今回のお題
快適で安眠できる羽毛掛けふとんのおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今日は羽毛布団の比較の2回目記事です。
1回目記事(こちら)で扱えなかったビックカメラの生毛工房の製品を紹介したあと、最後の「結論」として、予算別・目的別にAtlasのおすすめ製品を提案していきます。
3・高級な羽毛布団の比較(続き)
22・ビックカメラ・生毛工房・PM-480シリーズ
【本掛けタイプ】
【Wシングルロング 170×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-480
¥81,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【Wロング 190×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-480
¥103,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【合掛けタイプ】
【Wシングルロング 170×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-480
¥59,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【Wロング 190×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-480
¥81,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【肌掛けタイプ】
【Wシングルロング 170×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-480
¥48,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【Wロング 190×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-480
¥59,800 楽天市場 (1/13執筆時)
羽毛種類:ホワイトマザーグースダウン95%
羽毛産地:ポーランド産
ダウンパワー:435dp(換算値)
ダウンかさ高:17.5cm
ダウン充填量:1000g(Wシングル)
側面生地: 綿100% インド産超長綿
内部加工:立体キルト
PM-480 は、生毛工房の販売する高級ふとんです。
製品のサイズは、ワイドシングルロング・ダブルロング・キングロングです。
やはり、横幅が広い仕様で、これがこのメーカーの特長です。
羽毛の種類は、ホワイトマザーグースダウンで、使用率も95%です。
羽毛の産地は、むろんポーランド産で、ホワイトコウダ種です。証明書も付属します。
このグレードの製品は、百貨店などでは20万円ほどの価格で売られている製品です。
しかし、流通経路を限定し、直接調達することで、爆発的に安いといえる値段で出せています。
かさ高は17.5cmとなります。ダウンパワーに換算すれば435dp前後でしょう。
重さも、他社のシングルサイズより大きなワイドシングル規格の【本掛け】でも、1000gで足りるという、保温性です。
3シーズン用【合掛け】は750gでさらに軽量ですが、十分な保温力があります。
側面生地は、もちろん綿100%であり、綿100% インド産超長綿を採用します。
下位機種と比較した場合、打ちこみ本数が470本と多く、ダニ対策や、ふとんのドレープが綺麗に出せるなどの利点があります。
内部加工は、普通の立体キルト加工で、この部分は、下位機種と同じです。
清潔性の面では、こちらも、抗菌・防臭・消臭加工も一通りなされています。
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以上、生毛工房の羽毛ふとんPM-480 の紹介でした。
ポーランド産のホワイトコウダ種のマザーグースを、オフシーズンのセール以外でできるだけ安く買おうと思った場合、おそらくこちらが最安です。
本掛けだとかなり高いですが、毛布と併用するならば、合掛けで十分ですし、そう考えると、「何とかしたら手が出る」方は、一定数いそうです。
23・ビックカメラ・生毛工房・PM-510シリーズ
【本掛けタイプ】
【シングル 150×210】
生毛工房 生毛ふとん PM-510
¥99,606 Amazon.co.jp (1/13執筆時)
【Wシングルロング 170×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-510M
¥103,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【Wロング 190×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-510M
¥125,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【合掛けタイプ】
【Wシングルロング 170×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-510A
¥81,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【Wロング 190×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-510A
¥103,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【肌掛けタイプ】
【Wシングルロング 170×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-510B2
¥70,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【Wロング 190×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-510B2
¥81,800 楽天市場 (1/13執筆時)
羽毛種類:ホワイトマザーグースダウン95%
羽毛産地:ポーランド産
ダウンパワー:440dp(換算値)
ダウンかさ高:17.5cm
ダウン充填量:1000g(Wシングル)
側面生地:綿100% セーラムスビンインド産超長綿
内部加工:立体キルト
PR-510シリーズは、生毛工房の販売するもう一つの中級グレードの製品です。
ただ、PM-470 との違いは、こちらの場合も、側面生地の部分だけです。
こちらは、セーラムスビンインド産超長綿を採用します。高密度の超高密度のサテン織生地で、よりダニが入りにくい構造です。
ただ、先ほどの場合と同じで、これだけで価格差を正当化できるかというと微妙な部分です。
打ち込み本数も495本とさほど差がないので、選ぶならば下位機種でしょうか。
24・ビックカメラ・生毛工房・XXL-520シリーズ
【本掛けタイプ】
【Wシングルロング 170×230】
生毛工房 生毛ふとん XXL-520
¥184,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【Wロング 190×230】
生毛工房 生毛ふとん XXL-520
¥184,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【合掛けタイプ】
【Wシングルロング 170×230】
生毛工房 生毛ふとん XXL-520
¥151,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【Wロング 190×230】
生毛工房 生毛ふとん XXL-520
¥184,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【肌掛けタイプ】
【Wシングルロング 170×230】
生毛工房 生毛ふとん XXL-520
¥107,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【Wロング 190×230】
生毛工房 生毛ふとん XXL-520
¥129,800 楽天市場 (1/13執筆時)
羽毛種類:ホワイトマザーグースダウン99%
羽毛産地:ポーランド産
ダウンパワー:440dp(換算値)
ダウンかさ高:18.5cm
ダウン充填量:1000g(Wシングル)
側面生地: 綿100% セーラムスビンインド産超長綿
内部加工:立体キルト
XXL-520は、生毛工房の販売する最高級のふとんです。
製品のサイズは、ワイドシングルロング・ダブルロング・キングロングです。
羽毛の種類は、こちらもホワイトマザーグースダウンですが、使用率が99%となります。
羽毛の産地は、むろんポーランド産で、ホワイトコウダ種です。
証明書も付属します。
百貨店などでは30万円ほどの価格で売られる最高級水準のものですね。
かさ高は、さらに18.5cmとなります。
ダウンパワーに換算すれば440dpは超えるでしょう。
一方、重さは下位機種同様で、ワイドシングル規格の本掛けで1000gです。
この部分を考えると、使用率にして4%の差を感じられる人は限られるかもしれません。
側面生地は、綿100%であり、こちらも、セーラムスビンインド産超長綿を採用します。
内部加工は、普通の立体キルト加工で、この部分は、下位機種と同じです。
清潔性の面では、こちらも、抗菌・防臭・消臭加工も一通りなされています。
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以上、生毛工房の羽毛ふとんPM-520 の紹介でした。
下位機種との5万円以上の価格差は、99%とするために、選別のための現地での作業が余計にかかるからでしょう。
手間がかかっており価格も妥当とは言え、機能性の差はそう広くはないので、一般的には、これを選ばなくても良いと思います。
今回の結論!
羽毛掛けふとんのおすすめは結論的にこの製品!
というわけで、前回の前編記事では、ニトリ・無印を含む各社の【羽毛ふとん】を比較しました。
最後に、価格別・目的別のオススメ商品!を、改めて提案していきたいと思います。
第1に、1万円前後の予算で、快適な掛け布団を購入したいと考えている場合は、
【本掛け】【シングル〜クイーン】
2・タンスのゲン 羽毛布団 日本製
¥9,980〜 Amazon.co.jp (1/13執筆時)
仕様(シングルサイズ)
羽毛種類:ホワイトダックダウン90%
羽毛産地:不明
ダウンパワー:350
ダウンかさ高:14.5cm
ダウン充填量:1000g
側面生地:生地:綿15%、ポリエステル85%
内部加工:立体キルト
1・産地の信頼性 ★★★☆☆
2・羽毛の品質 ★★★★☆
3・充填量の多さ ★★★★☆
4・側生地の品質 ★★★★☆
5・総合評価(暖かさ)★★★★☆
タンスのゲンの羽毛ふとんが良いでしょう
この価格では、「ダックダウン」を使用する製品が主流です。しかし、含有率で言えば、この製品はトップの90%である点を評価しました。
無理に質の悪いフェザーで重量を増していないため、平均的な軽量性を維持しつつ、ダウンパワーは350、かさ高は14.5cmとしていますので、総合力で優れると思います。
用途的に、秋から春まで使える【合掛け】の類として重宝しそうです。
冬は1枚では寒いので、毛布の援助が必要です。とはいえ、急な来客用などに準備しておくのにも良いでしょう。
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【シングル】
6・グッドフェザー ニューゴールドラベル
¥17,500 Amazon.co.jp (1/13執筆時)
【ダブル】
7・グッドフェザー ニューゴールドラベル
¥21,200 Amazon.co.jp (1/13執筆時)
仕様(シングルサイズ)
羽毛種類:シルバーダウン90%
羽毛産地:不明
ダウンパワー:330
ダウンかさ高:13.5cm
ダウン充填量:1400g
側面生地:綿100%
内部加工:二層キルト
1・産地の信頼性 ★★★☆☆
2・羽毛の品質 ★★★☆☆
3・充填量の多さ ★★★★★
4・側生地の品質 ★★★★★
5・総合評価(暖かさ)★★★★☆
ただし、とても寒い地域の場合、二重キルトを採用し、ダウンの充填量も相当ある、グッドフェザーの製品が良いと思います。
「軽いふとんが欲しい」というニーズには適いませんが、性能は期待できます。
第2に、2万円前後の予算で、産地と羽毛の品質にこだわって選ぶ場合は、
【シングルロング〜ダブル〜キング】
【Amazon.co.jp限定商品】
8・Body&Soul 日本製 羽毛布団
¥19,800〜 Amazon.co.jp (1/13執筆時)
仕様(シングルLサイズ)
羽毛種類:ホワイトダックダウン85%
羽毛産地:フランス産
ダウンパワー:350
ダウンかさ高:14.5cm
ダウン充填量:1100g
側面生地:ポリエステル85% 綿15%
内部加工:立体キルト
1・産地の信頼性 ★★★★☆
2・羽毛の品質 ★★★★☆
3・充填量の多さ ★★★★☆
4・側生地の品質 ★★★★☆
5・総合評価(暖かさ)★★★★☆
一方、羽毛の産地に安心感を求めたい方は、フランス製のホワイトダックダウンを採用するBody&Soulが良いと思います。
グースではなくダックダウンですが、「ホワイト」ですので、布団などの用途のために向いた品質が期待できます。
保証の点でも、日羽協のエクセルゴールド基準をクリアしていますから、製品信頼性も高いでしょう。
立体キルト加工の側面生地で、冬専用の【本掛け】と【合掛け】の中間くらいの暖かさです。フレシキブルに利用できる点も良いですね。
第3に、4万円前後の予算で、快適な羽毛ふとんを購入したいと考えている場合は、
【本掛け】【シングル〜ダブル〜キング】
13・日本寝具通信販売・ハンガリー産 羽毛布団
¥45,800〜 Amazon.co.jp (1/13執筆時)
羽毛種類:ホワイトマザーグースダウン95%
羽毛産地:ハンガリー産
ダウンパワー:440
ダウンかさ高:18cm
ダウン充填量:1100g
側面生地:綿100%(60サテン超長綿)
内部加工:立体キルト
1・産地の信頼性 ★★★★★
2・羽毛の品質 ★★★★★★
3・充填量の多さ ★★★★★
4・側生地の品質 ★★★★☆
5・総合評価(暖かさ)★★★★★
ダウンパワーが最高水準で、かつ、高級なホワイトマザーグースダウンを95%含有するこちらの製品でしょう。
ハンガリー産は「品質は良い」上、ポーランド産ほど価格面で「プレミア化」していないので、価格差の割には性能差は少なく、たいへんお買得です。
産地に関する保証書もつきますので、この点も安心感があります。
高級品は、側面生地にも、こだわりますが、やはり60サテン超長綿を採用するなど、下位機種にはない「プレミア感」がありますね。
快適性・快眠性の面は最高レベルの製品と言えますので、「迷ったらこれを買えば良い」と言えます。
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【本掛け】
【シングル〜ダブル〜キング】
14・日本寝具通信販売・ハンガリー産 羽毛布団
¥47,800〜 Amazon.co.jp (1/13執筆時)
羽毛種類:ホワイトマザーグースダウン95%
羽毛産地:ハンガリー産
ダウンパワー:440
ダウンかさ高:18cm
ダウン充填量:1100g
側面生地:綿100%(60サテン超長綿)
内部加工:二重キルト
1・産地の信頼性 ★★★★★
2・羽毛の品質 ★★★★★★
3・充填量の多さ ★★★★★
4・側生地の品質 ★★★★★
5・総合評価(暖かさ)★★★★★★
ただし、相当寒い厳寒地で、冬専用の【本掛け】として毛布の補助を得ずに用いるならば、同社のツインキルトの製品が良いと思います。
先述のように、布団の暖かさは、内部加工や側面生地も影響するため、重要視するべきです。
ただ、暑がりの方は、本掛けだと蒸れる場合があるため、ここまで厚くない方が便利ですね。
第4に、6万円以上の予算で、軽く暖かい羽毛ふとんを購入したいと考えている場合は、
22・ビックカメラ・生毛工房・PM-480シリーズ
【本掛けタイプ】
【Wシングルロング 170×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-480
¥81,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【Wロング 190×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-480
¥103,800 楽天市場 (1/13執筆時)
羽毛種類:ホワイトマザーグースダウン95%
羽毛産地:ポーランド産
ダウンパワー:435dp(換算値)
ダウンかさ高:17.5cm
ダウン充填量:1000g(Wシングル)
側面生地: 綿100% インド産超長綿
内部加工:立体キルト
1・産地の信頼性 ★★★★★★
2・羽毛の品質 ★★★★★★★
3・充填量の多さ ★★★★★
4・側生地の品質 ★★★★★
5・総合評価(暖かさ)★★★★★★
【合掛けタイプ】
【Wシングルロング 170×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-480
¥59,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【Wロング 190×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-480
¥81,800 楽天市場 (1/13執筆時)
羽毛種類:ホワイトマザーグースダウン95%
羽毛産地:ポーランド産
ダウンパワー:435dp(換算値)
ダウンかさ高:17.5cm
ダウン充填量:750g(WSロング)
側面生地: 綿100% インド産超長綿
内部加工:立体キルト
1・産地の信頼性 ★★★★★★
2・羽毛の品質 ★★★★★★★
3・充填量の多さ ★★★★☆
4・側生地の品質 ★★★★★
5・総合評価(暖かさ)★★★★★
【肌掛けタイプ】
【Wシングルロング 170×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-480
¥48,800 楽天市場 (1/13執筆時)
【Wロング 190×230】
生毛工房 生毛ふとん PM-480
¥59,800 楽天市場 (1/13執筆時)
羽毛種類:ホワイトマザーグースダウン95%
羽毛産地:ポーランド産
ダウンパワー:435dp(換算値)
ダウンかさ高:17.5cm
ダウン充填量:350g(WSロング)
側面生地: 綿100% インド産超長綿
内部加工:立体キルト
1・産地の信頼性 ★★★★★★
2・羽毛の品質 ★★★★★★★
3・充填量の多さ ★★★☆☆(夏用)
4・側生地の品質 ★★★★★
5・総合評価(暖かさ)★★★★★★
生毛工房のPM-480 でしょう。
ポーランド産のホワイトマザーグースダウンで、使用率も95%の製品が、この価格というのは、かなりお買得だと思います。
ポーランドのホワイトコウダ種で確定ですから、他社のマザーグース製品よりかなりお買得です。
百貨店ならば20万は超えるグレードです。保証書もつきます。
なお、これ以上の含有率は、費用がかさむだけで、さほど効果が感じにくいレベルです。
基本的にはこのグレードで良いと思います。品質は折り紙付きで、アフターサービスも充実するため、長く愛用できるでしょう。
なお、3シーズン用【合掛け】は、750gとかなり軽く、これを導入したAtlasも重宝しています。
薄すぎる用ならば、【夏掛け】をボタンでくっつけても利用できるので、あまり寒くない地域(関東・関西)ならば、合掛けで良いと思います。
なお、Amazonでは一部サイズのみ、楽天市場では全てのサイズの販売があります。
いずれも、ビックカメラグループ(ソフマップ・ビックカメラ・コジマ電気)のテナントが直販しています。
補足・ふとん関係記事の紹介
以上、今回は、羽毛ふとんの比較でした。
なお、寝具に類する記事として、このブログでは、以下のようなものもあります。
1・羽毛ふとんの比較
2・低価格な掛けふとんの比較
3・敷ふとんの比較
4・マットレスの比較
5・肩こり対策用のまくらの比較
6・電気毛布の比較
7・涼感寝具の比較
これらの記事も、よろしければお読みください。
最後になりましたが、このブログ、「家電批評モノマニア」にまた訪れて頂けることを願っております。
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(前半からの続きとなりますので、前半記事をご紹介いただけると、一層嬉しいです!)
ではでは。