2017年04月24日

比較2017' 初心者向けデジタル一眼レフ18製品の性能とおすすめ( DSLR Camera -3):ミドルクラス・中級一眼レフ編

今回のお題
初心者向けの中級一眼レフカメラのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。今回は、2017年現在販売中のデジタル一眼レフカメラの比較の「3回目」です。

 201503311320.jpg

1・ミラーレス一眼の比較
2・初心者向け一眼カメラの比較
3・ミドルクラス一眼カメラの比較この記事!

 前回の記事では、初心者向けの一眼レフを比較しました。 

 今回は、3番の記事で、10万円台前半で手に入る中級機といえるAPS-Cサイズの撮像素子搭載のカメラを5機種紹介します。また、その上で、前回紹介した10万円以下の機種を含めた全機種から「Atlasのおすすめ機種」を提案していきます。

 なお、10万円を越える価格帯の機種は、どちらかと言えば本格派です。初心者向けの機能が一部搭載されないものもあります。スマイルシャッターやタッチパネルなどユーザーフレンドリーな一眼レフが欲しい方は、どちらかと言えば、10万円以下のモデルの方が良いので、最後の「最終的なおすすめ機種」の項目だけ読んでで頂くだけても良いかと思います。

 201503311331.jpg

 一方、中級機の1つ上のグレードの上位機は、APS-C型よりも一つ大きな、フルサイズの撮像素子を搭載しているモデルもあります。撮像素子の大きさは、カメラの画質を決める最も重要な要素で、フルサイズの一眼のほうが性能は良いです。

 ただ、「フルサイズ」の一眼の場合、使用できるレンズに制限があり、入門用機種に付属しているような軽量小型レンズが使えなくなるか、画質的に制限をうけます。そのため、手持ちのレンズを活かしながら、カメラ本体のグレードだけを上げたいという買い換えニーズの方は、今回紹介する中級機を選ぶ方が良いと思います。

 本体もより重くなるので、専門的に使うのでないのならば、今回紹介するAPS-C型までがおすすめです。

キヤノンの上級一眼レフの比較

 では、具体的に機種の紹介に入りたいと思います。最初に紹介したいのはキヤノンの機種です。 なお、以下では、高評価できるポイントは「赤字」で、イマイチなところは「青字」で表記していきます。


 

 15・Canon EOS 80D   【18-135 レンズキット】
  ¥140,378 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 15・Canon EOS 80D  【18-55 レンズキット】
  ¥124,752 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 15・Canon EOS 80D  【ダブルズームキット】
  ¥130,666 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 15・Canon EOS 80D    【ボディ】
  ¥112,078 Amazon co.jp
(4/24執筆時)

 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:100/97 倍率:0.95
 画素数:2420万画素
 液晶パネル:3インチ 104万ドット 
 画像エンジン:DIGIC 6
 フォーカス:45点AF
 シャッター: 連続7コマ/秒
 重さ:650g(電池込730g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 EOS 80Dは、2016年に発売された70Dに代わるキヤノンのミドルレンジの一眼レフです。

 撮像素子は、APS-C、画素数は、2420万画素、最新の画像エンジンであるDIGIC6の採用など、このあたりのスペックは10万円以下の入門機と同じです。

 auto-af.gif  

 フォーカス性能は、その一方で、オールクロス45点AFセンサーを採用します。測距点が多いため、合焦速度は入門機を超える水準です。また、この機種は、キヤノンの新技術のデュアルピクセルCMOS AFを採用します。これは、液晶モニターを利用したライブビュー撮影時において、合焦までの速度がこれまで以上に向上しています。この点は、この機種の「売り」です。

 連写も、連続7コマ/秒まで伸びています。

 これらの改善で、特に、動く被写体やの撮影などについて、下位機種よりもだいぶ性能は良いです。とくに、オートフォーカスの向上は、「カメラ任せ」で撮影させる場合に有利ですので、初心者でも予算があれば良い機種です。ただし、中級機はどれもそうですが重さは730gと重いので、この点は入門者には不適当かもしれません。

 201409080712.jpg

 液晶モニターは、バリアングル液晶モニターを採用します。ただ、重さの関係で「自分撮影用」というよりも、運動会など混雑している場所で、無理のない姿勢で撮影できるというのが、目的でしょう。本体は、雨に強い防塵防滴仕様になります。

 ファインダーは、キヤノンの場合この製品から視野率100%になります。倍率も0.95倍と性能が向上しています。

  18-135-stm.jpg

 EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM
  ¥12,500 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
  ¥16,607 Amazon co.jp (4/24執筆時)
 EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
  ¥37,947 Amazon co.jp (4/24執筆時)

 セットレンズは、以上の構成です。手ブレ補正は、下位機種同様に、レンズ内蔵式であり、これらのレンズはすべて対応します。

 動画撮影は、60フレーム/秒のフルHD画質に対応します。4K動画には非対応ながら、白飛びを押さえるHDR動画が撮影できますし、先ほど書いたデュアルピクセルCMOS AFが動画にも有効なので、動画撮影時のフォーカス送りが高性能です。ミドルレンジの一眼レフカメラとしては、高機能と言えそうです。

 ネットワーク機能は、下位機種同様に、無線LANを搭載し、外出先でのスマホ転送が可能です。

 以上、EOS 70D の紹介でした。Canonの10万円前後の予算で、ミドルレンジの機種と考えたとき、EOS 80D は良い選択肢です。性能面で言えば、フォーカスと連写の大幅な機能向上が、10万円以下の入門機との最大の差と言えます。

 中級機を持っているのはステータスですし、実際、持ちやすさや本体の作り(外観)も高級です、また、情報窓で得られる撮影関連情報の種類も多彩ですので、買って損はないでしょう。

 ただ、先ほど書いたように、このクラスの本体はそれなりに重量感があるため、「手軽に持ち歩きたい」ならば、10万円以下のカメラのほうが絶対に良いです。個人的経験から言えば、重いと使わなくなる可能性が高いので。


 

 16・Canon EOS 7D Mark II EOS7DMK2【本体のみ】
  ¥135,518 Amazon co.jp
(4/24執筆時)

 16・Canon EOS 7D Mark II EOS7DMK2 【レンズキット】
  ¥158,000 Amazon co.jp
(4/24執筆時)

 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:100/100 倍率:1.00
 画素数:2020万画素
 液晶パネル:3インチ 104万ドット 
 画像エンジン:DIGIC 5+
 フォーカス:65点AF
 シャッター: 連続10コマ/秒
 重さ:820 g(重さ910g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD) 

 EOS7DMK2は、EOS 70D の上位機です。比較した場合、目立つのがその重さで、910gとたいへんな「重量級」です。中級者にはその分、持ちやすかったり、操作性が良いのですが、「初心者向け」という場合、確実にネックとなります。

 撮像素子画素数は、下位機種と同水準です。

 オートフォーカスは、オールクロス65点AFセンサーと、測距点では、下位機種より上位です。また、このクラスから、光源検知センサー・AFセンサー・AEセンサーのトリプルセンサーを搭載するため、位相差AFの不得意な、暗い場所での合焦などにおいても、高速なAFが実現します。

 連写は、10コマ/秒と、上位機として遜色のないレベルです。

201702061201.jpg

 液晶モニターは、この機種の場合、バリアングル液晶モニターやタッチパネルは不採用です。にもかかわらず重いのは、本体に防塵防滴性能が付与されて、堅牢になっているからです。ただ、一眼レフカメラの場合、レンズも防滴性能がないと意味が無いので注意が必要です。ペンタックスと異なり、レンズに必ずしも防滴性能があるわけではありません。

 ファインダーは、視野率100%である上、この機種からは倍率も1倍となりました。

  

 EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
  ¥37,947 Amazon co.jp (4/24執筆時) 

 セットレンズは、下位機種と同様のレンジの広いものが搭載です。手ブレ補正にも対応します。ただし、こちらのセットレンズは、防塵防滴性能がありません。ただ、別売りのEFレンズには、防滴構造を持つ製品もあります。また、シグマなどの互換レンズで、防滴構造のものは多いので、さほどは心配ないでしょう。

 動画撮影は、60フレーム/秒のフルHD画質に対応します。また、デュアルピクセルCMOS AFが、下位機種同様に動画撮影にも作用しますが、こちらはHDR動画などに未対応です。動画撮影だけとれば、下位機が上位でしょう。

 ネットワーク機能も、下位機種と異なり無線LANなどがありません

 以上、Canon EOS 7D Mark IIの紹介でした。オートフォーカス性能の向上など、基本性能は下位機種より上がっています。ただ、画像エンジンが1世代旧式である点動画やネットワーク機能が省略されている点などは、注意する必要があります。重さもあるため、やはり、初心者向けの一眼レフとは言えない部分がありますね。

ニコンの上級一眼レフの比較

 つづいて、ニコンの10万円台のデジイチを比較していきます。


 

 17・ニコン D7200  【18-140 レンズキット】
  ¥119,301 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 17・ニコン D7200 【18-300 VR スーパーズームキット】
  ¥153,179 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 17・ニコン D7200  【ボディーのみ】
  ¥88,557 Amazon co.jp
(4/24執筆時)

 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:100/100 倍率:0.94
 画素数:2410万画素
 液晶パネル:3.2インチ 122万ドット 
 画像エンジン:EXPEED 4
 フォーカス:51点AF
 シャッター: 連続6コマ/秒
 重さ:675g(電池込765g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 D7200は、キヤノンのEOS 80Dのライバルと言えるニコンの中位機です。ほぼ同様な重さですが仕様面ではニコンらしい特長が出ています。

 撮像素子は、同じくAPS-Cサイズです。画素数は、2400万画素ですが、キャノンとやニコンの下位機種とさして変わりません。画像エンジンも、ニコンの下位機種と同じで、新しいEXPEED 4を搭載します。

 画質の面では、ニコンの下位機種と同じで、ローパスフィルターレス仕様です。ローパスは、写真のモアレを防ぐために、写真の輪郭を故意にぼかす機構です。従来のカメラにはほぼ搭載されてきた機能ですが、ハッキリとシャープな写真、解像感を重視する写真を志向する人には、不評でした。こちらは、風景を良く撮る人には非常に好評です。

 201503311407.jpg

 フォーカス性能は、高密度51点フォーカスと、測距点の数で言えば、キャノンより優れます。ただ、合焦速度の点では、新機軸を持つキャノンに比べると多少劣るようにみえますが、夜間撮影に定評のあるマルチCAM3500IIオートフォーカスセンサーを採用しており、高感度撮影時のフォーカスにはこちらも強いです。

 連写は、最大6コマ/秒とこちらもキヤノンに多少劣ります。ただ、連続撮影枚数については、100コマまでなので、70コマのEOS 80Dより高性能です。

 img_40.jpg

 液晶モニターは、3.2サイズの122万ドットとこちらもEOS 80Dよりも解像度の点で多少高品質です。ただ、大きな違いとしては、こちらはバリアングルモニターを非搭載なので、「自分撮影」やアングルを変えた撮影は不可能です。

 なお、バリアングル液晶モニターを非搭載にもかかわらず、重さがEOS 80Dほどあるのは、この本体に防塵防滴性能があるからです。

 ファインダーは、キヤノンと同様に視野率100%です。倍率は0.94倍なので、わずかにキヤノンが上ですね。いずれにしても、撮像範囲を100%表示できるので、入門機に比べるとフレーミングに有利です。

  

 A・AF-S DX 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  ¥46,797 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 B・AF-S DX 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR
  ¥66,746 Amazon co.jp
(4/24執筆時)

 レンズキットは、こちらです。【18-140 レンズキット】 には、Aのレンズ【18-300 VR スーパーズームキット】には、Bのレンズがそれぞれ採用されます。なかなかの広範囲・高倍率ズームのレンズになりました。

 手ブレ補正は、ニコンの場合もレンズ内蔵式でありこれらは対応するレンズです。

 ただ、注意点があります。セットされるこちらのレンズは、防滴構造ではない点です。ニコンの場合、別売りでも公式に防塵防滴構造を謳った交換レンズはありません。シグマやタムロンの互換レンズが必要です。キヤノンもそうですが、個人的には、セットレンズ用に開発すれば良いのに、と思っています。

 動画撮影は、60フレームのフルHD画質まで対応です。また、キヤノンの上位機とは仕組みがことなりますが、白飛びを防ぐ技術も搭載です。ただ、動画撮影時のフォーカスなどは、タッチパネル式のバリアングル液晶モニターを持つキャノンが性能が上ですね。

 ネットワーク機能は、無線LANのみ搭載です。

 以上、ニコンのD7200の紹介でした。EOS 80Dと比べると、フォーカス性能や連写速度はほぼ互角と考えて良いです。そのため、選ぶ場合は、本体の防塵防滴構造を持つニコンと、バリアングル液晶モニターを持つキャノンの選択になります。

 ただ、ニコンの場合、セットレンズに防塵防滴性能がないのがネックで、それならば、前回紹介したペンタックス の中級機を選ぶべきなような気もします。ただ、Atlasはこの系統の前機種ユーザーですが、使い勝手は良いです。

SONYの中級機一眼レフの比較

 つづいて、ソニーの一眼レフカメラを紹介します。同社は、10万円以下の一眼は、すべてミラーレスなので、デジイチは、この機種が「入門機」となります。


 

 18・SONY α77II 【ズームレンズキット】
  ¥141,463 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 18・SONY α77II 【ボディのみ】
   ¥105,920 Amazon co.jp
(4/24執筆時)

 総合評価:★★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:100/100 倍率1.00
 画素数:2430万画素
 液晶パネル3インチ 122万ドット 
 画像エンジン:BIONZ X
 フォーカス:79点AF
 シャッター: 連続12コマ/秒
 重さ647g (電池込726g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 α77シリーズMARK2は、ソニーの一眼レフカメラの中級機です。ロングセラーとなったα77の後継機ですね。

 撮像素子は、APS-Cサイズで、画素数2430万画素と、10万円以上クラスの他社機とほぼ同水準です。

 201503311519.jpg

 フォーカス性能は、その一方で、こちらは「79点AFセンサー」です。測距点の数では最高だと思います。ただ、キヤノンに比べるとこの方面の技術は及ばず、合焦速度の面では、キヤノンに及ばないでしょう。夜間などの対応力もそれなりにありますが、水準としては、ニコンより下位です。

 連写は、しかしながら、この状況をカバーして余りある性能です。連写の速さです。同社の画像エンジンであるBIONZ Xにより、12枚/秒の高速連写ができます。これは、他社に比べても高性能です。動く被写体などで決定的瞬間を撮影したいならば、この機種はとても有利です。

y_a77_handheld_night_02.jpg

 画質面では、また、夜間撮影や逆光技術などのコントラストを向上させるHDR技術も見所です。これは、ソニーの特許技術で、iPhoneなどにも同社が技術提供しています。他社もHDRを搭載する機種がありますが、貼り合わせる枚数が最も多いのはソニーです。

 201503311522.jpg

 液晶モニターは、キヤノンのように、可動式のバリアングルモニターを搭載します。ただ、こちらも本体が重いので、「自分撮影用」ではなく、ハイアングルからの撮影など、撮影の利便性を向上させるための工夫です。

 201403141707.jpg 

 ファインダーは、ソニーの場合、注意が必要なポイントです。

 光学ファインダーではなく電子式のファインダーが採用されます。具体的には、ソニー社の最高性能のファインダー「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」で、解像度は、約235万画素です。視野率も100%と高いです。電子式の場合は、光学ファインダーと異なり、被写体の「実像」をみるのではなく、ビデオを撮ったような「映像」を見ることになります。

 

 SONY DT 16-50mm F2.8 SSM SAL1650
  ¥56,175 Amazon co.jp
(4/24執筆時)

 なお、レンズキットに付属するレンズは抜群の性能を持ちます。すべてのレンジでF値2.8という、今回紹介する中では最も明るいレンズが付属します。価格も別売りで買えば5万円以上という高級レンズです。広角から中望遠までカバーする良いレンズだと思います。ただし、こちらのレンズも防塵防滴構造ではありません。SONYも本体は防塵防滴構造ですが、セットレンズはそうではない、というパターンです。

 手ぶれ補正は、レンズではなくて、本体内蔵式です。この方式の手ぶれ補正の場合、光学式の手ぶれ補正と異なり、結果的に撮影された画像のぶれが補正されるだけで、ファインダーで、リアルタイムに補正ができているのかの確認はできません

 以上、ソニーのα77IIの紹介でした。電子ビューファインダーであること本体内蔵式の手ぶれ補整であること、など他社とはやや異なる仕様を持つカメラです。一方、12枚の高速連写は、動く被写体の撮影に強そうです。「子ども撮り」などにはこの機種はオススメですが、こちらの場合も、「重さ」には注意を払う方が良いでしょう。

今回の結論
初心者向けの一眼レフカメラおすすめの機種はこちら!

 というわけで、今回は、初心者〜中級者向けのデジタル一眼レフカメラの比較をしました。

 最後に、いつものように、「目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!」を提案したいと思います。


 第1に、入門用として、バランスが取れており最もオススメできる機種は、

 201702060849.jpg

 【2016年登場】

 7・Nikon D3400 【18-55レンズキット】
  ¥57,898 Amazon co.jp (4/24執筆時)
 7・
Nikon D3400   【各色・ダブルズームキット】
  ¥73,106 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 7・
Nikon D3400     【各色・ボディのみ】
  ¥46,847 Amazon co.jp
(4/24執筆時)

 総合評価:★★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:95/95 倍率0.85
 画素数:2416万画素
 液晶パネル:3インチ 92万ドット 
 画像エンジン:EXPEED 4  
 フォーカス:11点AF(クロス)
 シャッター: 連続5コマ/秒 
 重さ:395g(電池込445g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 ニコンのD3400でしょう。5万円前後でレンズキットが揃う他の入門機に較べると、フォーカスが11点連写速度も5枚/秒と優れる点を評価しました。とくに、「初心者向け」とする場合、フォーカス(ピント合わせ)は重視して良い部分だと思います。

 画質面でも、最近流行のローパスレスの撮像素子を採用するため、一眼レフカメラの「買い換え」のかたも、画質面での違いを良く感じられるでしょう。

 201405281605.jpg

 他機種に較べて保体が全般的にコンパクトなので、持ち歩くのも苦にならない点も「売り」です。付属するレンズも手ブレ補正対応です。

 な、これは他社でも層ですが、シーン自動認識システムが搭載されているため、余り考えずに、シャッターを押せば優れた写真を撮ることができます。また、逆に凝った写真を作ろうと思えば、マニュアル設定も充実しています。また、ニコンの豊富な交換レンズのラインナップは、将来的にも有利でしょう。

 また、外出先でスマホと連携する際に、Bluetooth接続が使えるのは利便性の面でのメリットです。もちろん、他社モデルでもWi-Fi搭載機種ならば、外出先でスマホとアドホックにつなげて写真を転送できますが、いちいちつなげる手間がない分、Bluetoothは楽です。

 幾つか「オススメ機種」をあげますが、取りあえず迷ったら、D3400の標準レンズキットを勝っておけば良い、と言えます。総合性能が高いので、「買って後悔の少ない」カメラです。

 セットレンズは、基本的には標準モデルで良いでしょうが、スポーツや運動会など、遠くの被写体を撮るならば、ダブルズームキットが良いと思います。


 

 Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
  ¥26,627 Amazon co.jp (4/24執筆時)

 なお、ボケ味のある芸術的な画像を撮影したい場合、こちらの単焦点レンズがオススメです。ズームができないスナップ専用のレンズですが、F値1.8と最高に明るいレンズなので、ボケ味を十分に楽しめます。

 

 【アマゾン限定】

 液晶プロテクター Nikon D3400用
  ¥910 Amazon co.jp (4/24執筆時)

 なお、この機種の液晶保護フィルムはこちらが対応です。メジャー機種なのでデンキヤにもあるでしょうが、アマゾンは簡易パッケージの限定版を置いているので、ネットの方がだいぶ安いです。


 第2に、ファミリー向けの一眼レフカメラとして、おすすめできる機種は、

 kissx7i.jpg

 2・Canon EOS Kiss X7i  【18-55 STMレンズキット】
  ¥56,800 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 2・Canon EOS Kiss X7i   【ダブルズームキット】
  ¥67,824 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 2・Canon EOS Kiss X7i  【18-135 STMレンズキット】
  ¥71,000 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 2・Canon EOS Kiss X7   【ボディのみ】
  ¥48,144 Amazon co.jp
(4/24執筆時)

 総合評価:★★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:95/95 倍率0.85
 画素数:1800万画素
 液晶パネル:3インチ 104万ドット  
 画像エンジン:DIGIC 5  
 フォーカス:9点AF(オールクロス)
 シャッター: 連続5コマ/秒 
 重さ:525 g(電池込580g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 EOS Kiss X7をオススメします。ニコンのD3400にはないチルト式の液晶を搭載する点を評価しました、

 チルト式は、「自分撮影」「自分と友人撮影」ができるほか、運動会などの混み合った場所でアングルを替えて撮影できるので、この点でもファミリー向けです。オートフォーカスも9点と十分な数で、連写速度も実用的なスピードをキープしています。

 201512021522.jpg

 なお、セットレンズの点では、多少高くはなりますが、18-135 STMレンズキットがおすすめです。こちらは、「ズーム倍率」が高く、風景から遠くの被写体まで相当広範囲に撮れるので、交換レンズを揃えなくとも便利に使えます。

 なお、撮像素子、ローパスレスではありません。ただ、風景写真よりも、人物撮影やスナップが多い人は、ローパスレスであることは、それほど意味がありませんし、モアレの心配がないだけ良いと思います。

 実際、フルオートで撮る場合、人物撮影はキヤノンの方が上手に撮りやすいです。家族用に最適化されている?のかもしれません。

 201506291124.jpg

 Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 II
  ¥14,269 Amazon co.jp
(4/24執筆時)

 また、ズームができない代わりに、「ぼけ味」の出せる単焦点レンズが、ニコンに比べても相当安く売っています。そのため、入門機でも単焦点に挑戦したい人にもおすすめです。

 

 液晶プロテクター Canon EOS kiss X8i/X7i用
  ¥866 Amazon co.jp (4/24執筆時)

 保護フィルムはこちらですね。


 第4に、野外でかなりハードに使う人で、防塵・防滴機能を優先したい方は、

 

 13・PENTAX K-S2   【18-135レンズキット】
  ¥68,300 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 13・PENTAX K-S2 【ダブルズームキット】
  ¥61,980 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 13・PENTAX K-S2 【18-50レンズキット】
  ¥55,500 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 13・PENTAX K-S2  【ボディのみ】
  ¥57,980 Amazon co.jp
(4/24執筆時)

 総合評価:★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:100/100, 倍率:0.95
 画素数:2012万画素
 液晶パネル:3インチ 92.1万ドット
 画像エンジン:PRIME M II
 フォーカス:11点AFシステム(クロス)
 シャッター: 連続5.5コマ/秒  
 重さ:618 g(電池込678g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 ペンタックスのKS-2でしょう。10万円以下の価格で買える機種では唯一防塵防滴性能を持つ機種です。

 また、ペンタックスの場合、どのセッレンズも簡易防滴構造をもち、水しぶきの中でも利用できますので、セットレンズに某適正のないニコンやキヤノンの防塵防滴構造機種よりも、段違いに経済的だと思います。

 加えて、ローパスフィルタの利用の有無を選べるローパスセレクターを搭載するのも、各メーカーの「いいとこ取り」と言えます。

 201512021743.jpg

 また、加えて、バリアングル液晶モニターも搭載する点で、ファミリー向けにも便利でしょう。無線LANで外出先からスマホに転送もできます。基本性能の点でも、11点オートフォーカスや、5.5コマの連写など、この価格帯の製品として他社に遜色ありません。

 難点は、678gという重さですが、防塵防滴構造をもち、バリアングル液晶モニターを搭載する機種としては「世界最軽量」だというのは言及するべきですね。

 セットレンズは、この機種の場合も、高倍率ズームである18-135レンズキットがおすすめです。ただ、スナップ写真や旅行写真が主なならば、18-50レンズキットで良いでしょう。また、スポーツなどを撮るならば、ダブルズームキットが良いと思います。

  

  液晶プロテクター PENTAX K-70/K-S2用
  ¥942 Amazon co.jp (4/24執筆時)

 対応する保護フィルムはこちらです。


 第5に、価格と性能のバランスが取れ、どのシーンでもマルチで活躍してくれそうな中級機としてオススメなのは、

  

 15・Canon EOS 80D   【18-135 レンズキット】
  ¥140,378 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 15・Canon EOS 80D  【18-55 レンズキット】
  ¥124,752 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 15・Canon EOS 80D  【ダブルズームキット】
  ¥130,666 Amazon co.jp
(4/24執筆時)
 15・Canon EOS 80D    【ボディ】
  ¥112,078 Amazon co.jp
(4/24執筆時)

 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:100/97 倍率:0.95
 画素数:2420万画素
 液晶パネル:3インチ 104万ドット 
 画像エンジン:DIGIC 6
 フォーカス:45点AF
 シャッター: 連続7コマ/秒
 重さ:650g(電池込730g)
 
動画性能: 1920x1080(フルHD)

 キヤノンのEOS 80D です。ニコンの7200Dとかなり迷いましたが、フォーカス性能の面で、位相差AFの進化版といえるデュアルピクセルCMOS AFの採用を重視しました。連写も7枚/秒と実力があります。

 201702061355.jpg

 また、ニコンと比して、バリアングル液晶モニターを採用しているので、ファミリー向けには便利な点もメリットです。

 加えて、このクラスの中では、動画撮影も高度で、デュアルピクセルCMOS AFを使ったピント合わせは他機に比べて非常に楽です。白飛びを押さえるHDR動画がにも対応します。

 その他、無線LANを搭載しスマホに転送できるなど、基本的な使い勝手の部分も優れます。ただし、本体はそれなりに重量感があります。個人的には、初心者はこの点は重要視するべきだと思っており、軽量な EOS Kiss X7iなどのほうが、最終的にはおすすめです。

 なお、オススメモデルは、使い勝手の良い【16-85 VR レンズキット】を搭載したモデルです。ただ、価格的に【18-105 VR レンズキット】を選ばれても良いでしょう。こちらの方が高倍率ですし。

 

 Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
  ¥26,627 Amazon co.jp (4/24執筆時)


 なお、別売りですが、ボケ味のある画像を撮影したい場合、こちらの単焦点レンズがオススメです。ズームができないスナップ専用のレンズですが、F値1.8と最高に明るいレンズなので、ボケ味を十分に楽しめます。

 

  液晶プロテクター Canon EOS 80D/70D用
  ¥11,46 Amazon co.jp (4/24執筆時)

 保護フィルムは、こちらになります。

ーー

 最後におまけ。

 201403131324.jpg

  サンディスク Class10 32GB SDSDXPA-032G-EPK2
   ¥4,780 Amazon.co.jp  (4/24執筆時)
  トランセンド 32GB TS32GSDHC10U1E 【アマゾン限定】
   ¥2,300 Amazon.co.jp   (4/24執筆時)

 今回紹介したカメラには、撮影用のSDカードが付きません。SDカードは1000円程から売っていますが、格安のモデルは読み込み速度が遅くカメラ本来の性能を活かせません

 おすすめは、アメリカのSanDisk社の16ギガのカードです。読み込み/書き込み速度が速く、2000枚程度の写真が保存できますので。ただ、価格的には、同じ位のスピードを出せるトランセンド社のSDカードもお買得で良いです。

 これらのSDカードについては、高性能モデルや格安モデルを含めて【こちらの各社SDカードの比較記事】で別に紹介していますので、よろしければご覧ください!

 201507031716.jpg

 その他、三脚もお探しの方、マンフロットなどの高級モデルを含めて、【一眼レフ向きの三脚の比較記事】も書いています。よろしければご覧ください。

1・ミラーレス一眼の比較
2・初心者向け一眼カメラの比較
3・
デジカメ全般の比較・選び方全体のまとめ

 また、カメラ関連の記事として、以上の記事もよろしくお願いします。 

 というわけで、今回は一眼レフカメラの話でした。この記事がもしお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークボタンから記事を共有していただければ幸いです!!(↓)

posted by Atlas at 14:47 | Comment(0) | カメラ
          
商品名から本ブログの記事検索ができます!

カスタム検索




          




 今後の記事は、【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!
monomani31.png