1回目からの続きです→こちら
2-1・パナソニックのシーリングライト(続き)

2回目記事のトップバッターは、パナソニックの8畳用シーリングライトの上位機です。
一般的な照明は1回目記事ですでにみました。
こちらでは、「スピーカー付」の製品を中心とする同社の上位機を見ていきます。
1・8畳用シーリングライトの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
2・8畳用シーリングライトの比較 (2)
2-1:パナソニック (上位機)
2-2:ホタルクス
3・8畳用シーリングライトの比較 (3)
3-1:アイリスオーヤマ
3-2:ドウシシャ
4・8畳用シーリングライトの比較 (4)
4-1:東芝
4-2:ODELIC
5・8畳用シーリングライトの比較 (5)
5-1:Aladdin X
5-2:他の企業
6・シーリングライトまとめ
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)で書いた「選び方の基本」に沿いながら説明していきます。
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なお、以下では、Atlasがオススメできるポイントは赤系の文字色で、イマイチと思う部分は青字で記していきます。

【2020年5月】
【8畳】HH-CF0802A同等品
20・パナソニック HH-CF0806A
¥64,350 Amazon.co.jp (9/5執筆時)
(工務店ルート)TV送信機なし
20・パナソニック SNCX38300
¥90,480 楽天市場 (9/5執筆時)
明るさ:4299ルーメン(36.5W )
サイズ:W55×D71.2×H9.9cm
調光:調光100%〜約5%
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
HH-XCF0807Aは「The Soundシリーズ」に属するパナソニック製品です。
照明自体の形は上で見たHH-CF0896Aと同じですが、名前通り、「音楽を聴ける」という特徴を持ちます。
なお、SNCX38300は、工務店ルートの製品です。
後述するTV送信機が付属していません。価格も高めなため、一般家庭向けには通常モデルのほうが適しています。
本機は、いわゆる「IOT家電」です。
Bluetoothを内蔵しており、スマホ(iPhone/Android)から照明操作が可能です。そのため初期設定にはスマホが必須となります。
また、無線トラブルやペアリング変更が必要な場合は電源を切る必要があります。
そのため、壁コンセントがない部屋では操作が難しく、ブレーカーを落とす必要が生じる点には注意が必要です。壁コンセントのない環境では実用性が低いでしょう。

明るさは、8畳用で4299ルーメンです。
照らしわけを含めての照明のスペックは、1つ上で説明したAIR PANEL LEDシリーズと同じです。そちらをご覧ください。
スピーカー構成は、3×9cmのフルレンジユニットを2基搭載するステレオです。
総合出力は10Wです。独立したバスレフポートを備え、低音を強化しています。
このブログには、【Bluetoothスピーカーの比較記事】もありますが、構成的には、大体1万円以下のグレードです。
高音質を期待する製品ではありませんが、天井からの「振り下ろしサウンド」はBGM用途には十分で、日常的に楽しむ分には実用的といえるでしょう。

Bluetoothのコーデックは、SBC と Apt-X LL に対応しています。
低遅延のApt-X LLを利用できるため、テレビ視聴時も音声と映像のズレ(口パクずれ)が少ないのが特長です。

ただし、Bluetoothは原理的に音声と映像に遅延が生じやすいため、本機には、低遅延のApt-X LLに対応するワイヤレス送信機(HK8900)が最初から付属しています。
一方、スマホ音楽からテレビ音声に切り替えるなどペアリングを変更する場合は、一度壁スイッチをオフにする必要があり、やや手間がかかります。
リモコンは、Bluetoothではなく赤外線式です。
タイマーなど、同社のスタンダード機以上の機能は普通に扱えます。
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以上、「The Soundシリーズ」のHH-XCF0807Aの紹介でした。
スピーカーとしてはオーディオやテレビ用のメイン機材として「聴き入る」グレードではありません。
ただし、寝る前のひとときやキッチンで作業しながらテレビ音声を聞く、あるいはBGMを流すといった用途には十分な音質で、有用な製品といえるでしょう。
テレビ用途としては制約もありますが、ライトとスピーカーの一体型という特性にニーズがあるのは確かです。
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【8畳】
【2020年発売】HH-CF0800A同等品
21・パナソニック HH-CF0804A
¥59,400 Amazon.co.jp (9/5執筆時)
明るさ:3800ルーメン(34.8W)
最大時:4560ルーメン(42.8W)
サイズ:直径73.5cm×高さ9cm
調光:調光100%〜約5%
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
なお、同じ「The Soundシリーズ」ですが、オーソドックスな丸形形状のモデルもあります。
明るさは、3800ルーメンです。
畳数当たりの最大光量には届きません。
文字くっきり光と1.2倍までの明るさアップにも対応です。
配光の広がりという点では、最大光量を達成できる製品に比べ差が出るでしょう。

一方、本機はパナソニックでは薄型設計となっており、高さは9cmとかなり薄いです。天井が低いマンションなどでは設置性のメリットがあります。

音質面では、本機も総合10W+バスレフ仕様です。ただし、バスレフポートが独立構造ではないため、角形モデルよりは音質面でやや劣ると考えられます。
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結論的にいえば、特に照明として考えた場合、スピーカー搭載に向くのは角形のほうと言えそうです。間接照明的な面白い使い方もできますし、選ぶならばそちらかと思います。

【2022年発売】
【8畳】
22・パナソニック HH-XCH0809A
¥80,190 Amazon.co.jp (9/5執筆時)
明るさ:4299ルーメン(36.7W)
サイズ:W55×D71.2×H9.9cm
調光:調光100%〜約5%
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
HH-XCF0805Aは「ライフコンディショニングシリーズ」に属するパナソニック製品です。

外観は、ここまでみた角形の2機と同じです。
本機は「高度なIoT家電」であり、説明がやや複雑になります。
純粋にシンプルな照明器具を求める方は、この部分は読み飛ばしても構いません。

本機は、1つ上でみたThe Soundシリーズと同じで、Bluetoothを内蔵する製品です。
コーデックは、SBC・AACという組み合わせです。
AACはiPhoneで対応できるコーデックなので、iPhoneでの音楽再生においては、「The Soundシリーズ」やや有利といえます。

テレビからの音声送信は、Bluetooth経由で行い、専用の送信機(トランスミッター)が標準付属します。
The Soundシリーズと異なり、本機は、壁コンセントのオン/オフに頼らず、送信機のスイッチでBluetoothペアリングを切り替え可能です。
スマホ音楽からテレビ音声への切替は容易です。

テレビ利用は、重視されており、スポーツ中継や映画でサラウンド感を強める「スタジアムモード」も搭載されています。
一方、注意点もあります。
本機はApt-X LLに対応していないため、映像と音声のズレがThe Soundシリーズより大きくなる可能性があります。また、EDR非対応のBluetooth 5を採用したため、データレートがやや低下している印象もあります。
独自の低遅延処理を行っている可能性もありますが、特に、ゲーム用にも使う場合は、あまり向かないと言えます。
ネットワークは、Wi-Fiも装備です。
テレビ音声伝送に利用するのかと思われましたが、実際には送信機との通信はBluetoothのみを使用します。
Wi-Fiは以下のような用途に活用されます。

第1に、スマホでの照明操作です。
専用アプリ「あかリモ+」(iOS/Android対応)を利用すれば、スマホを照明リモコンとして使えます。
また、パナソニックが提供するクラウドサーバーを通じて外出先から点灯/消灯の操作や照明状況の確認も可能です。帰宅確認や防犯用途として便利です。

第2に、照明の音声操作です。
本機自体にマイクや音声AI(Google Assistant・Amazon Alexa・Apple Siri)は搭載されていません。

そのため、他社製のスピーカーは必要(Google or Amazon対応)なりますが、導入すれば、点灯・消灯や調光・調色といった音声操作が可能です。
例えば、Amazon Alexaの場合、以上の操作ができます。
ただし、本体にAIを内蔵していればより便利だったと言えるでしょう。なお、対応機機は【スマートスピーカーの比較記事】で取りあげましたので、ご覧ください。

第3に、音声プッシュ通知です。
パナソニックの「CLUB Panasonic」アプリを利用し、ゴミ出しや薬の時間など、登録したリマインダーを照明から音声で通知してくれます。

また、同社のIoT対応家電(洗濯機、レンジ、エアコン、ロボット掃除機、空気清浄機、加湿器など)と連携し、各機器の情報を知らせてくれます。

さらに、天気予報(ウェザーリポート社)や宅配便(ヤマト運輸)の配送情報を音声で伝える機能も備えています。
ただし他社の音声スピーカー(Amazon・Android)の管理する情報は流せません。

壁スイッチ操作は、Wi-Fi搭載機の場合、制約もあります。
Wi-Fiは常時通電を必要とするため、壁スイッチをOFFにするとWi-Fi機能は利用できません。さらに、壁スイッチの早押しによるモード切替も使えません。
そのため、壁スイッチ主体で使う方には不向きです。ただしリモコンやスマホ、スマートスピーカーで操作した方が快適であり、次世代的な使い方といえるでしょう。
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結論的にいえば、本機は「IoT家電のハブ」として非常に高度に作り込まれています。
BGM用途としての音楽再生も便利です。テレビ用としては遅延が残る可能性がありますが、この価格帯を選ぶユーザーであればテレビ自体のスピーカー環境も良いケースが多く、必要に応じて併用すれば大きな問題にはならないでしょう。

明るさは、8畳用で4299ルーメンです。
調光・調色・演色性の値や照らしわけなどの部分は、上で紹介した機種と同じです。
説明はそちらをご覧ください。

ただし、本機には独自の機能として「癒やし系モード」が搭載されています。
BGMと連動させつつ、瞑想に適した光の揺らぎを演出する「マインドフルネスモード」や、ろうそくの炎を模した「ゆらぎモード」が用意されています。
照明としてはユニークなアプローチで、リラックス空間づくりに向いています。

タイマーも、基本は下位機種と同じです。
ただ、スピーカーが付属し、Wi-Fi経由でお知らせ設定ができるので、BGMや通知と組み合わせて生活スタイルに合わせた細かいプログラムを組むことができます。
曜日認識機能を備え、休日専用の設定を作れる点も実用的です。
スピーカーの音質は、The Soundシリーズと同じく、総合10W+バスレフ構成です。
質も同等で、高音質志向ではないもののBGM用途であれば十分満足できるレベルです。
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以上、「ライフコンディショニングシリーズ」のHH-XCH0809Aの紹介でした。
この製品は「照明」というよりも「IoT家電のハブ」としての性格が強いといえます。テレビのメインスピーカーとしては遅延の懸念がありますが、家事をしながらニュースや音楽番組の音声を流すなど「ながら用途」には非常に実用的です。
また、天気予報や各種情報を取得できる点も魅力です。
こうした部分で、高度に自宅をIoT化したい方に向く製品であり、発想そのものに「スゴいものを出した」という印象を受けました。
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なお、ライフコンディショニングシリーズには、別形状の製品があります。
順番にみておきます。

【8畳】(Wi-Fi+Bluetoothあり)
【2022年発売】
(通常型番)
23・パナソニック HH-XCH0808A
¥75,240 Amazon.co.jp (9/5執筆時)
(住設・工務店向け型番)送信機なし
23・パナソニック SNCX31300
¥84,500 楽天市場 (9/5執筆時)
明るさ:3800ルーメン(36.8W)
最大時:4560ルーメン(44.8W)
サイズ:直径73.5cm×高さ9cm
調光:調光100%〜約5%
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
第1に、 HH-XCH0808Aです。
ライフコンディショニングシリーズの丸形モデルです。
ネットワーク機能は、Wi-FiとBluetoothとも、角形モデルと同じ仕様です。
明るさは、The Soundシリーズの丸形と同じ3800ルーメンです。
この畳数の最大光束には届きません。スピーカーを配置する都合で制約があったと言えます。
「文字くっきり光」や1.2倍の明るさアップ機能には対応しますが、光の広がりという点では角形モデルに及ばないでしょう。
スピーカーも、下位機種と同じ総合10W+バスレフ構成ですが、ポートの配置の関係で角形モデルよりは不利と見られます。
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結論的にいえば、やはり、スピーカー搭載型としては、やはり角形モデルのほうが照明性能・音質の両面で相性が良いといえるでしょう。
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【8畳】
【2023年発売】(Wi-Fi)
24・パナソニック HH-XCK0860A
¥29,700 Amazon.co.jp (9/5執筆時)
明るさ:4299ルーメン(27.7W)
最大時:5158ルーメン(35.6W)
サイズ:直径60cm×高さ9cm
調光:100%〜約5%
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
第2に、HH-XCK0860Aです。
丸形形状のライフコンディショニングシリーズ下位モデルにあたります。
こちらだけ、スピーカーを省略しており、「お知らせ機能」には対応しません。
つまり、スマートスピーカーとの連携や、生活リズムタイマーといった基本機能は利用可能ですが、音声通知やBGM再生といった部分は非対応です。
マインドフルネスモード自体は搭載されていますが、スピーカーがないため音源はスマホなどでの自主再生に依存します。実際にはあまり使われないでしょう。

形状は、普通の丸形シーリングです。
ただ、同社のWi-Fi非搭載スタンダード機と比べると省エネ性が若干向上しており、厚みも9cmと薄型です。天井の低い住宅では設置しやすいという利点があります。

なお、パナソニックの薄型9cmタイプの場合、下位機種とLEDの配置が異なります。
導光プリズム(図の3)で反射させ拡散させる仕組みがとられます。
これは一世代前のスタンダード機で使われていた仕組みで、Wi-Fiユニット搭載や消費電力低減のために再び採用されたと考えられます。
薄型では中間色でわずかに色ムラを感じる場合もありますが、実用上は気にならないレベルです。
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結論的にいえば、本HH-XCK0860Aは「天井が低い家庭」に向くスリムな製品として魅力があります。導入自体は問題なくおすすめできますが、シリーズ共通の「壁スイッチ操作のクセ」には注意が必要です。
メーカーの狙いとしては、スマホやスマートスピーカーでの操作に価値を感じる層をターゲットにしています。
ただし、この部分は、【スマート家電リモコンの比較】で紹介したサードパーティ製のスマートリモコンでも代替可能です。たしかに、外出先から正確な点灯状況を確認できる点は差別化要素ですが、シーリングライトという特性上、大きな利点とは言いにくいでしょう。
2-1・HotaluxのLEDシーリングライト

つづいて、ホタルクス(NEC)の8畳用のシーリングライトです。
2019年から社名を「ホタルクス(HotaluX)」に変更しました。
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また、以下では、Atlasがオススメできるポイントは赤系の文字色で、イマイチと思う部分は青字で記していきます。

【2025年8月発売】
【8畳・枠なし】
25・ホタルクス HotaluX HLDC08401SG
¥9,759 楽天市場 (9/5執筆時)
明るさ:4299ルーメン(28.5W)
サイズ:直径46.2cm×高さ16.1cm
【8畳・枠付き】デュアルクローム
25・ ホタルクス HotaluX HLDC08402SG
¥10,121 楽天市場 (9/5執筆時)
明るさ:4299ルーメン(28.5W)
サイズ:直径47.4cm×高さ13.5cm
調光:5段階
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
こちらは、ホタルクスのLEDシーリングライトのスタンダード機です。
枠なしのプレーンと、枠付きのデュアルクロームの展開です。
サイズは、枠付きで、直径47.4cmです。
先述のように、安めの機種は平均値(60cm)より小さく、配光が限られます。
また、枠なしのほうは、天井からの高さ16.1cmとかなり出っ張る点が注意点です。

明るさは、4299ルーメンです。
業界基準の最大値であり、明るいです。
本機は、丸形蛍光灯と似た配置です。このままだと、中心部の光が多少弱いのですが、 その場部分は「マルチ拡散カバー」が採用し、対策をなしています(マルチアングルシステムV)。

調光(明るさ調整)は、5段階での連続調光が可能です。
常夜灯は7段階で調光できま
調色(色の調整)も対応です。
なお、NECは昼白色(5000K)際に最も明るい(全灯)になるように調整しています。パナソニックは昼光色を「全灯」で最も明るくしているので異なります。
どちらが良いとは一概に言えませんし、ここをあまり気にしすぎないでください。あえて言えば、職場の天井照明は(長時間疲れなくするため)普通は昼白色です。
ただし、いわゆる、読書向けの「よみかき光」(昼光色)を出す場合、最大光量は落ちることになります。もっとも、昼白色は、長時間でも疲れにい部分ではメリットで、職場などのの天井照明は、(長時間疲れなくするため)普通は昼白色です。
演色性の値は、Ra83です。
先述のように、太陽をRa100とする数値ですが、この値が業界の現在的な平均値です。
ある程度、目にも優しいと言えます。
同社はパナソニック同様に、色温度によらずRa値は同じです。

一方、同社のスタンダード機以上は、本機を含めてホタルック機能が付属です。
急な停電時や消灯後のしばらくの間、蓄電してある電力を使って数分間青系のほのかな明かりを点灯し続ける機能です。蛍光灯時代からの同社の「顔」だった機能のLED版と言えます。
また、2025年発売モデルからは、「安らぎモード」(残光)として、より長時間(30分)付けておくモードができました。
山形大学の検証で、20代の男女大学生(10名)による調査(心拍変化とアンケートによる主観評価)とのことです。責任主体(研究室名)は非開示で、第三者検証なのかも不明瞭です。
ブルーグリーン系の光にそのような効果はありそうですが、それ専用に光源を新しく調整したものではないだろう点は指摘しておきます。

タイマーは、30分・60分のおやすみタイマーほか、かんたん留守タイマーがつきます。

ホタルクスの場合、他社の格安機同様、リモコン(本体)が時計認識をしないため、単純に、留守中に点灯消灯をする「防犯対策」としてのものです。
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以上、NECのシーリングライトのスタンダード機の紹介でした。
全体として無難な構成ですが、しっかり調色できますし、大きな欠点はないです。ただ、価格面では、より有利な機種が他にもあるでしょう。
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なお、同社は、本機の下位グレードにあたる機種や、ネット中心の特定店限定で売られている、同じく小径のシーリングライトが他にもあります。
順番にみておきます。

【8畳】
(調光のみ)24年モデル
26・ホタルクス HotaluX HLDZ08259
¥4,980 Amazon.co.jp (9/5執筆時)
26・ホタルクス HotaluX HLDZ08258
¥4,999 楽天市場 (9/5執筆時)
26・ホタルクス HotaluX HLDZ08252
¥7,750 楽天市場 (9/5執筆時)
サイズ:直径43.4cm×高さ12.8cm
調色:昼光色(6500K)
(調光のみ)26年モデル
26・ホタルクス HotaluX HLDZ08269A
¥6,980 Amazon.co.jp (9/5執筆時)
サイズ:直径46.4cm×高さ13.45cm
調色:昼光色(6500K)
(調色可)24年モデル
26・ホタルクス HotaluX HLDC08258
¥6,556 Amazon.co.jp (9/5執筆時)
26・ホタルクス HotaluX HLDC08252
¥8,600 楽天市場 (9/5執筆時)
サイズ:直径44.5cm×高さ12.8cm
調色:昼光色〜電球色
(調色可)24年モデル
26・ホタルクス HotaluX HLDC08259A
¥(4,740) Amazon.co.jp (9/5執筆時)
サイズ:直径43.4cm×高さ12.8cm
調色:昼光色〜電球色
明るさ:3800ルーメン(31W/32W)
調光:連続調光
演色性の値:Ra83
第1に、HLDZ0825などです。
いずれも、NECはネット中心の特定店限定で売られているモデルです。
しかし、8畳用の最大光量に届かない、ルーメン値3800lmの廉価版です。
安めのモデルは調色も非対応です。
注意しましょう。
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【2022年10月発売】
【8畳・調光調色あり】
27・ホタルクス HLDC08201LSG
¥13,455 Amazon.co.jp (9/5執筆時)
【8畳・調光のみ】
27・ ホタルクス HLDC08201BSG
¥14,424 Amazon.co.jp (9/5執筆時)
明るさ:4299ルーメン(34W)
サイズ:直径46.2.4cm×高さ16.1cm
調光:連続調光
調色:昼光色〜電球色(上位機)
演色性の値:Ra82
第2に、HLDC08201LSGなどです。
こちらは、Amazon限定で売られるモデルで「ゆらぎシーリング(CANDLE ceiling)」という名前です。
直径や最大光量は他機と同じです。
ただ、明かりが揺らぐ、ムード点灯ができるのがワンポイントになります。
先述の「ホタルック」用のLEDを活かして、青系の点灯ができるのは面白いです。
一方、HLDC08201BSGは、電球色の表現ができない調光のみなので、ゆらぎも、青系と白系になります。
なお、この機能性をリモコンに付与するために、消灯タイマーは未付属になります(留守番タイマーのみ)。
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結論的にいえば、東芝がマルチカラーのシーリングライトをやめたので、青系のムード調色が利用できるのは、面白いように思います。
ただ、直径が46.2mmと小さい部分で言えば、8畳用ながら、寝室など小部屋向きの製品である点が注意点です。
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【2025年8月発売】
【8畳・枠なし】
28・ホタルクス HLDZ08403SG
¥8,214 楽天市場 (9/5執筆時)
(旧機種)35W
28・ ホタルクス HotaluX HLDZ08303SG
¥8,517 楽天市場 (9/5執筆時)
サイズ:直径46.2cm×高さ14.3cm
【8畳・枠付き】デュアルクローム
28・ホタルクス HLDZ08402SG
¥9,313 楽天市場 (9/5執筆時)
(旧機種)35W
28・ ホタルクス HotaluX HLDZ08302SG
¥9,700 楽天市場 (9/5執筆時)
サイズ:直径47.4cm×高さ13.5cm
明るさ:4299ルーメン(28.5W)
調光:連続調光
調色:昼光色のみ
演色性の値:Ra83
第3に、HLDZ08403SG です。
こちらは、冒頭でみた2025年機の下位機に当たります。
調色は、本機は昼光色のみです。
先述のように、昼白色にこだわりがある企業ですが、昼白色ではなく、昼光色の単色としてます。

演色値は、本機もRa 83です。
ただ、最大光量(よみかき光)が昼光色なので、「よみかき光」は、こちらのみ対応とさされます。 同社のシーリングライトタイプだと、Ra85を「よみかき光」と呼んでいますが、こちらはシーリングライトなので、演色値はRa 83です。
銀河鉄道 HLDZ08423SG
お城物語 HLDZ08424SG
その分もあってか、柄付きの子供向けも販売されます。
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結論的にいえば、昼光色で最大光量を出せる機種は、他社でもそこまで珍しくないので、そちらとの値段差を見るべきでしょう。
ただ、省エネほか、先述の「ホタルック(安らぎモード)」という個性はあるため、特に防災面でその部分を評価するならば、選択肢にできるでしょう。
ただ、調色はできた方が実際は便利です。

【2018年発売】【8畳】
29・ホタルクス HotaluX HLDCKB0899SG
¥31,240 楽天市場 (9/5執筆時)
明るさ:4299ルーメン(30.5W)
サイズ:直径66.6cm×高さ14cm
調光:連続調光
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra85
HLDCKB0899SGは、ホタルクスの最上位ラインとなる「GRAND QUALITY」シリーズの製品です。

明るさは、4299ルーメンです。
この畳数表記で許される最大の明るさです。

NEC時代の上位機は、配光の傾向として中心部が暗いという弱点がありました。
ただ、本機は、ワイドアングルシステムという新しいLED配置で、明るさのムラについては、完全に解決された世代のものです。
また、消費電力30.5Wなので、この部分も1割ほど安いです。
調光(明るさ調整)は、こちらも無段階での連続調光が可能です。
その上で、本機は、電球色点灯時も大光量を保証している点が、この機種の「売り」です。

例えば、パナソニックのスタンダード機の場合、全灯(100%)に対して、昼光色で約90%、昼白色で約70%、電球色だと50%程の最大照度となります。

一方、本機の場合、全灯(100%)に対して、昼光色・昼白色で最大100%、電球色でも80%程の最大照度となります(Wの大光量)。
他社は、電球色の最大光量を考慮に入れた機種はなく、この機種の大きな見所です。
電球色で明るくてもさほど大きな意味はないでしょうが、オフィス照明に多い昼白色で照度を高くできるのは、それなりに意味性があると言えます。
常夜灯は7段階で調光できます。

調色(色の調整)は、5段階で選択可能です。
さらに、こちらは、「快適あかりモード」の搭載し、時間に合わせて自動的に「昼光色」「昼白色」「光量」を調整する機能も付きます。

一方、「よみかき光」という表現があります。
しかし、これは、シンプルに、昼光色(6500K)に、最大の演色性の値を出せるという意味のようです。パナソニックのように、独自の色温度(6200K)にしたり、(昔の)日立のように、LEDの色の工夫があるわけではないです。

常夜灯は、本機も、「ホタルック」です。

加えて、地震の際に自動的に全灯する、「感震センサ」が付属です。

タイマーは、本機は、時計認識ができるため、時刻ベースの設定ができる部分は、下位機種との違いです。
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以上、ホタルクスの「GRAND QUALITY」の紹介でした。
本機は、電球色の光量が強いので、普段この色を利用する場合には良いでしょう。
その上で、他社の上位機と比較する場合、感震センサーの搭載が見所です。ホタルック機能を含め、災害対策という意味では、NECは優秀で、選ぶべき意味があると言えます。
快適あかりモードも、面白い機能です。
しかし、ユーザーによるプログラミングの変更が利かない点と、光量について、部屋の外光を感知できる「明るさセンサー」を搭載しないため、使い勝手の部分で改良の余地はあります。
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【2022年発売】
【8畳】(枠なし)
30・ホタルクス HotaluX HLDC08311SG
¥13,800 楽天市場 (9/5執筆時)
【8畳】(枠あり)
30・ホタルクス HotaluX HLDC08321SG
¥15,119 楽天市場 (9/5執筆時)
明るさ:4299ルーメン(34W)
サイズ:直径52.4cm×高さ15.1cm
調光:連続調光
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
※HLDC08311SG のスペック
なお、本機は、「快適あかりシーリング(スタンダードモデル)」もあります。
ただ、全色で最大光量にならない機種です。また、演色性の値も上位機と差があります。
感震センサもなく、ワイドアングルシステムも不採用で、中心光量の問題もあるため、選択肢にしにくい機種です。

【2026年発売】
【8畳用】(家電量販店向け)
31・ ホタルクス HotaluX AURA HLDC08A445KSG
¥24,999 楽天市場 (9/5執筆時)
明るさ:3700ルーメン(29.5W)
サイズ:直径49cm×高さ16cm
調光:10段階
調色:昼光色〜電球色
演色性の値:Ra83
HLDC08A445KSG も、ホタルクスが販売するシーリングライトです。
住設ルート向けの型番として、内装色が異なるSLDC08A845KSGも用意されますが、執筆時点では在庫は見られませんでした。

形状は、本体と天井面の間にスペースを設け、上方へ光を広げる構造です。
外形寸法は直径49cm×高さ16cmで、間接照明付きとしては設置高を抑えています。似た構造のスマート照明としては、エジソンスマートの12畳用デュアルシーリングライト(DBC-RF50BKBK)もあります。
一方、ホタルクスの特徴は、主照明とは別に天井方向へ光を出す間接照明です。
間接照明は、ブルーグリーン(MARINE色)、中間色(SUNLIGHT色)、暖色系(CANDLE色)の範囲で11段階に調色もできます。
明るさも10段階で調整でき、主照明のみ、間接照明のみ、主照明+間接照明の3パターンで使えます。ゆらぎ機能は「自然のゆらぎ」と「呼吸のゆらぎ」の2種類で、先述の3系統の色で動作させられます。

このうち、ホタルクスが特に訴求するのがブルーグリーン系の光です。同社は、山形大学での実証実験により、「安らぎ効果」が確認されたと説明しています。ただし、実験は20代の男女大学生10名を対象とした小規模なもので、公開されている情報も、心拍変動の変化と主観評価にとどまります。もっとも「眠気を感じる」とした回答が80%という点は、実験規模相応のリアルな数字には見えます。
低照度のブルーグリーン光が、心理的に落ち着く方向に働くこと自体はあり得るでしょう。ただ、ただ、睡眠状態を検証したデータは示されていません。そのため、睡眠科学的に「入眠に効く」とまでは見なしにくく、就寝前の補助光程度に考えるのが妥当です。
一方、後ほど見るオーデリックは、主照明で青系のAZURE(アズール)色を出せる機種を展開しています。サーカディアン照明の考え方に沿って、目覚めや生体リズムをサポートする方向性です。
実証性の強弱は別として、同じ青系の光でも、本機は低照度の就寝前の低照度の補助光、オーデリックは起床時の主照明として訴求している点は、比較上の注目点です。

操作面では、リモコンに3つのシーンボタンがあるので、好みの明るさや光色を登録しておけば、簡単に呼び出せます。
明るさは、3700ルーメンです。
8畳用の標準値を少し下回り、控えめです。
なお、最大光束になるのは、本機も昼白色時の際です。
演色性の値も、Ra83です。
調光(明るさ調整)は、100%〜10%までの範囲で、10段階です。
調色(色の調整)は、主照明も11段階です。
ホタルック機能も備えます。

リモコンは、時計機能付きです。
おやすみ、おめざめ、おまかせ留守などに対応します。
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以上、ホタルクスのHLDC08A445KSGの紹介でした。
間接照明部分は、ブルーグリーン系の光をどの程度評価できるかがポイントになる製品です。安らぎの演出としては面白い一方、睡眠効果を強く期待して選ぶほどデータは揃っていない印象です。
一方、8畳用の主照明としては明るさが控えめです。このシリーズを選ぶにしても、8畳前後の部屋ならば、12畳用モデルを選んだ方が余裕があります。
次回に続く!
LEDシーリングライトのおすすめは、結論的にこれ!!
というわけで、今回は、LEDシーリングライトの比較の2回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

2・8畳用シーリングライトの比較 (2)
2-1:パナソニック (上位機)
2-2:ホタルクス
3・8畳用シーリングライトの比較 (3)
3-1:アイリスオーヤマ
3-2:ドウシシャ
4・8畳用シーリングライトの比較 (4)
4-1:東芝
4-2:ODELIC
5・8畳用シーリングライトの比較 (5)
5-1:Aladdin X
5-2:他の企業
6・シーリングライトまとめ
5-1:最終的なおすすめの提案【結論】
次回の3回目記事(こちら )では、アイリスオーヤマなど各社の8畳用のシーリングライトを引き続き紹介します。
明るさ ★★★★★
演色性の良さ ★★★★★
調光と調色 ★★★★★
目の疲れにくさ ★★★★★
照明のデザイン ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回記事となる結論編【こちら】では、今回紹介する全ての畳数の製品から、「Atlasのおすすめ機種!」を、価格別・目的別・部屋サイズ別に提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
3回目記事は→こちら
