2017年03月23日

比較2017' 最新の小型スピーカー22製品の音質とおすすめ(1):ブックシェルフ型小型ステレオスピーカー

今回紹介する製品:2017年 小型ブックシェルフスピーカー最新22機種の音質とおすすめ・選び方:ヤマハ NS-BP200 BP NS-BP182 BP NS-BP401 NS-B330 MB NS-B500(B) パイオニア S-LM2B-LR S-CN301-LR 【ペア】 ONKYO D-55EX(D) D-112EXT(D) 【ペア】 DENON SC-M40-CW SONY SS-CS5 SS-HW1 SS-HA1 FOSTEX GR160 ケンウッド Kseries LS-K901 DALI ZENSOR PICO ZENSOR1 IZENSOR3 タンノイ MERCURY 7.1 ケンブリッジオーディオ SX-50 Wharfedale DIAMOND 220 人気機種の機種の違いとランキング

今回のお題
小型で快適な音が出るスピーカーのおすすめはどの機種?

 ども!Atlasです。

 今回は、オーディオ製品の比較で、小型スピーカー(ブックシェルフ型)の比較します。

 単品のプリメインアンプなどに合わせるのに最適な、ペアで1万円から5万円前後までのおすすめ製品を22製品ほど比較します。なお、これ以上の高級スピーカーについては、次回の別記事で書きたいと思っています。

 いつものように、各製品を紹介した後で、最後にAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

スピーカーの選び方

 はじめに、イマイチ分かりにくい、スピーカーのランクや選び方について、Atlasの意見を解説しておきます。

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 さて、スピーカーは、小型製品に限定しても、1万円台の格安機種から、100万円オーバーの高級機種まであります。

 「定説」では、「出力の部分なのでオーディオで最もお金を掛けるべき部分」といわれます。Atlasも若い頃、予算的に「アンプの2倍がおすすめ」という説を聴き、(長いこと)この基準を信じてきました。

 ただ、時を経て考えると、とりわけ、35cm以内の小型ブックシェルフ型スピーカーについて言えば、「必要以上の予算を無理して掛ける必要がない」と結論づけています。

 高級スピーカーの音質の違いは、完全にいわば「魔術の話」であり、科学的・客観的な評価不可能です。他者の評価は、完全に個人の好みに左右される話として聴くべきものです。例えるならば、「お寿司が好きか、天ぷらが好きか」という感じでしょう。本体の値段にこだわるより、配置やスピーカー台を工夫するなどしたほうが、よほど生産的です。

 ただし、各社とも、部材費の関係で3万円前後・5万円前後で「スピーカー音質の分かれ目」といえるものはあります。その点で言えば、掛けるべき予算は、15万円以下のアンプならば、ペアで5万円前後、10万円以下のアンプならば、ペアで3万円が妥当でしょう。

 なお、同じ価格帯の製品間での優劣は、最近の製品については、あまりありません。たしかに、設計の際のレファレンスに使う音楽が違う以上、「メーカーごとの音の傾向」・「向いた音源」というのはあります。

 しかし、スピーカーは、他社製の色々なアンプで鳴らされることを前提に作っているので、「ミニコンポ」などにくらべて、音質が偏った特長のある製品というのは、とくに入門機では「稀」です。インピーダンス(4Ω・6Ω)などをアンプの指示に合わせて選べば、たいがいの製品は、どのジャンルでも良い音を得られます。

 なお、他の家電製品に比べて、スピーカーはどの価格帯でも、低評価のユーザーレビューが少ない傾向にあります。これは、評価基準が個人差のある「耳」なので、購入した製品に対する納得感を得たい(後悔をしたくない!)ための錯覚(「プラシーボ効果」)が生じやすいからです。言うまでもなく、価格が高い製品ほどそれは強まります。

 ちなみに、スピーカーを使い込むことによる「エイジング効果」についても、生理学的な「耳馴れ」と「プラシーボ」の要素は排除できない気がしています。


 ・・・と、スピーカーについては、思うところが多い「家電」なので、色々書きました。

 とりあえず、言いたかったのは、「あんまり予算を掛けなくても、いい音が楽しめるよ!」ということです。価格的に上を見たらキリがない家電ですが、低予算でも十分面白いシステムは組めます!

 今回の記事では、オーディオ記事やレビューに多くある「詩的な・主観的な表現」はなるべく控えながら、試聴の成果をふまえつつも、主にスペック面から客観的な比較を心がけたいと思います。もちろん、「スピーカーはスペックだけでは評価できない」という意見を否定するものではありません。これはこれで「事実」ですので。

ペア1万円前後のスピーカー

 では、早速比較をはじめましょう。最初に紹介するのは1万円台の「お値打ち」スピーカーです。格安なので、2スピーカーのステレオ用のほか、5.1chなどのホームシアター用にも人気のある機種です。

 
1・ヤマハ NS-BP200(BP) 【ペア】
 ¥8,030 Amazon.co.jp (3/23執筆時)


 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:55Hz〜28kHz
 許容入力:40W
 最大入力:
110W  バナナプラグ:対応
 サイズ:幅154×高さ274H×奥行287mm

 NS-BP200は、ヤマハの小型スピーカーです。同社のフラッグシップ製品は、クラシックなどの再生に向く傾向があるといわれますが、こちらについては、低音もそれなりに響き、バランス感がある汎用スピーカーです。

 本体のサイズは、幅154×高さ274H×奥行287mmです。高さがややありますが、典型的なブックシェルフ型のサイズですね。また、幅もさほどないのでデスクトップにおいても使えるでしょう。

 インピーダンスは、です。アンプやミニコンポの本体は、6Ωを推奨している場合が多いですし、この点ではどのシステムにも合いそうなモデルです。

 スピーカーは、中・低音域を担当する12cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3cmソフトドーム型ツィーターのコンビからなる、典型的な2ウェイバスレフ型のユニットです。やや大きめのウーファーを採用し、低音を響くようにしたのは、シアターシステムに対応できるようにしたためでしょうか。価格的にもステレオのピュアオーディオ系の作りではないですね。

 パワーは、許容入力が40Wまでと、さほどパワフルではないです。あまり大きな音で楽しむシステムではないと思います。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が55Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が28kHzです。低音域はそれなりに出ますが、高音域については、高音質なハイレゾ音源に対応できない水準です。このあたりは、ヤマハの上位機種との明らかな違いです。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、NS-BP200の紹介でした。1万円以下のスピーカーとしては、バランス良く性能が期待できます。ただ、ステレオ用のオーディオ


 

2・パイオニア S-LM2B-LR 【ペア】
 ¥9,052 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:50Hz〜40kHz
 許容入力:
 最大入力:100W
 バナナプラグ:対応
 サイズ:幅119×高さ179H×奥行162mm

 S-LM2B-LR は、パイオニアの小型スピーカーです。独特の曲線フォルムはパイオニアのスピーカーの伝統で、形状から分かるように、広がるような音を出すため、リスニングポイントが比較的柔軟という特長があります。サラウンド感はでますので、シアターシステム向けに良い機種でしょう。

 本体のサイズは、幅119×高さ179H×奥行162mmです。デスクサイドにも無理なく置けそうなサイズです。

 インピーダンスは、こちらもです。どのシステムにも合いそうなモデルです。

 スピーカーは、中・低音域を担当する7.7cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2cmソフトドーム型ツィーターのコンビかです。こちらも、典型的な2ウェイバスレフ型のユニットです。ヤマハと比べると本体が小さいため、ウーファーが小さいです。低音の充実度はイマイチです。ただ、サブウーファーを使うことが前提となるホームシアター用としては、これで十分でしょう。

 パワーは、許容入力の指示はありませんが、最大入力100Wであることから考えると、ヤマハよりもパワフルではないです。ただ、繰り返しますが、ホームシアター用と考えれば、妥当です。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が50Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzです。小型としては、音域が広い設計で、性能的には、高音域が40kHzを超えるため、ギリギリですが高音質なハイレゾ音源の再生に対応するといえるスピーカーです。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、パイオニアのS-LM2B-LRの紹介でした。小型でデスクトップ用として良さそうな製品です。ただ、音質や構造から言えば、やはり、ホームシアター用として利用すべき機種で、設計思想からもステレオオーディオ用としてはイマイチかもしれません。


3・パイオニア S-HM82-LR 【ペア】
 ¥10,800 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 インピーダンス:4Ω
 再生周波数帯域:55Hz〜40kHz
 許容入力:
 最大入力:100W
 バナナプラグ:対応
 サイズ:幅156×高さ266H×奥行258mm

 S-HM82-LR も、パイオニアのスピーカーです。こちらは、コンポなどのステレオスピーカー用に開発された機種ですね。

 本体のサイズは、幅156×高さ266H×奥行258mmです。この程度あると、大きなウーファーと余裕のあるバスレフ構造が採用できるので、音源再生に余裕が出てきます。

 インピーダンスは、です。一般的なスピーカーの6Ωより低い値ですが、推奨6Ωのアンプ・ミニコンポでも利用は可能です。ただ、ボリュームを過度に上げないように注意する必要はあるので、やはりシステムに合ったものを選ぶとよいでしょう。

 スピーカーは、中・低音域を担当する12cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmソフトドーム型ツィーターのコンビかです。こちらも、2ウェイバスレフ型のユニットです。ウーファーはヤマハとほぼ同様のサイズですが、こちらはコーンが強度のあるグラスファイバー製です。強度の高いコーンは、音圧が強く、映画やバンド演奏などの再生が得意な傾向があります。その点では、格安機種ととはいえ一定の思想のある機種です。

 パワーは、許容入力の明示はありませんが、最大入力100Wです。4Ωのスピーカーとして十分な出力でしょう。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が55Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzです。高音域はこちらもギリギリですが高音質なハイレゾ音源の再生に対応するといえるスピーカーです。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、パイオニアのS-HM82-LR の紹介でした。4Ωに対応できるアンプで、音質の良いものを探しているならば、候補にしても良さそうな品質です。音質的には、低音・高音域ともそれなりに出るため、音源を選ばずに使えそうです。


 

4・ヤマハ NS-BP182(BP) 【ペア】
 ¥11,642 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 インピーダンス:6Ω 
 再生周波数帯域:60Hz〜40kHz
 許容入力:40W
 最大入力:110W
 バナナプラグ:対応
 サイズ:幅154×高さ273H×奥行230mm

 NS-BP182は、ヤマハのスピーカーです。こちらも、2.0chのステレオシステムに開発された機種です。

 本体のサイズは、幅154×高さ273H×奥行230mmです。ブックシェルフ型としては標準的なサイズですね。

 インピーダンスは、です。入門用に最も多いのが6Ωですが、これならば大抵のアンプに無理なくつなげられるので、初心者向きです。

 スピーカーは、中・低音域を担当する12cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3cmソフトドーム型ツィーターのコンビからなる2ウェイバスレフ型のユニットです。サイズ面では、他社製品とほとんど同じですが、こちらは上の写真のように、ホワイトコーンウーファーを採用します。こちらは、A-PMDという、雲母の高分子ポリマー製です。「ペーパーコーンと樹脂製コーンの特長を併せ持つ」とされる製品で、多くのヤマハ製品に採用されるものです。中音域に暖かみがある「ヤマハのナチュラルサウンド」の要となる技術ですね。クラシックなどの再生には伝統的に「強い」と言われる素材です。

 パワーは、許容入力が40W・最大入力が110Wと、小型スピーカーとして標準的です。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が60Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzです。高音域は、ギリギリですが高音質なハイレゾ音源の再生に対応する基準ですが、音量を-30dBと絞れば、100kHzまで対応とされます。こちらは他社にはみられない表記法ですね。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、ヤマハのNS-BP182の紹介でした。パイオニア製品に比べると、中音・高音域に強みのある機種です。バランスの良い機種ですが、クラシックやジャズなどには特に向くでしょう。


 

5・ONKYO D-55EX(D) 【ペア】
 ¥11,481 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:60Hz〜100kHz
 許容入力:
 最大入力:80W
 バナナプラグ:対応
 サイズ:幅148×高さ264H×奥行256mm

 D-55EX(D)は、ONKYOのスピーカーです。同社はコンポでも有名ですが、比較的低価格で品質の良いステレオ用スピーカーを出しています。オーディオマニアには高い評価がされないこともありますが、国産の分、イギリス製などの海外メーカーよりも割安で、品質の良いスピーカーを得れます。ただ、ONKYOも設計・チューニングなどは英国でもやっているようですが。

 本体のサイズは、幅148×高さ264H×奥行256mmです。こちらもブックシェルフ型としては標準的なサイズです。

 インピーダンスは、で、初心者向きです。

 スピーカーは、中・低音域を担当する10cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3cmのリング型ツィーターのコンビからなる2ウェイバスレフ型のユニットです。こちらも白いコーンですが、N-OMFというオンキヨー独自のハイブリット繊維になります。不織布とアラミド繊維を合成したユニットですが、いわゆる「ペーパーコーン」の特性に近いと思います。また、リング式トゥイーターの採用も珍しいですが、こちらは、高音域の鮮明さに好影響します。こうした点で、ヤマハ同様の「ナチュラル系」ではありますが、低音がまったり、高音はクリアに聞こえるので、一般的に女性ヴォーカル曲などに向いています。

 パワーは、最大入力が80Wと、標準よりも少し低い程度です。大きなボリュームでも余裕を持って楽しむというより、「夜間でも綺麗に聴ける系」のスピーカーです。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が60Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が100kHzです。このメーカーは、低音域の迫力は、伝統的にあまり重視しておらず、逆に高音域の再現性にトコトンこだわっています。音源的にもハイレゾに力を入れているメーカーであり、その特長が出ています。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、ONKYOのD-55EXの紹介でした。ヴォーカル中心に聴くならば、低価格機では一番聴きやすいと思います。バランスも良いので、アンプを通してTVの外部スピーカーとして使う場合にも良い選択肢でしょう。


 

6・DENON SC-M40-CW 【ペア】
 ¥12,348 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:45Hz〜40kHz
 許容入力:60W
 最大入力:120W
 バナナプラグ:
 サイズ:幅145×高さ238H×奥行234mm

 SC-M40は、日本の老舗の音響メーカーであるDENONのスピーカーです。

 本体のサイズは、幅145×高さ238H×奥行234mmと標準的で、インピーダンスで、初心者向きですね。

 スピーカーは、中・低音域を担当する12cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのソフトドーム型ツィーターのコンビからなる2ウェイバスレフ型のユニットです。コーンは、一般的な「ペーパーコーン」です。素材的な面であまり工夫が見られない機種ですが、安定感がある素材です。ただ、最近の解像度の高い音は多少ぼやけて聞こえる傾向があり、どちらかと言えばアナログ音源に向く仕様だと言われます。

 パワーは、許容入力が60W、最大入力が120Wとかなり力強いです。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が45Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzです。さきほど、パワーがある機種と書きましたが、再生周波数帯域でみても、低音はかなり優秀です。高音部もそれなりに優秀ですが、低音を「ドンドン」鳴らすような音楽には向きます。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、DENONの紹介でした。1万円以下で、低音重視ならばこちらが良いでしょう。ただ、試聴すれば、中音・高音もまるきり出ていないわけではないです。冒頭に書いたように、最近のスピーカーはどのスピーカーもバランス重視の設計ですから。

 なお、こちらは、低音が出すぎることがあるため、低音を軽減させるための吸音スポンジが付属します。


 

7・SONY SS-CS5 【ペア】
 ¥17,947 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:53Hz〜50kHz
 許容入力:
 最大入力:100W
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅178×高さ335H×奥行220mm

 SS-CS5 は、ソニーのスピーカーです。家電メーカーですが、音響でも伝統的に力を入れており、最近は、ONKYOとともに、ハイレゾ音源を「推している」メーカーです。

 本体のサイズは、幅178×高さ335H×奥行220mmと多少縦方向に長い構造です。

 インピーダンスで、初心者向きの標準値ですね。

 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのソフトドーム型ツィーター、そして超高音域を担当する1.9cmのドーム型スーパトゥイーターという3ウェイバスレフ型のユニットです。3ウェイシステムを採用するのは、低価格機ではソニーだけです。その分、音の分離はしっかりしており、クリアに聞こえます。また、高音部の音圧も通常より感じられます。スピード感もあるため、デジタルアンプにも向くと思います。コーンは、MRCという素材です。発泡マイカという素材で、こちらもペーパーコーンの繊維質に雲母をかけたハイブリッド素材です。ONKYOのコーン素材に結構近い感じなバランスタイプです。

 パワーは、最大入力が100Wです。パワーの点では、他に優れる機種がありますので、どちらかといえば、落ち着いた音量でじっくり聞くスピーカーですね。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が53Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が50kHzです。低音は、MRCの採用でそれなりに出ており、高音域もハイレゾスペックに対応しています。音域が広い機種は、どの音源にも合いやすいですし、いろいろな音楽を聴きたい人に向きます。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、SONYのSS-CS5 の紹介でした。先ほど書いたように、いろいろな音楽を聴きたい方にむいたオールマイティの1台です。技術的にも3ウェイという面白い技術を採用しているので、「スピーカーで色々試したい」、「試して色々語りたい方」にも向く成否員ですね。おすすめです。

ペア2万円前後のスピーカー

 つづいて、2万円前後のスピーカーを紹介します。このクラスだと、ミニコンポ付属のスピーカーよりも明示的に性能が良いので、そうしたシステムを活かしつつも、スピーカーだけ買い換える場合に向きます。


 

8・ONKYO D-112EXT(D)【ペア】
 ¥19,703 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:60Hz〜100kHz
 許容入力:
 最大入力:80W
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅162×高さ267H×奥行271mm

 D-112EXT(D)は、ONKYOの2番目に値頃なスピーカーです。先ほどの同社のD-55EXの上位機種です。ただ、使われているユニット面では1万円前後で買える下位機種と同じで、音の傾向やボリュームはほぼ同様です。

 相違点は、内部のコンデンサーなどの相違点もありますが、主には、外観部分であり、ギターのような力木を採用している点になります。ただ、音の傾向はあまり変わらないので、買うならばD-55EXで良いと思います。


  

9・ケンウッド Kseries LS-K901 【ペア】
 ¥22,158 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 インピーダンス:4Ω
 再生周波数帯域:40Hz〜100kHz
 許容入力:
 最大入力:80W
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅160×高さ271H×奥行271mm

  LS-K901  は、ケンウッドのスピーカーです。高級オーディオではあまり存在感はないですが、こちらは面白い素材を採用したスピーカーですね。

 本体のサイズは、幅160×高さ271H×奥行271mmと、使い勝手の良い一般的なサイズです。

 インピーダンスは、です。一般的な6Ωではないので、アンプの対応状況をみてから選ぶとよいでしょう。

 スピーカーは、中・低音域を担当する12cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.0cmのドーム型ツィーター2ウェイバスレフ型のユニットです。この部分だけとれば「普通のスピーカー」ですが、素材の部分が面白いです。まず、ウーファーは、力強いサウンドが出るグラスファイバー製のコーンを採用します。その上で、トゥイーターは、アルミハードドームツィーターというアルミ素材のトゥイーターが使われています。

 パワーは、最大入力が80Wです。4Ωのスピーカーとしては、これで問題ありません。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が40Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が100kHzです。低音域・高音域ともスペック的にはとびきり優秀です。実際鳴る音も余裕があるのですが、これは、ケンウッドが高級オーディオを作っていないことが逆に奏功したのでは?と思います。逆説的ですが、高級オーディオがないと、自社の上位機種と差を付けなくても良いからです。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、ケンウッドのLS-K901の紹介でした。スペック上の能力では、非常に優秀と言わざるを得ない機種です。試聴しましたが、実際音がAtlasの好みに近かったです。ハイレゾに対応できる格安システムを組むにはもってこいの機種です


 

10・パイオニア S-CN301-LR 【ペア】
 ¥21,000 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:45Hz〜40kHz
 許容入力:
 最大入力:100W
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅125×高さ230H×奥行220mm

  S-CN301 は、パイオニアの二番目に安いスピーカーです。

 本体のサイズは、幅125×高さ230H×奥行220mm横がスマートなので、テーブルの上などにミニシステムを組む場合に向くでしょう。

 インピーダンスは、一般的なです。

 スピーカーは、中・低音域を担当する10cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.0cmのドーム型ツィーター2ウェイバスレフ型のユニットです。素材的には、ウーファーのコーンにグラスファイバーを利用してパワーを出せるようにした点が目立ちます。他社の場合も層ですが、硬質の繊維素材を使うと、低音に力強さが増します。反面、音に堅さがでて、艶やかさが削がれるという意見もありますが、いずれにしてもデジタル時代向きの素材だとはいえます。

 パワーは、最大入力が100Wです。基本十分でしょう。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が45Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzです。ウーファー素材の特性が良く表れていてやはり、「低音がしっかり出せる」と言えます。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、パイオニアのS-CN301 の紹介でした。2万円前後のスピーカーで、低音を響かせたい場合は向いている機種です。その方面に期待するならば、選んで良いと思います。


 

11・ヤマハ NS-BP401 【ペア】
 ¥23,130 Amazon.co.jp (3/23執筆時)  

 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:50Hz〜40kHz/100kHz
 許容入力:60W
 最大入力:120W
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅176×高さ310H×奥行327mm

  NS-BP401 は、ヤマハの中級グレードのスピーカーです。

 本体のサイズは、幅176×高さ310H×奥行327mmと小型のブックシェルフ型としては、少しだけ大きめです。

 インピーダンスは、一般的なです。

 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3.0cmのドーム型ツィーター2ウェイバスレフ型のユニットです。本体が少し大きい分、ユニットも大きめで余裕があります。また、ユニットは、こちらは、ウーファーに、アルミニウムを使います。ケンウッドはツイーターがアルミ製でしたが、こちらはウーファーがアルミ製になり、独特の音質が得られます。非常に素直で透明感のある高音を得られます。「ナチュラル系」のピュアオーディオ系を狙うならばかなり良い選択肢で、トゥイーター部分も含めて、うまく設定すれば、弦楽器を弾く音などの素晴らしい臨場感を得られます。

 パワーは、最大入力が120W,、許容入力が60Wと余裕があります。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が50Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が40kHzですが、-30dB時には100kHzまで対応で、ハイレゾ音源にも対応します。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、ヤマハのNS-BP401 の紹介でした。あまり「売れ筋」とは言えない機種なのですが、アルミニウムコーンの出来が良く、Atlasの好みの音色です。ヴォーカルや弦楽器の音を綺麗に再生できるので、ピュアオーディオ系・ハイレゾ音源の再生には、この価格帯では最もおすすめです。

ペア3万円前後のスピーカー

 つづいて、3万円以上の価格帯のスピーカーを紹介します。10万円以内のアンプならば、この程度のクラスで十分に良いサウンドが得られるでしょう。システムコンポの買い換え用としては、多少「贅沢」でしょうか。


12・DALI ZENSOR PICO  【ペア】
 ¥28,500 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:62Hz〜26.5kHz
 許容入力:125W
 最大入力:
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅141×高さ231H×奥行195mm

  ZENSOR PICO は、デンマークのダリの小型スピーカーです。ダリは、欧州ではあまり古いメーカーではありませんが、特長のある製品を多く出します。

 本体のサイズは、幅141×高さ231H×奥行195mm、となかなか小型で設置性が良い機種です。

 インピーダンスも、海外製ながら、日本でも一般的なですね。

 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.4cmのソフトドーム型ツィーター2ウェイバスレフ型のユニットです。コーンの素材は、ウッドファイバーです。ペーパーコーンに比べると剛性が高い素材ですが、繊維系ほど硬い音がしないといえます。完全木製のウッドコーンとは音色は異なるのですが、どっしり落ち着いた音質です。

 パワーは、推奨入力が125Wまでとなります。作りとしてあまりアンプに負担を掛けないスピーカーです。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が62Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が26.5kHzです。現代的なスピーカーとしては狭いですが、これは同社が、周波数帯域ではなく、位相特性を重視しているからです。こちらは、重低音を重視した再生や、ハイレゾ音源の再生などには全く向かないのですが、リスニングポイントの柔軟性が高いので、スピーカーの配置などをあまり考えずに「ぽん」と置くても良い音がします。デンキヤの色々なスピーカーを並べた試聴機でも、「良く聞こえてしまう」機種ですね。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、ダリのZENSOR PICOの紹介でした。普通の音源を普通に気取らずに聴くという意味で、非常に完成度を感じる製品です。初心者にも結構良い機種だと思います。


 

13・DALI ZENSOR1 [ ペア]
 ¥30,780 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:53Hz〜26.5kHz
 許容入力:100W
 最大入力:
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅162×高さ274H×奥行228mm

 ZENSOR1 も、デンマークのダリの小型スピーカーです。

 本体のサイズは、幅274×高さ162H×奥行228mmと、こちらはENSOR PICOのより一回り大きい機種です。といっても、他社製品よりは多少小型ですね。

 インピーダンスも、同じくです。

 スピーカーは、中・低音域を担当する13.5cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのソフトドーム型ツィーター2ウェイバスレフ型のユニットです。コーンの素材は、同じくウッドファイバーですが、ウーファーもトゥイーターも先ほどの機種よりも大きくなっています。その分、低音方面に余裕がある音ですので、ダリから選ぶ場合で、スペース上の問題がないならば、こちらが良いでしょう。

 パワーは、推奨入力が100Wまでとなります。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が53Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が26.5kHzです。スピーカーが大きい分、低音方向で余裕がありますが、音の傾向は先ほどの機種と同じです。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、ダリのZENSOR1 の紹介でした。低音方面に余裕が出ていますので、ダリのスピーカーとしては、こちらの方がバランスが取れていそうです。


 

14・タンノイ MERCURY 7.1  【ペア】
 ¥34,030 Amazon.co.jp (3/23執筆時)  

 インピーダンス:8Ω
 再生周波数帯域:53Hz〜32kHz
 許容入力:80W
 最大入力:160W
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅160×高さ270H×奥行194.7mm

 MERCURY 7.1 は、イギリスの高級オーディオメーカーであるタンノイのエントリーモデルです。生産地と輸送手段が変わったせいか、関税の問題か、最近は海外製品が昔よりも安く買えるようになりました。

 本体のサイズは、幅160×高さ270H×奥行194.7mmと、割とスマートな外観です。デスクトップでも利用可能ですね。

 インピーダンスは、です。もだいたいのアンプでは推奨範囲なので問題ないでしょう。ただ、アンプのパワーはインピーダンスの低い機種に比べると引き出せません

 スピーカーは、中・低音域を担当する12.7cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.8cmのソフトドーム型ツィーター2ウェイバスレフ型のユニットです。コーンは、マルチファイバーペーパーを採用します。剛性を増して音圧に対応できるようにしたペーパーコーンですが、高級感のある穏やかな音色というペーパーコーンの特性は持ちます。音の傾向として、弦楽器などのレファレンス用の音源と合いやすいこともあり、ある意味「賞を得やすい」スピーカーだと思います。アナログ系のサウンド用としては良いと思います。

 パワーは、許容入力が80Wまで、最大入力が160Wまでです。8Ωですが、十分だと思います

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が53Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が32kHzです。新しい機種ですが、高音域の方向では、現在的な傾向とは違いますね。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、タンノイのMERCURY 7.1の紹介でした。同社の高級オーディオは、デンキヤなどでも結構落ち着いた年齢の方が、落ち着いた音楽をもって試聴にくるのをよく見かけます。エントリー機のこちらも同様の傾向です。とても良い機種で、賞を取るにもわかるのですが、デジタルサウンドに慣れた若い方には、最終的に物足りない部分もあるかもしれませんね。


  

15・ヤマハ NS-B330 MB 【ペア】
 ¥34,200 Amazon.co.jp (3/23執筆時)  

 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:55Hz〜45kHz/100KHz
 許容入力:40W
 
最大入力:120W
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅183×高さ320H×奥行267mm

 NS-B330 は、ヤマハのスピーカーです。

 本体のサイズは、幅183×高さ320H×奥行267mmと小型のブックシェルフ型としては、少しだけ背が高いですね。

 インピーダンスは、一般的なです。

 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3.0cmのドーム型ツィーター2ウェイバスレフ型のユニットです。この点では、先ほど見た同社の下位機種であるNS-BP401 と同じです。ただ、こちらはコーンに、雲母の高分子ポリマー製A-PMDを、トゥイーターにアルミツイーターを採用する構成です。NS-BP401 と比較すると、(価格が高い分)高音域のクリアさはこちらの方が優秀でしょう。また、小音量で再生時の音の安定性も評価が高いです。

 パワーは、最大入力が120W,、許容入力が60Wとなります。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が55Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が45kHzですが、-30dB時には100kHzまで対応です。ハイレゾ音源の対応力としては、45kHzでも対応範囲と言うことで、NS-BP401 より上位です。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、ヤマハのNS-B330  の紹介でした。ナチュラル系のサウンドをハキハキ鳴らせる優秀なスピーカーです。予算があれば、ハイレゾ用として選んでよいでしょう。伝統的なヤマハのシステムを踏襲したモデルなので、クラシックなどの再生はとりわけ得意です。ただ、メディアを選ばず使えるでしょう。


  

16・ケンブリッジオーディオ SX-50  【ペア】
 ¥35,510 Amazon.co.jp (3/23執筆時)  

  インピーダンス:8Ω
 
再生周波数帯域:55Hz〜22kHz
 
許容入力:100W
 
最大入力:
 
バナナプラグ: 対応
 
サイズ:幅161×高さ225H×奥行240mm

 SX-50は、イギリスの高級オーディオメーカー、ケンブリッジオーディオのエントリー機です。

 本体のサイズは、幅161×高さ225H×奥行240mmと小型のブックシェルフスピーカーです。インピーダンスは、イギリス製品に多いですね。タンノイと同じです。

 スピーカーは、中・低音域を担当する13.5cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのドーム型ツィーター2ウェイバスレフ型のユニットです。ペーパーコーン部分は従来技術で工夫がないですね。

 パワーは、最大入力が100Wとなります。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が55Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が22kHzです。こちらは試聴の機会がありましたが、イギリス製の固定観念がったのですが低音は結構響きます。一方、高音域の弱さが目立つので、最近のスピーカーとしてはかなりバランス調整が難しいですね。付属のスポンジでうまく低音を調整したら良いと思います。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、ケンブリッジオーディオの SX-50 の紹介でした。特長のあるサウンドで、色々いじって楽しめそうな製品です。ただ、手を加えないでそのままで良い音がするモデルではないので、上級者向きとも感じました。

ペア5万円前後のスピーカー

 最後に5万円前後の、比較的高額なスピーカーをレビューしていきたいと思います。


 

17・ヤマハ NS-B500(B) 【単品】
 ¥24,326 Amazon.co.jp (3/23執筆時)  
 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:50Hz〜50kHz/100kHz
 許容入力:120W
 最大入力:30W
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅190×高さ284H×奥行177mm

 NS-B500(B) は、ヤマハのスピーカーです。こちらは「ペアではなく単品」であるため、ステレオを構成するには2個買う必要があるため、5万円台のカテゴリーで紹介しています。

 本体のサイズは、幅190×高さ284H×奥行177mmです。サイズはさほど大きくなく、中々珍しい山型です。ヤマハらしいピアノブラックの本体で、ちょっとしたインテリアともなりそうです。

 インピーダンスは、一般的なです。

 スピーカーは、中・低音域を担当する12cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する3.0cmのドーム型ツィーター2ウェイバスレフ型のユニットです。システムは、コーンに、雲母の高分子ポリマー製A-PMDを、トゥイーターにアルミツイーターを採用する構成で、こちらは、先ほど見たヤマハのNS-B330 と同じですね。ただ、ユニットはオシャレな分わずかに小さいです。

 パワーは、最大入力が120W,、許容入力が30Wとなります。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が55Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が50kHzで、-30dB時には100kHzまで対応です。ハイレゾ音源の対応力としては50kHzでも十分対応範囲であり、45kHzのヤマハのNS-B330より優秀です。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、NS-B500(B) の紹介でした。ハイレゾ対応で、インテリア性が高いという特長があるモデルですね。この点では、良い機種の一つかと思いますが、性能だけで言えば、ヤマハの下位機種とさほど変わらないでしょう。


 

18・Wharfedale DIAMOND 220 [並行輸入・ペア]
 ¥41,200 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 インピーダンス:8Ω
 再生周波数帯域:56Hz〜20kHz
 許容入力:100W
 最大入力:
 バナナプラグ:
 サイズ:幅174×高さ315H×奥行255mm

  DIAMOND 220 は、英国のWharfedale のスピーカーです。日本ではあまり有名なメーカーではないのですが、このスピーカーは、口コミ情報でその音質について評判を呼び、結構「売れて」います。ちなみに、この価格帯のスピーカーでは、時を変え品を買えつつ、周期的にこのような現象が起こっています。

 本体のサイズは、幅174×高さ315H×奥行255mmです。幅はないですが、結構背が高いと言えるスピーカーですね。面白い形だと思います。

 インピーダンスは、英国製としてスタンダードなです。タンノイなどと同じですね。

 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.4cmのソフトドーム型ツィーター2ウェイバスレフ型のユニットです。コーンは、防弾チョッキなどに使われる硬い繊維であるケプラーが使われます。中級グレードのスピーカーによくみられる高級素材で、レンジが広くとくに中音域に強い特性があります。B&Wの特許でしたが既に切れたそうで、日本のメーカーでもいくつか採用していますね。

 パワーは、許容入力が100Wとなります。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が55Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が20kHzです。ハイレゾには対応しません

 バナナプラグには、対応します。

 以上、DIAMOND 220 の紹介でした。ケプラーコーンが安価に試せるのが最大の魅力だと思います。ただ、トゥイーター部分にあまり工夫がなく、スペック的に現代的ではない点と、輸送賃分のプラスアルファが価格に転嫁されているだろう点は、気をつけても良いと思います。


 

19・DALI ZENSOR3 【ペア】
 ¥51,642 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:50Hz〜26.5kHz
 許容入力:125W
 最大入力:
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅351×高さ205H×奥行293mm

 ZENSOR3 も、デンマークのダリの2番目に安い小型スピーカーです。先ほど見たZENSOR1の上位機ですね。

 本体のサイズは、幅351×高さ205H×奥行293mmとより大きくなり、ブックシェルフ型として良くあるサイズになっています。

 インピーダンスは、同じくです。

 スピーカーは、中・低音域を担当する18cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのソフトドーム型ツィーター2ウェイバスレフ型のユニットです。搭載されるウーファーの大きさは注目点で、デザイン的にうまく詰め込めるものだなと思いました。素材は、下位機種と同じウッドファイバーで、音の傾向は下位機種と同じですね。アナログ的なサウンドに強い仕様です。

 パワーは、推奨入力が125Wまでとなります。ダリは、どの機種もかなり余裕がありますね。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が50Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が26.5kHzです。位相変化を重視する構造のため、スペックは良くないですが、それでもユニットが大型化したため、低音域は下位機種より広がりました。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、ダリのZENSOR3の紹介でした。聴き疲れしにくい、まろやかな「ダリサウンド」を楽しみたいならばこちらですね。多少高いアンプで、面白い特性のあるスピーカーを試して見たいならこれでしょう。ハイレゾとは違った方向で楽しめると思います。


 

20・SONY SS-HW1 【ペア】
 ¥52,898 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
  インピーダンス:4Ω
 再生周波数帯域:50Hz〜50kHz
 許容入力:
 最大入力:100W
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅171×高さ309H×奥行273mm

 SS-HW1 は、ソニーの中級グレードのスピーカーです。SS-CS5 の上位機ですね。

 本体のサイズは、幅171×高さ309H×奥行273mmと、下位機種と同じように、多少縦方向に長いです。

 インピーダンスは、一方こちらはです。最近のアンプならば問題ないでしょうが、ミニコンポの場合は、お持ちのシステムの対応状況を確認しましょう。

 201703231742.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのソフトドーム型ツィーター、そして超高音域を担当する1.9cmのドーム型スーパトゥイーターという3ウェイバスレフ型のユニットです。この点では2万円前後の下位機種と同じですが、こちらはスーパートゥイーター上下に二系統ある点でとても斬新です。音の鳴る部分が多いと、調律がたいへんそうですが、鳴る音の解像感は高いので、たいへんな技術水準だと思います。また、上方向への照射は、リスニングポイントが広がる点でもメリットがあるため、スピーカーの配置の自由度は高いです。

 パワーは、最大入力が100Wです。4Ωでこれなら問題のない水準です。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が50Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が50kHzです。再生周波数帯域としては下位機種に準じる水準ですが、スーパートゥイーターが2系統あるため、音の広がりはこの価格帯の製品では、最も良いと言える水準です。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、SONYのSS-HW1 の紹介でした。5万円前後で、ハイレゾ音源などに対応させたい場合は、良い選択肢の製品だと思います。高音域は、スペック値以上に綺麗にでますので。リスニングポイントの自由度も高いため、初心者でも無理なく使いこなせるでしょう。


 

21・SONY SS-HA1 【ペア】
 ¥54,740 Amazon.co.jp (3/23執筆時)  

 インピーダンス:4Ω
 再生周波数帯域:48Hz〜50kHz
 許容入力:
 最大入力:100W
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅185×高さ312H×奥行312mm

 SS-HA1  は、ソニーのもう一つの中級グレードのスピーカーで、SS-HW1 の姉妹機です。

 本体のサイズは、幅185×高さ312H×奥行312mmとこちらが多少大きいです。本体は剛性の高いアルミ製で、曲線的なデザインは、強度のアップにもつながってます。アルミ製は共振が心配ですが、その点も吸音素材の採用でクリアています。

 インピーダンスは、こちらもです。

201703231755.jpg

 スピーカーは、中・低音域を担当する13cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2.5cmのソフトドーム型ツィーター、そして超高音域を担当する1.9cmのドーム型スーパトゥイーターが上下2個と下位機種と全く同じ構成です。ただ、本体に角がないバッフル形状にしていいるため、干渉がなく、音はこちらの方がより自然に広がります。おそらく木製では造形が難しいために、アルミ製にしたのでしょう。

 パワーは、おなじく最大入力が100Wです。4Ωでこれなら問題のない水準ですね。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が48Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が50kHzです。ほぼ同じですが、形状の変化からか多少ですが低音域が強化されます。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、SONYのSS-HA1 の紹介でした。アルミ製のモダンなデザインは、部屋やシステムにマッチングするか心配な部分もあるかもしれませんが、実物は高級感があり、インテリア性も感じられます。音質を最大限に重視するならば、この機種はハイレゾ音源対応機種として最も良い選択肢でしょう。


  

22・FOSTEX GR160 【単品】
 ¥21,600 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 インピーダンス:8Ω
 再生周波数帯域:50Hz〜35kHz
 許容入力:100W
 最大入力:
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅228×高さ390H×奥行273mm

 GR160は、FOSTEXのエントリー機です。OEMで部品を各社に提供しているフォスター電機の製品ですね。なお、こちらも1個の価格なので、2個購入する必要があります。

 本体のサイズは、幅228×高さ390H×奥行273mmと、多少大きい製品ですね。

 インピーダンスは、です。新しいアンプならば問題ないでしょうが、ミニコンポの場合は注意しましょう。

 スピーカーは、中・低音域を担当する16cmコーン型ウーファーと、高音域を担当する2cmのドーム型ツィーター2ウェイバスレフ型のユニットです。ウーファーは、HR形状2層抄紙振動板です。これは、ペーパーコーンなのですが、何枚もの紙をすいて重ねた特殊なものです。伝統的なペーパーコーンの「」を残したままで、現代的なパワーも両立させようという思想だと思います。

 パワーは、推奨入力が100Wまでとなります。ただし、8Ωである点は注しましょう。

 再生周波数帯域は、低音域(数値が小さいほど優秀)が50Hz、高音域(数値が高いほど優秀)が35kHzです。高音域について、さほど性能が高くなく、ハイレゾ未対応です。一方、ウーファーのおかげか、低音はスペック以上に感じ、質が良いです。

 バナナプラグには、対応します。

 以上、FOSTEXGR160の紹介でした。低音・中音域を心地よく再生したい方には、結構良いと思う機種です。知名度以上に、実力はかなりある国産機ですね。

今回の結論
小型で快適な音が出るスピーカーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今日は、最新の小型スピーカーを22機種紹介しました。

 最後に、いつものように、今回紹介した全機種から、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきたいと思います!


第1に、比較的低予算で購入できるスピーカーのなかでオススメな機種は、

 

7・SONY SS-CS5 【ペア】
 ¥17,947 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:53Hz〜50kHz
 許容入力:
 最大入力:100W
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅178×高さ335H×奥行220mm

 ソニーのSS-CS5 がおすすめです。3ウェイバスレフ型のユニットを採用し、面白い機種だと思います。音質の点でも、3ウェイシステムが奏功して、音の分離はしっかりしており、クリアです。

 低音も、高音も十分な広がりがあり、ハイレゾ音源にも対応できる機種です。どの音源にも合いやすいですし、ミニコンポなどの付属スピーカーのグレードアップを狙うならば、こちらでしょう。

 ZONOTONE 6NSP-1500 Meister(1M)
 ¥884 Amazon.co.jp (3/23執筆時)   

 なお、こちらはスピーカーケーブルが付属しませんので、別に購入しておきましょう。ちなみに、AtlasはZONOTONEのケーブルを愛用しています。



第2に、2万円台の予算で選ぶ場合に、最もおすすめできる製品は、

 

11・ヤマハ NS-BP401 【ペア】
 ¥23,130 Amazon.co.jp (3/23執筆時)  

 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:50Hz〜40kHz/100kHz
 許容入力:60W
 最大入力:120W
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅176×高さ310H×奥行327mm

 ヤマハNS-BP401です。アルミ製ウーファーを採用し、とくに中音域で高い音質を感じられる点を評価しました。ヤマハらしい「綺麗な音」が出る一方で、低音域も品があり、2万円前後では最もバランスが取れていると思います。

 アルミコーンでは、昔、ALR/JORDANEntrySが一世を風靡しましたが、こちらも同じような傾向を感じました。得意なクラシック系に加えて、ヴォーカルなども綺麗に聞こえるでしょう。

 なお、こちらは、スピーカーケーブルが付属します。


第3に、3万円台の予算で選ぶ場合に、最もおすすめできる製品は、

  

15・ヤマハ NS-B330 MB 【ペア】
 ¥34,200 Amazon.co.jp (3/23執筆時)  

 インピーダンス:6Ω
 再生周波数帯域:55Hz〜45kHz/100KHz
 許容入力:40W
 
最大入力:120W
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅183×高さ320H×奥行267mm

 ヤマハNS-B330 でしょう。ナチュラルで聞き心地のよいダリと迷いました。しかし、最近のアンプと合わせやすいのは、ハイレゾ音源に対応できるスペックのあるこちらだと思います。

 こちらもアルミ製ウーファーを採用した、艶やかなサウンドで、クラシックや女性ボーカルなどの再生はとりわけ得意です。低音も出るため、メディアを選ばず使える汎用性もあります。バランスが良く味付けも少ないため、ピュアオーディオ系におすすめできます。

  

 WYVERN AUDIO バナナプラグ付属ケーブル
 ¥2,882 Amazon.co.jp (3/23執筆時)

 なお、こちらの機種は、スピーカーケーブルは付属しません。もしなければ、あわせて購入を検討しましょう。「ケーブルで音質が劇的に変わる」とは言いませんが、バナナプラグ付属の製品を購入すると、面倒なスピーカー線の処理をしなくて済みます。



第3に、5万円前後の予算で選ぶ場合に、最もおすすめできる製品は、

20・SONY SS-HW1 【ペア】
 ¥52,898 Amazon.co.jp (3/23執筆時)
  インピーダンス:4Ω
 再生周波数帯域:50Hz〜50kHz
 許容入力:
 最大入力:100W
 バナナプラグ: 対応
 サイズ:幅171×高さ309H×奥行273mm

 SS-HW1が良いと思います。姉妹機のSS-HA1の方がスピーカーとしての性能は上ですが、やはりデザイン性の面では万人にお勧めできません。

 201703231742.jpg

 上下に二系統あるスーパートゥイーターを含む3ウェイバスレフ型のユニットというのはやはり斬新で、音質的にも光栄今日しています。ハイレゾ音源に対応できる音域もありますし、パワーもあります。

 多少高いですが、スピーカーが壊れることはまずないので、長く使うことを考えれば買って後悔することはないでしょう。

 なお、こちらは、スピーカーコードが付属です。

ーーー

 というわけで、今回は、小型スピーカーの紹介でした。

 なお、このブログ「モノマニア」では、スピーカー関連製品として次のような記事があります。

1・小型スピーカーの比較
2・プリメインアンプの比較
3・ミニコンポの比較

 こちらの記事もよろしくお願いします。

 ではでは!

posted by Atlas at 18:57 | Comment(0) | オーディオ製品
          
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