2019年10月20日

比較2019'【全機種を解説】PFUのHHKB 26機の性能とおすすめ:Happy Hacking Keyboard:プログラマー向け

今回レビューする内容】2019年 PFUのハッピーハッキングキーボードの性能とおすすめ・選び方:日本語配列・英語配列対応プログラミング向けキーボード:機種の違いと性能ランキング

【比較する主な製品型番】PFU HHKB Lite2 PD-KB200W/U PD-KB200B/U PD-KB220W/U PD-KB220B/U Lite2 for mac PD-KB200W/U PD-KB200B/U Professional 2 PD-KB400W-B PD-KB400B-B PD-KB400WN-A Professional JP PD-KB420W PD-KB430B PD-KB420W-A PD-KB430B-A type-S PD-KB400WS PD-KB400WNS PD-KB420WS Professional BT PD-KB600W PD-KB600B PD-KB600WN PD-KB600BN PD-KB620W PD-KB620B

今回のお題
打ちやすいHHKBのおすすめモデルはどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年10月現在、最新のPFUHappy Hacking Keyboardを比較します。

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 HHKBは、このブログでは、もともと、この機種の上位のプロシリーズが東プレのキーを使っているので【東プレキーボードの比較記事】で、限定数紹介してきました。

 ただ、そちらの点数が増えて分かりにくくなったので、今回「HHKBの比較記事」として単独記事化しました。

ーー

1・キーの軽さ  ★★★☆☆
2・打鍵の正確さ ★★★☆☆
3・静音性    ★★★★★

4・総合評価   ★★★☆☆

 以下では、上表のようなポイントから、各機種を個別に紹介します。

 そして、最後に「結論」として、目的別・価格別にAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

 よろしくお願いします。

ーーー

1・東プレキーボード
2・マジェスタッチ2キーボード
3・Bluetooth無線キーボード
4・Mac配列のキーボード
5・プログラマー向けのHHKB
6・おすすめ高級キーボードの選び方【結論】

 なお、今回の記事は、このブログの高級キーボード比較シリーズの5回目記事として書きました。

3・HHKBスタンダードモデルの比較

 最初に、最もスタンダードなHHKBから紹介します。

 以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと感じる部分を青字で記していきます。


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 【2001年登場】

 【英語配列】

 1・PFU HHKB Lite2 PD-KB200W/U【白】
 2・PFU HHKB Lite2 PD-KB200B/U 【黒】
  ¥5,635 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

キー方式:メンブレン
キー配列:US 65キー
キー荷重:55g(重め)
スペース:広め
静音性:静か
接続:USB接続

1・キーの軽さ  ★★★☆☆
2・打鍵の正確さ ★★★☆☆
3・静音性    ★★★★★

4・総合評価   ★★★☆☆

 PFU HHKB LIte2は、2001年に発売された、現在では最も歴史のあるHappy Hacking Keyboardです。

 同社では、最も人気のある、プログラマー欧米圏の研究者向けの格安モデルです。

 201904171635.jpg

 キー配列は、【英語配列】(Unix)です。

 キーの数は、 単体のWindowsキーがない65キー配列です。

 Windowsキーは、dip設定で利用可能ですが、その場合は、Altキーを利用する複合キーです。

 スペースバーは、このため広いのが特長です。

 日本語切替は、一方で、変換」「無変換」「半角/全角キー」がないです。「Alt + `」「Shift + CapsLock」の複合キーで変更を行うことになります。

 Fキーは、独立してありません。

 左下の「Fnキー+数字」の同時押しが必要です。そのほか、Capsなども複合キーになります。

 矢印キーは、やや小型で、位置も特殊ですが、右下に付属します。

 201904151749.jpg

 キーの方式は、ただし、メンブレン式です。

 これは、キーごとに個別のスイッチが用意されず、全体を被う感圧式シートとの接触で打鍵を感知する方式です。

 1000円程度のキーボードでも採用される格安なキーボード方式です。

 打鍵感は芳しくなく、値段なりの性能です。

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 キーの重さは、押下圧55gです。

 これは、業界的に言って「相当重い」水準です。

 重いと、タイピング時の誤入力を防ぐ効果はありますが、特に狙ったものでもなさそうです。

 キーピッチ(キーとキーの間隔)19mm、キーストロークは、3.8mmです。

 この部分は、問題ないでしょう。

 201904171710.jpg

 インターフェースは、背面にUSB端子があります。

 ただし、設計が古いため、USB1.1です。

 以上、PFU HHKB LIte2の紹介でした。

 全てのモデルの「基準」となるため、最初に紹介しました。

 ただ、上位機とは、キーが異なり、タイピング時の快適度に「かなり差」があるのはたしかで、全く別の機種とも言えます。


 201904171533.jpg

 【日本語配列】【かな刻印なし】

 3・PFU HHKB Lite2 PD-KB220W/U【白】
 4・PFU HHKB Lite2 PD-KB220B/U 【黒】
  ¥5,940 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

キー方式:メンブレン
キー配列:JIS 68キー
キー荷重:55g(重め)
スペース:狭め
静音性:静か
接続:USB接続

1・キーの軽さ  ★★★☆☆
2・打鍵の正確さ ★★★☆☆
3・静音性    ★★★★★

4・総合評価   ★★★☆☆

 PD-KB220W/Uは、上で紹介したモデルと同じ主のキーを利用した【日本語配列】のキーボードです。

 【日本語配列】は、省スペースのキーボードを探している一般向けにも人気です。

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 キーの数は、 Windowsキーがない68キー配列です。

 スペースバーは、【英語配列】と比較すると、狭くて打ちにくいです。

 これは、日本語特有のショートカットが、下段に詰め込まれるためです。

 201904171702.jpg

 日本語切替は、「変換」「無変換」はありますが、「半角/全角キー」は、親指ポジションです。

 Fキー矢印キーは、英語配列モデルと同じ場所です。

 201904151749.jpg

 キーの方式は、こちらも、メンブレン式です。

 キーの重さは、押下圧55gです。

 キーピッチ(キーとキーの間隔)19mm、キーストロークは、3.8mmです。

 これらの部分では、【日本語配列】と同じです。

 以上、PD-KB220の紹介でした。

 結論的にいえば、英語配列モデルに輪をかけて「特異」な配列です。

 なお、HHKBは「中毒性」があるとよく言われます。これは、特殊な配列で「抜け出せなくなる」部分があります。逆説的ですが、それだけ「使いやすい」とも言えます。


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 【英語Mac配列】

 5・PFU HHKB Lite2 for mac PD-KB200W/U 【白】
 6・PFU HHKB Lite2 for mac PD-KB200B/U 【黒】
  ¥5,635 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

キー方式:メンブレン
キー配列:US 65キー(Mac配列)
キー荷重:55g(重め)
スペース:広め
静音性:静か
接続:USB接続

 【日本語Mac配列】【かな刻印なし】

 7・PFU HHKB Lite2 for mac PD-KB220W/U 【白】
 8・PFU HHKB Lite2 for mac PD-KB220B/U  【黒】  
  ¥5,940 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

キー方式:メンブレン
キー配列:JIS 68キー(Mac配列)
キー荷重:55g(重め)
スペース:狭め
静音性:静か
接続:USB接続

1・キーの軽さ  ★★★☆☆
2・打鍵の正確さ ★★★☆☆
3・静音性    ★★★★★

4・総合評価   ★★★☆☆

 HHKB Lite2 for macは、PFU HHKB LIte2 【英語Mac配列】【日本語Mac配列】にしたものです。

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 【英語Mac配列】は、65キー配列で、キー配置についても、PFU HHKB LIte2の通常のキー刻印をMac用の刻印に変えた程度です。

 Macの場合、英語キーボードなら、あまり不自由なく、Windows用が使えるため、実際のところ存在価値はやや薄めな製品です。

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 【日本語Mac配列】は、一方で、意味が大きな製品です。

 なぜなら、Macの場合、Windows版のキーボードだと、日本語変換に便利な「英数」「かな」の2キーが反応しないからです。

 その点で言えば、「Mac」で、日本語キーボードを利用したい方は、この製品が向きます。

 201904151749.jpg

 キーの方式は、メンブレン式です。

 キーの重さは、押下圧55gです。

 キーピッチ(キーとキーの間隔)19mm、キーストロークは、3.8mmです。

 これらの部分では、やはりほかのキーボードと同じです。USB1.1ポートも付きます。

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 なお、Mac版の場合、「HHKB Lite2専用 Mac用ドライバ」がキーカスタマイズに対応するため、(dipを使わず)ソフト的に柔軟なキー入替が可能です。

 OS対応は、Mac OS v8.6〜OSX v10.14までと幅広いです。

 以上、HHKB Lite2 for macの紹介でした。

 なお、Mac専用モデルは、全機種を通してこれだけです。

 ただ、これから紹介していくHHKB Professional 2も、DipスイッチでMacモードに切り替え可能な点は、留意事項でしょう。

 (メンブレン式ではない)「打ちやすいHHKB」が欲しい場合は、Macの場合も、次から紹介する上位機をおすすめします。

4・HHKBプロ用モデルの比較

 続いて、良質なスイッチを利用した、プロフェッショナルモデルを紹介します。 


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 【英語配列】【Amazon限定】

 9・HHKB Professional 2 PD-KB400W-B 【白】
 10・HHKB Professional 2 PD-KB400B-B 【黒】  
  ¥25,300 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

 【英語配列】【全刻印なし】

 11・HHKB Professional 2 PD-KB400WN【白】
 12・
HHKB Professional 2 PD-KB400BN【黒】  
  ¥35,638 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

 【英語配列】【全刻印なし】【Amazon限定】

 13・HHKB Professional 2 PD-KB400WN-A【白】
  ¥29,800 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

キー方式:静電容量無接点方式
キー配列:US 60キー(Unix)
キー荷重:45g(普通)
スペース:広め
静音性:普通
接続:USB接続

1・キーの軽さ  ★★★★☆
2・打鍵の正確さ ★★★★★
3・静音性    ★★★★☆

4・総合評価   ★★★★★

 HHKB Professional 2は、Happy Hacking Keyboardの上位機です。

 一般的に「打ちやすさ」でHHKBを評価する場合、スイッチの品質の良いこの機種以降となります。


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 なお、【Amazon限定】とあるのは、専用のHHKBキープラー(キーを引き抜く工具)が付属する特別版です。

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 PFU カラーキートップセットPD-KB400KT01
  ¥1,980 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

別売のキートップへの換装のほか、本格的な「分解掃除」に利用します。

 201904171831.jpg

 キー配列は、【英語配列】(Unix)です。

 キーの数は、 単体のWindowsキーがない60キー配列です。

 加えて、プロ版は、上図の様に、左下の、上下左右の方向キーもないです。

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 そのため、上下左右移動は、Fnキーをおしながら記号キーをおす「複合キー」となります。

 プログラム用には、優先度がさほど高くないという判断でしょう。

 スペースバーは、広いです。

 日本語切替は、

 Fキーは、独立してありません。

 右下の「Fnキー+数字」の同時押しが必要です。そのほか、Capsなども複合キーになります。

  201904171907.jpg

 なお、【日本語Mac配列】には、この機種もDipスイッチの変更と、キートップの変更で対応できます。

 

MacOS用のキーを専用工具で取り付けた上、本体の後ろDipスイッチを「Macモード」に設定することで対応可能です。


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 一方、【全刻印なし】と註を売ったモデルについては、キー配置は同じですが、刻印を全て無くしています。

 めったに使わない記号の配置まで記憶している「超上級者用」ですが、交換が面倒な「上級Macユーザ−」には、むしろこれでしょうか。・

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 キーの方式は、ただし、メンブレン式ではなく、1つのキーにメカスイッチが1つずつある、メカニカル式です。

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 しかも、東プレの高級キーボードでも利用される、静電容量無接点方式のスイッチを、東プレから仕入れて利用しています。

 現在ある無数のキー方式の「最上級の技術」で、「多少不正確な角度の打鍵でも心地よくキーを返す」点で、メンブレン式はもちろん、(一般的な)メカニカル式を凌いでいます。

 このキーを外部調達して利用するのが、「HHKBのキモ」であり、人気の秘密です。 

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 キーの重さは、押下圧45gです。

 東プレキーは、もっと軽い押上圧もあるのですが、あえて「やや重め」にしています。

 これは、プログラミングには誤入力防止が欠かせないからでしょう。

 キーピッチ(キーとキーの間隔)19mm、キーストローク(押し下げられる距離)は、4mmです。

 キーストロークは、Lite2より多少長めです。

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 インターフェースは、背面にUSB端子があります。

 こちらは、USB2.0になります。

 そのほか、後ろの爪で、高さが2段階で調整できたり、キーの印刷を消えにくい昇華印刷にしたり、細かい部分で、下位機種にはない特長があります。

 以上、HHKB Professional 2の紹介でした。

 Windows/Mac兼用で利用できる、静電容量無接点方式のスイッチの上級機です。

 本職のプログラマーで、打鍵感を重視したい場合は、最強の選択肢でしょう。


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 【2008年発売開始】

 【日本語配列】【かな刻印なし】

 14・HHKB Professional JP PD-KB420W【白】
 15・HHKB Professional JP PD-KB430B 【黒】
  
  ¥24,520 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

 【日本語配列】【かな刻印なし】【Amazon限定】

 16・HHKB Professional JP PD-KB420W-A【白】
 17・HHKB Professional JP PD-KB430B-A【黒】
  
  ¥24,520 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

キー方式:静電容量無接点方式
キー配列:JIS 69キー
キー荷重:45g(普通)
スペース:狭め
静音性:普通
接続:USB接続

1・キーの軽さ  ★★★★☆
2・打鍵の正確さ ★★★★★
3・静音性    ★★★★☆

4・総合評価   ★★★★★

 HHKB Professional JPは、HHKB Professional2【日本語配列】とした亜種です。

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 キー配列は、【日本語配列】です。

 キーの数は、相当数のショートカットキーがある69キー配列です。

 矢印キーは、英語用と異なって、左下にしっかり上下左右の方向キーがあります。

 スペースバーは、しかし、それに割を食い、相当小さくなります。

 また、矢印キー自体も「相当特殊な配置」なので、「相当特殊」というか、ほかのキーボードが使いにくくなる「中毒性」はあるでしょう。

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 日本語切替は、独立したキースイッチがありますが、半角全角キーは、左下の特殊な場所にあります。

 Fキーは、独立してありません。

 201806021617.jpg

 キーの方式は、静電容量無接点方式のスイッチです。

 キーの重さは、押下圧45gです。

 キーピッチ(キーとキーの間隔)19mm、キーストローク(押し下げられる距離)は、4mmです。

 したがって、キー配置以外の特性は、、HHKB Professional 2と変わりません。

 以上、HHKB Professional JPの紹介でした。

 HHKBの日本語版は「相当ニッチな製品」ですが、例えば、プログラムとWebデザインを同時に行う方には需要があるのかもしれません。

 ただ、相当にボタン配置が特殊なので、複数の環境でブラインドタッチをする方などは、違和感は生じるでしょう。とはいえ、器用な方ならば、問題ないでしょう。 


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 【2012年登場】

 【英語配列】

 18・HHKB type-S PD-KB400WS   
  ¥30,250 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

キー方式:静電容量無接点方式
キー配列:US 60キー(Unix)
キー荷重:45g(普通)
スペース:広め
静音性:静か
接続:USB接続

 201904171546.jpg

 【英語配列】【全刻印なし】

 19・HHKB type-S PD-KB400WNS
  ¥30,250 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

キー方式:静電容量無接点方式
キー配列:US 60キー(Unix)
キー荷重:45g(普通)
スペース:広め
静音性:静か
接続:USB接続

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 【日本語配列】【かな刻印なし】

 20・HHKB type-S PD-KB420WS
  ¥30,250 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

キー方式:静電容量無接点方式
キー配列:JIS 69キー
キー荷重:45g(普通)
スペース:狭め
静音性:静か
接続:USB接続

1・キーの軽さ  ★★★★☆
2・打鍵の正確さ ★★★★★
3・静音性    ★★★★☆

4・総合評価   ★★★★★

 HHKB type-Sは、2012年に登場した、HHKB Professional 2の「特殊モデル」です。

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 2012年頃、東プレが静電容量無接点方式のスイッチの「唯一の弱点」と言われた「メカニカル式特有のカタカタ入力音」を静音化した新スイッチを開発しました。

 そのスイッチを採用したHHKBがこのHHKB type-Sで、30%の静音性の向上、という触れ込みです。

 したがって、【英語配列】【日本語配列】ともにキー配置は、1つ上と同等です。

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 キーの方式は、同じく、静電容量無接点方式のスイッチです。

 キーの重さは、押下圧45gです。

 キーピッチ(キーとキーの間隔)19mmです。

 したがって、キー特性は同じですが、キーストローク(押し下げられる距離)だけ、3.8mmと浅くなっています。

 一方、 Type-Sの「S」の時は、SILENT(静粛性)とともに、高速タイピング性(Sppedy)を意識して着けられています。

 これは、製造メーカーの東プレが意識して作ったと言うより、キーストロークが減少した副次的な効果でしょうが、タイピング速度は、原理(少し高速)になります。

 一方、打ち味は、「普通の静電容量無接点方式のスイッチとは異なる」ので、ベテランユーザーは、この静音スイッチを苦手とする場合も多いです。

 以上、HHKB type-Sの紹介でした。

 基本的には、どうしても、普通のHHKB Professional 2静音性の観点で利用できない方が使うものだと思います。

 高速タイピング性については、さほど大きな違いを感じます。

 むしろそれを追求するならば、【東プレの高級キーボードの比較記事】で書いたような、「より軽いキー」や「APC(ストローク調整)」を組み込むなど、もう一工夫欲しかったような気がします。

5・HHKBのBTモデルの比較

 最後に、Happy Hacking KeyboardのBT(Bluetooth)対応モデルを紹介します。


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 【2016年】

 【英語配列】【BT無線対応】

 21・HHKB Professional BT PD-KB600W  【白】
 22・HHKB Professional BT PD-KB600B  【黒】  
  ¥30,250 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

キー方式:静電容量無接点方式
キー配列:US 60キー(Unix)
キー荷重:45g(普通)
スペース:広め
静音性:静か
接続:Bluetooth無線

 201904171552.jpg

 【英語配列】【全刻印なし】【BT無線対応】

 23・HHKB Professional BT PD-KB600WN【白】
 24・HHKB Professional BT PD-KB600BN【黒】
  
  ¥30,250 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

キー方式:静電容量無接点方式
キー配列:US 60キー(Unix)
キー荷重:45g(普通)
スペース:広め
静音性:静か
接続:Bluetooth無線

 201904171553.jpg

 【日本語配列】【かな刻印なし】【BT無線対応】

 25・HHKB Professional BT PD-KB620W【白】
 26・HHKB Professional BT PD-KB620B【黒】
  
  ¥30,250 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

キー方式:静電容量無接点方式
キー配列:JIS 69キー
キー荷重:45g(普通)
スペース:狭め
静音性:静か
接続:Bluetooth無線

1・キーの軽さ  ★★★★☆
2・打鍵の正確さ ★★★★★
3・静音性    ★★★★☆

4・総合評価   ★★★★★

 HHKB Professional BTは、2016年に登場した、最も新しいHHKBになります。

 キー配列は、【英語配列】が、60キー配列で、【日本語配列】が、69キー配列ですから、通常のUSB接続のHHKB Professional2と同じです。

 201904171931.jpg  

 相違点は、単3乾電池2本を利用するBT無線方式を採用する点と、接続状態を占めるLEDのインジゲーターが加わった部分です。

 一方、Bluetoothのバージョンが、現在からすると、Bluetooth Ver3.0 Class2数世代前です。

 低電力な、BluetoothLE技術に対応しないため、電池は3ヶ月で交換です。

 また、接続安定性を高めたBluetooth Ver4.1より前なので、電波干渉に必ずしも強くはありません。

 【Bluetoothキーボードの比較記事】で取りあげた、対応最新機には及ばないでしょう。

 それ以外の部分は、通常品と同等です。

---

 以上、HHKB Professional BTの紹介でした。

 Bluetooth化は便利ですが、電子レンジをはじめとする干渉問題や、(干渉による)入力遅延・断線の問題があります。

 その点で言えば、「プロフェッショナル」の名を冠するには、やや問題があるでしょう。Bluetoothは先の技術があるため、いずれにしても、更新が待たれると言えます。

今回の結論
打ちやすいHHKBのおすすめモデルは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、HHKBの紹介でした。

 最後に、いつものように、予算別・目的別に「Atlasのオススメ機種!」を提案しておきます。


 第1に、HHKBの「打ち味の良さ」を最大限味わえるプログラム向きの製品は、

 201904171541.jpg

 【英語配列】【Amazon限定】

 9・HHKB Professional 2 PD-KB400W-B 【白】
 10・HHKB Professional 2 PD-KB400B-B 【黒】  
  ¥25,300 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

 【英語配列】【全刻印なし】

 11・HHKB Professional 2 PD-KB400WN【白】
 12・
HHKB Professional 2 PD-KB400BN【黒】  
  ¥35,638 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

 【英語配列】【全刻印なし】【Amazon限定】

 13・HHKB Professional 2 PD-KB400WN-A【白】
  ¥29,800 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

キー方式:静電容量無接点方式
キー配列:US 60キー(Unix)
キー荷重:45g(普通)
スペース:広め
静音性:普通
接続:USB接続

1・キーの軽さ  ★★★★☆
2・打鍵の正確さ ★★★★★
3・静音性    ★★★★☆

4・総合評価   ★★★★★

 HHKB Professional 2でしょう。

 201806021617.jpg

 打鍵感を重視するならば、静電容量無接点方式のスイッチの採用が「マスト」です。

 その意味では、Type-Sや、Professional BTがありますが、前者は「打ち味がやや物足りない点」、後者は「回線の安定性」の部分でネックがあります。

 そうなると、選択肢としては、HHKB Professional 2ということになります。

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 ただし、このキス湯の場合、上下左右の移動を「複合キー」で行うので、(なんだかんだで)矢印を多く使う方は、向かないでしょう。

 201904171542.jpg

 【2008年発売開始】

 【日本語配列】【かな刻印なし】

 14・HHKB Professional JP PD-KB420W【白】
 15・HHKB Professional JP PD-KB430B 【黒】
  
  ¥24,520 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

 【日本語配列】【かな刻印なし】【Amazon限定】

 16・HHKB Professional JP PD-KB420W-A【白】
 17・HHKB Professional JP PD-KB430B-A【黒】
  
  ¥24,520 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

キー方式:静電容量無接点方式
キー配列:JIS 69キー
キー荷重:45g(普通)
スペース:狭め
静音性:普通
接続:USB接続

1・キーの軽さ  ★★★★☆
2・打鍵の正確さ ★★★★★
3・静音性    ★★★★☆

4・総合評価   ★★★★★

 その場合は、【日本語配列】HHKB Professional JPが選択肢となります。

 201904171902.jpg

 ただし、その場合も矢印キー配置が特殊なほか、あくまで【日本語配列】とはなるため、完全に「おすすめ」とは言えないのが、辛い部分ではあります。

 いずれにしても、妥協が必要です。


 第2に、比較的安価なHHKBとしてオススメできるのは、

 201907201754.jpg

 【2001年登場】

 【英語配列】

 1・PFU HHKB Lite2 PD-KB200W/U【白】
 2・PFU HHKB Lite2 PD-KB200B/U 【黒】
  ¥5,635 Amazon.co.jp (10/20執筆時)

キー方式:メンブレン
キー配列:US 65キー
キー荷重:55g(重め)
スペース:広め
静音性:静か
接続:USB接続

1・キーの軽さ  ★★★☆☆
2・打鍵の正確さ ★★★☆☆
3・静音性    ★★★★★

4・総合評価   ★★★☆☆

 PFU HHKB LIte2でしょう。

 プログラマー向けの省スペースのキーボードとしては、安価ですから。

 メンブレン式である点は、相当割り引いて評価せざるを得ません。

 ただ、5000円前後で手に入るキーボードで、しっかりとした、押し味とストロークがある点では、入門用として、ある程度まで評価できます。

  201904161103.jpg

 ただ、【マジェスタッチ2の英語配列モデルの比較記事】で書いたように、メンブレンより良く、静電容量無接点方式には及ばないグレードの「メカニカル式」でも1万円弱出せば買えます。

 予算があれば、そちらを狙うのも良いでしょう。

補足:このブログの関連記事の紹介

 というわけで、今日は東プレの英語配列キーボードの紹介でした。

 最後に、このブログの関連記事の紹介でを紹介しておきます。

 201806021509.jpg

1・東プレキーボード
2・マジェスタッチ2キーボード
3・Bluetooth無線キーボード
4・Mac配列のキーボード
5・プログラマー向けのHHKB
6・おすすめ高級キーボードの選び方【結論】

 このブログには、キーボードを比較した記事が6本あります。

 HHKBは、「超格安機」と「超高級器」しかないため、その中間を埋める機種を紹介しています。

 例えば、1番・2番あたりのキーボードの記事では、打ち味の良い省スペース型のキーボードも多く紹介しています。 

 そのほか、一般的なオススメ機種の選び方について、6番の記事でまとめています。

 よろしければ、そちらもご覧ください。

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 ではでは。

posted by Atlas at 18:03 | PC周辺機器
          

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