2019年02月18日

比較2019’【高画質で安い!】4K液晶テレビ82機の性能とおすすめ (1)

【今回レビューする内容】2019年 最新4Kテレビの性能とおすすめ・選び方:10万円前後-20万円台 パナソニック シャープAQUOS 東芝 REGZA ソニー ブラビア LG 三菱電機 アイリスオーヤマ DMM FUNAI TCL ハイセンス:スポーツ 映画 アニメ ゲーム向け4KTV人気機能の違いと「最強機種」ランキング:40 42 43 49 50 55 65インチ

【比較する製品型番】REGZA 43M520X 50M520X 43C310X 49C310X 43BM620X 50BM620X 49Z720X 55Z720X 55X920 BRAVIA KJ-43X7500F KJ-49X7500F KJ-43X8500F KJ-49X8500F KJ-49X9000F KJ-65Z9F LG 43UK6300PJF 49UK6300PJF 43UK6500EJD 50UK6500EJD AQUOS 4T-C40AJ1 4T-C45AJ1 4T-C50AJ1 4T-C45AL1 4T-C43AM14T-C50AN1 4T-C60AN1 VIERA TH-43FX500 TH-49FX500 TH-43FX750 TH-49FX750 TH-43GX750 TH-49GX750 TH-43GX850 TH-49GX850 LCD-A40RA1000 LCD-A40XS1000 FUNAI FL-50U3010 LUCA LT-65A620 LT-43A620 43A6800 50A6800 TCL 55C600U DME-4K65D

今回のお題
最新モデルの4K液晶テレビのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今回は、2019年2月現在、最新の4K対応の液晶テレビの比較です。

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 5万円台〜20万円台で購入できる、各メーカーの最新4K液晶テレビを(ほぼほぼ)全機種紹介しました。

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 以下では、いつものように、各製品を比較したあと、最後に、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案する型式で書いていきます。

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1・4K液晶テレビ
2・有機ELテレビ   
3・19-23インチの小型液晶テレビ
4・24インチの小型液晶テレビ
5・32インチの小型液晶テレビ
6・40-50インチの大型液晶テレビ
7・おすすめ液晶テレビのまとめ 【結論】

 なお、今回の記事は、このブログの液晶テレビ比較シリーズの1回目記事として書きました。

1・最近の4Kテレビの画質

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 4Kテレビは、「高画質な次世代のテレビ」であると、我々は日々のCMで「すり込まれて」います。

 しかし、「4Kテレビ」なら、どのような機種でも、高画質に見れるとは必ずしも言えません

 なぜなら、テレビの画質を決めるのは、「解像度だけではないから」です。

 結論的に言えば、以下の4要素の性能が、液晶テレビの画質を「ほぼ」決めます

1・液晶パネルとバックライト
 =画質を決める基本要素
2・画像エンジン
 =画質やリモコン操作の速度向上
3・画像解析技術
 
=低画質映像の画質の底上げ
4・ 倍速液晶
 =動きのある映像への対応

 今回の記事では、これらの要素や、HDR10を含む最新の状況をふまえて(少なくとも)「5年以上は使えそうなテレビ」を探していきます。

ーーー

 ただその前に、1点だけ、「画面サイズの選び方」について解説しておきます。この点を間違って選ぶと「目が相当疲れるテレビ」を選んでしまうからです。

2・画面サイズの選び方

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 2018年現在4K解像度のTV最小サイズは、40インチです。

 PC用を除けば、これ以下のサイズの4Kテレビは、現在発売されていません。

 4Kテレビを選ぶ場合、はじめに考えるべきは、TVまでの視聴距離です。

画面サイズ 普通の液晶 4K液晶
32V 約1.2M
40V 約1.5M 約0.7M
43V 約1.6M 約0.8M
49V 約1.8M 約0.9M
55V 約2.0M 約1.0M

 上表は、業界が示す、適切な最低視聴距離(メートル単位)を示したものです。

 4Kテレビは高詳細で、地上波デジタル放送などの画像の粗い2K以下の映像も「4K相当」にアップコンバートするため、画面に近づいても粗く見えません。

 そのため、視聴距離は、今までのフルハイビジョンの半分ほどの距離で良くなります。


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 ただし、画面全体を視野に入れる必要があるゲームなどに対応させる場合は、視点の移動による「目の疲れ」を考慮するべきです。

 それ以外でも、目が疲れやすい方は、上表の「普通の液晶の基準」を適応し、その上で、サイズも最大で43インチ程度に止めた方が良いでしょう。

 ゲームをやる方以外でも、ご家族に「目が疲れやすい」方がいる場合は、上表の「普通の液晶の基準」に合わせた方が良いです。

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 結論的に言えば、8-10畳間に置くならば43インチ〜55インチがオススメです。それ以下の畳数の場合は、43インチかそれ以下が向いています。

 55インチ大でも、8畳間の長辺に置くならば置けます。ただ、部屋のバランスとの兼ね合いになりますし、一般的にはオススメしません。

今回の記事の構成!

1・東芝 ソニー LGの4Kテレビ
2・シャープ パナソニック 三菱の4Kテレビ
3 ・新興ブランドの激安4Kテレビ
4・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】

 というわけで、ここからは、メーカーごとに4K解像度に対応する液晶テレビを紹介します。

 しかし、かなりの数の4K液晶テレビを紹介するため、記事は全4回に分けています。

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 全国のデンキヤで見かける、人気5社東芝・ソニー・LG・シャープ・パナソニック・三菱)の製品は、超高額機を除けば全機種を紹介します。

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 加えて、3回目記事(こちら)では、新興ブランドアイリスオーヤマ・ハイセンス・フナイ・TCL)が発売する「激安」4K液晶TVもフォローします。

 その上で、連続記事の最終回では、「結論」として最終的に「Atlasのオススメ機種!」を提案していきます。長い記事ですので、飛ばし飛ばしでもよいので、お読みください。

3・東芝の4K液晶TVの比較

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 はじめに東芝の比較的格安な液晶テレビの紹介から入ります。

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 東芝は、2018年前半、各社に先駆けて、BS/CS放送用の4K視聴チップを搭載する機種を出しました。(インターネット以外の主題で)4K波放送が受信できるのが、同社の「売り」です。

 なお、以下では、いつものように、Atlasのおすすめできるポイントを赤字系で、イマイチと思う部分を青字系で書きます。


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 【2018/5年】【新4K衛星放送対応機】

 【40インチ】

  1・東芝 REGZA 43M520X
   ¥80,580 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【50インチ】

  2・東芝 REGZA 50M520X
   ¥93,940 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【55インチ】

  3・東芝 REGZA 55M520X
   ¥109,000 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:VA
バックライト;エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:付属

 続いては、東芝の4Kテレビの520Xシリーズの紹介です。

 同社のカタログには、下位機種として310Xシリーズが掲載中です。しかし、そちらは、実質的に「終売」ですから、2018年末で、東芝の「最も安い4K入門機」となるのはこちらです。

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 液晶パネルは、VA液晶パネルです。

 VA液晶と聞くと、TVのパネルに詳しい方だと、IPS液晶パネルに比べると「格下」というイメージがあります。

 しかし、VA液晶は、コントラストがあげやすく、メリハリが付けやすいため、30万円を超えるような液晶テレビの最上位機種には、各社ともVA液晶を採用する場合が多いです。

 その場合、単なる「VA液晶」という呼称ではなく、メーカー独自のブランド名を付け「ブランド液晶」として売っています。

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 こちらのモデルについて言えば、510Xという旧機種は「クリアブラック液晶」という(ある種の)「ブランド液晶」でした。

 そちらは、「黒が引き締まって見える」利点がある一方、グレア液晶(=光沢液晶)で、明るい場所で見る場合、外光反射の問題がある、一長一短な液晶でした。

 一方、今回の入門機である520Xは、単なる「VA液晶」という表記になりました。恐らくハーフグレアの一般的なVA液晶に変更になったのだと思います。

 あまり好ましい変化とは言えず、ダウングレードと言えます。

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 バックライトは、エッジ型バックライトです。

 この機種に採用されるエッジ型は、本体が薄くできるメリット性ある一方で、上位機が採用する直下型LED配置に比べると、明暗の差を出すのが苦手です。

 とはいえ、東芝の場合は、ダイナミックグローバルディミングという、映像エンジンを利用する独自の輝度制御機能を搭載するため、階調表現は(他社のエッジ型に比べれば)良いと言える機種です。

 なお、4K液晶の場合、臨場感(3D感)を出すため、バックライト制御で、輝度(明暗の差)が重要です。最近は、液晶パネルはほとんど外注のため、この部分が、「メーカーごとのTVの差」を生み出す要素にもなっています

 その点で言えば、この機種は(本体は薄くないですが)バックライトの画質面は期待できます。

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 4K再生は、対応します。地デジなどのソースの4K画像へのアップコンバートにも対応です。

 また、2018年登場の最新機らしく、BS/CS 4K視聴チップに対応するため、2018年末にはじまったBS/CSの4K新放送を専用チューナーなしで受信可能です。

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 なお、新放送についての対応状況や必要設備は、詳しくは【新4K衛星放送対応チューナーの比較記事】で書きました。これを目的に買い換えを検討されている方は、後ほどお読みください。

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 HDR10技術は、東芝はこのグレードで対応です。この点は大きなポイントです。

 HDR10(通称HDR)とは、4Kと同時に普及してきている輝度に関する新しい業界規格です。

 ハイダイナミックレンジの略称で、画像の立体感や解像感を高める4K向きの最新技術です。同名のデジカメで使われてきたHDR技術とは仕組みは異なりますが、明暗差をつけるという目的では同じです。

 ご存じのように「3Dテレビ」は眼鏡を使う必要がある点がネックで普及しませんでした。HDR技術は「眼鏡なし」でも奥行きを感じられるように進化していくために必要な技術で、それを先駆的にこの機種は採用しました。

 また、夜のシーンなど暗い場面でもしっかり映像が分かるような解像感も期待できます。

 4Kパネル搭載が標準となってきている現在ですが、HDR規格の搭載は、その次に「標準」になるだろうと言われています。事実、次世代のブルーレイ規格Ultra HD ブルーレイでは、HDR規格が採用されました。

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 さらに、東芝の場合、アドバンスドHDR復元に対応するため、HDR規格に対応しない通常のTVについても、アップコンバートにより画像のクオリティが上がります。

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 倍速液晶は、4Kダイレクトモーション120を搭載します。

 倍速液晶とは、放送局から送られてくる信号(絵)の2倍にあたる毎秒120枚のフレームの表示を可能にする技術です。テレビの側で、2枚のフレームの中間画像を生成することで可能にします。

 これにより、モータースポーツや球技など動きの速い画像の画質が格段に上昇します。画面の大きな、40インチオーバーの液晶では重要になる技術です。

 ただし、東芝の場合、LEDバックライトの点滅制御で倍速を仮想的に実現する仕組みなので「2倍速相当」という表現となります。

 PCモニターでは「オーバードライブ」とも呼ばれる技術ですね。

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 画像エンジンは、レグザエンジンBeautyを搭載します。

 地デジ精細感復元機能など、同社の得意とする映像解析・補正技術を利用しながら、地デジ用のソースを4K高画質に変換する機能(4Kマスターリファイン)を搭載します。

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 そのほか、東芝の「売り」は画質の自動調整機能です。

 解像度の粗いネット動画などのソースも鮮明に表示してくれるモードや、アニメモードなど多彩なモードを搭載します。超解像度技術に優れる東芝は、ソースの画質が粗いアニメやドラマの再放送などに強いことでも知られます。

 なお、従来、この機能は4KレグザエンジンHDRという呼称でした。しかし、とくに肌色の質感を再現する美肌リアライザーを搭載したことで、2名称を変更しています。

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 録画機能は、通常のハードディスクを使用した場合は、2TBで約241時間の録画ができる計算です。

 また、こちらはトリプルチューナー搭載なので、2番組録画が可能です。また、レグザリンクによるダビング10対応で、パナソニックのディーガなどのレコーダーにムーブやコピーもできます。

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 【1TBモデル】

 ・バッファロー HDV-SQ1.0U3/VC
  ¥11,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 さらに、SeeQVaultという新しいコンテンツ保護技術に対応します。

 これまでは、TVの録画機能の場合、TVが壊れて買い換えた場合、新しいTVに従来の録画データを写すことはできませんでした。

 しかし、この機能は対応するUSBハードディスクを増設すれば、新しいTV(別のテレビ)でも再生できるようになります。

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 番組表は、東芝の場合、カラフルで情報量が多く、また視認性が良いです。

 この部分では全く問題額、見やすく、便利に作られています

 番組表からすぐに録画に入ることができます 無線LANも、内蔵です。

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 映像配信サービスは、東芝の場合、YouTubeをはじめ、Netflix dTV DAZN ひかりTVなどメジャーなサービスは全て対応です。

 契約があれば、PCなどの介在なしで自由に見れます。NetflixやひかりTVなどの4K配信にも対応するため、TVの実力を手軽に確かめられるでしょう。

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 スピーカーの音質は、割と期待できます。

 20Wの出力と標準的な迫力ではありますが、人の声を聴きやすくする工夫がされるなどの点が目立ちます。

 性能なフロントスピーカーは、周波数帯域の点で、音楽の視聴により向いた仕様でしょう。

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 音声アシスタントサービスは、東芝の場合、AmazonのAlexaに公式対応します。

 【Amazon Echoの比較記事】で書いたような対応スピーカーを購入した場合、Wi-Fi経由で、テレビの入/切、ボリューム、チャンネルなどの操作が音声にて可能です。

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 以上、東芝の520Xシリーズのの紹介でした。いち早く、BS/CS 4K視聴チップに対応した点で人気のある機種です。

 一方、画質面では、HDR10技術・倍速液晶などに対応する点で高度ですが、どちらかといえば「薄さ重視」のデザイン重視の設計で、エッジ型バックライトを採用するなど、画質面ではやや疑問符がつきます。

 とくに、ブランド名が付かない単なるVA液晶を採用している点が、Atlas的には気がかりです。

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 【2017年】

 【43インチ】

  4・東芝 REGZA 43C310X
  ¥74,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【49インチ】

  5・東芝 REGZA 49C310X
  ¥99800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:IPS
バックライト;直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速(相当)
コンバート;4Kのみ
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 一方、東芝のサイトには「最下位機種」として、310Xが現役機として記載があります。

 ただ、現状で言えば、ネットでもほぼ在庫が切れている「生産終了機」であり、(すでに)割高価格です。

 性能面ではIPS液晶+直下型配置の構成だったので、新機種より作りの「贅沢な部分」はありますが、4Kチューナーを搭載しない点や、バックライトが旧式の発光方法です。

 さらに、HDR10技術にら非対応ですし、(運良く)アウトレットがあっても、買わない方が良いでしょう。


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 【2018/5】【新4K衛星放送対応機】

 【43インチ】

  6・東芝 REGZA 43BM620X
   ¥91,100 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【50インチ】

  7・東芝 REGZA 50BM620X
   ¥105,541 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【55インチ】

  8・東芝 REGZA 55BM620X
   ¥126,700 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:VA
バックライト;エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:付属

 43BM620Xは、520Xシリーズの上位機です。

 ただ、それ程性能が変わらないので、「プチ上位機」と言えます。

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 相違点は、スピーカーの部分です。

 こちらは、ONKYOと共同開発の大容量バスレフボックス2ウェイスピーカーを採用します。バズーカウーファーを搭載し、特に低音部の膨らみが増す仕様です。

 TVの場合、映画視聴を考えると、この部分は割と重要です。出力的にも40Wですので、他社に比べても強力です。

 一方、画質や機能面では同等で、下位機種と同じ問題を抱えます。Atlas的にはやや微妙な機種です。


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 【2018年】【新4K衛星放送対応機】

 【49インチ】

   9・東芝 REGZA 49Z720X
   
¥142,000 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

  55インチ

   10・東芝 REGZA 55Z720X
   
¥170,730 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:IPS
バックライト;直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K/HDR10
BS/CS 4K用チューナー:付属

 東芝Z720Xシリーズは、9月発売予定の東芝の4K液晶テレビの最上位機です。予想価格を掲載しましたが、20万前後になるでしょう。

 画面サイズは、49・55インチのラインナップです。

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 液晶パネルは、この機種の場合、IPS液晶が採用されます。

 IPS液晶パネルは一般的に、VA液晶より高品質と言われる液晶です。使われていると「安心感」があるパネルで、視野角が広く、目が疲れにくい高品質パネルです。

 さらに、こちらは、表面コーティングについて、東芝独自の工夫を添えた、いわゆる「ブランド液晶」です。そのため、「高コントラストIPS液晶パネル」という特別な名称を持ちます。

 従来機の710Xよりもコントラスト比が出やすい加工がなされています。

 また、グレアではないので、外光反射の問題も少ないと思います。IPS液晶ながら、黒も引き締まって見えます。

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 バックライトは、直下型配列式のLEDバックライトです。

 液晶は自発光しないので、どの機種も後ろからライトで照らす構造になっています。

 諸方式ありますが、直下型配列式は、本体の厚みを薄くしにくいデメリットはありますが、画質は抜群で、色ムラが生じにくい方式です。

 520Xシリーズのような、エッジ型に較べて、全面直下式は、輝度の点でとても有利です。

 4K解像度をフルに活かすには、輝度制御は現在最も重要な部分なので、多少予算をかけても、直下型を選ぶのは意味があります。

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 さらに、東芝の場合、新世代の全面直下LEDバックライトを採用します。

 リアルブラックエリアコントロールという名称ですが、明かりの点滅制御の高度化で、輝度調整を高度化しました。

  IPS液晶でも十分な奥行感(3D感)を感じさせるでしょう。

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 4K再生は、こちらも、BS/CS 4K視聴チップに対応するため、BS/CSの4K放送を専用チューナーなしで受信可能です。

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 HDR10技術は、こちらも対応します。

 下位機種よりも精度の高いAI機械学習HDR復元を搭載しており、規格に満たない水準の画像により強くなっています。

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 倍速液晶は、下位機種より強化されます。

 4倍速相当の4Kクリアダイレクトモーション480を搭載します。こちらは、しっかり2倍速パネルを採用した上で、LEDの点滅技術を合わせているため「4倍相当」となります。

 いずれにしても、動きのある映像に「より強くなった」と言えます。

 なお、倍速液晶は、スポーツなどの速い映像に強いほか、高倍速の液晶の場合、コマ数が少ないアニメについても中間の動きを再計算するため、動きがなめらかになります。


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 画像エンジンは、レグザエンジンレボリューションPROを搭載しています。

 これにより下位機種にない多種の映像解析・補整がなされます。

 例えば、黒つぶれや白とびを抑制するローカルコントラスト復元、失われた輝度情報を復元する広色域復元プロなどが挙げられます。

 東芝は、解析機能の名前を度々変えるので分かりづらいですが、要するに、同社伝統の超解像技術が高度に進化したと思っておけば、あながち的外れではないでしょう。

 録画機能は、いわゆる「全録」対応であり、地上波デジタル放送6チャンネルを80時間分自動録画する「タイムシフト機能」が付属します。ただし、別売りの外付けハードディスクが必要です。

 映像配信サービスは、Netflixの4Kサービスや、DAZNを含めて下位機種同様に対応です。

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 スピーカーの音質は、620Xと同じで、ONKYOと共同開発の大容量バスレフボックス2ウェイスピーカーを採用します。実はこの機種の前モデルをAtlas別宅に導入したのですが、音について(うるさい)家人にも好評です。

 音声アシスタントサービスは、下位機種と同じで、AmazonのAlexaに公式対応します。

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 以上、東芝Z720Xシリーズの紹介でした。

 下位機種と比べて、パネル性能・バックライト性能・映像エンジンの部分で、相当レベルアップしています。

 最下位機の310Xシリーズを除いて、今年の東芝のラインナップは「やや微妙」ですが、この機種については、相当気合が入った良い機種だと評価できます。やや高めですが、ネットならば、それなりに安く買えるでしょう。

 予算があればこの機種はとても良い選択肢です。

4・ソニーの4K液晶TVの比較

 つづいて、ソニーの4K液晶テレビの紹介です。

 ソニーは、バックライトの工夫で、画面の鮮やかさに優れた機種を多くラインナップします。


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 【2018年6月登場】

 【43インチ】

  11・ソニー BRAVIA KJ-43X7500F
    ¥73,980 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【49インチ】

   12・ソニー BRAVIA KJ-49X7500F
    ¥82,700 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【55インチ】

   13・ソニー BRAVIA KJ-55X7500F
    ¥140,293 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:VA液晶
バックライト:エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:なし
コンバート:4Kのみ
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 続いて、ソニー4K7500シリーズの紹介です。2018年に追加されたソニーの「入門機の4K」です。

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 液晶パネルは、注意が必要で、この機種は「ノーブランド名」のVA液晶です。

 ソニーは、後ほど説明するようにトリルミナスという、バックライト制御と連動する画質構造化技術に定評があります。

 しかし、この機種はパネル部分を大幅にコストダウン化したと思われるため、値段ほどの性能は期待できません。ハッキリ言えば、「安売り用」です。

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 4K再生は、東芝の2018年型とことなり、BS/CS放送用の4K放送には未対応です。2018年末からの新4K放送に対応するには、別売のチューナーが必要です。なお必要機器は【新4K衛星放送対応チューナーの比較記事】で書きました。

 ただ、現状で言えば、4K放送の配信はインターネットが主流です。後述するように、ソニーはそちらには対応します。

 もちろん、地デジなどを4K画質にアップコンバートする技術も搭載ですので、4Kテレビを選ぶ意義はあります。

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 HDR10技術は、搭載します。

 ただし、通常解像度のアップコンバート(復元)には未対応です。ただ、より重要な超解像技術(4Kアップコンバート)は対応しますので、こちらについては、「少々残念」といった感じでしょう。

 倍速液晶は、未搭載です。

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 画像エンジンは、X-Reality Proという名称です。

 こちらの場合、入力する画像に合わせて、ノイズを軽減したり、伝送の際にロスした画像情報を高度に補整して、テレビ画像を最適化させて、より見やすくします。

 地上波デジタル放送などの4Kに満たないソースを、アップコンバートする超解像度技術にも対応します。

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 録画機能は対応です。こちらはWチューナー搭載なので裏番組録画が可能です。ただ、ダビングには対応しないようです。また、この機種は、Video & TV SideViewというアプリで、外出先などからスマホでの録画に対応します。この点は便利ですね。

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 番組表は、ソニーも使いやすく、操作もサクサク動きます

 上図の様に、黒白のコントラストで、カラフルな東芝とは方向性がことなります。ただ、フォントは、この配色の方が見やすいです。

 SONYは番組表の使い勝手については、特に定評があり、リモコンがサクサク動きます。ゲーム機開発のノウハウがフルに活かされているのでしょう。

 レイアウトもジャンル別に分かれて見やすい番組表といえます。無線LANも、内蔵です。

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 映像配信サービスは、ソニーの場合、Android TVを搭載します。

 そのため、4Kコンテンツを含むNetflixやDAZNを含めて好きなアプリをGoogle Playからダウンロードしインストールできます。そのため、「スマートTV」としては、東芝より非常に高度です。

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 スピーカーの音質は、ソニーの場合、音響メーカーらしく、下位機種から力を入れています。

 以前紹介したウォークマンなどの音楽機器にも使われている、音質のアップコンバート技術であるDSEEに対応します。入力ソースの音質が高解像度にするため、他社より音質は上位だと思います。

 ただし、出力は20Wで背面タイプのバスレフ型スピーカーですから、スピーカー性能自体は、東芝の下位機種と同等性能でしょう。

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 音声アシスタントサービスは、ソニーの場合、TV自体でAI(Googleアシスタント)を呼び出せるので、GoogleHomeなど【別売のスマートスピーカー】なしで、音声によるテレビ操作が可能です。

 ただし、呼び出せるには、リモコンのGoogleボタンを押した際だけです。これにより、音声でボリュームやオンオフの調整、または、ネット経由での天気予報などの情報検索に対応できます。

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 以上、ソニー4K7500シリーズの紹介でした。

 位置づけとしては、「ネットワーク配信サービス」「スマホ連携」に優れた格安入門機です。たしかにこの部分は優れていますが、コストカットするためにパネルの品質を同クラスの他社機よりも落としている点は、やや気になる部分です。


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 【2018年6月登場】

 【43インチ】

  14・ソニー ブラビア KJ-43X8500F  
    ¥95,865 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【49インチ】

    15・ソニー ブラビア KJ-49X8500F
    ¥102,600 Amazon.co.jp
(2/18執筆時

 【55インチ】

    16・ソニー ブラビア KJ-55X8500F
    ¥140,421 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【65インチ】【75インチ】【85インチ】

    17・ソニー ブラビア KJ-65X8500F
    ¥242,604 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:トリルミナス(VA)
バックライト:トリルミナス
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 X8500Fシリーズは、ソニーの「BRAVIA」の上位機種です。

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 液晶パネルは、このグレードから、同社の「ブランド液晶」であるトリルミナスを採用します。

 正確には、パネルではなく、バックライト制御を工夫したものですが、一般的な液晶よりも、色域と彩度の向上が見られます。

 ソニーは、テレビの作り方としては、「鮮やかさ重視」です。紀行番組などの自然描写はとくに得意です。

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 画像は写真のように、通常に比べて発色が良いです。

 ハイビジョンの紀行番組などを見ると差が分かります

 とりわけの発色にこだわっているようで「鮮やかな画質」が好きな方にはおすすめできます。

 なお、色つけはメーカーごとに傾向があり、パナソニックや東芝が比較的ナチュラル志向とすれば、ソニーは「赤系が綺麗な色あざやかな」味付け、シャープは「黄系に強い色鮮やかな」味付けだと思います。

 4K再生は、東芝の2018年型と異なり、BS/CS放送用の新4K放送には未対応です。

 先述のように、別売のチューナー機が必要です。

 ただし、下位機種同様に、インターネット上の4K動画の再生や、地デジやBSなどを4K画質にアップコンバートする技術を持ちます。

 201805130906.jpg

 HDR10技術は、この機種も搭載します。また、このモデルから、HDR画質へのアップコンバートに対応します。他社の上位機なみの水準でしょう。

 倍速液晶は、モーションフローXR240が搭載です。

 こちらは、東芝の最上位機同様に、倍速パネルを採用します。その上で、バックライト制御により「4倍速液晶相当」ですので、2倍速の他社よりも、動きのあるスポーツなどの映像により強い仕様です。

 201803292242.jpg

 画像エンジンは、この機種のために開発された、HDRX1プロセッサを搭載します。

 先述のHDRアップコンバートに対応できたのは、この新型プロセッサのおかげです。

 そのほかにも、下位機種同様に、入力する画像に合わせて、ノイズを軽減したり、伝送の際にロスした画像情報を高度に補整して、テレビ画像を最適化させて、より見やすくできます。

 録画機能は対応です。

 こちらはWチューナー搭載なので裏番組録画が可能です。スマホアプリ経由での録画にも対応します。

 番組表は、下位機種同様に使いやすい仕様です無線LANも、内蔵です。

 201710271820.jpg

 映像配信サービスは、こちらもAndroid TVを搭載します。ソニーは、ネットコンテンツについては、他社に比べても水準が高いです。

 スピーカーの音質は、ユニットや機能など下位機種と同じですが、問題ない性能です。

 音声アシスタントサービスは、この機種も、Googleアシスタントを搭載します。

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 以上、ソニーの8500シリーズの紹介でした。

 下位機種同様に、優れたネットコンテンツ機能を搭載する上で、高級パネル・HDR10・倍速液晶を搭載する機種です。その点で、「ソニー画質」といえるのは、このグレード以上の製品でしょう。メーカーで「指名買い」するならば、この機種をオススメします。


 201809012237.jpg

 【2018年】

 【49インチ】

  18・ソニー ブラビア KJ-49X9000F  
    ¥121,487 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【55インチ】

  19・ソニー ブラビア KJ-55X9000F  
    ¥165,519 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:トリルミナス(VA)
バックライト:トリルミナス
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 X9000シリーズは、ソニーの「BRAVIA」のうち、20万以内で買える製品がある機種では、最も上位となる機種です。

 こちらは性能的に、下位機種と多くの点で「被る」ので、8500シリーズと異なる点だけを確認しておきましょう。

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 第1に、バックライトです。

 下位機種はエッジ式でしたが、こちらは、細かいコントラストの調整ができる直下型LED配置となります。さらに、部分駆動に対応し、きめの細かいエリアコントロールができます。明暗がハッキリ付く点で、「高級テレビ」としての特長をより増しています。

 そのうえで、X-Motion Clarity機能で、残像感を旧機種より低減させることに成功しました。

 201812181346.jpg

 第2に、画像処理です。

 こちらは、ソニーの独自技術である、X-tended Dynamic Range PROが採用されます。先述の部分駆動と連動し、暗部に使うはずの電流を明部に利用することで、コントラスト比をさらに上げています。

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 以上2点が主な違いです。

 なかでも、直下型配置エリア制御に対応した点は、画質的に大きな魅力です。実売価格は高いですが、「高級テレビ」として、その高コントラスト比は十分に価格に見合う性能と言えます。


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 【2018年】

 【65インチ】

  20・ソニー ブラビア KJ-65Z9F
    ¥451,100 楽天市場 (2/18執筆時)

 【75インチ】

  21・ソニー ブラビア KJ-75Z9F
    
¥745,200 楽天市場 (2/18執筆時)

モニターパネル:トリルミナス(VA)
バックライト:トリルミナス
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 Z9Fシリーズは、2018年末にソニーが追加販売した「液晶テレビの最高峰モデル」です。

 液晶方式としては同社の最上位機であり、フラッグシップ機です。

  201611041539.jpg

 液晶パネルは、ただし、下位機種と同じ、同社の「ブランド液晶」であるトリルミナスを採用しています。

 201812181357.jpg

 バックライトは、ただし制御を新方式のX-Wide Angleへと進化させました。

 トリルミナス式の「進化形」といえ、LEDライトの光の拡散性を高めることで、大画面に必要な視野角をより向上させたようです。

 201812181704.jpg

 画像処理は、さすがに「フラッグシップ機」らしく、X1 Ultimateという新しいプロセッサの力で、下位機種にない機能が多く搭載します。

 例えば、このの機種は、X-tended Dynamic Range PROをより高度にして、最大輝度を2倍(×12)にしています。

 加えて、映像中の被写体に応じて超解像処理をするオブジェクト型超解像も搭載です。明示的な超解像技術の搭載は、ソニーの場合このグレードからですね。

 そのほか、ノイズ処理やHDR処理の精度も上げています。

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 音声アシスタントサービスは、一方、この機種はハンズフリー対応なので、リモコンを利用せず、声だけでボリュームや電源操作を完了できます。この点では、下位機種より便利です。

 その他の部分は、下位機種に準じます。

 以上、Z9Fシリーズの紹介でした。

 新しいプロセッサの力を借り、画像処理の部分で新技術を導入している点が光ります。この部分は東芝が従来強かったのですが、この機種に限っては、ソニーも相当力強い進歩を感じます。

 ただ、問題は値段であり、少なくとも現状では費用対効果は低いです。実際、ディスプレイ周りの技術(トリルミナス)は下位機種も採用なので、(上位高級機の技術を採用しているという意味で)そちらの方の値頃感が相当よくい感じます。

 一方、ソニーは【有機ELテレビの比較記事】で紹介した機種が「実際はフラッグシップ機」です。スピーカーなど良いものを搭載していることからも、(予算を考えず)選ぶならばそちら(A9Fシリーズ)かなと感じます。

5・LGの液晶TVの比較

 つづいて、韓国のLGの液晶テレビの紹介です。

 グローバル仕様な機種が多い印象ですが、最近は、番組表などを含めて、日本の現地化にも力を入れています。 


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 【2018年4月】

 【43インチ】

  22・LGエレクトロニクス 43UK6300PJF
   ¥58,901 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【49インチ】

  23・LGエレクトロニクス 49UK6300PJF
   ¥69,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【55インチ】

   24・LGエレクトロニクス 55UK6300PJF
    ¥80,874 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【65インチ】

   25・LGエレクトロニクス 65UK6300PJF
    ¥157,900 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:IPS(RGBW)
バックライト;直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート;4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 UK6300Pシリーズは、LGエレクトロニクス社の最新モデルの入門機です。

 同社は、世界的な液晶パネルメーカーであるため、比較的低価格で品質の良い液晶テレビを出すことができます。

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 液晶パネルは、視野角の広いIPS液晶を採用します。

 ただし、注意点があります。それは、色の三原色に白を加えた4色パネル(RGBW型)である点です。一部の廉価製品のIPSです。

 画質を高めるためと言うより価格を下げるための処置で、黒の締まりが劣ります。とはいえ、隠す企業もあるなか、LGはしっかりそれを断って売っているため、個人的には逆に「良心的」と思いました。

 バックライトも、画質に信頼性が置ける直下型LEDバックライトの採用です。

 ただし、東芝のようなエリア制御技術は未採用ですね。

 4K再生は、LGの場合、BS/CS放送用の4K放送には未対応です。

 別売のチューナー機などが必要です。4Kアップコンバート自体は、他社同様に対応します。

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 HDR10技術は、「Active HDR」という名前で搭載です。また、他社にも見られた、通常画質(SDR)をHDRにアップコンバートする機能(HDR Effect)も搭載します。

 倍速液晶は、 TruMotion 120が搭載です。バックライト制御による「2倍速相当」ですが、搭載している分、スピード感ある映像に強い機種です。

 201809012258.jpg

 画像エンジンは、今年度からα7 Intelligent Processorに変更されました。

 こちらは、色域に関する新しい国際基準のBT.2020先行的に対応表明しています。HDR技術や、階調の拡張機能であるEnhanced Dynamic Tone Mappingに対応するのは、この優れたエンジンのおかげです。

 他社のように、細かい機能は非開示ですが、バックライトのエリア制御の力と合わせて、「引き締まった黒」「十分な奥行感」を表現できる性能です。

 日本のメーカーの製品と見比べてもこの点では遜色ないでしょう。

 操作性も、良質な画像エンジンを採用しているため、他社に劣りません。

 録画機能も、別売の外付けハードディスクの増設により対応します。裏番組録画も対応です。


 201902181144.jpg

 番組表は、その一方であまり強調されません。

 EPGは取得し、日本の他社同様に番組情報も得られますが、画面の情報量と視認性は、工夫がイマイチです。

 ただ、乗せているエンジンが良いためか、サクサクと動く操作性はかなり良いですし、ネットテレビなどを操作するためのUIの出来も良いです。

 いずれにしても、TV機能をさほど重視しない(ゲーム・ブルーレイレコーダー・スカパー中心など)の方は、基本性能が高くお買得なこのモデルを選ぶのは「あり」です。

 映像配信サービスは、LGの場合、同社のWebOS3.5を利用します。

 ソニーは、GoogleのAndroidTVを採用していますが、こちらは独自のものです。ただ、DAZN・Netflix・Amazonビデオ・ツタヤTV・アクトビラなどメジャーな動画サービスは対応しています。

 スピーカーの音質は、スピーカーとしては20Wで非力ですが、DTS Virtual:Xに対応ということで、最近流行している、天井からの跳ね返り音を疑似的に再生できるサラウンド機能があります。とはいえ「オマケ」的ではあります。

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 音声アシスタントサービスは、未搭載です。

 TVの音声によるON/OFF操作などを希望する場合は、【スマート学習リモコンの比較記事】で紹介したような、別の機器が必要です。

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 以上、LGのUJ6500 シリーズの紹介でした。

 IPSパネルを採用するものの、白が入ったRGBWである点は注意点です。映画好きの方などで、暗いシーンの黒つぶれを気にする方は、一定程度気にして良いでしょう。

 また、番組表の使い勝手などは、そこに注力している国産メーカーにやや負けます

 とはいえ、新しい画像エンジンのほか、バックライト制御が、直下型+エリア制御という魅力もありますし、値段以上の実力はある機種だと思います。HDR10に本格対応している点も重要でしょう。

 費用対効果はかなり高い機種であり、「できるだけ安く、高性能機を買う」としたら選択肢に入れて良い製品です。

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 【2018年】【Amazon限定型番】

 【43インチ

  26・LGエレクトロニクス 43UK6500EJD
   ¥59,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【50インチ【VA液晶】

   27・LGエレクトロニクス 50UK6500EJD
   ¥61,823 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

  【55インチ】

   28・LGエレクトロニクス 55UK6500EJD
   ¥79,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:IPS
バックライト;直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート;4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 なお、「兄弟機」としてUK6600シリーズが展開されています。こちらは、グローバルには流通していますが、日本ではAmazon限定型番です。

 こちらの機種のうち、43インチについては、RGBWと断りのない、通常のIPS液晶を採用しています。その分、価格はやや高めですが、選ぶならばこちらでしょう。その他の部分の性能は、上述の一般機を踏襲します。

 ただし、50インチと55インチは、バックライトが直下型ではなく、エッジ型液晶+エリア制御という組み合わせです。また、50インチだけはVA液晶ですので、注意しましょう。

第2回記事に続く!
4K液晶テレビのおすすめ機種はこちら!

 というわけで、今回は4Kに対応する液晶テレビを紹介しました。

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1・東芝 ソニー LGの4Kテレビ
2・シャープ パナソニック 三菱の4Kテレビ
3 ・新興ブランドの激安4Kテレビ
4・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】

 第2回記事こちら)では、シャープと、パナソニックの「VIERA 4K」を紹介します。

 最終回の記事では、ここまで紹介してきた全ての機種から、Atlasのおすすめ機種!を提案しますが、お時間のあるかたは、引き続き、2回目記事をよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

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posted by Atlas at 18:19 | 映像機器

比較2019’【高画質で安い!】4K液晶テレビ82機の性能とおすすめ (2)

今回のお題
最新モデルの4K液晶テレビのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今回は、4K対応の液晶テレビの比較記事2回目です。

1・東芝 ソニー LGの4Kテレビ
2・シャープ パナソニック 三菱の4Kテレビ
3・新興ブランドの激安4Kテレビ
4・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】

 前回の1回目記事に続いて、今回は、シャープ・パナソニック・三菱電機の4K液晶テレビを紹介していきます。

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 以下では、いつものように、各製品を比較したあと、最後に、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案する型式で書いていきます。

6・シャープの4K液晶TVの比較

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 前半に引き続き、シャープの4K液晶の紹介から入ります。

 ここからも、Atlasのおすすめできるポイントを赤字系で、イマイチと思う部分を青字系で書きます。


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【2018年5月】

【40インチ】

 29・シャープ AQUOS 4T-C40AJ1
  ¥66,202 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

【45インチ】

 30・シャープ AQUOS 4T-C45AJ1
  ¥71,500 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

【50インチ】

 31・シャープ AQUOS 4T-C50AJ1
  ¥79,794 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

【55インチ】

 32・シャープ AQUOS 4T-C55AJ1
  ¥115,000 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

【2018年12月】

【45インチ】【新4K衛星放送対応機】

 33・シャープ AQUOS 4T-C45AL1
  ¥98,352 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:4K低反射液晶パネル
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート;4K
BS/CS 4K用チューナー:付属機あり

 シャープの4KテレビAJ1シリーズは、同社の4KTVでは、最も安価なラインです。

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 なお、45インチのみ、先行的に新4K放送対応チューナーを搭載するAL1シリーズがあります。性能面では、その他の機種と変わらないので同時に紹介します。

 画面サイズは、40・50・55・58インチと4サイズのラインナップです。

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 液晶パネルは、パネルが自社生産できる点で、LGと同じで、シャープの最大の「売り」の部分です。

 この製品は、高品質液晶である4K低反射液晶パネルを採用します。映り込みが少なくなるような低反射タイプの液晶で、IPS液晶よりも視認性が高い技術水準の高い液晶です。

 バックライトは、ただしエッジ型で、LEDバックライトのエリア制御には非対応です。

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 4K再生は、追加販売された45インチのAKシリーズについては、2018年12月にはじまる新4K衛星放送対応チューナーを装備します。その他の機種は、別売のチューナー機などが必要です。

 通常画質のテレビ番組の4Kアップコンバート機能(4K-Master アップコンバート)は、他社同様に対応します。

 201803292318.jpg

 HDR10技術は、この機種も対応し、画像の立体感や解像感は未対応機よりも高いでしょう。ただし、HDRアップコンバート技術が非搭載です。この点は残念です。

 画像エンジンは、AQUOS 4K Smart Engineといを搭載します。

 パナソニックの4Kファインリマスターエンジンと同じ機能を果たすもので、地デジなどの粗い映像をアップコンバートして、4Kテレビでも綺麗に見れるような仕組みです。

 その他、ノイズの低減に効果のあるアクティブコンディショナーなどの画像調整機能も付属します。

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 また、パネルの発色を良くする技術として、リッチカラーテクノロジーを搭載します。パナソニックの中位機種に搭載されるヘキサクロマドライブと同じような役割を果たしますが、こちらは輝度のほか色調も調整する点で高度です。

 倍速液晶は、2倍速相当が搭載されます。こちらも、バックライト制御によって「2倍速相当」を実現するものです。動きのある映像にもある程度対応できるでしょう。

 録画機能は、USB接続のハードディスクを使用した場合、利用可能です。2TBで約174時間の録画ができます。また、この機種は、2番組同時録画に対応します。ただし、新4K放送の録画については「裏番組録画」までの対応です。

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 番組表は、シャープも見やすく、便利に作られています

 とくに、シャープは他社に先駆けて、番組表を4K画質で作っているため、視認性が良く、情報量も多いです。純粋に、番組表画面の見やすさだけで言えば、この点で他社を出し抜いています。

 ジャンル別・キーワードで番組を検索することもできます。また、検索結果に基づいて、番組表を色分け表示にすることも可能です。オススメ番組を自動でお知らせする機能も付きます。無線LAN内蔵です。

 そのほか、ココロビジョン機能も見所で、TVの視聴傾向から、AIがオススメ番組の情報を教えてくれる機能が付属します。

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 映像配信サービスは、相当充実します。

 というのも、ソニー同様にAndroidTVに対応するためです。、豊富なネットコンテンツを便利に利用できる利便性はあるでしょう。

 スピーカーの音質は、シャープも重視する部分です。

 ONKYOの技術協力で、新型のバスレフ型スピーカーを搭載します。TVの場合、従来的な高音質化とは重低音の強化に置かれることが多かったのですが、こちらは、中音・フロントスピーカー式を採用し、高音域も含めて自然な音が鳴るように調整されている点が嬉しい部分です。

 東芝の上位機と方向性は似ていますが、良質な音が得られると思います。

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 音声アシスタントサービスは、未搭載です。

 TVの音声によるON/OFF操作などを希望する場合は、【スマート学習リモコンの比較記事】で紹介したような、別の機器が必要です。

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 その他、面白い部分は、視聴位置が動かせるスイーベル式台座を採用している点です。最近の大型ディスプレイは、総じて固定式である点を考えると、この部分は「面白い」試みですね。

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 以上、シャープの4KテレビAJ1シリーズとAL1シリーズの紹介でした。

 高品質の4K液晶を搭載している点、内蔵スピーカー音質が良い点が魅力です。4Kの映像美を堪能するには最も大事な部分ですので、この点はこの機種の売りでしょう。

 特にAL1シリーズは、新4Kチューナーを先行的に搭載している点で、発売以後、人気が出そうです。

 ただし、いずれに機種も、HDR10についてSDR画像からのアップコンバートに言及がない点で、低品質画像対応力は弱いと感じます。


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 【2018年6月】

 【43インチ】

  34・AQUOS 4T-C43AM1
   ¥84,160 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【50インチ】

  35・AQUOS 4T-C50AM1
   ¥104,400 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

  【60インチ】

   36・AQUOS 4T-C60AM1
   ¥147,229 Amazon.co.jp
(2/18執筆時)

 【2018年12月】【新4K衛星放送対応機】

 【50インチ】

  37・AQUOS 4T-C50AN1
   ¥119,624 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

  【60インチ】

   38・AQUOS 4T-C60AN1
   ¥170,066 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:N-Blackパネル
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート;4K
BS/CS 4K用チューナー:付属機あり

 続いて、シャープの4KテレビAM1シリーズの紹介です。こちらは、同社の中位機種です。

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 なお、50インチと60インチにつちえは、先行的に新4K放送対応チューナーを搭載するAN1シリーズが追加販売したされました。性能面では、その他の機種と変わらないので同時に紹介します。

 画面サイズは、、45・50・55・60インチと5インチ刻みで4種のラインナップです。

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 液晶パネルは、同社の「高級ブランド液晶」の1つであるN-Blackパネルを採用します。

 こちらは、下位機種よりも品質が良いパネルで、とくに、周囲のものがテレビに映り込むのを効果的に防ぎます。こうした加工には、特殊な素材が必要なため、高級機のみに搭載されます。

 バックライトは、下位機種よりも高効率の新型が採用されます。そのため、消費電力の点で有利なほか、輝度が従来機よりも高いです。その点で、HDR技術などの効果もより高いと思います。

 HDR10技術は、この機種は搭載です。ただし、低解像ソースをHDRに再計算するアップコンバートは未搭載です。

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 4K再生は、追加販売されたAN1シリーズについては、2018年12月にはじまる新4K衛星放送対応チューナーを装備します。その他の機種は、別売のチューナー機などが必要です。

 通常画質のテレビ番組の4Kアップコンバート機能は、4K-Master アップコンバートプロと下位機種に比べて上位機能の搭載です。ただ、先述のように、HDR10への再計算がないので、引き続き他社機には劣るでしょう。


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 番組表は、下位機種と同様、4K画質対応であり見やすく、便利に作られています

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 映像配信サービスは、こちらも充実します。

 下位機種同様にAndroidTVに対応です。


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 スピーカーの音質は、目玉で、ONKYOと共同開発した新型スピーカーを採用します。

 こちらは、中・低音域用のウーファー高音域用のトゥイーターが2機付属する上、低音をより強調するサブウーファーを中央に配置されるのが特徴です。

 東芝並みに、スピーカーには気を使っているので、別売のTV用スピーカーなどを購入しないならば、こちらは良いと思います。

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 音声アシスタントサービスは、未搭載です。

 TVの音声によるON/OFF操作などを希望する場合は、【スマート学習リモコンの比較記事】で紹介したような、別の機器が必要です。

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 なお、こ視聴位置が動かせるスイーベル式台座を採用しています。大画面液晶テレビでこの部分に配慮があるのは、シャープと三菱だけで、あとのメーカーは基本固定式です。

---

 以上、US40シリーズAM1シリーズの紹介でした。

 映り込みの少ない品質の良い液晶と、8倍速の液晶を採用する点が、売りの機種です。難点はさほどない機種ですが、HDRのアップコンバートに標準対応しない点は、他社と比較した場合に、やや残念かもしれません。

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 【2017年】

 【50インチ】

  39・AQUOS LC-50US5
   ¥89,959 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【55インチ】

  40・AQUOS LC-55US5
   ¥138,000 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

  【60インチ】

   41・AQUOS LC-60US5
   ¥139,798 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:N-Blackパネル
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート;4K
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 なお、シャープの旧型の中位機が(ネットでは)そこそこの数が残っています。

 同じ液晶パネルを利用する機種で、ほぼ性能も同じですが、4Kアップコンバート技術が下位機種相当(4K-Master アップコンバート)です。

 ただ、基本性能面の違いはそこに止まり、倍速液晶も、HDR10技術も、スピーカーも同水準です。番組表も4K対応ですし、、AndroidTVに対応します。

 価格を重視するならば、こちらでも良いですが、HDR10技術について、新4K放送で採用されるHLGへの対応が公表されていない点だけ、注意しましょう。

7・パナソニックの4K液晶TVの比較

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 続いて、パナソニックの4K液晶テレビの紹介です。


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 【2019年1月】

 【43インチ】

  42・パナソニック TH-43FX500
   ¥63,938 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【49インチ】

  43・パナソニック TH-49FX500
   
¥74,968 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:IPS(RGBW)
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:なし
コンバート;4K
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 FX600シリーズは、パナソニックの4KテレビVIERA では最も安価な「入門機」となります。

 同社は、高性能なテレビもありますが、こちらは、「激安液晶ブランド」と対抗するための「激安入門モデル」の位置づけです。

 画面サイズは、43インチ・49インチがあります。

 201803292343.jpg

 液晶パネルは、いずれもIPS液晶を採用します。

 他社がよく採用するVA液晶は、コントラストがあげやすく、メリハリが付けやすいため、液晶TVについては最上位機種は、各社とも上位ラインの「ブランド液晶」にはVA液晶を採用する場合が多いです。

 ただ、10万円前後の製品で、メーカー固有の「ブランド名」が付いていない普通の液晶パネルについては、VAより「IPS液晶のほうが視認性が良い」と言えます。

 とくに、長時間視聴時の疲れにくさは定評があります。ただし、公平を期して言えば、正面のコントラストはVAに一歩劣ります。

 また、パナソニックのこちらは、先ほど説明したLGの下位機と同じで、白のサブピクセルを持つ「RGBW」仕様です。したがって、「黒の締まりの良さ」は同社の上位機と差があります。

 バックライトは、エッジ型です。

 前編でも出てきましたが、エッジ型は、直下型に比べると、本体が薄くできる一方で、明暗の差を出すのが苦手です。お買得なので、価格的に仕方のない部分です。

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 HDR10技術は、このグレードでも採用があります。ただし、通常画像のHDR画像へのアップコンバートは非対応です。パナソニックの場合、入門機には省略されるようです。

 倍速液晶も、こちらには、搭載されません

 倍速液晶は、前編でも説明しましたが、映像のコマのフレームとフレームの間を補完して、残像感を軽減させる技術です。対応しないモデルは、スポーツなどの動きのある映像に弱いと言えます。反面、紀行番組やドラマなど、動きのない番組については、あまり重要ではありません。

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 画像エンジンは、注意が必要です。

 先述のように、この機種は激安モデルとして2019年に追加販売されたグレードですので、パナソニックの名称を冠したエンジンを使いません

 仕組み上、4Kアップコンバート技術は搭載されますが、超解像技術は使用されません

 なお、4Kテレビは、解像度が高いため、地デジなど解像度が4Kの水準に及ばない映像を拡大して表示しています。

 例えるならば、画素の低いカメラで撮ったスナップ写真を、A3サイズまで引き延ばして投影しているようなものです。そのため、画質を適切にアップコンバートして、画像のアラを取り除く画像エンジンの性能がものを言うところがあります。

 その点、この機種については、超解像度技術に対する言及がないため、大手ブランド製とはいえ、表示画質は海外勢とさほど変わらないでしょう。

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 【1TBモデル】

 ・バッファロー HDV-SQ1.0U3/VC
  ¥11,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 録画機能は、備わっています。

 USB外付ハードディスクを購入した場合、そこに録画できる機能を備えています。裏番組録画に対応し、見ている番組の他、1つの裏番組の録画が可能です。

 録画時間は通常のハードディスクを使用した場合は、2TBで約241時間の録画ができる計算です。

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 番組表は、Panasonicの場合、番組表のメイン画面の視認性やフォントの見やすさの点では、無理に押し込んだ感じがあり、大手ではイマイチなところもあります。

 ただ、操作性は良いですし、便利機能を含めた実用度はさすがに高く総合力は高いです。

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 無線LANも、搭載です。

 また、パナソニックがブルーレイなどで採用する「外からどこでもスマホで視聴」に対応します。

 放送中番組や、HDDに録画した番組を外出先でもインターネット経由で観ることができます。予約も可能ですね。

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 映像配信サービスは、パナソニックの場合、同社のスマートTVアプリを利用します。

 DAZN・Netflix・Amazonビデオ・ひかりTV・YouTube・dTV・アクトビラ・HULU・ツタヤTVなど、日本でサービスインしている動画サービスはソニー並みに網羅されます。この点で不満を感じる方は少ないでしょう。

 YouTubeをはじめ、Netflix dTV DAZN ひかりTVなどメジャーなサービスは全て対応です。契約があれば、PCなどの介在なしで自由に見れます。NetflixやひかりTVなどの4K配信にも対応するため、TVの実力を手軽に確かめられるでしょう。

 スピーカーの音質は、他社同様の20Wで、あまり工夫がないです。

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 音声アシスタントサービスは、未搭載です。

 TVの音声によるON/OFF操作などを希望する場合は、【スマート学習リモコンの比較記事】で紹介したような、別の機器が必要です。

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 以上、パナソニックの4Kテレビ、FX500シリーズの紹介でした。

 日本メーカー製では格安な機種です。ただ、激安モデルとして見た場合、「RGBW」仕様のIPSパネル、超解像技術・倍速液晶・HDRアップコンバートの不採用と、画質面で重要な部分で秀でた部分が少ないです。

 日本ブランドである点と、値段を重視する場合以外は、あまり選択肢とはならなそうな製品です。

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 【2018年1月】

 【43インチ】

  44・パナソニック TH-43FX600
   ¥71,764 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【49インチ】

  45・パナソニック TH-49FX600
   ¥93,826 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【55インチ】

  46・パナソニック TH-55FX600
   ¥122,100 Amazon.co.jp (2/18執筆時) 

モニターパネル:IPS(RGBW)
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:なし
コンバート;4K
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 なお、2018年1月発売の入門機がまだ残っています。

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 比較した場合、こちらは、4Kファインリマスターエンジンを搭載しており、いわゆる超解像度技術を持つため、実際のところは、FX500シリーズより上位の機種です。

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 スピーカーも30Wですので、多少こちらの方が良いと言えます。

 ただし、倍速液晶とHDR10アップコンバートの省略「RGBW」仕様のIPSパネルを採用する点など、そのほかの弱点は共有するため、Atlasとしてはあまりオススメできない部分もあります。


 

 【2018年1月】【後継機あり】

 【43インチ】

   47・パナソニック TH-43FX750
   ¥101,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【49インチ】

  48・パナソニック TH-49FX750
   
¥105,530 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【55インチ】

  49・パナソニック TH-55FX750
   
¥155,957 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:IPS
バックライト :エッジ型+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 こちらは、パナソニックの4Kテレビ、VIERA 4KFX750シリーズです。

 なお、これらの機種には後継機としてGX750シリーズが登場していますが、ある部分「改悪」されたところがあるため、(在庫が多い)こちらを先に紹介します。

 画面サイズは、43・49・55インチから選択可能です。

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 液晶パネルは、視野角が広く、高品質なIPS液晶です。下位機種と異なり、従来通りのRGBカラーの高品質IPSです。

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 バックライトは、こちらも、エッジ型です。

 ただし、こちらはエリア制御(グローバルディミング)に対応します。より正確には、、より細かいエリアコントラスト制御ができるWエリア制御に対応です。

 これにより、バックライトの輝度を部分部分で制御できるため、本体の薄さをキープしつつ、直下型に比べての難点(色ムラ)をある程度克服できています。

 コントラストがより鮮明です。

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 HDR10技術は、こちらも対応するモデルです。

 また、「高輝度対応色補正処理/適応型色補正」という名称ですが、事実上のHDR画質へのアップコンバート的機能もこのグレードから備えており、通常画質のTVについても、画像のクオリティが上がります。

 画像エンジンは、こちらも、4Kファインリマスターエンジンを搭載します。

 いわゆる超解像度技術などを用いて、輪郭などをなめらかにし、綺麗な画像として2Kまでのソースを見ることができます。

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 また、この機種の場合、ヘキサクロマドライブという高画質化回路が搭載されており、画像処理の段階で液晶の輝度を適正化させています。

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 他社にも同等の機能を搭載するものがありますが、全体的にノイズレスで、発色が良くなるのが特長です。

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 倍速液晶は、倍速表示/クリアモーションを搭載し、他社的な表現では、4倍速相当で対応します。

 録画機能も搭載です。この機種の場合、見ている番組以外に2つの番組が同時録画できる仕様です。こちらも、ダビング10に対応です。

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 番組表は、下位機種と同じです。

 映像配信サービスは、こちらも、同社のスマートTVアプリを利用できます。4Kコンテンツを含めて充実度は高いです。

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 無線LANも、搭載です。また、下位機種と同じで、「外からどこでもスマホで視聴」に対応します。

 放送中番組や、HDDに録画した番組を外出先でもインターネット経由で観ることができます。予約も可能です。

 スピーカーの音質は、下位機種と同じで、総計30Wとアンプが高出力で、基本スペックが高いです。

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 以上、パナソニックFX750の紹介でした。

 ヘキサクロマドライブによる彩度などの補整が魅力です。他社も同様の補整を持ちますが、パナソニックの場合、色の三原色について全体的にナチュラルな補整なので、採用されるIPS液晶とあいまって、比較的目が疲れにくいと思います。

 一方、倍速液晶を搭載し、下位機種よりもスポーツなどの動きに強く、また、高輝度対応色補正処理液晶の高度なバックライト制御で陰影のコントラストがはっきり出るため、紀行番組や映画などにも強いといえる製品です。

 その意味では、予算さえ許せば、次世代の8K液晶登場まで「つなげる」良い機種です。

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 【2019年1月発売】【新4K衛星放送対応機】

 【43インチ】

  50・パナソニック TH-43GX750
   ¥124,340 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【49インチ】

  51・パナソニック TH-49GX750
   
¥136,000 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:IPS
バックライト :エッジ型+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:付属

 なお、先述のように、GX750シリーズという後継型番が登場しています。

 こちらは、先ほどと異なり新4K衛星放送対応機です。

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 しかし、高画質化回路のヘキサクロマドライブが未搭載で、かつ、バックライトのエリア制御をせず、エリアコントラスト制御のみと「改悪」されました。

 さらに、適応型色補正はなされますが、HDRへのアップコンバート(リマスター)は、2019年モデルについては、次に紹介する上位機以上に搭載となりました。

 新4K衛星放送対応機として、他社と価格的競争力を持たせるためのやむを得ない措置と思いますが、新旧機種を選ぶにあたっては注意が必要です。


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 【2018年1月発売】【在庫限り】

 【55インチ】

  52・パナソニック TH-55FX800
   
¥144,874 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【65インチ】

  53・パナソニック TH-65FX800
   
¥192,200 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:IPS
バックライト :エッジ型+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 こちらは、パナソニックの4Kテレビ、VIERA 4KFX800シリーズです。

 昨年度の上位機ですが、すでに生産終了となっているので、在庫限りの販売です。

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 このモデルは、FX750の外観をよりスタイリッシュにしたものです。とくに極限までベゼル(フレーム)をなくした、「画面だけに見える」モデルとして人気です。

 一方、性能面では、FX750と変わらない機種です。ただ、スピーカーについて、薄型化の弊害で、出力が15Wから、10Wに落ちています。

 音の部分では特段工夫は見られないので、外部スピーカーを利用する方で、インテリア性を重視する方は、こちらを選択肢に加えても良いでしょう。


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 【2018年1月発売】【在庫限り】

 【49インチ】

  54・パナソニック TH-49EX850
   
¥141,305 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【55インチ】

  55・パナソニック TH-55EX850
   
¥167,980 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【60インチ】

  56・パナソニック TH-60EX850
   
¥234,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:IPS
バックライト :エッジ型+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 EX850 シリーズは、パナソニックの4K液晶テレビの昨年度の最上位機です。次に紹介する後継機が出たので、在庫限りの販売となっています。

 この機種もテレビの部分の性能は、FX700と基本的に同等です。

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 ただし、スピーカー部分の音質を突き詰めた製品です。 

 総出力で100Wのパワーですので、【サウンドバーの比較記事】で紹介した、下置きタイプの入門機ほどの性能はあります。ハイレゾ音源にも対応です。

 ただ、その分、パナソニックの「売り」の(エッジ型採用ゆえの)スタイリッシュが失われているため、一長一短と言える機種です。構造的に画面内にスピーカーがあるわけでもないので、外部機器では得られない音響を得られるわけでもないでしょう。

 決して安い機種でもないため、音質は重視したいが、別にスピーカーを用意するのが面倒、という方以外は、選ばなくても良いでしょう。


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 【2019年1月】【新4K衛星放送対応機】

 【43インチ】

  57・パナソニック TH-43GX850
   ¥161,000 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【49インチ】

  58・パナソニック TH-49GX850
   
¥168,010 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【55インチ】

  59・パナソニック TH-55GX850
   ¥215,360 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【65インチ】

  60・パナソニック TH-65GX850
   ¥299,780 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:IPS
バックライト :エッジ型+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:付属

 こちらは、パナソニックの4Kテレビ、VIERA 4KGX850シリーズです。

 液晶テレビのカテゴリーでは、2019年モデルで最上位の製品で、新4K衛星放送対応機となります。

 画面サイズは、43・49・55・65インチから選択可能です。

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 液晶パネルは、視野角が広く、高品質なIPS液晶です。

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 バックライトは、こちらも、エッジ型です。

 さらに、2019年最新モデルに限っては、この機種が唯一バックライトのエリア制御に対応です。

 その上でエリアコントロール制御(プロ)にも対応するため、HDR10などのコンテンツにより向く仕様です。Panasonicは、Wエリア制御と呼んでいます。

 とくに、エリアコントロール制御は新型であり、実物を見ても、直下型に比するといえる品質を実現できています。

 コントラストがより鮮明です。

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 HDR10技術は、こちらも対応するモデルです。

 この機種の場合、AI HDRリマスターという名前で、はっきりと通常画質のHDRへのアップコンバートを表明しています。

 Panasonicの場合、AI学習を使った変換アルゴリズムを売りにしています。既存技術の「言い換え」だと思いますが、精度の向上が見込めます。

 画像エンジンは、素材解像度検出4Kファインリマスターエンジンを搭載します。

 超解像度技術などを用いて、輪郭などをなめらかにし、綺麗な画像として2Kまでのソースを見ることができます。

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 また、2019年モデルについては、この機種のみが高画質化回路であるヘキサクロマドライブに阿対応します。

 三次元カラーマネジメントカイロで、発色を良くする技術で、デンキヤで「Panasonicのテレビの綺麗さ」を実感するのは、大程度、この部分が好影響しています。

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 さらに、新旧機種を含めて、この機種だけ素材解像度検出が可能です。

 要するに4K番組でも、元になったソースがハイビジョンという場合もあるため、それを検出して高詳細化処理をするため、より、ノイズが少ないという意味です。

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 倍速液晶は、倍速表示/クリアモーションを搭載し、他社的な表現では、4倍速相当で対応します。

 録画機能も搭載です。この機種の場合、見ている番組以外に2つの番組が同時録画できる仕様です。こちらも、ダビング10に対応です。

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 番組表は、下位機種と同じです。長細いメイン画面の視認性はイマイチながら、実際の利便性は高い、という傾向ですね。

 映像配信サービスは、こちらも、同社のスマートTVアプリを利用できます。4Kコンテンツを含めて充実度は高いです。

 無線LANも、搭載です。また、下位機種と同じで、「外からどこでもスマホで視聴」に対応します。

 放送中番組や、HDDに録画した番組を外出先でもインターネット経由で観ることができます。予約も可能です。


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 スピーカーの音質は、下位機種と同じで、総計30Wとアンプが高出力で、基本スペックが高いです。

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 以上、パナソニックGX850の紹介でした。全体の総合性能は、他社の上位機と比するものがあり、十分です。

 ただ、現状では、発売したてであり、他社より価格が高めであること、また、ヘキサクロマドライブと4倍速相当の液晶を搭載する2018年旧モデルであるFX750シリーズがあることから、お買い得感は「少ない」製品です。

 実際、そちらとの相違点は、新4K衛星放送対応機の部分と、素材解像度検出程度であるため、在庫のあるうちはそちらで良いでしょう。

8・三菱電機の4K液晶テレビの比較

 続いて、三菱電機の4K液晶テレビの紹介です。

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 同社は、REALシリーズで有名ですが、バックライトにレーザーを利用するレーザーバックライト方式に独自性と、発色の良さに強みがあったメーカーでした。

 しかし、2018年現在この方式から撤退し、(画質重視の今回の記事企画としては)ラインナップはやや残念な状況にあります。


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 【2018年9月】

 【40インチ】【新4K衛星放送対応機】

  61・三菱 LCD-A40RA1000
   ¥156,000 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【50インチ】

  62・三菱 LCD-A50RA1000
   ¥187,500 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

  【58インチ】

   63・三菱 LCD-A58RA1000
   ¥259,800 Amazon.co.jp
(2/18執筆時)

モニターパネル:非開示
バックライト :非開示
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート;4K
BS/CS 4K用チューナー:付属

 RA1000は、三菱電機の4K液晶テレビです。

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 この機種は、いわゆる「録画テレビ」で、ブルーレイと2TBのハードディスクが内蔵されるモデルです。そのため、今回は録画の部分も含めて説明します。

 液晶パネルは、三菱電機は情報非開示です。

 同社は、いわゆる「ブランド液晶」としてDIAMOND Panelを持ちますが、この機種は不採用です。全体的に白っぽく、TN液晶などの蓋然性が高いです。

 いずれにしても、この部分の情報が非開示の機種は、画質面での期待値が低いでしょう。

 バックライトも、情報非開示ですが、エッジ型でしょう。

 HDR10技術は、搭載です。ただし、低解像ソースをHDRに再計算するアップコンバートは未搭載です。

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 画像エンジンは、DIAMOND ENGINE 4Kを搭載します。

 それによる画質補正については、ウルトラカラーマトリックスを搭載します。8000点の補整点で色を部分調整する仕組みで、色の鮮やかさの向上を目指しています。

 倍速液晶は、2倍速ながら対応できます。

 4K再生は、さすがに新柄ですから、新4K衛星放送対応チューナーを装備します。

 4Kアップコンバートについては言及がないですが、これは搭載でしょう。

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 録画機能は、先述のように、2TBのハードディスクとブルーレイを内蔵するため充実します。

 とくにブルーレイは、4K画質に対応するULTRA HDです。単品のレコーダーでも搭載しない機種も多い状況なので、録画部分は相当充実した機種です。

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 12倍録画に対応するので、最大1080時間の録画が可能です。3チューナー搭載なので、2番組を同時に録画することも可能です(4K放送は裏番組録画)。外出先からのスマホアプリでの予約にも対応(iOS Android)するため、この部分は割と高度と言えます。

 なお、内蔵HDDが付属した場合は、他社同様に、外付けHDDを増設可能です。

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 番組表は、一方、三菱電機はあまり力を入れていない印象です。 

 操作法を音声で教える機能、文字を拡大する機能など、お年寄り向け機能はありますが、本質的にはあまり工夫がありません。

 映像配信サービスは、ツタヤTVアクトビラのみの対応です。

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 スピーカーは、総計10Wのスピーカーです。ブラウン管時代から同社は割とスピーカーに力を入れる会社でした。

 その点で言えば、中・低音域用のウーファー高音域用のトゥイーターが2機付属します。 

 ただ、4K液晶テレビは他社も相当気を使う部分なので、それらに比べると目立って音質が良いわけではない機種です。

 音声アシスタントサービスは、未搭載です。

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 一方、面白い部分では、オートターン機能があげられます。

 三菱電機が昔からこだわる部分で、スタンドの方向がリモコン操作で自在に動きます。

 先述のように、この機種は、視野角があまり広くなく、正面以外からの色ムラが目立つので、このような機能はある意味必須と言えます。他社は、こうした機能を付属しませんが、それは、視野角が広いから、基本不要だからでしょう。

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 以上、三菱電機RA1000の紹介でした。

 ギミックとして分かりやすいオートターン機能や、初心者にも説明しやすい「録画一体型」という利便性の部分が「受けて」、あまり家電に詳しくない年配の方に人気のテレビです。そうした方々への訴求は、番組表の見やすさへの配慮など、メーカーも実際意識していると思われます。

 ただし、今回の比較基準でこの機種をみると、液晶の品質がイマイチで、その部分にコストカットの跡が色濃いです。

 また、映像機器として壊れやすい部分は、モーターのある部分(録画機能)です。これをふまえると、録画部分が壊れると、TV部分も買い換えとなるので、「一体型が初心者に向くのかどうか」は考えどころでしょう。

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 【2018年9月】

 【40インチ】【新4K衛星放送対応機】

  64・三菱 LCD-A40XS1000
   ¥113,479 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【50インチ】

  65・三菱 LCD-A50XS1000
   ¥129,500 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

  【58インチ】

   66・三菱 LCD-A58XS1000
   ¥182,500 Amazon.co.jp
(2/18執筆時)

モニターパネル:非開示
バックライト :非開示
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート;4K
BS/CS 4K用チューナー:付属

 なお、三菱電機は、下位機種として、ブルーレイとハードディスクが内蔵されないXS1000シリーズも併売しています。

 ただ、三菱電機の魅力は録画の部分であるので、そこが削がれるとオートターン機能の部分しか、他社に比べての違いが見いだせないです。

 結論的にいえば、あまりオススメできません

次回記事の予告
4K液晶TVのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、4Kに対応する40インチ以上の液晶テレビ紹介してきました。

 しかし、記事は、もう少しだけ「つづき」ます。

  201809011945.jpg

1・東芝 ソニー LGの4Kテレビ
2・シャープ パナソニック 三菱の4Kテレビ
3・新興ブランドの激安4Kテレビ
4・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】

 次回の第3回目の記事では、主に海外勢からなる人気の激安4Kテレビを比較します。

 その上で、4回目の結論(こちら)で、ここまで紹介してきた全機種から、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種!について書きたいと思います。 

 引き続き、よろしくお願いします。

 第3回目の記事は→こちら

posted by Atlas at 18:04 | Comment(0) | 映像機器

比較2019’【高画質で安い!】4K液晶テレビ82機の性能とおすすめ (3)

今回のお題
ノンブランド系の激安4K液晶テレビのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今回は、4K対応の液晶テレビの比較の3回目記事です。

  201809011946.jpg  

1・東芝 ソニー LGの4Kテレビ
2・シャープ パナソニック 三菱の4Kテレビ
3 ・新興ブランドの激安4Kテレビ
4・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】

 ここまでの2回の記事では、 全国のデンキヤで見かける、大手5社東芝・ソニー・LG・シャープ・パナソニック・三菱)の製品をほぼ全機種紹介しました。

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 今回の3回目記事では、新興ブランドアイリスオーヤマ・ハイセンス・フナイ・TCL)が発売する「激安」4K液晶TVなどを紹介します。

 大手のデンキヤでも「特売扱い」として取扱われはじめており、主に値段を重視する場合に選択肢になるメーカーです。

 いつものように、各製品を比較したあと、最後に、「結論」として最終的に「Atlasのオススメ機種!」を提案していく構成で書いていきます。

8・フナイの4Kテレビの比較

 はじめに、日本の船井電機の4K液晶テレビの紹介からです。

 古くから米国などで販売シェアが高いFUNAIが、日本に「逆輸入」した製品で、ヤマダ電機の独占販売製品としてニュースにもなりました。


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 67・FUNAI FL-50U3010 50V型
  ¥49,800 ヤマダ電機(限定) (2/18執筆時)

モニターパネル:VA
バックライト :エッジ型?
解像度:4K画質
倍速液晶:なし
コンバート: 4K
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 FL-50U3010は、船井電機が販売する4Kテレビです。

 こちらは、TVチューナーを内蔵し、BS・CSにも対応できます。

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 液晶パネルは、フナイ自体はパネルの種類が非公開でした。

 ただ、ヤマダ電機のサイトでVAとのロゴ表示があるため、(非ブランドの)VA液晶と思われます。

 前回の記事でも書きましたが、VA液晶は、IPS液晶と比較して、黒の締まりとコントラスト比が良く「テレビ向けの」液晶です。

 一方、他社の場合は、表面に特殊なコーティングなどをし性能差を付け、各社の「ブランド名」を付けていました。一方、フナイは「単なるVA液晶」であり、特段の工夫がない点で、それらや、IPS液晶より下位と言えます。

 なお、液晶パネルの品質の違いについてより詳しく知りたい方は、このブログの【液晶テレビの選び方の記事】をご覧ください。

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 バックライトは、その方式が非開示です。

 ただ、価格と薄型の形状からエッジ型で間違いないでしょう。

 この方式は、本体が薄くできるメリット性ある一方で、東芝などの直下型LED配置に比べると、明暗の差を出すのが苦手です。それを軽減する「エリア制御」という技術がありますが、それも非搭載です。

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 HDR10技術は、対応です。

 これについても、前回記事で説明しました。復習しておけば、HDRは、4Kと同時に普及してきている輝度に関する新しい業界規格です。

 対応するコンテンツを再生する場合、暗い場面でもしっかり映像が分かるような解像感も期待できます。

 一方、HDRコンテンツは、新4K衛星放送もHLG形式で対応しますが、地上波やBS/CSなどでは意味の無い技術です。ただ、東芝など大手の製品は、通常の画質(SDR)のテレビ映像をHDR画質にコンバートする技術を持ちます。

 そういった機能はこのテレビの場合、未対応です。

 倍速液晶も、非搭載です。

 他社上位機では、のきなみ搭載ですが、これがない場合、モータースポーツや球技などの動きの速い映像に残像感がでる場合があります。このあたりに値段差が出ています。

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 画像処理は、4Kクリアピクスリマスターを搭載します。

 どのテレビも、通常画質を4K画質にして表示する4Kアップコンバート機能は搭載されます。

 ただ、引き延ばす際に、画像情報を1単位ずつを解析し、正しい画像情報を再計算しているかが重要です(=超解像技術)。一般的に「4Kアップコンバート」とだけ表示されているテレビは、この技術を搭載せず、関数的になだらかに引き延ばしているだけです。

 その点で言えば、フナイの場合、「アップコンバートの際に独自のアルゴリズムを加える」との表記はありますが、超解像度技術に対する言及がないです。この点は、心配ですね。

 録画機能は、外付けHDDを利用した場合、裏番組の録画に対応です。

 201806282050.jpg

 【1TBモデル】

 ・バッファロー HDV-SQ1.0U3/VC
  ¥11,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 さらに、東芝レグザにも見られましたが、SeeQVaultという新しいコンテンツ保護技術に対応します。TVが壊れて買い換えた場合でも、新しいTVに従来の録画データを写すことができます。

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 番組表は、搭載されます。

 ただし、メイン画面に解説はなく、作りも大手に比べると解説がないなど雑です。

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 一応詳細表示や録画へのリンクなどは可能ですが、リモコン操作の追随性など、スペック表に載らない部分の作り込みはかなり「甘い」印象です。

 映像配信サービスは、未対応です。

 音声アシスタントサービスも、未搭載です。

---

 以上、船井電機のFL-50U3010の紹介でした。

 驚くべき価格、というのが感想です。ただ、画質面の性能を重視して選ぶ今回の企画だと、残念ながら「選外」とはなります。

 ただ、画質を気にしないシーン、例えば、会社や学校の備品的な用途など、確実にニーズはあるでしょう。選択肢は広い方が良いですし、ニッチニーズを満たすという意味では「あり」だとおもいます。


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 【43インチ】

 68・FUNAI FL-43U4010
  ¥86,184 ヤマダ電機(限定) (2/18執筆時)

 【49インチ】

 69・FUNAI FL-49U4010
  ¥96,984 ヤマダ電機(限定) (2/18執筆時)

モニターパネル:IPS
バックライト :不明
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 4010シリーズは、船井電機が販売する4Kテレビの上位機です。

 同社の日本生産品の場合、2番目に安い機種ですね。

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 液晶パネルは、こちらは通常のIPS液晶を採用します。この価格帯ならば当然でしょう。

 IPS液晶でも性能が劣る「RGBW」であるという表記もありません。

 バックライトは、その方式が非開示です。

 おそらくエッジ型だと思います。

 HDR規格には、対応します。

 ただ、通常画質のHDRコンバートには未対応です。

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 倍速液晶は、2倍速相当です。

 他社の下位機同様に、2倍速のパネルを使うのではなく、バックライトの点滅で疑似的に倍速を実現する方式なので「2倍速相当」となります。

 画像処理は、クリアピクスエンジン4K HDRを搭載します。

 詳細は非公開ですが、色域やコントラストの向上が見込めます。

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 録画機能は、船井電機が力を入れている部分ですが、こちらは、500Gのハードディスク内蔵で、地デジ換算で60時間までの録画ができます。

 裏番組録画にも対応します。ただし、ダビングなどには未対応、長時間録画も不可です。

 また、下位モデルのようにUSBハードディスクの増設にも対応できます。その場合は、先ほど解説した、SeeQVaultに対応できますから、新しいTVに乗り換えてもそのまま利用可能です。

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 加えて、この機種は、スマホでの外出先からの録画にも対応します。この機能は便利でしょう。


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 映像配信サービスは、搭載です。基本的なサービスは網羅します。ただ、Android TVは非対応ですね。

 無線LANも、搭載で、番組表は、下位機種同様のものが搭載されます。

 音声アシスタントサービスは、未搭載です。

----

 以上、船井電機の4100シリーズの紹介でした。見所としてはハードディスクを搭載する部分でしょう。外出先からの録画予約を含めて便利です。録画はしたいが、外付けHDDの増設が面倒な方は、こちらが選択肢ですね。

 なお、大手5社については、自社でテレビの訪問修理網がありますが、フナイの場合は、外部の委託業者(IDK)への委託で、訪問修理に対応するようです。

9・アイリスオーヤマの4Kテレビの比較

 つづいて、 アイリスオーヤマの4Kテレビの比較です。

 同社は、総合家電メーカーを目指し、最近家電のラインナップの充実化を図っており、2018年秋からTV分野にも新規参入しました。


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 【2018年11月】

 【43インチ】

  70・アイリスオーヤマ LUCA LT-43A620
   ¥59,184 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【49インチ】

  71・アイリスオーヤマ LUCA LT-49A620
   ¥107,152 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

  【55インチ】【VAパネル】

  72・アイリスオーヤマ LUCA LT-55A620
   ¥111,240 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

  【60インチ】

  73・アイリスオーヤマ LUCA LT-65A620
   ¥127,440 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:IPS(RGBW)
バックライト :直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:なし
コンバート:4K
BS/CS 4K用チューナー:なし

 A620シリーズは、アイリスオーヤマの4K液晶テレビです。

 同社は、総合家電メーカーを目指し、最近家電のラインナップの充実化を図っており、2018年秋からTV分野にも新規参入しました。

 201812182107.jpg

 液晶パネルは、IPSパネルです。

 ただ、アイリスオーヤマは、カタログスペック的に(格安の)IPS-RGBWと(高画質の)IPS-RGBについて、区別して表していません

 実際、一部RGBが利用される場合がありますが、(明記がないため)ロット単位での変更の可能性はあるでしょう。

 また、55インチについては、VAパネルです。

 コントラスト比はそちらの方が高いですが、ブランド液晶でないVA液晶は、基本的にIPS液晶に及ばないのですが、IPS-RGBWとの場合、むしろ、そちらのほうが良いかもしれません。

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 バックライトは、エッジ型でなく直下型を採用しています。

 直下型は、東芝が得意とする部分ですが、アイリスオーヤマもその技術を採用しています。ただし、こちらは、エリア制御技術を利用しないため、東芝機ほどの画質は得られません。

 201812182112.jpg

 HDR10技術は、搭載です。

 ただし、低解像ソースをHDRに再計算するアップコンバートは未搭載です。

 画像エンジンは、一方、詳しい情報がありません。

 このあたりは、大手TVメーカーは、自社の技術力の蓄積している部分があるので、やや及ばない部分でしょう。

 倍速液晶は、公式的に未搭載です。

 大画面液晶テレビとして、この部分は残念です。

 ただ、応答速度を開示しており、8.0ms(GtoG)とそれなりなので、さほど大きな問題ではないでしょう。

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 録画機能は、他社同様に、外付ハードディスクの増設で、4TBで約480時間録画できます。

 裏番組録画にも対応する機種です。ハードディスクは直接つなぐ場合でも2台つなげます。

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 番組表も、情報量としては標準的です。番組表からの予約録画も対応できます。

 ネット動画サービスは、非対応です。

 スピーカーは、特段の工夫はない10Wのスピーカーですね。

 音声アシスタントサービスは、未搭載です。

---

 以上、アイリスオーヤマRA620シリーズの紹介でした。

 (技術者の系譜から)「東芝に近いモデル」という噂ですが、直下型の技術を採用している点で、方向性として似ていると思います。本体自体の性能もある程度期待できるでしょう。

 とはいえ、RGBWとRGBの選別がなされない点、画像エンジン(補整)と番組表などの使い勝手、倍速液晶技術などは、ここまでみてきた、(老舗の)映像機器大手に及んでいない状況です。

 一方、アイリスオーヤマも、テレビの故障の際は、外部の委託業者(IDK)の訪問修理網を利用しており、故障の際は安心です。

10・ハイセンスの4Kテレビの比較

 続いて、中国のハイセンスの4Kテレビです。

 数年前と異なり、東芝のテレビ部門を吸収しており、技術水準が高くなっています。

 「東芝と同じで安い」などと評判ですが、あくまで、東芝ブランドとの差異化は図っているため、注意が必要な部分もあります。



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  【43インチ】【新4K衛星放送対応機】

  74・ハイセンスレグザエンジンNEO 43A6800
   ¥66,192 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

  【50インチ】【新4K衛星放送対応機】

  75・ハイセンスレグザエンジンNEO 50A6800
   ¥76,753 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:(VA)
バックライト :直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート:4K
BS/CS 4K用チューナー:対応

 A6800シリーズは、中国のハイセンスの4K液晶テレビです。

 先述のように、東芝の技術が入ったテレビですが、廉価版の位置づけです。ただ、過年度のハイセンスよりも格段に画質は良いです。

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 液晶パネルは、非公開ですが、おそらくVAパネルです。

 ただ、アイリスオーヤマと同じでカタログに記載がない状況ですから、ロット単位で仕様が異なる可能性はあります。ただし、視野角178度は明記されます。

 201902181612.jpg

 バックライトは、東芝の最上位機と同じで直下型を採用しています。

 アイリスオーヤマと同じで、こちらもエリアコントロール制御はしませんので、「値段なり」ではあります。

 また、これはパネル自体の品質もかかわりますが、直下型バックライトの光源がさほど強くないため、同じ直下型の東芝のZ720Xシリーズと比べると、値段差なりの違いを感じます。

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 HDR10技術は、この機種も搭載です。

 ただし、低解像ソースをHDRに再計算するアップコンバートは未搭載です。

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 画像エンジンは、レグザエンジンNEOを搭載します。

 東芝のエンジンをハイセンスが改良した仕様で、この部分は独自性が高いです。実際色域の再現性は高く、この製品が評価される部分の1つです。

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 倍速液晶は、こちらの製品の場合、倍速のパネルは採用されません。

 しかし、ハイセンス独自の技術のSMR(スムースモーションレート)技術が使われます。フレーム間の補正技術ですので、他社的な言い方では「2倍速相当」と言ったところでしょう。

 応答速度はアイリスオーヤマと同じ8.0ms(GtoG)とそれなりです。

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 4K再生は、こちらは、BS/CS 4K視聴チップを内蔵するため、BS/CSの4K放送を専用チューナーなしで受信可能です。

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 【1TBモデル】

 ・バッファロー HDV-SQ1.0U3/VC
  ¥11,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 録画機能は、他社同様に、外付ハードディスクの増設に対応できます。

 トリプルチューナー搭載で、2番組録画にも対応する機種です。シーキューボルトにも対応するため、対応するHDDならば、TVを買い替えた後も引き継げる仕様です。

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 番組表は、この機種のもうひとつの見所です。

 東芝吸収の効果が発揮され、電子番組表が非常に見やすくなっています。

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 ネット動画サービスは、ハイセンス系のOSであるVIDAAにて対応です。Netflix・dTV・YouTube・DMM・ツタヤなどに対応します。

 スピーカーは、特段の工夫はない7Wのスピーカーですね。

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 音声アシスタントサービスは、【スマートスピーカーの比較記事】で書いたGoogleアシスタントに対応します。

---

 以上、ハイセンスA6800シリーズの紹介でした。

 ここ数年、東芝のレグザエンジンは、「ジェネリック的」に安売り店の独自ブランドに流出(提供)しています。しかし、こちらについては、東芝を吸収したハイセンスが、独自に設計した、協力作品であり、評価の軸は異なるでしょう。

 グレードの評価は難しい部分です。例えば、VA液晶ながら、HDR技術で最近重要視されている輝度表現はイマイチです。

 ただ、新4K衛星放送対応機でこの価格です。利用されるエンジンの機能が明瞭である点と、倍速パネル不採用の弱点を緩和できている点で、アイリスオーヤマの機種よりは売れそうです。

 予算を重視する場合、有効な選択肢の1つでしょう。


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  【43インチ】

  76・ハイセンス 43A6100
   ¥40,429 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

  【50インチ】

  77・ハイセンス 50A6100
   ¥47,290 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

  【50インチ】

  78・ハイセンス 55A6100
   ¥65,917 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:(VA)
バックライト :直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:
コンバート:4K
BS/CS 4K用チューナー:

 なお、ハイセンスからは、超激安価格の廉価版としてA6100シリーズもあります。

 本体のパネルは上位機と同等で、直下型LEDを採用します。しかし、レグザエンジンが不採用であり、画質の部分で上位機種のもつ利点が削がれています。

 また、新4K衛星放送未対応で、HDR10に対応しない部分、ネット動画に対応しない部分、SMR(スムースモーションレート)技術が未搭載な部分など、差は大きいです。

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 番組表も、旧来のハイセンスの側の仕様となるため、やはり、ハイセンスで選ぶ場合は、A6800シリーズが良いでしょう。

11・TCLの4K液晶テレビの比較

 続いて、中国のTCLの液晶テレビの比較です。

 世界で急成長したテレビメーカーで、最近は日本の大手デンキヤにも製品が本格的に並びはじめています。


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 【43インチ】

  79・TCL C60シリーズ 55C600U
   ¥61,661 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

  【60インチ】

  80・TCL C60シリーズ 65C600U
   ¥96,998 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:VA
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:
コンバート:4K
BS/CS 4K用チューナー:

 C60シリーズは、中国のTCLの4K液晶テレビです。

 日本市場では、超大画面の激安モデルとして、知名度を上げてきています。

 液晶パネルは、パネルの種類が公開されており、こちらはVAパネルです。

 201902181737.jpg

 バックライトは、本体を薄くできるメリット性を重視してエッジ型です。

 一方、エリアコントロール制御には対応しないため、このサイズ感では、画質の部分ではやや不安はあります。

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 HDR10技術は、この機種も搭載です。

 ただし、低解像ソースをHDRに再計算するアップコンバートは未搭載です。

 画像エンジンは、特段の記述がない製品です。

 このあたりは、割り切っています。

 倍速液晶も、省略ですが、パネルの応答速度は8msと割と早いですね。

 4K再生は、こちらは、BS/CS 4K視聴チップを内蔵しない製品です。

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 録画機能は、他社同様に、外付ハードディスクの増設に対応できます。

 ダブルチューナーなので裏番組の録画に対応できます。

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 番組表は、最も重要な視認性の面で、健闘しています。

 国内他社の製品とフォントの視認性などの部分でさほど劣らないです。この部分は、高く評価できます。

 ネット動画サービスは、非対応です。

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 スピーカーは、割とこだわる部分で、米国のJBLと組んだ30Wのスピーカーが4本搭載されます。

 音声アシスタントサービスは、対応しません。

 ---

 以上、TCLC60シリーズの紹介でした。

 値段重視で「超大画面」を探している方には朗報となるモデルでしょう。番組表の使い勝手など、小回りの部分も(割と)効いています。

 ただ、大画面モデルで、エリアコントロール制御がないエッジ型で、しかも倍速が付属しないため、画質に期待して買う機種とも言えない部分はあります。例えば、ホテルの備品など、業務用として揃える場合に選択肢になるでしょう。

 故障の際の出張修理も対応します。

12・他社の4K液晶テレビの比較

 最後に、主にネットで販売がある、モデルを紹介していきます。


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 81・DMM DME-4K55D 【50インチ】
  ¥68,982 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 82・DMM DME-4K65D 【65インチ】
  ¥131,197 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:VA
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:なし
コンバート: 4K
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 DME-4K55DDME-4K65Dは、通販大手のDMMが販売する新しいテレビです。

 価格的に55インチで7万円台、65インチで14万円台で手に入るという、初の格安大型テレビと言えます。 工場を持たないファブレス生産で安く売っているものです。

 なお、こちらはTVチュナーが一切付属せず、その部分はブルーレイレコーダーなどに任せるという仕様です。その代わりにHDMI端子が4つ付属しており、それをうまく利用して運用していくタイプのテレビです。

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 液晶パネルは、両モデルともVA液晶(AMVA)です。特殊な加工を施した、いわゆる「ブランド液晶」ではない、通常のVA液晶です。

 バックライトはエッジ型で、エリア制御は未対応です。

 HDR規格には、非対応ですね。価格的仕方ないでしょう。

 倍速液晶にも、非対応です。動きのある映像にあまり強くない点は、ややネックとなります。

 録画機能は、TVチューナー未搭載機のため、こちらには未付属です。ただ、格安製品とは言え、リモコンも付属しファームウェア更新も対応するため、出始めの頃の格安液晶テレビと異なり、品質における過度の心配は不要に思えます。

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 映像配信サービスは、非対応です。

 サイトに「対応」との紹介がありますが、これは【セットトップボックスの比較記事】で書いたような、USB形状のメディアストリーミング端末に対応するという意味になります。

 音声アシスタントサービスも、未搭載です。

----

 以上、DMMの4Kディスプレイの紹介でした。

 65インチサイズがある点が「売り」でしょう。「大画面を手軽に」という方向性では、重要なラインアップの1つと言えます。

 一方、倍速液晶を搭載しない点や、エッジ型液晶である点などは、「快適な視聴」という部分では注意点といえます。とはいえ、業務用などに設置するモニターなど、用途を選ぶならば、十分な製品でしょう。

次回記事の予告
4K液晶TVのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、4Kに対応する比較的安めの液晶テレビ紹介してきました。

 しかし、記事は、あと1本だけ「つづき」ます。

  201902181409.jpg

1・東芝 ソニー LGの4Kテレビ
2・シャープ パナソニック 三菱の4Kテレビ
3 ・新興ブランドの激安4Kテレビ
4・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】

 次回の4回目の結論記事(こちら)では、ここまで紹介してきた全機種から、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種!について書きたいと思います。 

 引き続き、よろしくお願いします。

  第4回目の記事は→こちら

posted by Atlas at 18:03 | Comment(0) | 映像機器

比較2019’【高画質で安い!】4K液晶テレビ82機の性能とおすすめ (4)

今回の結論
高性能で安い!4K液晶TVのおすすめは結論的にこちら!

 ども!Atlasです。

 今回は、4K液晶TVの比較記事の4回目です。

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1・東芝 ソニー LGの4Kテレビ
2・シャープ パナソニック 三菱の4Kテレビ
3 ・新興ブランドの激安4Kテレビ
4・おすすめの4K液晶テレビ 【結論】

 今回は、第1回目の記事【こちら】から、4Kに対応する40インチ以上の液晶テレビを紹介してきました。

 最後に、ここまで紹介してきた機種から、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種!について書いておきたいと思います。

 なお、検索エンジンからいらしたかたはお手数ですが、1回目の記事からお読みいただいたほうがわかりやすいかと思います。お手数をおかけします。→こちら


 第1に、映画・ドラマ・アニメ・スポーツに強い高性能な4K液晶テレビを選ぶ場合におすすめと言えるのは、

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 【2018年】【新4K衛星放送対応機】

 【49インチ】

   9・東芝 REGZA 49Z720X
   
¥142,000 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
   9・東芝 REGZA 49Z720X
   ¥143,450
楽天市場  (2/18執筆時)

  55インチ

   10・東芝 REGZA 55Z720X
   
¥170,730 Amazon.co.jp (2/18執筆時)
   10・東芝 REGZA 55Z720X
   ¥171,540
楽天市場  (2/18執筆時)

モニターパネル:IPS
バックライト;直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K/HDR10
BS/CS 4K用チューナー:付属

 東芝のZ720シリーズ がオススメです。

 201809012149.jpg

 画質調整面では、以前からの定評のあるメーカーですが、優れた画像エンジンレグザエンジンレボリューションPROを利用した画像解析・補正技術の質と数は、他機種を凌駕しています。

 実際、長年の定評もあります。

 201809012144.jpg

 液晶パネルも、新開発の、明所でのコントラストを従来の2倍にした視野角の広いIPS液晶を採用し、た、リアルブラックエリアコントロールという新方式の点滅制御方式を使う直下型のバックライトを採用します。

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 そのほか、4倍速相当の倍速液晶の搭載など、値段相応の性能が期待できます。アニメ・ドラマ・映画からまでマルチに活躍するでしょう。4倍速相当の倍速液晶ですから、動きのあるスポーツにも向きます。

 色々な映像を見るだろう方は、色味の面で「味付け」が少ないと言う点で、東芝は特に向いてます。

  201705061336.jpg

 スピーカーも、出力が高く、総合的な期待値は非常に高いです。

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 映像配信サービスも、AndroidTVにこそ対応しませんが、充実し、全般的に「優れた機種」と言えます。

 201809012120.jpg

 さらに、新BS4K衛星放送対応チューナーを搭載する点も評価できる機種です。

 やや高額ですが、(ネットでは)割と安くなってきているため、多方面で「欠点がない」モデルとしてオススメできます。


第2に、紀行番組・自然描写に強く、見疲れしない4K液晶テレビを選ぶ場合におすすめと言えるのは、

 

 【2018年1月】

 【43インチ】

   47・パナソニック TH-43FX750
   ¥101,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【49インチ】

  48・パナソニック TH-49FX750
   
¥105,530 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【55インチ】

  49・パナソニック TH-55FX750
   
¥155,957 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:IPS
バックライト :エッジ型+エリア制御
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 パナソニックのVIERA 4K DX750シリーズが良いでしょう。

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 こちらも、倍速液晶や地デジに対応するHDR技術を持つ機種ですが、ヘキサクロマドライブのおかげで、彩度が上がっており、見やすいです。

 また、疲れにくさで定評のあるIPS液晶を利用している点も魅力でしょう。

 とくに、パナソニックのブルーレイや、PS4、PS Vitaなどを使っている場合は、お部屋ジャンプリンクなどと相性が良いこちらが良いと思います。

 画像設定なども、それらに適したように自動調整されます。

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 映像配信サービスも、スマートTVアプリに対応し、充実度は高いです。


 第3に、AndroidTVに対応した、ネット動画サービスに強い4KTVとして魅力があるのは、

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【2018年5月】

【40インチ】

 29・シャープ AQUOS 4T-C40AJ1
  ¥66,202 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

【45インチ】

 30・シャープ AQUOS 4T-C45AJ1
  ¥71,500 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

【2018年12月】

【45インチ】【新4K衛星放送対応機】

 33・シャープ AQUOS 4T-C45AL1
  ¥98,352 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:4K低反射液晶パネル
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート;4K
BS/CS 4K用チューナー:付属機あり

 201805130855.jpg

 【55インチ】

    16・ソニー ブラビア KJ-55X8500F
    ¥140,421 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【65インチ】【75インチ】【85インチ】

    17・ソニー ブラビア KJ-65X8500F
    ¥242,604 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:トリルミナス(VA)
バックライト:トリルミナス
解像度:4K画質
倍速液晶:4倍速相当
コンバート:4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 画面サイズが50インチ以下ならばシャープが、それ以上ならばソニーが良いでしょう。

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 いずれも、AndroidTVに対応するため、パソコンでも利用できるような豊富な動画・映像コンテンツが、外部機器無しで利用できますから。

 画質は、両メーカーとも、どちらかといえば、他社より「派手で鮮やかな色合い」に調整されている点は好みが分かれます。しかし、重要なHDR10へのアップコンバートなどは、全てフォローしており、画質面も全く問題ありません。

 動きのある映像についても、4倍速の液晶が効果を発揮するでしょう。その点で言えば、スポーツにも強いです。


 第4に、費用の面で非常にお買得と言える4K液晶テレビとして、おすすめなのは、

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 【2018年】【Amazon限定型番】

 【43インチ

  26・LGエレクトロニクス 43UK6500EJD
   ¥59,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 【50インチ【VA液晶】

   27・LGエレクトロニクス 50UK6500EJD
   ¥61,823 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

  【55インチ】

   28・LGエレクトロニクス 55UK6500EJD
   ¥79,800 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:IPS
バックライト;直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート;4K+HDR
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 LGエレクトロニクス社43UK6500EJDでしょう。

 201803292251.jpg

 LGは格安機が多いですが、本文中で示したとおり、色の三原色に白を加えた4色パネル(RGBW型)を利用します。

 ただ、Amazon限定型番のこちらはやや高めの代わりにその表記がなく、信頼性の高い視野角の広いIPS液晶です。

 201809012258.jpg

 その部分が解決するならば、LGのこちらの機種は、直下型+エリア制御バックライト・2倍速液晶・HDR技術・4K解像度へのアップコンバートに対応する高性能な画像エンジンという、最新のトレンドをほぼ押さえているため、信頼性が高いと判断します。

 同社は、パネルの生産メーカーですので、価格面では相当「冒険」できます。ただ、「安い」だけでなく、性能に直結するバックライトを直下型のエリア制御にするなど、その他の部分の画質品質にもこだわっています。

 一方、低解像ソースのアップコンバート面は弱いので、例えば、DVD並の画質の再生は期待できませんが、現状の地デジ・BS・CSクラスの再生ならば、モニターと画像エンジンの力で、コントラスト・色彩をふくめて、10万円以下クラスの他機に引けを取らないでしょう。

 予算的に10万円以内で抑えたいが、性能も期待したい方は、こちらが良いでしょう。

ーーー

  201902181555.jpg

  【43インチ】【新4K衛星放送対応機】

  74・ハイセンスレグザエンジンNEO 43A6800
   ¥66,192 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

  【50インチ】【新4K衛星放送対応機】

  75・ハイセンスレグザエンジンNEO 50A6800
   ¥76,753 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:(VA)
バックライト :直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:2倍速相当
コンバート:4K
BS/CS 4K用チューナー:対応

 ただし、新4K衛星放送対応機を選びたいと考えている方は、中国のハイセンスA6800シリーズが良いでしょう。

 201902181608.jpg 

 LGと同じく直下型を採用し、東芝との共同開発のレグザエンジンNEOを採用するなど、実力部分では互角です。

 201902181641.jpg

 その上で、東芝の番組表技術を取り入れているため、使い勝手の部分でも評価ができます。

 ただ、バックパネルのエリアコントロール制御がない点が大画面としては残念で評価の分かれる部分です。したがって、画質の部分では、LGが(多少)良いでしょう。

  201810241345.jpg

1・新4K8K衛星放送チューナーの比較記事

 なお、こうした格安機を考える方で「ネック」と感じるかもしれないのは、2018年末にはじまる、BS/CS放送による4K放送の受信に(テレビだけで)対応しない点かもしれません。

 ただ、上記の比較記事【こちら】で紹介したように、あとからチューナーなり、チューナー付レコーダーなどを導入すれば、将来利用は可能です。

 対応チューナーは高いですし、現在的に、未対応チューナーが(未対応ゆえに)「値段が相当下がっている」部分もあるので、不要ならば、こうした格安機は「買い時」だと思います。


 第5に、50インチを超える4K液晶テレビを、価格重視で選ぶ場合におすすめなのは、

 201812182144.jpg

 【2018年11月】

  【55インチ】【VAパネル】

  69・アイリスオーヤマ LUCA LT-55A620
   ¥116,640 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:VA液晶
バックライト :直下型
解像度:4K画質
倍速液晶:なし
コンバート;4K
BS/CS 4K用チューナー:なし

 できるだけ低予算で、50インチ以上のTVを探している方は、アイリスオーヤマのLT-55A620が視野に入ってくるでしょう。

 TCLのC60シリーズと迷いました。しかし、大画面ですし、直下型のメリット性を取りました。

 201812171252.jpg

 液晶パネルは、「ブランド液晶」ではないですが、黒の締まりが良くコントラスト比が良い、テレビ向きのVA型です。その上で、東芝のような直下型のバックライトなので、この費用で見ると、基本的なスペック値は高いです。

 倍速液晶技術は不採用ですが、応答速度はそれなりにしっかりあるので、相当こだわりをもたないならば、問題ないと思います。

ーーー

  201809020027.jpg

 71・DMM DME-4K55D 【50インチ】
  ¥68,291 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 72・DMM DME-4K65D 【65インチ】
  ¥131,197 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

モニターパネル:VA
バックライト :エッジ型
解像度:4K画質
倍速液晶:なし
コンバート: 4K
BS/CS 4K用チューナー:未付属

 なお、TVチューナーのなくてもよいならば、DMMという選択肢もあるでしょう。

 ただ、こうした方式については、4KTV規格だけでなく【4K液晶モニターの比較記事】で書いた、PC用の大画面モニターという選択肢も存在します。

 この場合もHDMI端子は装備しますので、同等の使い勝手は期待できます。興味がある方は【4K液晶モニターの比較記事】をご覧ください。

補足:テレビと一緒に揃えたい機器!

 というわけで、今回は、4K画質に対応する液晶テレビについて紹介しました。

 最後に「おまけ」で、同時にそろえると良いだろういくつかの機器について補足します。

1・レコーダー

 201509041413.jpg

 第1に、ブルーレイレコーダーです。

 ブルーレイレコーダーは、4K映像を見るためには最も一般的な手段に「思え」ます。

   

 スター・ウォーズ/最後のジェダイ ブルーレイ
   ¥3,461 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 しかし、今までの「ブルーレイ規格のディスク」は、フルハイビジョン画質で記録されており、4K画質ではありません

   

 スター・ウォーズ/最後のジェダイ 4K ULTRA HD
   ¥6,592 Amazon.co.jp (2/18執筆時)

 そのため、4K画質の再生に対応できる新しい「ウルトラHDブルーレイという新規格の「ブルーレイディスク」を、業界は定義しました。

 例えば、上記の『スターウォーズ』などは、ULTRA HD用のブルーレイディスクです。

 しかし、従来のレコーダーではこの規格のブルーレイは再生できないため、この規格に対応する新型のブルーレイレコーダーか、対応プレーヤーのいずれかが必須です。

1・SONYのブルーレイレコーダー
2・パナソニックのブルーレイディーガ

3・東芝の全録レグザブルーレイ 
4・シャープのアクオスブルーレイ
5・再生専用のブルーレイプレーヤー
6・おすすめブルーレイレコーダー【結論】

 テレビと合わせて、レコーダーやプレーヤーを探しているか違いましたら、このブログに別記事があります。 

 特に6番の【ブルーレイレコーダーの比較記事】では、ソニー・パナソニック・シャープ・東芝のブルーレイレコーダーを全機種紹介しています。合わせてご覧頂ければと思います。

 「せっかく4K対応TVを買ったのだから、4K映像も楽しみたい!」という方は、ぜひご検討ください。

2・ストリーミング機器

 

 第2に、ネットストリーミング端末についてです。こちらは、より手軽に4K映像を楽しめる手段と言えます。

 201710271820.jpg

 ここまで見てきたように、ソニーやシャープのTVなどは、AndroidTVを標準装備し、別売の機器無しでも、ネットの4K動画サービスを広範に利用できるようにしています。

 しかし、他社については、「完全対応」しません。しかし、その場合は、【セットトップボックスの比較記事】で書いたような、端末を利用すると、多くの4Kコンテンツサービスにアクセス可能です。

 興味のある方は、このブログの【セットトップボックスの比較記事】をご覧ください。

3・テレビ用の高音質スピーカー

 201705061550.jpg

 第3に、スピーカーです。

 今回紹介したテレビも、上位機は優れたスピーカーを採用します。

 ただし、その音質は、あくまで「テレビレベル」であり、映画館のような、「オーディオグレード」とはほど遠いと言えます。

サウンドバーの比較
2・ホームシアターシステムの比較
3・AVアンプの比較

 その場合、別途スピーカーを導入するのは「手」です。

 特に最近は、TVの前「だけ」に設置し、音質などを強化できる別売りスピーカーが出ています。1万円程度からラインアップがあります。

 詳しくは、【サウンドバー・シアターバーの比較記事】で20機種ほど紹介していますので、よろしければ、合わせてご覧ください。

 そのほか、5.1chシアターシステムを紹介する記事もあります。

4・録画用ハードディスク

  201809011055.jpg

 【Amazon限定】

 バッファロー 2TB HD-AD2U3
  ¥8,780 Amazon.co.jp
(2/18執筆時)

 第4に、テレビ録画用のハードディスクについてです。

 ブルーレイレコーダーを導入しない方で、テレビ録画希望者は、同時に購入することを「強く」オススメします。

 経験上、後からだと「面倒に」なって絶対設置しようと思わないからです。具体的なおすすめ製品を知りたい方、【外付けハードディスクの比較記事】もあります。こちらも、よろしくお願いします。

ーーー

 最後に、再びですが、液晶テレビについてです。

1・4K液晶テレビ
2・有機ELテレビ   
3・19-23インチの小型液晶テレビ
4・24インチの小型液晶テレビ
5・32インチの小型液晶テレビ
6・40-50インチの大型液晶テレビ
7・おすすめ液晶テレビのまとめ 【結論】

 このブログでは以上の液晶テレビに関する記事があります。

 これらについて、全機種から果たしてどのモデルを選ぶべきか?について、6回目記事で【液晶テレビのまとめ記事】もあります。もしよろしければこちらもご覧ください。

 201803111800.jpg

 また、TV購入と同時に、ホームシアターの構築を考えておられる方は、以下のようなものがあります。

1・AVアンプの比較
2・シアター用スピーカーの比較
3・サウンドバーの比較
4・プリメインアンプの比較
5・ブルーレイレコーダーの比較
6・ブルーレイプレーヤーの比較
7・液晶テレビの比較
8・家庭用プロジェクターの比較

 さしあたっては、1番と2番の記事が、映像と音声に関わる部分です。

 これらの記事もよろしくお願いします。

ーー

 では、最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどから話題を共有していただければ嬉しいです。

 (全4回の続き記事でしたので、1回目記事をご紹介いただけると、一層嬉しいです!)

 ではでは。

posted by Atlas at 17:59 | 映像機器

2019年02月14日

比較2019'【TVでネット動画】最新17機の性能とおすすめ:FireTV AppleTV Chromecast

【今回レビューする内容】2019年 Fire TV Stick 4K AppleTV 4k Chromecast全機種の性能とおすすめ・選び方:最新のSTB機器にできること・使い方と設置法:セットトップボックス・ストリーミング機器・ストリーミングデバイス:You tube Netflix UHD 4k DAZNなどの必要回線速度・動画映像遅延(くるくる遅延)対策:4K HDR10対応

【紹介する製品型番】Amazon FireTV Stick Fire TV Stick 4K Google Chromecast Ultra Apple TV Ezcast Pro LAN MP7P2J/A MQD22J/A MGY52J/A Google Nexus Player Fire TV Cube Recast Insignia NS-24DF310NA19 Insignia NS-43DF710NA19

今回のお題
TVでネット動画を見るのにおすすめな端末はどれ?

 ども!Atlasです。

 今回は、2019年2月現在、最新のSTB機器(セットトップボックス)を比較します。

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 テレビに取り付けて、netflixHulu・DAZNなどの視聴を可能にしたり、スマホやパソコンのデータを転送できる便利な端末です。

 今回は、アマゾンFireTVと、グーグルChromecastアップルAppleTVについては、スペックの違いや、各端末で「できること」を含めて、全機種を紹介するつもりです。

 201807300856.jpg

 また、今回の記事では、Netflix UHD 4KDAZNを快適に視聴するために必要な回線速度ルーターのスペックについても、詳しく説明します。

 201807301023.jpg

 上記のような表を使いながら、記事の後半で解説する予定です。

ーー

 というわけで、以下では、いつものように各機種を比較した後、最後に、Atlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

1・Fire TVの機能の比較

 はじめに、AmazonのFire TVシリーズ2機種の比較からはじめます。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


   

 1・Amazon Fire TV Stick 4K
  ¥6,980 Amazon.co.jp
(2/14執筆時)

CPU:4コアCPU 1.7GHz
記憶容量:8GB
4K:対応
HDR10:対応
オーディオ:ドルビーアトモス
ネットワーク:Wi-Fi
音声でのTV操作:対応

 Amazon Fire TV Stick 4K は、2018年に日本で販売開始された、FireTV系の上位機です。

 201811181246.jpg

 本体の形状は、「超小型」のスティック型で、とてもコンパクトな機種です。設置性はとても良いと言えます。

 ただ、電源はコンセントから取る必要がある点、注意しましょう。

 対応する画質は、4K画質にまで対応です。

 また、HDR10(ハイダイナミックレンジ)映像にも対応しており、Netflixをはじめ、ネット上の4KHDR映像のTV再生にも対応できます。

 201804051711.jpg

 対応する動画サービス、NETFLIX Huluをはじめ、かなり多彩です。

 もちろん、基本的には、Amazon プライムビデオを見るための端末です。Amazonのプライムビデオにも対応します。Amazonプライム会員の場合【こちら】のビデオが無料で視聴できます。

 なお、FireTVは、「小型のパソコン」であり、Android系のAmazonのOSである、FireOSを採用しています。


 201807300902.jpg

 そのため、DAZNなどの他社の映像サービスやゲームアプリをインストールして利用できるほか、インターネットブラウジングも可能です。

 そのため、利用できるコンテンツは、Apple TV以上に多いです。【こちら】に対応するアプリの一覧があります。セットアップ後、それぞれをダウンロードして利用できます。

 例えば、ニコニコ動画GYAOなどに対応するアプリもダウンロードできます。

 201807300903.jpg

 なお、既報のように、YouTubeに直接つなげることはできなくなりました。ただし、YouTubeアプリを選択すると、内蔵ブラウザに誘導され、それを通して普通に利用することが可能です。

 201807300904.jpg

 Amazonの場合、年間3900円の会期でプライム会員になれば、プライムビデオのほか、約100万曲の楽曲が無料で視聴できます。

 FireTVもこれに対応します。無料お試し期間もありますが、詳しくは【こちら】をご覧ください。

 また、4000万曲が月額980円(プライム会員は780円)で聴ける、Amazon Music unlmitedも利用可能です。こちらも、無料にてのお試し期間があります。詳しくは、【こちら】をご覧ください。

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 Amazon Music
 ¥0 iTunes Store
 Amazon Music
 ¥0 Google Play

 なお、音楽や動画は、パソコンやスマホからでも利用可能です。

 例えば、上記のアプリを使えば、スマホからも利用できますし、PC/Macからも再生できます。なお、提供される楽曲は【こちら】で確認できます。

 

 DAZN(Jリーグ)については、、専用アプリが用意されています。そのため、FireTVだけで視聴が可能です。

 最も手軽にDAZNをご家庭に設置したい場合は、FireTVを利用するのが最も手軽でしょう。

 Amazonの場合、Apple TVと違って、みた場所からのレシュームにも対応します。

 201811181305.jpg

 本体の性能は、CPUが4コア(1.7GHz)と、物理メモリが2GBです。

 最近のSTB機器としては、Apple TVに次いで性能の良い部品を使っています。

 これは、画像的に4K及びHDRに再生に対応させるためです。実際、マシンが遅延の原因になるのは考えにくいスペックです。

 プロセッサ性能が高いため、ハイパフォーマンスゲームが可能です。【こちら】にあるように、ゲームについての選択肢は、後ほど紹介する、Amazon FireTV Stickよりも多いです。

 201811181409.jpg

 トランセンド microSDHCカード 32GB
   ¥4,280 Amazon.co.jp
(2/14執筆時)

 内蔵ストレージは、8GBです。ただし、microSDスロットがあるためデータ容量の追加は容易です。

 また、Amazon Cloud Driveに、5GBの容量も貰えます。

 201811181251.jpg

 リモコンは、音声認識機能が付属する高性能リモコンが最初から付属しています。

 以前【Amazon Echoの比較記事】で紹介したAmazonの音声検索システムのAlexaに対応するリモコンですから、リモコンのボタンを押すと、人工知能のAlexaを呼び出せます。

 201902141216.jpg

 さらに今回からリモコン部に赤外線リモコン機能を搭載したので、リモコンから直接、音声によるTVの電源操作と音量制御が可能です。

 現状では、一部のメーカーのTV(パナソニック・シャープ・東芝・ソニー・LG・サムスン)の信号のみ対応します。その他のメーカーについては、保証されません。

 201804211203.jpg

 一方、【サウンドバーの比較記事】で紹介したような外部スピーカーについては、主要TVメーカーのほか、ヤマハ・BOSE・JBLなど、ほぼ全てに対応します。

 楽曲やメディアの検索がかなり楽になります。

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 Amazon FireTV Remote
 ¥0 iTunes Store
 Amazon FireTV Remote
 ¥0 Google Play   

 また、上記のアプリを利用すれば、対応リモコンモデルを買わなくても、スマホをリモコンにすることが可能です。

 

 スマホやPCからのミラーリングに対応できます。

 これを利用する場合、NHKなど、Fire OSに対応アプリがなくて見れないネットサービスでも、TVへの投影が可能です。

 例えば、iPhoneからの場合は、アマゾンアプリのAirReceiverと、iPhoneの機能のAirPlayを使います。Android系やPC・Macの場合は、AmazonFireとAndroidその他のOS標準搭載のミラーリング機能でOKです。

 なお、AirReceiver を導入すれば、iOS系のスマホをTVに出力することも可能です。 

 201710071748.jpg

 セットアップの方法は、説明が要らないほど簡単です。

 TV側のHDMI端子にFireTVの端末をを差し込むだけです。ただし、電力が必要なので、電源アダプタをコンセントに付ける必要はあります。

 あとは、付属のリモコンとTV画面を利用して、無線LANやAmazonのIDなどの情報をセットアップしていくだけです。Atlas家では、パソコンに詳しくない、団塊の世代の親族でもできました。

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 インターネットへの接続は、Wi-Fi無線でつなぐ形式です。

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 Amazon イーサネットアダプタ
  ¥1,780 Amazon.co.jp (2/14執筆時)

 有線LANにも対応できますが、別売のイーサネットアダプターを購入する必要があります。なお、最後に改めて書きますが、有線LANの場合、回線の最高速度は無線の場合に比べて低下する場合があります。基本的には無線LANをおすすめします。

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 以上、Amazon FireTV の紹介でした。

 ChromecastAppleTVと比べた場合、導入にかかる費用が安い点と、Amazonのビデオ・ミュージックのコンテンツが年会費3900円で利用できる点が魅力です。

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 なお、【Amazonプライム会員の説明サイト】にあるように、年会費を払いメンバーになった場合、多くの音楽やビデオが無料で利用できるだけでなく、Amazonの【当日お急ぎ便】や【配達日時指定便】が1年間回数に制限なく無料で使えます。

 通常会員の場合は、小物類など普通郵便など遅い便になることもありますが、それが無くなります。その点からもAmazonをよく利用する人に向いている端末です。


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 2・Amazon FireTV Stick
  ¥3,980 Amazon.co.jp
(2/14執筆時)

 2・Amazon FireTV Stick NEWモデル
  ¥4,980 Amazon.co.jp
(2/14執筆時)

CPU:4コアCPU 1.3GHz
記憶容量:8GB
4K:非対応
HDR10:非対応
オーディオ:ドルビー
ネットワーク:Wi-Fi
音声でのTV操作:非対応

 続いて紹介するのは、Amazonから発売されているAmazon FireTV Stick です。

 こちらは、新旧両機種ありますが、旧機種については、TV操作に対応しない旧型のリモコンを搭載した機種となります。

 本体の形状は、小型スティックで、USBメモリ並のサイズです。TVに安定して差し込めるでしょう。

 対応する画質は、この機種の場合、4Kコンテンツの利用が不可能です。

 利用したい場合は、先に紹介した上位機を購入する必要があります。

 201804051711.jpg

 対応する動画サービスは、こちらも、上位機と同等です。

 NETFLIXをはじめ、基本的に、Amazon FireTV と同じです。FireOSを搭載しており、アプリのインストールも、ブラウジングも可能です。ただし、Netflixなどの4K動画サービスは、当然ながら利用できません。 

 

 DAZNは、こちらも現状で既に対応しています。画質はフルHD規格までです。

 201804051737.jpg

 本体の性能は、CPUが2コア(1.3GHz)と、物理メモリが1GBです。

 先ほどのAmazon FireTV と比較すると貧弱な構成です。ただ、フルハイビジョン画質ならば、この程度の能力で問題なく再生できる機器ではあります。

 内蔵ストレージは、Amazon FireTV と同じで、こちらも8GBです。

 ただ、microSDスロットに非対応であり、このあたりは小型化の弊害でしょう。

 Product-Content_MV1.jpg

 セットアップの方法Amazon FireTV と同じで、TVのHDMI端子に接続する方式です。

 小型ですが、こちらもンセントから電源を取る必要はあります。

 ただし、Amazon Cloud Driveに5GBの容量も貰えますし、通常はこれで十分かもしれません。

 201810101459.jpg

 インターネット接続は、この機種の場合、有線LANには非対応です。

 Wi-Fi無線は、ただし高速な11acに対応しますので、理論的なスピードは、Amazon FireTVと同等です。いずれにせよ、この程度のスペックがあればフルHD画質ならば通常問題なく視聴できます。

 リモコンは、新モデルについては、音声認識機能のあるテレビリモコンが付属します。

 スマホやPCからのミラーリングは、Amazon FireTV と同じ方式で、対応できます。

ーーー

 以上、Amazon FireTV Stickの紹介でした。

 Amazon FireTV と較べると、CPU性能が貧弱で4K対応していないなど難点も目立つモデルです。導入にかかる費用が安い点は魅力ですが、Wi-Fiの安定性も含めて、基本的にはSTB型のAmazon FireTV が望ましいでしょう。


 201811181307.jpg

 3・Fire TV Cube
  $119.99 Amazon.com (2/14執筆時)

CPU:4コアCPU 1.5GHz
記憶容量:16GB
4K:対応
HDR10:対応
オーディオ:ドルビーアトモス
ネットワーク:Wi-Fi/有線LAN
音声でのTV操作:対応

 なお、「他山の石」として(参考までに)紹介しておくと、米国Amazonでは、Fire TV Cubeという上位機が販売になっています。

 この機種は簡易スピーカーを搭載するため、リモコンの「Alexa」ボタンを押さずとも、(Echo端末のように)音声だけで完全にTVの操作を可能にしています。

 そのほか、有線LANがデフォルトで付く点が異なります。ただ、日本の発売予定は未定ですね。

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 3'・Fire TV Recast
  $229.99 Amazon.com (2/14執筆時)

 さらに、500GBのハードディスクと4つのTVチューナーを搭載したFire TV Recastも発表されています。

 要するに、スマホやタブレットにTV放送をWi-Fiでキャストできる仕様の製品です。面白そうなので個人輸入しようと思いましたが、残念ながら、日本の放送方式には未対応です。


 

 【フルHD対応】

 4・Insignia NS-24DF310NA19 24-inch
  $119.99 Amazon.com (2/14執筆時)
 5・Insignia NS-32DF310NA19 32-inch  
  $129.99 Amazon.com (2/14執筆時)
 6・Insignia NS-39DF510NA19 39-inch
  $229.99 Amazon.com (2/14執筆時)   

 【4K対応】

 7・Insignia NS-43DF710NA19 43-inch
  $299.99 Amazon.com (2/14執筆時)   
 8・Insignia NS-50DF710NA19 50-inch   
  $329.99 Amazon.com (2/14執筆時)   

 一方、米国では、FireTV搭載のテレビモニターが出回っています。日本は、ケーブル放送・衛星放送が未発達なので、近い将来に発売することはないでしょう。

 実際出回ったら、TVメーカーには大きな脅威でしょう。

2・Chromecastの機能の比較

 続いて、グーグルのクロームキャストの紹介です。


  201811031748.jpg

 9・Google Chromecast ブラック
  ¥4,978 楽天市場 (2/14執筆時)

CPU:
記憶容量:
4K:非対応
HDR10:非対応
オーディオ:
ネットワーク:Wi-Fi
音声でのTV操作:対応

 グーグルクロームキャストは、デンキヤの他、楽天市場などで購入が可能なGoogle直売のSTB機器です。

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 本体の形状は、大きさの面では、Amazon FireTV Stickとだいたい同じです。

 しかし、機能や目的は異なります。

201511181053.jpg

 なぜなら、Google Chromecastは、Amazon Fire TVと違ってそれ自体にOSやCPUを搭載する「パソコン」ではないからです。

 あくまで、スマホやPCに映し出される画像を、ご自宅のテレビに「キャスト(ミラーリング)」するための「周辺機器」です。

 簡単に言えば、「スマホやPCを付けないと使えない仕組み」です。その点で、OSを内蔵する「パソコン」であるFireTVとは異なります。

   201410061644.jpg

 Google Chromecast
  ¥0 iTunes Store
 
Google Chromecast
  ¥0 Google Play

 スマホの場合、こちらのアプリを使って、Chromecastへの送信設定を行います。

 Chromecast_2._V347408245_.jpg 

 セットアップの方法は、Fire TVとほとんど同じです。

 ご自宅のテレビのHDMI端子に端末を差し込み、コンセントにつなぐだけです。

 インターネット接続は、内蔵のWi-Fi無線を利用する方式で、無線は、802.11ac/b/g/n対応と安定的な5gHzにも対応します。

 ストレージは、未付属です。

 201804051752.jpg

 対応する動画サービスは、HuluYouTubeのほか、Google Playムービーdビデオなどです。

 ただ、一部利用できないサービスありますので、【こちら】で対応するものを確認してください。

 このほかにも、ウェブで見れるものについては、すべてミラーリングはできます。ニコニコ動画についても、nicoCastというChromeの拡張プラグイン【こちら】を使うことでパソコンから利用可能です。

 

 DAZN(Jリーグ)は、2017年4月からChromecastで公式サポートがはじまりました。

 アプリ対応するため、現状でスマホやWindowsPCやMacでDAZNを利用している場合は、ブラウザ上の「Castボタン」を押すだけで自動でTVに伝送できるので、接続方法としては最も簡単かもしれません。

 また、TVだとDAZNの遅延が起こるのに、PCだと起きない環境の方についても、「DAZNのクルクル対策」という意味ではこれが良いでしょう。

 個人的経験で言えば、どうも、同じ家庭内の回線でも、タブレット・STB・PCで「DAZNのクルクル」が起こり具合が全く違いますので。


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 スマホやPCからのミラーリングは、Android系のスマホと、PC/Macについては対応します。

 Google純正の「Chromeブラウザ」「Google Cast」という拡張プラグインをインストールすると、ブラウザ表示内容をTVに出力できます。iPhone系は、現在未対応です。

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 なお、You TubeとNetflixについては、Google Homeの場合、「ちょっと面白いこと」ができます。

  

 以前【おすすめスマートスピーカーの比較記事】で紹介したように、Googleは、Google Homeというスマートスピーカーを発売しています。

 この端末に、「YouTubeで犬の画像を見せて」「Netflixでゴジラを再生して」などとの音声入力をすることで、一発でTVにYou TubeとNetflixを自動再生させることが可能になります。

 GOOGLE HOMEは、単なるスピーカーではなく、CPUとOSを積み、アプリもインストールできる「パソコン」でもあるため、機器を介した動画再生が可能という「理屈」です。

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 対応する機器は、もうすこし安いものもあります。詳しくは、【おすすめスマートスピーカーの比較記事】をご覧ください。

 リモコンは、付属しません。操作は、スマホ・タブレット・PC・ないしGoogle Homeを介して操作するのが基本的な使い方となります。

---

 以上、Google Chromecastの紹介でした。

 この機器の現在的な用途としては、スマホないし、Google Homeを介して、YouTube動画などを見るという用途だと思います。

 Amazon FireTVと比べると、ミラーリングして表示できるだけの端末ですが、これらの用途に限定して考えるならば、設定が最も簡単で、初心者向け、かつ、面白い端末と言えます。


 201704081134.jpg

 10・Google Chromecast Ultra
  ¥9,720 楽天市場 (2/14執筆時)

CPU:
記憶容量:
4K:対応
HDR10:対応
オーディオ:
ネットワーク:Wi-Fi
音声でのTV操作:対応

 Google Chromecast Ultra は、Google Chromecastの上位機種というべきものです。

 セットアップの方法は、下位機種と同じです。

 TVのHDMI端子に差し込み、コンセントにつなぐだけです。インターネットには、内蔵のWi-Fi無線でつながります。無線は、こちらも802.11ac/b/g/n対応と安定的な5gHzにも対応します。

 ストレージは、未付属です。

 基本的に、PC/MacやスマホをWi-Fi無線経由で投影するという機器です。その分、上位機種でも小型で設置性が良いです。

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 対応するフォーマットは、こちらの場合、4K Ultra HD と HDR の映像をストリーミングに対応します。この点が下位機種との大きな相違点ですね。

 その他の部分は下位機種と同じです。

 以上、Google Chromecast Ultra の紹介でした。4K映像を「キャスト」したい場合はこちらを選ぶとよいでしょう。メディアはまだあまりないですが、4Kを試して見たい方はこちらですね。

3・Apple TVの機能の比較

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 続いて、AppleのApple TVの紹介です。


 

 11・Apple TV 4K 64GB MP7P2J/A
  ¥21,790 ビックカメラ (2/14執筆時)

 12・Apple TV 4K 32GB MQD22J/A
  ¥19,790 ビックカメラ (2/14執筆時)

CPU:Apple A10X 6コア 2.4GHz
記憶容量:32GB/64GB
4K:対応
HDR10:対応
オーディオ:Dolby Digital Plus 7.1
ネットワーク:Wi-Fi/ 有線LAN
音声でのTV操作:対応

 こちらは、アップル社のApple TVです。

 2017年にモデルチェンジされた新製品です。

 こちらは、Appleの正規パートナーのみの販売で、ネットでは、例えばビックカメラで購入可能です。

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 本体の形状は、今回もセットトップボックス型をしており、Amazon FireTVの上位機種と同等のタイプです。

  201811181411.jpg

 Amazonベーシック ハイスピードHDMIケーブル
  ¥1,417〜 Amazon.co.jp
(2/14執筆時)

 セットアップの方法は、こちらもテレビとHDMIケーブルでつなぐ仕様です。ただし、ケーブルは別売です。アマゾンベーシックなどから適切なサイズのケーブルを購入すると良いでしょう。

 201810101459.jpg

 インターネットとの接続は、AppleTVは、本体だけでWI-FIでも有線LANどちらでも接続可能です。

 無線は、802.11a/b/g/n対応のほか、最新の11ac規格にも対応しているため、【高速な無線LANルーターの比較記事】で書いたような、対応無線LANルーターがあれば、安定した接続も可能です。この点は、AmazonのFireTVと同じです。

 201804051820.jpg

 本体の性能は、Apple最新のA10X Fusionチップを採用します。

 従来はA8チップでしたので、性能が格段に上がっています。スペックは非公開ですが、CPUは6コアで、最大クロックは約2.4GHzと言われます。Amazon Fireと比較すると格段の性能です。

 これは、操作性にも寄与しており「リモコンはヌルヌル」とよく動きます。重い動画処理を含めてパフォーマンスは価格以上です。

 ストレージの容量は、下位機種は32GB、上位機種は6\4GBになります。Micro SDカードは使えませんが、十分な容量です。

 201807300939.jpg

 対応するフォーマットは、ビデオについては H.264・H.265のほか、.m4v、.mp4、.movファイルが利用できます。

 AmazonFireTVに比べた場合、iTunesストアで以前購入した「保護されたAACファイル」の再生や、アップルロスレス方式の再生に対応している点が違いでしょう。

 対応する画質は、この機種は、4K対応となります。また、HDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応したため、実力でアマゾンの新機種と横並びになりました。

 201407251307.jpg

 対応する動画サービスは、かなり豊富です。

 You Tubeをはじめとして、ニコニコ動画 GYAO netflixに対応するなど、コンテンツは多いです。

 ゲームについても、今回は力を入れるとのこととで、対応ゲームも複数ではじめました。

 DAZN(Jリーグ)も、2017年6月にAPPLE TVに対応しました。

 Amazon Fire同様問題なく見れますが、現状で、見た場面からの再生(レジューム機能)に非対応でした。DAZNは度々「固まる」ので、この点は不満です。

 streaming1.png

 スマホやPCからのミラーリングは、こちらも対応します。

 パソコン/スマホで表示しているコンテンツをミラーリングして大画面で見ることが可能です。Mac/iPhone/iPadの場合は簡単で、OS標準機能のAirPlayを利用するだけです。

 Windows系は、純正アプリがないため、サードパーティのアプリを利用します。有名どころではLonelyScreen という無料アプリがあります。Android系も同様で、AirPlay/DLNA Receiver (PRO) というソフトが利用可能です。

  201804051826.jpg

 リモコンは、音声認識機能を持った新型が採用されました。iPhoneにも採用するsiri技術は定評があるため、リモコンで大量のコンテンツを探すのは合理的でしょう。

 ただし、赤外線リモコン機能はないため、TV自体の電源操作は、FireTVと異なり未対応です。

ーー

 以上、Apple TVの紹介でした。

 STB機器としての性能は、全機種の中で突出して高く、パソコンと言えるレベルです。サードパーティのコンテンツも充実しているため、性能面・コンテンツ面で不満を感じることは少ないでしょう。

 ただ、DAZNの使い勝手について言えば、コンテンツの視認性や操作性はこちらが上位ですが、止まったところから再生するレジューム機能がないのは不便です。ただし、これはDAZN側の問題でしょう。


  

 13・Apple TV 32GB MGY52J/A
   ¥15,790 (2/14執筆時)

CPU:Apple A8
記憶容量:32GB
4K:非対応
HDR10:非対応
オーディオ:
ネットワーク:Wi-Fi/ 有線LAN
音声でのTV操作:

 なお、Apple TVは、(デンキヤによっては)廉価版と言えるMGY52J/Aが併売中です。

 ただ、こちらは、CPUが従来的なA8チップで、4K及びHDRに非対応です。それに伴ってHDMIは1.4ですね。

 有線LANについても、ギガビット非対応で、100BASE-Tですので、上位機に劣ります。Apple TVから選ぶならば、上位機がよいでしょう。

4・EZ castの機能の比較

 

 【無線LAN専用】

 14・EZCast Pro
  ¥13,932 Amazon.co.jp (2/14執筆時)

 【有線/無線LAN】

 15・EZCast Pro LAN
  ¥15,500 Amazon.co.jp (2/14執筆時)

CPU:
記憶容量:
4K:非対応
HDR10:非対応
オーディオ:
ネットワーク:Wi-Fi
音声でのTV操作:

 続いて紹介するのは、EZCast Pro です。

 こちらは、ChromeCastに仕組みが似た製品で、ストレージが付属しない製品です。PC/Macやスマホの「特定の」メディアをWi-Fi無線経由で投影するという機器です。

 セットアップの方法は、こちらも簡単で本体に付属するHDMI端子をTVに差し込むだけです。

 インターネットとの接続は、無線LANを利用します。ただし、11acの高速接続は対応しません

 201612020438.jpg

 対応する画質は、こちらはフルHDまでの対応に止まります

 ただし、画面を4分割して、複数の端末を1画面で表示できるなど、プレゼンでの利用などに便利な機能が付属します。

 201612020440.jpg

 また、EZCast自体からの画面の再配信も可能なので、プレゼンを参加者の端末にWi-Fiで飛ばすことも可能です。

 201612020431.jpg

 EZCast Pro
  ¥0 iTunes Store
 
EZCast Pro
  ¥0 Google Play

 スマホからのミラーリングは、上記のアプリをインストールすれば利用可能です。また、AirPlayMiracastにも標準対応します。パソコンの場合も、Mac用Windows用のアプリがあります。

 対応する動画サービスは、ChromeCastと異なり、特定の対応アプリはありません。基本的には、PC・スマホ画面をミラーリングという形での利用法となります。

 DAZNも、したがって、PC/スマホの画面を投影する形で視聴するのが標準です。音声は別の処方箋が必要でしょう。

 リモコンは、付属しません。操作は、スマホ・タブレット・PCを介して行うのが基本的な使い方となります。

---

 以上、EZCast Pro の紹介でした。

 娯楽用の域を超えたプレゼン用ツールとして高い魅力がありますね。

ーー


 16・EZCast
    ¥2,980 Amazon.co.jp (2/14執筆時)

 なお、EZCast Pro は、開発元の純正品ですが、EZCastは、ライセンスをいくつかの会社に供給しているため、サードパーティ製品が多数あります。

 ただ、パートナー契約を結ぶ会社以外の製品の「互換製品」もあるので、レビューを重視するなど、品質に注意してください。


 

 【無線LAN専用】

 17・Winner Wave EZCast Pro 4K
  ¥13,932 Amazon.co.jp (2/14執筆時)

CPU:
記憶容量:
4K:対応
HDR10:非対応
オーディオ:
ネットワーク:Wi-Fi
音声でのTV操作:

 EZCast Pro 4Kは、純正のEZCastの上位版です。

 201811181345.jpg

 相違点は、4Kに対応した点です。AmazonやApple同様にH.265も対応するため、プレゼンなどでの高解像度画像のストリーミング配信に適した仕様です。

 その他の部分は同様ですが、HDR10についての対応情報についてはない製品です。

5・機器をネットに安定的につなぐ方法

 さて、ここまで4社のセットトップボックスを紹介してきました。

 続いて、これらの動画サービスを利用するために必要な、ネット環境について解説します。

A・必要なインターネット回線速度

 201807300856.jpg

 DAZNや、Netflixなどの4Kネット動画配信サービスを利用したい場合、現在段階で「標準的な」高速インターネットサービスが必須です。

 201807301023.jpg

 上表は、Atlasが調査した、主なネットサービスにおける、推奨回線速度です。各社ともビット単位(Mbps)で表記してあるので、一般的な(MB/秒)に換算しました。

 201807301100.jpg

 皆さんのご家庭の回線速度は、BNRスピードテストさんの【こちらのサービス】で測定できます。

 リンク先「下り速度テスト開始」をクリックすると、可能です。

  201807301024.jpg

 例えば、拙宅の場合、こテストをすると、上表のような結果がでます。Atlasの試験の場合、平均データ速度は49.83Mbps(6.22MB/秒)ですから、4Kサービスを含めて「適合的」です。

 201807301101.jpg

 ただ、棒グラフを見ると、NIFTYとの接続は、8.45Mbps(1.1MB/秒)しかでておらず、不安定です。接続先の回線までの安定性を考えると、拙宅の回線だと「4Kにはやや難がある」と言えるのかもしれません。

 とくに、ご家族と回線を共用している場合は、その分、速度が落ちますので、「より厳しい」と言えるでしょう。ADSLの場合など、状況によっては回線契約の更新が必要です。

2・必要なルーターのスペック

 続いて、接続機器についてで、ルーターに関することです。

 結論的にいえば、有線LANと無線LANと、どちらでつなげても「基本的に速度は同じ」です。

 201807300907.jpg

 第1に、有線LANの場合です。

 最も回線が細いAmazon FireTVでも100BASEという規格なので、最大で100Mbps (=12.5MB/秒)まで通せます

 Apple Amazonを含めた4K対応端末に至っては、最大1000Mbps (=120MB/秒)ですので、複数端末に振り分けていない限り、先ほど表で示した、ネット動画サービスの推奨速度に「余裕で適合」します。

 201807300909.jpg

 第2に、無線LANの場合です。

 格安なAmazon FireTV Stickを含めて、これらのWi-Fi無線は、802.11acという高速規格に対応します。

 その場合、回線速度は最大で600Mbps(=75.5MB/秒)と有線LANよりも太いレベルなので、減衰を考えても、速度面は問題ないでしょう。

 ただし、お使いの無線LANルーターには「注意が必要」です。

 5年以上前の古いもの、新しいものでも5000円以下の「格安」で買われたものの場合、新規格の11acに対応しない可能性が大きいです。

 その場合、「理論値」では、最大54Mbps(6.75MB/秒)となります。減衰などをふまえた「実測値」は理論値よりも相当落ちるものです。

 したがって、高解像度の「動画サービスの遅延」が起こるでしょう。

 201802211601.jpg

1・高速な無線LANルーターの比較
2・格安な無線LANルーターの比較

 この場合、配線を有線LANに変更する方法が考えられます。

 そのほか、以上の記事で紹介した、最新のルーターのうち、11ac規格などに対応する上位機を買われると良いでしょう。

 201807301055.jpg

 一方、皆さんのご自宅で、現在、「受信障害」が多発している場合、ご家族との回線の共用が原因である可能性が高いです。

 その場合も、ルーターの交換で解決できる可能性が高いです。

 なぜなら、最近のルーターは、高速なCPUとアンテナを複数搭載したり、4K映像などの動画に優先的に通信を送れる4K動画モードなどを採用したりと、この方面で高度な機種が多く出ているからです。

 より、詳しくは、このブログの【無線LANルーターの比較記事】をご覧ください。

今回の結論
TV動画におすすめの端末は結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、AmazonのFireTV と、グーグルのChromecast、アップルのApple TVEZCast Pro をそれぞれ紹介しました。

 最後に、いつものように目的別のAtlasのおすすめ機種について書いておきたいと思います。


 第1に、パソコンやスマホ上にある動画を大画面TVで見れるだけで十分だという方は、

 201704081134.jpg

 10・Google Chromecast Ultra
  ¥9,720 楽天市場 (2/14執筆時)

CPU:
記憶容量:
4K:対応
HDR10:対応
オーディオ:
ネットワーク:Wi-Fi
音声でのTV操作:対応

 低価格で導入可能なグーグルのクロームキャストが良いでしょう。

 グーグル社の製品ですが、android搭載のスマホだけではなく、iPhoneやパソコン(Windows/Mac)に対応している点もポイントです。設置も手軽ですので、多くの人にオススメできるストリーミング機器といえます。

2・スマートスピーカーの比較記事

 なお、先ほど書いたように、この端末はGoogle Homeと非常に相性が良いと言えます。

 Chromecastを用いた「音声入力操作」にもし興味がありましたら、上記の記事をぜひご覧ください。 


 第2に、DAZNを含めTVで様々なコンテンツを見るのにおすすめなのは、

  

 1・Amazon Fire TV Stick 4K
  ¥6,980 Amazon.co.jp (2/14執筆時)

CPU:4コアCPU 1.7GHz
記憶容量:8GB
4K:対応
HDR10:対応
オーディオ:ドルビーアトモス
ネットワーク:Wi-Fi
音声でのTV操作:対応

 Amazonから発売されているAmazon FireTV 4K でしょう。

 価格は安いですが、クロームキャストと異なり、スマホ等の外部機器に依存せず、この機種だけでコンテンツが見れるため、利用しやすいです。また、専用アプリが追加できる点も便利でしょう。

 

 DAZNにも既に対応しており、アプリの使い勝手もだいぶ良いです。単純に、DAZNを使いたいならば特にこちらが良いでしょう。

 201806201137.jpg

 なお、Amazonのプライムメンバーになると、「プライムビデオ」サービスが付帯します。

 Amazonプライム会員というのは、年会費3900円で、即日配達(当日お急ぎ便・お急ぎ便)が1年間利用できるというサービスです。優先扱いを受けられるため、Amazonの配達日数が数日間早くなるほか、多くの場合において、宅配便で配送されるようになるため、輸送の安心感も得れます。

 その他、2万冊以上の和書、60万冊以上の洋書から、毎月1冊を無料で購入(入手)できる特典があるほか、「プライムミュージック」が聴き放題にもなります。

 まだAmazonプライム会員ではない方は、【こちら】でプライム会員の1ヶ月の無料試用の登録を試すのも良いでしょう。

  

 タイムリー HDMIver1.4対応ケーブル 1.2m
  ¥780 Amazon.co.jp (2/14執筆時)

 なお、こちらの製品はHDMIケーブルが別売である点に注意してください。

   

 Amazon Fire TV4K用 延長保証プラン
  
 ¥1,280 Amazon.co.jp (2/14執筆時)

 本体の延長保証も用意されているので、必要に応じて加入しましょう。

1・無線LANルータ(親機)の比較

 また、先ほど書いたように、11acに未対応の無線LANルーターの場合、通信の安定性の問題が出る場合もあるため、必要に応じて買い換えを検討しましょう。

 上の記事で、詳しい製品の比較をしています。

  201809072213.jpg

2・Amazon Echoの比較記事

 なお、Amazonからも、音声操作のできるスピーカーが販売されています。

 そして、アメリカでは、Amazon ビデオやHuluなどの音声入力操作に対応しています。おって、日本も対応になっていくと思います。

 その点で、見たい動画の中心がAmazonビデオであるという方は、上記の比較記事も、ぜひご覧ください。


 第3に、プレゼンなどに向いた、ビジネス用のストリーミング機器としておすすめなのは、

 

 【無線LAN専用】

 17・Winner Wave EZCast Pro 4K
  ¥13,932 Amazon.co.jp (2/14執筆時)

CPU:
記憶容量:
4K:対応
HDR10:非対応
オーディオ:
ネットワーク:Wi-Fi
音声でのTV操作:

 EZCast Pro 4K でしょう。

 スマホ・PCなどをTVに投影できるだけではなく、アクセスポイントとしても使える点は、プレゼン用に非常に魅力ですね。

 もちろん、ミラーリングでの映像・音声再生にも対応するので、自宅では娯楽に、職場では仕事にと、マルチに使えそうな点も魅力です。


 第4に、iTunesをよく利用するAppleユーザーにおすすめといえるモデルは、

 

 11・Apple TV 4K 64GB MP7P2J/A
  ¥21,790 ビックカメラ (2/14執筆時)

 12・Apple TV 4K 32GB MQD22J/A
  ¥19,790 ビックカメラ (2/14執筆時)

CPU:Apple A10X 6コア 2.4GHz
記憶容量:32GB/64GB
4K:対応
HDR10:対応
オーディオ:Dolby Digital Plus 7.1
ネットワーク:Wi-Fi/ 有線LAN
音声でのTV操作:対応

 Apple TVが良いでしょう。他機種では再生できないApple独自のフォーマットもありますし、なによりiTunesと相性が良く、設定が楽な点がオススメです。 

ーー

 201810101459.jpg

 なお、これらの機器は本体にWi-Fiの子機としての機能が搭載されていいます。

 先述のように、つなげるためには、ご家庭に無線LANルーターが必要です。そして、その場合、先述のように、新しい11ac規格に対応するルーターの方が、安定してつながります。

 そのため、ご家庭にこれに対応する無線LANルーターがない方に向けて、このブログでは、【おすすめ無線LANルーターの比較記事】を書いています。よろしければご覧ください!

ーーーー

 というわけで、今回は、売れ筋のセットトップボックスの紹介でした。

 また、最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで、話題を共有して頂ければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 12:35 | 映像機器

2019年02月04日

比較2019'【画質重視】ポータブルDVDプレーヤー18機のおすすめと選び方(ブルーレイ・車載対応)・Blu-ray対応ポータブルプレーヤー

【今回レビューする内容】2019年 高画質なポータブルDVDプレーヤーのおすすめと選び方:子供用:車載用・自宅用のブルーレイ搭載ポータブルプレーヤー:ソニー・東芝・アズマ・グリーンハウス・GAUDI・ダイニチ電子HDMI出力搭載機種など機能の違いと画質「最強」機種のランキング

【比較する製品型番】REGZA SD-P710S DVP-FX780 DVP-FX980GH-PDV7M-BK GH-PDV10MT-BK GH-PDV10V GPD07D1BK GPD07B1BK GH-PDV13VT-BK GH-PDV15VT-BK DVD-F924 DVD-P1160 BDP-1040W Wizz DV-PTB1080 IO-DATA DVDミレル DVRP-W8AI2

今回のお題
ポータブルDVDプレーヤーのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今日は、ポータブルDVDプレーヤー比較です。

 201810292126.jpg

 「上位機種」と言える「ポータブルーレイプレーヤー」を含めて18機を紹介しました。

 最近人気の車載用途にも対応します。

 いつものように各機種を比較してから、最後に目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案する形式で書いていきます。

ーーー

 201807071450.jpg

1・ポータブルプレーヤーの比較記事
2・ブルーレイプレーヤーの比較記事

3・
ブルーレイレコーダーの比較記事

 なお、液晶画面が伴わないタイプについては、別記事です。

 その場合、上記2番の【ブルーレイプレーヤーの比較】記事をご覧ください。

1・ポータブルプレーヤーの選び方の基本

 201807071953.jpg

 ポータブルDVDプレーヤーは、古くからある家電ですが、現在でも人気が続く映像機器です。

 最近は、個人で楽しむほか、自動車や自宅で「お子さん・お孫さんに映像を見せる」目的で買われる方も多いです

 201807071715.jpg

 さらに、HDMI端子を備える機種を買って、自宅の大画面TVにつなげてDVDを見る方もいるようです。HDMI端子はデジタル映像と音声を共に伝送できるので、ご自宅にプレーヤーがない場合方に重宝します。 

 1・液画面サイズの品質と視認性
 2・TVチューナーの有無
 3・自動車への車載への搭載の有無
 4・バッテリー持続時間

 このように「便利な家電」ですが、今回は「画質」を最大限重視しつつも、「TV視聴機能」「車載搭載」「バッテリー量」などにも注目し、詳しく比較をしていきます。

 大きなデンキヤでの調査で見かけた機種は全機網羅しました。

2・ポータブルプレーヤーの比較

 201807071718.jpg

 はじめに、「ブルーレイに搭載しない」普通のポータブルDVDプレーヤーを比較します。

 このような製品は、搭載しない代わりに、軽量で価格が安いモデルが多いです。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思うポイントを青字で記していきます。


 201807071720.jpg

 【7インチ】 

 1・東芝 REGZA SD-P710SW 【白
 1・東芝 REGZA SD-P710SG  【緑
 1・東芝 REGZA SD-P710SP
【ピンク
 1・東芝 REGZA SD-P710SL 【シルバー
  ¥11,245 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  

解像度:1024×600(IPS液晶)
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大5時間
充電時間:約3時間
重さ:0.77kg

 SD-P710SW は、東芝レグザシリーズに属するポータブルDVDプレーヤーです。

 1万円前後の製品としては、デンキヤでは最も売れている機種です。

 201608171228.jpg

 画面サイズは、7v(15.5×8.cm)です。カーナビに良くあるサイズです。

 液晶パネルは、IPS液晶を採用します。

 液晶テレビにも使われる高視野角で見やすい液晶です。今回紹介する機種では唯一のIPS液晶搭載タイプですので、画質だけで言えば、この機種が「最強」です。

 文字まではっきり見えるので、洋画をよく観る方は特にオススメです。

 201807071722.jpg

 視聴できるメディア、DVDです。

 DVDは、他社も同様ですが、DVD-Rなどご家庭で焼いたメディアにも搭載できます。

 一方、USB端子を持ちますが、音楽ファイル(MP3)と、写真(jpeg)のみ再生対応です。

 201810291908.jpg

 バッテリーは、最大5時間の再生が可能です。

 他機種と比較しても、「映画2本分」に相当する、良い数字です。

 充電時間は、3時間です。

 また、ご家庭で利用する場合は、AC電源(コンセント)でも利用可能です。

 201807071725.jpg

 自動車での利用は、標準で対応しており、カーアダプター(シガーソケット用)が付属します。

 ただし、7インチサイズと小画面です。基本的には、据え付けずに、子供などに持たせるなどして利用するタイプと考えてください。

 201810291910.jpg

 リモコンは付属しますが、車載用の取付アダプタなども未装備です。

 ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで可能です。

 ただし、HDMI端子非搭載ですので、画質は「アナログ画質」です。

---

 以上、東芝のSD-P710SW の紹介でした。

 今回紹介する機種では、最も高画質で、視野角は広いモデルです。

 画面が小さいため、「1人で見るのに適した」高画質モデルですが、画質を重視するならば、選択肢として良いでしょう。お子さん用の他、出張・飛行機などの移動時に見るのにも適しますね。


 201807071731.jpg

 【7インチ】 

 2・SONY DVP-FX780 【各色】
 
 ¥13,986 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  
 

液解像度:480×234
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大4時間
充電時間:約4時間
重さ:0.78kg

 DVP-FX780 は、ソニーの製品です。価格的にSD-P710SW のライバル機種です。

 201807071730.jpg

 本体色は、多色展開で、カバーが5色から選べます。

 視聴できるメディア、DVDです。

 USB端子は付属しますが、ソニーの場合も、映像の再生には非対応です。

 201807071727.jpg

 画面サイズは、東芝と同じサイズで、7インチ(15.5cm×8.cm)です。

 解像度は、しかし、東芝よりも悪い480×234です。

 DVDビデオのフォーマットは「720×480」ですから、本来的な画質で再生できない機種です。

 バッテリーは、最大4時間の再生が可能です。ACアダプターの利用も可能です。

 201807071732.jpg

 自動車での利用は、カーアダプターが付属です。

 車内利用可能です。


 201608171250.jpg

 音質は、一方で、この機種の「売り」です。

 擬似的に映画館の5.1chサラウンドを再現するS-Forceが付属するのが魅力です。

 ただ、ヘッドホンで聴く分には音質に差はないでしょう。

 ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで対応です。

 そのほか、再生においてA-B自動リピートに搭載しますので、語学学習やエクササイズなど、特定のシーンを繰り返し再生したい場合に便利です。

---

 以上、SONYのDVP-FX780 の紹介でした。

 7インチの小型機で、音質が良いのが特長です。ただし、ライバルの東芝機と比較する場合、肝心の画質はイマイチです。


201807071736.jpg

 【9インチ】 

 3・SONY DVP-FX980
 
¥21,000 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  
  

解像度:800×480
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大5時間
充電時間:約5時間
重さ:0.96kg

 DVP-FX980 は、ソニーの上位機種になります。

 201807071737.jpg

 画面サイズは、9インチ(19.8×11.2.cm)です。

 画面は7インチより一回り大きく、手元で観るぶんには、結構大きく見れます。

 解像度は、800×480ありますので、DVD画質の映像の再生には問題ないです。

 字幕も大きく見やすいでしょう。

 バッテリーは、本体が960gとやや重い分、大きなものを採用できています。

 そのため、画面サイズが大きいわりに5時間保ちます。出張中の移動時など長時間使いたい方はこの機種を選ぶのも良いでしょう。

 もちろん、ACアダプターと、カーチャージャー用のアダプターが付属されます。

 その他の部分は、下位機種と同じです。

 ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで可能です。

---

 以上、ソニーのDVP-FX980の紹介でした。

 ポータブル機としては比較的大画面の9インチを採用し、画質的にもDVDレベルならば、字幕を含めてはっきり見られる液晶を採用している点がメリットです。スピーカーの音質も比較的良いので、その点でもオススメできる機種です。

 一方、持ちはこび用としては、1kg弱の重さは多少重いと言えます。よく持ち歩くならば、7インチの方が良いでしょう。


  201810291826.jpg

 【7インチ】【TVチューナーなし】

 4・グリーンハウス GH-PDV7M-BK
   ¥10,219 Amazon.co.jp (2/4執筆時)

 【9インチ】【TVチューナーあり】

 5・グリーンハウス GH-PDV10MT-BK
   ¥16,713 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  

解像度:1024×600
TVチューナー:(あり)
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー持続時間(約4時間)
充電時間:ーーー
重さ:0.78kg/0.845kg

 GH-PDVシリーズ、台湾グリーンハウスの製品です。

 画面サイズの違いで2機種あります。

 201807071852.jpg

 本体デザインは、左右に180度、上下に90度回転できる柔軟性が自慢です。

 完全に折りたたんでタブレットのようにできます。後述するように、車のヘッドレストに取り付けることも可能です。

 201807071741.jpg

 画面サイズは、下位機種が7インチ(15.5×8cm)、上位機種が9インチ(19.8×11.2.cm)です。

 解像度は、1024×600iの高解像度ディスプレイを採用します。

 東芝・ソニーよりも解像度が高いです。DVDビデオのフォーマットは「720×480」ですから、オーバスペック気味です。

 しかし、USBやSDカードなどに保存した高解像度動画を再生する場合に、意味があります。

 201807071743.jpg

 視聴できるメディア、DVDです。

 この機種は、USB端子とSDカードスロットも装備します。

 また、グリーンハウスの場合、MPEG1MPEG2 ならば、動画ファイルの再生にも対応できます。そのため、先述のように、PCなどでダウンロードした高解像度動画は、より綺麗に見れます。

 なお、SDカードは32GBまで対応できます。

 201810291828.jpg

 TVチューナーは、上位機に搭載されます。

 図のようなロットアンテナを搭載し、地デジとワンセグの受信が可能です。家庭のアンテナ線を利用して引き込むこともできます。

 地デジの解像度はフルハイビジョンですから、やはり、1024×600という高詳細ディスプレイを採用することに、意味が出ています。

 バッテリーは、一方で、未搭載です。

 付属のACアダプターか、車載用のシガーソケットアダプターで利用する機種です。

 乾電池動作に搭載しますが、単三電池8本が必要と、現実的ではありません。

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 自動車での利用は、シガーアダプタのほか、ヘッドレスト取付キットと、リモコンが付属します。

 初心者でも簡単に設置できる点で、車向きな機種です。ヘッドホン出力端子が付きますが、カーオーディオと接続するにはパワー不足です。

 ご家庭のTVでの利用は、付属AVケーブルで可能です。

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 以上、グリーンハウスのポータブルDVDプレーヤーの紹介でした。

 便利なキットが付属するため、特に車載する方に売れている機種です。

 ただ、ヘッドレストに付ける場合、手元で見るわけではないので、7インチだとかなり小さく視認性が悪いです。この点で言えば、9インチモデルがおすすめです。

ーーー

 

 【10インチ】    

 6・グリーンハウス GH-PDV10V  
   ¥9,970 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  

 なお、旧機種として10インチモデルが併売されています。

 解像度も1024×600と同じです。在庫限りの処分販売で安いので、こちらを選んでも良いでしょう。基本性能は、画面サイズ以外に変わりありません。


   

 【7インチ】【乾電池式】 

 7・GAUDI(ガウディ) GPD07D1BK
   ¥6,300 Amazon.co.jp (2/4執筆時)

 【7インチ】【バッテリー式】 
 8・GAUDI(ガウディ) GPD07B1BK
  ¥5,780 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  
 

解像度:800×480
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:約3時間
充電時間:約3.4時間
重さ:0.66kg

  GAUDI(ガウディ)は、グリーンハウスの展開する「別ブランド」の商品となります。

 通常品に比べて「激安価格」の場合が多いです。

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 本体デザインは、首振り(90度/180度)と折りたたみ機能を搭載します。

 この点では、グリーンハウスの通常品と同じです。ただ、外観プラスチック部分などは、値段なりの作りです。この部分にコスト削減のあとが見えます。

 画面サイズは、小型の7インチです。

 解像度は、800×480です。

 DVDを見る場合は問題ないスペックですが、USBメモリーなどで、高解像度動画を観る場合は物足りないかもしれません。

 視聴できるメディアは、DVD・SDカード・USBメモリー対応可能です。

 TVチューナーは、値段的に当然ですが、未搭載です。

 バッテリーは、上位機種のみ搭載です。約3時間の電池の保ちです。

 下位機種は、単3電池8本を動力にできます。ただ、現実的には、ACアダプターか、自動車のシガーアダプターを利用すること前提の機種です。

 自動車での利用は、12Vカーアダプターが付属します。

 ヘッドレスト取り付けキットも付属するので、基本的な仕様は、グリーンハウスと同じですね。

 ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで可能です。

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 以上、GAUDI(ガウディ)のDVDプレーヤーの紹介でした。

 価格の面は、(姉妹ブランドの)グリーンハウスより有利です。

 ただ、筐体デザインは、古めかしい感じで、コスト削減のあとが見られます。長期間使うならば、もう少し上位機種でも良いでしょう。


  

 【13.3インチ】 

 9・グリーンハウスGH-PDV13VT-BK
 
 ¥14,500 Amazon.co.jp (2/4執筆時)

 【15.6インチ】 

 10・グリーンハウス GH-PDV15VT-BK
   ¥15,979 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  
  

画面サイズ:1355×768
TVチューナー:地上波(フルセグ可)
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:搭載 (CD・MP3 MPEG 1 2)
バッテリー:乾電池(約3時間/2時間45分)
充電時間:ーーー
重さ:1.39kg/1.59kg

 GH-PDV13VTGH-PDV15VT も、グリーンハウスの製品です。

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 構造は、先ほどの機種と同じです。

 画面を折りたたんでタブレットのように利用できるのが魅力な機種です。

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 画面サイズは、ノートパソコンによく見られる規格で、13.3インチ15.6インチがあります。

 15.6インチは、「大画面ノートPC」と同じサイズです。

 そのため、「ポータブルDVDプレーヤー」といって良いのかは微妙な製品です。ただ、視力の悪化を避けるため、ご家庭などで、大画面で子供に見せたいというニーズはあるでしょう。

 解像度は、1355×768ピクセルです。

 言い換えれば、「ハイビジョン画質」の液晶パネルを搭載です。 

 DVDの場合、先述のように、800×480もあれば良いわけです。しかし、この機種は、TVチューナー搭載モデルのため、TVを観る場合にこの部分が強みとなります。

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 TVチューナーは、搭載です。

 ワンセグ・フルセグ搭載なので、付属のミニアンテナを利用するか、家庭のアンテナ線を引き込めばTVとして利用可能です。

 フルセグは、解像度が1920×1080(フルHD)ですので、1355×768(ハイビジョン)でそれに近い解像度で表示できる点で、この機種の画質は優れます。

 視聴できるメディアは、DVD・SDカード・USBメモリーです。

 PCなどで保存してあるビデオファイルなどのデータを再生するのに便利です。

 バッテリーは、下位機種同様に非搭載です。

 したがって、基本は、ACアダプターか乾電池で利用する機種です。なお、充電式のニッケル水素乾電池を利用した場合、3時間前後の再生が可能です。ただし、電池は10本必要なので、「非現実的」かもしれません。

 自動車での利用は、画面の大きさゆえに想定されていない機種です。

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 ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで可能です。

 ただし、他機種同様に、アナログ方式であり、HDMI端子は非搭載です。

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 以上、グリーンハウスの大画面のポータブルDVDプレーヤーの紹介でした。

 さほど費用はかけず、子供の目に優しい大きめスクリーンの製品を探している場合、この機種は良い選択肢です。


 

 【9インチ】 

 11・EAST(アズマ) DVD-F924
 
 
¥12,817 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  

解像度:800×480
TVチューナー:地上波(フルセグ可)
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:約3時間
充電時間:不明
重さ:0.92kg

 DVD-F924は、アズマが販売するポータブルDVDプレーヤーです。

 前年発売していたDVD-F914の後継です。

 画面サイズは、少し大きめの9インチ(19.8×11.2.cm)です。

 解像度は、DVDの再生に十分な800×480ですが、他社機と比べると、あまり安くないです。

 視聴できるメディアは、DVD・SDカード・USBメモリーという3点セットに対応します。

 ただし、動画(MPEG1 とMPEG2 )は搭載しません。この部分で、グリーンハウス系より弱いでしょう。

 TVチューナーは、搭載します。

 ワンセグとフルセグとに搭載なので、付属のアンテナを立てれば、外出先でもTVとして利用可能です。

 ただし、800×480という解像度は、TV対応機としては、多少物足りなく感じます。

 バッテリーは、最大3時間の再生です。

 やはり、価格からすると物足りない水準です。ACアダプターでも利用可能です。

 自動車での利用はカーアダプターのほか、ヘッドレストに取り付けられる車載用カバーとリモコンが付属します。

 この機種も、「タブレット」のように折り畳んで利用できるので車載には向きます。

 ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで可能です。

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 以上、アズマのDVD-F924の紹介でした。

 比較的小型のTVチューナー搭載製品です。ただ、ライバルのグリーンハウス(9インチ)は「強敵」であり、比較するとやや分が悪いでしょう。


 

 12・EAST(アズマ) DVD-P1160
 
 ¥9,480 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  

液解像度:1366×768
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:約2.5時間
充電時間:不明
重さ:1.23kg

 DVD-P1160も、アズマのポータブルDVDプレーヤーです。

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 本体デザインは、折りたためないもの、左右に画面を移動させる構造を持ちます。

 画面サイズは、11.6インチです。

 モバイルノートPC並の画面です。ただし、重さが1.23kgです。持ち運べないことはないでしょうが、基本的には自宅用です。

 視聴できるメディアは、DVD・SDカード・USBメモリーです。

 仕様は、下位機種と同様です。

 TVチューナーは、一方、非搭載ですが、価格的に納得でしょう。

 バッテリーは、最大2.5時間です。

 画面が大きいから仕方ないです。基本は、持ち運ばず、電源の取れる場所で利用する機種だと思います。 

 自動車での利用は、カーアダプターのみ付属します。

 車載用カバーは未付属です。大きさ的にもそのような用途は想定しにくいのでしょう。

 ご家庭のTVでの利用は、付属のAVケーブルで可能です。

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 以上、DVD-P1160の紹介でした。

 画面サイズを優先するならば、解像度も高く良い選択肢の1つだと思います。ただ、モバイル性はないため、その部分は注意が必要ですね。


 

 【10インチ】 

 13・BLUEDOT BDP-1040W
   ¥13,480 Amazon.co.jp (2/4執筆時)   

解像度:1024×600
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子・HDMI
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大6.5時間
充電時間:約7時間
重さ:1.3kg

  BDP-1040W は、BLUEDOTから販売されている10インチのポータブルDVDプレーヤーです。

 同社は、日本のファブレス企業ですが、最近は液晶パネル搭載製品において存在感があります。こちらは、Amazonでの直販モデルですね。

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 画面サイズは、10インチです。

 こちらも大きめのサイズを利用しています。

 解像度は、1024×600とそれなりに高解像度です。

 視聴できるメディアは、DVD・SDカード・USBメモリです。

 ただし、SDカード・USBメモリは、MP3音源とJpeg画像のみ対応で、動画の再生はできません。ちなみに、DVDのリージョンコードは、日本です。

 TVチューナーも未搭載です。

 バッテリーは、一方で最大6.5時間と長寿命です。

 ただし、重さは1.3kgとノートPC程の重さです。ACアダプターが付属し、コンセントでも利用可能です。

 自動車での利用は、この機種はカーアダプターが未付属です。

 基本的に長寿命バッテリーを利用して、シガーアダプタを使わずにみるべき機種です。

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 Amazonベーシック HDMIケーブル - 0.9m
   ¥575 Amazon.co.jp (2/4執筆時)

 ご家庭のTVでの利用は、こちらの機種はHDMI端子を備えます。

 そのため、大画面TVに接続する際にデジタル伝送できるので、高品質な映像を出力することが可能です。

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 「お子さん用」に考えるととくに、この部分は利便性が高いです。操作用のリモコンも付属します。ただし、ケーブルは「別売」ですので、この点だけは注意が必要でしょう。

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 以上、BDP-1040W の紹介でした。

 比較的格安な製品ですが、HDMI端子を装備するため、自宅でデジタル画質の映像が見れるのが「売り」ですね。

 外出先でも、自宅でも利用したい人には最も良い選択肢でしょう。バッテリーも比較的長寿命なので、用途も広がりそうです。


  

 【10インチ】 

 14・ダイニチ電子 Wizz DV-PTB1080
   ¥16,800 Amazon.co.jp (2/4執筆時)   

解像度:1024×600
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・Micro USB端子・HDMI
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大4時間
充電時間:約5時間
重さ:1.2kg

 Wizz DV-PTB1080 は、日本のダイニチ電子が発売する一風変わったDVDプレーヤーです。


 201810292040.jpg

 画面サイズは、10インチです。

 解像度は、1024×600です。

 視聴できるメディアは、DVD・SDカードです。

 このあたりは、ブルードットと変わりません。

 しかし、この機種は、「タブレットDVDプレーヤー」で、4コアのCPUとAndroid 7.0が搭載されています。2.4GHz帯のWi-FiとBluetoothも搭載ですから、どちらかと言えば、「タブレットPC寄りのDVDプレーヤー」です。

 16GBの内蔵ストレージも搭載します。

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 TVチューナーは、未搭載です。

 ただ、Androidアプリを入れられるため、You Tubeなり、ネット動画をそのまま見れる点では利便性があるでしょう。

 バッテリーは、一方で最大4時間です。CPUを搭載する機種と考えると、以外に健闘でしょう。

 ただし、重さは1.2kgとノートPC程の重さです。ACアダプターが付属し、コンセントでも利用可能です。

 自動車での利用は車載キットが標準搭載のため、対応可能です。

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 Amazonベーシック HDMIケーブル - 0.9m
   ¥575 Amazon.co.jp (2/4執筆時)

 ご家庭のTVでの利用は、こちらの機種はHDMI端子を備えます。

 そのため、大画面TVに接続する際にデジタル伝送できるので、高品質な映像を出力することが可能です。ただし、リモコンは付属しません。

---

 以上、Wizz DV-PTB1080   の紹介でした。

 インターネット(動画)も見られるDVDプレーヤーです。

 それならば、「タブレットを買えばいいじゃない!」という方もいそうですが、タブレットにはDVDドライブはないので、こうしたキメラ的な製品もニッチな需要はあるでしょう。

3・携帯ブルーレイプレーヤーの比較

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 続いて、ここからは、DVDに加えて、ブルーレイの再生にも搭載できる製品を紹介します。


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 【10.1インチ・TVチューナーなし】

 15・グリーンハウス GH-PBD10D
  ¥25,700 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  

 【10.1インチ・TVチューナー付属】 

 16・グリーンハウス GH-PBD10DT
   ¥27,800 Amazon.co.jp (2/4執筆時) 

解像度:1024×600
TVチューナー:(搭載)
ブルーレイ:搭載
スロット:SDカード・USB端子・HDMI端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:乾電池12本・2時間
充電時間: ーーー
重さ:1.15kg

 GH-PBD10 は、台湾のグリーンハウスの発売する、ブルーレイのポータブルプレーヤーです。

 2機種あります。しかし、上位機種のみ、TVチューナー(ワンセグ・フルセグ)が付属します。その他の点は同じです。

 また、Amazonでは「新しいモデル」の表示がありますが、そちらは先ほど紹介したDVDのみの構成です。

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 画面サイズは、10.1インチと大きな画面です。

 解像度は、1024×600です。

 なおブルーレイの画質は1920×1080(フルHD)となるため、そのままの画質での表示は不可能です。

 ただ、画面の小ささから判断して、ポータブルの場合、この解像度でも十分高画質です。

 視聴できるメディアは、DVDとブルーレイです。

 SDカードやUSBメモリーも利用でき、動画フォーマットもMPEG1 / MPEG2 / MPEG4-AVCにそれぞれ搭載します。TVチューナーは、先ほど書いたように、上位機種のみの搭載です。

 バッテリー未搭載です。

 基本、ACアダプターで利用する機種です。正確には、単三乾電池12本で稼働しますが、現実的にこのように利用する人は少ないでしょう。

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 自動車での利用は、この機種もカーアダプターヘッドレストに取り付けられる車載用カバー・リモコンが付属します。

 さらに、この機種は、モニター下部がタッチパネルになっており、操作も楽です。

 201807071941.jpg

 ご家庭のTVでの利用は、HDMI端子を備えます。

 そのため、自宅では大画面TVに接続して、高品質な映像を見ることも可能です。

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 以上、GH-PBD10 の紹介でした。

 ブルーレイ搭載プレーヤーとして人気の機種ですが、現在は品薄で値上がりしています。後継機がDell可能性もあるため、多少注意が必要でしょう。


 

 17・東芝 REGZA SD-BP900S
 
¥24,900 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  

解像度:800×480
TVチューナー:
ブルーレイ:搭載
スロット:SDカード・USB端子・HDMI端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大5時間
充電時間: 約5時間
重さ:1.2kg

 SD-BP900S は、東芝レグザのブルーレイのポータブルプレーヤーです。

 ブルーレイ搭載機としては比較的価格が安い機種です。

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 本体デザインは、折りたたんでタブレット形状でも使える機種です。

 他社機と同じです。

 画面サイズは、9インチ(19.8×11.2.cm)です。

 グリーンハウスより一回り小さめです。その点は(携帯性を重視すれば)問題ないです。

 解像度は、しかし、800×480とかなりの低解像度です。

 ブルーレイ用として考えると、相当残念な部分です。

 201807071949.jpg

 バッテリーは、最大5時間の再生と高寿命です。もちろん、ACアダプターも付属します。

 自動車での利用は、カーアダプターが付属します。

 しかし、ヘッドレストに付けるカバーは未付属です。この部分を意識した作りではなさそうです。

 Amazonベーシック HDMIケーブル - 0.9m
   ¥575 Amazon.co.jp (2/4執筆時)

 ご家庭のTVでの利用は、HDMI端子を備えます。

 そのため、自宅では大画面TVに接続して、高画質でDVD映像を見ることが可能です。

---

 以上、東芝のSD-BP900S の紹介でした。

 ポータブルDVDプレーヤーは高品質な液晶を使っていましたが、ブルーレイ搭載機は逆にこの部分を軽視した作りです。この点が多少残念と言えそうで、「次回作に期待」です。


 

 18・SONY BDP-SX910
 
 ¥57,600 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  

解像度:800×480
TVチューナー:
ブルーレイ:搭載
スロット:SDカード・USB端子・HDMI
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大5時間
充電時間: 約5時間
重さ:1.2kg

 BDP-SX910 は、ソニーのブルーレイのポータブルプレーヤーです。

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 画面サイズは、9インチ(19.8×11.2.cm)です。東芝と同じです。

 解像度は、800×480です。

 やはり、ブルーレイのスペックをフルで活かせる商品ではありません。本体はこちらも、他機のように回転します。

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 視聴できるメディアは、DVD・ブルーレイです。

 SDカード・USBメモリーのほか、コンセント電源式限定ながら「外付けHDDに搭載」します。

 フォーマットも、Mpeg系のほかWMVなどにも搭載し充実しています。このほか、ドルビーサラウンド機能など、音質が他メーカーに比べて高いのが、ソニーの利点です。

 バッテリーは、最大5時間の再生と長いです。ACアダプターも付属していますが、なしでも長時間使えそうです。

 自動車での利用はカーアダプターは付属します。ただ、ヘッドレストに付けるカバーは未付属です。

 後部座席で利用するならば、グリーンハウスなどのほうがお手軽です。

 

  Amazonベーシック HDMIケーブル - 0.9m
    ¥575 Amazon.co.jp (2/4執筆時)

 ご家庭のTVでの利用は、こちらの機種もHDMI端子を備えます。そのため、自宅では大画面TVに接続して、高画質でDVD映像を見ることが可能です。

---

 以上、ソニーのBDP-SX910 の紹介でした。

 東芝同様に、画面解像度が低いのはネックです。

 一方、PCなどに保存した各種動画ファイルを、USBメモリーやポータブルHDDなどとつなげて再生するには、搭載フォーマットが多く、向いている機種でしょう。

今回の結論
ポータブルプレーヤーのおすすめ機種は結論的にこちら!

 というわけで今回は、ポータブルプレーヤーを15機種ほど比較しました。

 最後に、いつものように、目的別・用途別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきます。


 第1に、家庭や、持ち運んでの利用に便利な、DVDプレーヤーとしておすすめできるのは、

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 【7インチ】 

 1・東芝 REGZA SD-P710SW 【白
 1・東芝 REGZA SD-P710SG  【緑
 1・東芝 REGZA SD-P710SP
【ピンク
 1・東芝 REGZA SD-P710SL 【シルバー
  ¥11,245 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  

解像度:1024×600(IPS液晶)
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大5時間
充電時間:約3時間
重さ:0.77kg

 東芝レグザシリーズSD-P710でしょう。

 最も重要視するべき、液画面サイズの品質がIPS液晶採用と他機種に抜きんでて性能が良いのが理由です。

 IPS液晶は、視野角も広く、目にも優しいため、お子さんが利用するのにも向いているでしょう。7型サイズで持ちはこびにも有利です。

 201810291908.jpg

 性能面でも、バッテリー寿命も長く、重さも軽量なので、使い勝手も良いと思います。価格も性能に比して抑えられており、費用対効果は高そうです。

ーーー

  201810291826.jpg

 【9インチ】【TVチューナーあり】

 5・グリーンハウス GH-PDV10MT-BK
   ¥16,713 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  

解像度:1024×600
TVチューナー:(あり)
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー持続時間(約4時間)
充電時間:ーーー
重さ:0.78kg/0.845kg

 なお、TVも見たい場合は、グリーンハウスのGH-PDV10MTを選択肢に入れると良いでしょう。

 TVチューナーを搭載した上で、画面は9インチとやや大きめです。

 201507041825.jpg

防水搭載小型ポータブルTVの比較記事

 もし、自宅だけ使うならば、TVメインのポータブルTVを利用したほうが画質は期待できます。

 DVDを扱えないので今回は紹介しませんでしたが、TVメインでも良いならば選択肢になります。


第2に、自動車の後部座席に設置するのに向いたDVDプレーヤーとしておすすめできるのは、

  201810291826.jpg

 【7インチ】【TVチューナーなし】

 4・グリーンハウス GH-PDV7M-BK
   ¥10,219 Amazon.co.jp (2/4執筆時)

 【9インチ】【TVチューナーあり】

 5・グリーンハウス GH-PDV10MT-BK
   ¥16,713 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  

解像度:1024×600
TVチューナー:(あり)
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー持続時間(約4時間)
充電時間:ーーー
重さ:0.78kg/0.845kg

 専用の車載用バッグの使い勝手が良い、グリーンハウスの2製品でしょう。

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 サイズ的には視認性を考慮に入れれば、9インチが特にオススメです。

 画質はいずれも同等で、クオリティは高いです。


第3に、自宅内で利用する場合におすすめなポータブルブルーレイプレーヤーは、

  201807071939.jpg

 【10.1インチ・TVチューナーなし】

 15・グリーンハウス GH-PBD10D
  ¥25,700 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  

 【10.1インチ・TVチューナー付属】 

 16・グリーンハウス GH-PBD10DT
   ¥27,800 Amazon.co.jp (2/4執筆時) 

解像度:1024×600
TVチューナー:(搭載)
ブルーレイ:搭載
スロット:SDカード・USB端子・HDMI端子
音楽再生:CD MP3
バッテリー:乾電池12本・2時間
充電時間: ーーー
重さ:1.15kg

 現状ではグリーンハウスのGH-PBD10シリーズがおすすめです。

 ブルーレイ搭載の製品としては液晶の解像度に優れ、画面も十分大きいといえます。価格も相当に値頃感があるため、コスパも良さそうです。

 自宅では、HDMI端子経由で大画面TVへの出力も可能です。HDMI端子は音声も伝送できるため、スピーカーもTVのものが利用できます。

ーーー

 

 【10インチ】 

 13・BLUEDOT BDP-1040W
   ¥13,480 Amazon.co.jp (2/4執筆時)   

解像度:1024×600
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子・HDMI
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大6.5時間
充電時間:約7時間
重さ:1.3kg

 ただ、グリーンハウスは、基本的にACアダプターで閲覧する機種です。

 そのため、ブルーレイが不要なならば、バッテリーでも「そこそこ」動く、ブルードットのこちらを選んでも良いでしょう。


第4に、小さなお子さんやお年寄り向けに、比較的画面の大きなポータブルDVDプレーヤーを選ぶならば、

  

 【13.3インチ】 

 9・グリーンハウスGH-PDV13VT-BK
 
 ¥14,500 Amazon.co.jp (2/4執筆時)

 【15.6インチ】 

 10・グリーンハウス GH-PDV15VT-BK
   ¥15,979 Amazon.co.jp (2/4執筆時)  
  

画面サイズ:1355×768
TVチューナー:地上波(フルセグ可)
ブルーレイ:
スロット:SDカード・USB端子
音楽再生:搭載 (CD・MP3 MPEG 1 2)
バッテリー:乾電池(約3時間/2時間45分)
充電時間:ーーー
重さ:1.39kg/1.59kg

 グリーンハウスの「大画面」モデルが良いでしょう。

 やはり、小さすぎる画面は目に良くないので、持ち運ばないならば、これくらいあっても良いでしょう。

 ノートPCにも使われるサイズの液晶は大量生産効果で安いため、画面が大きい割に価格も安いです。


第5に、自宅での利用などで、You Tubeなどのネット動画も見れる端末としては、

   

 【10インチ】 

 14・ダイニチ電子 Wizz DV-PTB1080
   ¥16,800 Amazon.co.jp (2/4執筆時)   

解像度:1024×600
TVチューナー:
ブルーレイ:
スロット:SDカード・Micro USB端子・HDMI
音楽再生:CD MP3
バッテリー:最大4時間
充電時間:約5時間
重さ:1.2kg

 ダイニチ電子が発売するWizz DV-PTB1080 でしょう。

 中国・アジアにはこういったキメラ的な製品がたまにありますが、例えば「DVD視聴+You Tube」というのは、日本でもおそらく一定のニッチ市場がありそうです。

補足:そのほかの「選択肢」について

 というわけで、今回はDVDプレーヤーを紹介しました。

 最後に、少し考えても良い「DVDプレーヤーのオルタナティブ」を提案しておきます。

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 I-O DATA DVDミレル DVRP-W8AI2
 ¥18,500 Amazon.co.jp (2/4執筆時)   

 実は、ダイニチ電子のタブレットの記事を書いていて思い出しましたが、アイオーデータから「Wi-Fi・Bluetooth搭載DVDドライブ」が発売されています。

 これと、(ご自宅に余っている)タブレットと紐付けて利用する方法は、有効なオルタナティブだと思います。

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 ・ Anker PowerCore 10000
   ¥2,799 Amazon.co.jp (2/4執筆時)

 I-O DATA DVDミレルは、ACコンセントのほか、「出力5Vで2.0A以上のモバイルバッテリー」でも駆動します。

 そのため、【モバイルバッテリーの比較記事】で紹介した、ANKERなどのUSBモバイルバッテリーから電源が取れます。

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Android OS 4.2.2以降
iOS 8以降

 I-O DATA DVDミレルは、上のような基準を満たす場合、Android系・iOS系双方のタブレットスマホとつなげることができます。

 そのため、ご家庭に「余分なタブレット」があるならば、DVDプレーヤーとしても再利用できるでしょう。

 解像度・搭載CPUの性能などは、タブレットの方が品質は良いですし。

1・Androidタブレットの紹介記事
2・Amazon Fireの紹介記事
3・
iPadの比較記事

 余分なタブレットがない場合も、場合によっては、タブレットを新調し、古い現行機を DVD視聴用に回すという方法も考えられるでしょう。

 その場合は、上記の比較記事もご覧ください。

ーーー

 以上、今回は、ポータブルDVDプレーヤーの紹介でした。

 また、最後になりますが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 10:42 | 映像機器

2019年02月03日

比較2019'【4K対応】ブルーレイプレーヤー20機のおすすめ・選び方:Ultra HD HDR10+対応 (1)

【今回レビューする内容】2019年 高画質で安いブルーレイプレーヤー20機の性能とおすすめ・選び方:Ultra HD Blu-ray対応:1万円の激安機種・4K映像対応の10万円以上の高級Ultra HD ブルーレイプレーヤー・ユニバーサルプレーヤー

【比較する製品型番】パナソニック DMP-BD90 DMP-BDT180-K DMP-UB30 DMP-UB900 SONY BDP-S1500 BDP-S6700 UBP-X800 東芝 DBP-S600 パイオニア BDP-3140-K BDP-3140-W BDP-180-S BDP-180-K BDP-X300 UDP-LX800-B UDP-LX500-B LGエレクトロニクス BP25 UP970 ヤマハ AVENTAGE BD-A1060(H) BD-A1060(B) OPPO UDP-203 UDP-205 DMP-UB32-K UBK90 UBK80 DP-UB9000(Japan Limited)

今回のお題
高画質で高音質なブルーレイプレーヤーのおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、ブルーレイディスクプレーヤーの比較です。

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 低価格志向の1万円以下のプレーヤーから、画質や音質面に関わるパーツを強化した20万円以上のハイエンド機まで広く紹介します。

 最新のUltra HD Blu-rayにも対応するように書きました。

 以下では、いつものように、各製品を比較し、最後にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

1・ブルーレイプレイヤーの選び方の基本

 ブルーレイソフト・ブルーレイメディアを(PC以外で)「視聴」するために必要な機器は、次の3種類に大別できます。

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 第1に、ブルーレイプレイヤー」です。

 欧米で特にシェアが高い据置タイプの映像再生機器です。日本でもパナソニック・ソニーなどが販売しています。

 今回力を入れて比較するジャンルです。

ーーー

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2・おすすめBDレコーダーの比較

 第2に、BDレコーダーです。再生機としても録画機としても使えるタイプです。

 日本でシェアが高いタイプですが、このブログでは【こちら】の別記事で特集しました。各社の現行機種をほぼ全機種網羅しています。

ーーー

201807071456.jpg

3・ポータブルBDプレイヤーの比較

 第3に、ポータブル型の「ブルーレイプレイヤー」です。

 小さめながら画面が付属し、バッテリー搭載で持ち運べるタイプです。

 こちらについても、比較の観点が異なるため、別記事にしています。上記のリンク記事をご覧ください。


  201807071510.jpg

 というわけで、以下では、据置タイプの「ブルーレイプレイヤー」を比較していきます。

 ただし、機種が多いため、主に価格的な側面から、4つに分けて紹介するつもりです。

2・激安の入門機の比較【1万円以下】

 では、最初に、価格が安いブルーレイプレーヤーを数機種紹介します。

 いずれも、4K映像には対応しないフルハイビジョン(フルHD)機ですが、 価格的には相当値頃です。

 なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記します。


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 1・パナソニック DMP-BD90
  ¥9,000 Amazon.co.jp (2/3執筆時) 

映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:フルHDのみ
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:
ネット動画:
接続端子:HDMI 1系統

  DMP-BD90は、パナソニックの販売する入門用ブルーレイプレーヤーです。

 録画はTVに任せるご家庭で、手軽にブルーレイを見たい方に売れている機種です。

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 本体サイズは、幅24.5mmと非常に省スペースです。設置性は他の機種より良いと言えます。

 映像出力は、1920×1080フルHD画質までとなります。

 ブルーレイ内部の映像の解像度も1920×1080(フルHD)なので、一般的には問題ないでしょう。

 ただ、4K画質(3840×2160)を記録できるUltra-HDブルーレイには非対応です。

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 映像関係の技術は、HDアップコンバート(アップサンプリング)機能のみ搭載です。

 これは、DVDの画質(720×480)をフルHD画質に「擬似的に拡大」する技術です。足りない画像情報は、機械的な計算により補足されます。画質向上を目的とする、昔ながらの「超解像技術」と似ています。

 しかし、HDアップコンバートは、超解像技術と違って、画像情報を1単位ずつを解析し、正しい画像情報を増やす技術ではありません。

 隣接する画像との違いを関数的に「なだらかに」表現するだけです。そのため、例えば、「YouTubeの低解像度動画を無理やりパソコンで引き延ばした」「色と色の境目がボケボケな」感じの画質になりやすいです。

 そのため、アップコンバート機能を持つ高級テレビやよりグレードの高いブルーレイプレーヤーは、超解像技術などで再計算するか、鮮鋭化フィルタ(エッジ強化)を併用することで、解決を図ります。しかし、このプレーヤーにはそれが備わりません

 結論的に言えば、この機種は、「ブルーレイプレーヤー」はそれなりに再生できるが、DVDを再生する場合はイマイチです。

 201803091031.jpg

 音質面では、通常の2ch(ステレオ)データはもちろん、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応すします。

 対応するブルーレイソフトを再生する場合、最大7.1chまで対応となります。

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 なお、「ハイレゾ」とは、従来の音質(CDレベル)以上の情報量を持った新規格の音楽データであり、最近流行しつつあるものです。

 例えば、【ソニーのウォークマンの比較記事】や【ハイレゾヘッドホンの比較記事】で対応機器を紹介しました。

 ハイレゾ音源については、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、趣味人に人気なDSD5.6MHzまで対応です。

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 ネットワーク機能は、無線LAN/有線LANを含めて持ちません

 ネット動画サービスも、したがって未対応です。

  

 Amazonベーシック ハイスピード HDMIケーブル
  ¥554 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

 接続端子は、HDMIが1系統です。ケーブルは未付属なので、適宜購入が必要です。

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 以上、パナソニックのDMP-BD90の紹介でした。

 「とりあえず」ブルーレイを再生できればいい、という場合、コンパクトで安い機種として需要があります。ただ、能力的には、さほど高度ではありません


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 2・SONY BDP-S1500 BM
  ¥9,270 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:プレシジョンシネマHD
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源::DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAVのみ
ネットワーク:有線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI /同軸×1

 BDP-S1500 BMは、ソニーの販売する入門用ブルーレイプレーヤーです。パナソニックとほぼ同価ですが、機能面では多少異なります。

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 本体サイズは、パナソニックより多少短く幅23mmです。設置性は良いですね。

 映像出力は、パナソニックと同じで、1920×1080フルHD画質までとなります。先ほど説明した機種と同じで、Ultra-HDブルーレイには非対応です。

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 映像関係の技術は、プレシジョンシネマHDが搭載です。

 これは、DVD画質などをブルーレイ相当(1920×1080)までアップコンバートする技術です。いわゆる超解像技術は伴わないようですが、関数化する際に、斜め線も考慮に入れる点で、(少なくともそれを表明しない)パナソニックよりも高度です。

 DVDも再生する方は、こちらを選ぶ意味があるでしょう。

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 加えて、トリルミナスカラーにも対応します。

 ただし、これは、【4K液晶テレビの比較記事】で紹介したような、ソニー製のトリルミナス技術採用TVを持っている方が、国際規格のx.v.Color情報を持つメディアを再生した場合、発色が良くなる技術です。

 コアなソニーユーザー以外は意識しなくて良いでしょう。

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 音質面では、通常の2ch(ステレオ)のほか、こちらも、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 ハイレゾ音源は、ソニーは力を入れているメーカーですが、この機種については、FLAC・WAVのみとやや対応範囲が狭いです。

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 ネットワーク機能は、有線LANを搭載します。

 ネット動画サービスは、有線LAN経由で以上のサービスを利用可能です。なお、低解像度動画については、先ほど紹介したプレシジョンシネマHDが有効に働くでしょう。

 接続端子は、HDMIが1系統です。また、音声用に同軸端子が1系統付属します。

 通常は、映像と一緒に音声信号もHDMIでTVにおくってからアンプ(スピーカー)に出力します。ただ、音質にこだわりたい場合は、直でアンプにも伝送できる、ということになります。なお、ケーブルは、いずれも未付属です。

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 以上、ソニーBDP-S1500 BMの紹介でした。

 パナソニックに較べると、ネットワーク機能が加わること、プレシジョンシネマHDに対応することが魅力でしょう。逆に、削られる部分はないため、二者から選ぶならば、ソニーに軍配が上がるでしょう。


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 3・東芝 DBP-S600
  ¥9,501 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

映像出力:フルHD画質まで
超解像度:XDE
アップコンバート:
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD Master Audio
ハイレゾ :
ネットワーク:有線LAN
ネット動画
接続端子:HDMI

 DBP-S600は、東芝の入門用ブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、他社よりもやや長めで、28cmとなります。

 映像出力は、こちらも、1920×1080フルHD画質までとなります。

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 映像関係の技術は、超解像技術であるXDEに対応します。

 アップコンバート超解像技術の違いは、先ほどパナソニックの機種で紹介したとおりです。

 繰り返しますが、超解像技術の場合、「関数を使って単に引き延ばす」のではなく、映像情報(輝度など)を分析してから再構成するため、一般的に、視認性は良くなります。

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 一方、ソニーのトリルミナスカラーに対応するx.v.Color出力にも対応するため、画質関係の部分は格安機では最も期待できると言えます。

 音質面では、業界規格のドルビーデジタルプラスに対応し最大7.1chまでとなります。一方、DTSについては、他社より1ランク下のDTS-HD Master Audioまでとなっています。

 ハイレゾ音源は、再生に対応しません

 ネットワーク機能は、非搭載です。

 ネット動画サービスは、したがって未対応となります。

 接続端子は、HDMIが1系統です。ケーブルは、未付属です。

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 以上、東芝のDBP-S600の紹介でした。

 ネットワーク機能がない分、ソニーの機種に較べるとお買得感に乏しい機種です。一方で、DVD画質のアップコンバートについては、XDEに対応するため、ここまで見たいずれの機種よりも優れていそうです。

 DVDメインならば、この機種は選択肢となるでしょう。


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 4・パイオニア BDP-3140-K [ブラック]
 5・パイオニア BDP-3140-W [ホワイト]
  ¥13,158 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:対応
ドルビー音源:5.1chDOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD Master Audio
ハイレゾ :FLAC/WAVのみ対応
ネットワーク:有線LAN
ネット動画:
接続端子:HDMI 1/光デジタル1/アナログ音声

 BDP-3140は、パイオニアのブルーレイプレーヤーです。

 同社はBDレコーダーは出していないのですが、PC用を含めて高性能なブルーレイドライブには定評のあるメーカーです。

 本体サイズは、幅が36cmとなります。コンパクト設計ではない点、注意してください。

 映像出力は、他社同様に、1920×1080フルHD画質までとなります。

 201803091111.jpg

 映像関係の技術は、パイオニアは、アップコンバートのみ対応です。そのため、東芝やソニーに較べると、やや不利です。

 ただし、ソニーのトリルミナスカラーに対応するx.v.Color出力には対応します。

 音質面では、通常の2ch(ステレオ)のほか、こちらも、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 ハイレゾ音源は、対応します。ただし、FLAC・WAVのみとなっています。

 ネットワーク機能は、有線LANのみ搭載されます。

 ネット動画サービスは、LANが装備される機種ですが、未対応となる点注意しましょう。

 接続端子は、HDMIが1系統のほか、光デジタル音声出力端子が1系統とアナログ音声端子が付属します。

 201803091120.jpg

 一方、使い勝手の部分では、他社も対応する早送りの他、語学学習用の0.8倍速再生が搭載される魅力です。この部分は、パイオニア独自です。

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 以上、パイオニアのBDP-3140の紹介でした。

 本体が大きな機種ですが、性能は他社と比べるとやや不利でしょう。ただし、語学学習用としては、魅力がありそうです。


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 6・LGエレクトロニクス BP250
  ¥8,164 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:
ドルビー音源:5.1chDOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:
ハイレゾ :FLAC/WAVのみ対応
ネットワーク:
ネット動画:
接続端子:HDMI 1

  BP250は、韓国のLGが販売するブルーレイプレーヤーです。日本でも液晶TVでかなりの存在感を出している会社ですが、その周辺機器としてこちらが出ています。

 本体サイズは、幅が27cmとなります。東芝とほぼ同じサイズで、「中くらい」のサイズです。

 映像出力は、こちらも1920×1080フルHD画質までとなります。

 映像関係の技術は、あまり情報公開がされていません。一般的なアップコンバートについては、おそらく「対応」でしょうが、明示がありません。そのため、DVD再生については多少不安です。

 音質面では、業界規格のドルビーデジタルプラスのみ対応の明示があり、DTS系は不明です。

 ハイレゾ音源は、FLAC・WAVのみ対応となっています。

 ネットワーク機能は、非搭載です。そのため、ネット動画サービスも、未対応ですね。

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 接続端子は、HDMIが1系統です。また、この機種については、HDMIケーブルが付属します。

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 以上、LGBP250の紹介でした。

 価格は国内他社よりも2000円近く安い製品です。DVD画質は不安があるものの、ブルーレイは問題なく再生できるため、会社や学校の備品などでコストを削減したい場合は、選択肢に入るでしょう。

 一方、家庭用としては、やや微妙ですね。

3・4K対応の中級機の比較【1万円台】

 続いて4K画質とプログレシップ画質での出力に対応する機種を紹介します。

 なお、(普通の)ブルーレイは、解像度的に4Kに及びません。そのため、ここで言う「対応」とは、「ブルーレイ画像を4Kレベルにアップコンバートする技術を搭載する」という意味となります。

 なお、4K映像が記録できるUltra-HD対応ブルーレイプレーヤーは、これらの次に紹介します。


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 7・パナソニック DMP-BDT180-K
  ¥13,400 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/24p
超解像度:非対応
UC対応:4K/フルHD対応
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:有線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI 1系統

 DMP-BDT180は、パナソニックの中級のブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅が31cmとなります。同社の下位機種は小型でしたが、これは「中くらい」のサイズです。

 映像出力は、このグレードの機種から、4K/24フレームの出力に対応します。

 そのため、毎秒24コマのプログレッシブハイビジョン映像方式のブルーレイに対応します。

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 映像関係の技術は、4K出力に対応させるために、下位機種に搭載が見られたHDアップコンバートに加えて4Kアップコンバートに対応します。

 ブルーレイは、1920×1080フルHD画質で記録されています。

 そのため、この機能は、4K液晶テレビのユーザー向けに、画像をアップコンバートする機能と言えます。

 しかし、このグレードの機種でも、Ultra-HDブルーレイには非対応です。この部分では注意してください。また、超解像技術も非搭載です。

 音質面では、通常の2ch(ステレオ)のほか、こちらも、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 ハイレゾ音源は、下位機種も「豪華」でしたが、中位機種もそうです。一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、趣味人に人気なDSD5.6MHzまで対応です。

 201803091139.jpg

 ネットワーク機能は、有線LANが搭載されます。

 ネット動画サービスは、YouTubeとNetflixのみ対応します。

 接続端子は、HDMIが1系統となり、音声専用の端子は未付属です。ケーブルも別売です。

 そのほか、4K画質の写真の再生3Dディスクの再生にも対応します。

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 以上、パナソニックDMP-BDT180の紹介でした。

 4Kテレビでなくても視聴可能な、24フレームのプログレシップ画質対応のブルーレイを見たい場合は、このグレード以上を選ぶと良いでしょう。

 対応機としては、他社モデルに較べて安めの値段なので、コスパを優先したい場合におすすめです。


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 8・SONY BDP-S6700
  ¥16,780 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/24p
超解像度:(トリルミナス)
UC対応:4K/フルHD対応
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:有線LAN/無線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI /同軸×1

 BDP-S6700は、ソニーの販売する中級のブルーレイプレーヤーです。

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 本体サイズは、幅が25.5cmとなります。このクラスの製品としては、割と設置性が良いでしょう。

 映像出力は、こちらも、4K/24フレームの出力に対応します。

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 映像関係の技術は、パナソニック同様に、4Kアップコンバートに対応します。

 こちらも、超解像技術は非搭載です。


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 音質面では、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 その上で、デジタルミュージックエンハンサーを搭載している点が魅力です。

 通常、ブルーレイメディアは、音源を圧縮して記録しています。この機能は、圧縮音源を独自保管して、CDグレードの音質に近づける機能です。ソニーは、ポータブル音楽機器の大手でもあるため、音響関係の補正技術は一般的に強いです

 ハイレゾ音源は、パナソニックと同等です。

 一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、趣味人に人気なDSD5.6MHzまで対応です。

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 この製品はBluetoothを搭載します。

 また、ハイレゾ音質をそのまま出力できるLDACに対応します。もちろん、ヘッドホン側の対応も必要です。対応機器については【Bluetoothヘッドホンの比較記事】をご覧ください。

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 ネットワーク機能は、有線LANに加えて無線LANも搭載されます。

 ネット動画サービスは、上図のように、他社よりも充実した対応構成です。

 接続端子は、HDMIが1系統で、音声専用の端子として同軸端子も装備します。ケーブルは別売です。

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 以上、ソニーBDP-S6700の紹介でした。

 パナソニックの機種に較べると、音質面とネットワーク面でより充実している印象です。その分、価格も高いので単純に比較はできませんが、予算があるならば、こちらが良いと思います。


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 9・パイオニア BDP-180-S [シルバー]
 10・パイオニア BDP-180-K [ブラック]
  ¥19,809 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/24p
超解像度:非対応
UC対応:4K/フルHD対応
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:有線LAN/無線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI/光D音声/アナログ

 BDP-180は、パイオニアの販売する中級のブルーレイプレーヤーです。本体色は2色から選べる構成です。

 本体サイズは、幅が43.5cmとなります。安定して置ける点を重視しており、この点では「オーディオより」の設計思想です。

 映像出力は、こちらも、4K/24フレームの出力に対応します。

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 映像関係の技術は、こちらも4Kアップコンバートに対応します。

 超解像技術は未使用です。なお、パイオニアは、TV部門がないので、映像に関する部分はどこからかの技術提供かもしれません。

 音質面では、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。ただし、ソニーのような独自性は乏しいです。

 ハイレゾ音源は、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、DSD5.6MHzまで対応です。

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 ネットワーク機能は、有線LANに加えて無線LANも搭載されます。なお、Miracastに公式対応するため、Android系スマホの対応機の場合は、スマホ映像の転送が可能です。

 ネット動画サービスは、YouTubeのみ対応です。

 接続端子は、HDMIが1系統で、音声専用の端子として光デジタル音声出力端子を装備します。ケーブルはいずれも別売です。

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 以上、パイオニアBDP-180の紹介でした。

 価格的にソニーのライバルですが、「この機種の目玉」的な機能は乏しいと言えます。パイオニアを選ぶならば、次に紹介する機種のほうが独自機能があって面白い製品ですね。



  

 11・パイオニア BDP-X300
  ¥27,488 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/24p
超解像度:非対応
UC対応:4K/フルHD対応
ドルビー音源:5DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク::有線LAN/無線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI/光D/同軸/アナログ

  BDP-X300は、パイオニアの販売する上級のブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅がこの機種も43.5cmとなります。

 映像出力は、こちらも、4K/24フレームの出力に対応します。

 映像関係の技術は、基本的に下位機種と同じです。4Kアップコンバートのみ対応します。

 201803091211.jpg

 音質面では、一方で、基板のアナログオーディオ基板オーディオグレードのDACを採用します。ノイズ抑制を目指したオーディオ寄りの仕様が、この製品の特長です。

 もちろん、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 ハイレゾ音源は、中位機と同じで、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、DSD5.6MHzまで対応です。

 ネットワーク機能は、一方で、有線LANに加えて無線LANも搭載されます。なお、Miracastに公式対応します。

 ネット動画サービスは、YouTubeのみ対応です。

 接続端子は、HDMIが1系統で、音声専用の端子として光デジタル端子と同軸端子を1つずつ装備します。ケーブルはいずれも別売です。

 なお、3D映像は非対応です。

---

 以上、パイオニアBDP-X300の紹介でした。

 基板周りを「オーディオグレード」にして、音質に関わる基礎部分を底上げした機種と言えます。誤解を恐れずに言えば、ソニーが「ソフト的」に向上を狙っているのに対して、こちらは「ハード的」にそれを狙っていると言えます。

 ただし、価格設定は、「映像機器」というよりも、「オーディオ機器」のような値付けであり、やや割高感は否めません。この値段ならば、Ultra-HD対応ブルーレイが狙えますから。


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 12・ヤマハ AVENTAGE BD-A1060 H [チタン]
 13・ヤマハ AVENTAGE BD-A1060 B [ブラック]
  ¥51,500 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/24p
超解像度:
UC対応:4K対応
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:有線LAN/無線LAN
ネット動画:
接続端子:HDMI/光D/同軸/アナログ

 BD-A1060 は、ヤマハの発売する上級のブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅がこの機種も43.5cmで、重さも3.8kgです。しっかりした重さがあるのは、振動・ノイズ対策のためでしょう。

 映像出力は、こちらも、4K/24フレームの出力に対応します。

 映像関係の技術は、基本的に下位機種と同じです。4Kアップコンバートのみ対応します。

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 音質面では、パイオニアの上級機と同じで、パーツ的な振動対策を重視します。また、このクラスになるとDAC(パーツ)の製品名も公開されます。

 具体的には、バーブラウンPCM1795です。【ポータブルアンプの比較記事】でも紹介しましたが、高級機でも採用される品質の良いパーツです。

 なお、こちらも、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 ハイレゾ音源は、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、DSD5.6MHzまで対応です。

 201803091226.jpg

 ネットワーク機能は、有線LANに加えて無線LANも搭載されます。なお、ヤマハは、どちらかといえば、この製品をブルーレイプレーヤーとしてより、ハイレゾ対応のネットワークプレーヤーとして売っている向きもあり、DLNAに対応する、汎用的な再生端末としての利便性を強調しています。

 ネット動画サービスは、一方で、未対応です。

 接続端子は、HDMIが1系統で、音声専用の端子として光デジタル端子と同軸端子を1つずつ装備します。そのほか、バランス接続にも対応です。なお、ケーブルはいずれも別売です。

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 以上、パイオニアBD-A1060の紹介でした。

 音質面での性能面は相当期待できるでしょう。ただ、価格が高い点と、音質面に較べて画像面での革新的技術に乏しい点は、ネックです。

4・Ultra-HD対応の上級機【2万円台】

 続いて、4K映像の記録が可能なUltra-HDブルーレイを再生できる上級機を紹介します。

 対応するブルーレイソフトはあまり多くないですが、将来を見越した場合、導入しておくのは意味があることでしょう。


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 14・パナソニック DMP-UB32-K
  ¥29,101 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:4K超解像/W超解像
UC対応:4KダイレクトクロマUC
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:有線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI 1系統

 DMP-UB32は、パナソニックの上位機にあたるUltra-HD対応ブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅が32cmとなります。Ultra-HD対応ブルーレイとしてはコンパクトです。

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 映像出力は、このグレードの機種から、4K/60フレーム/36bit出力に対応します。Ultra-HDブルーレイに対応したい場合、これらの規格は必須となります。

 なお、Ultra-HDブルーレイは、輝度情報を高める最新の業界規格HDR10に対応する必要もありますが、こちらも「対応機」です。

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 映像関係の技術は、専用エンジン4Kリアルクロマプロセッサを利用した4Kダイレクトクロマアップコンバートの搭載が目をひきます。

 Ultra-HD対応ブルーレイやネットの4K動画は、4K(4:2:0)信号で記録されています。これを、再計算して60フレームの4K(4:4:4)として、4KTVに出力できます。パナソニックは、この過程をダイレクトにできるため、画質の向上がより見込めます。

 この機能はUltra-HDブルーレイより改造度の低い、DVDやブルーレイでも有効のため、総合的な画質は下位機種を大きく上回ると言えます。

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 加えて、超解像技術についても、W超解像4K超解像をWで採用します。アップコンバートと併用することで、レベルの高い映像表現を実現しています。TVで培われた技術です。

 音質面では、通常の2ch(ステレオ)のほか、こちらも、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 ハイレゾ音源は、こちらも、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、DSD5.6MHzまで対応です。

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 ネットワーク機能は、このグレードでは珍しく無線LANが装備されず、有線LANのみが搭載されます。

 ネット動画サービスは、一方で、上表のように相当充実します。このうちNetflixなどでは4K映像も対応しますが、仕組み上、超解像度技術だけは、ネット動画に対応しません

 接続端子は、HDMIが1系統と割り切った作りで、ケーブルも別売です。

 そのほか、4K画質の写真の再生3Dディスクの再生にも対応します。

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 以上、パナソニックDMP-UB32の紹介でした。

 画質面について言えば、文句の付けようがない水準です、ネット対応動画の範囲も広く便利に使えるでしょう。一方、音質面については、最新技術の投入はやや低水準でしょうか。


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 【上位機】

 15・LGエレクトロニクス UBK90
  ¥23,800 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

 【下位機】

 15・LGエレクトロニクス UBK80
  ¥20,356 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:
UC対応:対応
ドルビー音源:Atmos 7.1ch対応
DTS音源:DTS-HD Master Audio
ハイレゾ :FLAC
ネットワーク:有線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI 1系統

 UBK90は、LGの最上位機となるUltra-HD対応ブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅が43cmとなります。パナソニックに較べると大きめの本体です。

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 映像出力は、こちらも、4K/60フレーム/36bit出力に対応します。

 また、こちらは、上位機UBK90に限って、輝度を高めるHDR10に対応するだけでなく、Dolby社系列の「ドルビービジョン」にも対応します。

 映像ソース側の対応も必須ですが、シーンごとの動的メタデータを組み込める点でHDR10より高度です。

 映像関係の技術は、こちらも4Kアップコンバートに対応します。ただし、パナソニックのような高度な処理についての言及はありません超解像技術の類も不採用です。

 音質面では、通常の2ch(ステレオ)のほか、こちらも、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。

 また、上方の跳ね返り音もフォローできるサラウンド技術である、ドルビーアトモスへの対応も表明しています(ビットストリームのみ)。

 ハイレゾ音源は、一般的なFLACのみ対応です。

 ネットワーク機能は、UBK80は有線LANのみですが、UBK90は、Wi-Fiが内蔵されます。また、Netflixにも対応となります。

 ネット動画サービスは、YouTubeとNetflixのみというやや寂しい構成ですね。

 接続端子は、HDMIが1系統で、ケーブルも別売です。

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 以上、LGUBK90の紹介でした。

 ドルビービジョンに対応している機種として貴重です。ただ、全世界的に、HDR10が一般的な基準であるため、「マスト」ではないです。また、映像関係の基礎技術は、やはりパナソニックには及ばない点が多いです。


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 16・SONY UBP-X800
  ¥38,729 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:
UC対応:4Kアップコンバート
ドルビー音源:Atmos 7.1ch
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:有線LAN/無線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI /光デジタル/同軸デジタル

 UBP-X800は、ソニーの最上位機となるUltra-HD対応ブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅が43cmとなります。LGと同じ幅で、よくあるタイプです。

 映像出力は、こちらも、4K/60フレーム/36bit出力に対2/3執筆時します。輝度を高めるHDR10もフォローします。

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 映像関係の技術は、こちらも4Kアップコンバートに対応します。

 また、HDR10非対応の4Kテレビでも、HDR10特有の輝度や色調を再現できる独自機能もあります。最新の4KTVでもHDR対応は上位機だけですので、多くの人にとって有効な機能でしょう。

 一方、超解像度には非対応です。同社の下位機種で紹介した、トリルミナスには対応しますが、総合的にはパナソニックより、やや劣ります。

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 音質面では、圧縮音源のアップコンバート技術であるDSEE HXが目をひきます。

 ネット動画などの2ch再生に限定されますが、音質をハイレゾ相当にまで擬似的に高めてくれます。ただ、Ultra-HDブルーレイは、2.0chではなく、また、もともとハイレゾ相当ですので、低音質ソースに限定した話です。

 そのほか、高音質化はパナソニック以上に考えており、剛性の高いシャーシや、音声出力専用のHDMI端子を装備するなど、この部分では、パナソニックを上回ります。

 通常の2ch(ステレオ)のほか、こちらも、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、最大7.1chまでとなります。また、LG同様に、ドルビーアトモスへの対応も表明しています。

 ハイレゾ音源は、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応します。

 その上で、DSD5.6MHzまで対応です。また、搭載するBluetoothは、下位機種の場合と同じく、ハイレゾに対応できるLDACに対応します。

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 ネットワーク機能は、有線LANと無線LAN双方を装備します。

 ネット動画サービスは、上述のような構成です。Netflixなど4Kにも対応します。

 接続端子は、HDMIが2系統のほか、音声信号用に、光デジタル音声出力端子と同軸端子が1つずつ付属します。ケーブルは別売です。

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 以上、ソニーUBP-X800の紹介でした。

 パナソニックより優位なのは音質面です。一方、画質面の機能はパナソニックの方が良いです。その意味で、どちらを選ぶかは悩みどころです。

 ただ、DSEE HXは、ブルーレイの音質向上に寄与しない点をふまえると、ブルーレイプレーヤーとしては、パナソニックのほうが本質的に水準は高いと言えます。

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 17・SONY UBP-X700【2018年】
  ¥26,200 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

 なお、2018年4月に後継機となるUBP-X700が登場しています。

 ただ、型番数字が小さいことからも分かるように、「下位機扱い」です。具体的には、音質的にDSEE HXに未対応となり、Bluetooth無線が省略されています。

 一方で、画質面は、LGと同じく、新規格のドルビービジョンに対応になりますが、これは規格的にほとんどないため、総合的には選びがたいでしょう。

5・ハイエンド機の比較【10万円-】

 最後に、10万円を超える「高級機」を紹介します。

 こういった商品は、リビングなどに、「オーディオ・ビジュアルを本格的に構築」するつもりの、ハイアマチュア向けの製品です。

 活かしきるには、アンプや、スピーカーなどの多くの周辺機器とその購入予算が必要なので、一般的には検討するのは不要です。


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 18・パナソニック DMP-UB9000-K
  ¥231,984 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:4K超解像/W超解像
UC対応:4KダイレクトクロマUCPlus
ドルビー音源:Atmos 7.1ch
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD11.2対応
ネットワーク:有線LAN・無線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI /光デジタル/同軸デジタル

  DMP-UB9000は、パナソニックの最上位機です。もちろん、Ultra-HD対応ブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅が32cmとなります。Ultra-HD対応ブルーレイとしてはコンパクトです。

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 映像出力は、こちらも、4K/60フレーム/36bit出力に対応します。

 また、ドルビービジョンに対応するほか、HDR10の上位互換で、ドルビービジョン同様に、動的なメタデータ(HDRメタデータ)を記録できるHDR10+規格にも対応します。

 HDR10+は、Amazonのほか大手の配給会社も参入表明しています。メーカー側もライセンス料の部分や、設計面の自由度の高さから、HDR10+重視に傾いている向きもあります。

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 映像関係の技術は、専用エンジン4KリアルクロマプロセッサPlusをつかった、4KダイレクトクロマアップコンバートPlusの搭載となります。

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 下位機種に較べた場合、HDRトーンマップの採用で、高輝度部分の表現を自動で最適化する部分が目を引きます。

 有機EL・プロジェクター・液晶など利用する環境に合わせてトーンが調整できるため高度です。細かい部分では、字幕部分の輝度調整機能など、面白いです。

 そのほかは、下位機種と比べると、エッジ部分(色の輪郭)がより鮮明化されたと、階調ロスレスシステムとして紹介される機能が搭載されます。

 音質面も、基本的には下位機種と同じです。

 ただ、ソニーやパイオニアの場合と似ていて、「高音質化パーツ」を採用し、ハード面でのクオリティを上昇させています。音響パーツは、趣味の世界であり、映像関連部品よりも基本的に高額なので、このような本体価格になります。

 その他の部分は、ほぼ同じですが、ドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオのほか、ドルビーアトモスへの対応を表明します。

 ハイレゾ音源は、こちらも、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、DSDは、11.2MHzまで対応です。

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 また、こちらは、リ.マスター/真空管サウンドに対応します。

 先述のソニーのDSEE HXに似ている機能で、こちらも低音質ソースのアップコンバートを目的としています。ただ、どのソースも高音域部分を192kHz/24bitで復元という点で、ステレオに限定されるソニーよりも対応範囲は広いでしょう。

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 ネットワーク機能は、パナソニックはこのグレードから無線LANと有線LANを双方装備します。

 ネット動画サービスは、下位機種同様に、充実します。

 とくに、Amazonのプライムビデオについては、HDR10+の採用を明言している点が、心強いでしょう。

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 接続端子は、HDMIが2系統のほか、光デジタル音声出力端子と同軸端子も装備します。また、アナログ7.1ch対応のほか、バランス接続にも対応します。

 そのほか、4K画質の写真の再生3Dディスクの再生にも対応します。

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 以上、パナソニックDMP-UB9000の紹介でした。

 価格は高いですが、HDR10+の採用は、大きな魅力でしょう。これの前機種となるDMP-UB900は、映像面で下位機種とほぼ差がなかったのですが、HDRトーンマップの採用や、利用テレビに合わせた輝度計算など、今回は魅力を増しています。

 さらに、高級オーディオパーツを採用するなど、音質面でのパワーアップを図った機種ですし、隙がない構成で、オススメできます。


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 19・パイオニア UDP-LX500-B
  ¥160,263 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:
UC対応:
ドルビー音源:5.1chDOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD2.8対応
ネットワーク:有線LAN
ネット動画:
接続端子:HDMI 2/光D/同軸

  UDP-LX500-Bは、パイオニアの高級機です。

 2018年に新登場した機種で、同社は「ユニバーサルディスクプレーヤー」と呼んでいます。

 本体サイズは、幅が43.5cmとなります。高さは11.8cmですが、専用のオーディオラックが必要です。

 映像出力は、こちらも、4K/60フレーム/36bit出力に対応します。

 一方、コンテンツの面で言えば、HDR10に対応できる水準ですが、HDR10+とドルビービジョンには非対応です。

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 映像関係の技術は、この機種については、アップコンバート技術や超解像度技術の採用に関する情報がありません

 一方、パイオニアの定評のあるディスク技術で、ディスクの制振性を高めるほか、廃熱による温度抑制に配慮した筐体設計、S/N比(ノイズの少なさ)を高めるための新基板設計など、「もともと高画質の映像をそのままTVに送る」部分の性能は素晴らしいです。

 結論的にいえば、この製品は、質の悪い画像のアップサンプリング(アップコンバート)については、TV側に100%任せる機種です。

 TV側の性能に期待できる場合は、基本的にこの方針で良いでしょう。ただ、こうした仕様で、(価格が示すように)中上級者向きではあります。

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 音質面も、回転系の静音性を高めた設計をするほか、ステレオ2ch再生の際のアナログ出力に専用設計のノイズ抑制基板を使うなど、オーディオ部分のパーツの配慮も高いです。

 ハイレゾ音源は、こちらも、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応します。ただ、発売が古いため、DSD5.7MHzまでの対応です。

 ネットワーク機能は、有線LANのみです。

 ネット動画サービスは、非対応ですね。

 接続端子は、HDMIが2系統のほか、光デジタル音声出力端子・同軸端子・アナログ音声端子・USB端子を装備します。

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 以上、パイオニアUDP-LX500の紹介でした。映像・音響パーツについては、ハイエンド機としてグレードが高く、ピュア度も高いです。

 初心者向きではない機種ですが、パラメーターもプリセットから柔軟にマニュアルで弄れるので、こだわりたい方には良いでしょう。

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 19'・パイオニア UDP-LX800-B
  ¥354,240 楽天市場 (2/3執筆時)

 なお、UDP-LX800という上位機が2018年11月に販売されます。

 完全な「リファレンスグレード」なお値段ですが、大容量電源トランスの採用や、左右独立した768kHz/32bit採用など、アナログでそのまま音声を出したい方には魅力的な構成です。


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 20・OPPO UDP-203
  ¥270,533 Amazon.co.jp (2/3執筆時)    

 4K映像再生: 4K/60p/36bit
 超解像度:
 UC対応:対応
 ドルビー音源:Atmos 7.1ch対応
 DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
 ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
 ネットワーク:有線LAN
 ネット動画:
 接続端子:HDMI2 /光デジタル/同軸デジタル

  UDP-203は、中国のOPPO Digitalの製品です。

中国の大きなスマホメーカーとして有名なOPPOの子会社となります。こちらは、Ultra-HD対応ブルーレイプレーヤーです。

 本体サイズは、幅が43cmとなります。ただ、パナソニックほど背は高くないです。

 映像出力は、こちらも、4K/60フレーム/36bit出力に対応します。

 一方、ドルビービジョン対応を明記する製品ですが、HDR10+には対応しません

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 映像関係の技術は、こちらも4Kアップスケーリングに対応します。ただ、超解像技術への対応は表明がありません

 音質面は、この機種の「売り」の部分で、ハード面で良質なパーツを多く使っています。DACには、超高性能といえる旭化成のAK4458VNを使います。また、ブルーレイドライブについても、独自のチューニングを施しており、エラー率や駆動の速さを改善させています。こうした部分は、音質にも有利でしょう。

 ハイレゾ音源は、こちらも、一般的なFLAC・WAV・ALACに対応する上で、DSD5.6MHzまで対応です。

 ネットワーク機能は、ノイズ対策のためか、有線LANのみです。

 ネット動画サービスは、非対応です。

 接続端子は、HDMIが2系統のほか、光デジタル音声出力端子・同軸端子を装備します。

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 以上、OPPO DigitalUDP-203の紹介でした。高級機で、おもに音質向上のためのハード面に注目するべき製品です。映像関連技術は、TV専門メーカーに及ばない印象ですが、オーディオファイルには選択肢となりそうです。

次回につづく!
ブルーレイプレーヤーのおすすめ機種は結論的にこれ!

 というわけで、今回は、ブルーレイプレーヤーの比較でした。

 記事は、もう少し続きます。

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 続く後編(こちら)では、今回紹介した全てのブルーレイプレーヤーから、、Atlasのおすすめ機種を最終的に提案していくつもりです。

 引き続き、よろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

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 この前編記事がお役に立ったようならば、はてなブックマークやTwitter、Facebookなどで話題を共有していただけると嬉しいです。

posted by Atlas at 18:53 | 映像機器

比較2019'【4K対応】ブルーレイプレーヤー20機のおすすめ・選び方:Ultra HD HDR10+対応 (2)

前編からの続きです。前半記事は→こちら

今回の結論!
ブルーレイプレーヤーのおすすめ機種は結論的にこれ!

 というわけで、前編(こちら)では、各社のブルーレイプレーヤーを比較してきました。

 今回の後編では、いつものように、Atlasのおすすめ機種を提案しておきたいと思います。


 第1に、将来にわたって長く利用したい方におすすめできるブルーレイプレーヤーは、

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 14・パナソニック DMP-UB32-K
  ¥29,101 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:4K超解像/W超解像
UC対応:4KダイレクトクロマUC
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:有線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI 1系統

 パナソニックDMP-UB32でしょう。長く利用したいならば、最新規格のUltra-HDブルーレイに対応する点は「基本」です。

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 そのような機種は多くありますが、4Kダイレクトクロマアップコンバート4K超解像技術をWで採用している点で、こちらは画質面で有利です。

 音質面は、防振性・ノイズレスの面で機械的には優れた機種はありますが、総じて価格も上がるため、「誰にでもおすすめできる」という点では、この機種でしょう。

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 利便性についても、YouTube・Netflix・Amazonビデオ・dTV・huluなどのメジャーどころをおさえた上で、Daznやradioなどもフォローするため、あまり映像ソースを所有していない方でも、「使わなくなる可能性は少ない」でしょう。


 第2に、比較的価格の安いブルーレイプレーヤーとしておすすめできるのは、

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 2・SONY BDP-S1500 BM
  ¥9,270 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

映像出力:フルHD画質まで
超解像度:
アップコンバート:プレシジョンシネマHD
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源::DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAVのみ
ネットワーク:有線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI /同軸×1

 ソニーのBDP-S1500 BMでしょう。

 1万円前後で買えるブルーレイプレーヤーとしては、画質面で最も期待できると思います。特に、DVD画質については、斜め方向の補正もするプレシジョンシネマHDは、ワンランク高い性能です。

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 音質面でも、業界規格のドルビーデジタルプラスDTS-HDハイレゾリューションオーディオに対応し、TV側に転送されるため、劣化はしません。

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 利便性の面では、この価格帯では珍しく有線LANを搭載する上で、Netflix・YouTube・huliなどが利用できます。低価格ながら、便利に使える仕様なので、とくにUltra-HDブルーレイに興味がないのならば、こちらでも良いでしょう。

ーーー

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 7・パナソニック DMP-BDT180-K
  ¥13,400 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/24p
超解像度:非対応
UC対応:4K/フルHD対応
ドルビー音源:DOLBY DIGITAL Plus
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD5.6対応
ネットワーク:有線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI 1系統

 ただ、もう少し予算があるようならば、パナソニックのDMP-BDT180を選ぶと良いと思います。

 通常のブルーレイでも、毎秒24コマのプログレッシブハイビジョン映像方式のブルーレイに対応できますので。


 第3に、画質・音質ともこだわった超高級機としてオススメできるのは、

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 18・パナソニック DMP-UB9000-K
  ¥231,984 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

4K映像再生: 4K/60p/36bit
超解像度:4K超解像/W超解像
UC対応:4KダイレクトクロマUCPlus
ドルビー音源:Atmos 7.1ch
DTS音源:DTS-HD (ハイレゾ)
ハイレゾ :FLAC/WAV/ALAC/DSD11.2対応
ネットワーク:有線LAN・無線LAN
ネット動画: 一部対応
接続端子:HDMI /光デジタル/同軸デジタル

  パナソニックDMP-UB9000でしょう。

 音質面では、オーディオ用のパーツや、電源部分の強化など、下手なアンプよりこだわった設計が「売り」です。パナソニックは、高級オーディオの「テクニクス部門」を抱えるため、その技術が織り込まれています。

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 映像面は、言うまでもなく、ドルビービジョンのほか、HDR10+規格にも先行的に対応している点が評価できます。

 ワーナーほか配給側も参入表明しており、将来の陳腐化リスクが少ない面で、高級機では一歩先を行きました。

 なお、Amazonについても、HDR10+の採用を明言していいます。この機種は、Amazonプライムビデオを再生できますし、その部分も心強いでしょう。

補足:このブログの関連記事の紹介

 というわけで、今回は、ブルーレイプレーヤーの紹介でした。

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 なお、このブログには、ホームシアター関連の記事として、以下のようなものがあります。

1・AVアンプの比較
2・サウンドバーの比較
3・シアター用スピーカーの比較
4・プリメインアンプの比較
5・BDレコーダーの比較
6・液晶テレビの比較
7・家庭用プロジェクターの比較

 これらの記事もよろしくお願いします。

補足:Amazonビデオについて

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 先述のように、パナソニックのDVDプレーヤーについては、Amazonのビデオに対応します。

 Amazonでは、「プライムビデオ」という無料動画視聴サービスがあります。これは、プライムメンバーになると利用できるサービスです。

 Amazonプライム会員というのは、年会費3900円で、即日配達(当日お急ぎ便・お急ぎ便)が1年間利用できるというサービスです。優先扱いを受けられるため、Amazonの配達日数が数日間早くなるほか、多くの場合において、宅配便で配送されるようになるため、輸送の安心感も得れます。

 その他、2万冊以上の和書、60万冊以上の洋書から、毎月1冊を無料で購入(入手)できる特典があるほか、「プライムミュージック」が聴き放題にもなります。

 HDR10+コンテンツは有償の可能性が高いですが、映画も多いので、Amazonプライム会員ではない方は、【こちら】でプライム会員の1ヶ月の無料試用の登録を試すのも良いでしょう。

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 最後になりましたが、この記事がお役に立ったようならば、はてなブックマークやTwitter、Facebookなどで話題を共有していただけると嬉しいです。

 (前半からの続きとなりますので、前半記事をご紹介いただけると、いっそう嬉しいです!)

ではでは。

posted by Atlas at 18:48 | Comment(0) | 映像機器

比較2019'【格安でTV録画】激安TVレコーダー12機のおすすめ・選び方: HDDレコーダー ブルーレー IODATA

【今回レビューする内容】2019年 安い費用でTVを録画できる方法・機材の解説:3社の激安価格の国産HDDレコーダー・ブルーレイレコーダー・録画テレビチューナーの紹介や単体HDDを利用した格安録画方法の解説【IODATA・KAIHOU・SKネットなど】:1万円台〜3万円台限定!

【比較する製品型番】SKNET ロクーガーWHB SK-RKWHB1 IODATA REC-ON HVTR-T3HD1T HVTR-T3HD2T パナソニック DMR-BRS530 ソニー BDZ-ZW550 シャープ ブルーレイ BD-NS520 東芝 ブルーレイ DBR-W508

今回のお題
できるだけ安くTV録画環境を作るのにおすすめの機材はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、TV録画用レコーダーなど、TV録画に関係する機器の比較です。

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 具体的には、1万円前後の予算から3万円までの予算でテレビ録画を可能にする方法を紹介します。単に紹介するだけでなく、画質や基本性能などを比較しています。

1・HDDレコーダー(2万円台)
2・低価格 ブルーレイ(3万円台)
3・TVのHDD録画の利用(1万円台)

 以下では、激安なブルーレイレコーダーやHDDレコーダーを購入する一般的な方法を紹介したあと、テレビにHDDだけを付属させるなど、「極めて安上がり方法」なども紹介する予定です。

 いつものように、各製品をレビューした後で、最後に、「Atlasのおすすめ機種」を提案する形式で書いていきます。

1・激安HDDレコーダーの比較

 はじめに、「ハードディスクレコーダー」「DVDレコーダー」タイプの激安製品を紹介します。

 「ブルーレイレコーダー」と異なり、ブルーレイの再生は対応しませんが、内蔵されるハードディスクにTV番組の録画ができるという家電製品です。また、DVDレコーダーの場合は、DVDメディアも再生可能です。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントは赤字で、イマイチと思う部分は青字で記していきます。


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 1・SKNET ロクーガーWHB SK-RKWHB1
  ¥25,200 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

チューナー数:2
長時間録画:非対応
LAN接続:
HDD容量:500GB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :非対応
ノイズリダクション:非対応
ドライブ:なし

  SK-RKWHB は、日本のエスケイネットが販売する、格安HDDレコーダーです。

 同社は、TVチューナーに強い「一点突破型」の電機機器メーカーです。この製品もその流れで出ているモノです。なお、DVDメディアの再生には未対応です。

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 他社製品に較べると、「手に持てるサイズ」である点が、魅力の1つでしょう。日本最小でしょうね。

 チューナーの数は、地デジ用のチューナーが2つです。

 そのため、2番組同時録画(裏番組録画)に対応します。さらに、BS/CS用チューナーも内蔵です。これらを合わせて2番組同時録画が可能なので、コスパは非常に良いです。放送中の番組の「追いかけ再生」にも対応します。

 内蔵HDDの容量は、1TBです。

 格安機としては優秀です。ただし、長時間録画に非対応です。DR画質にて最高120時間までの録画となります。撮りだめ保存をする方には向きませんが、「見たら消していく」という方には問題ないでしょう。

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 番組表は、EPG(電子番組情報)対応です。

 興味深いのは、二重取り防止機能です。連続ドラマで、難解も複数回放送するようなものの場合、再放送を除外して録画してくれます。この機能は、大手でも付いていない場合があるので、感心しました。

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 そのほか、アニメ・スポーツなど、ジャンル別に指定するだけでの「おまかせ録画機能」も付属します。録画再生についても、日付別・ジャンル別にソートでき、使いやすいです。

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 ・バッファロー HD-LC1.0U3-BKF 【1TB】
  ¥11,098 Amazon.co.jp
(2/3執筆時)

 ハードディスクの追加は、「対応」します。

 本体に付属するUSB端子につなげることで、録画領域を増やせます。ただ、 統一規格のSeeQVaultには非対応ですから、レコーダー本体が壊れた場合は、買い直しても外付けHDD内のデータは再生できません。

 画質は、特別な言及はありません

 この点は、多くの大手製ブルーレイレコーダーも同様です。最近は、基本的にはTV側の画質調整性能に任せるのが、格安機の「トレンド」です。

---

 以上、 SK-RKWHB の紹介でした。

 2万円以下の製品としては、使い勝手がこなれており、この部分では、大手に負けない性能が期待できます。難点は、長時間録画の非対応くらいですので、コスパを重視するならば有力な選択肢です。


  201803081151.jpg

 【1TB】

 2・IODATA REC-ON HVTR-T3HD1T
  ¥27,135 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

 【2TB】

 3・IODATA REC-ON HVTR-T3HD2T
  ¥31,280 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

 【4TB】 【在庫限り】

 4・IODATA REC-ON HVTR-T3HD4/E
  ¥34,800 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

チューナー数:3
長時間録画:12倍対応
LAN接続:有線LAN
HDD容量:1TB/2TB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :非対応
ノイズリダクション:非対応
ドライブ:なし

 REC-ON シリーズは、日本のPC周辺機器メーカーのIODATA(アイオーデータ)の販売するハードディスクレコーダーです。

 同社は、ハードディスクや、NASに強みのあるメーカーで、その延長線上の製品です。

 なお、この製品も、DVDメディアの再生には未対応です。

 チューナーの数は、地デジとBS/CSのチューナーとがそれぞれ3つです。

 ここまでの機種と比較する場合、本体価格はやや「高い」ですが、トリプルチューナー機(のブルーレイ)は他社では倍以上の値段と言うことをふまえると、「お買得感が高い」です。

 内蔵HDDの容量は3機種で異なります。

 HVTR-T3HD1T1TBHVTR-T3HD2T2TBHVTR-T3HD4/E4TBです。

 特徴的なのは、本体自体にはHDDを挿入せず、外付けのハードディスクがそれぞれ付属する点です。4TBモデルだけ、大きな据え置き型ですが、それ以外は、持ち運べるサイズですので、設置性には問題ないでしょう。

 201803081204.jpg

 また、格安な他社モデルと較べた場合、画像を圧縮した長時間録画に対応する点も魅力です。

 最大12倍まで対応するため、ヘビーユーザーも満足できる仕様です。

 201803081207.jpg

 番組表は、こちらもEPG(電子番組情報)対応です。

 こちらについては、各社対応しますが、データの視認性は異なります。基本的にTVを出しているメーカーが圧倒的に使いやすいのですが、それらを除くと、アイオーデータもそれなりに使いやすいです。

 SKネットと比較すると、追っかけ再生や、おまかせ録画機能は搭載されますが、再放送録画除外は不採用です。一方で、自動チャプター作成で、CM部分がワンボタンで飛ばせる「おまかせチャプター」機能は魅力です。

 201803081210.jpg

 ネットワーク機能は、この機種の魅力です。この製品には有線LANポートがあり、それに接続する場合、自宅の中のほか、外出先のスマホ(iOS/Android)やWindowsPCからも録画番組や放送中の番組が見れます

 大手製ブルーレイレコーダーでは、最近人気の機能ですが、アイオーデータのこちらも対応します。もちろん、スマホなどで外出先からの予約録画も可能です。

 201803061446.jpg

 【1TBモデル】

 ・バッファロー HD-LC1.0U3-BKF
  ¥11,098 Amazon.co.jp
(2/3執筆時)

 ハードディスクの追加は、当然ですが、この機種の場合「対応」します。

 画質は、やはり特別な言及はありません

---

 以上、 REC-ON シリーズの紹介でした。

 本体価格は「爆安」ではありません。ただ、3番組同時録画・長時間録画・外からどこでも視聴など、最近のトレンドを全ておさえた機種としては、「激安」です。

 その意味では、ブルーレイは不要だが、「安くて高性能な製品を探している」といった方には向くでしょう。


   

 【通常型番】

 5・SONY nasne 1TBモデル CUHJ-15004
  ¥23,299 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

 【Amazon限定】(アンテナ分配器・ケーブル付)

 6・SONY nasne 1TBモデル CUHJ-15004
  ¥23,760 Amazon.co.jp (2/6執筆時)

チューナー数:1
長時間録画:3倍
LAN接続:
HDD容量:1TB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :非対応
ノイズリダクション:非対応
ドライブ:なし

 SONYのナスネは、プレーステーションの周辺機器として売られている製品です。

 ただし、そうしたゲーム機を持たずとも、この機種はTV録画機として単体でも利用できます

 チューナーの数は、地デジとBS/CSのチューナーとがそれぞれ1つです。

 したがって、裏番組の録画は対応できない仕様です。

 内蔵HDDの容量は、1TBです。

 録画においては3倍モード録画も可能なので、割と優秀と言えます。

201802061514.jpg

 番組表は、こちらもEPG(電子番組情報)対応です。

 PS3/PS4などをお持ちの方は、そちらと連携できるため、さらに操作性は高いです。視認性もさすがに、ゲーム機の周辺機器であり、番組表を含めて出来が良いです。

 ただし、「ニコ動との連携再生」など、仕組みのターゲット年齢層は低いです。設定はそれなりに必要ですが、ネット情報を含めて説明書は詳しいです。

 ハードディスクの追加は、当然ですが、この機種の場合「対応」します。

 外出先からの視聴は、この機種の場合対応できます。スマホアプリを介して、自宅のTVの映像をネット転送可能です。

--

 以上、SONYのナスネの紹介でした。

 欠点は裏番組の録画ができない点くらいで、TVレコーダーとして優秀です。

 ただし、この機種はリモコンが付属しないので、PS4,PS3, PS VITAなどか、スマホアプリ、ないしWindows系のPCから設定を行うシステムです。

 201809200831.jpg

2・高性能で安いNASの比較記事

 なお、この製品は、Wi-Fi搭載のメディアサーバーとしても機能します。そのため、上記の記事で、その部分について詳しく書きました。

 興味のある方は、ご覧ください。

2・激安ブルーレイレコーダーの比較

 201807071315.jpg

 続いて、ブルーレイが搭載される製品のうち3万円台までの予算で買える機種を紹介します。

1・SONYのブルーレイレコーダー
2・パナソニックのブルーレイディーガ

3・東芝の全録レグザブルーレイ 
4・シャープのアクオスブルーレイ

5・おすすめブルーレイレコーダー【結論】

 紹介するのは、以上の記事で紹介した大手メーカーの製品のち、3万円以内で買える機種を抜き出したものです。

 そのため、「メーカー決め打ち」で探している方は、上の記事をお読み頂いても良いかと思います。


  

 7・パナソニック DMR-BRS530
  ¥29,490 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

チューナー数:1
長時間録画:15倍対応
LAN接続:有線LAN
HDD容量:500GB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :対応
ノイズリダクション:対応
ドライブ:ブルーレイ

 DMR-BRS530 は、パナソニックでは最も安いと言えるブルーレイレコーダーです。

 ここまで紹介した機種と異なり、ブルーレイメディアの再生もできる点で、一般的です。

 チューナーの数は、地デジとBS/CSのチューナーとがそれぞれ1つです。言いかえれば、裏番組録画ができないモデルです。

 内蔵HDDの容量は、500GBです。

 ただし、15倍の長時間録画に対応するため、最大で675時間までの録画時間を確保します。

 201803081228.jpg

 番組表は、EPG(電子番組情報)対応です。

 パナソニックは、総合家電メーカーとして、高級TVなどもラインアップされます。そのため、番組表は独自のコンテンツを多く追加しており、この点では、アイオーデータなどの非テレビメーカーの追随を許さない利便性があります。

 新番組のお知らせや、ワンタッチでの録画操作など、UI(ユーザーインターフェイス)も便利に作られています。


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 ネットワーク機能は、こちらも、有線LANポートがあります。

 それに接続する場合、外出先のスマホ(iOS/Android)で番組が見れます。また、PCについても2600円のDIXIMを導入することで、外出先からの視聴が可能です。

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 バッファロー HDV-SQ2.0U3/VC 2TB
  ¥17,000 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

 ハードディスクの追加は、対応します。

 さらに、SeeQVault対応なので、上記のようなSeeQVault対応HDDを増設すると、ブルーレイが壊れた場合も、外付けHDDのデータを新しい機種に移行可能です。

 201803081240.jpg

 画質は、パナソニックの場合、ブルーレイレコーダー側でも補整します。

 例えば、低画質の映像をアップコンバートするW超解像や、動画のノイズを減らすHDオプティマイザー、画像の鮮明さを改善するリアルクロマプロセッサなど、高級テレビに利用される技術体型を採用します。

 先述のように、大手メーカーでも最近は、こうした処理をTV側に任せるのが一般的になりつつありますが、パナソニックは乗せ続けています。そのため、特に、あまり画質補整性能の良くない古いテレビとの相性は抜群と言えます。

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 以上、パナソニックのDMR-BRS530の紹介でした。

 格安ブルーレイレコーダーのなかでは、画質補整力が充実しており、その点が魅力です。また、非テレビメーカーの製品と比較すると、番組表や予約周りの使い勝手はワンランク上です。

 たしかに、裏録画できないなどの不便さもありますが、その他の点では凌駕しますから、ヘビーユーザー以外は、このグレードの製品がおすすめですね。


 201803081245.jpg

 【2017年モデル】

 8・SONY BDZ-ZW550
  ¥35,401 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

チューナー数:2
長時間録画:12倍対応
LAN接続:有線LAN/無線LAN
HDD容量:500GB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :対応
ノイズリダクション:対応
ドライブ:ブルーレイ

 BDZ-ZW550 は、ソニーの発売するブルーレイレコーダーです。

 ソニーのレコーダーのなかでは、最も安い入門用のラインです。2017年モデルですが、在庫は豊富です。

 チューナーの数は、地デジとBS/CSのチューナーとがそれぞれ2つです。

 パナソニックの入門グレードに較べると、裏番組録画に対応する点では高度です。

 内蔵HDDの容量は、500GBです。

 ただし、11倍の長時間録画に対応するため、最大で470時間までの録画時間を確保します。

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 番組表は、EPG(電子番組情報)対応です。ソニーは、数年前にUI(ユーザーインターフェイス)を一新しました。

 白のバックグランドで、優しい感じのフォントと色調の採用で、見やすいです。操作性も、数回のバージョンアップで快適化しています。

 この部分では、パナソニックと互角であり、レベルが高いです。

 201803081252.jpg

 特に、キーワードやジャンルを指定するだけの「おまかせ録画機能」の精度は定評があり、他社に比べても実用的です。また、パナソニックにはない、二重取り防止機能も付属します。

 201803081254.jpg 

 ネットワーク機能は、この機種も、外出先のスマホ(iOS/Android)で番組が見られます

 また、こちらは、有線LANに加えて、無線LANも内蔵するため、レコーダーからルーター間の配線も不要です。

 ただし、PCには非対応です。

 201710111148.jpg

 バッファロー HDV-SQ2.0U3/VC 2TB
  ¥17,000 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

 ハードディスクの追加は、対応します。

 こちらも、SeeQVault対応なので、上記のようなSeeQVault対応HDDを増設すると、ブルーレイが壊れた場合も、外付けHDDのデータを新しい機種に移行可能です。

 201803081257.jpg

 画質は、ソニーの場合も、ブルーレイレコーダー側でも補整します。

 パナソニックと同じく、超解像技術を採用するほか、HDリアリティー エンハンサー・クロマアップサンプリングとほぼ同様な、補整性能を備えます。

 一方、ソニーは、超解像技術について、入門機から4Kアップコンバートに対応します。

 4Kに満たない映像ソースを4K水準にアップコンバートできます。なお、パナソニックも上位機では対応しています。

---

 以上、ソニーのBDZ-ZW550の紹介でした。

 やや高額ですが、パナソニックの入門機に較べた場合、2番組同時録画に対応する点と、4Kアップコンバートに対応する点で優秀です。

 パナソニックも上位機になると対応ですが、ほぼ同価格帯の最新機の入門機で対応する点で言えば、ソニーは優秀です。


 

 9・シャープ ブルーレイ BD-NS520
  ¥32,493 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

チューナー数:1
長時間録画:12倍対応
LAN接続:有線LAN
HDD容量:500GB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :非対応
ノイズリダクション:対応
ドライブ:ブルーレイ

 BD-NS520 は、シャープの発売するブルーレイレコーダーです。最新機では最も安い機種です。

 チューナーの数は、地デジとBS/CSのチューナーとがそれぞれ1つです。ソニーに較べると、裏番組録画ができない点では不便でしょう。

 内蔵HDDの容量は、500GBです。

 こちらも、12倍の長時間録画に対応するため、最大で530時間までの録画時間を確保します。

 201803081309.jpg

 番組表は、EPG(電子番組情報)対応です。シャープは、近年番組表に手を入れて見やすさが向上しています。こちらは最新に較べると1世代古いのですが、見やすさは、さすがに「TVメーカーグレード」です。

 ネットワーク機能は、この機種も、外出先のスマホ(iOS/Android)で番組が見れます。ただし、ソニーと較べた場合、有線LAN接続のみの対応です。

 201710111148.jpg

 バッファロー HDV-SQ2.0U3/VC 2TB
  ¥17,000 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

 ハードディスクの追加は、「対応」します。こちらも、SeeQVault対応なので、SeeQVault対応HDDを増設すると、ブルーレイが壊れた場合も、外付けHDDのデータを新しい機種に移行可能です。

 201803081313.jpg

 画質は、一方で、高画質マスターエンジンBDによるノイズ除去機能は搭載するものの、4Kアップコンバートなどには非対応です。

 総合的には、このグレードでは、他のTVメーカーに較べると、「補整はTVに任せる」という方向性が強いと言えます。その上で、シャープの場合は、自社のAQUOSブランドのTVとの相性を高める工夫がなされています。


 201803081316.jpg

 一方、シャープは、ブルーレイドライブの質に関する評判が高く、高速なので、再生が素早く始まります。

---

 以上、シャープのBD-NS520 の紹介でした。

 総合的に言えば、画質補整面ではやや弱い製品です。ただ、最新の高級TVと組み合わせる場合は、その点は心配要らないでしょう。特に、TVがシャープ製の場合は、相性が良さそうです。


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 10・東芝 REGZA DBR-W508 【500GB】
  ¥31,500 Amazon.co.jp (7/6執筆時)

チューナー数:2
長時間録画:12倍対応
LAN接続:有線LAN/無線LAN
HDD容量:500GB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :非対応(低)
ノイズリダクション:非対応
ドライブ:ブルーレイ

 DBR-W508 は、東芝の発売するブルーレイレコーダーです。同社の製品では、最も安い機種です。

 チューナーの数は、地デジとBS/CSのチューナーとがそれぞれ2つです。いわゆるWチューナー機で、裏番組録画に対応する点でが魅力です。

 内蔵HDDの容量は、500GBです。この辺は大手メーカーは足並みをそろえています。

 また、12倍の長時間録画に対応するため、最大で543時間までの録画時間を確保します。

 201803081328.jpg

 番組表は、EPG(電子番組情報)対応です。

 特筆するべき利便性は少ないですが、視認性は良いです。ジャンル指定やキーワード指定による「おまかせ録画機能」も搭載です。

 ネットワーク機能は、この機種も、外出先のスマホ(iOS/Android)で番組が見られます

 また、無線LANも搭載するため、配線上の利便性も高いです。

 201710111148.jpg

 バッファロー HDV-SQ2.0U3/VC 2TB
  ¥17,000 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

 ハードディスクの追加は、「対応」します。

 こちらも、SeeQVault対応なので、SeeQVault対応HDDを増設すると、ブルーレイが壊れた場合も、外付けHDDのデータを新しい機種に移行可能です。

 また、東芝の場合、外付けHDDは4台まで同時接続可能なので、「長期に手軽に映像を残したい」ヘビーユーザーに人気ですね。

 画質は、旧来的な「XDE」を使った画像補正がつく位であり、東芝の場合は、完全にTV側に任せる方向性です。

---

 以上、東芝のDBR-W508の紹介でした。

 価格的には大手の中では割安水準です。

 無線LAN搭載でWチューナーという点では、シャープのライバルと言えるでしょう。一方で、画質面では、TVの性能に依拠する部分が大きい点は「シャープ以上」なので、この点は注意しましょう。

3・低予算でのTV録画の方法について

 以上、HDDレコーダー・ブルーレイレコーダーを見てきました。


 201803081050.jpg

 前者の場合、「2万円弱」、後者の場合「3万円台」の予算が「最低水準」だということがお分かり頂けたかと思います。

 なお、予算の都合上、「それ以上に価格を安く抑えたい」と場合ですが、「TVにUSBハードディスクを直付けする」という方法が考えられます。


201803061446.jpg

 【1TBモデル】

 11・バッファロー HD-LC1.0U3-BKF
 12・バッファロー HD-LC1.0U3-WHF  
  ¥11,098 Amazon.co.jp
(2/3執筆時)

チューナー数:
長時間録画:
LAN接続:
HDD容量:1TB
HDD録画:
超解像度技術
ノイズリダクション:
ドライブ:なし

 大手のTVならば、「小型」のTVでも、後面に「USB端子」がある機種がほとんどです。

 Atlasの知る限りでは、2014年以降のテレビならば、大抵は装備するでしょう。

 201803081340.jpg

 例えば、SONYのブラビアならば、裏面の上記の部分にあるはずです。 

 こうした機種の場合、単に、据え置き型のHDDを購入し、USB端子でつなげれば、TV自体が備える録画機能により、TV番組の予約録画に対応できます。

 この場合、TV内のチューナーを利用するために裏番組録画ができないなどの不便もありますが、1万円以下でTV録画に対応できます。

 なお、買われる場合は、TV専用にフォーマットが必要なので、「パソコン用に使っているHDDの一部を使う」などは不可能です。

 メーカーによりますが、古い機種の場合、2TBを超えるHDDは認識しない場合があるため、この点も注意してください。

1・TV向けの外付けHDDの比較記事

 なお、上記以外の製品については、このブログでは、おすすめ機種を以上の記事で紹介しています。

 よろしければ、ご覧ください。

今回の結論
TV録画におすすめの機材は結論的にこれ!

 いうわけで、今回は、比較的低価格なHDDレコーダー・ブルーレイレコーダーの紹介でした。

 最後に、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種を提案しておきましょう。


 第1に、比較的低価格で、性能が期待できる製品としておすすめできるのは、

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 1・SKNET ロクーガーWHB SK-RKWHB1
  ¥25,200 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

チューナー数:2
長時間録画:非対応
LAN接続:
HDD容量:500GB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :非対応
ノイズリダクション:非対応
ドライブ:なし

 日本のエスケイネットが販売するSK-RKWHBでしょう。

 ブルーレイドライブこそ省略されますが、地デジとBS/CS双方においてWチュナー仕様で裏番組録画に対応します。

 201803081140.jpg

 番組表は、大手には及びませんが、二重取り防止機能があるなど、使い勝手に工夫がある点は高く評価できます。

 長時間録画の非対応な点と外出先からの視聴機能なない点は、大手に較べると残念な部分ですが、予算を節約したい場合は、良い選択肢でしょう。


 第2に、TV好きの方で、割安に多チャンネル録画をおこないたいと考えている方には、

  201803081151.jpg

 【1TB】

 2・IODATA REC-ON HVTR-T3HD1T
  ¥27,135 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

 【2TB】

 3・IODATA REC-ON HVTR-T3HD2T
  ¥31,280 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

 【4TB】 【在庫限り】

 4・IODATA REC-ON HVTR-T3HD4/E
  ¥34,800 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

チューナー数:3
長時間録画:12倍対応
LAN接続:有線LAN
HDD容量:1TB/2TB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :非対応
ノイズリダクション:非対応
ドライブ:なし

 アイオーデータのREC-ON シリーズでしょう。

 録画面で、地デジとBS/CSのチューナーとがそれぞれ3つで、12倍の長時間録画に対応する機種で、3万円というのは相当の「割安水準」です。

 スマホ・WindowsPCでの遠隔地再生にも対応しますし、大手には及びませんが、番組表も見やすいレベルをキープしています。

 ハードディスクの容量も大きいですし、その点で、ブルーレイドライブが不要ならば、この機種は有力な選択肢でしょう。


 第3に、画質補正が充実し、番組表などの使い勝手も良いブルーレイレコーダー言えるのは、

 201803081245.jpg

 【2017年モデル】

 8・SONY BDZ-ZW550
  ¥35,401 Amazon.co.jp (2/3執筆時)

チューナー数:2
長時間録画:12倍対応
LAN接続:有線LAN/無線LAN
HDD容量:500GB
HDD録画:外付け対応可
超解像度技術 :対応
ノイズリダクション:対応
ドライブ:ブルーレイ

 ソニーのBDZ-ZW550 でしょう。

 画質補正は、パナソニックも高いですが、ソニーの場合、この価格で4Kアップコンバートに対応する点、Wチューナー搭載という点で魅力度がより高いです。

 201803081250.jpg 

 特に、非TVメーカーと較べると、番組表が圧倒的に見やすく、録画操作などもこなれています。外出先のスマホ(iOS/Android)で番組が見れますし、配線も無線LANも内蔵するため「スッキリ」です。

 ハードディスクは500GBと少ないものの、最大で470時間までの長時間録画には対応しますし、この点では問題ないでしょう。

 予算に都合がつけば、入門用のブルーレイレコーダーは最も良いと思います。

補足:上位のブルーレイレコーダー

 201807071315.jpg

1・SONYのブルーレイレコーダー
2・パナソニックのブルーレイディーガ

3・東芝の全録レグザブルーレイ 
4・シャープのアクオスブルーレイ
5・フナイのブルーレイ
6・おすすめブルーレイレコーダー【結論】

 なお、今回の記事では「各社の最も安いブルーレイレコーダー」に比較対象を限定しました。

 しかし、4万円以上の製品を含めて検討可能な方は、このブログには以上のような記事もあります。

 とくに、5番の記事では、全社のブルーレイレコーダーを横断的に比較 しましたので、興味のある方は、ご覧ください。

ーーー

 というわけで、今回は、激安のTVレコーダーの話でした。

 最後になりましたが、この記事がお役に立ったようならば、はてなブックマークなどのSNSで、話題を共有して頂けると嬉しいです。ではでは!

posted by Atlas at 14:21 | 映像機器

2019年01月20日

比較2019’【高画質で安い!】4Kアクションカメラ15機のおすすめ・選び方(1):ダイビング・バイク・自転車など

【今回レビューする製品】2018-2019年 高画質なアクションカメラ・ウェアラブルカメラの性能とおすすめ(4K録画対応):SONY アクションカム GoPro Hero 7 black オリンパス ニコン:自転車・バイク・自動車・水中撮影・スキー用など 機種の違いとランキング

【評価する製品型番】ソニー アクションカム FDR-X3000 FDR-X3000R HDR-AS50 HDR-AS50R HDR-AS300 AS300R GoPro HERO6 Black CHDHX-601-FW GoPro HERO7 Black CHDHX-701-FW SILVER CHDHC-601-FW WHITE CHDHB-601-FW ナガオカ MOVIO M1034K ニコン KeyMission 170 KeyMission 80 オリンパス STYLUS TG-Tracker MUSON ムソン MC2 Pro1

今回のお題
最新の4Kアクションカメラのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年1月現在、最新のアクションカメラの比較です。

 201808211255.jpg

 メーカーにより、アクションカム・ウェアラブルカメラ・スポーツカム・アクションカメラとも呼ばれますが、2018年最新となる各社の製品をほぼ全機種紹介します。

いつものように商品を紹介し、最後に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

1・アクションカメラ(動画用)
2・全天球カメラ(360度動画カメラ)
3・防水カメラ(写真用)

 今回の記事は、このブログ「モノマニア」のアウトドア系カメラの比較記事の1回目として書きました。

  201610161157.jpg

 なお、動画用でも360度方向全部が撮影できるカメラは、別記事となります。【おすすめ全天球カメラの比較記事】をご覧ください。こちらは、より新しいジャンルの「アクションカメラ」とも言えます。

1・アクションカメラの選び方の基本

 201804261424.jpg

 アクションカメラは、新ジャンルの「ビデオカメラ」です。

 そのため、【家庭用ビデオカメラの比較記事】で見たような、ホーム用とは選び方のポイントが大きく異なります。

1・手ぶれ補正の性能
2・4K動画の画質
3・マウンターの豊富さ

 このうち、最も重要と言えるのは、以上の3点です。

 そのため具体的な製品を比較する前に、簡単に解説しておきます。

1・手ぶれ補正の性能

 201804261601.jpg

 第1に、手ぶれ補正の性能です。

 アクションカメラは、用途的に通常のカメラよりブレが発生しやすい撮影環境で撮るため、この部分が最も重要です。

 手ぶれ補正技術は、従来的な「光学機器メーカー(カメラ屋)」であるソニー・オリンパスに強みがあり、部品・技術提供を受けるGO PROなどの新興メーカーは、やや弱いと言えます。

 今回は、この部分を特に重要視しながら比較するつもりです。

2・4K動画の画質

  201804261624.jpg

 第2に、4K動画の画質です。

 アクションカメラの場合、カメラとしての画質性能、例えば、撮像素子のサイズや、レンズの明るさも重要ですが、画像エンジンの性能がとても重要です。

 なぜなら、一般的な4Kアクションカメラの場合、画像エンジンの性能が「並」であるため、4K動画の撮影は「60フレーム/秒」の記憶ができないからです。

 その場合、高速な動きやスローモーション動画の4K撮影に対応しません

 しかし、米国のGO Proは、フルHD画質の場合と同じで、4Kでも「60フレーム/秒」を実現できています。そのため、手ぶれがあまり問題にならない利用法ならば、画質の基本スペックが優れます

 今回は、こうした点もふまえて比較しました。

3・マウンターの種類の多さ

 201808211350.jpg

 第3に、マウンターの豊富さです。

 自転車・バイク・自動車用サーフボード・水中用自撮り棒・ウェアラブル用など、用途に合ったマウンターがある製品を選ぶのがよいでしょう。

 充実するのは、GoProSONYですが、「基本装備」については、今回紹介する他メーカーも十分な数があります。

 ただし、1万円前後で売られる輸入品は、あとからマウンターを選ぶ楽しみがないため注意が必要です。

ーーー

 201804261524.jpg

 というわけで、アクションカメラを選ぶ場合のポイントを3点紹介しました。

 これ以外にも、耐水や耐寒、衝撃対応性などの「タフネス性能」「バッテリーの保ち」なども重要ですが、こうした点は、個別の製品を比較する中で説明するつもりです。

1・ソニーの4Kアクションカム

 201804261555.jpg

 はじめに紹介するのはソニーのアクションカムです。

 日本では、最もはやくアクションカメラを売り出した会社です。ちなみに、カメラを「カム」という表記で売るのは、SONYの伝統です。

 なお、以下では、高評価できるポイントは「赤字」で、イマイチなところは「青字」で表記していきます。


 201808211340.jpg

 【ライブビューカメラなし】

 1・SONY FDR-X3000
  ¥40,429 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【ライブビューカメラ付】

 2・SONY FDR-X3000R  
  ¥50,934 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

撮像素子:1/2.5型裏面照射型センサー
画素数:857万画素
F値: F2.8
手ぶれ補正:光学式(空間光学方式)
4K録画:最大30フレーム/秒
防水防塵:付属ウォータープルーフケース必須
バッテリー:4K時60分/通常時135分(最大)

 FDR-X3000 は、SONY4K対応製品です。

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 2機種販売されています。このうち、FDR-X3000Rは、ライブビューカメラ付属モデルです。

 本体だけのモデルも背面にモノクロの極小モニターが付きますが、映像の確認はできません

 しかし、ライブビューカメラがあれば、例えば自転車に搭載して、ハンドル部分で撮影状況を確認することができます。本体の設置場所の自由度も上がるでしょう。

 その他の点で、両機種の性能は同等です。

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 防水性能は、やや劣ります。本体のみで利用する場合は、雨天でも使える防滴仕様だけだからです。

 写真のような付属のハウジング(ケース)を付けた場合、60m防水、防塵、耐衝撃、耐低温性能を得られます。ただ、録音される音が小さくなるなどの弊害があります。

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 画質は、一方、期待値が高いです。

 レンズの明るさはF値2.8(値が小さいほど高性能)です。撮像素子は、1/2.5型とスペックは、他社に比べてふるいません。

 しかし、ドイツのカールツァイス製の新型レンス搭載で、天気の悪い状況に強い裏面照射型センサーを搭載します。

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 手ぶれ補正機能は、他社と比べても相当期待できるポイントです。

 なぜなら、空間光学式手ぶれ補正を搭載しているからです。これは、光学ユニットを空中に浮かせることで、ブレを軽減するという、ソニーがビデオカメラで培ってきた技術です。大ざっぱな振動は、かなり吸収してくれます。

 その点で、通常の電子式手ぶれ補正を大きく上回る画質が期待できます。4K動画撮影時にも有効です。

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 SONY AKA-MVA C SYH
  ¥1,490 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 ハンドルバーマウント VCT-HM2 C SYH
  ¥2,980 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 ただし、 なお、小刻な振動(自動車のモータ振動やオートバイ・街乗りの自転車など)は、手ぶれ補正がうまく利かない場合があります。

 そのような場合は、ハンドルバーマウントにモーターバイブレーションアブソーバー(AKAMVA)を追加購入すると改善するでしょう。その他の付属品は最後に解説します。

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 4K動画撮影は、1秒間に30コマ撮れます(30フレーム/秒)。

 後述するように、GoProは60フレームを達成しているため、現状では2位に甘んじています。

 フルHD撮影は、一方で、1秒間に最大120コマ撮れます。

 SONYは、XAVC Sという独自の圧縮記録技術を持っており、高画質でのハイスピード撮影に強いです。その点で、動く乗り物の撮影には「強い」と言えます。

 静止画(写真)撮影は、最大1200万画素相当まで対応です。

 動画で4K画質を得るためには800万画素以上は、いくら数値が多くても無意味なのですが、静止画の場合は、画素が多いほど綺麗に撮れます。


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 撮影できる画角は、35mmカメラ換算で17mm・23mm・32mmで、超広角のワイド写真に対応します。

 仕組みとしては、スマホと同じデジタルズームです。

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 音声録音は、ステレオマイク搭載で、かなりの臨場感が得られます。

 また、風切り音軽減機能も搭載されます。自転車やバイク走行中の利用には便利でしょう。

 リチャージブルバッテリー NP-BX1
  ¥4,606 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 予備バッテリーは、こちらです。

 バッテリーは4K撮影の場合は最大1時間フルHD時だと最大130分保ちます。長時間撮影される場合は交換用を保っていても良いでしょう。

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 ヘルメット サイドマウント VCT-HSM1  
 
ユニバーサル ヘッドマウントキット BLT-UHM1
 ハンドルバーマウント VCT-HM2
 バックパックマウント VCT-BPM1  
 サクションカップマウント VCT-SCM1
 ¥2,283〜 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

  マウンターの種類は、SONYの場合、次に紹介するGo proに次いで豊富だと思います。なお、ソニーのアクションカムアクセサリーサイトには、10種類以上のマウンターを確認できます。


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 スマホとの連携は、Wi-Fiにて、ソニーのAction Cam App を利用できます。編集機能はかなり充実していますし、YouTubeやFacebookへの転送も対応します。

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 以上、FDR-X3000Vの紹介でした。

 他社の4Kモデルに比べると、空間光学式手ぶれ補正の搭載がやはり最も目を引きます。家庭用カメラの技術を持つ同社ならではの商品であり、画質水準は高レベルと言えます。とくに、自動車やバイクを含む、動く被写体の撮影には対応力が高いと言えそうです。

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 【ライブビューカメラなし】

 3・SONY HDR-AS50
  ¥19,620 Amazon.co.jp (1/20執筆時) 

 【ライブビューカメラ付】

 4・SONY HDR-AS50R
   ¥33,760 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

撮像素子:1/2.3型裏面照射型センサー
画素数:1190万画素
F値: F2.8
手ぶれ補正:電子式手ぶれ補正
フルHD録画:最大60フレーム/秒
防水防塵:ウォータープルーフケース要
バッテリー:195分(最大)

 なお、ソニーからは、下位機種として、SONY HDR-AS50が発売中です。

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 ただし、この機種は4K動画に非対応です。加えて空間識手ぶれ補正も未採用で単なる電子式手ぶれ補正ですから、あまりオススメできません。

 また、本体自体に確認モニターがない点も注意点といえます。

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 【ライブビューカメラなし】

 5・SONY HDR-AS300
  ¥32,573 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 【ライブビューカメラ付】

 6・SONY HDR-AS300R  
  ¥43,700 Amazon.co.jp  (1/20執筆時)

撮像素子:1/2.3型裏面照射型
画素数:818万画素
F値: F2.8
手ぶれ補正:空間光学式手ぶれ補正
フルHD録画:最大60フレーム/秒
防水防塵:ウォータープルーフケース要
バッテリー:135分(最大)

 さらに、HDR-AS300という兄弟機もあります。

 こちらは、空間識手ぶれ補正には対応ですが、やはり4K画質には非対応です。

 4K動画が必ずしも必要出ない方は、この機種でも良いですが、他社と比べると費用的にはやや高めではあります。

4・GoProの4Kウェアラブルカメラ

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 続いて、アメリカのGoPro社のを紹介します。同社は「ウェアラブルカメラ」という名前で売っています。

 同社はアメリカの会社で、この分野の先駆メーカーです。マウンターも豊富で、マニアファンも多いので、「高度な使いこなし術」的なウェブ・コンテンツは、世界で最も多いでしょう。こだわりたい方におすすめのメーカーです。

 一方、「カメラメーカー」ではないため、撮像素子などの部品が外部調達ですので、価格はやや高めです。ただ、(アクションカメラブームが一段落した現在)、野心的な新機種を出し続けているのは、同社だけであり、貴重です。


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 【2017年】

 5・GoPro HERO7 Black CHDHX-701-FW
 
 ¥53,460 Amazon.co.jp  (1/20執筆時)

撮像素子:裏面照射型センサー
画素数:1200万画素
F値: F2.8?
手ぶれ補正:HyperSmooth (ハイパースムーズ)
4K録画:最大60フレーム/秒
防水防塵:最大10M
バッテリー:4K時120分/通常時90分

 GoPRO HERO7 Blackは、2019年9月に発売された同社の新製品です。

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  Super Suit HERO5 AADIV-001
   ¥5,380 Amazon.co.jp  (1/20執筆時)

 防水性能は、オリンパス・リコーほどではないですが、10M防水に対応します。

 また、別売になりますが、防水ハウジング( Super Suit )を購入すると水深60Mまで対応できます。

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 確認モニターは、タッチパネル式のものがカメラ本体背面に標準搭載されます。

 ただ、モニターの角度が動かせないので、不便にも思います。

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 画質は、GoProは、伝統的にスペックが未公表です。

 ただ、この方面の革新が報道されていないので、前モデル同様のF値2.8の明るいレンズの採用と言うことでしょう。

 撮像素子のサイズも未公表です。ただし、天気の悪い状況に強い裏面照射型センサーは搭載し、自動低光量モードを搭載し、夜間撮影も得意です。

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 手ぶれ補正機能は、GoProの場合は電子式の手ぶれ補正です。

 SONYのように光学式を利用しない方法です。ただ、今回の機種は、この部分を大幅に強化したという触れ込みであり、HyperSmooth(ハイパースムーズ)と名付けて、旧機種と差別化しています。

 仕組みとしては、電子式画像安定化機能(EIS)を改良した上で、従来より強力なCPUとメモリーを利用し、フレーム単位でブレの行方を予測し補整していくというものです。

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 この部分も詳報は公開されませんが、光学技術を利用するSONYと比べると相当な力技な技術で、利用時にバッテリー消費が多いほか、広角撮影や低温時に利用できないなど制限が付きます。

 この点で言えば、オフにしてジンバル(スタビライザー)を利用してしまう人が多いかもしれませんね。

 なお、試した限り、細かい振動ブレは、従来機より相当強力に改善しました。バッテリー消費が速い点は難点ですが、長時間撮影の場合は、バッテリーを交換しつつ使えば問題ないでしょう。

 従来の同社の製品の弱点とも言える部分が強力に改善されています。

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 4K動画撮影は、他社より「抜けて得意」といえる機種です。

 なぜなら、現状で唯一、60フレーム/秒4K画質の録画ができるからです。

 フルHD動画撮影も、240フレーム/秒と高速撮影にも対応します。これは、新開発のGP1プロセッサの恩恵ですが、動きのある被写体の撮影や、スローモーション撮影などが得意です。

 静止画撮影は、最大1200万画素相当まで対応です。

 この点はSONYと同じです。明言はありませんが、撮像素子はSONYの部品を使っているのかもしれません。

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 撮影できる画角は、超広角と通常の2種類です。

 Goproの場合は、単なるデジタルズームではなく、周辺部を引き延ばす独自方式のようです。Super Viewという技術ですが、臨場感の点で評判です。

 音声録音は、HERO6からステレオ録音に対応します。

 ただし、この場合、風切り音などの軽減が働かなくなるため、利用する場合は、基本的にモノラル録音です。ただし、別売の3.5mmステレオマイクを付けて、ステレオ録音することは可能です。

 アマゾンで売られている商品では、SENNHEISERのMKE 400 などが対応します。

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 ハンドルバー/シートポストマウント[GRH30]
 ヘッドストラップ&クリップ ACHOM-001
  ¥3,740 Amazon.co.jp
(1/20執筆時)

 マウンターは、Goproの場合、その豊富さでは他社の追随を許しません

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 GoProのアクセサリー紹介サイトで、詳しくはご覧頂きたいですが、どのメーカーよりもたくさんあり、選ぶのに迷うほどです。

 GoProのファンは、基本的に、マウンターを楽しみたくて買う人も多いそうです。

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 GoPro 充電式バッテリー
  ¥2,231 Amazon.co.jp (1/20執筆時)  
 
デュアル バッテリー +チャージャー
  ¥5,380 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 予備バッテリーは、こちらです。

 2台同時充電できる充電器付きもあります。

 標準バッテリーの稼働時間は、バッテリー量から判断して、4K撮影の場合は最大2時間フルHD時だと最大90分程度保ちます。4Kの方が長いのは、フレームレートが低いからです。

 なお、これはあくまで「最大値の目安」で、先述のように、HyperSmooth(ハイパースムーズ)を利用した場合は、半減するでしょう。

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 スマホとの連携は、専用アプリが用意されます。動画の転送のほか、編集機能もSONY同様に充実します。

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 また、Go Proの場合、Wi-Fiの性能は特に良く、野鳥観察など、最長180m離れた場所に設置することが可能です。

 SONYも、撮影事後においてスマホで見れますが、このような使い方はできないため、この点は、GoProが優秀です。また、GPSから位置情報の取得もできます。また、スマートフォンへの自動転送を実現するQuikStoriesにも対応です。

 端子としてはHDMIポートとUSB-Cを装備します。その上で、BluetoothとWi-Fiを搭載しますが、スマホを媒介にしてライブストリーミングにも対応します。即時的な配信を考えている人には良いでしょう。

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 以上、HERO7ブラックエディションの紹介でした。

 カメラ性能としては、4K/60フレームに対応する高級機です。とくに、マウンターやバッテリーなどの種類も豊富ですので、特に固定撮影用につかうならば、かなり良い選択肢です。

 SONYのFDR-X3000Vのライバル機種になりますが、比較した場合、手ぶれ補正機能ではSONYが優位で、アクセサリーの豊富さと動きの速い被写体の4Kでの撮影能力ではGoproが優位です。 

 自動車搭載時の細かい揺れにも、新機種はある程度対応できるので、総合力として言えば、こちらがソニーに比べても優位でしょう。


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 6・GoPro HERO7 SILVER CHDHC-601-FW
 
 ¥41,850 Amazon.co.jp  (1/20執筆時)

撮像素子:裏面照射型センサー
画素数:1000万画素
F値: F2.8?
手ぶれ補正:電子式の手ぶれ補正
4K録画:最大30フレーム/秒
防水防塵:最大10M
バッテリー:4K時90分/通常時120分

 GoPro HERO7 SILVERは、2018年11月に発売されたHero7の中位機種です。

1・バッテリー交換
2 ・ハイパースムーズ補整
3・ライブストリーミング
4・4K/60フレーム撮影

 ただし、上位機に比べて、上述の4点に未対応のほか、スローモーション撮影やタイムラプス撮影に制限がかかります。

 このほか、カメラの画素数も1000万画素と減っています。

 とくに、アクティブに利用する場合、電池交換ができない点はネックとなってきます。

 結論的にいえば、GoProは少々高くても、最上位機種を購入しておいた方が良いでしょう。4K撮影対応度も広いため、後々中古で売る場合との差額を考えても(おそらく)有利です。


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 7・HERO7 WHITE CHDHB-601-FW
 
 ¥31,860 Amazon.co.jp  (1/20執筆時)

撮像素子:裏面照射型センサー
画素数:1000万画素
F値: F2.8?
手ぶれ補正:電子式の手ぶれ補正
4K録画:非対応
防水防塵:最大10M
バッテリー:4K時90分/通常時120分

 GoPro HERO7 WHITEは、2018年11月に発売されたHero7の入門機です。

1・4K映像撮影
2 ・GPS位置情報の記憶

 GoPro HERO7 SILVERと比較した場合、4K撮影に非対応で、最大でフルHD画質までのサポートとなります。

 価格も例えば、SONYの4K未対応機と比べてもそう安くはないので、ことGoProについて言えば、「ブラックエディション」を選ぶのが、あとあと後悔が少ないと言えます。


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 【2017年】【在庫限り】

 8・GoPro HERO6 Black CHDHX-601-FW
 
 ¥35,215 Amazon.co.jp  (1/20執筆時)

撮像素子:裏面照射型センサー
画素数:1200万画素
F値: F2.8?
手ぶれ補正:電子式の手ぶれ補正
4K録画:最大60フレーム/秒
防水防塵:最大10M
バッテリー:4K時90分/通常時120分

 GoPRO HERO6 Blackは、2017年9月に発売された同社の旧製品です。

1・ハイパースムーズ補整
2・ライブストリーミング

 もともと「最上位機」の位置づけの「ブラックシリーズ」の旧機種なので、今年の最上位機のHERO7ブラックエディションと比較すると、この機種の及ばない部分は上記の2点です。

 このほか、マイク周りの音質の改善などが新機種との違いです。

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 大きな違いは、ハイパースムーズ手ぶれ補正の不採用ですが、GoPRO HERO6 の段階で電子式手ぶれ補正はフォローしています。

 CPUとメモリーを使った(電力を食う)「荒技」ができないだけなので、ジンバル(棒状のスタビライザー)をいずれにしても使う場合などは、こちらを選んでも良いかと思います。

 とくに、GoPRO HERO7の中位機以下を買うならば、型落ちでもこちらが良いでしょう。

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 マウンターは、新機種とほぼ共通です。詳しくは、GoProのアクセサリー紹介サイトでご確認ください。

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 GoPro 充電式バッテリー
  ¥2,231 Amazon.co.jp (1/20執筆時)  
 
デュアル バッテリー +チャージャー
  ¥5,380 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 予備バッテリーも、新機種と共通します。

5・ニコンのアクションカメラの比較

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 続いて、ニコンの製品を比較します。

 同社は、「アクションカメラ」という呼称ですね。


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 9・ニコン  KeyMission 170
  ¥29,400 Amazon.co.jp  (1/20執筆時)

撮像素子:1/2.3型裏面照射型
画素数:1271万画素
F値: F2.8
手ぶれ補正:電子式(動画)
4K録画:最大30フレーム/秒
防水防塵:水深10m
バッテリー:最大60分撮影可能

 ニコン KeyMission 170は、ニコンが、2016年に発売した製品です。

 老舗のカメラメーカーが満を持してこの分野に参入しました。

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 防水性能は、ハウジング無しで水中10Mと、GoProと同じです。

  水中用のレンズプロテクターが付属し、水中ではそれを利用します。利用することで水中でぼやけない写真が可能です。

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  ニコン WP-AA1
  ¥4,545 Amazon.co.jp  (1/20執筆時)

 さらに、40Mの完全防水ウォータープルーフケース WP-AA1も用意されます。

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 確認モニターは、1.5型の小型モニターが背面に付属します。

 この機種の場合もモニターは、固定式なので設置場所には制約があるでしょう。また、リストバンドタイプのリモコンが付属しますが、SONYと異なり、そちらにはモニターが付属しません。

 ただ、SnapBridge 360/170アプリを利用すると、GoProのように、カメラをWi-Fi経由でリモート操作でき、スマホを確認画面としても利用できる仕様です。


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 画質は、かなり健闘します。

 レンズについては、F値2.8とソニーと同クラスのレンズを採用します。撮像素子1/2.3型であり、性能が良い裏面照射型(原色MOS)です。

 手ぶれ補正機能は、しかしながら、電子式の手ぶれ補正です。光学式手ぶれ補正が標準化しつつある中では多少「遅れ気味」のスペックでしょう。

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 4K動画撮影は、この機種も30フレーム/秒4K画質の録画がでます。フルHD撮影時は、60フレーム/秒と高速撮影には非対応です。この点で言えば、乗り物など、動きのある場面の撮影は、あまり得意ではない機種です。

 静止画撮影は、1271万画素相当まで対応です。面白い部分は、静止画と動画の同時撮影機能で、一定間隔で、静止画をキャプチャーし続けることを選択できます。

 撮影できる画角は、175度固定の1種類です。焦点距離は15mmの超広角ですが、例えば、オリンパスのTG-Trackeには、画角の面で及びません

 音声録音は、風切り音対策こそ付きますが、スペック的には重視されない部分です。

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 ベンテッドヘルメットマウント AA-5
 バックパックマウントクリップ AA-10
 ハンディースティック MP-AA1
  ¥2,625〜 Amazon.co.jp  (1/20執筆時)

 マウンターは、GoProやSONYほどではないですが、純正品としてかなりの数がラインナップされます。カメラメーカーのNikonらしい合成とデザイン性の高い製品が多いです。

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 詳しくは、Nikonのアクセサリー紹介サイトに、紹介されています。

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 リチャージャブルバッテリー EN-EL12
  ¥3,480 Amazon.co.jp  (1/20執筆時)

 予備バッテリーは、こちらが対応です。ニコンの場合、動画撮影で60分ほどの電池寿命です。予備1つ購入しておくのも良いでしょう。

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 スマホとの連携は、SnapBridge 360/170というアプリを利用します。また、静止画に限ってですが、スマホへの写真の自動転送に対応します。

 以上、Nikonのアクションカメラの紹介でした。

 後発組の4K対応機種で、機能面では、先端の機能をそこそこ取り入れて、総合力では優秀な機種です。ただ、手ぶれや画角など「一芸に秀でた部分」がないのがネックですね。

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 10・ニコン  KeyMission 80
 
11・ニコン  KeyMission 80
  ¥24,980 Amazon.co.jp  (1/20執筆時)

撮像素子:1/2.3型裏面照射型センサー
画素数:1235万画素
F値: F2.0
手ぶれ補正:レンズシフト・電子式
フルHD録画:最大30フレーム/秒
防水防塵:水深1m
バッテリー:最大40分撮影可能

 なお、ニコンからKeyMission 80という下位機も発売されています。

 ただ、4K未対応で、さらにフルHD撮影時のフレームレートも30フレーム/秒と優れないため、イマイチオススメできません。

2・オリンパスのフィールドログカメラ

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 つづいて、日本のカメラメーカー、オリンパスの4K対応のアクションカメラの比較からです。

 同社では、 「フィールドログカメラ」という商品名で売っています。


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 【在庫限り】

 12・オリンパス STYLUS TG-Tracker【緑】
 13・オリンパス STYLUS TG-Tracker【黒】
  ¥30,800 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

撮像素子:1/2.3型裏面照射型
画素数:720万画素
F値: F2.0
手ぶれ補正:デジタル5軸手ぶれ補正
4K録画:最大30フレーム/秒
防水防塵:水深30m
バッテリー:最大80分撮影可能

 STYLUS TG-Tracker は、オリンパス防水対応のアクションカメラです。

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 オリンパスの特長は、カメラのタフネス仕様です。デジカメでも伝統的にこの部分に力を入れてきたメーカーであり、信頼性は高いです。

 水深30mまでの防水性能に加えて、耐衝撃性は2.1m、耐荷重は100kgf・防塵・耐低温性能も完備されており、頑丈さでは、比類ない製品です。ただし、その分、180gと重く、本体も多少大きめです。


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 画質は、4K対応機として比較的安い製品ながら、スペック面でかなり期待できます。

 なぜなら、この製品は、F値2.0という明るいレンズを採用し、撮像素子も、1/2.3型裏面照射型センサーと性能の良いものを搭載するからです。

 F値は数値が低いほど「明るいレンズ」ですが、他社と比べてもかなり高性能です。撮像素子は、分母が小さいほど「高性能」ですが、やはり他社に比べて大きめです。加えて「裏面照射型」なので、水中や夜間にも強い仕様です。

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 確認モニターは、背面に付属します。

 しかし、90度のチルトが可能なので、写真のような感じで撮影可能です。なお、取り外し可能なグリップが付属します。昔の8ミリのように撮影できそうで、この部分は面白そうです。

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 手ぶれ補正機能は、オリンパスの場合、デジタル5軸手ぶれ補正機構が付属します。

 他社が採用する電子式手ぶれ補正よりも高度で、手持ちグリップでの撮影時など、タテ・ヨコ・回転軸のブレを全て強力に補整します。

 普通サイズのビデオカメラでは良く搭載されますが、アクションカメラでは珍しいです。

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 4K動画撮影は、この製品の場合1秒間に30コマ撮れます(30フレーム/秒)。

 現状で最高性能はGoProの60フレーム/秒であり、それには及びませんが、価格を考えると「大健闘」でしょう。

 フルHD撮影は、1秒間に最大60コマ撮れます。

 ただし、高フレームレートには対応しないので、乗物などスピードの速い撮影には余り向かないでしょう。

 静止画(写真)撮影は、最大720万画素相当です。静止画の画質はあまり期待できません。

 201609261506.jpg

 これらに加えて、フィールドセンサーシステムと名付けられた各種センサー表示もオリンパスの「売り」です。

 GPS(地図)、マップ、気圧センサー、温度センサー、方位センサー、加速度センサーが本体に内蔵されています。そのため、例えば、水中撮影時の水深、トレッキング時の位置・気圧・温度・方位などを画面に表示可能です。

 つまり、単に撮影するだけではなく、撮影時の状況やその変化を含めて記憶できるので、後から画像を見る楽しみがあります。

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 さらに、水中撮影は、圧力センサーが水圧を感知し、自動で水中に適した撮影モードに変更させる機能や、ヘッドライド機能など、充実します。

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 撮影できる画角は、2種類です。

 画角ワイド水中モードの2種類です。とくにこの機種は、対角204度の超広角レンズを採用しており、迫力のある画像が撮影できます。。

 音声録音は、リニアPCM対応ながら、他社に比して機能は限定的です。

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 トラッキングホルダー CSCH-125
  ¥2,407 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 マウンターは、さきほど書いたようにグリップが付属するのみです。

 基本的に手持ちで撮影することが想定されている製品です。ただ、持ち歩く際に便利なトラッキングホルダーやストラップは別売されています。

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 リチウムイオン充電池 LI-92B
  ¥3,791 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 予備バッテリーは、上記の機種が対応製品です。リコーと同じで、4Kでも最大80分保ちます。

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 スマホとの連携は、搭載されるWi-Fiにて可能です。OLYMPUS Image Track アプリで、撮影した映像やデータを楽しめるほか、映像を友人とシェアすることも可能です(解像度はフルHD)。

 以上、オリンパスTG-Trackerの紹介でした。

 撮影の自由度という意味では、手持ち撮影が意識された製品であり、汎用性は少ないです。しかし、この用途で考えると、カメラの性能も良いですし、フィールドセンサーシステムは、撮影後の楽しみが「倍増」するしかけなので、確実に楽しめるギアでしょう。

7・他のアクションカメラの比較

 最後に、ネットショップで比較的売れ筋の低価格の4Kアクションカメラを比較してみます。


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 14・MUSON ムソン アクションカメラ MC2 Pro1
  ¥7,980 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

撮像素子:高感度CMOS
画素数:1600万画素
F値: 不明
手ぶれ補正:電子式手ぶれ補正?
4K録画:最大30フレーム/秒
防水防塵:
バッテリー:最大2時間

 MC2 Pro1 は、ムソンが販売するアクションカメラです。

 中国の深圳のファブレス企業で、光学機器中心に日本でも数点扱いがあります。ただし、デンキヤなどで取り扱う大きな企業ではなく、いわゆるネットにおける「中華アクションカメラ」というジャンルにおいて人気の製品です。

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 ムソンの特長は、7つのマウンターが最初から付属する点です。個々の品質は、専用品には及ばないですが、気軽に試せるのは良い部分でしょう。

 防水性能は、本体自体にはありません。無料でつくハウジングを利用する場合、30Mの防水に対応しますが、本体は泡沫防水の記述もないため、荒天の場合は注意しましょう。

 また、防塵なども情報がありません。

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 画質は、レンズについては性能非公開です。

 この点は心配ですが、センサーは高感度センサー利用が言明されます。ソニー系の裏面照射型同様に、夜間などには一定の強さがありそうです。

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 手ぶれ補正機能は、方式の言明はないですが、おそらく電子式手ぶれ補正が搭載です。

 4K動画撮影は、1秒間に30コマ撮れます(30フレーム/秒)。フルHD撮影は、1秒間に最大60コマ撮れます。この部分で、引けを取らないのが、この機種の人気の秘密でしょう。

 静止画撮影は、画素数不明ながら、対応します。

 撮影できる画角は、広角ワイド限定で170度での撮影です。

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 音声録音は、「力技」ながら、外部マイクを同梱することで、音質の向上を図っています。

 予備バッテリーは、1本無料で同梱され2本構成です。正確な持続時間は非公表ですが、2つで2時間は問題ないでしょう。

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 そのほか、遠隔操作用のリモコンが付属する点など、豪華です。

 以上、ムソンのアクションカメラの紹介でした。

 最近大手メーカーが徐々に格安アクションカメラから撤退していますが、それは、こうしたファブレス企業の躍進があるからでしょう。棲み分けが進んでいるように思います。

 信頼性・保証面では大手メーカーをオススメしますが、価格重視の方の他、例えば、ハードに利用する場合の2台目のサブ機などには向くと思います。


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 15・ナガオカ MOVIO M1034K
  ¥8,078 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

撮像素子:1/3.2型
画素数:約800万画素
F値: 不明
手ぶれ補正:
4K録画:最大30フレーム/秒
防水防塵:
バッテリー:最大90分

 M1034K は、日本のナガオカが販売する4Kカメラです。

 カメラよりも音響製品で有名な会社ですが、こちらは挑戦的な価格です。

 自社生産製品ではなく、アプリを含めて中国のサンチップなどが作っている製品のようです。

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 ナガオカも、ムソンほどではないですが、マウンターを多く添付します。大手と異なり流通網が制限されているからでしょう。お得感はあります。

 防水性能は、本体自体にはありません。ハウジングは付属しますが、対応幅の情報がなく

 また、防塵なども情報がありません。

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 画質は、レンズについてはSONY製の3.2型の撮像素子を採用します。

 現状のセンサーとしてはかなり小さく、画質は価格なりでしょう。裏面照射型センサーでもないです。

 手ぶれ補正機能は、未付属です。

 4K動画撮影は、1秒間に30コマ撮れます(30フレーム/秒)。フルHD撮影は、1秒間に最大60コマ撮れます。

 ムソンと同等ですね。

 静止画撮影は、対応します。画素数は推定で800万画素です。

 撮影できる画角は、広角ワイド限定で170度での撮影です。

 音声録音は、この機種はマイク内蔵なので、可能です。

 予備バッテリーは、用意されず、バッテリーは90分の使い切りです。

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 アプリもサードパーティ製のものがiOS/Android版双方ともに用意されます。

 この点は、ムソン同様に日本語対応するアプリで、安心です。

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 以上、ナガオカMOVIO M1034Kの紹介でした。

 スマホの高性能化で、GoProやSONYなど大手が低価格帯から撤退し、アクションカメラ全体が元気のない中の新製品です。

 仕様的にはコモディティ化が進んでおり、あまり差異がないですが、流通経路的に日本の(デンキヤなどの)販売網を有する日本の会社が販売し、しかsも、12ヶ月の保証が得られる点で、「ちょっと試して見たい!」と思っている方には向くでしょう。

次回につづく!
アクションカメラのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、4Kに対応する各社のアクションカメラを比較しました。

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 画質性能  ★★★★★
 軽量性能  ★★★★★
 防水性能  ★★★★★
 バッテリ  ★★★★★
 総合評価  ★★★★★   

 次回の2回目記事こちら】では、今回紹介した4K対応のアクションカメラ全機種から、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種を数機種提案していきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら!

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posted by Atlas at 22:18 | 映像機器

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