2019年07月24日

比較2019'【仕上がり抜群】ハンドミキサー29機のおすすめ・選び方 (1) ハンドブレンダー

【今回レビューする製品】 2019年 詳しく解説!人気ハンドブレンダー・ハンドミキサーの性能とおすすめ・選び方 :電動ハンドミキサーの回転数や付属品の違いや口コミランキング【ブラウン・パナソニック・クイジナート・テスコム・アイリスオーヤマ】

【評価する製品型番】MX-S101 MX-S301 e-PRO MX-SE501 MK-H4 マルチクイック9 MQ9075X MQ9035X マルチクイック7 MQ775 MQ745 MQ735 MQ700 マルチクイック5 ヴァリオ MQ5045 MQ535 MQ500 MQ100 MQ738 MQ778 クイジナート HB-502WJ HB-502BKJ HB-202WJ HB-202BKJ HB-702WJ HB-702BKJ CSB-80JBS  テスコム Pure Natura スティックブレンダー THM311 THM321 IHB-601 IHB-602 THM430

今回のお題
多機能なハンドミキサー/ブレンダーのおすすめはどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年7月現在、最新のハンドミキサー・ハンドブレンダーの比較をします。

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 特に、機種ごとのモーターの回転数(パワー)オプション類の違いを中心に紹介します。

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1・速度調節  ★★★★★
2・パワフルさ ★★★★★
3・チョッパー 
★★★★★
4・軽量性   ★★★★★
6・総合評価  ★★★★★

 以下では、最新機種を個別に紹介します。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

ーーー

1・ジューサーの比較
2・ハンドミキサーの比較
3・フードプロセッサーの比較
4・マルチクッカーの比較

 なお、今回の記事では、全4回シリーズの「かき混ぜる系」調理家電の比較記事の2回目記事として書いています。 

1・ハンドミキサーの選び方の基本 

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 ハンドミキサー(ハンドブレンダー)は、「混ぜる系」の調理器具としては、コンパクトで収納性に富む家電です。

 オプション類も多く、「マルチ」に使え「利便性が高い」調理家電です。ただ、それだけに、「何に使えるのか分かりにくい」調理器具でもあります。

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1・ミキサー
2・フードプロセッサー
3・ハンドミキサー

 とくに、ミキサー・フードプロセッサー・ハンドミキサーは、用途や利便性の違いが分かりにくい部分なので、最初に説明を要するでしょう。

 以下、これらの調理器具の「良い部分」と「イマイチな部分」を簡単に紹介しておきます。

1・ミキサーの特長欠点

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 第1に、ミキサー(パワージューサー)です。

 基本的な仕組みは、ガラスケースの中で鋭い刃が高速で回転する、カッティング方式です。

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 主な用途は、ジュース・スムージー・スープなどの調理 で、中身の調理器具を粉砕するために使います。とても細かく切断できるので、繊維入りのジュースや、芋類のスープ作りに重宝します。

良い部分
 ・素材が飛び散りにくい点
 ・コツ要らずに調理できる点
イマイチな部分
 ・本体が大きい点
 ・掃除にやや手間がかかる点

 なお、ハンドブレンダーなどと較べた場合の良い部分イマイチな部分は上表の通りです。

ーー 

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 結論的にいえば、使用目的が、繊維入りの野菜ジュース作りで、収納場所について問題がないご家庭ならば、ハンドミキサーよりオススメできます。

 ただし、空気を含めてかくはんされるため、食材の下ごしらえ(山芋をおろすなど)には、基本、使えない点に注意が必要です。

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 なお、同じジューサーでも、繊維を「こし取った」すっきりジュースができる新型ジューサーもあります。

 このブログでは、ミキサーや新型ジューサーを含めて、【おすすめジューサー/ミキサーの比較記事】でフォローしています。

2・フードプロセッサの特長欠点

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 第2に、フードプロセッサーです。

 基本的な仕組みは、ハンドミキサーに比べると、粗い大きな刃が低速に回転する構造です。

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 主な用途は、ハンバーグなどのミンチ作り(切削)でしょう。

 合い挽き肉やタマネギのみじん切りの下ごしらえに使います。そのほか、アダプターを替えることで、おろす、こねる、スライス、千切りなどの操作も可能です。

良い部分
 ・素材が飛び散りにくい点
 ・調理時間が短く手早い点
イマイチな部分
 ・後片付けが面倒な点
 ・ジュースなど液体を扱えない点

 なお、ハンドブレンダーなどと較べた場合の良い部分イマイチな部分は上表の通りです。

ーー

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 結論的にいえば、ミンチ作りなどがほぼメインで、液体性のものを扱わないならば、大量に処理できる点で、ハンドミキサーよりフードプロセッサーが向きます。

 なお、このブログでは、【おすすめフードプロセッサーの比較記事 】でフォローしています。

3・ハンドミキサーの特長欠点

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 第3に、ハンドミキサーです。

 アメリカでは、ハンドブレンダーと言いますが、同じ製品のことです。

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 基本的な仕組みは、ミキサーと同じで、プロペラ刃が高速で回転するカッティング方式です。

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 主な用途は、「まぜる」・「つぶす」・「きざむ」・「泡立て」など多芸です。

 ミキサーのように、ジュース・スープ・スムージーなどが作れます。

 それに加えて、フードプロセッサーのような「粗い切断」でのハンバーグ作りや、泡立て器で、製菓に便利なメレンゲやホイップ作りにも使えます。赤ちゃんの離乳食作りにも優れます。

良い部分
 ・コンパクトで収納性が良い点
 ・掃除が最も楽である点
イマイチな部分
 ・調理量がやや少ない点
 ・液体状のものが飛び散りやすい点

 なお、他方式と較べた場合の良い部分イマイチな部分は上表の通りです。

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 良い部分は、ミキサーやフードプロセッサーよりも、収納性が良い点です。

 調理法として言えば、泡立て機能は他の機種にはないため、製菓中心にマルチに利用する場合には向くでしょう。

 そのほか、構造的に、掃除がたいへん手軽である点が挙げられるでしょう。

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 イマイチな部分は、専門特化した製品でないため、フードプロセッサーやミキサーに比べると、調理量がやや少ない点です。

 なお、液体の調理においては、飛び跳ねにやや注意するべき点があげられるでしょう。ただ、これは、深めのボールを使うことで回避可能です。

ーー

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 結論的にいえば、小型でスペースが不要で、「回転系」の調理器具にできる事の多くが網羅できる「多芸性」が、今回紹介するハンドミキサーの「売り」です。

 収納スペースが節約できる点と、「片付けがとても楽」な点で、「かき混ぜる系家電は、どれか1つだけ」と考える場合は、日本の住宅事情を考えると、おそらく最も良い選択肢です。

 今回は、メーカーごとに、このハンドミキサーを比較していきます。

2・パナソニックのハンドブレンダー

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 では、具体的な製品の比較に入ります。はじめに、日本の総合家電メーカーのパナソニックの製品から比較します。

 同社はアメリカ流にハンドミキサーを「ハンドブレンダー」という名称で売っています。

 なお、以下の製品の比較では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で書きます。


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 1・パナソニック MX-S101
  ¥3,301 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:770g
回転調節
回転回数

 MX-S101 は、パナソニックの入門用のハンドブレンダーです。

 本体の重さは、ブレンダー使用時に770gです。さほど重くもなく使いやすいでしょう。

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 主な用途は、「つぶす」「混ぜる」です。

 繊維入りジュースや、ポタージュなどに利用します。

 右図のような専用カップが付属し、シンプルですが、ハンドブレンダーとして最低限の機能があります。

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 ブレードは、4枚刃です。

 2枚のフィニッシュブレードに、サブシャープブレードが2枚装備されており、切れ味を増しています。

 パナソニックはシェーバーも出している会社で、刃の鋭さには定評があります。ハンドミキサーの場合も、キレ味にこだわりがあり、繊維質の細断が高度です。

 切断ムラの少ない美味しい料理ができるでしょう。ステンレス製なので、加熱調理中でも利用できます。

 回転数の調節は、できません。

 ただ、「つぶす」「混ぜる」の動作で、回転数の調整は不要ですので、問題ありません。

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 本体の安全面では、ブレーカーとサーモスタットをWで装備します。

 ハンドブレンダーは小型モータを採用する関係で、定格運転時間(=一度に運転して良い時間)が1分ほどです。

 オーバーヒートしやすいので、こうした防止機能は安心です。その他、チャイルドロックもあります。

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 以上、MX-S101の紹介でした。

 シンプルな構成ですが、ハンドブレンダーの基本となる、「つぶす」「混ぜる」の動作は、上位機種と同じく高レベルです。

 ジュース・スープ類を作るために購入を考えている場合は、こちらは、有力な候補になるでしょう。


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 2・パナソニック MX-S301
  ¥11,384 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:780g
回転調節 :高速・低速切替可
回転回数:
チョッパー:200gまで

 MX-S301 は、パナソニックハンドブレンダーの上位機です。

 本体の重さは、ブレンダー使用時に780gです。下位機種とほとんど変わりません。

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 主な用途は、「つぶす」「混ぜる」に加えて、「きざむ」「泡立てる」という機能がすべて加わっている製品です。

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 「つぶす」「混ぜる」の機能を実現するために、この機種には、2つのオプションが付属します。

 チョッパーアタッチメント(左図)と、泡立て器アタッチメント(左図)です。この部分が、下位機種との最も大きな違いです。

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 チョッパーケースは、内容量200gまで対応できます。これは、一般的なフードプロセッサーの半分ほどです。ハンバーグ作りなどは、何度かに分けてミンチする必要があるでしょう。

 ブレードは、下位機種と同じ4枚刃です。

 回転数の調節は「きざむ」「泡立てる」という機能を利用するため、高速・低速切替が可能な仕様です。硬い野菜は高速で、崩れやすい野菜や魚は低速で、生クリームなどは低速から高速に切り替えつつ利用できます

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 本体の安全面では、こちらも、ブレーカー・サーモスタットをWで装備し、チャイルドロックも付属します。

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 以上、MX-S301の紹介でした。

 価格は高いですが、「きざむ」「泡立てる」という機能が利用できます。マルチに料理に使いたい方は、この機種が良いでしょう。


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 3・パナソニック e-PRO MX-SE501
  ¥22,323 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:780g
回転調節:高速・低速・間欠モード
回転回数:
チョッパー:200gまで

 MX-S301 は、パナソニックの「ハンドブレンダー」の最上位機です。

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 e-PROシリーズという高級ラインの製品で、「プロ」が監修した本格的なモデルです。

 本体の重さは、ブレンダー使用時に810gです。下位機種よりわずかに増えますが、大差はないでしょう。

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 主な用途は、MX-S301と同じ「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」に、野菜などを「おろす」が加わっています。これは、チョッパーの上に「おろし金」を付属することで可能にしました。

 チョッパーケースは、容量としては下位機種と同じサイズで、200gまでの食材に対応です。

 ブレードは、下位機種と同じ4枚刃です。

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 回転数の調節は高速・低速切替が可能な仕様に加えて、新しく間欠モードを搭載します。

 ハンドミキサーは、良かれ悪しかれ、食材を均一に細断することに主軸を置きますが、食感を残したい場合や、水分多めの素材は、この自動モードが重宝します。

 本体の安全面では、こちらも、ブレーカー・サーモスタットをWで装備し、チャイルドロックも付属します。

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 以上、 e-PRO MX-SE501 の紹介でした。

 機能面ではより充実している機種です。「プロ仕様」ということで購入対象は限られるでしょうが、料理好きには良い製品でしょう。とくに、間欠モードは、調理の手間を減らす効果が高いでしょう。


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 4・パナソニック MK-H4
  ¥4,124 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:1100g
回転調節:3段階
回転回数:
チョッパー:

 MK-H4 は、パナソニックの比較的格安のハンドブレンダーです。

 主な用途は、「泡立てる」で、こちらは製菓専用製品です。回転数の調節は、クリームを作ることを想定し、3段階で切り替えられます。

 その他は格段の機能はなく、ハンドブレンダーとしての用途は限定的です。

3・ブラウンのマルチクイックの比較

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 つづいて、ドイツのブラウンのハンドブレンダーを比較します。

 ラインナップとしては、Panasonicに次ぐ多さです。なお、パナソニックと同じく、ブラウンもシェーバーメーカーで、「刃」にはこだわりがあります。


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 5・ブラウン マルチクイック MQ100
  ¥3,428 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:565g
回転調節:1段階
回転回数:約11200回転
チョッパー:

 マルチクイック MQ100 は、ブラウンの入門用のハンドブレンダーです。

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 本体の重さは、ブレンダー使用時に565gです。この部分は素材の利点で、Panasonicより軽量です。

 主な用途は、「つぶす」「混ぜる」です。

 繊維入りジュースや、ポタージュなどが作れます。こちらも、便利な専用カップが付属します。

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 ブレードは、一方で、パナソニックに劣る2枚刃です。

 さらに、セード部分はプラスチック製でこの部分に価格差が現れています。そのため、耐熱性85度までと期待できないでしょう。

 回転数の調節は、できません。また、ブラウンは回転回数の開示がありますが、この点でも上位機に劣る11200回転です。

 本体の安全面では、サーモやブレーカーなどの言及がありません

 先ほど書いたように、ブレンダーは、定格時間が45秒ほどで、オーバーヒートもあるため、この部分ではやや不利ですね。

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 以上、 MQ100 の紹介でした。

 入門用で手軽に買える価格という点は評価できます。ただ、機能面では明らかに他機種と差があるため、予算があれば、より上位の機種が良いと思います。


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 6・ブラウン マルチクイック MQ500
  ¥4,682 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ: 720g
回転調節 :2段階
回転回数:約14000回転
チョッパー:

 マルチクイック MQ500 は、ブラウンの入門用のハンドブレンダーです。

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 本体の重さは、ブレンダー使用時に720gです。

 シャフトが金属製ですが、Panasonicより軽量ですね。

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 主な用途は、こちらも「つぶす」「混ぜる」です。

 もちろん、繊維入りジュースや、ポタージュ・ディップなどが作れます。こちらも、便利な専用カップが付属します。

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 ブレードは、一方で、こちらもパナソニックより少ない2枚刃です。

 ブラウンは、モーターとその静音性に技術が高いですが、細断の速さや、繊維質の均質性に関わるブレードの改良については、一歩遅れもある印象です。

 ただ、下位機種に較べると、セードが金属製で、加熱調理中でも利用できます。

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 回転数の調節は、2段階で可能です。

 通常モードとターボモードという名前です。

 ただ、「つぶす」「混ぜる」の運転で、低速は不要なので、どちらかといえば、次に紹介する付属品が多い製品と規格を統一し、コストを削減するために付属する無用機能かと思います。

 本体の安全面では、サーモやブレーカーなどの言及がありません。先ほど書いたように、ブレンダーは、定格時間が1分ほどで、オーバーヒートもあるため、この部分ではやや不利ですね。

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 以上、 MQ500 の紹介でした。

 Panasonicの入門機に比べると、非常に安いのですが、ブレードの技術と安全面では、はっきりと機能差があります。多少、「あら」も目立つ機種と言えそうです。


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 7・ブラウン マルチクイック MQ535
  ¥7,980 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:720g
回転調節:2段階
回転回数 約14000回転
チョッパー:200gまで

 マルチクイック MQ535 は、上で見た MQ500 と同一のブレンダーにアタッチメントを付属させたモデルです。

 本体の重さは、ブレンダー使用時に720gです。下位機種と同じく軽めです。

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 主な用途は、「つぶす」「混ぜる」に加えて、「きざむ」「泡立てる」という機能が加わります。

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 チョッパーケースは、たまねぎ換算で200gとパナソニックと同じです。ただ、肉の場合、肉300g対応とパナソニックよりも対応容量は多めです。

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 ブレードは、こちらもパナソニックに劣る2枚刃です。

 回転数の調節は、2段階で可能です。回転数が通常モードは柔らかい食材で、ターボモードは硬い食材で利用します。

 本体の安全面では、やはり、サーモやブレーカーなどの言及がありません

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 以上、 MQ535 の紹介でした。

 Panasonicの中位機がライバルですね。比較するとやはり、コスパは良いのですが、ブレードの技術と安全面では機能差があります。


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 8・ブラウン マルチクイック5 ヴァリオ MQ5045
  ¥8,989 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:810g
回転調節:2段階
回転回数:約13400回転
チョッパー:250gまで

 マルチクイック MQ5045 は、上で見た MQ535の上位機にあたります。本体の形状は同じですが、回転速度を含めて仕様が異なります。

 本体の重さは、ブレンダー使用時に810gです。

 ダイヤル調整部がつくため、軽さの利点はなくなっていますね。

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 主な用途は、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」という4つの機能ということで、MQ535と仕様は同じです。

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 しかし、図のように、かなり大きなチョッパーケースが付属します。

 ブラウンの下位機種やパナソニックの場合は、最大で200gですので、タマネギなら中タマ1個ほどですが、こちらは250gですので、大きめの大タマ1個対応できます。

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 加えて、言及に値するのは、ケースと刃の頑丈さです。

 というのも、この製品は、アイスカッターが付属し、クラッシュアイスに公式対応します。パナソニックのチョッパーケースは、氷・干し椎茸・硬いパンなどの乾燥食品類は非対応でした。

 ブレードは、こちらも2枚刃です。

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 回転数の調節は、一方で、上部のダイヤルで21段階で可能です。

 これは、主に製菓時の泡立て用であり、手でかき混ぜるのにできるだけ近いように、細かく好みの速度に調整したい人に人気です。

 本体の安全面では、やはり、サーモやブレーカーなどの言及がありません

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 以上、 MQ5045 の紹介でした。

 チョッパーを重視したい方は、こちらは良い選択肢でしょう。ただ、ブレンダーとしての機能は下位機種と同じで、多少難点もあります。


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 9・ブラウン マルチクイック7 MQ700
  ¥6,245 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ: 890g
回転調節:スマートスピード搭載
回転回数:約13600回転
チョッパー:

 マルチクイック MQ700 は、ブラウンの新規格のブレンダーです。

 同社の中位シリーズにあたる「マルチクイック7」に属するブレンダーです。

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 本体の重さは、ブレンダー使用時に890gです。

 同社の軽量な機種とは異なり、パナソニックより重量感があります。

 握りやすい形状ではありますが、この点を重視する場合はネックです。

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 主な用途は、シンプルに「つぶす」「混ぜる」です。

 繊維入りジュースや、ポタージュなどを作るための最も基本的な機能に限定されています。

 ブレードは、こちらも、パナソニックに劣る2枚刃で、この部分では、従来機と同じです。

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 回転数の調節は、その一方で、握りの強さでファジーに強弱を調整できる「スマートスピード」が搭載です。パナソニックにはない機能です。

 個人的には、「つぶす」「混ぜる」に強弱調整機能は不要という考えです。

 しかし、Panasonicの最上位機に搭載される間欠モードと同じく、潰れ具合の調整にこだわりたい場合、感覚的に強弱を調整できるこちらは有利でしょう。

 ただ、その実力は、次に紹介するような、オプションがたくさん付いた上位機でこそ、むしろ発揮されるでしょう。

 本体の安全面では、やはり、サーモやブレーカーなどの言及がありません。ただ、オーバーヒートをランプで知らせる機能は搭載します。

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 以上、 MQ700の紹介でした。

 強弱調節機能が魅力の機種です。ただ、「つぶす」「混ぜる」においてはあまり意味をなさない点と、重量が増えてしまっている点は、多少「微妙」な上位機です。


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 10・ブラウン マルチクイック7 MQ735
  ¥9,070 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

 11・ブラウン マルチクイック7 MQ745
  ¥11,009 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

 【スパイスグラインダー付属】

 12・ブラウン マルチクイック7 MQ738
  ¥9,600 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:890g
回転調節:スマートスピード搭載
回転回数:約13600回転
チョッパー:200g/250gまで

 マルチクイック MQ735 と、マルチクイック7 MQ745 はブラウンの中位シリーズ「マルチクイック7」に属するブレンダーです。

 ここまで丁寧に読んで頂いた方には想像つくと思いますが、こちらは 、1つ上で紹介したMQ700に、アタッチメントを付属させただけの同じ製品です。

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 一方、マルチクイック7 MQ738は、2018年末に追加販売された新機種です。

 60gまでのコーヒー豆を砕いたり、スパイスを挽くなど、硬いものに対応できる小型のスパイスグラインダーが追加装備されます。

 ただ、コーヒー豆を砕く用途では、この方式はコーヒー粒子が均一にならないので、【電動コーヒーミルの比較記事】で紹介したような専門機をAtlasとしてはオススメします。

 本体の重さは、下位機種と同じでブレンダー使用時に890gとなります。

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 主な用途は、したがって、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」という用途です。

 また、泡立て器も付属するため、「泡立てる」ことも可能です。

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 MQ745 ついては、タマネギ換算で250g(大タマ)までみじん切り可能な、大きいチョッパーが付属する部分が、中タマ程度まで対応のMQ735 との唯一の相違点ですね。

 大きいチョッパーは刃の交換で、クラッシュアイスにも対応します。

 ブレードは、パナソニックに劣る2枚刃で、この部分では、従来機と同じです。

 回転数の調節は、この機種も、握りの強さでファジーに強弱を調整できる「スマートスピード」が搭載です。

 本体の安全面では、オーバーヒートをランプで知らせる機能がありますが、サーモやブレーカーなどの言及がありません

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 以上、 MQ735MQ745 の紹介でした。

 細かく速度が調整できる「スマートスピード」は、「きざむ」「泡立てる」用途では、かなり重宝しそうです。

 とくに、速度に仕上がりが影響されやすい製菓に使われる場合は、「握るだけで速度調整できるこの機種はかなり便利」です。この部分だけでも、これらの機種は検討対象にする価値があります。


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 12・ブラウン マルチクイック7 MQ775
  ¥15,838 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

 【スパイスグラインダー付属】

 12・ブラウン マルチクイック7 MQ778
  ¥15,962 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:890g
回転調節:スマートスピード搭載
回転回数:約13600回転
チョッパー:200gまで

 マルチクイック MQ775 は、ブラウンのマルチクイック7シリーズ最上位機種のブレンダーです。

 こちらも、1つ上で紹介したような、スパイスグラインダー付属の上位機種が2018年末に発売されています。

 本体の重さは、こちらもブレンダー使用時に890gとなります。

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 主な用途は、ここまでの機種と同じで、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」という用途です。

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 ただし、これらに加えて、MQ775は、小型のフードプロセッサーが付属し、みじん切りに加えて、「千切り」・「スライス」・「こねる」という動作も可能です。

 なお、千切りはブレードが2種類付属で、太め、細めが選択できます。

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 マルチクイック「7」というシリーズ名の由来は、つまり、これら合計で「7通りの使い方ができる」という意味です。

 下位機種も同様のネーミングですが、それは「オプションパーツを替え刃対応できるよ!」ということですね。なお、こちらも、クラッシュアイスに対応します。

 ただ、冷静に考えると、家庭でスライスと千切りをハンドブレンダーでやるのは面倒な気もします。「こねる」」についても同じことが言えます。

 その他の部分は機能差がないので、基本的には、ブラウンの場合、この下のグレードの機種がオススメですね。


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 13・ブラウン マルチクイック9 MQ9035X
  ¥11,966 Amazon.co.jp (7/24執筆時) 
 

 14・ブラウン マルチクイック9 MQ9075X
  ¥17,037 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:1000g
回転調節:スマートスピード
回転回数:約12,800回転
チョッパー:200g/500gまで

 MQ9035XMQ9075X は、2017年12月から日本で新発売となった新型の同社の最上位シリーズ「マルチクイック9シリーズ」に属する機種です。

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 本体の重さは、ただ、これらの機種の最大の難点であり、ハンドミキサーとしての利用時時に1000gとなります。

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 主な用途は、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」という用途です。

 ただ、「きざむ」については、かくはん力の強化で、従来機よりも食材を細かく切れる仕様です。

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 MQ9035X は、小型のチョッパーが付属する機種です。

 ただし、チョッパーは小型ですので、 MQ735と同様です。タマネギを8等分して、200g程ミンチにできる量です。

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 MQ9075Xは、中型のフードプロセッサーが付属します。

 そのため、「千切り」・「スライス」・「こねる」という動作も可能です。

 また、こちらは、タマネギ500gまで対応と、ダントツで調理容量が多いです。

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 ブレードは、このグレードからアクティブブレードテクノロジーが搭載されます。

 シャフトが上下に移動する点が特色です。そのため、固い食材もそのまま粉砕できます。例えば、アボガドの種まで粉砕します。そのために、500Wのモーターが採用されます。

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 回転数の調節は、この機種も、握りの強さでファジーに強弱を調整できる「スマートスピード」が搭載です。

 本体の安全面では、オーバーヒートをランプで知らせる機能がありますが、サーモやブレーカーなどの言及はありません

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 以上、 MQ9035XMQ9075X の紹介でした。

 マルチクイック「9」 とはなりますが、用途の多様性は7と同様です。重さも相当ある機種ですが、固い食材に対応できる点はかなりの魅力でしょう。

 いずれにしても、この機種の登場で、ジュースなどに向く切断の繊細さではパナソニック、固い食材はブラウンという、上位機種に置ける「住み分け」ができました。

4・クイジナートのハンドブレンダーの比較

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 続いて、アメリカのクイジナートのハンドブレンダーの紹介です。 


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 【2019年】

 15・クイジナート HB-502WJ
 16・クイジナート HB-502BKJ
  ¥11,400 楽天市場 (7/24執筆時)

本体の重さ:540g
回転調節:3段階
回転回数:約16000回転
チョッパー:300gまで

 HB-502WJは、アメリカの大手キッチン用品メーカー「クイジナート」の製品です。

 日本では多展開していませんが、このシリーズは、(過去モデルから)人気があります。

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 本体の重さは、この機種の最大の見所です。 

 なぜなら、ブレンダー使用時に540gとかなり軽量だからです。

 他社より200g以上軽いため、使い勝手は良いです。

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 主な用途は、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」という4つの機能です。

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 ビーター(泡立て器)は、クイジナートは独特な形状ですね。

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 チョッパーは、「きざむ」用途に利用しますが、米国製らしく、大容量の300gです。

 ただし、ブラウンと比べるとクラッシュアイスは非対応で、食材も半解凍以上にする必要があります。

 ブレードは、2枚刃です。

 機能面ではブラウンと同じです。こちらも、加熱調理中に利用できますが、フードがやや浅いため、他社よりも多少飛び散りやすい感じはします。

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 回転数の調節は、一方で、上部のダイヤルで3段階で可能です。高速・中速・低速を選べます。

 本体の安全面では、こちらもサーモやブレーカーなどの言及がありません

---

 以上、 HB-502WJの紹介でした。

 大容量のチョッパーや圧倒的な軽量性は、相当の魅力で、この機種の最大の見所です。ただし、刃の工夫や回転速度の調節など、他社に及ばない面もあります。

 最終的にどの機種を「おすすめ」にするかは、記事の最後に改めて考えてみたいと思います。

ーーー

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 17・クイジナート HB-202WJ
 18・クイジナート HB-202BKJ
  ¥7,560 楽天市場 (7/24執筆時)

本体の重さ:540g
回転調節:3段階
回転回数 約16000回転
チョッパー:

 なお、クイジナートからは、HB-200WJという下位機も発売されています。

 チョッパが付属しない仕様ですが、本体は(同じく)軽量なので、その部分を重視する方は、選ばれるのもよいでしょう。

ーーー

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 【2019年】

 19・クイジナート HB-702WJ
 20・クイジナート HB-702BKJ  
  ¥13,900 楽天市場 (7/24執筆時)

本体の重さ:540g
回転調節:3段階
回転回数:約16000回転
チョッパー:300gまで

 一方、同じ本体構成ながら、付属品が「1品多い」上位機がHB-702となります。

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 こちらは、過去機を含めて「シリーズ初」となる、マッシャーアタッチメントが追加で付属します。

 ポテトやゆで卵など、比較的柔らかい食材をなめらかに仕上げるためのアタッチメントです。

 その分値段が高いですが、あとからでは揃わないため、使いそうならば、こちらを選ぶのは手でしょう。


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 【2014年発売】

 21・クイジナート CSB-80JBS
  ¥6,732 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:900g
回転調節:3段階
回転回数:約16000回転
チョッパー:300gまで

 CSB-80JBS は「クイジナート」の家庭用の最上位機です。

 最上位機については、継続販売になるため、多少価格が安めです。

 本体の重さは、注意点で、下位機種のメリット性だった軽量性が失われ900gと重いです。

 その分、しっかりした作りとは言えます。

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 主な用途は、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」という4つの機能です。

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 加えて、「おろす」「こねる」「薄切り」という機能が付属します。パナソニックの上位機と同じで、多機能性が「売り」ですね。

 なお、下位機に較べると、マッシャーアタッチメント付属しませんが、できる調理の数はこちらが多いです。

 チョッパーは、他社にもあった、中型のフードプロセッサータイプです。

 ただ、形状の変更からか、ミンチについては、250gまでです。また、ブラウンと比べるとクラッシュアイスは非対応です。

 ブレードは、2枚刃です。

 回転数の調節は、ボタン式ではなく、それぞれのアタッチメントごとに回転数が変わる仕様です。

 ユーザーで操作はできません。

 本体の安全面では、こちらもサーモやブレーカーなどの言及がありません

---

 以上、 CSB-80JBS の紹介でした。

 7種の調理パターンに対応する多機能モデルです。ただ、他社に比べて明確に優れる部分がないのも事実です。とくに、軽量性が失われたのは、痛いでしょう。


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 22・クイジナート HM-050SJ
  ¥4,585 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:1100g
回転調節:5段階
回転回数:1350回転
チョッパー:

 HM-050SJ は、クイジナート社の特殊なハンドミキサーです。

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 主な用途は、「泡立てる」「混ぜる」です。

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 また、卵白の泡立てや生クリーム用のバルーンウィスクに加えて、ビーターが付くので、簡易的ですがマッシュポテトなどを混ぜるような利用法も可能です。

 回転数の調節は、パナソニックよりも細かく5段階で、2つの泡立て器で、ムラ無く泡立てることができます。

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 その他は格段の機能はありません。

 ハンドブレンダーとしての用途は限定的ですが、製菓専用と考えた場合、スピード調節の自在性では、Panasonicの専用機よりは上位でしょう。また、収納面でも有利ですね。

5・テスコムのハンドミキサーの比較

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 続いて、日本のテスコムのハンドミキサーの比較です。 「格安でお買得」な路線で、とくに存在感があります。


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 23・テスコム Pure Natura THM311
  ¥2,202 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:550g
回転調節:
回転回数:
チョッパー:

  THM311 は、日本のテスコムの「スティックブレンダー 」です。比較的低価格の製品に強いメーカーであり、コスパが良い製品が多いです。

 本体の重さは、550gと軽量です。

 機能がシンプルなだけに、この部分は「強み」ですね。

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 主な用途は、こちらは、「つぶす」「混ぜる」で機能的に、他社の入門機と同様です。

 ブレードは、普通の2枚刃です。

 ただ、一定の耐熱性はあるのですが、加熱調理中の利用は不可です。この点は、大手に及びません。また、フードも浅くやや飛び散りやすいほか、モーター音が割とします。

 回転数の調節はできない仕様です。

 本体の安全面では、こちらもサーモやブレーカーなどの言及がありません

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 以上、 THM311 の紹介でした。

 ハンドミキサーを試して見たい方には、手頃な価格の製品です。

 ただ、肝心のブレードの部分は「価格なり」です。予算の都合がつけば、もう少しグレードの高い機種を選ぶのも手です。


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 24・テスコム Pure Natura THM321
  ¥3,024 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ 550g
回転調節:無段階段階
回転回数
チョッパー:200gまで

  THM321 も、日本のテスコムの「スティックブレンダー 」製品です。

 本体の重さは、同じく550gです。

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 主な用途は、こちらは、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」機能が利用できるよう、アタッチメントが強化されています。

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 ただし、他社の中級機と違い、「泡立てる」機能は付属しません。チョッパーのサイズは200gで、タマネギなら中タマが入るほどのサイズです。Panasonicとだいたい同じサイズです。

 ブレードは、下位機種と同じ2枚刃で、加熱調理中の利用は不可です。

 回転数の調節は、2段階で可能です。通常モードとターボモードという名前です。ただ、「つぶす」「混ぜる」の運転で、低速は不要なので、どちらかといえば、次に紹介する付属品が多い製品と規格を統一し、コストを削減するために付属する無用機能かと思います。

 本体の安全面では、やはりサーモやブレーカーなどの言及がありません

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 以上、THM321 の紹介でした。

 「混ぜる」「きざむ」機能が付いた機種としては最安水準です。ただ、下位機種と同じく、モーターとブレードの部分で機能性が低く、とくに回転数を調整できない点はネックです。


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 25・テスコム Pure Natura THM430
  ¥4,438 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:580g
回転調節:
回転回数:2段階
チョッパー:200gまで

  THM430 は、テスコムの「スティックブレンダー 」の最上位機です。

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 本体の重さは、580gで、軽量です。

 またこの機種から、食洗機対応が明示されます。

 また、スティック部分のデザインが一新されており、シンプルで外装の質感も良くなっている機種です。

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 主な用途は、こちらは、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」のほか「泡立てる」機能も付属する4ウェイ機種です。他社の上位機並みですが5000円を切るコスパはさすがです。 

 チョッパーのサイズは、同じく200gです。

 ブレードは、下位機種と同じ2枚刃で、加熱調理中の利用は不可です。

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 回転数の調節は無段階調節に対応です。「泡立てる」場合に便利でしょう。

 本体の安全面では、モーター保護装置(サーモ)が付属します。ただし、ブレーカーなどの言及がありません

---

 以上、 THM430の紹介でした。

 ハンドミキサーとして欲しい機能は基本的に網羅している機種です。加えて、デザイン性も高い機種です。

 ビーター部の品質などは、確かに大手に比べると工夫はないですし、差はあります。しかし、比較的予算を抑えめで考えるとすると、モーターの無段階調節やサーモが付く部分を含めて、たいへんお買得な機種でしょう。

後編につづく!
ハンドブレンダーのおすすめ機種は結論的にこれ!

 というわけで、今回は、ハンドミキサー・ハンドブレンダーの比較をしてきまました。

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 記事は、もう少し続きます。

 続く後編記事こちら)では、今回紹介しきれなかった、アイリスオーヤマとタイガーの製品を紹介します。

1・速度調節  ★★★★★
2・パワフルさ ★★★★★
3・チョッパー 
★★★★★
4・軽量性   ★★★★★
6・総合評価  ★★★★★

 その上で、いつものように、結論として、全機種から目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします!

 後編は→こちら

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 また、前編記事は最後になりますが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです!

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比較2019'【仕上がり抜群】ハンドミキサー29機のおすすめ・選び方 (2)

前半からの続きです。前半記事は→こちら

6・アイリスオーヤマのハンドミキサー

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 続いて、アイリスオーヤマのハンドミキサーを紹介します。


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 26・アイリスオーヤマ IHB-601
  ¥3,400 Amazon.co.jp (7/24執筆時)
 

 27・アイリスオーヤマ IHB-602
  ¥3,301 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:600g
回転調節:無段階
回転回数:
チョッパー:200gまで

  IHB-601IHB-602 は、日本のアイリスオーヤマの製品です。やはり、低価格な製品に実力のあるメーカーです。

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 本体の重さは、600gです。わりと軽いです。

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 主な用途は、こちらも、エレコムと同じで「つぶす」「混ぜる」「きざむ」機能が利用できる製品です。

 ただし、下位機種の IHB-601は、チョッパーが付属せず、「つぶす」「混ぜる」のみ対応できます。

 また、いずれの製品も「泡立てる」機能は付属しません。チョッパーのサイズは、エレコムと同じで200gで、タマネギなら中タマが入るほどのサイズです。

 201808281551.jpg

 ブレードは、下位機種と同じ2枚刃です。、加熱調理中の利用は不可です。

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 回転数の調節は、一方、ダイヤル式ながら無段階で調整できる仕様です。ただ、この機能において最も有利だと思われる「泡立てる」機能は付属しません

 本体の安全面では、サーモやブレーカーなどの言及がありません

---

 以上、アイリスオーヤマの製品の紹介でした。

 価格的に、テスコムの最上位機THM430のライバルでしょう。

 比較する場合、ほとんど互角ですが、サーモの有無と重さの面でわずかに負けるでしょう。一方、チョッパの付属しない下位機は安く、デザイン性も良いため、離乳食や繊維入りジュースを作るなど特定の目的が決まっている方で、コスパを重視する場合は、おすすめできる機種です。

7・タイガーのハンドミキサーの比較

 最後に、日本のタイガーのハンドブレンダーの紹介です。


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 28・タイガー SKQ-G200-W
 29・タイガー SKQ-G200-P
  ¥8,419 Amazon.co.jp (7/24執筆時) 

本体の重さ:830g
回転調節:5段階
回転回数:13000回転
チョッパー:200gまで

 SKQ-G200-Wは、日本のタイガーが販売するハンドミキサーです。「スマートブレンダー」という名前ですね。

 大手の調理家電メーカーですが、ハンドミキサーも販売しています。

 本体の重さは、ブレンダー利用時で、830gです。他社と比べるとやや重め水準です。

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 主な用途は、こちらも、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「おろす」「泡立てる」の5WAYです。

 他社の多機能タイプに比べると、「こねる」「薄切り」「千切り」などは省略されています。

 また、クラッシュアイスも非対応ですね。ただし、熱のある食材での利用は対応です。ただし、食洗機は非対応です。

 チョッパーのサイズは、エレコムと同じで200gで、タマネギなら中タマが入るほどのサイズです。

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 ブレードは、下位機種と同じ2枚刃です。、加熱調理中の利用は不可です。

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 回転数の調節は、5段階です。回転数も公開されていますが、13000回転ということで、ブラウンの注意機並みの実力ですね。

 本体の安全面では、サーモやブレーカーなどの言及はありません

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 以上、タイガーの製品の紹介でした。

 大手調理家電メーカー製という安心感がある製品です。

 性能もある程度まとまっていますが、他社の「上位機」と比べると、目立った点がないため、イマイチおすすめポイントが定まらない平均点的な機種ですね。ただし、やや重めとは言えます。

今回の結論
ハンドミキサーのおすすめ機種は結論的にこれ!

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 というわけで、前半記事(こちら)とあわせて、今回は、ハンドミキサー・ハンドブレンダーの比較でした。

 最後に、いつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。


 第1に、繊維入りジュース・スープ・離乳食の作成など「つぶす」「混ぜる」用途だけに使う場合、性能面でオススメの機種は、

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 2・パナソニック MX-S301
  ¥11,384 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:780g
回転調節 :高速・低速切替可
回転回数:
チョッパー:200gまで

1・速度調節  ★★★★★
2・パワフルさ ★★★★★★
3・チョッパー 
★★★★☆
4・軽量性   ★★★★★
6・総合評価  ★★★★★

 パナソニックハンドブレンダーの上位機MX-S301 でしょう。

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 同社の「刃」に関する技術力を活かし、他社と比べると格段に性能が良いと言える4枚刃を使用している点を評価しました。

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 従来的な2枚のフィニッシュブレードに、サブシャープブレードが2枚装備されており、この部分では他社にない圧倒的な魅力があります。

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 フレキシブルな回転調整はできませんが、「つぶす」「混ぜる」用途では基本不要なため、グレードとしては、こちらで十分でしょう。

 その他、ブレーカーとサーモスタットをWで装備する点も安全性の面で評価できます。


 第2に、「つぶす」「混ぜる」用途に加えて、タマネギなど「刻む」機能も欲しい方には、

  

 11・ブラウン マルチクイック7 MQ745
  ¥11,009 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:890g
回転調節:スマートスピード搭載
回転回数:約13600回転
チョッパー:250gまで

1・速度調節   ★★★★★★
2・パワフルさ  ★★★★★
3・チョッパー  
★★★★★
4・軽量性    ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★★

 ブラウンのマルチクイック7 MQ745 が良いでしょう。

  201808281432.jpg

 「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」と4役こなせる機種は、他社にもあります。

 201808281624.jpg

 ただ、この機種の場合、チョッパーが大きめで、タマネギ換算で250g(大タマ)までみじん切り可能な点を評価しました。

 定格運転時間が決まっているハンドミキサーの場合、チョッパーの使い勝手は、「一度でやりきる」点に重きを置くべきです。その部分でこの機種は優秀だと思います。

 安全性の面では、パナソニックに負けます。しかし、オーバーヒートをランプで知らせる機能があり、欠点を補えます。

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 また、「混ぜる」際に、具材感を残したい場合に、握りで速度調整できる「スマートスピード」は便利でしょう。


 第3に、ブレンダーで種など固い食材まで対応できる高性能機としてオススメできるのは、

  

 14・ブラウン マルチクイック9 MQ9075X
  ¥17,037 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:1000g
回転調節:スマートスピード
回転回数:約12,800回転
チョッパー:500gまで

1・速度調節  ★★★★★★
2・パワフルさ ★★★★★★
3・チョッパー 
★★★★★★
4・軽量性   ★★★☆☆
6・総合評価  ★★★★★★

 種など相当固い食材まで対応したい場合は、モーターパワーが必要です。

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 その場合、500Wのパワフルモーターを搭載するマルチクイック9シリーズのほうが良いでしょう。

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 ハンドブレンダーは、比較的固い食材に弱いのですが、この機種は例外的に「強い」ため、この用途にオススメできます。


 第4に、製菓用に便利なハンドブレンダーとしておすすめできるのは、

 

 10・ブラウン マルチクイック7 MQ735
  ¥9,070 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:890g
回転調節:スマートスピード搭載
回転回数:約13600回転
チョッパー:200g

1・速度調節   ★★★★★★
2・パワフルさ  ★★★★★
3・チョッパー  
★★★★★
4・軽量性    ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★★

 ブラウンのマルチクイック7 MQ735 が良いでしょう。

 201808281626.jpg

 やはり、泡立ての際、スピードを自在に調整できる「スマートスピード」は、かなり便利ですから。この点だけで、こちらを選んでもよいくらいです。

ーーー

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 22・クイジナート HM-050SJ
  ¥4,585 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:1100g
回転調節:5段階
回転回数:1350回転
チョッパー:

1・速度調節   ★★★★★
2・パワフルさ  ★★★★☆
3・チョッパー  
☆☆☆☆☆
4・軽量性    ★★★☆☆
6・総合評価   ★★★☆☆

 ただし、「完全な泡立て専用機」と考える場合、バルーンウィスクがW搭載されたクイジナートを選ぶのも手でしょう。

  201808281531.jpg

 「マルチな製品」ではなく、この機能に特化して製造された製品で、優秀です。速度調節も5段階で可能です。


 第4に、比較的予算が限定された状況でオススメできる入門用の製品としておすすめなのは、

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 22・テスコム Pure Natura THM430
  ¥4,438 Amazon.co.jp (7/24執筆時)

本体の重さ:580g
回転調節:
回転回数:2段階
チョッパー:200gまで

1・速度調節   ★★★★☆
2・パワフルさ  ★★★★☆
3・チョッパー  
★★★★☆
4・軽量性    ★★★★★★
6・総合評価   ★★★★☆

 テスコムTHM430です。

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 ハンドミキサーの上位機の基本機のと言える、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」4つの機能を持つ上で、軽量性、モーター保護装置完備と、機能の網羅性が良い点が評価できます。

 刃の質や、モーターのパワーなどの点では、上位機に敵わないのは事実ですが、値段以上の性能は期待できるため、入門用としては最適でしょう。

補足:ハンドミキサー関連記事について

 というわけで、今回は、ハンドブレンダー・ハンドミキサーの比較でした。

 201808281326.jpg

 このブログ「家電批評モノマニア」では、調理家電について、他にも記事があります。

1・ジューサーの比較
2・ハンドミキサーの比較
3・フードプロセッサーの比較
4・マルチクッカーの比較

 よろしければ、これらの記事もお読みください。

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 また、 最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです!

 (前半からの続きとなりますので、前半記事をご紹介いただけると、一層嬉しいです!)

 ではでは。

posted by Atlas at 17:29 | 調理家電

2019年07月23日

比較2019'【仕上がり抜群】フードプロセッサー21機のおすすめ・選び方(1):food processor

【今回レビューする製品】2019年 高性能で安いフードプロセッサーの性能とおすすめ・選び方: 機種や機能の違いや価格別ランキング

【比較する製品型番】パナソニック MK-K48P-W MK-K61-W MK-K81-W e-PRO マルチプロセッサーMK-FE601-S クイジナート ミニプレッププロセッサー DLC-1J DLC-050J チョッパー &グラインダー CGC-4WJ DLC-101J DLC-191J DLC-10PRO DLC-192J DLC-102J ECH-4SJ DLC-052J 山本電気 MasterCut YE-MM41R YE-MM41W レコルト キャトル カプセルカッター RCP-2 フィリップス マルチチョッパー HR2509/95 タイガーSKF-G100-V SKF-G100-T

今回のお題
ミンチが上手にできるフードプロセッサーのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年7月現在、最新のフードプロセッサの比較です。

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1・本体容量   ★★★★★
2・ミンチ作り  ★★★★★
3・野菜スライス 
★★★★★
4・山芋とろろ汁 ★★★★☆
5・固い食材   ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★★

 比較的安い機種から、高性能機まで、順番に紹介します。

 そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種を提案する形式で書き進めていきます。。

1・フードプロセッサーの選び方の基本

 201808282011.jpg

 フードプロセッサーは、「混ぜる系」としては、昔からある「ポピュラー」な調理家電です。

 ただ、隣接する調理家電ジャンルが多く、選ぶ際に間違えやすい家電です。

 特に、「フードプロセッサー」・「ジューサー(ジューサーミキサー)」・「ハンドミキサー(ハンドブレンダー)」、この3つの用途の違いを、誤解している方はとても多いです。

 201808281958.jpg

 これらは、利用目的が全く異なる家電であり、用途で「住み分けられている」ことは、選ぶにあたって、とくに注意が必要です。

 以下、初めてこの調理機具を購入する方のために、簡単な解説を書いておきます。

1・フードプロセッサーにできる調理

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 第1に、フードプロセッサーにできる調理法についてです。

 フードプロセッサーの調理法は、(タマネギや肉のミンチなどを)「刻む」という機能が「基本」です。

 応用的に「(ゴマなどを)する」「(ドレッシングなどを)混ぜる」という機能を持つ製品もあるものの、これらは「おまけ」です。

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 フードプロセッサーの構造は、上図のような大きく目の粗いカッターナイフを、インダクションモーターで3000回転前後の低速で回して、食材をすりつぶしていくというシステムを取っています。

 これは「刻む」ことを「最重要視」した設計だからです。

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 フードプロセッサーができる料理としては、「刻む料理」全般です。

 例えば、肉のミンチ作り・野菜のペースト作り・タマネギのみじん切りなどは得意です。

 日本で最もポピュラーなのは、ハンバーグや餃子のタネ作りでしょう。ハンバーグならば、全材料を一度に混ぜることができる機種もあります。

 「粗混ぜ」するような料理には、万能に利用できます。

 201808281750.jpg

 もちろん、応用の幅はあります。

 例えば、Atlasは、フムスなどのディップや、煮豆をすりつぶしてテクスメクス系の料理を作る場合にも使います。

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 フードプロセッサーの上位機には、付属ブレードを替えることで「おろす」「こねる」「スライス」「せん切り」などの調理に対応するモデルもあります。

 ただしどれも「オマケ的」であり、あくまで「刻む」ことをメインに設計されています。

2・フードプロセッサーにできない調理

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 第2に、フードプロセッサーにできない調理法についてです。

 フードプロセッサーは、ジューサー・ミキサーと違って、液体は取り扱えない仕様です。

 結論的に言えば、ジュース・スームージー・スープなどは調理はできません。容器が完全に密閉状態になっていないからです。

 後述するように、タイガーは例外な機種を出しているものの、フードプロセッサーは、果実類には基本的に無力です。

3・フードプロセッサーの上位機」

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 第3に、フードプロセッサーやジューサーの「上位機」といえる家電ジャンルについてです。

 それは、【ハンドミキサー(ブレンダー)】です。

 フードプロセッサーと混同している人がとても多いです。

 しかし、用途の面でも、家電の歴史から言っても、これは「別ジャンル」の家電と言うべきです。

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 【ハンドミキサー(ブレンダー)】は、多芸です。

 第1に、「つぶす」「混ぜる」に対応できるため、ジューサーの役割を果たせます。

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 第2に、ミンチなど「刻む」料理にも使えるので、フードプロセッサーとして使えます。

 なぜなら、上図のような、フードプロセッサー用容器をオプションで持つ上位機種があるからです。スティックを上から刺すように利用します。

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 つまり、 【ハンドミキサー(ブレンダー)】は、フードプロセッサーとしても、ジューサー(ミキサー)としての利用もできるわけです。

 結論的に言えば、「マルチロール」という意味で、フードプロセッサーの「上位互換機」といえるでしょう。

 実際に、対応できる調理法の数は、最大9種類と群を抜いて多いです。

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 ただし、【ハンドミキサー(ブレンダー)】は、「刻む」に専門特化した機種ではありません。

 そのため、フードプロセッサーと比較して「弱い部分」もあります。

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 第1に、コンテナ(ケース)のサイズです。

 基本的に小さめで、最大でもフードプロセッサーの半分程度(タマネギ大玉1個)の処理能力に止まります。

 第2に、調理時間です。

 定格運転時間が短く、モータを冷やす必要があり、連続使用ができない仕様です。

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 結論的にいえば、【ハンドミキサー(ブレンダー)】は、一度に大量のお肉やタマネギを処理できないという欠点があります。

 そのため、肉のミンチ・・タマネギのみじん切りなどを手早く調理できるという点においては、今回紹介する「フードプロセッサーのほうがダントツに優秀」です。

 フードプロセッサーは、味の面でも、「刻む(粗く混ぜる)」用途に専用設計されているため、同クラスの値段の製品ならば、仕上がりはこちらが抜群に良いと言えます。

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フードプロセッサーの長所
 ・一度に大量に処理できる点
 ・調理時間が短く手早い点
フードプロセッサーの欠点
 ・液体を扱えない点
 ・対応する料理の幅も狭い点

 以上、フードプロセッサーの基本を紹介してきました。

 改めて「まとめる」と、今回紹介するフードプロセッサーには、以上のような、良い部分イマイチな部分があると言えます。

 こうした点をふまえながら、以下では、各社のフードプロセッサーをメーカーごとに細かく比較していきます。

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 なお、大量の処理を必要とせず、ジュース作りも、ミンチ作りも1台で楽しみたい方もいるでしょう。

 そういった方は、このブログの【おすすめハンドミキサーの比較記事】も、後ほどご覧頂ければと思います。

2・Panasonicのフードプロセッサー

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 はじめにパナソニックの製品から比較します。

 なお、以下の製品の比較では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で書きます。


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 1・パナソニック MK-K48P-W
  ¥5,447 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):200g
最大容量(玉ネギ):300g (大1.5個)
速度調整:3段階
調理種類:4種類
固い食材:
食洗機:
サイズ:155×250×100mm

 MK-K48Pは、パナソニックでは、最も安いフードプロセッサーです。

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 サイズは、155×250×100mmです。

 奥行が25cmですので、そこだけ注意すればどこのキッチンでも置けそうなサイズです。ただ、より小型な機種は、クイジナートから出ていますが。

 主な用途は、「きざむ」です。

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 粗混ぜが得意なので、ハンバーグのミンチ作り大得意です。

 実際のところ、ハンバーグ作り「だけ」に使うならば、(同じメーカーの製品ならば)たいした違いはないので、低価格機を買っても問題ないです。

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 この機種は、「する」「混ぜる」という調理法も対応できるので、例えば、麦とろ魚のすり身、マヨネーズ作り・すりごま作りにも活躍します。

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 さらに、おろし・とろろカッターが付属するため、大根おろしや、とろろ汁用「おろす」調理にも利用できます。

 ブレードは、通常のステンレス製のナイフカッターです。ステンレス製などで錆びません。

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 容器は、ミンチを作る場合肉が200g玉ネギは300g処理可能です。

 ハンバーグの「たね」ならば、(合わせて)500gほどまでできます。だいたい4人分の分量に相当するでしょう。

 回転調節は、ダイヤルにより、「高速」「粗挽き」「低速」と用途に合わせたスピードが選べます。どのスピードが適しているかは、付属のレシピ集が役立ちます。

 本体の安全面では、ブレーカーを装備します。

 定格時間は30分と長いのですが、材料の入れすぎなどで、モーターが壊れるのを防止します。

 清潔面では、本体はガラス容器ですし、問題ないでしょう。

 お手入れも楽です。ただし、樹脂部分があるため、食器洗い機には非対応です。

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 以上、MK-K48Pの紹介でした。

 同社の製品では最も安価と言えるものですが、基本的にフードプロセッサーが必要としているものを網羅しており、その意味では安心して買って良い「スタンダードモデル」です。


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 2・パナソニック MK-K61-W
  ¥9,857 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):200g
最大容量(玉ネギ):300g (大1.5個)
速度調整:3段階
調理種類:6種類
固い食材:
食洗機:
サイズ:155×250×100mm

 MK-K61は、パナソニックでは、2番目に安い価格のフードプロセッサーです。

 サイズは、155×250×100mmです。下位機種と同じです。

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 主な用途は、下位機種と同じで、「きざむ」「する」・「まぜる」・おろす」です。

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 ただし、「おろす」については、下位機種にも装備されていたおろし・とろろカッターのほか、鬼おろしカッターが付属します。

 「竹製の鬼おろし」のような粗めのおろしが可能で、みぞれ鍋や大根メシなどに適しています。

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 「こねる」調理も、「パンのはね」を使うことで可能です。これによってパスタやうどんに対応します。

 ただ、生地を作る部分以外は手作業なので、以前【家庭用の製麺機の比較】で紹介したような利便性はなく、いくぶん「オマケ的」です。

 なお、このグレードから辻調理師専門学校監修のレシピ集が付属です。

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 ブレードは、一方で、耐久性が1.2倍高い、ブラックハードチタンカッターを採用します。より硬いものに対応するわけではありませんが、丈夫でしょう。

 なお、普通のフードプロセッサーの場合、氷や干し椎茸など固い食材は基本的にくだけません。こちらもそうです。

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 容器は、下位機種と同じサイズで、ミンチを作る場合、材料を最大400gまで投入できる量です。

 回転調節は、こちらも、「高速」「粗挽き」「低速」と用途に合わせたスピードが選べます。

 本体の安全面では、ブレーカーを装備します。

 清潔面では、こちらも本体はガラス容器です。しかし、食器洗い機は非対応です。

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 以上、パナソニックのMK-K61の紹介でした。

 ブレードの品質向上とオプションの多様化がポイントの製品です。

 ただ、価格は相応に値上がりしており、下位機種ほどのコスパはありません。この点では、下位機種でもよいかな、と個人的には思います。


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 3・パナソニック MK-K81-W
  ¥12,543 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):200g
最大容量(玉ネギ):300g (大1.5個)
速度調整:3段階
調理種類:8種類
固い食材:
食洗機:
サイズ:155×250×100mm

 MK-K81は、パナソニックのフードプロセッサーの上位機です。

 サイズは、155×250×100mmです。こちらも同型です。

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 主な用途は、さきほどの機種と同じです。 「きざむ」「する」・「まぜる」・おろす」・「こねる」「鬼おろし」を網羅します。

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 さらに、下位機種にはない、スライス・千切りカッターが付属するため、「スライス」・「千切り」に対応できます。サラダには便利でしょう。

 ブレードは、こちらも、耐久性にメリットがあるブラックハードチタンカッターを採用します。

 容器は、これまでの機種と同じで、肉200g、玉ネギ300gで、ハンバーグの種ならば500g投入できる量です。

 回転調節も、「高速」「粗挽き」「低速」と選べます。

 本体の安全面では、ブレーカーを装備します。

 清潔面では、こちらも本体はガラス容器ですが、食器洗い機は非対応です。

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 以上、MK-K81の紹介でした。

 中位機とさほどの価格差がない状況で、スライサーが付くのは魅力です。

 フードプロセッサーとしてマルチな性能を求めるなら、パナソニックでは最強ですので、こちらを選ぶとよいでしょう。


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 【2016年発売】

 4・e-PRO マルチプロセッサーMK-FE601-S
  ¥62,188 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):400g
最大容量(玉ネギ):500g(大2.5個)
速度調整:3段階
調理種類:7種類
固い食材:氷対応
食洗機: 対応
サイズ:155×250×100mm

 MK-FE601-S は、パナソニックの新しいプロ仕様のフードプロセッサーです。

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 主な用途は、この機種については、特別な機種のため、ここまでと多少異なります。

 まず、ミンチ作りに便利な「きざむ」魚のすり身などに利用する「する」ドレッシングなどの「まぜる」大根おろしなどの「おろす」、パスタ生地などの「こねる」、野菜の「スライス」は付属します。

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 ただし、鬼おろし用カッターは未付属です。

 その代わりに、生クリームやメレンゲを作れる泡立てディスクが付属します。

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 ブレードは、大型で頑丈なカッターを採用するため、氷などのクラッシュにも対応できます。ただし、氷以上に堅い素材、例えば、干し椎茸などの乾燥素材は引き続き「非対応」です。

 容器は、多少形状が異なるため、液体系ならば1Lで、固形物で500gです。

 ただ、ミンチの場合は400gまでとなるので、200gまでだった下位機種より多いです。

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 回転調節は、10段階で可能です。

 さらにこちらは、ミンチ・みじん切り・フローズン・ペーストなどのオート調理に対応します。オート設定については、回転数・時間を変更できるため、好みの状態に作れます。

 本体の安全面では、ブレーカー・サーモスタットを装備します。

 清潔面では、こちらも本体はガラス容器です。また、この機種については、ふたと容器について、食器洗い機対応です。

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 以上、MK-FE601-S の紹介でした。

 プロ向けの高性能製品です。扱える調理法は多様化していますが、価格が高いのが最大の難点です。

3・クイジナートのフードプロセッサー

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 続いて、クイジナートのフードプロセッサーをみていきます。

 冒頭で書いたように、家庭用のフードプロセッサーを最初に普及させたのは同社で、第一人者的な価値があるメーカーです。

 同社は米国のメーカーですが、日本でも、パナソニック並の多機種展開をしています。


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 5・Cuisinart ミニプレップ プロセッサ DLC-1JW
 6・Cuisinart ミニプレップ プロセッサ DLC-1JR
  ¥5,060 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):100g
最大容量(玉ネギ):150g (3/4個)
速度調整:2段階
調理種類:3種類
固い食材:
食洗機:
サイズ:110×150×200mm

 DLC-1Jは、クイジナートの小型入門機です。

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 本体サイズは、かなり小さく、幅110×奥150×高200mmで済みます。この部分では他社よりかなり有利です。

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 主な用途は、ミンチ作りに便利な「きざむ」魚のすり身などに利用する「する」ドレッシングなどの「まぜる」です。パナソニックの入門機と同じです。

 ブレードは、パナソニックと入門機同様に、ステンレス製の錆びにくい仕様です。ただ、パナソニックの中位機のようなコーティングはなされません

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 容器は、この機種は注意が必要です。

 なぜなら、小型機種なので、一度にミンチは100gしか対応できないからです(サイトは80gですが、説明書では100gです)。

 逆に言えば1人暮らしには最適ですが、まとめて作って冷凍するような人には不向きでしょう。

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 回転調節は、高速・低速の2モードが搭載されます。

 最高でも5600回転ですので、パナソニックと同じで、丁寧に混ぜていく感じです。

 本体の安全面では、サーモスタットを装備しているため、問題ありません。

 清潔面では、こちらは AS樹脂のため、ガラス容器を採用するパナソニックに比べると劣ります。食器洗い機には非対応です。

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 以上、DLC-1J の紹介でした。

 最大の魅力はその「コンパクト性」です。キッチンに収納スペースのゆとりがない方にオススメできます。ただ、大量調理には向かない点は、逆に注意が必要でしょう。


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 【2018年】

 7・Cuisinart ミニプレップ プロセッサ DLC-052J
  ¥8,050 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):100g
最大容量(玉ネギ):150g (3/4個)
速度調整:2段階
調理種類:4種類
固い食材:
食洗機:
サイズ:110×150×200mm

 DLC-2Jは、クイジナートの小型中級機です。

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 主な用途は、下位機種と同じです。つまり、ミンチ作りに便利な「きざむ」魚のすり身などに利用する「する」ドレッシングなどの「まぜる」です。

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 ただし、こちらの場合、おろしディスクがあり、「おろす」も対応です。

 ただ、パナソニックと比べると、粘りの強いものは非対応ですので、とろろ汁はできません。この点がパナソニックとの相違ですね。

 この点が唯一の違いで、他の部分は、DLC-1J と変わりません。詳しくは、1つ上の記事をご覧ください。


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 【2018年】

 8・チョッパー&グラインダー ECH-4SJ
  ¥7,227 楽天市場 (7/23執筆時)

 【2015年】

 8・チョッパー&グラインダー CGC-4WJ
  ¥7,366 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):100g
最大容量(玉ネギ):150g (3/4個)
速度調整:2段階
調理種類:5種類
固い食材:
食洗機:
サイズ:135×180×225mm

  ECH-4SJ は、クイジナートのやや「特殊」といえる中級機種です。

 なお、こちらは、旧機種があるのですが、こちらについてはフルモデルチェンジで、サイズ・回転数などに改良があるので、新機種が良いでしょう。

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 サイズは、幅135×奥180×高225mmです。旧機種より外観がややスリム化しました。

 ただ、パナソニックのフードプロセッサーに比べると、縦に長い形状です。

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 主な用途は、先ほどと同じで、ミンチ作りに便利な「きざむ」魚のすり身などに利用する「する」ドレッシングなどの「まぜる」です。

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 一方、この機種はそれに加えて、こちらは、「砕く」という動作が可能です。

 頑丈なカッター(グラインドカッター)を採用するため、ナッツ・コーヒー豆・鰹節などを「砕く」ことが可能です。

 パナソニックの対応できないため、おそらく、フードプロセッサータイプの製品だと最もパワーのある機種です。

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 ただし、このグレードでも氷はくだけません

 また、パナソニックが対応する「長いも」は不可なので、粘り気のある食材には対応しません。この点は、アメリカ製と言うことでしょう。

 ブレードは、こちらもステンレス製です。

 容器は、ただし小さめ(4カップ)で、ミンチは150gしか対応できない機種です。

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 回転調節は、通常とグラインダー用の2種類です。

 速度は、最高でも4300回転ですので、やはり丁寧に混ぜていく感じです。新機種はこの点をさらに突き詰めています。

 本体の安全面では、サーモスタットを装備しているため、問題ありません。

 清潔面では、こちらは ABS樹脂のため、軽量ながら多少劣ります。食器洗い機には非対応です。

---

 以上、 ECH-4SJ の紹介でした。

 ナッツなどやや硬い食材に対応できる点が魅力です。ただ、この部分で言えば、後ほど紹介する山本電気のフードプロセッサーという強力なライバル機種がありますので、比較検討が必要でしょう。


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 【2018年】

 9・クイジナート DLC-102J
  ¥14,828 楽天市場 (7/23執筆時)

 【旧機種】

 9・クイジナート DLC-101J
  ¥16,277 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):250g
最大容量(玉ネギ):200g (大1個)
速度調整:1段階
調理種類:6種類
固い食材:
食洗機:対応
サイズ:140×215×325mm

  DLC-102J は、クイジナートの中級機種です。

 こちらの機種も、新旧両機種ありますが、基本的な仕様は変わらないので、ネットで在庫がある旧機種で良いでしょう。2018年秋まで新型だったものですが、型番が変わったので、安く売られています。

 サイズは、幅140×奥215×高325mmです。プッシャーがある分、高さはある機種ですね。

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 主な用途は、ミンチ作りに便利な「きざむ」魚のすり身などに利用する「する」大根おろしなどを「おろす」、パンなどを「こねる」です。

 ただし、回転速度の点からか、ドレッシングなどを「混ぜる」という機能は、下位機種には付属する機能から消えています。

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 その一方、パナソニックの1万円台のフードプロセッサーのように スライス・千切りカッターが付属します。スライス(薄切り)」と「千切り(細切り)」に対応できますし、サラダに便利でしょう。

 ただし、とろろ汁など粘りの強いものも非対応です。また、クイジナートの先ほどの機種のように、ナッツ「くだく」機能はありません。これらの点も注意してください。

 ブレードは、パナソニックの場合、このグレードだと、コーティングされたチタンカッターでしたが、こちらは、普通のステンレスカッターです。

 容器は、下位機種よりは大きく250gまでのミンチが作れます。

 目安とすると、だいたい、2-3人前といったところでしょう。

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 回転調節は、できない仕様です。

 また、最大回転数も1500回転です。ミンチなどには問題ありませんが、ある程度、高速で細断した方が良いもの(「する」など)は、多少弱いかもしれません。

 ただし、間を置いて自動運転を繰り返す間欠運転モードを搭載しますので、液体に近い「ゆるい」素材には有利です。

 本体の安全面では、サーモスタットを装備しているため、問題ありません。

 清潔面では、こちらは ポリカーボネート樹脂です。熱に強いため、ボールカバーも含めて食器洗い機に対応できます。

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 以上、クイジナートのDLC-102J の紹介でした。

 スライサーを搭載する点でパナソニックの中位機種がライバルです。

 見所は清潔性の面で、1万円前後の製品としては、ケース部分が食器洗い機に対応できる数少ない製品です。食器洗い機のユーザーは、かなり便利でしょう。


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 【2018年】

 10・クイジナート DLC-192J
  ¥23,312 楽天市場 (7/23執筆時)

 【旧機種】

 10・クイジナート DLC-191J
  ¥19,800 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):400g
最大容量(玉ネギ):400g (大2個)
速度調整:1段階
調理種類:6種類
固い食材:
食洗機:対応
サイズ:177×248×350mm

  DLC-192Jは、クイジナートの、大きめのフードプロセッサーです。

 こちらも新旧両機種ありますが、基本性能は変わらず、外観の変更と説明書を含めたマイナーチェンジです。新機種の登場で値段の下がっている旧機種が良いでしょう。

 サイズは、幅177×奥248×高350mmです。高さの部分は、設置場所を確認しましょう。

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 主な用途は、CGC-4WJと同じです。

 改めて書けば、ミンチ作りに便利な「きざむ」魚のすり身などに利用する「する」大根おろしなどを「おろす」、パンなどを「こねる」サラダなどを「スライス」・「千切り」に対応できます。

 ブレードは、高い機種ですが、普通のステンレスカッターです。

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 容器は、下位機種よりも大きな本体なので、パナソニックとおなじ400gまでのミンチが作れます。

 ハンバーグならば、800gが処理できることになり、スケールメリットがあります。

 回転調節は、できない仕様で、最大回転数も1500回転です。この部分は下位機種と同じです。

 本体の安全面では、こちらもサーモスタットを装備しているため、問題ありません。

 清潔面では、こちらは ポリカーボネート樹脂です。熱に強いため、ボールカバーも含めて食器洗い機に対応できます。

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 以上、クイジナートのDLC-192Jの紹介でした。

 大きさ的に、パナソニックと同じ分量が処理できるのはこの機種からです。

 ただ、比較した場合、価格が高めなのがネックです。ただ、家電としての見映えは良いと思います。


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 11・業務用フードプロセッサー DLC-10PRO
  ¥31,000 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):400g
最大容量(玉ネギ):400g (大2個)
速度調整:1段階
調理種類:7種類
固い食材:
食洗機:対応
サイズ:182×252×348mm

  DLC-10PRO は、クイジナートの、業務用のフードプロセッサーです。ただ、サイズは先ほどの製品と同じです。

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 主な用途は、DLC-191J と同じです。

 ただし、こちらは、ナッツや冷凍果実を「くだく」機能が加わっています。一方で、長芋や氷は、こちらも禁止食材です。

 ブレードは、砕く機能を搭載するため、ノコギリ状の特殊な刃を装備します。頑丈なものです。

 容器は、家庭用のDLC-191J と同じで400gまでのミンチが作れます。

 回転調節は、できない仕様で、間欠運転モードのみ搭載です。最大回転数も1500回転です。この部分は下位機種と同じです。

 本体の安全面では、こちらもサーモスタットを装備しているため、問題ありません。

 こちらは ポリカーボネート樹脂です。耐熱温度は120度と高く、食洗機でも洗えます。

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 以上、クイジナートの DLC-10PRO の紹介でした。

 スライサーなどを装備した上で、「硬いものが砕ける」点が魅力の機種です。

 外観も、しっかり頑丈な製品で見映えがするプロ仕様です。一方、ライバルは、スライス以外、同じく「砕く」機能を持つ、山本電気の製品でしょう。これについては、次に紹介します。

4・他社のフードプロセッサー

つづいて、上記でみた以外の国内外メーカーの製品を見ていきましょう。


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【2014年発売】

 12・山本電気 MasterCut YE-MM41R
 13・山本電気 MasterCut YE-MM41W
  ¥ 15,930 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):300g
最大容量(玉ネギ):300g(大1.5個)
速度調整:無段階調整可
調理種類:7種類
固い食材:対応
食洗機:
サイズ:210×250×160mm

 山本電気は、自動車モーターなどの専門メーカーです。

 フードプロセッサーなど、モーターを使う調理家電を出しており、その分野でも根強い人気があります。

 サイズは、幅210×高さ250×奥行160mmです。

 パナソニックと体積は代替同じですが、縦長な形状ですね。設置性は良さそうです。

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 主な用途は、この機種は多用途です。

 ミンチ作りに便利な「きざむ」ドレッシングなどの「まぜる」魚のすり身やふりかけなどに利用する「する」大根おろしなどの「おろす」、パスタ生地などの「こねる」、コーヒー豆を「ひく」という、8つの機能を網羅します。

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 その上で、パナソニックではプロ用機種にのみ採用される、生クリームやメレンゲを作れる「泡立てる」、氷やナッツなどを「くだく」という機能を網羅します。

 とくに氷については、クイジナートも対応しないため、こちらは高性能といえるでしょう。加えて、パナソニック同様に「長いも」にも対応できます。

 ただし、パナソニックの1万円台の機種と比べると、サラダなどに便利なスライサーと鬼おろしは未付属であり、全ての面で能力が高いとも言えない部分はあります。

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 ブレードは、結構特殊です。

 上図のような2種類のパーツを組み合わせたものです。これを組み合わせ、多彩な調理が可能なことを売りにしています。 

 容器は、液体系やミンチの場合共に500gです。パナソニックの通常機より多少多めです。

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 回転調節は、この機種はDCモーターを採用しているため、ツマミにより3000回転から800回転まで無段階に調整可能です。断続運転も可能ですので、「こねる」系の料理には魅力でしょう。

 本体の安全面では、ブレーカーを装備しており安全です。

 清潔面では、こちらも本体がSUS(アルミ)なので、問題ありません。ただし、食器洗い機に対応しません

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 以上、山本電気のYE-MM41シリーズの紹介でした。

 同社のフードプロセッサーはこれだけの展開ですが、人気が非常に高いです。パナソニックに比べた場合、回転数の調整が無段階で可能なので、とくに、「泡立てる」「くだく」という調理において、優位性があるでしょう。

 ただ、スライサーがない点で、完全に上位とはいえません。また、「ひく」については、プロペラタイプは、一般的に均一に引けないので、コーヒー豆にはおすすめできません。


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 14・レコルト カプセルカッター RCP-2
  ¥6,480 Amazon.co.jp
(7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):200g
最大容量(玉ネギ):200g(大1個)
速度調整:1段階
調理種類:5種類
固い食材:対応
食洗機:
サイズ:116×233×116mm

  RCP-2 は、レコルトが発売する今までにない形状のフードプロセッサーです。

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 サイズは、幅116×高さ233×奥行116mmです。見た目通り小型です。

 「キャトル カプセルカッター」という名前で、たいへん面白い形ですが、能力的にも充実します。

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 主な用途は、ミンチ作りに便利な「きざむ」ドレッシングなどの「まぜる」魚のすり身やふりかけなどに利用する「する」大根おろしなどの「おろす」氷などを「くだく」という機能です。

 スライサーを装備しない点を除けば、他社の上位機の機能を網羅します。

 ただし、「おろす」については、専用のブレードを用意しないため、パナソニックに比べると、食感は劣るでしょう。

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 ブレードは、他社にはない立体構造の4枚刃です。この仕組みが、比較的小型な機種ながら、氷も砕けるパワーを確保できていると言えます。

 容器は、ミンチで200gです。

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 回転調節は、この機種は非対応です。

 とくに、この機種の場合、24500回転とパワーはあります。フードプロセッサーの場合は、速さが不利に働くシーンが多いです。出来映えに影響する部分なので、イマイチです。

 本体の安全面では、ブレーカーなどに言及ががなく清潔面では、本体はトライタン樹脂ということで、他社より多少ランクは落ちるでしょう。

---

 以上、レコルトRCP-2の紹介でした。

 他社の半分ほどのサイズと、置きっ放しでも良いようなデザインが魅力です。無骨ではないため、ちょっとしたプレゼントにも良いでしょう。

 ただ、上で書いたような欠点もある機種ですので、自分用として本格的に使う場合は注意も必要でしょう。



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 【2016年発売】

 15・フィリップス マルチチョッパー HR2509/95
 16・フィリップス マルチチョッパー HR2505/05
  ¥4,325 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

 【2018年発売】【フローズンブレード付属】

 17・フィリップス マルチチョッパー HR2507/95
 18・フィリップス マルチチョッパー HR2507/15
 19・フィリップス マルチチョッパー HR2507/05
  ¥ 7,685 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):(最大500ml)
最大容量(玉ネギ):
速度調整:1段階
調理種類:2種類
固い食材:
食洗機:対応
サイズ:135×135×265mm

  HR2509/95 は、オランダの家電メーカーフィリップスが発売する製品です。

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 デンキヤの流通ルートごとに型番・色目を変えるので多くの商品がありますが、まとめれば、色のほか、フローズンブレード付属の有無のみの違いです。

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 サイズは、幅135×高さ13.5×奥行26.5mmです。縦長の省スペース設計です。

  201707241317.jpg

 主な用途は、ミンチ作りに便利な「きざむ」ドレッシングなど「まぜる」です。

 機能は限定されますが、こちらの場合、野菜を粗くカットして作るチョップドロップが得意で、野菜を刻む用途に特化して考えれば、使い勝手が良い製品です。

 また、フローズンブレード付属のモデルは氷を砕くことができますが、通常モデルでもナッツ類を「くだく」ことは可能です。

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 ブレードは、チョップドロップ専用刃とフードプロセッサー用が付属します。いずれも、普通のステンレスの刃です。

 容器は、大きさが非開示です。ただし、最大でタマネギ換算で「半タマ」なので、ハンバーグなどのミンチ作りには向きません。やはり、コールスロー的な野菜を中心に下ごしらえに使うのに限定して向くサイズと言えるでしょう。

 回転調節は、この機種は非対応です。

 フードプロセッサーの場合は5000回転で、チョップドロップの場合は、1500回転とゆっくりめにカットしていく機種です。

 本体の安全面では、ブレーカーなどに言及ががなく清潔面では、ABSですが、食洗機対応で、洗いやすいです。

---

 以上、フィリップスのマルチチョッパーの紹介でした。

 従来的なフードプロセッサーとしては、イマイチな製品です。ただ、小型で、野菜の下ごしらえに特化したモデルを探しているならば、とても良い選択肢でしょう。


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 20・タイガー SKF-G100-V [ボルドー]
 21・タイガー SKF-G100-T [ブラウン]
  ¥11,091 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):500g
最大容量(玉ネギ):650g(大3個)
速度調整:2段階
調理種類:6種類
固い食材:
食洗機:
サイズ:287×179×210mm

 SKF-G100は、日本の家電メーカーのタイガーが発売するフードプロセッサーです。

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 主な用途は、ミンチ作りに便利な「きざむ」ドレッシングなど「まぜる」魚のすり身やふりかけなどに利用する「する」大根おろしなどの「おろす」、パスタ生地などの「こねる」、製菓用に「泡立てる」という機能です。

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 スライサー機能はないですが、それ以外は、装備している点で優秀です。長芋も対応です。

 またこの機種は、投入機がない構造なので、フードプロセッサーとしては「例外的に」液体の調理ができます。ただ、この構造の場合、「おろし」などをする場合に、プッシャーで押し入れできないため不便です。

 また、ジュースなどは(できなくはないですが)「大根おろしでジュースを作るようなもの」になります。

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 ブレードは、パナソニックのようにチタンコートがなされた頑丈な刃を採用します。

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 容器は、その大きさはこの機種の「売り」です。

タマネギのみじん切りやハンバーグのたねの場合は650gまで対応できる大きな機種で、5-6個は一度にとれるでしょう。ミンチも、豚の切り身なら500gまでいけます。大量に作りたい場合も対応力があります。

 回転調節は、高速回転・低速回転が選べます。

 最大でも2800回転とゆっくり回すタイプです。このほか、間欠運転モードと変速モードも搭載します。「こねる」際などに便利でしょう。

 本体の安全面では、一方、ブレーカーやサーモスタットなどは非搭載です。

 定格時間は30分と長いですが、厚くなりすぎないように気をつけてください。

 清潔面では、ステンレス製のカップですので十分です。

 ディンプル加工がなされ、張り付きにくい仕様です。こちらも本体がSUS(アルミ)なので、問題ありません。ただし、素材的に、食器洗い機に対応できない点はやや不便でしょう。

---

 以上、タイガーのSKF-G100シリーズの紹介でした。

 他社製品と比較した場合、カップが大きく、一度に大量にできる点がメリットでしょう。ハンバーグなどを一度にたくさん作り、冷凍しておく用途には向きますね。チタンコートのブレードも高品質であり、フードプロセッサーとして、デザイン上の見映えも良い製品だと思います。

 スライサーはないのが唯一の欠点ですが、これが不要ならば良い選択肢ですね。

今次回に続く!
フードプロセッサーのおすすめは結論的にこの製品!

 というわけで、今回はフードプロセッサーの比較でした。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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1・本体容量   ★★★★★
2・ミンチ作り  ★★★★★
3・野菜スライス 
★★★★★
4・山芋とろろ汁 ★★★★☆
5・固い食材   ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★★

 次回の後編記事(こちら)では、ここまで紹介してきた全品から、いつものように、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種!を提案します。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

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posted by Atlas at 12:24 | 調理家電

比較2019'【仕上がり抜群】フードプロセッサー21機のおすすめ・選び方(2):food processor

前回からの続きです→こちら

今回の結論
フードプロセッサーのおすすめは結論的にこの製品!

 というわけで、前編記事(こちら)では、各社のフードプロセッサーの比較を比較してきました。

 最後に、いつものように、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。


 第1に、主にハンバーグのミンチを作る目的のかたに、オススメできる機種は、

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 20・タイガー SKF-G100-V [ボルドー]
 21・タイガー SKF-G100-T [ブラウン]
  ¥11,091 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):500g
最大容量(玉ネギ):650g(大3個)
速度調整:2段階
調理種類:6種類
固い食材:
食洗機:
サイズ:287×179×210mm

1・本体容量   ★★★★★★
2・ミンチ作り  ★★★★★
3・野菜スライス 
☆☆☆☆☆
4・山芋とろろ汁 ★★★★☆
5・固い食材   ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★★

 タイガーSKF-G100でしょう。容量的にハンバーグなら650gまで対応できる点を評価しました。

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 要するに、手軽にハンバーグを作る場合、牛肉200g、豚肉200g、タマネギ1/2個をセットして、牛乳・卵・パン粉をフードプロセッサーにセットすれば、4人分のタネが1度にできる量です。また、餃子のタネなら30個ほどが1度にできます。

 それほど多く作らない場合も、容器が大きいため飛び散りにくく、幅広で取り出しやすいカップ形状も優秀なため、こちらを選んで良いと思います。

 デザイン的にも、旧来のフードプロセッサーには見られないインテリア性もあると言え、キッチンの美観の上でも良いと感じます。

 注意点は、ケース部分が食器洗い機に対応しない点スライスに対応しない点です。パナソニックやクイジナートと違う部分のため、食器洗い機のユーザーは気をつけましょう。


 第2に、ミンチなどのほか、野菜のスライスや細切りもこなせるマルチな機種としておすすめできるのは、

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 3・パナソニック MK-K81-W
  ¥12,543 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):200g
最大容量(玉ネギ):300g (大1.5個)
速度調整:3段階
調理種類:8種類
固い食材:
食洗機:
サイズ:155×250×100mm

1・本体容量   ★★★★★
2・ミンチ作り  ★★★★★
3・野菜スライス 
★★★★★
4・山芋とろろ汁 ★★★★★
5・固い食材   ★★★☆☆
6・総合評価   ★★★★★

 パナソニックMK-K81でしょう。

 スライス対応の機種は、クイジナートにもありますが、パナソニックの方が価格的に安いです。

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 ブレードブラックハードチタンカッターを採用し頑丈ですし、容量的にもミンチで最大400gまで、ハンバーグのたねならば500gまで対応できるため、サイズとしても十分でしょう。

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 フードプロセッサーは色々な用途で利用できます。

 しかし、用途面の要不要で迷ったら、「とりあえずこれを買っておけば間違いない」と言えます。また、細かい部分とは言え、とろろ汁対応は、日本のご家庭でも嬉しい部分でしょう。


 第3に、食器洗い機ユーザーにオススメできる中位機としては、

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 【2018年】

 9・クイジナート DLC-102J
  ¥14,828 楽天市場 (7/23執筆時)

 【旧機種】

 9・クイジナート DLC-101J
  ¥16,277 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):250g
最大容量(玉ネギ):200g (大1個)
速度調整:1段階
調理種類:6種類
固い食材:
食洗機:対応
サイズ:140×215×325mm

1・本体容量   ★★★★☆
2・ミンチ作り  ★★★★★
3・野菜スライス 
★★★★★
4・山芋とろろ汁 ★★☆☆☆
5・固い食材   ★★★☆☆
6・総合評価   ★★★★☆

 米国のクイジナートの中級機種DLC-102J でしょう。もちろん、価格が下がった旧機種でも構いません。

 ポリカーボネート樹脂製で、ケース部分が食器洗い機に対応できるからです。

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 他機も対応製品はありますが、「きざむ」「する」「まぜる」「おろす」「こねる」という基本動作を備えつつ、1万円前後という機種はありませんので。

 安全面でも、サーモスタットを装備している点などが見所と言えますが、頑丈性でも同社の製品は折り紙付きです。

 アメリカの調理器具は、生活スタイル的に、頑丈さと食器洗い機対応は、上位機の機能として極めて重要で、やはりこの部分が優れた機種と言えます。

 難点は、芋系の「粘る素材」への対応力ですが、このあたりは、日本製品に負けますね。


 第4に、ナッツや氷など硬い食材に対応させたい場合に有利なのは、

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【2014年発売】

 12・山本電気 MasterCut YE-MM41R
 13・山本電気 MasterCut YE-MM41W
  ¥ 15,930 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):300g
最大容量(玉ネギ):300g(大1.5個)
速度調整:無段階調整可
調理種類:7種類
固い食材:対応
食洗機:
サイズ:210×250×160mm

1・本体容量   ★★★★★
2・ミンチ作り  ★★★★★
3・野菜スライス 
☆☆☆☆☆
4・山芋とろろ汁 ★★★★☆
5・固い食材   ★★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 山本電気のフードプロセッサーでしょう。

 基本的なフードプロセッサーの用途に加えて、剛性のあるブレードの採用で、こと「くだく」という点では、「最強のフードプロセッサー」です。

 また、DCモーターを採用し、回転数が無段階で調節できるのも魅力で、食材の微妙な食感まで調整したい方にも向きます。注意点は、多機能に見えて、スライサーがない点でしょうか。それ以外は、デザイン面をふくめてとても良い製品です。


 第5に、1人暮らし用になるべく小型な機種を探している場合は、

 201808281925.jpg

 【2016年発売】

 15・フィリップス マルチチョッパー HR2509/95
 16・フィリップス マルチチョッパー HR2505/05
  ¥4,325 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

 【2018年発売】【フローズンブレード付属】

 17・フィリップス マルチチョッパー HR2507/95
 18・フィリップス マルチチョッパー HR2507/15
 19・フィリップス マルチチョッパー HR2507/05
  ¥ 7,685 Amazon.co.jp (7/23執筆時)

最大容量(ミンチ):(最大500ml)
最大容量(玉ネギ):
速度調整:1段階
調理種類:2種類
固い食材:
食洗機:対応
サイズ:135×135×265mm

1・本体容量   ★★★★★
2・ミンチ作り  ★★★★☆
3・野菜スライス 
☆☆☆☆☆
4・山芋とろろ汁 ☆☆☆☆☆
5・固い食材   ★★★★☆
6・総合評価   ★★★★☆

  レコルトと迷いましたが、フードプロセッサーとしての回転数をふまえると、1500回転と丁寧に回すフィリップスのマルチチョッパーでしょう。

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 縦長で設置性が良いですが、ミンチ作りに便利な「きざむ」ドレッシングなど「まぜる」を装備する上、とくに野菜の切断については、野菜を粗くカットして作るチョップドロップが得意が便利です。また、意外に丈夫なブレードで、ナッツ類なら「くだく」ことも可能です。

 ただ、あくまで「小型」なので、1人暮らしのかたでも、ある程度まとめて調理したい場合は、タイガーやパナソニックなどの多少大きな機種の方が効率は良いでしょう。

ーーー

 というわけで、今回は、フードプロセッサーの比較でした。

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1・ジューサーの比較
2・ハンドミキサーの比較
3・フードプロセッサーの比較
4・マルチクッカーの比較

 なお、冒頭書いたように、用途が似通った家電が他にもあります。比較して検討されたいかたは、上記の記事もよろしくお願いします。

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 また、最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです!ではでは。

posted by Atlas at 12:23 | 調理家電

2019年07月22日

比較2019'【違いが分かる】最新ジューサー32機の性能とおすすめ:スロー・パワージューサー対応(1)

【今回レビューする内容】2019年 健康志向!スロージューサー・高速ジューサー・ミキサーの性能とおすすめ・選び方・使い方:シャープ・パナソニック・ヒューロム・テスコム・デロンギ・バイタミックス・クイジナート・T-Fal・日立:ヘルシオ ジュースプレッソビタミンサーバー 真空ジュースミキサー パワーブレンダー・オートクッキングブレンダー口コミ人気ランキング フルーツ野菜ジュース・スープ対応 ジュース用ミキサーとジューサーの違いなど

【紹介する製品型番】 EJ-GP1 EJ-CP1 MJ-L500 MJ-H200 MJ-L600-H H-AA-WWA17 H-AA-RBA17 T-fal ZC500HJP BL1431JP HZ-SBA17 H15-WH12 H2Hスーペリア アドバンスド100 siroca SSJ-201WH MX-X301 MX-X501-N MX-X701-T Vitamix TNC5200 Cuisinart CPB-300JBSW TMV1100-S WSM-1MCGJ DBLP615-WHTIGER SKR-T250-PB VEGEE HX-C2000 EM-P10A-W EM-SB1A-R SKR-T250-PB SKT-A100-WM MX-XP102

今回のお題
健康ジュースを作れるジューサー・ミキサーのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年7月現在最新となる、ジューサー・ミキサー比較をします。

 201807221802.jpg

 家庭でのジュース作りは、最近の健康志向で「数度目のブーム」を向かえています。

 ただ、ラインナップが増えてきたため、「どれを買って良いのか?」分かりにくくなっています。また、「ジューサーとミキサーの違い」を理解しないで、選んでしまう方も多いと言えます。

---

 そこで、今回は、デンキヤで見かける「ほぼ全機種」にあたる製品を、1機種ずつ丁寧に比較しました。

 記事では、高速ジューサー低速ジューサー双方ともフォローします。

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 もちろん料理兼用のパワーブレンダータイプも紹介します。

1・ビタミンの保持  ★★★★★
2・食物繊維     ★★★★★
3・レシピの多さ   ★★★★★
4・片付けのしやすさ ★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 以下では、いつものように各機種を比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

1・ジューサーの選び方の基本

 あらかじめ、基本的なジューサー選び方を説明しておきます。


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 ジューサーは、「スロージューサー」・「パワージューサー」・「ジュース用ミキサー」に3分割できます。

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 また、製品ごと、「ジュースの味」・「栄養素の残存性」・「片付けの容易さ」などの点で、性能が大きく変わります。

 ここでは、選ぶにあたっては「これだけは知っておいた方がよい」ポイントを、順番に解説しておきます。

ーー

 なお、以下では、Atlasが高評価するポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

1・スロージューサーの特長と欠点

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 第1に、スロージューサー(低速ジューサー)です。

 比較的新しいジューサーのジャンルです。

 日本では、シャープやパナソニックが牽引する形で、ここ数年健康志向の人たちにじわじわ浸透してきました。

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 基本的な仕組みは、食材を投入し、「臼でゆっくりすりつぶす」というものです。また、搾汁したあとの「絞りかす」は、別の出口から分離して出る仕様です。

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 ジュースの味の面では、今までのジューサーと違って、水や氷で薄めずに100%のジュースが搾れる点で魅力です。

 また、絞りかすを分離するため、市販のジュースのように「飲みやすい」タイプのジュースができます。

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 栄養価の面では、回転数を落として臼でゆっくり潰すため、ジュースの栄養素が壊れない点が評判です。

 パワージューサーと比較すると、葉酸・ペクチン・ポリフェノール・ビタミンCなどの残存率の点で、とくに優秀です。

 加熱していないため天然のビタミンが採れる点が人気で、この製法の飲料を「コールドプレスジュース」と呼んで区別しています。

 一方で、「こし取る」方式なので、食物繊維はジューズと分離されます。(搾りカスを食べない限り)採れない点は注意です。

 搾汁に必要な時間は、1杯分(180ml)あたり、1分ほどです。

 一度の操作で大量は作れない仕様です。ただ、コップを入れ替えて、10杯以上の連続使用は可能です。

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 また、ヒューロムのスロージューサーを除けば、バナナジュース・アボガドジュースなど粘性があって水分が少ない食材は、仕組み上、対応できません

2・パワージューサーの特長と欠点

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 第1に、パワージューサー(高速ジューサー)です。

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 基本的な仕組みは、低速ジューサーと同じで切った食材を投入する方式です。

 ただし、カッターで「ざく切り」にして、遠心分離で搾りカスを飛ばすという、「アクロバティック」な分離法を取ります。

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 ジュースの味の面では、低速ジューサーで作るものと変わりません。

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 栄養素の点では、シャープの調査によれば、低速ジューサーのほうが残存率では有利です。

 搾汁に必要な時間は、スロージューサーの半分ほどです。

 投下した食材はすぐ砕かれるため、1L以上を手早く搾汁したい場合には、相当有利です。低速ジューサーは、180mlで1分かかりますから。

 一方、低速ジューサー同様に、バナナアボカドなど粘性が強いものに対応できないほか、遠心分離方式なので、桃やキウイなど、果肉が多くて飛び散りやすいものも、利用に難ありです。

3・ミキサーの特長と欠点

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 第3に、ミキサーです。

 09skr_j_cutter.jpg

 基本的な仕組みは、プロペラカッターでガシガシ切断してジュースとしていく方法です。

 つまり、ジューサーとことなり、繊維質を「こしとらない方式」をとります。

 JRの駅などにある「Juicer Bar」は、この方式ですね。

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 ジュースの味の面では、繊維質を液体に残るので、トロッとした食感で、「濃厚な味」のジュースができます。

 いわゆる「スムージー」であり、「スッキリ味のジュース」ではありません。ただし、バナナなど、スロージューサーでは難しい食材にも対応できる汎用性はあります。

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 便利なようですが、欠点もあります。

 第1に、ミキサーの場合、100%ジュースができません

 ミキサーには、ジューサーより多くの「水気」が必要です。そのため、氷・水・豆乳・牛乳などを加えないと、ミキサー本体が壊れてしまいます。

 第2に、繊維が飲料に残存するため、割と早く変色する点です。

 変色すると味も栄養価も悪くなるので、作り置きには向きません。

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 栄養価の面では、「繊維をこしとらない」方式です。

 そ、「食物繊維をジュースで採りたい」という方に向きます。

 ただし、カットする際に相当の熱が入るため、ビタミン・ポリフェノールなどは一部が壊れます。そのため残存率は、スロージューサーに及びません

 ただし、後ほど紹介するテスコムの「真空ミキサー」は、ボトル内を0.3気圧にすることで、スロージューサーのように「栄養価を壊さず」、また「変色しにくくする」などの工夫がなされます。

 搾汁に必要な時間は、高速ジューサーよりも短いです。ミキサーの容量が大きいほど大量の処理ができるでしょう。

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 本体の大きさについて言えば、ミキサーには1Lを超えるような大型商品もあります。

 主に米国圏が主力になる製品で、「パワーブレンダー」とも呼ばれます。スープ作りに兼用する「料理用」となります。こうした製品も、今回紹介していきます。

---

 なお、ミキサーは、「ジューサーミキサー」などの名称で、ジューサーを「名乗る」製品があります。しかし、JISによる定義(JISC 9609)では、明確に違うものとして定義されています。

4・今回の記事の構成について

 201501291749.jpg

 というわけで、低速ジューサー・高速ジューサー・ミキサーの違いを紹介しました。

1・ジューサーの比較
2・ミキサーの比較

 以下の記事では、これらを順番に紹介していくつもりです。

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 ただ、バイタミックス・デロンギ・クイジナートなど、業務用としても通用するパワーブレンダー(パワーミキサー)を含めてミキサー限定で探している方もいると思います。

 その場合、、今回の記事の「2回目記事」にあたる【ミキサー・パワーブレンダーの比較記事】からお読みください。

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3・ハンドミキサー・ブレンダーの比較
4・フードプロセッサーの比較

 そのほか、ジュース用と言うより料理兼用のハンディタイプなど探している方などは、これらとは別の記事があります。上記のリンク記事をご覧ください。

2・各社のスロージューサーの比較

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 はじめに、野菜や果物の栄養素を残した100%ジュースができるスロージューサーを紹介していきましょう。

 ライフスタイル系の雑誌などで特集される「ジューサー」は全てこのタイプです。

 ここでも、Atlasが高評価するポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2016年】

 1・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-CP1-W
 1・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-CP1-D
  ¥ 18,746 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:32回転
連続運転時間 30分
定格容量:なし(グラスを使う方式)

 ヘルシオ ジュースプレッソは、シャープのジューサーです。2016年の発売以来、ロングセラーを続ける「名機」です。

 近年のスロージューサーブームの日本における「火付け役」とも言える製品です

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 なお、同社が、調理家電で「ヘルシオ」と付ける場合は、健康の部分でシャープが気合を入れてい証拠です。

 本体の大きさは、150×177×425 mmです。テーブルに置いても邪魔にならないサイズです。

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 基本的な使い方は、簡単です。

 食材をだいたい2-3cm角の棒状に切ってから、上部の投入口に5秒間隔で少しずつ入れるだけです。必要に応じて、付属のプッシャー(押し込み棒)を使います。

 定格運転時間は、30分までなので、基本的に「好きな量」を作れます。2人分ほどの搾汁ならば、ほんの数分で可能です。

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 ジューサーの回転数は、毎分32回転です。

 パワージューサーは毎分10000回転に及ぶものもありますが、スロージューサーは、(栄養素を残すため)できるだけゆっくり搾汁することに力点が置かれます。

 低速なほど摩擦熱が生じないため、栄養素が壊れにくいです。そして、32回転というのは「業界最高レベルの低速」です。

 スクリューは、左図のような樹脂製のスクリューを採用します。

 また、右図のように、ジュースの絞りかすが分離できる構造のために、パワージューサーと異なり、水分を入れずに100%ジュースを作ることもできます。

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 栄養素の点では、低速で、金属を使わない樹脂製スクリューで搾汁するため、ビタミンなどの栄養素を破壊せず、生野菜にほぼ近い栄養をジュースで摂ることができる健康重視の製品です。

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 の部分では、低速ジューサーで作るものは分離しにくく、「濃厚でなめらかな」味のジュースになります。

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 レシピの豊富さは、ヘルシオブランドらしく、他社に較べても豊富です。こちらにも紹介されていますが、 例えば、ヘルシーにソイ(大豆)を使ったレシピなども多数あります。

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 例えば、にがりと大豆の水煮から「豆腐」「ゴマ豆腐」「豆乳」も作成可能ですね。

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 特に「飲みにくい」ケールを使った青汁については、飲みやすい組み合わせの提案が多く助かります。

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 お手入れの手軽さは、こちらの機種の、最大の「売り」です。

 スクリューをを含めて、全て分解洗い可能だからです。また、複雑な構造をした本体のタンクの部分も、水で洗い流すだけですので、かなり手軽です。なお耐熱性があるので食洗機に対応です。

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 以上、シャープヘルシオ・ジューサーの紹介でした。

 価格は高いですが、健康面や使い勝手を考えるとかなりレベルの高い製品ですね。健康重視の方にはおすすめできます。

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 【2015年】

 2・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-ST1-Y
 2・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-ST1-A

  ¥12,500 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

 なお、こちらは、多少安い価格で2015年旧モデルが売られています。

 相違点は、掃除のしやすさです。旧機種は、片付けの際、刃を専用のケースを使ってゴミをそぎ落とす必要があったのが、新機種では不要になりました。ただ、格別の違いはなですし、作れるレシピは同様です。

 ただ、価格面での優位性はさほどないので、選択肢にせずとも良いでしょう。


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 【2016年】

 3・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-GP1-G
 3・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-GP1-R
  ¥ 25,000 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:32回転
連続運転時間 30分
定格容量:なし(グラスを使う方式)

 EJ-GP1は、シャープのヘルシオ・ジュースプレッソの上位機種です。

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 先ほどの機種との機能差は、主に3点です。

 第1に、フローズン用アタッチメントが付属する点です。

 凍った食材を砕いてジュースにできるのは、料理のレパートリーが増える点で重要な部分です。スムージーだけでなく、フローズンも最近流行りですから。

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 第2に、「青物野菜の直接投入」ができる点です。

 下位機種の場合、葉物については出口が詰まるため、1cm角に切る必要がありました。

 しかし、この機種は、絞りかすの出口のパッキンの圧力をダイヤルで調整できます。圧が弱いと、葉物野菜の詰まりが効果的に防げるため、食材をそのまま投入できるようになります。

 ただ、圧を弱めると繊維カスが残りやすくなるので、ジュース用に従来の圧力を出せるよう、ダイヤル調整式してあります。下位機種でも細かく刻めば、青汁系飲料ができますが、こちらはより手軽と言えます。

 付属のレシピ集には、青汁系のほか、野菜を使った前菜風のフローズンなど多様なアイデアが載っています。

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 以上、シャープヘルシオ・ジューサーの紹介でした。

 特に、健康のために、ケールなどの葉物野菜をジュースにしたい方は、こちらの上位機種が良いでしょう。また、フローズンができる点で、レシピのレパートリーも増えそうです。

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 【2015年】

 4・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-CF10A-R
 4・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-CF10A-D
 4・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-CF10A-G
  ¥ 20,000 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

 なお、こちらも2015年旧モデルがあります。

 こちらは、フローズンは作れますが、切替ダイヤルが未装備で、葉物野菜類への対応力が落ちる機種です。

 また、下位機種の場合と同じで、掃除が一手間余分にかかる点が相違点です。すでに価格差もないので、選ぶならば、新機種で良いでしょう。


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 【上位機種】【2018年】

 5・パナソニック ビタミンサーバー MJ-L600-H
   ¥23,789 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

 【下位機種】【2018年】

 6・パナソニック ビタミンサーバー MJ-L400
   ¥21,419 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

 【下位機と同一性能】【2016年】

 6'・パナソニック ビタミンサーバー MJ-L500
   ¥ 18,500 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:45回転
連続運転時間 15分
定格容量:400 mL(ジュースカップ)

 ビタミンサーバーは、パナソニックの発売するスロージューサーです。ヘルシオのジュースプレッソのライバルとなる商品です。

 本体の大きさは、幅185×奥行176×高さ432mmです。シャープに比べると多少幅広ですが、ほぼ同じです。

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 基本的な使い方は、シャープのヘルシオの場合と同じです。

 ただし、シャープの上位機と違って、葉物野菜をそのままでは投入できない構造です。

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 ジューサーの回転数は、毎分45回転す。シャープに較べると多少回転スピードが高速です。スロージューサーは「低速なほど良い」という製品なので、この点では負けています。

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 栄養素の点では、ただし注目点があります。

 パナソニックは、固いものでもすりつぶせる点を重視し、ステンレスパーツ一体型スクリューにしています。そのため、ニンジンなど固い食材を絞りきる力は、シャープより上です。

 栄養素を絞りきる力という点では、期待感がより高いです。

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 の部分でも、「絞りきる力」が活かされ、ジュースに絞りかすが混在しないスッキリ味のジュースが搾汁可能です。

 また、上位機種については、あらごしフィルターも付属します。そのため、繊維質の残存した「あらごしジュース」が可能です。

 パワージューサーの場合と違って100%搾汁となるので、味の面で独特で面白いです。

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 レシピの豊富さは、ヘルシオに準ずる多さです。また、ヘルシオのジュースプレッソ上位機種と同様に、付属アタッチメントを使うことでフローズンが作れます

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 そのほか、シャープ同様に、豆腐レシピや、絞りかすを利用した提案系レシピなどが充実します。

 お手入れの手軽さは、ヘルシオに較べると、洗うパーツがやや多いです。パッキンなどの清掃後の組み立ての点順も、ヘルシオより一手間余計にかかります。ただ、慣れれば全く問題なく使えます。食洗機にも対応します。

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 以上、パナソニックの低速ジューサー「ビタミンサーバー 」の紹介でした。

 ヘルシオとどちらを買うべきか迷う製品です。搾汁の強さ・速さ・絞りきる力はこちらの方が上です。したがって、「味」・「栄養素」の面では「わずかに上です。

 ただ、「使い勝手」の部分で言えば、葉物野菜をそのまま投入できる点で、シャープの上位機が優秀です。「面倒くさいと使わなくなる」方は、シャープが良さそうです。


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 7・T-fal スロージューサー ZC500HJP
  ¥14,909 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:80回転
連続運転時間 14分

 「インフィニープレスレボリューションZC500HJPは、フランスのT-Fal社のスロージューサーです。

 形状はさすがのユーロデザインで、オシャレです。台所において見映えのするジューサーですね。

 本体のサイズは、225x210×444 mmとなります。

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 本体の使い方は、ユニークです。投入口が3つあり、3種類のフルーツ・野菜が同時に搾汁できるです。ミックスジュースを作る場合は、この機種が最も手早くできるでしょう。

 こちらも、食材の押し込みにはプッシャーを利用します。

 ジューサーの回転数は、80回転ほどほどの低速で動作するジューサーです。

 栄養素のとの点では、回転数を考えると、徹底度は日本メーカーのが上でしょう。構造的に絞りきる力は弱いため、繊維の残存率は高めです。

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 レシピ集は、こちらも充実します。ミックス・キャロットジュースなど、複数の食材を混ぜる方式のものは、構造的に得意でしょう。

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 また、通常のフィルターのほか、目の粗いフィルター(スープフィルター)を装備します。主に野菜などを粗越ししてとろみのあるスープを作ることが想定されています。

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 例えば、南瓜のスープなどが作れます。レシピ集は40種類のレシピがありますね。ただし、この機種は、フローズンを作ることはできません

 お手入れの手軽さは、イマイチです。

 洗うべき部品点数がやや多く、組み立てが面倒な部類です。お手入れの面でメリット性はあまりありません。また、他機種に較べて、連続運転時間が14分と短めである点も注意が必要です。食洗機には対応です。

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 以上、T-Fal社のインフィニープレスレボリューションの紹介でした。

 粗越しのスープが作れる点など、面白い低速ジューサーです。一方、大量に手早く作るならこちらでしょう。

 一方、繊維の残存や詰まりについては、トラブルが多めです。ただ、これは、他機より回転数が速い点のほか、構造的に「大量に投げ込めてしまう」がゆえの「反作用」です。

 これらの点で、葉物野菜類には向きません。果実類中心なら、気をつけて使えば問題ないでしょう。


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 8・siroca スロージューサー SSJ-201WH
 8・siroca スロージューサー SSJ-201BK
  ¥12,980 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:65回転
連続運転時間 15分

 こちらは、日本の調理家電メーカーのオークセールのシロカ・スロージューサーです。

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 本体の大きさは、 幅182 ×奥行173 ×高さ431mmです。他社とほぼ変わりません。ただ、外観はさほどモダンではなく、他社に比べるとイマイチでしょう。実用性重視です。

 本体の使い方は、基本的にシャープの下位機と同様です。食材を2-3cmに切って投入します。必要に応じてプッシャーを利用して押し込みます。

 ジューサーの回転数は、65回転です。

 こちらもほどほどの低速で動作するジューサーです。スクリューは、シャープなどと同じく樹脂製の安全性の高いタイプですね。

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 の面では、通常フィルターのほか、目の粗く、食材のとろみが残せるスムージー用のフィルターが付属する機種です。

 栄養素の点では、基本的にシャープ・パナソニックと同じ搾汁方式なので、ほぼ同じでしょう。ただ、スクリューの形状・回転数などの違いから、絞りきる力はパナソニックなどが上位です。

 レシピ集は、1冊付属します。一方、フローズンには非対応の製品です。

 お手入れの手軽さは、一方、この機種は、部品点数が多く面倒です。また、重要な違いとして耐熱性がないので、食洗機や45度以上の熱湯に対応できません

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 以上、シロカのスロージューサーの紹介でした。

 本体の剛性・堅牢性・デザイン性などの部分で「コストカット」の影響が見えるものの、スロージューサーとして価格が安いのが魅力です。

 「とりあえず試したい」という入門用には、良いと思います。果実などなら問題なくいけます。ただ、詰まりやすい葉物野菜類を中心とするならば、詰まりやすいとは言えるので、上位機をおすすめします。


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 9・ヒューロム H15-WH12【ホワイト】
   ¥18,400 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:17回転
連続運転時間 30分

 H-AAシリーズは、ヒューロムスロージューサーでは、「入門機」になります。

 同社は、低速ジューサーを主力に、ドイツや米国でシェアを広げ、世界的に有名なブランドとなった製品です。

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 本体の大きさは、幅176×奥行192×高さ399mmです。

 本体の使い方は、他社機と同じで、食材を小さく切り、プッシャーで押し込んで行く方式です。ただ、搾汁がおわったら、逆回転ボタンを一度押してから停止させる動作がプラスで必要です。

 一方、ケールなどの葉物野菜は3cmほどに切ってから投入が必要です。

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 ジューサーの回転数は、毎分40回転です。シャープに次ぐ速度です。

 スクリューは、シャープのような樹脂スクリューで丁寧に行います。

 一方、ヘルシオに較べると、こちらは、スクリューの形状に工夫(Wスクリュー形状)がありますビタミンを残さず、壊さず強力に搾汁できます。

 栄養素の点では、こうした強力な搾汁機構が功を奏して、力強い動作が可能でしょう。

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 の面で面白いのは、ジュースパッキンの利用法です。

 この製品は、300mlまでの搾汁を内蔵ドラムに貯めておけるので、ミックスジュースなどをしっかり混ぜてからガラスに出すこともできます。

 他社機もパッキン付きがありますが、これは、フローズンなどを利用する場合に使うもので、「混ぜる」という所作は考えていません。この方式だと、バナナ・豆などの低水分の食材でもミックスジュースが可能です。

 レシピは、充実します。ただし、フローズン系は未対応である点に注意が必要です。

 お手入れの手軽さは、ストレーナーの形状など、やや洗いにくい部分はあります。一方、80度以上の温度で洗えず宇、食洗機には対応できない点は注意でしょう。

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 以上、HUROM社のH-AAシリーズの紹介でした。

 国産品と比べるとやや価格が高めです。ただ、堅牢な本体と優れた搾汁機構は評価に値するでしょう。一方、葉物野菜への対応力はシャープが上回るため、ライバルは、同じく搾汁機構を重視するパナソニックとなるでしょう。

 ほぼ互角ながら、手入れの手軽さではパナソニック、水分の少ない食材と多い食材を合わせてのミックスジュースの作れる点では、ヒューロムでしょう。


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 10・ヒューロム H-AA-WWA17【ホワイト】
 10・ヒューロム H-AA-RBA17 【レッド】

   ¥ 30,980 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:40回転
連続運転時間 30分

 H-AAシリーズは、ヒューロム社スロージューサーでは、「中級機」になります。

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 本体の大きさは、幅180×奥行223×高さ407mmです。多少ずんぐりとした形状ですが、十分小型です。

 こちらも、搾汁する前にドラムに貯めて、ミックスジュースを簡単にできる仕様です。下位機種と違い、ドラムに450mlまで入り、混ぜることが可能なので2人分が一度にできるでしょう。

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 ジューサーの回転数は、毎分40回転です。低速化は、搾汁時の「つまり」を防ぐとともに、静音化にも貢献します。

 スクリューは、シャープのような樹脂スクリューで丁寧に行います。

 一方、ヘルシオに較べると、こちらは、スクリューの形状に工夫(Wスクリュー形状)がありますビタミンを残さず、壊さず強力に搾汁できます。

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 の面では、下位機種同様にドラム式であるのに加えて、コントロールレバーが注目ポイントです。

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 この機種は搾汁する際に、パッキンの開閉量を調整する機能が付きます。これにより、食材を好みに合わせて絞りきることができます。

 また、この機能を利用して「半開」状態にすることで、従来難しかったバナナなどの食材もジュースにできる点が、ヒューロムの「売り」です。下位機種は、水分量の多い食材となら「バナナミックスジュース」はできましたが、こちらの方が本格的です。

 栄養素の点では、基本的に下位機種と同様でしょう。絞りきる力は強いため、期待値は高いです。 

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 レシピは、この機種も多様です。

 こちらは、ストレーナーが2種類付属します。

 右側の粗い目のストレーナーは、スムージー・フローズン用のストレーナーです。スムージーは、わざと繊維質を残して、トロリとした飲み心地の飲料です。パナソニックの「あらごしフィルター」よりは、目が細かいですね。

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 また、豆腐用のケースが付属しており、大豆の水煮とにがりで、普通の豆腐や、野菜入り豆腐などに対応できます。

 お手入れの手軽さは、従来ヒューロムは洗いにくいと言われていましたが、ストレーナーなどの形状変更で、その弱点は軽減されました。食洗機は、引き続き、非対応です。

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 以上、HUROMのスロージューサーの紹介でした。

 下位機種と比較する場合、レバーの採用で、バナナや、茹でたサツマイモ、ナッツ類など低水分の食材で「オリジナルミックスジュース」を「開発」したい人には向くでしょう。

 また、スムージー風のとろみのあるジュースが作れる点なども面白いです。

 なかなか楽しめそうです。

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 11・HUROM H2Hスーペリア H2H-SBA11
   ¥ 52,010 楽天市場 (7/22執筆時)

 12・HUROM HZ-SBA17
   ¥ 75,383 楽天市場 (7/22執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:40回転
連続運転時間 30分

 なお、この機種は上位機としてH2HスーペリアHZ-SBA17 という機種も併売中です。

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 本体の大きさや、ドラムのサイズは同じです。

 ただし、HZ-SBA17 については、写真のように、ステンレス製となり、価格相応の高級感が出ています。

 そのほか、LEDランプの採用など、細かい部分の「高級化」がポイントです。基本的には「割高水準」のプレミアモデルです。

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 機能面では、一方で、H2Hスーペリアを含めて、果実類がそのまま搾れるスクイーザーの搭載が魅力です。

 スクイーザーが欲しい場合は、H2Hスーペリアについては、選んでもよさそうです。


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 【2018年】

 13・ヒューロム アドバンスド100 (グレー)
 13・ヒューロム アドバンスド100 (ワイン)
   ¥49,464 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:40回転
連続運転時間 30分

 アドバンスド100は、ヒューロム社が、2018年に新発売したスロージューサーです。

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 本体の大きさは、幅293×奥行212×高さ462mmです。従来機よりも大型化しています。

 ジューサーの回転数は、毎分40回転です。

 スクリューも、Wスクリュー形状です

 こうした点では、下位機種と同じです。

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 相違点は、「お手入れのしやすさ」の部分です。

 メッシュタイプのストレーナーを止めて、樹脂製フィルターを2重にした「分離搾汁方式」を採用するため、フィルター部分のお手入れが、相当楽になっています。

 その他の部分は新機種と同様ですが、「手入れ」とい部分は各社共通の課題ですので、方向性として良いと感じました。

5・各社のパワージューサーの比較

 続いて、遠心分離方式を利用する「ジューサー」の比較です。


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 14・Panasonic 高速ジューサー MJ-H200-R
 14・Panasonic 高速ジューサー MJ-H200-W
  ¥ 12,246 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:高速ジューサー
回転数:11900回転
連続運転時間 :連続
定格容量:500ml

 MJ-H200-R は、パナソニックの高速ジューサーです。

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 本体の大きさは、幅21.0×奥行29.4×高さ29.3cmです。かなり小型です。

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 基本的な使い方は、低速ジューサーと同じです。2-3cmに切った野菜や果実を投入口にいれて、押し込み棒(プッシャー)で、ゆっくり押し込んでいく方式です。

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 ただし、スクリューミルで挽いていくのではなく、カッター切っていく方式です。

 低速ジューサーは1杯の搾汁に1分ほどですが、遠心分離方式のこちらは高速に処理できます。連続運転もできるため、一度に1L作るなど、大量処理したい場合、特に向きます。

 回転数は、11900回転となります。

 栄養素の点では、低速ジューサーのほうが、ポリフェノールやビタミンの残存率の点などで有利です。とはいえ、熱処理される市販のジュースと比べれば、自家製ジュースの「栄養価は高い」です。

 大人数家族などの「スローフード」している場合ではない!場合は、こちらも良い選択肢でしょう。

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 の点では、先進分離で絞りかすが分離されるため、低速ジューサー同様にスッキリ味のジュースです。味の部分では、低速ジューサーに負けていません。

 また、付属のタンク容量は500mlですが、外付けタンクなので、繰り返し難度も搾汁可能です。カス受け部分も1.7Lの大容量です。

 一方、高速ジューサーの場合も「粘り気のある食材に対応できない」ためバナナ非対応です。

 また、遠心分離方式という「荒技」を使うため、もも・いちご・キウイ・パイナップル・かきなど果肉が多く、容器から流れ出にくいものものもNGです。

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 対応するのは、リンゴ・オレンジ・ニンジン・トマト・セロリ・キャベツなどの葉野菜です。対応の幅は低速ジューサーより狭いです。

 お手入れは、4つのパーツを水道で洗うのが基本です。

 点数はそれ程多くなく、苦ではないでしょう。ただし、食洗機は非対応です。

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 以上、パナソニックのMJ-H200-Rの紹介でした。

 大量処理できる点でニーズはあると思います。他社があまり積極的に新製品を出さない分野なので、非常に貴重です。

後編の予告!
ジューサー・ミキサーのおすすめは結論的にこれ!

 以上、今回は、ダイエットや健康管理に最適な低速ジューサーを紹介してきました。

 記事は、もう少し続きます。

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シャープ 真空ブレンダー EM-SB1A
シャープ EM-P10A-W
日立 VEGEE HX-C2000(W)
クイジナート WSM-1MCGJ
デロンギ パワーブレンダー DBLP615-WH
パナソニック MX-X301
テスコム 真空ジュースミキサー TMV1100-S
Vitamix TNC5200

 続く後編【こちら】では、シャープが2019年に発売するヘルシオ真空ブレンダーを含めて、各社から発売されているパワー(高速)ジューサーの紹介をします。

 最近はパワージューサーでも栄養素が多く残せる機種などが発売されており、要注目です! 201807221802.jpg 

1・ビタミンの保持  ★★★★☆
2・食物繊維     ★★★★★★
3・レシピの多さ   ★★★★★
4・片付けのしやすさ ★★★★★★
5・総合評価     ★★★★★★

 その上で、後編の最後では、今回紹介してきた低速ジューサーをふくめて、ジューサー全機種から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編は→こちら

 もしこの前編記事がもしお役に立ったようならば、Twitter・Facebook・はてなブックマークなどで話題を共有していただければ幸いです!!

posted by Atlas at 19:26 | 調理家電

比較2019'【違いが分かる】最新ジューサー32機の性能とおすすめ:スロー・パワージューサー対応(2)

今回のお題
最新のジューサー・ミキサーのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は各社のジューサー・ミキサーを比較しています。

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1・ジューサーの比較
2・ミキサーの比較→今回の記事

 今回は、2回の連続記事でお送りしており、今日は2回目の記事となります。

 09skr_j_cutter.jpg

 主に、ブレードで繊維ごと砕く従来タイプのミキサー(パワーブレンダー)の紹介です。

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 最近流行してている 繊維と加重を分けられるスロージューサーを探している方は、【ジューサーの比較記事】となる、1回目の記事からご覧ください。

1・ジュース用ミキサーの比較

 はじめに、高速回転で材料を切断していくミキサータイプの製品を紹介していきます。

 なお、今回の記事も、Atlasの高評価できるポイント赤字で、イマイチと思う部分青字で記していきます。


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 【2019年】

 15・TIGER ミキサー SKR-V250-AN
 15・TIGER ミキサー SKR-V250-WM
  ¥ 7,304 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

 【2015年】

 15・TIGER ミキサー SKR-T250-PB
 15・TIGER ミキサー SKR-T250-AB
  ¥ 6,220 Amazon.co.jp
(7/22執筆時)

タイプ:高速ミキサー
回転数:9400回転
連続運転時間 1分
定格容量:250ml

 SKR-V250は、タイガーの製品です。

 201907231321.jpg

 新旧両機種ありますが、新機種は稼働音が65dBと静音化したのが特長です。

 価格差もさほどないため、選ぶならば新機種でしょう。 

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 方式は、「ミキサー」になります。

 そのため、遠心分離でカスを分離する機能はありません。

 とはいえ、ジュースを作るのに特化された製品です。Amazonでは、「スムージージューサー」と書いて販売していますが、間違いなくミキサーです。

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 本体の大きさは、幅11.6×奥行12.6×高さ28.5cmです。

 ドラムの容量は、250mlで1人用です。

 回転数は、9600回転と、他機種に較べると低速です。

 09skr_j_cutter.jpg

 ブレードは、チタンの4枚刃が果実を粉砕して、ジュース状にする方式です。

 昔ながらの方式で特に最先端の工夫はありません。 

 栄養素の点では、ミキサーは、ビタミンC・ポリフェノール・ペクチン・葉酸などの栄養素が多少砕かれてしまいます。

 また、スロージューサーに較べると、果汁の分離が早いため、作り置きにも向きません。

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 の点では、ミキサー式の「宿命」ですが、氷・水・豆乳・牛乳などの水分を加えないと本体が壊れるため、純粋な100%ジュースは作れない仕様です。

 ちなみに、スロージューサーには不得意な、バナナなど粘度の高い食材も扱えます。スロージューサーで利用すると、果実の大半が「かす」として放出されて美味くできません。

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 お手入れは、基本的にはぬるま湯を入れてボタンを押しシェイクする方式で簡単です。

 ただ、完全に衛生的に掃除したい場合は煮沸消毒が推奨されます。ただし、チタン製の刃の部分は煮沸はできません。

---

 以上、タイガーのSKR-V250の紹介でした。

 低速ジューサーに較べて魅力なのは、導入コストが安いことですね。

 あまり最先端の工夫は見られないのですが、従来のジューサーの延長線として、1人分のジュースを手軽に作るには良い機種だと思います。

 また、パワージューサーとしては、静音性に対する配慮がある点も、魅力と言えます。朝早い時間に利用する婆など、有利でしょう。


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 【2019年】

 16・TIGER ミキサー SKT-A100-WM
  ¥11,962 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:高速ミキサー
回転数:9000回転
連続運転時間 4分
定格容量:1000ml

 SKT-A100-WMは、タイガーの上位機です。

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 ドラムの容量は、1000mlとかなり大きく、家庭用です。

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 その上で、引き続き、静音性に配慮があり、稼働音は66dBの範囲に収まっています。

 大型の高速ミキサーで、70デシベルを下回る水準の製品は珍しいので、静音性に配慮したい場合は選択肢となるでしょう。

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 ブレードは、この機種は強力で、ブラックチタンコート6枚刃です。

 モーターの力を併用した「パワフルモード」は、果実を皮や種ごと粉砕する力を持ちます。アボカドやキウイなど、皮・種自体に栄養素が多い食品には特に向くでしょう。

 その他の部分は、下位機種と同じです。

---

 以上、SKT-A100-WMの紹介でした。

 静音性とパワフルさという両立しにくい部分を両立した点に大きな特色があります。

 一方、静音性を重視する機種であることもあり、回転は高速ミキサーとしては、引き続き遅めである点、海外製の上位機とは異なります。

 ただ、日本の「朝のニーズ」にはかなりマッチしている製品で、集合住宅などで朝早く利用する場合は、向くでしょう。


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 【2019年】

 17・Panasonic タンブラーミキサー MX-XP102-W
 17・Panasonic タンブラーミキサー MX-XP102-K
  ¥ 7,195 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:高速ミキサー
回転数:11,200回転
連続運転時間 4分
定格容量:400ml

 MX-XP102-Wは、Panasonicが発売する製品です。

 方式は、こちらも「ミキサー」になります。

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 本体の大きさは、幅12.3×奥行12.3×高さ32.7cmです。

 タイガーの小型機よりは背が5cmほど高いです。

 ドラムの容量は、しかしながら400mlですから、「軽めに2人分」一度に取れるのが魅力です。

 回転数は、11,200回転と、タイガーよりは速いですが、水準としては、低速です。

 作業時間はそれなりにかかりますし、基本的には果実用でしょう。

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 ブレードは、一方で、特段工夫のないステンレスカッターを採用します。

 栄養素の点では、ミキサー式なので、タイガー同様に、純粋な100%ジュースは作れない仕様です。

 氷などの添加が必要ですが、これは高速ミキサーならばどれもそうです。

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 お手入れは、本体を外して、それぞれのパーツを洗うのが基本です。

 タイガー同様に、水を入れてシェイクしてから行います。

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 以上、PanasonicのMX-XP102-0の紹介でした。

 昔ながらの「バナナベースのジュース」などを作りたいかたで、2人暮らしの方には向くでしょう。

 一方、タイガーに較べると、静音性など、「一芸」がない無個性な製品なので、面白みにはやや欠けるでしょう。


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 【各色】

 18・T-fal クリック&テイスト BL1431JP
   ¥8,779 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:高速ミキサー
回転数:19000回転/24000回転
連続運転時間 4分
定格容量:600ml

 クリック&テイストは、フランスのティファールの製品です。

 方式は、こちらも、遠心分離機能がない「ミキサー」です。

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 本体の大きさは、9.5×9.5×33.5cmです。日立より、だいぶスリムです。デザインも格好良いです。

 ドラムの容量は、600mlです。こちらも、家族2人分が同時に作れるサイズです。


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 ブレードは、こちらもチタンコートの刃で、他社と同じです。

 回転数は、一方、19000回転24000回転かなり速いです。

 高速運転と超高速運転に切り替えられる点がメリット性です。最初に低速運転であら潰しして、そのあと高速運転など、 食材の堅さなどに合わせて柔軟に利用できるのが魅力です。

 栄養素と味の点では、他社と同じミキサータイプなので、同様の傾向でしょう。

 特に栄養素の部分では、特段の工夫はありません。

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 レシピ集は、T-Falらしく、スムージーやラテなどユニークで面白いレシピが提案されています。

 お手入れは、ミキサーは構造が単純なので問題ないでしょう。

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 なお、この機種は、回転が強力なので、アタッチメントを交換すれば、珈琲や胡椒などをひけるコーヒーミルと、粉末茶ができるティーミルとしての機能も持ちます。

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 以上、T-Falのクリック&テイスト紹介でした。

 他社と較べた場合、ジューサー以外にも使える汎用性の高さが「売り」でしょう。デザインもスッキリしており、どこの台所にも合いそうです。


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 19・Cuisinart CPB-300JBSW
  ¥6,509 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:高速ミキサー
回転数:21000回転
連続運転時間 3分
定格容量:800ml

 こちらは、アメリカの調理家電メーカークイジナートの「コンパクトブレンダー」です。

 なお、「ブレンダー」というのは米国の呼び名で、ミキサーとの構造上の違いを言い表したものではありません。

 本体の大きさは、13.5×15×37.5cmです。コンパクトさを極限まで追求しています。

 ドラムの容量は、しかし、800mlとそこそこ大きめのもタンクを持っています。ただ、容器が樹脂製ということもあり、重さは軽量です。


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 ブレードは、ステンレスカッターを装備します。

 こちらもチタン加工などはなされていませんが、コーティングの部分だけですから、さほど大きな違いはないでしょう。ただ、錆びやすくはあると思います。

 回転数は、15000回転と21000回転の2種類です。

 米国製らしく、パワー重視、速度重視です。もちろん、水分を足さないと100%のジュースはできない仕様です。

 栄養素と味の点では、他社と同じミキサータイプなので、同様の傾向です。

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 クイジナートは、「高級調理家電」も出すメーカーですので、パーツの作りは丁寧で、デザイン性も高いです。構造が簡単なので、お手入れも手軽ですね。

 レシピ集などは、その一方で、充実していません。どちらかと言えば、プロ向けによく売れているメーカーですので。

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 以上、クイジナート社CPB-300JBSWの紹介でした。

 コンパクト性・軽量性・大容量を兼ね備えたパワージューサーですね。デザインも良い割に価格も値頃で、お買得だと思います。


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 【2019年4月発売】

 20・シャープ EM-P10A-W
 20・シャープ EM-P10A-B
  ¥14,400 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:高速ミキサー
回転数:17000回転
連続運転時間 3分
定格容量:700ml/500ml

 EM-P10Aは、シャープの販売する「コンパクトパワーブレンダー」です。

 シャープは、パワー系は「39年ぶりの新製品」とのことで、久しぶりの登場です。なお、価格は発売後に、他機種並に落ちていくでしょう。

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 本体の大きさは、14×15×38cmです。上で紹介した、クイジナートとほぼ同型です。

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 ドラムの容量は、大サイズが700mlで、小サイズが500mlです。

 他社に比べての独自性は、ドラムが2サイズ付属する点でしょう。使い分けたい場合や、2種類を後でミックスしたい場合などは、便利でしょう。

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 ブレードは、チタンコーティングのWエッジ立体6枚刃です。

 パワー系では後発となりますが、シャープは刃の枚数を多くすること、そして、出力を高めることで差を出すようです。

 この点で言えば、刃の付け替えなしで、コーヒー豆の処理に対応できる製品です。

 もちろん、このブログの【電動コーヒーミルの比較記事】で書いたような専門機に比べると、粒度の統一性などは「入門用の域を超えない」でしょう。

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 また、何でも切れるわけではなく、例えばかつお節や、粘性の高い芋などは炊き同様に不可です。

 とはいえ、刃の付け替え不要で、ふりかけなどは作りやすいですし、その場合、小さなボトルも活きそうです。

 回転数は、17000回転のみです。

 クイジナートと比較した場合、感点数の調整は非対応です。ただし、回転と停止を繰り返す間欠運転は可能です。

 栄養素と味の点では、他社と同じミキサータイプなので、同様です。

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 レシピ集は、ある程度しっかりしたものが付属します。

 こうした部分は、シャープの得意分野でしょう。

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 以上、シャープのEM-P10Aの紹介でした。

 発売開始直後で、値段が高いです。一方、今後、他社機ほどに価格が値下がりしたとした場合、タンブラーが2個付いている点や、付け替え不要の強力な刃の採用など、面白い部分もあります。


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 21・パナソニック ファイバーミキサー MX-X301-R
 21・パナソニック ファイバーミキサー MX-X301-G
   ¥7,496 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:高速ミキサー
回転数:11700回転
連続運転時間 4分
定格容量:1000ml

 MX-X301は、パナソニックが発売する高速ミキサーです。

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 本体の大きさは、20.3×21.4×37.5cmです。しっかりとしたサイズの製品です。

 ドラムの容量は、1000mlです。

 ここまで見たものより大きめです。一度にある程度の量を作りたい方に向いています。

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 ブレードは、ブラックハードチタンコートの硬質のカッターを装備します。

 氷だけ砕くこもが可能で、かき氷を作ることもできます。もちろん、フルーツジュースなどもできます。た必ず氷などの水気を入れる必要があります。

 回転数は、11700回転の1種類となります。

 ただ、速度は十分で、汎用性も高く、問題はないでしょう。

 栄養素の点では、他社と同じミキサータイプなので、同様の傾向でしょう。

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 の面で面白いのは、上部に後から食材を投入できるアレンジホールを搭載する点です。

 この機種はスムージーも作れますが、例えば、リンゴだけは食感を残したい場合など、食材を後から投入できます。同様に、後から加水もできるので、調整しやすいです。

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 なお、このジューサーは、食材の粘度の高いポタージュやカボチャスープや、食材の水分量が少ないパスタソースなども作れます。

 一方で、とろろ汁・マッシュポテト・介護流動食などは非対応です。このようなものの調理は【フードプロセッサーの比較記事】で紹介したような別ジャンルの家電が必要です。これは、後ほど紹介する、大きなパワーブレンダーでも同様です。

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 以上、パナソニックのMX-X301の紹介でした。

 大きさのメリット性のほか、仕組みとしてはアレンジホールが面白いです。

 一方、栄養素の面では、低速ジューサーで分離した繊維を料理して食べない前提ならば、こうしたミキサータイプの方が繊維質は取れるとも言えます。

 このあたりは一長一短ですが、そのメリット性を評価し、「ファイバーミキサー 」という商品名にしているのだと思います。

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 【中位機種】

 22・ファイバーミキサー MX-X501-N
  ¥12,216 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

 【上位機種】

 23・ファイバーミキサー MX-X701-T
  ¥13,350 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

 なお、パナソニックからは、「ファイバーミキサーMX-X301の上位にあたるモデルが2機種発売されています。

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 MX-X501-Nは、コーヒー豆用のミルが付属し、 MX-X701-Tは、ミルのほか、タイガーのような小型の1人用の小型タンクが付属します。

 違いは付属品の部分だけなので、これらの要不要で選ぶと良いでしょう。

2・真空対応ジュース用ミキサーの比較

 続いても、高速回転で材料を切断する製品ですが、中を「真空」にするというプラスアルファがある製品を紹介していきます。


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 24・テスコム 真空ジュースミキサー TMV1100-S
  ¥ 20,579 Amazon.co.jp
(7/22執筆時)

タイプ:高速ミキサー
回転数:9700回転
連続運転時間 4分
定格容量:780ml

 真空ジュースミキサーは、国内家電メーカーであるテスコムのヒット商品です。

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 本体の大きさは、14.8×27.5×27.5cmです。

 容量はクイジナートと同じですが、やや大きめです。

 ドラムの容量は、780mlです。4杯ほどの量が一度に処理できそうです。

 回転数は、9700回転と、さほど高速ではないです。

 ブレードは、パナソニックと同じブラックチタンコーティングカッターを採用し、切れ味を期待できます。

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 味の面では、テスコム独自の「真空技術」が光ります。

 こちらの商品は、ミキサー内の空気を追い出し「真空」に近い状態を作り出せることを「売り」にしています。真空状態にすることで、ジュースの不要の泡立ちを防いでいます。

 また、繊維質が分離しがちという、ミキサー型の弱点が緩和できています。

 気圧は、数値で言えば、約0.3気圧ほどまで空気が抜けるようです。

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 栄養素の点では、真空技術による栄養素の保存で、ポリフェノール残存率が高まるという数値が出ています。

 加えて数値は出ていませんが、ビタミンA・C・リコピンなどの残存率にも効果があるとのことです。低気圧による温度下降で、熱が入りにくいという理屈でしょう。

 理に適っていると思います。

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 利便性の面では、さらに、作ったジュースは真空状態で保存でき、また、途中から真空状態に戻せるため、朝ご飯の時間が異なる家族がいる場合も、ジュースの変色をある程度防ぐことができます。

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 お手入れは、他のミキサーと同じです。ミキサーボトルをすすぎ洗いし、各部品を洗っていくだけです。

 ただし、真空にする構造上、洗うパーツは少し多めです。

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 以上、テスコム真空ジュースミキサーの紹介でした。

 理に適った技術で、低速ジューサー同様に「栄養素の保全」が期待できる点が魅力です。氷や水などの水分を入れる必要がありますが、バナナなど低速ジューサーで扱えない食材で、「食物繊維入り」の飲料を採る場合は、おすすめな機種です。

 野菜中心で、食物繊維の摂取が主目的ならば、メインの選択肢にしても良いと思います。



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 【2019年】

 【保存容器付き】

 25・ヘルシオ真空ブレンダー EM-SB1A-W
 26・ヘルシオ真空ブレンダー EM-SB1A-R
  ¥ 37,688 楽天市場 (7/22執筆時)

 【保存容器なし】

 27・ヘルシオ真空ブレンダー EM-SB1-W
  ¥ 29,516 楽天市場 (7/22執筆時)

タイプ:高速ミキサー
回転数:15000回転(調整可)
連続運転時間 :2分
定格容量:700ml

 ヘルシオ真空ブレンダーは、シャープが2019年から展開する新しい製品です。

 日経新聞によれば、「中国の協力会社の製造」とあるので、鴻海との提携関連の新製品です。

 真空分野で5年以上先行しているのは、上で紹介した日本のテスコムなので、それをベンチマークした新機種ということになります。

 したがって、そちらと比較しつつ、紹介しましょう。

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 本体の大きさは、幅16.×奥行28.9×高さ27.6mmです。

 テスコムと比べると、背が低く圧迫感は少なめですが、その分、横には広い形状です。

 ドラムの容量は、700mlです。

 テスコムより80g少ないですが、およそ4杯程度という意味では同じでしょう。


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 回転数は、15000回転です。

 パワー的には、9700回転のテスコムより馬力のあるモーターを利用します。

 ただし、(だからといって)何でも切れるわけではなく、コーヒー豆や、芋などの粘性の強い食材は「不可」です。

 また、強力な分、定格運転時間は2分と、連続運転可能時間は、テスコム製品の半分です。

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 一方、テスコムと比較する場合、自動モードのほか、「高速」「低速」と2通りの速度調整ができます。

 低速は、熱を加えたくない場合や、あらごし調整などに使うためでしょう。

 もちろん、前編で紹介したような、低速ジューサーになるというわけではないですし、栄養素が残りやすくなるようなものでもないです。

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 ブレードは、ステンレス6枚刃です。

 刃の枚数が多いのは、独自の工夫です。

 ただ、チタンコーティングなどはなされません。ステンレスは錆びるので手入れはしっかりしましょう。

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 味の面では、テスコムと同じで、上からポンプで空気を抜く構造です。

 形状や発想がほぼ同じなので、おそらく「ジェネリック」か「特許購入」の形での日本導入だと思います。

 気圧の部分では「大気圧より低い」と表示はありますが、テスコムと異なり、具体的な気圧の説明はありません

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 栄養素の点では、真空技術による栄養素の保存で、ポリフェノール残存率が高まるという説明です。

 これは、テスコムも同等ですが、「複数のメーカーで検証された」という意味では重要でしょう。

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 利便性の面では、この機種も真空状態で保存でき、変色を防ぐ機能があります。

 なお、上位機に限っては、大小3つの容器が付属します。これは、(包丁で切った)食材を真空状態にして、「味をなじませる」ために、付属します。

 オマケですが、この点は独自です。

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 お手入れは、テスコムと比較した場合、真空技術にかかわる部品点数が少ないので、やや楽といえます。

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 以上、シャープのヘルシオ真空ブレンダーの紹介でした。

 現在的にはでたばかりの製品のため価格が相当に高く、逆に、基本的な仕組みや機能が変わらない「テスコム製品の安さ」が目立つ状況です。

 外観のデザイン性や、掃除面での配慮は「さすがシャープ」と言えますが、もう少し価格が下がらないと、ベンチマーク元とは、勝負にはならない感じです。

 ただ、同じほどの価格帯になった場合、速度調整や、新しい調理法の提案など、面白い部分があるのは確かで、真空ブレンダーをより楽しみたい上級者向けのニーズは生まれそうです。


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 28・日立 VEGEE HX-C2000(W) [ホワイト]
 28・日立 VEGEE HX-C2000(R) [レッド]
   ¥ 4,340 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:高速ミキサー
回転数:9400回転
連続運転時間 1分
定格容量:600ml

 SKR-T250は、日立の新製品のミキサーです。

 方式は、こちらも、遠心分離機能がない「ミキサー」です。

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 本体の大きさは、126×133×41.6cmです。

 こちらは、スリムですが、背は高いです。

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 ドラムの容量は、この機種の場合、250mlの小型ボトルのほか、600mlの大きめボトルも付属するため、家族2人分のジュースを同時に作ることも可能です。

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 栄養素の点では、日立からは特段の言及がありません。

 ただ、この機種は「真空」対応です。図のようにポンプを15回ほど押すことで、0.8気圧に下げることが可能です。0.8気圧は、日立の冷蔵庫(真空チルド)と同水準です。

 なお、他社の「真空」ミキサーは、低気圧下の効能に言及があります。その場合、下げられる気圧がこれより低いため、そういった効果がでるのだと推測します。

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 は、一方で、「真空効果」でジュースの変色の防止や、泡立たずしっかり混ざった「スムージー」にするのに貢献します。

 パワージューサーの場合、繊維が混入するため、ジュースは「飲み干す」のが基本ですが、こちらは「しばらく問題ない」という点では優れます。

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 したがって、日立は、保存用ボトルに飲み口キャップも付属させて、携帯して飲むような利用法も提案しています。

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 ブレードは、タイガー同様にチタンの4枚刃が果実を粉砕して、ジュース状にする方式です。

 お手入れは、専用の清掃ブラシが付きますので、それで洗う方式です。簡単な構造の製品なので、この部分で神経質に成必要はなさそうです。

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 以上、日立のVEGEE HX-C2000の紹介でした。

 「真空保存」ができる点が「売り」です。味の面でも貢献するので、「アイデア的に面白い」と感じました。

 ただし、テスコム製品やシャープ製品と比べると、手動ポンプ式であり、本格的な製品ではないとも言えます。

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【在庫限り】

 28'・日立 VEGEE HX-C1000(R) [レッド]
 28'・日立 VEGEE HX-C1000(T) [ブラウン]
   ¥4,340 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:高速ミキサー
回転数:9400回転
連続運転時間 1分
定格容量:600ml

 なお、相当安い価格で、このモデルの旧機種が売られています。しかし、真空機能はないため、注意が必要です。

3・料理用パワーブレンダーの比較

 つづいては、ドラムの容量が1Lを超える機種を紹介します。

 ジュース作りもできますが、どちらかといえば、スープ作りなど「料理に利用」する方が多そうな製品とです。


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 29・オートクッキングブレンダー WSM-1MCGJ
  ¥ 19,062 Amazon.co.jp
(7/22執筆時)

タイプ:パワーブレンダー
回転数:7500-21000回転
連続運転時間 3分
定格容量:1.75l

 オートクッキングブレンダーは、米国のクイジナートパワーブレンダーです。伝統的な形状のミキサーとしては、高機能といえるモデルです。

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 本体の大きさは、26×25×47cmです。それなりに「存在感」のあるのは、さすがアメリカ製という感じです。

 容量は、1.75リットルのかなり大型のモデルです。

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 ブレードは、ステンレス製の6枚刃です。形状的に独自のデザインで、切れ味は高いです。

 回転数は、7500-21000回転の4段階のスピード設定で。

 また、断続機能も搭載で、間欠運転もできます。能力が高いですね。

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 としては、この機種の場合、ヒーターが搭載されます。

 ジュースだけではなく、加熱を伴う調理が可能である点に特色があります。

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 そのため、素材を投入するだけで、スープが自動でできあがります。この機能は他の料理にも応用できます。

 【こちら 】に詳しいレシピ集があるので、購入前の参考になるでしょう。なお、スープ用の食材は堅さが違うため、回転速度を4段階で調整できる仕様が役に立ちます。

 そのほか、スープ・ソース・スムージーなど6種類のオート調理ボタンが付属しており、初心者向けと言える機能も充実します。

 お手入れは、一般的なミキサーと同じで、外して洗うだけなので手軽だと言えます。

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 以上、クイジナートのブレンダーの紹介でした。

 ジュースの味や栄養素の点では従来以上の工夫はないですが、レシピ集を見て、ホット調理に魅力を見いだした方にはおすすめできる商品です。ジュース用としては、他メーカーよりも大きく、一度に調理できるというメリットがありますね。


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 30・デロンギ パワーブレンダー DBLP615-WH
   ¥17,990 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:パワーブレンダー
回転数:〜16500回転
連続運転時間 3分(ブレンダ)
定格容量:1.6L

 DBLP615-WH は、イタリアのデロンギの新製品です。

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 本体の大きさは、20x20x39cmです。クイジナートのオートクッキングブレンダーと比較すると、設置面積では有利です。

 容量は、大型機種で、1.6Lの大容量を誇ります。

 回転数は、最大16000回転です。こちらは、低速から高速まで段階的にダイヤル調整が可能です。

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 ブレードは、ユニークな上下に波刃をもつ構造です。大型機は大量の食材を入れるため切れ味の工夫が重要ですが、クイジナート同様、こちらも考えられたブレードの作りです。

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 の点は、先ほど見た、クイジナートに近い仕様です。

 というのも、温度差90度に耐えられる耐熱ガラスを使用しているため、ホット調理にも対応するからです。

 ただ、こちらは、クイジナートと違って、ヒーターが搭載されているわけではないために、熱々の状態のお湯を入れられるという意味に過ぎない点には注意が必要でしょう。

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 一方、この機種の良い部分は、3種類の自動プログラムがある点です。

 ドリンク用、アイスクラッシュ用、お掃除用の3つの自動運転がボタン操作で可能です。

 とくに、ドリンク(スムージー・シェイク・ジュース)は、ドリンクボタンを押すだけで、1分で調理可能です。特に、ドリンクボタンは旧機種になかった機能で、便利ですね。

 お手入れは、ミキサー型なので楽です。

 掃除用のプログラム(リンスプログラム)で、1ボタンで付着汚れを落とし、その後、カッター周りを含めて全て分解して掃除します。掃除は簡単です。

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 このほか、マルチミルとスパイスミルの2つが付属します。挽肉作りや、スパイス砕きなどに便利に使えるでしょう。

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 以上、デロンギのDBLP615-WHの紹介でした。

 大型機種が欲しい人は、クイジナートとどちらにすべきか迷うでしょう。

 自動プログラムなどの利便性はこちらが上位で、ホット調理はクイジナートが有利でしょう。その他性能面では互角なので、デザイン上の好みで決めても良いかもしれません。


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 [各色]

 31・Vitamix TNC5200
   ¥69,984 Amazon.co.jp
(7/22執筆時)

タイプ:パワーブレンダー
回転数:〜37000回転
連続運転時間 8分
定格容量:2L

 Vitamix TNC5200 は、アメリカのバイタミックスの代表的なパワーブレンダーです。

 バイタミックスは、20世紀初頭から通販でミキサーを売っている老舗会社です。家族経営で多展開しない「一点突破型」の経営方針が功を奏して、「世界で最も有名」なミキサーメーカーです。

 ブレンダーの老舗であり、アメリカでは「パワーブレンダー」というとバイタミックス社の製品を意味すると言っては過言でないでしょう。

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 本体の大きさは、幅19cm×奥行22cm×高さ51cmです。

 背は高いですが、それ以外は、意外とスマートです。

 本体容量は、2Lの大容量を誇ります。

 回転数は、最大37000回転(2馬力)です。

 本体価格は高いですが、回転数の面では他社を圧倒します。強力で「何でも切れる」ような点は、アメリカらしいです。

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 ブレードは、形状としては普通の4枚刃です。

 ただ、分厚い特殊ステンレス製で「ハンマーのよう」とメーカーが形容するように、固い種でも、氷でも細断していきます。したがって、細断スピードも他機より高速です。

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 の点は、こちらも、耐熱仕様です。

 混ぜる・潰す・刻む・砕く・加熱・冷却・挽く・撹拌とマルチに利用できる仕様ですね。なお、ブレード交換式ではないので、「刻む」という用途は、スライサー的な意味ではないです。

  

 VitaMix/TNC5200-ドライコンテナ 0.9L
  ¥17,280 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

 なお、付属はウェットタイプのコンテナですが、別売のドライコンテナを導入すると、穀物などの乾燥素材のミックスも可能です。

 お手入れは、ミキサー型なので楽です。

 以上、Vitamix TNC5200 の紹介でした。

 多くのかたには、オーバースペックですし、ここまで本格的なものは不要でしょう。ただ、本格的に「アメリカの家庭料理」を大量に作りたい方は良い選択肢でしょう。Atlasもアメリカ滞在中に、滞在型ホテルのキッチンにあったものを利用しましたが、パワーは凄かったです(音も)。


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 32・山本電気 MasterCut YE-MM41R
 32・山本電気 MasterCut YE-MM41W
  ¥ 15,930 Amazon.co.jp
(7/22執筆時)

タイプ:パワーブレンダー?
回転数:800-3000回転
連続運転時間 1分
定格容量:1.75l

 山本電気は、自動車モーターなどの専門メーカーです。

 モーターを使う調理家電を出しています。こちらも1.75Lの容器を持つ大型製品です。

 本体の大きさは、25×21×16cmです。

 本体容量は、1.75Lです。

 回転数は、一方で、800-3000回転と、速度調整が可能ながらさほど高速な仕様ではありません

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 ブレードは、結構特殊で、2種類のパーツを組み合わせたものです。

 201610101732.jpg

 の点は、こちらも、耐熱仕様です。その上で、多彩な調理が可能なことを売りにしています。 

 この製品は、およそ基本的な技術(きざむ / する / まぜる / くだく / あわだてる / こねる / おろす/ひく)は全て可能です。

 ミキサーとしては、基本的にはパワージューサーなので、100%ジュースはできません。すり下ろす際は水や牛乳などの水分を入れることになります。 

 お手入れは、ごつい刃があるためやや面倒でしょうが、通常のフードプロセッサー並と言えます。

 以上、山本電気のミキサーの紹介でした。

 こちらは、ジュース・スープ作り用というよりも、ある種の万能調理器具です。

 フードプロセッサーを探していて、ジューサーもオマケで欲しいと考える方にオススメできます。実際、この種の調理家電のなかではたいへん売れている商品です。

 なお、この機種については、【おすすめフードプロセッサーの比較記事】において、多機能性の部分を紹介しています。よろしければ、ご覧ください。

今回の結論
ジューサー・ミキサーのおすすめ機種は結論的にこれ!

 以上、今回は、ダイエットや健康管理に最適なジューサーとミキサーを紹介してきました。

 最後にいつものように、目的別のオススメ機種!について書いておきます。 


 第1に、健康的な自家製ジュースをつくるのにもっともオススメなのは、

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 【2016年】

 3・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-GP1-G
 3・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-GP1-R
  ¥ 25,000 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:32回転
連続運転時間 30分
定格容量:なし(グラスを使う方式)

1・ビタミンの保持  ★★★★★
2・食物繊維     ★★★☆☆
3・レシピの多さ   ★★★★★★
4・片付けのしやすさ ★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 シャープヘルシオの上位機でしょう。

 201807221520.jpg

 長く使っていきたい場合、「使いやすさ」が最も大事です。

 その点で言えば、葉物野菜類をそのまま投入できる構造を持ち、さらに、片付けが低速ジューサーの中では最も手軽なこの機種は、完成度が最も高いと言えます。

 201807221535.jpg

 スロージューサーですから、ミキサー式の製品と異なり、ゆっくりすりおろすことで、「栄養素が熱で壊されない」点で、市販製品を買うより、相当健康的なジュースが作れます。飲みやすさの点でも、カスが残らないこの方式は、優れます。

 一方、カスとして輩出されるために、食物繊維は採れないわけです。しかし、果実・野菜繊維については、絞りかすを利用した料理がいくつか提案されているため、挑戦するのも良いでしょう。他の料理に混ぜて使えば、余すところなく栄養を取れ、その点でもオススメできます。

 掃除も手軽で、いざ買ってみたものの、面倒になってすぐに使わなくなる、ということもないでしょう。夏用には、フローズンを作ることも可能ですし、大豆の水煮から自家製豆腐を就くこともできます。

 この用途においては、欠点のみられない機種です。買って後悔することは少なそうです。 


 第2に、フルーツなどを中心に「絞りたてジュースを美味しく」という方向ならば、

   201807221407.jpg

 【上位機種】【2018年】

 5・パナソニック ビタミンサーバー MJ-L600-H
   ¥23,789 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

 【下位機種】【2018年】

 6・パナソニック ビタミンサーバー MJ-L400
   ¥21,419 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

 【下位機と同一性能】【2016年】

 6'・パナソニック ビタミンサーバー MJ-L500
   ¥ 18,500 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:45回転
連続運転時間 15分
定格容量:400 mL(ジュースカップ)

1・ビタミンの保持  ★★★★★★
2・食物繊維     ★★★☆☆
3・レシピの多さ   ★★★★★
4・片付けのしやすさ ★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 パナソニックのビタミンサーバーでしょう。 

 201807221558.jpg

 ステンレスパーツ一体型スクリューを装備する機種です。

 そのため、ビタミンを壊さず、最後まで取りきる点ではヘルシオよりも優秀な機種です。この場合、カスが混ざりにくく、雑味も生じにくい点も味の上ではメリットです。

  へルシオ同様、フローズンにも対応するので、夏にもよいでしょう。

 201807221417.jpg

  一方、上位機に限定されますが、あらごしフィルターも付属します。そのため、繊維質の残存した「あらごしジュース」が可能です。

 ミキサーでは100%野菜果汁のジュースはできないわけですが、低速ジューサーでは可能です。今までにない新しい味を試してみたい方にはおすすめできます。


 第3に、ダイエットやお通じのために、食物繊維のたっぷり入ったジュースを作りたいならば、

 201907221907.jpg

 24・テスコム 真空ジュースミキサー TMV1100-S
  ¥ 20,579 Amazon.co.jp
(7/22執筆時)

タイプ:高速ミキサー
回転数:9700回転
連続運転時間 4分
定格容量:780ml

1・ビタミンの保持  ★★★★☆
2・食物繊維     ★★★★★★
3・レシピの多さ   ★★★★☆
4・片付けのしやすさ ★★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 テスコム真空ジュースミキサーでしょう。

 スロージューサータイプだと、カスを食べないと食物繊維が取りにくいです。しかし、ミキサーーならば、繊維質が飲むだけで取りやすいと言えます。

  201807222104.jpg

 一方で、繊維質を飲料の状態で採れるミキサータイプは多くあります。

 ただ、0.3気圧の「真空」下、カッティング熱による栄養素の減衰を防ぐ機種は少なく、価格も十分安いのは「この機種だけ」です。

 使い勝手の部分でも、林檎など、すぐ変色してしまう素材でも、真空状態をキープすることで変色しにくくできます。

 変色すると言うことは栄養素の劣化でもありますので、それを防ぐという意味合いで、健康目的でもこの機種はオススメできます。

 その他、真空状態でキープすることで、繊維質と水分の分離が防げる点も良いと思います。


 第4に、数回に分けて食事を準備する必要な家庭の忙しい朝にもっともオススメな機種は、

 201610101642.jpg
 14・Panasonic 高速ジューサー MJ-H200-R
 14・Panasonic 高速ジューサー MJ-H200-W
  ¥ 12,246 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:高速ジューサー
回転数:11900回転
連続運転時間 :連続
定格容量:500ml

1・ビタミンの保持  ★★★★☆
2・食物繊維     ★★★★☆
3・レシピの多さ   ★★★★☆
4・片付けのしやすさ ★★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 パナソニックのMJ-H200-Rが良いでしょう。

 201807221943.jpg

 大型機種を買うのも良いでしょうが、日本のキッチン事情を考えれば、小型で高速な機種を何度か運用した方が効率的に思います。

 高速ジューサーは、ほとんどのメーカーが撤退し、大手ではパナソニックだけです。

 味についても、カスが分離できる構造なので、味の上でも期待できるでしょう。1L以上の分量でも短時間で処理できるため、忙しい朝などには最適だと思います。また、カスを除く方法なので「作り置き」にも向くでしょう。


 第5に、比較的安価に、健康によいジュースを作ろうと考えている方におすすめなのは、

  201710071544.jpg

 【2016年】

 1・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-CP1-W
 1・ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-CP1-D
  ¥ 18,746 Amazon.co.jp (7/22執筆時)

タイプ:スロージューサー
回転数:32回転
連続運転時間 30分
定格容量:なし(グラスを使う方式)

1・ビタミンの保持  ★★★★☆
2・食物繊維     ★★★★☆
3・レシピの多さ   ★★★★☆
4・片付けのしやすさ ★★★★☆
5・総合評価     ★★★★☆

 ヘルシオのジュースプレッソでしょう。上位機と異なり、野菜の直接投入やフローズンはできません。 

 栄養素の点と味の点では、全く同一です。とにかくコスパが良いので、気軽に試すのには最も良い機種だと思います。


 第6に、スープ作りにも利用できる大型機としておすすめなのは、

   201907221911.jpg

 29・オートクッキングブレンダー WSM-1MCGJ
  ¥ 19,062 Amazon.co.jp
(7/22執筆時)

タイプ:パワーブレンダー
回転数:7500-21000回転
連続運転時間 3分
定格容量:1.75l

1・ビタミンの保持  ★★★★☆
2・食物繊維     ★★★★★
3・レシピの多さ   ★★★★★★
4・片付けのしやすさ ★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 費用対効果を考えると、クイジナートのクッキングブレンダー が良いと思います。2万円前後という価格ではデロンギというライバルがいます。

 fasa4.jpg

 「ヒート機能」という明確なポイントがあるのが魅力です。これを利用したオートメニューなど、家事の省力化・時短効果も期待できるのも良い部分です。

ーーー

  201803311357.jpg

 [各色]

 31・Vitamix TNC5200
   ¥69,984 Amazon.co.jp
(7/22執筆時)

タイプ:パワーブレンダー
回転数:〜37000回転
連続運転時間 8分
定格容量:2L

1・ビタミンの保持  ★★★★☆
2・食物繊維     ★★★★★★
3・レシピの多さ   ★★★★★
4・片付けのしやすさ ★★★★★★
5・総合評価     ★★★★★★

 もちろん、より本格的に、「米国料理」に取り組むならば、バイタミックスをおすすめします。

 強力な粉砕機能と、耐久性を持つので「一生もの」と考えれば購入を決断するのも「あり」だと思います。

補足:調理器具関連記事の紹介

 というわけで、今回は、ジューサー・ミキサー・ブレンダーの紹介でした。

 201808201502.jpg

  なお、このブログ「モノマニア」では、調理器具について別にいくつかの記事があります。

1・T-Falのフライパンセットの比較
2・フライパンの比較
3・圧力鍋の比較
4・電気圧力鍋の比較
5・スロージューサーの比較
6・肉の筋切り器の比較
7・ハンドミキサー・ブレンダーの比較
8・フードプロセッサーの比較

  こちらの記事もよろしくお願いいたします。

 最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマーク などで話題を共有していただければ嬉しいです。

 (今回は、2回連続の記事でしたので、前半の記事をご紹介を頂けると、いっそう嬉しいです!)

 ではでは。

posted by Atlas at 19:24 | 調理家電

2019年07月21日

比較2019'【光熱費が安い】電気ポット20機の性能とおすすめ・選び方:電気魔法瓶・電動ポット (1)

【今回レビューする内容】2019年 最新の電気ポット/電気まほうびんの性能とおすすめ・選び方(乳幼児用のほ乳瓶対応)象印 蒸気レス 電動ポット 優湯生 タイガー とく子さん パナソニック ピーコック魔法瓶 蒸気レスVE電気まほうびん 優等生 人気機種の電気代の違いや口コミランキング

【比較する製品型番】 CD-WU22 CD-WU30 CD-PB50 PDR-G221 PDR-G301 PDN-A400 PIQ-A220-W PIQ-A300-W CV-TZ22 CV-TZ30 CV-GB22-TA CV-GB30-TA CV-GT22-WA CV-GT30-WA PIS-A220 PIS-A300 PIP-A220 PIP-A300 PIJ-A220-W PIJ-A300-DS PIE-A500 PIM-A300-T PIG-S300 CV-WB22-WA CV-WB30-WA STAN. CP-CA12 NC-SU224-T NC-SU304-T NC-SU404-T WMJ-40 WMJ-30 WMJ-22

今回のお題
最新の家庭用の電気ポット(魔法瓶)のおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年7月現在、最新の魔法瓶(電気ポット)の比較です。

  201907211649.jpg

 多機能で便利な日本のまほうびん」を「電気代の安さ」を基準にしつつ調査しました。

1・電気代の安さ ★★★★★
2・沸騰の速さ  ★★★★★
3・蒸気対策   ★★★★★
4・保温温度   ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 以下では、いつものように、各製品を1機種ずつ「比較」します。

 そして、、最後の「結論」では、上表のような基準から、Atlasのおすすめ機種を提案します。

1・電気ポット(魔法瓶)
2・小型の電気ケトル

 なお、「電気ポット」は、「2つの家電ジャンル」に区分して売られています。

 201810131134.jpg

 今回(第1回目記事)は、写真のような「大きな家庭用タイプ」を比較します。

 201810131137.jpg

 卓上で使う小型タイプは、2回目記事で扱います。

 1L程度の水量で問題ない方は、【おすすめ電気ケトルの比較記事】をご覧ください。

 よろしくお願いします。

1・電気ポットの選び方の基本!

 具体的な製品の比較に先立って、「電気ポットの選び方の基本」について、3点紹介しておきます。

1・電気ポットの最大水量

 201806161238.jpg

 第1に、最大水量の多さです。

 電気ポットの場合、2.2リットル3リットル4リットル5リットルが基本です。

 ピンと来ない方は、家庭用のヤカンの適正水量は2リットルほどなので、それを目安に考えてください。

 一般的に、2.2リットルは2人までに最適なサイズで、3リットル以上は、3人以上の世帯用です。

2・電気ポットの電気代

 201506171413.jpg

 第2に、電気代の安さです。

 電気ポットの電気代は、どの機種を選んでも、恐らく皆さんが想像するより「低コスト」と言えます。

 ガスでお湯を湧かす場合2リットルで約0.8円ほどのガス代です。

 電気ポットでお湯を沸す場合は、2リットルで約0.9円ほどの電気代です。

 一方、今回紹介する電気ポットの一部は、これよりも省エネなモデルも出ています。

 今回の記事では、保温時の「温度維持」にかかるコストも含めて、光熱費の点は、しっかり記事で説明します。

3・電気ポットの便利機能

 201806161244.jpg

 第3に、使い勝手に関わる便利機能です。

 例えば、上位機種は、蒸気を水に戻す構造をとる「蒸気レス機能」があります。

 ほかにも、細かい温度設定に対応し、お茶に最適な温度や、赤ちゃんのほ乳瓶に対応できる温度にキープできる機能など、各社工夫を凝らした「便利機能」が搭載されます。

 こうした便利機能は、今回の記事でもしっかり分かるように書きました。

ーー

 以上、「電気ポットの選び方の基本3点」を紹介しました。

 以下の記事では、沸騰に要する時間なども加味しつつ、各製品を紹介してきます。

2・価格の安い電気ポットの比較

 はじめに、本体価格が安めの1万円以下のモデルを比較します。

 なお、現在、家庭用の大型サイズの電気ポットを販売しているのは、日本の大手では 象印タイガーだけです。少子化の影響か、市場は狭くなっています。

 以下ではいつものように、評価できるポイントを赤字で、イマイチな点を青字で書いていきます。


  201907211635.jpg

 【2.2リットル】

 1・象印 電動ポット CD-WU22
  ¥7,780 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

 【3リットル】

 1・象印 電動ポット CD-WU30
  ¥8,800 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

 【4リットル】

 1・象印 電動ポット CD-WU40
  ¥9,130 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

消費電力:905W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載
蒸気カット:搭載 
蒸気レス機能:
コードレス :

 こちらは、象印の電気ポッドでは最も安いモデルです。

 最大水量は、2.2L・3L・4Lの幅から選べる製品です。

 201901251409.jpg

 電気代は、1日2回お湯を沸かして、1日1回再沸騰させ、90度で23時間保温した場合の年間合計額は、2.2リットルで9800円、3リットルで11700円です。

 後ほど紹介するような「真空保温構造(魔法瓶構造)」を持たないので、保温に無駄に電気代がかかる製品です。

 沸騰に要する時間は、2.2リットルが26分、3リットルが33分、4リットルが42分です。

 お世辞にも、すぐに湧くという製品ではないですね。

 201901251407.jpg

 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。

 お茶や紅茶の最適温度に合わせられるだけでなく、ほ乳瓶用にも使えるでしょう。

 蒸気対策については、格安ですが、蒸気カット機能が搭載されます。

 ただし、こちらの蒸気カット機能は、沸騰温度以下でお湯を沸かすことで蒸気をセーブするという仕組みです。

 水道水のカルキを抜くには、沸騰温度以上で沸かす必要があるので、水道状況によっては利用できない仕様です。

 蛇口取付式の活性炭などを用いたカルキ除去機を使っておらず、沸騰によるカルキ抜きが必要な方は注意してください。

 201506171219.jpg

 その他、写真のように、珈琲ドリップ用にお湯を細めに出す機能も搭載しています。珈琲ドリップをする人にはオススメと言えます。

---

 以上、象印のCD-WUシリーズの紹介でした。

 最も安いグレードの製品ながら、割と省エネです。ただ、保温時に熱の低下を防ぐ真空構造を採用していないため、総合的な電気代の点ではあまりお買得感はないかもしれません。


 201907211637.jpg

 【5リットル】

 3・象印・電動ポット CD-PB50
  ¥9,480 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

消費電力:985W
保温温度:98℃・90℃・80℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:
コードレス : 

 CD-PB50は、象印の大型モデルです。

 201901251413.jpg

 最大水量5Lと相当大型で、オフィスやコンビニなどの共用品として売られているものですね。

 電気代は、1日1回再沸騰させ、90度で23時間保温した場合の年間合計額は15200円です。

 しかし、真空構造は採用していないため、保温において無駄な電気代がかかっています。

 沸騰に要する時間は、消費電力量の面で「ハイパワー」のため、35分となります。

 保温温度は、家庭用として考えられていないため、98℃・90℃・80℃のみからの選択になります。機能的には、カフェドリップ給湯など下位機種にあった機能は搭載されます。

 蒸気対策については、カルキ抜きと併用できない蒸気セーブ機能のみの付属です。

 ただ、水容量が500mL以下になったときお知らせしてくれるブザーと、カップ麺などに便利な3分タイマーが付属します。

---

 以上、CD-PB50の紹介でした。

 付属する機能を見ても、オフィスやコンビニなどに置くのが便利な製品であり、家庭向きではないでしょう。また、その用途としても、光熱費が多めなのでやや微妙です。


  201907211638.jpg

 【2.2リットル】

 4・タイガー 電動ポット PDR-G221
  ¥5,994 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 【3リットル】

 4・タイガー 電動ポット PDR-G301
  ¥7,180 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

 【4リットル】

 4・タイガー 電動ポット PDR-G401
  ¥6,922 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98℃・90℃・70℃
カルキ抜き:あり
蒸気カット:
蒸気レス機能:
コードレス : 

 PDR-Gシリーズは、タイガーの格安製品です。

 最大水量は、2.2L・3L・4Lの幅から選べる製品です。

 201901251417.jpg

 電気代は、1日2回お湯を沸かして、1日1回再沸騰させ、90度で23時間保温した場合の年間合計額は、2.2リットルで10,500円3リットルで12,100円4リットルで14,500円ほどです。

 象印と同じ消費電力量ながら、多少スペックが低いです。こちらも「真空保温構造(魔法瓶構造)」を持たないので、保温に無駄に電気代がかかる製品です。

 沸騰に要する時間は、2.2リットルが26分、3リットルが33分、4リットルが42分です。スペック的に、象印と全く同じ時間です。やはり、すぐに湧くという製品ではないですね。

 201901251415.jpg

 保温温度は、98℃・90℃・70℃から選べます。

 設定できる数は3段階と少なく珈琲ドリップ給湯などもありません。ほ乳瓶用にも使えますが、象印と比べると機能性に乏しいです。

 蒸気対策については、未搭載です。

 なお、仕様書に書いてある「蒸気セーブ機能」は、消費電力量を抑えることで蒸気が減らすという機能で、一般的に言うところの蒸気カット機能ではありません。

---

 以上、PDR-Gシリーズの紹介でした。

 格安ですが、やはり、長時間保温すると、電気代にかなりの差が出る製品です。その部分は難点であると言えます。


  201907211640.jpg

 【4リットル】

 5・Peacock ピーコック魔法瓶 WMJ-22
  ¥4,578 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 【3リットル】

 5・Peacock ピーコック魔法瓶 WMJ-30
  ¥5,464 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 【4リットル】

 5・Peacock ピーコック魔法瓶 WMJ-40
  ¥6,922 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:
カルキ抜き:あり 
蒸気カット:
蒸気レス機能:
コードレス : 

 WMJシリーズは、日本のピーコック魔法瓶が製造する電気ポットです。

 低価格機に存在感のある老舗の日本メーカーで、電動はこちらのみの展開です。

 最大水量は、2.2L・3L・4Lの幅から選べる製品です。

 201907211827.jpg

 電気代は、先ほどと同じ計算式で算出する場合の年間合計額は、2.2リットルで10,640円3リットルで12,400円ほどです。

 価格差があるため仕方ないですが、水準としては象印・タイガーを多少下回る数値です。

 沸騰に要する時間は、2.2リットルが21分、3リットルが28分です。

 カルキ飛ばし沸騰時の時間ですし、この部分は、低価格機ながら優れたスペックです。

 保温温度は、一方、この機種の弱点で、温度が選べません

 蒸気対策については、未搭載です。

 なお、仕様書に書いてある「蒸気セーブ機能」は、消費電力量を抑えることで蒸気が減らすという機能で、一般的に言うところの蒸気カット機能ではありません。

---

 以上、ピーコック魔法瓶WMJシリーズの紹介でした。

 沸騰に要する時間は、下位機種の中では優秀です。ただ、保温温度が選べないなど、値段相応な部分はあります。


  201907211640.jpg

 【4リットル】

 6・タイガー 電気ポット PDN-A400
  ¥7,257 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

 【5リットル】

 6・タイガー 電気ポット PDN-A500
  ¥10,150 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

消費電力:905W
保温温度:98℃・90℃・70℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:
蒸気レス機能:
コードレス : 

 タイガーPDNシリーズは、同社の「おおきめ」のマイコン電気ポットです。

 最大水量は、4L・5Lの幅から選べる製品です。

 201901251418.jpg

 電気代は、1日2回お湯を沸かして、1日1回再沸騰させ、90度で23時間保温した場合の年間合計額は、4リットルで11,200円5リットルで15,800円ほどです。

 この製品についても、スペック的には、年間電気代が象印の方がやや有利ですね。また、いずれにしても、「真空保温構造(魔法瓶構造)」を持たないので、保温に無駄に電気代がかかる製品です。

 沸騰に要する時間は、4リットルが34分、5リットルが40分です。5Lモデルで比較すると、消費電力量が多い分、象印の方がハイパワーですね。

 保温温度は、98℃・90℃・70℃から選べます。こちらは70度にも対応しますね。

 蒸気対策は、未搭載です。カルキ抜きについては、多機種同様に対応です。

---

 以上、タイガーPDNシリーズの紹介でした。

 大型機種としてみると、能力面で象印のライバル機にスペック的に遅れをとる部分があります。いずれにしても、真空保温機能を持たない点で、光熱費の面ではおすすめしかねる機種です。


 201901251437.jpg

 【2019年】

 【1.2リットル】

 7・象印 STAN. CP-CA12 (BA)
  ¥12,259 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

消費電力:1300W
保温温度:90℃・70℃
カルキ抜き:搭載
蒸気カット:
蒸気レス機能:
コードレス : 

 象印のCP-CA12 シリーズは、象印が2019年に発売する電気ポットです。

 201901251441.jpg

 今年から展開するSTAN. by zojirushiという同社のデザイン家電シリーズの一角を担う製品です。

 同系列の製品は【ペーパーフィルタ式コーヒーメーカーの比較記事】でも紹介しました。1人暮らしや少人数家庭に向けた、コンセプト家電ですね。

 最大水量は、したがって、1.2Lと小さめです。

 201901251450.jpg

 電気代は、1日2回お湯を沸かして、1日1回再沸騰させ、90度で23時間保温した場合の年間合計額は、1.2リットルで7,900円です。

 ライバルとなる製品がないので比較しにくいですが、「真空保温構造(魔法瓶構造)」を持たないので、この部分を重視されているとは見なせないです。

 沸騰に要する時間は、6分です。

 容量が少ないにしても、沸騰時間は、電気ポットの中ではダントツに早く、この部分が売りです。

 ただし、注意点は、1300Wという最上位機並みの電力を利用する点です。

 この点で言えば、朝の忙しい時期、例えば、オーブンや食器洗い機と併用する場合、少人数世帯の賃貸住宅のブレーカーや小ブレーカーが落ちる危険があります。

 保温温度は、90℃・70℃から選べます。

 蒸気対策は、未搭載です。

---

 以上、象印CP-CA12 シリーズの紹介でした。

 沸騰速度と本体のデザイン性が「自慢」です。

 「時短家電」は最近の白物家電の流行であり、それに合わせた感がある製品です。ただ、少人数世帯におけるブレーカーの問題は、割と切実なので、その部分の配慮が欲しかったとことろです。

 また、今回の「光熱費」を重視する視点からは、いまいちとも言えます。

  201901251459.jpg

 なお、STAN.シリーズは、デザイン重視です。

 その点で言えば、ライフスタイル系雑誌を今年賑わせるでしょう。ただ、Atlasのような家電好きの観点から言えば、性能面で著しい特質が少なく、イマイチに思っています。

 ライバルである、タイガーが最近展開する、GRAND Xシリーズのような革新性は今のところないです。とくに、電気ポットは、象印の「看板」ですし、技術面で、あと一工夫欲しいところでした。

3・省エネな「電気魔法瓶」の比較

  201506171321.jpg

 さて、ここからは省エネ性能が高い、高機能な魔法瓶を紹介していきます。

 いずれの機種もVE構造(バキューム and エレクトリック)を採用します。

 ここまで紹介してきた機種は、真空構造(魔法瓶構造)を持たず、断熱材を利用する電動ポッドでした。しかし、ここから紹介する機種は、魔法瓶構造を持つため保温性が高いです。したがって、年間電気代がとても安いモデルと言えます。


 201810131131.jpg

 【2017年】

 【2.2リットル】

 8・タイガー とく子さん PIQ-A220-W
  ¥8,845 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

  【3リットル】  

 8・タイガー とく子さん PIQ-A300-W
  ¥9,280 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98℃・90℃・70℃
カルキ抜き:搭載
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:
コードレス : 

 PIQ-Aシリーズは、タイガーの製品です。愛称は、電気ポット とく子さんです。タイガーは、昔から人名ぽい相性が好きですね。

 最大水量は、2.2L・3Lの幅から選べる製品です。

 201806161251.jpg

 電気代は、かなり安いです。

 先ほどと同じ基準で比較すると、年間電気代の推定合計額は、2.2リットルで7,100円、3リットルで8,200円ほどです。

 これは、真空構造で断熱するため保温に必要な電気が軽減されるからです。魔法瓶構造を持たない電気ポッドに比べると30%ほど安い計算です。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、2時間後に、2.2リットルの場合86度、3リットルが89度になります。

 真空断熱構造なので、このような利用法も「あり」でしょう。

 沸騰に要する時間は、省エネを売りにする機種のため平均的です。

 2.2リットルが24分、3リットルが、31分です。

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 保温温度は、98℃・90℃・80℃から選べます。ただ、こちらは、70度にも非対応ですね。

 蒸気対策は、カルキ抜き沸騰と蒸気セーブ機能はWで搭載されます。

 また、この機種の蒸気カット機能は、沸騰温度の判定プログラムを強化し、沸騰後の加熱を停止するもので、下位機種より精度が高いでしょう。

---

 以上、PIQ-Aシリーズの紹介でした。

 「とく子さん」の愛称が示すように、電気代の面ではかなり「有利」な機種です。

 光熱費を考慮すれば、ほぼ1年で下位機種との差額をペイできるため、選ぶならこのグレード以上でしょう。


 201907211645.jpg

 【2.2リットル】

 9・優湯生(ゆうとうせい) CV-TZ22
  ¥7,980 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

 【3リットル】

 9・優湯生(ゆうとうせい) CV-TZ30
  ¥8,680 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

消費電力:905W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:
コードレス : 

 象印CV-TYシリーズは、象印のVE電気まほうびんタイプでは最も安い機種です。

 201810131139.jpg

 最大水量は、2.2L・3Lの幅から選べる製品です。

 電気代は、先ほどと同じ基準で比較すると、年間電気代の推定合計額は、2.2リットルで7,600円、3リットルで8,900円です。

 こちらも真空構造で断熱します。

 ただ、905Wと消費電力が多くパワーが強いため、タイガーの「とく子さん」よりも年間500円ほど電気代で不利です。

 ただ、2時間動作しないと、自動的に電気保温を停止する機能も付属するため、通常利用時の電気代の安さこちらが上でしょう。

 201810131157.jpg

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、しかしながら、2時間後に、2.2リットルの場合88度、3リットルが91、4リットルが93度になります。

 どのサイズも、タイガーよりも温度保持率が優秀であることがわかります。

 沸騰に要する時間も、湯沸かし完了まで、2.2リットルが21分、3リットルが26分、4リットルが32分優秀です。ハイパワーであることが有利に働いています。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。

 下位機種に引き続き、象印の方が細かいですね。

 蒸気対策は、こちらもカルキ抜き沸騰と蒸気セーブ機能はWで搭載されます。

 201806161254.jpg

 そのほか、少量でゆっくりと注がれる珈琲ドリップ給湯のなどの機能が象印のオリジナルです。

---

 以上、象印のCV-TZシリーズの紹介でした。

 タイガーの「とく子さん」のライバル機です。消費電力量が多い分、こちらのほうが年間費用は500円ほど悪く出ますが、保温停止機能があるので相殺されるでしょう。

 ただ、次に紹介する上位機種のほうが、断熱性はよいので、選ぶならそちらでしょう。


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 【2.2リットル】

 10・優湯生(ゆうとうせい) CV-GB22-TA
  ¥9,244 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

 【3リットル】

 10・優湯生(ゆうとうせい) CV-GB30-TA
  ¥10,700 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

 【4リットル】

 10・優湯生(ゆうとうせい) CV-GB40-TA
  ¥11,469 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

消費電力:905W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:
コードレス : 

 象印CV-GBシリーズは、1つ上で紹介した象印のCV-TUシリーズの「上位機」です。

 最大水量は、2.2L・3L・4Lの幅から選べる製品です。

 電気代は、年間電気代の推定合計額は、2.2リットルで6,400円、3リットルで7,400円、4リットルで8600円です。

 905Wというパワーをキープしたままで、電気代だけ下位機種より安くなっているのは優秀です。

 こちらも、2時間動作しないと、自動的に電気保温を停止する機能も付属します。

 201810131141.jpg

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、2時間後に、2.2リットルの場合88度、3リットルが91度、4リットルが94度になります。

 どのサイズも、タイガーよりも温度保持率が優秀であることがわかります。

 沸騰に要する時間も、湯沸かし完了まで、2.2リットルが19分、3リットルが24分、4リットルが31分優秀です。ハイパワーであることが有利に働いています。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。下位機種に引き続き、象印の方が細かいですね。

 蒸気対策は、こちらもカルキ抜き沸騰と蒸気セーブ機能はWで搭載されます。

 201506171351.jpg

 このほか、水量計のデザインがワイドで見やすくなっています。さらに、湯沸かし完了時に音でお知らせしてくれる機能(オフにすることも可能)が付属します。

---

 以上、象印のCV-GBシリーズの紹介でした。

 下位機種に比べてパワーを維持したまま、消費電力を抑えている点で優秀です。ここまで出た機種だけで選ぶならば、この機種は最も水準が高いと言えますね。


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 【2.2リットル】

 11・優湯生(ゆうとうせい) CV-GT22-WA
  ¥11,664 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

 【3リットル】

 11・優湯生(ゆうとうせい) CV-GT30-WA
  ¥11,470 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

消費電力:905W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:
コードレス :搭載

 象印のCV-GTシリーズは、象印のCV-GBシリーズの上位機です。

 201712031740.jpg

 ただ、機能や省エネ性は同一であり、唯一、コードレス給湯に対応する点が相違点です。

 この製品の場合、単3電池2本入れておくと、電源がない状況でも給湯が可能です。その場合も温度表示は可能で、電池は1年ほど保ちます。

 これら以外は相違点がないので、不要ならば下位機種でも良いと思います。

4・蒸気レスのVE方式魔法瓶の比較

 つづいても、真空断熱層(VE方式)を持つ魔法瓶の紹介です。

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 ただ、沸騰時に蒸気が出ない構造の上位機種となります。


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 【2.2リットル】

 12・タイガー PIS-A220
  ¥9,758 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

 【3リットル】

 12・タイガー PIS-A300
  ¥9,687 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98℃・90℃・80℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス :搭載

 タイガーPIS-Aシリーズは、タイガーの上位機種で、こちらも蒸気レス式の魔法瓶です。  

 201810131226.jpg

 蒸気レスモデルとしては、最も安価な機種ですね。

  201506171453.jpg

 蒸気対策は、「蒸気レス」ということで、こちらは蒸気が出ない構造です。

 図のように蒸発した蒸気を一旦冷やして水滴に戻すという仕組みです。蒸気レス炊飯器と似たような構造です。ただ、炊飯器と違って水を沸かすだけなので、お手入れも普通の魔法瓶と同じく簡単です。

 蒸気が出ないと、結露の防止になるほか、子どもなどの安全対策にもなります。これはタイガーが力を入れている機能です。

 カルキ抜き沸騰に対応でき、約8分の運転で、ほぼ完全に除去が可能です。

 最大水量は、2.2L・3Lの幅から選べる製品です。

 電気代は、蒸気を押さえるため、消費電力は700Wと低く抑えているため、それなりに安いです。

 2.2リットルで6,000円、3リットルで7,100円になります。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、2時間後に、2.2リットルの場合87度、3リットルが91度です。十分な性能でしょう。

 沸騰に要する時間は、2.2リットルが25分3リットルが31分です。

 お湯を沸かす時間は、象印の同価格帯のハイパワーモデルに比べると時間がかかります

 これは、電力消費とバーターなので仕方ないでしょう。

 201901251425.jpg

 保温温度は、98℃・90℃・80℃から選べます。

 70度の保温に対応できない部分は家庭用としてはネックです。

 この機種の注意するべきポイントです。蒸気レスを達成するため、カルキの抜ける100度以上にならないからです。

 そのほか、この機種は、湧くまでの時間が表示され、沸騰お知らせブザーも付きます。

 また、昔ながらのエアー給湯もできるため、コンセントにつながずにコードレス給湯することも可能です。

---

 以上、タイガーPIS-Aシリーズの紹介でした。

 蒸気レスは一定の魅力があります。たタイガーの蒸気レスの利便性を取るか、象印の沸騰速度を取るかを選ぶかは、難しい2択ですね。  


 201907211657.jpg

 【2.2リットル】

 13・タイガー・PIP-A220
  ¥7,991 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

 【3リットル】

 13・タイガー・PIP-A300
  ¥9,888 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98℃・90℃・80℃
カルキ抜き:
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス : 

 タイガーPIP-Aシリーズは、先ほどの機種の「下位機種」にあたる姉妹機です。

 相違点は、2点です。

 第1に、電気代です。消費電力は700Wと同じですが、こちらは、2.2リットルで6,300円、3リットルで7,300円と多少悪化しています。

 第2に、コードレス給湯に対応しない点です。

 価格差もさほどないので、基本的には、選択肢としなくて良い機種でしょう。


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 【白・2.2リットル】

 14・タイガー・PIJ-A220-W
  ¥9,129 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 【白・3リットル】

 14・タイガー・PIJ-A300-W
  ¥10,550 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 【オレンジ・2.2リットル】

 15・タイガー・PIJ-A220-DS
  ¥9,168 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

 【オレンジ・3リットル】

 15・タイガー・PIJ-A300-DS
  ¥10,550 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98・90・80・70
カルキ抜き:
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス :

 タイガーPIJ-Aシリーズは、タイガーのもう一つの上位機種です。

 先ほどの機種と比べると、かなりモダンでスタイリッシュなデザインです。なお、2色展開ですが、色の違いでの性能差はありません。

 最大水量は、2.2L・3Lの幅から選べる製品です。

 201901251428.jpg

 電気代は、こちらも同じく消費電力は700Wと低く抑えています。

 ただ、デザインの変更もあり、省エネ効率は先ほどより少し落ちており、2.2リットルで6,540円、3リットルで7,700円になります。ただし、その差は500円ほどとわずかです。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、2時間後に、2.2リットルの場合87度、3リットルが91度です。この点は同じですね。

 沸騰に要する時間は、2.2リットルが25分3リットルが31分です。

 スペック的には先ほどの製品と同じですが、この点ではさほど有利な機種ではありません。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。

 タイガーの下位機種は70度に対応しませんでしたが、対応する点では、ほ乳瓶用などの家庭用として利便性が高いでしょう。

 201810131233.jpg

 蒸気対策は、先ほどの機種と同じレベルのものが採用されています。カルキ抜きには非対応です。

 201810131234.jpg

 その他、この機種も、湧くまでの時間が表示できます。ただ、エアー給湯に非対応で、給湯には電気がかならず必要です。沸騰のお知らせブザーも省略です。一方、水が飛びちらないなめらか給湯に対応します。

---

 以上、タイガーPIJ-Aシリーズの紹介でした。

 都会的なデザインの給湯器で、完全な蒸気レスにも対応できる点で、購買欲が湧く機種です。

 年間電気代の面では先ほどの機種に負けますが、70度に対応する点と、デザイン性とで、家庭用としてはこちらの方がおすすめだと思います。


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 【5リットル】

 16・タイガー・PIE-A500
   ¥12,404 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

消費電力:905W
保温温度:98℃・90℃・80℃
カルキ抜き:搭載
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス :

 タイガーPIE-AシリーズVE方式の魔法瓶構造と、蒸気レス機能を併せ持つ機種です。家庭用にはやや大きすぎる機種で、オフィス用でしょう。

 最大水量は、5Lのみの展開です。

 電気代は、大容量に対応するため下位機種よりもパワーを上げてあるものの、1年間の電気代は10,400円とVE方式の利点を活かして安めの水準です。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、、2時間後に92度です。

 沸騰に要する時間は、36分とハイパワー機だけに、それなりに高速です。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃から選べます。やじゃり、70度の保温に対応できない部分は業務用ですね。

 蒸気対策は、先ほどの機種と同じレベルのものが採用されています。カルキ抜きは、非対応です。

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 その他、大きめの機種と言うことで、左右どちら側にも給湯レバー(ワイドレバー式電動給湯)が付きます。ただ、コードレス給湯やエアー式は採用されないため、給湯にはコンセントが必須です。

---

 以上、タイガーPIE-Aシリーズの紹介でした。

 業務用として考えており、給湯室に蒸気が籠もることが問題とされている場合は、特にオススメです。

 5Lモデルでは沸騰までの時間も短めですし、その点でも有利でしょう。


  201810131239.jpg

 【3リットル】

 17・タイガー・ PIM-A300-T ブラウン
  ¥12,056 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス :搭載

 タイガーのPIM-Aシリーズは、タイガーの魔法瓶では「最上位機種」になります。

 201810131240.jpg

 こちらも、魔法瓶としては、相当カジュアルなデザインです。

 デザイン家電として台所に映えそうな優れたデザインです。こちらも、蒸気を冷却して戻す蒸気レス方式VE方式の魔法瓶構造を併せ持つ高機能な機種です。

 最大水量は、プレミアモデルと言うことで3Lのみの展開です。

 201810131242.jpg

 電気代は、こちらも、あまり電気を使わず消費電力は700Wと低く抑えていることもあり、1年間で6,800円と、デザイン性の高い3Lの魔法瓶では最安クラスの電気代です。

 同社の下位機種と比べても、さらに優秀です。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、3リットルが91度です。この点では差はあまり見られません。

 沸騰に要する時間は、3リットルが30分とお湯を沸かす時間は、象印の高級機に遠く及びません。これは、電力消費とバーターなので仕方ないでしょう。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。家庭用として利便性が高いです。

 蒸気対策は、この機種も完全な蒸気レス方式を採用します。カルキ抜き沸騰に対応でき、約8分の運転で、ほぼ完全に除去が可能です。

 201506171523.jpg

 なお、この機種は、電動給湯のスイッチが左右両側に付くワイドレバー式電動給湯機能も付属します。また、停電時などに対応するために、昔ながらの手押し式のエアー給湯も付属します。

 また細かい所では、水量計にバックライトが仕込んでありお湯の残量がかなり見やすくなっています。

 そのほか、液晶画面で、沸騰時間が書くにできるだけでなく、画面に10mlの幅で現在の給油量が出る仕組みがあります。そのため、湯量が指定されている料理の軽量の際に便利です。

 また、カップラーメン用のキッチンタイマー機能など「かゆいところに手が届く」機能がありますね。

----

 以上、タイガーのPIM-Aシリーズの紹介でした。

 非常にデザイン性が高い上、蒸気レス構造というメリット性がある機種です。魔法瓶としての保温性能も高く、また、レバー周りや液晶の使い勝手も下位機種に比べてもランクが上です。

 一方、象印に較べた場合も難点は、沸騰に要する時間が長いことですが、これは蒸気レス方式を採用する以上仕方ない部分でしょう。少々長めの沸騰時間でもよければ、欠点がみあたらず、お手入れも楽なのでオススメしたい「プレミア機種」です。  


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 【3リットル】

 18・タイガー・とく子さん PIG-S300
  ¥13,485 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス:搭載

 タイガーPIG-Sシリーズです。1つ上の13番で見たタイガーのPIM-Aシリーズを標準的なデザインの魔法瓶にしたモデルです。

 最大水量は、こちらも3Lのみの展開です。 

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 電気代は、しかしながら、年間電気代は、3リットルで5,600円と、年間電気代が1000円ほど安いです。

 電気代で選べばこの機種がダントツです。どうも、スタイリッシュなデザインは、保温性がある程度犠牲になるようで、「昔ながらの円筒形」というのは、理に適った形状なのだといえます。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度も高く、2時間語ではなく、3時間後にも90度をキープします。

 沸騰に要する時間は、3リットルが31分と下位機種とほぼ同等です。この点は、象印が優秀ですね。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。家庭用として利便性が高いです。

 蒸気対策は、この機種も完全な蒸気レス方式を採用します。カルキ抜き沸騰に対応でき、約8分の運転で、ほぼ完全に除去が可能です。

 そのほかの部分では、液晶画面による、沸騰までの時間表示、10ml単位での給油量の表示、エアー給湯機能、ワイドレバー式給湯など、機能面は多くの点で同じです。

 その上で、この機種は、電動給油に二種類の選択肢があり、ゆっくり給湯するモードが付属します。

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 以上、タイガーPIG-Sシリーズの紹介でした。

 実用性で省エネモデルを選ぶとすると、この機種が最も良いですね。デザインも従来的ではありますが、ステンレス素材やオレンジライトの液晶を使うなど高級感があり良いと思います。


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 【2.2リットル】

 19・優湯生(ゆうとうせい) CV-WB22-WA
  ¥17,450 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

 【3リットル】

 19・優湯生(ゆうとうせい) CV-WB30-WA
  ¥18,870 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

消費電力:1300W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス :搭載

 象印CV-WBシリーズは、かなりの高級機ですが、パワーは1300Wとかなり強力な機種です。

 最大水量は、2.2L・3L・4Lの幅から選べる製品です。

 201810131215.jpg

 電気代は、かなり有利な機種です。

 必要な年間電気代は、業界でトップレベルに安いです。

 先ほどの基準だと、年間電気代は、2.2リットルで4,500円、3リットルで5,500円と、最高です。

 これは、同社の下位機種に比べると、断熱層が全面的に配置されているからです。

 201810131216.jpg

 さらに、光センサー搭載で夜間は70度に落として保温する機能などを利用すると、さらに電気代は落とせるでしょう。

 2時間操作がない場合に、同様に保温温度を落とせる機能もあります。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、2時間後に、2.2リットルの場合90度、3リットルが93度です。かなり優秀です。

 沸騰に要する時間は、2.2リットルが13分3リットルが16分とここまで紹介した機種の半分近い時間で済みます。

 1300Wのハイパワーが功を奏しています。なお、ハイパワー沸騰は、ブレーカーが落ちる危険はありますが、湯沸かし時間が短くなる分、光熱費の面で高くなるわけではないです。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。

 下位機種に引き続き、象印の方が細かいですね。

 201810131249.jpg

 蒸気対策は、この機種は象印としては唯一の「蒸気レス対応機」です。

 ただし、タイガーと異なり、蒸気口自体はあります。また、方式もセンサーで沸騰を抑えて、蒸気板に付いた水を戻すという方式です。

 この場合、タイガーと異なり「完全蒸気レス」とは言えず、23度の室温・水温で、しかも満水という条件で「出ない」ということになります。

 そのため、実質的には「蒸気レス」ではなく「蒸気カット」のレベルでしょう。カルキ抜き沸騰は、デフォルトで対応します。

 201806161259.jpg

 そのほか、こちらも、カフェドリップに対応し、また、大きめの水量確認窓・赤玉水量計も搭載されている機種です。


201810131217.jpg

 また、本体のプラチナナノ粒子加工によりお湯を弱アルカリ性にする機能、沸騰時間を長めにしてお茶のカテキン抽出量を上げる「お茶コース」があります。

 ただし、このコースを利用する場合、蒸気レスは効かなくなります。

 加えて、この機種はコードレス電動給湯対応機種のため、コンセントを外した状態でも電動給湯が可能です。

---

 以上、象印のCV-WBシリーズの紹介でした。

 高速にお湯が沸かせる点高度な省エネ技術が搭載される点など、下位機種にない機能が多く搭載されている機種です。

 一方、完全な蒸気レスではない点は、結露対策で考えている場合は注意してください。


  201907211731.jpg 201907211732.jpg

 【2.2リットル】

 20・パナソニック 2.2L ブラウン NC-SU224-T
  ¥16,363 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 【3リットル】

 20・パナソニック 3.0L ブラウン NC-SU304-T
  ¥16,250 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 【4リットル】

 20・パナソニック 4.0L ブラウン NC-SU404-T
  ¥16,470 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

消費電力:910W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:
コードレス :搭載

 パナソニックマイコン沸騰ジャーポットは、パナソニックが販売する電気ポットです。

 ラインナップは、象印・タイガーほどはないですが、(同じく断熱が重要な)冷蔵庫を作っているだけに、見所のある製品を出しています。

 最大水量は、2.2L・3L・4Lの幅から選べる製品です。

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 電気代は、パナソニックも省エネに力を入れています。

 断熱材として、同社の冷蔵庫にも使われるU-Vacua(ユーバキュア)を周囲に回しているからです。

 年間電気代は、パナソニックは数字としては公開しません。ただ、日本電機工業会の自主基準に照らした年間消費電力量は公開しているので、象印のデータを参考に、比較することは可能です。

 その場合、年間電気代は、2.2リットルで約5,090円、3リットルで約6,060円です。

 象印のCV-WBシリーズに較べると、数値はやや劣りますが、定格消費電力が910Wですから、ブレーカー落ちの問題もないでしょうし、使いやすいでしょう。

 201907211757.jpg

 一方、象印と異なり光センサーではなく、「給湯した時間を記憶する方式」で、夜間など利用していない際に、節電するシステムがあります。

 これを利用した場合、おそらく、節電効果は「象印より上」です。ただ、夕食の準備でレンジを利用している場合など、自動で「再沸騰」する際に、「ブレーカーが飛ぶ危険」は、なくもないでしょう。

 電気を使わずに保温した場合の保持温度は、一方、データの公開がありません

 先述のように、断熱材を利用しているので、悪くない数字ではあると思いますが、この部分は評価不能です。

 沸騰に要する時間は、2.2リットルが17.6分3リットルが23分と、割と高速です。

 保温温度は、98℃・90℃・80℃・70℃から選べます。

 蒸気対策は、一方、独断の工夫はなく、蒸気は出る機種です。

 201907211807.jpg

 カルキ抜きについては、ボタン操作で追加沸騰が可能です。

 なお、パナソニックは、この機能を「弱アルカリ沸騰」と名付けており、カルキを抜くことで「お茶が美味しい」ことを強調します。

 そのほか、この機種も、電動給湯に対応します。

---

 以上、パナソニックマイコン沸騰ジャーポットの紹介でした。

 朝や夕方などに、ご家庭で「ブレーカー問題」がある場合で、「できるだけ省エネ・短時間での沸騰」を望む場合に、良いでしょう。

 蒸気についての配慮がないのが難点ですが、その点に問題がないのならば、選んで良いと思います。

後編の予告!
「電気ポット」のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、最新モデルの電気ポット(電気魔法瓶)を比較しました。

 記事は、もう少しだけ続きます。

 201806161238.jpg

1・電気代の安さ ★★★★★
2・沸騰の速さ  ★★★★★
3・蒸気対策   ★★★★★
4・保温温度   ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 次回の後編記事(こちら)では、今回紹介した全ての電気魔法瓶から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。

 引き続き、よろしくお願いします。

 後半記事は→こちら

---

 今回の前半記事がお役に立てたようならば、Twitter・Faceboook・はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。よろしくお願いします。

posted by Atlas at 18:53 | 調理家電

比較2019'【光熱費が安い】電気ポット20機の性能とおすすめ・選び方:電気魔法瓶・電動ポット (2)

前半からの続きです。前半記事は→こちら

今回の結論
「電気ポット」のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、前半記事(こちら)では、最新モデルの電気ポット(電気魔法瓶)を比較しました。

 最後にいつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。

 なお、適切なサイズについては、先ほども書きました。

  201806161238.jpg

 一般的に、2.2リットルは2人まで、3-4リットルが世帯用の標準サイズです。

 必要以上に大きいモデルを買うと年間電気代が上がりますので、4人ほどの世帯用でも3リットルほどが適切ではないかな?とアトラスは思います。


 第1に、家庭用の電気魔法瓶として最もバランスが取れており、おすすめといえるのは、

  201810131239.jpg

 【3リットル】

 17・タイガー・ PIM-A300-T ブラウン
  ¥12,056 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス :搭載

1・電気代の安さ ★★★★★
2・沸騰の速さ  ★★★★☆
3・蒸気対策   ★★★★★
4・保温温度   ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 タイガーPIM-A300でしょう。

 魔法瓶とは思えないデザイン性の高い本体を持つだけでなく、蒸気レス機構を初めとする機能性も高水準にまとまっています。

 年間電気代の点でも1年間で6,800円と、魔法瓶では最安クラスの電気代であることも評価のポイントですね。

  201810131240.jpg

 とりあえず、「必要以上の機能」が詰まったモデルですので、迷ったらこの機種を選んでおけば間違いないでしょう。

 蒸気が出ないので、結露の問題もないし、子どもやお年寄りの安全対策にも良いと思います。また、70度からの温度設定に対応するため、乳幼児用のほ乳瓶にも対応できるでしょう。

 サイズ面でも3リットルは、家庭に最も向いたサイズです。

ーーーー

 201907211652.jpg

 【2.2リットル】

 12・タイガー PIS-A220
  ¥9,758 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

 【3リットル】

 12・タイガー PIS-A300
  ¥9,687 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

  ¥9,687 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

消費電力:700W
保温温度:98℃・90℃・80℃
カルキ抜き:搭載 
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス:搭載

1・電気代の安さ ★★★★★
2・沸騰の速さ  ★★★★☆
3・蒸気対策   ★★★★★
4・保温温度   ★★★★☆
5・総合評価   ★★★★☆

 201810131226.jpg

  なお、少し小さめで考える場合は、2.2LモデルがあるPIJ-Aシリーズが良いでしょう。こちらも蒸気レスで、カルキ抜きができる製品ですから。

 デザイン性とコスパを重視するならば、これが良いでしょう。とくに、2人暮らし程度の方は、サイズ面でこの機種もオススメです。


 第2に、沸騰に要する時間がとにかく短い方が良いと考えている方は、

  201810131202.jpg

 【2.2リットル】

 19・優湯生(ゆうとうせい) CV-WB22-WA
  ¥17,450 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

 【3リットル】

 19・優湯生(ゆうとうせい) CV-WB30-WA
  ¥18,870 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

消費電力:1300W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:搭載
コードレス :搭載

1・電気代の安さ ★★★★★
2・沸騰の速さ  ★★★★★★
3・蒸気対策   ★★★★☆
4・保温温度   ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 象印の「優湯生シリーズ」の最上位モデルが良いと思います。

 湯沸かし完了まで時間は、2.2リットルが13分、3リットルが16分と、ここまで紹介してきたダントツに短く、高性能です。

 また、年間電気代は、2.2リットルで4,500円、3リットルで5,500円と、最高です。と、1300Wのハイパワーにもかかわらず、950Wクラスの水準に止まっています。

  201810131215.jpg

 象印独自のスーパーVE方式を採用し、魔法瓶としての性能も高いですし、湯沸かしのスピード重視ならばこの機種は最高の選択肢です。

  201810131217.jpg

 蒸気レスは、タイガーの方が徹底しているとは言え、そこまで完璧を期す必要がある人は少ないでしょう。

 逆に、蒸気レスだとどうしてもできない、カテキン抽出量を上げる「お茶コース」など、面白みの部分が高く評価できます。

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  201907211731.jpg 201907211732.jpg

 【2.2リットル】

 20・パナソニック 2.2L ブラウン NC-SU224-T
  ¥16,363 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 【3リットル】

 20・パナソニック 3.0L ブラウン NC-SU304-T
  ¥16,250 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 【4リットル】

 20・パナソニック 4.0L ブラウン NC-SU404-T
  ¥16,470 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

消費電力:910W
保温温度:98℃・90℃・80℃・70℃
カルキ抜き:搭載
蒸気カット:搭載
蒸気レス機能:
コードレス :搭載

1・電気代の安さ ★★★★★
2・沸騰の速さ  ★★★★★★
3・蒸気対策   ★★★☆☆
4・保温温度   ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 一方、象印機は、沸騰時間は早いものの、消費電力が多めです。

 そのため、ブレーカー問題があるご家庭で、蒸気レスである必要がない場合については、910Wの枠内で収まりつつ、沸騰するのが早いパナソニックが選択肢になります。

 年間電気代についても、象印に次いで「安め水準」です。

補足:電気ポット関連記事の紹介

 というわけで、今回は、電気ポットの紹介でした。

  201810131137.jpg

1・小型の電気ケトルの比較
2・電気ポット(魔法瓶)の比較
3・コーヒーメーカーの比較

 2.2L多少大きいかな?と考えている方は、引き続き、1番の小型電気ケトルを検討されても良いかと思います。

 201907211704.jpg

 三菱レイヨン クリンスイMONO MD101-NC
  ¥3,109 Amazon.co.jp
(7/21執筆時)

 また、蛇口の段階でカルキを活性炭で除去してしまえば、カルキ抜きの時間は節約できます。実際、カルキを電気ポットで処理させていると、経年変化で付着物がつきますし浄水器の併用の方ができれば良いです。

 蛇口取付式のクリンスイをはじめ、【おすすめ家庭用浄水器の比較記事】で10製品以上比較しています。よろしければ、こちらもご覧ください。

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 最後になりましたが、もしこの記事がお役に立てたようならば、Twitter・Faceboook・はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。よろしくお願いします。

posted by Atlas at 18:50 | 調理家電

比較2019'【美味しく暖まる】グリル鍋19機の性能とおすすめ・選び方:1人用の小型電気鍋・家庭用グリルなべの比較

【今回レビューする内容】 2019年 サイズ別のグリルなべ・電気鍋の性能とおすすめ:1人用小型電気鍋〜家庭用大型電気鍋・性能ランキング

【比較する製品型番】タイガー グリル鍋 CQE-B200 CQG-B30N-T テスコム GP6000 GP9000 アビテラックス APN-16G AGN-30G レコルト ポット デュオ エスプリ RPD-2(R) RPD-3(R) CQG-B200 CQG-B300-T CQD-B300-TH 象印 あじまる EP-SA10 EP-PE10 EP-PX30 EP-RD20 EP-RV30-TA パナソニック卓上IH調理器 KZ-PG33 KZ-PH33-K

今回のお題
鍋などの料理に便利なグリル鍋のおすすめはどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年7月現在、最新の「グリルなべ(電気鍋)」の比較をします。

 201808141906.jpg

 1人用の小型グリル鍋から、4人家族でも対応できる大きなグリル鍋まで、幅広く紹介します。

1・コーティング ★★★★★
2・温度調整   ★★★★★
3・付属品の数  ★★★★★
4・片付けの手間 ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 以下では、いつものように、各製品を比較します。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。

ーー

1・ホットプレートの比較
2・グリル鍋の比較
3・土鍋の比較

 なお、今回の記事は、鍋料理対応の調理器具の比較シリーズの2回目記事として書きました。

 ガス火(コンロ)で使うタイプについては、万古焼や伊賀焼の鍋などを紹介した【おすすめ土鍋の比較記事】記事をご覧ください。

1・グリル鍋の選び方の基本!

 グリル鍋は、単に「大きさ」と「価格」だけで、選んでしまいがちな家電です。

 しかし、グリル鍋を選ぶ場合は、以下の3点にも注意するべきです。

1・グリル鍋の加熱方式

 第1に、グリル鍋の加熱方式が重要です。

 加熱方式は、大きく分けて2種類あります。


 201808141853.jpg

 第1に、電熱線ヒーターを利用する方式です。最も一般的な方法です。

 メリット性は、本体価格が安い点です。掃除も鍋が分離できるため、割と手軽です。

 イマイチな点は、加熱に時間がかかる点、本体に熱が入るため、数年で汚れが目立ち古くさくなりがちな点です。


 201808141924.jpg

 第2に、IHヒーターを利用する方式です。パナソニックの製品に見られる独自の方式です。 

 これは、電化キッチンのコンロのように電磁波で加熱する方式です。鍋はセットされますが、ご家庭のIH対応の鍋などを利用することも可能です。

 メリット性は、底面を全面加熱できるため「加熱が速い」点と、熱面がフラット構造なので、掃除がしやすい点、そして、本体に熱が入らないので「経年変化しても汚れにくい」点です。

 イマイチな点は、本体価格が高めな点と、火力の維持にある程度電力が必要で、ブレーカートラブルから無縁ではない点です。

 結論的にいえば、綺麗に長く利用したいならば、IHヒーター式が、格安に良い品を手に入れたいならば、電熱線ヒーター式のグリル鍋が良いでしょう。

2・グリル鍋のコーティング

 201808141810.jpg

 第2に、グリル鍋のコーティングが重要です。

 グリル鍋は、象印の下位機などフッ素加工がされていないものがあります。

 すき焼きなどの炒める料理に利用できないほか、煮込み系でも「図らずも焦げ付く」事故の際に「弱い」と言えます。

 また、フッ素加工をしない鍋は、経年変化で「ヤケ」が目立ち、古くささが際立ちます。

 こうした点を注意しないと、「買ったけど数シーズンしか使わなかった」ということになります。

3・グリル鍋の多機能性

 第3に、グリル鍋の多機能性が重要です。

 201808141823.jpg  

 上位機は、焼き肉用のプレートや、たこ焼きプレートが付属し、ホットプレートのように利用できる機種があります。

 ただ、焼き肉は焼けるが「油っぽい」製品などもあるため、細かく性能をチェックしておく必要があります。

ーーー

 以上、ホットプレートを選ぶにあたって、「ポイント」と言える3点を説明しました。

・小型の1人用グリル鍋
・中型の家族用グリル鍋
・大型の来客用グリル鍋

 ここからは、上記の順番で、各社のグリル鍋を紹介していきます。

2・小型の1人用グリル鍋の比較

 では、具体的な製品の比較をはじめます。

 はじめに、サイズ的には1人〜2人用と言える小さいサイズのグリル鍋を紹介してきます。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


 201907211543.jpg

 【電熱線ヒーター式】

1・象印 あじまる EP-SA10
  ¥7,298 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:2.1L
直径:22.2cm×深さ5.2cm
焼肉プレート:
たこ焼き:
その他:
表面加工: 水量目盛つき土鍋風なべ
温度調整:保温〜230度(1000W)

 EP-SA10は、象印の販売する小型グリルなべです。

 日本の大手では、唯一「コンパクトタイプ」をラインナップしているメーカーです。

 201808141756.jpg

 深鍋のサイズは、直径22.2cm×深さ5.2cmで、容量的には2.1Lとなります。

 1人用としてはやや「大きめ」で、晩と朝に2回に分けて食べるような人向けです。2人用というのが適切でしょう。

  201907211544.jpg

 博多華味鳥 水たきスープ 600g
  ¥432 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 例えば、スーパーでよく見かける、2人用のストレートタイプの鍋用ダシは0.6Lです。

 これに野菜などの具材を入れることを考えると、このグリル鍋は、この手の鍋つゆを1回で使い切れる程のサイズ、と言えば分かりやすいでしょうか。

 201708021329.jpg

 深鍋のコーティングは、フッ素加工で洗いやすい製品です。

 形状から同社は、水量目盛つき「土鍋風」なべと呼んでいます。水量目盛が付くのが便利な部分で、「固形タイプ」や「濃縮タイプ」の鍋用スープを使う場合に有利です。

 鍋の火力は、小型機ながら1000W確保していることもあり最高230度と十分です。短時間で準備できるでしょう。

 焼き肉プレートは、この製品には付属しません。鍋専用の製品となります。

 使用後の片付けは、この製品は本体と鍋を分離できる構造のため、丸洗いに対応します。

---

 以上、象印EP-SA10の紹介でした。

 1人用としては多少大きめですが、友人が来たときにも使いたいような場合や、次の日に雑炊にして食べたいなどの場合、この機種は最適でしょう。

 鍋のコーティングも高級機と変わらず、品質面でも問題ないでしょう。


 201907211550.jpg

 【電熱線ヒーター式】

 2・アビテラックス APN-16G
  ¥2,625 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:1.0L
直径:16cm×深さ5cm
焼肉プレート:平面プレート
たこ焼き:
その他:
表面加工:フッ素コート
温度調整:保温〜210度(3段階:600W)

 APN-16Gは、日本のアビテラックス(吉井電気)の販売する機種です。

 同社は、パナソニック系列の会社で、比較的値頃感のある家電が得意なメーカーです。

 201708021341.jpg

 深鍋のサイズは、直径16cm×深さ5cmです。

 容量として1Lですので、完全に「1人用」と言って良いでしょう。全体のサイズも24.5×20.0×17.0cmのため、収納も楽で「1人鍋」を楽しめます。

  201907211551.jpg

 味の素 鍋キューブ ピリ辛キムチ 76g×3個
  ¥857 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 ストレートタイプのつゆは、この鍋には大きすぎるので、簡単に作りたい場合は、キューブタイプの製品を使うと良いでしょう。

 深鍋のコーティングは、こちらもフッ素コートです。

 しかし、コーティングは内装部分だけです。このあたりは「コスト削減」のため仕方ないかもしれません。

 201708021350.jpg

 焼き肉プレートは、小型で簡易的な物ですが付属します。

 ただし、油を落とせる波形プレートではなく、使い勝手は期待できないでしょう。

 鍋の火力は、600Wで、最高温度210度です。

 火力はさほどない製品ですが、小型機などで問題ないと思います。温度調節も3段階で可能です。

 使用後の片付けは、この製品も本体と鍋を分離できる構造のため、丸洗いに対応します。

---

 以上、アビテラックスAPN-16Gの紹介でした。

 「1人鍋」用に格安な機種を探しているならば選択肢となるでしょう。ただ、フッ素コートの部分や本体の外観などに「コスト削減の弊害」も見られるとも言えます。


 201907211553.jpg

 【電熱線ヒーター式】

 3・レコルト ポット デュオ エスプリ RPD-2R
  ¥5,500 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:1.0L
直径16×深さ5cm
焼肉プレート:平面プレート/16cm
たこ焼き:別売
その他: 蒸し台/揚げ物カバー/レシピ集
表面加工:ステンレス
温度調整:保温〜(650W)

 RPD-2Rは、調理家電を多く販売するレコルトの販売する多機能グリル鍋です。

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 深鍋のサイズは、直径16cm×深さ5cmです。

 アビテラックスと同じサイズで、こちらも「1人用」です。

 201708021401.jpg

 深鍋のコーティングは、この製品の場合「ステンレス製」なので、ノーコーティングです。

 焦げ付きの問題があるため、すき焼きなどには向かないでしょう。鍋料理には対応可能です。

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 焼き肉プレートは、アビテラックス同様に油を落とせる波形プレートではない普通の平面プレートが付属します。

 こちらは、「焼く」ことを前提とした設計なので、フッ素コートはなされています。

 外面もフッ素コートなので、この部分では、アビテラックスより品質が良いです。

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 その他の調理は、この機種の場合、フライヤーとしての機能を持つ点も、注目に値します。

 他社のグリル鍋は、揚げるようには構造的に作られていないため、「火事になる危険性がある」と説明書に必ず「注意」の記載があります。

 しかし、こちらは、揚げ物カバーが付くため、この調理法に対応します。

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 その他、蒸し台が付属するため「蒸す調理」、あるいは、ステンレス鍋を利用して「ご飯を炊く」調理も可能です。

 鍋の火力は、600Wです。火力はさほどない製品ですが、1人用ですし問題ないでしょう。温度調節も3段階で可能です。

 使用後の片付けは、この製品も本体と鍋を分離できる構造のため、丸洗いに対応します。

---

 以上、レコルトRPD-2の紹介でした。

 鍋としてではなく、用途の幅が非常に広いのが特長です。

 外観が洋風なのは、鍋には多少違和感があるかもしれないですが、誰に見られることもない「1人鍋」なら問題ないでしょう。ポトフなどには逆に合いそうです。また、友人が来た際には、フライヤーなどとして使える面も便利ですね。


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 【電熱線ヒーター式】

 4・レコルト ポット デュオ フェット RPD-3R
 5・レコルト ポット デュオ フェット RPD-3
  ¥8,640 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:1.2L
直径:17.5×深さ5.5cm
焼肉プレート:平面プレート/17.5cm
たこ焼き:別売
その他: 蒸し台/揚げ物カバー/レシピ集
表面加工:セラミックコート
温度調整:保温〜(650W)

  RPD-3Rは、レコルトの販売するもうひとつの多機能グリル鍋です。

  201808141805.jpg

 深鍋のサイズは、直径17.5cm×深さ5.5cmです。

 容量的には1.2Lと、1人用としては「多少大盛サイズ」と言えそうです。ただ、色々料理をする場合は、この程度あった方が使い勝手は良いでしょう。


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 深鍋のコーティングは、この製品の場合、セラミックコートです。

 フッ素コートに比べると、炒める際に「カリッ」と仕上げやすいのが特長です。

 すき焼きなど、最初に炒める所作がはいる鍋にはある程度便利と言えます。

 焦げ付きにくさは、フッ素コートと同様で、この部分では、ステンレス製の同社の下位機種より良いでしょう。

 201808141810.jpg

 焼き肉プレートは、17.5cmと多少ですが径が大きいものです。ただ、油を落とせる波形プレートではない普通の平面プレートです。

 その他の調理は、この機種も、揚げる調理・蒸す調理に対応可能です。

 鍋の火力は、650Wです。下位機種より多少上がっていますが、容量が増加しているので、総合的には同等でしょう。

 使用後の片付けは、この製品も本体と鍋を分離できる構造のため、丸洗いに対応します。

---

 以上、レコルトRPD-3の紹介でした。

 深鍋は、セラミックコーティングと、下位機種よりも明らかに使い勝手が良い機種です。

 サイズも「1人用として余裕があるサイズ」で、調理の際、「あと少しで材料全部がはいるのに!」という事態が減りそうです。

 やや価格は高いですが、色々な料理にも使え、充実したレシピ集も付属することから、「1人用のベストバイ」と言って良いでしょう。

3・中型のグリル鍋の比較

 続いて、2-3人まで対応できる中型のグリル鍋を紹介します。

 大人3人、ないし、大人2人とお子さん1-2人ほどに適したサイズの製品です。

 こちらも、、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【電熱線ヒーター式】

5・タイガー CQE-B200
  ¥7,120 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:3.5L
直径:26.0cm×深さ6.1cm
焼肉プレート:波形プレート
たこ焼き:
その他: 蒸し台
表面加工: 遠赤長持ちコート
温度調整:保温〜240度(1100W)

  CQE-B200は、タイガーの販売する、中型のグリル鍋です。

 201708021430.jpg

 深鍋のサイズは、直径26.0cm×深さ6.1cmです。

 1人用と比べると、直径が広い製品です。容量も3.5Lと多いので、色々な食材をぐつぐつ鍋にで煮るのに適した製品です。

 深鍋のコーティングは、この製品の場合、遠赤長持ちコートです。

 これは、フッ素コートに、セラミックを混合させ耐久性をアップさせた同社オリジナルの高品質コーティングです。遠赤効果で、火の通りは(多少)期待できるでしょう。

 201808142037.jpg

 焼き肉プレートも、遠赤長持ちコートが施されます。

 さらに、こちらは、波形プレートを採用します。焼き肉に使う際油っぽくならないメリットがあります。直径も24.8cmと3人用としては十分といえそうです。

 その他の調理は、この機種は、蒸し台が付属するために、野菜などの蒸し料理にも対応できるでしょう。

 鍋の火力は、1100Wです。焼き肉に使うとしても十分と言える火力です。

 使用後の片付けは、この製品も本体と鍋を分離できる構造のため、丸洗いに対応します。焼肉についても同じです。

---

 以上、タイガーCQE-B200の紹介でした。

 中型としては、鍋と平面プレートが付属した「最もオーソドックス」と言える製品です。ただ、遠赤長持ちコートなど、独自性がある製品ですし、こちらを選んでも損はないでしょう。


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 【電熱線ヒーター式】

 6・タイガー CQG-B200
  ¥9,500 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:3.7L
直径26.1cm×深さ6.5cm
焼肉プレート:波形プレート/24.8cm
たこ焼き:
その他:蒸し台
表面加工: 遠赤土鍋コーティング
温度調整:保温〜240度(1100W)

 CQG-B200は、タイガーの中型のグリル鍋の上位機です。

 深鍋のサイズは、直径26.1cm×深さ6.5cmと先ほどの機種よりわずかに大きいです。

  201808141821.jpg

 水量として3.7L入ります。

 しかし、外形サイズは、先ほど紹介したCQE-B200は40.7×32.9×187cmだったのに対して、こちらは40.2×36.0×19.1cm多少大きいだけです。

 「大きくて邪魔」ということはありません。

 深鍋のコーティングは、こちらは、遠赤土鍋コーティングです。

 これは、同社の炊飯機にも使われる技術で遠赤長持ちコートよりも耐久性・蓄熱性で優れます。


  201808141820.jpg

 焼き肉プレートは、下位機種と同じ、遠赤長持ちコートで、サイズや性能も同じです。

 その他の調理は、この機種も、蒸し台が付属します。

 鍋の火力も、1100Wと下位機種と同じです。多少大型化しましたが、問題ないでしょう。

 使用後の片付けは、この製品も本体と鍋を分離できる構造のため、丸洗いに対応します。

---

 以上、タイガーCQG-B200の紹介でした。

 遠赤土鍋コーティングの採用が目玉ですね。

 そのほか、鍋が多少深いので、飛び散りの危険性が少ない点、たコントロール部が傾斜しており、操作時の火傷の危険性が減っている点などが、下位機種より優れる部分です。

 予算があれば、こちらを選んでも良いと思います。

ーーーーー

  201808141823.jpg  

 【電熱線ヒーター式】

 7・タイガー CQG-B300-T
  ¥11,000 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 【電熱線ヒーター式】【Amazon限定】

 8・タイガー CQG-B30N-T
  ¥10,500 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:3.7L
直径:26.1cm×深さ6.5cm
焼肉プレート:波形プレート24.8cm
たこ焼き:19個:1個40mm
その他: (蒸し台)
表面加工:遠赤土鍋コーティング
温度調整:保温〜240度(1100W) 

 なお、この機種には「上位機」として CQG-B300-Tというモデルがあります。

  201808141824.jpg

 ただ、CQG-B200との性能は付属品のみで、直径4cmの19個のたこ焼きが焼けるプレートと付属する点が唯一の相違点です。たこ焼きプレートが欲しい場合以外は、安いCQG-B200でよいでしょう。

 一方、アマゾン限定のCQG-B30N-Tについては、たこ焼きプレートはつきますが、その代わり、蒸し台が付属しない構成です。価格は結構安いです。


 201808141825.jpg

 【電熱線ヒーター式】

 9・象印 あじまる EP-PE10
  ¥8,114 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:3.7L
直径:27cm×深さ5.8cm
焼肉プレート:
たこ焼き:
その他:
表面加工:水量目盛つき土鍋風なべ
温度調整:保温〜230度(1300W)

 あじまる EP-PE100は、象印の中型のグリル鍋です。

 同社はタイガーの「ライバル」で、一方の出している製品で、他方が展開していない製品はあまりない、という関係です。

  201808141827.jpg

 深鍋のサイズは、直径27cm×深さ5.8cmで、水量として3.7L入ります。

 タイガーの中型CQG-B200と同じですが、象印の方が横幅が広く、深さがない形状です。ただ、卓上に必要なスペースは、さほど変わりません。

 201808141830.jpg

 深鍋のコーティングは、なしです。

 タイガーとは違いフッ素コーティングは施していないものです。焦げ付くため、(最初に油を使うような)すき焼きには非対応です。

 なお、水量目盛つき土鍋風なべと同社では呼称していますが、あくまで「外観」です。

 焼き肉プレートは、この機種は未付属ですね。

 その他の調理は、とくに対応しません。

 鍋の火力は、1300Wです。この点は、タイガーより優れる部分で、鍋が煮えるまでのスピードはメリット性がありそうです。ただ、ブレーカーには注意が必要でしょう。温度調節ボタンは、タイガー同様にスライド式の無段階方式で便利です。

 使用後の片付けは、この製品も本体と鍋を分離できる構造のため、丸洗いに対応します。

---

 以上、あじまる EP-PE10の紹介でした。

 タイガーに比べた場合、火力の強さが「売り」です。

 ただ、グリル鍋の場合、ガラスふたの耐熱温度も問題があり、ふたを使う場合、必ずしも高火力を持続できない点は注意してください。これは、タイガーも他社も同じです。


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 【電熱線ヒーター式】

 10・象印 あじまる EP-PX30
  ¥8,998 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:3.7L
直径27cm×深さ5.8cm
焼肉プレート:波形プレート27cm
たこ焼き:
その他:遠赤すき焼きなべ27cm
表面加工: 水量目盛つき土鍋風なべ
温度調整:保温〜230度(1300W)

 あじまるEP-PX30は、象印の中型のグリル鍋の上位機です。

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 深鍋のサイズは、先ほどの機種と全く同じで、水量として3.7L入ります。

 深鍋のコーティングは、こちらも、フッ素コーティングは施していないものです。

 焼き肉プレートは、付属します。タイガーと同じ油を落とせる波形プレートを採用します。ただし、直径は、タイガーより3cm広い仕様で27cmですので、焼き肉を重視するならば良い選択肢でしょう。


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 その他の調理は、すき焼きなべが付属している点が目立ちます。

 タイガーの場合、フッ素コートなのでグリル鍋ですき焼きが可能です。しかし、象印はプレスそのままなので、焦げ付く危険があるため、フッ素コートをした遠赤すき焼きなべが別に付属します。

 ある程度の深さがあり、すき焼きには使いやすい形状です。

 鍋の火力は、1300Wです。総合的な火力はタイガーより強いので、焼き肉には象印の方が「強い」といえそうです。

 使用後の片付けは、この製品も本体と鍋を分離できる構造のため、丸洗いに対応します。

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 以上、 あじまる EP-PX30の紹介でした。

 すき焼き専用鍋の付属と、大きめの焼き肉プレートの付属が魅力です。こうした「肉系」のメニューが多くなりそうな場合は、この機種を選ぶとよいでしょう。


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 【電熱線ヒーター式】

 11・テスコム グリルなべ GP6000-H
  ¥4,332 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:3.4L
直径:26cm×深さ8cm
焼肉プレート:
たこ焼き:
その他:
表面加工:フッ素コート(鍋) 
温度調整:保温〜250度(1300W)

 GP6000-Hは、テスコムの販売する格安のグリル鍋です。

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 深鍋のサイズは、水量として3.4L入る仕様で、「ぎりぎり3人用」といったサイズです。

 また、他社に比べると直径26cm×深さ8cmと、鍋の深さがかなり深い製品です。すき焼きなどの際、飛び散りに強い一方で、鍋のさい「食材が行方不明になりやすい」とも言えます。

 深鍋のコーティングは、フッ素コートです。内面・外面ともにフッ素コートはなされるため、使いやすさに配慮があります。

 焼き肉プレートは、未付属です。

 その他の調理も、特に対応しません。

 鍋の火力は、意外と強く1300Wです。総合的な火力は強く、火力調整もレバー式で容易です。

 使用後の片付けは、この製品も本体と鍋を分離できる構造のため、丸洗いに対応できます。

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 以上、 GP6000-Hの紹介でした。

 外装やコーティングなどのグレードは劣りますが、比較的火力が出せ、コスパの良い製品と言えます。テスコムは日本に工場を持つ企業ですし、品質や保証面でも安心です。


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 【電熱線ヒーター式】

 12・テスコム グリルなべ GP9000-H
  ¥6,560 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:3.4L
直径:26cm×深さ8cm
焼肉プレート:溝付プレート/42×38cm
たこ焼き:21個
その他:
表面加工:フッ素コート(全部)
温度調整:保温〜250度1300W)

 GP9000-Hも、テスコムの販売する格安のグリル鍋です。

 深鍋のサイズは、水量として3.4L入る仕様で、先ほどの機種と変わりません。

 深鍋のコーティングも、同じくフッ素コートです。

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 焼き肉プレートは、この機種の場合付属します。

 プレートは、肉の油を落とせる波形プレートです。

一方、他社は、波形プレートでも、野菜を焼きやすいように、プレートの半分は平面プレートですが、こちらは全面的に波形プレートであり、野菜焼きには不利です。

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 その他の調理は、たこ焼きに対応し、同時に21個作成できます。

 鍋の火力は、同じく1300Wです。

 使用後の片付けは、この製品も本体と鍋を分離できる構造のため、丸洗いに対応できます。

---

 以上、GP9000-Hの紹介でした。

 たこ焼きプレートまで付属した製品としては最も安く、コスパの良い製品です。コーティングや鍋の厚みなどを含めた総合力では負けますが、年に数度しか使わないならば、こちらを選択しても良いと思います。


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 【電熱線ヒーター式】

 13・アビテラックス AGN-30G
  ¥3,035 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:3.0L
直径:26cm×深さ7cm
焼肉プレート:
たこ焼き:
その他:
表面加工:フッ素コート
温度調整:保温〜240度(1200W)

 AGN-30Gは、アビテラックスが発売する中型のグリル鍋です。

 深鍋のサイズは、直径26cm×深さ7cmで、満水容量はは3Lです。3人用としては小型ですが、鍋は深めです。深すぎる鍋は鍋用には総じて使いにくいのがネックでしょう。

 深鍋のコーティングは、普通のフッ素コートです。一方、鍋の厚みは薄めであり、このあたりは価格差が出ている部分です。蓄熱性・耐久性で、ブランド品には敵わないでしょう。

 焼き肉プレートは、未付属です。

 鍋の火力は、1200Wとそこそこありますが、こちらは温度切替がスイッチ式であり、この手のタイプは、高温から低温にスイッチングした際の、温度調節に難があります。

 使用後の片付けは、この製品も本体と鍋を分離できる構造のため、丸洗いに対応できます。

---

 以上、AGN-30Gの紹介でした。

 価格は非常に魅力的な商品ですが、コストを削減している部分が見えてしまっている製品とも言えます。

 電源ケーブルも、他社がマグネット式で、「引っかけても安心」な仕様なのにたいして、こちらは「取り外せない直結式」です。


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 【IHヒーター式】

 【鍋付属】

 14・パナソニック卓上IH調理器 KZ-PG33
  ¥11,532 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 【鍋なし】

 15・パナソニック卓上IH調理器 KZ-PH33-K
  ¥7,119 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:3.7L
直径:24.4cm×深さ7.2cm
焼肉プレート:
たこ焼き:
その他:
表面加工:フッ素コート
温度調整:保温〜200度(1400W)

  KZ-PG33は、パナソニックの販売するグリル鍋です。

 なお、この機種については、鍋が付属しないモデルもあります。

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 この機種は、今回紹介するなかでは唯一、電熱線ヒーター式ではなくIH式加熱を利用しています。

 細かく温度を設定できるなど、加熱機能の利便性は高いです。

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 深鍋のサイズは、直径24.4cm×深さ7cmです。満水容量はは3.7Lです。3-4人用としては十分な量です。

 深鍋のコーティングは、フッ素コートです。コーティングは内装のみですが、この方式の場合、鍋が傷めば、鍋だけ買い直せる点もポイントとなるでしょう。

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 Panasonic 卓上IH用てんぷら鍋 KZ-T1K
  ¥1,892 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 Panasonic タコ焼きプレート KZ-TK1
  ¥2,620 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 Panasonic 焼肉プレート KZ-FY1
  ¥4,960 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 焼き肉プレートは、未付属です。ただ、別売オプションとして利用可能です。

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 蒸し器や天ぷら鍋など面白いものがラインナップされますが、パナソニックの場合、専用の付属品は全て「別売」です。これらを揃えた場合、電熱線ヒーター式に較べると「やや高め」となりますね。

 鍋の火力は、1400Wとそこそこあります。ただし、IH式の場合は、加熱にパワーを使うため、ブレーカーには注意しましょう。ただ、1000Wセーブ機能もあるため、過度に心配する必要はありません。

 一方、IH式はファンの稼働音がありますが、パナソニックの場合、弱運転で25dB(強で30dB)と、音が邪魔にならない仕様です。

 使用後の片付けは、いうまでも無く、鍋が完全に分離されている形状なので、最も楽であり、経年変化で鍋や本体が汚くなりにくいと言えます。

---

 以上、AGN-30Gの紹介でした。

 電熱線ヒーター式に比べると、良い部分イマイチな部分はあります。

 ただ、片付けが最も手軽で、最も清潔に利用できるのはこちらでしょう。この点は替えがたい魅力があります。

ーーー

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 【鍋付】

 16・IHホットプレート KZ-HP2100-K
  ¥22,212 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 なお、パナソニックは、【ホットプレートの比較記事】で書いたように、プレートがセットになったモデルがあります。

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 この場合に付属するグリル鍋は、先ほどの機種と同じ3.7Lです。

 本体自体は、グリル鍋専用機でないため大きいです。ただ、お肉をメインに考える場合は、こちらを選んでも良いでしょう。詳しくは、【ホットプレートの比較記事】をご覧ください。

4・大きなグリル鍋の比較

 最後に、4人ないし、それ以上に対応できる最も大きな規格のグリル鍋を紹介しましょう。


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 【電熱線ヒーター式】【在庫限り】

 17・タイガー CQD-B300-TH
  ¥10,980 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:5L
直径:29.6cm×深さ6.9cm
焼肉プレート:穴あきプレート/29.2cm
たこ焼き:21個:1個40mm
その他:
表面加工: 遠赤長持ちコート
温度調整:保温〜240度(1200W)

  CQD-B300は、タイガーの販売するグリル鍋では、最もサイズが大きなモデルです。

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 深鍋のサイズは、直径29.6cm×深さ6.9cmです。

 直径が広く、深さもある製品ですが、多人数用ともなるとこの程度のサイズは普通です。満水容量は、5Lと、中型のグリル鍋の1.5倍は入れられます。

 ストレート系の鍋つゆならば、最低2袋は準備したいといえるサイズです。

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 深鍋のコーティングは、中位機種と同じ遠赤土鍋コーティングです。

 ただ、土鍋風の鍋の厚みがより増しているので、蓄熱性はさらに期待できるでしょう。コーティングの耐久性も高いです。

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 焼き肉プレートは、この製品の一番の「売り」です。

 図のように、二重構造で真ん中に油落とし穴がある「油キャッチャー構造」の穴あき・波形プレートを採用しています。

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 油が下に落ちるので、味の面で有利です。プレートのサイズも直径29.2cmですから、4人程度の焼き肉ならこなせます。

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 その他の調理は、この機種の場合、たこ焼きプレートが付属します。4cmのたこ焼きが21個も一度にできます。

 鍋の火力は、1200Wです。この部分では、象印のがパワーを使いますが、鍋やプレートの蓄熱性と合わせて考えると互角だと思います。

 使用後の片付けは、この製品も本体と鍋を分離できる構造です。

 さらにこちらの機種は、下部のガードも外せるので、ヒーター部分を除けばほぼ完全に丸洗い可能です。

---

 以上、タイガーCQD-B300の紹介でした。

 しっかりとしたコーティングがなされた深鍋、焼き肉で有利な穴あきプレート、丸洗いできる使い勝手、など、「見所満載」の機種です。最終的な「オススメ機種」は記事の最後に考えますが、大人数で使う場合、この機種は有力な候補でしょう。


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 【電熱線ヒーター式】

 18・象印 あじまる EP-RD20
  ¥11,100 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:5.3L
直径30.4cm×深さ6.6cm
焼肉プレート:遠赤平面プレート/42×38
たこ焼き:
その他:
表面加工: 水量目盛つき土鍋風なべ
温度調整:保温〜230度(1300W)

 あじまる EP-RD20は、象印の販売する大きなグリル鍋です。

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 深鍋のサイズは、直径30.4cm×深さ6.6cmです。満水容量は、5.3Lとタイガーの大型グリル鍋よりわずかながら大きな製品です。

 深鍋のコーティングは、なしです。

 そのため、耐久性は期待できますが、すき焼きなど最初に炒めるような使い方には不向きです。

 焼き肉プレートは、付属します。ただ、どちらかというと、焼きそばやお好み焼きで使うような、平面プレートです。その用途で使うのなら良いでしょうが、焼き肉には向きません。サイズは、42×38cmと大きく、表面は、炒め物ができるようにフッ素系の遠赤コーティングがなされます。

 鍋の火力は、1300Wです。パワーは十分でしょう。

 使用後の片付けは、この製品も本体と鍋を分離できる構造です。タイガーと異なり、ガードは外せません。

---

 以上、象印の EP-RD20の紹介でした。

 大人数に対応できる製品です。焼き肉には向かない仕様ですが、平面プレートが付属するため、鍋+お好み焼き、焼きそばに用いるならば、選択肢としても良いでしょう。

 なお、平面プレートは、深さもあるので、すき焼きなべとしても使えそうです。


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 【電熱線ヒーター式】

 19・象印 あじまる EP-RV30-TA
  ¥12,680 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:5.3L
直径:30.4cm×深さ6.6cm
焼肉プレート:溝付遠赤焼肉プレート/42×38
たこ焼き:
その他: 蒸しプレート
表面加工: 水量目盛つき土鍋風なべ
温度調整:保温〜250度1350W)

 あじまる EP-RD20は、象印の販売するグリル鍋の最上位機種です。

 深鍋のサイズは、直径30.4cm×深さ6.6cmで、満水容量は、5.3Lと先ほどの機種と同じです。

 深鍋のコーティングも同じです。つまり、本体構造はEP-RD20と同じ製品です。

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 焼き肉プレートは、付属します。こちらは、平面プレートのほか、波形プレートも付属し、焼き肉にも対応可能です。

 ただ、タイガーの最上位機が穴あきプレートを採用しているのに対して、こちらは、従来的な波形プレートなので、比較すると不利でしょう。

 その他の調理は、たこ焼きプレートは未付属ですが、蒸し台は付属します。

 鍋の火力は、1350Wです。パワーは全機種通してみても最高ですね。最高温度も250度です。

 使用後の片付けは、この製品も本体と鍋を分離できる構造です。ただし、ガードは外せません。

---

 以上、象印の EP-RV30-TAの紹介でした。

 1万円を超える高額機種です。深鍋は全機種通しても最大クラスなので、大人数の鍋用には向きます。ただ、付属品の使い勝手は、タイガーの最上位機種に負けると言わざるを得ないでしょう。

今回の結論
グリル鍋のおすすめは、結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、グリル鍋を紹介しました。

 最後に、いつものように、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。


 第1に、3-4人ほどの家族で利用するグリル鍋としておすすめできる機種は、

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 10・象印 あじまる EP-PX30
  ¥8,998 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:3.7L
直径27cm×深さ5.8cm
焼肉プレート:波形プレート27cm
たこ焼き:
その他:遠赤すき焼きなべ27cm
表面加工: 水量目盛つき土鍋風なべ
温度調整:保温〜230度(1300W)

1・コーティング ★★★★★
2・温度調整   ★★★★☆
3・付属品の数  ★★★★☆
4・片付けの手間 ★★★★☆
5・総合評価   ★★★★★

 象印あじまるEP-PX30でしょう。

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 サイズ的には、4人家族程度ならば、問題なく使えるサイズです。

 ライバルのタイガーの上位機と迷いましたが、深鍋とすき焼きなべとが別に付属し、双方に対応できる点を評価しました。

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 すき焼き(関西風)などの「炒める」調理をしないならば、深鍋にフッ素加工がされずとも問題ないですし、すき焼き(関西風)は、専用鍋で作った方が使いやすいです。

 焼き肉についても、27cmの波形プレートで3人程度ならこなせますし、火力も十分だと思います。


 第2に、大人数に対応できる大きめのグリル鍋としておすすめできる機種は、

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 17・タイガー CQD-B300-TH
  ¥10,980 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:5L
直径:29.6cm×深さ6.9cm
焼肉プレート:穴あきプレート/29.2cm
たこ焼き:21個:1個40mm
その他:
表面加工: 遠赤長持ちコート
温度調整:保温〜240度(1200W)

1・コーティング ★★★★★
2・温度調整   ★★★★★
3・付属品の数  ★★★★★
4・片付けの手間 ★★★★☆
5・総合評価   ★★★★★

 タイガーCQD-B300でしょう。

 201708021611.jpg

 ライバルの象印に比較して、蓄熱性・耐久性の高い遠赤土鍋コーティングを採用する点、焼き肉で有利な穴あきプレートの採用、ガードも含めて丸洗いできる使い勝手など、大きめのグリル鍋としては、優位点が多いです。

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 本体サイズは、43.2×40.2×18.8とやや大きいですが、お客さんが来たときなどに対応するにはこのサイズは必須と言えます。

 焼き肉プレートも大きな方が有利です。グリル鍋については、(そう毎日使い分けでもないため)「大は小を兼ねる」製品と言えるので、少し大きめと思える機種を買う方が満足度は高いでしょう。

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 CoCo壱番屋 カレー鍋スープ 750g×2本
  ¥756 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 なお、鍋つゆは、スーパーで買うと、お米ほど重くなるので、同時に買っても良いでしょう。

 なお、深鍋は、直火に掛けてもOKなので、あらかじめガス火で下ごしらえしておくことも可能です。


 第3に、1人用の小型電気鍋として、おすすめしたい製品は、

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 4・レコルト ポット デュオ フェット RPD-3R
 5・レコルト ポット デュオ フェット RPD-3
  ¥8,640 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:1.2L
直径:17.5×深さ5.5cm
焼肉プレート:平面プレート/17.5cm
たこ焼き:別売
その他: 蒸し台+揚げ物カバー+レシピ集
表面加工:セラミックコート
温度調整:保温〜(650W)

1・コーティング ★★★★☆
2・温度調整   ★★★☆☆
3・付属品の数  ★★★☆☆
4・片付けの手間 ★★★★★
5・総合評価   ★★★★☆

 レコルトRPD-3でしょう。

 深鍋のサイズは1.2Lと1人用としては「多少大盛サイズ」です。

 ただ、先ほど書いたように、鍋調理の場合は「予定した材料があとちょっとで全部入るのに!」というシーンが、多く想定されるので、個人的にこれほどあったほうが良いと思います。

 調理についても、「焼く」・「炒める」ための平面プレートのほか、「揚げる」という調理法も可能にする揚げ物カバーが付属するので、利用するシーンは多そうです。

 グリル鍋に止まらない使い方ができる点で、こちらは有利でしょう。


 第4に、後片付けが圧倒的に簡単で、長く綺麗に利用できる製品としておすすめできるのは、

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 【IHヒーター式】

 【鍋付属】

 14・パナソニック卓上IH調理器 KZ-PG33
  ¥11,532 Amazon.co.jp (7/21執筆時)

深なべ:3.7L
直径:24.4cm×深さ7.2cm
焼肉プレート:
たこ焼き:
その他:
表面加工:フッ素コート
温度調整:保温〜200度(1400W)

1・コーティング ★★★★★
2・温度調整   ★★★★★★
3・付属品の数  ★★★☆☆
4・片付けの手間 ★★★★★★
5・総合評価   ★★★★★★

 パナソニックのKZ-PG33でしょう。

 IH式を採用するため、掃除の面では最も手軽です。熱が入らないので、経年変化で本体が傷みにくいのもメリットです。

 201808141953.jpg 

 一方、加熱時にファンの音もあまり気にならず、食卓を邪魔することも少ないでしょう。

 そのほか、安全性は、IH式のもうひとつの「売り」で、切り忘れOFF機能や、空だき防止、温度過剰上昇の防止など、安全面での配慮も高いため、この面でもオススメできます。

 弱点は、加熱にパワーを必要とする点ですが、鍋をガス火で下ごしらえしてから「1000Wセーブモード」などにすれば、ブレーカートラブルは大丈夫でしょう。そもそも、IH式の炊飯器もそれくらいの電力を使っていますし、問題ないと思います。

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 色々試したい方は、別売オプションをあとから揃えられるのも魅力ですね。もちろん、IH調理機なので、他社のIH対応鍋なども利用可能です。

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  萬古焼 銀峯 菊花 IH対応 土鍋 9号 4-5人用
  ¥7,855
Amazon.co.jp (7/21執筆時)

 とくに、フッ素加工のグリル鍋が「風流でない」と感じる方はいるでしょう。その場合、最近は、土鍋でもIHに対応する製品がいくつか出ています。

 パナソニックのこの機種との相性も良さそうです。

1・土鍋の比較記事

 上の記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。

ーーー

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2・ホットプレートの比較

 また、「グリル鍋が付属するタイプのホットプレート」や「土鍋」も念のため確認しておきたい方は、上記の記事を引き続きご覧ください。

ーーー

 というわけで、今回はグリル鍋の紹介でした。

 最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークボタンなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

 ではでは。

posted by Atlas at 16:27 | 調理家電

2019年07月19日

比較2019'【うまく磨ける】家庭用精米器21機の性能とおすすめ・選び方:ツインバード・山本電気・タイガー・象印・エムケー精工・アイリスオーヤマ・通販生活:圧力循環式 圧力一回通し式 かくはん式 対流式の違い

【今回レビューする製品】2019年 人気の家庭用精米器の性能とおすすめ・選び方:精米方式やコイン精米器との違いなど:コイン精米との性能の違いや口コミランキング

【今回紹介する製品型番】 アイリスオーヤマ 米屋の旨み RCI-A5 RCI-B5 ツインバード 精米御膳 MR-E520W MR-E750W タイガー RSE-A100 RSF-A100 山本電気 MICHIBA KITCHEN PRODUCT MB-RC23W 山本電気 Bisen 美鮮 YE-RC41W YE-RC41R MB-RC52R 象印 つきたて風味 BR-CB05 BR-EB10 BT-AF05 MR-E751W BT-AG05-WA BT-AG05-WA エムケー精工 MK SM-500W RICELON SM-200R SM-200W SMH-200W サタケ マジックミル RSKM300

今回のお題
美味しくお米が磨ける家庭用精米器のおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年7月現在、最新の精米器の比較です。

 201805181249.jpg

 大きなコイン精米器と異なり、細かく磨く量(分付きの量)を調整しながら精米できる点が便利です。

 また、少量ずつ精米できるのでお米の味の劣化が少ない点も、この家電のメリットです。

 しかし、家庭用精米器は、コイン精米機とは異なる方式の精米方法を使う機種があります。

方式 精米精度の保ち 欠米の多さ
かくはん対流式 優秀 多め
変則かくはん対流式 優秀
ふつう
圧力一回通し式 やや劣る 優秀
圧力循環式 優秀
優秀

 そして、上表のように、方式ごとにできあがる白米の品質に差があります。そのため用途や好みに合わせた選び方が難しい家電です。

ーー

 そこで、今回は、売れ筋の機種を21機ピックアップして、その性能を機種別に比較していきます。

1・お米の味  ★★★★☆
2・精米速度  ★★☆☆☆
3・健康米対応 ★★★★★
4・設置性   ★★★★☆
5・総合評価  ★★★★☆

 その上で、最後に「結論」として、上表のようなポイントから「Atlasのおすすめ機種」をチョイスしてみたいと思います。

1・かくはん対流式の精米機の比較

 では、比較をはじめます。

方式 精米精度の保ち 欠米の多さ
かくはん対流式 優秀 多め
変則かくはん対流式 優秀
ふつう
圧力一回通し式 やや劣る 優秀
圧力循環式 優秀
優秀

 はじめに紹介するのは、価格も安く最も手軽な「かくはん対流式」の精米機です。

 以下、いつものように、良いと思うところは赤字で、イマイチと思うところは青字で書いていきます。


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 【40銘柄】【2018年】

 1・アイリスオーヤマ 米屋の旨み RCI-B5
  ¥12,500 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

 【31銘柄】【2015年】

 2・アイリスオーヤマ 米屋の旨み RCI-A5
  ¥11,200 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

精米方法:かくはん対流式
精米種類:7・5・3分づき米
胚芽米:対応
精米量:5合まで 

 最初に紹介するのは、日本のアイリスオーヤマの販売する精米機です。

 家電メーカーとして有名な同社ですが、実は精米所をもっており、お米も売っています。

 したがって、「米屋の旨み」というブランド名は、「米屋としてのアイリスオーヤマ」を表しています。

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 精米機の独自性は、「お米の銘柄に合わせた精米」に対応する点です。

 最新機は40銘柄ですが、ボタンは「コシヒカリ・あきたこまち・つや姫・ゆめぴりか・ひとめぼれ・ヒノヒカリ」の6種です。つまり、「40銘柄」のうち残りの「34銘柄」は、説明書をみて、(性質が似ている)6種のボタンから選ぶ方式です。

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 対応表を確認する限り、おそらく、お米の粒の大きさでだいたい分けられていると感じます。

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 いずれにしても、これまで他社に見られなかった新機軸で面白いです。

 なお、このブログの【炊飯機の選び方】でも紹介しましたが、同社は、銘柄によって炊き分ける炊飯器をラインナップしており、この製品の発想の源と言えます。

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 精米方法は、しかしながら、オーソドックスなかくはん対流式です。

 この方式は、内蔵されたへらが回転し、玄米同士を摩擦させながらお米を削っていく方式です。

 かくはん対流式は、本体価格が安く済むというメリットのほか、お米の味の劣化に結びつく、お米の温度上昇を防ぐというメリットがあります。

 ただ、扱いに熟練してもお米が欠けやすく運転時に稼働音がうるさいという難点があります。

 市販のお米もそうですが、欠け米が入っていると炊きむらができて美味しくご飯が炊けません

 手で全部取り除くのは、不可能に近いので、高級炊飯機を使っている方にはかくはん対流式は不人気です。

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 精米種類は、白米のほか、栄養素を残した7・5・3分づき米も選択可能です

 また、胚芽米の精米もできますね。また、無洗米精米にも対応します。

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 一方、言及に値するのは、亜糊粉層を残した「純白米」に対応する点です。

 これは、お米を白米より削りこみ、白色度を高める精米方式です。他社では「上白米」と呼ばれ、上位機に搭載される機能ですね。

 精米量は、1回の動作で5合までとなります。

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 精米以外の使い方は、米の研ぎ直しができる点が面白いです。

 白米の表面を削り治すことができるため、お米の鮮度が蘇る仕組みです。

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 以上、アイリスオーヤマの精米機の紹介でした。 

 「銘柄」の部分が注目されますが、それ以外にも「上白米」「無洗米」に対応するなど、レパートリーの多さが良い部分だと思います。

 なお、新旧両機種あります。旧機種は、銘柄数が少ないほか、ぬか残りが新機種に比べて多い点や、ぬかの取り出し口の使い勝手、5合以上の連続精米に非対応という点が相違します。

 味と使い勝手を重視するならば、新機種をオススメします。


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 【2017年発売開始】

 2・エムケー精工 RICELON SM-200R
 3・エムケー精工 RICELON SM-200W
  ¥8,000 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

精米方法:かくはん対流式
精米種類:12段階
胚芽米:対応
精米量:2合まで 

 SM-200は、エムケー精工精米器です。

 同社は、ホームベーカリーなども出している信州の企業です。メインの本業は業務用洗車機の会社です。モーター使って洗うという点では、精米器と共通点がありますね。

 201812291131.jpg

 本体サイズは、この機種の最大のメリット性です。

 精米分量をあえて1回「2合」と減らしたことで、このサイズを実現できています。

  201812291135.jpg

 精米方法は、オーソドックスなかくはん対流式です。

 201812291136.jpg

 精米種類は、この機種の「売り」です。

 お米の量は自動的にセンサーが感知し、マイコン制御する機種ですが、分つきの選択を(あえて)ダイヤル式にすることで、2.5分づきから8.5分つきまで、細かく選択できるようになっていなす。

 胚芽米の精米や、上白米の精米にも対応するため、単なる「小型格安機」とは言えません。

 また、玄米から直接的に無洗米の精米ができるため、米とぎの手間も減らせます。

  

 大塚食品 マンナンヒカリ (75g×7袋入) 525g
 ¥1,450 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

 大塚食品 マンナンヒカリ 1500g
 ¥2,283 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

 精米量は、先述のように、1回の動作で2合までとなります。

 【3合炊き小型炊飯器の比較記事】で書いたように、小型でも3-3.5合が標準なので「やや小さめ」です。

 ただ、健康のために、マンナンヒカリを使っている方や、雑穀米をブレンドしている方には「1回2合」で十分なのかもしれません。

 定格時間は8分で、1回の精米時間は最長でも3分以内なので、連続精米も問題ないでしょう。 

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 精米以外の使い方は、この機種も、米の研ぎ直しができる機種です。

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 以上、エムケー精工のSM-200の紹介でした。

 超小型精米機はこれまでないジャンルで、同社の独壇場となります。精米機の購買層に年配の方が多い点をふまえても、ニーズはありそうです。

 小型ながら(かくはん対流式のなかでは)機能が充実するので「安かろう悪かろう」とはならないでしょう。

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 4・エムケー精工 COPON SMH-200W
  ¥8,800 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

精米方法:かくはん対流式
精米種類:12段階
胚芽米:対応
精米量:2合まで 

 なお、似た型番の精米機としてSMH-200Wというものがあります。

 ただ、無洗米の精米に対応しない点で「下位機種」なので、利便性を考える場合、上位機種が良いと思います。


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 5・エムケー精工 MK SM-500W
  ¥11,780 Amazon.co.jp
(7/19執筆時)

精米方法:かくはん対流式
精米種類:7・5分づき米
胚芽米:対応
精米量:5合まで 

 こちらも、エムケー精工精米器です。

 先ほどの機種と異なり、普通サイズの製品です。

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 精米方法は、オーソドックスなかくはん対流式です。アイリスオーヤマと同様で、欠け米の多さが欠点です。

 この方式は、お米の味の劣化に結びつく、お米の温度上昇を防ぐというメリットはありますが、精米したてを食べるものなので、(他方式に比べると)むしろ味の面でのメリットは少ない方式です。

 精米種類は、白米のほか、栄養素を残した7・5分づき米も選択可能です。

 一方、胚芽米の精米はできますが、3分つきに対応しないので、同サイズのアイリスオーヤマよりレパートリーは少なめです。

 精米量は、1回の動作で5合までとなります。

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 精米以外の使い方は、この機種も、米の研ぎ直しができる機種です。

 この機能は、米ぬかの部分も取れるので、事実上無洗米のような精米ができるとも言えます。

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 以上、エムケー精工の機種の紹介でした。

 オーソドックスな機種ですが、本体はしっかりした作りです。ただ、できることは、アイリスオーヤマに比べるとやや少なめです。


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 6・ツインバード 精米御膳 MR-E520W
  ¥8,980 Amazon.co.jp
(7/19執筆時)

精米方法:かくはん対流式
精米種類:7・5・3分づき米
胚芽米:対応
精米量:4合まで 

 続いて、ツインバード工業の精米器です。同社はいくつかの精米器を出していますが、こちらは入門機にあたります。

 精米方法は、エムケー精工の精米器と同じかくはん対流式になります。

 精米種類は、白米のほかこちらの機種の場合、7分・5分つき米や胚芽米の精米ができます。

 また、アイリスオーヤマ同様、3分付き米に対応する点で選択肢は多めです。

 精米量は、1回の動作で4合までとなります。 5.5合炊きの炊飯機をフルに使うことを考えるとやや小さめでしょう。

 精米以外の使い方は、こちらもまた、古くなった米の表面を削れる白米磨きモードはこちらの機種も搭載です。

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 安全装置などもしっかりしていますし、お手入れもぬかボックスを含めて水洗い可能なので、便利です。

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 以上、MR-E520Wの紹介でした。

 こちらもお米が欠けやすいという、かくはん対流式共通の弱点はあります。

 しかし、比較的格安な入門機としては、機能がまとまって良い機種だと思います。ただ、精米量は1回4合までと、やや小さな点は注意が必要です。


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 7・ツインバード 精米御膳 MR-E751W
  ¥11,550 Amazon.co.jp
(7/19執筆時)

精米方法:かくはん対流式
精米種類:7・5・3分づき米
胚芽米:対応
精米量:5合まで 

 MR-E751Wは、ツインバード工業の上位機です。

 精米方法は、こちらもかくはん対流式の精米方式です。

 この方式を使った機種の中では最も高価な製品です。 

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 その分、細部にはこだわりがあります。

 とくに、かくはん対流式の弱点である、米の欠けがでにくい新構造を採用し、この方式では欠け米の量はかなり少ないと言えます。

 精米量は、5合です。

 また、精米時間の短縮も図られ、5合を3分30秒で精米が可能です。さらに、かくはん対流式のもう1つの弱点である、稼働音についても改善が見られます。

 精米種類は、目新しい部分では、コイン精米器にもある上白米モードの搭載です。アイリスオーヤマの機種で「純白米」と呼ばれていたのと同じ機能です。

 これは、米を通常よりも削ることで、米の雑味や濁った色合いを抑え、より美味しくご飯を炊きあげられる方式の精米です。

 その分、お米の量は目減りしますが、高級炊飯機愛用者には人気の機能ですね。胚芽米を含めたその他の精米モードももちろん搭載されます。

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 以上、ツインバード工業の上位機種の紹介でした。

 下位機種と比較すると、精米されるお米の味は低価格機種よりも一段上です。味の違いが明確に分かると言えます。

 ライバル機はアイリスオーヤマでしょう。そちらも、欠け米を減らす新技術が搭載されましたので。最終的な「オススメ」は、今回の記事の最後で改めて考えたいと思います。


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 8・山本電気 匠味米 MB-RC52R 【赤】
 9・山本電気 匠味米 MB-RC52W【白】
 10・山本電気 匠味米 MB-RC52B 【黒】
  ¥11,800 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

精米方法:かくはん対流式
精米種類:2〜8分づき米
胚芽米:対応
精米量:5合まで

 続いて山本電気工業の「MICHIBA KITCHEN PRODUCT」シリーズの精米機です。

 モーターの総合メーカーですが、精米機も出しています。こちらもかくはん対流式の精米器です。

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 精米方法は、かくはん対流式のため、欠け米が発生しやすいという弱点はあります。

 しかし、回転スピードを3段階で調整できるほか、4分間かけてよりゆっくりと精米する「みがき米モード」が搭載されます。問題を軽減する工夫をしている点は高く評価できるでしょう。

 精米種類は、選択肢がかなり豊富で、2〜8分づき米が1段階刻みで精米可能です。

 また、この機種も、通常よりお米を磨く美味しい上白米のほか、こちらは餅米玄米の精米に対応している点が面白いところです。

 精米量は、5合です。精米にかかる時間も、5合で2分45秒と最速の部類です。

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 また、健康のために胚芽米を食べられている方、他機種でも胚芽米は全て対応していますが、この機種は2種類の胚芽米の精米が可能な点で高機能です。

 残る胚芽の量を減らすモードが搭載されるからです。胚芽米を食べたいけど、食べにくいと思っている方はこの機種も良いでしょう。

 精米以外の使い方は、磨き直しすための「フレッシュ」・「無洗米」双方のボタンを備えます。

 お手入れも、ツインバード工業と同じく簡単ですね。

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 以上、山本電気工業の精米器の紹介でした。

 上白米モードが搭載される点で、アイリスオーヤマやツインバード工業の上位機種がライバルです。

 比較すると、価格はやや高めですが、精米速度や、精米種の点で、こちらの方がやや高機能です。


 

 11・タイガー RSE-A100
  ¥14,367 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

精米方法:かくはん対流式
精米種類:7・5・3分づき米
胚芽米:対応
精米量:5合まで 

 RSE-A100は、タイガーの精米器です。

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 精米方法は、こちらもかくはん対流式の精米方式をとります。

 ただ、羽根の枚数が他社よりも多い4枚であるため、5合の精米スピードが3分と短めです。時間が短くて済む分、さらにお米に熱が入りにくく、お米が酸化しにくいというメリットがあります。

 ただし、欠け米の問題は残ります。

 精米量は、5合です。だいたいこれが標準ですね。

 精米種類は、胚芽米の他、3・5・7の分付き米が付属します。

 精米以外の使い方は、「研ぎ直し」機能はないものの、無洗米にすることは可能です。

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 お手入れは、部品も全て取り外して洗うことができますので、お手入れも手軽です。精米できる種類も無洗米コース(研ぎ直しコース)を含めて、他モデルと同様に充実しています。

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 以上、 RSE-A100の紹介でした。

 発売から10年経つロングセラーで、当初はかなり人気でした。ただ、そろそろ陳腐化の傾向も出てます。むしろ、同社が力を入れているのは、次に紹介する後継機でしょう。


 

 12・タイガー RSE-A100
  ¥14,367 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

精米方法:かくはん対流式
精米種類:7・5・3分づき米
胚芽米:対応
精米量:5合まで 

 RSE-A100は、タイガーの精米器です。

  201505241053.jpg

 精米方法は、こちらもかくはん対流式の精米方式をとります。

 ただ、羽根の枚数が他社よりも多い4枚であるため、5合の精米スピードが3分と短めです。時間が短くて済む分、さらにお米に熱が入りにくく、お米が酸化しにくいというメリットがあります。

 ただし、欠け米の問題は残ります。

 精米量は、5合です。だいたいこれが標準ですね。

 精米種類は、胚芽米の他、3・5・7の分付き米が付属します。

 精米以外の使い方は、「研ぎ直し」機能はないものの、無洗米にすることは可能です。

 201505241058.jpg

 お手入れは、部品も全て取り外して洗うことができますので、お手入れも手軽です。精米できる種類も無洗米コース(研ぎ直しコース)を含めて、他モデルと同様に充実しています。

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 以上、 RSE-A100の紹介でした。

 発売から10年経つロングセラーで、当初はかなり人気でした。ただ、そろそろ陳腐化の傾向も出てます。むしろ、同社が力を入れているのは、次に紹介する後継機でしょう。


 

 13・サタケ マジックミル(ギャバミル) RSKM3D
  ¥23,382 Amazon.co.jp
(7/19執筆時)

精米方法:かくはん対流式
精米種類:7・5・3分づき米
胚芽米:対応
精米量:3合まで 

 マジックミル RSKM300 は、サタケが販売する精米機です。

 同社は、農機具メーカーですが、精米機も出しています。

 精米方法は、こちらもかくはん対流式の精米方式です。

 精米量は、他社と同じ水準の5合です。

 精米種類は、胚芽米の他、3・5・7の分付き米が付属します。

 ここまでは、他社と比べても、かなりオーソドックスな仕様です。

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 ただ、面白いのはここからで、この製品は、ギャバライスを精米できます。 

 GABAは胚芽に含まれるグルタミン酸に、熱と水分を加えた場合にできるアミノ酸です。

 【糖質カット炊飯器の比較記事】でも書きましたが、これまで家庭用では、基本的に玄米炊飯の場合に重視される成分でした。

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 しかし、この製品は、水と温度を使った処理をすることで、玄米以外でもGABAを生成できるようにした点が「新しい」製品です。

 精米には、5時間ほどの準備時間が必要ですが、通常に精米するより2倍以上のGABA値です。

 精米以外の使い方は、「研ぎ直し」機能などは未付属です。

 お手入れは、商品の性質上、水タンクが必要なので、ぬかケースなどをこまめに掃除する必要はあるでしょう。

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 以上、 マジックミル RSKM300の紹介でした。

 一点突破型の製品ですが、独自性があり面白いです。通常の精米もできるので、GABAライスに興味のある方は、試して見るのも良いでしょう。

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 14・サタケ マジックミル RSKM300
  ¥9,650 Amazon.co.jp
(7/19執筆時)

 なお、同社の低価格機も「マジックミル」という名称です。

 ただ、GABAを生成する機能を持たないオーソドックスな仕様ですので、注意しましょう。

2・変速かくはん対流式の精米機

 続いては、「変速かくはん対流式」の精米機の紹介です。

方式 精米精度の保ち 欠米の多さ
かくはん対流式 優秀 多め
変則かくはん対流式 優秀
ふつう
圧力一回通し式 やや劣る 優秀
圧力循環式 優秀
優秀

変速かくはん対流式」は、本体価格は少し高いですが、かくはん対流式の弱点だった欠米の問題を解決できている機種です。 


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 【2016】

 15・タイガー 精米器 RSF-A100-R
  ¥17,179 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

精米方法:変速かくはん対流式
精米種類:7・5・3分づき米
胚芽米:対応
精米量:5合まで 

 RSF-A100は、タイガーが2016年に発売した新しい家庭用精米器です。

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 精米方法は、変速かくはん対流式です。

 DCモーターを採用し、モーターが3段階に変速できるようにしています。

 この方式を「変速かくはん対流式精米器」とタイガーは呼んでいます。

 かくはん式固有の欠点である、米が欠けやすいという難点を克服している点が新機軸です。また、独自の4枚はねは、かけ米を効果的に減らせるでしょう。

 精米量は、5合です。

 だいたいこれが標準ですね。精米スピードも5合で約2.5分と短時間です。

 精米種類も、無洗米コース・研ぎ直しコース・もち米精米などのほか、玄米を柔らか目に精米できる「やわらか玄米コース」が付属するのも魅力です。

 また、美味しい上白米に相当する「白米強め」も選べます。

 精米以外の使い方は、「古米磨き」機能が搭載されます。無洗米も作れますね。

 

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 お手入れは、構造的にも、精米かごと、ぬかボックスを一度に取り外せる構造であり、片付けの点でもメリット性が高いですね。

---

 以上、タイガーの新機種である RSF-A100の紹介でした。

 かくはん式の弱点をDCモーターで克服した意欲的な製品だと思います。

 独自の羽根の形状や、変速方式は、ここまで紹介した機種の中では、「米に最も優しい」という点で、おすすめできます。熱による味の劣化も最小限でしょう。


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 【各色】

 16・山本電気 Bisen 美鮮 YE-RC41W
 17・山本電気 Bisen 美鮮 YE-RC41R
  ¥17,899 Amazon.co.jp
(7/19執筆時)

精米方法:変速かくはん対流式
精米種類:2〜8分づき米
胚芽米:対応
精米量:5合まで 

 こちらは、山本電気工業の上位機で、上位機種になります。

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 精米方法は、こちらも変速かくはん対流式です。

 DCモーターと新しい形状のブレードを採用し、お米が割れにくいように形状が工夫されています。

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 また、同社の下位機種と比べると、炊飯器のようなタッチ式スイッチを採用した、デザイン重視の家電です。視認性が良いので、使い勝手の面では有利でしょう。 

 精米種類は、先ほどの機種と同じです。

 したがって、上白米や、研ぎ直しも含めて全て対応できます。

 精米量は、5合です。

 また、DCモーターの効果で、かくはん対流式の弱点である、静音性は大幅に改善され、精米時間も2分30秒より速くなっています。

 201505241136.jpg

 お手入れも、フタを含めて全て取り外せるので楽です。

---

 以上、山本電気工業の上位機種の紹介でした。

 DCモーターの採用がみられる変速かくはん対流式の精米器の中では安い機種です。「1グレード高い」機種を選ぶとすると、こちらは良い選択肢です。

3・圧力一回通し式の精米機の比較

 つづいて、予算が2万円以上ある場合選択肢となる、本格的な精米機の比較をしていきます。

方式 精米精度の保ち 欠米の多さ
かくはん対流式 優秀 多め
変則かくはん対流式 優秀
ふつう
圧力一回通し式 やや劣る 優秀
圧力循環式 優秀
優秀

 具体的には、圧力一回通し式という上位の方式を採用する機種となります。

 なお、あくまで家庭用精米機なので、上位機だから「相当大きい」ということはありません。


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 18・象印 つきたて風味 BR-CB05
  ¥26,369 Amazon.co.jp
(7/19執筆時)

精米方法:圧力一回通し式
精米種類:3・4・7づき米
胚芽米:対応
精米量:5合まで 

 BR-CB05は、象印の精米器です。

 201805181315.jpg

 精米方法は、こちらは、かくはん対流式ではなく、圧力一回通し式という高機能な方法で精米する上位機になります。

 ごく簡単に言えば、圧力で玄米同士をこすり合わせながら、お米を循環させつつ精米していく精米器です。

 コイン精米やお米屋さんにある「ヤンマーの大きな精米器と同じ方法」と言えば、(地方の方には)わかりやすいでしょうか。

 圧力一回通し式は、ブレードを使わないため、欠け米がほとんど生じないのが最大のメリットです。

 かくはん対流式の上位機種も欠け米率が減っていますが、やはり圧力式も精度が良いです。欠け米が少ないために、米の重要な栄養分が飛ばないというメリットもあります。また、稼働音も静かです。

 精米量は、5合です。しかし、かくはん対流式に較べると、本体はやや大きめ(17x32x32cm)です。

 精米時間は、5合の精米時間も8分と長くかかる製品です。これはお米に熱が入りやすい点で不利です。

 なお、精米中の温度上昇は、お米のデンプン質に影響を与えるため、かくはん対流式に較べるとお米の劣化が速く進みます。

 精米し立てのお米をすぐ消費する分にはほぼ問題はないですが、一度に数回分の精米を行おうと思っている方は、この方式は避けた方が良いでしょう。

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 精米種類は、機能的にも分付き米には対応できます。しかし、胚芽米や上白米には未対応です。

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 お手入れは、かくはん対流式に比べるとやや面倒です。

 本体を分解してケースなどを洗うほか、定期的にブラシで清掃が必要です。内部清掃は3日に1回ほどが推奨されます。

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 以上、象印の精米器の紹介でした。

 圧力式精米で、お米屋さんで精米するのと最も近い味が出せるのがメリットです。ただ、機能的には、上白米が精米できないなど、限定されてしまう部分がある点は注意が必要でしょう。


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 【2017年発売開始】

 19・象印 つきたて風味 BR-WA10
  ¥26,096 Amazon.co.jp
(7/19執筆時)

精米方法:圧力一回通し式
精米種類:3・4・7分づき米
胚芽米:対応
精米量:一升まで 

 BR-WAB10は、象印の精米器の上位機です。

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 精米方法は、こちらも、かくはん対流式ではなく、圧力一回通し式という高機能な方法で精米する機種です。

 精米量は、下位機種の倍で10合となります。しかし、かくはん対流式に較べると、本体はやや大きめ(21×43.5×40cm)です。

 精米時間は、一升を約10分かけて精米していくタイプです。

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 精米種類は、下位機種と同様に分付き米に対応できます。段階は下位機種より多く15段階に調整可能です。また、象印としては、この機種から、胚芽米と上白米の精米に対応します。

 お手入れなど、その他の部分は下位機種と同じです。

---

 以上、象印BR-WA10の紹介でした。

 下位機種と同じ方式絵ですが、1升までの容量に対応した点と胚芽米と上白米の精米に対応した点が見所でしょう。

 ただし、米に熱が入りやすい点と、ややサイズが大きい点はネックであり、家庭用としては若干不向きかなと思います。

4・圧力循環式の精米機の比較

 最後に、圧力循環式の精米機の紹介です。

方式 精米精度の保ち 欠米の多さ
かくはん対流式 優秀 多め
変則かくはん対流式 優秀
ふつう
圧力一回通し式 やや劣る 優秀
圧力循環式 優秀
優秀

 象印のみの展開で、価格も相当しますが、家庭用では最も優秀な機種です。


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 【2017年発売】

 20・象印 精米器 BT-AG05-WA
  ¥29,990 Amazon.co.jp
(7/19執筆時)

精米方法:圧力循環式
精米種類:3〜7分づき米
胚芽米:対応
精米量:5合まで 

 BT-AG05は、、象印の最上位機です。こちらは、タログハウスの通販生活にも掲載される最上位モデルですね。

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 精米方法は、こちらも圧力式精米器ですが、正確には圧力循環式の精米器です。

 上図のように複雑な構造ですが、圧力をかけつつ、徐々にゆっくりぬかを落としていく方式になるため、米が欠けにくい上に、お米の温度上昇もしにくいというメリットがあります。

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 なお、精米度については、内部の精米度センサーが白色度を監視し、調整しています。

 精米量は、5合です。精米時間は、やや短く、約6分の時間です。

 精米種類は、5段階での各種分つき米のほか、上白米(白米強)・胚芽米・無洗米の精米が可能です。

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 お手入れは、ケースなどの水洗いとブラシでの掃除のほか、フィルター類の手入れが一週間に一回ほど必要です。

 手入れの面倒さを避けたい場合は、やはり、かくはん対流式の上位機種の方が構造が単純なため手入れしやすいです。

 サイズは、幅15.5×奥行40.5×高さ38cmです。意外と横幅がないので、設置は余裕です。キッチンの隙間におけそうですね。

---

 以上、象印のBT-AF05の紹介でした。難点は、本体価格が高い点と、掃除がややたいへんな点ですね。

 ただ、お米屋さんやコイン精米器で精米するお米の味に最も近い味が出せる機種だと思います。上白米にも対応し、味の面でも欠け米率が低く、温度上昇しにくいので、性能面でも期待できます。味を最重要視するならば、この機種を選ぶのが正解でしょう。

ーーー

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 【在庫限り】

 21・象印 精米器 BT-AF05
  ¥27,499 Amazon.co.jp
(7/19執筆時)

 なお、この製品は、在庫限りで BT-AF05が併売中です。

 機能差は、胚芽米の精米機能の有無だけですので、価格面でこちらを選んでも良いと思います。

今回の結論
家庭用精米器のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今日は精米器を9機種紹介しました。

 最後にいつものように、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種!をあげておきたいと思います。


 第1に、家庭用精米器として使い勝手や、米の味の点で最もバランスが良い機種は、

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 【各色】

 16・山本電気 Bisen 美鮮 YE-RC41W
 17・山本電気 Bisen 美鮮 YE-RC41R
  ¥17,899 Amazon.co.jp
(7/19執筆時)

精米方法:変速かくはん対流式
精米種類:2〜8分づき米
胚芽米:対応
精米量:5合まで 

1・お米の味  ★★★★★
2・精米速度  ★★★★★
3・健康米対応 ★★★★☆
4・設置性   ★★★★☆
5・総合評価  ★★★★★

 山本電気工業上位機のBisenシリーズでしょう。

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 変速かくはん対流式を採用する上位機ですが価格が安い点を評価しました。

 静音性や動作の安定性を高める高級DCモーターの採用は、とくに「お米が欠けにくい」という点で、見逃せない技術でしょう。

 また、かくはん対流式のため、熱によるお米の酸化が防げますし、精米速度が2分30秒と今回紹介した機種の中で最速な点も見逃せない部分です。

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 さらに、本体も炊飯器と同じようなデザインで、スタイリッシュです。

 このような点で、隙が無い機種なので、買って後悔はない機種だと思います。上白米モードや2種類の胚芽米モードをふくめて、精米できるお米の種類も多様なので、飽きずに使えると思います。


 第2に、低予算で、安定して使える家庭用精米器としておすすめできる機種は

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 7・ツインバード 精米御膳 MR-E751W
  ¥11,550 Amazon.co.jp
(7/19執筆時)

精米方法:かくはん対流式
精米種類:7・5・3分づき米
胚芽米:対応
精米量:5合まで 

1・お米の味  ★★★★☆
2・精米速度  ★★★★☆
3・健康米対応 ★★★★☆
4・設置性   ★★★★☆
5・総合評価  ★★★★☆

 MR-E751Wは、ツインバード工業の上位機でしょう。

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 精米方法は、格安機の場合、欠け米の発生しやすいかくはん対流式を選ぶしか選択肢がないわけですが、こちらは、米の欠けがでにくい新構造を採用しており、この点が高く評価できます。

 味を重視する場合精米されるお米の味は低価格機種よりも一段上だと思います。

 7・5・3分づき米と対応する精米種が多く、胚芽米にも対応しますし、1万円前後で選ぶならば、良い選択肢です。

ーーーー

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 【40銘柄】【2018年】

 1・アイリスオーヤマ 米屋の旨み RCI-B5
  ¥12,500 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

 【31銘柄】【2015年】

 2・アイリスオーヤマ 米屋の旨み RCI-A5
  ¥11,200 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

精米方法:かくはん対流式
精米種類:7・5・3分づき米
胚芽米:対応
精米量:5合まで  

1・お米の味  ★★★★☆
2・精米速度  ★★★★☆
3・健康米対応 ★★★★☆
4・設置性   ★★★★☆
5・総合評価  ★★★★☆

 ただし、「銘柄ごとの精米」に興味がある方は、アイリスオーヤマの新機種であるRCI-B5でも良いと思います。

 旧機種は、ぬか残りの問題などがあるので、基本的に新機種に限定して「オススメ」です。


 第3に、味を重要視した場合、最もおすすめできる機種は、

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 【2017年発売】

 20・象印 精米器 BT-AG05-WA
  ¥29,990 Amazon.co.jp
(7/19執筆時)

 21・象印 精米器 BT-AF05
  ¥27,499 Amazon.co.jp
(7/19執筆時)

精米方法:圧力循環式
精米種類:3〜7分づき米
胚芽米:対応
精米量:5合まで 

1・お米の味  ★★★★★★★
2・精米速度  ★★★★☆
3・健康米対応 ★★★★☆
4・設置性   ★★★★☆
5・総合評価  ★★★★★★

 象印の最上位機でしょう。

 圧力循環式を採用する唯一の機種で、米が欠けにくい上に、お米の温度上昇もしにくい機種ですから。お米の美味しさの点では、この2点が最も重要ですが、その点で最も高機能と言えます。

 本体価格が高いため、導入できる人は限られるでしょうが、予算があればこの機種が良いです。

 なお、在庫限りの旧機種は、胚芽米の精米ができない点以外は新機種同じですので、こちらを選んでも良いでしょう。


 第4に、健康米を主に食べている、少人数のご家庭におすすめできるのは、

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 【2017年発売開始】

 2・エムケー精工 RICELON SM-200R
 3・エムケー精工 RICELON SM-200W
  ¥8,000 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

精米方法:かくはん対流式
精米種類:12段階
胚芽米:対応
精米量:2合まで 

1・お米の味  ★★★★☆
2・精米速度  ★★★☆☆
3・健康米対応 ★★★★☆
4・設置性   ★★★★★
5・総合評価  ★★★★☆

 エムケー精工SM-200でしょう。

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 小型で設置スペースが不要である点を評価しました。

  

 大塚食品 マンナンヒカリ (75g×7袋入) 525g
 ¥853 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

 精米量は、1回の動作で2合までですが、雑穀やマンナンヒカリなどを合わせて炊き込むことを考えると、2合というサイズは「合理的」な気がします。

 精米機も12段階で分づき度が選べ、制御もしっかりマイコン制御なので、小さめの低価格機ながら、品質重視で選ぶ価値があるでしょう。

ーーーー

 

 13・サタケ マジックミル(ギャバミル) RSKM3D
  ¥23,382 Amazon.co.jp
(7/19執筆時)

精米方法:かくはん対流式
精米種類:7・5・3分づき米
胚芽米:対応
精米量:3合まで 

1・お米の味  ★★★★☆
2・精米速度  ★★☆☆☆
3・健康米対応 ★★★★★
4・設置性   ★★★★☆
5・総合評価  ★★★★☆

 一方、玄米が苦手だが、GABAには注目しているという方は、サタケのマジックミル RSKM3Dでも良いと思います。

 ただし、水を利用する点と、5時間の精米時間がかかる点は、注意しましょう。

補足:このブログの炊飯関連の記事

 というわけで、今回は精米機の紹介でした!!

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 なお、このブログ「家電批評モノマニア」には、お米や炊飯関係の家電について、以下のような記事があります。

1・ブランド米の比較
2・コシヒカリの比較
3・高性能な炊飯器の比較
4・精米機の比較

 美味しくご飯が炊ける最新炊飯機や、美味しいお米に関する記事もあります。

 よろしければこれらもご覧ください。

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posted by Atlas at 14:02 | 調理家電

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