最後になりましたが、もし、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

 ではでは。

posted by Atlas at 16:38 | 生活家電

2019年08月05日

比較2019’【電気代が安い】最新の除湿機23機の性能とおすすめ・選び方(1):デシカント式/ハイブリッド式/コンプレッサー式の衣類乾燥除湿機

【今回レビューする内容 2019年 衣類乾燥に強い!人気の除湿機と衣類乾燥除湿機の性能とおすすめ・選び方:デジカント式・ハブリッド式・コンプレッサー式:アイリスオーヤマ パナソニック・象印・サーキュレート ドライ・コロナ・シャープ・三菱 部屋干し3Dムーブアイ SARARI(サラリ):機種の違いと口コミ・性能ランキング

【比較する製品型番】 IJD-H20-A KIJD-H20 DDD-50E F-YZS60-A F-YZSX60-S IJC-H65 KIJC-H65 CD-P6319-W BD-639-AS CD-S6319-W F-YZSX80-S F-YHSX120-N F-YHRX200-S DFC-80 CV-J71-W CV-H71-W CV-J120-W CV-H120-W CV-J180-W MJ-M100PX-W MJ-M120PX-W MJ-P180PX-W CD-H1819-TU CD-H1019-AE

今回のお題
最新の除湿機でおすすめの機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、季節家電の話です。

 2019年8月現在、最新の除湿機(除湿乾燥機・除湿器)の比較をします。

 201808291016.jpg

 今回は、除湿力省エネ性ほか、衣類を除湿機で乾燥する際の使い勝手にもこだわって、レビューしました。

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1・部屋の除湿力 ★★★★★
2・衣類乾燥   ★★★★★
3・電気代の安さ ★★★★★
4・静音性    ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 以下では、各製品を一機ずつ比較していきます。

 そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を進めていきます。

1・除湿機の選び方と注意点

 201607062037.jpg

 除湿機を選ぶ場合に、注意しなければならないのは、除湿方式の違いです。

 上表のように「3方式」あり、電気代や得意な季節などが大きく異なります。

 とくに「電気代」は、方式の違いだけで、2倍以上の差があるので、注意が必要です。

ーー

 201805040949.jpg

 除湿方式の違いは、「失敗せずに除湿機を選ぶため」には極めて重要な部分です。

 そのため、今回の記事では、各機種の詳しい比較に入る前に、3つの除湿方式の違いをしっかりと説明します。

1・衣類乾燥が得意!デジカント式

  201808291020.jpg

 第1に、デシカント式(ゼオライト方式)です。

 除湿の仕組みは、乾燥剤に水分を付着させ、それをヒーターの熱で乾燥させることで湿度を下げるというものです。

 201805041023.jpg

 得意な季節は、冬場です。

 ヒーターを使うため、低温度の冬でも安定して除湿できるというメリットがあります。年中、素早く乾燥するので、衣類乾燥に使おうとする場合は、最適なタイプと言えます。

 電気代は、一方で、ヒーターを使うため電気代が高い傾向があります。

 例えば、鉄筋19畳・木造9畳のリビング用の機種の場合、衣類乾燥時に、1時間で16円前後です。

 利用時の問題点は、夏場にやや室温が上がってしまう(3度前後)点です。

 ヒーターを使うので、これは仕方のないところですが。ただし、デシカント式を夏場に使ったとしても「不快」にはなりません。なぜなら、温度以上に湿度が落ちるため、不快指数が下がるからです。

ーー

 以上、 デシカント式(ゼオライト方式)の紹介でした。

 衣類乾燥用としてパワフル使いたい場合は、この方式が最良の選択肢でしょう。一方、夏場の酷暑対策として1日中付けっぱなしにするならば、ヒーターを使う点で、やや不利です。電気代も高めです。

2・電気代が安い!コンプレッサー式

 201808291022.jpg

 第2に、コンプレッサー式です。

 除湿の仕組みは、エアコンと同じです。冷媒を使って空気を冷やし、空気中の水分を水滴にして除湿するという方式です。

 201805041033.jpg

 得意な季節は、夏場です。

 ヒーターを使わないので、夏場に室温が暑くならず、また、風力が自慢の機種も多いです。

 電気代は、ヒーターを使わない分、安いです。例えば、鉄筋23畳・木造11畳の機種の場合、1時間で約7円です。

 また、リビング用の大きな機種同士で比較すると、その差は2倍以上に開きます。

 201808290925.jpg

 利用時の問題点は、冬場の低温時には能力が落ちるという点です。

 コンプレッサー式にも「衣類乾燥」を謳った商品がありますが、年中衣類乾燥に使うならば、デシカント式のほうがおすすめです。

ーー

 以上、コンプレッサー式の紹介でした。

 梅雨の時期から夏にかけて以外は「収納しておく」使い方ならば、電気代が安いコンプレッサー式を推します。

 一方、年中「室内干し」をされるご家庭では、デシカント式が一般的には良いでしょう。

3・年中パワフル!ハイブリッド式

  201808291043.jpg

 第3に、ハイブリッド式です。ハイブリッド式は、パナソニックが出しています。

 除湿の仕組みは、季節や気温に応じて、デシカント式とコンプレッサー式の両方の仕組みを併用するものです。

 201805041044.jpg

 得意な季節は、1年中です。

 夏場はコンプレッサーで、冬場はデジカントでと、両者の欠点を補完できるからです。

 電気代は、(やはり)両方式のちょうど中間ほどの水準です。

 例えば、鉄筋23畳・木造11畳のリビング用の機種の場合、衣類乾燥時に、1時間で6円前後で、コンプレッサー式と同じほどの光熱費です。

 利用時の問題点は、両方の機構をそなえるために、本体がやや大きいという点です。また、 本体の価格も高めです。


 以上、基本となる、3方式の説明でした。

 結論的に言えば、おすすめは次のようになります。

デシカント式
 =衣類乾燥をメインに年中使う方
コンプレッサー式
 =梅雨から夏にかけて主に使う方
ハイブリット式
 =1年中利用したい方

 改めて言えば、どの方式も「年中使えます」が、「得意な分野が異なる」という感じで理解してください。

 簡潔に言えば、

衣類乾燥重視の場合は、デシカント式
衣類乾燥不要の場合は、コンプレッサ式

 で良いでしょう。

 なお、ハイブリッド式は大きい機種しかありません。和室8畳・洋室12畳以上で、「1年中便利に使いたい」場合に限定して、オススメします。

ーー

 というわけで、こうした違いをベースにしながら、以下では、「小型機」「大型機」の順で、除湿機を具体的に紹介していきます。

2・洗面所や小部屋に向く小型除湿機

 201808291055.jpg

 はじめに、洗面所のほか、一般的な洋室なら10畳・和室なら6畳程度までに向く、比較的小型の製品を紹介します。

 小型機は割と多いので、先ほど紹介した、デジカント式コンプレッサー式に分けて説明していきます。なお、ハイブリッド式は小型機では展開がないので、省略します。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

A・デジカント式の小型除湿機

 はじめに、1年を通して衣類乾燥に強みを持つ、デジカント式の小型機からです。


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 【通常型番】

 1・アイリスオーヤマ 除湿機 IJD-H20-A
 1・アイリスオーヤマ 除湿機 IJD-H20-P
  ¥10,000 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

 2・アイリスオーヤマ 除湿機 KIJD-H20
  ¥11,500 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜3畳/鉄筋 〜6畳
消費電力:300W
除湿量: 2.2リットル/日
サイズ:高さ510mm×幅165mm×奥行325mm 
センサー:
タンク容量:約2.0L

 IJD-H20シリーズ は、アイリスオーヤマデシカント式除湿機です。

 冬でもパワフルで、衣類乾燥に向く方式の除湿機です。

  201808290935.jpg

 適応面積は、木造3畳・鉄筋6畳までです。超小型モデルですし、どちらかといえば、洗面所などで衣類を乾燥するのが「得意」な機種ですね。

 消費電力は、このサイズとしては、350Wと悪いので、省エネ性はイマイチです。

 除湿力も、1日で2.2リットルと、あまり強力とは言えない水準です。

 201805041132.jpg

 衣類乾燥機能は、デシカント式なので年中利用できる実力があります。

 センサーは、しかしながら、未搭載のため、衣類が乾いたら停止というような自動運転は不可能です。4時間と8時間の切タイマーのみ付属します。

 水タンクの容量は、2.0Lです。小型・軽量な機種としては標準的サイズです。

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 以上、IJD-H20シリーズの紹介でした。

 値段は安く、お買得です。パワーは、価格相応ですが、洗面所などで、衣類を乾かすなどの目的ならば、十分な性能でしょう。ただ、パワーと水タンクの容量の点で、部屋での利用には向きません

ーー

 【2017年】

 3・アイリスオーヤマ 除湿機 DDA-20
  ¥8,980 楽天市場 (8/5執筆時)

 【2017年 Amazon限定】

 4・アイリスオーヤマ 除湿機 DDB-20
  ¥9,180 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜3畳/鉄筋 〜5畳
消費電力:350W
除湿量: 2リットル
サイズ:高さ447mm×幅284mm×奥行158mm 
センサー:
タンク容量:約2L

 なお、こちらについては、「型落ち」となる旧モデルがあります。

 ただ、今年度は、電力方面の改良があったので、こちらは消費電力の面で悪いです。基本的には新モデルをオススメします。


  201808290934.jpg

 【2018年】

 5・アイリスオーヤマ 除湿機 DDD-50E
  ¥19,224 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜6畳/鉄筋 〜13畳
消費電力:590W
除湿量: 5.0リットル/日
サイズ:高さ510×幅165×奥行325mm 
センサー:
タンク容量:約2.5L

  DDD-50E は、アイリスオーヤマの風量強化タイプの除湿機です。

 201808290933.jpg

 適応面積は、木造6畳で、鉄筋13畳です。先ほどと異なり、小部屋ならば利用できるスペックです。

 除湿力は、1日で5.0リットルです。適応畳数の上昇と共に、実用的な水準になっています。

 消費電力は、しかしながら、畳数の広さを勘案しても、590Wとかなり悪いので、省エネ性はイマイチです。

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 衣類乾燥機能は、工夫があります。こちらは、強力なファンを搭載するため、風圧で相当の乾燥が期待できるからです。

 201805041155.jpg

 最大90度(340cm幅)の振り幅の「左右」首振り機能もあるため、小型機ですが、広範囲に乾燥対応します。

 洗濯機に「風乾燥モード」というのがありますが、乾いた風ならば、風だけでも洗濯物をある程度乾燥します。それを考えれば、合理的な製品で、メーカーによれば、1/5の乾燥時間とあります。

 センサーは、一方で、未搭載です。衣類が乾いたら停止というような自動運転は不可能です。2・4・8時間の切タイマーのみ付属します。

 水タンクの容量は、2.5Lと常識的なサイズですね。

---

 以上、DDD-50E の紹介でした。

 洗濯乾燥に特化して考えた場合、風力の強さに特化したこの機種は、機能的に非常に面白いです。

 左右の首振り機能の範囲の広さを含めて、2万円以下の「衣類乾燥に強い」機種としては、優れた製品です。一方、弱点は、センサーの未搭載でしょう。


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 【2019】

 6・パナソニック F-YZS60-A
 6・パナソニック F-YZS60-P
  ¥20,300 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜7畳/鉄筋 〜14畳
消費電力:290W
除湿量: 5.4リットル/日
静音性:39〜48dB
サイズ:高さ459×幅178mm×奥行357mm 
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約2L

 F-YZS60は、パナソニックの最新機では、最も安価なデシカント式の衣類乾燥除湿機です。色は、ブルーとピンクの2色展開になります。

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 適応面積は、和室7畳・鉄筋14畳までと、一般家庭用での使用に向いた除湿機の入門機です。

 サイズも小型で、洗面所などの設置もできそうです。

 除湿力は、1日で5.4リットルと、アイリスオーヤマの上位機より、水準は高いです。

 消費電力も、290Wです。 

 除湿量の多さをふまえると、小型のデシカント式としては、例外的とも言える安い水準です。

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 衣類乾燥機能は、この機種の場合、110cmの送風幅です。

 首を振るタイプのアイリスオーヤマの場合、340cm幅でしたので、それよりも負けます

 2キロほどの衣類ならば、108分で乾燥します。Yシャツ2枚ならば、15分で「からっと」仕上がります。

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 静音性は、一方で、最低39dBの音控えめモードが搭載され、夜干しに最適です。

なお、デシカント式はやや騒音があります。アイリスオーヤマは、騒音値が非公開ですが、パナソニックは、最大値も公開している点で好感が持てます。

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 センサーは、パナソニックの「売り」ですが、温湿度センサー(カラッとセンサー)を搭載します。

 そのため、濡れている間は「強く」、乾いたら自動的に運転を停止する機能が付きます。

 また、乾いた後でも一定の湿度をキープする機能(カラッとキープモード)が搭載されます。外出中に洗濯物を乾かし、帰宅時まで省エネで除湿運転をなしたいなどのニーズに最適でしょう。

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 水タンクの容量は2Lです。小型機としては、十分な量でしょう。水替えも比較的容易です。

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 以上、F-YZS60の紹介でした。

 和室7畳・鉄筋14畳まで対応で、コンパクトなので毎年売れている機種です。

 アイリスオーヤマのDDD-50Eがライバルでしょうが、消費電力と省エネセンサーはこちらが圧倒的に優位ですので、現状で選ぶならば、こちらでしょう。


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 【2019】

 7・パナソニック ナノイー F-YZSX60-S
 7・パナソニック ナノイー F-YZSX60-N
  ¥23,270 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜7畳/鉄筋 〜14畳
消費電力:290W
除湿量: 5.4リットル/日
静音性:39〜48dB
サイズ:高さ459×幅178mm×奥行357mm 
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約2L

 F-YZSX60は、パナソニックのデシカント式の除湿乾燥機の中位機種です。

 ただし、性能面では、1つ上で紹介した機種と、形や除湿量は変わりません。違いは、ナノイー(マイナスイオン)発生機能が付くという点のみです。

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 ナノイーは、除菌イオンとも呼ばれます。

 具体的な効果としては、送風時の衣類の脱臭効果が期待できます。これは実験で効果が確認されているもので、部屋干し臭の除去にはとくに効果的だと思います。

 ただ、部屋全体の除菌ができる類のものではありません。あくまで、風が直接あたっている場合に有効です。衣類乾燥メインならば、必要に応じて、こちらを選んでも良いでしょう。

B・コンプレッサー式の小型除湿機

 続いて、コンプレッサー式の小型機です。

 冬場の衣類乾燥は不得意ながら、デジカント式に較べると、一般的に省エネ性の高い機種が多いですね。


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 8・アイリスオーヤマ 除湿機 IJC-H65
  ¥13,800 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

 8・アイリスオーヤマ 除湿機 KIJC-H65
  ¥21,300 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜7畳/鉄筋 〜11畳
消費電力:162W
除湿量: 5.5リットル
サイズ:高さ535×幅310×奥行204mm 
センサー:湿度センサー
タンク容量:約2.5L

 IJC-H65シリーズは、アイリスオーヤマの発売するコンプレッサー式除湿機です。

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 適応面積は、木造7畳、鉄筋11畳までと、小部屋に向くタイプの小型製品です。

 除湿力は、除湿量は1日5.5リットルと、小型機としては標準的なスペックです。

 消費電力は、162Wです。適応面積が同程度のデシカント式に比べると、約2倍程度電気代が安くなります。光熱費を節約したい場合は、コンプレッサー式はよい選択肢でしょう。

 静音性は、一方で、アイリスオーヤマは情報を非開示です。

 実際、コンプレッサー式は、夏に温度が上がらないという利点はありますが、エアコンと同方式なので、対策のない機種の騒音は大きめです。

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 衣類乾燥機能も、搭載です。ただし、コンプレッサー式除湿機なので、冬場の衣類乾燥力はあまり高くなく、用途的には「不向き」です。

 センサーは、湿度センサーのみです。自動運転はできますが、湿度55%で停止するという単純な仕組みです。

 水タンクの容量は、2.5Lと、小型機としては十分な水準です。

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 以上、アイリスオーヤマのIJC-H65シリーズの紹介でした。

 衣類乾燥用というより、夏場の部屋全体の除湿に利用するならば、省エネ性型が高く良い機種です。ただ、騒音値が非公開な点と、センサーが弱い点は、他機に比べると、やや弱いと言えるでしょう。


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 【2019年】

 9・コロナ ホワイトCD-P6319-W
 9・コロナ ブルー BD-639-AS

  ¥14,500 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜7畳/鉄筋 〜14畳
消費電力:175W
除湿量: 5.6リットル
静音性:38デシベル
サイズ:高さ515×幅220×奥行330mm 
センサー:
タンク容量:約3.5L

 こちらは、コロナのコンプレッサー式の除湿機です。ホームセンターでは、梅雨や夏によく売れる除湿機です。

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 適応面積は、木造7畳、鉄筋14畳まで対応になります。

 なお、写真では「超小型」に見えますが、サイズとしては、他社の小型機と同じほどです。

 除湿量は、1日5.6リットルです。

 小型機種としては、平均的なパワーです。

 消費電力は、175Wです。

 悪い水準ではないですが、体積が同程度のアイリスオーヤマの機種と比較すると、多少省エネ性は劣るでしょう。

 静音性は、一方で、38dBと静かと言って良い水準の機種ですね。

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 衣類乾燥機ついては、コンプレッサー式ですから、やはり劣ります。メーカーは「寒い冬も」と強調しますが、冬場は特に期待できないでしょう。

 センサーは、温湿度センサーがないため乾燥状態を把握できず、自動停止することはありません。

 また、部屋の除湿目的で使う場合も、適湿まで自動運転するという意味での自動運転機能がありません。常に一定量の湿気を取り続けるというタイプの機種になります。

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 水タンクの容量は、3.5Lとかなり大きめなので、水捨ての頻度は少ないでしょう。

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 以上、コロナのコンプレッサー式の除湿機の紹介でした。

 大きなタンクで、電気代が安め水準の機種です。

 センサーが弱いので、人が暮らすメインルームには向かないでしょうが、例えば常に湿気があり続けるようなジメジメした部屋には、こういった機種は良いと思います。

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 【2019年】

 10・コロナ ホワイト CD-S6319-W
 10・コロナ ピンク CD-S6319-P
  ¥17,740 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜7畳/鉄筋 〜14畳
消費電力:190W
除湿量: 5.6リットル
静音性:38デシベル
サイズ:高さ533×幅170×奥行365mm 
センサー:
タンク容量:約3.5

 なお、コロナからは、形状をやや変更した家電量販店向けの姉妹モデルも売られています。

 適応面積などは同じですが、形状のスリム化の影響で、タンクが3Lと、0.5L多少小さめです。

 一方、静音性が36dbと優秀ですが、消費電力は190Wと水準が落ちます。ややデザイン重視の傾向がある機種なので、実用性をふまえると、あまりオススメできません。

 以上ここまでは、「比較的小型」の機種について、説明してきました。小型機の最終的な「おすすめ機種」については、大きめの機種を紹介した後、最後の結論で書こうと思います。

4・リビング向けの大型除湿機

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 続いて、やや大型のリビング対応の除湿機を比較します。

 一般的な洋室なら12畳・和室なら8畳以上で利用する場合、能力的な限界を感じずに使える製品群となります。なかには、業務用として20畳以上の部屋でも使える機種もありますので、合わせて紹介していきます。

 こちらも、デジカント式など、除湿機方式別に見ていきましょう。

A・デジカント式大型除湿機

 はじめに、年中衣類乾燥に強みを発揮するデシカント式の大型機からです。


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 【2019】

 11・Panasonic F-YZSX80-S
  ¥29,600 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜9畳/鉄筋 〜19畳
消費電力:410W / 585W
除湿量: 7.4リットル/日
静音性:36〜46dB
サイズ:高さ540×幅390×奥行200mm 
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約3L

 F-YZSX80-S は、パナソニックのデシカント式衣類乾燥除湿機上位機種です。

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 本体サイズは、リビング対応機種なので、幅39cmと下位機の倍サイズとなります。

 とはいえ、高さは50cmで奥行20cmですから、充分小型で、邪魔になりにくいサイズはキープします。

 適応面積は、木造9畳、鉄筋19畳までです。

 マンションのリビングなど、広い場所で使うための製品です。

 除湿力は、1日あたり7.4リットルの水分が除湿できる性能です。リビング用として十分なサイズです。 

 消費電力は、除湿に利用する場合は410Wで、衣類乾燥の場合は585Wです。

 デシカント式は、本体が大きな機種では、他方式より電気代がかかります。

 パナソニックの場合は、節電センサーで衣類乾燥時の節電はできるのですが、光熱費を気にする場合は、次に紹介する「ハイブリッド式」が良いでしょう。

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 衣類乾燥機能は、風は165センチまで広がります。そのため、パナソニックの下位機に比べると、洗濯物をより多く干すことが可能です。

 乾燥力も強く、2キロの洗濯物ならば約97分で乾きます

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 こちらもナノイー(除菌イオン)発生機能は付属しますので、部屋干し臭の除去には効果的でしょう。もちろん、「カラッとキープ」など下位機種に搭載される便利機能は網羅されます。

 静音性は、一方で、最低36dB・最高46dbと、下位機種より静かです。小型機種よりも静音性が高めやすいからですね。

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 センサーは、こちらも、温湿度センサー(カラッとセンサー)を搭載します。

 水タンクの容量は、3Lです。リビング用として十分なサイズです。

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 以上、パナソニックの F-YZSX80-Sの紹介でした。リビング用として、冬でも1年中衣類乾燥に使えて、夏場には除湿にも使える万能機です。

 ただし、本体価格は高め水準で、電気代も高めです。

 ハイブリッド式やコンプレッサー式に較べると、衣類乾燥時に、1時間あたり約10円多く電力を使うので、5年間の電気代として見れば、最大5万円ほどの開きは出るでしょう。

 この点で言っても、大型機種に限っては「ハイブリッド式」をオススメします。

B・ハイブリッド式大型除湿機

 続いては、ハイブリッド式の大型除湿乾燥機を紹介していきます。

 メーカーとしては、パナソニックのみが展開するジャンルです。


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 【2019】

 12・パナソニック ハイブリッド型 F-YHSX120-N
  ¥43,600 楽天市場 (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜11畳/鉄筋 〜23畳
消費電力:225W
除湿量: 9リットル/日
静音性:39〜49dB
サイズ:高さ580×幅370×奥行225mm 
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約3.5L

 F-YHSX120 は、パナソニックのハイブリッド式の除湿機です。

 適応面積は、木造11畳、鉄筋23畳までと、ここまで紹介した機種の中では最も広くリビング向きに売られている製品です。

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 本体サイズは、リビング用のデシカント式に較べると、1回り大きい高さ580×幅370×奥行225mmです。強力さだけに注目して、狭い場所に設置するのはあまりオススメできません。

 木造8畳、鉄筋12畳以上のご自宅にオススメできます。

 除湿力は、除湿量は1日9.6リットルと、同社のデシカント方式を凌ぎます。本体はやや大きいですが、タンク容量は3.5リットルあり、水捨ての頻度は少なくて済むでしょう。

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 消費電力は、225Wです。除湿に利用する場合は、年中この水準です。

 衣類を速乾させる場合は、通常225W、最大685Wですが、センサー付きなので過度に電気代はかからないでしょう。

 ハイブリッド式の場合、デシカント式に比べると電気代が半分以下に抑えられます。

 本体価格ではデジカント式の大型機種より高いですが、5年間利用すると考えれば、割安なのはこちらです。

 静音性は、さほどよくありません。

 48デシベルとデシカント方式の上位機種よりもわずかに高いです。

 しかし、夜用の消音モードが搭載されているなどの配慮が見られるため、問題はないでしょう。

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 衣類乾燥機能は、こちらも吹き出し口が広いため、165センチまで衣類が乾かせます

 2キロの洗濯物の乾燥時間は75分と、デシカント式よりも20分は速いです。

 衣類の付着臭を防ぐナノイー(除菌イオン)が搭載です。

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 センサーは、こちらも、温湿度センサー(カラッとセンサー)を搭載します。

 また、こちらの機種には、乾き具合が分かるようなエコナビ表示が付属します。

  201505191839.jpg  

 清潔性の点では、さらに、この機種は内部乾燥機能がつきます。

 この機能は一見地味ですが、除湿機の内部の水滴で内部がカビてしまう可能性を緩和できるため重要だと思います。

 水タンクの容量は、3.5Lと、パナソニックでは最大量です。

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 以上、パナソニックのハイブリッド式F-YHSX120の紹介でした。

 価格は高いですが、省エネ性は抜群に良い機種です。5年間利用することを考えると、電気代は逆転してくるため、リビング用の大きめモデルを選ぶならば、この機種でしょう。


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 【2018】

 13・パナソニック ハイブリッド型 F-YHRX200-S
  ¥69,729 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜19畳/鉄筋 〜38畳
消費電力:320W
除湿量: 18リットル/ 日
静音性:44〜49dB
サイズ:高さ662×幅378×奥行296mm 
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約3.5L

 F-YHMX120 は、パナソニックのハイブリッド式の除湿機です。

 2018年からの継続販売中の機種ですが、モデルチェンジはなく、今年度のパナソニックの除湿機では最上級機です。

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 適応面積は、木造19畳、鉄筋38畳までとなります。

 ただ、本体サイズは高さ662×幅378×奥行296mmと大型化している点で、この機種は、どちらかといえば、病院の待合室や、ホテルのリネン類などの乾燥に向く、「業務用機」です。

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 その他、下位機種に比べると、イオン発生器が「ナノイーX」と上位になり、消臭効果が上がっている点が相違点です。

 静音性もやや劣りますので、家庭用としては、選択肢にしなくて良いでしょう。

C・コンプレッサー式大型除湿機

 続いて、冬場にうまく対応できない反面、省エネ性に優れるコンプレッサー式大型除湿機を比較していきます。

 こちらについては、アイリスオーヤマの他、シャープや日立が良い機種を販売します。


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 14・アイリスオーヤマ 除湿機 DFC-80
  ¥19,900 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜9畳/鉄筋 〜18畳
消費電力:160W(200W)
除湿量: 7.3リットル/日
サイズ:高さ525×幅300×奥行225mm 
センサー:湿度センサー
タンク容量:約2.3L

  DFC-80 は、アイリスオーヤマのコンプレッサー式除湿機の上位機です。

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 適応面積は、木造9畳、鉄筋18畳までと、リビングでも余裕を持って対応できる水準です。形状は異なりますが、体積は増えていないので、優秀と言えます。

 除湿力も、除湿量は1日7.3リットルです。能力としては十分です。

 消費電力は、162Wです。除湿力がこちらの方が格段に高いことをふまえると、下位機種より省エネな機種です。 

 静音性は、やはり、アイリスオーヤマは情報を非開示です。

 衣類乾燥機能は、搭載です。ただし、やはり、冬場の衣類乾燥力はあまり高くなく、用途的には「不向き」です。

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 センサーは、湿度センサーが付属です。また、下位機種と異なり、湿度は40%・50%・60%の3段階で検知可能ですので、乾燥対策に良いでしょう。

 ただし、デシカント式のパナソニックの機種のように、温湿度センサーではないので、衣類の乾き具合と連動させることはできません

 水タンクの容量は、2.3Lと、下位機種より小さめです。本体サイズをキープしたので仕方ない部分ではあります。

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 以上、アイリスオーヤマの DFC-80 シリーズの紹介でした。

 湿度センサーは高度化して使い勝手は向上しました。衣類乾燥時には向かない機種ですが、除湿力もなかなか優秀なので、リビング用として、「梅雨と夏の除湿」に使うならば、最適です。


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 【2019】

 15・シャープ プラズマクラスター CV-J71-W
  ¥22,800 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

 【2018】

 15・シャープ プラズマクラスター CV-H71-W
  ¥21,770 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜8畳/鉄筋 〜16畳
消費電力:175W
除湿量: 6.3リットル
静音性:35-44デシベル
サイズ:高さ480×幅304×奥行203mm 
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約2.5L

 CV-J71シリーズは、シャープのコンプレッサー式の除湿機です。

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 シャープも2019年新型が出ています。

 除湿スペックは同じですが、ルーパー形状の変更で、風を下方向にもあてやすく改良されました。

 バスマットなど足もとの部分に便利になりました。

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 適応面積は、コロナと同じほどで、木造8畳、鉄筋16畳まで対応です。

 リビング用の中・小型モデルですが、幅についてはかなりコンパクトなので、洗面所やクローゼットに向く機種です。

 除湿力は、6.3リットルです。

 同じほどの適応面積のコロナよりも強力に除湿できるスペックです。

 消費電力は、175Wです。

 強力にもかかわらず、低水準ですから、優秀な機種と言えるでしょう。

 静音性は、一方で、弱運転で36dB、最高でも40dbと、コンプレッサー式除湿機としては優秀な水準です。

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 衣類乾燥機能も搭載されます。

 ただし、2キロの衣類乾燥に要する時間は180分です。

 やはり、この用途では、デシカント方式やハイブリッド式が良いです。

 一方、パナソニックの「ナノイー」に相当する除菌イオンであるプラズマクラスターが搭載されます。こちらも、静電気除去や衣服の付着臭の除去に効果が期待できるでしょう。

 センサーは、パナソニック同様に、除湿機としては高水準の温湿度センサーが付属します。

 衣類の乾き具合に沿ったおまかせ運転にも対応です。

 水タンクの容量は、2.5Lと小型機としては平均的ですね。

---

 以上、シャープのCV-J71の紹介でした。

 木造8畳、鉄筋16畳まで対応の小型機としては、温湿度センサーを搭載する点や、省エネ性が高い点、運転音が静かな点で、評価できます。

 センサー搭載機として、アイリスオーヤマのDFC-80がライバルとなるでしょう。

 ただ、シャープは、ネットでは、「型落ち」モデルが相当安く長期間残る傾向にあります。消費電力その他の能力はこちらが上位なので、総合的な「お買得度」ではこちらでしょう。


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 【2019】

 16・シャープ プラズマクラスター CV-J120-W
  ¥33,506 Amazon.co.jp (8/5執筆時) 

 【2018】

 16・シャープ プラズマクラスター CV-H120-W
  ¥43,418 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
 

適応面積:加湿:木造 〜14畳/鉄筋 〜28畳
消費電力:275W
除湿量: 11リットル
静音性:35-49db
サイズ:高さ565×幅360×奥行260mm 
センサー:湿温度センサー

 CV-120シリーズは、シャープのコンプレッサー式の除湿機の中・大型機です。

 こちらも、過年度モデルが併売中です。型番のみの変更ですが、すでに価格差は逆転しています。基本性能は同じですので、素直に新機種で良いでしょう。

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 適応面積は、木造24畳、鉄筋27畳まで対応可能です。

 リビング用の大きめモデルと言えます。

 除湿力は、1日11リットルで、この点ではパナソニックの中型ハイブリッド式を上回り、最高性能です。

 消費電力は、275Wです。

 こちらについては、コンプレッサー式ながら、パナソニックのハイブリッド式に及ばない水準です。

 静音性は、弱運転時は割と静かですが、総合的には、ハイブリッド式とあまり変わらない水準でしょう。

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 衣類乾燥機能は、2キロで約100分と、コンプレッサー式除湿機としては健闘しています。

 シャープの場合送風機構に工夫があるからでしょう。ただし、コンプレッサー式ですので、冬の衣類乾燥除湿はひきつづき不得意です。

 なお、こちらも、プラズマクラスター7000イオン放出機能が付属します。

 静電気除去や、衣服の付着臭の除去には効果が期待できます。

 センサーは、こちらも、温湿度センサーが付属します。

 水タンクの容量は、3.1Lと大きめで使いやすいです。

---

 以上、シャープの大きめの除湿機の紹介でした。

 コンプレッサー式で、1日11リットルという強い除湿力を持つ製品です。価格的には、同一水準の除湿力をもつパナソニックのハイブリッド式と「競争」になります。

 ただ、シャープは(ネットでは)型落ち品が安いので、費用を優先する場合はこちらが良いでしょう。

 ただし、冬場の衣類乾燥にも使うならば、コンプレッサー式のこちらの機種は非力でしょう。

ーーー

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 【2019】

 17・シャープ プラズマクラスター CV-J180-W
  ¥35,193 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜20畳/鉄筋 〜40畳
消費電力:345W
除湿量: 16リットル
静音性:36-52db
サイズ:高さ665×幅359×奥行248mm 
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約3.1L

 なお、より大型のCV-J180-Wという機種もあります。

 ただし、パナソニックのハイブリッド式の除湿機と同じで、家庭用と言うより「業務用」と言えるサイズです。

 また、業務用として考えた場合、消費電力にかんするメリット性がやや欠ける機種です。こうした用途で選ぶならば、パナソニックのハイブリッド式か、後ほど紹介する三菱の上位機でしょうか。


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 【2019】

 18・三菱 SARARI(サラリ) MJ-M100PX-W
  ¥35,260 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜11畳/鉄筋 〜17畳
消費電力:245W
除湿量: 9リットル
静音性:38-46デシベル
サイズ:高さ534×幅360×奥行210mm 
センサー:3D温度センサー
タンク容量:約3.0L

  MJ-100PX は、三菱電機のコンプレッサー式の除湿機です。

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 適応面積は、木造11畳、鉄筋17畳まで対応可能なモデルです。

 一般的な、ご家庭のリビングに向く、標準的なパワーの除湿乾燥機です。

 除湿量は、1日9リットルと2万円台の製品と考えると、わりと優秀ですね。

 消費電力も、コンプレッサー式のため275Wと省エネです。ただ、コンプレッサー式に較べるとわずかに電力は多めです。

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 センサーは、同社のエアコンにも搭載される3Dムーブアイセンサーを搭載します。前方529エリアの温度状況をふまえて、ピンポイントで乾いていない洗濯物に送風されます。

 衣類乾燥機能は、このセンサーの効用で、かなりパワフルと言える機種です。

 上図のように、洗濯物を広範囲に部屋干しする場合には、「この機種が最強」と言えます。衣類は6kgまで一度に乾燥可能です。

 ただし、乾燥にかかる標準時間は非公開です。いずれにせよ、仕組み上、広範囲の洗濯物に対応する機種のため、さほど高速ではないでしょう。

 とはいえ、冬場に総じて弱くなるというコンプレッサー式の欠点を緩和する技術として有用です。

 パナソニックのナノイーに相当するようなイオン放出機能は搭載されません


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 水タンクの容量は、3Lです。

 面白いのは、三菱の新型は、市販の15mm径のホースでの排水にも対応できる改良がなされる点です。これは、家庭のほか、最近ホテルなどに多い温泉の脱衣所などでの設置に便利そうです。

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 以上、三菱のMJ-100PXの紹介でした。

 除湿機としての力は並ですが、センサーの力で、広範囲の洗濯物に対応できる点は、衣類乾燥除湿機として良い部分だと思います。

 ただ、冬場に総じて弱くなるというコンプレッサー式の欠点は持つため、格段に衣類乾燥に優れた機種とも言えない部分はあります。


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 【2019】

 19・三菱 SARARI(サラリ) MJ-M120PX-W
  ¥36,500 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

 【2018】

 19・三菱 SARARI(サラリ) MJ-M120NX-W
  ¥35,980 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜14畳/鉄筋 〜21畳
消費電力:325W
除湿量: 11リットル
静音性:39-49dB
サイズ:高さ534×幅360×奥行210mm 
センサー:3D温度センサー
タンク容量:約3.0L

  MJ-120MX は、三菱電機のコンプレッサー式の除湿機です。

 2018年モデルが併売中ですが、型番とシリーズ名のみの変更で、機能差はありません。他社同様に、デンキヤでの値引き対策のための変更でしょう。

 適応面積木造14畳、鉄筋21畳までと、リビング用ですが、少し強力な製品です。

 ただし、本体サイズは先ほどと同じですね。

 除湿量も、1日11リットルと上昇しています。

 消費電力は、しかしながら、コンプレッサー式としては、相当高いといえる325Wです。

 そのほかは、下位機種に仕様は準します。3Dムーブアイセンサーは魅力ですが、電気代を考えると、コンプレッサー式のメリット性が削られている気がする機種です。


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 【2019】

 20・三菱 サラリMJ-P180PX-W
  ¥36,700 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜19畳/鉄筋 〜29畳
消費電力:330W
除湿量: 15.5リットル
静音性:48デシベル
サイズ:高さ594×幅372×奥行281mm 
センサー:3D温度センサー
タンク容量:約4.7L

  MJ-180PX は、三菱電機のコンプレッサー式の除湿機の超ハイパワー機種です。

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 適応面積は、木造19畳、鉄筋29畳までとなります。

 ただ、他メーカーの上位機と同じく、こちらは業務用といえる製品で、家庭向きには大きく、強すぎるでしょう。

 実際、強力なので、こちらは、行きつけの温泉宿の脱衣場でも活躍しています。

 除湿量は、1日15.5リットルと、パナソニックやシャープの最上位機と同じ程度です。それに比べると、値段的に少し安めなのは嬉しい部分でしょう。

 消費電力は、390Wです。

 適応面積に比して割安で、パナソニックのハイブリッド式に比するパフォーマンスです。優秀と言えるでしょう。

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 以上、MJ-180PX の紹介でした。

 パワーについては、相当強い機種です。ただ、この機種は、ハイパワーで(強引に)乾燥させるタイプなので、3Dムーブアイセンサーが未搭載です。

 そう考えると、強力な除湿機としては、次に紹介するコロナの方も魅力的なように思います。


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 【2019】

 21・コロナ・CD-H1819-TU
 22・コロナ・CD-H1819-AE
  ¥36,200 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

 【2018】

 21・コロナ・CD-H1818-TU
 22・コロナ・CD-H1818-AE
  ¥37,500 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜20畳/鉄筋 〜40畳
消費電力:280W
除湿量: 16リットル
静音性:39-50デシベル
サイズ:高さ570×幅365×奥行202mm 
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約4.5L

 CD-H1819は、コロナが発売する、コンプレッサー式の最上位機種です。

 新旧両機種ありますが、型番のみの変更であり、性能は同じです。価格で選んで良いでしょう。

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 適応面積は、木造20畳まで、鉄筋40畳までと適応面積が広いハイパワー機です。

 各社の「最強スペック」モデルと並び立つ、力強い製品です。

 除湿量は、16リットル/日です。

 5万円以下で購入できる製品としては、パワーは最も高い機種です。

 消費電力は、280Wです。

 やはり、5万円以下で業務用としても使えるサイズの製品としては、最も能力の高い機種です。

 これは、省エネ性能の高いDCモーターを採用することで、かなりの効率の良い運転を実行できているからです。

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 衣類乾燥機能は、2キロの洗濯物の乾燥に46分と業界最高水準のスピードです。

 ただ、衣類乾燥時は、搭載される300Wのヒーターを別に使う方式のため、実際に必要な消費電力は580Wである点に注意です。

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 ルーパーはパナソニックの上位機種同様に、上下左右にスイングする機構です。

 ただ、風の角度から言えば、衣類乾燥はパナソニックのハイブリッド方式の方がより多い点数を乾かせるでしょう。

 ただし、除臭に効果的な、ナノイーなどのマイナスイオン発生機能は付属しません

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 センサーは、この機種は湿温度センサーが搭載されているため、自動運転ができる機種です。

 さらに、デジタル表示で湿度が具体的に表示されます。例えば、そのため、60%という喉に優しいとされる適湿を維持することなどが比較的容易です。

 静音性の点では、強運転で50デシベルと決して静かではありません

 ただ、こちらは静音モードが搭載され、パワーを落として、40デシベル以下に落としてさせることができます。

---

 以上、コロナの大型機CD-H1815の紹介でした。家庭用としては、サイズやパワーの面で「オーバースペック気味」です。

 ただ、家中まかなえる実力を持つため、複数につながるいくつかの部屋を同時に除湿したい場合などには向くでしょう。衣類乾燥に弱いコンプレッサー式ながら、ヒーター搭載なので、冬場の衣類乾燥にも使えそうな点も評価できます。

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 【2019】

 23・コロナ・CD-H1019-AE [ブルー]
  ¥31,900 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜11畳/鉄筋 〜23畳
消費電力:195W
除湿量: 9リットル
静音性:36dB-
サイズ:高さ570×幅365×奥行202mm 
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約4.5L

 なお、コロナからは、本体が同サイズながらややパワーの劣る姉妹機が出ています。

 ただ、価格差はさほどなく、能力的にも相当スペックダウンしていることから、基本的には上位機をおすすめします。

次回に続く!
電気代や性能面でおすすめの除湿機は結論的にこの機種!

 というわけで、今日は、5メーカーの除湿機を見てきました。

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1・部屋の除湿力 ★★★★★
2・衣類乾燥   ★★★★★
3・電気代の安さ ★★★★★
4・静音性    ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 次回の後編記事【こちら】では、ここまで紹介してきた機種全体から、価格別・目的別にAtlasのオススメ機種を選定したいと思います。

 後編記事は→こちら

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posted by Atlas at 11:36 | 生活家電

比較2019’【電気代が安い】最新の除湿機23機の性能とおすすめ・選び方(2)

今回の結論
最新の除湿機でおすすめ結論的にこの機種!

 どもAtlasです。

 今回は、最新モデルの除湿器を比較の「後編記事」です。

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 前編記事こちら)では、以上の3方式の除湿器について、具体的に比較してきました。

 後編記事では、いつものように、全機種からAtlasのおすすめ機種を選定したいと思います。

 検索エンジン経由で要らしていただいた方で、もし前編記事をお読みでないがいましたら、(こちら)からよろしくお願いします。


 第1に、洗面所や木造6畳・洋室10畳程度で利用するのに向いた小型除湿機としておすすめできるのは、

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 【2019】

 7・パナソニック ナノイー F-YZSX60-S
 7・パナソニック ナノイー F-YZSX60-N
  ¥23,270 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜7畳/鉄筋 〜14畳
消費電力:290W
除湿量: 5.4リットル/日
静音性:39〜48dB
サイズ:高さ459×幅178mm×奥行357mm 
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約2L

1・部屋の除湿力 ★★★★★
2・衣類乾燥   ★★★★★★
3・電気代の安さ ★★★★★
4・静音性    ★★★★☆
5・総合評価   ★★★★★

 パナソニック社のF-YZSX60が良いでしょう。

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 幅が18cmあまりと設置性が格段に良い点を評価しました。

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 1年中パワーの落ちないデジカント式なので、単なる除湿だけでなく、「非常時」の衣類乾燥にも便利に使えるはずです。

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 機能面でも、パナソニックのナノイー発生機能が付いています。

 これは、生乾きの衣類の付着臭除去に対する効果が高いため、冬場の衣類乾燥用途に最適です。

 一方、デジカント式は、コンプレッサー式に較べると電気代は高めです。ただ、パナソニックの小型機は、省エネ性が優秀で、除湿ならば1時間に7.7円とやや電気代も安く抑えられています。

 衣類乾燥に利用する場合も、温湿度センサーが付属するので、自動で停止します。無駄な電気代もカットできます。

 こうした点で、多方面に優秀と言えるので、小型機としては、「買って損のない」良い機種と言えます。

ーーー

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 8・アイリスオーヤマ 除湿機 IJC-H65
  ¥13,800 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

 8・アイリスオーヤマ 除湿機 KIJC-H65
  ¥21,300 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜7畳/鉄筋 〜11畳
消費電力:162W
除湿量: 5.5リットル
サイズ:高さ535×幅310×奥行204mm 
センサー:湿度センサー
タンク容量:約2.5L

1・部屋の除湿力 ★★★★★
2・衣類乾燥   ★★☆☆☆
3・電気代の安さ ★★★★☆
4・静音性    ★★★☆☆
5・総合評価   ★★★★☆

 一方、衣類乾燥には使わないという方で、消費電力の低さを重視するならば、アイリスオーヤマのIJC-H65シリーズが良いでしょう。

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 節電性には定評のあるコンプレッサー式で、湿度センサーも付属するので、夏や梅雨の時期の、多湿対策ならば、この機種ですね。

 タンクも2.5Lと大きめですし、本体価格の水準も安めなので、お得感も高いです。


 第2に、木造8畳以上、鉄筋12畳以上の広めのリビングで用いるのにおすすめな機種は、

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 【2019】

 12・パナソニック ハイブリッド型 F-YHSX120-N
  ¥43,600 楽天市場 (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜11畳/鉄筋 〜23畳
消費電力:225W
除湿量: 9リットル/日
静音性:39〜49dB
サイズ:高さ580×幅370×奥行225mm 
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約3.5L

1・部屋の除湿力 ★★★★★★
2・衣類乾燥   ★★★★★★
3・電気代の安さ ★★★★★★
4・静音性    ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★★

 パナソニックのF-YHSX120-Nがオススメです。

 性能が同等の昨年度モデルでも、もちろん構いません。

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 デジカント式はもちろん、コンプレッサー式に較べても低水準な電気代です。

 そのため、広めのリビングでパワフルに使う場合、5年間程度の仕様で、光熱費と本体価格の合計金額として、3万円台の他方式よりも、総コストは低く抑えられると思います。

 実際、電気代は、除湿ならば、1時間で6円前後という低水準ですから。

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 コンプレッサーの三菱の「SARARI」も良い機種ですが、やはり衣類乾燥を考えると、ハイブリッド式のパナソニックに軍配が上がると思います。

 タンクも3.5Lと高く、静音乾燥モードも搭載します。もちろん、定評のある温湿度センサー(カラッとセンサー)も搭載なので、値段相応の価値を得られるでしょう。

 そういった意味では、総合力も高く、「迷ったらこれを買えば後悔しないだろう」という意味で、オススメしたいリビング用除湿機になります。

ーーー

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【2019】

 18・三菱 SARARI(サラリ) MJ-M100PX-W
  ¥35,260 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜11畳/鉄筋 〜17畳
消費電力:245W
除湿量: 9リットル
静音性:38-46デシベル
サイズ:高さ534×幅360×奥行210mm 
センサー:3D温度センサー
タンク容量:約3.0L

1・部屋の除湿力 ★★★★★
2・衣類乾燥   ★★★★★
3・電気代の安さ ★★★★★
4・静音性    ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 一方、コスパを重視する場合、三菱のSARARIシリーズもオススメできます。

 コンプレッサー式なので、電気代は、パナソニックと同じほどの割安水準です。

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 一方、コンプレッサー式は、気温の低い時期の衣類乾燥が苦手です。

 この点で、パナソニックには及ばないですが、位置をセンシングできる部屋干しムーブアイセンサーをもつため、この部分の弱点を緩和できています。

 そのような意味で言えば、総合力とコスパが両立しているため、実売価格3万円前後で選ぶならば、この機種が良いでしょう。


 第3に、本体価格重視で選ぶ場合におすすめできる機種は、

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【2019】

 15・シャープ プラズマクラスター CV-J71-W
  ¥22,800 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

 【2018】

 15・シャープ プラズマクラスター CV-H71-W
  ¥21,770 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜8畳/鉄筋 〜16畳
消費電力:165W
除湿量: 6.3リットル
静音性:35-44デシベル
サイズ:高さ480×幅304×奥行203mm 
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約2.5L

1・部屋の除湿力 ★★★★★
2・衣類乾燥   ★★☆☆☆
3・電気代の安さ ★★★★★
4・静音性    ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 まず、リビング用としても対応できる機種ということになると、シャープのCV-71シリーズでしょう。

 先述のように、シャープの除湿機は、(ネットでは)毎年「在庫が長期間残り」、事実上の特売モデルとしてお得に買えることが多いです。

 逆に、デンキヤ店頭にはあまり旧モデルは長期間見られないので、ネット販売に優先して、在庫を回しているのかもしれません。

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 2018年モデルでも良いでしょう。新型との違いは、下向きに風を出しやすくなった点だけで、除湿にかかわる部分は同様ですから。

 いずれも、コンプレッサー式のため、消費電力が165Wと相当良いレベルにある点も評価できます。

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 衣類乾燥にはあまり向きませんが、設置性が良いので、リビングのほか、洗面所などどこでも置けそうな点も評価できます。

 プラズマクラスター機能で消臭対応できますし、センサーも温湿度センサーを備えるため、価格重視で考えるならば、こちらはよい選択肢です。


 第4に、業務用での利用のほか、家やマンション全体を1機でカバーすることを考えるならば、

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 【2019】

 21・コロナ・CD-H1819-TU
 22・コロナ・CD-H1819-AE
  ¥36,200 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

 【2018】

 21・コロナ・CD-H1818-TU
 22・コロナ・CD-H1818-AE
  ¥37,500 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜20畳/鉄筋 〜40畳
消費電力:280W
除湿量: 16リットル
静音性:39-50デシベル
サイズ:高さ570×幅365×奥行202mm 
センサー:湿温度センサー
タンク容量:約4.5L

1・部屋の除湿力 ★★★★★★
2・衣類乾燥   ★★★★★★
3・電気代の安さ ★★★★★
4・静音性    ★★★★☆
5・総合評価   ★★★★★★

 コロナのコンプレッサー式の最上位機種となるCD-H1819でしょう。

 ネットにはまだ在庫があるので、値段によっては、性能が同等の昨年度モデルでも構いません。

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 DCモーターの採用で、1日16リットルの除湿量というパワーを誇りつつ、消費電力は280Wと抑えられている機種です。

 光熱費が低水準なのは、業務用としても嬉しい部分でしょう。

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 一方、家庭用として考えた場合、コンプレッサー式は、冬場の衣類乾燥に弱いのがネックです。しかし、この機種は、補助ヒーターを搭載するので、その弱点を高レベルで補えています。

 電気代の面でも、温湿度センサーを搭載するので、無駄に乾燥し続けることもなく、有利です。

 欠点は、本体の大きさと言えますが、これは、能力の高い機種は皆そうなので、仕方ありません。その分、タンクは4.5Lと大きいですし、使い勝手は良さそうです。

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 【2019】

 20・三菱 サラリMJ-P180PX-W
  ¥36,700 Amazon.co.jp (8/5執筆時)

適応面積:加湿:木造 〜19畳/鉄筋 〜29畳
消費電力:330W
除湿量: 15.5リットル
静音性:48デシベル
サイズ:高さ594×幅372×奥行281mm 
センサー:3D温度センサー
タンク容量:約4.7L

1・部屋の除湿力 ★★★★★★
2・衣類乾燥   ★★★★★
3・電気代の安さ ★★★★☆
4・静音性    ★★★★☆
5・総合評価   ★★★★★

 ただし、業務用など、例えば、ホテルの脱衣場などに設置する場合は、三菱が良いと思います。

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 大型機では唯一、ホースによる排水に対応するので、水タンクがメンテフリーで使える点が魅力です。

 家庭でも、例えばベランダの近くで、ダクトなどが付けられそうならば、同様の利便性があるでしょう。

補足:空調家電の関連記事の紹介

 というわけで、今回は、除湿機・除湿乾燥機について書いてみました。

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 なお、このブログ「モノマニア」には空調家電に関する他の記事もあります。

1・除湿器の比較
2・エアコンの比較
3・扇風機の比較
4・サーキュレーターの比較

 これらの記事もよろしくお願いします。

 また、最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークから話題を共有していただければ嬉しいです。

 (前半からの続きとなりますので、前半記事をご紹介いただけると、いっそう嬉しいです!)

 ではでは。

posted by Atlas at 11:35 | 生活家電

2019年07月27日

比較2019'【解説】新製品の超音波洗浄器17点の性能とおすすめ:メガネ洗浄機・時計・宝石・プラモデル・義歯洗浄機

【今回レビューする内容】2019年最新の超音波洗浄機の性能とおすすめ・選び方 :眼鏡・時計・プラモデル・アクセサリー・義歯(入れ歯向け)・コンタクトレンズ・超音波洗浄器・超音波メガネ洗浄機:人気機種の性能の違いや性能ランキング

【比較する製品型番】シチズン 超音波洗浄器 SWT710 SW5800 TWINBIRD 超音波洗浄器 EC-4518W EC-4548W , プラダ 超音波クリーナー“SONIC WAVE” cc001 LifeBasis 着脱式洗浄機 750ml 850ml 1400ml ドリテック ソニクリア UC-500WT ロート Fochea 超音波式義歯洗浄器 洗力 トプラン 超音波入れ歯洗浄器 TKSM-008(W) CDS-100

今回のお題
汚れをキレイに落とせる!超音波洗浄器のおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年7月現在、最新のメガネ・時計などを洗浄できる超音波洗浄器の比較です。

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 時計のバンドメガネ・コンタクトレンズの掃除から、ジュエリーアクセサリープラモデルのパーツ洗浄から義歯の洗浄まで、多用途に使える家電です。

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 Atlasもメガネ用・時計用の洗浄機として長いこと使ってきました。

1・大きめメガネ ★★★★★
2・時計・宝石  ★★★★★
3・プラモデル  
★★☆☆☆
4・DVD・CD ★★☆☆☆
5・本体価格   ★★★☆☆
6・総合評価   ★★★★☆

 今回は、Atlas本人の利用経験に基づきつつ、上表のような観点から、人気製品を比較します。

 小型モデルから業務用の大きめモデルまで紹介するつもりです。

ーー

1・眼鏡・小物向き小型洗浄機
2・プラモデル/DVD向き中型洗浄機
3・義歯用の洗浄機

 比較的点数が多いので、今回の記事では、以上の3つのカテゴリーに分けて、順番に製品を紹介します。

 いつものように、各製品を比較した後、最後に、「結論」として、Atlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

1・眼鏡・小物向きの超音波洗浄機

 では、比較をはじめます。

 なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


 

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 1・シチズン 超音波洗浄器 SWT710
  ¥8,468 Amazon.co.jp (7/27執筆時)

洗浄桶:180×87×58mm
外蓋取り外し:不可

1・大きめメガネ ★★★★★
2・時計・宝石  ★★★★★
3・プラモデル  
★★☆☆☆
4・DVD・CD ★★☆☆☆
5・本体価格   ★★★☆☆
6・総合評価   ★★★★☆

 SWT710は、シチズンの発売する超音波洗浄器です。

 比較的新しい製品ですが、デンキヤその他では、現在最も人気のある超音波洗浄機です。

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 洗浄桶のサイズは、180×87×58mmです。

 寸法は幅広タイプですから、Atlasの大きな眼鏡でも対応できています。ただし、形状的にDVDなどのメディアの洗浄はできません

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 時計の洗浄は、この機種も、アダプターを介すことで可能です。

 完全防水の時計でも、文字盤部分に水がかかるのは良くないので、このようなアダプターを利用します。洗った後は、金属製のバンドから「キュッ、キュッ」という感触、つまり手油のない真新しい感触が復活します。


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 使用後のお手入れは、簡単です。

 カゴが取り外せないのですが、タッチパネルを含めて防水対応なので、さほど問題ないでしょう。

---

 以上、シチズンの超音波洗浄機の紹介でした。

 比較的新しい製品のため、他社製品に比べると、デザインが圧倒的に良いです。また、洗浄桶の容積も広く便利です。

 ただし、プラモデルなどの部品やDVDの洗浄は、横幅は狭いためやりにくい場合があります。


 

 2・シチズン 超音波洗浄器 SW5800
  ¥5,798 Amazon.co.jp (7/27執筆時)

洗浄桶:148×125×45mm
外蓋取り外し:不可

1・大きめメガネ ★★★★☆
2・時計・宝石  ★★★★★
3・プラモデル  
★★☆☆☆
4・DVD・CD ★★☆☆☆
5・本体価格   ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★☆

 超音波洗浄器 SW5800も、シチズンの製品です。先ほどの製品と比べると格安な機種です。

 洗浄桶のサイズは、148×125×45mmです。

 眼鏡には対応できますが、Atlasのような大きめの眼鏡は厳しいでしょう。148mmまでしか対応できません。

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 時計の洗浄は、この機種も、アダプターが付属するため可能です。一方、DVDなどの大物の洗浄はできません

 使用後のお手入れは、この製品については、防水ではないので、外観を濡らさないように気をつけて洗浄する必要があるでしょう。

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 以上、シチズンの超音波洗浄機SW5800の紹介でした。

 国産の「メーカー品」を格安に手に入れたい場合は候補となります。ただし、洗浄桶が小さい点と、とくに、防水の部分はネックです。


  

 3・TWINBIRD 超音波洗浄器 EC-4548W
  ¥5,317 Amazon.co.jp (7/27執筆時)

洗浄桶:145×70×33mm
外蓋取り外し:不可

1・大きめメガネ ★★☆☆☆
2・時計・宝石  ★★★★★
3・プラモデル  
★★☆☆☆
4・DVD・CD ★★☆☆☆
5・本体価格   ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★☆

 超音波洗浄器 EC-4548Wは、日本の上場企業であるツインバード工業の製品です。2016年登場と比較的新しい製品です。

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 洗浄桶のサイズは、145×70×33mmです。

 ここまで紹介した中でも桶はかなり小型です。通常サイズの眼鏡でも男性用のサングラスなどは難しいでしょう。 

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 時計の洗浄は、この機種も、アダプターが付属するため可能です。

 他社のように、アクセサリー用のバスケットも付属します。

 とくに、こちらは、外観のダイヤカット柄がオシャレで、鏡台などに化粧品などとおいても違和感がないデザインです。女性向きのこういった用途を狙っている製品です。

 使用後のお手入れは、この製品については、防水性が明示されません

 全体を水洗いするのではなく、布などで丁寧に拭く機種です。

 

 シチズン ミクロマジック WL100
  ¥1,130 Amazon.co.jp
(7/27執筆時)

 なお、超音波洗浄機には専用洗剤があります。そういったものを利用する場合、このような丸洗いできないタイプは扱いが困難です。

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 以上、ツインバード工業超音波洗浄器 EC-4548Wの紹介でした。

 外観のデザイン性は、確実に需要がある製品でしょう。一方、丸洗いできない構造は、洗浄剤を使う場合には難点でしょう。もともとそのようなものを使えない宝石類の洗浄など向きでしょう。



 4・TWINBIRD 超音波洗浄器 EC-4518W
  ¥3,416 Amazon.co.jp
(7/27執筆時)

洗浄桶:不明(外形約 225×155×145mm)
外蓋取り外し:不可

1・大きめメガネ ★★★★☆
2・時計・宝石  ★★★★★
3・プラモデル  ★★☆☆☆
4・DVD・CD ★★☆☆☆
5・本体価格   ★★★★★
6・総合評価   ★★★★☆


 超音波洗浄器 EC-4518Wは、日本のツインバード工業の製品です。同社の下位機種になります。

 洗浄桶のサイズは、メーカー非公表です。

 ただ、実寸で横幅18cmほどでした。そのため、大きめのサングラスでも対応できそうです。

 容積的にも600mlの水が入るため、大きめモデルと言えます。

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 時計の洗浄は、この機種も、アダプターが付属するため可能です。アクセサリー用のバスケットも付属します。

 使用後のお手入れは、この製品についても、丸洗い非対応で、布などで丁寧に拭く必要がある機種です。

---

 以上、ツインバード工業超音波洗浄器 EC-4518Wの紹介でした。

 大きめの洗浄桶ながら格安なので、ある程度大物の洗浄を格安で考えているならば良いかもしれません。


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 5・プラタ SONIC WAVE cc001
  ¥3,980 Amazon.co.jp
(7/27執筆時)

洗浄桶:不明(桶の幅は15センチほど)
外蓋取り外し:不可

1・大きめメガネ ★★☆☆☆
2・時計・宝石  ★★★★★
3・プラモデル  
★★☆☆☆
4・DVD・CD ★★☆☆☆
5・本体価格   ★★★★★
6・総合評価   ★★★☆☆

  SONIC WAVE cc001は、プラタが販売する製品です。

 アジア系の輸入商社の販売する製品で、外国製品ですね。

 洗浄桶のサイズは、メーカー非公表です。実寸で横幅15cmほどですので、サングラスなどは非対応です。

 時計の洗浄は、この機種も、アダプターが付属するため可能です。アクセサリー用のバスケットも付属します。

 使用後のお手入れは、この製品についても、丸洗い非対応で一体型の製品です。

---

 以上、SONIC WAVE cc001の製品でした。

 格安品ですが、国内メーカーの製品でもこの値段で買える点をふまえると、やや訴求力に乏しいでしょう。


  

 6・ドリテック ソニクリア UC-500WT
  ¥3,580 Amazon.co.jp
(7/27執筆時)

洗浄桶:不明(外形約 200×132×127mm)
メガネ洗浄:対応
時計洗浄:対応
宝石洗浄:対応
DVD・CD洗浄:不可
外蓋取り外し:不可

1・大きめメガネ ★★★☆☆
2・時計・宝石  ★★★★☆
3・プラモデル  
★★☆☆☆
4・DVD・CD ★★☆☆☆
5・本体価格   ★★★★★
6・総合評価   ★★★☆☆

ソニクリア UC-500WT は、ドリテックの販売する製品です。

 同社は、格安の小型家電を得意とする日本の家電メーカーです。

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 洗浄桶のサイズは、メーカー非公表です。

 ただ、本体の幅は20cmですので、小物類はもちろん、大抵の眼鏡は対応できるでしょう。

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 時計の洗浄は、この機種も、専用のアダプターが付属します。

 使用後のお手入れは、本体が一括計設計の製品なので、丸洗い非対応です。

---

 以上、ソニクリア UC-500WT の紹介でした。

 清潔感のある白の本体で、小物類には便利そうな機種です。

 ただ、タイマーがなく、5分間の定格運転だけなので、製品としては相当程度シンプルなモデルです。使い勝手はイマイチでしょう。


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 【2018年】

 7・Blumway コンタクトレンズクリーナー
  ¥4,199 Amazon.co.jp
(7/27執筆時)

洗浄桶:
メガネ洗浄:
時計洗浄:
宝石洗浄:
DVD・CD洗浄:
外蓋取り外し:

1・コンタクト  ★★★★★
2・本体価格   ★★★★☆
3・総合評価   ★★★★☆

  Blumway 超音波洗浄機は、深圳の企業がAmazonで販売するコンタクトレンズ専用の超音波洗浄機です。

 コンタクト洗浄に、超音波を利用するのは新しい発想で、ユニークです。

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 左右に個別に洗浄槽があり、中央の発振子が汚れを落としていく仕組みです。

 無くしにくいですし、フタに鏡もあり便利です。

 ハードレンズにもソフトレンズにも対応です。

---

 以上、Blumway 超音波洗浄機の紹介でした。

 透過性コンタクトレンズは、孔が多いこともあり、手洗いだけでは機能性が落ちるとも言われます。

 その場合の新機軸としては良いでしょう。欲を言えば、発振子が左右にあった方が良かった気もしますが、新分野の利用法として、面白く感じました。

2・プラモ・DVD向きの超音波洗浄機

 つづいて、メガネ・小物だけでなく、プラモデルのパーツ洗浄やDVDの洗浄にも対応できる中型製品を紹介します。


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 【600ml・眼鏡・時計用】

 8・LifeBasis 超音波洗浄機 600ml
  ¥4,099 Amazon.co.jp
(7/27執筆時)

 【750ml・眼鏡・時計・DVD用】

 9・LifeBasis 超音波洗浄機 750ml
  ¥4,099 Amazon.co.jp (7/27執筆時)

 【850ml・業務用】

 10・LifeBasis 超音波洗浄機 850ml
  ¥5,999 Amazon.co.jp (7/27執筆時)

 【1400ml・研究機材用】

 11・LifeBasis 超音波洗浄機 1400ml
  ¥9,999 Amazon.co.jp (7/27執筆時)

洗浄桶:機種による
外蓋取り外し:不可

1・大きめメガネ ★★★★★
2・時計・宝石  ★★★★★
3・プラモデル  
★★★★★
4・DVD・CD ★★★★★
5・本体価格   ★★★★★
6・総合評価   
★★★★★

  LifeBasis 超音波洗浄機は、アマゾンで人気の大型超音波洗浄機です。

 3種類のラインナップがあり、水量別に選べます。

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 洗浄桶のサイズは、メーカー非公表です。

 600mlは他社の眼鏡・時計専用サイズ、750mlDVDにも対応できる幅広タイプ、850mと1400mlは、例えば実験器具などの洗浄にも対応できる業務用サイズと言えます。

 時計の洗浄は、いずれの機種も対応します。

 使用後のお手入れは、この製品についても、丸洗い非対応で一体型の製品ですので、ある程度気をつけて洗浄する必要があります。

---

 以上、LifeBasis 超音波洗浄機の紹介でした。

 とくに800ml以上の製品は、市場のニッチニーズに応える良い製品でしょう。一定の需要がありそうです。


 

 【在庫切れ】

  12・LifeBasis 着脱式洗浄機 750ml
  (¥6,299) Amazon.co.jp (7/27執筆時)

洗浄桶:非公表
外蓋取り外し:対応

1・大きめメガネ ★★★★★
2・時計・宝石  ★★★★★
3・プラモデル  
★★★★☆
4・DVD・CD ★★★★★
5・本体価格   ★★★★☆
6・総合評価   
★★★★★

 着脱式洗浄機 750mlは、LifeBasis が販売する超音波洗浄機です。

 2010年発売開始の東芝のTKS-210という超音波洗浄機があったのですが、現在廃盤になってしまい、その事実上の「代替機」になっているのがこちらです。

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 洗浄桶のサイズは、メーカー非公表です。

 しかし、DVD対応の明示があり、外形寸法から判断しても東芝とほぼ同様です。

 なお、東芝の場合は、実寸で、150×130×40mmと広めでした。Atlasは、幅広の眼鏡(特注品の16センチ)を使っていますが、このサイズでも傾ければ入ります

 ちなみに、眼鏡屋の洗浄サービスでは、入らなかったこともあるものです

 時計の洗浄は、対応し、DVD洗浄用のパーツやアクセサリーパーツも付属します。

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 使用後のお手入れは、この機種は容易です。なぜなら、フタの部分が台座から外せるからです。この方式だと、台所での洗浄がとても楽です。

---

 以上、LifeBasis着脱式洗浄機 750mlの紹介でした。

 今回紹介する製品のなかでは、最も洗浄桶が広いモデルです。

 そのため、プラモデルの洗浄や汚れたDVDの洗浄など特殊な用途にも幅広く使えるモデルと言えるでしょう。お手入れも楽だなので、その点でもおすすめできます。


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  13・ セブンエステ 超音波洗浄器 (Mサイズ) 2500ml
  ¥10,584 Amazon.co.jp (7/27執筆時)

洗浄桶:高さ8×幅25×奥行15cm
外蓋取り外し:対応

1・大きめメガネ ★★★★☆
2・時計・宝石  ★★★☆☆
3・プラモデル  
★★★★★★★
4・DVD・CD ★★★★★
5・本体価格   ★★★☆☆
6・総合評価   
★★★★★

 セブンエステ 超音波洗浄器は、超大型の超音波洗浄機です。

 201904211404.jpg

 洗浄桶のサイズは、高さ8×幅25×奥行15cmです。

 水容量として2500mlであり、かなり巨大な水槽です。発売元によれば、基本的に、エステ向きの製品で、ニッパーやプッシャーなどの用具の洗浄用に売っているようです。

 ただ、工夫すれば、大きめプラモデルを含めて、用途は広そうです。

 一方、大きいと、振動子の数が心配ですが、その部分の説明はありません

 時計の洗浄は、とくにアタッチメントなどがないので、非対応です。

 そのほか、タイマーが付属します。

---

 以上、セブンエステ 超音波洗浄器の紹介でした。

 かなり特殊な用品で、一般向けではないです。ただ、大きいものに使いたい場合や、一度に大量に処理したい場合は、「業務用グレード」の容量となるこの製品が必要になるシーンもありそうです。


 201904211355.jpg

 14・LifeBasis 2つの振動子採用 CDS-100 600ml
  ¥4,699 Amazon.co.jp (7/27執筆時)

 14・鈴峯 超音波洗浄器 CDS−100 600ml
  ¥6,480 楽天市場 (7/27執筆時)

洗浄桶: 16.1x8.5x5.0cm
外蓋取り外し:不可

1・大きめメガネ ★★★★★
2・時計・宝石  ★★★★★★
3・プラモデル  
★★★★☆
4・DVD・CD ★★☆☆☆
5・本体価格   ★★★★★
6・総合評価   
★★★★★

 CDS-100は、LifeBasis が2018年に発表した新製品です。

 また、これのOEMらしい製品が、楽天市場で入手可能です。

 201804211611.jpg

 こちらについては、強力タイプの機種で、超音波の振動子が2つ付属するタイプです。

 同社の場合、以前は、ビーカーの共振を利用する3倍強力な機種がありました。しかし、上図のように仕組みが割と面倒だったので、強力タイプの方向性を変えて、振動子を増やす方向で改良したようです。

201812031352.jpg

 洗浄桶のサイズは、 16.1x8.5x5.0cmです。

 日本メーカーの目が眠き製品より余裕を持った作りですから、多少大きめでも問題なさそうです。

 時計の洗浄は、対応です。ホルダーも付属します。

 使用後のお手入れは、ただし、一体型のため、本体ごと持ち運んで洗う必要があります。

---

 以上、CDS-100の紹介でした。

 超音波洗浄機は、コモディティ化が進んでいるので、メーカーごとあまり差がつかない状況です。そのなかで、「強力」という選別点があるこの製品は、面白く、また貴重だといます。

 性能の良さで選ぶならば、有力な候補です。

ーーー

 ここまでは、小型と中型の超音波洗浄機を紹介してきました。

 多数のラインナップがありましたが、最終的なおすすめ機種については、義歯用の超音波洗浄機の紹介を済ませた後、記事の最後で改めてまとめます。

3・義歯向きの超音波洗浄機の比較

 続いて、義歯(入れ歯)の洗浄に特化した超音波洗浄機を2台紹介します。幸いAtlasはまだ大丈夫ですが、プレゼント用としてAtlasも考えており、調べました。


 

 15・ロート 超音波式義歯洗浄器 洗力 (せんりき)
  ¥11,892 Amazon.co.jp
(7/27執筆時)

洗浄桶:非公表
外蓋取り外し:対応

1・義歯     ★★★★★
2・本体価格   ★★★☆☆
3・総合評価   
★★★★☆

  洗力は、ロート製薬が販売する義歯用の洗浄機です。

 キャッチコピー上の売りは、38kHzの超音波40Wの出力です。ただ、この水準の出力は、他機でもほぼクリアしている点は特記に値するでしょう。その割に価格は高いです。

 洗浄桶のサイズは、メーカー非公表です。ただ、義歯用に特化した深鉢形状であり、その点でここまで見てきた製品よりも対応力は高いです。

 使用後のお手入れは、この製品についても、丸洗い非対応です。なお、義歯は、1度洗浄桶から出してから、すすいだ後に、拭いてください。

---

 以上、ロート洗力の紹介でした。

 専用設計であり、メジャーブランド製の安心感がある製品です。

 ただ、ニッチな製品であるせいか、価格面では割高水準でコスパは悪いですね。出力が弱い点は、「高価な義歯を損傷しにくい」という側面がある可能性もありますが、調査の限りそのような言及はなく、あくまで、「優しさ」よりも「強力さ」をアピールしている機種です。


 

 【執筆時在庫切れ】

 16・LifeBasis 超音波洗浄機 1400ml
  (¥4,699) Amazon.co.jp (7/27執筆時)

洗浄桶:非公表
外蓋取り外し:対応

1・義歯     ★★★★★
2・本体価格   ★★★★★
3・総合評価   ★★★★★

 こちらは、LifeBasisが販売する義歯用の超音波洗浄機です。

 出力は42kHzで、ロート製薬の製品より強力です。

 洗浄桶のサイズは、メーカー非公表です。しかし、形状は義歯に特化しており、5分間で停止してクリーニングが完了する点も、ロート製薬の洗力と同等です。

 使用後のお手入れは、この製品についても、洗い桶が着脱式なので、利便性は高い製品です。

----

 以上、LifeBasisの製品の紹介でした。

 義歯専用設計ですが、中間商社を通さない分、価格が安く手に入る製品です。

 メジャーブランド製でないですが、1年保証が付属し、アフターケアの連絡がAmazonを介してやり取りできる点は安心でしょう。


 201907271601.jpg

 17・トプラン 超音波入れ歯洗浄器 TKSM-008(W)
  ¥5,980 楽天市場 (7/27執筆時)

洗浄桶:非公表
外蓋取り外し:対応

1・義歯     ★★★★★
2・本体価格   ★★★★☆
3・総合評価   ★★★★☆

 こちらは、トプラン(東京企画販売)が販売する義歯用の超音波洗浄機です。製造は中国で、この商社が輸入しているものです。

 出力は50kHzで、振動数は最大です。他機種に較べて2分速い3分で洗浄が完了できます。

 洗浄桶のサイズは、メーカー非公表です。しかし、形状は義歯に特化していますね。

 使用後のお手入れは、この製品についても、洗い桶が着脱式です。

--

 以上、トプランの洗浄機の紹介でした。格安でパワフルです。一方、Webサイトの使用を見ても、保証面での明記がない点で、やや心配な面はあります。

今回の結論
超音波洗浄器のおすすめ機種は結論的にこれ!

 というわけで、今回は超音波洗浄機を紹介してきました。

 最後に、いつものように、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ機種を提案しておきます。


 第1に、眼鏡や時計の洗浄用として現在最もおすすめできる超音波洗浄機は、

 201603091315.jpg

 1・シチズン 超音波洗浄器 SWT710
  ¥8,468 Amazon.co.jp (7/27執筆時)

洗浄桶:180×87×58mm
外蓋取り外し:不可

1・大きめメガネ ★★★★★
2・時計・宝石  ★★★★★
3・プラモデル  
★★☆☆☆
4・DVD・CD ★★☆☆☆
5・本体価格   ★★★☆☆
6・総合評価   ★★★★☆

 シチズン超音波洗浄器 SWT710でしょう。

 こちらは、大きめの洗浄桶を採用し、大きなサングラスにも対応できるほか、時計やアクセサリーについてもしっかりしたアダプターで対応できます。

 

 シチズン ミクロマジック WL100
  ¥1,130 Amazon.co.jp
(7/27執筆時)

 なにより、本体が防水対応で、丸洗いできる点が便利です。

 というのも、シチズンからは超音波洗浄器専用洗浄液がでており、これを使うと、水だけの場合よりかなり眼鏡や時計が綺麗にできるからです。これは家庭用の食器用中性洗剤でも代用できますが、その場合も、この機種の「丸洗い対応」の部分が活きてきます。

 デザイン的にも優れ、本体もしっかりしています。国産メーカー製で信頼できる製品を探している方にはおすすめできます。


 第2に、DVDなど眼鏡よりも大きなものの洗浄を考えているならば、

 

 【在庫切れ】

  12・LifeBasis 着脱式洗浄機 750ml
  (¥6,299) Amazon.co.jp (7/27執筆時)

洗浄桶:非公表
外蓋取り外し:対応

1・大きめメガネ ★★★★★
2・時計・宝石  ★★★★★
3・プラモデル  
★★★★☆
4・DVD・CD ★★★★★
5・本体価格   ★★★★☆
6・総合評価   
★★★★★


  

 【750ml・眼鏡・時計・DVD用】

 9・LifeBasis 超音波洗浄機 750ml
  ¥4,099 Amazon.co.jp (7/27執筆時)

洗浄桶:機種による
外蓋取り外し:不可

1・大きめメガネ ★★★★★
2・時計・宝石  ★★★★★
3・プラモデル  
★★★☆☆
4・DVD・CD ★★★★★
5・本体価格   ★★★★★
6・総合評価   
★★★★★

 LifeBasis 洗浄機 でしょう。

 着脱式洗浄機は、以前の人気機種東芝のMyFresh TKS-210と同様に、洗浄桶が大型で、洗いやすいです。

 例えば、読み込み不良になったDVD対策にも便利でしょう。もちろん、眼鏡や時計にも汎用的に使える製品なので、色々試したい方は、この製品が良いと思います。

 ただ、現在着脱式は欠品であり、生産終了の可能性もあります。その場合は、一般的な750mlの超音波洗浄機で良いでしょう。


 第3に、業務用・プラモデル用など比較的大型な超音波洗浄機が欲しい方には、

 

 【850ml・業務用】

 10・LifeBasis 超音波洗浄機 850ml
  ¥5,999 Amazon.co.jp (7/27執筆時)

 【1400ml・研究機材用】

 11・LifeBasis 超音波洗浄機 1400ml
  ¥9,999 Amazon.co.jp (7/27執筆時)

洗浄桶:機種による
外蓋取り外し:不可

1・大きめメガネ ★★★★★
2・時計・宝石  ★★★★☆
3・プラモデル  
★★★★★★
4・DVD・CD ★★★★★
5・本体価格   ★★★★☆
6・総合評価   
★★★★★

  LifeBasis超音波洗浄機が良いでしょう。

 日本市場で家庭用に販売されているものでは最も大きな製品ですから。

 また、大きいだけではなく、時計や宝石用のアタッチメントも付属するため「大は小を兼ねる」使い方ができるも魅力ですね。


 第4に、義歯用の超音波洗浄機としておすすめできるのは、

 

 【執筆時在庫切れ】

 16・LifeBasis 超音波洗浄機 1400ml
  (¥4,699) Amazon.co.jp (7/27執筆時)

洗浄桶:非公表
外蓋取り外し:対応

1・義歯     ★★★★★
2・本体価格   ★★★★★
3・総合評価   ★★★★★

 LifeBasisが販売する義歯用の超音波洗浄機でしょう。

 超音波洗浄機は、国内会社が軒並み手を引いたため、メジャーブランド製が少ないです。その中で、値段と保証を考えると、日本市場に置ける一定の販売歴と存在感がある、こちらが良いと思います。

 ただ、現状で在庫がないのがネックです。

ーーーー

 というわけで、今回は、超音波洗浄機の比較でした。

 

 シチズン ミクロマジック WL100
  ¥1,100 Amazon.co.jp
(7/27執筆時)

 なお、超音波洗浄器は、水だけでも洗浄可能です。

 しかし、専用の洗浄剤を使うとより綺麗になります。Atlasは上の洗浄液を使いました。シチズンのものですが、東芝など他機種でも利用可能です。


  

 超極細繊維クリーニングクロス
  ¥1,580 Amazon.co.jp
(7/27執筆時)

 さらに、高級なメガネなどには、こういったクリーニング専用のクロスを使えば、レンズを痛めずに済みます。こちらは、デジカメのレンズ掃除にも使えるほどのものです。

ーー

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posted by Atlas at 16:26 | 生活家電

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