2019年09月14日

比較2019’【詳しく解説!】サウンドバー28機の音質とおすすめ・選び方 (3)

第1回目からの続き記事です→こちら

今回の結論
最新のTVに向いたサウンドバーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、TV用のサウンドバーを比較してきました。

 最後に、いつものように、今回紹介した全機種から目的別・予算別に「Atlasのおすすめ機種」を提案したいと思います。


 第1に、2万円台で購入できる入門機として、最もおすすめできる機種は、

 201909141723.jpg

 【2019/6】

 【サブウーファーなし】

 13・ヤマハ YAS-109-B
  ¥22,690 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

チャンネル数:2.1ch
実用最大出力:合計120W
TV接続:光音声・HDMI(入出力)
サブウーハ接続:内蔵式
ネットワーク:Bluetooth (AAC)
ハイレゾ音源:
パススルー:4KHDR
サイズ1:約890×53×131(据置時)
サイズ2:約890×131×62(壁掛時)

1・音質の良さ  ★★★★☆
2・聞きやすさ  ★★★★☆
3・低音の迫力  ★★★★☆
4・サラウンド感 ★★★★☆
5・ネットワーク ★★★☆☆
6・総合評価   ★★★★☆

  ヤマハYAS-109だと思います。

 デノンと迷いましたが、サブウーファーのない設置性の良さで低音が充実し、高音質である点、スペックをしっかり明示している点で、ヤマハを推します。

  201909141933.jpg

 本体サイズは、89cmで、多少小型のテレビでも使える邪魔にならない設置性です。

 201808191453.jpg

 スピーカーは、中・高音域については、2組のウーハーとトゥイーターからなる堅実な2WAY式の構成であり、サブウーファーも本体内蔵で、使い勝手が良いと思います。

  201710151156.jpg 

 また、スピーカーは、2.1ch構成ですが、バーチャルサラウンド再生として、DTS社のDTS Virtual:Xをフォローします。

 その上に、ヤマハとして「映画・TV番組・音楽・スポーツ・ゲーム」という5つのサラウンドプログラムを選択できる仕様にして、メーカーとしての独自性も出しています。

 記事でも書いたように、サラウンドバーは、「部屋の後ろや横にスピーカーを置かない」ので、通常の音響機器よりも、「バーチャルサラウンド」が重要です。

 TVメーカー以外で、しっかりその点を理解して、やっているのは、ヤマハくらいですし、テレビメーカーも安い価格帯では、あまり重視しないので、この機種は貴重です。

 201909141714.jpg

 新規性という部分では、AmazonのAIであるAlexaを搭載し、音声操作も可能です。

 スマホアプリでの操作にも対応します。

 その上で、4Kテレビとして不可欠な4KHDRパススルー機能ももつため、総合的にこの機種は、優秀だと思います。

 なお、YAMAHAはTVメーカーではありませんが、HDMI-CEC規格に対応します。

 そのためTVと連動したON/OFFや音量のリモコン操作も可能ですので、使い勝手の部分でも、値段以上の快適性を得れると思います。

ーーー

 201804211416.jpg

 【2017/10】

 17・JBL BAR STUDIO JBLBARSBLKJN
  ¥12,519 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

チャンネル数:2.0ch
実用最大出力:30W
TV接続:光音声・HDMI
サブウーハ接続:なし
ネットワーク:Bluetooth (SBC)
ハイレゾ音源:
4Kパススルー:
サイズ1:約614×58×86mm(据置時)

1・音質の良さ  ★★★★☆
2・聞きやすさ  ★★★★☆
3・低音の迫力  ★★★★☆
4・サラウンド感 ★★★☆☆
5・ネットワーク ★★★☆☆
6・総合評価   ★★★★☆

 一方、やや予算が厳しい場合は、JBLのBar Studioをおすすめします。

 201808191437.jpg

 サブウーファーを搭載しないモデルで、バーチャルサラウンド再生もできませんが、他社にもこの値段で対応する製品はありません。

 ただ、JBLは本体のウーハーのみで良質な低音を出せるため、この価格帯の製品としては、総合的に優れた音を出せています。

 長さも61.4cmなので、32インチ・40インチ前後のTVでも違和感なく置ける設置性も良い部分でしょう。

 もちろん、上で紹介したヤマハ製品など、2万円台の製品とは機能面で差があります。10万円以内のテレビのスピーカーと比較すれば、TVの音質の底上げ効果は非常に大きいです。


 第2に、3万円台で購入できるリビング向けの中級機として、最もおすすめできる機種は、

 201906121107.jpg

 【2019/3】

 9・SONY HT-X8500
  ¥35,984 Amazon.co.jp
(9/14執筆時)

チャンネル数:2.1ch
実用最大出力:合計160W
TV接続:光音声・HDMI
サブウーハ接続:内蔵
ネットワーク:Bluetooth (SBC AAC)
ハイレゾ音源:
パススルー:4KHDR
サイズ:890×64×96mm

1・音質の良さ  ★★★★★
2・聞きやすさ  ★★★★★
3・低音の迫力  ★★★★★
4・サラウンド感 ★★★★★
5・ネットワーク ★★★☆☆
6・総合評価   ★★★★★

 SONYの HT-X8500でしょう。

  201906121117.jpg

 ソニーのテレビユーザーはもちろん、他社製のユーザーでもこの機種で問題ありません。

 201906121119.jpg

 スピーカーは、2.1chですが、サブウーファー内蔵ですから、サウンドバーのメリット性である「コンパクトさ」の部分でまず優秀です。

 その上で、総合出力も160Wですから、テレビの付属スピーカーと明らかな音圧の違いを感じるでしょう。

 201909141953.jpg

 バーチャルサラウンド技術は、ソニーの得意とするところです。

 サウンドバーとしても重要な部分ですが、Vertical Surround EngineS-Force PROフロントサラウンド技術で、立体方向・後ろ方向についてもフォローしますので、3万円台としてかなり優秀でしょう。

 ゲームやブルーレイをよく見るか他についても、Dolby AtmosDTS:Xにも対応しますので、情報をそのままにサウンドバーに遅れるでしょう。

  201812021748.jpg

 パススルー機能も、最新の4KHDRパススルーに対応しますし、さらに、「eARC対応のHDMI入力端子」を採用しますので、接続において陳腐化しない点も良いでしょう。

ーーー

 201808191447.jpg

 21・Bose Solo 5 TV sound system
  ¥29,838 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

チャンネル数:2.0ch
実用最大出力:非公開
TV接続:光音声・同軸
サブウーハ接続:内蔵式
ネットワーク:Bluetooth (SBC)
ハイレゾ音源:
4Kパススルー:
サイズ1:約700×54.8×86mm

1・音質の良さ  ★★★★★
2・聞きやすさ  ★★★★☆
3・低音の迫力  ★★★★★★
4・サラウンド感 ★★★★☆
5・ネットワーク ★★★☆☆
6・総合評価   ★★★★★

 ただし、とにかく簡単に設置したいという場合は、BOSESolo 5が良いでしょう。

  201808191448.jpg

 4Kパススルーに対応しない以上、TVから直接サウンドバーにつなげても問題のない機種です。

 音質についても、Boseは、圧縮音源の再計算によるアップコンバートと、独自に音を作り替える技術による「サラウンド感」の実現に長けています。

 要するに「何も考えないでただつなげて、かついい音を得たい」という「欲張り」な方は、確実にこの機種がニーズに合うでしょう。

 小型機種ですが、音質面では、このクラスでも「上位」と言える品質です。基本的にサウンド面で物足りないことはないと思います。

 電源の連動機能がないのは弱点ですが、その場合は、例えば、【多機能学習リモコンの比較】で紹介したような、学習リモコンを別に買うという手もあります。


 第3に、3万円台で購入できる「小型テレビ」におすすめの、ゲーム機向けの機種は、

 201903121052.jpg

 【2019/1】

 3・パナソニック SC-HTB01
  ¥37,999 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

チャンネル数:2.1ch
実用最大出力:80W
TV接続:光音声・HDMI(入出力)
サブウーハ接続:Bluetooth
ネットワーク:Bluetooth (SBC)
ハイレゾ音源:対応
パススルー:4K
サイズ:約430×52×130mm(据置時)

1・音質の良さ  ★★★★★
2・聞きやすさ  ★★★★☆
3・低音の迫力  ★★★★☆
4・サラウンド感 ★★★★★
5・ネットワーク ★★★☆☆
6・総合評価   ★★★★★

 パナソニックSC-HTB01でしょう。

 とくにパナソニックのTVでなくても、利用に問題ないです。

 サイズ感とパワーからして、リビング用としては不向きですが、32インチ程度までの小型テレビの場合、これ以上に良い機種はないと思います。

 201903121054.jpg

 小型テレビの場合、「近接視聴」となるため、リビング用のサウンドバーだと、設置性が悪いほか、音が拡がりすぎて違和感が生じます。

 その点で言えば、サイズは、長さが43cmであり、スピーカーの配置も、近接視聴用にしっかり開発されています。

 201909141416.jpg

 また、各種ゲームに最適化されたサラウンド設定が充実します。

 その上で、バーチャルサラウンド再生について、DTS社のDTS:Virtual:Xに対応しますし、流行の立体サラウンドも楽しめます。

 ゲーム機につなげる方も多いと思いますが、Dolby AtmosDTS:Xにも本機は対応できます。

 201903121109.jpg

 スピーカーやパッシブラジエータの配置もこれまでにない斬新的なものですし、Atlasも試聴を超えて、長期で試したいと感じる製品です。


 第4に、5万円台で購入できる上位機で、音質にこだわる場合に最もおすすめできる機種は、

  201808191445.jpg

 【2018/3】

 20・JBL BAR 3.1
  ¥54,301 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

チャンネル数:3.1ch
実用最大出力:合計450W
TV接続:光音声・HDMI(入力1出力3)
サブウーハ接続:Bluetooth
ネットワーク:Bluetooth (SBC)
ハイレゾ音源:
4Kパススルー:対応
サイズ1:約1018×58×78mm(本体)
サイズ2:約305×440×7305mm(ウーハ)

1・音質の良さ  ★★★★★
2・聞きやすさ  ★★★★★★
3・低音の迫力  ★★★★★★
4・サラウンド感 ★★★★★
5・ネットワーク ★★★☆☆
6・総合評価   ★★★★★

 JBLBAR 3.1だと思います。

  201804211435.jpg

 スピーカーの部分では、センタースピーカーがある、3.1ch式ですから、ボーカルやニュース音声の聞き取りやすさは評価できます。

 その上で、このクラスとしては、実際のスピーカーのパワーも相当強力です。50インチ以上の大画面の迫力に負けないクオリティを期待できるでしょう。

 米国ブランドですが、リモコン学習機能を持ちますし、4Kパススルー機能も付属する機種ですので、短い期間で「陳腐化」していまう危険も少ないと思います。

 一方、立体サラウンドの実現するためのバーチャルサラウンド再生については「弱い」部分もあります。

 ただ、そもそも、このクラスの他社機で、音質の面で同機に勝りそうなものはないですし、伝統的なスピーカーの思想の延長線上としては「とても素晴らしい」製品です。


 第5に、音質のほか、利便性も高いリビングルーム向き高級機を選ぶならば、

 201812021604.jpg

 【2018/8】

 22・BOSE SOUNDBAR 500
  ¥63,720 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

チャンネル数:2.0ch
実用最大出力:非公開
TV接続:光音声・HDMI(入力1出力1)・USB
サブウーハ接続:内蔵式
ネットワーク:Bluetooth (SBC)・Wi-Fi
ハイレゾ音源:
4Kパススルー:非対応(注:eARC)
サイズ1:約800×44.4×101.6mm(据置時)

1・音質の良さ  ★★★★★★
2・聞きやすさ  ★★★★★
3・低音の迫力  ★★★★★★
4・サラウンド感 ★★★★★
5・ネットワーク ★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 リビングルームで、多人数が利用することを想定する場合最もオススメと言えるのは、BOSE SOUNDBAR 500 です。

 201812021800.jpg

 利便性の面では、AmazonのAlexaに完全対応し、AIを呼び出せる点が評価できます。

 単にスピーカーの外部スピーカーとしてだけでなく、定額音楽配信サービスを利用しての音楽視聴のほか、天気予報その他、様々な用途で利用できます。

 何に利用できるか?については、【Amazon Alexa搭載スピーカーの比較記事】で紹介した情報が参考になるかと思います。

201812021620.jpg

 一方、音質面では、本体の中央に3基のほか、左右両側に2基のスピーカーを配置した、音響工学的にも相当珍しい製品です。

 サラウンド感(音の立体感)はかなり感じられます。一方、センタースピーカーがしっかりある構成なので、人の声は、音量にかかわらず聴きとりやすいです。この点は、上位機にも負けないでしょう。

 201812021824.jpg

 【2018/8】

 23・BOSE SOUNDBAR 700 【白】
 24・BOSE SOUNDBAR 700 【黒】
  ¥97,200 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

チャンネル数:2.0ch
実用最大出力:非公開
TV接続:光音声・HDMI(入力1出力1)・USB
サブウーハ接続:内蔵式
ネットワーク:Bluetooth (SBC)・Wi-Fi
ハイレゾ音源::
4Kパススルー:非対応(注:eARC)
サイズ1:約978×57.2×108mm(据置時)

1・音質の良さ  ★★★★★★
2・聞きやすさ  ★★★★★
3・低音の迫力  ★★★★★★
4・サラウンド感 ★★★★★
5・ネットワーク ★★★★★★
6・総合評価   ★★★★★★

 予算があれば、SOUNDBAR 700を選ぶのも良いでしょう。

 音楽番組や音楽配信サービス、映画のBGMなどについては、値段差を感じる質です。

 ただ、一般的には高すぎるので、費用対効果が高いのはむしろ500シリーズだと思います。そのため、そちらをイチオシとしました。


第6に、高級なハイエンド機から、最先端かつ最高品質のサウンドバーを選ぶ場合は、

 201804211348.jpg

 【2017/10】

 12・SONY HT-ST5000
  ¥139,072 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

チャンネル数:7.1,2chドルビーアトモス・DTS:X
実用最大出力:合計800W
TV接続:光音声・HDMI(入力3出力1)USB
サブウーハ接続:Bluetooth
ネットワーク:Bluetooth (LDAC)/LAN 無線LAN
ハイレゾ音源;対応
パススルー:4KHDR
サイズ1:約1130×64×133(据置時)

1・音質の良さ  ★★★★★★
2・聞きやすさ  ★★★★★
3・低音の迫力  ★★★★★★
4・サラウンド感 ★★★★★★
5・ネットワーク ★★★★★
6・総合評価   ★★★★★★

 SONY HT-ST5000がおすすめです。

 201807091603.jpg

 スピーカーは、サウンドバーとしては驚きの7.1.2ch方式です。

 201909141616.jpg

 上に向かうイネーブルドスピーカーまで備えており、まず、「リアル」なスピーカーの数で圧倒します。

 201801191652.jpg

 ただ、それでも、サウンドバーは後ろにスピーカーを置かないので、バーチャル再生の部分が重要になってきます。

 その点で、ドルビー社の「Dolby Surround」、DTS社の「DTS Neural:X」技術、そして、自社の「S-Force PROフロントサラウンド」技術で、地デジなどを「立体的なサラウンド」に再計算する技術は、最も高度です。

 多スピーカー機は、ヤマハの上位機もあります。

 しかし、そちらは、バーチャル再生に非対応で、壁の反射を利用する仕組みなので、設置が難しいです。ソニーの方が難易度が低く、効果的に思います。

 201703211534.jpg

 音質面では、ハイレゾ音源に対応するほか、低解像度の音をハイレゾ相当までアップコンバートするDSEE HX技術が採用されるため、全体の音質の「底上げもが可能です。

 その上で、4KHDRパススルーにも対応しますので、接続面でも有利でしょう。

 そのほか、無線LAN・有線LANを装備するため、TVだけではなく、PCにおいてある音楽データや、【NASの比較】で紹介したようなネットワーク対応ハードディスクを利用し、家中のメディアを1カ所に貯めて再生するような使い方にも向きます。

 加えて、スマホや音楽プレーヤーからの再生能力も、SONYは抜群で、Bluetoothはハイレゾ対応のLDACに対応しますし、無線LAN/有線LANを経由すれば、便利なAirplayなども使えます。

 TVに完結しない使い方を考えるならば、この機種は魅力だと思います。

ーーー

 201909141400.jpg

 【2019/6】

 4・パナソニック SC-HTB900-K
  ¥84,913 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

チャンネル数:3.1ch
実用最大出力:合計505W
TV接続:光音声・HDMI(入力2出力1)
サブウーハ接続:Bluetooth
ネットワーク:Bluetooth (AAC対応)
ハイレゾ音源:対応
パススルー:4KHDR対応
サイズ1:約1050×78×129mm(据置時)
サイズ2:約1050×89×133mm (壁掛時)

1・音質の良さ  ★★★★★
2・聞きやすさ  ★★★★★★
3・低音の迫力  ★★★★★
4・サラウンド感 ★★★★★
5・ネットワーク ★★★★★
6・総合評価   ★★★★★★

 ただし、ゲームや映画の迫力を求めるのではなく、クラシックなどの音楽番組の音質、ニュース番組や普通のドラマの「セリフの聞きやすさ」を重視するならば、パナソニックのほうが良いです。

  201909141409.jpg

 無理にチャンネル数を追わず、センタースピーカーを含めて3.1chで構成しているため、「聞きやすさ」に配慮があります。

  201909141408.jpg

 その上で、同社の「ピュアオーディオ」部門のテクニクスの技術を利用し、ベルリンフィルのホールをベンチマークして設計しているので、「落ち着いた世代」のかたが使うには、向いています。

 バーチャルサラウンド再生についても、自社技術の色は薄めですが、DTS:Virtual:Xシステムに対応します。

 機能面でも、、4KHDRパススルーにも対応しますので、今後の利用においても問題ないでしょう。

 値段的にも、新機種としては「割と値頃感」があるので、選択肢としては良いと思います。

補足:サウンドバー周辺機器について

 というわけで、今回の「モノマニア」は、サウンドバーの比較でした。

 なお、このブログモノマニアには、スピーカー関係の記事は以下の記事があります。

  201807091406.jpg

1・サウンドバーの比較
2・ホームシアターシステムの比較
3・AVアンプの比較
4・PC用スピーカーの比較
5・ミニコンポの比較
6・Bluetoothスピーカーの比較
7・ブックシェルフスピーカの比較

 本格的なシアターシステムなどについては、これらの記事もよろしくお願いします。

 201804211505.jpg

1・学習リモコンの比較記事
2・Amazon Echoの比較記事
3・スマートスピーカーの比較記事

 また、今回紹介したサウンドバーは、基本的に、TVリモコンと共有して音声操作が可能です。

 ただ、TV・ブルーレイその他とAV機器がたくさんある方は、この際、学習リモコンを導入して、操作系を共通化してしまうのもよいでしょう。最近は、スマホをリモコン化できるものもあります。詳しくは、1番の記事 

 さらに、リモコンではなく「電気を付けて!」など、声でも操作したい方は、AmazonやGoogleの音声入力端末を購入するだけで、簡単に可能です。詳しくは、上記の2番と3番の記事をご覧ください。

 201909142028.jpg

 【4KHDRパススルー HDCP2.2対応】

 HORIC ハイスピードHDMIケーブル 1.5m〜
  ¥698 Amazon.co.jp (9/14執筆時)

 なお、、今回紹介した各製品には、ケーブル類は基本未付属です。ネットで購入を検討されている方は、お忘れなく!非対応機を除いて、TVについては、HDMIケーブルで良いでしょう。

ーーー

 最後になりましたが、記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

 (今回は前半からの続きとなりますので、前半記事をご紹介いただけると、一層嬉しいです!)

 ではでは。

posted by Atlas at 20:29 | オーディオ製品

2019年09月09日

比較2019’ iPod touchとnano最新20製品のおすすめと選び方 :iPod shufflelも 32GB 64GB 128GB・値段の違いや新旧の比較【第5 第6 第7 第8世代】

【今回レビューする内容】2019年:第7世代 iPod touchや新型 第8世代iPod nano shuffle の価格・性能とおすすめ:アップルのアイポッドタッチ・アイポッドナノ・アイポッドシャッフル・機種の違いとランキング

【比較する製品型番iPod touch MVHW2J/A MVHU2J/A MVHR2J/A MVHV2J/A MVHT2J/A MVHX2J/A MVJ62J/A MVJ32J/A MVHY2J/A MVJ52J/A MVJ22J/A MVJ72J/A MVJE2J/A MVJC2J/A MVJ82J/A MVJD2J/A MVJ92J/A MVJF2J/A

今回のお題
最新のアップルのiPodの機種の違いとおすすめモデルはどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年9月現在最新の、AppleのiPod touch(アイポッドタッチ)iPod nano(アイポッドナノ)iPod shufflelの選び方と、おすすめモデル について書きます。

 201905282356.jpg

 2019年5月27日に「予告なし」に(いきなり)発表された新型のiPod touchについても、速報的に情報を加えました。

 201809190659.jpg

 以下では、現行機種のほか、現在入手可能な機種を全てレビューします。

 その上で、最後にAtlasのオススメ機種について書いていきます。

1・現在のiPodの販売状況について

 201812221909.jpg

 Appleは、2017年に音楽再生機器の大幅な整理を断行しました。

 結果、iPodについては、iOSが利用できる、大きめのiPod touch以外は、全て生産終了となりました。

 iPod touchは、2019年5月に、約4年ぶりに「待望の新機種」が登場しました。新しいA10チップを搭載する、CPU性能強化型の新モデルです。

 最新機のスペックについては、今回の記事の後半で、詳しく紹介しています。

 201805251343.jpg

 一方、小型音楽プレーヤーのiPod nanoとiPod shufflelについては、完全に生産終了です。

 したがって、現在残っているのは、「在庫限り」の2017年以前の最終モデルだけです。

 また、最終モデルの在庫もほとんど尽きており、新品では入手は厳しい状態です。

 実際のところ、これらの既存ユーザーは、「代替手段」を考えざるを得ない状況です。

 しかし、Appleからは、代替となる純正品の発売がありませんから、他社機から選ぶ必要があります。

 201805251347.jpg

ソニーのウォークマンの比較

 結論的にいえば、小型音楽プレーヤーの「オルタナティブ(代替案)」となるのは、 ソニーのウォークマンシリーズ です。

 ランニング・ウォーキング時に適した、「スマホより小型再生機器」から、ハイレゾに対応する「音質重視の機種」まで、大手では最も充実したラインナップがあり、新機種の開発にも熱心です。

 201710031531.jpg

 AppleのiOS標準のiTunesとの親和性という点でも、Atlasは、ソニーのウォークマンシリーズ を推しています。

 移行の仕方などについても、このブログの【おすすめウォークマンの比較記事】では詳しく書いています。

ーー

 201812221912.jpg

 こうした状況をふまえて、今回の記事では、iPod touchについては、目的別にどのように選んだら良いのか、新型と旧世代機との違いを含めて詳しく解説します。

 また、iPod nanoやiPod shuffleを利用していた方のために、その「代替手段」として、どのような機種を選べば良いのかについて、細かく説明していきます。

2・iPodの比較(在庫限りの機種)

 まずはじめに、iPod Touch 以外のiPodを紹介します。

 これらはどれも、iOSが搭載されていない、純粋な音楽プレーヤーになります。


 201507170836.jpg

 【在庫枯渇】

 1・APPLE iPod shuffle 第6世代 [2GB]
  ¥−−- 楽天市場 (9/9執筆時)

 iPod shuffleは、iPodのなかでも最も安く、小型な音楽プレーヤーでした。

 バッテリーは、かなり保ちが良く、15時間の連続再生が可能でした。フル充電は3時間ほどです。

 本体サイズは、マッチ箱の半分のサイズです。

 記憶容量は、2GBのみ用意されていました。

 音楽データは、400曲ほど入ります。

 本体の重さは1、2.5グラムと無くしそうなくらい軽いです。

 201401041725.jpg

 液晶パネルは、非搭載です。

 液晶画面がないため、曲目は選べません。シャッフルして聞くか、曲順通りにきくかのみ選択する単純構造。


 201401041726.jpg

 ただ、この最終バージョンでは、ボイスオーバー機能(発声機能)が搭載されたので、曲名やプレイリストなどについて、イヤホンを通して伝えて貰えるようになりました。

 楽曲の管理は、WindowsMacのiTunesで行います。プレイリストや曲の順序などを設定できます。

 音源の転送もパソコンを通じて行います。

  specs_headphones_2x.jpg

 格安な機種ですが、アップル純正のイヤホンが付属します。

---

 以上、iPod shuffleの紹介でした。

 とても小型なiPod shuffleは、通勤時やジョギングなどの際に、邪魔にならないプレーヤーでした。

 201507170836.jpg

 在庫状況は、調査時、新品では、楽天市場、Amazonとも既に手に入らない状況でした。(世代の古いものを除く)

 したがって、現状では、記事の最後に提示するような「代替案」を選択するのが良いでしょう。


 201507170855.jpg

 【在庫限り】

 2・APPLE iPod nano 第7世代 [16GB]
  ¥38,500〜 楽天市場 (9/9執筆時)

 AppleのiPod nanoは、一時代を築いた同社の小型音楽プレーヤーでした。

 本体の重さは、31グラムと軽量なモデルです。

 記憶容量は、2017年の終売直前の第7世代モデルは、16GBが最終的に残りました。

 音楽デーは、1600曲ほど入ります。

 201507170857.jpg

 本体サイズは、縦が8センチ弱とiPod shuffleに較べると大きいです。

 ただ、胸のポケットでも余裕を持って収納できる携帯性が人気でした。

 バッテリーは、最終モデルは30時間再生可能で、充電時間は約3時間です。

 specs_external_buttons_2x.jpg

 液晶パネルは、2.5型の液晶画面です。

 図の各種ボタンが付属します。価格から想像つきますが、iOSは未搭載です。あらかじめインストールされている6つのアプリケーションが使えます。

 201401041739.jpg

 楽曲の管理は、液晶がある分、高度です。

 アルバム・アーティストごとなど整理が可能です。

 整理は、iTunesで行います。アルバムのアートワーク(ジャケット)もボタン1つで取得できます。操作は、画面がタッチパネルになっているので、指で動かします。

 201401041748.jpg

 面白い機能として、i活動量計としての機能が上げられます。

 この機種は、一日の歩数や消費カロリーなどが記録できます。Appleが説明するように、「ランニング中は、iPodやiPhoneが時間、距離、速度、消費カロリー」を音声で伝えてくれます。

 中間地点とゴール前での音声フィードバックのほか、走り終わってすぐにトレーニングの詳しい情報を確認することも」できます。「目標を決めない基本トレーニングはもちろん、時間、距離、カロリー目標を設定することも」できます。

 とくに別のアプリケーションや専用シューズなどは不要です。

 ネットワークは、はBluetoothが搭載されています。そのため、走り終わったらデータをiPhoneに自動的に転送できます。

 そのほか、動画をみることFMラジオを聞くこと、写真をみることも可能です。動画は、iTunesを通して管理します。

  specs_headphones_2x.jpg

 こちらも、アップル純正のイヤホンが付属します。

−−

 以上、iPod nanoの紹介でした。2017年の突然の終了が惜しまれる名機だったと思います。

 201507170855.jpg

 在庫状況は、新品は多少ですがあります。

 ただ、相当なプレミアが付いており、手に入れにくい状況です。販売時価格より倍以上値上がりしています。

  201809171056.jpg

 【SONY Sシリーズ】

 ・SONY NW-S315 [16GB]
   ¥14,012 Amazon.co.jp (9/9執筆時)

重さ:53g
バッテリー:最大52時間
ノイキャン:対応可
ハイレゾ音源:非対応

 そのため、「音楽プレーヤー」として、ほぼ同型同サイズの小型代替機を提案するとすれば、SONYSシリーズ44.3 x 94.6 x 9.9 mm )となります。

 音質については同等品で、重さも53gです。

 201809170924.jpg

1・ソニーのウォークマンの比較

 このブログでは、より、上位で、ハイレゾ音源に対応し、各種の音質向上技術を搭載する小型機Aシリーズ(55.9mm x 97.5mm x 10.9mm )を含めて、【おすすめウォークマンの比較記事】でしょうかいしています。

 iTunesとの連携方法も書いていますので、興味のある方はご覧ください。

  201804081800.jpg  

2・リストバンド型活動量計の比較
3・ランニングウォッチの比較

 ただし、SONY製品は、iPod nanoと比べると、活動量計機能がない点が異なります。

 この点については、例えば、上記の記事で比較した、各種のリストバンド型製品を利用するなどの代替法が考えられます。

 201809131255.jpg

4・スマートウォッチの比較
5・Apple Watchの比較
6・Bluetoothイヤホンの比較

 一方、活動量計としての機能と、(スマホに依存しない)音楽プレーヤーとしての機能を「1つで兼ね備えたい」ならば、腕時計タイプの端末と、ワイヤレスなイヤホンを併用する手もあります。

 201812221936.jpg

 Apple Watchが代表格でしょう。しかし、他社から安いモデルもでています。

 Apple Watchは(あまり知られませんが)、音楽を転送しておいて、(スマホ依存なしで)ワイヤレスイヤホンで利用することも可能です。

 上記の記事でも紹介しているので、よろしければ、後ほどご確認ください。

2・iPod touchの比較(現行機種)

 続いては、2019年5月に新機種の発表された、iPod Touchの紹介です。


 201905282331.jpg

 【2019年5月28日発表】

 【32GB】

 3・iPod touch MVHW2J/A【スペースグレイ】
 4・iPod touch MVHU2J/A【ブルー】
 5・iPod touch MVHR2J/A【ピンク】
 6・iPod touch MVHV2J/A【シルバー】
 7・iPod touch MVHT2J/A【ゴールド】
 8・iPod touch MVHX2J/A【レッド】
  ¥23,533(+1176pt) ビックカメラ (9/9執筆時)

 【128GB】

 9・iPod touch MVJ62J/A【スペースグレイ】
 10・iPod touch MVJ32J/A【ブルー】
 11・iPod touch MVHY2J/A【ピンク】
 12・iPod touch MVJ52J/A【シルバー】
 13・iPod touch MVJ22J/A【ゴールド】
 14・iPod touch MVJ72J/A 【レッド】

  ¥35,413(+1770pt) ビックカメラ (9/9執筆時)

 【256GB】

 15・iPod touch MVJE2J/A【スペースグレイ】
 16・iPod touch MVJC2J/A【ブルー】
 17・iPod touch MVJ82J/A【ピンク】
 18・iPod touch MVJD2J/A 【シルバー】
 19・iPod touch MVJ92J/A【ゴールド】
 20・iPod touch MVJF2J/A【レッド】

  ¥47,293(+2310pt) ビックカメラ (9/9執筆時)

 iPod touchは、単なる音楽プレーヤーではなく、iPhoneと同じくiOSアプリが使える、スマートフォンライクな、音楽プレーヤーを「越えた」端末です。

 201905290059.jpg

 在庫状況は、執筆時に確認したところ、Apple公式ストアのほか、ビックカメラ.comで販売が開始されました。

 201905291019.jpg

 路面店やApple公式ストアでは、Apple製品は(お正月やブラックフライデー以外は)通常定価販売です。

 しかし、ビックカメラ.comは、5%のポイントが付くぶん、多少お買得です。

 加えて、ネット購入の場合、ビックカメラ系のクレジットカードでなくても、ポイント減額がないので、同社の路面店よりも(わずかながら)お得です。

 201905282331.jpg

 【32GB】【各色】

 3・iPod touch MVHW2J/A【スペースグレイ】
 4・iPod touch MVHU2J/A 【ブルー】
 5・iPod touch MVHR2J/A 【ピンク】
 6・iPod touch MVHV2J/A 【シルバー】
 7・iPod touch MVHT2J/A 【ゴールド】
 8・iPod touch MVHX2J/A 【レッド】
  ¥25,533(+1177pt) Amazon.co.jp (9/9執筆時)

 【128GB】【各色】

 9・iPod touch MVJ62J/A【スペースグレイ】
 10・iPod touch MVJ32J/A 【ブルー】
 11・iPod touch MVHY2J/A 【ピンク】
 12・iPod touch MVJ52J/A 【シルバー】
 13・iPod touch MVJ22J/A 【ゴールド】
 14・iPod touch MVJ72J/A 【レッド】
  ¥35,413(+1771pt) Amazon.co.jp (9/9執筆時)

 【256GB】【各色】

 15・iPod touch MVJE2J/A【スペースグレイ】
 16・iPod touch MVJC2J/A 【ブルー】
 17・iPod touch MVJ82J/A 【ピンク】
 18・iPod touch MVJD2J/A  【シルバー】
 19・iPod touch MVJ92J/A 【ゴールド】
 20・iPod touch MVJF2J/A 【レッド】
  ¥47,993(+2365pt) Amazon.co.jp (9/9執筆時)

 一方、2018年からアップルの正規ディーラーになったAmazonでも、6月になって、販売が開始されています。

 こちらは、執筆時現在、(一部商品は)6%のポイント付与なので、多少お得です。ただし、一部の色は「売り切れ」でした。

 201906062225.jpg

 なお、比較する場合の注意点は、Amazonは、価格は「税込み表示」、ビックカメラ.comは(大文字の価格表記は)「税抜き表示」である点です。

 ややこしいので、このブログの価格は、全て税込み表示で統一しました。

 201808131902.jpg

 なお、Amazonの場合、「Amazonギフト券チャージタイプ 」の販売があります。

 銀行口座経由でプリペイドしておけば、実質、最大2%引で購入可能です。クレジットカードのポイントを除けば、この方法での購入は最もお得だと思います。

 ギフトカードは、Amazonの別の買い物でも利用でき、有効期限は10年です。このシステムについて、詳しくは【こちら】に解説があります。

 さて、本体の話のスペックの話に戻りましょう。

 201905282336.jpg

 最新世代は、iPod touch の場合、第7世代です。

 背面と側面については、6色(スペースグレイ・ブルー・ピンク・レッド・シルバー・ゴールド)から選べます

 レッドは、例によって「期間限定色」です。

 201905290050.jpg

 容量は、32GB・128GB・256GBの3種類です。

 重さや形状、バッテリー寿命などは、どれも同じです。

 32GBは「お子さんへのプレゼント向け」のサイズ、128GBは「やめられないコアユーザー向け」のサイズと言えます。

 加えて、今回、256GBの大容量モデルが加わりました。ただし、価格は1万円以上高い4万円台なので、(メモリーの部品単価をふまえて)割高感はあります。

 128GBまでは、(逆に)性能が上がったにもかかわらず、旧第6世代とほぼ同じ価格で出しており、お買い得感があります。

  201507170948.jpg

 利用できるアプリは、iOS対応アプリ全般です。

 iPhone用のiTunesストアが使えますので、音楽や、iPhone用のゲームなどがダウンロード可能です。

 メールも見れますし、iMessageLINEFacebookなどのアプリも使えます。

 なお、LINEの認証登録については、(電話回線がない)のですが、Facebook経由で可能です。

 それ以外にも、自宅の固定電話に登録番号をコールして貰えるため、(固定)電話回線があれば問題ありません。

 201905282340.jpg

 採用されるプロセッサーは、64bitのA10 Fusionチップです。

 2016年発売だったiPhone7と同じCPUです。

 旧機種は、iPhone6と同じ世代のA8チップでした。したがって、iPhoneSEiPhone6s世代のA9チップを抜き、一気に「2世代」新しいものとなりました。

 iPhone7発表時のデータでは、CPU処理速度は「2倍差」、GPU(グラフィックス)は「3倍差」でしたので、相当処理性能は高まったと言えます。

 結果、iPhone同様に、ARゲームへの対応も果たしています。この部分は、2019年からAppleが定額制ゲームに参入することが大きいとの報道です。

 バッテリーの持ちは、音楽再生最大40時間、ビデオ再生最大8時間と、旧機種と同じレベルでしっかりあります。

 201812221904.jpg

 液晶も、iPhoneと同じ、美しいRetinaグレードのディスプレイです。視認性は抜群です。

 ただし、液晶はやや小型の4インチディスプレイとなります。iPhoneSEと同じサイズです。

  201809190729.jpg

 本体の重さは、旧機種と同じ88gです。

 なお、最近終売になった、iPhoneSEに比べても、厚みがかなり薄いのが特徴です。

 携帯性に優れており、(惜しくも販売が終わった)小型のiPhoneSEの代替として購入したい人もいそうです。

 201812221906.jpg

 カメラは、iPhoneのように、背面に8メガピクセルiSightカメラが付属します。

 そのため、写真撮影も可能です。夜間撮影などに強い裏面照射型CMOS採用の性能の良いカメラです。

 動画についても、フルHD画質まで対応します。

 また、本体の表側に、ビデオチャットなどの際に自分を映す120万画素の前面カメラも付属します。

 201905290101.jpg

 充電は、iPhoneと同じくライトニング端子経由です。ケーブルと充電器は付属です。

 その他、性能に定評があるヘッドフォン(Apple EarPods)と、充電用のライトニングケーブルなどが付属品として添付されます。

----

 201507170914.jpg

 【第6世代】

 【32GB】【第6世代】【一部欠品】

 3’・iPod touch MKJ02J/A 【ブラック】
 4'・iPod touch MKHQ2J/A 【ピンク】
 5'・iPod touch MKHV2J/A 【ブルー】
 6'・iPod touch MKHT2J/A【ゴールド】
 7'・iPod touch MKHX2J/A 【シルバー】
  ¥26,136〜 楽天市場 (9/9執筆時)

 【128GB】【第6世代】【一部欠品】

 8'・iPod touch MKWK2J/A 【ピンク】
 9'・iPod touch MKWM2J/A 【ゴールド】
 10'・iPod touch MKWR2J/A 【シルバー】
 11'・iPod touch MKWU2J/A 【ブラック】
 12'・iPod touch MKWP2J/A 【ブルー】
  ¥28,010〜 楽天市場 (9/9執筆時)

 なお、2015年発売の第6世代については、一部の色目でまだ在庫があります。

 201905282340.jpg

CPU→2倍
GPU→3倍

 新旧の違いは、先述のCPU(GPU)の変更のみです。

 本体の重さ・サイズを含めたその他の部分の性能は全く同じですから、CPU部分を入れ替えただけの「マイナーチェンジ」です。

 とはいえ、新品価格は、ほとんど差がない状況ですし、CPUパワーの違いは相当あるため(最低1万円以上の価格差がない限りは)新機種を選ぶべきでしょう。

今回の結論
最新のアップルのiPodのおすすめモデルはこの機種!

 以上、今回は、現在購入できるiPodについて書きました。

 201809190732.jpg

 恐らくですが、スマホの普及でシェアの拡大が見込めないため、iPod touchを除くと、今後の大々的な復活はないと思います。

 201809190733.jpg

 Appleは、近年、Beatsという音響メーカーを買収しているので、新しいタイプの機種(例えば、単体で完結するインイヤー型)などを出してくる可能性はあるでしょう。

 ただ、現在は(時計を除けば)、そういった観測記事すらない状況です。

 そのため、とりあえず、現行の最新機種を確保して、開発を気長に待つのが良いでしょう。

 なお、ipod shuffleやipod naoは在庫が尽きてきており、価格相場も値上がり気味なので注意してください。

 最後に、価格を見ながらおすすめ機種について書いていきたいと思います。


 第1に、お子さんへのプレゼント用として、オススメの格安モデルは、

 201905282331.jpg

 【2019年5月28日発表】

 【32GB】【各色】

 3・iPod touch MVHW2J/A【スペースグレイ】
 4・iPod touch MVHU2J/A【ブルー】
 5・iPod touch MVHR2J/A【ピンク】
 6・iPod touch MVHV2J/A【シルバー】
 7・iPod touch MVHT2J/A【ゴールド】
 8・iPod touch MVHX2J/A【レッド】
  ¥21,790(+1176pt) ビックカメラ (9/9執筆時)

 【32GB】【各色】

 3・iPod touch MVHW2J/A【スペースグレイ】
 4・iPod touch MVHU2J/A 【ブルー】
 5・iPod touch MVHR2J/A 【ピンク】
 6・iPod touch MVHV2J/A 【シルバー】
 7・iPod touch MVHT2J/A 【ゴールド】
 8・iPod touch MVHX2J/A 【レッド】
  ¥23,533(+1177pt) Amazon.co.jp (9/9執筆時)

 【32GB】【各色】

 3・iPod touch MVHW2J/A
  ¥25,422 楽天市場
(9/9執筆時)

 第7世代のiPod touch(32GB)でしょう。

 価格は高いですが、電話としての機能がない点(SIMがさせない点)を除けば、スマホとほぼ同じことができます。

 A10チップの採用で、性能的にもiPhone 7と同等クラスですから、相当期間現役で使えるでしょう。

 201809190729.jpg

 また、iPhoneSEより小型で、重さも88グラムですので、持ちはこびにはかなり有利です。

 なお、Atlasは、夜寝ながらスマホをいじる悪癖があるため、この軽量性はかなり魅力を感じており、一台保有しています。(寝ながらスマホをいじると手首や肩に負担がかかるため)。

 カメラも、裏面照射型CMOSとHDR機能採用で夜間撮影などに強く、手ぶれ補正機能もついている性能の良いカメラです。


 第2に、iPhoneSEの代替用小型機として利用した方オススメのモデルは、

 201905282331.jpg

 【2019年5月28日発表】

 【128GB】【各色】

 9・iPod touch MVJ62J/A【スペースグレイ】
 10・iPod touch MVJ32J/A【ブルー】
 11・iPod touch MVHY2J/A【ピンク】
 12・iPod touch MVJ52J/A【シルバー】
 13・iPod touch MVJ22J/A【ゴールド】
 14・iPod touch MVJ72J/A 【レッド】

  ¥32,790(+1770pt) ビックカメラ (9/9執筆時)

 【128GB】【各色】

 9・iPod touch MVJ62J/A【スペースグレイ】
 10・iPod touch MVJ32J/A 【ブルー】
 11・iPod touch MVHY2J/A 【ピンク】
 12・iPod touch MVJ52J/A 【シルバー】
 13・iPod touch MVJ22J/A 【ゴールド】
 14・iPod touch MVJ72J/A 【レッド】
  ¥35,413(+1771pt) Amazon.co.jp (9/9執筆時)

 128GBiPod touchでしょう。

 クラウド運用を考えればこのサイズでも充分です。音楽をたくさん入れて持ち歩くような用途を考えた場合、こちらが選択肢となります。

 256GBの大容量モデルを選びたいところですが、フラッシュメモリの価格を考えても、やや割高に思えます。

 ここは、120GBに抑えつつ、クラウドでのバックアップなどを考えるべきでしょう。


第3に、小型音楽端末として、通勤時・ジョギング時に利用したい場合は、

  201809171056.jpg

 【SONY Sシリーズ】

 ・SONY NW-S315 [16GB]
   ¥14,012 Amazon.co.jp (9/9執筆時)

重さ:53g
バッテリー:最大52時間
ノイキャン:対応可
ハイレゾ音源:非対応

  201702281036.jpg 

 【イヤホン型携帯音楽プレーヤー】

 ・SONY NW-WS414 [8GB]
   ¥14,980 Amazon.co.jp
(9/9執筆時)

重さ:132g
バッテリー:最大8時間
ノイキャン:非対応
ハイレゾ音源:非対応

 iPod nanoの代替としては、SONYのSシリーズが良いでしょう。

 通勤時ならば、こちらでしょう。

 iPod shuffleの代替手段としては、SONYのイヤホン内装型の音楽プレーヤーが適切でしょう。

 防水仕様なので、ジョギングにはもってこいです。

 予算があれば、途中で提案した、時計タイプを利用することも可能です。ただ、代替手段としてオススメするには、予算がかかりすぎの部分がありますから。

 201809170924.jpg

1・ソニーのウォークマンの比較

 なお、いずれの機種についても、上記の比較記事で、性能面について詳しく紹介しています。

 最新の上位機種を含めて紹介していますので、よろしければ、引き続きご覧ください。

補足:音楽プレーヤー関連記事の紹介

 というわけで、今回は、iPodについて紹介しました。

 なおこのブログ「モノマニア」では、携帯音楽プレーヤー関連機器について、以下のような比較記事があります。

  201809171058.jpg

1・アップルのiPod, iPod touchの比較
2・ソニーのウォークマンの比較

3・Bluetoothヘッドホンの比較
4・Bluetoothイヤホンの比較
5・完全ワイヤレスイヤホンの比較
6・ハイレゾヘッドホンの比較
7・ハイレゾイヤホンの比較

8・ノイキャンヘッドホンの比較
9・Beatsのヘッドホンの比較
10・ライトニング端子イヤホンの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 例えば、iPhoneやMacでも問題なく利用できる、SONYのウォークマンについても書いています。

 SONYは携帯音楽プレーヤーの技術開発にまだかなり資金投資していて、ハイレゾに対応するなど技術水準は高いです。

 また、イヤホンなどについても各種記事を書いていますので、よろしければご覧ください。

---

 最後になりましたが、今回の記事がお役に立ったようならば幸いです。Twitter Facebook はてなブックマークボタンなどから話題を共有していただければ嬉しいです。

 ではでは。

posted by Atlas at 17:56 | オーディオ製品

2019年08月20日

比較2019' Lightningイヤホン/ヘッドホン17機の音質とおすすめ : iPhone 向け

【今回レビューする内容】2019年 iPhone向け有線イヤフォン・ヘッドフォンの性能とおすすめ:ライトニング端子付きイヤホン 機種の違いと人気ランキング

【紹介する製品型番】Beats by Dr.Dre urbeats3 Apple EarPods MMTN2J/A RHA MA650i with Lightning radius HP-NHL11R HP-NHL21R HP-NHL21K パイオニア RAYZ Plus SE-LTC3R SE-LTC5R エレコム EHP-LF12CMBK EHP-LF12CMWH Razer Hammerhead for iOS LIBRATONE Q ADAPT LIGHTNING IN-EAR AZLA ORTA Lightning PHILIPS Fidelio M2L AUDEZ'E SP 675 EL8 SP634

今回のお題
Lightning端子対応イヤホン・ヘッドホンのおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年8月現在、最新のiPhone向けのヘッドフォン・イヤホンの比較です。

  201810081133.jpg

 ライトニング端子で利用できるヘッドホン・イヤホンを17機紹介します。

1・音質の良さ ★★★★★
2・DAC性能 ★★★★★
3・重低音   ★★★★★
4・ノイズ対策 ★★★☆☆
5・総合評価  ★★★★☆

 今回も、いつものように、各機種を比較します。

 そして、最後に「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を提案します。

ーーー

1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ノイキャンイヤホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ライトニング端子イヤホンの比較
10・ウェアラブルネックスピーカーの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 なお、今回の記事はこのブログのヘッドホン比較シリーズの9回目記事として書きました。

1・iPhoneの対応状況と選び方の選択肢

 201810080953.jpg

 最新のiPhoneX系を含めて、iPhone7以降、Appleは、防水性強化のため、ヘッドフォン端子を廃止しました。

ーーー

1・スピーカー端子変換プラグの利用
2・Bluetooth対応製品の導入
3・ Lightning端子対応製品の導入

 そのため、現在は、iPhoneで音楽を聴く場合の選択肢は、上表の3つの方法に絞られました。

 はじめに、これらの接続法の「メリット」と「デメリット」の確認からはいりましょう。

1・変換プラグを利用する

 201810080816.jpg

 Lightning ヘッドフォンジャック変換アダプタ
  ¥1,140 楽天市場 (8/20執筆時)

 第1に、ヘッドフォン端子変換ケーブルを用いる方法です。

 メリット性は、現在所有するイヤホンなどがそのまま利用できる点です。

 デメリット性は、外観形状です。

 変換ケーブルは端子部分が大きく、見映えが良くないです。

 加えて、ケーブル内蔵DACの性能がイマイチなので、音質面も平均レベルの期待値です。

2・Bluetooth対応製品を買う

 201810080955.jpg

 第2に、Bluetooth対応のヘッドフォン/イヤフォンを購入する方法です。

 メリット性は、ラインナップがとにかく多く、音質面で優秀な機種を選びやすい点です。

 デメリット性は、定期的な充電が必要な部分と音質です。

 201805140948.jpg

 特に音質については、Appleは、Bluetoothを転送する際の圧縮規格として、SBC・AACしかサポートしない状況です。

 そのため、CDレベルの音源(ロスレス)の音質でも、AACグレードまで劣化します。

 また、AACは、動画試聴時の音ズレ(=音の遅延)が多少あるので、その部分も弱点となります。

3・Lightning端子対応製品を買う

 201806062036.jpg

 第3に、Lightningコネクターに接続できるイヤフォン/ヘッドホンを使う方法です。

 こちらが、今回詳しく紹介する方式です。

 メリット性は、バッテリー不要である点、Bluetoothコーデックに由来する音の劣化がない点です。

 加えて、ライトニング端子経由の場合「デジタル信号」で電送するため、左右の音声のクロストークノイズが生じにくく、アナログ製品較べて、ステレオ感が出ます。

 また、音質の割には低価格なのも、良い部分です。

 201810081027.jpg

 デメリット性は、音質がイヤホン内蔵のDAC部分の性能にも左右される面が大きい点です。

 ライトニング端子は、「デジタル端子」なので、人間の耳に聞こえる「アナログ」の音にするためには、DAC(デジタルアナログコンバーター)が必要です。

 そのため、低性能なDACしか搭載しない製品の場合、純正の変換アダプタを介した方法と、音質はさほど変わらない状況となります。

 201401261031.jpg

 加えて、(Appleがあまり推していないゆえに)ハイレゾ音源に対応する機種が圧倒的に少ないのも問題点です。

ーーー

 というわけで、ここまでは、3通りの接続方法に見られる、「メリット」と「デメリット」を確認してきました。

1・低価格なイヤホン
2・高音質なイヤホン
3・高音質なヘッドホン

 以下では、3つカテゴリーに記事を分けながら、ライトニングコネクターを持つ各製品を比較します。

 また、記事の最後では、全機種の分析をふまえて、Atlasのおすすめ機種を提案します。

2・低価格なLightningイヤホン

 はじめに、安価なLightning対応イヤホンをみていきましょう。

 この価格帯では、オーディオメーカーとしてはあまり聞き慣れないメーカーが製品を出しています。どちらかといえば、PC系に強いメーカーが多い印象です。

---

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめできるポイントを赤字で、イマイチと思う部分は青字で記していきます。


 201806062038.jpg

 1・Apple EarPods MMTN2J/A
   ¥2,901 Amazon.co.jp
(8/20執筆時)  

再生周波数帯域:
入力信号:
重さ:約11g
ノイズキャンセリング:非対応

  EarPodsは、Apple純正のLightningコネクタ対応イヤフォンです。

 201904241555.jpg

 iPhoneでも利用できるように改良が加えられた同社の純正品です。

  201806061837.jpg

 なお、Appleは、傘下にBeatという音響メーカーを抱えますが、この性雛は(あくまで)Appleブランドとしての開発です。

 そのために、さほど音質的ないみで、高性能ではありません

 201904241557.jpg

 装着方法は、オープンエアー(開放型)です。

 密閉型(カナル)ではないので、音が漏れます。

 したがって、屋外でボリュームを上げると周りに迷惑でしょう。開放型の中では音漏れしにくいとはいえ、オススメできません。

 201810081013.jpg

 DAC(デジタル・アナログ・コンバーター)は、内蔵です。

 ただ、おそらく、変換ケーブル内蔵タイプと性能は同じで、音質の期待値は高くはないです。

 イヤフォンの音質は、Appleの場合、品質に関するスペック情報は全て非開示です。

 そのため、データ面から特性を掴むことができない機種です。

 試聴では、従来の純正スピーカー同様に、高音・低音とも強調されないフラットな音質でした。

 ただし、逆に言えば、高音質とは決して言えないイヤフォンです。したがって、音質を期待するならば他社製品が良いでしょう。

---

 以上、EarPodsの紹介でした。

 純正品の安心感はあります。しかし、恐らく、今回の比較記事をご覧頂いているかたは、「これ以上」の製品をお探しでしょう。

 実際、飛び抜けた音質は期待できない、あくまで「おまけ的」な製品です。


 201802141407.jpg

 【在庫限り】

 2・リンクス IC-Earphone ICEP-LT-04
  ¥3,480 Amazon.co.jp (8/20執筆時)  

再生周波数帯域:5Hz-20kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:20g
ノイズキャンセリング:非対応  

 IC-Earphoneは、日本の周辺機器輸入業者のリンクスインターナショナルが販売する製品です。

 割と歴史は古く、Lightningコネクタに直結できるイヤフォンとしては、日本初上陸、という製品でした。

 もちろん、Apple認証済み製品です。

 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 シリコン製のイヤーピースが3サイズ同梱されます。

 201401261031.jpg

 DACの性能は、48kHz/24bitに対応なので、こちらは、ハイレゾ音源が再生できるレベルです。

 なお、ハイレゾ音源とは、従来のCD音質よりも高音域が広く、高音質な音源で、最近流行しているものです。現在、e-onkyo などで対応音源が購入でき、iPhoneでも聴くことが可能です。

 ハイレゾは、業界での規格化がすすんでいるため、数年後には、ネット音源でも標準規格になる勢いがあります。そのため、長く使いたい場合は、イヤフォンを選ぶ際に重要視しても良い部分です。

 業界の規格では、DACとイヤフォンのドライバー(スピーカー)の再生周波数帯域の高音域が40kHz以上あれば、「ハイレゾ対応製品」となります。

 再生周波数帯域は、ただ、ユニットの部分で、高音域が20kHz表記です。

 そのため、残念ながらハイレゾ音源を再生できる基準にはなく、ハイレゾ認定マークもありません。

 「性能の良いDACは、宝の持ち腐れ」です。

 201607071928.jpg

 イヤフォンの音質は、試聴の限り、この価格では「そこそこ良い音」が出ます。

 低音の音圧は一定程度期待できるでしょう。

 本体(ハウジング)は、アルミ合金製で、残響・振動対策も高いです。

 また、中間には、リモートコントローラも付属し使い勝手の部分も高いです。

 保証は、6ヶ月です。

 ライトニング端子はデリケートですが、とくに、初期の故障の際は保証が効く点は安心感もありますね。

---

 以上、リンクスIC-Earphoneの紹介でした。

 2016年末と比較的早くに出た製品で、その当時は「おすすめ」にもしていた時期がある製品です。ただ、現在的には、競合機も多くなっており、必ずしもそうではない状況になりました。

 実際、販売も終息しており、投げ売り状況になっています。


 201908201027.jpg

 【2019】

 3・エレコム EHP-LF12CMBK
 3・エレコム EHP-LF12CMBU
 3・エレコム EHP-LF12CMPN
 3・エレコム EHP-LF12CMRD
 3・エレコム EHP-LF12CMWH  
   ¥3,406 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
入力信号:
重さ:6g(注:コード除く)
ノイズキャンセリング:非対応  

 EHP-LF12CMBKは、日本のPC周辺機器メーカーELECOMが販売する、Lightning端子搭載イヤホンです。

 同社は、PC周りの音響製品は出しますが、純粋には音響メーカーではありません。格安なスマホ周辺機器の一環として出していると思われます。

 201908201030.jpg

 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 4種類のイヤーピースで、超小型のXSサイズも付属する点が、特色です。

 DACの性能は、しかし、非開示です。

 ただ、「JEITAによるハイレゾオーディオの定義に準拠した高音質モデル」とあるため、おそらく48kHz /24bitあたりかと思われます。

 再生周波数帯域は、ただし、高音が20kHzなので、DACはともかく、ドライブの部分で、ハイレゾ対応とは決していえません

 低音部分も20Hzですので、低音部分のスペックも高くありません。とはいえ、これは、値段的には仕方ないでしょう。

 イヤフォンの音質は、音響的な説明はほとんどありません。

 ただ、ドライバーは90mmと比較的大きなドライバー(スピーカー)ですので、値段相応の音質は期待できるでしょう。

---

 以上、ELECOMの製品でした。

 Lightning式は最近需要が下火の中だしてきた、高コスパ機です。

 音質的な部分は強調できませんが、ある程度需要はあるでしょう。

ーーー

 201802141408.jpg

 【在庫限り】

 4・サンワダイレクト 400-HPL002W
 4・サンワダイレクト 400-HPL002SV
   ¥4,500 Amazon.co.jp
(8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
入力信号:
重さ:20g
ノイズキャンセリング:非対応  

 なお、同じく周辺機器メーカーのサンワダイレクトもLightning端子搭載イヤホンを販売していました。

 XSサイズのイヤーピースがないほか、ほぼ仕様は似通っています。

 201810081032.jpg

 イヤフォンの音質は、ドライバーが9mmとELECOMに負けるものの、振動が少ないアルミ製のハウジング(本体)を採用している点で、総合的には「ややこちらが良い」といえました。

 ただ、在庫が尽きかけて割高なので、現状では、選ぶべき機種ではないでしょう。

3・高級なLightningイヤホンの比較

 続いて、独自で音響部品が開発できるオーディオ専業メーカーが開発する製品を紹介します。

 音質を重視している分、やや価格が高い製品が多いです。ただ、ノイズキャンセリング対応機があるなど、技術的には高度です。


 201904241610.jpg

 5・Razer Hammerhead for iOS
   ¥11,159 Amazon.co.jp
(8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
入力信号:
重さ:20g
ノイズキャンセリング:非対応  

 Hammerhead for iOS は、米国のRazerが発売するイヤホンです。

 同社も、オーディオが専業ではなく、プロゲーマー向けのPC周辺機器を多く出している、ゲーム周辺機器メーカーとなります。

 201810081036.jpg

 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 イヤーピースは3サイズ同梱されます。こちらは、バイフランジ型イヤーチップですから、遮音性は高いでしょう。

 要するに、ゲームなどの没入感を重視する仕様です。

 DACの性能は、未開示です。

 再生周波数帯域は、20Hz 〜 20kHzです。

 CD音源レベルならば無難に再生できるスペックですが、性能は「月並み」です。

 201806062052.jpg

 イヤフォンの音質は、低音を強調させた迫力のあるタイプです。

 要するに、ゲーム用にチューンした仕様です。

 ドライバーは、ダイナミック型の10mmのドライバーです。

 イヤホンとしては決して「特大」ではないですが、DACの傾向もあわせて、低音はかなりの程度強調されます。

---

 以上、Hammerhead for iOSの紹介でした。

 独特の「平麺タイプ」のケーブルを採用し、フォルムとして面白い製品です。ただ、価格面ではやや割高でしょう。



 201901222136.jpg

【2017年】【Lightningコネクタ付き】

 6・Beats by Dr.Dre urbeats3  
  ¥6,335 Amazon.co.jp
(8/20執筆時)
 

再生周波数帯域:
入力信号:
重さ:18g
ノイズキャンセリング:非対応  

 urbeats3は、米国のBeatsブランドのイヤフォンです。  201904241525.jpg

 ただし、同社は買収の結果、Apple傘下にになっているため、「Apple純正」と言えなくもない状況ではあります。

 実際同社のストアでは、大々的に売られています。

 本体色は、現在のところ、5色展開です。

 201806062056.jpg 

 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 Apple純正の EarPodsと大きく異なる部分です。

 外出先で利用するならば、(迷惑にならない)密閉型である必要があります。

 201904241616.jpg

 イヤーチップは、4サイズ入っています。

 耳の大小にかかわらず、快適に聴けるでしょう。遮音性も高めです。

 DACの性能は、しかしながら、「非開示」です。

 Beatsは伝統的にスペックを公開しないブランドですが、Appleになっても、それは同じです。

 イヤフォンの音質は、他社と比べた場合、音質的にはフラットです。

 同社の強みである重低音をやや強調しつつも、あまり冒険していないフラットな感じです。

 なお、本体はアルミの削り出し立体成型が得意なAppleの技術を採用します。

 制振性がたかくノイズが乗りにくいです。

 201806062055.jpg

 ドライバーは、新形状の軸合わせドライバです。

 2つのドライバーを積層的に配置して、小型機のスケールを超える低音域を実現します。

 ただ、試聴の限り、バランス重視で、高音も中音も素直に聴けるスタンダードなイヤフォンです。

---

 以上、Beatsurbeats3の紹介でした。

 Apple純正の安心感がある製品です。音質的にフラットで、どんな音源でも利用しやすくなっているので、5000円前後の入門用として「Atlasが現在オススメ」するならば、これですね。


 201908201054.jpg

 【2019年】

 7・RHA MA650i with Lightning
   ¥7,902 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-20kHz
入力信号:
重さ:20g
ノイズキャンセリング:非対応  

  RHA MA650i は、UK・スコットランドの音響メーカーRHAのイヤフォンです。

 音響技術が伝統的に高い国ですが、代理店のナイコム経由で、最近日本市場で存在感を増しています。

 201908201057.jpg

 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 イヤーピースは、かなり充実します。

 3サイズの標準イヤーピース(デュアルデンシティシリコンイヤーチップ)が各サイズ2組、それに、遮音性の高いダブルフランジイヤーチップが2サイズです。

 さらに、大手メーカーで、別に買うパワーユーザーも多い、Complyのフォームイヤーチップも「おまけ」で試せます。

 相当充実しますが、このクラスのイヤホンの音質は、イヤーピースのフィット性による部分も大きいため、良い構成に思えます。

 DACの性能は、未開示です。

 音響メーカーなので、下手なことはしていないと思いますが、この部分は難点です。

 再生周波数帯域は、16Hz 〜 20kHzです。

 ハイレゾに対応しないスペックながら、低音域の周波数特性は「少し良い」と言えます。

 201908201109.jpg

 Lightningではない、MA650などと同じ、カスタムダイナミックドライバー(380.1)を採用します。

 バランスが良く評判が良いので、問題ないでしょう。

 イヤフォンの音質は、イヤーピースのこだわりの部分もあり、低音がこの値段としては充実します。

 CD音質ならば満足がいくでしょう。

 なお、「ノイズアイソレーション」の記述がありますが、これは、機械的なノイズキャンセルではなく、「耳せん」による物理的な遮断を意味するため、他社機と同等です。

 ただ、同社のエアロフォニック形状は、静粛性の評価が高いのは確かです。

 ドライバーは、サイズ非公開ですが、形状的に、小さいと言うことはないでしょう。

---

 以上、RHA MA650i の紹介でした。

 Aerophonicの採用など、最近発売されたLightning対応イヤホンでは、音響的な面白さ・音の主張を最も感じる製品です。イヤーチップを含めた、総合力は高いでしょう。

 Beatsが強力なライバルとなりますが、1万円以下の価格の製品としては、現状でおすすめできる機種の1つです。

 イヤーピースをしっかり選べば、静粛性もある程度あるため、高度なノイキャンが不要ならば、選んで良いでしょう。


 201904241621.jpg

 8・radius HP-NHL11R
  ¥15,780 Amazon.co.jp (8/20執筆時)  

再生周波数帯域:5Hz〜24kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:14g
ノイズキャンセリング:非対応  

 HP-NHL11R は、米国の音響メーカーのRadiusが発売するイヤフォンです。

 201904241626.jpg

 アップル出身の技術者が設立した会社となります。デジタルオーディオの面では最近強みのある会社です。

  201810081048.jpg

 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 イヤーピースのフィット感もよく、遮音性もある程度まであります。

 201401261031.jpg

 DACの性能は、48kHz/24bitですから、ハイレゾ対応水準です。

 再生周波数帯域は、しかし、イヤホン側 (ドライバ側)として24kHzまでの性能なので、ハイレゾ認証マークは持ちません。

 同社の(別売DACを通して使う)普通のイヤホン(HP-NHR31など)は、再生周波数帯域の部分でハイレゾ対応(40KHz)です。

 しかし、こちらの場合は、出口のドライバの部分でハイレゾ対応しない製品で、「宝の持ち腐れ」です。

 201904241628.jpg

 NePLAYERという同社のハイレゾ専用プレーヤー(iPhoneアプリ)がこの製品をつなげた場合に、無料で使えるという特典がある機種ですが、肝心のイヤフォン部分が対応していないのは多少「謎」です。

 201609241425.jpg

 イヤフォンの音質は、高級機として魅力があります。

 低音域については、とくに、背圧を逃がせるバスポート構造になっており、低音域のクリアさ・再現性は高レベルです。

 実際、周波数帯域をみても、低音域は5Hzと力強いです。

 とくに、ボリュームのある音が好きな人は、投資する価値がありそうです。

 ドライバーも、前方にマグネットを装備する同社独自のHigh-MFD構造を採用し、高音域・低音域にわたり、音のキレ味も良いです。。

---

 以上、Radiusイヤフォンの紹介でした。

 DAC・イヤフォン共に、性能は十分で、1万円代の(Lightning対応でない)イヤフォンと較べても音質は上々です。

 イヤフォンがハイレゾ基準に達していないのは残念ですが、今後もしばらく、ハイレゾ音源を導入する予定がないならば、この機種はとても良い選択肢です。


  201904241630.jpg

 9・radius HP-NHL21R  【赤】
 9・radius HP-NHL21K  【黒】
 
  ¥26,870 Amazon.co.jp (8/20執筆時)  

再生周波数帯域:5Hz〜24kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:14g
ノイズキャンセリング:非対応  

 HP-NHL21K も、米国の音響メーカーのRadiusイヤフォンです。上位機種となります。

 201810081054.jpg

 相違点は、コントローラーに、イコライザーやサラウンドを手元で調整できるノズルが装備された点です。

 これに伴い、DACも新型になっています。

 しかし、スペック部分は、下位機種と変化がありません。こちらも、イヤフォン部分ではハイレゾ未対応です。これ以外の点は、ドライバの口径を含めて下位機種と同じです。

 利便性は高いですが、価格も高いので、基本的には下位機種でよいでしょう。


 201609241450.jpg

 【生産完了】

 10・JBL REFLECT AWARE JBLAWARETELI
   ¥9,980 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:10Hz〜22kHz
入力信号::48kHz/16bit
重さ:30g
ノイズキャンセリング:対応  

 JBLは、アメリカ西海岸の世界的な音響メーカーです。

 201806062101.jpg

 1946年創業の老舗メーカーで、独特の「JBLサウンド」と呼ばれる音響哲学を持つ有名ブランドです。

 こちらREFLECT AWAREは、同社唯一のLightningコネクタ対応イヤフォンとなります。ただ、現在のところ、後継機がないまま、生産完了になり、在庫限りです。

 201810081100.jpg

 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)ですが、イヤーフックが付くタイプです。

 多少アクティブに動いても落ちにくい仕様です。

 DACの性能は、48kHztとハイレゾ対応です。

 再生周波数帯域は、10Hz 〜 22kHzと、残念ながらハイレゾ音源には未対応で、ハイレゾ認定マークもありません。

 一方、低音域は、10Hzと、Radiusイヤフォンに較べれば弱いものの、低音は十分出ます

 201609241503.jpg

 ノイズキャンセリングは、この機種の魅力の1つで、特長です。

 マイクを利用したハイブリッド式ノイズキャンセリングに対応できます。

 騒音のある通勤・通学で利用することを考えると、ハイレゾ対応よりも、こちらを重視した方が、総合的な音質は上でしょう。

 イヤフォンの音質も、ドライバーが、14.6mmという相当大きいため、全レンジに余裕のある「JBLサウンド」を実現しています。聴きやすい音質なので、通勤・通学時には性能が期待できます。

 また、こちらはIPX5等級の防水機能があります。スイミングなど、水中で利用しない限り防水されますので、スポーツ紙ながらの利用などにも向きます。

---

 以上、JBLのREFLECT AWAREの紹介でした。

 ハイレゾ対応とは異なる方向で、高スペックなイヤフォンです。

 イヤフォンを外出先で主に使うならば、周波数域特性の面でハイレゾに対応しているよりも、ノイズキャンセリングや防水に対応するこの機種のほうが、満足度は高そうですね。良い機種だと思います。


 201806062000.jpg

 【2017年】

 11・パイオニア RAYZ Plus SE-LTC3R
  ¥12,730 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:10Hz〜22kHz
入力信号::48kHz/24bit
重さ:5g(コード含まず)
ノイズキャンセリング:対応   

 SE-LTC3R は、パイオニアが発売するノイズキャンセリングイヤフォンです。

 こちらについては、第2世代Lightning Audio技術に対応する新型モジュール(LAM2)を採用します。

 これにより、電力消費効率は他機種よりも良くなっています。

 201810081105.jpg

 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 DACの性能は、24bit/48kHzとハイレゾ対応水準です。

 再生周波数帯域は、10Hz 〜 22kHzです。

 高音域については、ハイレゾ音源には未対応なスペックです。

 低音域については、クラス平均よりスペックが良く10Hzですから、期待値は高いでしょう。

 イヤフォンの音質は、割と良いです。

 ドライバーは、9.2mmのダイナミック型ドライバーの搭載です。

 やや小さめですが、そこそこ低音はでており、ノイズキャンセリングに高度に対応できる部分を考えれば、優秀だと思います。

 201806062106.jpg

 ノイズキャンセリングは、この機種の「売り」です。

 パイオニアは、イヤホンの内外に6つマイクを配置する「ダブル式のアクティブノイズキャンセル」に対応します。

 一般的な、他社のノイズキャンセル付きの上位機と比較しても「引けをとらない」仕様です。

 その上で、駅や飛行場などでアナウンスを聴きたい場合、外音を取り込めるHearTrueモードを搭載するなど、実用部分も優れます。

---

 以上、SE-LTC3R の紹介でした。

 注目点は、性能の期待できるノイズキャンセラーの搭載です。

 ドライバーはさほど大きくないため、全体の音圧は標準的ですが、通勤・通学用として考えた場合、実際的には、この機種が最適です。

ーーー

 201806061956.jpg

 【2017年】

 12・パイオニア RAYZ Plus SE-LTC5R
  ¥15,660 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:10Hz〜22kHz
入力信号::48kHz/24bit
重さ:5g(コード含まず)
ノイズキャンセリング:対応

 なお、上位機種として SE-LTC5Rも同時に発売されています。

 下位機種との相違点は、ケーブルの中間に充電用Lightningポートがあり、iPhoneを充電しながら利用できる点です。

 これ以外は下位機種と同じです。


 

 13・LIBRATONE Q ADAPT LIGHTNING IN-EAR
  ¥21,868 Amazon.co.jp
(8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
入力信号:
重さ:20g
ノイズキャンセリング:非対応

 Q Adapt は、デンマークの音響メーカーLibratoneが販売する製品です。

 同社は、比較的新興の会社でデジタル音響機器に強みのあるメーカーです。独特の北欧風なデザインが魅力です。

 201810081113.jpg

 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 201810081115.jpg

 独特の形状ですが、イヤーチップ自体は多数から選択できるので、たいていの耳に合うでしょう。

 DACの性能は、この製品は未開示です。

 再生周波数帯域は、20Hz 〜 20kHzです。

 AKGと同様で帯域幅は狭く、バランスを重視したタイプです。

 ノイズキャンセリングは、この機種は、シングルマイクの普通タイプのものながら搭載します。

 また、パイオニア同様に、外音を取り込めるCityMix機能もあります。

 イヤフォンの音質は、傾向としては、同じく欧州系のAKGと同等で聴き疲れしないタイプです。

---

 以上、Q Adapt の紹介でした。

 誤解を恐れずに言えば、AKGと同じ傾向で、ノイズキャンセリングに対応させた製品です。

 輸入商社を通すので価格は割高ですが、落ち着いたサウンドが好きな方は有効な選択肢となるでしょう。


 201908201123.jpg

 14・AZLA ORTA Lightning 【各色】
  ¥17,980 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
入力信号:
重さ:20g
ノイズキャンセリング:非対応

 ORTA Lightningは、新興音響メーカーのAZLAが販売するLightning対応イヤホンです。

 もともと、アイリバーにいた技術者が起業した高級音響ブランドで、日本でも数点のラインナップがあります。

 201908201126.jpg

 装着方法は、音漏れしにくい密閉型(カナル型)です。

 構造的に、フックしても問題ないです。

 イヤーピースは、6サイズで、それぞれ2ペア付属です。

 SednaEarfit Lightという同社開発のシリコンイヤーチップで、装着性が自慢です。

 201908201133.jpg

 イヤフォンの音質は、技術的なこだわりの部分では「最もレベルが高い」です。

 AZLA自体、音の直進を邪魔せず、伝送ロスを防ぎつつ、スピード感をだしていく、ALC(アクティブロスコントロール)を売りにしていますが、この機種も採用です。

 ドライバーは8mmですが、40μ厚アルミ合金製振動板を採用し、素材特有の透明感を出せています。

 そのほか、ヨリ線のハイブリッド4芯構造ケーブルや、防振性に関する工夫など、技術的に「語るべきポイントの多い」製品です。

 その上で、周波数特性が8Hz 〜 40kHzですから、イヤホン部分については、ハイレゾ水準です。

 DACの性能は、一方、この製品は未開示です。

 ハイレゾに対応できるスペックであるかは不明で、こちらが大きな弱点となっています。

 ノイズキャンセリングは、この機種は、非対応です。

---

 以上、ORTA Lightningの紹介でした。

 普通にCD音質までの音源だけを聴くとすると、1万円台の製品では、音質的な部分の工夫が最も高度と言える製品です。

 ノイズキャンセル不要ならば、良い選択肢に思います。

4・Lightning端子対応ヘッドホンの比較

 つづいて、ヘッドホンタイプのLightningコネクタ対応製品を紹介します。

 かなり「ニッチ」なジャンルですから、機種のバリエーションは、イヤフォンほどないです。


  

 15・PHILIPS Fidelio 密閉型ヘッドホン M2L
   ¥12,800 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

インピーダンス:16Ω
再生周波数帯域:7Hz〜25kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:195g
ノイズキャンセリング:非対応

 こちらは、オランダフィリップスのヘッドホンです。

 201904241644.jpg

 本体の形状は、密閉型です。

 音漏れの心配のないので、屋外でも使える仕様です。重さも軽量で、ラテックス製のマフは、長時間つなげても疲れにくいでしょう。

 DACの性能は、48kHztと、ハイレゾに対応できる水準です。

 再生周波数帯域は、しかし、高音域の最大値が約25kHzと、現状のハイレゾ規格を満たしていない製品です。

 ただ、低音域の充実度は、さすがに「ヘッドホン」であり、音質は良いです。

 201806062114.jpg

 ヘッドフォンの音質は良いです。

 ドライバーは、40mmという大きめのもので、ネオジウム磁石を利用します。40mmというサイズは、(Lightning端子ではない)普通のヘッドホンでも標準的なサイズであり、余裕があります。

 また、密閉構造ゆえに、外部の音を遮断できるため、ノイズ対策の面でも優れた機種です。

---

 以上、フィリップスヘッドホンの紹介でした。

 Lightningコネクタ対応で、比較的格安なヘッドフォンとしては、現状唯一の選択肢です。性能は、十分高いので、密閉型が欲しい方は投資する価値があると思います。


 

 16・AUDEZ'E オーデジー SP 675
   ¥39,913 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

インピーダンス:20Ω
再生周波数帯域:10Hz〜50kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:230g
ノイズキャンセリング:非対応

 オーデジーは、米国の高級ヘッドホンメーカーです。

 201904241646.jpg

 高級ヘッドホンだけ出しているメーカーで、原音の再現性にとくに力を入れていることで知られます。

 201904241647.jpg

 本体の形状は、密閉型です。

 230gと比較的軽量なので、外出先でも使えます。

  201401261031.jpg

 ACの性能は、48kHz/24bitと、ハイレゾ対応水準です。

 再生周波数帯域も、ドライバーの部分で、高音域が50kHz対応ですから、ハイレゾ基準を満たしています。

 したがって、名実共に「ハイレゾ対応水準」と言えます。

 201609241543.jpg

 ヘッドフォンの音質は、高級なだけあり、抜群です。

 同社は、平面駆動型という方式のドライバーを独自開発しています。この機種もかなり大きな、80mm×70mmの長方形ドライバーを採用し、出力に余裕があるダイナミックな音響を実現しています。

---

 以上、オーデジーヘッドフォンの紹介でした。

 今回紹介する中では、数少ない(真の意味で)ハイレゾに対応するヘッドフォンです。

 また、単にハイレゾに対応するだけでなく、音質向上技術も相当高度なので、予算さえ許せば、買って後悔のない機種でしょう。


 

 17・AUDEZ'E EL8 SP634
   ¥73,152 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

インピーダンス:30Ω
再生周波数帯域:10Hz〜50kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:460g
ノイズキャンセリング:非対応

 SP634 も、オーデジーヘッドフォンです。

 先ほどの機種に較べると、自宅利用に向いた大きめの機種であり、耳を被うように使う製品です。

 201904241653.jpg

 本体の形状は、こちらも密閉型ですが、重さは460gあります。

 DACの性能は、48kHztとこちらも、ハイレゾ対応です。

 再生周波数帯域も、50kHz対応と、先ほどの機種と同じように、ハイレゾ基準を満たしています。


 201609241555.jpg

 ヘッドフォンの音質は、こちらも、平面駆動型です。

 また、通常よりも磁束密度が高いネオジウムドライバーは、高音質化に貢献しています。

 そのほか、空気の対流を制御し、音質のバランスを整えるFazor Technologyなどの、高音質化技術が網羅されます。

---

 以上、オーデジーの大きめのヘッドフォンの紹介でした。

 かなり高いですが、自宅用に、大きいサイズのヘッドフォンを探している場合は、充分な予算があれば、この機種がおすすめです。

今回の結論
ライトニングヘッドホン/イヤホンのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、ライトニング端子に対応するヘッドホンを紹介しました。

 最後にいつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案したいと思います。


 第1に、通勤通学時向けの製品で、音質面で最も期待できるのは、

 201806062000.jpg

 【2017年】

 11・パイオニア RAYZ Plus SE-LTC3R
  ¥12,830 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:10Hz〜22kHz
入力信号::48kHz/24bit
重さ:5g(コード含まず)
ノイズキャンセリング:対応

1・音質の良さ ★★★★★
2・DAC性能 ★★★★★
3・重低音   ★★★★★
4・ノイズ対策 ★★★★★
5・総合評価  ★★★★★

 パイオニアのSE-LTC3R が良いでしょう。

  201810081105.jpg

 ドライバーのサイズは、9.2mmのダイナミック型ドライバーほどほどサイズです。

 しかし、ノイズキャンセリングはマイクを6つ搭載する新方式ですし、第2世代Lightning Audio技術に対応し、バッテリー消費効率が高いなど、独自の魅力があります。

 価格以上に性能は期待できるので、この機種を買うのも良いと思います。こちらも、日本にしっかりとした販売網があるので、断線時のサポートなども期待できます。


 第2に、イヤホンタイプで、低価格ながら信頼できる音質を持つのは、

 201901222136.jpg

【2017年】 【Lightningコネクタ付き】

 6・Beats by Dr.Dre urbeats3  
  ¥6,335 Amazon.co.jp
(8/20執筆時)
 

再生周波数帯域:
入力信号:
重さ:18g
ノイズキャンセリング:非対応  

1・音質の良さ ★★★★★
2・DAC性能 ★★★★★
3・重低音   ★★★★★
4・ノイズ対策 ★★★☆☆
5・総合評価  ★★★★☆

 米国のBeatsブランドのurbeats3でしょう。  201904241525.jpg

 実質上「Apple純正」ですが、 EarPodsとことなり、開放型でないため音漏れの心配がないです。

  201904241616.jpg

 音質面でも、同社の製品としては、どの音域もフラットなので使いやすいですし、入門用として良いと思います。

 なお、新形状の軸合わせドライバの採用で、サイズ感に比して低音域は出ているので、その部分も安心です。


 第3に、1万円台の製品で、最も音質面に工夫のある製品としておすすめなのは、

 201908201123.jpg

 14・AZLA ORTA Lightning 【各色】
  ¥17,980 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
入力信号:
重さ:20g
ノイズキャンセリング:非対応

1・音質の良さ ★★★★★★
2・DAC性能 ★★★★☆
3・重低音   ★★★★★★
4・ノイズ対策 ★★★☆☆
5・総合評価  ★★★★★★

 AZLAが販売するORTA Lightningでしょう。

 201908201133.jpg

 Lightning機では、例外的に、ドライバー部分に高度な工夫がある機種として評価できます。

 ALC(アクティブロスコントロール)40μ厚アルミ合金製振動板は、音響に関する明確な方針に基づく採用であり、Lightning搭載イヤホンでは、「例外的なプレミアムイヤホン」といえます。

 その他の部分も工夫がなされるため、ノイズキャンセルが不要ならばこれで良いでしょう。

 DACがハイレゾに対応すればなお良いですが、現実的にそのような機種は他社にもないため、その部分は「あきらめる」べきでしょう。


 第4に、ライトニングに対応するヘッドホンとしておすすめなのは、

  

 15・PHILIPS Fidelio 密閉型ヘッドホン M2L
   ¥12,800 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

インピーダンス:16Ω
再生周波数帯域:7Hz〜25kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:195g
ノイズキャンセリング:非対応

1・音質の良さ ★★★★★
2・DAC性能 ★★★★★
3・重低音   ★★★★★
4・ノイズ対策 ★★★☆☆
5・総合評価  ★★★★★

 オランダフィリップスのM2L でしょう。

 2万円前後として十分大きなドライバーを搭載しますし、後に対応モデルが増えていっても陳腐化することは少ないでしょう。

 外出先で使う場合も密閉型で音漏れもしません。音質的にはやはり低音に迫力があるタイプとなりますが、高音も、それなりに「聴かせる」スペックで、物足りなさはないでしょう。


 第5に、ハイレゾに対応するヘッドホンとしておすすめなのは、

 

 16・AUDEZ'E オーデジー SP 675
   ¥39,913 Amazon.co.jp (8/20執筆時)

インピーダンス:20Ω
再生周波数帯域:10Hz〜50kHz
入力信号:48kHz/24bit
重さ:230g
ノイズキャンセリング:非対応

1・音質の良さ ★★★★★★
2・DAC性能 ★★★★★★
3・重低音   ★★★★★
4・ノイズ対策 ★★★☆☆
5・総合評価  ★★★★★

 オーデジーのヘッドフォンです。

 相当高いですが、ハイレゾに対応できるタイプは、これ以下ではありません。

 201904241647.jpg

 音質的には、同社独自の平面駆動型80mm×70mmの長方形ドライバーを採用しており、音の広がり、豊かさは、価格相応、価格以上の満足感が期待できると思います。

1・ハイレゾヘッドホンの比較
2・ハイレゾイヤホンの比較

 なお、イヤホンでは、ハイレゾ音源のスペックに完全に対応できるスペックを持つのは、皆無です。

 そのため、ハイレゾ音源に対応させる方は、Lightningコネクタにこだわらないほうが良いでしょう。

 有線でiPhoneにつなげるならば、上記2番の【ハイレゾイヤホンの比較】で書いたような、対応製品を購入し、変換ケーブルを利用する方式の方が音質が期待できるでしょう。

補足:イヤホン・ヘッドホン関連記事の紹介

 というわけで、今回は、ライトニング端子対応ヘッドホンの紹介でした。

 201810061305.jpg

 なお、このブログ「モノマニア」には、ヘッドホン・イヤホンについて、他に、以下のような比較記事があります。

1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ノイキャンイヤホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ライトニング端子イヤホンの比較
10・ウェアラブルネックスピーカーの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 よろしければ、これらの記事をご覧ください。

 とくに、11番の記事は、全記事の「まとめ」として、どのようにイヤホンを選ぶべきか、スペック表の読み方などをまとめています。

 よろしければご覧ください。

 201809170924.jpg

アップルの iPod touchの比較
2・
ソニーのウォークマンの比較
3・ハイレゾ対応ポータブルアンプ

 また、このブログには、他にもオーディオ関係の記事がありますので、こちらもよろしくお願いします。

 最後になりましたが、この記事がお役に立ったようでしたら幸いです。Twitter Facebook はてなブックマークボタンから記事を共有していただければ嬉しいです。

 ではでは。

posted by Atlas at 11:57 | オーディオ製品

2019年08月14日

比較2019'【高音質で安い】AVアンプ最新21機の性能とおすすめ・選び方【初心者〜中級者】(1)

【今回レビューする内容2019年 高音質なAVアンプの性能とおすすめ・選び方:AVレシーバー ヤマハ・ソニー・マランツ・DENON・オンキヨーの人気AVアンプの違い・価格別の性能ランキング:2万円・3万円〜10万円以内クラスDOLBY Vision HDR10対応

【紹介する製品型番】ONKYO TX-SR393 TX-NR696(B) TX-RZ830 TX-RZ840(B) ヤマハ RX-V385 RX-S602(B) RX-V585 RX-V485 RX-A780 RX-V383 RX-S601 TX-L50 RX-V583 AVENTAGE RX-A770 RX-A3080 RX-A1080 RX-A2080 パイオニア VSX-834 VSX-S520 VSX-LX304 SONY TX-NR686(B)STR-DH790 DENON AVR-X1600H AVR-X2600H マランツNR1710

今回のお題
ホームシアター向けのAVアンプのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年8月現在、最新のAVアンプの比較です。

 201803101642.jpg

 「初めてのAVアンプ」に最適な、2-3万円前後の入門向け製品から、30万円程度の本格的な製品まで、最新機種を広く調査しました。

 YAMAHAをはじめとして、ONKYO・DENON・マランツ・SONYなどの人気メーカーのAVアンプを紹介します。

1・アンプのパワー  ★★★★★
2・チャンネル数   
★★★★★
3・仮想サラウンド  ★★★★★
3・ネットワーク再生 
★★★★★
4・設置性   
   ★★★★★
5・ノイズ対策    ★★★★★
6・総合評価     ★★★★★

 以下の記事では、いつものように、各製品を比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のような観点から、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

ーー

1・プリメインアンプの比較
2・AVアンプの比較
3・サウンドバーの比較
4・ミニコンポの比較
5・ステレオスピーカーの比較

  なお、今回は、このブログモノマニアの音響関係比較記事の第2回目記事として書きました。

1・AVアンプの選び方の基本

 201807090943.jpg

 AVアンプは、ホームシアター構築に「マスト」のオーディオ機器として、ハウツー本などに紹介されます。

 しかし、ホームシアターを初めて構築しようという初心者の方に「必ずしもおすすめできる機器」でもないことを、あらかじめ断っておきます。

 理由は2つです。

1・本体が相当大きくて邪魔である点、
2・より省スペースで構築する手段もある点、

 です。

 どういうことか?、ヤマハのAVアンプを例にしつつ、説明してみましょう。


 201803101644.jpg

 AVアンプの設置位置は、ブルーレイプレーヤーとテレビの中間の位置になります。

 その際、プレーヤーから、映像信号音声信号双方を引き込む方式です。

 そして、AVアンプから、映像信号サラウンドスピーカーに、音声信号TVやプロジェクターにケーブルで信号をそれぞれに振り分けます。

 201803101649.jpg

 似たような機器の「プリメインアンプを利用する場合、アンプには映像信号が経由しません

 音声信号は、上図の様に【映像再生機器→TV→アンプ】の順、ないし、【映像関連機器→アンプ】の順での配線となります。

 この場合、音声信号だけがアンプを通過するため、AVアンプと同等性能の機種でも、本体は小型で済みます(左図)。

 AVアンプは、音声端子と映像端子も引き込むため、結構大きいです(右図)。

 高性能なものは、「背丈も高い」ため、オーディオラックの棚の高さに収まらない場合もあり、特段の注意が必要です。

 201803101705.jpg

 したがって、ホームシアターを構築する場合でも、スピーカー2本でステレオ構成にしたい場合(2ch構成)、または、それに低音を強調するウーハーのみ付ける構成(2.1ch)の場合は、基本的に、プリメインアンプ の方が、設置性において有利です。

 とくに、映像より、CDなどの音楽再生をメインに考えたいならば、音質面でもこの方式を「推し」ます。

 5.1chのサラウンド環境の構築が「マスト」ではないならば、この方式が良いでしょう。

 そうした方は、記事が別なので、このブログの【おすすめプリメインアンプの比較記事】をご覧ください。


 201803101704.jpg

 一方、映画館のような臨場感を得たいがために、サラウンドスピーカー(5.1chなど)を設置する場合は、音声出力端子の少ないプリメインアンプでは基本対応できません。

 その場合は、AVアンプが必要です。

 ただし、本格的にシステムを作る場合、部屋の後方への配線が必要である点や、先述のようにAVアンプが「馬鹿でかい」点など、難易度は高いと言えます。

 201803101710.jpg

 その点で言えば、ヤマハなどは、テレビの下の部分に「1つの長いスピーカー」を設置するだけで、壁の反響などを利用して、擬似的に(バーチャルに)5.1chを再現できる「アンプ内蔵スピーカー」を出しています。

 昔は「おもちゃ並み」の音質でした。

 しかし、最近は、4Kテレビなどの大型テレビの普及で需要が伸びた結果、製品の音質は飛躍的に向上しています。初心者には、こちらのほうが「手軽で良い」気がします。

 なお、こうした商品は、音響機器としては別ジャンルになります。

 そのため、このブログでは、【おすすめサウンドバーの比較記事】で、ヤマハの商品を含めて別に紹介しています。

 興味のある方はご覧ください。


 201807090951.jpg

 以上、AVアンプと、そのオルタナティブとなり得る、いくつかの音響機器を紹介しました。

---

 結論的に言えば、、AVアンプは、(バーチャルではない)本格的なサラウンド環境を構築したい覚悟のある方に「のみ」おすすめすできる、「本格派」です。

 とくに、サラウンドスピーカーの配線を有線ケーブルで構築する場合、ケーブルが部屋の美観を損ねて、家族の不興を買うのは必至なので、注意しましょう。

----

 と、ネガティブに書いてしまいました。

 しかし、AVアンプを使うホームシアターは、費用としては、割と安くできるので、挑戦しやすいのも事実です。

 また、正しく音場を構築できたときの「破壊力(迫力)は凄まじい」です。

 

 予算としては、例えばヤマハの場合、入門用のAVアンプが2.5万円前後5.1chスピーカーシステムが(安い構成で)2.5万円前後です。

 合計、5万円あれば、「だいぶ聴ける」システムが完成します。音楽中心ならば2.0chのステレオ構成をおすすめしますが、「映画好き」ならば、このシステムに挑戦すると良いでしょう!

ーー

 というわけで、以下では、AVアンプを紹介します。

1・入門用AVアンプ(5.1ch)
2・中級のAVアンプ(7.1ch)
3・上級 のAVアンプ(9.1ch)

 なお、今回は、紹介したい機種も多いため、チャンネル数別に、3つのカテゴリーに分けて順番に紹介します。

2・安い入門用AVアンプ:5.1ch

 では、具体的なAVアンプの比較に入りましょう。はじめに、実売価格で4万円を下回る「入門機」の紹介です。

 以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


 201807091124.jpg

 【2018年】

 1・ヤマハ RX-V385 【Wi-Fiなし】
  ¥33,577 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
出力:各100W (6Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz  
4K HDR10:対応
ドルビー:DOLBY TrueHD
DTS:DTS-HD Master Audio
HDMI入力:4系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光1/同軸2
ネットワーク:BT
サイズ:幅435x高さ151x奥行315mm

 ヤマハRX-V485は、ホームシアター入門用RXシリーズのAVアンプです。

 ヤマハの場合、AVアンプを「AVレシーバー」と呼び、旧来の用途に問わない多機能性をアピールしています。

 201803110838.jpg

 本体サイズは、幅435x高さ151x奥行315mmです。

 先述のように、AVアンプは基本的には、高さ方向に「デカい」の特徴で、この機種もそう言えます。

 チャンネル数は、最大5.1chです。

 つまり、センター1本・フロント2本・リア2本のスピーカーと、低音用のサブウーハー1機を、スピーカーセットの基本構成とします。

 テレビ出力は、4K/60pに対応します。

 4Kに対応するには、HDCP2.2などの新規格のHDMIなどに対応する必要があります。

 今回紹介する全製品は全て「4KTV対応」ですが、この部分で、中古や型落ち製品も選択肢に入れている方は注意しましょう。4Kアップスケーリングにも対応です。

 201803110844.jpg

 また、4Kに加えてHDR(HDR10)や、新4K放送に採用されるHLGにも対応します。

 HDRは、従来よりも輝度を上げ、映像のコントラストを上げられる技術です。次世代規格のUltra-HDブルーレイにも採用されました。

 【ブルーレイプレーヤーの比較記事】でも紹介したように、近年の映画のブルーレイ版でも採用されてきています。

 一方、最新のTVは、【4KTVの比較記事】でも紹介しましたが、HDRに対応しない画質をHDR並にアップコンバートする機能を搭載しているため、現状ではAVアンプのHDR対応は「マスト」と言えるでしょう。

 201807091002.jpg

 さらに、LGなどプレーヤー側の対応もはじまった、「HDRの上位互換」となるDOLBY VISIONにも対応します。

 したがって、対応メディアの点では「無双」です。


 201803110901.jpg

 アンプのパワーは、各スピーカーに対して100W(6Ω)です。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10 Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で100 kHz となっています。

 いずれも、他社に比べて引けをとりません。なお、重低音については、Extra Bass機能で、より強調することも可能です。

 201905101655.jpg

 ハイレゾ音源は、周波数帯域で言えばこなせます。

 また、D/Aコンバーターを、ハーブラウンの384kHz/32bitなどにするなど、この機種は「豪華」です。

 次世代のUltra HD Blu-rayは、(CDより音質の良い)ハイレゾ音源をフォローするので、この部分のスペックは、今後重要になります。

 ただ、音楽CDの再生については、主要コーデックに非対応のため、上位機には及びません。

 サラウンド技術は、DOLBY TrueHDDTS-HD Master Audioに対応します。

 一般的な、5.1chの再生に問題ない仕様です。

 201803110902.jpg

 仮想的な5.1ch再生も、対応します。

 後方に2スピーカーの設置が無理な場合など、前方にSPを設置しても、音の跳ね返りなどを利用して、擬似的に5.1chを再現できます。シネマDSPという名称です。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が4系統、HDMI出力(TVへ)が1系統です。

 これに、音声出力用の光端子が1つ、同軸端子が2つ付属する構成となります。

 201904241827.jpg

 ネットワーク機能は、Bluetoothのみです。

 Bluetoothは、SBCとAACの対応です。CDレベルの音質での伝送は無理です。

 この部分は期待できないでしょう。

 また、Wi-Fiが搭載されないため、DLNAにも未対応で、PCその他からの映像データの入力には対応できません。その他、Apple系のAirplayにも対応しません

 ラジオは、AM・FM・ワイドFMに対応できます。

 201807091011.jpg

 セッティングについても、外部マイクが付属し、室内の音響特性を最適化する技術(YPO)が使えます。

 他社に比べても設置の容易性では配慮があります。

---

 以上、ヤマハRX-V385 の紹介でした。

 ネットワーク機能など弱い部分もありますが、音声部分の出力は100Wと十分です。

 映像もHDR10や最新のDOLBY Visionに対応しますし、基本性能は充実します。ネットワーク機能の部分を除けば弱点らしい部分はないので、不要ならばこの機種は有力な選択肢です。


 201803110942.jpg

 【2018年8月発売】

 2・ヤマハ RX-S602(B) [ブラック]
 2・ヤマハ RX-S602(H) [チタン]

  ¥48,663 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
出力:各95W (6Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:DOLBY TrueHD
DTS:DTS-HD Master Audio
HDMI入力:6系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光1 同軸2
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅435x高さ110x奥行328mm

 ヤマハRX-S602は、設置性の良い比較的小型のAVアンプとして売れている製品です。

 201807091022.jpg

 本体サイズは、幅435x高さ110x奥行328mmです。

 背丈が意外と低いため、比較的狭いスペースでも設置可能な製品です。

 チャンネル数は、最大5.1chです。

 テレビ出力は、4Kに対応します。

 HDR10 HLGDolby visionも対応です。

 アンプのパワーは、各スピーカーに対して95W(6Ω)です。

 小型化しても引き続きパワーは十分です。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10 Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で100 kHz となっています。

 201803110951.jpg

 ハイレゾ音源は、この機種は、対応がしっかり明示されます。

 WAV/Flac/Alac/DSDなど主要コーデックに対応します。

 DSDは、従来機は5.6MHzまででしたが、新機種から11.2MHzにも対応です。

 サラウンド技術は、DOLBY TrueHDDTS-HD Master Audioに対応しており、5.1chの再生に問題ない仕様です。

 201803110955.jpg

 仮想的な5.1ch再生は、前方スピーカーのみで擬似的再生を可能にするシネマDSPに対応します。

 その上で、シネマDSP<3Dモード>に対応する点が面白いです。

 こちらの場合、TVより後方のプレゼンススピーカーを擬似的に再現でき、より臨場感を得られます。 

 リアのサラウンドスピーカーをしっかり据え付けられる環境の場合でも、この機能は有効でしょう。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が6系統、HDMI出力(TVへ)が1系統です。

 これに、音声出力用の光端子が1つ、同軸端子が2つ付属する構成です。

 ネットワーク機能は、BluetoothとWi-Fiが搭載です。

 そのため、DLNA規格に準拠した製品ならば、ネットワーク再生が可能です。

 対応PC(ソフト)からの再生のほか、【おすすめNASの比較記事】で紹介したような、ネットワーク上のサーバーからの再生も可能です。Apple系のAirplayにも対応です。

 201807091024.jpg

 ラジオは、AM・FM・ワイドFMに対応できます。

 Spotifyとハイレゾ配信サービスのDeezer HiFiにも対応します。

 201807091058.jpg

 セッティングについては、外部マイクが付属し、室内の音響特性を最適化する技術(YPO)が使えます。

 また操作については、ファームウェア更新でAmazonのAlexaに対応です。【Amazon Echoの比較記事】で書いたように、音声入力で、AVアンプの操作ができます。

--

 以上、ヤマハRX-S602の紹介でした。

 AVアンプとしては、背が低くて設置性が良いのが「売り」です。

 小型でも十分な端子の数があるほか、ネットワーク機能も充実します。シネマDSP<3Dモード>も、ヤマハの独自技術であり、「おまけ」としては面白いです。

 こうした点で、このグレードのAVアンプとしては、初心者におすすめしやすい機種の一つとなります。


 201810310850.jpg

 【2016年】

 3・ONKYO TX-L50
  ¥33,942 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
出力:各80W (4Ω)
周波数特性:10 Hz-40 kHz
4K HDR10:
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:4系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光1 同軸1
ネットワーク:Wi-F BT
サイズ:幅435x高さ70x奥行325mm

 TX-L50は、日本のオーディオメーカーである、ONKYOの入門機です。

 201807091304.jpg

 本体サイズは、幅435x高さ70x奥行325mmです。

 ヤマハのRX-S602と較べてもさらに背が低いため、設置性は「最高」と言えます。

 201905101541.jpg

 チャンネル数は、最大5.1chです。

 テレビ出力は、4Kに対応します。

 一方、発売時期において最新機ではないため、HLGには対応せず、単純に「HDR対応」との表記です。

 アンプのパワーは、各スピーカーに対して80W(4Ω)です。

 4Ωという点を考慮に入れると、小型化の弊害か、ややパワーは控えめでしょう。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10 Hzですが、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で40 kHz となっています。

 CDグレードの音質ならば問題ないでしょうが、ハイレゾ相当の高音質の再生においては、やや不利でしょう。

 201905101655.jpg

 ハイレゾ音源は、対応が明示されます。

 WAV/Flac/Alac/DSDなど主要コーデックに対応します。DSDは5.6MHzまで対応です。

 201905101614.jpg

 サラウンド技術は、こちらは、Dolby AtmosDTS:Xに対応です。

 今までに出てきた、DOLBY TrueHDDTS-HD Master Audioの上位互換です。

 201905101612.jpg

 この規格は、ブルーレイ映画に「天井から降り注ぐ方向の音」の情報を記録できる規格です。

 「映画館の臨場感が再現」できる点で、ここ数年で人気になっているシステムです。

 AVアンプでこれを再現するためには、基本的に、高さ方向をフォローできるハイトスピーカー(Dolby Atmosイネーブルドスピーカー)を増設します。

  201810310851.jpg

 ・ONKYO SKH-410(B)
  ¥8,384 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 ただ、ONKYOは専用品としてフロントスピーカーの上に置くだけの小型製品が用意されます。

 価格的にも手軽に再現可能で、ONKYOも「力を入れて推している」システムです。

 ただし、あくまで、AVアンプの出力は最大5.1chです。

 そのため、後ろに設置するサラウンドスピーカーを「諦め」て、3.1.2ch構成(=フロント3本・サブウーファ1本・アトモス2本)にする必要があります。

 仮想的な5.1ch再生は、言及がありません

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が4系統、HDMI出力(TVへ)が1系統です。

 これに、音声出力用の光端子が1つ、同軸端子が1つ付属する構成です。

 ネットワーク機能は、Bluetoothに加えて、Wi-Fiが搭載です。

 ただ、汎用的なDLNA規格には未対応で、ChromecastAirPlayでの運用となります。

 ラジオは、FM・ワイドFMのみの対応です。

 セッティングについては、AccuEQというヤマハのYPOのようにマイクを利用しつつ、自動でスピーカーの位置調整を行う機能が付属です。

---

 以上、ONKYOTX-L50の紹介でした。

 コンパクトな機種ながら、Dolby AtmosDTS:Xに対応する機種ですが、スピーカーのチャンネル数が限定される点や、ネットワーク機能の面で、中途半端な製品と思えます。

 とくに、イネーブルドスピーカーを利用したい場合は、きちんと7.1chに対応できる上位機種を選んだ方が満足度が高そうです。


 201810310853.jpg

 【2016年】

 4・パイオニア VSX-S520
  ¥31,393 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch(6.1ch)
出力:各80W (4Ω)
周波数特性:10 Hz-40 kHz
4K HDR10:
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:4系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光1 同軸1
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅435x高さ70x奥行325mm

 パイオニアVSX-S520は、同社の入門用のAVアンプです。

 同社はオンキヨーと同系列であり、「兄弟ブランド」と見なせます。

 こちらの製品も、1つ上で紹介したONKYOTX-L50と部分的に似通った構成です。

 本体サイズは、幅435x高さ70x奥行325mmTX-L50と同じです。

 201905101558.jpg  

 チャンネル数も、同様の最大5.1chです。

 アンプを搭載しないパッシブサブウーファ用のスピーカー出力があるため、6.1chとも言えます。

 ただ、底につなげるべき製品(S-SLW500)は既に終売です。

 テレビ出力は、こちらも、4Kに対応します。

 ただし、この機種も発売時期の関係で、「HDR対応」の表記で、HLGとDOLBY Visionは未対応です。

 アンプのパワーも、各スピーカーに対して80W(4Ω)です。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10 Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で40 kHzです。

 この部分のスペックは、ONKYOTX-L50とそろっています。

 ハイレゾ音源は、対応が明示されます。WAV Flac Alac DSDなど主要コーデックに対応します。

 サラウンド技術は、こちらは、Dolby AtmosDTS:Xに対応です。

  201803111049.jpg

 仮想的な5.1ch再生は、ONKYOTX-L50は言及がありませんでした。

 しかし、こちらは、「サラウンドエンハンサー」モードを搭載し、リアスピーカーを仮想的に表現することが可能です。

 さらに、センタースピーカーも無しで、2.0chだけでサラウンドを実現するフロントステージ・サラウンドも対応です。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が4系統、HDMI出力(TVへ)が1系統です。

 これに、音声出力用の光端子が1つ、同軸端子が1つ付属する構成です。

 ネットワーク機能は、Bluetoothに加えて、Wi-Fiが搭載です。

 ただ、こちらも、汎用的なDLNA規格には未対応です。AppleのAirPlayは対応です。  ラジオは、FM・ワイドFMのみの対応です。

 201807091037.jpg

 セッティングについては、MCACCという自動調整システムが装備です。

 とくに、サブウーファーの低音の遅れについては、他社より配慮があります。

----

 以上、パイオニアVSX-S520の紹介でした。

 事実上ONKYOの「兄弟機」です。後方にスピーカーを設置できない環境で使うならば、仮想的なサラウンド再生の豊富さで、ONKYOの TX-L50よりも性能は良いでしょう。


 201905101450.jpg

 【2019年】

 5・ONKYO TX-SR393
  ¥33,777 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.2ch
出力:各80W (8Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:4系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光2 同軸1
ネットワーク:BT
サイズ:幅435x高さ160x奥行329mm

 オンキヨーTX-SR343 は、ONKYOが2019年に発表した新モデルです。

 本体サイズは、幅435x高さ160x奥行329mmです。

 サイズ感は、大きめといえる機種です。

 201905101536.jpg

 チャンネル数は、最大5.2chです。

 要するに、一般的な5.1ch構成に、サブウーファ端子が1個余分に付属する構成です。

 アンプ内蔵スピーカー(ウーファ)を余計に1つ使えますが、実際使えるかと言えば、微妙です。

   201810310851.jpg

 ・ONKYO SKH-410(B)
  ¥8,367 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 スピーカー端子が増えたわけではないので、天井方向の音を再現するハイトスピーカー(Dolby Atmosイネーブルドスピーカー)を2本増設する場合は、こちらも、後ろのサラウンドスピーカーを外した3.1.2ch構成となります。

 201905101502.jpg

 テレビ出力は、4Kに対応します。

 また、最新機だけにHDR10にも対応しますが、さらに、新4K衛星放送用に使われるHLG規格も公式的に対応となります。

 アンプのパワーは、各スピーカーに対して80W(8Ω)です。

 必要充分でしょう。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10 Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で100 kHz となっています。

 ハイレゾ音源は、対応します。

 ただし、Flacなど主要コーデックに非対応で、対応を明示しません

 サラウンド技術は、こちらも、Dolby AtmosDTS:Xに対応です。

 201905101513.jpg

 仮想的な5.1ch再生は、Dolby Atmos Height VirtualizerDTS Virtual:Xに対応です。

 先述のように、天井方向の「ハイトスピーカー(Dolby Atmosイネーブルドスピーカー)」を増設する場合、この機種は、後方のサラウンドスピーカー2本が設置できません

 ただ、これらの機能を利用すると、疑似的に天井跳ね返り音が再現できます。ただし、ファームウェアのアップデートによる後日対応となります。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が4系統、HDMI出力(TVへ)が1系統です。

 これに、音声出力用の光端子が2つ、同軸端子が1つ付属する構成です。

 ネットワーク機能は、Bluetoothのみ(SBC・AAC)です。

 Wi-Fiが未搭載なのでDLNAにも未対応です。Apple系のAirplayにも対応しません

 ラジオは、AM・FM・ワイドFMに対応できます。

  201905101547.jpg

 セッティングは、同社のAccuEQが利用可能です。

 その上で、天井跳ね返りスピーカーの位相ズレを調整するAccuReflexも対応ですので、ハイトスピーカーの設置には向くと言えます。

---

 以上、オンキヨーTX-SR343の紹介でした。

 ONKYOが「推して」いる、3.1.2ch構成のDolbyAtmos構成を格安で楽しむための最新機と言えます。

 TX-L50でも、この構成は可能ですが、本体が大きな分、スピーカーを選ばず安定的に使えそうです。設定についても、AccuReflexを利用できる分、このような設置法の場合手軽でしょう。

 配線が邪魔になる後方スピーカーを「はじめから設置するつもりがない」場合、この機種は、割と有力な選択肢になりそうです。

3・中級者向けのAVアンプ:7.1ch

 続いて、チャンネル数が7.1ch以上のAVアンプを紹介します。

 5.1chで組もうと考えている場合も、性能が良い機種を選びたい場合(多チャンネルが不要でも)このグレードを選ぶ必要があります。


 201810310855.jpg

 【2018年】

 6・SONY STR-DH790
  ¥39,193 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:7.1ch
出力:各90W (6Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:DOLBY TrueHD Atmos
DTS:DTS-HD Master Audio
HDMI入力:4系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光1 同軸1
ネットワーク:BT
サイズ:幅430x高さ156x奥行329.4mm

 ソニーSTR-DH770は、同社の入門用のAVアンプです。

 本体サイズは、幅430x高さ156x奥行329.4mmとなります。

 一般的なAVアンプと同じで、高さがある機種です。

 201803111057.jpg

 チャンネル数は、最大7.1chです。

 基本的に5.1chの構成に、増えた2つのチャンネルは、自由に利用できます。

 例えば、ONKYOのように、「天井から降り注ぐ方向の音」の情報を再現する2つのハイトスピーカー(フロントハイ・スピーカ)」を増設して、5.1.2chとしても利用可能です。

 もちろん、5.1ch以下でも利用できます。

 テレビ出力は、4Kに対応し、HDR10とHKGにも対応します。

 DOLBY Visionにも対応であり、現状で全く問題ない水準です。

 アンプのパワーは、各スピーカーに対して80W(6Ω)です。

 YAMAHAなどのライバルに較べると少し数値が低いものの、一般的に全く問題ない水準です。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10 Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で100 kHz となっています。

 十分な余裕があり、全く問題ありません。

 ハイレゾ音源は、しかしながら、対応が明示されません

 201807091047.jpg

 サラウンド技術は、こちらは、DOLBY TrueHDDTS-HD Master Audioの対応です。

 7.1chでは、Dolby AtmosとDTS:Xに対応です。「上方降り注ぎ系」の音の再現も可能です。

 201807091048.jpg

 仮想的な5.1ch再生は、S-Force PROフロントサラウンドを搭載です。

 他社と同じで、前方の3.1chのみでも、バーチャル的な5.1chを再現できます。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が4系統、HDMI出力(TVへ)が1系統です。

 これに、音声出力用の光端子が1つ、同軸端子が1つ付属する構成です。

 ネットワーク機能は、Bluetoothのみの構成です。

 そのため、DLNA規格をふくめて、ネットワーク再生はフォローしません

 ラジオは、FM・ワイドFMのみの対応です。

 201803111216.jpg

 セッティングについては、ソニーも、「アドバンストD.C.A.C.」という付属マイクを利用し、置いたスピーカーの位置を最適化する技術が優秀です。

 ヤマハも反響音を制御するYPAO‐R.S.Cという技術を持ちますが、定位の容易さは、利用した限り、個人的にはソニーを推します。

 初心者むけの設置性の容易さと言う点ではこちらがおすすめです。

---

 以上、ソニーSTR-DH770の紹介でした。

 この価格で7.1chが構成できるのは素晴らしいです。「フロントハイ・スピーカー」などを取り付けられそうならば、面白いでしょう。


 201905101811.jpg

 【2019年】

 7・パイオニア VSX-834
  ¥44,900 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:7.1ch
出力:各80W (8Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:4系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光1 同軸1
ネットワーク: BT
サイズ:幅435x高さ148x奥行321mm

 パイオニアVSX-834は、同社の中級グレードのAVアンプです。

 新旧両機種ありますが、サラウンド部分で、Dolby Atmos Height VirtualizerDTS Virtual:Xに対応した程度の違いなので、価格で選んで良いでしょう。

 201807091057.jpg

 本体サイズは、幅435x高さ173x奥行320.5mmとなります。

 AVアンプとしても、高さ17cm以上は大きい方なので、事前に設置可能かラックを確認しましょう。

 チャンネル数は、最大7.1chです。

 201905101649.jpg

 テレビ出力は、4Kに対応し、HDR10やHLGにも対応します。DOLBY Visionも対応します。

 一方、パイオニア機の場合は、単なるアップコンバートではなく、再計算によるSuper Resolution(超解像度技術)も行う点が高度です。

 この部分は、基本再生機器(TV)任せで良いですが、安いプロジェクターなどの場合は、高度な補正機能がない場合もあるので、無意味とも言えないです。

 アンプのパワーは、各スピーカーに対して80W(8Ω)です。

 下位グレードの機種と較べても、あまり協力ではないです。

 もちろん、音質面ではパーツ構成も重要です。こちらは、ディスクリート構成で、高性能DAC搭載とのことですが、部品番号の開示はありません。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10 Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で100 kHzです。

 同社の下位機同様より、高音域への対応力が伸びています。

 201905101655.jpg

 ハイレゾ音源は、対応が明示されます。

 規格もWAV Flac Alac DSDなど主要コーデックに対応します。

 サラウンド技術は、こちらは、Dolby AtmosDTS:Xの対応です。

 そのため、天井の降り注ぎ音に対応できます。

 ただし5.1chですので、端子数の関係で、リアスピーカーを付けない3.1.2ch構成が最大です。

  201803111049.jpg

 仮想的な5.1ch再生は、同社の下位機種と同じです。

 前方の3.1chで擬似的に5.1chを再現するサラウンドエンハンサー」モードと、2.0chだけでサラウンドを実現するフロントステージ・サラウンドも対応です。

 201905101808.jpg

 また2019年モデルについては、先ほども書いた、Dolby Atmos Height VirtualizerDTS Virtual:Xにも対応です。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が4系統、HDMI出力(TVへ)が1系統です。

 これに、音声出力用の光端子が1つ、同軸端子が1つ付属する構成です。

 ネットワーク機能は、Bluetoothのみ搭載です。

 ラジオは、AM・FM・ワイドFMの対応です。

 セッティングについては、この機種もMCACCという自動調整システムが装備です。

---

 以上、パイオニアVSX-834の紹介でした。

 7.1ch機は、この価格帯でライバルが多いです。

 ただ、単に4Kアップコンバートするだけでなく、超解像度技術を搭載している点は「売り」でしょう。

 先述のように、最新の液晶TVに出力するなら別として、(あまり画質向上機能の充実しない)10万円以下のプロジェクターなどには、割と使える仕様だと思います。


 201810310859.jpg

 【2018年モデル】

 8・ヤマハ RX-V585
  ¥47,142 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:7.1ch
出力:各115W (6Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:DOLBY TrueHD
DTS:DTS-HD Master Audio
HDMI入力:4系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光1 同軸2
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅435x高さ161x奥行327mm

 ヤマハRX-V585は、同社RXシリーズでは最も上位の製品です。

 201905101657.jpg

 なお、この機種は、【ホームシアタースピーカーの比較記事】で紹介した、「ヤマハ推奨の構成」となる、THEATER SOUND 585 5.1ch に採用されるAVアンプでもあります。

 本体サイズは、幅435x高さ161x奥行327mmとなります。

 AVアンプとしても、高さ17cm以上は大きい方なので、事前に設置可能かラックを確認しましょう。

 201803111128.jpg

 チャンネル数は、最大7.1chです。

 他社にも見られますが、2つのハイトスピーカー(フロントハイ・スピーカ)」を加える、5.1.2chの最新構成に対応できます。

 なお、ヤマハの場合、別室に、ステレオスピーカーを2個引き出すような使い方も提案しており、寝室兼用などにもできます。

 テレビ出力は、4Kに対応し、HDR10・HLG・DOLBY visionにも、対応します。

 アンプのパワーは、各スピーカーに対して115W(6Ω)です。余裕があり、十分です。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10 Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で100 kHz となっています。

 この部分も、同社の下位機種同様に問題ないでしょう。

 201807091108.jpg

 ハイレゾ音源は、対応が明示され、WAV Flac Alac DSDなど主要コーデックに対応します。

 再生周波数帯域も100kHzまで保証されるので、スペック上問題ないです。

 サラウンド技術は、Dolby AtmosとDTS:Xに対応です。

 201803110955.jpg

 仮想的な5.1ch再生は、ヤマハの下位機種と同じです。

 前方スピーカーのみで擬似的な5.1ch再生を可能にするシネマDSPに対応します。同様に、5.1ch環境で、擬似的に7.1ch環境を再現するシネマDSP<3Dモード>にも対応です。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が4系統、HDMI出力(TVへ)が1系統です。これに、音声出力用の光端子が1つ、同軸端子が2つ付属する構成です。

 ネットワーク機能は、AACまでのコーデックに対応するBluetoothに加えて、こちらもWi-Fiが搭載です。

 DLNA対応なので、PCやNASなどネットワーク上に保存した動画なども再生可能です。AppleのAirPlayにも対応です。

 201807091024.jpg

 ラジオは、AM・FM・ワイドFMに対応できます。また、2018年モデルからは、Spotifyとハイレゾ配信サービスのDeezer HiFiに対応しました。

 セッティングについては、便利なYPOが利用可能です。また操作については、この機種も、音声操作が、AmazonのAlexaを介して対応可能です。電源・音量・プレイリスト選択・選曲に対応します。

---

 以上、ヤマハRX-V585の紹介でした。

 現在的に、ないし、将来的に「7.1chを試して見たい!」という方には、おすすめできるAVアンプです。

 一方、「5.1ch」システムを買われる予定の方は、音質・映像の質の面で3万円以下の機種とおおきな差異がないため、より安い下位機種を選んでも良いと思います。

 ただ、 ただ、Wi-Fiの搭載で、ネットワーク再生を考える場合は、この機種は大きな魅力です。その意味、将来性の高いのはこちらでしょうね。

ーーーー

 201810310859.jpg

 【2018年】

 9・ヤマハ RX-V485 【Wi-Fiあり】
  ¥37,620 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
出力:各115W(6Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:DOLBY TrueHD
DTS:DTS-HD Master Audio
HDMI入力:4系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光1 同軸2
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅435x高さ161x奥行327mm

 なお、同型の「下位機」としてRX-V485が同時発売されています。

 こちらは5.1chの対応です。

 ただし、幅435x高さ161x奥行327mmと、上位機と同型状でスリムではないです。

 基本的にチャンネル以外の部分は変わらないので、7.1chを導入するつもりがないならば、こちらでも良いでしょう。

 ただ、価格差はさほどないので、(将来中古で売る場合も含めて)将来性は上位機でしょう。


 201807091135.jpg

 【2018年】【各色】

 10・ヤマハ AVENTAGE RX-A780
  ¥59,200 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:7.1ch
出力:各130W (8Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:5系統
HDMI出力:2系統
オーディオ:光2 同軸2
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅435x高さ171x奥行380mm

 ヤマハRX-A780は、同社のAVENTAGE<アベンタージュ>シリーズに属する、上級グレードのAVアンプです。

 201807091140.jpg

 今回紹介する10万円以下グレードの機種でも「高級品」の1つです。

 ヤマハの場合、このグレードからが20万円以上に連なる「ハイエンド系」の技術が搭載されはじめます。

 フルディスクリート構成7ch低歪パワーアンプや、各種の防振・耐ノイズ設計など、プラスアルファが見られます。

 201807091152.jpg

 本体サイズは、幅435x高さ171x奥行380mmとなります。

 大きめの機種です。

 201803111147.jpg

 チャンネル数は、最大7.1chです。

 したがって「天井から降り注ぐ方向の音」の情報を再現できる、5.1.2chに対応します。

 テレビ出力は、4Kに対応し、HDR10 HLGにも対応します。

 加えてDOLBY Visionにも対応します。

 アンプのパワーは、各スピーカーに対して130W(8Ω)です。

 大きなトールボーイのような大型フロントスピーカーを利用する場合も、十分なスペックです。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10 Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で100 kHz となっています。問題ありません。

 ハイレゾ音源は、対応が明示され、WAV Flac Alac DSDなど主要コーデックに対応します。

 サラウンド技術は、Dolby AtmosDTS:Xの対応です。

 先述のように、天井の降り注ぎ音に対応できます。

 201803110955.jpg

 仮想的な5.1ch再生は、同社の下位機種と同じです。

 シネマDSPのほか、擬似的に7.1ch環境を再現するシネマDSP<3Dモード>に対応です。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が5系統、HDMI出力(TVへ)が2系統です。

 これに、音声出力用の光端子が2つ、同軸端子が2つ付属する構成です。

 ネットワーク機能は、BluetoothとWi-Fiが搭載です。

 下位機種同様に、DLNA対応であり、AppleのAirPlayにも対応です。

 201807091139.jpg

 ラジオは、FM・ワイドFMの対応です。

 また、FMの空き帯域を利用したワイドAM(補完放送)にも対応します。また、ネットワークオーディオサービスとして、下位機種の2つに加えてradikoに対応します。

 セッティングについては、こちらも定評のあるYPOが利用可能です。

---

 以上、ヤマハRX-A770の紹介でした。

 下位機種と同じ7.1ch構成ですが、ドルビーアトモスに対応している点で「上位」です。対応させたい方は良い選択肢です。

 一方、5.1ch以下で検討されている場合について言えば、下位機種と同じDACながら、デジタル・映像・表示・アナログオーディオそれぞれに電源回路を分離するなど、こちらは、ノイズ処理や共振処理がより高グレードです。

 とはいえ、AVアンプは、ピュアオーディオ系機器ではないため、そこまで細かくこだわる必要性はないかもしれません。普通の方は気にせず下位機種で良いでしょう。

ーーー

 201807091149.jpg

 【2018年】【各色】

 11・ヤマハ AVENTAGE RX-A880
  ¥71,540 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:7.1ch
出力:各130W (8Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:7系統
HDMI出力:2系統
オーディオ:光2 同軸2
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅435x高さ171x奥行380mm

 なお、同じ筐体を使った「1ランク上」のRX-A880も同時発売です。

 こちらについては、HDMI端子の数が増量されたほか、5年間に保証が延長される点、前面端子にアルミ製カバーがある点が相違点です。

 201807091153.jpg

 また、セッティングについては、便利なYPOをパワーアップし、最大8地点の計測点でより正確にセッティングする「マルチポイント計測」に対応します。

 一方、それ以外の点では変わらないので、基本的には下位機で良いと思います。


 201807091155.jpg

 【2017年】

 12・SONY STR-DN1080
  ¥58,029 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:7.1ch
出力:各100W (6Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:6系統
HDMI出力:2系統
オーディオ:光1 同軸1
ネットワーク:Wi-Fi BT(LDAC)
サイズ:幅430x高さ156x奥行331mm

 SONYSTR-DN1080は、同社の上級グレードのAVアンプです。

 201807091202.jpg

 SONYの場合も、このグレードから明らかにパーツ構成を「ハイエンド」系にしており、本格派です。

 ソニーは社是としてハイレゾの普及を図っています。

 この機種もプリアンプ部を高精度にし、高音域の信号が潰れないよにしたり、パワーアンプまでの接続も無酸素銅の銅棒で直結するなど、面白い仕組みです。

 ハイレゾに欠かせない高速応答性も改良されています。Ultra HD Blu-ray規格は、音楽データがハイレゾ仕様ですし、AVアンプとしても今後欠かせない部分です。

 201905101707.jpg

 本体サイズは、幅430x高さ156x奥行331mmとなります。

 AVアンプとして、標準的なサイズです。

 201803111205.jpg

 チャンネル数は、この機種も、最大7.1chです「フロントハイ・スピーカーを2機」付ける構成のほか、天井に「トップミドルスピーカー」を取り付けて振り下ろし音を再現する方法も提案されます。

 テレビ出力は、4Kに対応し、HDR10・HLGにも対応します。Dolby Visionにも対応です。

 アンプのパワーは、各スピーカーに対して100W(6Ω)です。必要十分な性能です。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10 Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で100 kHz となっています。問題ありません。

 ハイレゾ音源は、対応が明示され、WAV Flac Alac DSDなど主要コーデックに対応します。

 サラウンド技術は、Dolby AtmosDTS:Xの対応です。

 先述のトップミドルスピーカーや、イネーブルドスピーカーによる、振り下ろし音再生に対応できます。

 201803111210.jpg

 仮想的な5.1ch再生は、下位機種と同じで、S-Force PROフロントサラウンドを搭載です。

 他社と同じで、前方の3.1chのみで、バーチャル的な5.1chを再現できます。

 さらに、ファントム・サラウンドバック機能を用いた場合、5.1ch構成でも、背面に2本のバーチャルスピーカーを置いた7.1.2ch相当のサラウンド感を再現可能です。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が6系統、HDMI出力(TVへ)が2系統です。

 出力が2系統なので、例えば、TVとプロジェクターを併用したい場合などに有効です。これに、音声出力用の光端子が1つ、同軸端子が1つ付属する構成です。

 ネットワーク機能は、BluetoothとWi-Fiが搭載です。

  201904241827.jpg

 DLNA対応であり、AppleのAirPlayにも対応です。

 また、Bluetoothについては、LDACコーデックに対応するため、対応ヘッドホンなどに、ハイレゾ音質で出力することも可能です。

 なお、対応ヘッドホンについては【おすすめハイレゾ対応ヘッドホンの比較記事】に書きました。

 ラジオは、FM・ワイドFMの対応です。音楽配信サービスは、Spotifyに対応します。

 201807091159.jpg

 セッティングについては、下位シリーズよりも進化したD.C.A.C.EXに対応します。

 この場合、Dolby Atmosなどの7.1ch設定についても最適化できます。それ以外の場合も、周波数特性の補正がより正確で上位です。

---

 以上、SONYSTR-DN1080の紹介でした。

 ヤマハRX-A770の事実上のライバル機といえるでしょう。パワーではヤマハにやや劣るものの、補正技術や、とくにハイレゾに関わる部分は期待値が高いです。

次回につづく
ホームシアター向けのAVアンプのおすすめは結論的にこちら

 というわけで、今回は、AVアンプを紹介しました。

 記事は、もう少し続きます。

 201807091232.jpg

・ONKYO TX-NR696(B)
・ONKYO TX-RZ830(B)
・Pioneer VSX-LX304(B)  
・DENON AVR-X1600H-K
・DENON AVR-X2600H-K
・マランツ NR1710/FN
・ YAMAHA RX-A1080(H)
・ YAMAHA RX-A2080(H)
・ YAMAHA RX-A3080(H)

 次回の後編記事【こちら】では、今回紹介できなかった、各社の上位製品を紹介します。
posted by Atlas at 14:42 | オーディオ製品

比較2019'【高音質で安い】AVアンプ最新21機の性能とおすすめ・選び方【初心者〜中級者】(2)

今回のお題
ホームシアター向けのAVアンプのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今回は、AVアンプを比較しています。

 なお、今回は、前編からの続きの記事となります。前編記事は【こちら】です。

4・中級者向けのAVアンプ:7.1ch

 201810310906.jpg

 【2019年】

 13・ONKYO TX-NR696(B)
  ¥64,165 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:7.2ch
出力:各100W (8Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:7系統
HDMI出力:2系統
オーディオ:光2 同軸1
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅435x高さ173.5x奥行379.5mm

 ONKYOTX-NR696 は、同社の上級グレードのAVアンプです。

 本体サイズは、幅435x高さ173.5x奥行378mmと、ここまでの製品の中でも「最大級」です。

 201905101709.jpg

 チャンネル数は、この機種は、最大7.2chです。

 要するに、「天井から降り注ぐ方向の音」の情報を再現できる、5.1.2ch (=7.1ch)と同様の構成でありつつ、サブウーファ出力が2系統ある構成です。

 実質的には、7.1chと同じと考えてください。

 テレビ出力は、4Kに対応し、HDR10・HLGにも対応します。ドルビービジョンにも対応します。

 アンプのパワーは、各スピーカーに対して100W(8Ω)です。劇的に高いわけではないですが、十分な性能です。なお、DACは、AKM384kHz 32bitを利用しているようです。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10 Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)

100 kHz となっています。問題ありません。

 201905101655.jpg

 ハイレゾ音源は、対応が明示され、WAV Flac Alac DSDなど主要コーデックに対応します。

 DSDは、新モデルからは11.2MHzにも対応です。

 サラウンド技術は、こちらも、Dolby AtmosDTS:Xの対応です。

 201905101513.jpg

 仮想的な5.1ch再生は、下位機種の場合と同じで、2019年モデルから、Dolby Atmos Height VirtualizerDTS Virtual:Xに対応となりました。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が7系統、HDMI出力(TVへ)が1系統です。これに、音声出力用の光端子が2つ、同軸端子が1つ付属する構成です。

 ネットワーク機能は、AACまで対応のBluetoothに加えて、Wi-Fiが搭載です。

 ただし、DLNA規格には未対応です。ただ、AirPlayに対応するほか、Chromecastにも対応します。

201807091218.jpg

 ラジオは、AM・FM・ワイドFMの対応です。

 加えて、radikoなどのサービスにもネイティブ対応です。他社に比べるとAmazon Musicに対応する点が面白いです。

 201803111235.jpg

  セッティングについては、上下のバランスが難しい、イネーブルドスピーカーに特化したAccuReflexの搭載が魅力です。この部分は、他社より強いでしょう。

---

 以上、ONKYOTX-NR676Eの紹介でした。

 7chモデルとしては人気がある製品です。映像・音声面ではとくに弱点もなく、良くまとまっている製品でしょう。DLNAに未対応というのは、唯一残念な部分です。


 201908141348.jpg

 【2019年】

 14・DENON AVR-X1600H-K
  ¥44,466 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:7.2ch
出力:各80W (8Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:6系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光2 同軸0
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅434x高さ151x奥行339mm

  AVR-X1500Hは、日本のオーディオメーカーDENONの発売するAVアンプです。

 同社としては「エントリークラス」という位置づけです。

 本体サイズは、幅434x高さ151x奥行339mmとなります。AVアンプとしては標準的なサイズです。

 201803111259.jpg

 チャンネル数は、この機種も、最大7.2chです。

 ライバルのONKYOは、「イネーブルドスピーカー推し」の構成でしたが、DENONは、どんな構成でも対応する!という宣伝方法です。

 テレビ出力は、4Kに対応し、HDR10 HLGにも対応します。Dolby Visionにも対応します。

 アンプのパワーは、各スピーカーに対して80Wです。

 やや低めですが、これは8Ωの数値なので、標準的でしょう。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10 Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で100 kHz となっています。問題ありません。

 ハイレゾ音源は、対応が明示され、WAV/Flac/Alac/DSDなど主要コーデックに対応します。

 DSDは5.6MHzまでですが、一般的には問題ないでしょう。

  

 DENON SC-EN10-M
  ¥6,480 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 サラウンド技術は、こちらも、Dolby AtmosDTS:Xの対応です。

 なお、同社も(壁に取り付けなくても)簡単に「天井から降り注ぐ方向の音」を再生できる小型の専用スピーカーを販売します。

 201905101513.jpg

 仮想的な5.1ch再生は、この機種も、 Atmos Height VirtualizerDTS Virtual:Xに対応となります。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が6系統、HDMI出力(TVへ)が1系統です。

 これに、音声出力用の光端子が2つ付属します。同軸は非対応です。

 なお、HDMIはeARC対応ですが、AVアンプですし、あまり関係なさそうです。

 ネットワーク機能は、BluetoothとWi-Fiが搭載です。

 また、DLNAに対応し、AirPlayも使えます。この部分の汎用性はONKYOより優れます。

 201807091249.jpg

 ラジオは、AM・FM・ワイドFMの対応です。音楽配信サービスの対応の幅も広いです。

 201807091245.jpg

 セッティングについては、マイクを利用して音場設定を補正できるAudyssey MultEQ XTが付属です。

----

 以上、DENONのAVR-X1600Hの紹介でした。

 4万円台の7.2ch機ということで、ヤマハRX-V585などのライバルとなります。とくに、7.2ch構成で考えると、様々なスピーカー配置を想定している点で、面白く使えそうです。


 201810310913.jpg

 【2019年】

 15・DENON AVR-X2600H-K
  ¥66,223 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:7.2ch
出力:各95W (8Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:8系統
HDMI出力:2系統
オーディオ:光2 同軸0
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅434x高さ167x奥行339mm

  AVR-X2400Hは、日本のオーディオメーカーDENONの発売するAVアンプの中級機です。

 1つ上で紹介した機種の上位機にあたります。

 201905101735.jpg

 本体サイズは、幅434x高さ167x奥行339mmとなります。

 小型ではないですが、AVアンプとしては標準的なサイズです。

 チャンネル数は、最大7.2chであり、先ほどの機種と同等です。

 201803111314.jpg

 テレビ出力は、4Kに対応し、HDR10 HLGにも対応します。また、

 ドルビービジョンにも対応です。

 アンプのパワーは、各スピーカーに対して95W(8Ω)です。

 パワーが改善された点が、下位機種との最も大きな相違点です。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10 Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で100 kHz となっています。下位機種同様です。

 201905101655.jpg

 ハイレゾ音源は、対応が明示されます。

 WAV/Flac/Alac/DSDなど主要コーデックに対応します。

 サラウンド技術は、こちらも、Dolby AtmosDTS:Xの対応です。

 仮想的な5.1ch再生は、下位機種同様で、 Atmos Height VirtualizerDTS Virtual:Xに対応となります。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が8系統、HDMI出力(TVへ)が2系統です。

 これに、音声出力用の光端子が2つ付属します。同軸はこちらも非対応です。

 ネットワーク機能は、BluetoothとWi-Fiが搭載です。こちらも、DLNAに対応し、AirPlayも使えます。

 201807091249.jpg

 ラジオは、AM・FM・ワイドFMの対応です。配信サービスへの対応は下位機種同様です。

 201807091245.jpg

 セッティングについては、マイクを利用して音場設定を補正できるAudyssey MultEQ XTが付属です。

---

 以上、DENONのAVR-X2600Hの紹介でした。

 AVR-X1600Hと比較すると、最大出力が高い機種です。

 ただ、それに関わる部分以外のパーツは同等程度と言うこともあり、セット販売のシアターシステムを導入するつもりならば、下位機種で良いでしょう。


 201807091232.jpg

 【2019年】

 16・マランツ NR1710/FN
 16・マランツ NR1710/FB
  ¥66,096 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【2018年】

 16・マランツ NR1609/FN
 16・マランツ NR1609/FB
  ¥51,579 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:7.2ch
出力:各100W (6Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:8系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光1 同軸1
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅440x高さ105x奥行378mm

  NR1710は、高級オーディオメーカーのマランツが販売するAVアンプ入門機です。

 なお、旧機種の NR1609/FNが残っていますが、仮想的な5.1ch再生に非対応のほか、基板の再設計で音質も強化されました。

 音質の部分に手が加えられたので、マイナーチェンジとも言えませんし、選ぶならば新機種でしょう。

 201803111326.jpg

 本体サイズは、幅440x高さ105x奥行378mmなります。

 AVアンプとしては小型です。5万円を超える機種だけで考えると、最も小型かもしれません。

 201807091256.jpg

 また、比較的小型ですが、フルディスクリート構成のパワーアンプを採用するなど、ヤマハの上位機同様の技術を投入します。

 チャンネル数は、この機種も最大7.2chです。

 テレビ出力は、4Kに対応し、HDR10にも対応します。

 また、ドルビービジョンにも対応で、さらに、新4K放送の標準規格のHybrid Log-Gamma(HDL)にも対応です。

 アンプのパワーは、各スピーカーに対して各100W (6Ω)です。

 サイズ的に仕方ないですが、ライバル機と較べたらやや非力感があります。ただ、4Ωのスピーカにも対応を謳っています。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10 Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で100 kHz となっています。

 201905101655.jpg

 ハイレゾ音源は、対応が明示され、WAV/Flac/Alac/DSDなど主要コーデックに対応します。

 DSDは、DENONと同じく、5.6MHzまでの対応ですね。

 サラウンド技術は、こちらも、Dolby AtmosDTS:Xの対応です。

 201905101513.jpg

 仮想的な5.1ch再生は、この機種も、 Atmos Height VirtualizerDTS Virtual:Xに対応となります。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が8系統、HDMI出力(TVへ)が1系統です。

 これに、音声出力用の光端子が1つ、同軸が1です。

 ネットワーク機能は、BluetoothとWi-Fiが搭載です。こちらも、DLNAに対応します。AirPlayも使えます。

 201807091259.jpg

 ラジオは、AM・FM・ワイドFMの対応です。ネットワークオーディオサービスへの対応も充実します。

 セッティングについては、Odyssey MultEQを装備し、補整力も期待できます。

---

 以上、マランツが販売するAVアンプの紹介でした。

 売上的には、たいへん人気のある機種です。セットアップもAudyssey MultEQの評判が良く、スピーカーの配置は容易でしょう。

 他社製品と較べるとスペック的に割高感がありますが、評判の旭化成AK4458VNをDACに使うなど、ピュアオーディオで実績のあるマランツは、音質面の信頼性は高いでしょう。

 ただ、AVアンプという性質上、この部分を過度に重視する必要性は微妙なところです。

5・上級者向けAVアンプ 9.1ch

 最後に、9.1chを超える、最上位クラスのAVアンプを見ていきます。


  201905101748.jpg

 【2018年】

 17・ONKYO TX-RZ830(B)
  ¥79,800 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【2019年】

 17・ONKYO TX-RZ840(B)
  ¥128,000 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:9.2ch
出力:各130W (8Ω)
周波数特性5 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:7系統
HDMI出力:2系統
オーディオ:光1 同軸2
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅435x高さ201.5x奥行398mm

 ONKYOTX-RZ840 は、同社のハイエンドクラスのAVアンプです。

 なお、この製品は2018年モデルが出たばかりでしたが、(果敢に)新機種を出しています。

 201905101751.jpg

 ただし、主な差異は、仮想的な5.1ch再生が充実した点だけで、具体的には、Dolby Atmos Height VirtualizerDTS Virtual:Xに対応した部分だけです。

 そのほかは、THX Certified Selectの認定を通過した程度なので、価格差を正当化するほどの相違はないと言えます。旧機種で良いでしょう。

 本体サイズは、幅440x高さ201.5x奥行376mmとなります。高さは20cmを超え、最も大きな機種です。

 201905101718.jpg

 チャンネル数は、この機種は、最大9.2chです。

 この場合、フロント2本・センター1本、サラウンドスピーカー2本、サラウンドバックスピーカー2本という「伝統的」な7ch構成を基本とします。

  201810310851.jpg

 ・ONKYO SKH-410(B)
  ¥8,367 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 その上で、前半記事で見たような、「天井から降り注ぐ方向の音」の再現ができるハイトスピーカー(Dolby Atmosイネーブルドスピーカー)を増設する7.1.2ch構成が可能です。

 201905101725.jpg

 その上で、サブウーファ用の端子が2系統あるので、合計して最大9.2chになります。

 テレビ出力は、4Kに対応し、HDR10 HLGにも対応します。

 また、ドルビービジョンに対応するほか、Hybrid Log-Gamma・BT.2020信号のパススルーにも公式対応します。

 アンプのパワーは、各スピーカーに対して130W(8Ω)です。

 大きさと価格に見合って、相当強力です。4Ωの難しいスピーカーでも使えそうです。一方、フィルター回路の工夫などにより、ノイズ対策も万全です。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)5Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で100 kHz となっています。

 ここまで見た機種に較べて、スペック上低音域の再現性に強い点は言及に値するでしょう。

 201905101655.jpg

 ハイレゾ音源は、対応が明示され、WAV/Flac/Alac/DSDなど主要コーデックに対応します。DSDは11.2MHz対応です。

 サラウンド技術は、こちらも、Dolby AtmosDTS:Xの対応です。

 201905101513.jpg

 仮想的な5.1ch再生は、2019年モデルから、Dolby Atmos Height VirtualizerDTS Virtual:Xに対応となりました。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が7系統、HDMI出力(TVへ)が2系統です。

 これに、音声出力用の光端子が2つ、同軸端子が2つ付属する構成です。

 201807091218.jpg

 ネットワーク機能は、Bluetoothに加えて、Wi-Fiが搭載です。

 こちらも、DLNA規格には未対応ですが、radikoなどのサービスにもネイティブ対応する点などは、1つ上の機種と同じです。

 ラジオは、AM・FM・ワイドFMの対応です。

---

 以上、ONKYOTX-RZ840の紹介でした。

 圧倒的なパワーが自慢の機種です。中級者以上で、ヨーロッパ製などのインピーダンス低めのスピーカーを利用する場合など、需要がありそうです。

 ただし、通常のシアター用スピーカーに使うには、相当程度「オーバースペック」でしょう。


 201905101821.jpg

 【2019年】

 18・ Pioneer VSX-LX304(B)
  ¥96,980 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:9.2ch
出力:各90W (8Ω)
周波数特性10Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:7系統
HDMI出力:2系統
オーディオ:光1 同軸1
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅435x高さ173x奥行370.5mm

  VSX-LX304は、パイオニアの上級機となります。

 ONKYOとパイオニアは現在同会社の「別ブランド」となっています。この機種も新型でTHX Certified Selectの認定を通過しています。

 本体サイズは、幅435x高さ173x奥行370.5mmとなります。

 ONKYO機と比較して、高さが控えめで設置性は良いです。

 201905101718.jpg

 チャンネル数は、この機種は、最大9.2chです。

 ONKYOのTX-RZ840と仕様は同じです。

 201905101649.jpg

 テレビ出力は、4Kに対応し、HDR10 HLGにも対応します。

 また、ドルビービジョンHybrid Log-Gamma・BT.2020信号対応なのは、ONKYO機と揃えています。

 その上で、同社の下位機種と同じで、再計算によるSuper Resolution(超解像度技術)も行う点が高度です。

 最新の液晶TVの場合は特に意味は無いでしょうが、10万円以下のプロジェクターなど、画質補正機能がさほど充実しない機種に出力するならば、この機種は良いと思います。

 アンプのパワーは、一方、各スピーカーに対して90W(8Ω)です。

 充分なスペックですが、ONKYO機より弱めです。

 ただ、内部の回路がフルディスクリート構成になっているなど、ノイズ対策はかなりしっかりしています。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で100 kHz となっています。

 201905101655.jpg

 ハイレゾ音源は、対応が明示され、WAV/Flac/Alac/DSDなど主要コーデックに対応します。DSDは11.2MHz対応です。

 サラウンド技術は、こちらも、Dolby AtmosDTS:Xの対応です。

 201905101513.jpg

 仮想的な5.1ch再生は、Dolby Atmos Height VirtualizerDTS Virtual:Xに対応します。

 201905101838.jpg

 その上で独自の「サラウンドエンハンサー」モードを装備するため、リアスピーカーを仮想化させる前提ならば、ONKYOより向きます。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が7系統、HDMI出力(TVへ)が2系統です。

 これに、音声出力用の光端子が1つ、同軸端子が1つ付属する構成です。

 201905101840.jpg

 ネットワーク機能は、Bluetoothに加えて、Wi-Fiが搭載です。

 こちらも、DLNA規格には未対応ですが、radikoなどのサービスにもネイティブ対応する点などは、優秀な機種です。

 ラジオは、AM・FM・ワイドFMの対応です。

---

 以上、パイオニアのVSX-LX304の紹介でした。

 ONKYOTX-RZ840とどちらを選ぶかは難しいですが、画質系の補整が充実するので、プロジェクターへの出力ならば、こちらが(多少)向きそうです。

 本体のサイズ感はこちらの方が小さいため、設置性を考えた場合もこちらが良いでしょう。ただ、純粋に(特に音楽方面での)音質については、ONKYO機の方がスペックは良いです。


 201905101938.jpg

 【2018年】【2019年秋再入荷予定】

 19・ YAMAHA RX-A2080(H)
  ¥177,000 楽天市場 (8/14執筆時)

チャンネル数:9.2ch
出力:各150W (6Ω)
周波数特性10Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:7系統
HDMI出力:3系統
オーディオ:光3 同軸3
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅435x高さ192x奥行474mm

  RX-A2080は、ヤマハの上級機となります。

 人気機種で、現在のところ在庫がないですが、秋以降に再入荷予定とのことです。

 201905101944.jpg

 本体サイズは、幅435x高さ192x奥行474mmとなります。

 高さは、20cmに収まりますが、奥行は相当必要な機種です。

 ONKYO機と比較して、高さが控えめで設置性は良いです。


 201905102007.jpg

 MusicCast 50
  ¥47,816 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 チャンネル数は、この機種も、最大9.2chです。

 なお、この機種は、同社のワイヤレス全方位スピーカーMusicCast50を利用することで、リアスピーカーをワイヤレスにできるため、設置自由度も高いです。

 201905101954.jpg

 テレビ出力は、4Kに対応し、HDR10 HLGにも対応します。

 また、ドルビービジョンHybrid Log-Gamma・BT.2020信号対応なのは、ONKYO機と揃えています。

 一方、明示的に「超解像度技術」とは書かれませんが、ディテール強調、エッジ強調、映像信号調整は、機能として採用されています。

 アンプのパワーは、一方、各スピーカーに対して150W(6Ω)です。

 価格から考えて当然ですが、余裕があります。

 内部の回路がフルディスクリート構成で、DAコンバーターにES9007Sを2基搭載するなど、値段に見合った内部パーツです。

 再生周波数帯域は、低音域方向(小さいほどスペックが良い)10Hzで、高音域方向(大きいほどスペックが良い)で100 kHz となっています。

 201905101655.jpg

 ハイレゾ音源は、対応が明示され、WAV/Flac/Alac/DSDなど主要コーデックに対応します。DSDは11.2MHz対応です。

 201905102040.jpg 

 サラウンド技術は、こちらも、Dolby AtmosDTS:Xの対応です。

 その上で、SURROUND:AIに対応し、コンテンツのシーンに応じて、音場効果を変更する独自技術が採用されます。

 201905101957.jpg

 仮想的な5.1ch再生は、ヤマハのこだわる部分です。

 下位機種でも、シネマDSP<3Dモード>を搭載していましたが、このグレードでは、シネマ DSP HD3を搭載します。

 リアスピーカーなしに、再計算により9.1(9.2)の再現をなせるほか、リアルで7.1(7.2)が設置されている状態の場合、仮想11.1(11.2)chの再現に対応できます。

 Dolby AtmosDTS:Xとの併用もできる点は、かなり高度です。

 接続端子は、HDMI入力(映像機器から)が7系統、HDMI出力(TVへ)が3系統です。

 これに、音声出力用の光端子が3つ、同軸端子が3つ付属する構成です。

 201905102002.jpg

 ネットワーク機能は、Bluetooth(SBC・AAC)に加えて、Wi-Fiが搭載です。

 対応メディアは割と限られますが、DLNA対応AirPlayも対応するため、ネット周りは充実していると言えます。

 また、Bluetoothについては、圧縮音源を再計算でハイレゾ相当にアップコンバートできる、ハイレゾリューション・ミュージックエンハンサーの搭載も魅力です。

 ラジオは、AM・FM・ワイドFMの対応です。

 セッティングについては、引き続き、便利なYPOが利用可能です。

---

 以上、ヤマハのRX-A2080の紹介でした。

 価格は高いですが、オーディオグレードの高品質パーツと、相当難易度が高かっただろう、シネマ DSP HD3の搭載は、他機にない魅力です。

 ただ、ACアンプは、(音以外に映像を扱うため)陳腐化しやすいので、予算的に余裕のある幅を超えて、「長く使えるから!」という観点で、この機種を選ぶのはやめた方が良いでしょう。

 ただ、予算に余裕がある場合は、無論、この機種がイチオシです。

−−

 201905101938.jpg

 【2018年】

 20・ YAMAHA RX-A1080(H)
  ¥95,857 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:7.2ch
出力:各140W (6Ω)
周波数特性10Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:7系統
HDMI出力:3系統
オーディオ:光3 同軸3
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅435x高さ192x奥行474mm

 その点で言えば、7.2ch構成ながら、ほとんど性能が変わらない下位機種の RX-A1080-Hは「お買得」です。

 疑似的に11.1(11.2)chの再現ができるシネマ DSP HD3は、7chスピーカーで対応できることを考えても、選ぶならばこちらかと思います。

 重要な部分としては、ディテール強調、エッジ強調など、超解像度技術に類する映像部分の補整機能は省略です。

 ただ、格安プロジェクターなどに出力するのでなければ、問題ないと思います。現状では、かなり良い選択肢かと思います。


 201905102034.jpg

 【2018年】

 21・ YAMAHA RX-A3080(H)
  ¥309,509 楽天市場 (8/14執筆時)

チャンネル数:9.2ch
出力:各200W (6Ω)
周波数特性10Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:7系統
HDMI出力:3系統
オーディオ:光3 同軸3
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅435x高さ192x奥行474mm

  RX-A2080は、ヤマハの上級機となります。

 こちらは、このブログの【ホームシアタースピーカーの比較記事】で紹介した、YAMAHAのハイエンドクラスのシアタースピーカーであるSoavoシリーズで推奨されるAVアンプです。

 201905102036.jpg

 本体サイズは、幅435x高さ192x奥行474mmとなります。

 要するに、下位シリーズと筐体は同じものを採用します。

 一方、出力が多少強い部分以外は、(DAC構成の変更や、回路分離の徹底度など、パーツの洗練化はありますが)下位機種との価格差を正当化する要素がほとんどない製品です。

 先述のように、AVアンプは、映像信号を扱う以上、確実に陳腐化するオーディオ製品です。また、映像信号を扱う以上、ノイズ対策には限界もあります。

 結論的にいえば、基本的にこのグレードは、相当、限られた方向けだと思います。

今回の結論
ホームシアター向けのAVアンプのおすすめはこちら!

 というわけで、今回は、10万円以下グレードのAVアンプを紹介しました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種を提案しておきます。


 第1に、3万円台の予算で選べる入門用のAVアンプとしておすすめできるのは、

 201807091124.jpg

 【2018年】

 1・ヤマハ RX-V385 【Wi-Fiなし】
  ¥33,577 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 1・ヤマハ RX-V385 【Wi-Fiなし】
  ¥25,268 楽天市場 (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
出力:各100W (6Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz  
4K HDR10:対応
ドルビー:DOLBY TrueHD
DTS:DTS-HD Master Audio
HDMI入力:4系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光1/同軸2
ネットワーク:BT
サイズ:幅435x高さ151x奥行315mm

1・アンプのパワー  ★★★★☆
2・チャンネル数   
★★★★☆
3・仮想サラウンド  ★★★★☆
3・ネットワーク再生 
★★☆☆☆
4・設置性   
   ★★★★☆
5・ノイズ対策    ★★★★☆
6・総合評価     ★★★★☆

 ヤマハRX-V385 でしょう。

 201803110838.jpg

 映像出力では、4K・HDR10を通せる点は、長く利用したい場合「マスト」ですが、こちらは対応できます。

 その上で、上位最新規格のDOLBY Visionに対応するので、相当長く使えそうです。

 音声出力は、その上で、100Wという十分なパワーを持ちますので、出力の弱さに振り回されることもないでしょう。

 201803110902.jpg

 5.1chスピーカーに向く機種です。

 しかし、シネマDSPに対応するため、後方にスピーカーを配置しなくても、擬似的にサラウンド感が得られる点も、初心者向きかと思います。

 201807091011.jpg

 セッティングについても、多チャンネルスピーカーは、位置合わせが面倒ですが、定評のある室内の音響特性を最適化する技術(YPO)が付属します。こうした点で初心者向けです。

 難点は、ネットワークに未対応の点ですが、それが不要ならば、セットアップの用意さを含めて良い機種です。

ーー

 201810310859.jpg

 【2018年】

 9・ヤマハ RX-V485 【Wi-Fiあり】
  ¥37,620 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
出力:各115W(6Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:DOLBY TrueHD
DTS:DTS-HD Master Audio
HDMI入力:4系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光1 同軸2
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅435x高さ161x奥行327mm

1・アンプのパワー  ★★★★★
2・チャンネル数   
★★★★☆
3・仮想サラウンド  ★★★★☆
3・ネットワーク再生 
★★★★☆
4・設置性   
   ★★★☆☆
5・ノイズ対策    ★★★★☆
6・総合評価     ★★★★☆

 なお、執筆時現在の価格状況で言えば、1つ上の上位機の RX-V485との価格差が詰まっています。

 比較すると、この機種については、Wi-FiとBluetoothを装備しており、ネットワーク面で有利です

201807091024.jpg

 Spotifyなどの配信サービスを利用できるほか、DLNAやAirPlay対応ですから、PCやNASなどネットワーク上に保存したソースの再生にも便利です。

 大きさの部分で許容できるならば、現状ではこれを選ぶのも良い選択肢です。

ーーー

 201810310850.jpg

 【2016年】

 3・ONKYO TX-L50
  ¥33,942 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
出力:各80W (4Ω)
周波数特性:10 Hz-40 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:4系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光1 同軸1
ネットワーク:Wi-F BT
サイズ:幅435x高さ70x奥行325mm

1・アンプのパワー  ★★★☆☆
2・チャンネル数   
★★★★☆
3・仮想サラウンド  ★☆☆☆☆
3・ネットワーク再生 
★★★☆☆
4・設置性   
   ★★★★★★
5・ノイズ対策    ★★★★☆
6・総合評価     ★★★★☆

 一方で、ラックの関係で設置が難しい場合は、ONKYOTX-L50が選択肢です。

 映像出力では、4KとHDRに対応した上で、音声出力も、80Wと十分な出力を持つ点が評価できます。

 仮想的なサラウンド再生はできませんが、しっかり5.1chを構築するならば、十分な性能です。

 201810310851.jpg

 ・ONKYOイネーブルドスピーカー SKH-410(B)
  ¥8,367 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 また、超小型で、フロントスピーカーの上に置くだけのこちらのスピーカーを利用して、3.1.2chにチャレンジするのも面白そうです。


 第2に、ワンランク上の高性能機として長く使えそうな機種は、

 201810310859.jpg

 【2018年モデル】

 8・ヤマハ RX-V585
  ¥47,112 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:7.1ch
出力:各115W (6Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:DOLBY TrueHD
DTS:DTS-HD Master Audio
HDMI入力:4系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光1 同軸2
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅435x高さ161x奥行327mm

1・アンプのパワー  ★★★★★
2・チャンネル数   
★★★★★
3・仮想サラウンド  ★★★★☆
3・ネットワーク再生 
★★★★☆
4・設置性   
   ★★★☆☆
5・ノイズ対策    ★★★★★
6・総合評価     ★★★★★

 ヤマハRX-V585でしょう。

 映像出力では、4Kに対応し、HDR10・DOLBY Visionにも対応します。

 201803110955.jpg

 音声出力では、7.1chを構成できる機種ですが、5.1chの場合でも、擬似的に7.1ch環境を再現するシネマDSP<3Dモード>にも対応でき、面白さがありますから。

 パワー115Wと文句のない大きさです。3万円以下の機種より確実に実力のあると言える製品です。

 パーツ面でも、バーブラウン384kHz/32bitDACを利用するなどのこだわりがありますし、Wi-Fiに対応して、DLNAが利用できるのも良い部分です。

 やや価格が高いものの、便利に利用できるでしょう。

 201807091058.jpg

 セッティングについては、こちらも室内の音響特性を最適化する技術(YPO)が使えます。

 その上で、操作については、YAMAHAは、Wi-Fi対応機(=music cast対応機)全機種について、ファームウェア更新でAmazonのAlexaに対応します。

 AVアンプの面倒なリモコン操作が「音声入力」でできます。なお、この端末については【Amazon Echoの比較記事】で詳しく書きました。

 201905101657.jpg

 また、スピーカーと同時に揃える場合、 この機種は、【ホームシアタースピーカーの比較記事】で紹介した、THEATER SOUND 585 5.1ch で組むのが「ヤマハ推奨の構成」です。


 第3に、5万円を超える高級機で本格的なシアターシステムを整備したいならば、

 201807091155.jpg

 【2017年】

 12・SONY STR-DN1080
  ¥58,029 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:7.1ch
出力:各100W (6Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:6系統
HDMI出力:2系統
オーディオ:光1 同軸1
ネットワーク:Wi-Fi BT(LDAC)
サイズ:幅430x高さ156x奥行331mm

1・アンプのパワー  ★★★★★
2・チャンネル数   
★★★★★
3・仮想サラウンド  ★★★★★★
3・ネットワーク再生 
★★★★★
4・設置性   
   ★★★★☆
5・ノイズ対策    ★★★★★★
6・総合評価     ★★★★★★

 SONYSTR-DN1080でしょう。

 201807091202.jpg

 5万円を超えてくると、機器内部のパーツ構成が明らかに「高級化」しますが、ソニーは、音楽やUltra HD Blu-rayの視聴に向く、高レベルのハイレゾ再生を目指す方向性のパーツ選びに好感が持てます。

 映像出力では、4Kに対応し、HDR10・DOLBY Visonに対応します。

201803111205.jpg

 音声出力では、7.1chを構成できる機種で、Dolby Atmos対応のため、5.1.2チャンネル構成で、天井からの反響音を活かした構成も可能です。

 また、5.1chの構成でも、ファントム・サラウンドバック機能で、7.1.2ch相当のサラウンド感を再現可能です。

 ネットワークの部分でも文句の付けられない構成ですし、マルチなAVレシーバーとしても活躍すると思います。スピーカーの位置調整がうまく、初心者むけの設置性の容易さと言う点でもおすすめです。


 第4に、10万円前後の予算で、本格的なシアターシステムを構築するならば

 201905101938.jpg

 【2018年】

 20・ YAMAHA RX-A1080(H)
  ¥95,857 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:7.2ch
出力:各140W (6Ω)
周波数特性10Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:7系統
HDMI出力:3系統
オーディオ:光3 同軸3
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅435x高さ192x奥行474mm

1・アンプのパワー  ★★★★★★
2・チャンネル数   
★★★★★
3・仮想サラウンド  ★★★★★
3・ネットワーク再生 
★★★★★★
4・設置性   
   ★★★☆☆
5・ノイズ対策    ★★★★★★
6・総合評価     ★★★★★★

 YAMAHARX-A1080-Hでしょう。

 構成は7.2ch構成ですが、内部の音響パーツの品質が良いほか、疑似的なサラウンド再生の技術が、この価格帯では「抜けて」います。

 11.1(11.2)chの再現ができるシネマ DSP HD3は、リアルなスピーカーでは、ほぼ不可能な「感覚」を、感じられますし、臨場感を突き詰めるべき、シアター構築には、向く、面白いシステムだと思います。

 201905101944.jpg

 ちなみに、この機種は、【ホームシアタースピーカーの比較記事】で紹介した、YAMAHAのTheater Sound 1080 5.1chの、ヤマハ推奨AVアンプになります。

 セットで揃える場合はそちらが相性が良いと思うので、よろしければ、スピーカー記事もご覧ください。


 第5に、本格的なシアターシステムをできるだけ省スペースで整備したいならば、

 201807091232.jpg

 【2019年】

 16・マランツ NR1710/FN
 16・マランツ NR1710/FB
  ¥66,096 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:7.2ch
出力:各100W (6Ω)
周波数特性:10 Hz-100 kHz
4K HDR10:対応
ドルビー:Dolby Atmos
DTS:DTS:X
HDMI入力:8系統
HDMI出力:1系統
オーディオ:光1 同軸1
ネットワーク:Wi-Fi BT
サイズ:幅440x高さ105x奥行378mm

1・アンプのパワー  ★★★★☆
2・チャンネル数   
★★★★★
3・仮想サラウンド  ★★★★★
3・ネットワーク再生 
★★★★★
4・設置性   
   ★★★★★★
5・ノイズ対策    ★★★★★★
6・総合評価     ★★★★★★

 マランツNR1710でしょう。

 201803111326.jpg

 本体サイズは、幅440x高さ105x奥行378mmなります。

 AVアンプとしてはかなり小型で設置性が良いです。

 201807091256.jpg

 中身のパーツ構成も、ヤマハの上位機のように、フルディスクリート構成であり、こだわりがあります。

 映像出力では、4Kに対応し、HDR10・DOLBY Visonに対応します。さらに、Hybrid Log-Gammaにも対応しており、充実します。

 音声出力では、7.1chを構成できる機種で、Dolby Atmos対応です。

 パワーは、さすがにサイズ的に80Wです。しかし、スピーカーは4Ωまで対応ですし、シアター用スピーカーセットを買う分には十分すぎるでしょう。

  201807091259.jpg

 ネットワークオーディオサービスの充実度も高いです。

 

 こうした「聴き放題サービス」をまだお試しでない方は、Amazon Music Unlimited30日間無料体験を登録して、自分に合った楽曲が利用できるか試すのは「あり」でしょう。

 聴き放題サービス自体は、スマホ・PC・Macで試すことができます。このサービスと加入については、【Amazon Music Unlimitedの説明サイト 】をご覧ください。

ーーー

 というわけで、今回はAVアンプの紹介でした。

 201803112023.jpg

1・シアタースピーカーの比較

 なお、今回同時にホームシアター向けのスピーカーをお探しの方、このブログには、AVアンプにつなげて利用する、スピーカーを比較した記事もあります。

 セット価格で、2万円程度から10万円前後まで紹介しています。

 また、このブログ「モノマニア」では、シアター関係の家電について次のような記事もあります。

2・プリメインアンプの比較
3・AVアンプの比較
4・サウンドバーの比較
5・ミニコンポの比較

6・ステレオスピーカーの比較
7・ブルーレイプレーヤーの比較
8・ブルーレイレコーダーの比較
9・液晶テレビの比較
10・
家庭用プロジェクターの比較

 これらの記事もよろしくお願いします。

 最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。

 (前編からの続き記事なので、前半記事をご紹介頂けるとなお嬉しいです!)

 ではでは!

posted by Atlas at 14:41 | オーディオ製品

比較2019'【45機】ホームシアタースピーカーの音質のおすすめ・選び方:5.1chシアターシステムセット (1)

【今回レビューする内容】2019年 主要5社の5.1chホームシアターシステム・ホームシアター用スピーカーセットの性能とおすすめ・選び方:ONKYO・DENON・YAMAHA・パイオニア・SONY・Bose:5.1ch 7.1ch 7.2ch 3.1.2ch対応:ドルビーアトモス対応 10万円以下の予算で組む単品コンポーネント構成のシアターセット

【比較する製品型番ONKYO D-109X D-309X D-509 D-109XE 2.1ch BASE-V60(B) SL-D501(B) D-509E YAMAHA THEATER SOUND 483 585 780 1080 5.1ch NS-F210(B) YST-SW200(B) NS-F350(B) NS-SW300(B) NS-F500(B) NS-SW500(B) NS-F700(BP) Soavo NS-F901 DENON 17 SC-T17 DSW-37-K SC-T37 NS-PA41 NS-P41 Logitech Z906 pioneer Theater Black SP-FS52 S-HS100 S-52W DSW-37-M SONY CS SS-CS3 Bose Lifestyle 650 600 home entertainment system

今回のお題
ホームシアター用スピーカーセットのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年8月現在、最新のホームシアター用のスピーカーセットを比較します。

 201807091406.jpg

 最初からスピーカー5本とサブウーファーがセット販売されてる格安製品は、ほぼ全機種網羅しました。

 その上で、ONKYO・DENON・YAMAHA・SONY・BOSE単品コンポーネントの推奨セットについても、総額10万円以上のグレードを含めて、フォローします。

 加えて、2-3万円で導入可能な、最近人気のバータイプを合わせて、全45製品を紹介します。

ーー

1・重低音     ★★★★★
2・音場の立体感  
★★★★★
3・音の個性    
★★★★★
4・声の聞きやすさ ★★★★★
5・価格の安さ   ★★★★★
6・総合評価    ★★★★★

 というわけで、以下では、上表のようなポイントから、各製品を比較・紹介していきます。

 そして、最後にAtlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を書いていきます。

--

1・AVアンプの比較
2・サウンドバーの比較
3・小型スピーカーの比較
4・シアター用スピーカーの比較
5・ミニコンポの比較
6・プリメインアンプの比較
7・ブルーレイプレーヤーの比較
8・ブルーレイレコーダーの比較
9・液晶テレビの比較
10・家庭用プロジェクターの比較

 なお、今回の記事は、このブログのオーディオ機器比較シリーズの4回目記事として書きました。

1・シアターシステムの選び方の基本!

1・シアタースピーカー(17機)
2・サウンドバー(28機)

 今回は、総計で45機をフォローします。

 そのため、シアター構築の「入門者」の方に向けて、ホームシアターで利用するスピーカーの基本的な区別について、あらかじめ紹介しておきます。

1・本格的なシアター用スピーカー

 201807091516.jpg

 第1に、本格的な「ホームシアター用スピーカー」です。

 一般的に、「ホームシアター入門キット」としてデンキヤで売られているのは、「スピーカー6本」を基本とするこの種のスピーカーセットです。2.1ch・5.1ch・7.2chまで網羅します。

 201807091124.jpg

 この場合、(Boseの高級品を除いて)スピーカーには、アンプが付属しないため、TVだけでは使えません

 そのため、【おすすめAVアンプの比較記事】で紹介したようなアンプを介して利用する必要があります。

2・バーチャルサラウンドスピーカー

 201807091348.jpg

 第2に、「バーチャルサラウンドスピーカー」です。

 基本的にテレビの下か横のみにスピーカーを配置し、後方などは、「バーチャルに音場を再現」する仕組みです。

 このタイプは、アンプ内蔵で、アンプなしでTVから直付けできます。加えて、後方へのスピーカー配線が不要なので「部屋の美観は良い」です。

 決して「本格的ではない」ですが、最近各社が技術競争を繰り広げた結果、「音質はびっくりするほどパワーアップ」しました。

 201804211203.jpg

 なお、こうした製品も、本格的な製品はありますが、システムが異なるので記事を分けました。

 恐れ入りますが、「後方に配線したくない方」「アンプを別に買いたくない方」は、次回記事となる、【おすすめサウンドバーの比較記事】のほうをご覧ください。

ーー

 というわけで、「アンプを内蔵しない本格派タイプ」の紹介をはじめます。

2・各社のホームシアターセットの比較

 はじめに、各社が発売しているホームシアターセットについて紹介します。

 なお、以前は、多くのメーカーが発売していましたが、最近は、【サウンドバー】の流行で、こうした、アンプを内蔵しないセット商品は、一部オーディオメーカーが少数販売しているだけになりました。


 201902041242.jpg

 【2018年】【10月上旬再入荷】

 1・YAMAHA NS-PA41
  ¥36,860 楽天市場 (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:7cm×2+2.5cm(2WAY式)
センター:7cm
サラウンド: 7cm
サブウーファー:50W 

 ヤマハNS-PA41は、ヤマハが2018年に発売したエントリークラスのスピーカーシステムです。

 常に人気の機種で、予約待ちの状況の製品です。

 201902041250.jpg

 チャンネル数は、写真のように5.1chとなります。

 201902041251.jpg

 フロントスピーカーは、細長いトールボーイ型を採用します。

 高音域を担当する2.5cmのトゥイーターと、中高音域を担当する7cmのウーファーとに分かれる、本格的な2WAY式です。

 図のように、ウーファーは、2つのユニットを搭載するため、2WAY3スピーカーシステムです。

 本体の細さに比してある程度パワフルに稼働がします。

 再生周波数帯域は、低音域方向が67Hz、高音域方向が30kHzです。

 レンジはさほど広くなく、この部分は「値段なり」の部分はありそうです。

 ハイレゾにも対応しません。なお、音量を-30dBと絞れば、100kHzまで対応とされます。こちらは他社にはみられない独特の表記法です。

 201902041302.jpg

 センタースピーカー・サラウンドスピーカーは、いずれも7cmのフルレンジスピーカーユニットです。

 テレビのセリフ聞き取りに重要なセンタースピーカーは密閉型構造ですが、試聴では、聞き取りやすい音質でした。

 201902041305.jpg

 ・ヤマハ NS-SW050
  ¥11,661 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 サブウーファーは、単品でも販売されているNS-SW050を付属させています。

 こちらは、20cmコーンを採用し、出力は50W(5Ω)となります。

 数値的にさほどパワーはないですが、A-YSTU方式をとるため、ユニットサイズに比して低音は出ています。

 いずれにしても、他のスピーカーとのバランスを考えると最良でしょう。

 サイズは、幅291×高さ292×奥行き341mmです。

 スピーカーケーブルは、24.5m付属します。ウーファーと接続するRCAケーブルも5m付属です。

--

 以上、ヤマハNS-PA41の紹介でした。

 人気機種の後継機で、シアター用として根強い人気のある機種です。

 セット販売の低価格機は、「スピーカーとしての主張がない」ものが多いですが、凝った作りのフロントスピーカーは、購買力をそそるでしょう。

 入門用としてとても良い製品です。

  201902041313.jpg

 2・YAMAHA NS-P41
  ¥22,689 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:7cm(フルレンジ)
センター:7cm
サラウンド: 7cm
サブウーファー:30W 

 なお、上記の製品の「廉価版」として、NS-P41という製品もあります。

 こちらについては、フロントスピーカーが、小型(7cmウーファー)のフルレンジスピーカーです。また、それに応じて、サブウーファーも30Wと、実力を落としています。

 これらの点から言って、あまりオススメできない構成と言えます。


 201810311035.jpg

 【並行輸入品】

 3・Logitech Z906 5.1ch サラウンドスピーカー
  ¥42,000 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:フルレンジ
センター:
サラウンド:
サブウーファー:165W 

 LogitechZ906 は、日本では「ロジクール」で知られるPC周辺機器メーカーが海外限定で発売している機種です。

 日本でも並行輸入品が手に入ります。

 201807091440.jpg

 チャンネル数は、本格的な5.1chとなります。

 センタースピーカー・フロントスピーカー・サラウンドスピーカーは、ユニットサイズは非公開ながら、ヤマハ同様のフルレンジスピーカーです。

 201807091443.jpg  

 一方、この機種は(例外的に)アンプが同梱されます。

 そのため、別に買わなくても良い機種です。能力的には、トータル500Wの出力なので、日本で単品で買えば、2万円ほどの製品です。

 音声入力は、同軸×1・光端子×2・RCA×1という構成です。

 再生周波数帯域は、「非公開」です、

 米国中心に展開するメーカーは、このあたりには無頓着ですが、音は良いです。

 201807091454.jpg

 サブウーファーは、一方で実用最大出力が165Wです。パワーは期待できそうです。サイズは、幅293×高さ291×奥行き319mmですから、ヤマハと同じほどです。

 スピーカーケーブルは、6本分が付属です。

---

 以上、LogitechZ906の紹介でした。

 アンプ部の価格が1万円、輸入送料を5000円と見込む場合、日本でスピーカーのみを買う場合は、ヤマハのNS-P40B同クラスです。

 ウーハーの強さは魅力で、実際の所、低音の重圧感は定評のあるユニット構成です。

 ただし、アメリカと日本では、コンセントは同じながら多少電圧が異なる点、並行輸入品として保証が得られない点で、リスクはあります。初心者は、手を出すべきではないでしょう。


 201810311031.jpg

 【在庫限り】

 4・パイオニア S-HS100
  ¥25,039 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:7.7cm(フルレンジ)
センター:7.7cm
サラウンド: 7.7cm
サブウーファー:160W 

 S-HS100は、ONKYOが「パイオニア」ブランドでだしている、

 シアター入門者向けのスピーカーシステムです。

 2010年発売の息の長い製品ですが、定期的に再版があります(直近では2018年末)。

 ただ、現在は、在庫が尽きかけていますので、終売の可能性はあります。

 チャンネル数は、5.1chとなります。

 201807091457.jpg

 センタースピーカー・フロントスピーカーとサラウンドスピーカーは、いずれも7.7cmのフルレンジスピーカーユニットです。

 センタースピーカー以外は、全て同じサイズのスピーカーになります。

 なお、センタースピーカーはTVの下に、フロントスピーカーは左右に、サラウンドスピーカーは部屋の後部左右に配置するスピーカーです。

 201810311034.jpg

 ・パイオニア S-21W
  ¥14,800 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 サブウーファーは、パイオニアから単体でも発売されているこちらがセットされます。

 こちらは、16cmコーンを採用し、実用最大出力は160Wとなります。

 サイズは、幅91×高さ408×奥行き344 mmです。

 スピーカーケーブルは、4mが3本と10mが2本付属します。ウーファーと接続するRCAケーブルも3m付属です。そのため、買ってすぐにつなげることができるでしょう。

--

 以上、パイオニアS-HS100の紹介でした。

 格安のセット構成のスピーカーとしては、スピーカーの口径とウーハーの出力が高い点で、実力はあります。ウーハーの出力も強めですし、小型というサイズ感を感じさせない実力を持つでしょう。

  ただし、トールボーイ型のフロントスピーカーを採用するヤマハに比べると、音場感が出しにくいですし、別にスタンドを用意する場合は、価格差もなくなるため、現状では、イマイチです。

3・オンキョーのシアターシステム

 つづいて、メーカーが推奨する「単品スピーカーの5.1chセット」の構成について、紹介していきます。

 はじめに、オンキヨーのシアターシステムです。


 201803111826.jpg

 【2016年】

 5・ONKYO D-109X Series 

 【フロントスピーカー 2本組】

 5・ONKYO D-109XE
  ¥31,940 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 5・ONKYO D-109XC
  ¥10,349 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サラウンドスピーカー 2本組】

 5・ONKYO D-109XM
  ¥7,060 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 5・ONKYO SL-T300(B)
  ¥17,864 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 5・ONKYO SL-A251(B)
  ¥-------Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:8cm×2+2.0cm(2WAY)
センター:8cm×2+2cm
サラウンド:8cm+ 2cm
サブウーファー:95W 

 ONKYOD-109X Seriesは、同社の推奨するシアター用スピーカー構成では最も安いといえる構成です。

 201807091508.jpg

 とはいえ、5.1chを構成するとして総額で7万円ほどになりますので「爆安」ではありません。


  201810311037.jpg

 フロントスピーカーは、一番お金を掛けるべき部分ですが、かなり良いものを採用します。

 細長い「トールボーイ」タイプのスピーカーです。同社ではお馴染みのハイブリッド繊維N-OMFを採用した8cmのコーン型スピーカーを2機、2cmのバランスドーム型トゥイーターを1機搭載する、2ウェイ方式バスレフ型のユニットです。

 再生周波数帯域は、55Hz〜80kHzですので、低音も高音もそれなりに出ます。とくに、高音部は、ハイレゾ基準を超えており優秀です。

 201803111849.jpg

 センタースピーカー・サラウンドスピーカーも、フロントスピーカーと同じサイズのユニットを装備し、方式も2ウェイ方式バスレフ型となります。

 201807091509.jpg

 サブウーファーは、推奨構成での選択肢は2つです。

 ただし、SL-A251(B)は、生産終了なので、現在は、実用最大出力95Wの横型のSL-T300(B)が選択肢です。

 サイズは、幅435×高さ144×奥行き377mmです。

 スピーカーケーブルは、それぞれの単品ごとに付属します。

 サラウンドスピーカーは8Mもありますし、音質うんぬんを言わないならば、買い増さなくても即つながります。サブウーファー用の3mのピンケーブルも付属です。

---

 以上、D-109X Seriesの紹介でした。

 このレベルのユニットをそろえると、オーディオとしての音に高い期待が持てます。また、本体にも高級感がでてくるため、部屋のインテリア性を考えても、このグレードは「おすすめ」と言えます。

 また、(サブウーファーを除き)全てのスピーカーユニットのサイズが統一的なシステムは割と珍しく、端正な音が聴けた一つの要因かなと思っています。

ーーー

 201807091537.jpg

 5・ONKYO AS-85H スピーカースタンド
  ¥8,877 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 なお、サラウンドスピーカーにスタンドを付ける場合は、上記が純正です。

 201807091557.jpg

 5・ONKYOイネーブルドスピーカー SKH-410(B)
  ¥8,367 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 また、前回【AVアンプの比較記事】で紹介した、「天井からの音のデータ」を反映できる、新しいドルビーアトモス規格の映像ソフトに対応するため、上記のスピーカーを選んでも良いでしょう。

 こちらは、小型スピーカーであり、フロントスピーカーの上に設置します。この場合は、サラウンドスピーカーを買わず、3.1.2chという構成にするのがおすすめでしょうか。

ーーーー

 201902041132.jpg

 5・ONKYO シネマパッケージ 2.1ch BASE-V60(B)
  ¥42,800 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 なお、ONKYOD-109X Seriesですが、アンプがセットになったBASE-V60(B)という2.1chセットが出ています。

 201902041156.jpg

 付属するアンプは、【AVアンプの比較記事】で紹介した、ONKYOのTX-L50です。

 Wi-Fiを搭載するネットワーク対応型としては、最も安い入門機であり、3万円台の売価です。

 その上で、先ほど紹介した、サラウンドスピーカ(D-109XM)2本を、フロントスピーカーとして使っています。それに、オリジナルの80Wのサブウーファーが1本付属します。

 価格的には、単品で全て購入するよりもだいぶ安いので、コスパ重視ならば、このセットで選ぶのも良いでしょう。


 201803111903.jpg

 【2017年】

 6・ONKYO D-309X Series 

 【フロントスピーカー 1本】

 6・ONKYO D-309XE
  ¥22,800 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 6・ONKYO D309XC
  ¥14,972 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 6・ONKYO D-309XM
  ¥12,196 楽天市場 (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 6・ONKYO SL-D501(B)
  ¥25,239 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:10cm×2+3.0cm(2WAY)
センター:10cm×2+3.0cm
サラウンド:10cm+3.0cm
サブウーファー:100W 

 ONKYOD-309X Seriesは、オンキヨーの推奨するシアター用スピーカー構成では2番目に安い構成です。

 201902041204.jpg

 本体色は、黒系統のほか、茶系統も選べます。

 201807091517.jpg

 価格は、こちらの場合、スピーカー構成数が多いので、5.1chだと12万円前後の予算でそろえる場合におすすめの構成となります。

 なお、フロントスピーカーとサラウンドスピーカーが、下位機種の場合とは異なり「ペア2本組み販売ではない」点には注意しましょう。

  201810311038.jpg

 フロントスピーカーは、写真で見ると同じに見えますが、グレードが異なります。

 ユニットは、ハイブリッド繊維N-OMFを採用した10cmのコーン型スピーカーを2機、3cmのリング型トゥイーターを1機搭載する、2ウェイ方式バスレフ型のユニットです。

 リングツィーターも、オンキヨーの「十八番」であり、このクラスからの採用です。

 そのほか、真鍮にメッキを施したプラグを使うなど、「オーディオグレードな」配慮が多くあります。

 再生周波数帯域は、65Hz〜80kHzです。

 201803111916.jpg

 センタースピーカー・サラウンドスピーカーも、やはり同様の構成とし、バランスをとっています。

  201807091515.jpg

 サブウーファーは、実用最大出力100Wです。

 サイズは、幅285×高さ476×奥行き447mmで、基本的に縦置きするタイプです。

 スピーカーケーブルは、こちらも、それぞれの単品ごとに付属します。

 サブウーファー用の3mのピンケーブルも付属です。

---

 以上、D-309X Seriesの紹介でした。

 オンキヨーらしいサウンドという点ならば、N-OMFに加えて、リングツィーターを採用するこの機種は、良い構成に思えます。

 ただ、価格は、下位機種より性能に比してやや「割高」でしょう。

 オーディオはどのメーカーでもそうですが、上位機種になるほど「値段は倍々ゲーム」のように上がります。その点で言えば、ONKYOの場合、シアター用としては下位機種でも充分な音質であり、それでも問題ないと思います。

 また、発売時期の関係で、次に紹介する上位機も、割と価格が落ち着いているため、この機種は、グレード構成として「宙ぶらりん感」は多少あります。


 201905101013.jpg

 【2012年】

 7・ONKYO D-509 Series 

 【フロントスピーカー 1本】

 7・ONKYO D-509E
  ¥37,407 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 7・ONKYO D509C
  ¥15,777 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 7・ONKYO D-509M
  ¥11,661 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 7・ONKYO SL-D501(B)
  ¥37,800 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:13cm×3+3.0cm(2WAY)
センター:13cm×2+3.0cm
サラウンド:13cm+3.0cm
サブウーファー:100W 

 ONKYOD-509 Seriesは、オンキヨーの推奨するシアター用スピーカー構成では、現状で最も高級な製品です。

 スピーカーの生産開始は、2012年からのロングセラーですが、オーディオの世界の更新速度としては「普通」ですし、陳腐化するものでもないため、問題ないでしょう。

 本体色は、黒系のみです。

 201905101014.jpg

 価格は、キャビネットからインシュレーターまでこだわった作りなので、5.1chだと14万円前後の予算です。

 高いですが、発売から時間が経って、ネットでは単品価格が下がっているので、上位機として「お買得感」はありそうです。

  201905101018.jpg

 フロントスピーカーは、かなり豪華な、3WAY4スピーカー式です。

 高音域を担当する3cmのリング型トゥイーター、低音域を担当する13cmのモノコックコーン型スピーカーを2機に加えて、中音域を専門に担当する13cmのコーン型のスコーカーを装備します。

 201905101023.jpg

 素材は、引き続きハイブリッド繊維N-OMFですが、スコーカーについては、砲弾型イコライザーを装備する独特な形状です。

 多スピーカーのシステムは、音域ごとの音の受け渡しが難しいですが、中域を担当するスコーカーに工夫があるので、不自然さがなく、同社らしいナチュラルな音です。

 再生周波数帯域は、40Hz〜100kHzです。

 201905101027.jpg

 センタースピーカー・サラウンドスピーカーは、下位機種と比較すると、13cmと大きめのコーンを採用します。

  201807091515.jpg

 サブウーファーは、実用最大出力100Wで、下位機種の構成と同じです。

 サイズは、幅285×高さ476×奥行き447mmで、基本的に縦置きするタイプです。

 スピーカーケーブルは、こちらも、それぞれの単品ごとに付属します。

 サブウーファー用の3mのピンケーブルも付属です。

---

 以上、D-509 Seriesの紹介でした。

 最も音質に影響するセンタースピーカーに3WAY4スピーカー式を採用するのが魅力です。

 単にスピーカーを増やしただけでなく、砲弾型イコライザーを装備するスコーカーを採用するなど、ユニットが増えることによる問題に対策があるため、純粋に音質は「下位機種より上」です。

 それでも、10万円を軽く超え、やや高い構成にはなるのですが、予算があれば、面白そうなシステムだと思います。


 201902041406.jpg

 【2019年】

 8・pioneer Theater Black シリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 8・パイオニア SP-FS52
  ¥22,220 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 8・パイオニア SP-C22
  ¥21,246 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サラウンドスピーカー 2本】

 8・パイオニア SP-BS22-LR
  ¥22,220 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 8・パイオニア S-52W
  ¥41,000 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:13cm×3+2.5cm(3WAY)
センター:10cm×2+2.5cm
サラウンド:10cm+2.5cm
サブウーファー:150W 

 pioneer Theater Black シリーズは、オンキヨーが「パイオニア」ブランドで売っている製品です。

 201905101043.jpg

 ONKYOは、ピュアナチュラル志向の日本向けの音作りですが、パイオニアは、米国仕上げの、迫力重視のスピーカーです。

 とくに、このシリーズは、著名なスピーカーデザイナーであるAndrew Jonesがかかわったユニットで構成した、上位モデルとして話題です。

 価格は、フルセットで約13万円ですから、ONKYOブランドの上位機と同等です。

 ただ、低音重視で、サブウーファーに最も力を入れるなど設計思想が明確ですから、結構売れると思います。

  201902041426.jpg

 フロントスピーカーは、1本ずつ購入する形態です。

 ユニットは、ハイブリッド繊維の高剛性振動板を採用した13cmのコーン型スピーカーを3機と、2.5cmのソフトドーム型トゥイーターを1機搭載します。

 201905101044.jpg

 3ウェイ4スピーカーという構成は、ONKYOの最上位機と同じです。

 ただ、リング型トゥイーターや砲弾型コーンで、中音域・高音域にこだわりを持ったONKYOに比べると、エンボス加工した高剛性振動板の採用など、低音域に強くこだわったスピーカーです。

 価格は異なりますが、この部分で優れるDENONのシステム(後述)より、パワーを感じます。

 一方、音量を重視せず音楽を楽しむという視点では、国内仕様の上位機に及ばず、あくまで、「ハリウッド的」シアターを構築する場合に向きます。

 再生周波数帯域は、40Hz〜20kHzです。

 この部分にも傾向が現れ、充実した低音を重視した構成です。独特のウーファー構造もあり、低音の抜けも良いです。

 センタースピーカー・サラウンドスピーカーは、基本同様の構成とし、バランスをとっています。

 201902041436.jpg

 サブウーファーは、推奨構成の製品を購入する場合、実用最大出力150Wです。口径20cmで、クラスDアンプを搭載します。

 サイズは、幅360×高さ382×奥行き402mmで、基本的に縦置きするタイプです。

 スピーカーケーブルは、未付属です。

 201902041438.jpg

 ・パイオニア・SP-T22A-LR
  ¥24,167 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 一方、パイオニア/オンキヨーは、ドルビーアトモスに力を入れるため、こちらも、イネーブルドスピーカーの販売があります。

---

 以上、pioneer Theater Black シリーズの紹介でした。

 音圧重視で考える場合、後ほど紹介するデノンかこちらがオススメです。シアター用途でいえば、この製品は、文句を言いたい部分はないです。

 ただし、クラシックなどの「音楽」や、ニュースや紀行番組をふくむ一般的なテレビ番組に向く機種ではないです。ただ、「映画」を映画館のサウンドで再生させたいという場合、10万円台のホームシアターシステムでは、実力は申し分ないでしょう。

 その場合、ある程度音量が必要と言えるため、リビングは、防音がしっかりした環境のほうが良いでしょう。

4・SONYのホームシアターシステム

 続いて、SONYのホームシアターシステムです。

 ソニーは、サブウーファーの販売があるため、自社ブランドで「シアターセット」が組める環境にあります。


 201807091617.jpg

 9・SONY CSシリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 9・SONY SS-CS3
  ¥13,759 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 9・ソニー SS-CS8
  ¥8,107 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サラウンドスピーカー 2本】

 9・ソニー SS-CS5
  ¥17,624 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 9・SONY SA-CS9
  ¥15,409 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:25cm×2+(3WAY式)
センター:13cm+1.9cm
サラウンド:10cm+1.9cm
サブウーファー:115W

 CSシリーズは、SONYのコンポーネントシアターシステムでは、最も安価な構成です。

 201807091614.jpg

 5.1chを構築する場合、8万円弱の予算となり、価格的ONKYOの入門機などがライバルと言えそうです。

 201810311033.jpg

 フロントスピーカーは、トールボーイタイプです。

 201807091625.jpg

 25mmのソフトドーム型のトゥイーター・19mmのドーム型のスーパートゥイーター130mmのコーン型ウーハーで、完全な3WAYです。

 注目するべきは、広指向性スーパートゥイーターの搭載です。

 ソニーは、ハイレゾ対応機としてこの機種を売っているため、特に高音域の再現性には気をつけ、この構成にしているのだと思います。

 201807091626.jpg

 ウーハーも13cmと相当に大きく、中音域・低音域で2つ装備します。

 素材的にもSONYがよく使う発泡マイカで特長が出ています。

 3WAYは、中音域のボーカルが弱くなる問題がありますが、この仕様が功を奏してか、ドンシャリ感は薄いです。

 再生周波数帯域は、45Hz〜50kHzです。 ハイレゾ対応の水準を満たします。

 201807091631.jpg

 サラウンドスピーカーも、しっかりスーパートゥイーターを装備する3WAYで、13cmコーンは、サイズを素材をフロントスピーカーと合わせられます。

 センタースピーカーは、2WAYで、10cmコーンですが、素材は発泡マイカです。。

  201807091634.jpg

 サブウーファーは、実用最大出力115Wです。

 28Hzからの低音再生力で、250mmのユニットはMRC(発泡マイカ)を採用し、素材を統一します。サイズは、幅295×高さ345×奥行400mmです。

 

【1メートル】

 ZONOTONE 6NSP-1500 Meister
  ¥864 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 Amazonベーシック 約15メートル
  ¥3,799 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 スピーカーケーブルは、一方で付属しません。上を見たらキリがないジャンルですが、Amazon製売品ならば、かなりやすく買えます。

---

 以上、ソニーのCSシリーズでしょう。ハイレゾにスペック的に対応できる機種は他にもあります。ただ、高音域の再現性がとりわけ重要なハイレゾで、スーパートゥイーター式を採用するのは、恐らく「効果的」です。

 低音域の大きなウーハーとサブウーファーでカバーできますし、中音域の受け渡しもフロントスピーカーの試聴の限り問題ありません。

 ハイレゾ音源を聴かない場合も、次世代のUltra HD ブルーレイはこのグレードが標準採用ですので、音質を重視する場合は良い構成です。

5・ヤマハのシアターシステム

 つづいて、ヤマハのシアターシステムを紹介します。


 201803111929.jpg

 10・YAMAHA THEATER SOUND 483

 【フロントスピーカー 1本】

 10・ヤマハ NS-F210(B)
  ¥7,819 楽天市場 (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 10・ヤマハ NS-C210(B)
  ¥3,067 楽天市場 (8/14執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 10・ヤマハ NS-B210(B)
  ¥2,905 楽天市場 (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】【SW210は廃盤】

 10・ヤマハ YST-SW200(B)【130W】
  ¥23,014 楽天市場 (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:8cm×2+2.2cm(2WAY)
センター:10cm×2+3.0cm
サラウンド:8cm
サブウーファー:130W 

 YAMAHATHEATER SOUND 483 5.1ch は、ヤマハのロングセラーシアター用サラウンドシステムです。

 なお、サブウーファーは、セット構成だとSW210ですが、後継機が出ており、そちらのが安くて性能が上なので、アレンジしています。

 価格は、単品コンポーネントにもかかわらず、5.1chだと、5万円以下の予算で組めるので、本格的な割に経済的と言えるでしょう。

 201905101100.jpg

 フロントスピーカーは、「2本組」として考えても、オンキヨーの下位機よりも安いです。

 ユニットは、8cmのコーン型スピーカーを2機、2.2cmのバランスドーム型トゥイーターを1機搭載する、2ウェイ方式バスレフ型のユニットです。

 ONKYOの入門用のD-109X Seriesほぼ同じグレードと言えます。

 201905101056.jpg

 音質の面では、ONKYOと異なり、アルミコーンウーファーを利用します。

 アルミコーンは(昔使っていたので)思い入れがありますが、音のスピード感でるので非常に好みです。クラシックコンサートを含む楽器演奏とは相性が良いと思います。

 再生周波数帯域は、50Hz〜45kHzで、一応、ハイレゾ基準を超える性能となります。

 201803111945.jpg

 センタースピーカー・サラウンドスピーカーは、やはりアルミコーンが採用です。

 なお、サラウンドスピーカーについては、方式を揃えておらず、2ウェイ方式ではなく、8cmのコーン型スピーカー1機でフルレンジを賄っています。

 201803111745.jpg

 なお、ヤマハは、小型スピーカーは「得意ジャンル」で、A-YSTU方式による低音の増幅で、小型スピーカーにしては低音は出やすい設計です。

  201902041213.jpg

 サブウーファーは、実用最大出力130Wです。価格の割に健闘していると思います。このクラスで組むなら十分です。

 ヤマハの場合、低音再生技術A-YSTUを採用しています。なお、もともとの構成だったSW210は半番となっているので、その上位機を選んでいます。

 スピーカーケーブルは、ヤマハの場合も、それぞれの単品ごとに付属します。サブウーファー用の3mのピンケーブルも付属です。

---

 以上、 YAMAHATHEATER SOUND 483の紹介でした。

 本格的に単品をそろえる構成の製品としては、ONKYOよりも低費用で可能です。

 アルミコーンを利用したヤマハサウンドは、好みがありますが、Atlasは好きな音質です。かけた費用以上の音は期待できるでしょう。


 201803111955.jpg

 【2015年】

 11・YAMAHA THEATER SOUND 585 5.1ch

 【フロントスピーカー 1本】

 11・ヤマハ NS-F350(B)
  ¥30,550 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【スピーカーパッケージ】

 11・ヤマハ NS-P350(B)
  ¥24,310 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 11・ヤマハ NS-SW300(B)
  ¥32,409 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:16cm×2+13cm+3cm(3WAY)
センター:13cm+3.0cm
サラウンド:13cm+3.0cm
サブウーファー:250W 

 THEATER SOUND 585 5.1ch は、単品で、5.1ch以上が構築できるコンポーネントシアターシステムとしては、ヤマハでは、2番目に安い機種です。

 価格は、5.1chだと、10万円強の予算となり、下位機種とは「大差」があります。

  201803112001.jpg

 フロントスピーカーは、3ウェイ・4スピーカーです。

 高音域を担当するトゥイーターはこの機種ではアルミ製で、3cmアルミドーム型です。アルミは、高音域の素材として非常に「響く」ので良いです。

  201905101103.jpg

 中音域は、ヤマハ伝統のPMDコーンを採用した13cmのものが、低音域は、16cmPMDコーン型ウーファーが2機です。

 中音域を分ける3ウェイは、高音域と低音域が充実する傾向にありますが、中間のボーカルなどの中音域の受け渡しが難しく、やや「ドンシャリ感」出やすいです。

 ただ、多チャンネルのシアターシステムで利用する場合は、さほど気にならず、短時間の試聴時は好印象でした。

 再生周波数帯域は、35Hz〜45kHzで、低音域はやはり充実しています。

 201807091533.jpg

 センタースピーカー・サラウンドスピーカーは、「スピーカーパッケージ」としてセット販売です。

 センタースピーカーは、2ウェイの密閉型で、13cmのコーン型ウーファー2機3センチのアルミドーム型トゥイーターです。サラウンドスピーカーは、2ウェイ方式バスレフ型で、同一のユニットとなります。

 トゥイーターをアルミコーンで統一している点にこだわりがあるようで、試聴時の「耳障りの良い綺麗な音」の要因だったのかと思います。

  201807091533.jpg

 サブウーファーは、実用最大出力250Wです。相当な迫力を持って再生できるでしょう。サイズは、幅350×高さ366×奥行き420mmで、常識的なサイズです。

 スピーカーケーブルは、こちらも、それぞれの単品ごとに付属します。サブウーファー用の3mのピンケーブルも付属です。

---

 以上、YAMAHATHEATER SOUND 585 の紹介でした。

 「約10万円」というキレの良い数字で組めるコンポーネントです。今回紹介する製品の中では、「やや高級」ですが、ある程度の予算を組めるならば、良いと思います。

 下位機種と較べても、3ウェイ方式を採用したり、強力なサブウーファーを採用したり、分かりやすい技術的優位性を感じられるため、投資の価値はあると思います。


 201905101123.jpg

【2010年】

 12・YAMAHA THEATER SOUND 780 5.1ch

 【フロントスピーカー 1本】

 12・ヤマハ NS-F500(B)
  ¥39,780 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 12・ヤマハ NS-C500(B)
  ¥22,252 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 12・ヤマハ NS-B500(B)
  ¥12,916 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 12・ヤマハ NS-SW500(B)
  ¥34,137 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:16cm+13cm+3cm(3WAY)
センター:13cm+3.0cm
サラウンド:13cm+3.0cm
サブウーファー:250W 

 THEATER SOUND 780 5.1ch は、単品で、5.1ch以上が構築できるコンポーネントシアターシステムとしては、ヤマハでは、3番目に安い機種です。

 201905101116.jpg

 こちらは、このブログの【AVアンプの比較記事】で紹介した、同社のRX-A780(2018年モデル)に推奨されているセット構成です。

 価格は、5.1chだと、17万円強の予算となる高級機です。

 201905101128.jpg

 フロントスピーカーは、下位機種同様に、3ウェイです。

 201905101134.jpg

 下位機種と比較すると3スピーカーですが、素材としては上位の新型A-PMDです。

 トゥイーターも下位機種と同じ3cmアルミドーム型ですが、こちらもDC-ダイヤフラム方式ドームツィーターであり、方式が異なります。

 201905101137.jpg

 その上で、キャビネットの設計も、ヤマハのSoavoシリーズと同等の構造を採用しています。

 再生周波数帯域は、40Hz〜50kHzです。

 3スピーカーのため、低音域方面のスペックは下位機以下ですが、上位のトゥイーター採用が奏功して高音域のスペックは逆に良いです。

 センタースピーカーは、2ウェイの密閉型で、12cmのコーン型ウーファー2機3cmのアルミドーム型トゥイーターです。

 サラウンドスピーカーは、3ウェイ方式バスレフ型で、同一のユニットとなります。

 サブウーファーは、実用最大出力250Wです。

 スピーカーケーブルは、こちらも、それぞれの単品ごとに付属します。サブウーファー用の5mのピンケーブルも付属です。

---

 以上、YAMAHATHEATER SOUND 780 の紹介でした。2010年発売のロングセラー機です。そのため、試聴の機会は多いですが、充分な音圧もあり、良い構成だと感じています。

 下位機種と比べると、音楽を聴く場合の音質には、相当の差を感じます。

 ただし、シアター用途で考えると、後から展開された下位機種のTHEATER SOUND 585下回る部分もあります。

 多チャンネル方式は、(メディア側の)技術革新もありましたし、音楽用としては価格相応の実力が期待できるものの、映画用としては、コスパを含めて「多少選びがたい」気もします。

今回の結論
ホームシアター用スピーカーセットのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、ホームシアター向けのスピーカーについて、紹介してきました。

 記事は、もう少し続きます。

 201905101211.jpg

・YAMAHA THEATER SOUND 1080 5.1ch
・DENON 17シリーズ
・DENON 37シリーズ
・Bose Lifestyle 650
・Bose Lifestyle 600

 次回の後編(こちら)では、前編で紹介できなかったYAMAHAの上位機種のほか、DENONBOSEなどの製品を紹介します。

1・重低音     ★★★★★
2・音場の立体感  
★★★★★
3・音の個性    
★★★★★
4・声の聞きやすさ ★★★★★
5・価格の安さ   ★★★★★
6・総合評価    ★★★★★

 その上で、 今回紹介した全製品から、「結論」として、いつものように、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

---

 前編記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 13:12 | オーディオ製品

比較2019'【45機】ホームシアタースピーカーの音質のおすすめ・選び方:5.1chシアターシステムセット (2)

前編からの続きです。前編は→こちら


 201905101211.jpg

【2010年】

 13・YAMAHA THEATER SOUND 1080 5.1ch

 【フロントスピーカー 1本】

 13・ヤマハ NS-F700(BP)
  ¥54,270 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 13・ヤマハ NS-C700(BP)
  ¥28,302 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 13・ヤマハ NS-B700(BP)
  ¥15,653
Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 13・ヤマハ NS-SW700(BP)
  ¥47,844 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:16cm+13cm+3cm(3WAY)
センター:13cm+3.0cm
サラウンド:13cm+3.0cm
サブウーファー:300W

 THEATER SOUND 1080 5.1ch は、単品で、5.1ch以上が構築できるコンポーネントシアターシステムとしては、ヤマハでは、上位機にあたる製品です。

 201905101210.jpg

 こちらは、このブログの【AVアンプの比較記事】で紹介した、同社の10万円クラスのRX-A1080(2018年モデル)に推奨されているセット構成です。

 価格は、5.1chだと、23万円程度の予算となる高級機です。

 201905101212.jpg

 フロントスピーカーは、下位機種同様に、3ウェイ3スピーカーです。

 独特のキャビネット形状や各ユニットのサイズ感も似ており、音響面で目指す方向性は下位機種と同じだと思われます。

 違いは、キャビネット上部に伝統工芸の「曲げ練り」の技法を加えて、インテリア感を出した程度です。

 試聴すると音質は確かに違いますが、これは、どちらかと言えば、キャビネットのサイズ感の違いに由来するものでしょう。

 再生周波数帯域は、45Hz〜50kHzです。

 このスペックだけで音質は決まりませんが、低音域方向のスペックは、やや悪いのは気になります。

 センタースピーカーは、2ウェイの密閉型で、13cmのコーン型ウーファー2機3cmのアルミドーム型トゥイーターです。サラウンドスピーカーは、3ウェイ方式バスレフ型で、同一のユニットとなります。

 いずれも、形状としては、やはり「曲げ練り」の技法を利用します。

  201905101220.jpg

 サブウーファーは、実用最大出力300Wです。

 スピーカーケーブルは、こちらも、それぞれの単品ごとに付属します。サブウーファー用の5mのピンケーブルも付属です。

---

 以上、YAMAHATHEATER SOUND 1080 の紹介でした。

 下位機種よりもフロントスピーカーが大きいので、重圧感はヤマハ製品としては最も感じ、シアター向きです。

 ただ、下位機種との値段差はおそらく、主に、デザイン面の変更と言える「曲げ練り」の技法を採用した部分が最も大きいです。

 音質面での価格差とも言えないので、この機種についても、「多少選びがたい」気がします。


 201905101233.jpg

【2015年】

 13・YAMAHA Soavo 5.1ch

 【フロントスピーカー 1本】

 13・ヤマハ NS-F901
  ¥174,550 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 13・ヤマハ NS-C901
  ¥77,569 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 13・ヤマハ NS-B901
  ¥76,863
Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 13・ヤマハ NS-SW901
  ¥175,400 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:16cm×2+13cm+3cm(3WAY)
センター:13cm+3.0cm
サラウンド:13cm+3.0cm
サブウーファー:600W 

 YAMAHA Soavo は、ヤマハの販売するコンポーネントシアターシステムハイエンド機です。

 201905101232.jpg

 価格は、5.1chで組む場合、75万円程度の予算です。

 多くの方には「検討対象外」でしょうが、下位機種を購入する場合も、上位機の技術水準を理解した方が納得できる部分もあるかと思います。

 201905101241.jpg

 フロントスピーカーは、下位機種同様に、3ウェイ4スピーカーです。

 2010年発売のヤマハの上位機は、3ウェイ3スピーカーでしたが、2015年前後に出たこちらは、下位機種のTHEATER SOUND 780と同様に、ウーファーを2つ装備する構成です。

 要するに、最近のシアター用の音質構成としては、低音域が充実した方が良いという方向性です。

 201905101245.jpg

 一方、トゥイーターウーファーの基本サイズは、下位機種と同じです。

 素材部分も 新型のA-PMDや、アルミ性のトゥイーターなど、基本仕様は同じです。

 価格の違いは、徹底した共振対策や音響パーツのアップグレードの部分です。

 これらは、確かに音質は変わるのですが、費用対効果としては微妙で、少なくとも総額で数十万円分の差はありません。

 再生周波数帯域は、32Hz〜50kHzです。

 ウーファーをダブルで搭載することもあり、やはり低音域のスペックは良いです。

 センタースピーカーは、2ウェイの密閉型で、13cmのコーン型ウーファー2機3cmのアルミドーム型トゥイーターです。サラウンドスピーカーは、3ウェイ方式バスレフ型で、同一のユニットとなります。

 ユニットサイズは、下位機種と共通します。

  201905101251.jpg

 サブウーファーは、実用最大出力600Wです。

 価格相応の実力でしょう。

 スピーカーケーブルは、こちらも、それぞれの単品ごとに付属します。サブウーファー用の5mのピンケーブルも付属です。

---

 以上、YAMAHAYAMAHA Soavoの紹介でした。

 高級オーディオの常套手段として、音響パーツのアップグレードが計られた機種です。

 外観の高級感も相当出てきており、「100万円予算」のシアタールーム構築には候補として良い機種です。

 ヤマハの場合、他社に比べると「音楽用」としての水準も高めているので、ハイレゾ音源をふくめ、「音楽重視で、シアター兼用」の方向性で考える場合は、他社の同グレードに較べても良いでしょう。

 一方、価格は、下位機種に比べると、相当割高感があります。

 201803111955.jpg

 逆に、同じ年度にでた、2番目に安い THEATER SOUND 780シリーズは、ヤマハの「新発想」といえる、3ウェイ4スピーカーを採用した上で安いので、そちらのお買得感が強調されます。

6・DENONのシアターシステム

 つづいて、日本の音響メーカーのDENONのシステムを紹介します。

 10万円以下グレードで組めるのは、2機種です。



 201803112035.jpg

 【2016年】

 14・DENON 17シリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 14・DENON SC-T17
  ¥13,158 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 14・DENON SC-C17
  ¥7,616 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 14・DENON SC-A17
  ¥7,616 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 14・DENON DSW-37-K
  ¥20,509 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:8cm×2+2cm(2WAY式)
センター:5.7cm×2+2cm
サラウンド:8cm×2+2cm
サブウーファー:100W

 DENON17シリーズは、単品コンポーネントシアターシステムでは、最も安価な構成です。

 5.1chを構築する場合、8万円弱の予算となり、価格的にはONKYOの入門機がライバルと言えそうです。

 201810311029.jpg

 フロントスピーカーは、トールボーイタイプです。3スピーカーから構成されますが、2ウェイ方式バスレフ型です。

 ウーファーは、8cmのDDL(デノン・ダブルレイヤー)コーンです。二重の振動板を採用することで、主に中音域に厚みを出しています。シアターシステムには向いた構成でしょう。

 一方、高音域を担当するのは、2cmのソフトドーム型トゥイーターです。こちらについては、あまり設計思想が強調されず、エントリークラスとして設計されたことが分かります。

 再生周波数帯域は、45Hz〜60kHzです。低音域よりも高音域にある程度比重が置かれているので、サブウーファーの充実度が問われると言えるでしょうか。

 201803121042.jpg

 サラウンドスピーカーは、2ウェイ方式バスレフ型で、コーンのサイズなどをフロントスピーカーと合わせています。

 センタースピーカーは、一方で、5.7cmののDDL(デノン・ダブルレイヤー)コーンであり、設置性を考えてか、径がが小さめですね。トゥイーターは、同じく、2cmのソフトドーム型トゥイーターです。

  201807091535.jpg

 サブウーファーは、実用最大出力100Wです。20Hzからの低音再生力を持ち、低音域を充実させています。

 サイズは、幅225×高さ375×奥行370mmで、意外とコンパクトです。

 スピーカーケーブルは、こちらも、それぞれの単品ごとに付属します。サブウーファー用の3mのケーブルが付属です。

---

 以上、DENON17シリーズの紹介でした。

 先述のように、比較対象は、ONKYOの入門機D-109X Seriesでしょう。スペックも似通っており、どちらを選んでも基本的には問題ないと思います。

 あまり「詩的」な音質表現は好きではないですが、DENONのほうが、低音域が充実した「重厚サウンド」で、あえて言えば、オーディオを聞き慣れた「大人向け」の「静かだが濃い」味付けです。

 一方、ONKYOやYAMAHAが持つスピード感やクリアさはやや欠けますが、慣れてしまうと「このメーカーから抜け出せない」中毒性はありそうです。

 DENONは、音質的に言えば、どのようなアンプでも、割と適応的にならせるタイプですし、スピーカーユニットだけの買い換えにも向くでしょう。


 201803112023.jpg

 【2016年】

 15・DENON 37シリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 15・DENON SC-T37
  ¥22,685 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 15・DENON SC-C37
  ¥12,037 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 15・DENON SC-A37
  ¥12,259 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 15・DENON DSW-37-M
  ¥17,145 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:10cm×2+2cm(2WAY式)
センター:8cm×2+2cm
サラウンド:8cm×2+2cm
サブウーファー:100W

 DENON37シリーズは、10万円前後のグレードで考えた場合、DENONでは最も高額と言える構成です。

 5.1chを構築する場合、10万円強の予算となり、価格的には、ヤマハの上位機のTHEATER SOUND 583 がライバルでしょう。

   

 フロントスピーカーは、トールボーイタイプです。下位機種と同じで、2ウェイ方式バスレフ型です。

 ウーファーは、10cmのDDL(デノン・ダブルレイヤー)コーンです。下位機種よりも2cmほど大きいですが、コーンの材質や構造などの明示的変化はありません。

 一方、高音域を担当するのは、2cmのソフトドーム型トゥイーターです。こちらも詳しい言及はないですが、下位機種と同等程度のものと思われます。

 再生周波数帯域は、30Hz〜60kHzです。ウーファーサイズが大きな分、低音域は充実し、よりDENONらしくなっています。

 201803121110.jpg

 サラウンドスピーカーは、2ウェイ方式バスレフ型で、こちらも、コーンのサイズなどをフロントスピーカーと合わせています。

 センタースピーカーは、一方で、8cmののDDL(デノン・ダブルレイヤー)コーンで、こちらの場合も、たのスピーカーユニットと較べると径がが小さめですね。トゥイーターは、同じく、2cmのソフトドーム型トゥイーターです。

 サブウーファーは、下位機種と色が違うだけの同等品で、実用最大出力100Wです。したがって、サイズも同じで、幅225×高さ375×奥行370mmです。

 スピーカーケーブルは、それぞれの単品ごとに付属します。サブウーファー用の3mのケーブルが付属です。

---

 以上、DENON37シリーズの紹介でした。

 17シリーズとの大きな違いは、ウーファーの大きさの部分だけと言えるので、音の傾向は同じでしょう。ただ、デノンらしい「重厚なサウンド」という点では、ウーファーの部分は大きいので、10万円前後の予算を確保できそうならば、こちらでも良いでしょう。

 なお、メーカー推奨は、木目構成ですが、上記の製品リンク先からは、ブラック構成の写真も見れますので、色で難色があるも大丈夫です。

ーー


  

 【イネーブルドスピーカー】

 11・DENON SC-EN10
  ¥7,527 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 なお、ONKYO同様に、フロントスピーカーの上に置くイネーブルドスピーカーも発売されており、ドルビーアトモスへの対応可能です。3.1.2chなどを構成したいかたにも向く機種です。

7・BOSEのシアターシステム

 続いて、米国のBoseのホームシアタースピーカーです。

 昔は、ある程度入門者向けの価格の製品があったのですが、最近は「高価格路線」のみの展開です。


 201905101335.jpg

 【2018年】 

 16・Bose Lifestyle 650 home entertainment system

 【スピーカー・アンプセット】

 16・Bose Lifestyle 650 【白】
  ¥529,920 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 16・Bose Lifestyle 650 【黒】
  ¥529,920 楽天市場 (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:
センター:
サラウンド:
サブウーファー:

 Bose Lifestyle 650 は、米国のBoseが2018年から展開しているホームシアターシステムです。

 価格は、50万円程度の予算です。

 ただし、Boseの場合、アンプ部分もセットの価格なので、スピーカーだけならば40万円程度となるでしょう。

 201905101342.jpg

 フロントスピーカーは、この機種の場合、全方位スピーカーです。

 この方式については、【スマートスピーカーの比較記事】でも、数機種紹介しましたが、2018年以降の小型スピーカーのトレンドです。

 音の指向性を持たせずに、全方位に音を飛ばすように設計しています。上下反対方向に据えられた2つのドライバーが、全方位に向かって発生します。

 スピーカーユニットはアルミ製です。

 201905101350.jpg

 サラウンドスピーカーも、フロントスピーカーと同型のものを採用します。

 他社と異なるのは、2つのワイヤレスレシーバーで、後方2つのスピーカーがワイヤレス化できる点です。

 おそらく、Wi-Fi無線を利用しての伝送となっていると思われます。

 再生周波数帯域は、Boseは非公開です。

 201905101341.jpg

 センタースピーカーは、横長の形状です。

 こちらは、有線でアンプ(ベースユニット)からつなげる方式です。

 201905101401.jpg

 サブウーファーは、出力不明ながら付属します。

 天面にガラスが貼られた面白いデザインです。

 201905101403.jpg

 アンプ(ベースユニット)は、スペック的な部分の詳細は、Boseは伝統的に非開示です。

 端子としては、HDMI端子入力5・出力1系統、光デジタル・同軸が2系統ずつ、加えてRCAが2系統と充分な数です。

 一方、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、DTSあたりのフォーマットはフォローしますが、Atmos系は対応しません

---

 以上、Bose Lifestyle 650 の紹介でした。

 「小型スピーカー」ながら、360°広がる全方位スピーカーを採用し、高いレベルのサラウンド感が得られる製品です。

 サイズに見合わない豊かな音を鳴らすのは、Boseらしいです。

 「音をBOSE的に作り込む(作り替える)」形式なので、ハイレゾ音源など、高解像度音源をそのまま楽しむのにも向きませんが、一般的なシアター用ならば問題ないでしょう。

 「全てが統合された製品」だけに、設置しやすいため、初心者が、それなりの音がする「高級オーディオ一式」を「簡単に設置したい」場合は、最も適切な製品と言えます。

ーーーー

 201905101417.jpg

【スピーカー・アンプセット】

 17・Bose Lifestyle 600 【黒】
 17・Bose Lifestyle 600 【白】
   ¥421,200 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:
センター:
サラウンド:
サブウーファー:

 なお、下位機種として、Bose Lifestyle 600 も売られています。

 201905101337.jpg 

 ただ、この機種については、Boseの従来モデルの延長線上として、全方位スピーカーではない普通のユニットJewel Cubeスピーカー)が使われます。

 後方スピーカーのワイヤレス化などは対応しますが、やはり新型に比べると面白みが欠けるでしょう。跳ね返り音などをしっかり計算したオーディオ室以外ならば、新型にメリット性があります。

今回の結論
ホームシアター用スピーカーセットのおすすめは結論的にこれ!

 ども!Atlasです。

 前編記事(こちら)では、ホームシアター向けのスピーカーについて、紹介してきました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種を提案しておきたいと思います。


 第1に、比較的低予算で組める入門用シアターシステムとしておすすめしたいのは、

 201902041242.jpg

 【2018年】

 1・YAMAHA NS-PA41
  ¥35,035 楽天市場 (8/14執筆時)

 1・YAMAHA NS-PA41
  ¥32,168 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:7cm×2+2.5cm(2WAY式)
センター:7cm
サラウンド: 7cm
サブウーファー:50W 

1・重低音     ★★★☆☆
2・音場の立体感  
★★★★☆
3・音の個性    
★★★☆☆
4・声の聞きやすさ ★★★★☆
5・価格の安さ   ★★★★★
6・総合評価    ★★★★☆

 YAMAHANS-PA41でしょう。 

 201902041250.jpg

 人気機種で予約が必要な機種ですが、メインとなるフロントスピーカーに「明確な主張」があり「AVシステムを構築した達成感」を得られるの製品としては最安です。

  201902041305.jpg

 サブウーファーをふくめて設置性のよい小型構成ですが、単品で買うと1.5万円のサブウーファーを搭載するなど、コスパ面でも魅力があります。

 もちろん、ヤマハ製品を含めて上位機とは主に音圧面で差があるのは間違いないです。しかし、エントリークラスとしては、充実した構成です。入門用にはこれくらいで良いでしょう。


 第2に、6万円前後の予算で、リビング用の本格的なシアターシステムを構築するには、

 201803111826.jpg

 【2016年】

 5・ONKYO D-109X Series 

 【フロントスピーカー 2本組】

 5・ONKYO D-109XE
  ¥31,940 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 5・ONKYO D-109XC
  ¥10,349 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サラウンドスピーカー 2本組】

 5・ONKYO D-109XM
  ¥7,060 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 5・ONKYO SL-T300(B)
  ¥17,864 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:8cm×2+2.0cm(2WAY)
センター:8cm×2+2cm
サラウンド:8cm+ 2cm
サブウーファー:95W 

1・重低音     ★★★★★
2・音場の立体感  
★★★★☆
3・音の個性    
★★★★★
4・価格の安さ   
★★★★☆
5・声の聞きやすさ ★★★★☆
6・総合評価    ★★★★★

 ONKYOD-109X Seriesでしょう。

 単品からなる構成では、他社に比べても非常にお買得です。

 201807091508.jpg

 低価格のスピーカーは、メーカーの個性が出ない場合もあります。

 しかし、ONKYOの場合、サブウーファーを除けば、ハイブリッド繊維N-OMFを採用しているという明示的な個性があるので、低価格製品ながら「ONKYOサウンド」を感じられるでしょう。

 また、全てのスピーカーユニットのサイズが統一的なシステムは割と珍しく、ある程度「説得力」をもって、こちらを選ぶ利用になるでしょう。

 いずれにしても、単品コンポーネントからシアターシステムを作ると、セット品では味わいにくい、シアターシステムを「組んだ」という達成感を得られると思います。その点でもオススメできます。

ーーー

 201807091537.jpg

 ・ONKYO AS-85H スピーカースタンド
  ¥8,877 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 なお、サラウンドスピーカーにスタンドを付ける場合は、上記が純正です。

 201807091557.jpg

 ・ONKYOイネーブルドスピーカー SKH-410(B)
  ¥8,367 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 また、先ほど紹介したように、ドルビーアトモスへ対応したい場合は、イネーブルドスピーカーを選ぶのも手でしょう。

ーーーー

 201902041132.jpg

 5・ONKYO シネマパッケージ 2.1ch BASE-V60(B)
  ¥42,800 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【フロントスピーカー 2本組】

 5・ONKYO D-109XE
  ¥31,940 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 5・ONKYO D-109XC
  ¥10,349 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:8cm×2+2.0cm(2WAY)
センター:8cm×2+2cm
サラウンド:8cm+ 2cm
サブウーファー:80W 

1・重低音     ★★★★☆
2・音場の立体感  
★★★★☆
3・音の個性    
★★★★★
4・価格の安さ   
★★★★★
5・声の聞きやすさ ★★★★☆
6・総合評価    ★★★★★

 一方、先ほど書いたように、この製品は、ONKYOの3万円台のネットワーク対応型アンプであるTX-L50をセットにした販売モデルとして、BASE-V60という構成があります。

 本来的には、サラウンドスピーカーのD-109XMを「フロント」として2.1chで使う構成です。しかし、以上の2製品を買い増せば、TX-L50を使った D-109Xが構築できます。

 正確には、サブウーファーの出力が80Wとなりますが、アンプ込みで8万円以内で揃うため、お買得感は高いです。

 201902041156.jpg

 なお、アンプ部分の性能は、【AVアンプの比較記事】で書きました。 


 第3に、8万円以上の予算で、リビング用の本格的なシアターシステムを構築するには、

 201807091617.jpg

 9・SONY CSシリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 9・SONY SS-CS3
  ¥13,759 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 9・ソニー SS-CS8
  ¥8,107 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サラウンドスピーカー 2本】

 9・ソニー SS-CS5
  ¥17,624 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 9・SONY SA-CS9
  ¥15,409 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:25cm×2+(3WAY式)
センター:13cm+1.9cm
サラウンド:10cm+1.9cm
サブウーファー:115W

1・重低音     ★★★★★★
2・音場の立体感  
★★★★★
3・音の個性    
★★★★★★
4・価格の安さ   
★★★★☆
5・声の聞きやすさ ★★★★★
6・総合評価    ★★★★★★

  SONYCSシリーズが、おすすめです。

 201807091614.jpg

 価格的には、8万円弱の予算で構築できる機種は多くありますが、その中でも、ハイレゾ音源への対応力が高いのは魅力です。

  201810311033.jpg

 最も重要なフロントスピーカーは、メインユニットに3WAY方式を採用します。高音域を担当するのが、スーパートゥイーターが単独ですから、ハイレゾに向きます。

 その上で、ダブルウーハーですから、低音域も充実します。中音域も犠牲になっておらず、やや派手な音質ながら、良い出来です。

 8万円前後で購入可能なユニットの中では、もっとも、次世代のシアター向きの音質と言えます。

 

【1メートル】

 ZONOTONE 6NSP-1500 Meister
 ¥864 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 Amazonベーシック 約15メートル
 ¥3,799 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 スピーカーケーブルが未付属なのは痛いですが、例えばゾノトーンの高級ケーブルを試すなど「遊ぶ」こともできますし、Amazonのケーブルなら「激安」です。同時に1巻買っておけば良いでしょう。


 第4に、10万円の予算で、リビングに本格的なシアターシステムを構築するには、

 201803111955.jpg

 11・YAMAHA THEATER SOUND 585 5.1ch

 【フロントスピーカー 1本】

 11・ヤマハ NS-F350(B)
  ¥30,550 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【スピーカーパッケージ】

 11・ヤマハ NS-P350(B)
  ¥24,310 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 11・ヤマハ NS-SW300(B)
  ¥32,409 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:18cm×2+13cm+3cm(3WAY式)
センター:13cm+3.0cm
サラウンド:13cm+3.0cm
サブウーファー:250W 

1・重低音     ★★★★★★
2・音場の立体感  
★★★★★★
3・音の個性    
★★★★★★
4・価格の安さ   
★★☆☆☆
5・声の聞きやすさ ★★★★★★
6・総合評価    ★★★★★★

 ヤマハのTHEATER SOUND 583 でしょう。

 Atlasが今回試聴できたパッケージのなかでは、最も「好感度の高い」音色を得られた機種です。

 とくに、フロントスピーカーは、アルミ製のトゥイーターの採用で、高音が綺麗にでている上で、ヤマハ伝統のPMDコーン型ウーファーが、シアターに重要な中音や低音をしっかりカバーしています。

 201803112001.jpg

 先述のように、セット構成で50万円をゆうに超えるYAMAHASoavoシリーズと同時期の開発で、こちらも、3ウェイ・4スピーカーです。

 同社の他機にはない「分かりやすい注目ポイント」であり、シアターを構築したする際の「哲学」の一つとして、家族や友人にも説明できそうです。

 音的にも面白いです。

 サブウーファーも力強く、映画やゲームにも向きますし、音楽を聴く際のステレオ運用もしっかり使えます。

ーーー

 201810311032.jpg

 ハヤミ工産 SB-109
  ¥7,377 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 スピーカースタンドは、純正品がありませんが、スタンドシェア大手のハヤミ工業のスタンドなら合わせやすいでしょう。


 第5に、とにかく、映画の迫力重視!で、シアタールームを構築する場合におすすめなのは、

 201902041406.jpg

 【2019年】

 8・pioneer Theater Black シリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 8・パイオニア SP-FS52
  ¥22,220 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 8・パイオニア SP-C22
  ¥21,246 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サラウンドスピーカー 2本】

 8・パイオニア SP-BS22-LR
  ¥22,220 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 8・パイオニア S-52W
  ¥41,000 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:13cm×3+2.5cm(2WAY式)
センター:10cm×2+2.5cm
サラウンド:10cm+2.5cm
サブウーファー:150W 

1・重低音     ★★★★★★★
2・音場の立体感  
★★★★★
3・音の個性    
★★★★★★
4・価格の安さ   
★★★★☆
5・声の聞きやすさ ★★★★☆
6・総合評価    ★★★★★★

 約13万円の構成となりますが、pioneer Theater Black シリーズでしょう。

 201902041426.jpg

 強力なサブウーファーと、2ウェイ4スピーカーのフロントシステムを採用し、音圧面では他の追随を許さない製品です。

 その上で、低音域は、抜けを重視した設計で、音が籠もらず、非常に充実した設計です。

 試聴の限り、高音域・中音域も悪くないです。それでも、リビングに置いて、ニュースや音楽番組その他を見る目的には、やや向かない構成です。

 ただ、日常生活をしないプライベートルームなどで、「映画専用」ないし「ゲーム用」と考えると、この機種が最も良いと思います。そういった意味で、ニッチな製品ですが、「尖っている」のは、個人的には好感が持てました。

ーーー

 201803112035.jpg

 【2016年】

 14・DENON 17シリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 14・DENON SC-T17
  ¥13,158 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 14・DENON SC-C17
  ¥7,616 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 14・DENON SC-A17
  ¥7,616 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 【サブウーファー 】

 14・DENON DSW-37-K
  ¥20,509 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:8cm×2+2cm(2WAY式)
センター:5.7cm×2+2cm
サラウンド:8cm×2+2cm
サブウーファー:100W

1・重低音     ★★★★★★★
2・音場の立体感  
★★★★★
3・音の個性    
★★★★★★
4・価格の安さ   
★★★★☆
5・声の聞きやすさ ★★★★★
6・総合評価    ★★★★★★

 一方、予算をやや節約するとすると、同じ傾向を持つ、DENON17シリーズがおすすめです。

 同社の10万円グレードの上位機とウーファーサイズ以外は同様な構成で、デノンらしい重厚なサウンドが聴けます。また、こちらの場合、聴き疲れしにくい落ち着いた「大人」な音質ですので、リビングでもそれなりに使いやすいでしょう。


 第6に、予算が相当ある状況で、シアター入門者に向けておすすめできるのは、

 201905101335.jpg

 【2018年】 

 16・Bose Lifestyle 650 home entertainment system

 【スピーカー・アンプセット】

 16・Bose Lifestyle 650 【白】
  ¥529,920 Amazon.co.jp (8/14執筆時)

 16・Bose Lifestyle 650 【黒】
  ¥529,920 楽天市場 (8/14執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:
センター:
サラウンド:
サブウーファー:

1・重低音     ★★★★★★
2・音場の立体感  
★★★★★★
3・音の個性    
★★★★★★★
4・価格の安さ   
★★★☆☆
5・声の聞きやすさ ★★★★★
6・総合評価    ★★★★★★

 Bose Lifestyle 650 でしょう。

 201905101342.jpg

 比較的最近の発売であることもあり、確実に今後増えていくだろう全方位スピーカーを採用する点が魅力です。

 その上で、後方スピーカーがワイヤレスであること、アンプを含めた販売であることなど、設置性や初期設定のしやすさでは、「高級機らしからぬ」良さがあります。

 「Bose音」に音を作り込む傾向にあるので、音楽用としてはクセがありますが、シアター用やジャズ・ロックなどの視聴には、向く機種です。

補足:ホームシアター関連記事の紹介

  201803101642.jpg

 というわけで、今回は、ホームシアター向けスピーカーの紹介でした。

 なお、このブログには、ホームシアター関連の記事として、以下のようなものがあります。

1・AVアンプの比較
2・サウンドバーの比較
3・小型スピーカーの比較
4・シアター用スピーカーの比較
5・ミニコンポの比較
6・プリメインアンプの比較
7・ブルーレイプレーヤーの比較
8・ブルーレイレコーダーの比較
9・液晶テレビの比較
10・家庭用プロジェクターの比較

 これらの記事もよろしくお願いします。とくに、同時に必要だろうアンプの記事は、かなり詳しく書いたつもりです。

---

 また、最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。

 (前半からの続きとなりますので、前半記事をご紹介いただけると、いっそう嬉しいです!)

 ではでは。

posted by Atlas at 13:11 | オーディオ製品

2019年08月09日

比較2019'【詳しい!】プリメインアンプ31機の音質とおすすめ・選び方:ハイレゾ対応(1)

【今回レビューする内容】2019年 高音質で安い!予算別のプリメインアンプの音質とおすすめ・選び方:ネットワークアンプ レシーバーの人気ランキング Wi-Fi・DLNA・Airplay対応

【紹介する製品型番】FOSTEX AP20d DENON PMA-390RE ケンウッド Kseries KA-NA7 KA-NA9 ONKYO A-9110 A-9150 TX-8150 ヤマハ A-S501 R-N602 R-N303 R-N803 マランツ PM6006 PM5005 PM8006 PMA-1600NE-SP PMA-60 PMA-2500NE PMA-800NE パイオニア SX-S30 A-70DA A-40AE A-10AE ONKYO INTEC R-N855 A-S801 B WXA-50 PM7005 FN DENON PMA-30-SP パナソニック Technics SU-G30 SONY STR-DH190 Cambridge Audio TOPAZ AM5 LUXMAN 真空管アンプ SQ-N150

今回のお題
音質が良い!プリメインアンプのおすすめはどの機種?

 ども!Atlasです。

 今回は、2019年8月現在、最新のプリメインアンプ・ネットワークアンプ比較します。

 201806230921.jpg

 1万円代の入門機から、10万円前後の中級機、20万を超える高級機まで、Atlasが試聴などの結果「良い!」と感じたものを選びました。

 あまりオーディオに詳しくない人の検討材料とできるように、できるだけ簡単な言葉で、かつ、詳しく書きました。

 201806230927.jpg

 Atlasは、学生時代は入門機、社会人となって中級機、現在は「そこそこ高級機」と言えるだろうテクニクスのプリメインアンプを利用するに至っています。

 オーディオ好きに評価される、プリアンプパワーアンプが分かれる複雑なシステムは好きではないので、配線のシンプルなプリメインアンプを愛用しています。

 失敗を繰り返しては「売ったり、あげたり」してきましたが、今回はこのような経験をふまえて、「購入時の間違いのない選び方の基本」を紹介するつもりです。

ーー

 201401261031.jpg

 今回は、ハイレゾ対応機・Wi-Fi搭載機を含め、各製品を紹介します。

1・アンプのパワー  ★★★★★
2・音域の広さ    
★★★★★
3・ネットワーク再生 
★★★★★
4・設置性   
   ★★★★★
5・ノイズ対策    ★★★★★
6・総合評価     ★★★★★

 その上で、最後に、上表のような指標から、目的別・価格別に「Atlasのおすすめプリメインアンプ」を提案する形式で書いていきます。

1・プリメインアンプの選び方の基本

 201806230938.jpg

 プリメインアンプは、初めて買われる方は、自分の用途に合わないものを買ってしまいがちです。

1・プリメインアンプ
2・ネットワークアンプ
3・AVアンプ

 少なくともプリメインアンプ」「ネットワークアンプ」「AVアンプの違いだけは、必ず理解してから購入されてください。

 ネット上の比較記事をみても、これらを混同して紹介している場合が見られます。

 多少詳しい人でも、違いが分かっていない場合があるので、簡単にその意味を説明しましょう。


 201908091206.jpg

 第1に、プリメインアンプです。

 インテグレーテッドアンプとも呼ばれますが、ごくごく簡略化して言えば「ミニコンポの本体部分」のことです。

 元々、アンプは、弱い電気信号を増幅させるプリアンプ(コントロールアンプ)と、それをブーストするパワーアンプ(メインアンプ)に分かれていました。

 しかし、これは、設置性が悪いし、価格も高くなるので、中級者以下向けに一体型設計にしたのが、プリメインアンプです。

 もちろん、CDプレーヤーなどは内蔵されません

 そういった機種をお探しの場合、このブログでは【ミニコンポの比較記事】をご覧ください。音質面では、同価格のプリメインアンプに負けない製品も多いです。 


 201908091207.jpg

 第2に、ネットワークアンプです

 ごくごく簡単に言えば、「プリメインアンプにWi-Fi・Bluetoothを付け足したもの」です。

 PCオーディオの普及で、最近ではじめた新しいタイプのプリメインアンプです。

 多くの製品はWi-FiとBluetoothが搭載され、CPプレーヤーやTVのほか、PCやNASないし、スマホの音楽も再生にも対応します。

 通常の、光・同軸入力もあるため、普通のプリメインアンプとても利用できます。ただ、無線は「ノイズ源」でもあるので、上級者には嫌われる場合もあるカテゴリです。


 201908091208.jpg

 第3に、AVアンプです

 この製品も「プリメインアンプ」と機能が同じです。

 ただし、プリメインアンプが、2chステレオ、ないし、それにウーハーを付けた2.1chステレオまでの対応に対して、ウーハーとスピーカー5本を使う5.1chサウンド・7.2chサウンドまで対応できる製品です。

 ただ、ステレオで利用する場合は、音質は専門機に劣る機種です。また、その仕組みからいって、とにかく「でかい」です。

 プリメインアンプとは毛色が異なるので、このブログでは、【おすすめAVアンプの比較記事】で、別記事として詳しく紹介しています。

ーー

 201806230944.jpg

 なお、TVを中心に、音楽再生も兼ねた音楽再生機器を揃える場合、「AVアンプ」がマストという固定観念があります。

 ただ、最近のプリメインアンプやネットワークアンプは、出力端子が複数あるので、5.1ch対応が不要ならば、プリメインアンプ・ネットワークアンプのが総合的な音質が高く、また、設置スペースを圧迫しません

 今回は、このような意味で、音楽再生機器・TVなどに向く、プリメインアンプとネットワークアンプを比較していきたいと思います。

---

1・アンプのサイズ
2・アンプの音質(ハイレゾ含む)
3・ネットワーク対応(Wi-Fiなど

 また、比較にあたっては、以上の3つの観点を特に重要視していきます。

 気になる音質面では、ハイレゾ再生への対応を示すほか、「低音域・中音域・高音域をどの程度鳴らせるか」もスペックや試聴結果をふまえて書いていきます。

  201806231429.jpg

1・入門用プリメインアンプ(5万円以内)
2・高性能プリメインアンプ(5万円以上)

 なお、今回は、30機前後の製品を紹介します。

 価格の安い製品から順番に紹介していきます。

 そのため、「5万円以下は検討対象外」という方がいましたら、「後半記事」にあたる、上記2番のリンク記事から読んでいただいても構いません。

 よろしくお願いします。

2・入門用プリメインアンプの比較

 では、比較をはじめます。

 はじめに、1万円台から3万円前後まで予算で購入可能なモデルを紹介します。

 ミニコンポから「ワンランク上のシステム」にグレードアップさせたい方に向く製品クラスでしょう。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチと思う部分を青字系で記していきます。


 201810201620.jpg

 1・FOSTEXパーソナル・アンプ AP20d
   ¥13,964 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):20W×2
定格出力(4Ω):12W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:20Hz~40kHz
アナログ端子:2
デジタル端子:
DAC:
ネットワーク:
スピーカー出力:1 (バナナP非対応)
サイズ:幅108×高42×奥行138mm

 AP20d は、日本のフォスター電機が発売する、マイクロサイズのプリメインアンプです。

 機能を最小限に絞った「D級アンプ」で、手のひらにも載りそうな小型です。

 本体の大きさは、幅108×高42×奥行138mmです。

 アンプのパワーは、4Ω時に最大12Wです。

 この部分は「一体型コンポ並み」のスペックです。ただ、大抵のブックシェルフスピーカーを鳴らすのに問題ない水準といえます。

 201806221100.jpg

 インピーダンスも、欧米に多いと、日本に多いのスピーカーに公式対応しています。

 201401261031.jpg

 周波数帯域は、低音域20Hz(値が小さいほど低音域が出る傾向)、高音域40kHz(値が大きいほど高音域が出る傾向)となります。

 この数値は、過信はできない指標です。

 しかし、少なくともメーカーの設計思想の方向性を、客観的に理解できる「数字」として重要です。実際、たいていのメーカーが開示します。

 高音域が40kHzを超えるので、「CD音源に次ぐ」規格として採用がはじまり、iTunesなどでも採用が噂されるハイレゾ音源にも対応します。

 ただ、後述するように「デジタル入力」ができないため、他社機では「対応を表明しない水準の機器」ではあります。

 また、数値的にも「ギリギリ対応」といったレベルであり、帯域は狭いです。

 201709041241.jpg

 アナログ入力は、RCA端子(オーディオ端子)が2系統です。

 デジタル入力は、この機種は、DAC=デジタル信号をアナログに変換する装置)を搭載しないので非対応です。

 そのため、例えば、TVやPCならば一般的なオーディオケーブルで接続する必要があります。

 ただし、この手のAV家電はノイズ問題があるので、「音質はさほど良くない」と考えてください。

 スピーカー端子は、1系統です。バナナプラグが使えない仕様です。

 ネットワーク機能は、BluetoothやWi-Fiを含めて未搭載です。

---

 以上、AP20d の紹介でした。

 1万円前後の予算で探しているならば、わりと「手堅い選択肢」と言えます。予算が限られている場合は、費用対効果の面で「おすすめ」できます。

 一方、ハイレゾに対応しますが、デジタル入力ができない点で、音質重視の方には「物足りない」でしょう。とくに「音源の進化」を考えると、そう長く使える機種とも言えません。


 201908091209.jpg

 2・SONY ステレオアンプ STR-DH190
  ¥16,826 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):100W×2
定格出力(4Ω):
インピーダンス: 6~16Ω
周波数帯域:10Hz~100kHz
アナログ端子:4
デジタル端子:
DAC:
ネットワーク:Bluetooth
スピーカー出力:1 (バナナP非対応)
サイズ:幅430×高133×奥行284mm

 STR-DH190 は、ソニーが発売する入門用のプリメインアンプです。

 SONYは、これ以上のグレードは5.1chとなるため、プリメインアンプはこれだけです。

 201806231305.jpg

 本体の大きさは、幅430×高133×奥行284mmです。

 入門機としては「大ぶり」なのは、先述のように、多チャンネルの上位機と筐体設計を共通化しているためでしょう。

 アンプのパワーは、8Ω時に100Wです。

 かなり余裕を持った設計なのは、やはり上位機との兼ね合いですね。この部分は逆に良い点でしょう。

 インピーダンスは、ただし欧米製に多い4Ωについて公式に対応しません。日本製の10万円以内のスピーカーは6Ω以上ばかりなので、心配不要でしょう。

 周波数帯域は、低音域10Hz(値が小さいほど低音域が出る)、高音域100kHz(値が大きいほど高音域が出る)となります。

 高音域が40kHzを超えるので、やはりハイレゾ音源に対応です。

 ただ、SONYの場合「デジタル入力」ができない機種は「対応機種」として認定していないですね。

 一方、低音域のスペックを含めて、帯域自体は広いため、低音域と高音域に強い「SONYサウンド」の哲学は感じられるでしょう。

 201806231311.jpg

 アナログ入力は、RCA端子(オーディオ端子)が4系統です。レコード用のフォノもあります。

 デジタル入力は、この機種はDACを搭載しないので非対応です。

 スピーカー端子は、2系統です。バイワイヤリング用というよりも、複数のスピーカーに分けるための実装のようです。

 201805140948.jpg

 ネットワーク機能は、下位機種では珍しくBluetoothに対応します。

 コーデックは、SBCとAACまでなので、圧縮音源と同等音質です。

 言いかえれば、iPhoneで採用されるAACと音質は同じです。ネットの「聴き放題」音源程度ならば、再生において問題ないです。そのほか、ワイドFMチューナーが内蔵です。

---

 以上、ソニーのSTR-DH190の紹介でした。

 TV用に、ステレオスピーカーを導入したいと考えている方には「最適」なプリメインアンプでしょう。スマホ音楽の再生もできるため、便利です。

 一方、「純粋なオーディオ機器用」と考えると、「端子部の作り」や「対応インピーダンス」など、上位とは言えない部分も混在します。


 201806231321.jpg

 3・Cambridge Audio TOPAZ AM5
   ¥19,540 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):25W×2
定格出力(4Ω):
インピーダンス: 6~16Ω
周波数帯域:10Hz~100kHz
アナログ端子:4
デジタル端子:
DAC:
ネットワーク:
スピーカー出力:1 (バナナP対応)
サイズ:幅430×高80×奥行340mm

 TOPAZ AM5は、英国のケンブリッジオーディオの製品です。

 日本には、バリュートレードが代理店として販売しています。

 VGPで「2018年度」のエントリーモデルの最高金賞を取った機種でその後は、かなり人気になっています。

 201806231331.jpg

 本体の大きさは、幅430×高さ80×奥行340mmです。

 背丈がない機種なので、ラックなどへの設置性はかなり良さそうです。CDプレイヤーと重ね置きでも問題ないでしょう。 

 アンプのパワーは、8Ω時に25Wです。

 さほど余裕のあるとは言えない設計です。

 インピーダンスは、こちらも4Ωについて公式に対応しません

 対応は8Ωという表示です。

 周波数帯域は、低音域が10Hz高音域30kHzです。

 上位機のAM10については、低音・高音域双方ともより余裕があることを考えると、哲学に基づくのではなく、コストカットのための仕様でしょう。

 201806231336.jpg

 アナログ入力は、RCA端子(オーディオ端子)が4系統です。

 デジタル入力は、非対応です。

 スピーカー端子は、1系統です。バナナプラグには対応します。

 ネットワーク機能は、非対応となります。

---

 以上、ケンブリッジオーディオのTOPAZ AM5の紹介でした。

 フラットで味付けのないサウンドという「哲学」のあるブランドです。アンプのパワーを控えめにすることで、「低価格でも音質のバランスをとった設計」という点では、その路線の製品でしょう。

 ただ、試聴の限りでは、価格相応の音であり、「5万円前後のミドルクラス」に匹敵するというのはややオーバーな表現かなと思います。

 音質は、確かに日本の賞を得やすいサウンドです。


 201902021335.jpg

 【2018年発売開始】

 4・ONKYO A-9110
  ¥18,700 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):50W×2
定格出力(4Ω):75W×2
インピーダンス: 4~16Ω
周波数帯域:10Hz~100kHz
アナログ端子:5
デジタル端子:
DAC:
ネットワーク:
スピーカー出力:1 (バナナP対応)
サイズ:幅435×高129×奥行330mm

 A-9110は、日本の老舗音響機器メーカーのONKYOが販売する格安のプリメインアンプです。

 初心者向けのプリメインアンプです。

 201902021339.jpg

 本体の大きさは、幅435×高129×奥行330mmです。

 個人的経験で言えば、ラックに入れる場合は特に「高さ」に注意するべきですが、こちらは、背が12.9cmと低いので、この点で問題ありません。リモコンも付属です。

 アンプのパワーは、4Ω時に最大75Wです。

 大抵のブックシェルフ型・トールボーイ型スピーカーを鳴らすのに問題ないスペックです。

 インピーダンスも、4~16Ωのスピーカーに公式対応するため、相性に悩む必要はないでしょう。

 ミニコンポなどの手持ちのスピーカーを「とりあえず利用」していく場合にも便利です。

 201401261031.jpg

 周波数帯域は、低音域が10Hz、高音域が100kHzと、全レンジに余裕がある仕様です。

 入力音源やスピーカーの性能をプリメインアンプが妨害することはないでしょう。

 一方、スペック的に、高音域が40kHz以上ですから、(ここだけ見ると)ハイレゾには対応です。

 ただ、ONKYOは、デジタル入力できない機種は「ハイレゾ非推奨」のようで、対応機として売っていません。

 201902021340.jpg

 アナログ入力は、5系統入ります。そのため、CDプレーヤーやTVその他の多数の機器をつなげられます。

 デジタル入力は、この機種は、DAC=デジタル信号をアナログに変換する装置)を搭載しないので、この機種も「非対応」です。

 スピーカー端子は、一方、接続に便利な「バナナプラグ」にも対応するうネジ式の本格的なスピーカー端子を搭載します。

 ネットワーク機能は、BluetoothやWi-Fiを含めて未搭載です。

---

 以上、ONKYOのA-9110の紹介でした。

 周波数帯域に余裕があり、本体性能は良い機種です。ただ、デジタル入力非対応など、多少「古くさい仕様」です。

 単体のCDプレーヤーなどだけから接続をする場合は、デジタル系のノイズの問題がないのは利点とも言えます。しかし、使い勝手の部分では、あまり「おすすめ」とは言えません


 201905061147.jpg

 【2018年】

 5・パイオニア A-40AE
  ¥30,125 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):
定格出力(4Ω):60W×2
インピーダンス: 4~16Ω
周波数帯域:10Hz~100kHz
アナログ端子:7
デジタル端子:光×1・同軸×1
DAC:192kHz/24bit
ネットワーク:
スピーカー出力:1
サイズ:幅435×高129×奥行323mm

 A-40AEは、パイオニアが販売する格安のプリメインアンプです。

 同社は、現在ではONKYOと同会社で、オーディオ部門では、部品の共通化が見られる者も多いです。

 その点では「兄弟機」と言えます。

 201905061159.jpg

 本体の大きさは、幅435×高129×奥行323mmです。

 筐体サイズは、ONKYOと同じです。

 201905061205.jpg

 アンプのパワーは、4Ω時に最大60Wです。

 充分ですが、ONKYO機よりも、多少スペックは低いですね。

 一方、パイオニア機は、「ダイレクトエナジー」を設計思想の根本に置き、「信号伝達ロス」なしにスピーカーまで届ける配慮があります。

 ただ、ONKYO機と比べると、(Ωが低いとパワーを出せる)「ハイカレント設計」ではなく「パワー」の面でも劣るため、(傾向は違えど)総合的には、「同じほどの音質ランク」でしょう。

 インピーダンスも、4~16Ωのスピーカーに公式対応します。

 201401261031.jpg

 周波数帯域は、低音域が10Hz、高音域が100kHzと、全レンジに余裕がある仕様です。

 201905061201.jpg

 アナログ入力は、7系統入ります。

 デジタル入力は、ONKYO機と比較した場合の最大の違いで特色です。

 こちらは、192kHz/24bitDACを搭載する上で、同軸と光端子の2系統のデジタル入力に対応します。

 スピーカー端子は、「バナナプラグ」にも対応し、バイワイヤリングも可能です。

 ネットワーク機能は、BluetoothやWi-Fiを含めて未搭載です。

---

 以上、パイオニアA-40AEの紹介でした。

 同会社のONKYO機との「勝負」となりますが、デジタル入力を利用しつつ、小型スピーカーと合わせるならば、この機種のほうが良さそうです。

 仕様的にパイオニア機のほうが「現代的」ですし、Atlasとしては、2機から選ぶならば、こちらを選ぶと思います。

ーーー

 201905061218.jpg

 【2018年】

 6・パイオニア A-40AE
  ¥30,125 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

 なお、同じサイズの筐体を採用する下位モデルとして、 A-40AEも同時発売されました。

 ただし、定格出力が50Wとさらに低いほか、デジタル入力ができません。この仕様ならば、むしろONKYO機を選ぶべきでしょう。


 201810201624.jpg

 7・マランツ PM5005
  ¥23,858 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):40W×2
定格出力(4Ω):55W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:10Hz~50kHz
アナログ端子:4
デジタル端子:
DAC:
ネットワーク:
スピーカー出力:1
サイズ:幅440×高105×奥行370mm

  PM5005は、米国発祥の老舗音響メーカーであるマランツの入門機です。

 日本でも古くから進出しているメーカーで、中級グレードの人気機種を多く出していました。現在は日本企業となり、DENONと同グループになっています。

 201806231020.jpg

 本体の大きさは、幅440×高さ105×奥行370mm です。

 とくにこの機種は「背が低い」ので、AVラックに入れる際にメリット性があるでしょう。

 アンプのパワーは、4Ω時に最大55Wです。実用水準とは言え、能力は平均的です。

 ただ、20万円以下のブックシェルフ型スピーカーならば、インピーダンスを含めて大抵問題なくつながるでしょう。

 周波数帯域は、低音域が10Hz、高音域が50kHzです。

 ONKYOに比べると、高音域にさほど余裕のない仕様です。

 音質面では、内部の回路がフルディスクリート構成になっている点で、ノイズ対策などの面で有利でしょう。ただし、決定的に音の差が生じているかというと微妙な部分です。

 201806231022.jpg

 アナログ入力は、4系統と充実します。フォノ(レコード)用の端子もあるほどですね。

 デジタル入力は、この機種もDACを搭載しないので非対応です。ハイレゾ音源にも対応を表明していない機種です。

 201806231035.jpg

 スピーカー端子は、バイワイヤリング対応です。

 通常のスピーカーは、スピーカー1つに黒と赤の2芯ケーブルを挿します。こちらは、4芯ケーブルも対応します。

 ただし、これにも、スピーカー側の対応も必要ですので、初心者は気にしなくて良い部分です。

 ネットワーク機能もBluetoothやWi-Fiを含めて未搭載です。

---

 以上、マランツPM5005の紹介でした。

 ライバル機のONKYOと比べると多少パワーが落ち、周波数帯域についても、スペック的に劣ります。

 ただ、マランツのアンプは、音の個性が出しやすいフルディスクリート構成ですから、「音の傾向の固定ファン」は一定数いるのも確かです。


 201806231027.jpg

 8・DENON PMA-390RE【各色】
  ¥21,045 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):50W×2
定格出力(4Ω):100W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:5Hz~100kHz
アナログ端子:4
デジタル端子:
DAC:
ネットワーク:
スピーカー出力:1
サイズ:幅434×高121×奥行308mm

 PMA-390REは、日本のDENONが発売するプリメインアンプです。

 現在は、マランツの「姉妹会社」ですが、音の傾向は明らかに異なります。デノンも「バランス重視」ともいえますが、マランツに比べると、「低音重視」の傾向です。

 本体色は、黒色と銀色から選べます。

 201806231028.jpg

 本体の大きさは、幅434×高121×奥行308mm  です。

 奥行が短いので、底の浅いAVラックへの配置に適しています。スピーカー端子は、こちらもネジ式で、全体的に高級感があります。

 アンプのパワーは、4Ω時に最大100WとONKYOと同じく能力が高いです。

 インピーダンスも4~8Ωに公式対応ですので、問題ありません。

 周波数帯域は、低音域が5Hz、高音域が100kHzです。

 ONKYOと比較すると高音域はそのままに、低音域の出力範囲は、こちらに余裕があります。

 高音域は、スペックだけならば、ハイレゾ音源にも対応できる品質ですが、残念ながら、ハイレゾ未対応機ですね。

201806231033.jpg

 アナログ入力は、4系統入ります。

 デジタル入力は、この機種もDACを搭載しないので非対応です。

 スピーカー端子は、2系統あり、この機種もバイワイヤリング対応です。

 ネットワーク機能もBluetoothやWi-Fiを含めて未搭載です。

 このあたりの仕様は入門機として共通しています。

---

 以上、DENONPMA-390REの紹介でした。

 格安機種のなかでは、周波数帯域が広く、基本性能は他機種を凌駕しているともいえる機種です。

 また、音のクリアさを重視したS.L.D.C.などの本体構造も作用して、音の解像度(分解能)も良いです。

 とくにバイワイヤ対応ケーブルを使えば、その実力はさらに発揮されるでしょう。「ハイレゾ対応」が当面不要ならば、最も良い選択肢でしょう。


 201810201626.jpg

 9・ケンウッド Kseries KA-NA7
  ¥24,526 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(4Ω):10W×2
定格出力(4Ω):
インピーダンス: 4Ω
周波数帯域:30Hz~40kHz
アナログ端子:1
デジタル端子:光×1
DAC:192kHz/24bit
ネットワーク:Bluetooth(SBC)
スピーカー出力:1
その他:
サイズ:幅110×高50-×奥行179mm

  KA-NA7は、日本のケンウッドが発売する小型のプリメインアンプです。

 201806231037.jpg

 本体の大きさは、幅110×高50-×奥行179mmです。

 超小型ですので、どこでも置けます。ミニコンポ(システムコンポ)の「上位互換」としての買い換えにも向く仕様です。

 アンプのパワーは、4Ω時に最大10Wです。

 ブックシェルフでも小型のスピーカー以外ではパワー不足です。

 インピーダンスも対応が4Ωのみですので、こちらは、ケンウッドのスピーカーLS-NA7LS-K901-Mに合わせるべきプリメインアンプでしょう。

 201401261031.jpg

 周波数帯域は、低音域が30Hz、高音域が40kHzです。

 この機種は、40kHzの水準を超えるのでハイレゾ音源対応を表明しています。

 しかし、高音域が40kHzは最低限のスペックであり、他機と比べた場合も優れているとは言いがたいでしょう。

 さらに、低音域は30Hzからとスペックが低いです。小型ですので、仕方ない部分ではあります。

 201703221527.jpg

 アナログ入力は、1系統です。

 それも3.5mmステレオミニ端子なので、この製品は、基本的にアナログは「おまけ」です。

 201806231041.jpg

 Amazonベーシック オプティカルケーブル 1.8m
  ¥698 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

 デジタル入力は、対応しますが、光デジタル音声ケーブルでの接続になります。

 DAC=デジタル信号をアナログに変換する装置)は、192kHz /24bitに対応しており、高音質なハイレゾ音源に対応できます。

 スピーカー端子は、1系統です。

 しかし端子の作りがレバー式であり、品質的にはミニコンポの延長線上とも言える製品ではあります。

---

 以上、ケンウッドのKA-NA7の紹介でした。

 「40kHzの周波数帯域」と、「DAC内蔵でデジタル入力対応」という2点で、(真の意味で)ハイレゾ対応プリメインアンプと言えるのは、このグレード以上でしょう。

 ただし、アンプのパワーは10W小さく本格的なプリメインアンプとは言いがたい機種です。

ーーー

 201905061232.jpg

 【2018年】

 10・ケンウッド Kseries KA-NA9
  ¥39,913 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(4Ω):10W×2
定格出力(4Ω):
インピーダンス: 4Ω
周波数帯域:30Hz~40kHz
アナログ端子:1
デジタル端子:光×1 USB×1
DAC:192kHz/24bit
ネットワーク:Bluetooth(AAC/Apt-X)
スピーカー出力:1
その他:
サイズ:幅117×高53-×奥行179mm

 なお、上位機として、KA-NA9が追加販売されています。

 201905061238.jpg

 比較した場合、Bluetoothが、音質が劣化するSBC規格以外、AAC・Apt-X規格にも対応する点、同社独自の圧縮音源のアップコンバート(K2テクノロジー)に対応する点、PCなどからのUSB入力に対応する点、などが見所です。

 ただし、やはり小型化が優先されて、アンプのパワーが10Wと低い点、スピーカー接続が、(ミニコンポのような)レバー式である点など、本格的とは言えない部分もあります。

 「スマホ専用・小型スピーカー専用の小型機」という位置づけなので、注意が必要です。

3・中級者向けプリメインアンプの比較

 つづいて、3万円台から5万円前後までの予算で購入できる中級者向けアンプを紹介します。

 なお価格的に「中級者」と分類しましたが、初心者が購入されても全く問題なく、音質面でもワンランク上の水準を体験できます。


 201806231045.jpg

 11・ヤマハ A-S501
  ¥33,844 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):85W×2
定格出力(6Ω):100W×2
インピーダンス: 6~8Ω
周波数帯域:10Hz~50kHz
アナログ端子:5
デジタル端子:光×1・同軸×1
DAC:192kHz/24bit
ネットワーク:
スピーカー出力:2(5.1ch出力対応)
サイズ:幅435×高151×奥行387mm

 A-S501は、ヤマハの中級グレードのプリメインアンプです。

 201806231048.jpg

 本体の大きさは、幅435×高151×奥行387mmです。

 多少奥行がある機種ですが、標準的なサイズの域に収まっています。外面端子を含めて、プリメインアンプらしいしっかりとした重量感ある作りです。端子構成的に、TVとの相性も高いでしょう。

 アンプのパワーは、4Ω時に最大100Wと十分なサイズです。

 インピーダンスも、 6~8Ωまでと、中級アンプとしては多少狭いです。

 周波数帯域は、低音域が10Hz、高音域が50kHzです。

 高音域は40kHzを超えるので、ハイレゾ音源を扱えるスペックです。ただし、他社に比べると、音域にさほど余裕があるわけではありません

 ただ、クリアで中音の厚みに富む「ヤマハサウンド」の特長がみられる設計です。

 201806231051.jpg

 アナログ入力は、5系統と多いです。

 あまりり多いと、本体のダイヤル数が増えて却って不便なのですが、場合によっては実用性はあるでしょう。

 デジタル入力は、光デジタル音声ケーブル端子が1系統同軸端子が1系統です。

 TVやオーディオ機器きによってはいずれか一方しか搭載しない場合もあるため、この点は便利です。

 また、PCとTVなど複数とつなげることも可能です。Atlas的には、アナログ端子よりも、デジタル端子が充実していた方が「現代的」だと思います。

 DAC192kHz/24bitに対応です。

 したがって、ハイレゾ音源が再生可能です

 201806231054.jpg

 スピーカー端子は、2系統あり、この機種もバイワイヤリング対応です。

 ネットワーク機能は、BluetoothやWi-Fiを含めて未搭載です。

 なお、こちらは、スピーカー端子の他、5.1ch用に5系統の出力端子があります。この点では、純粋にステレオ用の「プリメインアンプ」と言えるのか、やや微妙なところですね。

---

 以上、ヤマハA-S501の紹介でした。

 「味付けの少ない」サウンドという明確な「思想」があるヤマハサウンドを体験できる中級機です。一定の「企業哲学」を楽しめるのも、オーディオ機器の「楽しみ方」ですから、そういった部分では「面白い機種」です。

 ただし、ハイレゾ再生時の音域の広さやネットワーク機能などの点では、多少「古くささ」も感じる機種です。そういった点では、次に紹介する上位機のが良いでしょう。


 201902021358.jpg

 【2017年】

 12・ONKYO A-9150
  ¥37,700 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):30W×2
定格出力(4Ω):60W×2
インピーダンス: 4~16Ω
周波数帯域:10Hz~100kHz
アナログ端子:5
デジタル端子:光×2・同軸×2
DAC:768kHz/32bit
ネットワーク:
スピーカー出力:1(5.1ch出力対応)
サイズ:幅435×高139×奥行331mm

 A-9150は、ONKYOの中級グレードのプリメインアンプです。

 201902021404.jpg

 本体の大きさは、幅435×高139×奥行331mmです。

 写真では割と大きく見えますが、プリメインアンプの標準サイズからすると標準かそれより小さいです。

 四角いフォルムが大きく見せている部分はありそうです。

 201902021413.jpg

 一方、この機種は、(ヤマハのライバルの)河合楽器の電子ピアノ用に提供するためにカスタマイズされたアンプモジュール(Discreate SpectraModule)とDIDRCフィルターを採用していることを「売り」としています。

 こういった部分の評価は、プラシーボが入りやすく難しいです。

 ただ、試聴の限り、従来のONKYO同様に味付けのない素直な音でした。

 アンプのパワーは、4Ω時に最大60Wです。

 弱くはないですが、強調もできないでしょう。

 インピーダンスは、 4~16Ωまでと、対応の幅は高いです。

 周波数帯域は、低音域が10Hz、高音域100kHzです。

 したがって、スペック的にハイレゾに対応します。

 201902021410.jpg

 アナログ入力は、5系統と多めです。

 デジタル入力は、光デジタル音声ケーブル端子が2系統同軸端子が2系統です。

 この部分が充実するのは、設計が新しいゆえでしょう。

 DACは、192kHz/24bitに対応です。

 最大で、768kHz/32bitに対応できる余裕のある設計です

 スピーカー端子は、2系統あり、バイワイヤリング対応です。

 ネットワーク機能は、BluetoothやWi-Fiを含めて未搭載です。

 201902021422.jpg

 一方、この機種は、新製品には珍しく、新設計のフォノアンプを採用します。その意味で、レコード世代のファンへの訴求力が高そうです。

---

 以上、ONKYOA-9150の紹介でした。

 知り合いに頼まれてそれなりに試聴した機種です。コラボ効果はよく分かりませんでしたが、ONKYOらしく味付けなしに音を出してくれる点で評価できます。

 定格出力の部分で、スピーカーの合う合わないはでそうですが、特性として、デジタル音源をアナログチックに聴かせるところがある点と、フォノアンプなどの充実などの点、

 または、ネットワーク機能を省略している点からすれば、「落ち着いた年代」の方によさそうです。


 201806231100.jpg

 【2017】

 13・ヤマハ R-N303【各色】
   ¥28,106 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(6Ω):80W×2
定格出力(6Ω):120W×2
インピーダンス: 6Ω
周波数帯域:10Hz~100kHz
アナログ端子:4
デジタル端子:光×1・同軸×1
DAC:192kHz/24bit (DSD 5.6)
ネットワーク:Bluetooth LAN Wi-Fi
スピーカー出力:1(2.1ch対応)
サイズ:幅435×高151×奥行340mm

 R-N602も、ヤマハの上級のプリメインアンプです。

 本体色は、シルバーとブラックが選択できます。

 201806231102.jpg

 本体の大きさは、幅435×高151×奥行340mmです。先ほどの機種とさほど変わらない仕様です。

 このクラスになると、筐体を含めて「存在感」「高級感」が増していきます。

 アンプのパワーは、6Ω時に最大120Wと先ほどの機種と同レベルです。

 インピーダンスは、定格 ですが、能力の上で4Ω~8Ω程度のスピーカーに対応するでしょう。

 20万円以下クラスのスピーカーならば、問題ありません。

 201401261031.jpg

 周波数帯域は、低音域が10Hz、高音域100kHzです。

 このクラスの製品としては、ONKYO同様に優秀なスペックであり、ハイレゾ向きです。

 なお、ヤマハの場合、PURE DIRECTモードの場合にこの周波数帯域になります。このモードをOFFにもできますが、その場合のほうが、従来的なYamahaユーザーの感性に向く音かもしれません。

 201806231105.jpg

 アナログ入力は、こちらも4系統と多いです。

 デジタル入力は、光デジタル・同軸ケーブル端子がそれぞれ1系統です。

 十分でしょう。

 DACは、192kHz/24bitに対応し、ハイレゾ音源が再生可能です

 また、この機種は、より高音質なDSD音源にも対応で、DSD5.6MHzまで対応できます。

 スピーカー端子は、2系統あり、この機種もバイワイヤリング対応です。

 201703221628.jpg

 ネットワーク機能は、この機種の最も特長と言える部分です。

 AAC規格に対応するBluetooth接続が可能なので、iPhoneなどのスマホなどの音源が直接送れ、また、音量その他の操作も可能です。

 201703221626.jpg

 さらに、Wi-Fiと有線LAN端子も装備されます。

 そのため、ご自宅のPCやタブレットまたは、以前【NASの比較記事】で紹介したような、ネットワーク上のハードディスクなどに、ワイヤレスで接続することが可能です。

 MacやiPhoneならばAirplayに対応できるので、iTunesからワンボタンで音源再生できます。

 201903291544.jpg

 音楽ストリーミング配信は、Wi-Fiを装備するアンプの場合、かなり高度に対応してきます。

 YAMAHAの場合、自社の、MusicCast CONTROLLERというアプリ(Android/ IOS)を通じて、スマホ等に保存してある楽曲のほか、Spotify Connect・Deezer HiFi・radiko.jpの再生に対応できます。

 201806231108.jpg

 ラジオも、ワイドFM・AM対応に対応します。

 その上で、先述のradiko.jpSpotifyについては、設定後にリモコンでチャンネル操作ができるため、かなり便利です。

---

 以上、ヤマハR-N303の紹介でした。

 5万円前後の製品で選ぶならば、「ベスト」と言って良い製品です。

 ハイレゾ音源に対応できること、ネットワーク機能が充実していること、この2点は、プリメインアンプが短い期間で「陳腐化」しないためには重要な部分なので、多少高くてもこの機種を選ぶメリット性は高いです。

 その上で、スマホで操作できる利便性も、この機種のたいへん良い部分です。

 費用対効果が高いので、「迷ったらこれを選べば良い機種」だと思います。個人的にも、音質にクセが無いので、友人におすすめしやすいモデルです。

ーーー

 201810201632.jpg

 14・ヤマハ R-N602
  ¥40,145 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(6Ω):70W×2
最大出力(6Ω):110W×2
インピーダンス: 6Ω
周波数帯域:10Hz~100kHz
アナログ端子:5
デジタル端子:光×2・同軸×2・USB×1
DAC:192kHz/24bit (DSD 5.6対応可)
ネットワーク:Bluetooth LAN Wifi
スピーカー出力:1(2.1ch対応)
サイズ:幅435×高151×奥行392mm

 なお、こちらはR-N602という2015年発売の製品があります。

 型番上「上位機種」でノイズ対策などは「上位」で、豊富な入力端子のほか、AVアンプのようにサブウーファー端子も装備される点で上位です。

 しかしが、無線のセキュリティ規格が古いなど、劣る部分もあります。

 結論的にいえば、新機種で良いと思います。


 201810201633.jpg

 15・マランツ PM6006 FN
  ¥39,671 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):40W×2
定格出力(4Ω):55W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:10Hz~70kHz
アナログ端子:4
デジタル端子:光×2 同軸×1
DAC:192kHz/24bit
ネットワーク:なし
スピーカー出力:1
サイズ:幅440×高105×奥行370mm

 PM6006は、元米国、現日本のマランツの発売する、中級グレードのプリメインアンプです。

 最近試聴しましたが、マランツらしい、高音域に余裕のあるサウンドでした。

 201806231116.jpg

 本体の大きさは、幅440×高さ105×奥行370mmです。

 高さがなく、設置しやすい機種ですね。ただ、重量感は十分あり、安定性は高いでです。

 201806231119.jpg

 アンプのパワーは、4Ω時に最大55Wです。

 他社よりも多少スペックが低いですが、実用面では問題ないでしょう。

 下位機種同様に、ノイズがのりにくいフルディスクリート構成ですが、さらに、高速アンプモジュールHDAMを採用し、スピード感あるサウンドです。

 インピーダンス4~8Ωまでと対応性が高いです。

 周波数帯域は、低音域が10Hz、高音域が70kHzです。

 マランツの下位機種と比べると、高音域に余裕があり、ハイレゾ音源に向く仕様です。

 201806231120.jpg

 アナログ入力は、4系統です。

 デジタルノイズが載らないように、しっかりとシールドされた設計ですので、アナログ・デジタル双方使う方にもおすすめできます。

 デジタル入力は、光デジタル端子が2系統同軸端子が1系統です。コンバータを介さずに済むので、端子の多さは魅力的です。

 DACは、こちらも192kHz/24bitに対応し、ハイレゾ音源が再生可能です。一方、DSD音源には未対応ですね。

 ネットワーク機能は、BluetoothやWi-Fiを含めて未搭載です。

 スピーカー端子は、2系統あり、この機種もバイワイヤリング対応です。

---

 以上、マランツPM6006の紹介でした。

 厳選されたパーツによる高音域の「綺麗さ」はマランツの特長ですが、デジタル化された最近の機種にもその傾向は見られます。

 ネットワーク機能がないなど「古くさい」部分もありますが、純粋にステレオを楽しめる機種です。


 201902021455.jpg

 【2018年】

 16・DENON PMA-800NE
  ¥51,009 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):50W×2
定格出力(4Ω):100W×2
インピーダンス: 8~16Ω
周波数帯域:5Hz~100kHz
アナログ端子:5
デジタル端子:光×3 同軸×1
DAC:192kHz/24bit
ネットワーク:
スピーカー出力:2
サイズ:幅434×高122×奥行307mm

 PMA-800NEは、日本のDENONの発売するプリメインアンプです。

 ほかの機種と較べると、多少特殊なアンプです。

 201902021502.jpg

 本体の大きさは、幅434×高さ122×奥行307mmです。

 幅はありますが、マランツ同様に、高さはさほどでもないため、設置性は良いです。

 201902021505.jpg

 アンプのパワーは、4Ω時に最大100Wです。

 背丈の低いタイプとしては、出力に余裕があります。

 余裕を持った電源は同社の伝統で、シングルプッシュプル回路の採用をふくめ、入門機でも電源回りで「ケチっていない」点が好感が持てます。

 マランツをスピード感と形容するなら、デノンは、低音の圧力を含む重層感が「売り」であり個性です。そのための駆動力へのこだわりです。

 インピーダンス8~16Ωまでの対応です。

 周波数帯域は、低音域が5Hz、高音域が100kHzです。

 低音域に余裕があるのはもちろん、ハイレゾに対応するべく、高音域のスペックも優れます。

 201902021509.jpg

 アナログ入力は、5系統です。

 デジタル入力は、光デジタル端子が3系統と同軸が1系統です。

 DACは、こちらも192kHz/24bitに対応し、ハイレゾ音源が再生可能です

 ネットワーク機能は、マランツ同様に、BluetoothやWi-Fiを含めて未搭載です。

 スピーカー端子は、2系統あり、バイワイヤリング対応です。

---

 以上、デノンPMA-800NE の紹介でした。最近デンキヤで人気のある機種です。

 音圧表現が強いとデンキヤではわりと良く聞こえてしまう部分はありますが、特に電源回りについて、同社の上位の技術をよく下ろしてきており、人気の理由も分かります。

 ただ、プリメインアンプにおいてこの価格帯は「激戦区」ですので、最終的なオススメ機種は、最後に改めて考えたいと思います。


 201806231124.jpg

 17・パイオニア SX-S30
  ¥32,418 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(4Ω):85W×2
定格出力(4Ω):
インピーダンス: 4Ω
周波数帯域20Hz~40kHz
アナログ端子:2
デジタル端子:光×2 同軸×2 USB HDML×4
DAC:192kHz/24bit (DSD 5.6対応可)
ネットワーク:Bluetooth LAN Wi-Fi
スピーカー出力:1(2.1ch対応)
サイズ:幅435×高151×奥行392mm

 SX-S30は、日本のパイオニアの発売するプリメインアンプです。

 201806231128.jpg

 本体の大きさは、幅435×高さ78×奥行330mm です。

 D級プリメインアンプとしては、背が低い仕様です。ただし、Wi-Fiアンテナを立てると、+5cmになる点は、設置の上では留意事項です。

 アンプのパワーは、4Ω時に最大85Wです。

 このクラスとしては標準的で、十分なスペックです。

 インピーダンスは、推奨値でです。

 出力からすれば、8Ω程度のスピーカーまでなら問題ないです。

 周波数帯域は、低音域が10Hz、高音域40kHzです。

 ハイレゾ音源に対応できるギリギリの水準で、高音域にあまり余裕がないスペックです。

 201806231129.jpg

 アナログ入力は、2系統です。

 多少少ないですが、この機種はデジタル向きの機種ですので、仕方ない部分です。

  201703221714.jpg

 デジタル入力は、光デジタル端子が2系統同軸端子が2系統・USBが1系統と豊富です。

 さらに、HDMI端子が4つ付属するのが特長です。

 通常TVとは光デジタル端子でつなぎますが、こちらはHDMIでもつなげます。HDMIは映像を送れるので、この本体で受信した映像情報もスルーして表示できます。

 ちなみに、4K映像をTVで見る祭は、4Kパススルー機能を搭載したアンプにHDMI接続をした上で、TVに配線しないと、著作権の関係で再生できません。

 この機種の場合は「対応」できます。プリメインアンプでは珍しいです。ただし、4K以外は無関係です。

 スピーカー端子は、1系統あり、この機種はバイワイヤリング非対応です。

 201903291540.jpg

 ネットワーク機能は、AAC規格に対応するBluetooth接続Wi-Fiと有線LANが装備されます。

 ヤマハと同様の仕様です。

 こちらも、MacやiPhoneならばAirplayに対応できるので、iTunesからワンボタンで音源再生できます。

 201903291612.jpg

 音楽ストリーミング配信は、Wi-Fiを搭載するため、高度な再生対応が可能です。

 アプリは自社製ではなく、DTS Play-Fi という音楽キャスト用アプリ(iOS/Android)に対応させる形です。

 201903291520.jpg

 DTS Play-Fi は、ヤマハに比べてもかなりの数の配信サービスを制御できるので、「音楽プレーヤーのような感覚」で統合的に操作できます。

 ラジオは、FM・AMとワイドFMに対応します。

---

 以上、パイオニアSX-S30の紹介でした。

 プリメインアンプを、TVメインで利用する方で、4K放送の部分を重視するならば、この機種が良いでしょう。

 ただ、4K放送はまだ行われていませんし、同時並行してすすむ、情報量が多い4KHDR放送の音声再生は、この機種では対応できませんので、現状の買い換えで重視しなくても良い部分かもしれません。

後編につづく!
音質が良いプリメインアンプのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回の「モノマニア」は、新製品のプリメインアンプを比較・紹介してきました。

 記事はもう少し続きます。

 201905061300.jpg

・DENON PMA-30-SP
・ONKYO INTEC R-N855
・ヤマハ A-S801
・ヤマハ WXA-50
・ヤマハ R-N803
・マランツ PM7005 FN
・マランツ PM8006
・パイオニア A-70DA
・DENON PMA-1600NE-SP
・DENON PMA-2500NE
・パナソニック Technics SU-G30
・LUXMAN SQ-N150

 次回の後編記事【こちらでは、今回紹介しきれなかった、機種を順番に紹介していきます。

 Atlasが導入したTechnics SU-G30をはじめ、良い機種はまだまだ多くありますから。

1・アンプのパワー  ★★★★★
2・音域の広さ    
★★★★★
3・ネットワーク再生 
★★★★★
4・設置性   
   ★★★★★
5・ノイズ対策    ★★★★★
6・総合評価     ★★★★★

 その上で、今回紹介した全てのアンプから、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種を提案したいと思います。

 引き続き、よろしくお願いします!

 後編はこちら

---

 この前半記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 12:57 | オーディオ製品

比較2019'【詳しい!】プリメインアンプ31機の音質とおすすめ・選び方:ハイレゾ対応(2)

今回のお題
音質が良いプリメインアンプのおすすめはどの機種?

 ども!Atlasです。

 201806230921.jpg

 今回は、【プリメインアンプの比較記事】の後編記事です。

 前編記事では、低価格製品から10万円程度の製品を比較しました。→こちら

 後編記事では、前回もらした中級機のほか、「ハイエンド」な高級プリメインアンプを比較します。

 その上で、前編記事で紹介した機種を含め、全機種から、価格別・性能別にAtlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います。

3・中級者向けプリメインアンプの比較(続き)


 201810201635.jpg

 18・DENON PMA-30-SP
  ¥25,799 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):25W×2
定格出力(4Ω):40W×2
インピーダンス: 4~16Ω
周波数帯域:非公開
アナログ端子:
デジタル端子:光×2 同軸×1
DAC:192kHz/24bit
ネットワーク:Bluetooth(APT-X)
スピーカー出力:1 (2.1ch対応)
サイズ:幅200×高86×奥行258mm

  PMA-50は、日本のDENONの発売するプリメインアンプです。

 多機種と較べると、多少特殊なアンプです。

 201806231132.jpg

 本体の大きさは、幅200×高86×奥行258mmです。小型で設置性についてはかなり利点がある機種です。

 アンプのパワーは、4Ω時に最大50Wと、小型機としては健闘しています。

 さほど出力は高いとは言えませんが、この機種と合わせるのは、大抵が小型ブックシェルフでしょうから十分です。インピーダンスも4~8Ωに対応できます。

 周波数帯域は、一方で、非公開です。ただし、ハイレゾ音源への対応は表明しています。

 201806231135.jpg

 アナログ入力は、1系統と少ないです。

 というのも、このアンプは、デジタル信号をアンプまでアナログに変換すること無しに直通できる、DDFA技術を利用したフルデジタルアンプだからです。

 デジタル入力は、光デジタル端子が2系統同軸端子が1系統です。

 プリメインアンプ的に使える10万円以下のデジタルアンプは、現行ではこの機種だけだと思います。フルデジタル構成がアナログ構成を完全に凌駕するとは言えませんが、それでも音の歪みの改善には確実な効果があり、ファンは多いです。

 201806231137.jpg

 ネットワーク機能は、AAC規格に加えて、より音質の良いapt-X規格に対応するBluetooth接続を装備します。正確にはapt-X LL規格なので、遅延は少なめです。

 ただ、無線/有線LANは装備しないので、ハイレゾ音源については、光デジタル端子などを介して再生します。

---

 以上、DENONPMA-30の紹介でした。

 DENON製品としては特殊なアンプで音の傾向も異なりますが、5万円前後のアンプでは、良質と言える音を得られます。「2台目」として試す価値は確実にあります。

 ただ、個人的に、過去にいくつかフルデジタルアンプを所有したことがあります。他のスピーカーにない特徴的な音が出るのは確かですが、音質面で同じ価格帯のアナログアンプを「上回る」ということはありません

 経験上、デジタルという表現には何かしら惹きつける「魔力」があるので、選ぶ際は、多少「冷静」になる必要はあるでしょう。

ーーー

 201810201635.jpg

 19・DENON PMA-60
  ¥49,814 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):25W×2
定格出力(4Ω):50W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:非公開
アナログ端子:
デジタル端子:光×2 同軸×1 USB×1
DAC:192kHz/24bit (DSD 11.2)
ネットワーク:Bluetooth(APT-X)
スピーカー出力:1 (2.1ch対応)
サイズ:幅200×高86×奥行258mm

 なお、同じ筐体を採用する上位機種としてPMA-60も併売中です。

 以前人気があったPMA-50の後継機です。

 こちらは、出力が50Wと増えているほか、下位機種に比べるとUSB出力に対応します。ハイレゾ再生も、実際的に音源は少ないですが、DSD 11.2対応で、PCMについても、PCM 384 kHz / 32 bitまでとなります。

 ただ、FLACなどの普通のハイレゾ音源の再生を成す分には、音質部分の核心的構造は下位機種と同じですので、コスパは下位機種のが良さそうです。

4・高性能プリメインアンプの比較

 つづいて、各社の上位機と言える価格帯のプリメインアンプを紹介しましょう。 


 201806231153.jpg

 【メーカー生産中(9月再入荷)】

 20・ONKYO INTEC R-N855
  ¥53,058 楽天市場 (8/9執筆時)

定格出力(4Ω):70W×2
定格出力(6Ω):85W×2
インピーダンス: 4~16Ω
周波数帯域:5Hz~60kHz
アナログ端子:2
デジタル端子:光×1・同軸×1・USB
DAC:192kHz/24bit(DSD 11.2対応)
ネットワーク:Bluetooth LAN Wifi
スピーカー出力:1
サイズ:幅275×高87.7×奥行283.2mm

 INTEC R-N855は、ONKYOのプリメインアンプの上位シリーズです。

 こちらには「ネットワークレシーバー」という名前が付いており、同社では、このクラスからネットワーク接続に対応します。

 201806231201.jpg

 本体の大きさは、幅275×高87.7×奥行283.2mmです。

 プリメインアンプとしては、十分に小型サイズで、設置性の面で有利といえそうです。

 アンプのパワーは、6Ω時に最大85Wと、標準的なパワーを持ちます。

 インピーダンスの幅も広く、このクラスの製品に合わせる20万円以下のスピーカーならば、問題なく合いそうです。こちらはアンプ部分はデジタルアンプですが、入力はアナログにも対応するVL Digital形式です。

 201806231203.jpg

 周波数帯域は、低音域が5Hz、高音域が60kHzです。

 ハイレゾ音源にも余裕があるスペックですが、下位機種よりも高音域でスペックダウンしているのは、デジタルアンプの採用にみられるように、設計思想が下位機種と異なるからでしょう。

 実際、こちらは、低音域については5Hzまで伸びており、ステレオの臨場感という意味では、価格なりのバージョンアップが見られます。

 201806231204.jpg

 アナログ入力は、2系統です。少ないのは、やはりデジタル優先の設計だからでしょう。

 デジタル入力は、光デジタル音声ケーブル端子が1系統、同軸端子が1系統、USB接続が1系統という構成です。

 DAC192kHz/24bitに対応し、ハイレゾ音源が再生可能です。DSD音源については、11.2Mhzまで対応します。

 スピーカー端子は、1系統あり、この機種は(無理やり2本差す方法以外)バイワイヤリングには非対応です。

 ネットワーク機能は、AAC規格に対応するBluetooth接続Wi-Fiと有線LANとに対応します。

 201903291520.jpg

 音楽ストリーミング配信は、パイオニアと同じで、DTS Play-Fi を利用する方式です。

 他方式に比べて充実しており問題ありません。なお、Airplayにもたいおうできるほか、ハイレゾ音源の定額配信サービスのDeezer HiFiにもアップデートで対応できます。

 ラジオは、FMとAMのみに対応します。

 その上で、この機種は、スマホに依存せずとも、本体リモコンだけで、ネットワークラジオ(Radiko.jpとtunein)のチャンネル操作が可能です。この部分は力強い構成です。

---

 以上、ONKYOINTEC R-N855の紹介でした。

 機能面では、ネットワーク再生において必要な機能が「完備された」といえるモデルです。

 ただ、こうした機能は、他社の場合、もう少し下の価格帯でも実現している点で、多少割高感はあります。その点では、デジタルアンプを使用した新設計にどの程度の「価値」を見いだせるか、という話になりそうです。


 201806231207.jpg

 21・ヤマハ A-S801 B 【黒】
 22・ヤマハ A-S801 S 【シルバー】
  ¥59,200 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):100W×2
定格出力(6Ω):120W×2
インピーダンス: 6~8Ω
周波数帯域:10Hz~50kHz
アナログ端子:5
デジタル端子:光×1 同軸×1 USB×1
DAC:192kHz/24bit(DSD 5.6)
ネットワーク:
スピーカー出力:1(5.1ch出力)
サイズ:幅435×高152×奥行387mm

 A-S801は、ヤマハの高級プリメインアンプです。色違いで2機種の展開です。

 201806231209.jpg

 本体の大きさは、幅435×高さ152×奥行387mmです。

 プリメインアンプとしては、標準的なサイズです。大きくて重量感のあるほうが、基本性能的には良いのですが、高さの方面で設置スペースは考える必要はありそうです。

 アンプのパワーは、6Ω時に最大120Wと、プリメインアンプとしては上位クラスのパワーです。

 鳴らないスピーカーというのはまずないでしょう。ただ、

 インピーダンスは、推奨値で6~8Ωの幅なので、低インピーダンスのスピーカーは、ボリュームに多少気を使っても良いでしょう。

 周波数帯域は、低音域が10Hz、高音域が50kHzです。ハイレゾ対応とはいえ、あまり余裕のないスペックです。


 201806231210.jpg

 アナログ入力は、5系統です。筐体が大きな分、数にも余裕があります。

 デジタル入力は、光デジタル端子が1系統同軸端子が1系統、USB接続が1系統という構成です。

 DAC192kHz/24bitに対応し、ハイレゾ音源が再生可能です。DSD音源については、5.6Mhzまで対応します。

 スピーカー端子は、2系統あり、この機種もバイワイヤリング対応です。なお、こちらは、「プリメインアンプ」として売られているものの、例外的に、スピーカー端子の他、5.1ch用に5系統の出力端子もあります。

 ネットワーク機能は、非搭載です。この部分は、価格を考えると残念です。

---

 以上、YAMAHAA-S801の紹介でした。

 ステレオ再生機器と考えると、パワーもあり良い機種ですが、ネットワーク機能未搭載と考えると、価格面で多少割高感はありますね。ヤマハから選ぶ場合でも、別の機種が良いでしょう。


 201806231213.jpg

 23・ヤマハ WXA-50
  ¥42,835 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(6Ω):50W×2
定格出力(4Ω):115W×2
インピーダンス: 4~6Ω
周波数帯域:10Hz~80kHz
アナログ端子:1
デジタル端子:光×1 USB×1
DAC:192kHz/24bit (DSD 5.6)
ネットワーク:Bluetooth LAN Wi-Fi
スピーカー出力:1(2.1ch対応)
サイズ:幅215×高51.5×奥行251.4mm

 WXA-50は、ヤマハの高級プリメインアンプです。A-S801と異なり、小型モデルとなります。

 201806231215.jpg

 本体の大きさは、幅215×高51.5×奥行251.4mmです。

 ヤマハ製品としてはかなり小型で、設置性がよいモデルです。

 アンプのパワーは、4Ω時に最大1115Wです。

 小型機ですがパワーは十分確保されます。こちらもデジタルアンプを採用した機種ですね。推奨インピーダンスは4~8Ωの幅なので、大抵のスピーカーで問題ありません。

 周波数帯域は、低音域が10Hz、高音域が80kHzです。

 小型機種ですが、ハイレゾ音源にも余裕で対応できる能力です。

 201806231217.jpg

 アナログ入力は、1系統です。こちらについては、デジタル優先設計です。

 デジタル入力は、光デジタル端子が1系統USB接続が1系統という構成です。

 同軸端子が付属しませんが、たいていの場合は問題ないでしょう。DAC192kHz/24bitに対応し、ハイレゾ音源が再生可能です。DSD音源は、5.6Mhzまで対応します。

 スピーカー端子は、1系統でバイワイヤリングには非対応です。一方、サブウーファー用の端子があるので、2.1chとしても利用できます。

 ネットワーク機能は、AAC規格に対応するBluetooth接続と、Wi-Fiと有線LANに対応します。

 こちらも、Apple製品ならAirplayに対応します。

 201903291544.jpg

 音楽ストリーミング配信は、下位機種同様に、自社の、MusicCast CONTROLLERというアプリにより、Spotify Connect・Deezer HiFi・radiko.jpの再生に対応できます。

 DTS Play-Fi を利用するONKYO/パイオニア系に比べると、Amazon MusicやGoogle Play Musicに対応しませんが、それなりに充実しています。

---

 以上、YAMAHAWXA-50の紹介でした。

 小型のデジタル搭載機ですが、十分な出力が保証されます。

 ネットワーク機能もほぼフルスペックで搭載されますし、音質面でもウルトラロージッターPLL回路の採用など、クリアさに定評のあるヤマハのクオリティを確保できていると思います。

5・高級なプリメインアンプの比較

 ここからは、いわゆる「ハイエンドクラス」をふくむ、高級なプリメインアンプを紹介します。

 201905061131.jpg

 上を見れば「GOLDMUND Telos 590 」など300万円を超えるプリメインアンプもあります。

 しかし、今回の記事の主旨にそぐわないので、最高でも「50万円以内」を目安として選びました。

 いずれにしても、「オールインワン」タイプのプリメインアンプは、際限なく高い「ハイエンド機」は、存在しなくはないですが、数は少ないです。


 201810201639.jpg

 【2017】

 24・ヤマハ R-N803 【各色】
   ¥74,027 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(6Ω):120W×2
定格出力(4Ω):170W×2
インピーダンス: 6Ω
周波数帯域:10Hz~100kHz
アナログ端子:5
デジタル端子:光×2・同軸×2 USB×1
DAC:192kHz/24bit (DSD 5.6)
ネットワーク:Bluetooth LAN Wi-Fi
スピーカー出力:1(2.1ch対応)
サイズ:幅435×高151×奥行392mm

  R-N803 は、ヤマハの上位グレードプリメインアンプです。

 ネットワーク機能が付属するため、ネットワークアンプという言い方もできるでしょう。

 201806231222.jpg

 本体の大きさは、幅435×高151×奥行392mmです。

 やや背丈はありますが、このクラスのプリメインアンプとしては普通ですね。

 201709041325.jpg

 アンプのパワーは、6Ω時に最大170Wと、価格相応に強力です。

 インピーダンスは、定格 ですが、能力の上で4Ω~16Ω程度のスピーカーにも対応するでしょう。

 なお、ヤマハは、「ハイエンド機」に限り、パワーアンプをシンメトリック(左右対称)配置としたうえで、回路を可能な限りミニマムで通すToP-ART技術を採用します。

 これは、ヤマハの「ピュアオーディオ」における核心的技術の1つで、同社は「思想」とまで言い切っているものです。

 プリメインアンプの場合、このグレードから採用ですね。

 周波数帯域は、低音域が10Hz、高音域が100kHzです。

 ヤマハの場合は、先ほども書いたようにPURE DIRECTモードの場合にこの周波数帯域になります。

 なお、このスピーカーは、外部マイクを搭載し、室内の音響特性を測定し、スピーカーを最適化する「YPAO」を搭載しますが、これもハイレゾ信号に対応しています。

 201806231223.jpg

 アナログ入力は、5系統と多いです。

 デジタル入力は、光デジタル音声ケーブル端子が1系統です。最新機としては「少なめ」です。

 DACは、192kHz/24bitに対応し、ハイレゾ音源が再生可能です。DSD音源にもDSD5.6MHzまでは対応します。

 201805140948.jpg

 ネットワーク機能は、Wi-Fi・Bluetooth・有線LANが搭載です。

 無線はノイズ源となるので、嫌われる場合がありますが、こちらは、ノイズが少ない専用回路を搭載し、対策があります。

 一方、Bluetoothは、SBCとAAC規格のみ対応で、音質はCD以下のグレードに限定される点はネックです。高級機だけに改善が欲しい部分です。

 201903291544.jpg

 音楽ストリーミング配信は、下位機種同様に、自社の、MusicCast CONTROLLERというアプリにより、Spotify Connect・Deezer HiFi・radiko.jpの再生に対応できます。

 こうした機能は、システムを「多機能ラジオ」的に構築できる点で新しい魅力だと思います。また、出力側は、サブウーファーに対応します。

---

 以上、ヤマハR-N903の紹介でした。

 やや価格が高いですが、ヤマハの「ピュアオーディオ系」の音が楽しめるネットワークアンプを探しているならば、良い選択肢です。

 音質部分も、ToP-ART技術の採用など、同じ系統の本体を採用する同社の下位機種とは格段に違う音を出してくれるでしょう。


 201905061133.jpg

 25・マランツ PM7005 FN
  ¥59,800 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):60W×2
定格出力(4Ω):80W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:5-100 kHz
アナログ端子:4
デジタル端子:光×1 同軸×1 USB×1
DAC:192kHz/24bit (DSD 5.6)
ネットワーク:
スピーカ出力:1
サイズ:幅435×高125×奥行379mm

 PM7005 FNは、マランツの上級アンプです。どっしりとした重量感が感じられる外観ですが、実際10kgの重さがあります。

 本体の大きさは、幅435×高さ125×奥行379mmです。以外と背丈が低いので、設置性は良いと思います。

 201806231231.jpg

 アンプのパワーは、4Ω時に最大80Wです。

 この価格帯の製品としては標準的な実力です。パワーの点では全く問題ありません。

 インピーダンス4~8Ω対応であり、大抵のスピーカーは問題なく駆動します。

 もちろん、下位機種同様のフルディスクリート構成で、同社の特長とも言えるスピード感を感じられます。

 周波数帯域は、低音域が5Hz、高音域が100kHzです。

 高音域はハイレゾ音源にも余裕で対応できる能力で、この方面の得意なマランツの特長が生きるでしょう。また、低音域も5Hzと相当能力が良いので、お持ちのスピーカーの特性は十分引き出せると思います。


201806231232.jpg

 アナログ入力は、4系統です。これだけあれば十分だと思います。

 デジタル入力は、光デジタル端子同軸端子USB接続端子がそれぞれ1系統という構成です。DACは、192kHz/24bitに対応し、ハイレゾ音源が再生可能です。DSD音源は、5.6Mhzまで対応します。

 スピーカー端子は、1系統でバイワイヤリングには非対応です

 ネットワーク機能は、この機種の場合、未搭載です。新機種ではありますが、最近のプリメインアンプの傾向を取り入れない「堅実路線」のアンプですね。

----

 以上、マランツPM7005 FNの紹介でした。

 高音域が綺麗に出るマランツの特長をキープしたまま、低音域についても実力を伸ばした良い機種です。本体の作りも堅実で、パーツも良いものを選んでおり、プリメインアンプとして、スピーカーの性能をフルに出し切れる性能があると思います。

 一方、ネットワークに未対応である点、「オールインワン」の設置性に魅力のあるといえるプリメインアンプとしては、多少残念かと思います。

ーーー

 201810201647.jpg

 【2017年】

 26・マランツ PM8006
  ¥96,478 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):70W×2
定格出力(4Ω):100W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:5 - 100 kHz
アナログ端子:5
デジタル端子:
DAC:
ネットワーク:
スピーカ出力:2
サイズ:幅435×高125×奥行379mm

 なお、上位機として2017年にPM8006が発売されました。

 ただこちらは、デジタル入力・DACを搭載しないタイプで、どちらかといえば、レコードを含む「アナログユーザー」をターゲットにした仕様です。

 ネットワーク関係の機能もない、ハイアマチュア向けの製品になりますので、注意しましょう。


 201905061250.jpg

 【メーカー生産中(12月頃再入荷予定)】

 27・パイオニア インテグレーテッドアンプ A-70DA
  ¥139,800 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(4Ω):90W×2
定格出力(4Ω):
インピーダンス: 4~16Ω
周波数帯域:5-50 kHz
アナログ端子:7
デジタル端子:光×1 同軸×1 USB×1
DAC:192kHz/24bit (DSD 11.2
ネットワーク:
スピーカ出力:1
サイズ:幅435×高141.5×奥行370mm

  A-70DA は、パイオニアの上級のプリメインアンプです。

 本体の大きさは、幅435×高141.5×奥行370mmです。

 こちらは、普通の背丈の製品なので設置場所の寸法は気にかけましょう。

 201709041352.jpg

 アンプのパワーは、定格出力のみ開示です。

 定格出力は4Ω時に最大90Wですので、10万円前後のグレードの他機種と同等レベルです。

 その上で、同グレードのヤマハやマランツと同じように、ダイレクトでシンプルな回路構成でスピード感を高める仕組みDirect Power FET)を採用します。

 その上で、プリアンプ・パワーアンプ部・電源部を3室に区切り、一体型のプリメインアンプでもノイズに悩まされないような配慮があります。

 周波数帯域は、低音域が5Hz、高音域が50kHzです。

 マランツのPM7005 FNと比較すると、高音域においてややスペックが低いので、ハイレゾ再生はあまり強調されません。というより、中音域の充実を最優先した設計なのだと思います。自然な音質ですね。

 201806231236.jpg

 アナログ入力は、7系統です。これだけあれば足りない端子はないでしょう。

 デジタル入力は、光デジタル端子同軸端子USB接続端子がそれぞれ1系統という構成です。DACは、192kHz/24bitに対応し、ハイレゾ音源が再生可能です。DSD音源は、USB入力時に11.2Mhzまで対応します。

 ネットワーク機能は、この機種もWi-Fiなどは未搭載です。

 ノイズ対策重視という意味では好感がもてますが、最近のオーディオ事情からすると利便性は悪いです。

---

 以上、パイオニアA-70DAの紹介でした。

 高価ですが、値段相応の音質を期待できます。マランツPM7005 FNと選ぶのが難しいですが、ハイレゾ音源も使うならば高音域に余裕があるマランツで、そうでないならば、こちらが良いでしょう。


  201905061253.jpg

 28・DENON PMA-1600NE-SP
  ¥110,657 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(6Ω):70W×2
定格出力(4Ω):140W×2
インピーダンス: 4~16Ω
周波数帯域:5Hz~100kHz
アナログ端子:3
デジタル端子:光×2 同軸×2 USB×1
DAC:384 kHz/ 32 bit (DSD 11.2)
ネットワーク:
スピーカ出力:2
サイズ:幅435×高135×奥行410mm

 PMA-1600NEは、DENONのプリメインアンプの上位機です。

 201806231408.jpg

 本体の大きさは、幅435×高135×奥行410mmです。

 上位機はあえて重量感を増し、ノイズ・振動対策とするものですが、こちらも17.6kgと「ずっしり重い」安心感のある機種です。

 アンプのパワーは、4Ω時に最大140Wと10万円前後のレンジの製品としてはかなり強いです。

 大抵のスピーカーは鳴しきるでしょう。

 201401261031.jpg

 周波数帯域は、低音域が5Hz、高音域が100kHzです。

 DENONは、従来的に中音・低音方面に強い印象でしたが、ハイレゾ時代になってからは、バランスをより重視した構成になっている気がします。

 あくまでスピーカーが主役と考えると、これは良い傾向に思います。

 201806231410.jpg

 アナログ入力は、3系統です。

 また、アナログ接続の際は、デジタルへの給電を完全に断った上で、ランプまで消灯させる徹底したノイズ管理をしているので、アナログ・デジタルを併用したい方には、この機種はかなり良い選択肢です。

 デジタル入力は、光デジタル端子が2系統、、同軸端子・USB接続端子が1系統という構成です。

 DACは、最大384kHz/32bitに対応します。あまり見かけないスペックで、プリメインアンプではこの機種だけでしょう。DSD音源は、11.2Mhzまで対応します。

 スピーカー端子は、2系統あり、この機種もバイワイヤリング対応です。

 ネットワーク機能は、この機種の場合、未搭載です。おそらく、ノイズ面を考えてあえて搭載していないのだとは思いますが、こちらも、利用しない時は完全に「オフにする」モードなどは(作ろうと思えば)作れるとは思います。

---

 以上、DENONPMA-1600NEの紹介でした。

 およそ音質の点で言えば、非の打ち所がない機種です。デジタル・アナログ共に、スピーカーの実力を邪魔しない再生が可能だと思います。


 201905061254.jpg

 29・DENON PMA-2500NE
  ¥207,300 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(6Ω):80W×2
定格出力(4Ω):160W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:5Hz~100kHz
アナログ端子:4
デジタル端子:光×2 同軸×2 USB×1
DAC:384 kHz/ 32 bit (DSD 11.2)
ネットワーク:
スピーカ出力:1
サイズ:幅435×高182×奥行431mm

 PMA-2500NEは、DENONのプリメインアンプの最上位機です。1つ上で紹介したPMA-1600NEの上位機ですね。

 201806231414.jpg

 本体の大きさは、幅435×高182×奥行431mmです。

 下位機種も重量感がありましたが、さらに、こちらは、25kgと「下手に持つと腰が抜けそうなほど重い」機種です。制震性は高いでしょう。。

 アンプのパワーは、4Ω時に最大160Wと、下位機種より上位です。

 周波数帯域は、一方で、低音域が5Hz、高音域が100kHzと基本仕様は同じです。

 要するに、下位機種よりもパワーを持たせた製品です。

 安定的な再生が可能ですが、その分消費電力は高く、また、夏場に発熱するので、このクラスの導入は、「苦労を厭わないオーディオ好き」意外にはオススメしません


 201806231418.jpg

 アナログ入力は、下位機より1系統多く、4系統です。デジタルノイズの管理は、下位機種同様の仕様です。

 デジタル入力は、光デジタル端子同軸端子が2系統、USB接続端子が1系統という構成です。

 DACは、最大384kHz/32bitに対応します。

 スピーカー端子は、2系統あり、この機種もバイワイヤリング対応です。

 ネットワーク機能は、この機種の場合、未搭載です。

---

 以上、DENONPMA-2500NEの紹介でした。

 下位機種に比較すると、アンプ回路の見直しで、デノンの「哲学」である低域再生力が向上しています。

 回路的な安定性も増しています。ただ、下位機種の方が発売が新しいため、そちらには、高速デジタルアイソレーターなど新技術が搭載されています。

 発熱や商品電力の問題もあるため、結論的にいえば、現状では、PMA-1600NEのほうがよいでしょう。

 ただ、Atlasの試聴結果は良好で、デジタル・アナログ共に、スピーカーの実力を邪魔しない再生が可能です。

 こちらは、Atlasの「買い換え候補」でしたが、ネットワーク再生にはやはり対応して欲しかったです。


 201703221143.jpg

 30・パナソニック Technics SU-G30
  ¥432,000 楽天市場
(8/9執筆時)

定格出力(6Ω):50W×2
定格出力(4Ω):100W×2
インピーダンス: 4~16Ω
周波数帯域:5Hz~90kHz
アナログ端子:1
デジタル端子:光×1 同軸×2 USB×1
DAC:384 kHz / 32 bit (DSD 11.2)
ネットワーク:Bluetooth LAN Wi-Fi
スピーカ出力:1(2.1ch対応)
サイズ:幅430×高98×奥行424mm

  SU-G30は、テクニクスというブランド名でパナソニックが販売しているプリメインアンプです。

 テクニクスは、アナログ時代には有名なオーディオブランドでしたが、最近「デジタル時代」に合わせた製品をうるブランドとして再登場しました。

 ただ、受注生産品で、ネットでは(ほとんど)購入できない量、販店専売モデルです。

 Atlasは結局、これに買い換えました。なお、本体の液晶は、曲名表示に対応します。

 201806231429.jpg

 本体の大きさは、幅430×高さ98×奥行424mmです。

 背丈については、プリメインアンプとしてもかなり低いので、高級機としては設置性が良い機種です。重さは11.5kgとそれなりにあります。

 アンプのパワーは、4Ω時に最大100Wと、DENONには及びませんが、十分な能力がある機種です。インターネットも、4~16Ωと大抵のスピーカーに問題なく利用できるスペックです。

 201401261031.jpg

 周波数帯域は、低音域が5Hz、高音域が90kHzです。自身が所有して使っている製品は「詩的で主観的な表現」が出がちなので、自省しますが、音源の種類を問わず、素直に音が出る点で気に入っています。

 ただ、公平を期して言えば、10万円以下のプリメインアンプでも、十分な音は出ていましたし、受注生産品という分、かなり割高だとは思います。

 201806231430.jpg

 アナログ入力は、1系統です。端子数からも分かりますが、アナログ利用前提なら、この機種は全くおすすめできません。とくに核心的技術も使われていませんから。

 デジタル入力は、光デジタル端子が1系統、同軸端子が2系統、USB接続端子が1系統という構成です。

 DACは、最大384 kHz / 32 bitに対応します。ただし、USB接続時に限ります。同軸だと最大192kHz/24bit、光端子だと最大 96kHz/24bitです。DSD音源は、11.2Mhzまで対応します。

 スピーカー端子は、1系統あり、この機種はバイワイヤリング非対応です。


 201703221925.jpg

 なお、ハイレゾについて言えば、パナソニックは、High Res Re-masterというソフト的な技術を採用します。

 こちらは、ハイレゾに満たない低音質の音源をアップコンバートする技術です。こうした技術は、どちらかといえばAV家電によくみられる技術で、パナソニックは家電メーカーとしてのノウハウがあるので、採用できたのだと思います。Airplayなどで再生する圧縮音源・ロスレス音源の再生品質は確かに高いです。

 201805140948.jpg

 ネットワーク機能は、AACとapt-X規格に対応するBluetooth接続と、Wi-Fiと有線LANに対応します。

 Airplayに対応します。専用のアプリで、スマホでの音量などの操作に対応するなど、他社同様の使い勝手があります。

 音楽ストリーミング配信は、ただし、Spotifyのみ対応です。

 なお、SU-G30のスピーカーは、バナナプラグにも対応できる仕様ですが、バイワイヤではないです。 

---

 以上、テクニクスSU-G30の紹介でした。

 背丈が低く設置性が良くネットワークにフル対応するハイレゾ機種で、アップコンバート技術で、通常音源の再生能力も高い機種といえます。

 ただ、価格が高い点と受注生産品でなかなかおない点は間違いなくネックです。

 10万円代のスピーカーでも能力が高い機種はありますし、ネットワーク系を搭載しているので、プリメインアンプとしては故障の頻度と陳腐化の危険性が高い点がネックでしょう。


 201905061302.jpg

 【2019年】

 31・LUXMAN SQ-N150
  ¥210,528 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(6Ω):10W×2
定格出力(4Ω):
インピーダンス:
周波数帯域:20Hz~80kHz
アナログ端子:4
デジタル端子:
DAC:
ネットワーク:
スピーカ出力:1
サイズ:幅435×高182×奥行431mm

 SQ-N150 は、日本の真空管アンプの代表的メーカーのラクスマンの販売する、プリメインアンプです。

 201905061308.jpg

 数モデル展開がありますが、最も値段が安く、技術的にも最新なモデルがこちらです。

 D-N150というCDプレーヤーと同時に発表されました。

 本体の大きさは、幅435×高182×奥行431mm です。

 真空管部分があるため、縦方向に特殊な形状です。

 201905061322.jpg

 アンプのパワーは、6Ω時に10Wです。

 真空管の本数は、4本で、これを5極管につなげています。プッシュプル構成です。

 同社の「超高級」プリメインアンプと異なり、出力は「深追い」していない製品です。【小さめのブックシェルフスピーカー 】と合わせるのが基本です。

 周波数帯域は、一方で、低音域が20Hz、高音域が80kHzです。

 古い音楽愛好者にファンが多いメーカーですが、ハイレゾ対応なスペックです。

 ただし、同時発売のCDプレーヤー(D-N150)自体は、USBでハイレゾを扱える機種ですが、プリメインアンプは、あくまで「アナログ」のみなので、「ハイレゾ」対応は表明していません。


 201905061319.jpg

 アナログ入力は4系統です。

 デジタル入力は、ありません。

 スピーカー端子は、バイワイヤリング非対応です。

 ネットワーク機能は、この機種の場合、未搭載です。

---

 以上、ラクスマンSQ-N150の紹介でした。

 真空管アンプの音質は「暖かい」と形容される独特のものです。音の正確な再生と、解像感を高める方向性で進んだアンプとは方向性が異なりますが、その独特のサウンドはファンが多いです。

 ただ、夏場に発熱する点外部ノイズにシビアな点は注意してください。

今回の結論
音質が良いプリメインアンプのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回はプリメインアンプの紹介でした。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種!を提案しておきます。

--

 なお、オーディオ専門誌は、専門家が各機で聴いた音源を鋭い感性」で表現していくやり方をとっています。

 ただ、聴覚(音の感じ方)は、音響心理学的に言っても個人差があります。また、そもそも、出力の「主役」はスピーカーで、そこで音質が変わるわけですから、このブログの普段の書き方と比べて、詩的・文学的になりすぎるので、控えました。

 そのため、今回は、(一般的な消費者が選ぶの場合同じように)、試聴をふまえつつも、メカ的な仕様の違いを軸に選ぶという方法で、おすすめを提案しています。


 第1に、3万円以内の入門用のプリメインアンプとしておすすめできる機種は、

 201806231027.jpg

 8・DENON PMA-390RE【各色】
  ¥21,045 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):50W×2
定格出力(4Ω):100W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:5Hz~100kHz
アナログ端子:4
デジタル端子:
DAC:
ネットワーク:
スピーカー出力:1
サイズ:幅434×高121×奥行308mm

1・アンプのパワー  ★★★★☆
2・音域の広さ    ★★★★★
3・ネットワーク再生 ★☆☆☆☆
4・設置性      ★★★★☆
5・ノイズ対策    ★★★★☆

6・総合評価     ★★★★☆

 日本の音響メーカーDENONPMA-390REがおすすめです。

 201806231028.jpg

 こちらは、4Ω時に最大100Wと十分なアンプのパワーがあり、インピーダンス 4Ωからとなるため、スピーカー側のインピーダンスに左右されず、十分に「鳴らして」くれるでしょう。

 周波数帯域幅も、5Hz~100kHzと、低音域、高音域ともに広がりがあるため、お持ちのスピーカーの実力を引き出してくれると思います。

 

 カナレ/CANARE ★切売販売★ 4心スピーカーケーブル
  ¥330 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

 4芯ケーブルの「バイワイヤ対応」ですので、対応スピーカーならば、こちらを使ってみるのも面白いでしょう。

201806231033.jpg

 ただ、この価格帯の製品の場合、ネットワーク再生やデジタル接続に対応しませんので、こういった性能を求める場合は、もう少し予算が必要です。


 第2に、ネットワーク対応の中級者向けのプリメインアンプとしておすすめできる機種は、

 201806231100.jpg

 【2017】

 13・ヤマハ R-N303【各色】
   ¥28,106 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(6Ω):80W×2
定格出力(6Ω):120W×2
インピーダンス: 6Ω
周波数帯域:10Hz~100kHz
アナログ端子:4
デジタル端子:光×1・同軸×1
DAC:192kHz/24bit (DSD 5.6)
ネットワーク:Bluetooth LAN Wi-Fi
スピーカー出力:1(2.1ch対応)
サイズ:幅435×高151×奥行340mm

1・アンプのパワー  ★★★★★
2・音域の広さ    ★★★★★
3・ネットワーク再生 ★★★★★
4・設置性      ★★★★☆

5・ノイズ対策    ★★★★☆   
6・総合評価     ★★★★★

 ヤマハR-N303でしょう。

 120Wというパワーと、ハイレゾにも対応できる10Hz~100kHz という余裕のある再生周波数帯域を持つ上で、ネットワーク再生やデジタル接続にフルで対応できる機種だからです。

 201806231102.jpg

 とくに、ネットワーク再生については、この価格で付属するのは非常にお買得です。

 ご自宅にWi-Fi環境さえあれば、PCなどに保存したオーディオも手軽に遠隔再生できますので、ニーズは確実にあると思います。

 また、【NASの比較記事】で紹介したような、ネットワーク対応のハードディスクを導入すれば、より便利に使えることでしょう。

 そういった用途に興味のない方でも、スマホでシステムが操作できたり、AirplayやBluetoothで、「ちょっとスマホ音源を再生したい」場合などに、この機種は便利です。Bluetoothならば、訪れた友人も接続できますね。 

 201806231108.jpg

 その上で、音楽ストリーミング配信への対応度も、ONKYO/パイオニア系を除けば、対応の幅は広く、使い勝手も良いです。

 201806231105.jpg

 入力系統も多く、デジタルも2系統ですし、音質面と機能面からすれば、最も「買って後悔のしないだろうモデル」だと思います。 


 第3に、小型で高性能な高級プリメインアンプとしておすすめできる機種は、

 201806231213.jpg

 23・ヤマハ WXA-50
  ¥42,835 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(6Ω):50W×2
定格出力(4Ω):115W×2
インピーダンス: 4~6Ω
周波数帯域:10Hz~80kHz
アナログ端子:1
デジタル端子:光×1 USB×1
DAC:192kHz/24bit (DSD 5.6)
ネットワーク:Bluetooth LAN Wi-Fi
スピーカー出力:1(2.1ch対応)
サイズ:幅215×高51.5×奥行251.4mm

1・アンプのパワー  ★★★★★
2・音域の広さ    ★★★★★
3・ネットワーク再生 ★★★★★
4・設置性      ★★★★★★

5・ノイズ対策    ★★★★☆   
6・総合評価     ★★★★★★

 ヤマハのWXA-50でしょう。

 201806231215.jpg

 小型機種ですが、デジタルアンプの採用で115Wというパワーをもつ優秀な機種です。

 周波数帯域幅も10Hz~80kHz と十分なものがあり、ハイレゾ音源も余裕を持って対応します。機種のサイズで性能が決まらないという、好例といえるでしょう。

 201806231217.jpg

 難点は、デジタル接続できる系統の数ですが、光端子をオーディオ機器に、USBをPCになどと工夫すれば良いでしょう。

 ネットワーク再生の部分でもBluetooth・Wi-Fi・有線LANに完全対応していますので、購入してから、どのようにシステムを構築したら良い音が得られるかなど、色々楽しんで使えると思います。

 なお、必ずしも小型である必要がない場合は、5万円以下クラスですが、先ほど紹介したヤマハ R-N602 で十分かと思います。10万円以下クラスの他製品は、先ほど書きましたが多少割高ですので。


 第4に、音質と機能性を最大限重視するならば、

 201905061133.jpg

 25・マランツ PM7005 FN
  ¥59,800 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):60W×2
定格出力(4Ω):80W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:5-100 kHz
アナログ端子:4
デジタル端子:光×1 同軸×1 USB×1
DAC:192kHz/24bit (DSD 5.6)
ネットワーク:
スピーカ出力:1
サイズ:幅435×高125×奥行379mm

1・アンプのパワー  ★★★★★
2・音域の広さ    ★★★★★
3・ネットワーク再生 ☆☆☆☆☆
4・設置性      ★★★★☆

5・ノイズ対策    ★★★★★★★
5・総合評価     ★★★★★★

 マランツPM7005 FNがおすすめです。

 例えば、オーディオだけであったり、同じ部屋にあるTVとCDプレーヤーの出力に使うなどの場合は、ネットワーク再生未対応ながら、この機種は最適でしょう。

 マランツのシステムは、「スピード感」と形容できる小気味よい音がなります。

 こちらは、本体の重さも十分あり、振動やノイズ対策もきっちりなされているため、普段の使い方において、ネットワーク再生が不要ならば最もおすすめできる機種です。

 パワーも80Wと十分ありますし、再生周波数帯域も5 - 100 kHzと広いです。マランツがもともと得意な高音域に加えて、低音域もしっかりとした製品ですので、スピーカーの実力を遺憾なく発揮してくれるでしょう。

 201806231232.jpg

 端子も多く、デジタル入力の2系統あるため、この部分でも安心です。

ーー

 201810201633.jpg

 15・マランツ PM6006 FN
  ¥39,671 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):40W×2
定格出力(4Ω):55W×2
インピーダンス: 4~8Ω
周波数帯域:10Hz~70kHz
アナログ端子:4
デジタル端子:光×2 同軸×1
DAC:192kHz/24bit
ネットワーク:なし
スピーカー出力:1
サイズ:幅440×高105×奥行370mm

1・アンプのパワー  ★★★★★
2・音域の広さ    ★★★★★
3・ネットワーク再生 ☆☆☆☆☆
4・設置性      ★★★★☆

5・ノイズ対策    ★★★★★★   
5・総合評価     ★★★★★★

なお、予算が不足しているようならば、同じくフルディスクリート構成である下位機種を選んでも良いでしょう。

 201806231116.jpg

 サイズも高さがなく、コンパクトですし、ネットワーク再生の部分を考慮に入れないならば、5万円以下クラスでも「おすすめ」にしたい機種です。

ーー

 201902021455.jpg

 【2018年】

 16・DENON PMA-800NE
  ¥50,499 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):50W×2
定格出力(4Ω):100W×2
インピーダンス: 8~16Ω
周波数帯域:5Hz~100kHz
アナログ端子:5
デジタル端子:光×3 同軸×1
DAC:192kHz/24bit
ネットワーク:
スピーカー出力:2
サイズ:幅434×高122×奥行307mm

1・アンプのパワー  ★★★★★★
2・音域の広さ    ★★★★★
3・ネットワーク再生 ☆☆☆☆☆
4・設置性      ★★★★☆

5・ノイズ対策    ★★★★★★   
5・総合評価     ★★★★★★

 DENONのライバル機のPMA-800NEも候補となるでしょう。

 躍動感と言うより、重層感のある音が好みならば、余裕のある電源部を活かしたこちらの方が合います。

 このアンプは、古いスピーカーだったり、大きなスピーカーを駆動させるような方は、特に向くと思います。


 第5に、予算10万円前後で、音質と機能性を最大限重視した場合おすすめできるのは、

 201810201639.jpg

 【2017】

 24・ヤマハ R-N803 【各色】
   ¥74,027 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(6Ω):120W×2
定格出力(4Ω):170W×2
インピーダンス: 6Ω
周波数帯域:10Hz~100kHz
アナログ端子:5
デジタル端子:光×2・同軸×2 USB×1
DAC:192kHz/24bit (DSD 5.6)
ネットワーク:Bluetooth/有線/無線LAN
スピーカー出力:1(2.1ch対応)
サイズ:幅435×高151×奥行392mm

1・アンプのパワー  ★★★★★★
2・音域の広さ    ★★★★★★
3・ネットワーク再生 ★★★★★
4・設置性      ★★★★☆

5・ノイズ対策    ★★★★★★   
5・総合評価     ★★★★★★

  R-N803 でしょう。Atlasも2017年に新調したとすればこの機種を選んでいたと思います。

 音質面は、ハイレゾの再生を余裕でこなす上で、ヤマハの高級機に採用されるToP-ART技術で、マランツなどの他機同様に、そのスピード感が期待できます。中音域は元々強いので、ピュアオーディオ系にも向く製品です。

 その上で、ネットワーク機能を標準装備するため、Wi-Fiなどで、ネットワークを構築する方は、この機種が良いでしょう。

ーーー

 201703221143.jpg

 30・パナソニック Technics SU-G30
  ¥432,000 楽天市場
(8/9執筆時)

定格出力(6Ω):50W×2
 定格出力(4Ω):100W×2
 インピーダンス: 4~16Ω
 周波数帯域:5Hz~90kHz
 アナログ端子:1
 デジタル端子:光×1 同軸×2 USB×1
 DAC:384 kHz / 32 bit (DSD 11.2
 ネットワーク:Bluetooth(APT-X)有線/無線LAN
 スピーカ出力:1(2.1ch対応)
 その他:
 サイズ:幅430×高98×奥行424mm

1・アンプのパワー  ★★★★★★
2・音域の広さ    ★★★★★★
3・ネットワーク再生 ★★★★★
4・設置性      ★★★★★

5・ノイズ対策    ★★★★★★   
5・総合評価     ★★★★★★

 ネットワークに対応する上位のプリメインアンプは、1つ上位グレードだとテクニクスの SU-G30です。

 価格差がある点で一般的にはオススメできませんが、「生涯の買い物」と考えるならば、選択肢になるでしょう。アップデートも頻繁にあり、現在の所、陳腐化の心配もありません。


 第6に、1万円代の低予算で、おもに、TVシステムのオーディオ用として考えたい場合は、

 201810201620.jpg

 2・SONY ステレオアンプ STR-DH190
  ¥16,826 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

定格出力(8Ω):100W×2
定格出力(4Ω):
インピーダンス: 6~16Ω
周波数帯域:10Hz~100kHz
アナログ端子:4
デジタル端子:  
DAC:
ネットワーク:Bluetooth
スピーカー出力:1 (バナナP非対応)
サイズ:幅430×高133×奥行284mm

1・アンプのパワー  ★★★★★
2・音域の広さ    ★★★★★
3・ネットワーク再生 ★★★☆☆
4・設置性      ★★★★☆

5・ノイズ対策    ★★★★☆   
5・総合評価     ★★★★☆

 SONYSTR-DH190でしょう。

 201806231305.jpg

 デジタル入力系統はないものの、定格出力が高く、TVやゲーム用として割と好ましい仕様かと思います。やや大きいですが、テレビ用のラックに入るならば、これでしょう。

 201805140948.jpg

 Bluetoothにも、AAC規格まで対応するため、スマホなどの音楽も「テレビと同じシステム」再生再生させるには良い選択肢です。

ーー

 201804211207.jpg

1・サウンドバーの比較
2・ホームシアターシステムの比較
3・AVアンプの比較
4・ミニコンポの比較

 一方、「TV用」としては、アンプ内蔵型で、サラウンド感が強い「サウンドバー」や「5.1chホームシアターシステムAVアンプのコンビ」という選択肢も考えられます。

補足:合わせて買いたいスピーカー

 というわけで、今回は、プリメインアンプの紹介でした。

 201806221100.jpg

5・ブックシェルフスピーカの比較  
6・PC用スピーカーの比較
7・Bluetoothスピーカーの比較

 なお、合わせてスピーカーを選びたい方、このブログ「モノマニア」にはスピーカーの記事もあります。

 プリメインアンプ用は、アクティブスピーカーでは駄目なので、上記5番の記事をご覧ください。

ーー

 201806231448.jpg


7・学習リモコンの比較記事
8・スマートスピーカーの比較記事

 また、アンプをTVなどと同時に利用する場合など、複数の機器を操作できる高性能リモコンがあります。 

 リモコンだけではなく「電気を付けて!」など、声でも操作したい方は、AmazonやGoogleの音声入力端末を購入するだけで、簡単に可能です。詳しくは、上記の記事をご覧ください。

 

 Amazon オプティカルケーブル 1.8m
  ¥698 Amazon.co.jp
(8/9執筆時)

 なお、今回紹介した各製品には、ケーブル類は基本未付属ですので、ネットで購入を検討されている方は、お忘れなく。

ーー

 以上、前後編に渡った記事はこれで終わりです。

 最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

 (前半からの続きなので、前半記事を共有して頂けると、なお嬉しいです)

 ではでは。

posted by Atlas at 12:18 | オーディオ製品

比較2019'【グレード別】小型スピーカー35機の音質とおすすめ:ブックシェルフ型小型ステレオスピーカー(1)

【今回レビューする内容】2019年 最新の小型ブックシェルフスピーカーの音質とおすすめ・選び方人気機種の機種の違いとランキング・ピュアオーディオ・ハイレゾ対応

【比較する製品型番】ヤマハ NS-BP200 NS-BP182 NS-BP401 NS-B330 NS-B500 DALI SPEKTOR1 SPEKTOR2 OBERON3 OBERON1  DENON SC-M41-CW SONY SS-CS5 SS-HW1 SS-HA1 JVC SX-WD9VNT ONKYO D-055 D-NFR9TX D-112NFX D-112EXT JBL STAGE A130 A120 ケンウッド LS-NA9パイオニア S-CN301-LR S-HM86-LR Wharfedale DIAMOND 225 KEF Q350

今回のお題
小型で快適な音が出るスピーカーのおすすめはどの機種?

 ども!Atlasです。

 今回は、2019年8月現在、最新のオーディオ製品の比較で、小型スピーカーの比較します。

 201806221100.jpg

 ブックシェルフ型のステレオスピーカーのうち、ペアで1万円から5万円前後までのおすすめ製品を比較します。

 201806221253.jpg

 PC用スピーカー は、アンプ内蔵タイプでないと音が鳴らないので、別の記事にしています。

 Bluetooth接続の製品も同様です。

1・ブックシェルフスピーカーの比較  
2・PC用スピーカーの比較
3・Bluetoothスピーカーの比較
4・ホームシアタースピーカーの比較

 そのため、小型でもPC用のスピーカーを探していらっしゃる方は、上記の2番か3番のリンク記事をご覧ください。 

 201803111929.jpg 

 シアター用スピーカー も、やはり別記事です。

 4本以上のスピーカーを利用したい方は、4番の記事をご覧ください。トールボーイ型スピーカーを多く紹介しています。

ーー

1・中音域の聴きやすさ ★★★★★
2・重低音の迫力    
★★★★★
3・高音域の伸び    
★★★★★
4・
小音量の音質    ★★★★★
5・音のユニークさ   ★★★★★

6・総合評価      ★★★★★

 というわけで、以下では、上表のようなポイントから、各製品を比較・紹介していきます。

 そして、最後にAtlasのおすすめ機種!」を提案する形で記事を書いていきます。

1・スピーカーの選び方の基本

 はじめに、イマイチ分かりにくい、スピーカーのランクや選び方つぎ込むべき予算額について、Atlasの意見を書いていきます。

1・かけるべきおすすめ予算額は?

 201803051055.jpg

 スピーカーは、小型製品に限定しても、1万円台の格安機種から、100万円オーバーの高級機種まであります。

 「専門誌の定説」は、「出力の部分なのでオーディオで最もお金を掛けるべき部分」という表現で定まっています。

 Atlasも若い頃、予算的に「アンプの2倍の金額がおすすめ」という説を聴き、(長いこと)この基準を信じてきました。

 201803051103.jpg

 しかし、時を経て考えると、とりわけ、35cm以内の小型ブックシェルフ型スピーカーについて言えば、「必要以上の予算を無理して掛ける必要がない」と結論づけています。

 特に、「高級スピーカー」の音質の違いは、いわば「魔術」の類であり、科学的・客観的な評価不可能です。

 その点で言えば、「口コミ評価」は、完全に個人の好みに左右される話として聴くべきものです。例えるならば、「お寿司が好きか、天ぷらが好きか」という感じです。

 本体の値段にこだわるより、配置やスピーカー台を工夫するなどしたほうが、よほど「生産的・合理的」です。

2・価格によるグレードの違いは?

1・入門グレード【1万円〜】
2・中級グレード【3万円〜】
3・上級グレード【5万円〜】

 ただし、各社とも、部材費の関係で3万円前後・5万円前後で「スピーカー音質の分かれ目」といえるものはあります。

 その点で言えば、掛けるべき予算は、15万円以下のアンプならば、ペアで5万円前後、10万円以下のアンプやの買い換えならば、ペアで3万円が妥当です。

 また、ミニコンポ付属スピーカーの買い換えならば、1万円〜2万円の予算が妥当でしょう。

ーー

 同じ価格帯の製品間での優劣は、最近の製品については、あまりありません

 たしかに、設計の際のレファレンスに使う音楽が違う以上、「メーカーごとの音の傾向」・「向いた音源」というのはありますし、今回も解説しています。

  201806221118.jpg

 しかし、単体スピーカーは、他社製の色々なアンプで鳴らされることを前提に作っています。

 そのため、「ミニコンポ」などにくらべて、音質が偏った特長のある製品というのは、とくに入門機では「稀」です。

 インピーダンス(4Ω・6Ω)などをアンプの指示に合わせて選べば、たいがいの製品は、どのジャンルの音源でも良い音を得られます。

ーーー

 201810201121.jpg

 一方、他の家電製品に比べて、スピーカーはどの価格帯でも、低評価のユーザーレビュー・口コミが少ない傾向にあります。

 これは、評価基準が個人差のある「耳」なので、購入した製品に対する納得感を得たい(後悔をしたくない!)ための錯覚(「プラシーボ効果」)が生じやすいからです。

 言うまでもなく、価格が高い製品ほど、それは強まります(Atlasもそうです)。

 ちなみに、スピーカーを使い込むことによる「エイジング効果」についても、生理学的な「耳馴れ」と「プラシーボ」の要素は排除できない気がしています。

3・おすすめ機種の選び方は?

  201803051057.jpg

 ・・・と、スピーカーについては、思うところが多い「家電」なので、色々書きました。

 とりあえず、言いたかったのは、「あんまり予算を掛けなくても、いい音が楽しめるよ!」ということです。価格的に上を見たらキリがない家電ですが、低予算でも十分「面白いシステム」は組めます。

 今回の記事では、オーディオ記事やレビューに多くある「詩的な・主観的な表現」は(なるべく)控えながら、試聴の成果をふまえつつも、主にスペック面から客観的な比較を心がけたいと思います。

ーー

 もちろん、「スピーカーはスペックだけでは評価できない」という意見を否定するものではありません。これはこれで「事実」であり、否定できません。

2・ペア1万円前後のスピーカーの比較

 では、早速比較をはじめましょう。最初に紹介するのは1万円台の「お値打ち」スピーカーです。

 格安なので、2スピーカーのステレオ用のほか、5.1chなどのホームシアター用にも人気のある機種です。


 201810201252.jpg

 1・ヤマハ NS-BP200(BP) 【ペア】
  ¥7,189 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:55Hz〜28kHz
許容入力:40W
最大入力:110W  
バナナプラグ:対応
サイズ:幅154×高さ274×奥行287mm

 NS-BP200は、ヤマハの小型スピーカーです。

 同社のフラッグシップ製品は、クラシックなどの再生に向く傾向があるといわれます。

 こちらについては、低音もそれなりに響き、バランス感がある汎用スピーカーです。

 201905051340.jpg

 本体のサイズは、幅154×高さ274H×奥行287mmです。

 背丈がややありますが、典型的なブックシェルフ型のサイズです。また、幅もさほどないのでデスクトップにおいても使えるでしょう。

 ちなみに、写真は、欧州仕様のNS-BP200の木目調ですが、この色は、日本未発売です。

 インピーダンスは、です。

 アンプやミニコンポの本体は、6Ωを推奨している場合が多いですし、この点ではどのシステムにも合いそうなモデルです。

 パワーは、許容入力が40Wまでと、さほどパワフルではないです。

 あまり大きな音で楽しむシステムではないと思います。

 201401261031.jpg

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が55Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が28kHzです。

 低音域はそれなりに出ますが、高音域については、基準の40kHzに満たないので、高音質なハイレゾ音源に対応できない水準です。このあたりは、ヤマハの上位機種との明らかな違いです。

 201806221130.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する12cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3cmソフトドーム型ツィーターのコンビからなる、典型的な2ウェイバスレフ型のユニットです。

 やや大きめのウーファーを採用し、低音を響くようにしたのは、シアターシステムに対応できるようにしたためでしょうか。価格的にもステレオのピュアオーディオ系の作りではないですね。

 201806221131.jpg

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、NS-BP200の紹介でした。

 1万円以下のスピーカーとしては、バランス良く性能が期待できます。ただ、ステレオ用のオーディオとしては、ややパワーが物足りない部分があります。


 201806221144.jpg

 2・ヤマハ NS-BP182(MB)【ペア】
 3・ヤマハ NS-BP182(BP)【ペア】
  ¥10,542 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:6Ω 
再生周波数帯域:60Hz〜40kHz
許容入力:40W
最大入力:110W
バナナプラグ:対応
サイズ:幅154×高さ273×奥行230mm

 NS-BP182は、ヤマハのスピーカーです。こちらも、2.0chのステレオシステムに開発された機種です。

 201806221145.jpg

 本体のサイズは、幅154×高さ273H×奥行230mmです。

 ブックシェルフ型としては標準的なサイズですね。

 インピーダンスは、です。

 入門用に最も多いのが6Ωですが、これならば大抵のアンプに無理なくつなげられるので、初心者向きです。

 パワーは、許容入力が40Wで、最大入力が110Wと、小型スピーカーとして標準的です。

 201401261031.jpg

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が60Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzです。

 高音域は、ギリギリですが高音質なハイレゾ音源の再生に対応する基準ですが、音量を-30dBと絞れば、100kHzまで対応とされます。

 これは、他社にはみられない表記法です。

 201806221146.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する12cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3cmソフトドーム型ツィーターのコンビからなる2ウェイバスレフ型のユニットです。

 サイズ面では、他社製品とほとんど同じです。しかし、ホワイトコーンウーファーを採用します。素材的には、A-PMDという、雲母の高分子ポリマー製です。

 「ペーパーコーンと樹脂製コーンの特長を併せ持つ」とされる製品で、多くのヤマハ製品に採用されるものです。

 音質は、ヤマハらしい、中音域に暖かみがある「ヤマハのナチュラルサウンド」です。

 やはり、A-PMDの採用が大きいでしょう。 クラシックなどの再生には伝統的に「強い」と言われる素材ですし、実際に聴いてもそうですね。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、ヤマハのNS-BP182の紹介でした。

 パイオニア製品に比べると、中音・高音域に強みのある機種です。バランスの良い機種ですが、クラシックやジャズなどには特に向くでしょう。


 201806221157.jpg

 4・DENON SC-M41-CW 【ペア】
  ¥10,851 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:45Hz〜40kHz
許容入力:60W
最大入力:120W
バナナプラグ:
サイズ:幅145×高さ238×奥行234mm

 SC-M41は、日本の老舗の音響メーカーであるDENONのスピーカーです。

 201806221201.jpg

 本体のサイズは、幅145×高さ238H×奥行234mmと標準的で、インピーダンスで、初心者向きですね。

 パワーは、許容入力が60W、最大入力が120Wと、かなり力強いです。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が45Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzです。

 201806221209.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する12cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのソフトドーム型ツィーターのコンビからなる2ウェイバスレフ型のユニットです。

 コーンは、一般的な「ペーパーコーン」です。素材的な面であまり工夫が見られない機種です、安定感がある素材です。

 ただ、最近の解像度の高い音は多少ぼやけて聞こえる傾向があり、どちらかと言えばアナログ音源に向く仕様だと言われます。

 音質は、先述のように、「パワー前面に出る」製品です。

 再生周波数帯域でみても、低音はかなり優秀です。高音部もそれなりに優秀ですが、低音を「ドドドン」と鳴らすような音楽には向きます。DENONの「伝統」で、こだわりですね。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、DENONの紹介でした。

 1万円以下で、低音重視ならばこちらが良いでしょう。ただ、試聴すれば、中音・高音もまるきり出ていないわけではないです。冒頭に書いたように、最近のスピーカーはどのスピーカーもバランス重視の設計ですから。

 なお、こちらは、低音が出すぎることがあるため、低音を軽減させるための吸音スポンジが付属します。


 201905051345.jpg

 5・SONY SS-CS5 【ペア】 
  ¥18,345
Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:53Hz〜50kHz
許容入力:
最大入力:100W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅178×高さ335×奥行220mm

 SS-CS5 は、ソニーのスピーカーです。

 家電メーカーですが、音響でも伝統的に力を入れており、最近は、ONKYOとともに、ハイレゾ音源を「推している」メーカーです。

 201905051348.jpg

 本体のサイズは、幅178×高さ335H×奥行220mmです。

 多少縦方向に長い構造ですが、コンパクトには変わりません。

 インピーダンスで、初心者向きの標準値ですね。

 パワーは、最大入力が100Wです。

 パワーの点では、他に優れる機種がありますので、どちらかといえば、落ち着いた音量でじっくり聞くスピーカーですね。

 201806221225.jpg

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が53Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が50kHzです。

 ハイレゾ音源に対応できるスペックです。

 201806221219.jpg

 スピーカーは、その構成がこの機種の大きな特長です。

 なぜなら、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのソフトドーム型ツィーター、そして超高音域を担当する1.9cmのドーム型スーパトゥイーターという3ウェイバスレフ型のユニットだからです。

 3ウェイシステムを採用するのは、低価格機ではソニーだけです。

 その分、音の分離はしっかりしており、クリアに聞こえます。また、高音部の音圧も通常より感じられます。スピード感もあるため、デジタルアンプにも向くと思います。

 3WAYは複雑なシステムですが、音の受け渡しもうまく設計していると思います。

 180622-0041-18%.png

 コーンは、MRCという素材です。

 発泡マイカという素材で、こちらもペーパーコーンの繊維質に雲母をかけたハイブリッド素材です。ONKYOのコーン素材に結構近い感じなバランスタイプです。

 音質は、やはり音の解像感の高さが強調できます。

 低音は、MRCの採用でそれなりに出ており、高音域もハイレゾスペックに対応しています。音域が広い機種は、どの音源にも合いやすいですし、サラウンド感も良いです。

 高音域と低音域の特性が強いので「派手」な色つけですが、そこまで華美ではありません。いろいろな音楽を聴きたい人に向きます。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、SONYのSS-CS5 の紹介でした。

 先ほど書いたように、いろいろな音楽を聴きたい方にむいたオールマイティの1台です。

 技術的にも3ウェイという面白い技術を採用しているので、「スピーカーで色々試したい」、「試して色々語りたい方」にも向く製品です。


 201810201156.jpg

 6・ONKYO D-055(B) 【ペア】
  ¥8,780 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:4Ω
再生周波数帯域:55Hz〜35kHz
許容入力:
最大入力:70W
バナナプラグ:対応
サイズ:幅154×高さ245×奥行き258mm

  D-055(B) は、ONKYOのスピーカーです。

 同社はコンポでも有名ですが、比較的低価格で品質の良いステレオ用スピーカーを出しています。

 イギリス製などの海外メーカーよりも割安で、品質の良いスピーカーを得れます。ただ、ONKYOも設計・チューニングなどは英国でもやっているようですが。

 201810201158.jpg

 本体のサイズは、幅154×高さ245×奥行き258mmです。

 こちらもブックシェルフ型としては標準的なサイズです。

 インピーダンスは、です。問題ないでしょう。

 パワーは、最大入力が70Wと、標準よりも少し低い程度です。

 大きなボリュームでも余裕を持って楽しむというより、「夜間でも綺麗に聴ける系」のスピーカーです。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が55Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が35kHzです。

 ONKYO製品としては低音域はそこそこ出ます。

 ただ、ハイレゾ音源に力を入れる同社の特長は高音域です。その部分で能力がやや劣るため、やはりこの機種については、ONKYO製品としては、やや特殊な製品と言えます。

 201810201204.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する12cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのリング型ツィーターのコンビからなる2ウェイバスレフ型のユニットです。

 こちらも白いコーンですが、N-OMFというオンキヨー独自のハイブリット繊維になります。不織布とアラミド繊維を合成したユニットですが、いわゆる「ペーパーコーン」の特性に近いと思います。

 ただし、トゥイーターについては、ONKYOの中級機にほぼ装備されるリング型振動板が未採用です。この部分にグレードの違いが見いだせます。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、ONKYOの D-055の紹介でした。

 後述するように、ONKYOは2万円前後の価格では面白い製品を複数出しています。

 ただ、この機種について言えば、他社に比して、魅力に欠けていると言わざるを得ないでしょう。

3・ペア2万円前後のスピーカーの比較

 つづいて、2万円前後のスピーカーを紹介します。

 このクラスだと、ミニコンポ付属のスピーカーよりも明示的に性能が良いので、そうしたシステムを活かしつつも、スピーカーだけ買い換える場合に向きます。


 201810201215.jpg

 7・ONKYO D-NFR9TX(D) 【ペア】
  ¥23,640 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:45Hz〜100kHz
許容入力:
最大入力:70W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅167×高さ260×奥行299mm

  D-NFR9TX(D) は、ONKYOの中級グレードを代表するスピーカーです。

  201810201219.jpg

 本体のサイズは、幅167×高さ260×奥行299mmです。

 先ほどの機種よりも大型化していますが、小型と言えるサイズをキープします。

 インピーダンスは、です。最も扱いやすいといえる数値です。

 パワーは、最大入力が70Wと、標準よりも少し低い程度です。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が45Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が100kHzです。

 201810201227.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3cmのリング型トゥイーターのコンビからなる2ウェイバスレフ型のユニットです。

 こちらも白いコーンですが、N-OMFというオンキヨー独自のハイブリット繊維になります。

 201810201222.jpg

 一方、この機種からリング型のトゥイーターと、上位のバスレフ構造を採用します。

 リング式トゥイーターは、ONKYOの技術的特長の1つで、高音域の鮮明さに好影響します。また、上位のバスレフ技術の採用で、低音の抜けも良いです。

 音質は、伸びやかな高音域に特長があります。低音域も、大きめのウーファーと、バスレフの採用で充実します。

 その上で、高音域にかけて音がかなりクリアで、女性ヴォーカル曲などは綺麗にでます。 

 ヤマハ同様の「ナチュラル系」ではありますが、低音についてはONKYOの方が総じて出るため、どの音楽にも合わせやすいでしょう。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、ONKYOの D-NFR9TXの紹介でした。

 2万円前後のスピーカーはライバルも多く激戦ですが、この製品もよい出来だと思います。

 スピーカーユニットにONKYO独自の工夫も見られますし、低音域・中音域・高音域も一部が強調されていない良い作りです。


 201905051355.jpg

 【2018年】

 8・ケンウッド Kseries LS-NA9 【ペア】
  ¥28,378 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:4Ω
再生周波数帯域:50Hz〜40kHz
許容入力:
最大入力:40W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅100×高さ196×奥行163mm

  LS-K901は、ケンウッドのスピーカーです。

 一時期人気があったLS-K901の後継機ですが、だいぶ仕様が変わりました。

 201905051359.jpg

 本体のサイズは、幅100×高さ196×奥行163mmです。

 ブックシェルフの標準より、一回り小さく、設置性は良さそうです。

 インピーダンスは、です。

 一般的な6Ωではないので、アンプの対応状況をみてから選ぶとよいでしょう。

 パワーは、最大入力が40Wです。

 やはり、本体のサイズが小さくなるので、このグレードではパワーは少し控えめです。

 201401261031.jpg

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が50Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzです。

 ハイレゾ対応を表明しますが、帯域はさほど広くないです。

 スピーカーは、中・低音域を担当する8cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する縦長のリボンツィーターを採用します。
 201905051407.jpg

 トゥイーターは、やはり注目ポイントです。

 ハイレゾが流行する前に一時期流行した形式です。ただ、高音域が明瞭に表現される一方、リング型よりステレオ感を得る配置が難しいため、あまり拡がらなかったです。

 ウーファーは、8cmのです。強度のあるグラスファイバー製です。

 音質は、やはり、スピーカーのサイズ感の問題で、低音はさほど強調できません。ただ、リボンツィーターは、しっかりスピーカーを配置さえすれば、高音域を綺麗に出してくれます。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、ケンウッドの LS-K901の紹介でした。

 ユニットが違うので、従来のKシリーズと異なる音質です。リボンツィーターを採用するため、ポジショニングがやや厄介な点と、ユニットサイズの関係で低音が多少物足りないです。

 ただ、例えば、机の両端に置くなどの「近接視聴」のシステムには、逆に合っており、ステレオ感も良好です。そういった用途に限って考えると、かなり良い製品でしょう。


 201905051423.jpg

 9・パイオニア S-CN301-LR 【ペア】
  ¥15,980 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:45Hz〜40kHz
許容入力:
最大入力:100W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅125×高さ230×奥行220mm

  S-CN301 は、パイオニアのスピーカーです。

 本体のサイズは、幅125×高さ230H×奥行220mmです。

 横方面にコンパクトなので、テーブルの上などにミニシステムを組む場合に向くでしょう。

 インピーダンスは、一般的なです。

 パワーは、最大入力が100Wです。基本十分でしょう。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が45Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzです。

 ハイレゾ音源に対応するものの、数値的に、高音域はやや伸びないですね。

 201806221237.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する10cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.0cmのドーム型トゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 素材的には、ウーファーのコーンにグラスファイバー素材を利用してパワーを出せるようにした点が目立ちます。

 他社の場合もそうですが、硬質の繊維素材を使うと、低音に力強さが増します。反面、音に堅さがでて、艶やかさが削がれるという意見もありますが、いずれにしてもデジタル時代向きの素材だとはいえます。

 音質は、ウーファー素材の特性が良く表れていてやはり、「低音がしっかり出せる」と言えます。

 201806221239.jpg 

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、パイオニアのS-CN301 の紹介でした。

 2万円前後のスピーカーで、低音を響かせたい場合は向いている機種です。その方面に期待するならば、選んで良いと思います。


 201810201244.jpg

 10・パイオニア S-HM86-LR【ペア】
  ¥19,924 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:4Ω
再生周波数帯域:45Hz〜40kHz
許容入力:
最大入力:100W
バナナプラグ:対応
サイズ:幅165×高さ280×奥行259mm

 S-HM86-LR も、パイオニアのスピーカーです。

 こちらは、コンポなどのステレオスピーカー用に開発された機種です。

 201806221241.jpg

 本体のサイズは、幅165×高さ280H×奥行259mmです。

 サイズ的には先ほどの機種より一回り大きいです。構造は似ていますが、大きい分、単純に音域の余裕は高まっているでしょう。

 インピーダンスは、です。

 一般的なスピーカーの6Ωより低い値ですが、推奨6Ωのアンプ・ミニコンポでも利用は可能です。

 ただ、ボリュームを過度に上げないように注意する必要はあるので、やはりシステムに合ったものを選ぶとよいでしょう。

 パワーは、許容入力の明示はありませんが、最大入力100Wです。

 4Ωのスピーカーとして十分な出力でしょう。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が45Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzです。

 高音域はこちらもギリギリですが高音質なハイレゾ音源の再生に対応するといえるスピーカーです。

 201806221244.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmソフトドーム型トゥイーターのコンビかです。

 こちらも、2ウェイバスレフ型のユニットです。ウーファーは強度のあるグラスファイバー製です。

 音質は、ウーファー素材の特性をそのまま感じるものです。

 強度の高いコーンは、音圧が強く、映画やバンド演奏などの再生が得意な傾向があります。その点では、思想のある機種です。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、パイオニアのS-HM86-LR の紹介でした。

 4Ωに対応できるアンプで、音質の良いものを探しているならば、候補にしても良さそうな品質です。音質的には、低音・高音域ともそれなりに出るため、音源を選ばずに使えそうです。


 

 【9月下旬入荷予定(予約可)】

 11・ヤマハ NS-BP401【ペア】
  ¥22,525 楽天市場 (8/9執筆時)  

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:50Hz〜40kHz/100kHz
許容入力:60W
最大入力:120W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅176×高さ310×奥行327mm

  NS-BP401 は、ヤマハの中級グレードのスピーカーです。

 201806221247.jpg

 本体のサイズは、幅176×高さ310H×奥行327mmと小型のブックシェルフ型としては、少しだけ大きめです。

 インピーダンスは、一般的なです。

 パワーは、最大入力が120W,、許容入力が60Wと余裕があります。

 201401261031.jpg

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が50Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzですが、-30dB時には100kHzまで対応で、ハイレゾ音源にも対応します。

201806221248.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3.0cmのドーム型トゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 本体が少し大きいぶん、ユニットも大きめで余裕があります。

 ユニットは、ウーファーに、アルミニウムを使います。アルミは、金属的な独特の音質が得られることで定評があります。

 Atlasも好きな音質で、非常に素直で透明感のある高音を得られます。

 「ナチュラル系」のピュアオーディオ系を狙うならばかなり良い選択肢でしょう。トゥイーター部分も含めて、うまく設定すれば、弦楽器を弾く音などの素晴らしい「つや感」を得られます。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、ヤマハのNS-BP401 の紹介でした。

 あまり「売れ筋」とは言えない機種なのですが、アルミニウムコーンの出来が良く、Atlasの好みの音色です。

 ヴォーカルや弦楽器の音を綺麗に再生できるので、ピュアオーディオ系・ハイレゾ音源の再生には、この価格帯では最もおすすめです。


 201902021155.jpg

 【2017年】

 12・DALI SPEKTOR1  【ウォルナット】
 13・DALI SPEKTOR1 B   【ブラック】
 14・DALI SPEKTOR1 W   【ホワイト】
  ¥23,598 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:59Hz〜26.0kHz
許容入力:100W(推奨)
最大入力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅140×高さ237×奥行195mm

  SPEKTOR1 は、デンマークのダリの小型スピーカーです。

 ダリは、欧州ではあまり古いメーカーではありませんが、音質では特長のある製品を多く出します。こちらは、かつて人気のあったZENSOR PICO の事実上の後継機として、2017年に発売されました。

 本体色は、2018年以降の追加の色目の販売で、計3色になりました。

 201902021142.jpg

 本体のサイズは、幅140×高さ237×奥行195mm、となかなか小型で設置性が良い機種です。

 インピーダンスも、海外製ながら、日本でも一般的なですね。

 パワーは、推奨入力が100Wまでとなります。

 作りとしてあまりアンプに負担を掛けないスピーカーです。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が59Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が26.0kHzです。現代的なスピーカーとしては狭いです。

 ハイレゾ音源にも対応しません。

 201902021143.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する11.5cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.1cmのソフトドーム型トゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 コーンの素材は、しかし、同様のウッドファイバーです。

 ペーパーコーンに比べると剛性が高い素材ですが、繊維系ほど硬い音がしないといえます。完全木製のウッドコーンとは音色は異なるのですが、どっしり落ち着いた「オトナな」音質です。

 201806221301.jpg

 これは同社が、全商品で、周波数帯域ではなく、位相特性を重視しているからです。

 音質は、こちらは、重低音を重視した再生や、ハイレゾ音源の再生などには全く向かないものです。

 しかしリスニングポイントの柔軟性が高いので、スピーカーの配置などをあまり考えずに「ぽん」と置くても良い音がします。デンキヤの色々なスピーカーを並べた試聴機でも、「良く聞こえて目立つ」機種ですね。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、ダリのSPEKTOR1 の紹介でした。

 普通の音源を普通に気取らずに聴くという意味で、非常に完成度を感じる製品です。欲を言えば、もう少しパワーがあっても良いと思いますが、価格からすると妥当でしょう。

 初心者にも結構良い機種だと思います。


 201810201452.jpg

 【2018年】

 15・JBL STAGE A130 【ペア】
  ¥19,613 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:55Hz〜40kHz
許容入力:125W
最大入力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅190×高さ321×奥行245mm

 STAGE A130 は、アメリカのJBLが販売するブックシェルフスピーカーです。

 201810201500.jpg

 ホーン式のトゥイーターに特色のある同社ですが、普及価格帯のブックシェルフスピーカーは日本初登場です。5.1chのリア用に導入したものだと思います。

 本体のサイズは、幅190×高さ321×奥行245mmです。

 同価格帯の他社機と比べると、19cmと幅がある大きな機種です。ただ寸胴な形状は、同社の上位機にも共通する「アイデンティティ」で、音質にも関わる部分です。

 インピーダンスも、日本でも一般的なですね。

 パワーは、推奨入力が125Wまでとなります。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が55Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzです。

 ハイレゾ音源にもギリギリながら対応します。

 201810201508.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのトゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 コーンの素材は、ポリセルロース素材です。あまり聞かない素材名ですが、植物繊維である点では、ファイバーコーンと似た特性でしょう。

 一方、トゥイーターは、同社独自のホーンデザインを採用します。同社の高級機でも採用される「スピーカーの顔」といえる部分で、特徴的です。形状が示すとおり、リスニングポイントの柔軟性に寄与します。

 音質は、JBL共通の特長として中音域の安定性が強調できます。

 また、ダリなど欧州のスピーカーに比べて低音と高音も伸びやかです。本体サイズ自体が大きめで、余裕があるためでしょう。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、JBLSTAGE A130 の紹介でした。ステレオ用に開発されたものではないですが、ステレオファンには、JBLで格安な2chシステムが組める点が魅力です。

 ホーンデザインのトゥイーターなど、JBLらしさもしっかり出ている製品です。外国製という意味では、ダリのZENSOR PICOがライバルでしょう。

 どちらも良い製品ですが、JBLの本体の幅が長い点がどうにかできるならば、総合的な音質はこちらのほうが良さそうです。

 201810201452.jpg

 【2018年】

 16・JBL STAGE A120 【ペア】
  ¥16,203 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

 なお、あまり値段が変わらず、A120 という下位機種があります。

 ステレオ用として考えた場合、ウーファーが11.4cmと小さい点がネックです。長さも17cmであり、2cmしか変わらないので、価格差を考慮しても、上位機が良いでしょう。

4・ペア3万円前後のスピーカーの比較

 つづいて、3万円以上の価格帯のスピーカーを紹介します。

 10万円以内のアンプならば、この程度のクラスで十分に良いサウンドが得られるでしょう。システムコンポの買い換え用としては、多少「贅沢」でしょうか。


 201902021157.jpg

 【2018年】

 17・DALI SPEKTOR2 【ウォルナット】
 18・DALI SPEKTOR2 B 【ブラック】
 19・DALI SPEKTOR2 W 【ホワイト】
  ¥32,510 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:54Hz〜26.0kHz
許容入力:100W(推奨)
最大入力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅170×高さ292×奥行238mm

 SPEKTOR2 も、デンマークのダリの小型スピーカーです。

 更新頻度が遅いブックシェルフスピーカーですが、ダリは最近新型を多く投入しています。この製品は、旧来「ZENSOR1 」として売られていた人気製品の後継機となります。

 201902021202.jpg

 本体のサイズは、幅170×高さ292×奥行238mmです。

 したがって、こちらは、下位機種のSPEKTOR1より一回り大きい機種です。といっても、他社製品よりは多少小型です。

 インピーダンスも、同じくです。

 パワーは、推奨入力が100Wまでとなります。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が54Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が26.0kHzです。

 スピーカーが大きい分、低音方向で余裕がありますが、音の傾向は先ほどの機種と同じです。

 201902021143.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのソフトドーム型トゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 コーンの素材は、ダリの下位機種と同じくウッドファイバーです。

 ただし、ウーファーもトゥイーターも先ほどの機種よりも大きくなっています。その分、低音方面に余裕がある音ですので、ダリから選ぶ場合で、スペース上の問題がないならば、こちらが良いでしょう。

 音質は、下位機種に準じた良質な中音域を保ちつつ、とくに低音方向で重層感が増した印象ですね。

 バナナプラグには、対応します。

--

 以上、ダリのSPEKTOR2 の紹介でした。

 低音方面に余裕が出ていますので、ダリのスピーカーとしては、こちらの方がバランスが取れていそうです。

 旧機種も完成度が高かったので、ZENSOR1 と聞き比べた場合の違いはさほど感じませんz、引き続き、充実した中音域を特長としますし、オススメできる機種です。


 201806221316.jpg

 20・ヤマハ NS-B330 B 【黒・ペア】
 21・ヤマハ NS-B330 MB 【茶・ペア】
  ¥28,092 Amazon.co.jp (8/9執筆時)  

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:55Hz〜45kHz/100KHz
許容入力:40W
最大入力:120W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅183×高さ320×奥行267mm

 NS-B330 は、ヤマハのスピーカーです。

 201806221320.jpg

 本体のサイズは、幅183×高さ320H×奥行267mmです。

 小型のブックシェルフ型としては、少しだけ背が高いですね。

 インピーダンスは、一般的なです。

 パワーは、最大入力が120W,、許容入力が60Wとなります。

  201401261031.jpg

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が55Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が45kHzです。

 ただし、YAMAHAの場合、-30dB時には100kHzまで対応です。ハイレゾ音源の対応力としては、45kHzでも対応範囲と言うことで、NS-BP401より上位です。

 201806221323.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3.0cmのドーム型トゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 この点では、先ほど見た同社の下位機種であるNS-BP401 と同じです。

 ただし、こちらはコーンに、雲母の高分子ポリマー製A-PMDを、トゥイーターにアルミツイーターを採用する構成です。

 音質は、この新構成ゆえに、高音域のクリアさがより増しています。また、小音量で再生時の音の安定性も評価が高いです。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、ヤマハのNS-B330  の紹介でした。

 ナチュラル系のサウンドをハキハキ鳴らせる優秀なスピーカーです。予算があれば、ハイレゾ用として選んでよいでしょう。

 伝統的なヤマハのシステムを踏襲したモデルなので、クラシックなどの再生はとりわけ得意です。ただ、メディアを選ばず使えるでしょう。


 201810201322.jpg

 22・ヤマハ NS-B500(B) 【単品】
  ¥12,916 Amazon.co.jp (8/9執筆時)  

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:50Hz〜50kHz/100kHz
許容入力:120W
最大入力:30W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅190×高さ284×奥行177mm

 NS-B500(B) も、ヤマハのスピーカーです。

 こちらは「ペアではなく単品」であるため、ステレオを構成するには2個買う必要があるため、3万円台のカテゴリーで紹介しています。

 201806231215.jpg

 本体のサイズは、幅190×高さ284H×奥行177mmです。

 サイズはさほど大きくなく、中々珍しい山型です。ヤマハらしいピアノブラックの本体で、ちょっとしたインテリアともなりそうです。

 インピーダンスは、一般的なです。

 パワーは、最大入力が120W,、許容入力が30Wとなります。

 201401261031.jpg

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が55Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が50kHzで、-30dB時には100kHzまで対応です。

 ハイレゾ音源の対応力としては50kHzでも十分対応範囲であり、45kHzのヤマハのNS-B330より優秀です。

 201806221332.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する12cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3.0cmのドーム型トゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 システムは、コーンに、雲母の高分子ポリマー製A-PMDを、トゥイーターにアルミツイーターを採用する構成です。これは、先ほど見たヤマハのNS-B330 と同じです。

 ただ、ユニットはオシャレな分わずかに小さいです。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、NS-B500(B) の紹介でした。ハイレゾ対応で、インテリア性が高いという特長があるモデルです。

 この点では、良い機種の一つかと思います。しかし、性能だけで言えば、ヤマハの下位機種とさほど変わらないでしょう。


 201810201326.jpg

 【2017年】

 23・ONKYO D-112NFX(D)【ペア】
 24・ONKYO D-112NFX(B)【ペア】
  ¥26,999 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:60Hz〜100kHz
許容入力:
最大入力:80W
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅162×高さ267×奥行272.5mm

 D-112NFXは、ONKYOのスピーカーです。

 スピーカーは、10年スパンの更新の製品もあるほど「息の長い」家電ですが、こちらは割と最近の製品です。


201810201328.jpg

 本体のサイズは、幅162×高さ267×奥行272.5mmです。

 ブックシェルフスピーカーとして問題ないサイズです。

 インピーダンスは、一般的なです。

 パワーは、最大入力が80Wです。

 201401261031.jpg

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が60Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が100kHzまで対応です。

 同社が力を入れているハイレゾに高度に対応できる製品です。

 201810201331.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する10cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3cmのリング型トゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 同社の下位機種で紹介したように、ONKYOは、真っ白の「A-OMFコーン」を中上位機種には伝統的に採用してきました。

 201810201335.jpg

 ただ、SC-3という最近発売されたセットで50万ほどのスピーカーでは、セルロースナノファイバーを使った、墨色のウーファーを新採用しています。

 実際、墨コーティングしています。

 今回、この上位技術がD-112NFXまで下りてきた形です。

 新素材ですが、鉄と比較して「5倍軽量で、5倍剛性が強い」新素材となります。

 音質は、低音部の特性に評価が高く、従来ONKYOが弱かった部分を確実に補強できています。

 ただ、公平を期して言えば、いかに新素材とはいえ、ウーファーが10cmとこのクラスでは小さめですから、(素材は良いとしても)他社を完全に出し抜いているとも言えません。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、ONKYOD-112NFXの紹介でした。

 2017年開発で新しく、新技術も楽しめる機種です。華美でもなく、ナチュラルでもない、中庸なサウンドを楽しめる良い機種だと思いました。

 ただ、個人的にはウーファーがあと一回り大きく(13cmクラス)で、価格も同じほどだったらなあ、と思ったのも事実ですね。

5・ペア5万円前後のスピーカーの比較

 最後に5万円前後の、比較的高額なスピーカーをレビューしていきたいと思います。


 201806221340.jpg

 25・Wharfedale DIAMOND 225 [黒・ペア]
 26・Wharfedale DIAMOND 225 [茶・ペア]
  ¥54,800 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:8Ω
再生周波数帯域:45Hz〜20kHz
許容入力:100W
最大入力:
バナナプラグ:
サイズ:幅196×高さ355×奥行290mm

  DIAMOND 225 は、英国のWharfedale のスピーカーです。

 人気のあったDIAMOND 220の後継機として2017年に発売されました。日本ではあまり有名なメーカーではないのですが、このスピーカーは、口コミ情報でその音質について評判を呼び、結構「売れて」います。

 ちなみに、この価格帯のスピーカーでは、時を変え品を買えつつ、周期的にこのような現象が起こっています。

 201905051438.jpg

 本体のサイズは、幅196×高さ355H×奥行290mmです。結構背が高いと言えるスピーカーです。。

 インピーダンスは、英国製としてスタンダードなです。

 パワーは、許容入力が100Wとなります。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が45Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が20kHzです。ハイレゾには対応しません

 201806221342.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する16.5cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.4cmのソフトドーム型トゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 コーンは、防弾チョッキなどに使われる硬い繊維であるケブラーが使われます。

 中級グレードのスピーカーに伝統的に使われる高級素材です。

 レンジが広くとくに中音域に強い特性があります。B&Wの特許でしたが、既に切れたそうで、日本のメーカーでもいくつか採用しています。

 音質は、ケプラーを使ったスピーカーに共通しますが、中音域を犠牲にせず、力強く安定した低音が持ち味です。

 一方、トゥイーターにはあまり工夫がない機種で、高音域はとくに見所はないです。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、DIAMOND 225 の紹介でした。

 ケブラーコーンが安価に試せるのが最大の魅力だと思います。

 ただ、トゥイーター部分にあまり工夫がなく、スペック的に現代的ではない点と、輸送賃分のプラスアルファが価格に転嫁されているだろう点は、気をつけても良いと思います。


 201902021215.jpg

 【2018年】【ペア】

 27・DALI OBERON3 DW 【ウォルナット】
 28・DALI OBERON3 BA 【ブラック】
 29・DALI OBERON3 LO 【ライトオーク】
 30・DALI OBERON3 WH 【ホワイト】
  ¥65,580 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:47Hz〜26kHz
許容入力:150W(推奨)
最大入力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅200×高さ350×奥行315mm

 OBERON3は、デンマークのダリの5万円台の上級機です。

 こちらは、ZENSOR3という人気機種の(事実上の)後継機として発売されたものです。

 201902021226.jpg

 本体のサイズは、幅200×高さ350×奥行315mmと、より大きくなり、ブックシェルフ型として良くあるサイズになっています。

 インピーダンスは、同じくです。

 パワーは、推奨入力150Wまでとなります。

 ダリは、どの機種もかなり余裕がありますね。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が50Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が26.5kHzです。

 位相変化を重視する構造のため、スペックは良くないですが、それでもユニットが大型化したため、低音域は下位機種より広がりました。

 201902021228.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する18cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.9cmのソフトドーム型トゥイーター2ウェイバスレフ型のユニットです。

 搭載されるウーファーの大きさは注目点で、デザイン的にうまく詰め込めるものだなと思いました。素材は、下位機種と同じウッドファイバーです。

 201902021236.jpg

 音質は、ユニット素材と哲学が同じ以上、音の傾向は下位機種と同じ方向性です。アナログ的なサウンドに強い仕様です。

 一方、OBERONシリーズは、下位シリーズで、先ほど見たDALI SPEKTORシリーズと比較した場合、ウーハーにSMCマグネット(ソフト・マグネティック・コンパウンド)と、4層CCAW(銅被膜アルミニウム線)を採用するなど作りが丁寧です。

 いずれもダリの上位機に採用されてきた技術であり、音の歪みの少なさを含めた音質の向上が見込めます。

 バナナプラグには、対応します。

---

 以上、ダリのOBERON3の紹介でした。

 久しぶりの新シリーズですが、下位機種と明確にシリーズ構成が分かれたことで、よりオススメ度は増した印象です。

 聴き疲れしにくい、まろやかな「ダリサウンド」を楽しみたいならば、こちらです。多少高いアンプで、面白い特性のあるスピーカーを試して見たいならこれでしょう。ハイレゾとは違った方向で楽しめると思います。

 201902021215.jpg

 31・DALI OBERON1 【各色】
  ¥48,100 Amazon.co.jp (8/9執筆時)

インピーダンス:6Ω
再生周波数帯域:47Hz〜26kHz
許容入力:150W(推奨)
最大入力:
バナナプラグ: 対応
サイズ:幅162×高さ274×奥行234mm

 なお、ダリからは、OBERON3の下位機種として、OBERON1という製品も出ています。

 201902021246.jpg

 サイズは、幅162×高さ274×奥行234mmと設置性が良いタイプです。

 ウーファーが13cmとやや小型化していますので、低音方面の音圧は弱くなりますが、大きめのツイーターや、にSMCマグネット4層CCAWは、引き続き採用されます。

 その点で言えば、ダリのSPEKTORシリーズと比較した場合の音質は、こちらの方が良いというか、ダリらしい(ドンシャリしない)系統です。選択肢としても良いでしょう。

後編につづく!
小型スピーカーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今日は、最新の小型スピーカーを紹介しました。

 201902021304.jpg

・SONY SS-HW1
・JVC SX-WD9VNT
・KEF Q350B

 次回の後編記事こちら)では、今回紹介できなかった、SONY・JVC・KEFなどの小型スピーカーを数機紹介します。

1・中音域の聴きやすさ ★★★★★
2・重低音の迫力    
★★★★★
3・高音域の伸び    
★★★★★
4・
小音量の音質    ★★★★★
5・音のユニークさ   ★★★★★

6・総合評価      ★★★★★

 その上で、今回紹介した全機種から、予算別、目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編は→こちら

 最後になりましたが、今回の前編記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 11:52 | オーディオ製品

このブログ家電批評モノマニアには「家電やモノの比較記事」が約350本あります!

よろしければ、下部のリンク集もご覧ください。

<広告>

 この記事がお役に立てたようならば、右のリンクから「家電ブログランキング」にクリック投票お願いします。  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!

<PR>

約350記事の完全なリンク集は、【トップページ】の下部にあります。

今後の
記事は【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png