2017年04月24日

比較2017' 初心者向けデジタル一眼レフ18製品の性能とおすすめ( DSLR Camera -2):ペンタックス 編

この記事は、前編からの続きの記事です。

 前編からご覧ください→こちら

今回のお題
初心者向けデジタル一眼レフカメラのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。今回は、2017年現在販売中のデジタル一眼レフカメラの比較です。

 前回の第1回目記事こちら】では、キヤノン、ニコンのデジタル一眼レフの紹介をしました。

 今回の第2回目記事では、ペンタックスの一眼レフカメラを紹介していこうと思います。

ペンタックスの一眼レフカメラ

 では、ペンタックスの一眼レフの紹介に入ります。

 このメーカーもカメラ屋として老舗です。ただ、HOYAに買収されたあげく、不要とされたカメラ部門を最終的にはリコーに買い取られて現在に至っています。

 ただ、リコーとの相乗効果は、最近発売された高級コンデジのGRなどにハッキリ見られますし、コラボの効果を今後も期待できるメーカーです。一眼レフも相変わらず面白い製品を出していますし、交換レンズのラインナップも大手2社ほどではないですが、面白いものを出しています。


 最初に紹介するのは、ペンタックス社のK-s1です。

 

 11・PENTAX K-S1 【18-55レンズキット】
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(4/24執筆時)
 11・PENTAX K-S1   【ダブルズームキット】
  ¥56,800 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 11・PENTAX K-S1   【ボディのみ】
  ¥48,000 Amazon co.jp
(4/24執筆時)

 総合評価:★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:100/100, 倍率:0.95
 画素数:2012万画素
 液晶パネル:3インチ 92.1万ドット
 画像エンジン:PRIME M II
 フォーカス:11点AFシステム(クロス)
 シャッター: 連続5.4コマ/秒  
 重さ:498 g(電池込558g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 ペンタックスK-50は、同社の入門機にあたります。ただ、入門機ですが、重さは500gを超える重量級です。

 撮像素子は、他社同様に大きいAPS-C型を採用します。画素数は、2010万画素と他社よりも多少低いですが、全く問題ありません。

 画像エンジンは、PRIME M II という新世代の画像エンジンが使われています。高い処理能力で、特に暗い場所などでの悪条件の撮影に強くなっています。

 オートフォーカスは、測距点が11点で、このうち9点がクロスタイプのセンサーです。他社の最新機種には及びませんが、十分実用的な性能です。連写については、ニコンやキヤノンのエントリーモデルよりも上位で、5.4コマ/秒と多少ですが高速です。

 201512021717.jpg

 手ぶれ補整は、ペンタックスの場合、本体内蔵で行う電子式の手ぶれ補正です。先ほども書いたように、電子式の手ぶれ補正の場合、結果的に手ぶれが補正されるだけで、光学ファインダーで、リアルタイムに補正ができているのかの確認はできません。

 液晶モニターは、固定式ので、92.1万ドットです。「自分撮影」に向くバリアングルには対応しない割に、本体の500グラム近い重さです。

 動画撮影は、フルHDサイズまで対応します。ただ、フレームレートは30pまでと、現行水準からすると弱めです。

 このように、基本性能は一部他社機種に及ばない部分がもありますがこの機種は、他社には見られないユニークな特長が多い機種でもあります。

 page1d_img_04.jpg

 第1に、光学ファインダーです。キヤノンやニコンと違い、撮影範囲が完全に視認できる視野率100%の高性能の光学ファインダーを搭載します。100%の視野率のために構図を決めやすく、高性能です。

 第2に、ローパスセレクターです。先ほど、ニコンのカメラが「ローパスフィルターレス」であることを説明しました。簡単に繰り返せば、ローパスを取ると、ハッキリとシャープな写真、解像感実現できます。ただ、ローパスレスの場合、逆に写真のモアレがでる場合があります。そのため、キャノンは、ローパスレスにしないのだと言われます。一方、この機種は、ローパスフィルターを使うか使わないかをユーザーが選択できます。この点は、他社にない大きなメリット性だと思います。

 

 PENTAX SMC DA 18-55mm F3.5-5.6 AL
  ¥20,000 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 PENTAX-DA SMC L 55-300mm F4-5.8 ED
  ¥------ Amazon co.jp
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 PENTAX-DA SMC 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF]DC WR
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 レンズキットには のラインナップはこのようになっています。

 【18-55レンズキット】に付属する 18-55mmレンズは重さ220グラムです。10グラムほど他社より重いです。ただチューリップ式のレンズフードが付属します。

 201512021524.jpg

 レンズの倍率については、上の表が参考になるでしょう。 

 ネットワーク機能は、この機種の場合、無線LANなどは未搭載です。

 以上、ペンタックスのK-50の紹介でした。他メーカーの同じ価格帯の機種に較べると、光学ファインダーの視野率が100%であることが売りですね。

 ただ重さについては、同じく可動式モニターを搭載しない他社の入門機よりも重いことには注意が必要です。「自分撮影」には対応できない点も注意するべきでしょう。

ーーー

 

 12・PENTAX K-50【18-55レンズキット】
  ¥57,500 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 12・PENTAX K-50 【18-135レンズキット】
  ¥92,385 Amazon co.jp (4/24執筆時)

 総合評価:★★★★

 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:100/100, 倍率:0.92
 画素数:1628万画素
 液晶パネル:3インチ 92.1万ドット
 画像エンジン:PRIME M
 フォーカス:11点AFシステム(クロス)
 シャッター: 連続6コマ/秒  
 重さ:498g(675g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 なお、【在庫限り】で旧機種にあたるK-50も売られます。こちらは、新機種に比べると、ローパスセレクターが搭載されない点、バッテリーではなく乾電池を4本使う方式である点画像エンジンが旧式である点などで機能が低いです。

 一方、防塵防滴性能を持つ点は、新機種にない特長です。なお、新機種から選ぶ場合は、次に紹介する上位機を選ぶことになります。ただ、さほど安くないので、価格的なメリットは乏しいでしょう。


 

 13・PENTAX K-S2   【18-135レンズキット】
  ¥68,300 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 13・PENTAX K-S2 【ダブルズームキット】
  ¥61,980 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 13・PENTAX K-S2 【18-50レンズキット】
  ¥55,500 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 13・PENTAX K-S2  【ボディのみ】
  ¥57,980 Amazon co.jp
(4/24執筆時)

 総合評価:★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:100/100, 倍率:0.95
 画素数:2012万画素
 液晶パネル:3インチ 92.1万ドット
 画像エンジン:PRIME M II
 フォーカス:11点AFシステム(クロス)
 シャッター: 連続5.5コマ/秒  
 重さ:618 g(電池込678g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 ペンタックスK-S2は、K-S1の上位機種にあたります。

 KS-1と比べると、撮像素子・画素数・画像エンジン・フォーカス・ローパスセレクターは、Ks-1と同じです。

 主な相違点は、次の3点です。

 201512021743.jpg

 第1に、防塵防滴性能です。雨天などの悪天候に強い仕様です。この部分は、ペンタックスの「売り」であり、野外撮影の多い方に人気があります。

 第2に、液晶モニターです。こちらは「自分撮影」ができるバリアングルモニターが付いています。

  201512021746.jpg

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 第3に、ネットワーク機能です。この機種からはWi-Fiを搭載し、スマホ(iOS Android)への転送に対応している点が、下位機種との相違点です。ただし、ニコンと異なりBluetoothは未搭載です。

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 PENTAX SMC DA 18-55mm F3.5-5.6 AL
  ¥11,980 Amazon co.jp
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 PENTAX-DA SMC L 55-300mm F4-5.8 ED
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 PENTAX-DA SMC 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF]DC WR
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 セットレンズは、KS-1と同じ構成ですので、上の記事を参考にお願いします。

 以上、ペンタックスのK-S2の紹介でした。画像エンジンPRIME M II と、ローパスセレクターの搭載がされるなどの点では、KS-1と同じですが、防塵防滴性能とバリアングルモニターを搭載する点はかなり魅力です。

 一方、堅牢さを増したのと、バリアングルモニターの採用で、本体の重さは678 gと10万円以下のカメラでは最も「重い」です。ただ、公平を期して言えば、防塵防滴性能とバリアングル液晶モニターが付いた機種としては、世界最小・最軽量のボディとなります。いずれにしても、海や山やスキーで使う人、悪天候下でも使いたい人には良い選択肢です。


 続いて、ペンタックスのK-3IIを紹介します。

 

 14・PENTAX K-3II 【18-135WRレンズキット】
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 14・PENTAX K-3II 【16-85WRレンズキット】
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 14・PENTAX K-3II 【 ボディ】
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(4/24執筆時)

 総合評価:★★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:100/100, 倍率:0.95
 画素数:2435万画素
 液晶パネル:3.2インチ 103万ドット
 画像エンジン:PRIME III
 フォーカス:27点AFシステム(クロス)
 シャッター: 連続最大8.3コマ/秒  
 重さ:700 g(電池込785g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 K-3II は、ペンタックスの中級機です。ただ、価格が割と安めなので、「入門機」も言えます。こちらも、防塵防滴仕様で悪条件下の利用に強い機種です。

 撮像素子は、APS-Cサイズ、画素数は2435万画素と、下位機種とさほど変わらない仕様です。

 画像エンジンは、しかしながら、最新の画像エンジンPRIME IIIを搭載し、高画素数でもノイズが少ない機す。エンジンは、階調性もすぐれますが、特に高感度撮影に強く、夜間などの条件の悪い状況に強いエンジンです。

 フォーカスは、27点AFシステムとなり、測距点は、下位機種よりも格段に伸びています。連写も、8.3コマ/秒と高速です。このあたりは「中級機」といって良い仕様ですね。なお、こちらは3EV超低輝度対応AFが採用され、夜間などの暗い空間でもきちんと被写体にフォーカスさせることが可能です。

 201510051642.jpg

 手ぶれ補正は、ジャイロセンサーを新しく採用したことで、シャッター速度4.5段分のボディ内手ぶれ補正となりました。レンズ式でない中級機のなかでは最高だと思います。

 画質面では、この機種も、ローパスセレクター搭載となります。ペンタックス独自の機能で利便性が高いです。

 ローパスについてはニコンでも解説しました。写真のモアレを防ぐために、写真の輪郭を故意にぼかすための機構です。そのため、ハッキリとシャープな写真、解像感を重視する写真を志向する人には不評でした。

 液晶モニターは、バリアングル液晶モニターは不採用です。撮影機能を重視する仕様ですね。

 

 PENTAX-DA SMC 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF]DC WR
 ¥38,800 Amazon co.jp
(4/24執筆時)

 レンズキットは、こちらのズームレンズが搭載です。

 ネットワーク機能は、この機種の場合省略されています。GPS位置情報については、機種内にGPSが内蔵されているので取得できるのですが、外出先での利用は想定されない機種です。

 動画撮影は、フルHD画質まで60フレームで対応です。

 以上、ペンタックスのK-3 の紹介でした。下位機種と比べると、防塵防滴性で・ローパスセレクター搭載という同社のメリットを生かしつつ、フォーカスや連写などの基本性能の底上げが図られています。ただ、ネットワーク機能がないなど、仕様はストイックです。

3回目記事に続く!
初心者向けのデジタル一眼レフのおすすめは、結論的にこの機種!

 以上、今回は、ペンタックスの機種の一眼レフを紹介しました。

 201503311320.jpg

 3回目記事では、今回紹介できなかったソニーのデジカメなど、ミドルレンジのカメラをもう少し紹介します。

 また、結論として、今回紹介する全ての機種から、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種を提案していくつもりです。

 引き続きよろしくお願いします。

 →3回目記事は【こちら 

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posted by Atlas at 14:48 | Comment(0) | カメラ
          
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