2019年07月30日

比較2019'【信頼できる!】カメラ防湿庫26機の性能とおすすめ・選び方:IDEX ハクバ トーリ・ハン 東洋リビング

【今回レビューする内容】2019年 メーカー別人気4社のカメラ用防湿庫の性能とおすすめ・選び方:機種の違いとメーカー別の評価・性能ランキング

【比較する製品型番】ED-25CAM(RW) ED-25CAM(W) ED-41CAT(B) ED-41CAT(BW) ED-55CAT(B) ED-55CAT(BW) ED-80CAT(BW) ED-80CATP(B) ED-120CATP(B) ED-140CATP(B) ED-165CATP(B) LD-120 ED-160CAWP(B) ED-240CAWP(B) NT-33-M3 NT-83-M3 PH-60 PH-80 PH-110 PH-155W ハクバ E-ドライボックス KED-25 KED-40 KED-60 KED-100 IDEX D-strage type S DS-31C DS-51C DS-64M DS-104M DS-135M

今回のお題
安心してレンズを置けるおすすめの防湿庫はどの機種?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年7月現在、最新モデルとなる防湿庫を比較します。

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 防湿庫は、ニッチな什器です。

 しかし、「レンズ沼」にはまったカメラマンにニーズがあるほか、簡易的な除湿を目的に、食品の保管や、ブランド品(バッグ・時計)の湿害対策に買われる方もいます。

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 Atlasも、レンズが「カビた」苦い経験があります。

 実際、40%程度の「カビない」温度を維持しつつ、乾燥剤不要で電気代が安い防湿庫は「必需品」といえます。

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 今回は、防湿庫大手のトーリ・ハン東洋リビングの製品のほか、カメラ周辺機器メーカーのハクバと、ネット通販で存在感があるIDEXの防湿庫を、主にスペック面から詳しく比較・紹介します。

1・収納力   ★★★★★
2・カビ対策  ★★★★★
3・堅牢性   ★★★★★
4・デザイン性 ★★★★★

5・総合評価  ★★★★★

 そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を進めていきます。

1・東洋リビングの防湿庫

 はじめに、東洋リビングの防湿庫の紹介です。

 横浜に本社を置く防湿庫の専門メーカーで、デンキヤで見かける防湿庫の半数ほどは、ここのメーカーの製品です。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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(アナログ湿度計)

 1・東洋リビング ED-25CAM(RW)【赤】
 1・東洋リビング ED-25CAM(W)【白】
  ¥24,423 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:24L
収納目安:8台
棚耐荷重:3kg
本体重量:6.5kg
消費電力:0.9W
清潔性: オートクリーンドライ

 はじめに紹介するのは、東洋リビングの入門機「ミニドライシリーズ」となるED-25CAMです。

 除湿の仕組みは、電気式で、内部の電子ドライユニットに組み込まれた乾燥剤を利用する方式です。

 ただし、内部には加熱機構があり、乾燥剤は半永久的に(壊れるまで)再生利用できる仕様です。防湿庫と乾燥剤をいれたカメラケースの違いは、この再生部分にあります。

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 カビ対策は、東洋リビングの「売り」です。

 ユニット内には、光触媒が組み込まれており、消臭・防かび・抗菌効果を期待できます。

 なお、光触媒は、自動車用の消臭機 などにも使われる技術で、信頼性が担保されます。この機構は、「オートクリーンドライ」と呼ばれ、同社の製品に最近組み込まれました。

 本体の容量は、24Lで、一眼レフにして8台ほどが置けるサイズです。

 

 棚の奥行は、23.4cmですから、スペック的に200mm程度の望遠レンズも置けますが、大玉を保管するならば、もう少し大きなものが良いでしょうか。

 棚の耐加重は、3kgです。この点では「入門用」と言えそうです。

 湿度計は、アナログ式のものが内蔵されます。また、ケースには鍵がかけられる仕様です。

 消費電力は、東洋リビングのもう一つの魅力で、0.9wと1日の電気代が1円以下で納まる計算ですね。

 庫内照明は、未付属です。

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 以上、東洋リビングED-25CAMの紹介でした。

 オートクリーンドライの搭載と、最安水準の電気代が魅力です。本体も小型なので、スペースはあまりないが、「とりあえず」導入しようという場合に良いでしょう。


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(アナログ湿度計)

 2・東洋リビング ED-41CAT(B) 【黒】
 2・東洋リビング ED-41CAT(BW) 【黒白】
  ¥29,146 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:39L
収納目安:8台
棚耐荷重:12kg
本体重量:8kg
消費電力: 0.9w
清潔性: オートクリーンドライ

 続いて紹介するのは、東洋リビングの「スリムシリーズ」に属するED-41CATです。

 除湿の仕組みは、下位機種同様で、乾燥剤は半永久的に(壊れるまで)再生利用できる仕様です。

 カビ対策も、「オートクリーンドライ」採用で共通しています。

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 本体の容量は、2段ですが、下位機種よりも多い39Lです。

 一眼レフにして8台ほどが置けるサイズという点では下位機種に共通しますが、上段が広く使えるため、変則的なサイズのカメラなどを入れるには良いでしょう。

 棚の奥行は、29.9cmです。相当長いレンズでも縦に収納できるでしょう。

 棚の耐加重は、8kgです。他社や上位機より、さほど頑丈ではなく、この辺は入門機レベルでしょう。

 湿度計は、こちらもアナログ式のものが内蔵されます。また、ケースには鍵がかけられる仕様です。

 消費電力は、0.9wとなり、下位機種と同じです。

 庫内照明は、未付属です。

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 以上、東洋リビングED-41CATの紹介でした。

 部屋の邪魔にならないサイズで、それなりの数のレンズを収納できる面で便利です。

 大きなものを買いすぎると「際限なくレンズが増えていく」ので、この程度でやりくりするのが「レンズ沼」防止にはよいかもしれません。


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(アナログ湿度計)

 3・東洋リビング ED-55CAT(B) 【黒】
 3・東洋リビング ED-55CAT(BW)【黒白】
  ¥34,439 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:53L
収納目安:12台
棚耐荷重:12kg
本体重量:10kg
消費電力: 0.9w
清潔性: オートクリーンドライ

 ED-41CATは、東洋リビングの「スリムシリーズ」の中型製品です。

 除湿の仕組みカビ対策は、下位機種と全く同じ仕組みで、信頼性が高いです。

 本体の容量は、3段の棚となり、収納力は53Lで一眼レフが約12台収納できます。

 棚の奥行は、29.9cmです。スリムシリーズは、他製品に比べて奥行が少なくて済むので、既設の棚などに設置する場合も便利ですね。

 棚の耐加重は、10kgです。下位機種より多少増えています。

 湿度計は、こちらもアナログ式のものが内蔵されます。また、ケースには鍵がかけられる仕様です。

 消費電力は、0.9wとなり、下位機種と同じです。

 庫内照明は、未付属です。

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 以上、東洋リビングED-41CATの紹介でした。

 結構な数のレンズとカメラを置ける製品です。また、3段あるため、最下段にメディア類を保管するなど、多用途に使えそうです。湿気に弱い食品などの保存用にも向いていそうです。


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(アナログ湿度計)

 4・東洋リビング ED-80CAT(BW)
  ¥40,079 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:77L
収納目安:18台
棚耐荷重:12kg
本体重量:14kg
消費電力: 0.9w
清潔性: オートクリーンドライ

 ED-80CAT は、東洋リビングの「ブラック&ホワイトシリーズ」に属する中型製品です。

 除湿の仕組みカビ対策は、下位機種と全く同じ仕組みです。オートクリーンドライも搭載です。

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 本体の容量は、3段の棚となります。

 収納力は77Lで一眼レフが約18台収納できます。先ほどのスリムシリーズよりも、縦横高さにそれぞれ5cmほど大きいです。

 棚の奥行は、34.4cmです。当然ですが、こちらも下位機種より広くなっています。

 棚の耐加重は、14kgです。剛性もよりアップしていますね。

 湿度計は、こちらもアナログ式のものが内蔵されます。また、ケースには鍵がかけられる仕様です。

 消費電力は、0.9wとなり、下位機種と同じです。

 庫内照明は、未付属です。

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 以上、東洋リビングED-80CATの紹介でした。

 外寸の奥行きが40cmを超えて、高さも60cm越えですから、設置場所はやや選ぶ機種でしょう。一方、重量は14kgとしっかりしているため、床などに安定的に置けるならば、良い選択肢でしょう。


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(アナログ湿度計)

 5・東洋リビング ED-80CATP(B)
  ¥39,525 Amazon.co.jp (7/30執筆時)  

内容量:77L
収納目安:18台
棚耐荷重:12kg
本体重量:14kg
消費電力: 0.9w
清潔性: オートクリーンドライ

 ED-80CAT は、東洋リビングの「スタンダードシリーズ」に属する製品です。

 スタンダードという名前ですが、家庭用としては実質的に「ハイグレード機種」に相当します。

 サイズなどは、1つ上で紹介したED-80CATと全く同じです。

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 ただし、LEDバーライトと、最大150Wの庫内コンセントが2口付属します。これ以外の点は、基本的に下位機種と同じですね。

 保管庫としてだけでなく、「ショーケース」としての要素も欲しいならば、こちらでしょう。また、保管しながら、充電を同時にしたい場合にも良いでしょう。


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(アナログ湿度計)

 6・東洋リビング ED-120CATP(B)
  ¥44,328 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:116L
収納目安:24台
棚耐荷重:12kg
本体重量:19kg
消費電力: 0.9w
清潔性: オートクリーンドライ

 ED-120CATP は、東洋リビングの「スタンダードシリーズ」に属する中型製品です。

 除湿の仕組みカビ対策は、やはり同じ仕組みです。

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 本体の容量は、こちらは4段の棚となります。

 収納力は116Lで一眼レフが約24台収納できます。防湿庫は非常に長いこと保つ家電ですので、レンズを売り買いせず、「一生貯めていく」ようなハイアマチュアの方が買うには良い選択肢でしょう。

 棚の奥行は、34.4cmです。下位機種と同等水準です。

 棚の耐加重は、19kgです。

 東洋リビングの場合、剛性は大きくなるほど高くなります。

 これは棚板の数が増えるためです。

 湿度計は、こちらもアナログ式のものが内蔵されます。また、ケースには鍵がかけられる仕様です。

 消費電力は、0.9wとなり、下位機種と同じです。

 つまり、サイズが大きくなっても、湿度コントロールをするユニットは同じものが使われていることになります。

 庫内照明は、スタンダードシリーズですので付属します。また、コンセントも二口あります。

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 以上、東洋リビングED-120CATPの紹介でした。

 一眼レフにして24台置けるという点では、プロに近い方向けの機種とも言えます。一方、湿害対策用に食品などの保存に利用するならば、この位のサイズがあっても良いでしょうか。


  

(アナログ湿度計)

 7・東洋リビング ED-140CATP(B)
  ¥52,153 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:137L
収納目安:30台
棚耐荷重:12kg
本体重量:22kg
消費電力:0.9w
清潔性:オートクリーンドライ

  

(アナログ湿度計)

 8・東洋リビング ED-165CATP(B)
  ¥58,874 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:162L
収納目安:36台
棚耐荷重:12kg
本体重量:26kg
消費電力:0.9w
清潔性: オートクリーンドライ

 ED-120CATPED-165CATP(B)は、東洋リビングの「スタンダードシリーズ」に属する大型製品です。

 基本的に下位機種と仕様は同じで、33.4cmという棚の奥行も共通しますが、前者は5段の棚、後者は6段の棚となります。また、このグレードから扉は上下に分かれます。LEDバーライトも上下に2つです。

 業務用とも言えるサイズですが、消費電力は、0.9wとなり同じです。乾燥ユニットのパワーは同等と言えるでしょう。

 一方、本体重量が相当程度ありますので、内蔵するカメラの重さを考慮に入れても、床設置が前提となるでしょう。たいていの家庭にはやや大きすぎる気がしますが、専門家や業務用として需要がありそうです。


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(デジタル温湿度計)

 9・東洋リビング LD-120
  ¥51,846 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:118L
収納目安:24台
棚耐荷重:12kg
本体重量:21kg
消費電力: 0.9w
清潔性: オートクリーンドライ

 LD-120 は、東洋リビングの家庭用の上級機です。

 除湿の仕組みカビ対策は、やはり同じ仕組みです。

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 本体の容量は、こちらは4段の棚となり、一眼レフが約24台収納できます。

 上級機はこのサイズのみ展開ですが、ハイアマチュアの方によく売れているサイズだからでしょう。

 棚の奥行は、34.4cmです。十分ですね。

 棚の耐加重は、21kgです。

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 湿度計は、こちらは、デジタル式が採用されます。温度も測れる温湿度計ですので、利便性は増していると言えます。

 消費電力は、同じく0.9wです。

 庫内照明は、LEDバーライトが付属します。

 一方、下位機種に較べると、こちらは、ドアの開閉と連動したON/OFFと、スイッチ式の常時点灯が選択可能です。

 また、バーライトの明るさも上位です。そのかわり、庫内コンセントは一口です。

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 以上、東洋リビングLD-120の紹介でした。

 スタンダードシリーズの同型との相違点は、LEDバーライトの利便性と、デジタル温湿度計の搭載です。ただ、同型のED-120CATP と較べて1万円以上高いのはややネックです。


 

 (アナログ湿度計)

 10・東洋リビング ED-160CAWP(B)
  ¥65,007 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:160L
収納目安:36台
棚耐荷重:20/12kg
本体重量:27kg
消費電力:0.9w
清潔性: オートクリーンドライ

 

(アナログ湿度計)

 11・東洋リビング ED-240CAWP(B)
  ¥87,925 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:237L
収納目安:48台
棚耐荷重:20/12kg
本体重量:35kg
消費電力:1.6w
清潔性: オートクリーンドライ

 ED-160CAWPED-240CAWP東洋リビングの「ワイドシリーズ」に属する製品です。

 除湿の仕組みカビ対策は、やはり他と同じです。

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 本体の容量は、それぞれ3段と4段の棚となり、一眼レフが約36/48台収納できます。

 横に広い両開きの仕様であり、幅は83.8cm/840cmあります。

 ただ、東洋リビングの製品は、トップボードにもものが置ける仕様なので、上部のスペースは有効利用できます。

 棚の奥行は、スタンダードシリーズと同じく、34.4cmです。

 棚の耐加重は、27kg/35kgです。

 湿度計は、基本的にスタンダードシリーズの「ワイド版」という機種なので、アナログ式です。

 消費電力は、同じく0.9wです。

 庫内照明は、連動はしませんが、LEDバーライトが2つ付属します。また、鍵がかけられる仕様です。庫内コンセントも付属です。

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 以上、東洋リビングED-160CAWPED-240CAWPの紹介でした。

 横型に較べると、安定感があり、家具などともある程度調和しそうです。リビングの目立つ場所に置くならば、こうした形でも良いでしょう。

2・トーリハンの防湿庫の比較

 続いて、トーリハンの防湿庫の紹介です。デンキヤで見かける確率は東洋リビングと同程度に多いメーカーで、こちらも日本の「老舗」と言える企業です。

 以下、東洋リビングと同じ方法で、比較していきましょう。 


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(アナログ湿度計)

 12・トーリ・ハン NT-33-M3
  ¥24,722 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:34L
収納目安:6-9台
棚耐荷重:50kg
本体重量:9kg
消費電力: 2.4w
清潔性:ルネキャット

 はじめに紹介するのは、トーリハンの「T-Dシリーズ」に属する入門機となるNT-33-M3です。

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 除湿の仕組みは、基本的にトーリハンと同様の電気式でドライユニットに組み込まれた乾燥剤を再生利用する方式です。

 東洋リビングと構造図を比較すると、下部と上部の吸気口が、シーソー型になっているのが特徴で、吸湿・排気が効率よくできるような工夫があります。

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 カビ対策は、一方で、東芝マテリアルの光触媒「ルネキャット」を棚板に塗布する形式です。庫内の自然光下でも、効果が発揮できる仕様です。こちらも、消臭・防かび・抗菌効果を期待できます。

 東洋リビングの場合、ドライユニットに光触媒ユニットが仕込まれ、庫内を循環させる仕組みでした。それと比較すると、ルネキャットは塗布型です。

 このタイプは建材などにも利用されますが、効果の維持のためには、定期的にメンテナンス液の塗布が必要です。

 とくに、この部分について、効果の持続性の説明がないために、東洋リビングに比べると、やや劣る方式でしょう。

 本体の容量は、34Lで、一眼レフにして6-9台ほどが置けるサイズです。

 棚の奥行は、23cmです。東洋リビングのスリム型の小型機とほぼ一緒です。やはり、200mm程度の望遠レンズも置けますが、基本的にはもう少し大きなものが良いでしょう。

 棚の耐加重は、50kgです。

 東洋リビングと異なり、スチール製の頑丈な棚を利用するので、堅牢性の部分では、トーリハンに優位性があります。

 湿度計は、一般的なアナログ式の温湿度計です。なお、ケースには鍵がかけられる仕様です

 消費電力は、平均2.4wです。東洋リビングに較べると2.5倍ほど悪いですが、それでも、1日で1円前後に収まる計算です。

 庫内照明は、未付属です。

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 以上、トーリハンT-33D-MIINT-33-M3の紹介でした。

 東洋リビングと較べると、ドライユニットの工夫はトーリハン、カビやガス対策となる清潔性の優位性は東洋リビングでしょう。防湿庫としての基本部分と言えるこれらは、一長一短と言えそうです。

 その上で、トーリハンの製品は、堅牢性の部分では有利でしょう。また、デジタル温湿度計搭載モデルは魅力ですが、やや高い目の値段なのが残念です。

 いずれにしても、東洋リビングとトーリハンについては、どちらを選ぶかの選択が非常に難しいです。Atlasのおすすめ機種は、記事の最後に改めて提案したいと思います。


 

(アナログ湿度計)

 13・トーリ・ハン NT-83-M3
  ¥33,010 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:46L
収納目安:9-12台
棚耐荷重:50kg
本体重量:10kg
消費電力: 2.4w
清潔性: ルネキャット

 NT-83-M3は、トーリハンの「T-Dシリーズ」の中型機です。

 除湿の仕組みカビ対策などは、下位機種と同じです。

 本体の容量は、唯一の違いで、こちらは46Lで、一眼レフにして9-12台ほどが置けるサイズです。

 棚の奥行は、23cmです。スリムサイズですが、大玉の収納はやや「難あり」とも言えます。基本的にあまり数を増やしたくない人向きでしょう。

 棚の耐加重は、こちらも50kgで、その他の部分についても、基本的に下位機種に準じます。

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 以上、トーリハンT-83D-MIINT-83-M3の紹介でした。

 スリムサイズで奥行が短いモデルで「3段」は、東洋リビングにはなかったパターンですし、需要はあるでしょう。目を引く赤いシートも、デザイン面で魅力です。


 

(アナログデュアル湿度計)

 14・トーリ・ハン PH-60
  ¥35,283 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:56L
収納目安:12-15台
棚耐荷重:50kg
本体重量:10kg
消費電力:2.4w
清潔性: ルネキャット

  

(アナログデュアル湿度計)

 15・トーリ・ハン PH-80
  ¥40,007 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:76L
収納目安:18-21台
棚耐荷重:50kg
本体重量:12kg
消費電力:2.4w
清潔性: ルネキャット

  PH-60PH-80は、トーリハンの上級グレードの「プレミアムシリーズ」に属するスタンダードモデルです。

 除湿の仕組みカビ対策は、基本的に下位機種と同じです。

 本体の容量は、PH-60は56L、PH-80は76Lです。前者は、一眼レフにして12-15台、後者は18-21台ほどが置けるサイズです。

 棚の奥行は、このシリーズからは32cmです。

 大きなレンズでも十分収納できるため、一眼レフ用としては有利でしょう。ただし、外寸の奥行きは、38.4cmです。

 棚の耐加重は、こちらも、50kgです。

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 湿度計は、トーリハンの場合は、上位機もアナログ式です。ただし、庫内温度・戸外湿度のほか。庫内温度も把握できる豪華仕様です。ただし、文字盤デザイン的は、やや古風で好みが分かれるでしょう。

 消費電力は、平均2.4wです。東洋リビングに較べると2.5倍ほど悪いですが、それでも、1日で1円前後に収まる計算です。

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 庫内照明は、スイッチ式のLED照明が搭載です。また、庫内と戸外にコンセントが1つずつあります。

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 以上、トーリハンPH-60PH-80の紹介でした。

 サイズ的には、初心者〜中級者に向いた2モデルです。対荷重50kgは魅力です。ただ、価格面では、同サイズの東洋リビングに比して、やや高級路線と言えるでしょう。

 とはいえ、長く使う家電ですから、その部分に投資する価値はあるでしょう。


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(アナログデュアル湿度計)

 16・トーリ・ハン PH-110
  ¥47,414 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:107L
収納目安:24-27台
棚耐荷重:50kg
本体重量:16kg
消費電力: 2.4w
清潔性: ルネキャット

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(アナログデュアル湿度計)

 17・トーリ・ハンPH-180
  ¥65,009 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:157L
収納目安:36-39台
棚耐荷重:50kg
本体重量:25kg
消費電力: 3.6w
清潔性: ルネキャット

 PH-110PH-180は、トーリハンの「H-Dシリーズ」に属する大きめモデルです。

 除湿の仕組みカビ対策は、基本的に下位機種と同じです。

 本体の容量は、PH-110は107L、PH-180は157Lです。前者は、一眼レフにして24-27台、後者は36-39台ほどが置けるサイズです。

 サイズ的には、PH-110は、トーリハンでは最も売れ筋とのことです。

 カメラのほか、周辺機器・メディアも保管するならば、確かに使い勝手が良さそうです。

 棚の奥行は、下位機種と同じで、32cmと十分です。

 棚の耐加重は、こちらも、50kgです。

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 湿度計は、こちらもアナログ式ながら、計測項目が多い仕様です。

 消費電力は、 PH-110は平均2.4wです。ただし、PH-180は、3.6wとなります。

 大きめのユニットなので、ドライユニットも大きくパワーを上げています。東洋リビングは160Lモデルも同じユニット・消費電力でしたので、ある意味、こちらのほうが「安心感」はあるでしょう。

 庫内照明は、こちらもスイッチ式のLED照明が搭載です。加えて、庫内と戸外にコンセントが1つずつあります。

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 以上、トーリハンPH-110PH-180の紹介でした。

 131cmあまりと「身長」はありますが、大きなケースを探しているならば、ドライユニットが大きなH-180D-MIIは魅力でしょう。

3・ハクバの防湿庫の比較

 続いて、カメラサプライ製品大手のハクバの製品を紹介します。

 基本的にOEM生産で、専業の2社に較べるとラインアップは少ないですね。


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(アナログ温湿度計)

 18・ハクバ E-ドライボックス KED-25
  ¥15,658 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:25L
収納目安:2-3台
棚耐荷重:
本体重量:5.6kg
消費電力: 15w
清潔性:

 KED-25は、ハクバの超小型の防湿庫です。このサイズは他社のラインアップがなく、「ニッチニーズ」がりそうです。

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 除湿の仕組みは、他社と同様で、ドライユニットによる除湿です。

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 レンズ専用防カビ剤フレンズ KMC-62
  ¥451 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

 カビ対策は、基本的には非対応です。

 ただ、シメン系化合物とカルバミン酸系化合物からなる同社の防かび剤の併用を薦めており、これを併用することで一定程度の効果を発揮しそうです。有効期間は1年です。

 本体の容量は、25Lで、一眼レフにして2-3台ほどが置けるサイズです。

 小型なので、基本的には、一眼レフとレンズ2-3本ほどという収納力です。

 棚の奥行は、23cmです。また縦の内寸は31cmですので、ある程度長めの望遠鏡を縦置きすることもできます。

 湿度計は、アナログ式の温湿度計が付属です。

 消費電力は、定格消費電力では15wです。ただ、他社が開示する平均消費電力に換算すれば、おそらく、トーリハンと同等です。過度に電気代がかかる機種とは見なせません。

 庫内照明は、未付属です。

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 以上、ハクバのKED-25の紹介でした。

 大手メーカーですが、以前、販売員に伺ったところ、自社工場で生産しているモデルではないとのことでした。ただ、3年間と長期の保証が付きますので、この点は安心でしょう。


 

(アナログ温湿度計)

 19・ハクバ E-ドライボックス KED-40
  ¥21,172 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:40L
収納目安:約6-8台
棚耐荷重:
本体重量:8.5kg
消費電力: 15w
清潔性:

 KED-40は、ハクバの中型の防湿庫です。

 基本仕様は下位機種に準じており、こちらも防カビ剤が別途必要な機種です。

 基本的なスペックは上表の通りですが、棚の耐荷重について、他社と違って非公表です。

 ただし、「頑丈なスチールでたわまない」との記載はあります。

 他社に比べて格安ですが、LEDバーライトが付属しないなど、やや魅力に欠ける部分はありますね。



(アナログ温湿度計)

 20・ハクバ E-ドライボックス KED-60
  ¥25,094 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:60L
収納目安:15台-
棚耐荷重:
本体重量:12kg
消費電力: 15w
清潔性:


(アナログ温湿度計)

 21・ハクバ E-ドライボックス KED-100
  ¥35,212 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:100L
収納目安:20台-
棚耐荷重:
本体重量:23kg
消費電力:15w
清潔性:

 KED-60と、KED-100ハクバの大型の防湿庫です。

 大サイズですが、他モデルに較べて、価格が極めて安いのが売りです。ただ、外観にやや価格が出ている部分があります。

 インテリア性を求めるならば、やはり「二大メーカー」の方が良いでしょう。とはいえ、費用対効果はそれでも魅力ですね。いずれにしても、あまり目に付かない場所に保管する方で、防カビ剤の交換を忘れないような「まめな」方に向くと思います。

4・IDEXの防湿庫の比較

 最後にIDEXの防湿庫を紹介します。

 比較的最近販売をはじめた日本の会社で、インターネット販売に限定することでコストを抑えています。店頭で実物を見れない点でやや難がありますが、コストダウンのためには仕方ないでしょう。

 実際割安です。



(デジタル温湿度計)

 22・IDEX D-strage type S DS-31C
  ¥16,579 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:30L
収納目安:6-8台
棚耐荷重:10kg
本体重量:6.2kg
消費電力:7w
清潔性:

 DS-31Cは、IDEXの小型の防湿庫です。

 201712291319.jpg

 除湿の仕組みは、他社とことなり、冷媒として割と多くの家電で使われるペルチェ素子を利用しています。

 乾燥剤を利用する他社の方式に比べると、乾燥剤を乾燥させる時間的ロスがない方式です。防湿庫をいつ開けても、その後の湿度回復期間は同等となります。

 ただし、ペルチェ素子は低温多湿状況にあまり強くなく、冬場に加湿器を利用しているような場合は、電源を切っておく必要があります。

 以前は大手でもペルチェ素子方式の防湿庫があったのですが、売らなくなりました。

 カビ対策は、基本的には非対応です。

 メーカー側も、カビたレンズは繁殖する可能性があるため、入れないようにと注意喚起しています。

 本体の容量は、30Lで、一眼レフにして6-8台ほどが置けるサイズです。

 棚の奥行は、31cmで、他社のスタンダードタイプのように、大型のレンズも横収納できそうです。

 201712291329.jpg

 湿度計は、視認性の良いデジタル温湿度計が付属しますね。

 消費電力は、7wで、メーカーによると1日8時間の運転で1.6円ほどの電気代です。除湿の仕組みが異なるので、多少割高です。

 庫内照明は、照度は低いですが、基本装備です。

---

 以上、IDEXDS-31Cの紹介でした。

 デジタルのデュアル湿度計や庫内照明が付属しており、アクセサリーの面での充実が魅力です。ペルチェ素子の採用の部分は、やや注意が必要でしょう。



(デジタル温湿度計)

 23・IDEX D-strage type S DS-51C
  ¥20,534 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:50L
収納目安:10-12台
棚耐荷重:8.7kg
本体重量:10kg
消費電力:7w
清潔性:

 DS-51Cは、IDEXの中型の防湿庫です。

 除湿の仕組みは、こちらも、ペルチェ素子を利用しています。

 カビ対策は、やはり、非対応です。

 本体の容量は、50Lで、一眼レフにして10-12台ほどが置けるサイズです。

 棚の奥行は、31cmで、下位機種と共通し、その他のアクセサリーの面でも同等です。

---

 以上、IDEXDS-51Cの紹介でした。

 中型ではハクバに輪をかけて格安と言える製品です。ペルチェ素子の採用の部分は、やや注意が必要でしょう。

 しかし、例えば、部屋の密閉率が低い和室や倉庫に置き、念のため電源を切っておくような使い方ならば、コスパの良い機種でしょう。


 201907301738.jpg

(デジタル温湿度計)

 24・IDEX D-strage DS-64M
  ¥24,800 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:60L
収納目安:12~16台
棚耐荷重:13kg
本体重量:10kg
消費電力:8w
清潔性:


(デジタル温湿度計)

 25・IDEX D-strage DS-104M
  ¥32,800 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:100L
収納目安:20-25台
棚耐荷重:13kg
本体重量:14kg
消費電力:8w
清潔性:


(デジタル温湿度計)

 26・IDEX D-strage DS-135M
  ¥40,800 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:130L
収納目安:25-30台
棚耐荷重:13kg
本体重量:19kg
消費電力:16w
清潔性:

 DS-64M DS-104M DS-135Mは、IDEXの大型の防湿庫です。

 除湿の仕組みは、こちらも、ペルチェ素子を利用しています。

 カビ対策は、やはり、非対応です。

 本体の容量は、上表の通りで、相当数の収納ができます。

 棚の奥行は、どれも共通して38cmで、ゆとりを持った収納力と言えます。

 湿度計は、下位機種と仕様が同じで、視認性の良いデジタル温湿度計が付属しますね。

 消費電力は、最も大型な機種については16wです。130Lサイズですので、十分な加湿力を得るために、ユニットのパワーを上げているためです。この部分では安心感があります。ただし、電気代は、1日3.4円ほどです。

 庫内照明は、基本装備です。

---

 以上、IDEXの大型機種の紹介でした。

 100Lを超える機種はハクバにもないため、価格重視で大型の製品を考える場合、割安感があります。一方、ペルチェ素子を利用する際の利点と欠点は認識して導入する必要があります。

今回の結論
安心してレンズを置けるおすすめの防湿庫はこれ!

 というわけで、今回は防湿庫について比較しました。

 10台くらいの比較で済むかな?と安易に構えていたら、結構な数があり難儀しました。ただ、これくらい比較しないと、自分に合った良い製品は見つからないでしょう。

 最後にいつものようにAtlasのおすすめ機種を提案しておきます。


 第1に、10本前後のレンズと一眼レフ数台を収納する場合に、おすすめな防湿庫は、

 201810121204.jpg

 (アナログ湿度計)

 5・東洋リビング ED-80CATP(B)
  ¥39,525 Amazon.co.jp (7/30執筆時)  

内容量:77L
収納目安:18台
棚耐荷重:12kg
本体重量:14kg
消費電力: 0.9w
清潔性: オートクリーンドライ

1・収納力   ★★★★☆
2・カビ対策  ★★★★★
3・堅牢性   ★★★★★
4・デザイン性 ★★★★☆

5・総合評価  ★★★★★

 東洋リビングの「スタンダードシリーズ」のED-80CAT でしょう。

 除湿力は、信頼性の面で定評がある、電子ドライユニットに組み込まれた乾燥剤を利用する方式です。

  201712291034.jpg

 それに加えて、光触媒ユニットを利用するオートクリーンドライは、カビの防止の面でメリット性が高いと思います。

 201904271052.jpg

 サイズ的にも、レンズ10本程度と一眼レフが余裕で入り、メディアなども下段におけるため、十分でしょう。

 温度計はアナログ式ですが、実用性に問題はないですし、LEDバーライトと、最大150Wの庫内コンセントが2口付属する点も便利です。

 価格も割合値頃感があるので、どれか一台を選ぶとするとこれでしょう。現状で、あまりレンズがない方についても、将来を考えると、これほどの大きさのものを買っておくと良いと思います。電気代もかわりませんので。


 第2に、多めのレンズを収納する場合や食料品などの保存におすすめできる防湿庫は、

 201907301718.jpg

(アナログ湿度計)

 6・東洋リビング ED-120CATP(B)
  ¥44,328 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:116L
収納目安:24台
棚耐荷重:12kg
本体重量:19kg
消費電力: 0.9w
清潔性: オートクリーンドライ

1・収納力   ★★★★★
2・カビ対策  ★★★★★
3・堅牢性   ★★★★★
4・デザイン性 ★★★★☆

5・総合評価  ★★★★★

 東洋リビングED-120CATP がおすすめです。

 201904271040.jpg

 棚が4段あるので、使い勝手が非常に良いです。

 防湿庫は、「必要と思うより1サイズ大きい方が後悔しない」と言えます。

 そのため、幅42.3cm×高さ86.6cm×奥行き34.4cmの設置面積がとれるならば、電気代も変わらないため、こちらを選んでしまうのが良いと思います。

ーー

 201907301720.jpg

(デジタル温湿度計)

 9・東洋リビング LD-120
  ¥51,846 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:118L
収納目安:24台
棚耐荷重:12kg
本体重量:21kg
消費電力: 0.9w
清潔性: オートクリーンドライ

1・収納力   ★★★★★
2・カビ対策  ★★★★★
3・堅牢性   ★★★★★
4・デザイン性 ★★★★★

5・総合評価  ★★★★★

 なお、もう少し予算があれば「プレミアムモデル」で、デュアル温湿度計と2種類の連動タイプのLEDバーライトが付いた上位機を選ぶのもよいでしょう。


 第3に、超大型のレンズ用防湿庫を探している場合にオススメできる製品は、

   201907301730.jpg

(アナログデュアル湿度計)

 17・トーリ・ハンPH-180
  ¥65,009 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内容量:157L
収納目安:36-39台
棚耐荷重:50kg
本体重量:25kg
消費電力: 3.6w
清潔性: ルネキャット

1・収納力   ★★★★★★
2・カビ対策  ★★★★★★
3・堅牢性   ★★★★★★
4・デザイン性 ★★★★★★

5・総合評価  ★★★★★★

 トーリ・ハンPH-180でしょう。

 大型の防湿庫は多いですが、それに応じてユニットを大型化している製品はあまりないです。その点で言えば、こちらは、ドライユニットも大きくパワーを上げていますし、「安心感」が高いでしょう。

 ブルーのマットは、庫内のLED照明の発色とあわせて、高級感があり、ディスプレイ的にも映える製品だと感じます。

補足:このブログのカメラ関連記事

 以上、今回は、カメラ用の防湿庫の比較をしました。

 なお、このブログには、カメラ周辺機器の記事がいくつかあります。 

 201808201422.jpg 

1・SDカードの比較
2・三脚の比較
3・防湿庫の比較

 これらの記事もよろしくお願いします。

 201808231631.jpg

 またカメラに関しても、以下の記事があります。

1・1万円前後の入門コンデジの比較
2・3万円前後の人気コンデジの比較

3・5万円以上の高級コンデジの比較
4・高倍率ズームのコンデジの比較
5・水や砂に強い高耐久コンデジの比較
6・自分撮影ができるコンデジの比較

7・ミラーレス一眼の比較

8・一眼レフカメラの比較
9・デジカメ全製品からのおすすめ結論】

 よろしければ、こちらもご覧ください。

 また、最後になりましたが、もしこの記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 17:46 | カメラ

2019年07月26日

比較2019'【軽量/頑丈】高性能カメラ三脚20機の性能とおすすめ・選び方:一眼レフ・ビデオカメラ用三脚の選び方 (1)

【今回レビューする内容】2019年 安くて高性能!人気メーカーの高性能三脚の性能とおすすめ・選び方:一眼レフ向け三脚・ビデオカメラ向け三脚の紹介 激安でも高性能な三脚 違いや人気ランキング

【今回評価する製品型番】Fotopro DIGI-204 SLIK GX 6400 ベルボン EX-640 Sherpa 535 III Sherpa 635 III CUBE ウルトラロック UT-63 SONY VCT-VPR1 パナソニック・標準三脚 VW-CT45 ベルボン EX-547 VIDEO N マンフロット MVK500AMコンパクト三脚 MKBFRTA4BK-BH MKBFRLA4BK-BH MKBFRC4-BH SIRUI T-2204X T-1205X SLIK エアリーカーボン 645LED EX-640N Amazonベーシック トラベル三脚 130cm 5段Befree live MVKBFRTC-LIVE MKBFRTC4-BH VANGUARD VEO 2 264CB

今回のお題
一眼レフやビデオカメラ用におすすめの三脚はどの製品?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年7月現在、最新モデルとなる三脚を比較します。

 201812031748.jpg

 三脚は、カメラ(一眼レフ・ミラーレス)・ビデオカメラ双方で利用しますが、今回の記事は、どちらにも対応するように書きます。

1・軽量性  ★★★★★
2・上下稼働 ★★★★★
3・雲台性能 
★★★★★
4・耐久性  ★★★★★
5・総合評価 ★★★★★

 以下では、各製品を一機ずつ比較していきます。

 そして、記事の最後では「結論」として、上表のような観点から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!」を提案していこうと思います。

---

1・ミラーレス一眼の比較
2・一眼レフカメラの比較
3・デジカメ全般の選び方
4・フルHDビデオカメラの比較
5・4K対応ビデオカメラの比較
6・カメラ用SDカードの比較
7・カメラ用三脚の比較

 なお、今回の記事は、このブログのカメラ用品比較記事の7回目記事として書きました。

1・三脚の選び方の基本

 三脚は、「使い勝手」の部分で、個々人の評価が変わりやすいため、カメラ本体と異なり、レビュー・口コミからやや選び難い製品です。

1・パンハンドルの有無
2・三脚の軽量性
3・三脚の高さと収納性

 ただ、誤解を恐れずに言えば、3つのポイントをおさえておけば、ほぼ問題ない性能のものが手に入ります。

1・パンハンドルの有無

 201808201104.jpg

 第1に、パンハンドルの有無です。

 一眼レフなどで写真をを撮影する分には不要です。

 ただ、ビデオカメラ用の場合、パンハンドル(左右方向の首振り用のハンドル)がないと快適に撮影できないです。

 また、一眼レフでも、流して動画を撮影するような使い方をする方は、この部分を重視してください。 

  201607311657.jpg

 なお、ビデオ撮影の場合、操作の上で、オイルフリュードが採用されるかどうかも重要です。

 対応機は、オイルの粘りを利用して移動できるため、「非常になめらかに雲台を動かせるメリット」があります。左右に追従撮影することの多いビデオカメラのほか、一眼レフで動く被写体を狙う場合にも有効です。

 今回は、これらの有無についても重視して紹介します。 

2・三脚の軽量性

 201808201413.jpg

 第2に、本体の重さです。

 三脚の重さの大部分を占めるのは、です。

 そのため脚の素材により、重さと剛性が変わってきます。アルミは、一般的な剛性はあるものの、主に「トラベル三脚」としては重いのが難点です。

 無理に軽量化しようとするとパイプの径が細くなり、剛性が犠牲になっていまます。

 201808201314.jpg

 そうしたアルミの弱点を克服するため、多重に編み込んだカーボン繊維を利用する製品や、圧力成形したカーボンパイプを利用する製品もあります。

 価格は総じて高くなりますが、なかには1万円前後のカーボン製の超軽量三脚もあるため、今回は詳しく紹介します。

3・三脚の高さと収納性

 201808201423.jpg

 第3に、三脚の高さと収納性です。

 一般的な三脚は、使用時の最大全長は135cm-150cmが平均です。基本的にはこの程度の製品を買えば、カメラ・ビデオ用に無理なく使えるでしょう。

 ただし、運動会などの場所取りを要する場合は、より背の高いモデルを選んでも構いません。

 201808201316.jpg

 一方、背の高すぎる三脚は持ちはこびもたいへんになります。

 脚を4段・5段にして収納力を高める製品もありますが、これは、安定性と剛性と両立できないので、必要以上に長い三脚を買わないのがポイントです。

 そのため、今回の記事では、三脚の高さのほか、収納の長さについても、比較しています。

ーーー

 201808201430.jpg

 以上、三脚を選ぶ際のポイントの紹介でした。

 このほか、例えば、雲台の性能や脚の長さの収縮(エレベーター)もポイントとなります。

 ただ、これらは、本体価格に比例する場合が多いです。また、雲台は、高級機ならば、アルカスイス社の規格に準拠し、気に入らなければ交換もできます。

 そのため、やはり三脚選びにおいて、最も重視するポイントは「脚の品質と本体の重さ」だとAtlasは思います。 

ーー

 以下の記事では、こうした基準を重視しながら比較し、良い機種を探していきたいと思います。

2・ビデオカメラ・一眼レフ兼用の三脚

 はじめに、ビデオカメラでも、一眼レフ・ミラーレスでも利用できるタイプを8機種ほど紹介します。

 なお、以下の記事では、Atlasがおすすめできるポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。


 201804221637.jpg

 【アマゾン限定】

 1・Fotopro 三脚 DIGI-204
  ¥2,751 Amazon.co.jp
(7/26執筆時)

使用時全長:120cm
収納時全長:38cm(4段)
パイプ直径: 20mm
本体素材:アルミ
本体重量:570g
最大積載重量:1.5kg
付加性能:

 はじめに紹介するのは、浅沼商会Fotopro です。

 DIGI-204は、多色展開ですが、ガンメタリック色は、「アマゾン限定」商品として格安で売られている人気製品です。

 201808201110.jpg

 パンハンドルも付属するため、ビデオカメラでも利用可能です。上下・左右・縦横に雲台を動かせる3WAY方式ですね。

 本体重量は、570gと三脚としてはかなりの軽量です。

 パイプは4段で、持ちはこび時は、38センチまで畳めるので、持ちはこびについては、「最強クラス」の製品です

 材質は、アルミです。

 着脱が容易なクイックシューも付属と、価格からすると充実した性能です。

 今回紹介する他機種と同じく水準器も装備されます。

 最大搭載重量は、1.5kgと十分です。

 201808201111.jpg

 使用時の全長は、120cmとさほど背が高くないため、運動会など「撮影競争者」がひどい状況では無力でしょう。

 ただし、基本、軽量三脚であり、脚の安定性はイマイチです。

 ある程度重さがない機種は「ぐらつき」安いので、ハードに使い回すのには向きません。また上下の高さの調節は、ネジ式なので、高さの微調整は多少しにくいでしょう。

---

 以上、浅沼商会Fotopro の紹介でした。

 低予算で探している場合は、「財布に優しい」モデルとして、存在価値がある製品です。

 ただ、重さがない製品ですから、基本的には、レンズを合わせて600g以下のクラスの軽量ミラーレスか、コンデジ、スポーツカメラ向きの三脚と言えそうです。


  201808201112.jpg

 2・SLIK GX 6400
  ¥3,217 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:154cm
収納時全長:47cm
パイプ直径: 21mm
本体素材:アルミ
本体重量:1240g
最大積載重量:1.5lg
付加性能:

 SLIK は、日本の中堅三脚メーカーです。

 同社はカーボン製の高級品まで多くのラインナップがあります。しかし、こちらは、同社の「入門用」といえる格安の三脚です。

 こちらもパンハンドルを装備し、上下・左右・縦横に雲台を動かせる3WAY方式ですので、ビデオカメラでも利用できます。

 201607311630.jpg

 また、こちらは、上下昇降にギア式エレベーターがあるため、カメラ利用時の上下の微調整が可能です。

 201808201113.jpg

 使用時の全長も、最大154cmと「そこそこ高い」です。

 運動会などでも利用できると思います。収納時の全長は47cmと長くなりますが、三脚としては普通なので、持ちはこびには支障がないと思います。

 本体重量は、1240gと、先ほどの機種よりも重めです。

 しかし、その分、しっかりとしたパイプなので、入門用の一眼レフや、ビデオカメラでもある程度快適に利用できると思います。

 一方、水準器は装備されますが、三脚とカメラを簡単に外せるクイックシューは未装備なので、三脚の移動が生じるような場合は、やや不便でしょう。

---

 以上、SLIKGX 6400の紹介でした。

 剛性の点で、普通サイズの一眼レフ・ビデオカメラを利用する場合の「最低限」の入門クラスといえる製品です。

 カメラに予算をつぎ込んでしまって、三脚にかける予算がない場合など、この機種はおすすめです。


 201808201114.jpg

 3・ベルボン EX-640N
  ¥5,734 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:170cm
収納時全長:53.5cm(4段)
パイプ直径: 26mm
本体素材:アルミ
本体重量:1690g
最大積載重量:3kg
付加性能:

 ベルボン も、日本の老舗三脚メーカーです。EX-640は、同社の人気機種です。

 使用時の全長は、170cmとかなり高いです。

 背が高いので、「撮影競争者」がいるだろう運動会その他の混雑した状況でも、ある程度優先的に撮影できると思います。

 反面、収納時は53.5cmと多少大きめなので、自動車などで持ち運ぶ場合のが正解でしょう。

 201808201116.jpg

 本体重量も、1670gとさほど軽量ではありません

 ただし、専用ケースが付属して、持ちはこびはしやすいです。

 最大搭載重量は、3000gまで、パイプの直径も26mmと太いので、重めの一眼レフを含めて、しっかり確実に固定できます。

 ブレは最低限に収まると思います。

 201808201120.jpg

 パンハンドルギア式エレベーター水準器といった必須装備は網羅します。

 また、三脚の移動に便利なクイックシューも装備されます。

---

 以上、ベルボンのEX-640の紹介でした。

 多少重めです。

 しかし、背の高さ、剛性、固定時の安定性を考えれば、一眼レフにせよ、ビデオカメラにせよ、その性能を確実に引き出すには、このクラスは最低限欲しいところです。


 201808201126.jpg

 4・SONY VCT-VPR1
  ¥8,732 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:146.5cm
収納時全長:48cm(4段)
パイプ直径: 26mm
本体素材:アルミ
本体重量:1.3kg
最大積載重量:ーーー
付加性能: オイルフリュード

 SONYVCT-VPR1は、SONYが発売する純正の三脚です。

 201607311652.jpg

 この製品は、パンハンドルの部分が、有線リモコンになっています。

 SONYビデオカメラ・アクションカム・ミラーレス一眼マルチ端子とつなげることで、リモート操作が可能です。

 カメラの固定自体は他社製品も可能です。しかし、基本的には、ソニー製品専用の三脚と考えてください。

 201808201128.jpg

 使用時の全長は、146.5cmです。

 三脚としては標準的なサイズです。基本的にこのサイズがあれば十分でしょう。

 本体重量も、1300gです。

 さほど重くないため、持ちはこびも容易だと思います。

 また、パンハンドル水準器・ギア式エレベーターといった、ここまで見てきた必須装備は全て網羅します。

 201607311657.jpg

 加えて、雲台の部分にオイルフリュードが採用されるのは注目に値します。

 一般的なモデルは、パンハンドルを利用し、雲台に乗せたカメラを動かす際、基本、その強さはネジの強弱で制御します。

 しかし、オイルフリュードが採用される機種は、オイルの粘りを利用して移動できます。

 その点で、「非常になめらかに雲台を動かせるメリット」があります。

 これは、左右に追従撮影することの多いビデオカメラのほか、一眼レフで動く被写体を狙う場合にも有効です。

---

 以上、SONYのVCT-VPR1の紹介でした。

 1万円以下の三脚としては、オイルフリュードが採用されるなど、かなり高機能な機種と言えます。

 SONYユーザーは、下手な三脚を買うならば、こちらを選ばれた方が良さそうです。


 201808201130.jpg

 5・パナソニック 標準三脚 VW-CT45
  ¥7,189 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:148cm
収納時全長:52cm(4段)
パイプ直径: 26mm
本体素材:アルミ
本体重量:1400g
最大積載重量:3kg
付加性能:

  VW-CT45は、パナソニック純正の三脚です。

 201808201132.jpg

 使用時の全長本体重量など、SONY同様、三脚としてはどれも「標準的」な、スペックです。

 その上で、パンハンドル水準器・ギア式エレベーター・クイックシューといった基本装備は全て備えられ、本体の剛性も十分です。

 201808201131.jpg

 運ぶのに便利なケースも付属です。

---

 以上、パナソニックVW-CT45の紹介でした。

 同社の製品を利用している方が、ブランドでコーディネートしたい場合は、選んでも損はしない製品だと思います。 

 ただ、価格面で言えば、ソニーのように、リモコンやオイルフリュードが付属しないので、サードパーティ製の製品と較べると、多少割高感がある気もします。


  201808201133.jpg

 6・ベルボン EX-547 VIDEO N
  ¥9,023 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:160cm
収納時全長:51cm(4段)
パイプ直径: 23mm
本体素材:アルミ
本体重量:1,6kg
最大積載重量:2000g
付加性能: オイルフリュード

 ベルボンEX-547 VIDEOは、ビデオカメラ向きの三脚として売られている製品です。

 使用時の全長は、160cmと多少背が高いです。

 本体重量は、1600gと剛性・安定性もあるハイグレード製品ですね。

 パンハンドル水準器・ギア式エレベーター・クイックシューといった基本装備は全て網羅されます。

 また、SONYと同じく、一定の速度でなめらかに雲台を動かせるオイルフリュードが採用されます。

 201607311713.jpg

 また、細かい部分では、パン(左右の移動)とティルト(上下の移動)が片手で制御できる同軸機構や、ビデオカメラのネジのぐらつきを防ぐビデオボスなど、ビデオカメラ向きの「安定性向上」の仕組みも見られます。

---

 以上、ベルボンEX-547 VIDEOの紹介でした。

 剛性・安定性・使い勝手の面で、ハイグレードな仕様だと思います。

 ソニーユーザーは純正品が良いでしょう。しかし、それ以外のビデオカメラユーザーの方は、オイルフリュードが採用されるこの機種はかなりの魅力だと思います。


  201808201141.jpg

 7・マンフロット ビデオキットMVK500AM
  ¥34,806 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:154cm
収納時全長:72m(3段)
パイプ直径: 21.7mm
本体素材:アルミ
本体重量:3.56kg
最大積載重量:5000g
付加性能: オイルフリュード

 マンフロットは、イタリアの三脚メーカーです。

 日本では「高級三脚メーカー」として昔から有名です。

 こちらは、マンフロットの三脚でも最も売れている人気機種です。雲台と三脚の部分のパーツのセット製品です。

 201812031607.jpg

 同社の製品は、性能はもちろん「デザイン的な美しさ」で人気があります。

 三脚の部分も、雲台の部分も整理され、洗練されています。

 使用時の全長144cmで標準的なサイズです。

 ただし、収納時の全長は、雲台部分を含めた72cmですから、さほど小さくは畳めない製品す。

 また、高級ですが、素材は、カーボンではなくてアルミニウム製です。

 201808201147.jpg

 雲台はハンドルと一体型です。

 こちらは、パン・ティルト同時に操作できる可変フルードドラッグシステムを採用します。

 持ち手の操作性は、「価格以上」だと思います。もちろん、オイルフリュードであり、追従性も抜群です。

 最大搭載重量も、7000gまでの頑強さです。

 本体重量は、その分重量感があり、4100gです。

 また、収納時の全長も74cmと持ちはこびには適さないので、自動車などで持ち運ぶことを全体にしたプロ用の三脚と言えます。

----

 以上、マンフロットMVK500AMの紹介でした。

 個人用のビデオ用三脚として、5万円以内の予算で考えれば最高峰モデルの1つです。個人的に、以前、仕事で一度使ったことがありますが、操作性は抜群でした。


  201812031626.jpg

 【2018】

 8・マンフロットBefree live MVKBFRTC-LIVE
  ¥38,300 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:150cm
収納時全長:41cm(4段)
パイプ直径: 21.7mm
本体素材:カーボンファイバー
本体重量:1.38kg
最大積載重量:4000g
付加性能: オイルフリュード

 MVKBFRTC-LIVE は、イタリアのマンフロットのビデオ向き上級機です。

 本体重量は、この機種の最大の美点です。

 軽量で頑丈なカーボンファイバーを利用するため、1.38kgと相当軽量です。

 徒歩などで持ち運ぶ際に相当の利点があります。

 使用時の全長は、それでいて150cmですから、使い勝手も損なわれていません。。

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 収納についても、befree liveシリーズは、トラベル三脚の部類でもあるため、かなりコンパクトに収納できます。

 雲台は、この機種も同社のフルードのビデオ専用雲台を装備します。

 最大搭載重量は、一方、剛性の問題から4000gまでですが、家庭用のビデオカメラなら、全く問題ないでしょう。

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 以上、マンフロットMVKBFRTC-LIVEの紹介でした。

 ビデオ用に「とにかく良い雲台!」を探している場合は、軽量性を追求したこの雲台は最高でしょう。

 マンフロットのアルミ製の雲台と価格もさほど変わらないので、現状ではこの機種がおすすめですね。

3・一眼・ミラーレス専用の三脚

 続いて、ここからは、カメラ専用タイプの2WAYの三脚を5機種ほど紹介します。

 ビデオカメラ兼用タイプと比較すると、小型・軽量で持ちはこびしやすいモデルが多いのが特長ですね。ハイキングなどに持ち運ぶのに向く機種です。


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 9・ベルボン CUBE【各色】
  ¥7,358 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:94cm
収納時全長:24cm
パイプ直径: 16mm(8段)
本体素材:アルミ
本体重量:390g
最大積載重量:400g
付加性能:

 ベルボンCUBEは、今回紹介する機種では、390gと最も軽い三脚です。

 収納時の全長も24cmなので、旅行など気軽に持ち運べる三脚です。

 本体重量も、390gです。

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 使用時の全長は、さすがに94cmと多少背が低いです。

 しかし、携帯性を重視した設計なので、この部分は仕方ないでしょう。また、最大搭載重量も400gと小さいので、小型のコンデジ専用と考えてください。


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 機能面では、用途的にクイックシューや、水準器・エレベーターなどは未装備ですね。

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 以上、ベルボンCUBEの紹介でした。

 ジャンルとしては「トラベル三脚」に属するもので、今回の紹介の趣旨からすると多少特殊な製品ではあります。

 ただ、小型三脚としては、上下や左右の移動は容易で、使いやすいと思います。


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 10・ベルボン Sherpa 535 III
  ¥12,582 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:173cm
収納時全長:63.5cm(3段)
パイプ直径: 26mm
本体素材:アルミ・マグネシウム合金
本体重量:1,99kg
最大積載重量:2500g
付加性能:

 ベルボンSherpa 535 IIIは、同社のハイグレード製品です。一眼レフ・ミラーレス一眼向けの製品です。


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 使用時の全長は、174cmで、かなり背の高い製品です。

 またそれだけではなく、ローポジションも28cmほどまで対応できる、フレキシブルな三脚です。

 本体素材は、雲台に剛性の高いマグネシウム合金が利用されます。

 本体重量は、1990gと、その剛性・背の高さに準じて重めです。

 これは、マグネシウム合金が全体に採用されているわけでないからです。

 収納時の全長も、63cm以上ですので、気軽に持ち運ぶようなモデルではない、本格仕様です。

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 こちらは、パンハンドルパンストッパーが別に付いた本格仕様です。

 また、水準器が2つ付属しており、左右だけでなく、上下の水準も合わせられます。一方、オイルフリュードは採用されていません

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 以上、ベルボンSherpa 535IIIの紹介でした。

 多少背が高い、一眼レフ用の本格的三脚が欲しい場合は、この機種が選択肢の1つですね。


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 11・ベルボン Sherpa 635 III
  ¥17,462 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:179cm
収納時全長:67cm(3段)
パイプ直径: 29mm
本体素材:アルミ
本体重量:2300g
最大積載重量:3kg
付加性能:

 ベルボンSherpa 635III は、Sherpa 535IIの兄弟機です。

 使用時の全長は、最大179cmです。

 今回紹介する機種のなかで最も高いです。

 最大搭載重量も、3000gまでと、望遠レンズを付けたフルサイズの一眼でも対応できそうな頑丈さです。

 本体重量は、一方、頑丈な分、2300gとお世辞にも軽いとは言えないレベルです。

 基本的には、「ごつい一眼レフ」を使う方に限定してオススメできる機種です。

 そのほか、パンハンドルパンストッパーが別に付く点や、ローポジション撮影ができる点、水準器が2つ付属する点などは、Sherpa 535IIIと同様です。

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 以上、ベルボンのSherpa 635III の紹介でした。

 最大搭載量も多く本格的な製品です。ただ、重さは安定性につながるとは言え、さすがに、本体重量は「軽い」とは言えず、運搬面でしんどそうではあります。


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 12・マンフロット MKBFRTA4BK-BH
 12・マンフロット MKBFRTA4RD-BH
 12・マンフロット MKBFRTA4BL-BH
  ¥20,695 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:150cm
収納時全長:40cm(4段)
パイプ直径: 22.5mm
本体素材:アルミ
本体重量:1490g
最大積載重量:8kg
付加性能:

 MKBFRTA4は、イタリアのマンフロットが発売する、カメラ用のコンパクト三脚です。

 同社のbefreeアドバンスシリーズの製品です。

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 使用時の全長は、150cmと、平均的な背丈です。

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 本体重量は、本格的なモデルとしては重量が1490gと軽量です。

 収納時の全長も、折りたたむと40cmという携帯性の良さは、この機種が人気である一因です。専用の収納ケースも付属します。

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 最大積載量も、本格的に利用できる8kgです。大抵の一眼レフで利用可能でしょう。

 アルミニウム製の本体ですが、マンフロットらしくデザイン性も高く「かっこいい」です。雲台は今回新設計ですね。クイックシューも装備です。

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 以上、MKBFRTA4の紹介でした。

 サイズ的には「トラベル三脚」の部類です。しかし、十分な高さと剛性をもつ堅牢な製品です。

 比較的軽量ですし、一眼レフ・ミラーレス用の携帯性の高い小型モデルとしてオススメできます。 


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 13・マンフロット MKBFRLA4BK-BH
  ¥19,750 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:151cm
収納時全長:40cm(4段)
パイプ直径: 22.5mm
本体素材:アルミ
本体重量:1590g
最大積載重量:8kg
付加性能:

 MKBFRA4-BHは、MKBFRTA4の兄弟機です。

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 仕様はほぼ同じですが、脚ロックがレバー式となるのが唯一の相違点です。

 その他の点は、先ほどの機種と同じです。


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 【2018】

 14・マンフロット MKBFRTC4-BH
  ¥36,113 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:150cm
収納時全長:40cm(4段)
パイプ直径: 21.7mm
本体素材:カーボンファイバー
本体重量:1250g
最大積載重量:8kg
付加性能:

 MKBFRTC4-BHは、マンフロットのコンパクト三脚の上位機です。

 使用時の全長は、150cmと、平均的な背丈です。

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 本体素材は、しかしながら、バーの素材が、軽量で剛性の高いカーボンファイバー(アドバンスカーボン)を採用しています。

 本体重量は、その結果、1250gと、標準サイズの三脚としては軽量と言えます。

 専用の収納ケースも付属します。

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 最大積載量は、8kgとなります。

 同時発売された新型の雲台の効果だと思います。

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 以上、MKBFRTC4-BHの紹介でした。

 マンフロットの中価格帯もでるでは、軽量性が突き詰められた機種です。

 この部分を重視する場合は「狙い目の製品」です。


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 15・ベルボン ウルトラロック UT-63
  ¥24,418 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:155cm
収納時全長:28.2cm(6段)
パイプ直径: 30mm
本体素材:マグネシウム合金
本体重量:1400g
最大積載重量:3kg
付加性能:ウルトラロック

 ウルトラロック UT-63は、ベルボンのカメラ用の高級三脚です。

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 使用時の全長は155cmと標準サイズよりや高めです。

 もちろん、ローアングルでの設置も可能です。

 収納性も、脚を反転収納できる構造で、28.2cmと相当コンパクトに収納できるモデルです。

 こちらも収納ケースが付属します。

 本体重量は、1400gです。

 カーボンファイバーには及びませんが、アルミ・マグネシウム合金製としては比較的軽量でしょう。

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 最大搭載重量は、3000gと十分です。

 また、この機種はトルク調整つまみがあるため、重量のあるカメラでも、的確に停止状態に導けます。

 機能面では、クイックシューのほか、マンフロットの小型モデルにはない2WAY水準器が装備されます。

 カメラに水準器が付属していない場合は便利です。

 三脚の開脚についても3段階で調整できますし、パンストッパーも付属します。

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 なお、名前の由来ともなっている「ウルトラロック」とは、三脚を回すだけで、前段について長さ調節ができる仕組みです。素早くセッティングできる点も、この機種の魅力ですね。

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 以上、ウルトラロック UT-63の紹介でした。

 そこそこ軽量で収納性も良いため、旅行用として使いやすそうです。

 ただ、他機種より明確に優れるのは、やはり、素早い設置が可能なウルトラロックの部分でしょう。


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 【雲台なし】【4段】

 16・SIRUI 三脚 TXシリーズ T-2204X
  ¥38,880 楽天市場 (7/26執筆時)

使用時全長:148cm
収納時全長:41cm(4段)
パイプ直径: 28mm
本体素材:カーボン
本体重量:1300g
最大積載重量:1.5kg
付加性能:

 T-2204Xは、日本の三脚メーカーSIRUIの高級小型三脚です。

 使用時の全長は、148cmと標準です。

 本体重量は、素材として8層構造のカーボンを利用しているため、1300gと軽量です。

 ただし、これは雲台を考慮に入れない重さです。

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  SIRUI シルイ 自由雲台 G-10X
   ¥8,141 楽天市場 (7/26執筆時)

 この機種は脚のみ販売で、雲台は別売です。

 ベース径53mmですので、それに合う雲台(と適宜なネジアダプタ)を選ぶ必要があります。例えば、重さ300gのシルイのG-10X(セット型番G-10KX)は、定番セットです。

 収納時の全長は、しかしながら、41cmとさほどコンパクトではないです。

 最大搭載重量は、15kgまで対応です。大口径のレンズでも安定して利用できるでしょう。

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 以上、SIRUIT-2204Xの紹介でした。

 比較的軽量で、剛性が相当高い三脚を探している方には向くでしょう。ただし、自由雲台を別に購入する必要がある点は注意です。


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 【雲台なし】【5段】

 17・SIRUI 三脚 TXシリーズ T-1205X
  ¥34,322 楽天市場 (7/26執筆時)

使用時全長:135cm
収納時全長:34cm(5段)
パイプ直径: 25mm
本体素材:カーボン
本体重量:1300g
最大積載重量:10kg
付加性能:

 T-1205X+G-KX SET も、SIRUIの高級小型三脚です。

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  SIRUI シルイ 自由雲台 G-10X
   ¥8,141 楽天市場 (7/26執筆時)

 こちらも雲台がないため、G-10X(セット型番G-10KX)などと一緒に売られる場合があります。

 使用時の全長は、135cmです。やや背は低いでしょう。

 本体重量は、素材として8層構造のカーボンを利用しているため、1300gと軽量です。

 シルイの雲台の分を合計しても、1600gで収まります。

 収納時の全長は、5段のため、34cmと割とコンパクトです。

 最大搭載重量は、10kgまで対応です。カーボンの効果ですね。大口径のレンズでも安定して利用できるでしょう。

---

 以上、SIRUIT-1205X+G-KX SET の紹介でした。

 しっかりカーボンであり、品質の部分は、値段相応に期待できます。

 ただ、軽量性の点では、雲台の重さを考慮に入れると、同サイズで軽量な機種はほかにもあるため、競争力はイマイチでしょう。


 

 【クイックシュー2個】

 18・SLIK エアリーカーボン 645LED WQ
  ¥47,977 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

 【クイックシュー1個】

 18・SLIK エアリーカーボン 645LED
  ¥38,475 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:146.6cm
収納時全長:37cm(5段)
パイプ直径: 22mm
本体素材:カーボンパイプ
本体重量:1065g
最大積載重量:3kg
付加性能:LEDライト装備

 エアリーカーボン 645LED は、スリックのハイエンドモデルです。

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 使用時の全長は、146cmですのでSIRUIのT-2204Xほぼ同様です。

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 本体重量は、しかし、こちらは、雲台込みで本体重量が1065gとより軽量です。

 多層構造のカーボンファイバーでなく、圧力成形のカーボンパイプを採用したためです。

 そのほか、削り出しのアルミを使うなど、重さの面で最大の配慮があることが、この重さにつながっています。

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 また、雲台の操作性は、固定ノブの操作でベース部も動かせる点や、クイックシューがアルカスイス社の規格に準拠した仕様で、固定力が強いことなどが、魅力です。

 最大搭載重量は、3kgまでの加重に耐えられます。

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 収納時の全長は、5段式で37cmと標準的なサイズとなります。

 その他、夜間撮影に便利な着脱式のLEDライトが装備される点など、使い勝手の部分でも魅力があります。

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 以上、スリックエアリーカーボン 645LEDの紹介でした。

 軽量性を重視して考える場合、第一の候補にして良い製品です。カーボンは十分な強度もあるため、中望遠カメラを持ちながらの、撮影などには向くでしょう。


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 19・Amazon トラベル三脚 130cm 5段
  (¥9,980) Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:135.5cm
収納時全長:31cm
パイプ直径: 22mm(5段)
本体素材:カーボン
本体重量:800g
最大積載重量:3600g
付加性能:

 Amazonベーシック トラベル三脚(B00DHPCSA0)は、アマゾンが直売している三脚です。

 カーボンの激安モデルとして、2013年から長年の人気です。

 執筆時現在「売り切れ」ですが、これまでも、時期により在庫が不安定だったので、(長期的には)復活する可能性が高いです。

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 本体重量は、800gとかなり軽いです。この値段でカーボンを利用しているからです。

 軽量で剛性があるまさに三脚向きの高級素材です。格安のカーボンファイバーではない点が優秀です。

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 使用時の全長は、135.5cmですので、背丈は平均より短いです。

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 収納時の全長は、5段式で、31cmと収納性が良いので、製品名通り「トラベル三脚」と言って良いですね。

 Velbon 自由雲台 QHD-53Q
  ¥8,578 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

 Gemtune DM-55 55mm ボール雲台
  ¥1,499 Amazon.co.jp(7/26執筆時)

 雲台の操作性は、現品を確認しましたが、入門機に準じる性能で価格的には標準的です。

 ただ、脚の部分に見合った性能にするならば、雲台部分だけ交換するのも手です。

 クイックシューは、2018年現在の仕様ではアルカスイス社の規格に準拠します。利用前に六角レンチで雲台の脱落防止ピンを取り外すだけなので、設置は容易です。

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 以上、Amazonベーシック トラベル三脚の紹介でした。

 「売り」の部分はもちろん、1万円以下でカーボンが利用できる点です。雲台は「お値段なり」ですが、交換して楽しめるため、発展性もあります。


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 【2017】

 20・VANGUARD VEO 2 264CB
  ¥23,800 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:155.5cm
収納時全長:31cm
パイプ直径: 44cm(4段)
本体素材:カーボン
本体重量:1300g
最大積載重量:8000g
付加性能:

 VANGUARDVEO 2 264CBは、最近人気の格安三脚です。

 グローバルに展開する中国発メーカーです。また、日本支社を持ち、デンキヤにも多く卸している点で安心のメーカーです。

 カーボン製の良コスパモデルとして発売以来評判です。

 本体重量は、1300gです。

 標準サイズの伸高を持つ製品で、カーボン採用の製品には200g以上軽いモデルも確かにあります。

 ただ、値段を考えるととても優秀です。耐荷重も8kgです。

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 使用時の全長は、135.5cmですので、標準です。

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 収納時の全長は、4段式で、44cmです。多少長めですが、問題のない水準です。

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 雲台の操作性は、1万円台の機種のレベルとしては、Amazon同様に「そこそこ」な品質です。ただ、実用において問題のないレベルです。

 こちらも、Amazonと同じでアルカスイス社の規格に準拠します。そのため、将来的に不安が生じた場合は、先ほど紹介したような、アルカスイス互換品に交換すれば良いでしょう。

 以上、VANGUARDVEO 2 264CBの紹介でした。

 3万円以上のカーボン採用製品と比べると突き詰められてない部分はありますが、150cm以上の三脚で、カーボンを採用し、しかも、2万円を切るものは他にありません。

 ブランド力はイマイチながら、現品の作りも良かったので、コスパ重視ならば最も良いでしょう。

後編に続く!
カメラ撮影に向いた三脚のおすすめ結論的にこれ!

 というわけで、今回は、カメラやビデオカメラ用の三脚を紹介しました。

 記事はもう少し続きます。

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1・軽量性  ★★★★★
2・上下稼働 ★★★★★
3・雲台性能 
★★★★★
4・耐久性  ★★★★★
5・総合評価 ★★★★★

 続く後編(こちら)では、ここまで紹介した全ての三脚から、目的別、製品別に、Atlasのおすすめ機種!をあげていきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

 また、前半最後になりましたが、記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです!

posted by Atlas at 20:43 | カメラ

比較2019'【軽量/頑丈】高性能カメラ三脚20機の性能とおすすめ・選び方:一眼レフ・ビデオカメラ用三脚の選び方 (2)

前半記事からの続きです。前半記事は→こちら

今回の結論
カメラ撮影に向いた三脚のおすすめ結論的にこれ!

 というわけで、前半記事(こちら)では、カメラやビデオカメラ用の三脚を紹介しました。

 最後に、いつものように、目的別、製品別に、Atlasのおすすめ機種!をあげておきたいと思います。


 第1に、ビデオ撮影用に向いた高機能な三脚としておすすめできる機種は、

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 4・SONY VCT-VPR1
  ¥8,732 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:146.5cm
収納時全長:48cm(4段)
パイプ直径: 26mm
本体素材:アルミ
本体重量:1.3kg
最大積載重量:ーーー
付加性能: オイルフリュード

1・軽量性  ★★★★☆
2・上下稼働 ★★★★☆
3・雲台性能 
★★★★☆
4・耐久性  ★★★★★
5・総合評価 ★★★★★

 まず、SONYのビデオカメラを利用している方は、リモコンが利用できる純正のこちらを選ぶのが「正解」でしょう。

 機能面でも、パンハンドル水準器・ギア式エレベーターに加えて、ビデオにおける操作性が格段に良くなるオイルフリュードが採用されている点が特に良いと思います。

 146cmあまりの標準サイズの三脚ですが、重さも1300gと軽量で、持ちはこびの点でも有利でしょう。

ーーー

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 6・ベルボン EX-547 VIDEO N
  ¥9,023 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:160cm
収納時全長:51cm(4段)
パイプ直径: 23mm
本体素材:アルミ
本体重量:1600g
最大積載重量:2kg
付加性能: オイルフリュード

1・軽量性  ★★★☆☆
2・上下稼働 ★★★★★★
3・雲台性能 
★★★★★
4・耐久性  ★★★★★
5・総合評価 ★★★★★

 一方、ソニー以外のメーカーの製品を利用されている方は、ベルボンEX-547 VIDEOが、良いと思います。こちらも、オイルフリュードが採用されますので。

 使用時の全長も160cmと多少背が高い点も、「撮影競争者」がいる環境では有利に働きます。操作性も、、パン(左右の移動)とティルト(上下の移動)が片手で制御できる同軸機構が採用されるなど、見所が多いと思います。


 第2に、気軽に持ち運べる一眼レフ・ミラーレス用の三脚としておすすめできる機種は、

  

 【2017】

 20・VANGUARD VEO 2 264CB
  ¥23,800 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:155.5cm
収納時全長:31cm
パイプ直径: 44cm(4段)
本体素材:カーボン
本体重量:1300g
最大積載重量:8000g
付加性能:

1・軽量性  ★★★★★★
2・上下稼働 ★★★★★
3・雲台性能 
★★★★★
4・耐久性  ★★★★★★
5・総合評価 ★★★★★

 VANGUARDVEO 2 264CBトラベル三脚でしょう。

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 三脚のパーツとして最も高級といえる脚の部分にカーボンを利用している製品です。Amazonのカーボン三脚とことなり150cmサイズを保ちつつ、その上で、2万円を切るため、お買得感は相当です。

 一方、雲台は、入門機の水準です。ただ、一通り利用できるため、入門者のうちは、付属のものを使い、慣れたら適宜、アルカスイス社の規格に準じるような自由雲台に交換して「遊ぶ」のが良いでしょう。

 良い雲台とのセットならば、3万円以上の高級モデルに匹敵する性能と言えます。

ーーー

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 12・マンフロット MKBFRTA4BK-BH
 12・マンフロット MKBFRTA4RD-BH
 12・マンフロット MKBFRTA4BL-BH
  ¥20,695 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:150cm
収納時全長:40cm(4段)
パイプ直径: 22.5mm
本体素材:アルミ
本体重量:1.49kg
最大積載重量:8000g
付加性能:

1・軽量性  ★★★★★
2・上下稼働 ★★★★★
3・雲台性能 
★★★★★★
4・耐久性  ★★★★★★
5・総合評価 ★★★★★

 一方、塗装やデザインも含めた、全体の完成度として考えた上、信頼性のある「ブランド」を選ぶならば、イタリアンおマンフロットの「コンパクト三脚」でしょう。

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 使用時の全長が150cmと実用度が高い上で、収納時に40cmまで折りたためるのはかなりの魅力です。

 軽量性を重視すれば、上位機種のカーボンモデルも良いと思います。ただ、Amazonのトラベル三脚を除けば、いかんせん「価格が高く」一般向けとは言えません。

 マンフロットらしく、本体デザインも「格好いい」ため、持ち運ぶモチベーションがあるも魅力です。


 第3に、軽量性を重視した場合におすすめできる高級トラベル三脚は、

 

 【クイックシュー2個】

 18・SLIK エアリーカーボン 645LED WQ
  ¥47,977 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

 【クイックシュー1個】

 18・SLIK エアリーカーボン 645LED
  ¥38,475 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:146.6cm
収納時全長:37cm(5段)
パイプ直径: 22mm
本体素材:カーボンパイプ
本体重量:1065g
最大積載重量:3kg
付加性能:LEDライト装備

1・軽量性  ★★★★★★★
2・上下稼働 ★★★★☆
3・雲台性能 
★★★★★
4・耐久性  ★★★★★
5・総合評価 ★★★★★★

 スリックエアリーカーボン 645LED でしょう。

 201808201314.jpg

 本体重量は、カーボンの採用で1065gと軽量で、全長も150cm近くまで伸ばせるため、旅行用の本格機と考えると、ぴったりです。耐荷重も3kgまで確保されます。

 201808201316.jpg

 Amazonのトラベル三脚も良い機種ですが、雲台も含めた完成度は、やはり国産メーカーに敵いません

 ブランド力を含めたファッション性も重視したい場合は、マンフロット・ベルボン・スリックのような、「名の通る」製品を持ち運ぶの良いでしょう。収納性もとても良いです。

201611291949.jpg

 もちろん、LEDの足下灯など、使い勝手の部分でも気が利きますし、買って後悔はしないでしょう。

−−

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 19・Amazon トラベル三脚 130cm 5段
  (¥9,980) Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:135.5cm
収納時全長:31cm
パイプ直径: 22mm(5段)
本体素材:カーボン
本体重量:800g
最大積載重量:3600g
付加性能:

1・軽量性  ★★★★★★
2・上下稼働 ★★★☆☆
3・雲台性能 
★★★☆☆
4・耐久性  ★★★★☆
5・総合評価 ★★★★★

 もちろん、(在庫が復活して)、その上で、価格を重視する場合はAmazon トラベル三脚でしょう。

 カーボンで1万円を切る点は、正直「価格破壊」と言えますから。

 もちろん、全長が低めという欠点はありますが、それでも800gの重さというのは、三脚の持ちはこびを考えると、非常に魅力的に思えます。

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 収納時の全長も、5段式で、31cmと収納性が良いので、持ちはこびも便利です。

 201904211041.jpg

 Velbon 自由雲台 QHD-53Q
  ¥8,578 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

 Gemtune DM-55 55mm ボール雲台
  ¥1,499 Amazon.co.jp(7/26執筆時)

 雲台の操作性は、ただ、さほど良くないので、気に入らない場合は、アルカスイス社の規格に準拠しますので、他社の雲台に換装しましょう。


 第4に、比較的価格が安く、信頼できる一眼レフ・ビデオカメラ兼用の三脚は、

 201808201114.jpg

 3・ベルボン EX-640N
  ¥5,734 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:170cm
収納時全長:53.5cm(4段)
パイプ直径: 26mm
本体素材:アルミ
本体重量:1.69kg
最大積載重量:3000g
付加性能:

1・軽量性  ★★★★☆
2・上下稼働 ★★★★★
3・雲台性能 
★★★★☆
4・耐久性  ★★★★☆
5・総合評価 ★★★★☆

 ベルボンEX-640でしょう。

 多少重めの機種ですが、使用時全長が170cmという高さは、運動会その他の「撮影場所をめぐる競争者」が多い環境では便利です。そういった意味で「ファミリー向け」の入門機と言えますね。

 機能面も、パンハンドルギア式エレベーター水準器・クイックシューといった必須装備は網羅しているため、一眼レフでも、ビデオカメラでも便利に利用できるでしょう。

ーーー

  201808201112.jpg

 2・SLIK GX 6400
  ¥3,217 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

使用時全長:154cm
収納時全長:47cm
パイプ直径: 21mm
本体素材:アルミ
本体重量:1.24kg
最大積載重量:1500g
付加性能:

1・軽量性  ★★★★★
2・上下稼働 ★★★★★
3・雲台性能 
★★★☆☆
4・耐久性  ★★★☆☆
5・総合評価 ★★★☆☆

 一方、持ちはこびを重視する場合は、SLIKの GX 6400が良いでしょう。154cmという標準的な高さの三脚ですが、その重さは1240gと軽めですので。

 カメラの部分に予算を使いすぎてしまった場合など予算が限られる場合に嬉しい、高コストパフォーマンス機だと思います。

補足:カメラ関連記事の紹介

 というわけで、今日はカメラ用の三脚の話題でした。

 201804291305.jpg

1・ミラーレス一眼の比較
2・一眼レフカメラの比較
3・デジカメ全般の選び方
4・フルHDビデオカメラの比較
5・4K対応ビデオカメラの比較
6・カメラ用SDカードの比較

 なお、カメラ・ビデオカメラ本体についても比較記事があります。これらの記事もよろしくお願いします。

 また、最後になりましたが、記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

 (前半からの続きとなりますので、前半記事をご紹介いただけると、いっそう嬉しいです)

 ではでは。

posted by Atlas at 20:42 | カメラ

2019年07月13日

比較2019'【新製品のみ】Wi-Fi SDカード12点の性能とおすすめ:東芝 FlashAirとEye-fi mobi

【今回レビューする内容】2019年 Wi-Fi・無線LAN搭載SDカードの性能とおすすめ:無線LAN対応 東芝 フラッシュエア アイファイモビプロ デジカメ用Wi-Fi SDカードのランキング

【紹介する製品型番】 東芝 Flash Air W-04 SD-UWA016G SD-UWA032G SD-UWA064G FlashAir W-03 SD-WE008G SD-WE016G SD-WE032G SD-R016GR7AL01 SD-R032GR7AL01 SD-AF32GWF Eye-Fi Mob iPQI Air Card II

今回のお題
無線LAN(Wi-Fi)に対応するおすすめのSDカードはどれ?

 ども、Atlasです。

 今回は、2019年7月現在、最新のWI-FI(無線LAN)に対応するSDカードを比較・紹介します。

 のべつ幕なしに紹介せず、「正当な価格で手に入る製品(=新製品)」だけを紹介しました。

 201809191817.jpg

 以下では、いつものように、各製品を比較し、最後にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

1・Wi-Fi搭載SDカード選び方の基本!

 201809191818.jpg

 現在、Wi-Fi搭載SDカードを選ぶ方が最も注意するべき点は、現在も生産しているメーカーの製品を選ぶことです。

 これには「事情」があります。

 歴史を振り返ると、無線LAN(Wi-Fi)を搭載するSDカードは、今から10年ほど前に登場しました。

 当時は、日本でもデジカメにWi-Fiが搭載されていない時期で、一世を風靡する状況でした。

 先陣を切った米国のEye-Fiが有名で、Atlasも数枚所有していました。他社もこのタイプの生産で追随したので、カメラ好きならば、一度は誰でもWi-Fi搭載SDカードを持っていたと思います。

 201809191847.jpg

 結論的にいえば、このジャンルについて今でも継続的に生産・販売しているのは、東芝1社のみです。

 市場の縮小で、自社の四日市工場などでSDカードが内製できる東芝だけが「生き残った」形です。

 事実、2017年で米国のEye-Fiも撤退し、写真用のモバイルストレージサービスに経営を集中しています。

  201711231111.jpg

 さらにいえば、台湾・中国のサードパーティ製のWi-Fi対応SDカードすでに製造していません

 (PQIが販売するアダプタを除き)ネット在庫があっても、東芝に比べてかなり割高で、商品の性質上重要なアップデートも停滞中です。

 201809191904.jpg

 一方、現在でも、Wi-Fi対応SDカードは、防犯カメラをはじめ、市場のニーズは(多少は)あるようです。

 そこで、こうした状況をふまえて、このブログでは、(一度止めようと思ったものの)Wi-Fi搭載SDカードの更新も続けることにしました。

ただし、(製造終了のモデルを含めて)のべつ幕なしに紹介せず、正当な価格で手に入り、利用者サポートも続いている商品だけを紹介します。

ーーー

1・ SDカードの比較
2・ Wi-Fi対応SDカードの比較
3・ MicroSDカードの比較

 なお、今回の記事は、このブログのSDカード比較シリーズの2回目記事として書きました。

1・東芝のフラッシュエアの比較

 では、紹介をはじめます。

 はじめに東芝のフラッシュエアの国内正規品を紹介します。


   

 【国内正規品】

 1・東芝 W-03 SD-WE008G [8GB]
  ¥5,300 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 2・東芝 W-03 SD-WE016G [16GB]
  ¥5,360 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 3・東芝 W-03 SD-WE032G [32GB]
  ¥5,980 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【並行輸入版】

 4・東芝 SD-R016GR7AL01 [16GB]
  ¥-------
Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 5・東芝 SD-R032GR7AL01 [32GB]
  ¥4,524 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 東芝フラッシュエアW-03シリーズは、東芝のWi-Fi対応のSDカードです。

 東芝は、メモリーを自社生産できるため、サムソンから購入する必要があるEye-Fi社よりも価格を抑えて発売ができるというメリットがあり、最終的に生き残りました。

 国内正規品と、並行輸入品があります。並行輸入品は国際保証がないため、基本的には正規品を選ぶべきです。

 読み出し/書込速度は、非開示です。

 ただし、クラス10という表記から「読み込み/書き込み10MB/秒」を達成していることは分かります。実際のスピードがどのくらいになるかは不明ですが、高速連写のような使い方をしないならばこれでも十分です。

 201407251629.jpg

 この製品は、Wi-Fi対応のSDカードとして、デジカメで撮影した映像をパソコンやスマホに転送できます。スマホに対しては一度に7台まで送れるため、多人数のシェアにも向きます。 

 また、WI-FIルーター(親機)としての性能を持ちますので、出先でWI-FI環境がない場所でも、スマホやパソコンなどに画像を直接自動転送できます。

 201407251636.jpg
 東芝フラッシュエアアプリ
  ¥0 itunes Store
 東芝フラッシュエアアプリ
  ¥0 Google Play

 スマホの場合、iPhone/Androidで利用するアプリはこちらです。東芝の場合、アプリを起動して、Wi-Fiを接続し、一括転送を選択するか、転送する写真を選択するかしていきます。

 201702271845.jpg

 パソコンの場合、WindowsとMacの設定ソフトを【こちら】からダウンロードして利用します。フラッシュエアSDカードをPC本体に差し、ネットワークIDとパスワードを設定した後、カードをデジカメに戻します。その後、インターネットブラウザ上で、転送したい写真を選ぶなどの操作をすることになります。

 201702271850.jpg

 FlashAirドライブ機能を設定すれば、Windowsのエクスプローラー、Macのファインダ上から、カード内のファイルに直接アクセスできます。設定は簡単で、SDカードをパソコンに挿し、SDカードに内蔵されるFlashAir設定ソフトウェアをインストールするだけです。

 取り扱えるデータは、制限がありません。動画もRAWも対応可能です。スマホやPCがそのファイル形式に対応していれば、問題ありません。

 以上、東芝 W-03シリーズの紹介でした。さほどスピードがないのが難点です。この点で言えば、2017年から速度が改善された上位機が発売されましたので、そちらを選んだ方が良いでしょう。これについては、次に紹介したいと思います。


 

 【国内正規品】

 6・東芝 W-04 SD-UWA016G
  ¥3,488 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 7・東芝 W-04 SD-UWA032G
  ¥4,059 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 8・東芝 W-04 SD-UWA064G
  ¥7,426 Amazon.co.jp (7/13執筆時)
  

 【並行輸入版】

 9・東芝 W-04 FlashAir 16GB
  ¥4,635 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 10・東芝 W-04 FlashAir 32GB
  ¥3,788 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 11・東芝 W-04 FlashAir 64GB
  ¥4,373 Amazon.co.jp (7/13執筆時)  

 W-04シリーズは、 2017年に新展開された上位版のFlash Airです。国内正規品と並行輸入品がありますが、保証が得られるのは正規品のみです。

 下位機種の W-03シリーズに較べた場合のメリット性は主に2点です。

 第1に、このカードがUHS-1規格U-3規格の基準をクリアする点です。

 相応の速度を要求する4K動画の撮影についても対応可能です。それに伴い速度の情報も開示されており、こちらは、理論値で、読み出し90MB/秒・書込70MB/秒と、Wi-Fi未搭載のSDカードとと比較しても「高速」と言って良いスピードです。

 価格は多少高いですが、お使いのカメラなどが4K対応の場合は、こちらが必須となります。

  201708241442.jpg

 第2に、無線転送スピードの強化も図られている点です。

 W-3シリーズに比べて2.9倍の転送速度です。この点は、4Kにかかわらず、全てのフォーマットで有効です。

---

 以上、東芝のW-04 の紹介でした。

 4K動画の方はこのグレード以上が必須です。また、それ以外でも転送速度が高速で利便性が高いため、予算があればこちらが良いでしょう。


  

 12・PQI Air Card II アダプタ 32GB Class10付属
  ¥4,999 Amazon.co.jp (7/13執筆時)  

 PQI Air Card II アダプターは、東芝のフラッシュエアーに対抗できる数少ない選択肢です。PQIは台湾の大手メーカーです。

 こちらの場合、本来的には「Wi-Fi搭載SDカードアダプタ」であり、MicroSDカードを入れ替えて利用できる利便性があります。また、32GBのカードが初期添付されます。

 読み出し/書込速度は、非開示です。ただし、こちらもクラス10という表記から「読み込み/書き込み10MB/秒」を達成していることは分かります。中身のカードは入れ替えることが可能です。ただし、容量は32GBまでのサポートです。

 Wi-Fiについては、

3・ MicroSDカードの比較

 一方、中身に高速なマイクロSDカードを差せば、UHS-1規格U-3規格の基準のカードも利用できるでしょう。基本アダプターで、ボトルネックになる要素はないので。


 201711231111.jpg

 この製品も、コンセプトはフラッシュエアーと同じです。デジカメで撮影した映像をパソコンやスマホに転送できます。フラッシュエアーほどではありませんが、こちらも三台まで同時転送可能です。

 201711231131.jpg

 PQI Air Card+ 
 ¥0
  iTunes Store

 PQI Air Card+
 ¥0 Google Play

 スマホの場合、iPhone/Androidで利用するアプリはこちらです。

 こちらのアプリは写真だけではなく、音楽再生機能もあるため、音楽用のクラウドとして利用可能です。ただ、クラウドサービス全盛の現在的にはあまり有用ではないでしょうが、自主製作音源の友人との交換や、パケットの節約などのためのニーズはあるのかもしれません。

 パソコンの場合、Windows用のソフトのみが用意されます。ただ、MacでもWi-Fiにつながった状況ならば、データの読み出しは可能でしょう。ただし、その場合は上級者向きです。

 取り扱えるデータは、やはり制限がありません。

 以上、PQI Air Card II アダプタの紹介でした。東芝に比べて比較的安く導入できるメリット性があります。ただ、ニッチな製品で、付属ソフトの日本語対応状況など、やや「上級者向き」ですので、一般的には、東芝の製品のほうが良いでしょう。

2・eye-fiの各製品について

 201407251513.jpg

・Mobi 8GB EFJ-MC-08
・Mobi 16GB EFJ-MC-16
・Mobi 32GB EFJ-MC-32
・Mobi Pro EFJ-MP-16JP
・Mobi Pro EFJ-MP-32JP  

 なお、先ほど書いたように、米国のEye-Fiについては、2017年現在、日本市場から完全撤退し、正規価格では手に入らない状況です。

 そのため、選択肢としない方がいいでしょう。

今回の結論
無線LANに対応するおすすめのSDカードはこちら!

 というわけで、今回は、無線LAN対応SDカードを紹介しました。最後に、いつものようにAtlasのおすすめ機種!について書いておきたいと思います。

 とそのまえに、SDカードの記録容量についてだけ、補足しておきます。

 記憶できる枚数は、1600万画素の最近のデジタルカメラだと16ギガで、1000枚、32ギガで2000枚ほどです。2000万画素程度の一眼レフカメラの場合、最高画質(Raw)で撮影するとして、16ギガで、500枚、32ギガで1000枚ほどです。

 旅先でデジカメ動画を撮る場合は、16ギガで、2時間、32ギガで4時間ほどになります。味蕾にあるかもしれない長期旅行などを考えると、写真も動画も32ギガ程度あれば安心でしょう!

 さて、オススメ機種についてです。


 第1に、デジカメ用の無線LAN対応SDカードとして、最もおすすめと言える機種は、

  

 【国内正規品】

 7・東芝 W-04 SD-UWA032G
  ¥4,059 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 8・東芝 W-04 SD-UWA064G
  ¥7,426 Amazon.co.jp (7/13執筆時)  

 東芝 FlashAirのW-04シリーズの32GBが良いでしょう。最新機種の上位版で転送速度が高速であるほか、価格面でも値頃感がある点を評価しました。

 容量は32GB以上が良いでしょう。また、4K動画を撮影する可能性がある場合は、64GBが安心です。

 旅行などに行く際、SDカードに前回の旅行画像・動画の「消し忘れ」「保存し忘れ」は往々にしてあります。多少余裕を持ってこのサイズを選ぶのが良いと思います。



 第2に、費用対効果を重視して、デジカメ用の無線LAN対応SDカードを選ぶとすると、

 

 【国内正規品】

 6・東芝 W-04 SD-UWA016G
  ¥3,488 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 16GBのW-04シリーズがおすすめです。

 より安いモデルがありますが、さほど価格差がないのでこちらが良いでしょう。Wi-Fiの転送速度が高速という点は、やはり重要視するべきです。

補足:このブログのカメラ関連記事

 というわけで、今日はWI-FI機能を搭載したSDカードについてでした。  201809061043.jpg

1・ SDカードの比較
2・ Wi-Fi対応SDカードの比較
3・ MicroSDカードの比較

 なお、別種のカードと比較して考えたい方は、上記の記事もご覧ください。  201809051034.jpg

1・ デジタルカメラの比較
2・ ビデオカメラの比較

 また、映像機器に関するこれらの記事もよろしくお願いします。

---

 最後になりましたが今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークボタンから話題を共有していただければ嬉しいです。
posted by Atlas at 21:13 | カメラ

比較2019'【高速で安い】21点の最新SDカードの性能とおすすめ!【サンディスク・東芝・トランセンド・サムソン・ソニー・パナソニック】(1)

【今回レビューする内容】 2019年 カメラ・ビデオ・ゲーム機用SDカード19製品の価格・性能とおすすめ:4K動画対応 UHS-1 UHS-3 V30 8k V90クラス10規格対応 機種の違いと人気ランキング

【評価する製品型番】SanDisk Ultra PLUS Extreme Plus Transcend SDHCカード SDHC10 UHS-I 600X UHS-I U3対応 Extreme Pro UHS-IExtreme PRO Extreme Pro SDXCカードSanDisk Extreme SAMSUNG PRO plus Evo plus 500s 300s 東芝 EXCERIA PRO SDXU-D パナソニック RP-SDZA128JK SONY SF-G128T 512GB 256GB 128GB 64GB 32GB 16GB

今回のお題
デジカメ・ビデオ・ゲーム機におすすめの高速SDカードはどれ?

 ども、Atlasです。

 今回は、2019年7月現在、最新のSDカード(SDメモリーカード)を比較します。

 201809061043.jpg

 本体価格のほか、SDカードの読み込み・書き込みスピードに焦点をあてて、全19枚説明するつもりです。

 デジカメ・ビデオカメラユーザーのほか、PC/ゲームなどにも対応しました。

 201809051034.jpg

 なお、4K動画に対応が必要の場合は、(コンデジでも、ビデオでも)規格上注意しなければならない重要なポイントがあります。

 このあたりも、詳しく説明しようと考えています。

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大45MB/秒
保証:5年保証

1・スピード ★★★★★
2・4K対応 
★★★★★
3・価格   
★★★☆☆
4・保証期間 ★★★★★

5・総合評価 ★★★★★

 以下では、各社のSDカードのスペックを個別に紹介し、最後に「結論」として、上表の様な観点から「Atlasのオススメ機種」を選定していきます。

ーー

1・ SDカードの比較   
2・ Wi-Fi搭載SDカードの比較
3・ MicroSDカードの比較

 今回の記事は、一連のSDカード比較シリーズの1回目記事として書いたものです。

 なお、スマホなどで使う「MicroSDカード」お探しの方は、お手数ですが、3番リンク記事をご覧ください。

1・SDカードの選び方の基本

 201809051048.jpg

 SDカードは、同じ容量の製品でも、1000円以下の製品から1万円を超える製品まで多くあります。

 Atlasの経験上、過度に安い機種については、多くの難点を抱えるため、選ぶにあたっては注意が必要です。

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 結論的に言えば、SDカードを選ぶ場合、気をつけなければならないポイントは、結論的にいえば以下の4点です。

1・SDカードの品質保証
2・SDカードの容量
3・SDカードの書込速度の速さ
4・SDカードの読出速度の速さ

 以下では、具体的な製品の紹介に先立って、これら4つの要素について詳しく紹介します。

1・SDカードの品質保証

 201809051054.jpg

 第1に、SDカードの品質保証についてです。

 多くの方は、「速度」の部分には気をつけるでしょう。しかし、Atlasは、ユーザー視点では、まずこの部分が最も重要だと感じます。

 正式な代理店を経由しrた「国内正規品」の場合、(正常な利用下では)無期限の品質保証が得られるのが普通です。

 201907131048.jpg

 基本的に保証が手厚いほど、「メーカーがその製品の耐久性に自信がある」と考えて良いです。

ゲーム用など、あまり、ハードに使わない方でも「壊れにくさ」を示す指標として「保証期間の長さ」は検討材料となるでしょう。

 201809051739.jpg

 並行輸入品SDカードの場合、しっかりした、輸入業者を選ばないと「偽物リスク」「欠陥品リスク」があります。

 SDカードは、メディアのなかでも流通信頼性が低いので、選択肢に国内正規品がある場合は、Atlas的にはそちらをオススメします。

 201809051101.jpg

 その上で、耐水性・静電耐性・耐X線・耐衝撃性・耐低温性など堅牢性を示す製品を選べば、多少ハードに使っても壊れにくい良いSDカードが選べると思います。

2・SDカードの記憶容量

 201809051106.jpg

 第2に、SDカードの記憶容量(GB)です。

 Atlasとしては、不必要に、大容量ながら低品質なSDカードを買うくらいならば、同じ予算で、高品質で適切な容量のSDカードを選ぶべきと考えています。

用途 記憶可能枚数(64GB) おすすめサイズ
一眼レフ 約2000枚 64GB以上
コンデジ 約3000枚 32GB以上
動画 8時間 128GB以上
4K動画 4時間 256GB以上

 記憶容量は、デンキヤで最も売れる64GBのSDカードを利用した場合、上表のようになります。

 カメラは最高画質(RAW)で換算しています。

デジカメ
 64GB以上
一眼レフやビデオカメラ
 =128GB以上
4K動画撮影(デジカメ・ビデオ含む)
 =256GB以上

 結論的にいえば、Atlasとしては、基本的に、以上の容量をオススメします。 

 201809051742.jpg

 多めに提案したのは、前回の撮影で撮ったデータのバックアップを忘れてしまうことが多いからです。

 なお、ゲーム機や家電用ならば、16GBもあれば足りると思われます。過度のスピードも不要でしょう。

3・SDカードの書込速度の速さ

 201809061038.jpg

 第3に、SDカードの書込スピード(White)です。

ランキング クラス 速度
3位 Class10 10MB/秒以上
2位 UHS-1 10MB/秒以上
1位 UHS-3 30MB/秒以上

 書込速度については、業界のカンファレンス(SDアソシエーション)が定めた速度表示規格(UHSスピードクラス)という統一基準があります。

 201809041240.jpg

 このうち、UHS-3という規格は、最も重要です。

 なぜなら、4K動画をデジカメやビデオカメラで撮影する場合、上表に書いた、UHS-3という規格に対応することが必須だからです。

ランキング クラス 速度
3位 V30 30MB/秒以上
2位 V60 60MB/秒以上
1位 V90 90MB/秒以上

 書込速度については、ビデオ専用のスピードクラス(ビデオスピードクラス)も公表されています。

 これは、8K動画に必要な90MB/秒の記憶容量を確保するための新指標です。ただ、現状はUHS-3規格だけ見ておけば、問題ありません。

ーー

 一方、それ以外のデジカメやビデオなどの場合も、書込速度のスペックは重要です。

 なぜなら、性能の悪い製品を買った場合、カメラの能力を十分に発揮できないからです。

 201809051116.jpg

 デジカメの場合、読込速度が低速だと、写真や動画の記録が遅くなります。

 保存動作の長期化、連射撮影のストップなど使い勝手の面で不利です。

 ビデオカメラの場合、SDカードが遅いと、コマ落ちや音飛びが発生します。

 また、それに伴って、読み込み/書き込み速度が遅いSDカードは、カメラのバッテリーの消費も多くなってしまいます。

ーー

デジカメ・ゲーム機
 =書込速度:40MB/秒以上
一眼レフ・ビデオ・ミラーレス一眼
 =書込速度:50MB/秒以上

 結論的にいえば、こうした困った現象を回避するためには、上表のような基準で製品を選ぶとよいでしょう。

 実際のところ、ここまでのスペックは不要の場合が多いです。

 しかし、SDカードは、理論値と実測値の差が一定程度あるほか、同一製品で個体差もあります。そのため、ある程度余裕を持ったスペックを選んだほうが良いと思います。

4・SDカードの読出速度

201809051119.jpg

 第4に、SDカードの読出スピード(Read)です。

ランキング クラス 速度
4位 Class2 2MB/秒以上
3位 Class4 4MB/秒以上
2位 Class6 6MB/秒以上
1位 Class10 10MB/秒以上

 読出速度について言えば、以前は「クラス10クラス4」など、業界団体が決めた読出速度の基準が「ありました」。

 しかし、現在、SDカードの性能の向上で、ほぼ全てのカードがClass10基準を達成しており、基準が形骸化しています。

 201809051121.jpg

 そのため、例えば上図のSDカードに95MB/sとあるように、各企業は自主的に速度の理論値を公表しています。

 しかし、格安製品は、理論値と実測値に大きな差があるのはもちろん、製品の個体差もあります。

 また、「読出289MB/秒」などの高価格・超高速製品には、「偽物」も出回っています。

 そのため、現状では、正規パッケージに入った「国内正規品」を選ぶのがとても重要になります。

ーー

デジカメ・ゲーム機
 =読出速度:40MB/秒以上
一眼レフ・ビデオ・ミラーレス一眼
 =読出速度:90MB/秒以上

 結論的にいえば、上表のような基準で製品を選ぶとよいでしょう。 

 この程度のスペックがあれば、あらゆるシーンで快適に利用できます。

ーーーー

 201805141325.jpg

 以上、SDカードの選び方を紹介しました。

 今回は国内メーカーの東芝・ソニー・パナソニックのほか、アメリカに本部を置くサンディスクと、台湾のトランセンド、韓国のサムスンの3社の製品を紹介します。

 近年、米国のマイクロンが撤退し、レキサーブランドを売却したため、世界市場はこれらで独占されています。

2・超高速なSDカード(8K/連写)
3・高速なSDカード(4K動画)
4・中高速なSDカード(コンデジ)
5・標準速なSDカード(ゲーム)

 以下では、上表のような順で、読み込み/書き込みスピードの速いモデルから順に、各社のSDカードを見ていきたいと思います。

2・超高速なSDカードの比較(V90)

 201809051436.jpg

 はじめに、業界最速クラスのハイアマチュア向けの高速・高級SDカードを紹介します。

 このグレードは、一眼カメラで高速連写するような方や、8K動画などに対応したい方向けの「ハイエンド」製品です。

 なお、以下の説明では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチと思う部分を青字系で記します。


 201809051125.jpg

 ・SanDisk Extreme Pro 300

 【国内正規品】

 【128GB】

  1・SANDISK SDSDXPK-128G-JNJIP
   ¥20,790 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【64GB】

  1・SANDISK SDSDXPK-064G-JNJIP
   ¥12,088 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【32GB】

   1・SANDISK SDSDXPK-032G-JNJIP
   ¥8,240 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大300MB/秒
書込;最大260MB/秒
保証:無期限保証

  Extreme Pro 300は、米国のSanDisk社が発売するSDカードです。

 サンディスクは、SDカードの標準規格を作ったメーカーの1つでもある、米国メーカーです。同社の製品はメディアの信頼性が高く、品質管理もしっかりされており、品質が安定していることで有名です。

 カード容量は、こちらは128GBから16GBまでの容量がラインナップされます。

 201809051132.jpg

 転送速度は、読出は最大300MB/秒 書込みは最大260MB/秒 となります。同社の「地球最速のSDカード」です。

 とくに、4K動画を撮影する場合、UHSスピードクラス3に対応する必要がありますが、このモデルはもちろんUHSスピードクラス3対応です。

 201809051135.jpg

 製品保証は、国内正規品であり、無期限保証になります。

 なお、この製品には、今回紹介した通常の大手のデンキヤさんに卸されている型番のほか、海外パッケージ版(並行輸入版)もあります。しかし、海外版は国内保証は付きません

 201809051137.jpg

 堅牢性は、海外製品なのでJIS規格では示されないものの、耐衝撃性・温度耐性・防水・X線耐性は示されており、安定感があります。

 その他、SDカードが壊れてしまったときに使える「レスキュープロ」というソフトの1年間無料利用権も付属します。 

---

 以上、SanDisk Extreme Pro 300の紹介でした。

 速度面のメリット性は高い製品であり、4Kニーズに応えるハイエンド機種です。

 4K動画でも一般的にここまでの力は必要ないですが、冒頭に書いたような連写などの対応が必要な場合はこの機種は良い選択肢です。

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 なお、ネットで買う場合は、この機種の場合、注意点があります。

 サンディスクの充実する国内保証は、サンディスクの保証対象説明に書いてあるように、国内正規品のみに対応します。

 SANDISKはグローバル企業なので、同じ商品を世界中で型番を変えて販売しています。

 一方、日本のネットショップの場合、並行輸入品などを、型番をふまえずに同じ製品(日本の型番)で売っている場合があります。

 ただ、Amazonならば、型番が確認できない「偽物」だった場合、出品者との交渉が不調ならば、マーケットプレイスの保証申請で、Amazon本体が動いてくれます。そのほか、楽天市場も偽物には厳しいです。

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 この点では安心ですが、基本的には出品者を総覧して、出品者が実店舗を持つデンキヤの製品を優先して購入するべきです。

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【Amazonエコパッケージ】

  【128GB】

  2・SDSDXPK-128G-EPK
   ¥30,800 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

  【64GB】

  2・SDSDXPK-064G-EPK
   ¥16,500 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

  【32GB】

   2・SDSDXPK-032G-EPK
   ¥9,480 Amazon.co.jp
(7/13執筆時

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大300MB/秒
書込;最大260MB/秒
保証:初期不良のみ(30日間)

 なお、Amazon(本体)では、エコパッケージ版のSanDisk Extreme Pro 300が売られています。

 海外型番の製品となるため、保証期間が初期不良の30日となります。また、この場合は、「偽物リスクは排除」できるわけですが、設定された値段は高いです。


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 ・東芝 EXCERIA PRO SDXU-D

 【国内正規品】

  3・東芝 SDXU-D256G【256GB】
   ¥39,800 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

  3・東芝 SDXU-D128G【128GB】
   ¥24,615 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

  3・東芝 SDXU-D064G【64GB】
   ¥13,115 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

  3・東芝 SDXU-D032G【32GB】
   ¥9,000 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3 V90
読出:最大270MB/秒
書込;最大260MB/秒
保証:5年間

  EXCERIA PRO SDXU-Dは、東芝の発売する製品です。

 レキサーが撤退し、Professional 2000x 1000xが手に入らない現在、信頼のおける「プロ用」として、こちらの商品人気です。

 カード容量は、こちらは32GBから256GBまでの容量がラインナップされます。

 256GBはサンディスクの高級機にはないサイズで、容量が必要な方には良いと思います。

 転送速度は、読出最大270MB/秒 書込最大260MB/秒 となります。

 サンディスクに比べると多少遅いカードです。256GBについては「最速」です。もちろん、UHSスピードクラス3対応です。

 加えて、ビデオスピードクラス(V90)にも対応します。

 ただ、先述のSandisk機でも「事実上の対応」であり、明確に、こちらが優れるわけでもありません。

 製品保証は、東芝サイト自体に記載はないです。

 問い合わせたところ、伺った時点(2018年)において、国内正規品については5年間です。

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 堅牢性は、海外製品なのでJIS規格では示されないものの、温度耐性・X線耐性のみ示されます。

 加えて、カード破損時に発火を防ぐヒューズが搭載です。

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 以上、 EXCERIA PRO SDXU-Dの紹介でした。

 安心の東芝メモリー製で信頼感はあります。保証も5年なりますし、パッケージ入りで偽物リスクが低い点からも「オススメ」といえそうです。


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 【国内正規品】

 【128GB】

  4・パナソニック RP-SDZA128JK
   ¥34,380 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【64GB】

  4・パナソニック RP-SDZA64GJK
   ¥18,455 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3 V90
読出:最大280MB/秒
書込;最大250MB/秒
保証:初期不良のみ(規定なし)

  RP-SDZAは、パナソニックの発売するSDカードです。

 同社はSDアソシエーションの初期参加者で、古くからSDカードを販売しいます。

 カード容量は、こちらは64GBと128GBの容量がラインナップされます。

 転送速度は、読出最大280MB/秒 書込最大240MB/秒 となります。

 総合的には東芝と「五分五分」ですね。UHSスピードクラス3対応で、ビデオスピードクラス(V90)にも対応します。

 製品保証は、パナソニックの場合も国内正規品でも保証期間を明示しないです。

 したがって、製品・事例ごとの対応となるでしょう。


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 堅牢性は、防水性についてはIPX7準拠の防水性の表明があるので、水に沈没しても30分間は持つ水準です。

 耐温度・耐衝撃・耐エックス線・耐磁石・耐静電気性能も持つ上に、カード破損時に発火を防ぐヒューズも搭載です。

業界でも屈指の「6+1」の堅牢性を誇ります。

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 以上、 パナソニックRP-SDZAの紹介でした。

 堅牢性はかなり高い機種で、安心感があります。一方、保証の面をどう評価するかが難しい部分です。

 ただ、例えば、パナソニックの4K対応機と合わせて購入するならば、出所がいずれも「パナソニック」と特定できるので、故障時の交渉のしやすさは一定程度あるでしょう。


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 【国内正規品】

  5・SONY SF-G128T 【128GB】
    ¥28,766 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

  5・SONY SF-G64T 【64GB】
   ¥14,723 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

  5・SONY SF-G32T 【32GB】
   ¥8,998 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3
読出:最大300MB/秒
書込;最大299MB/秒
保証:初期不良のみ(規定なし)

  SF-GTシリーズは、ソニーが発売するSDカードとしては最も高速なモデルです。

 カード容量は、こちらは32GBから128GBの容量がラインナップされます。

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 転送速度は、読出最大300MB/秒 書込最大299MB/秒 となります。

 SONY製ということで、フルサイズ一眼のαシリーズとの相性には定評があります。

 同機に相性が最適化されているようで、特にSONY独自のXAVC S 4Kを利用している場合は、その傾向が高いです。

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 メモリーカードリーダー MRW-S
  ¥2,280 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 また、UHS-II対応で、最大312MB/秒に対応できる専用のSDカードリーダーを購入すれば、PCなどへの転送も高速にできます。(もちろん他社製SDカードの場合も同じですが)

 一方、発売時期の関係で、UHSスピードクラス3対応で、ビデオスピードクラス(V90)は明記がないです。ただ、問題はないでしょう。

 製品保証は、やはり国内正規品でも保証期間の明示はないです。都度のメーカーサポートとの相談となります。


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 堅牢性は、最高等級となるIPX8準拠の防水性、IP6X準拠の防水性の表明です。これ以上の堅牢はないでしょう。

 加えて、耐温度・耐久・耐エックス線・5mの落下耐性の記載が見られます。このほか、カードの端子(リブとスイッチ)を廃止し、(高価なSDカードが)挿入時に壊れないように配慮されます。

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 以上、ソニーのSF-GTシリーズの紹介でした。SONYのαシリーズで高速連写をする場合はこちらでしょう。

 とくに堅牢な機種ですし、この部分の品質を重視する場合は、他社機でも選ぶりゆうになるでしょう。


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 ・Transcend 700Sシリーズ

 【国内正規品】

 【64GB】

 6・TRANCEND V90 TS64GSDC700S
  ¥7,880 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【32GB】

 6・TRANCEND V90 TS32GSDC700S
  ¥3,980 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大285MB/秒
書込;最大180MB/秒
保証:5年保証

 700Sシリーズは、台湾のトランセンドの4K対応SDカードです。

 トランセンドは、中高速モデル以下のSDカードでは世界的なシェアがありま。

 こちらは同社ではじめてとなる超高速モデルです。大手企業として、品質保証にも力を入れ、購入に際して十分な安心感もあります。

 カード容量は、32GBと64GBという構成です。

 大容量モデルはないという構成です。ただ、64GBについては「価格破壊」という水準の値段です。

 転送速度は、読出し最大285MB/秒 ・書込み最大180MB/秒 となります。

 読出は、他社のハイエンドクラス水準です。ただ、書込は、超高速機としては、他社よりだいぶ劣ります。その点でいえば、他社より明確に優れるわけでもありません。

 とはいえ、UHSスピードクラス3正規対応モデルで、V90規格にも対応しています。

 製品保証は、この製品は5年間です。

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 堅牢性は、IPX7水準の完全防水を装備する上で、耐温度性・静電耐性・耐X線・耐衝撃性とほぼ「フル装備」です。

 他社上位機と比較すると、ヒューズがないくらいです。

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 以上、トランセンドの300Sシリーズの紹介でした。

 100MB/秒以上の水準をキープできている高級機としては「相当に割安」です。最高性能でなくては良いが、ある程度の高速性を格安で体験してみたい方には良い選択肢となる機種でしょう。

 メーカーの日本での実績も長期にあり、安心感も高いです。

3・高速なSDカードの比較(UHS-3対応)

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 続いて、4K録画対応の高速タイプのSDカードを紹介します。

 ここまで紹介してきた「アルティメット」な最高性能SDカードには及びませんが、UHS-3規格をクリアし、コンデジ・一眼・ビデオカメラによる4K動画に対応する機種です。

 もちろん「4K専用」ではなく、その他のカメラやビデオでも高速に利用できます。


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 ・サムソン EVO+シリーズ

 【通常型番】

 【512GB】

 7・サムスン EVO+ MC512GA
  ¥10,411 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【アマゾン限定型番】

 【512GB】

 8・サムスン EVO+ MC512GA/ECO
  ¥14,980 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【256GB】

 8・サムスン EVO+ MC256GA/ECO
  ¥7,480 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【128GB】

 8・サムスン EVO+ MC128GA/ECO
  ¥2,980 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【64GB】

 8・サムスン EVO+ MC64GA/ECO
  ¥1,680 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大100MB/秒
書込;最大90MB/秒
保証:10年保証

 EVO Plusシリーズはサムソンが発売しているSDカードです。

 同社は、SDカードが自社生産できるグローバル企業ですので、製品価格はかなりの割安水準です。

 また、2シリーズありますが、Amazon限定のエコパッケージモデルの方が基本的に割安です。

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 これらの製品は、正確にはMicroSDカードにSDカードアダプタが付属する製品ですが、この方式でも転送速度は変わりません

 カード容量は、64GBから512GBです。

 UHS-3対応ですので、4K動画にも対応します。

 転送速度は、読出最大100MB/秒 ・書込最大80MB/秒 となります。

 (ハイエンドクラスを除く)高速SDカードでは、かなり健闘していると言って良いスピードです。

 なお、64GBのみAmazon限定の PRO+というモデルがありますが、性能は同一です。

 逆に、EVO+の64GBモデルだけは、読込が60MB/秒とやや「落ちる」ので、アマゾン限定のが(やや)高性能です。

 製品保証は、Amazon限定品を含めて10年保証です。

 堅牢性は、IPX7等級の完全防水のほか、耐温度、耐磁、耐衝撃、耐X線を謳っており、堅牢性の面も「売り」です。

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 以上、サムソン PRO+シリーズの紹介でした。

 4K対応の高速モデルとしては価格が安く、人気のある理由も分かります。

 保証面でも問題ないのでネットで買える「高性能で安い」SDカードとしてかなり有力な候補です。

 ただし、SDカードアダプターを介する型式なので、電気的接点が1カ所増えることになります。

 この場合、最もデリケートな部分が2倍になるため、データの安定性を最重要視したい方については、SDカードとして設計されたものが良いでしょう。

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 ・サムソンPRO Enduranceシリーズ

 【Amazon限定】【32-128GB】

 9・SAMSUNG PRO+ MB-MJ64GA/EC
  ¥3,980〜 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-1対応
読出:最大100MB/秒
書込;最大30MB/秒
保証:10年保証

 なお、サムソンからは、PRO Endurance シリーズという機種も併売されています。

 こちらは、UHS-3非対応で、その代わり、繰り返しの書込耐久性が高い特別なモデルです。

 監視カメラやドラレコなどに利用することを前提としています。


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 ・【国内正規品】SanDisk Extreme Pro

 【512GB】

  10・SANDISK SDSDXPA-512G-JU3
   ¥69,178 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【256GB】

  10・SANDISK SDSDXPA-256G-JNJIP
   ¥29,945 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大90MB/秒
保証:無期限保証

  Extreme Pro 95は、アメリカのSanDiskでは2番目に高いモデルです。昨年まではこちらが最上位機種でした。

 カード容量は、こちらは、512ギガバイトという超大容量のモデルがラインナップされています。

 価格も高いですが、高速かつ大容量のモデルは少ないので、ニーズはあるでしょう。

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 ただ、例えば4Kビデオカメラの場合、64GBでも約2時間の撮影が可能です。カードは容易に交換可能であることを考えると、128GB以上はやや特殊な用途でしょう。

 転送速度は、読出し最大95MB/秒 ・書込み最大90MB/秒 となります。

 スペック上、ここまでの機種よりもだいぶ下回ります。しかし、実用面で言えば十分高速です。

 こちらも、UHSスピードクラス3対応モデルであり、4K動画の録画にも対応できます。

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 製品保証は、多国内正規品】については無期限保証です。

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 堅牢性は、海外製品なのでJIS規格では示されないものの、耐衝撃性・温度耐性・防水性は示されており、安定感があります。ただし、X線耐性はないため、空港などでは注意です。

 その他、正規品については、「レスキュープロ」というソフトの1年間無料利用権も付属します。

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 以上、SanDiskExtreme Pro 90の紹介でした。

 並行輸入品は安価ですが、冒頭に書いたように、不良品と偽物リスクもあります。

 以前は、【アマゾン限定】で、安い輸入製品を多展開していたのですが、現在的は入れ替え時期だからかそれがなく、お買得感がないです。

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・【並行輸入品】SanDisk Extreme Pro 170

 【512GB】

  11・SANDISK SDSDXXY-512G-GN4IN
    ¥25,350 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【256GB】

  11・SANDISK SDSDXXY-256G-GN4IN
   ¥8,740 Amazon.co.jp
(7/13執筆時

 【128GB】

  11・SANDISK SDSDXXY-128G-GN4IN
   ¥4,820 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【64GB】

  11・SANDISK SDSDXXY-064G-GN4IN
   ¥2,699 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大170MB/秒
書込;最大90MB/秒
保証:初期保証のみ

 なお、日本は執筆時現在「未発売」ですが、グローバル型番では、読出速度が170MB/秒に更新されたSanDisk Extreme Pro 170が出ており、早くも日本に「並行輸入」されています。

 しかし、Amazonのレビュー欄では「型番が存在しない」「書込が遅い」という低評価です。

 公平を期して言えば、前者については、「日本型番がない」だけ、後者については、「もともと書込スペックは90MB/秒」の製品です。

 ただし、初期不良以外の交換ができない点と、並行輸入品にはイミテーションリスクがあるのは、変わりません。Atlasも輸入カード関係で、ユーザーが疑心暗鬼になる気持ちは(経験上)分かります。

 そのため、一般的に、並行輸入品はあまりオススメしません。


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 ・Transcend 500Sシリーズ

 【国内正規品】

 【256GB】

 12・トランセンド TS256GSDC500S
  ¥12,929 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【128GB】

 12・トランセンド TS128GSDC500S
  ¥6,413 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【64GB】

 12・トランセンド TS64GSDC500S
  ¥3,439 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【32GB】

 12・トランセンド TS32GSDC500S
  ¥1,869 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【Amazon限定型番

 【128GB】

 13・トランセンド TS128GSDC500S-E
  ¥6,580 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【64GB】

 13・トランセンド TS64GSDC500S-E
  ¥3,180 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【32GB】

 13・トランセンド TS32GSDC500S-E
  ¥1,680 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大60MB/秒
保証:5年保証

  500Sシリーズは、トランセンドの中高速モデルです。

 カード容量は、32GB〜256GBまでと、同社としては最も選択肢のあるラインです。

 SDカード専用設計の製品としては比較的格安なので、例えば、タブレットPCなどに挿入して利用する場合などに重宝するでしょう。

 転送速度は、読出最大95MB/秒 ・書込最大60MB/秒 となります。このグレードの製品として、一番速いとは言えませんが、UHS-3対応で、一般的に4K動画を扱う上で、問題のない水準をクリアします。

 製品保証は、トランセンドの場合、5年保証です。Amazon限定型番も同じ保証です。

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 堅牢性は、IPX7水準の完全防水を装備する上で、耐温度性・静電耐性・耐X線・耐衝撃性とほぼ「フル装備」です。

 以上、Transcend 500sシリーズの紹介でした。

 4K動画対応モデルとして、オススメできるモデルの1つです。価格的にはサムスンが安いですが、アダプターをかますタイプでないこちらは、より堅実な性能を期待できそうです。


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・SandiskExtreme Plus 90

 【国内正規品】

 【256GB】

 14・SANDISK SDSDXVF-256G-JNJIP
  ¥15,200
Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【128GB】

 14・SANDISK SDSDXVF-128G-JNJIP
  ¥11,050
Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【64GB】

 14・SANDISK SDSDXVE-064G-JNJIP
  ¥6,106
Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【32GB】

 14・SANDISJ DSDXVE-032G-JNJIP
  ¥3,295
Amazon.co.jp  (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大90MB/秒
書込;最大60MB/秒
保証:無期限保証

・SandiskExtreme Plus 90

 【Amazon限定

 【256GB】

 15・SANDISK SDSDXVF-128G-EPK
  ¥8,800 Amazon.co.jp  (7/13執筆時)

 【128GB】

 15・SANDISK SDSDXVF-128G-EPK
  ¥4,280 Amazon.co.jp  (7/13執筆時)

 【64GB】

 15・SANDISK SDSDXVE-064G-EPK
  ¥2,580 Amazon.co.jp  (7/13執筆時)

 【32GB】

 15・SANDISK SDSDXVE-032G-EPK
  ¥1,580 Amazon.co.jp  (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大90MB/秒
書込;最大60MB/秒
保証:30日期限保証

 Extreme Plus 90Extreme Plus 90 は、サンディスクの中級グレードのSDカードです。

 カード容量は、64ギガバイトまでの構成です。この点で、どちらかと言えば「一般ユーザー」に向けた製品と言えるでしょう。

 先ほど書いたように、4K動画でも64GBあれば約2時間の撮影が可能ですから。

 転送速度は、読出し最大90MB/秒 ・書込み最大60MB/秒 です。

 性能面で言えば、これでも十分に「高性能」であり、UHSスピードクラス3正規対応モデルでもあります。

 製品保証は、【国内正規品】については無期限保証です。しかし、安い【Amazon限定】製品については、30日間の限定保証です。

 ただ、正規保証が得られる【国内正規品】でも割と安いです。

 また、(サンディスクの超高級機と異なり)このグレードでは、Amazonのマーケットプレイスでもデンキヤの販売が多く、偽物リスクも少なそうです。

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 堅牢性は、海外製品なのでJIS規格では示されないものの、耐衝撃性・温度耐性・防水性X線耐性が装備です。

 なお、正規品については、「レスキュープロ」の1年間無料利用権はこちらでも付属です。

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 以上、サンディスクのExtreme Plus の紹介でした。

 ライバルはトランセンドでしょう。そちらに比べると、価格水準はやや高めです、ただ、同社の製品としては割安です。

 また、伝統的なSDカードメーカーとしての信頼性と、組み立ては海外ながら、中身の生産は(東芝とタッグを組んでいるので)四日市工場で作られた安心の日本製である点は評価できます。

 カメラなど、堅実性・信頼性が尊ばれる用途に使う場合は、(中級機ならば)この機種がオススメです。

3・コンデジ・ゲーム機向けSDカード

 つづいて、ここからは、比較的価格の安い高品質なSDカードを紹介していきます。

 4K動画に対応する必要がないならば、コンデジでも、ビデオカメラでも、このクラスから良い機種を選べば問題ありません


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 ・Transcend300Sシリーズ(2018)

 【国内正規品】

 【512GB】

 16・ Transcend TS512GSDC300S
  ¥9,980 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【256GB】

 16・Transcend TS256GSDC300S
  ¥4,980 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【128GB】

 16・Transcend TS128GSDC300S
  ¥2,780 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【64GB】

 16・Transcend TS64GSDC300S
  ¥1,680 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【32GB】

 16・Transcend TS32GSDC300S
  ¥1,100 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 ・Transcend300Sシリーズ(2018)

 【Amazon限定

 【512GB】

 17・ Transcend TS512GSDC300S-E
  ¥9,480 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【256GB】

 17・Transcend TS256GSDC300S-E
  ¥4,780 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【128GB】

 17・Transcend TS128GSDC300S-E
  ¥2,480 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【64GB】

 17・Transcend TS64GSDC300S-E
  ¥1,380 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【32GB】

 17・Transcend TS32GSDC300S-E
  ¥980 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大45MB/秒
保証:5年保証

 300Sシリーズは、台湾のトランセンド社の比較的格安のSDカードです。

 この製品も「Amazon限定型番」がありますが、保証期間も5年と同等でお買得です。さらに、時期によっては、表示価格に「クーポン割引」が付く場合もあるのでチェックしましょう。

 カード容量は、最大480GBまでという、同社でも最も選択肢の多い製品です。

 最小では16GBまであります。

 転送速度は、読出最大90MB/秒 と比較的高速です。

 一方、書込最大45MB/秒となります。

 書込速度は、UHS-3の基準をクリアしているので「4K対応」です。し

 かし、他機よりスペックが相当落ちるので「(4K以外の)デジカメ用」として紹介しています。 

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 いずれにしても、コンデジやゲーム機ならば、これ以上のレベルの書込速度はあるだけ無駄なので、かなりの高スペックカードとして便利に使えるでしょう

 製品保証は、5年保証です。

 堅牢性は、IPX7水準の完全防水を装備する上で、耐温度性・静電耐性・耐X線・耐衝撃性とほぼ「フル装備」です。

---

 以上、Transcend 300Sシリーズの紹介でした。

 3万円程度までコンデジのほか、ゲーム機、タブレットの一般的な用途としては、価格と品質のバランスが取れていて良いと思います。デジカメ以上に高いカードを買うのも本末転倒ですし。

 とはいえ、価格が安いので、長期旅行用に、多少大容量モデルを購入しても良いかもしれません。意外と、前回撮影した画像のバックアップを忘れ、旅先で消せないという自体は発生するものです。

後編につづく!
用途別におすすめのSDカードは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、SDカードについて書いてきました。

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 続く後編記事【こちら】では、サンディスクの格安モデルを2機紹介します。

1・スピード ★★★★★
2・4K対応 
★★★★★
3・価格   
★★★☆☆
4・保証期間 ★★★★★

5・総合評価 ★★★★★

 その上で、今回紹介した全機種から、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種について提案していきたいと思います。

 引き続き、よろしくお願いします。

 後編は→こちら

 なお、最後になりましたが、この前編記事がもしお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークなどのボタンから話題を共有していただければ幸いです。

posted by Atlas at 12:47 | カメラ

比較2019'【高速で安い】21点の最新SDカードの性能とおすすめ!【サンディスク・東芝・トランセンド・サムソン・ソニー・パナソニック】(2)

今回のお題
デジカメ・ビデオ・ゲーム機におすすめの高速SDカードはどれ?

 ども、Atlasです。

 今回は、SDカード(SDメモリーカード)を比較の後編です。

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 前編記事【こちら】では、製品別にSDカードを比較しました。

 今回の後編記事では、前半紹介しきれなかった機種を紹介した上で、いつものように、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種について書いていきます。

 なお、この記事は、前半からの続きの記事ですので、できましたらば前半記事【こちら】を先にお読みください。


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 ・Transcend 200Xシリーズ 【国内正規品】 

 【128GB】

 18・TRANCEND TS128GSDXC10
   ¥2,480 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【64GB】

 18・TRANCEND TS64GSDXC10
   ¥1,748 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【32GB】

 18・TRANCEND TS32GSDXC10
   ¥1,200 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:クラス10対応
読出:最大30MB/秒
書込;最大20MB/秒
保証:5年保証

 Transcend 200Xシリーズ は、同社の入門向けのラインです。

 カード容量は、最大128GBまでと、意外と大容量のラインナップがあります。ただ、価格は上位の300Sと大差ないのがネックでしょう。

 転送速度は、読出し最大30MB/秒 となります。書込速度は非開示ですが最大20MB/秒と、ベンチマークからは見積もれます。

 製品保証は、5年保証です。

 堅牢性は、一方で、このグレードについては、情報がありません。

---

 以上、Transcend 200Xシリーズの紹介でした。

 やはり、価格的なメリットがあまりない機種です。トランセンドから選ぶとしたら上位機でしょう。

3・コンデジ・ゲーム機向けSDカード(続き)

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 ・SanDisk Ultra PLUS 80

 【Amazon限定

 【128GB】

 19・SDSDUSC-128G-EPK
  ¥4,980 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【64GB】

 19・SDSDUSC-064G-EPK
  ¥3,180 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【32GB】

 19・SDSDUSC-032G-EPK
  ¥1,680 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【16GB】

 19・SDSDUSC-016G-EPK
  ¥ 980 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-1対応
読出:最大80MB/秒
書込;非開示
保証:初期不良のみ

 ・SanDisk Ultra PLUS 80

 【国内正規品】

 【128GB】

 20・SDSDUSC-128G-JNJIN
  ¥8,800 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【64GB】

 20・SDSDUSC-064G-JNJIN
  ¥4,900 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【32GB】

 20・SDSDUSC-032G-JNJIN
  ¥1,842 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【16GB】

 20・SDSDUSC-016G-JNJIN
  ¥1,329 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-1対応
読出:最大80MB/秒
書込;非開示
保証:10年保証

 SanDisk Ultra Plusは、米国のサンディスクの入門向け製品です。 デンキヤので見かけるサンディスク製のSDカードは、これが一番多い気がします。

 カード容量は、最大128GBまでと低容量から高容量まで豊富です。

 転送速度は、高級機に迫るスペックで読出し最大80MB/秒と信頼度が高いです。

 しかし、書込速度が非開示です。

 実測値では30MB/秒ほどですが、個体差はあるでしょう。同社の製品としてはこの点で、信頼度が低く、あまり選ぶメリットは感じません。

 製品保証も、こちらのシリーズに限っては、無期限保証ではなく、10年の有期保証となっています。

 また、Amazon限定については、初期不良のみとなります。

 堅牢性は、一方で、このグレードについては、情報がありません。

---

 以上、SanDisk Ultra Plusの紹介でした。

 信頼のサンディスクブランドとはいえ、下位機にもなると、速度情報が開示されないなど、やや不安な部分があります。イマイチ、オススメに挙げられない機種です。

ーーー

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・SanDisk

 【並行輸入品】

 【64GB】

 21・SDSDB-064G-B35 - 64GB
  ¥1,250 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【32GB】

 21・SDSDB-032G-B35 - 32GB
  ¥870 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:4
読出:4MB/秒
書込;非開示
保証:初期保証のみ

 なお、グローバル型番では、サンディスクの最下位機種として、ノンブランドの青モデルもあります。

 速度は、4MB/秒と非常に遅いです。古いカメラなどで、速度の速いモデルで不具合が出るなど、特段の事情がないならば、選ぶべきではないでしょう。

今回の結論
デジカメ・ビデオ・ゲーム機におすすめの高速SDカードはこれ!

 というわけで、今回は、各社のSDカードを紹介してきました。

 最後に、いつものように、目的別・用途別に、Atlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。


 第1に、普通のコンデジやゲーム機用として、安価で性能の良いSDカードとしておすすめなのは、

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 ・Transcend300Sシリーズ(2018)

 【国内正規品】

 【480GB】

 16・ Transcend TS480GSDC300S
  ¥9,980 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【256GB】

 16・Transcend TS256GSDC300S
  ¥5,680 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【128GB】

 16・Transcend TS128GSDC300S
  ¥3,432 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【64GB】

 16・Transcend TS64GSDC300S
  ¥1,685 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【32GB】

 16・Transcend TS32GSDC300S
  ¥1,320 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大45MB/秒
保証:5年保証

1・スピード ★★★★☆
2・4K対応 
★★★★☆
3・価格   
★★★★★★
4・保証期間 ★★★★★

5・総合評価 ★★★★★

 トランセンドの新しい300Sシリーズでしょう。

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 価格的には、こちらのトランセンドより、サムスンが優位ですが、SDカードアダプターを利用するタイプで、電気接点が1点増える点はネックです。

 その点で言えば、SDカードとして設計されたこの機種は信頼性が高く、また、例えばサンディスクに較べると半値で購入できる点コスパも良いです。

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 転送速度は、読出最大90MB/秒書込最大45MB/秒となります。

 上位機と比べると書込速度は確かに脆弱ですが、一般的なデジカメや、一眼カメラでも高速連写をしないならば、この機種で問題ないでしょう。

 ビデオカメラの場合も、4Kに対応する必要がなくm、HD画質のビデオの録画に使うならば十分な水準です。

 結論的にいえば、4万円ほどのデジタルカメラや、4Kに対応しないビデオカメラ、ゲーム機能ならば、このグレードで十分です。

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 堅牢性は、IPX7水準の完全防水を装備する上で、耐温度性・静電耐性・耐X線・耐衝撃性とほぼ「フル装備」です。

 その上で、保証期間も5年間と長いですから、格安機としては、穴があまりないです。

用途 記憶可能枚数(64GB) おすすめサイズ
一眼レフ 約2000枚 64GB以上
コンデジ 約3000枚 32GB以上
動画 8時間 128GB以上
4K動画 4時間 256GB以上

 選ぶべき容量については、デジカメの場合サイズは64GBもあれば十分でしょう。

 一方、デジカメで動画も撮る方、もしくは、ビデオカメラに使うSDカードとして考えている場合は、128GBがオススメです。


 第2に、一眼カメラや、4K動画対応のビデオカメラやデジカメ用として「おすすめ」のSDカードは

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・SandiskExtreme Plus 90

 【国内正規品】

 【256GB】

 14・SANDISK SDSDXVF-256G-JNJIP
  ¥24,800
Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【128GB】

 14・SANDISK SDSDXVF-128G-JNJIP
  ¥11,500
Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【64GB】

 14・SANDISK SDSDXVE-064G-JNJIP
  ¥6,450
Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【32GB】

 14・SANDISJ DSDXVE-032G-JNJIP
  ¥2,400
Amazon.co.jp  (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大90MB/秒
書込;最大60MB/秒
保証:無期限保証

1・スピード ★★★★★
2・4K対応 
★★★★★
3・価格   
★★★☆☆
4・保証期間 ★★★★★

5・総合評価 ★★★★★

・SandiskExtreme Plus 90

 【Amazon限定

 【256GB】

 15・SANDISK SDSDXVF-128G-EPK
  ¥9,480 Amazon.co.jp   (7/13執筆時)

 【128GB】

 15・SANDISK SDSDXVF-128G-EPK
  ¥5,980 Amazon.co.jp   (7/13執筆時)

 【64GB】

 15・SANDISK SDSDXVE-064G-EPK
  ¥3,580 Amazon.co.jp   (7/13執筆時)

 【32GB】

 15・SANDISK SDSDXVE-032G-EPK
  ¥2,380 Amazon.co.jp   (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大90MB/秒
書込;最大60MB/秒
保証:30日期限保証

1・スピード ★★★★★
2・4K対応 
★★★★★
3・価格   
★★★★★★
4・保証期間 ★★★★☆

5・総合評価 ★★★★★★

 トランセンド社の500Sシリーズでしょう。

ランキング クラス 速度
3位 Class10 10MB/秒以上
2位 UHS-1 10MB/秒以上
1位 UHS-3 30MB/秒以上

 転送速度は、読出最大95MB/秒、書込最大60MB/秒と、文句のない水準です。

 業界カンファレンスの指標でも、UHSスピードクラス3に対応し、4K動画でも余裕を持って、問題なく利用できます。

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 堅牢性は、下位機種同様、IPX7水準の完全防水を装備する上で、耐温度性・静電耐性・耐X線・耐衝撃性とほぼ「フル装備」です。

 保証期間も、5年間です。さらに、Amazon直販モデルについては、期間が短いですが、「偽物リスク」が低い点価格が値頃な点が評価できます。

 もちろん、実効速度(=スペック数値ではなく実際に使う場合の速度)はサンディスクには及ばないでしょう。しかし、Amazonで買う限りにおいては、品質の怪しいバルク品は紛れないでしょうから、その点でも安心できます。

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 容量としては、4K動画をかなり撮るならば128GB、そうでないならば64GBほどあれば十分です。


 第3に、高級なデジイチやミラーレスなどで、「高速連写」などを利用したい方におすすめできる高スペックカードは、

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 ・SanDisk Extreme Pro 300

 【国内正規品】

 【128GB】

  1・SANDISK SDSDXPK-128G-JNJIP
   ¥20,020 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【64GB】

  1・SANDISK SDSDXPK-064G-JNJIP
   ¥11,200 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【32GB】

   1・SANDISK SDSDXPK-032G-JNJIP
   ¥8,454 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大300MB/秒
書込;最大260MB/秒
保証:無期限保証

1・スピード ★★★★★★★
2・4K対応 
★★★★★★
3・価格   
★★☆☆☆
4・保証期間 ★★★★★★

5・総合評価 ★★★★★★

  Extreme Pro 300です。

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 転送速度は、読出は最大300MB/秒 書込みは最大260MB/秒 となります。文句のない水準です。「地球最速」の製品なので、これで満足できなければもう仕方ないと思えると思います。

 Atlasも使用しましたが、実効速度もしっかり出ていました。一部速さを疑う指標もネットではありますが、先述のようにサンディスクは、グローバル企業だけに、(非正規の)偽物や不良品の流通量が多くやや参考になりにくいです。

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 国内保証は、繰り返しの言及になりますが、サンディスクの保証対象説明に書いてあるように、国内正規品のみに対応します。

 ネット上では、並行輸入品を、型番をふまえずに同じ製品(日本の型番)で売っている場合があります。

 ただ、Amazonならば、最悪マーケットプレイスの保証申請という担保がありますが、やはり面倒なので、Amazon本体か、マーケットプレイスでもデンキヤなど路面店がある店から買うことをおすすめします。

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 販売業者をしっかり見て選ぶとよいでしょう。おなじく、偽者に厳しい楽天市場で買うのも良いと思います。

ーーー

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 ・東芝 EXCERIA PRO SDXU-D

 【国内正規品】

  3・東芝 SDXU-D256G【256GB】
   ¥40,332 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

  3・東芝 SDXU-D128G【128GB】
   ¥24,539 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

  3・東芝 SDXU-D064G【64GB】
   ¥13,338 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

  3・東芝 SDXU-D032G【32GB】
   ¥9,201 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3 V90
読出:最大270MB/秒
書込;最大260MB/秒
保証:5年間

1・スピード ★★★★★★
2・4K対応 
★★★★★★
3・価格   
★★☆☆☆
4・保証期間 ★★★★★★

5・総合評価 ★★★★★★

 一方、サンディスクも中身は、東芝の委託で四日市工場で作られています。

 201809051701.jpg

 その点で言えば、東芝製品を選ぶのも手でしょう。制御基盤などの差でスピードは少し違いますが、正規品はパッケージ入りですから、「偽物の判断」はしやすいでしょう。

ーーーー

 201812221202.jpg

 【国内正規品】

  5・SONY SF-G128T 【128GB】
    ¥28,766 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

  5・SONY SF-G64T 【64GB】
   ¥14,723 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

  5・SONY SF-G32T 【32GB】
   ¥10,408 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3
読出:最大300MB/秒
書込;最大299MB/秒
保証:初期不良のみ(規定なし)

1・スピード ★★★★★★
2・4K対応 
★★★★★★
3・価格   
★★☆☆☆
4・保証期間 ★★★☆☆

5・総合評価 ★★★★★

 一方、ソニーのフルサイズ一眼のαシリーズを利用している方は、同社の SF-Gシリーズを推します。

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 同社のカメラは、連写速度が速い機種が多いですが、それに最適化されているのは、やはり同社のカードでしょうから。

 また他社機ユーザーの場合も、IPX8準拠の防水性、IP6X準拠の防水性を表明している点で、この機種を選ぶのはありです。


 第4に、高性能ビデオカメラなどで、4K動画を撮影する場合に、容量重視で選ぶならば、

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 ・【国内正規品】SanDisk Extreme Pro

 【512GB】

  10・SANDISK SDSDXPA-512G-JU3
   ¥83,160 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【256GB】

  10・SANDISK SDSDXPA-256G-JNJIP
   ¥25,128 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大90MB/秒
保証:無期限保証

1・スピード ★★★★★
2・4K対応 
★★★★★
3・価格   
★★★☆☆
4・保証期間 ★★★★★

5・総合評価 ★★★★★

・【並行輸入品】SanDisk Extreme Pro 170

 【512GB】

  11・SANDISK SDSDXXY-512G-GN4IN
    ¥29,890 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

 【256GB】

  11・SANDISK SDSDXXY-256G-GN4IN
   ¥10,600 Amazon.co.jp (7/13執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大170MB/秒
書込;最大90MB/秒
保証:初期保証のみ

1・スピード ★★★★★★
2・4K対応 
★★★★★
3・価格   
★★★☆☆
4・保証期間 ★★☆☆☆

5・総合評価 ★★★★☆

 大容量が欲しい方は、高額ですが、サンディスクの下位機種を選ぶとよいでしょう。

 転送速度は、読出し最大95MB/秒 ・書込み最大90MB/秒 となり、UHS-3規格を余裕でクリアします。

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 また、大容量タイプは、堅牢性が心配になりますが、物理的に耐衝撃性・温度耐性・防水性は示されるほか、サンディスク自体が培ってきた、長年の信頼性は、十分それらの担保となるでしょう。

 なお、先述のように、グローバル型番では、後継品が登場し、スピードが上がっています。

 価格も総じて安いのですが、選ぶ場合は、並行輸入品特有のリスクをふまえて、判断して下さい。その場合でも、国内の実店舗の確認できるマーケット業者を選ぶべきでしょう。

補足:デジカメに関する関連記事など

 というわけで、今回はSDカードの話でした。

 最後におまけです。

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 このブログ「モノマニア」では、デジタルカメラ・ビデオカメラに関してもいくつか記事があります。

1・ コンデジ・一眼レス・ミラーレスの比較
2・家庭用ビデオカメラの比較

 もし、カメラも同時に探している方がいたら、これらの記事もみていただければと思います。

 最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

 (前半からの続きとなりますので、前半記事をご紹介いただけると、一層嬉しいです!)

 ではでは。

posted by Atlas at 11:44 | カメラ

2019年07月02日

比較2019’【解説】新製品のデジカメ60機の性能とおすすめ/選び方【まとめ】人気6社の最新デジタルカメラ・コンデジメーカー別の選び方

【今回レビューする製品】2019年 最新デジカメ60機からのおすすめ機種の選び方:コンデジ ミラーレス 一眼レフ 単焦点カメラ:顔検出・Wi-Fi Bluetooth スマホ転送(iPhone Android)対応機:性能の違いや人気ランキング:ソニー ニコン キヤノン パナソニック オリンパス

【評価する主な製品型番】 IXY 210 IXY 650 EOS Kiss X9 PowerShot G9X MarkII G7X MarkII Cyber-shot DSC-WX350 SX720 SX730 HS α5100 ILCE-5100L-B LUMIX DMC-TZ90 DMC-LX9 DSC-RX100M6 DMC-TX2 COOLPIX W300 D3400 A900 STYLUS TG-5 Tough

今回のお題
最新デジカメはどのように選ぶのがおすすめ

 ども、Atlasです。

 今回は、2019年6月現在、最新モデルのデジカメの選び方とオススメ機種について解説します。

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 デジタルカメラは、コンデジ一眼レフミラーレス一眼など現行機種だけでもかなりの機種(100機以上)に及びます。

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 しかし、このブログでは、コンデジだけで60機、ミラーレス・一眼レフを含めれば100機以上を比較できています。

1・1万円前後の入門デジカメ
2・3万円前後の人気デジカメ
3・5万円以上の高級デジカメ
4・超高倍率ズームのデジカメ
5・水や砂に強い高耐久デジカメ
6・自分撮影ができるデジカメ

7・単焦点レンズのデジカメ
8・ミラーレス一眼の比較
9・一眼レフカメラの比較
10・デジカメ全製品からのおすすめ【結論】

 今回の記事は、全10回のデジカメ比較記事のまとめ】として、「失敗しないデジカメ選びのポイント」を詳しく解説します。

 その上で、今年度の最新100機から、予算別・目的別に「最終的なオススメ機種」を提案していこうと思います。

1・デジカメの選び方(画質)

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 さて、デジカメを選ぶ場合、皆さんが「最初に」かつ「最も」心配するのは「デジカメの画質」でしょう。

1・撮像素子の大きさ
2・レンズの明るさ(F値)
3・画素数の多さ

 わかりにくい部分ですが、デジカメは、上の3点のスペックに注目すれば、そのグレードが推測できるように作られています。

 デジカメ選びの基本となる部分ですので、以下詳しく説明しましょう。

 なお、手っ取り早く「オススメ機種」だけ知りたい方は、流し読みして、最後の「今回の結論」だけみてください。

1・撮像素子の大きさ

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 第1に、撮像素子(イメージセンサー)についてです。

 撮像素子とは、画像を電磁データに変換する部品で、カメラの性能を決定づける最も重要なパーツです。

 撮像素子は、そのサイズが大きいほど取り込める情報量が多いので、良い画質が良くなります。

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 コンデジの場合、1万円から3万円ほどの入門機では、1/2.3型(8.8×6.6mm)の撮像素子が標準的です。

 しかし、5万円前後になると、1.0型という4倍程度大きな撮像素子を搭載します。そのため、画質も「4倍以上」良いと言えます。

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 一眼レフやミラーレスの場合、1.0型よりさらに2倍大きいAPS-C(23×15mm)が標準です。

 10万円を超える一部のコンデジも、このグレードを搭載している機種がありますが、例外的です。

ーー

 結論的にいえば、入門デジカメでは、1/2.3型以上を、高級デジカメでは1.0型以上を目安として選べばよいでしょう。

 なお、同じサイズの撮像素子でも、夜間撮影に強い裏面照射型CMOSや、格安ながら消費電力の面で不利なCCDセンサーなど、より細かい分類もできます。ただ、とりあえず、サイズ面だけ気にしていただければ、問題ないでしょう。

2・レンズの明るさ(F値)

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 第2に、レンズの明るさ(F値)です。

 F値とは、レンズの明るさを示す単位です。カメラだけではなく、ビデオや望遠鏡などでも使われる明るさの国際規格です。

 撮像素子の場合とちがい、値が小さいほど高性能なレンズです。例えば、F1.4のレンズと、F3.0のレンズでは、F1.4の方が高画質で明るいカメラです。

 201804301752.jpg

 値が小さいほど、光を透過できるレンズで、夜間や逆光下などの撮影に強くなるほか、背景をボカした芸術的な写真が撮影しやすいです。

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 F値は、各メーカーのカメラの仕様表に必ず記載があります。

 上のカメラの場合、F値は3.4です。

 なお、カメラはズーム倍率をあげて撮影するほど暗くなります。そのため、このカメラの場合、最大ズーム(35倍)時は、F6.9までレンズが暗くなります。

 201804301745.jpg

 一部には、ズームしても暗くならない全域F2.8などのコンデジもありますが、かなり例外的です。

ーー

 結論的にいえば、1万円から3万円ほどの入門デジカメでは、広角側のF値がF3.4以下のデジカメを、5万円以上の高級デジカメでは、F3.0以下のデジカメを選べばよいでしょう。

 201812121415.jpg

 なお、20倍以上の高倍率ズーム搭載デジカメで、F値のスペックが良い機種は、大きなレンズを搭載するので、カメラ本体が相当重いです。

 背景がボケた芸術的な写真を撮れる「明るいレンズ」が安く欲しいならば、ズーム倍率の高さは過度にこだわらない方が良いと思います。

3・画素数の多さ

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 第3に、画素数です。

 これは、皆さんが最も良く聞くスペック数値でしょう。

 スマホ搭載のカメラの新機種がでた時「画素数が上がった」などと良く報道されます。画素数が多いほど綿密な写真が撮影できるのは、コンデジも同じです。

 ただし、現状で10万円以下の最新コンデジを選ぶ場合、この部分は比較基準として重要視しなくて良いです。

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 というのも、画素数というのはその質を向上させるほど、夜間など高感度撮影をした場合にカメラにノイズが走りやすくなる性質があるからです。

 また、最近のデジカメはほぼ全機種が1200万画素以上ですが、A4サイズに引き延ばして写真印刷する場合も、1200万画素ほどあればそれ以上は画質に差はでません。

ーーー

 以上、画質を決定づける3要素を解説しました。

 話は簡単で、「撮像素子の大きさ」と「F値の小ささ」に気をつければ、画質の面で間違いない機種が購入できます。

1・入門機(〜3万円)
 撮像素子1/2.3型以上 F値3.4以下
2・高級機(5万円〜)
 =撮像素子1.0型以上 F値3.0以下

 その目安を再度示すると、以上のようになるでしょう。

2・デジカメの選び方(ズーム倍率)

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 つづいて、ズーム倍率について、解説します。

 一概に「ズーム」と言っても「電子ズーム」と「光学ズーム」の2種類がある点には、注意が必要です。

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 第1に、電子ズームです。

 撮った写真の中央部を切り取って引き延ばすような仕組みです。

 この場合、上図のように、格安スマホのズームと同じで、ズーム時に写真の画質が劣化します。

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 第2に、光学ズームです。

 電子ズームと同じ画像でも、上図のように、鮮明度が全く異なります。

 これは、望遠鏡のように、レンズを動かしてピントを移動させる仕組みなので、ズームしても画質の劣化はありません

 したがって、デジカメを選ぶ場合に重要なのは、光学ズームのスペックとなります。

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 なお、キヤノンは「プログレッシブズーム」という名前で、電子ズームと光学ズームを総合した倍率を表示しています。超解像度技術を利用しているものの、画質は劣化します。 


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 光学ズームの倍率は、最近では40倍を越える機種があります。

 最も拡大できるニコンの製品は、83倍ズームです。コンデジは、一眼レフと異なりレンズ交換ができないので、その分、倍率を上げやすいようです。

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 ただし、こうした機種は、本体重量が1kgに近く、軽量コンデジ3−4個分の重さになっています。

 高倍率ズーム機は、本体が重いか、撮像素子やレンズの明るさなど画質が悪いかするので、必要以上のズームを搭載した機種は買わないのがポイントです。

 以下、だいたいの目安を書いておきましょう。

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 第1に、運動会・子ども撮り用では、10-15倍ズーム程度で基本的にまかなえます。

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 第2に、スポーツ観戦用野外コンサート用でも、30倍-40倍程度が目安です。それ以上は、ややオーバースペックでしょう。

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 第3に、旅行用やスナップ撮影は、3倍前後もあれば足ります。ズームのない単焦点(1倍ズーム)でも良いくらいです。

ーー

 先ほども書きましたが、デジカメのズーム倍率を無理にあげると、カメラの明るさ(F値)が犠牲となるか、カメラが大型化・重量化します

 高倍率ズーム搭載機は魅力的ですが、本当に使うかよく考え、あきらかに不要なズーム倍率を排除したほうが満足度が高いと思います。

3・デジカメの選び方(手ぶれ補正)

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 3点目に説明するのは、手ぶれ補正についてです。

 手ぶれ補正は、「ズーム倍率の高いカメラ」を選ぶ際は、最も重要視するべきポイントです。ズーム倍率を上げるほどブレやすいからです。

 また、低倍率のカメラでも夜間や室内など光の少ない場所で撮影する場合三脚無しにズーム撮影する場合は、手ぶれ補正が弱いと、失敗写真が多くなります

1・電子式補正
2・光学式補正

 手ぶれ補正も、電子式光学式の2つの補整方式があります。

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 デジカメの場合は、レンズを動かして前後左右2軸のブレを補整する光学式手ぶれ補正の能力が重要です。

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3・ハイブリッド式

 加えて、最近は、前後・左右2軸の手ぶれだけでなく、水平・垂直・回転方向を含む5軸全ての補整を行うハイブリッド手ぶれ補正対応カメラも発売されました。

 ほかにも、本体のジャイロセンサーだけで、5軸全ての手ぶれ補正ができる新方式や、撮像素子からも手ぶれ補正情報を受け取る方式など、メーカーごと、方式には個性があります。

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 手ぶれ補正の強さは、一部のメーカーを除けば、一般的に「シャッター速度「何段分」の補整」という書き方でスペック表記されます。

 例えば、シャッター速度2段分の補整の場合ブレ幅は1/8程度に、4段分なら1/16程度に軽減されます。

 なお、コンデジは、動画も撮影できますが、動画用の手ぶれ補正は、写真用とは異なる別の仕組みですので、動画を多用する方は、その有無には注意をしてください。

ーーー

 以上、手ぶれ補正の能力についての説明でした。

 コンデジを選ぶ際は、格安機種でも、光学式手ぶれ補正を搭載する機種を選ぶことをおすすめします。特に40倍を超える場合については、シャッター速度3段分以上のモデルを選ぶと満足度が高いでしょう。

4・デジカメの選び方(液晶とファインダー)

  4点目に説明するのは、液晶モニターとファインダーについてです。

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 第1に、確認用液晶モニターです。

 これは、大きさ、解像度の細かさ、タッチパネルの有無などで、グレード・ランクが分けられます。

 とくに、タッチパネル対応機種は、タッチパネルによるピント合わせができるなど、メリット性が高いです。

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 ただ、現在のデジカメのトレンドで重要な部分は、確認用モニターが前後左右に動かせるかどうかです。

 コンデジでも、前後にカメラを動かせるチルト式モニターや、より自由に360度回転できるバリアングル式モニターが人気です。

 運動会などの混み合った場所の撮影のほか、「自分撮影(セルフィー)」に対応できるので、最近搭載するデジカメが増えています。ただし、チルト式液晶の一部は、180度反対側には向かない機種も一部あるので注意してください。


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 第2に、ファインダーです。

 一部の高級機のみに搭載されますが、コンデジにもファインダーが搭載される機種があります。

 ただし、レンズを通して実際の世界が見える光学式ファインダーではありません

 コンデジ・ミラーレスの場合は、EVF(エレクトリック・ビュー・ファインダ)と呼ばれる方式で、ファインダーを覗いたとき見えるのは、液晶モニターで見る画像と同じ、いわば「ビデオの映像」です。ただ、最近のものは高詳細のため、実像に近い画質で見えます。

 コンデジのファインダーについては、解像度が100万画素以上のものを選べば、ほぼ間違いないでしょう。ただし、有機ELを採用する場合は、それ以下でも美麗です。

5・デジカメの選び方(AFと連写速度)

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 5点目に説明するのは、オートフォーカスと連写速度です。

 いずれも、子ども撮り・動物撮り・スポーツ観戦など、動く被写体を撮影する方は、重視するべき部分です。

 こちらも、順番に説明しましょう。


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 第1に、オートフォーカスです。

 オートフォーカスとは、カメラを半押しした際に「被写体に自動でピントを合わせる機能」です。

 スマホでもお馴染みですが、この性能が低いと、子供など動く被写体撮影する場合などに、「ブレブレ」の写真になります。

1・コントラストAF
・像面位相差AF
3・ファストハイブリッドAF

 オートフォーカスは、現在、上記3つの方式があります。

 速度的には、コントラスト式AFが最下位で、一眼レフなどでも採用されている像面位相差AF方式ファストハイブリッドAFの順に性能が高いと言えます。

 コンデジは、ほぼ全てコントラストAFの採用です。

 ただし、この方式の改良は盛んです。例えば、パナソニックが開発した、コントラスト式を像面位相差AFに近づける空間認識AFを採用します。

 また、ソニーは、シャッターを半押しした状態で、AIがピントを予測するファストインテリジェントAFを採用します。

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 オートフォーカス精度をメーカー横断的に比較のは難しいですが、「30点AF」などオートフォーカスの測距点の数字(ピントを合わせられるマス目)は参考になります。

 コンデジの場合、測距点が9点以上あれば、とりあえず問題ないでしょう。

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 一方、オートフォーカスの速度が自慢のデジカメは、最速の合焦速度をメーカーが掲示する場合があり、それが参考になります。コンデジの場合、0.15秒以下なら優秀だと思います。


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 第2に、連写速度です。

 こちらについては、ほぼ全てのデジカメが、速度を公開しています。

 実数として、5コマ/秒以上あれば優秀で、10コマ/秒を超えれば、子どもなどの動く被写体に対して強力な機種、とみなして良いでしょう。

 なお、連写は、一般的に10秒以上続けると、段々遅くなります。

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 ただ、パナソニックの多くのコンデジに採用される「4Kフォト」機能は、画素数を4K(850万画素)程度に抑えつつ、動画から「切り出す」方式で、長時間連写を可能にしています。

 この場合、コマ数も通常の10倍の「30コマ/秒」となり、運動会などの撮影に便利です。

6・デジカメの選び方(防水耐衝撃)

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 6点目に説明するのは、デジカメの防水・耐衝撃性についてです。

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 デジカメのジャンルの1つとして、高い防水性能・防塵性能・耐衝撃性能・耐寒性能を持つモデルが各社から10製品以上出されています。

 海水浴・ダイビング・スキーなど、水気のある場所や、野外コンサート、スポーツイベント、トレッキングなどの天候が読めない場所に行く方に人気のモデルです。

 堅牢性を高める場合、レンズの口径が小さくなる、本体の重さが増すという弱点がありますが、使い勝手は向上します。

 こうしたジャンルのカメラは「特殊」なので、このブログでは、単独記事(こちら)で紹介しています。

7・デジカメの選び方(スマホ連携)

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 7点目に説明するのは、スマホなどへの転送についてです。

1・Wi-Fi方式
2・Bluetooth LE方式

 こちらは、Wi-Fi(無線LAN)方式とBluetoothLE方式に分かれます。

 第1に、Wi-Fi方式です。

 この場合、スマホにWi-Fiの「子機機能」が内蔵されます。そして、スマホアプリ(iPhone/Android)を利用することで、外出先にWi-Fi環境が無くても、その場でスマホの写真フォルダに写真を転送できます。

 最近のコンデジは、かなり格安なものでもWi-Fiを搭載しています。LINEなどで友人に送ったり、SNSに外出先から投稿したり、デジカメの楽しみ方は増えていると言えます。

 第2に、Bluetooth LE(Bluetooth Low Energy)方式です。

 Bluetooth LEは、普通のBluetoothより低消費電力なので、スマホ・カメラのバッテリーに影響を与えず常駐できます。

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 そのため、カメラの電源がオフの状態でも、スマホアプリの操作で写真を転送できます。

 Bluetooth回線は細いのですが、たいていのメーカーは、送信時だけWi-Fiに「橋渡し」させて、意識することなく、高速転送させています。

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 また、最近のスマホやMacは、写真アプリにGPS位置情報(ジオタグ)を自動付与して、場所で自動分類させています。

 その点で言えば、BluetoothLE搭載機は、スマホのGPS情報・時刻情報を自動でカメラに送れるため、こうした整理をしている方に便利です。

今回の結論
最新デジカメのおすすめ結論的にこれ!

 というわけで、ここまで、スペック的な側面からデジカメの選び方を解説しました。

 最後に、このブログで紹介してきた新製品のデジカメ全てから、今回紹介した比較基準をもとに、Atlasがおすすめできる機種!を選んでいきます。


第1に、1万円前後の予算で、容易に持ち運べる軽量カメラとして、最もおすすめできる機種は、

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【2017】

 1・CANON IXY 210【各色】
  ¥14,380 Amazon co.jp (7/2執筆時)

撮像素子:1/2.3型CCD
広角側の明るさ:F3.2
画素数:2050万画素
光学ズーム: 10倍
焦点距離 :28mm〜224mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
AF:1点(コントラスト式)
連写速度:0.8コマ/秒
動画:4K非対応
大きさ:95.2×54.3×22.1mm
重さ:約128g(バッテリー含む)

 キヤノンの IXY 210をオススメします。 

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 1万円前後で買える機種ですが、10倍の光学ズーム128gという本体の軽量性を両立した優れた機種です。

 手ぶれ補正も光学式であり、Wi-Fi転送機能も付属するため、使い勝手の部分でもこの価格帯の製品としては「とびきり」お買得だと思います。

 一方、撮像素子やレンズの明るさは、上位機種に敵いませんが、この価格帯の製品として十分以上の能力があります。便利に使えると思います。

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 2・Canon デジタルカメラ IXY 650【各色】
  ¥15,297
Amazon co.jp (7/2執筆時)

撮像素子:1/2.3型裏面照射型CMOS
広角側の明るさ:F3.6
画素数:2020万画素
光学ズーム: 12倍
焦点距離 :25mm〜300mm
手ぶれ補正:光学式(2軸 2.5段)
AF:9点(コントラスト式)
連写速度:2.5コマ/秒
動画:4K非対応
大きさ:99.7×57.6×22.4mm
重さ:147g(バッテリー含む)

 ただ、もう少し予算が出せる用ならばキヤノンのIXY650を選ぶのも手です。

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 こちらは、12倍の光学式の高倍率ズームを搭載するため、遠くの撮影により強い機種です。旅行や運動会などにはより活躍するでしょう。

 また、こちらについては、撮像素子として、裏面照射型の撮像素子を採用しており、下位機に比べて性能が良いです。もちろん、Wi-Fiを採用しており、スマホへの転送もバッチリできます。

 さらに、手ぶれ補正は2.5段と12倍ズーム機としては十分なレベルです。

1・1万円前後の入門コンデジの比較

 なお、これらの製品を含めた詳しいスペックの比較については、上記のリンクページで解説しています。よろしければ、ご覧ください。


 第2に、2〜3万円前後の予算で買えるカメラの中で、最もおすすめできる機種は、

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 3・ソニー Cyber-shot DSC-WX350【各色】
  ¥23,303
Amazon co.jp (7/2執筆時)

撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
広角側の明るさ:F3.5
望遠側の明るさ:F6.5
画素数:2110万画素
光学ズーム: 20倍
焦点距離 :27mm〜540mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:なし
AF:9点(コントラスト式)
連写速度:10コマ/秒
動画:4K非対応
大きさ:96x54.9x25.7mm
重さ:137g(バッテリー含む164g)

 ソニーのサイバーショットシリーズDSC-WX350がおすすめです。

 リンク先のAmazonでは「新モデル」として、 DSC-WX500が提案されますが、そちらは上位機で、この機種もまだ生産中です。

 カメラの画質は、夜間撮影に強い裏面照射型CMOSを採用し、1/2.3型という十分なサイズの撮像素子、F3.5のレンズを搭載しており、期待できます。

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 ズーム倍率20倍とスポーツ観戦にも利用できそうな高倍率ながら、重さは164gと軽く、持ちはこびがしやすいです。

 つまり、軽量性、ズーム倍率、レンズの明るさという3点で、3万円前後の製品の中では、とてもバランスが取れている機種です。

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 手ぶれ補正も、新型の手ぶれ補正機能が搭載されており、うまくカメラを固定できない入門者には心強いでしょう。そのほか、コントラストを高める4枚合成のHDR機能など、撮影を補助する部分での能力もワンランク上です。

 このカメラは、オートモードにしておけばそれなりの写真を撮らせて貰えるカメラといえます。「スマイルシャッター機能」も付きますし、室内のスナップ撮影にも良いと思います。

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2・3万円前後の人気コンデジの比較

  なお、この機種の後継機となるDSC-WX500を含めて、この価格帯の製品については、上記リンク先で詳しく解説しました。


 第3に、5万円以上の予算で買う高級コンデジの中で、最もおすすめできる機種は、

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 【2017年】【下位機】

 4・CANON PowerShot G9X MarkII
  ¥41,364 Amazon co.jp (7/2執筆時)

 【2017年】【上位機】

 5・CANON PowerShot G7X MarkII
  ¥56,660
Amazon co.jp (7/2執筆時)

撮像素子:1.0型高感度CMOS
広角側の明るさ:F2.0
望遠側の明るさ:F4.9
画素数:2010万画素
光学ズーム: 3倍
焦点距離 :28mm〜84mm
手ぶれ補正:デュアルセンシングIS(2軸 3.5段)
ファインダー:なし
AF:31点(コントラスト)
連写:約8.1枚/秒
液晶モニタ:3. 0型タッチパネル(約104万)
重さ:182グラム(電池込み206g)

 キヤノンのパワーショットt G9X MarkIIでしょう。

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 画質面では、裏面照射型の1型というかなり大きい撮像素子を採用し、広角側のF値も1.8、望遠側もF2.8とかなり明るいレンズを採用します。

 オートフォーカスの測距点も31点と、画質に関わる性能は1ランク上です。

 手ぶれ補正も、ジャイロセンサーのほか撮像素子からもブレ情報を取得できるデュアルセンシングISに対応するため、3.5段という強い補整力です。

 加えて、動画の手ぶれ補正も高度なので、この点でもオススメできます。

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 また、このグレードとなると、カメラの美しい解像感やボケ味が楽しめます。「芸術的な」という形容詞が付く写真を撮りたい方は、この機種か、これと同じグレードの製品が良いでしょう。

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 重さは304グラムと、可動式のチルト液晶が付属の割には軽量です。

 その分、光学ズームは3倍と多少控えめですが、画質重視の機種ですから実用上問題ないと思います。

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 なお、こちらについては、チルト式液晶を搭載する上位機の G7X MarkIIもありますが、、重さも319gと100g以上重いです。上位機はは2016年発売と先行しての発売だったので、Bluetooth非採用など設計がやや古くなっている部分があります。また

 そのため、チルト式液晶が不要ならば、基本的にはPSG9X MARKIIを推します。

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 【2016】

 6・パナソニック LUMIX DMC-LX9
  ¥69,672
Amazon co.jp (7/2執筆時)

撮像素子:1型高感度MOS
広角側の明るさ:F1.4
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2010万画素
光学ズーム: 3倍
焦点距離 :24mm〜72mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:
AF:49点(空間認識AF)
連写:約10枚/秒
液晶モニター:3. 0型タッチパネル(約104万)
重さ:280グラム(電池込310g)

 一方、ワンランク上位の機種を狙うならば、パナソニックの LUMIX DMC-LX9でしょう。

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 1型の撮像素子を採用したズームコンデジでありながら、ドイツのライカ者の広角側F1.4という相当明るいレンズを採用します。

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 夜間や逆光に強いほか、F値の高さから、さらに芸術的なボケ味が出しやすい点で、高く評価できる機種です。

 4K動画に高度に対応する点も強みですし、値段以上の性能を期待できます。

ーーー 

なお、 この価格帯の製品については、他にも相当数の製品があります。

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 7・SONY DSC-RX100M6
  ¥133,580
Amazon co.jp (7/2執筆時)

 8・SONY DSC-RX10M4
  ¥175,578
Amazon co.jp (7/2執筆時)

 9・パナソニック LUMIX DMC-TX2
  ¥78,448
Amazon co.jp (7/2執筆時)

3・5万円以上の高級コンデジの比較

 例えば、約300gの軽量にもかかわらず、1型の撮像素子・8.9倍ズーム・F2.8の明るいレンズと三拍子が揃うソニーDSC-RX100M6があります。

 そのほか、25倍ズームを持ちながら、F値2.4を誇るDSC-RX10M4、高速AFや連写が自慢のLUMIX DC-TX2-Kなど、20製品ほど別に比較してあります。

 よろしければ、上のリンク記事をご覧ください。


 第4に、運動会やスポーツ観戦など、高倍率ズーム対応のコンデジを探している方は、

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 10・パナソニック LUMIX DMC-FZ85
  ¥33,500 Amazon.co.jp (7/2執筆時)

光学ズーム倍率:60倍
焦点距離 :20mm〜1200mm
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:F5.9
撮像素子: 1/2.3型高感度MOSセンサー
画素数:1810万画素
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:液晶(117万)
連写: 10コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3.0型タッチパネル(104万)
重さ: 616g

 パナソニックのLUMIX DMC-FZ85でしょう。

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 重さは616gとありますが、ズーム倍率が60倍というスペックを考えると、軽量です。

 加えて、広角側のF値がF2.8と、ズーム倍率に比して十分に明るいレンズを採用し、この点でも交換が持てる機種です。

 加えて、高速なオートフォーカス(空間認識AF)10コマ/秒という連写性能があるため、運動会などの際の望遠撮影にも対応できる水準です。

 倍率的に、スポーツ観戦から、旅行・野鳥撮影まで十分にこなせるでしょう。

ーーー

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 【2018年】

 11・Canon PowerShot SX740 HS BK
 12・Canon PowerShot SX740 HS SL
  ¥39,800
Amazon co.jp (7/2執筆時)

光学ズーム倍率:40倍
焦点距離 :24mm〜960mm
広角側の明るさ:F3.3
望遠側の明るさ:F6.9
撮像素子: 1/2.3型 高感度MOS
画素数:2030万画素
手ぶれ補正:光学式(3段)
ファインダー :
AF:9点(コントラスト式)
連写: 7.4コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3.0型(92万)
重さ: 299g

 ただし、軽量性もある程度重視したい場合は、PowerShot SX740が良いと思います。

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 重さは、299gと「軽量」な部類に入るコンデジですが、40倍ズーム搭載のコンデジです。レンズの明るさもF3.3をキープしていますので、望遠力だけでなく、画質面でも評価できます。

 力強いオートフォーカス性能に加えて、シャッター段数3段の手ぶれ補整も付きますので、運動会に旅行に十分な活躍が見込めます。

 価格的にも値頃感があるため、選んで後悔することがなさそうな機種です。

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4・高倍率ズームのコンデジの比較

 なお、この価格帯の製品については、月まで撮影可能な、超高倍率ズーム機COOLPIX P900を含めて、上記リンクで詳しく紹介しました。


 第5に、スキーや海水浴・ダイビングなどで利用できる防水対応製品としてはおすすめできるのは、

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 【2017】

 13・ニコン・COOLPIX W300【各色】
   ¥30,979
Amazon co.jp (7/2執筆時)

撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
広角側の明るさF2.8
画素数:1605万画素
光学ズーム: 5倍
焦点距離 :24mm〜120mm
AF:9点(コントラスト式)
連写速度: 7.5コマ/秒
手ぶれ補正:光学+電子式 (2軸+1, 3段)
動画:4K (30p)
大きさ:幅111.5× 高さ66.0×奥行 29.0mm
重さ:約231g(バッテリー含む)

 ニコンの「クールピクス」シリーズの上位機種 AW300をおすすめします。

 防水性は、プロテクター無しで水深30メートルまで対応と、この手のカメラの中でも業界最高水準です。耐衝撃性も十分で、落下ならば2.4mまでクリアしています。

 その上で、高度な手ぶれ補正、適度なズーム倍率、4Kに対応する動画性能、高速なピント合わせなど、カメラとしての性能が他機種より上回る点が評価できます。

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 また、内蔵のGPSから撮影位置情報を取得できるほか、電子コンパス・高度・気圧・水深などを計測できる機能が付属するため、撮影した後で、スマホなどで写真を見る場合、より面白いと思います。

 特にスマホとの連携面では、接続の手間なく画像が転送できるBluetooth low energyに対応する点は、現状、他機種にはない高い魅力です。

 いずれにしても、色々なデータと連係できる点で、「単に写真を撮れるだけのデジカメ」ではない、新機軸のデジカメです。水辺や水中撮影や、トレッキング時の携帯用などの特殊なニーズを求める方以外でも、かなり「楽しめるカメラ」だと言って良いでしょう。

 市場が縮小するデジカメ業界ですが、データを付属させてSNSに投稿するなど、新しい楽しみも考えられるため、こうした方向性は、今年のトレンドとなりそうです。

ーーー

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 【2019年】

 3・オリンパス OLYMPUS Tough TG-6
  ¥51,557 Amazon co.jp (6/30執筆時)

撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
広角側の明るさF2
画素数:1200万画素
光学ズーム: 4 倍
焦点距離 :25mm〜100mm
AF:28点(コントラスト式)
連写 :5コマ/秒
手ぶれ補正:光学式(2軸 2.5段)
動画:4K(30p)
大きさ:幅113 ×高さ 66×奥行31.9mm
重さ:約250g(バッテリー込)

 次点は、オリンパスのTG-6 Tough です。とくに、ダイバーの方で水中で利用したい場合は、この機種が最適だと思います。

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 なぜなら、ダイバー向けに専用の防水プロテクターも準備され、これを付けると水深45メートルまでOKだからです。

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 また、水中は暗いので、F値が2.0高性能レンズが採用されている点から言っても、この機種は水中の対応力が上と言えるでしょう。

 機能面でもニコンと同様に、GPSや水深・高度・温度センサー・電子コンパスなどを網羅しますので、こちらも「撮影後の楽しみ」が増える類のカメラと言えます。

5・水や砂に強い高耐久コンデジの比較

 なお、このような防水対応製品は、上記5番の記事で13製品ほど紹介してあります。よろしくお願いします。


 第6に、流行の「自分撮影」に高度に対応できる機種として、おすすめできるのは、

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 【2017年型番】

 15・パナソニック LUMIX DMC-TZ90
  ¥37,731
Amazon co.jp (7/2執筆時)

撮像素子:1/2.3型高感度MOS
広角側の明るさ:F3.3
画素数:2030万画素
光学ズーム: 30倍
焦点距離 :24mm〜720mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:なし
AF:49点(空間認識AF)
連写速度:10コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター: 3.0型チルト式(104万)
大きさ:約112.0 x 67.3 x 41.2mm
重さ:280g (バッテリー・メモリ含む322g)

 パナソニックのDMC-TZ90が、現状では最も良いと思います。

 201808241738.jpg

 チルト回転に対応する機種はこれ以外にも多くあります。ただ、この機種は、「自分撮影ができる」だけでなく「セルフポートレートを楽しめる」機能が網羅されているからです。

 例えば、パノラマな自分写真や、毎秒30秒の高速撮影で、水まで撮影できる4Kセルフポートレート機能が挙げられます。スマホでは撮れない、「SNS向き」の写真が撮影できるでしょう。

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 性能面でも30倍ズームを搭載しますし、自分撮影だけでなく、旅行なども無難にこなせます。

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 さらに、こちらは4K動画に対応します。

 また、それだけではなく、ズームイン・アウトなどの操作スローモーション撮影など動画の編集が相当強い機種なので、写真だけでなく、動画も楽しめる機種ですね。

6・自分撮影ができるコンデジの比較

 なお、こうしたタイプのコンデジについては、、上のリンク記事で、18機ほど別に比較しています。

 201808241459.jpg

 Bluetooth LE採用で、スマホとのリンクに便利な機種なども紹介しています。

 こちらもよろしくお願いします。


 第7に、レンズの交換できるミラーレス一眼のなかでおすすめできる機種は、

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【パワーズームレンズキット】

 16・SONY α5100 ILCE-5100L-B
  ¥48,564
Amazon co.jp (7/2執筆時)

撮像素子:APS-C
画素数:2430万画素
手ぶれ補正:2軸(レンズ内補整)
ファインダー:なし
AF:179点位相差+25点コントラスト
連写速度:6コマ/秒
動画: 4K未対応
液晶モニター:3型タッチパネル(46万)
大きさ: 109.6×62.8×35.7mm
重さ:283グラム

 ソニーのα5100シリーズでしょう。

 撮像素子は、ミラーレスでも小型を採用する機種がありますが、ソニーは、しっかり最大のAPS-Cサイズです。もちろん裏面照射型です。

 その他、179点の位相差検出方式25点のコントラスト検出方式を採用するオートフォーカスを採用し、「子ども撮り」「ペット撮り」にも向く仕様です。

 重さも283グラムとミラーレス一眼では軽いことも、良い部分です。

 201808251821.jpg

1・16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650

 交換レンズは、16-50mmです。

 これは、コンデジと同じ表現とすれば3倍ズームのレンズです。つまり、「24-75mm相当」の焦点距離ですから、旅行からスナップまで便利に使えます。

 116gとレンズ部分も軽量なので、カメラと合わせても400g以下と「デジカメ並み」という重さが売りですね。

201702051025.jpg

 液晶モニターは、チルト可能なタッチパネル仕様になっています。Wi-Fiももちろん対応です。ただし、ファインダーは未付属です。

 価格面でも、レンズ付きで6万円台と安いので、交換レンズを使う本格的なカメラを試して見たいと考えている方は、この機種を選ンデも良いと思います。

7・ミラーレス一眼の比較

 なお、ミラーレスは、新旧含めると、相当の機種が販売されていますが、以上のリンクで10万円以内で買えるモデルをほぼ全機種紹介しています。よろしくお願いします。


 第8に、デジタル一眼レフカメラで、初心者に向いた入門用としてオススメできるのは、

 201702060849.jpg

 【2016年登場】

 【18-55レンズキット】

 17・Nikon D3400
  ¥40,500
Amazon co.jp (7/2執筆時)

 【ダブルズームキット】

 18・Nikon D3400
  ¥52,400
Amazon co.jp (7/2執筆時)

撮像素子:APS-C  
ファインダー視野角:95/95 倍率0.85
画素数:2416万画素
液晶パネル:3インチ 92万ドット 
画像エンジン:EXPEED 4  
AF:11点AF(クロス)
連写速度: 連続5コマ/秒 
動画: 1920x1080(フルHD)
重さ:395g(電池込445g)

 Nikon D3400 でしょう。

 バッテリー寿命が多少延びた程度のD3500tという後継機がでたので、かなり値下がりしてお買得になっています。

 5万円前後でレンズキットが揃う他の入門機に較べると、フォーカスが11点連写速度も5枚/秒と優れる点を評価しました。

 とくに、「初心者向け」とする場合、フォーカス(ピント合わせ)は重視して良い部分だからです。

 画質面でも、最近流行のローパスレスの撮像素子を採用するため、一眼レフカメラの「買い換え」のかたも、画質面での違いを良く感じられるでしょう。

 201405281605.jpg

  サイズも全般的にコンパクトなので、持ち歩くのも苦にならない点も「売り」です。付属するレンズも手ブレ補正対応です。

 また、外出先でスマホと連携する際に、Bluetooth接続が使えるのは利便性の面でのメリットです。いちいちつなげる手間がない分、Bluetoothは楽です。

 幾つか「オススメ機種」をあげますが、取りあえず迷ったら、D3400の標準レンズキットを勝っておけば良い、と言えます。総合性能が高いので、「買って後悔の少ない」カメラです。

 セットレンズは、基本的には標準モデルで良いでしょうが、スポーツや運動会など、遠くの被写体を撮るならば、ダブルズームキットが良いと思います。

ーーーー

 201804271036.jpg

 【2017年登場】

 【18-55 STMレンズキット】

 20・Canon EOS Kiss X9
  ¥66,261
Amazon co.jp (7/2執筆時)

 【ダブルズームキット】

 21・Canon EOS Kiss X9
  ¥64,980
Amazon co.jp (7/2執筆時)

撮像素子:APS-C  
ファインダー視野角:95/95 倍率0.87
画素数:2420万画素
液晶パネル:3インチ 104万ドット  
画像エンジン:DIGIC 7  
フォーカス:9点AF
シャッター: 連続5コマ/秒 
動画: 1920x1080(フルHD)
重さ:406 g(電池込453g)

 ただし、可動式モニターが欲しいと考えている場合は、 EOS Kiss X9がおすすめです。

 値段的にも、後継機のEOS Kiss X10が登場した関係で落ち着いていますから。

 201804271059.jpg

 こちらの場合は、液晶モニターがバリアングル対応ですので、自分撮影や、運動会などでのアングルを変えた撮影に便利です。

 撮像素子はこちらもAPS-C で、Wi-Fi機能なども搭載されるので、重さの点を除けば、コンデジ並みに便利に使えるでしょう。

8・一眼レフカメラの比較

 なお、一眼レフをお探しの方は、上記のリンクでかなり詳しく紹介してあります。よろしくお願いします。

補足:デジカメの周辺機器について

 最後に、何点か補足説明をしておきます。


 201810191901.jpg

 【アマゾン限定】【32GB】

 トランセンドTS32GSDC500S-E
  ¥1,680
Amazon co.jp (7/2執筆時)

 第1に、SDカードについてです。

 今回紹介したカメラには、撮影用のSDカードが付きません。

 SDカードは1000円程から売っていますが、格安のモデルは読み込み速度が遅く、カメラ本来の性能を活かせません。また、一部のカードの場合、高速連写や4K動画に対応できない場合があります。

 高性能モデルや格安モデルを含めて【こちらの各社SDカードの比較記事】で別に紹介していますので、よろしければご覧ください!

 201812031748.jpg

 第2に、三脚や防湿庫についてです。

 その他、三脚もお探しの方、マンフロットなどの高級モデルを含めて、【一眼レフ向きの三脚の比較記事】や、一眼レフカメラのカビ対策になる【おすすめ防湿庫の比較記事】も書いています。よろしければご覧ください。

ーーーー

  最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題をシェアしていただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 10:26 | カメラ

2019年07月01日

比較2019’【レンズが明るい】高画質デジカメ32機のおすすめ:高級レンズ搭載機 (1) ・画質最強の高級コンデジ

【今回レビューする内容】2019年 レンズが明るい!最強デジタルカメラの性能とおすすめ・選び方:名機といえるコンデジ・撮像素子・F値・ぼけ味最強の高級コンデジ名機はどれ?性能の違いと人気ランキング:キヤノン・リコー・パナソニック・ソニー・富士フイルム

【評価する製品型番】CANON PowerShot PSG9X MARKII PSG7X MarkII G5X PSG5X G1 X Mark III G3 X Panasonic LUMIX DC-LX100M2 DMC-LX9 SONY Cyber-shot RX100 RX100M2 DSC-RX100M3 DSC-RX100M4 DSC-RX1R DSC-RX100M5A DSC-RX100M5 DSC-RX100M6 DSC-RX10M3 DSC-RX10M4 DC-TX2 DMC-FZ300 DC-FZ1000M2 RICOH GR3 GRV X100F-B

今回のお題
レンズが明るい!高性能デジタルカメラのおすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年7月現在、最新のデジカメ(コンデジ)の比較です。

 201804290955.jpg

 明るいレンズ大きなセンサーを搭載した、高性能なコンデジを紹介します。

 ライフスタイル系の雑誌で「最強デジカメ」として特集されるジャンルのカメラです。

 201804291305.jpg

1・画質の良さ    ★★★★★
2・ズーム倍率    ★★★★☆
3・フォーカスと連写 ★★★★★
4・手ぶれ補正    ★★★★★
5・動画撮影     ★★★★★
6・軽量性      ★★★☆☆
7・スマホ連携    ★★★★☆
8・総合評価     ★★★★★

 以下では、いつものように、各機種を一機ずつ丁寧に比較していきます。

 その上で、最後の結論編では、上表のようなポイントから、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

 長い記事ですが、最後までよろしくお願いします。

ーーー

1・1万円前後の入門デジカメの比較
2・3万円前後の人気デジカメの比較
3・5万円以上の高級デジカメの比較
4・超高倍率ズームのデジカメの比較
5・水や砂に強い高耐久デジカメの比較
6・自分撮影ができるデジカメの比較

7・単焦点レンズのデジカメの比較
8・ミラーレス一眼の比較
9・一眼レフカメラの比較
10・デジカメ全製品からのおすすめ【結論】

 なお、今回の記事は「モノマニア」のデジカメ特集の3回目の記事として書きました。

1・高画質デジカメの選び方の基本!

 201808251252.jpg

 はじめに、今回の記事における「高画質」という表現について、簡単に説明しておきます。

 「最強デジカメ」などの雑誌特集では、撮影テストを含め、諸要素を複合的に判断しています。

 しかし、このブログ記事では、次の2点を「高画質デジカメ」と判断する主な材料としています。

1・撮像素子のサイズが大きなカメラ

 201808251255.jpg

 第1に、撮像素子の大きさです。

 撮像素子とは、レンズの光を電気信号に変える部品です。

 このパーツが、大きいほど、光が多く集められるため、色彩豊かな写真が撮影できます。カメラで最も重要なパーツです。

 この部分が悪いと、いくら画素数が高くても高画質を得られません

 201804291007.jpg

 一眼レフカメラやミラーレス一眼は、上図にあるように、マイクロフォーサーズAPS-Cという大きなサイズの撮像素子を搭載しています。

 201808251257.jpg

 コンデジと「画素数が同じでも、より綺麗に撮影できる」理由はここにあります。

 201804300945.jpg

 「高画質なコンデジ」の場合、1型以上の撮像素子を搭載するのが基本です。

 最大では、一眼レフと同じAPS-Cを採用する高級デジカメもあります。とはいえ、1型でも、「普通のコンデジ」に多く採用される1/2.3型よりもだいぶ大きく画質も良いです。

---

 今回の記事では、「少なくとも1型以上」を「高画質デジカメ」の最低限の基準として、比較するカメラを選びます。

2・レンズの明るいカメラ

 201804282052.jpg

 第2に、レンズの明るさを評価基準とします。

 デジカメの場合、F値が、カメラの明るさを表す数値です。

 簡単に言えば、F値の数値が小さいほど、レンズが明るくて高性能になります。

 例えば、F3.5と、F1.8のカメラを比べると、F1.8のカメラの方が明るく高性能なカメラです。

 201403071919.jpg

  明るいレンズは、夜間撮影や、室内撮影にとりわけ強く画質が良いです。とくに、背景にボケ味を出すのが得意です。

 高画質カメラを狙う方は重要視して良い部分です。そこで、今回の記事では、F値(広角側)が「少なくともF2.9以下」カメラを「高画質デジカメ」として比較しました。

---

 201509061805.jpg

 なお、レンズは、ズーム倍率が高い機種ほど、レンズが暗くなるのが基本です。

 なぜなら、ズーム力を高めるためには、多くの枚数のレンズを搭載する必要があり、光が通りにくくなるからです。

 例えば、30倍ズームを搭載する高倍率コンデジは、基本的にレンズ(F値)は暗めです。そのため、「高画質デジカメ」は、「ズーム倍率」が控えめな機種に多いです。

 201804291024.jpg

 一方、世の中には、「大きな撮像素子」「高倍率ズーム」「F値の明るいレンズ」という、誰もが欲しい要素を兼ね備える「夢のコンデジ」もあることはあります。

 しかし、この場合、大きなレンズ・大きな撮像素子を搭載する必要があるため、カメラのサイズと重さが相当大きくなり、コンデジとしての利便性が削がれます。

ーー

201804290944.jpg

 以上、カメラを選ぶ上で重要なポイントを2点紹介しました。

---

 結論的にいえば、レンズの明るさ」・「ズーム倍率」・「本体の重さ」の3点のバランスが良い機種こそ、Atlasは「高画質機」だと考えています。

 そうした機種こそ「名機」と言えるでしょう。

ーーー

1・低倍率の高級デジカメ(3-8倍)
2・高倍率の高級デジカメ(10-35倍)
3・単焦点の高級デジカメ(1倍)

 というわけでここからは、具体的な製品の比較にはいります。

 ただ、紹介するべき機種が相当数あるため、カテゴリーを3つに分けています。

 そのため、10倍を超える高倍率ズーム機や、1倍の単焦点モデルを「限定」でお探しの方は、上記のリンクからお読み頂いても構いません。

 お時間のある方は、今回の記事からご覧ください。

2・キヤノンの低倍率ズームコンデジ

 201804291131.jpg

 最初に、光学ズームが3-10倍程度までの標準ズーム搭載機種を紹介します。

 ズームは弱めですが、その分撮像素子とレンズは良いものを搭載し、かつ、軽量なモデルが多いのが特長です。 

 はじめに、キヤノンのデジカメから紹介していきます。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチと思うポイントを青字系で記していきます。


 201808251313.jpg

 【2017年】

 1・CANON PowerShot PSG9X MARKII
  ¥41,364 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1.0型高感度CMOS
広角側の明るさ:F2.0
望遠側の明るさ:F4.9
画素数:2010万画素
光学ズーム: 3倍
焦点距離 :28mm〜84mm
手ぶれ補正:デュアルセンシングIS(2軸 3.5段)
ファインダー:なし
AF:31点(コントラスト)
連写:約8.1枚/秒
動画:4K非対応
液晶モニタ:3. 0型タッチパネル(約104万)
重さ:182グラム(電池込み206g)

 PSG9X MARKIIは、キヤノン最新機種の軽量高級機です。

 キヤノンのPowerShotシリーズに属する製品です。

 201804291135.jpg

 本体の重さは、電池込みで206グラムです。レンズが明るい」コンデジの中では軽量コンパクトです。

 軽量化を重視する機種なので、ファインダーやサブダイヤルなどは省略されますが、気軽に持ち運べる点は替えがたい魅力です。

 201804291137.jpg

 ズーム倍率は、光学3倍ズームです。

 焦点距離は28mmからですので、広い範囲を撮るのはやや苦手です。逆に、3倍ズームの望遠側は84mmなのでわりと大きく撮れます

 いずれにしても、ズームよりも、画質と本体の軽量化に力をいれた機種ですので、ここは我慢するべき部分です。

 201804291146.jpg

 撮像素子は、1.0型です。

 一眼レフなどに採用されるAPS-C型よりは小さいです。しかし「高級デジカメ」としての平均値はクリアし、「普通のデジカメ」が使う1/2.3型より2倍以上大きな素子です。

 また、「高感度タイプ」の撮像素子なので、夜間や室内など条件の悪い場所の撮影も得意です。

 この点で、この機種は、多くの光を取り込むことができるため、芸術的なボケ味を出した写真がより撮影しやすい機種といえます。

 201804291148.jpg

 レンズの明るさは、広角側でF2.0と明るいレンズです。

 望遠側だとF4.9 となりますが、本体のコンパクト性を考えるとたいへん優秀でしょう。

 201812121158.jpg

 手ぶれ補正は、2軸の光学式手ぶれ補整を利用します。

 ただ、キヤノンの場合、ジャイロセンサーから2軸(角度ブレ)補整を行うと同時に、撮像素子からも画像ブレ情報を取得できるデュアルセンシングISです。

 手ぶれだけでなく、ゆっくりとした体揺れも検知できるため、一般的な光学式手ぶれ補整より強力です。

 3倍ズーム機としてシャッター速度3.5段分ですから、十分な数字です。どのカメラもそうですが、ズーム時は手ぶれしやすいので、この点は安心でしょう。

 201506070950.jpg

 オートフォーカスは、コントラストAFで、測距点は31点です。合焦速度は、広角側で0.14秒です。

 飛び抜けて優秀ではないですが、このグレードの機種としては健闘しています。

 この部分は、特に設定をせずに、動く被写体をオートで撮る方には(極めて)重要ですが、この部分も優秀です。

 連写速度は、8.1コマ/秒です。Jpegで38枚までこの速度で撮影できます。Rawでも21枚まで対応です。

 より優秀な機種はありますが、高解像度機としては、問題ないスペックでしょう。

---

 結論的にいえば、オートフォーカス連写速度という「2つの要素」は、ペットや子どもなど、動く被写体の撮影の際に重要です。

 その点で言えば、この機種は、軽量機としては水準が高いため、安心して使えるでしょう。

 201804291157.jpg

 液晶モニターは、液晶画面は3.0型約104万ドットです。

 ファインダーは、付属しません

 201506070929.jpg

 動画撮影機能も、4K動画は非対応で、最大で、フルHD画質(60フレーム秒)です。

 ただし、動画については専用の「5軸手ぶれ補正」が付きます。

 ビデオ撮影は、写真撮影と異なり、常に画像を撮り続けるため専用の手ぶれ補正が必要です。5方向の手ぶれに対応するこの機種はその点で性能が高いです。

 201804291158.jpg

 ネットワーク機能は、Wi-Fi機能のほか、Bluetoothが搭載です。

 また、キヤノンの場合、BluetoothLEという低消費電力版なので、カメラの電源がオフの状態でも、スマホアプリから画像を読み出し、選択した写真を送信することが可能です。

 なお、Bluetoothは回線が細いので、転送操作する際だけWi-Fiに切り替わります。iPhoneのAirdpopのような仕組みです。

 そのほか、GPS内蔵スマホならば、位置情報をBluetooth経由で自動的に写真に付与できるため、ジオタグ対応のアルバムで整理している方などは便利でしょう。

---

 以上、PowerShot G9Xの紹介でした。

 ズーム倍率は標準的です。しかし、とても軽量です。大きな撮影素子を搭載し、F値も明るいレンズを採用します。利便性の面でもBluetooth Smart対応ですし、価格にに見合った性能を期待して良い機種です。


 201808251317.jpg

 【2016】 

 2・CANON PowerShot PSG7X MarkII
  ¥56,694
Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1.0型高感度CMOS
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2010万画素
光学ズーム: 4.2倍
焦点距離 :24mm〜100mm
手ぶれ補正:デュアルセンシングIS(2軸 4段)
ファインダー:なし
AF:31点(コントラスト)
連写:約6.5枚/秒
液晶モニター:3. 0型タッチパネル(104万)
動画:4K非対応
重さ:294グラム(電池込319グラム)

 Power Shot G7X MarkIIは、PowerShot G9Xの1つ上位のモデルです。

 201512021259.jpg

 本体の重さは、電池込みで319グラムです。

 下位機種より重いのは、可動式のチルト式液晶を採用するからです。

 アングルを変えたり「自分撮影」などができ便利ですが、このようなギミックを搭載する機種は、本体が少し重くなります。

 201804291206.jpg

 ズーム倍率は、光学4.2倍ズームです。

 焦点距離を考えると、広角側も望遠側も数値が伸びています。さほど高倍率機ではないとはいえ、使い勝手は下位機種よりよさそうです。

 とくに、広角側(1倍ズーム側)が広く撮れるので、より、風景などの撮影向きでしょう。旅行に良さそうです。

 201804291212.jpg

 撮像素子は、1.0型です。この部分では下位機種と同じです。

 201808251320.jpg

 レンズの明るさも、広角側でF1.8、望遠側でもF2.8と相当明るいです。

 レンズ設計と、とくに反射を防ぐコーティングの工夫で、光の透過率を高め、この性能を出せています。パワーショットシリーズ「らしい」性能です。美しい「背景のボケ味」も出しやすいでしょう。

 手ぶれ補正も、下位機種同様にデュアルセンシングISを搭載します。

 ただ、精度は下位機種を上回り、4段分の補整です。

 オートフォーカスは、下位機種と同様のコントラスト式AFです。

 測距点は、この方式の場合、多い方が基本的に優秀ですが、最大31点で合わせることができます(31点AF)。

 連写速度も、8コマ/秒と十分なスペックで、30枚までの高速連写に対応します。

 201804291214.jpg

 液晶モニターは、チルト式液晶です。

 さらに、タッチパネルも採用されている点で、上級です。ピント合わせがより直感的にできます。

 ファインダーは、こちらも付属しません

 201804291218.jpg

 動画撮影機能は、4Kは非対応で、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)までです。下位機種同様に、動画専用の「5軸手ぶれ補正」も付属です。

 ネットワーク機能は、一方、Wi-Fiのみとなり、Bluetoothは不採用です。これは、下位機種のほうが発売が新しかったためです。利便性において、とても残念な部分です。

---

 以上、 Power Shot G7X MarkIIの紹介でした。

 PowerShot G9Xに比べて性能の良いレンズを搭載し、手ぶれ補正機能なども強力になった機種です。

 ただ、高性能レンズや可動式モニターを採用した結果、重さは319グラムと100グラム以上重くなっています。この点で言えば、チルト式液晶が不要ならば、下位機種で良いと思います。


 201808251326.jpg

 【2015】

 3・CANON PowerShot G5X PSG5X
  ¥59,700 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
 

撮像素子1.0型高感度CMOS
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2020万画素
光学ズーム: 4.2倍
焦点距離 :24mm〜100mm
手ぶれ補正:光学式(2軸 3段)
ファインダー:有機EL(約236万)
AF:31点(コントラスト)
連写:約6.5枚/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3. 0型タッチパネル(約104万)
重さ:355グラム(電池込377g)

 PowerShot G5 Xは、PowerShot G7X Mark2上位モデルです。

 ただし、発売時期はこちらが古いため、全ての側面で「上位機」と言えない部分があります。

201512021303.jpg 

 本体の重さは、電池込みで377グラムです。

 下位機種よりさらに重いですが、こちらについては、ファインダーとバリアングル液晶が付属するため、仕方ない部分です。

 とはいえ、デジカメは、500g以下なら、ポケットに入れることはできないものの、バッグに入れたり、ネックストラップで持ち運ぶならば、全く問題ないです。

 ズーム倍率は、光学4.2倍ズーム撮像素子は、1.0型レンズの明るさは、広角側F1.8です。つまり、画質に関わるこれらの3要素は、下位機種と同じ構成です。

 手ぶれ補正は、しかし、発売が古いためデュアルセンシングISを搭載しません。

 また、エンジンが旧式のため、補整力は3段分の補整です。

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 オートフォーカスは、コントラスト式で、測距点が31点です。こちらは下位機種と同じです。

 連写速度は、しかしながら5.8コマ/秒までと、この点でも発売時期が影響を与えています。

 201804291231.jpg

 液晶モニターは、バリアングルな可動式液晶モニターです。

 ただし、180度逆に向けることはできない仕様ですから、「自分撮影」には対応しません。また、タッチパネルでもありません。

 201808251329.jpg

 ファインダーは、搭載されます。

 約236万ドットの有機ELを採用した電子式ファインダーで、EVFとしては抜群の鮮明さです。

 光学式ではないので、実像ではないいわば「ビデオ」ですが、実用性は高いです。

 201804291218.jpg

 動画撮影機能は、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)、ネットワーク機能は、こちらの機もWi-Fi機能のみと下位機種と同じ水準です。

---

 以上、PowerShot G5Xの紹介でした。

 ファインダーとバリアングル液晶モニターという下位機種にない2つの機能は魅力的です。

 ただ、明るいレンズを積んだことなどにより、377グラムと重さが増しているので、この2つの機能が不要ならば下位機種が良いでしょう。

 また、発売が2015年ということもあり、ネットワーク機能や画像エンジンも旧式なので、全体として言えば「新型への更新が待たれる」機種です。


 201808251335.jpg

 【2017年11月】

 5・CANON Power Shot G1 X Mark III
  ¥96,526 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:APS-Cサイズ
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:F5.6
画素数:2420万画素
光学ズーム: 3倍
焦点距離 :24mm〜172mm
手ぶれ補正:デュアルセンシングIS(2軸 4段)
ファインダ:有機EL(236万)
AF:49点(像面位相差)
連写:約9枚/秒
動画: 4K非対応
液晶モニター:3. 0型タッチパネル(104万)
重さ:399グラム(バッテリーなし375g)

 PowerShot G1 Mark 3は、キヤノンのコンデジでは最も高級な機種です。

 約3年ぶりの新機種です。

 201804291305.jpg

 本体の重さは、399gです。低倍率ズーム機では軽いとは言えないものの、常識的な重さの範疇で、持ち運びやすくなもあります。

 実際、この重さで、内蔵ファインダーとバリアングル液晶搭載なので、相当優れた機種です。

 201804291306.jpg

 光学ズームは、こちらは3倍です。

 下位機種と比べてやや低いですが、画質を最優先した設計であるため仕方ないでしょう。

 201804291241.jpg

 撮像素子は、1.5型よりさらに大きなAPS-Cサイズの大型の撮像素子です。

 ズーム付きのコンデジでは、おそらく日本初搭載ではないでしょうか。

 最も重要な部分で妥協がない点はかなり好感が持てます。キヤノンは、解像感が高くなるローパスレスではないですが、この部分は、メーカーの「こだわり」となります。

 201808251337.jpg

 レンズの明るさは、広角側(1倍ズーム側)で、F値2.8です。

 十分な明るさですが、旧機種よりはスペックダウンです。撮像素子のサイズと本体の重さを優先したためでしょう。

 手ぶれ補正は、4段分です。

 CMOSセンサーからも補整データを得られる最新テクノロジーのデュアルセンシングISを採用します。

 そのため、現行水準の高級デジカメとしては「最優秀」の部類です。 201702051651.jpg

 オートフォーカスは、この機種の最大の見所です。

 なぜなら、一般的なデジカメで見られるコントラスト式ではなく、ミラーレスなどの一眼で採用される位相差AFを採用するからです。

 それも、キヤノン独自のデュアルピクセルCMOSAFです。

 この場合、位相差AFだけで高速に合焦できるため、合焦するまで「行ったり来たり」がほぼなくなっています。結果、画面の80%の領域で位相差AFが働くからです。0.09秒という合焦速度は「見事」でしょう。

 測距点は、追尾AF時で49点です。

 連写速度も、9/コマ秒と速いです。

 201711131358.jpg

 液晶モニターは、バリアングル液晶で自由に回転できます。。

 ファインダーは、電子式ファインダーが内蔵されます。約236万ドットと下位機種と同品質のもので、品質は高いです。

 201804291253.jpg

 動画性能は、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)となります。4K動画は対応しませんが、動画専用の5軸手ぶれ補正を搭載し、画質は期待できます。

 201804291158.jpg

 ネットワーク機能は、Wi-Fi機能Bluetooth LE対応です。

 スマホの電池を犠牲にせず、Bluetoothでの常時接続も可能です。Bluetoothと1度ペアリングすれば、アプリを起動するだけで、カメラの電源を入れずに操作ができます。

 スマホのA-GPS情報も自動取得できます。

---

 以上、PSG1X MARKIIIの紹介でした。

 パワーショットシリーズからは、久しぶりの「最高級機」の最新機種です。「軽量化」「APS-Cサイズの撮像素子」「Bluetooth LE」「4段階の手ぶれ補正」「デュアルピクセルCMOSAF」の採用と、非常に素晴らしい「進化」を遂げたと思います。

 低倍率ズームの高画質機では、現在のところ「総合的に画質が最も期待できる」製品と言えます。それでいて軽量ですし、価格に十分に見合った性能と言えます。

3・パナソニックの低倍率ズームコンデジ

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 続いて、パナソニックの低倍率ズームの高級コンデジの比較です。


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 【2018年】

 6・パナソニック LUMIX DC-LX100M2
  ¥94,293 Amazon.co.jp(7/1執筆時)

撮像素子:3/4型高感度MOS
広角側の明るさ:F1.7
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2166万画素
光学ズーム: 3.1倍
焦点距離 :24mm〜75mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:有機EL(約276万)
AF:49点(空間認識AF)
連写:約11枚/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3. 0型タッチパネル(約124万)
重さ:350グラム(電池込392g)

  LUMIX DMC-LX1は、パナソニックの高級コンデジです。

 同社は従来的に10倍ズーム以上に力を入れていましたが、この機種は、ズーム力よりも画質を最重要視する構成です。

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 本体の重さは、392グラムです。

 チルト式液晶を搭載しない機種としては、さほど突き詰めて軽量化はしていません。

 それよりも、コントロールリングやスイッチを重質させ、ハイアマチュア向け仕様にすることに力点を置きます。

 ズーム倍率は、3.1倍です。

 とりあえず、というレベルです。

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 撮像素子は、一方、フォーサーズ(3/4)を採用します。

 パナソニックが昔から力を入れてきたサイズで、ミラーレスなどにも使われるもので、ソニーなど他社の上位機で採用する1型素子より大きく、光をより取り込めます。

 ただし、キヤノンのPower Shot G1 X Mark IIIは、だいたい同じ本体重量でAPS-Cを搭載していることから、メーカー横断的に言えば、「2番目に良い」水準です。

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 レンズの明るさは、しかし、この機種は広角側(1倍ズーム側)でF値1.7です。

 ソニーを超えて広角側が明るいレンズを採用します。

 APS-Cを採用するキヤノンはF2.8でした。

 そのため、レンズと撮像素子の「合わせ技」で考える場合、負けていない機種と言えます。レンズはドイツのライカのものを採用します。

 ある程度の重量感があるのはこのためで、大口径のレンズを搭載するからです。

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 ズーム側(3倍)もF値2.8ですから、相当解像感やボケ味が出しやすいカメラでしょう。

 もちろん、、条件の悪い撮影環境にも強い機種です。

 こちらも、画像エンジンを使った回折補正を行い、風景画の輪郭を向上させる技術を搭載します。

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 画質面での特徴は、「ローパスレス」を採用している点が挙げられます。

 ローパスとは、写真のモアレ(=しま模様)を防ぐために、写真の輪郭を故意にぼかすため技術です。基本的にどのデジカメでも採用されますが、写真全体がボケるという難点がありました。

 「ローパスレス」は、この機構なしに処理できるので、風景写真などの解像感(クッキリ度)が増します。

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 そのほか、優れた画像エンジンを利用した3次元色コントロール広帯域輪郭強調処理など、ソフト面の事後処理は(テレビメーカーとして)パナソニックが優れる部分です。

 手ぶれ補正は、一般的な光学式補整です。段数は非公開ながら、3-3.5段ほどの補整力でしょう。

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 オートフォーカスは、空間認識AF式で、測距点は49点です。

 空間認識AFとは、デジカメで使われるコントラストAFを独自に進化させ、一眼レフの位相差AFに迫る合焦速度を狙うという、パナソニックの独自技術です。

 ハイブリッド式よりもエンジンへの負担が少ないため効率が良い仕組みです。

 合焦速度0.1秒は、ハイブリッド式のソニーには及ばない(0.05秒)ものの、十分な高速性です。

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 連写速度は、11コマ/秒です。

 決して遅くはないですが、Panasonicの場合、さらに「4Kフォト」モードを搭載し「30コマ/秒」で、長時間撮影が可能です。

 こちらは、要するに、「4K動画」を「切り出して」写真にしているので、画素数的に約850万画素程度に劣化します。ただ、決定的瞬間を逃せない場合、割と実用性はあるでしょう。

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 また、この機能を「応用」して、複数の写真から、フォーカスポイントを「後から」選べるフォーカスセレクトなど、他社にない独自の機能も見られます。

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 ファインダーは、搭載されます。

 液晶モニターは、タッチパネル式液晶です。

 ただし、アングルを変えられるチルトには未対応です。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fi機能Bluetooth LEに両方対応します。

 Bluetoothは、消費電力が少ないBluetooth LEです。スマホからA-GPSの取得もできます。

 キャノン同様に、パナソニックの場合は、画像転送は、BluetoothからWi-Fiに自動切り替えて高速転送できます。

 Bluetooth経由で、GPS内蔵スマホのA-GPS位置情報の取得も可能です。

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 動画性能については、4K動画は30フレームで撮れます。

 ただし、パナソニックは、動画専用の5軸手ぶれ補正を搭載しません

 なお、他機で搭載はあるのですが、4Kの場合、いずれにしても手ぶれは使えないので、この機種はむしろ「搭載しない方向」に割り切ったと思えます。

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 以上、パナソニックDC-LX100M2の紹介でした。

 低倍率ズーム機の「超高級製品」としては、間違いなく、キヤノンのPower Shot G1 X Mark IIIのライバルです。

 今回の記事で重要視している「撮像素子」のサイズではキヤノンが、「レンズの明るさ」では、パナソニックが勝ちます。

 どちらを選ぶかは難しいです。屋外でBluetoothを用いて転送、アップロードする場合のアプリの使い勝手は、パナソニックが良いです。

 また、ズーム撮影が多い場合、ズーム側(3倍)もF値2.8です。画角を合わせる際にズームを多用する場合は、パナソニックのほうが良さそうです。

 逆に、広角での風景などの撮影も、ローパスフィルターレスである部分が活きそうで、「旅行用カメラ」としての使い勝手は、Power Shot G1 X Mark IIIを上回りそうです。

 なお、最終的な「オススメ機種」については、全てのカメラを紹介した後、改めて考えたいと思います。

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 【2016】

 7・パナソニック LUMIX DMC-LX9
  ¥68,202 Amazon.co.jp(7/1執筆時)

撮像素子:1型高感度MOS
広角側の明るさ:F1.4
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2010万画素
光学ズーム: 3倍
焦点距離 :24mm〜72mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:
AF:49点(空間認識AF)
連写:約10枚/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3. 0型タッチパネル(約104万)
重さ:280グラム(電池込310g)

 なお、在庫限りの販売ですが、旧機種にあたるDMC-LX9が(ネットでは)在庫が一定数あります。

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 コンセプトが若干異なるモデルで、こちらについては、チルト式液晶が付属します。

 レンズの明るさも、広角側(1倍ズーム側)でF値1.4と新機種よりも明るく、重さも電池込310gと軽量です。

 その上で、空間認識AF(位相差)を採用しますし、かなり良い構成に思えます。

 動画についても、4K動画撮影機能(30フレーム秒)対応する上で、フルHDまでならば、新型より優秀な5軸手ぶれ補正が有効です。

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 一方、こちらは、撮像素子が1型であり、新型よりも小さいです。さらに、ネットワークがWi-Fiのみで、利便性もイマイチです。

 したがって、一長一短があると言えますが、価格は破格と言えるほど安くもないので、選択肢にしない方がよいでしょう。

4・SONYの低倍率ズームコンデジ

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 つづいて、ソニーの低倍率タイプの高級コンデジを紹介します。


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 【2012年】

 8・SONY Cyber-shot RX100
  ¥38,000 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1型CMOS
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F4.9
画素数:2090万画素
光学ズーム: 3.6倍
焦点距離 :28mm〜100mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:なし
AF:25点(コントラスト)
連写:約10コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3.0型 約122.9万ドット
重さ:約213g(電池込み240g)

 つづいて、ソニーの人気高級コンデジCyber-shot RX100です。

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 本体の重さは、200グラム台の小型軽量です。

 発売開始は2012年ですが、標準ズーム搭載機でこの重さを実現できたのは、設計思想が良いからでしょう。

 ただし、現在的にはキヤノンのG9 X Mark IIというより軽量の機種もあります。

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 ズーム倍率は、3.6倍ズームです。

 カタログスペックだと7.2倍とありますが、こちらは、超解像度技術を併用した電子ズーム利用時です。画質の劣化を伴わない水準だと、焦点距離100mmの3.6倍ズームが最大です。

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 撮像素子は、1.0型です。

 パナソニックやキヤノンの10万円クラスより小さいですが、高級デジカメで軽量なモデルは大抵このサイズです。

 ただ、逆光や室内撮影の対応力の点で言えば、最近のモデルとしては例外的に裏面照射型対応の撮像素子を採用していない点は、マイナスポイントです。

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 レンズの明るさは、広角側のF値がF1.8と相当明るいレンズを使っています。

 また、ソニーの場合、レンズが7枚羽根円形絞り形状で、通常機より「ボケ味」がだせる工夫もあります。

 なお、レンズは、ドイツの世界的に有名な光学機器メーカーであるカールツァイス社の高性能レンズを使用しています。

 手ぶれ補正は、ソニーはどの機種も補整段数を公開していません。

 ただ、ジャイロセンサーを搭載した光学式手ぶれ補正(2軸)は、実用面で問題はありません。

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 画質に関わるその他の部分では、ソニー社が開発したHDR技術の採用が注目に値します。

 HDR技術とは、1回の撮影で同じ写真を高速で連写し、それらを合成することで、見たままに近い階調を実現するものです。

 夜間撮影や室内撮影、逆光時の写真クオリティが高いと言えます。iPhone6にも技術供与されていますが、ソニーのデジカメは5枚合成できる点で高性能です。

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 オートフォーカスは、コントラスト式ですが、測位点は25点で、合焦速度は最速0.13秒です。

 測距点は、キヤノンより少なめですが、広角側の合焦速度は、ほぼ同等です。

 連写速度は、10コマ/秒と速くなっています。

 連写は、同価格帯のキヤノンの最新機に較べても高速です。被写体が動く、子どもや運動会などにもってこいです。

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 液晶モニターは、とくに回転などの機能が付かない普通のモデルです。ただ、ソニーの130万ドットのエクストラファイン液晶搭載で、表示品質は良いです。

 ファインダーは、こちらも付属しません

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 動画性能については、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)対応です。

 ただし、手ぶれ補正は、動画専用ではなく、静止画用と同様の方式のため、動画撮影はキヤノンのPowerShotの方が上位です。

 ネットワーク機能は、こちらについては、Wi-Fiを含めて未付属です。この部分は「古くさい」ですね。

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 以上、ソニーのサイバーショット RX100の紹介でした。

 Wi-Fiなどが未搭載である点のほか、裏面照射型の撮像素子を採用していない点など、設計上古い部分もある機種です。小型機種としては、現在も重さも軽量で総合性能が高いといえる機種です。

 2012年発売開始機種ですが、高級カメラは「陳腐化」の間隔が遅いので、まだ素晴らしいと言える点がたくさんあるカメラです。あまり暗い場所や逆光下で撮影しないならば、この機種はおすすめできます。


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 【2013】

 9・SONY Cyber-shot RX100M2
  ¥51,000 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1型CMOS(裏面照射型)
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F4.9
画素数:2090万画素
光学ズーム: 3.6倍
焦点距離 :28mm〜100mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:(別売)
AF:25点(コントラスト)
連写:約10コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3.0型 / 約122.9万ドット
重さ:約281g

 こちらは、ソニー社のSONY Cyber-shot RX100M2です。

 サイバーショットRX100上位機種にあたります。

 下位機種と比較した場合、撮像素子が、1型CMOSであること、カールツァイス社のF値1.8型のレンズを採用していること、3.6倍ズームを搭載することなど、画質に関わる基本性能は同じです。

 ただ、パワーアップしている点が4点あります。

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 第1に、撮像素子に裏面照射型センサーが使われている点です。

 裏面照射型センサーは、夜間の高感度撮影や室内撮影の際の感度が上昇し、ノイズが生じにくくなります。

 もちろんHDR技術など下位機種に搭載される機能も搭載するため、総合性能は高いです。

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 第2に、ネットワーク機能の対応です。

 こちらの機種には、WiFi(無線LAN)に対応しており、スマホ(iPhone/Android)に撮影した写真をその場で転送することができます。

 ただし、引き続きBluetoothは未搭載です。

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 ソニー FDA-EV1MK
  ¥35,235 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

 第3に、マルチインターフェースシューに対応した点です。

 電子ビューファインダー「FDA-EV1MK」のほか、光量の大きな外部フラッシュや集音マイクなどが 搭載できるようになっています。

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 第4に、チルト撮影に対応した点です。

 液晶モニターが動かせるので「運動会など人ごみの上からの撮影や、ペット目線に合わせた低い姿勢での撮影時など、さまざまなポジションやアングルで快適に」撮影できます。

 ただ、180度は裏返せないので、自分撮影には未対応です。

 この4点が大きな性能差になります。

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  以上、Cyber-shot RX100M2の紹介でした。

 同じくチルト式液晶を装備し、重さも同等水準のキヤノンのPower Shot G7X MarkIIに比べると、発売時期の関係で、ズーム側のレンズの明るさやフォーカス性能は劣ります。

 とはいえ、高度なHDR機能や、高速連写への対応など、優れる部分もあるのもまた事実なので、一概にどちらが優れるとは言えないでしょう。最終的なおすすめ機種については、記事の最後に改めて書きたいと思います。  


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【2014】

 10・SONY Cyber-shot DSC-RX100M3
  ¥56,475 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1型CMOS(裏面照射型)
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2090万画素
光学ズーム: 2.9倍
焦点距離 :24mm〜70mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:有機EL(約144万)
AF:25点(コントラスト)
連写:約10コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3.0型Extra Fine液晶(123万)
重さ:約290g

 RX100M3は、SONYのサイバーショットRXシリーズの中級機です。

 本体の重さは、290グラムです。

 下位機種より多少重い水準なのは、ポップアップ式の電子ファインダが内蔵される構造だからです。

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 ズーム倍率は、2.9倍と多少弱くなっています。

 しかし、広角側が24mmになったので、画角は下位のRXシリーズよりも広いです。そのため、風景写真からポートレートまでうまく撮れる万能レンズに進化したと言えます。

 コーティングも新しくZEISS T*コーティングを採用し、ゴースト・フレアを軽減しています。

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 撮像素子は、1型と下位シリーズと同じ規格です。

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 レンズの明るさも、広角側のF値はF1.8、望遠側でもF2.8と下位機種と同じです。

 ただ、レンズは新設計のカールツァイスのレンズを採用しました。そのため、F値は望遠側でもF2.8 と高いです。

 手ぶれ補正は、補整段数は非公開です。光学式(2軸)補整を搭載します。

 低倍率ズーム機ですし、実用面で問題はありません。

 オートフォーカスは、下位機種と同じく高速ですが、連写速度とともに、スペック的には下位機種と同じですね。

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 ファインダーは、収納式の小型ファインダーが付属します。この点が、下位機種との最大の違いです。

 視認性の良い有機EL素材を利用した「OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」です。

 ミラーレス一眼でも採用される高精細なものです。有機ELを開発していた企業らしく解像度は約144万ドットと、高解像です。

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 液晶モニターは、この機種は、チルト回転式モニターが搭載されます。

 こちらは、90度回るために自分撮影もできます

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 動画性能については、4K非対応です。

 ただし、フルハイビジョン画質で、120フレーム/秒で高詳細に撮影可能です。

 独自のXAVC S圧縮に対応するため可能になりました。手ぶれ補正についても、光学式+電子式のインテリジェントアクティブモードで、キヤノンG7シリーズに採用される5軸手ぶれ補正に準じる性能と言えます。

 ネットワーク機能は、こちらもBluetoothは不採用で、Wi-Fi機能のみ搭載されます。

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 以上、サイバーショット100M3の紹介でした。

 新型レンズの採用で、画質がアップしている点が魅力の機種です。

 また、チルト式モニター電子ビューファインダーが搭載された機種にもかかわらず、300グラムを切る重さを実現している点も魅力です。こうした点で、予算があれば、オススメしたい機種の1つです。


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 【2015】

 11・SONY Cyber-shot DSC-RX100M4
  ¥73,627 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1型CMOS(裏面照射型)
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2010万画素
光学ズーム: 2.9倍
焦点距離 :24mm〜70mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:有機EL(約235万)
AF:25点(ファストインテリジェントAF)
連写:約16コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3.0型Extra Fine液晶(123万)
重さ:約298g

 DSC-RX100M4 は、サイバーショットRXシリーズの上位機です。同シリーズでは二番目に高級な機種です。

 なお、最近のソニーは、下位機種を継続販売しつつ、毎年上位機を1台ずつ発売していくやり方をとっています。こちらは2015年発売開始になります。

 本体の重さは、298グラムです。下位機種とほぼ同様の水準をキープしています。

 ズーム倍率は、こちらも2.9倍ですね。

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 撮像素子は、下位機種に比べて、撮像素子が新型になったのが大きな特長です。

 サイズ自体は、1型CMOS(裏面照射型)と従来機と同じです。しかし、撮像素子にメモリーを搭載することで、画像処理エンジンまでの信号伝達速度を高める工夫がされました。

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 これにより速度に関する性能が全般的に向上しました。

 例えばシャッター速度は最高16コマ/秒と1.5倍ほど高速化し、シャッター速度も最高1/32000秒と高速撮影が可能になりました。

 レンズの明るさは、広角側のF値はF1.8、望遠側でもF2.8と下位機種と同じです。

 手ぶれ補正は、下位機種同様の水準です。キヤノンに比べると、大きな特徴はない光学式2軸ですね。

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 オートフォーカスは、AIがピントを予測するファストインテリジェントAFを採用します。

 コントラストAFの改良版です。位相差AFを採用するキヤノンの上位機には及ばないでしょうが、性能は期待できます。なお、この部分については、次に紹介するSONYの上位機はキヤノンを上回る優秀さです。

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 動画撮影機能についても、この新しい工夫の効果で、高級コンデジとしては早々に4K動画撮影に対応しました。

 そのため、4K画質で30フレーム/秒の記録が可能です。さらに、最大960fpsのスーパースローモーション撮影にも対応しました。これは、プロ用の動画機器並みのスペックで、今回のこの機種の最大の「売り」です。

 このほかの点の基本性能は、レンズの明るさを含め、下位機種のサイバーショット100M3と同等性能です。

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 以上、DSC-RX100M4 の紹介でした。

 撮像素子にメモリーを搭載するという、これまで他社にも見られなかった高性能化が目指されていて、技術的に興味深い機種です。

 ただ、ネックは価格でしょう。先ほど書いたように、RXシリーズは、毎年新機種が出て廃盤にしていくタイプの売り方をしていないため、価格の下落ペースは遅いです。それを考えると、お得なのは、次に紹介する新機種かもしれません。


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 【2018】

 12・SONY Cyber-shot DSC-RX100M5A
  ¥83,980 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

 【2016】

 13・SONY Cyber-shot DSC-RX100M5
  ¥108,500 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1型CMOS(裏面照射型)
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2010万画素
光学ズーム: 2.9倍
焦点距離 :24mm〜70mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:有機EL(約235万)
AF:315点(位相差AF)+25点(コントラスト)
連写:約24コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3.0型Extra Fine液晶(123万)
重さ:約299g

 DSC-RX100M5シリーズ は、2016年10月に新発売されたサイバーショットRXシリーズの高級機です。

 新旧両機種ありますが、新機種は画像エンジンが新世代で、高感度撮影時の画質や連写枚数などが伸びています。すでに価格も逆転傾向のため、新機種をオススメします。

 本体の重さは、298グラムです。

 筐体の形状は踏襲するため、重さも下位機種と大きく変わりません。

 ズーム倍率は、やはり下位モデル同様に、2.9倍です。


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 撮像素子
は、DSC-RX100M4 と較べて、こちらはさらに新型のCMOSセンサーであるExmor RSを採用します。

 こちらは、画像エンジンとの間に高速メモリを介在させることで、画像処理技術と速度を高速化させたものです。

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 レンズの明るさは、広角側のF値はF1.8、望遠側でもF2.8と下位機種同様に明るめです。

 手ぶれ補正は、一方、光学式2軸の補整で、実用的には十分ですが、特徴的ではないですね。

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 オートフォーカスは、この新型センサーの効果の恩恵を最も受けています。

 結果、デジカメに多いコントラスト式(25点)と、一眼レフに見られる像面位相差式(315点)を併用する「ファストハイブリッドAF」になり、合焦速度が高級コンデジでは最高と言える性能になりました。

 速度も0.05秒で、コンデジとしては、例外的な優秀さです。

 連写速度も、最大で24コマ/秒と高速化しました。

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 動画撮影機能については、4K動画撮影時にも位相差AFを利用できる点、スローモーション撮影が、960fpsまで対応するようになった点など、パワーアップが見られます。

 そのほかの部分は、自分撮影に対応するチルト式液晶の搭載や、撮像素子のサイズ、ファインダーなど、下位機種と同じです。ネットワーク機能も、Wi-Fi機能のみ搭載されます。

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 以上、DSC-RX100M5 の紹介でした。

 このシリーズは、毎年何らかの部分を強化していますが、このモデルの場合、オートフォーカスと高速連写の部分が主なパワーアップポイントです。

 本体価格から言って、ハイアマチュア向けの機種ですが、オートフォーカスの向上は、初心者が綺麗に撮影したい場合にも有効な機能です。予算があれば、選んでも良いでしょう。

次回につづく!
高画質デジタルカメラのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、高画質なデジカメに関するレビューでした。

 記事はまだまだ続きます。

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1・低倍率の高級デジカメ(3-8倍)
2・高倍率の高級デジカメ(10-35倍)
3・単焦点の高級デジカメ(1倍)
4・おすすめの高級デジカメ
【結論】

 続く、【第2回】【第3回】の記事では、それぞれ、10倍を超える倍率のコンデジと、単焦点のコンデジをそれぞれ紹介します。 

1・画質の良さ    ★★★★★★
2・ズーム倍率    ★★★★★★
3・フォーカスと連写 ★★★★★★
4・手ぶれ補正    ★★★★★
5・動画撮影     ★★★★★★
6・軽量性      ★★★★☆
7・スマホ連携    ★★★★☆
8・総合評価     ★★★★★★

 その上で、4回目記事の結論編の記事【こちら】では、紹介した全機種について、上表のようなポイントから、目的別・予算別にオススメの「最強デジカメ」を提案していきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 →2回目記事は、こちら

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posted by Atlas at 19:11 | カメラ

比較2019’【レンズが明るい】高画質デジカメ32機のおすすめ:高級ズームレンズ搭載 (2)

今回のお題
レンズが明るい!高性能デジタルカメラのおすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。

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 今回は、「レンズが明るい」高級コンデジを紹介する企画の2回目記事です。

1・低倍率の高級デジカメ(3-8倍)
2・高倍率の高級デジカメ(10-25倍)
3・単焦点の高級デジカメ(1倍)

 1回目の記事では、8倍までの「低倍率ズーム」を搭載する機種を紹介しました。

 2回目の記事では、それ以上のズームを搭載しつつも「レンズが明るい」製品を比較していきます。

1・画質の良さ    ★★★★★
2・ズーム倍率    ★★★★★★
3・フォーカスと連写 ★★★★★
4・手ぶれ補正    ★★★★★
5・動画撮影     ★★★★★

6・軽量性      ★☆☆☆☆
7・スマホ連携    ★★★★☆
8・総合評価     ★★★★★

 以下では、いつものように、各機種を比較していきます。

 そして、最後に「結論」として、上表の様な観点から、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

6・ズーム搭載の高級コンデジの比較

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 ここからの後編は、レンズが明るい上で、8倍以上の高倍率ズーム搭載機種を紹介してきます。

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 用途的に、野外コンサートや、スポーツなどの望遠撮影に使う方が多いので、防塵・防滴性能が付与された機種が多いです。

  なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチと思うポイントを青字系で記していきます。


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 【2016】

 14・SONY Cyber-shot DSC-RX100M6
  ¥130,238 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1型CMOS(裏面照射型)
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:F4.5
画素数:2010万画素
光学ズーム: 8.3倍
焦点距離 :24mm〜200mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:有機EL(約235万)
AF:315点(位相差AF)+25点(コントラスト)
連写:約24コマ/秒
動画:4K HDR対応(30p)
液晶モニター:3.0型Extra Fine液晶(123万)
重さ:約301g

 DSC-RX100M6シリーズ は、2018年に新発売されたサイバーショットRXシリーズのズーム機です。

 本体の重さは、301グラムです。

 この機種の場合は、そこそこのズーム力にすることで、重さを抑える方向性です。

 201808251408.jpg

 ズーム倍率は、この機種は、8.9倍ズームです。

 高倍率といえるかは微妙ですが、軽量コンパクト性を犠牲にしないというコンセプトを貫くのは哲学として良い部分です。

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 撮像素子は、1型です。

 高倍率の高級機としては最も標準的なサイズで「可もなく不可もなし」です。 

 もちろん、裏面照射型の撮像素子なので、逆光や夜間にも強い仕様です。

 201808251412.jpg

 レンズの明るさは、広角側はF2.8です。

 望遠側はF4.5ですが、10倍前後のズーム力の機種で、小型化を目指したものと考えれば「大健闘」の部類です。

 201812121232.jpg

 手ぶれ補正は、ズーム撮影するほどに手ぶれが起こりやすい点からも、10倍ズーム機の場合「重要」です。

 ソニーは、2軸式の光学手ぶれ補正機能を採用します。200mmの望遠域で4段の補整という高いスペックをだしています。

 他社機にはより優秀な機種もありますが、さほど高い倍率ではないので、実用面では十分です。

 201808251416.jpg

 オートフォーカスは、デジカメに多いコントラスト式(25点)と、一眼レフに見られる像面位相差式(315点)を併用する「ファストハイブリッドAF」になります。

 動く被写体への強さは、伝統的に「ソニーの強み」ですが、合焦速度は0.03秒と相当速くなっています。

 201808251420.jpg

 また、高密度AF追従テクノロジーを搭載します。被写体追尾AF時の追随性が高まっています。

 連写速度も、最大で24コマ/秒と、下位機種同様に高速です。

 201808251423.jpg

 ファインダーは、下位機種と同水準の、収納式の小型ファインダーが付属します。

 液晶モニターも同様で、チルト回転式モニターが搭載されます。

 液晶はタッチパネルになり、タッチシャッターにも対応するようになっています。

 201808251426.jpg

 動画撮影機能は、4K動画に対応します。

 さらに、HLG(Hybrid Log-Gamma)撮影に対応するため、4KHDR(HDR10)に対応するモニターやTVの場合、コントラストが鮮明に表示できます。 

 4KHDR搭載TVはかなり増えているので、この部分は嬉しい改良でしょう。

 ネットワーク機能は、こちらもBluetoothは不採用で、Wi-Fi機能のみ搭載されます。

 この点は、他社に比べても、あきらかな弱点ですね。

 スマホからA-GPSだけでも自動取得できれば、ユーザー層もひろがりそうなのに残念です。

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 以上、DSC-RX100M6の紹介でした。

 今回の記事の1回目冒頭で示した、「大きな撮像素子・明るいレンズ・適度なズーム力」というデジカメで必要な要素がバランス良く配置された製品です。

 重さも、301gで持ちはこびにも配慮があります。その上で、新型オートフォーカス・高速連写・4段分の手ぶれ補正という、とくに初心者に優しい仕様である点も魅力です。

 ある程度のズームは欲しいが、重い機種は苦手というかたのベストチョイスはこちらでしょう。


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【2018】

 15・パナソニック LUMIX DC-TX2-K
  ¥78,848 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1型高感度MOS
広角側の明るさ:F3.3
望遠側の明るさ:F6.4
画素数:2010万画素
光学ズーム: 15倍
焦点距離 :24mm〜360mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:有機EL(233万)
AF:49点(空間認識AF)
連写:約10枚/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3. 0型タッチパネル(約104万)
重さ:340g(電池込)

  LUMIX DMC-TX2は、パナソニックが2018年に発売した高級デジカメです。

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 本体の重さは、340グラムです。

 「とても軽量」とは言えませんが、ソニーを超えるズーム倍率の高さや、ファインダーを搭載する点などを考えると、十分な軽量水準です。

 また、バッグに入れても苦ではないコンパクトカメラと言えます。

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 ズーム倍率は、15倍ズームです。

 300g台の「常識的な重さ」のカメラとしては、「それなりに満足できるズーム力」があります。

 もちろん、20倍を超える機種は他にありますが、少なくとも本体重量が600gは超えます。

 それをふまえると、ソニーのDSC-RX100M6のように、軽量性とズームの両立を追求したカメラと言えます。

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 撮像素子は、ソニーと同じで1型を採用します。

 パナソニックの場合、高感度MOSという書き方ですが、これは裏面照射型と同じなので、暗い場所に強いレンズと言えます。

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 レンズの明るさは、広角側(1倍ズーム側)で、F3.3で、望遠側(15倍ズーム)でF6.4です。

 15倍だけにズーム側のスペックは落ちますが、広角側は、F3.3の水準で「踏ん張って」います。

 したがって、ソニー機と較べた場合、倍率が優秀な一方で、レンズの明るさは多少犠牲になっています。

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 一方、パナソニック機は、ローパスレス機もありますが、こちらはローパスフィルターレスではありません。

 ただ、画像エンジンを使った回折補正を行い、風景画の輪郭をクリアに向上させる技術を搭載します。

 テレビメーカーらしく、優秀な画像エンジンによるこうしたソフト面の処理は同社は優秀です。「レンズの明るさ」の若干の不足を補うに十分な性能です。

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 手ぶれ補正は、光学式手ぶれ補正(2軸)です。

 段数は非公開ながら、3.5段ほどの補整力でしょう。

 ズーム機はこの部分が重要ですが、特別な仕組みを利用するキヤノンの上位機を除けば、補整力はこちらも上位です。 

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 オートフォーカスは、空間認識AF式で、測距点は49点です。

 空間認識AFは、デジカメで使われるコントラストAFを独自に進化させ、一眼レフの位相差AFに迫る合焦速度を狙うという、パナソニックの技術です。

 他社のハイブリッド式よりもエンジンへの負担が少ないため効率が良く、同社の充実した4K動画撮影技術に余力を回せているようです。

 合焦速度0.1秒は、ハイブリッド式のソニーには及ばない(0.05秒)ものの、十分な高速性です。

 連写速度も、10コマ/秒です。

 抜けて高速なソニーを除けば、標準的なスペックです。

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 また、Panasonicが最近「推して」いる、「4Kフォト」利用時は「30コマ/秒」で、時間制限なしに、長時間連写が可能です。

 約850万画素程度に劣化しますが、実用性はあるでしょう。カメラの「顔検出」「動き検出」機能を利用し、自動的にカメラが「決定的瞬間」を選ぶ「オートマーキング」機能も2018年機から搭載です。

 201907011245.jpg

 そのほか、この機能を「応用」した、フォーカスポイントを「後から」選べるフォーカスセレクトも搭載です。

 201804291515.jpg

 ファインダーは、電子ビュータイプのものが標準搭載されます。

 解像度は約233万ドットで、他機に負けていません。

 液晶モニターは、回転式ではないですが、タッチパネル採用で、ピント合わせなども可能です。

 201702041116.jpg

 動画性能については、4K動画は30フレームで撮れます。

 パナソニックの場合、他社に比して機能が充実している、といえます。

 同社はビデオカメラのノウハウを持っているためです。ピント合わせや、タッチ操作によるズーム、5軸手ぶれ補正を搭載と、動画の自動傾き補正など、「動画の撮りやすさ」には、高級コンデジでは最も力を入れています。

 ただし、4K映像撮影時は手ぶれ補正が有効になりません。処理速度の関係で、現状では画像エンジンの性能的に無理のようです。

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 ネットワーク機能のは、Wi-Fi機能BluetoothLEに両対応します。

 BluetoothLEは、消費電力が少ないので、常駐しても、カメラやスマホのバッテリーに影響を与えません。そのため、スマホアプリを起動するだけで、カメラの電源を入れずとも、カメラ内のデータを閲覧・転送できます。

 転送時は、iPhoneのAirdpop機能のように、一時的にBluetoothからWi-Fiに自動で切り替わり高速に送受信させる仕組みです。

 そのほか、GPS内蔵スマホならば、位置情報の取得にも対応するため、ジオタグ対応の写真アプリで整理されている方にも便利でしょう。

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 以上、パナソニックDMC-TX2の紹介でした。

 できるだけ、小型・軽量というコンセプトを遵守した上で、15倍ズームを搭載する点で目立ちます。その上で、1型の撮像素子、ライカ製の高性能レンズを搭載し、画質も期待できるます。

 F値が優れるソニー機と迷う部分が多いですが、ズーム倍率の他、ネットワークと動画面の使い勝手をふまえると、現状でのオススメはこちらかとおもいます。

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 201808251443.jpg

【2016】

 16・パナソニック LUMIX DMC-TX1
  ¥54,260 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1型高感度MOS
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:F5.9
画素数:2010万画素
光学ズーム: 10倍
焦点距離 :25mm〜250mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:有機EL(116万)
AF:45点(空間認識AF)
連写:約10枚/秒
液晶モニター:3. 0型タッチパネル(約104万)
重さ:268グラム(電池込310g)

 なお、こちらには旧モデルのDMC-TX1の在庫がわずかに残っています。

 性能的には、10倍ズームになる点ファインダーの解像度が悪い点Wi-Fiのみ搭載の点などで劣ります。

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 その代わり、広角側F2.8とやや明るいレンズになっています。

 10倍ズーム程度で足りそうで、あまりファインダーを利用しないならば、価格の安いこちらは、「価格重視」ならば、良い選択肢でしょう。

7・大きめの高倍率コンデジの比較

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 最後に、コンデジとしては、本体重量が2倍ほど重いけれども、レンズと撮像素子をあまり犠牲にしていない、高倍率ズーム機を紹介します。


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 【2015】

 17・CANON PowerShot G3 X
  ¥69,700 Amazon.co.jp
( 7/1執筆時)

撮像素子:1型高感度MOS
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:F5.6
画素数:2020万画素
光学ズーム:25倍
焦点距離 :24mm〜600mm
手ぶれ補正:光学式3.5段
ファインダー:
AF:コントラスト31点AF
連写:約5.9枚/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3.2型(約162万ドット)  
重さ:690グラム(電池込733g)

  PowerShot G3 X は、キヤノンの発売する高倍率ズーム搭載の高級コンデジです。

 同社の高倍率機として不動の人気を誇る機種です。

 なお、Amazonでは、新しいモデルとしてG5Xが表示されますが、こちらは前半で紹介した4.2倍ズーム機なので、後継機とは言えません。

 201804291611.jpg

 本体の重さは、電池込みで733gです。

 チルト式液晶を搭載し、ダイヤル類も豊富な機種とはいえ、ここまで見てきた低倍率ズーム機に比べると倍近い重さです。

 やはり、ズーム倍率、レンズの明るさ、撮像素子の大きさを両立しようと思うと、軽量性が犠牲になります。

 201808251509.jpg

 ただし、防塵・防滴設計なので、悪天候でも利用できますし、屋外での用途には向く機種です。

 201808251510.jpg

 ズーム倍率は、光学25倍です。

 35mm換算値で600mm相当のレンズですから、被写体が相当大きく撮影可能なカメラと言えます。これならば、スポーツ観戦にも使えそうです。

 201804291616.jpg

 撮像素子は、こちらも1型を採用します。

 レンズの明るさは、広角側がF2,8で望遠側(25倍ズーム側)はF5.6です。

 特に広角側は優秀で、ズームコンデジながら、ボケ味を出す仕上がりも可能でしょう。望遠側は、総じて暗くなりますが、600mm相当であることをふまえると、十分健闘です。

 201804291619.jpg

 手ぶれ補正は、光学式(2軸)で、3.5段分の補整となります。

 高倍率機ではより優秀な補正能力を持つ機種もありますが、これだけあれば、手持ち撮影でも十分でしょう。

 201804291623.jpg

 オートフォーカスは、コントラスト式の31点AFです。同じ価格帯の低倍率ズーム機と比べると、さほど作り込んだものではありません。

 連写速度は、5.9コマ/秒です。高倍率ズーム機としてはあまり力を入れていません。

 オートフォーカスと連写について言えば、低倍率ズームと異なり、スポーツ観戦や運動会など遠くの動く被写体にも考えられる製品なのでもう少し能力があっても良いと思います。

 ただ、やはり、画像エンジンの新しさに影響する部分なので、2015年発売という部分がネックになります。

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 液晶モニターは、3.2インチで、180度チルト回転するタイプです。タッチパネルも採用されます。

 ファインダーは、この機種の場合未搭載です。ただ、別売で取り付けることは可能です。

 201804291625.jpg

 動画性能は、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)までの対応です。

 一方、動画専用の5軸手ぶれ補正が採用されるため、4K動画には未対応ながら、性能はそこそこ期待できます。

 ネットワーク機能は、Wi-Fi機能が搭載されますが、Bluetoothは未搭載です。

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 以上、キヤノンのPowerShot G3シリーズの紹介でした。25倍ズーム機F2.8と明るいレンズを採用する高性能ズーム機と言えます。

 ただし、オートフォーカスと連写の部分で、設計の古さが出ているため、動く被写体をオートで撮りたい方にはやや不向きでしょう。


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 【2015】

 18・Panasonic ルミックス DMC-FZ300
  ¥45,377 Amazon.co.jp
(7/1執筆時)

撮像素子:1/2.3型CMOS
広角側の明るさ:F2.8ALL
画素数:2090万画素
光学ズーム: 24倍
焦点距離 :25mm〜600mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:有機EL(約236万)
AF:49点(空間認識AF)
連写:12コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3. 0型液晶(92万ドット)
重さ:691グラム

 パナソニックの DMC-FZ300は、同社のルミックスシリーズの高倍率ズーム機です。

 こちらは、他社にはないおもしろい製品です。

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 本体の重さは、電池込みで691グラムでやはり重量感があります。

 こちらも悪天候に強い防塵防滴設計です。堅牢性の面でも、キヤノンのライバル機と言えるでしょう。 

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 ズーム倍率は、光学ズーム24倍となります。

 一眼レフカメラの望遠レンズ並みの高性能ズームです。35mm換算値で最大600mmの望遠レンズなので、スポーツ観戦などには最適です。

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 レンズの明るさは、広角側もF2.8 望遠側もF2.8F2.8 ALLです。

 一眼レフの場合、全域F値が同じレンズは見かけますが、デジカメでは珍しくこの機種の「売り」です。 

 ドイツのライカ社のLDC VARIO-ELMARITレンズを使用しますが、明るく歪曲の少ないレンズで、ボケ味も従来機よりも出せるようになりました。

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 撮像素子は、しかしながら、1/2.3型CMOSと小型です。

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 他社の高級機では1型が平均的ですから、この機種は、撮像素子のサイズが「レンズの明るさ」の犠牲になっている機種です。

 ただし、裏面照射型センサー(高感度MOS)なので、夜間撮影などの性能面では期待できます。また、同社の画像エンジン「ビオンズX」の値からで、ある程度の解像感の向上が見込めます。 

 201804291638.jpg

 オートフォーカスは、パナソニック独自開発の空間認識AFで、測距点は49点です。

 コントラストAFの進化形で、合焦速度は0.09秒と高速化できています。

 連写速度12コマ/秒と高速です。

 オートフォーカス・連写速ともに、動く被写体に十分に対応できる能力です。

 手ぶれ補正は、光学式手ぶれ補正(2軸)です。段数は非公開ですが、3.5段ほどの補整力だと思われます。

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 ファインダーは、144万ドットの有機ELライブビューファインダーです。倍率も0.7倍と健闘しています。

 液晶モニターは、バリアングル対応です。

 こちらは他社よりも高性能です。バリアングル対応なので、「自分撮影」も可能ですね。

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 動画性能は、4K動画(30フレーム/秒)に対応できます。

 補整についてもフルHDまでならば、同社のビデオカメラと同じで、5軸手ぶれ補正が有効です。

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 ネットワーク機能は、WI-FI機能を搭載します。

 Android用とiOS用にアプリ(Panasonic Image App)が用意されます。Bluetoothは残念ですが、非対応です。

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 以上、パナソニックの DMC-FZ300の紹介でした。

 高倍率ズーム機を狙っている方で画質も期待する場合、F2.8 ALLはこの上ない魅力でしょう。そして、おそらく、ネックと皆さんが思うのは撮像素子のサイズでしょう。

 撮像素子の良さをとるか、レンズの明るさをとるかは難しい部分です。しかし、運動会やスポーツ観戦など離れた場所の撮影ならば、倍率の高いこちらを推します。


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 【2019】

 19・Panasonic ルミックス DC-FZ1000M2
  ¥85,977 Amazon.co.jp ( 7/1執筆時)

撮像素子:1型高感度MOS
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:F4.0
画素数:2090万画素
光学ズーム: 16倍
焦点距離 :25mm〜400mm
手ぶれ補正:5軸ハイブリッド方式
ファインダー:有機EL (約236万)
AF:49点(空間認識AF)
連写:12コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3型液晶(124万ドット)
重さ:810グラム

 DC-FZ1000M2は、パナソニックの高級な高倍率ズーム機です。

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 重さは810グラムで、ひときわ重い機種です。

 そのかわりに、大きく性能の良いレンズと撮像素子・便利なダイヤル類を搭載します。また、ファインダーバリアングル液晶を搭載します。

 ただし、この機種は防塵防滴設計ではない機種ですから、野外での利用には注意が必要です。

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 ズーム倍率は、光学ズーム16倍となります。

 同社の下位機よりも多少ズームは弱いですが、実用上はあまりかわりなく、十分高倍率といえます。

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 撮像素子は、この機種の場合は、1型高感度MOSを採用します。

 高級機としては一般的なサイズですが、10倍ズームを大きく超える機種で採用している点はポイントです。

 レンズの明るさは、広角側(1倍ズーム)がF値2.8で、望遠側(16倍ズーム)がF4.0です。

 広角側は明るいですが、DMC-FZ300と違い、全レンジでこの明るさは実現していません

 ただ、こちらは、ライカのバリオ・エルマリートレンズを採用し、写真・動画においての画質の水準は相応に向上しています。

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 画質面での特徴は、「ローパスレス」を採用している点が挙げられます。

 前編でも紹介しましたが、風景写真などの解像感(クッキリ度)が増します。

 キヤノンなど、ローパスが写真のモアレを防ぐ部分を評価してローパスをなくさない哲学を保っている会社もありますが、画像エンジンの進化で弱点がソフト的に解決できるようになってきたので、なくすのは最近の流行です。

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 オートフォーカスは、こちらも、空間認識(位相差)です。

 測距点49点、合焦速度0.09秒です。

 連写速度は、12コマ/秒と高速です。

 オートフォーカスと連写は、引き続き、動く被写体に強いスペックです。

 また、約850万画素程度に劣化しますが、「4Kフォト」利用時は「30コマ/秒」で、時間制限なしに、長時間連写が可能です。

 手ぶれ補正は、やはり、段数などのスペックは非公開ですが、3.5段程度の補整力でしょう。

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 ファインダーは、先ほどの機種と同じで、236万ドットの有機ELライブビューファインダーを採用しています。ファインダー倍率は0.74倍です。

 液晶モニターは、バリアングルで、タッチパネルも採用です。

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 動画性能については、4K画質の動画が30コマ/秒のクオリティで撮影可能です。

 フルハイビジョン画質の際は、5軸手ぶれ補正が、4Kの際はアクティブモードによる電子的な補整がえらます。

 また、こちらについては、ズーム構造が、ガイドポール方式採用インナーズームで、ズーム時に重心が安定するため、像揺れ・像飛びが大幅に軽減されています。

 そのほか、低速でなめらかなズームができるコアレスDCモーターの採用や、、動画専用設計のAFなど、動画撮影の利便性がかなり高いのが特長です。

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 ネットワーク機能は、最新機なので、Wi-Fi機能Bluetooth LEに対応します。

 スマホからA-GPSの取得もできます。画像転送は、BluetoothからWi-Fiに自動で切り替わり高速に送受信させることももできる仕組みです。

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 以上、パナソニックの DMC-FZH1の紹介でした。

 大きく重い機種です。ただ、それだけに、大きな撮像素子、強力なズーム、明るいレンズを贅沢に搭載しています。

 この部分も魅力ですが、より大きな魅力は、充実した動画撮影機能でしょう。ビデオカメラとはまた異なる味の映像が撮れるので、その部分でもおすすめです。

 ただし、防塵・防滴性能がない点は注意しましょう。

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 【2016】

 20・Panasonic ルミックス DMC-FZH1
  ¥134,580 Amazon.co.jp
(7/1執筆時)

撮像素子:1型高感度MOS
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:F4.5
画素数:2010万画素
光学ズーム: 20倍
焦点距離 :25mm〜600mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:有機EL (約236万)
AF:49点(空間認識AF)
連写:12コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3. 0型液晶(104万ドット)
重さ:966グラム

 なお、この製品の旧型モデルとしてDMC-FZH1という製品が売れ残っています。

 こちらについては、20倍ズーム機ですが、重さが966グラムと、さらに重量級になっています。

 新機種と比較するとローパスレスではない点Bluetoothを搭載しない点などが大きな相違点です。

 それ以外は、ほぼ同じですが、型落ちとして、価格的なメリットがないため、現状では選ばなくて良さそうです。


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 【2016年】

 21・SONY デジタルカメラ DSC-RX10M3
  ¥142,196 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1.0型CMOS (裏面照射型)
広角側の明るさ:F2.4
望遠側の明るさ:F4.0
画素数:2010万画素
光学ズーム: 25倍
焦点距離 :24mm〜600mm
手ぶれ補正:光学式
ファインダー:有機EL(236万)
AF:25点(ファストインテリジェントAF)
連写:14コマ/秒
動画;4K(30p)
液晶モニター:3. 0型液晶(123万)
重さ:1095グラム

 DSC-RX10M3 は、ソニーのRXシリーズ高倍率ズーム搭載機です。 

 201808251534.jpg

 本体の重さは、電池込みで1095グラムです。

 1kgを超えるデジカメですが、それでも高倍率なズームレンズと一眼レフを持ち歩くより数倍軽いため、ニーズがあります。

 こちらは、防塵・防滴性能があるので、荒天時でも安心して利用できます。

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 ズーム倍率は、光学ズームが25倍となります。

 撮像素子は、1.0型CMOSを搭載で。

 201808251535.jpg

 レンズの明るさは、広角側がF2.4で、望遠側がF4.0です。

 レンズは広角側も望遠側もレンズがわりと明るいです。

 ただし、重いので、これくらいは欲しいところでしょう。

 なお、レンズは、パナソニックはライカ社のものでしたが、ソニーは、ドイツのカールツァイス社の製品を採用しています。いずれも、世界的な高級レンズメーカーです。

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 手ぶれ補正は、レンズ4.5段相当とかなり強力です。

 高倍率ズームでの撮影を後押ししています。600mmという望遠ですし、補整は強いに越したことはありません。


 201804291722.jpg

 オートフォーカスは、コントラストAFの改良版であるファストインテリジェントAFです。

 その上で、シャッターを半押しした状態の際に、ピント位置を予測する機能が付属します。

 これらの効果で、合焦速度は0.09秒とパナソニック並の水準です。

 連写速度も、14枚/コマと高速です。

 動く被写体に十分強い機種です。

 201611061906.jpg

 液晶モニターは、チルト式です。

 可動式で、上方向に107度、下方向に42度まで角度が付けられます。パナソニックと異なり、完全なバリアングルではないですが、利便性は高いです。

 ファインダーは、235万ドットの有機ELファインダーを採用します。

 倍率も1.0倍なので、この部分では、ソニーは品質が良いです。

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 動画撮影は、こちらも4K対応です。パナソニックと同様に4K動画(30フレーム/秒)に対応です。

 ソニーは、XAVC Sという優秀な画像圧縮技術を持っていますが、今回4Kに対応しました。これにより、4K画質でも、128GBのメモリーカードで2.5時間記録可能です。

 一方、ガイドポール方式採用インナーズームコアレスDCモーターなどズーム時の工夫はパナソニックに負ける印象です。

 ただ、動画用手ぶれ補正については、4K時でも5軸手ぶれ補正(インテリジェントアクティブモード)が効くのはソニーのメリット性でしょう。そのため、ズームを伴わない撮影ならば、ソニーの方が得意でしょう。

 ネットワーク機能は、WI-FI機能のみ搭載します。

 Bluetoothを採用しない理由は多少謎です。

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 以上、DSC-RX10M3 の紹介でした。

 画質の点では、高倍率ズーム、大きめの撮像素子、明るいレンズと三拍子揃った高級機です。加えて、手ぶれ補正の段数も高く、ズーム撮影の能力を活かせます。高倍率ズーム機では最も画質面では期待できるでしょう。

 ただ、高性能を得るために犠牲となっているのは、本体サイズと重さです。

 とくに、重さは1095グラムと一眼レフ並みの重量感のある機種です。価格が高い点と、重い点は、使う人を選ぶ面があります。


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 【2017年】

 22・SONY デジタルカメラ DSC-RX10M4
  ¥175,758 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1.0型CMOS (裏面照射型)
広角側の明るさ:F2.4
望遠側の明るさ:F4.0
画素数:2010万画素
光学ズーム: 25倍
焦点距離 :24mm〜600mm
手ぶれ補正:光学式
ファインダー:有機EL(約235万)
AF:315点(位相差AF)+25点(コントラスト)
連写:24コマ/秒
動画:4K (30p)液晶モニター:3. 0型(140万ドット)
重さ:1095グラム

 DSC-RX10M4 は、ソニーのRXシリーズ高倍率ズーム搭載機の最上位機です。

 実質的に、1つ上で紹介したDSC-RX10「M3」 の後継機・上位機となります。

 重さは、1095gとM3と同じで、筐体の形状も踏襲しています。

 そのことからも分かりますが、ズーム倍率レンズの明るさ撮像素子のサイズ手ぶれ補正の段数・ファインダー・液晶モニターなどのスペックは、たDSC-RX10「M3」 と同じです。

 201611061839.jpg

 オートフォーカスは、旧型よりもパワーアップした部分です。

 ソニーのDSC-RX100M5と同様で、デジカメに多いコントラスト式(25点)と、一眼レフに見られる像面位相差式(315点)を併用するファストハイブリッド式AFです。

 合焦速度は0.03秒と現状のズーム機では最高ですね。連写速度も、24コマ/秒と高速です。

 201804291744.jpg

 動画撮影は、こちらも4K対応です。一方、M3と比べると、動画でもファストハイブリッド式AFが利用できるため、合焦速度の点で下位機種よりも性能が優れます。動く被写体にはより強いですね。

 ネットワーク機能は、こちらの機種も、WI-FI機能を搭載します。

---

 以上、 DSC-RX10M4 の紹介でした。

 M3と比べるとオートフォーカス部分の進化がポイントです。基本性能に関わる部分の進化ですので「メジャーアップデート」と言えます。

 ただ、一方、その他の部分の目立った進化に乏しいため、当面は値下がりしたDSC-RX10M3で良いと思います。

次回につづく!
高画質デジタルカメラのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、10倍ズーム以上の高画質なデジカメに関するレビューでした。

 記事はまだまだ続きます。

 201509061805.jpg 

1・低倍率の高級デジカメ(3-8倍)
2・高倍率の高級デジカメ(10-35倍)
3・単焦点の高級デジカメ(1倍)
4・おすすめの高級デジカメ
【結論】

 続く、第3回目の記事では、上級者に人気の「単焦点のコンデジ」を紹介します。

1・画質の良さ    ★★★★★
2・ズーム倍率    ★★★★★★
3・フォーカスと連写 ★★★★★
4・手ぶれ補正    ★★★★★
5・動画撮影     ★★★★★

6・軽量性      ★☆☆☆☆
7・スマホ連携    ★★★★☆
8・総合評価     ★★★★★

 その上で、4回目記事(こちら)では、結論編として、上表のような観点から、目的別・予算別にオススメのデジカメを提案していきます。

posted by Atlas at 19:04 | カメラ

比較2019’【ボケ味最強】単焦点のコンデジ全機種の性能おすすめ・選び方 (3)

【今回レビューする内容】2019年 本格的な単焦点コンデジの性能とおすすめ・選び方:リコー RICOH GR3 GRVと富士フイルム X100F-B の違い:SONY DSC-RX1 DSC-RX1R SIGMA dp0Quattro dp1Quattro dp2Quattro dp3Quattroとの比較

今回のお題
単焦点のコンパクトデジタルカメラのおすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。

 201804290955.jpg

 今回は、「レンズが明るい」高級コンデジを紹介する企画の3回目記事です。

1・低倍率の高級デジカメ(3-8倍)
2・高倍率の高級デジカメ(10-25倍)
3・単焦点の高級デジカメ(1倍)

 1回目の記事2回目の記事では、5万円以上の高級機コンデジに限定し、ズーム機能が付く製品を比較してきました。

 201804291038.jpg

 今回の3回目記事では、光学ズーム機能のない1倍率レンズとなる「単焦点のデジカメ」を紹介します。

 201808251544.jpg

 このタイプは、ズームがないので足で動いて、画角を決める必要があります。しかし、明るく、解像感もあり、ボケ味がある写真が撮りやすいジャンルです。

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 以下では、いつものように、各機種を比較したあと、最後にAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

7・単焦点の高級デジカメの比較

 では、具体的な製品を比較していきます。

 以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチと思うポイントを青字系で記していきます。 


 201904011239.jpg

 【2019年】

 23・リコー RICOH GRIII 15041
  ¥109,343 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:APS-Cサイズ
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:-----
画素数:2424万画素
光学ズーム: なし
焦点距離 :28mm(単焦点)
手ぶれ補正:光学式 3軸4段
ファインダー:なし
AF:ハイブリッド方式
連写:約4枚/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3. 0型液晶(約123万)
重さ:227グラム(電池込258g)

 リコーのGR DIGITAL IIIは、ここ10年ほどの「高画質カメラブーム」の火付け役となったシリーズの最新機です。

 2019年に、約4年ぶりにフルモデルチェンジされました。

 201904011246.jpg

 本体の重さは、電池込みで257グラムです。

 ズームを搭載しない機種ですが抜群に軽いわけではありません。極度に軽量化せず、操作性を向上させるレバーやダイヤルを重要視した設計と言えます。

 ただ、軽量で剛性の高いマグネシウム合金を採用するなど、工夫は見られます。

 ズーム倍率は、単焦点なので1倍です。

 後述するように、ズームがない分、画質は期待できます。

 201804291007.jpg

 撮像素子は、APS-Cサイズの撮影素子です。

 先ほど書きましたが、これは、一眼レフと同じサイズで、効果的に光を取り込めます。写真のボケ味は相当期待できます。

  201904011248.jpg

 レンズの明るさは、F値2.8です。

 冒頭示した「高画質デジカメ」の基準は超えますが、28mmの焦点距離でこの値は、あまり高いとも言えません

 ただ、今回のモデルチェンジで、新しいGRレンズとなり、色収差の抑制に成功し、GRとくゆうの「すがすがしい画質」に、磨きがかかっています。

 201904011251.jpg

 手ぶれ補正は、シャッター速度4段分の光学式補整が搭載と強力です。

 従来機で省略されていた部分でしたが、今回単に搭載となっただけなく、角度ぶれと回転ぶれにも対応する「3軸手ぶれ補整」と一気に他社を「ごぼう抜き」にしました。

 ただ、公平を期して言えば、単焦点カメラは、基本的に手ぶれしにくいので、ここまでの性能は、オーバースペックとも言えます。

 image_74.jpg

 画質面での特徴は、「ローパスレス」を採用している点が挙げられます。

 ローパスとは、写真のモアレ(=しま模様)を防ぐために、写真の輪郭を故意にぼかすため技術です。基本的にどのデジカメでも採用されますが、写真全体がボケるという難点がありました。

 「ローパスレス」は、この機構なしに処理できるので、風景写真などの解像感(クッキリ度)が増します。

 こちらについては、GR2時代から搭載ですが、新しい手ぶれ機構を利用し、精度を上げています。

  201904011305.jpg

 オートフォーカスは、ソニー上位機と同じでハイブリッド方式です。

 デジカメに使われるコントラスト式と、一眼レフに使われる像面位相差式をミックスした方式です。

 リコーとしては初搭載です。一方、GR3の測距点の数値は仕様表では非公開ですが、説明書によると、最大25点です。公平を期して言えば、この部分は、あまり強くないでしょう。

 連写速度は、4コマ/秒で、この部分も重視されない構造です。

 いずれにしても、AFや連写の点で、動く被写体にはあまり強くないカメラで、スナップや風景用に向くカメラと言えます。

 201904011308.jpg

 液晶モニターは、3.0型の約103万ドットと問題の無い性能です。

 タッチパネル式で、タッチシャッターにも対応します。

 201904011309.jpg

 ・リコー RICOH GV-1 172780
  ¥109,343 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

 ファインダーは、未装備です。

 必要に応じて、外部ファインダーを購入します。

 201904011312.jpg

 ネットワーク機能は、Wi-FとBluetoothiが搭載されます。

 Bluetoothは、低消費電力のBluetoothLEに対応するため、常駐してもスマホ・カメラのバッテリーに影響を与えません。

 そのため、この機種は、スマホの位置情報を自動取得できます。

 また、カメラの電源がオフの状態でも写真の確認・転送操作が可能です。転送時だけは、Wi-Fiに自動的に切り替わる仕様で、速度もスムーズです。iPhoneのAirdropと同じ仕組みです。

 動画は、一方、フルハイビジョン画質(30フレーム/秒)までと、「オマケレベル」の性能です。

---

 以上、リコーGR3シリーズの紹介でした。

 4年降りの新製品ですが、相当な部分で「現在水準」に合致させてきた印象です。

 単焦点ですから、一般向けではないですが、それでも構わない上級者には、旧機からの「買い替え用」としても、間違いなくオススメできます。

ーーーー

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 【2015年】

 24・リコー RICOH GRU (APS-Cモデル)
  ¥60,168 Amazon.co.jp
(7/1執筆時)

 なお、4年前のモデルが相当安く売られています。

 しかし、機能面では、手ぶれ機構・ハイブリッドAF・Bluetooth・タッチパネルが未搭載で、画質面でも、旧式のSRレンズ・画素数(ノイズ処理)です。

 値段の安さをふまえても、現状では選択肢にはできないでしょう。新しいモデルをオススメします。


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 25・富士フイルム X100 X100F-B【黒】
 26・富士フイルム X100 X100F-S【シルバー】
  ¥111,691 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:APS-Cサイズ
広角側の明るさ:F2.0
望遠側の明るさ:-----
画素数:2430万画素
光学ズーム: なし
焦点距離 :23mm(単焦点)
手ぶれ補正:なし
ファインダー:ハイブリッド236万ドット
AF:325点(位相差AF+コントラスト)
連写:約8枚/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3. 0型液晶(約104万ドット)
重さ:419グラム(電池込469g)

 富士フイルムX100Fは、10万円台の高級単焦点カメラです。

 201804291110.jpg

 本体の重さは、電池込みで469グラムです。

 やはり、軽量性を突き詰めるより、サブダイヤルを充実させたり、後述するように、ズームを搭載しない機種ですが抜群に軽いわけではありません

 極度に軽量化せず、操作性を向上させるレバーやダイヤルを重要視した設計と言えます。

 ズーム倍率は、単焦点なので1倍です。

 201804291007.jpg

 撮像素子は、APS-Cサイズの大型の撮像素子です。

 リコーのGRIIと同じく、ローパスレスセンサーです。風景を撮ることが多い単焦点カメラ向きの技術だからでしょう。

 201804291114.jpg

 レンズの明るさは、F2.0です。

 これは今回紹介するカメラ全体からしても、極めて明るいレンズです。また、焦点距離は23mmですので、リコーのGRIIよりも多少広範囲が撮れます。

 手ぶれ補正は、単焦点機種の場合、手ぶれが起こりにくいので、も採用しません。

 201804291121.jpg

 オートフォーカスは、位相差AFとコントラストAFのハイブリッド式で、測距点は最大325点です。

 ミラーレス一眼並のスペックで、最速0.08秒という高速性です。リコーに比べ測距点も多く、ピンボケしにくいでしょう。

 連写速度も、8コマ/秒と高級デジカメとして最高クラスです。

 高速AFと高速連写対応という点では、子どもの動きのような決定的な瞬間を逃したくない人には良い製品です。

 その他、メカニカルシャッター最速1/32000秒の電子シャッターを搭載する点などがGRIIにない魅力でしょう。

 201804291123.jpg

 液晶モニターは、3インチの稼働しないタイプのモニターが付属します。

 ファインダーは、電子式レンジファインダーを装備します。

 201804291128.jpg

 これは、表示のタイムラグがない光学式ファインダーの上に、ピントエリアを拡大表示したり、各種データを重ねて表示できる電子式ファインダーを組み合わせた、新世代のファインダーです。この機種の「売り」の部分です。

 ネットワーク機能は、Wi-Fi無線によるスマホ等への転送に対応しますが、Bluetoothは未搭載です。 

 動画撮影機能は、4K非対応です。

 フルハイビジョン画質(60フレーム秒)です。ただ、動画用の手ぶれ補正がないので、やはり「オマケ」レベルです。

---

 以上、富士フイルムX100Fの紹介でした。リコーのGR3のライバル機種です。

 比較すると、レンズの明るさオートフォーカスファインダーや連写力も、こちらが強力です。

 手ぶれ補正機能は、単焦点ではあまり意味が無いことをふまえると、画質を重視する場合はこちらを選ぶのも良いでしょう。

 ただ、本体は重めで、Bluetoothが未搭載ですから、日常持ち歩く「ガジェット」として選ぶ場合は、より新しいGR3がオススメです。

 結論的にいえば、(ハイアマチュア向け)カメラとしてはX100Fが、(気軽で一般的な)ガジェットとしてはGR3が優れていると言えます。


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 27・SONY DSC-RX1【ローパス】
  ¥219,380 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

 28・SONY DSC-RX1R【ローパスレス】
  ¥195,692 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:フルサイズ
広角側の明るさ:F2.0
望遠側の明るさ:-----
画素数:2430万画素
光学ズーム: なし
焦点距離 :35mm(単焦点)
手ぶれ補正:なし
ファインダー:別売
AF:25点(コントラスト)
連写:約5コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3. 0型液晶(約130万ドット)
重さ:453グラム(電池込482g)

 DSC-RX1は、現状で手に入る単焦点コンデジでは最高級クラスのモデルです。

 正確には上位機としてSONYのDSC-RX1RM2という機種もありますが、35万円近い価格で安定している「プロ用」です。

 なお、こちらについては、ローパスレスローパスありの2種が選べます。

 201804291417.jpg

 本体の重さは、電池込みで482グラムです。

 こちらも、軽量性よりも操作性を重要視する設計です。レンズリングなど、一眼レフ並の工夫があり、使いやすさの面で、ハイアマチュアの需要に足るモデルです。

 ズーム倍率は、単焦点なので1倍です。

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 撮像素子は、20万円台の一眼レフ並であり、フルサイズです。APS-Cサイズより一回り大きな素子です。

 一眼レフの場合は、フルサイズだと交換レンズ構成が変わるため敷居が高いですが、コンデジならばその心配がないので良さそうです。

 201804291551.jpg

 レンズの明るさは、F2.0です。

 この点では、富士フイルムと同じですが、35mm換算の焦点距離は、富士フイルムの場合23mmで、こちらは35mmです。

 Atlasは大きな建物全体を撮りたい人なので、このタイプはやや不慣れですが、画角が狭めですので、スナップなどにはむしろ向く仕様です

 手ぶれ補正は、単焦点機種の場合、この機種も採用しません。

 201804291557.jpg

 オートフォーカスは、測距点25点、連写速度も、5コマ/秒と、このあたりのスペックは振るいません。

 この部分は、画像エンジンの新しさに左右される部分なので、現状ではやや弱くなっています。

201804291555.jpg

 液晶モニターは、3インチの稼働しないタイプのモニターが付属します。

 ファインダーは、付属せず、マルチインターフェースシュー経由の別売対応です。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiを含めて未搭載で、動画もフルハイビジョン画質(60フレーム秒)までと限定的な対応です。

---

 以上、ソニーのDSC-RX1の紹介でした。

 息の長いロングセラーですが、やはり、エンジン回りの設計の古さは感じます。個人的には、フルサイズを長期で試したい願望はあるのですが、やや躊躇う部分もあります。


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  【焦点距離 21mm】

 29・SIGMA デジタルカメラ dp0Quattro
  ¥88,149 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

  【焦点距離 28mm】

 30・SIGMA デジタルカメラ dp1Quattro
  ¥75,572 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

  【焦点距離 45mm】

 31・SIGMA デジタルカメラ dp2Quattro
  ¥88,850 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

  【焦点距離 75mm】

 32・SIGMA デジタルカメラ dp3Quattro
  ¥84,605 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:APS-Cサイズ
広角側の明るさ:F2.8(dp0以外)
望遠側の明るさ:-----
画素数:2430万画素
光学ズーム: なし
焦点距離 :35mm(単焦点)
手ぶれ補正:なし
ファインダー:別売
AF:25点(コントラスト)
連写:約5コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3. 0型液晶(約130万ドット)
重さ:410-500グラム(電池除く)

 シグマQuattroは、交換レンズで有名な日本のシグマが発売するカメラです。

 こちらは、焦点距離が異なる4種類の機種がラインアップされます。

 201804291802.jpg

 本体の重さは、こちらは電池抜きの重さですが、410-500グラムです。

 重さとしては、他機と同等クラスですが、16cmという横幅は非常に特徴的です。

 なお、グリップ部分はバッテリーを搭載します。割と電池を「喰う」機種のようで、面白い格好になっているようです。

 ズーム倍率は、単焦点なので1倍です。

 ただし、先ほど書いたように、焦点距離は4種から選べます。35mm換算値を載せておきましたが、売れ筋は、21mmと28mmの高各モデルです。実際、これくらいが使いやすいでしょう。

 201804291807.jpg

 撮像素子は、APS-Cサイズです。

 ただし、こちらはシグマの米国の子会社が開発したFoveon X3センサーを採用します。

 水平に配置する他社センサーと異なり、カラーフィルターを垂直に配列しているのが特徴で、セルごとに全ての色情報を記憶できます。

 これにより、色や光の情報が残りやすいという特性や、モアレが発生しないなど優れた特性が得られます。

 デジタルぽさがない、ヌメリを感じる解像感を得られることで一部に人気です。

 201804291812.jpg

 レンズの明るさは、F2.0です。

 手ぶれ補正は、採用しません。

 オートフォーカスは、コントラスト式で、測距点9点と、この部分は他機より弱いです。

 連写速度は、対応しますが、スペックは非公表ですが、最大5コマ前後と思われます。

 201804291820.jpg

 液晶モニターは、3インチの稼働しないタイプのモニターが付属します。

 ファインダーは、付属しませんが、別売で LCDビューファインダーが用意されます。Amazonの場合、セットとなるキットが選べますすね。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiを含めて未搭載で、動画も未対応です。

---

 以上、シグマQuattroの紹介でした。

 Foveon X3センサーという明確な「主張」がある点で、興味深い機種です。ややクセがある画質と、形状と使い勝手の悪さから、一般向けにはおすすめできません。自動で綺麗な写真がバッチリ撮れるカメラではないので。

 しかし、写真を撮ることを芸術的な意味で「目的化」できる方は、考えても良い機種でしょう。

次回につづく!
単焦点のコンデジのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、高級デジカメのうち単焦点なデジカメに関するレビューでした。

 記事は、もう少し続きます。

 201509061805.jpg 

1・低倍率の高級デジカメ(3-8倍)
2・高倍率の高級デジカメ(10-35倍)
3・単焦点の高級デジカメ(1倍)
4・おすすめの高級デジカメ
【結論】

 次回の4回目記事(こちら)では、高級デジカメの記事の結論編です。

1・画質の良さ    ★★★★★★
2・ズーム倍率    ★☆☆☆☆
3・フォーカスと連写 ★★★★☆
4・手ぶれ補正    ★☆☆☆☆
5・動画撮影     ★★★☆☆

6・軽量性      ★★☆☆☆
7・スマホ連携    ★★★☆☆
8・総合評価     ★★★★★

 次回は、 ここまで紹介してきた全機種から、以上のような評価軸をもとに、目的別・予算別にオススメの「最強デジカメ」を提案していきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 →結論記事は、こちら

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posted by Atlas at 19:00 | カメラ

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