2020年02月26日

比較2020'【53機】ホームシアタースピーカーの性能とおすすめ・選び方:5.1chシアターシステムセット (2)

1回目からの続き記事です→こちら


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【2010年】

 13・YAMAHA THEATER SOUND 1080 5.1ch

 【フロントスピーカー 1本】

 13・ヤマハ NS-F700(BP)
  ¥48,000 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 13・ヤマハ NS-C700(BP)
  ¥28,909 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 13・ヤマハ NS-B700(BP)
  ¥16,430 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サブウーファー 】

 13・ヤマハ NS-SW700(BP)
  ¥44,831 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:16cm+13cm+3cm(3WAY)
センター:13cm+3.0cm
サラウンド:13cm+3.0cm
サブウーファー:300W

 THEATER SOUND 1080 5.1ch は、単品で、5.1ch以上が構築できるコンポーネントシアターシステムとしては、ヤマハでは、上位機にあたる製品です。

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 こちらは、このブログの【AVアンプの比較記事】で紹介した、同社の10万円クラスのRX-A1080(2018年モデル)に推奨されているセット構成です。

 価格は、5.1chだと、23万円程度の予算となる高級機です。

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 フロントスピーカーは、下位機種同様に、3ウェイ3スピーカーです。

 独特のキャビネット形状や各ユニットのサイズ感も似ており、音響面で目指す方向性は下位機種と同じだと思われます。

 違いは、キャビネット上部に伝統工芸の「曲げ練り」の技法を加えて、インテリア感を出した程度です。

 試聴すると音質は確かに違いますが、これは、どちらかと言えば、キャビネットのサイズ感の違いに由来するものでしょう。

 再生周波数帯域は、45Hz〜50kHzです。

 このスペックだけで音質は決まりませんが、低音域方向のスペックは、やや悪いのは気になります。

 センタースピーカーは、2ウェイの密閉型で、13cmのコーン型ウーファー2機3cmのアルミドーム型トゥイーターです。サラウンドスピーカーは、3ウェイ方式バスレフ型で、同一のユニットとなります。

 いずれも、形状としては、やはり「曲げ練り」の技法を利用します。

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 サブウーファーは、実用最大出力300Wです。

 スピーカーケーブルは、こちらも、それぞれの単品ごとに付属します。サブウーファー用の5mのピンケーブルも付属です。

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 以上、YAMAHATHEATER SOUND 1080 の紹介でした。

 下位機種よりもフロントスピーカーが大きいので、重圧感はヤマハ製品としては最も感じ、シアター向きです。

 ただ、下位機種との値段差はおそらく、主に、デザイン面の変更と言える「曲げ練り」の技法を採用した部分が最も大きいです。

 音質面での価格差とも言えないので、この機種についても、「多少選びがたい」気がします。


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【2015年】

 13・YAMAHA Soavo 5.1ch

 【フロントスピーカー 1本】

 13・ヤマハ NS-F901
  ¥171,600 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 13・ヤマハ NS-C901
  ¥79,236 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 13・ヤマハ NS-B901
  ¥70,000 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サブウーファー 】

 13・ヤマハ NS-SW901
  ¥173,800 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:16cm×2+13cm+3cm(3WAY)
センター:13cm+3.0cm
サラウンド:13cm+3.0cm
サブウーファー:600W 

 YAMAHA Soavo は、ヤマハの販売するコンポーネントシアターシステムハイエンド機です。

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 価格は、5.1chで組む場合、75万円程度の予算です。

 多くの方には「検討対象外」でしょうが、下位機種を購入する場合も、上位機の技術水準を理解した方が納得できる部分もあるかと思います。

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 フロントスピーカーは、下位機種同様に、3ウェイ4スピーカーです。

 2010年発売のヤマハの上位機は、3ウェイ3スピーカーでしたが、2015年前後に出たこちらは、下位機種のTHEATER SOUND 780と同様に、ウーファーを2つ装備する構成です。

 要するに、最近のシアター用の音質構成としては、低音域が充実した方が良いという方向性です。

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 一方、トゥイーターウーファーの基本サイズは、下位機種と同じです。

 素材部分も 新型のA-PMDや、アルミ性のトゥイーターなど、基本仕様は同じです。

 価格の違いは、徹底した共振対策や音響パーツのアップグレードの部分です。

 これらは、確かに音質は変わるのですが、費用対効果としては微妙で、少なくとも総額で数十万円分の差はありません。

 再生周波数帯域は、32Hz〜50kHzです。

 ウーファーをダブルで搭載することもあり、やはり低音域のスペックは良いです。

 センタースピーカーは、2ウェイの密閉型で、13cmのコーン型ウーファー2機3cmのアルミドーム型トゥイーターです。サラウンドスピーカーは、3ウェイ方式バスレフ型で、同一のユニットとなります。

 ユニットサイズは、下位機種と共通します。

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 サブウーファーは、実用最大出力600Wです。

 価格相応の実力でしょう。

 スピーカーケーブルは、こちらも、それぞれの単品ごとに付属します。サブウーファー用の5mのピンケーブルも付属です。

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 以上、YAMAHAYAMAHA Soavoの紹介でした。

 高級オーディオの常套手段として、音響パーツのアップグレードが計られた機種です。

 外観の高級感も相当出てきており、「100万円予算」のシアタールーム構築には候補として良い機種です。

 ヤマハの場合、他社に比べると「音楽用」としての水準も高めているので、ハイレゾ音源をふくめ、「音楽重視で、シアター兼用」の方向性で考える場合は、他社の同グレードに較べても良いでしょう。

 一方、価格は、下位機種に比べると、相当割高感があります。

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 逆に、同じ年度にでた、2番目に安い THEATER SOUND 780シリーズは、ヤマハの「新発想」といえる、3ウェイ4スピーカーを採用した上で安いので、そちらのお買得感が強調されます。

7・DENONのシアターシステム

 つづいて、日本の音響メーカーのDENONのシステムを紹介します。

 10万円以下グレードで組めるのは、2機種です。



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 【2016年】

 14・DENON 17シリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 14・DENON SC-T17
  ¥11,855 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 14・DENON SC-C17
  ¥7,609 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 14・DENON SC-A17
  ¥7,120 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サブウーファー 】

 14・DENON DSW-37-K
  ¥17,136 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:8cm×2+2cm(2WAY式)
センター:5.7cm×2+2cm
サラウンド:8cm×2+2cm
サブウーファー:100W

 DENON17シリーズは、単品コンポーネントシアターシステムでは、最も安価な構成です。

 5.1chを構築する場合、8万円弱の予算となり、価格的にはONKYOの入門機がライバルと言えそうです。

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 フロントスピーカーは、トールボーイタイプです。3スピーカーから構成されますが、2ウェイ方式バスレフ型です。

 ウーファーは、8cmのDDL(デノン・ダブルレイヤー)コーンです。二重の振動板を採用することで、主に中音域に厚みを出しています。シアターシステムには向いた構成でしょう。

 一方、高音域を担当するのは、2cmのソフトドーム型トゥイーターです。こちらについては、あまり設計思想が強調されず、エントリークラスとして設計されたことが分かります。

 再生周波数帯域は、45Hz〜60kHzです。低音域よりも高音域にある程度比重が置かれているので、サブウーファーの充実度が問われると言えるでしょうか。

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 サラウンドスピーカーは、2ウェイ方式バスレフ型で、コーンのサイズなどをフロントスピーカーと合わせています。

 センタースピーカーは、一方で、5.7cmののDDL(デノン・ダブルレイヤー)コーンであり、設置性を考えてか、径がが小さめですね。トゥイーターは、同じく、2cmのソフトドーム型トゥイーターです。

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 サブウーファーは、実用最大出力100Wです。20Hzからの低音再生力を持ち、低音域を充実させています。

 サイズは、幅225×高さ375×奥行370mmで、意外とコンパクトです。

 スピーカーケーブルは、こちらも、それぞれの単品ごとに付属します。サブウーファー用の3mのケーブルが付属です。

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 以上、DENON17シリーズの紹介でした。

 先述のように、比較対象は、ONKYOの入門機D-109X Seriesでしょう。スペックも似通っており、どちらを選んでも基本的には問題ないと思います。

 あまり「詩的」な音質表現は好きではないですが、DENONのほうが、低音域が充実した「重厚サウンド」で、あえて言えば、オーディオを聞き慣れた「大人向け」の「静かだが濃い」味付けです。

 一方、ONKYOやYAMAHAが持つスピード感やクリアさはやや欠けますが、慣れてしまうと「このメーカーから抜け出せない」中毒性はありそうです。

 DENONは、音質的に言えば、どのようなアンプでも、割と適応的にならせるタイプですし、スピーカーユニットだけの買い換えにも向くでしょう。


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 【2016年】

 15・DENON 37シリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 15・DENON SC-T37
  ¥18,291 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 15・DENON SC-C37
  ¥11,166 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 15・DENON SC-A37
  ¥11,382 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サブウーファー 】

 15・DENON DSW-37-M
  ¥17,310 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:10cm×2+2cm(2WAY式)
センター:8cm×2+2cm
サラウンド:8cm×2+2cm
サブウーファー:100W

 DENON37シリーズは、10万円前後のグレードで考えた場合、DENONでは最も高額と言える構成です。

 5.1chを構築する場合、10万円強の予算となり、価格的には、ヤマハの上位機のTHEATER SOUND 583 がライバルでしょう。

   

 フロントスピーカーは、トールボーイタイプです。下位機種と同じで、2ウェイ方式バスレフ型です。

 ウーファーは、10cmのDDL(デノン・ダブルレイヤー)コーンです。下位機種よりも2cmほど大きいですが、コーンの材質や構造などの明示的変化はありません。

 一方、高音域を担当するのは、2cmのソフトドーム型トゥイーターです。こちらも詳しい言及はないですが、下位機種と同等程度のものと思われます。

 再生周波数帯域は、30Hz〜60kHzです。ウーファーサイズが大きな分、低音域は充実し、よりDENONらしくなっています。

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 サラウンドスピーカーは、2ウェイ方式バスレフ型で、こちらも、コーンのサイズなどをフロントスピーカーと合わせています。

 センタースピーカーは、一方で、8cmののDDL(デノン・ダブルレイヤー)コーンで、こちらの場合も、たのスピーカーユニットと較べると径がが小さめですね。トゥイーターは、同じく、2cmのソフトドーム型トゥイーターです。

 サブウーファーは、下位機種と色が違うだけの同等品で、実用最大出力100Wです。したがって、サイズも同じで、幅225×高さ375×奥行370mmです。

 スピーカーケーブルは、それぞれの単品ごとに付属します。サブウーファー用の3mのケーブルが付属です。

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 以上、DENON37シリーズの紹介でした。

 17シリーズとの大きな違いは、ウーファーの大きさの部分だけと言えるので、音の傾向は同じでしょう。ただ、デノンらしい「重厚なサウンド」という点では、ウーファーの部分は大きいので、10万円前後の予算を確保できそうならば、こちらでも良いでしょう。

 なお、メーカー推奨は、木目構成ですが、上記の製品リンク先からは、ブラック構成の写真も見れますので、色で難色があるも大丈夫です。

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 【イネーブルドスピーカー】

 11・DENON SC-EN10
  ¥6,410 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 なお、ONKYO同様に、フロントスピーカーの上に置くイネーブルドスピーカーも発売されており、ドルビーアトモスへの対応可能です。3.1.2chなどを構成したいかたにも向く機種です。

5・JBLのシアターシステム

 続いて、米国のJBLのシアターシステムです。

 デンキヤ店頭では、セット展示があまり見られないですが、大手だけにしっかりラインナップがあります。


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 【2019年】

 16・JBL STAGEシリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 16・JBL STAGE A180
  ¥32,800 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 16・JBL STAGE A125C
  ¥21,209 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 16・JBL STAGE A120
  ¥17,650 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サブウーファー 】

 16・JBL STAGE A100P
  ¥34,046 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:16cm×2+2.5cm(2.5WAY式)
センター:13.3cm×2+.2.5cm
サラウンド:11.4cm+2.5cm
サブウーファー:150W

 JBLStageシリーズは、ホームシアターセットとして同社が提案している製品としては、最も安いモデルです。

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 ただし、5.1chを構築する場合、15万円強の予算となりますから、高級機の部類です。

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 フロントスピーカーは、トールボーイタイプです。

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 トゥイーターは、2.5cmのアルミニウム高音域ユニットです。

 素材としてはヤマハにも見られたもので「きらびやかに響く」のが特長です。

 ただし、形状は独創的なホーン型です。

 JBLは、この形式にこだわりがあり、同社の高級機でも採用される「スピーカーの顔」です。

 形状が示すとおり、これは指向性(音の広がり)に寄与し、リスニングポイントが広いです。

 大きく設置位置に左右されず、ステレオ感が得れるため、(多チャンネルだけでなく)いわゆる、2.0chのステレオも楽しみたい方にも、良いでしょう。

 ウーファーは、16.5cmのポリセルロース製です。

 ヤマハの同級機といえるTHEATER SOUND 585と同じほどのサイズです。

 一方、こちらは、ウーファー2機のクロス点(音の受け渡しのHz数)をずらしているので、 JBLは「2.5ウェイ式」という耳慣れない表現を使っています。

 同社は、傾向として(ボーカルやニュースなどに重要な)中音域を大事にするメーカーなので、こうした構成にしたと思われます。

 再生周波数帯域は、40Hz〜40kHzです。

 低音域は、クラス的にも十分なスペックですが、高音域については「ほどほど」です。

 米国企業は、(日本系ほど)ハイレゾに前向きでない部分が出ていると思います。繰り返しますが、(ドンシャリせず)中音域は充実しますので、このあたりはバーターです。

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 また、普通に映画やCDを楽しむならば、さほどの高音域は不要ですが、4K画質の Ultra HD ブルーレイは、ハイレゾ録音なので、こだわりたい方には、注意点となります。

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 サラウンドスピーカーは、2ウェイ方式で、後ろにバスレフポートがある形式です。

 ウーファーの口径は11.4cmでフロントより小さめですが、このシステムで重要なホーン型トゥイーターは、2.5cmとサイズを合わせています。

 この部分の指向性が、このシステムのサラウンド感の「キモ」で特長なので、しっかりさせています。

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 センタースピーカーは、ウーファーが11.4cmです。

 ウーファーの口径は、やはり非統一的ですが、やはり、ホーン型トゥイーターは、同じシステムを採用しており、個人的に好感が持てます。

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 サブウーファーは、下部ではなく、前面にドライバーを配置する仕様です。

 口径は、250mmで、実用最大出力150Wです。

 値段的にも、この部分をケチっておらず、パワフルと言えます。

 スピーカーケーブルは、JBLは未付属です。

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 以上、JBLStageシリーズの紹介でした。

 指向性が良いホーン型トゥイーターの搭載が魅力です。この場合、スピーカーの位置設定の自由がある程度きくので、設置する部屋が変則的な形状の場合は、とくに良いでしょう。

 先述のように、フロントスピーカーだけ使ったステレオの音楽鑑賞にも良い構成だと思います。

 一方、ハイレゾ音源に対応させたい場合は、ヤマハなど他社の方が良いでしょうが、その分中音域は充実するので、普通のニュースなどにも使う場合は、逆に良い選択肢となります。

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 【2019年】

 17・JBL STAGEシリーズ(上位構成)

 【フロントスピーカー 1本】

 17・JBL STAGE A190
  ¥47,702 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 17・JBL STAGE A125C
  ¥21,209 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サラウンドスピーカー 1本】

 17・JBL STAGE A130
  ¥19,233 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サブウーファー 】

 17・JBL STAGE A100P
  ¥34,046 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:20cm×2+2.5cm(2.5WAY式)
センター:13cm×2+.2.5cm
サラウンド:13.3cm+2.5cm
サブウーファー:150W

 なお、JBLStageシリーズは、フロントスピーカーとサラウンドスピーカーが2系統あるため、以上のような構成も可能です。

 この場合、サラウンドスピーカーの口径がセンタースピーカーと揃うので、数千円の増額になりますが、A130を選んだ方が良い気がします。

 フロントスピーカーは予算の都合で良いでしょう。


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 【2019年】

 18・JBL STUDIO 6シリーズ

 【フロントスピーカー 1本】

 18・JBL STUDIO 698  
  ¥107,870 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 18・JBL STUDIO 625C  
  ¥46,050 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サラウンドスピーカー 2本】

 18・JBL STUDIO 630 W
  ¥80,500 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サブウーファー 】

 18・JBL STUDIO 660P
  ¥108,000 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:20×2+15+2.5cm(3WAY)
センター:13.3cm×2+.2.5cm
サラウンド:16.5cm+2.5cm
サブウーファー:1000W

 JBLStudioシリーズは、JBLの上位グレードのホームシアターセットです。

 5.1chを構築する場合、50万円クラスの予算となります。

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 フロントスピーカーは、本機もトールボーイですが、3ウェイ4スピーカーとなります。

 トゥイーターは、こちらも指向性を重視した、2.5cmのホーン型です。

 ただ、本機の場合、HDI(High Definition Imaging)ホーンとの表記があります。もともと、超高級の同社のコンサートホール用高級機に採用されていた技術で、このグレードでは初採用です。

 発送は下位機種と同じですが、指向性の部分で大きな機能差があるとされます。

 ウーファーは、20cmのPolyPlasウーファーがデュアルで搭載です。

 素材の詳細は不明ですが、樹脂製であることは間違いないでしょう。

 本機の場合は、2機ともクロスは同じにしています。

 ミッドレンジスピーカーは、本機の特長で、15cmユニットが搭載です。

 繰り返しますが、中音域を重視するJBLの哲学に沿ったものでしょう。

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 再生周波数帯域は、36Hz〜40kHzです。

 低音域が下位機種よりやや向上していますが、高音域は、このグレードも「ほどほど」です。

 ハイレゾ録音の4K画質の Ultra HD ブルーレイを再生する場合は、引き続き注意点となります。

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 サラウンドスピーカーは、本機の場合ペアでの販売です。

 2ウェイ方式で、ウーファーの口径は16.5cm、ホーンは2.5cmです。

 やや大きめで、単独のブックシェルフとしても使える感じです。素材と仕組みは、フロントスピーカーと合わせています。

 センタースピーカーは、ウーファーが13.3cmです。

 ウーファーの口径は、この構成だと、やはり非統一的ですが、素材は合わせていますし、ホーンの部分は、同じ仕組みであり、やはりこだわりを感じます。。

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 サブウーファーは、一機でシステムを組めるほどの値段になります。

 1000Wアンプで、周波数特性は28Hzからです。今回紹介するような、セットシステムでは、「モンスター級」でしょう。口径も30cmです。

 スピーカーケーブルは、JBLは未付属です。

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 以上、JBLStudioシリーズの紹介でした。多くのかたには値段的に「他山の石」でしょう。

 指向性の強いホーン型と中音域を重視する思想は、下位機種も同様ですし、最先端の高級技術を感じつつ、同じ系統の下位シリーズを選ぶ、というのが、一般的でしょう。

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 【2019年】

 19・JBL STUDIO 6シリーズ

 【フロントスピーカー 2本】

 19・JBL STUDIO 680 W  
  ¥131,800 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【センタースピーカー 1本】

 19・JBL STUDIO 625C  
  ¥46,050 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サラウンドスピーカー 2本】

 19・JBL STUDIO 620 W
  ¥62,700 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 【サブウーファー 】

 19・JBL STUDIO 660P
  ¥108,000 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:16.5×2+2.5cm(2.5WAY)
センター:13.3cm×2+.2.5cm
サラウンド:13.3cm+2.5cm
サブウーファー:1000W

 なお、JBLStudioシリーズは、フロントスピーカーとサラウンドスピーカーが2種類用意されるため、以上のような下位構成も可能です。

 フロントスピーカーは、ペアなので、 STUDIO 698を選ぶよりかなり節約になります。

 とはいえ、構成としてミッドレンジスピーカーの省略された2.5ch構成と、下位シリーズと同じになるため、価格差はありますが、Studioシリーズで組むならば、上位機でしょう。

 サラウンドスピーカーは、一方、口径的にセンタースピーカーと口径がそろうものの、フロントスピーカーとは異なりますし、サイズ感が許せば、上位構成のほうが良いと思います。

8・BOSEのシアターシステム

 続いて、米国のBoseのホームシアタースピーカーです。

 昔は、ある程度入門者向けの価格の製品があったのですが、最近は「高価格路線」のみの展開です。


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 【2018年】 

 20・Bose Lifestyle 650 home entertainment system

 【スピーカー・アンプセット】

 20・Bose Lifestyle 650 【白】
  ¥539,000 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

 20・Bose Lifestyle 650 【黒】
  ¥539,000 楽天市場 (2/26執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:
センター:
サラウンド:
サブウーファー:

 Bose Lifestyle 650 は、米国のBoseが2018年から展開しているホームシアターシステムです。

 価格は、50万円程度の予算です。

 ただし、Boseの場合、アンプ部分もセットの価格なので、スピーカーだけならば40万円程度となるでしょう。

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 フロントスピーカーは、この機種の場合、全方位スピーカーです。

 この方式については、【スマートスピーカーの比較記事】でも、数機種紹介しましたが、2018年以降の小型スピーカーのトレンドです。

 音の指向性を持たせずに、全方位に音を飛ばすように設計しています。上下反対方向に据えられた2つのドライバーが、全方位に向かって発生します。

 スピーカーユニットはアルミ製です。

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 サラウンドスピーカーも、フロントスピーカーと同型のものを採用します。

 他社と異なるのは、2つのワイヤレスレシーバーで、後方2つのスピーカーがワイヤレス化できる点です。

 おそらく、Wi-Fi無線を利用しての伝送となっていると思われます。

 再生周波数帯域は、Boseは非公開です。

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 センタースピーカーは、横長の形状です。

 こちらは、有線でアンプ(ベースユニット)からつなげる方式です。

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 サブウーファーは、出力不明ながら付属します。

 天面にガラスが貼られた面白いデザインです。

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 アンプ(ベースユニット)は、スペック的な部分の詳細は、Boseは伝統的に非開示です。

 端子としては、HDMI端子入力5・出力1系統、光デジタル・同軸が2系統ずつ、加えてRCAが2系統と充分な数です。

 一方、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、DTSあたりのフォーマットはフォローしますが、Atmos系は対応しません

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 以上、Bose Lifestyle 650 の紹介でした。

 「小型スピーカー」ながら、360°広がる全方位スピーカーを採用し、高いレベルのサラウンド感が得られる製品です。

 サイズに見合わない豊かな音を鳴らすのは、Boseらしいです。

 「音をBOSE的に作り込む(作り替える)」形式なので、ハイレゾ音源など、高解像度音源をそのまま楽しむのにも向きませんが、一般的なシアター用ならば問題ないでしょう。

 「全てが統合された製品」だけに、設置しやすいため、初心者が、それなりの音がする「高級オーディオ一式」を「簡単に設置したい」場合は、最も適切な製品と言えます。

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【スピーカー・アンプセット】

 21・Bose Lifestyle 600 【黒】
 21・Bose Lifestyle 600 【白】
   ¥429,000 Amazon.co.jp (2/26執筆時)

チャンネル数:5.1ch
フロント:
センター:
サラウンド:
サブウーファー:

 なお、下位機種として、Bose Lifestyle 600 も売られています。

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 ただ、この機種については、Boseの従来モデルの延長線上として、全方位スピーカーではない普通のユニットJewel Cubeスピーカー)が使われます。

 後方スピーカーのワイヤレス化などは対応しますが、やはり新型に比べると面白みが欠けるでしょう。跳ね返り音などをしっかり計算したオーディオ室以外ならば、新型にメリット性があります。

次回につづく
ホームシアター用スピーカーセットのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、ホームシアター向けのスピーカーについて、紹介してきました。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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1・重低音     ★★★☆☆
2・音場の立体感  ★★★★☆
3・音の個性    ★★★☆☆
4・声の聞きやすさ ★★★★☆
5・価格の安さ   ★★★★★
6・総合評価    ★★★★☆

 次回の最終回記事【こちら】では、ここまで紹介した全機種から、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 第3回目記事は→こちら

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