2017年10月21日

比較2017' 解説!17機のハンドミキサー/ブレンダー特長とおすすめ:ブレンダー・ブラウン・パナソニック・クイジナート・テスコム・アイリスオーヤマ

今回レビューする製品【2017年10月】ハンドブレンダー・ミキサー最新17製品の性能とおすすめ・選び方:パナソニック MX-S101 MX-S301 e-PRO MX-SE501 MK-H4 マルチクイック MQ500 MQ535 マルチクイック5 ヴァリオ MQ5045 MQ700 MQ735 MQ745 MQ775 クイジナート HB-500WJ HM-050SJ テスコム Pure Natura スティックブレンダー THM311 THM321 アイリスオーヤマ IHB-601 IHB-602 回転数や付属品の違いや用途別ランキング

今回のお題
マルチに使えるハンドブレンダーのおすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。今日は、調理家電の話で、具体的には、ハンドミキサー・ハンドブレンダーの比較をします。

 なお、このブログ「家電批評モノマニア」では、調理家電について4つの記事があります。

1・スロージューサーの比較
2・パワージューサーの比較
3・ハンドミキサーの比較
4・フードプロセッサの比較

  今回は、3番の記事です。

  

 前回まで紹介したジューサーミキサータイプとは異なる、お手軽なハンドタイプのミキサーを紹介したいと思います。

 いつものように、各製品を個別にレビュー・紹介した後、最後にAtlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

ブレンダーの種類と選び方の基本

 ハンドブレンダーは、ミキサーなどと比較して、オプション類が多く、「マルチ」に使え「利便性が高い」製品です。ただ、それだけに、「何に使えるのかたいへん分かりにくい」製品でもあります。

 そのため、今回の記事は、ミキサーなどとの用途の相違点について解説しておきます。

  

 パナソニック ミキサー MX-X701-T
  ¥13,999 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 第1に、ミキサーやパワージューサーです。このタイプが、今回紹介するハンドミキサーに最も「近い」調理家電と言えます。鋭い刃が高速で回転し、ジュースやスムージーなどが作れます。とても細かく切断できるので、繊維入りのジュースや、芋類のスープ作りに重宝します。

 このブログでは【おすすめ高速ジューサーの比較記事】でフォローしています。

   

 ビタミンサーバー MJ-L500
  
¥ 18700 Amazon.co.jp (7/7執筆時)

 第2に、スロージューサーです。比較的新しいタイプの家電ですが、こちらは、ミキサーと異なり、果実や野菜の繊維質と果汁とを分離し、市販の100%ジュースのようなのどごしのジュースを作ることに特化した家電です。この用途は、ハンドブレンダーやミキサー(パワージューサー)には備わらず、棲み分けがなされます。

 このブログでは、【おすすめスロージューサーの比較記事】でフォローしました。

 

 フードプロッセッサー MK-K81-W
   ¥ 12,800 Amazon.co.jp (7/7執筆時)

 第3に、フードプロセッサーです。こちらは、ミキサーに比べると、粗い大きな刃が低速に回転する製品です。ハンバーグなどを作る際、合い挽き肉やタマネギのみじん切りの下ごしらえに使います。なお、ハンドブレンダーの一部は、部分的にフードプロセッサーの機能をフォローするものがあります。

 ちなみに、Atlas的には、フェジョアーダ(豆スープ)にたいへん凝っていた時期があり、遠い昔、ブログを始めたばかりに記事化した記憶があります。最近では、【おすすめフードプロセッサーの比較記事 】でフォローしました。

  

 ハンドブレンダー MX-S101
  ¥7,766 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 第4に、ハンドブレンダー(ハンドミキサー)です。こちらは、ボールなどに入れた食材に対して、ミキサーのようにかくはんさせられる製品です。そのため、ミキサーと同じく、繊維と荷重が混ざった昔ながらの「家庭のジュース」やポタージュスープができます。離乳食用としてもニーズがありますね。

 したがって、ハンドブレンダーの主要な機能はこの「ミキサー」機能といえます。ミキサーほど本格的ではないけれど、「片付けがとても楽」な点で、家事労働の効率化に貢献できる、欧米らしい家電ですね。

 

 ブラウン マルチクイック MQ735
 ¥9,090 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 一方、ハンドブレンダーは、構造が単純なので、多機能モデルには多くの付属品が付きます。これを使うと、フードプロセッサーのような「粗い切断」でのハンバーグ作りや、製菓に便利なメレンゲやホイップ作りにも使えます。

 このように「マルチ」に使えて、しかも、お手入れが面倒ではないという点が、他の調理家電に比べてのこの製品のメリットと言えるでしょう。

パナソニックのハンドブレンダーの比較

 では、具体的な製品の比較に入ります。はじめにパナソニックの製品から比較します。

 なお、以下の製品の比較では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で書きます。


  

1・パナソニック MX-S101
 ¥7,776 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 本体の重さ 770g
 回転調節
 回転回数

 MX-S101 は、パナソニックの入門用のハンドブレンダーです。

 201707231116.jpg

 主な用途は、「つぶす」「混ぜる」で、繊維入りジュースや、ポタージュなどに利用します。右図のような専用カップが付属し、シンプルですが、ハンドブレンダーとして最低限の機能があります。

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 ブレードは、4枚刃です。従来的な2枚のフィニッシュブレードに、サブシャープブレードが2枚装備されており、切れ味を増しています。繊維質の細断が高度なので、切断ムラの少ない美味しいジュースができるでしょう。本体はステンレス製なので、加熱調理中でも利用できます。ちなみに、パナソニックはシェーバーも出している会社で、刃の鋭さには定評があります。

 回転調節は、不可能です。ただ、「つぶす」「混ぜる」の動作で、回転数の調整は不要ですので、問題ありません。

 本体の重さは、ブレンダー使用時に770gです。さほど重くもなく使いやすいでしょう。

 本体の安全面では、ブレーカーとサーモスタットをWで装備します。ハンドブレンダーは小型モータを採用する関係で、定格時間が1分ほどです。オーバーヒートしやすいのですが、こちらは、このような防止機能があり安心です。その他、チャイルドロックもあります。

 以上、MX-S101の紹介でした。シンプルな構成ですが、ハンドブレンダーの基本となる、「つぶす」「混ぜる」の動作は、上位機種と同じく高レベルです。ジュース・スープ類を作るために購入を考えている場合は、こちらは、有力な候補になるでしょう。


   

2・パナソニック MX-S301
 ¥11,290 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 780g
 回転調節   高速・低速切替可
 回転回数

 MX-S301 は、パナソニックハンドブレンダーの上位機です。

 201707231130.jpg

 主な用途は、「つぶす」「混ぜる」に加えて、「きざむ」「泡立てる」という機能が加わっている製品です。前者の機能を達成するため、チョッパーアタッチメント(左図)が、後者の機能を達成するため、泡立て器アタッチメント(左図)が付属します。この2つのオプションパーツが付属している点が、下位機種との最も大きな相違点です。

 ブレードは、下位機種と同じ4枚刃です。

 回転調節は、「きざむ」「泡立てる」という機能を利用するため、高速・低速切替が可能な仕様です。硬い野菜は高速で、崩れやすい野菜や魚は低速で、生クリームなどは低速から高速に切り替えつつ利用できます

 本体の重さは、ブレンダー使用時に780gです。下位機種とほとんど変わりません。

 本体の安全面では、こちらも、ブレーカー・サーモスタットをWで装備し、チャイルドロックも付属します。

 以上、MX-S301の紹介でした。価格は高いですが、「きざむ」「泡立てる」という機能が利用できます。マルチに料理に使いたい方は、この機種が良いでしょう。


  

3・パナソニック e-PRO MX-SE501
 ¥25,900 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 780g
 回転調節   高速・低速・間欠モード
 回転回数

 MX-S301 は、パナソニックハンドブレンダーの最上位機です。「プロ」が監修した本格的なモデルです。

  201707231147.jpg

 主な用途は、しかしながら、MX-S301と同じ「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」に、野菜などを「おろす」が加わっています。これは、チョッパーの上に「おろし金」を付属することで可能にしました。

 ブレードは、下位機種と同じ4枚刃です。

 回転調節は、高速・低速切替が可能な仕様に加えて、新しく間欠モードを搭載します。ハンドブレンダーは、良かれ悪しかれ、食材を均一に細断することに主軸を置きますが、食感を残したい場合は、このモードが重宝します。

 本体の重さは、ブレンダー使用時に810gです。下位機種よりわずかに増えますが、大差はないでしょう。

 本体の安全面では、こちらも、ブレーカー・サーモスタットをWで装備し、チャイルドロックも付属します。

 以上、 e-PRO MX-SE501 の紹介でした。機能面ではより充実している機種です。ただ、ハイアマチュア以上向けの機種ということで、機能差の割に価格が高いです。この点では、購入する人は限られそうです。



4・パナソニック MK-H4
 ¥3,749 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 1100g
 回転調節 3段階
 回転回数

 MK-H4 は、パナソニックの比較的格安のハンドブレンダーです。

 主な用途は、「泡立てる」で、こちらは製菓専用製品です。回転調節は、クリームを作ることを想定し、3段階で切り替えられます。

 その他は格段の機能はなく、ハンドブレンダーとしての用途は限定的です。

ブラウンのマルチクイックの比較

 つづいて、ドイツのブラウンのハンドブレンダーを比較します。

 ラインナップとしては、Panasonicに次ぐ多さです。なお、同社もシェーバーメーカーで、刃にはこだわりがあります。


    

5・ブラウン マルチクイック MQ500
 ¥4,461 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 720g
 回転調節 2段階
 回転回数 約14000回転

 マルチクイック MQ500 は、ブラウンの入門用のハンドブレンダーです。

 主な用途は、パナソニックの入門機と同じであり「つぶす」「混ぜる」です。繊維入りジュースや、ポタージュなどが作れます。こちらも、便利な専用カップが付属します。

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 ブレードは、一方で、パナソニックに劣る2枚刃です。一方、ブラウンはモーターとその静音性に技術が高いですが、細断の速さや、繊維質の均質性に関わるブレードの改良については、一歩遅れもある印象です。ただ、パナソニック同様、食材飛び散りにくく、加熱調理中でも利用でき、利便性は削がれていません。

 回転調節は、2段階で可能です。通常モードとターボモードという名前です。ただ、「つぶす」「混ぜる」の運転で、低速は不要なので、どちらかといえば、次に紹介する付属品が多い製品と規格を統一し、コストを削減するために付属する無用機能かと思います。

 本体の重さは、ブレンダー使用時に720gです。わずかですが、Panasonicより軽量ですね。

 本体の安全面では、サーモやブレーカーなどの言及がありません。先ほど書いたように、ブレンダーは、定格時間が1分ほどで、オーバーヒートもあるため、この部分ではやや不利ですね。

 以上、 MQ500 の紹介でした。Panasonicの入門機に比べると、非常に安いのですが、ブレードの技術と安全面では、はっきりと機能差があります。多少、「あら」も目立つ機種と言えそうです。


   

6・ブラウン マルチクイック MQ535  
 ¥7,115 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 720g
 回転調節 2段階
 回転回数 約14000回転

 マルチクイック MQ535 は、上で見た MQ500 と同一のブレンダーにアタッチメントを付属させたモデルです。

 主な用途は、「つぶす」「混ぜる」に加えて、「きざむ」「泡立てる」という機能が加わります。Panasonicの中位機と機能差はないですが、こちらはアタッチメントの食洗機対応を明示している点が、ヨーロッパらしいでしょう。

 ブレードは、こちらもパナソニックに劣る2枚刃です。

 回転調節は、2段階で可能です。回転数が通常モードは柔らかい食材で、ターボモードは硬い食材で利用します。

 本体の重さは、ブレンダー使用時に720gです。下位機種と同じです。

 本体の安全面では、やはり、サーモやブレーカーなどの言及がありません

 以上、 MQ535 の紹介でした。Panasonicの中位機がライバルですね。比較するとやはり、コスパは良いのですが、ブレードの技術と安全面では機能差があります。


   

7・ブラウン マルチクイック5 ヴァリオ MQ5045
 ¥8,779 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 810g
 回転調節 2段階  
 回転回数 約13400回転

 マルチクイック MQ5045 は、上で見た MQ535の上位機にあたります。本体の形状は同じですが、回転速度を含めて仕様が異なります。

 主な用途は、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」という4つの機能ということで、MQ535と仕様は同じです。しかし、図のように、かなり大きなチョッパーが付属します。ブラウンの下位機種やパナソニックの場合、200gですので、タマネギなら中タマ1個ほどですが、こちらは250gですので、大タマ1個対応できます。そのほか、クラッシュアイスの作成にも利用できます。

 ブレードは、こちらもパナソニックに劣る2枚刃です。

 回転調節は、一方で、上部のダイヤルで21段階で可能です。これは、主に製菓時の泡立て用であり、手でかき混ぜるのにできるだけ近いように、細かく好みの速度に調整したい人に人気です。

 本体の重さは、ブレンダー使用時に810gです。ダイヤル調整部がつくため、軽さの利点はなくなっていますね。

 本体の安全面では、やはり、サーモやブレーカーなどの言及がありません

 以上、 MQ5045 の紹介でした。チョッパーを重視したい方は、こちらは良い選択肢でしょう。ただ、ブレンダーとしての機能は下位機種と同じで、多少難点もあります。


  

8・ブラウン マルチクイック MQ700
 ¥6,185 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 890g
 回転調節 スマートスピード搭載
 回転回数 約13600回転

 マルチクイック MQ700 は、ブラウンの新規格のブレンダーで、同社の上位ラインです

 主な用途は、シンプルに「つぶす」「混ぜる」です。繊維入りジュースや、ポタージュなどを作るための最も基本的な機能に限定されています。

 ブレードは、こちらも、パナソニックに劣る2枚刃で、この部分では、従来機と同じです。

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 回転調節は、その一方で、握りの強さでファジーに強弱を調整できる「スマートスピード」が搭載です。パナソニックにはない機能です。個人的には、「つぶす」「混ぜる」に強弱調整機能は不要という考えですが、Panasonicの最上位機に搭載される間欠モードと同じく、潰れ具合の調整にこだわりたい場合、感覚的に強弱を調整できるこちらは有利でしょう。ただ、その実力は、次に紹介するような、オプションがたくさん付いた製品でこそむしろ発揮されるでしょう。

 本体の重さは、ブレンダー使用時に890gです。軽量な機種とはことなり、パナソニックより重量感があります。握りやすい形状ではありますが、この点を重視する場合はネックです。

 本体の安全面では、やはり、サーモやブレーカーなどの言及がありません。ただ、オーバーヒートをランプで知らせる機能は搭載します。

 以上、 MQ700の紹介でした。強弱調節機能が魅力の機種です。ただ、「つぶす」「混ぜる」においてはあまり意味をなさない点と、重量が増えてしまっている点は、多少「微妙」な上位機です



 

9・ブラウン マルチクイック MQ735
 ¥9,090 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

  

10・ブラウン マルチクイック7 MQ745
 ¥12,800 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 890g
 回転調節 スマートスピード搭載
 回転回数 約13600回転

 マルチクイック MQ735 と、マルチクイック7 MQ745 もブラウンの新規格のブレンダーです。ここまで丁寧に読んで頂いた方には想像つくと思いますが、こちらは 、1つ上で紹介したMQ700に、アタッチメントを付属させただけの同じ製品です。

 主な用途は、したがって、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」という用途です。そして、MQ745 ついては、タマネギ換算で250g(大タマ)までみじん切り可能な、大きいチョッパーが付属する部分が、中タマ程度まで対応のMQ735 との唯一の相違点ですね。大きいチョッパーは、クラッシュアイスにも対応します。

 ブレードは、パナソニックに劣る2枚刃で、この部分では、従来機と同じです。

 回転調節は、この機種も、握りの強さでファジーに強弱を調整できる「スマートスピード」が搭載です。

 本体の重さは、下位機種と同じでブレンダー使用時に890gとなります。

 本体の安全面では、オーバーヒートをランプで知らせる機能がありますが、サーモやブレーカーなどの言及がありません

 以上、 MQ735MQ745 の紹介でした。細かく速度が調整できる「スマートスピード」は、「きざむ」「泡立てる」用途では、かなり重宝しそうです。とくに、速度に仕上がりが影響されやすい製菓に使われる場合は、「握るだけで速度調整できるこの機種はかなり便利」です。この部分だけでも、これらの機種は検討対象にする価値があります。


 

11・ブラウン マルチクイック MQ775
 ¥14,480 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 890g
 回転調節 スマートスピード搭載
 回転回数 約13600回転

 マルチクイック MQ775 は、ブラウンの最上位機種のブレンダーです

  201707231314.jpg

 主な用途は、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」という用途に加えて、「スライス」「千切り」「こねる」という機能が付属します。ただ、冷静に考えると、家庭でスライスと千切りをハンドブレンダーでやるのは面倒な気もします。「こねる」」についても同じことが言えます。

 その他の部分は機能差がないので、基本的には、ブラウンの場合、この下のグレードの機種がオススメですね。

他メーカーの人気機種の比較

 最後に、クイジナートやテスコムなど、デンキヤで売られている他のメーカーの人気機種を比較しましょう。


  

12・クイジナート HB-500WJ
 ¥7,999 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 540g
 回転調節 3段階  
 回転回数 約16000回転

 HB-500WJは、アメリカの大手キッチン用品メーカー「クイジナート」の製品です。日本では多展開していませんが、この機種は人気があります。

 主な用途は、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」という4つの機能です。「きざむ」用途に利用するチョッパーは、米国らしくブラウンを凌ぐ大容量の300gです。ただし、刃の関係で、クラッシュアイスは非対応で、食材も半解凍以上にする必要があります。

 ブレードは、2枚刃です。機能面ではブラウンと同じです。こちらも、加熱調理中に利用できますが、フードがやや浅いため、他社よりも多少飛び散りやすい感じはします。

 回転調節は、一方で、上部のダイヤルで3段階で可能です。高速・中速・低速を選べます。

 本体の重さは、この機種の最大の見所で、ブレンダー使用時に540gとかなり軽量です。他社より200g以上軽いため、使い勝手は良いです。

 本体の安全面では、こちらもサーモやブレーカーなどの言及がありません

 以上、 HB-500WJの紹介でした。大容量のチョッパーや圧倒的な軽量性は、相当の魅力で、この機種の最大の見所です。ただし、刃の工夫や回転速度の調節など、他社に及ばない面もあります。最終的にどの機種を「おすすめ」にするかは、記事の最後に改めて考えてみたいと思います。


  

13・クイジナート HM-050SJ
 ¥7,040 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 1100g
 回転調節 3段階
 回転回数 1350回転

 HM-050SJ もイジナート社のハンドブレンダーです。

 主な用途は、「泡立てる」「混ぜる」です。

 201707231332.jpg

 また、卵白の泡立てや生クリーム用のバルーンウィスクに加えて、ビーターが付くので、簡易的ですがマッシュポテトなどを混ぜるような利用法も可能です。

 回転調節は、パナソニックよりも細かく5段階で、2つの泡立て器で、ムラ無く泡立てることができます。

 その他は格段の機能はありません。ハンドブレンダーとしての用途は限定的ですが、製菓専用と考えた場合、スピード調節の自在性では、Panasonicの専用機よりは上位でしょう。



 

14・テスコム Pure Natura THM311
 ¥3,250 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 550g
 回転調節   
 回転回数

  THM311 は、日本のテスコムの「スティックブレンダー 」です。比較的低価格の製品に強いメーカーであり、コスパが良い製品が多いです。

 主な用途は、こちらは、「つぶす」「混ぜる」で機能的に、他社の入門機と同様です。

 ブレードは、普通の2枚刃です。ただ、一定の耐熱性はあるのですが、加熱調理中の利用は不可です。この点は、大手に及びません。また、フードも浅くやや飛び散りやすいほか、モーター音が割とします。

 回転調節は、できない仕様です。

 本体の重さは、550gと軽量です。機能がシンプルなだけに、この部分は強みですね。

 本体の安全面では、こちらもサーモやブレーカーなどの言及がありません

 以上、 THM311 の紹介でした。ハンドブレンダーを試して見たい方には、手頃な価格の製品です。ただ、肝心のブレードの部分は「価格なり」です。予算の都合がつけば、もう少しグレードの高い機種を選ぶのも手です。


 

15・テスコム Pure Natura THM321
 ¥3,370 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 550g
 回転調節   
 回転回数

  THM321 も、日本のテスコムの「スティックブレンダー 」製品です。

 主な用途は、こちらは、「つぶす」「混ぜる」「きざむ」機能が利用できるよう、アタッチメントが強化されています。ただし、「泡立てる」機能は付属しません。チョッパーのサイズは200gで、タマネギなら中タマが入るほどのサイズです。Panasonicとだいたい同じサイズです。

 ブレードは、下位機種と同じ2枚刃で、加熱調理中の利用は不可です。

 回転調節は、できない仕様です。これが、アタッチメントに「泡立てる」機能が付かない理由でしょうね。

 本体の重さは、同じく550gです。

 本体の安全面では、やはりサーモやブレーカーなどの言及がありません

 以上、THM321 の紹介でした。「混ぜる」「きざむ」機能が付いた機種としては最安水準です。ただ、下位機種と同じく、モーターとブレードの部分で機能性が低く、とくに回転数を調整できない点はネックです。


 

16・アイリスオーヤマ IHB-601
 ¥3,367 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

  

17・アイリスオーヤマ IHB-602
 ¥3,946 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 600g
 回転調節 無段階
 回転回数

  IHB-601IHB-602 は、日本のアイリスオーヤマの製品です。やはり、低価格な製品に実力のあるメーカーです。

 主な用途は、こちらも、エレコムと同じで「つぶす」「混ぜる」「きざむ」機能が利用できる製品です。ただし、下位機種は、チョッパーが付属せず、「つぶす」「混ぜる」のみ対応できます。また、いずれの製品も「泡立てる」機能は付属しません。チョッパーのサイズは、エレコムと同じで200gで、タマネギなら中タマが入るほどのサイズです。

 ブレードは、下位機種と同じ2枚刃です。、加熱調理中の利用は不可です。

 回転調節は、一方、ダイヤル式ながら無段階で調整できる仕様です。ただ、この機能において最も有利だと思われる「泡立てる」機能は付属しません

 本体の重さは、600gです。

 本体の安全面では、サーモやブレーカーなどの言及がありません

 以上、アイリスオーヤマの製品の紹介でした。回転調整できるものでは格安であり、3000円台以下の製品としては、最も機能面で期待できる製品でしょう。例えば、あまり手の込んだ料理をするつもりはなく、離乳食や繊維入りジュースを作るなど特定の目的が決まっている方で、コスパを重視する場合は、おすすめできる機種です。

今回の結論
ハンドブレンダーのおすすめ機種は結論的にこれ!

 というわけで、今回は、ハンドミキサー・ハンドブレンダーの比較でした。

 最後にいつものように、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきたいと思います。


 第1に、繊維入りジュース・スープ・離乳食の作成など「つぶす」「混ぜる」用途だけに使う場合、性能面でオススメの機種は、

  

1・パナソニック MX-S101
 ¥7,776 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 本体の重さ 770g
 回転調節   
 回転回数

  パナソニックハンドブレンダーの上位機MX-S301 でしょう。同社の「刃」に関する技術力を活かし、他社と比べると格段に性能が良いと言える4枚刃を使用している点を評価しました。

 従来的な2枚のフィニッシュブレードに、サブシャープブレードが2枚装備されており、この部分では他社にない圧倒的な魅力があります。

 回転調整はできませんが、つぶす」「混ぜる」用途では基本不要なため、グレードとしては、こちらで十分でしょう。その他、ブレーカーとサーモスタットをWで装備する点も安全性の面で評価できます。


 第2に、「つぶす」「混ぜる」用途に加えて、タマネギなど「刻む」機能も欲しい方には、

  

10・ブラウン マルチクイック7 MQ745
 ¥12,800 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 890g
 回転調節 スマートスピード搭載
 回転回数 約13600回転

 ブラウンのマルチクイック7 MQ745 が良いでしょう。タマネギ換算で250g(大タマ)までみじん切り可能な、大きいチョッパーが付属する点を評価しました。

 チョッパーの使い勝手は、「一度でやりきる」点に重きを置くべきで、その部分でこの機種は優秀だと思います。安全性の面では、パナソニックに負けますが、オーバーヒートをランプで知らせる機能があり、欠点を補えます。

 また、「混ぜる」際に、具材感を残したい場合に、握りで速度調整できる「スマートスピード」は便利でしょう。


 第3に、製菓用に便利なハンドブレンダーとしておすすめできるのは、

 

9・ブラウン マルチクイック MQ735
 ¥9,090 Amazon.co.jp (10/21執筆時)   

 本体の重さ 890g
 回転調節 スマートスピード搭載
 回転回数 約13600回転

 ブラウンのマルチクイック7 MQ735 が良いでしょう。やはり、泡立ての際、スピードを自在に調整できる「スマートスピード」は、かなり便利ですから。この点だけで、こちらを選んでもよいくらいです。

ーーー

  

13・クイジナート HM-050SJ
 ¥7,040 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 1100g
 回転調節 3段階
 回転回数 1350回転

 ただし、「完全な泡立て専用機」と考える場合、バルーンウィスクがW搭載されたクイジナートを選ぶのも手でしょう。「マルチな製品」ではなく、この機能に特化して製造された製品で、優秀です。速度調節も5段階で可能です。


 第4に、比較的予算が限定された状況でオススメできる入門用の製品としておすすめなのは、

 

16・アイリスオーヤマ IHB-601
 ¥3,367 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

  

17・アイリスオーヤマ IHB-602
 ¥3,946 Amazon.co.jp (10/21執筆時)  

 本体の重さ 600g
 回転調節 無段階
 回転回数

 アイリスオーヤマIHB-601IHB-602 でしょう。とくに、離乳食など、利用する期間が決まっており、あまり予算をかけたくない場合に良いでしょう。この場合「オマケ的」ですが、無段階で速度調節できる点も、他社との明確な違いとして評価できるでしょう。

ーーー

 というわけで、今回は、ハンドブレンダー・ハンドミキサーの比較でした。

 このブログ「家電批評モノマニア」では、調理家電について、他にも記事があります。

1・スロージューサーの比較
2・パワージューサーの比較
3・フードプロセッサーの比較

 よろしければ、これらの記事もお読みください。

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posted by Atlas at 09:52 | Comment(0) | 調理家電
          

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