2020年01月18日

比較2020'【性能別】最新18点のWi-Fi SDカードのおすすめ・選び方:東芝 FlashAir Eye-fi ezShareなど

【今回レビューする内容】2020年 Wi-Fi・無線LAN搭載SDカードの性能とおすすめ:無線LAN対応 東芝 フラッシュエア アイファイモビプロ デジカメ用Wi-Fi SDカードのランキング

【紹介する製品型番】 東芝 キオクシア Flash Air W-04 SD-UWA016G SD-UWA032G SD-UWA064G FlashAir W-03 SD-WE008G SD-WE016G SD-WE032G SD-R016GR7AL01 SD-R032GR7AL01 SD-AF32GWF Eye-Fi Mob iPQI Air Card II ezShare PENTAX フルカード O-FC1 Canon Wi-Fiアダプター W-E1

今回のお題
無線LAN(Wi-Fi)に対応するおすすめのSDカードはどれ?

 ども、Atlasです。

 今回は、2020年1月現在、最新のWI-FI(無線LAN)に対応するSDカードを比較・紹介します。

  201809191817.jpg

 新製品の発売が少ない一方で、旧モデルが割高で残存する状況なので、「正当な価格で手に入る製品(=新製品)」がどれか?を分かりやすく紹介するつもりです。

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込:最大45MB/秒
保証:5年保証

1・スピード ★★★★★
2・4K対応 ★★★★★
3・価格   ★★★☆☆
4・保証期間 ★★★★★
5・総合評価 ★★★★★

 以下では、各社のSDカードのスペックを個別に紹介します。

 最後に「結論」として、上表の様な観点から「Atlasのオススメ機種」を選定していきます。

1・Wi-Fi搭載SDカード選び方の基本!

 201809191818.jpg

 現在、Wi-Fi搭載SDカードを選ぶ方が最も注意するべき点は、現在も生産しているメーカーの製品を選ぶことです。

 これには「事情」があります。

 歴史を振り返ると、無線LAN(Wi-Fi)を搭載するSDカードは、今から10年ほど前に登場しました。

 当時は、日本でもデジカメにWi-Fiが搭載されていない時期で、一世を風靡する状況でした。

 先陣を切った米国のEye-Fiが有名で、Atlasも数枚所有していました。

 他社もこのタイプの生産で追随したので、カメラ好きならば、一度は誰でもWi-Fi搭載SDカードを持っていたと思います。

 201809191847.jpg

 しかし、結論的にいえば、このジャンルについて今でも継続的に生産・販売しているのは、国内では東芝1社のみです。

 市場の縮小で、自社の四日市工場などでSDカードが内製できる東芝だけが「生き残った」形です。

 事実、2017年で米国のEye-Fiも撤退し、写真用のモバイルストレージサービスに経営を集中しています。

  201711231111.jpg

 台湾・中国のサードパーティ製のWi-Fi対応SDカードも、日本市場での販売は、すでに撤退しています

ーーー

 201809191904.jpg

 一方、現在でも、Wi-Fi対応SDカードは、防犯カメラをはじめ、市場のニーズは(多少は)あるようです。

 そこで、こうした状況をふまえて、このブログでは、(一度止めようと思ったものの)Wi-Fi搭載SDカードの更新も続けることにしました。

ーーー

1・ SDカードの比較
2・ Wi-Fi対応SDカードの比較
3・ MicroSDカードの比較

 なお、今回の記事は、このブログのSDカード比較シリーズの2回目記事として書きました。

2・各社のWi-Fi搭載SDカードの比較

 では、紹介をはじめます。

 はじめに東芝のフラッシュエアの国内正規品を紹介します。


 202001181515.jpg

 【国内正規品】

 1・東芝 W-04 SD-UWA016G
  ¥4,035 Amazon.co.jp (1/18執筆時)

 2・東芝 W-04 SD-UWA032G
  ¥5,500 楽天市場 (1/18執筆時)

 3・東芝 W-04 SD-UWA064G
  ¥7,880 楽天市場 (1/18執筆時)

 【並行輸入版】

 4・東芝 W-04 FlashAir 16GB
  ¥6,300 Amazon.co.jp (1/18執筆時)

 5・東芝 W-04 FlashAir 32GB
  ¥6,300 Amazon.co.jp (1/18執筆時)

 6・東芝 W-04 FlashAir 64GB
  ¥4,841 Amazon.co.jp (1/18執筆時)  

スピードクラス:UHS-3
読出:最大90MB/秒
書込;最大70MB/秒
保証:3年保証(正規品)

1・スピード ★★★★★
2・4K対応 ★★★★★
3・価格   ★★★★☆
4・保証期間 ★★★★☆
5・総合評価 ★★★★★

 東芝(キオクシア)フラッシュエアW-03シリーズは、東芝のWi-Fi対応のSDカードです。

 東芝は、メモリーを自社生産できるため、サムソンから購入する必要があるEye-Fi社よりも価格を抑えて発売ができるというメリットがあり、最終的に生き残りました。

 国内正規品と、並行輸入品があります。

 並行輸入品は国際保証がないため、基本的には正規品を選ぶべきです。

 読み出し/書込速度は、理論値で、読み出し90MB/秒・書込70MB/秒です。

 Wi-Fi未搭載のSDカードとと比較しても「高速」と言って良いスピードです。

 また、UHS-1規格U-3規格の基準をクリアしているため、相応の速度を要求する4K動画の撮影についても対応可能です。

 201407251629.jpg

 この製品は、Wi-Fi対応のSDカードとして、デジカメで撮影した映像をパソコンやスマホに転送できます。スマホに対しては一度に7台まで送れるため、多人数のシェアにも向きます。 

 また、WI-FIルーター(親機)としての性能を持ちますので、出先でWI-FI環境がない場所でも、スマホやパソコンなどに画像を直接自動転送できます。

  201708241442.jpg

 Wi-Fiは、IEEE802.11b/g/nに対応します。

 同社の旧製品に較べて、3倍近く無線転送スピードの強化も図られています。

 201407251636.jpg
 東芝フラッシュエアアプリ
  ¥0 itunes Store
 東芝フラッシュエアアプリ
  ¥0 Google Play

 スマホの場合、iPhone/Androidで利用するアプリはこちらです。東芝の場合、アプリを起動して、Wi-Fiを接続し、一括転送を選択するか、転送する写真を選択するかしていきます。

 201702271845.jpg

 パソコンの場合、WindowsとMacの設定ソフトを【こちら】からダウンロードして利用します。

 フラッシュエアSDカードをPC本体に差し、ネットワークIDとパスワードを設定した後、カードをデジカメに戻します。その後、インターネットブラウザ上で、転送したい写真を選ぶなどの操作をすることになります。

 201702271850.jpg

 FlashAirドライブ機能を設定すれば、Windowsのエクスプローラー、Macのファインダ上から、カード内のファイルに直接アクセスできます。

 設定は簡単で、SDカードをパソコンに挿し、SDカードに内蔵されるFlashAir設定ソフトウェアをインストールするだけです。

 取り扱えるデータは、制限がありません。

 動画もRAWも対応可能です。スマホやPCがそのファイル形式に対応していれば、問題ありません。

---

 以上、東芝 W-04シリーズの紹介でした。

 現状で、大手が生産を継続する製品としては唯一の製品です。

 4K動画できるほどの速度もあるため、基本的にはこの製品を選ぶと良いでしょう。

---

   

 【国内正規品】

 7・東芝 W-03 SD-WE008G [8GB]
 8・東芝 W-03 SD-WE016G [16GB]
 9・東芝 W-03 SD-WE032G [32GB]
  ¥7,801 Amazon.co.jp (1/18執筆時)

スピードクラス:クラス10
読出:最大10MB/秒
書込;最大10MB/秒
保証:3年保証(正規品)

1・スピード ★★★☆☆
2・4K対応 ☆☆☆☆☆
3・価格   ★★★☆☆
4・保証期間 ★★★★☆
5・総合評価 ★★★☆☆

 なお、本製品については、以上の下位機種も以前は生産されていましたが、現在は「生産終了」です。

 性能面では、こちらは4K非対応です。

 クラス10という表記から「読み込み/書き込み10MB/秒」を達成してはいますが、価格をふまえても、現状では選ばなくて良い製品でしょう。


 202001181433.jpg

 【並行輸入品】

 10・ezShare ezShare-16GB10v2
  ¥1,999 楽天市場 (1/18執筆時)

 11・ezShare ezShare-32GB10v2
  ¥2,499 楽天市場 (1/18執筆時)

  202001181442.jpg

 【並行輸入品】

 12・ezShare ezShare-16GB
  ¥3,080 Amazon.co.jp (1/18執筆時)

 13・ezShare ezShare-32GB
  ¥3,480 Amazon.co.jp (1/18執筆時)

 14・ezShare ezShare-64GB
  ¥53,99 Amazon.co.jp (1/18執筆時)

 15・ezShare WIFI SDカードアダプター
  ¥2,750 Amazon.co.jp (1/18執筆時)

スピードクラス:クラス10
読出:最大10MB/秒
書込;最大10MB/秒
保証:

1・スピード ★★★☆☆
2・4K対応 ☆☆☆☆☆
3・価格   ★★★★★
4・保証期間 ★★☆☆☆
5・総合評価 ★★★☆☆

ezShareは、中国のLZeal Informationが生産している、Wi-Fi搭載SDカードです。

 オレンジのパッケージの旧製品は、テックが過去に日本に正規輸入していました。は日本販売がないですが、2017年登場で、こちらのほうが、新しいです。

 容量的には、中国では256GBモデルまであるようですが、日本では並行輸入品を含めて見られません。

 202001181450.jpg

 なお、ezShare WIFI SDカードアダプターは、microSDHCカードを差し込んで利用するタイプです。ただし、容量的には32GBまでのフォローです。

 読み出し/書込速度は、非公開です。

 ただ、業界規格のClass10の表示はあるので、10MB/秒は最低限保証されるでしょう。

 いずれにしても、あまりスピードを要求することには向きません。

 202001181451.jpg

 基本的な仕組みは東芝と同じです。

 あえて言えば、カード自体にWi-Fiの電源スイッチがあるので、非使用時は電池が節約できます。

 202001181453.jpg  

 スマホの場合、iPhone/Androidでez Share Wi-Fi SDというアプリを用意しています。

 日本でかつて正規品売っていた関係で、日本語対応もするほか、少なくとも2018年まではアプリの更新も続いていました。

 ただ、最新OSに対応するかは分かりません。

 パソコンの場合は、取り立てて専用ソフトなどの準備はありません。

 取り扱えるデータは、写真はJPG・RAW、動画は、MPEG・MP4・MOVについては、公式にフォローされます。

---

 以上、ezShareの紹介でした。

 スマホ用に利用する格安機SDカードとして一定のプレゼンスはあるでしょう。

 ただ、現状で正規代理店が日本にないので、アプリの継続性については、やや不安な部分はあります。

---

  

 16・PQI Air Card II アダプタ 32GB Class10付属
  ¥28,234 Amazon.co.jp (1/18執筆時)  

スピードクラス:クラス10
読出:最大10MB/秒
書込;最大10MB/秒
保証:

1・スピード ★★★☆☆
2・4K対応 ☆☆☆☆☆
3・価格   ★★★★★
4・保証期間 ★★☆☆☆
5・総合評価 ★★★☆☆

 なお、Wi-Fiアダプター形式の製品については、台湾のPQIもかつて製品を出していました。

 ただ、すでに生産終了であり、アプリの更新もありません。

 在庫はアルのですが、価格は数倍なので、現在的には選択肢にできません。専用ソフトウェア(PQI Air Card+)の更新も止まっています。


 202001181416.jpg

 【2013年】

 17 ・PENTAX フルカード 16GB O-FC1 FLUCARD 38610
 ¥8,559 Amazon.co.jp (1/18執筆時)

スピードクラス:クラス10
読出:最大10MB/秒
書込;最大10MB/秒
保証:

1・スピード ★★★☆☆
2・4K対応 ☆☆☆☆☆
3・価格   ★★★★★
4・保証期間 ★★★☆☆
5・総合評価 ★★★☆☆

 PENTAX フルカードは、ペンタックスが自社向きに出しているWi-Fi搭載SDカードです。

 ただし、2013年発売の製品で、スピードも遅いです。継続生産中というより「在庫処分」でしょう。

 202001181423.jpg

 動作保証についても、同社のK-3・645Z・K-S1に止まります。

--

 結論的にいえば、カメラへのWi-Fi搭載の端境期だったこの3つのカメラの「後付け」として出された「オプション」なので、一般的には選ばなくて良いでしょう。


  

 【2016年】

 18・Canon Wi-Fiアダプター W-E1
  ¥8,559 Amazon.co.jp (1/18執筆時)  

スピードクラス:クラス10
読出:CFカードによる
書込:CFカードによる
保証:

1・スピード ★★★★★
2・4K対応 ★★★★★
3・価格   ★★★☆☆
4・保証期間 ★★★☆☆
5・総合評価 ★★★★☆

 W-E1 は、キヤノンの販売するWi-Fi搭載SDカードです。

 ただし、キヤノンの場合、アダプター形式です。

 202001181502.jpg

 動作保証については、同社のEOS 5Ds / EOS 5Ds R / EOS 7D Mark IIに止まります。

 本機は、MicroSDカードスロットもないので、別途CFカードスロットのあるこれらの製品の専用製品です。

 202001181507.jpg

 キヤノンのEOS 5Dsなどはまだ現行機ですが、発売当時Wi-Fi搭載がなかったので、スマホアプリの「CANON Camera Connect」を利用されたい方のために、その代替手段として販売されました。

--- 

 結論的にいえば、完全に専用設計製品なので、(CFカードスロットの有無にかかわらず)これらの機種を利用中の方以外は、選んではならない機種でしょう。

3・eye-fiの各製品について

 201407251513.jpg

・Mobi 8GB EFJ-MC-08
・Mobi 16GB EFJ-MC-16
・Mobi 32GB EFJ-MC-32
・Mobi Pro EFJ-MP-16JP
・Mobi Pro EFJ-MP-32JP
 

 なお、先ほど書いたように、米国のEye-Fiについては、2017年現在、日本市場から完全撤退し、正規価格では手に入らない状況です。

 そのため、選択肢としない方がいいでしょう。

今回の結論
無線LANに対応するおすすめのSDカードはこちら!

 というわけで、今回は、無線LAN対応SDカードを紹介しました。最後に、いつものようにAtlasのおすすめ機種!について書いておきたいと思います。


 第1に、デジカメ用の無線LAN対応SDカードとして、最もおすすめと言える機種は、

  202001181515.jpg

 【国内正規品】

 1・東芝 W-04 SD-UWA016G
  ¥4,035 Amazon.co.jp (1/18執筆時)

 2・東芝 W-04 SD-UWA032G
  ¥5,500 楽天市場 (1/18執筆時)

 3・東芝 W-04 SD-UWA064G
  ¥7,880 楽天市場 (1/18執筆時)

スピードクラス:UHS-3
読出:最大90MB/秒
書込;最大70MB/秒
保証:3年保証(正規品)

1・スピード ★★★★★
2・4K対応 ★★★★★
3・価格   ★★★★☆
4・保証期間 ★★★★☆
5・総合評価 ★★★★★

 東芝 FlashAirW-04シリーズが良いでしょう。

 最新機種の上位版で転送速度が高速であるほか、価格面でも値頃感がある点を評価しました。

 容量は32GB以上が良いでしょう。

 ただし、4K動画を撮影する可能性がある場合は、64GBが安心です。

 旅行などに行く際、SDカードに前回の旅行画像・動画の「消し忘れ」「保存し忘れ」は往々にしてあります。多少余裕を持ってこのサイズを選ぶのが良いと思います。

用途 記憶可能枚数(64GB) おすすめサイズ
一眼レフ 約2000枚 64GB以上
コンデジ 約3000枚 32GB以上
動画 8時間 128GB以上
4K動画 4時間 256GB以上

 記憶容量は、メディアごとによりますが、デンキヤで最も売れる64GBのSDカードを利用した場合、上表のようになります。

 カメラは最高画質(RAW)で換算しています。



 第2に、費用対効果を重視して、デジカメ用の無線LAN対応SDカードを選ぶとすると、

 202001181515.jpg

 【国内正規品】

 1・東芝 W-04 SD-UWA016G
  ¥4,035 Amazon.co.jp (1/18執筆時)

スピードクラス:UHS-3
読出:最大90MB/秒
書込;最大70MB/秒
保証:3年保証(正規品)

1・スピード ★★★★★
2・4K対応 ★★★★★
3・価格   ★★★★☆
4・保証期間 ★★★★☆
5・総合評価 ★★★★★

 東芝の、W-04シリーズの16GBがおすすめです。

 より安いモデルがありますが、日本に代理店が現在ない点と、将来的なアプリの更新の部分で、やや選びにくい状況ですから。

補足:このブログのカメラ関連記事

 というわけで、今日はWI-FI機能を搭載したSDカードについてでした。  201809061043.jpg

1・ SDカードの比較
2・ Wi-Fi対応SDカードの比較
3・ MicroSDカードの比較

 なお、別種のカードと比較して考えたい方は、上記の記事もご覧ください。  201809051034.jpg

1・ デジタルカメラの比較
2・ ビデオカメラの比較

 また、映像機器に関するこれらの記事もよろしくお願いします。

 最初からWi-Fiを搭載する機種も、さほど高くなく手に入るので、カメラに利用する場合は、「新機種に更新」するのは手です。

---

 最後になりましたが今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークボタンから話題を共有していただければ嬉しいです。
posted by Atlas at 15:32 | カメラ

このブログ家電批評モノマニアには「家電やモノの比較記事」が約350本あります!

よろしければ、下部のリンク集もご覧ください。

<広告>

 この記事がお役に立てたようならば、右のリンクから「家電ブログランキング」にクリック投票お願いします。  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!

<PR>

約350記事の完全なリンク集は、【トップページ】の下部にあります。

今後の
記事は【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png