【今回レビューする内容】2019年 最新4Kテレビの性能とおすすめ・選び方:10万円前後-20万円台 パナソニック シャープAQUOS 東芝 REGZA ソニー ブラビア LG 三菱電機 アイリスオーヤマ DMM FUNAI TCL ハイセンス:スポーツ 映画 アニメ ゲーム向け4KTV人気機能の違いと「最強機種」ランキング:40 42 43 49 50 55 65インチ
【比較する製品型番】REGZA 43M520X 50M520X 43C310X 49C310X 43BM620X 50BM620X 49Z720X 55Z720X 55X920 BRAVIA KJ-43X7500F KJ-49X7500F KJ-43X8500F KJ-49X8500F KJ-49X9000F KJ-65Z9F LG 43UK6300PJF 49UK6300PJF 43UK6500EJD 50UK6500EJD AQUOS 4T-C40AJ1 4T-C45AJ1 4T-C50AJ1 4T-C45AL1 4T-C43AM14T-C50AN1 4T-C60AN1 VIERA TH-43FX500 TH-49FX500 TH-43FX750 TH-49FX750 TH-43GX750 TH-49GX750 TH-43GX850 TH-49GX850 LCD-A40RA1000 LCD-A40XS1000 FUNAI FL-50U3010 LUCA LT-65A620 LT-43A620 43A6800 50A6800 TCL 55C600U DME-4K65D
今回のお題
最新モデルの4K液晶テレビのおすすめはどの機種?
どもAtlasです。
今回は、2019年2月現在、最新の4K対応の液晶テレビの比較です。
5万円台〜20万円台で購入できる、各メーカーの最新4K液晶テレビを(ほぼほぼ)全機種紹介しました。
以下では、いつものように、各製品を比較したあと、最後に、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案する型式で書いていきます。
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1・4K液晶テレビ
2・有機ELテレビ
3・19-23インチの小型液晶テレビ
4・24インチの小型液晶テレビ
5・32インチの小型液晶テレビ
6・40-50インチの大型液晶テレビ
7・おすすめ液晶テレビのまとめ 【結論】
なお、今回の記事は、このブログの液晶テレビ比較シリーズの1回目記事として書きました。
1・最近の4Kテレビの画質
4Kテレビは、「高画質な次世代のテレビ」であると、我々は日々のCMで「すり込まれて」います。
しかし、「4Kテレビ」なら、どのような機種でも、高画質に見れるとは必ずしも言えません。
なぜなら、テレビの画質を決めるのは、「解像度だけではないから」です。
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結論的に言えば、以下の4要素の性能が、液晶テレビの画質を「ほぼ」決めます。
1・液晶パネルとバックライト
=画質を決める基本要素
2・画像エンジン
=画質やリモコン操作の速度向上
3・画像解析技術
=低画質映像の画質の底上げ
4・ 倍速液晶
=動きのある映像への対応
今回の記事では、これらの要素や、HDR10を含む最新の状況をふまえて(少なくとも)「5年以上は使えそうなテレビ」を探していきます。
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ただその前に、1点だけ、「画面サイズの選び方」について解説しておきます。この点を間違って選ぶと「目が相当疲れるテレビ」を選んでしまうからです。
2・画面サイズの選び方
2018年現在、4K解像度のTVの最小サイズは、40インチです。
PC用を除けば、これ以下のサイズの4Kテレビは、現在発売されていません。
4Kテレビを選ぶ場合、はじめに考えるべきは、TVまでの視聴距離です。
画面サイズ | 普通の液晶 | 4K液晶 |
---|---|---|
32V | 約1.2M | ー |
40V | 約1.5M | 約0.7M |
43V | 約1.6M | 約0.8M |
49V | 約1.8M | 約0.9M |
55V | 約2.0M | 約1.0M |
上表は、業界が示す、適切な最低視聴距離(メートル単位)を示したものです。
4Kテレビは高詳細で、地上波デジタル放送などの画像の粗い2K以下の映像も「4K相当」にアップコンバートするため、画面に近づいても粗く見えません。
そのため、視聴距離は、今までのフルハイビジョンの半分ほどの距離で良くなります。
ただし、画面全体を視野に入れる必要があるゲームなどに対応させる場合は、視点の移動による「目の疲れ」を考慮するべきです。
それ以外でも、目が疲れやすい方は、上表の「普通の液晶の基準」を適応し、その上で、サイズも最大で43インチ程度に止めた方が良いでしょう。
ゲームをやる方以外でも、ご家族に「目が疲れやすい」方がいる場合は、上表の「普通の液晶の基準」に合わせた方が良いです。
−
結論的に言えば、8-10畳間に置くならば43インチ〜55インチがオススメです。それ以下の畳数の場合は、43インチかそれ以下が向いています。
55インチ大でも、8畳間の長辺に置くならば置けます。ただ、部屋のバランスとの兼ね合いになりますし、一般的にはオススメしません。
今回の記事の構成!
1・東芝 ソニー LGの4Kテレビ
2・シャープ パナソニック 三菱の4Kテレビ
3 ・新興ブランドの激安4Kテレビ
4・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】
というわけで、ここからは、メーカーごとに4K解像度に対応する液晶テレビを紹介します。
しかし、かなりの数の4K液晶テレビを紹介するため、記事は全4回に分けています。
全国のデンキヤで見かける、人気5社(東芝・ソニー・LG・シャープ・パナソニック・三菱)の製品は、超高額機を除けば全機種を紹介します。
加えて、3回目記事(こちら)では、新興ブランド(アイリスオーヤマ・ハイセンス・フナイ・TCL)が発売する「激安」4K液晶TVもフォローします。
その上で、連続記事の最終回では、「結論」として最終的に「Atlasのオススメ機種!」を提案していきます。長い記事ですので、飛ばし飛ばしでもよいので、お読みください。3・東芝の4K液晶TVの比較
はじめに東芝の比較的格安な液晶テレビの紹介から入ります。
東芝は、2018年前半、各社に先駆けて、BS/CS放送用の4K視聴チップを搭載する機種を出しました。(インターネット以外の主題で)4K波放送が受信できるのが、同社の「売り」です。
なお、以下では、いつものように、Atlasのおすすめできるポイントを赤字系で、イマイチと思う部分を青字系で書きます。
【2018/5年】【新4K衛星放送対応機】
【40インチ】
1・東芝 REGZA 43M520X
¥80,580 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【50インチ】
2・東芝 REGZA 50M520X
¥93,940 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【55インチ】
3・東芝 REGZA 55M520X
¥109,000 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
モニターパネル:VA
バックライト;エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:付属
続いては、東芝の4Kテレビの520Xシリーズの紹介です。
同社のカタログには、下位機種として310Xシリーズが掲載中です。しかし、そちらは、実質的に「終売」ですから、2018年末で、東芝の「最も安い4K入門機」となるのはこちらです。

液晶パネルは、VA液晶パネルです。
VA液晶と聞くと、TVのパネルに詳しい方だと、IPS液晶パネルに比べると「格下」というイメージがあります。
しかし、VA液晶は、コントラストがあげやすく、メリハリが付けやすいため、30万円を超えるような液晶テレビの最上位機種には、各社ともVA液晶を採用する場合が多いです。
その場合、単なる「VA液晶」という呼称ではなく、メーカー独自のブランド名を付け「ブランド液晶」として売っています。
こちらのモデルについて言えば、510Xという旧機種は「クリアブラック液晶」という(ある種の)「ブランド液晶」でした。
そちらは、「黒が引き締まって見える」利点がある一方、グレア液晶(=光沢液晶)で、明るい場所で見る場合、外光反射の問題がある、一長一短な液晶でした。
一方、今回の入門機である520Xは、単なる「VA液晶」という表記になりました。恐らくハーフグレアの一般的なVA液晶に変更になったのだと思います。
あまり好ましい変化とは言えず、ダウングレードと言えます。
バックライトは、エッジ型バックライトです。
この機種に採用されるエッジ型は、本体が薄くできるメリット性ある一方で、上位機が採用する直下型LED配置に比べると、明暗の差を出すのが苦手です。
とはいえ、東芝の場合は、ダイナミックグローバルディミングという、映像エンジンを利用する独自の輝度制御機能を搭載するため、階調表現は(他社のエッジ型に比べれば)良いと言える機種です。
なお、4K液晶の場合、臨場感(3D感)を出すため、バックライト制御で、輝度(明暗の差)が重要です。最近は、液晶パネルはほとんど外注のため、この部分が、「メーカーごとのTVの差」を生み出す要素にもなっています
その点で言えば、この機種は(本体は薄くないですが)バックライトの画質面は期待できます。
4K再生は、対応します。地デジなどのソースの4K画像へのアップコンバートにも対応です。
また、2018年登場の最新機らしく、BS/CS 4K視聴チップに対応するため、2018年末にはじまったBS/CSの4K新放送を専用チューナーなしで受信可能です。
なお、新放送についての対応状況や必要設備は、詳しくは【新4K衛星放送対応チューナーの比較記事】で書きました。これを目的に買い換えを検討されている方は、後ほどお読みください。
HDR10技術は、東芝はこのグレードで対応です。この点は大きなポイントです。
HDR10(通称HDR)とは、4Kと同時に普及してきている輝度に関する新しい業界規格です。
ハイダイナミックレンジの略称で、画像の立体感や解像感を高める4K向きの最新技術です。同名のデジカメで使われてきたHDR技術とは仕組みは異なりますが、明暗差をつけるという目的では同じです。
ご存じのように「3Dテレビ」は眼鏡を使う必要がある点がネックで普及しませんでした。HDR技術は「眼鏡なし」でも奥行きを感じられるように進化していくために必要な技術で、それを先駆的にこの機種は採用しました。
また、夜のシーンなど暗い場面でもしっかり映像が分かるような解像感も期待できます。
4Kパネル搭載が標準となってきている現在ですが、HDR規格の搭載は、その次に「標準」になるだろうと言われています。事実、次世代のブルーレイ規格Ultra HD ブルーレイでは、HDR規格が採用されました。
さらに、東芝の場合、アドバンスドHDR復元に対応するため、HDR規格に対応しない通常のTVについても、アップコンバートにより画像のクオリティが上がります。
倍速液晶は、4Kダイレクトモーション120を搭載します。
倍速液晶とは、放送局から送られてくる信号(絵)の2倍にあたる毎秒120枚のフレームの表示を可能にする技術です。テレビの側で、2枚のフレームの中間画像を生成することで可能にします。
これにより、モータースポーツや球技など動きの速い画像の画質が格段に上昇します。画面の大きな、40インチオーバーの液晶では重要になる技術です。
ただし、東芝の場合、LEDバックライトの点滅制御で倍速を仮想的に実現する仕組みなので「2倍速相当」という表現となります。
PCモニターでは「オーバードライブ」とも呼ばれる技術ですね。
画像エンジンは、レグザエンジンBeautyを搭載します。
地デジ精細感復元機能など、同社の得意とする映像解析・補正技術を利用しながら、地デジ用のソースを4K高画質に変換する機能(4Kマスターリファイン)を搭載します。
そのほか、東芝の「売り」は画質の自動調整機能です。
解像度の粗いネット動画などのソースも鮮明に表示してくれるモードや、アニメモードなど多彩なモードを搭載します。超解像度技術に優れる東芝は、ソースの画質が粗いアニメやドラマの再放送などに強いことでも知られます。
なお、従来、この機能は4KレグザエンジンHDRという呼称でした。しかし、とくに肌色の質感を再現する美肌リアライザーを搭載したことで、2名称を変更しています。
録画機能は、通常のハードディスクを使用した場合は、2TBで約241時間の録画ができる計算です。
また、こちらはトリプルチューナー搭載なので、2番組録画が可能です。また、レグザリンクによるダビング10対応で、パナソニックのディーガなどのレコーダーにムーブやコピーもできます。
【1TBモデル】
・バッファロー HDV-SQ1.0U3/VC
¥11,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
さらに、SeeQVaultという新しいコンテンツ保護技術に対応します。
これまでは、TVの録画機能の場合、TVが壊れて買い換えた場合、新しいTVに従来の録画データを写すことはできませんでした。
しかし、この機能は対応するUSBハードディスクを増設すれば、新しいTV(別のテレビ)でも再生できるようになります。
番組表は、東芝の場合、カラフルで情報量が多く、また視認性が良いです。
この部分では全く問題額、見やすく、便利に作られています。
番組表からすぐに録画に入ることができます 無線LANも、内蔵です。
映像配信サービスは、東芝の場合、YouTubeをはじめ、Netflix dTV DAZN ひかりTVなどメジャーなサービスは全て対応です。
契約があれば、PCなどの介在なしで自由に見れます。NetflixやひかりTVなどの4K配信にも対応するため、TVの実力を手軽に確かめられるでしょう。
スピーカーの音質は、割と期待できます。
20Wの出力と標準的な迫力ではありますが、人の声を聴きやすくする工夫がされるなどの点が目立ちます。
性能なフロントスピーカーは、周波数帯域の点で、音楽の視聴により向いた仕様でしょう。
音声アシスタントサービスは、東芝の場合、AmazonのAlexaに公式対応します。
【Amazon Echoの比較記事】で書いたような対応スピーカーを購入した場合、Wi-Fi経由で、テレビの入/切、ボリューム、チャンネルなどの操作が音声にて可能です。
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以上、東芝の520Xシリーズのの紹介でした。いち早く、BS/CS 4K視聴チップに対応した点で人気のある機種です。
一方、画質面では、HDR10技術・倍速液晶などに対応する点で高度ですが、どちらかといえば「薄さ重視」のデザイン重視の設計で、エッジ型バックライトを採用するなど、画質面ではやや疑問符がつきます。
とくに、ブランド名が付かない単なるVA液晶を採用している点が、Atlas的には気がかりです。
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【2017年】
【43インチ】
4・東芝 REGZA 43C310X
¥74,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【49インチ】
5・東芝 REGZA 49C310X
¥99800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
モニターパネル:IPS
バックライト;直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速(相当)
コンバート;4Kのみ
BS/CS 4K用チューナー:未付属
一方、東芝のサイトには「最下位機種」として、310Xが現役機として記載があります。
ただ、現状で言えば、ネットでもほぼ在庫が切れている「生産終了機」であり、(すでに)割高価格です。
性能面ではIPS液晶+直下型配置の構成だったので、新機種より作りの「贅沢な部分」はありますが、4Kチューナーを搭載しない点や、バックライトが旧式の発光方法です。
さらに、HDR10技術にら非対応ですし、(運良く)アウトレットがあっても、買わない方が良いでしょう。
【2018/5】【新4K衛星放送対応機】
【43インチ】
6・東芝 REGZA 43BM620X
¥91,100 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【50インチ】
7・東芝 REGZA 50BM620X
¥105,541 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【55インチ】
8・東芝 REGZA 55BM620X
¥126,700 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
モニターパネル:VA
バックライト;エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:付属
43BM620Xは、520Xシリーズの上位機です。
ただ、それ程性能が変わらないので、「プチ上位機」と言えます。
相違点は、スピーカーの部分です。
こちらは、ONKYOと共同開発の大容量バスレフボックス2ウェイスピーカーを採用します。バズーカウーファーを搭載し、特に低音部の膨らみが増す仕様です。
TVの場合、映画視聴を考えると、この部分は割と重要です。出力的にも40Wですので、他社に比べても強力です。
一方、画質や機能面では同等で、下位機種と同じ問題を抱えます。Atlas的にはやや微妙な機種です。
【2018年】【新4K衛星放送対応機】
【49インチ】
9・東芝 REGZA 49Z720X
¥142,000 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【55インチ】
10・東芝 REGZA 55Z720X
¥170,730 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
モニターパネル:IPS
バックライト;直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K/HDR10
BS/CS 4K用チューナー:付属
東芝のZ720Xシリーズは、9月発売予定の東芝の4K液晶テレビの最上位機です。予想価格を掲載しましたが、20万前後になるでしょう。
画面サイズは、49・55インチのラインナップです。
液晶パネルは、この機種の場合、IPS液晶が採用されます。
IPS液晶パネルは一般的に、VA液晶より高品質と言われる液晶です。使われていると「安心感」があるパネルで、視野角が広く、目が疲れにくい高品質パネルです。
さらに、こちらは、表面コーティングについて、東芝独自の工夫を添えた、いわゆる「ブランド液晶」です。そのため、「高コントラストIPS液晶パネル」という特別な名称を持ちます。
従来機の710Xよりもコントラスト比が出やすい加工がなされています。
また、グレアではないので、外光反射の問題も少ないと思います。IPS液晶ながら、黒も引き締まって見えます。
バックライトは、直下型配列式のLEDバックライトです。
液晶は自発光しないので、どの機種も後ろからライトで照らす構造になっています。
諸方式ありますが、直下型配列式は、本体の厚みを薄くしにくいデメリットはありますが、画質は抜群で、色ムラが生じにくい方式です。
520Xシリーズのような、エッジ型に較べて、全面直下式は、輝度の点でとても有利です。
4K解像度をフルに活かすには、輝度制御は現在最も重要な部分なので、多少予算をかけても、直下型を選ぶのは意味があります。
さらに、東芝の場合、新世代の全面直下LEDバックライトを採用します。
リアルブラックエリアコントロールという名称ですが、明かりの点滅制御の高度化で、輝度調整を高度化しました。
IPS液晶でも十分な奥行感(3D感)を感じさせるでしょう。
4K再生は、こちらも、BS/CS 4K視聴チップに対応するため、BS/CSの4K放送を専用チューナーなしで受信可能です。
HDR10技術は、こちらも対応します。
下位機種よりも精度の高いAI機械学習HDR復元を搭載しており、規格に満たない水準の画像により強くなっています。
倍速液晶は、下位機種より強化されます。
4倍速相当の4Kクリアダイレクトモーション480を搭載します。こちらは、しっかり2倍速パネルを採用した上で、LEDの点滅技術を合わせているため「4倍相当」となります。
いずれにしても、動きのある映像に「より強くなった」と言えます。
なお、倍速液晶は、スポーツなどの速い映像に強いほか、高倍速の液晶の場合、コマ数が少ないアニメについても中間の動きを再計算するため、動きがなめらかになります。
画像エンジンは、レグザエンジンレボリューションPROを搭載しています。
これにより下位機種にない多種の映像解析・補整がなされます。
例えば、黒つぶれや白とびを抑制するローカルコントラスト復元、失われた輝度情報を復元する広色域復元プロなどが挙げられます。
東芝は、解析機能の名前を度々変えるので分かりづらいですが、要するに、同社伝統の超解像技術が高度に進化したと思っておけば、あながち的外れではないでしょう。
録画機能は、いわゆる「全録」対応であり、地上波デジタル放送6チャンネルを80時間分自動録画する「タイムシフト機能」が付属します。ただし、別売りの外付けハードディスクが必要です。
映像配信サービスは、Netflixの4Kサービスや、DAZNを含めて下位機種同様に対応です。
スピーカーの音質は、620Xと同じで、ONKYOと共同開発の大容量バスレフボックス2ウェイスピーカーを採用します。実はこの機種の前モデルをAtlas別宅に導入したのですが、音について(うるさい)家人にも好評です。
音声アシスタントサービスは、下位機種と同じで、AmazonのAlexaに公式対応します。
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以上、東芝のZ720Xシリーズの紹介でした。
下位機種と比べて、パネル性能・バックライト性能・映像エンジンの部分で、相当レベルアップしています。
最下位機の310Xシリーズを除いて、今年の東芝のラインナップは「やや微妙」ですが、この機種については、相当気合が入った良い機種だと評価できます。やや高めですが、ネットならば、それなりに安く買えるでしょう。
予算があればこの機種はとても良い選択肢です。
4・ソニーの4K液晶TVの比較
つづいて、ソニーの4K液晶テレビの紹介です。
ソニーは、バックライトの工夫で、画面の鮮やかさに優れた機種を多くラインナップします。
【2018年6月登場】
【43インチ】
11・ソニー BRAVIA KJ-43X7500F
¥73,980 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【49インチ】
12・ソニー BRAVIA KJ-49X7500F
¥82,700 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【55インチ】
13・ソニー BRAVIA KJ-55X7500F
¥140,293 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
モニターパネル:VA液晶
バックライト:エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:なし
コンバート:4Kのみ
BS/CS 4K用チューナー:未付属
続いて、ソニーの4K7500シリーズの紹介です。2018年に追加されたソニーの「入門機の4K」です。
液晶パネルは、注意が必要で、この機種は「ノーブランド名」のVA液晶です。
ソニーは、後ほど説明するようにトリルミナスという、バックライト制御と連動する画質構造化技術に定評があります。
しかし、この機種はパネル部分を大幅にコストダウン化したと思われるため、値段ほどの性能は期待できません。ハッキリ言えば、「安売り用」です。
4K再生は、東芝の2018年型とことなり、BS/CS放送用の4K放送には未対応です。2018年末からの新4K放送に対応するには、別売のチューナーが必要です。なお必要機器は【新4K衛星放送対応チューナーの比較記事】で書きました。
ただ、現状で言えば、4K放送の配信はインターネットが主流です。後述するように、ソニーはそちらには対応します。
もちろん、地デジなどを4K画質にアップコンバートする技術も搭載ですので、4Kテレビを選ぶ意義はあります。
HDR10技術は、搭載します。
ただし、通常解像度のアップコンバート(復元)には未対応です。ただ、より重要な超解像技術(4Kアップコンバート)は対応しますので、こちらについては、「少々残念」といった感じでしょう。
倍速液晶は、未搭載です。
画像エンジンは、X-Reality Proという名称です。
こちらの場合、入力する画像に合わせて、ノイズを軽減したり、伝送の際にロスした画像情報を高度に補整して、テレビ画像を最適化させて、より見やすくします。
地上波デジタル放送などの4Kに満たないソースを、アップコンバートする超解像度技術にも対応します。
録画機能は対応です。こちらはWチューナー搭載なので裏番組録画が可能です。ただ、ダビングには対応しないようです。また、この機種は、Video & TV SideViewというアプリで、外出先などからスマホでの録画に対応します。この点は便利ですね。
番組表は、ソニーも使いやすく、操作もサクサク動きます。
上図の様に、黒白のコントラストで、カラフルな東芝とは方向性がことなります。ただ、フォントは、この配色の方が見やすいです。
SONYは番組表の使い勝手については、特に定評があり、リモコンがサクサク動きます。ゲーム機開発のノウハウがフルに活かされているのでしょう。
レイアウトもジャンル別に分かれて見やすい番組表といえます。無線LANも、内蔵です。
映像配信サービスは、ソニーの場合、Android TVを搭載します。
そのため、4Kコンテンツを含むNetflixやDAZNを含めて好きなアプリをGoogle Playからダウンロードしインストールできます。そのため、「スマートTV」としては、東芝より非常に高度です。
スピーカーの音質は、ソニーの場合、音響メーカーらしく、下位機種から力を入れています。
以前紹介したウォークマンなどの音楽機器にも使われている、音質のアップコンバート技術であるDSEEに対応します。入力ソースの音質が高解像度にするため、他社より音質は上位だと思います。
ただし、出力は20Wで背面タイプのバスレフ型スピーカーですから、スピーカー性能自体は、東芝の下位機種と同等性能でしょう。
音声アシスタントサービスは、ソニーの場合、TV自体でAI(Googleアシスタント)を呼び出せるので、GoogleHomeなど【別売のスマートスピーカー】なしで、音声によるテレビ操作が可能です。
ただし、呼び出せるには、リモコンのGoogleボタンを押した際だけです。これにより、音声でボリュームやオンオフの調整、または、ネット経由での天気予報などの情報検索に対応できます。
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以上、ソニーの4K7500シリーズの紹介でした。
位置づけとしては、「ネットワーク配信サービス」「スマホ連携」に優れた格安入門機です。たしかにこの部分は優れていますが、コストカットするためにパネルの品質を同クラスの他社機よりも落としている点は、やや気になる部分です。
【2018年6月登場】
【43インチ】
14・ソニー ブラビア KJ-43X8500F
¥95,865 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【49インチ】
15・ソニー ブラビア KJ-49X8500F
¥102,600 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【55インチ】
16・ソニー ブラビア KJ-55X8500F
¥140,421 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【65インチ】【75インチ】【85インチ】
17・ソニー ブラビア KJ-65X8500F
¥242,604 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
モニターパネル:トリルミナス(VA)
バックライト:トリルミナス
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属
X8500Fシリーズは、ソニーの「BRAVIA」の上位機種です。
液晶パネルは、このグレードから、同社の「ブランド液晶」であるトリルミナスを採用します。
正確には、パネルではなく、バックライト制御を工夫したものですが、一般的な液晶よりも、色域と彩度の向上が見られます。
ソニーは、テレビの作り方としては、「鮮やかさ重視」です。紀行番組などの自然描写はとくに得意です。
画像は写真のように、通常に比べて発色が良いです。
ハイビジョンの紀行番組などを見ると差が分かります。
とりわけ赤の発色にこだわっているようで「鮮やかな画質」が好きな方にはおすすめできます。
なお、色つけはメーカーごとに傾向があり、パナソニックや東芝が比較的ナチュラル志向とすれば、ソニーは「赤系が綺麗な色あざやかな」味付け、シャープは「黄系に強い色鮮やかな」味付けだと思います。
4K再生は、東芝の2018年型と異なり、BS/CS放送用の新4K放送には未対応です。
先述のように、別売のチューナー機が必要です。
ただし、下位機種同様に、インターネット上の4K動画の再生や、地デジやBSなどを4K画質にアップコンバートする技術を持ちます。
HDR10技術は、この機種も搭載します。また、このモデルから、HDR画質へのアップコンバートに対応します。他社の上位機なみの水準でしょう。
倍速液晶は、モーションフローXR240が搭載です。
こちらは、東芝の最上位機同様に、倍速パネルを採用します。その上で、バックライト制御により「4倍速液晶相当」ですので、2倍速の他社よりも、動きのあるスポーツなどの映像により強い仕様です。
画像エンジンは、この機種のために開発された、HDRX1プロセッサを搭載します。
先述のHDRアップコンバートに対応できたのは、この新型プロセッサのおかげです。
そのほかにも、下位機種同様に、入力する画像に合わせて、ノイズを軽減したり、伝送の際にロスした画像情報を高度に補整して、テレビ画像を最適化させて、より見やすくできます。
録画機能は対応です。
こちらはWチューナー搭載なので裏番組録画が可能です。スマホアプリ経由での録画にも対応します。
番組表は、下位機種同様に使いやすい仕様です。無線LANも、内蔵です。
映像配信サービスは、こちらもAndroid TVを搭載します。ソニーは、ネットコンテンツについては、他社に比べても水準が高いです。
スピーカーの音質は、ユニットや機能など下位機種と同じですが、問題ない性能です。
音声アシスタントサービスは、この機種も、Googleアシスタントを搭載します。
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以上、ソニーの8500シリーズの紹介でした。
下位機種同様に、優れたネットコンテンツ機能を搭載する上で、高級パネル・HDR10・倍速液晶を搭載する機種です。その点で、「ソニー画質」といえるのは、このグレード以上の製品でしょう。メーカーで「指名買い」するならば、この機種をオススメします。
【2018年】
【49インチ】
18・ソニー ブラビア KJ-49X9000F
¥121,487 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【55インチ】
19・ソニー ブラビア KJ-55X9000F
¥165,519 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
モニターパネル:トリルミナス(VA)
バックライト:トリルミナス
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属
X9000シリーズは、ソニーの「BRAVIA」のうち、20万以内で買える製品がある機種では、最も上位となる機種です。
こちらは性能的に、下位機種と多くの点で「被る」ので、8500シリーズと異なる点だけを確認しておきましょう。
第1に、バックライトです。
下位機種はエッジ式でしたが、こちらは、細かいコントラストの調整ができる直下型LED配置となります。さらに、部分駆動に対応し、きめの細かいエリアコントロールができます。明暗がハッキリ付く点で、「高級テレビ」としての特長をより増しています。
そのうえで、X-Motion Clarity機能で、残像感を旧機種より低減させることに成功しました。
第2に、画像処理です。
こちらは、ソニーの独自技術である、X-tended Dynamic Range PROが採用されます。先述の部分駆動と連動し、暗部に使うはずの電流を明部に利用することで、コントラスト比をさらに上げています。
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以上2点が主な違いです。
なかでも、直下型配置とエリア制御に対応した点は、画質的に大きな魅力です。実売価格は高いですが、「高級テレビ」として、その高コントラスト比は十分に価格に見合う性能と言えます。
【2018年】
【65インチ】
20・ソニー ブラビア KJ-65Z9F
¥451,100 楽天市場 (2/18執筆時)
【75インチ】
21・ソニー ブラビア KJ-75Z9F
¥745,200 楽天市場 (2/18執筆時)
モニターパネル:トリルミナス(VA)
バックライト:トリルミナス
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属
Z9Fシリーズは、2018年末にソニーが追加販売した「液晶テレビの最高峰モデル」です。
液晶方式としては同社の最上位機であり、フラッグシップ機です。
液晶パネルは、ただし、下位機種と同じ、同社の「ブランド液晶」であるトリルミナスを採用しています。
バックライトは、ただし制御を新方式のX-Wide Angleへと進化させました。
トリルミナス式の「進化形」といえ、LEDライトの光の拡散性を高めることで、大画面に必要な視野角をより向上させたようです。
画像処理は、さすがに「フラッグシップ機」らしく、X1 Ultimateという新しいプロセッサの力で、下位機種にない機能が多く搭載します。
例えば、このの機種は、X-tended Dynamic Range PROをより高度にして、最大輝度を2倍(×12)にしています。
加えて、映像中の被写体に応じて超解像処理をするオブジェクト型超解像も搭載です。明示的な超解像技術の搭載は、ソニーの場合このグレードからですね。
そのほか、ノイズ処理やHDR処理の精度も上げています。
音声アシスタントサービスは、一方、この機種はハンズフリー対応なので、リモコンを利用せず、声だけでボリュームや電源操作を完了できます。この点では、下位機種より便利です。
その他の部分は、下位機種に準じます。
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以上、Z9Fシリーズの紹介でした。
新しいプロセッサの力を借り、画像処理の部分で新技術を導入している点が光ります。この部分は東芝が従来強かったのですが、この機種に限っては、ソニーも相当力強い進歩を感じます。
ただ、問題は値段であり、少なくとも現状では費用対効果は低いです。実際、ディスプレイ周りの技術(トリルミナス)は下位機種も採用なので、(上位高級機の技術を採用しているという意味で)そちらの方の値頃感が相当よくい感じます。
一方、ソニーは【有機ELテレビの比較記事】で紹介した機種が「実際はフラッグシップ機」です。スピーカーなど良いものを搭載していることからも、(予算を考えず)選ぶならばそちら(A9Fシリーズ)かなと感じます。
5・LGの液晶TVの比較
つづいて、韓国のLGの液晶テレビの紹介です。
グローバル仕様な機種が多い印象ですが、最近は、番組表などを含めて、日本の現地化にも力を入れています。
【2018年4月】
【43インチ】
22・LGエレクトロニクス 43UK6300PJF
¥58,901 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【49インチ】
23・LGエレクトロニクス 49UK6300PJF
¥69,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【55インチ】
24・LGエレクトロニクス 55UK6300PJF
¥80,874 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【65インチ】
25・LGエレクトロニクス 65UK6300PJF
¥157,900 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
モニターパネル:IPS(RGBW)
バックライト;直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート;4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属
UK6300Pシリーズは、LGエレクトロニクス社の最新モデルの入門機です。
同社は、世界的な液晶パネルメーカーであるため、比較的低価格で品質の良い液晶テレビを出すことができます。
液晶パネルは、視野角の広いIPS液晶を採用します。
ただし、注意点があります。それは、色の三原色に白を加えた4色パネル(RGBW型)である点です。一部の廉価製品のIPSです。
画質を高めるためと言うより価格を下げるための処置で、黒の締まりが劣ります。とはいえ、隠す企業もあるなか、LGはしっかりそれを断って売っているため、個人的には逆に「良心的」と思いました。
バックライトも、画質に信頼性が置ける直下型LEDバックライトの採用です。
ただし、東芝のようなエリア制御技術は未採用ですね。
4K再生は、LGの場合、BS/CS放送用の4K放送には未対応です。
別売のチューナー機などが必要です。4Kアップコンバート自体は、他社同様に対応します。
HDR10技術は、「Active HDR」という名前で搭載です。また、他社にも見られた、通常画質(SDR)をHDRにアップコンバートする機能(HDR Effect)も搭載します。
倍速液晶は、 TruMotion 120が搭載です。バックライト制御による「2倍速相当」ですが、搭載している分、スピード感ある映像に強い機種です。
画像エンジンは、今年度からα7 Intelligent Processorに変更されました。
こちらは、色域に関する新しい国際基準のBT.2020も先行的に対応表明しています。HDR技術や、階調の拡張機能であるEnhanced Dynamic Tone Mappingに対応するのは、この優れたエンジンのおかげです。
他社のように、細かい機能は非開示ですが、バックライトのエリア制御の力と合わせて、「引き締まった黒」「十分な奥行感」を表現できる性能です。
日本のメーカーの製品と見比べてもこの点では遜色ないでしょう。
操作性も、良質な画像エンジンを採用しているため、他社に劣りません。
録画機能も、別売の外付けハードディスクの増設により対応します。裏番組録画も対応です。
番組表は、その一方であまり強調されません。
EPGは取得し、日本の他社同様に番組情報も得られますが、画面の情報量と視認性は、工夫がイマイチです。
ただ、乗せているエンジンが良いためか、サクサクと動く操作性はかなり良いですし、ネットテレビなどを操作するためのUIの出来も良いです。
いずれにしても、TV機能をさほど重視しない(ゲーム・ブルーレイレコーダー・スカパー中心など)の方は、基本性能が高くお買得なこのモデルを選ぶのは「あり」です。
映像配信サービスは、LGの場合、同社のWebOS3.5を利用します。
ソニーは、GoogleのAndroidTVを採用していますが、こちらは独自のものです。ただ、DAZN・Netflix・Amazonビデオ・ツタヤTV・アクトビラなどメジャーな動画サービスは対応しています。
スピーカーの音質は、スピーカーとしては20Wで非力ですが、DTS Virtual:Xに対応ということで、最近流行している、天井からの跳ね返り音を疑似的に再生できるサラウンド機能があります。とはいえ「オマケ」的ではあります。
音声アシスタントサービスは、未搭載です。
TVの音声によるON/OFF操作などを希望する場合は、【スマート学習リモコンの比較記事】で紹介したような、別の機器が必要です。
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以上、LGのUJ6500 シリーズの紹介でした。
IPSパネルを採用するものの、白が入ったRGBWである点は注意点です。映画好きの方などで、暗いシーンの黒つぶれを気にする方は、一定程度気にして良いでしょう。
また、番組表の使い勝手などは、そこに注力している国産メーカーにやや負けます。
とはいえ、新しい画像エンジンのほか、バックライト制御が、直下型+エリア制御という魅力もありますし、値段以上の実力はある機種だと思います。HDR10に本格対応している点も重要でしょう。
費用対効果はかなり高い機種であり、「できるだけ安く、高性能機を買う」としたら選択肢に入れて良い製品です。
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【2018年】【Amazon限定型番】
【43インチ】
26・LGエレクトロニクス 43UK6500EJD
¥59,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【50インチ】【VA液晶】
27・LGエレクトロニクス 50UK6500EJD
¥61,823 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
【55インチ】
28・LGエレクトロニクス 55UK6500EJD
¥79,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
モニターパネル:IPS
バックライト;直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート;4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属
なお、「兄弟機」としてUK6600シリーズが展開されています。こちらは、グローバルには流通していますが、日本ではAmazon限定型番です。
こちらの機種のうち、43インチについては、RGBWと断りのない、通常のIPS液晶を採用しています。その分、価格はやや高めですが、選ぶならばこちらでしょう。その他の部分の性能は、上述の一般機を踏襲します。
ただし、50インチと55インチは、バックライトが直下型ではなく、エッジ型液晶+エリア制御という組み合わせです。また、50インチだけはVA液晶ですので、注意しましょう。
第2回記事に続く!
4K液晶テレビのおすすめ機種はこちら!
というわけで、今回は4Kに対応する液晶テレビを紹介しました。
1・東芝 ソニー LGの4Kテレビ
2・シャープ パナソニック 三菱の4Kテレビ
3 ・新興ブランドの激安4Kテレビ
4・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】
第2回記事(こちら)では、シャープと、パナソニックの「VIERA 4K」を紹介します。
最終回の記事では、ここまで紹介してきた全ての機種から、Atlasのおすすめ機種!を提案しますが、お時間のあるかたは、引き続き、2回目記事をよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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