2018年07月16日

比較2018' 1万円以下の激安扇風機23機の性能とおすすめ:安いが高品質なACモーター扇風機の紹介

【今回レビューする内容】2018年夏 1万円以下の激安扇風機14機の性能とおすすめ :パナソニック 日立 シャープ 東芝 ユーイング 山善 三菱電機 ユーイング 機能の違いとランキング

【比較する製品型番】F-CR324-C F-CR325-C F-ALW55-W F-ALW55-W F-ALW65-W HEF-130M HEF-130R PJ-H3AS-W R30J-MV-W R30J-RV-R YLR-BG302 YLRX-BK303 YLRX-BKD303 YLX-SED301 YHX-HGD30 UF-HR30L-W UF-AE30L-W FS-30IR(W) FS-D30IR(W)

今回のお題
安くて高品質な最新扇風機のおすすめモデルはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、扇風機の比較です。 

 扇風機は機種が多いので、このブログでは、5つのカテゴリーにわけて紹介しています。

1・静音DCモーター扇風機
2・1万円前後の良質な扇風機

ダイソンのエアマルチプライアー

タワー型のスリム扇風機
5・サーキュレーター

 今回は2番の記事です。

 201804181825.jpg

 比較的価格が安い扇風機で、1万円以下で買える激安ながら良質な扇風機を中心に紹介します。

 201804182053.jpg

 ただ「安い」だけでなく、高級扇風機にみられるような、3D立体首振り機能や、独自の空力思想による羽根を装備したような「安いが高品質な機種」を多く紹介します。

 なお、新発売の一部製品は1万円台前半ですが、それらも、例年、梅雨の時期には1万円を切る水準に落ち着く機種です。

ーー

 以下では、いつものように、各機種を比較したあと、最後に「結論」として、目的別・価格別にAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

1・パナソニックの扇風機の比較

 はじめに紹介するのは、パナソニックの扇風機です。

 なお、ここから下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記しています。

    

 【2018】

 1・パナソニック F-CR324-C
  ¥7,550 Amazon.co.jp
(7/15執筆時)

 羽根の枚数:なめらか気流7枚羽根
 首振り機能:左右自動

  F-CR324-C は、パナソニックでは、最も低価格な商品です。例年型番を変えてでますが、デンキヤでは、一定の人気がある製品です。

 201804181704.jpg

 高さは、71.5cm〜96cmの範囲で調整できます。リビング用の標準的な高さは約90cmなので、問題ないサイズです。背を低くして、畳部屋などにも柔軟に対応できます。

201804181708.jpg

 風質の工夫は、1万円を下回る機種では珍しく、5枚羽根ではなく、7枚羽根を採用します。

 扇風機は羽根が多いほど、一般的に風ムラが少ないです。また形状の工夫で、(自然風のような)なめらかさが得られますが、なめらか気流7枚羽根を採用するこちらは、能力が高いと言えるでしょう。

 201804181722.jpg

 風量は、3段階の調節が可能です。

 また、リズム風については、1/fゆらぎ風というバイオリズムを考慮に入れつつ、自然風と同じように強さが不規則な風を発生させます。パナソニックによれば、長時間あたっても疲れにくい風です。

 201804181710.jpg

 首振り機能は、左右の自動首振りのみ対応します。90度の首振りです。

 上下については、12度/18度まで傾斜ができますが、手動操作です。最近の高級機は、立体首振り機能が搭載されますが、このグレードでは未搭載です。

 201804181713.jpg

 リモコンは、シンプルなものですが搭載です。タイマーは、切タイマーのみの搭載ですね。

 その他、「チャイルドロック」がついている点も配慮がある機種です

 以上、パナソニックのF-CR324の紹介でした。 なめらか気流7枚羽根の搭載が最大の「みどころ」でしょう。高級機は、「独自形状の羽根」でしのぎを削っている状況で、技術的に最も「面白い」部分です。

 その点でこの機種は、入門機ながら、同社の上位機も使用する形状の羽根を採用していますし、予算1万円で考えるなら、良い選択肢の1つです。

ーーー

  

 【2018】

 2パナソニック F-CR325-C
  ¥12,940 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 羽根の枚数:なめらか気流7枚羽根
 首振り機能:左右自動

 なお、「1万円以下」という予算からは外れるものの「上位機」の F-CR325-Cという機種も併売中です。

 F-CP325-C は、パナソニックの1つ上位の機種です。これらは、1つ上で紹介した下位機種のF-CL324よりと同じく5枚羽根の機種です。

 201804181729.jpg

 下位機種との違いは、「温度センサー」の搭載です。周囲の温度に応じて、風量を自動的に調整することが可能です。

 ただ、風質を含めてそれ以外の部分は同じです。これをふまえると、(センサー以外は搭載される)「下位機種のお得さ」が分かるでしょう。 

2・東芝の扇風機の比較

 続いて東芝の扇風機です。

 同社は、一時的に扇風機生産を控えていましたが、2018年から復帰しました。



  

 【2018】

 3・東芝 リビング扇 F-ALW55-W
  ¥6,897 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 羽根の枚数:7枚羽根
 首振り機能:左右自動

  F-ALT55W は、東芝では最も安い扇風機です。

 高さは、69.5cm〜90.6cmの範囲で調整できます。この点ではパナソニックと変わりません。

 201804181738.jpg

 風質の工夫は、東芝の場合も「7枚羽根」を利用することで「ムラのない風」を出す方向性です。基本的には直進風をムラなくなすための構造で、パナソニックと方向性は同じと言えます。

 201804181743.jpg

 風量は、4段階の調節が可能です。パナソニックに比べると「ふわり風」という名前の「超微風」がだせます。

 一方、リズム風(ランダム風)は、東芝の場合「上高地の風」を再現した不規則な風を出せます。パナソニックは「蓼科」でしたが、見本にする風は、信州が多いですね。

 首振り機能は、左右の自動首振りのみ対応します。一方、パナソニックは90度固定でしたが、東芝は、90度のほか75度と50度の首振り角度も選択可能です。

 上下については、手動で20度/16度まで傾斜ができます。この部分もパナソニックより稼働性があります。

 201804181750.jpg

 リモコンは、付属します。タイマーは、入・切タイマーが搭載です。また東芝は、それぞれのタイマーが単独なので、夜消して、朝付ける動作が同時に可能です。

 ただし、リモコンでの首振り操作の切替はできません。

 201804181751.jpg

 その他、「チャイルドロック」がついている点と、羽根にホコリ防止がなされる点などが見所でしょう。

 以上、東芝の F-ALT55Wの紹介でした。パナソニックのF-CR324がライバルでしょう。比較した場合、羽根の形状の工夫は「互角」です。ただ、首振り角度の調整力や、入タイマーの搭載などの点では、東芝が有利です。

 したがって、両者だけから選ぶならば、東芝のほうが「若干有利」です。

ーーー

 

 【2018】

 4・東芝 リビング扇 F-ALW65-W
  ¥8,974 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 羽根の枚数:7枚羽根
 首振り機能:左右自動

 なお、東芝に関しても、上位機があります。

 こちらは、高さが81.5cm〜109cmまで調整可能な「パイポジション扇風機」です。職場やキッチンなど、立ち仕事の場所に利用する際に便利な高さに対応できます。

 機能面では、こちらのみ、リモコンで首振り操作が可能です。しかし、3段階の首振り角度の切替はできなくなっている点は、下位機種に劣ります。

 その他の点は同じですが、家庭ののリビングで使うならば、基本的に下位機種で良いでしょう。

3・日立の扇風機の比較

 

【2018年】

 【リモコンなし】

 5・日立 リビング扇 HEF-130M
  ¥7,232 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 【リモコンあり】

 6・日立 リビング扇 HEF-130R
  ¥8,219 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

【2017年】

 【リモコンなし】

 5・日立 リビング扇 HEF-120M
  ¥5,950 Amazon.co.jp
(7/15執筆時)

 【リモコンあり】

 6・日立 リビング扇 HEF-120R
  ¥6,950 Amazon.co.jp
(7/15執筆時)

 羽根の枚数:8枚羽根
 首振り機能:左右自動

 HEF100シリーズは、日立では最も安い扇風機です。

 最新のDCモーターの扇風機では、やや遅れを取っていますが、1万円以下のACモーターの扇風機については、「モーターの日立」らしく、「安くて性能の良い」製品を出しています。

 高さは、73.5cm〜95cmの範囲で調整できます。リビングでもワンルームでもOKでしょう。

 201804181804.jpg

 風質の工夫は、日立は、東芝やパナソニックによ多い8枚羽根を採用します。

 風ムラが少なさには期待感できる機種です。一方、5枚羽根と8枚羽根の違いは明確に体感できますが、7枚羽根との差を感じられる人はあまりいないでしょうね。

 201804181807.jpg

 風量は、4段階の調節が可能です。東芝の「ふわり風」に相当する「うちわ風」という微風がだせます。「うちわ風」は日立がこだわる部分で、少量でも風圧を感じられる点で、定評があります。

 201804181818.jpg

 一方、「見本にした地域」は不明ながら、不規則なリズム風も対応します。また、就寝時に、風量を徐々に下げていく「おやすみ運転機能」は面白い部分でしょう。

 201804181809.jpg

 首振り機能は、左右に3段階で調整可能です。この部分が優れていた、東芝と互角でしょう。

 上下については、手動で20度/10度まで傾斜ができます。

 リモコンは、 HEF-130Rなど、型番がRで終わる機種については付属します。タイマーは、入・切タイマー双方が搭載です。ただし、東芝同様に、リモコンでの首振り操作の切替はできません。

 201804181814.jpg

 一方、使い勝手の面で、もっとも「気の利いている」とAtlasが思うのは、インジゲーター(表示パネル)を座面ではなくて、扇風機の柱の部分に持ってきていることです。遠くからの視認性も良く、扱いやすいです。

 201804181815.jpg

 そのほか、また、チャイルドロックが付属します。さらに「前ガード」に保護リングが搭載されており、子供が扇風機の棒を「こじ開けて」いたずらすることができにくい構造になっています。本体に、リモコンホルダーがあるのも、収納時などに便利です。

 以上、日立の扇風機の紹介でした。「羽根の枚数が大手では最大」という点に目が行きますが、この部分は7枚羽根との差はないでしょう。

 ただ、支柱部に表示パネルがあるという使い勝手の良さや、気持ちの良い「うちわ風」、便利な「おやすみ運転」など、独自の見所も多いです。

 モーターについては定評のある日立ですから、その点での安心感もあるでしょう。最終的な「おすすめ」は、記事の最後に改めて書きますが、こちらを選んでも後悔しないでしょう。デザイン的にも良いと思います。

4・シャープの扇風機

 つづいて、シャープの扇風機です。


  201804181824.jpg

 【2018年】

 7・シャープ PJ-H3AS-W
 8・シャープ PJ-H3AS-A
 9・シャープ PJ-H3AS-P
  ¥8,620 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 【2017年】

 7・シャープ PJ-G3AS-W
  ¥7,280 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 羽根の枚数:5枚羽根
 首振り機能:左右自動

 PJ-3ASシリーズは、シャープの扇風機では最も格安な製品です。

 201804181829.jpg

 高さは、69cm〜84cmの範囲で調整できます。リビングでの平均的な高さは90cmほどなので、小型で取り回し重視の製品と言えそうです。

 風質の工夫は、しかしながら、従来的な5枚羽根です。

 シャープの場合、いたずらに「枚数を追わず」に、自然の動物の羽根を真似たネイチャーウイングを開発・採用します。【DCモーター扇風機の比較記事】で書いたように、1万円以上の機種ではそのようなものも見られます。しかし、これを含む1万円以下の製品については、特に思想もない5枚羽根ですから、あまり魅力はありません。

 風量も、微風がない、3段階の調節に止まります。ただし、リズム風は備えます。

 首振り機能も、75度の1系統のみの対応です。

 ただし、手動の上下角度調整については、手動で20度/21度と広い範囲に調整できるようにしており、小型機のマイナス面を補っています。

 リモコンは、付属します、タイマーは、入・切タイマー双方が搭載です。ただし、リモコンでの首振り操作の切替はできません。

 201804181836.jpg

 一方、他社機と比べると、プラズマクラスター7000の搭載は一定の魅力があります。浮遊カビ菌などに作用することが謳われますが、むしろ、マイナスイオンは、消臭と静電気の除去に期待ができます。

 洗濯物の乾燥や、濡れた靴の乾燥、食品臭などのニオイ除去などに、扇風機を使う場合は、一定の魅力がありそうです。

 以上、シャープのPJ-3ASシリーズの紹介でした。プラズマクラスター7000の搭載がポイントでしょう。正直、扇風機の部分は、あまり秀でた機種ではないため、この部分にどの程度の「魅力」を感じられるかが、ポイントとなりそうです。

5・三菱の扇風機の比較

 つづいて、三菱電機の扇風機の比較です。


 201804181843.jpg

 【2018年】

 【リモコンなし】

 10・三菱 リビング扇 R30J-MV-W
  ¥7,900 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 【リモコンあり】

 11・三菱 リビング扇 R30J-RV-R
 12・三菱 リビング扇 R30J-RV-T   
  ¥8,400 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 羽根の枚数:ウィングレット5枚羽根
 首振り機能:左右自動

 R30Jシリーズは、三菱の扇風機では最も格安な製品です。三菱の「企業色」の1つである赤色モデルが目立ちますね。

 高さは、67cm〜86cmの範囲で調整できます。シャープと同じく、リビング対応ながら、コンパクト性も重視した製品です。エアコンの補助ならこのサイズで十分でしょうし、小部屋にはより向きます。

201804181850.jpg

 風質の工夫は、この機種も無理に羽根の枚数を増やさない哲学による機種です。

 5枚羽根ながら、独特のウィングレット形状を採用します。ただし、これは「ムラのない直進風」を志向したものではなく、静音性を得るための工夫です。

 実際、ACモーター機では突出して静かと言える機種で、強運転時でも36デシベルです。1万円前後の予算でかんがえれば最も静かな機種でしょう。

 201804181856.jpg

 一方、ファンガードは、扇風機の回転とは逆向きの形状になっています。これは、「ロング気流ファンガード」という三菱オリジナルの仕組みで、風を分散させずに、力強い直進風たもつ仕組みです。

 「途切れのないなめらかさ」では、羽根の多い機種が優れるでしょうが、「力強さ」は負けていません。

 風量は、一方3段階の調節に止まります。ただし、リズム風は備えます。

 首振り機能も、85度の1系統のみの対応です。

 手動の上下角度調整については、手動で20度/10度となります。上方向に余裕があるため、小型機でも利便で利用しやすい機種です。

 リモコンは、付属します、タイマーは、入・切タイマー双方が搭載です。また、他社にもありましたが、おやすみ運転時に、風量を自動的に弱める機能もあります。

 ただし、リモコンでの首振り操作の切替はできません。

 201804181903.jpg

 一方、他社機と比べると、モーターが小さいため、収納がしやすい点もメリットでしょう。

 以上、三菱の扇風機の紹介でした。オフシーズンに収納する場合に、有利なコンパクト機です。ただ、コンパクト機としては、「ロング気流ファンガード」などの効能で、力強い風力も犠牲になってない点が魅力でしょう。

 また、ACモーター機では唯一、静音性が強調できる製品です。特に寝室には向く機種の1つでしょう。

6・山善の扇風機の比較

 つづいて、山善の扇風機です。

 山善は、有名な「ジェネリック家電メーカー」で、上場企業ですね。ホームセンターなどで見かける生活家電をたくさん作っています。そして、大手メーカーと同等の技術の製品を、低価格で製造している会社です。


 201804181908.jpg

 13・山善 YLR-BG302(CA) 【青】
 14・山善 YLR-BG302(CG) 【緑】
 15・山善 YLR-BG302(CP) 【ピンク】  
  ¥4,690 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 羽根の枚数:5枚羽根
 首振り機能:左右自動

  YLR-BG302は、山善の「正規ライン」では最も安価な扇風機です。

 高さは、67cm〜85cmの範囲で調整できます。リビングには、90cm程度が平均サイズなので、リビング用としては、「コンパクト型」になるでしょう。

 201804181914.jpg

 風質の工夫は、この機種は、普通の5枚羽根で、昔ながらのプロペラタイプの扇風機です。面白みに欠けますが、堅実な仕事は期待できるでしょう。

 風速は、シンプルな3段階調節です。リズム風は対応です。

 首振り機能も、90度のの1系統のみの対応です。

 201804181916.jpg

 リモコンは、かなりシンプルですが、付属します。タイマーは、切タイマーのみ搭載です。

 以上、YLR-BG302の紹介でした。この価格帯の製品の場合、とくに羽根についての工夫がない点で、面白みに欠けます。ただ、実用上問題ないですし、空調家電につよい山善が保証する品質である点で、格安機のなかでは安心感があるでしょう。

 また、文字盤の文字の大きさも大きいため、お年寄り向けとしてもオススメできる機種です。

ーーー

 201804181923.jpg

 16・山善 YLT-C30
  ¥3,480 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 羽根の枚数:5枚羽根
 首振り機能:左右自動

 山善では、こちらの機種は、Amazonではより格安のモデルがみられます。白以外に、ブラック系やブラウン系などの種類があります。

 デザインの他、リモコンが付属しない点がネックですが、その点が問題ないならば、お買得ですね。



 【2018年】

 【通常モーター】

 16・YAMAZEN YLRX-BK303(W)
  ¥6,680 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 【静音モーター】

 17・YAMAZEN YLRX-BKD303(W)
  ¥8,800 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 羽根の枚数:5枚羽根
 首振り機能:立体首振り機能

 こちらは、山善の扇風機の上位機になります。

 高さは、68cm〜87cmの範囲で調整できる、標準的なサイズのモデルです。

 2機種ありますが、YLRX-BKD302上位機種になり、電気代が安く静音性も高い新型モーターが採用されます。下位機種は他機種同様に、通常のACモーターです。

 風質の工夫は、特になく、伝統的な5枚羽根です。

 風速は、この価格帯の他社製品に比べても優れた5段階切替対応です。一方、リズム風にも対応しますが、大手の要因、不規則に計算された風ではありません。

 201504241815.jpg

 首振り機能は、この機種の「売り」といえる部分です。

 従来的な左右の首振りだけではなく、上下の首振りも可能な立体首振りだからです。上下左右に八の字に回転する3D首振りが可能です。

 エアコンの補助用として、部屋の空気を効果的に循環させるには、この3D首振り機能は有効です。これは、高級機扇風機の多くに搭載される機能ですが、山善の扇風機は、1万円を切る価格の最新モデルにも搭載されており、お得です。

 201804181932.jpg

 リモコンは、シンプルですが、首振り操作に対応できるフルリモコンです。タイマーも、入・切タイマーが搭載です。

 以上、YLR-BG303の紹介でした。この価格帯の製品の場合、とくに羽根についての工夫がない点で、面白みに欠けます。ただ、立体首振り機能は魅力で、この価格で対応しているのは素晴らしいです。

 エアコンの補助用として、この機能を重要視するならば、有力な選択肢にできるでしょう。


 

 18・山善 YLX-SED301  
  ¥8,380 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 羽根の枚数:14枚羽根(ツインブレード)
 首振り機能:左右自動

 YLX-SED301 は、山善の扇風機としては、よりグレードの高い高級機になります。

 高さは、68cm〜85cmの範囲で調整できる、ややコンパクト型ですが、リビング用として無理なく利用できます。こちらも、ACモーターではなく、電気代が安く静音性も高い新型モーターが採用されます。

 201804181940.jpg

 風質の工夫は、山善の下位機種に比べて優れます。というのも、こちらは、7枚の羽根を2重化させた7枚羽根ツインブレードが搭載されるからです。

 二重構造にすることで実質14枚の羽根で風を起こすため、1万円前後の機種としては、風速・風圧・風量の点でかなり優れる機種です。

 3万円以上の高級機ではこうした工夫は一般的で「高級機と一般機を分ける指標の1つ」ですが、1万円以下の機種で、こうした「特別な風質」を搭載した機種は少なく貴重な機種です。

 風速は、4段階切替対応です。

 201804181941.jpg

 首振り機能は、角度の調整には3段階で対応します。

 立体首振り機能は搭載しませんが、こちらはリビング用で高さ調節が利く機種なので、エアコン風のかくはんなどを用途に考えないならば、大きなマイナスにはならないかもしれません。

 リモコンは、首振り操作に対応できるフルリモコンです。タイマーも、入・切タイマーが搭載です。

 以上、YLX-SED301 の紹介でした。

 羽根の枚数が多いだけでなく、羽根の形状の工夫がある点で優れます。こうした点で、「プレミアムな風質」を得られる機種と言えるでしょう。

 大手家電メーカーは、「3万円以上の高級品」が主戦場ですから、こうした機能は1万円以下では「出し惜しみ」しがちですが、山善は「ジェネリック家電」メーカーで、遠慮なく搭載しています。消費者にとっては嬉しいです。

ーーー

 

 19・山善 YHX-HGD30(W)
  ¥9,980 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 羽根の枚数:14枚羽根(ツインブレード)
 首振り機能:左右自動

 なお、山善は、YHX-HGD30(W)という「最高級機」もあります。

 YLX-SED301と比較しての違いは、温度センサーの搭載です。

 201804181955.jpg

 エアコンと連動して、設定した温度まで下がると、運転を止めることが可能です。逆に、室温が上昇した際に、スイッチを入れることが可能です。室温は24・26・28度で設定可能です。

 このほか、風量が5段階に拡大して、ターボモードが搭載される点が大きな違いです。

 予算的な余裕がある方で、エアコンとの連動制御に関心があるかたは、こちらでも良いでしょう。

7・激安で人気扇風機の比較

 最後に、ここまで紹介してきた製品に比べて「一段と安い」扇風機のうち、例年人気があるモデルを数機種紹介します。



 

 【2018】

 【リモコン付属】

 20・モリタ ユーイング UF-HR30L-W
  ¥6,980 Amazon.co.jp
(7/15執筆時)

 【リモコンなし】

 21・モリタ ユーイング UF-AE30L-W
  ¥5,330 Amazon.co.jp
(7/15執筆時)

 羽根の枚数:5枚羽根
 首振り機能:左右自動

 UF-AE30L-W は、ユーイング(モリタ)の発売する扇風機です。

 モリタは大阪に本社を置く国内企業で、ホームセンターなどで見かける低価格な生活家電を多く生産しているジェネリック家電の会社です。こちらは、ホームセンターなどで「売れ筋」の製品です。

 高さ64cm〜86cmまで調整できます。

 羽根の工夫は、一般的な5枚羽根で特段の工夫は見られません。

 風量は、7通りから選べます。

 首振り機能は、75度の固定式で、上下の手動調節は、それぞれ20/23度までの調節に対応します。

 リモコンは、注意する部分で、付属しないモデルがあります。タイマーは、オン・オフともに対応する点は、価格を考えてもお買得感があります。

 以上、モリタ(ユーイング)の扇風機の紹介でした。同社は、2万円を超える機種もラインアップされますが、そちらについては、(立体首振り機能)は持ちますが、羽根の形状の工夫がありません。いずれにしても、この機種は、若干面白みに欠けます。


 

 【2018】

 【ACモーター搭載】

 22・トヨトミ FS-30IR(W)
  ¥5,853 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 【静音モーター搭載】

 23・トヨトミ FS-D30IR(W)
  ¥8,410 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 羽根の枚数:7枚羽根
 首振り機能:左右自動

 つづいては、トヨトミ扇風機です。トヨトミは名前が示すように名古屋の会社です。石油ファンヒーターでは、国内2大メーカーの一つですが、オフシーズンは扇風機も作ります。

 201804182019.jpg

 高さは、80cm〜99cmの範囲で調整できる機種です。ジェネリック家電メーカーの製品としては、珍しい「ハイポジション対応機」です。

201804182021.jpg

 風質の工夫は、大手水準の7枚羽根です。また、三菱の扇風機と同様に、静音性を重視した設計です。ただし、三菱の扇風機が強運転時でも36デシベルであるのに対して、こちらは、最大45.5デシベル/48.2デシベルと、徹底した静音化は三菱の扇風機に負けます。

 風速は、4段階切替対応です。ただし、静音モーター搭載の機種は、8段階です。

 首振り機能は、一方、70度の一段階と貧弱ですね。

 リモコンは、付属しますが、静音モーター搭載機を除いて、首振り操作は非対応です。タイマーは、入切併用のツインタイマーです。

 以上、トヨトミ扇風機の紹介でした。比較的格安で7枚羽根が搭載される点が魅力です。一方、静音性も売りですが、この部分はもう少し突き詰めても良い感じがします。後者の点で選ぶならば、三菱が良いでしょう。

今回の結論
1万円以内で購入できる格安の扇風機のオススメはこの機種!

 というわけで、今回は比較的値頃感のある1万円以下のACモーター搭載の扇風機を14機種紹介しました。

 最後にいつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!について書いておこうと思います。


 第1に、リビング用の通常サイズの扇風機としておすすめできる機種は、

 

 18・山善 YLX-SED301  
  ¥8,380 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 羽根の枚数:14枚羽根(ツインブレード)
 首振り機能:左右自動

 YLRX-ED302でしょう。

 201804181940.jpg

 扇風機でもっとも重要である「風質」の点で、独自の工夫がある14枚羽根ツインブレードが搭載される点を評価しました。

 3万円前後の上位機を含め、こうした「風質」の工夫は、現在のトレンドですが、この価格でで採用しているのは、山善だけだと思います。

 通常の羽根の機種に比べると、風圧が強いため、帰宅時や風呂上がりの際などにひときわ気持ちの良い風を得ることができるでしょう。洗濯物の風による乾燥にも利用できます。

 1万円以下では総合力が高いので、買って後悔することは少ないでしょう。



 第2に、エアコンと併用する場合に、便利と言える扇風機は、


 【2018年】

 【通常モーター】

 16・YAMAZEN YLRX-BK303(W)
  ¥6,680 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 【静音モーター】

 17・YAMAZEN YLRX-BKD303(W)
  ¥8,800 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 羽根の枚数:5枚羽根
 首振り機能:立体首振り機能

 立体首振り機能を搭載する、扇風機のこちらが良いでしょう。上下左右に首振りを行う3D首振り機能は、エアコンとの併用に「マスト」ですが、この価格で利用できるのは、山善のみです。

 モーターは、とくに静音性などを気にしないならば、通常モーターで良いでしょう。


 第3に、比較的「格安」ながら、性能やデザイン性が高い扇風機としておすすめできるのは、

 

【2018年】

 【リモコンなし】

 5・日立 リビング扇 HEF-130M
  ¥7,232 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 【リモコンあり】

 6・日立 リビング扇 HEF-130R
  ¥8,219 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

【2017年】

 【リモコンなし】

 5・日立 リビング扇 HEF-120M
  ¥5,950 Amazon.co.jp
(7/15執筆時)

 【リモコンあり】

 6・日立 リビング扇 HEF-120R
  ¥6,950 Amazon.co.jp
(7/15執筆時)

 羽根の枚数:8枚羽根
 首振り機能:左右自動 

 日立の扇風機HEFシリーズが良いでしょう。「モーターの日立」として、ACモーター製品の性能や耐久性には定評のあるメーカーの製品です。

 201804181804.jpg

 羽根の枚数も8枚羽根と従来的な5枚羽根よりも、ムラの少ない直進風が期待できます。

 立体首振り機能は搭載しませんが、左右の角度が3段階で調節できる点は便利でしょう。

 デザイン的にも、通常サイズの扇風機としては、プラスチック部分の作りなどは1ランク上の高級感があり、しっかりしています。扇風機は頻繁に買い換える家電ではないですし、大手メーカー製のこちらの扇風機を買うのは、安心感の点で「あり」だと思います。

 扇風機の「顔」も良いですし、柱の部分にあるインジゲーター(表示パネル)をはじめとして、こちらのモデルは、オシャレです。


 第4に、比較的「格安」ながら、運転音の静音性の面で期待感があるのは、

 201804181843.jpg

 【2018年】

 【リモコンなし】

 10・三菱 リビング扇 R30J-MV-W
  ¥7,900 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 【リモコンあり】

 11・三菱 リビング扇 R30J-RV-R
 12・三菱 リビング扇 R30J-RV-T   
  ¥8,400 Amazon.co.jp (7/15執筆時)

 羽根の枚数:ウィングレット5枚羽根
 首振り機能:左右自動

 三菱電機のR30Jシリーズでしょう。

 201804181850.jpg

 ウィングレット5枚羽根の採用で、強運転時でも36デシベルという静音性は、他社にはなく圧倒的ですから。

 また、「ロング気流ファンガード」の工夫で、扇風機の風力を高める工夫もなされ、静音性の犠牲になっていない点も評価できます。

 やや効果ですが、収納性の良さなど、魅力が多いので、寝室には向く機種の1つとして常備するならば、この機種がイチオシですね。

ーー

 というわけで、今回は扇風機の話でした。

 201804181220.jpg

 なお、これより高性能な機種(1万円以上する機種)は、より高級な「DCモーター扇風機 」になります。

 これらについては【おすすめ高級扇風機の比較記事 】で紹介していますので、よろしければ、引き続きご覧ください。

 また、最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマーク などで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 11:43 | 扇風機
          

Googleなどの検索エンジンでは

「モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!





          




 今後の記事は、【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png