2018年06月13日

比較2018'【信頼性重視】全26機のカメラ防湿庫の性能とおすすめ・選び方:IDEX ハクバ トーリ・ハン 東洋リビング

【今回レビューする内容】2018年 メーカー別人気4社のカメラ用防湿庫の性能とおすすめ・選び方:機種の違いとメーカー別の評価・性能ランキング

【比較する製品型番】ED-25CAM(RW) ED-25CAM(W) ED-41CAT(B) ED-41CAT(BW) ED-55CAT(B) ED-55CAT(BW) ED-80CAT(BW) ED-80CATP(B) ED-120CATP(B) ED-140CATP(B) ED-165CATP(B) LD-120 ED-160CAWP(B) ED-240CAWP(B) T-33D-MII T-83D-MII NT-33-M3 NT-83-M3 PH-60 PH-80 PH-110 PH-155W ハクバ E-ドライボックス KED-25 KED-40 KED-60 KED-100 IDEX D-strage type S DS-31C DS-51C DS-64M DS-104M DS-135M

今回のお題
安心してレンズを置けるおすすめの防湿庫はどの機種?

 どもAtlasです。

 今日は、2018年現在、最新モデルとなる防湿庫を比較します。

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 防湿庫は、ニッチな什器ですが、「レンズ沼」にはまったカメラマンにニーズがあるほか、簡易的な除湿を目的に、食品の保管や、ブランド品(バッグ・時計)の湿害対策に買われる方もいるようです。

 Atlasも、レンズが「カビた」苦い経験があり、40%程度の「カビない」温度を維持しつつ、乾燥剤不要で電気代が安い防湿庫は「必需品」といえます。

 今回は、防湿庫大手のトーリ・ハン東洋リビングの製品のほか、カメラ周辺機器メーカーのハクバと、ネット通販で存在感があるIDEXの防湿庫を、主にスペック面から詳しく比較・紹介します。

 いつものように各機種を紹介してから、最後にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

1・東洋リビングの防湿庫

 はじめに、東洋リビングの防湿庫の紹介です。

 横浜に本社を置く防湿庫の専門メーカーで、デンキヤで見かける防湿庫の半数ほどは、ここのメーカーの製品です。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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(アナログ湿度計)

1・東洋リビング ED-25CAM(RW)【赤】
1・東洋リビング ED-25CAM(W)【白】
  ¥25,416 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:24L
 収納目安:8台
 棚耐荷重:3kg
 本体重量:6.5kg
 消費電力:0.9W
 庫内クリーン: オートクリーンドライ

 はじめに紹介するのは、東洋リビングの入門機「ミニドライシリーズ」となるED-25CAMです。

 除湿の仕組みは、電気式で、内部の電子ドライユニットに組み込まれた乾燥剤を利用する方式です。

 ただし、内部には加熱機構があり、乾燥剤は半永久的に(壊れるまで)再生利用できる仕様です。防湿庫と乾燥剤をいれたカメラケースの違いは、この再生部分にあります。

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 カビ対策は、東洋リビングの「売り」です。ユニット内には、光触媒が仕込まれており、消臭・防かび・抗菌効果を期待できます。なお、光触媒は、自動車用の消臭機 などにも使われる技術で、信頼性が担保されます。この機構は、「オートクリーンドライ」と呼ばれ、同社の製品に最近組み込まれました。

 本体の容量は、24Lで、一眼レフにして8台ほどが置けるサイズです。

 

 棚の奥行きは、23.4cmですから、スペック的に200mm程度の望遠レンズも置けますが、大玉を保管するならば、もう少し大きなものが良いでしょうか。

 棚の耐加重は、3kgです。この点では「入門用」と言えそうです。

 湿度計は、アナログ式のものが内蔵されます。また、ケースには鍵がかけられる仕様です。

 消費電力は、東洋リビングのもう一つの魅力で、0.9wと1日の電気代が1円以下で納まる計算ですね。

 庫内照明は、未付属です。

 以上、東洋リビングED-25CAMの紹介でした。オートクリーンドライの搭載と、最安水準の電気代が魅力です。本体も小型なので、スペースはあまりないが、「とりあえず」導入しようという場合に良いでしょう。


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(アナログ湿度計)

2・東洋リビング ED-41CAT(B) 【黒】
2・東洋リビング ED-41CAT(BW) 【黒白】
  ¥29,112 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:39L
 収納目安:8台
 棚耐荷重:12kg
 本体重量:8kg
 消費電力: 0.9w
 庫内クリーン: オートクリーンドライ

 続いて紹介するのは、東洋リビングの「スリムシリーズ」に属するED-41CATです。

 除湿の仕組みは、下位機種同様で、乾燥剤は半永久的に(壊れるまで)再生利用できる仕様です。

 カビ対策も、「オートクリーンドライ」採用で共通しています。

 本体の容量は、2段ですが、下位機種よりも多い39Lです。一眼レフにして8台ほどが置けるサイズという点では下位機種に共通しますが、上段が広く使えるため、変則的なサイズのカメラなどを入れるには良いでしょう。

 棚の奥行きは、29.9cmです。相当長いレンズでも縦に収納できるでしょう。

 棚の耐加重は、8kgです。他社や上位機より、さほど頑丈ではなく、この辺は入門機レベルでしょう。

 湿度計は、こちらもアナログ式のものが内蔵されます。また、ケースには鍵がかけられる仕様です。

 消費電力は、0.9wとなり、下位機種と同じです。

 庫内照明は、未付属です。

 以上、東洋リビングED-41CATの紹介でした。部屋の邪魔にならないサイズで、それなりの数のレンズを収納できる面で便利です。大きなものを買いすぎると「際限なくレンズが増えていく」ので、この程度でやりくりするのが「レンズ沼」防止にはよいかもしれません。


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(アナログ湿度計)

3・東洋リビング ED-55CAT(B) 【黒】
3・東洋リビング ED-55CAT(BW)【黒白】
  ¥35,796 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:53L
 収納目安:12台
 棚耐荷重:12kg
 本体重量:10kg
 消費電力: 0.9w
 庫内クリーン: オートクリーンドライ

 ED-41CATは、東洋リビングの「スリムシリーズ」の中型製品です。

 除湿の仕組みカビ対策は、下位機種と全く同じ仕組みで、信頼性が高いです。

 本体の容量は、3段の棚となり、収納力は53Lで一眼レフが約12台収納できます。

 棚の奥行きは、29.9cmです。スリムシリーズは、他製品に比べて奥行が少なくて済むので、既設の棚などに設置する場合も便利ですね。

 棚の耐加重は、10kgです。下位機種より多少増えています。

 湿度計は、こちらもアナログ式のものが内蔵されます。また、ケースには鍵がかけられる仕様です。

 消費電力は、0.9wとなり、下位機種と同じです。

 庫内照明は、未付属です。

 以上、東洋リビングED-41CATの紹介でした。結構な数のレンズとカメラを置ける製品です。また、3段あるため、最下段にメディア類を保管するなど、多用途に使えそうです。湿気に弱い食品などの保存用にも向いていそうです。


 

(アナログ湿度計)

4・東洋リビング ED-80CAT(BW)   
  ¥41,863 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:77L
 収納目安:18台
 棚耐荷重:12kg
 本体重量:14kg
 消費電力: 0.9w
 庫内クリーン: オートクリーンドライ

 ED-80CAT は、東洋リビングの「ブラック&ホワイトシリーズ」に属する中型製品です。

 除湿の仕組みカビ対策は、下位機種と全く同じ仕組みです。オートクリーンドライも搭載です。

 本体の容量は、3段の棚となります。収納力は77Lで一眼レフが約18台収納できます。先ほどのスリムシリーズよりも、縦横高さにそれぞれ5cmほど大きいです。

 棚の奥行きは、34.4cmです。当然ですが、こちらも下位機種より広くなっています。

 棚の耐加重は、14kgです。剛性もよりアップしていますね。

 湿度計は、こちらもアナログ式のものが内蔵されます。また、ケースには鍵がかけられる仕様です。

 消費電力は、0.9wとなり、下位機種と同じです。

 庫内照明は、未付属です。

 以上、東洋リビングED-80CATの紹介でした。外寸の奥行きが40cmを超えて、高さも60cm越えですから、設置場所はやや選ぶ機種でしょう。一方、重量は14kgとしっかりしているため、床などに安定的に置けるならば、良い選択肢でしょう。


 
(アナログ湿度計)

5・東洋リビング ED-80CATP(B)
  ¥41,506 Amazon.co.jp (6/13執筆時)   

 内容量:77L
 収納目安:18台
 棚耐荷重:12kg
 本体重量:14kg
 消費電力: 0,9w
 庫内クリーン:

 ED-80CAT は、東洋リビングの「スタンダードシリーズ」に属する製品です。スタンダードという名前ですが、家庭用としては実質的に「ハイグレード機種」に相当します。

 サイズなどは、1つ上で紹介したED-80CATと全く同じです。

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 ただし、LEDバーライトと、最大150Wの庫内コンセントが2口付属します。これ以外の点は、基本的に下位機種と同じですね。

 保管庫としてだけでなく、「ショーケース」としての要素も欲しいならば、こちらでしょう。また、保管しながら、充電を同時にしたい場合にも良いでしょう。


  

(アナログ湿度計)

6・東洋リビング ED-120CATP(B)
  ¥45,480 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:116L
 収納目安:24台
 棚耐荷重:12kg
 本体重量:19kg
 消費電力: 0.9w
 庫内クリーン: オートクリーンドライ

 ED-120CATP は、東洋リビングの「スタンダードシリーズ」に属する中型製品です。

 除湿の仕組みカビ対策は、やはり同じ仕組みです。

 本体の容量は、こちらは4段の棚となります。収納力は116Lで一眼レフが約24台収納できます。防湿庫は非常に長いこと保つ家電ですので、レンズを売り買いせず、「一生貯めていく」ようなハイアマチュアの方が買うには良い選択肢でしょう。

 棚の奥行きは、34.4cmです。下位機種と同等水準です。

 棚の耐加重は、19kgです。東洋リビングの場合、合成は大きくなるほど高くなりますが、恐らく、これは棚板の数が増えるためですね。

 湿度計は、こちらもアナログ式のものが内蔵されます。また、ケースには鍵がかけられる仕様です。

 消費電力は、0.9wとなり、下位機種と同じです。つまり、サイズが大きくなっても、湿度コントロールをするユニットは同じものが使われていることになります。

 庫内照明は、スタンダードシリーズですので付属します。また、コンセントも二口あります。

 以上、東洋リビングED-120CATPの紹介でした。一眼レフにして24台置けるという点では、プロに近い方向けの機種とも言えます。一方、湿害対策用に食品などの保存に利用するならば、この位のサイズがあっても良いでしょうか。


  

(アナログ湿度計)

7・東洋リビング ED-140CATP(B)
  ¥52,081 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:137L
 収納目安:30台
 棚耐荷重:12kg
 本体重量:22kg
 消費電力:0.9w
 庫内クリーン:オートクリーンドライ

  

(アナログ湿度計)

8・東洋リビング ED-165CATP(B)
  ¥59,907 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:162L
 収納目安:36台
 棚耐荷重:12kg
 本体重量:26kg
 消費電力:0.9w
 庫内クリーン: オートクリーンドライ

 ED-120CATPED-165CATP(B)は、東洋リビングの「スタンダードシリーズ」に属する大型製品です。

 基本的に下位機種と仕様は同じで、33.4cmという棚の奥行も共通しますが、前者は5段の棚、後者は6段の棚となります。また、このグレードから扉は上下に分かれます。LEDバーライトも上下に2つです。

 業務用とも言えるサイズですが、消費電力は、0.9wとなり同じです。乾燥ユニットのパワーは同等と言えるでしょう。

 一方、本体重量が相当程度ありますので、内蔵するカメラの重さを考慮に入れても、床設置が前提となるでしょう。たいていの家庭にはやや大きすぎる気がしますが、専門家や業務用として需要がありそうです。


 

(デジタル温湿度計)

9・東洋リビング LD-120
  ¥52,052 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:118L
 収納目安:24台
 棚耐荷重:12kg
 本体重量:21kg
 消費電力: 0.9w
 庫内クリーン: オートクリーンドライ

 LD-120 は、東洋リビングの家庭用の上級機です。

 除湿の仕組みカビ対策は、やはり同じ仕組みです。

 本体の容量は、こちらは4段の棚となり、一眼レフが約24台収納できます。上級機はこのサイズのみ展開ですが、ハイアマチュアの方によく売れているサイズだからでしょう。

 棚の奥行きは、34.4cmです。十分ですね。

 棚の耐加重は、21kgです。

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 湿度計は、こちらは、デジタル式が採用されます。温度も測れる温湿度計ですので、利便性は増していると言えます。

 消費電力は、同じく0.9wです。

 庫内照明は、LEDバーライトが付属しますが、下位機種に較べるとこちらは、ドアの開閉と連動したON/OFFと、スイッチ式の常時点灯が選択可能です。また、バーライトの明るさも上位です。そのかわり、庫内コンセントは一口です。

 以上、東洋リビングLD-120の紹介でした。スタンダードシリーズの同型との相違点は、LEDバーライトの利便性と、デジタル温湿度計の搭載です。ただ、同型のED-120CATP と較べて1万円以上高いのはややネックです。


 

(アナログ湿度計)

10・東洋リビング ED-160CAWP(B)
  ¥65,072 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:160L
 収納目安:36台
 棚耐荷重:20/12kg
 本体重量:27kg
 消費電力:0.9w
 庫内クリーン: オートクリーンドライ

 

(アナログ湿度計)

11・東洋リビング ED-240CAWP(B)
  ¥89,793 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:237L
 収納目安:48台
 棚耐荷重:20/12kg
 本体重量:35kg
 消費電力:1.6w
 庫内クリーン: オートクリーンドライ

 ED-160CAWPED-240CAWP東洋リビングの「ワイドシリーズ」に属する製品です。

 除湿の仕組みカビ対策は、やはり他と同じです。

 本体の容量は、それぞれ3段と4段の棚となり、一眼レフが約36/48台収納できます。横に広い両開きの仕様であり、幅は83.8cm/840cmあります。ただ、東洋リビングの製品は、トップボードにもものが置ける仕様なので、上部のスペースは有効利用できます。

 棚の奥行きは、スタンダードシリーズと同じく、34.4cmです。

 棚の耐加重は、27kg/35kgです。

 湿度計は、基本的にスタンダードシリーズの「ワイド版」という機種なので、アナログ式です。

 消費電力は、同じく0.9wです。

 庫内照明は、連動はしませんが、LEDバーライトが2つ付属します。また、鍵がかけられる仕様です。庫内コンセントも付属です。

 以上、東洋リビングED-160CAWPED-240CAWPの紹介でした。横型に較べると、安定感があり、家具などともある程度調和しそうです。リビングの目立つ場所に置くならば、こうした形でも良いでしょう。

2・トーリハンの防湿庫の比較

 続いて、トーリハンの防湿庫の紹介です。デンキヤで見かける確率は東洋リビングと同程度に多いメーカーで、こちらも日本の「老舗」と言える企業です。

 以下、東洋リビングと同じ方法で、比較していきましょう。 


 

(デジタルデュアル湿度計)

12・トーリ・ハン T-33D-MII
  ¥37,800 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

(アナログ湿度計)

12・トーリ・ハン NT-33-M3
  ¥30,091 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:34L
 収納目安:6-9台
 棚耐荷重:50kg
 本体重量:9kg
 消費電力: 2.4w
 庫内クリーン:ルネキャット

 はじめに紹介するのは、トーリハンの「T-Dシリーズ」に属する入門機となる T-33D-MIINT-33-M3です。

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 除湿の仕組みは、基本的にトーリハンと同様の電気式でドライユニットに組み込まれた乾燥剤を再生利用する方式です。

 東洋リビングと構造図を比較すると、下部と上部の吸気口が、シーソー型になっているのが特徴で、吸湿・排気が効率よくできるような工夫があります。

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 カビ対策は、一方で、東芝マテリアルの光触媒「ルネキャット」を棚板に塗布する形式です。庫内の自然光下でも、効果が発揮できる仕様です。こちらも、消臭・防かび・抗菌効果を期待できます。

 東洋リビングの場合、ドライユニットに光触媒ユニットが仕込まれ、庫内を循環させる仕組みでした。それと比較すると、ルネキャットは塗布型です。

 このタイプは建材などにも利用されますが、効果の維持のためには、定期的にメンテナンス液の塗布が必要です。とくに、この部分について、効果の持続性の説明がないために、東洋リビングに比べると、やや劣る方式でしょう。

 本体の容量は、34Lで、一眼レフにして6-9台ほどが置けるサイズです。

 棚の奥行きは、23cmです。東洋リビングのスリム型の小型機とほぼ一緒です。やはり、200mm程度の望遠レンズも置けますが、基本的にはもう少し大きなものが良いでしょう。

 棚の耐加重は、50kgです。東洋リビングと異なり、スチール製の頑丈な棚を利用するので、堅牢性の部分では、トーリハンに優位性があります。

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 湿度計は、トーリハンの製品のもう一つの「売り」であり、視認性の良いカラーのデジタルデュアル湿度計を装備します。ただし、格安の NT-33-M3はアナログ式の温湿度計です。なお、ケースには鍵がかけられる仕様です

 消費電力は、平均2.4wです。東洋リビングに較べると2.5倍ほど悪いですが、それでも、1日で1円前後に収まる計算です。

 庫内照明は、未付属です。

 以上、トーリハンT-33D-MIINT-33-M3の紹介でした。東洋リビングと較べると、ドライユニットの工夫はトーリハン、カビやガス対策となる庫内クリーンの優位性は東洋リビングでしょう。防湿庫としての基本部分と言えるこれらは、一長一短と言えそうです。

 その上で、トーリハンの製品は、堅牢性の部分では有利でしょう。また、デジタル温湿度計搭載モデルは魅力ですが、やや高い目の値段なのが残念です。

 いずれにしても、東洋リビングとトーリハンについては、どちらを選ぶかの選択が非常に難しいです。Atlasのおすすめ機種は、記事の最後に改めて提案したいと思います。


 

(デジタルデュアル湿度計)

13・トーリ・ハン T-83D-MII
  ¥41,310 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

(アナログ湿度計)

13・トーリ・ハン NT-83-M3
  ¥40,435 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:47L
 収納目安:9-12台
 棚耐荷重:50kg
 本体重量:10kg
 消費電力: 2.4w
 庫内クリーン: ルネキャット

 T-83D-MIINT-83-M3は、トーリハンの「T-Dシリーズ」の中型機です。

 除湿の仕組みカビ対策などは、下位機種と同じです。

 本体の容量は、唯一の違いで、こちらは47Lで、一眼レフにして9-12台ほどが置けるサイズです。なお、T-83-MIIについては、アナログ湿度計の位置の関係で、下位機種同様で、多少収納スペースが小さめです。

 棚の奥行きは、23cmです。スリムサイズですが、大玉の収納はやや「難あり」とも言えます。基本的にあまり数を増やしたくない人向きでしょう。

 棚の耐加重は、こちらも50kgで、その他の部分についても、基本的に下位機種に準じます。

 以上、トーリハンT-83D-MIINT-83-M3の紹介でした。スリムサイズで奥行が短いモデルで「3段」は、東洋リビングにはなかったパターンですし、需要はあるでしょう。目を引く赤いシートも、デザイン面で魅力です。


 

(アナログデュアル湿度計)

14・トーリ・ハン PH-60
  ¥43,027 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:56L
 収納目安:12-15台
 棚耐荷重:50kg
 本体重量:10kg
 消費電力:2.4w
 庫内クリーン: ルネキャット

  

(アナログデュアル湿度計)

15・トーリ・ハン PH-80
  ¥50,803 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:76L
 収納目安:18-21台
 棚耐荷重:50kg
 本体重量:12kg
 消費電力:2.4w
 庫内クリーン: ルネキャット

  PH-60PH-80は、トーリハンの上級グレードの「プレミアムシリーズ」に属するスタンダードモデルです。

 除湿の仕組みカビ対策は、基本的に下位機種と同じです。

 本体の容量は、PH-60は56L、PH-80は76Lです。前者は、一眼レフにして12-15台、後者は18-21台ほどが置けるサイズです。

 棚の奥行きは、このシリーズからは32cmです。大きなレンズでも十分収納できるため、一眼レフ用としては有利でしょう。ただし、外寸の奥行きは、38.4cmです。

 棚の耐加重は、こちらも、50kgです。

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 湿度計は、トーリハンの場合は、上位機もアナログ式です。ただし、庫内温度・戸外湿度のほか。庫内温度も把握できる豪華仕様です。ただし、文字盤デザイン的は、やや古風で好みが分かれるでしょう。

 消費電力は、平均2.4wです。東洋リビングに較べると2.5倍ほど悪いですが、それでも、1日で1円前後に収まる計算です。

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 庫内照明は、スイッチ式のLED照明が搭載です。また、庫内と戸外にコンセントが1つずつあります。

 以上、トーリハンPH-60PH-80の紹介でした。サイズ的には、初心者〜中級者に向いた2モデルです。対荷重50kgは魅力です。ただ、価格面では、同サイズの東洋リビングに比して、やや高級路線と言えるでしょう。

 とはいえ、長く使う家電ですから、その部分に投資する価値はあるでしょう。


  

(アナログデュアル湿度計)

16・トーリ・ハン PH-110
  ¥58,642 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:107L
 収納目安:24-27台
 棚耐荷重:50kg
 本体重量:16kg
 消費電力: 2.4w
 庫内クリーン: ルネキャット

  

(アナログデュアル湿度計)

17・トーリ・ハンPH-180
  ¥77,857 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:157L
 収納目安:36-39台
 棚耐荷重:50kg
 本体重量:25kg
 消費電力: 3.6w
 庫内クリーン: ルネキャット

 PH-110PH-180は、トーリハンの「H-Dシリーズ」に属する大きめモデルです。

 除湿の仕組みカビ対策は、基本的に下位機種と同じです。

 本体の容量は、PH-110は107L、PH-180は157Lです。前者は、一眼レフにして24-27台、後者は36-39台ほどが置けるサイズです。

 サイズ的には、PH-110は、トーリハンでは最も売れ筋とのことです。カメラのほか、周辺機器・メディアも保管するならば、確かに使い勝手が良さそうです。

 棚の奥行きは、下位機種と同じで、32cmと十分です。

 棚の耐加重は、こちらも、50kgです。

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 湿度計は、こちらもアナログ式ながら、計測項目が多い仕様です。

 消費電力は、 PH-110は平均2.4wです。ただし、PH-180は、3.6wとなります。大きめのユニットなので、ドライユニットも大きくパワーを上げています。東洋リビングは160Lモデルも同じユニット・消費電力でしたので、ある意味、こちらのほうが「安心感」はあるでしょう。

 庫内照明は、こちらもスイッチ式のLED照明が搭載です。加えて、庫内と戸外にコンセントが1つずつあります。

 以上、トーリハンPH-110PH-180の紹介でした。131cmあまりと「身長」はありますが、大きなケースを探しているならば、ドライユニットが大きなH-180D-MIIは魅力でしょう。

3・ハクバの防湿庫の比較

 続いて、カメラサプライ製品大手のハクバの製品を紹介します。

 基本的にOEM生産で、専業の2社に較べるとラインアップは少ないですね。


 

(アナログ温湿度計)

18・ハクバ E-ドライボックス KED-25
  ¥14,273 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:25L
 収納目安:2-3台
 棚耐荷重:
 本体重量:5.6kg
 消費電力: 15w
 庫内クリーン:

 KED-25は、ハクバの超小型の防湿庫です。このサイズは他社のラインアップがなく、「ニッチニーズ」がりそうです。

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 除湿の仕組みは、他社と同様で、ドライユニットによる除湿です。


 レンズ専用防カビ剤フレンズ KMC-62
  ¥446 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 カビ対策は、基本的には非対応です。ただ、シメン系化合物とカルバミン酸系化合物からなる同社の防かび剤の併用を薦めており、これを併用することで一定程度の効果を発揮しそうです。有効期間は1年です。

 本体の容量は、25Lで、一眼レフにして2-3台ほどが置けるサイズです。小型なので、基本的には、一眼レフとレンズ2-3本ほどという収納力ですね。

 棚の奥行きは、23cmです。また縦の内寸は31cmですので、ある程度長めの望遠鏡を縦置きすることもできます。

 湿度計は、アナログ式の温湿度計が付属です。

 消費電力は、定格消費電力では15wです。ただ、他社が開示する平均消費電力に換算すれば、おそらく、トーリハンと同等です。過度に電気代がかかる機種とは見なせません。

 庫内照明は、未付属です。

 以上、ハクバのKED-25の紹介でした。大手メーカーですが、以前、販売員に伺ったところ、自社工場で生産しているモデルではないとのことでした。ただ、3年間と長期の保証が付きますので、この点は安心でしょう。


 

(アナログ温湿度計)

19・ハクバ E-ドライボックス KED-40
  ¥20,507 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:40L
 収納目安:約6-8台
 棚耐荷重:
 本体重量:8.5kg
 消費電力: 15w
 庫内クリーン:

 KED-40は、ハクバの中型の防湿庫です。

 基本仕様は下位機種に準じており、こちらも防カビ剤が別途必要な機種です。

 基本的なスペックは上表の通りですが、棚の耐荷重について、他社と違って非公表ですね。ただし、「頑丈なスチールでたわまない」との記載はあります。

 他社に比べて格安ですが、LEDバーライトが付属しないなど、やや魅力に欠ける部分はありますね。



(アナログ温湿度計)

20・ハクバ E-ドライボックス KED-60
  ¥21,899 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:60L
 収納目安:15台-
 棚耐荷重:
 本体重量:12kg
 消費電力: 15w
 庫内クリーン:


(アナログ温湿度計)

21・ハクバ E-ドライボックス KED-100
  ¥27,784 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:100L
 収納目安:20台-
 棚耐荷重:
 本体重量:23kg
 消費電力:15w
 庫内クリーン:

 KED-60と、KED-100ハクバの大型の防湿庫です。

 大サイズですが、他モデルに較べて、価格が極めて安いのが売りです。ただ、外観にやや価格が出ている部分があります。

 インテリア性を求めるならば、やはり「二大メーカー」の方が良いでしょう。とはいえ、費用対効果はそれでも魅力ですね。いずれにしても、あまり目に付かない場所に保管する方で、防カビ剤の交換を忘れないような「まめな」方に向くと思います。

4・IDEXの防湿庫の比較

 最後にIDEXの防湿庫を紹介します。

 比較的最近販売をはじめた日本の会社で、インターネット販売に限定することでコストを抑えています。店頭で実物を見れない点でやや難がありますが、コストダウンのためには仕方ないでしょう。

 実際割安です。



(デジタル温湿度計)

22・IDEX D-strage type S DS-31C
  ¥15,800 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:30L
 収納目安:6-8台
 棚耐荷重:10kg
 本体重量:6.2kg
 消費電力:7w
 庫内クリーン:

 DS-31Cは、IDEXの小型の防湿庫です。

 201712291319.jpg

 除湿の仕組みは、他社とことなり、冷媒として割と多くの家電で使われるペルチェ素子を利用しています。乾燥剤を利用する他社の方式に比べると、乾燥剤を乾燥させる時間的ロスがない方式ですので、防湿庫をいつ開けても、その後の湿度回復期間は同等となります。

 ただし、ペルチェ素子は低温多湿状況にあまり強くなく、冬場に加湿器を利用しているような場合は、電源を切っておく必要があります。以前は大手でもペルチェ素子方式の防湿庫があったのですが、売らなくなりました。

 カビ対策は、基本的には非対応です。メーカー側も、カビたレンズは繁殖する可能性があるため、入れないようにと注意喚起しています。

 本体の容量は、30Lで、一眼レフにして6-8台ほどが置けるサイズです。

 棚の奥行きは、31cmで、他社のスタンダードタイプのように、大型のレンズも横収納できそうです。

 201712291329.jpg

 湿度計は、視認性の良いデジタル温湿度計が付属しますね。

 消費電力は、7wで、メーカーによると1日8時間の運転で1.6円ほどの電気代です。除湿の仕組みが異なるので、多少割高です。

 庫内照明は、照度は低いですが、基本装備です。

 以上、IDEXDS-31Cの紹介でした。デジタルのデュアル湿度計や庫内照明が付属しており、アクセサリーの面での充実が魅力です。ペルチェ素子の採用の部分は、やや注意が必要でしょう。



(デジタル温湿度計)

23・IDEX D-strage type S DS-51C
  ¥19,800 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:50L
 収納目安:10-12台
 棚耐荷重:8.7kg
 本体重量:10kg
 消費電力:7w
 庫内クリーン:

 DS-51Cは、IDEXの中型の防湿庫です。

 除湿の仕組みは、こちらも、ペルチェ素子を利用しています。

 カビ対策は、やはり、非対応です。

 本体の容量は、50Lで、一眼レフにして10-12台ほどが置けるサイズです。

 棚の奥行きは、31cmで、下位機種と共通し、その他のアクセサリーの面でも同等です。

 以上、IDEXDS-51Cの紹介でした。

 中型ではハクバに輪をかけて格安と言える製品です。ペルチェ素子の採用の部分は、やや注意が必要でしょうが、例えば、部屋の密閉率が低い和室や倉庫に置き、念のため電源を切っておくような使い方ならば、コスパの良い機種でしょう。



(デジタル温湿度計)

24・IDEX D-strage DS-64M
  ¥24,800 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:60L
 収納目安:12~16台
 棚耐荷重:13kg
 本体重量:10kg
 消費電力:8w
 庫内クリーン:


(デジタル温湿度計)

25・IDEX D-strage DS-104M
  ¥32,800 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:100L
 収納目安:20-25台
 棚耐荷重:13kg
 本体重量:14kg
 消費電力:8w
 庫内クリーン:


(デジタル温湿度計)

26・IDEX D-strage DS-135M
  ¥40,800 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:130L
 収納目安:25-30台
 棚耐荷重:13kg
 本体重量:19kg
 消費電力:16w
 庫内クリーン:

 DS-64M DS-104M DS-135Mは、IDEXの大型の防湿庫です。

 除湿の仕組みは、こちらも、ペルチェ素子を利用しています。

 カビ対策は、やはり、非対応です。

 本体の容量は、上表の通りで、相当数の収納ができます。

 棚の奥行きは、どれも共通して38cmで、ゆとりを持った収納力と言えます。

 湿度計は、下位機種と仕様が同じで、視認性の良いデジタル温湿度計が付属しますね。

 消費電力は、最も大型な機種については16wです。130Lサイズですので、十分な加湿力を得るために、ユニットのパワーを上げているためです。この部分では安心感があります。ただし、電気代は、1日3.4円ほどです。

 庫内照明は、基本装備です。

 以上、IDEXの大型機種の紹介でした。100Lを超える機種はハクバにもないため、価格重視で大型の製品を考える場合、割安感があります。一方、ペルチェ素子を利用する際の利点と欠点は認識して導入する必要があります。

今回の結論
安心してレンズを置けるおすすめの防湿庫はこれ!

 というわけで、今回は防湿庫について比較しました。

 10台くらいの比較で済むかな?と安易に構えていたら、結構な数があり難儀しました。ただ、これくらい比較しないと、自分に合った良い製品は見つからないでしょう。

 最後にいつものようにAtlasのおすすめ機種を提案しておきます。


 第1に、10本前後のレンズと一眼レフ数台を収納する場合に、おすすめな防湿庫は、

 
(アナログ湿度計)

5・東洋リビング ED-80CATP(B)
  ¥41,506 Amazon.co.jp (6/13執筆時)   

 内容量:77L
 収納目安:18台
 棚耐荷重:12kg
 本体重量:14kg
 消費電力: 0,9w
 庫内クリーン:

 東洋リビングの「スタンダードシリーズ」のED-80CAT でしょう。

 除湿力は、信頼性の面で定評がある、電子ドライユニットに組み込まれた乾燥剤を利用する方式です。それに加えて、光触媒ユニットを利用するオートクリーンドライは、カビの防止の面でメリット性が高いと思います。

 サイズ的にも、レンズ10本程度と一眼レフが余裕で入り、メディアなども下段におけるため、十分でしょう。

 温度計はアナログ式ですが、実用性に問題はないですし、LEDバーライトと、最大150Wの庫内コンセントが2口付属する点も便利です。

 価格も割合値頃感があるので、どれか一台を選ぶとするとこれでしょう。現状で、あまりレンズがない方についても、将来を考えると、これほどの大きさのものを買っておくと良いと思います。電気代もかわりませんので。


 第2に、多めのレンズを収納する場合や食料品などの保存におすすめできる防湿庫は、

  

(アナログ湿度計)

6・東洋リビング ED-120CATP(B)
  ¥45,480 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:116L
 収納目安:24台
 棚耐荷重:12kg
 本体重量:19kg
 消費電力: 0.9w
 庫内クリーン: オートクリーンドライ

 東洋リビングED-120CATP がおすすめです。

 棚が4段あるので、使い勝手が非常に良いです。

 防湿庫は、「必要と思うより1サイズ大きい方が後悔しない」と言えます。

 そのため、幅42.3cm×高さ86.6cm×奥行き34.4cmの設置面積がとれるならば、電気代も変わらないため、こちらを選んでしまうのが良いと思います。

ーー

 

(デジタル温湿度計)

9・東洋リビング LD-120
  ¥52,052 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:118L
 収納目安:24台
 棚耐荷重:12kg
 本体重量:21kg
 消費電力: 0.9w
 庫内クリーン: オートクリーンドライ

 なお、もう少し予算があれば「プレミアムモデル」で、デュアル温湿度計と2種類の連動タイプのLEDバーライトが付いた上位機を選ぶのもよいでしょう。


 第3に、超大型のレンズ用防湿庫を探している場合にオススメできる製品は、

  

(アナログデュアル湿度計)

17・トーリ・ハン PH-180
  ¥77,857 Amazon.co.jp (6/13執筆時)

 内容量:157L
 収納目安:36-39台
 棚耐荷重:50kg
 本体重量:25kg
 消費電力: 3.6w
 庫内クリーン: ルネキャット

 トーリ・ハンPH-180でしょう。

 大型の防湿庫は多いですが、それに応じてユニットを大型化している製品はあまりないです。その点で言えば、こちらは、ドライユニットも大きくパワーを上げていますし、「安心感」が高いでしょう。

 ブルーのマットは、庫内のLED照明の発色とあわせて、高級感があり、ディスプレイ的にも映える製品だと感じます。

ーーー

 以上、今回は、カメラ用の防湿庫の比較をしました。

 なお、このブログには、カメラ周辺機器の記事がいくつかあります。

1・SDカードの比較
2・三脚の比較
3・防湿庫の比較

 これらの記事もよろしくお願いします。

 またカメラに関しても、以下の記事があります。

1・1万円前後の入門コンデジの比較
2・3万円前後の人気コンデジの比較

3・5万円以上の高級コンデジの比較
4・高倍率ズームのコンデジの比較
5・水や砂に強い高耐久コンデジの比較
6・自分撮影ができるコンデジの比較

7・ミラーレス一眼の比較

8・一眼レフカメラの比較
9・デジカメ全製品からのおすすめ【結論】

 よろしければ、こちらもご覧ください。

 また、最後になりましたが、もしこの記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 14:20 | カメラ

2018年05月30日

比較2018' 最新のWi-Fi対応SDカード6点の性能とおすすめ:東芝 FlashAirとEye-fi mobi

【今回レビューする内容】2018年 Wi-Fi・無線LAN対応のSDカードの性能とおすすめ:無線LAN対応 東芝 フラッシュエア アイファイモビプロ デジカメ用Wi-Fi SDカードのランキング

【紹介する製品型番】 東芝 Flash Air W-04 SD-UWA016G SD-UWA032G SD-UWA064G FlashAir W-03 SD-WE008G SD-WE016G SD-WE032G SD-R016GR7AL01 SD-R032GR7AL01 SD-AF32GWF Eye-Fi Mob iPQI Air Card II

今回のお題
無線LAN(Wi-Fi)に対応するおすすめのSDカードはどれ?

 ども、Atlasです。WI-FI(無線LAN)に対応するSDカードを比較・紹介します。

 本ブログには、SDカードに関する以下のような記事があります。

1・ SDカードの比較
2・ Wi-Fi対応SDカードの比較
3・ MicroSDカードの比較

 今回の記事は、2番の記事です。

 もし、普通のSDカード を探している方がいましたら、1番の記事をご覧ください。 

 なお、今回紹介するWi-Fi搭載のSDカードは、以前は、米国のアイファイと東芝が「二強」として、製品を競っていました。

 ただ、最近はデジカメ自体にWi-Fiが搭載されたため市場が狭くなり、すでに、東芝のみが継続的に販売している状況です。Eye-Fiは、写真用のモバイルストレージサービスに経営を集中しているようです。

 そのほか、アダプター方式を台湾のPQIが販売していますのそちらも合わせて紹介します。

1・東芝のフラッシュエアの比較

 では、紹介をはじめます。

 はじめに東芝のフラッシュエアの国内正規品を紹介します。


   

 【国内正規品】

 1・東芝 W-03 SD-WE008G [8GB]
  ¥3,980 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 1・東芝 W-03 SD-WE016G [16GB]
  ¥4,000 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 1・東芝 W-03 SD-WE032G [32GB]
  ¥3,980 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 【並行輸入版】

 2・東芝 SD-R016GR7AL01 [16GB]
  ¥3,360
Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 2・東芝 SD-R032GR7AL01 [32GB]
  ¥3,490 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 東芝フラッシュエアW-03シリーズは、東芝のWi-Fi対応のSDカードです。

 東芝は、メモリーを自社生産できるため、サムソンから購入する必要があるEye-Fi社よりも価格を抑えて発売ができるというメリットがあり、最終的に生き残りました。

 国内正規品と、並行輸入品があります。並行輸入品は国際保証がないため、基本的には正規品を選ぶべきです。

 読み出し/書込速度は、非開示です。

 ただし、クラス10という表記から「読み込み/書き込み10MB/秒」を達成していることは分かります。実際のスピードがどのくらいになるかは不明ですが、高速連写のような使い方をしないならばこれでも十分です。

 201407251629.jpg

 この製品は、Wi-Fi対応のSDカードとして、デジカメで撮影した映像をパソコンやスマホに転送できます。スマホに対しては一度に7台まで送れるため、多人数のシェアにも向きます。 

 また、WI-FIルーター(親機)としての性能を持ちますので、出先でWI-FI環境がない場所でも、スマホやパソコンなどに画像を直接自動転送できます。

 201407251636.jpg
 東芝フラッシュエアアプリ
  ¥0 itunes Store
 東芝フラッシュエアアプリ
  ¥0 Google Play

 スマホの場合、iPhone/Androidで利用するアプリはこちらです。東芝の場合、アプリを起動して、Wi-Fiを接続し、一括転送を選択するか、転送する写真を選択するかしていきます。

 201702271845.jpg

 パソコンの場合、WindowsとMacの設定ソフトを【こちら】からダウンロードして利用します。フラッシュエアSDカードをPC本体に差し、ネットワークIDとパスワードを設定した後、カードをデジカメに戻します。その後、インターネットブラウザ上で、転送したい写真を選ぶなどの操作をすることになります。

 201702271850.jpg

 FlashAirドライブ機能を設定すれば、Windowsのエクスプローラー、Macのファインダ上から、カード内のファイルに直接アクセスできます。設定は簡単で、SDカードをパソコンに挿し、SDカードに内蔵されるFlashAir設定ソフトウェアをインストールするだけです。

 取り扱えるデータは、制限がありません。動画もRAWも対応可能です。スマホやPCがそのファイル形式に対応していれば、問題ありません。

 以上、東芝 W-03シリーズの紹介でした。さほどスピードがないのが難点です。この点で言えば、2017年から速度が改善された上位機が発売されましたので、そちらを選んだ方が良いでしょう。これについては、次に紹介したいと思います。


  

 【国内正規品】

 3・東芝 W-04 SD-UWA016G
  ¥4,572 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 3・東芝 W-04 SD-UWA032G
  ¥4,899 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 3・東芝 W-04 SD-UWA064G
  ¥7,673 Amazon.co.jp (5/30執筆時)  

 【並行輸入版】

 4・東芝 W-04 FlashAir 16GB
  ¥3,560 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 4・東芝 W-04 FlashAir 32GB
  ¥4,120 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 4・東芝 W-04 FlashAir 64GB
  ¥6,168 Amazon.co.jp (5/30執筆時)  

 W-04シリーズは、 2017年に新展開された上位版のFlash Airです。国内正規品と並行輸入品がありますが、保証が得られるのは正規品のみです。

 下位機種の W-03シリーズに較べた場合のメリット性は主に2点です。

 第1に、このカードがUHS-1規格U-3規格の基準をクリアする点です。相応の速度を要求する4K動画の撮影についても対応可能です。それに伴い速度の情報も開示されており、こちらは、理論値で、読み出し90MB/秒・書込70MB/秒と、Wi-Fi未搭載のSDカードとと比較しても「高速」と言って良いスピードです。

 価格は多少高いですが、お使いのカメラなどが4K対応の場合は、こちらが必須となります。

  201708241442.jpg

 第2に、無線転送スピードの強化も図られている点です。W-3シリーズに比べて2.9倍の転送速度です。この点は、4Kにかかわらず、全てのフォーマットで有効です。

 以上、W-04 の紹介でした。4K動画の方はこのグレード以上が必須です。また、それ以外でも転送速度が高速で利便性が高いため、予算があればこちらが良いでしょう。


  

 5・PQI Air Card II アダプタ 32GB Class10付属
  ¥2,489 Amazon.co.jp (5/30執筆時)  

 PQI Air Card II アダプターは、東芝のフラッシュエアーに対抗できる数少ない選択肢です。PQIは台湾の大手メーカーです。

 こちらの場合、本来的には「Wi-Fi搭載SDカードアダプタ」であり、MicroSDカードを入れ替えて利用できる利便性があります。また、32GBのカードが初期添付されます。

 読み出し/書込速度は、非開示です。ただし、こちらもクラス10という表記から「読み込み/書き込み10MB/秒」を達成していることは分かります。中身のカードは入れ替えることが可能です。ただし、容量は32GBまでのサポートです。

 Wi-Fiについては、

3・ MicroSDカードの比較

 一方、中身に高速なマイクロSDカードを差せば、UHS-1規格U-3規格の基準のカードも利用できるでしょう。基本アダプターで、ボトルネックになる要素はないので。


 201711231111.jpg

 この製品も、コンセプトはフラッシュエアーと同じです。デジカメで撮影した映像をパソコンやスマホに転送できます。フラッシュエアーほどではありませんが、こちらも三台まで同時転送可能です。

 201711231131.jpg

 PQI Air Card+ 
 ¥0
  iTunes Store

 PQI Air Card+
 ¥0 Google Play

 スマホの場合、iPhone/Androidで利用するアプリはこちらです。

 こちらのアプリは写真だけではなく、音楽再生機能もあるため、音楽用のクラウドとして利用可能です。ただ、クラウドサービス全盛の現在的にはあまり有用ではないでしょうが、自主製作音源の友人との交換や、パケットの節約などのためのニーズはあるのかもしれません。

 パソコンの場合、Windows用のソフトのみが用意されます。ただ、MacでもWi-Fiにつながった状況ならば、データの読み出しは可能でしょう。ただし、その場合は上級者向きです。

 取り扱えるデータは、やはり制限がありません。

 以上、PQI Air Card II アダプタの紹介でした。東芝に比べて比較的安く導入できるメリット性があります。ただ、ニッチな製品で、付属ソフトの日本語対応状況など、やや「上級者向き」ですので、一般的には、東芝の製品のほうが良いでしょう。

2・eye-fiの各製品について

 201407251513.jpg

 5・Mobi 8GB EFJ-MC-08
  ¥-------- Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 5・Mobi 16GB EFJ-MC-16
  ¥−−− Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 5・Mobi 32GB EFJ-MC-32
  ¥−−− Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 6・ Mobi Pro EFJ-MP-16JP 16GB
  ¥----- Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 6・ Mobi Pro EFJ-MP-32JP 32GB  
  ¥-----
Amazon.co.jp
(5/30執筆時)

 なお、先ほど書いたように、米国のEye-Fiについては、2017年現在、日本市場から完全撤退し、正規価格では手に入らない状況です。選択肢としない方がいいでしょう。

今回の結論
無線LANに対応するおすすめのSDカードはこちら!

 というわけで、今回は、無線LAN対応SDカードを紹介しました。最後に、いつものようにAtlasのおすすめ機種!について書いておきたいと思います。

 とそのまえに、SDカードの記録容量についてだけ、補足しておきます。

 記憶できる枚数は、1600万画素の最近のデジタルカメラだと16ギガで、1000枚、32ギガで2000枚ほどです。2000万画素程度の一眼レフカメラの場合、最高画質(Raw)で撮影するとして、16ギガで、500枚、32ギガで1000枚ほどです。

 旅先でデジカメ動画を撮る場合は、16ギガで、2時間、32ギガで4時間ほどになります。味蕾にあるかもしれない長期旅行などを考えると、写真も動画も32ギガ程度あれば安心でしょう!

 さて、オススメ機種についてです。


 第1に、デジカメ用の無線LAN対応SDカードとして、最もおすすめと言える機種は、

  

 【国内正規品】

 3・東芝 W-04 SD-UWA032G
  ¥4,899 Amazon.co.jp (5/30執筆時)

 3・東芝 W-04 SD-UWA064G
  ¥7,673 Amazon.co.jp (5/30執筆時)   

 東芝 FlashAirのW-04シリーズの32GBが良いでしょう。最新機種の上位版で転送速度が高速であるほか、価格面でも値頃感がある点を評価しました。

 容量は32GB以上が良いでしょう。また、4K動画を撮影する可能性がある場合は、64GBが安心です。

 旅行などに行く際、SDカードに前回の旅行画像・動画の「消し忘れ」「保存し忘れ」は往々にしてあります。多少余裕を持ってこのサイズを選ぶのが良いと思います。



 第2に、費用対効果を重視して、デジカメ用の無線LAN対応SDカードを選ぶとすると、

  

 【国内正規品】

 3・東芝 W-04 SD-UWA016G
  ¥4,572 Amazon.co.jp (5/30執筆時)
  

 16GBのW-04シリーズがおすすめです。より安いモデルがありますが、さほど価格差がないのでこちらが良いでしょう。Wi-Fiの転送速度が高速という点は、やはり重要視するべきです。
ーーー
 というわけで、今日はWI-FI機能を搭載したSDカードについてでした。

 なお、本ブログには、SDカードやデジカメ・ビデオカメラに関する以下のような記事があります。

1・ デジタルカメラの比較
2・ ビデオカメラの比較

 これらの記事もよろしくお願いします。

 また、最後になりましたが今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークボタンから話題を共有していただければ嬉しいです。
posted by Atlas at 12:49 | カメラ

2018年05月14日

比較2018'【高速で安い】全19点の最新SDカードの性能とおすすめ!【サンディスク・東芝・トランセンド・サムソン・レキサー】(1)

【今回レビューする内容】 2018年 カメラ・ビデオ・ゲーム機用SDカード19製品の価格・性能とおすすめ:4K動画対応 UHS-1 UHS-3 V30 クラス10規格対応 機種の違いと人気ランキング

【評価する製品型番】SanDisk Ultra PLUS Extreme Plus Transcend SDHCカード SDHC10 UHS-I 600X UHS-I U3対応 Extreme Pro UHS-IExtreme PRO Extreme Pro SDXCカードSanDisk Extreme SAMSUNG PRO plus Evo plus Lexar Professional 2000x 500s 300s 512GB 256GB 128GB 64GB 32GB 16GB

今回のお題
デジカメ・ビデオ・ゲーム機におすすめの高速SDカードはどれ?

 ども、Atlasです。

 今回は、SDカード(SDメモリーカード)を比較します。

 201805141318.jpg

 本体価格のほか、SDカードの読み込み・書き込みスピードに焦点をあてて説明するつもりです。

 いつものように、各社のSDカードのスペックを個別に紹介し、最後に「結論」として、「Atlasのオススメ機種」を選定していきます。

ーー

1・ SDカードの比較 この記事!  
2・ Wi-Fi搭載SDカードの比較
3・ MicroSDカードの比較

 今回の記事は、一連のSDカードにかんする比較記事の1回目として書いたものです。

 なお、スマホなどで使う「MicroSDカード」お探しの方は、お手数ですが、3番リンク記事をご覧ください。

1・SDカードの選び方の基本


 201805141325.jpg

 現在、SDカードの市場で最もシェアは、3社でほぼ寡占状態です。

 アメリカに本部を置くサンディスクと、台湾のトランセンド、韓国のサムソンの3社です。ほかに、日本の東芝が生産していますが、機能面や価格では劣勢です。米国のマイクロンも撤退し、レキサーブランドを売却しました。

 今回は、これらのメーカーの製品を網羅的に紹介するつもりです。

 ただ、具体的な商品の説明に入る前に、SDカードを選ぶ際にポイントになる部分を、あらかじめ3点紹介したいと思います。

1・読み出し速度

ランキング クラス 速度
4位 Class2 2MB/秒以上
3位 Class4 4MB/秒以上
2位 Class6 6MB/秒以上
1位 Class10 10MB/秒以上

 第1に、読出スピード(Read)です。

 これについて言えば、以前は「クラス10クラス4」など、業界団体が決めた読出速度の基準が「ありました」。しかし、現在、SDカードの性能の向上で、ほぼ全てが、「読み込み/書き込み10MB/秒」を達成しており、基準としてほぼ意味が無くなっています。

 そのため、各メーカーが自主的に速度の理論値を公表しています。しかし、格安製品の場合、理論値と実測値に大きな差があるのはもちろん、製品の個体差も存在します。

 また、「読出289MB/秒」などの高価格・超高速製品には、一部偽物も出回っています。そのため、現状では、正規パッケージに入った「国内正規品」を選ぶのが重要になります。

ーー

 結論的にいえば、次のような基準で製品を選ぶとよいでしょう。

デジカメ・ゲーム機
 =読出速度:40MB/秒以上
一眼レフ・ビデオ・ミラーレス一眼
 =読出速度:90MB/秒以上

 この程度のスペックがあれば、あらゆるシーンで快適に利用できます。

2・書込速度

ランキング クラス 速度
3位 Class10 10MB/秒以上
2位 UHS-1 10MB/秒以上
1位 UHS-3 30MB/秒以上

 第2に、書込スピード(White)です。

 こちらも業界団体の速度表示規格があります。このうち、UHS-3という規格は、現在でも重要です。

 なぜなら、4K動画をデジカメやビデオカメラで撮影する場合、上表で「ランキング1位」のUHS-3(≒V30規格)という書き込みに規格に対応することが必須だからです。

 また、それ以外のデジカメやビデオなどの場合も、書込スペックは重要です。なぜなら、性能の悪い製品を買った場合、カメラの能力を十分に発揮できないからです。

 デジカメの場合、読込速度が低速だと、写真や動画の記録が遅くなります。保存動作の長期化、連射撮影のストップなど使い勝手の面で不利です。

 ビデオカメラの場合、SDカードが遅いと、コマ落ちや音飛びが発生します。また、それに伴って、読み込み/書き込み速度が遅いSDカードは、カメラのバッテリーの消費も多くなってしまいます。

ーー

 結論的にいえば、以上のような困った現象を回避するためには、次のような基準で製品を選ぶとよいでしょう。

デジカメ・ゲーム機
 =書込速度:40MB/秒以上
一眼レフ・ビデオ・ミラーレス一眼
 =書込速度:50MB/秒以上

 実際のところ、ここまでのスペックは不要の場合も多いです。

 しかし、激安製品や並行輸入品は、理論値と実測値の差が大きいほか、同一製品での個体差もあります。そのため。ある程度余裕を持ったスペックを選んだほうが良いと思います。

3・記憶容量

用途 記憶可能枚数(64GB) おすすめサイズ
一眼レフ 約2000枚 64GB以上
コンデジ 約3000枚 32GB以上
動画 8時間 128GB以上
4K動画 4時間 256GB以上

 第3に、記憶容量(GB)です。

 よく売れている64GBのSDカードを利用した場合、上表のような記録枚数(記録時間)となります。

 なお、最近は「高級デジカメ」でも「4K画質の動画」が撮れますが、その場合の目安も上表通りです。

 結論的にいえば、Atlasとしては、基本的に、以下の容量をオススメします。

デジカメ
 
64GB以上
一眼レフやビデオカメラ
 =128GB以上
4K動画撮影(デジカメ・ビデオ含む)
 =256GB以上

 多めに提案したのは、この手のメディアは、前撮ったデータのバックアップを忘れてしまうことが多いからです。

 SDカードを選ぶ場合、これらの2点の基準をベースにしつつ、SDカードの容量に注意すれば、間違いがないと思います。

 なお、ゲーム機や家電用ならば、16GBもあれば足りると思われます。過度のスピードも不要でしょう。

ーーー

 今回は、以上の内容をベースに、具体的なSDカードを、読み込み/書き込みスピード別に見ていきたいと思います。

2・4K動画/一眼レフ向け高速SDカード

 最初に、4K録画対応の高速タイプのSDカードを紹介します。

 もちろん「4K専用」ではなく、その他のカメラやビデオでも高速に利用できます。

 なお、以下の説明では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチと思う部分を青字系で記します。


 

 1・SanDisk Extreme Pro 300

 【国内正規品】

  SDSDXPK-128G-JNJIP【128GB】
   ¥21,500 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

  SDSDXPK-064G-JNJIP【64GB】
   ¥11,850 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

   SDSDXPK-032G-JNJIP 【32GB】
   ¥8,900 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大300MB/
書込;最大260MB/秒
保証:無期限保証

  Extreme Pro 3000は、米国のSanDisk社が発売するSDカードです。

 同社は、SDカードの標準規格を作ったメーカーの1つでもある、大手メーカーです。同社の製品はメディアの信頼性が高く、品質管理もしっかりされており、品質が安定していることで有名です。

 カード容量は、こちらは128ギガバイトから16ギガバイトまでの容量がラインナップされます。

 転送速度は、2017年モデルのExtreme Pro 300は、読出し最大300MB/秒 書込み最大260MB/秒 となります。こちらの最新機種は、「地球最速のSDカード」です。とくに、4K動画を撮影する場合、UHSスピードクラス3に対応する必要がありますが、このモデルはもちろんUHSスピードクラス3対応です。

 製品保証は、国内正規品であり、無期限保証になります。なお、この製品には、通常の大手のデンキヤさんに卸されている型番のほか、海外パッケージ版(並行輸入版)もあります。しかし、海外版は国内保証は付きません

 その他、SDカードが壊れてしまったときに使える「レスキュープロ」というソフトの1年間無料利用権も付属します。 

 以上、SanDisk Extreme Pro 280の紹介でした。

 速度面のメリット性は高い製品であり、4Kニーズに応えるハイエンド機種です。ただし、4K録画でも、一眼レフの高速連写でもここまでのスピードが必要なシーンは限られると思います。ハイアマチュア向けとしても、これはオーバースペックです。基本的には、この後紹介していく、より下位の機種で良いと思います。


 

 2・Lexar Professional 2000x

 【並行輸入品】

  LEXAR LSD128CRBJPR2000R   【128GB】
   ¥54,417 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

  LEXAR LSD64GCRBNA2000R   【64GB】
   ¥17,998 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

  LEXAR LSD32GCRBNA2000R   【32GB】
   ¥9,998 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大300MB/
書込;最大260MB/秒
保証:初期不良のみ

 3・Lexar Professional 1000x

 【国内正規品】

  LSD128CRBJPR1000 【128GB】
   ¥11,800 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大150MB/
書込;最大80MB/秒
保証:制限付き無期限保証

  Professional 2000x は、レキサーが発売するハイエンドのSDカードです。

 レキサーは、古参のカメラマンの支持が圧倒的に高いブランドです。ただ、親会社のレキサーは、2017年にSDカードから撤退したので、ブランドの存続については「黄色信号」です。

 カード容量は、こちらは32ギガバイトから128ギガバイトまでの容量がラインナップされます。256GBはサンディスクの高級機にはないサイズで、容量が必要な方には良いと思います。

 転送速度は、読出し最大150MB/秒 書込み最大80MB/秒 となります。サンディスクに比べると遅いカードですが、価格は総じて安いです。また、256GBについては「最速」です。もちろん、UHSスピードクラス3対応です。

 製品保証は、並行輸入品のみ取扱があります。Amazonで買う場合は、Amazon自体の初期不良に対する保証も得られます。

 なお、速度の遅い1000xは、日本正規品がありました。ただ、マイクロンの撤退で現在の保証状況については、不明です。

 以上、 Professional 2000x の紹介でした。歴史あるメーカーで、信頼性の高い製品です。2016年発売のこの機種の「最終ロッド」が欲しい方は急いだ方が良いでしょう。


 

 4・【国内正規品】SanDisk Extreme Pro

  SDSDXPA-512G-JU3  【512GB】
   ¥87,000 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

  SDSDXPA-256G-JNJIP  【256GB】
   ¥29,523 楽天市場 (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大90MB/秒
保証:無期限保証

 5・【並行輸入品】SanDisk Extreme Pro

  SDSDXPA-512G-G46  【512GB】
   ¥37,499 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

  SDSDXPA-256G-GN4IN 【256GB】
   ¥13,934 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

  SDSDXPA-128G-G46 【旧・128GB】
   ¥9,978 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

  SDSDXPA-128G-GN4IN 【新・128GB】
   ¥9,368 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大90MB/秒
保証:初期保証のみ

  Extreme Pro 95は、SanDiskでは2番目に高いモデルです。昨年まではこちらが最上位機種でした。

 カード容量は、こちらは、512ギガバイトという超大容量のモデルがラインナップされています。価格も高いですが、高速かつ大容量のモデルは他に無いため、ニーズはあるでしょうね。ただ、例えば4Kビデオカメラの場合、64GBでも約2時間の撮影が可能です。カードは容易に交換可能であることを考えると、128GB以上はやや特殊な用途に使うものかもしれません。

 転送速度は、読出し最大95MB/秒 ・書込み最大90MB/秒 となります。スペック上、先ほどの機種よりもだいぶ下回りますが、実用面で言えば十分高速です。こちらも、UHSスピードクラス3対応モデルであり、4K動画の録画にも対応できます。

 製品保証は、多少注意が必要です。【国内正規品】については無期限保証です。しかし、【並行輸入品】は、サンディスクの場合、国内とは別の型番であり、販売店に対する初期不良交換要求以外の保証は「なし」です。信頼感のあるサンディスク製ですが、「偽物リスク」があるため、購入店舗は吟味した方が良いでしょう。

 その他、正規品については、「レスキュープロ」というソフトの1年間無料利用権も付属します。

 以上、SanDisk Extreme Pro 90の紹介でした。並行輸入品は安価ですが、リスクもあります。以前は、【アマゾン限定】で、安い輸入製品を多展開していたのですが、現在的は入れ替え時期だからかそれがなく、お買得感がないですね。レキサーのほうがよさそうです。


 

 6・ Sandisk Extreme Plus 90

 【国内正規品】

 SDSDXVF-256G-JNJIP 【256GB】
  ¥9,890 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 SDSDXVF-128G-JNJIP 【128GB】
  ¥5,800 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 SDSDXVE-064G-JNJIP 【64GB】
  ¥4,800 Amazon.co.jp   (5/14執筆時)

 SDSDXVE-032G-JNJIP【32GB】
  ¥3,065 Amazon.co.jp   (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大90MB/秒
書込;最大60MB/秒
保証:無期限保証

 7・ Sandisk Extreme Plus 90

 【Amazon限定

 SDSDXS-128G-EPK 【128GB】
  ¥9,980 Amazon.co.jp   (5/14執筆時)

 SDSDXS-64G-EPK 【64GB】
  ¥5,980 Amazon.co.jp   (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大90MB/秒
書込;最大60MB/秒
保証:30日期限保証

 Extreme Plus 90Extreme Plus 90 は、サンディスクの中級グレードのSDカードです。

 カード容量は、64ギガバイトまでの構成です。この点で、どちらかと言えば「一般ユーザー」に向けた製品と言えるでしょう。先ほど書いたように、4K動画でも64GBあれば約2時間の撮影が可能ですから。

 転送速度は、読出し最大90MB/秒 ・書込み最大60MB/秒 です。性能面で言えば、これでも十分に「高性能」であり、UHSスピードクラス3正規対応モデルでもあります。

 製品保証は、先ほどの場合と同じく、【国内正規品】については無期限保証ですが、安い【Amazon限定】製品については、30日間の限定保証です。ただ、先ほども書きましたが、もともとサンディスク製は高品質ですし、アマゾン直売ということで、「正規品」ということも保証されます。なお、正規品については、「レスキュープロ」の1年間無料利用権はこちらでも付属です。

 以上、Extreme Plus の紹介でした。同社の製品としては割安です。ただ、64GBなどでいえば、 Extreme Pro 90との価格差はさほどないため、もし、選ぶならば(せっかくなので)上位モデルが良いでしょう。


 

 8・Transcend U3Xシリーズ

 【国内正規品】

 U3Xシリーズ TS64GSDU3X 【64GB】
  ¥6,980 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 U3Xシリーズ TS32GSDU3X 【32GB】
  ¥3,780 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大85MB/秒
保証:無期限保証

 U3Xシリーズは、台湾のトランセンド社の4K対応SDカードです。トランセンド社は、SDカードでは世界的なシェアがあります。品質の信頼性もサンディスクほどではないですが、購入に際して十分な安心感もあります。比較的値頃な商品が多いのが特長ですね。
 カード容量は、32/64ギガバイトという構成です。大容量モデルはないですが、4K動画には64GBもあれば問題ありません。

 転送速度は、読出し最大95MB/秒 ・書込み最大85MB/秒 となります。サンディスクで言えば、 Extreme Pro 95がライバルでしょうが、価格面で言えば、トランセンドの方がかなり安いです。もちろん、UHSスピードクラス3正規対応モデルでもあります。

 製品保証は、トランセンドの場合も、サンディスク同様に、無期限保証です。それをふまえると、やはり「爆安」といえますね。

 以上、トランセンドのU3Xシリーズの紹介でした。もちろん、個体差などの検品も含めてサンディスクのが優位ですが、4K動画に対応できる高スペックモデルをできるだけ安く欲しい場合、品質と価格のバランスが取れた良い製品だと感じます。


 201805141409.jpg

 9・サムソン EVOシリーズ

 SAMSUNG EVO+ MC256GA/ECO 【256GB】
  ¥13,980 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 SAMSUNG EVO+ MC128GA/ECO 【128GB】
  ¥6,480 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 SAMSUNG EVO+ MC64GA/ECO【64GB】
  ¥3,180 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 10サムソン PRO+シリーズ

 【Amazon限定

 SAMSUNG PRO+ MB-MD64GA/ECO【64GB】
  
¥5,780 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大100MB/秒
書込;最大90MB/秒
保証:10年保証

 EVO Plusシリーズはサムソンが発売しているSDカードです。

 201805141355.jpg

 これらの製品は、正確にはMicroSDカードにSDカードアダプタが付属する製品ですが、この方式でも転送速度は変わりません

 カード容量は、64ギガバイトです。こちらもUHS-3対応ですので、4K動画にも対応します。

 転送速度は、読出し最100MB/秒 ・書込み最大80MB/秒 となります。トランセンドのU3Xシリーズより少し速いですね。ベンチマーク的にも同社の製品は、スペックに近い値がでる場合が多いので安心感があります。

 なお、64GBのみAmazon限定の PRO+というモデルがありますが、性能は同一です。逆に、EVO+の64GBモデルだけは、読込が60MB/秒とやや「落ちる」ので、アマゾン限定のが(やや)高性能です。

 製品保証は、アマゾン限定モデルながら10年保証です。さらに、この製品は、防水、耐温度、耐磁、耐衝撃、耐X線を謳っており、堅牢性の面も「売りです」

 以上、サムソン PRO+シリーズの紹介でした。4K対応の高速モデルとしては価格が安く、人気のある理由も分かります。保証面でも問題ないので、とくに、耐衝撃・防水機能の付属するカメラなどには有利でしょう。

ーーー

 

 11・サムソンPRO Endurance シリーズ

 【Amazon限定

 SAMSUNG PRO+ MB-MJ64GA/EC【64GB】
  
¥6,680 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-1対応
読出:最大100MB/秒
書込;最大30MB/秒
保証:10年保証

 なお、サムソンからは、PRO Endurance シリーズという機種も併売されています。

 こちらは、UHS-3非対応で、その代わり、繰り返しの書込耐久性が高い特別なモデルです。監視カメラやドラレコなどに利用することを前提としています。


 

 12・Transcend 500Sシリーズ

 【国内正規品】

 トランセンド TS256GSDC500S【256GB】
  ¥18,800 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 トランセンド TS128GSDC500S【128GB】
  ¥7,980 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 トランセンド TS64GSDC500S 【64GB】
  ¥4,480 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大60MB/秒
保証:5年保証

 13・Transcend 500Sシリーズ

  【Amazon限定

 トランセンド TS64GSDU3 (FFP)【64GB】
  ¥4,680 Amazon.co.jp (5/14執筆時

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大60MB/秒
保証:5年保証


 こちらは、トランセンド社の下位機種です。

 カード容量は、256ギガバイトまである同社としては最も幅広いラインです。大容量でも比較的格安なので、例えば、タブレットPCなどに挿入して利用する場合などに重宝するでしょう。

 転送速度は、読出し最大95MB/秒 ・書込み最大60MB/秒 となります。読み出しがU3Xシリーズよりも多少遅いですが、同レベルのサンディスクのExtreme Plusシリーズに較べて約半額と、コストパフォーマンスは極めて高いです。もちろん、UHSスピードクラス3対応モデルとなります。

 製品保証は、トランセンドの場合、5年保証です。十分でしょう。

 以上、Transcend U3シリーズの紹介でした。4K用として売れ筋の64GB「大特価」とも言える価格で購入できるのは、費用の節約の面では嬉しいです。もちろん、全体的な信頼性はサンディスクに及びませんが、それでも価格は魅力ですし、保証面も安心です。

3・コンデジ・ゲーム機向けSDカード

 つづいて、ここからは、比較的価格の安い高品質なSDカードを紹介していきます。

 4K動画に対応する必要がないならば、コンデジでも、ビデオカメラでも、このクラスから良い機種を選べば問題ありません


 

 14・Transcend 300Sシリーズ(2018)

 【国内正規品】

 Transcend TS128GSDC300S【128GB】
  ¥6,480 Amazon.co.jp  (5/14執筆時)

 Transcend TS64GSDC300S 【64GB】
  ¥3,480 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 Transcend TS32GSDC300S 【32GB】
  ¥1,880 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 【近日発売予定】

  Transcend TS512GSDC300S【512GB】
  ¥-------- Amazon.co.jp  (5/14執筆時)

 Transcend TS256GSDC300S【256GB】
  ¥--------- Amazon.co.jp  (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大45MB/秒
保証:5年保証

 300Sシリーズは、台湾のトランセンド社の比較的格安のSDカードです。

 カード容量は、最大512GBまでという、同社でも最も選択肢の多い製品です。最小では16GBまであります。

 転送速度は、読出し最大90MB/秒 と比較的高速です。

 一方、書込み最大45MB/秒となります。書込速度は30MB/秒というUHSスピードクラス3の基準をクリアしているので「4K対応」なのですが、他機よりスペックが相当落ちるので「(4K以外の)デジカメ用」として紹介しています。

 いずれにしても、コンデジやゲーム機ならば、これ以上のレベルの書込速度はあるだけ無駄なので、かなりの高スペックカードとして便利に使えるでしょう

 製品保証は、5年保証です。

 以上、Transcend 300Sシリーズの紹介でした。コンデジや、ゲーム機、タブレットの一般的な用途としては、価格と品質のバランスが取れていて良いと思います。デジカメ以上に高いカードを買うのも本末転倒ですし。

 とはいえ、価格が安いので、長期旅行用に、多少大容量モデルを購入しても良いかもしれません。意外と、前回撮影した画像のバックアップを忘れ、旅先で消せないという自体は発生するものです。


 

 15・Transcend プレミアム 300Xシリーズ

 【Amazon限定

 プレミアムTS64GSDU1PE (FFP)【64GB】
  ¥2,980 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 プレミアムTS32GSDU1PE (FFP)【32GB】
  ¥1,890 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 プレミアム TS16GSDU1PE (FFP)【16GB】
  ¥990 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-1対応
読出:最大60MB/秒
書込;最大35MB/秒
保証:5年保証

 プレミアム 300Xシリーズ は、トランセンド社の比較的低価格なSDカードです。

 カード容量は、最大64GBまでとラインナップは少ないです。基本的に、性能という良いも「安くカードが欲しい」ニーズにかなう製品だからですね。

 転送速度は、読出し最大60MB/秒 とそれなりですが、書込み最大35MB/秒と速度は低いです。また、この書込速度のスペックは64GBを元にしたものなので、32GB以下は、より速度が落ちる可能性があります。

 製品保証は、5年保証です。ただ、どのサイズも価格的に、Ultimateシリーズそれ程変わらないので、こちらをあえて選ぶメリット性はなさそうですね。


 

 16・Transcend 200Xシリーズ

 【Amazon限定

 200X TS32GSDHC10E【32GB】
   ¥1,680 Amazon.co.jp (5/14執筆時

 17・Transcend U3シリーズ

 【国内正規品】

 200X TS64GSDXC10E【64GB】
   ¥3,668 Amazon.co.jp (5/14執筆時

 200X TS32GSDXC10E【32GB】
   
¥1,680 Amazon.co.jp (5/14執筆時

スピードクラス:クラス10対応
読出:最大30MB/秒
書込;最大20MB/秒
保証:5年保証

 Transcend 200Xシリーズ は、同社の入門向けのラインです。【アマゾン限定】モデルは、他製品と同じく、パッケージが簡易なだけで、通常版とSDカード自体の性能は同じです。

 カード容量は、最大128GBまでと、意外と大容量のラインナップがあります。価格もそれなりに安いので、速度よりも容量を重視するならば、選択肢に入れても良いでしょう。

 転送速度は、読出し最大30MB/秒 となります。書込速度は非開示ですが最大20MB/秒と、ベンチマークからは見積もれます。

 製品保証は、5年保証です。

 以上、Transcend 200Xシリーズの紹介でした。128GBについては需要がありそうですが、それ以外については、価格面も含めて選ぶメリット性はなさそうです。


 201502260923.jpg

 18・SanDisk Ultra PLUS 80

 【Amazon限定

 SDSDUSC-128G-EPK【128GB】
  ¥8,280
Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 SDSDUSC-064G-EPK【64GB】
  ¥4,580 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 SDSDUSC-032G-EPK【32GB】
  ¥2,580 Amazon.co.jp  (5/14執筆時)

 SDSDUSC-016G-EPK【16GB】
  ¥1,580 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-1対応
読出:最大80MB/秒
書込;非開示
保証:初期不良のみ

 19・SanDisk Ultra PLUS 80

 【国内正規品】

 SDSDUSC-128G-JNJIN【128GB】
  ¥12,490
Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 SDSDUSC-064G-JNJIN【64GB】
  ¥4,580
Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 SDSDUSC-032G-JNJIN【32GB】
  ¥2,550 Amazon.co.jp  (
5/14執筆時)

 SDSDUSC-016G-JNJIN【16GB】
  ¥1,200 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-1対応
読出:最大80MB/秒
書込;非開示
保証:10年保証

 SanDisk Ultra Plusは、米国のサンディスクの入門向け製品です。 デンキヤので見かけるサンディスク製のSDカードは、これが一番多い気がします。

 カード容量は、最大128GBまでと低容量から高容量まで豊富です。

 転送速度は、高級機に迫るスペックで読出し最大80MB/秒と信頼度が高いです。しかし、書込速度が非開示です。実測値では30MB/秒ほどですが、個体差はあるでしょう。同社の製品としてはこの点で、信頼度が低く、あまり選ぶメリットは感じません。

 製品保証も、こちらのシリーズに限っては、無期限保証ではなく、10年の有期保証となっています。また、Amazon限定については、初期不良のみとなります。

後編につづく!
カメラやビデオおすすめのSDカードは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、SDカードについて書いてきました。

  201805141318.jpg

 続く後編記事【こちら】では、今回紹介した全機種から、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種について提案していきたいと思います。

 引き続き、よろしくお願いします。

 後編は→こちら

 なお、最後になりましたが、この前編記事がもしお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークなどのボタンから話題を共有していただければ幸いです。

posted by Atlas at 16:03 | カメラ

比較2018'【高速で安い】全19点の最新SDカードの性能とおすすめ!【サンディスク・東芝・トランセンド・サムソン・レキサー】(2)

今回の結論
デジカメ・ビデオ・ゲーム機におすすめの高速SDカードはどれ?

 どもAtlasです。

 前編記事【こちら】では、製品別にSDカードを比較しました。

 今回の後編記事では、いつものように、目的別、予算別にAtlasのおすすめ機種について書いていきます。

 なお、この記事は、前半からの続きの記事ですので、できましたらば前半記事【こちら】を先にお読みください。


 第1に、普通のデジカメやゲーム機用として、比較的安価で性能の良いSDカードとしておすすめなのは、

 

 14・Transcend 300Sシリーズ(2018)

 【国内正規品】

 Transcend TS128GSDC300S【128GB】
  ¥6,480 Amazon.co.jp
(5/14執筆時)

 Transcend TS64GSDC300S 【64GB】
  ¥3,480 Amazon.co.jp
(5/14執筆時)

 Transcend TS32GSDC300S 【32GB】
  ¥1,880 Amazon.co.jp
(5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大45MB/秒
保証:5年保証

 トランセンドの新しい300Sシリーズでしょう。

 SDカードとして設計された製品では、例えばサンディスクに較べると半値で購入できる点コスパが良いです。

でしょう。速度も、一眼レフを含む一般的なデジカメでの高速連写や、HD画質のビデオの録画には十分です。

 具体的に言えば、4万円ほどのデジタルカメラや、4Kに対応しないビデオカメラならば、このグレードで十分です。

 デジカメの場合サイズは64GBもあれば十分でしょう。一方、デジカメで動画も撮る方、もしくは、ビデオカメラに使うSDカードとして考えている場合は、128GBがオススメです。


 第2に、一眼レフユーザーや、4K動画対応のビデオカメラ・デジカメをお持ちの方に「おすすめ」な標準モデルは、

 

  12・Transcend 500Sシリーズ

 【国内正規品】

 トランセンド TS256GSDC500S【256GB】
  ¥18,800 Amazon.co.jp
(5/14執筆時)

 トランセンド TS128GSDC500S【128GB】
  ¥7,980 Amazon.co.jp
(5/14執筆時)

 トランセンド TS64GSDC500S 【64GB】
  ¥4,480 Amazon.co.jp
(5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大60MB/秒
保証:5年保証

 13・Transcend 500Sシリーズ

  【Amazon限定

 トランセンド TS64GSDU3 (FFP)【64GB】
  ¥4,680 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大60MB/秒
保証:5年保証

 トランセンド社の500Sシリーズでしょう。

 国内保証が得られる点、Amazon直販で「偽物リスク」が低い点価格が値頃な点を評価しました。

 読出し最大95MB/秒 書込み最大60MB/秒と、UHSスピードクラス3に対応し、4Kでもバッチリ使えます。デジカメなどの連写も、ここまでスピードがあれば、十分快適でしょう。

 もちろん、実効速度(=スペック数値ではなく実際に使う場合の速度)はサンディスクには及ばないでしょうが、Amazonで買う限りにおいては、品質の怪しいバルク品は紛れないでしょうから、その点でも安心できます。

 養老的には、4K動画をかなり撮るならば128GB、そうでないならば64GBほどあれば十分です。

ーーー

 

 6・ Sandisk Extreme Plus 90

 【国内正規品】

 SDSDXVF-256G-JNJIP 【256GB】
  ¥9,890 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 SDSDXVF-128G-JNJIP 【128GB】
  ¥5,800 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

 SDSDXVE-064G-JNJIP 【64GB】
  ¥4,800 Amazon.co.jp   (5/14執筆時)

 SDSDXVE-032G-JNJIP【32GB】
  ¥3,065 Amazon.co.jp   (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大90MB/秒
書込;最大60MB/秒
保証:無期限保証

 価格的には、同じスピードのサンディスクのExtreme Plus 90が「割安」です。

 ただ、Amazon直送ではなく、デンキヤの路面店との価格差が大きい(=安すぎる)ので、リスクを感じました。現状では、安心化のあるトランセンドを推します。


 第3に、高級なデジイチやミラーレスなどで、「高速連写」などを多用する方におすすめできる高スペックカードは、

  

 1・SanDisk Extreme Pro 300

 【国内正規品】

  SDSDXPK-128G-JNJIP【128GB】
   ¥21,500 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

  SDSDXPK-064G-JNJIP【64GB】
   ¥11,850 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

   SDSDXPK-032G-JNJIP 【32GB】
   ¥8,900 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大300MB/
書込;最大260MB/秒
保証:無期限保証

  Extreme Pro 3000です。

 能力的には、同社の下位の「エクストリーム・プロ」でも良いのですが、モデルチェンジの関係で、国内正規品が割高で、出所がはっきりとしない製品が現在多いことから、最上位機種で、保証書がきちんと付属するこちらをおすすめします。

 デジカメの場合、カード容量はさほど多くは必要ないので、動画を撮らないなら、割安の32GBや64GBで良いでしょう。

 能力的には、読出し最大300MB/秒 書込み最大260MB/秒という「地球最速」の製品なので、これで満足できなければもう仕方ないと思えると思います。

 また、何らかの事情で、SDカードにパソコンのOSなどをインストールする場合は、128GBのモデルも有用だと思います。


 第4に、高性能ビデオカメラなどで、4K動画を撮影する場合に、容量重視で選ぶならば、

 4・【国内正規品】SanDisk Extreme Pro

  SDSDXPA-512G-JU3  【512GB】
   ¥87,000 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大90MB/秒
保証:無期限保証

 5・【並行輸入品】SanDisk Extreme Pro

  SDSDXPA-512G-G46  【512GB】
   ¥37,499 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-3対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大90MB/秒
保証:初期保証のみ

 容量的に512GB欲しい方は、高額ですが、サンディスクの下位機種を選ぶとよいでしょう。

 【近日発売予定】

  Transcend TS512GSDC300S【512GB】
  ¥-------- Amazon.co.jp  (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-1対応
読出:最大95MB/秒
書込;最大45MB/秒
保証:5年保証

 ただし、UHS-3対応の格安製品が、時期によってはトランセンドから発売されているかもしれません。


 第5に、防水・耐衝撃機能があるカメラ向けにも使える堅牢性の高いモデルを選ぶとするならば、

 

 11・サムソンPRO Endurance シリーズ

 【Amazon限定

 SAMSUNG PRO+ MB-MJ64GA/EC【64GB】
  
¥6,680 Amazon.co.jp (5/14執筆時)

スピードクラス:UHS-1対応
読出:最大100MB/秒
書込;最大30MB/秒
保証:10年保証

 サムソンPRO Endurance シリーズでしょう。

 同社SDカードは、防水、耐温度、耐磁、耐衝撃、耐X線を謳っており優秀な点を評価しました。なかでも耐久性を重視する場合、この機種が最も良いでしょう。

ーーー

 というわけで、今回はSDカードの話でした。

 最後におまけ

 201403051726.jpg

 このブログ「モノマニア」では、デジタルカメラ・ビデオカメラに関してもいくつか記事があります。

1・ コンデジ・一眼レス・ミラーレスの比較
2・家庭用ビデオカメラの比較

 もし、カメラも同時に探している方がいたら、これらの記事もみていただければと思います。

 最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 15:48 | カメラ

2018年05月09日

比較2018'【画質重視】インスタントカメラ/チェキ14機のおすすめ・選び方:ライカ・ゾフォート・ポラロイド

【今回レビューする内容】2018年 チェキなど!人気のインスタントカメラの性能とおすすめ・選び方:富士フイルム チェキ ポラロイド ライカ ゾフォート ロコグラフィ デジタルインスタントカメラ専用フィルム:おとなチェキ全種類の画質の違いや人気ランキング

【評価する製品型番】instax mini 90 nstax mini 70 チェキ ネオクラシック instax mini 90 instax mini 50S instax mini 25S WT N “チェキWIDE” instax WIDE 210 instax WIDE 300 INS WIDE 300 Lomography Lomo’Instant スマホdeチェキ instax SHARE SP-2 SP-3 INSTAX MINI KY1 instax mini 8+ instax SQUARE SQ10 INS SQUARE SQ 10ポラロイド Zip インスタントモバイルプリンター ポラロイド Snap

今回のお題
チェキなどの最新インスタントカメラでおすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。

 今日はインスタントカメラの比較です。

 201805091942.jpg

 人気の富士フイルムの「チェキ」は、スマホdeチェキを含めて全機種紹介するつもりです。

 また、「芸術的な写真」が撮れる、ライカポラロイドロモグラフィなどの上級インスタントカメラも合わせて紹介します。

 以下では、各機種について詳しく説明したあとで、最後にAtlasのオススメ機種!を提案する方式で書いていきます。

1・チェキと他社のインスタントカメラの違い

 201710301610.jpg

 2018年現在世界で最も売れているインスタントカメラは、 間違いなく富士フイルム「チェキ」シリーズです。

 10種類近い多数のラインアップがあり、インスタントカメラの世界市場をほぼ独占しています。近年のインスタントカメラブームは同社が作り上げたと言っても良い状況ですから、これは当然でしょう。

 201805091958.jpg

 一方、他社製のインスタントカメラも、最近は「チェキとの違い」を出そうと頑張っています。

 例えば、交換式レンズを採用するオーストリアのロモグラフィ、本体のデザインに高級感を出したドイツのライカ、フィルムの価格が安いアメリカのポラロイドなどです。

ーー

 こうして、選択肢が増えることはユーザーにとって嬉しいことです。しかし、それゆえに、「どのような写真が撮れるか」が非常に分かりにくくなっています。

 そこで、今回の記事は、こうした点の「解決」を目指し、各機を詳しく説明していくつもりです。

2・富士フイルムのチェキの比較

201805092230.jpg

 はじめに、最も安い富士フイルムの「入門用チェキ」を紹介します。

 デザイン面では、カメラ好きな「女子向け」として売られている製品が多いです。より本格的な「大人向けチェキ」は、これらの紹介の後にします。

 201805092121.jpg

 INSTAX MINI WW2【20枚入】
  ¥1,198 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 なお、入門用のチェキは、すべて同じフィルムを使います。フィルムサイズは86×54mmで、ISO800という感度のフィルムです。

 コスト的には、1枚50円強ですね。


 201710301603.jpg

 1・富士フイルム instax mini 8+ チェキ 【各色】
   ¥7,243 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

  instax mini 8+ は、チェキシリーズでは最も安い入門用のインスタントカメラです。

 最近のインスタントカメラ人気の火付け役になった製品です。可愛らしい本体ですが、機能は豊富です。

 本体色は、ホワイトのほか、ピンク・イエロー・グリーンなど5色から選択可能です。

 大きさは、116mm×118.3mm×68.2mmで、重さは300グラムとなります。簡単に言えば、「バッグに入れて持ち運べるサイズ」と言えます。

 201510241056.jpg

 電源を押して、自動明るさ調整ダイヤルを合わせて、シャッターを押すだけの3ステップで誰でも写真が撮れる簡単さが人気の秘密です。

 明るさは、自動的に判定されて、そこにダイヤルを合わせるだけですから、撮影にあたっての難しい知識は必要ありません。屋内・夜間から晴天まで対応します。

 201805092034.jpg

 慣れてきたら、「明るさ調整ダイヤル」をすこしいじって、露出を高めてアートな明るい写真(美白写真)を撮ることも可能です。また、右の写真のように、レンズ横にミラー(鏡)が付いているため、「自分撮影」や、自分と友達の写真を撮ることも可能です。

 シャッター速度は、常時一定です。フラッシュも常時発光(強制発光)と、このあたりは、「あまり難しくせず、簡単さ・わかりやすさを重視した」初心者向けの割り切った仕様のカメラです。

 その分、スマホカメラのように、誰でもシャッターを押せば「それなりには:使えるのがメリットです。(構図の違いこそあれ)、きちんともって、正しい姿勢で撮れば、「誰でもだいたい同じ品質の写真」が撮れます。

 バッテリーは、電池式で、単三アルカリ乾電池を2本使用します。なお、電池2本は最初から付属します。

 以上、富士フイルム instax mini 8 チェキ+の紹介でした。チェキとしては、価格が最も安いスタンダードモデルです。一般的に「チェキ」といえば、この機種のことですね。色の選択肢も多いので、入門用として優れていると思います。

ーー


 2・FUJIFILM instax mini ハローキティ 【各色】
  ¥ 7,764 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 なお、この製品には、Instax mini ハローキティという、特別モデルがあります。

 性能面は、instax mini 8+と全く同じです。

 

 ハローキティ 10枚 INSTAX MINI KITTY2 WW 1
  ¥759 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 instax mini 8+と異なるのは付属品です。シールや、キティの絵柄のフィルムが付属になります。

 なお、キティの絵柄フィルムは、86×54mmの普通サイズのチェキ用フィルムです。そのため、他のチェキ本体でもこのフィルムは利用可能です。

 絵柄フィルムは、ハローキティのほか、リラックマ・キキ&ララ・ ふしぎの国のアリス・ミッキー&フレンズなど豊富な種類があります。

 詳しくは、上のAmazonリンク先【こちら】に各商品がチェックできます。


 201805092039.jpg

 3・富士フイルム チェキ instax mini 25S WT N
  ¥7,451 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 instax mini 25Sは、入門向けチェキの「上位モデル」です。ここまで紹介した instax mini 8+ とあまり価格差がありませんが、機能的にはこちらの方が上位です。

 下位機種に較べて優れている点は、以下の4点です。

 201501181939.jpg

 第1に、シャッターボタンが2つ付いていることです。このため、安定した姿勢で、縦撮りも、横撮りも可能です。

 201805092057.jpg

 第2に、フラッシュです。こちらは、「背景きれいフラッシュ」機能があります。明るさ応じて自動で調光量を調整するので、画質が安定します。

 201805092044.jpg

 第3に、マクロ撮影(接写)機能です。電動2点切り替えレンズの採用で、50センチまで寄って接写が可能です。

 201805092045.jpg

 第4に、プリンターの濃淡コントロール機能です。本体のボタンで、プリントアウトを「明るめ」・「暗め」で指定できるので、写真の失敗が減ります。

 以上、instax mini 25S シリーズの紹介でした。全部「カメラ任せ」で撮影する下位機種に較べると、「遊べる」部分が増えています。インスタントでもできるだけ綺麗に撮りたい人に向いた機種ですね。

---

 

 4・FUJIFILM instax mini 25 リラックマ
  
¥ 7,392 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 なお、 Instax mini 25リラックマは、instax mini 25Sのデザインを変えたモデルです。

 性能部分は、普通のInstax mini 25と同じで、外観のみ異なります。

  

  絵柄フィルム10枚入り (リラックマ)
  ¥730 Amazon.co.jp
(5/9執筆時)

 一方、リラックマ用の絵柄フィルムは「別売」ですから、揃いで欲しい場合は、別に買いましょう。

3・富士フイルムの大人向けチェキの比較

 201805092055.jpg

つづいて、「大人向け」のチェキを紹介します。

 デザイン的に、20代以上の大人や、男性・ファミリーが持ち歩きやすいモデルが多いです。また、アートな写真を撮るには、このグレード以上が良いでしょう。

 また、この手の「ポラロイドカメラ」は、写真機(フィルムカメラ)の構図を決める練習にもなるので、写真撮影の練習用にも割と良いでしょう。

 201805092121.jpg

 INSTAX MINI WW2【20枚入】
  ¥1,198 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 こちらについても、使用するフィルムは、下位機種と同じものです。フィルムサイズは86×54mmで、ISO800という明るさのフィルムです。

 なお、ここからは、比較要素が多少複雑になるため、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


 201710301610.jpg

 5・富士フイルム チェキ instax mini 70
  ¥13,267 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 こちらは、チェキのinstax mini 70 シリーズです。本体は、落ち着いたデザインで、20代以降をターゲットに狙ったモデルでしょう。通称「おとなチェキ」です。

 201805092056.jpg  

 本体色は、ホワイトのほか、ピンク・レッド・イエロー・ブルー・ブラックなどが用意されます。

 instax mini 25Sに較べると、撮影機能がより高度になります。

 201805092058.jpg

 第1に、焦点距離(=ピントを合わせられる距離)が、電動3点切り替え方式になっています。

 そのため、30cmまでよっての「マクロ撮影」や、3メートル以上離れた風景に強い「遠景モード」など、ポートレート以外にも撮影の幅が広がっています。

 このほか、遠景撮影モード・マクロ撮影モード・フラッシュ強制発光モード・ハイキー(美白モード)などが、ボタン1つで選択可能になった点が目新しい部分です。

 201611051630.jpg

 第2に、セルフィーボタンの搭載です。

 このボタンを押すと、撮影に最適な明るさと距離に自動調整されます。instax mini 25S同様にミラーも付きますので、自分と友人が同時に入った写真などを撮影する際に便利です。

 201805092100.jpg

 第3に、タイマー撮影機能です。自分と友人が写った写真を、友人用・自分用にその場で2枚欲しい場合、2枚同時に撮影できる“2枚連写セルフタイマー”機能が搭載されます。

 その他の点は、フィルムも含めてinstax mini 25Sと同様です。

 以上、instax mini 70 の紹介でした。instax mini 25Sと比べると、セルフィー撮影・友人撮影・風景撮影など全般的に画質が向上している機種です。

 デザイン的にも20代以降が利用しても恥ずかしくないデザインですので、「おとな一般」向けにおすすめな機種です。


  

 6・富士フイルム instax mini 90 ネオクラシック
  ¥14,315 Amazon.co.jp  (5/9執筆時)

  instax mini 90「ネオクラシック」は、外観を20世紀後半の銀塩カメラのようなクラシックな外観にしたチェキです。

 本体のサイズは、113.4mm×91.9mm×57.2mmで重さは291グラムです。

 201805092107.jpg

 撮影機能は、このグレードからかなりの「本格仕様」となっています。この機種には、背面にボタンが付いており、それにより細かい設定が可能です。

 201805092104.jpg 

 例えば、この機種はフラッシュの発光量を細かく切り替えられます

 低輝度自動発光(輝度補正機能付き)・強制発光モード(輝度補正機能付き)・発光禁止モード・赤目軽減モードがそれぞれ選択可能です。その他に、露光(=画面の明るさの微調整)も手動で可能です。  

 201805092106.jpg

 ただし、カメラについての詳しい知識がなくても、「自動撮影モードが充実」しています。例えば、暗い場所でも被写体と背景を明るくキレイに撮影でできる「パーティーモード」や、動きの速い子どもやペットの撮影に強い「キッズモード」、風景写真につよい「遠景モード」が搭載されます。

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 また、上級者向けには、シャッターを押しっぱなしにすることでバルブ撮影が可能です。また、2回シャッターを押して、2枚の写真を重ねるようなアートな写真(二重露光)もできます。こういった面白い写真は、SNSなどの投稿向けだと言えます。

 その他、セルフタイマー機能オートフラッシュ機能など、下位機種に搭載される機能は、「セルフィー」に関わる機能を除けば網羅されます。

  

 純正バッテリーNP-45A  
  ¥2,180 Amazon.co.jp
(5/9執筆時)

 バッテリーは、本体に付属する専用のリチウムイオン電池を使う方式です。1回のフル充電で10パック(100枚)撮影できます。

 電池の充電は付属するバッテリーチャージャーにて行う仕様です。パーティーなどで大量に撮影する場合は、予備電池を買っておくのも良いでしょう。

 以上、富士フイルム instax mini 90「ネオクラシック」の紹介でした。

 マニュアル設定が細かくできるために、より本格的に使いたい方に向いた機種です。また、自動モードも充実しており、高画質に(自動撮影)したい方にも良いでしょう。


 

 7・FUJIFILM ワイド instax WIDE 300
  ¥10,768 Amazon.co.jp  (5/9執筆時)

 instax WIDE 300は、「ワイドサイズのフィルム」を利用する特殊なチェキです。

 201805091953.jpg

 INSTAX WIDE WW 2【20枚入】
  ¥2,591 Amazon.co.jp
(5/9執筆時)

 写真のサイズは、86mm×108mmで、通常のチェキに比べて「横長サイズ」です。L判の写真より少し小さめですが、画角が広く撮れるので、「友人との集合写真」や「パーティー撮り」に向きます。

 本体のサイズは、しかしながら、168mm×95mm×121mmひとまわり大型です。重さも600グラムと下位機種の2倍ほどあります。

 201805092122.jpg

 撮影機能は、ここまでに見たフラッシュの発光量を細かく切り替える機能や、マクロ撮影機能などが付属します。しかし、バルブなどの細かい撮影調整はできませんし、タイマー撮影機能も付属しません

 以上、instax WIDE 300の紹介でした。大きさと重さの点でやや不利なカメラです。集合写真の構図は決めやすいですが、インスタントカメラは、「焼きまして皆に配る類のカメラ」ではなないので、基本的には通常サイズで良いと思います。

4・他社のインスタントカメラの比較

 つづいて、ドイツのライカと、オーストラリアのロモグラフィが販売するカメラの紹介です。

 いずれも、「チェキ用のフィルムを使える」互換カメラです。


 201805092130.jpg

 【3種のアタッチメントレンズセット付

 8・Lomo'Instant + レンズセット White
  ¥16,800 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 こちらは、欧州はオーストリアのロモグラフィ社のインスタントカメラです。

 同社は、今でも銀塩カメラを出しているメーカーで、コアなカメラファンを持つ海外ブランドです。本体も「カッコイイ系」のデザインで、「おしゃれに持ち運べる」という観点でも優れた産業デザインの製品です。

 201805092133.jpg

 撮影機能は、富士フイルムの「大人向け」と同じく、オートフラッシュマニュアルフラッシュが選べるほか、バルブ撮影にも対応します。

 201805092134.jpg

 また、写真のように、超広角で取れる魚眼レンズポートレート用のレンズ接写ができるクローズレンズ3種類のレンズが付属します。レンズ交換できるので、撮影の楽しみも広がります。

 焦点距離(ピントが合う距離)、デフォルトだと27mmで、マクロ撮影は40cmまでの対応です。

 その点で言えば、電動3点切り替え方式の富士フイルムより弱いです。ただ、接写用レンズを利用する場合、最大10cmまでよれます。

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 多少専門的な部分では、回数制限無しの多重露光機能や、フラッシュ用の各色のカラーフィルタが付属していて、「アートな写真」を撮影することも得意です。

 また、インスタントカメラでは珍しく、広い絞り設定が可能で、F8〜F22まで対応となります。風景も、ポートレートもピントが合いやすいです。

 加えて、自分撮影用のミラーが付属するなど、「今どき」な部分も忘れていません。

 201805092121.jpg

 INSTAX MINI WW2【20枚入】
  ¥1,198 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 フィルムは、自社生産しておらず、富士のフィルムを使うのが基本になります。

 以上、Lomo’Instantの紹介でした。

 本格的な撮影が楽しめるアタッチメントが豊富なインスタントカメラです。インスタントカメラでも、「アートな」写真を撮りたいと考えている方に最もおすすめできる機種です。

 「チェキじゃないチェキ」を持っていること、「レンズの交換」ができることに格好良さを感じる人は、この製品を選ぶのもよいでしょう。


 

 9・ライカ インスタントカメラ ゾフォート
   ¥36,180 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 こちらは、ドイツの高級カメラメーカーであるライカのカメラです。

 本体色は、ホワイトのほか、ビビットなオレンジや、ペールブルーのモデルがあります。

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 INSTAXMINI MONOCHROME WW1 10枚
 ¥768 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 フィルムは、富士フイルムのINSTAX MINIと互換します。

 なお、富士フイルムでは、この製品の発売に前後する形で、チェキ用のモノクロフィルムを発売しました。富士フィルムのチェキでも利用できるものですが、カメラ好きの「セミプロ」の需要がないと発売がなかったでしょうし、ライカの参入は個人的には嬉しいです。

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 ゾフォート用モノクロフィルムパック
  ¥1,620 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 ゾフォート用モノクロフィルムパック
  ¥1,330 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 なお、ライカ純正のフィルムも発売されています。送料を勘案すると富士フイルムの3倍ほど割高ですが、インスタントカメラの仕組み上、ニュアンスはかなり異なります。最初だけ試しても良いでしょう。

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 撮影機能は、他の大人向けカメラより自動撮影機能が充実し、パーティ&人物・スポーツ&アクション・接写という3つの自動撮影モードが搭載されます。高級カメラですが、セルフィーモードも対応します。

 上級者向けには、富士フイルムと同じく、二重露光・長時間露光に対応します。フラッシュは、オートとマニュアルが選べます。ただ、「本格志向」のライカらしく、自動モードは、「できるだけフラッシュは使わず」自然に撮影されるように調整されています。

 一方、価格的にかなり高いですが、富士フイルムに搭載されない機能というのはありません。焦点距離(ピントが合う距離)も、同様の電動3点切り替え方式です。このあたりは、ライカの高級デジカメと異なる部分ですね。

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 レンズは、35mm換算で焦点距離が34mm、明るさはF12.7という品質です。これは富士フイルムのチェキと同等です。一方、マクロ撮影は60cmですのでやや弱めですね。

 以上、ライカのゾフォートの紹介でした。高価なカメラですが、機能面ではさほど変化がないのが事実です。ただ、ライカらしい外観とブランドロゴに価値を見いだす場合、おすすめしたい機種です。

5・デジタル式インスタントカメラ

 続いて、フィルムを使う方式ではなく、デジカメと同じ現像方式を採用しプリンタ機能を搭載する製品を紹介します。

 これまでのアナログチックな「チェキ系」と違い、「デジカメ」に「プリンターが付いた」機種となります。「チェキ系」よりも綺麗な写真が撮れる一方、何が撮れるか分からない」というアナログ独特の撮影の面白さは、多少減ってしまう製品といえるでしょう。


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 【各色】

 10・ポラロイド Snap デジタルインスタントカメラ
  ¥11,700 Amazon.co.jp
(5/9執筆時)

 Snapは、アメリカのポラロイドが発売するインスタントカメラです。

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 富士フイルムの「チェキ」と異なり、この製品は基本デジカメであり、極小のフォトプリンターが内蔵される製品です。

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 レンズは、レンズの明るさが、F値2.8という「高性能スマホ」並のレンズを採用した、1000万画素のデジカメです。画素は抑えめですが、インスタントカメラなので十分すぎるスペックです。明るいレンズですので、綺麗に撮影できます

 一方、インスタントカメラらしく「ズームが未付属(=単焦点)」ですので、足で移動しながら画角・構図を決めていくカメラになります。

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 撮影機能は、富士フイルムのチェキに比べた場合、基本「デジカメ」であるという利点を活かして、プリントする際の色合いを調整したり、細かい調整が得意です。「セルフタイマー付き」なので、パーティの際などにも重宝しそうです。

 バッテリーは、チェキの上位機のように電池式ではなく、バッテリー式です。そのため、消耗品代が不要というメリットはあります。

 

 Transcend microSDHCカード 32GB
  ¥1,720 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 データ保存は、「デジカメ」ですので、保存できます。本体は32MB(メガバイト)しかないですが、32GB(ギガバイト)までのマイクロSDカードが使えるので、印刷に失敗してもデータは残ります。

 また、2枚・3枚と焼き増しして、その場で友達に配ることも可能です。また、自宅に帰ってから、カラープリンターで(低価格に)焼き増しさせることも可能です。

 201805092205.jpg

 Polaroid ZINK Paper 20枚
  ¥1,727 Amazon.co.jp
(5/9執筆時)
 
LG ZINK Paper 30枚
  ¥1,366 Amazon.co.jp
(5/9執筆時)

 フィルムは、専用のフォトペーパー(ZINK)を利用します。純正の場合、富士フイルムに比べると高いです。

 ただ、ZINKは、他社の規格で、サードパーティから激安で売られています。サイズが同じ(7.6cm×5cm)なら使えるので、試してみても良いでしょう。なお、用紙のサイズは、富士フイルムに比べると、ポラロイドの方が多少大きいです。

 以上、ポラロイドのSnapの紹介でした。

 デジカメに慣れた方が、その延長戦上で使うならば、この機種は最適です。ただし、チェキのような「アナログ撮影の味」を楽しめないのは残念ですが、背面にプレビューモニターがないので、「うまく撮れたか、印刷してみないと分からない」というスリルを友人と共有できる楽しみはあります。


  201710301618.jpg

 11・FUJIFILM instax SQUARE SQ10
  ¥24,200 Amazon.co.jp
(5/9執筆時)

  instax SQUAREは、2017年から富士フイルムが新展開する「ハイブリッドインスタントカメラ」です。

 普通の「チェキ」とは異なり、こちらは、ポラロイドと同様に、デジカメ+プリンターという機種です。

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 レンズは、ポラロイド同様のF値2.8の単焦点レンズを採用します。ただし、画素数は378万画素と及びませんが、スクエア型の小型フィルムに印字するには十分でしょう。また、電子ズームですが、2.4倍のズームも搭載します。


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 撮影機能は、ポラロイドに比べ、デジカメとして設定変更できる部分はより多彩です。色フィルターのほか、19段階の明るさ調整などに細かい設定も可能です。また、チェキのように、二重露光やバルブ撮影などにも対応できます。


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 こちらは、ファインダーではなく、液晶モニターを通して被写体を確認します。そのため、仕上がる写真の構図はより正確でしょう。失敗した写真を印字しなくて済む点では、消耗品を含めたコスパは良いです。

 一方、チェキと比べると、「自分撮影」に特化した機能がないなど、ターゲットの年齢層は少し高めの製品かもしれません。

 バッテリーは、リチウムイオンなので、消耗品代が不要というメリットがあります。約160枚撮影可能です。

 

 Transcend microSDHCカード 32GB
  ¥1,720 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 データ保存は、本体にもメモリーはありますが、基本的にはマイクロSDカードを別途買う必要があります。撮ったデータは、PCなどでも印字可能です。

  

  INSTAX SQUARE WW 1【10枚】
  ¥1,137 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 使用するフィルムは、新発売のスクエア型のフィルムです。

 デジカメ+プリンターと書きましたが、こちらもフィルム側に「インク」が搭載されるため、インク消耗品は不要です。ただ、ポラロイドに比べるとコスパはより高めで、サードパーティの製品もありません。

 以上、富士フイルムの instax SQUAREの紹介でした。デジカメ化することで、失敗写真を印刷する必要がなくなり、コスパ的には向上した製品です。また、画質調整もポラロイドより高度に可能です。

 ただ、純正フィルムのコストが高い点が問題でしょう。加えて、「デジカメ」としてみると、撮像素子(画質に最も影響する部品)が最近のデジカメの半分のサイズで、画素数も約400万画素という点で、普通のデジカメより「画質は悪い」です。

 それを考慮にいれる場合、次に紹介するような「モバイルプリンタータイプ」の機種を買って、スマホやデジカメで撮った写真をその場で印刷したほうが画質は良い気がします。

 また、この機種が「デジカメ方式」だけに、Instagramなどの投稿に向く「面白い写真」は、先ほど紹介したような、完全にアナログ方式のチェキのほうが撮れそうです。ただ、アナログとデジカメの中間的な製品を欲しい方もいるでしょうし、市場のニーズはあると思います。

6・スマホを利用するタイプ

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 つづいて、撮影はスマホに任せるタイプの、「携帯プリンター」を紹介します。

 インスタントカメラの「新形態」と言える製品群ですね。


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 12・スマホdeチェキ instax SHARE SP-2
  ¥16,551 Amazon.co.jp
(5/9執筆時)

 フジフィルムinstax SHARE SP-2は、モバイル・携帯フォトプリンターとも言うべき製品で、スマホで撮影した写真を外出先で印刷できる製品です。

 本体のサイズは、101.6mm×42mm×122.5mmで、重さは253gと軽量で持ちはこびできるプリンターです。裏面にリプリントスイッチがあり、複数枚印刷する場合は、そのボタンを押すだけという便利な仕様です。

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 3ステップで印刷できてしまう、簡単操作な製品です。

 スマホ de チェキ
  ¥0 iTunes Store
 スマホ de チェキ
  ¥0 Google Play

 写真の印刷は、上のようなスマホ(iOS/android)の専用アプリを利用します。  

 撮った写真をこのアプリで開き、必要なら加工(モノトーン調・セピア調)などをして、 instax SHARE SP-1本体に、このアプリから送信します。

 201805092216.jpg

 スマホアプリについては、その他、画像の明るさ、コントラスト、彩度をあらかじめ好みに合わせて調整できるカスタムフィルターを搭載し、その場でアートな写真を印刷できます。

 201805092121.jpg

 INSTAX MINI WW2【20枚入】
  ¥1,198 Amazon.co.jp (5/9執筆時) 

 利用するフィルムは、「チェキ」と共通です。ISO800のフィルムで、サイズは86×54mmです。 

 バッテリーは、USB充電のバッテリー式に変更になっています。一回の充電には90分かかりますが、100枚程度まで印刷可能なので、パーティなどでも問題ないと思います。

 201801211543.jpg

 13・FUJIFILM instax SHARE SP-3
  ¥14,010 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 なお、2017年10月に、スクエアフィルム専用のスマホdeチェキが販売されました。

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  INSTAX SQUARE WW 1【10枚】
  ¥1,137 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 先ほど紹介したinstax SQUAREと同じフィルムが使えます。パーティなどでプレゼントするにはスクエアタイプは珍しく、こちらも良いかもしれません。


 

 14・ポラロイド Zip モバイルプリンター
  ¥16,400 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

  Zipは、アメリカのポラロイドが販売するスマホで撮影した写真を現像するプリンターです。Bluetooth無線を搭載しており、スマホで選んだ画像をそのまま印刷できます。

 本体のサイズは、7.5×2.2×11.5cmで、重さは290gですので、富士フイルムのスマホ de チェキと比べると多少小型です。

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 Polaroid Zip
  ¥0 iTunes Store

 Polaroid Zip
  ¥0 Google Play

  スマホアプリは、 iOS用、Android用双方が用意されます。

 富士フイルムのスマホ de チェキと比べると、米国製ということもあり、加工できるデコレーションが独特ですね。

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 Polaroid ZINK Paper 20枚
  ¥1,727 Amazon.co.jp
(5/9執筆時)
 
LG ZINK Paper 30枚
  ¥1,366 Amazon.co.jp
(5/9執筆時)

 利用するフィルムは、ポラロイドの「ZINK」とフィルムとなります。LGの格安フィルムが利用可能なので、消耗品費はチェキより多少安いです。

 バッテリーは、富士フイルムと同じく、こちらはバッテリーを搭載する形式です。一回の充電で25枚ほど印刷可能と、この部分では富士フイルムに負けていますね。

 以上、ポラロイド Zipの紹介でした。

 富士のスマホ de チェキとどちらを選ぶか迷う製品ですね。充電池方式や格安フォトペーパーであるため、消耗品コストはこちらの方が有利そうです。一方、本体価格とスマホアプリの点では、富士フイルムの方が有利です。

今回の結論
「チェキ」でおすすめできるのは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、外出先で使用できるインスタントカメラやプリンターについて書いてきました。  

 最後に、いつものようにAtlasのおすすめ機種!について書いてみたいと思います。


 第1に、手軽に導入できる、パーティアイテムとしておすすめな機種は、

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 1・富士フイルム instax mini 8+ チェキ 【各色】
   ¥7,243 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 はじめに紹介した富士フィルムの「チェキ+」で良いでしょう。

 ボタン一つで誰でも撮影できるのがポイントです。お友達に写真を撮ってもらう場合も、「ボタンを押して」もらうだけで撮影ができます。デジカメとは異なるアートな感じの写真が撮れるので、パーティ受けも良いでしょう。ヘタな写真もネタにできますし。

 

 INSTAX MINI WW2【20枚入】
  ¥1,198 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 INSTAX MINI WW 5【50枚入】
  ¥4,099 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 消耗品となるフィルムも安価です。


 第2に、撮影する写真のクオリティにこだわりたい場合におすすめできるのは、

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 5・富士フイルム チェキ instax mini 70【各色】
  ¥13,267 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 instax mini 70 でしょう。

 特に、写真のクオリティを重要視したい場合や、人以外に、風景やモノも撮影したいならば、近くも、遠くも綺麗に撮影できるinstax mini 70 が良いでしょう。こちらの機種は、焦点距離の幅が広いので、 instax mini 8+ でも幅広い被写体に対応できます。  

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 本体色も、多彩で、ホワイトのほか、ピンク・レッド・イエロー・ブルー・ブラックなどが用意されますので、ファッション性も高いでしょう。

ーー

   

 6・富士フイルム instax mini 90 ネオクラシック
  ¥14,315 Amazon.co.jp  (5/9執筆時)

 ただし、「失敗写真をより減らしたい」ならば、「自動撮影機能」が充実するinstax mini 90 ネオクラシックが、今回紹介した機種の中では、最も良い選択肢です。

 ただ、インスタントは「失敗写真をみんなで楽しむ」というカメラでもあります。パーティ&人物用としては、基本的にはこれより下位の機種で十分でしょう。


 第2に、出先で写真印刷したい方で、できるだけ印刷コストを抑えたい方は、

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 【各色】

 10・ポラロイド Snap デジタルインスタントカメラ
  ¥11,700 Amazon.co.jp
(5/9執筆時)

  ポラロイドのSnapが良いと思います。基本「デジカメ」で、フォトプリンターが付属するというモデルなので、必要な写真を必要な枚数だけ友人に配れます。

 また、撮影したデータはMicroSDカードにデータが貯まるため、電池切れなどの際には、自宅で再度印刷できます。これは、アナログのインスタントカメラにはないメリットでしょう。

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 Polaroid ZINK Paper 20枚
  ¥1,727 Amazon.co.jp
(5/9執筆時)
 
LG ZINK Paper 30枚
  ¥1,366 Amazon.co.jp
(5/9執筆時)

 同様な仕組みの機種が不十分から出ており、そちらのほうが撮影機能は高度です。しかし、先行販売しているポラロイドは、比較的安い、他社製のフォトペーパーが利用できるため、消耗品を含めたコストパフォーマンスはかなり良いです。

 アナログ撮影のような「スリル」を味わえない機種ですが、その分、色の編集など独自の楽しみがある機種ですね。

 

 Transcend microSDHCカード 32GB
  ¥1,720 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 SDカードはもちろん、別売です。


 第3に、アートな写真も撮影できる、大人でも使える「おしゃれな」インスタントカメラとしては

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 【3種のアタッチメントレンズセット付

 8・Lomo'Instant + レンズセット White
  ¥16,800 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 ロモグラフィ社ロモインスタントでしょう。大人でも「格好良く」持てる外観デザインで、3種類のレンズ交換ができる本格派のインスタントカメラだと思います。

 欧州のオーストリア製のブランドカメラですが、フィルム自体は富士と共通なので、将来にわたって使えると思いま。カラーフィルタなどを使って「アートな写真」を撮影したいならば、この機種ですね。


 第4に、スマホを利用して、外出先から撮影したい場合は、

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 12・スマホdeチェキ instax SHARE SP-2
  ¥16,551 Amazon.co.jp
(5/9執筆時)

  「スマホdeチェキ」でしょう。

 ポラロイドのZIPと迷いましたが、こちらのスマホアプリがが、日本向きなアプリである点をとくに評価しました。ただ、ランニングコストを考えれば、ポラロイドも良い選択肢です。

 また、旧機種もありますが、画質が良く、利便性に勝るバッテリー方式を採用する新型のこちらがいいですね。

  

 INSTAX MINI WW2【20枚入】
  ¥1,198 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 INSTAX MINI WW 5【50枚入】
  ¥4,099 Amazon.co.jp (5/9執筆時)

 消耗品はこちらです。

  ーーー  

 というわけで、今回は、インスタントカメラ/プリンターの紹介でした。

1・1万円前後の入門コンデジの比較
2・3万円前後の人気コンデジの比較

3・5万円以上の高級コンデジの比較
4・高倍率ズームのコンデジの比較
5・水や砂に強い高耐久コンデジの比較
6・自分撮影ができるコンデジの比較

7・ミラーレス一眼の比較

8・一眼レフカメラの比較
9・デジカメの全製品の選び方 【まとめ】

 さて、このブログ「モノマニア」では、カメラに関して、この記事の他に9つの記事があります。

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 6番の「自分撮影」ができるカメラの紹介記事など、これらの記事もよろしければご覧ください。

 また、最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどから話題をシェアしていただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 22:38 | カメラ

2018年04月30日

比較2018’【解説】新製品のデジカメ60機の性能とおすすめ/選び方【まとめ】人気6社の最新デジタルカメラ・コンデジメーカー別の選び方のまとめ

【今回レビューする製品】2018年 最新デジカメ60機からのおすすめ機種の選び方:コンデジ ミラーレス 一眼レフ 単焦点カメラ: 顔検出・Wi-Fi Bluetooth スマホ転送(iPhone Android)対応機:性能の違いや人気ランキング:ソニー ニコン キヤノン パナソニック オリンパス

【評価する主な製品型番】COOLPIX A300SL X B700 W300 D3400 A900 CANON PowerShot G9 X Mark II PSG9X PowerShot G7X MarkII PSG7X IXY 210 650 SX730 HS EOS Kiss X9 SX720 HS SX730 HS Cyber-shot DSC-WX350-W SONY α5100 LUMIX DMC-LX9 DMC-TZ90 DMC-TZ85 STYLUS TG-5 Tough CASIO EXILIM EX-ZR1800SR

今回のお題
2018年最新のデジカメはどのように選ぶのがおすすめ

 ども、Atlasです。

 今回は、2018年4月現在の最新モデルのデジカメの選び方とオススメ機種について解説します。

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 デジタルカメラは、コンデジ一眼レフミラーレス一眼など現行機種だけでもかなりの機種(100機以上)に及びます。

 しかし、このブログでは、コンデジだけで60機、ミラーレス・一眼レフを含めれば約100機を比較できています。

1・1万円前後のデジカメ
2・3万円前後のデジカメ

3・5万円前後のデジカメ
4・高倍率ズームデジカメ
5・防水・耐衝撃デジカメ
6・自撮り向きデジカメ
7・ミラーレス一眼
8・一眼レフカメラ
9・インスタント・チェキカメラ
10・デジカメの選び方【まとめ】

 今回の記事は、全10回のデジカメ比較記事のまとめ】として、「失敗しないデジカメ選びのポイント」を詳しく説明します。

 その上で、今年度の最新100機から、予算別・目的別に「最終的なオススメ機種」を提案していこうと思います。

1・デジカメの選び方(画質面))(

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 さて、デジカメを選ぶ場合、皆さんが「最初に」かつ「最も」心配するのは「デジカメの画質」でしょう。

1・撮像素子の大きさ
2・レンズの明るさ(F値)
3・画素数

 わかりにくい部分ですが、デジカメ目は、上の3点のスペックに注目すれば、そのグレードが推測できるように作られています。

 デジカメ選びの基本となる部分ですので、以下詳しく説明しましょう。

 なお、手っ取り早く「オススメ機種」だけ知りたい方は、流し読みして、最後の「今回の結論」だけみてください。

1・撮像素子の大きさ

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 第1に、撮像素子(イメージセンサー)についてです。

 撮像素子とは、画像を電磁データに変換する部品で、カメラの性能を決定づける最も重要なパーツです。

 撮像素子は、そのサイズが大きいほど取り込める情報量が多いので、良い画質が良くなります。

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 コンデジの場合、1万円から3万円ほどの入門機では、1/2.3型(8.8×6.6mm)の撮像素子が標準的です。

 しかし、5万円前後になると、1.0型という4倍程度大きな撮像素子を搭載します。そのため、画質も「4倍以上」良いと言えます。

 201804301721.jpg  

 一眼レフやミラーレスの場合、1.0型よりさらに2倍大きいAPS-C(23×15mm)が標準です。

 10万円を超える一部のコンデジも搭載している機種がありますが、例外的です。

ーー

 結論的にいえば、入門デジカメでは、1/2.3型以上を、高級デジカメでは1.0型以上を目安として選べばよいでしょう。

 なお、同じサイズの撮像素子でも、夜間撮影に強い裏面照射型CMOSや、格安ながら消費電力の面で不利なCCDセンサーなど、より細かい分類もできます。ただ、とりあえず、サイズ面だけ気にしていただければ、問題ないでしょう。

2・レンズのF値

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 第2に、(広角側の)F値です。

 F値とは、レンズの明るさを示す単位です。カメラだけではなく、ビデオや望遠鏡などでも使われる明るさの国際規格です。

 撮像素子の場合とちがい、値が小さいほど高性能なレンズです。例えば、F1.4のレンズと、F3.0のレンズでは、F1.4の方が高画質なカメラです。

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 値が小さいほど、光を透過できるレンズで、夜間や逆光下などの撮影に強くなるほか、背景をボカした芸術的な写真が撮影しやすいです。

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 F値は、各メーカーのカメラの仕様表に必ず記載があります。

 上のカメラの場合、F値は3.4です。なお、カメラはズーム倍率をあげて撮影するほど暗くなります。そのため、このカメラの場合、最大ズーム(35倍)時は、F6.9までレンズが暗くなります。

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 一部には、ズームしても暗くならない「全域F2.8」などのコンデジもありますが、かなり例外的です。

ーー

 結論的にいえば、1万円から3万円ほどの入門デジカメでは、広角側のF値がF3.4以下のデジカメを、5万円以上の高級デジカメでは、F3.0以下のデジカメを選べばよいでしょう。

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 なお、20倍以上の高倍率ズーム搭載デジカメ、F値のスペックが良い機種は、大きなレンズを搭載するので、カメラ本体が相当重いです

 背景がボケた芸術的な写真を撮れる「明るいレンズ」が安く欲しいならば、ズーム倍率の高さは過度にこだわらない方が良いと思います。

3・画素数

 201610081001.jpg

 第1に、画素数です。

 これは、皆さんが最も良く聞く数値でしょう。

 スマホ搭載のカメラの新機種がでた時「画素数が上がった」などと良く報道されます。画素数が多いほど綿密な写真が撮影できるのは、コンデジも同じです。

 ただし、現状で10万円以下の最新コンデジを選ぶ場合、この部分は比較基準として重要視しなくて良いです。というのも、画素数というのはその質を向上させるほど、カメラにノイズが走りやすくなる性質があるからです。

 また、最近のデジカメはほぼ全機種が1200万画素以上ですが、A4サイズに引き延ばして写真印刷する場合も、1200万画素ほどあればそれ以上は画質に差はでません。

ーーー

 以上、画質を決定づける3要素を解説しました。

 話は簡単で、「撮像素子の大きさ」と「F値の小ささ」に気をつければ、画質の面で間違いない機種が購入できます。

入門機(-3万円):1/2.3型以上・F3.4以下
高級機(5万円-):1.0型以上・F3.0以下

 その目安を再度示すと、以上のようになるでしょう。

2・デジカメの選び方(ズーム倍率)

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 つづいて、ズーム倍率について、解説しましょう。一概に「ズーム」と言っても「電子ズーム」と「光学ズーム」の2種類がある点には、注意が必要です。

ーー

 第1に、電子ズームです。

 撮った写真の中央部を切り取って引き延ばすような仕組みです。この場合、格安スマホのズームと同じで、ズーム時に写真の画質が劣化します。

ーー

 第2に、光学ズームです。

 これは、望遠鏡のように、レンズを動かしてピントを移動させる仕組みなので、ズームしても画質の劣化はありません

 したがって、デジカメを選ぶ場合に重要なのは、光学ズームのスペックとなります。

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 なお、一部のメーカーは「プログレッシブズーム」などの名前で、電子ズームと光学ズームを総合した倍率を表示している場合があります。超解像度技術を利用しているものの、画質は劣化します。


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 光学ズームの倍率は、最近では40倍を越える機種があります。最も拡大できるニコンの製品は、83倍ズームです。コンデジは、一眼レフと異なりレンズ交換ができないので、その分、倍率を上げやすいようです。

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 ただし、こうした機種は、本体重量が1kgに近く、軽量コンデジ3−4個分の重さになっています。

 高倍率ズーム機は、本体が重いか、撮像素子やレンズの明るさなど画質が悪いかするので、必要以上のズームを搭載した機種は買わないのがポイントです。

 以下、だいたいの目安を書いておきましょう。

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 第1に、運動会・子ども撮り用では、10-15倍ズーム程度で基本的にまかなえます。

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 第2に、スポーツ観戦用野外コンサート用でも、30倍-40倍程度が目安です。それ以上は、ややオーバースペックでしょう。

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 第3に、旅行用やスナップ撮影は、3倍前後もあれば足ります。ズームのない単焦点(1倍ズーム)でも良いくらいです。

ーー

 先ほども書きましたが、デジカメのズーム倍率を無理にあげると、カメラの明るさ(F値)が犠牲となるか、カメラが大型化・重量化します

 高倍率ズーム搭載機は魅力的ですが、本当に使うかよく考え、あきらかに不要なズーム倍率を排除したほうが満足度が高いと思います。

3・デジカメの選び方(手ぶれ補正)

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 3点目に説明するのは、手ぶれ補正についてです。

 手ぶれ補正は、「ズーム倍率の高いカメラ」を選ぶ際は、最も重要視するべきポイントです。ズーム倍率を上げるほどブレやすいからです。

 また、低倍率のカメラでも夜間や室内など光の少ない場所で撮影する場合三脚無しにズーム撮影する場合は、手ぶれ補正が弱いと、失敗写真が多くなります

1・電子式補正
2・光学式補正

 手ぶれ補正も、電子式光学式の2つの補整方式があります。

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 デジカメの場合は、レンズを動かしてブレを補整する光学式手ぶれ補正の能力が重要です。

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3・ハイブリッド式

 加えて、最近は、前後・左右の手ぶれだけでなく、水平・垂直・回転方向を含む5軸全ての補整を行うハイブリッド手ぶれ補正対応カメラも、発売されました。

 ほかにも、ジャイロセンサーのほか、撮像素子からも手ぶれ補正情報を受け取る方式など、メーカーごと個性があります。

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 手ぶれ補正の強さは、一部のメーカーを除けば、一般的に「シャッター速度「何段分」の補整」という書き方でスペック表記されます。

 例えば、シャッター速度2段分の補整の場合ブレ幅は1/8程度に、4段分なら1/16程度に軽減されます。

 なお、コンデジは、動画も撮影できますが、動画用の手ぶれ補正は、写真用とは異なる別の仕組みですので、動画を多用する方は、その有無には注意をしてください。

 以上、手ぶれ補正の能力についての説明でした。コンデジを選ぶ際は、格安機種でも、光学式手ぶれ補正を搭載する機種を選ぶことをおすすめします。特に40倍を超える場合については、シャッター速度3段分以上のモデルを選ぶと満足度が高いでしょう。

4・デジカメの選び方(液晶とファインダー)

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 4点目に説明するのは、液晶モニターとファインダーについてです。


 第1に、確認用液晶モニターです。

 これは、大きさ、解像度の細かさ、タッチパネルの有無などで、グレード・ランクが分けられます。とくに、タッチパネル対応機種は、タッチパネルによるピント合わせができるなど、メリット性が高いです。

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 ただ、現在のデジカメのトレンドで重要な部分は、確認用モニターが前後左右に動かせるかどうかです。

 コンデジでも、前後にカメラを動かせるチルト式モニターや、より自由に360度回転できるバリアングル式モニターが人気です。

 運動会などの混み合った場所の撮影のほか、「自分撮影(セルフィー)」に対応できるので、最近搭載するデジカメが増えています。ただし、チルト式液晶の一部は、180度反対側には向かない機種も一部あるので注意してください。


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 第2に、ファインダーです。

 一部の高級機のみに搭載されますが、コンデジにもファインダーが搭載される機種があります。

 ただし、レンズを通して実際の世界が見える光学式ファインダーではありません

 コンデジ・ミラーレスの場合は、EVF(エレクトリック・ビュー・ファインダ)と呼ばれる方式で、ファインダーを覗いたとき見えるのは、液晶モニターで見る画像と同じ、いわば「ビデオの映像」です。ただ、最近のものは高詳細のため、実像に近い画質で見えます。

 コンデジのファインダーについては、解像度が100万画素以上のものを選べば、ほぼ間違いないでしょう。ただし、有機ELを採用する場合は、それ以下でも美麗です。

5・デジカメの選び方(AFと連写速度)

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 5点目に説明するのは、オートフォーカスと連写速度です。

 いずれも、子ども撮り・動物撮り・スポーツ観戦など、動く被写体を撮影する方は、重視するべき部分です。

 こちらも、順番に説明しましょう


 第1に、オートフォーカスです。

 オートフォーカスとは、、カメラを半押しした際に「被写体に自動でピントを合わせる機能」です。スマホでもお馴染みですが、この性能が低いと、子供など動く被写体撮影する場合などに、「ブレブレ」の写真になります。

1・コントラストAF
像面位相差AF
3・ファストハイブリッドAF

 オートフォーカスは、現在、上記3つの方式があります。

 速度的には、コントラスト式AFが最下位で、一眼レフなどでも採用されている像面位相差AF方式ファストハイブリッドAFの順に性能が高いと言えます。

 コンデジは、ほぼ全てコントラストAFの採用です。

 ただし、この方式の改良は盛んです。例えば、パナソニックが開発した、コントラスト式を像面位相差AFに近づける空間認識AFを採用しますし、ソニーは、シャッターを半押しした状態で、AIがピントを予測するファストインテリジェントAFを採用します。

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 オートフォーカス精度をメーカー横断的に比較のは難しいですが、「30点AF」などオートフォーカスの測距点の数字(ピントを合わせられるマス目)は参考になります。

 コンデジの場合、測距点が9点以上あれば、とりあえず問題ないでしょう。

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 一方、オートフォーカスの速度が自慢のデジカメは、最速の合焦速度をメーカーが掲示する場合があり、それが参考になります。コンデジの場合、0.15秒以下なら優秀だと思います。


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 第2に、連写速度です。

 こちらについては、ほぼ全てのデジカメが、速度を公開しています。

 実数として、5コマ/秒以上あれば優秀で、10コマ/秒を超えれば、子どもなどの動く被写体に対して強力な機種、とみなして良いでしょう。

6・デジカメの選び方(防水耐衝撃)

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 防水性能:14メートル(IPX8相当)
 
防塵性能:IP6X相当
 耐衝撃性:高さ2.2m
 耐寒性能:マイナス10度

 6点目に説明するのは、デジカメの防水・耐衝撃性についてです。

 デジカメのジャンルの1つとして、高い防水性能・防塵性能・耐衝撃性能・耐寒性能を持つモデルが各社から10製品以上出されています。

 海水浴・ダイビング・スキーなど、水気のある場所や、野外コンサート、スポーツイベント、トレッキングなどの天候が読めない場所に行く方に人気のモデルです。

5・高耐久防水コンデジの比較

 このようなデジカメは、特殊なデジカメの1ジャンルとして、確立しているので、選ぶのは比較的容易です。このブログでは、上記5番の記事で比較しています。

7・デジカメの選び方(スマホ連携)

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 7点目に説明するのは、スマホなどへの転送についてです。

1・Wi-Fi方式
2・Bluetooth smart方式

 こちらは、Wi-Fi(無線LAN)方式とBluetooth方式に分かれます。

 第1に、Wi-Fi方式です。

 この場合、スマホにWi-Fiの子機機能が内蔵されます。そして、スマホアプリ(iPhone/Android)を利用することで、外出先にWi-Fi環境が無くても、その場でスマホの写真フォルダに写真を転送できます。

 最近のコンデジは、かなり格安なものでもWi-Fiを搭載しています。LINEなどで友人に送ったり、SNSに外出先から投稿したり、デジカメの楽しみ方は増えていると言えます。

 第2に、Bluetooth Smart(Bluetooth Low Energy)方式です。

 この場合、Wi-Fiに較べて低消費電力で通信でき、かつ常駐待機できるため、スマホ上の操作無しに、どんどん画像を自動転送できる仕組みです。スマホのバッテリーもあまり減りません。

 その他、GPSを備えて位置情報を記録できる機種などが、付加機能として加わります。

今回の結論
機能や性能からおすすめできるデジカメ結論的にこの機種!

  というわけで、ここまで、スペック的な側面からデジカメの選び方を解説しました。

1・1万円前後のデジカメ
2・3万円前後のデジカメ

3・5万円前後のデジカメ
4・高倍率ズームデジカメ
5・防水・耐衝撃デジカメ
6・自撮り向きデジカメ
7・ミラーレス一眼
8・一眼レフカメラ

  最後に、このブログで紹介してきた新製品のデジカメ全てから、今回紹介した比較基準をもとに、Atlasがおすすめできる機種!を選んでいきます。


第1に、1万円前後の予算で、容易に持ち運べる軽量カメラとして、最もおすすめできる機種は、

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【2017】

 1・CANON IXY 210【各色】
  ¥15,260 Amazon co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CCD
 
広角側の明るさ:F3.2
 画素数:2050万画素
 光学ズーム: 10倍
 焦点距離 :28mm〜224mm
 付加機能: 顔検出
 手ぶれ補正:光学式
 大きさ:95.2×54.3×22.1mm
 重さ:約128g(バッテリー含む)

 キヤノンの IXY 210をオススメします。

 1万円前後で買える機種ですが、10倍の光学ズーム128gという本体の軽量性を両立した優れた機種です。

 手ぶれ補正も光学式であり、Wi-Fi転送機能も付属するため、使い勝手の部分でもこの価格帯の製品としては「とびきり」お買得だと思います。

 一方、撮像素子やレンズの明るさは、上位機種に敵いませんが、この価格帯の製品として十分以上の能力があります。便利に使えると思います。

ーーー

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 2・Canon デジタルカメラ IXY 650【各色】
  ¥17,370 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型裏面照射型CMOS
 広角側の明るさ:F3.6
 画素数:2020万画素
 光学ズーム: 12倍
 焦点距離 :25mm〜300mm
 付加機能:顔検出/Wi-Fi
 手ぶれ補正;○  
 大きさ:99.7×57.6×22.4mm
 重さ:147g(バッテリー含む) 

 ただ、もう少し予算が出せる用ならばキヤノンのIXY650を選ぶのも手です。

 こちらは、12倍の光学式の高倍率ズームを搭載するため、遠くの撮影により強い機種です。旅行や運動会などにはより活躍するでしょう。

 また、こちらについては、撮像素子として、裏面照射型の撮像素子を採用しており、下位機に比べて性能が良いです。もちろん、Wi-Fiを採用しており、スマホへの転送もバッチリできます。

 さらに、手ぶれ補正は2.5段と12倍ズーム機としては十分なレベルです。

1・1万円前後の入門コンデジの比較

 なお、これら3製品を含めた詳しいスペックの比較については、上記のリンクページで解説しています。よろしければ、ご覧ください。


 第2に、2〜3万円前後の予算で買えるカメラの中で、最もおすすめできる機種は、

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 3・ソニー Cyber-shot DSC-WX350【各色】
  ¥24,561 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
 広角側の明るさ:F3.5
 望遠側の明るさ:F6.5   
 画素数:2110万画素
 光学ズーム: 20倍
 焦点距離 :27mm〜540mm  
 大きさ:96x54.9x25.7mm
 重さ:137g(バッテリー含む164g)

 ソニーのサイバーショットシリーズDSC-WX350がおすすめです。

 カメラの画質は、夜間撮影に強い裏面照射型CMOSを採用し、1/2.3型という十分なサイズの撮像素子、F3.5のレンズを搭載しており、期待できます。

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 ズーム倍率20倍とスポーツ観戦にも利用できそうな高倍率ながら、重さは164gと軽く、持ちはこびがしやすいです。

 つまり、軽量性、ズーム倍率、レンズの明るさという3点で、3万円前後の製品の中では、とてもバランスが取れている機種です。

 手ぶれ補正も、新型の手ぶれ補正機能が搭載されており、うまくカメラを固定できない入門者には心強いでしょう。そのほか、コントラストを高める4枚合成のHDR機能など、撮影を補助する部分での能力もワンランク上です。

 このカメラは、オートモードにしておけばそれなりの写真を撮らせて貰えるカメラといえます。「スマイルシャッター機能」も付きますし、室内のスナップ撮影にも良いと思います。

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 【2017】

 4・パナソニック LUMIX DMC-TZ90【各色】
  ¥41,500 Amazon.co.jp (4/30執筆時)


 撮像素子:1/2.3型高感度MOS
 広角側の明るさ:F3.3
 望遠側の明るさ:F6.4
 画素数:2030万画素
 光学ズーム: 30倍
 焦点距離 :24mm〜720mm
 大きさ:約112.0 x 67.3 x 41.2mm
 重さ:280g (バッテリー・メモリ含む322g)

 一方、パナソニックのDMC-TZ90が良い選択肢です。人気のあったDMC-TZ85の後継機ですが、さらに良い機種になっていますから。

 ソニーのDSC-WX350と撮像素子のサイズは同じですが、30倍ズームと倍率が伸びているにもかかわらず、F値は逆に高まっていて優秀です。

 オートフォーカスもパナソニック独自の空間認識AFを採用し、合焦速度が0.12秒と高速です。連写も10枚/秒ですから、動きのある被写体に対応できます。

 201804301314.jpg

 さらに、こちらは4K動画に対応します。また、それだけではなく、ズームイン・アウトなどの操作スローモーション撮影など動画の編集が相当強い機種なので、写真だけでなく、動画も楽しめる機種ですね。

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2・3万円前後の人気コンデジの比較

  なお、この機種を含めて、この価格帯の製品については、上記リンク先で詳しく解説しました。


 第3に、5万円以上の予算で買う高級コンデジの中で、最もおすすめできる機種は、

 

 【2017年】

 5・CANON PowerShot G9X MarkII【下位機】
  ¥45,467 Amazon.co.jp
(4/30執筆時)

 6・CANON PowerShot G7X MarkII【上位機】
  ¥58,150
Amazon.co.jp
(4/30執筆時)

 撮像素子:1.0型高感度CMOS
 広角側の明るさ:F2.0
 望遠側の明るさ:F4.9
 画素数:2010万画素
 光学ズーム: 3倍
 焦点距離 :28mm〜84mm
 手ぶれ補正機能:光学式3.5段
 ファインダー:なし
 AF:31点AF
 連写:約6枚/秒
 液晶モニタ:3. 0型タッチパネル(約104万)
 重さ:182グラム(電池込み206g)

 キヤノンのパワーショットt G9X MarkIIでしょう。

 201804291146.jpg

 画質面では、裏面照射型の1型というかなり大きい撮像素子を採用し、広角側のF値も1.8、望遠側もF2.8とかなり明るいレンズを採用します。

 オートフォーカスの測距点も31点と、画質に関わる性能は1ランク上です。手ぶれ補正も3段で、かつ、動画の手ぶれ補正も高度なので、この点でもオススメできます。

 重さは304グラムと、可動式のチルト液晶が付属の割には軽量です。その分、光学ズームは4.2倍と多少控えめですが、画質重視の機種ですから実用上問題ないと思います。

 201512021259.jpg

 なお、こちらについては、チルト式液晶を搭載する上位機の G7X MarkIIもありますが、、重さも319gと100g以上重いです。上位機はは2016年発売と先行しての発売だったので、Bluetooth非採用など設計がやや古くなっている部分があります。また

 そのため、チルト式液晶が不要ならば、基本的にはPSG9X MARKIIを推します。

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 201804291837.jpg

 【2016】

 7・パナソニック LUMIX DMC-LX9
  ¥71,577 Amazon.co.jp  (4/29執筆時)

 撮像素子:1型高感度MOS
 広角側の明るさ:F1.4
 望遠側の明るさ:F2.8
 画素数:2010万画素
 光学ズーム: 3倍
 焦点距離 :24mm〜72mm
 手ぶれ補正機能:光学式
 ファインダー:
 AF:空間認識AF(49点)
 
連写:約10枚/秒
 液晶モニター:3. 0型タッチパネル(約104万)
 重さ:280グラム(電池込310g)

 一方、ワンランク上位の機種を狙うならば、パナソニックの LUMIX DMC-LX9でしょう。

  201804291535.jpg

 1型の撮像素子を採用したズームコンデジでありながら、ドイツのライカ者の広角側F1.4という相当明るいレンズを採用します。夜間や逆光に強いほか、芸術的なボケ味を出せる点で、高く評価できる機種です。

 4K動画に高度に対応する点も強みですし、値段以上の性能を期待できます。

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なお、 この価格帯の製品については、他にも相当数の製品があります。

  201804301638.jpg

 【2016】
 8・SONY Cyber-shot DSC-RX100M5
  ¥102,800 Amazon.co.jp  (4/29執筆時)
 9・パナソニック LUMIX DMC-TX2
  ¥90,896 Amazon.co.jp  (4/29執筆時)

3・5万円前後の高級コンデジの比較

 相当明るいレンズのほか電子ビューファインダーを装備する、ソニーDSC-RX100M5や、パナソニックのローパスレス機のDMC-TX2をはじとして、20製品ほど別に比較してあります。

 よろしければ、上のリンク記事をご覧ください。


 第4に、運動会やスポーツ観戦など、高倍率ズーム対応のコンデジを探している方は、

 

 10・ニコン COOLPIX B700
  ¥38,468 Amazon.co.jp
  (4/30執筆時)

 光学ズーム倍率:60倍
 
広角側の明るさ:F3.3  
 望遠側の明るさ:F6.5
 撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
 画素数:1605万画素
 連写: 7コマ/秒
 焦点距離 :24mm〜1440mm
 手ぶれ補正:光学式
 大きさ:125x85x106.5 mm
 重さ: 570g

 ニコン COOLPIX B700 が良いと思います。

 重さは570gとありますが、ズーム倍率が60倍というスペックを考えると、相当な軽量級です。広角側もF3.3と十分明るいレンズを採用し、この点でも交換が持てる機種です。

 加えて、高性能なファインダー、運動会や自分撮影に強いバリアングルモニター高度なGPSやWi-Fi・Bluetoothを搭載するなど、使い勝手の部分でも、価格相応の高性能差をみせています。倍率的にもスポーツ観戦から運動会・旅行・野鳥撮影まで十分にこなせるでしょう。

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  201710201535.jpg

 【2017年】

 11・Canon PowerShot SX730 HS 【上位機】
  ¥36,840 Amazon.co.jp  (4/30執筆時)
 12・CANON PowerShot SX720 HS 【下位機】
  ¥26,800 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 光学ズーム倍率:40倍
 
広角側の明るさ:F3.3
 望遠側の明るさ:F6.9
 撮像素子: 1/2.3型 高感度MOS
 画素数:2030万画素
 連写: 5.9枚/秒
 焦点距離 :24mm〜960mm
 手ぶれ補正:光学式/3段
 大きさ:110.1 × 63.8 × 39.9mm
 重さ: 300g

 ただし、軽量性もある程度重視したい場合は、PowerShot SX730が良いと思います。

 下位機種として、SX720 もありますが、チルト式液晶が付属しないほか、レンズも暗いためやはり上位機でしょう。

 201707071111.jpg

 300gと「軽量」な部類に入るコンデジですが、40倍ズーム搭載のコンデジです。レンズの明るさもF3.3をキープしていますので、望遠力だけでなく、画質面でも評価できます。

 力強いオートフォーカス性能に加えて、シャッター段数3段の手ぶれ補整も付きますので、運動会に旅行に十分な活躍が見込めます。

 価格的にも値頃感があるため、選んで後悔することがなさそうな機種です。

 201509061809.jpg

4・高倍率ズームのコンデジの比較

 なお、この価格帯の製品については、月まで撮影可能な、超高倍率ズーム機COOLPIX P900を含めて、上記リンクで詳しく紹介しました。


 第5に、スキーや海水浴・ダイビングなどで利用できる防水対応製品としてはおすすめできるのは、

 201801201431.jpg

 【2017】

 13・ニコン・COOLPIX W300【各色】
  ¥34,020 Amazon co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
 広角側の明るさF2.8
 画素数:1605万画素
 光学ズーム: 5倍
 焦点距離 :24mm〜120mm
 付加機能:
 手ぶれ補正:光学式補正+電子
 大きさ:幅111.5× 高さ66.0×奥行 29.0mm
 重さ:約231g(バッテリー含む)

 防水性能:30メートル(IPX8相当)
 防塵性能:IP6X相当
 耐衝撃性:高さ2.4m
 耐寒性能:マイナス10度
 GPS機能:搭載 

 ニコンの「クールピクス」シリーズの上位機種 AW300をおすすめします。防水・耐衝撃性は、プロテクター無しで水深30メートルまで対応と、この手のカメラの中でも業界最高水準です。

 その上で、高度な手ぶれ補正、適度なズーム倍率、4Kに対応する動画性能、高速なピント合わせなど、カメラとしての性能が他機種より上回る点が評価できます。

 201707071412.jpg

 また、内蔵のGPSから撮影位置情報を取得できるほか、電子コンパス・高度・気圧・水深などを計測できる機能が付属するため、撮影した後で、スマホなどで写真を見る場合、より面白いと思います。

 加えて、特にスマホとの連携面では、接続の手間なく画像が転送できるBluetooth low energyに対応する点は、現状、他機種にはない高い魅力です。

 いずれにしても、色々なデータと連係できる点で、「単に写真を撮れるだけのデジカメ」ではない、新機軸のデジカメです。水辺や水中撮影や、トレッキング時の携帯用などの特殊なニーズを求める方以外でも、かなり「楽しめるカメラ」だと言って良いでしょう。

 市場が縮小するデジカメ業界ですが、データを付属させてSNSに投稿するなど、新しい楽しみも考えられるため、こうした方向性は、今年のトレンドとなりそうです。

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 201801201436.jpg

 【2017年】

 14・オリンパス STYLUS TG-5 Tough
  ¥53,840 Amazon co.jp (4/26執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
 広角側の明るさF2
 
画素数:1200万画素
 光学ズーム: 4 倍
 焦点距離 :25mm〜100mm
 付加機能:
 手ぶれ補正:光学式補正
 大きさ:幅113 ×高さ 66×奥行31.9mm
 重さ:約250g(バッテリー込)

 防水性能:15メートル(IPX8相当)
 防塵性能:IP6X相当
 耐衝撃性:高さ2.1m /100kgf
 耐寒性能:マイナス10度
 GPS機能:搭載 

 次点は、オリンパスから発売されている、TG-5 Tough です。とくに、ダイバーの方で水中で利用したい場合は、この機種が最適だと思います。

 201804301945.jpg

 なぜなら、ダイバー向けに専用の防水プロテクターも準備され、これを付けると水深45メートルまでOKだからです。また、水中は暗いので、F値が2.0高性能レンズが採用されている点から言っても、この機種は水中の対応力が上と言えるでしょう。

 機能面でもニコンと同様に、GPSや水深・高度・温度センサー・電子コンパスなどを網羅しますので、こちらも「撮影後の楽しみ」が増える類のカメラと言えます。

5・水や砂に強い高耐久コンデジの比較

 なお、このような防水対応製品は、上記5番の記事で13製品ほど紹介してあります。よろしくお願いします。


 第6に、流行の「自分撮影」に高度に対応できる機種として、おすすめできるのは、

 201707070951.jpg

 【2017年型番】

 15・CASIO EXILIM EX-ZR1800 【各色】
  ¥24,262 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子: 1/2.3型 裏面照射型
 広角側の明るさ:F3.5
 画素数:1610万画素
 光学ズーム: 18倍
 焦点距離 :25mm〜450mm
 手ぶれ補正;○  
 大きさ:108.3×61.5×33.6mm
 重さ:201g (バッテリー含む242g)

 EXILIM EX-ZR1800SR です。カシオは、多くのメーカーのなかでも、最近「自分撮影」に特化した良いカメラをたくさん出しています。

201503311621.jpg

 専用のフロントシャッターなど「自分撮影」に便利な機能が網羅されている点が魅力です。

 機能面でも、裏面照射型CMOSF3.5という明るめのレンズを採用します。手ぶれも、光学式手ぶれ補正で、さらに、高度な5軸対応HS手ブレ補正も付属しています。自分撮影は、手ぶれが生じやすいので、この点は安心です。

 スマホとの連携についても、Bluetooth Smartを利用し、スマホの操作無しに画像をスマホに送れます。自撮りや友達との「自撮り」の際に、使い勝手が高いと思います。QRコードを介して、友達にすぐに写真を送れる機能も面白いですね。

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 201804301622.jpg

 【2016年型番】

 16・Nikon COOLPIX A900【黒色】
  ¥30,423 Amazon.co.jp (4/28執筆時)

 撮像素子: 1/2.3型 高感度MOS
 広角側の明るさ:F3.4
 画素数:2029万画素
 光学ズーム: 35倍
 焦点距離 :24mm〜840mm
 手ぶれ補正;○  
 大きさ:約112.0×66.0×39.5mm
 重さ:バッテリー・メモリ含む299g

 ただし、高倍率ズームが欲しい場合は、35倍ズームを搭載するニコンのA900は有力な選択肢でしょう。

 201503261252.jpg

 高倍率ズームは手ぶれが不安ですが、こちらは、光学式と電子式のダブルの手ぶれ補正で相当強力に補整されます。「自分撮影」についても、スマホを外部シャッターにできるなど、面白い仕組みが採用されており、魅力的です。

6・自分撮影ができるコンデジの比較

 なお、こうしたタイプのコンデジについては、上のリンク記事で、20機種ほど別に比較しています。こちらもよろしくお願いします。


 第7に、レンズの交換できるミラーレス一眼のなかでおすすめできる機種は、

 201804301614.jpg

【パワーズームレンズキット】

 17・SONY α5100 ILCE-5100L-B
  ¥58,500 Amazon.co.jp
(4/30執筆時)

【ダブルズームレンズキット】

 18・SONY α5100 ILCE-5100Y-B
  ¥75,800 Amazon.co.jp
(4/30執筆時)

 撮像素子:APS-C
 画素数:2430万画素
 手ぶれ補正:レンズ式
 フォーカス:179点位相差+25点コントラスト
 液晶パネル:3インチタッチパネル(46)
 シャッター:6コマ/秒
 ファインダー:なし
 大きさ: 109.6×62.8×35.7mm
 重さ:283グラム
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 ソニーのα5100シリーズでしょう。

 撮像素子は、コンデジより上級のミラーレスということで撮像素子が最大のAPS-Cサイズだからです。もちろん裏面照射型です。

 その他、179点の位相差検出方式25点のコントラスト検出方式を採用するオートフォーカスを採用し、「子ども撮り」にもたいへん向く仕様です。重さも283グラムとミラーレス一眼では軽いことも、良い部分ですね。

 201403061314.jpg

 A・E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650
 B・E 55-210mm F4.5-6.3 OSS SEL55210

 セットされる交換レンズは2種類ですが、普段使いの標準レンズが16-50mm、望遠レンズが55-210mm と、風景から、スポーツ撮影まで対応できる、使いやすい構成ですね。

201702051025.jpg

 液晶モニターは、チルト可能なタッチパネル仕様になっています。Wi-Fiももちろん対応です。ただし、ファインダーは未付属です。

 価格面でも、レンズ付きで6万円台と安いので、交換レンズを使う本格的なカメラを試して見たいと考えている方は、この機種を選ンデも良いと思います。

7・ミラーレス一眼の比較

 なお、ミラーレスは、新旧含めると、相当の機種が販売されていますが、以上のリンクで10万円以内で買えるモデルをほぼ全機種紹介しています。よろしくお願いします。


 第8に、デジタル一眼レフカメラで、初心者に向いた入門用としてオススメできるのは、

 201702060849.jpg

 【2016年登場】

 【18-55レンズキット】
 19・Nikon D3400
  ¥52,850 Amazon co.jp
(4/30執筆時)

 【ダブルズームキット】
 20・
Nikon D3400   
  ¥57,080 Amazon co.jp
(4/30執筆時)

 総合評価:★★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:95/95 倍率0.85
 画素数:2416万画素
 液晶パネル:3インチ 92万ドット 
 画像エンジン:EXPEED 4  
 フォーカス:11点AF(クロス)
 シャッター: 連続5コマ/秒 
 重さ:395g(電池込445g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 Nikon D3400 でしょう。

 5万円前後でレンズキットが揃う他の入門機に較べると、フォーカスが11点連写速度も5枚/秒と優れる点を評価しましたとくに、「初心者向け」とする場合、フォーカス(ピント合わせ)は重視して良い部分だからです。

 画質面でも、最近流行のローパスレスの撮像素子を採用するため、一眼レフカメラの「買い換え」のかたも、画質面での違いを良く感じられるでしょう。

 201405281605.jpg

  サイズも全般的にコンパクトなので、持ち歩くのも苦にならない点も「売り」です。付属するレンズも手ブレ補正対応です。

 また、外出先でスマホと連携する際に、Bluetooth接続が使えるのは利便性の面でのメリットです。いちいちつなげる手間がない分、Bluetoothは楽です。

 幾つか「オススメ機種」をあげますが、取りあえず迷ったら、D3400の標準レンズキットを勝っておけば良い、と言えます。総合性能が高いので、「買って後悔の少ない」カメラです。

 セットレンズは、基本的には標準モデルで良いでしょうが、スポーツや運動会など、遠くの被写体を撮るならば、ダブルズームキットが良いと思います。

ーーーー

 201804271036.jpg

 【2017年登場】

 【18-55 STMレンズキット】

 21・Canon EOS Kiss X9
  ¥65,214 Amazon co.jp (4/30執筆時)

 【ダブルズームキット】

 32・Canon EOS Kiss X9
  ¥75,300 Amazon co.jp
(4/30執筆時)

 総合評価:★★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:95/95 倍率0.87
 画素数:2420万画素
 液晶パネル:3インチ 104万ドット  
 画像エンジン:DIGIC 7  
 フォーカス:9点AF
 シャッター: 連続5コマ/秒 
 重さ:406 g(電池込453g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 ただし、可動式モニターが欲しいと考えている場合は、 EOS Kiss X9がおすすめです。

 201804271059.jpg

 こちらの場合は、液晶モニターがバリアングル対応ですので、自分撮影や、運動会などでのアングルを変えた撮影に便利です。

 撮像素子はこちらもAPS-C で、Wi-Fi機能なども搭載されるので、重さの点を除けば、コンデジ並みに便利に使えるでしょう。

8・一眼レフカメラの比較

 なお、一眼レフをお探しの方は、上記のリンクでかなり詳しく紹介してあります。よろしくお願いします。

補足:SDカードなどについて

 というわけで、今回は、コンデジ・デジカメについて、その選び方やおすすめ製品などを詳しく解説しました。

 最後に、何点か補足説明をしておきます。

ーー 

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  Sandisk Extreme Plus 【64GB】
   ¥4,780 Amazon.co.jp  (4/30執筆時

  トランセンドTS32GSDHC10U1E 【32GB】
   ¥2,280 Amazon.co.jp  (4/30執筆時

 第1に、SDカードについてです。

 今回紹介したカメラには、撮影用のSDカードが付きません。

 SDカードは1000円程から売っていますが、格安のモデルは読み込み速度が遅く、カメラ本来の性能を活かせません。また、一部のカードの場合、高速連写や4K動画に対応できない場合があります。

 のSDカードについては、高性能モデルや格安モデルを含めて【こちらの各社SDカードの比較記事】で別に紹介していますので、よろしければご覧ください!

 201804301951.jpg

 その他、三脚もお探しの方、マンフロットなどの高級モデルを含めて、【一眼レフ向きの三脚の比較記事】や、一眼レフカメラのカビ対策になる【おすすめ防湿庫の比較記事】も書いています。よろしければご覧ください。

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  では、最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題をシェアしていただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 20:02 | カメラ

比較2018’ 高品質!1万円前後の激安デジカメ16機の性能とおすすめ・選び方:

【今回レビューする内容】2018年 安いが高品質!1万円以内の安いコンデジの性能・価格とおすすめ・選び方:高倍率ズーム対応モデル:ニコン キヤノン カシオ パナソニック ソニー

【比較する製品型番】COOLPIX A10 COOLPIX A100A300 COOLPIX S2900 S3700 S7000 DMC-SZ10 IXY 170 CANON IXY 180-RE IXY 190-RE IXY 200 XY 210  IXY 650カシオ EXILIM EX-ZS190 EX-ZS210 人気機種の違いとランキング

今回のお題
1万円前後の激安コンパクトデジタルカメラのおすすめの機種はどれ?

 ども、Atlasです。

 今回は、2018年の現行新モデルの入門用デジカメを比較します。

 低予算で買える入門者向けのコンパクトデジタルカメラ(1万円以下〜1万円台)を紹介します。

 201804281253.jpg

 今回は、デジカメを初めて買おう!と思っている方に向けて、あまりカメラの知識のない方にも、性能の違いが分かるように書きました。

 以下では、いつものように各機種を紹介しあたあと、最後に「まとめ」としてオススメの機種を提案していきます。

ーーー

1・1万円前後の入門コンデジの比較
2・3万円前後の人気コンデジの比較

3・5万円以上の高級コンデジの比較
4・高倍率ズームのコンデジの比較

5・水や砂に強い高耐久コンデジの比較
6・自分撮影ができるコンデジの比較

7・ミラーレス一眼の比較

8・一眼レフカメラの比較
9・デジカメ全製品からのおすすめ 【結論】

  なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」の全9回のデジカメ関連記事の初回記事となります。

1・激安デジカメの選び方の基本

 201804281258.jpg

 1万円前後のデジカメを選ぶ場合、最も重要なのは、「スマホ搭載のカメラ」とはっきりとした性能差のある製品を選ぶこと」です。

 201406081525.jpg

 1万円前後のデジカメは、スマホに比べて、レンズの大きさ・枚数(歪みのなさ)・ズーム倍率は、今でも上位です。とくに、画質が落ちない光学ズームの倍率は、デジカメよりもかなり優れます

 201804281300.jpg

 その一方で、最近のスマホは、画素数レンズの明るさ(F値)・撮像素子のサイズ格安デジカメ水準に追いついています。そのため、下手な激安デジカメを選ぶと、スマホに比べてこの方面の画質が劣る場合があります。

 こうした点をふまえれば、購入目的に合わせ、しっかりした基準で「安くても画質の良いデジカメ」を選ぶことが重要です。

ーーー

 今回の記事では、比較のポイント(=高評価する点)を次の4点に定めて、「スマホ画質を超える」製品を選んでいきます。

1・カメラの画質
 ・室内や夜間などでもキレイに撮れるか?
2・ズーム倍率
 ・遠くのものが綺麗な画質のままで撮れるか?
3・スマホとのリンク
 
・外出先でスマホに画像を転送できるか?  
4・重さ
 
・持ち歩くのに便利な重さか?

 こうした点を重視しながら、1万円前後でも高品質と言える最新デジカメを選んでいきたいと思います。

1・コンパクト性を重視した入門用コンデジ

 はじめに紹介するのは、入門用のバランスの取れた性能のコンパクトデジタルカメラです。

 「ほどほどの重さ」と、「ほどほどのズーム」を備えたバランス重視のモデルから、実力のある人気機種を紹介していきます。

 なお、以下では、高評価できるポイントは「赤字」で、イマイチなところは「青字」で表記していきます。


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 1・ニコン COOLPIX A10【シルバー】
  ¥8,210 Amazon co.jp (4/30執筆時)
 2・ニコン COOLPIX A10 【レッド】
  ¥8,210 Amazon co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CCD
 広角側の明るさ:F3.2
 画素数:1614万画素
 光学ズーム: 5倍
 焦点距離 :26mm〜130mm
 付加機能: 顔認識AF/笑顔自動シャッター
 手ぶれ補正;電子式
 大きさ:95.4x59.8x29mm
 重さ:約164g

 COOLPIX A10シリーズは、ニコンの発売するカメラです。同社は、日本の「4大カメラメーカー」の一角をしめる大企業ですが、ニコンのカメラとしては最も安いカメラです。

 重さは、約164gです。コンパクトなデジカメとしてはやや重めです。

 201804281324.jpg

 画素数は、1614万画素と十分な水準です。一般的なスマホの2倍以上で、画質面で有利です。

 撮像素子のサイズは、1/2.3型CCDです。撮像素子は、画素数以上に画質に影響するカメラのパーツです。大きなほど画質は良くなりますが、このサイズは、1万円前後のデジカメの平均値をキープしており、問題ありません。

 201804281325.jpg

 レンズの明るさは、広角側(1倍ズーム)でF値が3.2です。

 F値はレンズの明るさを示す数値です。「数字が小さなほど」レンズが明るく、夜間や室内でも綺麗に撮影できることを意味します。

 この製品の場合、1万円台の製品としては「平均値」ほどの実力です。

 201804281326.jpg

 光学ズームは、5倍に止まります。

 ちなみに、スマホでも「ズーム」ができます。ただ、大抵のスマホの場合「電子ズーム」といって、「拡大すればするほど画質が粗くなる」タイプのズームです。一方、デジカメの「光学ズーム」は、望遠鏡のように複数のレンズの組み合わせで拡大していくので、画質をほぼ維持したままのズームができます。

 その点でいえば、この製品は「スマホよりズーム画質が良い」とは言えます。しかし、1万円台のデジカメと比べると、ズーム力は「並以下」です。

 ズームは、スマホと大きく差を付ける部分ですので、あまり魅力的ではありません。

 pic_037.jpg

 モニターは、2.7インチの液晶モニターが装備されます。しかし、モニターの解像度は約23万ドットであり、高詳細ではなく、あくまで「確認用」といったレベルです。

 201804281328.jpg

 手ぶれ補正は、この機種の最大の弱点です。

 なぜなら、写真用の光学手ぶれ補整が未搭載だからです。こちらは、さほど光学ズームできる機種ではないので、強力な手ぶれ補正は不要なカメラですが、それでも「やや残念」です。

 201804281332.jpg

 バッテリーは、この機種に限っては注意が必要です。なぜなら、こちらは、アルカリ電池(単4×2)を電源にしているからです。やや利便性に劣りますが、海外旅行などの際に簡単にバッテリーが補充できるメリットはありそうです。

 以上、ニコンのCOOLPIX Aシリーズの紹介でした。

 カメラとしての実力は、1万円台の機種としては「平均値」をキープしており、総合的な能力ではさほど劣りません。ただ、最大5倍までのズーム力しかない点は、スマホに較べた場合のコンデジとしての魅力を半減させています。

 ただ、アルカリ電池で動くという点では面白みがあります。簡単にバッテリーが補充できるため、相当不便な地域(海外)に旅行する方や、電池切れが問題となる工事現場などでの利用には良さそうです。

 また、若干重さはありますが、構造が単純な分、あまりカメラに詳しくない年配の方向きの機種だと思います。Nikonというカメラの老舗ブランドの製品と言うことでも、この部分も人気がありそうです。


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 3・ニコン COOLPIX A100【レッド】
  ¥8,308 Amazon co.jp (4/30執筆時)
 4・ニコン COOLPIX A100【シルバー】
  ¥8,308 Amazon co.jp (4/30執筆時)


 撮像素子:1/2.3型CCD
 
広角側の明るさ:F3.2
 画素数:2050万画素
 光学ズーム: 5倍
 焦点距離 :26mm〜130mm
 付加機能: 顔検出
 手ぶれ補正:なし
 大きさ:92.9x52.4x21.6mm
 重さ:約119g(バッテリー含む)

 ニコンCOOLPIX A100 は、1万円前後のデジカメとしてはかなり「売れ筋」といえる製品です。

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 重さは、その人気の理由の1つで、約119gとかなり軽量です。手にも収められるサイズですし、バッグはもちろん、ポケットに入れても持ち運べるほどの重さと大きさです。

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 撮像素子は、A10と同じ1/2.3型CCDです。

 画素数は、2050万画素で、A10よりも高画素になります。同じ撮像素子でも画素数が高めのため、写真の解像感は下位機種より期待できます。 

 レンズの明るさは、一方で、広角側(1倍ズーム)でF3.2 と下位機種A10と同等です。

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 光学ズーム5倍で、下位機種と同じです。

 カタログには「ダイナミックファインズーム10倍」とありますが、これは、画質が劣化する電子ズーム併用時の話となります。

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 モニターは、2.7型TFT液晶モニターとなります。A10と同じで小さめです。簡単な確認用と考えましょう。

 手ぶれ補正は、写真用の光学式手ぶれ補整が未搭載です。5倍ズーム程度のカメラなら、未搭載でもしっかりと「構えて」撮れば問題ありませんが、決して高機能とも言えないでしょう。

 動画撮影機能は、やや物足りない仕様です。ハイビジョン画質(30フレーム/秒)までで、フルHD画質未対応ですから、格安スマホよりも悪いです。あまり重視していないと言えます。

 

  ニコン EN-EL19
  ¥3,100 Amazon co.jp (4/30執筆時)

 バッテリーは、こちらは内蔵式です。上記のようなバッテリーが本体に付属します。充電は、コンセント経由で行います。

 以上、ニコンのCOOLPIX A100の紹介でした。

1万円前後の価格帯のバッテリー方式のデジカメとして、非常にお買得です。ただ、スマホと同時に持つような用途としては、ズームが弱いために、もう少し上位の機種が良いでしょう。


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【2017】

 5・CANON IXY 200-RE
  ¥12,430 Amazon co.jp  (4/30執筆時)   

 6・CANON IXY 200-SL
  ¥11,615 Amazon co.jp  (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CCD
 
広角側の明るさ:F3.2
 画素数:2050万画素
 光学ズーム: 8倍
 焦点距離 :28mm〜224mm
 付加機能: 顔検出
 手ぶれ補正:なし
 大きさ:95.2×54.3×22.1mm
 重さ:約126g(バッテリー含む)

 IXY 200は、日本のカメラメーカー「キヤノン」が販売する低価格なデジカメです。同社は、コンパクトな製品に「イクシー」というブランド名を付けてます。

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 重さは、126グラムです。ニコンの上位機と同様に、スマホより軽量な程で、持ちはこびしやすい点で人気です。

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 画素数は、2050万画素で、撮像素子は、1/2.3型CCDです。この2点でいえば、ニコンと同じであり、画質の面で差はありません。

 レンズの明るさも、広角側(1倍ズーム)でF3.2 とニコンと同じです。

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 光学ズームは、しかしながら、この製品は、8倍と倍率の高いズーム機能が付きます。小型機種で8番ズームは、優秀です。

 手ぶれ補正は、残念ながら未搭載です。8倍ズームを利用して、遠くを拡大して撮影する場合ややコツが必要でしょう。また、次に紹介する、同じ形の上位機種には付属するため、どちらかと言えば、そちらを選びたいところです。

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 モニターは、こちらも小さめの2.7型TFTカラー液晶です。約23万ドットと下位機種では標準的な性能です。

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 キヤノンは、オート撮影機能が割と優秀で、逆光時などの撮りにくいとき、自動的に補正してくれます。低価格機のなかでは、動きのあるものにピントを合わせやすいので、あまりこだわらずに、オート撮影モードで撮るならば、この機種が良いかと思います。

 動画撮影機能は、こちらも、やや物足りない仕様です。他社のこの価格帯の機種はフルハイビジョン画質の撮影が可能ですが、こちらはハイビジョン画質(25フレーム/秒)までに限定されるからです。

 バッテリーは、こちらも内蔵式です。

 以上、キヤノンの小型機種IXY200の紹介でした。8倍ズームがメリットの機種です。ただ、手ぶれ補正が付かないため、ズームして撮影する際の手ぶれが心配です。こうした点で、明確な欠点がある機種なので、できればより上位の機種をオススメします。


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【2017】

 7・CANON IXY 210-SL
  ¥15,260 Amazon co.jp (4/30執筆時)

 8・CANON IXY 210-BK
  ¥15,280 Amazon co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CCD
 
広角側の明るさ:F3.2
 画素数:2050万画素
 光学ズーム: 10倍
 焦点距離 :28mm〜224mm
 付加機能: 顔検出
 手ぶれ補正:光学式
 大きさ:95.2×54.3×22.1mm
 重さ:約128g(バッテリー含む)

 IXY210は、キヤノンの 「イクシーシリーズ」の上位機です。先ほど1つ上で紹介したIXY200の上位機種です。

 本体の形はIXY200と全く同じで、画素数・撮像素子・広角側のレンズの明るさなどのスペックは同じ機種です。引き続き、小型で持ち運び安い機種です。

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 光学ズームは、しかしながら、光学ズームが10倍とよりパワーアップしています。10倍あると、旅行などではほぼ不便なく使い回せるといえ、かなり「優秀」と言えます。

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 手ぶれ補正は、2.5段分の光学式手ぶれ補正が付属します。10倍ズームともなると、拡大して撮影する場合の手ぶれを考慮する必要がありますが、この機種はその点で優秀です。

 モニターは、こちらも小さめの2.7型TFTカラー液晶です。

 動画撮影機能は、下位機種同様にやや物足りない仕様で、ハイビジョン画質(30フレーム/秒)までとなります。

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 Canon Camera Connect
  ¥0 iTunes Store
 Canon Camera Connect
  ¥0 Google Play

 ネットワークは、その一方、この製品は、Wi-Fiを搭載します。スマホとカメラで直接Wi-Fi回線が接続できるため、外出先でもスマホに撮影した画像を転送できます。デジカメで撮影した画像を、外出先で、友達に送りたい方には、おすすめできます。上記のスマホ用のアプリを使うことになります。

 バッテリーは、こちらも内蔵式です。

 以上、IXY210の紹介でした。1万円台の製品としては、10倍の高倍率ズームの搭載と、2.5段分の光学式手ぶれ補正が搭載される点が魅力です。合わせて、Wi-Fiを搭載し、スマホとリンクできる利便性も魅力ですね。

 いずれにしても、スペック的に言って「このグレード以上」が「高級スマホに比べて明確に画質で優るカメラ」と言えそうです。 

ーーー

 

 【2016】

 7'・CANON IXY 190-BK【ブラック】
  ¥19,600 Amazon co.jp (4/30執筆時)
 8'・CANON IXY 190-RE【レッド】
  ¥18,780 Amazon co.jp (4/30執筆時)

 なお、こちらの機種には、過去モデルが併売されています。機能面では、日付が写真に挿入できる機能が加わった以外は新機種と同じですが、価格的なメリット性は既にありません


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 【2016】【在庫限り】

 9・ニコン COOLPIX A300SL
  ¥13,100 Amazon co.jp (4/30執筆時)
 10・ニコン COOLPIX A300PK
  ¥13,100 Amazon co.jp  (4/30執筆時)
 11・ニコン COOLPIX A300BK
  ¥13,100 Amazon co.jp  (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CCD
 広角側の明るさ:F3.7
 画素数:2050万画素
 光学ズーム: 8倍
 焦点距離 :25mm〜200mm
 付加機能: 顔認識AF/笑顔自動シャッター
 手ぶれ補正;光学式(3段)
 大きさ:95.9x58.0x20.1mm
 重さ:約119g(バッテリー含む)

 COOLPIX A300は、ニコンのコンデジです。冒頭で紹介した機種よりもグレードが高い製品です。こちらは、現状で後継機が出ないまま、生産終了になっています。そのため、【在庫限り】の製品ですが、今のところ割と在庫があり、性能面でも優れます。

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 重さは、119グラムと軽量です。

 デザインも、スリムで流線型なオシャレです。スタイリッシュなブラック、シックなシルバーのほか、「かわいい系」の配色のピンクもラインナップされます。

 いずれにしても、、カメラ好きの若い女性・若い男性をターゲット層に狙っているデジタルカメラといえます。

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 画素数は、2050万画素です。また、撮像素子1/2.3型CCDです。これらの点でいえば、同社の下位機と変わりません。

 レンズの明るさは、一方で、広角側(1倍ズーム)のF値がF3.7 です。F値は、(値が小さいほど明るい)ので、この点で、キヤノンのIXY200(F値3.2)にわずかに劣ります。ただ、望遠側(8倍ズーム側)のF値は、ニコンがF6.6、キヤノンがF6.9のため、ニコンの方がわずかに優れます。

 そのため、ズームしたときの画質はニコンの方が安定的と言えます。ただ、かなり「わずかな差」ですし、あまり気にすべき部分ではありません。

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 ズームは、ズームは8倍の高倍率ズームの搭載されます。キヤノンの上位機種の10倍に及びませんが、実用面でこの差はさほど無いでしょう。

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 手ぶれ補正は、この機種の「売り」の1つです。こちらの機種にはセンサーシフト式(光学式)の手ぶれ補正が付属し、その性能はシャッター速度3段分と、2.5段のキヤノンのIXY200を上回っています。

 手ぶれ補正は、遠くの被写体はもちろん、暗いところでの撮影でも手ぶれが起きにくいといえます。とくに、カメラ撮影があまり得意でない方は、重視したい部分です。

 さらに、ニコンの場合、EXPEED C2という高性能な映像エンジン(パソコンで言うところのCPU)を搭載しているために、夜間の高感度撮影に強いモデルといえます。

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 モニターは、こちらも小さめの2.7型TFTカラー液晶です。キヤノンと同等ですね。

 動画撮影機能は、こちらもハイビジョン画質までの対応です。ただし、動画のため独自の手ぶれ補正(4軸ハイブリッド手ブレ補正)が付きますので、手ぶれの面では、安定した動画の撮影ができます。

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 Wireless Mobile Utility
  ¥0 iTunes Store
 Wireless Mobile Utility
  ¥0 Google Play  

 ネットワークは、A300 も、WI-FI機能が搭載されます。これらのアプリで外出先で、デジカメからスマホに転送できます。撮影した画像をすぐソーシャルメディアにアップしたり、友人に送ることもできます。

 201603171506.jpg

 さらに、Bluetoothも搭載されます。とくに、Bluetoothを用いるSnapBridge機能が注目点です。なぜなら、撮影した画像を自動的にスマホに転送してくれるからです。

 Wi-Fiの場合、Wi-Fiをつなげ、アプリで画像を選択し、その後画像を転送するという手順を踏む必要があるため、外出先からの送信は多少面倒でした。Bluetoothはその手間がないので、より簡単・便利に転送できるでしょう。

 リチャージャブルバッテリーEN-EL19
  ¥3,480 Amazon co.jp  (4/30執筆時)

 バッテリーは、こちらも内蔵式です。

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 その他の特長としては、この機種は撮影機能も多彩さは言及に値します。移動するターゲットを追尾してAFする機能や、人間だけではなく、ペットにも対応したスマイルシャッターや肌のメイクアップ効果など、目新しい機能も搭載されています。

 以上、COOLPIX A300の紹介でした。光学8倍ズームで、手ぶれ補正が付属し、重さが120グラムをきる軽量性で、今回紹介するモデルでは、最もバランスの取れたモデルです。

 流線型のオシャレなデザインのため、日常的に持ち運ぶカメラとしては、十分なスペックかと思います。また、WI-FIとBluetoothがWで搭載された点も、使い勝手の面で大きな改善だと思います。

3・高倍率が売りの激安コンデジ

 ここからは、10倍を超える高倍率ズームを搭載した機種を紹介していきます。

 デジタルカメラの重さは軽量ではありませんが、レンズの倍率だけではなく、基本性能が高い機種もみられます。


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 12・Canon デジタルカメラ IXY 650-BK
  ¥17,370 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 13・Canon デジタルカメラ IXY 650-SL
  ¥17,368 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型裏面照射型CMOS
 広角側の明るさ:F3.6
 画素数:2020万画素
 光学ズーム: 12倍
 焦点距離 :25mm〜300mm
 付加機能:顔検出/Wi-Fi
 手ぶれ補正;○  
 大きさ:99.7×57.6×22.4mm
 重さ:147g(バッテリー含む)

 IXY 650は、キヤノンのイクシーシリーズの上位機です。

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 重さは、147gです。下位機種よりは重いですが、10倍を超えるズーム機としては大健闘でしょう。

 デザイン的にも、カラフルでファッション性の高い製品です。バッグやポケットに入れても邪魔にならないというコンセプトで作られたのだと思います。「イクシー」らしく、タテ持ちでも、ヨコ持ちでも押しやすい形状です。

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 撮像素子は、この機種の場合、特別な説明が必要でしょう。なぜなら、他機種と同じ1/2.3型ながら、こちらは、裏面照射型CMOSですを採用している「上級機」だからです。

 裏面照射形のCMOSセンサーを使っている点は、この機種の一番の魅力です。このタイプの撮像素子は、光を多く取り込めるために、ノイズがのりにくく、暗いところでも、オート撮影モードでも、きれいに撮ることができるからです。上級機以上にしか搭載されない高品質のパーツと言えます。

 画素数も、2020万画素です。全く、問題のない水準と言えます。

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 光学ズームは、12倍です。小型軽量で格安なデジカメとしてはかなり優秀です。遠くの被写体まで難なく撮影することができます。

 手ぶれ補正も、2.5段分の光学式手ぶれ補正が付属します。

 手ぶれはズーム時のが悪化しますが、こちらは12倍という高倍率ズームでも安定的に撮影できます。遠くの被写体までぶれずに撮影可能でしょう。

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 レンズの明るさは、この機種の場合、低倍率ズームがほぼF3.2だったのに対して、この機種は広角側がF3.6ですので多少「暗め」です。

 ただ、デジカメは高倍率ズームを搭載するほどF値は落ちるものであり、12倍ズームを搭載している機種なので、仕方ないでしょう。むしろ、12倍ズーム搭載で、広角側がF3.6というのは逆に「見所」と言えます。

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 モニター3.0型です。

 液晶は46.1万ドットの「3.0型TFTカラー液晶」になり、この価格帯のモデルの中では、高性能です。ただし、液晶は、タッチパネル式ではなく、ボタン操作タイプです。

 動画撮影機能は、この機種は、画質の良いフルハイビジョン画質の動画が撮れます。しかし、ニコンに比べると動画用の高性能な手ぶれ補正は付属しませんので、一長一短でしょう。

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 ネットワークは、Wi-Fi機能が搭載され、スマートフォン(iPhone/Android)への転送に対応できますスマートフォンから撮影位置の情報(GPSタグ)を得ることもできます。

 Bluetoothは非対応ですが、公共のWi-Fiのない外出先でも、スマホとデジカメさえあればWi-Fiだけで直接ペアリングでき、画像の自動転送も可能です。

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 その他の特長としては、ピント合わせの速度や、連写(10枚/秒)が速いのも見所です。

 動物や子どもの撮影に向くカメラと言えます。人間の笑顔に反応するスマイルシャッターも搭載される家族向きの高画質カメラです。または、被写体の人数に応じてオートでズームする機能も搭載されます。

 以上、CANONIXY 630の紹介でした。光学ズーム12倍という高倍率ズームが搭載されている割に、軽量で、撮像素子や映像エンジンなどの基本性能が高い良い機種です。

 しっかりしたオートモードが搭載されるため、特に色々設定せずに、高画質・高倍率ズームのカメラが欲しい入門者に最適な機種だと思います。


 
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 【2017】

 14・カシオ EXILIM EX-ZS240 シルバー
  ¥12,300 Amazon co.jp (4/30執筆時) 
 15・カシオ EXILIM EX-ZS240 ホワイト
  ¥15,980 Amazon co.jp (4/30執筆時)  
 16・カシオ EXILIM EX-ZS240 レッド
  ¥13,800 Amazon co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CCD
 広角側の明るさ:F3.1
 画素数:1610画素
 光学ズーム: 12倍
 焦点距離 :24mm〜288mm
 付加機能: 顔検出
 手ぶれ補正:光学式補正(2段)
 大きさ:104.5×61.9×26.4mm
 重さ:約179g

 つづいて、カシオEXILIM ZS240の紹介です。

 カシオは、最近「女性」をターゲットにしたコンデジを多く発売していますが、この機種はなかでも最も安価なモデルです。

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 このモデルは、肌をなめらかに見せる補整を自動で欠けられる「メイクアップ機能」の搭載が目玉です。プリクラ系でみられる機能で、需要はあると思います。そのほか、プレミアムオートと呼ばれるオート撮影機能に力を入れており、「シャッターを押すだけでも高画質」である点が、強調されます。

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 重さは、179gとすこしだけ重めです。

 この機種は、他機種に較べて「高倍率ズーム」な割に「明るめのレンズ」です。デジカメの場合、この2点を兼ね備えたい場合、重さを犠牲としなければならないので、この重さとなっています。とはいえ、こちらも、「スマホ並み」の重さなので、持ち歩くのにシンドイ重さではないです。

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 画素数は、1610万画素です。他社には、2000万画素を超えるモデルもありますが、一般的に画素数が高いとノイズが乗りやすいという弊害もあるため、この水準で十分です。

 撮像素子は、1/2.3型CCDです。裏面照射型センサーを採用するCANONのIXY 630には及ばないですが、その他のモデルとの差はありません。

 レンズの明るさは、逆に、IXY 630よりだいぶ明るく、F3.1と優秀です。先ほど書いたように、高倍率ズームにするほどF値を上げるのが難しくなる性質があります。それを考慮すると、かなり優秀と言えそうです。裏面照射型センサーを採用しないとはいえ、夜間や室内などの条件の悪い場所での撮影も「得意」といえます。

 ズーム倍率は、12倍ズームです。倍率の高めの機種としては、価格がかなり安いのが特長です。

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 モニター3.0型です。

 稼働はしませんが、この機種は、顔検出機能を利用して、ピントが合った状況で自動でシャッターが切れるため、「セルフポートレート」の撮影には便利です。

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 手ぶれ補正は、搭載されます。ただし、補整の段数は2段で、キヤノンなどよりも補整力は弱めです。

 動画性能も、イマイチです。フルハイビジョン画質の撮影ができず、手ぶれ補正も付属しません。あまり重視された作りではありません。

 ネットワークは、Wi-Fi機能が未搭載です。価格的に仕方ない部分もありますが、やや残念ですね。

 以上、カシオの EXILIM EX-ZS240の紹介でした。低価格機ながら12倍ズームを搭載する点が魅力です。キヤノンに比べると手ぶれ補正機能などの面で弱いほか、撮像素子がCCDタイプである点が弱い部分でしょう。

 ただ、オート撮影機能などの性能は良いため、低予算で高倍率ズーム機を手に入れたい場合は良い選択肢です。

今回の結論
1万円前後のコンデジのおすすめは結論的にこの機種!

 以上、今回は、8,000円から15,000円ほどの価格帯のコンパクトデジタルカメラを比較しました。

 最後にいつものように、Atlasのおすすめ機種を選定しておきたいと思います。


 第1に、1万円前後のモデルで、最もオススメしたいカメラは、

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 【2016】【在庫限り】

 9・ニコン COOLPIX A300SL
  ¥13,100 Amazon co.jp (4/30執筆時)
 10・ニコン COOLPIX A300PK
  ¥13,100 Amazon co.jp  (4/30執筆時)
 11・ニコン COOLPIX A300BK
  ¥13,100 Amazon co.jp  (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CCD
 広角側の明るさ:F3.7
 画素数:2050万画素
 光学ズーム: 8倍
 焦点距離 :25mm〜200mm
 付加機能: 顔認識AF/笑顔自動シャッター
 手ぶれ補正;光学式(3段)
 大きさ:95.9x58.0x20.1mm
 重さ:約119g(バッテリー含む)

 ニコンのCOOLPIX A300でしょう。重さも軽量で、携帯性が良く、顔認識・スマイルシャッターなど初心者にも扱いやすい機種だと思います。

 光学ズームも8倍で、他社より強力な3段までの手ぶれ補正機能もありますので、スマートフォンでは撮れない遠くの写真も綺麗に撮れます。高性能の画像エンジンと手ぶれ補正機能のため、室内撮影や夜間撮影も得意です。

 動画は、ハイビジョン画質までの対応ですが、動画専用の強力な手ぶれ補正機能が効果的です。

 さらに、ネットワーク性能の面で、Bluetooth機能を持つ点は大きな見所です。、Wi-Fiアプリの設定をせずとも、スマホに撮った画像を自動転送できます。Wi-Fiでは自動転送はできないので、その点の利便性は高いでしょう。この方式の法が、スマホ側の電池の減りも少ないです。外出先で撮影した画像をすぐソーシャルメディアにアップしたり、友人に送ることも簡単にできます。

 ニコンは、カメラ専門メーカーであり、ブランド力も高いため、所有欲も十分に満たせると思います。デザイン的にみても、スタイリッシュで、女性の鞄の中に入れておくのにも適しています。

 なお、これより安い価格のデジカメもありますが、やはり手ぶれ補正機能が付属しない点と、ネットワーク未対応な点で、使い勝手が悪いです。その点をふまえると、便利に長く使えるモデルとしては、この機種が最も安いと言えます。

 

 HAKUBA 液晶保護フィルム
  ¥810 Amazon co.jp  (4/30執筆時)

 なお、バッグなどの中で液晶が傷つかないように液晶保護フィルムを購入しておいても良いでしょう。デジカメの場合、機種によって液晶のサイズが異なるので、専用のフィルムが必要です。


  

 リチャージャブルバッテリーEN-EL19
  ¥3,100 Amazon co.jp  (4/30執筆時)

 また、海外旅行などで200枚以上などかなりの枚数を撮影する、ないし、フラッシュを多用する場合は、予備バッテリーを買っておくと良いでしょう。意外と忘れがちですが、SDカードの撮影枚数よりも速く、電池の方が消耗しますので。

 

 Nikon カメラケース CSNH55BR
  ¥1,678 Amazon co.jp  (4/30執筆時)

 スッキリ収納できるメーカー純正ケースは、こちらが対応です。茶色以外に、ホワイトブラックもあります。

ーーー

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【2017】

 7・CANON IXY 210-SL
  ¥15,260 Amazon co.jp (4/30執筆時)

 8・CANON IXY 210-BK
  ¥15,280 Amazon co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CCD
 
広角側の明るさ:F3.2
 画素数:2050万画素
 光学ズーム: 10倍
 焦点距離 :28mm〜224mm
 付加機能: 顔検出
 手ぶれ補正:光学式
 大きさ:95.2×54.3×22.1mm
 重さ:約128g(バッテリー含む)

 ただし、ニコンのCOOLPIX A300【在庫限り】の製品です。

 執筆時現在は在庫が豊富ですが、もし「売り切れ」となった場合は、キヤノンの IXY 210をオススメします。

 手ぶれの段数はわずかに落ちますが、ズームは10倍とこちらの方が強力です。重さも軽量水準なので、さほど差を感じることはないと思います。


第2に、高倍率ズームが搭載された軽量な機種を探している方は、

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 12・Canon デジタルカメラ IXY 650-BK
  ¥17,370 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 13・Canon デジタルカメラ IXY 650-SL
  ¥17,368 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型裏面照射型CMOS
 広角側の明るさ:F3.6
 画素数:2020万画素
 光学ズーム: 12倍
 焦点距離 :25mm〜300mm
 付加機能:顔検出/Wi-Fi
 手ぶれ補正;○  
 大きさ:99.7×57.6×22.4mm
 重さ:147g(バッテリー含む)

 キヤノンの IXY 640でしょう。12倍の光学式の高倍率ズームは、この価格帯では「最高クラス」です。

 画質面での実力はかなり評価できる製品で、とくに質の高い裏面照射型の撮像素子を採用する点は、他機種にない独自性として評価できます。また、ズーム倍率の高い機種は、手ぶれしやすいですが、こちらは、2.5段分の光学式手ぶれ補正を搭載し十分です。

 利便性の点でも、Wi-Fi無線に対応し、外出先で友人に写真を送るなどができる点が評価できます。

 

 HAKUBA 液晶保護フィルム
  ¥459 Amazon co.jp  (4/30執筆時)

 Canon バッテリーパック NB-11LH
  ¥3,680 Amazon co.jp  (4/30執筆時)

 なお、液晶保護フィルム予備バッテリーはこちらが対応です。

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  Canon ソフトケース CSC-2【各色】
  ¥2,410 Amazon co.jp  (4/30執筆時)

 メーカー純正のケースはこちらが対応です。

 色は、黒以外に、ピンクや白などからも選べます。なお、純正品は、「各メーカーのロゴ」が入っているだけでなく、出しやすさの配慮が行き届いた物が多いですね。


 第3に、「自分撮影」「友達撮り」など人物のスナップ撮影に強いカメラとしては、、

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 【2017】

 14・カシオ EXILIM EX-ZS240 シルバー
  ¥12,300 Amazon co.jp (4/30執筆時) 
 15・カシオ EXILIM EX-ZS240 ホワイト
  ¥15,980 Amazon co.jp (4/30執筆時)  
 16・カシオ EXILIM EX-ZS240 レッド
  ¥13,800 Amazon co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CCD
 広角側の明るさ:F3.1
 画素数:1610画素
 光学ズーム: 12倍
 焦点距離 :24mm〜288mm
 付加機能: 顔検出
 手ぶれ補正:光学式補正(2段)
 大きさ:104.5×61.9×26.4mm
 重さ:約179g

 カシオEXILIM ZS240でしょう。

 201705121202.jpg

 「メイクアップ機能」など、肌の質感を重視する撮影は、カシオが最も力を入れています。人物を「シャッターを押すだけでも高画質」に撮影できる点では秀でた機種と言えます。

 201804281422.jpg

 モニターは稼働はしませんが、顔検出機能を利用した自動シャッターが付属するため、このグレードでは、「自分撮影」に便利です。

 201804281430.jpg

 一方、2万円台の予算が可能ならば、モニター可動式の製品も選べます。そのような機種については【自分撮影ができるコンデジの比較】に書きました。よろしければご覧ください。

補足:SDカードについて

 というわけで、今回は、1万円前後のコンパクトなデジタルカメラについて書きました。

  

 【アマゾン限定】

  トランセンド 32GB TS32GSDHC10U1E
   ¥2,280 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 今回紹介したカメラには、撮影用のSDカードが付きません。SDカードは1000円程から売っています。しかし、格安のモデルは読み込み速度が遅くカメラ本来の性能を活かせません

 デジカメ向きのSDカードについては、高性能モデルや格安モデルを含めて【こちら】で別に紹介しています。よろしければご覧ください。

1・1万円前後の入門コンデジの比較
2・3万円前後の人気コンデジの比較

3・5万円以上の高級コンデジの比較
4・高倍率ズームのコンデジの比較

5・水や砂に強い高耐久コンデジの比較
6・自分撮影ができるコンデジの比較

7・ミラーレス一眼の比較

8・一眼レフカメラの比較
9・デジカメ全製品からのおすすめ 【結論】

 なお、予算を2万円台とすると、画質や機能面で、もう少し選択肢の幅が広がります。その場合、このブログの2番の記事が参考になると思いますので、よろしくお願いします。

 また、今回使った「撮像素子」「F値」などの用語をふまえて、より詳しくデジカメについて知ってから選びたい方は、9番の「まとめ記事」をお読みください。

ーー

  というわけで、今回は、コンパクトデジカメの紹介でした。

 この記事がもしお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークボタンなどかから話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 15:11 | カメラ

比較2018’【2-3万円】初心者におすすめのデジカメ14機の性能・選び方:2万円台・3万円台・4万円台のコンデジ

【今回レビューする内容】2018年 初心者におすすめの中級人気コンデジの性能とおすすめ・選び方:スマホ対応・Wi-Fi・Bluetooth対応コンパクトデジタルカメラ::キヤノン・ソニー・オリンパス・パナソニック・ニコン:iPhone Android Wi-Fi GPS 顔検出 無線LAN スマホ転送など機種の違い

【比較する製品型番】Nikon COOLPIX A900 W300 パナソニック LUMIX DMC-TZ90 Canon PowerShot SX620 SX720 HS 730 HS ソニー Cyber-shot DSC-WX350 WX500 HX90V-B オリンパス STYLUS TG-5 Tough

今回のお題
初心者にも使いやすい3万円前後のデジカメのおすすめはどれ?

 ども、Atlasです。

 今回は、2018年現在の最新モデルとなるデジカメの比較をします。

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 「初心者向けデジカメ」といえる2−3万円台の機種を人気機種を紹介しました。

 このグレードの価格の製品は、「スマホ搭載カメラとの画質違いが分かる」点、「スマホと便利に連携できる点」で、初めて購入する入門用デジカメとして、Atlasは最適と考えています。

 また、その上で、各機種を紹介した後で、最後に「Atlasのおすすめ機種」を選定したいと思います。

 ーーー

1・1万円前後のデジカメ
2・3万円前後のデジカメ

3・5万円前後のデジカメ
4・高倍率ズームのデジカメ
5・防水・耐衝撃のデジカメ
6・自撮り向きデジカメ

7・ミラーレス一眼

8・一眼レフカメラ
9・デジカメの選び方【まとめ】

 なお、今回の記事は、このブログ「家電批評モノマニア」のデジカメ関連記事の「第2回目」として書きました。

1・初心者向けデジカメの選び方の基本

  201804300937.jpg

 3万円前後のコンデジは、デジカメでは最も売れている価格帯の商品と言えます。1万円前後の機種と比較すると、スマホのカメラはできない面白い機能を持つデジカメが多くあります。

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 例えば、20倍-40倍の高倍率ズームへの対応や、完全防水への対応チルト式液晶の採用などが挙げられます。

 これらは基本的に1万円以下の機種では望めない機能です。

 201804300946.jpg

 一方、3万円前後のコンデジは、5万円以上のデジカメと比較する場合、「撮像素子」という画質を決定づけるセンサー(光を検知する素子)が1/2.3型と小さめです。そのため、「超高画質」では撮影できません。

 しかし、アルバムとして残したり、写真プリントしたり、SNSへ投稿したりするには十分すぎる画質です。ただし、初心者でも、「芸術的な写真を簡単に撮りたい!ならば【5万円以上のおすすめ高級デジカメの比較記事】をお読みいただいた方が良いでしょう。

ーーー

 こうした状況を特長をふまえながら、今回の記事では、以下の点に注目しながら比較します。

 1・画質の良さ
  =レンズやセンサーは優秀か?
 2・ズーム倍率
  =どの程遠くが撮れるか?
 3・スマホとの連携性能
  =外出先でスマホに写真を送れるか?
 4・本体の重さ
  =携帯することができる軽さか?

 では、比較をはじめましょう。

1・キヤノンのデジカメの比較

 201804271006.jpg

 最初に紹介するのは、キヤノンのデジカメです。日本の4大カメラメーカーの一角で、コンデジでも良い製品を出している企業です。

 なお、以下では、高評価できるポイントは「赤字」で、イマイチなところは「青字」で表記していきます。


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【2016】

 1・Canon PowerShot SX620 【黒】
 2・Canon PowerShot SX620 【赤】
 3・Canon PowerShot SX620 【白】
  ¥20,580 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
 広角側の明るさ:F3.2
 望遠側の明るさ:F6.6
 画素数:2020万画素
 光学ズーム: 25倍
 焦点距離 :25mm〜625mm
 大きさ:96.9×56.9×27.9mm
 重さ:158g(バッテリー含む182g)

 PowerShot SX620は、Canonの「パワーショット」ブランドの入門機です。

 201804300957.jpg

 本体の重さは、バッテリー込みで、182gです。

 とくに本体の薄さは意識した作りで、女性用バックに手軽に入るのはもちろん、ポケットに入るサイズです。重さもスマホと変わりません

 201606061125.jpg

 光学ズーム25倍です。

 200グラム以下の小型機種は、スマホと差異化を図るため高倍率化を押し進めています。この機種も、今までにないズーム倍率を搭載し、便利です。

 201804301002.jpg

 撮像素子(センサー)は、先ほど書いたように、このグレードの製品は1/2.3型を採用します。

 また、こちらの機種は、「裏面照射型CMOS」というタイプなので、とくに夜間撮影や逆光時の撮影に特に強いセンサーです。なお、画素数は2020万画素となります。

 201804301008.jpg

 レンズの明るさは、1倍ズーム側でF値3.2と、このグレードの製品として良いスペックです。

 F値はその数値が低いほど高画質です。値が低いほど、「明るいレンズ」ですから、夜間や逆光時の撮影に強くなります。なお、5万円以上のデジカメは、「F値2.8以下」製品もありますが、そういったカメラは、「芸術的な背景のボケ味」も出しやすいです。

 手ブレ補正は、光学式の手ぶれ補正が搭載されます。補整力は「2.5段」で、「そこそこのレベル」です。

 なお手ぶれは、「段」が多いほど強力です。ズーム倍率を上げての撮影はブレやすいので、最低限搭載していることは重要です。

 201804301013.jpg

 オートフォーカス(ピント合わせ)は、多機能ではないですが、人物の動きに合わせて自動的に移動するAFなど、便利な仕様です。

 連写速度は、2.5枚/秒です。

 あまり高くなく、子どもや、動きのあるスポーツの「決定的瞬間」を狙えるようなスペックではないですね。

 201603262129.jpg

 液晶モニターは、3.0型TFTカラー液晶です。6.1万ドットとあまり解像度が高くなく、タッチパネルも非採用です。

 201804301018.jpg

 動画撮影は、フルハイビジョン画質に対応です。

 ただし、30フレーム/秒ですので、動きのある被写体は解像度を落として撮るべきでしょう。いずれにしても、「オマケ感」が強いですね。

 201804301021.jpg

 ネットワーク機能は、Wi-Fi機能が搭載されます。

 Canon Camera Connectというスマホアプリを経由して、外出先でもスマホに撮影した画像を転送できます。この機能は各社付けていますが、いずれもスマホとカメラを直接Wi-Fiでつなぐ方式なので、無線LANスポットが無くてもどこでも転送可能です。

 そのほか、スマホが取得したGPSデータを利用して、写真の撮影場所の座標を記録できます。Macの写真アプリなどは撮影地ごとに写真を整理できます。

 Canon バッテリーパック NB-13L  
  ¥6,219 Amazon.co.jp (1/20執筆時)

 予備バッテリーは、以上のものを利用します。フラッシュを使っていると、100枚ほどで電池が切れてしまうこともあるので、海外旅行などに持っていると安心ですね。

 以上、CANONの PowerShot SX610の紹介でした。軽量で光学ズームが25倍というのが「売り」の機種であす。しかし、レンズや手ぶれ補正は、あまり性能が良くありません。スマホが高画質化している今、このカメラを持つメリットはさほど高くは無さそうです。


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 【2016】

 4・CANON PowerShot SX720 HS 【各色】
  ¥26,800 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CMOS 裏面照射型
 広角側の明るさ:F3.8
 望遠側の明るさ:F6.9
 画素数:2030万画素
 光学ズーム: 40倍
 焦点距離 :24mm〜960mm
 大きさ:109.7×65.8×34.8mm
 重さ:245g(バッテリー含む270g)

 SX720 HSは、キヤノンの「PowerShot」の中位機です。「ハイクオリティー・ズームシリーズ」に位置するモデルです。

 201804301027.jpg

 本体の重さは、バッテリー込みで270グラムです。

 下位機種に比べると50gほど重量があるコンデジです。重量感があるかわりに、ズーム倍率が高いほか、本体のダイヤル周りの使い勝手が向上している機種です。

 201603262147.jpg

 ズーム倍率40倍です。

 これは、本格的な一眼レフならば、スポーツカメラマンが持つほどのサイズでなければ撮れないといえる高倍率です。この点で不満を感じる人は少ないでしょう。

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 撮像素子は、下位機種と同水準の1/2.3型裏面照射型CMOSです。画素数も同水準です。

 ただし、この機種から画像エンジンが「DIGIC 6」という1世代新しいものを採用するため、同じセンサーでも解像感は高く、ノイズ処理もうまいです。

 レンズの明るさは、広角側でF3.8と下位機種より落ちます。

 望遠鏡と同じで、ズーム倍率の高いレンズを搭載するほど、レンズは暗くなりますので、40倍ズーム搭載機としては十分な数値です。また、先述のように、「DIGIC 6」を搭載するので、条件の悪い場所での撮影は、新しい画像エンジンが補ってくれるでしょう。

 手ブレ補正は、3段分の補整です。

 下位機種よりも上位です。ズーム時の手ぶれの問題はより起きにくい構造と言えます。

 201804301043.jpg

 オートフォーカスは、この機種から高速AFに対応します。

 合焦速度(ピントが合うまでの速度)が0.12秒と実用的です。

 連写速度も、5.9枚/秒と高速です。

 オートフォーカス(ピント合わせ速度)と連写性能は、子どもや動きのあるスポーツなどを撮影する場合に重要です。その点で言えば、この機種は、運動会などを含めて万能に対応できるカメラです。

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 液晶モニターは、「3.0型TFTカラー液晶」です

 タッチパネルではないですが、約92.2万ドットと2倍ほど高詳細です。視認性の高い「クリアライブ液晶」採用でとても見やすくなっています。

 201804301047.jpg

 動画撮影は、フルハイビジョン画質に60フレーム秒で対応です。下位機種と違って「本格的」と言えます。

 また、動画と写真ではブレ方が異なるので、専用の5軸手ぶれ補正が付属します。こうした点でも高度です。

 ネットワーク機能は、この機種もWi-Fを搭載します。以上のスマホアプリを使って外出先でもスマホに画像が転送できます。

 以上、SX720 HS の紹介でした。

 40倍という圧倒的な高倍率ズーム高度な動画撮影機能を搭載した、野心的なカメラです。

 オートフォーカス・連写速度も速いため、小さいお子さんやお孫さんがいるご家庭や、スポーツ観戦が趣味の方などに向くカメラですね。

ーーー

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 【2017年型番】

 5・Canon PowerShot SX730 HS BK
 6・Canon PowerShot SX730 HS SL
  ¥36,840 Amazon.co.jp  (4/28執筆時)

 撮像素子: 1/2.3型 高感度MOS
 広角側の明るさ:F3.3
 望遠側の明るさ:F6.9
 画素数:2030万画素
 光学ズーム: 40倍
 焦点距離 :24mm〜960mm
 手ぶれ補正;○  
 大きさ:110.1 × 63.8 × 39.9mm
 重さ:バッテリー・メモリ含む300g

 なお、このグレードにはもうひとつ新型の上位機( PowerShot SX730)があります。

 同じく40倍のズームを搭載する機種ですが、チルト式液晶が付属します。かなり目的がハッキリした機種なので、【自撮り対応デジカメの比較とおすすめ】の記事に掲載しました。

3・ソニーのデジカメの比較

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 続いては、ソニー「サイバーショット」を紹介していきます。


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 7・ソニー Cyber-shot DSC-WX350-W
 8・ソニー Cyber-shot DSC-WX350-B
 9・ソニー Cyber-shot DSC-WX300-P
  ¥24,561 Amazon.co.jp (4/30執筆時)


 撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
 広角側の明るさ:F3.5
 望遠側の明るさ:F6.5   
 画素数:2110万画素
 光学ズーム: 20倍
 焦点距離 :27mm〜540mm  
 大きさ:96x54.9x25.7mm
 重さ:137g(バッテリー含む164g)

 DSC-WX350は、ソニーの「サイバーショット」シリーズの現行機です。

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 本体の重さは、バッテリーを含めて約164gです。

 キヤノンのPowerShot SX620とほぼ同じ重さで、「ライバル」と言えます。いずれのモデルも「普段持ちには最良の機種」です。ボディはアルミ製で、質感も良いです。

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 ズーム倍率20倍です。PowerShot SX620は25倍でしたから、やや弱いです。

 撮像素子は、裏面照射型の1/2.3型CMOSです。画素数も、約2110万画素で、こちらは変わらないレベルです。

 レンズの明るさは、広角側がF3.5です。F3.2のキヤノンに比べるとやや劣る点はネックでしょう。ズーム倍率が低い点を考えても、やや弱いです。

 また、広角側の焦点距離は、やや狭めの27mmですので、広く風景を撮るという点では、キヤノンに及ばない状況です。

 201804301107.jpg

 一方、この機種は、ソニーが自社開発したHDR(ハイダイナミックレンジ撮影機能を搭載します。これは、カメラが1回のシャッターで6-4枚の写真を撮り、画像処理によって連写画像を重ね合わせて暗い部分の画像を補正する技術です。これにより、夜間、逆光時の色潰れを効果的に防ぎます。

 「BIONZ X」という優秀なエンジンも搭載しますし、ノイズの少ない解像感がある良い写真が撮れます。

 201804301117.jpg

 手ぶれ補正は、ソニーは段数は非公開ですが、2.5-3.5段ほどだと思われます。

 今モデルは、ジャイロセンサーで補整した画像を計算するアルゴリズムが、「BIONZ X」により強化されたので、従来モデルに比べて優秀です。

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 オートフォーカスは、コントラスト式AFで、9点の測距点を持ちます。

 合焦速度は、軽量機としては、相当水準が高いです。

 連写速度も、10枚/秒です。ソニーは伝統的にこの部分が強いです。

 この2点の優秀性をふまえると、子どもなどの動きのある被写体については、キヤノン以上の期待感があります。

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  液晶モニターは、ただし、やや小さめ2.7型です。タッチパネルも非採用ですが、品質は高くソニーの「クリアフォト液晶」を採用しています。

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 動画撮影機能も、小型機としては強力です。

 フルハイビジョン画質(60フレーム秒)に対応しますし、光学式の手ぶれ補正と電子式手ぶれ補正を併用する独自の動画手ブレ補正は、キヤノンの5軸手ぶれ補正と同様の実力です。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiが搭載されます。

 以上のアプリケーションを経由して、スマホに外出先でも転送できます。ソニーの場合、スマホを外部シャッターとしてカメラを遠隔操作する機能がつきます。ただし、キヤノンと異なり、GPSデータの取得はできません

 SONY ソニー NP-BX1 互換 バッテリー
  ¥3,400 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 予備バッテリーはこちらになります。ただし、本体のバッテリーの持続時間は約235分と、W220に較べて2倍長持ちですので不要かもしれません。

 以上、SONY サイバーショット DSC-WX350の紹介でした。キヤノンの最軽量機のPowerShot SX620がハッキリしたライバル機です。

 比較するとズーム倍率やレンズの明るさはこちらが弱めながら、オートフォーカス・連写など、「子ども撮り・スポーツ撮り」の部分では優位性があります。

 難しい選択ですが、個人用で「キレイな写真」を重視するならば、キヤノン、家族として考えるならソニーでしょうか。


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 10・ソニー Cyber-shot DSC-WX500-B
 11・ソニー Cyber-shot DSC-WX500-W
 12・ソニー Cyber-shot DSC-WX500-R
  ¥37,800 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
 広角側の明るさ:F3.5
 望遠側の明るさ:F6.4
 画素数:2110万画素
 光学ズーム: 30倍
 焦点距離 :24mm〜720mm
 大きさ:101.6 x 58.1 x 35.5mm
 重さ:209g(バッテリー含む236g)

 ソニーサイバーショットWX500は、サイバーショットWXシリーズの最上位モデルです。

 本体の重さは、下位機種よりやや重い209グラムです。

 とはいえ、キヤノンの上位機と同じで、手のひらサイズでポケットに収納できる利便性をキープしています。

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 ズーム倍率30倍です。

 キヤノンの最上位機の40倍には及ばない製品ですが、旅行時を含めて十分でしょう。

 201804301200.jpg

 撮像素子は、裏面照射型の1/2.3型CMOSです。画素数も、約2110万画素で、こちらは他機と変わらないレベルです。

 レンズの明るさは、広角側がF3.5です。

 下位機種よりズーム倍率が上がっているにもかかわらず、同水準をキープしているのは優秀でしょう。ドイツの高級カメラメーカーのカールツァイスのレンズですね。

 望遠側のレンズの明るさも、F値6.5と、高倍率ズーム機としては明るいです。また、焦点距離は、この機種から広角側24mmなので、風景写真も得意です。

 手ぶれ補正機能は、ソニーは段数は非公開ですが、こちらも、2.5-3.5段ほどだと思われます。

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 オートフォーカスは、コントラスト式AFで、測距点9点、0.09秒の合焦速度と下位機種に輪をかけて能力が高いです。

 高級一眼レフカメラに搭載されるピントの事前予測システムを搭載し、この価格帯では稀といえる性能を獲得しました。

 連写速度も、10枚/秒です。

 やはり、上位機だけで比べても、動きのある被写体への対応度は、キヤノン以上の期待感があります。

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 液晶モニターは、このグレードの機種からは、可動式モニターが搭載です。

 これにより、「自分撮影」に対応しました。アングルは上下にしか変えられませんが、最近のトレンドを押さえている機能です。本体の重さがやや重いのは、この機構を装備したことも大きいです。液晶モニターも92.1万ドット「エクストラファイン液晶」を採用しており、下位機種よりも優れます。 

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 動画撮影機能は、こちらもフルハイビジョン画質(60フレーム秒)で、動画専用の5軸手ぶれ補正が搭載です。

 さらに、XAVC Sというソニーの4Kビデオカメラでも採用される圧縮技術に新しく対応しました。これにより動画撮影時のファイルサイズの圧縮とノイズの低減が期待できます。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiが搭載されます。

 以上、SONY サイバーショット DSC-WX500の紹介でした。手のひらサイズの軽量性を保ちつつ、高倍率ズーム可動式モニターを搭載する機種です。

 画質面でも、引き続き強力なオートフォーカス性能はもちろん、カールツァイス製のレンズも明るく高性能です。なお、この部分は、自動撮影(押すだけ撮影)をしがちな、初心者の方にも重要な部分です。

 価格は、3万円台後半とはなりますが、総合力は高く、楽しく使えそうなカメラです。


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 13・ソニー Cyber-shot DSC-HX90V-B
  ¥43,612 Amazon.co.jp
(4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
 広角側の明るさ:F3.5
 望遠側の明るさ:F6.4
 画素数:2110万画素
 光学ズーム: 30倍
 焦点距離 :25mm〜750mm
 大きさ:102.0 x 58.1 x 35.5mm
 重さ:218g(バッテ含む245g)

 DSC-HX90V は、サイバーショットHXシリーズのカメラです。

 やや高いですが、撮像素子のグレードから言えば、今回の「中級カメラ」の仲間です。

 201804301223.jpg

 本体の重さは、下位機種よりやや重い245グラムです。

 ただ、ポップアップ型のフラッシュやファインダ、多種のデータを表示できるナビなど、「初心者からもう一歩先」を見すえられる、中級カメラです。

 201804301225.jpg

 ズーム倍率は、30倍ズームです。

 下位機種のサイバーショットのDSC-WX500と同じです。

 201804301226.jpg

 撮像素子は、裏面照射型の1/2.3型CMOSです。画素数も、約2110万画素で、この部分では下位機種と同じです。

 レンズの明るさは、広角側がF3.5です。ズーム倍率が30倍で、この数値は、5万円以下のカメラに限定すれば、かなり希少です。高倍率でもキレイに撮りやすいカメラでしょう。

 手ぶれ補正機能は、こちらも、2.5-3.5段ほどだと思われます。

 201804301229.jpg

 オートフォーカスは、下位機種と同じで、測距点9点、0.09秒の合焦速度です。

 連写速度も、10枚/秒です。

 この部分は、ソニーの下位機と同じですが、他社に比べれば、やはり非常に優秀です。

 201804301231.jpg

 液晶モニターは、こちらも、可動式モニターが搭載です。

 さらに、こちらは電子ビューファインダー(EVF)を装備し、ファインダーでの撮影が可能です。

 約63.8万ドットの有機ELファインダで見やすいです。接眼検知機能があるために、目を近づけると自動でモニターからファインダーに撮影モードが切り替わります。

 201804301213.jpg

 動画撮影機能は、こちらもフルハイビジョン画質(60フレーム秒)で、動画専用の5軸手ぶれ補正が搭載です。下位機種と同じです。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiが搭載されます。一方、本体にGPSを搭載します。撮影位置情報を記録したい場合はよいでしょう。

 以上、SONY サイバーショット DSC-HX90Vの紹介でした。比較的軽量で、ファインダー・可動式モニター・ポップアップ型シャッターの「全部入り」という点で、おもしろい製品です。

 この3点を網羅する機種は、撮像素子が大きい「高画質機」では7万円前後のグレードの製品になりますが、撮像素子を1/2.3型にすることで、この価格で抑えられていると言えるでしょう。利便性が高いので「初心者から脱出したい」方には向くでしょう。

4・パナソニックのコンデジの比較

 201804301239.jpg

 つづいて、総合家電メーカーのパナソニックの中級コンデジを比較しましょう。

 パナソニックは、光学メーカーではない一方、ビデオカメラで存在感がある会社なので、動画周りに力を入れた機種が多いです。


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 【2017】

 14・パナソニック LUMIX DMC-TZ90-K
 15・パナソニック LUMIX DMC-TZ90-S
  ¥41,500 Amazon.co.jp (4/30執筆時)


 撮像素子:1/2.3型高感度MOS
 広角側の明るさ:F3.3
 望遠側の明るさ:F6.4
 画素数:2030万画素
 光学ズーム: 30倍
 焦点距離 :24mm〜720mm
 大きさ:約112.0 x 67.3 x 41.2mm
 重さ:280g (バッテリー・メモリ含む322g)

 DMC-TZ90は、パナソニックの発売する中級デジカメです。人気のあったDMC-TZ85の後継機となります。

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 本体の重さは、やや重い322グラムです。

 ソニーの DSC-HX90Vと同じ、30倍ズーム、ファインダ、可動式モニターが搭載ですが、それに比べても軽量性の面での利点には乏しい機種です。

 ズーム倍率は、光学30倍ズームです。

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 撮像素子は、裏面照射型の1/2.3型CMOSです。画素数も、約2030万画素で、この部分は各社「横並び」です。

 レンズの明るさは、一方で、広角側がF3.3と、ソニーのDSC-HX90Vより明るいです。 

 パナソニックは、ドイツライカ社DC VARIO-ELMARレンズが採用します。広角側も焦点距離は24mmからですので、ズームだけでなく、広くも撮影できる機種です。

 手ぶれ補正機能は、光学式の手ぶれ補正が搭載です。段数は非公開ですが、実質的に3段前後だと思われます。

 201804301301.jpg

 オートフォーカスは、空間認識AFを採用し、測距点49点、0.12秒の合焦速度です。

 空間認識AFは、ソニーなどが採用するコントラスト式AFを改良したものです。合焦が速い一眼レフなどの位相差AFに近づける技術です。ただ、ソニーに比べると、公開される合焦速度はやや劣ります。

 連写速度は、10枚/秒とソニー並みです。メカシャッターを採用します。

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 液晶モニターは、3.0型約104万ドットモニターです。また、ソニー同様にチルト式です。

 加えてこちらはタッチパネル式でもあるので、タッチでのピント合わせなど、この部分の使い勝手はソニー以上です。

 ファインダーは、ライブビューファインダーが付属します。約116万ドット相当と解像度は高いですが、有機ELを採用するソニーに比べるとやや落ちるでしょう。

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 動画撮影は、4K動画が撮影できるのが特長です。

 4Kの場合、フレームレートは、30コマ/秒と高くないですが、フルHDではハイスピード撮影に対応し、5軸手ブレ補正が搭載されます。4Kについても、アクティブモードで手ぶれの補正ができます。

 また単に撮影できるだけでなく、ズームイン・アウトなどの操作スローモーション撮影など、動画撮影の「面白さ」「快適度」では、群を抜いています。

 ネットワーク機能は、こちらの機種も、スマートフォンとWi-Fiを通しての連携が可能です。

 以上、パナソニックのLUMIX DMC-TZ70-Sの紹介でした。SONY サイバーショット DSC-HX90Vと同じく、ファインダーやチルト式液晶を装備する、「本格的な」中級機です。

 どちらにするべきか悩む機種ですが、4K動画に対応する点で、動画も撮ろうという方はおすすめです。ただ、やや本体が重いので、写真メインならば、ソニーが良いでしょう。

5・ニコンのコンデジ

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 続いて、ニコンのコンデジを紹介します。日本を代表するカメラメーカーの1つで、ハイアマチュアのファンが多いメーカーです。


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 【2016年型番】

 16・Nikon COOLPIX A900BK【黒色】
 17・Nikon COOLPIX A900SL【シルバー】
  ¥30,423 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子: 1/2.3型 高感度MOS
 広角側の明るさ:F3.4
 望遠側の明るさ:F6.9
 画素数:2029万画素
 光学ズーム: 35倍
 焦点距離 :24mm〜840mm
 手ぶれ補正;○  
 大きさ:約112.0×66.0×39.5mm
 重さ:バッテリー・メモリ含む299g

 A900BKは、ニコンの発売する、中級のコンデジです。

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 本体の重さは、やや重い299グラムです。

 この機種は、ファインダーは未搭載ながら、可動式モニターは装備するため、その割にはやや「軽い」と言って良い製品です。

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 ズーム倍率は、光学35倍ズームです。

 キヤノンには及びませんが、ソニーやパナソニックより少し倍率が高めです。

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 撮像素子は、裏面照射型の1/2.3型CMOSです。画素数も、約2030万画素で、他社と同じです。。

 レンズの明るさは、広角側がF3.4です。35倍ズームと高倍率の割に「明るい」水準であり、問題ないでしょう。

 手ぶれ補正機能は、一方でニコンは強力で、4段と実数値も公開します。

 高倍率ズーム機は、手ぶれ補正がとくに重要なので、この部分はとくに高く評価できる機種です。

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 オートフォーカスは、コントラストAFを採用し、測距点は9点です。

 連写速度は、7枚/秒です。

 決して劣る性能ではないですが、やはりこのあたりはソニーなどに負けます。子ども撮りや動きのある被写体は、そちらのほうがよいでしょう。


 201804301336.jpg

 液晶モニターは、3.0型約104万ドットモニターです。こちらもチルト回転式ですが、タッチパネルは非採用なので、使い勝手はパナソニックには劣りますね。

 ファインダーは、付属しません。

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 動画撮影は、4K動画(30フレーム/秒)に対応できる機種です。

 フルHDではハイスピード撮影に対応し、5軸手ブレ補正が搭載され、パナソニック並です。決して悪い機種ではないですが、4K時には手ぶれ補正が全くない点や、動画撮影の全体的な「使い勝手の良さ」は、パナソニックの方が上位でしょう。

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 ネットワーク機能は、こちらの機種は、Wi-Fiに加えてBluetoothに対応します。Bluetoothの場合、スマホのWi-Fi設定が不要で、一度つながれば設定不要なので、外出先での利便性は高いです。その場合、画像転送は、圧縮画像になりますが、メールなどでの転送にはかえって有利でしょう。大きなファイルはWi-Fi方式です。

 以上、ニコンのA900BKの紹介でした。チルト式液晶採用という点でソニーのサイバーショットWX500がライバルです。比較するとやや本体が重い点とオートフォーカス・連写性能などやや劣ります。

 ただ、利便性の面で、Bluetoothの搭載は大きく、外出先で、メールやソーシャルサービスに即座に転送したいならば、こちらは良い機種です。また、この値段のデジカメで4K動画対応というのも、魅力的です。


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 【2017】

 18・ニコン・COOLPIX W300【イエロー】
 19・ニコン・COOLPIX W300【オレンジ】
  ¥34,020 Amazon co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子: 1/2.3型 高感度MOS
 広角側の明るさ:F2.8
 望遠側の明るさ:F4.9
 画素数:2029万画素
 光学ズーム: 5倍
 焦点距離 :24mm〜120mm
 手ぶれ補正;○  
 大きさ:約111.5×66.0×29mm
 重さ:約231g(バッテリー含む)

 COOLPIX W300は、ニコンのやや特殊なカメラです。 

 本体の重さは、231グラムです。

 ズーム倍率は、光学5倍ズームです。

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 「重め」で、「ズームも弱い」カメラですが、その代わりに、タフさがあり、防塵・防水・耐衝撃・耐寒性能が高い、タフネス仕様です。特殊なジャンルのカメラですが、こうしたタイプのカメラは、特に夏場には広く売れています。

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 撮像素子は、裏面照射型の1/2.3型CMOSです。画素数も、約2030万画素で、先ほどの機種と同じです。

 レンズの明るさは、広角側がF2.8です。小型レンズを採用しますが、倍率を低めていますので、明るさの部分で優秀なカメラです。

 手ぶれ補正機能も、3段であり、この倍率では全く問題ないです。

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 オートフォーカスは、先ほどの機種とお案じで、コントラストAFを採用し、測距点は9点です。合焦速度は0.15秒と、他機より少しだけ遅いですね。

 連写速度は、7.5枚/秒です。


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 液晶モニターは、3.0型約92万ドットモニターです。タフネス仕様ですので、タッチパネルなどは非対応ですね。

 動画撮影は、こちらも、4K動画(30フレーム/秒)に対応できる機種です。能力的には下位機種に準じる性能です。

 ネットワーク機能は、こちらの機種は、Wi-Fiに加えてBluetoothに対応します。

 以上、ニコンのCOOLPIX W300の紹介でした。3万円台の「タフネスカメラ」として、ニーズがありそうな製品です。

ーー

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 20・オリンパス STYLUS TG-5 Tough
  ¥53,840 Amazon co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
 広角側の明るさF2
 画素数:1200万画素
 光学ズーム: 4 倍
 焦点距離 :25mm〜100mm
 付加機能:
 手ぶれ補正:光学式補正
 大きさ:幅113 ×高さ 66×奥行31.9mm
 重さ:約250g(バッテリー込)

 ただし、「タフネスカメラ」というジャンルの製品は、それだけで「市場が確立」しておりライバル機種も多いです。

 この側面に期待して買われる方は、【おすすめ防水カメラの比較記事】を別に書いているので、そちらをご覧ください。今回紹介したNikonの機種を含めて紹介しています。

今回の結論
初心者におすすめできる中級デジカメは、結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、3万円前後の価格帯のデジカメを紹介しました。

 最後に、いつものように、 ここまで紹介した全機種から、目的別・予算別ににおすすめ機種をあげていきます。


 第1に、普段の持ちはこびに邪魔にならない高性能な軽量カメラとして、最もおすすめできる機種は、

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 7・ソニー Cyber-shot DSC-WX350-W
 8・ソニー Cyber-shot DSC-WX350-B
 9・ソニー Cyber-shot DSC-WX300-P
  ¥24,561 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
 広角側の明るさ:F3.5
 望遠側の明るさ:F6.5   
 画素数:2110万画素
 光学ズーム: 20倍
 焦点距離 :27mm〜540mm  
 大きさ:96x54.9x25.7mm
 重さ:137g(バッテリー含む164g)

 PowerShot SX620と相当迷いましたが、ソニーのDSC-WX350が「おすすめ」とします。

 20倍ズーム搭載にもかかわらず、重さがバッテリー込みで164グラム圧倒的に軽く、持ちはこびが容易な点を評価しました。

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 その上で、他社の軽量機よりもオートフォーカスと連写性能が良いので、動きのある被写体に強い点で、こちらをオススメします。また、十分な性能の手ぶれ補正を搭載するので、うまくカメラを固定できない入門者には心強いでしょう。

 カメラのF値やズーム倍率は、よりすぐれた機種がありますが、カメラとしての総合的な使い勝手においてこちらは優れます。ロングセラーですし、個人的にはこのグレードでは、「名機の1つ」と思っています。

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 強力なHDR機能もあるので、 このカメラは、オートモードにしておけばそれなりの写真を撮らせて貰えるカメラといえます。小型機で迷った場合は、この機種が良いでしょう。

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 SONY NP-BX1 バッテリー
  ¥4,560 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 液晶プロテクター KLP-SCSWX350  
  ¥598 Amazon.co.jp (4/30執筆時)      

 対応バッテリーと液晶プロテクターはこちらになります。

 SDカードは1000枚以上撮れますが、バッテリーは200枚程度までしかもちませんので、海外旅行などの際に買っておけば良いです。マッチ箱の半分くらいのサイズです。

 また、高価なものですから、フィルムは付けたいところです。


第2に、あまり動きのある被写体を撮らない方で、旅行用などにオススメと言える軽量機は

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【2016】

 1・Canon PowerShot SX620 【黒】
 2・Canon PowerShot SX620 【赤】
 3・Canon PowerShot SX620 【白】
  ¥20,580 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
 広角側の明るさ:F3.2
 望遠側の明るさ:F6.6
 画素数:2020万画素
 光学ズーム: 25倍
 焦点距離 :25mm〜625mm
 大きさ:96.9×56.9×27.9mm
 重さ:158g(バッテリー含む182g)

  PowerShot SX620 でしょう。

 25倍ズームを搭載し、レンズの明るさも広角側がF3.2と明るい点を評価しました。

 その上で、200gを切る軽量性と、広角側25mmと広めの画角で風景写真にも向く機種です。

 ソニーのDSC-WX350に比べると、オートフォーカスと連写がやや弱いですが、動きのある被写体は「恐らくあまり撮らない」という方は、むしろこちらを選んだ方が良いと思います。

 その部分を除いた総合力を考えれば、こちらの方がやや上ですから。

 Canon バッテリーパック NB-13L  
  ¥6,219 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 HAKUBA 液晶プロテクター
  ¥459 Amazon.co.jp (4/30執筆時)      

 液晶プロテクターと対応バッテリーはこちらになります。


 第3に、将来的な初心者の「脱出」を狙える中級ハイグレード機としてオススメできるのは、

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 13・ソニー Cyber-shot DSC-HX90V-B
  ¥43,612 Amazon.co.jp
(4/30執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
 広角側の明るさ:F3.5
 望遠側の明るさ:F6.4
 画素数:2110万画素
 光学ズーム: 30倍
 焦点距離 :25mm〜750mm
 大きさ:102.0 x 58.1 x 35.5mm
 重さ:218g(バッテ含む245g) 

 ソニーのDSC-HX90V-Bでしょう。

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 軽量機ですが、ファインダーとチルト式液晶が付属する点を評価しました。

 画質の面でも、30倍ズームを搭載しつつ、F値は3.5をキープしています。下位機種同様に、強力なオートフォーカスと連写性能は、撮像素子の大きさを割り引けば、実売価格7万円前後の機種と比較しても同レベルで優秀です。

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 ポップアップ型のフラッシュや、マニュアル撮影に便利な各種データ表示など、細かい部分にも配慮があるので、選ぶとするとこれが良いでしょう。

 SONY NP-BX1 バッテリー
  ¥4,560 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 KENKO 液晶プロテクター
  ¥459 Amazon.co.jp (4/30執筆時)      

 なお、予備バッテリーと、液晶プロテクターは上記の製品が対応します。


 第4に、写真だけでなく、4K動画の撮影を重視する場合におすすめできるのは、

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 【2017】

 14・パナソニック LUMIX DMC-TZ90-K
 15・パナソニック LUMIX DMC-TZ90-S
  ¥41,500 Amazon.co.jp (4/30執筆時)


 撮像素子:1/2.3型高感度MOS
 広角側の明るさ:F3.3
 望遠側の明るさ:F6.4
 画素数:2030万画素
 光学ズーム: 30倍
 焦点距離 :24mm〜720mm
 大きさ:約112.0 x 67.3 x 41.2mm
 重さ:280g (バッテリー・メモリ含む322g)

 パナソニックのDMC-TZ90-Kでしょう。

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 チルト式液晶やファインダーを装備する点では、ソニーと同じです。

 しかし、4K動画に対応する上、その使い勝手まで配慮している点ではこの機種に優位性があります。

 普通にカメラ単体で考えても、十分明るいレンズで、高倍率ズームも搭載している機種ですので、「プラスアルファ」として、「動画機能があればなあ」と思っている方にもオススメできます。 

 Panasonic バッテリー DMW-BLG10
  ¥3,580 Amazon.co.jp (4/30執筆時)

 KENKO 液晶プロテクター
  ¥982 Amazon.co.jp (4/30執筆時)  

 予備のバッテリーは、こちらになります。

補足:SDカードについて

 最後におまけで、SDカードについてです。


  

【アマゾン限定】

 トランセンド SD カード 32GB
   ¥2,280 Amazon co.jp (4/30執筆時)

 今回紹介したカメラには、撮影用のSDカードが付きません。

 SDカードは1000円程から売っていますが、格安のモデルは読み込み速度が遅くカメラ本来の性能を活かせません。また、4K動画を撮る場合は、特別なSDが必要な点も留意してください。

 なお、このブログでは、高性能モデルや格安モデルを含めて【おすすめSDカードの比較記事】があります。よろしければご覧ください。

ーーー

 以上、今回は、最も売れ筋と言える価格帯のデジタルカメラについてでした。

1・1万円前後のデジカメ
2・3万円前後のデジカメ

3・5万円前後のデジカメ
4・高倍率ズームのデジカメ
5・防水・耐衝撃のデジカメ
6・自撮り向きデジカメ

7・デジカメの選び方【まとめ】

 価格面でもう少し広く検討してみたい方など、このブログには、上記のような記事もありますので、よろしくお願いします。

 また、最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 15:05 | カメラ

2018年04月29日

比較2018’ 高画質デジカメ25機の性能とおすすめ【高級レンズ搭載】 (1):画質最強の高級コンデジ

【今回レビューする内容】2018年 レンズが明るい!最強デジタルカメラの性能とおすすめ・選び方:名機といえるコンデジ・撮像素子・F値・ぼけ味最強の高級コンデジ名機はどれ?性能の違いと人気ランキング

【評価する製品型番】リコー RICOH GRU 富士フイルム X100F-B CANON PowerShot PSG9X PSG7X MarkII PSG5X G1 X Mark III SONY Cyber-shot DSC-RX100 M5 M4 M3 M2 DSC-RX1 DSC-RX1R パナソニック LUMIX DMC-TX2 DMC-TX1 DMC-LX9 DMC-FZ300 DMC-FZH1 PowerShot G3 X DSC-RX10M3 DSC-RX10M4 Sigma dp0Quattro dp1Quattro

今回のお題
レンズが明るい!高性能デジタルカメラのおすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。

 今日はデジカメ(コンデジ)の比較です。 

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 5万円以上の価格帯の「明るいレンズと大きな撮像素子積んだ」各メーカーの高級コンデジを20機比較します。

 「最強デジカメ」として雑誌で特集されるジャンルの製品です。

 以下では、いつものように各機種を個別に比較したあと、最後にAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

ーーー

1・1万円前後の入門デジカメの比較
2・3万円前後の人気デジカメの比較

3・5万円以上の高級デジカメの比較
4・超高倍率ズームのデジカメの比較
5・水や砂に強い高耐久デジカメの比較
6・自分撮影ができるデジカメの比較

7・ミラーレス一眼の比較

8・一眼レフカメラの比較
9・デジカメ全製品からのおすすめ【結論】

 なお、今回の記事は「モノマニア」のデジカメ特集の3回目の記事として書いています。 

1・高画質デジカメの選び方の基本

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 最初に、このブログが用いる「高画質」という表現について、簡単に定義しておきます。

 「最強デジカメ」などの雑誌特集では、カメラスペックの諸要素を複合的に判断しています。

 しかし、このブログでは、「次の2点」に搾って、「高画質」と判断する主な材料としています。

1・撮像素子のサイズが大きなカメラ

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 第1に、撮像素子のサイズの大きさですを。

 撮像素子とは、レンズの光を電気信号に変える部品です。

 大きいほど、光が多く集められるため、色彩豊かな写真が撮影できます。カメラで最も重要なパーツです。この部分が悪いと、いくら画素数が高くても高画質を得られません

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 一眼レフカメラやミラーレス一眼は、上図にあるように、マイクロフォーサーズAPS-Cという大きなサイズの撮像素子を搭載しています。小さなデジカメと「画素数が同じでも、より綺麗に撮影できるという理屈です。

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 「高画質デジカメ」の場合、1型以上が平均値ですが、最大では、一眼レフと同じAPS-Cを採用する高級デジカメもあります。なお、1型でも、「普通のデジカメ」に多く採用される1/2.3型よりもだいぶ大きいです。

 今回の記事では、「少なくとも1型以上」を「高画質デジカメ」の最低限の基準として、比較するカメラを選びました。

2・レンズのF値が明るいカメラ

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 第2に、F値の優秀さを評価基準とします。

 F値は、カメラのリング部分や、仕様表に必ず掲載される重要スペックで、F値の数値が小さいほど、レンズが明るくて高性能になります。例えば、F3.5と、F1.8のカメラを比べると、F1.8のカメラの方が明るく高性能なカメラといえます。

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  明るいレンズは、夜間撮影や、室内撮影にとりわけ強く画質が良いです。とくに、背景にボケ味を出すのが得意なので、高画質カメラを狙う方は重要視して良い部分です。

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 ただし、レンズは、ズーム倍率に比例して暗くなるのが基本です。

 そのため30倍ズームなどを搭載するカメラは、基本的にF値が悪いです。そのため、「高画質デジカメ」は、「ズーム倍率」が控えめな機種に多いと言えます。

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 一方、世の中には、高倍率ズームとレンズの明るさとが両立したデジカメというジャンルの製品もあります。

 そういった機種は、大きなレンズを搭載する必要があるため、カメラのサイズと重さが大きくなります。

 まとめれば、「レンズの明るいデジカメ」を選びたいと考えている場合、レンズの明るさ」と「ズーム」と「本体の重さ」をチェックして、それらのバランスの良い機種を考えて選ぶ必要があると言うことです。

 今回の記事では、F値(広角側)が「少なくともF2.9以下」カメラを「高画質デジカメ」として比較しました。

ーー

1・低倍率のデジカメ(3-15倍ズーム)
2・高倍率のデジカメ(20-30倍ズーム)
3・単焦点のデジカメ(1倍ズーム)

 なお、以下の記事では、カメラのズーム力の違いで3つのカテゴリにわけて、「高画質デジカメ」を紹介します。

 では、比較をはじめましょう。

2・キヤノンの低倍率ズームコンデジ

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 最初に、光学ズームが3-10倍程度までの標準ズーム搭載機種を紹介します。

 ズームは弱めですが、その分撮像素子とレンズは良いものを搭載し、かつ、軽量なモデルが多いのが特長です。 

 はじめに、キヤノンのデジカメから紹介していきます。


 

 【2017年】

 1・CANON PowerShot PSG9X MARKII
  ¥45,467 Amazon.co.jp
(4/29執筆時)

 撮像素子:1.0型高感度CMOS
 広角側の明るさ:F2.0
 望遠側の明るさ:F4.9
 画素数:2010万画素
 光学ズーム: 3倍
 焦点距離 :28mm〜84mm
 手ぶれ補正機能:光学式3.5段
 ファインダー:なし
 AF:31点AF
 連写:約6枚/秒
 液晶モニタ:3. 0型タッチパネル(約104万)
 重さ:182グラム(電池込み206g)

 PSG9X MARKIIは、キヤノン最新機種の軽量高級機です。キヤノンのはPowerShotに属する製品です。

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 本体の重さは、電池込みで206グラムです。レンズが明るい」コンデジの中では軽量コンパクトです。

 軽量化を重視する機種なので、ファインダーやサブダイヤルなどは省略されますが、気軽に持ち運べる点は替えがたい魅力です。

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 ズーム倍率は、光学3倍ズームです。

 焦点距離は28mmからですので、広い範囲を撮るのはやや苦手です。逆に、3倍ズームの望遠側は84mmなので割と大きく撮れます。

 いずれにしても、ズームよりも、画質と本体の軽量化にに力をい得れた機種ですので、ここは我慢するべき部分です。

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 撮像素子は、1.0型です。

 一眼レフなどに採用されるAPS-C型よりは小さいですが、高級デジカメとしての平均値はクリアし、「普通のデジカメ」が使う1/2.3型より2倍以上大きな素子です。

 また、「高感度タイプ」の撮像素子なので、夜間や室内など条件の悪い場所の撮影も得意です。この点で、この機種は、多くの光を取り込むことができるため、芸術的なボケ味を出した写真がより撮影しやすい機種といえます。

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 レンズの明るさは、広角側でF2.0と明るいレンズです。

 望遠側だとF4.9 となりますが、本体のコンパクト性を考えるとたいへん優秀でしょう。

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 手ぶれ補正は、シャッター速度3.5段分です。

 キヤノンの場合、ジャイロセンサー以外に、撮像素子からも手ぶれ情報を得るため、安定した補整が得られます。どのカメラもそうですが、ズーム時は手ぶれしやすいので、この点は安心でしょう。

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 オートフォーカスは、コントラストAFで、測距点は31点です。合焦速度は0.14秒です。

 飛び抜けて優秀ではないですが、このグレードの機種としては健闘しています。

 連写速度は、6コマ/秒です。より優秀な機種はありますが、高解像度機としては、問題ないスペックでしょう。

 この2つの要素は動く被写体の撮影の際にとくに、初心者の方には重要です。軽量機としては水準が高いため、安心して使えるでしょう。

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 液晶モニターは、液晶画面は3.0型約104万ドットです。

 ファインダーは、付属しません

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 動画撮影機能も、フルHD画質(60フレーム秒)の映像が撮影できます。

 また、動画専用の「5軸手ぶれ補正」が付きます。ビデオ撮影は、写真撮影と異なり、常に画像を撮り続けるため専用の手ぶれ補正が必要です。5方向の手ぶれに対応するこの機種はその点で性能が高いです。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fi機能のほか、Bluetoothが搭載です。Bluetoothの場合、一度設定すれば、アクセスポイントの設定が不要なので、旅先でのスマホへの転送が圧倒的に便利です。

 さらに、Bluetooth Smart対応ですので、スマホに常時接続できる上、スマホ側のバッテリー消費も少ないです。

 以上、PowerShot G9Xの紹介でした。

 ズーム倍率は標準的ですが、とても軽量です。大きな撮影素子を搭載し、F値も明るいレンズを採用します。利便性の面でもBluetooth Smart対応ですし、価格にに見合った性能を期待して良い機種です。


 

 【2016】 

 2・CANON PowerShot PSG7X MarkII
  ¥58,150
Amazon.co.jp  (4/29執筆時)

 撮像素子:1.0型高感度CMOS
 広角側の明るさ:F1.8
 望遠側の明るさ:F2.8
 画素数:2010万画素
 光学ズーム: 4.2倍
 焦点距離 :24mm〜100mm
 手ぶれ補正機能:光学式4段
 ファインダー:なし
 AF:31点AF
 連写:約6.5枚/秒
 液晶モニター:3. 0型タッチパネル(104万)
 重さ:294グラム(電池込319グラム)

 Power Shot G7X MarkIIは、PowerShot G9Xの1つ上位のモデルです。

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 本体の重さは、電池込みで319グラムです。

 下位機種より重いのは、可動式のチルト式液晶を採用するからです。アングルを変えたり「自分撮影」などができ便利ですが、本体は少し重くなります。

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 ズーム倍率は、光学4.2倍ズームです。

 焦点距離を考えると、広角側も望遠側も数値が伸びており、さほど高倍率機では無いとはいえ、使い勝手は下位機種よりよさそうです。とくに、広く撮れるので、より、風景などの撮影向きでしょう。旅行に良さそうです。

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 撮像素子は、1.0型です。この部分では下位機種と同じです。 

 レンズの明るさは、広角側でF1.8、望遠側でもF2.8と相当明るいです。

 レンズ設計と、とくに反射を防ぐコーティングの工夫で、光の透過率を高め、この性能を出せています。パワーショットシリーズ「らしい」性能です。

 手ぶれ補正も、4段分の補整と、下位機種よりさらに上昇しています。

 オートフォーカスは、下位機種と同様で、31点で合わせることができます(31点AF)。

 連写速度も、6コマ/秒で、同等です。

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 液晶モニターは、先述のように、チルト式液晶です。さらに、タッチパネルも採用されている点で、上級です。ピント合わせがより直感的にできます。

 ファインダーは、こちらも付属しません

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 動画撮影機能は、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)までです。下位機種同様に、動画専用の「5軸手ぶれ補正」も付属です。

 ネットワーク機能は、一方、Wi-Fiのみとなり、Bluetoothは不採用です。これは、下位機種のほうが発売が新しかったためです。

 以上、 Power Shot G7X MarkIIの紹介でした。

 PowerShot G9Xに比べて性能の良いレンズを搭載し、手ぶれ補正機能なども強力になった機種です。ただ、高性能レンズや可動式モニターを採用した結果、重さは319グラムと100グラム以上重くなっています。この点で言えば、チルト式液晶が不要ならば、下位機種で良いと思います。


  

 【2015】
 3・CANON PowerShot G5X PSG5X
  ¥75,600 Amazon.co.jp
  (4/29執筆時)

 撮像素子1.0型高感度CMOS
 広角側の明るさ:F1.8
 望遠側の明るさ:F2.8
 画素数:2020万画素
 光学ズーム: 4.2倍
 焦点距離 :24mm〜100mm
 手ぶれ補正機能:光学式3段
 ファインダー:電子ビューファインダ(約236万)
 AF:31点AF
 連写:約6.5枚/秒
 液晶モニター:3. 0型タッチパネル液晶(約104万)
 重さ:355グラム(電池込377g)

 PowerShot G5 Xは、PowerShot G7X Mark2上位モデルです。ただし、発売時期はこちらが古いため、純粋に「上位機」と言えない部分もあります。

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 本体の重さは、電池込みで377グラムです。

 下位機種よりさらに重いですが、こちらについては、ファインダーとバリアングル液晶が付属するため、仕方ない部分です。ただ、これは「ポケットイン」ができないと言うだけで、500g以下のデジカメは、バッグに入れたり、ネックストラップで持ち運ぶならば、全く重くないサイズです。

 ズーム倍率は、光学4.2倍ズーム撮像素子は、1.0型レンズの明るさは、広角側F1.8です。つまり、画質に関わるこれらの3要素は、下位機種と同じ構成です。

 手ぶれ補正は、しかし、下位機種より悪い、3段分の補整です。発売が早かったこともあり、エンジンが旧式のためです。

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 オートフォーカスは、コントラスト式で、測距点が31点です。こちらは下位機種と同じです。

 連写速度は、しかしながら5.8コマ/秒までと、この点でも発売時期が影響を与えています。

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 液晶モニターは、バリアングルな可動式液晶モニターです。

 ただし、180度逆に向けることはできない仕様です。また、タッチパネルでもありません。

 ファインダーは、搭載されます。

 約236万ドットの電子式ファインダーで、EVFとしては抜群の鮮明さです。光学式ではないので、実像ではないいわば「ビデオ」ですが、実用性は高いです。

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 動画撮影機能は、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)、ネットワーク機能は、こちらの機もWi-Fi機能のみと下位機種と同じ水準です。

 以上、PowerShot G5Xの紹介でした。ファインダーとバリアングル液晶モニターという下位機種にない2つの機能は魅力的です。ただ、明るいレンズを積んだことなどにより、377グラムと重さが増しているので、この2つの機能が不要ならば下位機種が良いでしょう。

 また、発売が2015年ということもあり、ネットワーク機能や画像エンジンも旧式なので、全体として言えば「新型への更新が待たれる」機種です。


 

 【2014】
 4・CANON Power Shot G1 X Mark II
  ¥63,504 Amazon.co.jp  (4/29執筆時)

 撮像素子:1.5型高感度CMOS
 広角側の明るさ:F2.0
 望遠側の明るさ:F3.9
 画素数:1280万画素
 光学ズーム: 5倍
 焦点距離 :24mm〜120mm
 手ぶれ補正機能:光学式3.5段
 ファインダー:なし
 AF:コントラストAF
 連写:約5.2枚/秒
 液晶モニター:3. 0型タッチパネル液晶(約104万)
 重さ:553グラム

 PowerShot G1 Mark 2は、キヤノンのコンデジの高級機です。次に紹介する後継機、Mark3の新登場で価格は値下がり傾向ですね。

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 本体の重さは、電池込みで553グラムです。

 チルト式液晶や、便利な各種ボタンなどを採用するからですが、それ以外に大きな撮像素子を採用しているからでもあります。 

 実際、使い勝手の部分はかなり良いです。例えば、カメラにコントロールリングは2つ付いており、マニュアルフォーカス調整の他、ISO感度露出補正などの機能をダイヤルに割り当てられます。これは使い勝手の面でメリット性が高いです。

  201804291245.jpg

 光学ズームは、5倍です。

 下位機種に比べると、望遠側の焦点距離が120mmと、実用的なズームレベルです。

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 撮像素子は、1.5型です。

 ズームタイプの高級デジカメに多い1型より相当大きく、一眼レフのAPS-Cサイズに迫るものです。

 先ほど書いたように、撮影素子のサイズは、画素数よりも画質に最も決定的な影響を与えます。撮像素子も裏面照射型なので、暗い場所に強いレンズです。

 201804291247.jpg

 レンズの明るさは、広角側(1倍ズーム側)で、F値2.0という明るいレンズが採用されています。

 ただ、望遠側(4倍ズーム側)はF値3.9なので、この点では下位機種が性能面では上回っています。

 手ぶれ補正は、3.5段分です。

 最新機は4段でしたが、倍率を考えても、十分でしょう。 

 

 ファインダーは、外部ファインダー(EVF-DC1)で別売となります。これらの点では、下位機種より利便性の面で劣ります。

 液晶モニターは、上下に移動できるチルト式液晶です。バリアングル液晶ほど可動範囲はないですが、180度回せる仕様です。

 201804291249.jpg

 オートフォーカスは、コントラスト式の31点AFです。

 ただし、入門機のPSG9X MARKIIなど2017年発売の新型に比べると、合焦速度は0.22秒とやや劣ります。

 連写速度も、2.2コマ/秒までとやや遅めです。

 なお、このれら部分は、光学部品ではなく、画像エンジンに左右されます。現行モデルながら、2014年に発売されたこの機種は、こうした部分が「物足りなく」なってきています。

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 動画性能は、フルハイビジョン画質対応ながら、30フレーム/秒と非実用的です。

 動画専用の5軸手ぶれ補正を搭載しますが、この部分にも、発売時期の問題が出ています。

 ネットワーク機能は、やはりWi-Fiのみです。と無線でつなげることが可能です。スマホアプリを利用して接続し、撮影した画像をスマホに外出先から転送する機能などを持ちます。 

 以上、PSG1X MARKIIの紹介でした。キヤノンの下位機種に比べて、発売が最も速かった機種です。そのため最高級機ですが、価格は相当下がっています。ただ、画像エンジン周りや、ファインダー周りの設計はやはり「旧式」なのは否めないですね。


 

 【2017年11月】

 5・CANON Power Shot G1 X Mark III
  ¥105,800 Amazon.co.jp  (4/29執筆時)

 撮像素子:APS-Cサイズ
 広角側の明るさ:F2.8
 望遠側の明るさ:F5.6
 画素数:2420万画素
 光学ズーム: 3倍
 焦点距離 :24mm〜172mm
 手ぶれ補正機能:光学式4段
 ファインダ:電子ビューファインダ(236万)
 AF:像面位相差AF
 連写:約9枚/秒
 液晶モニター:3. 0型タッチパネル(104万)
 重さ:399グラム(バッテリーなし375g)

 PowerShot G1 Mark 3は、キヤノンのコンデジでは最も高級な機種です。約3年ぶりの新機種です。

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 本体の重さは、399gとだいぶ軽量化されました。より持ち運びやすくなっています。

 この重さで、内蔵ファインダーとバリアングル液晶搭載なので、相当優れた機種です。

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 光学ズームは、こちらは3倍です。

 下位機種と比べてやや低いですが、画質を最優先した設計であるため仕方ないでしょう。

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 撮像素子は、1.5型よりさらに大きなAPS-Cサイズの大型の撮像素子です。

 ズーム付きのコンデジでは、おそらく日本初搭載ではないでしょうか。最も重要な部分で妥協がない点はかなり好感が持てます。キヤノンは、ローパスレスではないですが、この部分は、メーカーの「こだわり」となります。

 レンズの明るさは、広角側(1倍ズーム側)で、F値2.8です。

 十分な明るさですが、旧機種よりはスペックダウンです。撮像素子のサイズと本体の重さを優先したためでしょう。

 手ぶれ補正は、4段分です。

 CMOSセンサーからも補整データをえる最新テクノロジーで、現行水準の高級デジカメとしては「最優秀」の部類です。 201702051651.jpg

 オートフォーカスは、この機種の最大の見所です。

 なぜなら、一般的なデジカメで見られるコントラスト式ではなく、一眼レフ同様の位相差AFを採用するからです。

 それも、キヤノン独自のデュアルピクセルCMOSAFです。この場合、位相差AFだけで高速に合焦できるため、合焦するまで「行ったり来たり」がほぼなくなっています。結果、画面の80%の領域で位相差AFが働くからです。0.09秒という合焦速度は「見事」でしょう。

 連写速度も、9/コマ秒と速いです。

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 液晶モニターは、バリアングル液晶で自由に回転できます。。

 ファインダーは、電子式ファインダーが内蔵されます。約236万ドットと下位機種と同品質のもので、品質は高いです。

 201804291309.jpg

 動画性能は、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)と実用的です。

 4K動画は対応しませんが、動画専用の5軸手ぶれ補正を搭載し、画質は期待できます。。

 ネットワーク機能は、Wi-Fi機能Bluetooth smart対応です。スマホの電池を犠牲にせずBluetoothでの常時接続も可能です。Bluetoothと1度ペアリングすれば、接続できる利便性もあります。

 以上、PSG1X MARKIIIの紹介でした。

 パワーショットシリーズからは、久しぶりの「最高級機」の最新機種です。「軽量化」「APS-Cサイズの撮像素子」「Bluetooth smart」「4段階の手ぶれ補正」「デュアルピクセルCMOSAF」の採用と、非常に素晴らしい「進化」を遂げたと思います。

 低倍率ズームの高画質機では、現在のところ「総合的に画質が最も期待できる」製品と言えます。それでいて軽量ですし、価格に十分に見合った性能と言えます。

3・SONYの低倍率ズームコンデジ

 つづいて、ソニーの低倍率タイプの高級コンデジを紹介します。


 

 6・SONY Cyber-shot RX100
  ¥38,800 Amazon.co.jp
  (4/29執筆時)

 撮像素子:1型CMOS
 広角側の明るさ:F1.8
 望遠側の明るさ:F4.9
 画素数:2090万画素
 光学ズーム: 3.6倍
 焦点距離 :28mm〜100mm
 手ぶれ補正機能:光学式
 ファインダー:なし
 AF:コントラスト(25点)
 連写:約10コマ/秒
 液晶モニター:3.0型 約122.9万ドット
 重さ:約213g(電池込み240g)

 つづいて、ソニーの人気高級コンデジCyber-shot RX100です。

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 本体の重さは、200グラム台の小型軽量です。

 発売は5年前ですが、標準ズーム搭載機でこの重さを実現できたのは、設計思想が良いからでしょう。現在的にはキヤノンのG9 X Mark IIというより軽量の機種が生まれました。

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 ズーム倍率は、3.6倍ズームです。

 カタログスペックだと7.2倍とありますが、こちらは、超解像度技術を併用した電子ズーム利用時です。画質の劣化を伴わない水準だと、焦点距離100mmの3.6倍ズームが最大です。

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 撮像素子は、1.0型です。

 高級デジカメで軽量なモデルは大抵このサイズです。ただ、逆光や室内撮影の対応力の点で言えば、最近のモデルとしては例外的に裏面照射型対応の撮像素子を採用していない点は、マイナスポイントです。

 レンズの明るさは、広角側のF値がF1.8と相当明るいレンズを使っています。

 また、ソニーの場合、レンズが7枚羽根円形絞り形状で、通常機より「ボケ味」がだせる工夫もあります。なお、レンズは、ドイツの世界的に有名な光学機器メーカーであるカールツァイス社の高性能レンズを使用しています。

 手ぶれ補正は、ソニーはどの機種も補整段数を公開していません。

 ただ、ジャイロセンサーを搭載した光学式手ぶれ補正は、実用面で問題はありません。

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 画質に関わるその他の部分では、ソニー社が開発したHDR技術の採用が注目に値します。

 HDR技術とは、1回の撮影で同じ写真を高速で連写し、それらを合成することで、見たままに近い階調を実現するものです。夜間撮影や室内撮影、逆光時の写真クオリティが高いと言えます。iPhone6にも技術供与されていますが、ソニーのデジカメは5枚合成できる点で高性能です。

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 オートフォーカスは、コントラスト式で、測位点は25点で、合焦速度は最速0.13秒です。

 連写速度は、10コマ/秒と速くなっています。

 この2つのスペックは、キヤノンの最新機に較べても高速です。被写体が動く、子どもや運動会などにもってこいです。

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 液晶モニターは、とくに回転などの機能が付かない普通のモデルです。ただ、ソニーの130万ドットのエクストラファイン液晶搭載で、表示品質は良いです。

 ファインダーは、こちらも付属しません

 動画性能については、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)対応です。ただし、手ぶれ補正は、動画専用ではなく、静止画用と同様の方式のため、動画撮影はキヤノンのPowerShotの方が上位です。

 ネットワーク機能は、こちらについては、Wi-Fiを含めて未付属です。この部分は「古くさい」ですね。

 以上、ソニーのサイバーショット RX100の紹介でした。

 Wi-Fiなどが未搭載である点のほか、裏面照射型の撮像素子を採用していない点など、設計上古い部分もある機種です。小型機種としては、現在も重さも軽量で総合性能が高いといえる機種です。

 2012年発売開始機種ですが、高級カメラは「陳腐化」の間隔が遅いので、まだ素晴らしいと言える点がたくさんあるカメラです。あまり暗い場所や逆光下で撮影しないならば、この機種はおすすめできます。


 

 【2013】
 7・SONY Cyber-shot RX100M2
  ¥46,850 Amazon.co.jp
  (4/29執筆時)

 撮像素子1型CMOS(裏面照射型)
 広角側の明るさ:F1.8
 望遠側の明るさ:F4.9
 画素数:2090万画素
 光学ズーム: 3.6倍
 焦点距離 :28mm〜100mm
 手ぶれ補正機能:光学式
 ファインダー:(別売で取り付け可能)
 AF:コントラスト(25点)
 連写:約10コマ/秒
 液晶モニター:3.0型 / 約122.9万ドット
 重さ:約281g

 こちらは、ソニー社のSONY Cyber-shot RX100M2です。上で紹介したサイバーショットRX100上位機種にあたります。

 下位機種と比較した場合、撮像素子が、1型CMOSであること、カールツァイス社のF値1.8型のレンズを採用していること、3.6倍ズームを搭載することなど、画質に関わる基本性能は同じです。

 ただ、パワーアップしている点が4点あります。

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 第1に、撮像素子に裏面照射型センサーが使われている点です。

 裏面照射型センサーは、夜間の高感度撮影や室内撮影の際の感度が上昇し、ノイズが生じにくくなります。もちろんHDR技術など下位機種に搭載される機能も搭載するため、総合性能は高いです。

 第2に、ネットワーク機能の対応です。

 こちらの機種には、WiFi(無線LAN)に対応しており、スマホ(iPhone/Android)に撮影した写真をその場で転送することができます。ただし、引き続きBluetoothは非搭載です。

 
 ソニー FDA-EV1MK
  ¥34,800 Amazon.co.jp
(4/29執筆時)

 第3に、マルチインターフェースシューに対応した点です。

 電子ビューファインダー「FDA-EV1MK」のほか、光量の大きな外部フラッシュや集音マイクなどが 搭載できるようになっています。

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 第4に、チルト撮影に対応した点です。

 液晶モニターが動かせるので「運動会など人ごみの上からの撮影や、ペット目線に合わせた低い姿勢での撮影時など、さまざまなポジションやアングルで快適に」撮影できます。ただ、180度は裏返せないので、自分撮影には未対応です。

 この4点が大きな性能差になります。

   以上、Cyber-shot RX100M2の紹介でした。

 同じくチルト式液晶を装備し、重さも同等水準のキヤノンのPower Shot G7X MarkIIに比べると、発売時期の関係で、ズーム側のレンズの明るさやフォーカス性能は劣ります。とはいえ、高度なHDR機能や、高速連写への対応など、優れる部分もあるのもまた事実なので、一概にどちらが優れるとは言えないでしょう。最終的なおすすめ機種については、記事の最後に改めて書きたいと思います。  


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【2014】

 8・SONY Cyber-shot DSC-RX100M3
  ¥64,350 Amazon.co.jp
  (4/29執筆時)


 撮像素子:1型CMOS(裏面照射型)
 広角側の明るさ:F1.8
 望遠側の明るさ:F2.8
 画素数:2090万画素
 光学ズーム: 2.9倍
 焦点距離 :24mm〜70mm
 手ぶれ補正機能:光学式
 ファインダー:0.39型 電子式ビュー 約144万
 AF:コントラスト(25点)
 連写:約10コマ/秒
 液晶モニター:3.0型Extra Fine液晶(123万)
 重さ:約290g

 RX100M3は、SONYのサイバーショットRXシリーズのミドルモデルです。

 本体の重さは、290グラムです。

 下位機種より多少重い水準なのは、ポップアップ式のファインダーが内蔵される構造だからです。

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 ズーム倍率は、2.9倍と多少弱くなっています。

 しかし、広角側が24mmになったので、画角は下位のRXシリーズよりも広いです。そのため、風景写真からポートレートまでうまく撮れる万能レンズに進化したと言えます。

 コーティングも新しくZEISS T*コーティングを採用し、ゴースト・フレアを軽減しています。

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 撮像素子は、1型と下位シリーズと同じ規格です。

 レンズの明るさも、広角側のF値はF1.8、望遠側でもF2.8と下位機種と同じです。ただ、レンズは新設計のカールツァイスのレンズを採用しました。そのため、F値は望遠側でもF2.8 と高いです。

 手ぶれ補正は、補整段数は非公開ですが、光学式を搭載します。低倍率ズーム機ですし、実用面で問題はありません。

 オートフォーカスは、下位機種と同じく高速ですが、連写速度とともに、スペック的には下位機種と同じですね。

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 ファインダーは、収納式の小型ファインダーが付属します。この点が、下位機種との最大の違いです。

 液晶には、高画質の有機ELを利用した「OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」です。ミラーレス一眼でも採用される高精細なものです。有機ELを開発していた企業らしく解像度は約144万ドットと、高解像です。

 液晶モニターは、この機種の場合はチルト回転式モニターが搭載されます。

 こちらは、90度回るために自分撮影もできます

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 動画性能については、フルハイビジョン画質で、120フレーム/秒で高詳細に撮影可能です。

 独自のXAVC S圧縮に対応するため可能になりました。手ぶれ補正についても、光学式+電子式のインテリジェントアクティブモードで、キヤノンG7シリーズに採用される5軸手ぶれ補正に準じる性能と言えます。

 ネットワーク機能は、こちらもWi-Fi機能のみ搭載されます。

 以上、サイバーショット100M3の紹介でした。

 新型レンズの採用で、画質がアップしている点が魅力の機種です。また、チルト式モニター電子ビューファインダーが搭載された機種にもかかわらず、300グラムを切る重さを実現している点も魅力です。こうした点で、予算があれば、オススメしたい機種の1つです。


 

 【2015】

 9・SONY Cyber-shot DSC-RX100M4
  ¥84,240 Amazon.co.jp
  (4/29執筆時)

 撮像素子:1型CMOS(裏面照射型)
 広角側の明るさ:F1.8
 望遠側の明るさ:F2.8
 画素数:2010万画素
 光学ズーム: 2.9倍
 焦点距離 :24mm〜70mm
 手ぶれ補正機能:光学式
 ファインダー:0.39型 電子式ビュー 約235万
 AF:コントラスト(25点)
 連写:約16コマ/秒
 液晶モニター:3.0型Extra Fine液晶(123万)
 重さ:約298g

 DSC-RX100M4 は、サイバーショットRXシリーズの上位機です。同シリーズでは二番目に高級な機種です。

 なお、最近のソニーは、下位機種を継続販売しつつ、毎年上位機を1台ずつ発売していくやり方をとっています。こちらは2015年発売開始になります。

 本体の重さは、290グラムです。下位機種とほぼ同様の水準をキープしています。

 ズーム倍率は、こちらも2.9倍ですね。

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 撮像素子は、下位機種に比べて、撮像素子が新型になったのが大きな特長です。

 サイズ自体は、1型CMOS(裏面照射型)と従来機と同じです。しかし、撮像素子にメモリーを搭載することで、画像処理エンジンまでの信号伝達速度を高める工夫がされました。

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 これにより速度に関する性能が全般的に向上しました。例えばシャッター速度は最高16コマ/秒と1.5倍ほど高速化し、シャッター速度も最高1/32000秒と高速撮影が可能になりました。

 レンズの明るさは、広角側のF値はF1.8、望遠側でもF2.8と下位機種と同じです。

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 動画撮影機能についても、この新しい工夫の効果で、高級コンデジとしては早々に4K動画撮影に対応しました。

 そのため、4K画質で30フレーム/秒の記録が可能です。さらに、最大960fpsのスーパースローモーション撮影にも対応しました。これは、プロ用の動画機器並みのスペックで、今回のこの機種の最大の「売り」です。

 このほかの点の基本性能は、レンズの明るさを含め、下位機種のサイバーショット100M3と同等性能です。

 以上、DSC-RX100M4 の紹介でした。

 撮像素子にメモリーを搭載するという、これまで他社にも見られなかった高性能化が目指されていて、技術的に興味深い機種です。ただ、ネックは価格でしょう。先ほど書いたように、RXシリーズは、毎年新機種が出て廃盤にしていくタイプの売り方をしていないため、価格の下落ペースは遅いです。


  

 【2016】
 10・SONY Cyber-shot DSC-RX100M5
  ¥102,800 Amazon.co.jp  (4/29執筆時)

 撮像素子:1型CMOS(裏面照射型)
 広角側の明るさ:F1.8
 望遠側の明るさ:F2.8
 画素数:2010万画素
 光学ズーム: 2.9倍
 焦点距離 :24mm〜70mm
 手ぶれ補正機能:光学式
 ファインダー:0.39型 電子式ビュー 約235
 AF:315点位相差AF・25点コントラストAF
 連写:約24コマ/秒
 液晶モニター:3.0型Extra Fine液晶(123万)
 重さ:約299g

 DSC-RX100M5 は、2016年10月に新発売されたサイバーショットRXシリーズの最高級機です。

 本体の重さは、298グラムです。筐体の形状は踏襲するため、重さも下位機種と大きく変わりません。

 ズーム倍率は、やはり下位モデル同様に、2.9倍です。


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 撮像素子は、DSC-RX100M4 と較べて、こちらはさらに新型のCMOSセンサーであるExmor RSを採用します。こちらは、画像エンジンとの間に高速メモリを介在させることで、画像処理技術と速度を高速化させたものです。

 レンズの明るさは、広角側のF値はF1.8、望遠側でもF2.8と下位機種同様に明るめです。

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 オートフォーカスは、この新型センサーの効果の恩恵を最も受けています。

 結果、デジカメに多いコントラスト式(25点)と、一眼レフに見られる像面位相差式(315点)を併用する新仕様になり、合焦速度が高級コンデジでは最高と言える性能になりました。

 オートフォーカス速度0.05秒で、相当優秀です。

 連写速度も、24コマ/秒と高速化しました。

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 動画撮影機能についても、4K動画撮影時にも面位相差AFを利用できる点、スローモーション撮影が960fpsまで対応するようになった点などがパワーアップが見られます。

 その他の部分は、自分撮影に対応するチルト式液晶の搭載や、撮像素子のサイズ、ファインダーなど、下位機種と同じです。ネットワーク機能も、Wi-Fi機能のみ搭載されます。

 以上、DSC-RX100M5 の紹介でした。

 このシリーズは、毎年何らかの部分を強化していますが、このモデルの場合、オートフォーカスと高速連写の部分が主なパワーアップポイントです。本体価格から言って、ハイアマチュア向けの機種ですが、オートフォーカスの向上は、初心者が綺麗に撮影したい場合にも有効な機能です。予算があれば、選んでも良いでしょう。

4・パナソニックの低倍率ズームコンデジ

 続いて、パナソニックの低倍率ズームの高級コンデジを比較します。



【2018】

 11・パナソニック LUMIX DMC-TX2-K
  ¥90,896 Amazon.co.jp  (4/29執筆時)


 撮像素子:1型高感度MOS
 広角側の明るさ:F3.3
 望遠側の明るさ:F6.4
 画素数:2010万画素
 光学ズーム: 15倍
 焦点距離 :24mm〜360mm
 手ぶれ補正機能:光学式
 ファインダー:電子ビュー(233万
 AF:空間認識AF(49点)
 連写:約10枚/秒
 液晶モニター:3. 0型タッチパネル(約104万)
 重さ:298グラム(電池込340g)

  LUMIX DMC-TX2は、パナソニックが2018年に発売した高級デジカメです。

 201804291449.jpg

 本体の重さは、340グラムです。

 過度に軽量とは言えませんが、この機のズーム倍率の高さや、ファインダーを搭載する点などを考えると、十分な軽量水準です。バッグに入れても苦ではないコンパクトカメラと言えます。

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 ズーム倍率は、一方で15倍です。ここまで見た製品では、キヤノンの5倍が最高でしたから、この製品については、「それなりに満足できるズーム力」があります。

 一方、20倍を超える機種は、後でまとめて見ますが、少なくとも本体重量が600gは超えます。それをふまえると、こちらは、軽量性とズームを追求した、新しいコンセプトのカメラと言えます。

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 撮像素子は、高級コンデジの基準と言える、大きめの1型を採用します。パナソニックの場合、高感度MOSという書き方ですが、これは裏面照射型と同じなので、暗い場所に強いレンズと言えます。

 レンズの明るさは、広角側(1倍ズーム側)で、F3.3で、望遠側(15倍ズーム)でF6.4です。15倍だけにズーム側のスペックは落ちますが、広角側は、F3.3の水準で「踏ん張って」います。

 とはいえ、高倍率ズーム機で、撮像素子と重さを妥協しない方針で設計しているため、明るさは多少犠牲にはなっています。

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 ただ、こちらの機種は、最近のミラーレスなどに多いローパスフィルターレスではありませんが、画像エンジンを使った回折補正を行い、風景画の輪郭を向上させる技術を搭載します。

 この機能を初めとした優秀な補整機能は、同社のヴィーナスエンジンに由来しますが、「レンズの明るさ」の若干の不足を補うに十分な性能です。

 201804291501.jpg

 手ぶれ補正は、光学式補整です。

 段数は非公開ながら、3-4段ほどの補整力でしょう。ズーム機はこの部分が重要ですが、特別な仕組みを利用するキヤノンの上位機を除けば、補整力はこちらも上位です。 

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 オートフォーカスは、空間認識AF式で、測距点は49点です。

 空間認識AFは、デジカメで使われるコントラストAFを独自に進化させ、一眼レフの位相差AFに迫る合焦速度を狙うという、パナソニックの独自技術です。ハイブリッド式よりもエンジンへの負担が少ないため効率が良く、同社の充実した4K動画撮影技術に余力を回せているようです。

 いずれにしても、合焦速度0.1秒は、ハイブリッド式のソニーには及ばない(0.05秒)ものの、十分な高速で

 連写速度も、10コマ/秒です。

 抜けて高速なソニーを除けば、標準的なスペックです。

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 ファインダーは、電子ビュータイプのものが標準搭載されます。解像度は約233万ドットで、他機に負けていません。

 液晶モニターは、回転式ではないですが、タッチパネル採用で、ピント合わせなども可能です。

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 動画性能については、4K動画は30フレームで撮れます。

 パナソニックの場合、他社に比して機能が充実している、といえます。

 同社はビデオカメラのノウハウを持っているためです。ピント合わせや、タッチ操作によるズーム、5軸手ぶれ補正を搭載と、動画の自動傾き補正など、「動画の撮りやすさ」には、高級コンデジでは最も力を入れています。

 ただし、4K映像撮影時は手ぶれ補正が有効になりません。処理速度の関係で、現状では画像エンジンの性能的に無理のようです。

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 ネットワーク機能のは、Wi-Fi機能Bluetoothとに両対応します。もちろん、消費電力が少ないBluetooth Smartです。一方、パナソニックの場合は、画像転送は、BluetoothからWi-Fiに自動で切り替わり高速に送受信させることも「も」できる仕組みです。

 ファイルサイズが大きくなりがちな高級コンデジの場合、この方式は合理的かもしれません。

 以上、パナソニックDMC-TX2の紹介でした。他社機に比べると15倍ズームの搭載が目立ちます。その上で、軽量性と1型の撮像素子、ライカ製の高性能レンズを搭載し、画質も期待できると言えます。

 もちろん、他社の低倍率ズーム機の方が、レンズのF値や撮像素子のサイズ自体が大きなモデルもありますが、「ある程度のズーム必須」という条件で探すならば、これ以上に便利な機種はありません

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【2016】

 11'・パナソニック LUMIX DMC-TX1
  ¥60,048 Amazon.co.jp  (4/29執筆時)


 撮像素子:1型高感度MOS
 広角側の明るさ:F2.8
 望遠側の明るさ:F5.9
 画素数:2010万画素
 光学ズーム: 10倍
 焦点距離 :25mm〜250mm
 手ぶれ補正機能:光学式
 ファインダー:電子ビュー(116万
 AF:空間認識AF(45点)
 連写:約10枚/秒
 液晶モニター:3. 0型タッチパネル(約104万)
 重さ:268グラム(電池込310g)

 なお、こちらには旧モデルのDMC-TX1の在庫がわずかに残っています。

 性能的には、10倍ズームになる点ファインダーの解像度が悪い点Wi-Fiのみ搭載の点などで劣ります。

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 その代わり、広角側F2.8とやや明るいレンズになっています。10倍ズーム程度で足りそうで、あまりファインダーを利用しないならば、価格の安いこちらは、良い選択肢でしょう。


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【2016】
 12・パナソニック LUMIX DMC-LX9
  ¥71,577 Amazon.co.jp  (4/29執筆時)


 撮像素子:1型高感度MOS
 広角側の明るさ:F1.4
 望遠側の明るさ:F2.8
 画素数:2010万画素
 光学ズーム: 3倍
 焦点距離 :24mm〜72mm
 手ぶれ補正機能:光学式
 ファインダー:
 AF:空間認識AF(49点)
 連写:約10枚/秒
 液晶モニター:3. 0型タッチパネル(約104万)
 重さ:280グラム(電池込310g)

  LUMIX DMC-LX1は、パナソニックのもう1つのハイエンドカメラです。

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 本体の重さは、310グラムです。

 こちらについては、チルト式液晶を搭載するので、 この重さは標準的と言えます。

 ズーム倍率は、一方で3倍です。先ほどの機種と異なり、この部分で「冒険」はない機種ですね。

 撮像素子は、DMC-TX1と同じ、一般的な1型を採用します。

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 レンズの明るさは、この機種は広角側(1倍ズーム側)でF値1.4とデジカメではこれまで聞いたことのないほどの明るいレンズを採用しました。ズーム側(3倍)もF値2.8ですから、相当ボケ味が出しやすいカメラでしょう。

 もちろん、、条件の悪い撮影環境にも強い機種です。こちらも、画像エンジンを使った回折補正を行い、風景画の輪郭を向上させる技術を搭載します。

 手ぶれ補正は、光学式補整です。段数は非公開ながら、3-4段ほどの補整力でしょう

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 オートフォーカスは、この機種も、空間認識(位相差)を採用す仕様で、測距点は49点です。合焦速度は0.12秒ですね。

 連続撮影速度は、こちらも10コマ/秒で、技術を応用した4K連写機能も採用です。

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 ファインダーは、この機種の場合未搭載です。

 液晶モニターは、タッチパネル式液晶で、かつ、180度チルト回転に対応するため、日常的な撮影については快適にこなせるでしょう。

 ネットワーク機能は、こちらについては、Wi-Fiのみ対応です。

 動画性能については、DMC-TX2と同レベルです。4K動画撮影機能(30フレーム秒)対応で、フルHDまでならば、5軸手ぶれ補正も有効です。

 以上、パナソニックDMC-LX9の紹介でした。DMC-TX2同様に4K動画撮影が快適に行える機種です。その上で、、レンズが今までになくとても明るいので、この点だけでも選ぶメリット性を感じます。とくに、ボケ味を出したい場合はこちらでしょう。

第2回につづく!
高画質デジタルカメラのおすすめは結論的にどの機種?

 というわけで、今日は、高画質なデジカメに関するレビューでした。

 記事はまだ続きます。

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 続く、【第2回】の記事では、20倍を超える高倍率ズーム機高級単焦点カメラを紹介します。

 その上で、ここまで見てきたデジタルカメラのレビューをふまえて、目的別・予算別にオススメ最強デジカメ」を提案していきたいと思います。 

 →記事の続き(第2回)はこちら

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posted by Atlas at 20:10 | カメラ

比較2018’ 高画質デジカメ25機の性能とおすすめ【高級レンズ搭載】 (2)

こちらは前編からの続きの記事です、【こちら】の前編からご覧ください!

5・高倍率ズーム搭載の高級コンデジ

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 ここからの後編は、レンズが明るい20倍以上の高倍率ズーム搭載機種を紹介してきます。

 こちらについては、メーカーごとではなく、倍率の低い順で基本的に紹介します。


 

 【2015】

 13・CANON PowerShot G3 X
  ¥79,106 Amazon.co.jp
  (4/29執筆時)


 撮像素子:1型高感度MOS
 広角側の明るさ:F2.8
 望遠側の明るさ:F5.6
 画素数:2020万画素
 光学ズーム:25倍
 焦点距離 :24mm〜600mm
 手ぶれ補正機能:光学式3.5段
 ファインダー:
 AF:コントラスト31点AF
 連写:約5.9枚/秒
 液晶モニター:3.2型(約162万ドット)  
 重さ:690グラム(電池込733g)

 はじめに、キヤノンのPowerShot G3シリーズの紹介です。同社の高倍率機として不動の人気を誇る機種です。

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 本体の重さは、電池込みで733gです。

 チルト式液晶を搭載すし、ダイヤル類も豊富な機種とは言え、低倍率ズーム機に比べると倍近い重さです。やはり、ズーム倍率、レンズの明るさ、撮像素子の大きさを両立しようと思うと、軽量性が犠牲になります。

 ただし、防塵・防滴設計なので、悪天候でも利用できますし、屋外での用途には向く機種です。

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 ズーム倍率は、光学25倍です。

 35mm換算値で600mm相当のレンズですから、被写体が相当大きく撮影可能なカメラと言えます。これならば、スポーツ観戦にも使えそうです。

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 撮像素子は、こちらも1型を採用します。

 レンズの明るさは、広角側がF2,8で望遠側(25倍ズーム側)はF5.6です。

 特に広角側は優秀で、ズームコンデジながら、ボケ味を出す仕上がりも可能でしょう。望遠側は、総じて暗くなりますが、600mm相当であることをふまえると、十分健闘です。

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 手ぶれ補正は、光学式で、3.5段分の補整となります。

 高倍率機ではより優秀な補正能力を持つ機種もありますが、これだけあれば、手持ち撮影でも十分でしょう。

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 オートフォーカスは、コントラスト31点AFです。同じ価格帯の低倍率ズーム機と比べると、さほど作り込んだものではありません。

 連写速度は、5.9コマ/秒です。高倍率ズーム機としてはあまり力を入れていません。

 低倍率ズームと異なり、スポーツ観戦や運動会など遠くの動く被写体にも考えられる製品なのでもう少し能力があっても良いですが、やはり、画像エンジンの新しさに影響する部分なので、2015年発売という部分がネックになります。

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 液晶モニターは、3.2インチで、180度チルト回転するタイプです。タッチパネルも採用されます。

 ファインダーは、この機種の場合未搭載です。ただ、別売で取り付けることは可能です。

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 動画性能は、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)までの対応です。

 一方、動画専用の5軸手ぶれ補正が採用されるため、4K動画には未対応ながら、性能はそこそこ期待できます。

 ネットワーク機能は、Wi-Fi機能が搭載されますが、Bluetoothは未搭載です。

 以上、キヤノンのPowerShot G3シリーズの紹介でした。25倍ズーム機F2.8と明るいレンズを採用する高性能ズーム機と言えます。

 ただし、オートフォーカスと連写の部分で、設計の古さが出ているため、動く被写体をオートで撮りたい方にはやや不向きでしょう。


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 【2015】

 14・Panasonic ルミックス DMC-FZ300
  ¥51,100 Amazon.co.jp
  (4/29執筆時)

 撮像素子:1/2.3型CMOS
 広角側の明るさ:F2.8ALL
 画素数:2090万画素
 光学ズーム: 24倍
 焦点距離 :25mm〜600mm
 手ぶれ補正機能:光学式/5軸ハイブリッド
 ファインダー:有機EL 0.39型 約236万ドット
 AF:空間認識AF(49点)
 連写:12コマ/秒
 液晶モニター:3. 0型液晶(92万ドット)  
 重さ:691グラム

 パナソニックの DMC-FZ300は、同社のルミックスシリーズの高倍率ズーム機です。他社にはないおもしろい製品です。

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 本体の重さは、電池込みで691グラムでやはり重量感があります。

 こちらも、悪天候に強い防塵防滴設計です。堅牢性の面でも、キヤノンのライバル機と言えるでしょう。 

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 ズーム倍率は、光学ズーム24倍となります。一眼レフカメラの望遠レンズ並みの高性能ズームです。スポーツ観戦などには最適です。

 レンズの明るさは、広角側もF2.8 望遠側もF2.8F2.8 ALLです。

 一眼レフの場合、全域F値が同じレンズは見かけますが、デジカメでは珍しくこの機種の「売り」です。 

 ドイツのライカ社のLDC VARIO-ELMARITレンズを使用しますが、明るく歪曲の少ないレンズで、ボケ味も従来機よりも出せるようになりました。

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 撮像素子は、しかしながら、1/2.3型CMOSと小型です。

 「レンズの明るさ」の犠牲になっている部分です。ただし、裏面照射型センサー(高感度MOS)なので、夜間撮影などの性能面では期待できます。また、同社の画像エンジン「ビオンズX」の値からで、ある程度の解像感の向上が見込めます。 

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 オートフォーカスは、パナソニック独自開発の空間認識AFで、測距点は49点です。コントラストAFの進化形で、合焦速度は0.09秒と高速化できています。

 連写速度12コマ/秒と高速です。

 いずれも、動く被写体に十分に対応できる能力です。

 手ぶれ補正は、光学式手ぶれ補正です。段数は非公開ですが、3-4段ほどの補整力だと思われます。

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 ファインダーは、144万ドットの有機ELライブビューファインダーです。倍率も0.7倍と健闘しています。

 液晶モニターは、バリアングル対応です。

 こちらは他社よりも高性能です。バリアングル対応なので、「自分撮影」も可能ですね。

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 動画性能は、パナソニックが力を入れる部分です。こちらは4K動画(30フレーム/秒)に対応できます。

 補整についてもフルHDまでならば、同社のビデオカメラと同じで、5軸手ぶれ補正が有効です。

 ネットワーク機能は、WI-FI機能を搭載します。Android用とiOS用にアプリ(Panasonic Image App)が用意されます。Bluetoothは残念ですが、非対応です。

 以上、パナソニックの DMC-FZ300の紹介でした。

 高倍率ズーム機を狙っている方で画質も期待する場合、F2.8 ALLはこの上ない魅力でしょう。ライバルは、低倍率ズームで紹介したパナソニックのDMC-TX2でしょう。

 撮像素子の良さをとるか、レンズの明るさをとるかは難しい部分です。しかし、運動会やスポーツ観戦など離れた場所の撮影ならば、倍率の高いこちらを推します。


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 【2016】

 15・Panasonic ルミックス DMC-FZH1
  ¥129,717 Amazon.co.jp
  (4/29執筆時)

 撮像素子:1型高感度MOS
 広角側の明るさ:F2.8
 望遠側の明るさ:F4.5
 画素数:2010万画素
 光学ズーム: 20倍
 焦点距離 :25mm〜600mm
 手ぶれ補正機能:光学式/5軸ハイブリッド
 ファインダー:有機EL 0.39型 約236万ドット
 AF:空間認識AF(49点)
 連写:12コマ/秒
 液晶モニター:3. 0型液晶(104万ドット)  
 重さ:966グラム

 DMC-FZH1は、パナソニックの高級な高倍率ズーム機です。

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 重さは966グラムで、ひときわ重い機種です。

 そのかわりに、大きく性能の良いレンズと撮像素子・便利なダイヤル類を搭載します。また、ファインダーバリアングル液晶を搭載しますが、防塵防滴設計ではない機種

 ズーム倍率は、光学ズーム20倍となります。

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 撮像素子は、この機種の場合は、高級デジカメの基本となる1型高感度MOSを採用します。

 レンズの明るさは、広角側(1倍ズーム)がF値2.8で、望遠側(20倍ズーム)がF4.5です。

 広角側は明るいですが、PowerShot G3と異なり、全レンジでこの明るさは実現していません。ただ、こちらは、ライカ社新開発のバリオ・エルマリートレンズを採用し、写真・動画においての画質の水準は相応に向上しています。


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 オートフォーカスは、こちらも、空間認識(位相差)で、測距点49点、合焦速度0.09秒です。

 連写速度は、こちらも12コマ/秒と高速です。

 下位機を踏襲していますが、引き続き、動く被写体に強いスペックです。

 手ぶれ補正は、やはり、段数などのスペックは非公開ですが、3−4段の補整力でしょう。

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 ファインダーは、先ほどの機種と同じで、144万ドットの有機ELライブビューファインダーを採用しています。ファインダー倍率は0.74倍です。

 液晶モニターは、バリアングルで、タッチパネルも採用です。

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 動画性能については、4K画質の動画が30コマ/秒のクオリティで撮影可能です。フルハイビジョン画質の際は5軸手ぶれ補正が、4Kの際はアクティブモードによる電子的な補整がえらます。

 また、こちらについては、ズーム構造が、ガイドポール方式採用インナーズームで、ズーム時に重心が安定するため、像揺れ・像飛びが大幅に軽減されています。

 そのほか、低速でなめらかなズームができるコアレスDCモーターの採用や、、動画専用設計のAFなど、動画撮影の利便性がかなり高いのが特長です。

 ネットワーク機能は、こちらの機種も、WI-FI機能を搭載します。Bluetoothは不採用です。

 以上、パナソニックの DMC-FZH1の紹介でした。

 大きく重い機種です。ただ、それだけに、大きな撮像素子、強力なズーム、明るいレンズを贅沢に搭載しています。この部分も魅力ですが、より大きな魅力は、充実した動画撮影機能でしょう。ビデオカメラとはまた異なる味の映像が撮れるので、その部分でもおすすめです。


  

 【2016年】

 16・SONY デジタルカメラ DSC-RX10M3
  ¥138,900 Amazon.co.jp  (4/29執筆時)

 撮像素子:1.0型CMOS (裏面照射型)
 広角側の明るさ:F2.4
 望遠側の明るさ:F4.0
 画素数:2010万画素
 光学ズーム: 25倍
 焦点距離 :24mm〜600mm
 手ぶれ補正機能:光学式/5軸ハイブリッド
 ファインダー:ライブビュー0.39型 約236万ドット
 AF:コントラストAF(25点)
 連写:14コマ/秒
 液晶モニター:3. 0型液晶(123万ドット)  
 重さ:1095グラム

 DSC-RX10M3 は、ソニーのRXシリーズ高倍率ズーム搭載機です。 

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 本体の重さは、電池込みで1095グラムです。

 1kgを超えるデジカメですが、それでも高倍率なズームレンズと一眼レフを持ち歩くより数倍軽いため、ニーズがあります。

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 ズーム倍率は、光学ズームが25倍となります。

 撮像素子は、1.0型CMOSを搭載で。

 レンズの明るさは、広角側がF2.4で、望遠側がF4.0です。

 同じ撮像素子サイズを採用し、同倍率のズームであるパナソニックの DMC-FZH1と比べると、レンズは広角側も望遠側もレンズが明るく、スペックはこちらの方が上位です。一方、本体の重さがこちらが100g重い点ので、「圧勝」でもありません。

 なお、レンズは、パナソニックはライカ社のものでしたが、ソニーは、ドイツのカールツァイス社の製品を採用しています。いずれも、世界的な高級レンズメーカーですね。

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 手ぶれ補正は、レンズ4.5段相当とかなり強力です。

 高倍率ズームでの撮影を後押ししています。パナソニックは非開示ですので、この部分はソニーのほうが信頼性があります。600mmという望遠ですし、補整は強いに越したことはありません


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 オートフォーカスはこちらはコントラストAFです。

 ただ、ファストインテリジェントAF採用で、シャッターを半押しした状態の際に、ピント位置を予測する機能が付属します。このばあい、合焦速度は0.09秒とパナソニック並の水準です。

 連写速度も、14枚/コマと高速です。

 したがって、仕組みは違うものの、こちらも、動く被写体に十分強い機種です。

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 液晶モニターは、チルト式です。

 可動式で、上方向に107度、下方向に42度まで角度が付けられます。パナソニックと異なり、完全なバリアングルではないですが、利便性は高いです。

 ファインダーは、235万ドットの有機ELファインダーを採用します。倍率も1.0倍なので、この部分では、ソニーのが品質が良いです。

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 動画撮影は、こちらも4K対応です。パナソニックと同様に4K動画(30フレーム/秒)に対応です。

 ソニーは、XAVC Sという優秀な画像圧縮技術を持っていますが、今回4Kに対応しました。これにより、4K画質でも、128GBのメモリーカードで2.5時間記録可能です。

 一方、ガイドポール方式採用インナーズームコアレスDCモーターなどズーム時の工夫はパナソニックに負ける印象です。

 ただ、動画用手ぶれ補正については、4K時でも5軸手ぶれ補正(インテリジェントアクティブモード)が効くのはソニーのメリット性でしょう。そのため、ズームを伴わない撮影ならば、ソニーの方が得意でしょう。

 ネットワーク機能は、WI-FI機能のみ搭載します。

 以上、DSC-RX10M3 の紹介でした。

 画質の点では、高倍率ズーム、大きめの撮像素子、明るいレンズと三拍子揃った高級機です。加えて、手ぶれ補正の段数も高く、ズーム撮影の能力を活かせます。高倍率ズーム機では最も画質面では期待できるでしょう。

 ただ、高性能を得るために犠牲となっているのは、本体サイズと重さです。とくに、重さは1095グラムと一眼レフ並みの重量感のある機種です。価格が高い点と、重い点は、使う人を選ぶ面があります。


  

 【2017年】

 17・SONY デジタルカメラ DSC-RX10M4
  ¥184,560 Amazon.co.jp  (4/29執筆時)

 撮像素子:1.0型CMOS (裏面照射型)
 広角側の明るさ:F2.4
 望遠側の明るさ:F4.0
 画素数:2010万画素
 光学ズーム: 25倍
 焦点距離 :24mm〜600mm
 手ぶれ補正機能:光学式
 ファインダー:ライブビュー0.39型 約236万ドット
 AF:315点位相差AF・25点コントラストAF
 連写:24コマ/秒
 液晶モニター:3. 0型液晶(140万ドット)
 重さ:1095グラム

 DSC-RX10M4 は、ソニーのRXシリーズ高倍率ズーム搭載機の新機種です。実質的に、1つ上で紹介したDSC-RX10「M3」 の後継機・上位機となります。重さは、1095gとM3と同じで、筐体の形状も踏襲していますね。

 そのことからも分かりますが、ズーム倍率レンズの明るさ撮像素子のサイズ手ぶれ補正の段数・ファインダー・液晶モニターなどのスペックは、たDSC-RX10「M3」 と同じです。

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 オートフォーカスは、一方旧型よりもパワーアップした部分です。

 ソニーのDSC-RX100M5と同様で、デジカメに多いコントラスト式(25点)と、一眼レフに見られる像面位相差式(315点)を併用するファストハイブリッド式AFです。合焦速度は0.03秒と現状のズーム機では最高ですね。連写速度も、24コマ/秒と高速です。

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 動画撮影は、こちらも4K対応です。一方、M3と比べると、動画でもファストハイブリッド式AFが利用できるため、合焦速度の点で下位機種よりも性能が優れます。動く被写体にはより強いですね。

 ネットワーク機能は、こちらの機種も、WI-FI機能を搭載します。

 以上、 DSC-RX10M4 の紹介でした。

 M3と比べるとオートフォーカス部分の進化がポイントです。基本性能に関わる部分の進化ですので「メジャーアップデート」と言えます。ただ、一方、その他の部分の目立った進化に乏しいため、当面は値下がりしたDSC-RX10M3で良いと思います。M3も2016年に登場したばかりです。

6・単焦点の高級デジカメの比較

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 最後に、単焦点レンズのデジカメ紹介します。単焦点とは、光学ズーム機能のない1倍率レンズのことです。

 ズームがないので足で動いて、画角を決める必要があります。しかし、明るく、ボケ味のある写真が撮りやすいジャンルです。

 なお、以下では、高評価できるポイントは「赤字」で、イマイチなところは「青字」で表記していきます。


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 【2015年】

 18・リコー RICOH GRU (APS-Cモデル)
  ¥65,800 Amazon.co.jp
  (4/29執筆時)

 撮像素子:APS-Cサイズ
 広角側の明るさ:F2.8
 望遠側の明るさ:-----
 画素数:1620万画素
 光学ズーム: なし
 焦点距離 :28mm(単焦点)
 手ぶれ補正機能:なし
 ファインダー:なし
 AF:コントラストAF
 連写:約4枚/秒
 液晶モニター:3. 0型液晶(約123万)
 重さ:221グラム(電池込251g)

 リコーのGRIIは、ここ10年ほどの「高画質カメラブーム」の火付け役となったシリーズの最新機です。

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 本体の重さは、電池込みで251グラムです。

 ズームを搭載しない機種ですが抜群に軽いわけではありません。極度に軽量化せず、操作性を向上させるレバーやダイヤルを重要視した設計と言えます。

 ズーム倍率は、単焦点なので1倍です。後述するように、ズームがない分、画質は期待できます。

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 撮像素子は、APS-Cサイズの撮影素子です。

 先ほど書きましたが、これは、一眼レフと同じサイズで、効果的に光を取り込めます。写真のボケ味は相当期待できます。

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 レンズの明るさは、F値2.8です。

 冒頭示した「高画質デジカメ」の基準は超えますが、28mmの焦点距離でこの値は、あまり高いとも言えません

 手ぶれ補正は、未搭載です。

 ただ、単焦点カメラは、基本的に手ぶれしにくいので、手ぶれ補正機能は付かないのが標準的です。

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 画質面での特徴は、「ローパスレス」を採用している点が挙げられます。

 ローパスとは、写真のモアレ(=しま模様)を防ぐために、写真の輪郭を故意にぼかすため技術です。基本的にどのデジカメでも採用されますが、写真全体がボケるという難点がありました。「ローパスレス」は、この機構なしに処理できるので、風景写真などの解像感(クッキリ度)が増します。

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 オートフォーカスは、コントラストAF式です測距点は情報非開示で、合焦速度は0.2秒です。並の性能です。

 連写速度は、4コマ/秒で、この部分も重視されない構造です。

 いずれにしても、AFや連写の点で、動く被写体にはあまり強くないカメラで、スナップや風景用に向くカメラと言えます。

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 液晶モニターは、液晶画面は3.0型の約132万ドットと問題の無い性能です。ただし、ファインダーは、未装備です。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiが搭載されます。外出先でもスマホと直につなげて画像を転送できます。ただし、最近は、Wi-Fi設定不要のBluetoothが主流ですので、多少陳腐化しています。

 動画は、フルハイビジョン画質(30フレーム/秒)までと、「オマケレベル」の性能ですね。

 以上、リコーGRシリーズの紹介でした。単焦点コンデジの草分け的存在で、間違いなく「名機」です。ただ、発売から時間が経ったこともあり、ネットワーク・動画方面の「陳腐化」がやや進みつつあります。とはいえ、この価格帯の「単焦点カメラ」はライバル不在なので、ボケ味を強調したスナップ写真を撮りたい場合は、引き続き良い選択肢です。


 
 19・富士フイルム X100 X100F-B【黒】
 19・富士フイルム X100 X100F-S【シルバー】
  ¥125,262 Amazon.co.jp  (4/29執筆時)

 撮像素子:APS-Cサイズ
 広角側の明るさ:F2.0
 望遠側の明るさ:-----
 画素数:2430万画素
 光学ズーム: なし
 焦点距離 :23mm(単焦点)
 手ぶれ補正機能:なし
 ファインダー:ハイブリッド236万ドット
 AF:コントラスト/位相差AF(最大325点)
 連写:約8枚/秒
 液晶モニター:3. 0型液晶(約104万ドット)
 重さ:419グラム(電池込469g)

 富士フイルムX100Fは、10万円台の高級単焦点カメラです。

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 本体の重さは、電池込みで469グラムです。

 やはり、軽量性を突き詰めるより、サブダイヤルを充実させたり、後述するように、ズームを搭載しない機種ですが抜群に軽いわけではありません。極度に軽量化せず、操作性を向上させるレバーやダイヤルを重要視した設計と言えます。

 ズーム倍率は、単焦点なので1倍です。

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 撮像素子は、APS-Cサイズの大型の撮像素子です。

 リコーのGRIIと同じく、ローパスレスセンサーです。風景を撮ることが多い単焦点カメラ向きの技術だからでしょう。

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 レンズの明るさは、F2.0です。

 これは今回紹介するカメラ全体からしても、極めて明るいレンズです。また、焦点距離は23mmですので、リコーのGRIIよりも多少広範囲が撮れます。

 手ぶれ補正は、単焦点機種の場合、手ぶれが起こりにくいので、この機種も採用しません。

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 オートフォーカスは、位相差AFとコントラストAFのハイブリッで、測距点は最大325点です。ミラーレス一眼並のスペックで、最速0.08秒という高速性です。

 連写速度も、8コマ/秒と高級デジカメとして最高クラスです。

 高速AFと高速連写対応という点では、子どもの動きのような決定的な瞬間を逃したくない人には良い製品です。

 その他、メカニカルシャッター最速1/32000秒の電子シャッターを搭載する点などがGRIIにない魅力でしょう。

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 液晶モニターは、3インチの稼働しないタイプのモニターが付属します。

 ファインダーは、電子式レンジファインダーを装備します。

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 これは、表示のタイムラグがない光学式ファインダーの上に、ピントエリアを拡大表示したり、各種データを重ねて表示できる電子式ファインダーを組み合わせた、新世代のファインダーです。この機種の「売り」の部分です 

 ネットワーク機能は、Wi-Fi無線によるスマホ等への転送に対応しますが、Bluetoothは未搭載です。 

 動画撮影機能は、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)と実用レベルで搭載です。ただ、動画用の手ぶれ補正がないので、やはり「オマケ」レベルです。

 以上、富士フイルムX100Fの紹介でした。リコーのGR2のライバル機種です。

 価格の違いは大きいですが、オートフォーカス機能の向上や、新型ファインダーの搭載など魅力が満載の新機種です。とくに、オートフォーカス周りの機能向上は、カメラ初心者の方の画質向上にも貢献するでしょう。高いですが、単焦点カメラの入門用にはこのカメラは向いてます。


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 20・SONY DSC-RX1ローパス】
  ¥213,629 Amazon.co.jp  (4/29執筆時)
 21・SONY DSC-RX1R【ローパスレス】
  ¥198,840 Amazon.co.jp  (4/29執筆時)

 撮像素子:フルサイズ
 広角側の明るさ:F2.0
 望遠側の明るさ:-----
 画素数:2430万画素
 光学ズーム: なし
 焦点距離 :35mm(単焦点)
 手ぶれ補正機能:なし
 ファインダー:別売
 AF:25点
 連写:約5コマ/秒
 液晶モニター:3. 0型液晶(約130万ドット)
 重さ:453グラム(電池込482g)

 DSC-RX1は、現状で手に入る単焦点コンデジでは最高級クラスのモデルです。正確には上位機としてSONYのDSC-RX1RM2という機種もありますが、35万円近い価格で安定している「プロ用」です。

 なお、こちらについては、ローパスレスとローパスありの2種が選べます。

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 本体の重さは、電池込みで482グラムです。

 こちらも、軽量性よりも操作性を重要視する設計です。レンズリングなど、一眼レフ並の工夫があり、使いやすさの面で、ハイアマチュアの需要に足るモデルです。

 ズーム倍率は、単焦点なので1倍です。

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 撮像素子は、20万円台の一眼レフ並であり、フルサイズです。APS-Cサイズより一回り大きな素子です。

 一眼レフの場合は、フルサイズだと交換レンズ構成が変わるため敷居が高いですが、コンデジならばその心配がないので良さそうです。

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 レンズの明るさは、F2.0です。

 この点では、富士フイルムと同じですが、35mm換算の焦点距離は、富士フイルムの場合23mmで、こちらは35mmです。

 Atlasは大きな建物全体を撮りたい人なので、このタイプはやや不慣れですが、画角が狭めですので、スナップなどにはむしろ向く仕様です

 手ぶれ補正は、単焦点機種の場合、この機種も採用しません。

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 オートフォーカスは、測距点25点、連写速度も、5コマ/秒と、このあたりのスペックは振るいません。

 この部分は、画像エンジンの新しさに左右される部分なので、現状ではやや弱くなっています。


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 液晶モニターは、3インチの稼働しないタイプのモニターが付属します。

 ファインダーは、付属せず、マルチインターフェースシュー経由の別売対応です。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiを含めて未搭載で、動画もフルハイビジョン画質(60フレーム秒)までと限定的な対応です。

 以上、ソニーのDSC-RX1の紹介でした。

 息の長いロングセラーですが、やはり、エンジン回りの設計の古さは感じます。個人的には、フルサイズを長期で試したい願望はあるのですが、やや躊躇う部分もあります。


 

  【焦点距離 21mm】

 22・SIGMA デジタルカメラ dp0Quattro
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  【焦点距離 28mm】
 23・SIGMA デジタルカメラ dp1Quattro
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  【焦点距離 45mm】
 24・SIGMA デジタルカメラ dp2Quattro
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  【焦点距離 75mm】
 25・SIGMA デジタルカメラ dp3Quattro
  ¥87,280 Amazon.co.jp  (4/29執筆時)  


 撮像素子:APS-Cサイズ
 広角側の明るさ:F2.8(dp0以外)
 望遠側の明るさ:-----
 画素数:2430万画素
 光学ズーム: なし
 焦点距離 :35mm(単焦点)
 手ぶれ補正機能:なし
 ファインダー:別売
 AF:25点
 連写:約5コマ/秒
 液晶モニター:3. 0型液晶(約130万ドット)
 重さ:410-500グラム(電池除く)

 シグマQuattroは、交換レンズで有名な日本のシグマが発売するカメラです。

 こちらは、焦点距離が異なる4種類の機種がラインアップされます。

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 本体の重さは、こちらは電池抜きの重さですが、410-500グラムです。

 重さとしては、他機と同等クラスですが、16cmという横幅は非常に特徴的です。なお、グリップ部分はバッテリーを搭載します。割と電池を「喰う」機種のようで、面白い格好になっているようです。

 ズーム倍率は、単焦点なので1倍です。

 ただし、先ほど書いたように、焦点距離は4種から選べます。35mm換算値を載せておきましたが、売れ筋は、21mmと28mmの高各モデルです。実際、これくらいが使いやすいでしょう。

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 撮像素子は、APS-Cサイズです。

 ただし、こちらはシグマの米国の子会社が開発したFoveon X3センサーを採用します。水平に配置する他社センサーと異なり、カラーフィルターを垂直に配列しているのが特徴で、セルごとに全ての色情報を記憶できます。

 これにより、色や光の情報が残りやすいという特性や、モアレが発生しないなど優れた特性が得られます。

 デジタルぽさがない、ヌメリを感じる解像感を得られることで一部に人気です。

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 レンズの明るさは、F2.0です。

 手ぶれ補正は、採用しません。

 オートフォーカスは、コントラスト式で、測距点9点と、この部分は他機より弱いです。

 連写速度は、対応しますが、スペックは非公表ですが、最大5コマ前後と思われます。

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 液晶モニターは、3インチの稼働しないタイプのモニターが付属します。

 ファインダーは、付属しませんが、別売で LCDビューファインダーが用意されます。Amazonの場合、セットとなるキットが選べますすね。

 ネットワーク機能は、Wi-Fiを含めて未搭載で、動画も未対応です。

 以上、シグマQuattroの紹介でした。Foveon X3センサーという明確な「主張」がある点で、興味深い機種です。ややクセがある画質と、形状と使い勝手の悪さから、一般向けにはおすすめできません。自動で綺麗な写真がバッチリ撮れるカメラではないので。

 しかし、写真を撮ることを芸術的な意味で「目的化」できる方は、考えても良い機種でしょう。

後編(第3回)に続く!
高性能デジタルカメラのおすすめ機種は結論的にこの機種!!


 というわけで、今回の中編では、主に高倍率ズーム機について高性能なデジカメに関するレビューをしてきました。

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 最終回となる後編こちら】では、ここまで紹介してきた機種について全部の機種の中から、目的別・用途別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきたいと思います

 長くなりましたが、もうしばらくだけおつきあいください。 

 後編は→こちら

posted by Atlas at 20:09 | カメラ

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