2020年05月24日

比較2020'【解説】ノイキャンヘッドホン38機の音質とおすすめ・選び方 (2)

前半記事からの続きです→こちら


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 【2017年】

 27・Beats by Dr.Dre Studio3 Wireless
  ¥38,280 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

再生周波数帯域:
ドライバー:
コーデック: SBC AAC
連続再生時間:22時間
ノイズキャンセル:対応
重さ:260g

 Studio 3 Wirelessも、Beatsの製品です

 現在は、Appleが買収し、その傘下です。「」のロゴは、日本でも最近、町中でよく見かけます。

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 本体の重さは260gです。

 ノイズキャンセルに対応する分、多少重量があります。

 ただ、こちらも、折りたためるため持ち運びやすい機種です。

 再生周波数帯域は、未開示です。

 音質は、下位機種を踏襲しており、低音のパワーは十分です。

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 Bluetoothコーデックは、SBC AACのみ対応します。

 iOS系スマホはapt-Xに非対応ですので、Appleとしては、それに合わせたのでしょう。

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 ノイズキャンセリング機能は、先ほど書いたように搭載です。

 こちらの場合、ピュアアダプティブノイズキャンセリング(Pure ANC)と呼ばれます。

 詳しい仕組みは非公開ですが、外側と内側から音を収集するWマイク仕様でしょう。

 またマイクのほか、再生音源自体の解析をしているほか、ソニー上位機の「NCオプティマイザー」同様に、メガネや耳の形状の装着環境を、音声信号で解析する機能もあります。

 十分な効果で、ソニーの最上位機を除けば、徹底度は最高レベルです。

 ただし、「外音取り込みモード」はありません。

 連続再生時間は、22時間です。

 使い勝手の部分では、下位機種同様に、Siriを呼び出すなどの機能を持ちます。

 利便性の面では、ハンズフリー電話に対応します。

 もちろん、本体のタッチセンサーで、音楽などのコントロールもできます。音声アシスタントは内蔵されませんが、iOSのSiriを呼び出すことは可能です。

---

 以上、Studio 3Wirelessの紹介でした。ライバルは、ソニーの最上位機です。

 比較した場合、ハイレゾ音源に対応しない点では及びません

 ただ、ノイズキャンセリング技術は、相当程度追いついているほか、低音域の充実は見どころと言えます。

 外観デザイン的に「若い人向け」ですが、ニーズはありそうです。


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 【2019年発売】

 28・Beats by Dr. Dre Solo Pro
  ¥29,800 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

再生周波数帯域:
ドライバー:
コーデック: SBC AAC
連続再生時間:22時間
ノイズキャンセル:対応
重さ:260g

 Solo Proも、AppleがBeatsブランドで発売する製品です。

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 本体の重さは、267gです。

 写真にあるように、本機は、カップの小さいオンイヤー型ヘッドホンです。

 小型で持ち運びやすいため、収納性の上でメリット性があります。

 再生周波数帯域は、やはり、未開示です。

 音質は、口径が小さいため、オーバーイヤー型よりは、音域は狭いでしょう。

 ただ、このクラスでは、しっかり重低音が出ている製品です。

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 Bluetoothコーデックは、下位機種と同じで、SBC AACに対応します。

 通信安定性については、本機は、新型のAppleのH1チップを採用する点が見どころです。

 とくに、(iPhoneとの)通信安定性・音の遅延が減少に効果を発揮します。クラス1のBluetoothにも対応するため、この部分は評価値が高いと言えます。

 なお、このチップにより、同社の人工知能、Siriも利用可能です。

 連続再生可能時間は、22時間です。

 ノイズキャンセラを利用しない場合は、40時間です。ライトニング端子からの充電となります。

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 ノイズキャンセリング機能は、対応します。

 こちらは、ピュアアダプティブノイズキャンセリング(Pure ANC)であり、周囲の騒音の種類をAIが識別し、自動的にモード調整する高度な仕組みを持ちます。

 また、本機は、外部音取り込みモードを備えますので、歩行時など、ある程度周囲の音を感じた方が良い場合など、スイッチで切り替えられます。 

 利便性の面では、ハンズフリー電話に対応します。

---

 以上、Solo Pro の紹介でした。

 コンパクトなオンイヤー型で、ノイズキャンセラ搭載機ですから、Beatsでは、通勤通学時の利用には向く機首でしょう。

 H1プロセッサー採用機でもあり、安定した接続も可能です。現在的に、Beatsのヘッドホンに限っていえば、自宅以外で利用するならば、スペック的に最もおすすめできる製品です。


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 【2018年】

 29・Bang&Olufsen B&O Play BeoPlay H8i
  ¥45,682 Amazon.co.jp (2/12執筆時)

再生周波数帯域:20Hz-22kHz
ドライバー:40mmドーム型
コーデック: SBC AAC aptX
連続再生時間:30時間
ノイズキャンセル:対応
重さ:255g

  Play BeoPlay H8は、デンマークのバング&オルフセンの製品です。

 高級オーディオメーカーとして知られている会社ですね。

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 本体の重さは255gです

 高級機としては軽量です。折りたたみはできませんが、専用のポーチが付属します。

 再生周波数帯域は、20Hz-22Hzです。

 CD音質レベルまではそつなくこなしますが、ハイレゾは非対応です。

 また、インピーダンスは、33Ωと高めですので、スマホよりも音楽機器用でしょうか。

 ドライバーは、クラス平均の40mmを確保します。

 Bluetoothコーデックは、SBC AAC aptXに対応します。

 ハイレゾに対応しない機種なので、この3つがあれば十分でしょう。

 ノイズキャンセリング機能は、アクティブノイズキャンセルが搭載です。

 詳しい説明はないものの、1マイク式で、さほど高度ではないでしょう。

 連続再生時間は、30時間です。

 新機種となり、改善が見られました。

---

 以上、Play BeoPlay H8の紹介でした。

 高級機としてデザイン性はかなり高い機種です。

 音質は、低音を聞かせてバリバリ聴くタイプのヘッドホンではありませんが、余裕を持ってリスニングできる「大人」なモデルだと思います。

 対応コーデックも問題ないため、高級感のある機種を狙う場合、選択肢に入れても良いでしょう。


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 【2020年】

 【通常型番】

 30・AKG Y600NC WIRELESS
  ¥25,532 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

 【Amazon直販型番】

 31・AKG Y600NC WIRELESS
  ¥28,380 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

再生周波数帯域:10Hz-24kHz
ドライバー:50mm
コーデック:SBC AAC
連続再生時間:25時間
ノイズキャンセル:対応
重さ:333g

  Y500 WIRELESSは、オーストリアの音響機器メーカAKGの新型ヘッドホンです。

 落ち着いてリスニングしたい層などに人気の老舗ブランドです。

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 本体色は、ブラック(AKGY600NCBTBLK)のほか、ガンメタル(AKGY600NCBTGML)とベージュ(AKGY600NCBTBEG)の2色です。

 なお、Amazon直販型番として、ガンメタル(AKGY600NCBT-E)とベージュ(AKGY600NCBT-E )がありますが、性能は同じです。

 本体の重さは333gです。

 本機は、オーバーイヤー式ですので軽くはないです。

 再生周波数帯域は、10Hz-30Hzです。

 ドライバーは、43.6mmです。

 音質は、これらの数値が示すように、それなりに無理のない低音がでており、クラス双方の実力です。

 ただ、傾向としては、引き続き、聴き疲れしにくい中音域を重視する方向性でしょう。

 Bluetoothコーデックは、一方、SBC・AACのみの対応です。

 この部分は、あまり重視しないメーカーです。

 通信安定性の面では、Bluetooth5.0に対応します。

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 ノイズキャンセリング機能は、搭載です。

 カタログに詳しい説明はないですが、プレスリリースに「ハイブリッド方式ノイズキャンセリング」とあったので、内側と外側のWマイク式でしょう。

 性能は期待できます。

 外音取り込みモードも付属です。

 連続再生時間は、20時間です。

 なお、マイクは本機も搭載です。

---

 以上、Y600 WIRELESSの紹介でした。

 AKGもコアなファンが多いので、ノイキャン搭載機を待っていた人は多いかと思います。

 個人的にはこの傾向の音の製品は、もう少し上位のコーデックを搭載しても良い気がしますが、決して悪くない音質で、バランスは良いです。


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 【2020年】

 【通常型番】

 32・ Bowers & Wilkins B&W PX7
  ¥47,155 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

再生周波数帯域:10Hz-30kHz
ドライバー:43.6mm
コーデック:SBC AAC Apt-X HD
連続再生時間:30時間
ノイズキャンセル:対応
重さ:310g

  PX7 は、イギリスの音響機器メーカ Bowers & Wilkins のヘッドホンです。

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 本体色は、シルバー(PX7/S)とスペースグレイ(PX7/H)が用意されます。

 本体の重さは333gです。

 本機は、オーバーイヤー式ですので、これほどでしょう。

 再生周波数帯域は、10Hz-30Hzです。

 ドライバーは、43.6mmです。

 音質は、音域の広さが強調できます。

 低音は、 Bowers & Wilkinsは欧州圏の製品としては出る方で、この部分では、米国系に近い印象です。

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 Bluetoothコーデックは、一方、SBC・AA・Apt-X・Apt-X HDに対応します。

 したがって、コーデック的にはハイレゾに対応できる水準です。

 なお、ビットレートを可変させ遅延を遅らせるaptX Adaptiveにも対応しますが、普及は先でしょう。

 通信安定性の面では、Bluetooth5.0に対応します。

 ノイズキャンセリング機能は、搭載です。

 こちらも詳しい説明はないですが、4マイクとあるので、内側と外側のWマイク式だと思われます。

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 外音取り込みモードは未付属ですが、カップを上げると、音楽が自動的に停止するように、センサーが付いています。

 連続再生時間は、30時間です。

 なお、マイクは本機も搭載です。

---

 以上、 PX7 の紹介でした。

 このメーカーは、全体的に外観が格好良いので、個人的には好きです。一方、個性としては、豊かな低音域が強調できます。

 ただ、この傾向を得意とするメーカーは多いですし、価格も高いため、十分な比較は必要です。

ーーー

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 【2020年】

 【通常型番】

 33・ Bowers & Wilkins B&W PX5
  ¥34,000 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

再生周波数帯域:10Hz-30kHz
ドライバー:35mm
コーデック:SBC AAC Apt-X HD
連続再生時間:25時間
ノイズキャンセル:対応
重さ:241g

 なお、同ブランドからは、 PX5という下位機種が出ています。

 やや価格が安めで、軽量ですが、ドライバーの後継が35mmです。

  Bowers & Wilkinsは、低音域が気持ちよいメーカーですし、購入するならば上位機でしょう。


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 【2019年】

 34・ DENON AH-GC30 AHGC30BKEM
 35・ DENON AH-GC30 AHGC30WTEM
  ¥27,864 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

再生周波数帯域:5Hz-50kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC AAC aptX HD
連続再生時間:20時間
ノイズキャンセル:対応
重さ:287g

 AH-GC30は、日本の老舗の音響メーカーDENONのヘッドホンです。

 同社では、Bluetoothとハイレゾに本格対応した初の普及モデルとして、同社のコアファンに人気です。

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 本体の重さは287gす。

 軽量性を重視した造りではないです。

 逆に、ハンガーは鋳造したアルミダイキャストを採用するなど、音響的な配慮を優先している部分に、逆に好感が持てる機種です。

 試した限り、つけ心地も重量感を感じず、良いです。

 再生周波数帯域は、5Hz-50lHzというスペックです。

 高音域について、50kHzというスペックはヘッドホンタイプでは、余裕のあるスペックです。

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 ドライバーは、40mmです。

 ただ、デノンの単体スピーカーと同じ、カーボンファイバー・フリーエッジ・ドライバーです。

 見た感じもスピーカーユニットのようですが、実際、外周をロールエッジで支えるフリーエッジ構造で、振動の均一性に効果があります。

 一方、素材のカーボンファイバーは、剛性と軽量性を併せ持つ素材で、スピーカーに適していると言えます。ただ、処理が難しいようで、採用するメーカーはレアです。

 Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・apt-x HDに対応します。

 したがって、ハイレゾには、apt-x HDで対応させることとなります。

 通信安定性の面では、Bluetooth5.0に対応します。

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 ノイズキャンセリング機能は、DENONも搭載となります。

 「飛行機」・「シティ」・「オフィス」の3モードを搭載します。

 マイクの数は不明ですが、マイクを内部・外部に2つ配置したハイブリッド式(ダブル方式)です。

 SONYと比較すると、外音取り込み機能はありますが、状況に合わせてAIがモードを自動選択する機能などはありません

 面白い部分としては、ケーブルでの有線接続のほか、48 kHz / 16 bitのUSB-DAC機能を内蔵し、PCにUSB接続ができる点です。

 ただし、音質にこだわるものではないです。

 連続再生時間は、20時間です。 

---

 以上、DENONのAH-GC30の紹介でした。

 フリーエッジ・ドライバーを採用するなど、音の作りの部分でも面白い製品です。

 印象としては、従来のDENON製品に比べて、高音域の伸びに優れる製品に感じます。

 また、安定した中音域はさすがのDENONですが、低音は、安定感はあるものの、DENONらしい迫力は多少落ちる感じです。

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 結論的にいえば、従来のDENONファンを狙ったというより、新しい顧客層を狙った「新コンセプト」な機種と言えそうです。

 新機軸満載なので、新しい音を「発見」したいかたに、おすすめです。


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 【2019年】

 36・ パナソニック RP-HD610N
  ¥24,800 Amazon.co.jp (2/12執筆時)

再生周波数帯域:4Hz-40kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC AAC aptX HD LDAC
連続再生時間:24時間
ノイズキャンセル:対応
重さ:275g

 RP-HD610N は、日本の総合家電メーカーのPanasonicが販売する製品です。

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 ハイレゾ再生ノイズキャンセリング技術に対応する同社の上位機です。

 本体の重さは275gす。

 オーバーイヤー式ですし、軽量性を求めて買う製品ではないでしょう。

 再生周波数帯域は、4Hz-40lHzというスペックです。

 したがって、ハイレゾ再生に対応しています。

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 ドライバーは、40mmです。

 技術的には、超多層フィルム(MLF)の採用を強調します。

 ハイレゾの解像度に対応するための技術で、応答性についても効果が指摘されます。この価格帯の製品で、多少なりとも工夫があるのは好感が持てます。

 音質は、高音域を強調する仕様で、多少派手で、明るい音色です。

 ただ、全体としてはフラットで、再生周波数帯域が示すほどは、低音域はさほど強調されません。

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 Bluetoothコーデックは、SBC・AAC・apt-x HD LDACに対応します。

 ソニー系のLDACと、汎用系のapt-x HDで対応している機種は、割と希少なので、この部分は強調できます。

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 ノイズキャンセリング機能は、搭載です。

 キャンセルレベルは3段階で、内部と外部双方にマイクを配置する2マイク方式です。パナソニックの場合、

 一方、ソニーの「クイックアテンションモード」に相当する機能はありますが、外音取り込みモードはありません。

 連続再生時間は、24時間です。

 使い勝手の部分では、ハンズフリー通話のほか、Google アシスタントに対応します。

---

 以上、パナソニックのRP-HD610Nの紹介でした。

 2万円以内の「2マイク方式」のノイキャン・ハイレゾ対応機として、主に価格面でメリット性を感じます。

ーーーー

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 【2018年】

 【ノイズキャンセリングあり】

 38・ パナソニック RP-HD600N
  ¥16,927 Amazon.co.jp (2/12執筆時)

再生周波数帯域:4Hz-40kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC AAC aptX HD LDAC
連続再生時間:20時間
ノイズキャンセル:対応
重さ:268g

 なお、実質的に下位機種となる、旧機種のRP-HD600N がまだあります。

 ほぼ値段は同じですが、バッテリーが多少弱いほか、グーグルアシスタントと、パナソニック製のスマホアプリに非対応です。

 値段差を考えても選ぶ必要は無いでしょう。

今回の結論
ノイキャン対応ヘッドホンのオススメはこの機種!

 というわけで、今回は、各社のノイズキャンセリング対応ヘッドフォンを紹介してきました。

 最後にいつものように、Atlasのオススメ機種!について書いておきたいと思います。


 第1に、2万円前後の予算でノイズキャンセリングヘッドホンを選ぶ場合、最もおすすめな機種は、

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 【2019年】

 6・SONY WH-XB900N B
 7・SONY WH-XB900N L  
  ¥21,900 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

再生周波数帯域:3Hz-20kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC, AAC, aptX
連続再生時間:30時間
ノイズキャンセル:対応
重さ:254g

1・ノイキャン効果 ★★★★☆
2・音質の良さ   ★★★★★
3・重低音     ★★★★★
4・ハイレゾ再生  ★★★☆☆
5・ワイヤレス対応 ★★★★★
6・総合評価    ★★★★☆

 ソニーのWH-CH900Nでしょう。

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 ノイズキャンセリング技術は、ダブル方式ではないですが、状況に応じて3種類のモードが自動で選ばれるなど、利便性は高いです。

 価格を考えると、値頃感が最もある機種です。 

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 音質面では、低音域が強調される製品です。

 冒頭でも書きましたが、騒音下で利用することが前提のノイズキャンセリング機の場合、ある程度低音が充実した機種のほうが、実際の音質は良いです。

 その点でも、この機能は用途に、合っているでしょう。

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 Bluetoothコーデックは、SBCとAACのほか、CD並の音質が得られるaptXに対応です。

 スマホ利用者が多いと思いますが、iPhoneでは遅延の少ないAAC、Android系スマホやPCでは、CD音源のクオリティで電送できるaptX規格に対応する点で、この機種は問題ないでしょう。

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 装着性も、フィット感が高く、自然にフィットする「インワードアクシスストラクチャー」構造で、安定しています。重さも軽いため、出張にもよいでしょう。

 稼働時間も、35時間と十分です。


 第2に、ノイズキャンセリング技術が最も高いと言える、上位機としておすすめできるのは、

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 【2018年】

 12・SONY WH-1000XM3 B
 13・SONY WH-1000XM3 S
  ¥36,294 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

再生周波数帯域:4Hz-40kHz
ドライバー: 40mmドーム型
コーデック: SBC AAC aptX HD LDAC
連続再生時間:30時間
ノイズキャンセル:対応
重さ:255g

1・ノイキャン効果 ★★★★★★
2・音質の良さ   ★★★★★★
3・重低音     ★★★★★
4・ハイレゾ再生  
★★★★★
5・ワイヤレス対応 ★★★★★
6・総合評価    
★★★★★★

 ソニーのWH-1000XM3でしょう。

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 多少高いですが、ノイズキャンセリング技術については、専用のQN1プロセッサーを用意した上で、「2マイク方式」を採用します。

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 その上で、、装着時の個人差(髪型・メガネなど)を検知できるNCオプティマイザーを装備する点が高く評価できるでしょう。

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 一方、この部分までは、Beatsの上位機と同等です。

 その上で、ソニーは、アダプティブサウンドコントロールの精度が良く、状況に合わせて、レベルを可変してくれるため、利便性があります。

 「歩行」「静止」「着席時」などシーンの変化で自動で、キャンセル方式を変えるため、ソニーはこの部分の使い勝手が良いです。

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 音質面でも、ハイレゾ対応ですし、ドライバーのサイズも問題なく、工夫されたアルミニウムコートドライバーは面白みも感じます。

 コーデックも、十分な種類に対応しますし、値段以上の性能を期待できます。 


 第3に、比較的小音量で聞く方におすすめな、ノイキャン対応の上級機は、

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 【2019年】

 24・Bose Noise Cancelling Headphones 700
   ¥44,865 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

再生周波数帯域:
ドライバー:
コーデック: SBC
連続再生時間:20時間
ノイズキャンセル:対応
重さ:250g

1・ノイキャン効果 ★★★★★★
2・音質の良さ   ★★★★★★
3・重低音     ★★★★★★
4・ハイレゾ再生  ★★★☆☆
5・ワイヤレス対応 ★★★★☆
6・総合評価    ★★★★★★

 BOSEQuietComfort 35 wireless headphones2が良い選択肢です。

 ノイズキャンセリング技術の部分は、ソニーと同様に最高レベルです。

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 その上で、優れたイコライザー性能などで、小音量再生時でもしっかり低音を楽しめるので、ノイキャンで遮音しつつも、あまりボリュームを上げずに再生したい場合は、有利です。

 また、アメリカは、飛行機で移動する社会なので、航空機の雑音耐性には定評があります。

 この用途には、使い勝手の部分も含めて向くでしょう。そのほか、ハンズフリー通話の能力も高いです。

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 一方、コーデックが、SBC規格である点は、音質の部分は、同社の技術で完全にカバーできていますが、映像と音の遅延はどうにもなりません。

 そのため、映像も楽しむ方は、他社機が良いでしょう。


 第3に、予算を重視する場合おすすめといえる、ノイキャン入門機は、

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 【2017年】

 4・JVC ノイズキャンセリング HA-S88BN
   ¥8,445 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

再生周波数帯域:8Hz-25kHz
ドライバー: 40mm
コーデック: SBC
連続再生時間:27時間
ノイズキャンセル:対応
重さ:195g

1・ノイキャン効果 ★★★★☆
2・音質の良さ   ★★★★☆
3・重低音     ★★★★☆
4・ハイレゾ再生  ★☆☆☆☆
5・ワイヤレス対応 ★★★★☆
6・総合評価    ★★★★☆

  JVCケンウッドHA-S88BN でしょう。

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 この価格では珍しく、1マイク式ながら、ノイズキャンセラが採用されますので。

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 その上で、ワイヤレスである点と、40mmという上位機種同等の大きさのドライバーを採用している点も、評価できます。

 上位機とはがありますが、同価格帯の未搭載機と較べれば、騒音下の音質と、没入感は高めです。


 第4に、有線方式限定で、ノイズキャンセリング搭載機を選ぶならば、

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 2・DENON AH-GC25NCBKEM
 3・DENON AH-GC25NCWTEM
  ¥19,409 Amazon.co.jp (5/24執筆時)

再生周波数帯域:5Hz-50kHz
ドライバー: 40mm
連続再生時間:40時間
重さ:287g

1・ノイキャン効果 ★★★★★
2・音質の良さ   ★★★★★
3・重低音     ★★★★★
4・ハイレゾ再生  ★★★★★
5・ワイヤレス対応 ☆☆☆☆☆
6・総合評価    ★★★★★

 有線ケーブル方式で良い場合は、DENONのヘッドホンでしょう。

 201904240958.jpg 

 Bluetoothは搭載しませんが、ノイズキャンセリング技術は、内部と外部にマイクを持つ信頼性の高い、ハイブリッド式(ダブル方式)ですから高度です。

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 ドライバーでもカーボンファイバー・フリーエッジ・ドライバーを採用するなど、音響的な面白さがあります。

 音域的にも、ハイレゾ音源に対応できる水準です。

 こうした点で、有線のみのノイキャンヘッドホンでは、最も費用対効果が高いと言えます。

補足:イヤホン・ヘッドホン関連記事の紹介

 というわけで、今回は、ノイズキャンセリング対応ヘッドホンの紹介でした。

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 なお、このブログ「モノマニア」には、ヘッドホン・イヤホンについて、他に、以下のような比較記事があります。

1・Bluetoothヘッドホンの比較
2・Bluetoothイヤホンの比較
3・完全ワイヤレスイヤホンの比較
4・ハイレゾヘッドホンの比較
5・ハイレゾイヤホンの比較
6・ノイキャンヘッドホンの比較
7・ノイキャンイヤホンの比較
8・Beatsのヘッドホンの比較
9・ライトニング端子イヤホンの比較
10・ウェアラブルネックスピーカーの比較
11・おすすめヘッドホンの選び方 【結論】

 よろしければ、これらの記事をご覧ください。

 とくに、11番の記事は、全記事の「まとめ」として、どのようにイヤホンを選ぶべきか、スペック表の読み方などをまとめています。

 よろしければご覧ください。

 201809170924.jpg

アップルの iPod touchの比較
2・
ソニーのウォークマンの比較
3・ハイレゾ対応ポータブルアンプ

 また、このブログには、他にもオーディオ関係の記事がありますので、こちらもよろしくお願いします。

 最後になりましたが、記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 17:46 | オーディオ製品

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